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2016年12月06日 平成28年第5回定例会(第2号) 名簿
2016年12月06日 平成28年第5回定例会(第2号) 本文

  • 暴力団排除対策(/)
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  1. 宇佐市議会 2016-12-06
    2016年12月06日 平成28年第5回定例会(第2号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
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    2016年12月06日:平成28年第5回定例会(第2号) 本文 (453発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (二日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(中島孝行君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十四名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成二十八年十二月第五回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  議会運営委員会の結果について報告を求めます。  議会運営委員長 大隈尚人君。 ◯議会運営委員長(大隈尚人君)皆さん、おはようございます。いよいよ今年も終わりになりました。それでは、議会運営委員長の大隈でございます。議会運営委員会の結果について、御報告をいたします。  先ほど、議会運営委員会を開催し、執行部より提出のありました追加議案、議第百七号から議第百十二号、六件について概要説明を受けた後、協議いたしました結果、本日の日程に追加すべきものと決定いたしました。なお、変更後の議事日程につきましては、お手元印刷配付のとおりであります。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ◯議長(中島孝行君)本日の議事日程は、市政一般に対する質問となっておりますが、ここで議事日程の追加についてお諮りいたします。  ただいま市長から印刷配付の追加議案書のとおり、議第百七号から議第百十二号までの六件が提出をされました。  この際、議第百七号から議第百十二号までの六件を本日の日程に追加したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)御異議なしと認めます。  よって、議第百七号から議第百十二号までの六件を本日の日程に追加することに決しました。  なお、変更後の議事日程は、印刷配付のとおりであります。
      ~ 日程第一 追加議案上程(議第百七号~議第百十二号) ~ ◯議長(中島孝行君)日程第一、議第百七号から議第百十二号までの六件を一括上程し議題といたします。  提案理由並びに議案の内容についての説明を求めます。  宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。  追加議案の提案理由について御説明をいたします。  議第百七号は、平成二十八年度宇佐市一般会計補正予算(第五号)案でございますが、補正額は二千二百四十万円の増額で、累計予算額は三百六億五千七十万円となります。  今回の補正予算案は、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて、市議会議員、市長、副市長及び教育長の期末手当の額並びに職員の給料及び勤勉手当を改定するための予算を追加するものであります。  歳出補正の内容につきましては、市議会議員に係る期末手当が五十万円、特別職及び一般職に係る期末・勤勉手当が二千七十二万円などの増額となっております。  議第百八号、宇佐市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、議第百九号、宇佐市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び宇佐市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、議第百十号、宇佐市職員の給与に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて、市議会議員、市長、副市長及び教育長の期末手当の額並びに職員の給料及び勤勉手当を改定するため、改正を行うものであります。  議第百十一号は、工事請負契約の締結についての件でございますが、これは宇佐市平成の森公園クラブハウスほか建築主体工事を行うため、一般競争入札を実施いたしましたので、宇佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第二条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  議第百十二号は、工事請負契約の締結についての件でございますが、これは宇佐市平成の森公園陸上競技場改修工事を行うため、一般競争入札を実施いたしましたので、宇佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第二条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上をもちまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)以上で、提案理由並びに議案の内容についての説明を終わります。   ~ 日程第二 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第二、市政一般に対する質疑を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成二十八年十二月六日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃四番    │一、インフルエンザ予防接種一部助成につ  │市長及び  ┃ ┃多田羅純一君│  いて                 │担当部課長 ┃ ┃      │ (1)昨年のインフルエンザ予防接種状況は。 │      ┃ ┃      │ (2)十三歳未満までの二回目接種を一千円  │      ┃ ┃      │  で接種出来る様補助できないか。    │      ┃ ┃      │二、学童保育の施設について        │      ┃ ┃      │ (1)利用者増が見込まれる施設と増設予定  │      ┃ ┃      │  の施設は。              │      ┃ ┃      │ (2)小学校空教室を児童クラブや地域のコ  │      ┃ ┃      │  ミュニティなどに開放等できるか。   │      ┃ ┃      │ (3)やっかん児童クラブの施設は学校内に  │      ┃ ┃      │  建設出来ないのか。          │      ┃ ┃      │三、農業者トレーニングセンター興農綱  │      ┃ ┃      │  五郎会館)について          │      ┃ ┃      │ (1)現状の利用者数と利用目的は。     │      ┃ ┃      │ (2)防災の観点から北部校区として農業者  │      ┃ ┃      │  トレーニングセンターは必要だと思う  │      ┃ ┃      │  が市の考えは。            │      ┃ ┃      │ (3)耐震強度が不足しており、「早急に建  │      ┃ ┃      │  替えてほしい」と地元より要望がある  │      ┃ ┃      │  が建替え出来ないか。         │      ┃ ┃      │四、天津海岸について           │      ┃ ┃      │ (1)天津海岸に海浜公園を作れないか。   │      ┃ ┃      │ (2)標的跡が見える海岸として整備しない  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │五、企業誘致促進について         │      ┃ ┃      │  他市に負けない魅力ある制度はあるか。 │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十三番   │一、第一種農地の農振除外をめぐる諸問題  │市長及び  ┃ ┃用松律夫君 │  について               │担当部課長 ┃ ┃      │ (1)昨年度七万四千二百四十一平方メート  │      ┃ ┃      │  ルの第一種農地が農振除外されている  │      ┃ ┃      │  が、宇佐の農業にとっての影響は。   │      ┃ ┃      │ (2)農振除外の検討委員会では、議事録も  │      ┃ ┃      │  作成されていないが、改善が必要では。 │      ┃ ┃      │ (3)ダイナムの進出に伴う説明で建設予定  │      ┃ ┃      │  地がすべて第三種農地と説明したのは  │      ┃ ┃      │  なぜか。               │      ┃ ┃      │二、市長は、来年四月の市長選にあたり、  │      ┃ ┃      │  初志を貫くために退職金半額削減の公  │      ┃ ┃      │  約を守るべきではないか。       │      ┃ ┃      │三、市内の学校では、PTAの役員等を対  │      ┃ ┃      │  象に「部落差別」についての学習会を  │      ┃ ┃      │  行い、感想文まで書かせているが、行  │      ┃ ┃      │  き過ぎではないか。          │      ┃ ┃      │四、平和ミュージアム(仮称)について   │      ┃ ┃      │ (1)戦闘機を四機展示する計画が進められ  │      ┃ ┃      │  ているが、一億円もかけて模型を作成  │      ┃ ┃      │  し、展示するのは、やめるべきでは。  │      ┃ ┃      │ (2)核兵器廃絶コーナーや九条コーナー、  │      ┃ ┃      │  原爆の火の設置はどうなったのか。   │      ┃ ┃      │五、入札を巡る諸問題について       │      ┃ ┃      │ (1)ごみ処理建設をめぐり、暴力団介在  │      ┃ ┃      │  情報が流れたが、真相究明はどこまで  │      ┃ ┃      │  進んだのか。             │      ┃ ┃      │ (2)プロポーザル方式のメリットとデメリ  │      ┃ ┃      │  ットは。               │      ┃ ┃      │六、子育て支援について          │      ┃ ┃      │ (1)給食費の助成について。        │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市独自の給付型奨学金の拡充を。  │      ┃ ┃      │ (3)入学祝い金の支給は四月中に支給する  │      ┃ ┃      │  ことになったのか。          │      ┃ ┃      │七、議長命令とは言え、市の職員が市民や  │      ┃ ┃      │  議員活動権の制限に関する事項の決定  │      ┃ ┃      │  に協力するのは行き過ぎではないか。  │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十八番   │一、児童における読書のススメの取り組み  │教育長   ┃ ┃中村明美さん│  について               │図書館長  ┃ ┃      │ (1)九月議会での一般質問後、市立図書館  │      ┃ ┃      │  の対応はすばやく、可能な範囲で善処  │      ┃ ┃      │  してくれた。年度途中からという事も  │      ┃ ┃      │  あり、来年度に向けて施設の整備や、  │      ┃ ┃      │  読育の推進に更なる取り組みを期待し  │      ┃ ┃      │  ている。今年の県との連携による「子  │      ┃ ┃      │  ども司書」事業について、現場での感  │      ┃ ┃      │  想をお聞きしたい。また、学校図書館  │      ┃
    ┃      │  の活用について、各学校はどういう取  │      ┃ ┃      │  り組みをしているのか。教育委員会と  │      ┃ ┃      │  しては、どういう指導をしたり、把握  │      ┃ ┃      │  をしているか。            │      ┃ ┃      │ (2)図書に親しむ取り組みで再三、子ども  │      ┃ ┃      │  司書を取り上げてきたが、実際この研  │      ┃ ┃      │  修に参加してみると色んな勉強ができ  │      ┃ ┃      │  ることがわかった。各学校でも、もっ  │      ┃ ┃      │  とこの制度を活用して、子ども同士で  │      ┃ ┃      │  読み聞かせをしたり、また、これを通  │      ┃ ┃      │  じてポップなどの勉強も出来るし、読  │      ┃ ┃      │  み聞かせも逆に家庭に帰って、親に聞  │      ┃ ┃      │  かせるような取り組みをする方が、受  │      ┃ ┃      │  動的な支援より子ども達の自立的な成  │      ┃ ┃      │  長を促せるのではないかと思うが、そ  │      ┃ ┃      │  ういう学校での読書のススメ方は出来  │      ┃ ┃      │  ないか。               │      ┃ ┃      │二、学校給食のパンについて        │教育長   ┃ ┃      │ (1)二学期から、市内のパンメーカーで焼  │主管課長  ┃ ┃      │  いていた給食パンが中止になり、食パ  │      ┃ ┃      │  ンになってしまった。経緯を聞きたい。 │      ┃ ┃      │  今後の方針は。            │      ┃ ┃      │ (2)この際、小麦パンから米粉パンに変え  │      ┃ ┃      │  ることは出来ないか。以前と違いグル  │      ┃ ┃      │  テンフリーの認識もまた加工技術も上  │      ┃ ┃      │  がっている中で、(地元産の)米粉を  │      ┃ ┃      │  使えれば、主食の地産地消となるし、  │      ┃ ┃      │  小麦アレルギー体質の子ども達も皆と  │      ┃ ┃      │  同じパンを食べれるようになる。検討  │      ┃ ┃      │  の余地があるのではないか。      │      ┃ ┃      │三、高齢者の自動車運転免許証の返納支援  │市長    ┃ ┃      │  について               │企画財政課長┃ ┃      │ (1)昨今、高齢者の運転による交通事故が  │      ┃ ┃      │  大きくクローズアップされている。宇  │      ┃ ┃      │  佐市は、現在、七十歳以上の高齢者を  │      ┃ ┃      │  対象に返納された方に、バスの回数券  │      ┃ ┃      │  を贈っているが、その利用状況と反応  │      ┃ ┃      │  はどうか。地域的な反応の違いはない  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)返納者へのサービスは、バスの回数券  │      ┃ ┃      │  と、コミュニティーバスの回数券を贈  │      ┃ ┃      │  っているようだが、中心部と山間部で  │      ┃ ┃      │  は、バスの回数も移動頻度も全く違う。 │      ┃ ┃      │  そもそもバスが走っていない地域にあ  │      ┃ ┃      │  っての利用は活用のしがいがない。バ  │      ┃ ┃      │  スの回数券をタクシーの割引制度に変  │      ┃ ┃      │  えることは出来ないか。        │      ┃ ┃      │四、市長の在任期間での政策の達成度と成  │市長    ┃ ┃      │  果について              │      ┃ ┃      │ (1)是永市政になって、早や二期八年も残  │      ┃ ┃      │  り四ヶ月となったが、市長就任以来、  │      ┃ ┃      │  具体的な成果と言うものを自身として、 │      ┃ ┃      │  どのような取り組みをし、成果として  │      ┃ ┃      │  認識しているか。具体的な項目を挙げ  │      ┃ ┃      │  て、説明を求める。          │      ┃ ┃      │ (2)今後の展望として、遣り残したものや、 │      ┃ ┃      │  次なるステップアップ的なビジョンを  │      ┃ ┃      │  考えているのか。           │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二十番   │一、是永市政について           │市長    ┃ ┃永松 郁君 │ (1)二期目の市長としてまもなく任期を終  │担当部長  ┃ ┃      │  えるが、この間の成果と課題について  │課長    ┃ ┃      │  問う。                │      ┃ ┃      │ (2)二期目任期満了まで四ヶ月余りだが、  │      ┃ ┃      │  三選出馬について、是永市長の心情、  │      ┃ ┃      │  考えを伺いたい。           │      ┃ ┃      │二、今夏参議院議員選挙で、十八歳以上の  │      ┃ ┃      │  選挙が実施された。宇佐市での十八歳  │      ┃ ┃      │  から十九歳の投票率は。又、課題等   │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │三、地形の調査、不法投棄、農業分野、災  │      ┃ ┃      │  害時の状況確認等、ドローンの活用方  │      ┃ ┃      │  法は大きいが、宇佐市での取り組みは。 │      ┃ ┃      │四、高齢者の重大事故が全国で相次いでい  │      ┃ ┃      │  る。宇佐市での対策は。        │      ┃ ┃      │五、地域おこし協力隊の宇佐市定住者数は。 │      ┃ ┃      │六、学校給食について           │      ┃ ┃      │ (1)新年度より五種類の食物アレルギー除  │      ┃ ┃      │  去が始まるが、関係者等の周知は。   │      ┃ ┃      │ (2)学校給食の残渣について伺う。     │      ┃ ┃      │七、通学路の外灯設置の状況について伺う。 │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(中島孝行君)まず、四番 多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)皆さん、おはようございます。議席番号四番 市民連合の多田羅純一でございます。  本日、お忙しい中、傍聴に来てくださった皆様、本当にありがとうございます。今回はですね、十六名の議員が一般質問を行うということで、ここ直近ではですね、最多数じゃないかなというふうに思っております。また、くじ運がよくてですね、今回、私、初めて一番を引き当てましたので、四日間のトップバッターをですね、元気よく行かせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、一般質問に入らせていただきますが、今回、五項目十一点の質問をさせていただきます。  一項目め、インフルエンザ予防接種一部助成についてです。  一点目、昨年のインフルエンザ予防接種の状況は。  二点目、十三歳未満までの二回目の接種を千円で接種できるように補助できないか。  二項目め、学童保育の施設についてです。  一点目、利用者増が見込まれる施設と増設予定の施設はです。  二点目、小学校空き教室を学童クラブや地域のコミュニティなどに開放できるのか。  三点目、やっかん児童クラブの施設は学校内に建設できないのか。  三項目め、農業トレーニングセンター、興農綱五郎会館についてです。  一点目、現状の利用者数と利用目的は。  二点目、防災の観点から北部校区として農業トレーニングセンターは必要だと思うが、市の考えは。確認したいと思います。  三点目、耐震強度が不足しており、早急に建てかえてほしいと地元より要望があるが、建てかえできないかです。  四項目め、天津海岸についてです。  一点目、天津海岸に海浜公園を作れないか。
     二点目、標的跡が見える海岸として整備しないか。  五項目め、企業誘致についてです。  一点目、他市に負けない魅力ある制度はあるのか。  以上です。一回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)それでは、多田羅純一議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、農業者トレーニングセンター、興農綱五郎会館についての一点目、現状の利用者数と利用目的はについてでありますが、当該施設は、昭和五十二年に農村在住者の相互連帯意識の高揚及び生活改善研修活動の中枢施設として、農村施設等総合整備事業で設置されたもので、建設に当たり故渡邉綱雄氏から多額の御寄附をいただいたことから、研修会館を興農綱五郎会館と称し、長くその栄誉をたたえているところであります。  平成二十七年度の利用者数は、体育館が八千五百五十一人、研修室、談話室が千三百三十五人、合計九千八百八十六人となっております。利用目的につきましては、体育館が主にバレー、卓球、バドミントン、研修室、談話室が主に地域の各種会合に利用されております。  二点目、防災の観点から北部校区として農業者トレーニングセンターは必要だと思うが市の考えはと、三点目、耐震強度が不足しており早急に建てかえてほしいと地元より要望があるが建てかえはできないかについては関連がありますので、一括してお答えをいたします。  本施設は、防災上の観点からも重要な施設であると認識しておりますが、建設後三十八年が経過をし、耐震性を含め全体的な老朽化が進んでおり、抜本的な施設整備の見直しが必要と考えております。これまで耐震化の方向で検討してまいりましたが、耐震化にあわせて改修したケースと全面建てかえしたケースを比較いたしますと、ほぼ同程度の費用であることがわかりました。そのため、今後、地域コミュニティ機能をあわせ持った複合施設等も視野に、利用目的の変更や整備方法、財源確保も含めて、地元の皆さんと協議を行ってまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めのインフルエンザ予防接種一部助成についてと二項目めの学童保育の施設についての一と三を、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の土居でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、インフルエンザ予防接種一部助成についての一点目、昨年のインフルエンザ予防接種状況はについてでございますが、現在、インフルエンザワクチン接種は高齢者に対しては六十五歳以上の人に定期接種として、子供につきましては任意接種として中学生以下の子供を対象に、一回に限って千円の自己負担で接種できるよう費用の一部を助成しております。  接種者数は、高齢者が一万一千五百四十三人で接種率六〇・六%、子供は三千二百七十三人で接種率四二・四%でした。  二点目、十三歳未満までの二回目接種を千円で接種できるよう補助できないかについてでございますが、子供のインフルエンザ予防接種は、十三歳未満は二回の接種が必要となっております。任意の予防接種であるため、県下でも助成している団体は十団体で、うち二回助成を行っている自治体は五団体あります。  本市は一回分の助成となっておりますが、昨年度、インフルエンザのワクチンが、A型二種類、B型一種類に対応する三価ワクチンから、A型二種類、B型二種類に対応する四価ワクチンに変更され、ワクチン単価は五百円ほど値上げとなったものの、本市では自己負担千円を変更とせず、一回当たり三千百四十円の助成を行っており、助成額としては、二回助成している自治体と比べても県下で高いものとなっております。  議員御質問の助成の拡大には多額の予算が必要になると見込まれますので、国の予防接種制度の改正、県の助成事業の取り組みがなされた段階で、他の自治体の状況を見ながら考えてまいりたいと思います。  次に、二項目め、学童保育の施設についての一点目、利用者増が見込まれる施設と増設予定の施設はについてでございますが、放課後児童クラブは、現在、市内二十一カ所で運営しており、六百三十四人の児童が利用しております。宇佐市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例において、定員が四十人を超える放課後児童クラブに対しては、平成三十二年三月三十一日までにおおむね四十人以下とする旨を定めております。現在、定員超過となるのは、やっかん児童クラブ、豊川児童クラブ、四日市児童クラブ及び児童クラブなかよしの四施設で、期限までに解消することとしております。  三点目、やっかん児童クラブの施設は学校内に建設できないかについてでございますが、駅館小学校は市内でも児童数の多い学校であるにもかかわらず学校敷地が狭く、学校敷地内での新たな児童クラブの建設は困難なため、本年十月より近隣のビルの一室を借りて第二児童クラブを開設しました。利用児童数は今後も増加傾向にあるため、施設のあり方についてはやっかん児童クラブ運営委員会や関係機関と協議してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの学童保育の施設についての二を教育次長 高月晴彦君。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)皆さん、おはようございます。教育次長の高月です。四番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  二項目め、学童保育の施設についての二点目、小学校空き教室を児童クラブや地域のコミュニティなどに開放等できるかについてですが、市教育委員会では、空き教室及び体育館等の学校施設について、これまでも児童クラブやまちづくり協議会等の団体に対し、学校教育に支障のない範囲内で、かつ学校運営上支障がなければ、状況に応じて学校施設の使用を許可しております。今後も、使用について申請があった場合は、使用団体、使用目的、セキュリティー面等を十分審査した上で、学校教育及び学校運営上支障がなければ、使用について許可は可能であると考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、四項目めの天津海岸についてを建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の原田です。四番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  四項目め、天津海岸についての一点目、天津海岸に海浜公園を作れないかについてですが、市には平成二年に漁協の協力のもと、国の補助事業を活用して整備した和間海浜公園があります。昨年度、トイレを改修し、現在、駐車場整備に取り組んでいるところです。  議員御質問の天津海岸での新たな海浜公園の整備につきまして、県などの関係機関へ確認したところ、当時、和間海浜公園を整備した補助事業が見直され、現時点では計画場所の選定や安全性、施設管理や費用対効果などあらゆる検討が必要であり、国の補助事業を活用した公園整備は大変厳しいとの回答でした。  二点目、標的跡が見える海岸として整備しないかについてですが、宇佐海岸の漁港区域以外の海岸については国の所有であり、管理及び整備については県が行っています。  東日本大震災後、県により海岸施設の見直し検討や長寿命化計画が作成されつつあるため、海岸整備についても、現段階においては困難と思われます。  しかしながら、天津の海岸では環境保全の取り組みとして、ふるさとクリーン作戦を天津地域づくり協議会、北部中学校、天津小学校及び地元保育園の方々に実施していただいていますので、地域活動を支援しながら、当面は海岸管理者であります県に対し、標的跡などの遺構に配慮した海岸整備をお願いしていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、五項目めの企業誘致促進についてを経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)おはようございます。経済部長の山本でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えいたします。  五項目め、企業誘致促進について他市に負けない魅力ある制度はあるかについてでございますが、本市はこれまで県内トップとなる優遇制度を活用し、企業誘致に取り組んでいますが、他市と比べて特筆すべき制度として、環境配慮設備奨励金、福利厚生施設奨励金及び住宅手当負担奨励金が挙げられます。  環境配慮設備奨励金は、周辺住民への環境配慮の一環として、騒音、振動、臭気等環境に配慮した設備の導入に対して助成するもので、福利厚生施設奨励金は、社員の福利厚生向上を目的に食堂や娯楽施設等の設置に対して助成する制度でございます。また、住宅手当負担奨励金は、転入した社員の住宅に係る手当に対し、月二万円を上限に三年間助成するものでございます。  さらに、本年度、地元企業への就業促進と定住を目的といたしまして、UIターン者を対象とした奨学金返還支援事業補助金を県内市町村では初めて創設いたしました。  加えて、進出後のフォローアップを目的に、進出企業のトップをお迎えしての情報交換交流会を継続して東京、大阪で開催しており、ホットな企業ニーズや企業情報を企業誘致施策にフィードバックするなど、県内唯一の取り組みとなっているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  四番 多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)それではですね、順次質問をさせていただきます。  一項目めのインフルエンザ予防接種一部助成についてですが、一点目の昨年のインフルエンザの予防接種状況はということで、今年もですね、インフルエンザがはやる時期になってきましたが、年々増加してるのか、減少してるのかということで、ちょっと確認したいと思います。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)健康課長の祥雲です。四番 多田羅議員の再質問にお答えをいたします。  インフルエンザの受診率の状況はということでございますけども、受診率につきましては、子供の場合は、平成二十六年度が四七・〇%から昨年平成二七年度につきまして四二・四%となっており、四・六%の減となっております。また、高齢者につきましても、平成二十六年度は六一・五%から平成二十七年度は六〇・六%となり、〇・九%の減となり、子供、高齢者ともに減少をしております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)昨年よりインフルエンザワクチンの接種単価の上昇に伴う個人負担の低減で予算を組まれておりまして、本当に必要とされている皆さんも大変助かっていると思いますけども、子育て世代ですね、特に小学生の多子世帯の保護者に対しましては、高いという声がですね、かなり聞きます。接種率が上がらない要因と、その辺、考えられますでしょうか。どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)お答えをいたします。  昨年度、単価の値上げによりまして、十三歳未満の二回接種が必要な子供さんにつきましては、やはり二回目の助成がありませんので、負担が増えたということで減少したということも一つありますけども、負担の変わらない高齢者の減少もあるということでございますので、昨年度は割と暖冬だったということで、インフルエンザの流行も遅く、少なかったのではなかろうかなというふうに私どもは考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)次のですね、十三歳未満までの二回目接種を千円で接種できるようにできないかということで、答弁のほうにもありましたけれども、助成額、他自治体と比べても、県下でも高いものになっているということでもありますけども、年度においては、二回接種を行う場合はですね、全額自己負担となりますということで、費用の助成はありません。  これ、前回もお話のほうさせていただきましたけども、二回接種が推奨されているのが十三歳未満の小学校六年ごろまでですね。ゼロ歳から六歳は大分ホットクーポンを使えばですね、一回目、二回目はほぼ無料になると思います。六歳から十三歳未満は、一回目が一部助成されて千円で、二回目の接種がですね、約四千円、計五千円という形になると思います。十三歳から十五歳までは一部助成が出てるので千円で予防接種が打てるということになってますんで、小学生の保護者ですね、予防接種の負担が高いということになってますんで、ぜひ、この辺、ちょっと検討していただきたいなということを思っておりまして、また、もともとですね、インフルエンザの予防接種の一部助成した経緯をですね、ちょっとお伺いしたいなというふうに思いますんで、よろしくお願いします。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)助成に至った経緯ということでございますけども、子供に関するインフルエンザの助成につきましては、平成二十五年度から今と同じく一回目、千円の負担で済むような助成を行っております。その助成を行った経緯は、二回接種が必要なお子様につきましては、当時でも七千円程度かかりましたので、子育て中の保護者の要望もありまして、子育て支援の一環として経済的な負担軽減を図るとともに、負担軽減をすることで受診しやすくなるということになりますので、子供の健康を守りたいということで助成を行った経緯がございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)経済的負担をですね、低減する目的も狙いの一つだと思いますけども、インフルエンザにかかったときはですね、学校保健安全法の施行規則によってですね、発症してから五日間を経過し、かつ解熱した後二日間、幼児に当たっては三日間を経過するまでですね、学校や幼稚園を休むことということで定められております。子供がインフルエンザにかかれば、保護者は約一週間ぐらい会社等休まなくてはならなくなりませんし、また親ですね、にうつれば、発症後、解熱日の二日後まで療養期間という形になりますんで、一時的には経済的負担が増になるというふうに思っております。そういったところの観点ですね、子育ての支援をぜひちょっとお願いしたいなというふうに思っております。  で、後、次に行きますけども、なぜ十三歳まで二回接種しなければならないのかということで、ちょっと質問したいと思います。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)お答えをいたします。  十三歳未満までは二回接種しなければならないという理由につきましては、インフルエンザワクチンにつきましては、不活化ワクチンというふうに呼ばれておりまして、一回接種しただけでは効果が一カ月で消滅をしてしまうということでございます。ですが、この時点で、大体一回打ってから一週間から四週間の時点で二回目のワクチンを接種すると、免疫増幅効果というものがございまして、一回目よりもはるかに高い免疫力がつくということで、免疫力が数カ月間持続してくれるということでございます。  十三歳以上の方が一回で大丈夫なのは、過去に類似のインフルエンザにかかっていることが多いためということを言われております。インフルエンザワクチンには一度かかった人の免疫を呼び戻す効果がありまして、これをブースター効果と言うそうですけども、これが十三歳以上の方にはあるというふうに聞いております。十三歳未満は、この免疫力が少ないために二回接種が必要だというふうに言われております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)今言われたとおりですね、免疫がつきにくいという、また、つかないため二回接種するというふうにされてます。必要とされてます子供たちはですね、二回分の補助をしっかり免疫がつくまでですね、また効果があるまで助成しなければ、医療費の削減、保護者の経済的負担を軽減することにならないと思いますけども、その辺どう思いますか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)確かに、医療費の削減につきましても、インフルエンザに罹患をしなければ、インフルエンザにかかって病院にかかることがないと思いますので、医療費の削減には結びついてくるだろうというふうには思いますが、ただ、インフルエンザにつきましては、ワクチンを打ったからといってかからないというわけでもないのも一つの特徴でございますので、助成額を増やしたからといって医療費が直接削減するかどうかというのは、現時点では不明でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)先ほどもありましたとおり、インフルエンザを打ったからということで、絶対にかからないということにはならないと思います。で、また、必要な方に対しましては大変有効的な任意接種でありますんで、ちょっと前向きな検討を今後ちょっとお願いしたいなというふうに思います。  で、また、今回はですね、熊本地震の影響で厚生労働省から、ワクチンの生産が前年度比で約一〇・四二%の供給減になることから、予約を受け付けている健康機関も増加しているというふうな形でありますんで、早目のワクチン接種をお願いしたいなというふうに、皆さんにはお勧めしますということであります。  今年はもう、自分は予防接種打ったんですけども、間に合いませんですけども、効果があるまでの助成っていうところの観点で、ぜひ二回目の接種をですね、千円で接種できるようにお願いし、次に行きたいと思います。  続いて、二項目めの学童保育の施設についてです。  一点目、利用者増が見込まれる施設と増設予定の施設はということで、今、四つの施設が期限までに解消するということで答弁いただいておりますけども、三十二年三月三十一日までにおおむね四十名が対象となる四つの施設について計画しているということなんですけども、二十八年の十二月、今、十二月なんで、あと三年と四カ月になりますけども、解消はできるんですかっていうのをちょっと心配なんでお伺いします。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。お答えをいたします。  確かに、三十二年の三月三十一日までという期限がございまして、今、先ほど挙げました四施設においてですね、まだ中の部屋が広くて、その中を仕切ったり、もう一つ部屋を使うことで第二が作れるというところもありますし、新たにどこか場所を探すとかしなければならないという施設もございます。何とか地域の方々や関係する運営委員会の委員さん方とも御協力、御相談をさせていただいて、何とか解消するように努めたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)来年のですね、一年生が入ってきたときに対応できるのかというところをちょっと心配してまして、そういった人数とかも把握されてますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  全てのところにまだ把握はできておりません。ただ、議員の御質問にあります駅館小学校のほうに関しましては、人数が、二十人ぐらいは一年生がいるんじゃないかというふうにお聞きをしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)一番困るのはですね、小さい子供を抱えている主婦になります。子供が小さいうちは誰かが家で見守らなくてはいけませんし、しかし、経済的な理由で休業中の仕事に復帰したいと願う女性も多数います。共働き、ひとり親家庭の子供たちは平日の放課後、土曜日、夏休み等は家庭にかわる毎日の生活の場として学童保育で過ごしていると。  保護者の帰宅時間が遅くなる傾向の中ですね、学童保育の開設時間も全国的には延びておりまして、子供たちは小学校で過ごす時間よりも、学童保育で過ごす時間が増えております。子育てにとってはですね、大変重要でありまして、窮屈なところではさまざまなトラブルも発生してるということになります。  で、先ほどやっかん児童クラブの件については二十人ぐらい、何か使うというふうに聞いたんですけども、六年生が抜けた後、二十人入って、今の施設で可能なんですか。ちょっとそこだけ確認させていただきたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  確かにやっかん児童クラブのほうで数が増えるというようなお話で、先ほどもありました今年の十月に第二クラブを作りました。それにおいても、まだ場所的には狭いのではないかというふうに考えております。第一と第二でどんなふうに対応ができるか、今からの検討というか、支援員さん方とも一緒に考えていくことになると思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)今後、学童の待機児童が発生すると、お母さんたちも会社をやめなくてはならなくなります。さらに、生活のほうが苦しくなります。貧困率も上がることになりますし、そういった事態にならないようにですね、しっかり学童保育の計画を作っていただいて、待機児童が出ないように、またお母さんたちが仕事にしっかり専念できるようにですね、早期の対応をちょっとお願いしまして、次に行かせていただきます。
     続いて、小学校空き教室を児童クラブや地域のコミュニティなどに開放できるのかというところで、状況に応じて学校の施設の使用の許可をしておりますということなんですけども、これ、誰の許可が要れば使用可能となるのか、ちょっとよろしくお願いしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)教育次長。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)多田羅議員の再質問にお答えいたします。教育次長の高月です。  使用につきましては、教育委員会の許可ということになっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)今後、それなら教育委員会のほうの許可がおりれば、空き教室、または調整してあけて、教室をですね、児童クラブやコミュニティなどに使えたりする方向になるんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)教育次長。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)再質問にお答えします。  教育委員会のですね、申請があって、先ほどお答えしたように、学校運営上に支障がなければという条件がつきますけど、教育委員会のほうでそれらを精査して、問題がなければ許可できるということになります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)今回、ちょっと質問した内容になりますけども、全国ではですね、空き教室を利用しているクラブや地域のコミュニティの拠点としてですね、いいケースなんですけども、御近所のお年寄りが気軽に集まれる場所を提供してるというところもありまして、学校内への侵入犯罪等、以前のほうはよくそういったところで報道されていたんですけども、地域のコミュニティの拠点としてですね、利用して、その利点としてましては、不審者が校内に入ったときにでもですね、見知らぬ人がいた場合、声をかけていただいて、お年寄りがですね、その役割を担ってもらうなどの防犯にもお金をかけず、知恵を絞っている自治体もあります。  また、厚生労働省のほうは、放課後児童健全育成事業のほうで二十七年度の実績状況を取りまとめしておりまして、冒頭で、放課後クラブは、小学校の空き教室や児童館などで、共働き家庭の小学校に就学してる児童に放課後等の適切な遊び場所や生活の場を提供する、また、安全・安心な居場所でありまして、文部科学省と共同で策定した放課後子ども総合プランに基づいて、平成三十一年度末にまでに約三十万人の新たな受け皿を整備するというふうにうたわれております。  あと、今後ですね、ちょっと質問になりますけども、宇佐市で小学校の空き教室をですね、利用しようとして、これ、申請がないとという話だったんですけども、そういったのを事前に何か検討しているような場所っていうのを、小学校等あればですね、ちょっと教えていただきたいんですけども。 ◯議長(中島孝行君)教育次長。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)再質問にお答えします。  空き教室につきましては、今、小学校につきましては、複式学級の解消とか習熟度別の小人数教室など有効利用を図っておりまして、現状では空き教室はないというふうに把握しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)わかりました。  それではですね、次に行きます。  やっかん児童クラブの施設は学校施設内に建設できないのかということで、場所が狭いっていうふうに答弁でもありましたけども、やっかん児童クラブの第二クラブの店舗がですね、急速な対応していただいて、保護者の方からも本当にありがとうございましたというふうに連絡のほうを受けまして、私も第二児童クラブのほうを見にいってまいりました。  学校からですね、大分離れたところにありまして、子供たちが歩いて通っており、先生方もですね、二名体制で交差点で安全確認をしてるなどですね、大変御尽力を尽くされていました。また、駐車場が少なく、近隣とのトラブルもあるということなので、本件については、また別件でちょっと御配慮していただきたいなというふうに思いますけども、私はですね、第一児童クラブの右隣に増設するんかなというふうに思ってましたけども、実際、スペースがないっていうことなんですけれども、あそこの横の物置ですね、あれをちょっとのけてうまくやればあそこに入るんじゃないかなというふうに思ってたんですけども、学校の許可がおりなかったということだったんで、もしですね、今後さらに児童が増えてですね、施設を増設しなければならなくなった際はですね、そういったところの第一児童クラブの右隣に設置することは考えられないのでしょうか。お願いします。 ◯議長(中島孝行君)教育次長。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)教育次長の高月です。再質問にお答えします。  最初の答弁でも申し上げたとおり、駅館小学校は児童数もまだ増えてる状況であります。市内でも児童数の多い学校でありますので、その割に敷地が狭いということで、児童クラブ等でさらに敷地をとりますと、本来の学校運営に支障を来す可能性があると考えられます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)難しいということですけども、これ、製造現場のほうで使ってる言葉でですね、動作経済の四原則っていう、生産性の方法でですね、数同距楽っていう言葉があります。意味はですね、数を減らせないか、同時にできないか、距離を短くできないか、楽にできないかの漢字の頭をとってですね、数同距楽と言いますが、生産性向上において、改善の視点であります。  今回、離れたところに設置して、管理する側の先生たちはですね、管理場所は離れたところに二つ、同時にできることもできない、距離が遠い、楽ではないというふうにおいて、かなり逆行してるんじゃないかなというふうに私思っておりまして、やりづらい運営になってるのは一目瞭然だと私は思っております。  当たり前の話ですけども、学校側が文部科学省、放課後児童クラブが厚生労働省といった縦の組織になっているとは思っております。会計、経費などでいろいろな諸課題があって、大変そういった壁ですね、そういったところがなかなかできないかなというふうに思っておりますけども、これ、ちょっと市長のほうにお願いしたいんですけども、民間ではですね、全体最適活動ということでですね、部門間の壁をですね、垣根を越えていろいろな諸課題のほうに向かって活動してます。学校側、教育委員会もですね、子育て支援課もトップは全て市長でありますので、市長の采配でですね、こういった縦割りの業務改革をね、ぜひちょっとやっていただきたいなというふうに思っておりますし、業務の効率化、壁を取り払ってもらって、全体最適っていう活動をですね、ちょっとやっていただきたいなというふうに思っております。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)多田羅議員の再質問にお答えをいたします。  放課後児童クラブの重要性は、もう十分ですね、承知をしているとこでございます。御指摘のですね、四十人を超える放課後児童クラブについては第二クラブを作っていくという方針でですね、今、最大限尽力しているところでございます。で、第二クラブ作る際に、できるだけですね、近くで負担の少ないようにというのも、もう議員のおっしゃるとおりだと思います。  先般も、私、部課長会議でその同じ言葉をですね、部分最適より全体最適で行政を考えろというふうにですね、部課長会議でも指示をしたところでございます。これは、キヤノンの御手洗会長がですね、常におっしゃってることで、私もですね、そのとおりだと思います。  ただ、学校教育につきましては、教育委員会の所管というところがございますんで、その辺につきましては、教育委員会とも十分御相談させていただきながらですね、今、議員御提案のあったような点についてもですね、一緒に相談しながらまた検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。  で、続いて三項目めの農業トレーニングセンター興農綱五郎会館についてでございます。  利用者数はですね、九千八百八十六名ということで、年間かなりの方が使われてるんかなというふうに思っております。結構、ニーズのほうはあるんですよね。誰に聞いたらいいのかな。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  利用人数、大体年間平均一万人ぐらい弱が、毎年使っているというような状況ではございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)農業トレーニングセンター、通称綱五郎会館ではありますが、偉人であります渡辺綱雄さんが昭和二十六年、「工夫して働く人に不幸なし。家も栄えん、村もまた」の精神を心にした農耕会を設立しております。  で、翌年には、父への恩返しと地域の人のためにということで、当時の糸口村に公園用地や多額の寄附をされましたということで、さらにはですね、興農綱五郎会館の建設に当たり、大部分の資金を提供、私財をもって法人を設立して、宇佐市の農業の興農と豊かで明るい農村づくりに貢献されたということで、今のほうに至るんですけども、以前はですね、確定申告のほうもされていたということで、インターネットの普及が進んでですね、ちょっと詳しくはわかりませんけども、何かのデータを給食センターに飛ばしていたため不便であるということで、役所のほうから申し出があって四日市のほうに集結したということになりますけども、その後、四日市のほうに行かなくてはならなくなったため、大変不便になったというふうに聞いております。これ、今の時代ですね、Wi-Fi環境があって、できないことはないというふうに思っておりますけども、これ、何年ぐらい前の話かわかりますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)税務課長。 ◯税務課長(荒牧 巌君)税務課長の荒牧でございます。  先ほどの確定申告についてはですね、今、eLTAXとかe-Taxとかあってですね、それについて個人で申告する制度が今あるような状況でございますけど、先ほどお話になった、何年前からちゅうのはちょっと、今の私の中でわからないような状況でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)済みません。お年寄りの方が大変近くにあると便利がいいという要望もありますんで、今後ですね、ぜひちょっと検討していただきたいなというふうに思っております。  二番目、三番目ですね、防災の観点から北部校区として農業トレーニングセンターは必要だと思うが市の考えはというのと、耐震強度が不足しており早急に建てかえてほしいと地元より要望があるが建てかえはできないかというところについては、ちょっとあわせて質問させていただきます。  現状ではですね、宇佐市内は各中学校単位でですね、コミュニティセンターのほうがありますが、北部校区としましては農業トレーニングセンターしかなく、地域としてもなくてはならない施設となっております。また、先月ぐらいですね、まちづくり懇話会も、自分のほうも出席させていただきましたが、マイク音がですね、反響して、大変音響が悪くですね、何を言ってるのか全然わからないような形であります。今までですね、集会等をされた方はですね、大変やりづらかったんじゃないかなというふうに思っておりますし、地域の方々も大変難儀してるというふうに聞いております。  現状ではですね、指定避難所としてはですね、機能は防水、洪水、津波に対して三百五十人の収容可能な仕様ではありますけども、残念ながら耐震強度がないことから、地震発生時の避難所としては、現時点、機能されておりません。私も聞いた話ですけども、屋根の重量が重くてですね、地震が来ると落ちる可能性があるというふうに聞いておりますけども、本当でしょうか。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田でございます。  以前、平成二十四年か三年に耐震の調査をしまして、そこでIs値というものが〇・二八ということで、この数字は、倒壊または崩壊する危険性が高いというところで示されたところでございます。それで、その耐震の調査のときに、一番の原因というのは、体育館の屋根が構造上、非常にあれが重たいということで、これが一番の問題であるということは指摘を受けているところではございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)かなり、地震が来たら危ないということで、認識はしました。  それとですね、今年になってですね、配布されました公共施設の白書のほうになりますけども、この農業トレーニングセンター、綱五郎会館の記載は全く多分なかったと思うんですけども、今後、協議を行ってまいりたいということになってますけども、前向きに建てかえという形でよろしいんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)建てかえ、改修、それから使用目的の変更等々も含めたところで検討させていただきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)またですね、もともと宇佐市の農業振興に寄与する目的で建設された施設であります。農業振興の拠点としてですね、これはぜひ残すべきだというふうに考えておりますけども、そこの点についてはどう思いますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)お答えいたします。  設置目的が、もともと農業の事業で建てたということで農政課が所管しておるわけですけど、以前、地元からの要望や請願でありましたように、地域としてはコミュニティセンター的な活用がしたいというところも要望が出されておりますので、そこら辺も含めて、今後どういった方向がいいのかということも含めての検討ということでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)今、体育館の現状ですけども、コンセントの位置も悪く、避難所としてのストーブをたくのにも、西側に差し込み口がないので、延長コードをですね、引っ張ってこないといけません。また、作りが古いので仕方ないとは思いますけども、使いたくても使えないのが現状だと思っております。  現在、農業トレーニングセンターが建っている場所は大変いい場所といいますか、高い位置でもありますので、津波や洪水、またがけ崩れの心配も要らない、大変いい場所じゃないんかなというふうに思いますんで、建てかえの際にはですね、興農綱五郎会館の貢献された歴史、名前をしっかり残してですね、農業トレーニングセンターとして、また、北部校区にはですね、糸口学園や糸口厚生園などの体の不自由な方の施設もありますんで、天津小の体育館のような配慮をされた新築コミュニティセンターをですね、前向きにちょっと検討していただいて、次に行きたいと思います。  四項目めになります。天津の海岸についてでございます。  海浜公園を作れないかというところにつきましては、今年の六月ごろになりますけども、地元の小学校、中学校、保育園の児童がですね、三百五十名ほど集まって、天津の海や川をきれいにする運動っていうことで活動を行いまして、浜辺が大変きれいになりました。また、県の事業で補助をもらって重機を入れて整備をやっているんですけども、台風が来るとですね、上まで海水が来るのでもとどおりになってしまって、大変残念ではあります。子供たちはですね、一生懸命清掃活動等をやってるんですけども、市としてちょっと力をですね、貸していただけないでしょうかという、ちょっと質問させていただきたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)生活環境課長の江口でございます。  ただいま多田羅議員さんからおっしゃられたように、昨年より、県の補助事業によりまして、天津の海や川をきれいにする会と天津地域づくり協議会の協賛でふるさとクリーン作戦と称しまして、海岸の清掃を行っております。  で、今、台風でまたもとどおりになるという御指摘もございました。この大量のごみ、流木等が流れ着いたときには、また別な補助事業がございますので、適時、県と連携をとりながら事業を推進してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)もう少しですね、もうちょっと平らになるというか、結構でこぼこなんですよ。で、低いところもあれば高いところもありまして、かなり広大な砂浜であります。で、和間海浜公園、かなり皆さん行ってるとは思うんですけども、約二倍ぐらいあるんじゃないかなというふうに思っておりまして、子供がですね、学校の遠足やちょっと遊べる場所、お年寄りがですね、グラウンドゴルフ等でですね、汗がかければ気軽に集まれる海岸のほうになると思っておりますんで、ぜひ一度、何とか県だけじゃなくて、市もちょっと協力していただきたいなというふうに思っております。  で、ちょっと次に行きますけども、標的が見える海岸として整備しないかというところでございます。  宇佐市の高家の沖合数キロメートルに平たいコンクリート塊、宇佐海軍航空隊の練習機が魚雷や爆弾投てき時に標的として使用された遺構ですね。これ、市外の方が見に来られた際、今の現状を見てどう思うと思われますか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  昨年ですね、先ほど言いましたとおり、天津地区地域づくり協議会と天津の海や川をきれいにする会、連名でですね、説明板の設置をということで、市のほうに御要望をいただきました。その後ですね、標的が見える位置、ちょうど海岸に入る位置のですね、部分のコンクリートの擁壁にですね、説明板を設置させていただきました。  多くの方、我々も御案内する機会がありますので、海岸から遠くに見えるですね、艦爆標的をただただ眺めるだけではなくて、御案内をしなくても、そこに見学に行った方がですね、その説明板を見て歴史がわかるといったようなところで説明板を設置したところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)これから平和ミュージアム建設に取り組んで、周辺の遺構もこれ以上宣伝して、見に来られる方も多くなるとは思いますけども、標的が最も近くで見れます海岸がですね、天津の海岸のほうになります。今、現状のほうは、先ほどもお話ありましたとおり、艦爆の標的という看板がですね、一枚防波堤に張ってるだけでありまして、かなり寂しい気持ちになりました、私は。ぜひですね、海浜公園的な公園を作ってですね、ぜひ観光もできるようにしていただきたいと思いますし、せっかく来ていただいた市外、市内のお客さんがですね、がっかりしないように、前向きにちょっと検討をお願いしまして、次に行きたいと思います。  最後になりますけども、企業誘致についてでございます。  他市に負けない魅力、制度はあるのかというところでですね、トップとなる優遇制度を活用して企業誘致に取り組んでますというふうに説明がありましたけども、トップの施策の中で一番アピールの度合いが高い制度というのはどれになりますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。再質問にお答えいたします。  先ほど答弁のほうでお答えしたとおり、特筆する制度としてですね、挙げさせていただいたんですが、その中でとりわけということでございますので、私のほうでこれまで企業さんのですね、との取り組みの中で感じてることを紹介させていただきたいと思います。
     特に、環境配慮設備奨励金というものは、これにつきましては、他市もなかなか、最近、豊後高田さんのほうが作ったようですが、なかなかこれは全国的にもない制度でですね、特に現在、工業団地がないという中で、今の企業誘致は民有地を活用しております。そういった中で、最近入っていただいた企業さんのほうもですね、どうしても住工混在という問題がございまして、住環境の住民との折衝の中で、どうしても生活環境を保全するという意味でですね、この制度を御活用いただいて、大変御好評をいただいたというふうに感じておりますので、手応えのある制度だったなというふうに一つ感じております。  それともう一点ですね、先月も大阪のほうで開催したんですが、企業誘致のですね、情報交換会というものをやっております。この制度につきましては、企業様のですね、やっぱり情報交換ということで、市議会は議長様、そして商工会議所のほうの会頭、そして市長、県の代表ということで、ホスト役でですね、そういった中で企業のニーズというものをそこでいただいて、それを施策に反映していくということで、大変有意義な制度だというふうに感じております。  そういったものが、特にPRできる制度かなというふうに感じております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)宇佐市の若者が定住するにはですね、また、人口減少に歯どめをかけるためには、生まれた子供が成人になる二十年後に子供たちが働ける場所、雇用の確保をしっかり作っていかないといけなく、宇佐市に働くところがないと、市外に出ていく若者も減ってはいかないと思っております。で、これからですね、どんどん企業進出してもらうためにはですね、やはり目玉、魅力がないとですね、他市の競争力に負けてしまうんではないかなというふうに思っておりますんで、やはり定住満足度日本一を掲げています宇佐市はですね、やっぱり何かこう、目玉という魅力あるところをですね、もっとアピールしていかないといけないと思いますけども、そういうのはどうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  議員がおっしゃられるようにですね、目玉になるやはり施策というか取り組みというのは必要だと思います。これにつきましては、やはり企業ニーズであったり、その場の、そのときのですね、ニーズを的確に反映してですね、それを優遇制度であったり、そういった制度に反映していくということが大事だと思っております。その中で、やはり足で稼いで、企業のですね、回ったり、そういった情報をですね、入れて、おっしゃられるとおり、今の例えば人手不足であったり、子育ての問題であったり、そういったものに反映できるようにですね、努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)企業誘致の当たり前の話になりますけども、受け皿に時間がかかったりですね、制度が近隣他市に劣ると企業誘致がおくれ、お隣に企業が進出してですね、宇佐市は通るだけの市になってしまいます。また、少子化対策で一番効果が大きいというふうに言われておりますので、そこはぜひ先行投資をですね、行ってでも他市に引けをとらないよう、対応をちょっとお願いしたいなというふうに思います。  最後になりますけども、働きながら子育てしやすい環境を広げまして、子供たちが将来安心して暮らせるまちづくりを、さらなる推進をお願いしまして、今回の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で、多田羅純一議員の一般質問を終結いたします。  次に、十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)皆さん、おはようございます。傍聴者の皆さん、ネット中継を視聴されてる皆さん、本当にありがとうございます。十三番 日本共産党の用松です。  質問の第一項目の第一点は、昨年度七万四千二百四十一平米の第一種農地が農振除外され、今後の農業にとっての影響について。  第二点は、市長が責任者とする農振除外の検討委員会に議事録がない点について。  第三点は、第一種農地は原則農振除外禁止ということになっているにもかかわらず、ダイナムの進出に伴う説明で、その予定地が全て第三種農地であるかのような説明をしたことについて。  第二項目の第一点は、けさの報道でも明らかになってますし、市長が十一月二十日に会費二千円で選対の会議を開いておりますが、今度の市長選に当たり、一期目の半額削減というすばらしい初志を貫き、今後も公約にすべきではないかという点であります。  第三項目は、市内の小中学校でPTAの役員を対象に部落差別についての学習会を行い、感想文まで書かせているのは行き過ぎではないか。  第四項目の第一点は、平和ミュージアムの戦闘機を四つ計画をすると。もうトータルメディアの設計書でも、梓設計の設計書でも、そういう形で四機の戦闘機を並べると。一億円もかけて模型を掲示するような展示はやめるべきだという点であります。  第二点は、核兵器廃絶コーナーや九条コーナーを設置する、あるいは原爆の火の設置をどう進めていくのか。とりわけ、北朝鮮が国際世論に挑戦して核開発を続けている中、極めてこの点が重要だと考えます。  第五点の第一点、ごみ処理建設をめぐり暴力団の介在情報が流れ、真相究明が行われたわけですが、どこまで進んでいったのか。この点の答弁を求めます。  第二点は、プロポーザル方式の功罪が指摘され、今度の情報の集いでも、隠れみのだと、談合の、そういうことまで指摘されているわけで、そのプロポーザル方式についての見解を問うものであります。  第六項目の第一点は、給食費の助成について問うものであります。  第二点は、市独自の給付型奨学金の拡充について。国会でも政府が給付型奨学金の創設を考えており、全国に先駆けて、一番最も歓迎されるような拡充政策を求めるものであります。  第三点は、入学祝い金の支給を四月中に実施すべきだという点であります。  第七項目は、議長が命令したとはいえ、市の職員が率先垂範して、あるいは協力加担して市民の活動や議員の活動に制限を加える、そういう決定に協力するというのはいかがなものかと。  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  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二項目め、市長は退職金半額削減の公約を守るべきではないかについてでありますが、八年前に就任以来、行財政改革に積極的に取り組んだ結果、財政健全化に関する健全化判断比率が判断基準を大幅に下回るなど、一定程度財政健全化が達成できたことなどから、議員お尋ねの退職金半額削減については、二期目の公約に盛り込んでおりません。しかしながら、県内他市の状況等を考慮し、本年四月から恒久的措置として、市長、副市長、教育長の退職手当を一五%減額したところであります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、六項目めの子育て支援についての二を、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)皆さん、おはようございます。教育長の近藤でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  六項目め、子育て支援についての二点目、宇佐市独自の給付型奨学金の拡充をについてですが、市教育委員会では学校教育法第一条に規定する高等学校及び高等専門学校に在学する生徒のうち、保護者の住所が市内にあり、学業及び人物が優秀で、かつ経済的理由により就学困難な者に対し、人材を育成することを目的に、奨学生選考委員会の審議を経て奨学生を決定し、宇佐市奨学資金及び藤・稲尾奨学資金として一人当たり月額五千円で年間六万円を贈与しております。  奨学生の数につきましては、平成二十八年度十一月現在で、宇佐市奨学金は五十一名、藤・稲尾奨学金は十五名となっております。なお、平成二十七年度から奨学生の資格を高等学校に在学中の者から高等学校及び高等専門学校に在学中の者と支給範囲を拡充するとともに、高等専門学校に在学する生徒に対しては、給付期間を三年から五年に延長しております。  また、この奨学金は貸与ではなく給付型であり、県下各市の状況と比較しても遜色なく、現在のところ、これ以上の給付の拡充については考えておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの農振除外をめぐる諸問題についてを、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、第一種農地の農振除外をめぐる諸問題についての一点目、昨年度七万四千二百四十一平方メートルの第一種農地が農振除外されているが、宇佐の農業にとっての影響はについてでございますが、宇佐市農業振興地域整備計画におきましては、優良農地の確保と保全を第一に考え、農村集落の環境整備、近代化施設、土地基盤整備等の農業施策を計画的に推進することを基本に、本計画の変更につきましては、原則、農用地区域からの除外は行わないこととしています。ただし、国土資源の合理的な利用の見地から、都市化の進展等経済事情の変動等により、農用地等以外の用途に供することが必要な場合、農業振興地域の整備に関する法律に基づき要件を満たす場合は、農業振興地域の除外対象としています。これに基づき、農業振興地域整備計画変更検討委員会におきまして必要な事項を審議、検討を行い、本計画の円滑な遂行に努めており、本市の農業における影響はないと考えております。  二点目、農振除外の検討委員会では議事録も作成されていないが、改善が必要ではについてでございますが、これまでの検討委員会で出た意見等は担当者の要点筆記という取り扱いでございましたが、十一月定例分から議事録を作成することとしております。  三点目、ダイナムの進出に伴う説明で建設予定地が全て第三種農地と説明したのはなぜかについてでございますが、農業振興地域の整備に関する法律では、農用地の区分は農業用の用途区分しかございません。第一種農地の農地等の区分は農地法上のもので、これによりますと、当該申請農地は第一種農地が二筆、千四百七十二平方メートル、第三種農地が六筆、九千八百七十三平方メートル、計八筆、一万一千三百四十五平方メートルとなります。当該第一種農地は、農地法施行令第十一条第一項第二号に規定する隣接する土地(第三種農地)と一体として同一の事業の目的に供することから、第一種農地の不許可の例外に当たります。こうしたことから、大半が第三種農地であり、一般的に全体を区分せずに第三種農地と説明しております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、三項目めのPTAを対象とした人権学習会についてと四項目めの平和ミュージアム(仮称)についてと六項目めの子育て支援についての一を、教育次長 高月晴彦君。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)教育次長の高月です。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  三項目め、市内の学校ではPTAの役員等を対象に部落差別についての学習会を行い、感想文まで書かせているが行き過ぎではについてですが、現在、各学校では文部科学省人権教育の指導方法等に関する調査研究会議の第三次取りまとめに基づき、部落問題学習にかかわらず、人権八課題を中心に学校と保護者や地域住民との協働による人権啓発研修を実施しております。  感想文につきましては、保護者対象の学習会後のアンケートのことと思われますが、人権教育全般にわたる啓発意識の向上を目的としたものであると認識しております。市教育委員会として、児童生徒や保護者、地域も含めた全ての人権が尊重される学校、地域、社会を目指し、今後も各学校の教育活動を通じて人権教育の推進を図ってまいりたいと考えております。  次に、四項目め、平和ミュージアム(仮称)についての一点目、戦闘機を四機展示する計画が進められているが、一億円もかけて模型を作成し展示するのはやめるべきではについてですが、現在、建築基本設計、展示基本設計に関して建設準備委員会とプロジェクトチーム会議を開催しております。  平成二十七年度に施設計画や展示計画について建設準備委員会等で審議した結果、常設展示は資料展示エリアと大型展示物エリアの大きく二つに分け、大型展示物エリアは航空機の配置を想定した大きな空間を確保するとしています。航空機などの大型展示物については、制作の可否等について建設準備委員会等で審議しているところであります。  同じく、四項目めの二点目、核兵器廃絶コーナーや九条コーナー、原爆の火の設置はどうなったかについてですが、核兵器廃絶コーナーや憲法九条コーナーについては、基本構想、基本計画の中に含まれておりませんが、平和を祈念するエピローグ展示の中で、平和と命のメッセージを伝えるコーナーを設置する計画となっております。また、原爆の火の設置については、戦争のない平和な世界を願ってともされ続けている火でありますが、本市の平和ミュージアム構想を進めるに当たり、維持管理や安全性の確保など多くの課題がありますので、建設準備委員会に諮り審議してまいります。  次に、六項目め、子育て支援についての一点目、給食費の助成についてですが、学校給食は義務教育における教育の目的を実現するために、日常生活における食事について正しい理解と望ましい習慣を養うことなど、学校給食法に定める目標を達成するために、義務教育諸学校において、その児童または生徒に対し実施される給食と定義づけられています。また、学校給食法では、義務教育諸学校の設置者は学校給食が実施されるように努めなければならず、学校給食の実施に必要な施設及び設備に要する経費並びに学校給食の運営に要する経費を負担するとされています。しかし、それ以外に要する経費は、学校給食を受ける児童または生徒の保護者の負担とされています。  議員御提案の学校給食費の助成につきましては、既に国に対して、九州市長会を通じて学校教育の基礎的経費である学校給食費については保護者への給食費負担軽減のため公費負担を念頭に置いた財政措置を講じることという要望を行っているところであります。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、五項目めの入札をめぐる諸問題についてを、市民生活部長 田口憲明君。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)皆さん、おはようございます。市民生活部長の田口でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  五項目め、入札をめぐる諸問題についての一点目、ごみ処理建設をめぐり暴力団の介在情報が流れたがについてですが、宇佐・高田・国東広域事務組合によりますと、ごみ処理施設の入札について不正を指摘する複数の情報や暴力団の関与があったとする情報が寄せられたため、十月三日、入札手続を一時停止した上で、外部有識者による公正入札調査委員会を設置し調査した結果、暴力団の関与を裏づける物証や具体的証言は得られず、不正の存在は認められないとの報告書が提出されたと伺っています。  二点目、プロポーザル方式のメリットとデメリットはについてですが、入札におけるプロポーザル方式とは、公募または指名による事業者からその目的に合致した企画を提案してもらい、その中から企画提案能力の高い事業者を選ぶ方式で、メリットとしては、良質な事業者の選定が可能で、質の高い施設等ができることです。また、デメリットとしては、選定過程において透明性を確保するため、評価方法や評価基準を明確にする必要があり、競争入札より費用や労力などの負担が重くなり、業者選定にかかる期間も長くなる傾向にあります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、六項目めの子育て支援についての三を、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居です。十三番 用松議員の一般質問にお答いたします。  六項目め、子育て支援についての三点目、入学祝い金の支給は四月中に支給することになったのかについてでございますが、平成二十八年度より宇佐市すくすく子育て祝い金事業の中で、小中学校入学祝い金を支給しております。  これは、子供の健やかな成長を喜び、子育て世帯の経済的負担の軽減を図るとともに、宇佐市への定住促進を大きな目的とした事業であるため、入学祝い金の支給要件については入学年度の四月一日を基準日とし、六カ月以上継続して宇佐市に住民票がある児童と保護者を対象としております。  今年度は小学生四百七十人、中学生四百八十人、計九百五十人に対し十一月に支給しました。入学準備で出費の多い四月に支給すれば効果的ではありますが、本事業の目的に合致しないことや祝い金の趣旨から入学の確認を行う必要があるため、実務上、四月中の支給は困難であります。今後、事業の効果を見きわめながら、交付要件や支給時期等について調査研究したいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、七項目めの職員の議員活動の制限に関する事項についての決定協力についてを、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)皆さん、おはようございます。総務部長の永野でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  七項目め、議長命令とはいえ、市の職員が市民や議員活動権の制限に関する事項の決定に協力するのは行き過ぎではないかについてですが、職員は地方公務員法等を遵守し、市民全体の奉仕者として上司の職務命令に従い、その職務の遂行に当たっているものです。  なお、市議会の運営につきましては、議会の独立性、自主性の観点から、答弁は控えさせていただきます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりました。  用松議員に申し上げます。十一月三十日、議長室において、一般質問とは当該団体の行政事務全般を対象に、この範囲内で執行機関の見解を求めるものであるとお伝えをいたしました。七項目めの質問は一般質問にふさわしくないと申し上げ、取り下げるよう勧告をいたしましたが、応じられませんでした。それで、この七項目めについては再質問を控えるようお願いを申し上げます。  それでは、一番から六項目までの再質問を許可します。  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)十三番 用松です。  順次、第一点は農振除外の件について、確かに例外規定があるというのは承知しているんですけど、九月五日に市長と芝原の地区の住民の話し合いがあった中で、その議事録によれば、市長はあそこは一種農地ではないということをおっしゃられてるし、私自身も課長にこのことを伺ったときに、あれは全部第三種だというようなことを言って、そういう不正確なね、情報を提供するということ自体が、うがった見方をすれば、第一種なら原則禁止やけど、第三種ならもう農振除外はしようがないと、こういう効果をもたらしてね、運動を萎縮させる結果になるんで、こういう不正確な、あるいは不親切な説明は今後改めるという点で確認を。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田でございます。用松議員の再質問にお答えいたします。  確かに、言葉足らずというか、説明不足のところはあったのかとは思いますが、一般的に、ほとんど第三種農地の農地について、一つ一つ、一筆一筆、これが第何種農地であるからとか、そういった説明は一般的には行っていないのが現状でございます。  以上でございます。 ◯十三番(用松律夫君)最初に一言、不十分だったということを認めりゃいいんですよ。  じゃあ、次は、農振除外の申請書が四回、ダイナムから出されてるわけですけども、この四通とも提出された日付がないと。しかし、農政課としては受理の印鑑をぽんぽんぽんと押してるわけですけど、こういう日付がないのが宇佐市の条例で定めていることに抵触するんじゃないかというふうに思うんですけども、その点の見解は。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)再質問にお答えいたします。  確かに申請書に日付がない部分も多々ありますけど、申請がなされたときにうちのほうで受付印を押しておりますので、その受付印の日が申請の日だというふうに認識しております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)そんな自己を合理化するような答弁は許されない。宇佐市行政手続条例第七条には、申請の記載事項に不備がないことと、これがなければ受け付けないというふうになってるんですけど。例えば、友松産業が高家に進出する時も、農振除外、ちゃんと日付があるんですよ。なぜダイナムのときだけ日付がなくても受理したんですか。その原因を。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)このダイナムさんだけが日付がなかったというわけではございません。ほかの一般的な申請においても、日付のないものもございます。先ほど言いましたように、受付の日をうちのほうで日付を入れておりますので、その日を申請日としております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)そんな、市長、答弁いいんですかね。私がたまたま、私がずっと七年間要求して、コピー代が無料になって、コピーを申請したら出光としか書いてなかったので、番地まで書いてと。ここまでしてるんですよ。で、日付がないの、通常ですかね。やっぱり改めるち考えはないんですか。市長、どうぞ。遠慮なく。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。
    ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  まずですね、私も報告を受けて、三種農地というふうに私も頭ん中で理解しておったんですけど、一部一種農地が入っていたということで、これは大変申しわけなく思っております。今後、改めたいと思います。  その日付の問題ですけども、私どもも、今、日付がないまま受け付けているということは、今初めて聞きましたので、農振除外の場合は事前にいろいろ御相談があって受け付けてるというような事務が一般的だから、そういうふうになされてるのかなというふうにも思ったんですけども、今後ですね、担当課と十分協議をして、手続面ですね、きちんとするように、またしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)さすが市長、立派な答弁。  これ、事実、全部ないんですね。私たち市民が何かの書類を提出したときに、日付がなかったら受け付けないんですよ。常識ですから、その点は改善を求めて。  時間の関係で、市長は九月五日の地元の中の協議でですね、自分としては、唯一頑張れるのは、当初、区長の同意がなかったからだという発言をされておりますけど、市長自身としては、こういうギャンブル、風営法である程度制限されてる、こういう施設は来てほしくなかったというふうにこの言葉から類推していいですか。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  芝原のですね、住民の皆さんとお話をさせていただいたときに、その農振除外に至った、いわゆる法的なですね、考え方ですとか従来の経緯等はですね、十分御説明させていただきまして、農振地域の整備に関する法律に基づいて要件が満たされれば、私としてはそういうふうな決定をせざるを得ないと、そういったことをですね、申し上げました。で、またすぐそばには商業施設等もですね、農振除外になっておりますので、その施設といわゆる遊技場をする施設をですね、差異をつけてすることはなかなか困難だというふうなことを申し上げたというふうに私は記憶しております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)まあ、文面から、あるいは言葉の端々から、本当は来てほしくなかったという気持ちがうかがえるんですけど、今、国会で自民党が推進、公明党が中で割れてるということもあるけども、カジノの問題が大問題になって、パチンコやギャンブルを要因とする犯罪が二〇一五年で千七百二件発生していると。ギャンブル依存症は全国で五百三十六万人ですけども、宇佐市のこうしたギャンブルに起因する犯罪件数及びギャンブル依存症患者は何人ですか。すぐ答えんときはとめちょってね。 ◯議長(中島孝行君)総務部長。 ◯総務部長(永野直行君)ギャンブル依存症という部分で、市としてはその数値は把握しておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)宇佐市の健全な文化の醸成、あるいは育成、あるいは発展等々に照らしてですね、風営法で制限されてること自体ね、やっぱり好ましくないというふうな認識を持っていただいたと思うんで、時間の配分の関係で次に行きます。  市長が御存じのように、先ほど述べました一五%カットしている、それはそれで評価をするわけですけども、当初のね、公約が半額削減ということで、一期目はそれを立派にやったわけですね。で、今、全国的にも、県内でも、日出で本田町長が退職金は要らないと、廃止するということで当選されるし、お隣の豊後高田の市長も、今度十二月議会で半額を提案してるわけですけども、市長も市民の皆さんの要望があれば、要望が強ければ、再び初心に戻るというお考えですか。どうぞ市長。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  先ほど答弁いたしましたとおりですね、一期目のときに私が半額というふうにしたのは、厳しい財政状況等を勘案して、緊急避難的措置として行ったわけであります。その後、行革等を随分しましてかなり好転したことから、二期目の公約にはもう盛り込まなかったわけでありますけども、今、議員御指摘のような御意見もありますし、さまざまな御意見がありますので、自治体の三役の退職金がどうあるべきかについては、第三者である機関が広く意見を伺って、あるべき姿を審議していただくことが肝要ではないかなというふうに思います。  宇佐市では、特別職、報酬等のあるべき姿を審議するために、宇佐市特別職報酬等審議会条例が制定されておりますので、審議会の設置というのも一つの選択肢ではないかなというふうに考えてるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)審議会でぜひ前向きに審議をしてもらいたいと。市長は十一月二十日の選対会議で、市長がやられた功績について二重丸がかなりついてるんですけどね。退職金削減で、この二重丸がつくように審議会で働きかけると、そこまで踏み込むお考えはないんですか。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)総務課長の久保でございます。特別職等の報酬審議会を担当しております立場から御回答させていただきます。  この報酬審議会における審議につきましては、その報酬の額等が的確であるか、社会情勢に照らしてどうかといったところを主に御審議をしていただく場でございます。こちら側から何がしかの働きかけを行うといった性格のものではないというふうに理解をしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)市長が就任して、二〇〇九年ですね、主として国の悪政によるものですけども、市の財政がよくなったと。確かに豊後大野に次いで二番目に経常財政がいいっていうことで、それはそれで評価できる部分もあるんですけど、なおさら、それなら市民に犠牲を転嫁してきたわけだから、逆に市民にお返しするというのが筋だと思うんですけど。  ちなみにですね、二〇〇九年、是永市政が誕生して以来、市民の負担はどのように増えたのか、あるいは所得はどのように減ったのか。まず、税金の面、介護保険料の面、国保税の面、後期高齢者の面の負担がどうなったか。収入では、年金が是永市政以来、幾ら減ったか。農家の所得や漁民や中小業者の収入はどうなったか。それぞれ明確に数字で答えてください。 ◯議長(中島孝行君)用松議員に申し上げます。一般質問の中には、ちょっとそれは範囲を逸脱してるように思いますけど。もうちょっと視点を変えて質問してください。  用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)いや、私はね、逸脱してないって思うんで、逸脱したと言ってまた私の発言をとめて質問禁止、場外へ放っぽり出すということになると思うんで、これ以上、あとの質問が続けられなくなると困るんですけど。  財政がよくなったちゅうのは、市民の犠牲がある程度あるわけね。で、その市民の状態悪化の中で、市民の苦しいね、状態悪化との対比でね、市長の退職金を半額削減を捨てていいのかという観点ですから、決して外れてないんです。的を得てる。どうぞ。質問。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。再質問にお答えをいたします。  個別に幾ら幾らって、税に関して、介護に関して、国保に関してっていう個別な数字は、現在握っておりません。ただ、これまでですね、非常に行財政改革を踏み込みまして、大型事業である学校の耐震化とか、いろんなハード事業をですね、中心にやってきてですね、大分公債費も減少する、人件費も減少するという形で、限られた財源の中で市民還元をやってるという状況でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)議長にぜひ、時間がもったいないんで、今、私が質問したことはね、後で介護保険どうなった、後期高齢どうなった、税金がどうなったちゅうのは出させるようにお願いしたいんですが、議長、いいですか。資料提出は。いいですか。ちょっと、とめちょって。資料提出するぐらいできないんですか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)個別にですね、数値は年度別には出せると思いますので、どの部分が要るのかという部分をまた後で教えていただきたいと思います。 ◯十三番(用松律夫君)文書で出しますので、お願いします。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)次に、同和問題についてなんですけども、高家の小学校の例で言えばね、配付された教材は一九九四年の十一月二日、十日、十七日、二十八日、北中で起きたとされる落書き事件の文書そのものを資料として配付すると。あるいは室町時代から江戸時代、明治時代と歴史の一部の断面だけを切り取って、さも現在でも差別があるような教え方をしてる。教育長がさっきアンケートじゃないと言うけど、アンケートじゃないんです。ちゃんとここに感想文として一人一人からとってるんですよ。後で見せます、事実であることを。だから、こうした過去のですね、身分制度ちゅうのは、誰が何の目的で作ったと思ってますか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  この同和問題に関しましては、今現在、国会の中で部落問題の解消に関する法律案が、先日、衆議院の中で可決され、今、参議院で論議されているとこと思いますので、その論議を待ってこのお話を進めていただきたいと考えております。  以上であります。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)市長ね、今も政治的に、例えば行政上の不平等の扱いを受けたり、経済的に賃金が差別されたり、教育的に学校で不公平な扱いをされたり、社会的に交際を断られる、そういう排除されたり、孤立させられたり、不公平な扱いをされている事実が宇佐市であるんですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  現在論議されている法案の中でも、部落問題、同和問題は現存するということが衆議院で可決しておりますので、その論議を待ちたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)そういうね、差別をね、拡大し、掘り起こして、永久に残していくようなことは絶対に許さないということで、もし心理的差別があれば、私が反対討論の一般会計のところで述べたように、憲法十三条の個人の尊厳、憲法十四条の法の下の平等、憲法二十四条の婚姻は両性のみの合意で成立。そして、学校教育基本法では、人格の尊重、人間性の尊厳、そういうこと、憲法と教育基本法をね、教えれば、克服できるということを申し上げて、次に行きます。  ミュージアムの件ですけども、実際、先ほど私が一般質問の最初に述べたように、設計図までできて、私が会議の傍聴に行っても、ちょっとした模型の箱を作って、こことこことここに四つの戦闘機を並べますよという、そこまで話が行ってるんですよ。で、これをとめる考えですか。答弁を。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。再質問にお答えいたします。  ただいま、建設準備委員会、プロジェクトチーム会議におきまして、展示計画の設計をしております。決定をしておりませんので、大型展示物も展示できるというような想定のもとにですね、今、そういった議論をいただいてるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)一方ではね、さながら兵器資料館と、さながら戦争資料館にならないためにも、せめてね、それはそれで私は許せないと思ってるんですけども、一方では必ず九条コーナー、あるいは原爆に、特に原爆についてはね、真摯に検討がされてるんで、その実現を心よりお願いして、次に移ります。  ごみ処理建設の問題ですけども、調査委員会の対象はどことどことどこを対象にして調査したんですか。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長の田口です。十三番 用松議員の再質問にお答えいたします。  新しいごみ処理場の建設は、宇佐・高田・国東広域事務組合で行っております。宇佐市は広域事務組合の構成団体の一つでございますが、この件に関しましては、広域事務組合の議会で行うものと考えておりますので、本議会での答弁は差し控えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)管理者である市長は当然認識をされてると思うんですけど、広域圏から、田口部長、どういうふうに聞いてるんかですね、今から言うことを答えてください。  調査委員会の報告の中では、本件のために契約した営業協力店はどこか。また、その協力店が過去の不始末に関与したっていうふうに言ってますけど、過去の不始末とは何か。で、親会社から指摘があったと言うんですけど、親会社とはどこか。で、エバラ環境の主張は具体的で矛盾がないと判断している。どのような資料が提示されたのか。矛盾するものでないと何をもって証明できるのか。その点は、今、部長、市長、指定管理者あるいは広域圏からどのような説明を受けていますか。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)先ほど申し上げましたように、この件につきましては、本議会では答弁を差し控えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)誰と誰を対象にしたということも言えないんですかね。以前、八幡小学校が談合の疑惑があって、調査委員会を設けて、私が情報公開をとったら、名前だけは消してるけど、どの会社にどういう項目で調査し、どういう事情聴取を行って、相手からどういう答えが出たかと、そういうふうになってるんですけど、そこまで議会で言えないということになると、部長自身は聞いてるんですか。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)何度も申し上げますが、この件につきましては、広域事務組合の所管でありますので、本議会での答弁は差し控えさせていただきます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)そしたらね、もう、これ時間のロスになるから、部長、ほいじゃあ、広域圏議会では広域圏の皆さんには私が質問したことは報告するというふうに理解していいですか。ちょっととめちょってよ。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯十三番(用松律夫君)広域圏議会のほうは、議長、誰か。市長、管理者、広域圏議会には答弁しますか。説明しますか、私が聞いたことを。どうぞ、遠慮せんで。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)広域圏議会では、議員の方々に説明したというふうに聞いております。  以上です。 ◯十三番(用松律夫君)はい、わかりました。なら、私が述べた全ての点について……。 ◯議長(中島孝行君)用松さん。まだ指示しておりません。  用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、私が指摘した点については、広域圏議会の皆さんに説明しているというふうにお聞きをしたんで、私のほうも何らかの形で中身をつかみたいと思うんですけど、できれば、願わくばね、市長が実際はこうだっていうことをおっしゃってもらいたいんだけど、市長もやっぱり答えられないんですかね、これは。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えいたします。  この件につきましては、先ほどですね、田口部長からも申し上げましたとおり、宇佐・高田・国東の広域事務組合の所管となっておりますし、そこでも議会があって、まだやりとりをしておりますので、こっちの宇佐の市長という立場ではですね、回答は差し控えたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)市長ね、十一月二十五日のマスコミの報道で、その前に、あるマスコミの方が市長のところに直接取材かけて、その結果が再公告へというふうに報道になってるんですけど、市長のほうに直接取材にマスコミの方が行かれて、市長が再公告を含めて、そういう答弁をマスコミの方にしたんですかね。これを、事実かどうかちょっと確認の意味で。市長自身が言ったんです。ほかの人言ってないんで、市長しか知らないんです。どうぞ、市長、答えて。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯十三番(用松律夫君)市長が今、手挙げたじゃないですか。
    ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えいたします。  その件につきましても、回答は差し控えたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)自分の家にね、直接見えとって、それも答えないちゅうのは、ちょっと不誠実きわまるんで、これも広域圏でぴしっと答えてほしいと。  で、最後にですね、この問題の最後は、市長が年内に再公告するかどうかを早目に決めると言ってんですけども、今の見通しは、年内の再公告かどうかも含めて、結論が出る見通しというのは言えるんですか。 ◯議長(中島孝行君)用松議員、市長がそう言ってるんじゃないんですよ。管理者が言ってるんです。 ◯十三番(用松律夫君)うん、管理者でもいいです。 ◯議長(中島孝行君)ここは管理者はありませんから。宇佐市長ですから。 ◯十三番(用松律夫君)見通しはあるかということをお聞きしてるんです。どうぞ。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えします。  何度も申し上げますように、先ほどの西日本新聞の件につきましても、広域の管理者として会ったことですので、回答を差し控えたわけであります。  で、今のことも、今後ですね、管理者会議で協議すべきことですし、また、広域の議会ともお諮りする案件でございますので、ここでの回答は差し控えたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)この問題ではですね、五大メーカーと言われるメーカー、いろいろありますよね。これが、たびたび談合が繰り返されて、司法の判断がおりてるわけですね。特に日立造船は、平成で言うと十九年四月二十四日、十二月二十五日、二十一年の四月二十三日、不正事件に絡み、最高裁から上告を棄却され判決が出て、国から課徴金と営業停止を受けたことがあるということを聞いてますが、この事実には間違いありませんか。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)大変申しわけありませんが、この件についても答弁を差し控えさせていただきます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)では、これもぜひね、広域圏で、私、傍聴に行きますから、ちゃんと答えてください。  で、次の問題で、平和ミュージアムに絡むプロポーザル方式で功罪が述べられたわけですけども、この平和ミュージアムの契約に関してですね、入札に関して、ある人物が選定委員と接触したと、こういう情報が寄せられてますけど、この点についてはどのようにつかんでますか。 ◯議長(中島孝行君)とめて。 ◯十三番(用松律夫君)とめちょって。 ◯議長(中島孝行君)用松議員、もう一度、質問をしてください。 ◯十三番(用松律夫君)ちょっとその間、とめちょってくださいよ。 ◯議長(中島孝行君)とめちょうよ。 ◯十三番(用松律夫君)平和ミュージアムの梓設計がプロポーザル方式で契約を結んだんですけども、この選定に当たりですね、ある人物がこの選定委員のある方に接触をしたという情報が伝えられてるんですけど、この事実はつかんでおられるか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)そういった事実があったかどうかについては把握しておりません。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)プロポーザル方式は、確かにいい面があると思うんですけども、やはり選定委員の恣意的な判断、あるいは主観的な判断も入る余地があるということなんですけど、今後、選定委員に対してそういう疑惑が持たれないような方策はどのように考えてますか。 ◯議長(中島孝行君)契約管財課長。 ◯契約管財課長(久保 啓君)契約管財課長の久保でございます。用松議員の再質問にお答えいたします。  選定審査会のことを言われておりますが、契約管財課として、新庁舎建設の設計事務選定審査会を設置しました。その中の手続は、厳正かつ公正に行うためという目的で設定しております。ですから、選定審査会におきましては、先ほど申しましたように、公正かつ厳正な審議を行われるように、そういう目的で設置しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)いや、具体的に、そういう疑惑が待たれんような方策を、この疑惑の教訓に学んでね、どうするかっていう具体的な提案を聞きたいんですよ。 ◯議長(中島孝行君)総務部長。 ◯総務部長(永野直行君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  これまでもそうですけど、委員の選定に当たっては各方面からの見識者、こういった方々をお願いしているという状況でありますし、そういった分で疑惑が持たれるようなことは起きていないというふうに判断をしておりますし、これからも起きることはない、そういった審査委員の選定を行っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)私は一切、個人を批判するつもりは全くないんで、誤解のないように言ってほしいんですが、ただ、一般論としてね、宇佐市の場合は、市庁舎であれ、資料館であれ、今度のごみの問題であれ、一人の人間が委員長を幾つも兼ねてるんですね。これはふさわしいことですか。 ◯議長(中島孝行君)総務部長。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。  これは、たまたまそういった方が委員長になられたという部分はあったかと思いますけど、これからも事業ごとにその審査委員の選定に関しましては、同じ方をたびたびということではなくて、適正な選定にも努めてまいりたいというふうに考えてます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)一歩前進ですね。ずっと同じ方が、その方、決して個人的にいいとか悪いとかは一切言ってないんで、それは誤解ないように。ただ、一般論として、同じ人が幾つも、四つも五つも全部委員長というのは好ましくないというのは、今、部長が認めたとおりです。  じゃあ、次に、子育ての関係ですね。給食費の問題ですけども、この間、三回目の質問になるんですけども、今現在ですね、全額助成または一部の助成をしてる自治体はどのようになってるんですか。 ◯議長(中島孝行君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)学校給食課の吉武でございます。十三番 用松議員の再質問にお答えいたします。  今現在、全額ということで補助している市は四市ですね。市町村で言うと、先ほどの市を合わせて三十五です。 ◯十三番(用松律夫君)市は何て。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)市は四市。で、ただ、これはですね、二〇一六年の九月に調査したものということで、全部の自治体かどうかということは把握しきれておりません。その中で書かれているものは、市が四市で、町村を合わせると三十五という形ですね。一部でも助成している自治体は百四十六ということで、合わせて百八十一というふうに把握しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)私が独自に取材した調査では、福島県が十二の自治体でやってますから、合わせて二百三になると思うんですけども、いずれにしても、福島県の教育長もこう言ってるんですね。自治体が教育の助成をすることは法律で問題ないと。学校給食法第十一条には、学校給食に必要な施設及び整備に関する経費並びに学校給食の運営に要する経費は、原則として学校施設者と給食を受ける保護者がそれぞれ負担するということになってるんで、法律上問題ないので、吉武課長、この観点からね、たびたび、確かに市長会を通して要望してるちゅうことですけど、宇佐市独自でも、例えば一番いいのは全額やけど、全国で見ると半額とか六〇%とか三分の一とかあるんですけども、そういう方向で調整をしていくというお考えはないですか。 ◯議長(中島孝行君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  今の用松議員さんの御提案でございますが、給食費の助成につきましては、前回の議会でもお答えしたとおり、多額の費用を伴います。今でも、市長会を通じて要望しているところでございますが、今後も国や県の動向、それから他市町村の状況などを勘案していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)課長も御存じのように、宇佐市は豊後大野市に次いで二番目っていうことで改善されているんですよね。改善されているのを子供に還元すると。特に、子供食堂等とかね、子供の貧困が大きな社会問題になってるわけですから、そういう立場からですね、先ほどの多田羅議員の質問に、企業を大事にすると、大いに結構。企業も大事、子供も大事、市民も大事、そういう観点から、半額だったら一億円でできるんですよね。で、去年の二十七年度の企業の減税や助成金を合わせると九千約七百万円と。ほぼ半額でできるんですよね。企業も大事、生徒も大事ちゅう考えはないんですか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。再質問にお答えをいたします。  もちろん、議員御指摘のとおり、全ての施策は重要でございます。で、今回ですね、まち・ひと・しごと地方創生の総合戦略版にもですね、織り込まれたとおり、子育て支援という部分は福祉部門ではかなり、県下トップレベルぐらいのですね、支援策を……。 ◯十三番(用松律夫君)それはいいっちゃ。給食を言いよる。 ◯企画財政課長(江口弘和君)支援しておるところであります。で、いかに行政のさまざまな施策をどうやるかっていうことは、やはり選択と集中というところで選別していかなければならないと思いますので、今後も貴重な意見としてお受けいたしまして、議論してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)貴重な意見として受け取ると。本気にやってください。そのことを強く要望して、次に時間の関係で移ります。  今、先ほど、冒頭の初回の質問では、全国的にね、世論に押されて給付型の奨学金の創設が進んでいると。是永市長が今回立派なのは、返還の金をね、先駆けて出したと、助成したということなんですね、奨学金。で、そこでもう一歩ね、先にせんじてですね、現行の制度、例えば二倍やったら、資料にあるように、ほんのわずかな金額でできるんですよね。で、二倍に拡充すると。先んじてやる、市長、お考えないですか。さらに市長の株が上がりますけど。 ◯議長(中島孝行君)教育次長。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)教育次長の高月です。用松議員の再質問にお答えします。  最初の回答で申し上げたとおり、当市の奨学金につきましては、給付型であり、県内でも他市とも遜色がございませんので、現状での拡充は考えておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)そうかたくなに拒否せんで、市民の声が大事ですから、それを受けとめるという立場に立っていただきたい。  入学金についてはですね、先般、今度の九月議会で私たちが市長にお願いして、市長が英断を下して、就学援助金の入学準備金については、今まで七月か八月やったのを三月中に支給するという予算が今度提起されて、これ、非常にいいことなんですけどね、入学祝い金も七月中の実施に向けて、先ほど定着の趣旨に沿わないということですけど、去年入学を予定して諸般の事情で入学できなかった人、二十六年度、二十七年度、二十八年度、それぞれ入学を予定してできなかった人の人数は何人ですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  昨年度、三月末に宇佐市に在住し、三月で宇佐市から出て、いわゆる移動したという方は十六人、児童生徒の数で言うと十六人であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)その前と前を聞いたんですけど。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  その前の年度については、今、持ち合わせておりませんので、また後ほど出したいと思います。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)十六人ちゅうことですから、九百五十人をということで計算すると、一・六八%なんです。九八・三二%の方が実際に入学をしてるわけですから、この九八・三二%の方々に照準を合わせて、意義は認めるという答弁をしてますので、改善するという前向きの答弁は、松木課長、勇気を持って答えてください。 ◯議長(中島孝行君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居でございます。再質問にお答えいたします。  本事業につきましては、市の子育て支援策の目玉事業の一つとしまして、本年度から取り組んだ事業でございます。そして、答弁でも申しましたように、支給要件の中に、支給要項で四月一日を基準日としまして、六カ月以上在籍ということで、今年度初めて実施する事業です。我々としましては、こういう事業の場合、一度設定したらそれでよしとはしておりません。本事業の結果、効果等を見きわめながら今後の事業範囲にしていくということで答弁させていただいたとおり、そのことについては調査研究していくということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)非常に前向きですから、ぜひ本気でお願いしたいと思います。
     ちなみにですね、今、子育て関係の質問をやってきたんですけど、今、宇佐市はですね、子供の貧困をどう捉えてるかと。例えば十分食事がとれないとか、滞納世帯もここに出てますけど、親の所得とか、今、貧困の実態は全国的には一六%と言われてますけど、宇佐市の子供の貧困率はどこまでなってるんですか。 ◯議長(中島孝行君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)お答えいたします。  子供の貧困率と申しますか、もう常々マスコミ報道等でも御承知のとおり、国民生活調査ですが、厚労省の発表していますもので、約六人に一人、一六・何%の子供が貧困状態に置かれると。これは、俗に言う相対的貧困率と言われますもので、日本国民の平均的収入から所得を引いた分、その約半分以下の収入といいますか、所得で暮らしてる方々ということで、本市の場合は資料は特にございませんが、これまでの答弁でも申しましたとおり、就学援助金、そうしたものが大体ほぼ同じような数字になるので、恐らく全国平均と同じような数字ではないかと考えとるところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◯議長(中島孝行君)終わります。 ◯十三番(用松律夫君)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◯議長(中島孝行君)用松議員。ここで、終わる前に一言申し入れしておきます。  当初の七項目めの発言の内容は、一応、起こしてから、調査して、調べ直すということで御了承いただきたいと思います。  以上で一般質問を終ります。 ◯十三番(用松律夫君)どういうふうに調べ直すことになるの。一方通行じゃ悪い。懲罰みたいなのになるのか。 ◯議長(中島孝行君)いいや、そういうことではありません。どういう内容なのか、それが一般質問にふさわしいかどうか。こういうことであります。 ◯十三番(用松律夫君)改善の方向でお伝えしときます。 ◯議長(中島孝行君)以上で用松議員の一般質問を終了いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、昼食のため、暫時休憩をいたします。開会は十三時二十分といたします。  休憩します。                  休憩 午後零時十九分                ──────────────                  再開 午後一時二十分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど用松議員に対して、七項目の発言に対して、内容を調査してからということでお話申し上げましたが、その中にですね、発言の中に「・・」また「・・・・・」などという言葉を使用したやに思われるところがありますので、後ほど、その内容を起こして、そして調査の上、結果によっても処置することといたします。  以上です。  (「議事進行」と発言する者あり)  用松君。 ◯十三番(用松律夫君)全くそれは関係がない。的を得ていない。「・・」ちゅう言葉は一般的に使われる。それから、「・・・・・」ちゅうことも一般的に使われるので、あえて納得しないということを申し上げておく。 ◯議長(中島孝行君)それでは、一般質問を続行します。  十八番 中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)皆様、こんにちは。十八番の中村でございます。  質問に先立ち、先日御逝去されました前市長であられました時枝正昭様に対し、惜別の念をもって哀悼の意を表したいと思います。  さて、私は今期の出馬に当たり、老婆心ながらも議会の活性化と、あるべき姿を後輩に伝えたいという思いと、こういう公の場で市政に対し何も意見しないのは、選ばれた者として市民の負託の期待に背くのではないかという思いを持ち続け、支援してくれる皆様の意見や知恵を拝借しながら、精いっぱいこれからも頑張って質問をしていきたいと思っています。  本題に入りますが、今回の一般質問は通告した四点です。久しぶりに初日の登壇になりましたが、四点目については、後日、ほかの議員からも同様の質問がなされていますので、細部に係る論点は控えたいと思いますので、御理解のほど、よろしくお願いします。  一点目、児童における読書のススメの取り組みについて。  一項目め、私もかつては教鞭をとっていた時代もあり、そのころはよく読書はしていましたが、今は日々の仕事や煩雑さにかこつけて、本を読むことは本当に少なくなっていました。その中で、読書と言えば、正直、子供を育てるに当たり、宿題とか連絡簿のやりとり等で、親子で本を読みあったり、感想文を書かせたりするのが精いっぱいでした。今年の一学期に学校から届いた案内を見て、子供は本好きだったこともあって、子ども司書養成講座の企画に参加し、縁を持ったことで、改めて本のすばらしさ、そして、今の読書環境の充実さと図書館の広域性と多様性をしみじみと感じている次第です。  さきの議会での質問後、市立図書館の対応は素早く、可能な範囲で善処してくれていると思っています。年度途中からということもあり、来年度に向けて施設の整備や読書の推進にさらなる取り組みを期待をしております。  県教委は、今年度から子ども司書事業に取り組んでいるわけですが、県下で読書好きの子供たちが約九十人参加し、予想以上との感想を述べていました。宇佐市は以前から子ども司書に取り組んでいたようで、それと連携して、今回、事業を進めたという説明もされていましたが、その割には今年度の参加者は悲しいほど少なかったと感じたわけですが、現場での諸感想と講座の事後活動の状況を教えてください。また、読書をすることでもたらすであろう役割と図書館の機能は何だと思われるのか、改めてお聞きしたいと思います。  それと、学校図書館の活用について、各学校はどういう取り組みをしていて、現場ではどのような効果を感じていますか。その分析と市教委としては読書は単に文字の読み聞かせということではないのは理解していると思いますが、その効果とか役割とはどういうものなのか。その目的達成のためのマニュアルなどはあるのでしょうか。そして、そのために学校現場や図書館に対してどういう指導をしたり、把握をしているのでしょうか。  二項目め、図書に親しむ取り組みということで、再三子ども司書を取り上げてきましたが、実際この研修に参加してみると、いろんな勉強ができることがわかりました。  今まではこういう制度がなかったというか、知らなかったと言うべきか、親を主にした大人側からのアプローチで進めてきた本に親しむ環境づくりでしたが、今年度からは、県が、背景には、国レベルでは全国学校図書館協議会は、今年は学校図書館年に制定したり、先ほど述べた二〇二〇年導入のアクティブラーニングに向けての流れなどを考えると、現在もPTAとかが中心になって長年取り組んできたお母さんたちによる本の読み聞かせは、司書さんたちの充実が進めば、専門職同士、全市レベルで連携し、内容の充実を効率的に進めるほうがいいのではないかと思うわけです。いわば、お母さんたちによる読み聞かせの取り組みは、今日に至るまでの橋渡し的な任務として成果を十分に果たしてきたのではないかと考えます。  これからは、子ども司書などの制度が広まれば、専門的な教育の中で、今度は友達同士でよい本を勧め合ったり、読み聞かせ合ったり、また、新聞を使ったNIEなどの取り組みを主体に進めてほしいと思います。  親子のコミュニケーションとしての読み聞かせはとても大事なことだと認識していますが、これは幼児のときぐらいまでで役目は終わってもいいのではないでしょうか。親子の対話を掲げる手法としてなら、逆に、家庭に帰って親に読み聞かせるような取り組みをすることのほうが、教えるという子供たちにとって、受動的なかかわり方じゃない、子供たちの自立的な成長を促せるのではないかと思いますが、どう思われますか。  実際、各学校でPTAの中で当番みたいなことで、一年に一回でもそういう接点を学校の中で実施するのは否定するものではありません。すばらしい考え方だとは思いますが、ひとり親や共稼ぎなどが増えている昨今では、学校行事が増えるのはなかなか厳しいという意見も聞きますので、ぜひそういう読書のススメ方を母親の一人としてもお願いしたいです。  二点目、学校給食のパンについて。  一項目め、今二学期から市内のパン屋で焼いていた給食パンが中止になり、食パンになってしまいました。どういう経緯や問題があってこういうことになったのかお聞きします。  今の食パンは、冷凍パンですね。どこから送られてくるのですか。日常の生活の中にあって米にかわる主食は、どうして現地で製造供給できず、送られてきたパンでなければならないのか。学校現場はまるで、例えは悪いかもしれませんが、被災地等での救援物資扱いみたいじゃないですか。また、業者のことを考えると、第三者的に見れば、給食パンを一手にというのは、大口の手形みたいなお得意さんかと思うのに、何ゆえ断ってきたのか。何か業者に不利な問題が起こったのか、とても気になります。  給食問題は、今や教育関係者だけ問題ではなく、食料供給を含めた地域における重要な方向性をあらわすバロメーターかと思っているので、皆さんにも一緒に考えてほしいということも含めて質問します。  それと、現段階で考えている今後の方針は、二項目め、こういう問題があったのを機に、この際、小麦パンから全てを米粉パンに変えることはできないでしょうか。それか、そもそも日本人の主食は米であったのですから、小麦に執着する必要はないのではないですか。和食文化の啓発と、まともに朝食をとれない子供たちも増えているような現状を耳にすることを考えれば、パンをやめて全て米飯にするべきという意見も持つ親御さんたちがいます。ごはんなら、給食センターで対応できますね。私も賛同します。  三点目、高齢者の自動車運転免許証の返納支援について。  一項目め、昨今、高齢者の運転による交通事故が大きくクローズアップされていると言いますが、発生件数が大幅に増えています。宇佐市は現在、七十歳以上の高齢者を対象に、返納された方にバスやタクシーの回数券を贈っていますが、まず、その制度要綱の説明と利用状況と反応についてお聞かせください。  四点目、市長の在任期間での政策の達成度と成果について。  一項目め、是永市政になって、はや二期八年も残り四カ月となりました。市長……。 ◯議長(中島孝行君)中村議員。三番の二項目めが言ってないように思うんですが。 ◯十八番(中村明美さん)あ、そうですか。言ってないですね。  二項目め、通告書の内容が私の認識不足で少し違っていましたので、訂正しながら質問をさせてもらいます。御了承願います。  返納者へのサービスは、バスの回数券とコミュニティバスの回数券とタクシーの回数券を選択してもらって贈っているということですが、市内中心部と山間部では、バスの回数も移動頻度も全く違います。そもそもバスが走っていない地域にあっての利用は、活用のしがいがありません。  近ごろ、乗り合いタクシーというのが市内を走っているという話は聞いていますが、返納者に対するバスやタクシーの回数券を継続的な割引制度にかえることはできないでしょうか。  四点目、失礼いたしました。市長の在任期間での政策の達成度と効果について。  一項目め、是永市政になって、はや二期八年も残り四カ月となりました。市長就任以来、精力的に諸政策に取り組んできたことだと思います。提出を求めた資料を見ますと、中身よりカラフルな色違いに目が疲れ、ごちゃごちゃが余りにも多過ぎて、特筆すべき事例というのがよくわかりません。私が求めたものは、市長みずからが音頭をとり、先陣になって取り組んだと思われる事業などであって、ハード、ソフトを問わず、具体的な成果というものをどのような取り組みの中で行い、成果として認識しているか、特筆すべき項目を具体的に挙げてほしいと思います。  二項目め、今後、市政を預かる中で、やり残したものや、次なるステップアップ的なビジョンを考えているようなら、お聞かせください。  以上で、一回目の質問を終わらせていただきます。簡潔な御答弁をよろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)それでは、中村明美議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十八番 中村議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、市長の在任期間での政策の達成度と成果についての一点目、具体的な成果についてでありますが、第一に、社会資本の整備では、横軸である東九州自動車道が全線開通するとともに、縦軸である上拝田柳ヶ浦線の拡幅及び国道三百八十七号線の歩道改良工事が進んでおります。また、街なみ環境整備では四日市地区が完了、宇佐神宮周辺地区も一部完成するとともに、水道施設や公共下水道整備も進みました。  第二に、産業振興では、県下でいち早く六次産業化を手がけるとともに、企業誘致も一定程度進みました。また、観光振興では、施設整備のハードと双葉山生誕百年記念事業やご当地映画製作などのソフト事業を組み合わせながら、観光客の誘致に努めました。  第三に、福祉医療の充実では、減塩キャンペーンを初めとした健康づくりが定着するとともに、高齢者ふれあいサロンを大幅に増設、認知症対策も進みました。また、児童館建設や出産・入学祝い金など子育て支援策も充実いたしました。  第四に、教育環境整備では、学校施設の耐震化が昨年度完了するとともに、学力向上、複式解消、特別支援及び学校図書充実のための市単独教員を配置いたしております。また、宇佐文化会館のリニューアルがほぼ完了するとともに、郷土の偉人を顕彰するための宇佐学漫画シリーズも第五作まで発刊することができました。  第五に、UIターン対策や周辺地域活性化対策では、移住定住対策の充実等に努めた結果、住みたい田舎ベストランキングで二〇一四年は全国一位、二〇一六年は全国三位という高い評価を得ることができました。周辺部対策では、まちづくり協議会が順調に拡大するとともに、院内支所の増改築が完了、安心院地域では国営緊急農地再編整備事業によるぶどう園等の再生事業も本格化いたしました。加えて、行財政改革につきましても、総人件費や地方債残高を減じる一方で、財政調整基金を増やすなど、一定程度成果を上げることができました。  二点目、やり残したものや次なるステップアップ的なビジョンについてでありますが、やり残したものといたしましては、先ほど答弁した内容のうち、現在継続中のもののほか、本庁舎、安心院複合支所の建設、平和ミュージアム(仮称)の整備促進などが挙げられます。  次に、ステップアップ的なビジョンについてですが、宇佐市は昨年、少子高齢化による人口減少に対応するため、宇佐市版の人口ビジョン、総合戦略を策定いたしました。加えて、熊本・大分地震を踏まえ、南海トラフ地震などの大規模自然災害への備えも急務となっております。したがいまして、人口減少に歯どめをかける観点や安全安心の観点から、さらにステップアップさせる必要があると考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の答弁につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの児童の読書のススメの取り組みについてを、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。十八番 中村議員の一般質問にお答えします。  一項目め、児童における読書のススメの取り組みについての一点目、子ども司書事業についての現場の感想と学校図書館の活用について、各学校の取り組み及び教育委員会としての指導についてと、二点目の各学校において、もっと子供たちの自立的な成長を促すような読書のススメ方はできないかは関連がありますので、一括してお答えをいたします。  今年度、大分県立図書館が県下の小学五年生を対象に実施した子ども司書の事業には、市内から六名の小学生が参加し、本の整理の仕方、カウンター業務、絵本の読み聞かせ、ブックトークの仕方、手作りポップ、本を紹介するカードの作成などを学び、修了すれば子ども司書認定書が交付されることになっております。  この事業については、子ども読書活動を推進する意味でも、また読書活動のリーダー的活動を続ける上からも、有効な事業であると判断いたしております。しかし、県が実施するこの事業は三年間の限定的な事業であるため、今後のあり方については、宇佐市民図書館と学校図書館との連携に向けて調査研究する必要があると考えております。  また、各学校図書館の活用については、学校司書の配置や図書管理パソコンの導入、新書の買いかえや蔵書冊数の確保等、読書を進める環境は大きく改善してきました。さらに今年度は、学校図書館を活用した授業改善に取り組んでおります。国語の授業では、数多くの図書資料情報の中から、条件に応じて自分の必要とする情報を選択し、自分の意見や考えを書く活動を充実させているところであります。  市教育委員会といたしましては、引き続き、第二次宇佐市子ども読書活動推進計画に則り、子供の読書活動の推進に力を入れてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの学校給食のパンについてを、教育次長 高月晴彦君。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)教育次長の高月です。十八番 中村議員の一般質問にお答えします。  二項目め、学校給食のパンについての一点目、市内のパンメーカーで焼いていた給食パンが中止になり、食パンになった経緯と今後の方針についてですが、学校給食用パンは公益財団法人大分県学校給食会と学校給食センター運営委員会が契約し、市内の業者が給食会の委託工場として学校給食用パンを製造し配送していましたが、今年六月に業者の事情により継続することが困難になり、給食会に辞退届が提出されました。その後は、別府市の業者のパンを給食会が市内各学校に配送していましたが、緊急的措置のため一学期間のみで終了いたしました。  二学期以降も学校給食パンを提供できるように給食会と協議を重ねてまいりましたが、宇佐市の学校給食用パンの加工業者として名乗りを上げてくれる業者はなく、これまでどおりの提供ができない状況に至りました。  その状況を受け、八月に宇佐学校給食センターと南部学校給食センター合同の運営委員会臨時総会を開催し協議したところ、米飯のみの給食ではなく、週に一回程度はパン食を提供してもらいたいとの意見もあり、これまで提供していたピタパンやナンに冷凍食パンを加え行うこととなりました。今後も、学校給食用パンの提供については、給食会と協議してまいります。  二点目、小麦パンから米粉パンに変えることはできないかについてですが、一点目で回答しましたように、現在は市内に学校給食用パンを製造、配送できる業者がありません。パンの種類等につきましては、従前の学校給食用パンの提供が再開される状況になってきたときに検討させていただきたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、三項目めの高齢者の自動車運転免許証の返納支援についてを、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。十八番 中村議員の一般質問にお答えします。  三項目め、高齢者の自動車運転免許証の返納支援についての一点目、バスの回数券を贈っている方の利用状況と反応はどうか、地域的な反応の違いはないかについてですが、現在、市では本年四月一日から七十歳以上の高齢者が運転免許証を返納された場合、合計一万円相当の公共バスの回数券、市内コミュニティバスの回数券、市内タクシー・コミュニティバスの共通回数券を交付しています。  公共バスの回数券及び市内コミュニティバスの回数券につきましては、市で購入したものを対象者に配布しており、利用後の料金請求がないため、交付後の利用状況について把握が困難であります。  市内タクシー・コミュニティバス共通回数券につきましては、交付後、利用されたものについて、宇佐市タクシー協会より毎月利用金額についての請求を受けているため、その後の利用状況を把握することができます。  平成二十八年十月末現在で、市内タクシー・コミュニティバス共通回数券は七十二万四千円を交付しており、そのうち二十万千七百円の利用があります。地域的に利用できる交通機関に差はありますが、自主返納された方につきましては、一時的ではありますが、交通の移動手段の確保ができたとの意見を多くいただいています。  二点目、バスの回数券をタクシーの割引制度に変えることはできないかについてですが、本年四月一日から高齢者運転免許証自主返納支援事業を開始し、当初は公共バスと市内コミュニティバスの二種類の回数券を交付していました。しかし、タクシーの回数券を要望される声が多く、本年四月二十八日に要綱の改正を行い、市内タクシー・コミュニティバス共通回数券を追加し、バスが走っていない地域の方でも利用ができる環境を整えています。  今後も、引き続き高齢者による交通事故を抑止するため、運転免許証の自主返納を促し、安全な交通環境の推進を図ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十八番 中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)私は、学校図書館や公共図書館の存在というか役割に、小さいころからの子供たちに対して、社会教育の礎を形成する場でもあるという記事を読んだときに、改めてその意義の深さを感じました。  今、パソコンやスマホなどの電子機器が、さまざまな分野で主導権を握ってきていますが、今年の大きな問題の一つにポケモンがあります。それより以前から、モバゲーとかいう、いわゆる電脳ゲームもありますが、これらに興じる人たちが恐ろしく増加しております。あげくに、これを使った観光戦術に取り組んでいる自治体などもありますが、私には異常な感覚としか思えません。これを単なる社会現象として看過するには問題が多いと思います。
     図書館に求められている命題の中に、情報収集並びに発信センター機能があるので、電子ツールは欠かせないものではありますが、同じツールであっても、使い道を読書の方向に導いてほしいものです。限られた時間の中でゲームに費やせば、活字離れに拍車がかかっているようで、ひいては情報教育の崩壊が進んでいるように思えてなりません。  確かに、書籍も電子書籍が増えてきてはいますが、私は紙面による活字文化を推奨します。漢字、平仮名、片仮名、アルファベット文字を文字バランスも巧みに操られる日本語は、すばらしい言語だと思いますし、これが最大の特徴であり、ある意味で情操的教育の醸成アイテムとして世界に誇れるものではないかと私は思います。そして、語彙力を高めるには、やはり読書が一番だと思います。  ここまでは私の持論的なものを述べさせてもらいましたが、さて、こういう基本的業務の学校図書館や図書室の役割が二〇二〇年度から実施されるアクティブラーニングが本格導入されるに当たり、現時点での市の対応状況はいかがなものでしょうか。お聞きいたします。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  今、議員御指摘のように、子供たちを取り巻く環境はとても大きく変わっております。国の調査によりますと、小学校六年生の約半数が、中学三年生の約四分の三が、今、携帯やスマートフォンを持っているという現実があります。それに伴いまして、文字離れ、読書離れというのも着実に進んでいることと思っております。  学校教育におきましては、それらに対応するためにPTAとタイアップしながら、また中学校ブロック単位で、小・中が連携をしてノーメディアの日にちを設定し、親子読書を進めていくという取り組みを進めていく一方で、学校教育の中におきましても、アクティブラーニングを用いた、いわゆる授業改善を行っているところです。  図書館を活用し、自分が好きな本を友達に紹介する。そして、図書館の中から自分の好きな本を選び、その中から必要な情報だけを選んで、自分で文章を作り、友達に勧めていくというような授業を国語の中でも現在進めているところであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)ありがとうございます。子ども司書の活用で、現在されているのでしょうか。今後も、聞くところの話では、毎年講座を開くようですが、積極的に参加するような現場の環境づくりが重要になってくると思いますが、どういった考えをお持ちでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)図書館長。 ◯図書館長(畑迫敏恵さん)図書館長 畑迫でございます。  今、御指摘のありました子ども司書は、県の主催する行事でありまして、県下を今年度から三ブロックに分けて、三年間で全市町村を参加するということを目標に掲げております。宇佐市は今年度参加いたしましたので、今後の計画は、現在はまだ、県が主催する行事に対しての参加は、予定は定まっておりません。  しかしながら、先ほども申し上げられておりましたように、図書館独自で行っております子ども司書、一日図書館体験等を図書館独自で行って、今後もそういう活動を深めて、広めてまいりたいと考えております。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)先日は、図書館長直々にですね、県立図書館のほうに引率をしていただいたことに、本当に心より感謝をいたします。今回ですね、こういう子ども司書で、由布市は、今、大分県は三年間ということでありましたけれど、宇佐市は独自にずっと続けられるということはないんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)図書館長。 ◯図書館長(畑迫敏恵さん)お答えいたします。  今年度の県が催しております活動をもとに、今まで図書館で独自で行ってまいりました一日図書館司書の体験等をですね、もう少し肉づけをしたりして、深めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)それは、もう三年で館長はおやめになるということですか。 ◯議長(中島孝行君)図書館長。 ◯図書館長(畑迫敏恵さん)お答えいたします。  県とは別に、県が行っておりますものは、来年、再来年は宇佐市として参加できるかということは、まだ定かになっておりません。それで、今年講座がありました内容を、宇佐市独自でそのことを引き続き継続していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)先ほど、教育次長からも聞きました。学校には、司書教諭と学校司書が配置されていると思います。本市での配置率はどのくらいで、その活用は十分でしょうか。それをちょっと御答弁お願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  まず、学校司書は、市が単費で雇用している職員でありますけれども、これは、三十一校、毎週一日は、この日は着実にこの学校におれるというような日を設定するためにも、現在十名を配置して市内を回っております。  一方で、司書教諭といわれる者は、いわゆる県費の教職員の中から、司書免許を持った者が司書教諭として配置するようにというふうに、努めて配置するようにというふうになっております。現在、国の基準で十一学級以上の学校には配置することというふうになっておりますので、現在、大規模校においては司書教諭が配置できております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)よくわかりました。子ども司書の取り組みから入った質問でしたが、全国的な傾向として、やはり司書教諭や学校司書の存在と活動により、学校図書館の機能も多様化し、本来の役割以上に、かつての保健室登校ではないですが、学校になじめない子らの居場所としても期待されていると言われております。司書の十分な配置を、あわせてスキルアップもよろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)中村さん、今の……。 ◯十八番(中村明美さん)よいです、よいです。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)もう一つですね。隣の中津市では、新聞でも紹介されていましたが、既に管内の教員や司書が連携して、つながりを深め、情報交換などをしているようです。  宇佐市の教育委員会の取り組みは、大局的な流れに対しても、どうも一歩おくれているような、予算がないということを理由に、独自性に欠けているような気がしてなりませんが、宇佐市の将来を担う子供たちを、他市に引けをとられないというより、先んじて育てる道を執行部に提案し、予算どりをするのが教育長の務めだと思いますが、全くないとは言いませんが、おおむね成果の見えていない現実に対して、教育長の思いとお考えを再度お聞きしたいと思います。  先般ですね、県体の議員ソフトの応援をしてくれたときみたいに、元気に明瞭に御答弁をお聞かせください。 ◯議長(中島孝行君)教育長。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。中村議員の再質問にお答えをいたします。  子供たちの読書活動の大切さというのは、非常に痛切に感じておるところでございます。そのために、宇佐市では図書館のほうで第二次の子ども読書活動推進計画というのを作っておりまして、その中で学校の図書館、そして市民図書館との連携、これをしっかりやっていきましょうと。で、そういう取り組みをまず基本的に進めておるところであります。  今回、そういった中で、学校の蔵書冊数、こういったものも非常に増えてまいりました。そしてまた、学校の図書館の司書、この方も十名ということで増えてまいりました。そういったことで、年々ですね、この事業は定着をしつつありますので、そのうち必ず結果が出ると思っておるところでございます。ますます取り組みを進めてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)じゃあ、二点目に入ります。  業者さんから聞いた話を又聞きで聞いたんですけれど、最終的に受託をやめた理由は、HACCPの導入を迫られたからだと聞きました。HACCPといったら、国際規格的な生産管理、衛生管理を要求するわけですよね。HACCP対応の設備改善を行うとしたら、事業費的にはどれくらいかかるかと思っていますか。従業員教育だけじゃあ済まされないでしょう。同意しなさいと言われて、業者さんは「はい、わかりました」と即答できるような内容なのですか。  ちなみに、給食センターは対応できているわけですね。他の市町村も同様、指導が起こっていると思われますが、例えば、県下にあって、その基準を満たしている納入業者は、市町村に何社ありますか。 ◯議長(中島孝行君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)学校給食課長の吉武でございます。十八番 中村議員の再質問にお答えいたします。  先ほど再質問されたHACCPの導入について、学校給食の運営委員会なり給食センターが、学校給食課が、HACCP導入を業者に求めたという事実は一切ございません。  以上です。 ◯十八番(中村明美さん)ああ、ないですか。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)はい。一切そのようなことは言っておりません。もちろん、給食については安心安全が第一でございますので、保健所とかの指導が入ったりとか、そういうことはございましたが、HACCPを求めるとかいう事実は一切ございません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)ちょっと私も又聞きしたもんですから、ちょっとそこははっきりわかりませんので、また再度聞いてみます。  宇佐市教育委員会の求めている業者さんは、できた商品の味とかは、おいしかろうがまずかろうが、とりあえず自分たち教育委員会が、もし何か小さくても問題が起きたときには、たたかれることはないように責任回避が最大の優先順位で対応してくれるところではなくてはならないわけですよね。全国的な動きの中で、給食の素材と、それから料理も地産地消を進めようとしている中にあって、いかなる問題があっても自分たちには一切責任をこうむることはないというスタンスで指導されているのだと言われても、否定することはできませんですよね。 ◯議長(中島孝行君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  議員さん御指摘のようなことは一切ございません。責任回避のためとか、そういうことで今回パンがなくなったとかいうことでもございません。  全国的なことを言われたので、全国的な流れといたしましては、文科省が、米飯給食は味覚を育む子供たちに米を中心とした日本型食生活の普及、定着を図る上で重要。それから、農水省が文科省と連携して、米飯学校給食を一層普及、推進することが必要ということを言われておりまして、それもありまして、週四回以上米飯を出しているところが二八%になっております。約四分の一ですね。  で、県下の状況を見てみますと、パン業者の撤退で市内業者のパンが提供できないというところが六市ございます。それにつきましては、津久見市、九重町については、月に一回程度同じような形で市販のパンとかそういうものを提供している。それから、国東市におきましては、別府から取り寄せている。それから、竹田市、大分市から取り寄せている。中津は合併いたしましたので、市内の業者から取り寄せているということで、なかなかパン業者がパンを焼いて配達してという従来の学校給食にパンを提供するということが困難になっているという状況が見受けられます。それに伴いまして、米飯の回数も増えていると。これは、大分県学校給食会に聞いたところによると、全国的な風潮だというふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)いろいろ聞くところと違うんですけれどね。  いろいろと、保健の衛生に関して、なかなか給食センターのほうから指摘があるということをお聞きしました。でも、宇佐市の場合は、パンのトレイに髪の毛一本入っていても、全て業者に係る責任のような対応をとっている話を聞きました。これがもし、短絡的な報道でもたらされたら、真相は別として、この業者は風評とかが、被害を受けて、一般の店での販売が厳しくなる可能性があるということですね。ですから、そういうのがあってやめたんではないですか。 ◯議長(中島孝行君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  学校給食に関しましては、異物混入に関しては非常に厳しいということがございまして、学校給食センターももちろん、業者の方に対しても、安心安全についてお願いしているところです。  今回、パンの業者さんがやめたということに関しましては、個人的なことではございますが、なかなか、お願いに行ったときにお聞きしたところでは、睡眠時間とかが厳しいとかいうこと、それから衛生管理が厳しい。議員御指摘のとおり、衛生管理が厳しい、いろんな状況を勘案して、それから、自分のところの事業をもっと拡大させたいとかいうことがあって、なかなか今までどおりパンを続けていくことができなくなったというふうに聞き及んでおります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)今お聞きしましたけれど、今まで長年ですね、子供たちのためにですね、おいしいパンを焼いていただきましたよね、地元です。やっぱり、朝寝られない、朝早くからパンを焼くということは大変なことなんですね。でも、子供たちのためにということで、恐らく業者さんが焼いてくださったと思うんですね。でも、髪の毛一本でも、業者さんが入れたんじゃないかというんじゃなくて、学校の子供たちも混入したかもわかりません。だから、それを問いただして一方的に業者さんだけを責めるんでなくて、やっぱり地元の長年長年してくださった人、やっぱり大事にしていただきたいなと思いました。  今回、一応、冷凍パンでアンケートを出したかというのは、出していないという回答でしたね。それもですね、私は子供から聞きました。「冷凍パン、おいしい」って言ったら、「前のパンがおいしい」って言われたんですよ。ですから、やっぱりおいしいパンを食べたいって、子供たちがですね。そしてまた、地元の方をやっぱり大事にして、なかなかできないことでありますので、やっぱりそういう衛生面とかの、やっぱり話し合いをしてですね、解決できる方向に持っていってしていただきたかったですね。子供たちにもちゃんと意見も聞いて、やっぱりおいしい、地元の方が作ったパンを食べていただけるように、これからもですね、ちょっとしていただきたいなと思っております。 ◯議長(中島孝行君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  議員さん御指摘のように、今まで地元の業者の方がパンを焼いてくださったことに関しては、学校給食課としても非常に感謝しているところでございます。  議員さんの子供さん言われるように、パンがおいしくない、食パンがおいしくないという声をたくさん受けまして、アンケートはとっていないんですけれども、学校のほうから、それからPTAのほうから、おいしくないという声をいただきまして、九月から食パンについては減塩パンを提供していたんですけれども、十一月からは、ほかのメーカーのパンに切りかえております。そのパンについては、おいしいという声をいただいております。  それから、今後どうするかということに関しましては、今回、八月に宇佐南部合同の運営委員会を開いて、週に一回のパン食の提供というのを決めさせていただきました。今後もですね、運営委員会の中で会員の皆様の御意見をお聞きしながらですね、方針を決めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)じゃあ、三点目に入らせていただきます。  高齢者の自動車運転免許証の返納支援についての再質問でありますが、資料にもありましたが、市内タクシーにも使える回数券を交付されていますが、今年の四月の新聞では、宇佐市はバスの回数券だけと書かれていましたが、最初からあったのでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。議員の再質問にお答えします。  本事業につきましては、平成二十八年四月より開始をしております。先ほど回答書にありましたとおり、四月二十八日に要綱を改正してですね、タクシーとコミュニティバス共通回数券を導入したということでございます。  以上です。 ◯十八番(中村明美さん)公共バスの回数券とコミュニティバスの回数券の利用状況がわからないというのは、言葉を返すようで申しわけないのですが、余り活用されてはいないかもしれないということですよね。どう理解されていますか。一回こっきりの一万円だから、余命の中でありがたく大事に使いたいから使わないという方もいるかもしれませんね。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。再質問にお答えします。  コミュニティバス、路線バス、コミュニティバス・タクシー共通券、三枚ございます。で、その中でうちに申請来られた方についてですね、まあ、地域の状況にもよるんですけれども、タクシーを五千円、路線バスを五千円というような感じで、合計一万円を交付させていただいております。で、そういった中で、個人で選んでいただくということで、活用はできているんではないかというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)私も近い将来、返納対象者になると思いますが、今の助成制度では、返納時に一回こっきり、ないよりまし程度の一万円分の回数券をくれる程度なら、運転できる限り乗り回すと思います。七十歳の人も九十歳の人も、同額を一回こっきりと言われたら、やはり無理しても運転をします。制度を見直すべきと考えますが、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。再質問にお答えします。
     今、議員さんがおっしゃられるように、継続的な支援はできないかということにつきまして、現在、県内の状況を見てもですね、自主返納者に対する支援は、一応一回というふうになっております。  今後、高齢化が進むにつれて、自主返納者が増えるということは認識をしておるわけでございます。そういったことを含めまして、県内の状況を見ながら考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)毎日生活をしているわけですから、せめて金額は下げてもね、毎月支給することはできないんでしょうか。  高齢者全員を対象とするには、財政負担が追いつかないですが、運転免許証の返納は資格をほごにするわけですから、自主的協力者にはそれなりの助成を継続的に欲しいわけです。それを、タクシー券で提供してはと思います。金額をただにしろとは言いません。もし、車を運転していれば維持費はかかっているわけですから、例えばの提案ですが、返納者を対象に、乗り合いタクシー利用として使う場合に限り、市内の生活圏内区間に対して一部助成を考えてはどうでしょうか。  利用回数には、当然、限度を設定すれば、相当返納率も上がるのではないでしょうか。あわせて言うと、助成期間は月々単位で助成するとした場合、介護認定を受けるまでとしたら納得されるのではないでしょうか。見解を求めて終わりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。再質問にお答えをいたします。  議員指摘のとおりですね、非常に有効な手段だと考えております。で、今、本市がやっている今支援策という部分は、別府、杵築等々含めてですね、かなりトップ……、何というんですか、先進した市の施策を今、宇佐市はやっているという状況であります。  で、これは市だけで、また単独でできるものじゃありませんので、県等とですね、何らかそういった支援策がないかということで、積極的にそういった補助金の予算要求もしっかり行っていってですね、県と市であわせてですね、何かできないかということも、また努力してまいりたいというふうに考えています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中村明美さん。 ◯十八番(中村明美さん)最後の質問になりますが、四点目です。  昨今の国内の政治の世界を見るに、倫理的欠如の事件や案件が余りにも頻繁にあります。東京都にあっても、豊洲問題で石原元都知事の発言には驚かされます。我々議会人もあり、特別活動費の使途などの住民から不信感を買われている自治体が、表に出なくても一つや二つではないです。根底にあるのは簡単に言えば、長期政権下での既得権益の保守と長年にわたる慢性化したおごりの温床のあるのではないかと考えます。職員にあっても、職務規定もおろそかに、殊に善悪の見境もわからなくなって安易な行為をしているところがあるのではないでしょうか。  当宇佐市においては、特段に指摘されるようなことは起きてはないと信じておりますが、そこで、こういうことが起こらないうちに、市長、首長みずからの提案で、政治倫理条例の制定に取り組むことはやぶさかな提案ではないでしょうか。この条例の制定は、おおむね議員立法が多いかと思いますが、あえて為政者である首長からの提案となれば、当然、議会もそれを受けて考えることになるでしょう。  数々の実績はあれど、いずれも一人で制し得たものではないわけで、市長を信じ、官民一体による結果だと考えれば、自分自身を律する意思表示を持ち、その先頭に立って今後の市政に取り組んでこそ、名将の栄を掲げるものではといただけるのではと思います。  この夏には、公選挙法改正で十八歳投票権が実施され、高校生も投票できるようになった。今こそ、彼らに向かって定住度日本一を目指しているまちづくりのために、不信感の充満する大人社会の中でクリーン政治を掲げる市をアピールする一つとして、近ごろ流行する公約で、報酬や退職金の削減を挙げるより、政治倫理条例の制定は一番重要な施策ではないでしょうか。お気持ちをお聞かせください。 ◯議長(中島孝行君)中村さん、今のは条例の件ですか。 ◯十八番(中村明美さん)市長さんの……、お願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)中村議員の再質問にお答えいたします。  通告になくて突然来ましたんで、ちょっと考えがまとまっておりませんけれども、私たち政治家、そして公務員には高い倫理観が求められる、それはそのとおりだというふうに思います。  執行側のですね、いわゆる職員につきましては、公務員倫理規定というのが既に制定されておりまして、それに基づいて、機会あるごとにですね、そういう徹底を図っているところでございます。  今、御提案があった条例につきましては、また議員各位のほうとも非常に関係がございますので、まずは調査研究させていただきまして、必要に応じてですね、議会とも御相談をさせていただきたいと思います。  以上です。 ◯十八番(中村明美さん)わかりました。ありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で中村明美議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でございますが、ここで暫時休憩をいたします。再開は十四時四十分といたします。  休憩します。                  休憩 午後二時二十三分                ──────────────                  再開 午後二時四十一分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。  二十番 永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)こんにちは。二十番の永松 郁でございます。  本年も残すところ、あと一カ月余りとなりました。先般、機会がございまして、九州場所に行く機会がございました。その途中に、双葉山関の永代供養している寺に寄ることができました。双葉山の娘さんからですね、生誕百年の時のお話、それから、来年、再来年には没五十年になるという、いろんな話もこう、させていただきました。何より、双葉山生誕百年祭では、宇佐市に大変お世話になったと。そして、陰ながら宇佐市の活躍を福岡のほうから期待しておりますというようなお言葉を頂戴いたしました。  また、本日の新聞報道でも、安倍首相が十二月二十六日、二十七日に真珠湾訪問ということで報道されております。五月には、現職大統領としてオバマ大統領が広島を訪問されました。二度と戦争を起こさない、そしてまた、世界中の平和を目指して、これからの思いでもあろうと思います。  宇佐市も、平和ミュージアム建設構想が計画されております。後世に戦争の悲惨さを語り継ぎながら、そしてまた、平和な社会を次世代にしっかりと伝えていく、そんな施設建設ができればと思っております。  それでは、通告に従いまして、一般質問に入らさせていただきます。  まず、一点目、是永市政について。  二期目の市長として、まもなく任期を終えます。この間、成果と課題についてお伺いいたします。  二期目満了、来年の四月二十三日が任期満了でございます。市長選の日程も、四月九日告示、四月十六日投票と日程も決まりました。三選出馬について、是永市長の心情、考えをお伺いいたします。  二項目め、今年の夏、参議院選挙で十八歳以上の選挙が実施されました。宇佐市での十八歳から十九歳の投票率、また課題等はどうあったのかお伺いいたします。  三点目、地形の調査、不法投棄、農業分野、災害時の状況確認等でドローンの活用方法が大きい。宇佐市での取り組みについてお伺いいたします。  四項目め、高齢者の重大事故が全国で相次いでおります。宇佐市での対策についてお伺いいたします。  五項目め、地域おこし協力隊の宇佐市の定住者数についてお伺いいたします。  六項目め、学校給食についてでございます。  一項目めといたしまして、新年度より五種類の食物アレルギー除去が始まりますが、関係者等の周知はどのようになっているのか。  また、二項目めといたしまして、学校給食の残渣の量についてお伺いいたします。  最後に七項目め、通学路等の外灯設置の状況についてお伺いいたします。  以上、七項目の質問をさせていただきます。明快な答弁をお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)それでは、永松 郁議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、是永市政についての一点目、この間の成果と課題についてでありますが、私は就任以来、定住満足度日本一、交流満足度日本一のまちを掲げ、各種施策を展開してまいりました。  この間達成した成果といたしましては、第一に東九州自動車道や街なみ環境整備などの社会資本の整備、第二に六次産業化、企業誘致、観光振興などの産業振興、第三に健康づくりや子育て支援などの福祉医療の充実、第四に学校施設耐震化や市単独教員配置などの教育環境の整備、第五に移住対策やまちづくり協議会などのUIターン及び周辺地域活性化対策などであります。  特に、住みたい田舎ベストランキングで二〇一四年は全国一位、二〇一六年にも全国三位という高い評価をいただいたほか、行財政改革につきましても、総人件費や地方債残高を減じる一方で、財政調整基金を増やすなど一定程度成果を上げることができました。  次に、課題についてですが、現在、本庁舎、安心院複合支所、平和ミュージアム(仮称)などが継続事業となっているほか、昨年、地方創生対策として策定した宇佐市版の人口ビジョン、総合戦略に基づき、人口減少に歯どめをかける必要があります。また、熊本・大分地震を踏まえ、南海トラフ地震など大規模自然災害への備えも急務となっております。  したがいまして、継続事業の着実な推進、人口減少対策、より一層の安全安心対策等が課題であると考えております。  二点目、三選出馬への心情、考えについてでありますが、一点目で申し上げましたとおり、これまでの取り組みにより一定の成果を得ることができましたが、課題も山積している状況であります。そのため、引き続き市民の皆様からの御信任がいただけるということであれば、市政執行の責任者として、諸課題の解決に努めてまいりたいと考え、来春の市長選に立候補することを決意いたしました。  地方を取り巻く環境は大変厳しいものがありますが、時代の変化に的確に対応できるよう、全力を尽くしてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますのでよろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、六項目めの学校給食についてを、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えします。  六項目め、学校給食についての一点目、新年度より五種類の食物アレルギー除去が始まるが、関係者等の周知はについてですが、宇佐学校給食センターでは、平成二十七年三月に文部科学省が作成した食物アレルギー対応指針に基づき、宇佐市学校給食アレルギー対応食取扱手引を平成二十八年三月に作成いたしました。作成に当たっては、保護者、学校関係者、給食センター等で組織する宇佐学校給食センター運営委員会に承認をいただきました。  また、保護者については、各学校を通じて文書で通知するとともに、食物アレルギー調査を実施いたしました。アレルギー除去食の申し出があった保護者については、取扱手引に基づき、保護者、学校、給食センターの三者での面接等を終えたところであります。アレルギー除去食の実施に当たり、全学校長並びに給食担当者に対し、学校での受け取り方法や対象児童生徒へ確実に届けるための手順についての説明会を一月に開催する予定であります。  二点目、学校給食の残渣についてですが、給食センターでは、栄養教諭等を中心に、毎月の献立にさまざまな工夫を凝らすとともに、皮むき体験等の食育体験を通して、食材に興味を持ってもらえる取り組みや栄養教諭等が各学校を訪問し、食の大切さやいろいろな食材に関する知識を深めてもらえるような指導を行っております。  また、給食の残渣については、養豚業者に引き取りをしてもらい、調理段階で発生する野菜くずは生ごみ処理機により堆肥として、社会見学に来た児童や保護者等に配布するなど、有効活用に努めております。  今後も引き続き、残渣が少しでも減るように食育教育による食の大切さ等を伝え、食材を無駄にすることのないように啓発に努め、好き嫌いなく、おいしい給食を食べてもらえるよう取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの参議院選挙の十八歳から十九歳の投票率と課題等についてと、三項目めの宇佐市でのドローンの活用方法についてと、四項目めの高齢者の重大事故対策についてを、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えします。  二項目め、今夏、参議院議員選挙で十八歳以上の選挙が実施された。宇佐市での十八歳から十九歳の投票率は、また課題等はについてですが、本年七月十日に執行された参議院議員通常選挙における本市での十八歳、十九歳の投票率は、それぞれ四六・四九%、三八・四三%でした。  また、十八歳の投票率の内訳を分析した結果、平成十年四月二日から七月十一日の間に生まれた高校三年生相当の方の投票率は六三・五三%と特に高く、同じ十八歳でも同年四月一日までに生まれた方の投票率は三九・二五%でありました。投票率に大きな差異が生じたのは、高校という場所が投票参加の機運醸成に寄与しているものと考えられます。  また、高校三年生相当以外の十八歳の投票率の低さは、進学等で宇佐市に住民票を残したまま地元を離れるケースがあることも影響していると推測されます。  今後も県選挙管理委員会と協力して、高校生に選挙を身近に感じてもらうため、市内各高校への出前授業等を行い、投票率向上に努めるとともに、地元を離れて暮らす方々のために、住民登録制度や不在者投票制度の周知を図ってまいります。  次に三点目、地形の調査、不法投棄、農業分野、災害時の状況確認等、ドローンの活用方法は大きいが、宇佐市での取り組みはについてですが、市では平成二十六年度よりインターネット放送局を開設して、観光地やイベントなど、さまざまな情報発信を行っています。  インターネット上に数多く出回っている観光用プロモーション映像の中から利用者に興味を持ってもらうためには、これまで以上に斬新な映像を撮影する必要があるため、今年度ドローンを導入する予定です。その利用により、ふだん余り目にすることのない独特なアングルの映像や観光地全体を見渡す映像を撮影することができるため、どこに何があるかなど一目瞭然となり、その場所の雰囲気をより視聴者に印象づけられるなど、PR効果が上がるものと考えています。  また、導入に当たっては、防災、警備などへの活用も広く考えられるため、操作方法を習得するための講習会への参加を各課に呼びかけ、今後、活用拡大についても調査研究を進めてまいります。  次に四項目め、高齢者の重大事故が全国で相次いでいる。宇佐市での対策はについてですが、本年四月一日から高齢者運転免許証自主返納支援事業を開始し、高齢者の運転免許証自主返納を促しております。  また、宇佐警察署や県交通安全協会宇佐支部等と協力して、高齢者を対象とした体験型交通安全教室を開催しており、今年度は、八幡、安心院、院内の各地区で実施するとともに、県や県警察本部等と協力して、危険予想トレーニングや歩行環境シミュレーター、ドライビングシミュレーターを利用した、いきいき交通安全体験講座を糸口地区で実施しました。  そのほかにも、宇佐警察署と協力し、各地区老人会での交通講話を実施したほか、宇佐市交通安全総決起大会、季節ごとの交通安全運動期間中や非常事態宣言発令期間中の街頭啓発活動等を通じて、高齢者の交通事故防止を幅広く呼びかけています。また、高齢者の死亡事故が多発したことから、十一月一日から三十日までの間、高齢者交通安全キャンペーンに取り組んだところであります。  今後も、交通弱者である高齢者が交通事故に遭わない、起こさないよう、関係機関等と連携を図り、交通安全諸対策を積極的に推進してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、五項目の地域おこし協力隊の宇佐市定住者数についてを、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えいたします。  五項目め、地域おこし協力隊の宇佐市定住者数はについてでございますが、地域おこし協力隊制度は、地方自治体が都市住民を受け入れ委嘱し、地域協力活動に従事しながら定住、定着を図るもので、総務省が平成二十一年度に創設した制度でございます。  この制度には、特別交付税による財政支援があり、隊員一人につき報酬及び活動経費といたしまして、四百万円を上限とし、最長三年間の財政支援が受けられます。  市では、この制度を平成二十二年十月から活用しており、今年度活動中の隊員七名を含めまして、現在まで十二名の協力隊員を任命しています。現時点では、任期満了した五名の隊員のうち、二名が市内に定住しています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、七項目の通学路の外灯設置の状況についてを、建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長の原田です。二十番 永松議員の一般質問にお答えします。  七項目め、通学路の外灯設置の状況はについてですが、全国で相次いだ通学児童の事故を受け、本市においても文部科学省及び国土交通省の通知により市教育委員会、警察、県土木事務所、市土木課の四者による通学路安全対策推進協議会を開催し、市内小・中学校から上げられた通学路危険箇所について、毎年合同点検を実施しているところですが、その中には道路照明の要望は上がっていません。  道路については、交差点、橋梁、屈曲部、横断歩道、道路の構成要素が変化する箇所等が道路管理者として対応できる箇所であります。その他の箇所については、防犯灯として自治区での対応となっていますので、要望があれば協議してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十番 永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)それでは、一項目めより再質問をさせていただきたいと思います。  四年前ですね、是永市長が交流満足度日本一、定住満足度日本一、そしてまた、継続・進化・挑戦プラン三〇ということで公約に掲げ、二期目の選挙を無投票で勝ち取りました。その中で、継続・進化・挑戦プラン三〇の中で自己採点の表ももらいました。その中、本当に宇佐市内、安全安心・環境・健康・福祉力アップ、まちづくり・産業・観光力アップ、そしてまた、子育て・教育・文化・スポーツ力アップ、市政運営・行財政力アップ、そしてまた、エリア別のアップと三十項目にわたっての自己チェックを行ってきたところではございますが、その結果についても一点お伺いしたいと思います。
     以上です。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)永松議員の再質問にお答えをいたします。  私、二期目に入るときに、現在せっかく進めている事業、いい事業は継続をして、見直しが必要なものについてはしっかり見直して、レベルを上げて進化をさせて、そして今取り組んでいないものについても、時代の変化とともに新たに積極的に挑戦していこうということで、まあ、継続・進化・挑戦というプランというふうに名前をつけました。そして、私なりに二期目に出るに当たりましては、三十項目にまとめて公約としてですね、お示しをして、市政に臨んだところでございます。  三年半たちまして、自分なりにですね、先ほど議員がおっしゃられたとおり、自己採点をしてみました。で、三十項目中ですね、ほとんど取り組めておりまして、特に自分がイメージしたより進んだなというのが十項目ぐらいありまして、あと二十項目くらいはほぼですね、公約に見合うぐらいの取り組みができたんではないかなというふうに思っています。  ただ、先ほど申し上げましたとおり、人口急減社会に入ってきまして、人口減少に歯どめをかける対策が必要でございますし、熊本・大分地震で本当に大規模な自然災害が毎年のように起こっておりまして、なおですね、安全安心対策のレベルを上げていかなきゃいけないというような思いもしておりますので、まだまだですね、やるべきことがたくさんあるなというような感じでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)継続・進化・挑戦プラン三〇ということで、ほぼ達成できたということを今お伺いしたような次第でございますし、まだ諸課題等もたくさん残っておろうかと思います。まだ任期途中で、二期目でまだ達成できることもあろうかと思いますし、一項目めの二点目とも一緒の質問になってまいりますが、やはり地方都市を取り巻く環境というのは人口減少、そして高齢化社会を迎えてまいります。  宇佐市内を見たときにもですね、中心部の発展、それから周辺部の衰退というのは激しいものがあります。これから先、何十年後かを見据えてですね、三期目、宇佐市のトップとしてですね、その辺のところもしっかりやっていただきたいと思いますが、市長にお伺いしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)永松議員の再質問にお答えをいたします。  議員御指摘のとおりですね、それぞれのエリアを見てみますと、やはりある程度集積が進んで発展しているエリアと過疎化が進展しているところが同時進行というような状況にあるのは、そのとおりだというふうに思います。  あと、まずは任期がまだありますので、その間にですね、今取り組んでいることを可能な限りですね、成果が上がるように取り組んでいきたいと思いますし、先ほど申し上げましたように、人口減少に歯どめをかける観点ですとか、そういったこう、安全・安心の観点、特に周辺部対策につきましては、これからですね、今、三期目の出馬表明をさせていただきましたんで、それに向けてですね、さらに自分なりにですね、今から考えを深めていきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)やはりこう、いろんな諸課題等もございます。で、やっぱりこう十年、二十年先を見たときに、今度は都市部が少子高齢化社会を迎えてくるかと思います。是永市長のですね、三期目に向かってしていく施策がですね、また都市部に生きてくるような、そんな三期目の是永市長の取り組みを期待するところでもございますし、やはりこう、バランスの取れた宇佐市の発展を願うところでもございます。  最後にもう一度、一項目めの三期目の出馬について決意したところでございますが、三期目の宇佐市に見える課題等がもしあれば、お聞かせ願いたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)永松議員の再質問にお答えをいたします。  私、八年前に就任して以来、定住満足度日本一、交流満足度日本一のまちというのをスローガンに掲げております。やはり、いいまちというのは、そこに住む方が満足度が高い、そして訪れる方も満足度が高い、そして地域ごともですね、それぞれバランスがいいというのが、私はいいまちの条件ではないかというふうに思います。  進めるに当たりましては、やっぱり市民の方と、地域住民の方としっかり話し合っていただいて、そこで課題を抽出して、共有して、そして議会の中でですね、建設的な御議論を積み重ねた上でですね、取り組んでいきたいというふうに思いますので、そうした手法も大事にしながらですね、これから降りかかってくる課題にですね、全力で取り組んでまいりたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)まだまだ宇佐市の諸課題もあろうかと思います。いろんな諸問題をですね、いろんな方々と、先ほど市長が申されてましたようにですね、共有する中でですね、本当に住みやすい宇佐市を三期目目指して作っていっていただきたいと思います。陰ながら私も応援させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、一項目めの質問を終わりまして、二項目めの質問に入らせていただきます。  一項目め、今度、七月に参議院選挙が実施されました。今回、十八歳、十九歳の初めての投票ということで、資料をいただきますとですね、宇佐市は十八歳の有権者数が五百七十人ですか。十九歳が五百三十六人。投票率が、十八歳の投票者数が二百六十五人、四六・四九%。十九歳の投票率が二百六名で三八・四三%ということでございます。  議会のほうとしてもですね、高校生議会、いろんなところで十八歳の投票に向け、広く周知をしてきたところでもございますし、いろんな方々がですね、やはりこう、各学校とかいろんなところに出て、その辺のところの周知もしてきたようなところでございます。  いろんな諸問題もあろうかと思いますが、やはりこう、十九歳の投票率が極端に低いような、進学だけの問題でもなかろうかというような感じがいたしておりますが、選管書記長の意見をお聞きしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会書記長。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)選挙管理委員会書記長の古庄でございます。永松委員の再質問にお答えします。  こちらのほうは、県選管、また国のほうの総括でもございますけれども、先ほど答弁いたしましたように、住民票をまず地元のほうに置かれて転出なさった場合、大学のほうでしていただくためには、こちらのほうに期日前投票か当日投票に書いていただくか、不在者投票という制度がございますけれども、それを御利用いただくようになりますけれども、そういうことをなさらずに、投票しなかったという方が、あるアンケートによりましては一番多いところでございました。  そういった中で、現在、大きな大学のある市におきましては、例えば、大分大学などは大分市の選挙管理委員会が二日間、時間は短いですけれども、大分大学のほうで期日前投票等を行ったということを聞いております。大分大学の学生は約六千人おりますけれども、実際に投票したのは三百六十一人ということで、学生がそのうちの半分ぐらいだったというふうに聞いております。  皆さんが住民票を移していただいて投票していただくと、また多くの数の方が投票いただいたんではないかというふうに思っております。ですから、できるだけ、この住民登録制度を御理解いただいて、住民票を移していただくということを今後ともお願いしてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)先ほどの答弁の中でございましたけど、高校生の投票率は、まあ極端に高いんですね、今度は。六三・五三%ということですね。四月二日から七月十一日に生まれた方の。やっぱりこう、いろんな出前授業、そんなところ、そして高校生議会等の、そして啓発啓蒙ができたんじゃなかろうかと思っておりますし、やはりいろんなホームページでも、来年の四月九日、四月十六日、宇佐市の将来を担う市長選挙も実施されるのは決まっているわけでもございますし、やはりこう選挙管理委員会としてでもですね、やはりこう、いろんなところに出向くことによって、投票率のアップにつながるんではなかろうか。ほんで、宇佐市の今、高校生なんかも宇佐市のホームページを見る機会もあろうかと思います。その辺のところでも大いにアピールしていくことが大切ではなかろうかと思いますが、御意見をお伺いしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会書記長。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)再質問にお答えします。  議員のおっしゃるとおりでございまして、昨年より宇佐市のホームページ、選挙管理委員会のホームページのほうも、基本的な投票の仕方から、いろいろ工夫して、選挙に関するQアンドA等も載せておりまして、内容も充実してきているところでございます。また、本年におきましては、十一月十六日に柳ヶ浦高校のほうに、県の選挙管理委員会のほうと一緒に出前授業を行っております。  今後とも、こういう高校生に選挙を身近に感じてもらえるようなことを行いまして、投票率の向上に努めてまいりたいと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)やはりこう、初めての選挙で貴重な一票を投じるわけですからですね、最初の意識を高く持つということも必要でしょうし、やはりそんなところ、選管だけでは無理なら、議長にお願いして、議員も一緒に出前授業みたいなのに一緒に行くとかですね、それで、若者の政治離れに少しでも釘が打てるようにですね、選管としても、まあ、選管だけの問題ではなかろうと思いますし、やはり宇佐市を挙げて努力する必要があるんではなかろうかと思います。まあ、その辺は要望で結構でございますので、また四月の市長選に向けて投票率が上がるように、選管のほうも努力していただきたいと思います。  以上、これは要望でございます。  それでは続きまして、三項目めです。  私もドローンについて、余り詳しくはなかったんですが、ちょっとこういろいろ調べてみました。で、ドローンの活用方法としてはですね、先ほど答弁にもございましたが、地形の調査、測量等、これは土木のほうでも使えるんじゃなかろうかと思っております。  で、警備の強化、不法投棄。これは、江口課長のところで何か、不法投棄なんかで使えるんじゃなかろうかと思いますし、新潟のほうでは、農業分野の進出等も行っております。何より、いろんなところに入れないときに、災害時の状況確認等、宇佐市全体をこう考えたときに、いろんな活用方法があろうかと思います。  で、必要なところ、ドローンを飛ばすのにはですね、日中に飛行させることとかですね、目視範囲内、無人航空機、その周囲を常時監視して飛行させること、人または物件との間に三十メートル以上の距離を保ち飛行させること、祭礼、縁日など多数人が集まる催しの上空で飛行させないこととか、六項目、いろんなところ書いております。で、飛行禁止区域としては、空港等の周辺、人口集中地区等がございますが、宇佐市は両方ともに当てはまらないというようなことでもございますし、まあ、各課通してですね、消防のほうからでもよろしゅうございますんで、もし活用方法があればお聞きかせ願いたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)消防課長。 ◯宇佐消防署長兼消防本部消防課長(和氣久義君)消防課長の和氣です。永松議員の再質問にお答えをします。  まず現状ですね、消防のほうでということですけども、全国的には国のほうからガイドライン等の方向性はまだ出ておりません。しかしながら、全国の消防では機装等によりいろいろな形で今導入をされているということです。  まあ、先ほどのどういうような取り組みというか、活用がいいかということなんですけれども、やはり消防の場合は、災害時に人が行けない場合とか危険な場所、こういうところには非常に有効と考えております。県内の状況を見ますと、臼杵消防が四月より運用を始めております。それから、現在、中津市においても運用に向けて操縦訓練等を行っているということです。それから、豊後大野市につきましては協定を結んで、そういう場合は測量会社の専門家にお願いするというような形をしているようです。  実際の活用につきましては、具体的には、例えば、行方不明者が出た場合に、河川とかその辺の中を見たりするのは非常に有効ではないかなということで、現在、国の動向等を見ながら調査研究をしていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)今、消防のほうから、動向を見ながらということで、先般も中津市の消防のほうは、中津のほうで操作方法を解説というか、訓練というか、練習をされたというようなことで、やはりこう何かあってからでは遅いですし、多分、覚えておりませんが、予算計上も確かされてたと思いますし、その辺のところでですね、若山課長のちょっと御意見をお聞かせ願いたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(若山雅敏君)秘書広報課長の若山です。永松議員の再質問にお答えいたします。  今、議員が御指摘のとおり、本年度の予算にドローン購入ということで、予算を組まさせていただいております。で、契約のほうも着々と進んでおりまして、業者も決まり、もう納入段階という状況ではございます。  で、この購入に対しましては、機体、予備バッテリーとかいろいろあるわけですが、それだけではなくて、講習も含めての入札というふうにさせていただいております。つまり、購入後は、操作から、今、いろいろと規制もかかりつつあろう部分もございますので、そういった学習などの講習を行う。で、このときには、先ほど答弁にも申しましたように、考えられる関係課等に声をかけて、一緒に講習を受けようというふうに、今、取り組みを予定しているところでございます。  また、来年度以降もそういった形で講習会等も開催しながらですね、それぞれ、先ほど消防課長のほうからもありましたように、それぞれの担当課でいろいろ使える部分が、即実践できるようにということも含めまして、観光でのPRを主眼に置いた購入ではございますが、そういった形で幅広く活用を考えてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)ドローン規制法、平成二十七年の九月四日に航空法が改正されまして、ドローン規制が成立されておりますし、これからですね、観光面そしていろんなところで有効に活用できると思いますし、そんな中で観光面だけじゃなく、各課を横断した中ででですね、いろんなところで活躍、そのためにはやはりこう、先ほど課長が述べられたように、技術の習得というのが必要になってこようかと思います。各課を超えた中でいろんな活用方法を期待しながらですね、まあ、予算が無駄にならないように、いろんなところで活躍してほしいと思います。  それでは、四項目めに入らさせていただきます。  高齢者の重大事故が全国で相次いでいるということで、毎日、新聞報道、それからニュース等で市場をにぎわしているような状況でもございます。  宇佐市としてもですね、いろんな警察、県交通安全協会宇佐支部と高齢者を対象とした安全教室、ほんで、いろんなこうドライビングシミュレーションとか、いろんなところ、やっぱり必要になってこようかと思います。で、宇佐市、いろんな意味で広い土地でもございます。周辺部にも高齢者、宇佐市の課題等もございますし、やはり車がないと生活できないという現実もあるところも、それが現実だろうと思います。独居老人で、本当に買い物にも行けない、そんなようなところもあろうかと思います。  やはり必要になってくるのは、自家用車にかわる交通手段も必要になってこようと思いますが、市内循環バス等の充実等は考えておるのかどうかか、一点お伺いしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。再質問にお答えをいたします。  現在ですね、市内循環バスを十月、十一月の二カ月間で第二段という形でやってきております。で、これは、宇佐駅、柳ヶ浦駅、さらに市内中心部、観光施設を含む交通アクセスの二次交通を強化しようということで、二カ月やってきたわけでございます。  で、前回とですね、先般、一月やった結果、ちょっと今集計してるところなんですけど、ほぼ同じぐらい、若干増えたというような状況でですね、まだまだ一日の乗車率がですね、二・三六人ということで、前回二・一人ということで、多少は上がっているけれど、まだまだかなというところがあります。  で、今後どうするかっていう部分はですね、じっくりですね、この検証も踏まえながら、どういった施策がいいかのかという部分は、総合的に考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)結構、今後の課題というか、出てましたけど、スピードを持ってやることが必要だろうと思います、課長ね。これだけ社会問題化になりつつある中で、そんなに時間をかけても、なかなか効果も出てこないでしょうし、いろんなところでですね、必要に時間をかけてより、スピードを持ってやることが必要ではなかろうかと思っております。  本当にやっぱり周辺部とかいうとこは、すごく厳しいところもございます。で、まあ、いろいろな、循環バスだけじゃないと思うんですね。やはりどうしても高齢者の運転免許返納ができない。それで、よく事故を起こす中で筋力の衰えとかいうのが、アクセルとブレーキの踏み間違い、ブレーキに行ったつもりだけどアクセルを踏んでた。やはり地域の健康サロンとかですね、その辺のところからの高齢者の健康、担当課長がいればちょっと答弁を願いたいんですが、その辺のところも、そういうところによって、健康サロンに高齢者が参加することによって、コミュニケーションもとりながら、筋力の増強につながるかどうかはわかりませんが、そんな意識も踏まえてくるんではなかろうかと思いますが、課長、答弁があればよろしくお願いしたい。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)介護保険課長の麻生でございます。永松議員の再質問にお答えします。  現在、サロン、それから介護予防教室等々、市内二百箇所以上で取り組んでおります。それで、健康体操をする中で、そういった高齢者の機能訓練ができて、議員さんがおっしゃるような、安全運転にも寄与できるような取り組みができたらいいなと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)ぜひですね、その辺のところも念頭に置きながらですね、高齢者の、やはりこう、いろんなこう、そこで散歩することによることによっても少しは効力が増すんではなかろうかと思いますし、地域にも、まちづくり協議会等もできております、市長の発案でですね。で、そんなとこといろいろやっぱり買い物を助けるとかですね、商工会が愛のおつかい便とかいろいろやってますし、やっぱり自助共助で助け合える、ただただ返納だけじゃなく、どうにかやって助け合える、そんな地域づくりが、やはり高齢者に生きがいを持たせながら、交通事故の減少に少しでも役立てばと思いますが、それの見解があればお伺いしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  議員おっしゃるとおりですね、高齢者の事故っていう部分は日々出てきておりますし、今後また喫緊の課題だと捉えております。  で、これはまさに循環バスだけはでなく、コミュニティバス、路線バスだけで解決しない問題だと捉えております。さらに、高齢者サロンの充実であったりとか、まちづくり協議会で問題解決をやっていこうと、そういった今後のですね、課題を整理しながらですね、総合的に仕掛けていかないと、この問題も解決しないのかなというふうに考えておりますので、スピード感を持ってですね、やれっていうことでありますので、また庁内で十分議論してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)いろいろ述べさせていただきましたけど、やはり企画財政だけがあれするんじゃなく、各課が横断するような形でですね、商工観光も必要だろうし、介護保険のいろんな方、やっぱり協力しながらですね、高齢者の事故が少しでも。まあ、返納制度、中村議員も先ほど質問しておりましたが、その辺の充実度も必要でありましょう。いろんなところを加味しながらですね、高齢者の事故が宇佐市から少しでもなくなるように、そしてまた、中には高齢者の方々でも、車を運転することが少しの生きがいという方もあろうかと思いますし、いろんなこうハードルを各課で越えながらですね、その辺の調整に向け、そしてまた、高齢者が住みよい宇佐市にできるように、そして明るい宇佐市になるように、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、五項目め、地域おこし協力隊の宇佐市定住者数についてということで、二十二名から十名活用しているということですね。それで、今年度活動中の隊員は七名、現在まで十二名の協力隊員がして、宇佐市に定住している方が二名ということを先ほどお聞きいたしました。この二名の方は、今、定住して何年になるでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野でございます。永松議員の再質問にお答えいたします。  その二名は、宇佐市に定住して、今、二年目を迎えているところでございます。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)やはりこう地域おこし協力隊、地域のやはり魅力を発掘するとかですね、やはり地域をいろんなところでアピールする。私は、地域おこし協力隊、できれば多くの方々が宇佐市に定住していただいて、宇佐市のいろんなところをですね、また、外部から入ってきていろんなところを発見しながら、いろんなところにアピールしていく、そんなところでやっぱり定住というのがこれからの課題になってくるんではなかろうかと思いますし、今後の活動上限が四百万円の資金ですけど、その後の生活というか、やはりこう、人間、生活していく上では費用もかかってまいりますが、それの仕事とか、その辺のところはどうなっているのか、ちょっと一件お伺いできれば。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)お答えいたします。  今、三カ年という任期の中で活動していただいておりますけれども、活動の三カ年目、もしくは翌年度につきましては、その方が起業するための支援として、国の特交措置で百万円がございますので、三カ年目もしくは次の一年において、例えば農業を始めるんであれば、トラクターを買うとかですね、軽トラを買うんだとか、そういったところに交付金を活用するなどしながらですね、定住に向けた取り組みをしているところでございます。
     あわせて、市が独自でやっておりますのは、空き家バンク制度、今、力を入れておりますので、地域おこし協力隊に、この空き家に住んでいただくと。それによって、地域の方々との交流が生まれるということから、地域を知り、その地域に愛着を持っていただけるんではないかということで、現在七名活動しておる隊員中、六名の方が実際に空き家に住んでですね、地域活動をしているという実態もございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)現在の協力隊員六名が空き家ということでですね、宇佐市に定住していただくためにですね、何らかのところも必要になろうかと思いますし、やはりこう、これが一つ人口増につながる施策でもないかとは思いますがですね、やはりこう宇佐市に定住することによって、いろんなところに宇佐市をアピールしていただく、そのことが、いろんなところに宇佐市をアピールできるんではなかろうかとも思いますし、その辺のところ、また現在の隊員の方々にも、担当課としても、定住に向けて努力をしていただきたいと思います。  それでは六項目め、学校給食についてということで、新年度より、アレルギー除食が始まります。除食については、鶏卵、乳、エビ、カニ、イカ、この五種類でよろしゅうございますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)学校給食課長の吉武でございます。永松議員の再質問にお答えいたします。  議員御指摘のように、二十九年度からアレルギーを開始するのは、乳、卵、エビ、カニ、イカの五種類でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)答弁書の中にもございましたけど、保護者、学校等を通じて申出書を出していただいてということでございます。まだ宇佐市内の子供たちに、このほかにまだアレルギーが多く見られる食物等があれば、わかる範囲で結構でございますので、教えていただきたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  平成二十七年の五月にアンケートいたしました。その際に、百七十五名のアレルギーを持っている方がいらっしゃいました。今回、五品目ということに限定をいたしております。この五品目に該当する方で、希望された方が二十四名、そして今現在、二十名程度のアレルギーの除去になろうかというふうに考えております。  アレルギーの種類は多岐にわたっておりまして、特定七品目以外にも準ずるものとして二十品目。それ以外にも、アレルギーの種類はたくさんございます。多くの食品でアレルギーを持っている方がいらっしゃるというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)五品目の除去ということで、七品目まで増やすような考えというのはございますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  七品目ということでございますが、そもそも、七品目は今言った五品目の中の乳、卵、エビ、カニにプラスして、そば、落花生、小麦が加わります。  そばと落花生については、そもそも給食には提供いたしません。小麦につきましては、調味料とかにも含まれているということがございますので、なかなか除去しにくい品目になっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)そば、落花生については、給食に使用しないということでございます。やはり二十九年度から始まるわけですが、子供たちに除去食を届けるシステムというのが一番大事になってこようかと思います。もし、除去食でないのが届いたときには、子供たち、拒絶反応というか、すごく……。その辺のマニュアル等はどのような形でできているのかお伺いしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)マニュアルといいますのは、学校給食衛生管理基準ガイドラインを宇佐市で作っております。その中に、アレルギー対応マニュアルを作っておりまして、それに基づいて行っております。  届けるためにですね、先ほど言いました二十四名の方々に三者面談という形での面談を行いました。学校と給食センターと保護者、三者で、今までの既往のアレルギーのことについて、それから、緊急時の対応とか、そういうことについて面談いたしました。  で、それが八月から九月まで行われたわけですけれども、今後のことといたしましては、一月に校長会を通じて学校に周知という形を考えております。その後、給食担当者とのお知らせの機会を設けたいというふうに考えております。  給食センターの中におきましても、一月からは実施に向けて除去食の練習を予定しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)除去食をやはり子供たちに安全に届ける、そんなシステム、学校給食センターのほうの対応も必要になろうかと思いますし、やはりこう、給食を受ける子供たちにですね、安心して届けれる、そんなシステムづくりが必要になってこようかと思いますし、新しい試みでもございます。今、子供たちの環境ちゅうのも、私たちの時代とは幾分、相当変わっておりますし、なるべくいろんな対応をしなくてはならないのかなと、自分自身も痛感しているような次第でございます。子供たちに安全安心な給食をお届けするよう、お願いいたします。  続きまして、六項目めの二点目です。  食育と呼ばれて久しいわけですが、昨年ですね、文教のほうで、富士市のほうに、そのときは荒牧課長が学校給食課長でしたんで、一緒に行かさせていただきました。その中で、そのときの報告の中でですね、給食の残渣量が一人五グラム程度ということで、すごいなというのをちょっとこう、行った我々も実感したわけです。研修で行った中でですね。  やはりその中で、やはりこう一番必要だったのは何かなって。本当にこう食材を作るところが見えるんですね。生産者が見える。生産者と一緒に体験をしながら、まあ、給食メニューというのは、学校の栄養士さんが、給食センターの管理栄養士さんが、子供たちの成長を願って見合ったカロリーで献立を作っていくわけです。本当に、そこの取り組みというのは、私はPTAも長くしましたけど、残渣量がそんなに少ないというのは初めてこう知ったような次第でもございますし、納入業者等にですね、やっぱりこう生産者の顔が見えるとか、コストがかかってくるかもしれませんけど、金かけないでもできるようなこと、また学校現場でその生産者と一緒に体験をしてみること、いろんな体験の場所にもなろうかと思います。川島課長もこま数等も増えてすごく大変でしょうけど、そんな体験することによって、子供たちも生産者の気持ちもわかる、学校給食センターの皆さん方が作る気持ちもわかる。食育を通して道徳教育の推進にもなろうかと思いますが、その辺のもし意見があればお伺いしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  食育体験でございますが、学校給食課といたしまして、マテ貝掘り体験、それから今年度はクロダマル収穫体験など、それと枝豆の皮むき体験とか、そういうのも含めてですね、栄養教諭を中心に、学校給食課としても積極的に行っているところでございます。  それと、ラッキースター給食とかですね、地産地消のものをなるべく使う日を作るとか、そういう形でなるべく生産者、それから給食センターの顔が見えるような給食をというふうに今後も考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)ぜひですね、やはりこう、子供たちにはやはり生産者とか学校給食センターとか、いろんなところが見えるような形をですね、時間があればとっていっていただければと思います。  それでは、時間もなくなりましたが、最後の通学路の外灯設置の状況についてということで、各自治区での対応となっておりますと答弁がございます。時間もないですけどね、これ、十二月議会の請願で出ております。請願者、これ多分、宇佐高の娘さんが亡くなった方なんですね。学校の帰りにですね、夕暮れ時に。やはり、そんな中でですね、子供たち、すごく高校生とか部活が終わった後とかいうのは、すごくこう暗いんですよね。女の子にしても、部活帰り、夜八時ぐらいとかなります。放生会線とかを見てみたときに、本当に真っ暗な状況の中で高校生が帰るのを目にしておりますし、できれば要望をして終わります。時間もなくなりましたので、終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で永松 郁議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第二、市政一般に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。次の本会議は明日七日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労さんでした。                     散会 午後三時四十六分 宇佐市議会...