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2016年12月08日 平成28年第5回定例会(第4号) 本文
2016年12月08日 平成28年第5回定例会(第4号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2016-12-08
    2016年12月08日 平成28年第5回定例会(第4号) 本文


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    2016年12月08日:平成28年第5回定例会(第4号) 本文 (395発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (四日目)           開議 午前十時二十分 ◯議長(中島孝行君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十四名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成二十八年十二月第五回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  議会運営委員会の結果について報告を求めます。  議会運営委員長 大隈尚人君。 ◯議会運営委員長(大隈尚人君)皆さん、おはようございます。議会運営委員長の大隈尚人でございます。議会運営委員会の結果について報告をいたします。  十二月六日、本会議終了後、十二月七日、本会議前と、全員協議会の終了後、計三回にわたって議会運営委員会を開催し、十二月六日における用松律夫議員の一般質問の第七項目の質問に関する発言について協議をいたしましたので、その経過と結果について御報告をいたします。  まず、十二月六日の本会議後の議会運営委員会においては、関係箇所の記録を確認し、事後対応について協議をいたしました。  次に、十二月七日、本会議前の議会運営委員会において、七項目めの質問に関する発言について用松律夫議員に、議場での陳謝と、本人が発言した「第七項目めは、議長が命令したとはいえ、市の職員が率先・垂範して、あるいは協力・加担して、市民の活動や議員の活動に制限を加える、そういう決定に協力するものはいかがなものか」の箇所を除いた部分を、みずから発言取り消しを申し出るように促すことを決定した後、用松議員に出席をいただき記録を本人確認の上、その旨をお伝えしましたが、本人は応じてくれませんでした。  昼食休憩中に、議長から正式にみずから発言の取り消しを申し出るように勧告が行われましたが、用松議員は応じてくれませんでした。  さらに、全員協議会でも、正副委員長から経過を説明し、全議員による記録の確認の上、皆様の御意見を用松議員にお伝えいただきましたが、本人は部分訂正をしても陳謝やみずからの発言取り消しはしない趣旨の発言をされました。  これを受け、全員協議会終了後、再度議会運営委員会で事後の対応について協議いたしました結果、宇佐市議会の品位保持はもとより、御本人の今後の立場も配慮した議長から再三にわたる勧告や、議会運営委員会のみならず全議員からの御意見も伝わらないと認め、本件に関しては議長において法規に基づいた適切な措置を講じられるよう求めることを決定いたしました。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ◯議長(中島孝行君)議員の皆様に報告いたします。  十二月六日の用松律夫議員の第七項目めの質問に関する御本人の発言のうち、一部に不穏当発言がありましたので、「第七項目めは、議長が命令したとはいえ、市の職員が率先・垂範して、あるいは協力・加担して、市民の活動や議員の活動に制限を加えると、そういう決定に協力するのはいかがなものか」との箇所を除いた部分を会議録から削除することを御報告します。  会議を続行します。
     本日の議事日程は、昨日に引き続き、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成二十八年十二月八日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃九番    │一、小学校の給食について、複数の小学校  │市長及び  ┃ ┃辛島光司君 │  の保護者から「食べる時間が短い。」  │担当各課  ┃ ┃      │  との意見をいただいたが現況は。また、 │      ┃ ┃      │  給食費徴収の負担軽減について、最近  │      ┃ ┃      │  はどのような検討が行われてきたか。  │      ┃ ┃      │二、中学校の武道・ダンス必修化に伴い、  │      ┃ ┃      │  相撲・柔道・剣道・ダンスの授業や部  │      ┃ ┃      │  活動の現況と課題は。市内でそれぞれ  │      ┃ ┃      │  の経験を持つ教員の数は。       │      ┃ ┃      │三、市内に点在する戦没者共同墓地につい  │      ┃ ┃      │  て、遺族の方々の高齢化に伴い管理が  │      ┃ ┃      │  困難なところが増えている。宇佐市所  │      ┃ ┃      │  有の土地に立地している箇所数は。   │      ┃ ┃      │四、平和ミュージアムについて、九月定例  │      ┃ ┃      │  会以降、戦没者の思いや意見の集約は  │      ┃ ┃      │  行われたのか。            │      ┃ ┃      │五、十一月に開催された『こどもっと!ラ  │      ┃ ┃      │  ンド in うさ』と『第八回幼児音楽  │      ┃ ┃      │  祭』、子どもに関する素晴らしいイベ  │      ┃ ┃      │  ントだと思う。それぞれの来場者数は。 │      ┃ ┃      │六、旧雇用促進住宅について、三・四・五  │      ┃ ┃      │  階の利用状況は。           │      ┃ ┃      │七、各地域の自主避難場所について、経路  │      ┃ ┃      │  や備品、受け入れ態勢の改善を図るべ  │      ┃ ┃      │  き課題が見聞きされる。今後の取り組  │      ┃ ┃      │  みは。また、宇佐市全域で大雨による  │      ┃ ┃      │  河川の氾濫に対しての災害を心配する  │      ┃ ┃      │  声が多いが、今後の取り組みは。    │      ┃ ┃      │八、柳ヶ浦駅近くの江島踏切から柳ヶ浦小  │      ┃ ┃      │  学校までの通学路の歩道は、幅員も狭  │      ┃ ┃      │  く水路との高低差もあり大変危険。早  │      ┃ ┃      │  急な改修が必要ではないか。また、駅  │      ┃ ┃      │  前のロータリー整備計画の今後の見通  │      ┃ ┃      │  しは。                │      ┃ ┃      │九、和間地区の放生会線(松崎区)の橋梁  │      ┃ ┃      │  は通学路となっているが、両側に接続  │      ┃ ┃      │  する道路が低く見通しが悪く、反対側  │      ┃ ┃      │  が見えづらい上に幅員が狭く車両の離  │      ┃ ┃      │  合が困難である。また、欄干が腐食し  │      ┃ ┃      │  大変危険、早急な改修が必要ではない  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │十、和間海浜公園の駐車場整備について、  │      ┃ ┃      │  今後の見通しは。           │      ┃ ┃      │十一、人工芝のグラウンド(全天候型トラ  │      ┃ ┃      │  ック)整備事業『平成の森公園陸上競  │      ┃ ┃      │  技場改修工事』の発注において、公告  │      ┃ ┃      │  がやり直しとなった理由は。      │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十一番   │一、是永市政の二期目も残すところ数ヶ月  │市長    ┃ ┃新開洋一君 │  となりました。「定住満足度日本一」、 │      ┃ ┃      │  「交流満足度日本一」を目指して、日  │      ┃ ┃      │  夜、頑張っておられます。二期目就任  │      ┃ ┃      │  の市長訓示では、「1)景気雇用対策、  │      ┃ ┃      │  2)少子高齢化対策、3)特色あるまちづ  │      ┃ ┃      │  くりに重点的に取り組む。」とのこと  │      ┃ ┃      │  でした。「継続・進化・挑戦プラン三  │      ┃ ┃      │  十」や一期目のトリプルA、そして、  │      ┃ ┃      │  二期目のトリプルSも含めて、道半ば  │      ┃ ┃      │  だと思いますが、           │      ┃ ┃      │ (1)ある程度達成できたと自負する事案は。 │      ┃ ┃      │ (2)達成率が低く思うように出来なかった  │      ┃ ┃      │  事案は。               │      ┃ ┃      │二、防災行政無線の再整備について     │担当部課長 ┃ ┃      │  電波法の改正により同報無線設備のア  │      ┃ ┃      │  ナログ式電波をデジタル化へとのこと  │      ┃ ┃      │  ですが、               │      ┃ ┃      │ (1)デジタル化に向けての設備の整備方針  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (2)現在個別受信器設置済みの安心院町へ  │      ┃ ┃      │  の斟酌は。              │      ┃ ┃      │三、「家族旅行村安心院」のリニューアル  │担当部課長 ┃ ┃      │  計画について             │      ┃ ┃      │ (1)現在の進捗状況と今後の予定。     │      ┃ ┃      │ (2)パークゴルフ場の今後の予定。     │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃六番    │一、がん対策と医療費削減について     │市長・教育長┃ ┃衛藤義弘君 │ (1)宇佐市での「がん」による死亡者数と  │及び担当部課┃ ┃      │  比率及び年齢層は。「がん検診」の受  │長     ┃ ┃      │  診率の状況は。「がん」にかかった場  │      ┃ ┃      │  合の一年間の平均治療費は。      │      ┃ ┃      │ (2)平均寿命・健康寿命を延ばすため、宇  │      ┃ ┃      │  佐市としての具体的取り組みは。    │      ┃ ┃      │ (3)医師によるがん講座の取り組みはある  │      ┃ ┃      │  のか。また、成果は。         │      ┃ ┃      │二、ロタウイルス対策について       │      ┃ ┃      │ (1)乳幼児(0歳~六歳ころ)に多いロタ  │      ┃ ┃      │  ウイルスの宇佐市の現状は。またその  │      ┃ ┃      │  対策は。               │      ┃ ┃      │ (2)二種類のワクチンがあるが、病院によ  │      ┃
    ┃      │  って少し違いがあるがロタリックスが  │      ┃ ┃      │  一万二千円~一万五千円(二回接種)。 │      ┃ ┃      │  ロタテック七千円~一万円(三回接種) │      ┃ ┃      │  が必要であり高額の費用がかかり任意  │      ┃ ┃      │  のため控える方も多いようです。そこ  │      ┃ ┃      │  で費用の助成の検討を提案しますがど  │      ┃ ┃      │  うでしょうか。            │      ┃ ┃      │三、防犯・安全について          │      ┃ ┃      │ (1)青パトの増強により、市民が安心でき  │      ┃ ┃      │  トラブルや見守りの強化に繋がってい  │      ┃ ┃      │  る。そこで、パトロール隊の人材(例  │      ┃ ┃      │  えば市のOBや元警察官)などか。時  │      ┃ ┃      │  間帯はどうか。一日の稼働距離はどう  │      ┃ ┃      │  か。また、一台何人態勢で行われてい  │      ┃ ┃      │  るのか。今までにどういった活動報告  │      ┃ ┃      │  が寄せられたか。           │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市内における詐欺事件(オレオレ  │      ┃ ┃      │  詐欺・還付金詐欺など)の内容と件数  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │四、民生委員不足について         │      ┃ ┃      │ (1)民生委員の人材確保が厳しい現状があ  │      ┃ ┃      │  ると思うが、今後の対策は。      │      ┃ ┃      │ (2)民生委員の相談内容はどのような事項  │      ┃ ┃      │  か。配置は小学校区が対象か。     │      ┃ ┃      │五、農業再生について           │      ┃ ┃      │  十月に産業建設常任委員会の行政視察  │      ┃ ┃      │  が行われた。農業改革や農業問題の視  │      ┃ ┃      │  察で、生活用品製造卸アイリスオーヤ  │      ┃ ┃      │  マ(株)が農業ビジネス共同出資会社を設 │      ┃ ┃      │  立し、特に東北・北海道を舞台に農業  │      ┃ ┃      │  の競争力を高める農業改革を進めてい  │      ┃ ┃      │  る。農業支援を行っており成果を上げ  │      ┃ ┃      │  ている。大変に勉強になった研修とな  │      ┃ ┃      │  った。そこで、提案なのですが舞台フ  │      ┃ ┃      │  ァームグループの宇佐市への講演を企  │      ┃ ┃      │  画し、農業者の方々へ講話を聴いても  │      ┃ ┃      │  らってはどうでしょうか。       │      ┃ ┃      │六、地方交通の活性化と観光戦略について  │      ┃ ┃      │ (1)周遊バスが好評である。そこで、開始  │      ┃ ┃      │  してから今日までに何名の方々が宇佐  │      ┃ ┃      │  市に観光で訪れたのか。経済効果はど  │      ┃ ┃      │  の程度であったのか。また、今後の順  │      ┃ ┃      │  路の拡大はあるのでしょうか。     │      ┃ ┃      │ (2)電車やバスを利用した観光客が、タク  │      ┃ ┃      │  シーに乗車し観光地や宿泊をした時に  │      ┃ ┃      │  使える運賃補助(クーポン券など)を  │      ┃ ┃      │  検討したらどうでしょうか。      │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十四番   │一、定期バスとコミュニティバスの運行に  │市長    ┃ ┃大隈尚人君 │  ついて                │      ┃ ┃      │  市内のある地域では、現在、定期バス  │      ┃ ┃      │  の運行が朝、昼、夕方の三便あるが、  │      ┃ ┃      │  今回、変更で昼の便がなくなると聞く。 │      ┃ ┃      │  なくなる便については、コミュニティ  │      ┃ ┃      │  バスとの連携ができないものか。    │      ┃ ┃      │二、カワウ対策の助成について       │市長    ┃ ┃      │  駅館川で鮎やハエなどを食べるカワウ  │      ┃ ┃      │  による被害が出ている。この駆除対策  │      ┃ ┃      │  の助成をしてはどうか。        │      ┃ ┃      │三、地域包括ケア体制について       │市長    ┃ ┃      │  高齢化に伴い独居高齢者が増え、自宅  │      ┃ ┃      │  での生活が困難になってきている。こ  │      ┃ ┃      │  のような方々の見守り介護として、地  │      ┃ ┃      │  域を含めた医師会や福祉協議会、保健  │      ┃ ┃      │  所、民生委員、行政等が連携し、情報  │      ┃ ┃      │  を共有していくことが必要である。こ  │      ┃ ┃      │  のようなネットワークをつくるべきで  │      ┃ ┃      │  はないか。              │      ┃ ┃      │四、水道使用料金の統一化について     │市長    ┃ ┃      │  宇佐市合併に伴い市内全地域の水道使  │      ┃ ┃      │  用料金の統一が行われると言うことで  │      ┃ ┃      │  あったが、いまだに統一されてない。  │      ┃ ┃      │  いつ水道使用料金の統一がなされるの  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │五、議会で採択された請願、陳情について  │市長    ┃ ┃      │  議会で採択した請願や陳情の取り扱い、 │      ┃ ┃      │  進み具合など、採択後の対応について  │      ┃ ┃      │  お伺いしたい。            │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(中島孝行君)まず、九番 辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)皆さん、おはようございます。三日目の一番手として、ちょうど半分が終わって今から後半戦のスタートとなります。心機一転、皆さんとともにあと二日、一般質問を頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  今回は、十一点質問をしました。  まず一点目、小学校の給食について、複数の小学校の保護者から、食べる時間が短い、要は給食時間ですね、正味の時間が短いとの御意見をいただきました。その現況についてお伺いいたします。  また、給食費徴収の負担軽減について、最近はどのような検討が行われたのか、お伺いいたします。  二点目、中学校の武道・ダンス必修化に伴い、相撲・柔道・剣道・ダンスの授業や部活動の現況と課題はについてお聞きします。また、市内でそれぞれの経験を持つ教員の数についてもお聞きいたします。  三点目、市内に点在する戦没者共同墓地について、遺族の方々の高齢化に伴い、管理が困難なところが増えてきております。宇佐市所有の土地に立地している箇所数をお伺いいたします。  四点目、平和ミュージアムについて、九月定例会以降、戦没者の思いや意見の集約は行われたのかお伺いいたします。  五点目、十一月に開催された「こどもっと!ランドinうさ」と第八回幼児音楽祭、子供に関するすばらしいイベントに成長してきていると思いますが、それぞれの来場者数をお伺いいたします。  六点目、旧雇用促進住宅について、三、四、五階の利用状況についてお伺いいたします。  七点目、各地域の自主避難場所について、経路や備品、受け入れ態勢の改善を図るべき課題が見聞きされますが、今後の取り組みについてお伺いいたします。また、宇佐市全域で大雨による河川の氾濫に対しての災害を心配する声が各所で多く見聞きされますが、今後の取り組みについてお聞きいたします。  八点目、柳ヶ浦駅近くの江島踏切から柳ヶ浦小学校までの通学路の歩道は、幅員も狭く、水路との高低差もあり、大変危険であります。早急な改修が必要ではないか、また駅前のロータリー整備計画の今後の見通しをお伺いいたします。  九点目、和間地区の放生会線(松崎区)になりますけども、橋梁があります。そこは通学路となっておりますが、両側に接続する道路が低く、橋が高いというような状況になっていて、橋の反対側の見通しが低く、橋が高いというような状況になっていて、橋の反対側の見通しが悪く、見えづらい上に幅員が狭く、車両の離合が困難であります。ここは通学路にもなっておりますし、また欄干が腐食し、欄干がとれているところもありますので、早急な改修が必要ではないか、お伺いいたします。  十点目、和間海浜公園の駐車場整備について、今後の見通しをお伺いいたします。  十一点目、人工芝のグラウンド(全天候型トラック)整備事業「平成の森公園陸上競技場改修工事」の発注において、公告がやり直しとなった理由をお伺いいたします。  以上、第一回目の質問です。よろしくお願いします。 ◯議長(中島孝行君)それでは、辛島光司議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  八項目め、柳ヶ浦駅近くの江島踏切から柳ヶ浦小学校までの通学路の歩道は、幅員も狭く水路との高低差もあり、大変危険、早急な改修が必要ではないかについてでありますが、JR柳ヶ浦駅周辺整備を行うに当たり、平成二十六年度に実施した市民ヒアリング、並びに公共下水道事業、柳ヶ浦処理場の建設に伴う地元説明会において、議員御指摘のような御意見・御要望をいただいております。
     そのため、当該路線に関しては、昨年度策定いたしましたJR柳ヶ浦駅周辺整備基本構想の中で、市民が集う拠点を結ぶ安全区間と位置づけております。  今後は、JR柳ヶ浦駅周辺整備デザイン検討会議で議論をいただき、基本計画を策定する中で、具体的な整備内容を検討したいと考えております。  次に、後段の駅前ロータリー整備計画の今後の見通しにつきましては、本年度中に基本計画の策定を終え、来年度には国の補助事業として採択されるための都市再生整備計画を策定することといたしております。その後、国の事業認可を経て事業スタートとなりますが、できるだけ早期に事業着手できるよう全力を尽くしてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの武道・ダンス必修化に伴う授業や部活動の現況と課題についてを、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)皆さん、おはようございます。教育長の近藤でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えします。  二項目めの中学校の武道・ダンス必修化に伴い、相撲・柔道・剣道・ダンスの授業や部活動の現況と課題は、市内でそれぞれの経験を持つ教員の数はについてですが、学習指導要領の改訂により、中学校では平成二十四年度から武道とダンスが必修となり、現在武道では相撲を実施している学校は五校、柔道を実施している学校は一校、柔道・剣道ともに実施している学校は一校であります。また、部活動として武道を実施している学校は四校であります。  次に、ダンスは、フォークダンスを実施している学校は三校、現代的なリズムのダンスをしている学校は三校、フォークダンスと現代的なリズムのダンスを実施している学校は一校であります。また、部活動としてダンスを実施している学校はありません。  武道の指導では、安全面に一番の配慮が必要であり、基本の動きの習得に時間を必要とすることから、技のかけ合いや試合などの発展的な授業展開が難しい状況であります。  ダンスの指導については、ICT機器を活用し、創意工夫しながら楽しく取り組んでいると捉えております。  なお、武道及びダンスの指導経験を持つ教員の数は、武道では十一名、ダンスでは十名となっております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの小学校の給食についてと、四項目めの平和ミュージアムについてを、教育次長 高月晴彦君。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)皆さん、おはようございます。教育次長の高月です。九番 辛島議員の一般質問にお答えします。  一項目め、小学校の給食時間の現況と給食費徴収の負担軽減についてですが、小学校の給食時間は四十分から四十五分の学校がほとんどであり、小規模校において三十五分の学校が数校あります。  給食時間四十分の内訳は、おおむね配膳の準備に十分から十五分、後片づけに五分で、児童が実際に給食を食べる時間としては二十分間は確保しております。特に、新一年生は十分に時間を確保しながら対応するように指導しております。  給食費の徴収につきましては、宇佐市立学校給食センター運営要綱に基づき、現在は地域の保護者組織による徴収・納入を行っております。給食費徴収の負担軽減策として、本年度から保護者の御希望により、学期分や年間分はまとめて納めることのできる前納制度を実施しており、これにより毎月の集金に係る手間の削減と徴収員が集める徴収額の減額など、給食費徴収の負担を軽減することができたと判断しております。  また、七月の宇佐学校給食センター運営委員会において、これまで調査研究してまいりました徴収方法について報告させていただきました。徴収方法については、口座振替を望む声が多く、今後、運営委員会の中で協議を継続していくとしております。  次に、四項目め、平和ミュージアムについて、九月定例会以降、戦没者の思いや意見の集約は行われたかについてですが、本市におきましては、現在ふるさとの歴史アーカイブ事業を実施する中で、宇佐海軍航空隊に関係した戦争体験者を中心に、映像記録の収集に努めております。  また、戦争体験者や戦没者の御遺族、関係者などからは、ミュージアム建設や平和学習のために役立ててほしいと、給付金の申し出や関係資料の寄贈を受ける機会がありますので、その際にもさまざまなお話を伺い記録として残すことで、展示計画等に活用可能なように努めているところであります。  これまで、遺族会などに対しての聞き取り調査は実施しておりませんが、現在、遺族会へは平和ミュージアム(仮称)建設の概要や進捗状況の説明会を行うための日程調整をしております。その際には、御遺族の皆様の思いや御意見を拝聴し、今後の展示計画に生かしていけるように努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、三項目めの市内に点在する戦没者共同墓地についてと、五項目めの「こどもっと!ランドinうさ」、第八回幼児音楽祭についてを、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)皆さんおはようございます。福祉保健部長 土居でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、戦没者共同墓地で宇佐市所有の土地に立地している箇所数はついてですが、市内にある戦没者慰霊施設は、慰霊碑のみの施設と慰霊碑と共同墓地が併設されている施設があります。市内の戦没者慰霊施設は二十五カ所あり、そのうち市有地に立地しているのは五カ所となっております。平成二十五年度に国が実施した民間建立戦没者慰霊碑の管理状況等についての調査結果によりますと、市内の慰霊碑の管理状況はおおむね良好という結果でした。  戦後七十一年目を迎え、現在は地元遺族会を中心に戦没者慰霊施設などの管理が行われておりますが、さきの大戦で亡くなられた戦没者の遺族の方々の高齢化が進んでいることは明らかであり、今後管理に支障を来す状況になることも十分に考えられます。  国においては、国内にある民間団体などが建立した戦没者慰霊碑については、建立者や管理者がみずから維持管理を行うことが基本であるとしながらも、建立者が不明などで管理状況が不良な慰霊碑を放置することは戦没者慰霊や住民の安全の観点から好ましくないとしております。  このような考えのもと、本年九月に十分な管理ができていない慰霊碑について、県や市が事業実施主体となり、移設や埋設などを行えば補助する国内民間建立慰霊碑移設等事業が創設されましたが、維持管理に関する経費は助成に含まれておりません。  市としましても、遺族会などの関係団体の協力を得ながら、引き続き市内にある戦没者慰霊施設の管理状況の把握に努め、国・県への補助事業の拡大や維持管理への支援を要望してまいりたいと考えております。  市有地内にある施設については、住民安全の観点や景観上の問題があり、建立者や管理者が対応困難な場合などについては、引き続き支援をしていきたいと考えております。  次に、五項目め、十一月に開催された「こどもっと!ランドinうさ」と、第八回幼児音楽祭、それぞれの来場者数はについてでございますが、議員御質問の「こどもっと!ランドinうさ」は、本年度名称を「うさここ ハッピーフェスタ」と変更し、地域で支え合い、安心して子育てができる環境づくりと心豊かな子供の育成を目的として開催されました。  当日は、地域の方々を初め、市内の子育て支援を行っている多くの団体の御協力により、会場では子供たちや保護者を初め、三千二百人の方々がさまざまな催しをにぎやかに楽しんでいただけたものと思います。  宇佐市幼児音楽祭は、市内の保育所や認定こども園に通う園児たちの日ごろ園で行っている音楽活動の発表の場として開催され、市内の保育所・認定こども園十六園の園児三百五名が出場し、約千八百名の来場者がありました。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、六項目めの旧雇用促進住宅についてと、九項目めの放生会線の橋梁改修についてを、建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の原田です。九番 辛島議員の一般質問にお答えします。  六項目め、旧雇用促進住宅について、三、四、五階の利用状況はについてですが、旧雇用促進住宅は、平成二十二年三月四日に独立行政法人雇用能力開発機構から購入し、現在、幅広い所得者層の住居の用に供する公共賃貸住宅、住江団地として管理運営を行っています。  住宅戸数は、五階建て二棟の八十戸で、平成二十八年十一月二十五日時点での入居状況は、入居が五十四戸で空き家が二十六戸となっています。またそのうち、三、四、五階については、四十八戸中で二十九戸の入居、空き家は十九戸となっています。  これまでの入居状況の推移は、雇用能力開発機構から譲渡を受けた当初は、八十戸中三十戸の入居、入居率三七・五%で、三階以上の入居は九戸でしたが、その後次第に増えてきて、平成二十五年以降は七〇%前後の入居率で推移しています。  次に、九項目め、和間地区の放生会線(松崎区)の橋梁は通学路となっているが、見通しが悪い上に幅員が狭く、車両の離合が困難である。また欄干が腐敗し大変危険、早急な改修が必要ではについてですが、議員御質問の橋梁につきましては、昭和五十五年に建設されました延長二十二・七メートル、幅員四・二メートルの松崎橋のことと思います。この橋のある路線は、松崎橋から和間小学校までの間、幅員四・七メートルで、左右に家屋があり狭隘となっており、県公安委員会が大型車両の通行禁止や、三十キロの速度規制を行っています。  また、市においては、平成二十五年度から平成二十八年度で舗装及びグリーンベルトの改修を終了したところであります。  現在、市道にかかる橋梁について、国の指針に基づき調査点検を実施し、危険度の高い橋梁より順次、改良・補修等を行っているところです。  松崎橋は高欄が腐食し、補修が必要と報告を受けておりますが、橋梁本体につきましては危険度が低く、改良・補修等の優先順位が低くなっております。  しかし、議員御指摘のとおり通学路でもありますので、高欄につきましては県とも協議し、早急な改修に向けて努力したいと考えています。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、七項目めの各地域の自主避難場所についてと、十一項目めの平成の森改修工事の公告やり直しについてを、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)皆さん、おはようございます。総務部長の永野でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えします。  七項目め、各地域の自主避難場所についての前段、経路や備品など、改善を図るべき課題に対する今後の取り組みについてですが、災害発生時に住民の生命、財産を守るには、自助、共助、公助による防災対策の推進が重要であると言われています。  自主避難所は、避難勧告等が発令される前段階において、災害に不安を持つ方に安全な場所を提供するものであるため、毛布や食料については基本的に各自で持ち込んでいただくようお願いをしています。  今後も、広報活動等を通じて啓発を行ってまいります。  避難経路につきましては、各地区において防災訓練の実施等に合わせて設定が行われていますが、土砂災害警戒区域においてはハザードマップの作成が義務づけられているため、今後、関係自治区と調整を図りながら、その作成に順次取り組んでまいります。  また、備品につきましては、熊本地震の検証結果を踏まえて、必要な資機材を計画的に整備していきたいと考えています。  なお、市では、自治区を中心とした自主防災組織の活性化を図るため、備蓄品や資機材の整備に係る補助制度を設けています。これらを活用した地区避難所の機能評価もあわせて促進していきたいと考えています。  後段、河川氾濫に対する今後の取り組みについてですが、河川改修工事や樹木伐開などに県と連携を図りながら取り組んでまいります。また、河川氾濫警報システムの試験的導入についても、独自に調査研究を行っています。  次に、十一項目め、平成の森陸上競技場改修工事の発注に伴う公告のやり直しについてですが、本工事案件は陸上競技場のフィールド部における人工芝舗装、走路部等におけるウレタン系複合弾性舗装の施工を主として行う工事案件であります。発注に当たりましては、施工実績を有する大手舗装業者を代表構成員とした市内に本店を有する舗装工事格付A等級業者との特定建設工事共同企業体による発注方式で、十月二十八日に要件設定型一般競争入札として公告を行いました。  その後、実績を有すると推測した業者のうち、五社について「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」いわゆる独禁法違反があったことが判明したため、市においても指名停止の処分を行ったところであります。  しかし、そのことが原因で、代表構成員となる業者を確保することが困難になると予想され、入札が成立しなくなるおそれが大きいこと、さらに特定建設工事共同企業体における基本的な考え方である宇佐市に本店を有する建設業者の受注機会の確保を図ることが困難となることが見込まれたため、慎重に検討を行った結果、入札公告を中止し、市内建設業者の受注機会の拡大及び競争性の確保が図られるよう、代表構成員の施工実績の要件を見直し、十一月十日に再度公告いたしました。  その結果、入札には六社の共同企業体の参加があり、十一月二十九日、落札者が決定しましたので、仮契約を行い、今議会に追加議案として提案しているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、十項目めの和間海浜公園の駐車場整備についてを、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)おはようございます。経済部長の山本でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  十項目め、和間海浜公園の駐車場整備について今後の見通しはについてでございますが、和間海浜公園は平成二年に開園して以来、潮干狩りや憩いの場として多くの方々が来園しており、年間利用者の約七割が春先から五月の連休中に訪れています。和間海浜公園の最大の課題は、五月の連休中の駐車場確保であり、課題の解消に向け、今年度公園内の松の間伐及び雑木の伐採を行い、駐車場の確保を実施いたします。  今後の見通しにつきましては、連休中の来園者の動向等を見ながら、地元住民や関係機関等と連携を図りながら、駐車場確保に努めていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁が終わりましたが、再質問があれば許します。  九番 辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)それでは、加えて再質問を行いたいと思います。ちょっと順番が部署の関係で、一、二、五……。 ◯議長(中島孝行君)ちょっと待ってください。一、二、五に行くんですね。 ◯九番(辛島光司君)はい。 ◯議長(中島孝行君)あとは順次。 ◯九番(辛島光司君)はい、あとは順次、はい。お願いします。  それでは、まず一点目の、小学校の給食についてでございますけども、私、資料請求をしたんですけども、幼保小での会議録のまとめ、会議録がなければどんな内容を話し合われたのかがわかるような資料が出てくるかなと思ったんですけど、それも出てきてません。  で、各校の時間割も私は求めたんですけど、その時間割も出てきてないんですけども、この私の議論、給食時間が短いというのが、時間割等からどのようなことになってるのかなと思ってですね、資料を請求したんですけども、時間割はこれ、教育委員会が把握してないということですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  資料請求の回答の中にも書かせていただいたんですけれども、学校の時間割については各学校三十一校、小学校二十四校を一覧にしたものはなく、各学校それぞれが学校要覧というのをつくっておりますので、個別の部分については市教育委員会としては給食時間等も含めて学校の時間割については正確に把握しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)それでは、小規模校に三十五分、四十五分と三十五分の差、十分違いますね、これ。結構大きいと思うんですけどね。これで、私が聞き及んでるところによると、小規模校は給食を運ぶのが後になるとかということも聞いてるんですけど、その辺でこの十分の捉え方というのは、何でこんな給食時間が四十五分のところと、三十五分のところがあるのかなと。この理由がわかれば教えてください。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  四十分の学校がほとんどでありますけれども、この三十五分という学校は小規模校であり、四校ほどあるんですけれども、この学校につきましては一学級のクラス数が十名以下でありますので、配膳等準備する時間に十分も要しないと、十分以内での用意ができますので、給食時間は今ここに書いてありますように、少なくとも二十分は大規模校と同じように十分確保できているというふうに市教委としては判断しております。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)複数の学校の保護者からも、給食時間が十分ぐらいしかないときがあるということを聞いております。これは、教育委員会としては二十分確保しておりますということですけども、その十分ぐらいの給食時間があるということは把握されているんですか、してないんですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  給食の目的につきましては、学校給食法の二条の中で書かれているようなことが七項目ほどあるんですけども、その中で大きいものはやはり、楽しい雰囲気の中で食事をとる習慣をつけるというのがあると思います。  学校給食の中で二十分は確保しているのが大原則でありますけれども、今回調査をして、行事によっては二十分確保できない日があったというのはあろうかと市教委でも把握をしております。  しかし、そのような場合でも、学校給食センターのほうに、時間が短くなるということがわかれば、事前に回収の時間等を多少であれば調整できますので、その部分を踏まえて協議をしながら、今後、そのような臨機応変な対応ができるように、もしそういう事態に陥った場合は対応できるように、校長会等を通じて指導してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)幼保小の関連で、幼保小の十月にあった会議の中で、幼保に対して十分で食べるようにというような話が出たということなんですね。だから、幼稚園、保育園に、もう十分で食べれるように指導してくれというお話が出たということで、実際に私の園のところでも十分で食べるように、幼稚園からもうしてますのでというような御案内が来てですね。ということは、小学校で十分のことがあるということに立っての話、十分で食べれるようにしてくれということだと思うんですけども、その辺、幼保小の中でその部分については把握されてますか、どういった経緯のお話か。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  幼保小の連携の会議というのは、幼稚園、保育園、小学校の先生が一堂に会して、昨年度からその幼保小の接続、連携についての話を進める会でありますけども、その中で議員からそのようなお話がありましたので、今回その会議の中でどのような話があったのかというのを調査いたしました。全体会の中ではそのような話は出ていない、ただ、分科会の中で給食についての話が出たことはあるけれども、小学校のほうから幼稚園、保育園の先生に十分で食べてくださいというような話をした班は、どの班もないということでありますが、ただ先ほども申し上げましたが、行事の中で時間が短くなることは十分話の中で出た可能性はあるのではないかと市教委では捉えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)ということは、園の独自判断で十分で指導しているという認識でいいんですかね。園が独自の判断で、十分の指導をしているという捉え方でいいんですか。分科会の中で、十分程度でという話が出て、その十分程度の指導をしていると私は聞いているんですけども、十分という時間に対しては、各園の判断でそれをやってるということでいいんですかね。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。
     園の給食を十分で食べているかどうかについては、市教委としては把握しておりませんけれども、少なくとも幼保小の会議の分科会の中も含めて、その中で小学校の教諭のほうから園のほうに、十分間で食べる指導をしてくださいというような要求をしたことはないというふうに、うちの調査の中では出たということであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)じゃあ、まあ私が聞いたのと若干違うとは思うんですけども、その辺、また私も再度確認して。私が聞いたのは、分科会の中でそのような話が出たということで、園でも十分でしなきゃいけないんだという認識でやってるということなので、おそらく事の真意をこの場で今言った言わない、わかるわからないの話なので、それ以上は行きませんけども、恐らくいろんなことを総合して、十分程度で給食というのはままあると思うんですね、現状そういったことが。年に一回か二回ぐらいの話じゃないと思うんです。ですので、その辺はしっかりPTAも保護者も含めて、学校も含めて、現状把握をですね、これ、してみてもらいたいと思います。  というのも、これ、私が調べたら、全国的にもやっぱり給食時間が短いというのはどうも結構な声があるみたいなので、その辺また現状把握をですね、しっかり指導していただきたいなと思います。どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  現状把握をするという部分につきましては、私ども学校教育課としても、また今後、いろんな会議の中等で給食に関しての部分で、給食時間の確保ということで現状を把握していきたいと思いますが、多くの学校で十分で食べている現状があるという部分については、現状を市教委が把握している時間の認識とは大きく違いますので、そこの部分については市教委としては十分で食べるというような指導をしている、そういう現状があるというふうには現状としては捉えておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)それでは、まずは現状把握から始めていただきたいと思います。  二点目、この項目においては、子供の減少に伴い各中学校での部活動の数も少なくなっていると思います。これはもうしようがないことであろうかと思いますし、この部活をしたかったら自分の校区にないのでほかの中学に行く、そういった状況だと思います。  そういったことで、武道において、小学校のときはいろんな教室があって、中学校になって部活がなくてなかなか大会に出れない等もあります。で、高校につながっていくような中で社会教育も含めて、その辺の武道・ダンスにおいて、部活動だけじゃなくて社会教育との連携、意見交換とかいうことが行われていたら、どのような形で行われているのかお伺いいたします。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  小学校のときは部活動がありませんので、小学校が終わった後に一般の社会体育の中で行われている部分と、中学校に入ってからも部活動でスポーツをしている、文化科もありますけども、スポーツ等をしている人、または部活動には入らず社会体育の中で部活動をさらに高いレベルでやっている方がおられると思いますし、高校でもその後、さらに社会体育へとつながるスポーツという部分があろうかと思います。  この接続、連携については、とても子供たちの生涯教育を考えた上で大事なことだと捉えておりますが、この縦のラインをどのようにして継続させていくかという部分についての話し合いというのは、現状では捉えておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)スポーツ推進計画等もあります。この必修化等の流れもあります。一番幼児から小学校でスポーツになれ親しむ、で、だんだん先細っていくんですよね、どうしても。まあ、人口の減少とともにしようがないんですけども、そこをうまく連携等を踏まえて、せっかくスポーツに小っちゃいころなれ親しんだものが、例えば中学校、高校とうまくつながっていくように、これは全部市の管轄じゃないとは当然思います。ですので、その辺の競技構成団体等ともそれぞれに課題があって違うと思いますので、今後ともそういったところと連携を持ちながら、うまく幼稚園、小学校で始めたスポーツが続けられるような、学校だけでなくても続けられていくような連携をですね、探っていっていただきたいなと思います。お願いします。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  生涯教育、生涯スポーツの中で考えますと、その中の一部に学校教育におけるスポーツがあろうかと思います。今、議員がおっしゃいますように、その接続ということはとても大事なことであろうかと思います。  学校教育課としましても、行政の他の課と連携を十分とりながら、今後子供たちがスポーツを通じて育成していく力が十分最大限伸びるように連携を図って、そのような連携会議等を調査研究してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)ありがとうございます。ぜひお願いいたします。  五点目、「うさここ ハッピーフェスタ」、実質二回目です。で、三千二百人、幼児音楽祭、昨日中本議員からも出ましたけども、大変子供のイベントとしては代表されるものに育ってきていると、芽が出だしたというとこだと思いますけども、これに舞台裏というか、かかわっている職員の方を初めさまざまな方がかかわっている、その人たちの御苦労は大変なものがあろうかなと思っております。その人たちのおかげをもって、こういうイベントというものは成り立っているんだなと、私もつくづく感じております。  そういった方々の御苦労を報いる意味でもですね、こうやって質問でも取り上げたわけでございますけども、これがすばらしい方向に、うさここもどっちかといったら幼児がメーンですね。そういったイベントにまた今後も育っていくように、発展していくように私も願っておりますけども、一応その点、一言お願いしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。再質問にお答えをいたします。  議員のおっしゃられるとおり、「うさここ ハッピーフェスタ」のほうは今年で二回目、幼児音楽祭のほうはもう八回目を迎えております。大変たくさんの来場者と、それに出場者のほうも御協力をいただいていますし、「うさここ ハッピーフェスタ」におきましては、子育て支援をする七十団体ぐらいの方が御協力をいただいております。  このように、子育て支援を目的として、また子育て家庭の交流等を目的としたイベントでございますので、今後も継続して開催ができて、お互いに連携等もできますように、今後支援もしていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)ありがとうございます。この「うさここ」と幼児音楽祭はまた趣旨、目的も違いますし、教育長さんにも一度おいでいただいた市子連の文化祭もそうですけども、やっぱり発表する場といったのがこの幼児音楽祭にもなるんですけども、こういった経験も小っちゃいころから大きな舞台で発表する場というのは貴重だと思いますので、物おじしない子供、堂々といろんなものに挑戦できるような子供にも育ってほしいなという観点からも、こういった幼児に対するいいイベントが育ってきたので、今後とも後押しのほどよろしくお願いしたいと思います。  そして、次の三点目、これは慰霊碑は五カ所あって、今後も引き続き支援していただけるとなっております。やはり一番の問題は、これも高齢化なんですよね。当然、戦後七十一年ですので、今管理されてる方、こちらにもうその御家族の方がいらっしゃらない方等踏まえて、今できているところも何とかやってるという状況でございます。今後、そういった市有地のところもという観点からも、できるだけ今管理されている方々に後押しをしながら管理していただくというのがもちろん基本だと思いますし、注視して気にかけていただいておきたいなと思います。  次の四点目、平和ミュージアムについてでございますけども、これも日程調整しているということですので、近々でもあるのかなと思います。やはり一番戦争に対して悲しい思いをして、一番戦争を憎んでいる人たちでもありますので、これは普通の人たちの思いをしっかりまた聞いて、そういう場があって聞くだけですごくまた違うと思うんですね。その中で、そういった思いで語り部になっていただける人たちも出てくると思いますし、生かしていってほしいなと思います。  日程調整をして先に進むということですので、それはもうお願いだけにしたいと思います。  そして、六点目ですけども入居、これは上の階になるとどうなんですかね、やはり入りづらいという理由になるんですか。 ◯議長(中島孝行君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(佐藤 久君)建築住宅課長の佐藤でございます。辛島議員の再質問にお答えします。  今現在の入居状況を見てみますと、三階以上が六〇%という入居率になっております。一、二階は約八割近い入居率となっています。これは、構造上、エレベーターがなかなか設置ができないというような建物になっておりまして、どうしても上層階のほうはなかなか入り手が少ないと。当初からそういったことを考えられましたので、家賃を安くはしておるんですけども、今の現状になっているというようなことでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)ある一定期間ですね、例えばあき状況が続いているとかということであれば、そのまま建物の老朽化が進むだけでですね、収入にもなりませんし、これ可能かどうかは別として、法人だとかですね、例えば寮とかで借りたい方々もいるんでしょうし、そういった形でもできるのかどうかも含めて、私わかりませんけども、検討して。  ほかにもあると思うんですね、いろいろなところがあると思うんですけども、あいているところの活用で、その方法が考えられるのであれば調査も含めて検討したらどうかなと思うんですけども、どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(佐藤 久君)再質問にお答えします。  旧雇用促進住宅は、平成二十二年に購入をしたわけなんですけども、購入した契約の中で、十年間の用途指定というのが入っております。宇佐市で働く住民が安心して住める公共賃貸住宅として有効活用を図ると。ですから、平成三十二年の三月三十一日までは用途指定の範囲になってくるというようなことでございます。  そして、条例では入居資格は単身または世帯の入居者であることが要件となっております。ですから、法人とか学校等との申し込みというのはできなくなっております。  また、旧雇用促進住宅の流れをくんでおるというようなことで、学生とかルームシェアとか、そういったものもできないようにはなっております。  いずれにしましても、条例改正とか規則の改正とかが必要となってくるところもあろうかと思いますので、全国のいろんな雇用促進住宅を購入した市町村の状況等も把握して、今後検討課題とさせていただきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)すぐ来年度からということも確かに厳しいでしょうし、契約等のこともあります。今後先々、ほかの地域にもいろいろあると思いますので、有効活用という観点からいろんな手法を考えていただきたいなと。そうやってただ寝かせるだけじゃなくてですね、できる方向で考えていただいて。もちろん無理なことはできないので探っていっていただきたいなと思います。  で、七点目は、この自主防災組織の補助制度、これをどうなんですかね、もうちょっと自治会それぞれにもお知らせをしてですね、まち懇でも結構なところから出てましたよね、この自主避難場所についての備品について。区長さんたちが多かったと思うんですが、こういうのを余り知らないのかなとも思うんですけどね。その辺、どう捉えてますか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。辛島議員の再質問にお答えします。  周知等は一応行っているというふうな認識は持っております。今後については、自治会連合等と連携をとりながら、こういった事業等を広報していきたいというふうに考えております。以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)お願いいたします。  それでは、八点目、江島踏切から小学校までの通学路、これ通学路点検の調査か何かでも挙がってきた箇所じゃないかなと思うんですけども、高低差があって狭いですね。こうやって今後進めていくということなので、大変いいことだと思いますけども、ぜひ北側のロータリー開発も含めての一体化の中で、できるだけ早く高低差がありますので危険を取り除くように、よろしくお願いします。  九点目も、高欄の腐食を何とかしていただけるということですので、これね、課長、四年ぐらい前に放生会線、端から端まで歩いていただいて、舗装もしていただいて、もう本当最後はあの橋の部分のだけということになりましたので、できないものはできないんですけども、できる中で最大限のことをよろしく引き続きお願いいたします。  十点目の海浜公園ですけども、関係機関、関係各団体で松の植樹をされた方々等もいます。その方と十分協議してですね、目的は駐車場の拡張ですので、目的は目的として、手段はしっかり話し合いをして、調整のもと進めていってほしいなと思います。よろしくお願いします。  その話は順調にその後、いっていますか、確認ですけども。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(樋田義弘君)林業水産課の樋田でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  協議のほうは十分行っておりまして、まずは植樹をしていただいたロータリークラブの方との調整、それから地元の方からは最終的に防風林としての機能の保全と、それから松くい虫が出ていた時期からの経験から、シロアリが伐採後に発生することが多いので、そのことを十分配慮してほしいということを聞いておりまして、それに対応するようしております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)よろしくお願いいたします。  最後の十一点目、人工芝グラウンドについて、私がこの質問を取り上げたのも、もう御存じだと思いますけども、人工芝グラウンドをいいものをつくってほしいなと。で、キャンプを誘致だとかですね、いろんなことができるようなということでお話が進んでいたと認識しておりました。人工芝のサッカーグラウンドをつくったことがないとこでもいいというような方向に変わったということをお聞きしたので、大丈夫なのかなということでこの質問を上げました。  目的は、そういった目的の事業ですので、入札に入る機会を増やすということももちろん別の目的としては重要ではありますけども、こういう特殊な、また大きな目的を持った中でつくるものに関して、しっかり実績のあるところ、つくったことがあるところに、じゃないと、人工芝のグラウンドって大丈夫なのかなという懸念があったものですから、この質問を取り上げたわけであります。  結果的に、つくったことがあるところがなったということですので、私も一安心しておりますけども、今後もこの事業の目的と手段、恐らく難しい選択を行政の方はされていくんだと思うんですけども、こういった特殊な目的のもののときは、やはり目的をすごく大事にしてほしいなという願いであります。というのも、この人工芝グラウンドをずっと子供たちのですね、サッカー環境の改善ということで、グラウンドがないということでずっとやってきた思いがありましたので、それがサッカーグラウンドをつくったことがないとこでいいのかなという心配から取り上げたものであります。  で、目的と手段、これをしっかりまた今後とも考えていって、難しい選択の中でしょうけどもよろしくお願いしたいと思います。これは、結果的にそういったところなので、今後に対してのお願いという形で終わりたいと思います。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で、辛島光司議員の一般質問を終結いたします。  次に、十一番 新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)皆さん、おはようございます。十一番の新開洋一です。  久しぶりにこの席に立ちますが、実はこのネット中継が始まってからなんですが、あそこに映ってるように髪の毛の薄いのが非常に目立つので、実は余りここに立つのは好きではありません。しかし、実際に実物といいますか、本人が映ってるので、もうこれは致し方ないので、余り気にしないで始めたいと思います。  実は、これも本当は実はなんですけど、私は病み上がりです。病み上がりと言われて、大変怒髪天をつくといいますか、御立腹をされた高名なあそこにおられる方の先輩だろうと思いますが、某東京都知事候補がおられましたが、私は実際に病み上がりであります。それで、どういいますか、ピントの外れた質問であるとか、お門違いな質問であるというのをするかもわかりませんが、賢明な頭脳明晰、博覧強記な執行部の皆様方の、私に対する心優しい答弁を期待をしております。  それでは、質問をいたします。  一項目め、是永市政の二期目も残すところ数カ月となりました。定住満足度日本一、交流満足度日本一を目指して日夜頑張っておられると私は認識をしております。是永市長は、先日、永松議員の一般質問に対して、実質的な出馬表明をされました。三期目に向けて、より一層頑張っていただきたいと思います。  二期目就任時の市長訓示では、一、景気雇用対策、二、少子高齢化対策、三、特色あるまちづくりに重点的に取り組むとのことでしたが、「継続・進化・挑戦プラン三十」や、一期目のトリプルA、そして二期目トリプルSも含めて道半ばだとは思いますが、その一、ある程度達成できたと自負する事案はどのようなことなのでしょうか。  その二、達成率が低く、思うようにできなかった事案はどのようなことなのでしょうか。初日の中村議員と永松議員の質問とかぶりますが、実は私、入院中でしたので、永松議員との会派内での調整ができず、大変申しわけないというふうに思っております。できるだけ重複を避けて質問をしたいというふうに思います。  二項目め、防災行政無線の再整備について。電波法の改正により、同報無線設備のアナログ式電波をデジタル式へとのことですが、最近は地震や台風、集中豪雨など、各地で大きな災害が発生をしております。宇佐市でも、いつ何どき大きな災害が起きるかわかりません。そのときに、住民の皆様方の生命、財産を守り、被害を防ぎ、また最小限に抑えるための大きな役割として防災行政無線は必要不可欠なものであると考えます。  そこで、その一、デジタル化に向けての設備の整備方針はどのようになっているのでしょうか。  その二、現在、個別受信機設置済みの安心院町に対しては、当然斟酌されていると思いますが、いかがなのでしょうか。  この項目も、昨日の和気議員の質問とも重なりました。それで、今回は、新開洋一は一般質問をしないでもいいのではないかということなのかもしれませが、この項目もできるだけ重複を避けて質問をいたします。  三項目め、家族旅行村安心院のリニューアルについて。  その一、現在の進捗状況と今後の予定。  その二、パークゴルフ場の今後の予定をお尋ねいたします。  以上で、第一回目の質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、新開洋一議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十一番 新開議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、是永市政の二期目についての一点目、ある程度達成できた事案についてでありますが、私は就任以来、「定住満足度日本一、交流満足度日本一のまち」を掲げるとともに、職員の意識改革を図るために、トリプルA、S運動を提唱しながら各種施策を展開してまいりました。この間、達成した事案といたしましては、先般もお答えを申し上げましたけども、第一に東九州自動車道や街並み環境整備などの社会資本の整備、第二に、六次産業化、企業誘致、観光振興などの産業の振興、第三に健康づくりや子育て支援などの福祉医療の充実、第四に学校施設耐震化や市単独教員配置などの教育環境の整備、第五に移住対策やまちづくり協議会などのUIターン及び周辺地域の活性化対策などであります。  特に住みたい田舎ベストランキングで、二〇一四年は全国一位、二〇一六年にも全国三位という高い評価をいただいたほか、安心院地域では国営緊急農地再編整備事業によるブドウ園等の再生事業も本格化をいたしました。  加えて、行財政改革につきましても、総人件費や地方債残高を減じる一方で、財政調整基金を増やすなど、一定程度成果を上げることができました。
     二点目、思うようにできなかった事案についてでありますが、現在本庁舎、安心院複合支所、平和ミュージアム(仮称)などが継続事業となっているほか、少子高齢化に伴う過疎化の進展などで、人口減少に歯どめがかかっていないことなどが挙げられます。  また、トリプルA、S運動につきましては、職員の対応が随分よくなったと評価をいただく一方で、依然として挨拶ができない職員がいるなどの御指摘もいただいているとこであります。  人口減少問題につきましては、昨年地方創生対策として、宇佐市版の人口ビジョン総合戦略を策定いたしましたので、これらの指針のもと、各種施策を総動員しながら人口減少に歯どめをかけてまいりたい考えております。  また、熊本・大分地震の検証等を踏まえ、南海トラフの地震など大規模自然災害の備えも強化する必要があり、議員御指摘にように道半ばの状況だと感じておるところでございます。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの防災行政無線の再整備についてを、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。十一番 新開議員の一般質問にお答えします。  二項目め、防災無線の再整備についての一点目、デジタル化に向けて設備の整備方針はについてですが、現在庁内検討委員会で、宇佐市防災情報システム整備基本方針の策定作業を進めています。防災行政無線のデジタル化については、財政面等から全国的に整備がおくれている背景もあり、消防庁から今年四月にポケベル波等を活用した代替的な防災無線の構築について通知がなされるなど、以前に比べ導入システムや補完機能の選択肢が拡大しています。  そのため、本市におきましても、当初は一般的な六十メガヘルツの同報系防災無線の整備を基本に検討を進めてきましたが、現在は複数のシステムのメリット・デメリットを検証しながら、本市に最適なシステムについて、多面的に再検討を行っている状況であります。  二点目、現在戸別受信機設置済みの安心院町への斟酌はについてですが、合併前の旧安心院町においては、全戸に戸別受信機が設置されており、現在も防災無線を通じて災害情報のみならず生活に密着した情報が提供されています。そのため、再整備に際しても引き続き全戸への設置を望む声があることは把握しています。  しかし、新たな防災システムを構築する上では、基本的に市全域においてサービスを統一する必要があるほか、戸別受信機の設置には多大な経費が必要となるなど、大きな課題も存在することから、基本方針策定作業の中で引き続き調査研究を行ってまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、三項目めの家族旅行村安心院のリニューアル計画についてを、安心院支所長 前田和弘君。 ◯安心院支所長兼安心院支所地域振興課長(前田和弘君)皆さん、おはようございます。安心院支所長の前田でございます。十一番 新開議員の一般質問にお答えします。  三項目め、家族旅行村安心院のリニューアル計画についての一点目、現在の進捗状況と今後の予定についてですが、平成二十五年十二月に家族旅行村安心院エリアリニューアル基本構想を策定しました。  昭和五十六年に複合レジャー施設として開設された家族旅行村安心院が三十年以上を経過し、老朽化したことによる多くの課題を計画的に改善して利用者の拡大を図るため、短期・中期・長期の三つの期間を設定し、施設改修や修繕等の施設維持管理を計画的に行うものであります。  家族旅行村内を既存施設の用途を基本にゾーン分けし、リニューアル方針を決定して整備を行っています。短期計画としては、平成二十七年度までに温泉センターのボーリング洗浄、ろ過機の取りかえ、B&G体育館の改修、キッズルームの整備、パークゴルフ場のトイレ新設、危険遊具の撤去等を行いました。  今後の予定につきましては、リニューアル基本構想に基づいた中・長期の整備計画を策定し、安心院地域複合支所の完成後に計画的な整備を行っていきたいと考えています。  二点目、パークゴルフ場の今後の予定についてですが、管理棟の整備、専用駐車場の整備、コースの増設等の計画がなされていますが、家族旅行安心院エリアの全体像としての課題を踏まえた上で、ゾーン別のバランスに配慮して順次整備する必要があります。  また、あじむ農業公社事務室が安心院地域複合支所内に移転することに伴う跡地の利活用等を勘案する中で、当面の対応としては、専用駐車場整備を喫緊の課題と位置づけて、利便性の向上、利用者の拡大を図っていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で、執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十一番 新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)それでは、再質問をさせていただきます。  トリプルAの挨拶ですが、この挨拶という言葉、禅問答だというふうにも言われておりますし、私、ずっと以前にこの挨拶という感じを覚えるのにてへんにムヤクタというような覚え方をしたというのを今思い出しました。この挨拶というのは大変大事なことで、挨拶を気持ちよくすると、その日一日気持ちよく過ごせると、そういうふうに感じるのは私だけではないというふうに思っております。  この市長の答弁の中にも、挨拶がまだ一部分で少しきちんとされてないんじゃないかというような答弁もありました。私も近くの人から、支所に行って顔を知ってる人はきちんと挨拶をしてくれる、だけど顔を知らない人の中で挨拶をまだしてくれない人もいるんですよという話も聞いております。  これは、児童生徒も一緒だと思いますが、私も時々声かけ運動というので街頭に立ったりしますが、ほとんど大部分の児童生徒の方は気持ちよく挨拶をしてくれます。ただ、ごく少数なんですが、やっぱりまだ挨拶をしてくれないという児童生徒がおられます。それで、そういうごく一部の人のために、全体の評価が下がるというのは大変残念なことだと思います。  それで、この挨拶運動ということに関して、日々職員の人に対して挨拶をぜひするようにという、そういう市長、総務部長もそうでしょうが、どういうふうに職員の方と接しておられるのかというのをお尋ねいたします。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)総務課長 久保でございます。新開議員の再質問にお答えをいたします。  トリプルA運動の基本でございます挨拶に対する指導ということでございますが、私ども市長が提唱されて以来、まずこの基本第一の挨拶につきましては常々機会あるごとに職員に周知をしてまいっております。また、今現在では、毎月開催しております定例の部課長会を通じて、常に職員への指導・周知をお願いをしているとこでございます。  しかしながら、議員御指摘のように、挨拶ができてない職員もおります。そういった職員を見つけた場合は、私ども部課長が率先して職員の注意・指導をしているところではございますが、まだ何分、十分行き届いていないという現状がございます。  今後につきましても、これにつきましては常に指導をして、心がけるようにしていくといったことが必要だと考えておりますので、今後とも機会あるごとに職員に対する指導を徹底してまいりたいというふうに思っております。以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)当然、同じ人がそのとき、もちろん気分の違いというのもあると思いますし、挨拶をしたりしなかったりとかいうよりも、恐らく特定の人が基本的に挨拶をしないんじゃないかというふうに私は思っております。  ですから、ぜひそういう指導といいますか、そういうのをより強力に、恐らく対象者はそんなにいないと思いますし、それなりに部長、課長ちゅうのは、どういいますか、ある程度はわかっていると思いますので、ぜひそういう指導を強力に推し進めていただきたいというふうに思います。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)議員からの御指摘を肝に銘じまして、今後とも職員に対する注意・指導を徹底してまいりたいと思います。以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)よろしくお願いします。  それで、市長から資料として「継続・進化・挑戦プラン三十」というのをいただきました。この三十項目、見てみますとそれなりにといいますか、昨日おとといの一般質問の中で、かなり達成しているというつもりもありますというような答弁もいただいておりますが、確かにそうだと思います。  ただ、この中で、どういいますか、文章の終わりの文言、「進めます」というのと「努めます」というのがあります。これは、「進めます」というのと「努めます」というのを意識的に変えたんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)新開議員の再質問にお答えをいたします。  「継続・進化・挑戦プラン三十」を二期目の公約としてつくる際に、自分なりにですね、ずっとまとめていったんですけども、「進めます」と「努めます」というのがですね、微妙なニュアンスで入っているかと思います。深い意味はございませんけども、例えばハードの事業ですと、事業促進というような感じで、事業がどんどん進むというような感じですけども、ソフト事業ですと何かそういうふうな感じで「努めます」というようなニュアンスではなかったかなと思います。  ちょっと一つ一つはっきり吟味したわけではございません。大変申しわけありませんが、以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)市長、ありがとうございました。  実は、この「進めます」というのは、確かに全項目ほとんど進んでおります。それで、事業が完了してるという事業もかなりあります。その中で、「努めます」という部分なんですが、安心院の中で福貴野枝郷線の整備に努めますというふうに、これはハードの事業だと思いますが、書いております。以前、土木課長から、松本線、中恵良線の整備が終了後取り組むというふうに答弁がありましたが、両方の路線の整備が終了していると認識をしておりますが、この福貴野枝郷線の今の状況と今後の整備状況というのをお教えください。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。新開議員の再質問にお答えいたします。  今、言われました中恵良線、松本線につきましては、道路改良がもう完了しております。で、福貴野枝郷線につきましては、平成二十六年から一応計画では三十年度を目指して今事業を実施中でありまして、現在、工事にかかっております。以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)それでは、三十年度に完成の予定という認識でよろしいわけでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)今、三十年度の予定でありますけども、この福貴野枝郷線の国の予算のところが、パッケージ一といいまして、一般の交付金を充てていますので、少しこの部分が予算のつきが悪いので、若干予算づきによっては変わると思いますけども、今そういう目標で頑張っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)まあ予算の関係もあると思いますが、三十年度完成予定で頑張ってください。  次に、これも「努めます」の部分ですが、平成の森公園から安心院へのアクセス道路の整備の件ですが、これは前時枝市長のときだったと思いますが、私の一般質問に対する答弁で、林道として整備をしたい、しかし距離の問題なんかもあるし、補助対象としてということもあるので、どのような方法があるのか検討したいというようなことだったと思いますし、その後の質問もあったと思いますが、現在の状況は。 ◯議長(中島孝行君)ちょっと待ってください。その資料から言っているわけですか。市長の方針の中の。 ◯十一番(新開洋一君)はい。 ◯議長(中島孝行君)ああ、そういうことを聞いてるわけ。はい、わかりました。  経済部長。 ◯議長(中島孝行君)経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。新開議員の再質問にお答えします。  御質問の路線につきましては、現在、中山間地域総合整備事業の両院三期の中の計画に入れることで調整をしておりまして、二十九年度新規採択を目指して調整しているところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)二十九年度を目指してということで、あくまでも目指すということだと思いますが、大丈夫なんでしょうかちゅうことです。 ◯議長(中島孝行君)経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)再質問にお答えします。  大丈夫かどうかというと、今、断言はできませんが、平成二十九年度の政府の概算要求の中に盛り込む予定で要求しているところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)それでは、ぜひ実現できるように、これも努力をしていただきたいというふうに思います。  それでは、二点目に移ります。  出来高というのは、全国的な取り組みのおくれがあり、現在の庁内での検討委員会で検討中という答弁だったと思いますが、確認です。以前はデジタル化に対しての期限があったような感じも私は受けとめてるんですが、総務省からの最新の通達では、市町村の六十メガヘルツの防災行政無線のデジタル化に向けての期限は明記はされてないという認識でよろしいんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。  先ほど議員の質問で、デジタル化の期限ということで、市のほうでは三十四年の十一月までというふうな認識を持っております。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)三十四年の十一月というのは、総務省の中にも出ていたんですが、明記されてる、それがずれたという認識ではないわけですか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。再質問にお答えします。  うちのほうで確認してるのは、一応三十四年の十一月というふうな認識は持っておりますが、議員御指摘の分については、済みません、把握はしておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)それでは、三十四年の十一月までにデジタル化しなければならないという認識でよろしいわけですか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)質問にお答えします。  一応、アナログ放送が使えなくなるという認識で、三十四年の十一月までに整備をしていかなければならないというふうな認識でおります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)それでは、現在の設備といいますか、アナログ方式の部分の老朽化というのはかなり進んでいると思いますが、それに対する例えば不安であるとか懸念事項というのは何かあるんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)質問にお答えします。  一番古いもので約二十年というふうな経過になっております。で、機器等の部品等もなかなかそろわないというような現状がありますので、そういったことで早期にデジタル化を行ったほうがいいのではないかというふうな認識は持っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。
    ◯十一番(新開洋一君)この答弁書の中にも、方法も検討しているということで、いろんな方法もあろうと思うんですが、出口といいますか、昭和三十四年十一月というようなことで決まってるのであれば、もうこれ、早急にどういうふうにするかというのを決めなければならないというふうに思いますが、どういうふうに認識をしておるでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)再質問にお答えします。  どういうふうに認識しているかということでございまして、システム等がいろいろ六十メガヘルツ、あと二百八十メガヘルツといろいろシステムがあります。で、補完システムについてもいろんなシステムが今出てきております。そういったものを検討してですね、早期に実現したいというふうには感じております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)ただ、どういいますか、昭和三十四年の十一月までという出口が決まっているのであれば、決めるのがまず第一ですが、いつぐらいまでに決めようというような認識は持ってるんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)質問にお答えします。  基本設計とか実施設計とかを含めましてですね、約二年ぐらいはかかるのではないかと、それから工事施工についても二年ぐらいかかるのではないかという感じでおりますので、今年度中、来年度前半には基本整備方針は定めていきたいというふうな認識は持っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)そういうふうに出口が決まってるので、少なくとも今年か来年の初めというようなことで、これ私以前言ったことがあるんですけど、お役所言葉としてできるだけ早くとか可及的速やかにというのは、ずるずる延ばして何もやらないんだというような意味合いに受け取られるというのが以前ありました。今はとてもそんなことじゃないと思いますし、今回の場合にはもう三十四年十一月ということは決まっているのであれば、どういいますか、それに向けてそういうふうにタイムスケジュールを組まなければならないと思いますので、ぜひ早急にしていただきたいというふうに思います。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)質問にお答えします。  議員御指摘のとおり、もう期限が迫っておりますので、そういった基本整備方針等早期に定めてですね、導入に向けて取り組んでいきたいというふうに思います。以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)ぜひできるだけ早く、そういう流れを決めていただきたいというふうに思います。  次に、安心院の戸別受信機の設置に対して、斟酌をしていただけるのかどうかというようなことで、当然斟酌はしますというような文言に受け取られるんですが、ただどういうシステムになるかわからないとか、そういうこともあろうかと思います。  ただ、安心院の人間からすると、どういいますか、戸別受信機があるから頼り過ぎてるのかもわかりませんが、ほとんど外の放送は聞きません。それで、課長、当然情報を発信するといいますか、そういう立場のほうからすると、情報を受け取る手段としてはああいう放送塔のほうがいいのか、戸別受信機のほうがいいのかというと、結論は出てると思います。どう思いますか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。再質問にお答えします。  先ほど議員さんが言われたように、どういった方法がいいのか、防災行政無線で屋外に発信をする、それと補完システムを設けてですね、戸別受信機のようなものをですね、整備していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)実は、これもどうなんですかね、合併する前に安心院の町議員は十六人いたんですが、合併するのに私を含めてごく少数が合併賛成でした。  ちょっと議長いいですかね、少し。合併のときに、サービスは高く、負担は低くというのが、これが一つのスローガンでした。それで、合併に入っていくときの議会で、私は三回賛成討論をしたのを今思い出しました。それで、ある人が「新開さんは合併賛成派だったんだな」ち言うので、「はい、私は消極的な賛成派でした」とずっと言ってました。それで、「合併をしてからサービスが向上したことが何かあるかえ」ちゅうて、私に聞かれました。逆に私は、「何かありますか」ち言うたら、「一つもない」ちゅうて言われました。「一つもないかえ」ちゅうて聞いたら、よう考えて、「一つだけある」と、「それは何か」ち言うたら「コミュニティバスだ」と。  これは、誤解していただきたくないのは、コミュニティバスは合併前から安心院町はやっていました。合併してから宇佐市で始めた話です。このコミュニティバスが週一回だったのが、合併したおかげで週二回になったと。これは、自分たちが考えてもサービスが向上したと、そのほかにはなかなか考えられないというふうに言われました。  この戸別受信機もそうです。いろんな方法があるんでしょうけど、それ以上のサービスになるように。そうじゃないと、お前たちは何しよんかちゅうて、皆さん方じゃありません、私が言われます。やっぱ、少なくともやっぱりサービスを今より下げるべきではないというふうに思いますが、どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。再質問にお答えします。  サービスにつきましては、現状、今安心院のほうで戸別受信機、防災放送等行っているというふうには認識しております。今後、デジタル化に向けて整備をしていく中で、現状よりサービスを落とすというようなことは考えておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)大変斟酌というので、ありがたいと思います。何で斟酌というのを使ったかというと、忖度をしてくれということじゃなくて、気持ちを酌み上げるだけではなくて、分け与えるそっちまで斟酌をしてくれと。しんしゃくの「酌」というのはそういう意味ですので、大変ありがとうございます。  そうじゃないと、先ほど申し上げましたが、なかなか合併をした結果といいますか、効果というのが、周辺部に薄いんじゃないかちゅうて思ってる住民の方がほとんどです。  それで、昨日和気議員からの話もありましたが、いろんな方法はあろうと思います。ただ、情報弱者といいますか、特にお年寄りだけの世帯に向けてというと、やっぱり考えられる中ではどれがいいのかというので、できるだけそういうサービスが低下しないように、ぜひこの安心院町の戸別受信機、安心院町だけのことではないと思いますが、基本的にこれも言っていいのかどうかわかりませんが、安心院町はその意味では既得権といいますか、アドバンテージはあると私は思っております。  それで、その部分はぜひ、いろんなほかの方法であっても、少なくともサービスがそれより低下するようなことのないようにぜひお願いをしておきます。  それでは、三項目めに移ります。安心院町の家族旅行村に関することですが、安心院町の中である程度お客さんに来ていただけるという中でお金がとれるというのは、この旅行村が一番だろうと思います。  それで、ずっと以前にこの家族旅行村安心院のリニューアルの基本構想というんですか、こういうのは私たち安心院の議員も四人とも絡んでおりました。で、こういう基本構想がきちんとでき上がって、それからの分が少し歩みとしてどうなのかというような思いもしております。こういう基本構想の立派なのはでき上がってるんですが、このとおりに行ってるのかどうかというような検証も含めてということでございます。  この家族旅行村安心院、皆さん方で行かれた方はわかると思いますが、上り口といいますか、上がってからすぐ前、あれは管理センターとして使っていた三角屋根のところがあります。今は基本的にほとんど利用してないということなんですが、この旧管理センターの利用方法といいますか、それはどういうふうに考えておられるでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)安心院支所産業建設課長の大坪です。新開議員の再質問にお答えします。  議員御指摘のとおり、管理棟につきましては、老朽化のため、雨漏りが顕著な施設であります。B&G体育館内に職員を配置しなければならないために、受付棟の事務室部分を移転したという経緯がございます。見てからわかると思うんですが、屋根の形状が非常に特殊で、修理が高額になるわけですが、整備計画を作成する中で利用方法を判断したいというふうに考えております。以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)利用方法とか言うと、雨漏りがしているというと、また何か修復して再度利用しようというおつもりなんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)再質問にお答えします。  現在、管理棟の中には事務室はないんですが、昔の唐箕とか仙波漕ぎとか、そういう農機具の分を保管しております。それで、今、お客さんとして見ることはないんですが、特に目立つ位置なので修理が高額なので、修理をするか、または解体という選択肢もあるわけで、その辺のところを整備計画の中で判断して、方向性を定めていきたいということでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)これも方向性をできるだけ早く決めていただきたいというふうに思います。  そしてまた、入ってから、どういいますか、AZ(旧亀の井)ホテルのほうに向かうところの左側に、今は利用してないといいますか、旧喫茶店跡地があります。このリニューアルの基本構想の意見の中にも、一応空き家になってるので、何とかするべきではないかというような意見もこの中にも入っておりますが、どういう状況なのでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)再質問にお答えします。  旅行村の玄関口にあり、空き家のままの状態になっております。イメージとして好ましい状況ではないというふうに認識しております。  その建物につきましては、個人の財産となっております。ですから、利活用につきましては引き続き所有者との協議を進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)個人所有ということですので、なかなか思うとおりにはならないかもわかりませんが、現在あそこの所有している人も中を倉庫に使っているだけで、基本的には余り利用してないだろうと思いますので、今後とも、今ここにはおられない人なんですが、所有者と連絡をとり合って、何とかいい方向に進んでいただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)御指摘のとおり、過去二回ほどうちのほうがその所有者と接触しているわけです。一番いいのは再開していただきたいということでお願いしているわけですが、現在まだ空き家のままであります。  今後も引き続き、利用方法につきましては努力したいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)今後とも、所有者との連絡をとり合いながら、いい方向に向かっていくように努力をしていただきたいというふうに思います。  そして、旧亀の井ホテル(AZ)の前に、以前パットゴルフ場があって、うちの娘が先々日そこに泊まったので行ってみたんですけど、まだパットゴルフ場の看板が立ってました。ただ、パットゴルフ場としては全く利用してないみたいですが、あそこの利用方法というのはどういうふうに考えてるんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)再質問にお答えします。  ホテルの利用者の増加、並びに温泉利用者の増加に伴いまして、AZホテル前の駐車場等が手狭になっている状況がございます。方向としましては、撤去して駐車場として活用する方向で考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)駐車場として利用するのであれば、できるだけ早く撤去をして、駐車場にしていただきたいというふうに思います。  先ほど課長から温泉の話がありましたが、温泉施設、私たちが見てもかなり老朽化をしてると思いますし、よその温泉の施設そのものがかなりいろいろ充実してきてると思いますが、見劣りするのではないかというような思いもありますし、今後はどういうふうに思われてるでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)再質問にお答えします。  温泉センターは、旅行村の核となる施設であります。構想の中では、長期の中で建てかえという方向性が出ておりますが、昨年度から休憩室の新設、浴室内の混合栓の取りかえ、ホテルから温泉センターの渡り廊下の改修等を、緊急を要する部分につきましては実施したところでございます。  今後も、利用者の拡大につながる整備は行っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)AZの温泉部門というのもなくなりました。それで、より利用者というのは増えてるんじゃないかと思いますし、先ほども申し上げましたが、よその施設に比べてどうだというのもありますし、できるところからやらなければならないというのは当然のことなんでしょうが、指定管理者ともよく話をして、今後どういう方向で進むのかというのもぜひ検討していただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)再質問にお答えします。  現在、構想の中の分では、短期の部分に位置づけられるわけであります。短期につきましては、緊急性を要するもの、または老朽化の著しい施設等の部分につきましては、引き続き対応していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)この中で、さっき課長が長期と話をしましたが、安心院の議員さんはよくわかってると思うんですけど、長期構想というのが、これは福岡のコンサルにお願いをしてこの構想が出てきてるんですけども、少し疑問に思ってる部分があります。どういいますか、長期の目玉として、博物館なんかが入ってます。それが一番お金を食ってる部分で、それでいつできるかわからないというのがこの金額の中で大部分を占めております。  だから、こういうことも本当に実現可能なのかどうか、今課長から答弁がありました温泉施設の改修というのも六億とか何億とかいうような感じで出てきてますが、博物館はまだ大きな金額で出ています。  これもこの構想が大事なんだと思います、これがベースになるんだと思いますが、ちょっと実現がどうなのかというところが大きな部分を占めてるというのは少し問題だと思うんですが、どなたか。 ◯議長(中島孝行君)新開議員、安心院旅行村のリニューアル……。 ◯十一番(新開洋一君)このリニューアルの構想の中でそれがうたわれているということです。 ◯議長(中島孝行君)ああ、そうですか。わかりました。  安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)再質問にお答えします。  確かに、リニューアル構想の中に博物館といいますか、ミュージアムということでよろしいですかね、はい。  冒頭、答弁しましたように、中長期につきましては整備計画を策定して対応したいというふうに考えておりますので、この整備計画を策定する中で、ミュージアムの建設、それとか温泉センターの建てかえ、取りつけ道の整備等々、非常に費用が高額になるものにつきましては、再度精査する必要があると考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)精査していただかなくても、このとおり行ってくれれば言うことはないんですが、なかなか今この宇佐市も、この本庁の庁舎の建てかえであるとか、安心院の支所の建てかえ、それから平和ミュージアムの建設とか、宇佐市としても大変大きなプロジェクトを抱えていると思います。先ほど課長も予算の面ということなんでしょうが、予算面というのも大変大事ちゅうか、それが一番大事なのかもわかりません。  ただ、市長にお尋ねをしたほうがいいのですかね。「なせばなる、なさねばならぬ何事も、ならぬは人のなさぬなりけり」という、これは市長の大変尊敬している米沢藩主の上杉鷹山の言葉ですが、ですからこの、なせばなる、やる気があるのかないのかというのが一番大事だと思います。ですから、このなせばなるという言葉を胸に、市長は常に執務をしていると思いますが、市長、どうでしょうか。
    ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)新開議員の再質問にお答えをいたします。  まず、家族旅行村安心院のリニューアルの構想をつくる際にですね、検討委員会を立ち上げまして、地元の四人の議員の方にも入っていただいて、この構想を練ったわけであります。  そのときに、当面すぐやることと、中期的にやることと、将来やるような整理をいたしまして、可能な限り検討委員会の中で出た意見については、今もう取捨選択をするということじゃなくて、可能な限り盛り込んで基本構想としては作りましょうと。で、実際の整備に当たっては、それぞれ一つ一つ基本計画を作っていきましょうということでありました。  お尋ねの博物館、ミュージアムにつきましてはミエゾウが出たということで、何か当初は旧安心院町の段階で防衛予算を使ってできるのではないかというお話があって、それをその構想をつくるときに鼻から落としていくちゅうことはどうかということでですね、一応エントリーはしているということでございます。しかし、長期的な課題として位置づけておきましょうという形でありました。  ただ、全部やったら幾らかかるのかということで概算はお示しして、かなり大きな数字になったということでございますので、その辺はそういう経過があったということで御理解いただきたいと思います。  私としては、さっきの上杉鷹山の言葉じゃありませんけども、せっかくこういう立派な構想ができましたので、財源の見通し等も勘案しながらですね、一つ一つ現状で今やるべきことをですね、整理しながらですね、一つ一つまたこの構想実現に取り組んでいきたいというふうに思っているところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)それでは、市長にはよろしくお願いしますということで、長期ではなく、中期・短期に戻したいと思います。  パークゴルフ場の件なんですが、今の管理棟といいますか、あれを今管理棟と言えるのかどうかわかりませんが、管理棟と駐車場の一体化ということ、この答弁の中にも農業公社の件も出ておりましたが、市としては駐車場と先ほどの管理棟の一体化ということに関しては、どういうふうに考えておるのでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)再質問にお答えします。パークゴルフ場の方向性ということですが、昨年度パークゴルフ場のトイレを新設した経緯があります。そういうことからも、管理棟とトイレ、それから駐車場等につきましては、一体的に整備することが望ましいというふうに考えております。  ただし、御指摘のように農業公社が隣接しており、そのあり方等を含めた中で計画的に整備したいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)農業公社の事務所が今度新しくできる統合支所といいますか、施設に移るということなんですが、現業部門といいますか、事務部門以外は今のところに残るんだろうというふうに認識をしております。そうすると、今のところがそのまま駐車場で使えるのかというのは大いに疑問がありますので、この際、管理棟と駐車場を先ほど新しくトイレをつくった地点に移してくれたらどうかというような、これはパークゴルフをしている人の大部分の意見だというふうに思いますが、どういう考えでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)再質問にお答えします。  管理棟等の管理部門につきましては、一体的なところに持っていくというのが望ましいというふうに考えておりますので、管理棟の移設は長期の中でございますが、整備計画の中で移転という方向で考えていきたいというふうに考えております。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)このパークゴルフ場の管理棟と駐車場の一体化ということに関しましては、ぜひ短期の方向で、もう短気は終わるんですかね、中期の方向で考えていただきたいと思いますが、もう一度御答弁を。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)再質問にお答えします。  短期でということですが、短期六年、中期五年、長期が三十七年度以降ということで、パークゴルフ場の利用者は非常に多いわけで、そのような要望があることは認識しておりますので、なるべく早く実現できるように努力したいとは考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)済みません、短期、中期、長期というのが、私個人的な短期、中期、長期のあれと、はかり方が違っていたみたいで申しわけありませんでした。できるだけ早くということで、さっきも申し上げましたが、できるだけ早くというのはお役所言葉ではなく、できるだけ早くということでお願いをしたいと思います。  それと、この中にも乗っているんですが、パークゴルフ場の十八ホールの増設というのはどういうふうになってるんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)構想の中にうたわれております十八ホールのコースの増設についてですが、土地、面積の問題、それから御承知かと思いますが、花の広場のところにつきましては、宮ノ原遺跡が存在しているわけであります。そういうことから、開発には当然制限がかかろうかと思います。  文化財を含めて、関係機関と協議をしながら、進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)この家族旅行村の一帯、最初にお話ししましたように、安心院町の中では随一の観光施設であろうというふうに思っております。ですから、今の指定管理者そしてあの中に入っている複数の民間業者ともよく話し合いながら、よりよい方向を目指していくように、できるだけ早いいろんな皆さんが集まって話をする場を持っていただきたいというふうに思いますが、どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)再質問にお答えします。  先般、指定管理者、AZ、行政という三者の意見交換の場を一度設けました。そのときに、指定管理者等のほうから定期的な開催をして実情、今後の方向性とかいう意見交換の場を設けてもらいたいということもありますので、その件につきましては積極的に開いていこうというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)新開洋一君。 ◯十一番(新開洋一君)たしか指定管理を受けるときの点数の中の条件にも、周辺と話し合うというのもたしか入っていたような記憶もありますので、ぜひそういう同じ家族旅行村内の施設、もちろん他の人も含めてということもあるんでしょうが、そういう機会を早急に持っていただきたいというのをお願いをして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で新開洋一議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。なお、再開は十三時二十分といたします。暫時休憩します。                  休憩 午後零時二十一分                ───────────────                  再開 午後一時二十一分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き一般質問を続行いたします。  六番 衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)皆様、こんにちは。六番 公明党の衛藤義弘でございます。  今回は、六項目十二点について、最初の質問をさせていただきます。  まず一項目め、がん対策と医療費削減についてでございます。  一点目、宇佐市でのがんによる死亡者数と、比率及び年齢層はどうでしょうか。がん検診の受診率の状況はいかがでしょうか。がんにかかった場合の、部位とか程度にもよるんですが、一年間の平均の治療費がわかれば回答をお願いします。  二点目、平均寿命、健康寿命を延ばすため、宇佐市としての具体的取り組みはいかがでしょうか。  三点目、医師によるがん講座の取り組みはあるのでしょうか。また、その成果はいかがでしょうか。  二項目め、ロタウイルス対策についてでございます。  一点目、乳幼児(0歳から六歳ごろ)までに多いロタウイルスの宇佐市の現状はどうでしょうか。また、その対策はいかがでしょうか。  二点目、二種類のワクチンがありますが、病院によっては少し違いがあるが、ロタリックスが一万二千円から一万五千円かかります。二回の接種が必要です。ロタテックが七千円から一万円で、三回の接種が必要であり、高額の費用がかかり任意のため控える方も多いようです。そこで、費用の助成の検討を提案いたしますがどうでしょうか。  三項目め、防犯・安全についてでございます。  一点目、青パトの増強により市民が安心でき、トラブルや見守りの強化につながっています。そこで、パトロール隊の人材(例えば市のOBや元警察官などか)をお願いします。時間帯はどうでしょうか。一日の稼働距離はどうでしょうか。また、一台何人体制で行われているのか問います。今までにどういった活動報告が寄せられましたか、お願いをいたします。  二点目、宇佐市内における詐欺事件(オレオレ詐欺や還付金詐欺など)の内容と件数はいかがでしょうか。  四項目め、民生委員不足についてでございます。  一点目、民生委員の人材確保が厳しい現状があると思いますが、今後の対策はどうでしょうか。  二点目、民生委員の相談内容はどのような事項でしょうか。また、配置は小学校区対象か。  五項目め、農業再生についてでございます。十月に産業建設常任委員会の行政視察に行ってまいりました。農業改革や農業問題の視察で、生活用品製造卸のアイリスオーヤマ株式会社が農業ビジネス共同出資会社を、株式会社舞台ファームといいますが、それを設立し、特に東北・北海道を舞台に農業の競争力を高める農業改革を進めています。  そこで、提案なのですが、舞台ファームグループの宇佐市への講演を企画いたしまして、農業者の方々へ講話を聞いてもらってはどうでしょうか。  六項目め、地方交通の活性化と観光戦略についてでございます。  一点目、周遊バスが現在好評でございます。そこで、開始してから今日までに、何名の方々が宇佐市に観光で訪れたのでしょうか。経済効果はどの程度あったのでしょうか。また、今後の順路の拡大はあるのでしょうか。  二点目、電車やバスを利用した観光客がタクシーに乗車し、観光地や宿泊をしたときに使える運賃補助、例えばクーポン券などを検討したらどうでしょうか。  以上で、第一回目の質問を終わらせていただきます。 ◯議長(中島孝行君)それでは、衛藤義弘議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、ロタウイルス対策についての一点目の前段、乳幼児(0歳から六歳ころ)に多いロタウイルスの宇佐市の現状はについてでありますが、ロタウイルスは乳幼児の急性胃腸炎の主な原因ウイルスとされております。大分県感染症発生動向調査では、ロタウイルスによる急性胃腸炎は、感染症胃腸炎の中に含まれ、平成二十七年の患者数は大分県総数二万三千九百六十五人、そのうち北部保健所管内では千四百九十六人となっておりますが、本市のみの人数は公表されておりません。  次に、後段の対策についてでありますが、感染を予防する方法としましては、ロタウイルスが口から入ることで感染をいたしますので、患者の便やおむつ等の適切な処理と手洗いの徹底が必要であります。  また、重症化を予防するためには、ロタウイルスワクチンの予防接種が有効となっております。  二点目、二種類のワクチンがあるが、高額の費用がかかり任意のため控える方も多いようだが、費用の助成を検討してはどうかについてでありますが、ロタウイルスに対しましては予防接種が重症化予防に効果的であることは十分認識をいたしております。県内では、中津市、竹田市、国東市、姫島村の四自治体でロタウイルスワクチン予防接種の費用助成が実施をされており、宇佐市におきましても実施の方向で医師会等とも協議をしてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めのがん対策と医療費削減についてと、四項目めの民生委員不足についてを、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居です。六番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、がん対策と医療費削減についての一点目、宇佐市でのがんによる死亡者数、比率、年齢層、がん検診の受診率、一年間の平均治療費についてでございますが、悪性新生物いわゆるがんの死亡者数は平成二十六年では二百二十二人で、全死亡者に占める割合は二六・一%です。年齢層は、大分県全体ですが、平成二十五年の死亡者数では四十歳代から徐々に増え始め、八十歳代が一番多く、全死亡者のうち四十歳以上が九九%を占めております。  また、平成二十七年度のがん検診の受診率は、胃がん検診一一・三%、肺がん検診二八・一%、大腸がん検診一九・六%、子宮がん検診費二〇・五%、乳がん検診二一・一%となっています。  なお、がんにかかった場合の一年間の治療費につきましては、がんの種類や程度によって違いがあり、さらに手術や抗がん剤治療などの治療方法によっても異なることから、レセプト情報から把握することは困難であります。  二点目、平均寿命・健康寿命を延ばすため、宇佐市としての具体的取り組みについてですが、市は平成二十四年度から高血圧対策を中心とした健康づくり戦略に取り組んでいます。減塩キャンペーン、健康推進員の活動、健康チャレンジの取り組み、特定健診・がん検診の受診率アップ作戦など、地域住民や関係機関、関係組織とともに、市民の健康づくりを総合的かつ効果的に推進しております。  その結果、県平均との差が最も大きかった高血圧の有病率も、取り組みを始めた翌年から下がり始め、平成二十七年五月診療分では県平均を下回るまでになりました。  三点目、医師によるがん講座の取り組みと成果についてですが、毎年テーマを決め、ウサノピアやさんさん館などの会場で健康づくりの講演会などを行っておりますが、年に一、二回はがん予防の内容を入れるようにしております。  また、公民館活動として医師を招き、近くの公民館でがん予防の講話が企画されることもあります。講演会には、健康推進員からの声かけもあり、二百人を超える人が参加し、予防や早期発見の大切さが理解できたという声が聞かれ、受診率向上にも役立っているものと考えております。  次に、四項目め、民生委員不足についての一点目、民生委員の人材確保の現状と対策はについてですが、今年は民生委員・児童委員の改選の年であり、各自治区の御協力により百七十九名の定員全員の委嘱ができました。  しかしながら、全員の委嘱に至るまでに各自治区において、民生委員・児童委員の候補者選定が難航したところが前回に比べ多くなったことも事実です。難航した自治区の意見としては、民生委員・児童委員は非常勤の特別職の公務員ではあるが、公的な性格を有した委嘱ボランティアという一面もあり、報酬はなく、活動費交付金の支給しかない、複数の自治区にまたがり候補者を選定する場合には、自治区間の協議が難しい、居住地以外の自治区の見守りに対し不安がある、定年で一旦退職しても、再雇用や再就職などで働く方が多く、適任者が自治区内に少ないなどの意見をいただきました。  今回の自治区の意見を参考に、民生委員の負担軽減や、担当地区の見直しなどについて、民生委員協議会や自治会連合会、民生委員推薦会などと協議していきたいと考えております。  なお、活動費について本年度より市の独自助成として一万円の増額をいたしましたが、依然として厳しい状況であり、今後も国、県へ活動交付金増額を要望してまいりたいと考えております。  二点目、民生委員の相談内容と配置についてですが、相談内容としては在宅福祉、障害者、介護保険、健康、保健医療、子育て、母子保健、生活保護など、福祉全般に関する相談と行政との連携の役割を担っていただいております。  また、配置に関しましては、県が本市に割り当てた配分内で自治区単位を基本としておりますが、世帯数の多い自治区については分割を、世帯数の少ない自治区については複数の自治区を合併して配置しております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、三項目めの防犯・安全についてを、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  三項目め、防犯・安全についての一点目、青パト乗務員の人材、時間帯、一日の稼働距離、一台当たりの体制、これまでの活動報告についてですが、現在青パトは四台運用しており、一台は職員、三台は非常勤職員が乗車しています。非常勤職員は、交通安全・防犯・防災等の知識を有し、街頭犯罪や子供に対する声かけ事案等に対する対応や通報など、警察との連携がスムーズに行われる経験豊富な元警察官二名と元自衛官一名となっています。  パトロールの時間帯については、基本勤務は午前九時から午前十一時三十分、午後一時三十分から午後四時までとなっていますが、月に三回は早朝勤務、夜間勤務を行っており、早朝勤務日は午前七時三十分から午前十一時三十分、午後一時三十分から午後三時、夜間勤務日は午後一時から午後五時、午後六時から午後八時三十分となっています。  一日の稼働距離については、平均約百二十キロメートルとなっており、体制は午後五時までは一台に一人、午後五時以降は一台に二人体制で乗車をしています。  これまでの活動報告としては、交通事故防止や振り込め詐欺被害防止等の広報や、交通マナーについての指導、不審者情報をもとにした警戒、行方不明者の捜索等活動を行っているところであります。  今後も、市民が安全で安心して暮らせるまちづくりに努めてまいります。
     二点目、宇佐市内における詐欺事件の内容と件数についてですが、市内では本年十一月末現在で、オレオレ詐欺等の特殊詐欺被害が八件発生し、被害総額は約四百十一万円となっております。  内容は、オレオレ詐欺が一件、被害額百万円、還付金詐欺が四件、二百七十五万円、架空請求詐欺が二件、二十八万円、ギャンブル必勝法詐欺が一件、八万円となっています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、五項目めの農業再生についてと、六項目めの地方交通の活性化と観光戦略についてを、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  五項目め、舞台ファームグループの宇佐市への講演を企画し、農業者の方々へ講話を聞いてもらってはについてでございますが、アイリスオーヤマ株式会社と農業生産法人であります株式会社舞台ファームが、農業ビジネスの共同出資会社舞台アグリイノベーション株式会社を設立し、契約農家から全量買い取り制度で精米事業に乗り出した事例のことだと思われます。  全量買い取り制度は、安定した農業経営を目指す上で魅力的な取り組みとは思いますが、JA等集荷業者等への影響を考えますと、関係機関との十分な協議が必要でございますし、協議が整うようであれば各種講演会等の講師として招聘を企画提案してみたいと考えます。  続きまして、六項目め、地方交通の活性化と観光戦略についての一点目、周遊バスを開始してから何名の方々が訪れたか、経済効果はどの程度か、今後の順路拡大はあるかについてでございますが、まず参加者数につきましては、平成二十六年度は十便を運航し、百八十七名の参加があり、平成二十七年度は二十九便を運航し、九百七十三名の参加がございました。  平成二十八年度は、七月から来年二十九年三月までの十二便の運行を予定しており、現時点での予約者数を含めますと、三百四十名の参加となっており、三カ年の延べ参加者数は千五百名となります。  次に、経済効果についてでございますが、平成二十七年度大分県観光実態調査報告書によりますと、日帰り旅行に係る費用の平均は五千六百八十一円でございます。この統計数値をもとに計算いたしますと、平成二十六年度から三カ年の本市での推計消費金額は約八百五十万円となります。  なお、本周遊バスには宇佐市観光ガイドが同乗し、観光地の全てを案内する仕組みとしたことから、参加者より御好評をいただくとともに、ガイドのスキルアップの場としても大いに効果があらわれているところでございます。  あわせて、昼食は全て地元産食材にこだわり、しかも宇佐の四台グルメが味わえる「宇佐ん味満喫御膳」の開発につながるなど、今後の観光振興にとりまして、金額に換算できない効果があったものと考えております。  また、順路の拡大につきましては、日帰りという時間的な制約から困難ではございますが、発着地の拡大につきましては、随時実施をしているところでございます。当初は、市内発着のみでございましたが、昨年度後期には大分駅の発着を追加し、本年度は小倉駅と大分駅の発着で運行しています。次年度の実施に向け、現在博多駅の追加も協議しているところでございます。  二点目、タクシーに乗車し、観光地や宿泊したときに使える運賃補助(クーポン券など)の検討についてでございますが、二次交通におけるタクシーの役割や必要性は十分認識しているところでございます。  本年度、宇佐市観光協会に委託し、タクシーガイドの養成研修を実施しております。来年度はタクシーの利用対策の一連の取り組みといたしまして、観光客がタクシーを利用した際の運賃の一部を助成する事業を宇佐市観光協会に委託するなどして、実証実験的に実施してみたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で、執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  六番 衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それでは、順次再質問をさせていただきます。  まず、一項目めのがん対策と医療費削減ということですが、国立がん研究センターの二〇一五年度死亡者数、これはまだ予測になりますが、予測されるがんの罹患数、罹患数とは新たにがんと診断されるがんの数のことをいいますが、これが約九十八万人、予測がん死亡者数は約三十七万人と言われています。全死亡者数の三分の一に及んでいますが、がんでの死亡者数は部位によって異なります。  男性では肺がんが一位、それから胃がん、大腸がんの順位、女性では大腸がん、肺がん、胃がんの順となっております。特に最近はですね、大腸がんがちょっと増えてきているという状況でございます。  罹患数予想では、大腸がんと前立腺がんが増加をしてきてます。大腸がんの増加の要因といたしましては、食生活の欧米化や、アルコールや喫煙、こういうのが影響したという要員でございます。  前立腺がんについては、PSA検診の普及が要因ということで、宇佐市もPSA検診は行っているということでお聞きをしております。前立腺がんの可能性を見つける検査ということでございます。  そこで、宇佐市もそういった状況だろうか、お聞きします。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)健康課長の祥雲でございます。衛藤議員の再質問にお答えをします。  前立腺がんの検査でございますけども、今のところ検査料金は自己負担となりますけども、オプションで検査できるようになっております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)今、一位とか二位とか三位とか質問させていただいたんですが、それが大体宇佐市も同じようなケースだろうということなんですか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)全国の一位、二位、三位と、宇佐市の一、二、三位はどうだろうかということでございますけども、ほぼ一緒だというふうに認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それからですね、先般決算特別委員会の折に質問をさせていただきました。平成二十六年度と二十七年度、がん検診の検診率を比較した場合に、部位ごとの項目で比率がですね、二十七年度のほうが下がってたんですね。この要因は何でしょうか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)お答えをいたします。先日行われました決算特別委員会の中でのがん検診の受診率ということでお答えをした分がございます。この分に関しましては、実は後でわかったんですけども、全体の対象者数が私どものがん検診での受診率は四十歳以上全ての方を対象にしております。ただし、国が出している資料につきましては、四十歳から六十九歳までということになっておりましたので、資料的には、二十五年度の分につきましては国の資料を使った関係上、若干数字的には部位的に前後するものがございました。  で、新たに調べますと、平成二十六年度並びに二十七年度のがん検診の受診率でございますけども、基本的には前年度を若干ではございますけども上回った状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)若干上回ったということで、今各自治体はかなりですね、いろんな大学教授とか専門の先生をお呼びして、大々的に啓発活動が行われてまして、先般、豊後高田市が「がん対策成果上々」の見出しで、がんの早期発見に力を入れているとの記事がありました。  臼杵市もですね、来場者数が参加が千人、だからすごい関心、宇佐市の場合は二百人ということで。まあ高田も二百人程度だったんですが、やはり周知をしていくというのが一番大事だろうし、まだまだ皆さんの意識の中に、がんに対する怖さとか、どうやったら改善ができるかとか、そういった取り組みがですね、周知がされないと、なかなか効果が高まってこないのかなと。  やはり、当然早期発見が一番大事なことで、がんにかかれば治療費が相当かかりますよね。そういう意味では、まずそこの底上げをしないと悪いと思うんですよね。その辺は課として今後、どういうふうな取り組みをしていくのか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)お答えをします。  まず、健康課としての取り組みはということでございますけども、まず来年度以降のがん対策につきましては、来年度の検診より実施を予定をしておりますピロリ菌検査の助成事業を新たに始めようというふうに今考えておりますので、その辺をまず中心に位置づけたいというふうに思います。  そのほかにつきましても、先ほど議員さんがおっしゃられたとおり、医師による講演会の事業も今宇佐市のほうでも行っておりますので、それをあわせて継続をしていきたいというふうに思います。  その中で、検診の重要性であるとか、早期発見・早期治療につなげていくような取り組みをしていきたいというふうに思っております。  その他にも、現在健康づくり事業ということで、五つの戦略ということで今取り組んでおりますけども、それをまた来年度以降、新たにバージョンアップした形で市民に皆様方に届けたいなというふうに思っているとこでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ぜひ積極的にですね、これは日本全体の問題なんですけど、やはり治療費が高くなってきてる状況はもうこれは、非常に今後深刻な問題だと思いますので、啓発をですね、しっかり行って、多くの方が参加して聞いていただくような講演にしていただきたいなと思ってます。よろしくお願いします。  続きまして、ロタウイルスの対策についでございます。先ほども、前向きな御答弁をいただきまして、医師会との協議をしてまいりたいということなんですが、内容としてはですね、大体冬から春にかけて起こる胃腸炎でございまして、症状は高熱と嘔吐から始まって、二、三日の下痢が続くパターンが最もで、感染もあって合併症などの重症化するおそれもあるということでございます。  外来受診が年間に八十万人で、約八万人の方が入院をしている状況がございます。親の自己判断で決めるワクチンなので、費用がやっぱりかさむとどうしても判断を悩ませる、こんなお母さん方が多いことが実際ですが、ワクチン接種をしないケースがたくさんあるということで、こういう状況の中ではやはり費用の緩和をね、そうたくさんの費用はかからないと思うんですよね。その辺、お母さん方の決断をね、早める意味でも、ぜひ取り組んでもらいたいんですが、再度よろしくお願いします。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。再質問にお答えをいたします。  議員のおっしゃるとおり、この予防接種につきましては高額になりますし、二種類ほど種類がありますが、一つのほうは二回、もう一つのほうは三回接種が必要になります。で、この予防接種につきましても、二回するほうは生後六か月まで、もう一つの三回するほうは生後八カ月までに済まさなくては、この抗体が有効に活用できないということになっております。で、保護者の方も経済的な面と、子供さんの健康の面とで考えて、悩ましいとこではあるということと、保護者の方からも助成についての要望は上がってきております。  そういう面からも、子育て支援課としましては、前向きに実施の方向で考えたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ありがとうございます。ぜひともですね、お母さん方の役に立っていただきたいと思います。  それから、お母さん方にはやっぱり正しい知識とかそういった情報をお届けするということも必要だと思うんですよね。  で、現在、どういったやり方をやってるのか、答弁をお願いします。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。子育て支援サイトの「うさここ」のほうで、保健師の子育てのヒントというような形で、病気の説明だとか予防接種の必要性とかの記事を載せております。  そのほか、子育て教室や乳幼児健診等ではやる時期とかにおきましても、それから接種の時期になるお子さんにつきましては、指導・説明をしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)「うさここ」と相談会等でやられてるということなんで、引き続きひとつよろしくお願いします。  それでは、次にですね、防犯・安全についてを質問させていただきます。  青パトの件で再質問をさせていただきます。今、四台のうちに、一台が職員、三台は非常勤職員ということで、元警察官が二名、それから元自衛官が一名ということですね。  で、今ですね、課として今の現状で満足してるのかどうかをちょっとお尋ねします。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。衛藤議員の再質問にお答えします。  今の現状で満足しているかということでございますけど、現在、日中はパトロール一名で乗車、三台を回しております。で、市内を六区画に分けて一名体制で二区画を一台が回る、全て一日で市内を網羅しているというふうな状況でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ちょっと提案も含めてなんですけどね、お願いも含めてなんですが、青パトは今現在もう全国的に広まってきて、すばらしい事業だと思います。  中にはですね、動く市役所といわれて、驚きの活躍をしてる自治体があるんですね。後でちょっと御紹介をさせていただきますが、まず一点目、先ほどの答弁で一人体制と夜は二人体制ということなんですが、今の体制の関係でですね、例えば運転しながらずっと走っていって、運転手は運転をしながらあちこち見るちゅうのも大変なんですね、これ。事故の関係とかも注意しながらしないと悪いし。  で、隣の中津市が二人体制でやられてます。なぜかというと、走りながら、やっぱり注意をしながらいろんなところに目を行き届かせながら、また宇佐市の場合はおりて、例えば小中学校とかですね、金融機関とか、派出所とか警察署の関係がありますよね、そういったところに情報共有しながらやってるというケースがあるんですね。大半のところがこういう形でやられてるんですけど、そういった考えが今後あるかどうか、ちょっとお聞きします。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。再質問にお答えします。  議員がおっしゃられたように、二名体制で行っているというふうなことは聞いております。見守り、そういったいろんな面で有効であるのではないかというふうな認識は持っております。  本市といたしましては、一名体制で現在行っている状況ではございますが、広報等十分な効果等は得られているのではないかなというふうには私は感じております。  議員御提案の二名体制につきましては、今後費用対効果等を含めまして、調査研究していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)一人体制で走るだけじゃ何も意味ないんですよね。で、宇佐市の場合はどういった形にされてるんですか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)質問にお答えします。  一名で広報を行うとともに、立ち寄り等も行っております。で、立ち寄り場所については、小中学校であったり、駅それから金融機関、それからスーパー、コンビニ等も立ち寄ってですね、広報とかを行っているという状況でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)一人での体制だと、じゃあどんな状況が起こるかもわからんし、一人と二人の場合、皆さんも経験あると思いますけど、やっぱりね、双方でチェックできるちゅうか、そういう部分があると思うんですが、その辺は。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)質問にお答えします。一名体制よりか二名体制のほうが有効というふうには私も認識はしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)先ほどのですね、動く市役所と言われているということで、これはですね、兵庫県小野市、ここなんですが、ここはですね、警察官が主になってるんですかね。ここの場合は、隊員が十五名おられるみたいですね。車が七台ということになってます。規模的にはちょっとかなり大きいんですが。  ここはですね、犯罪につながりそうな箇所を重点的にチェックをしていると。そして小学校、駐在所などに立ち寄って情報交換をしたり、子供の下校時には路上に立って信号のない横断歩道での横断の補助をしてる。また、車上荒らしの多い駐車場や、盗難の多い駐輪場など、鍵の閉め忘れに対する注意喚起などのチラシを配布したり、地域住民に声かけを行ったり、パトロール時には啓発・広報放送を流すなど、住民の防犯意識を高める活動を行っているということで、そのほかにもですね、活動中にごみ拾いをしたりとかですね、いろいろ草刈りとかもやってるような感じなんです。もう何か、ずっとやるわけじゃないんでしょうけど、ちょっと気づいた面をおりてやってるというような。
     で、住民からのいろんな相談もまた受け持ってると。あとは、行政のほうと、いろんな要望を聞いた内容を解決しているというような、本当に多種多様な取り組みをやってるという、これは事例ですが、こういう形でやってるので、先ほどの体制の問題も再度ちょっと検討をね、ぜひしていただきたいなと思ってます。これはもう答弁はよろしいです、よろしくお願いします。  次に、民生委員の問題についてですが、今民生委員と自治委員さんを兼務しているのは何人ぐらいおられるんですか。 ◯議長(中島孝行君)福祉課長。 ◯福祉課長(松吉 剛君)福祉課長の松吉です。衛藤議員の再質問にお答えします。  現在、民生委員さんは百七十九名おられますが、区長との兼務は十三名となっております。  内訳として、再任の方は三名、新たに新任で民生委員になられた方は十名となっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)十三名ということです。  現状としてですね、非常に苦慮されてると思うんですが、やっぱ委員になられる方が少ないということがこういった兼務の状況を生み出してるのかなと思います。その辺についてはどうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)福祉課長。 ◯福祉課長(松吉 剛君)民生委員の推薦については、前回から区長会の推薦ちゅうことでですね、お願いをして、地域住民のニーズも多様化しているし、自治区との連携も必要ではないかということで、そういった手法をとってるんですけど、そういった中で委員さん御指摘のようになかなかなり手がない、先ほど答弁でも言いましたが、なり手がないちゅうことでですね、大変苦労されてると思います。  民生委員さんの活動については、毎月活動報告を提出していただいてるんですが、昨年の資料によりますと、相談支援業務が民生委員さんの主な業務なんですが、一人年間六十六・五件、そして相談業務以外で会議とか小学校とかの行事に関する相談業務以外の活動として、一人当たり年平均八十三件、活動日数としては一人平均百二十五日間というふうになっております。  先ほど答弁しましたが、区長さんとの兼務ということは、中には大変厳しいところもあると思いますので、市としては本来業務以外のですね、会議とか行事の参加日数・件数を少なくするような方策はないかとか、民生委員さんを地区の中から支えるような仕組みづくりとか、そういったものはできないかというような検討を、そういったのを調査していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)もうすごい民生委員さんのお仕事ち、ほとんどがボランティア、費用については年間に五万八千幾らですかね、それと市の補助があるだけなんですが、なかなか広範囲で回れない民生委員さんも多々おられると思います。  そういった関係でですね、ちょっとこれが適しているのかどうかわからないんですけど、補助員的な考えを持つような形はどうでしょうかね。 ◯議長(中島孝行君)福祉課長。 ◯福祉課長(松吉 剛君)現在、福祉協力員と称してですね、社会福祉協議会がそういった民生委員さんを支える活動をしている市区長村もあるとお伺いしてるので、民生委員さんの事務局として社会福祉協議会に今現在行っていただいてますので、そういったところと協議しながらそういった取り組みができないか調査していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)福祉協力員さん等も必要な部分だろうと思います。そういう方向を目指してですね、ぜひこの問題は高齢者が増えてきてることもあるし、六十五歳以上の働いている方もやっぱり出てきてるということで、日中なかなか活動ができない人材が少なくなってるということもありますので、その辺はしっかり今後ですね、御検討をしていただきたいなと思います。  そこで市長、人材の確保で今後ですね、やはり今課のほうから説明があったように、人がだんだん、民生委員になられる方が少なくなってるということで、市長もいろんなとこを回られると思うんですが、その辺で。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  先般、十二月四日に、三年に一度のですね、全国一斉の改選がございまして、委嘱状を厚生労働大臣にかわって交付させていただいたとこであります。  宇佐市の場合は、百七十九名の定員全員がですね、一応欠けることなく委嘱をされたということで、それはまずですね、こういう厳しい中ではありましたけども、推進員の皆様方、そしてまたお受けいただいた方にですね、感謝を申し上げたいなというふうに思います。  ただ、先ほど申し上げましたとおり、なかなか小さな自治区等でですね、もう人材がいないというところが区長さんが兼務をされるというようなところが見受けられまして、それが十三の区であったということでございます。  民生委員につきましては、区割りがちょっと通常の自治区より大きゅうございますので、自治員さんとの連携をどうするかというのも一つ課題になっていますので、まちづくり協議会等ができますとそこに一斉に入ってきたりして、情報がですね、比較的共有ができるというようなこともありました。  私どもの民生員さんは今ボランティアでやっていただいているんですけども、なかなか今の業務的には大きいということで、今年度からですね、市のほうの負担金は一万円増やしまして、一人三万円を活動補助金として増額をしたとこでございますけども、なかなか実情はですね、もっと厳しいということでございます。  そのときに、先ほど補助員的なですね、福祉協力員みたいな制度はどうかということでございましたけど、今百七十九人、そしていろんな区割りにしておりますので、仮に二人で全部ペアでといってもう百七十九人作らんといかんということになると、多分もう制度をつくっても、手が挙がる方がいないんじゃないかと思いますので、もうちょっと補助員としての活動はどうあるべきかとか、どういう体制で臨むべきかというのを少し勉強させていただきたいなというふうに今思いました。  今ちょっと具体のですね、イメージがまだこう十分湧き切れてないというのが実情でございますので、ちょっとまた先例地ですとかそういったところのですね、調査等もですね、させていただきたいなというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ありがとうございます。よろしくお願いします。  それでは、次にですね、農業再生についてでございます。先ほども産業建設常任委員会で舞台ファームのほうに行かせていただきまして、お若い専務さんからお話を聞きました。  何でここがそういった農業分野に進出したかというと、東日本大震災で農業が壊滅的な被害を受けたということで、アイリスオーヤマが立ち上がってこの農業部門に参入をして、そこではいろんな検査システムをずっと見させていただいて、もうそれはレベル五を超えるぐらいの最高のそういった米価の管理をしているのを視察しました。  先ほどの答弁で、一応ですね、JAの関係も確かにあるということで、そこはですね、やっぱりよく考えて、JAはJAとして取り組みをやってるみたいです。JAとの取引もやっぱり影響が出てくるということで、JAとの関係もちゃんと理解をされて取り組みをやってるということなんですね。  それで、今ですね、実際人口減少とか、担う人が少なくなってるとか、高齢化になってるということで自治体が危機感をあらわにしていることで、自治体から実践型の支援を求められるということで乗り出したのがこの舞台ファームというところなんですが、結局は農業の付加価値を高めるためのそういった指導も教えていただけるということで、実現ってなかなか難しいんですけど、せめてそういう農業の専門家と経営の専門家がやはり一堂に話を聞いてもらうとかね、こういうのは私は必要だと思うんですね。  それは農業は農業の考え方が多分あると思うんです。そこの意見交換をやるというのは一つの宇佐市農業にとっては大事なことではないかなと思ってますので、その辺はどうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  議員からこの話をお伺いしたときに、講演会なりでもいいんですけど、農業者、農家の方だけに話をするという部分じゃなくて、例えば業者というか、そういった企業の方も交えて、ちょっとこれはビジネスチャンスにもなるような話なのかなというふうにもちょっと思いましたので、そこら辺も含めての話ができたらいいなというふうには思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ぜひ、もう課長の言うとおりで、やっぱり農業の方だけじゃないというね、そういう幅広くやられるのが大事なことだろうなと思ってますので、一つのきっかけづくりとして、お願いをしたいなと思います。  続きまして、地方交通の活性化と観光振興についてでございます。前座ですが、NHKの「あさイチ」に宇佐市が紹介されていて、非常に私はすごいうれしかったんですよ。宇佐市を知ってもらいたい、宇佐(USA)を知ってもらいたいということで、そういう思いで本当これにかかわった方々に対してですね、やはり敬意を表したいと思います。  で、先ほど周遊バスの受け入れも少しずつ拡大をしてきてるということで、この経済効果の部分でやはり二十六年度と二十七年度の便数を増やした関係で、かなりの参加者ということ、当然の話なんですけど。で、一応二十八年度は十二便運行予定ということで、またちょっと下がってきてると。これは原因か何かあるんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  二十七年度は、デスティネーションキャンペーンがございまして、そういう関係もあって前期、後期とちょっと便数を増やしたわけでございます。当然、好評でございますので事業は継続しておりますけれども、例えばツアー造成補助金とか、そういう全体的な枠の中である程度便数を限定して実施しているということでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)課長、一つね、宿泊企画をしてもいいんではなかろうかと思うんですよ。今は迎えに行ってまた送り届けるちゅうような感じになってると思うんですが、一泊宿泊計画というようなこういうお考えはどうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)お答えいたします。  宿泊ということについては、今まで特に考えてはおりませんでしたが、もう三カ年継続して日帰りというパターンでやってきておりますので、一泊ということもですね、ちょっと念頭に置いて、今後協議させていただきたいというふうに感じさせていただいたとこです。ありがとうございます。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それからですね、先ほど、私がこれを言ったのは、やっぱり宇佐市の地方交通、JRは当然あれなんですが、やっぱりバスとかがですね、JRからおりてタクシーに乗って観光地や宿泊、それからバスを利用した人にと、そういった答弁をしていただきましたが、運賃の一部助成という形でも検討をということで。  実施実験ちゅうのはやっぱり大事だろうと思います。私もこれは自分なりに一応期間を限定してですね。一年の中でも観光地をめぐる季節というのがありますので、そこをターゲットに絞っていただいて、JRから降りてきていただくのが一番いいですが、バスも当然そうなんですけど、そういうことをやることによって、効果がまた上がってくるという可能性もあると思います。そういうことで、今回そういった提案をさせていただきました。  徳島県の美馬市ですかね、ここもやっぱりやってます。観光利用でタクシー代半額ということで、ここも限定で、今試験運行をやってる状況ということで、観光地もどこに行くかというのを指定してですね、そういった取り組みもやってます。  一度そういうことで、場所の指定、期間の指定、そういった形の試験運行をぜひやってもらいたいなと思ってます。もう一度、済みません、御決意を。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)再質問にお答えいたします。  今、議員からも御提案がありましたように、期間を定めて、またルートもですね、設定して、そういった中でやっていきたいという気持ちは当然あるわけであります。  詳しくはまた観光協会等とも話をしながら、やはり利用率とかも見ていかなければいけませんので、そういった費用対効果というのも勘案した中で、ぜひ実証実験として取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)もうこれは答弁はいいんですが、参考にですね。観光協会のところに申込書を置いて、簡単なアンケートをとって、その時点で引きかえちゅう感じになってるんですかね。また、帰ってきてという、その辺のやりとりの関係があると思うんですよね。だけん、その辺の研究がちょっと必要なのかなということで、それとか、宿泊施設やJRの駅、それからこれにはインターチェンジを終点にしてということも入っております。  だから、やり方としてはそういうことで、できるのかなと思ってますので、ぜひよろしくお願いいたしまして、終わりとさせていただきます。ありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で衛藤義弘議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十四時四十分といたします。休憩します。                  休憩 午後二時二十四分                ───────────────                  再開 午後二時四十分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)皆さん、こんにちは。十四番 大隈尚人でございます。実は、夕べ夢を見ろうと思ってですね、目をあけてずっと、結局寝ませんでした。夢も見ませんでした。そして、高橋議員が言った夢のこと、そして大先輩になる斉藤議員も教育のことを教育長に質問しました。  なぜこういうことを言うかといいますと、実は伊達直人、大隈尚人がかばんを子供たちに贈ったと、そしてその人はちゅうことで、昨日私にも連絡がありましたが、ちょっと都合があって行けないということだったんですが、名前も公表しました。そして、その伊達直人さんいわく、「なぜかばんを送ったか、それは自分が小さいとき、親の都合で、まあ死別でしょうね、学校に行く用具はあったが、結局かばんが買えなかった、風呂敷に包んで、新聞紙で包んで。だから、子供たちに贈りたい」と。  そして斉藤氏が教育長に質問した中で、私が教育のことで一番心に残っているのは、福島から震災で横浜だったと思いますが行ったとき、その子供が、お前は震災で銭もろうちょろが。百五十万円トータルでなったそうです。そのとき、その子は何と言ったと思いますか。福島でいろんな人が死んだと。友達も死んだと。じゃけん、俺はいじめられてんが、死なれんと。  どう思いますか。本当に心が痛む、でもその子が夢を見られるようなことはないと思うんですよ。高橋さんがヒントをくれました。斉藤市議がヒントをくれました。本当に今、悲惨な。でも、伊達直人さんのような、大隈尚人さんのようなのがおるということで、救いもあります。  そういうことで一般質問をさせていただきます。ありがとうございました。  それでは、一点目から五点目までについて質問をいたします。  まず、定期バスとコミュニティバスの運行についてでありますが、市内にある地域では、現在定期バスの運行が朝、昼、夕方と三便あるが、今回の変更で特に昼の便がなくなったと聞くが、なくなった便について、コミュニティバスとの連携運行はできないということであります。  二点目は、私の十八番のイノシシ・鹿じゃなくて、カワウの話であります。カワウ対策の助成についてであります。駅館川にアユやハエを食べるカワウにより被害が出ている。対策の助成はできないかということであります。  三点目は、地域包括ケア体制についてであります。高齢化に伴い独居老人が増え、自宅で生活することが困難になってきている。このような方々の見守り介護として地域を含めた医師会や福祉協議会、また保健所、そして民生委員、そして地域の皆さんと連携し、情報を共有することが必要であると思う。このようなネットワークをつくることはできないかという質問であります。  四点目は、合併後の問題ですが、水道料金の統一化ということの質問なんですが、宇佐市合併に伴い市内の全地域の水道料金の統一化が行われるということだったが、いまだに統一されてないが、水道料金の統一はできるのかできないのか、その件について質問したいと思います。  五点目は、議会で採択された請願についてであります。議会で採択した請願や陳情の取り扱い、進み具合など、その後の対応についてどうなっているのかをお伺いしたいと思います。  これで一回目の質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、大隈尚人議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十四番 大隈議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、水道使用料金の統一化についてでありますが、現在簡易水道並びに飲料水供給施設について、宇佐市水道事業との経営統合を計画いたしております。背景といたしましては、平成十九年に国庫補助金制度の見直しがあり、簡易水道施設等の更新で補助金を受けるためには、簡易水道事業統合計画の策定、並びにその計画に基づいた上水道事業との経営統合が条件となったことにあります。  市といたしましては、多額の費用が必要となる水道施設等の更新には国庫補助事業の継続が不可欠であり、サービス水準の維持向上や財政負担の軽減を図る意味から、経営統合に向けた事務を進めているところであります。  また、経営統合に当たりましては、水道使用料金の統一化が避けては通れない課題となっておりますが、混乱を招かないよう統一料金の考え方や実施方法等を十分御理解いただいた上で実施をしたいと考えております。  そのため、特に料金が上がることとなる地域や関係者の皆さんと協議を重ねているところでありますが、現時点では協議が整っていない状況であります。今後とも、早期に御理解いただけますよう精力的に協議を重ねてまいります。  以上で私からの答弁終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの定期バスとコミュニティバスの運行についてと、五項目めの議会で採択された請願、陳情についてを、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。十四番 大隈議員の一般質問にお答えします。
     一項目め、定期バスとコミュニティバスの運行についての、昼のなくなる便について、コミュニティバスとの連携ができないかについてですが、当該ダイヤ改正につきましては県が主体となり、運行事業者と北部圏三市とで公共交通網の維持を目的に策定した大分県北部圏地域公共交通再編実施計画に基づき、平成二十八年十月一日より新ダイヤで運行されています。  ダイヤ改正の内容は、大交北部バスの運行している路線バスについて、集約や分割が行われるとともに、一部では利用実態にあわせて減便も行われています。  これまで本市におけるコミュニティバスの運行については、まず第一に路線バスがあり、次に交通空白地域を補完するために実施してきたところであります。また、運行経路は、路線バスと同一路線を運航する場合、既に赤字である民間路線をさらに圧迫することとなるため、コミュニティバスの運行はできなかったのがこれまでの状況であります。  しかしながら、議員御指摘の今回減便を行うことで利便性が悪くなった区域については、現在路線バスの運行事業者である大交北部バスと協議をしているところであります。  今後、コミュニティバスの乗降禁止区間についても、乗り降りが可能となるように調整をしてまいりたいと考えておりますので、協議がまとまり次第、宇佐市地域公共交通会議において合意形成を図り、改めて地域への周知を行ってまいります。  次に五項目め、議会で採択された請願、陳情の取り扱い、進み具合など、採択後の対応についてですが、請願につきましては議会で採択いただいた後、速やかに総務課から担当課に措置するよう通知しています。  陳情につきましては、委員会の審査会や本会議の審議決定はされませんので、提出された都度、担当課へ通知しています。  請願、陳情ともに内容を精査の上、担当課で調査研究し、関係者及び関係機関と協議する中で、実現可能性等を検討し、実現できるものから順に取り組みを行っています。  なお、請願につきましては、地方自治法第百二十五条の規定に基づき、市議会から請願の処理の経過及び結果の報告の請求がありましたので、四年ごとにその間に採択された請願の処理経過・結果について議会に報告しているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めのカワウ対策の助成についてを、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。十四番 大隈議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、カワウ対策の助成について、駅館川でカワウによる被害が出ている。駆除対策の助成をしてはについてでございますが、市内でのカワウの生息状況は、駅館川の桜づつみ公園がねぐらで、安心院の黒木池がコロニー(繁殖地)となっており、両場所において増加傾向になっています。  現在、河川漁業協同組合が全国内水面漁業協同組合連合会と大分県内水面漁業協同組合連合会を通して、国の健全な内水面生態系復元等推進事業の補助を受けて、桜づつみ公園でカワウの追い払い、黒木池で卵の手どりを行っています。  カワウ対策につきましては、単純に追い払い等をしただけでは隣接地等での新たなねぐらの発生や、繁殖期間の長期化を招いて、かえって被害が拡大するおそれがあるという特殊性があり、その対応には高い専門性が求められています。そのため、県内水面チームの助言・指導のもとで対策を実施しています。  現在、県が、県内全体のカワウの繁殖状況を考慮した効果的な対策を検討していると聞いておりますので、その検討結果を待って県や河川漁業協同組合、関係自治体と連携を図りながら、個体数管理などの対策に取り組みたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、三項目めの地域包括ケア体制についてを、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居です。十四番 大隈議員の一般質問にお答えします。  三項目め、地域包括ケア体制についてですが、高齢者が要介護状態などになっても可能な限り住みなれた地域で過ごすことができるよう、要介護、介護予防、住まい及び自立した日常生活の支援が一体的に提供される体制、地域包括ケアシステムの構築に取り組むことが求められております。  そのためには、高齢者を取り巻く地域住民とのつながりを重視し、地域の特性に応じたネットワーク化を図る必要があり、現在市としては地域の高齢者の情報を、各圏域の地域包括支援センターに集約し、必要に応じた高齢者の見守り支援ができるように努めております。  地域包括支援センターは、日常的に地域の実情を知る区長、民生委員、老人クラブ、愛育班などの単位で高齢者安心ネットワークを組織し、月一回程度協議の場を設けております。  その協議の場で出された認知症や精神疾患が疑われる事例、及び権利擁護などの懸案事項については、認知症疾患医療センターや保健所、社会福祉協議会、家庭裁判所など、関係機関との情報共有に努めるとともに、市の関係課とも協議の上、支援方針の検討などを行ってるところであります。  また、今後、医療と介護の両方を必要とする状態の方々が住みなれた地域で生活を継続できるよう、退院支援や日常の療養支援から急変時の対応まで行う在宅医療と介護のサービスを一体的に受けることができる体制づくりを、宇佐市医師会を初めとした関係団体などと協議を進めているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で、執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)それでは、順番どおり再質問をさせていただきたいと思いますが、今少し私の耳が、ちょっと年もとったので聞き間違いかなと思うんですが、協議はできてないんですか。その辺を。  そうそう一番から。課長も耳が遠いな。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。大隈議員の再質問にお答えをいたします。  大交北部バスとの協議とコミュニティバスの業者とは、協議は進めております。具体的に言いますと、四便あったのが一便になったということで、非常に使い勝手が悪い、不自由になったという声も私も聞きましたので、早速大交北部バスさんのほうとですね、協議をして、重複路線、バス路線と重なるんだけど、なくなった分については乗降可能にならんかというところで、事務レベルの話はしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)いや課長ね、ちょっと話がかみ合わんところがあるから、こっちの誤解もあるかわからんのですが、今四便と言われたんですが、そうだと思うんですが、朝病院に行きますわね。そしたら昼のバスで帰れよったと、定期バスに乗る人は。結局、朝は普通どおり病院に行けて買い物ができたと。  今度は帰る昼の便がないわけですね。そしたら、夕方便の五時まで待たんならん。だから、その昼便のことについてそういうとこがあったと思うんですが、そのところ辺の話はどうなったかということなんですが、どうぞ。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  まず、今回ですね、十月のダイヤ改正で減便になるということで、担当の者が市役所に来て相談がありました。で、どうしてもやっぱり定時定路線のバスが縮小されるということは、皆さんに不自由をかけることなのでどうかならんかということで、もうかなり熱くお願いをしたところなんですけど、今回再編計画もつくってですね、非常に赤字路線で見直しをやってるというところで、もういたし方ないという話で、こちらも懇願したわけなんですけど、現状もうしようがないということでございました。  そこで、先ほど説明した、じゃあコミュニティバスの乗られる場所をですね、黒字の区間を開放しようじゃないかというところで、週二便になるんですけど、その辺で運用ができんかというところで、今ちょっと話をしてるという状況です。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)課長ね、もう一遍聞くけど、運用は可能じゃないかち、今調査をしよるということですか。もうやるち決定したちゅうんですか。調査を今しよるちゅうことですか。はっきりその辺を。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  協議をしてですね、近々のうちに市の公共交通会議にかけて、いわゆる勝手にバス停とかそういう乗降できる部分というのは公共交通会議という交通事業者を含めた会議を受けて、機関決定した上で可能になるという手順がありますので、近々のうちにその会議に乗っけて承認していただこうというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)じゃあ課長、逆に聞くけど、増便をしてくださいち言うたときも、同じ手順を踏んで増便の協議をしていくということですね。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)お答えをいたします。路線バスの増便についてもですね、今度うちじゃなくて大交北部バスのほうが陸運局のほうに協議をするという形になります。あくまでも、うちが担当する分はコミュニティバスが担当でございますから、コミュニティバスに関することについては地域公共交通会議にかけるということになります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)それじゃ、たまたま北部大交が結局やめるというときに、市民に周知徹底というのはちゃんとしていると思うんですが、その辺が理解できてないところなので、それもちゃんと、お願いするときもいろんな協議をする、やめるときも同じ協議をする、そしてまた市民にそういう通知をするということでいいんですかね。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)お答えをいたします。  当然、議員指摘のとおりですね、このお話があったときにですね、とりあえず一番困るのは市民なので、その辺の周知徹底というのはしっかりやってくれということで、多分バス停全部にそういった減便というふうなお知らせをしているというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)便がなくなったから病院は行かんでもいいとか、買い物せんでもいいちゅうふうにはならんですわね。だから、そういうふうになくなったときに、素早くコミュニティバスを出すとか、やっぱ何を言いたいかというと、私もこの間、質問の中に、高齢者が免許証を返納するときに、そういうフォローをしながら免許を返していただくと。当然そんな今時代なのに減らすちゅうこと自体、そこは利益の云々かわからんですけどね、そのときに定期バスがやめるような方向が出たら、即コミュニティバスがですね、すべきだと思うんですよね。足確保ですよね。こんな今、時代ですよ。免許返納したらちゅうことまで言いよるのですから。  これは当然、ほかの議員も質問してると思うんですけどね、この辺をね、課長、今から協議しますじゃなく、なくなるときにこういうフォローをしましょうと、こういうことで安心してくださいということをね、その辺を速やかにやらんとですね。  今、困ってるわけなんですよ。名前出して申しわけないんですが、当然、衛藤議員のほうにも相談があったと思うんですね。当然、宇佐市の高橋議員のほうにはこの話は行ってないと思うんですよ。  先ほど新開議員が言われました。何が悪いか、合併前は院内は福祉バスがあったわけなんですね。これはもう伝統的に古いわけなんですね。だから、そういうバスがなくなる。そこは大分交通の路線バスになっちょるから福祉バスが行かんのじゃから、大分交通、大交バスが出らんごつなった場合は、当然行政としてそこの分についてちゃんとしたフォローをですね。  いろいろ苦情を言う前に、やっぱなくなったときの論議をしてですね、こういうふうにしますよちゅうことをですね、そういうのを速やかに言うような体制をとっていただきたいんですが。課長、その辺、どうでしょうか、もう一遍。 ◯企画財政課長(江口弘和君)お答えをいたします。 ◯議長(中島孝行君)指名してませんよ。手を挙げて。 ◯企画財政課長(江口弘和君)済みません。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)お答えをいたします。  もう議員御指摘のとおりでございます。で、我々も早速その相談があったときに、今動いているわけじゃございません。もう、言われたと同時にですね、動いております。  で、先ほども言ったように、地域公共交通会議に乗っけて、今度は大分県が作ってる交通網計画という部分の変更をかけるという手続も要るんです。その申請をして、初めて許認可を受けてコミュニティバスが走るという、非常に複雑な手順があるというところですので、早目にですね、動けるようにですね、我々も動いてるところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)それでね、課長、ちょっとひとつ提案なんですが、当然協議をせなならん、わかりました、手続は。でも市民は関係ないんですよね。それはもう会話をする中で、当然、私もそれは市民に言いますよ、明日からすぐできるわけないじゃないかと。でも目安ちゅうのが必要なんですよね。  そこでですね、当然これは課長もわかってると思いますが、予約制の乗り合いタクシーですね、その間そんなようなやり方でフォローするとか、こういう知恵をね、出すような考えはないですかね。ここにちょっとそういう文章があったんですが。  とりあえず乗り合い的なタクシーを使ってですね、やるとかですね、方法はあると思うんですよ。ちょっとショックを受けたのは、「協議をしてます、まいります」というような部長の答弁だったからですね。そういう乗り合いタクシーの予約制ができると。当然、タクシーはあると思うんですよ。その辺でフォローしながら、ダイヤ改正を待ってください、こういうふうになってますちゅうふうな、そんな形はできないもんですか、その辺の答弁を。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  議員指摘のデマンドという部分もわかるんですが、これは全庁的に関わる問題だと思います。で、今後も基本的にはコミュニティバス路線という部分は、路線バスが通ってないところをコミュニティバスが不自由ですけど週二回回るという形でやっておりますので、いきなり廃止されたところを、じゃあデマンドでやりましょうといっても、デマンドを導入するに当たっても車両の確保、人員の確保、システムの確保というように、非常に段階を追って準備をしていかなきゃならない。  で、今年の一月、二月に津房地域で県の補助金を使ってまちづくり協議会をやったわけなんですけど、やっぱりまちづくり協議会がやっても実際、利用者が少ない、思ったより乗らないというふうな数字も出ておりますのでですね、どういったやり方がいいのかという部分は毎回言っておりますけどちょっと勉強していきたいというふうに考えておりますので、当面はコミュニティバスで迅速に対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)課長ね、たまたま資料が、これ、熊本県の長洲町で乗り合いタクシーやってですね、まあ経費的には今までは一千五百万円ぐらい払いよったんですが、今乗り合いタクシー制を作ったらですね、六百五十万円で、今度三台目を買おうかと。これは、どんな出し方をしてるか、ちょっと中身はわからんですが、こういうことがあるということですね。  そういうことで、普通今北部大交には年間行政としては三千万円ぐらいは払ってると思うんですよ。熊本の長洲は、規模としては宇佐市とちょっと違うかとは思うんですが、でも長洲と姉妹都市じゃないけど、何か結びがあるんでしょう、長洲ちゅうことで。それこそ、浜永さんとか長洲の人だから、そげなこと詳しいと思うんですけど、その辺をですね、そういう姉妹都市のいいところをね、やっぱ進んでね。  困ってると言うんですよ。で、もう免許証は返納したけどなかなか難しいということなんですが、課長ね、当然こんな知恵はあったと思うんですけどね、しっかり今後ですね、早急にスピーディーにやるということで、どうぞこの件についてはよろしくお願いしときますので。  ああ、何か。ほんならどうぞ。手を挙げようとしようき、どうぞ。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再度お答えをいたします。  官庁速報で長洲町のコミュニティバス、拝見させていただきました。当地域は、非常に狭いエリアの中で周回できるというメリットがありますので、非常にそういったデマンドバスとか巡回バスという部分は、有効な手段かなと思ってます。  当市の場合はですね、とりあえずまず手がけるとすれば、例えば院内地域あたりのですね、部分で試験的にやるとすればそういったところから行くのかなと。ただ、院内の地域にしても、国道三八七を中心に枝葉が分かれた谷になってるということで、非常に循環する、接続するという部分じゃ、非常に組み立てにくい地形になってるのかなと思いますので、そこ辺はどこから仕かけるかという部分は十分に議論していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)もうこれ以上くどく言いませんが、当然市長も考えてると思うんです。これはもう当然ですね、やるべきだと思うんですよ。いろんなものを作ったりいろんなものをせんならん時期でしょうが、これはもう絶対、最低限の市民に対してのですね、住みよい宇佐市になるためにはこういうことがあると思うんです。  若者が定住せんけど、今おっちょる人たちが満足すると、おっちょる人が満足せんで来る人はいないと思うんです。この辺、しっかりどうぞよろしくお願いします。この項については終わります。  そして、カワウ対策でありますが、実は私は当然山郷のほうになるので、駅館のことちゅうのはちょっと詳しくは余りわからんのですが、この辺に今三漁協があると思うんです。これにカワウ対策で助成金は出てるんですか。その辺ちょっと答弁をお願いします。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(樋田義弘君)林業水産課長の樋田です。大隈議員の再質問にお答えいたします。  現在、補助金で出ているのは国の補助金でございまして、それを国と県の内水面漁連を通じて、三漁協ありまして、そのうちの真ん中の位置にある駅館川漁協内水面漁協がその補助金を受けましてカワウ対策を行っているという状況でございます。  で、市のほうからはですね、消耗品等の予算を直接支出しまして、花火等の購入代を、実際に買って供給しているというようなことをしております。  以上でございます。
    ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)私の聞き間違えが、ちょっとあったら申しわけないんですが、三つあると。その中で真ん中ちゅうのが、何漁協に出してるとちゅう今の答弁だったんですか。まあ、ちょっといいです。  まず、私が言いたいのは、このカワウのコロニーちゅうんですかね、巣というのは。もう今言われたように、安心院ですね、安心院は山郷じゃないですかね。そこが一番原点になら、そこにですね、と思うんですが、その辺を含めて答弁を願いたいんですが。今、三つの中のどれちゅうことで出しようちゅうことなんですか。その辺をちょっとどうぞ。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(樋田義弘君)再質問にお答えいたします。  三つの漁協がございます。上から宇佐山郷内水面漁協ですね、それから真ん中が駅館川の河川漁協、それから一番海に近いのが長洲河川漁協と三つに分かれております。  で、カワウの対策を実際に盛んに行っているのは、この真ん中に位置する駅館川河川漁協でございます。これについて、行政として補助等の援助をもらいたいというような陳情、要望が出てまいりまして、そのときには三つの河川漁協が共同で提出してまいっております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)それじゃあ、もう三つに。それは規模が違いますわね、当然、駅館が一番大きい、それから長洲漁協。当然山郷が小さいと思うんですよ。そのバランスでちゃんとした助成を出すということで、そういう理解でよろしいでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(樋田義弘君)お答えいたします。  今、市がしておりましたのは、先ほど説明したように、消耗品費の直接の執行によって、花火代を助成するということではないんですが、供給するというようなことをしております。  で、県がですね、このカワウ対策については、最近実際に河川組合が現場ですることを助言・指導しております。その様子からして、一つの河川のみで強くそういう活動をしても、飛び散って効果が逆効果になる場合もあるということですので、大分県内の全体の生息や繁殖状況を見まして、県内全体でどういうふうにカワウ対策をするかというのを今模索しておるというようなことでございます。  その結果、計画が立ってから、県は二十九年度、来年度に予算化をしたいというふうなことを考えておるというふうに伝え聞いております。市としましては、この県の計画ができることを期待しておりまして、その予算化についても注目しております。それをまず見守りたいというのが現状でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)はい、わかりました。実は、課長ね、当然、安心院、院内のところは池が近いから、当然そこに集中すればいいと思うんですが、今、県下一斉にやらんと意味がないと言われたんですが、安心院から当然駅館川、長洲漁港のほうに行きよるんじゃないんですか。そのカワウが山香とか杵築とかそういうところに行くわけじゃないんでしょう。当然、駅館川、宇佐市管内の中でコロニーがあるんでしょう。だから、大分県が一斉にやったって、ちょっと距離的にですね、そんなにカワウって飛ぶんですか。うそを言わんでください。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(樋田義弘君)お答えいたします。  日常的な移動距離で、最高では五十キロぐらいの移動があるというのが確認されているというのを文献で読んだことがございます。県のほうは、効果的な対策ということですので、一応追い払いということを行って、一定の場所に集めてから、そこで個体数の減少の対策をして、効果的な最小限の努力によって、最大の効果を得たいというような計画であるというふな概要を聞いております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)今、課長の話はわかりました。とりあえず、今駅館川はこれで悩んでるということですね、まあ二十九年度ということで、一斉にやるということなんですが、特にですね、これはもう駅館川イコール三漁協については死活問題ということですよね。当然、鳥獣対策の中のカワウだと思うんですが、鉄砲でバンバン、バンバン打ちゃいいというわけいかんというのがわかりました。そうなんですね。あれはもう地道にやるんですね。何か卵がふ化せんように冷やしたりするとか、巣を落とすとか、鉄砲で打ちゃね、ある程度行くと思うんですが、ものすごく地道な、かなり努力が要るということをですね、部長に言って県にしっかり言って、特別に予算をもらうように言ってください。この件については結構ですので、どうぞよろしくお願いして、この項は終わります。  では、三点目についての質問をしますが、議長、ちょっと冗談じゃなくて指名していいですかね。いいですか。  副市長ね、今、一人で生活しよる人が院内町に何人おられるか副市長、検討でいいですから答えていただきたいんですが。計算機持ってでも結構ですので。 ◯議長(中島孝行君)副市長。 ◯副市長(信國和徳君)副市長の信國でございます。大隈議員の再質問にお答えをいたします。  私は、五百名ぐらいかなと思っております。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)今、寝ちょったから指名したわけじゃないんですが、そこ今寝ちょうから指名しようかなと思ったんです。それは冗談ですが。  実は、約三百名。なぜそれがわかったかち、数ははっきり出とったんですが、この間ちょっと市長にもお願いして、うちの支所長もちょっと来れんかったんですが、衛藤副議長が御挨拶をしてですね。ひとり生活がですね、生三百人ですよ。その人はひとりなんです、本当に。だからこれをですね、どうするかということでですね、特に山本部長以外はですね、痴呆になると思うんですよ。国家公務員でしょう。市長以下、みんな地方公務員でしょう。「チホウ」が出るんですよ。いやいや、本当。  何で、そげ言うたかち、そげ言うた人がおるんですよ。「あんたたちはやめたときは痴呆になるで」と。何でと、「あんた地方公務員じゃったろ」と。ほんなら国家公務員はならんのかいと、「そら知らん、向こうのほうじゃけん、わからん」ち言うたんですが。冗談ですが、やっぱそうなんですね、地方公務員がなりやすいんです。市長は途中でやめたりしちょうき、わからんのですけどね。そういうふうで、山本経済部長だけならんのです、よかったですね。国家公務員になってですね。  冗談はさておきながら、なぜこういう質問をしたかというとですね、同級生のお父さんとお母さんが二人おっちょって、お父さんに痴呆が入って、夜徘回するんですよ。誰が見つけるかというたら、当然市長が矢部から行けれんじゃないですか。もう近くの人がやっぱ見るんですよ。近くの人が見た、じゃあそれを誰に言えばいいんかと。誰に言うかちゅうのを決めちょったら、もし民生委員に言ったら、民生委員が今度は誰に言うかと。そしたら、社会福祉議会に言うと。社会福祉協議会は誰に言うかと、お医者に言うと。  こういう連携をですね、やらんとですね、もう大変な時代ですよ。これは現実の話なんです。ほっで特にその同級生は、辛くも大分交通、大交バスの運転手さんなんですよ。筌口さんは、名前を知っていると思うんですが。やっぱ、昼間運転してですね、おふくろさんも体が弱ってるということで、お父さんについて回れんのですね。会話するときは普通なんやけど、ちょっとやっぱ息子が怒ると、怒られたちゅうのはわかるんですね。だけど、ちょっともうわからんごとなって出ていくちゅうんですね。  そういうことでですね、誰がやるかち、まず地域なんですよ。ここで私が、麻生課長にお願いをしたいんですが、そこの医師会に友達か誰かいますか、仲のいい人が。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)介護保険課長の麻生でございます。大隈議員の再質問にお答えします。  地域包括ケアを構築する上で……。 ◯十四番(大隈尚人君)ああ、いいや。おるかおらんかでいい。 ◯介護保険課長(麻生公一君)ああ、そうですか。事務長さんを若干知っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)なぜこんな冗談言いながら言ったかというと、実はですね、臼杵の麻生課長の立場の人と、医師会の人がものすごく気が合って、キープパーソンになってですね、その人がどげかしようやち気になったらしいんです。そしたら、今言う土居部長みたいな福祉の部長を入れたり、社会福祉協議会の人を入れたり、そこにはケアマネジャーが当然そうですね、病院とか、そういう人でですね、まず行政とお医者さんが手を組んで、ほっでその中に……。ちょっといろいろ資料を持ってですね、結局、何かわからんごつなったんですが。  ということで、ここの中に、まず心をする人とか、管理栄養士、今歯医者に行きよるき歯医者も入るんですが、そしてその中に保健所、当然市役所、介護保険施設の方とか、そういうあらゆる人、特に市と医師会がどげかしようやと、そういう結果である程度そういうシステムをつくったらしいんです。  そうしてつくった結果がですね、さっき言われたような夜徘回する人たちがよくなったちゅう事例が出てるんです。何でか、周りが見てくるるき、すぐ処置ができるんですよ。そしたら、民生委員も、あげえうろうろしよるけど誰に言えばいいんかなとわかるけど、言うそのルートがないということなんです。それをちゃんとしたルートをつくって、こういうときはこの人に言うと。  昨日、和気議員が、カードみたいなのがあればと、当然そうです、そしたらこの人はこういう病気があるとかいうとは即できる、これをですね、さっき副市長は五百ち言ったんですが、そのぐらいはおるということなんです。  だから、誰が見守るか、まず地域なんです。そして行政なんです。そしてお医者さん、だけお医者さんが来て話をしてくれれば早いわけなんです。だから、緊急体制もできると思うんです。  そういう意味でですね、後で言うのを先に言ってしまったんですが、資料が逆になってわからんごとなったんですが、やっぱりしっかりした体制を作ろうということ、その件について部長、どういう思いですか。部長、どうぞ。 ◯議長(中島孝行君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)大隈議員の再質問にお答えします。  議員が御指摘の分につきましては、介護保険法改正の中から、国のほうでも進めておりますけど、在宅医療にシフトしていくという方向性が示されております。  そうした中で、先ほど事例として示されました臼杵市あたりが先進地なんですが、医療と介護の連携ということで答弁の中でも申しましたように、自宅に住みながら必要な医療、場合によっては介護を受けていくと、一連の流れの中でそうした支援体制をつくっていこうというのが現在の行政の課題でございまして、私ども宇佐市におきましても、答弁に書いておりますように、医師会とそのような仕組みづくりを行うようなことで、現在協議を進めております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)だから、冗談半分も言いながら、医師会の中に知り合いがおりますかちゅうことはそうなんですよ。たまたま医師会は、大型病院から国家公務員みたいな人がたまたま来ちょってですね、そして市の職員がやっぱ意思疎通ができたちゅうかですね、それが大きなきっかけですね、地域で見回ることが。やっぱ、地域の人も安心できるというんですよ。安心で言えば、あんしがあげなっちょうちゅうことですね。  だから、今、部長が言われたように、早急にですね、その件についてはしっかりですね、論議をするんじゃなくて、もう即明日でもね、そういう会議をすると。  もうちょっと言わせてください。それで、どうするかということで、部長、もう一遍ですね、どんな方向がいいか、どんな方法を模索するか、その辺をしっかり話を。これはもう一週間に一回ぐらいの会議をしよるらしいんです。その辺をどうぞ。 ◯議長(中島孝行君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)お答えします。  申すまでもございませんけど、これからの、特に地方においては、そうした高齢化の進展とともに、認知症とかのそうした対応というのが非常に重要になってこようかと思っております。  そうした中で、先ほども申しましたような、医療・介護連携センターというような位置づけでですね、実はもう既に相当医師会のほうと話を進めております。あと、介護保険課のほうにもいろいろとこれからしていかなきゃならないことがあるんですけど、それが発足したからといって、すぐに機能するかどうかは別ですけど、先ほど申しました地域包括というのが基本的な各地域における一番のポイントとなる、集約するセンター的な存在としてあります。  しかし、患者さんといいますか、高齢者の方々を最終的にどうするかということは、議員がおっしゃいましたように医師の判断というのが一番やっぱり最高位にあろうと思います。医師の判断のもとに、この方をどうするかという対応をしていくためには、医師会との連携とかいうのは、これはもう絶対に欠かせないことでありまして、そうした部分を含めてそうした医療・介護連携センターを設置するということで進めております。  時期については、来年度からでもというふうに我々としては考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)それでですね、部長が言われたとおりに、これをやることによってですね、まず私はね、モデル地区をつくってですね、ある程度限定してですね、そこからかからんと、宇佐市全体でやるというのはなかなか地域格差もいろいろあるから、まず限定したところを設定してですね、モデル地区をつくってですね、その小さなところから始めていくような形をとって連携をとると。そのモデル地区ということをね、どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えいたします。  今、部長がお話しした医療・介護の連携とは若干ちょっと話が変わってくるんですけど、院内地域で限ってみれば、NPOが運営するサロンで高齢者が交流して支え合う取り組みを行っているところがございます。院内の介護予防の拠点として地域の高齢者の支援に大きく貢献しているものと思っておりますし、こういう取り組みを行っているところがいいモデルになるんかなちゅう気もしておりますので、市として何ができるかはちょっとわかりませんけど、包括支援センターと連携しながらですね、何か取り組みができたらなというふうには思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)私はモデルの話をしたんですが、モデルをしっかりつくるということで、そのような理解をしました。どうぞ、部長よろしくお願いします。この項については終わります。  次に、ちょっと市長の答弁の中に、まだはっきり目安がついてないような言い方を言われたような気がするんですが、たしか課長ね、二十八年にある程度統一の話ができとったと思うんですが、その辺、どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(野村庄司君)上下水道課長 野村でございます。大隈議員の再質問にお答えいたします。  平成十九年度に簡易水道の統合の書類を出しました。その時点で、平成二十八年の四月ということで、当初国と協議をさせていただいておりましたけど、協議の中で時間がずれ込むよということの中で、県と協議してその分を一年延ばさせていただいた状況であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)ほんなら、来年という理解でいいんですか。二十九年度ちゅうことでよろしいんですか。ちょっと違うかな、その辺。 ◯議長(中島孝行君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(野村庄司君)再質問にお答えいたします。  一応平成二十九年の四月に経営統合という形でとりあえず進んでおります。その中での料金改定が一番望ましかったのでありますが、先ほど市長の答弁の中にもありましたように、現在料金的に一番差が開きのあるところ、そちらのほうの分と今、集落と協議等しております。最終的な協議まで至っておりません。できるだけ早くできるようにということで進めておりますが、四月時点では料金の統一ちゅうのはちょっとまだ無理かなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)市長ね、これはもう合併当時のですね、やっぱ合併してちょっとここが違うちゅうような価値観はだめだと思うんですよ。合併した以上はやっぱ統一を図ってですね、しっかりお互いに共有していこうと。それが私は合併をした意味だと思うんですよ。先ほど新開議員もそう言われました。言われます、我々も。特に、我々はもう二人しかおらんのですよ、衛藤議員と。  そういう意味でですね、かなり小さいことかもわからんですが、でも小さなことじゃないと思うんですよ。合併した以上、統一するという目標を立ててですね、やったんですよ。こういうことをしっかりですね、やらんで、何か今、庁舎の建てかえが先か、何が先かじゃなくて、やっぱ言ったことをやるちゅうのんが。  後で庁舎の話は出たり、平和ミュージアムみたいなことは後で出た、言ったことをですね、課長にもちょっと強く言ったんですが、やっぱ今の時代に合ったことをしっかりやっていくということですね。  今、課長からの答弁でわかりました。確かに金額の格差がありますわね、わかります。けど、やると言ったことをまず、言ったことをやるちゅうことをどうぞよろしくお願いします。この件については結構です。  先ほど、改選のときにはしっかり伝えるというような感じなんですが、どうも私の記憶にはですね、まだ議会が採択したものが絶対一番とは思いませんが、やっぱ議会で採択したことは地域の人を、地元から選出された議員が印鑑をつき、議長にお願いをして議会でどうじゃろうかちゅうて現地まで行ってくれてしたということは、相手にとってはしてくれると。じゃあ、議員何しよんのか、市長何しよんのかちなると思うんですよ。その印鑑ついてる方は重みですよね。そこをしっかりですね。全部の課長さんに言いたい、みんな起きてますかね。  それはね、議員が偉いとかはないと思うんです。やっぱ一緒になってね、是永丸に乗って一緒に行くんなら、やっぱばらばらな意見を言ってもですね、悪いと思うんです。こういう請願・採択したことについては、優先権があるか、その辺で難しいところはあると思うんですけどね、やっぱ議会で採択したことについては、しっかりこういうことがあるから、さっきの水道のこともこの辺がおかしいとか、この辺ができんとか、しっかりその辺の旨を伝えていただければですね、こっちもまた相手についてこういうふうに行政から言われたち、こういうことだと、我々も説明責任があると思うんです、当然行政はあると思うんですけどね。そういうのも協議しながらですね、しっかり、大変大きなプロジェクトを控えてますよ。先ほどの防災無線のこともやらんならんことだなと。  いろんな意味でですね、予算がかかることだと思うんですが、でもこれは予算がかかるかもわからんけど、言ったことの統一ということですので、この採択のこともそうなんですが、そういう意味でですね、皆さんと一緒にやっていかなならんかなと、時代が大変厳しいですね。  夕べの討論の中に、カジノですね。誰か、我が好いちょるき、よかろうがち言うたき、俺好かんちゅうて言うたんですよ。やっぱそれだめなんですよね。そんなんで稼いでもだめなんですよ。汗水かいてですね、子供の教育も一緒になってしっかりやっていくということでですね。  余分なことを言いましたが、これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で大隈尚人議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第一、市政に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日九日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、ここで議会事務局長より発言の申し出がありますので、許可します。  議会事務局長 川野慎三君。 ◯議会事務局長(川野慎三君)皆さん、お疲れさまでございます。事務局長の川野でございます。
     議案質疑についてお知らせいたします。  議案質疑の通告は、あす十二月九日の午前十時までとなっております。議案質疑は通告なしでもすることは可能でありますが、的確な説明をさせていただくために、議案に対する質疑がありましたら、できるだけ事前通告をお願いいたします。  なお、自己所属の常任委員会に関する議案につきましては、質疑は控えると内規及び先例に規定しておりますので、御注意ください。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労さまでした。                     散会 午後三時三十五分 宇佐市議会...