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2015年09月10日 平成27年第4回定例会(第4号) 名簿
2015年09月10日 平成27年第4回定例会(第4号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2015-09-10
    2015年09月10日 平成27年第4回定例会(第4号) 本文


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    2015年09月10日:平成27年第4回定例会(第4号) 本文 (470発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過 (四日目)              開議 午前十時〇一分 ◯議長(中島孝行君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十四名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成二十七年第四回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。   市政一般に対する質問一覧表(平成二十七年九月十日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨       │ 答弁を求 ┃ ┃      │                         │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃十三番   │一、非核平和都市宣言の市長として戦後七十年    │市長    ┃ ┃用松律夫君 │  にあたり平和と戦争をめぐる問題について    │      ┃
    ┃      │  問う。                    │      ┃ ┃      │ (1) 宇佐市で民間人を含む多数の戦争犠牲者を   │      ┃ ┃      │   だしたアジア・太平洋戦争を市長はどう思   │      ┃ ┃      │   うか                    │      ┃ ┃      │ (2) 安全保障関連法案(以下戦争法案と略記)   │      ┃ ┃      │   の政府答弁のなかで理論上、核兵器の運搬   │      ┃ ┃      │   も可能と認識を示したことをどう考えるか。  │      ┃ ┃      │   また、核兵器廃絶に向けどのような努力を   │      ┃ ┃      │   行うご決意か。               │      ┃ ┃      │ (3) これまでの「専守防衛」の立場から行って   │      ┃ ┃      │   きた自衛官募集事務は、戦争法案が成立し   │      ┃ ┃      │   た場合は、どうなるのか。日田市のように   │      ┃ ┃      │   中学や高校三年生の氏名・住所の閲覧要請   │      ┃ ┃      │   があった場合、どう対応するのか。      │      ┃ ┃      │ (4) 戦争法案では、自治体への動員とアメリカ   │      ┃ ┃      │   から直接の要請が行われることが危惧され   │      ┃ ┃      │   るが、市としてどう対応するのか。      │      ┃ ┃      │ (5) 市長は大分合同新聞の安保法案のアンケー   │      ┃ ┃      │   トに「専門的知識を持っていないのでコメ   │      ┃ ┃      │   ントを控えたい」と回答されているが、ど   │      ┃ ┃      │   んな専門的知識が必要とお考えか。      │      ┃ ┃      │二、百田氏の「言論弾圧」発言が問題になった現   │教育長   ┃ ┃      │  在でも百田氏の宇佐市での発言を今でも資料   │      ┃ ┃      │  館の設置目的に沿うものだったという認識    │      ┃ ┃      │  か。(大分合同新聞のアンケート回答との関   │      ┃ ┃      │  連で)                    │      ┃ ┃      │三、漫画「宇佐航空隊史」で一部は戦争美化と    │教育長   ┃ ┃      │  も取れる表現があるが、市の進める平和資    │      ┃ ┃      │  料館建設理念と矛盾しないか。         │      ┃ ┃      │四、農作業中の事故死が後を絶たないが、農業    │担当部長  ┃ ┃      │  労災としてJAと連携し対策を強化すべき    │      ┃ ┃      │  では。                    │      ┃ ┃      │五、文化会館の自主事業の券の販売に不公平だ    │教育長   ┃ ┃      │  と言う声が多数の市民から寄せられている    │      ┃ ┃      │  が、事実確認と是正策は取られているのか。   │      ┃ ┃      │六、南宇佐の電柱が溝のど真ん中に建てられ、    │担当部長  ┃ ┃      │  流路や交通の障害となっている問題で私が    │      ┃ ┃      │  住民の声を九電に伝えたら、移設を検討し    │      ┃ ┃      │  ているという回答だが、市も主導的に対応    │      ┃ ┃      │  すべきではないか。              │      ┃ ┃      │七、商品券事業の公平性と費用対効果はどうだっ   │担当部長  ┃ ┃      │  たのか。問題点と改善点は。          │      ┃ ┃      │八、北馬城メガソーラー施設の建設計画の現段    │市長    ┃ ┃      │  階と今後求められる市長の意見書について。   │      ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃二十一番  │一、市民の政治離れを防ぐ方策について、政治    │市長    ┃ ┃斉藤文博君 │  への無関心、各種選挙の投票率の低下は議    │担当部課長 ┃ ┃      │  会サイドの課題でもあるが、行政運営の課    │      ┃ ┃      │  題でもある。                 │      ┃ ┃      │ (1) 以前、小学生を対象に子ども模擬議会の取   │      ┃ ┃      │   り組みをしたが、中・高校生を対象に取り   │      ┃ ┃      │   組みをしてみてはどうか。          │      ┃ ┃      │ (2) 選挙権が十八歳まで引き下げられたが、宇   │      ┃ ┃      │   佐市として何か取り組みを考えているのか。  │      ┃ ┃      │ (3) インターネットの普及で宇佐市のホーム    │      ┃ ┃      │   ページ等、情報発信は進んでいるが、市民   │      ┃ ┃      │   からの意見や要望はどう反映されているの   │      ┃ ┃      │   か。                    │      ┃ ┃      │二、国民健康保険について             │      ┃ ┃      │ (1) 被保険者証をもう少し丈夫なものにできな   │      ┃ ┃      │   いか。                   │      ┃ ┃      │ (2) 高額医療費の現物支給はどのように周知さ   │      ┃ ┃      │   れているのか。               │      ┃ ┃      │三、六月定例会に続いて認知症の予防、対策につ   │      ┃ ┃      │   いて                    │      ┃ ┃      │ (1) 六月定例会で現状について回答されたが、   │      ┃ ┃      │   施設入所希望者の待機者はいるのか。また、  │      ┃ ┃      │   課題と対象についても回答されたが、成果   │      ┃ ┃      │   はあがっているのか。            │      ┃ ┃      │ (2) 家族介護者については支援策はあるのか。   │      ┃ ┃      │四、青少年を犯罪から守る対策について       │      ┃ ┃      │ (1) 青少年育成会等、宇佐市の活動と現状は。   │      ┃ ┃      │ (2) 子どもの夜間外出について、制限を設ける   │      ┃ ┃      │   条例制定は考えられないか。         │      ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃二十番   │一、県内の小学生の虫歯数は、全国平均を大き    │市長    ┃ ┃永松 郁君 │  く上回っている。学校等でフッ素を使った    │担当部課長 ┃ ┃      │  予防等は行わないのか。            │      ┃ ┃      │二、公選法が改正され選挙で投票出来る年齢を    │      ┃ ┃      │  二十歳以上から十八歳以上に引き下げられ    │      ┃ ┃      │  た。早ければ来年夏の参院選から全ての選    │      ┃ ┃      │  挙に適用される。学校等での選挙に対する    │      ┃ ┃      │  教育が必要と思うが、宇佐市教育委員会の    │      ┃ ┃      │  考えは。                   │      ┃ ┃      │三、デスティネーションキャンペーンが県内で    │      ┃ ┃      │  開催されているが宇佐市内での期間内のお    │      ┃ ┃      │  もてなし効果又、今後どのように活かして    │      ┃ ┃      │  いくのか。                  │      ┃ ┃      │四、「道の駅」新設の要望書が宇佐市に提出をさ   │      ┃ ┃      │  れたが宇佐市の考えは。            │      ┃ ┃      │五、宇佐高田医師会病院の移転新築案が出てい    │      ┃ ┃      │  る。地域医療を守っていく上でも必要な施    │      ┃ ┃      │  設だが宇佐市の考え方は。           │      ┃ ┃      │六、高校生は就職活動中だが多くの高校生が地    │      ┃ ┃      │  元企業の志向が強いと聞く。市内高校生の    │      ┃ ┃      │  動向は。                   │      ┃ ┃      │七、全国学力テストの結果が公表された。県内    │      ┃ ┃      │  の順位は、小学校が十四位、中学校三十二位。  │      ┃ ┃      │  中学校の学力底上げに向けた取組みは。     │      ┃ ┃      │八、本年度より土曜日授業が開催されたが、土    │      ┃
    ┃      │  曜日授業の成果はどうか。           │      ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃6番    │一、地域活性化のための村おこしについて      │市長・部長 ┃ ┃衛藤義弘君 │ (1) 宇佐市の観光資源は何だと考えますか。    │及び担当課 ┃ ┃      │ (2) 二〇〇七年観光立国推進基本法が施行、    │長     ┃ ┃      │   二〇〇八年観光庁が設置された。二十一世   │      ┃ ┃      │   紀を担う子供たちの教育をぬきにしては語   │      ┃ ┃      │   れない。「観光立国教育」の現状をお伺いし  │      ┃ ┃      │   ます。                   │      ┃ ┃      │ (3) 宇佐市の官民連携による村おこし対策は。   │      ┃ ┃      │   具体的に成功事例を(どのくらいの観光客   │      ┃ ┃      │   数につながったのかも含め)。        │      ┃ ┃      │二、健康増進と検診率の向上について        │      ┃ ┃      │ (1) 健康チャレンジ推進の効果と市民の関わり   │      ┃ ┃      │   は。                    │      ┃ ┃      │ (2) 国内の特定健診・がん検診の検診率が自治   │      ┃ ┃      │   体の努力で四十%を超えました。宇佐市の   │      ┃ ┃      │   検診率と実施した対策及び今後の目標と受   │      ┃ ┃      │   診率を上げる対策は。            │      ┃ ┃      │三、認知症及びうつ病対策について         │      ┃ ┃      │ (1) 認知症患者がどのくらいいるのか。市とし   │      ┃ ┃      │   ての対応策は。               │      ┃ ┃      │ (2) 高齢化に伴い認知症患者も増加傾向にある。  │      ┃ ┃      │   現在の医療では完治することはできない。   │      ┃ ┃      │   進行を遅らせることはできる。早期発見、   │      ┃ ┃      │   早期治療が一番です。そこで、認知症サポー  │      ┃ ┃      │   ト養成ツールとして初期症状スクリーニン   │      ┃ ┃      │   グシステムの開設を提案しますがどうで    │      ┃ ┃      │   しょうか。                 │      ┃ ┃      │ (3) 自殺防止策として「こころの体温計」で早   │      ┃ ┃      │   期発見を打ち出した。人間の尊厳は絶対で   │      ┃ ┃      │   す。病気を皆で考えてあげることが重要で   │      ┃ ┃      │   す。そこで、うつ病治療法として「認知行   │      ┃ ┃      │   動療法」の普及を提案しますがどうでしょ   │      ┃ ┃      │   うか。                   │      ┃ ┃      │四、地方版総合戦略の現状について         │      ┃ ┃      │ (1) 各分野の関係機関との議論は何回程度行っ   │      ┃ ┃      │   たのか。大学機関の提案はどうなったのか。  │      ┃ ┃      │ (2) 妊娠期から子育て期までの切れ目ないサ    │      ┃ ┃      │   ポート「ネウボラ」の提案は。市独自の子   │      ┃ ┃      │   育て支援策は。               │      ┃ ┃      │ (3) 農林水産業の独自策は。誘客事業と市の独   │      ┃ ┃      │   自策は。産業祭の提案は。          │      ┃ ┃      │ (4) 過疎地域及び集落交通ネットワークは。    │      ┃ ┃      │ (5) 都市部から移住したいなどの相談窓口(ア   │      ┃ ┃      │   ンテナショップ的な)PR策は。       │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛  まず、十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)皆さん、おはようございます。十三番 日本共産党の用松でございます。  質問の第一項目の第一点は、さきの大戦で約二千万人のアジア諸国民と我が同胞三百十万人の命を奪った、あの戦争についての認識を問うものであります。  第二点は、安全保障関連法案の政府答弁の中で、核兵器の運搬も可能だと明言されたことについてと、今後の市長の核兵器廃絶の決意について問うものであります。  第三点は、自衛隊の高校三年生を対象にした住民基本台帳の閲覧について。  第四点は、安全保障関連や新ガイドラインに基づいて、国やアメリカから自治体への動員要請などあった場合の対応について。  第五点は、大分合同新聞の安保法案のアンケートに対して、市長が専門的な知識を持ち合わせていないので、コメントを差し控えると回答したことについて。  第二項目は、百田氏の言論弾圧の発言について、大分合同新聞の市長の回答に対する見解について。  第三項目は、宇佐市が編集した漫画「宇佐海軍航空隊史」の中で、一部に戦争美化ととれる表現があると。このページにありますように、八ページに「海軍さんが柳ケ浦に来てくれれば村も潤う。本当に山本五十六司令長官の肝いりの航空隊とはありがたいこっちゃ。村を挙げて歓迎せな」こういう表現がありますけれども、一方では基地があることによって空襲の対象になると、あるいは多くの農民の方々が土地を接収される、そういう一面的な記述についての見解を問うものであります。  第四項目は、農作業中の事故に対して、JAとタイアップして事故防止と農業労災補償の救済策の取り組みについて。  第五項目は、文化会館でことしの二月二十八日の石川さゆりコンサートにおける券の販売をめぐる市民の声について。  第六項目は、南宇佐の電柱の移設についての市の対応を問うものであります。  第七項目は、商品券事業の公平性と今後の改善点について問うものであります。  最後の第八項目は、北馬城のメガソーラー施設の現状と今後の市長の対応について見解を求めるものであります。  以上で第一回の質問を終わります。よろしくお願いします。 ◯議長(中島孝行君)用松議員。(「はい」と呼ぶ者あり)ちょっと以後、お願いがあるんですが、なるべく発言要旨の、正確に読んでいただきたいと、このように思います。  それでは、用松律夫議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、非核・平和都市宣言の市長として戦後七十年にわたり平和と戦争をめぐる問題についての一点目、二点目、四点目及び五点目については関連がございますので、一括してお答えをいたします。  まずは、さきの大戦で犠牲となられた多くの方々に哀悼の念をささげますとともに、戦後七十年を迎え、改めて恒久平和を祈念いたすところであります。  また、宇佐市においては議会議決により、平成十八年三月、非核・平和自治体を宣言しており、今後ともあらゆる核兵器の廃絶を目指し、核戦争防止を訴えてまいりたいと考えております。  なお、これまでも議会で申し上げましたように、地方自治法では、国際社会における国家としての存立にかかわる事務は、国が本来果たすべき役割と定められております。外交や防衛に関する事項につきましては国の専管事項であるため、市議会において、本市としての見解を述べることは差し控えさせていただきます。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、三項目めの漫画「宇佐航空隊史」についてを、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)皆さん、おはようございます。教育長の近藤でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、漫画「宇佐航空隊史」で一部は戦争美化ともとれる表現があるが、市の進める平和資料館建設理念と矛盾しないかについてですが、本年三月に刊行した宇佐学漫画シリーズ第四巻の「宇佐海軍航空隊史」は、戦後七十年が経過し、戦争の記憶が風化しようとしている現在、我がまちも戦場であったという歴史を後世に伝えていくために出版したものであります。  かっての戦争で宇佐も戦場となり、激しい空襲に見舞われたことで、子供から大人まで多くの人々が犠牲になったということを体験者の証言をもとに、平和の大切さと命のとうとさについて描いたものであります。  漫画という手法により、戦争を知らない多くの世代の人たちにも関心を持っていただいており、戦争や平和について考える機会を提供するという、宇佐市平和ミュージアム(仮称)構想の理念に矛盾するものではないと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの非核・平和都市宣言と平和と戦争をめぐる問題についての三を、総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)皆さん、おはようございます。総務部長の稲積でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  一項目め、非核・平和都市宣言の市長として戦後七十年に当たり平和と戦争をめぐる問題について問うの三点目、自衛官募集事務についてですが、現在、自衛隊法施行令第百十九条、都道府県知事及び市町村長は、自衛官の募集に関する広報宣伝を行うものとするの規定により、広報等に掲載するなど自衛官募集事務を行っております。  また、自衛官等の募集に係る氏名等の情報につきましては、自衛隊地方協力本部の長が住民基本台帳法第十一条第一項に基づき、住民基本台帳の一部の写しの閲覧を市区町村の長に請求することができますので、法令等に基づき処理することになります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの百田氏の宇佐市での発言についてを、教育次長 辛島文昭君。 ◯教育次長兼管理課長(辛島文昭君)皆さん、おはようございます。教育次長の辛島でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、百田氏の言論弾圧発言が問題になった現在でも百田氏の宇佐市での発言を今でも資料館の設置目的に沿うものだったという認識かについてですが、宇佐市平和資料館の設置目的は、戦争及び平和に関する資料を収集保存し、また活用することにより、広く市民の観覧に供し、平和学習、生涯学習の場を提供するとともに、戦争の悲惨さと平和のとうとさを後世に伝え、恒久平和の実現に寄与することであります。  一昨年九月に開催した宇佐市平和資料館開館記念シンポジウムにおいて、小説「永遠の0」の作者である百田尚樹氏に講演をお願いしました。その際の発言には、自身の知見に基づく私的発言やメディアを批判するような発言もあったと思いますが、講演の内容は、戦争の事実を後世に伝え、恒久平和を願うというものであり、講演会には十代から八十代まで老若男女を問わず千二百人を超える多くの皆様に御来場いただきました。  会場で行ったアンケート結果を見ましても、十代の男性は「私たちのような若者は戦争についての出来事を文字上でしか知ることができません。ただ、このような講座を通して戦争について深く知ることができたのは非常によい経験でした。本当にありがとうございました」や、また五十代の来場者の感想では「戦争の悲惨さを次の世代へ伝えていく取り組みとして、きょうのシンポジウムや平和資料館設置等はすばらしいことだと思います」など、多くの御意見をいただきました。  このように、あらゆる機会を通じて学び、考える場を提供するのが生涯学習の基本理念でありますし、百田氏の講演会が多くの皆様に戦争の悲惨さと平和のとうとさを後世に伝え、恒久平和の実現に寄与するという宇佐市平和資料館の設置目的に沿うものであったと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、四項目めの農作業中の事故対応策についてと、五項目めの文化会館自主事業の券の販売についてと、七項目めの商品券事業についてと、八項目めの北馬城メガソーラー施設建設に対する市長の意見書についてを、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)おはようございます。経済部長の山本でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、農業中の事故死が後を絶たないが、農業労災としてJAと連携し対策を強化すべきではについてでございますが、労災保険は本来、労働者の負傷、疫病、障害、死亡などに対して保険給付を行う制度でございますが、加入義務のない農業者の方にも一定の要件のもとに特別加入という形で任意加入できます。  この特別加入の手続につきましては、都道府県労働局長の承認を受けた特別加入団体が行うこととなっており、基本的にJAや県中央会等がその受け皿となります。  県内には、全域を網羅する特別加入団体が整備できていない状況でございますので、市といたしましても、今後とも制度の周知、啓発活動等を図るとともに、県等を通じた県中央会等へ窓口整備の働きかけを行ってまいりたいと考えます。  次に五項目め、文化会館の自主事業の券の発売に不公平だという声が多数の市民から寄せられているが、事実確認と是正策はとられているのかについてでございますが、議員御指摘の件につきましては、市民からそのような声は伺っておりません。  また、指定管理者の株式会社ケイミックスに事実確認をしたところ、同じく、そのような声は寄せられていないということでございます。  なお、券の販売方法につきましては、自主事業によっては、空席が多くあった場合などで公演日間近で十名以上の申し込みの団体扱いで、かつ後方席など席が選べない条件のもと、割引販売をしており、先に希望の席を指定で購入した方と不公平な取り扱いにならないよう努めているということでした。  続きまして七項目め、商品券事業の公平性と費用対効果はどうだったのか、問題点と改善点はについてでございますが、平成二十七年度に行うプレミアム商品券事業は、国の地域住民生活等緊急支援のための交付金を活用し、例年のプレミアム率一〇%に、さらに一〇%を上乗せして二〇%のプレミアム付商品券として、昨年の約二倍となる発行額を夏、冬、二回に分けて販売する事業でございます。  一回目となった五月の販売におきましては、市民の関心が非常に高く、短時間での完売という状況が生じる中、商品券の購入ができなかった方がいたことから、販売時の課題につきまして、事業実施主体である宇佐商工会議所並びに宇佐両院商工会と協議を重ねる中、一人でも多くの市民に、できるだけスムーズに購入していただけるよう、販売については一人当たりの購入限度額の引き下げや、当日、列に並んだ方に対する完売目安ラインの告知、販売所ごとの販売額の告知など、改善策を講じるよう検討を行っているところでございます。
     この商品券事業を契機に、地元商店等の魅力が多くの方々に再確認され、継続的な地元の消費拡大につながることで地域経済の活性化の効果がもたらされるものと考えております。  次に八項目め、北馬城メガソーラー施設の建設計画の現段階と今後求められる市長の意見書についてでございますが、現在、大分県と林地開発許可申請者との間で、災害防止及び水害防止の上で必要となる調整池の考え方について、大分県が説明を求めていると認識しております。  また、市長の意見書につきましても、これまでも説明していますように、県から求められた段階での地域の意見や要望と審査の観点であります災害の防止、水害の防止、水の確保、環境の保全の四要件が審査基準に適合しているか、十二分に精査していただくよう意見したいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、六項目めの南宇佐の電柱問題についてを、建設水道部長 川野慎三君。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)皆様、おはようございます。建設水道部長の川野です。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  六項目め、南宇佐の電柱が溝のど真ん中に建てられ、流路や交通の障害になっている問題で、市も主導的に対応すべきではないかについてですが、本件は現在実施しております宇佐地区街なみ環境整備事業に伴う横町通りの無電柱化整備に起因するものであり、市より電線管理者である九州電力へ電柱の移設補償を行い、これに伴い九州電力が電柱の移設を行ったものであります。  その移設先である市道宇佐新町線の幅員が約四メーターであることから、側溝のある道路端部へ電柱を建てたことにより、既設側溝の切り回しを余儀なくされ、排水に影響を及ぼすのではないかと心配されているところです。  また、近隣の住民の方より、これまで交通できていた大型車の通行が困難になったともお聞きしており、事の詳細を九州電力に確認しましたところ、その対応については、事実確認を含め、現在検討している旨の説明を受けましたので、市からも解決に向けた十分な検討をお願いしているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で、執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)順次、再質問を行いますが、途中、時間の経過で若干、前後することがあることを先にあらかじめ申し上げておきます。  特に市長には、先日お会いしたときには、用松議員にも公平に答えるという約束をいただいておりますので、その立場から答弁をお願いします。  第一点は、戦後七十年に当たって安倍談話が出されたんですけども、村山談話の核心、いわゆる侵略と植民地政策の国策の誤りにより反省とおわびをという四つのキーワードについて、市として同じ考えなのか、第一点。 ◯議長(中島孝行君)用松議員、先ほど、答弁の中にですね、国の専管事項についてということで、これは幾ら聞いても同じ答えしか返ってこないと思うんですが、いかがなものですか。 ◯十三番(用松律夫君)いや、納得できないんで、これを同じ考えでやるか、市政を運営するかどうか、基本的なことなんですよ。市長は、市民の命と暮らしを守る最高責任者です。その点で、戦争についてどう考えるかと。特に村山談話を踏襲するかちゅうのは非常に大事な点です。ぜひ、市長の答弁を。市長、約束したんで、約束守ってくださいよ。 ◯議長(中島孝行君)総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積でございます。用松議員の再質問にお答えします。  何度も繰り返しますけども、これは役割分担という、国と各自治体のそれぞれの役割分担という部分で、国の専管事項ということで申しております。  で、市長が市民の安心、それから平和を願わないわけはないんでありますけども、それぞれ仕事の役割として、専管事項ということで、従来から申し上げておりますとおり、差し控えさせていただきたいということでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)もう時間がもったいないんで、別の場で大いに論議したいと思います。  二点目ですね、これは非常に市長のいいことですけどね、是永市長は県下の市長でただ一人、九州でも七十七ある市のうち十五市がやっているわけですけれども、その一人として毎年、原水爆世界大会に核兵器廃絶の願いを込めてメッセージを、かなり長文のを送っていただいていると、非常にすばらしいと我々は誇りにするんですけど、その思いをですね、市政にどう生かす決意なのか。これは市長しか答えられない、メッセージ書いた本人ですから、誰か代筆したわけじゃないんで、お願いします。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。(「代筆したわけじゃないんで。市長、約束守ってくださいよ。課長、まだ市長に当選してないちゃ」と呼ぶ者あり) ◯総務課長(永野直行君)総務課長の永野でございます。用松議員の再質問にお答えをいたします。  先ほど市長の答弁の中にもありましたけど、さきの大戦で多くの方が犠牲になられたということで、市長は改めて戦後七十年を迎え、恒久平和を願うということで、もちろん、この非核・平和宣言自治体の会員として市長は、この平和の願いを込めてですね、毎年、こういった核戦争防止のメッセージは出しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)市長ね、個人的な感想、思い、メッセージを寄せられたその思いを聞かせてください。ぜひ、断らんで。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  平和市長会議加盟、日本非核宣言自治体ということで、原水禁の世界大会に向けてメッセージをいつも出しております。これにつきましては、平成十八年の三月十七日に宇佐市議会で決議された非核・平和自治体宣言都市の決議というのがあります。これの中にですね、恒久平和と安全は、人類共通の念願、私たち云々はとありまして、この「私たち宇佐市民は、人類普遍の願いである世界の恒久平和実現のため我が国の非核三原則を遵守し、あらゆる国の核兵器の廃絶をめざし核戦争防止を強く訴え、ここに「美しい自然と豊かな歴史」に恵まれた宇佐市を非核・平和の自治体とすることを宣言する。以上、決議する」ということで、市議会の決議があるんですね。その決議を踏まえて、私は、それと同じ趣旨のメッセージを送っているということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)市長は、昨年九月議会の私の質問に対して、集団的自衛権の閣議決定に対しては、切れ目のない、安全保障法制の整備が決定されたと答弁したんですけれども、今、元最高裁の長官を筆頭に、歴代内閣法制局長官、憲法学者の九割以上、法曹界を挙げて日本弁護士連合会を中心に運動してるんですけども、そういういろんな危険な内容や疑義が呈された中で、今でも市長として、切れ目のない安全というふうに同じ認識を持っているのか、あるいは疑義を感じになっているのか、憂慮や懸念を感じになっているのか、市長の個人的な感想をお願いします。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。(「これは市長個人やけん。市長のハートを代弁できるの、あなた」と呼ぶ者あり) ◯総務課長(永野直行君)それでは、用松議員の再質問にお答えをいたします。  これにつきましても、現在、国会で審議されている内容でありますし、国の専管事項ということでありますので、発言は控えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)もっと議長の威厳を発揮してですね、市長が昨年九月議会で答弁したことに対する質問ですから、答弁したことに対する質問に対しても答えさせないというのは、議長、いかがですかね。議長、せっかく権限があるんですから、議長の権限を大いに発揮して、さすが宇佐の議長だと全国に褒められるようにやってくださいよ。頼みます。 ◯議長(中島孝行君)用松議員、その質問に対して答弁をするのは執行側の権利でありますから、執行側が答えることについて、私はとやかく言うつもりはありませんので。  用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)いや、そうじゃないて。いつも市長は、議長がいいといえば、答えたいって、うずうずしちょるんですよ。議長がとめちょんですよ。そこを議長、やっぱり反省せんとね、悪いと思うんで。  特にね、都合が悪うなったりなんかすると、国の専管事項ちゅうことで答えないんだったら、議論にならないんですよ。議会は議論の場でしょう。議会軽視になるんですから。議論をさせないんですかね、議長。そこら辺の議長の見解を。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫さん、議長の見解ちゅうことじゃないんですけど、これは確かに、そういうことが質問がありましたけれども、市政一般と私はちょっと外れているような気がしますし、議論したければ、直接、市長と会うて話してください。  用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)いやもう、いつでも市長が胸襟を開いてるけんね、行きます。それはもう市長によろしくお願いします。なるべく穏やかにやりますので。  ぜひ、私としてはね、市政と国政というのは切り離せんし、国政の基本的には下請ちゅうか、国政の中でどう市政があるかちゅうことですから、全く切り離せないということは、もう誰が、子供が考えてもね、わかるんで、そこをちょっと指摘して。  三点目ですね、自衛隊が高校生を対象にして閲覧しているんですけれども、既に四月八日に要請があって、四月二十一日に閲覧をさして、いわゆる四条件、氏名、住所、年齢、性別を書き写して帰ってるわけですけども、市のほうはですね、三百六名書き写したというふうに言っていますけど、あらかじめ市が三百六名分の名簿を準備してたんじゃないですか。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長の田口でございます。用松議員の再質問にお答えいたします。  自衛官募集のために、自衛隊の宇佐地域事務所が四月八日の日に申請をいたしました。このときに、平成……。(「いや、準備していたかどうかですよ。もう時間が、節約に協力してください」と呼ぶ者あり)わかりました。  住基法ではですね、市民全体の名簿を閲覧することは基本的に禁止されております。で、範囲を絞った中での閲覧については許可できることになっておりますので、申請の段階で、あらかじめ、どの範囲の名簿を閲覧するのかということを申請していただきますので、それに基づいて台帳を作成し、閲覧させることとなっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)毎日新聞の「日米安保の現場 語られぬリスク」ということで、ナンバー六のシリーズに、福山市が拒否してたということで、全国で今、民主党の阿部知子衆議院議員の資料によると、協力しない自治体が三月末時点では十二と、その前は二〇一〇年度は百九十九あったということなんですけども。  我々、専管事項と言われるけれども、もちろん専守防衛の立場から必要な面もあるというふうな認識も持ってる面もあるんですけども、要するに、今度ですね、安保法案では、日本が他国から攻撃をされていなくてもアメリカの起こす戦争に協力をさせられると、参戦すると、若者の血が流されるということで、さっき申し上げた憲法学者の九割以上、法曹界挙げて、歴代法制局長官あるいは元最高裁長官等が反対をしているし、国民の圧倒的な、先日は十二万人が国会を包囲したんですけども、そういう若者の血が流される危険性が極めて高いと、違憲性が極めて高いということが明確になった段階でも、市は協力するお考えですか。憲法九十九条に違反してでもやるというんですか。答弁を。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長の田口でございます。  住民基本台帳法では、第十一条の一で、国または地方公共団体の機関は、法令で定める事務の遂行のために必要である場合は、市町村長に対し、当該市町村に備えている住民基本台帳の一部の写しを閲覧させることを請求……。(「部長、答弁がかみ合ってない。今、戦争法がそれだけ心配されている中でもやるかちゅうの」と呼ぶ者あり)いえいえ、済みません。もうちょっと、済みません。  できるとしておりますし、自衛隊法第二十九条では、地方協力本部においては、地方における自衛隊及び自衛官候補生の募集に関する事務の一部を行うとしておりますので、これは住民基本台帳法第十一条の一項に該当しますので、閲覧を許可する理由になります。拒否する理由にはなりません。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)全く答弁がかみ合ってないです。今までは確かにそうでしょう。しかし、戦争法の内容では、そうなってるからどうかということを聞いてるんで、もうこれ聞いても答えきらん、立場上、答えきらんと思うので、我々は、それは、もし若者の血が流されると、違憲の、そういうことになって、それに自治体が協力するということは、天皇陛下及び全ての公務員が憲法遵守の義務がある、九十九条に違反するということを明確に指摘して、時間の関係で次に行きます。  日本共産党の地方議員団が直接交渉し、私自身も防衛省の人事教育局人材確保班長の近間信哉という人に直接電話して確認したんですけども、閲覧については、防衛省が統一的に全国を指示してやっているわけじゃないと、これまで拒否した自治体もあると、さっき言った阿部知子衆議院議員の調査では十二ということで、罰則規定もないと、拒否する手続も事前に必要ないと、自治体の裁量権だと、そういう防衛省の見解についてはどうお考えですか。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)特に宇佐市が拒否する理由はございませんので、法令に基づいて粛々と事務を進めてまいります。(「これも憲法九十九条に……」と呼ぶ者あり) ◯議長(中島孝行君)用松さん、まだ用松さん、指示してません。(「はい、議長」と呼ぶ者あり)座ってください、一回。(「はい」と呼ぶ者あり)座ってください。  用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)こまいこと言わんで。  部長ね、ガイドラインについても、質問してもですね、専管事項と言って断ると思うんですけど、もし今度、周辺事態法では地理的概念がなくなるわけね。制限がなくなる。全国どこの自治体でも、アメリカ軍や政府の要請によって、その機能を有する自治体について、その機能の発揮を求められた場合にはどうするんですか。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長の田口でございます。  法令等で閲覧が禁止されるような通達等がございましたら、こちらとしては禁止しますが、現時点ではそのような通達はございませんので、粛々と法令に基づいて事務を進めてまいります。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)市長、これはもう市長しか、もちろん答えられないんで、市長が大分合同新聞のアンケートに対して、専門的知識を持ってないと、どういう専門的な知識が必要なんですか。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  安全保障法制の現行の法制度、過去の経緯、諸外国の情勢等、安全保障全般に関することであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)それでは、専門的知識が、その有無にかかわらず、多くの国民が反対していることについては、専門的知識がないからおかしいという認識ですか。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)合同の新聞をよく見てほしいんですけど、最初に国の専管事項でと言っておりますように、国のまず専管事項でありますので、基本的には本市としての見解を述べることは差し控えさせていただきます。  国の専管事項で、先ほど申し上げましたとおり、役割分担をしておりますので、私ども、現行の安全保障の法制度が一体どうなっていて、諸外国の情勢はどうかという情報は基本的に持ち合わせていないです。だから、そういうことも含めて、本市としての見解を述べることは差し控えさせていただきますと、引き続き答弁させていただいております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)これも市長が答えた、これは市長を含む全員がですね、例の百田発言について、記事を担当した首藤編集員に直接、私も確認したんですけども、市長さんも含め、言語道断だと、民主主義の土台を揺るがす行為で、論外だと、こういうふうに是永市長も答えたというふうに記者が言っているんです。これは間違いないですか。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えいたします。  一部の国会議員、そして作家等によるですね、表現、報道の自由に圧力発言のようなことがあった、それに関してどう思いますかということでございました。それについてはですね、表現の自由は民主主義の根幹をなすものでありまして、ここに不当にですね、圧力をかけるということは、やっぱおかしいということでお答えさせていただきました。これはほかの首長さんも同じ見解だったというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)次は、百田発言のもう一個ですね。百田氏は一昨年九月二十九日の講演で、先ほど答弁されたけど、基本的な彼の基底には、自存自衛の戦争だったという基底観念のもとに、そういう発言したんですけども、これをあくまでも資料館の設置目的とあうのか。  宇佐市も、さきの大戦は自存自衛の戦争だったという認識を持っているというふうに市民に知らせていいですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。用松議員の再質問にお答えをいたします。
     先ほどの第一回目の回答でありましたとおり、百田氏の発言にはですね、御自身の知見に基づく……(「いや、自存自衛としているかって」と呼ぶ者あり)個人的な発言もあったかとは思いますが、講演会全体としましては、戦争の悲惨さと平和のとうとさを後世に伝え、恒久平和の実現に寄与するという平和資料館の設置目的にですね、合致したものだったというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)あくまでも、百十二万円の税金使って講師を招聘してですね、その講師が自存自衛の戦争だったと、それに対しておかしいという異を唱えきらない宇佐市の認識ちゅうのを大いに市民に宣伝をして、あくまで自存自衛の戦争だったということを否定しなかったということをお知らせしますので、その点は、脅すわけでもないし、事実ですので、伝えていきたいと思います。  次に、漫画の件は時間があったときにやりますので、農作業中の事故についてですね。  私も直接知り合いの方が亡くなったし、農家の方の相談は受けて、この問題に勉強を始めたんですけども、既に八月三日に市長にもお渡ししたんですけども、県の担い手支援センターの松田部長、これを直接担当する部長にお会いもし、電話をし、メールもいただいて、前向きに検討するということで、きょう税務課長にも税務署通して調べてもらったし、私も九州で先進的な取り組みをやっている鹿児島のJAにも電話したら、掛金はですね、非課税だと、いわゆる税額控除の対象になるということで、相当、農家の方にとっても助けられると思うんですけど、市長を先頭にJAに働きかけて、再度、早急にというお考えはないですか。市長、せっかく、この前、出すちゅうたんで。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田です。用松議員の再質問にお答えいたします。  今、市といたしましても、この労災保険、農業者の方も加入できる制度でございますので、これに加入するには特別加入団体という、そういった要件が必要になりますけど、その特別加入団体の設立をJAなどに働きかけていきたいというふうには思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)これは非常に前向きな回答で、一緒に頑張っていきたいと思います。  文化会館の石川さゆりコンサートの券の販売についてですけども、そういう声が寄せられてないということですけども、私がでっち上げたわけでも何でもなく、実際に寄せられてるんで、そのことをお断りして。  回答では、途中から空席があったりしたら悪いと、あるいは経営上の赤字を生んだら悪いというような形の答弁ですけども、問題はですね、最初から七千円と四千円の券に分けて販売してるんですね。団体は四千円だっていうけど、どういう団体に四千円で販売したんですか。 ◯議長(中島孝行君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(高月晴彦君)文化・スポーツ振興課長の高月です。用松議員の再質問にお答えします。  団体としましては、十名以上の団体で、宇佐市内や豊後高田市、中津市の商工関係や学校、福祉団体等に御案内しているようです。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)私が聞いたところでは、宇佐市では宇水園、建設協会、中津市役所、高田市役所、豊前の市役所、中津の市民病院というふうに言われてるんですけど、その事実、しかも、四千円じゃなくて三千円から三千五百円で販売されたという声が寄せられてますけど、事実確認はとれてるんですか。 ◯議長(中島孝行君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(高月晴彦君)団体につきましては、具体的にはうちのほうで報告は受けておりません。  金額につきましても、七千円と四千円でしか把握しておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、議会で質問が出たということで、確認する意思はありますか。 ◯議長(中島孝行君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(高月晴彦君)事業内容につきましては、興行ですので、事業にかかわることではありますけど、お聞きしたいとは思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)私が直接、文化会館の近藤課長にもお話を聞いたんですけども、石川さゆりのコンサートについては当初、千三百万円の経費を見込んでたと。ところが、千百万円で済んだと、で黒字になったんだと。だから、仮に七千円で、千三百人の方に七千円で売って、あと残りの人は三千円から三千五百円で売ってるんですね。あるいは文化会館、もちろん昼夜二回で二千六十五人の観客を動員したということになってるんですけど、最初からそういうことをしなくても赤字にならないということを課長から聞いたんですけど、その辺の疑問点については今後、解明する、あるいは尋ねる、あるいは是正するお考えがあるんですか。 ◯議長(中島孝行君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(高月晴彦君)お答えします。  議員、当初からというお話をされてますけど、私のほうのつかんでる話では、先ほど、最初の答弁でもありましたとおり、席が余っていて、そういう開演日間近で席が余っている場合について値引きをして販売したというふうに伺っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)あのね、私の市からいただいた資料では、もう最初から一般が七千円と、団体が四千円と、しかし、実際は三千円から三千五百円なんですけど、こういうふうに最初から団体割引も話をしたと、それはないと。団体に話を、さっき言った中津市役所、豊後高田の市役所やら行って、当面は七千円ですよと、売れんごとなったら、あんたんとこ四千円ですよと、そんなことを言うわけがないんで、その辺はどう確認したんですか。 ◯議長(中島孝行君)ちょっと待って。  用松議員、ちょっとお聞きしたいんですが。 ◯十三番(用松律夫君)ええ。 ◯議長(中島孝行君)これは、市政一般と、行政とどういう関連があってお聞きするわけですか。 ◯十三番(用松律夫君)いいですか。 ◯議長(中島孝行君)どうぞ。 ◯十三番(用松律夫君)いや、指定管理者に委託してるわけですから、指定管理者の運営に公平性を欠けると、あるいは市民からの批判なり意見が出たときには、市はきちっと、この指定管理者の制度の中に、是正もし、勧告もし、指導し、市民の利便性が保障されるということをうたっているわけですよ。市の責任は明確なんです。議長、よくわかってるでしょう。 ◯議長(中島孝行君)では、答弁を。文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(高月晴彦君)お手元の資料は、多分、先日請求いただいた自主事業報告書じゃないかと思われますけど、これは報告書でありまして、結果的に一般七千円、団体四千円で販売したという報告書でありまして、当初から七千円と四千円という形で値段設定をしているわけではないと聞いております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)それは課長、通用しないと思うんですよ。最初から、最初は一応、団体のところに話しに行って、あんたところ、最初七千円ですけど、途中から売れんごとなったら四千円にしますよと、あるいは、本当は三千五百円やけど。そういう話が通じるんですかね、団体との話し合いで。 ◯議長(中島孝行君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(高月晴彦君)最初の答弁で申し上げたとおり、券が空席がたくさんあった場合についての値引きをしているというふうに伺っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)もう平行線で、これは事実と違うと、誰が聞いてもですね、最初から七千円で話持ちかけて、途中から、あんたとこ、団体で、市役所やら、高田市役所、全部、豊前の市役所やら売ってるわけね。最初からそういうことをするわけがないということを指摘して、次に行きます。  南宇佐の電柱について、答弁書では、九電に移設を補償したと。幾ら補償費を払ってんですか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)建設水道部長の川野です。用松議員の再質問にお答えします。  今回、無電柱化に当たり、電線を地中に入れる入線補償から、変圧器などの新たに地上に設置する地上機器、電柱を含む電線類の撤去等を含め、約五千四百万円の補償費になっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)それは、複数のケーブルがあれに巻きついてるわけですけども、九電だけで五千四百万ですかね。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)再質問にお答えします。  九州電力に対して五千四百万円の補償になっています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)私も、九電の支店に二回ほどお伺いして、真城さんという女性のナンバーツーの方にお会いして、非常に前向きに取り組むと。で、今日までに移転の候補地、あるいは移転の条件等々まとめて、関係者と協議に入っていきたいということなんですけども、市としては五千四百万円の補償金を出してるんだから、移転に伴う費用については全て九電が賄うべきだという考えで対応するんですか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)移転に伴う費用というのは、今、議員が御質問にしてる道路の中に入ってる、その電柱の移転という意味でいいんですかね。(「そうです」と呼ぶ者あり)  一応、その分については、市が事業において移転をお願いしているわけでないんで、九電が支払うものだというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)九電が支払うものだと認識しているちゅうことは、九電もそれは了解済みで事を進めているというふうに理解していいですか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)再質問にお答えします。  その電柱の移設について、九電から具体的な話を伺っておりませんので、そこのところはまだ私としてははっきり答弁できません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、具体的に九電の側から協議に入ったときは、宇佐市としては五千四百万円、補償移転費を払っているじゃないかと、市としては払う必要ないということを伝えるつもりでいるんですか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)再質問にお答えします。  九州電力と市とは、この路線だけじゃなくて、いろんな市道に電柱等が建っております。今までの慣例とか、法令とか、いろんなのがあると思いますので、そこ辺に照らし合わせて対応したいというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)ここはぜひね、一本が五千四百万じゃないと思う。五千四百万の、いろんなね、移柱金額の全体が五千四百万で、指摘している一本については、そんなにね、かからないと思うんで、そこはきちっと了解して、とにかく、九電は市と協議してやったというふうに言ってるんで、市の責任はね、全くゼロとは言えないと思うんで、そこはよく協議してですね、とにかく住民の方の不便さを解消すると、あるいは流れ、流路の障害になることをしないという、その点については確認できますか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)再質問にお答えします。  側溝の切り回しをしてるところで流路が阻害されるんじゃないかというふうな心配をされているということですけども、電柱が今のままで水路をどうするかというふうなことになった場合は、今後、大雨とか台風とかのときに、そういう現象が発生するかどうかを確認して、発生するならば早急に対応していこうというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)きのう、市長にもお見せしたんですけど、こんなに、わざわざ、皆さん御存じのように、横に溝をつくって、これは障害にならないか、子供でもそういうふうには思わないんで、それを指摘して、ぜひ善処をお願いしたい。  次に、商品券事業についてですね。  商品券事業については、御存じのように、宇佐市で二万七千枚発行して、限度額十万円の限度額買うた人が二千三百九十二人と、全体の販売したのが二千九百九十二人の方のうちに二千三百九十二人が十万円買うたちゅうことで、実に七九・九四%が十万を買ってるわけね。両院では一世帯当たり十五万というのが限度だそうですけども、四千枚発行して、全体で購入した人が八百二十三人と、十五万ぎりぎりを購入した人が六百十人ですから、全体の七四・三六%が限度額を購入したという数字は間違いないですか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。用松議員の再質問にお答えいたします。  数字といたしましては間違いございません。先日、ちょっと、うちのほうからお答えした中で、二百四ということと世帯数でお答えした分と、全体数として両院商工会の分が三百三十五という部分を訂正させていただいた部分で、今、六百十二人と八百二十三人ということで、そこについては間違いございません。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)これではですね、それこそ誰が考えても、八割近い、あるいは七割五分近い方々が、高額を購入しておるが、その点で今後、一昨日、あるいは昨日の答弁の中でも、宇佐商工会議所管内で五万円と、両院関係で七万円というような線が出てるちゅうのは間違いないですか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。
    ◯商工振興課長(城 隆弘君)再質問にお答えいたします。  先日、初日のですね、大隈議員の御質問のときに明言を避けさせていただいたんですが、その後、それぞれ実施主体の両団体からですね、その今、議員が言われた数字でですね、金額で進めるという報告がございましたので、そういった金額ということで御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)そういう限度額の引き下げで、なるべく公平性を保つようにするという、非常に前向きの答弁ですけど、そのほか、公平性を保つ点、あるいは改善する点について、もう少し具体的に、どういうことを考えているか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)再質問にお答えいたします。  前回の、皆様方に大変御迷惑をおかけした点といたしまして、並んだにかかわらず買えなかったということが一番、皆様方からの苦情でしたので、両団体のほうで、実施団体のほうで、当日につきましては、人数のほうを把握しながらですね、早目に、購入できない方についてですね、早く告知するということとあわせまして、それぞれ販売箇所についてですね、事前告知ができて……、枚数のですね、販売枚数の告知ができてませんでしたので、その告知を事前に行うということで、並ぶ販売場所についてですね、この箇所については幾ら売るということが明確になるので、皆さん、並ぶ場所も選べるということとあわせまして、当日ですね、買うのに、なかなかスムーズに買えなかったということで、チラシの中に申込書をですね、事前に印刷するということで、もうそこを事前に書いていただいて、お金と引きかえにスムーズな配布に、販売にするというようなことを聞いております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)ぜひ改善をお願いして、次に行きます。  議長、北馬城やって、あと残り時間、漫画をやりますので。  北馬城のメガソーラーについてですね、一月十九日に業者が申請をしてるわけですけども、業者の計画書によると、来年の五月に完成をして、六月に売電開始ということになってるんですけども、今、振興局で論議がされてる中心点といいますか、まだ本庁に申請が上がってない段階ですけども、中心点は何が問題で、まだ振興局どまりということで。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)林業水産課長 久保です。お答えをいたします。  先ほど、議員からスケジュール的なものがお話ございましたけども、ただいま振興局の段階で審査をしてる途中でございます。で、その結果が出て、許可が出た範囲で、限りにおいて、その後の開発ができますので、まだそのスケジュールどおり、今いかないというのがまず一点。  それから、今現在の振興局での審議段階でございますが、さきの六月の議会でもお話ししましたように、今現在、調整池の考え方について事業者のほうに振興局のほうが問いかけをしてるというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)特に日足側ですね、あのブルーシートもかなり破損したりしてね、非常に危険なんですけど、あれについては当面、応急策として、特にゲリラ豪雨なんか予想される中で、何か対応を考えてるんですか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)その点につきましては、我々もそうですし、県振興局もそうですが、事業者に対しては定期的な現場の見回り、あるいは防災対策といったものをきっちりとするようにというふうには指導はしてきているところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)課長ね、対症療法じゃ、根本的解決にならんけど、それでも対症療法をやらんよりもいいんでですね。あの破れたようなあれは、すぐ対応するとか、それは何かできないんですか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)お答えをいたします。  現時点、業者のほうには、きっちりとした予防策も含めて、災害対策というものを常に念頭に置いて対応してほしいというような投げかけをしているところでございますので、その結果を待ちたい、我々としては待つしかないというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)先般、県はメガソーラーの設置について地元との協定書を結ぶことを明文化したわけですけども、市として四つの基準に基づく、特に出光、日足が区を挙げて不安の声を寄せてるんですけど、その不安の声は県に確実に伝わったんですかね。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)お答えをいたします。  日足、それから出光、両地区からいただいております要望書、この中身につきましては、具体的に振興局に対して、こういう問題点を指摘されている、環境に対する思いはこういったものをお持ちであるといったことは、つぶさに伝えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)そのつぶさに伝えたことに対して、県は何と言ってるんですか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)県のほうは、あくまでも要望書の中身に対しての意見といいますか、考え方といいますか、そういったものは特に私どものほうには受けておりません。   以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)まあ、市長、ぜひ最後、よろしく。どうせ市長の意見書がね、添付されるちゅうことになると思うんですけども、今後の対応について、出光や日足の要望書にあるように、県へ許可しないように働きかける最高責任者として、お考えはないですか。市長、どうぞ。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  先ほど答弁もいたしましたけども、市長の意見書につきましては、県から求められた段階で、地域の意見や要望と審査の観点である災害の防止、水害の防止、水の確保、環境の保全の四要件が審査基準に適合しているか、十分に精査していただくよう意見をしたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)市長ね、高家の産廃場のときは、市長を先頭に反対の意思を表明され、県にも事前にそういう要望を出してるんですけども、日足、出光の場合もですね、特に出光地区は昭和十八年九月二十日に二十四名の方が亡くなると、災害史上最悪の記録を持ってるわけですけども、そういう地域の不安、現状を勘案してですね、事前に県に働きかけるということはやらないんですか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(久保桂一君)出光、それから日足、両地区からいただいております要望書の中にも、特に出光地区からの要望書には、その辺の過去の災害の事例もいただいております。これは、振興局のほうにはきっちりと伝えているところでございます。現場としては、過去、こういった災害が起きてるというのも振興局のほうは認識をしているというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)再度、出光、日足、あるいは北馬城地区全体、あるいは宇佐市民も、あれは出光のこっちゃと、あれは北馬城のこっちゃと思わんで、連帯して、やっぱり市民の安全を守らなきゃいけないというのは宇佐市民全体の声ですから、その全体の声を代表して、ぜひ事前にですね、こういう危険な計画は、あるいは無謀な計画はやめてほしいということを働きかけてもらいたいということを再度、強く要望して、最後の残した漫画の話に行きます。  土地を取り上げられた面積は幾らですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。再質問にお答えいたします。  宇佐海軍航空隊のですね、戦後の資料によりますと、約百八十三ヘクタールということになっております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)その地権者は、農家何人だったんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)現時点でですね、地権者数を把握できるような資料はございません。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、農地を取り上げられた方は、どういう生活を余儀なくされたと聞いてますか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  ただいまですね、体験者の証言の収録等を行っておりますが、現在までのところですね、そういった生活が困窮したとかですね、その時代全体がですね、そういう困窮した時代でありましたので、具体的にですね、農地を取り上げられた、国から買い上げられたんで生活が困窮したというような話は、今のところ聞いておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)ある方が、ある集会で証言をされたんですけども、有無を言わさずですね、苦しかりゃ満州に行けと、満州には夢があるというようなことを言って農地を、全国的にもそうですけど、取り上げられていったということですけども。  私が調べたんですけども、大分県から満州に行った人が二百七十一人と、宇佐からも人口的に比率としても高い四十一人が行ってるんですけども、この宇佐の中で、農地が取られて満州に行った人は何人ですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  宇佐から行った方で農地を取られた方というのはわかりません。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)課長が、それじゃ調べた満州に渡った人たちの数をどのように、時期ごとに調べてるんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)お答えいたします。  終戦時にですね、旧満州国に行った日本人というのは約百五十五万人ほどいたというふうに言われておりますが、その中でも昭和十二、三年にですね、満蒙開拓団でありますとか、満蒙開拓青少年義勇軍とかですね、そういった形で満州に渡った方たちがいるようです。  で、私が調べたところによりますと、宇佐郡からは、宇佐郡ですが、百十四名の方が、これは義勇軍として行かれてるようです。  分村移民というような形で、集団移民で行かれた方たちもいるんですが、宇佐からの行ったというふうな、分村移民で渡ったというような資料はございません。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)で、そういう……。 ◯議長(中島孝行君)もう終わりました。 ◯十三番(用松律夫君)えっ、終わったの。どうもありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で、用松律夫議員の一般質問を終結いたします。  次に、二十一番 斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)皆さん、改めましておはようございます。二十一番の斉藤です。久々に用松議員の後をやりますけども、迫力に負けて、少々やりにくい部分は相変わらずだなと思います。まあ、六十分近く、私の責任を果たしていきたいと思います。  それでは、平成二十七年九月第四回宇佐市議会定例会において一般質問を通告に従って行います。  一項目め、市民の政治離れを防ぐ方策についてです。  政治への無関心、各種選挙の投票率の低下は、我々議会サイドの課題でもあると思います。今回、質問通告を出したのは、行政運営についてもその課題があるということを指摘して、その一点目、以前、小学生を対象に子ども模擬議会を取り組みました。次は中高生という思いはあったんですが、今回、改めて、この対象にして取り組みをしてはどうかということについてお伺いします。  二点目、選挙権が十八歳まで引き下げられました。宇佐市として、何か取り組みを考えているのか。  三点目、インターネットの普及で、宇佐市のホームページなど、情報発信は進んでいると認めます。ただし、市民からの意見や要望はどのように反映されているのか。  二項目め、国民健康保険についてです。  その一点目、被保険者証をもう少し丈夫なものにできないか。私も、国民健康保険に移行してから十八年がたつわけですが、今の部分で別段あれはなかったわけですが、今回、市民の問い合わせで、ああ、確かに今のカードが進む中で、少し宇佐市の国民健康保険証はちゃちかなと思って、この質問を取り上げました。  二点目、高額医療費の現物支給は、市民サイドでも大きく役立っていると思います。その周知についてどのようにされているのか。  三項目め、六月定例会に続いて、認知症の予防、対策についてです。
     その一点目、六月定例会で現状について回答されましたが、施設の入所希望の待機者はいるのか、また、課題と対象についても回答された部分で成果が上がっているのかどうか、お伺いします。  二点目、家族介護者については支援策はあるのか。  四項目めです。青少年の犯罪から守る対策についてです。この質問の趣旨は、大阪府寝屋川市で起きました、この事件に関してお伺いします。  一点目、青少年の育成など、宇佐市の活動と現状は。私も、この青少年育成会、PTA活動をやっていたときは参加していましたけど、長年、その活動から離れていますもんで、今どういったことが行われているのか。  二点目、今回の寝屋川市の事件では、子供の夜間外出、犯人はとても許される行為ではありませんけども、社会の責任、家族の責任、犯行時間が行われた時刻の常識性を問うと、私はとても犯人だけの責任に押しつけるのは酷な事件かなと思います。そういった部分で、夜間外出についての制限を設ける条例制定は考えられないか。  以上で初回の質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、斉藤文博議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、青少年を犯罪から守る対策についての二点目、子供の夜間外出について、制限を設ける条例制定は考えられないかについてでありますが、現在、大分県では青少年の健全な育成に関する条例が制定、施行されており、同条例に青少年の夜間外出の制限に関する事項が設けられております。  具体的には、一点目として、保護者に対する青少年を夜間外出させないようにする努力義務規定、二点目として、保護者の承諾、委託を受けない者が青少年を深夜に連れ出す、同伴する、またはとどめる行為の禁止規定、三点目として、深夜において営業を営む者またはその代理人、使用人、その他の従業者に対する、深夜に当該営業施設にいる青少年に対して帰宅を促す旨の努力義務規定が設けられております。  また、宇佐市において制定、施行されている宇佐市安全安心まちづくり条例では、市民の安全で安心な生活を確保するため、市、市民、事業者及び土地・建物所有者等の責務を明らかにするとともに、安全で安心なまちづくりの推進に関する基本的な事項を定め、これに基づきさまざまな施策を推進いたしております。  特に青少年の深夜徘回に対しては、警察や少年補導員などがこれを発見した際に補導するなどの対応を行っているほか、市が運用している安全安心パトロール車、いわゆる青パトでも、夕刻から夜間にかけて外出している児童を発見した場合においては、帰宅を促すなどの指導を行っております。  以上のような状況から、議員御提案の条例制定は考えておりませんが、今後も宇佐市安全安心まちづくり条例に基づいた施策を推進することによって、県条例が目指す青少年の健全な育成のための環境の整備に努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、四項目めの青少年を犯罪から守る対策についての一を、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  四項目め、青少年を犯罪から守る対策についての一点目、青少年育成会等、宇佐市の活動と現状はについてですが、本市では、七つの中学校区全てにおいて青少年健全育成協議会が組織されており、各学期ごとに一回、協議会を組織するPTA、区長会、少年補導員、学校、警察などの関係者が集まり、子供たちの学校や地域での様子や取り組みなどについて情報交換をするとともに、課題解決に向けての協議を行っております。  この他にも、長洲地区にはみんなで良い子に育てる会があり、学校、家庭、地域が一体となって子供たちの豊かな心を育むための環境づくりに取り組んでおります。  また、市長を名誉会長として、社会教育関係団体や学校関係者、区長会、福祉関係団体、警察関係者などで組織する青少年健全育成市民会議があります。これは、青少年を心身ともに健やかに育て、非行や犯罪を未然に防ぐことを目的として、年一回の総会とともに、子育て等に関する講演会を開催し、市民が一体となって青少年の健全育成の啓発普及に努めているところであります。  さらに、本市では、毎月第三日曜日の家庭の日を啓発するため、小中学生からポスターを募集し、毎年十一月の第三日曜日に開催する「うさ教育・家庭・読書の日」推進大会で表彰を行っております。  このほかにも、子供たちの安心安全な居場所づくりと地域の教育力向上を目指して、放課後チャレンジ教室などにも取り組んでおり、学校、家庭、地域がそれぞれの役割を自覚し、連携、協力して地域社会全体で子供たちの健やかな育ちを支えていくシステムづくりに努めているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの市民の政治離れを防ぐ方策についてを、総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、市民の政治離れを防ぐ方策についての一点目、以前、小学生を対象に子ども模擬議会の取り組みをしたが、中・高校生を対象に取り組みをしてみてはについてですが、平成二十三年一月に、未来を担う子供たちが宇佐市のさらなる発展のため、みずからの意見、考え方を発表することにより、市政への関心を深め、子供たちの社会参画を促進することを目的として、市内の小学五、六年生を対象に宇佐市子ども議会を実施しました。  子ども議会の成果としては、子ども議員が一般質問をつくることや、議員の皆様方から御指導をいただいたことを通して、身近な問題や市の将来について考えるよい機会になったなど、一定の評価をしております。  また一方で、子ども議会の本番に向けての準備や事前学習会の開催など、子供たちの時間的負担、当日の送迎の問題、開催時期など、さまざまな課題も残りました。  今後の開催につきましては、課題を整理し、環境が整えば、議会及び教育委員会等の関係者と協議をさせていただきたいと考えております。  二点目、選挙権が十八歳まで引き下げられたが、宇佐市として何か取り組みを考えているのかについてですが、第百八十九回国会において公職選挙法等の一部を改正する法律が成立し、六月十九日に公布されました。これにより公職の選挙の選挙権を有する者の年齢が満二十歳以上から満十八歳以上に引き下げられ、来年六月十九日の施行日後、初めて行われる国政選挙の公示日以後の選挙から実施され、選挙期日に満十八歳に達する者が投票できることになります。  このような状況の中、高校生などへの啓発も必要となってくるため、県選挙管理委員会や関係機関と協力し、啓発パンフレットなどの配布や選挙出前講座等により選挙に対する意識づけを図っていきたいと考えております。  また、選挙に興味を持ってもらうため、明るい選挙推進協議会による明るい選挙啓発ポスターコンクールの募集を行っており、市内小中学生から平成二十四年度は二十六名、平成二十五年度は八十名、昨年度は二名の応募がありました。ことし一月には、県選挙管理委員会と協力して、封戸小学校、豊川小学校の六年生を対象とした選挙出前講座を開催いたしました。選挙制度のクイズなどを行うとともに、謝恩会に食べるお菓子はどれがよいか等について、児童が実際の投票箱や記載台を使用し、模擬投票を行いました。  今後もこのような取り組みを県選挙管理委員会や市教育委員会と連携し、多くの小中学生に興味を持ってもらえるように内容を充実させ、将来、有権者になったときに棄権することなく投票する意識の向上につながるよう、引き続き行ってまいりたいと考えております。  三点目、インターネットの普及で宇佐市のホームページ等、情報発進は進んでいるが、市民からの意見や要望はどう反映されているのかについてですが、これからの広報は市民との双方向、コミュニケーションと協働が不可欠であり、重要なキーワードであると考えております。  広報と広聴の両輪をバランスよく機能させるため、市政への親しみや関心をさらに高めることができるように、さまざまな角度から市民ニーズにマッチしたわかりやすい情報の提供を行い、良好なコミュニケーションの構築を目指しています。  市では現在、まちづくり懇話会や市長おでかけトーク、市民と市長の連絡箱、市政提言メールなどにより市民の皆様からの御意見を聴取していますが、寄せられた御意見、御要望などにつきましては、各担当課に送付し、迅速に調査、検討を行い、対応可能なものからスピード感を持って実施するとともに、予算編成や総合計画の見直しなど、市政運営の参考にさせていただいております。  また、御意見、御要望に対する対応状況や市としての考え方につきましては、文書による回答を行うほか、ホームページ上に公開するなどしております。  今後も、市民と行政が協働してまちづくりを推進するため、市民の皆様の御意見、御要望などをしっかり政策に反映させ、市政に対する満足度を高めていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、二項目めの国民健康保険についてと、三項目めの認知症の予防対策についてを、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、国民健康保険についての一点目、被保険者証をもう少し丈夫なものにできないかについてですが、現在の国保の被保険者証は、社会保険などでよく見られるプラスチックのカードに比べると厚みが薄く、材質も紙であるため、窓口でも同じ御意見をいただくことがあります。  国保の被保険者証は、制度の運用上、毎年更新するため、その有効期限は最長でも一年間であります。一方、社会保険等では、加入時等に交付いたしましたら、変更や喪失をするまで、特に交換することがないため、プラスチックのカードを使用することが多くなっていますが、国保では同じ保険証を一年以上使用することはないので、コストの面から現在の材質とされているものでございます。  この国保の被保険者証は、大分県国民健康保険団体連合会が一括で受注し、県下全市町村が同じものを使用しております。この材質が変わりますと、当市を含め各市町村で行っている記載事項の印刷や封書状態にするための圧着作業に支障が出るおそれもありますので、容易には変更できないことを御理解いただきたいと思います。  二点目、高額医療費の現物支給はどのように周知されているのかについてですが、高額療養費の現物支給は、事前に限度額適用認定証の交付を受け、これをあらかじめ医療機関に提示することで、月ごとの病院での支払いの際に窓口負担額から高額医療費の支給相当額が差し引かれる制度でございます。  この認定証の発行に関する御案内については、健康カレンダー、市報、ホームページ等に掲載することで周知を図っています。  また、ほとんどの医療機関において、入院の手続の際に、限度額認定証の制度を患者に御案内していただいておるところでございます。  次に三項目め、六月定例会に続いて、認知症の予防、対策についての一点目、六月定例会で現状について回答されたが、施設入所希望者の待機者はいるのか、また、課題と対策についても回答されたが、成果は上がっているのかについてでございますが、平成二十六年四月の施設種類ごとの調査は重複があるため、認知症による待機者数の全体把握は困難でございますが、このうち認知症対応型共同生活介護の待機者三十四人の方は、認知機能低下による待機者であると推測できます。  認知症対策の課題としては、早い段階から認知症のケアが必要であり、家族だけで介護の問題を抱え込んでしまうことがないよう、地域で認知症について理解し、認知症高齢者を支えていくという考えが必要と思っております。  このため市では、認知機能などの低下をもたらす高齢者の閉じこもりの問題を解決するために、身近な公民館等を活用し、軽度の認知機能低下を改善するための認知症予防教室を市内十五カ所で実施、身体機能の維持向上の場として介護予防教室を百五十五カ所で実施、交流の場として高齢者ふれあいサロンを九十五カ所で開設しており、今後も市内各地での拡充に向けて取り組んでまいります。  また、地域の安全安心につながる取り組みとして、地域包括支援センターを中心とした高齢者安心ネットワークの中で情報を共有し、困り事相談に迅速に対応できるように努めており、このような対策を推進することで総合的に市民の認知症に対しての理解が深まりつつありますが、今後も認知症高齢者数の増加が予想されることから、一層の施策の推進を図ってまいりたいと考えております。  二点目、家族介護者について支援策はあるのかについてでございますが、認知症の方を介護する家族の負担は大きいものがございます。そのため、認知症の方を介護する家族の方の相談の場として、毎月一回、介護者の集いを開催するとともに、認知症に対する周囲の方の理解と見守りに向け、認知症を知る講演会を毎年開催しているほか、国の推進する新オレンジプランにのっとり、認知症について相談しやすい環境づくりとして、認知症地域支援推進員の設置を検討しております。  また、家族介護者の中には、自分の健康不安や体力の衰えなどの声が聞かれますが、入浴介助や排せつ介助などの介護については、介護保険の居宅サービスを御利用いただきたいと思っております。  さらに、介護保険のサービスとは別に、経済的負担軽減のため、本市に住所を有し、在宅において要介護四、五の人を介護している市民税非課税世帯の世帯主に対しましては介護用品を支給する制度があり、一月一万円を年十回、年間十万円の助成をいたしておりますので、御活用いただきたいと思っております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で、執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十一番 斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)それでは、順次、再質問をさせていただきます。  まず一項目めの、政治離れについての投票率の関係なんですけども、私が今六期目ですが、平成八年、一九九六年で八六%、十二年で八七%、十六年で八〇%と。最近見ると七六、七〇と。今回も七〇強ということなんですけども、総務部長か総務課長でもいいんですけど、この投票率の低下はですね、全国的な問題でもあるんですが、宇佐市のこの投票率の低下、主な原因は今までの中でどういうふうなことが考えられると考えていますかね。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)選挙管理委員会書記長の古庄でございます。再質問にお答えいたします。  国の選挙等がございましたら、その調査の中で標準的な投票所においての年代別の調査というものを行っております。その中で、昨年の衆議院選挙等を見てみますと、宇佐市において標準的な投票所ということで、四日市第四投票所についての年代別の投票状況を調査しておりますけれども、一番低いのが二十代で三九・六九%、その次が八十代以上ちゅうことで四六・六二%ということになっておりますので、原因といたしましては、若者のそういう投票率の低さと高齢の方の投票率が下がっているという原因だというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)国政選挙を私、通ってるわけじゃないんで、国政選挙は国の管轄ですから、宇佐市を考えた場合の選挙の投票率をね、どう見るかって、総務部長か総務課長に答えてほしいということをお伺いしたんですがね。 ◯議長(中島孝行君)総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積です。斉藤議員の再質問にお答えします。  投票率の低下というのは、宇佐市に限ったことだけじゃなく、やはり根底には政治離れという一言に尽きるんじゃなかろうかと思います。  それを招いているものは何かということになりますと、非常に私も、新聞とかそういう記事の中で読んでる範囲内でしか言えませんけれども、行政に対する不信もあるでしょうし、それから議員さん方の議会の活動に対しても、やはり根底にはあるんじゃなかろうかと私は思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)総務部長も、あと三回定例会を残すのみなんで、真摯な意見をありがとうございました。  そこでですね、今回の質問の趣旨が、前回行った子ども議会開催で、人が動くことによって保護者なんかが発信して、成果としては上がっていると思うけども、課題のほうが残ったんかなと。当時、私も長洲中学校学校評議員、和間小学校にもいろいろ出かけていってますけども、提案者として、反応が悪かったんですね。ちゅうことは、課題のほうが多く残ったんかなと。当時、今の教育課長、川島課長が指導主事としてかかわってるんで、その辺、もし、そういう意見があれば、課長のちょっと見解を求めたいんですけど。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  子ども議会についての成果というのは、回答書のほうにもありますけれども、具体的に子ども議会を運営、一緒にかかわってみて、学校現場から聞いた声としましては、子ども議会という取り組みが、その目的を達成するために有効な方法であったかどうかというのは課題があったのではないか、もっとほかの方法で目的を達成することのほうが有効ではなかったかという声は学校現場から聞かれております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)教育委員会サイドだけでも、この議会の当時の議会の事務局の職員もですね、局長以下、大きな労力を使ったわけですが、今回の趣旨は、十八歳に引き下がったということで、教育委員会、この選挙権の問題は午後一番で永松議員が教育委員会の見解もとっているんで、余り突っ込んだことは言いませんけど、今後の開催の課題について、環境が整えばということであれば、十分時間が、議会サイドの問題、教育委員会サイドの問題としてね、この課題を解消していけば、有効な手段かなということは、その思いはどうですかね。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)総務課長の永野です。斉藤議員の再質問にお答えをいたします。  これが子ども議会、また再度行うことで、それが例えば、投票率低下だとか、いろんな部分で有効かどうかというのは、なかなかお答えできるものではございませんが、ただ、前回の子ども議会、各校から一名ということで二十四名の生徒さんが子ども議会に参加されております。  先ほど、学校教育課長も答弁もございましたけど、果たして、その一名ずつ来たことが全体の子供たちの政治に対する関心だとか、そういったものにつながっていくのかというところは、我々としても疑問なところはあるんじゃなかろうかなと思っています。  そういった意味でも、学校単位でとか、そういった取り組みのほうがむしろ子供たちには浸透していくのかなという気がしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今回、宇佐市が取り組めるのは、中学校の範囲しかかかわれないんですが、これ高校生まで及ぶと、担当窓口はどこになるわけですか。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)選挙管理委員会書記長の古庄でございます。  県のほうの選挙管理委員会と県の教育委員会といいますか、高校教育課のほうで、事業等については取り組んでいくことだというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今回の十八歳までで引き下げられたことで、国から何か指針がおりているのか。今後、そういった国からの指導があるのかどうか。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)再質問にお答えします。  今回の御質問いただいてから、県の選挙管理委員会のほうに問い合わせをしたところでございますが、秋口に向けて、文部科学省のほうから指針のほうが出るということを聞いております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)県のほうから、そういう指導要綱がおりるちゅう、そういう認識でいいんですか。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会。
    ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)文部科学省のほうから指針がおりて、それに基づいて県のほうが、内容といたしましては、高校生となりますと、より実践的なものになるので、政治的中立等を考慮しなければならないということで、その指針に沿って県選挙管理委員会と一緒に進めていくとのことであります。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)選挙権が十八歳まで引き上げられたということで、先ほど質問した部分で、投票率の低下は高齢者のひとり暮らしとか施設入所者の課題とかあるんですが、特に国政選挙で新聞紙上で見てみますと、若者の政治離れで選挙に行かないということで、今回、十八歳まで引き下げられたことが、何で十八歳なんかと、私はわからないんですが、その課題が、引き下げられたことによって投票率が低下すれば、これはもう国政に対しての責任でありますけども、市が対応できる部分については、これまでの選挙結果が年代別でデータが出るのかどうか、その辺をお伺いします。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)再質問にお答えします。  先ほども申しましたように、国、県の選挙の施行後に調査がございまして、その中では標準的な投票所ということで一カ所の調査が出ます。全部の投票所を調べるということになりますと、大変な時間かかりますので、その調査につきましては標準的な投票所の一カ所のみを調査しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)私はパソコンは苦手な部分なんですけど、投票のときに入場券配りますよね。総括として、そのパソコンデータで表計算ですると、年代別とか、そういった男女別とかいう部分については、やってる自治体があると聞いたんですが、その辺はどうですか。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)お答えします。  全体的な有権者の数についての年代別、それから男女別等につきましては可能かと思います。  宇佐市の場合におきましては、投票のほうは期日前におきましては期日前投票システムのほうを入れておりますので、期日前につきましては、その分析はできますけれども、当日につきましては選挙人名簿でチェックをしておりますので、それをもとに人的な作業というふうになります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今の答弁では、今後、そういったデータベースに打ち込んで、年代別のですね、投票率とかいうのを出していこうというお考えか、無理だというお考えか、どっちかなと思うんですが。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)現時点では、当日の投票分をデータ化することは非常に難しいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)それじゃ、全体の投票率と市が投票率は計算することがなかなか容易ではないということ……。  この問題の趣旨は、十八歳まで引き上げられたことによって、先ほど言ったように、全体の投票率が下がれば、この施策というのは無駄だったんかなというふうに思うんですけども、ここで大事なことは、十八歳まで引き下げられても、二十以上の方も政治に関心を持ってもらう部分ということでですね、宇佐市の情報発信として何か施策を考えているのかどうか、その辺をちょっと。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)お答えします。  宇佐市といたしましては、先ほどのお答えいたしましたように、将来の有権者に対する啓発ということで、国の調査によりますと、若者の中でも投票に必ず行くとお答えになった方々の中には、子供のころに親に連れられて投票所に行ったことがあるという経験をお持ちの方が多いというふうに調査が出ております。  そういったことで、小さいころからの経験を興味に変えていくというようなことも考えまして、先ほど申しましたポスターコンクールや出前授業、そういうものを行いまして、興味を少しでも持っていただくということを考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)この項目最後になるんですけども、今回、この引き下げられたことによって、宇佐市のホームページという欄があるわけですが、この十八歳以下に引き下げられたことによって特集の枠を組むということは可能なんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)選挙管理委員会。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)そちらのほうは、広報していく部分でございますので、前向きに検討していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)選挙管理委員会だけじゃなくて、各課にまたがると思うんで、先ほど言いましたように、議会サイドの問題でもありますけども、全体的にですね、政治離れを防ぐと、関心離れを防ぐということについては、ともに努力していくべきだと私は思っています。  二項目めの国民健康保険証の問題ですけども、県下で統一してると言いましたけど、今の保険証交付の一枚当たりの単価は幾らになるのか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)健康課長の樋田でございます。斉藤議員の再質問にお答えいたします。  一枚当たりの現在の単価は、紙代だけで言って七・六円となります。七・六円です。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)これをプラスチックのカード化にすると、単価どれぐらいかかりますか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  プラスチックのカードにした場合のカード代だけで見ますと、二十二円になろうかと思います。  これとは別に、印刷にかかわる経費がありまして、現在は汎用の一般的な印刷機で印刷できるんですが、プラスチックになると、これがちょっとわかりません。どのような印刷機になって、機械代もかかるだろうというふうにもなります。そのことは別にして、単純にプラスチックカード代として二十二円となります。これとは別の経費があることを御理解ください。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)昨日、今石議員の質問で、導入のよしあしは別にして、マイナンバーのカード、個人カードがありますね。今後、その自治体によってということで、いろいろな利用方法があると言いましたが、そのカードは健康保険証という部分では利用可能な部分ですか。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(永野直行君)総務課長の永野です。  マイナンバーのカードの利用の拡大ということで、今、政府のほうでも今後の課題として、それは検討されているようであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)保険証のカードは、普通のいろいろガソリン入れるカードとか、そういう部分について、ちょっと小さいんですよね。で、カード入れに入れると、確かに隠れてしまうという。私の場合は別なところに保管してるんですけども。カードとカードの間に挟まったら、なかなか出てこないという、紛失する可能性っていうのはありますけど、再交付という部分についてね、年間、紛失したという部分の実例というか、把握されていますか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  紛失した事例数等は、ちょっと把握しておりません。国保のほうではですね、高齢者が多いために、かなりの紛失例が窓口で毎日訪れているというような実態でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)絶対に変えよというわけではないんだけど、やはり紛失の例も含めてですね、カードの大きさも含めて、検討の余地があるのかなというふうに思います。  二点目です。確かに、高額医療費の現物支給、私、二年前の五月に入院したときにですね、非常に助かって、自分がそういう場面に出くわさないと実感が湧かないんですけど、最近の例でも、現物支給に漏れた方っていうのは、やっぱ周知不足とか、病院によってはですね、手続がおくれたという部分が、今でもやっぱりそういう現状があるんですか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  七月の支払い分を調べてみましたところ、この制度を知らなかったために、または手続がおくれたために償還払いになってしまった割合を計算しましたら、大体一二%ほどございまして、制度の周知がもしも徹底すれば、それから手続が間に合えば、一二%は改善する余地があるなというふうに感じております。  全体の件数がですね……、全体の件数はちょっと資料がございませんので、はかれる……、あ、千件ぐらいですね、千件ぐらいが年間で改善できるかなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)質問の趣旨は、通院は別にしてもですね、入院あたりの病院の対応が問題になってくるかと思うんですけども、そのパーセントの中に入院の部分というのも含まれているわけですかね。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  逆に、通院が幾つか、少数含まれていて、ほとんどが入院であるというふうに理解しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)それでは、先ほど言いましたように、病院の窓口で徹底されれば解消されるということでですね。ほぼ現物支給が一〇〇%になるような工夫を今後やっていくべきかなと思うので、ぜひその辺の取り組みを強化していただきたいと思います。  三項目めの認知症予防の対策についてです。  六月定例会では再質問できませんでしたけども、質問の趣旨としては、最近、特にですね、家を出るときに三度玄関を上がります。最後には、何をとりに帰ったか忘れてしまうという、医学的には物忘れということで、自分自身がそういうことに向き合わなければならない年齢になったのかなということで、自分のこととして取り上げたんですよね。  ところが、最近、テレビ、新聞見ると、認知症にかかわることが非常に多く出てるわけですよね。  まずですね、認知症の課題として、二年連続で一万円を超えるという、合同の夕刊に出ていたわけですが、宇佐市の現状というか、認知症の課題の中で、人探しの中にも認知症はあろうと思うんですけども、現状はどういうふうにあっていますか。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)介護保険課長の麻生でございます。斉藤議員の再質問にお答えいたします。  認知症の現状についてですけど、今、要介護認定者が約四千名ほどいらっしゃいます。で、その中で認知症、日常生活自立度でII以上が認知症と推定される方の人数になるんですけど、約二千百人いらっしゃって、率で言うと五三%を占めておりまして、認知症の方が利用するサービスで、特に有効なサービスがグループホーム、認知症対応型共同生活介護というサービスがございますけど、答弁書にも書いてあるとおり、待機者が結構いらっしゃるということで、その辺も大きな課題かなというふうに認識しておりますし、家族で介護する中においても、精神的にちょっと病んでしまうというような傾向もあると聞いておりますので、その辺が大きな課題と捉えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)再質問の趣旨は、徘回不明者ということで、認知症で捜索が出たりという部分についての宇佐市の現状がわかればですね。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えします。  認知症での徘回ということで、現状といたしましては、家族の方が包み隠さず、世間体とか考えず、認知症の方が、高齢者がいらっしゃって、そういう徘回で行方不明になられた場合、すぐに警察のほうに通報していただければ、警察のほうが対応したり、市のほうの行政無線を使って呼びかけたりはできますが、よく言われるのが、家族に認知症がいらっしゃって、ちょっと世間体とかを気にして、なかなか通報がないというような現状もございますし、そういったこともございまして、それからあと、うちのほうで介護保険課のほうで、高齢者安心ネットワークという組織がございます。区長、それから民生委員、老人クラブ、あと愛育班の方々と情報を共有しながら、見守り体制をつくるシステムがございますので、そういったところも有効活用していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)平均で年間に、そういった認知症による捜索活動という部分についての把握はしてないということでよろしいんですか。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えいたします。  警察署、それからあと包括支援センター等から情報が寄せられた分につきましては把握はできておりますが、言い方がちょっと悪いんですけど、警察署単独でのそういう捜索等があった場合、なかなか情報が入ってこないということも中にはございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)次に、六月の定例会の中で、回答書の中で、オレンジドクターという部分で回答がなされたと思うんですが、このオレンジドクターの役割は、相談ドクターということですけど、どういったことを、認知症全てに対しての相談ドクターとして考えていいんですか。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えいたします。  認知症の対応するドクターについては、まず専門医がいらっしゃって、あと、かかりつけ医、それからオレンジドクター、認知症の研修を受けたドクターだと思いますが、そういったドクターがいらっしゃいますけど、認知症を早く早期に発見、予防、治療するという観点からすれば、専門医、かかりつけ医、オレンジドクター、分け隔てなく相談していただければよろしいかなと思っております。  以上です。
    ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)これからの課題についてですが、初日の和気議員の答弁の中に、個人情報とか情報の共有とか地区別会議という部分があったんですが、家族の会っていう、役割はどういう方。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えいたします。  認知症の人と家族の会という組織がございまして、役割といたしましては、認知症の方の精神的な疲労等が考えられますので、介護している方の精神的な疲労等が考えられますので、宇佐市においては介護者の集いというのを、認知症の人と家族の会の主催、市との共催で月一回、隣保館と長洲公民館で開催しております。  どういった内容かと申しますと、介護経験者から認知症について学び、同じ悩みを持つ仲間と自由に話し合える場として提供しております。介護でストレスや精神的疲労を感じている方は、ぜひ参加していただきたいなと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)介護というのは、基本的には私、家族介護が基本だというところから始まって、今の介護施設等が余りにも進歩し過ぎて、収支による赤字を出さないための部分で、これだけ介護の部分が進んだのかなと思いますけども、先ほど、三十四人の方が認知機能低下による待機者であるという部分があったんですけど、こういう部分についてはですね、介護保険を掛けてる者としては、サービスの平等が図られてないんじゃないかという部分について、その辺についてはどういうふうに考えていますか。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えいたします。  グループホームに限らず、介護保険の施設につきましては、特養を初め、結構、申し込みをしているけど、なかなか入所できないという実態がございまして、その点についてはもう議員さんの御指摘のとおりだと思っております。  ただ、グループホームにつきましては、今、第六期事業計画の期間中でございますが、宇佐市を七つの圏域に分けてございまして、安心院地域だけに今、グループホームがないという状況がございまして、ツーユニット十八名の整備を事業計画に盛り込んでいるところでございます。  で、今年度、国の補助もついた関係で、六月の議会でですね、補正で提案させていただいたんですけど、補助がついた関係で、事業所を公募で募集した結果がございますが、一応、そのときは応募がなかったということで、原因としては、介護職員が集まらない、なかなか今厳しい状況があるということで応募がなかったというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)質問の、この項目の最後になりますけど、一番、今問題、私、だと思っているのは、先ほど、家族の会と言いましたけど、ひとり高齢者で身内もいないという部分でね、どこに助けを求めていいかわからないと。地域別会議という部分もあったけども、その中で情報の共有という部分で、個人情報に当たるんですけども、実態、私、見てて、通帳がなくなったとか、やっぱりそういった部分で人間のかかわりをね、周りの人が避けていく部分。本当に、その人が認知症に、正常のときに、誰を責任者に持っていくかという部分が少し、地区別会議の中で、もっと深く議論をできないかと思うんです。もう避けてしまうんですよね、認知症の方と接するのを。  日ごろは話ができて、非常にいいわけですけども、通帳がなくなった、現金がなくなったちゅうときに、疑われたりしたら、もう周りが避けていくと。そういうときに、この方の責任者は誰ですよという部分についてね、地域をもう少し生かすべきじゃないか。非常に難しい問題だと思うんですね。そこらあたりまでの相談も行政に来ればできるという、していただきたいんですけど、介護保険課だけでは、ちょっと対応不足なんですよ。福祉の部分もあるんでしょうけど。  そういった部分の取り組みをね、今後強化していただきたいんですが、それについて。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えいたします。  今の御質問の、ごく一部の回答にしかならないかもわかりませんけど、よくトラブルが起こるのは金銭管理の問題だというふうに認識しております。  預貯金の管理、通帳の管理等ができなくなった人については、社会福祉協議会のほうで安心サポートという制度もございますし、あと、成年後見人制度というのもございます。どうしても申請ができないような、本当、認知機能が衰えている方については、市が申請もできるようになっておりますので、その辺を御活用していただきたいのと、誰が中心となって介護に当たるかちゅったら、もうもちろん家族の方とか近親者にしていただくのが一番なんですけど、かかわり合いとしては、市と包括支援センター、七圏域にございます包括支援センターが中心となってかかわり合いを持っていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)四項目めです。一点目については、市長の回答がありましたけども、通告を出しましてから、先ほど市長が答えられた県の条例の部分ですね、新聞に出ました。条例に沿って指導することがあるんですが、この中で、いろいろ、反則行為に対することは、十万円以下の罰金または科料という部分にあるんですが、深夜徘回とか、夜、警察が補導したとかいう部分についての現状把握はどうなされていますか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須磨正昭君)危機管理課長の須磨でございます。議員の再質問にお答えします。  現在、二十七年度については、現在まだ把握しておりませんが、昨年二十六年度につきましては、あ、二十五年度が二百四十三件、二十六年度が九十九件というふうに補導件数が上がっております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)基本的には、全てのことですが、安全安心で命を守るという部分で、今回の新聞報道も、寝屋川市の中一殺害した事件を受けたということでありますけども、地域がまだ宇佐市の場合は、私は生きてると思うんですよね。今後、市全体がこの宇佐市の部分で条例を考えていないとすれば、この県条例にのっとってやっていくと思うんですが、そのネットワークがね、今できていると思うんですけど、さらに骨太にするためのね、方策っていうのは健全育成会の中で、もし、私も高校にも発信してるんですけど、夜間、特に今、コンビニが多くふえてですね、コンビニに時間外でいたときにね、私たち注意できるかったら、なかなか勇気が出ないんですね。  そういった部分の、大人が子供を注意する部分の方策といいますか、注意しやすいと、こういうことだから君たちはちゅうことのね、そういう方策は健全育成会の中で、県条例にのっとってね、何か頭出しをしてもらえれば、もっと多くの大人が子供に対して注意できるのかなという、そういった部分がありますけど、今後、そういった団体を通じて施策を考えられないですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。再質問にお答えいたします。  青少年健全育成協議会というのが各中学校区に組織されておりまして、各学期ごとに一回ずつ協議会を開催しております。  その中で、特にですね、夏場のお祭りの時期ですとか、そういったときには皆さんで集まって巡回をしましょうというようなことが協議、話がされております。  ただ、日常的にですね、深夜といいますか、そういったところの巡回といいますか、そういったことはまだ今時点では、そういった話は出ておりませんので、いずれですね、こういった問題が全国的にも後を絶たないというようなこともありますので、そういった協議会の中でまた今後、議題としてですね、扱っていけたらというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)こういう事件があったときは、学校生活はどうだったのかと、家庭状況はどうだったのかということが報道されるわけですが、今回、それが何もないということは、もう家庭でも学校でもね、多分、学校に行ってなかったんじゃないかと思うんですよ。そういったことが全然報道されないんで、どこを中心に考えたらいいのかなと私、非常に心配するわけですけど。  先ほど言ったように、宇佐市は地域がまだ生きてるんで、ぜひですね、こういう事件を起こらないような方策を行政としてできる限りのことをですね、やっぱやっていただきたいというふうに思います。  以上で質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で、斉藤文博議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。  なお、再開は十三時十五分といたします。                    休憩 午後零時〇七分                 ──────────────                    再開 午後一時十五分 ◯副議長(衛藤正明君)皆さん、こんにちは。  先ほど都合により、議長より欠席の届け出がありましたので、地方自治法第百六条第一項の規定により、副議長の私が議長の職務を行います。御協力をよろしくお願いいたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  ここで、執行部より発言の申し出がありましたので、これを許可します。  商工振興課長 城 隆弘君。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。  議長のお許しをいただきましたので、先ほどの答弁に関する訂正をさせていただきたいと思います。  用松議員の商品券に関する質問に際し、次回販売の商品券販売限度額を宇佐商工会議所五万円、宇佐両院商工会七万に間違いないと答弁いたしましたが、正しくは、宇佐商工会議所が七万円、宇佐両院商工会は五万でございましたので、訂正して、おわび申し上げいたします。 ◯副議長(衛藤正明君)それでは、一般質問を続行いたします。  二十番 永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)こんにちは。二十番の永松でございます。  それでは、通告に従い一般質問させていただきます。  まず、その前に、今週の土曜日より県民体育大会が開催されます。宇佐市議会も議員ソフトボールに参加いたします。一昨年は優勝、そして昨年は準優勝という結果でございました。今年度も、またチーム宇佐として宇佐市のスポーツ貢献に議員として少しでも貢献できればと思っております。  それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  一項目め、県内の小学生の虫歯数は全国平均を大きく上回っている。学校等でのフッ素を使った予防等は行われないのか。一点目の質問をいたします。  公職選挙法が改正され、選挙で投票できる年齢を二十歳から十八歳に引き下げられました。早ければ来年夏の参議院選から全ての選挙で適用されます。学校等で選挙に対する教育が必要と思うが、宇佐市教育委員会の考えをお伺いいたします。  三点目、デスティネーションキャンペーンが県内で開催されております。宇佐市での期間内のおもてなし効果、また今後どのように生かしていくのか、お伺いいたします。  四項目め、道の駅新設の要望書が宇佐市に提出されましたが、宇佐市の考え方についてお伺いいたします。  五項目めといたしまして、宇佐高田医師会病院の移転新築計画案が出ております。地域医療を守っていく上でも必要な施設だが、宇佐市の考え方を問うものであります。  六項目め、現在、高校生は就職活動中です。昔と変わりまして、多くの高校生が地元企業の志向が強いとお聞きしております。市内の高校生の動向についてお伺いいたします。  七項目め、先般、全国学力テストの結果が公表されました。県内の順位は、小学校が十四位、中学校三十二位。中学校学力底上げに向けた取り組みについてお伺いいたします。  最後になりますが、本年度より土曜授業が開催されております。土曜授業の成果についてお伺いいたします。  以上、八項目についてお伺いいたします。明快な答弁をよろしくお願いいたします。 ◯副議長(衛藤正明君)それでは、永松郁議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、道の駅新設の要望書が宇佐市に提出をされたが、宇佐市の考えはについてでありますが、道の駅は道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供と地域の振興に寄与することを目的として整備をされており、現在、大分県内に二十三駅登録されております。近いところでは、道の駅中津が平成二十六年四月にオープンしているところであります。  議員御指摘の要望書につきましては、平成二十七年五月に宇佐市自治連合会北馬城校区の区長会長より、北馬城地域に道の駅の新設要望が提出をされ、平成二十七年六月には宇佐商工会議所の会頭より、国道十号沿線に道の駅を新設してほしい旨の要望書が提出をされております。  要望書でも指摘されているとおり、国道十号沿線には中津市から大分市間の長い区間で道の駅が設置されていないことや、近年では災害時における防災機能としても役立つとともに、地域振興施設を併設することにより、周辺地域の活性化が図られると考えております。  宇佐市では、第二次宇佐市総合計画において、道の駅の設置検討を行うこととしていることや、各種団体から要望書が提出されたことを踏まえ、国道沿線地域複合施設整備構想事業の予算を本議会に提案をしており、国道十号沿線での道の駅設置に向けた基本構想の策定を検討したいと考えているところであります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯副議長(衛藤正明君)次に、七項目めの中学校の学力底上げに向けた取り組みについてを、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えします。  七項目め、全国学力テストの結果が公表された。県内の順位は、小学校が十四位、中学校が三十二位。中学校の学力底上げに向けた取り組みはについてですが、確かな学力は、思考力、判断力、表現力の育成によって培われます。本市の中学生のこれまでの九年間の全国学力テストの結果を見たとき、ゆっくりではありますが、着実な右肩上がりの傾向にあります。しかしながら、中学校の学力の底上げには、まだまだ大きな課題があると捉えております。  そこで、市内の中学校では、教科の専門性を高めるために、一昨年から中学校九教科部会を立ち上げ、専門教科担当者ごとの研修を設定しました。その中で、教科指導の工夫、改善を検討いたしております。  さらに、今年度より、近隣の中学校で組織する教科専門部会を持ち、生徒に今つけたい力を明確にして、授業のあり方やわかる授業にするための工夫、改善、共通の中間テストや期末テストの作成をする研修を深めております。  今後も教科の指導力、授業の質を高めるための研修を持つこと、全中学校に配置しております習熟度別学習指導教員を活用すること、さらに管理職が毎日、授業観察に回り、職員の指導に当たれる体制をつくることによって、全ての生徒がわかる喜び、学ぶ楽しさを実感できる授業改善に向けて努力を重ねてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(衛藤正明君)次に、一項目めの小学生の虫歯予防についてと、二項目めの公選法の改正に伴う宇佐市教育委員会の考え方についてと、八項目めの土曜日授業の成果についてを、教育次長 辛島文昭君。 ◯教育次長兼管理課長(辛島文昭君)教育次長の辛島でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えします。  一項目め、県内の小学校の虫歯数は、全国平均を大きく上回っている。学校等でフッ素を使った予防等は行わないのかについてですが、歯の健康は生涯にわたって健康な生活を送る基礎を培う重要な要素であると考えております。  平成二十六年度学校保健統計調査による十二歳児一人平均虫歯本数調査において、全国一人平均〇・九九本に対し、宇佐市は三・三七本であり、学校から情報と対策を発信し、実行することで、この状況を打破していかなければならないと考えております。  市教育委員会では、今年度、宇佐市学校保健会の協力を得て、内部で組織する歯と口の健康教育推進委員会を立ち上げ、二学期から市レベルでの組織的な取り組みを進めてまいります。  議員御指摘の、フッ化物での予防につきましては、その効果については客観的に認められておりますが、安全性については、いまだ市民の理解を十分得られない状況であると把握しております。  市教育委員会としましては、歯の磨き方、口内の衛生、食生活のあり方に加え、虫歯を防ぐ具体的な予防の方法として、フッ化物での予防についても、引き続き行政関係課と連携して、調査、研究していく必要があると考えております。  次に二項目め、公選法が改正され、選挙で投票できる年齢を二十歳以上から十八歳以上に引き下げられたが、宇佐市教育委員会の考えはについてですが、本年六月に公職選挙法等の一部を改正する法律が成立、公布され、次期国政選挙の公示日以降の選挙から選挙権を有する者の年齢が満十八歳以上に引き下げられました。  市教育委員会としましては、小中学校段階においても教育基本法等に定める学校の政治的中立性を確保することに十分留意しながら、児童生徒の発達段階を踏まえつつ、国家及び社会の形成者として必要とされる基本的な資質を養うよう、教育の充実を図ることが必要であると考えます。  特に中学校においては、公民科の中で、選挙の仕組みと課題の学習と、学習指導要領に沿い、着実に進め、高等学校への学習につなげてまいりたいと考えています。  次に八項目め、本年度より土曜日授業が開催されたが、土曜日授業の成果はどうかについてですが、土曜日授業は年間八回、第二土曜日を原則に、個に応じたきめ細かい指導とゆとりある授業日数の確保、弾力性のある教育課程の実施及び開かれた学校づくりを目的に実施しております。  土曜日授業を全ての小中学校で実施するのは、県内初の取り組みであり、他市からも注目されております。  まだ六月、七月の二回の開催ですが、各学校で特色のあるさまざまな授業が行われ、多くの地域の方や保護者の参加があったと報告を受けております。
     今後も、基礎的、基本的な学力の確実な習得と活用力の伸長に努めるとともに、地域の方々をゲストティーチャーとして招くふるさと授業等も取り入れながら、地元宇佐の誇りとみずからの夢、希望を持つ児童生徒の育成に取り組んでまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(衛藤正明君)次に、三項目めのデスティネーションキャンペーンについてと、六項目めの高校生の就職についてを、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、デスティネーションキャンペーンが県内で開催されているが、宇佐市内での期間内のおもてなし効果、また今後どのように生かしていくのかについてでございますが、市ではデスティネーションキャンペーン期間中、個人旅行者を対象とした宿泊費の助成、市内をめぐる観光周遊バスの運行、行くカチがあるまち宇佐観光キャンペーンの実施、宇佐神宮及び安心院のこて絵のライトアップの四事業を主とした取り組みを実施しているところでございます。  いずれも現在実施途中であり、数字上の効果は現時点ではお示しできませんが、多くの利用者より宿泊補助の継続を望む声や、周遊バスを利用することで宇佐のよさを再確認したなどの声が寄せられているところでございます。  また、周遊バスの運行により、宇佐市観光ガイドの方々の説明とおもてなしの協力も得られ、観光を支える人材の育成にもつながっているところでございます。  今後、宿泊補助につきましては、利用者全てよりアンケートをいただいておりますので、寄せられた意見を施策に生かしてまいります。  また、周遊バスの運行につきましても、実施時期やコースも検討しながら、後期の運行に反映させてまいります。  本デスティネーションキャンペーンを誘客のきっかけとし、今回の取り組みを十分検証した上で、県やツーリズムおおいたと連携したアフターデスティネーションキャンペーンを実施することで、今後の観光振興に生かしてまいりたいと考えています。  次に六項目め、高校生は就職活動中だが、多くの高校生が地元企業の志向が強いと聞く。市内高校生の動向はについてでございますが、ハローワーク宇佐管内の平成二十六年度の実績につきましては、百九十六名の就職希望者のうち、県内に就職した学生は百三十二名で、先ほどの百九十六名に対する率でいきますと六七・三%でございます。そのうち、宇佐・高田管内に就職した学生は七十四名、同じく三七・八%となっております。  また、来年三月に高校卒業予定の就職希望状況は、就職希望者全体の四分の三程度の生徒が地元である宇佐・高田地区を中心とした県内への就職を希望するなど、議員御指摘のとおり、地元就職志向が高まっている状況となっております。  本市の高校新卒者を取り巻く就職環境は、県内の他地域と比べて、自動車関連企業など製造業が牽引役となり、求人が多い状況となるなど、高校生の地元就職に追い風となっております。  市といたしましても、若年層の地元定着率の向上に向け、宇佐市商工会議所並びに宇佐両院商工会等、地元経済団体やハローワーク宇佐など、関係機関と連携を図り、高校生の地元雇用拡大に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(衛藤正明君)最後に、五項目めの宇佐高田医師会病院の移転新築についてを、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えいたします。  五項目め、宇佐高田医師会病院の移転新築案が出ている。地域医療を守っていく上でも必要な施設だが、宇佐市の考え方はについてでございますが、宇佐高田医師会病院は、宇佐市、豊後高田市を含む県北地域の高度医療、救急医療、またドック等、公衆衛生の中核となる施設で、あわせて僻地医療拠点病院、災害拠点病院、大分DMAT指定病院、第二種感染症指定医療機関などの指定を受けている重要な医療機関であると認識しております。  医師会病院の施設は、昭和五十六年四月に完成し、現在、三十四年が経過しているとお聞きしております。  宇佐市医師会では、最近の医療技術の進歩、患者が利用しやすく快適な施設環境への期待、医師を初めとする医療従事者の確保の観点から、宇佐高田医師会病院を移転新築する案が出ているものと思われます。  現時点では、医師会側から正式な計画や構想が本市に示されておりませんが、地域医療を守っていく上で極めて重要な施設でありますので、医師会から正式なお話がありましたら、協議してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(衛藤正明君)以上で、執行部の答弁が終わりましたが、再質問があれば許します。  二十番 永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)それでは、順次、一項目めより再質問させていただきたいと思います。  フッ化物を使った口内洗浄についてですが、私のもとにあった資料が平成二十五年までの資料でございまして、二十六年度の資料を教育委員会より提出していただき、ありがとうございました。  大分県の十二歳児の虫歯数を見ると、全国ワーストスリー、沖縄が最下位、北海道が、そして大分県と。大分県の、その虫歯の十二歳児の平均を見ると、一人当たり一・四、先ほど答弁にございましたが、宇佐市の十二歳児の虫歯数は三・三七本、まだ大きく宇佐市の子供たちの虫歯数が多いというような状況にあります。  答弁の中にもございましたが、まだ安全性等、十分に理解できていないというような考えではございますが、虫歯予防に対する教育委員会の見解をお伺いしたいと思います。 ◯副議長(衛藤正明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  虫歯の十二歳での状況が現状では県内でもかなりよくない状況であるという事実は、学校教育課としても十分把握しております。これに対応してですね、回答書にも書いておりますが、歯と口の健康教育推進委員会等でも対策をとりながら、早急にこの現状を打開していかなければならないというふうに考えております。  しかしながら、これにつきましては、学校が保護者に向けて、また地域に向けてですね、情報発信していきながら、連携して取り組んでいかなければ、学校のみの力で虫歯が減っていくという現状は、なかなか難しいのではないかなと思っておりますので、学校から各方面、いろんな部分に情報発信をして、御協力を得たいと考えているところです。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)県内を見てみたときに、フッ化物の口内洗浄を行っているのが姫島村、そして津久見市が始めました。隣の杵築市の立石小学校でもモデル校として始めております。  姫島村の二十六年度の状況を見てみますとですね、全国平均〇・九九に対して、十二歳児、姫島村は〇・二五です。何らかの、やはり効果があるから、この〇・二五、二十二年度が姫島村は〇・七六、二十三年度が〇・二九、二十四年度、ちょっと多いんですけど、一・〇七、二十五年度が姫島村は〇・一四、もうほぼないに等しいわけですよね。  六月議会でも、いろんなところで子育てに対する質問も出てまいりました。やはり、医療費を抑制する、そういうことによって、やはり子育てもしやすい状況が整っていくんではなかろうと思っとります。  今、まだ学校からだけでは、なかなか得られないということではございますが、全国的な例を見てみますと、新潟県が昭和五十五年より全県においてフッ化物の口内洗浄を取り入れております。それから、近くでは九州の佐賀県、一町を除いて全ての市町村で取り入れております。  やはり、学校現場だけでは無理かと思いますが、宇佐市としても保健予防の観点、そしてやはり子育てをしていく関係上ですね、そんな中から宇佐市全体としての学校現場だけではなく、子供たちのやっぱり歯を守っていく、そのことによってですね、生活習慣病と一緒だろうと思います。本当に三十歳、四十歳になったとき、きれいな歯があってこそ、食が楽しめる、いろんなことが楽しめると思います。  そういうような観点から、行政としての立場で見解をお伺いしたいと思いますが。  教育委員会じゃなくて、ちょっと、保健予防とか、健康課の立場からちょっと。 ◯副議長(衛藤正明君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)健康課長の樋田でございます。永松議員の再質問にお答えいたします。  健康のための歯の健康なんですが、まさしく議員のおっしゃるとおり、歯の健康がそのまま生涯にわたっての健康を左右すると、全身の健康にも影響があるというのが最近出ておりまして、単に食物をかむ、咀嚼するとか、食事や会話を楽しむとか、豊かな人生を送るとか、そういう人間形成にも影響があるというふうに言われております。  幼児期、小学校期、学童期の間の歯の健康はですね、やはり、この生活習慣、食習慣の改善こそがその鍵であってですね、それをまず幼児期に身につけて、学童期につなげるというようなことが大切なことだと思っております。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)それでは、同級生の子育て支援課の課長にお伺いしたいと思いますが、子育て支援のほうとしてはどのような見解でしょう。 ◯副議長(衛藤正明君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。再質問にお答えいたします。  子育て支援課の母子保健事業のほうでも、虫歯対策、予防対策については、やはり乳幼児期の早い時期から親御さんへの口腔ケアをやり、歯の健康について意識づけが大切だというふうに思っております。  それで、取り組みとしましては、子育て教室や乳幼児健診の歯科検診の後とかに歯科衛生士や保健師、栄養士等がまず食生活習慣の改善だとか生活習慣の確立、それから具体的に歯科衛生士のほうからブラッシングの指導とかも行いますし、あわせてフッ化物の利用による虫歯の予防対策が有効だということで、そういうようなお話や周知もしております。  三歳六カ月児健診には、もちろん保護者の了解のもとなんですが、フッ化物の洗口の体験等も実際にやっているところでございます。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)健康課、子育て支援課からも、そのような意見も出ました。  宇佐市で大々的に減塩キャンペーンも行っている次第でございます。そんな中で、やはり行政として、やっぱりできることは何なのか。こういうときこそ、やっぱり子供たちの未来を考え、そしてまた、行政と教育委員会がタッグを組みながらですね、保護者、そしてまた保護者だけじゃなく地域住民に、市民の皆さん方に、その辺の周知を徹底することによってですね、本当に医療費の抑制につながっていくんじゃなかろうかと思っております。  これ、ちょっと、長野県の取り組みなんですけど、フッ化物を取り組んだ利点としては、集団フッ化物を口にすることにより、全ての児童が平等にという、それから、集団で実施することにより安易に継続できる、そのようなことも書かれております。それから、歯だけじゃなく口の健康に関心を持ち続けることができ、そのことが全身の健康づくりにもつながっていく。大きな利点があろうかと思います。これは新潟県の事例です。  そしてですね、もう具体的な数字を申し上げさせていただきます。十二歳児一人、新潟県、一九八〇年には五・〇三本ありました。それが二〇〇五年には一・〇五、五分の一、そして二〇〇六年には一本を切ったような状況。二〇一〇年からずっと今まで、十二歳の虫歯の数をしたときには日本一がずっと続いております。そして、県全体で医療費の抑制に考えたときには、三百五十億ぐらいの抑制につながっているそうでございます。  ぜひですね、宇佐市としても、教育委員会ではなく、やはり歯の健康を守る意味でも、行政と教育委員会が一体となってですね、行ってもらいたいと思います。  この件は要望にかえさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、悲しいことに、就学前の幼稚園、保育園ではブラッシング、それからフッ化物の洗浄等ができております。ぜひですね、まず何もしなかったら、この虫歯というのは絶対に、川島課長、減ってこないと思います。給食の後でもいい、ブラッシングをするような取り組みを進めてみてはどうかと思います。フッ化物に対して、そんなに不安がある。WHOのほうからも出てますけど、歯科医の立場からすれば、それはもう、ほとんどないに等しいというような話も聞いております。全量飲み込んでも、別に害もないというのも私も直接お聞きいたしました。  子供たちの虫歯を守るためにも、抑制するためにも、給食後のブラッシング等の考えはないのか、教育委員会の見解をお伺いいたします。 ◯副議長(衛藤正明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  虫歯を防ぐ基本として、やはり議員のおっしゃる御指摘のように、ブラッシングというのが一番基本であろうと思っております。これまでも宇佐市教委におきまして、市内の小学校二十四校におきまして、ブラッシングのお願い、ブラッシング指導についての部分を校長会等でもお願いをしておりましたが、そこにはやはり現実、よく調べてみますと、温度差があると。やはり、よくできている学校、またよくできている学年、クラスというのがあり、中にはなかなか進んでいないというクラスもあるようでした。  そこで、今年度に入りまして、歯と口の推進委員会というのを設けまして、全ての小学校において着実に徹底して歯ブラシ指導、ブラッシング指導をですね、やるということを市レベルで行いたいということを学校の保健会等も協力を得ましてですね、いわゆる教育委員会から、してくださいというのではなく、やはりこれは自分たちの子供を巻き込んだ学校自身の問題でもあると。教職員も保護者でありますので、そこを巻き込んだ、自分たちの問題として取り組んでいこうという主体的な運動を展開していくためにも、今回、アクションプランABCの、特にBの中でですね、全小学校でブラッシング指導というのを着実にしていくということを二学期から徹底していくように計画しております。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)ぜひですね、やはり学校現場だけではなく、家庭というのも非常に大事になってこようかと思います。宇佐の歯科医師会のほうもですね、いろんな意味で、やはり子供たちの、宇佐市の虫歯の多さというのを杞憂もしております。  これは、いろいろデータが、市長、あったんですけどね、印刷すると私がすごく高くなりますんで、USBに入れてきました。何か、行政でもし一回検討してみていただければと思いますので、USBに入れてきましたので、その辺のところの検討もよろしくお願いいたします。  それでは、続きまして、フッ化物についての質問は終わらさせていただきます。  それでは二項目め、公職選挙法が改正されました。まず、教育委員会に聞く前に、先般、大分合同新聞の記事でちょっと出ておりました。県知事選の年齢別投票率ということで、二十代から二十四歳まで平均が三割どまり、三〇・六五%です。  宇佐市の県知事選等の、選管の古庄局長、データはございますでしょうか。お伺いいたします。投票率について。 ◯副議長(衛藤正明君)選挙管理委員会事務局長。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)選挙管理委員会書記長の古庄でございます。再質問にお答えします。  大分県知事選挙におきます、標準的な投票所ということで、こちらの場合は宇佐第二の北馬城と四日市第四の天津投票区について調査したものがございますが、その合計といたしまして、二十歳から二十四歳までの投票率は二五%というふうになっております。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)二五%ということで、先ほどの斉藤議員の質問にもございました。やはり、いろんなところでいろんな要因があろうかと思います。本当に若者の政治離れ、そんなところでいろんな要因があろうかと。そんな中で、十八歳に投票年齢が引き下げられますが、やはりその中で学校現場、特に高校生だけではなく、やはり中学校レベルからの、その辺の啓蒙啓発等が必要だと思いますが、教育委員会の見解をお伺いいたします。 ◯副議長(衛藤正明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  中学校の三年生の公民の中に、具体的に申し上げますと、選挙は国民が政治に直接参加する主要な方法の一つであるということが大きく述べられており、具体的には選挙が大事だということを述べられているんですが、その中で棄権の多さ、選挙に行かない棄権の多さや、期日前投票、一票の格差等の問題もですね、取り上げていくように、今、教科書がうまくつくられております。  で、さらに、教科書と教科書の間にですね、実際、題材としまして、選挙人になったときの立場というところでですね、X市の市長に誰を選ぶかという部分で、市長立候補者が具体的にこんな政策を述べています、あなたはこれについてどう考えるか、また次のページには、被選挙者としてですね、X市の市長に立候補しようということで、自分がもし将来、市の将来を変えるに当たってということで、いろいろなデータをもとにシミュレーションを持って、自分が市長選に出るならばというふうなところで、クラスの中で討議、いろんな話ができるようにですね、具体的な内容をしています。  中学校でも、学習指導要領によってですね、授業を進めていきたいと思いますが、やはり一番大きな課題は、選挙を自分たちの身近な問題として考えることであり、将来、選挙権を持ったときに、この選挙というものをやはり主体的に、主権者として主体的に考えて、やはりみずから判断できる力を育てていくというところが大事だと思われますので、各学校にもその方向で指導してまいりたいと考えております。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)わかりました。  その中でですね、やはり主権教育の必要性というのが今うたわれております。そのところについて教育委員会の見解をお伺いいたします。 ◯副議長(衛藤正明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えします。  主権につきましては、やはり、主権者としてみずから考えて、みずから判断をできる、それも一つの考え方、いろいろな今、情報が多々あり、いろんな考え方があると思います。その中から、たくさんある情報の中から自分の考えとぴたり合うものを取捨選択して、きちっと判断をし、選び、自分の考えを訴えられるような、一票を投票できるような、そんな子供たちの育成というものが今後大事であろうというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)その中の、やはり教育で、やはり中立性、教える側の立場としては中立性というのが保たれるというのが最低必要条件だろうと思います。その辺の指導等は行われているのか、お伺いしたいと思います。 ◯副議長(衛藤正明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  議員おっしゃるように、学校教育基本法の中に、公立学校においては政治の中立性というのが大きくうたわれております。先日もありましたけれども、いろいろな情報の中で、例えば、新聞や、いろんな記事を持ち込む場合も、一方的な記事を持ち込むことなく、いろいろな多方面の考え方があるというような見方をきちんと持ってですね、子供たちに判断させることができるような、将来、判断させられるように、多方面の情報をきちんと与えながら、政治的中立をきちんと学んでいきたいと、指導していきたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)先般の、項目は違いますが、後藤議員の質問にもございました。やはり、新聞各社でいろんな違いもございますしですね、やはり、これから新しく始まっていく中で、本当に私は必要なのは中立性だろうと思います。中立性を保ってこそ、本当にこの十八歳からの選挙制度が生きてくるんではなかろうかと。  それとあと、学校現場だけではなく、家庭というのもすごく必要になってこようかと思います。その辺のところも加味しながら、今後進めていっていただきたいと思います。  それから、公職選挙法を一部改正する法律というので、ちょっと検索してみました。選挙違反等についての少年法の特例というのが附則第五条に書かれております。連座制とか、いろんなところも書かれておりますし、行政としてですね、やはりその辺のところの啓発とか普及、その辺のところはどのようにお考えなのか、お伺いしたいと思います。
    ◯副議長(衛藤正明君)選管事務局長。 ◯監査事務局長兼選挙管理委員会書記長(古庄昌彦君)選挙管理委員会書記長の古庄でございます。再質問にお答えします。  先ほど、斉藤議員の回答の部分で、ホームページ等、啓発について前向きに検討したいという、若干歯切れの悪い回答してしまったところでございますけれども、これにつきましては、ホームページを活用して積極的に啓発を行ってまいりたいと考えておりまして、先ほど永松議員がおっしゃりましたような選挙違反や選挙制度について、例えば、Q&Aのような様式を使いまして、わかりやすく載せていけたらというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)やはり、初めてのことですんでですね、ホームページ、やはりいろんな知恵を出しながらですね、その辺の普及、啓蒙に励んでほしいと思います。もうこれは要望で結構でございます。  それでは、三項目めのDCキャンペーン、県内で開催されております。答弁にもございました。  やはり、九月いっぱい、先般、議員の研修でも行ったときにですね、金沢のほうでも、おんせん県おおいたをPRする冊子をJRの駅に置いていたりとかですね、全国的にPR活動もなされております。そして、コマーシャル等もして、大分が一気に今盛り上がっているような状況ですが、私は、これが一過性で終わるんじゃなくですね、やはり、これからも引き続きですね、やはり宇佐に来てもらう、大分に来てもらう、そんな蓄積された取り組みが必要だと思いますが、その辺のところについて行政の考えをお伺いしたいと思います。 ◯副議長(衛藤正明君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野です。再質問にお答えいたします。  デスティネーションキャンペーンをきっかけとした継続的な取り組み、これが議員おっしゃるとおり、とても重要だと考えているところでございます。  今回において、宿泊補助、それから周遊バスの運行等、そういった事業を行っておりますけれども、こういったものの検証も含めながら、今回、一番大きな収穫はですね、こういうキャンペーンを迎えるに当たって、観光協会であるとか、観光ガイドさんであるとか、そういった方々が心を一つにして宇佐をPRしていこうという機運づくりができたと思っておりますので、こういった人的な面のプラスを今後の施策に生かしながら、これが継続しないような取り組みではなくて、長く続くきっかけとして、アフターデスティネーションキャンペーンとして取り組んでいきたいと考えているところでございます。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)ですね。やはり、来た観光客の方が本当に喜んで、本当、宿泊補助とか、すごくいい制度だということでお聞きもしております。ぜひですね、これからも、ぜひおもてなしの心で。  先般も、宇佐神宮の観光ボランティアガイドの、大分合同新聞にも出てました。やはり行政だけじゃなく、本当に市民が一体となってもてなすというか、その辺のところの盛り上がりがあることが今後の宇佐市の観光浮揚につながっていくと思いますし、一つお聞きしたんですが、学校教育課長、小学生の修学旅行で、おんせん県おおいたの缶バッジをつけて修学旅行に参加されたというようなお話をお聞きしましたが、その辺のところについてお聞きしたいと思います。 ◯副議長(衛藤正明君)学校教育課長。(「どちらでも」と呼ぶ者あり)  観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)その報告を受けておりまして、実は、このおんせん県おおいたおもてなしサポーター募集のときに、校長会を通じて、観光の担当課として、ぜひ教職員の皆様、それから児童生徒の皆様、サポーターになっていただきたいというお願いいたしました。そうしたところ、教職員の方、それからまた全校児童生徒含めて御協力していただいた学校が多数あったわけでございますけれども、その折に、こういったステッカー、バッジですね、バッジであるとか、デスティネーションキャンペーンの特別絵はがき、こういったものをグッズとして配布されるわけなんですけど、二次的な行動として、ある学校では長崎の修学旅行に全員の方が、このバッジをつけてPRしてくれたというようなこと、また、ある学校では、絵はがきを親戚や知人の方に送ってですね、ぜひ大分、宇佐に観光に来てくださいよという、ここまでの取り組みをしていただいたということで、非常におもてなしの心でありますとか、地域PRという点でですね、立派な観光教育に結びついているのかなということで、大変感謝申し上げているところでございます。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)教育委員会のほうで、もし見解があれば、別によろしいですか。 ◯副議長(衛藤正明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えします。  先ほどの、修学旅行にですね、先生や子供たち全員でバッジをつけて参加したいといったのはですね、実はそれは子供たちのほうから出たということを聞いております。私自身も、その報告を受けてですね、ああ、いいことですねと、ぜひ尋ねられたらきちんと答えられるような子供たちの事前勉強もした上で、どうぞ修学旅行、大成功させてくださいというふうにお願いしたところであります。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)そうですね、やはり、そういうようなところが子供たちから出た。やはり、ふるさとを思う気持ち、すごく大切だと思うし、ぜひですね、その心を学校の中でも生かしていただけたらと思います。  一点、DCキャンペーン期間中ですが、市民の方から、せっかく今DCキャンペーン中、何ですか、佐田の巨石のところにトイレを今、まだ使えない状態なんですかね。まだ検査が終わってないから使えない。もう工事は完成しているんですか。ちょっと一点お伺いしたいと思います。 ◯副議長(衛藤正明君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)もう工事は終わっております。当初、八月二十日を工期に、九月一日以降から使用ができるということでございました。私どもとしても、デスティネーションキャンペーン期間中ですから、できるだけ早い完成を望んでいたわけでございますが、工法の関係で比較的時間がかかるということで、九月一日使用ということで地域とも協議し、納得した上でございました。  しかしながら、できれば盆ぐらいにお客様がたくさん来るんで、早い完成や使用ができないのかという声はありましたので、そういった点を業者含めて協議したんですけれども、やはり検査とか、そういった関係がございまして、当初予定どおり八月二十日完成の九月一日から使用できるというようなことでございます。  以上でございます。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)やはり、何か、縦割り行政の弊害というのが、その辺ところ出ているんじゃなかろうかと思いますし、やはり、せっかく立派な、少しでも早く使えて、大分に、宇佐に来た人に、やっぱり利便性を持ってもらう、そのようなところも必要な措置じゃなかろうかとか、関係課の調整だけでできる、そのことに関してだけではなく、大きな意味でのこれからの課題として、やはり取り入れてほしいと思います。  余談にはなりますが、私の知り合いが「宇佐浪漫」という、これ第一興商のカラオケで流れている曲なんですが、ちょっと用松議員が「宇佐海軍航空隊」の漫画本を読みましたので、私も一番ぐらいをちょっと読まさしていただきたいと思います。  「神輿が生まれて時を超え 若者達が集まり祝う 千年ロマンの宇佐神宮に この地に生まれ この地に生きて 世界のみんなに来て観てもらう ロマンと神の町 宇佐の町」。  宇佐のまちを題材にした歌が、もう第一興商で七月の終わりぐらいから配信されまして、全国各地に流れております。宇佐の、私より一つ年下の人がうたっているわけですが、彼の思いというのはですね、やはり宇佐から出ている方々に宇佐のことを思い出してほしい、そんな感じで、この「宇佐浪漫」という曲をつくったそうです。すごくテンポの歌いやすい曲にして、ふるさと宇佐を思ってほしいということで、そんな思いでつくりました。ぜひですね、彼の思い、宇佐市もこれに少しぐらい協力していただき、アピールしていただければと思います。これはもう要望で結構でございます。ここにCDも出ておりますんで。  それでは続きまして、四項目めの道の駅の要望書について。  北馬城の区長会、そしてまた宇佐市の商工会議所から道の駅の要望書が出されたということで、今回の補正予算の中にも国道沿線地域複合施設整備構想事業ということで九百五十万円、予算計上されております。  まだ、できるまでには、完成するまで、いろんなリサーチ等、今からしていくわけでしょうけど、いろんなところでですね、やはり市長も提案もしております六次産業とか、農産物の販売とか、いろんなところで地域活性化が見込めると思いますし、ぜひ前向きに取り組んでいってほしいと思います。もうこれは要望にかえさせていただきます。  それから五項目め、宇佐高田医師会病院の移転新築案が出ていると。高橋議員からも初日、質問がございました。  私自身も、やはり地域医療を守っていく上で、本当に中核的な施設で、必要な施設だろうと思っております。昭和五十六年に開設されました。高橋議員から出たとおり、六月の総会等で決定したそうですし、医師会としても前向きに考えていこうと。  今、施設の問題、そして交通アクセスの問題等で、医師会病院の通院者が大体六十人から七十人ぐらいとお聞きしております。そんな中に、かんぽの郷の体育館の裏を候補予定地として医師会のほうは決めている。  そんな中、また宇佐市のほうに要請があろうかと思います。よく一般質問の中でも出てきますけど、宇佐市に小児科医療をということでも出てきておりますし、ただ、医師会からのお願いするんじゃなく、いや、来たときにはやっぱり前向きに検討していただきながら、医師会にも、やはり宇佐市に中核医療の中に小児科医療が必要だ、そんな要望を出していただきたいと思いますが、いかがお考えですか。 ◯副議長(衛藤正明君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)健康課長の樋田でございます。再質問にお答えいたします。  小児医療の医師の確保ということで、現在のところ、少ないというふうなことで、中津市民病院に頼るところが強いんでですね、医師会のほうで、その機能が高まればと思いがありますので、今回の話がございましたら、協議にのせたいと思っております。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)よろしくお願いしたいと思います。  それでは、これでこの項目は終わらさしていただきたいと思います。  六項目めですね。  中津東高校の進路指導、そしてまた産業科学高校等の進路指導の先生ともお話しする機会がございました。今の子供たちというのは、やはり地元志向という、地元で働きたいという子供たちがすごくふえてるそうでございます。宇佐市にとっても、本当に若者定着していく上で、すごくいいことだろうなとも思いますし、悲しいかな、宇佐市には工業団地がございません。  やはり工業団地がないと、やはり企業誘致も進まないと思います。地元の高校生の意向に添うためにもですね、早期の工業団地の造成をお考え願いたいと思いますが、担当課の所見をお伺いします。 ◯副議長(衛藤正明君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。再質問にお答えいたします。  議員おっしゃられるとおりですね、企業誘致を進めるためには、まずインフラ整備ということで、インフラ整備の中には上水道であったり下水道であったり、あと道路整備、あと、その後にやはり工業団地ということで必要になってくると思っております。六月議会でも後藤議員のほうからもですね、この件につきまして御要望ございました。  今現在ですね、とにかく議員おっしゃられるとおり、受け皿ということについては、もう喫緊の課題だというふうに私たちも認識してございます。その中で、何が問題なのかというと、やはり場所の選定含めてですね、やはりコスト含めての進め方ということで、我々も、その点が苦慮しておりますが、喫緊にですね、この部分については検討してまいりたいと考えておりますので。  以上でございます。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)やはり高校生の地元志向が強いと、やはり若年層の地元定着という意味でもですね、宇佐市にとってもすごくありがたい話だろうと思うんですね。都会に憧れて流出していくんじゃなく、やはり宇佐に若年層が定着したい、やはり、そこは、やはり何か宇佐の魅力がある。その現代の高校生の希望をかなえてやるのも行政の一つだろうと思いますし、地域間競争等もございます。就職は中津にして、宇佐から通うというような選択肢もあろうかと思いますが、やはり、本当にやっぱり宇佐にあることが高校生たちも望んでいるんではなかろうかと思いますし、厳しいと、大変厳しいと思いますが、前向きにですね、ぜひ取り組んでいってほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、次に七項目めです。  やはり、子供たちちゅうのは知・徳・体が、バランスがそろって初めて教育、そのような状況になってこようかと思いますし、中学校の、私も何回も学力テストの言ってまいりました。その成果が、川島課長ね、少しずつ出てきたんじゃなかろうかと思います。中学生も頑張って、やはり、ほかの他市町村より、ぐっと上がっている。  そんな中、やはり、何かにつけ、やはりスポーツでも勉強でも努力するということが私は必要だろうと思いますし、この成果をですね、右肩上がりで上がっている成果を今後引き続きですね、継続して伸ばしていってもらいたいと思いますが。 ◯副議長(衛藤正明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  全国または県の学力テストの成績については、やはり子供たちを見る一つの指標であろうと思っております。教育委員会としましては、全ての児童生徒にわかる授業、また学ぶことを楽しいなと思えるようなですね、将来の生涯学習につながるような主体的に、自分たちがさせられる勉強ではなく、勉強は楽しいと、それを将来的に考えられる主体的な学びにつながる学校教育をつくっていきたいなと、今後も思いたいです。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)それでは、最後の八項目めに移らさしていただきます。  土曜授業がされました。これは、課長、お伺いいたします。普通の授業をしたときは、こま数として扱うんでしょうか。 ◯副議長(衛藤正明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  年八回、土曜日、一日三時間ほど行いますが、全て教育課程内でありますので、もちろん開かれた学校づくりでいろんな行事をするときもありますが、普通授業をするときもあり、全て授業数としてカウントしてまいります。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)先般、寝屋川の事件等もありました。やはり、地域の方々に学校に来ていただくことによって、子供たちの顔を知ることによって、そしてまた子供たちが地域の方々の知ることによって、未然に防げる事故というのもあろうかと思います。  そのような場でですね、土曜授業、地域の方々、土曜授業だけに限ったことではないですけど、開かれた学校運営を行っていく中で、地域の方々の協力を得ながら、学校運営をしていただきたいと思います。  ちょっと、関連にはなるかと思いますが、あす、中本議員が駅館川での中学生の死亡事故の質問をいたします。私が聞いたところによると、ちょうどその日、土曜授業の開催日だったとお聞きしております。子供たちは土曜授業に出席していなかったというようなことをお聞きしたんですが、それは事実でしょうか。 ◯副議長(衛藤正明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えしたいと思います。  事故が起こったのは七月十一日の土曜日の、確かに土曜授業の後の午後の時間でありますが、授業に参加していた子供もいますし、その日、欠席していた子供もいるのも事実であります。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)やはりですね、正式授業としてこま数と、やはり学校指導の中でですね、土曜授業なんだという位置づけを子供たちにもしっかりしてですね、楽しい学校生活を送っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ちょうど時間となりましたので、これで私の一般質問を終結させていただきます。  ありがとうございました。 ◯副議長(衛藤正明君)以上で、永松 郁議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、一般質問の途中でございますが、暫時休憩いたします。  なお、再開は十四時三十分といたします。                   休憩 午後二時二十一分                 ──────────────                   再開 午後二時三十一分 ◯副議長(衛藤正明君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  六番 衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)皆様こんにちは。一番眠たくなる時間ですが、最後までよろしくお願いします。  今回は四項目について質問をさせていただきます。  六番 公明党の衛藤義弘です。  まず一項目め、地域活性化のための村おこしについてでございます。
     一点目、宇佐市の観光資源は何だと考えますか。  二点目、二〇〇七年、観光立国推進基本法が施行、二〇〇八年、観光庁が設置された。二十一世紀を担う子供たちの教育を抜きにしては語れない。観光立国教育の現状をお伺いします。  三点目、宇佐市の官民連携による村おこし対策は。具体的に成功事例を、どのくらいの観光客数につながったものかを含め、お願いをします。  二項目め、健康増進と検診率の向上について。  一点目、健康チャレンジ推進の効果と市民のかかわりは。  二点目、国内の特定健診、がん検診の検診率が自治体の努力で四〇%を超えました。宇佐市の検診率と実施した対策及び今後の目標と受診率を上げる対策は。  三項目め、認知症及びうつ病対策について。  一点目、認知症患者がどのくらいいるのか。市としての対応策は。  二点目、高齢化に伴い、認知症患者も増加傾向にある。現在の医療では完治することはできないも、進行をおくらせることはできる。早期発見、早期治療が一番でございます。  そこで、認知症サポート養成ツールとして、初期症状スクリーニングシステムの開設を提案をいたしますが、どうでしょうか。  三点目、自殺防止策として、「こころの体温計」が先般の大分合同新聞で、宇佐市で掲載をされています。早期発見を打ち出しました。人間の尊厳は絶対です。病気を皆で考えてあげることが重要です。  そこで、うつ病治療法として、認知行動療法の普及を提案をいたしますが、どうでしょうか。  四項目め、地方版総合戦略の現状について。  一点目、各分野の関係機関との議論は何回程度行ったのか。大学機関の提案はどうなったのか。  二点目、妊娠期から子育て期までの切れ目ないサポート、ネウボラの提案は。市独自の子育て支援策は。  三点目、農林水産業の独自策は。誘客事業と市の独自策は。産業祭の提案は。  四点目、過疎地域及び集落交通ネットワークは。  五点目、都市部から移住したいなどの相談窓口、アンテナショップ的なPR策は。  以上、第一回目の質問を終わらせていただきます。 ◯副議長(衛藤正明君)それでは、衛藤義弘議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、健康増進と検診率の向上についての一点目、健康チャレンジの推進の効果と市民のかかわりはについてでありますが、宇佐市では平成二十四年度から市民ぐるみで実施をしております健康づくり事業の一つの柱として、自分の決めた健康目標を継続していく健康チャレンジに取り組んでおります。  平成二十六年度は、個人の部で五千八百人、団体の部で三百十三団体、総数七千三百十人の参加があり、ウオーキングやラジオ体操など、さまざまな目標に取り組んでいただいております。  効果を国民健康保険の給付費で見ますと、平成二十四年度の給付費五十三億四千万円を基準として、二十五年度は約二億七千万、約五%下がりました。二十六年度は、また二十四年度の水準に戻ったものの、県平均の給付費が年々増加している中、市の給付費は健康チャレンジ等を柱とした健康づくり事業を始めてからは、上昇せずに推移しております。  また、国民健康保険の五月診療分で、生活習慣病の有病率を比較してみますと、二十四年度から下がり始め、二十六年度には県の平均を下回りました。特に健康チャレンジの参加者の割合が高い六十五歳から七十四歳までの前期高齢者の世代の有病率が大きく減少いたしております。  二点目、特定健診、がん検診の検診率と実施した対策及び今後の目標と受診率を上げる対策はについてでありますが、平成二十五年度の主な検診の受診率は、特定健診が三九・四%で、対前年一・三ポイントの上昇となっております。また、がん検診につきましては、大腸がん検診二二・二%、子宮がん検診三四・七%、乳がん検診一九・七%となっており、ほぼ横ばいの状態であります。  受診率を上げる対策としましては、土曜、日曜の検診や実施会場をふやし、受診しやすい体制を整備するとともに、特定健診では、二年以上未受診者のうち、受診を受ける意向のない方へは個別に電話をするなど積極的な受診勧奨を行っております。  しかしながら、国が設定した特定健診受診率六〇%、がん検診受診率五〇%の目標を下回っておりますので、引き続き健康づくりへの意識啓発、受診しやすい環境づくりに努めるとともに、健康推進員を初めとした地域の方々からの御理解と御協力をいただきながら、受診率の向上に努めてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯副議長(衛藤正明君)次に、一項目めの地域活性化のための村おこしについてと、四項目めの地方版総合戦略の現状についての三と五を、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、地域活性化のための村おこしについての一点目、宇佐市の観光資源は何だと考えますかについてでございますが、本市は国宝宇佐神宮を初め、こて絵や石橋などの歴史文化遺産、東椎屋の滝や岳切渓谷などの豊かな自然、双葉山など郷土の偉人の残した功績、一次産品、六次産品などの特産品、グルメなど、さまざまな観光資源を有しています。  また、グリーンツーリズムのように、宇佐市に暮らす方々の人柄やごく普通の農山漁村の生活も貴重な観光資源の一つと言えます。  このように、宇佐にしかない宝、宇佐ならではの宝が宇佐の観光資源であると認識しています。  二点目、観光立国教育の現状についてでございますが、観光立国教育を郷土を愛する心を育てるまちづくり教育として捉えた場合、現在、本市の小学校では、ふるさと学習といたしまして、双葉山の生きざま、南一郎平と広瀬井路、賀来飛霞と惟熊、石橋王・松田新之助、安心院とこて絵などを学んでいるところでございます。  また、地域の資源を掘り起こし、生き生きとしたまちづくり教育と捉えた場合、平和遺跡への案内ボランティアである子ども平和ガイドや、夏越行列や放生会、おはやしに参加する文化財愛護少年団は、地域の中で積極的な活動を展開し、地域活性化に大きく貢献しているところでございます。  三点目、宇佐市の官民連携による村おこし対策は、具体的に成功事例を、どのくらいの観光客数につながったのかも含めについてでございますが、観光の視点からの官民連携による成功事例では、旧安心院町が取り組んでまいりましたグリーンツーリズムが挙げられます。取り組み当初である平成八年度は年間二百三十人であった来訪者が、平成二十六年度には約一万二千三百人の方々に宇佐市を訪れていただいているところでございます。  特に教育旅行につきましては、平成十二年度、一校だけの受け入れが、平成二十六年度では三十八校を受け入れるまでになっております。現在では、旧宇佐市、旧院内町の家庭にまで広がりを見せ、地域を挙げての村おこしにつながっているところでございます。  次に四項目め、地方版総合戦略の現状についての三点目、農林水産業の独自策は、誘客事業と市の独自策は、産業祭の提案はについてでございますが、総合戦略の基本目標であります宇佐市における安定した雇用を創出する主要施策といたしまして、六次産業化の推進、農業の担い手の育成、林産物の需要拡大、生産支援を農林水産関係として挙げているところでございます。  六次産業化の推進といたしましては、独自策として、平成二十六年度から他市に先駆けて、農業を基盤とした六次産業化の推進に取り組んでいます。特に人材の育成、高付加価値商品の開発支援、宇佐ブランド認証品の販促支援など、地域の経済効果に結びつくような施策の展開を図っていきます。  農業の担い手の育成といたしましては、独自策として、農業青年の新規就農支援策といたしまして宇佐市青年就農準備給付金事業、企業の農業参入支援策といたしまして宇佐市農業参入企業雇用促進助成金交付事業を整備し、地域農業の中心的な担い手の育成に取り組んでいきます。  林産物の需要拡大、生産支援といたしましては、独自策として、宇佐産材利用促進事業により市産材の需要拡大を図っていきます。  その他、水産業では、新たな水産養殖業の実施や漁場造成などを取り組んでいきます。  次に、誘客事業と市の独自策はについてでございますが、独自策といたしまして、誘客事業は観光ビジョンにおきまして施策としても挙げているところでございますが、今年度からの五年間の事業の中で、六次産業連携PR事業、宇佐グルメキャンペーン事業、門前町街バル 支援事業など、市内の農産物や六次産品のPRと絡めた事業を展開していきます。  続きまして、産業祭についてでございますが、合併後、安心院フェア葡萄酒まつりが復活し、水産部門の長洲浜の市や、生産者である認定農業者組織の収穫お福わけ祭等、新たな農林水産関係のイベントも開催されておりますので、こうした既存の祭りを盛り上げ、市内全域からはもちろん、市外、県外からの集客力を高めていきたいと考えています。  続きまして五点目、都市部から移住したいなどの相談窓口、PR策はについてでございますが、本年四月から集落定住支援員を二名雇用し、移住相談や移住PRの充実を図っているところであり、東京や大阪等の都市圏での移住相談会も前年度より参加回数を増加して対応しているところでございます。  また、本年四月より大分県が東京のふるさと回帰支援センター内にて移住コンシェルジュを配置し、常設の相談窓口を設けています。市としても、県や移住コンシェルジュと連携を密にし、この大分県移住相談窓口を最大限活用して、本市への移住PRを図っているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(衛藤正明君)次に、三項目めの認知症及びうつ病対策についてと、四項目めの地方版総合戦略の現状についての二を、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、認知症及びうつ病対策についての一点目、認知症患者がどのくらいいるのか、市としての対応策はについてですが、医療機関に受診した人数は把握できませんが、日常生活で何らかの見守りが必要な認知症、日常生活自立度II以上の方は、市内の要介護認定者の約五三%、二千百人と推計されます。  認知症の対策としては、第一に予防が重要であり、若いときからの食事や運動の生活習慣の改善が欠かせないと言われており、その上で高齢となっても認知機能を維持向上させるための取り組みが重要となります。  このため市では、認知機能の低下をもたらす高齢者の閉じこもりの問題を解決するために、身近な公民館等を活用し、身体機能の維持向上の場として介護予防教室を市内百五十五カ所で実施、交流の場として高齢者ふれあいサロンを九十五カ所で開催しており、現在も市内各地での拡充に向けて取り組んでいるところでございます。  また、現在、市内十五カ所で認知症予防教室を開設し、認知症予防に自主的に取り組む方を応援しています。また、今後、国の推進する新オレンジプランにのっとり、認知症について相談しやすい環境づくりとして、認知症地域支援推進員の設置などを検討してまいります。  二点目、認知症サポート養成ツールとして初期症状スクリーニングシステムの提案についてですが、市のホームページ上で気軽に自分自身や家族などのストレスや落ち込み度をチェックできるシステム、「こころの体温計」のノウハウを活用した認知症の初期症状スクリーニングシステムについては、認知症に対しての市民の関心が高まりつつある中、簡単に、かつ短時間で認知症の危険性レベルが判定できるシステムを利用できるという点で、大変有用であると思います。  議員御提案のシステムは、市のホームページ上に掲載することで若年層の方や認知症が疑われる高齢者の家族の方が自宅のパソコンやスマートフォンで手軽に認知症のチェックができるという利便性が図れるとともに、認知症予防に対する関心を深め、早期の医療機関受診に結びつくという効果も期待されますので、他市の活用状況も参考にしながら、導入に向けて取り組みたいと思っております。  次に三点目、うつ病治療法として認知行動療法の普及をについてですが、認知行動療法とは、カウンセリングなどを通じて、過剰なストレスを招く患者の考え方や行動の癖を修正し、問題を解決する手助けをする治療法であり、原則、三十分程度の面接を二十回程度行う精神療法の一つと捉えております。  市としましては、「こころの体温計」を利用するなど、まず自分のストレスに早く気づいていただき、必要であれば相談機関や治療に結びつけること、またうつ病を発症した人へのかかわり方を広く周知していくこと、早期発見、早期治療、そして自殺予防に力を入れていきたいと思っております。  あわせて、認知行動療法など、最新の治療方法の情報を把握するように努め、適宜、県や医師会にその普及を働きかけてまいります。  次に四項目め、地方版総合戦略の現状についての二点目の前段、妊娠期から子育て期まで切れ目のないサポート、ネウボラの提案はについてですが、まず、ネウボラとはフィンランド語でアドバイスの場所という意味で、妊娠期から子育て期までの子供と家族を対象にした支援制度であり、専門職を中心とする切れ目のない支援のための拠点を指すものでございます。  特色としましては、全ての子供、母親、家族が対象であること、保健師等、専門職が産前からかかわり、健康や子育ての相談を受け、必要に応じた情報提供をし、他職種や他機関へつなぐこと、妊娠期から子育て期まで継続した支援により、対象者が必要とするときにかかわり、リスクの早期発見や早期支援につなげることなどがあります。  市では、安心して子育てができる支援をするため、妊娠期から子育て期までの切れ目のない相談、支援体制の整備という観点から、子育て支援課で現在行っています妊娠期から子育て期までの健康や子育てなどのあらゆる相談に応じる体制や、必要なサービスの提供や関係機関と連携した支援をさらに強化していきたいと考えております。  二点目の後段、市独自の子育て支援策はについてですが、今回の補正予算にも計上しています仕事と子育ての両立に向けた企業の自主的な取り組みを推進するため、従業員の育児休暇取得に際し、現職の復帰を定め、代替要員を雇用した企業に費用の一部を助成する宇佐市子育て応援企業助成事業や、平成二十七年十月より大分県不妊治療費助成制度が改正されることに伴い、新制度の助成対象から外れる治療について、これまでと同様に市単独助成を行う不妊治療費助成事業の実施を予定しております。  また、現在策定を進めている宇佐市版地方創生総合戦略の中で、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえることを基本目標に、さまざまな新たな取り組みを調査、研究しているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(衛藤正明君)最後に、四項目めの地方版総合戦略の現状についての一と四を、総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  四項目め、地方版総合戦略の現状についての一点目の前段、各分野の関係機関との議論は何回程度行ったのかについてですが、宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定及び実施の推進に当たり、広く有識者からの意見を聴取するため、本年七月に宇佐市まち・ひと・しごと創生有識者会議を設置いたしました。  有識者会議は、学識経験者、産業界、行政機関、金融機関、労働団体、報道機関、市民団体の関係者の総勢二十九名で構成されており、これまで二回の会議を行い、人口ビジョンと総合戦略の骨子について御意見をいただいたところであります。  次に、後段の大学機関の提案はどうなったのかについてですが、本年六月議会で議員より、専門学校、農業大学などの地域に合った大学機関の設置をしてはどうかと御提案をいただきました。  しかし、国の募集要件で、市の総合戦略の目標達成にとって政府関係機関の移転が重要な要因となること、また特定分野の産学官の研究集積、産業の集積がなされていること、さらには国の機関としての機能が確保でき、運用いかんによって機能向上するなど、移転により現在の機能が集積している強み、メリットを損なうことがないか、それを上回るだけの移転のメリットがあるかなどの高い要件があるため、提案を見合わせたところです。  また、一般の学校誘致につきましては、地域に合った大学機関の設置により、若年層の確保や都市部の大学と地域との域学一体の地域振興が図れるものと考えておりますが、今後、受け皿をどうつくっていくのか、現在の大学との連携状況を勘案しつつ、引き続き関係機関の方々と方向性や具体案について議論してまいりたいと考えています。  四点目、過疎地域及び集落交通ネットワークはについてですが、市内の公共交通網は主に、民間路線バス、市が交通事業者に委託して運行する市コミュニティバスによって構成されています。  最も基本となる民間路線バスについては、合併以前からも利用者が減少傾向にあり、市が赤字補填を行ってきたものの、路線の撤退が相次ぎ、現在二十九系統が運行しています。  そのような中、コミュニティバスは合併後の平成十八年に試験運行を行い、平成十九年七月から本格運行を開始しています。路線バスが撤退した市内の公共交通空白地帯を中心に、二十六路線、三十二系統で運行し、一路線週二回、片道百円の利用料を基本として、運行開始から現在まで増減しながらも年間延べ約三万人の方が通院や買い物に利用するなど、地域の足として重要な役割を担っており、交通空白地帯が発生しないよう努めているところです。  地域の移動手段の確保は、まちづくりにおいては重要な課題であると認識しております。今後も引き続き、地域の声を聞きながら、地域住民の生活交通の維持、確保及び利用者の利便性向上を目指した総合交通施策を推進してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(衛藤正明君)以上で、執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  六番 衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それでは、順次、再質問を行わさせていただきます。  まず、一項目めの一点目の件なんですが、当然、観光資源といえば地域、そこにある文化とか資源だと思います。そこを利用して、いかに観光客を呼び込むか、それとも引きつけるか、そして情報発信を行うかと思います。そこには、やっぱりすぐれた名所とか名産品、また有名人とか著名人の出身地であったり、産業観光であったり、そういうことだろうと思います。  実際に、ただ、そこが、その価値を見出すのは、やはり外部の不特定多数の人から成る観光客が観光資源を興味を示さなければ、その価値は創出し得ないと思っています。  そこで、興味を持たせるためのどのような工夫をされているのか、お聞きをいたします。 ◯副議長(衛藤正明君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野です。再質問にお答えいたします。  観光資源に興味を持たせる工夫をどのようにされているかということでございますが、観光振興の日々の仕事がどのようにすれば誘客に結びつけるかというような工夫の連続でございます。  そういった中で、現在、観光行政と、やはり観光協会を初めとする観光の組織とのうまいぐあいな連携、これをまず第一に図りながら、一緒に地域資源の活用や情報発信、受け入れ体制整備というものを行っているところでございます。  それにつきましては、本年より五カ年の観光交流ビジョンの中で、いろんな施策を盛り込んでいるところでございます。  具体的な工夫と申しますと、県下の中でも高く評価いただいているものとしましては、例えば、観光大使、それからゆるキャラを利用したPR、また観光PRのコンセプトを明確に、宇佐市の場合はカチがあるまちということをうたっておりますので、これをよりブランド化するために統一感を持たせたPRの実施、また、観光以外にブランド認証品という、特産品に対してブランド認証する制度がございますから、そういったものと結びつけた地域ブランド化戦略、そしてまた葡萄酒まつり等の地域資源の発信型のイベントの継続、あとはフィルムコミッション、これにつきましても県下では大分市、宇佐市ということで、ご当地映画を受け入れた組織でございますけども、宇佐市であれば、今後、映画、テレビ、CM、いずれにしてもロケを受け入れる協力体制が確立されているというところで、こういったフィルムコミッションも活用しながら、地域資源というものはPRしていきたいというふうに考えているところでございます。  なお、いろんな取り組みをしておりますけれども、六月議会、それから今議会におきましても議員さんより御提案いただきましたような、例えば、インバウンド対策としての視点からの施策導入、そしてまたスマートフォン等の普及拡大に伴いまして、そういったものを利用した観光アプリ等の導入、こういったものを今後取り入れながら、より一層、観光資源に興味を持たせて、観光客の方に興味を持っていただくような工夫を積み重ねてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)一応、積極的な形での観光、工夫を、集客を求めて、今後もですね、ひとつ努力のほうをお願いしたいと思います。  次がですね、観光立国教育というのも、初めて私もちょっとお聞きした件なんですが、単にまちを調べる授業じゃなくて、自分の住むまちのすばらしさを知り、その知識をもとにさまざまな企画を立てて、まちの人々と交流する授業、自分のまちに誇りを持ち、子供たちがまちをデザインしていくような授業ということであるそうです。子供たちがみずから観光資源を発掘して、創造して、情報を発信していくとあります。  宇佐市では、具体的にどういった観光授業が行われているのか、お聞きをいたします。 ◯副議長(衛藤正明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  私にとりましても、観光立国教育というのは初めて聞く言葉で、これはどこから来てるのかなというふうに調べてみました。とすると、調べたところ、国土交通省が観光をもっとアピールしていくために観光庁というのをつくり、その中で学校現場に投げかけているという方向であるということがつかめました。  で、資料の中でも、観光立国教育の意義とは何かというところを調べてみますと、児童生徒たちの旅をする心を育む、そして地域を愛する心、地域に誇りを思う心を育み、観光の振興に寄与する人材を育成するというところでありました。
     我々、学校関係者、特に宇佐市教委におきましても、現在、ふるさと教育、この観光立国として始めたわけではないんですけれども、ふるさと教育という部分、また地域ボランティアという部分で学校教育、社会教育を挙げてですね、地域人材の担い手というところでしております。具体的には、回答書にもありましたけれども、双葉山の生きざまや南一郎平と広瀬井路等ですね、いろんな部分、安心院でいきますと、こて絵や院内の石橋等もですね、地域の方の学習サポーター等も来ていただきながら、地域の活性化、そして地域の人的、また文化的な掘り起こしをやっているところであります。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)多分、趣旨は一緒だろうと思うんですが、今のうちから子供さんたちに、そういったふるさとの資源を使いながら、いろんな教育を施しながら、将来にわたって自分とこのふるさとをこういうふうにしたいとか、いろんな形でデザインをしながら、将来に向けての教育だろうと思います。  そういうことで、引き続き現状の、そういった観光教育というんか、ふるさと教育ですか、それをしっかりやっていただきたいと思います。  この件は、これで終わります。  三点目なんですが、官民挙げての観光の増加に向けて、ちょっと一点ですね、観光客を引きつける魅力の一つとして、今、結構、グルメが非常に観光客を呼ぶ戦略の一つとなっているところが数カ所あるんですが、その中で、高知県の日高の事例を挙げさせていただきたいんですが、結局、ここはですね、人口が五千人ということで、すごいもう少ないところで、もう高知県の人たちも知らないようなまちなんですね。ところが、ここは特産品がシュガートマトということで、このシュガートマトを、当然シュガートマトを知ってもらうために、トマトといえばトマトケチャップ、トマトケチャップといえばオムライスということで、オムライス街道というのがすごい人気を博してまして、今現在、人口五千人の村に観光客が七倍訪れてまして、店舗は飲食店含め二十四店舗あるんですが、半分は看板メニューであるオムライスを販売をされて、年間で三万八千三百食ということで、一日に約百食以上が売れてるということの計算になります。  結局、その状況はですね、町長が動きまして、民間の企業と一緒になって、とにかく、この村を立て直そうという発想から、こういう形でオムライス街道ができてまして、こういった今、グルメが非常にいろんなところで盛んになってきてまして、やはり、それが観光地としての施策に大きく寄与してる動きがありますが、宇佐市としてですね、こういったところにも手を伸ばしてみてはどうかなということで御提案なんですが、どうでしょうか。 ◯副議長(衛藤正明君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野です。再質問にお答えいたします。  今、他の町の例を挙げながら、グルメによる村おこしという御提案をいただきました。  宇佐市としましても、食観光という面では、一つは宇佐グルメキャンペーン事業、御存じかと思いますけれども、安心院が取り組んできたスッポン、それから宇佐のから揚げ、そして農政課等も振興してます味一ねぎやドジョウという、この四つを一つの、ばらばらであったものを期間を定めて、四つを結びつけた統一したグルメキャンペーンを行うということで、今回やれば四回目になっております。なかなか、人口の何倍もの方が呼べるような、まだまだイベントではございませんけれども、こういったグルメを前面に押し出した観光を推進していくということも、ひとつ重要だと認識しておりますので、これは継続は力なりということで、四年目、また過ぎた中でですね、いろいろ取り入れるべきものは取り入れながら、拡大していきたいなと考えています。  またあわせて、六次産業の認証品、これと観光を一緒にPRしていくことで、宇佐のブランドというものを広く全国の方に知っていただきたいなという思いの取り組みも計画しているところでございます。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)宇佐の、とにかく特徴を生かしていただいて、何が特産品になって、それを、いろんな特産品が宇佐市にはあると思うんですけど、それを全て網羅しながらの形だと、なかなか観光客を引き寄せる一つの手段にならないような気もしますんで、その辺はまた研究をしていただきたいと思います。  次の質問に移ります。  健康増進と検診率の向上ということで、健康は個人個人が常日ごろから意識をしていないと改善はなかなかできないと思います。そのことが行政がその位置づけをすることによって、自分のことだから頑張ってみようとか考えて、行動に移していくと思います。  ただし、会社勤めや多忙の人は、なかなか検診に出かけようということが、なかなか難しいと思うんですが、その辺の工夫とかがあればお聞かせを願います。 ◯副議長(衛藤正明君)健康課長 樋田君。 ◯健康課長(樋田義弘君)健康課長の樋田でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  現役世代の参加率が低いというのが宇佐市の健康づくりの事業の現状でして、そのことが大体、去年のあたりも問題となって、ことし、去年からも取り組んだんですが、企業に対する説明とか、そういうふうな取り組みをするようになりまして、団体の部で企業参加も募っておったんですが、その分を伸ばしたいというふうな活動で、企業訪問をたくさんするようになっています。  それから、保健所もですね、そういった企業を対象にした企業内の職員の福利厚生の事業を、推進の事業されてるんで、一緒にあわせて訪問の行動をともにしているというのがことしの現状でございます。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)先日、特定診査実施計画書をいただいたんですけど、毎年、受診率は向上をしてきてはいますが、特に男女ともですね、四十歳から五十四歳の年齢の方が、やっぱり受診率が低いということで、この年代層における受診率の向上策というのはあればお聞かせ願います。 ◯副議長(衛藤正明君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  女性の受診率が低いと、確かに現役世代の方が低いということでして、これについて、特に若人健診とかですね、四十歳に満たないところを頑張ろうと、声かけをしたりとか、がん検診について推進をしていこうと、若い方のがんの進行がとても速いんでですね、そういったところに力を入れているところでございまして、特定健診のところで、そこの分の取り組みはまだまだこれからの状態というのが実態でございます。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)今ですね、これ、佐賀の事例等があるんですが、コンビニを使ってですね、コンビニに、コンビニとの契約、健康協定を結んで、生活習慣病対策として実施してる自治体が数カ所あるんですが、こういった形で、コンビニであれば通常、誰でも寄りつくし、そういったところに受診車が来とれば、受診を受けた人からは、身近にあるから行ったとかですね、初めて受けた方もおられる等の声がやっぱりあるんですね。  その辺も含めてですね、その健康診断の重要性をですね、そういった形での普及活動ということも念頭に置いていただきたいんですが、その辺はどうでしょうか。 ◯副議長(衛藤正明君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  コンビニでの特定健診の実施ということで、市役所の中から出向いて、地域での特定健診をするというのが現在の宇佐市の努力の一番の目標でして、現在、地域に出向いて、その先は公民館等の公共施設になるんですが、百六十七カ所というような箇所で行っております。もう限界に近いというような箇所でやっておりまして、これにコンビニがどうだろうかというふうなことの検討、ちょっと加えてみて、これから調べさせていただきたいなと思っております。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)検診率上げる方策の一つとして、御提案をさせていただきました。  続きまして、認知症対策の件ですが、今現在とですね、二〇一二年の時点で三百五万人、二〇二五年、十年先には四百七十万人が認知症になるという予想も立てられてます。  先般、「こころの体温計」、これをですね、ノウハウを活用してシステム開発された認知症ケアサポートサイトツールで、これが初期段階、認知症の始まりなどを簡単に検索ができる、「これって認知症?」「わたしも認知症?」のチェックができるシステムがあるんですが、先般、「こころの体温計」が二十七年五月からネットで流れまして、ネットちゅうか、ホームページ上に設定をされまして、現在までにアクセスが一万件を超えたとお聞きをしています。  この「こころの体温計」と認知症のツール、サイトですね、この二本立てで考えてみたらどうかと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ◯副議長(衛藤正明君)介護保険課長 麻生君。 ◯介護保険課長(麻生公一君)介護保険課長の麻生でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  議員御提案のシステムにつきましては、ちょっと研究させていただいて、先進地で取り組んでるところがございましたので、私も「これって認知症?」それから「わたしも認知症?」というふうに検索して、テストをやってみたんですけど、もうごく簡単な質問に答えるだけで判定が出て、その後のどこに相談したらいいかとか、相談先が表示されるシステムでございますので、宇佐市としてもですね、大変有用なシステムだと考えておりますので、取り組んでいきたいなというふうに思っておりまして、二十八年度の当初予算で計上して、財政当局とはちょっと協議したいなと思っております。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ぜひ、これをツールをつくっていただいて、健康に、認知症管理をですね、早期発見ということでお願いをしたいと思います。  続いてですね、認知行動療法の普及の件でございます。  精神疾患患者の考え方に注目をして、対話を通した、先ほどもお話があったように、対話を通したサポートをするもので、治療の科学的根拠がはっきりしており、薬物療法との併用で効果が高まっているものです。  そこで、ゲートキーパー、これ命の門番って言われるんですが、その普及と医療機関との関係強化をお願いをしたいと思いますが、どうでしょうか。 ◯副議長(衛藤正明君)健康課長。 ◯健康課長(樋田義弘君)お答えいたします。  ゲートキーパーの普及、それから医療機関、それから行政職員との会合がございますので、その中でこれを取り上げて、皆さんにお示ししていこうと思います。  以上でございます。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)よろしくお願いします。  それからですね、続きまして、それでは四点目の地方版総合戦略のほうに移らせていただきます。  先ほどの答弁では、大学機関設置を見合わせたということで、有識者の会議の中でどんな御意見が出たのか、よろしくお願いします。 ◯副議長(衛藤正明君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  まず、有識者会議、答弁でも申し上げましたとおり、これまで二回やってきました。まず一回目が骨子案を説明をいたしまして、二回目に、一応たたき台ということで説明をしました。  いろんな意見が出たんですが、代表的な部分をちょっと紹介いたします。  まず、若年者の就労支援、これを充実したらどうかという意見が出ました。  それと、日帰り観光、宿泊観光もいいんだけど、日帰り観光も福岡、山口、あの辺からは二時間コースで行き来できると、その辺の視点を変えた観光施策もどうかという意見が出ました。  次に、観光イメージ戦略として、どう売り出していくのかというような御意見がありました。  それとあとは、代表的なもので、移住、Uターンに向けての情報発信どうするのかと。観光資源について、平和ミュージアムの活用をどうしていくのか。空き家バンクの情報発信をどうするかとか、子育ての行政の補助制度はどうなのかとか、小中学校の教育体制の充実等々、代表的なものはこういうものでございます。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)いや、大学機関の設置の件はどうなんですかね。 ◯副議長(衛藤正明君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  済みません。大学誘致の分についての有識者会議の部分については、御意見は出ませんでした。今、現状として、少子化、人口減少の中で、やっぱり、今の既存の大学の存続の維持という部分が、やっぱり今、非常に力を入れているというような現状でございます。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)私はですね、この、大学機関の設置ちゅうのは、非常にハードルは高いと思うんです、確かに。ただ、切ってもらいたくないという、五年先、十年先という観点から、やはり、人の流れをやっぱりつくってる波及効果って大きいんですね。それと、やっぱり観光面にも役立つし、経済効果もかなり大きいと思います。しかも、アパートや空き家とか、そういったところも十分、流入が期待できるし、そういう面ではですね、非常に効果は大と思いますが、大学機関の関係でいけば、なかなか、今、少子化ということで、定数に達してないとか、そういう問題もかなりあるとは思いますが、先般、佐賀の小城市のほうが西九州大学の、これは大学生、何々科ちゅうことで、その機関の誘致を、もう前向きに検討しているような動きもあります。  今後、結構、自治体の中では、そういった動きが出てくるのかなと思ってますんで、切らないでひとつ、ぜひ前向きにね、いろんな形があろうかと思いますんで、その辺をお願いをしまして、次に行きます。  ネウボラの件ですが、子育てをする上でですね、いろんな不安や悩みを抱えてる御夫婦、おられると思います。で、二人目を産もうか、三人目産もうかっていうことはね、今、結構、慎重になってる方たちってたくさんおられるんですね。やっぱ、その悩みや不安を解消さしていくというのは重要と思うんですね。私たち、私は男だから、その辺はなかなか、いろんな奥様方の悩み、子育てをする上での悩みとか、なかなかつかめないところはあるんですけど、そういう環境をですね、やはり、六月議会でも質問さしていただきましたが、その辺を再度、その重要性をね、加味しながら、見解をお聞きします。 ◯副議長(衛藤正明君)子育て支援課長 松木さん。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。再質問にお答えいたします。  議員さんのほうから六月に提案をいただきましたネウボラについてですが、そのネウボラの観点からしますと、相談支援体制の整備とか充実強化というところが挙げられるかというふうに思っております。  今、子育て支援課のほうでいろんなスタッフですね、母子・父子自立支援員だとか、家庭相談員だとか、保健師、栄養士等が子育て支援課のほうにはおりますし、また事業でやっております乳幼児健診や発達相談会には専門の医師だとか、発達に関する専門のスタッフとかもそろえて、いろんな場所でいろんな事業の中で相談ができるような体制をとっております。  そういうものをこれからも一層、相談体制の強化、充実、それから質の向上というところで努めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)実は、臼杵が今議会で議員の質問に対しまして部長の答弁で、学び、集い、相談支援、学習、情報発信、行政手続の機能を持つ総合支援施設、子育て総合支援センターというんですね、でネウボラを参考に、継続的に支援する仕組みを構築したいという答弁を受けてます。  他市では、こういった形で動きがもう既に出てきてますんで、この辺も含めて、再度、御見解をお聞きします。 ◯副議長(衛藤正明君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  宇佐市の今の現状では、別にですね、相談支援を専門にする拠点施設をつくるというような考えは、ちょっと持っておりません。ネウボラ的な考え方としましても、現在のところは、子育て支援課がそのネウボラの役目を果たすというふうな考えでおります。  子育て支援課、行政のほかにですね、今、市内に七カ所あります地域子育て支援拠点だとか、三月にできました、うさ児童館、そこに保育士等を配置をしておりまして、その方たちも子育ての相談等に乗れるようにしております。また、その施設等の方からも、必要があれば子育て支援課のほうにつないでいただいて、一緒に支援策を考えるというようなふうにしておりますし、子育て支援課自体でも解決ができないような場合も、他の機関、関係機関だとかにもつないだりとかいうふうな方法でやっていきたいというふうに今は考えております。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)今のところ考えてないということなんですが、多分、ネウボラ、私も詳しくはないんですけれど、ネウボラの、この趣旨を一度、先進地にですね、ひとつ、そういった、どういった形での支援策になっているのかとか、そういうのをやはり、もっと研修視察しながら、しっかり取り組んでいかないと、かなりの自治体で動きが出てくると思いますんで、その辺は要望いたしときます。  続きまして、時間の関係でですね、農業関係で、農業の担い手の育成ということで、いろいろな補助金、先ほども補助金制度事業がございましたが、その中で農業現場に視察に行ったりとか、研修を受けたりとかした数っていうのがわかりますか。 ◯副議長(衛藤正明君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田でございます。再質問にお答えいたします。  そういった数字はつかんではおりません。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)多分、その辺、一番重要やないかなと思うんですね。どういう、やっぱ農業の担い手育成をされてる方たちが、どのくらい、今、実態としてあって、そこにもう少し支援、支援ちゅうか、普及を促していくとか、そういう部分では必要ではないかと思います。これはもう結構です。
     続きまして、都市部からの移住対策の件ですが、先ほど、六月議会でもお話しをさせていただいたんですが、アンテナショップ的な部分ちゅうのは、近隣の市町村等との合同という形でのお考えとかはないのか、お聞きをします。 ◯副議長(衛藤正明君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長 河野です。再質問にお答えいたします。  六月議会におかれましても御質問いただきました。今、宇佐市といたしましては、この四月にですね、何回も繰り返しになるかもしれませんが、大分県のほうが移住相談窓口を東京のほうに開設いたしましたので、そことの連携をまず進めて、より一層のPRを図るという、そこを今の段階では考えているところでございまして、他市との連携によるアンテナショップ出店については考えていないという状況でございます。  以上です。 ◯副議長(衛藤正明君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)時間になりました。いろいろ、今現在、有識者の方たちと協議を重ね、ひとつ、いい宇佐市の総合戦略ができることをお祈りしまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 ◯副議長(衛藤正明君)以上で、衛藤義弘議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、日程第一、市政一般に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日十一日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行い、その後、議案に対する質疑、議案並びに請願の委員会付託を行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労さまでございました。お疲れでした。              散会 午後三時三十六分 宇佐市議会...