宇佐市議会 > 2015-12-11 >
2015年12月11日 平成27年第5回定例会(第5号) 本文
2015年12月11日 平成27年第5回定例会(第5号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2015-12-11
    2015年12月11日 平成27年第5回定例会(第5号) 本文


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    2015年12月11日:平成27年第5回定例会(第5号) 本文 (448発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過 (五日目)              開議 午前十時〇〇分 ◯議長(中島孝行君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十四名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成二十七年十二月第五回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、発言を許可します。   市政一般に対する質問一覧表(平成二十七年十二月十一日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨       │ 答弁を求 ┃ ┃      │                         │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃五番    │一、教育に関して                 │教育次長  ┃ ┃後藤竜也君 │ (1) モンスターペアレンツ対策について、宇佐   │      ┃ ┃      │   市の現状。                 │      ┃
    ┃      │ (2) 今後の取り組みについて。          │      ┃ ┃      │二、農振について                 │市長    ┃ ┃      │  以前より、農振除外や用途地区の変更の請    │担当部・課長┃ ┃      │  願が出され、大いに議論されてきた上拝田    │      ┃ ┃      │  ─柳ヶ浦線の沿線に於いて、平成三十一年    │      ┃ ┃      │  度を目途に柳ヶ浦駅まで幹線整備されるに    │      ┃ ┃      │  あたり、宇佐市の今後の街づくりを考えた    │      ┃ ┃      │  上でも、用途地区の変更、農振の除外を進    │      ┃ ┃      │  めるべきではないか。             │      ┃ ┃      │三、外国人扶養控除について            │市長    ┃ ┃      │ (1) 宇佐市の現状は。              │担当部・課長┃ ┃      │ (2) 問題を認識しているか。制度の不備を国に   │      ┃ ┃      │   訴えていく意向はあるか。          │      ┃ ┃      │四、はちまんの郷について             │市長    ┃ ┃      │ (1) 近い将来、施設再整備・リニューアルが不   │担当部・課長┃ ┃      │   可欠と思うが、具体的な計画はあるか。    │      ┃ ┃      │ (2) 多目的ホール(二〇〇人以上収容)の設置   │      ┃ ┃      │   を検討すべきではないか。          │      ┃ ┃      │五、市内各所(主要道路等)の主だった所に温    │市長    ┃ ┃      │  度計の設置をしてはどうか。          │担当部・課長┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃十三番   │一、戦争と平和の問題について           │市長    ┃ ┃用松律夫君 │ (1) 戦争法(安保法制)が強行され市民生活に   │      ┃ ┃      │   どのような影響が考えられるか。       │      ┃ ┃      │ (2) 九月議会で戦後七十年の歴史認識の問題に   │      ┃ ┃      │   ついて専管論や役割分担論で答弁を避けた   │      ┃ ┃      │   がその理由は何か。             │      ┃ ┃      │ (3) 宇佐市が最初に空襲に遭った三月十八日を   │      ┃ ┃      │   「平和の日」として平和を考える日にしては  │      ┃ ┃      │   どうか。また、市として平和憲法手帳を作   │      ┃ ┃      │   成し市民に普及してはどうか。        │      ┃ ┃      │ (4) 自衛隊の海外での武力行使が現実化するな   │      ┃ ┃      │   か、名簿提供は拒否すべきではないか。また、 │      ┃ ┃      │   個人情報保護の観点から見直す考えはない   │      ┃ ┃      │   か。                    │      ┃ ┃      │ (5) 桜花の展示解説はどのような内容にするの   │      ┃ ┃      │   か。また、当時を再現して戦争の実感をと   │      ┃ ┃      │   あるが、平和の理念につながるのか。     │      ┃ ┃      │二、TPPについて                │市長    ┃ ┃      │ (1) 市長は二〇一二年の十二月議会でTPP参   │      ┃ ┃      │   加表明は残念と表明されたが、同じお考え   │      ┃ ┃      │   か。国へどのようなことを要望するのか。   │      ┃ ┃      │ (2) 大筋合意で宇佐の農林水産業への影響はど   │      ┃ ┃      │   の規模になるのか。またどのような支援策   │      ┃ ┃      │   を講じるのか。               │      ┃ ┃      │三、市民の負担の軽減策について          │担当部長  ┃ ┃      │ (1) 国の支援策をどのように国保世帯の軽減に   │      ┃ ┃      │   つなげるのか。               │      ┃ ┃      │ (2) 小中の保護者負担軽減(各種の公費外負担   │      ┃ ┃      │   の項目ごと)の推進策は。          │      ┃ ┃      │ (3) 中小零細業者や農家の収入現に伴う税の減   │      ┃ ┃      │   免制度の拡充を。              │      ┃ ┃      │四、はちまんの郷の高齢者の入浴料の助成策を    │担当部長  ┃ ┃      │  講じるべきではないか。            │      ┃ ┃      │五、市民本位の市政確立のため市長はせめて月    │担当部長  ┃ ┃      │  一度は市長室を開放し市民との対話を。     │      ┃ ┃      │六、災害対策について               │担当部長  ┃ ┃      │ (1) 庁舎の地下電源の改善策は。         │      ┃ ┃      │ (2) メガソーラーの既存施設の安全対策と今後   │      ┃ ┃      │   の安全策は(行橋などの事故を受け)     │      ┃ ┃      │ (3) 小中学校の消防設備の改善策は。       │      ┃ ┃      │七、北馬城の懇談会で出された宇佐駅のエレベー   │担当部長  ┃ ┃      │  ター設置はどう具体化するのか         │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛  まず、五番 後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)皆様、おはようございます。議席番号五番の後藤竜也でございます。議長のお許しをいただきましたので、五項目にわたりまして質問をさせていただきます。  まず一点目、教育に関して。  モンスターペアレンツ対策について、宇佐市の現状をお伺いいたします。  今後の取り組みについてもお伺いいたします。  次に、農振についてです。  以前より、農振除外や用途地区の変更の請願が出され、大いに議論されてきた上拝田柳ヶ浦線の沿線において、平成三十一年度をめどに、柳ヶ浦駅まで幹線整備されるに当たり、宇佐市の今後のまちづくりを考えた上でも、用途地区の変更、農振の除外を進めるべきではないかとの観点から質問をいたします。  三点目が、外国人扶養控除についてです。  一点目が、宇佐市の現状をお伺いいたします。  次に、問題を認識しているか、制度の不備を国に訴えていく意向はあるかについて、お伺いいたします。  四点目が、はちまんの郷についてです。  近い将来、施設の再整備やリニューアルが不可欠になると思いますが、具体的な計画はあるのかどうか、お伺いいたします。  次に、これは以前から何度も取り上げているんですが、多目的ホール、これの設置を検討するべきではないかと再度お尋ねいたします。  五点目が、市内各所の主だったところに温度計を設置してはどうかとの提言でございます。  以上で一回目の質問を終わらせていただきます。簡潔明瞭な答弁よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)それでは、後藤竜也議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。  五番 後藤議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、農振について。宇佐市の今後のまちづくりを考えた上でも、用途地区の変更、農振の除外を進めるべきではないかについてでありますが、農業振興地域の整備に関する法律は、農業の振興を図るべき地域を明らかにし、土地の農業上の有効利用と農業の近代化のための施策を総合的かつ計画的に推進することを目的といたしております。  宇佐市においても、法に基づいて農業振興地域の指定、農業振興地域整備計画の策定が行われ、農業地域の保全、形成及び農業の近代化のための各種施策が計画的に推進されてきたところであります。しかしながら、近年、農地面積の減少や耕作放棄地の増大、農業従事者の減少等が進行しているところであり、このような情勢のもとで、引き続き農業生産にとって最も基礎的な資源である農用地等を良好な状態で確保するとともに、総合的かつ計画的な農業振興対策を講じる必要があると考えております。  議員お尋ねの用途地区の変更、農振の除外につきましては、都市計画と農振整備計画は表裏一体をなしており、宇佐市の将来都市構想における整備、開発または保全の方針など、都市計画との調和を図りながら調整を図っていきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの教育に関してを、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)皆さん、おはようございます。教育長の近藤でございます。  五番 後藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、教育に関しての一点目、モンスターペアレンツ対策について、宇佐市の現状についてと、二点目、今後の取り組みについては関連がありますので、一括してお答えいたします。  近年、人々の価値観が多様化する中で、全国的に保護者や地域の方々の学校に対する期待が大きくなり、学校に寄せられる要求や苦情が多様化してきております。その結果、ささいなことが原因となり、学校だけでは解決することが困難な問題へと発展していくケース、また、通常の学校教育活動に支障が出るケースなどがあります。  市内においても、学校や市教育委員会に対して、保護者から過度な要求や要望が寄せられることもあります。学校現場を取り巻く社会的な環境が変わりつつある中、これまでと同様の対応をしていたのでは、保護者や地域からの信頼は得られません。多くの保護者は、学校等からの情報提供を強く望んでおり、もっと知りたい、相談したいと考えていると思われます。  今後も、授業公開や学校の教育活動の情報を積極的に発信すること等により、さらに開かれた学校を目指してまいります。その中で、児童生徒、保護者との信頼関係の構築はもちろんのこと、常に要望や情報の収集に努め、学校を中核とし、PTAや地域の方々とともに支え合う関係を築いていく必要があると考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、外国人扶養控除についてを、市民生活部長 田口憲明君。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)皆さん、おはようございます。市民生活部長の田口でございます。  五番 後藤議員の一般質問にお答えします。  三項目め、外国人の扶養控除についての一点目、宇佐市の現状はについてですが、昨今、外国人労働者や国際結婚の増加等により、国外居住者を扶養控除対象者として、税の申告をする方が増加しています。
     本市では、平成二十六年度分所得の申告で、国外に居住する外国人を扶養控除等の対象者としている申告者は四十六人で、該当する被扶養者は平均約三人となっています。  二点目、問題を認識しているか、制度の不備を国に訴えていく意向はあるかについてですが、国外の親族であっても、国内の親族と同様に六親等内の血族及び三親等内の姻族で生計を一にする親族につきましては、扶養控除対象者として認められています。  しかしながら、これまで被扶養者との続柄や生計同一を証する書類の提出が税法上、義務づけられていなかったため、その確認が不十分でした。本年三月三十一日の所得税法の改正、地方税法施行規則の改正により、平成二十八年度分以後の所得税や個人住民税等の申告の際、国外に居住する親族に係る扶養控除等の書類の添付等が義務づけられました。  具体的には、被扶養者が親族であることを証する親族関係書類、その親族の生活費や教育費に充てるための支払いであることを証する送金関係書類の添付です。この改正により、国外居住者の扶養控除等の適用要件の確認ができるものと思われます。今後の事務手続等において不都合が生じた場合は、大分県都市税務協議会で協議し、大分県市長会を通じて、国に要望していきたいと考えます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に四番目のはちまんの郷についてを、総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)皆さん、おはようございます。総務部長の稲積でございます。  五番 後藤議員の一般質問にお答えします。  四項目め、はちまんの郷についての一点目、近い将来、施設再整備・リニューアルが不可欠と思うが、具体的な計画はあるかについてですが、現時点では具体的な計画はありませんが、建設から二十年が経過しており、再整備等の必要性は高まってくるものと考えております。  今後、スポーツ、レジャー施設を兼ね備えた宿泊施設として、どのような姿がふさわしいか、公有財産検討委員会などで協議をしてまいります。  二点目、多目的ホール(二百人以上収容)の設置を検討すべきではないかについてですが、現在、平成二十八年三月三十一日までの間に限り、収容定員が二百人以上の多目的集会場の用に供する建物を建設した場合、宇佐市工場等設置促進条例の規定を適用して優遇措置を行うこととなっております。  現時点では、民間での設置については実現されておらず、市としましても、はちまんの郷宇佐の施設整備についての具体的な計画はない状況にあります。また、三和酒類スポーツセンターにつきましては、飲食パーティーやその他の目的でも使用ができるものとなっておりますので、今後、施設の再整備の方向性などが定まってきた際には、活用について改めて考えていきたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、五項目めの主要道路等への温度計の設置についてを、建設水道部長 川野慎三君。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)皆様、おはようございます。建設水道部長の川野です。  五番 後藤議員の一般質問にお答えします。  五項目め、市内各所(主要道路など)の主だったところに温度計の設置をしてはについてですが、道路温度計は、長大橋やトンネルの出入り口部や山間部などの道路区間において、路面凍結の頻度の多い箇所に注意を促す目安として設置されています。市内では、国の管理する国道十号に二カ所、県の管理する国道三百八十七号及び五百号にそれぞれ二カ所設置されておりますが、県道には設置箇所はなく、市道についても設置をしなければならない箇所はないものと考えております。  ただ、今後、凍結の頻度が多くなったなどの状況になれば、設置に向けた協議を関係機関と行っていきたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  五番 後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)それでは、再質問をさせていただきます。  まず順に、教育に関してからなんですけれども、今回、モンスターペアレンツ対策について質問をさせていただきました。  このモンスターペアレンツ対策というのは、学校対保護者ということだけではなくて、保護者対保護者の問題もあり得るわけであります。この回答を拝見させていただいても、問題が現状あるということは認識されているということなんですけれども、具体的な回答としては、どちらかといえばぼんやりとしているというか、今後、こういった対策を具体的にとっていくというのが正直見えません。今回質問させていただくに至った経緯がございます。  以前も、モンスターペアレンツ対策について質問をさせていただいたんですけれども、今回は、ある保護者から具体的な相談がございました。私は、大変大きな問題だと感じましたので、市もしくは教育委員会と話すべきと考えまして、そして、どなたに相談するべきかということも熟慮いたしました。現場をよく知る教育課長にするべきなのか、トップである教育長に相談するべきなのか考えた中で、やはりその現場をよく知る教育課長とトップの教育長をつなぐ教育次長につなぐのが一番いいだろうということで、相談をさせていただきました。  しかしながら、余りにも不誠実な対応でありましたため、議会で取り上げ、議論することといたしました。ただ、議会で取り上げるに当たっては慎重にならなければいけませんので、周辺の事情も調べました。各学校でそういった問題がほかに起きてないのか、もしくは次長の対応が今までどうだったのか。そうしましたら、やはり一事が万事、よくわかりました。今回の事例だけではないなというのが実感でございます。  では、皆様にも御理解いただくために、事の詳細を説明をさせていただきたいと思います。ただ、学校や人物の特定を避けるために、固有名詞は差し控えさせていただきます。  相談があった内容は、市内の学校で、保護者がどなり込んでこられました。仮にAといたします。Aさんの保護者、父親が学校にどなり込んでまいりました。その内容というのは、もう一人、B君という方がいたとします。B君からいじめられたと。どういう対応を学校はしているんだということでありました。大変な怒りようで、またすごいけんまくで、また大変な威圧をされていたそうです。  その後、もう一度学校に見えられたそうです。次は、学校の対応ではなくて、そのB君の保護者を出せと、保護者を連れてこいということでありました。この際に、モンスターペアレンツの対応としては、親と親はその現場では絶対に会わせてはいけないというのが原則なんだそうです。ただ、そのときは、学校側はそのB君の母親を学校に呼びました。そして、A君の父親とB君の母親が会ったわけです。案の定、B君の母親は、A君の父親から徹底的に罵倒されまして、結果的に精神状態が大変不安定な状況となりました。病院に行きました。そして、いわゆる心的外傷──PTSDというんでしょうか、その診断を受け、薬を処方され、その薬を飲むことになりました。現在は、幸いなことにストレス耐性が強かったんだと思いますが、回復に向かっているそうです。  このことをB君の父親から私に相談があり、「こういった対策はできていないのはどうなのか」と。「ただ、私がこのことを直接市の教育委員会にもし言ったとしたら、幾ら建設的に話そうが、モンスターペアレンツの一人として捉えられかねないので、議員に相談します」と。「建設的にぜひ話をしていただきたい」ということで、私は相談がありましたので、そのことを教育次長にお話いたしました。もっと詳細についてお話をいたしました。ただ、電話口ではなかなか全てを伝えることはできないと思いましたので、ただ、周りの方に余りこういった、喜ばしい話題ではありませんので、議会棟の議員控室において二人でお話を十分ほどいたしました。そうしましたら、「調べる」と。「後ほど連絡いたします」ということで、回答をその時はいただいたんですけれども、その三日後に電話がかかってきまして、朝の忙しい時間帯だったので、私もそのときは「はい」というふうに答えたんですけれども、時間にして三十秒かからないぐらいですね、「その件は解決しましたので」ということでした。  私は、そのような回答ではちょっと納得がいかなかったので、次に二日後にお会いしたときに、「次長、「解決しましたので」だけでは、ちょっと私もわからないので、具体的にどのように解決したのか、もうちょっと詳しく教えていただけないでしょうか」ということでお話をいたしました。そうしましたら、また三日後に電話がかかってきました。三十秒ほどでした。「その件は解決しました。それ以上のお答えについては差し控えさせいただきます。プライベートなことなので」という対応でございました。  私は、そのプライベートな内容も十分に知った上で、私のほうが説明した内容です。この議会で、皆様の前で固有名詞を上げることではなく、一対一の話の中でプライベートな内容で答えられないというのは余りにも不誠実、隠蔽体質じゃないかと私は思いましたので、それはやはりお答えいただくべきことではないでしょうかということで伝えましたけれども、「いや、そんな必要はない」と。「これ以上答える、私は必要はないと考えております」ということでしたので、「では、議会で取り上げましょう」ということでお伝えしました。  その時にですね、相談したときに同時に「このような問題が今後も起き得ることがあるので、市として、もう少し抜本的に対策を取るようにしたらどうでしょうか。マニュアルを作ったり、こういった問題が起きたときには子供に相談するべきではないか」ということもあわせて申し伝えました。その答えも聞きましたら、「今回も解決できましたので、今後も個別に対応していきます」というような回答でございました。  この経緯について、市長や教育長に対して、私は報告をきちんとしたのかなと、大変疑問に思いました。そのような抜本的な対策もとらないと、そのときに判断をされたんでしょうけれども、それは本当に市民のことを考えて、学校のことを考えてした判断なのかなと大変疑問に思いましたが、そのあたりは次長、教育長は市長に判断を仰いだんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。  再質問にお答えいたします。  まず、この件に関しまして、次長より、議員さんより説明の電話があったということを、私本人も聞きました。その時点で、次長に伝えたことは、もう次長から聞いた時点で、この問題は、起こったのは九月の末なんですけれども、もう連絡をいただいた時点では学校では解決しておりましたので、私が次長にお伝えしたのは、「個人情報の観点から、議員にお伝えすることはどうかと思います」と。  もう一点、学校と保護者、そして、これは学校内だけでは解決できませんでしたので、PTAの方が間に入り、客観的な意見を述べていただきながら解決に至りました。その解決に至る話の中で、当該の保護者のほうから「この問題は解決したので、これ以上もう広げないでほしい」ということを、学校長からの報告も受けておりましたので、議員に伝えたのは、「もし、これの詳細をお聞きしたいのであれば、当該の保護者の了解を得て来ていただきたい。または保護者と一緒に来ていただければ、私はお話をします」ということをお伝えしましたので、これに対して回答が不誠実であるというのは、私自身にとっては遺憾に思っているところであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)全く違いますね。まず最後に、「一緒に来てもらえたら、話をします」ということは、私はまず聞いておりません。  それに、解決したというのも、実際に当該の保護者から聞きましても、実際は解決はしておりません。その解決した内容を、私が今からお話いたします。どのように解決したか。  まず、解決した内容、二つ条件がありました。一つは、事実関係が間違っていると。A君のことをB君がいじめたということが事実ではないということ。実際は事実じゃなかったんですね。事実じゃないということを伝えてほしい。それがまず一点。  もう一つは、大変な、B君の保護者は、心的な外傷を受けて大変情緒不安定になって、家庭でも大変な思いをされたそうです。その中で、「でも、私はいいと。でも、私のような人を今後増やしていかないためにも、市として、抜本的な対策を取ってください」と。それが解決の条件だったんじゃないですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  まず、一点目の保護者の了承を得てという部分につきましては、学校長から、議員からお話が来た時点ではもう解決をしましたという部分、この解決に向けては、市教委もこの中には十分入っておりまして、いろんな助言等もしておりましたので、担当のほうからも私は報告を受けております。  この中で、解決の中身につきましても、当該保護者と学校関係者、そしてPTA関係者が入り、今議員がおっしゃったとおり、事実関係についてはっきりさせてくださいということがあったので、事実については、今ありましたように、いじめ等はなかった、保護者の勘違いがあったというところは、相手側の保護者にも考えていただいたところであります。それも相手の保護者も了解を得た部分ということも報告を受けておりますし、最終的に抜本的な解決に向けてという部分におきましても、当該学校においてマニュアルを作成し、それを全職員で研修をし、校長会の中で、主体的にそれ以外の校長先生方も入りながら、自主的な校長会の対応、研修を行っておりますので、今その状況を見ながら、今後どうしていくかというところを考えているところであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)私、もう一度質問をさせていただきますけれども、まず教育次長に聞いているんですけどね。まず、私が質問したことに対して答えてください。教育長や市長に諮ったんですか。 ◯議長(中島孝行君)教育次長。(「いや、議長、議長、課長に聞いてないんです。次長に聞いてるんですよ」と呼ぶ者あり) ◯教育次長兼管理課長(辛島文昭君)教育次長の辛島でございます。  再質問にお答えいたします。  当然、教育長とも協議をしております。実際、教育長あるいは学校教育課長とも相談してですね。一応、私も当然、議員さんが中に入ってですね、こういうことがあるということで、うちのほうは即学校教育課長に対応していただきたいということでして、で報告がありまして、解決しましたということでありまして。  あと、確かに中に入っていただいたんですけれども、その解決に及ぶところの、個々の、それぞれA君とB君の保護者の関係でですね、そこ辺ごろでどういう話で解決したかというのは、やはり個人情報であるということで、議員さんには説明しなかったということでございます。  その内容のところでですね、一応私が話したのが、それぞれPTAの役員、学校関係、それから保護者で、PTAの方が入っていただいて解決しましたということで、議員さんには御報告したと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)私が聞いたときに、「抜本的なことはやらない」とおっしゃいましたよね。「今後も個別に対応していく」と言いましたよね。この議会の質問が出てから、そう変わったんですか、どうなんですか。  その解決したというのは、その保護者の方が、「抜本的な対策をとってくれるんだったら納得します」ということで解決したんじゃないですか。その時点で私が御質問したときに、「いや、その件に関しては今後も個別にやっていきます」、それはうそだったんですか、どうなんですか。 ◯議長(中島孝行君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(辛島文昭君)お答えいたします。  こういうモンスターペアレントというのが、宇佐市でないというわけではございません。あるというのは認識しておりますので、先ほど申しましたように……。(「いや、議長、そういう途中の説明はいいんですよ。イエスかノーかで答えてください」と呼ぶ者あり)今後も個別に対応していくということでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)ということは、抜本的な対策をとってないということじゃないですか。じゃ、保護者に解決したということで一応受けといて、結局、内容はうそついているんじゃないですか。違う、まだ。まだ私は、話は終わってないです。  だからね、さっき、「教育長に判断を仰いだ」って言いましたけれども、私はね、思うんですよ。よく「ボトムアップ」とかね、「トップダウン」という言葉がありますけれども、適切なトップダウンをするためには、適切なボトムアップがあって初めて適切なトップダウンができると思うんです。ただ、ボトムアップは弊害があってですね、必要な情報を全て上げるとは限らないんですよ。いい情報しか上げない場合もあり得るんです。本当に必要な、ただ言いにくい言葉、ここまで言ったらちょっとというようなことまで言って初めて、適切な対応が私はできると思うんです。それ全て伝えたんですか、私が今回説明したことを。伝えた上で、教育長の判断を仰いだんですか。その解決策の内容も、これを抜本的にやってくれたら、納得しますという内容も伝えたんですか。 ◯議長(中島孝行君)教育課長。ちょっと待って。(「いや、次長に聞いているんです。次長が伝えているかどうか聞いているんです。課長に聞いてない。次長が答えてください」と呼ぶ者あり)後藤君、ちょっと冷静に。  教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  教育長、次長、学校教育課長私の三人で、この部分の解決に向けての取り組み、またはその経過については話し合いをして、きちっと報告を上げております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)じゃ、教育長にお伺いいたします。  そういう解決策がきちんとなされることが解決の条件であるということは、きちんと伺われましたでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)教育長。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。  後藤議員の再質問にお答えいたします。  この件に関しましては、課長、次長のほうからですね、二度ぐらい経過の報告をいただきました。そうした中で、学校の中では様々な、こういった課題といったものが起きるということも把握をいたしておるところでございます。これも先ほども申し上げました。  この件につきましてはですね、経過としては、双方の話をしっかり聞くようにと。そして、いい方向で解決をするような手だてを市教委として指導をしていただきたいということで、お願いをいたしたところであります。  マニュアル等につきましてもですね、いろいろ調べました。モンスターペアレンツに対するマニュアルというのはない。これについては必要になる時期にあるのかなといった相談もいたしました。  そうした中ではありますけれども、校長会の中で、こうした事例に対する調査研究というのはずっとやってきております。今年度もやっぱりやってきておりますので、そういったものによっていくのがいいんではなかろうかというような判断をして、今回の処理をいたしたところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)教育長、ありがとうございました。  結局、教育長が相談を受けた内容と、そのように指示したという内容、ちょっともしかしたら、ずれがあるのかなと私は思うわけです。  モンスターペアレンツの問題というのは、大きな社会問題になってまして、もう各市ではですね、対策をきちんととって、大体二〇〇八年、七年、九年、このあたりが大変ピークだったんじゃないかなと思うわけです。そのころから、例えば、特に近畿というか、関西地方のほうでは対策をとられているところが、先進的な事例が多くてですね、困ったときに弁護士に相談するとかですね、学校の相談員みたいのを警察官のOBの方を採用したりとか、そういったこともされているわけであります。  この件に関して、あとマニュアルに関しても、私、小学校の関係者に聞きましたけれども、マニュアルが多少あるらしいですけれども、こういった問題に対応するマニュアルではないということもはっきりとおっしゃっておりました。  このマニュアルを、今、ネットで調べても簡単に出てくるわけですね。簡単に出てくるような、マニュアルを作るのは別にそんなお金もかかるようなことでもないわけです。これを作ることによって、学校も、現場の先生も守ることができるし、また保護者も今回のような事例も起きなかったのではないかなというふうに思われるわけです。現場任せにしているわけですね。現場の意見を尊重していると言われましたけれども、現場の意見、もちろん尊重しつつ、同時に現場を守る仕組みをつくるというのが、この教育委員会の責務ではないかと私は思うわけです。  その中で、私はそういう思いを持って、相談をさせていただいたわけです。私、世間話をしに行ったわけじゃないんですよ。市民の真剣な声を伝えに行ったわけです。それを対応として、「それ以上の答えは差し控えます。プライベートなことなので」。  私がさっき話した解決策の内容で、プライベートな内容がどこにあったんですか。名前も言わずに、学校言わなくても内容は理解できますよ。私が知りたかったのは、保護者から聞きましたけれども、教育委員会が、学校が、どういうふうに考えて、どういう対応をしたかというのを知りたかったんです。保護者と教育委員会の意識の差があるんですよ。意識の差が。そこで、重要な部分を担う教育次長が、そういう対応をしているというのは職責を果たしていると言えるんですか。  恐らく教育長は、宇佐市の教育のことを一番考えられていると思います、どのようにしたらいいか。ただ、それを一方的に強く言ってもなかなかうまくいかないだろうから、広く意見を取り入れて考えられているんだと思います。  市長も、市政のことを一番考えられているのは、市長だと思います。ただ、そのためには、ただ一人では全ての意見を聞くことができませんので、副市長という、事務、いろんなことを補佐してくれる副市長がいらっしゃり、教育長がいらっしゃり、各分野の部課長がいらっしゃるんだと思います。ただ、その必要な情報を私は上げているとは思えない、今回の対応で。解決策が、「抜本的な対策をとってくださいね」。別にそんな難しい対応じゃないですよ。マニュアルを作って、こういう問題が起きたらと、これ細かく書いています。  例えば、相手がおかしいことをいつでも言ってたら、もっともなことがあれば、それだけ素直に何度も謝ったり、相手を座らせるときは左前に座らせたほうがいいと。目の前に座ったら、余計激高することがあるからと。細かく、こういう対応も書いていんです。親と親も会わせちゃいけないんですよ。  今回の問題は、たまたまその保護者の方がストレス耐性が強くて回復しましたけれども、もし仮にでストレス耐性が弱い方で、いまだにもし心的外傷で苦しんでいる。こんな学校の対応は悪過ぎる。市を訴える、教育委員会を訴えると、もしなった場合、そうだった場合、大変大きな問題になると思うんです。  それを未然に防ぐのが、こういうモンスターペアレンツ対策マニュアルなんじゃないでしょうか。だから、私は今回伝えたんです。それを「個別に対応していく」だけ。これは、学校の先生を守るすべでもあるんですよ。何かあったときは、ここに相談できる。ここにもあります。  例えば、堺市が学校にアドバイザーをつけたとなったときに、「私たちは現場で解決するのはもちろん原則です。そのように努力していきます。ただ、後ろ楯として、そういったものがあるのはもう大変ありがたい」ということをおっしゃっています。それを作ることが難しいことじゃないと思うんですね。マニュアル作るの、お金かかりません。また、警察のOBの方も、今、青パトで勤務していただいている方もいらっしゃいます。顧問の弁護士も宇佐市にいらっしゃいます。ただ、連携をとればいいだけじゃないですか。その体制を作ることに何の問題があるのかなと、私は思うわけです。  そういう多分伝え方も、私が、このような市民の方から直接聞いた思いを伝えるのと、フィルターがかかって、ちょっと伝わり方が大分変わってきていると思うんですよね。恐らく、こういう思いで教育長にもしお話していれば、教育長ももっと受けとめ方が違ったんだろうなというふうに私は感じるわけです。今、お話を聞いてもですね。だから、もう少し市民の声をもっと真剣に受けとめていただきたい。どうですか。
    ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  議員のお話を聞いていまして、議員の学校現場を守ってほしいという気持ち、大変よくわかりました。これは、教育委員会全員の思いでもありますし、私個人的にもその思いは大変、その気持ちを根底に持って学校教育課長を行っているつもりであります。  で、今回のこの件に関しまして、学校現場を守る、例えば、無理難題とあるような、いわゆるモンスターペアレンツの苦情等に対して、私はマニュアルを作ることで──議員もそうでしょうけれども、マニュアルを作って、この現場を守るというのが終わりというふうには思ってないでしょうし、私自身も思っておりません。  ですから、まずマニュアルを作るかどうかということは、今後、調査研究をしていくという立場は私は持っております。ただ、これをトップダウンで、教育委員会から各現場に、こういうマニュアルですよという部分でお示しして終わりになるのが一番怖いと、私自身も思っております。  今、ちまたには、本でも何でも今議員おっしゃるように、マニュアルの対応の仕方というのはあふれております。しかし、今回のこの学校の事例は、校長会の中でも取り上げていただいておりますし、校長先生方の研修の中でも、この学校自身でマニュアルを作っておりますので、主体的な研修が今進んでいるところであります。  市教委としても、バックアップ体制をどのようにしてとっていくか、まずはこのような事態が起こらないための関係づくりをどうするか。しかし、起こってしまった場合、弁護士等も含めて、どのように体制を作っていくかというのを今、校長とも話し合いを進めながら作っているところでありますので、マニュアルを作るか作らないかについては、今後、調査研究して考えていきたいと思っておりますが、それを含めた全体的なバックアップ体制、また起こらない体制について市教委としては、今後も全力で取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)この件に関しまして、今課長がおっしゃったように、私はマニュアルさえ作ればいいというふうには全く思っておりません。ただ、何か問題が起きたときに、このときはこうすればいいんじゃないかというような細かいマニュアルでなくても、大枠でこのときはこうするということは、やはり現場に示さないと現場が困ると思うんです。いろんな状況が想定されますので、それがあった上で、また今後のそういう相談体制も作っておくというのが、市民のためにもなり、学校の先生のためにもなると。引いては、宇佐市の教育のためにもなるというふうに思いますので、これはもう是非進めていただきたい。  今回の問題は、たまたま大きくならなかったんです。細かい問題を聞くとですね、いっぱいあります。御存じと思いますけど、いっぱいあります。ただ、それを全てが上がらないんですね。学校現場で処理できることももちろんあります。その学校現場で処理するといいましたら、今回、保護者の方からお話聞いていてもですね、市内の学校でもそういった対応がすばらしい校長先生がいらっしゃるというお話を聞きました。もうすばらしい方がいらっしゃる。ただ、そのすばらしい方の対応というのは、ほかの校長先生は知らないわけですね。だから、こういった対応をしたらいいんじゃないかという、いわゆるナレッジ・マネジメントというか、校長会もちろんされているとは思うんですけれども、こういうときはこういうふうにしたらいいとかいうようなことをですね、事例をある程度まとめたものとか、そういったものを是非作っていただいて、今後もそういう問題が未然に防げるような体制を是非作っていただきたいというふうに願っております。是非よろしくお願いいたします。  次に参ります。農振についてであります。  答えがですね、宇佐市の将来都市構想における整備開発、または保全の方針など、都市計画との調和を図りながら調整を図っていきたいということです。これも前向きなような回答のようにもとれますし、いや検討するというイコールしないというような答えにもとれます。  私、今回この質問をさせていただくに当たって、前回も質問をさせていただいたんですけれども、もっと詳しく調べました。そうしましたら、かなりこの農振除外や用途地区変更に関しては、過去でもすごく議論になっているんだなということがよくわかりました。ここに議場にいらっしゃる先輩方もたくさんの議論をされているのを、こちらの議事録でも拝見をさせていただきました。当時はですね、一番問題になったのは平成十七年あたりで、イオンが来るか来ないかというときに大きな問題があったというふうに認識をしているんですけれども、その後また平成二十年に、また改めて請願が出されたという経緯があります。このときはですね、まだ柳ヶ浦上拝田線の整備がどうなるかということがまだ決まってなかった段階だと思います。県の予算がつくのかどうなのかということの時点であったと思います。  しかしながら、今現在は、もう上拝田柳ヶ浦線が平成三十一年をめどにもうできるということがもうほぼ決まっております。宇佐市の南北の軸がもうできるというふうになっております。  宇佐市は、私が思う一つの弱点というか、弱いところの一つがですね、駅と中心部がちょっと離れているというところがあるんだと思います。中津は、駅と中心部が近くでありますし、また別府や大分もそうであります。ただ、宇佐の場合は多少離れていると。必然的に駅の周りが少し寂しくなっているという現状があります。  今、宇佐市の中心駅として柳ヶ浦駅周辺を開発していくんだという構想があり、また今後大枠で決めていくという話もございます。ただ、今回のこのお答えでは、その構想がありながらもはっきりと態度が示せないというところ、難しいのは重々承知はしておるんですけれども、しかしながら、今後宇佐市として、まちをこういうふうに作っていくんだという方針をぜひ出していただきたいと思うわけです。  平成二十年度の用途地区見直しに関する請願書、二十年の九月二十四日に採択されておりますけれども、そのときの処理経過の結果のところでも、請願にあります、「上田畑田地区より宇佐市の玄関口である柳ヶ浦駅につながる都市計画道路柳ヶ浦上拝田線沿線につきましては、宇佐市の発展軸と考えられることから、将来、準工業系、商業系用途地域の指定について検討する必要があるものと思われます」というような、平成二十年時点での回答であります。現在は、平成二十七年で、もう道が通ることが決まりました。  私、上拝田柳ヶ浦線の全てを、用途地区見直し変更とか農振除外してほしいと言っているわけではありません。少なくとも駅から一キロとか、またこの官公舎のあるこの地域から一キロとか、そういった形で用途地区の見直しをして、宇佐市はここにまちを作っていくんだという大方針をやっぱり示さなければ、民間もなかなか手を挙げることができないんではないかなと思うわけです。  今は、少しずつ横にずれていって建物が建っていくんだったら、農振は除外できたり、そういう建物が建てられるんだと思うんですけれども、そういういわゆる民任せというか、一つあいたらもう建物が建てられないという状況では、宇佐市のまちづくりというのは大変難しくなってくるんじゃないかなと思うんです。農振除外になっていない地域であっても、商業施設を持ってきたいというような、すごく魅力のあるまちでは残念ながらまだないと思うんです。だから、そういったまちにしていくためには、そういうまちづくりを、市として方針を出していくと。市として方針を出して、その上でウエルカムの状態を作った上で、まちづくりをしていくというのが、私は大切なことじゃないかなと思うんです。  農業の話もありました。ただ、今後、集積化が進んでいかなければ、農業も経営が立ち行かないという状況で、宇佐市の今後の人口のことを考えましても、こちらに住もうかどうかって考えるときに、大切なものの一つで病院があるのかどうかとか、学校があるのかどうかとか、そういう要素の一つの中に商業施設があるかどうかとか、飲食施設があるのかどうかというのも、大変重要な要素の一つではないかなというふうに思っております。そのあたりはどのようにお考えでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)建設水道部長の川野です。  後藤議員の再質問にお答えしたいというふうに思います。  今、県が、平成二十九年度までに大分県の全区域の都市計画の基礎調査を行っております。一応二十九年度には完了する予定であります。そして、三十年以降に、県がマスタープランを改定する。その中に宇佐区域のマスタープランも見直されるわけですけれども、その都市計画、県が作る宇佐区域のマスタープランと今の宇佐市のマスタープランの現状との乖離があったりすれば、見直しをしなきゃいけないだろうというふうに思っています。  宇佐市としては、確かに二十年前はまだ上拝田柳ヶ浦線は開通していなかったわけですけれども、今現在、開通しているわけですけども、現状としまして、はっきり言って、その当時とあの周辺の状況が極端に変わっているというところは見受けられないのと、用途をかけると言っても、用途には八種類ほどあります。商業区域とか、第二種居住専用区域とか、そういう八種類の用途区域がありますので、やはりこの用途をかけるとなれば、やっぱり市のマスタープランは、長期計画で大体二十年先を見通したのがマスタープランだというふうに私は思っていますので、やはりその用途を見直すとなると、宇佐市においてちゃんとした長期計画を作っていかなきゃ難しいだろうというふうに思います。  それと今、国のほうから示されているのは、やっぱり少子高齢化が進む中で用途の見直しをする場合については、用途区域の拡大じゃなくて、用途区域を拡大することはちょっと難しいですよと。縮めなさいよというふうな指導も受けています。宇佐市でなくても、用途区域を設定するということは非常に大きな意味というか、非常にいろんな利害関係も絡んでくる部分もあるというふうに思いますので、やはり宇佐市においても用途拡大することは厳しいだろうと。そうすれば、どこかの用途区域を削るというふうな形にもなるやもしれませんので、やはりそこ辺は十分庁内でやっぱり検討し、やっぱり皆様方の意見を聞きながら長期構想、長期の基本計画というか、そういうのを練っていく必要があるだろうというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)是非長期の計画をもう練っていくというか、今後のまちづくりの方針を示していくとか、ちょうどまさに今その時期に来ているんじゃないかなと思うわけです。特に宇佐市全体のことを今申し上げているわけではなくて、私も、やたらめったらどこでも用途変更してほしいと言っているわけではなくて、こういう南北軸がですね、はっきりできると。ここでまちづくりをしていくんだというところで、それほど大きな地域を農業地域からほかの用途に見直してほしいと言っているわけではないんです。  今、幹線沿いをですね、例えば、駅のほうから一キロ、市役所のところあたりから一キロ、もし五十メートルずつでもですね、農振除外をすればですね、面積としては大体約二十町歩ぐらいは農振除外なるかもしれないんですけれども、宇佐市の、こういう言い方をしたらちょっと快く思わない方もいらっしゃるかもしれないですが、宇佐市全体では約一万町歩ちょっと切れるぐらいの農地面積ある中の二十町歩、それでまちづくりができるんだというふうに思っていただけないかなというふうに思うわけです。  実際のところ、農業の集積化も進んだり、また、あと実際水田の生産調整も行っているわけなので、三分の一ぐらいは毎年もうお米を作り過ぎないように生産調整をされているので、そのうちの約一万町歩のうちの二十町歩は、やはり用途地区を見直して、もうここにまちを作っていくと。来てくださいと。そして、宇佐市は、駅から中心部まで、こんなにすばらしい町並みがあるんだと。住みやすいですよ。公共機関も、この沿線沿いにたくさんあります。住みやすいです。また、それ以外の地域にお住まいの方も、何かあったときは、こちらに来れば、全てそろうんだというようなですね、まちづくりをもう是非していただきたいと思います。これ大変市長の言葉は重たいと思うんですけれども、是非このあたりを、こういう思いがですね、たくさん御存じだと思いますが、まちづくりに関して何かお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)後藤議員の再質問にお答えをいたします。  まず、後藤議員が最初に御紹介しました、平成二十年の請願に対する回答なんですけれども、これ私が市長になってから回答したものです。従来の見解より、ちょっと一歩踏み込んで回答したつもりなんです。私も思いは、後藤議員と全く同じであります。  ただですね、具体的に用途の見直しを行おうと、県のほうにもですね、いろいろと働きかけもしてみましたけども、宇佐市の今の都市計画で用途計画をはめている、色を塗っているエリアがですね、昔の周防灘総合開発があって、宇佐市の人口が十万人を目指していっているというですね、大きな将来構想のもとに色塗りがされております。で、都市計画の用途区域というのは、いわゆる誘導地域をそこに誘導していくんだと。ここには住宅地域を誘導しますよ、ここには工業地域を誘導しますよ、ここは商業地域誘導しますと、誘導していくんですね。  ただ、そのために都市計画道路を引いて、下水を引いて、あんまり集中してしますと、不測の事態もありますので、都市公園を整備しと、そういうのが全部都市施設ということで補助も出ると。その用途区域を引いたら、ある人は「俺んとこ、都市計画道路入ってんだから、もう土地買ってくれ」という請求権が起こるというぐらい、都市計画法というのは非常に強い法律なんですね。そのために、用途区域を設定するにはきちっとした調査をし、色塗りをしたときに、ちゃんと皆さんにお見せをし、公聴会も開きといういろんなプロセスを経て決めているんですよね。  で、今それをですね、縮小に見直していくという作業を県のほうも、これは国もある程度しているんですけど、その縮小していくというのがなかなか難しいんですよね。今まで色塗りがあって、自分のところにすぐ都市計画道路が通るようになっていたというのを、これを引き抜いていくという作業がですね、非常に難しい。ましてや、新たに塗っていくという作業は、もうちょっと既存のものを見直さないと難しいんじゃないでしょうかというところがですね、今先ほど建設水道部長が申したような状況なんです。  それで、思いとしてはあるけども、現実的になかなか難しいということがまず一つ。それから、よく企業で「部分最適よりも全体最適」って言いますよね。だから、全体がどう最適化していくのかというところで見直しを全部かけていくという作業がですね、一歩いかないと、個別だけにということが難しいという状況を御理解いただきたいと思います。  そのためには、先ほど言ったように二十九年度に大分県全体がもう一度基礎調査をして、ある程度ですね、方向性を出すというから、それにある程度乗っかっていかなきゃいけない。そのためにはですね、今、柳ヶ浦駅周辺の、どうやっていくかというビジョンを作ろうという青写真をしていますので、そうしたものが非常に有力になってくるわけですね。そういったものをしっかりビジョンを持って、その全体最適にいくという過程のプロセスの中でですね、何とかならないかというふうにですね、また努力してみたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)今現状大変難しいということも理解しましたし、市長が大変前向きな御意向をお持ちということもよくわかりましたので、今後、柳ヶ浦周辺の開発を進めていくに当たって、そのあたりも十分に考慮されているということですが、是非進めていただきたいというふうに願って、次の質問に移らせていただきます。  次が、外国人扶養控除についてなんですけれども、これは先の議会で陳情書が出されていた問題で、行橋の小坪議員から、この件に関してちょっといろいろ調べてほしいというようなこともありましたので、今回質問をさせていただきました。回答をいただきまして、外国人の扶養控除の平均が三名となっているんですが、これは国内の方と合わせて三名ですかね。それとも、国外の方だけで平均三名ということなんでしょうか。どうなんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)税務課長。 ◯税務課長(小野文博君)税務課長の小野でございます。  後藤議員の再質問にお答えします。  私たちが調査した数字というのが、国外に居住する外国人ということで絞って調査しました。そして、平均三人という中には、十六歳未満、いわゆる扶養控除の対象外と所得税の対象外もいますけどが、十六歳未満については住民税の課税非課税の対象にもなりますので、その方も含めて三・二人、約三人ということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)今回質問させてもらったのがですね、以前陳情書を配られたとき、皆さんもお目にしたかと思うんですけれども、控除の人数がちょっと増えるだけでですね、大幅に税金の非課税世帯が大幅に増えるということで、宇佐市の場合は今、これ拝見すると、そうでもないのかなというふうに思って、今安心したところでありますけれども、是非以前の陳情書、もう一度皆さん目通していただきたいなと思うわけです。  また、国外にいらっしゃる方、今後、厳格化されるということでありますけれども、まだ今後もしかしたら不備が出てくるかもしれませんので、その際にはこの御回答にありますように、是非また要望していただきたいというふうに願っています。  前回の陳情書は、全国で約三十の議会でも採択されたそうです。宇佐市の場合は、陳情の場合はもう配付だけというふうになっておりますけれども、議会で議決されたところもありまして、それはもっともだと。全会一致で議決されたところもあるというふうに伺っておりますので、こういう逆に言えば差別ですね、そういったことにつながるようなことのないような、これは国の制度なので、市がどうこうすることはできないんですけれども、現場の声として上げていただくことは大切なことではないかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  その次に参ります。はちまんの郷についてなんですけれども、今後まだ具体的なものがないということですが、今現状、例えば、お風呂一つとってもですね、大分老朽化が進んでいると思います。また、昨日、斉藤議員の質問にもありましたように、体育館の床も改修するべきではないかという声もあります。やはり宇佐市の中心的な施設として、やはり老朽化したまんまでは何かイメージもあんまりよくないですし、また新しくなればまた集客も増えるんではないかなと思います。  今後の経営再建の面においてもですね、リニューアルは、私は不可欠だというふうに思うわけですので、これは是非具体的な計画を立てていただきたい。大変な予算がかかると思いますけれども、ただ、これはこのままではいけないということは、この回答を見ても認識はされていると思いますので、是非計画を立てていただきたいなと思います。  そのときに同時に多目的ホールの設置を、再度再度もう何度も陳情しているんですけれども、是非これも検討をしていただきたいと思います。実際に今、今度年明けに賀詞交換会等も行われますけれども、毎年やはり体育館のところをですね、シートを敷いて行っているという現状があります。いろんな団体が来られたときも補助は出て、その整備のステージを作ったりする予算は出てるのは、もう十分承知しているんですけれども、やはり宇佐市として、そういったホールがないというのはやはり大変残念な思いがします。やっぱり宇佐市で行いたいけれども、隣の市でというような、やっぱり体育館じゃなくて、やっぱりそういう建物でというふうな思いになると思いますので、そのあたりはもちろんお金がかかることですし、官と民の関係もあると思いますので、難しい部分もあるかもしれないんですが、リニューアルするときにはこれは計画に是非入れていただきたいと思います。  次の最後の温度計のことなんですけれども、これは凍結するかどうかということの問題で質問しているわけではなくてですね、今回要望があったのが、柳ヶ浦と長洲を結ぶ小松橋のところあたりにも一つ設置できないかというような話で、それは凍結するかどうかというよりは、例えば、年配の方が言うにはですよ、自分は最近温度の感覚がちょっとわからなくなってきつつあるけれども、暑いときに今熱中症とか問題がたくさん起きているじゃないですか。今、何度だ。例えば、三十五度だ、三十七度だってなったら警戒しなきゃいけないなというようなところから、温度計を設置してもらえたら、みんながよくわかるし、また橋のところですから、凍結する可能性もあるので、至るところに温度計を設置とは言わないんですけれども、例えば、主要なところに温度計を設置することによって、いわゆる熱中症対策とか意識してもらうという対策にもなりますし、今、こういう気温なんだ、どうなんだというようなことも認識してもらえることになると思いますので、是非それは検討していただきたいなと思います。その温度計自体は、そこまで高いもんじゃないと思うんです。県道に設置するとなれば、県に設置してもらうのか、いや、どこに設置するのかとまた問題があるかもしれないんですけど、そのあたりいかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。  再質問にお答えいたします。  今、道路上にですね、今言ったように温度計を設置するときには、先ほど答弁しましたように凍結をするとか、今、道路通行の安全のためにつけるようにしているのが、いわゆる今つけている温度計とか、路面凍結注意とかいうような分であります。今、小松橋は県の管轄ですので、要望するときは県のほうに要望しなければなりません。市町でカタログで見ますと、温度計がですね、一個百万から百五十万ぐらいやっぱりするんですね。そこら辺、また協議していただいています。(「また相談に行きます」と呼ぶ者あり)はい、すみません。 ◯五番(後藤竜也君)ありがとうございます。 ◯議長(中島孝行君)以上で、後藤竜也議員の一般質問を終結いたします。  次に、十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)皆さん、おはようございます。十三番 日本共産党の用松です。  たくさんの方に傍聴においでいただきまして、本当に心から敬意と謝意を申し上げます。  まず冒頭に、初日の議会答弁で県下の先陣を切って、市長先頭に一億円の予算を投じて、子育て支援策を拡充させる、そういう決断をしたことに対して、敬意と賛意を表明するものであります。  質問の第一点は、戦争法──換言すれば安保法制が強行されたことによる影響について。  第二点は、九月議会で戦後七十年の歴史認識を問う質問に対して、国の専管論や役割分担論を援用して答弁を拒否したが、その理由について。  第三点は、先般、武蔵野市に研修に行って、そこでは十一月二十四日、最初の空襲の日を「平和の日」としていると。この宇佐市も三月十八日を「平和の日」として設定してはどうかと。同時に、武蔵野市では、一冊百三十四円で、この憲法平和手帳を作成し、二千冊無料で市民に普及していると。宇佐市での発行を提案するものであります。  第四点は、自衛隊の武力行使における危険がますます高まる中、名簿提供について。  第五点は……。 ◯議長(中島孝行君)用松議員、正確に質問事項をやってください。 ◯十三番(用松律夫君)第五点は、桜花の展示内容について。  それから、第二項目の第一点は、市長が二〇一一年の十二月議会で「TPP参加表明を残念」と答弁したが、今も同じ考えかどうか。  第二点は、大筋合意での宇佐における影響について。  第三項目第一点は、国保支援策によって、国は期限を切らずに今年で一千七百億円、二十九年度から一千七百億円、合計三千四百億円を自治体に助成する。これに基づく宇佐市の単年度の助成額が六千四百三十万円、これを負担軽減に使うべきだと。  第二点は、小中校の保護者負担の軽減について。  第三点は、中小零細業者や農家の収入減に伴う税の減免について。  第四項目は、はちまんの郷の高齢者の入浴料の助成について。  第五項目は、市民本位の市政を確立するため、市長はせめて月一度は市長室を開放すべきではないかという点であります。  第六項目の第一点は、庁舎の地下にある電源改善策について。  第二点は、行橋市や柳川市では、台風十五号でメガソーラーが吹っ飛んで、民家を直撃したと。宇佐市での対策について。  第三点は、小中学校の消防設備の改善策について。  第七項目は、宇佐駅のエレベーターの設置の具体化について。  以上で第一回の質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、用松律夫議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  十三番 用松議員の一般質問にお答えをいたします。  七項目め、北馬城の懇談会で出された宇佐駅のエレベーター設置はどう具体化するのかについてでありますが、宇佐駅につきましては、国東半島や宇佐神宮への観光拠点駅と位置づけております。  最近では、豊の国千年ロマン観光圏や世界農業遺産など関係自治体が連携して誘客活動に力を入れているところであり、受入れ体制の充実が求められております。そのため、平成二十七年三月に、豊後高田市とともに、エレベーターの整備とバリアフリー化の要望活動をJR九州大分支社へ行っております。また、十一月には、大分県と日豊本線の沿線市町村と合同で、九州運輸局及びJR九州本社へ赴き、日豊本線高速複線化大分県期成同盟会としての要望に加えまして、宇佐駅のバリアフリー化につきましても要望いたしたところであります。  今後とも、豊後高田市など関係自治体と連携しながら要望活動を行ってまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、六項目めの災害対策についての三を、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。  十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  六項目め、災害対策についての三点目、小中学校の消防設備の改善策はについてですが、市では、小中学校の消防設備については、消防法に基づく点検を毎年八月に全学校で実施をいたしておるところであります。  会計検査院は、合規性、効率性、有効性等の観点から、国庫補助事業により整備された学校施設の維持管理が適正に行われ、もって児童生徒の安全確保等が図られているかなどに着目をして、平成二十一年度から平成二十四年度までの間の消防法などに基づく点検の実施状況等の全国調査を、平成二十六年度に実施いたしました。  本市においても、小中学校合わせて十五校が調査検査対象となり、その結果が平成二十七年十月二十六日付で、会計検査院から文部科学省に対し、改善措置の要求及び意見の表示があり、公表をされたところであります。
     本市の状況につきましては、要是正事項が三十九件で、そのうち十六件が三年以上是正されていませんでした。要是正事項の主なものは、自動火災報知設備の不具合、屋内消火栓設備の更新漏れ、誘導灯及び誘導標識のランプ切れなどです。  なお、今回の要是正事項については、現在、契約手続中の長峰小学校体育館の自動火災報知設備の不具合一件を除き、全ての是正が完了いたしております。  今回、このような御指摘を受けたことに対しまして、議員各位並びに保護者、学校関係者に御心配、御迷惑をおかけし、大変申しわけなく思っておるところであります。  市教育委員会といたしましては、これまでも児童生徒の安全や学校活動に直接影響のある不具合等については随時対応してきておりますが、今後、このようなことのないように法令遵守はもちろんのこと、安全管理意識の徹底を図りながら、適宜適切に対応し、安心・安全な学校づくりに努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの戦争と平和の問題についての一、二、三と、四項目めのはちまんの郷の高齢者入浴料の助成策についてと、五項目めの市長室の開放についてと、六項目めの災害対策についての一と二を、総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積でございます。  十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  一項目め、戦争と平和の問題についての一点目、安保法制が強行され、市民生活にどのような影響が考えられるかについてですが、御案内のように、本年九月十九日に、平和安全法制が参議院本会議において可決成立しました。  この法制は、日本及び国際社会の平和及び安全のための切れ目のない体制を整備するためのものとされております。なお、この法制が市民生活に及ぼす影響については、想定することは困難な状況であります。  二点目、九月議会で、戦後七十年の歴史認識の問題について、専管論や役割分担論で答弁を避けたがその理由はについてですが、これまでも議会で申し上げましたように、地方自治法第一条の二第二項では、国際社会における国家としての存立に関わる事務は、国が本来果たすべき役割と定められております。外交や防衛に関する事項につきましては、国の専管事項であるため、答弁を差し控えました。  三点目、宇佐市が最初に空襲にあった三月十八日を「平和の日」として、平和を考える日にしてはどうか。また、市として、平和憲法手帳を作成し、市民に普及してはどうかについてですが、市では、これまでも非核平和自治体宣言都市として、核廃絶に向けた世界の恒久平和の実現を訴えるとともに、学校教育においても平和学習で戦争の悲惨さや平和の尊さを学び、戦争体験を継承するなど、様々な取り組みを行っております。  議員御提案の「平和の日」や平和憲法手帳については、現在のところは考えておりません。  次に、四項目め、はちまんの郷の高齢者の入浴料の助成策を講じるべきではないかについてですが、はちまんの郷宇佐の土地、建物については、平成二十七年三月三十一日に、市が日本郵政株式会社から購入し、普通財産として所有しております。購入後につきましては、定期建物賃貸借契約に基づき、施設の管理運営会社として、株式会社サン・グリーン宇佐に三年間の貸し付けを行っております。入浴料につきましては、管理運営会社が決定しております。  要望につきましては、管理運営会社へお伝えしますが、聞いたところによりますと、これまで日帰り客が多くなった場合、宿泊客の利用とのトラブルがあったと聞いております。なお、現在、昼食、夕食の一定額以上の御利用や宴会で御利用される方には、入浴料の無料サービスを行っているとのことであります。  次に、五項目め、月に一度は市長室を開放し、市民との対話をについてですが、市長と市民の皆様との対話につきましては、市政の基本であると考えております。そのため、地域で活動を行っている団体やグループなどからの要請があれば、市長お出かけトークを実施し、市民の皆様との意見交換ができるようにしております。  また、地域ならではの、より多様な意見を伺うため、自治会連合会と協議を行い、まちづくり懇話会を、これまでの中学校区の七地区から旧小学校区の二十七地区へと開催地区を増やして実施しております。ほかにも本庁や支所、出張所に市民と市長の連絡箱を設置するとともに、ホームページからは市政への提言メールを送信できるようにしており、市民の皆様からの意見等をより広くお聞きできるよう、積極的に取り組んでいるところであります。  以上のような状況から、市長室の開放は考えていませんが、今後も市民と行政が協働してまちづくりを推進するため、パブリックコメントなどへの取り組みと併わせ、市民の皆様の考えや意向などをしっかり政策に反映させ、市政に対する満足度を高めてまいります。  次に六項目め、災害対策についての一点目、庁舎の地下電源の改善策についてですが、本庁庁舎がある場所は、五十年に一回程度起こる大雨を想定した宇佐市大雨洪水土砂災害津波防災マップにおいては、浸水想定区域には入っておりません。しかしながら、想定外の集中豪雨などによる水害が国内各地で発生していますので、電源設備を半地下に設置している本庁庁舎においては、もしもの浸水被害に備えた何らかの対策が必要であると考えております。  議員お尋ねの地下電源の改善策につきましては、老朽化した本庁庁舎のあり方について検討するため設置した宇佐市庁舎整備検討市民委員会において、同様の御指摘を受けております。市民委員会において、利便性や安全性など様々な視点から助言、提言をいただきながら、対策を検討していきます。  最後に六項目め、災害対策についての二点目、メガソーラーの既存施設の安全対策と今後の安全策についてですが、出力五十キロワット以上の太陽電池発電設備につきましては、電気事業法上は発電用の電気工作物発電所となり、経済産業省令で定める技術基準に適合するように維持する義務や電気工作物の工事、維持及び運用に関する保全を確保するため、保安規定を定めて届け出る義務等が課されておりますので、安全対策等は行われているものと考えております。  なお、今年八月の台風十五号による行橋市等での太陽光パネル飛散事故の原因につきましては、現在国が調査を行っておりますので、その調査結果を見守っていきたいと考えております。  また、今後設置する太陽電池発電設備につきましては、平成二十七年四月一日に制定しました宇佐市再生可能エネルギー発電設備設置指導要綱に基づき、事業者には関係法令を遵守するほか、設置区域、周辺地域の自然景観及び生活環境に十分に配慮するとともに、事故、公害及び災害を防止し、地元の方々などと良好な関係が保てるように指導を行います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの戦争と平和の問題についての四と三項目めの市民の負担軽減策についての三を、市民生活部長 田口憲明君。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長の田口でございます。  十三番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、戦争と平和の問題についての四点目、自衛隊への名簿提供は拒否すべきではないかについてですが、自衛隊員の募集に係る名簿の提供は、本市では行っておりません。ただ、法令に基づくものは閲覧を許可しております。  住民基本台帳の閲覧については、住民基本台帳法第十一条第一項に基づき、官公庁が職務で行う場合、公益性の高い調査研究に利用する場合や公共団体が公益性の高い活動に利用する場合に限って閲覧を許可できることとなっています。  自衛隊員の募集に係る閲覧については、自衛隊法第九十七条第一項及び自衛隊法施行令第百二十条の規定に基づいて遂行されている適法な事務であるため、閲覧の拒否はできないものと考えます。  次に、個人情報保護の観点から見直す考えはないかについてですが、住民基本台帳の閲覧については、個人情報保護に対する意識の高まりに対応するため、平成十八年十一月一日から、住民基本台帳法の一部を改正する法律が施行されました。それまでの何人でも閲覧の請求ができる制度を個人情報保護に十分留意した制度として再構築し、国または地方公共団体等についても無条件に閲覧の請求を認めることはせず、法令で定める事務の遂行のために必要である場合等に限定して閲覧を許可することとなっていますので、見直す必要はないものと考えます。  続きまして、三項目め、市民の負担の軽減策についての三点目、中小零細業者や農家の収入減に伴う税の減免制度の拡充についてですが、収入減による減免制度としましては、宇佐市税条例に基づき、当該年度において失業、疾病、死亡等により所得が皆無となったため、生活が著しく困難となった者、火災、震災、風水害その他これらに類する災害により、納税が著しく困難になった場合に、申請により税の軽減または免除を行っているところであり、減免制度の拡充につきましては、現時点では考えておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの戦争と平和の問題についての五と、三項目めの市民の負担軽減策についての二を、教育次長 辛島文昭君。 ◯教育次長兼管理課長(辛島文昭君)皆さん、おはようございます。教育次長の辛島でございます。  十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  一項目め、戦争と平和の問題についての五点目、桜花の展示解説はどのような内容にするのか。また、当時を再現して戦争の実感をとあるが、平和の理念につながるのかについてですが、御指摘の桜花は、本年八月十五日にTBSテレビの特別番組「私の街も戦場だったII」の放映用に製作された実物大模型であります。これを市民団体の豊の国宇佐市塾がTBSから譲り受け、その後、市が十月一日に寄贈を受けたものであります。  今後、宇佐市平和資料館で平和学習に活用するための拡張工事経費を補正予算案として、今議会に提案しているところでございます。このため、展示解説につきましては、現在未定でありますが、戦争の悲惨さや平和の大切さと命の尊さなど、平和の理念につながる内容として考えてまいります。  次に三項目め、市民の負担の軽減についての二点目、小中の保護者負担軽減の推進策はについてですが、市教育委員会では、毎年度策定しております宇佐市教育行政方針に基づく教育施策の体系に沿った目標やその方向性などについて、各学校との連携を図り、その必要性等を十分に精査の上、学校運営等に支障がないよう、必要な予算措置に努めております。  議員お尋ねの、保護者の負担軽減を図るため、学校配分予算については、平成二十四年度から毎年、学校要望を聞きながら、主なものとして消耗品費、燃料費、委託料等を増額しており、標準的な水準での学校の維持については、ほぼ公費で賄えているものと考えております。  今後も、保護者の負担につきましては、県教育委員会が策定した学校私費会計取扱要領に沿って、学校と連携しながら、必要な支出については適切で効率的な事務処理を行い、保護者負担の軽減を図ってまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めのTPPについてを、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)おはようございます。経済部長の山本でございます。  十三番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、TPPについての一点目、市長は二〇一二年の十二月議会でTPP参加表明は残念と表明されたが同じ考えか、国へどのようなことを要望するのかについてでございますが、市長は、平成二十三年十二月議会では「国会等で慎重に審議するとともに、幅広い議論が行われるよう配慮することと、九州市長会で決議していたところであり、この度の表明は残念と思っております」と答弁しています。  しかし、同時に「今後の交渉に当たりましては、多様な農林水産業の共存を基本理念として、農山漁村の多面的な機能の発揮や安全保障の確保を図るなど、日本提案の実現を目指すというこれまでの基本方針を堅持し、食の安全・安定供給、食料自給率の向上、国内農林水産業の将来にわたる確立と振興などを損なわないよう対応するよう、九州市長会を通じて要望しているところであります」とも答弁しており、一貫して、国に対して、国内農林水産業の将来にわたる確立と振興、食の安全など国益を損なわないように対応するよう、九州市長会を通じて要望してきたところでございます。  また、今般のTPP協定交渉の大筋合意を受け、早々に九州市長会を通じ、国に対しまして、海外の安い農林水産物と競合することになる農林水産業関係者の不安を払拭するため、真に国内農林水産業の強化につながる確実性のある国内対策を講じることや、関税撤廃により食の安全にも影響が及ぶ可能性があるため、国民に対し十分な情報提供を行うとともに、農林水産物の安全・安心の確保を図り、食の安全を守ることなどを要望したところでございます。  二点目、宇佐の農林水産業への影響はどの規模になるのか、また、どのような支援策を講じるのかについてでございますが、環太平洋経済連携協定──TPPの大筋合意を受け、国は、総合的なTPP関連政策大綱を決定いたしました。  政策大綱は、TPPの効果は、真に我が国の経済再生、地方創生に直結させるために必要な施策及びTPPの影響に関する国民の不安を払拭する政策の目標を明らかにするものであり、今後は、この大綱をもとに緊急性の高い施策を今年度補正予算や来年度当初予算に盛り込むこととしています。  市におきましても、年内に公表されるTPPの経済効果分析結果を見きわめつつ、主産品の米を初め、即時とは限らず十年後、十五年後と、少なからずの影響が危惧されている状況を最小限にとめられるよう、農業者への周知、説明を丁寧に行うとともに、今後の国のTPP対策の進展に注視しつつ、関係機関、団体と連携を密にしながら、農業現場に混乱を招かぬよう対応を図っていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、三項目めの市民の負担軽減策についての一を、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居でございます。  十三番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、市民の負担の軽減策についての一点目、国の支援策をどのように国保世帯の軽減につなげるのかについてでございますが、本年度から、国においては国民皆保険制度を支える重要な基盤である国民健康保険制度の安定化のため、千七百億円の財政支援を実施しております。これにより、既存の保険基盤安定負担金において、一般被保険者の数に応じて一定割合を国、県及び市の一般会計の公費で補填する保険者支援制度が拡充され、本市の負担金は、前年度の五千百十八万九千二十八円から本年度は一億一千九百六十万三千九百四十三円へ増額され、約六千八百万円増えることとなっております。  しかし、本市の国民健康保険特別会計は、平成二十五年度の医療費減少に伴って発生した前期高齢者交付金の精算によりまして、本年度は大幅な収入減が生じ、過去に例を見ないほどの厳しい決算が予想されており、保険者支援分の増額を加味しても、なお一億円以上の赤字になると推測され、国保税の軽減する状況には至っておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁を終わりましたが、再質問があれば許します。  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)十三番 用松です。  平和・戦争問題やって、TPPやって、それから事の重要性から宇佐駅のバリアフリー化やって、あと時間を見ながら順次ということでやってまいります。  まず、戦争と平和の問題では、またもや専管論ということで逃げているわけですけども、本来、専管論は、地方自治体が軍を持つこと、あるいは外国と軍事同盟を結ぶことを禁じているのであって、市は、住民に対して、平和的環境の確保とその実現を図る義務があると。市民は、平和のうちに生存を求める権利を有すると。これは明らかであり、もし平和な生活、平穏な生活が脅かされる場合は、市は国へ意見を言ったり、要望したり、改善を求めることができるというふうに理解をしてよいかどうか、答弁を。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)総務課長の永野でございます。  用松議員の再質問にお答えをいたします。  国の専管論、これまで何度となく、やりとりをやってまいりました。そういった中で我々が答弁してきた内容について、若干追加で御説明を申し上げたいと思います。(「簡潔に」と呼ぶ者あり)  地方自治法一条の二の中では、「地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を担うものとする」ということがうたわれています。なお、国においては、国際社会における国家としての存立に関わる事務を国が果たすべき役割と定めております。これに基づきまして、これまで御質問いただいた分は国の専管事務ということで、お答えは控えさせていただいております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)かなり平行線ですから、時間が無駄になるので、次に行きます。  自衛隊の募集について、部分的に読み上げたけど、私は今の戦争法が強行される中、若者の命を、自治体が憲法九十九条を踏みにじってね、提供するということに対して疑義を唱えているわけで、来年秋に予定されている南スーダンでの自衛隊が、攻撃を受けてなくても、一緒に敵対勢力を攻撃するとなれば、当然隊員の犠牲者が出るということは十分考えられると。しかも、シリアに対する攻撃でも、例えば、ISは、二〇一三年には数百人の規模であったにもかかわらず、今ではシリアの三分の一の六百万人を支配する地域に影響力を拡大している。軍事的対応ではテロがなくなるどころか、テロを助長し、憎しみの連鎖を生むと。そういう危険の中でも名簿提供を続けるという理解でいいんですか。 ◯議長(中島孝行君)ちょっと待ってください。用松議員に申し上げます。実はですね、正確に言ってください。戦争法案というものはありませんので。(「安保法制」と呼ぶ者あり)  はい。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長の田口でございます。  十三番 用松議員の再質問にお答えいたします。  自衛隊の募集に係る住民基本台帳の閲覧の対象者が、自衛隊に入隊しなければならないというものではございません。あくまでも、勧誘のための一つの資料でございます。閲覧対象者が自衛隊に入隊するかどうかは、あくまでもその方の自由意思でございまして、進路選択の一つのものだと考えております。その方が自衛隊が危険だと思えば、一般企業への就職や専門学校、大学への他の選択をすればよいものと考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)若者の血を差し出すことについて、市は拒まないという答弁をされたと思うんで、そこ辺は再度御指摘をして、次の桜花の問題に入ります。  桜花についてですね、スミソニアン博物館では、どのような解説がなされていますか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。  用松議員の再質問にお答えいたします。  スミソニアン博物館についてはですね、私ももちろんですが、行ったことがございませんので、どのような解説がなされているかということについては承知をしておりません。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)課長、そげん逃げなくていいんですよ。もうインターネットですぐ引けば、誰が見てもわかるんです。BAKA BOMBって、自衛隊の鹿屋航空基地資料館の解説でも、「バカ爆弾と呼ばれた」というふうに書いているんですが、それは知らないんですかね。私、資料もらってないですけど、スミソニアン。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  桜花がですね、相手からの攻撃を受けて、すぐに爆発してしまうということで、BAKA BOMBということでですね、呼ばれていたということはもう十分承知をしております。鹿屋の基地の中にもですね、レプリカがございますが、それについてもですね、自衛隊の基地の中にあるものですので、そういった何と言いますかね、呼称で呼ばれていたということは展示解説にあるということは承知をしております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)鹿屋の航空資料館でも、着陸装置もない十死零生という言葉を使っている。零生の特攻兵器だと。茨城県の神栖市の展示解説では、着陸用の車輪やエンジンを装着せず、艦船に体当たりする特殊攻撃だと。同じく茨城の鹿島神社にある解説では、有人ロケット爆弾で訓練も非常に危険だったというふうに。いずれも、人命無視、殺人兵器、自殺兵器、そして訓練が非常に極めて危険だというふうに書かれているんですけども、TPの会議の中で、委員の意見としてですね、戦争は、桜花についてですね、非人間的なものとして感じてもらうためには桜花だと。人間が兵器の一部になる。一〇〇%死んでいくわけだから、戦争とはこんなことまでするもの、人間の命をここまで損なわれる考え方をするのか、こういうことを知ってもらうというTPの委員の意見が出るんですけど、こういう立場で解説するというふうに理解していいですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  そういったような内容になっていくだろうとは想定をしておりますが、解説につきましては、いろんな方の御意見をお聞きしまして、解説内容を作ってまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)同じく資料館のTPの意見の中で、小説家の言葉などを掲示してはどうかと。この中に百田氏は排除しているという考えを持っていいですか。
    ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  今、我々がイメージといいますか、想定しているのは、例えば、城山三郎さんですとか、阿川弘之さんとかですね、そういった方を想定をしております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)同じく資料館の展示コーナーで「真珠湾攻撃の凱旋」というふうな表現を使っているわけですけれども、蒼龍と飛龍が凱旋したと。しかし、史実を見ても、蒼龍も飛龍も、訓練を受けて、兵士がですね、乗り込んでいったというのはもちろんそうですけど、凱旋して宇佐に帰ってきたと、航空隊に帰ってきたと、そういう表現は事実はないと。もう凱旋そのものが戦争をたたえる、あるいは戦果をたたえる、そういう表現になるんですけども、これが外交問題に発展している懸念について、杞憂と考えていいんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  真珠湾攻撃から帰ってまいりまして、飛龍、蒼龍ですね、そういったものが……。(「凱旋がいいかどうか」と呼ぶ者あり)搭乗員が、宇佐に一時的に帰ってきたということは承知をしてございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)同じく平和の資料館の展示で桜花と並んで、艦攻・艦爆を展示するということですけど、市長も御存じのように、この面積の四分の三を兵器で乗りつぶすと。まさに兵器資料館、戦争資料館に変わろうとしている。川崎に平和館に行ってきたんですけど、兵器は一切展示してないんですけども、こういう兵器資料館になろうとしていることについて、市長どうお感じになっていますか。市長、どうぞ。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  その資料はですね、建設準備委員会のほうで提示をした資料でございまして、決定したものではもちろんございません。活発な意見を御議論をいただくために、そういった資料を提示したものでありまして、この展示の内容につきましても、例えば、大型展示物であったりとか、その他をどうするかにつきましては、これから決定していくものでございますので、そういった艦攻・艦爆等のですね、大型展示物を製作していくといったことはまだ決まっていることではございません。  それから、川崎のほうの資料館、私は行ったことはないんですが、全国いろんな資料館ございまして、例えば、大阪城公園の中にある「ピースおおさか」というところなんかは、大阪空襲がテーマになっています。ですから、その資料館のテーマが何であるかについてが問題でありまして、そういったことでいろんな展示物で構成されているものと認識しております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)経費でも大体二十億を考えているそうですけども、艦攻と艦爆の模型を造れば零戦でも三千万と。艦攻・艦爆二機でも佐藤課長の話によると、恐らく一機は五千万かかると。そういうお金をですね、費やすのには我々は納得できないということを指摘して、TPPに移ります。  市長はですね、TPPの、共同通信社がアンケートの中で出された回答の中でですね、賛成か反対か、どちらとも言えないと。あるいはプラス・マイナスがあるということですけど、そのプラス・マイナスのどういう点を指して言っているんですか。これは、市長しか答えられないんで……。議長、ちょっと議事進行、いいですか。これはね、部長も課長も知らんとこで市長が出しているので、市長に答えさせてください。市長、お願いしますよ。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長、お願いできますか。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  TPPにつきましては、宇佐市の産業構造からいたしますと、農林水産業の面では、確かにマイナスに及ぶと思いますけども、自動車産業を中心とした、そういった製造業の分野ではプラスになるのではないかということで、そういった回答といたしました。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)市長も御存じのように、自動車は撤廃するのはトラックが三十年先ですからね、全く先の話で、そういうメリットというのは考えられないということを指摘して……。大筋合意では、農林水産物の九千十八品目のうちの八一%、重要五品目のうちの五百六十八あるわけですけども、百七十四の三〇%、聖域というのは本来指一本触れちゃならんわけですけども、全くこれをじゅうりんしていると。重要品目以外でも九八%が関税撤廃の対象になっていると。こういう中で宇佐市の影響を、どのように市長お考えですか。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田です。用松議員の再質問にお答えいたします。  宇佐市の損失額というか、影響額というものにつきましては、御存じのように大筋合意で品目ごとにいろいろ合意が違いますので、宇佐市独自でそういったものを算定するというのは困難であるというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)市長、全く不誠実な答弁だと思うんですよ。けさ、市長室に第一番にお伺いして、全国のね、可能な限りの資料をお渡ししたんで、長野が一四%で三百九十二億円と、茨城が一六・四四%で七百二十億円ということで、杵築市でも議会で約一五%で五億九千万というふうに試算をしているんですけども、不安を払拭すると、あるいは今後影響がないように支援策を講じると。実際どのような影響が出るかということも考えないでやるというのは全く不誠実じゃないですかね。市長、これは朝、答弁すると答えたんで、是非。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。(「いや、答弁するって、今、手を挙げかけよる」と呼ぶ者あり)じゃ、宇佐市長。(「そいけん、市長じゃないんだけん」と呼ぶ者あり) ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えいたします。  今朝ですね、用松議員から資料をですね、いただきまして、私もちょっと見させていただきましたけども、今、議員がおっしゃられた推計値はですね、例えば、長野県の、これは農業団体の推計だと思いますけども(「JA」と呼ぶ者あり)まず、試算の前提が、今般のTPP大筋合意が完全実施をされて、何ら対策を講じなかった場合の影響額であると。これは本人が書いていますよね。そして、しかも、TPPによって、自動車産業に生じる生産増加などの影響は含まれていない点に留意いただきたいというのを書いております。そしてまた、もうちょっと細かく見てみますと、米については輸入枠の拡大が在庫増加につながった場合の価格下落率、そして価格が下がったことによって、生産減少していくだろうという予測のもとに試算をしたというふうに書いてある。そういった試算がですね、今言って……。ほんで、もう一個言った、和歌山県も県知事がしたということですけども、和歌山県の場合も、何ら対策が打たれなかった場合にこういう影響が出るから、国に対して対策を求めていくんだというような論旨なんですね。  それで、今のような、つまり状態。つまり何ら対策を打たれなかった場合の影響額、しかも、それに波及した影響額も含めて、しかも、最初の長野県の場合で言いますと、下がって、なおかつ農地が荒れて多面的機能が荒れていく、その分も含めた数字というふうになっておることをまず、これはその資料の事実として指摘をしておきたいと思います。  その上で、先般来答えておりますけども、今のTPP対策構想では、米について言えば、国別枠で入ってくるものについては国産米を備蓄米として買うということですので、その分には影響がないんですよね。その分は確かにこういう影響額をはじいて、国に対してきちっとやってくれよと言えば、その分がなるんじゃないかというふうなことでありますので、今回かなりの点はですね、TPP対策構想がきちっと適用されればですね、かなり不安解消、かなり影響額も少なくなっているんじゃないかというふうに理解をしております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)市長、そういう前提は十分承知の上で、その上で何ら対策を講じなかった場合の影響額を聞いているんですよ。その点はどうですか。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)そういった部分でございますけど、これについても、長野にしましても、茨城にしましても、それぞれ品目が違うから、率が違っているということだと思います。でございますので、これを一概にこのまま、この両県の分を宇佐市に当てはめるということはちょっといかがなものか。かえって、農家の方たちに混乱を招く結果になるんではないかというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)全く不誠実な答弁で、地球を目指しよるのに金星に行くような話をしているわけじゃないんで、当たらずとも遠からずで、ある程度根拠を持ったね、数字でやっているんで、もうこれ以上言ったって、平行線ですから。  ただ、市長が共同通信社のアンケートで「最も打撃を受けるのは何ですか」という問いに対して「米だ」と。で、先ほど市長も言われていましたけども、「今後どうするか」ということで、「備蓄米買い入れや農家への所得補償を望む」という一に回答をしているわけですけども、市長御存じのように、昨年は二百三十万トンということで、過去最高のね、備蓄でさらに七万八千トンが増えると。もちろん段階的ですけども。鈴木宣弘東大大学院教授、TPPの第一人者と言われる方が試算している。一万トン増えると、六十キロで四十一円下がるんですけども、宇佐市に当てはめたら、どのくらい下がることなるんですか。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)宇佐市で主食用米の生産量が約二万トンでございますので、それに四十一円を掛けた金額になろうかというふうに思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃ、今の段階で逃げ切っているわけですけども、市長、影響額についてはどの段階で、さっき言ったJAながの、あるいはJA茨城、あるいは和歌山県知事、それぞれの専門家がですね、分析をしたのを受けて、細目にわたってね、インゲンマメからトウモロコシ、全てにわたって四十九品目出しているわけですね。その中で宇佐の作物状況、あるいは気候条件、社会的条件、地理的条件で違うとは思うんですけども、いずれの時期かは影響額を出すお考えですか。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田です。  再質問にお答えいたします。  影響額につきましては、少なくとも大分県なりが出てくれば、それを参考にできるのかなというふうには思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)時間の関係で、次の宇佐駅の問題に入ります。  今年の三月二十七日に、高田市長とともに宇佐市長が請願に行かれたんですけど、どういう回答でその後どうなったんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。  用松議員の再質問にお答えをいたします。  今年の三月にですね、高田市長とうちの市長とJR九州大分支社に直接行きまして、まずバリアフリー化の要望をいたしました。で、二点目に独自の発車メロディーの整備、三点目に特急ソニック内の旅の案内をするという、この三点を要望しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)課長、それに対して当局者、向こうは何と答えたか、それを聞きたかったんです。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  エレベーター整備等のバリアフリー化というのは、北馬城のまちづくり懇話会でも回答したとおり、今、バリアフリー化のJRの考えというのは、一日の乗降者数が約三千人以上の駅を主にホームドア等を優先的に設置しているという状況であります。(「はい」と呼ぶ者あり)すみません。で、今、宇佐駅は九百人でありますので、この辺はかなりハードルが高いのかなと、根気よくお願いをしていこうということです。  で、発車メロディーの件につきましては、県の補助金等も助成していただきまして、実現をしております。  で、旅の御案内につきましては、今、豊後高田市と調整をしているところであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)近いところで、杵築が今工事中と。工事の額が一億七千四百九十九万九千円で、市の負担が五千八百三十三万三千円と。日田市が四年前やったんですけど、一億三千八十一万五千円で、市の負担額が四千三百六十六万五千円と。柳ヶ浦が御存じのように一億二千二百四十八万七千円で四千八十二万九千円ということで、柳ヶ浦の年間利用者が二十三万五千五百十八と、宇佐が十六万六千二百三十八ということで、宇佐の場合はですね、高田も加わるんで、もし柳ヶ浦の例をもとに試算すると、高田と折半したら、約二千四十一万四千五百円になるんですけども、しかも、それが柳ヶ浦のときも普通交付税で充当したということを財政課から聞いておりますので、そういうふうにすれば、財政的負担というのはかなり軽くなると思うんですけど、その辺の見通しはどうですか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  バリアフリー化の事業費については、JRと国交省運輸局と市、三分の一ずつという負担割合でございます。  今回、柳ヶ浦の場合は一般財源で措置をいたしまして、その分については特別交付税で要求したということで、特別交付税はルール分になりますので、基本的には二分の一措置してくれるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)いや課長、職員の方、普通交付税と言ったんですけど、そこは後で訂正してほしいんですけど。  国はですね、バリアフリー新法で駅を中心にしたバリアフリー化を努力義務として位置づけているわけですけども、しかも、それを市町村にその計画の作成を求めているわけですけども、宇佐市ではどういう決意でですね、宇佐駅のバリアフリー化、とりわけ宇佐駅のエレベーター設置について、今後、高田との財政的な問題も含めて、どういうスケジュールで実現に持っていく決意ですか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  宇佐駅のバリアフリー化につきましては、総合計画でも明記しております。非常にハードルが高いという部分は認識をしておりますので、予定がいつごろにというよりも、粘り強く、根気強く粛々と要望を続けてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)早急な実現を求めて、次に移ります。  国保税の問題で、今言ったように三千四百億円と、二つのメニューを合わせるとですね、支援が来ると。仮に五年間をスパンとして考えた場合、約数億円の交付税の増額措置になるわけですけども、今後ですね、こうした財源を引き下げ、あるいは減免の拡充など、選択として検討していく課題、あるいは決意はないんですか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)健康課長の樋田でございます。  用松議員の再質問にお答えいたします。  現在、国保の運営状況は、純粋の単年度の収支が一億円を超える赤字を続けておりまして、今回明らかとなりました、国計で一千七百億円、市で六千万円超の収入増が見込めるんですが、そこに達していないために、なかなか軽減までの検討ができないというような状況であると認識しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)今後是非ですね、軽減に向けて努力してもらいたいということで、数億円近いうち来ますからですね、四、五年のスパンで考えても。  次に、小中学校の公費負担について。今残っているのは、いわゆる公費外負担は何と何と何ですか。 ◯議長(中島孝行君)辛島次長。 ◯教育次長兼管理課長(辛島文昭君)教育次長の辛島でございます。  再質問にお答えします。
     公費負担の残っているものということでございますが、平成二十四年十二月に県教育委員会が策定しました学校私費取扱要領によりますと、学校運営に関する経費で標準的な水準の維持に必要な経費は、市民の負担により措置されることが適正と捉えるため、公費負担とするということで、例えば、施設の建設……。(「残っている点です」と呼ぶ者あり)はい。残っている点でございますが、先ほど回答いたしましたように、標準的な水準での学校の維持については、ほぼ公費で賄えているものと考えておりますということで、そのように考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)はちまんの郷について、ちょっと答弁に誤解があるんですけども、経営支援にもなると、市民から喜ばれるということで、健康家庭にクーポン券も配ったりしているんですけども、いわゆる市がですね、例えば、百円のところが特に市内の関係は多いんですけども、高齢者に対して百円の助成金出すとか、二百円の助成金出すとか、そういう方向では検討できないんですか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  今のところですね、まず、あくまでも市がはちまんの郷に貸し付けて、はちまんの郷が運営しているということで、市が今六十五歳以上の方にクーポン券等を具体的に配るかという部分は現在考えておりません。で、指定管理しての市営の温泉につきましては、七十歳以上が百円という措置はしているんですけど、議員さんが今おっしゃられるはちまんの郷だけにですね、支援するという部分は、他の民間施設等々もありますので、もうちょっと交通整理の必要があるかなというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)ちゃんと頭の中を交通整理して、ぜひ検討してほしいということを述べて、市長との対話ですね。  私が、八月と九月の市長の全日程、いつ御自宅を出られて、いつ帰られたかというのを情報公開でいただいたんですけども、せめて一時間でも時間がとれないことないかということで、今まで北馬城の問題でもお会いしたいと言っても、時間がない、時間がないと言われたんですけども、例えば、八月は七、十四、二十、二十一、二十五、二十八、九月は四、十四、十五、十七、二十四、二十九、三十、この日はですね、少なくとも一時間はとれるというように思うんですけど、そういう時間を割く考えはないんですか。 ◯議長(中島孝行君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(若山雅敏君)秘書広報課長の若山です。  用松議員の再質問にお答えいたします。  すみません。今の日程の部分はちょっと見れないんですが、ちょっと探しこなさないんですが、議員にお渡しした資料は、ある程度その日の日程を……。(「これ、これ、全部」と呼ぶ者あり)ええ、わかっております。日程を入れたものでございまして、当然、空白のときには別の執務、用務、あるいは決裁事務であったり、担当課との協議であったり、そういった部分が入っておる部分でございます。大きな行事として載せている部分を書いているものでありまして、一概に一時間とれたかということではございませんし……。(「もう、いいです」と呼ぶ者あり)執務の時間等も事務の部分もございますので……。(「もう、いいです」と呼ぶ者あり)なかなか難しいということでございます。失礼しました。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)時間の節約に協力してください。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君、あなたが答弁を聞いたんですから、きちっと答えるのが義務ですから。 ◯十三番(用松律夫君)いや、余談が多い。まあ、いい。  次、メガソーラーのことで。今、偽装の杭打ち問題が大問題になっているんですけども、緑の庄では、五たびもパネルが湾曲するということで、くいの打ち方が非常に不十分ということで、深さを二・五メートル穴掘って、六十本を当時埋めたっちゃけど、全体として百七十本と聞いているんやけど、百七十本のうち何本が正規に打ち込まれていないんですか、答弁を。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。再質問にお答えをいたします。  土地開発公社から聞いた話でございますが、杭が百七十本というところは聞いておりますが、具体的にそのうち、どうかとかいう部分の詳細な情報は入っておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)私も一昨年、経産省に行って直接交渉して、経産局の九州のほうから指導と改善に入ったんですけども、その内容と今後、今私が質問したことについてきちっと調査するお考えはありませんか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  公社に関することでありますので、協議をしたいと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)協議をして、きちっと回答するという約束をしてくれますか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)お答えをいたします。  どういう状況になるかわかりませんけど、報告はしたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)かつて、市役所が火葬場といいますか、放火されて、不幸にも亡くなった方がおるんですが、そのとき防火扉が開かなかったというのが大問題になったんですけども、なぜこの教訓がですね、小中学校の部分で生かされなかったんですか。  議長、私の……。ちょっと止めちょかんと、私語をやったら、悪いっちゃ。 ◯議長(中島孝行君)はい。申しわけありませんな。(「一分延長や」「今は答弁、答弁」と呼ぶ者あり)答弁は。(「ちょっと止めちょってよ。止めとかな悪いっちゃ。」と呼ぶ者あり)  教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(辛島文昭君)教育次長の辛島でございます。  再質問にお答えします。  そこ辺、小中学校に防火扉があるかどうかというのはちょっと把握しておりません。防火シャッターはありますけど。内の分だと思うんで、そこ辺ごろは調査してみたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)さっき言ったように、火災のとき、市役所の防火扉が開かなかったと──シャッターでもいいですけど。そういう事態はないか、なぜ点検しなかったのか、それを答弁。三十秒延長、議長、私語しよったから。 ◯議長(中島孝行君)終わります。(「えーっ、おかしいじゃない」と呼ぶ者あり)  ただいま会議の途中でありますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。なお、再開は十三時十五分といたします。  それから、なお、お知らせがございます。本日、十三時、ちょうど一時にですね、自治会から自治会連合会の貞池会長から、ちょっとお知らせしたいことがありますので、昼食後一時ちょうどにですね、議員控室に可能な方はお集まりいただきたいということで、御連絡がありましたので、よろしくお願いします。  じゃ、休憩いたします。                    休憩 午後零時十二分                 ──────────────                    再開 午後一時十五分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き会議を開きます。   ~ 日程第二 議案に対する質疑 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第二、議案に対する質疑を行います。  まず、議第百二号平成二十七年度宇佐市一般会計補正予算(第四号)を議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  まず、十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)皆さん、お疲れさんです。  十三番 日本共産党の用松です。  議第百二号の一般会計補正について、簡単な部分にはなろうかと思うんですけど、第一の二十五ページの二十三節の自立支援給付金国庫支出が四千六百五十一万九千円の返還額の内容について。  第二点が、同じく二十五ページの二十三節、児童福祉総務費の百五十九万八千円の内訳について。  第三点が、二十六ページの二十節のひとり親家庭の補正内容について。  第四点が、二十七ページの十三節の予防接種の委託料の内容について。  第五点が、二十九ページの十九節の農地担い手交付金の内容について。  第六点が、同じく二十九ページの十九節の補助金の内容について。  第七点が、三十一ページの十九節のツアー造成補助金の内容について。  第八点が、三十二ページの十三節委託料の内容について。  第九点が、三十二ページの十五節の工事請負費の内容について。  その次が、三十五ページの二十節の中学校就学援助費の削減理由について。  それから次が、三十六ページの文化財保護費十五節の施設改修工事費五百十六万八千円の内容についてと、一つだけ追加させていただきたいんですが、二十五ページの三款二項の一目の保育料システム改修業務委託についても説明を求めます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)それでは、執行部、順次答弁をお願いします。  はい。 ◯福祉課長(倉田秀隆君)福祉課長の倉田でございます。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  議第百二号一般会計補正予算についての一点目、ページ二十五、三款一項八目二十三節、自立支援給付費国庫支出金四千六百五十一万九千円の返還額の内容についてですが、平成二十六年度における事業精算に伴いまして、変更申請時の見込みと過不足が生じたため、今年度で調整を行うものでございます。返還額の内容につきましては、国庫支出金返還金三千百二十五万五千円、県支出金返還金一千五百二十六万四千円です。主なものは更生医療費、育成医療費の精算によるものでございます。  二点目、三款二項一目二十三節、児童福祉総務費返還金百五十九万八千円の内容についてですが、平成二十六年度における事業精算に伴いまして、変更申請時の見込みと過不足が生じたため、今年度で調整を行うものでございます。返還額の内容につきましては、国庫支出金返還金百六万五千円、県支出金返還金五十三万三千円です。障害児の入所給付費及び障害児の通所給付費の精算に伴うものでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。  議第百二号一般会計補正予算についての三点目、二十六ページ、三款二項三目二十節扶助費、ひとり親家庭の補正内容についてですが、ひとり親家庭の医療費の助成において、今年度四月から九月までの上半期の実績により、十月から三月までの下半期の所要額を推計した結果、これからの時期は、インフルエンザや感染症胃腸炎等の感染症の発生とそれに伴う医療費助成額の増加が懸念されるため、予算不足となる可能性が高く、増額補正を行うものです。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)健康課長の樋田でございます。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えします。  議第百二号の四点目、ページ二十七ページの四款一項二目予防費の十三節予防接種委託料についてですが、市では、インフルエンザ予防接種を医師会に委託して実施し、接種費用の助成を行っていますが、今年度インフルエンザのワクチンが三価ワクチンから四価ワクチンに変更され、ワクチン単価が一回当たり五百円程度の値上げとなりました。それに伴い、委託料も一回当たり五百四十円の値上げとなりましたので、補正にて八百三十六万八千円増額し、合計で四千八百九十二万八千円の予算を用意したものでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田です。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  一項目め、議第百二号の五点目、二十九ページ、六款一項五目十九節、農地担い手交付金の内容についてですが、平成二十六年度より農地中間管理機構が新設され、農地の集積・集約化を推進しているところでございますが、本事業は、これをさらに加速させ、コストの軽減を図り、持続可能な生産体制を構築するために、認定農業者等が新たに集積する連担した農地について十アール当たり二万円を交付するもので、本年十月より県単独事業として創設されたものでございます。  次に六点目、同じく二十九ページ、六款一項八目十九節補助金の内容についてですが、まず、攻めの水田農業構造改革事業補助金は、農業・農村の高齢化、担い手不足が進展する中、経営の安定化、力強い担い手の確保育成を図るため、米・麦・大豆生産のモデルとなる企業的経営を目指す意欲的な認定農業者を対象に、経営規模拡大等に伴う営農用機械導入に対して支援を行うものでございます。  次に、担い手への農地集積推進事業補助金でございますが、これは農地中間管理事業により利用権設定を行い、集積・集約に取り組んだ地域や農地の出し手に対して機構集積協力金を交付するもので、地域集積協力金、経営転換協力金、耕作者集積協力金の三種類がございます。  次に、大豆産地拡大対策事業補助金でございますが、これは近年、新規需要米の作付拡大や米価の下落傾向等の影響を受け、生産性向上につながる水田表作としての大豆栽培の重要性が増していることから、水田フル活用ビジョンに基づく取り組みとして、一定規模以上の大豆作付を行っている農業者に対して支援を行うものでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。
    ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野です。  お答えいたします。  同じく議第百二号七点目の三十一ページ、十九節、ツアー造成補助金の内容についてですが、ツアー造成補助金は、ツアー客の入り込み増加を図ることを目的に、本市への旅行商品を造成する旅行会社等に補助金を交付するものであります。  補助金の額につきましては、まず一点目として、十五人以上の団体旅行者が本市の食事処を含む観光地三カ所以上を訪れる場合、貸し切りバス一台当たり三万円を補助いたします。  次に、市内に宿泊する場合は、貸し切りバス一台当たり六万円の補助、そして、参加者募集に係る広告掲載活動を旅行会社等が行うものにつきましては、二万円を追加するということになっております。  本年七月に、補助金の増額などの要綱改正を実施するとともに、旅行業者等への周知向上に努めた結果、予算額百万円に対し、十一月末現在、十二件、八十三万円の交付決定が今なお申請がなされている状況であることから、五十万円を補正するものでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。  用松議員の議案質疑にお答えいたします。  八点目、三十二ページの十三節、委託料の内容についてですが、道路橋梁新設改良費の用地測量委託費百九十七万七千円の増額は、院内の市道高橋御沓線の大副及び山城地区の未登記処理を行うための委託費用を補正するものです。  九点目、三十二ページの十五節工事請負費の内容についてですが、交通安全施設費の六百万円です。これは地区の要望に伴い、毎年カーブミラーやガードレール、区画線の設置を行っているものでありますが、通学路危険箇所の伴う要望が増大していることから、今回増額補正をするものであります。ちなみに本庁、安心院、院内合わせまして、今回の補正でガードレールが二百七十五メートル、カーブミラーが十五本程度ですね、施工できる予定であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。  お答えします。  十点目、三十五ページ、二十節、中学校就学援助費の削減理由についてですが、この就学援助は、学校教育法第十九条に基づいた、経済的理由によって就学が困難である児童生徒の保護者に対する学用品等の補助を市町村が行う援助であります。これまでの給与者の推移から、年度当初三百人の設定を行いましたが、一定程度の人数の確定が見込めましたので、減額補正するものです。なお、今年度もこれまで同様、就学困難と認められる全ての保護者に対し、本就学援助費を給付しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。  用松議案の議案質疑にお答えいたします。  議第百二号一般会計補正予算の十一点目、三十六ページ、文化財保護費十五節、施設改修工事五百十六万八千円の内容についてですが、豊の国宇佐市塾より寄贈を受けた桜花の実物大模型を宇佐市平和資料館に展示するとともに、その他の展示資料の充実を図るための施設改修工事費として三百二十四万円、またトイレの増設工事費として百十六万七千円、さらに空調設備の増設費として七十六万一千円でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木です。  先ほど追加された分にお答えいたします。  二十五ページ、三款二項一目十三節、委託料、保育料システム改修業務委託についてですが、これは、平成二十八年四月から予定をしております保育料の減免措置の拡大や保育料の滞納に対しての督促手数料や滞納金の徴収に対応できるようにシステムの改修を行うものです。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)答弁を終わりましたが、再質疑ありませんか。  用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)簡潔に。一つは、ツアー造成ということですけど、かなり好評で五十万の追加ということで、どういうところから観光客が見えているんですかね。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)お答えいたします。  例えば、別府温泉を巡るツアーの中に宇佐の観光地三カ所を巡っていただけるとかですね、そういったものは北九州、福岡、そして県内からも見えているというふうな状況でございます。また、安心院のスッポン等を、宇佐を満喫するというようなプランの中では、福岡、山口、そういった近県というところから見えているという状況であります。  答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)もう一点は、先ほど保育所システムの滞納、もちろん減免の拡充は大いに賛成なんですけど、滞納徴収に関するどういう部分のシステム改修になるんですかね。これまでと違った内容。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)滞納の金額や繰越処理等が対応できるようにシステムを今のところ考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃ、今全くない新しいシステム構築ですか、これは。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)今、保育料を算定したりするシステムが入っておりますので、それに追加をして、そういう機能を入れようというふうに考えております。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)桜花についてですけども、一般質問でかなり論議したんですけど、工事期間と展示時期はいつごろになるんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)今議会で御承認をいただきましたら、即座に工事契約が結べるように準備を進めていきますが、設計、あるいは工事期間等に多少の時間を要しますので、そのあたりはスケジュールを見ながらですね、勘案していきたいと思いますし、オープンといいますか、時期についても工事の進捗状況を見ながら、そのタイミングを図っていこうというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)早速、展示が問題になるんですけども、愚かさと悲惨さと不条理性を何とか入れたいということですけど、とりあえずはどこに委託して解説文を作るんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)委託先は考えておりませんで、我々で自前の解説を作ろうというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)その点で今さっきから論議されているように、こんなむごたらしい自殺兵器を作るような愚かな戦争は、いわば繰り返してはならんよと、そういう趣旨は必ず入れるということは、今度の予算の中でも予算的な措置じゃないけど、考え方としてはいいんですかね。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)平和の理念にかなった内容にしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯十三番(用松律夫君)いいです。 ◯議長(中島孝行君)次に、十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番 今石です。  議第百二号について、六点、議案質疑いたします。  一点目は、十九ページの施設改修工事三百万円について、内容を伺います。  二点目は、同じページで五目財産管理費について。別冊の主要事業一覧に内容が示されていますが、その五ページに安心院地域複合支所建設事業を三千八百五十四万三千円減額ということですが、その内容について伺います。  三点目は、同じページで自治区集会所建設補助金七百万円について。事業スタートからの総事業費と経済効果について伺います。  四点目は、二十二ページ、選挙人名簿調整システム等業務委託二百六十一万七千円について、改修の内容と委託方法について伺います。  五点目は、二十九ページ、先ほどとダブっていますが、担い手への農地集積推進事業補助金八千二百二十五万四千円について、申請見込み者数が増えたということですが、その理由、事業の効果と今後の見通しについて伺います。  最後に、同じページで大豆産地拡大対策事業補助金一千四百三万八千円について、内容と事業効果について伺います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)契約管財課長。 ◯契約管財課長(松吉 剛君)契約管財課長の松吉です。  十番 今石議員の議案質疑にお答えします。  一点目、十九ページの施設改修工事についての内容についてですが、障害者用駐車場として、カーポートを設置する工事費用を計上しています。具体的には、車椅子を使用している来庁者と職員用に三台分のカーポートを設置するものです。設置場所については、新別館の南側付近を予定しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所長。 ◯安心院支所長兼安心院支所地域振興課長(前田和弘君)安心院支所長の前田です。  十番 今石議員の質疑にお答えをいたします。  議第百二号一般会計補正予算についての二点目、安心院地域複合支所建設事業について主な特徴についてでございますけれども、今回の施設につきましては、行政機能、公民館機能、防災機能などを備えた多面的複合施設を建設することとしております。さらに、先人たちが残した森林資源が充実期を迎えている現在、その森林資源を地域のために、地域の力により可能な限り有効利用し、森林資源と施設整備の目に見える成果を目指すため、建設に当たりましては、旧安心院町内にあります市有林を活用した木の香る親しみのある施設を建設してまいりたいと考えております。  今回の減額につきましては、当初、書庫、倉庫の新設を計画をしておりましたけれども、計画を進める中で、書庫、倉庫の新設を取り止め、新しい施設の中に書庫を取り込むということで減額をするものでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)総務課長の永野です。  今石議員の議案質疑にお答えをいたします。  議第百二号一般会計補正予算の三点目、自治区集会所建設補助金について、事業スタートからの総事業費と経済効果についてですが、平成二十五年十月に、これまでの制度に加え、新たに修繕事業も対象といたしました。これまでの補助金額では平成二十五年度が五百九十八万九千円、平成二十六年度が四千四百七十四万四千円、平成二十七年度は現時点で補助金交付決定済額が四千五百七十六万三千円となっております。二十五年度からこれまでの補助対象事業費、これは事業費ベースでは一億七千九百二十七万九千円であります。また、経済効果ですが、建築業者など地元業者への還元が図られ、一定程度は効果があったものというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会書記長。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)選挙管理委員会書記長の古庄でございます。  十番 今石議員の議案質疑にお答えします。  議第百二号の四点目、選挙人名簿調整システム等改修業務委託について、改修の内容と委託方法についてでございますが、公職選挙法の改正及び改正予定にあります選挙権年齢引き下げ及び登録制度の改正に伴い、選挙人名簿調整システムの改修を行うものでございます。  登録制度の改正につきましては、対象は国政選挙でございまして、旧住所地における住民票の登録期間が三カ月以上であり、そのまま住み続けていれば、旧住所地において選挙人名簿へ登録されたであろう者で、転出により選挙人名簿に未登録の者について、転出直後の定時登録、選挙時登録の際に、旧住所地において選挙人名簿へ登録を行うこととするものであります。  委託方法につきましては、宇佐市の電算システムの中の選挙システムの改修及びそれと連動しております期日前システムの改修業務の委託でございますので、連携等で不具合等が生じないよう、そういうことを考慮いたしまして、契約の相手方等を決定してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田です。  十番 今石議員の議案質疑にお答えいたします。  議第百二号の五点目、二十九ページ担い手への農地集積推進事業補助金について、申請見込み者数が大きく増えた理由、事業の効果と今後の見通しについてでございますが、申し込み件数の増加につきましては、各地域集落にて説明会を行い、制度内容についてきめ細かい説明や対応をしたことによりまして、農業者が納得して事業に参画した結果というふうに考えております。  事業の効果といたしましては、農地集積・集約化を推進することで、地域農業の生産性を高め、競争力の強化が図られることが考えられます。  今後の見通しでございますが、集積・集約化への取り組みが進んでいない地域や個人に対し、制度についての周知を行い、さらなる集積・集約化へ取り組んでいきたいというふうに考えております。  六点目、同じく二十九ページ、大豆産地拡大対策事業補助金について、内容と事業効果についてでございますが、これまでも宇佐市では、水田転作作物として大豆栽培を推進してきましたが、近年、新規需要米の作付拡大や米価の下落傾向等の影響を受け、生産性向上につながる水田表作としての大豆栽培の重要性が増してきております。そのため、水田フル活用ビジョンに基づきまして、平成二十六年度からの三カ年計画として、一ヘクタール以上の大豆作付を行っている農業者に対して、一反当たり二千円の支援を行っております。効果としましては、平成二十六年産大豆作付面積は七百一ヘクタール、うち事業対象面積は六百五十ヘクタール、平成二十七年産大豆作付面積は七百五十四ヘクタール、うち事業対象面積は七百二ヘクタールと、大豆栽培への誘導面積拡大が図られており、農家経営の向上、水の需給調整の一助となっていると考えております。
     以上です。 ◯議長(中島孝行君)答弁終わりましたが、再質疑ありませんか。  今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)順次再質問いたします。  一項目めですが、職員用の三台分の整備をするという答弁だったと思います。カーポートということですが、障害者用のスペースということであれば、幅の広いスペースを三つ用意して屋根もつけるとか、もう少し具体的なことの説明を求めます。 ◯議長(中島孝行君)契約管財課長。 ◯契約管財課長(松吉 剛君)職員用と来庁者用ということで、職員用だけではございません。議員さん言われましたように、障害者用の広い駐車場を確保して、駐車場整備を行いたいと考えております。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)今の来庁者の状況から言えば、障害者に対しては、その三台分の整備をした上で、さらにまだ課題があるのかどうか。どういう状況なのか質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)契約管財課長。 ◯契約管財課長(松吉 剛君)お答えします。  現在ですね、二名の職員が車椅子で対応しております。来庁者用の整備個数については、関係各課と協議して、とりあえず一台分確保すればいいのではないかということで、一台を整備しますが、今後、利用状況を見て、不足するようであれば、また予算化して対応していきたいと考えています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)二項目めです。ちょっと説明でわからなかった部分があるんですけれども、今回の変更の内容が、書庫や倉庫の新設を取り止めて、新しい施設の中に取り込むというような内容だったようですが、そこの意味がちょっとわからないので、説明お願いします。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所長。 ◯安心院支所長兼安心院支所地域振興課長(前田和弘君)もともと、今回の複合支所につきましては、現在あります中央公民館の跡地を利用する予定にしておりました。その隣接に、現在古い書庫、倉庫がございます。その書庫、倉庫を別の場所に新しく建設をし、移転をするということで当初予算計上させていただいておりましたが、書庫につきましては、やはり職員の利便性から庁舎の中に取り込むということが必要だろうということで、計画を変更いたしまして、その書庫、倉庫の新設を取り止め、新しい庁舎の中にその書庫を取り込むということで、今回減額させていただいたものでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)はい、理解できました。  今、支所の建設について進んでいるんだというふうに思いますが、進捗状況と設計委託業者の募集などが出ていたようですが、その辺の状況について伺います。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所長。 ◯安心院支所長兼安心院支所地域振興課長(前田和弘君)お答えいたします。  設計業者の募集につきましては、プロポーザル方式での募集をしておりました。八月の二十四日にホームページ上で募集を開始いたしまして、一次審査、二次審査を行い、結果十一月五日に最終の二次審査を行いまして、業者選定を行いました。で、現在、契約を締結をいたしまして、現在、基本設計で業務を委託をしているところであります。これから基本設計、そして実施設計と移っていく予定でございまして、施設そのものにつきましては、来年度以降建築に入っていくという形になろうと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)三項目めの自治区集会所についてですが、工事の総額が一億七千万円ぐらいになっているということで、これが助成額ですが、その助成額に対する工事総額は幾らになっているのか、再質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)お答えをいたします。  一億七千九百二十七万九千円、これは助成額ではございません。補助対象額であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)であれば、助成額は幾らなのか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)先ほど申し上げました二十五年度が五百九十八万九千円、それから二十六年度が四千四百七十四万四千円、現時点での本年度分が四千五百七十六万三千円と、これを足し合わせたものが現補助金額となっております。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)じゃ、補助金額が一億ぐらいで、工事総額が一億七千万円ぐらいという内容なのかなというふうに理解ができました。地元業者への発注割合などがどうなっているのか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)建築なので、中身については細かくは申し上げられませんけど、基本的に地元業者にどこも発注しているようです。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)四点目の選挙人名簿調整システム改修についてですが、新たに選挙人として増える人数、十八歳に選挙権が下がるという内容でのシステム改修なのかなというふうに思うんですけれども、新たに選挙人として増える人数について伺います。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会書記長。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)選挙管理委員会書記長の古庄でございます。  再質問にお答えします。  大変すみませんけど、正確な数字というのはちょっと今把握しておりません。最近の一学年の人数が五百人前後であろうかと思いますので、掛け二年間ということで千人ちょっとぐらいというふうに推計いたします。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)選挙人名簿ですが、今実施が進められようとしているマイナンバーというものは、今回の改修とかとはどう関係していくのか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会書記長。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)そちらのほうとの関連はございません。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)五点目の担い手への農地集積推進事業についてですが、交付額の受け手への交付額、出し手への交付額というものがそれぞれどうなっているのか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)お答えいたします。  まず、地域集積協力金といって、これ地域に支払われるものでございますが、一応予定は九集落で、金額としまして約四千万を想定しております。  それから、経営転換協力金、これは農業をもう辞めるとか、あるいは経営も全く別にしてしまうといったものでございますが、これにつきましては、五十アール以下の場合が八十一名、それから五十アール以上二ヘクタール未満が六十二名の予定でございます。  それから、耕作者集積協力金、これは機構が借り受けた農地の隣をその担い手に貸し出したりとかいう、そういった集積の協力をする場合のもので、これは反当二万円でございますが、これは一応百十ヘクタールぐらいを見込んでおります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)二十六年度からの事業だということですが、まず、五カ年計画だったかな、全体の計画の中での実施状況について伺います。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)今の六点目の分でよろしいんですか。大豆の分でよろしいんですか。(「すみません。五点目は……」と呼ぶ者あり)五点目の……。(「集積…」と呼ぶ者あり)すみません。この集積事業は、農地中間管理事業そのものは平成二十六年度から始まっております。ただ、平成二十六年度、宇佐市は集積の実績はゼロでございました。大分県下も非常に低いということで、二十七年度から各市町村とも本格的に動き出しているような状況でございます。  以上です。 ◯十番(今石靖代さん)以上です。 ◯議長(中島孝行君)以上で通告による質疑を終わりましたが、ほかに質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百三号から議第百九号までの七件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百十号宇佐市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)マイナンバーに関する条例でございますが、来年一月からスタートするということで、今、配達が行われ、進んでいるのかなというふうに思いますが、現在の配付状況、配付されていないものがどのくらいあるのか、苦情の状況などどうなっているのか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長の田口です。  現在、一通り各家庭には郵便局から簡易書留で配達をしております。市民課のほうに戻ってきておりますのが、約二千五百通ほどございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)戻ってきているその二千五百通の扱いは今後どうされるのか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)ちょっと今石さん……。(「関係あります」と呼ぶ者あり)議案そのものの中身ですか、配達の方法を聞きたいんですか。(「いえいえ、これは実施するための条例なので、どういう状況になっているのか、適切なのかってことを……」と呼ぶ者あり)その経過を聞きたいということですか、現状の。(「そうです」と呼ぶ者あり)じゃ、それ答えてください。  市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)戻ってきたものにつきましては、原因がいろいろございまして、一応移転先に送れないという形になっておりますので、そういう方の分が二百通ほどあります。それについては移動届等を見て、再度発送するようになっております。  それから、不在で戻ってきた分がかなり二千通ほどあります。一応郵便局のほうで不在通知を入れたんですけど、郵便局のほうで一週間ほど保管しておりまして、その間に取りに来られなかったということで、再度こちらのほうから普通郵便でその方たちには送っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)条例では、宇佐市として、このマイナンバーが事務的に使われていくものなどが定められているのかなというふうに思いますけれども、法的なものと市独自でするものというふうにあると聞いていますが、市独自で行うものというものについて説明を求めます。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)お答えをいたします。  今回は、マイナンバーに絡む条例制定であります。この中で法定事務、それから独自利用事務という部分がございます。今回の条例改正の中では、法定事務、それから独自利用事務として、六つの事務を予定をしております。一件ずつ説明が必要でしょうか。(「いや、いいです」と呼ぶ者あり)よろしいですか。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)まあ、なかなか市民も通知を受け取ってですね、やはりマイナンバーカードの申請をすべきかどうかとかですね、危険はないかどうかなど、不安をかなり持たれていると思います。なくしたときの成り済ましとか、個人情報漏えいの危険などですね、そういう不安もある中での実施でありますが、このマイナンバー制度、個人を識別するための番号等に関するこの条例そのものを制定するわけですので、これもし何かあったときというものは市が責任を持つという理解でいいのか、答弁を求めます。 ◯議長(中島孝行君)今石さん、もう一度お願いします。ちょっとよくわからなかった。 ◯十番(今石靖代さん)すみません。市民の中にはかなり、自分の番号をなくしたりとか、漏れたりとかすることに対する不安、一括に番号を付けられることについての不安を持たれる声が結構聞かれるわけですけれども、そういう、もし被害などがあった場合には宇佐市として責任を持つという内容なのか、質問をいたします。 ◯議長(中島孝行君)条例の内容についてですか。(「はい」と呼ぶ者あり)
     総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)これはちょっと条例の中にこのことはうたい込まれておりませんけど、基本的に市が全て責任を持つのかというような御質疑だったろうかというふうに思います。基本的に、それぞれ個人番号の保管に関してはそれぞれ個人の責任だというふうに判断しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)以上です。 ◯議長(中島孝行君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百十一号及び議第百十二号の二件を一括して議題といたします。  通告はありませんが……。  今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)議第百十一号について通告をしていませんが、議案質疑いたします。  今回の条例の一部改正について、国家公務員の高齢層職員の昇給抑制措置を踏まえてというふうに説明がありますが、その内容について答弁を求めます。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)総務課長の永野でございます。  それでは、議第百十一号の給与に関する条例の一部改正について御説明を申し上げます。  これ、高齢層の昇給抑制ということで、平成二十四年の人事院勧告に基づく国家公務員の高齢層職員抑制措置を踏まえて、宇佐市においても、五十五歳を超える職員は標準の勤務成績では昇給しないように、今回改定をするものでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)その影響の人数と影響額について伺います。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)これは順次五十五歳を職員の方、迎えてまいりますので、今時点でその人数はどうこうということをお答えすることができません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)国の措置を踏まえてということではございますが、宇佐市で実施をする根拠ですね、やはり昇給停止となれば、今までの収入が減るという内容になるのだと思うんですけれども、その辺の判断はどういう理由から実施をするようになったのか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)これは、あくまで人勧、それから県の人事委員会、そういった分で県も既に昇給を停止している状況でありますし、宇佐市としても、それに倣って今回昇給停止をかけるということで御理解をいただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)じゃ、これは全国、県下どの自治体も行う内容になっているということでしょうか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)県下の市では、今現在、臼杵市、それから国東市が既にもう昇給停止を今年になってかけております。そういうことで、今後また順次そういった措置をしてくる自治体が出てこようかと思います。  以上です。 ◯十番(今石靖代さん)以上です。 ◯議長(中島孝行君)ほかに通告はありませんけど、質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百十三号宇佐市税条例等の一部改正についてを議題といたします。  通告はありませんが、質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百十四号宇佐市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)十三番 用松です。  いただいた資料の中で、一から四の減免に該当する人数がそれぞれ平成二十三年度以降、減じているということなんで、その理由についてが第一点と、それから、減免の申請を行っていないけれども、制度の周知徹底、あるいは理解不足等で、申請すれば該当すると思われる人数がどのぐらいいるのか。それから三点目は、二十五年度比で二十六年度はこの減免の事由の変化の分析内容はどうなっているか。例えば、病気が増え、失業、収入減、特別事情が減になっているのは、どういう理由と背景によるものか。  それから最後は、一から四を全面削除する法的な理由と市民への影響について。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)健康課長の樋田でございます。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えします。  議第百十四号についての一点目についてですが、減免の適用事由には、災害、病気等、失業または収入の著しい減少などがあります。傾向としましては、平成二十三年度の実施数が他の年度に比べて十件程度多くなっています。同年に該当した適用事由は、失業もしくは収入減によるものだけであります。景気の状況などによって、一時的に生じたものと考えられます。  二点目、減免の申請は行っていないが、申請すれば該当すると思われる人数についてですが、税の減免は災害や病気等にあっても、納めていただける状態であれば納税をお願いすることが原則となります。また、災害と病気等の全部を把握はしておりませんので、その人数はわかりません。  三点目、二十五年度比で、二十六年度は事由別変化の分析内容についてですが、平成二十五年度に比べ、二十六年度は病気等を理由にした減免額が約三十一万ふえておりますが、これは該当された方が二人から六人になったこと及びその方々の課税額に差があったためです。また、失業に関する金額が減少しているのは、申請者数が十三人から十人に減ったためであり、収入減に関する金額の減少は、申請者が六人から一人となっていますので、当該事由による減免の申請が少なかったためでございます。背景については把握してございません。特別事情につきましては、国民健康保険法第五十九条に規定される収監等による絶対的給付制限の適用であります。具体的には、刑事施設等に収監されることによって、保険給付を受けることができないため、税を減免するというものでございます。  四点目、改正の理由と市民への影響はについてですが、当市の税における徴収猶予に関する規定につきましては、もともと地方税法の規定に基づき実施していましたが、国保税条例にも適用条文に関する一部が記載されていました。この度の地方税法及び市税条例の徴収猶予等の改正を受けまして、国保税条例に規定されていました重複部分を削除し、猶予に関する取り扱いは法及び市税条例による旨を明確化したものです。  改正後は、職権でしか行うことができなかった換価の猶予を納税者が申請できるようになるなどの変更が生じます。また、減免の申請に関する部分につきましては、いわゆるマイナンバーの施行に伴いまして、申請時に個人番号の記載を求めることとしたものです。市民の皆様には減免申請に際して、御自分の個人番号を記載することが必要となってまいります。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)先ほど減免の内容について、るる説明があったわけですけども、なかなか周知徹底していないという部分もあるので、この減免制度の病気、失業、あるいはここにあるように収入減、低所得、特別事情等々、収監の場合は別にしても、こういう制度はどういう形で今まで市民に徹底されてきたんですかね。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)周知の方法は広報、それからホームページ等でお知らせをしてきております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)税務課のほうでも、こういう事由に該当する人については、きちっとこの制度は説明をされているんですかね。 ◯議長(中島孝行君)税務課長。 ◯税務課長(小野文博君)税務課長の小野でございます。  再質問にお答えします。  徴収猶予等につきましては、相談者に説明しているところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)いや、なかなかね、最終的にどうしてもというふうな形で、最初から苦しい事情だったら、こういう制度がありますということで、頭から説明しているような傾向が見られないんですけど、その辺は職員に徹底してくださいね。 ◯議長(中島孝行君)用松さん、ちょっと逸脱しているような気がするんですがね。(「いや、逸脱してない。軌道に乗っちょる」と呼ぶ者あり)私は、そういう判断していますので。(「税務が総務……」「総務かい。そんなら総務のとき、思いきりやります」と呼ぶ者あり)  用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)軌道に乗っちょったと思うんですけど……。  最後のマイナンバーのことが第二十七条で書かれているんですけども、国保税のこの部分について、国は税務にしろ、全ての分野でも強制するもんじゃないと。このマイナンバーが記載されていないことを理由に受付ないということですけど、この減免についても、仮に本人が辞退した場合は受付ないということはないということをもう一回確認します。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)マイナンバーの記載がない場合、受付ないというふうな取り扱いになるかどうか、まだ確定しておりませんので、確定しましたら、後ほどお知らせしたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)いや確定してないじゃなくて、課長、これはもう直接厚労省でも聞いてもいいし、どこに聞いてもいいんですけど、回答しているんですよ。もう一回確認してみてください。で、返事を下さい。いいですか。いいですか、議長。どうぞ遠慮せんで。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)確認しまして、御返答させていただきます。 ◯十三番(用松律夫君)はい、終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で、通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百十五号道の駅「いんない」条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  まず、十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)十三番 用松です。  議第百十五号、賛成反対とかいうことを抜きにして、この石橋ステーションの現在の経営状況と、二点目は、年間利用者数の状況と、三点目は、指定管理にする意義といいますか、費用対効果といいますか、利便性といいますか、その辺はどうなるのか、三点。 ◯議長(中島孝行君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(古野 好君)院内支所産業建設課長の古野でございます。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えします。  議第百十五号道の駅「いんない」条例の一部改正についての一点目、石橋ステーションの経営状況についてですが、現指定管理者は、平成二十三年十月より経営をお願いしております。その間、各種の実施事業を展開し、平成二十三年度の月平均の売り上げが六百三十五万九千円に対しまして、平成二十七年度の月平均では七百四十三万九千円と好調に売り上げを伸ばしております。  次に二点目、年間利用者数の状況はについてですが、平成二十三年度は七万五千八十九人でしたが、平成二十六年度では九万一千三十四人となっております。
     最後に三点目、指定管理にする費用対効果はについてですが、指定管理者制度の導入は、民間事業者の有するノウハウを有効に活用することにより、市民サービスの向上と経費の削減につなげようとするものであります。費用対効果につきましては、現指定管理者への委託料は支払っておりません。また、平成二十八年度から指定管理予定者につきましては、市へ年間二十万円の納金をするようになっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)月額の売り上げが六百三十五万九千円から七百四十三万九千円になっていると。利用者も七万五千八十九人から九万一千三十二人ということで、改善をされているのに指定管理が変わるというのは、あるいは指定管理に新たに移行するというのはどういう理由。もう一回確認、念のため。 ◯議長(中島孝行君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(古野 好君)産業建設課の古野です。  再質問にお答えします。  基本的な市民サービスの向上、また経費の削減につながるように指定管理につなげていきたいと思っています。  以上です。 ◯十三番(用松律夫君)いいです。 ◯議長(中島孝行君)次に、今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番 今石です。  食堂を除くという改正でありますが、食堂の経営状況と今後の委託料について質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(古野 好君)産業建設課長の古野です。  十番 今石議員さんの議案質疑にお答えします。  議第百十五号道の駅「いんない」条例の一部改正についての食堂の経営状況と今後の委託料についてでありますが、食堂の経営状況につきましては、平成二十四年度の月平均額の売り上げが百四万四千円になっており、平成二十七年度では百三万七千円になっております。  今後の委託料につきましては、今の指定管理では、道の駅と食堂は別の経営となっており、そのため食堂の利用料金を指定管理者へ支払うこととなっております。  しかし、平成二十八年度以降の指定管理につきましては、食堂を含めた道の駅の経営とするため、食堂が道の駅に支払う利用料金につきましては廃止をいたします。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)食堂を含めるということのメリットとデメリットについて、どう分析しているのか答弁を求めます。 ◯議長(中島孝行君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(古野 好君)産業建設課の古野です。  再質問にお答えします。  地場産業の農産物等を仕入れいたしまして、それから食堂と直売所の運営が一体となり、販売食品の活用につながり、相乗効果が生まれると思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)地域の方々の意向についてはどう調査しているのか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(古野 好君)産業建設課の古野です。  再質問にお答えします。  現在、地元の住民の方は、数多くの方が農産物を道の駅に納めております。そして、その農産物も今後有効活用に使うようには考えております。  以上です。 ◯十番(今石靖代さん)よいです。 ◯議長(中島孝行君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はございませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百十六号市道路線の認定についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)十三番 用松です。  簡単な質問なんですけど、いただいた資料で地図に付されている状況を見ると、場所によっては市道の改修を要するところ、渚にしましても、神子山新田の中の通路にしましても、東上田のほうはよくわからないんですけども、市道の今の現状と改修計画について、一点だけ質問です。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。  用松議員の議案質疑にお答えいたします。  まず、路線番号の二千二百二十二号から二千二百二十七号、神子山団地四号から九号の六路線につきましては、神子山団地内の生活道路であり、これはもともと宇佐市の土地開発公社が分譲した団地であり、団地内は宇佐市の名義となっております。この度、地区内の重要な生活道路であるということで、市道認定しております。幅員につきましては、四・五メートルから五メートルありますので、この分については特に改修計画はございません。  それから、四千百九十号の渚団地でありますけども、これは宇佐市営住宅に接しており、幹線道路に接続道路でありまして、これも住宅団地に物すごく重要な路線でありますので、認定するものであります。これにつきましても、幅員が五メートルと、舗装もされておりますので、改修計画はございません。  それから、七百四十三号の……。(「四百四十三……」と呼ぶ者あり)七百四十三号、すみません。東上田水堀線ですけども、これは市道中恵良線を道路改良工事をしました、いわゆる残りの旧道部分でありまして、これにつきましても以前から市道として認定しておりますので、これも引き続き市道として認定をしたいということであります。これにつきましても、特に改修計画ございません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)一点だけ。今、説明があった神子山にしろ、渚にしろ、幅員はもちろん特に広げる必要ないということなんですけども、道路の損傷とか、凹凸とか水たまりとか、そういうことも全然なく、きれいさっぱり、きちっといいということですか。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)再質問にお答えします。  舗装されていまして、全面全くとかなりませんけど、とりあえず、そんなに心配ありません。ただ、市道認定されました以上は日常管理はしていくつもりでおります。  以上です。 ◯十三番(用松律夫君)終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百十七号工事請負契約の変更についてを議題といたします。  通告はありませんが、質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百十八号市有財産の無償譲渡についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)十三番 用松です。  いただいた資料ではですね、ここに書いておる、まず、対象物件の固定資産税の評価がどうなっているかということが第一点と。先ほど申したように、資料ではもう事業を廃止するという状況の中で、どうして無償譲渡にするのか、賛否は一応別にして。無償譲渡した後の三点目は、活用計画をどのようにしようとしているのか、以上三点。 ◯議長(中島孝行君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(古野 好君)院内支所産業建設課長の古野でございます。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えします。  議第百十八号市有財産の無償譲渡についての一点目、対象物件の固定資産評価額についてですが、対象物件のものにつきましては、市有財産のため、未評価であります。また、土地については、登記簿上、一六〇三番地原野の三十六平米で六百四十八円、それから一六〇四番地の山林の百十五平米の二千七十円で、登記簿上での評価額であります。  続きまして二点目、市の資料では、事業を廃止するとなっているのになぜ無償譲渡の理由についてと、三点目、無償譲渡した後の活用計画はについてですが、関連しますので、一括して説明いたしたいと思います。  昭和五十七年度に農林業地域改善対策事業により、施設を建設し、事業を実施してまいりました。しかし、経営の不振や当時の上副畜産組合の代表者が死亡したため、事業を休止しておりましたが、今回、上副畜産組合の代表者により、畜産経営を正式に廃業し、施設を農業用倉庫やライスセンターとして利用したいとの申し出がありました。この施設は、耐用年数二十四年を経過しておりますので、施設を無償譲渡し、新たに地元の方が上副畜産組合に加入し、農業用倉庫やライスセンターとして活用する計画です。また土地に関しましては、建設当初、上副畜産組合代表者が所有でありましたが、平成元年の会計検査において、町へ所有権移転登記をするように指摘を受け、同年に所有権移転を行いました。その際、耐用年数が切れた時点で、または施設を廃業した場合、当該土地を代表者に返還する旨の書面を交わしておりましたので、施設及び土地について払い下げを行いたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)今の説明だと、対象物件は市有財産ですけども、当然これが承認されれば個人財産になるわけで、個人財産として見た場合の評価額を聞いているわけで、市有財産の未評価というのはそれは当然のことだと思うので、そこをもう一回。もし個人財産になった場合の近傍同種の土地、あるいは建物、あるいはその近所の評価額からいって、どのくらいになるんですか。 ◯議長(中島孝行君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(古野 好君)院内支所産業建設課長 古野です。  再質問にお答えします。  この事業に関しましては、同和対策事業により設置した農林水産業施設等の譲渡に関する取扱要綱によりまして、施設等の譲渡に係る費用は、原則として、無料となりますので、評価額等はかからないと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)もう時間がないんでですね、後でですね、個人財産になったらどうなるかというのは当然評価するわけでしょう──しないんですかね。もう無評価でいくという意味ですか。もう一回答弁を。 ◯議長(中島孝行君)院内支所長。 ◯院内支所長兼院内支所地域振興課長(上鶴美輝君)院内支所長の上鶴です。  その件について、再度調べさせて報告をさせていただきたいと思います。で、よろしいでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)調べるって、要するに方針として、個人の財産に所有権移転しても課税しないという方針ですか、課税するという方針ですか。それは一応公平性の観点から、その辺の答弁を。 ◯議長(中島孝行君)院内支所長。 ◯院内支所長兼院内支所地域振興課長(上鶴美輝君)市有財産から個人に移るわけですので、課税はかかると思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)あと、課税の試算額を出してほしいんですけど。  最後。事業を廃止するということなんですけど、引き続き名前としては上副の畜産組合として名前だけ残すという意味のような答弁だったんですが、そういう意味ですかね。 ◯議長(中島孝行君)院内支所産業建設課長。
    ◯院内支所産業建設課長(古野 好君)お答えします。  名前だけではなく、新たな組合員が、農業等の従事するために、農業倉庫、ライスセンターを経営いたします。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)ちょっとくどいようですけどね、要するに名前は残していくと。で、利用の使途については農業用倉庫にする。そういう理解を持っちょっていいんですかね。 ◯議長(中島孝行君)産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(古野 好君)そのとおりでよろしいと思います。 ◯十三番(用松律夫君)はい、終わります。後で個別に聞きます。 ◯議長(中島孝行君)以上で通告による質疑が終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百十九号指定管理者の指定について(安心院児童館)を議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)十三番 用松です。  とりあえず百十九号の児童館の指定管理にすることの理由とその影響、狙いについて答弁を求めます。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所市民サービス課長。 ◯安心院支所市民サービス課長(永田雅春君)安心院支所市民サービス課長の永田です。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えします。  議第百十九号施設の指定管理に移行することの理由とその影響についてですが、安心院児童館は、平成十八年四月より指定管理者制度を導入し、現期間が来年三月で満了となります。今回の更新に伴い、公有財産検討委員会において協議を重ねた結果、児童館は、児童構成員が必要となる理由などから、引き続き指定管理者制度による運営管理の継続が望ましいとの方針が示されました。  社会福祉協議会のこれまでの長きにわたる実績と培われたノウハウや確立された運営体制による経営努力により、利用児童及び保護者との信頼関係も構築されており、今後も適正な施設運営の継続が期待されることから、引き続き指定管理者制度を導入することについては特に影響はないものと考えております。  以上です。 ◯十三番(用松律夫君)終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で通告による質疑は終わりましたけど、ほかに質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百二十号指定管理者の指定について(安心院老人デイ・サービスセンター)を議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)さっきの百十九号と同様に、今、経営の現状と先ほど言ったように、指定管理に移行することの理由やその影響について、答弁。 ◯議長(中島孝行君)安心院支所市民サービス課長。 ◯安心院支所市民サービス課長(永田雅春君)安心院支所市民サービス課長の永田です。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  議第百二十号施設の指定管理に移行することの理由とその影響についてですが、安心院老人デイ・サービスセンターは、平成十八年四月より指定管理者制度を導入し、現期間が来年の三月で満了となります。今回の更新に伴い、公有財産検討委員会において協議を重ねた結果、デイサービス施設は多くの介護職員が必要となる理由などから、引き続き指定管理者制度による運営管理が望ましいとの方針が示されました。  社会福祉協議会のこれまでの長きにわたる実績と培われたノウハウ、確立された運営体制による経営努力で、今後も適正な施設運営と安定したサービスの継続が期待されることから、引き続き指定管理者制度を導入することについては、特に影響はないものと考えております。  以上です。 ◯十三番(用松律夫君)終わり。 ◯議長(中島孝行君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はございませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百二十一号指定管理者の指定について(院内老人デイ・サービスセンター)を議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)十三番 用松です。  前後と同じ文言を名前だけ変える答弁なので、省きます。 ◯議長(中島孝行君)ちょっと……。(「同じことを聞いても一緒……」と呼ぶ者あり)同じことでもちょっと言ってください。(「えっ。もう取り下げます」と呼ぶ者あり)取り下げますか。(「はい」と呼ぶ者あり)はい、わかりました。(「同じことを言わせると悪かろう」と呼ぶ者あり)  ほかに質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  最後に、議第百二十二号指定管理者の指定について(道の駅「いんない」)を議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  まず、十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)この点も、道の駅「いんない」で、少しさっきの施設とちょっと性格が違うんですけども、食堂部分の件については、先ほど今石議員から質問があったんですけど、同様の理由で一度答弁をいただきたいというふうに思います。 ◯議長(中島孝行君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(古野 好君)院内支所産業建設課長の古野でございます。  十三番 用松議員の議案質疑にお答えします。  議第百二十二号指定管理者の指定についての、施設の指定管理に移行することの理由とその影響についてでございますが、当施設は、平成二十三年十月より指定管理者制度を導入し、現期間が平成二十八年三月に満了となります。今回の更新に伴い、公有財産検討委員会において協議検討の結果、民間事業者の有するノウハウを効果的に活用することがサービスの向上と経費の削減につながることから、引き続き指定管理者制度による運営管理の継続が望ましいとの方針が示されました。  なお、影響につきましては、民間事業者の有するノウハウを効果的に活用し、サービスの向上と経費の削減に努めていきたいと思っております。  以上です。 ◯十三番(用松律夫君)いいです。 ◯議長(中島孝行君)次に、十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番 今石です。  議第百二十二号。経営状況については、先ほど答弁があったので取り下げますが、前管理者が指定者となったということでありますが、そこまでの経緯についてですね、説明を求めます。 ◯議長(中島孝行君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(古野 好君)院内支所産業建設課長の古野でございます。  十番 今石議員の議案質疑にお答えします。  議第百二十二号指定管理者の指定についての五年間の経営状況と指定の経過についてですが、経営状況につきましては、各種の自主事業を展開し、平成二十三年度の月平均の売り上げが六百三十五万九千円に達しまして、平成二十七年度の月平均で七百四十三万九千円と好調に売り上げを伸ばしております。  また、指定の経過につきましては、平成二十三年十月より指定管理者制度を導入し、現期間が平成二十八年三月に満了となります。今回の更新に伴い、公有財産検討委員会において協議検討の結果、民間事業者の有するノウハウを効果的に活用することがサービスの向上と経費の削減になることから、引き続き指定管理者制度による運営管理の継続が望ましいとの方針が示されましたものであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)よろしいですか。  今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)前回は、公募しての指定だったというふうに記憶しておりますが、今回は随意契約で指定者を決定したという経過なのか質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(古野 好君)院内支所産業建設課長の古野でございます。  再質問にお答えします。  今回も公募しまして、二社の方が現場説明会にいらっしゃいました。そして、最終的な応募者の数は一社でございました。  以上です。 ◯十番(今石靖代さん)以上です。 ◯議長(中島孝行君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はございませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  続いて、報告に移ります。  報告第二十号及び報告第二十一号の二件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  以上で全議案に対する質疑を終結いたします。  ここで、会期中に請願の提出がありましたので、議会事務局長より報告させます。  議会事務局長 加藤義人君。 ◯議会事務局長(加藤義人君)議会事務局長の加藤でございます。  請願について報告いたします。  開会日からこれまでに提出されました請願は、お手元に印刷配付の請願文書表のとおり、一件です。その他陳情が一件でございます。  以上で報告を終わります。
      ~ 日程第三 議案並びに請願の委員会付託 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第三、議案並びに請願の委員会付託を議題といたします。  まず、議案につきましては、本日、文書をもって通知いたしておりますとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  次に、請願につきましても、請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  次の本会議は、十二月二十二日午前十時から再開いたします。日程は、委員長報告の後、委員長報告に対する質疑、討論、採決ほかとなっております。  本日はこれにて散会いたします。  御苦労さまでございました。              散会 午後二時三十六分 宇佐市議会...