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2016年03月01日 平成28年第1回定例会(第2号) 名簿
2016年03月01日 平成28年第1回定例会(第2号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2016-03-01
    2016年03月01日 平成28年第1回定例会(第2号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2016年03月01日:平成28年第1回定例会(第2号) 本文 (331発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (二日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(中島孝行君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十一名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  まず、皆さんに御連絡を申し上げます。一般質問の順番の件についてでございますが、用松律夫議員がインフルエンザ発症のため、井本議員と交代することになりました。その旨、よろしくお願いします。なお、執行部の皆さんは事務に遺漏のないよう、対応をお願いいたします。  そして、皆さん方もちょうど議会の最中でございますので、今、インフルエンザが猛威を振るっておりますが、体に十分御注意をされるようにお願いを申し上げます。  それでは、平成二十八年三月第一回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、市政一般に対する質問となっております。  ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成二十八年三月一日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨
    ┃七番    │一.平成二十八年度施政方針について    │市長    ┃ ┃河野康臣君 │ (1)二十八年度施政方針の特徴点(集中と  │及び    ┃ ┃      │  選択)は何か。            │担当部課長 ┃ ┃      │ (2)十年後、二十年後、三十年後を見据え  │      ┃ ┃      │  た起業・雇用の継続的持続的な展開   │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (3)行政区ごとの人口の推移や今後の予測  │      ┃ ┃      │  について把握しているか。       │      ┃ ┃      │ (4)「地方創生担当課(仮称)」を設ける  │      ┃ ┃      │  べきでは。              │      ┃ ┃      │二.高家海岸再生計画について       │市長    ┃ ┃      │ (1)一般ごみ焼却場の跡地利用は。     │及び    ┃ ┃      │ (2)東宮地区産廃処分場の現状は。     │担当部課長 ┃ ┃      │ (3)高家沿岸部漁業再生の取り組みは。   │      ┃ ┃      │三.空地の利用について          │市長    ┃ ┃      │ (1)駅周辺部には空き地が点在している   │      ┃ ┃      │  が、業者の参入で宅地等の転用はでき  │      ┃ ┃      │  ないか。               │      ┃ ┃      │ (2)空き地や空き家など所有者が遠方に居  │      ┃ ┃      │  住している場合、何らかの調査等をす  │      ┃ ┃      │  べきでは。              │      ┃ ┃      │四.著名な作曲家・清瀬保二氏の顕彰につ  │市長・教育長┃ ┃      │  いて                 │及び    ┃ ┃      │ (1)以前、四日市の街中にメロディが流れ  │担当部次課長┃ ┃      │  ていたが現状は。           │      ┃ ┃      │ (2)併せて、メロディにふさわしい四日市  │      ┃ ┃      │  商店街の道路の美装化を延長してはど  │      ┃ ┃      │  うか。                │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十七番   │一.宇佐神宮裏のメガソーラーについて   │市長    ┃ ┃高橋宜宏君 │  宇佐市は株式会社ダイシンから出され  │及び担当部 ┃ ┃      │  た「市景観計画区域内行為変更届出   │課長    ┃ ┃      │  書」を平成二十七年九月三十日付けで  │      ┃ ┃      │  受理、翌十月二十日付けで同じくダイ  │      ┃ ┃      │  シンから「市景観計画区域内行為変更  │      ┃ ┃      │  意見・指示事項」の回答書が提出され  │      ┃ ┃      │  た。これを受け、十月二十三日に宇佐  │      ┃ ┃      │  市長名で「景観法第十八条第二項に基  │      ┃ ┃      │  づき、行為着手制限を解除する」との  │      ┃ ┃      │  適合通知書を出したと聞いているが間  │      ┃ ┃      │  違いないか。宇佐市長の意見書はいつ  │      ┃ ┃      │  頃出す予定なのか。また今後の流れに  │      ┃ ┃      │  ついてお訊きしたい。         │      ┃ ┃      │二.国民健康保険について         │      ┃ ┃      │ (1)国民の医療費は年々増加の一途で、平  │      ┃ ┃      │  成二十六年度には四十兆円を突破して  │      ┃ ┃      │  いる。こうした中、去る二月十日に決  │      ┃ ┃      │  まった二〇一六年度診療報酬改定は、  │      ┃ ┃      │  重症者向けの急性期病床の削減を進め  │      ┃ ┃      │  る一方、病院による患者の退院サポー  │      ┃ ┃      │  トやリハビリに対する報酬を充実させ  │      ┃ ┃      │  る。これは患者の症状に応じたきめ細  │      ┃ ┃      │  かな医療を提供する狙いもあるが、同  │      ┃ ┃      │  時に超高齢社会に備え、在宅医療を重  │      ┃ ┃      │  視する流れを加速させて医療費を抑制  │      ┃ ┃      │  する狙いもあるという。宇佐市の医療  │      ┃ ┃      │  費の総額は。また、宇佐市における国  │      ┃ ┃      │  保の加入者数及び加入者率、国保一人  │      ┃ ┃      │  当たりの医療費とその総額は。     │      ┃ ┃      │ (2)医療費の抑制は急務。今後どのような  │      ┃ ┃      │  対策を講じていくのか。        │      ┃ ┃      │三.違法墓地について           │      ┃ ┃      │  平成七年度に県からの権限移譲に基づ  │      ┃ ┃      │  き、同年四月一日より墓地、埋葬等に  │      ┃ ┃      │  関する法律、いわゆる墓埋法及びその  │      ┃ ┃      │  施行規則の規定により、市長が行う許  │      ┃ ┃      │  可等について必要な事項を定めた「墓  │      ┃ ┃      │  地、埋葬等に関する法律の規定に基づ  │      ┃ ┃      │  く許可等に関する規則」が施行されて  │      ┃ ┃      │  いる。ところが、一方で全国的にかな  │      ┃ ┃      │  り以前より違法な個人墓地があとを絶  │      ┃ ┃      │  たず、周辺住民とトラブルが起こり、  │      ┃ ┃      │  深刻な社会問題と化している。地籍調  │      ┃ ┃      │  査などを基にしている登記簿上の墓地  │      ┃ ┃      │  数と、そのうち当局が確認している違  │      ┃ ┃      │  法な個人墓地は市内にどれくらいある  │      ┃ ┃      │  のか。また、個人墓地をめぐる紛争は  │      ┃ ┃      │  起こっていないのか。         │      ┃ ┃      │四.教科書謝礼問題について        │      ┃ ┃      │  教科書会社の謝礼問題で、文科省は一  │      ┃ ┃      │  月二十二日、二〇〇九年度以降に教科  │      ┃ ┃      │  書会社十社が検定途中の教科書を計約  │      ┃ ┃      │  四千人の教員に見せ、それぞれ三千円  │      ┃ ┃      │  ~五万円の現金や図書カードを渡して  │      ┃ ┃      │  いたとする調査結果を発表。教科書を  │      ┃ ┃      │  選定(採択)する教育長や教育委員に  │      ┃ ┃      │  中元や歳暮を贈っていたケースもあっ  │      ┃ ┃      │  た。また、同月二十八日に同省が明ら  │      ┃ ┃      │  かにした都道府県別資料には、謝礼を  │      ┃ ┃      │  渡された教員の数は大分県で二十五人  │      ┃ ┃      │  に上ることが判明した。宇佐市は豊後  │      ┃ ┃      │  高田市との共同採択地区だが、この地  │      ┃ ┃      │  区内で謝礼をもらった教員はいなかっ  │      ┃ ┃      │  たのか。また謝礼をもらわなかった   │      ┃ ┃      │  が、検定中の教科書を見るなどのルー  │      ┃ ┃      │  ル違反があったケースがあればその人  │      ┃ ┃      │  数も。                │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃一番    │一.国際化の推進について         │市長、教育長┃ ┃中本 毅君 │ (1)現状と今後の方針は。人口七十億超の  │および   ┃
    ┃      │  世界で、宇佐市はどのような輝きを放  │担当部課長 ┃ ┃      │  っていくべきだと市長は考えるか。   │      ┃ ┃      │ (2)安心院小とAPU(立命館アジア太平  │      ┃ ┃      │  洋大学)との交流結果は。市が関係す  │      ┃ ┃      │  るAPUとの交流について課題、およ  │      ┃ ┃      │  び今後の方針は。           │      ┃ ┃      │ (3)中学生短期留学の実施結果、および今  │      ┃ ┃      │  後の方針は。             │      ┃ ┃      │ (4)高校生短期留学の実施結果、および今  │      ┃ ┃      │  後の方針は。             │      ┃ ┃      │ (5)語学力のある方を地域おこし協力隊と  │      ┃ ┃      │  して募集する狙いは。         │      ┃ ┃      │ (6)市職員の国際性育成についての考え   │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (7)英語教育においては、ともすると会話  │      ┃ ┃      │  重視の風潮があるが、四技能(読む、  │      ┃ ┃      │  書く、聞く、話す)を一体的に養成す  │      ┃ ┃      │  ることが、将来的に高度な英語力へと  │      ┃ ┃      │  たどり着く鍵であると考える。市の考  │      ┃ ┃      │  えは。                │      ┃ ┃      │二.北朝鮮のミサイル発射について     │      ┃ ┃      │ (1)北朝鮮関連の有事における関係当局と  │      ┃ ┃      │  の連携による市の危機管理体制は。   │      ┃ ┃      │ (2)有事における朝鮮半島からの難民対策  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │三.婚活について             │      ┃ ┃      │ (1)現状と今後の方針は。         │      ┃ ┃      │ (2)映画『恋空』の市内ロケ地を有効活用  │      ┃ ┃      │  しては。               │      ┃ ┃      │四.農道や農業水利施設について      │      ┃ ┃      │ (1)農道等維持管理について、現状と今後  │      ┃ ┃      │  の方針は。              │      ┃ ┃      │ (2)農業水利施設保全について、現状と今  │      ┃ ┃      │  後の方針は。             │      ┃ ┃      │五.周辺地域のまちづくりについて     │      ┃ ┃      │ (1)現状と今後の方針は。         │      ┃ ┃      │ (2)院内・高並谷での「平家物語を読む   │      ┃ ┃      │  会」など、特長ある取組みの認識は。  │      ┃ ┃      │ (3)いわゆる「買い物難民」支援の現状と  │      ┃ ┃      │  今後の方針は。            │      ┃ ┃      │ (4)交通空白地域解消と交通弱者の移動手  │      ┃ ┃      │  段確保について、現状と今後の方針   │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (5)自動運転車の開発・普及が進むことを  │      ┃ ┃      │  見越して、他地域やロボットタクシー  │      ┃ ┃      │  株式会社などの動向について、調査研  │      ┃ ┃      │  究を積極的に行っては。        │      ┃ ┃      │六.豊川のまちづくりについて       │      ┃ ┃      │ (1)下拝田など、さらなる企業誘致の潜在  │      ┃ ┃      │  力があると思うが、市の考えは。    │      ┃ ┃      │ (2)鷹栖観音の「鬼会」や「千日参り」な  │      ┃ ┃      │  ど、特長ある行事が実施されている。  │      ┃ ┃      │  当該地域は市全体を地理的にみて、中  │      ┃ ┃      │  心あたりに位置しているとの意見もあ  │      ┃ ┃      │  る。この「中心」を、年間を通して活  │      ┃ ┃      │  性化するようなアイデアを発掘し、実  │      ┃ ┃      │  現するために、市が協力できること   │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │七.四日市のまちづくりについて      │      ┃ ┃      │ (1)旧国道の冠水しやすい箇所の現状と対  │      ┃ ┃      │  策は。                │      ┃ ┃      │ (2)地域おこし協力隊が四日市で活動する  │      ┃ ┃      │  ことは制度上、可能か。        │      ┃ ┃      │ (3)西別院の国文化財登録を今後どう活か  │      ┃ ┃      │  していくか。             │      ┃ ┃      │ (4)空き店舗において、「店舗から住宅   │      ┃ ┃      │  化」を阻止するために支援できること  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (5)響山公園について、住民要望への対応  │      ┃ ┃      │  状況は。               │      ┃ ┃      │ (6)常徳自治区について、本年一月時点で  │      ┃ ┃      │  五百七十世帯、六十一班、千四百七十  │      ┃ ┃      │  三名となっており、班によっては急速  │      ┃ ┃      │  に人口が増えている。そうした中で、  │      ┃ ┃      │  地区住民からの要望への対応状況は。  │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃六番    │一.胃がんの撲滅対策について       │市長・教育長┃ ┃衛藤義弘君 │ (1)胃がんは日本で毎年約十二万人が発見  │及び    ┃ ┃      │  され、約五万人が亡くなっている。胃  │担当部課長 ┃ ┃      │  がん死亡者数は四十年間横ばいであ   │      ┃ ┃      │  り、普及促進が急務です。宇佐市の普  │      ┃ ┃      │  及促進の現状はどうでしょうか。    │      ┃ ┃      │ (2)厚労省は「ヘリコバクター・ピロリ   │      ┃ ┃      │  菌」が胃がんの発がん因子であると認  │      ┃ ┃      │  め、慢性胃炎の段階まで保険適用が拡  │      ┃ ┃      │  大した。胃がん検診の受診率を上げる  │      ┃ ┃      │  ことが、胃がんの死亡者数減少につな  │      ┃ ┃      │  がる。そこで、現在行われている検査  │      ┃ ┃      │  項目に「ピロリ菌検査」を追加したら  │      ┃ ┃      │  どうでしょうか。           │      ┃ ┃      │ (3)現在のオプション検査料の無料化な   │      ┃ ┃      │  ど、個人負担の軽減策を提案するがど  │      ┃ ┃      │  うでしょうか。また、命を助ける普及  │      ┃ ┃      │  促進(ピロリ菌検査の重要性ならびに  │      ┃ ┃      │  除菌が保険適用とされていること)へ  │      ┃ ┃      │  の周知を図ったらどうでしょうか。   │      ┃ ┃      │二.交通弱者と交通空白地域確保について  │      ┃ ┃      │ (1)高齢者運転による事故が近年増えてい  │      ┃ ┃      │  る。そこで、今回自主返納者にバスの  │      ┃ ┃      │  回数券を配布し、移動手段を確保する  │      ┃
    ┃      │  施策が盛り込まれた。大変良い施策だ  │      ┃ ┃      │  が、新規で返納した方のみが対象なの  │      ┃ ┃      │  か、ほかに条件があるのかをお聞きし  │      ┃ ┃      │  ます。                │      ┃ ┃      │ (2)タクシーの利用運賃を補助する「でま  │      ┃ ┃      │  んど相乗りタクシー(マイタク)」運  │      ┃ ┃      │  行させる自治体がある。車を持ってい  │      ┃ ┃      │  なかったり、交通機関の空白地帯に住  │      ┃ ┃      │  んでいる高齢者や障がい者の外出を促  │      ┃ ┃      │  すなど、対象者は幅広く、市に住民登  │      ┃ ┃      │  録している1)七十五歳以上の人2)六十  │      ┃ ┃      │  五歳以上で運転免許証を持っていない  │      ┃ ┃      │  人3)障がい者や要介護・要支援認定   │      ┃ ┃      │  者、難病患者、妊産婦4)免許証自主返  │      ┃ ┃      │  納者のいずれかに該当する人で、多岐  │      ┃ ┃      │  にわたっています。交通弱者、空白地  │      ┃ ┃      │  域で困っている人への支援としてはど  │      ┃ ┃      │  うでしょうか。            │      ┃ ┃      │三.救急体制と女性消防士・女性消防団員  │      ┃ ┃      │  について               │      ┃ ┃      │ (1)現在の消防車(消防団は除く)・救急  │      ┃ ┃      │  車の台数は適切か。また、報道では、  │      ┃ ┃      │  嫌がらせ出動や軽傷者出動などの話題  │      ┃ ┃      │  があります。宇佐市内でも虚偽の通報  │      ┃ ┃      │  と影響はどうでしょうか。       │      ┃ ┃      │ (2)消防署本部・長洲出張所・南部分署の  │      ┃ ┃      │  三か所で、宇佐市内を短時間で移動で  │      ┃ ┃      │  きる体制が、整備されていると考えま  │      ┃ ┃      │  す。しかし、道路によっては狭い場   │      ┃ ┃      │  所、進入不能な場所、急な坂(急病、  │      ┃ ┃      │  火災など緊急時)などの場合の対応は  │      ┃ ┃      │  どうでしょうか。           │      ┃ ┃      │ (3)消防庁が離島地域の要望を受け、狭い  │      ┃ ┃      │  道路を通行して救急業務を行う場合の  │      ┃ ┃      │  基準を緩和したが、内容をお聞かせく  │      ┃ ┃      │  ださい。               │      ┃ ┃      │ (4)宇佐市における、女性消防士・女性消  │      ┃ ┃      │  防団員の人数と割合をお聞きします。  │      ┃ ┃      │ (5)役割と女性だから出来る仕事の特徴は  │      ┃ ┃      │  どうでしょうか。           │      ┃ ┃      │ (6)今後増員の計画はありますか。     │      ┃ ┃      │四.国土強靭化地域計画の策定について   │      ┃ ┃      │ (1)東日本大震災発生から今年三月十一日  │      ┃ ┃      │  で五年目となります。教訓を機に、平  │      ┃ ┃      │  成二十五年十二月施行された「国土強  │      ┃ ┃      │  靭化基本法」では、第四条において地  │      ┃ ┃      │  方公共団体の責務を明記するととも   │      ┃ ┃      │  に、第十三条において都道府県または  │      ┃ ┃      │  市町村は「国土強靭化地域計画」を定  │      ┃ ┃      │  めることが出来ると明記されていま   │      ┃ ┃      │  す。市民の生命、財産を守ることが最  │      ┃ ┃      │  大の目的ですが、策定・公表すべきと  │      ┃ ┃      │  考えますが、いつ頃を目途に策定を考  │      ┃ ┃      │  えているのでしょうか。内容等につい  │      ┃ ┃      │  ては、どのようなものを検討されてい  │      ┃ ┃      │  るのかお聞きします。         │      ┃ ┃      │ (2)この計画に基づき関係府省庁の支援が  │      ┃ ┃      │  決定。社会資本総合整備事業や防災・  │      ┃ ┃      │  安全交付金、農山漁村地域整備交付   │      ┃ ┃      │  金、緊急消防援助隊設備整備費補助金  │      ┃ ┃      │  など支援が講じられています。国の交  │      ┃ ┃      │  付金や補助金を使っての安全・安心対  │      ┃ ┃      │  策は、どのように考えているのでしょ  │      ┃ ┃      │  うか。                │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃四番    │一.学童保育の施設について        │市長及び  ┃ ┃多田羅純一 │ (1)学童に入所できない待機児童はいるの  │担当部課長 ┃ ┃君     │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)定員が多い所では施設を早期に二カ所  │      ┃ ┃      │  に増やした方が良いのでは。      │      ┃ ┃      │二.宇佐文化会館・ウサノピアについて   │市長及び  ┃ ┃      │  成人式で女子トイレの洋式が少ないと  │担当部課長 ┃ ┃      │  の声があるが増やせないか。      │      ┃ ┃      │三.宇佐市ホームページについて      │市長及び  ┃ ┃      │ (1)検索すると古いデーターが出てくる。  │担当部課長 ┃ ┃      │  更新に基づくルールが有るのか。    │      ┃ ┃      │ (2)ホームページ内に読者の声やアンケー  │      ┃ ┃      │  トを入れて今後、更に使い易くしては  │      ┃ ┃      │  どうか。               │      ┃ ┃      │四.東九州自動車道更なる開通予定に向け  │市長及び  ┃ ┃      │  て                  │担当部課長 ┃ ┃      │ (1)ゴールデンウィークで県外からの人を  │      ┃ ┃      │  呼び込む為の目玉(イベント等)は有る │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)中津から宇佐に向かう途中、一〇号線  │      ┃ ┃      │  沿い猿渡信号付近の道路標識の屋根が  │      ┃ ┃      │  劣化している様に見られるが設置され  │      ┃ ┃      │  た経緯は。              │      ┃ ┃      │五.田舎暮らしの「住みたい田舎ベストラ  │市長及び  ┃ ┃      │  ンキング 三位」について       │担当部課長 ┃ ┃      │  三位の順位について宇佐市に何が不足  │      ┃ ┃      │  していると思うか           │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛  まず、七番 河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)皆さん、おはようございます。議席番号七番 河野康臣でございます。  ことしの冬は、暖冬という長期的な予報であったんですけれども、思いのほか厳しい冬となりました。あちこちで水道管等が破裂して、断水のテレビ情報等も多く聞かれたところでございます。  私のうちも、ご多分に漏れませず少し漏水はあったんですけれども、今冬の零下によって、水道の蛇口のパッキンが少しめくれまして、漏水するようになりました。その間、水道の止水栓をとめて生活をしたんですけれども、炊事、お風呂、それからトイレ等々と洗濯も含めましてですが、かなり不便さを感じたものであります。たかが水なんですけれども、されど水ということであります。さらに、これで電気、それからガス等々がですね、とまった場合どうなるのかということが本当に身にしみてわかったような次第です。ホームセンターに行って、蛇口が、ありましたので、取りかえて事なきを得ましたけれども、今回の小さな経験でありましたけれども、防災、災害含めまして、これからあるべき社会のあり方も何か教訓をいただいたような気がしました。  発言通告がありますので、それに従いまして質問をさせていただきます。  大きな一項、平成二十八年度宇佐市施政方針について。
     その一点目、二十八年度施政方針の特徴点。集中と選択は何か。  二点目、十年後、二十年後、三十年後を見据えた起業・雇用の継続的・持続的な展開はどうか。  三点目、行政区ごとの人口の推移や今後の予測について把握はしているか。  四点目、地方創生担当課(仮称)でありますが──を設けるべきではないか。  大きな二項目めでございます。高家海岸再生計画についてでございます。  一点目、一般ごみ焼却場の跡地利用はどうするか。  二点目、東宮地区産廃処分場の現状は。これは、T産業さんが設置をしております中間処分場のところでございます。  三点目、高家沿岸部漁業再生についての取り組みは、でございます。  大きな三項目め、空き地の利用でございます。  一点目、駅周辺部には空き地が点在をしております。業者の参入等で宅地等に転用はできないか。  二点目、空き地や空き家など所有者が遠方に居住している場合、何らかの調査を今すべきではないか。  大きな四項目め、著名な作曲家・清瀬保二氏の顕彰についてでございます。  一点目、以前四日市の町なかにメロディーが流れたと思いますが、今どうなっているか。  二点目、あわせてメロディーにふさわしい四日市商店街の道路の美装化を延長してはどうでしょうか。  以上四項目について、一回目の質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、河野康臣議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長、是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。七番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、平成二十八年度施政方針についての一点目、二十八年度施政方針の特徴点(選択と集中)は何かについてでありますが、少子高齢化等による本格的な人口減少が進む中、国においては政府と地方が一体となって、地域の特徴を生かした自律的で持続的な社会を創世することを目的として、「まち・ひと・しごと創生本部」が設置され、基本的な考え方が示されました。また、県においても、県としての人口ビジョンや総合戦略が示されたことから、市といたしましても、国・県と歩調を合わせ、宇佐市版の「人口ビジョン」、「総合戦略」を策定いたしました。  その基本的な考え方は、将来人口五万人の維持を目標に、「雇用の創出」、「結婚・出産・子育て支援」、「新しい人の流れの創出」、「地域づくり」を柱に、今後五年間で重点的に取り組むこととしており、平成二十八年度施政方針は、地方創生対策に重点化したところが特徴点の一つとなっております。  特に、結婚・妊娠・出産・子育て・教育・就職まで切れ目のない支援を継続するため、八つの新規事業を計上いたしました。具体的には、結婚新生活応援事業や昨年新設した子ども・子育て応援基金を活用して、すくすく子育て祝金事業を初め、多子世帯保育料軽減事業や保育士の確保対策事業、ひとり親家庭等結婚祝金事業、産前産後支援事業、うさし子育て応援企業助成事業、さらに一定の要件に基づき、日本学生支援機構への奨学金返還に要する経費の一部を助成するUIターン者奨学金返還支援事業も新設するなど、県下でもトップレベルの施策を盛り込んでいるところであります。  また、起業・創業支援、インバウンド対策を強化する観光誘客対策など、総合戦略の柱である「雇用創出」、「人の流れの創出」に係る事業についても、積極的に取り組むことといたしております。  他方、総合戦略はソフト事業が中心であるため、ハード事業もバランスよく盛り込んだところも特徴点となっております。具体的には、宇佐・高田・国東広域事務組合が進めるクリーンセンターや平和ミュージアム、安心院地域複合支所建設などの主要事業の早期完成に取り組むとともに、市本庁舎の老朽化、防災面の機能不足等の課題解消のため、本庁舎や岳切渓谷の整備に着手するための予算も計上したところであります。  以上、宇佐市創生を図るため、ソフト・ハード両面から、あらゆる施策を総動員したところが、二十八年度施政方針の最大の特徴点であると考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの平成二十八年度施政方針についての二と、二項目めの高家海岸再生計画についての三と、四項目めの清瀬保二氏の顕彰についての一を経済部長、山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)おはようございます。経済部長の山本でございます。七番 河野議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、平成二十八年度施政方針についての二点目、十年後、二十年後、三十年後を見据えた起業・雇用の継続的・持続的な展開はについてでございますが、中長期展望を見据えて策定いたしました「宇佐市人口ビジョン」を踏まえ、二〇一九年度までの五カ年の取り組みを定めた宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略」におきまして、「まち・ひと・しごと創生」に関連する施策を集中、重点的に推進するため、四つの基本目標を設定し、KPIを定めるとともに、PDCAサイクルに基づき、各事業の推進を図ることとしております。  起業・雇用の場の確保に向けては、基本目標として、安定した雇用を創出するを掲げ、農業、林業、水産業、商業、工業の分野での産業振興に関しまして、六次産業化の推進、地場産業の育成、企業誘致の推進、働きやすい環境づくり、人材育成・商店街の活性化などを主要施策として推進してまいります。  とりわけ商工分野における新年度の具体的な取り組みといたしましては、充実した優遇制度と合わせ、新たなUIターン者奨学金返還支援事業補助金を活用して、企業誘致を推進するとともに、技術力の向上や新たなビジネスチャンスの創出に向け、産学官異業種交流会・うさの未来産業創造フォーラムを開催し、地場産業の育成に努めます。加えて、専門のコーディネーターを配置し、ワンストップ窓口による創業相談や新たな創業・起業支援事業補助金等を活用して、創業・起業に向け、アシストしてまいります。  さらには、雇用の創出に合わせて、雇用の確保につきましては、雇用拡大推進員を配置し、求職者と市内企業とのマッチングに向け、企業合同就職面接会の開催を計画しているところでございます。  今後、これらの取り組みを計画的かつ着実に積み重ねていくことで、継続的持続的な起業・雇用につながるものと考えているところでございます。  続きまして二項目め、高家海岸再生計画についての三点目、高家沿岸部漁業再生の取り組みはについてでございますが、高家沿岸部に限らず、市の水産業につきましては、漁獲量の減少、魚価の低迷、漁業従事者の減少や高齢化、新規漁業従事者の確保が困難など、さまざまな理由により大変厳しい状況となっているところでございます。  このため、平成二十二年度から大分県漁協宇佐支店におきましては、宇佐管内漁業再生計画を立ち上げ、干潟漁場再生に向け、耕うんやアサリ母貝の保護、稚貝の沈着促進、クルマエビ・ワタリガニ等の種苗放流、浜の市の定期開催や豊幸ガニのブランド化、さらには漁家民泊に取り組んできたところでございます。  市といたしましても、これらの活動を積極的に支援するとともに、漁場や漁港の生産基盤についても重点的に整備してきたところです。  議員御指摘の高家沿岸部の漁業再生といたしましては、地区を限定した取り組みではありませんが、平成二十六年度から高家地区地先を主体に水産環境整備事業に取り組んでいるところでございます。沖合漁場内の堆積物除去と耕うん、さらに今年度から三カ年で水産生物の保護育成の場となる藻場の造成を地先で実施しており、沿岸部から沖合まで総合的な整備により、海域全体の資源回復につながっていけばと考えているところでございます。  今後は、宇佐管内漁業再生計画により、漁業資源の回復や新たな取り組みに対する漁業者の意識改革をさらに進めるために、これまでの施策を継続強化しつつ、新たな課題への対応策を盛り込んだ次期計画が必要であると考えております。現在、これらを踏まえた計画となるよう、実施主体である大分県漁協と協議を重ねているところでございます。  また、干潟漁業では、平成二十六年度から熊本県長洲町と漁業者を中心とした情報交換、技術交流に取り組んでいるところでございます。  最後に、四項目め、著名な作曲家、清瀬保二氏の顕彰についての一点目、以前、四日市の町なかにメロディーが流れていたが、現状はについてでございますが、現在、四日市商店街に設置されておりますスピーカーにおきまして、季節にちなんだ童謡など楽曲を流しております。これにつきましては、四日市商店街振興組合の実質的な取り組みの一環といたしまして実施しているものでございますが、清瀬保二氏の楽曲がこれに流せるかにつきましては、組合に伝えてまいりたいと考えているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの平成二十八年度施政方針についての三、四と、三項目めの空き地の利用についての二を総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)皆さん、おはようございます。総務部長の稲積でございます。七番 河野議員の一般質問にお答えします。  一項目め、平成二十八年度施政方針についての三点目、行政区ごとの人口の推移や今後の予測について把握しているかについてですが、本市の行政区ごとの人口は、住民基本台帳に基づき、出生、死亡、転入、転出等の届出数を行政区ごとに加減したものを毎月作成しております。  また、人口集計につきましては、他に国勢調査による確定人口を基本に、住民基本台帳に係る人口異動数を加減した毎月流動人口調査を行っており、本市の人口の推移につきましては、広報うさやホームページで毎月掲載をしております。  議員御指摘の今後の予測につきましては、国立社会保障・人口問題研究所や国の地域経済分析システムの情報からでは、行政区ごとの抽出は困難でありますが、平成二十六年十一月に施行された「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、本市が平成二十七年十月に策定しました「宇佐市人口ビジョン」では、小規模集落の将来推計を行う上で、市独自で過去の国勢調査をもとに、大字ごとの人口につきまして二〇四〇年までの人口の推計は行っております。  次に、四点目、地方創生担当課(仮称)を設けるべきではについてですが、現在、「宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の基本目標である「安定した雇用を創出する」、「新しいひとの流れをつくる」、「結婚・出産・子育ての希望をかなえる」、「地域をつくり、地域と地域を連携する」の四つの目標を実現するため、さまざまな部門で計画を策定し、全力で取り組んでおります。  個別の事業を「第二次宇佐市総合計画」と「宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略」との整合性を図りながら、効率的に推進するためには、全体を見通し、統括する必要があります。そのため、市長をトップとする宇佐市まち・ひと・しごと創生本部を設置しております。本部の事務局は、「総合計画」及び「総合戦略」の主管課である企画財政課に置き、関係各課と調整を行いながら取り組んでおりますので、新たな課の設置は考えておりません。  最後に三項目め、空き地の利用についての二点目、空き地や空き家など所有者が遠方に居住している場合、何らかの調査等をすべきではについてですが、宇佐市で把握している空き家等の総数については、平成二十五年に調査した結果、千五百二十一件の空き家が存在していますが、空き地の総数についての調査は行われていません。  このような中、平成二十六年十月一日から、宇佐市空き家等の適正管理に関する条例が施行され、その後、平成二十七年五月二十六日に空き家等対策の推進に関する特別措置法が施行されました。条例と特措法の施行以後、市民から情報提供いただいた空き家、空き地等については、職員が現地調査を行い、周囲に危険あるいは迷惑を及ぼすおそれのある空き家等については、所有者等の調査を行い、判明したものについては適正管理を促す指導を行っております。  市内には、多数の空き家が存在していますので、まず、条例や特措法に基づき、市民からの情報提供を受けた、保安上危険となるおそれのある空き家や周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切な状態にある空き家について調査を進め、所有者等に改善を促したいと考えております。また、適正な管理が行われていない空き地につきましても、情報提供をいただきましたものについては必要な調査を行ってまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの高家海岸再生計画についての一、二を、市民生活部長 田口憲明君。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)皆さん、おはようございます。市民生活部長の田口です。七番 河野議員の一般質問にお答えします。  二項目め、高家海岸再生計画についての一点目、一般ごみ焼却場の跡地利用はについてですが、高家のごみ焼却場の用地は二万九千二百六十一・七二平方メートルで、内訳は国有地が二万三千三十二・七二平方メートル、市有地が六千二百二十九平方メートルとなっており、約八〇%が国有地です。ごみ焼却場着工前の昭和五十四年十二月に国有財産無償貸付契約を締結し、五年ごとの契約更新を行いながら、現在、平成三十一年十二月まで借り受けることとなっています。  新クリーンセンターは、平成三十一年度に完成予定で、同センターが稼働すれば、高家ごみ焼却場の操業を終えることとなります。このため、国有財産法に基づく用途指定が終了となりますので、原則的には貸し付けられている国有地は返還することとなりますが、返還に関して、市においては、ごみ焼却場の取り壊し等の課題があり、国においては、跡地の維持管理等の問題があります。なお、大半の土地が国有地であることから、市が独自に方針を定めることが難しい状況にありますが、今後の跡地利用については、国と慎重に協議を重ね、地元高家地区の御意見を拝聴しながら進めてまいりたいと考えています。  次に二点目、東宮地区産廃処分場の現状はについてですが、市内東宮地区の産業廃棄物処理施設については、平成二十五年五月一日に、県知事より設置許可証が交付され、産業廃棄物の中間処理施設として稼働しています。  平成二十七年六月、地元区長より「庭石や墓石をそのまま埋めているのではないか」、「廃プラやアスファルトかすを地面にまいているのではないか」など、施設内における廃棄物の保管状況や処分状況についての意見が県北部保健所に提出され、保健所の担当者が現地調査を行い、結果として「庭石や墓石は産業廃棄物ではない」、「敷地内でアスファルトかすを路盤材として使用することは不適正な処理ではない」、「違法な処理は確認できていない」などの回答を区長に行ったと聞いております。  産業廃棄物処理施設の指導は、県の管轄であり、市内の産廃処理施設については保健所の監視員が定期的にパトロールを実施しております。  市としましては、今後も市民の安全・安心、暮らしと健康を守る立場から、産廃処理施設の定期的な巡回を行い、監視体制を強化していくとともに、違法な操業とならないよう、保健所と連携を図りながら注視していきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、三項目めの空き地の利用について、一と四項目めの清瀬保二氏の顕彰についての二を、建設水道部長 川野慎三君。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の川野です。七番 河野議員の一般質問にお答えします。  三項目め、空き地の利用についての一点目、駅周辺部には空き地が点在しているが、業者の参入で宅地等の転用はできないかについてですが、宇佐市都市計画マスタープランでは、旧宇佐市内の九千六百二十二ヘクタールを都市計画区域として設定し、その中の七百八十二ヘクタールを用途地域に指定しています。用途別面積としましては、住居系が五百五十八ヘクタール、商業系が百五十八ヘクタール、工業系が六十六ヘクタールとなっています。  市の都市計画区域と用途地域の特徴としましては、区域面積が県内二位の広さを有し、四日市、駅川、柳ヶ浦、長洲、宇佐に分散して用途地域が形成されています。市内の駅では、柳ヶ浦駅と長洲駅周辺が用途地域内にあり、土地利用の基本方針をそれぞれ定め、均衡ある土地利用・開発を誘導してまいりました。  しかしながら、近年の少子高齢化・人口減少等が進む中で、駅周辺部においても適正な管理がなされていない空き地が増加している状況にあります。  市では、今後も計画的に都市計画道路や公共下水道、都市公園等の整備を進め、安心・安全な市街地形成を図り、このことが民間参入の促進を促すことにつながるものと考えています。  また、用途地域外の駅周辺の宅地開発につきましては、基本的には民間活力で対応していくものと考えています。  次に、四項目め、著名な作曲家・清瀬保二氏の顕彰についての二点目、メロディーにふさわしい四日市商店街の道路の美装化を延長してはどうかについてですが、四日市商店街の道路の美装化につきましては、国の補助事業を活用した街並み環境整備事業により平成十六年度から平成二十六年度までの間、地元商店街及び地域住民等で構成した協議会の意見を聞きながら、四日市商店街及び地域の活性化を目指した取り組みの一つとして実施してきたところであります。  議員御提案の美装化の延長につきましては、事業が完了しており、補助事業での取り組みは困難でありますが、商店街及び地域の利用状況等を考慮し、道路の維持管理に努めてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  七番 河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)それでは、順次答弁に従いまして再質問をさせていただきます。  大きな一項目めの一点目、二点目につきましては、関連がございますので、一緒に再質問をさせていただきます。  本市が策定しました「まち・ひと・しごと創生総合戦略」、さらに「人口ビジョン」等をですね、読ませていただくと、本当にやっぱり危機的な人口の減少がですね、認識として持たれているということがよくわかります。ですから、御答弁の中にもありましたように、少子高齢化を対象とした、いかにこの人口減少にですね、総体的に歯どめをかけていくのかということとお見受けいたしました。  私も、人口問題につきまして、さまざまな本を読んでまいりましたけれども、一つはですね、この「少子化5つの大罪」というんですか、これが一九九八年に出されておりまして、さらに「人不足社会をどうするか」というふうな提起が一九九〇年代です。それから、増田レポートで有名な「地方消滅」がですね、最近出されてきて話題を呼んでおりますし、それに抗する「生き続けられる地方都市」ということで、これは「世界」一〇月号、昨年の一〇月号です。それから、「脱地方消滅、成功例に学べ」ということで、中央公論社が出しております。  そういったさまざまな模索が作られて、今されておりますけれども、今何らかの手を打たないとですね、手おくれになってしまうということで、今回がもう最後のチャンスであるということ、そういうことが先日のNHKの番組で述べられておりました。  少子化に歯どめをかけてですね、人口をふやすことが重点課題になろうかと思いますが、中長期展望、先ほど概要的には項目別に話されましたけれども、そのためのですね、具体的な施策をどうしていくかということを、それらを地域を挙げてつくることになろうかと思うんです。その施策、一つは産業の創出、それからその中での生産、それから流通、それと雇用、消費ですね、そういった点について厳しく今問われていると思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。七番 河野議員の再質問にお答えをいたします。  まず、少子化に歯どめをかけ、人口をふやす中長期的な展望を含め、どのような施策をするのかという質問でございますが、答弁でも申し上げましたとおり、今回、将来人口を五万人維持を目標に、総合戦略に基づきまして「雇用の創出」、「結婚・出産・子育て支援」といった柱を中心に、創生重点化予算というふうに位置づけて、編成をしたとこであります。  まさに議員指摘のとおり、地方創生元年ということで、本当に総合戦略を実行実現していくかということが課題になります。どういうふうなまちづくりということを展開していくのかということでございますが、これも常々市長が申し上げてますように、まず、企業誘致の推進、六次産業の発展進化をしっかり外発信をするということで、外発的な戦略を展開していくと。一方、内発的な戦略につきましては、先ほど申し上げました「結婚・出産・子育て・教育」、さらに定住促進、コミュニティー対策、そういった施策を展開しながら、外に出さない、外から呼び込むという戦略が肝要じゃなかろうかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)まさにそのとおりだとは思うんですけれども、具体的な施策になると、なかなか難しいんではないかなというふうに私は今思っておりますけれども。この企業誘致ももちろんありますけれども、企業誘致は産業構造の変化の中で今、中国や東南アジアに生産シフトが移行する中でですね、日本の製造業は厳しい状態に置かれております。したがって、産業構造が変化すると企業が撤退してしまうというおそれがありますので、今から本当に、先ほど二点目に課長が言われてました六次産業、あるいは地場産業の育成をですね、いかに図っていくのか。そして、今、中国や東南アジアに、海外にですね、我が日本の製品を、宇佐市ブランドをどう展開していくのか、高品質のですね。そのことがまさに問われているのではないかなというふうに思うんでありますけれども、外国への輸出の展開についてはいかがお考えでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田でございます。河野議員の再質問にお答えいたします。  海外への輸出につきましては、一応六次産業の関係で、宇佐ブランド認証品を中心に、とりあえず、来年度二十八年度に香港のほうには、そういった部分で輸出の支援をやっていこうというふうに今考えておるところでございます。とりあえずは六次加工品でございますけど、これがうまくいけば六次加工品に、六次産品に使っております一次産品、当然宇佐市の一次産品を使っておりますので、そういった部分にも波及ができるんじゃなかろうかというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)宇佐市の産品につきましては、ブランド化がですね、結構進んでおりまして、図書館の二階だったですかね、ずっと一時展示をしていたときもありましたので。本当に世界戦略、世界に対して、今、中国ですね、台湾、それから東南アジア等々、景気は、中国はちょっといろいろありますが、浮揚しておりますので、そこに焦点を当てたような形でのですね、やっぱり周辺開発、産品開発をぜひともお願いをしておきたいというふうに思うんです。  で、次の項目点に移りたいと思います。先ほど、二〇四〇年まで、一項目めの三点目、行政区分ごとの人口の推移、今後の、よその地域を把握しているかということに対する問いでございますが、二〇四〇年までですね、人口推計ができているということであります。これは本当に大事なことでありましてですね、一年一年人口が、私の行政区でいえば変化をしているような状況でありまして、今私の家で、昔からの行政区で農家づき、私の家もずっと代々農家だったんですが、農家づきの件数が三十一件ほどあります。これは男性ですけれども、六十前後の世帯主の家庭が十三件、五十前後の家庭が三件となっておりまして、その半分がですね、五十代が三、六十代が十三ということで、あとは高齢の方でありまして、これが十年、二十年後にはどうなるかということは火を見るよりも明らかであります。  私も実際、半ばUターンしてきた、Iターンといいますかね、きた世代でありますけれども、一緒に地域でやっております方々も福岡にいたりですね、そういう方向からIターンした方がおります。そういう意識が私の中に全くなかったですし、どこでもいいから日本全国行って働こうというのが、我々の世代の認識だったんではないかなと思います。  これから、本当に各行政区ごとですね、本当に地方消滅していく、自治体が消滅するということじゃなくて、行政区が消滅するというですね、ことを念頭に入れて、ぜひとも厳しい分析をしていただきたいということを述べまして、この項目は終わっていきたいと思います。  一項目めの四であります。地方創生に特化した担当課を設置を検討したらいかがかという質問に対しまして、現在のところ、企画財政課のほうでやっておるので、その設置は考えていないということであります。  ところが、答弁の中にありましたように、産業の創出から子育て支援から、全てあらゆることがですね、地方創生の根幹をなすものであります。そこの連絡調整がいかにやっていくのかということを、これから問われてくるんじゃないかなと思いますし、産学協働でもし地域も含めまして研究をやるんであれば、フリーハンドでですね、動ける、その施策に特化するというよりもフリーハンドで研究ができたり、あるいは各県を回ったりできるような、比較的動きの自由な自由度の高い担当課が必要ではないかなというふうに思うわけです。  それは、どこにビジネスチャンスがあるかわかりませんし、後ほど述べます空き地の利用につきましてもですね、空き地というマイナス要因でありますけれども、そこをうまくプラスに転化できれば、これは大きな力になっていくんじゃないかなというふうに思います。  そしてまた、今、広域定住圏で豊前市から中津、それから国東市まで入れました議員のですね、周防灘議員の集まりがありまして、そこでまだなかなか議論は進みませんけれども、そういった広域の中でどう地域を残していくのかというような意味合いをもってですね、宇佐市の自治体だけではなくて、フリーハンドで動けるような、そういった担当課が必要ではないかなと思うんですけれども、課長その辺はどうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)総務課長の永野でございます。河野議員の再質問にお答えをいたします。
     確かに、議員おっしゃるように、フリーハンドで動ける、あるいはフレキシブルに動ける、そういった部署というのは本当に必要な部分あろうかと思います。  ただ、我々もそういった課の配置だとか、人員配置だとか、こういった部分を司る課としてですね、限られた人員の中でいかに効率よく仕事をしていくかということで、毎年七月ぐらいからですね、各課の事務量ヒアリング、その中でどういった事業展開、あるいは業務を推し進めていくかという部分も含めて検討しております。  それを約半年ほどかけて、最終的な組織体制を決めていくわけですけど、今回御提案をいただいた部分につきましては、先ほども答弁で申し上げましたように、宇佐市まち・ひと・しごと創生本部というものを今設置をしておりますし、これには総合計画、それから総合戦略、これがうまくリンクをしていかないと、全体としてのバランスが、調整ができないということで、今、企画財政課のほうでそういった部門を担っております。  また、基本的には個別の事業の推進についてはですね、それぞれの課で担うことになりますというふうな状況にありますので、現在のところは、専任の部署は考えておりませんけど、確かに議員おっしゃるように、そういったフリーハンドで動ける部署というのも必要な部分あるだろうなというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)ぜひともですね、前向きにちょっと検討していただいて、財政上の問題があろうかと思いますけれども、施策を具体的にやるところと、それと研究開発をですね、これから二〇六〇年までに市長の施政方針の中でありましたように、五万台をキープしていこうという決意でございますので、今がビジネスチャンスというか、最後のチャンスのですね、大きな時期ではないかなというふうに感じておりますので、前向きの御検討をお願いしたい。  次に移りたいと思います。それと大きな二項目めの一般ごみ焼却場の跡地利用でございます。国有地がほとんどだということは初めて、私も勉強不足で知りませんでしたけれども、かなりたくさんですね、昭和五十四年の十二月から計画をして、平成三十一年までやってきたということですので、長い間、宇佐市のですね、廃棄物行政に大きな貢献をしてきた土地柄ではないかなというふうに思います。  土地利用をどうするかということにつきましては、地元高家地区と十分協議をしながらということでございますので、その点はぜひお願いをしたいと思います。  また、一番心配なのがですね、ダイオキシンでございます。ダイオキシンは、塩化ビニル系の化学物質を低温度で燃焼させますと発生するという極めて催奇性の強いガス、気体でございますので、土壌等に付着している可能性も考えられるかもしれませんので、ぜひともこの辺もですね、徹底的な調査、対策等を再度お願いしておきたいと思うんですが、この点について、ダイオキシンについての見解をぜひともお願いします。 ◯議長(中島孝行君)清掃事業局業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(中野 彰君)清掃事業局業務第二課長の中野でございます。河野議員の再質問にお答えします。  宇佐市ごみ焼却センターの跡地利用については、大半の土地が国有地であるため、市が独自に方針を定めることが難しい状況にありますが、地元住民の意向を尊重し、産廃処理場や置き場とならないよう、国と慎重に協議を重ねてまいりたいと考えています。  また、土壌汚染についてですが、ごみ焼却センターは、適正な運転管理を行っておりますので、土壌汚染はないと思われますが、ごみ焼却センターを解体した後、土壌検査を実施し、その結果によっては土壌を入れかえる等の適切な対応をとりたいと考えています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)ぜひともですね、この点につきましてはもう厳しく対応をしていただきたいということをお願い申し上げまして、次に移りたいと思います。  二の二点目でございますが、T産業がですね、最初は地元の説明には破砕する採石プラントを設置をすると。移動型かどうかは別にしまして、そういう説明がございました。産業廃棄物を持ってきてコンクリート等を破砕をしてですね、そして細かく処理をしていくということの説明でありましたけれども、ユンボのみはあったんですが、具体的なそういう破砕機などは設置をされておりませんで、どんどん、どんどん産業廃棄物と見られる品物、有価物だとか、いろいろな言い方がありましたけども──が土地に来てですね、で埋め込まれていってしまったというのが現状があります。  で、やっぱり一番私たちが危惧したのは、一つはやっぱり高家のですね、海岸線の土地の価格の下落でありますし、言い方悪いんですが、迷惑的な施設としてやっぱり印象を落としていくんではないかなということを心配をしております。  これは、県の所管事項でございますので、保健所等がですね、管理をしているし、私どもも交渉にも何回も行きましたけれども、しかし、市としてもしっかりですね、管理体制、監視体制、それからパトロール等をですね、やっていただくということなので、この辺をぜひ議員の皆さんも、市民の皆さんもよく御承知いただいてですね、やっぱり地元と合意をしながら産業というものはつくっていくということを、ここで改めて認識する意味でも一般質問をさせていただいたところでございます。  二の三点目でありますけれども、高家沿岸部の漁業再生の取り組みはということであります。高家の海岸は、かつてかなり風光明媚でありまして、白砂青松と言いますが、子供たちがよくキャンプに使ったり、それから海水浴に使ったり、あるいは漁師の皆さんがですね、漁場として有効的に利用をしておったところであります。  また、海岸にはですね、この辺一帯の新田開発を行いました日田の代官の塩谷大四郎の碑があったりですね、ちょっと陸繋島的なですね、ちょっと離れ島みたいな竜宮島という非常におもしろい名前の跡地があったり、そういった名勝地でもありました。でも、今行ってみますと、さすがにごみの散乱はですね、車どめの影響かどうかで、あんまりなくなったんですけれども、それにしても疲弊された状況が来ております。  人口ビジョンの中で、たしか漁業者が現在五名か六名ということ、宇佐市管内でですね、出されたような記憶があるんですけれども、実際に高家も五名ほどの漁業者の方しか残っていないような状態であります。  この豊穣な瀬戸内海のですね、周防灘、それからこの海岸をもう一度ですね、本気になって海岸の整備、それから漁場、藻場等の形成をですね、やるべきではないかなと。  もちろん漁業再生プランがありますから、それにのってやるんですけれども、やはり現状の危機的な状況を再度認識いただいて、これは高家だけではございません。天津からですね、和間に至るまでですね、寄藻川周辺地域に至るまで、やっぱり大切なことではないかと思いますが、再度そのことについての見解をお伺いします。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)林業水産課長 久保です。河野議員の再質問にお答えいたします。  河野議員御指摘のように、高家地区、旧四日市町漁協の地域でございますが、こちらの組合員の方、以前五十人、六十人いらっしゃいましたけども、現在では二十二名の組合員登録がされております。このように半減以下という状況でございます。これは宇佐市全体を見ても同じような状況でございます。  特に漁船漁業については、減少率はそう多くないんですけども、干潟を利用した漁業、ノリ養殖、それからアサリ等の採貝漁業、それとカニカゴ、建網、エビダテですね、こういったものを中心とした漁業者が激減しております。これは、ひとえに資源の減少、漁獲量が落ちてきてしまった影響であるというのは十分認識をしております。  今後、このまま推移いたしますと、漁業者もかなり高齢化しておりますので、漁業自体が成り立たなくなるおそれもあるというのは危惧をしております。これは漁協宇佐支店と認識は一にしておりますので、これまで取り組んできました漁業再生計画、これの見直しを現在進めております。次期計画を策定して、新たな取り組みも始める必要があるというところは漁協等も認識をしておりますので、今後早急にですね、この辺を詰めていって、次の計画を策定して反映させていければというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)ぜひともまた地域と一緒になってですね、市のほうも汗をかいていただきたいということをお願いしまして、二項目めの三の件に関しまして、もう一点だけですね。今、回遊魚も含めまして、陸上養殖のですね、研究がかなり進んでおります。二、三年前でしたけれども、埼玉のほうでその研修会があったので、私もちょっと行ってまいりました。まだまだ試験的な段階ですし、初期投資もかなりかかりますので、どういった状況になるかというのは非常に不透明な時期だったんですが、今はもうかなり進んできているんじゃないかなというふうに思います。  で、それに関連しまして、佐伯市にですね、ニッスイの海洋研究センターがございまして、そこにもちょっと行ってまいりました。そこの所長さんといろいろ話をしたんですけれども、香港にニッスイが支店を持ってましてですね、良質のそういう水産物であれば、かなり中国に展開できるというふうなお話でございましたんで、その辺の研究も含めましてですね、どう販路を中国や東南アジアの市場にですね、つくっていくのかということが大切かなと。先ほどの地方創生の担当課の話ともかかわるんですけれども、そういった一つの課だけでなくて、地方創生にかかわるあらゆるですね、研究につながるような方向も一つあるんじゃないかなと思いますので、林水のほうで、もしそういう水産物等の、これはちょっとまだ空想的な話ですが、世界展開等について何かお考えがあれば、ぜひお願いします。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)貴重な御指摘ありがとうございます。  海外展開というのは非常に有用な手段であろうかとは思いますが、何分先ほど答弁いたしましたように、漁業そのものがかなり疲弊してきております。今、漁獲を上げることにまず重点を置いておりますし、新たな魚種の養殖に向けての選定とかですね、開発、こういったものを先に進める必要があるというふうに思っております。これを早急に立ち上げていきながらですね、次の展開としての輸出ということで見据えていければというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)そうです。陸上養殖、ぜひともですね、研究の余地を残していただいて、その基盤にのっかってですね、ちょっと海外展開も同時にお考えいただければ、ありがたく思います。  それでは、次に移ります。三項目めの一項であります。空き地利用についてでありますけれども、総務部長のほうから御回答いただきまして、なかなか空き地の確認も含めましてですね、非常にこれからの課題であるということでありますので、これは空き地がふえたり、人口減少だということをどう逆手にとってですね、そこに例えば、空き地、今、善光寺駅の前にある空き地は半分、もうほとんど雑種地みたいな感じになっておりまして、少し沼地みたいなところもありまして、そこが宅地造成できればですね、そこに建築業者の方が入ってこられて、そこに住宅ができる。そうすれば、まちも活性化されるし、善光寺駅の周辺部もですね、にぎわいができるというような意味合いにおいてですね、この空き地利用について大事なことではないかなというふうに思います。特に通勤圏でありますし、善光寺駅や天津等々、北九州や大分市への通勤圏でもありますしですね、地域を守るための一つの方策として、この点につきましても、ぜひとも困難、困難だけではなくて、その困難をどうプラスに転化させていくのかということで、御検討いただきたいと思うんですが、そのことについて再度御見解を。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)建設水道部長の川野です。河野議員の再質問にお答えしたいと思います。  今、具体的に善光寺駅というふうな話であったんですけども、善光寺駅は、都市計画でいう用途地域以外の土地でありまして、先ほど答弁したように、基本的には民間の活力というか、民間でいろんな開発を進めていってもらいたいと思っているんですけども、その中で今後ですね、用途地域外でもそういう開発とかそういうのがあれば、行政として何ができるのかということにつきましては、今後、調査研究してまいりたいというふうに思っております。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)それではですね、もう三項目めにつきましては、これで終わっていきたいというふうに思います。  本当に民間活用ができる可能性があるところでございますので、ぜひとも方策も含めましてですね、これは総務課長にもお願いしたいんですけれども、空き地利用について御検討いただきたいということでございます。  最後に、四項目めの著名な作曲家・清瀬保二氏の顕彰についてでございますが、これはかつて清瀬保二氏の作曲したものかどうかはわかりませんけれども、かつてスピーカーでですね、町なかに音楽が流れていたような記憶があります。「大分県校歌集」という本がありまして、清瀬保二先生の作曲したのをぱらぱらっとめくってみますと、「宇佐小学校校歌」、それから「横山小学校校歌」、それから、旧制宇佐中学校、宇佐高等学校、大分県立四日市高等女学校等々ですね、十本はいきませんが、それにあり余るような作曲をされた先生でもありますし、郷土の偉人ではないかなというふうに思っているところであります。  ですから、宇佐小、横山小だけではなくて、各学校の校歌を流されたり、あるいはですね、有名な「春」、春夏秋冬の童謡や唱歌等もですね、そのメロディーに流していったらどうかなというふうに、これは提案でございますが、その点につきましてはいかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。再質問にお答えいたします。  四日市商店街のほうでですね、今、スピーカーのほうで流してるのが、そういった童謡のほうも流しているようでございます。そして、確認したところ、そういった清瀬保二氏の楽曲も流すことは可能だというお答えは最近いただいております。  そういった中でですね、清瀬保二氏の作曲につきましては、確かに今言われたように宇佐小と横山小、あと中津北高校も現存している校歌ということで、私も確認しました。そういった中でも流していく中で、何か地域とですね、何かイベントを打ったり、地域の中での流すに当たっての取り組みをですね、何かできればいいなと。そのあたりは今後地元の商店街ともですね、そういったお話をして、流すに当たってのお話をですね、お話していきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)ありがとうございます。その方向でぜひ御検討していっていただきたいと思います。  それでは、最後にですね、時間もありませんけれども、美装化がずっともうされてたということを、お話を聞きましてですね、時枝酒屋さんのところから東新町まで。藤原茶舗さんのところでとまっているのかなと思いましたら、実はされていたということなんですが。これから美装化するというのは大変なことですけれども、例えば、ペインティングをしたりですね、何か県外からお客さん来たときに、あっと目を引くような、特にインバウンドも含めましてですね、四日市町の旧国道の美装化というか、お金をかけないような方向で色彩を使ったりしながらできればいいのかなというふうには、これは感想でございますが、思っておりますので、ぜひとも御検討をしていただくことを再度お願いいたしまして、これで私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で、河野康臣議員の一般質問を終結いたします。  次に、十七番 高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)皆さん、おはようございます。十七番の高橋宜宏です。  さて今回は、市政一般につきまして四項目ほど質問をさせていただきます。  まず第一の質問は、宇佐神宮裏のメガソーラー問題についてです。  宇佐市は、株式会社ダイシンから出された市景観計画区域内行為変更届出書を平成二十七年九月三十日付で受理。翌十月二十日付で同じくダイシンから市景観計画区域内行為変更意見・指示事項の回答書が提出されたといいます。これを受け、十月二十三日に宇佐市長名で、景観法第十八条第二項に基づき、行為着手制限を解除するとの適合通知書を出したと聞いていますが、間違いないのでしょうか。北部振興局が開発申請を受理したとの話も仄聞しておりますが、宇佐市長の意見書はいつごろ出す予定なのでしょうか。また、今後の流れについてもお聞きしたいと思います。  第二の質問は、国民健康保険についてです。  国民の医療費は年々増加の一途で、平成二十六年度には四十兆円を突破しています。こうした中、去る二月十日に決まった平成二十八年度診療報酬改定は、重症者向けの急性期病床の削減を進める一方、病院による患者の退院サポートやリハビリに対する報酬を充実させるといいます。これは、患者の症状に応じたきめ細かな医療を提供する狙いもありますが、同時に超高齢社会に備え、在宅医療を重視する流れを加速させて、医療費を抑制する狙いもあるといいます。宇佐市の医療費の総額を、まずお尋ねをいたします。  また、宇佐市における国保の加入者数及び加入者率、国保一人当たりの医療費とその総額も併せてお聞きをいたします。  次に、宇佐市の医療費の抑制も急務と思いますが、今後、どのような対策を講じていくのかもお示しいただきたいと思います。  第三の質問は、違法墓地問題についてです。  平成七年度に県からの権限移譲に基づき、同年四月一日より墓地、埋葬等に関する法律、いわゆる墓埋法及びその施行規則の規定により、市長が行う許可等について必要な事項を定めた「墓地、埋葬等に関する法律の規定に基づく許可等に関する規則」が施行されています。  ところが、一方で全国的にかなり以前より違法な個人墓地が後を絶たず、周辺住民とトラブルが起こり、深刻な社会問題と化しています。地籍調査などをもとにしている簿上の墓地数と、そのうちの当局が確認している違法な個人墓地は市内にどれだけあるのでしょうか。また、個人墓地をめぐる紛争は起こっていないのでしょうか。  最後の質問は、教科書謝礼問題についてです。  教科書会社の謝礼問題で、文科省が本年一月二十二日、平成二十一年度以降に教科書会社十社が検定途中の教科書を計約四千人の教員に見せ、それぞれ三千円から五万円の現金や図書カードを渡していたとする調査結果を発表しました。教科書を選定採択する教育長や教育委員に中元や歳暮を送っていたケースもありましたし、また、四月二十八日に同省が明らかにした都道府県別資料には、謝礼を渡された教員の数は大分県で二十五名に上ることが判明しました。宇佐市は、豊後高田市との共同採択地区ですが、この地区内で謝礼をもらった教員はいなかったのでしょうか。また、謝礼をもらわなかったけれども、検定中の教科書を見るなどルール違反があったケースがあれば、その人数もお教えいただきたいと思います。  以上で初回の質問を終わりますが、簡潔で明瞭な答弁をお願いをいたします。 ◯議長(中島孝行君)それでは、高橋宜宏議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十七番 高橋議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、宇佐神宮裏のメガソーラーについての前段、宇佐市は、十月二十三日に宇佐市長名で景観法第十八条第二項に基づき、行為着手制限を解除するとの適合通知書を出したと聞いているが間違いないかについてでありますが、当初、平成二十七年の二月十八日に宇佐市景観計画区域内行為届出書が、株式会社ダイシンより提出をされ、市では、宇佐市景観計画に基づく景観形成基準にのっとり、適合しているかどうかの審査を行い、景観に十分な配慮を行っていることを認めましたので、平成二十七年三月三日付で適合通知書を交付いたしておりました。  その後、平成二十七年九月三十日付で、同届出者より、事業区域及び土地利用計画の変更が生じたということを主な理由に、宇佐市景観計画区域内行為変更届出書が提出をされました。変更内容の主な点は、里道の用途廃止関係や沈砂池、調整池の増に伴う土地造成部分の変更で、敷き詰めるパネル面積が変更となるというようなものでした。  これを受け、市では、変更により宇佐神宮側や主要道路などから、どのように見えるかを審査ポイントとして、宇佐市景観計画に基づく景観形成基準にのっとり、再審査を行いました。その結果、同届出者に対し、メガソーラー施設が宇佐神宮側や主要道路などから大きく視認できる場合については、目立たないよう植栽等で遮蔽するなどの措置を講ずるほか、なるべく視認できないよう周辺の景観に留意するよう、十月八日付で宇佐市景観計画区域内行為に伴う意見・指示書を交付し、同届出者から、同月二十日付で周辺部から見えないように植栽などで景観に配慮した計画とすると回答がございました。  また、当初の届出より既存森林を多く残すということなど、景観に十分配慮した計画になっていると認めましたので、十月二十三日付で同届出者に対し適合通知書を交付したものであります。  次に後段の宇佐市長の意見書はいつごろ出す予定なのか、また今後の流れについてでありますが、市長意見書につきましては、大分県北部振興局から二月十六日付で意見照会をされております。標準で十五日程度での回答を求められておりますが、事業地周辺住民の意見や要望、市の関連部署等の意見も参考にする必要があることから、現在は取りまとめ中という段階であります。  意見書につきましては、これまで答弁いたしておりますように、林地開発審査の観点である災害の防止、水害の防止、水の確保、環境の保全の四つの観点での厳正な審査や周辺地域の意見・要望、森林法以外の関係法令の遵守、さらには開発行為中及び完成後の安全確保について意見したいと考えております。  今後の流れにつきましては、森林法には、「都道府県知事は、許可しようとするときは都道府県森林審議会及び市町村長の意見を聴かなければならない」、また「審査の四つの観点から見て、いずれもその発生や支障、悪化のおそれがないと認めるときはこれを許可しなければならない」と規定をされております。法手続にのっとり、県北部振興局が市長意見書を添えて当該申請を本庁に進達いたします。続いて本庁において、審査基準に照らして審査を行った上で、大分県森林審議会の意見を聞き、許可・不許可の判断をすることとなります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、四項目めの教科書謝礼問題についてを教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)皆さん、おはようございます。教育長の近藤でございます。十七番 高橋議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、教科書謝礼問題について。  宇佐市は、豊後高田市と共同採択地区だが、この地区内で謝礼をもらった教員はいなかったのか。また、謝礼をもらわなかったが、検定中の教科書を見るなどのルール違反があったケースがあれば、その人数もについてですが、現在、文部科学省は、教科書会社より提供されたデータをもとに、各県教育委員会を通して全国に調査確認作業を行っている最中であります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの国民健康保険についてを福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居でございます。十七番 高橋議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、国民健康保険についての一点目、宇佐市の医療費の総額は。また、宇佐市における国保の加入者数及び加入者率、国保一人当たりの医療費とその総額はについてでございますが、まず、宇佐市の医療費の総額についてはデータがございません。  次に、宇佐市の国民健康保険の平成二十六年度の平均被保険者数は一万四千九百四十九人で、加入率は二六・六一%はなっております。国民健康保険の一人当たりの医療費につきましては、二十六年度の実績では四十一万九千二百二十五円、総額では六十二億六千六百九十九万円となっております。  二点目、医療費の抑制は急務、今後どのような対策を講じていくのかについてでございますが、宇佐市の国民健康保険におきましては、医療費の適正化を図るため、さまざまな対策を講じております。  まず、適正な診療の実施及び診療の請求がなされているかを確認するためのレセプト点検は、経験年数の長い安定した能力とノウハウを有する点検員によって実施ができるように、平成二十六年度から大分県国民健康保険団体連合会に業務を委託しております。  また、被保険者の皆様に御自身が受けた医療費の額等をお伝えする医療費通知を二カ月に一度の頻度で、ジェネリックへの切りかえが可能な薬の処方を受けられる方に対して、切りかえによって生じる差額をお伝えする後発医薬品差額通知を三カ月に一度お送りしております。  そのほか、重複・頻回受診を繰り返されている方を対象にした保健師の訪問指導、第三者行為によって生じた傷病についての加害者への求償、無資格受診者に対する受診費用の調整・徴収などを行うことで、医療費の適正化を進めるとともに、平成二十四年度からは市を挙げての健康づくり事業に取り組んでおります。  具体的には、減塩キャンペーン、健康チャレンジ、健康推進員の活動の促進、特定健診・がん検診の受診率向上、ジェネリック医薬品の推進という五つの戦略を柱として、国民健康保険の被保険者に限らず、全市民を対象に実施しており、今年度で四年目となっております。  平成二十七年度の健康チャレンジの個人参加者数は六千七百三十四人で、過去最高となり、毎年参加者がふえております。今後も医療費の削減につながる各種の事業を継続してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。
    ◯議長(中島孝行君)最後に、三項目めの違法墓地についてを市民生活部長 田口憲明君。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)十七番 高橋議員の一般質問にお答えします。  三項目め、違法墓地について。  登記簿上の墓地数とそのうち市が確認している違法な個人墓地は市内にどれくらいあるのかについてですが、墓地、埋葬等に関する法律は、昭和二十三年に施行され、平成七年に墓地等の設置に関する許可権限が県知事から市町村長へ移譲されました。その際、違法墓地等の記録などの書類は引き継ぎされませんでしたが、当時から違法墓地に関する相談や、住民間のトラブルが社会問題となっていたと認識しています。  その後、旧市町により墓地台帳の作成等、墓地の把握に努めた結果、現在、市内で確認している墓地数は二千四十八カ所、また課税台帳上の登記地目が墓地となっている土地は三千三百三十三筆となっています。そのうち、違法な個人墓地の数については、現状では把握できていません。  次に、個人墓地をめぐる紛争は起こっていないのかについてですが、個人墓地に関する紛争としましては、過去五年間で十四件の相談が市に寄せられております。その対応としましては、その都度、関係者に対する適正な指導を行っているところです。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁を終わりましたが、再質問があれば許します。  十七番 高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)それでは、再質問を一項目めから順次いたします。  まず、宇佐神宮裏のメガソーラーについてですけれども、私、この宇佐神宮裏のメガソーラーを建設しようとしている会社ダイシンというのは、私にとって非常にいわく因縁のある会社であります。  と申しますのは、もともとあそこにゴルフ場建設が持ち上がったのが平成三年で、そして平成五年にですね、私たちは宇佐神宮と一緒になって、宇佐神宮仲見世会が反対運動を展開したんですね。宇佐神宮の杜を守る宇佐市民の会というのを結成していろいろやってまいりました。宇佐市議会へも反対請願を提出しましたけれども、当時、不採択になった経緯があります。  実は、その前に平成四年にはですね、私は川部遺跡の保存運動に立ち上がって、これも失敗をやりました。この二つの問題がですね、私が平成七年に市議補選に立候補する一番大きなきっかけだったわけです。そういう意味で、非常にこのダイシンの社長というのは、二十数年来の私にとっての好敵手、よくも悪くもレジェンドなんです。  実は、このレジェンドがですね、二月九日にうちに挨拶にいらっしゃいました。二十数年来の好敵手ですから、さまざまな話をしたんですけれども、その中にですね、「昨年十二月二十五日に県が受理をした」と盛んに言っておられました。私も気になったのでね、何のことかと思いまして、去る二月二十二日に、確認のために北部振興局へ直接電話をしていろいろお伺いをしました。  こういうふうな話でした。ダイシンが申請書を持ってきたのが十二月二十五日、昨年ですよ。正式受理は、ことしの一月十四日、決済を二月十六日に終えて、宇佐市長へ意見照会の依頼書を送ったということですけれども、これは間違いないんですよね。それから、権限が、さっきも答弁でおっしゃっていましたけれども、十五日程度ということですけれども、具体的にはいつごろのことなんですか。教えていただきたい。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)林業水産課長 久保です。お答えをいたします。  議員から御質問がありましたように、大分県北部振興局から二月十六日付で市長意見を照会をされております。答弁にもありましたように、十五日間での回答が基本ということでございますので、起算をして計算しますと、ちょうどあす三月二日が回答期限であるということでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)まだ出してないんですか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)市長答弁でもありますように、まだ提出はしておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)今後、県の森林審議会の意見聴取を行って、当該開発行為をする森林に対して、災害と水害の防止、水の確保、環境の保全の四点に関し、現地調査を行うということですね。それから、問題がなければ許可ということになるようですけれども、このまま推移をすれば、最終的にいつごろ許可になる予定なんですか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)お答えをいたします。  何分、県の判断することでございますので、いつごろというのは私から申し上げにくいんですが、県が示しております標準処理期間、これは北部振興局が四十五日、県庁でも同じく四十五日ということが示されております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)九十日ということであれば、早晩これは認可ということになるんですけれども、実はですね、ことしの一月七日に大分地裁中津支部に、ダイシンの社長がですね、千葉県船橋市のある電設会社から、太陽光の電力受給権名義変更の手続請求事件というのが起こされて、訴訟物の価格が二億五千万円の民事裁判が起こっているんですけれども、課長は御存じですか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)お答えをいたします。  そのようなお話が耳にしたことはあるんですが、大分県に確認はしました。しかし、県のほうも、まだその辺については確認をしていないという返事でございましたし、裁判の件でございますので、裁判所のほうにもこのような訴訟があるのかどうか、問い合わせはいたしました。ただ、当然のことながら非公開であるということで、そういう情報もいただけておりませんので、私としては、これがあるのかないのか、ちょっと今現在確認はできておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)非公開と言っても、これ口頭弁論のときのはね、あれ公開してますんで、見ること、傍聴することもできるわけであります。  それからね、この電力受給権の名義変更を争っているんですよ。で、電力受給権というのはどういうことなんですか。何なんですか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)お答えをいたします。  申しわけありません。電力受給権が何を意味するのかというのは、私ちょっとそちらのほうが詳しく勉強はしておりませんが、恐らくメガソーラーにつきましては、まず一点は経産省の設備の認定をいただくというのが一点、それからあと発電した電気を売る。ここでいえば九州電力ですが、九州電力の送電線につなぎ込む承諾、この二つがあろうかと思います。この辺のことではないかなというふうには推測はいたします。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)そういうことですよ。売電契約と言いかえてもいいんですけれども、九電と売電契約を結ぶ前提となるものですかね。  もう一つお尋ねしますけれども、電力受給権がなくてもソーラー事業の運営というのはできるんですか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)お答えいたします。  その点につきましては、私は何とも申し上げることができませんが、(「一般論でいいですよ」と呼ぶ者あり)ただ、今回の森林法の審査の観点の中では、その辺まで審査は及ばないというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)いや、そんなことを聞いているわけじゃなくって。電力受給権がなくってもね、ソーラー事業の運営ができるかどうかは、それはもうわかるでしょう。一般論で結構ですよ。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)林地開発の申請にはですね、いろんなクリアしなければならない、例えば、法的なものであったり、また証拠書類の添付が求められることになります。その中で、先ほど言いました経産省の認可、それから九州電力との接続、こういったものの証明する書類が添付されているということであります。そういったことから、森林法の審議に今入っていくということであろうと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)ここのダイシンのことを直接言っているわけじゃない。一般論でね、電力受給権を持っていなければ、それは事業の運営は成り立たないでしょう。これはあなたの権限とかどうこうじゃなくって、それは一般論を聞いているわけで、それがわからないというはずはないじゃないですか。答えられる。答えたくないなら答えなくてもいい。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)先ほども申しましたように、ちょっと私の答弁の仕方が悪かったかもしれませんが、今回の、一般論としても確かにその辺の証拠といいますか、こういう発電をやります。系統につなぎ込みますというものを示した上で、やっていくというふうなことは、これは当然であろうと思います。今回の申請の中にも、そういった関係書類が添付されているということを先ほど申し上げました。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)まあ、この電力受給権がないと、ソーラー事業は成立しないんです。実は、この裁判はね、その根幹をなす部分の所有権をめぐっての重要な裁判なんですよ。  ですから、私が申し上げたいのはね、意見書提出はぎりぎりあしたとかっていう話がありますけれども、もうちょっと時間を猶予をおけばですね、私はこの裁判の推移をまず見ることが必要だと、こう思ってます。どうしてもね、時間が足りないっていうんであれば、電力受給権をめぐっての裁判があることをね、私は意見書に付記したらどうかという話をしようと思っているんですよ、いかがですか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)お答えをいたします。  今回のその訴訟の件につきましてはですね、県ともある程度お話をさせていただいておるというか、確認はいたしました。この審査にどのような影響があるのか、ないのか、その辺も含めてちょっと県と話をしたんですが、森林法の審議の中には、こういった民民間のトラブルといいますか、こういったものは特に審査の対象にはなってないし、まず、判断の影響にはないのではないかというふうなお話はお伺いしているとこでございます。  それからもう一つ、市長の意見書でありますが、市長の意見書は、県知事が地域住民の意向を十分に反映して、適正な判断をすると。そのために求めるのだというふうに県からお伺いをしております。そういったことから、意見書の中に、先ほど委員がおっしゃいましたことを付記するというのはちょっと難しいのかなと。意見書の趣旨からすると、記入しにくいのかなというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)地域住民の意見がなかなか反映されていないということも私あると思うんですよ。私のところにね、直接宇佐市民でない、大体そういう傾向があるんですよ。自分ではなかなか矢面に立ちたくないけれども、本音はね、また違うところにある方、多いんですよ。あっこの地権者の方で、いろんな情報を入れて、「高橋さん、何とかあそこを阻止できませんかね」っていう地域住民も非常に多い。それは本音なんですよ。  ところが、自分はなかなか矢面に立てない。そういう人たちも多いことはやっぱり知るべきだし、何が何でも、あそこはですね、ダイシンは先例があるんですよ。あなたたち知らないかな。あそこ、中途半端にゴルフ場の造成をしてですね、長雨が降って、どんどん、どんどん土石流が下の田んぼや小迫池に流れ出した大変な被害をこうむった事実もあります。そういえば、私たち住民にとってはね、不信感がいっぱいあるんですよ。そういう企業であるということはね、御認識いただきたいと思います。私も、この企業には大きな不信感を抱いているということをですね、言明して、もう次に参ります。  二項目めの国民健康保険についてです。  「弱者救済」という言葉があります。これは政治学用語でいうと、「ポリティカリーコレクト」、直訳すると政治的に正しいことということで、これ黄門さんの印籠みたいで、弱者救済っていうと、我々は、議員も行政の皆さんもそうですけど、ひれ伏さなきゃならない、そういう傾向がありますね。私も議員になって、弱者救済というのは一つのテーマで、これまでやってきたんですけれども。  ただですね、一方では、日本の年金、医療、介護、それから生活保護といった社会保障費は年々増大を続けています。平成二十七年度には百十兆円を超えると予想されておりますし、また国民負担率もですね、過去最高の四三・四%になる見込みだそうです。つまり、税金が高くなるのはですね、増大する社会保障費によるところが大変大きいということであります。  こうした中、国もですね、医療費の抑制のため、四月から診療報酬改定が行われることは、皆さん方も御承知のとおり。それから、平成三十年度に国民健康保険を都道府県へ移管する計画もあるようです。また、病床再編の問題もあります。  そこで、今回、私は宇佐市の医療費の抑制、適正化といいますかね、これをテーマに少し考えてみたいというふうに思っております。  先ほどの答弁で、宇佐市の国保の医療費総額が平成二十六年度約六十二億六千万円、一人当たりの医療費が同じく二十六年度で四十一万九千円。厚労省発表の平成二十五年度国保の医療費の地域差分析によりますと、四十七都道府県中、大分県は一人当たりの医療費は三十八万二千円で第四位です。それから、大分県の中で見てみますとね、宇佐市は津久見、臼杵、豊後大野に続いて、これまた第四位。だから、四位と四位で、全国的にはかなり高い位置にあるということはおわかりだと思うんです。この理由は何なんですかね。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)健康課長の樋田でございます。高橋議員の再質問にお答えいたします。  宇佐市、大分県で四番目に一人当たり医療費が高いということでございまして、医療費が高い理由につきましては、まず高齢化が進んで、前期高齢者、六十五歳から七十四歳までの方の人口が多いこと、それから、医療サービスの供給体制が整っていること、大体この二つが大きな要因になろうかと思います。  それから、被保険者等の受療行動といいます。コンビニ受診とか、たくさんの薬を持ってかえってしまうとか、そういうふうな受療行動を改善する点に問題があろうかというようなことになっております。病名的には、悪性新生物、がん、それから統合失調症や高血圧症、脳血管疾患などの医療費が高いということが宇佐市のこの四番の高い医療費を押し上げているというような要因だと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)私も、過去この問題は何度もやってきてるんですけれども、今までの新聞とか、そういう雑誌とか、テレビとかなんかのいわゆる専門家とか、医療費を抑制できた自治体の関係者のコメントを総合するとですね、やはり医療費抑制の鍵というのは、レセプトの分析と予防医学に尽きると、こう言われています。  これは、旧聞に属しますんで、私、きょうこの中で紹介してというのもはばかられるんですけれども、これはお手本にした自治体も多いもんですから、申し上げますけれども、呉市の取り組みですね。  これは、今や国保の保険者のスタンダードになっています。呉市が着目したのは月七万五千件に上る国保患者のレセプト情報で、八年前から、ここが大事なんですよ。八年前からデータ分析会社や大学と連携して、徹底したレセプト情報の分析を開始し、毎年、約二万人の糖尿病患者から重症者リスクの高い患者五十人から七十人を抽出して、食生活を指導してきた。呉市の場合はね、糖尿病初期の年間医療費が一人約三万円。ところが、透析患者になると、約六百万円かかるんだそうです。これまでに約二百六十人に指導して、透析に移ったのはわずか一人だけだと。医療費の抑制効果は高いと。私、電話して聞いたんですけど、高いと、こう胸を張っておっしゃってました。  宇佐市も、糖尿病の重症化リスクの高い患者を抽出して、こういう指導をやったら効果が増すのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  呉市のほうで取り組みになっておられる糖尿病の重症化予防ということでして、確かにインターネットで確認もいたしまして、一人当たりの医療費が高いものにつきましては、慢性腎不全、それからインスリン療法、それから先ほど出ました人工透析の費用につきましては六百万円ほど。それから、あとは心臓冠動脈のステント留置術というようなものが非常に高いと。その病気が突出しているということでございます。糖尿病の予防、慢性腎不全の移行することを防止し、それから最終的にはこの人工透析の数を減らすということは、医療費に非常に大きな影響を与えることができるというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)ぜひ宇佐市もやっていただきたいというふうに思ってます。  それと全国の自治体でレセプト点検を強化するようになったのは、どうもね、この呉市がモデルだったというふうに聞いてるんですけれども。呉市は、毎月三千人の患者に安価なジェネリック医薬品の利用を求める通知を出して、平成二十六年度には約二億円、この六年間で八億五千万の削減効果があったと。これも、私、担当課に聞いて、担当課がおっしゃった数字であります。  宇佐市も、呉方式を始めていると聞いているんですけれども、どうなんですか。効果はありますか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  ジェネリック医薬品の差額通知と申しまして、新薬を処方されている方を対象に、その新薬をジェネリックに変えた場合にどのくらいの削減効果があるかというのを、全ての方に通知しております。二十三年からだと思います。現在、ことしの二十七年度が三千七百三十件で、昨年が四千百八十七件。まだ年度途中ですので、去年と同じように四千件を超える件数の通知をする予定にしております。  それから、ジェネリックへの使用率ですが、五七%と非常に高い数値まで上ってきております。今後も、宇佐市だけではなく全国的にこの数字はジェネリック医薬品の開発が進むとともに、上がっていくものと予想しております。  以上でございます。
    ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)これも頑張ってもらいたいと思ってます。  ちょっと違う角度なんですけど、国保の徴収率と滞納金額は今どれぐらいになってますか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  二十六年度末の滞納世帯数は五百十七世帯。分母が八千九百三十六世帯で、率として五・七九%でございます。収納率につきましては、現年、一般被保険者収納率が九七・二六%、これは大分県下の市部におきましてはトップとなっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)私もね、この収納率アップは、過去数回、五、六回やったかな。夜間徴収、今やってるのですか。夜間徴収の提言とかね、それから即決和解制度、それから少額訴訟制度の活用とか、悪質な滞納者には裁判も辞さずにやれと、こういうふうにやってきたんですけどね。ずっとその後も頑張ってやってきて、徴収率が大分県下でトップというのは、これは立派なことだと思ってます。これはね、私は評価しますよ。もっと頑張って、これからもやってほしいと思います。  医療費の抑制というのは、やっぱり地域を挙げて、きめ細かく、しかも息の長い取り組みが私は必要だと思っています。ですからね、宇佐市まちづくり協議会というのがあるでしょう。ああいうところのテーマにするとか、自治会の皆さんもきょうは来てますけど、自治会でもこういうテーマで話し合ってもらうとか、老人会で話し合ってもらうということも必要かもしれませんね。医療費の抑制、適正化を今後も進めていってほしいと思います。  第三項目の違法墓地についてです。  墓地の建設の許可権限が、平成七年に県から市町村へ移譲されました。私は、この問題をですね、今から十七年前の平成十一年九月議会で、今回と同じような内容で質問をいたしました。  違法な個人墓地に関し、そのとき部長答弁がですね、こういうふうに言ってます。「土地登記簿を基本に、自治委員の協力を得て、墓地の実態調査を実施。その結果、個人墓地として無許可の土地に建立された墓の箇所の数の多さが目立ちましたが、その数は定かでない」と、正直にお認めになっておりました。あれから十七年。あれから四十年というのもありますけどね、あれから十七年たって、いまだに違法墓地の数を把握していないというのは、ちょっとこれね、怠慢じゃないかなと私は思うんですが、いかがですか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(倉田 修君)生活環境課長の倉田です。再質問にお答えします。  墓地、埋葬等に関する法律が昭和二十三年に施行されて、埋葬又は焼骨の埋蔵は墓地以外に行ってはならない、あるいは墓地を設けるためには行政の許可を得なければならないなどと定められまして、議員御指摘のように、それまであったであろう屋敷墓等につきましては、その後はほとんどがこれは違法な墓地という、あるいは違法なお墓というふうに考えられます。その把握について努めていないということは、議員御指摘のとおりだというふうに考えます。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)平成十一年九月議会のときに、部長答弁はですね、さらにこういうふうに言っています。「個人墓地をめぐるトラブルについて。個人墓地をめぐるトラブルは、権限移譲後、数件発生しており、その都度関係者には根強く適正な指導をしてきた。今後も引き続き適正な墓地行政を推進するため、市民や関係業者への指導も兼ねて、啓発活動をしながら、その防止に努めたい」と言っているんですね。当時からトラブルがあったことはお認めになっている。トラブル防止のために、その後、市民や関係業者へどのような指導の啓発を行ってきたのかをお尋ねします。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(倉田 修君)お答えします。  墓地に関する苦情や相談があった場合には、その都度関係者へ適正な指導を、これは行わさせていただいております。  ただ、議員御指摘の、トラブル防止のための市民や関係業者への指導あるいは啓発については、これは行われていません。大切なことだと思い、前回も回答しておりますので、すぐにできるところからですね、やっていきたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)私の友人もですね、実は敷地内にお墓をつくっていました。私、「これ、違法墓地だよ」と言ったら、知らなかったんですね。だからね、やっぱり広報で違法墓地のことを特集組んで知らしめることも必要だし、業者の方、例えば、石材店なんてのはお墓建てるところですよね。そこにそういうチラシを持っていってね、そういう注文があったら、必ずこの説明をしてくださいよというようなことは、これは必要だと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  でね、墓地のもう一つの問題が、最近ふえている無縁墓です。  背景には少子化があります。自分の死後、お墓の維持継承者のいない人が、これはある調査によりますと四一%に上るということも言われています。無縁墓対策を、今後宇佐市はどうなさるおつもりですか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(倉田 修君)お答えします。  無縁墓地の問題につきましては、地区管理の墓地において、地域の皆さん、地縁団体、自治区のほうで苦慮をしているというふうに把握しています。また、その対策につきましては、今後、調査研究をしていかなければならない、さしていただきたいと思いますし、お墓の管理等だけにつきますと、シルバー人材センター等が有料ではありますけれども、年間管理を請け負ってるというような話もあります。ですから、そういった無縁墓の問題と管理がなかなかできない問題というふうな形で、いろいろ今後調査研究を行っていきたいというふうに思います。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)さらに、平成十一年の私の一般質問の再質問でですね、私が聞いたのが、公営墓地の早期実現をお願いしたいと。要望したんですけれども、そのときの担当課長が答弁でですね、「第四次総合計画基本計画に基づいて、適正な規模の公営墓地計画を市民の要望を取り入れながら、今後検討してまいりたい」と踏み込んだ答弁がありました。この公営墓地建設というのは、第四次総合計画にうたわれてたんですよ。で、その後どうなったんですかね。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(倉田 修君)お答えします。  平成十一年の議会答弁等につきましては、私どもも認識しております。そういった、かなり前向きな答弁がされたというところを認識した上ではありますが、現在、墓地計画について市民等の要望調査等は実施していません。  また、公営墓地につきましても、その具体的な計画はありませんが、総合計画の中では「墓地需要の把握に努め、市民ニーズに応じた墓地形態を検討します」と、しっかりとうたい込んでいます。とりあえずは墓地需要の把握等に努めてまいりたいというふうに考えます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)高田が昨年、公営墓地を建設しましてね、昨年の四月一日から募集をしています。宇佐市になければ、私も一つ買おうかなと思って、言うたらですね、高田市民しか買えませんと言われたので、私は買う資格がないようなんです。中津はですね、四カ所公営墓地を持ってます。全部で五百区画ぐらいある。「それはもう全部埋まってるんですか」と言ったら、「一〇〇%埋まってる」と。だから、足りない状況にあるということです。だから、宇佐市もね、当然需要はあると思います。私は欲しいです。需要はあると思いますんで、ぜひですね、頑張ってもらいたいんですけれども。  最近はね、公立の墓地でも永代供養の合葬墓がふえているという情報を、私つかんだんですけれども。というのは、遺族がお墓を個別に管理する必要がないというメリットがあるらしいんですよね。ですから、最近は埋葬とか葬送の形が変わってきてるんだなあということも認識しています。でね、遠方でお参りができない人のため、鹿児島県の姶良市は、お墓の掃除や供花のサービスを行っているそうです。お金をもらうんですけどね。それから、高松市は、こうしたサービスをふるさと納税の特典に入れているケースもあります。自治体にとって、墓地管理にもやはりアイデアが求められる時代になったなあと、こう私は思っています。新しい公営墓地の建設検討委員会を、私は設置して、こうした時代のニーズも考慮してアイデアを出していってほしいと思っていますが、いかがですか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(倉田 修君)お答えします。  許可申請された中で、それぞれ宗派等にもよりますけれども、永代供養等を前提とした納骨堂方式であったりですね、そういったものものが見られるんではなかろうかと思います。また、宇佐市内でも、私どももちょっとその数を把握した調査をさせていただきましたら、空きはあるんですけども、墓地といったり、こういったものはもういろいろ宗派の問題もあって難しいものかというふうに考えております。  議員御指摘の公営墓地について、いろいろなアイデアにつきましては、現在、直接的な具体的な計画がありませんが、今後計画された場合には御指摘のような各方面からいろいろな検討、アイデアが出されて、検討委員会なりが設置されるべきだというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)平成二十四年度からですね、墓地等の経営、これは経営許可権限についても、県から市町村に権限移譲になってますよね。個人が建てた違法墓のみならず、杵築市議会で問題となった業者による違法墓地の問題も今後起こりかねないわけです。  宇佐市では、杵築市で起こっているような、業者が市内に造成した違法墓地はないのでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(倉田 修君)お答えします。  経営許可の申請につきましては、墓地、それから納骨堂、先ほど申しましたように、現在申請があり、それぞれ地縁団体、各自治区であったり、宗教法人等々から申請がなされて、その数でいいますと、墓地で許可した部分が十二件、納骨堂等で四件というふうにあります。こういった申請がなされているというふうに認識していまして、議員御指摘の、他市で起こってるような、業者が造成した墓地は現在確認しておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)ただね、杵築市で起こった問題というのは、いつ宇佐市で起こってもおかしくない状況なんでですね、杵築市のことを他山の石としてほしいと思います。  熊本県がまとめた「墓地行政研究報告書」というのは非常に参考になります。私、課長にもぜひ読んでもらいたいと申し上げましたけれども。これはね、自治体が墓地の実態を把握し、無縁墓などの再整備に取り組むべきだと、この研究書は言っているんですけれども、私が考えますにね、墓地っていうのはやっかいものだという考え方がやっぱりどっかにあるんですかね。だけど、墓地をやっかい視せずに、時代に合った墓地行政のあり方を本格的に検討する必要が私はあると思うし、また広域的に連携したりですね、長期的視点に立った墓地行政を進めていく必要が私はあると思います。市長、最後にいかがですか。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)高橋議員の再質問にお答えをいたします。  私も、墓地関係について議員から御質問を得て初めてですね、こういう墓地行政を取り巻くさまざまな課題があるんだなということがわかった次第であります。  先ほど議員から、隣接市にですね、中津も高田もあるということでございましたので、一度私もそこがどういう状況なのか、ちょっと調べてみたいというふうに思います。その上で、この墓地行政を取り巻くですね、課題をどういうふうにしたらいいかと考えてみたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)ありがとうございます。以上、よろしくお願いいたします。  四項目めの、教科書謝礼問題に参ります。  先ほど、木で鼻をくくったようなと言ったら失礼ですけれども、答弁で、何も答えていただきませんでした。わからんでもないんです。私も、文科省とか県教委に電話して、いろいろ聞きました。全ての答えが、「調査中であるため答弁できません」ということでしたので、それはもうきつく箝口令がしかれてるんだろうなと思っています。  ただね、蛇の道はヘビと言いましてね、この共同採択地区である宇佐・高田地区にもいることが判明しました。人数も知っています。だけど、ここではあえて申し上げません。課長との約束もありますし、ここでは申し上げませんけれども、ちょっと視点を変えますね。いた場合には、処分はどこが行うんですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  今、調査研究中でありますが、その結果が出た場合は、大分県教委より厳正な処分等が出るものと認識しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)私、新聞で読む以外にないんですけど、出版会社がですね、今回のような教員接待について、こう言ってます。「これは常態化していたし、業界の常識だった」。こういうことを認めているんですよ。これは由々しい問題だなと思います。  平成二十八年度は、小中学校で教科化される道徳の初めての教科書検定もあると聞いていますが、これは本当なんですか。こういう問題が起こらないための綱紀粛正というのはやるおつもりなんですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。  まず、道徳の教科書についてですが、小中学校の部分でありますので、次回の教科書検定からでありますから、中学校が今年度ありましたので、中学校は四年後、小学校は昨年度ありましたから、三年後の検定になるであろうと思います。  もう一つの質問は、何だったでしょうか。 ◯十七番(高橋宜宏君)綱紀粛正です。 ◯学校教育課長(川島数志君)綱紀粛正に関しましては、もちろんこの結果が出次第、県教委からもあろうかと思いますが、市教委におきましても、そういう事実等がありましたら、調査研究を行う校長、教頭におきましては、校長・教頭・教職員の常識と世の中の常識との温度差があるという御指摘でありますので、その温度差を埋めるよう、きちっと校長会、教頭会等を通じながら、またその他の研修会等でも研修をしながら、指導をしてまいりたいと考えています。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)ぜひお願いをいたします。  都道府県教委が厚労省に報告する締め切りが、たしか三月の中旬だったと私は聞いてるんですけれども、判明した段階で三月議会でわかれば三月議会でも構わないし、また間に合わなければ六月議会の冒頭でも構いませんので、謝礼をもらった教員がいたのであれば、私はいたと認識をしてますけれども、調査結果と謝罪とそれから再発防止についてのコメントをお願いしたいと思いますが、いかがですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。  事実が判明した場合は、この教科書採択につきましては、国の無償に関する法律と県の教科書選定の組織運営に関する規則にのっとって行われているものでありますので、文科省、それから県教委の指導助言を受けながら、それを受けて、市教委として判断して行っていきたいと考えます。 ◯議長(中島孝行君)高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)よろしくお願いいたします。  今回は二分残しました。また、議長に返上します。どうもありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で、高橋宜宏議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。なお再開は十三時十分といたします。暫時休憩をいたします。                 休憩 午後零時九分               ─────────────                 再開 午後一時十分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  一番 中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)皆さん、こんにちは。議席番号一番、知新会の中本でございます。前回もですね、朝、コーヒーを飲んだという話から始めましたので、きょうもちょっとコーヒーの話をしたいんですけれども。最近ですね、宇佐神宮の……。はい、笑顔で写真を撮っていただきます。最近ですね、宇佐神宮のですね、境内におしゃれなですね、コーヒー店ができてですね、四日市から移転してこられたんですけども、その神宮の中にですね、おしゃれなコーヒーショップがあってですね、大変、神社ガールにも受けますのでしょうし、私も大変いいお店だなと思ってですね、先日もコーヒーを飲んでですね、リラックスさせていただきました。スターバックスなんかもですね、いいんですけど、地元の方がですね、こうやっておしゃれなコーヒー店をですね、神宮に開いていただけるっていうのは本当にありがたいことだなと感じました。  昨晩はですね、雪が降りまして、本日もですね、市内で高等学校で卒業式が行われました。本当におめでたいことだと思います。住民の皆様、議会の皆様、執行部の皆様には改めて感謝の意をあらわしまして、本日の質問に臨みます。  最近好きな言葉の一つにですね、沈黙は金、雄弁は銀というものがございます。第一に、沈黙は金は、それ自体、洞察の深い言葉だと思います。第二に、金のほうが銀よりも価値が高いとの思い込みが私にはありますけれども、歴史的に見ると幾つも逆の場合があるようです。例えば、古代エジプトでは金に銀メッキをあえて施した事例さえあるようです。今回、私は一般質問を行うという形で銀のほうを選択しております。執行部の御答弁にもまた雄弁を期待したいと思います。  昨年末、高橋議員がフェイスブックにおきまして、愛読書の一つとして、マックス・ウェーバーの「職業としての政治」を紹介されていました。浜永議員も直近の議会広報紙、議員より一言の欄で同書を上げておられました。古典の一つでありますし、ほかの皆様も多く親しみがあるかもしれません。実は私も年初に旅行した際に同書を携行しており、そのことで奇縁を感じました。私も議員の端くれとして、ウェーバーの言う情熱と判断力とは何か、これを考えながら、住民の皆様のお声を市政へとお届けしてまいりたいと思います。  それでは、一項目め、国際化の推進についてお伺いします。
     一点目、現状と今後の方針はいかがでしょうか。二点目、失礼しました、一点目の続きでございます。人口七十億超の世界で、宇佐市はどのような輝きを放っていくべきだと市長はお考えになりますでしょうか。  二点目、安心院小学校とAPU(立命館アジア太平洋大学)との交流結果はいかがでしょうか。市が関係するAPUとの交流について、課題及び今後の方針はいかがでしょうか。  三点目、中学生短期留学の実施結果及び今後の方針はいかがでしょうか。  四点目、高校生短期留学の実施結果及び今後の方針はいかがでしょうか。  五点目、語学力のある方を地域おこし協力隊として募集する狙いは何でしょうか。  六点目、市職員の国際性育成についての考えはいかがでしょうか。  七点目、英語教育においては、ともすると会話重視の風潮がございますが、四技能、読む、書く、聞く、話すを一体的に養成することが将来的に高度な英語力へとたどり着くかぎであると考えます。市の考えはいかがでしょうか。  二項目め、北朝鮮のミサイル発射についてお伺いします。  一点目、北朝鮮関連の有事における関係当局との連携による市の危機管理体制はいかがでしょうか。  二点目、有事における朝鮮半島からの難民対策はいかがでしょうか。  三項目め、婚活についてお伺いします。  一点目、現状と今後の方針はいかがでしょうか。  二点目、映画「恋空」の市内ロケ地を有効活用してはいかがでしょうか。  四項目め、農道や農業水利施設についてお伺いします。  一点目、農道等維持管理につきまして、現状と今後の方針はいかがでしょうか。  二点目、農業水利施設保全について、現状と今後の方針はいかがでしょうか。  五項目め、周辺地域のまちづくりについてお伺いします。  一点目、現状と今後の方針はいかがでしょうか。  二点目、院内、高並谷での平家物語を読む会など、特徴ある取り組みの認識はいかがでしょうか。  三点目、いわゆる買い物難民支援の現状と今後の方針はいかがでしょうか。  四点目、交通空白地域解消と交通弱者の移動手段確保について、現状と今後の方針はいかがでしょうか。  五点目、自動運転車の開発普及が進むことを見越して、他地域やロボットタクシー株式会社などの動向について調査研究を積極的に行ってはいかがでしょうか。  六項目め、豊川のまちづくりについてお伺いします。  一点目、下拝田など、さらなる企業誘致の潜在力があると思いますが、市の考えはいかがでしょうか。  二点目、鷹栖観音の鬼会や千日参りなど特徴ある行事が実施されています。当該地域は市全体を地理的に見て中心あたりに位置しているとの意見もあります。この中心を年間を通して活性化するようなアイデアを発掘し、実現するために市が協力できることはありますでしょうか。  七項目め、四日市のまちづくりについてお伺いします。  一点目、旧国道の冠水しやすい箇所の現状と対策はいかがでしょうか。  二点目、地域おこし協力隊が四日市で活動することは制度上可能でしょうか。  三点目、西別院の国文化財登録を今後どう生かしていかれますでしょうか。  四点目、空き店舗において、店舗から住宅化を阻止するために支援できることはありますでしょうか。  五点目、響山公園について、住民要望への対応状況はいかがでしょうか。  六点目、常徳自治区について、本年一月時点で五百七十世帯、六十一班、千四百七十三名となっており、班によっては急速に人口がふえています。そうした中で地区住民からの要望への対応状況はいかがでしょうか。  以上を当初の質問とさせていただきます。 ◯議長(中島孝行君)それでは、中本 毅議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、国際化の推進についての一点目、現状と今後の方針はについてでありますが、近年のグローバル化の進展により、各市町村においても海外へ目を向けた取り組みがふえております。現在、宇佐市では大韓民国慶州市と友好親善都市を結び、文化交流事業等を実施しているほか、双葉山生誕百年記念行事を通じてモンゴルと、日米友好の証ハナミズキプロジェクトの御縁で米国ハワイ州などと交流を行っております。また、経済面では麦焼酎、宇佐からあげ、六次産業化事業から誕生したドライフルーツなどが海外進出を果たしているほか、安心院グリーンツーリズムに台湾から七百名の宿泊客が訪れるなど、国際観光も進展いたしております。  以上のような状況を踏まえ、来年度予算に国際化関係予算を盛り込んだところであります。具体的には、日本のUSA海外戦略総合対策事業で台湾への国際観光プロモーション、海外への輸出の支援、インバウンド対策としての受け入れ強化の三つを柱として各種事業を展開する予定であります。また、グローバル社会に対応できる人材育成を行うため、中高生の海外短期留学事業も引き続き支援していく予定であります。  今後とも、グローバル化の波に的確に対応し、宇佐市の魅力を世界中に発信していきたいと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの国際課の推進についての三と七を、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、国際化の推進についての三点目、中学生短期留学の実施結果及び今後の方針はについてですが、今年度も中学生二十名の参加でオーストラリアのファームステイを実施いたしました。帰国後の報告会や参加した生徒の感想文によれば、英語力の向上はもとより、人とのつながりの温かさを肌で感じ、グローバルな視野を身につけ、また自分の成長を実感しながら、今後の生活や学習に意欲を感じているという感想が多々ございました。来年度はさらに国際社会の中で生きていく人材育成を進めるため、歴史平和学習を盛り込んだハワイへの短期留学を計画いたしております。  七点目、四技能(読む、書く、聞く、話す)を一体的に養成することが将来的に高度な英語力へとたどり着くかぎであると考える。市の考えはについてですが、現在、英語教育はもとより、全ての教科において授業改善が喫緊の課題となっております。その授業改善の柱は、暗記・再生型から思考・発信型、教師中心から児童生徒中心の二点であると言われております。  市教育委員会といたしましては、英語科における問題解決型の授業において、四技能のうち少なくとも二技能以上を活用し、授業改善の二つの柱と絡ませながら、思考力、判断力、表現力の育成を図っていきたいと考えております。  議員御指摘のとおり、英語教育においては、四技能をバランスよく取り入れ、小学校英語から中学校英語へスムーズな接続を考えた授業改善を推進してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの国際化の推進についての二、五と、三項目めの婚活についてと、四項目めの農道や農業水利施設についてと、五項目めの周辺地域のまちづくりについての一、三と、六項目めの豊川のまちづくりについての一と、七項目めの四日市のまちづくりについての二、四を、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、国際化の推進についての二点目、安心院小とAPU(立命館アジア太平洋大学)との交流結果は、APUとの交流についての課題及び今後の方針はについてでございますが、この交流事業は協定大学との交流事業の一環といたしまして、毎年度、市教育委員会を通じ、各小学校に要望調査を行い、実施しているものでございます。安心院小とAPUとの交流事業は昨年十二月に安心院小の五、六年生、四十四名とAPUのボランティアサークル、コネクストアセアンの学生の交流が行われ、留学生の出身地でございますタイ、ベトナム、インドネシアの文化等を学んだほか、児童は英語劇や和太鼓の披露を行いました。交流結果につきましては、さまざまな国の情報や文化に触れたことや、片言でもコミュニケーションがとれたことなど、児童、教師、保護者とも有意義な研修であったと聞いており、毎年継続的な交流を望んでいるとのことです。今後とも市民の国際的視野の拡大につながるような交流を継続していきたいと考えています。  次に、五点目、語学力のある方を地域おこし協力隊として募集する狙いはについてでございますが、大分県への外国人宿泊客数は、平成二十七年度が五十三万六千七人、対前年比、一六〇・一%の伸びを示しています。こうした勢いに加えて、二〇一九年に開催予定のラグビーワールドカップや、二〇二〇年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックの成功に向けて、今後、県内でも積極的なインバウンド対策がなされていくものと見込んでいます。  本市におきましては、まず外国人観光客の目線に立ち、その方々に受け入れられる体制を整備するため、地域おこし協力隊制度を活用して海外に詳しい人材を雇用したいと考えているところでございます。雇用後につきましては、外国版のパンフレットの作成、観光施設のトイレや温泉使用時の案内板など外国語表記、グリーンツーリズムの受け入れ家庭への対応マニュアルの作成、外国人観光客への対応など、市観光協会とも連携しながら幅広く活躍していただきたいと考えています。  続きまして、三項目め、婚活についての一点目、現状と今後の方針はについてでございますが、平成二十五年度より官民を挙げて婚活を推進するため、市長をトップにした宇佐市婚活推進協議会を設立しまして、婚活サポーターの養成支援、民間団体が行う婚活イベントの開催支援、街コンの開催を柱に、出会いの場の機会創出を図っているところでございます。  現状につきましては、この取り組みを通した婚姻者の報告は四、五組程度でございますが、街コンや婚活イベントにおけるカップル誕生報告は二年弱で六十八組を数え、着実に独身男女の出会う機会は増加しているところでございます。  今後につきましては、引き続き、婚活サポーターや婚活イベント関係者からの幅広い意見を酌み上げ、婚活推進協議会の中で有効な施策を協議してまいります。  二点目、映画「恋空」の市内ロケ地を有効活用してはについてでございますが、「恋空」は二〇〇七年に新垣結衣さんの主演で上映され、大ヒットした恋愛映画で、伊呂波川下流の河川敷がロケ地の一部となっております。この映画の主人公が最後にはシングルマザーとなるため、本ロケ地を婚活にどのように有効活用できるかにつきましては、イベント主催者に提案したいと考えています。  続きまして、四項目め、農道や農業水利施設についての一点目、農道等維持管理について、現状と今後の方針はについてでございますが、市内には昭和四十年代の圃場整備事業等により多くの農道が整備されてきましたが、未舗装農道の舗装化や経年劣化によります舗装路面の補修等、多くの要望が寄せられているところでございます。このため、緊急性や地域性及び路線が持つ重要度等を考慮しながら計画的に整備を行っていますが、全ての要望に応えられていない状況でございます。  こうした中、平成二十八年度は農道等維持管理費の予算を大幅に増大し、農業の生産性の向上と地域の活性化を図るため、農道の維持管理を行うこととしているところでございます。  二点目、農業水利施設保全について、現状と今後の方針はについてでございますが、県下一の穀倉地帯であります本市には市内全域に農業用水路が張りめぐらされており、老朽化等により水路改修や補修が必要な箇所が多数存在すること。また、農業者の減少等により水路等の維持管理が困難な状況になりつつあることも認識しているところでございます。このため市といたしましては、改修する水路の事業量や事業費、緊急度を踏まえ、関係機関と調整を行いながら、各種補助事業等を活用しつつ計画的な水路改修を進めるとともに、多面的機能支払いや中山間地域等直接支払いなど、ソフト対策にも取り組んでいるところでございます。  今後、必要な水路改修の内容、規模等を考慮しつつ、地元負担が小さい補助事業等の適用の可否を含め、地元と協議しながら取り組んでまいりたいと考えております。  続きまして、五項目め、周辺地域のまちづくりについての一点目、現状と今後の方針はについてでございますが、平成二十年度より集落を超えて支え合う住民自治組織を構築し、行政との協働のまちづくりによる周辺地域の活性化を図っています。現在、安心院・院内地域は全地区の組織化が終了し、旧宇佐市の周辺地域では十一地区中五地区におきまして組織化が終了しております。現在活動中の十三組織におきましては、設立時に作成していただきましたまちづくり計画書をもとに地域の課題解決や活性化を図っており、市といたしましては補助金等による財政支援、地域おこし協力隊等による人的支援、公共施設の無償貸与等による物的支援を行っているところでございます。また、防災、教育、福祉、子育て、環境、移住対策等、それぞれの地域の課題に対して担当部署と協働を推進しているところでございます。  今後は、和間、横山、封戸、高家、糸口、八幡の六地区の組織化と、既に組織されております協議会の活動や自主財源の確保の取り組みを支援し、持続可能な地域社会の構築を図るための仕組みづくりを推進してまいりたいと考えています。  次に、三点目、いわゆる買い物難民支援の現状と今後の方針はについてでございますが、少子高齢化や過疎化等の社会情勢の大きな変化に伴い、周辺地域におきまして、食料品等の日常の買い物に不便を感じている、いわゆる買い物難民が高齢者を中心に近年急増し、社会的課題となっております。  市といたしましては、これまで安心院・院内地域及び麻生地区を対象に両院商工会が実施している高齢者等宅配サービス事業への助成を行っており、昨年度は冷凍食費や生鮮食品の宅配もスタートするなど、利用者のニーズを取り込んだサービスに対して好評を博しているところでございます。  加えて新たな取り組みといたしまして、周辺地域コンビニ設立補助金、創業・起業支援事業補助金を新年度予算案といたしまして提案しております。この周辺地域コンビニ設立補助金につきましては、コンビニエンスストアが日用品の提供にとどまらず、金融、行政など幅広いサービスを提供する社会インフラとして進展をしており、周辺地域での開業は買い物の利便性向上に大変期待できることから、開業に係る経費の一部を助成するものでございます。なお、地元商店の営業を圧迫することのないよう、地元の同意を得ることも条件としております。  また、創業・起業支援事業補助金は、新たな創業・起業を掘り起こす一環といたしまして、新規出店時に要する経費の一部を補助するもので、移動販売事業者など、買い物難民対策に資するような事業者への創業にも活用を図れるものと考えております。  今後とも関係機関と連携を密にし、買い物支援に取り組んでまいりたいと考えます。  続きまして、六項目め、豊川のまちづくりについての一点目、下拝田など、さらなる企業誘致の潜在力があると思うが、市の考えはについてでございますが、豊川地区には自動車部品製造関連企業が数多く立地するほか、三和酒類株式会社が製造拠点として拡大を続けるなど、企業集積の進んでいる地域だと認識しております。  加えて、来月二十四日には椎田南・豊前インターチェンジ間の開通を控える東九州自動車道の宇佐インターチェンジが位置することから、製造業に限らず、物流拠点など様々な分野における企業誘致を進める上でポテンシャルのある地域だと考えております。  今後とも、企業誘致推進委員会や議会の企業誘致推進特別委員会の御意見を伺いながら、新たな企業誘致に向けて積極的に取り組んでまいります。  続きまして、七項目め、四日市のまちづくりについての二点目、地域おこし協力隊が四日市で活動することは制度上可能かについてでございますが、宇佐市は全域条件不利地域でございます過疎地域となっておりますので、総務省の地域おこし協力隊の特別交付税の対象要件を満たしており、四日市で活動することは可能でございます。  しかしながら、地域おこし協力隊の活動内容につきましてはそれぞれの自治体の裁量に委ねられており、現在宇佐市では、地域コミュニティ協議会の活動支援が主要業務として周辺地域の活性化を目的とするという政策上の明確な位置づけのもとに雇用し、活動をしていただいているところでございます。  なお、来年度より採用予定でございます新たな地域おこし協力隊につきましては、インバウンド観光を推進するため、市内全域が活動範囲となります。  次に、四点目、空き店舗において店舗から住宅化を阻止するために支援できることはについてでございますが、平成十六年度から取り組んでまいりました四日市地区街なみ環境整備事業により、道路の美装化、修景事業等は完成し、また、東西本願寺四日市別院の大修復も終了するなど、四日市商店街は魅力ある門前町商店街としてリニューアルされています。  このような中、昨年は全国門前町サミットin宇佐を誘致し、観光客の呼び込みに向け、県内はもとより全国に門前町四日市を大々的にPRすることができたものと考えています。その一方で、経営者の高齢化並びに後継者難を理由に廃業となった空き店舗が商店街には点在している状況となっております。  このことから、新たな取り組みといたしまして、街なみ環境整備地区空き家空き店舗対策事業補助金を新年度予算として提案しているところでございます。この事業は、街なみ環境整備促進区域内の空き店舗等を活用して起業並びに創業する事業者に対して家賃の一部を補助するもので、四日市への創業・起業に向けて期待できるものと考えています。  今後とも、地元の四日市商店街振興組合や宇佐商工会議所、四日市伝統技能伝承クラブとの連携を密にし、空き店舗対策に努めてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの国際化の推進についての四、六と、二項目めの北朝鮮のミサイル発射についてと、五項目めの周辺地域のまちづくりについての四、五と、七項目めの四日市のまちづくりについての六を、総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えします。  一項目め、国際化の推進についての四点目、高校生短期留学の実施結果及び今後の方針はについてですが、高校生短期留学事業につきましては、次代を担う高校生を外国に派遣し、外国での生活体験を通して見聞を広め、国際化社会を担う豊かな国際感覚を身につけた人材を育成することを目的に、宇佐市高等学校PTA連合会、市内高等学校長及び行政で組織される宇佐市高校生短期留学実行委員会が留学事業の企画運営等を行い、市はその必要経費について補助を行い実施されています。  今年度は一月六日から十二日までの七日間の日程で、市内四校の高等学校から選考された十五名がハワイ、オアフ島で短期留学を行い、ホームステイによる現地での生活体験、歴史・文化・自然に関する学習、異文化理解ワークショップ、パールハーバーでの平和学習などに取り組みました。先般の帰国報告会で、今後の語学学習の取り組み意欲や将来の仕事などに生かしていく思いなどの報告を受けたところです。  また、参加者は報告レポートを取りまとめるとともに、各高等学校において在校生へポスターセッションによる報告を行うなど、たくさんの生徒にハワイでの研修成果の還元を行っています。  今後の方針につきましては、宇佐市高校生短期留学実行委員会において、今回の第一回高校生短期留学事業の総括を行い、平成二十八年度の事業内容等について協議していく予定です。  次に、六点目、市職員の国際性育成についてですが、現在、宇佐ブランドの新たな販売戦略として、海外輸出やインターネット販売に力を入れています。また、観光関係では、海外に向けた観光プロモーションの強化や受け入れ体制の整備など、本格的にインバウンド対策に取り組むこととしております。これらの取り組みや、市内に居住している外国人に対する窓口や学校現場、災害時の対応など、広く外国人を視野に入れた行政運営や人材育成の必要性があることは認識しております。  このようなことから、職員のスキルアップを図るため、通信講座の受講や全国市町村国際文化研修所等での派遣研修に参加を促しております。  通信講座では、本年度は英語、韓国語、中国語等の二十三講座が開講されており、全国国際文化研修所では、外国人観光客誘致に向けたマーケティングや施策立案演習、災害時における外国人への支援セミナー等、多くの講座が開講されています。これらの受講機会の確保などを含め、今後も引き続き職員の国際性を担う必要があると考えています。  次に、二項目め、北朝鮮のミサイル発射についての一点目、有事における関係当局との連携による市の危機管理体制はについてですが、国民保護法、国民の保護に関する基本方針及び大分県国民保護計画に基づき、市が、国、県、関係機関等と連携、協力して、迅速かつ的確に住民の避難や救援などを行うことができるように、宇佐市国民保護計画の中に武力攻撃事態等への対処を定めています。  今回の北朝鮮の人工衛星と称する弾道ミサイル発射については、国の危機管理センターから緊急情報ネットワークシステム(エムネット)による情報と大分県一斉受令端末からの情報を消防本部と連携し、二十四時間の情報受信体制を構築し、情報収集を行いました。また、弾道ミサイルが大分県上空を通過するような情報がある場合には、市緊急事態連絡本部を設置し、二十四時間の情報収集体制を構築し、防災行政無線や市ホームページ、全国瞬時警報システム(Jアラート)などで市民に情報伝達等を行います。  二点目、有事における朝鮮半島からの難民対策はについてですが、日本国への入国等に関しては、出入国管理及び難民認定法に基づき、入国や難民認定等を国が行うこととなっています。  次に、五項目め、周辺地域のまちづくりについての四点目、交通空白地域解消と交通弱者の移動手段確保について、現状と今後の方針はについてですが、交通空白地域につきましては、平成十八年度のコミュニティバス導入時に既存の路線バスの停留所から約一キロメートル離れている地区について交通空白地域と定め、その解消に努めてまいりました。しかしながら、高齢化の進展等により、既存の基準に加えて地域の要望等については実地調査等を行った上で、行政や交通事業者等で構成される公共交通会議において公共交通網を着実に拡大、拡充してきたところであり、現在は二十六路線三十二系統で運行を行っております。また、運用面につきましては、平成二十六年度はコミュニティバス運行委託費と路線バスの赤字補填と合わせて約五千万円を市が負担し、市内の公共交通網の維持に努めております。  現在、大分県が県北と県南を中心に幹線系統の路線再編に向けて調査を行っているところであります。市としましても、現在独自に実験している市内循環バスなどの実験データを収集しつつ、通勤、通学、通院、買い物、観光の五大ニーズをしっかりと反映させ、市民に満足してもらえるよう調査研究を重ねて、交通サービスの維持向上に努めてまいります。  五点目、自動運転車の開発普及が進むことを見越して、他地域やロボットタクシー株式会社などの動向について調査研究を積極的に行ってはについてですが、議員御指摘のロボットタクシーは都内のベンチャー企業が二〇二〇年までに運転なしでの走行実用化に向けた実証実験のことと思われます。自動車運転については有効な手段と考えていますが、今後の動向と情報収集に努めてまいります。  最後に七項目め、四日市のまちづくりについての六点目、常徳地区では急速に人口がふえているが、そうした中で、地区住民からの要望の対応状況についてですが、自治区から市に対する要望等につきましては、自治区の総意として区長を通じて各業務担当課で受け付けております。  御質問の人口や世帯数が増加している自治区につきましては、地区住民の意見等を取りまとめることは容易ではないと思いますが、自治区の総会等で市への要望等を決定していると思います。  なお、常徳自治区につきましては、集会所が老朽化するとともに、世帯数の増加等に伴い手狭になったとのことから、建てかえについて補助要望があり、現在、自治区集会所建設補助事業を活用して建設しているところであります。  また、市道分では、平成二十二年度から通学路の点検結果も含めて、カーブミラー二基、防護柵四十三メートル、側溝ぶた設置一カ所、舗装補修の大塚常徳線等七カ所の要望があり、これまでカーブミラー二基、防護柵二十三メートル、舗装五カ所の整備を行っております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、五項目めの周辺地域のまちづくりについての二と、六項目めの豊川のまちづくりについての二と、七項目めの四日市のまちづくりについての三を、教育次長 辛島文昭君。 ◯教育次長兼管理課長(辛島文昭君)教育次長の辛島でございます。一番、中本議員の一般質問にお答えします。
     五項目め、周辺地域のまちづくりについての二点目、院内・高並谷での平家物語を読む会など、特長ある取り組みの認識はについてですが、平家物語を読む会は、高並地区にある私設の図書館で行われている自主的な学習活動であります。平家物語全十二巻を読みながら平家の栄華と没落の歴史について学ぶ活動として、三年前から月に二回のペースで続けられております。このような自発的な意思に基づいて行われる自己啓発は、生涯学習の基本であり、古典を通して日本の歴史物語を学ぶすばらしい活動として認識しております。  次に、六項目め、豊川のまちづくりについての二点目、年間を通して活性化するようなアイデアを発掘し、実現するために、市が協力できることはについてですが、豊川地区は、四日市地区や駅館地区などとともに住宅建設や商業施設の建設などで市内でも最も市街化が進む地区の一つであります。また近年、東九州自動車道が開通し、インターチェンジが建設されたことから、県北地域における交通の要衝として今後の発展が期待されております。  一方で豊川地区の歴史は古く、山本の虚空蔵寺塔跡や瓦窯跡など県指定文化財など多くの遺跡が所在しております。市としましては、これらを活用するため、案内板や文化財標柱の設置、また見学者のための駐車場整備などを行っているところでございます。また、鷹栖観音堂地域は市の史跡に指定された景勝地であることから、昨年度地元が実施した観音堂の修復に市の補助金を交付いたしました。このほか、鷹栖観音の鬼会は市の無形民俗文化財に選択されており、千日参りとともに正月の伝統行事として多くの参拝者を集めているところでございます。  このような多くの歴史資源や自然の魅力あふれる豊川地区でありますので、市といたしましても文化財の保護に関して必要と認められる場合は、引き続き補助や支援を行うとともに情報発信にも努めてまいりたいと考えております。  次に七項目め、四日市のまちづくりについての三点目、西別院の国文化財登録を今後どう活用していくかについてですが、昨年十一月に国の文化審議会は、本願寺四日市別院の本堂や山門など十一棟の建造物を有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申しました。これにより、本年三月の官報告示をもって東西別院がそろって国の文化財に登録されることとなりました。とりわけ西別院本堂は九州で最大の木造建造物と言われており、東別院と並び立つ景観はかつての九州御坊にふさわしい壮観なものであります。この宇佐ならではの歴史文化的な町並みを観光振興など地域活性化を図るためには、まず、東西別院を初めとする四日市の歴史を知ることが重要だと考えております。  市教育委員会といたしましては、市民向けに開催する宇佐学講座事業や宇佐の文化財を守る会などの市民団体との連携による現地研修などを計画しているところであり、このような取り組みを通して、東西別院の歴史的な重要性とともに四日市門前町の魅力について広く情報発信してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、七項目めの四日市のまちづくりについての一と五を、建設水道部長 川野慎三君。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)建設水道部長の川野です。一番 中本議員の一般質問にお答えします。  七項目め、四日市のまちづくりについての一点目、旧国道の冠水しやすい箇所の現状と対策はについてですが、四日市周辺部での開発や近年多発する集中豪雨等により小峰団地北側の旧国道(市道四日市・樋田線)の周辺では既設排水路の流下能力を超える雨水により冠水することがあります。最近では、平成二十四年七月の九州北部豪雨の際に車の通行が不能になるほどの冠水が起こっています。  これまでは市道側溝の改修等で対応してまいりましたが、抜本的な解決策には至っていなかったため、本年度より公共下水道事業の雨水排水事業での改修に向け、県道宇佐本耶馬渓線から国道十号千源寺交差点を中心とした二十九ヘクタールの範囲で雨水排水の基本計画策定のための調査を行っています。まだ調査は完了していませんが、現時点で排水路の断面不足等が確認された箇所もありますので、今後とも関係機関などとの協議を行いながら浸水対策を推進してまいります。  次に五点目、響山公園について、住民要望への対応はについてですが、昨年十月二十日に四日市コミュニティセンターで開催されました四日市地区まちづくり懇話会において、響山公園から四日市市街地の眺望を阻害する大木の伐採要望がありました。市では、平成二十四年度に策定した宇佐市景観計画において、響山公園から望む東西別院を中心とした門前に軒を連ねる歴史的、伝統的な景観特性を有する四日市地区を重要な景観形成重点地区として位置づけているところであり、地区からの要望を受けた後、早速、現場を確認した結果、特に眺望景観の阻害要因となっている大木十三本ほどを本年に入り伐採いたしました。来年度も引き続き良好な眺望景観の創出に向け、阻害要因となっている大木の伐採及び剪定に努めてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)それでは、順次再質問をさせていただきます。残り十九分ということでですね、ちょっと質問点数が多過ぎたかなというふうにちょっと反省しているところでございます。市長を初めですね、教育長さん初め、部長さん方にはですね、長文の御答弁を読んでいただいてありがとうございました。全般的にですね、前向きな、誠実なですね、取り組みを推進されているというふうに私は考えておりますので、総論のところではですね、特に再質問のところもないんですけれども、細かなところでですね、ちょっと確認させていただきたい点を順次再質問させていただきたいと思います。  では、それではですね、一項目めの国際化の推進についてですけれども、市長御答弁の中で国際観光も進展しているとか、インバウンド対策としての受け入れ強化というような言及がありました。全体的な方向性としてですね、私も非常にこう賛同しているし、支持しているところなんですけれども、実際のですね、取り組みとしまして、最近こういうことがありました。宇佐神宮に行ったんですけども、十号線沿いのですね、市の駐車場のトイレの近くにですね、外国語表示ではないんですけども、四カ国語ガイドですね、自動音声ガイドが観光協会に置いてありますというような表示がそこにかかっているのですね。四カ国語の音声ガイドはこっちにありますよということで表示があるんですけど、それがもう全て日本語で書かれていると。つまり、英語と韓国語と中国語のガイドはあっちにありますよということが日本語で書かれているとですね、恐らくその表示というのは、市のものではなくて、観光協会かどっかのものだと思うんですけれども、これだと外国人の人がですね、日本語でこっちにガイドがありますよと書いてあってもわからないと思うんですね。  ですので、今後ですね、宇佐市もですね、外国語表示、標識、表示の導入について促進をしていく中で、外国人向けの表示等については、やっぱり外国語でしっかりとですね、表示していくことが必要であろうというふうに私は考えております。この考えがですね、市の考えと一致するものであるかという点において、イエスかノーかという御答弁を得られたらと思います。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野です。中本議員の再質問にお答えいたします。  先ほどの議員がお気づきの件につきましては聞いておりまして、まさに多国語で書かなければ、そういった案内も借りるという仕組みまで行き着かないのじゃないかということを理解しております。当然我々としても英語、また韓国語、中国語などというものをですね、表記していくというのがインバウンド対策という中に盛り込んでおりますので、議員の考えと一緒ということでございます。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ありがとうございます。では、一項目めのですね、三点目と四点目、関連する内容というふうに私は考えておりますので、これについて再質問をさせていただきたいと思います。  三点目の中学生短期留学なんですけれども、次回はですね、ハワイを検討されていると。四点目の高校生短期留学なんですけれども、今回初めてこう実施してみてですね、その行き先はハワイだったということでですね、恐らく次もハワイなんじゃないかなというようなふうにうわさを聞いております。そうしますと、行き先がですね、中学生の短期留学も高校生の短期留学もですね、ハワイになると。また重点としまして、平和学習に重点が置かれる、こういうことを聞いております。  ちょっと聞いただけだとですね、似通ったような事業ですね、中学生も高校生のほうでもされるのかなというふうな印象を受けるんですね。ぜひとも内容のステップアップに努めるとかですね、そういった協議をしながらですね、検討を進めていただきたいと思いますけれども、このあたりはですね、三点目の担当の教育委員会ですとか、四点目の担当のですね、総務部ですとか、きちんと協議をなされているのか、どういう協議をなさっているのかというところをお聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。一番 中本議員の再質問にお答えをいたします。  中学、高校留学につきましても、目的といたしましては外国での生活体験を通じて見聞を広めると、国際社会を担う豊かな国際感覚を身につけた人材を育成するという目的にはぶれておりませんので、基本的には、ここの場合は高校生短期留学実行委員会という委員会が方向性を決めていくということなので、関連がありますので、方向性としてはぶれていない、連携をとって進めてまいりたいというふうに考えています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ありがとうございます。有効にですね、連携をとって進めていただけるものと期待しておりますので、では、引き続き進んでまいりたいと思います。  二項目めの北朝鮮のミサイル発射についての二点目について再質問をさせていただきます。よく外交防衛はですね、国の専管事項だということはこの議会でも話題になっておりますので、できるだけですね、深入りは避けたいんですけれども、二点目の御説明についてですね、非常に簡潔な御答弁がありました。難民認定はですね、入国管理局などがやられていることなんだと思うんですけれども、実際何か有事があったら、ボートで逃げてくる人が勝手に、例えば長洲漁港の周辺にたどり着いて、勝手に上がり込んできて、住民生活が混乱するとかですね、そういうことをもあり得るんじゃないかと思うんですね。あり得るんじゃないかという認識は市はお持ちでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。議員の再質問にお答えします。  難民等が沿岸部に漂流したということで、そういう有事があった場合には流れ着く可能性があるというのは認識しております。そういった対応としまして、海上であれば、海上保安庁等が対応する、沿岸部に来ていた場合には警察等が最初に対応するというふうな認識はございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)関係当局とですね、有効に連携していただいて、ぜひですね、宇佐市の住民生活にですね、支障が生じないような観点でですね、ぜひとも積極的に取り組みを進めていただけたらと思います。  次に、三項目め、婚活について再質問をいたします。  一点目、現状と今後の方針はということですけれども、失礼しました、二点目について再質問します。映画「恋空」、非常に大ヒットした作品であると。また映画の主人公がですね、最後にはシングルマザーになってしまうという御答弁があって、これは事実だと思うんですけれども、婚活イベントをですね、実施する中で、起承転結があってもいいと思うんですね。転のところでですね、こういうこともあるけどとか、そういったところで活用を進めていただくとか。もしくはですね、これから宇佐市がシングルマザー、シングルファザーの方が再婚をされる際にですね、再婚に関して祝い金を支出するという、そういった取り組みも始まってまいりますので、そういった取り組みとですね、この最後にシングルマザーになってしまう、映画のロケ地ですね。ぜひともですね、組み合わせると申しますか、何か活用を検討していただけたらと思うんですけども、御担当の課長さんの確認の答弁をいただけますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)再質問にお答えいたします。  先ほどの「恋空」のロケ地については、答弁させていただいたとおり、シングルマザーに最後なるというようなこともございますが、この婚活イベントについては、主催される方にですね、映画のロケ地として、また非常にロマンチックな場面として活用された場所だということのですね、情報は提供して、あとは主催される方がそのロケ地を活用するかどうかにつきましてはですね、それは自由だろうと思っております。しかし、情報提供は行うということにしております。  シングルマザーの方への補助金というものに関しては、ちょっと観光のほうでは感じておりませんので、答弁は控えさせていただきます。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)そうですね、再婚の祝い金につきまして、この制度のですね、実施する制度の狙いについて御説明いただけますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。質問にお答えいたします。  ひとり親家庭等の結婚祝い金事業といたしまして、平成二十八年度の当初予算に提案をさせていただいております。この事業はですね、ひとり親の児童扶養手当の受給者である方が結婚した場合に二十万円の結婚の祝い金を支給するというものでございます。児童扶養手当の受給者の方が婚姻による受給者の資格がなくなることで、また児童扶養手当やひとり親医療費の助成というものの資格がなくなるということで、経済的な不安もありまして、結婚をちゅうちょされているという場合もあるように聞いておりますので、この事業によって結婚を後押しするということで、ひとり親の方々が家庭を持って安定した生活を送ることができる。それから、子育てについても十分に安定して子育てを行うことができるということを目的にしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ありがとうございます。引き続きですね、結婚、出産、子育ての一環としてですね、ぜひとも推進していただけたらと思います。  次の再質問に進めさせていただきます。五項目めの周辺地域のまちづくりについて、一点目についてですね、再質問させていただきたいんですけども。ちょっと視点がずれるかもしれないんですけれども、今回ですね、失礼しました、周辺地域のまちづくりについては、まち協なんかのですね、活動を支援、推進していただくということだと思うんですけども、この支援体制がですね、人員体制が十分なのかという点においてちょっと再質問させていただきたいと思います。  この質問を投げかけさせていただきましたところ、観光まちづくり課でコミュニティ係が主管になるのかなというふうに思っておるのですけれども、その他の質問もですね、大変コミュニティ係にヒットしておりまして、まちづくり協議会の件はもちろん、地域おこし協力隊、ふるさと納税、婚活、APUとの交流とですね、大変さまざまなですね、業務をですね、担っておられるなと。こうした大変多忙感というのがですね、伝わってきたんですね。こういった中でですね、本当に周辺地域のですね、まちづくりを支援していけるような十分な人員体制になっているかというところをですね、御認識をお伺いしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長、河野です。引き続き、中本議員の再質問にお答えさせていただきます。  周辺地域のまちづくりを行うための体制でございます。先ほど言われたようなコミュニティ組織を支援していくという中において、安心院・院内地域においては全地域に協議会ができておりまして、来年度からですね、安心院支所、それから院内支所に地域振興の担当課がございますので、やはり安心院・院内のまちづくりについてはそういった支所の機能を生かした取り組みにしていくことによって、我々コミュニティ係は宇佐市での新たな形成に重きを置いていくという取り組みにしていくことによって、分散しながらですね、推進していくということで、現状では我々職員にあわせ、地域おこし協力隊員の活用という中で推進を図るということで、多忙ではありますけれども、当然やっていかなきゃならない施策として十分に取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ありがとうございました。では、五項目めのですね、五点目について再質問をさせていただきます。  今回ロボットタクシー株式会社という会社についてちょっと言及させていただきまして、この会社ですね、きのう、全国紙のですね、ニュースなんかにもちょうど実証実験の話が出ておったんですけれども、二〇二〇年には、きのうのニュースでは三千台を公道を走らせるというようなですね、ことを言っておりました。この会社のURLですね、リンクを通告書にはちょっとの載せさせていただいたんですけども、このコンセプト動画というのをですね、ごらんになった方はいらっしゃいますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口です。再質問にお答えをいたします。  拝見させていただきました。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)簡潔に感想を述べていただけますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)お答えをいたします。すごく進化しているなと、今から必要な施策だなというふうに感じました。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)私もですね、二十年、三十年後ではなくて、つい、数年とか五年先にはですね、有効な施策として取り入れられるようなものではないかなというふうに、ロボットタクシーについてですね、考えているのですね。電車もバスもなくなってしまったと。タクシーを運転する担い手も不足すると。そういったですね、過疎地域においてでも活用できるようなものとしてですね、大変救世主となってくるというふうに認識しておりますので、今後の動向をですね、御答弁にもありましたけども、引き続きよく見ていっていただけたらと思います。  では、最後の再質問としまして、七項目めの六点目に関連して再質問をさせていただきます。  こちらは常徳自治区というのを取り上げたんですけれども、この自治区ですね、四日市校区という意味では自治区が二十三自治区あるんですね。四日市校区の中に二十三自治区あるんですね。その中で世帯数的にも人口的にもですね、最大のところになっているんですけども、いわゆるその商店街とか門前町というところはちょっと離れていてですね、住民意識的にもですね、ちょっと離れていると。  宇佐市のですね、施策も全般にわたって大変頑張っておられるというふうに私は思っているんですけれども、特にですね、観光振興とか商工振興という観点では、四日市のPRってすごく住民にも浸透しているんですね。一方で、例えば常徳ですね。四日市の端のほうにですね、住んでいると、私たちには市が何をしてくれるんだろうというふうに思っている人もいるんですね。これはPR不足だと思っています。市政に関して報告をしなければならない私の責任でもあるというふうに思っております。  実際ですね、こういうふうに御答弁をいただきますと、市道についてですね、対応していただいていたりとかですね、自治区集会所を建設していただいたりとか、いろんなことをやっていただいているということで、これをしっかり報告していきたいなというふうに思っております。同時に市としましても、住民向けのですね、住民向けの観光振興とか商工振興ではなくて、住民向けのPRというのをどういうふうにやっていくのかというところですね、簡潔に御説明いただけたらと思います。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)総務課長の永野でございます。中本議員の再質問にお答えをいたします。自治区、あるいはそういった、そこに住まれている住民の方々、こういった方々に市の施策等を周知をしていく、そういった中でも、一つはまちづくり懇話会、そういったものを活用しながら皆さん方に周知をしていく。あるいはホームページ、あるいは自治会連合会の総会で各区長さん方にことしの施策などを説明をしていく。こういったことをですね、重ねながら、最終的に住民の方に自治区の区長さんからおりていくんだろうなというふうに思っておりますし、重ねてですね、情報発信もこれから先も努めてまいりたいというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ありがとうございました。済みません、最後と言ったんですけど、あと一分ありますので、簡潔にちょっと再質問させていただきます。六項目めの一点目や七項目めの四点目に関連しまして、今マイナス金利という環境下でですね、借り手、企業によってはですね、事業者にとっては非常に資金調達がしやすい、追い風が吹いているのかなというふうに思っております。こういったところを生かして、何か支援をするということは考えておられますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。中本議員の再質問にお答えいたします。  特にそのマイナス金利に対してですね、現在その対応ということは考えておりませんが、現在のその新年度の予算等においてですね、振興資金であったり、そういった取り組みは行っておりますが、マイナス金利で、その借りやすい状況に対してのその企業のそのマインドというか、そういったことに対する我々の商工振興サイドとしてのですね、投げかけをやっていきたいなと思っております。特に施策等は考えておりません。  以上でございます。 ◯一番(中本 毅君)ありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で、中本 毅議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、暫時休憩をいたします。  なお、再開は十四時二十五分といたします。休憩します。                 休憩 午後二時十五分               ───────────────                 再開 午後二時二十七分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き一般質問を続行します。  六番 衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)皆様、こんにちは。六番 公明党の衛藤義弘です。  今回は、四項目、十三点について、第一回目の質問をさせていただきます。  まず一項目め、胃がんの撲滅対策についてです。  一点目、胃がんは日本で毎年約十二万人が発見され、約五万人が亡くなっています。胃がん死亡者数は四十年間横ばいであり、普及促進が急務です。宇佐市の普及促進の現状はどうでしょうか。  二点目、厚労省はヘリコバクター・ピロリ菌が胃がんの発がん因子であると認め、慢性胃炎の段階まで保険適用が拡大をいたしました。胃がん検診の受診率を上げることが胃がんの死亡者数減少につながる。そこで、現在行われている検査項目にピロリ菌検査を追加したらどうでしょうか。  三点目、現在のオプション検査料の無料化など個人負担の軽減策を提案するが、どうでしょうか。また、命を助ける普及促進、ピロリ菌検査の重要性並びに除菌が保険適用とされていることへの周知を図ったらどうでしょうか。  二項目め、交通弱者と交通空白地域確保についてですが、一点目、高齢者運転による事故が近年ふえています。そこで、今回、自主返納者にバスの回数券を配付し、移動手段を確保する施策が盛り込まれました。大変よい施策ですが、新規で返納した方のみが対象なのか、ほかに条件があるのかをお聞きします。
     二点目、タクシーの利用運賃を補助するでまんど相乗りタクシー、マイタクを運行させる自治体があります。車を持っていなかったり、交通機関の空白地帯に住んでいる高齢者や障害者の外出を促しています。対象は幅広く、市に住民登録している、1)七十五歳以上の人、2)六十五歳以上で運転免許証を持っていない人、3)障害者や要介護、要支援認定者、難病患者、妊産婦、四点目、免許証自主返納者のいずれかに該当する人で多岐にわたっています。交通弱者、空白地域で困っている人への支援としてはどうでしょうか。  三項目め、救急体制と女性消防士、女性消防団員について。  一点目、現在の消防車、消防団は除きます、救急車の台数は適切か。また、報道では嫌がらせ出動や軽傷者出動などの話題がありますが、宇佐市内でも虚偽の通報と影響はどうでしょうか。  二点目、消防署本部、長洲出張所、南部分署の三カ所で宇佐市内を短時間で移動できる体制が整備されていると考えます。しかし、道路によっては狭い場所、進入不能な場所、急な坂道、急病、火災など緊急時などの場合の対応はどうでしょうか。  三点目、消防庁が離島地域の要望を受け、狭い道路を通行して救急業務を行う場合の基準を緩和したが、内容をお聞かせください。  四点目、宇佐市における女性消防士、女性消防団員の人数と割合をお聞きします。  五点目、役割と、女性だからできる仕事の特徴はどうでしょうか。  六点目、今後増員の計画はありますか。  四項目め、国土強靱化地域計画の策定について。  一点目、東日本大震災からことし三月十一日で五年目となります。教訓を機に平成二十五年十二月施行された国土強靱化基本法では、第四条において地方公共団体の責務を明記するとともに、第十三条において、都道府県または市町村は国土強靱化地域計画を定めることができると明記をされています。市民の生命、財産を守ることが最大の目的ですが、策定、公表すべきと考えますが、いつごろをめどに策定を考えているのでしょうか。内容についてはどのようなものを検討されているのか、お聞きします。  二点目、この計画に基づき、関係府省庁の支援が決定をいたしています。社会資本総合整備事業や防災安全交付金、農山漁村地域整備交付金、緊急消防援助隊設備整備費補助金などが支援が講じられています。国の交付金や補助金を使っての安全安心対策はどのように考えているのでしょうか。  第一回目の質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、衛藤義弘議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、胃がんの撲滅対策についての一点目、宇佐市の普及促進の現状はについてでありますが、市では健康増進法に基づき、四十歳以上の市民を対象に問診及び胃部エックス線検査、いわゆるバリウムによる胃透視検査を実施いたしております。検査は四十一の公民館等や宇佐高田地域成人病検診センター、大分県厚生連健康管理センターを会場として、平成二十六年度は二千三百四十人が受診いたしております。  また、一日でがん検診を含むすべての検診が受診できる総合健診は二十三会場で実施をし、そのうち十会場では土曜日と日曜日を健診日程とするなど、受診しやすい体制の整備に努めております。  二点目、検査項目にピロリ菌検査を追加したらどうかについてでありますが、市では平成二十六年度から特定健診や総合健診の会場で、実費負担による血液検査オプション項目に追加をし、希望する方を対象に実施いたしております。  三点目、現在のオプション検査料の無料化など、個人負担の軽減策とピロリ菌検査の重要性並びに保険適用されていることの周知についてでありますが、胃がん検診ガイドラインでは、ピロリ菌抗体検査は死亡率減少効果が不十分として、集団を対象とした対策型検診として実施することは推奨されておりません。そのため、無料化については現時点では考えておりませんが、その重要性は認識しており、除菌治療の保険適用とあわせて積極的に周知してまいりたいと考えております。  なお、がん検診実施のための指針が平成二十八年二月に改定され、今後、胃部エックス線検査に加え、胃内視鏡検査、いわゆる胃カメラ検査が新たに取り入れられることとなりました。壮年期以降に多いとされているピロリ菌感染への対処としては胃内視鏡検査のほうがすぐれていると言われておりますので、今後国の動向を見ながら、医師会とともに宇佐市の胃がん検診のあり方について協議を重ねてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの交通弱者と交通空白地域についてと、四項目めの国土強靱化地域計画の策定についてを、総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、交通弱者と交通空白地域確保についての一点目、運転免許証の自主返納者に対してバスの回数券を配付し、移動手段を確保する施策についてですが、本施策は、高齢による身体機能の低下が一因となる交通事故が多発傾向にあることから、高齢者による交通事故を抑止するために、運転免許証の自主返納を促すことを目的としています。  過去五年間の宇佐市における運転免許証の自主返納者数を調査した結果、毎年百名程度の自主返納があることが判明しました。  本施策の対象者は、運転免許証を自主返納した七十歳以上の高齢者とし、宇佐市コミュニティバスの回数券または大分県バス会社共通回数券のいずれかを購入金額で一万円分交付するものです。申請期間は自主返納をした日から九十日以内と考えています。  二点目、タクシーの利用運賃を補助する、でまんど相乗りタクシー(マイタク)運行についてですが、現在、宇佐地域のタクシー事業者二社と安心院・院内地域の事業者一社の三社で宇佐市タクシー協会を組織し、市のコミュニティバスの一部を分担して運行しています。乗合タクシーとの呼称が一般に使われますが、定時定路線型は現在の市のコミュニティバスと同様です。  一方で、時間やルートを選べるデマンド型については、これまで検討は続けてきておりますが、まだ財政コストと利便性が両立するような仕組みの導入には至っておりません。今後も利用者目線に立って運行のあり方を調査研究してまいります。  次に、四項目め、国土強靭化地域計画の策定についての一点目、計画について、いつごろを目途に策定を考えているのか、内容等についてはどのようなものを検討しているのかについてですが、国土強靭化地域計画については、どんな自然災害が起きても、機能不全に陥らずいつまでも元気であり続ける強靱な地域をつくり上げる計画であり、地域防災計画はもとより、既存の総合計画よりもさらに上位に位置づけられるものです。しかし、平成二十八年二月現在で計画を策定しているのは、十七都道県と十市区町のみの策定で、全国的にも進んでいない状況にあります。今後は、これまでの防災に係る取り組みと国土強靭化の基本的な考え方を踏まえて、県内市町村の状況等も把握しながら調査研究を進めたいと考えています。  二点目、国の交付金や補助金を使っての安全安心対策はどのように考えているのかについてですが、支援の交付金、補助金等については、既存の交付金、補助金等ですので、国土強靭化地域計画策定が交付の必須要件ではなく、一定程度配慮するものと、国、県から聞いております。また、市民の安全安心のために必要な事業については、計画策定の有無にかかわらず、交付金、補助金等の有効活用を行いたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、三項目めの救急体制と女性消防士、女性消防団員についてを、消防長 奥 秀則君。 ◯消防長(奥 秀則君)皆さん、こんにちは。消防長の奥でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、救急体制と女性消防士、女性消防団員についての一点目、現在の消防車、救急車の台数は適切か。また、虚偽の通報と影響はどうかについてですが、国の消防力の整備指針第五条により、本市の常備消防のポンプ自動車の算定数は四台であり、整備数も四台で整備率は一〇〇%となっています。その他、同指針による化学車、救助工作車、はしご車などを配備しています。また、同指針第十三条による救急自動車の整備数は、人口十万人以下の市町村はおおむね人口二万人ごとに一台が基準となっており、人口約六万人の本市の算定数は三台となり、整備数も三台で整備率は一〇〇%となっています。配置については、三署所に救急救命士が乗車する高規格救急自動車を三台配備しています。  次に、虚偽通報に伴う過去三年間の出動状況ですが、火災、救急等で約二〇件出動しています。原因については、金銭トラブルによる嫌がらせが主なものとなっています。  次に、軽症者の搬送状況ですが、平成二十七年の救急出動件数は二千八百八十六件で、病院へ搬送された傷病者の人数は二千七百五十五人でした。傷病程度別に見ますと、重症一六%、中等症四九・八%、軽症患者の搬送人員は八百九十五人と全体の三二・五%でした。軽症患者については救急車の適切な利用をお願いしていきます。  二点目、道路により狭い場所、進入不能な場所、急な坂などの場合における対応はどうかについてですが、狭い道路等については、無理に救急自動車等の進入で時間をかけることなく、手前で停車し、迅速に徒歩等で現場に向かい活動を行なっています。また、救急自動車等が現場直近に進入できない場合は、消防隊等と連携して担架での搬送を行っています。火災については、消防車両等の進入ができない山林火災などでは、大分県防災航空隊と連携して活動を行うことも可能です。  三点目、消防庁が狭い道路を通行して救急業務を行う場合の基準を緩和したが、内容はどうかについてですが、国の定める救急業務実施基準の一部改正によるもので、主な改正の内容は、救急自動車の通行に十分でない幅員の道路を通行して救急業務を行う場合に、傷病者の収容人員及び傷病者を収容する部分の要件に係る救急自動車の要件を適用しないことができることが明確に規定されました。  通常の高規格救急自動車では、傷病者二名以上、ベッドのサイズも長さ一・九メートル、幅〇・五メートル以上のベッド一台と担架二台以上を収納し、かつ隊員が業務を行うことができる容積を有すると規定されていますが、基準の緩和により、傷病者の収容人員に関する規定及び傷病者を収容する部分のベッドの大きさ及び担架等の数が緩和されました。  四点目、市における女性消防士、女性消防団員の人数と割合についてですが、現在、市消防本部における消防吏員の実員は八十九名であり、そのうち、女性消防吏員は一名、その割合は約一・一%です。また、市消防団における消防団員の実員は千八十四名で、そのうち女性消防団員は十五名、その割合は約一・四%となっています。  五点目、役割と、女性だからできる仕事の特徴はについてですが、消防の分野においても、女性が増加し、活躍することにより、住民サービスの向上や消防組織の強化につながることが期待されます。まず、女性消防吏員、団員が消防サービスを提供することによって、女性や子供、高齢者など、さまざまな状況にある多様な市民への対応力が向上していくことが考えられます。次に、組織においても、女性ならではの多様な視点で物事を捉える組織風土が生まれ、多様な消防ニーズに対応できる柔軟性が備わり、組織の活性化、組織力の強化、士気の向上などが期待されます。  六点目、今後増員の計画についてですが、本年度、総務省消防庁から、女性消防吏員のさらなる活躍に向けた取り組みの推進についての通知を受け、本市消防本部におきましても、本年二月に取り組みの推進計画を作成いたしました。この計画は、推進期間を平成三十八年までとし、女性消防吏員の比率を現在の一・一%から三・四%まで拡充させることとしています。また、女性消防団員についても、広報紙やホームページなどを通じ、入団促進に取り組んでいるところです。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で、執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  六番 衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それでは、順次、上から再質問を行いたいと思います。  まず、慢性胃炎に保険が適用されました。ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎と言いますが、簡潔にどういうものか、はい、御説明をお願いします。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  ヘリコバクター・ピロリ菌、幼少期にまだ胃酸が出ないような状態の胃の中に住み込み、入り込み、それから高齢者になるまでずっと住み着く、胃炎を起こす病原菌でございまして、最終的にはがんに至る可能性もある。日本人では五十歳以上の方、八割ぐらいのピロリ菌を保有しているというような率でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)今の話にもありましたが、慢性胃炎はですね、一番重要な部分のもとになるところでして、それに対して、胃潰瘍とか十二指腸潰瘍、それ以外の六つの、失礼しました、それを含む五つの病気の進行がいけば胃がんになるわけなんですが、そのもとに対することが慢性胃炎なんで、結局、そこに保険が適用されたということが非常に大きな、この胃がんを撲滅する大事な部署になります。先ほども答弁ありましたように、結局、戦後ですね、上下水道の普及が少なかったころに、井戸水などを飲料したために多くの国民がピロリ菌に感染をしているという実態があります。さらにはそれを赤ちゃんに、例えば口移しでやったりしたときに、赤ちゃんにも感染するということで、赤ちゃんのときから感染をしています。  WHO国際がん研究所、研究機関はですね、ピロリ菌は最も危険の高い発がん因子と規定をされています。で、五十歳以上の日本人の約八割以上がピロリ菌に感染をしていると言われています。二〇一三年二月からですね、慢性胃炎段階で保険が適用されて、これまでに約三百万人が除菌をされています。三万人の方が胃がんが見つかっております。早期発見、早期治療に現在つながっているということで、その保険適用がいかに重要かということでありますが、ただ、個人個人がやっぱり受けたり受けなかったりということでね、そういうことがやはりそのピロリ菌、除菌がなかなか進まないという。一応、日本の中で予備軍が三千五百万人ぐらいおるという統計も出ています。ということで、その辺で個人が受ける、受けないということが一番重要な部分ということで、今回やはりピロリ菌検査を中に追加をしてもらって、普及促進のためには無料化もいいんではなかろうかということで質問させていただきました。その辺についてはどうお考えですか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)ピロリ菌検査の陽性と陰性の結果が出た場合にですね、陰性だった場合、安心するというようなことが常識で考えられるんですが、陰性であっても、胃の萎縮が進んでおって、胃にピロリ菌が住めないほど胃の状態が悪くなると、これまた陰性になるというようなことがございまして、それを補完するためにペプシノゲンという数値を調べて、胃の萎縮の度合いまで組み合わせた検査、二つを組み合わせると、ABC検査と申しますが、これをすると、ピロリ菌が陰性であってペプシノゲンが陽性ですと、一番状態が悪いということになりまして、この結果によって胃の状態を探るというのが有効であるとされておるのですが、これにつきましても国の現在の考え方では死亡率を下げるほどの有効性がまだ証明されていないということでして、法律で規定されておらず、市町村でしようとする場合には単費でもって補助というようなことになっております。  費用につきまして、ピロリ検査、一人当たり、今、千二百円ほどかかるのですが、これを補助しようとすると、大体一年で七千人に対して七百万程度のお金がかかる。ペプシノゲンまで含めた検査で、ABC検査を補助すると、一人、三千三百円で二千万円を超えるというような予算が非常に高額にかかるだろうというふうなことになります。そのために、今のところはまだ調査研究中ということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)今、説明、答弁がありましたように、ただですね、気持ちはわかるんですが、やはり進めていくことが一番大事なことだろうと思うんですね。検査、隣、余り言いたくはないけど、豊後高田市はもう既に検査の中にピロリ菌検査を入れて無料化をさしていっています。現在、約四千人が除菌をいたしましてね、そのうち十名の胃がんが見つかったというデータもあります。やはり早期に治療につながっているというのは、非常に大事な要因だろうと思っています。やはりその辺は今後ですね、ひとつ検討をしていただいてですね。  なぜこの普及が必要かということはですね、今ですね、平均で胃がんにかかれば、実費の部分でちょっと質問をさせていただきますが、内視鏡治療の五日、もし入院した場合に二十六万円、それが腹腔鏡手術、十日入院したときに百二十万円、普通の定型手術で十七日入院したときに百二十七万円というような高額な治療費がかかっています。今、保険や高額療養費等で個人負担は大幅に軽減はされていますが、中には高額療養費を使えない治療もあります。  そういうことで、総体としてはかなりの金額がですね、かかるということで、全体から見れば、やはり医療費の削減が図られると思っています。一応ですね、この除菌が進めば、全国的に三千五百億円の医療費の削減が図られるという内容も出ております。その辺でですね、医療費の削減につながるということは間違いはないと思うんですが、その辺の見解はどうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。胃がんにかかわる医療費について、国民健康保険の医療費なんですが、給付費にして五十三億というぐらいの数字です。このうちにがんにかかわるものが一三・五%、金額にすると七億千五百万円ぐらいになります。その中で胃がんにかかわるものの率が一三・七%でございます。これを掛けると約九千八百万という数字になってまいります。五十三億中に胃がんにかかわる治療のものが九千八百万、これがその胃がんの早期発見治療によって縮小していくものというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)九千八百万ということで、約一億近くになろうかと思うんですが、結局はですね、まず、私は三つぐらい、この、大きく分けてあると思います。  一点目は、やはり人の命を守ること。それから二点目は、やっぱり胃がんの早期発見、早期治療につながること。三点目は、やはり除菌による医療費の削減及び介護や福祉の費用の抑制、この辺にも入ってくるだろうと思います。  そういうことで、とにかく宇佐市からですね、この胃がんをぜひ撲滅をしていただきたいと思います。これ以上はあれしませんが、それを一応お願いをしまして、次の再質問に移りたいと思います。  次にですね、空白地域の件ですが、宇佐市内で交通機関の空白地域ってどのくらいあるんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。再質問にお答えをいたします。  今、御質問の空白地域につきましては、先ほど中本議員の回答でも、答弁でもございましたとおり、十八年度のコミュニティバス導入時に、停留所から一キロ以上離れている区域を空白地域と定める。その中で基準を定めているということで、基本的には空白地域はないというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)空白地域がないという。私はそれはちょっと理解できないところがあるんですが。全て、コミュニティバスは運行はされていますが、かなりまだあると思います。例えば、空白って何だろうかと思ったときに、バス停まで行く間のその距離とかですね、そういった部分はやはり空白と思っています。そう思えばかなりの不便をされている方、特に年配の方たちは足が悪かったりするとバス停まで行けないという状況があろうかと思いますね。そういうことで、今回は高齢者向けというか、自主返納者にバスの回数券ということで、百名程度、五年間にさかのぼってということですかね。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。議員の質問にお答えします。  先ほど、五年さかのぼってかという質問でございましたが、申請期間は自主返納した日から一応九十日以内というふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)新しく返納された方からということですよね。で、先ほども言ったように、やはり不自由な方でバスもなかなか利用できない方ということで、私が今回ちょっと提案させていただいたのが、これは群馬県の前橋市の事例です。対象者は、最初の質問のとおり、四項目が対象で、利用方法は、市役所などで事前の登録を行い、登録証と利用券を受け取ります。二人以上の相乗りで、一人一回、最大五百円、一人だけでも乗者も可能で、運賃の半額、上限としては千円ということです。それを補助する制度となっています。一人、一日二回までが利用できるということで、タクシーはマイタクシールが張っているタクシー、乗車地から降車地へのいずれかが市内であれば補助の対象ということ。  それから、一人では移動が難しい、現在生活の足になってもらうということの取り組みで、現在いろんな形でですね、各自治体が取り組みをしている事例集があります。国土交通省の交通計画課が出している国内の公共地域交通の活性化・再生全事例集というのがあります。その中には各自治体の事例が載っています。実はこの中にコミュニティバス、ふれあい号も入っていますが。  いろんな画期的な取り組みをね、しているところがありまして、先ほども言ったように、そこまで行けない方たちがやはりふえているということは、そこまで来ていただかないと悪いということで、今回私がこのタクシー、相乗り、しかも相乗りであれば、近くの人と一緒に乗っていくとかですね、そういうことも考えられるのかなということで御提案をさせていただいたんですが、再度御答弁をお願いしたいんですが。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  まさに議員御指摘のとおり、高齢化、さらに自主返納ということで、ますますその公共交通の重要性というのは高まってきていると思っています。  ちょっと一個、例えなんですけど、一月から二月、二カ月でですね、安心院の津房地域で、大分県の補助制度を活用いたしまして大分県くらしの和づくり応援事業というのを二カ月間やったわけです。これはタクシー事業者に、院内タクシーに委託をしまして、月曜から土曜日、一日四回、コミュニティバスの運行域は三回、一回当たり五百円でまちづくり協議会が主導的に実施したと、二カ月間やったという結果であります。  これはいろいろ事業があるのですけど、乗り合いタクシーだけじゃなくて、軒先野菜の出荷であったりとか、買い物の仕事とか、便利屋の仕事、この四つの事業を抱き合わせて運用していったという状況なんです。それでも一月のその乗り合いタクシーの分につきましては、利用者数が一カ月、一月で四十名、片道当たり〇・五人というような結果になっている。この辺の二カ月のですね、調査結果も受けまして、タクシー会社の関係機関と情報収集いたしましてですね、メリット、デメリットを検討しながら、検証しながら調査研究してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)一カ月間、四十名ということで、まだそこまで浸透していないのかなと思うし、逆に言えば、その利便性はあって、補助金はそんなに出さなくていいということも考えられますよね。だから、結局は利用度を上げていくちゅうのが大事なのかなと思っています。だから、いろんな研究をされながら、今後生かしていただきたいなというのが私の思いです。その辺をお願いをいたしまして、次に移ります。  次がですね、救急体制と女性消防士、女性消防団員についてお伺いをいたします。  ここで、日ごろから訓練を重ねている救急隊員、消防隊員の皆様に敬意をあらわすとともに、宇佐市の安全安心のために御活躍を今後ともよろしくお願いいたしまして、質問をさせていただきたいと思います。  実はですね、約三年前ぐらいになろうかと思います。院内地域においてですね、高齢者の急病人が出たケースがありました。そのときに救急車が出動しまして、狭い進入道路があります。約、敷地まで二百メートルぐらいの距離なんですが、行くときは救急車でその狭い道を自宅まで入っていったんですが、担架に乗せて、帰りなんですが、帰りに脱輪をしました。それも約二メートル以上ある、下は田んぼなんですけどね。そういうことで地域の人たちがみんなで集まって救急車を引き上げたということがありました。落ちていれば大変な事故になっていたのかなと思います。  そこで、今回私が質問をさせていただいたのが、軽の救急車。実はですね、これ、結構、今どんどんどんどん普及をしていっていまして、ちょっと事例としては高知県の南国市と土佐市、通常の救急車が通れない狭い道にも進入可能な軽自動車の救急車が今現在活躍をしているということで、国の基準では、救急車には退院三人以上と傷病者二人以上を収容などの条件があったんですが、二〇一一年四月にですね、離島地域の要望を受けた消防庁が狭い道路を通行して救急業務を行う場合の基準を緩和したことによって、軽の救急車が運行できるようになっています。  これを受けて、南国市消防本部では、二〇一二年九月に県内初の軽の救急車を中山間地に近い出張所に配備して、百八十件を事前にリストアップして運行を開始しているということで、今後ですね、特に宇佐市の場合では中山間地域を拠点としている南部分署あたりに軽の救急車を配備をすればどうだろうかということで御提案をさせていただきますが、どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)消防課長。 ◯消防本部消防課長(和氣久義君)消防課長の和氣です。衛藤義弘議員の再質問にお答えをします。  救急車の台数につきましては、一点目でお答えしたとおり整備されております。
     また、議員が御指摘します軽の救急車につきましては、狭隘な道路等、非常に有効なものと考えております。当市の現状につきましては、狭隘な道路につきましては、無理に進入し、現場到着時間を要することなく、停車して、徒歩等で現場へ向かうよう言っております。また、山岳などでの救急車が現場直近に進入できない場合につきましては、消防隊等と連携して担架での搬送を現在行っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ほかにもですね、江田島の江田島市消防本部、十津川村、西条市東消防署ほか、などなどがですね、もう既に配備をされていまして、中山間地というのは、やっぱり道路が狭い上に坂道も多いということで、その場合はストレッチャーによる人力搬送を行っていると思います。ただ、体力的な負担や時間のロスということで、大変隊員の方は御苦労があるのかなと思います。  そこで、今回の軽の救急車の重要性というのがやはり必要になってくるのかなと。宇佐市もそういったところは、たくさんそういう地域があろうかと思いますんで、今後御検討をお願いをいたしまして、次、女性の消防士についてお伺いをします。  先ほどの一応答弁の中には、今後ですね、三・四%まで、今、現在一・一を三・四%まで拡充させていくということで、平成三十八年度まで、そういうことで、今後増員の話があっているのかなということの答弁がありました。やはり、この狙いというのはですね、東日本大震災の発生したときに、やはり女性特有の悩みというのに配慮した形で、例えば、授乳スペースとか、更衣室の確保とかね、いうことで、女性しか気づかないところに目を当てて、女性、当然、現在内閣府男女共同参画局では女性活躍加速のための重点方針二〇一五というのがありまして、女性が輝く社会づくりということで、消防分野にもこういった形で女性の消防士の国を挙げての方策が組み込まれています。そういう意味で、今後どういった増員計画があるのか、お聞かせをお願いします。 ◯議長(中島孝行君)消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(加来 定君)消防本部総務課長の加来です。衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  先ほど答弁いたしましたように、消防本部で取り組みの推進計画を立てております。三・四%にするということで、現在一人から三名に増員をする計画としております。全国的にそうですけども、なぜ女性が少ないのかということでアンケートがあるんですけども、女性が働く職場というイメージがないとか、体力が必要で女性が能力を発揮しにくい職場であるとか、どんな業務があるのかわかりにくい、採用していることを知らない、そういった課題がありますので、そういった課題解決に向けて見える化などを図りながら、こういった課題の解決をしていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ぜひ前向きにひとつよろしくお願いします。  それから、消防団員もやはり同じように、震災時とか災害時にはそういった女性の悩みを解決していただく、女性の消防団員がやはり必要になってくるし、宇佐の場合は割と消防団員の人数というのはある程度確保されているとは前回の議会のときにも答弁していただいているんですが、その中でもやはり女性が何名かでもやっぱり出てくるというのは、女性の消防士と消防団の連携等もあわせてね、やはり消防団のそういった利点を生かした取り組みというのは今後必要になってくるんだろうと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(加来 定君)はい、お答えします。女性の消防団員につきましては、現在十五名おりまして、大分県下で比較をしましても、一万五千五百二十五人に対して二百二十五人ということで、宇佐市も一・四%、大分県も一・四%ありまして、同じようなレベルかと思っておりますけども、消防団員につきましては、一人でも多いほうがいいと考えておりますので、女性消防吏員同様、これからの加入拡大に向けて努力したいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ぜひ、ひとつよろしくお願いします。  では、次にですね、最後の分になります。先ほど答弁の中では、かなりの自治体が計画を、十七都道府県、十市という策定のみで終わっているということで、やはりどこでいつ災害が発生するかというのはわかりません。この三つのメリットということで、一つ目は、どのような災害が起こっても、被害の大きさ、それ自体を小さくできると。二点目で、各種事業が効率的かつスムーズに進捗することが期待できると。関係府省庁所管の交付金、助成金による支援を適切に行えると。三点目として、大規模自然災害時等のさまざまな変化への地域の対応力の増進をもたらし、地域の持続的な成長をも促すとあります。総力を挙げて、この辺についての宇佐ならではのその地域計画について積極的に進める方向性は今後あるのかどうか、お聞きします。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。衛藤議員の再質問にお答えします。  先ほど議員がおっしゃいましたとおり、宇佐市の安心安全を守る上では重要な施策であるとは認識しております。そういった中、大分市が二十七年度策定予定でありますので、その中の内容と状況等を見ながら、今後、調査研究をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)交付金とか、そういった各省庁の手当てがあるんですが、やはり、宇佐市のやっぱり危険箇所というのは、全体を見ながら、河川であり、山際であり、そういったところというのは非常に危険度の高い、集中豪雨とかいうこともかなり宇佐市にとっては危険な部位なのかなと思うし、いつ地震が起こるかもわかりませんし、そういうことであれば、やはりそういうところをしっかり手当てをしていくということは大事なことだと思います。いろんなケースが、この国土強靱化の中で、地域としてこういう箇所をこういう形にしようとかね、いろいろあります。補助金を出す内容にもよりますが、この補助金がですね、ここにはですね、地方公共団体により策定される国土強靱化地域計画に基づき実施される取り組みに対し、政府として三十二の関係府省庁所管の交付金、補助金等による支援を講じる、平成二十八年度当初予算は総額一兆四千百九十五億円ということで決定をしています。  そういうことで、やはりこういう資金を使いながら、これは早い者勝ちと思います、私。実際に行くと、今の状況であれば、ほとんどの自治体がまだ提出していないということですわね。だから、やはり宇佐市の現状を見ながら、危険度の高いところについてはこういう手厚い補助金があるわけですから、やっぱりそれを生かしていただくような計画をね、しっかりつくっていただきたいなと思います。その辺はどうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。質問にお答えします。  先ほど議員さんおっしゃられたとおり、今後こういった補助金等を活用しながら、今年度策定の大分市等の状況も見ながら考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それでは、ぜひ、時間はある程度かかろうかと思います。しっかりその辺を、皆さんの安全安心を確保するために、できる限りのことはひとつお願いをしまして、五分残りましたが、次の方に、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。失礼しました。 ◯議長(中島孝行君)以上で、衛藤義弘議員の一般質問を終結をいたします。  続きまして、四番 多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)皆さん、こんにちは。四番 多田羅純一でございます。よろしくお願いいたします。本日最後となりますが、気合いを入れて頑張っていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。市議会議員になってですね、もう早一年がたとうとしております。一般質問のほうも今回で四回目ということで、この場に初めて立ったときですね、冒頭で働く者の目線、勤労者の目線で質問、意見をさせていただきますという話をさせていただいたんですけども、今後も継続して、初心を忘れず、皆さんのパイプ役として全力を尽くしてまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、一般質問に入らさせていただきますが、今回、五項目、八点の質問させていただきます。  一項目め、学童保育の施設についてです。  一点目、学童に入所できない待機児童はいるのか。  二点目、定員が多いところは施設を早期に二カ所にふやしたほうがよいのでは。  二項目め、宇佐文化会館・ウサノピアについてです。  一点目、成人式で女子トイレの洋式が少ないとの声があるが、ふやせないか。  三項目め、宇佐市のホームページについてです。検索すると古いデータが出てきます。更新に基づくルール等があるのか、お伺いします。  二点目、ホームページ内に読者の声やアンケートを入れて、今後さらによくしては、よく使いやすくしてはどうか。  四項目め、東九州自動車道、さらなる開通予定に向けてです。  一点目、ゴールデンウイークで県外からの人を呼び込むための目玉、イベント等はあるのか。  二点目、中津から宇佐に向かう途中、十号線沿い、猿渡信号付近の道路標識の屋根が劣化しているように見られるが、設置された経緯についてお伺いします。  五項目め、田舎暮らしの住みたい田舎ベストランキング三位についてです。三位の順位について、宇佐市に何が不足していると思いますか。  以上です。一回目の質問を終わらさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)それでは、多田羅純一議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えをいたします。  五項目め、田舎暮らしの住みたい田舎ベストランキング三位の順位について、宇佐市に何が不足していると思うかについてでありますが、この住みたい田舎ベストランキングは、宝島社が発行している「田舎暮らしの本」の中で、移住政策に積極的な自治体がエントリーをし、宝島社からのアンケート項目のチェック数等により順位が決まるもので、今年が四回目となります。参加自治体数は、初回が九十四市町村、二回目が百三十七市町村、前回が二百九十五市町村、そして今回が五百七十四市町村と年々増加いたしております。本市は、百六項目中九十二ポイントを獲得し、豊後高田市や佐賀県武雄市とともに三位でしたが、一位との差はわずかに一ポイントでありました。  宇佐市に不足している項目としては、移住おためし体験施設や出産祝い金などがありましたので、本議会に必要な予算を盛り込んだところであります。また、現在答申中の豊前神楽が指定を受ければ、国指定重要無形民俗文化財があるという項目もクリアすることになります。  しかしながら、宝島社も毎年の順位変動を期待して、アンケート項目の内容を毎回見直しをしておりますので、どのような内容になろうとも常にトップクラスを維持できるように施策の充実を図ってまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの学童保育の施設についてを、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、学童保育の施策についての一点目、学童に入所できない待機児童はいるのかについてですが、学童保育(放課後児童クラブ)は、保護者が就労等でやむを得ない事情により昼間家庭にいない保育に欠ける児童を対象として、放課後等に適切な遊びと生活の場を提供し、放課後における児童の健全育成の向上を図ることを目的としております。現在、市内二十カ所で運営しており、約五百六十人の児童が利用しております。  待機児童につきましては、今年度はいませんが、来年度利用については、一カ所の放課後児童クラブで三人いるという報告を受けております。この三人の児童につきましては、送迎可能な放課後児童クラブの利用を御利用させていただいたとお聞きしております。  二点目、定員が多いところでは施設を早期に二カ所にふやしたほうがよいのではについてですが、定員が四十人を超える放課後児童クラブに対しては、宇佐市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準に定める条例に、平成三十二年三月三十一日までにおおむね四十人以下とする旨を定めておりますので、現在対象となる五施設につきましては期限までに解消することとしております。特に、入所者の多いやっかん児童クラブと豊川児童クラブにつきましては、設置するための敷地等の問題もございますので、早急に調査を行い、改善を図りたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの宇佐文化会館・ウサノピアについてと、四項目めの東九州自動車道のさらなる開通予定に向けての一を、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、宇佐文化会館について、女子トイレの洋式が少ないとの声があるが、ふやせないかについてでございますが、現在、宇佐文化会館・ウサノピアには、男子用トイレは九つあり、うち洋式が三つ、女子用トイレは二十一あり、うち洋式は四つあります。そのほか、洋式の多目的トイレを二カ所整備しております。  これまで宇佐文化会館・ウサノピアでは、平成二十三年度に洋式トイレの整備や多目的トイレの改修工事を行うなど対応を行ってまいりましたが、家庭のトイレも洋式が主流となってきており、民間の外出時のトイレに関してのアンケートにおきましても七割程度の方が洋式トイレを支持しているなど、トイレの洋式化については、女子トイレのみならず、全てのトイレにおきまして、高齢者や足腰の不自由な方などのニーズからも必要と考えているところでございます。  なお、和式トイレを利用される方もいらっしゃいますので、洋式、和式のバランスや改修するに当たっての個数の変動等、今後の改修に向け調査研究してまいりたいと考えております。  続きまして、四項目め、東九州自動車道さらなる開通予定に向けての一点目、ゴールデンウイークで県外からの人を呼び込むための目玉はあるかについてでございますが、ゴールデンウイーク期間中に市が主催する観光イベントはございませんが、ゴールデンウイークに見ごろを迎える千財農園のフジ鑑賞会、和間海浜公園の潮干狩り、例年開催されております全国大学選抜相撲宇佐大会へは毎年多くの皆様にお越しいただいているところでございます。  そのほかにも、四月末には、大元神社例祭、鹿嵐山山開き、松本イモリ谷春祭りが行われ、五月初めには、長洲神社葵祭り、小の岩の庄春の園芸フェアなど、地元で定着している祭りやイベントもございます。これらの情報は、市のホームページ、フリーペーパー、情報誌などを活用いたしましてイベント告知を行っているところでございます。さらに、大きなイベントにつきましては、新聞や広告、フェイスブック、ラジオなどを通じたPRを行っています。  今後も引き続き、東九州自動車道の全線開通が宇佐市内への誘客の増加につながるよう、積極的なPRを実施したいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、三項目めの宇佐市ホームページについてを、総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  三項目め、宇佐市ホームページについての一点目、検索すると古いデータが出てくる。更新に基づくルールがあるのかについてですが、ホームページ内のコンテンツは、文章表現やレイアウトなど全体的な統一感を持たせるための基本的な基準を定めて作成しております。作成したコンテンツにつきましても、乱雑になることを防ぐため、イベントは一年間を経過した時点で削除するなど、一定のルールを各課の担当者に周知して更新を行っております。しかし、検索項目によっては、作成日の古いものや削除したイベントなどのタイトルだけがヒットすることがありますので、コンテンツの作成や更新に関する基準の周知をさらに徹底し、利用しやすいホームページとなるよう取り組んでまいります。  二点目、ホームページ内に読者の声やアンケートを入れて、今後さらに使いやすくしてはについてですが、読者の声やアンケートなどを行う機能はシステム内に準備されております。このアンケート機能を活用し、昨年末、本市の十大ニュースを選定する際、多くの皆さんに投票していただきました。また、現在ホームページ内のトップページに市民のひろばという項目を設け、よくある質問を紹介するほか、パブリックコメントや市政への提言などを募っております。  今後、さらに各課への周知を行い、さまざまな項目などにも読者の声やアンケート機能の活用範囲を広げ、市と利用者双方向のコミュニケーションを図り、より魅力的なホームページとなるよう努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、四項目めの東九州自動車道のさらなる開通予定に向けての二を、建設水道部長 川野慎三君。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)建設水道部長の川野です。四番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  四項目め、東九州自動車道さらなる開通予定についての二点目、十号線沿い猿渡信号付近の道路標識の屋根の劣化及び設置された経緯はについてですが、管理者である国土交通省大分河川国道事務所に確認したところ、設置年度は平成五年度、経緯については不明とのことでした。また、平成二十五年度に道路附属物点検を実施し健全であると判断していることから、当面補修の計画はないとの回答を受けました。しかしながら、標識は宇佐市の玄関口に設置されており、今後は東九州道の開通に伴う観光客の増加も予想されることから、屋根部分の劣化や色あせの補修については管理者に要望していきたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  四番 多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)それではですね、随時質問のほうをさせていただきます。  一項目めの学童保育の施設についてです。  一点目、入所できない子供、待機児童はいるのかということで、この前ですね、二年生の子を持つ働くお母さんからですね、御相談を受けました。一月の初めに父兄が集まり、臨時保護者会が開催されました。その中で、当初児童クラブ六十名の定員に対し、七十七名が入りたいと手を挙げており、うちの子供は本当に学童で見てもらえるのかということの相談でした。夫婦共働きで働いているので、もし見てもらえないと大変困るということで、その後ですね、課長さん、主幹さんにもちょっと御相談のほうを行かさせていただいたんですけども、行った際には、PTAの会長さんと先生方の御尽力によって約七十名になったから何とかなるでしょうということでですね、回答をいただきました。  相談をいただいた方にですね、今までの経緯と、ことしは問題なく学童で見てもらえるということをですね、お伝えのほうはしたんですけども、お母さんからしてみれば、毎年ですね、この時期、こういった問題に不安を抱えてですね、苦労しているんじゃないかなというふうに私のほうが思っております。  また、こういった話は宇佐のみではなく、全国で大きな課題となっております。母親が働く小学生低学年の子供、末っ子ですね、のうち、学童に入所している子供はまだ四割弱、三九・四%です。低学年に限っても潜在的な待機児童は全国で四十万人と推測されております。二〇一四年の厚生労働省国民生活基礎調査では、末っ子の年齢が六歳の子供、六二・二%、七歳から八歳の子供、七〇・八%、九歳から十歳の子供、七三・二%の母親が働いております。母親が働いている低学年の子供は全国で二百二十万人。しかし、学童を利用している低学年の子供は、そのうち八十七万人、三九・四%だけです。フルタイムの勤務に近い母親を持つ子供は約百三十三万人と見られ、低学年に限っても潜在的な待機児童が四十万人と推測されております。高学年を含めるとさらに多くなることになるということでですね、小学校や幼稚園、保育園にですね、アンケートや調査を行って、数年後の先をですね、把握することはできないかということで答弁を求めます。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。再質問にお答えをいたします。  両親が働いていらっしゃって昼間いないということで、放課後のお子さんの安全や遊びを提供するということで、この放課後児童クラブ、重要な役割があるというふうに認識しております。ただ、家庭によってですね、御利用するという状況がそれぞれ違っておりますし、今のところ、就学時健診、入学前のですね、就学時健診のときに制度の説明、利用の説明をさせていただいて、それで親御さんたちに希望をとるというような形をさせていただいております。その入学前の状況、家庭の状況とかによりまして、いろいろ利用するかどうかとかいうのも違うかと思いますので、その辺のところで親御さんたちにお考えいただいているというような状況であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)答弁のほうにもありましたけど、一カ所で放課後児童クラブ三人いるという報告を受けているというところなんですけども、こういったところは送迎可能な放課後クラブの利用を御案内させていただいたというふうに書いているんですけれども、あと施設的に何か改善するだとか、そういった検討はされているんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。御答弁のほうにもさせていただきましたが、利用の児童数がおおむね四十人以下とするということが基準として出されておりまして、その経過措置としまして、平成三十二年の三月三十一日までにそれを解消することというふうになっております。もう四十人以上が利用する予定というか、そういう実績があるところに関しましては、その年度までに一つのクラブに関して二カ所、二単位でできるようにという改善をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)続いてですね、二点目になります。定員が多いところは施設を早期に二カ所にふやしたほうがよいのではということで、答弁のほうにもありましたけども、早急に調査を行って改善を図りたいということなんですけども、今後ですね、増加する要因としまして、昨年八月の、これ、調査結果のほうになりますけども、一昨年の入所の児童数は全国で八万三千八百九十四人増加しています。初めて百万人を超えたと。これまでになく急激に増加したと報告されておりまして、これについては皆さん、既に御存じだとは思いますけども、児童福祉改正によりまして、今まで保護者が就労などで昼間家庭にいない小学校三年から四年、おおむね十歳未満の小学生ということでうたわれておりましたが、六年生までが対象が広がったということで、高学年の入所が全国の中でも出てきております。  これは宇佐市でも私は例外ではないと思っております。特にですね、当該地区の一年生はですね、ことし、来年か、ことしですね、約八十名入ってくるというふうに聞いていますし、一年、二年で今五十五名の方が予定する利用となっております。また、この先もですね、毎年こういった問題が出てくるのは間違いないというふうに思っておりますんで、この前ちょっと御相談に行った際にですね、計画、学童保育の施設を二カ所に計画するということでは聞いたんですけども、こういった施設や地域で解決できない問題をですね、一刻も早くスピードを持って解決していかないとはいけないと思います。それについてどう思いますか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。
    ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。答弁のほうにも申しましたが、解決が必要な児童クラブというのが今五カ所ほど考えております。それぞれ、一つのクラブを二カ所にふやすという方法につきましては、その建物の場が広い場合は、その建物の中を区切ってですね、二つにするという方法だとか、ほかにあいた部屋があれば、そちらのほうを利用するという方法もあります。あと、新しく建てるというような方法もありますが、新しく建てる場合には、敷地の問題だとか、いろんなことも発生しますし、用地を買い取ってする方法や賃貸で施設を借りて確保して運営するというような方法があります。いろんな方法をその児童クラブ、児童クラブで、地域の事情とか、土地の事情とかがありますので、それを検討しながら、各クラブに学校や保護者の方や地域の方が入った運営委員会というのがございますので、そちらとも相談をしながら早急に進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)現状ですけども、夏休みとか冬休みになると児童の数がふえると聞いております。今、結構ぎりぎりというか、定員マックスで運営していますと、共稼ぎのお宅のほうについては大変困るというか預けられないですよね。やっぱり子供たちの安全だとか、そういったところも気になって仕事がやりづらい環境という形になってくると思います。今後ですね、夏休みとか冬休みとかで増加したときの対策等は検討されておりますか。答弁をお願いします。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。繰り返しになりますが、多い月、少ない月もありますし、そのように長期の休みになると預ける方がふえたりということもございますので、各児童クラブと密な連携をとりながら、その対処方法についても早目早目に考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)大変厳しいことは大変わかるのですけれども、やはり働きながら生活している方々がかなり多いというふうに思っておりますし、そういった意見もですね、しっかりここで言っていかないと、なかなか話が通じらないのかなというふうにも思っておりました。また、特にですね、夏休み、冬休みとかで、例えば要望があれば、市でバスで回してもらったりだとかはできないんでしょうかね。答弁をお願いします。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。運営のほうをそれぞれの児童クラブに委託というふうにしておりまして、原則それぞれの小学校の校区といいますか、子供が歩いて行ける距離というようなところもありますので、ちょっと市のほうでバスを出してというのはちょっと難しいかというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)もう一個、当該小学校においてはですね、毎年PTAの会長さんと学校の先生がこういった問題をですね、調整するのが大変だろうと思いますし、また、ぎりぎりで運営されています指導員の方のほうも大変だと思います。今回調整されました七名の方の保護者の方も、本当は学童のほうに入れたかったんじゃないかなというふうに思います。子供たちも学童のほうに入って、一緒に宿題したりですね、遊びたかったんではなかろうかということでですね、また最初からここの校区が多いからというふうにあきらめていた方もいると思います。  PTAの役員の方だとか、先生の方々がですね、いろいろ検討して、学校周辺のですね、空き地、空き家をですね、回ったりですね、考えられることはずっと検討しているみたいであります。私が話を聞く上ではですね、もう限界が来ているというところもありますんで、学校付近の土地をですね、市が買って、早期に対応すべきではないかということでお願いしたいと思います。どうでしょう。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。市のほうとしましても、敷地等がない場合だとかで、ほかに地域の建物が利用できるものがないだろうかとかいうと、実際のところはやってみているというか、検討して、お話を伺ったり、地域の方に伺ったりというのをしております。今後もそういうような検討をしながら考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)最後にですね、子育て支援課さんのほうにつきましては、保育園側からの意見としましてですね、大分県内で認可保育園を法人化したのは大分市と宇佐市だけとか、あと放課後クラブの資格をとるのに交通費を出しているのは宇佐市だけとか、大変優遇措置をとっていただいて大変助かっているという声もありますが、私、働く子育て世帯の意見としましては、共働き家庭やひとり親が増加している中で、放課後や学校休業日に安全で安心な生活を求める声は大変高まってきております。何度も言っておりますが、早急な対応をぜひ、ちょっとよろしくお願いしたいと思っております。  続いてですね、二項目めに入りたいと思います。宇佐文化会館のウサノピアについてであります。成人式で女子トイレの洋式が少ないとの声があるがふやせないかですが、これは一月十日にですね、四百六十五名の新成人の参加のもと盛大に成人式が行われました。その中で、トイレでですね、行列ができて、なかなか用が足せなかったということでですね、話を聞きました。詳しく聞いてみますと、皆さん、晴れ姿でですね、やっぱり着物を着ているためですね、なかなか洋式トイレが人気がありまして、洋式トイレのみにですね、結構並んだということで、確かにですね、着物を着てですね、和式のほうに行くとなかなかやりづらいもんというふうにもすぐ想像できますし。  その後ですね、私、ウサノピアの大ホールのほうに行ってですね、そこの職員の方の立ち会いのもと、女子トイレのほうに入らさせていただきました。そのところは、入ってすぐのトイレのところになりますけども、十五カ所あるうちの洋式トイレが二カ所で、和式トイレは十三カ所ということで、両サイドのほうに洋式トイレがありまして、あそこに晴れ着姿で並んだんだなというふうに想像させていただきました。  またですね、もう一つ言いますと、かなり古いといいますか、かなり前につくられた感じなんかなということで、入り口のほうも大変狭くてですね、ちょっと使いづらいんかなというふうにも感じました。  この件もですね、課長さんのほうとですね、話をさせていただいたんですけども、このときにですね、危険箇所がまだあって優先しているので、順位でいきますと、かなりしばらく先の話になりそうということで聞いたんですけど、あとどれぐらい、ウサノピアの中の補修予定が残っているのかってわかりますか。 ◯議長(中島孝行君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(高月晴彦君)文化・スポーツ振興課長の高月です。多田羅議員の再質問にお答えします。  宇佐文化会館につきましては、開館から三十二年が経過してですね、建物自体の改修はかなり必要な部分が多いです。本年度、外周壁のほうを改修しております。来年度につきましては、高圧機器の更新と冷暖房装置の更新、それと大ホールのカーペット部分につきまして予算を提案させていただいております。そのほかにも若干というか、まだ改修部分がありますので、それらの分とあわせてですね、トイレの改修についても検討していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)ぜひ、ちょっとよろしくお願いしたいと思っております。前回ちょっとお話しさせていただいた際にはですね、トイレの改修、ちょっと難しいですという話だったんで、ちょっと一生懸命、文書を考えてきたんですけども、前向きに検討していただけるというなら、ちょっと抑えていきたいと思います。  私が思っているのは、宇佐市の中でも一番大きい文化会館ですね。ウサノピアとしか思い浮かばないと思っております。あとですね、宇佐市民だけが使うのではなくですね、市外からのお客さんも数多く来ますし、市外のお客さんのおもてなしもですね、不足しているんじゃないかなというふうにも思っております。また、足腰の弱いお年寄りがですね、ふえてくる中、早急な対応が必要ではないかなというふうに思っております。  あと、もう一点、ちょっとこれ、ウサノピア関係のちょっと話で、ちょっと報告だけさせてもらいたいんですけども。成人式の当日、外壁工事の真っただ中ということでですね、間に合わなかったので、私は大変残念やなというふうには思っていたんですけども、一週間ほどで正面玄関の養生シートがですね、外されていたので、もうちょっとどうにかならんやったんかなというふうに思いました。  当日、会場のアナウンスにもありましたが、有志の方が門松をつくってくれて設置していますので、ぜひ記念撮影をということで紹介のほうもありました。ぶっちゃけというか、皆さん、保護者の方に聞いたんですけども、大ホールではなくてですね、皆さん、小ホールのほうの玄関のほうで撮影されていましたので、こういったところも配慮がされていたらよかったのではないかなというふうに思っております。新成人のですね、晴れ舞台や各種イベントでですね、大勢の方が利用する公共施設で大変つまらない思いをさせてはですね、お客さん目線で検討していただいて、ぜひ今後もトイレの改修のほうをですね、どんどん進めていっていただきたいと思っております。  続いて、三項目めに行きます。  宇佐市のホームページについてです。検索すると、古いデータが出てくる。更新に基づくルールがあるのかについてですが、こういうケースになります。先日ですね、イベントでフェイスブックの投稿があって、後日、宇佐市のホームページの検索欄から入った際にホームページ内のイベントを確認したんですけど、そこにPDFが入っておりました。そこのPDFを見ると、昨年のイベントのポスターだったというケースになります。  あと、一年以上は更新されていないんじゃないかなというケースになりますけども、これは御年配の方からです。ある情報でホームページ内の検索欄に入力して、二〇一六年の二月一日に更新をされています。最新になっていました。が、一つ前ですね、二〇一三年の四月一日ということで、この間、約二、三年は同じ情報になっているんじゃないかということで話がありました。  また、若いお母さんからは、ある施設を調べたときにPDFの一覧表が出てきましたということで、更新日時は平成二十六年四月であったということで、その後、その年の下期に増設されてふえているはずがですね、現時点でPDFの一覧表に記入がなかったということで、平成二十六年の更新が最後なので、昨年検索されたデータは古いデータの観覧となっていたということであります。  部署でばらつきはあると思います。すごく小まめに最新データをですね、上げられるところもあります。新しいんかなというふうに私は思っておりました。検索すると、最新情報が知りたいのに古いデータ等が出てきますとですね、全体的に古い情報の印象がということもありますんで、これは私が言っているのは、古いデータを消してほしいということでは決してありません。履歴としてですね、今までこういった経緯があって、こんなところをアップしているんだなというのも、そういった見方もする人もいるだろうし、多分ですね、担当課で一部の担当の方がアップされていると思っております。その方が忙しくなったり、遅くなったりして忘れていたりするというのもありますんで、誰かがそういったところをしっかりフォローできるという仕組みをですね、つくってはどうでしょうかということで質問をさせていただきます。 ◯議長(中島孝行君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(若山雅敏君)秘書広報課長の若山です。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  議員おっしゃられた、検索すると古いデータという部分でございますが、今、各部局から推薦された職員によりましてホームページ向上委員会を庁内につくっておりまして、毎年ホームページの作成についてはるる規制等をきちっと守るような形で徹底はしているつもりでございますが、失礼しました、指導はしている部分でございますが、なかなか徹底までいけていないのかなという反省点もございます。  ただ、検索の部分でいいますと、グーグルのカスタム機能を運用している部分もございまして、その検索によってはアクセス数での順位になったり、いろんな部分になっている可能性もございますし、設定したときの日にちで更新はするんですが、その設定したときの日にちまで当たらずに、そこは職員にまた徹底をしていかなければならない部分でございますが、古いままの設定というふうになっている部分もございます。  いずれにいたしましても、ホームページにつきましては皆さんに御利用いただいて、また見やすくするのが第一の部分でございますので、そういった取り組みを広げて、徹底して改善をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)ぜひですね、ホームページを見たときに最新データが検索されるようにしていただきたいと思っております。フォローする仕組みということでですね、皆さんがやっぱりアップした中で、その後に、そこが、その仕事が間違いないかというところのですね、確認をですね、ぜひちょっと入れていただきたいなというふうに思っております。  あと、他県、他市のユーザーの方がですね、こういった宇佐市の特徴や新制度や、よさを知ってもらうためにですね、利用してもらうということでですね。あと、市内のユーザーは最新の連絡や情報を提供するのと、市民の方が使いやすく観覧できなければならないというふうに私は思っております。結果、更新を忘れていてもですね、誰も損はしませんし、見る側もですね、不利なということでですね、すぐ検索のほうをやめてしまうんではないかなというふうに思っております。また、こういったことをですね、そういった積み重ねがですね、最大のチャンスを逃したりですね、市民に不満がたまったりするのではないかというふうに思っておりますので、どんどん最新の情報をちょっとよろしくお願いしたいと思っております。他県、他市の方がですね、興味を持ってですね、検索、観覧しやすいように、ちょっとよろしくお願いしたいということで、二点目に行きたいと思っております。  ホームページの読者の声やアンケートを入れて、今後使いやすくしてはどうかということでですね、ホームページの右の上のほうにですね、問い合わせ欄があったということで、済みません、私、入っていないということでですね、事前通告させていただいたんですけれども、ちょっとわかりづらいなというふうなこともあります。ちょっと下のほうに行くとですね、御意見があればこちらにどうぞという、何か飛んでいくようなですね、仕組みをつくっていただいたらいいなというふうに思いますけども、どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(若山雅敏君)秘書広報課長、若山です。再質問にお答えいたします。  ホームページごとにですね、ホームページ、ずっと下がっていきますと、一番下にお問い合わせの部分がございまして、そこをクリックしていただくと、意見を反映される画面が出てくるわけなんですが、その辺がまだ周知が徹底をしていないということでございますので、また市民の皆様にそういった機能があるということも広めていきたいと思いますし、表のページで市民のひろばのちょうど左の真ん中ぐらいにあるんですが、市民のひろばという部分がありまして、そこに市政への提言という、そこもまたクリックしていただくと、同じ画面が、意見を書く画面が出てまいります。そういった部分、ぜひ市民の方々に広めていきたいと思いますし。  アンケートにつきましても、先ほどの回答にありましたようにアンケート機能はついているわけですが、ことしの十大ニュースということで、昨年の秘書広報課の部分、主催するホームページにおきまして、市民の皆様にアンケートという形でとらしていただきました。そういった部分をまだまだ活用されていない機能もありますので、各ホームページ担当課のほうに、担当のほうにまた広めながらですね、市民アンケート等につきましても、そういった機能を活用できるように徹底をしてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)今のホームですとですね、まず名前を入れて、メールアドレス入れて、住所を入れて、電話番号入れて、タイトル入れて、お問い合わせの内容を入れるのが必須というふうになっております。こういった場合ですと、大変興味のある方向けの意見か、もしくはですね、大変な苦情なんかなというふうに思っております。  今までですね、読者の声やアンケートはですね、何件ぐらい問い合わせがあったのか。また、問い合わせに対してですね、改善内容とか、何かやった内容があればですね、ぜひね、教えていただきたいんですけども、ありますか。 ◯議長(中島孝行君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(若山雅敏君)再質問にお答えいたします。  具体的な数字は今、すみません。持ち合わせていないのですが、例えば、市政への提言の部分ですと、私どもの秘書広報課のほうで各担当課に回しながら、お答えをそれぞれの方にお返ししているという部分がございます。それぞれの担当部署のホームページにおきましては、それぞれの担当部署で対応しているという部分でありますが、今、済みません、数字のほうははっきり言って今手元にございません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)自分もですね、いろいろな市のホームページを参考のほうにさせていただいておりますが、アンケートをですね、しやすそうなのが、ホームページの下のほうに行くとですね、このページに関するアンケートということで、役に立った、情報は見つけやすかったなどですね、簡単に丸いところをクリックするだけというアンケートの取り方等もありますので、若者向けにですね、簡単に回答できるアンケをつくってですね、ホームページをさらに充実させてはどうでしょうかというふうに思っております。  また、アクセス数がカウントされるというのを、私、魅力でですね、カウントされると、どのページが人気あるのかなだとかがですね、把握できると思っております。また、さらなるホームページをですね、充実につながるのではないかなというふうに思っておりますので、そういったところもぜひ検討のほうをしていただきまして、観覧しやすさ日本一をですね、目指して取り組んでいただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  続いてですね、四項目めに行きたいと思います。ゴールデンウイークで県外から人を呼び込むためのイベントはあるのかということで。これで見ると、あちこちでいろいろなイベントが開催されると思います。ぜひですね、何か寄せてあげる方式というか、各地でばらばらしているのもいいとは思うんですけども、ぜひ目玉をつくってですね、他市、他県の方にですね、アピールできるようにやっていったほうがビジネスチャンスにもつながりますし、そういったのも検討していただいてですね、やっていただきたいと思います。  二項目めの、中津から宇佐に向かう途中ですね、十号線沿いのところの標識です。これ、多分、宇佐市の方は毎日運転というか、通り過ぎている人も多くて、視界に入っていて気にしていない方が結構いるんじゃないかなというふうに思います。あることは知っちょっけど、あんまり気にしたことない人がですね、大半じゃないかなというふうに思っております。もしかしたら、全く気がついていない人もいるんかなというふうにも思いますし、逆にですね、他県に行ったときにですね、同様なものがあったら、私たちは多分大変目につきやすく、印象深いんかなというふうに思います。  私も他市からの方からちょっと言われたんですけども、せっかく宇佐神宮をですね、思い起こすような屋根がですね、行く途中にあって、手入れがされていないのが何かもったいないねというふうに言われました。自分もあそこにあるということは知っていたんですけど、もう一回、ちょっと現場のほうに行ってちょっと確認させていただいたんですけども、確かに中津方面側からですね、見ると、屋根の一部がですね、何かはげたような感じ、みすぼらしいと言ったらあれなんですけども、そんな感じにとれるような感じになっておりました。柱も茶色で、いつごろ設置したんかなというふうにちょっとわからなかったので、今回ちょっと質問をさせていただきました。私が思うところ、立てた方、また起案された方はですね、もうすぐ宇佐神宮が近くにとか、宇佐神宮のまち、宇佐市だとかをですね、想像できるように、中津から宇佐に向けてですね、宇佐神宮をですね、思い起こすような景観を印象づける屋根をですね、作製して、お客さんを出迎えているのではないかなというふうに自分は思うんですけど、どう思いますでしょう。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  おっしゃいますように、平成五年ぐらいに立てたということで、国交省さん自体には、うちのほうにも書類はなかったんですけど、当時、宇佐市がつくって国交省さんにやったんじゃないかというような言い伝えは国交省さんの中にあるというような形ですけども、現在は国交省さんの所管で管理もしていただいているということです。今おっしゃいましたように屋根の色がですね、もう大分色あせてしもうて、ちょっとみっともないような形になっていますので、宇佐神宮をイメージしたような色に塗れないのかということを国交省さんのほうに要望していきたいと思っています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)ぜひですね、その際にですね、宇佐神宮をですね、思い起こすような、宇佐神宮といえば朱色みたいな形でですね、塗りかえていただきたいと思いますんで、ぜひちょっとよろしくお願いしたいと思います。  最後の五項目めになります。田舎暮らし、住みたい田舎ベストランキングの三位ですね。三位について何が不足しているのかというところですけれども、私がこの件、初めて知った際にはですね、確か一月五日の新年互礼会で市長の御挨拶の中で御紹介があって、後で読もうかなというふうに思ってですね、数日後に宇佐市内の二軒の書店に行ったんですけども、既に売り切れでした。その次の週にですね、ちょっと用事があって東京に行った際に、浜松町の構内で書店がありまして、そこでやっと購入することができました。結構、かなり読んだんですけども、その書店はですね、かなりの在庫があったということで、東京の知り合いのほうには、宇佐市が田舎暮らし、住みたい田舎ベストランキング三位になりましたということで御紹介して、詳しく知りたい場合については書店のほうにこれぐらいの在庫があるので買って読んでくださいというふうにですね、宣伝のほうを私はやってきました。  市役所関係の方はですね、大変よく知っていると思っております。結構、皆さん、買われたんじゃないかなと思っております。ほんで、宇佐市民の方はですね、余り知らんのじゃないかなというふうに思いますけども、本も早くから売り切れていましたので、こういった市民への報告だとか通知は何を通して展開のほうをされましたでしょうか。答弁お願いします。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野です。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  市といたしましては、ホームページでありますとか、移住のページにも今後載せるようにしております。現状ではホームページ上で三位になったということを情報発信しているのが主であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)これの中でですね、一位との差は、先ほども何回も言っていましたけれども、一点差ということで、豊後高田市と並んでおります。検査項目はですね、市町村の独自のアンケートということで、田舎暮らしに重要なポイントとなる百六項目の項目とされております、また、移住関係のほうについては、移住者の歓迎度、移住者の支援制度の充実、移住者の受け入れ実績、都市市民との交流や自然豊かさ、伝統な景観、文化の保全、日常生活や交通の便、老後の医療介護、あと体制や子育てしやすさや、災害リスクのジャンルで百六項目でありました。  私はですね、子育てしやすさのところで、十八歳まで通院医療費無料にすれば、現段階で二点稼げて、一位で、残念やなというふうにちょっと思ったんですけども。また移住者の関係のジャンルがですね、大変多くてですね、ほかの市町村と負けているのかなというふうに思っておりましたが、これ、宝島の未完成で、独自のですね、物差しとして移住受け入れランキングもありました。移住制度をですね、利用して移住してきた移住数は、四百八十七市町村の移住者は五千六百四十九人であります。宇佐市はそのうち十四組、二十八人で、五十三位というふうな形になっておりまして、移住満足度日本一を狙っているんですけども、移住者の受け入れが少ないと思いますけども、こういったところの対策については検討されていますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)お答えいたします。今、議員のおっしゃられた数字というのは、ちょっと私、把握できておりませんが、その中に空き家バンクの成約件数というものがあろうかと思うんですが、それはですね、二〇〇七年から一四年までの累計で百八件ございまして、全国でも第八位というふうなことで把握しているところでございますが、今言われた数字はちょっと私は把握しておりません。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)これ、全国誌なんで間違いないと思いますけども、二〇一五年のデータになります。移住を希望するニーズに幅広くですね、対応しているのが、長野県の佐久市、三百五十一件で、桁が全然違いますね。利用できる移住体験住宅と、よさともにデメリットも教えてくれる物件案内等があるということで、この中で記事が載っておりまして。また、一週間前にですね、予約すれば、空き物件を何件か、市役所のスタッフと案内してくれるなどのサービスのほうもやっていると。何より移住してよかったと思ってほしいというですね、スタッフの気持ちが、佐久市の制度をより機能的なものにされているというふうにもコメントされておりました。  宇佐市もですね、空き家バンクの移住体験住宅ということで、補助に予算を織り込まれたところでもありますので、こういったところも今後の中でちょっと期待のほうをしていきたいと思います。この件はですね、あくまでもある出版者の評価です。これはあくまでも他県、他市にアピールする私は絶好のチャンスだと思っておりますし、いろいろな方に宇佐市の記事を読んでいただいて、気に入ってもらえればですね、住んでいただけるかもしれません。五百七十四市の市町村の中、三位ともなるですね、大変私はすばらしい成績だと思っておりますし、ただ、現状、宇佐市に住んでいる方々も満足していないと、市外から移住されても、すぐ宇佐市からいなくなるんじゃないかなというふうに思っております。外づらばかりいいというふうに言われないようにですね、活動していただきたいと思います。  最後に、働きながら子育てしやすい環境をですね、広げ、定住満足度日本一、三世代が安心して暮らせるまちづくりのさらなる推進をお願いしまして、一般質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で、多田羅純一議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第一、市政一般に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日二日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労さまでございました。                     散会 午後四時二十六分 宇佐市議会...