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2016年03月07日 平成28年第1回定例会(第5号) 名簿
2016年03月07日 平成28年第1回定例会(第5号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2016-03-07
    2016年03月07日 平成28年第1回定例会(第5号) 本文


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    2016年03月07日:平成28年第1回定例会(第5号) 本文 (634発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (五日目)           開議 午前十時〇一分 ◯議長(中島孝行君)皆さん、おはようございます。  会議に先立ち、教育長より発言の申し出がありますので、これを許可します。  教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)皆さん、おはようございます。教育長の近藤でございます。  議長のお許しをいただきましたので、宇佐市立中学校校長の酒気帯び運転について御報告を申し上げます。  去る三月の五日、午前九時四十五分ごろ、宇佐市立中学校の校長(五十五歳)が酒気帯び運転という不祥事を起こしました。内容は、同校長が宇佐市大字城井において警察官から車の停止を求められた際、呼気一リットル当たりの基準値〇・一五ミリグラムを超える〇・一九ミリグラムのアルコールが検知されたものであります。  教職員の非違行為につきましては、これまで服務規律の徹底や交通違反行為の撲滅に向けて機会あるごとに指導してまいりました。特に校長においては、学校の最高責任者であり、管理職としての、他の教職員を指導する立場にあることから、高い倫理観と遵法精神が求められており、今回の事態は校長としての自覚が足りない、判断が甘いと言わざるを得ません。このような不祥事を起こしたことに対しまして、議員各位並びに保護者を初め市民の皆様に大変御心配、御迷惑をおかけ申し、大変申しわけなく思っておるところであります。  市教育委員会といたしましては、昨日、緊急の校長会を開催し、交通違反の事実を伝達するとともに、綱紀の引き締めと倫理意識の徹底を図るよう指導したところであります。今後は、二度とこのような不祥事を起こさないように、県教育委員会が作成をした服務テキストなどを用いて、教職員一人一人の自覚を高める研修の徹底に努めてまいります。  以上で、報告を終わります。大変申しわけありませんでした。 ◯議長(中島孝行君)ただいま出席議員は二十二名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成二十八年三月第一回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成二十八年三月七日)
    ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十三番   │一.戦争と平和の問題について(平和ミュ  │市長    ┃ ┃用松律夫君 │  ージアム構想も含む)         │      ┃ ┃      │ (1)緊急事態条項の名のもとに自治体が戦  │      ┃ ┃      │  時体制に組み込まれないために、市は  │      ┃ ┃      │  どう対応するのか。          │      ┃ ┃      │ (2)平和宣言都市として戦争を止める国に  │      ┃ ┃      │  するため、宇佐市としてどのような働  │      ┃ ┃      │  きかけをするのか。          │      ┃ ┃      │ (3)約二千万人の犠牲者を出した戦争や国  │      ┃ ┃      │  民を狂気の戦争に駆り立てた原因につ  │      ┃ ┃      │  いてどう伝えるのか。         │      ┃ ┃      │ (4)宇佐市の戦死者とその家族の悲痛な思  │      ┃ ┃      │  いをどう発信するのか。        │      ┃ ┃      │ (5)戦争を賛美する一切の企画・展示・解  │      ┃ ┃      │  説は行うべきではないが。       │      ┃ ┃      │ (6)平和資料館の展示に約一億円もかける  │      ┃ ┃      │  模型の戦闘機は必要ないが。      │      ┃ ┃      │ (7)三月十八日を「平和の日」の件や平和  │      ┃ ┃      │  憲法手帳の件はどうするのか。     │      ┃ ┃      │二.TPPについて            │担当部長  ┃ ┃      │ (1)宇佐市の影響額の科学的根拠は何か。  │      ┃ ┃      │  また、農家の具体的支援策は。     │      ┃ ┃      │ (2)宇佐の地域経済を守るためどう国に働  │      ┃ ┃      │   きかけるか。            │      ┃ ┃      │ (3)食の安全が脅かされると危惧する市民  │      ┃ ┃      │  の声をどう国に伝えるのか。      │      ┃ ┃      │ (4)今後、医療崩壊を招く恐れに対し、国  │      ┃ ┃      │  へどう働きかけるか。         │      ┃ ┃      │ (5)アメリカの多国籍企業が公共事業に参  │      ┃ ┃      │  入してくる事態も予想されるが、公契  │      ┃ ┃      │  約制度の導入が急がれるのではない   │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (6)大筋合意の内容で宇佐の製造業も本当  │      ┃ ┃      │  にプラスになるのか。         │      ┃ ┃      │三.地域の人口減少と疲弊対策について   │担当部長  ┃ ┃      │ (1)宇佐出張所の再開を望む声にどうこた  │      ┃ ┃      │  えるか。               │      ┃ ┃      │ (2)宇佐駅のエレベーター設置は「地域創  │      ┃ ┃      │  生事業」が活用できないか。      │      ┃ ┃      │四.なぜ特定の地区を対象にした学習会な  │担当部長  ┃ ┃      │  どの同和特別対策を行うのか、市民平  │      ┃ ┃      │  等の立場で、市も終結を望むと答弁し  │      ┃ ┃      │  ており、実行を。           │      ┃ ┃      │五.安心院パークゴルフ場の台風被害の修  │担当部長  ┃ ┃      │  復対策の完了期限は。         │      ┃ ┃      │六.南宇佐の電柱移設問題はどう解決が図  │担当部長  ┃ ┃      │  られようとしているか。また、こうし  │      ┃ ┃      │  た市民の様々な悩みや声に対する接客  │      ┃ ┃      │  態度の改善も含め見解を。       │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)皆さん、おはようございます。十三番、日本共産党の用松です。今回、私の不徳のいたすところで、また不覚のいたすところでインフルエンザにかかり、行政の皆さん、市民の皆さん、傍聴者の皆さん、全ての皆さんに御迷惑をおかけしたことを深くおわびを申し上げます。とりわけ質問を交代していただいた井本議員には厚くお礼を申し上げます。ありがとうございます。  さて、質問の第一は、冒頭に、北朝鮮の核開発につながる事実上の弾道ミサイルの発射に断固、怒りをもって抗議し、核開発の中止を求めるものであります。御承知のように、日本共産党は北朝鮮の数々の蛮行に対して、いち早くこれを糾弾し、そして是正の措置を講じてまいりました。例えば拉致問題。一九八六年、我が党の橋本敦議員がこの問題をいち早く取り上げて、国会で追及をし、当時の梶山静六国家公安委員長をしてまさに国家的な犯罪である、直ちに捜査に着手するということを言わしめております。  また、大韓航空機爆発事件については、世界の党の中でいち早くこれが金賢姫による国家的犯罪であることも明らかにし、闘ってまいりました。今後とも世界の平和と安定、アジアの平和と安定のために全力を尽くす決意であることを申し上げたいと思います。  質問の第一項は、緊急事態条項の名のもとに戦時体制に組み込まれないような自治体の対応について。  第二点は、戦争をとめる国にするために宇佐市としてどのような働きかけを行っていくのか。  第三点は、二千万人の犠牲を出した狂気の戦争に国民を駆り立てた原因をどう資料館構想の中で伝えていくのか。  第四点は、宇佐市の戦死者三千七百四十七名の家族の悲痛な思いをどう発信をしていくのか。  第五点は、戦争賛美の一切の企画、展示、解説は行うべきでないという見解について。  そして第六点は、平和資料館に約一億円もかけて模型の飛行機を展示すべきでない、この点についての見解を伺うものであります。  第七点は、十二月議会で私は武蔵野市の例を掲げて平和の日とすること、憲法手帳の配布について質問いたしました。その後の検討状況について。  二項目めは、宇佐市の影響額の、TPPにおける、科学的根拠、また、農家の具体的支援策について。  第二点目は、宇佐市の地域経済を守るためにどう国へ働きかけていくのか。  第三点は、食の安全がたびたび指摘をされているが、この点についての市の考えを問うものであります。  第四点は、医療ジャーナリストの堤未果さんがあちこちのマスコミでも取り上げていますように、医療崩壊を招く危険性についても市の対応を問うものであります。  第五点は、アメリカの多国籍企業が今でさえWTOの関係で国際入札に参加する、そういう中でますますこの危惧が高まっている中で、公契約の必要性についての見解を問うものであります。  第六点は、市長は十二月議会で製造業はプラスになるということもお答えになったわけですけども、その後の進展を踏まえた見解について。  第三項目は、宇佐市の出張所の再開を望む声について。  第四項目は、特定の地域を対象にした同和行政を直ちに……。 ◯議長(中島孝行君)用松議員、項目を言うてください。 ◯十三番(用松律夫君)四項目。抜けた。 ◯議長(中島孝行君)はい。 ◯十三番(用松律夫君)ちょっと待ってね。あ、宇佐市の出張所……、ごめんなさい。宇佐駅は再質問のときにやるというふうに言ってます。  四項目、特定の地区を対象にした学習会などを直ちに取りやめるべきであり、同和行政の終結について問うものであります。  第五項目は、台風十五号で被害に遭った安心院パークゴルフ場の、ドル箱と言われる利用者の多いゴルフ場の改善策、修復対策の完了について。  最後の第六項目は、南宇佐の電柱移設問題についてのその後の進捗状況を問うものであります。  以上で第一回の質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、用松律夫議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、戦争と平和の問題についての一点目、緊急事態条項の名のもとに自治体が戦時体制に組み込まれないために市はどう対応するのかについてでありますが、議員御指摘の緊急事態条項とはどのようなものか承知いたしておりませんので、コメントは控えさせていただきます。  二点目、平和宣言都市として戦争をとめる国にするため宇佐市としてどのような働きかけをするのかについてでありますが、本市は平成十八年三月に非核・平和自治体宣言都市を宣言しており、日本非核宣言自治体協議会にも加盟いたしております。この協議会の活動の中で、今後も核廃絶に向けた世界の恒久平和の実現を訴えてきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの戦争と平和の問題についての三を、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  一項目め、戦争と平和の問題についての三点目、約二千万人の犠牲者を出した戦争や、国民を狂気の戦争に駆り立てた原因についてどう考えるのかについてですが、宇佐市平和ミュージアム(仮称)基本構想・基本計画では、展示導入、宇佐海軍航空隊の記録、平和への誓い、企画展示の四つの展示構成となっております。その中に近代日本の戦争史を伝えるコーナーを計画しており、世界、日本、そして宇佐の視点から見た戦争の概略を紹介することといたしております。  具体的な内容につきましては、来年度以降の宇佐市平和ミュージアム(仮称)建設準備委員会や審議内容をあらかじめ調査、検討する同プロジェクトチーム会議の中で議論し、展示計画をまとめてまいります。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの戦争と平和の問題についての四、五、六を、教育次長 辛島文昭君。 ◯教育次長兼管理課長(辛島文昭君)皆さん、おはようございます。教育次長の辛島でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  一項目め、戦争と平和の問題についての四点目、宇佐市の戦死者とその家族の悲痛な思いをどう発信するのかについてですが、基本構想・基本計画において、ミュージアム整備の意義と目的については、我がまちも戦場であった歴史を後世に伝えていく責務があるとしております。その責務の一つに、風化する現実を受けとめ、後世に守り伝えるということを挙げています。これは戦争を体験した人、またそのことを知る人や物が日々少なくなっていくという現実の中、関連した資料を可能な限り収集し、さらに、戦争体験者や関係者の証言を記録、保存するとともに、これらの実物資料を展示公開することで平和の大切さと命のとうとさについて考えてもらうというものでございます。  現存する生の資料や遺構、そして証言による戦争の真実を風化させずに将来に伝えていくということこそが戦争犠牲者や関係者の思いに応えることであると考えております。  五点目、戦争を賛美する一切の企画、展示、解説は行うべきではないがについてですが、具体的な展示物の選定やその解説などについては、来年度以降の建設準備委員会やプロジェクトチーム会議の中で議論し、まとめていくこととなっております。当該計画の基本方針は「平和の大切さと命の尊さ」であることから、この方針に沿って議論されることになります。  六点目、平和資料館の展示に約一億円もかける模型の戦闘機の件はどうするのかについてですが、資料館建設の基本設計業務を提案型のプロポーザル方式で行うため、施設計画と展示計画の設計アウトラインについて、一月に開催した建設準備委員会において決定したところでございますが、その際に、大型展示物があるかないかで施設設計が大きく変わることから、宇佐に関連した航空機等の実物大模型を製作することがどうかについても議論がなされました。結論は出されていませんが、設計段階で大型展示物等の収蔵を兼ねた展示スペースを確保しておく必要があるとの意見は一致したところから、借用や寄贈等による展示の可能性も考慮に入れた設計とすることが決定されたところでございます。  なお、航空機等の実物大模型を製作する場合の費用につきましては、設計業務を進める中で精査してまいります。
     以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの戦争と平和の問題についての七と、二項目めのTPPについての五と、三項目めの地域の人口減少と疲弊対策についてと、四項目めの同和特別対策についてを、総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)皆さん、おはようございます。総務部長の稲積でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  一項目め、戦争と平和の問題についての七点目、三月十八日を「平和の日」の件や平和憲法手帳の件はどうするのかについてですが、この件につきましては、昨年十二月議会においても答弁いたしましたが、二点目で申しました非核・平和自治体宣言都市としての取り組みや、学校教育においても平和学習で戦争の悲惨さや平和のとうとさを学び、戦争体験を継承するなど、平和に関する啓発を推進しております。議員御提案の「平和の日」や平和憲法手帳につきましては、現在のところ考えておりません。  次に、二項目め、TPPについての五点目、アメリカの多国籍企業が公共工事に参入してくる事態も予想されるが、公契約制度の導入が急がれるのではないかについてですが、現在、世界貿易機関、いわゆるWTOの加盟国間で締結されている「政府調達に関する協定」に基づき行われる特定調達契約は、国、都道府県及び政令指定都市において、例えば建設工事であれば二十億二千万円、物品購入であれば二千七百万円以上の案件で加盟国企業を加えて実施されています。  国は一般市町村には拡大しないとの意向であり、現在のところ特定調達契約を拡大するといった通知もありません。本市の入札、契約においては、市内業者で履行可能なものは市内業者に発注するという基本方針に変わりはなく、これからも競争性、公平性を確保しながら、地域経済の活性化に資する入札、契約に努めてまいります。  公契約制度については、公契約を受注した事業者に対して、その契約に従事する全ての労働者の賃金について、市が定める最低基準を上回る賃金の支払いを独自に義務づける制度であります。この制度導入については、市民や議会の理解が欠かせないものと考えております。現在、県が公契約制度に関する研究会を設置し、検討を行っていると聞いていますので、その動向を注視しながら、引き続き調査、研究を行ってまいります。  次に、三項目め、地域の人口減少と疲弊対策についての一点目、宇佐出張所の再開を望む声にどう応えるかについてですが、宇佐出張所は、行財政改革プランに基づき、維持管理費や利用状況等の検討がなされ、平成二十一年三月三十一日をもって廃止に至っております。  出張所廃止に際しては、地域の皆様のサービス低下を招かないよう、封戸、北馬城の郵便局での市税の納付や証明書等の発行などのサービスを始めており、市の主な窓口機能は一定程度、果たせていると考えております。このような状況から、出張所としての再開は困難な状況でありますので、御理解をいただきたいと思います。  また、現在この建物は宇佐東ふれあい館として北馬城地区まちづくり協議会の事務局を置き、地域コミュニティーの拠点として有効活用されております。  最後に、四項目め、なぜ特定の地区を対象にした学習会などを行うのかについてですが、集会所については、昭和四十年の同和対策審議会答申で、同和地区における教育水準の向上を図るための施設として位置づけております。続く昭和四十四年の同和対策長期計画では集会所の整備を文部省計画の一環として、同年に成立した同和対策事業特別措置法では社会教育施設の整備を規定しました。さらに、昭和五十七年発効の地域改善対策特別措置法施行令においては、社会教育のための集会所またはその整備に関する事業を実施するなどと規定していました。  現在でも、集会所の事業は、社会教育の重要施策の一つとして、子供会、青年活動、教育活動、健康・福祉の増進を目指す活動などを行っており、教育・啓発活動の場であるとともに、日常的な生活、保健、就労など相談・福祉活動の場でもあります。学習会等は特定の地区の人だけを対象として実施しているのではなく、子供から高齢者まで幅広く参加を求めております。学習内容も、小・中学生を対象とした補充学習、成人、高齢者を対象とした識字学習、料理や健康・福祉・人権同和問題に関することなど、あらゆる教養を高めるためのものとなっています。  しかしながら、行政課題の一つであります人権同和問題はまだまだ解消したとは言いがたい状況であります。市といたしましても、同和問題を初め、あらゆる差別問題の一日も早い解消を目指し、より多くの皆様に参加を呼びかけ、御理解いただけるような教育、啓発にこれからも努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めのTPPについての一、二、三、六を、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)おはようございます。経済部長の山本でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、TPPについての一点目、市の影響額の科学的根拠は何か、また農家の具体的支援策はについてでございますが、市といたしまして、農業分野について、政府が昨年十二月に公表いたしました試算方法に準じて県が算出した「大分県におけるTPP協定の経済効果等について」を用いて試算を行いました。しかし、市の農業産出額の統計データは平成十八年のものでございまして、統計上の数値等、比較できない点もあることから、あくまで推計値として参考までに算出したところでございます。  また、農家への具体的支援策につきましては、国は農業の体質強化を進めるということで、輸入に対する影響緩和策と強い農業をつくるための体質強化策の二つを柱としてTPP政策関連大綱をもとに緊急性の高い施策を今年度補正予算や来年度当初予算に盛り込んでいるところでございます。  本市におきましても、今議会にTPP関連予算を補正予算に計上させていただいているところであり、その他農業者には、各種事業に取り組めるよう、国の事業メニューの周知、説明を行っているところでございます。また、市単独事業と連携を行い、具体的な事業の構築を図り、選択と集中により農業者に最大の効果が出るよう対応を行っていきたいと考えています。  二点目、宇佐市の地域経済を守るためどう国に働きかけるかについてでございますが、市といたしましては、今般のTPP協定交渉の大筋合意に伴い、九州市長会を通じ、国に対して、海外の安い農林水産物と競合することになる関係者の不安を払拭するため、真に国内農林水産業の強化につながる確実性のある国内対策を講じることや、関税撤廃により食の安全にも影響が及ぶ可能性があるため、国民に対し十分な情報提供を行うとともに、農林水産物の安全・安心の確保を図り、食の安全を守ることを要望したところでございます。  また、農業の競争力確保、成長産業化につきましては、即時に効果が出るものではないことから、将来のTPP協定発効に備え、中長期的な取り組みが必要と考えています。まず、総合的なTPP関連政策大綱の確実な実施や、協定のプラス効果が地方においても十分波及するよう、国のTPP対策の進展を注視し、関係機関・団体と連携を密にしながら、農業現場に混乱を招かぬよう対応を図っていきたいと考えています。  三点目、食の安全が脅かされると危惧する市民の声をどう国に伝えるかについてでございますが、二点目でも触れましたが、九州市長会を通じ「TPP協定による関税撤廃により食の安全にも影響が及ぶ可能性があるため、国民に対し十分な情報提供を行うとともに、農林水産物の安全・安心の確保を図り、食の安全を守ること」と要望しており、また、国においても、日本の食の安全に関する厳格な基準や制度は協定発効後も維持されるとしておりますので、今後とも国の動向を注視し、市民生活に影響を与えないよう対応を図っていきたいと考えております。  次に、六点目、宇佐市の製造業も本当にプラスになるのかについてでございますが、内閣官房TPP政府対策本部が昨年十二月二十四日に公表いたしました「TPP協定の経済効果分析について」によりますと、実質GDP水準は二・六%の増で、平成二十六年度のGDPを用いて換算すると約十四兆円の拡大効果が見込まれると分析しています。  また、政府の公表した数値をもとに県が実施した県内への経済効果等に関する試算では、総生産額において約一千百五億円の増加となっています。  なお、市内の製造企業数社に確認したところ、関税の撤廃まで時間を要するなどの理由から、現時点におきましては、市内企業にとってTPPの影響は見通せないようでございますが、今後もTPPに関する情報収集に努めるとともに、市内製造業への影響について注視してまいりたいと考えます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めのTPPについての四を、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の土居でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、TPPについての四点目、今後、医療崩壊を招くおそれに対し、国へどう働きかけるかについてですが、内閣官房のTPP政府対策本部が昨年十二月二十四日に発表した政府見解によりますと、公的医療保険制度等の社会事業サービスは規定の対象からそもそも除かれており、混合診療の全面解禁など、日本の公的医療保険制度への変更は行われず、薬価制度の変更もなく、医薬品の価格への影響はないとされています。今後も国の動向を注視してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、五項目めの安心院パークゴルフ場の修復対策についてを、安心院支所長 前田和弘君。 ◯安心院支所長兼安心院支所地域振興課長(前田和弘君)おはようございます。安心院支所長の前田です。十三番 用松議員の一般質問にお答えをします。  五項目め、安心院パークゴルフ場の台風被害の修復対策の完了期限はについてですが、議員御指摘のように、昨年八月の台風十五号により場内の簡易型休憩所が倒壊し、利用できなくなっていた期間がございました。倒壊した休憩所は指定管理者が利用者の利便性向上のため自主的に設置したもので、現在は指定管理者が従前の形で休憩所を復旧し、利用されております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、六項目めの南宇佐の電柱移設問題についてを、建設水道部長 川野慎三君。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)皆様、おはようございます。建設水道部長の川野です。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  六項目め、南宇佐の電柱移設問題についてですが、電柱設置者である九州電力に確認したところ、二トン車程度の通行には電柱等の影響なく曲がることが可能ですが、中型四トン車以上につきましては、電柱、支線の有無にかかわらず、曲がるときには個人の敷地に後輪がかかってしまうとのことでした。市では、この結果を踏まえ、現在、九州電力と一緒に地元関係者と解決方法に向け調整を行っているところであります。  なお、既設側溝の切り回しによる排水問題については、雨天時に何度か通水ぐあいの確認のために現場へ行きましたが、現時点において越流するような状況は確認していません。  次に、こうした市民のさまざまな悩みや声に対する接客態度の改善につきましては、これまでも「トリプルA運動」を推進し、職員の意識改革運動に取り組んでいますが、時折、苦情や説明不足等の御指摘をいただくこともあります。今後も職場内研修や接遇研修を行い、職員の接遇意識の醸成に努めてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁を終わりましたが、再質問があれば許します。  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃ、順次、再質問してまいります。  まず、第一点の緊急事態条項について、コメントを差し控えるということなんですけども、御存じのように、市長、緊急事態条項では、外国からの攻撃、大規模な災害など、こういうことが発生した場合ですね、多くの憲法学者は、災害の場合については災害救助法あるいは災害対策基本法で十分対応できるということですけども、市としては、外国からの攻撃が想定されてるという認識を持っておられるんですか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。  先ほど議員御指摘のとおり、外国からのということにつきましては国会のほうで審議してもらいたいと思いますので、回答は控えさせていただきます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)当然、そのことは想定はされてるけども、現実に中谷防衛大臣も、実際、そういうことがあり得るちゅうことは考えられないということをたびたび言明をしておられることを紹介をし、もしそうなった場合、市長はもとより、我々市民も絶対服従ということになるわけで、あのナチスが独裁体制を確立した経過も、国家総動員体制、日本も戒厳令のような国家緊急体験といいますか、総動員法が施行されて、あの戦争で人権や財産権、集会・結社の自由が侵され、戦争に突入した、あの苦い教訓があるんですけども、そういう点についても、市長、危惧を持っておられるんですか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。質問にお答えします。  我々、宇佐市民の生命、身体、財産を守ることは重々承知しております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)いや、課長、国会でもね、質問者が「総理」と言ったら、みずから立って答えるんですけども、議長も言われたとおり指名するんで、市長にお聞きしてるんですけど、市長を指名してください。 ◯議長(中島孝行君)これは、答えるのはですね、執行の自由でありますし、私も、これは市長だという判断をした場合は市長を指名しますが、それ以外のときは答弁者の裁量にお任せします。  用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)なら一言。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。  先ほど議員おっしゃいました、執行のほうが……(「そういう危惧を持っておられるかと聞いてんですよ、そういうことも」と呼ぶ者あり)私、個人的には、そういうふうな気持ちは持っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)危惧を表明されたちゅうことで、次に移ります。  戦争をとめる国、そういうことが今、憲法九条を持つ日本の国際的責任、責務だと考えておりますけれども、御承知のように、今度、安保法制、いわゆる戦争法案では、我が国が直接、武力攻撃を受けていなくても、アメリカ軍と一体となって攻撃に参加するということが南スーダンでも現実的な危険として迫っているわけですけども、そういった立場に立ってですね、我々は、憲法九条が求めているように、遵守義務を負う、そういう点で、憲法遵守義務を負う市長として、国に、戦争をとめる国にしたいという要望を出すお考えはありませんか。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)用松議員の再質問にお答えをいたします。総務課長の永野でございます。  先ほど答弁で申し上げました国の審議という部分では、国の専管事項でありますので、我々自治体としてそういった発信をするとするなら、一回目の答弁の中でも申し上げました、平和自治体宣言都市ということで宣言をしております。この中で日本非核宣言自治体協議会に加盟をしておりますので、その中で発信をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃ、ぜひ努力してもらいたい。  次に、二千万人の犠牲者を出したこの狂気の戦争に駆り立てた、その点についてはどのように平和ミュージアムの中で市民にアピールするおつもりですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。用松議員の再質問にお答えいたします。  第一回目の回答でもありましたとおり、展示の構成というのがですね、導入展示、それから宇佐海軍航空隊の記録、平和への誓い、企画展示と、そういった四つの展示構成になっております。その中に近代日本の戦争史を伝えるコーナーというのを考えております。その中で、世界、日本、そして宇佐、その視点から見た戦争の概略というのを紹介するようにしております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)そういう抽象論じゃなくてですね、なぜ戦争が起きたか。ただ戦争がありました、百五十四人の若い命が亡くなりました、この事実だけではアピールにならないですね。なぜ戦争が起きたか、なぜ国策を誤ったか、この点についてはどう訴えていくんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  宇佐市の平和ミュージアム構想というのは、戦争の歴史を伝えるということではなくて、宇佐海軍航空隊の歴史、あるいは市内に点在する戦争遺構ですね、そういったものを後世に伝えていくといったことを主眼にしておりますので、戦争そのもののですね、歴史を伝える戦争資料館というようなものではございません。御理解をいただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)それは私が言いたいせりふで、戦争資料館にするなということをお願いをしてるんでですね。私が言っているのは、そういう意味で、戦争の悲惨さを、なぜ起きたか、なぜ国策を誤ったか、なぜ二千万人がアジアに出かけていったのかとか、そういうことを伝えるべきだということをまずはっきりさせて、特に戦死者の家族ですね、三千七百四十七名、この方々の、例えばですね、この三千七百四十七名の魂をですね、光の影にして、マジックミラーみたいな形でですね、どっかの博物館もやってますけども、点滅させてですね、戦争は恐ろしいものだ、こんな悲惨なことを永久に忘れてはならないと、そういうインパクトのあるですね、平和の訴え方ちゅうのは今後、検討するんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  展示につきましてはですね、これから建設準備委員会等で展示の内容について御議論いただくわけですが、現物資料をですね、もちろん資料館の中で現物資料を中心に見てもらう、それから、屋外では点在する遺構、それがそのもの現物資料となりますので、そういったものを見ていただくこと、生きた資料を見ていただくことでそういった不戦の誓いといいますか、絶対にそういった戦争は二度と起こしてはならないんだということをですね、見た方たちに感じてもらえればいいんじゃないかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)時間の関係で、平和資料館について、二つの模型で一億かかるというふうに言われてるわけですけど、今でさえ桜花もある、あるいはゼロ戦もある。中村議員の質問を、インターネットで拝見をしたところ、辛島次長が、さらに本人の意向、維持管理などを踏まえて、本物についても購入したいと。こういう形で二十億の総事業費の中でかなりの額を戦闘機の購入に充てようとしてるんですけども、倉庫風にしようが何にしようが、そういう約一機五千万円もする模型を一切買わないという約束はできるんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  そういった大型展示物を展示するかどうか、またあるいは製作するかどうかにつきましても、今現在進めております建設準備委員会の中で有識者の御意見をいただきながらですね、検討してまいりたいというふうに考えております。  先般、一月の終わりに、今年度の最後の建設準備委員会を、用松議員も傍聴をされましたが、その中でもですね、御理解いただいていると思いますが、結論、つくるかどうかという結論は出ておりません。ただ、借用とかですね、今後、寄贈等、そういったことも考えの中に入れてですね、設計をしないといけないので、そういったことで、そういった収蔵を兼ねた展示スペースが必要なのではないかということで結論が出たところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)そんな模型にお金をかけるようになれば平和資料館の名に値しないということを指摘して、また市民の納得を得られないということを指摘して、次に移ります。  TPPについてでありますけれども、まず、試算をしたと。宇佐市の試算としては、どのぐらい試算を出したんですか。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田です。用松議員の再質問にお答えいたします。
     宇佐市が試算したというものでございますが、これはあくまでも県が出しました「大分県におけるTPP協定の経済効果について」という部分に平成十八年の宇佐のデータを単純に掛けて試算したものであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)産業建設委員会で一億、最大で、三百万というのですけど、きちっと数字は数字で出して、事の是非はですね、今後、論議していくわけですから。国の見解として、市長ですね、大筋合意では、御存じのように、五百八十六品目のうち百七十四品目、実に二九・七%が関税撤廃の対象になって、農協の組合長のアンケートでも、大筋合意の国会決議が守られたというのが一・七%、どちらとも言えないが六・三%に対し、実に九一・六%が国会決議が守れなかったという認識を示しておるんですけど、宇佐市の市長の認識はどのような認識ですか。これは市長、ぜひ最高責任者。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。(「いや、市長がせっかく答える気になってるんですよ」と呼ぶ者あり) ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田です。再質問にお答えいたします。  全国の農協の組合長が懸念を示したというアンケートでございますけど、アンケートにつきましては、政策大綱が出る前のものでございますので、必ずしもそれがそういうふうに反映されているというふうには考えておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)また政府答弁を引き出して同じようなことを言ってるんですけど、七割は大筋合意後に出たアンケートですから、それを踏まえてですね、要するに、二九・七%が重要品目でも撤廃の対象になっている。この点については、国会決議が守られたというふうに認識しているのか、守られていないというふうに認識しているのか。  副市長、市長がなかなか、後で登壇が待ってるそうですから、なら副市長、ナンバーツーとして、大筋合意、国会決議、守られてると考えますか。副市長、どうぞ。市長でもいいですよ。どっちでも。ナンバーワンとナンバーツーですから。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。(「何でナンバーツーとナンバーワンに答弁させないんですか」と呼ぶ者あり) ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田でございます。(「いつナンバーワンになったの」と呼ぶ者あり)大変申しわけありませんが、再質問にお答えいたします。  国会決議違反ではないのかということでございますが、重要五品目を中心に、関税割り当てやセーフガードの創設等々を確保するなら必ずしも違反になってるというものではないというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)これだけね、論争してても時間がないんですけど、ただ、市長、事実だけはですね、御存じと思うんですけども、米も七万八千トンの特別枠、麦も四五%のマークアップの削減、牛肉も現行三八・五%の関税を十六年目以降は九%にする、あるいは豚肉についても一キロ四百八十二円を五十円にするとか、バターについても、甘味についても、全部、一々、数字を挙げたら、これは政府が発表したんですよ。この政府が発表した内容が国会決議に照らしてどういうことになってるかという市長の認識をですね、お聞きしてるんですよ。怖がらんで言ってください。政府に遠慮せんで。どうぞ。手を挙げよるちゃ。議長。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。(「議長。質問者にも答えてください」と呼ぶ者あり)手を挙げてる。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田です。再質問にお答えいたします。  最終的にはTPPについては国会で審議されていくわけでございますけど、そういった重要五品目に限ってでも、全体としては、ある程度の部分は守られるものだというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)もう本当にいいかげんにしてほしいんですけどね、ナンバーツー、ナンバーワンでおられるのに。  いずれにしても、政府の試算では最大二千百億円と言うんですけども、大分、長崎、福岡が政府の試算に当てはめてやってるんで、それ以外を含めても、今、十県が打撃について、あるいは影響額について試算をしているわけですね。その合計だけでも既に国の推計値を大きく超えて三千億になっているということを指摘をして、時間の関係で次に移りたいと思います。そういう事実だけは見てもらいたい。  それから、医療費についても、確かに国民皆保険制度があしたから崩れるわけではないと。しかし、薬価に対する価格を決める会議に製薬メーカーが今後、堂々と出る。あるいは食の安全にしても、成長ホルモンで使われるラクトパミン、モンサント社が遺伝子組み換えで成長ホルモンをつくってるガンマBSP、あるいはポストハーベストの防カビ剤、これらについてはですね、発がん性、あるいは食物連鎖による我々の生殖機能への影響などなどが心配されるんですけども、その点についても指摘だけをしておきたいと思います。  それから、国際入札にしても、今後、道を開かれると。事前に、契約管財課長ですかね、いただいた中でも、全く心配をされないようなことは考えられない、要するに危惧されるということが言われてるんでけども、その点も指摘をして、宇佐の出張所の問題に移りたいと思います。  高齢化などの理由で免許の返上などが重なりですね、不便さが増すということで、例えば、閉鎖をされた平成二十年の取扱件数が千五百四十件。二十六年度、北馬城と封戸の郵便局でしたものが、三百四十三件、実に残りの七八%、機械的には出ませんが、七八%はやむを得ず市役所に出かけてきて処理をしているというか、手続をとってるということなんですけども、市長はですね、みずからの退職金の削減についてのほご、今回若干ね、改善はされてるわけですけども、ほごした理由に財政の改善を掲げてるんですけども、大体四百七十万円あれば平成二十年時点の体制が維持できる。みずからの退職金は、改善が一定できたのでできると。この理屈でいくとですね、市長はこの間、ずっと安心院や院内や周辺地域については相当な力を発揮してですね、周辺対策に力を入れてるということから見ても、当然、財政の面から見ても、これは市長しか答えられないんでですね、可能性としては選択肢に残るというふうに理解していいですか。市長、お願いします。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。(「まだ市長と言ってるんですよ」と呼ぶ者あり) ◯総務課長(永野直行君)総務課長の永野でございます。用松議員の再質問にお答えをいたします。  宇佐出張所、この経過につきましては、十九年から地元、北馬城地区と二十年三月三十一日をもって廃止ということで何度も協議を重ねてまいりました。(「いや、再開の可能性」と呼ぶ者あり)最終的には、激変緩和措置として一年間、廃止を延長いたしました。そして、二十一年三月三十一日をもって廃止ということに至りました。  それで、この激変緩和措置、この期間のいわゆるかかった費用のことを四百七十万円と言われてると思いますが、通常、宇佐出張所を従来の形に戻すと約二千万円強の費用がかかります。そういった状況は皆さん方にも、議員さんにも御理解をいただきたいと思います。  今後、一旦、もう七年前に廃止をしたわけですけど、廃止をした以上、今、出張所がこの時期、ないわけですから、全市的な観点から考えると、サービスの均衡とか、そういった部分から含めてですね、非常に難しいというふうには考えております。  それから、市民サービスの分ですが、これにつきましては、今現在、例えば納税だとか、そういった分につきましてはコンビニでも納められるようになっておりますし、証明書の発行等につきましては郵便局、北馬城、封戸の郵便局で発行ができるようになっておりますので、あるいは足につきましてはコミュバス、コミュニティーバス等も走らせております。そういった分では市民の方の利便性というのは図られてるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)激変のときだけじゃなくって、私は全部資料をずっといただいてるけど、例えば平成十九年でも八百一万円の維持費でできてるわけで、要するに、サービス向上に努力をしたい、そういう疲弊を加速させるようなことをしたくないという認識は一緒じゃないですか。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  当然、我々としても、地域を疲弊させたくない、それはもう共通だろうと思います。ただ、そういった絶対的に、宇佐市全体を見て公平感を保つ、均衡性を保つ、こういった観点からいくと、なかなか、今また再開を、その地域だけを再開するというのは非情に厳しいという状況であります。  また、基本的に、こういう再開という部分では、自治会の動きはどうだろうかというふうなことも含めてですね、私も確認をしてまいりましたけど、自治会の方々からはそういう声は上がってないという状況でありますし、一部の声であったのかなというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)課長ね、不公平感を逆説的に捉えたらだめなんですよ。不公平感ちゅうのは特定の地域におることによって利便さが失われると。低いほうに不公平感を持ち出すというのはもってのほかで、そのことを主張して、次に移ります。  同和問題について、二〇一三年三月議会で、私の、特定地域を対象にした事業について、手挙げ方式でやってると。今もこの手挙げ方式でやってるんですか。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)手挙げ方式かということですけど、ただいまそういうふうな特別措置法に基づく事業は行われておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)そんな事実でない答弁は差し控えてもらいたい。決算資料でもたびたび市内十数カ所の特定の地域に対する講師の配分、百四十一万二千円の講師料、あるいはそれぞれ学習テーマ等々についてですね、資料をいただいてるんで、その事実を否定するような答弁はもってのほかで、特に私の質問に対して、行政としては線引きをしてないけれども、手挙げ方式により地域を指定したものだということなんですけども、どういう基準で手を挙げさせてるんですか。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)事業が行われるときは確かに手挙げ方式です。同和対策事業というのが行われまして、それに、その事業を受けるためにはある程度の地区でまとまって受けないとこの事業を受けられなかったという過去の経緯がございます。ですからそのときは手を挙げてその事業を実施したわけですけども、現在はそういうことはありませんということで今、答えさせていただきました。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)そういうのは国会でもですね、今度はっきりさせます。手挙げ方式で宇佐市は特定事業をやってると。こういうことがですね、今の平等に扱う政治の中で許せるのかということについては、今後、国会でも取り上げていきたいと思いますので、その点についてはですね、調査団もいずれ入ると思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  そういう特定の地域を対象にした公費による学習会で住民にどのような意識を持たせようとしているんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。再質問にお答えいたします。  教育集会所での学習会の件ということですが、あらゆる人権に対するですね、差別の撤退ということを目的に、地区外の方も含めてですね、参加できるような体制をとっておりまして、一日も早いですね、そういった差別がなくなる社会の実現に向けての学習を開いているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)今、私の質問に対しても、多くの仲間の方がですね、特別対策はやめてほしい、平等に扱ってほしいと。これが大きな市民共通の声であることを紹介して、同じく二〇一三年の議会の答弁の中で、三月議会ですね、執行部はですね、「用松議員と同じように、私どもも同和行政の終結を願っている」というふうに答弁されたんですけど、いつまでに終結する願いを込めてやってるんですか。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)これも、用松議員も我々も同じような願いだと思いますけども、同和地区出身であることを明らかにしたり、歴史的に差別を受けた地域が存在しても何ら差別的な取り扱いや排除、忌諱を受けることなく基本的人権が守られていることや、同和問題に対する非科学的な認識、偏見に基づく言動が社会で受け入れられない状態になったときというふうなことを目標にやっております。そういう社会が訪れれば同和行政をする必要もないんじゃないかと、そういう意味で答弁させていただいたと思っております。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)時間の配分で。要するに、引き続き特別地域に対して特別扱いをすると。予算も組んで、講師も雇って、そして同和問題を中心に、人権八課題と言っても、実際はそういうことになるんですけど、それを続けることが本当に差別する側とされる側というふうに、この前、決算委員会でもね、議事録あるけど、取り上げてる。そういう認識で市民を見てるという認識ですか。これもまた国会でも問題にしていただくので、いいですかね。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)お答えします。  まだまだ市民の意識の中には、そういう心理的な意識はアンケートその他でもいろいろ見受けられます。ですから、現実的に、実際はハード面では確かに格差はなくなってきたと思いますけども、心理的な面、そういう面は、具体的に言いますと、結婚差別の問題とか、土地の問題とか、そういうのは多くの皆様も経験されてるということで私どものほうの耳にも届いておりますし、アンケートでもそういうふうな結果が出ておるので、まだまだ差別はなくなっていないと判断しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)ちょっと答弁を的確に。差別する側とされる側にあるちゅうふうに市民を見てるちゅうことですか。そういうことはないちゅうことですか。市長、どうですか。せっかく市長、時間がありますから、お願いします。議長。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)お答えします。  差別する側、される側というよりも、我々の意識の中に、そういうふうな過去の偏見とか、人からのうわさとか、そういうふうな基づいた差別がまだまだ根強く残っている部分があるというふうに申したつもりでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)要するに、心理的差別云々と言いたいと思うんですけど、実態的差別をなくす、行政みずからが差別しない、同じように扱う、このことが差別解消に最も有効な道であるということを申し添えておきます。  職員を対象に、毎年毎年、同和問題の学習会をやられてるんですけども、県がつくったですね、同和問題のパンフ資料の中に、二〇〇三年三月三十一日に地域改善対策特別措置法が廃止されてるんですけど、この年表の中にはその廃止されたことを欠落させてるんですけど、これを使ってるんですか。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)県の資料のほうは、申しわけありません、持ってはいるんですけど、ただいま持ってないんで、その年代が入ってるかどうかちゅうのはまたちょっと後ほど確認したいと思います。ただ、特別措置法は確かに終わりましたけど、その後、引き続き一般対策で行政を進めていくんだということが意見具申のほうでも打ち出されておりますし、それに乗って一般対策のほうで現在、行政を進めているということでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)意見具申も同対審の答申もずっと以前なんですよ、年別でわかるように。ちょっと議長、休憩させてください。現物を持たなくて次の質問に入れませんので、これを、現物をお渡ししますので。休憩。 ◯議長(中島孝行君)休憩必要なし。どうぞ続行してください。 ◯十三番(用松律夫君)いや、休憩せんと進まないっちゃ。これ、知らないちゅうんですから。現物を見させる時間、休憩させてくださいよ。 ◯議長(中島孝行君)続行してください。 ◯十三番(用松律夫君)だめ。これ、言ってるじゃないですか。 ◯議長(中島孝行君)時間がなくなりますよ。 ◯十三番(用松律夫君)そんな、時間で人をおどすんですかね。この年表を知らないって、本当に知らないんですかね。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)いや、年表は知ってますけど、細かい……(「欠落させてる」と呼ぶ者あり)何月何日、それが欠落してるとか、そういう……。 ◯議長(中島孝行君)ちょっと。(「あ、失礼します」と呼ぶ者あり)はい。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)年表もありますし、その資料も見たことはございますが、その中にずらっと歴史が何十行と書いてあります。その一つが抜けてるかどうかちゅうのは今わかりませんということで申し上げました。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)だから議長、事実を確認しながらこのことを進めないと、私が一方的な勝手な解釈と勝手な偏見で言ってるというふうに印象を与えて、それでも議長、公正な議長と言えるんですか。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君、続けてください。 ◯十三番(用松律夫君)あくまでも無視するなら、後で問題にします。  いずれにしても、なら課長、後でこれ見せますから、確認をして。問題は、国民融合路線、垣根を取り払う、そして自由に行き交う、こういう社会をつくることが、先ほど、私が議会でずっと述べたことを再度、課長はですね、なぞって言ってたわけですけども、そういう立場にいつ立つ決意、手挙げ方式と言ったけども、今でもじゃあ、十数カ所、さっきからちょっと繰り返しになる、確認の意味けども、手挙げ方式で講師を派遣してやってるちゅう、今もその事実は間違いないということですか。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)先ほど申しましたように、今、そういうふうな十何カ所、昔やってた同対事業、いわゆる地域改善事業、そういうふうなことでやっているところは現在はございません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。
    ◯十三番(用松律夫君)じゃ、後で。  次に、最後に、幾つか残ってるんですけど、パークゴルフ場については、確かに従来どおりの利用はできたと。しかし、愛好者あるいはプレー環境をさらに向上させるために根本的な対策が必要だという認識を大坪課長は持っておられると思うんですけど、簡単にですね、どういうプログラムで改善していくか、答弁を。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)安心院支所産業建設課長の大坪でございます。用松議員の再質問にお答えします。  パークゴルフ場の喫緊の課題でありましたトイレ新築工事が今月中旬に完成予定でございますが、パークゴルフ場においては、休憩所のほかに、管理棟の移設、ホールの増設、駐車場の設置など、解決しなければならない課題がございます。そのため、平成二十八年度に家族旅行村「安心院」エリアリニューアル基本構想を具現化するために、家族旅行村「安心院」エリアリニューアル整備計画を策定することとなっております。策定に当たっては、家族旅行村「安心院」運営委員会や指定管理者と協議しながら、今後の家族旅行村エリアのリニューアルを進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)プログラム的に、本格的な改修予算がつくのはいつごろちゅったですかね。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)ただいま申し上げましたように、二十八年度に整備計画を策定する予定になっています。その整備計画を策定することによって、今後の進捗状況並びに工事等の着手の分が決定すると考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)六項目めの南宇佐の電柱について。七月三十日、九電とNNTとMさんとYさん、地権者ですね、それから関係者のNさんが話をして、この地域であれば電柱の移設がオーケーですよと、そういう確認をとれてるんですけど、その後、これはどういうふうに処理されたんですか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)用松議員の再質問にお答えします。建設水道部長の川野です。  今言われた、七月三十日にそういう関係者の皆さんで立ち会ったというふうなことは、十二月の二十八日に市が地権者の方とちゅうか、関係者の方と会ったときに初めて伺ったところであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)いや、初めて伺って、その後の言葉がないんですよ。そしてどうしたんですか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)今、九電といろいろ協議している最中であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)十月十九日に加徳さんという元酒屋さんの一部を買収して少しでも交通の障害にならないようにするということなんですけども、両方並行的にしているということになるし、最も住民が望む対応ちゅうのはどういうことですか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)今、確認のための協議をしているというところです。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)市の決意としては、いつまでにそういう住民の要望に沿った方向で解決するという決意でやっているんですか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)相手の方がおられるんで、いついつというふうなことはまだ決めていません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)以上で、用松律夫議員の一般質問を終結いたします。 ◯十三番(用松律夫君)どうもありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)ここで、十分ほど暫時休憩をいたします。再開は十一時二十分といたします。                 休憩 午前十一時十一分               ────────────────                 再開 午前十一時二十二分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き会議を続行します。  ~ 日程第二 議案に対する質疑 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第二、議案に対する質疑を行います。  まず、議第一号 平成二十七年度宇佐市一般会計補正予算(第五号)を議題といたします。  質疑の通告がありますので発言を許します。  まず、十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)皆さん、お疲れさんです。十三番、日本共産党の用松です。  議第一号の一般会計補正予算について、第一点は、四十三ページの臨時福祉給付金の該当漏れはないか。実は、一昨年、私も相談を受けて、申請しておれば該当したということで、そういう事実があったんでですね、念のため確認です。  それから、二点目は、いわゆる国が国保財政の危機的状況を少しでも緩和するということで年間千七百億円、宇佐市では六千四百万ということが言われてるんですけども、その関連と、国保基盤強化の増額補正について。  三点目は、四十五ページの生活保護費の減額補正が出ているわけですけども、必要な該当者の支給義務は守られてるか。私もたびたびいろんな立場で相談を受けるんですけども、担当者によってはですね、まずできない理由をだあっと並べる、そして話をすると。そうじゃなくて、その人が本当にわらをもすがるつもりで来てるんでですね、こういう場合はできますよ、ただしこういう場合はできないよという説明の仕方をする職員と、そうでない、最初にできない理由をだあっと並べて、何しに来たかというふうな高飛車な態度をとる担当職員もいたんですけど、その辺から見てですね、きちっと行政の精神に基づいてやられているかどうかという点での補正の内容について問うものであります。  四点目は、総合的なTPP関連対策が出されてるわけですけども、どのような具体策で、どのようなTPP対策に対する効果がですね、期待をされるのか。  五点目は、五十七ページの創業・起業支援事業補助金の支給策とその費用対効果の見通しについて。  六点目は、同じく五十七ページのものづくり産業地域連携推進事業の補助金の支給先とその費用対効果の見通しについて。  七点目は、六十九ページの集会所解放講座の減額について。当初、二十六年度決算を見ましても、二十九万と。そして、今度は四万円ということですけども、本来、三地区に、副と二日市と斉藤という、ここに資料が出てるんですけどね、五万円ずつ支給していたのが、本当なら三五、十五なんですけども、今回の減額補正との関連について、もちろんこれをなくせという立場ですけども、理由を問うものであります。  以上が第一回の補正についての議案質疑です。よろしくお願いします。 ◯議長(中島孝行君)それでは、順次、答弁を願います。  福祉課長。 ◯福祉課長(倉田秀隆君)福祉課長の倉田です。十三番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  議第一号 平成二十七年度宇佐市一般会計補正予算(第五号)についての一点目、ページ四十三、臨時福祉給付金は該当者への支給漏れはなかったかについてですが、臨時福祉給付金の対象となる可能性のある方全員に個別で申請書を送付しております。未申請の方に対しましては、再度、個別通知を行っております。申請のあった方で支給要件を満たす方に対しての支給漏れはございません。  三点目、ページ四十五、生活保護費の減額補正だが、必要な該当者への支給義務は守られているか、担当者により対応に親身さが違うがですが、減額補正は当初見込みとの差額であります。必要な方への支給を制限するものではございません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)健康課長の樋田でございます。用松議員の議案質疑にお答えいたします。  議第一号についての二点目、国保基盤強化の増額補正についてですが、これは低所得世帯を対象にした二・五・七割軽減で生じる保険税減収分を補填する基盤安定負担金を増額したものです。  増額となった理由ですが、平成二十七年度に保険税の改正を行ったことによって軽減前の基礎税額が増額し、これに伴い軽減税額がふえました。また、昨年度に比べ、五割と七割軽減の対象となった世帯と被保険者数が増加しており、これら二つの要因によって軽減額が増額し、その減収分を補う負担金が対前年度比で三千三百三十八万円増額したものです。さらに、国は持続可能な医療保険制度を構築するための国保制度の改正の一部として本年度から基盤安定負担金の保険者支援分の算定方式を見直し、宇佐市の保険者支援分は六千八百四十一万円増額しました。合計で一億百七十九万円の増額となっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田です。十三番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  議第一号の四点目、総合的なTPP関連政策大綱に基づく増額補正についてでございますが、農政課所管分は、五十二ページの六款一項八目水田農業確立対策費の十九節負担金、補助及び交付金の中の担い手確保・経営強化支援事業補助金三千七百五十万円で、これは国の総合的なTPP関連政策大綱において掲げられました次世代を担う経営感覚のすぐれた担い手の育成のための攻めの農林水産業への転換として実施する体質強化対策の一つで、農業者の減少、高齢化が進む中、今後の農業界を牽引するすぐれた経営感覚を備えた担い手を育成、支援することにより人材力強化を進め、力強く持続可能な農業構造の実現を図るため、売上高の拡大や経営コストの縮減などに意欲的に取り組む地域の担い手を対象に、経営発展を促進する農業用機械、農業用ハウス等施設の導入に対して支援を行うものでございます。補助率は二分の一でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。十三番 用松議員の議案質疑のお答えいたします。  議第一号の五点目、創業・起業支援事業補助金の支給先とその費用対効果の見通しについてでございますが、本補助金は、創業・起業の機運を高め、新たな雇用の創出及び地域経済の活性化を目的とし、新たな取り組みとして御提案しております。  補助対象者といたしましては、宇佐市創業支援事業計画に基づき実施する宇佐市創業支援講座等の特定創業支援事業を受けた方で、市内に事業所を設置し、創業計画を有した個人または法人で、かつ申請時に起業の日から一年を経過していない方を対象としております。  六点目、ものづくり産業地域連携推進事業補助金の支給先とその費用対効果の見通しについてでございますが、本事業は県の補助事業を活用し行うもので、地域金融機関と連携のもと、自社製品の開発、事業化に取り組み、生産性向上に必要な設備導入とともに、国内外販路開拓に向けて従業員のスキルアップに取り組む事業所を候補対象としております。費用対効果につきましては、起業の生産性の向上とあわせ、雇用の創出が期待できます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。十三番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  七点目、六十九ページ、集会所解放講座開設事業補助金の減額について。当初の集会所ごとの予算額と事業内容及び具体的な支出項目などについてですが、集会所解放講座開設事業補助金の減額については、斉藤集会所の講座が学級生の病気や高齢化などで実施できなかったことから補助金交付に至らず、減額としたものでございます。  また、各集会所解放講座の予算額や事業内容につきましては、三カ所ある集会所に各五万円、副ふれあい学習会に十四万円を交付しております。事業内容は、人権講座、教養講座、健康講座等であり、具体的な支出項目としましては、学級講座の教材費、講師謝礼、それから使用料等でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)答弁を終わりましたが、再質疑はありませんか。  用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)臨時福祉給付金については支給漏れはないと。これは非常に努力した結果だと思うんですけども、二つ目の国保基盤についてですね、六千八百四十一万円という国庫助成の額が示されたわけですけども、これは、当然、今は補正ですけども、今年度ですね、二十八年以降、向こう五年間ぐらいこの金額が続くというふうに理解していいんですか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  今後、続くという見込みで結構でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)それをですね、五年間にすると、少なくとも五六、三十、三億を超すわけですけども、今後ですね、予防医療に努める、あるいは早期発見・早期治療に努めて医療費のいわゆる真の意味の適正化ということが強調されていると思うんですけども、そうなった場合ですね、引き下げに使っても、国からペナルティーも、あるいは物言いもつかないというふうに理解していいんですか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  今後ですね、ペナルティーがつかないとか、財政的に、三十年度から県と市町村の共同運営になるんですが、かなり配慮していただく、収入がふえるものと見込んでおります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)樋田課長、はっきりですね、答えてほしいんですけど、要するに、そういう選択肢をとっても、もちろんペナルティーはつかないばかりか、物言いも異論も唱えないから、ある程度、自治体の裁量権で運用できるんだと、国保世帯の厳しい状況を勘案した場合ですね、そういうことが裁量権で認められているかということをお聞きしてるんです。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  現在の裁量権につきましては、市民に対する保険税の負担と、それから国保の財政の運営状況、収入をどう補うかでございまして、その点につきましては、現在の方式によって一般会計からのやむを得ない繰り入れ等のことが今後も、三十年度以降もできるような裁量でございます。同時に、健康づくり保健事業によって医療費を下げなければならないという状況も同じでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)ちょっと確認ですけど、要するに、六千八百四十一万、五年間で約三億、これを、必要によっては、きちっとした蓋然性が必要なんですけども、国保自体の引き下げの財源にですね、充当してもいいという選択肢が残されてるかと。その残されてるかどうか、それだけ、最後。
    ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)税収のほうの動向にもよるんですが、財政状況がよくなればそういう選択肢もとれるというふうなことです。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)生活保護世帯については、もちろん言葉の意味はわかるんですけども、私が質問の中で出したように、担当者によってですね、そういう対応が違うということで、もしそういうことがあれば是正をするという約束はこの場で言明できますか。 ◯議長(中島孝行君)福祉課長。 ◯福祉課長(倉田秀隆君)お答えいたします。  丁寧な対応に心がけているところですが、より一層、御指摘を受けないような対応を図っていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)もちろん厳正なね、調査をやって、逆の意味で不公平を生じないようにしなきゃならないんですけども、さっきから実態のないことをね、私が架空で申し上げてるわけでなくて、先にできない理由を述べるやり方じゃなくて、こういう場合はできますよという説明をした上で、ただしというのを、それは徹底していくちゅうことでいいですか、課長。 ◯議長(中島孝行君)福祉課長。 ◯福祉課長(倉田秀隆君)お答えします。  丁寧な説明に心がけていきます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)集会所の件についてなんですけども、各五万ずつで十五万と。それに、副の枠が十四万で二十九万と。しかし、斉藤地区ができなかったんで五万。これは二十八年度予算についても減額をしているということなんですけども、これを契機に縮小していくという考えでやられてるんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  また斉藤地区でですね、学習会を開けるような状況になりましたら再開をしたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)全て、市内十数カ所の問題を一々ここで取り上げたら時間が足りないんでですね、たまたまこの院内町の三カ所ですけども、先ほど一般質問の答弁の中で誰でも参加できるという内容ですけども、この三カ所にある解放講座はどういうテーマでやってるんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  院内地区におきましては、特に女性を中心にですね、人権全般にわたっての講座ももちろんですが、陶芸教室をやったりとか、先進地のほうに視察に行ったりとか、そういったことをやっております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)どこでも、十三カ所、あるいは十数カ所もそうですけども、結局、さっき言った特別の、いわゆる部落問題に特化した講習が、あるいは学習がやられてると。例えば「水平社に学ぶ」とかですね。そういうことをですね、それに限らず、やることで、どういう、さっきの続きですけども、補助金の効果を期待してるんですかね。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  あらゆる人権差別がですね、なくなるということを目標にやっているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)いや、そういうね、百四十一万二千円か、全市でですね、あるいはここでは十五万、今回、減額で二十四万なんですけども、問題は、その地域がかつて被差別地域であったということを知らせるような学習会をやって何を得ようとしてるんですかね。逆じゃないですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  集会所学習に集う方、もちろん地区の方であったり、地区外の方も当然、その学習会に参加できるわけですが、そういった人たちがそこに集って教養を高めたりとかですね、健康、福祉について学んだりとか、幅広い知識を身につけることでそういった差別的な意識を撤廃するということが目的でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、各地区、ここは院内だけで論議は進んでるんですけども、講師料は一人幾らずつ、何人に渡してるんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)お答えいたします。  副、それから二日市、斉藤の集会所につきましては、講師料として、陶芸教室なんかをやっておりますので、一人に一回四千五百円ということになっております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)四千五百円、延べじゃなくて実数で何人に四千五百円ずつ払ってるんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)お答えいたします。  それぞれ、院内地区のですね、学習会については、陶芸教室のときの講師ということで、お一人になります。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)しかし、この計画書を見ると、陶芸教室だけじゃないんですよね。十七回の講師謝金を払ってるということですけど、陶芸教室以外、どんな教室をやってるちゅうことですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  今御指摘の十七回というのは、ふれあい学習会ということで、小・中学生を中心に行っている学習会でございまして、主には補充学習であったりとか、体験学習であったりとか、そういったところの講師代として支払っているものでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)ちょっと実態と違うんですよね。例えば、陶芸教室は一人千円で六千円ということになるんで、あとは陶芸教室じゃなくて、講師謝礼として四千五百円を支払ってるということで、陶芸教室だけじゃなくて、ほかの謝礼についてはどういう講話の内容について支払いをしてるんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  陶芸教室につきましてはですね、市の規定がございますので、それで四千五百円ということなんですが、それでは講師の方の謝礼としてですね、若干、夜の授業だったりとかする関係もありまして、それぞれ一人千円というような形でその分を補充しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)次に、十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番、今石です。議第一号、三月補正予算について議案質疑いたします。八項目にわたりまして質疑いたします。  一点目は、三十六ページ、情報セキュリティー強化対策事業委託関連予算四千六百十二万三千円について、委託先について選定方法と内容について伺います。  二点目は、三十九ページ、通知カード・個人番号カード関連事務委任交付金九百八十八万八千円について、交付先と内容。  三点目は、五十七ページ、工場等設置奨励金四百五十万円の減額補正でございますが、今年度の実績と効果について伺います。  四点目は、同じページで、創業・起業支援事業補助金五百万円と、関連予算も含めて、宇佐未来産業創造事業一千四万四千円という予算ですが、目的と効果について伺います。  五点目は、ものづくり産業地域連携推進事業補助金一千万円について、目的と具体的な内容。  六点目は、同じページで、モバイルガイドシステム構築委託五百八万八千円について、内容と効果。  七点目は、同じく、国際観光プロモーション委託九百四十七万四千円について、内容と効果。  最後に、同じページ、観光案内看板改修工事九百万円について、内容と契約方法について質疑いたします。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)それでは、順次、説明を願います。答弁をお願いします。  情報統計課長。 ◯情報統計課長(上田誠之君)情報統計課長の上田です。十番 今石議員の議案質疑にお答えします。  議第一号 平成二十七年度宇佐市一般会計補正予算(第五号)についての一点目、情報セキュリティー強化対策事業委託について、委託先の選定方法と内容についてですが、平成二十七年十一月に総務省より自治体における情報セキュリティー対策の抜本的強化に向けた報告が取りまとめられ、示されました。その中で、市町村が取り組む強化対策として、一、住民情報の流出を徹底して防止するため、マイナンバー利用事務系、住基・税・社会保障などの基幹系システムの端末からの情報持ち出し不可設定や端末への二要素認証の導入などを図ること、二、マイナンバーによる情報連携に活用されるLGWAN環境のセキュリティーを確保するため、財務会計などLGWANを活用する内部業務用システムとインターネット閲覧や外部メールなどのシステムとの通信経路を分割することの二点が必要とされました。今回の強化対策事業の内容は以上の二点の対策を行うものであります。  次に、委託先の選定方法につきましては、事業の内容がセキュリティー強化を図るためのネットワークの設計、構築作業にかかる経費となりますので、本市のネットワークにふぐあいが生じないこと、また常に安定したネットワーク環境を維持しながら構築できることなどを考慮して決定してまいりたいと考えています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長兼市民課長の田口です。十番 今石議員の議案質疑にお答えいたします。  議第一号の二点目、通知カード・個人番号カード関連事務委任交付金について、交付先と内容についてですが、通知カードの作成・発送、個人番号カードの製造・交付等の関連事務は、総務省令に基づき、地方公共団体情報システム機構に委任しておりますので、同機構に支払います。この交付金の額は、同機構のマイナンバー関連事務費の総額を総務省令に基づき市町村ごとに人口割で算定します。当初の宇佐市の交付金の額は二千五十二万六千円でしたが、交付金の額が再算定され、再算定後の金額は三千四十一万四千円となり、当初の金額との差額九百八十八万八千円を三月補正に予算計上いたしました。なお、交付金は全額、国から補助金として補填されます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。十番 今石議員の議案質疑にお答えいたします。  三点目、工場等設置奨励金について、今年度の実績と効果でございますが、本年二月末日現在、工場等設置奨励金につきましては百八十万円、また、一社による大型の設備投資により新規立地投資奨励金は三千万円、雇用拡大奨励金としては八社における五十四名の新規雇用によりまして一千百七十万円となっております。  その効果といたしましては、繰り返しとなりますが、市民五十四名の新規雇用と事業拡大に向けた設備投資による経済波及効果が見込まれております。  続きまして、四点目、創業・起業支援事業補助金について、目的と効果についてでございますが、本補助金は創業・起業の機運を高め、新たな雇用の創出及び地域経済の活性化を目的とし、宇佐市内で新たに創業・起業を行う方に対し補助するものであり、補助金交付は新規出店時に必要となる経費の一部を助成することにより創業時の負担が軽減され、創業・起業を志す方の開業意欲に一層、拍車がかかるものと期待しております。  五点目、ものづくり産業地域連携推進事業補助金について、目的と具体的な内容についてでございますが、本事業は製造業などの生産性向上を図り、国内外の市場における製品競争力を強化するため、生産ラインの自動化、効率化のための製造装置の導入や、海外展開や企業間連携に伴う人材育成に要する経費を県と連携して支援することで雇用の創出を図ることを目的としております。  事業概要につきましては、企業の生産性及び付加価値の向上に資する設備等導入費や国内外販路開拓のための商談会参加や技能実習などの人材育成を実施する経費に対し補助するものでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野です。お答えいたします。  議第一号の六点目、五十七ページ、十三節委託料、モバイルガイドシステム構築委託について、その内容と効果につきましてでございますが、平和ミュージアムのモバイルガイドシステムの導入と並行しまして、観光アプリの導入を行います。観光アプリをダウンロードすることで周辺のお勧めスポットを検索できたり、観光地によっては三百六十度回転しながらバーチャルリアリティーを体感できる機能やお勧め観光コースを案内する機能などを搭載する予定です。効果としましては、スマートフォンから事前に宇佐市の観光情報をキャッチし、いつでも、どこでも閲覧できることで、訪れた観光客に宇佐市内を効率的に周遊していただくことが可能となります。  続きまして、七点目、五十七ページ、十三節委託料、国際観光プロモーション委託について、その内容と効果につきましては、台湾をターゲットとし、観光協会、商工会議所、両院商工会、市などで組織する宇佐市観光戦略会議に委託し、市独自の観光プロモーションを行うものです。戦略会議の委員や関係団体の旅費、観光相談会等現地開催経費、台湾向けの観光プロモーションビデオの作成、台湾の人気雑誌への宇佐市観光情報の掲載などが主な内容となっています。  大分県が韓国に次ぐアジアとして今、力を入れています台湾において、県下でもいち早く市への誘客を地域ぐるみで歓迎する姿勢をPRしていくことでさらなる交流のきっかけをつくるとともに、既にグリーンツーリズムで昨年受け入れた七百名のツアー客に宇佐市のグリーンツーリズムと観光の情報発信の媒介となっていただくことで、他国以上に来訪者の拡大が期待できると考えるところでございます。  続いて、八点目、五十七ページ、十五節工事請負費、観光案内看板改修工事について、その内容と契約方法につきましてでございますが、安心院と院内の分岐点であります二日市の交差点、天津駅付近、宇佐駅ホームの三カ所の改修工事と神宮の周辺の案内板の整備を予定しているところでございます。観光看板を整備する際には、市独自の統一デザインにより、日本語表記と英語表記を用いたものにしていく計画です。  なお、契約方法につきましては、指名競争入札で執行する予定です。  以上です。
    ◯議長(中島孝行君)答弁が終わりましたが、再質疑はありませんか。  今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)順次、再質問いたします。  一点目の情報セキュリティーの事業でございますが、今回、システムを強化するという対象となっている係の数、パソコンのシステムのようですが、パソコン数について伺います。 ◯議長(中島孝行君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(上田誠之君)情報統計課長の上田です。再質問にお答えいたします。  今回、強化対策として二点しております。一点目のマイナンバー利用事務系の部分では、いわゆる窓口職場を想定しております。パソコンの台数としては約二百台程度で、二点目のネットワークを分割する部分につきましては、内部情報系のパソコンが対象となりますので、正確なちょっと数字は覚えておりませんが、四百台近い数字になっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)既に一月から運用が始まっているわけですけれども、今回提案のものについてはいつ完成なのか、現在の機能としてはセキュリティーは十分なのかをお尋ねいたします。 ◯議長(中島孝行君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(上田誠之君)お答えいたします。  まず、完成ですが、平成二十九年の七月から地方公共団体と国との情報連携が始まりますので、この強化対策事業につきましては平成二十七年の補正予算で計上させていただいておりますので、繰り越しの手続をさせていただきまして、二十八年度中にこの対策事業を行うこととなります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)財源内訳を見ると一般財源がほとんどという内容でありますが、こういうことについては市の財源ということになるんですか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(上田誠之君)再質問にお答えいたします。  財源につきましては、国のほうの補助金がございまして、国のほうから各自治体の補助基準額の上限が示されております。それと各自治体が取り組む対策事業の補助額のいずれか低いほうの二分の一という形で示されております。宇佐市の場合は国の示した補助基準額のほうが適用されて、補助金としては、現在、九百六十五万を予定をしております。残りに部分につきましては一般財源となります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)二点目については、通知カード・個人番号カードの交付金ということでございますが、現在の個人番号カードの配布率、宇佐市の状況はどうなっているのか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)今石議員の再質問にお答えします。  宇佐市には通知カードは全部で二万六千百三十二、割り当てられました。そのうち現在までに九六・九%を市民の皆さんにお届けしております。残りは八百二十一件となっております。  マイナンバーカードにつきましては、きのう現在で九百二十五件のカードを市民の方にお渡ししております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)三点目、工場設置奨励金について、実績では五千五百万ぐらいの奨励金を補助したという内容で、八社が対象ということでございますが、雇用拡大についてはわかるんですけれども、その他ですね、立地に関する奨励金の内容について、新たな立地があったのか、拡大など、具体的な内容ではどういうものが利用されているのか、再質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城です。お答えいたします。  新規立地につきましては、一昨年ですね、新規立地がありましたが、それは今年度の中に入っておりませんが、今回の新規立地の部分としての三千万、先ほど申し上げた三千万につきましては、条例改正に基づきまして、既存の、既進出の企業の大型増設ということで、生産効率を上げるための施設の設備ということに三千万を上げております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)八社についても企業名などもいただいたわけでございますが、その中でも雇用がふえているということも確かにわかります。五十四名ということですので。中に非正規という方もいらっしゃるようですが、そもそもの条件の中でですね、地元出身ということに加えて正規職員というふうに検討すべき考えはないのか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  奨励金の中で、雇用保険をですね、掛けられてるということで、そこが条件になっておりますので、非正規、パートさんでも正規でもそこは該当になるということで、そういうことになっております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)この奨励金も、五年間というような内容だったと思うんですけれども、期限なしというか、やっぱり正規扱いにして、やっぱり安定した雇用を目指すべきではないかと思うんですけれども、再質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  奨励金のほうは三年間ということになっているんですが、三年間につきまして、その間ですね、パートの方についても正規化になったりですね、そういったことは企業のほうではやられてるんじゃないかというふうに理解しております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)では、あと、時間がないですが、観光案内看板、八点目の再質問で、九百万円という算定根拠と、委託する契約内容については一括契約なのか、再質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長 河野です。お答えいたします。  九百万の中の六百万円につきましては、二日市交差点にある安心院、院内の観光案内板で、その撤去費や新たな設置費、そして、天津駅付近の双葉山の看板、そこが倒れておりますので、それを新たに新設するということ、それから、宇佐駅ホームの中に宇佐市の観光看板をつくる、この三つで六百万円ということです。あと、三百万につきましての内訳は、神宮周辺の看板整備等ということにしております。  それから、事業は一括ではなくて、場所場所によりますので、分割して発注するということが今考えてるところでございます。  以上です。(「終わります」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  ここで、議案質疑の途中でございますが、昼食のため、暫時休憩をいたします。再開は一時十分といたします。休憩します。                 休憩 午後零時三分               ─────────────                 再開 午後一時十分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き、議案質疑を続行します。  次に、議第二号から議第十号までの九件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑はなしと認めます。  議第二号から議第十号までの九件に対する質疑を終結いたします。  次に、議第十一号平成二十八年度宇佐市一般会計予算を議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  まず、十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)皆さん、こんにちは、十三番 日本共産党の用松です。  議第十一号一般会計当初予算について議案質疑を行います。  七十四ページの敬老祝い金の支給対象人員と支給方法について。と言いますのも、前年度ある自治区とのトラブルで支給されなかった方が、事務の所長の配慮できちっと支給されることになったんですけども、そういう支給方法の改善等々について答弁を求めるものであります。  七十八ページの二点目、臨時福祉給付金及び年金者生活等支援臨時給付金の支給漏れ防止対策について質問いたします。  三点目は、八十一ページの放課後児童クラブの保護者負担の軽減について、詳細は、県の実施要綱を踏まえてということなんですけども、今現在で説明できる内容について答弁を求めます。  四点目は、八十一ページの児童手当八億七千九百五十四万円の対象者数や支給上の改善点について。  五点目は、八十二ページの児童扶養手当二億八千四十三万二千円の先ほど申し上げた対象及び支給方法、そして、ひとり親家庭の結婚祝い金二十万円、夫婦ともひとり親の場合は四十万円という提案がなされてるわけですけども、それとの関連について。  六点目は、九十三ページ、子供の医療費についてはたびたび議会でも取り上げられ、中学校も含めて通院の範囲を広げると、通院も含めてですね、無料の範囲を広げるということなんですけども、今度の予算案ではそこまで至ってないですけども、必要な財源額について、特にこれまでの質問の中で、小児科医の疲弊を招くと、あるいは小児科の医療体制の崩壊を招くというふうな答弁をされているんですけども、予算執行上、実際にそういう崩壊体制を招いた事例があるのかどうか、あるいはそうならないためにどのような方策が考えられるのか等々、予算執行にかかわる見解について説明を求めるものであります。  七点目は、百九ページの地域資源二〇〇%活用事業の内容と費用対効果の見通しについて。  八点目は、全県的にも、あるいは全国的にもプレミアム商品券の内容について、いろんな改善点がなされてるわけです。百二十三ページにあるこのプレミアム商品券事業の今年度のさらなる改善点について答弁を求めるものであります。  九点目は、百二十六ページのツアー造成補助金の内容と費用対効果について。  十点目は、百三十七ページの住宅費の工事請負費、住宅改修費について、資料をいただいた内容によると、全市的に七十六戸の住宅が修理可能だというふうに言われてるわけですけども、この予算で十分対応できるのかどうか。  あわせてちょっと追加なんですけども、十一点目は、一つずつ番号を繰り下げてですね、百三十四ページの住宅新築資金の予算計上の根拠と今後の対策について。  それから、十二点目になりますけども、就学援助費、日田では、就学援助費の準備金という形で、三月の時点から新入時に間に合うように、二万数千円の就学援助金のうちの準備金が支給されてるんですけど、この制度がこの予算上の執行の中で、条例を変えなくてもできるじゃないかと思うんですけども、その点についての見解を求めるものです。  それから、十三点目は、人権教育研究会議の補助金、県下最高の二百四万円の中身について、自立のための補助金になってるかどうかも含めた見解を求めるものであります。  それから、百五十四ページ、十四番目になりますけども、社会教育指導員の資料はまだ今年度ということは未定ですけども、従来年度に基づく実際の人数、氏名、勤務形態等について説明を求めるものであります。  同じく、名称は一緒ですけども、百五十五ページの社会教育指導員、公民館に関する社会指導員の人数、氏名、勤務形態等々答弁を求めるものであります。  十六点目は、百六十四ページ、今度の平和ミュージアム構想の中で、基本設計に移るということで予算が計上されてるわけですけども、これまでトータルメディアに依頼をしてきて、例えばゼロ戦の展示についても、緒戦の勝利に大きく貢献したというような表現があって、これは好ましくないということで市も削除してるわけですけども、そういう戦争賛美の考え方を持つトータルメディアに対して、どのように資料館構想の目的を説明してるのか。戦争美化にならないような基本設計の委託になってるのかどうか。  以上が、第一回の十一号についての質疑であります。 ◯議長(中島孝行君)用松議員、確認します。一つふえて十六点になったんですね。 ◯十三番(用松律夫君)そうですね。ちょっと追加しましたので。 ◯議長(中島孝行君)それでは、順次答弁を願います。  介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)介護保険課長の麻生でございます。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  議第十一号一般会計当初予算についての一点目、七十四ページ、敬老祝い金の支給対象人員と支給方法についてですが、まず支給対象人員は、平成二十八年九月一日現在で八十八歳、一万円の支給対象者は四百五十三人、九十五歳、一万五千円の支給対象者は百十九人、百歳以上、三万円の支給対象者は六十九人となっています。  支給方法につきましては、対象者に事前に送付する敬老祝い金支給申請書を提出していただき、口座振り込みの方法により支給しております。  なお受給資格は、毎年九月一日現在を基準日とし、満八十八歳、満九十五歳、満百歳以上の方で、基準日以前に一年以上、本市に引き続き住所を有していることが条件となっております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)福祉課長。 ◯福祉課長(倉田秀隆君)福祉課長の倉田です。
     お答えいたします。  議第十一号、二点目、ページ七十八、臨時福祉給付金及び年金生活者等支援臨時福祉給付金の支給漏れ防止策についてですが、昨年同様、対象となる可能性のある方への個別通知、チラシの全戸配布、ホームページの掲載等により周知したいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えします。  三点目、八十一ページ、放課後児童クラブ保護者負担減免制度の詳細な実施内容についてですが、平成二十八年度より生活保護世帯、ひとり親世帯、市民税非課税世帯等の低所得者世帯につきまして、大分県の補助制度を利用し、保護者負担金の減免制度を実施したいと考えています。  詳細な内容につきましては、県においても、現在県議会に平成二十八年度当初予算として計上していますので、議決後、詳細な内容が明らかになるものと思います。  続いて四点目、同じく八十一ページ、児童手当八億七千九百五十四万円の対象者数などについてですが、児童手当は、中学校卒業までの児童を養育している方に児童手当を支給することにより、子供の成長及び発達に資することを目的とし、ゼロ歳から三歳未満の児童については一万五千円を、三歳以上から小学校就業前の児童で、第一子、第二子については一万円を、第三子以降については一万五千円を、小学校修了後から中学校修了前の児童については一万円を、また、ある一定の所得を超える世帯の児童については、一律に特例給付として五千円を支給するというものです。  支給月は、六月、十月、二月の年三回支給となっており、平成二十八年度の支払い月における対象者数は、約二万六千二百人と見込んでおります。  続きまして、五点目、八十二ページ、児童扶養手当二億八千四十三万二千円の対象者数及びひとり親家庭等の結婚祝い金一千万円との関連についてですが、児童扶養手当は、父母の離婚などにより、父もしくは母と生計を同じくしていない児童を扶養しているひとり親家庭の生活の安定と自立を助け、児童の福祉の増進を図ることを目的とし、所得に応じて月額九千九百十円から四万二千円の範囲内で支給をし、第二子は五千円、第三子以降は三千円加算されます。  支給月は、四月、八月、十二月の年間三回支給となっており、平成二十八年度の対象者数は、月に約六百人と見込んでおります。  また、ひとり親家庭等の結婚祝い金一千万円との関連についてですが、ひとり親家庭等結婚祝い金は、児童扶養手当を受給しているひとり親家庭の父または母の結婚に際し、安定した家庭づくりを応援するために二十万円の祝い金を支給するという制度です。  ひとり親家庭の父、または母が結婚すれば、児童扶養手当の受給資格がなくなりますので、児童扶養手当の支給額は減少するものと思われます。  続きまして、六点目、九十三ページ、子ども医療費助成事業の中学卒業まで子供の通院医療費を無料にした場合の必要財源額についてですが、平成二十六年度の国保医療費状況より試算して、約一億七百万円程度の財源が必要になると予測しております。  子ども医療費の拡大により、小児医療の崩壊を招くと言われるが、その実例はあるのか、また、そうならないためにはどういうことが必要かについてですが、子供医療費助成の拡大が直接の原因で小児医療が崩壊した実例は把握しておりませんが、小児科医師の不足は全国的に見ても大きな課題であり、中津市民病院小児科の休日・夜間における宇佐市民の利用率は年々増加しており、実際に中津市民病院小児科において、昨年の十二月より、平日昼間の小児科外来診療について、救急搬送を除く初診患者については必ず紹介状が必要となりました。  小児科医師の安定的な勤務条件を確保するためには、既に一定の制限を設けざるを得ない状況になっております。  地域において小児科医師を一定数確保し続けるためには、保護者が病院へ行ったほうがよいか判断に迷ったときの救急電話相談窓口の利用についての周知や、コンビニ受診を控えてもらうための市民に対する啓発や、予防接種の勧奨なども含めた子供の健康づくりについての啓発、小児科医師を疲弊させないための対策が必要であると考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田でございます。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  七点目、百九ページ、地域資源二〇〇%活用補助金についてでございますが、この補助金は、本市の地域資源を活用いたした商品開発や、地場産品の販売促進に要する経費並びに宇佐ブランド認証品の販売促進を図るための品質改良、生産性の向上を目的とした施設整備等に要する経費に対して補助金交付するというものでございます。  六百五十万円の内訳でございますが、新商品の開発や商品化等を行う六次産品商品開発事業分としまして三百五十万、宇佐ブランド認証品の品質改良、生産向上のための施設整備等を行う、宇佐ブランド認証品販売促進事業分といたしまして三百万円となっております。  この補助金制度により新たな商品開発等を促進し、本市の六次産業化を推進してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。  八点目、プレミアム商品券事業の今年度の改善策についてでございますが、平成二十七年度のプレミアム商品券の取り扱いにつきましては、一回目の販売において、議員御承知のとおり課題が生じたことから、二回目の販売では、一人当たりの購入限度額の引き下げや販売所ごとの販売額の事前告知など改善策を講じた結果、大きな混乱もなく販売が終了したところでございます。  平成二十八年度につきましては、市単独補助事業によるプレミアム率一〇%での販売を予定しております。プレミアム率の変更により、今年度と状況は大きく変わることが予想されますが、実施に当たっては、本事業の有効活用が図れるよう実施主体であります宇佐商工会議所並びに宇佐両院商工会と協議を重ねてまいります。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野です。  お答えいたします。  九点目、百二十六ページ、十九節負担金補助及び交付金、ツアー造成補助金につきましては、本市を訪れる団体旅行を取り扱う旅行会社に対し、その旅行商品造成に要する経費の一部を補助することにより、本市への団体旅行を誘致し、交流人口の拡大による地域経済の活性化を図ることを目的としております。  来年度に向け、より効果的な制度となるように、補助金交付要綱の一部改正を行っております。一団体、十五名以上の団体旅行商品で、参加者が市内の食事どころで一回以上の食事をとり、かつ本市の観光地二カ所以上訪れる団体旅行について、貸し切りバス一台当たり三万円を補助いたします。  また、本市の観光地三カ所以上訪れ、かつ参加者が市内の宿泊施設に宿泊する団体旅行に対しては、六万円を補助いたします。  さらに、参加募集にかかわる広告掲載活動を行い、ツアー名称が宇佐市のPRにつながると認められるものについては、二万円の補助金を追加して交付します。  なお、補助金の上限額も新たに設け、一つのツアーにつき十五万円、一営業所につきましては、三十万円を上限としております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(江口誠治君)建築住宅課長の江口でございます。  十三番 用松議員の議案質問にお答えをいたします。  議第十一号一般会計当初予算についての十点目、住宅費の工事請負費についてですが、この目での工事請負費は、通常の修繕では対応できない中規模の修繕工事や営繕を該当いたします。平成二十八年度の主な工事につきましては、老朽化した住宅の解体工事やベランダ改修工事などを予定しております。  なお、御質問の七十六戸の修繕につきましては、十一節の修繕費で五十万円以下の小修繕として二千九百六十八万五千円を予算計上しておりまして、この金額で対応できると考えております。  次に、通告にはございませんでしたけれども、十一点目、住宅新築資金等貸付助成償還推進事業、この予算措置の根拠ということでよろしいでしょうか。(「はい。」と呼ぶ者あり)この事業は、総事業で二百三十万円を予算計上しております。平成二十年度までに回収予定でありました住宅新築資金の未償還額約七億円の徴収を行うものであり、この大半は、非常勤職員、徴収員の賃金が百八十二万四千円、それから、徴収をした職員に対する報償費十四万四千円、それから需要費として二十八万八千円という予算計上をしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。  お答えします。  十二点目、就学援助費の前倒し支給についてですが、現在就学援助費の申請は、在校生につきましては一月から三月の間に、新一年生につきましては四月に申請をいただいており、五月に審査を行って、認定の決定通知を発送しております。  三月は、転居等で市外への転出が多く、この場合、支給済みの就学援助費を返還していただかなくてはならないため、現在、前倒し支給は実施しておりません。  続いて十三点目、人権教育研究協議会補助金についてですが、この補助金は、本市における人権教育を推進するため、家庭や地域と連携し、人権課題の解決に向けた調査及び指導研究を行っている宇佐市人権教育研究協議会に対して交付しているものであります。  同協議会は、市内各中学校区を中心とした各学校の人権教育を推進するため、会員の研修と意識の統一性の向上を図るとともに、家庭や地域と連携し、具体的な人権課題の解決に向けた調査や研究実践、情報の提供を行っており、人権教育に関する研修に係る経費、研究に必要な資料の収集に係る経費、その他の人権教育研究に必要と認める活動に係る経費が補助対象となっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  十四点目、社会教育指導員の人数、氏名、勤務形態についてですが、人権担当の社会教育指導員の人数は八名です。氏名は、来年度の任命でありますので、現時点では決定しておりません。勤務形態は、週三日の勤務であります。  十五点目、社会教育指導員の人数、氏名、勤務形態についてですが、公民館担当の社会教育指導員の人数は十六名です。このうち一名が人権担当を兼務しております。氏名は、来年度の任命でありますので、現時点では決定しておりません。勤務形態は、同じく週三日の勤務であります。  十六点目、基本設計委託に当たり、トータルメディアと平和資料館の基本的目的や性格などについて、本市の考えをどのように伝えているかについてですが、当初予算にある基本設計委託料の内訳は、資料館建設に係る展示基本設計業務と建築設計業務とがあります。  展示基本設計業務は、展示構成、展示内容を具体化する内容であり、株式会社トータルメディア開発研究所に平成二十七年九月から平成二十九年三月末までの期間で委託契約を締結しております。一方、建築設計業務は、資料館本体のデザイン、構造、設備等を設計する業務において、公募型プロポーザル方式により事業者選定をするための準備を進めているところであります。  今後の設計に関しては、宇佐市平和ミュージアム仮称所基本構想基本計画を十分に理解することが基本になると考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)答弁を終わりましたが、再質疑はありませんか。  用松議員。 ◯十三番(用松律夫君)順次再質問いたします。  まず、放課後児童クラブについては、県議会で提案されてるということなんですけど、今判明されている提案の骨子はどのような内容ですか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。  お答えいたします。  今具体的になっているところでこちらでわかっているのは、対象者として生活保護世帯だとか、ひとり親世帯の児童扶養手当の受給者、それから、市民税の非課税世帯、それから、就学援助費をもらっている世帯というような、対象者はその辺のところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、減免の内容が全く不透明で伝わってこないということなんですかね。ある程度の減免の、対象はさっきから二回ほど聞いたんでわかるんですけども、幅といいますか、そういうのも全く知らされてないということですか。いつ知らされるんですか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  先ほども申しましたとおり、今、県議会のほうで県の制度としまして出されておりますので、県での補助制度が固まり次第ということになろうかと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、それを待つしかないと思うんですけども、宇佐市としては、どういう点を県に要望しているんですか。こういう点で充実してほしいという、そういうお考え方はどう反映されるですか。 ◯議長(中島孝行君)用松議員、議案質疑ですから、踏み出さないようにお願いします。  子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  市としましても、県の補助事業を利用してという形でやりたいというふうに考えておりますので、県の要件に準じてというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松議員。 ◯十三番(用松律夫君)八十二ページの児童扶養手当、事の是非は別にして、一応、ひとり親同士の結婚、あるいはひとり親のみの結婚の場合、四十万、二十万とあるんですけれども、この制度によって、児童扶養手当がどれだけ支給が減るというような見通しを立てているんですか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  児童扶養手当の受給者の方が手当等、ひとり親の医療費の助成等、いろんな制度がありまして、それの資格がなくなるということで結婚等をちゅうちょされている方の後押しをするという意味での事業であります。ただいまのところどのくらい児童扶養手当が減るかというような試算は、まだしておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)それを推奨するわけでもないんですけども、より正確で、より透明で、両方ですね、効果があらわれるようにしてほしいという意味で言ってるわけで。  次に、子供の医療費の助成については、実例を把握してないという答弁なんですけども、小児科のほうから、これ以上拡大しないでくれというような申し入れが市にあったということですか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  中津市民病院を含む定住自立圏の医療研究会のほうからもですね、今後対象を拡大する場合は、事前にその会議での協議をお願いしたいというふうな申し入れを受けておりますし、市が実施しております市の地域保健委員会の母子保健対策小委員会の中でも、年々、医師会長さん初め、小児科の先生方を含めた会議でありますが、その中でも検討を重ねてきております。  その中の先生方の意見としても、拡大については慎重にしてほしいというような意見をいただいております。  以上です。
    ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)国は、我が党の田村議員の質問に対して、ペナルティーを新たに拡充するということについてはしないということなんで、宇佐市では、五百万円のペナルティーがね、国からかかっているわけですけども、そうした中でですね、総合的に勘案して、宇佐市として小児科医に対する独自支援を行った上での無料化の方向というのは追求できないんですか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  現在のところ、先ほど申しました母子保健対策委員会の中でも、現在のところでも、市内の小児科医師が小児科の診療や予防接種等で、業務としても大変厳しい状態にあるというようなお話をいただいておりますので、子供医療費の助成の拡大という方向から少し変えてですね、市民の方への経済的な負担の軽減というところで別の方策をというふうな考え方で今行ってるところです。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)課長、別の方策というのはどんな方策ですか。 ◯議長(中島孝行君)用松君、費用の問題ですから、考え方じゃないんですから、そういうことで。 ◯十三番(用松律夫君)かみ合ってますよ、非常に。答弁に対して必要な説明を求めているんで、非常にマッチしている。 ◯議長(中島孝行君)それはこちらで判断しますんで。  子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  子育て家庭への経済的負担の軽減ということで、今のところ子供医療費の助成を拡大するということが非常に難しい状態でありますので、来年度新規事業としても提案させていただいております、すくすく祝い金だとか、おたふく風邪の予防接種の費用助成だとかを考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)それとちょっと違和感を持つんですけども、国会の中でも、コンビニ受診というのを控えるというなんですが、そういう認識は持っていないんですか。 ◯議長(中島孝行君)用松議員、もう一度説明してください。 ◯十三番(用松律夫君)たびたび答弁の中で、コンビニ受診という言葉は好ましくないということが国会でも問題になっていますけども、そういう認識は改めたほうがいいという、答弁にかみ合った質問です。 ◯議長(中島孝行君)それはいかがなもんですか。切り口変えてください。 ◯十三番(用松律夫君)後で個人的に聞きます。  いいですか、次。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)プレミアム商品券の件については、プレミアム率を二〇%から一〇%に下げるということなんですけども、これについては、どのような経緯の中でそうなったんですか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)用松議員の再質問にお答えいたします。商工振興課長の城でございます。  一〇%に二十八年度は下がるということにつきましては、昨年度がですね、国の交付金を利用しての二〇%ということでございましたので、全国的にも二〇%以上であったり、まだ大きなプレミアム率で実施をしておりますが、今回につきましては市の単費ということでございますので、従来の一〇%に戻しての、金額のほうも、昨年が七億四千四百万という総額でしたが、今回につきましては金額として二億五千三百万というような予算でですね、実施するということになっております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)住宅政策について、空き家の戸数ですね、いわゆる政策空き家を除く戸数というのが百十戸と。そのうち入居可能で半年以上を経過した空き家が、先ほど申し上げたように市の資料では七十六と。  全部言ったら時間がないんですが、このうち例えば、小峰を取り上げますと十二ということで、この中には、数年にわたって空き家のままというのも実態として浮かび上がっているんですけども、毎年の予算審議の中で十分対応できると言いながら、なぜこのような状態が続いているんですか。 ◯議長(中島孝行君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(江口誠治君)用松議員の再質問にお答えいたします。  小峰団地については、例えて言いますと空き家が、確かに議員の御指摘のように、現在十二ございます。確かに三カ月に一回、もしくはそれ以上に募集いたします。しかしながら、現在三、四階、高層階になると、やっぱり入居者も少ないというふうな状況で、一、二階はすぐに募集で埋まるというところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)いや、それは実態を反映してないんで、もう少し研究してもらいたいんですけども、時間の関係で。住宅新築資金についてですね、資料では、これまで千百三十二人に貸し付けをして、そして、現在滞納者数が二百十人と、滞納件数が二百九十三件になっているんですけども、もちろん、我々は、生活困窮者の場合は、十分配慮しなきゃならんと。もちろん、まじめにきちっと返した方もたくさんいられるんですけども、問題は、資力がありながら返そうとしない、あるいは返す意思が希薄だという点についてですね、改善を求めてきたんですけども、平成二十年時点で、滞納者の中に公務員がいたんですけど、これはいつごろ解消したんですか。 ◯議長(中島孝行君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(江口誠治君)公務員という御指摘ですけれども、常勤職員の公務員はおりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)常勤職員の公務員で、今でも滞納してる人が何人おるということですか。 ◯議長(中島孝行君)用松さん、たびたびお願いしてるんですけれども。 ◯十三番(用松律夫君)これもかみ合ってるんですよ。 ◯議長(中島孝行君)かみ合っているのではない。変えてください。 ◯十三番(用松律夫君)後でこそっと言わんで公に教えてください。いいですかね、後で答弁するというのは。そのくらいは議長、いいですね。いいですね。 ◯議長(中島孝行君)二人で話してください。 ◯十三番(用松律夫君)いやいや、議長が指示せんと。 ◯議長(中島孝行君)二人で話してください。 ◯十三番(用松律夫君)わかりました。議長が指示したということで、次に移ります。  そしてですね、実際、今後ですね、法的な措置も含めた形で、どういう進展が、この住宅新築支援の回収について、予算上行われようとしているんですか。 ◯議長(中島孝行君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(江口誠治君)冒頭に申し上げましたように、当初、平成二十年で償還予定でございました。  しかしながら、時代とともに借り主の高齢、それから亡くなられたりするということで、だんだん徴収が困難になっているケースがふえております。  しかしながら、私たちも全力を尽くして徴収をしておるところでございます。これまでにも法的措置を講じたりですね、いろんなあらゆる手段で徴収を行ってきました。しかしながら、前段でも述べたように、非常に徴収が困難でありますので、昨年四月に債権管理条例もできましたので、徴収不能な貸付金については、この債権管理条例にのっとって債権の放棄をしていきたい、七億あるものを少しずつ減らしていきたいというふうに考えておりますし、また、国の償還不能者の補助金制度も活用しながら、債権を減らしたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)次に、就学援助費の前倒し実施については、現在市としてはやられてないと。  全国的には、この制度が進んでいて、特に、もちろんランドセルの価格等々ですね、あるいはおさがりをもらえる人がおるかおらんかとか、いろんな個々の条件は違うんですけども、入学時にやっぱり数万円かかるということで、同じようなね、子供に平等なね、気持ちを抱かせてですね、不平等感とか、あるいはちょっと気落ちするような状況に追い込んではならないということで進んでですね、日田は、大体七月、今年二十八年に申請するとすれば、二十七年の六月の所得が確定した段階で申請を受け付けるようにして、そして、それに該当すれば前倒しで実施すると。  そしてもちろん、入学が確定しなくて転居になったとか、あるいはほかの理由で所得が超えた場合は返還してもらうという、若干事務上の煩雑さが伴うけれども、非常に保護者の方から喜ばれているという制度のなんですけども、宇佐市でも、やってない現状はわかるんですけど、この予算執行の中で改善できる余地はあるのかどうか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。  お答えします。  議員おっしゃいますように、この就学援助費の支給というものに対しては、保護者からの申請、そして、教育委員会での審査、認定という経過を経てから行ってまいります。  新一年生への準備金としての支給ということで、とても保護者の出費が多いということは、教育委員会としても理解しております。この新入生の支給にかかってですね、申請は、新入時に関しては前年度の十一月から十二月に入学説明会を行ってますので、その時点で申請は十分可能だと思います。  ただ、審査、認定において、現在においては、在学が確定する基準日をもって審査を行ってます。児童生徒が在学が確定するというのは、新一年にとっては入学式の日というのが基準日になりますので、現在のところは、入学式を経て審査、そして認定になっております。  今後のことにつきまして、やはり、繰り返しになりますが、新入生の保護者の出費多大というのは十分理解しておりますので、入学前の支給、在籍が確定する前の支給につきましては、今後調査研究してまいりたい考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)非常に前向きな姿勢でいいわけですけども、日田市の例をね、私が言うのも釈迦に説法なんですけども、申請の受け付けを早目にして、そして、その段階で審査すれば、特に、実際は今、課長御存じのように、就学援助金の関係で支給を受けるのは七月ごろですからね。七月までの間、苦しい思いを保護者なり児童にさせないために、申請を早めるというのは、日田市にも聞いたんですけれども、条例を変えなくてもできたんですけど、宇佐市の場合も、今の調査研究の中で、必要があれば条例を変えなくてもできるという理解をしていいですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。  繰り返しになりますが、申請を早くすることは幾らでも可能であります。ただ、教育委員会が行う認定につきましては、基準日をもって現在は行っていますので、考え方、申請を早くいただいても在籍してるかどうかという基準日をもって現在はしております。その認定を早くするかどうかという部分につきましては、今後、調査研究してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)ぜひ調査研究して、いい結果が出るようにお願いをして、次の人権教育研究協議会補助金が県下最高の二百四万円というのがずっと続いてるんですけども、これを見直す契機というのは何か考えているんですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  現在、この人権教育につきましては、学校教育の中で人権課題、この社会の中に根強く残っているさまざまな課題の解決に向けて、学校教育の中で人権解決に向けての研究を行っているところでありますので、宇佐市の人権教育について、我々も自信をもって今行っておりますので、現在の補助額については妥当であると学校教育課としては考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)これも平行線なんで、なくすべきだということを指摘して、次に移ります。  社会教育指導員のうちの地区集会所に所属する八人の二十七年度のメンバーの名前はお聞きもし、承知もしているわけですけども、この方々に百八万円の報酬を支給するということなんで、金額的には十万五千円ですかね。その中で週三日ということなんですけども、これは勤務体系として、タイムカードといいますか、きちっと勤務簿が備えられ、確認ができてるというふうに理解をしてよいのかどうか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。  再質問にお答えいたします。  出勤等につきましては、印鑑等をついてですね、通常の職員と同様に出勤をしております。私もその確認をしております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)それは情報公開に基づいて、一人一人の出勤退勤含めた資料を、情報公開請求すれば開示すると理解していいんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  情報公開できる範囲内であれば、十分それは公開できます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)八人の名前を一々ここで上げませんけども、この八人の方は、もうずっとという方がほとんどだというふうに認識をしてるんですけども、この八人、今年度はまだ人選していないから名簿は出せないというさっきの答弁ですけども、この人選の基準はどういう基準で八人を、しかも任期は再任を妨げないみたいなことになっていると思うけど、任期や人選の基準を改めて提示してください。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  人選の基準ということでございますが、これは関係団体等の推薦、あるいは過去の実績等を勘案しまして、そういったことで人選をしているところでございます。  以上でございます。
    ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)関係団体というのは、どことどことどこですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  解放同盟ですとか、教職員、あるいは全日本同和会等の組織でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)では、選出方法は、解放同盟や全日本同和会に推薦を依頼して、組織の代表として人選をしてるというふうなやり方で予算を計上しているんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  推薦を依頼しているということではございませんで、こちらで過去のいろんな実績等をですね、拝見させていただきまして、そこから人選をしているということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)この八人の人件費を支給してるメンバーで、五年以上が何人、十年以上は何人、十五年以上は何人ですか。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君、ちょっと踏み込みすぎのような気がしますが。 ◯十三番(用松律夫君)そうですかね。非常にかみ合っちょる。 ◯議長(中島孝行君)いや、かみ合ってない。 ◯十三番(用松律夫君)後で答弁を求めます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)あと十三分ですね。  トータルメディアの関係で、基本設計に当たって資料展示、あるいは本体の構成云々という答弁があったわけですけども、そもそもトータルメディアと関係をつけたのはいつごろですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)お答えいたします。  トータルメディアとはですね、基本構想、基本計画を策定するときにトータルメディア研究所が、その委託業務を受注したということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯十三番(用松律夫君)その時点で誰かの紹介ですか、それともインターネットか何かで探し当てて委託するをするようになったんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)当然ながらですね、入札をしておりまして、宇佐市のほうに指名願いが出されてる関係業務を行う業者の中から指名をして、そこから委託業者が決まったということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)今度の予算の中でも指名願いがあったと。トータルメディア以外に指名願いがあったんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  これもちゃんと入札をしておりまして、それ以外の業者もございました。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)プロポーザル方式かな、そういう感じでやったと思うのですけども、そもそもですね、私が最初の質問で述べたように、ゼロ戦の展示に当たっては、真珠湾攻撃を初めとする緒戦の勝利に大きく貢献したと。これはさすがに行き過ぎだということで、私も行ってみて削除してるのを目の当たりに見て、若干ゼロ戦の性能をたたえるようなちょっと行き過ぎの分もあるんですけど、そういうことをしてはならないということをトータルメディアに話をして、トータルメディアのほうも納得して展示会室を変えたということですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  今の御質問はですね、今現在の平和資料館の展示解説をつくる際のことでございまして、今回の展示の基本設計とはちょっと違うことになろうかと思うんですが、あれもですね、あくまでもですね、素案の段階で議員からご指摘を受けたということで、あくまでもですね、まず委託業者から原案を上げてもらって、それを委員会等でですね、審議して最終的に決定していくというプロセスでやっておりますので、今後もですね、同じような手法で建設準備会、あるいはその下部に作業部会としてのですね、プロジェクトチーム会議というのがございますので、そういった中で十分御審議をしまして、展示会解説等をつくり上げていくことになります。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)今回の予算で、さっき言ったように計上されてるわけですよね、委託等々が。なぜ私が過去のことを繰り返し言うかというと、そういう戦争観を持った、あるいはそういう展示解説の概念を持った会社であるから重ねて指摘をしてるわけですけども、じゃあ、今回の基本設計の資料の展示解説等々について、その点については、繰り返し、そういうことにならないように、どういう文書による通達なり、お願いをしているんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  文書とかですね、そういったことでは通達をしておりません。トータルメディアは基本構想、基本計画に、その時点で策定に携わっております。ですから、市の考え方等につきましては十分把握しているところでございます。しかもですね、最終的に計画をつくり上げるプロセスの中で、先ほどお答えいたしましたが、建設準備委員会と、その建設準備委員会に審査する案件を上げるためにですね、プロジェクトチーム会議というのを設置しておりますので、二重のそういった審議機関を設けて、最終的に展示計画なりができ上がってきますので、その辺は御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)二重のチェックがあると、PTと建設準備委員会ということなんですけども、実際は今回も同じような図がですね、PTにも出されたし、私も建設準備会に傍聴に行って出されたんですけども、市長にもこの前お見せしましたように、敷地面積のほぼ四分の三を、倉庫ふうにするかどうするかという考えは別にしても、兵器で占めてしまう、そういうのを性懲りもなく資料として出してくるわけね。その辺については、TPなり建設準備会で、もう駄目だという権限があると思うんですけども、そこら辺の権限についてどうチェックするおつもりですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  あくまでもあの資料はですね、委員の皆さん方から十分な意見を吸い上げるために出したものでございまして、何もないところではですね、なかなかイメージもわきませんし、議論もなされないといったようなことから、ああいった資料を提示したわけでございます。  で、内容につきましてはですね、プロジェクトチームと建設準備委員会の中で、双方賛成、あるいは反対、反対といいますか、そういった議論がございましたが、最終的には委員長の採決というか、そういった形で最終的には決まっていくというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)最後。そういう委員長の最終的な判断によって戦争美化にならないということですけど、委員長のそういう、佐藤誠治先生ですけど、出した結論に対して、宇佐市として、それはちょっと行き過ぎだと、平和資料館の概念やコンセプト、いろいろ基本理念に抵触するということなれば、訂正も今後あり得ると理解していいんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  訂正といいますか、基本構想、基本計画はもう既にでき上がっておりますので、これからの展示計画であったりとか、建築のほうの設計であったりとか、そういったものを進めてまいるわけでございますので、あくまでも基本構想、基本計画にのっとった形で今後のスケジュールが組まれていくということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、そういうトータルメディアの傾向を踏まえてですね、戦争美化の兆候が出た場合は、十分チェックすることを確認して質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、十番 今石靖代さん。  ちょっと待ってください。 ◯十番(今石靖代さん)十番 今石です。  議第十一号当初予算について議案質疑いたします。  二十五点について質問いたします。  一点目は、三十六ページ、歳入でございますが、別府競輪宇佐場外車券売上交付金九百万円について、推移をお尋ねします。  二点目は、四十七ページ、市有林伐採委託費三千百二十三万七千円について、内容と委託先。  三点目は、同じく製材乾燥委託四千五百六十七万円について、内容と委託先を伺います。  四点目は、四十九ページ、地域おこし協力隊員九百六十万円について、役割や費用対効果の分析について伺います。  五点目は、同じく集落定住支援員六百四十八万円について、役割や費用対効果の分析について伺います。  六点目は、五十ページ、コミュニティーバス運行委託三千三百七十三万七千円について、二十八年度の改善内容、拡充内容について伺います。  七点目は、同じページで、はちまんの郷宇佐連絡協議会負担金九万円について、主な協議の内容と年間借地料額について伺います。  八点目は、五十一ページ、宇佐市周辺地域元気づくり応援事業補助金七百万円について、応募状況や効果を伺います。  九点目は、同じページで、県外者移住支援補助金八百四十万円について、費用対効果を伺います。  十点目は、五十二ページ、社会保障税番号制度関連システム総合運用テスト委託八百四十七万八千円について、内容と委託先。  十一点目は、五十五ページ、同和対策推進活動費補助金三百五十二万四千円について、他市ではなくしている自治体が多いが、今後の見通しについて伺います。  十二点目は、自治区集会所建設補助金二千七百万円について、主な内容、内訳と今後の見通しを伺います。  十三点目は、同じページで、安全安心まちづくり活動支援補助金八百十一万五千円について、これまでの推移と今後の見通し。  十四点目は、六十ページ、地域コミュニティー組織運営交付金四千百十四万四千円について、主な使途を伺います。  十五点目は、六十五ページ、参議院選挙費について、十八歳選挙権に関連した取り組み内容を伺います。  十六点目は、九十六ページ、スズメバチ等駆除補助金百万円について、予算化の経緯と内容。  十七点目は、九十六ページ、地域給水施設整備工事二百万円の小規模集落の改善計画の進捗状況を伺います。  十八点目は、九十九ページ、ごみ袋販売委託三千二百六十二万円について、ごみ袋に関して、さらに小さなごみ袋の検討や低所得者対策の考え方を伺います。それと有料化後の減量の推移について伺います。  十九点目は、百二十ページ、水産環境整備事業負担金七百万円について、進捗状況と効果の見通し。  二十点目は、百二十三ページ、プレミアム商品券支援事業補助金二千三百十万円前について、費用対効果。  二十一点目は、同じく周辺地域コンビニ設立事業補助金二百万円について、事業創設の経緯と見通し。  二十二点目は、同じく奨学金返還支援事業補助金八十二万円について、背景と見通し。  二十三点目は、私もここの箇所を間違えておりましたので訂正ですが、百三十三ページ、市営住宅の管理費修繕料二千九百六十八万五千円について、老朽化対策としての計画的な営繕について伺います。  二十四点目は、百三十四ページ、住宅新築資金等管理費二百三十円について、臨時雇い賃金の費用対効果、修繕料の内容。  最後に、百三十五ページ、公営住宅等建替え工事二千四百三十万円について、工事の進捗状況を伺います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)それでは、順次答弁を願います。  総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)総務課長の永野でございます。  十番 今石議員の議案質疑にお答えをいたします。  議第十一号平成二十八年度宇佐市一般会計予算の一点目、ページ三十六ページ、別府競輪宇佐場外車券売上交付金の推移についてですが、別府市との協定を毎年度取り交わしています。  過去五年間の推移ですが、平成二十三年度が九百五十六万三千円、平成二十四年度が九百五十一万五千円、平成二十五年度が九百二十万七千円、平成二十六年度が九百七十五万九千円となっており、平成二十七年度の交付金については、例年並みというふうに現在見込んでおります。
     このようなことから、平成二十八年度も同程度の見込みと考え、九百万円の歳入予算を計上しているところであります。  続きまして、十二点目、五十五ページ、自治区集会所建設補助金の主な内容、内訳、今後の見通しについてですが、対象事業につきましては、新築事業、既存建物の取得事業及び修繕事業の三つの事業があります。  今後の見通しにつきましては、既に修繕等について数件の問い合わせをいただいておる状況であります。  これまで平成二十六年度が二十八件、今年度は二十九件実施しているようなことから、二十八年度も同程度ということが見込まれると考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所長。 ◯安心院支所長兼安心院支所地域振興課長(前田和弘君)安心院所長の前田です。  十番 今石議員の議案質疑にお答えをいたします。  議第十一号の二点目、市有林伐採委託について内容と委託先についてでありますけれども、安心院地域複合支所建設に向け、現在設計業務に取り組んでいるところでありますけれども、市有林を利用した木造施設として建築するため、作業道の整備、伐採、造材、搬出等を委託するものでございます。  委託先については、宇佐地区森林組合を予定しております。  続きまして三点目、製材乾燥委託について内容と委託先についてでありますが、市有林の伐採し搬出した木材を建設に必要な製品として使用できるように製材、乾燥を委託するものでございます。  委託先につきましては、宇佐木材協同組合を予定しております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野でございます。  お答えいたします。  四点目、四十九ページ、地域おこし協力隊員について、役割や費用対効果の分析についてですが、宇佐市の地域おこし協力隊は、人口の減少や高齢化等の進行する地域の新たな担い手を外部から確保することにより、地域力の維持、強化を図ることを目的としております。主要業務は、地域コミュニティー協議会の活動支援でございます。  地域コミュニティー協議会の活動が円滑に進んでいるのは、地域おこし協力隊の存在が大きく、協議会の事務局や地域住民の方々からも、非常に重宝がられているという状態であります。  また、業務以外や協力隊卒業後も地域づくり活動に貢献しており、地域に新しい活力を与えているところでございます。  続きまして五点目、四十九ページ、集落定住支援員について、役割や費用対効果の分析についてですが、集落定住支援員は、地域と連携し、空き家を活用した移住、定住の促進を図るため、昨年四月より導入したものであります。  この集落支援員の設置により、平成二十六年度と比較して、空き家バンクの登録物件が二・四倍、空き家バンク利用者登録は三・六倍、空き家バンク成約が一・六と数字的な効果もあらわれているほか、地域のまちづくり協議会や地元区長との連携や情報発信も進んできているところでございます。  続きまして、八点目、五十一ページ、宇佐市周辺地域元気づくり応援事業補助金ついて、応募状況や効果についてですが、平成二十七年度の応募状況は、宇佐地域が六件、安心院地域が三件、院内地域が四件の計十三件です。  事業効果については、周辺地域の地域資源を活用した多種多様な取り組みがなされておりまして、それぞれの地域の交流人口の増大や地域コミュニティの活性化につながっているところでございます。  続いて九点目、五十一ページ、県外者移住支援事業補助金について、費用対効果についてですが、平成二十七年度において、この事業を活用して現在申請中の方を含め十八世帯五十人の方が県外より移住してきております。この制度がなかった昨年度の実績、九世帯十八人と比較して二倍以上の数字となっており、非常に効果があったと考えております。  続きまして、十四点目、六十ページ、地域コミュニティー組織運営交付金について、主な使途についてですが、地域コミュニティー組織運営交付金は、市と協働協定書を締結した小学校区単位の住民自治組織──認定地域コミュニティー協議会といっておりますが、その認定地域コミュニティー協議会に対する財政支援として交付しているもので、事務局の賃金や会議費、事務所費など運営を支援する自立運営事業、それから、地域の課題解決、活性化を図るまちづくり計画実践活動事業、そして、ふるさと応援寄附金を活用したふるさと応援寄附金活用事業の三つで構成されております。  平成二十七年度においては十三の協議会がこの交付金を活用し、地域課題に優先順位を設け、迅速に取り組んだり、地域資源を生かした特色ある地域づくり活動を展開しながら、集落や地域住民同士のネットワークの構築、住民自治に対する意識の高揚、行政との協働のまちづくりなどの推進を図っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。  議案質疑にお答えをいたします。  六点目、コミュニティバスの運行委託について、本年度の改善、拡充内容でございます。  コミュニティバスにおきましては、既に地域の御要望をいただいてる部分もありますので、関係する地域と意見交換を行い、宇佐市地域公共交通会議で図っていきたいというふうに考えております。  次に七点目でございます。はちまんの郷宇佐連絡協議会負担金について、協議の内容、年間借地料は幾らかについてでございます。  本連絡協議会につきましては、運営会社と宇佐市、そして施設利用に関係している三団体で構成をされております。協議につきましては、イベント開催を通じた施設の利用促進や滞在型の観光客誘客のための組織、仕組みづくりと、そういったものを構築するために協議会等を通して意見交換を行っているところでございます。  最後に、借地料につきましてはございませんが、建物賃貸借料は、年間で六百二十四万円となっております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(上田誠之君)情報統計課長の上田です。  十番 今石議員の議案質疑にお答えします。  十点目、社会保障税番号制度関連システム総合運用テスト委託について、内容と委託先についてですが、今年度、社会保障税番号制度関連システムの改修と番号連携サーバーの導入が行われます。  それに伴い平成二十八年度は、他団体との情報連携を確認するため地方公共団体情報システム機構が管理する中間サーバーと、本市の地方税務、福祉、年金、国保、介護等の社会保障税番号制度関連システムとの間で疎通を図るテストを行うものです。  なお、テストは番号連携サーバーを経由し、地方公共団体情報システム機構が示した手順により総合運用テストを行っていきます。  次に、委託先につきましては、業務の内容が、本市の基幹系業務システムと国の中間サーバーとの間の運用テストとなりますので、本市の基幹系業務システムの保守、運用及び使用契約を行っている事業者を予定しています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)人権同和啓発課長の秋野です。  議案質疑にお答えいたします。  議第十一号平成二十八年度宇佐市一般会計予算案について十一点目、五十五ページ、同和対策推進活動費補助金について、他市ではなくしている自治体も多いが、今後の見通しはについてですが、本市では、一九九六年に制定した宇佐市における部落差別を撤廃し、人権を擁護する条例及び二〇〇六年に策定した宇佐市人権基本計画に基づき、同和問題を人権問題という本質から捉え、人権同和問題の解決の視点に立ち、差別のない、人が人として尊重される社会の実現を目指し、施策を推進してまいりました。その結果、生活環境の改善を初めとした周辺整備等により、一定の成果も見られます。  しかしながら、二〇一三年に実施した市民意識調査アンケート等によりますと、まだまだ差別意識を解消してないという現実が見られます。また、不動産を購入するときに同和地区の忌避意識なども依然として残っています。全国的にも、インターネットを悪用した差別的な書き込みや個人情報の不正取得による身元調査、心理的差別の解消は不十分であります。本市といたしましても、行政の責務として、これら市民の人権意識の高揚に努め、同和問題を初めとする、あらゆる人権問題の解決に向けて啓発、学習、調査、研修などの施策を積極的に推進しなければならないと思っております。  このような理由から、引き続きこれらの策を推進していくために、来年度予算に計上させていただきました。  補助金につきましては、今後申請があれば、宇佐市補助金交付規則並び宇佐市人権同和対策推進活動費補助金交付要綱等に基づき、予算の範囲内で適切に交付いたします。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。  今石議員の議案質疑にお答えします。  議第十一号三月当初予算の十三点目、安全安心まちづくり活動支援補助金について、これまでの推移と今後の見通しはについてですが、本事業は宇佐市安全安心まちづくり事業補助金交付要綱に基づき、自治会による防犯灯の設置、地域安全防犯パトロール、防犯、防災に関する教室、セミナー等の開催及び防犯広報啓発活動について補助金を交付するものです。  本事業実績として、平成二十四年度は二千二十万三千二百八十九円、平成二十五年度は三千五十六万四千九百八十五円、平成二十六年度は二千四十九万八千五百七十円、平成二十七年度は八百五十三万六千七百五十円を執行しております。  申請の大半が防犯灯のLED化のための補助金ですが、現在把握している宇佐市内における防犯灯の総数は五千七百五十三灯、これまでの申請件数は四千八百五十六件で、LED化の進捗率は八四・四%となっております。  このような状況から、平成二十七年度は、前年度を大幅に下回る規模の予算となりました。  ただし、本事業は既存の防犯灯をLED化させるだけではなく、防犯灯の新規設置に対しても補助金の交付対象としており、市内にはLED化されていない防犯が約九百灯残っている状況を踏まえ、今回の予算案は、おおむね平成二十七年度と同水準となっています。  予算の内訳につきましては、LED防犯灯設置補助金七百六十万円、通常防犯灯設置補助金六万五千円、自主防犯パトロール補助金三十五万円、防犯防災教室等補助金十万円となっています。  今後についてですが、予算規模につきましては、自治会等からの申請によるLED化の進捗状況などを見きわめ判断したいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会書記長。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)  選挙管理委員会書記長古庄でございます。  十番 今石議員の議案質疑にお答えします。  十五点目、参議院議員通常選挙費について、十八歳選挙権に関連した取り組み内容についてでございますが、これまで県選挙管理委員会と協力して、昨年十一月には、安心院高校の全校生徒、本年一月には、宇佐産業科学高校の三年生を対象とした選挙出前授業を開催いたしました。  また、三月十五日には、宇佐高校一、二年生を対象とした選挙出前授業開催する予定でございます。  出前授業では、選挙制度や投票の必要性などを訴えるとともに、生徒が実際に投票所で使う投票箱、記載台を使用し、実物と同じ素材を使った投票用紙で模擬投票を行いました。さらに、市ホームページ、広報等でお知らせするとともに、大型ポスターを公共施設、書店、JR駅、コンビニ等の市内四十四カ所に掲載していただき、啓発を図っております。  来年度の参院議員選挙における取り組みとしましては、参議院選挙のお知らせチラシや選挙公報を全戸に配布するとともに、十八歳投票スタートに伴うQアンドA方式の啓発冊子等を配布し、啓発を図ってまいります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(倉田 修君)生活環境課長の倉田です。  十番 今石議員の議案質疑にお答えします。  議第十一号の十六点目、九十六ページ、スズメバチ等駆除補助金について、予算化の経緯と内容についてですが、毎年女王バチが営巣し、働きバチの活動が活性化する七月ごろから、ハチの巣の駆除に関するお問い合わせがあり、年々増加の傾向にあると言えます。  今年度も、七月、八月は、集計を特にしていませんが、かなりの数があり、九月以降では、九月に二十五件、十月十四件、十一月六件、十二月一件で、合計四十六件の問い合わせを確認し、駆除業者を紹介しています。この際、市が駆除をしないのか、駆除経費への補助等はないのかなどの声があり、県内先進地等を調査研究しながら、市民の安全安心、健康と暮らしを守る立場から、今回予算計上を行いました。  内容につきましては、市民がスズメバチ等の駆除をみずからの力では困難で、業者に依頼して実施しようとする場合、要する経費の半額で、上限を一万円と定め、補助をしようとするものであります。  続きまして、十七点目、給水施設管理費についての小規模集落の改善計画の進捗状況についてですが、これは、九十六ページの十五節工事請負費の一千百七十二万八千円に該当すると思われます。  公営水道の整備が困難な小規模集落の水問題について、平成二十五年度に地区からの要望を取りまとめ、七地区から給水施設整備の申し出があり、平成二十六年度より地域の要望等を踏まえ、計画的に取水施設や浄水施設、配水管整備といった給水対策事業を行っております。  計画の進捗状況につきましては、県の補助事業である小規模給水施設普及支援事業を活用しておりまして、平成二十六年度に三地区、二十七年度二地区に整備を実施しました。  平成二十八年度に実施する予定といたしまして、院内西椎屋地区と宇佐市麻生山口地区の二地区で終了する予定となっています。  次に、十八点目、九十九ページ、ごみ袋販売委託について、さらに小さなごみ袋の検討や低所得者対策の考え方は、有料化後の減量の推移についてですが、現在のごみ袋以外の大きさの導入検討につきましては、大型のものや中形のもの、小型のものがあれば便利がいいとの声はありますが、現在の大きさでそのニーズは満たしていると考えております。  低所得者対策としましては、現在一歳未満の新生児、在宅介護対象者、紙おむつを使用する在宅の障害児、障害者に年間六十枚ごみ袋を支給しており、今後も継続していきます。  ごみ袋有料化後の減量の推移につきましては、ごみ袋有料化した平成十八年度から平成二十二年度の五年間は、一人当たりの年間排出量は減少していましたが、平成二十三年度以降は、ほぼ横ばいの状態で推移しています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)林業水産課長の久保です。  お答えをいたします。  十九点目、百二十ページ、水産環境整備事業負担金についての進捗状況と効果の見通しについてでございますが、本事業は、大分県が事業主体となりまして、平成二十六年度から平成二十九年度までの四カ年にわたりまして、中津市地先から豊後高田市地先までの豊前海において、漁場保全のための海底清掃、耕耘、これを四千五百ヘクタール、それから、水産動植物の保護、増殖のための藻場造成、これを十一・五ヘクタールにおいて実施するものであります。  このうち宇佐市地先におきましては、海底清掃、耕耘を千五百ヘクタール、藻場造成四ヘクタールを行うものであります。  平成二十七年度には、九月に海底清掃、耕耘を長洲漁港地先約五千メーター付近で、千五百ヘクタールを実施しております。また藻場造成を高家地先の約千五百メーター付近で、一ヘクタールの範囲で事業を実施する予定でございます。  藻場造成につきましては、平成二十九年度までの三カ年間で四ヘクタール、これを造成する計画でございます。  現在の事業全体の進捗状況は、堆積物除去、耕耘が六七%、藻場造成が四三%となっております。  なお、事業効果の見通しについてでございますけども、漁場堆積物の除去、これによりまして漁業環境の改善が図られます。また藻場造成によりまして、沿岸域に生息する多くの魚介類の稚魚などの保護、育成が行われます。これによりまして、魚類では主にカレイ類、メバル、そのほかクルマエビ等のエビ類、そのほかにタコ、ナマコ等の資源の増大、それから、漁獲量の増加を見込んでいるところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。  十番 今石議員の議案質疑にお答えいたします。  二十点目、百二十ページのプレミアム商品券支援事業負担金について、費用対効果はついてでございますが、経済効果につきましては、過去のプレミアム商品券販売事業の実績を踏まえた商工会議所等での分析では、購入者の消費意欲を刺激し、景気の下支えとなり、地域経済の活性化につながっているとの報告を受けております。
     続きまして、二十一点目、周辺地域コンビニ設立事業補助金について、事業創設の経緯と見通しについてでございますが、今議会でも二名の議員から一般質問に取り上げられるなど、周辺地域内に食料品等を販売する店舗が減少し、買い物に支障を来している買い物難民対策が大きな課題となっております。  現在、コンビニエンスストアは、日用品の提供にとどまらず、金融、行政など幅広いサービスを提供する社会インフラとして住民にも認知されている存在だと考えております。  周辺地域でのコンビニエンスストアの開業は、買い物等の利便性向上に大変期待できることから本補助金の創設に至りました。議決後、各コンビニエンスストア本部等へ本補助金の創設についてPRしてまいりたいと考えております。  続きまして、二十二点目、奨学金返還支援事業補助金について、背景と見通しについてでございますが、全国的にも奨学金返還に窮する状況が発生していることから、奨学金返還を助成することでUIターン者の市内への移住、定住を促進するとともに、市内企業の労働力確保につなげていくことを目的に創設するものでございます。  若年層を中心にUIターンを希望する際に、この補助金の存在は、都市部と地方との雇用条件の差を埋め、生活水準の向上に大きなインセンティブとなることが期待できます。  補助金の創設や詳細につきましては早目に宇佐市のホームページ等で周知してまいりますが、運用につきましては、返還金額や収入が確定する来年一月以降に申請受付を開始、支給を予定しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(江口誠治君)十番 今石議員の議案質疑にお答えいたします。  議第十一号の二十三点目、市営住宅補修工事についてですが、市営住宅の大規模な営繕及び改修については、宇佐市公営住宅等長寿命化計画及び宇佐市総合計画に基づき計画的に行っているところでございます。  二十八年度の大規模改修工事は、四日市団地の合併浄化槽設置工事、貴船団地千百棟建具改修工事、同団地の七百棟の浄化槽改修工事を計画しております。また、御質問の現在建てかえ中の中須賀団地の既存住宅の解体及び団地内の道路の整備工事二千四百三十万円が、これに当たります。  また、住宅改修費の工事費として、大仏団地の濡れ縁の改修工事、渚団地の排水管改修工事、海ノ木団地の二階のベランダの改修工事、それから、尾永井団地の解体工事、それから、貴船団地の第二集会所の屋根の改修工事、一千七百二十万七千円を計画しております。  また、用松議員の質疑に回答しましたように、一件五十万円の小修繕の修繕費を二千九百六十八万五千円、予算計上しているところでございます。  次に、二十四点目、住宅新築資金等管理費の臨時雇い賃金の費用対効果についてですが、まず、収納嘱託職員の賃金は、県より毎年事務費として約百万円程度の補助金の交付を受けております。  嘱託職員による過去五年間の徴収率の平均は五百十七万八千百六円となっております。  また、修繕費内容についてですが、嘱託職員の公用車の車検等の費用を計上しております。  次に二十五点目、公営住宅等建てかえ工事の進捗状況についてですが、中須賀団地の建てかえ工事は、平成二十六年度に解体工事や開発工事に着手し、今年度第一期工事、一棟八戸が三月中旬に竣工予定で、入居者も決定し、現在移転手続を進めており、四月一日より入居を開始いたします。また、二期工事といたしましては、本年度設計を完了し、二十八年度建設予定地の既存住宅の解体工事、先ほど申し上げましたように団地内道路の工事を実施し、二十九年度には二戸十六棟の建設工事を行う予定です。  全体計画では、平成三十二年度までに五棟四十戸の建てかえ工事を完了する予定でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)ただいま議案質疑の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。  再開は十四時五十分といたします。休憩します。                 休憩 午後二時四十一分               ───────────────                 再開 午後二時五十二分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に続き、議案質疑を続行します。  答弁は終わりましたが、再質疑ありませんか。  今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番 今石です。  順次再質問いたします。  一点目の別府競輪宇佐場外車券売上について再質問いたします。  交付金についての算定内容に、車券の売上金額の七%というふうにありますが、この売上金額などの確認方法、通常どのくらいの売り上げがあるものなのか質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)今石議員の再質疑にお答えをいたします。  この場外車券売場、サテライト宇佐ですけど、これは平成八年三月に開設がされました。この当時はですね、売上金額が二十三億ほどございました。現在ですが、現在が大体二億ぐらいということで、十分の一以下に今、売り上げが下がっているという状況であります。  こういった中で、計算の仕方ですけど、この売上金額の千分の七が一つの交付金額の算定根拠となっています。  それから、開催日数掛け一日が三万円ということで、開催日数掛け三万円という部分で最終的な交付金額が決定をされております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)売上金額については十分の一ということで、開催日数の推移というものはどうなっているのか再質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)お答えをいたします。  開催日数ですけど、平成八年、開設当時はですね、大体年間七十日、現在が年間二百七十五日、開催日数は相当ふえている、逆に売り上げは落ちている、そういう状況であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)二百七十五日といえば、週に五日ないしは六日は開催しているということになりますが、地元への影響とかですね、そういうことについても調査をしているのかどうか質問いたします。ごみの問題や車の往来問題など想定されますが、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)再質疑にお答えをいたします。  特に車の往来、あとごみの問題について、特に苦情も今のところ寄せられておりませんし、あえてその部分の調査ということは行っておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)協定が一年契約ということでございますが、事業開始当初から、その内容について変わった内容があるのかどうか質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)再質疑にお答えいたします。  開設当時はですね、車券の販売金額の百分の一、そして開催日数掛け五万円という金額でスタートしております。その後、売り上げは徐々に下がっていき、先ほども申しましたけど、もう十分の一以下になってきたということで、平成二十三年からは、先ほど申しました販売金額の千分の七、開催日数掛け三万円ということで別府市と協議が調い、現在はその状況で推移してるという状況です。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)次に、二点目についてです。安心院の地域複合支所の関係ということでございますが、この市有林を利用するという内容で、地元産材の割合というものをどのくらい見込んでいるのか質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所長。 ◯安心院支所長兼安心院支所地域振興課長(前田和弘君)安心院支所長の前田です。  お答えいたします。  最終的に、全ての設計ができ上がってるわけありませけれども、可能な限り市有林を使うということで予定をしております。できれば全てをしたいというふうには、今考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)四点目の地域おこし協力隊員についてで、役割がとても大きいということでございます。  六年目の事業ですが、この中で何人雇用したのか。目的の一つに、市への定住、定着を図るというものもあるようですが、その後の定住の実績はどうなってるのか質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長河野です。  お答えいたします。  地域おこし協力隊員には三年間という区切りがございまして、今時点は四名でございますが、来年度一名増ということで、五名の採用を予定しているところでございます。  それから、定住の支援につきましても、以前に比べまして地域コミュニティ組織との連携の中で、地元の意向等も定住してくる方に伝えたりしながら橋渡し役をするという役目を担っておりますので、数字的にも伸びている。  それにつきましては、先ほど定住支援員の中で、非常に空き家バンクがですね、二・四倍になったりですね、実際に移住が成約した方が一・六倍になっているようなことから見ても、効果があっているということが言えようかと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)設置規則を見ると、二十歳以上六十歳未満であることというふうに見ましたけれども、今回の応募では四十歳未満というような、ホームページを見るとですね、なっていますけれども、この理由について伺います。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)お答えいたします。  やはり、独身の方も結構いらっしゃいまして、四十以下の方であれば、そういった結婚のことも考え、またそれから先に移住も考えたときに、若い力のほうが活躍していただけるのかなということもありまして、そういった年齢設定にしているところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)地域おこし協力隊員と次の集落定住支援員もそうですが、非常勤特別職という役職になっております。これは雇用保険もある内容でありますので、雇用契約ではないかというふうに考えますが、有給の取得とか、交通費の支給についてはどうなっているのか再質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)お答えいたします。  この非常勤特別職でございますが、地域おこし協力隊については、週に四日勤務ということになっております。その中で、月十六日ちょっとぐらいなるわけですけど、調整している。  それから、交通費につきましては、この活動費の中に車両の借り上げ料が入っておりますので、そういった部分で賄えている。ですから、本人が負担するということではなくて、活動費の中で交付金の中に算入されているというな形でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)その職種によってですね、有給の取得ができなかったりとか、あと三年限定ということでありますので、熟練された者が継続されないというような問題などもどうなのかというふうに思いますけれども、その辺についての見解と今後、改善ができるのかどうか伺います。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)お答えいたします。  確かに三年ということで、その後そういった方の力が活用できないかということでございますが、国の方もですね、そういった方々が三年経過した後に、なおかつその地域で移住を促すための準備資金的なものでですね、百万か百五十万でしょうか、交付金に算入されているということでございますので、宇佐市に引き続き移住して活動できるような技術を身につけるとかですね、そういった部分の支援はしているところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)六点目のコミュニティバス運行委託でございますが、毎年いろいろな改善の説明がございますが、二十八年度、新年度についての改善や拡充内容について再質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)今石議員の再質問にお答えをいたします。  改善内容につきましては、先ほど答弁で申し上げましたとおり、既に地域から要望いただいている部分がありますので、その辺を細かく詰めていきたいと思っております。  具体的には、安心院地域、さらに旧宇佐市では、北部校区内の地域でいろんな要望が出ておりますので、その辺から議論してまいりたいと考えています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)七点目のはちまんの郷宇佐連絡協議会負担金についてですが、ちょっと聞き漏らしたんですけれど、三団体で協議しているというふうに伺いましたが、会社と市と三団体、どこだったのか、もう一度教えてください。
    ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長江口でございます。  再質問にお答えいたします。  協議会の構成団体ということでございます。サングリーン宇佐、宇佐市、総合型スポーツクラブわっしょいUSA、大分銀行、さらに三和酒類の五団体でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)宇佐市がはちまんの郷を購入したということで、管理責任はどこまであるのかという点について伺います。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)もちろん、施設の管理は大家である宇佐市でございますので、管理責任は宇佐市にあると思います。運営自体については、サングリーンに委託しておりますので、サングリーン宇佐の責任と言いますか、自主性に任せているという状況であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)施設管理についてでございますが、屋外の芝生やグランドゴルフ場についてとか、入浴施設のシャワーや打たせ湯が壊れてるとかですね、改善できてないなどというような声、苦情をかなり聞くところでございますが、そういうものの対応などについてはどうなっているのか質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えいたします。  質疑に関しては、協議会の負担金についての協議がありますので、詳細な施設内の維持管理につきましてはコメントを差し控えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)協議会に参加する予算ということでございますので、やはり市民のさまざまな苦情ついてなどの対応も十分しているとは思いますけれども、もっと早く温泉をあけてほしいとか、利用料金を安くしてほしいなどという声も上がっているようですので、そういう協議などについてもなされているのかどうか再質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)それは今石さん、ちょっと。  今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)済みません、またほかの機会に質問いたします。  十一点目の同和対策補助金について再質問いたします。  一九六九年に特別措置法がつくられて、膨大な予算をかけて思い切った改善が三十三年間取り組まれて、この時限立法が失効して十三年がたった。それを踏まえての来年度の補助金でございますが、宇佐市においても、そういう実態的な問題、生活環境や教育水準などの差などについては解消したという、そういう理解での予算の計上なのか質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)人権同和啓発課長の秋野でございます。  お答えします。  おおむね特別対策で建てられた住宅環境、生活環境、そういう部分は対処したというふうな理解で、今は一般対策ということで啓発、教育、そちらのほうに力を入れていくということになります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)おおむねというのがちょっと引っかかるんですけれども、まだ改善できていない実態的な問題がまだあるというふうな認識ですか。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)一〇〇%解消したというなことなかなか言えないと思いますし、宇佐市も含めて大分県の実態調査を見ると、やはり非正規で働く人が多いとか、建設業関係の方が割合が多いとか、いろんな研修のなんかでそういうふうなことを伺っておりますので、おおむねと答えておりますし、一〇〇%ということはないと思います。それぞれ家の経済的状況、そういうことによって住環境なり生活環境というのは、皆さん各家庭で違うと認識しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)それはどこの部分を指すのかというのが、ちょっと今の説明で理解ができないんですけれども、実態的な差別は解消したと、国はそれによって法を失効させたという経緯があるというふうに思いますので、実態的な差別はもうなくなったという理解でいいのではないかというふうに思います。  国はですね、この法を失効したときの理由にですね、むしろ同和施策を続けると差別解消に逆行するという理由を示していますけれども、この点の考え方についてどういう認識か質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)お答えします。  私どもは、そういうふうな認識ではなくて、地域改善対策事業の意見具申によりますと、特別対策が終了することをもって同和行政が終わるものではないと。これからはさらに増して、今まで以上にソフト面で進めていかなければいけないというふうな意見具申と認識しています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)国の考え方とは違うということが確認できました。  次に、他団体の補助金と比べてもですね、例えば女性、寡婦福祉会とか障害者団体とかの補助金と比べても、多額な補助金額になっておりますが、これについては補助金として見直しをすべきではないか質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)他の団体と比べてということですけども、これはずっと三十年、四十年重ねてきた長い歴史があると思います。そういうことの上で、合併したときは、財政的な理由、いろんな理由から大幅に補助金を削減してきて、現在の金額が決まっております。  また我々も補助金要綱、または交付要綱等々に基づき、今の金額でやらせていただいております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)会費収入の二倍近い補助金額という点でも、運動団体の補助金のあり方として見直すべきではないかと考えますが、その辺の考え方についてはいかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)現在の金額で妥当な金額だと判断しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十一点目の最後ですが、二十七年度の宇佐市における同和差別に関する相談件数と具体的な内容について伺います。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)いろんな相談がございます。人権擁護委員等に来た相談もありますし、隣保館のほうに来た相談もございますので、全部が全部何件というのは把握しておりませんが、そういう相談があったということは、市で承っております、聞いております。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)じゃあ、その資料の提出を求めたいと思います。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)人権擁護委員会は、私どもが聞いても、何の相談があったかとか……。申しわけありません、お答えします。そういうとふうなことを聞いても教えてくれませんし、また、そういう資料と言われても、いろいろ立ち入った問題、個人情報の問題、いろんな問題がございますので、こんな相談があったというぐらいしか私のほうにも上がってきておりません。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十三点目の安全安心まちづくり活動支援補助金についてです。  LED化が八四・四%進んだという内容でございましたが、これも引き続き進めるというな予算であるということは理解できました。  あと安心なまちづくりと意味では、地域と地域の境界について暗いという問題がかなり前から言われておりますが、その辺の改善についての内容も含まれてるのか質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。  質問にお答えします。  地域での境界が暗いという話はうちのほうは承っておりませんが、各自治委員さん等からの要請であれば、防犯灯の設置は可能というふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十八点目のごみ袋販売委託についての再質問です。  宇佐市では今、小が二十五リットルですね、大分市などでは、さらに小さい、十リットル、五リットルという二種類のサイズが選べることになっています。今、高齢者がふえる中で、夏場の生ごみになど困るとかですね、適切なもっと小さいのが欲しいという要望を聞くわけでございますが、その辺の検討についての見解を伺います。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(倉田 修君)再質疑にお答えします。  現在は、大で四十五リッター、小で二十リッターという形で販売させていただいています。大で二百五十五万枚、それから小で五十万枚を作製し、販売をさせていただいておりますが、御案内のように、小さく分ければそのくらい単価が上がっていくわけでありまして、そういった意味も含めまして、現在の大きさでニーズは満たしてるという判断をしているところであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)済みません、二十リッターに訂正いたしますが、袋をつくる、まとめてつくるのか、その仕組みについてちょっと理解していませんけれども、また作製するときにですね、改善点として、そういうことも含めて考慮、検討することができるかどうか質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(倉田 修君)お答えします。  一年間に先ほど言った数を生産し、それを販売するわけでありまして、必然的に、その使用が多くなれば可能でありますが、現時点では、この大きさでニーズを満たしていると判断させていただいている次第です。  以上です。 ◯十番(今石靖代さん)以上です。 ◯議長(中島孝行君)では次に、五番 後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)議第十一号平成二十八年度宇佐市一般会計当初予算について質問をさせていただきます。  まず一点目なんですが、大変申しわけありません、この一点目の五十一ページの結婚新生活の事業に関しましては所属委員会のことですので、委員会にて質問させていただきますので取り下げさせていただきます。  二点目から一点目に変えさせていただきます。  五十九ページの委託料ホームページカスタマイズ業務委託の内容。  二点目が七十九ページ、子育て祝い金の具体的内容と対象者について。  三点目が八十一ページのひとり親家庭等結婚祝い金の具体的内容、また規定等があればお尋ねいたします。  五点目は百四十八ページ、空調設備整備工事の完了時期と使用基準についてお伺いいたします。  また、通告はしていないんですが、三点ほど追加で質問をさせていただきます。  八十一ページ、保育所措置費のところで、多子世帯保育料軽減事業について、内容をお伺いいたします。  あと百六十四ページ、平和ミュージアム設計委託費ついて、展示設計については委員会での判断を尊重すると、他からの圧力を受けないという認識でよろしいかという点についてお伺いいたします。  あと百六十七ページ、総合運動場遊具設置工事の内容についてお伺いいたします。  以上七点に関して一回目の質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、順次答弁を願います。  秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(若山雅敏君)秘書広報課長の若山です。  五番 後藤竜也議員の議案質疑にお答えいたします。  議第十一号平成二十八度宇佐市一般会計予算についての二点目、五十九ページになりますが、委託料ホームページカスタマイズ業務委託の内容につきましてでございますが、ウエブアクセシビリティさらに向上させ、より多くの方々に市公式サイトを利用していただくため、スマートホン表示への対応を行うものでございます。
     市公式ホームページは、リニューアルを行った時期や従来までの携帯電話から移行する過渡期であったことから、その後、急速に普及したスマートホン用の簡易表示には対応できてない状況でございます。  県下では、大分市のほか、十一市町村のホームページが既にスマートホン型に対応できるようになっておりますし、市公式ホームページを現在御利用なさってくださっている方の四割以上の方がスマートホンからのアクセスであるいうことからも、より多くの方に利用していただくためには早急な改善が必要だということで、二十八年度予算に計上させていただいているものでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。  五番 後藤議員の議案質疑にお答えいたします。  二点目になりました、子育て祝い金の具体的内容と対象者についてですが、すくすく子育て祝い金は、次世代を担う子供の健やかな成長を切れ目なく支援し、子育て家庭の経済的負担の軽減を図るため、出産及び小中学校入学を祝福する祝い金を支給するものです。  出産祝い金については、第一子、第二子が五万円、第三子以降は七万円で、入学祝い金につきましては、小学校入学が三万円、中学校に入学が五万円を予定しています。  平成二十八年四月一日以降の出生及び小中学校入学で、対象者と保護者が基準日以降、六カ月以上継続して本市に住民票を有している場合に対象となります。  続きまして、三点目になりました、八十一ページ、ひとり親家庭等結婚祝い金の具体的内容、規定等についてですが、ひとり親家庭等結婚祝い金は、児童扶養手当を受給しているひとり親家庭の父または母の結婚に際し、安定した家庭づくりを支援するため二十万円を支給するものです。  対象者は、一、平成二十八年四月一日以降に結婚し、その結婚の日から起算して六カ月以上継続して婚姻関係にあり、かつ本市に住民票を有していること。  二、結婚の日前において、本市より児童扶養手当の受給を受けている者であって、その結婚により受給資格を喪失した者であること。  三番目として、申請日において、本市の市税、国保税、保育料の滞納がない者、その者に同居する世帯人がある場合については、その者を含む、であること。ただし、納付計画を提出し、誠実に納付を履行している者を除く。  四番目として、暴力団員、または暴力団、もしくは暴力団員と密接な関係を有する者でないこと。  五番に、過去に祝い金の交付を受けた者でないこと。  以上の五つの要件をすべて満たすこととしております。  続きまして、追加であった分です。  八十一ページ、保育所措置費十九億七千五百五十四万七千円についてですが、これは、宇佐市に住民票がある児童が利用する私立の保育所、認定子ども園等の運営に係る費用をお支払いするものであります。  この中に、二十八年度新規事業として提案しております多子世帯保育料の軽減事業が含まれております。  この事業は、今まで三歳未満を対象として実施していたにこにこ保育支援事業を、市単独に三歳児以上に対しても拡大をし、第二子半額、第三子無料を実施するものであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)管理課長。 ◯教育次長兼管理課長(辛島文昭君)管理課長の辛島でございます。  お答えいたします。  四点目、百四十八ページの空調設備整備工事の完了時期と使用基準についてですが、まず、完了時期につきましては、計画では、国からの補助金でございますが、学校施設環境改善交付金の内示は、五月ごろになると聞いておりますので、採択内容に応じて整備規模等の精査を行い、七月ごろに契約し、十二月ごろ工事が完成する予定でございます。  次に、使用基準につきましては、空調機器の設置範囲等が不確定であるため、現時点では未定でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。  後藤議員の議案質疑にお答えいたします。  五点目、平和ミュージアムの基本設計委託に当たり、外部からの圧力には屈しないというようなことでございますが、展示解説等につきましては、主観の入らない客観的なものでなければならないというふうに考えております。そのためには、本物を見てもらうということが大事でありまして、人それぞれ、見た方に戦争や平和について考えてもらえればいいのであって、意図的な事実を曲げるようなものであってはならないというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)文化スポーツ課長。(「これは所管じゃない」と呼ぶ者あり)(「所管です」と呼ぶ者あり)(「所管になるんですか」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)ああ、そうか。  以上で答弁終わりましたが、再質疑がありませんか。  後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)済みません、失礼いたしました。  まず、委託料ホームページカスタマイズ業務の内容で、これはいつごろ完成予定でしょうか。 ◯議長(中島孝行君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(若山雅敏君)秘書広報課長若山です。  再質疑にお答えいたします。  早急に対応したいということで、当然、現在ホームページを管理運営している業者に委託するという形になりますので、新年度予算成立すれば、すぐにそういった方向で協議に移りたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)次に、子育て祝い金の対象者ということで、六カ月以上市内にいるということですが、まだ児童手当の受給をしているということですが、これは所得制限あるという認識でよろしいですか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木です。  済みません、どの分についての所得制限……。 ◯五番(後藤竜也君)子育て祝い金。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て祝い金については、所得制限等はありません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)これはどのように周知をされますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  出生の祝い金については、出生時に手続がほかにいろいろございまして、子育て支援課のほうに、子ども医療費の手続だとか、児童手当の手続に参りますので、そういう手続にいらっしゃったときに御説明をする予定にしております。  小学校と中学校の入学については、これも同じく児童手当を支給している対象者と重なりますので、毎年六月に現況届というのがありまして、それを提出し、面接することになっておりますので、そのときにする予定に今しております。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)ひとり親家庭の結婚祝い金の規定について先ほど要件を伺いましたが、これは、例えば同一人物とかですね、例えば同じ方と離婚した後にですね、数カ月後にまた同一の方と再婚がどうなのかとかですね、基本的には性善説に立ちたいんですけれども、そういう偽装的なものがあったときにはどのように対応されるのか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  以前、同じ方同士で離婚をされて、また結婚される場合もございますので、平成二十八年四月以降に結婚をされるということと、支給に関しては一回限りということで、それを防ごうと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)空調設備の使用基準について、まだということなんですが、各校に設置した場合ですね、今年度は、たしか十数校、十三校だったと思うんですが、かなりの電気料金等も発生するかと想定されます。そのあたりはどのようにお考えでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)管理課長。 ◯教育次長兼管理課長(辛島文昭君)管理課長の辛島でございます。電気料の想定は、一応三十一校全てということで考えた場合ですね、二千五百万ほど電気料が年間ふえるんじゃないかという想定はしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)多子世帯の保育料の軽減事業についてなんですけれども、これは、子供の保育認定にかかわらずという認識でよろしいでしょうか。例えば一号であっても、二号であっても、三号であっても同じだという認識でよろしいですか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  就学前のお子さん全ての方に適用されますので、認定の一号、二号、三号にかかわらず全部のお子さんになります。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)もう一点。それには所得制限等はありますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  保育料は、市民税の所得割額、課税額によって決められておりますので、保護者の方の所得額によって保育料の枠が決められています。それの額の二子は半額、三子は無料というような形になります。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)ミュージアムの設計委託に関してですが、設計に関してさまざまな意見がある中で、公平公正にするために委員会を設置されていると思います。その委員会から答申なり提言なり出たときに、基本的には、原則それを尊重して設計をしていくという認識でよろしいでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。  後藤議員の再質問にお答えいたします。  原則ですね、委員会で審議をしていただいておりますので、当然委員会の意見に従うということになろうかと思います。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長、再質問じゃなくて再質疑で。  以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第十二号から議第二十号までの九件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  議第十二号から議第二十号までの九件に対する質疑を終結いたします。  次に、議第二十一号及び議第二十二号の二件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  議第二十一号及び議第二十二号の二件に対する質疑を終結いたします。
     次に、議第二十三号宇佐市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)十三番 用松です。  簡単ですけれども、二十三号について、宇佐市消費生活センター云々ということで、これの改正の狙いと目的、改善点等々について説明を求めます。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  議第二十三号の条例の制定の目的と狙い、市民への影響や改善点についてでございますが、平成二十六年六月の消費者安全法改正に基づき内閣府令で定める基準を参酌し、消費生活センターの組織及び運営等に関する事項を新たに条例で定めるものでございます。  本条例を制定することにより、市の消費生活センターの位置づけ及び消費生活センター等の体制を明確化し、消費者被害の未然防止と救済をより一層進め、消費者の安全安心の確保を図るものでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)ほかに質問はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第二十四号及び議第二十五号の二件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑がありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  議第二十四号及び議第二十五号の二件に対する質疑を終結いたします。  次に、議第二十六号から議第三十一号までの六件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  第二十六号から議第三十一号までの六件に対する質疑を終結いたします。  次に、議第三十二号及び議第三十三号の二件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  議第三十二号及び議第三十三号の二件に対する質疑を終結いたします。  次に、議第三十四号宇佐市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので発言を許します。  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)十三番 用松です。  議第三十四号について、宇佐市手数料条例の一部改正云々ということでございますので、この点も、簡単ですけども、改正の狙いと目的、改善点等々について説明を求めます。 ◯議長(中島孝行君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(江口誠治君)建築住宅課長の江口でございます。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  議第三十四号宇佐市手数料条例の一部改正の改正の目的と狙い、市民への影響についてですが、まず長期優良住宅等に係る手数料は、現在長期優良住宅の認定基準は、住宅の新築のみでありましたが、今回既存住宅の増改築についての認定基準の制定により、既存住宅についても認定が可能になりました。  この認定を受けることにより、税制の優遇措置が適用されます。その優遇措置というのは、まず所得税、ローン減税、一般の住宅、長期優良住宅の認定を受けない住宅は、最大の控除額は四百万円で、長期優良住宅のローン減税の控除額は最大五百万円でございます。  また、固定資産税は、一般住宅は、一年から三年までは二分の一の軽減で、長期優良住宅の認定を受けると一年目から五年目まで、同じ二分の一の軽減の特例措置があります。  次に、建築物のエネルギー消費性能の向上に係る手数料についてですが、新たに建築する建築物に断熱窓サッシ、高効率空調設備、LED等の設置により容積率の特例を受けることができますが、宇佐市内及び一般住宅については余りメリットがないというふうに言われています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)よろしいですか。  以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第三十五号宇佐市立幼稚園条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので発言を許します。  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)十三番 用松です。  議第三十五号宇佐市立幼稚園条例の一部改正云々についての質疑でありますけれども、月額四千五百円から、それぞれの段階に応じて変わるということになろうかと思うんですけども、どのような理由で、どれだけ、どういう形で引き上げるのか、その詳細な説明を求めるものであります。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島でございます。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  議第三十五号、月額四千五百円からどのような理由で、どれだけ引き上げられるのか、その説明をついてですが、さまざまな課題を抱える全国の保育園や幼稚園等に対して、国は、子ども・子育て支援法をつくり、子ども・子育て支援新制度施行しております。  これを受け、宇佐市の公立幼稚園の保育料は、本年度移行措置として据え置き、保護者に対して新制度の説明とともに、次年度以降の宇佐市の方向について説明を行ってまいりました。  平成二十八年度より、公立幼稚園の保育料を宇佐市の定める子供のための教育、保育に関する利用負担額を定める条例の額とするため改正するものであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)それで利用額を定めるものでありますから、その内容について、もう少しわかりやすく。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)保育料の金額につきましては、資料のお手元にありますように、今年度までは四千五百円でありましたが、市の市民税の課税額の割合において、五階層七区分の中で最高額一万七千九百円までとなっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)資料はいただいているんですけども、第二段階が二千百円。ひとり親以外の方はですね。第三段階が二つに分かれて、ひとり親の場合は一万円、上記以外は一万一千円と。第五段階が一万七千九百円と、今、最高額をおっしゃったんですけど、それぞれ階層区分ごとの対象人員は幾らですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)来年度の対象人員については、今募集しているところでありますので、まだ全体的には把握できておりません。  以上であります。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)ちなみに、これは四月一日からだと思うんですけども、前年度の所得割合でいったら、おおむね第二段階何人、第三段階何人、それぞれ段階ごとの該当数が出ると思うんですけども、おおむねどんな状況ですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  おおむね第三階層までぐらいの中で全員がおさまっているというふうに把握しております。  以上であります。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)くどいようですけど、では第四段階と第五段階は、現実に宇佐市では該当者が今のところ出てこないというふうに理解していいということですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)来年度については、まだ全体的に募集できておりませんので、募集途中でありますので、その分についてはまだ不明であります。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)あくまでも来年度と言うけど、実際にこれは始まるわけで、去年の所得段階は掌握していると思うんです。去年の所得段階を当てはめた場合、それぞれどのくらいになるかという規模を知りたいんですよ。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。  詳細の数につきましては、また調査し、お伝えしたいと思います。 ◯十三番(用松律夫君)ぜひ議長よろしく。 ◯議長(中島孝行君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第三十六号から議第四十号までの五件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  議第三十六号から議第四十号までの五件に対する質疑を終結いたします。  次に、議第四十一号及び議第四十二号の二件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  議第四十一号及び四十二号の二件に対する質疑を終結いたします。
     次に、議第四十三号及び議第四十四号の二件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  議第四十三号及び議第四十四号の二件に対する質疑を終結いたします。  続いて報告に移ります。  報告一号専決処分の報告について、道路管理上の瑕疵による事故に係る損害賠償の額の決定を議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  以上で、全議案に対する質疑を終結いたします。  ここで請願、陳情について議会事務局長より報告させます。  議会事務局長、加藤義人君。 ◯議会事務局長(加藤義人君)皆様大変お疲れさまです。事務局長の加藤でございます。  請願、陳情について御報告いたします。  開会日からこれまでに提出されました請願はございません。  陳情につきましては、お手元に印刷、配付のとおり二件であります。  以上で報告を終わります。  ~ 日程第三 議案並びに請願の委員会付託 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第三、委員会付託を議題といたします。  議案四十四件について、本日文書をもって通知いたしておりますとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  次の本会議は、三月十五日午前十時から再開いたします。  日程は、委員長報告の後、委員長報告に対する質疑、討論、採決ほかとなっております。  本日はこれにて散会いたします。  御苦労さまでございました。                     散会 午後三時四十五分 宇佐市議会...