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2014年06月19日 平成26年第2回定例会(第4号) 本文
2014年06月19日 平成26年第2回定例会(第4号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2014-06-19
    2014年06月19日 平成26年第2回定例会(第4号) 本文


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    2014年06月19日:平成26年第2回定例会(第4号) 本文 (244発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過 (四日目)              開議 午前十時〇〇分 ◯議長(徳田 哲君)おはようございます。  昨日、傍聴者の方から御意見をいただきました。質問そして答弁、非常に声が小さかったり、早口でおしゃべりになったりで、聞きにくい部分があるので、できるだけゆっくり、そしてマイクに近づいてお話いただきたい、こういう御指摘がありました。  それともう一点、答弁者の皆さん方にお願いしたいのが、質問に対して的確に答弁いただきたい。質問の中身が若干答弁と違う部分が見えるような気がいたしましたので、短くても結構です、わかりやすく質問に対する答えを願いたいと思います。  それともう一点、答弁の場合、しっかり手を挙げていただいて声を出していただきたい。新しい方が配置されましたので、ちょっと名前もわからない部分があります。はっきりしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  ただいま出席議員は二十六名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しております。議会は成立をいたしました。  平成二十六年、第二回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に続き市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(徳田 哲君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成二十六年六月十九日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨       │ 答弁を求 ┃ ┃      │                         │ める者  ┃
    ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃二十一番  │一、かんぽの郷宇佐について、施設にかかる請願   │      ┃ ┃斉藤文博君 │ 書が二回の継続審査となった。施設の重要性    │      ┃ ┃      │ は理解されていると思うが、宇佐市の基本的    │      ┃ ┃      │ な考え方を示すべきではないか。         │      ┃ ┃      │二、水問題について                │      ┃ ┃      │ (1) 旧宇佐市で新築住宅の建設が目立つが、現在  │      ┃ ┃      │   市水道の需要と最大供給量のバランスはど   │      ┃ ┃      │   のような状況なのか。            │      ┃ ┃      │ (2) 山本浄水場のセキュリティーは万全なのか。  │      ┃ ┃      │   警備体制はどうなっているのか。       │      ┃ ┃      │ (3) 昨夏のように猛暑に加え少雨になった時、上  │      ┃ ┃      │   水道の節水を呼びかけているが、その基準と  │      ┃ ┃      │   なるものはあるのか。            │      ┃ ┃      │ (4) 宇佐市には工業用水はないが、業務用で使用  │      ┃ ┃      │   する場合使用目的に制約はあるのか。また、  │      ┃ ┃      │   業務用と家庭用の基準は何か。        │      ┃ ┃      │ (5) ごみ処理施設建設予定地付近(西大堀)には  │      ┃ ┃      │   市水道施設はないが、どの時期で工事を始め  │      ┃ ┃      │   るつもりなのか。              │      ┃ ┃      │三、宇佐市ごみ焼却場(高家)について       │      ┃ ┃      │   現在、進められている広域ごみ処理施設(仮  │      ┃ ┃      │  称クリーンセンター)で懸念されているいくつ  │      ┃ ┃      │  かの課題がある。そこで現在稼働されている高  │      ┃ ┃      │  家の施設について質問します。         │      ┃ ┃      │ (1) 建設に至った経緯は。また、地元合意(覚書  │      ┃ ┃      │   等)はどのように行ったのか。        │      ┃ ┃      │ (2) 建設実施(建設中も含む)にむけてどのよう  │      ┃ ┃      │   な問題が発生したのか。           │      ┃ ┃      │ (3) 業務開始後、地域振興補助金等の配慮はあっ  │      ┃ ┃      │   たのか。また、風評被害と思われる事例は発  │      ┃ ┃      │   生したのか。                │      ┃ ┃      │ (4) その他、過去において特筆すべき問題が発生  │      ┃ ┃      │   した事案があったのか。           │      ┃ ┃      │四、農業問題について               │      ┃ ┃      │ (1) 新しい制度での水田型農業が始まった。宇佐  │      ┃ ┃      │   市独自の事業を盛り込んでいると聞いたが、  │      ┃ ┃      │   どのようなものか。             │      ┃ ┃      │ (2) 飼料米の作付けに大きな利点があると報道   │      ┃ ┃      │   されているが、実務者から見るとあまり魅力  │      ┃ ┃      │   は感じない。宇佐市の作付け予定に変化があ  │      ┃ ┃      │   るのか。また、販路について見通しができた  │      ┃ ┃      │   のか。                   │      ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃十五番   │一、消防の防災無線について            │市長    ┃ ┃大隈尚人君 │   火災時に火災放送ができなかったと聞くが、  │      ┃ ┃      │  今後どのような対策を考えているのか。     │      ┃ ┃      │二、宇佐市合併十年を迎えて            │市長    ┃ ┃      │   新宇佐市に合併して十年の節目の年になる。  │      ┃ ┃      │  合併記念行事を開催してはどうか。       │      ┃ ┃      │三、鹿、猪駆除の助成について           │市長    ┃ ┃      │   今回、はじめて狩猟期間中に鹿駆除において  │      ┃ ┃      │  助成金が出されたが、その効果はどうだったの  │      ┃ ┃      │  か。効果があったのなら、猪の駆除においても  │      ┃ ┃      │  助成金を出してはどうか。           │      ┃ ┃      │四、防災パトロールについて            │市長    ┃ ┃      │   以前新聞紙上に県下の防災パトロールの記   │      ┃ ┃      │  事が掲載されていた。それによると宇佐市で   │      ┃ ┃      │  は、三ヶ所の危険個所をパトロールし、その後  │      ┃ ┃      │  協議を行ったと載っていた。市内には、それ以  │      ┃ ┃      │  上の急傾斜地があると思うが、その三ヶ所と   │      ┃ ┃      │  は、どのような基準で選定されたのか。     │      ┃ ┃      │五、農地の売買価格設定について          │市長    ┃ ┃      │   農地価格の適正価格や目安価格は定められ   │      ┃ ┃      │  ているのか。定められているとしたら、農業委  │      ┃ ┃      │  員会もその価格設定に関わっているのか。    │      ┃ ┃      │六、九人ヶ峠道路拡幅工事について         │市長    ┃ ┃      │   学生の通学路となっており、道幅も狭くトン  │      ┃ ┃      │  ネル内の通行が危険である。早急に拡幅工事が  │      ┃ ┃      │  必要であると思うが、市の考えは。       │      ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃五番    │一、県道六二九号線フラワーロード花いっぱい    │市長及び  ┃ ┃河野康臣君 │ 運動二十年の総括と今後の展望について      │担当部課長 ┃ ┃      │ (1) H二十五年度花いっぱい運動年間利用者(団  │      ┃ ┃      │   体・個人)数と総経費は。          │      ┃ ┃      │ (2) 花いっぱい運動20年の成果(のべ参加団体・  │      ┃ ┃      │   個人人数)と今後の課題は何か。       │      ┃ ┃      │ (3) フラワーロードの有効利用をどのように考   │      ┃ ┃      │   えているか。                │      ┃ ┃      │二、宇佐市がんばる団体応援事業について      │市長及び  ┃ ┃      │ (1) H二十六年度応募団体数と助成金総額及び   │担当部課長 ┃ ┃      │   主な事業名は。               │      ┃ ┃      │ (2) 募集要領の簡素化や小グループでの参加が   │      ┃ ┃      │   容易にできないか。             │      ┃ ┃      │三、ふるさと納税について             │市長及び  ┃ ┃      │ (1) H二十五年度ふるさと納税者の総数と納税   │担当部課長 ┃ ┃      │   総額は。                  │      ┃ ┃      │ (2) その主な使途は。              │      ┃ ┃      │四、介護保険制度のみなおしについて        │市長及び  ┃ ┃      │ (1) H二十七年度(二〇一五年度)介護保険の   │担当部課長 ┃ ┃      │   見直しの特徴点は。             │      ┃ ┃      │ (2) 市の取り組みの方向性は。          │      ┃ ┃      │五、勤労青少年ホーム(四日市地区)に代わる    │市長・教育長┃ ┃      │ 廉価で利用できる同地区内での簡易スポーツ    │及び担当部 ┃ ┃      │ 施設の新設は。                 │課長    ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛  まず、二十一番 斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)皆さん、おはようございます。二十一番の斉藤です。  一般質問の初日に、広崎議員から、ワールドカップで寝不足であるということがありましたけど、今、宇佐平野では農繁期の真っ最中で、ほかの意味で、非常に寝不足の方が、私もその一人であります。しかしながら、自分の番手に来れば、しっかりときのうの後藤議員に負けないような質問をしたいと思います。執行部の方、よろしくお願いします。
     それでは、平成二十六年六月第二回宇佐市議会定例会において、通告に従いまして、四項目について一般質問をいたします。  まず一項目め、かんぽの郷宇佐について。施設に係る請願書が二回の継続審査となりました。施設の重要性は理解はされていると思います。宇佐市の基本的な考え方、示すべきではないか。きのうの後藤議員の質問にありまして、同じ答弁になろうかと、聞いておれば、ありますが、再質問の中で少し変わった形で質問をしたいというふうに思います。  二項目め、水問題について。  旧宇佐市で空き家対策も非常に課題になっているわけですが、今、ワンルームマンションを含めて新築住宅の建設がちょっと目立つと。その中で、現在、市水道の需要と最大供給量のバランスはどのような状況なのか。  二点目、山本浄水場のセキュリティーは万全なのか。警備体制はどうなっているのか。  三点目、昨夏のように、猛暑に加え少雨になったとき、上水道の節水を呼びかけていますが、その基準となるものはあるのか。  四点目、宇佐市には工業用水がありません。業務用で使用する場合は、使用目的に制約はあるのか。また、業務用と家庭用の基準は何か。  五点目、ごみ処理施設建設予定地付近、私の地区の西大堀にありますが、当然、市水道施設がないわけですから、今から布設、時間もかかるでしょうが、どの時期に工事を始めるのか。  三項目め、宇佐市のごみ焼却場(高家)についてです。現在、進められている広域ごみ処理施設の、仮称でクリーンセンター、懸念されている幾つかの課題があります。そこで、現在、稼働されている高家の施設について質問します。  一点目、建設に至った経緯。また、地元合意、覚書など、どのように行ったのか。  二点目、建設実施に向けてのどのような問題が発生したのか。  三点目、業務開始後、地域振興補助金の配慮があったのか。また、風評被害と思われる事例は発生したのか。  四点目、そのほか、過去において特筆すべき問題が発生した事案があったのか。  四項目め、農業問題についてです。新しい経済部長を迎えて、少し議論したかったわけですが、兼任が耕地課長ということで、農政課長ではないということで、少し質問の趣旨を基本的な部分に変えました。  一点目、新しい制度での水田型農業が始まりました。宇佐市は独自の事業を盛り込んでいると聞きましたが、どのようなものなのか。  二点目、飼料米の作付に大きな利点があると報道されていました。これは三月の定例会でも私は新聞を交えて質問したわけですが、作付が実務者から見るとですね、余り魅力は感じていません。そこで、今年度、宇佐市が集約した中でWCSも含めた大豆、そういった部分、予定に変化があるのか。また、一番問題になっていた飼料米についての販路について見通しができたのかどうか。  この質問の答弁を求めまして、初回の質問を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)それでは、斉藤文博君の質問に対する答弁を求めます。  まず、是永修治宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。  二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、かんぽの郷宇佐について、施設に係る請願書が二回の継続審査となった。施設の重要性は理解されていると思うが、宇佐市の基本的な考え方を示すべきではないかについてでありますが、かんぽの郷宇佐は当時の郵政省等、関係官庁に長年にわたり働きかけてきた結果、建設された施設であり、平成七年十一月にオープンされて以来、現在に至るまで市内外多くの方に利用されてきました。  かんぽの郷宇佐については、市内でも数少ない宿泊施設であることや、温泉や体育館等各種スポーツ、レジャー施設を兼ね備えている大変重要な複合施設であると認識いたしております。そのため、本市では、交流人口の拡大やスポーツ競技力の向上を目的としたスポーツ大会等開催補助金などにより利用促進を図っているところであります。  そのような中、新聞等で報道があったとおり、昨年十月に日本郵政株式会社より当該施設の売却について宇佐市へ打診がありました。かんぽの郷宇佐につきましては、総務常任委員長から報告がありましたとおり、基本的な考え方といたしましては宇佐市に必要な施設であると認識いたしておりますので、今後、条件提示があった段階で十分検討してまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますのでよろしくお願いをいたします。 ◯議長(徳田 哲君)次に、二項目めを、川野慎三建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)おはようございます。建設水道部長の川野です。  二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、水問題についての一点目、旧宇佐市で新築住宅の建設が目立つが、現在、市水道の需要と最大給水量のバランスはどのような状況なのかについてですが、平成二十三年度、山本浄水場のリニューアル事業が完了したことに伴い、一日最大給水量は五千七十立米増加し、一万五千三百立米になりました。平成二十五年度実績においては、一日当たり平均給水量は一万一千六十七立米となっております。最大給水量で、約二千八百立米の余水量がございます。  二点目、山本浄水場のセキュリティーは万全なのか、警備体制はどうなっているのかについてですが、現在、山本浄水場出入り口及び取水場に監視カメラ、外周フェンス周りに赤外線センサーを設置し、二十四時間体制で監視しております。  三点目、昨夏のような猛暑に加え少雨になったとき上水道の節水を呼びかけているが、その基準となるものはあるのかについてですが、上水道では基準は設けておりませんが、駅館川の水量が激減した場合は宇佐市渇水対策緊急連絡協議会が開催され、その協議結果を受けてホームページやチラシ及び広報車で節水に対しての協力のお願いをしております。  四点目、宇佐市には工業用水はないが、業務用で使用する場合、使用目的に制約はあるのか、また、業務用と家庭用の基準は何かについてですが、上水道では業務用の使用目的に制約は設けておりません。また、上水道の用途別区分は家事用、営業用、官公署用、浴場用、工業用となっており、家事用については一カ月の基本使用量八立米で、業務用は一カ月の基本使用量は十立米以上になっております。  五点目、ごみ処理施設建設予定地付近、西大堀には市水道施設がないが、どの時点で工事を始めるのかについてですが、建設地付近に水道施設はありませんので、宇佐・高田・国東広域事務組合より正式な要請があった段階で具体的な協議を行いたいと思います。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、三項目めを、田山秀之市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田山秀之君)おはようございます。市民生活部長の田山です。  二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  三項目め、宇佐市ごみ焼却場(高家)についての一点目、建設に至った経緯は、また、地元合意、覚書等はどのように行ったのかについてですが、その当時、ごみ量の増加が社会問題化する中、家庭ごみや産業廃棄物の処理基準の見直しが行われ、それまで埋立処分されていたごみは焼却処分とする方針が示されました。宇佐市においても埋立処分地等で処理されていましたが、昭和四十年代後半には、国から示された方針の見直しや、埋立処分地の確保が困難な状況になり、ごみ焼却施設の建設が急務となりました。そのため、宇佐市郡では、昭和四十八年に院内、安心院、宇佐で組織していた宇佐清掃事業組合の規約にごみ処理施設の建設を追加し、本格的にごみ焼却施設の建設をスタートさせました。  その後、昭和五十二年ごろまでに幾つかの候補地で検討を行いましたが、建設に至らず、ごみの埋立処分地も限界を迎える中、昭和五十三年に現在の宇佐市大字浜高家新田字奥和田を建設地に選定し、地元協議が開始され、その年の九月には市議会にもこの問題に関する特別委員会が設置され、地元合意に向けた説明会を実施するとともに地域整備計画等の実施を確約し、昭和五十四年十月に建設事業に着手しました。  事業着手後も建設に反対する関係者との協議は続けられ、昭和五十六年十月までに関係自治区等との公害防止協定と地域整備などを盛り込んだ覚書を順次締結し、昭和五十七年一月に完成し、ごみの受け入れを開始するに至りました。  なお、覚書及び公害防止協定の締結については、立地の地元である浜高家東宮地区、高家校区清掃工場設置対策委員会、隣接八幡校区の乙女新田地区並びに尾永井地区、四日市漁協と個別に締結しております。  二点目、建設実施(建設中も含む)に向けてのどのような問題が発生したのかについてですが、一点目の中でも少し触れましたが、事業に着手するまでに、覚書等に基づく地元合意が整っていませんでしたので、地元合意に向けた話し合いが供用開始直前まで続けられております。  三点目、業務開始後、地域振興補助金等の配慮はあったのか、また、風評被害と思われる事例は発生したのかについてですが、個別に結んだ覚書には公民館及び児童公園、上水道、道路、圃場整備、用排水路整備等、多岐にわたる振興策や補助金交付が盛り込まれておりましたが、関係する自治区等に年額を定めて地域振興目的で交付する補助金等はございません。なお、供用開始以来、今日まで、地元からは風評被害に関する報告等は受けていませんし、県下の同類施設にも確認いたしましたが、風評被害に関する事例等の発生はないとの報告を受けております。  四点目、その他、過去において特筆すべき問題が発生した事案があったのかについてですが、建設表明から供用開始までの間に地元の皆様と施設の安全性や環境への影響、地域の課題等について時間をかけて話し合いを行った上で結んだ公害防止協定や覚書等を組合と市が確実に遵守してきたため、地元との間で特段の問題は発生しておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)最後に、四項目めの農業問題についてを、山本恵太経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)おはようございます。経済部長の山本でございます。  二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  四項目め、農業問題についての一点目、新しい制度での水田型農業が始まった。宇佐市独自の事業を盛り込んでいると聞いたが、どのようなものかについてですが、国が決定した水田フル活用と米政策の見直しでは、食料自給率・自給力の向上を図るために飼料用米の作付拡大を推進するとともに、大豆・麦等についても生産拡大と生産性の向上に、地域の創意工夫に基づき取り組むことが重要だとされております。このような考え方のもと、市といたしましても、大豆の生産性向上や高付加価値化に向けた取り組みを支援することといたしました。  具体的には、地域における作物振興の設計図となります水田フル活用ビジョンに基づき、水田活用の直接支払い交付金における、地域が助成内容を設定できる産地交付金の産地戦略枠において、大豆作付面積十アール当たり八千円の単価により上乗せ助成することとしております。  次に二点目、飼料米の作付に大きな利点があると報道されているが、実務者から見ると余り魅力は感じない。宇佐市の作付予定に変化があるのか。また、販路について見通しができたのかについてですが、潜在的な利用可能量が大きく、水田を活用した取り組みを行いやすい飼料用米については今後さらなる取り組みの拡大が予想され、畜産農家にとっても飼料用米の利用拡大は、輸入穀物に依存しない安定した畜産経営の実現や飼料用米を活用した畜産品のブランド化などが期待されるところです。作付予定面積については、概算値でありますが、昨年度より約百五十ヘクタール拡大されており、販路につきましても大分県農業協同組合を中心に十四の需要者が確保されています。しかし、農業者にとっては少雨を初め近年の農業用水に係る水利事情や、今年度より収量に応じて助成単価が大きく上下するなどが危惧されているところでございます。  市としましても、麦、大豆産地として実需者との連携等十分に実態を踏まえながら、新たな制度を最大限活用していきたいと考えており、麦、大豆の作付予定面積は昨年並みが確保される見通しであります。需要のある飼料用米の収量確保、生産性向上や、麦、大豆の生産振興を図り、水田農業における産地づくりを推進し、農業所得の確保、向上への取り組みを強化してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)以上で答弁を終わりました。再質問はありますか。  二十一番 斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)与えられた時間、順次、再質問をしたいと思います。  まず、一項目めのかんぽの郷宇佐についてですが、この手の請願についてはですね、大概、執行のほうにも要望書が出ていると思うんですが、それに類似したもの、過去にそういった観光協会とかんぽについて話した経緯がありますか。 ◯議長(徳田 哲君)総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積です。斉藤議員の再質問にお答えします。  過去にという部分で、観光協会と我々が具体的にかんぽのあり方等についての議論は、具体的には私どもの範囲ではしておりません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)現在のかんぽの土地建物の所有者は、確認なんですが、株式会社日本郵政でよろしいんですか。 ◯議長(徳田 哲君)声を大きくしてください。企画財政課長 佐藤 久君。 ◯企画財政課長(佐藤 久君)企画財政課長の佐藤でございます。斉藤議員の再質問にお答えします。  現在の土地建物の所有者は、株式会社日本郵政でございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)かんぽの郷を宇佐市に建てたときの、対市としての協定書とか覚書とか、そういうのは存在しないんですか。  いや、わからんなら、わからんと言えばいい。 ◯議長(徳田 哲君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(佐藤 久君)企画財政課長の佐藤です。再質問にお答えします。  現在、資料等所持しておりませんので、その点については今ここで答えることができません。大変申しわけありません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)きのうも後藤議員のとき質問を出して、私も出しているんでね、そこらあたり、わからないとか、そういうのはちょっと。今からまだ時間がありますので調べてね。こういう重要な建物があるときは、必ず何らかの市としての形としてのね、あれが残っていると思うんですよ。 ◯議長(徳田 哲君)休憩しますか。 ◯二十一番(斉藤文博君)もし調べられるのであれば。まあ、質問は続けますけど。 ◯議長(徳田 哲君)いや、休憩するのであれば休憩します。 ◯二十一番(斉藤文博君)では、休憩とって。はい。 ◯議長(徳田 哲君)暫時休憩します。                   休憩 午前十時二十五分                 ──────────────                   再開 午前十時三十九分 ◯議長(徳田 哲君)それでは、再開をいたします。  企画財政課長。 ◯企画財政課長(佐藤 久君)企画財政課長の佐藤でございます。  再質問にお答えします。  先ほど時間をいただいて、資料を調査いたしました。当時の経過としまして、昭和五十七年十二月に、簡易保険レクセンター設置に関する陳情書を郵政省、大蔵省、郵政大臣、県選出議員等に提出をしております。それから、平成四年十二月にかんぽレクセンターの建設促進についての陳情を、当時の郵政省かんぽ保健局宛てに行っております。そういった陳情活動を経て、かんぽの郷宇佐が建設されるというようなことになり、平成七年の十一月にオープンをしたような次第でございます。  それから、土地の関係につきましては、土地を当時のかんぽ事業団のほうに売買をしておりますが、当時、協定書等については締結はいたしておりません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)ちょっと詳細に。当時は宇佐市がかんぽに土地を売却して、その上に建屋を建てたという、そういう理解でよろしいですか。 ◯議長(徳田 哲君)佐藤課長。 ◯企画財政課長(佐藤 久君)再質問にお答えします。  土地の買収につきましては、土地開発公社が行って、あと、市が買い戻して、かんぽのほうに売買してというような状況でございます。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)当時でどれだけの金額で売買されたんですか。 ◯議長(徳田 哲君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(佐藤 久君)大変済みません、お待たせしました。
     かんぽレクセンター用地としまして、四億一千四百七十万円というふうになっております。  以上でございます。 ◯二十一番(斉藤文博君)済みません、もう一回。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。もう一度ですか。 ◯二十一番(斉藤文博君)はい、もう一度。 ◯議長(徳田 哲君)もう一度お答え願いたいと思います。  企画財政課長。 ◯企画財政課長(佐藤 久君)再度お答えします。  当時の用地としまして、不動産売買収入が、四億一千四百七十万円というふうになっております。 ◯議長(徳田 哲君)わかりますか。 ◯企画財政課長(佐藤 久君)済みません、訂正いたします。平成三年の十月の二十二日、かんぽレクとの土地交換仮契約を結んでおりまして、九万三千九百三十六平米、四億七千九百七万三千六百円、これは先ほど申しました土地の代金に委託料、温泉試掘調査委託、そういったものをあわせて契約をしているというようなことでございます。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)この問題を議会、私常任委員会違いますけど、審査するときに、当然要望書が上がっていると思ったけども、執行とのかかわりが全然ないちゅうことは、市長ですね、やっぱり議会サイドだけに請願が出るちゅうことは、執行の後押しを消極的だということだと思うんです。今、かんぽを運営しているサン・グリーンの社長が市長のお兄さんちゅうことでね、かなり僕は遠慮があるんではないかと思うんです。でも、これだけ皆さんが後押しして、何らかの形ちゅうことはね、今、積極的で評判な市長がね、消極的な理由が私にはわからないんですよ。もう少し、もう相手方はわかっているわけですが、これから再質問に入るわけですが、もしですね、今回、提示される価格が高ければ買わないという、こういう判断でもよろしいんですか。 ◯議長(徳田 哲君)稲積総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)再質問にお答えします。  具体的な金額等が今示されていない段階で、これ以上だったら買うとか、これ以上だったら買わないとかいうお答えは、現時点では控えさせていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)答弁としてはそうなんですけど、昨年の十月にね、既にもう打診があっているわけですね。この間ね、何もしないちゅうことは、かなり消極的だと思われてもしようがないわけなんです。  今度、私は、常任委員会が定例会中にもう一回この請願を審査するに当たってね、執行部側の意向を求めて、特に要望書も出ていなければ、執行部側のやはり考え方があろうかと。計画的に、例えばですよ、施設は、宿泊施設、かんぽの体育館をね、私が個人的な部分で三和酒類に委託して西の星体育館とするとか、企画の部分でね、そういった構想を持って郵政とかけ合うぐらいな気持ちがないと。宇佐市が受けますと、だから安価で下さいと。  今までかんぽのなくなったところを見てみるとね、採算度外視で更地にしているわけです、一カ所か二カ所ね。そういったことを考えたら、こちらからアプローチするぐらいの勢いが僕は、市長あってほしいんですよ。これだけ議員の皆さん、ほとんど反対する方いないので。あとは遠慮なしに。グラウンド・ゴルフも、公式競技場なんで、スポーツ振興計画、きのうも答弁していましたけど、本当に施設としてはあれだけの体育館ってなかなかないわけです、県北にも。中津にはダイハツアリーナありますけど。そういったことを総合的に考えればね、昨年の十月から今までまだ待ちの姿勢かちゅう、議会側にだから請願が出たんだなと思うんです。あとは、総務常任委員会の皆さんに。  ちょっと今、私が聞いた部分は、多分、請願審査の中で既にされているのかなと思ったんで、もっと詳しいことでね、今度は請願審査の資料を出していただいて、過去の、今の金額もね、それで今までやってきたことの総括をして、執行部側の気持ちをね、市長、もう一回、庁内会議を開いて。やはり請願審議のときにですね、意向を。多分マイナスの考え方では議会サイドはしないと思うんでね。そういったことを含めて、私はこの一項目めの問題を終わりたいと思います。  二項目めの水問題についてです。水量を見ると、需要と供給のバランスの、何%ぐらいになるんですかね。 ◯議長(徳田 哲君)野村庄司水道課長。 ◯水道課長(野村庄司君)水道課長の野村です。  斉藤議員の再質問にお答えします。  平成二十五年度の実績の数字でありますが、一日平均の給水量といたしまして取水可能量に比べまして、八一%程度が今、給水しております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今までの実績の中で、一日に利用された量ちゅう、そういう日にち別の使用量というのは当然記録されていると思うんで、マックスで何%ちゅうのがあるわけですかね。 ◯議長(徳田 哲君)水道課長。 ◯水道課長(野村庄司君)水道課長の野村でございます。  昨年の実績ですが、昨年七月十七日が一万二千四百五十二立方メートルということで、この時点が一番多く流れております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)その時点でもまだ供給する余水量があると、そういう判断でよろしいですかね。 ◯議長(徳田 哲君)水道課長。 ◯水道課長(野村庄司君)質問にお答えします。  今時点でもかなり余っておりますんで、大丈夫と思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)二点目に移ります。この問題、この話は二回目の質問なんですが、前回山本浄水場がリニューアルしたときなんですが、これまでですね、セキュリティーは二十四時間体制で万全だと言うけども、異常を感知してとか、監視カメラに異常があったとかいってね、警備会社に多分委託していると思うんですが、警備会社が異常で緊急に現場に駆けつけたとか、そういう事例はありますか。 ◯議長(徳田 哲君)水道課長。 ◯水道課長(野村庄司君)水道課長の野村でございます。再質問にお答えします。  現在、そういう事例を考えておりません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)最後にもう一点確認なんですが、前回、質問したときも、セキュリティーは万全だということなんですが、施錠を含めてですね、そういった外部からのいたずらを含めて、まあ、一番市民の、水はね、基本的な部分ですが、セキュリティーは万全と考えてよろしいですか。 ◯議長(徳田 哲君)野村水道課長。 ◯水道課長(野村庄司君)水道課長の野村です。  万全という言葉をどこまでとるかということもあろうかと思いますが、今時点であれば、監視員が監視しておりますし、今のところ事例が発生していないということは、今の状況で大丈夫かなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)そういう答弁を返すとね、じゃあどこか不備がある、こういうことの問題が起きますよちゅうことも含まれているんで、万全であれば万全ということでね、答弁し直さないと、深くというか、質問しなければならないのでね、「万全です」と。 ◯議長(徳田 哲君)水道課長。 ◯水道課長(野村庄司君)大変申しわけありません。万全であります。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)いや、一番大切な部分なんですね。前回も言ったように、この水にいたずらをされると市民生活が麻痺してしまいますので、一番重要な部分で、ちょっと大変失礼な言い方だったんだけど、そういう答弁が市民に求められているということでご理解いただきたいと思います。  三点目なんですが、上水道の原料となる川の水が少ないというふうに言ったんですが、まだ供給量に余裕があるっちゅうことはですね、前回私がボーリングの水とかいう部分で調査をしてくださいと言ったときに、市長が最後に答弁された、水道料というのは利用料金で賄われていると言われたの覚えています。私は、行政の事業の中で数少ないね、利益が上がる部分と思っています。まだ八割の余裕があれば、給水できるだけの量をね、ふやしてでも、渇水期こそね、そういった対策を立ててですよ、市民の皆さんに安心を与えるのがね、行政の役割だと思うんです。節水の呼びかけっていうのはどの基準かというのはね、ある程度位置づけてしないと。何で節水しなければならないかというこのことがね、都会のほうと田舎のほうでは考え方が私は違うと思うんですよ。私は水道料金を上げるいい機会だと、そういうふうに理解をしているんです。そういったところはどういうふうにお考えですか。 ◯議長(徳田 哲君)水道課長。 ◯水道課長(野村庄司君)水道課長の野村です。再質問にお答えいたします。  節水の話につきましては、先ほど部長が答弁いたしましたが、うちも駅館川の水利権をいただいておる分があります。そちらの分から節水をしてくれというふうに指示を受けておりますので、その分の中で、うちがその分の水だけを水利権があるからといって、とるちゅうことはできないかというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)工夫だと思うんですよ。水利権の問題があれば、いかに供給をしていくかというのは、今、農業用水が渇水期にも必要だという、あるんですが、今、休耕でですね、ダムの水が農業用水、僕らのところに流れてくる分もね、昨年の夏でも余裕があったわけですよね。どっか水路を使ってね、供給をふやすという。ただ手をこまねいているだけじゃなくて、工夫をすればね、需要に対する供給量を私は賄えるんじゃないかと思うんです。そういう考え方には立ちませんかね。 ◯議長(徳田 哲君)野村水道課長。 ◯水道課長(野村庄司君)水道課長の野村でございます。  今時点でそういう話が内部でできておりませんので、そこのところは今から随時検討したいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)四点目、今の問題と関係するわけですが、業務用で使用する場合制約がないというふうなんですが、今、農業法人が盛んにできてですね、大型機械で、一例を挙げるとブームスプレーヤで散布をするわけですよね。法人でボーリングをしているところもあるんだけど、その水はきれいな水を使いなさいちゅう機械メーカーの問題があるわけです。あるところで、農業用で早く水を運ばないと消毒に間に合わないという部分で、実は管を大きくして引きたいんだがといったときに、いや農業用であればだめですって言われたと。それは私はある市民から受けたんですが、そういう規定があるんかなちゅうことで改めてお伺いします。農業用に使うんであれば、だめなんですかね。 ◯議長(徳田 哲君)野村水道課長。 ◯水道課長(野村庄司君)水道課長の野村でございます。再質問にお答えします。  農業用として水をうちが供給をしないという事例はございません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)じゃあ私の聞き違いであったと。例えば法人が業務で使う場合ですね。農業法人立てたと。そこに上水道を引っ張るときに、ミリの大きいやつを、施設をつくってくれと言ったときには断る理由はないということでいいんですか。確認ですが。 ◯議長(徳田 哲君)水道課長。 ◯水道課長(野村庄司君)水道課長の野村でございます。  議員御指摘のとおりです。以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)実際に業務用じゃなくても、個人的に、私たちは消毒するときに、各家庭に引かれている水道を、タンクを四つぐらい用意して順番に回っているんでね、実際には使っているわけなんですよね。今の答弁では納得できたんで、誤解は解けたんでよかったですけど、やはり一つは検針員の方が、お宅、漏れていないですかっち。過去、市営住宅で水漏れ騒ぎがあったときにね、非常に問題になったんですが、そういう部分では、いや実は農繁期で使いましたちゅうときに、ああそうですかと。そういった検針者のあれがあるんでね。そういったときに、どういう報告をしているんかなという。  検針者からね、今、そういう報告といいますか、心当たりが多いという報告は上がっているんですかね。 ◯議長(徳田 哲君)野村水道課長。 ◯水道課長(野村庄司君)お答えいたします。  一応、そういうところの分として、報告は上がっております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)五点目、行きます。広域から要望があれば始めるといいますが、一つだけ再質問で、これまでにある地域で上水道が来ていないというときにお聞きしたことが過去にあるんですが、何件以上じゃないとだめだとかいうときにですね、その根拠が、本管工事の場合は工事費が高いということがあるんですが、例えばですよ、本管工事を百メートルすれば、延長距離が長いほどコストが割安になるのか知りませんけど、大体、本管工事をして引っ張る場合には、メートル今どのぐらいかかるんですかね、単価。 ◯議長(徳田 哲君)水道課長。 ◯水道課長(野村庄司君)水道課長の野村でございます。  再質問にお答えします。  管の種類、径、大きさ等によって違いますが、通常塩ビパイプ、十センチの径でありますと、道路の種別にもよりますが、うちが普通設計しておる分がメーター三万円程度で計上しております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今後ですね、工事に多分かかると思うんです。その参考のためにお聞きしました。  三項目めに行きます。ごみ処理施設が今、高家の焼却場ありますけど、この問題は本会議での質問は初めてだろうと思うんですよね。これも宇佐郡市の広域で事業を開始した経過がありました。過去の書類が残っている部分は、私も議会事務局職員からいただきまして見ました。  そこでですね、反対運動そのものの署名も含めて残っているわけですが、結果的には地元の合意は得られたというふうに、そういう判断でよろしいんですかね。 ◯議長(徳田 哲君)清掃事業局長 岩尾嘉一君。
    ◯清掃事業局長兼業務第一課長(岩尾嘉一君)清掃事業局長の岩尾です。斉藤議員の再質問にお答えいたします。  今、御指摘のごみ焼却場の建設用地につきましては、最終的には地元との合意を得て、その後に着工をいたしております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)最後のですね、合意書ちゅうか協定書の中に反対運動が──全員が、地区の了解は得たけども、反対者は最後までいたっちゅうことが、記録を調べてみたらあるんですが、これは事実なんですかね。 ◯議長(徳田 哲君)清掃事業局長。 ◯清掃事業局長兼業務第一課長(岩尾嘉一君)清掃事業局長の岩尾です。  お答えいたします。  地元との協議の中で大半の方が条件つき賛成ということで、各戸別に回って同意を得ております。覚書を締結する以前ですが、昭和五十五年の二月時点となりますが、この時点で東宮地区の自治委員名で反対陳情書の取り下げを受けております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)その前に、私この質問を上げたのは、地元にできるちゅう部分と、議員の一人としては別に反対運動を否定するつもりはありませんし、実際、今、隣接する松崎地区から上がっています。私は地元の地区でありますけども、申請前の相談はなかったんで。申請して決まる前ぐらいに私も知ったんですがね。  市長が就任前ですが、立石のときから、私のスタンスして、公共施設については、議員としてはね、反対する施設ではないちゅうことを貫いているんで。今回、ただ、広域の中で行われたとはいえ、公募型の部分でね、県内初という部分もあるんだけども、高田が二回とも申請に手を挙げなかったということは、この施設そのものがいかに歓迎されない施設であるかという裏づけにもなったと私は思うんです。そこでこういった質問を上げたんですけども。  一つ例を挙げればですよ、今の県道高田中津線から取りつけ道路、焼却場まで行くまでね、あの道路を整備してから建設を始めたんですかね。 ◯議長(徳田 哲君)清掃事業局長。 ◯清掃事業局長兼業務第一課長(岩尾嘉一君)清掃事業局長の岩尾です。  お答えいたします。  まずは、建設に当たりまして、本工事の前に五十四年度事業ですが、このときに搬入路、今、圃場整備の中に真ん中に広い道が通っておりますが、当時まだ海岸線の一部のところが道が狭くて、それが通じておりませんでした。それで、その本工事に先立ちまして、山城川の堤防をですね、山城北塩田線ですが、これを搬入路として改良工事を行っております。そして、その後に、現在の用地であります国有地に立地しておりますが、この造成工事に着手をいたしました。搬入路の工事にかかるに当たりましても、地元との合意を得てということでありましたので、当初は五十四年度で終わる予定でしたが、五十五年度に繰り越しをいたしまして、二カ年で搬入路の工事を行っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)どこまで話を聞いたらいいのかわかりませんが、今ある施設で取りつけ道路があそこしかないわけですね、山城川沿いの。ほんで、施設ができてね、毎日パッカー車が通るわけですよね。私は地元の人間やったら、何でもう少し道を広くしないのか、パッカー車が毎日通ってね、離合して。道路はぴしゃっと舗装はされているんですけど、搬入路がね、どうしてもあんなもんでいいんかなって私はずっと感じていたんですよね。こういうときだから、地元の要望とかなくてもね、私は施設の何ちゅうか内容からすれば、毎日使う道路はもう少しね、やっぱり整備をしていく。そういう議論はされたことはないですか。 ◯議長(徳田 哲君)清掃事業局長。 ◯清掃事業局長兼業務第一課長(岩尾嘉一君)清掃事業局長の岩尾です。  お答えします。  議員さんの御指摘は、今、現在、圃場整備の真ん中を通っている道のことと思います。現在は、もう主として真ん中の道路を通っております。当時はまだ圃場整備できちっとできていない状態でした。一番、海岸部のところはですね、今の幅員よりも、もっと狭いような状態でですね。その一部の区間は買収をして、今の現状の幅員になったという経過でございます。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)私が聞きたいのは、業務が始まってね、長いわけですよ。その間にもね、毎日パッカー車の往行があるわけですよね。その間に、あの道路を拡幅しないと地元住民が迷惑すると。あそこは農業地帯ですから。だけん、そういったね、要望は出なかったかどうか。これをちょっと教えてください。 ◯議長(徳田 哲君)清掃局長。 ◯清掃事業局長兼業務第一課長(岩尾嘉一君)清掃事業局長の岩尾です。  お答えします。  地元の東宮地区との覚書、道路の整備については、現在、主に搬入路として使っております真ん中の道路の幅員についての要望というのはございませんでした。ただし、地区から現在の圃場整備のほうに抜ける生活道路として使う路線、この分の要望というのはございまして、それは圃場整備をするのに絡めて整備をいたしております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)それで、先ほどの質問に戻るわけですが、あそこは広域で運営していたわけですが、毎日往行するパッカー車の運転手さんとか業者さんからね、もう少し道路を整備してくれとか、これは要望が出なくてもね、私は、広域でも同じですが、公共施設というのは、インフラ整備が一番大事だと思うんですよ。そういった考え方に至ったことはありませんか。予算はなくても、そういった計画になったことはないですね。 ◯議長(徳田 哲君)岩尾清掃局長。 ◯清掃事業局長兼業務第一課長(岩尾嘉一君)清掃事業局長の岩尾です。  お答えします。  当時は宇佐清掃事業組合でございまして、私どもの任せられておる事務事業の範囲が、他県におきましては、ごみ処理施設の運営に関することということでございましたので。これでよろしいでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)確かに事務事業なんですけど、多分、業者さんからの要望というのは広域に上がると思うんですよね。これが単独、旧宇佐市の問題だと判断すれば、それはそれでいいんですが、職員でずっと長くおられたわけなんですけど、やっぱり問題点は、私は、今、施設と比較してね、そういうインフラ整備というのは大事なことだということを言いたいんです。事務事業だけしていればいいっちゅう考え方やなくて、やはり事故の問題とかがあるんでね、そういった部分は検討がなされなかったかということで質問をしました。  この項目最後になるわけですが、今、高家の焼却場のところに民間の産廃施設があって、議会でも問題になったわけですが、田山部長、今、例えば公共施設をつくる、ごみ焼却場をつくるときに、周りにですね、そういった民間の産業廃棄物をつくらない条例とか、そういう考え方はできないわけですかね。 ◯議長(徳田 哲君)田山市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田山秀之君)市民生活部長の田山です。  斉藤議員の再質問にお答えします。  考え方としては、そういう一定の今広域のほうで進められている中間処理施設について、その周りの扱いについては、極力クリーンな状況を保つということで住民の理解を得ていきたいという、広域でもそういう考えのもとに進めていると認識しております。条例というのを市がつくるという形での質問と思うんですけども、今のところそういう条例を定めてですね、そういった施設のですね、周辺部を規定化していこう考えは議論したことはありません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今後の課題として、きょう初めて言ったわけですが、今の法律の中でそれができるんであればですね、ぜひ適用していただきたい。私の質問の趣旨はわかると思うんですが、環境整備の問題。だけ、ごみ焼却場があるから産廃場があってもいいんだと、こういう市民の考え方がね、私は反対の趣旨だろうと思うんです。この風評被害にしても、実は候補地の隣接している一番近くで私は水田をつくっているわけです。そういった部分でもね、風評被害は私は実害と思うんですがね、その辺はどうですかね。 ◯議長(徳田 哲君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田山秀之君)お答えいたします。  風評被害というのがですね、東日本大震災が原子力の事故で放射能の問題でかなり農業的な被害が実害として出たということは新聞等で私は報告を受けているんですけども、この全国に千二百ほどあるこの焼却施設でですね、現状で風評被害というものがですね、私どもの中で報告されたという実例がございませんので、現状でそれを実害というふうにですね、心情的にはそういう感覚的なものとしては理解できないことはないんですけど、本当にその因果関係も含めたですね、実害という認定をできるようなものは、現在、日本では存在していないんではないかと私は認識しております。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)先ほど申しましたように、私の見解の中にも公共施設ではそういった部分はないし、今の施設と比べればね、数段いいのができるっちゅう認識のもとで質問に立っているわけです。  四項目めの農業問題についてです。独自の政策として、今、大豆、耕作面積に対して三万五千円で八千円が上乗せされるということで、これは面積に応じて若干下がることもありますという説明を最初したと思うんですが、これはもう今の面積確認で三万五千円プラス八千円という、確定ということでよろしいですか。 ◯議長(徳田 哲君)前田和弘農政課長。 ◯農政課長(前田和弘君)農政課長の前田です。  斉藤議員の再質問にお答えをいたします。  先ほど申しました大豆の作付面積十アール当たり八千円の上乗せ助成ということでございますけれども、この交付に対する条件がございまして、一般大豆、種子大豆、黒大豆を合わせた合計面積が一ヘクタール以上の方、そして一般大豆、種子大豆については大豆共済に加入をされている方、そして出荷販売が確認される方ということで条件を設定しております。本年の大豆の作付全体が約七百ヘクタールでございまして、そのうち、この交付金の対象になるものがですね、大体六百七、八十になると思いますが、予算的には十分賄えるというふうに今思っているところです。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)二点目の問題と重なるんですが、飼料米に流れるというね、懸念も含めて、その辺は歯どめができたんかなと。ことし二十六年産の米価がどの程度いくのかというのが、いやこれは再質問じゃありませんけれども、皆さん注目するところなんですが、新聞予想、日本農業新聞とか見ると一万円までいかないんじゃないかと。こうなるとですね、ことしの独自の八千円の政策っていうのは、物すごくプラスになると思うんですよ。  仮に米価が一万円になると、今後ね、やはり農政課長に係る部分は大きいと思うんですよね。休耕したほうがいいよというところで、経済部長も含めてね、そこらあたりの試算ですよね。米価にかかるコストと大豆にかかるコスト、やはり宇佐市独自で算出してね、宇佐市全体で休耕補償を考えて、休耕制度はなくなると言ったけども、形が変わるだけで私は継続されているというふうに認識していますので、そういったことが今後起こり得るんで、そういったことも含めてね、農政課長の今のちょっと見解をお聞かせください。 ◯議長(徳田 哲君)前田農政課長。 ◯農政課長(前田和弘君)お答えをいたします。  大豆の作付に関しましては、昨年も大体七百ヘクタール強、本年も七百ヘクタールということで、大豆の作付面積そのものについては確保されているというふうに考えております。  ただ、おっしゃったように、新規需要米と言われる飼料米、それからWCSにつきましては、昨年に比べて、合計では二百ヘクタール増加しております。これは、ことしの宇佐市に割り当てられた面積そのものが、主食用米の作付面積が減りました。それが百九十五ヘクタール面積換算で減少されております。その部分が今言った新規需要米の部分に多分変わったんだろうというふうに思います。  それで、市としては、先ほど言いました大豆の八千円の上乗せ、それから今、畑作物の直接支払い交付金の中で、大豆が平均、今、一万一千円程度交付金が交付されます。そういったことからすれば、大豆作付に対しての収入、所得からすれば、非常に主食用米に比べても遜色ないものになると思いますし、大豆は今全国的にも足りません。大豆の価格も一万七千円ぐらいしますので、そういった意味で、これからもそういったところに推進に対して努力したいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)斉藤君。 ◯二十一番(斉藤文博君)山本経済部長、技術屋さんで、水路の問題、今、圃場整備でかなり、三十年前で、傷んでいるんでね。十年前、私のところはもう水路をやり変えて、県の設計士が来たんですが、四カ所上がるところを一カ所にしたんですよ。「あなた、この現場を見に来ましたかと、上がっているところ、四カ所」「知りません」と。机上の論理で、水路にまだこれぐらい余裕があります、すぐ私の田んぼの麓で上がったんですが、今もう時効だから言ってもいいんだけど。六月十八日にうちに水が来るということで、十八日議会中の朝、もう満水状態で、うちの田んぼ、土手が崩れました。ぜひ宇佐市でいい仕事をお願いします。  質問を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)答えますか。はい、経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)宇佐市全体でですね、国営事業が終わって、水路も大分傷んでいると。ダムについてもいろいろですね、小水力発電を設置したほうがいいんじゃないかとかいう、いろいろな課題があると認識しております。私、国営事業の計画を担当しておりましたので、いろいろな地区を見てきました。そのいろいろな見てきた経験を生かしてですね、ぜひいい事業をしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(徳田 哲君)以上で、斉藤文博君の質問を終結いたします。  次に十五番 大隈尚人君。 ◯十五番(大隈尚人君)皆さん、おはようございます。十五番 大隈でございます。  実は、六月の十四、十五に県下の方がかんぽで集うことがありまして、その中でですね、ぴしゃっと私に言ったわけじゃないんですが、かんぽに来るのになかなかわからん、難しいと。難しいというのは、かんぽの、今、カーナビがある人だったらそう言わんのかなと思ったんですが、実はJRで来たようであるんですわ。そして、たまたまタクシーもなかったんでしょう。かんぽに行くのに、接続するバスも、たまたまタクシーもなかったんでしょう。なかなか宇佐行きにくいな、何か田舎ランキング一番になっちょんのにというような言い方を言われたんですが。そういうことで市長、そういうことも考えてですね、今後していただきたいなということで一言言いながら質問させていただきます。  今回は、六点について質問させていただきます。  まず一点目は、消防の防災無線についてでありますが、火災時に火災放送ができなかったと聞くが、こんなことがあったらいけないと思うが、市はどのように考えているのか。  二点目は、来年度いよいよ合併十年を迎えるわけでありますが、新市になって十年目を迎えるということで、合併記念、市民に還元できるような合併行事を考えたらどうかということであります。  三点目は、私の十八番の鹿、イノシシ駆除についてでありますが、今回初めて狩猟期間中に鹿の駆除について助成が出されたが、その結果はどうだったのか。効果があったのなら、イノシシの駆除においても助成をしてはどうかということであります。  四点目は、防災パトロールについてでありますが、実はちょっと大分合同は私はあんまり、読むんですが、NHKが得意なんですが、以前、新聞紙上にですね、パトロールをしているという記載がなされていたんですが、そのときに、宇佐市は三カ所の危険箇所をパトロールし、その後、協議を行ったと載っていたんですが、市内においては急傾斜が多く、その三カ所だけではないと思うんですが、その基準、設定されていることをお聞きしたいと思います。  五点目は、農地の売買価格についてでありますが、農地価格の適正価格や目安価格を定めているのか。定めているとしたら、農業委員会としてその価格設定にかかわっているのかということなんですが、これについてはちょうど農業新聞にこのことでQアンドAでお尋ねをしちょった方があったんですが、最終的には、結論は出ていなかったような気がするんですが、このことについて質問したいと思います。  六点目は、九人ヶ峠の拡幅工事についてでありますが、これも前回質問させていただいたんですが、安心院高校の通学路となっており、道幅も狭くトンネル内の通行が危険であると。早急に拡幅工事をする必要があると思うが、市の考えをお伺いしたいと思います。  以上、六点について一回目の質問を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)それでは、大隈尚人君の一般質問に対する答弁を求めます。  まず、是永修治宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  十五番 大隈議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、宇佐市合併十年を迎えて、合併記念行事を開催してはどうかについてでありますが、本市は平成十七年三月三十一日に宇佐市、安心院町、院内町の一市二町が合併して新宇佐市として誕生いたしました。早いもので十年が経過しようとしております。御質問の合併記念行事の開催につきましては、既に今年度予算で記念誌の作成予算を計上しており、来年度、合併記念式典の開催に向けて準備を行っているところであります。  また、記念式典にあわせまして、宇佐市全域を対象とした「新・宇佐ふるさとの歴史」、仮称でございますが、の刊行も予算化されております。具体的な開催時期や規模につきましては、今後、調整してまいりたいと考えております。  さらに、国営緊急農地再編整備事業にあわせまして誘致を働きかけた結果、来年六月に全国ブドウ研究大会の開催が決まっております。このほか、現在、働きかけ中のイベントもあります。特に来年度は東九州自動車道もほぼ開通する見通しであることから、単なる合併記念事業にとどまらず、宇佐市への誘客に結びつけていきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(徳田 哲君)次に、一項目めを消防長 原田 修君。 ◯消防長(原田 修君)皆様、おはようございます。消防長の原田です。  十五番 大隈議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、消防の防災無線について、火災時に火災放送ができなかったと聞くが、今後どのような対策を考えているのかについてですが、議員御指摘の件につきましては、放送履歴等を確認した結果、本年三月二十四日に院内町で発生した林野火災事案であります。  当時は、消防本部の新通信司令システムの調整中であり、火災放送は仮設の指令システムと市役所本庁の親機とのデータ交換にふぐあいが発生し、院内支所へ肉声で放送するよう依頼した案件です。放送がおくれ、大変御迷惑をおかけいたしました。  今後とも、データの送信に細心の注意を払いながら、火災放送を行っていきたいと考えております。  以上で、答弁を終わります。
    ◯議長(徳田 哲君)次に、三項目めの、鹿、イノシシ駆除の助成についてと、五項目めの農地の売買価格設定についてを、山本恵太経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。  十五番 大隈議員の一般質問にお答えします。  三項目めの、鹿、イノシシ駆除の助成についてですが、十一月一日から翌年三月十五日までの狩猟期間中における有害鳥獣捕獲報償金といたしまして、平成二十五年度から新たに鹿の駆除に対しまして、県の鹿個体数調整捕獲事業を活用して、一頭当たり一万円で予算額二百六十万円、二百六十頭に相当する駆除を行いました。これにより、鹿の個体数減少につながったと考えております。  また、イノシシにつきましては、本年度の当初予算におきまして、市の単独事業として狩猟期間中に一頭当たり五千円で百五十万円、三百頭分の予算を計上し、有害鳥獣の個体数削減を図り、農林産物への被害防止に取り組むこととしております。  続きまして五項目め、農地の売買価格設定についてですが、住宅地や商業地の場合は、毎年三月に国土交通省より一月一日時点の地価公示の公表が行われ、これが土地取引の際の目安となっております。  しかし、農地につきましては、法的に適正価格や目安価格は定められていないため、目安となるようなものはなく、売り手、買い手双方が合意した価格で実際に取引している状況でございます。このように、法的に定める規定がないことから、農業委員会といたしましても農地の価格設定には関与していない状況でございます。  宇佐市の農地については、平坦な地域や中山間地域もありますので、それぞれ地域の実情に応じた価格で売買されているものと思われます。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、四項目めを、総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積です。  十五番 大隈議員の一般質問にお答えします。  四項目め、防災パトロールについて、以前、新聞紙上に、宇佐市では三カ所の危険箇所をパトロールし、その後協議を行ったと載っていた。その三カ所とはどのような基準で選定されたのかについてですが、防災パトロールは、さまざまな災害の発生に備えて、大雨、台風等による風水害の発生が懸念される梅雨入りの時期を前に、防災関係機関との連携により、災害予想危険箇所の状況調査並びに防災対策についての検討を行うことを目的として、毎年実施しています。  調査する災害危険予想箇所につきましては、平成二十五年度までの実施結果として三十七カ所が調査対象とされ、今年度、新規危険予想箇所として三カ所を加え、四十カ所について、現地パトロール三カ所と机上調査を実施しました。  災害危険予想箇所の災害分類別では、土砂崩壊危険予想箇所が三十カ所、水害危険予想箇所が十カ所となっており、それぞれに十棟以上の住家または公共建物に被害を及ぼし、極めて危険度の高いAランク、比較的被害の発生する危険度が大きく、おおむね五棟以上の住家または公共建物に被害を及ぼすBランク、被害の発生する危険はあるが、住家または公共建物に係る被害は比較的少ないCランクの三段階の判定をしています。  現地パトロールを実施する箇所の基準については、新規に災害危険予想箇所になるところ、対策工事がなされて災害危険予想箇所から解除されるところ、現状に変化があったところなど優先的に選定し、現地パトロールを実施しています。防災関係機関十機関、五十数名による現地調査の実施については、時間の都合等もあり、全ての危険予想箇所の現地調査は困難なため、宇佐、安心院、院内地域の数カ所について実施しています。  また、現地パトロールを行わなかった災害危険予想箇所については、防災パトロール検討会で、災害危険予想箇所の現状や対策工事などを、所管する機関等により、予想される危険事態、被害の内容、災害時の警戒避難体制、当面の対策について報告していただき、今後の対応などを防災関係機関全体で協議を行っています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)最後に、六項目めの九人ヶ峠道路拡幅工事についてを、建設水道部長 川野慎三君。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)建設水道部長の川野です。  十五番 大隈議員の一般質問にお答えします。  六項目め、九人ヶ峠道路拡幅工事について、市の考えはについてですが、県道山香院内線にある九人ヶ塔トンネルは昭和五十三年に完成しており、車道部分が六・六メートル、歩道はなく、八十センチメートルの管理道が両側にある状態です。議員御指摘のとおり、安心院高校の通学路となっており、朝夕の通勤車両も多く、自転車の通行には支障があると認識しております。  平成二十四年度には管理者である大分県宇佐土木事務所へ、平成二十五年度からは大分県議会土木建築委員会にも要望をしております。平成二十五年度には、事故防止や防犯対策としてトンネル内の照明の改修を行っていただいております。今後も引き続き、安全確保のため対策を要望していきたいと思っております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)答弁、終わりました。再質問ありますか。  大隈尚人君。 ◯十五番(大隈尚人君)それでは、順次、質問させていただきます。  まず一点目は、今、消防長も指摘したとおり、火災の放送ができなかったということなんですが、消防長ね、たまたま私もその場にいたわけじゃないんですが、何か人が動きよるけんおかしいなっちゅうことで近所の人が気をきかせて行ったらしいんですよね。ただ、私がそのときにある人と話しをしたときに、今市は三億ぐらいかけて本部の指令をやりましたわね。そして一番問題は、私は、安心院、院内、宇佐が、放送が今、昔の我々が使いよった防災無線に接続した形になっとるから、その不備が出たと思うんですが、私はね、かなり消防長との話の中ではすごくお金がかかると。もしやり変えたら三十億ぐらいかかるんじゃなかろうかと。やっぱり、車によってはトヨタに乗ったり日産に乗ったりホンダに乗ったような形だから、やっぱり整備士は難しいと思うんですよ。一つのね、トヨタならトヨタ、トヨタというそんな放送はないんですが、要するに統一せんとですね、なかなか今、昔の院内の防災無線は野外、安心院は室内ということで全然違うんですが、それに接続すること自体私は無理があると思うんですよ。  そこでですね、私はもう命、財産云々、今いろいろなことで、やっぱり住民の、市民の財産のことが必要だし、このことについてはですね、お金はかかると思うんですが、どのくらいか、もし今やるとしたら、試算が出ておれば、ちょっとその辺わかれば。大体で結構です。 ◯議長(徳田 哲君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(倉田 修君)危機管理課長の倉田であります。  再質問にお答えします。  議員御指摘の部分は、防災行政無線のデジタル化といいますか統合についてだというふうに思います。今、議員御指摘のとおり、簡易で統合卓によって一括統合しているものでありますが、今の無線の免許が二十九年の再免許更新は可能であります。ところが、五年に一回で、その後、三十四年の免許更新につきましては、これはもう電波法の改正で今の形では通らなくなります。  したがいまして、これから三十四年までに何らかの形で、議員御指摘のように一括した一つの方法でですね、できるように、調査研究をと。これには、議員御指摘のように莫大な費用がかかって、おおむね二十六億から三十億ぐらいかかるのではなかろうかというふうに、いろいろな仕様の形で変わりますけれども、そのぐらいかかるように試算を今しておりますので、補助金等を調査研究しながら、より安く、より効果的なシステムに変えていければというふうに調査研究しております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)大隈君。 ◯十五番(大隈尚人君)今、中身を聞いてですね、大体そのぐらいだと私は思ったんですが、改めて議員さんにも、みんなにもわかってもらいたいということで今答弁願ったんです。  市長ね、もうこれは銭金の問題じゃない、財産、命を守るということで、まだ猶予がある、三十四年ということなんですが、ぜひですね、やっていただきたいなと思うんですが、どう考えていますか。ちょっと市長の考えをちょっとお聞かせ願いたいんですが。 ◯議長(徳田 哲君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)大隈議員の再質問にお答えをいたします。  私もですね、将来的にはシステムのデジタル化、そして仕様の統一、これはもう当然必要だというふうに考えておりますけども、先ほど言いましたように事業費がちょっとかなりですね、大きくなりますし、今、当面はごみの焼却場ですとか大型案件も控えておりますので、幸い三十四年ぐらいまでは電波法上のですね、猶予期間もあるということですので、その期間の範囲でどういうふうなタイミングでやるかというのをですね、また先ほどですね、原課のほうも調査研究しておりますので、その中であわせて調査してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)大隈君。 ◯十五番(大隈尚人君)この件ついては大変な経費もかかるということで、どうぞよりいい予算をですね、取っていただきたいなと思って、この項については終わります。  二点目は、今、市長から答弁いただいたんですが、いろいろなことは考えているということなんですが、実はこれはもうブドウの全国大会ですね。こういうことで西日本一のブドウが日本一になるぐらいのパイロット事業をやるということで大変結構なことなんですが、実は市長ね、私はちょっと違う観点でですね。これはちょっと名前出して悪いんだけど、衛藤議員と少し、衛藤議員が造園屋をしようっちゅう意味で言いよるわけじゃないんですが、実は思い切って三千本ぐらい桜並木をつくって市の憩いの場をと。  要するに、当然、これはどこにするか、どこがいいというのは限定的じゃないんですが、私の考えなんですが、これはあくまでも、市長、部長、あげん言いよったなちゅうなのが結構なんですが、実はそういう思い切ったね、記念になる桜並木でも、千本ぐらいじゃなくて思い切った数を植えて市民と一体でやれるようなイベントというか記念というか、そういうことを私が考えたんですが。おまえの話はつまらんちゅうのんか、考えてもいいかというのかね、その辺、総務部長どう考えていますか。その件をちょっと。 ◯議長(徳田 哲君)稲積総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積です。大隈議員の再質問にお答えします。  十周年の記念事業としては、記念式典それから今歩みをつづった十年の記念誌、そういったものは具体的にもう考えておるわけではありますが、今、議員さんから御提言のありました壮大なプロジェクトは、きのうのマチュピチュの話もちょっと私は連想したんですけれども、具体的に今その何万本の桜というのは、これからのずっと宇佐市のことを考えたときにあったらいいなという個人的な感想はありますけども、具体的な来年の十周年の記念の事業の中でどうするかということにつきましては、今ちょっと具体的にはお答えはできませんので、申しわけございません。 ◯議長(徳田 哲君)大隈君。 ◯十五番(大隈尚人君)あんまり考えつかんようなことを言って大変申しわけないんですが、答弁はそれでだと思うんですが、もし三千本植えるときは衛藤造園をどうぞよろしくお願いして、この項は終わりたいと思います。  次にですね、三番目の、部長、もう鹿、イノシシの件の大隈っちゅうて有名ですので、よく覚えておいてください。今、私の質問の中に、狩猟期間中に今まで補助金はなかったということで、ことしは出していただいたということで、効果があったというふうに理解していいんですね。その辺がちょっと答弁願います。 ◯議長(徳田 哲君)林業水産課長 久保桂一君。 ◯林業水産課長(久保桂一君)林業水産課長の久保です。よろしくお願いいたします。  大隈議員の再質問にお答えをいたします。  先ほど部長が答弁でも申しましたように、猟期内の鹿の捕獲が二百六十頭分の予算、これをフルに使っております。そういったことから、二百六十頭の個体数の削減ができているという実態がございますので、それなりの実績、効果はあったものと理解しております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)大隈君。 ◯十五番(大隈尚人君)先ほど鹿とイノシシの字をよくわからんで大変申しわけない、間違えまして。それで、二点目は、今度はイノシシのほうにということで予算化も当初予算に上げたということで、部長ね、部長は現地で動くのが好きじゃという、体型から見てそのように見えるんですが、実はね、もう私のところ田植えしたんですよ。私の場所知らんでしょう。前田部長が知っていますから。田植えしたんですよ。鹿がもう入っちょるんですよ。しかと見たんですけどね。そうしよったら今度は水路をですね、今度はイノシシですね。猪鹿蝶で何かがいるんですが。本当に部長ね、現地を一回見たらですね、わかると思うんです。特にそういうことでね、冗談半分なんですが、真剣なんです。  そして、一生懸命に植えたもの、つくったものがね。なかなか同じ宇佐市でも、そういうところがあるということで、この件についてはですね、もう少し。特に部長と支所長と課長が、この補助金のことについてはなかなかうんっち言わんのがあるもんですけんね。狩猟期間中じゃなくて、もう少し全体的な捕獲頭数を上げるためには、思い切って二万円にしてほしいということでずっと言っていますので、部長、その辺を引き続きですね、横の人によく説明をしていただきたいなと思っていますので。今後のことについてはですね、予算をしっかりつけていただきたいということで、この項は終わります。  次に、パトロールの件なんですが、実は今、部長から答弁があったんですが、一つこのことについて私の認識もだったんですが、私が思っているところは見ていただいているんだなと。ただ、三カ所ちゅうことが物すごく頭にあってですね。三カ所しか見らんのかと思ってですね。ちょっとあの新聞を読むと、そういうふうに誤解を招くと思うんですよね。私だけじゃないと思うんですが、その辺どうですかね。私が思ったんが間違うちょるか、危機管理課長、ちょっと答弁を。 ◯議長(徳田 哲君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(倉田 修君)お答えします。  確かに、三カ所をパトロールしてその後検討会という、私どもが報道のほうに出した出し方に問題があったのかということも含めましてですね、これから正確に防災パトロールでどういったことをするというのを、もう少ししっかりとした報道への伝達等を行いたいというふうに考えます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)大隈尚人君。 ◯十五番(大隈尚人君)実は、そのときに、そう思ったときに、おかしいなと思ったんです。今、部長の答弁でいただいてわかったんですが、実はもう少し中身をかむとですね、これは急傾斜の話のことなんですが、十件あった場合はそこの地域についてはただでできるちゅうような形なんですが、じゃあ五件のときに公民館があったらできる、じゃあ二件のときにどうなるかちゅう問題になる。前も私はこの質問をしたんですよ。このパターンをですね、やっぱり十件から五件、二件なりでもそういう助成対象になりますよということを前も私はお願いした経過があるんですが、全然そのころから話が進んでいないようにとれたんですが、その辺どうでしょう。 ◯議長(徳田 哲君)山崎土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。  再質問にお答えいたします。  急傾斜事件につきましては、議員がおっしゃいますように、五件以上ですと県の事業主体でできます。五件以下につきましては市のほうの事業ということで、県の補助金をもらいながら今事業を行っているところです。  この部分について、議員、前回でしたですか、質問がありまして、県営事業としてもう少しコストを下げられんのかという話がございました。私たちのほうも、平成二十五年度にですね、市長会のほうから県のほうに、二戸以上についても県営事業でできないのかというような要望をですね、していただいております。ただ、まだ回答のほうは、いい回答は返っておりませんけども、そういう形で要望はしていっております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)大隈尚人君。 ◯十五番(大隈尚人君)課長、くどいようであるんですが、気持ちはわかっていただいているとは思うんですが、今もう地域がだんだんだんだん小さくなって、十件は前あったですよね。もうだんだんだんだんそげんやって二件、三件。じゃあ五件だったら県の補償対象になって、二件の人はあんた銭を出せと言われたときに、これは莫大な経費かかるからですね、なかなか今お年寄りが多い中でできないということなんですよ。  今、県のほうにお願いをしているということで、強くこれをまた市長会の話も出た、市長、こんなことも市長会でまた、やっぱり、だんだん過疎地域になっていきよるということで、かなりかかると思うんで、その負担をね、個人にせえというのも大変酷なことだと思うんです。  この件については、また市長会の中でどうぞよろしくお願いしたいと思います。また部長も、県のほうにですね、やかまし言ってください。鉄砲でん持って行くぞぐらいの勢いで言ってください。どうぞよろしくお願いします。この件については終わります。  五点目は、これはもう実は私がですね、言われたことで、先ほど斉藤議員が、いろいろなことで農業も悩んできよる。今、結構田をつくりてえけど、もう後継者もおらん。それでもうお年寄りになって、売りたいということで、売ろうとしたときに、やはりこれさっきも部長が農業新聞と同じ答弁の仕方だったと思うんですが、これだという価格は、土地の場合は大分の中央町が何ぼだというのは単価が出てくるけど、答弁のとおりだと思うんですが、実はもうお年寄りが、祖先からいただいた土地なんやけど、どうしても後継者もおらん、売りたいと。そのときにやっぱり高く言ってほしいと。だけど、その価格的にはどこが目安になって、どうなるのかというのがなかなかわからんということなんです。  部長ね、これ、部長もわかると思うんですが、田植えをしたら何ぼとか、稲刈りをしてもらったら何ぼとか、単価が出るじゃないですか。あの算出の仕方は行政がしよるんですか、農協がしよるんですか。その辺ちょっと答弁を願いたいんですが。 ◯議長(徳田 哲君)農業委員会事務局長 後藤敏昭君。 ◯農業委員会事務局長(後藤敏昭君)農業委員会事務局長の後藤です。  再質問にお答えいたします。  小作料、農地のですね、農業の賃借料という形で、今、年一回農業委員会のほうで十アール当たりの作業料金を公表しております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)大隈君。 ◯十五番(大隈尚人君)その意味で、私は農業委員会にそんなものがないかということでお尋ねしたつもりだったんですけど、今部長の答弁でわかったんですが、なかなか難しいんですが、何かいい考えがあったらですね、課長ね、教えてほしいんです。今答弁せえというわけではないんですが。  お年寄りが売りたいけど、なかなか買い手がという。自分の高並と、大重見とか小野川内、じゃあ四日市のと単価が同じかちゅうのは、これはちょっと誰が考えても同じにはならんというのはわかるんですが、その辺、でも目安がですね、何かできれば、この辺をしっかりですね、また今後、原課なり農政課の中でですね、またこのことができる、これがちゅうのは、なかなか難しいと思うんですけどね。これはもう確かに難しいと思うんですけど。  じゃあ今、答弁の中にあるように、売り手、買い手のお話しじゃというのですが、それはそうと思うんですが、何かの形で今後ですね、農業委員会のほうもちょっと考えてみたいというような答弁です。また農政のほうもですね、そこで話してですね、じゃあ院内町に至っては一律何ぼぐらいとか、宇佐市だったら何ぼとか、こんな目安でも出れば大分出てくると思うんですが、全然今言うような名目がないという流れの中です。  この件については、今後のですね、課題ということで、農業委員会の後藤さん、どうぞよろしくお願いします。この件についてはもう答弁結構です。  まだ三十分もあるんですが、ちょっとゆっくり行かんと悪いと思うんですが、はい、まあ、ゆっくりやれということなんですが、実は次の項に行きたいと思うんですが。  六点目は、これも今、部長から答弁をいただいた、一番問題は、部長ね、やっぱり問題等は認識しているという答弁があると、認識しちょんならなしせんのかちゅうのがまた言いたくなる。そうかちゅうて、認識してないっち言や、また、なし認識してないかて言われる。まあこれは弥次さん喜多さんになると思うんですが。  実は、私も経験したんですよね。ちょうど今言うトンネルの中に歩道がなくて、あのときはまだ今の明るい街灯はなかったときの話なんですが、今は街灯があるんですが、街灯はもう安全の面からいくと全然関係ないと私は思うんですが。少しそういうことを言ったちゅうことで、トンネルの街灯をつけていただいたと思うんですが。あの中に自転車と大型車と普通車が入ったときに、それはやっぱり危険を感じます。かえってとまったのがいいのか行ってしまうがいいのか本当に迷うぐらいです。これはですね、部長ね、早急にですね。今、費用対効果とか、いろいろなこと言うんですよ。やっぱり費用対効果よりか、危険ちゅうのが一番だと思うんですよ。これをですね、もう一度部長ね、県にですね、お話をしていると思うんですが、いろいろな話で出ているとは思うんですが、その辺の意気込みをちょっと聞かせてほしいんですが。 ◯議長(徳田 哲君)山崎哲義土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。再質問にお答えいたします。  今、部長からも答弁ありましたように、安心院高校生が自転車やら原付自動車やらで通学にですね、使っていまして、私も朝晩通るんですけども、確かに自転車を押して上がったりという形で非常に狭い感じがしております。  それで、先ほど答弁にもありましたように、土木事務所に両支所と私ら本庁の組とで土木事務所所長を含めてですね、お願いをしましたし、また県議会要望も平成二十五年度も行いました。また、平成二十六年度にも県議会のほうに要望いたしまして、これからもですね、できるだけ、今、三八七のほうを率先してやっているようですけども、あわせてですね、できるだけ早目にできんかというようなことを要望していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)大隈尚人君。 ◯十五番(大隈尚人君)今、課長が要らんこと言わんじゃったらもう言わんじゃったんやけど、実はね、九人ヶ峠を行くのが安全か、今言う三八七を上って田ノ口のほうさん行くのが安全かちゅうて調べたらですね、田ノ口のほうが危ないんですよ。何でかっちゅうたら、二日市のところが凍るんですよ。九人ヶ峠のほうが激しく凍るんかなっち思ったら、気をつけるんですよ。すーっと行くからかえって回ったほうが危ないんですよ。ちょっと勉強したんですけどね。  それはさておいてですね、やっぱりそういうふうにあそこは凍ってスリップもするということで、かなりスリップのほうはしていただいているんですが、そのようにね、工夫しよるんですが、もう少しこの辺はね、危険を感じておるちゅうことで、ぜひやっていただきたい危険箇所ということですね。今後、また九月議会にどうなったかちゅうぐらいしつこく言おうと思うんですが、そう言わんででできるように。なかなか難しい、すぐできないとは思うんですが、そういうふうで危険があるということをですね、認識していただいてですね、早急にかかっていただきたいということでお願いをしてですね、二十七分しか残さんだったんですが、これで終わります。
    ◯議長(徳田 哲君)ありがとうございました。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のために暫時休憩をいたします。  再開は十三時ちょうどといたします。                  休憩 午前十一時五十七分                 ──────────────                  再開 午後一時〇〇分 ◯議長(徳田 哲君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  五番 河野康臣君。 ◯五番(河野康臣君)皆さん、こんにちは。五番 河野康臣でございます。  昨日、河野睦夫議員のほうから、冒頭、宇佐市の紹介プロモーションビデオ等々の番組紹介がございましたけれども、今、内外にわたりまして、大きな意味で、あるいは小さいところから、宇佐市の紹介が行われているように思います。  私もちょうどNHKの鶴瓶さんの番組を見ておりましたところ、山形県の先生なんですけれども、三十年ぶりにお電話をいただきまして、今、宇佐が出ちょるよということで大変びっくりもしながら一緒に見たわけなんでありますけれども。  あれやこれやでですね、今そういう意味で宇佐が注目をされております。  先日も、熊本のほうから約二十名の方がですね、宇佐市の戦跡をめぐるということで、航空隊の平和資料館等々見学に来ていただきました。ある人から、河野さん、そういうプロモーションみたいなことをしよるのかみたいなことも言われたんですが、ふとそのとき気がついたんですけれども、やっぱり一人一人ですね、知人の方や友人の方いらっしゃると思いますので、声かけをして一人でも多くの方が宇佐市に来ていただくことが大切かなというふうに思います。ことしの六月、それから九月にも、茨城のほうから来ていただけるようになっておりますので、楽しみにしているところであります。  さて、本論に入っていきたいと思います。発言通告に従いまして一回目の質問をしたいと思います。  まず、大きな項目の一項目めでございますが、フラワーロード花いっぱい運動が実施されまして、約二十年が過ぎました。街路樹が高木化したり、雑草対策、なかなかですね、除草が追いつかないなどの課題も山積しているように見受けられます。  一方で、天津地区まちづくり協議会の活動に見られますように、組織的な活発な活動も見られております。  市としてですね、フラワーロード花いっぱい運動のこれまでの総括といいますか、今までの成果なり課題なりをどのように捉えて、今後の展望をですね、どのように考えているのか、お尋ねするものであります。  一点目、昨年度一年間の利用者数と、その総経費についてお尋ねするものでございます。  二点目、花いっぱい運動の成果と課題、さらに展望についてお尋ねするものでございます。  宇佐市のフラワーロードはですね、この種の花壇の中では日本一長い距離と聞き及んでいます。宇佐平野のど真ん中をですね、縦断するフラワーロードの価値についてですね、市として今後どのような有効的な活用方法を考えているのか、お尋ねするものでございます。  次に、大きな二項目でございますが、その一、市では、がんばる団体応援事業として補助金を出しています。今年度の応募団体数と補助金総額、さらに主な事業についてはどんなものがあるのか問うものでございます。  次に、その二点目、募集要項には一定の規約を有するとございますが、宇佐市民であれば、普通の市民や小グループが応募できるような要項に改定して自由に参加できる体制が必要ではないかと。ただ、税金を投入するわけですから、事業報告だけは厳格に行うような形態には改善できないか問うものでございます。  次に、大きな三点目です。ふるさと納税についてでありますが、広報うさの六月号を見ておりましたら、ちょうどその記事が載っておりました。それによると、納税先を選べる税金ということで、宇佐市出身者が市外・県外に在住し、宇佐市にふるさと納税をすれば、在住自治体で控除が受けられる仕組みということですが、ほとんど私もよく知りませんでした。  そこで一点目、昨年度のふるさと納税者の総数と総納税額をお尋ねするものでございます。  二点目、その主な使途についてお聞きするものであります。  次に、大きな四項目めです。  私自身も宇佐市介護保険運営委員会のメンバーの一人ですが、正直申し上げまして、介護保険そのものの中身が非常にわかりづらいというのが実情でございます。そこで、来年度、二〇一五年度から介護保険制度の見直しが政府から提起をされていますが、その概要をわかりやすくお聞きするものでございます。  二点目、それを受けて、市の取り組みの方向性について、どのようにお考えを持っているのか、見解をお伺いしたいと思います。  次に、最後は大きな五点目でございますが、子育て支援のための児童館建設そのものは大変すばらしいことですし、そのこと自体を否定するものではありません。ただ、四日市地区の児童館建設に伴って、市民の方から勤労青少年ホームの横にある屋内練習施設が使用できなくなったとの御意見をいただきました。勤労青少年ホームはもともと県立四日市高校の跡地利用でしたし、陣屋門もあり、日田代官所の四日市出張所であったところでもありますし、歴史的にもですね、重要な文化財でもあろうかなというふうに思いますし、旧四日市の人たち、四日市町民にはですね、大変親しまれておりましたし、単に屋内練習場がなくなったということだけではなくてですね、それが一つのコミュニティーの場でありましたし、四日市商店街のショッピングを楽しむ一つの場所でもあったわけであります。  そういう意味で、宇佐市の中心がですね、駅川地区に今移っておりますけれども、四日市地区にはですね、四日市地区のやはり伝統と歴史といったものがございます。そのような市民の憩う場としてのスポーツ施設、余り大きな施設じゃなくても結構なんですが、簡単な卓球等ができるような施設をですね、設置できないものかどうか、その見解をお伺いするものでございます。  以上で、第一回目の質問を終わらせていただきます。 ◯議長(徳田 哲君)それでは、河野康臣君の質問に対する答弁を求めます。  まず、是永宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  五番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、介護保険制度の見直しについての一点目、平成二十七年度、二〇一五年度介護保険の見直しの特徴点はについてですが、昨日、関係法案が国会で成立をいたしましたが、三つの特徴点があります。  一つ目は、サービス提供体制の見直しであります。具体的には、要支援一、二の人が使う介護予防サービスのうち訪問介護、通所介護について市の実情に応じた取り組みができる地域支援事業への移行、そして特別養護老人ホームについて、在宅での生活が困難な中・重度の要介護者のための施設に特化するため、新規の入所者を常時適切な見守り介護が必要な人等、特養以外での生活が著しく困難と認められる人を除きまして、要介護三以上の高齢者に限定することなどであります。  二つ目は、費用負担の見直しであります。具体的には、一定以上の所得の人の介護保険サービスの利用者負担を一割から二割へ見直すことや、施設入所等にかかる食費・居住費の減額認定の条件に資産等を勘案すること、また六十五歳以上の人が負担する保険料の公費投入による軽減や、保険料の多段階化によって負担の公平化を図ること等であります。  三つ目は、平成三十七年を見据えた介護保険事業計画の策定であります。第六期介護保険事業計画の策定に当たりましては、ベビーブーム世代が後期高齢者年齢に達する平成三十七年のサービス水準、給付費や保険料を推計して記載し、持続可能な制度改正とすべく、中長期的な視点に立って策定することとされております。  二点目、市の取り組みの方向性はについてでありますが、市では既に高齢者ふれあいサロン等を拡充いたしておりますが、国の制度改正に対しましては、政省令の成立等を踏まえまして、本市にふさわしい計画となるように第六期介護保険事業計画策定の場において協議してまいりたいと考えております。詳細につきましては、今後の策定作業の中で議論していくこととなります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(徳田 哲君)次に、一項目めを建設水道部長 川野慎三君。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)建設水道部長の川野です。  五番 河野議員の一般質問にお答えします。  一項目め、県道六二九号線、フラワーロード花いっぱい運動、二十年の総括と今後の展望についてですが、一点目から三点目までは関連がありますので、一括してお答えいたします。  フラワーロード花いっぱい運動は、緑豊かなまちづくりの一環として平成五年から始まり、ことしで二十二年目になります。昨年度の参加者は、団体、個人を合わせまして二百二十五組で、年間の管理費は花壇管理者への報償費として百四十四万円、不在花壇の管理費として草刈費用等が百十四万二千円となっております。  また、フラワーロード花いっぱい運動につきましては、市民の深い御理解と御協力によりましてこれまで延べ約四千三百組が参加されており、市民はもとより道行く人々の目を楽しませ、安らぎを与えてくれているのではないかと感じております。  しかしながら、フラワーロード花いっぱい運動の趣旨を理解し、空き花壇の管理を行いたい旨の参加申し出がある一方で、管理者の高齢化などにより継続しての管理ができなくなる団体があることも事実であります。  さらには、管理者不在の花壇における除草等の管理が行き届かず、全体の印象を悪くしている状況も否めません。  このような課題解決に向けて、市としましては、フラワーロード花いっぱい運動の啓発推進はもちろんのこと、不在者花壇の除草作業の回数をふやすなどの管理に努め、花を通じて自然を愛し緑を育てることへの関心が、広く多くの市民の方々へ浸透するよう、今後も継続してフラワーロード花いっぱい運動を推進し、住む人も、訪れた人も、心が和むような魅力あるまちづくりを目指してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、二項目めの、宇佐市がんばる団体応援事業についてと、三項目めのふるさと納税についてを、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。  五番 河野議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、宇佐市がんばる団体応援事業についての一点目、平成二十六年度応募団体数と助成金総額及び主な事業名はについてですが、この事業は、ふるさと市町村圏基金の運用益を活用し、各種団体から提案された地域振興事業について補助金を交付する事業であります。平成十九年度より実施されておりますが、各団体から申請された事業を宇佐市ふるさと市町村圏基金審査委員会において審査し、評価の高い事業から予算の範囲内で決定しています。  平成二十六年度においては、応募団体数は十九団体で、うち十一団体が採択され、助成総額は三百六十二万六千四百九十円を交付決定しております。採択事業は、四日市体験観光振興事業、第二回素人相撲宇佐大会、スーパーキッズ講座など継続申請事業が四件と、浜の市から発信!長洲再発見プロジェクト事業、宇佐神宮奉賛美術展など、新規申請事業が七件となっております。  次に二点目、応募要領の簡素化や小グループでの参加が容易にできないかについてですが、応募要領においては審査において必要不可欠な事項を掲載しており、できる限りの簡素化を行っております。  また、小グループでの応募については、応募団体の規約や会員名簿は必要ですが、会員数については特に制限は設けておりませんので、少人数のグループでも応募が可能な状況となっております。  続きまして、三項目め、ふるさと納税についてですが、ふるさと納税は生まれ故郷や応援したいと思う自治体へ寄附した場合に、確定申告することにより、所得税や住んでいる自治体に納税する住民税が税額控除される制度であり、ふるさとに納税したのと同じことになるため、ふるさと納税と呼ばれていますが、正確には、納税でなく寄附に当たるものでございまして、当市では宇佐市ふるさと応援寄附金として募集しております。  御質問の一点目、平成二十五年度ふるさと納税者の総数と納税総額についてですが、総数は五十九件で総額が六百七十八万七千九百九十九円の寄附となっており、件数では県内で三位、金額では県内四位となってございます。  二点目、その主な使途についてですが、宇佐市では、自然と文化を守る事業、人材を育成する事業、定住と交流を促進する事業、コミュニティ組織を応援する事業、この場合のコミュニティ組織とはですね、市と協働協定書を締結した認定地域コミュニティ協議会を指しております。最後に、その他市町が必要と認める事業の五つの事業の使い道を寄附者が指定できるようにしてございます。  これまでの使途についてですが、自然と文化を守る事業においては、光岡城跡の環境整備やフィルムコミッション事業。人材を育成する事業については、小学校への遊具設置や郷土の偉人顕彰事業。定住と交流を促進する事業では、総合運動場交流広場の整備。コミュニティ組織を応援する事業では、指定のあった地域コミュニティ協議会への地域コミュニティ組織運営交付金として交付しております。今後も、寄附者の意向に沿った事業に活用を図ってまいりたいと考えております。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)最後に、五項目めを、教育次長 辛島文昭君。 ◯教育次長兼管理課長(辛島文昭君)教育次長の辛島でございます。  五番 河野議員の一般質問にお答えします。  五項目め、勤労青少年ホーム(四日市地区)にかわる廉価で利用できる同地区内での簡易スポーツ施設の新設はについてですが、勤労青少年ホームにかわる施設の新設計画は現在ありませんが、同地区での簡易なスポーツができる施設としましては、さんさん館や四日市コミュニティーセンター及び小中学校の体育館等があります。これらの施設は低料金で利用が可能ですので、有効に活用していただきたいと思います。  また、勤労青少年ホームがうさ児童館として改築された後でも、児童の活動に支障のない範囲で、体育館の半面については使用できるよう検討しています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)答弁、終わりました。再質問があれば許します。  五番 河野康臣君。 ◯五番(河野康臣君)それでは、順次、再質問を行っていきたいというふうに思います。  私は今、昭和五十一年十一月に発行されました、「宇佐農民に訴える」という、弁護士の中元 勇さんのパンフレットがあります。これは何を書いているかといいますと、県営大規模圃場整備事業の状況ということで、簡単に言いますと、補助事業をやりますと土地をとられますよ、農民の皆さん気をつけてくださいということを書いております。大幹線農道の延長は二十九キロ八百五十八メートル、すなわち約三十キロで、これに要する敷地は四十七万八千百九十二平方メートル、約四十八万平米であります云々というふうに書いておりまして、大幹線農道等にとられる用地としては、七十二平米が農地の配分から控除され減歩となりますと。その割合は整備される圃場の一・七%に当たりますので、この圃場整備に参加した農民は永久にそれだけ減収を甘受しなければならぬことになりますという弁護士の試算なんですね。  うちも農業を一町何反か水田を耕作しておりました。ちょっと正確な数字は記憶はしていませんが、年間圃場整備事業の農家負担費としてですね、二十数万、二十年間にわたって約五百万ぐらいは県か国のほうに出した記憶があります。その一部が大幹線、フラワーロード、現代の県道になっているわけなんですが、そういう意味で本当に宇佐の農民の方がですね、出した土地があの大幹線であるということであります。それがすなわちフラワーロードになって今有効活用されているということは、私どもにとってみてもですね、大変大事なことではないかなというふうに思っているわけです。  北九州のほうから来まして中津を通って十号線に行くほうと、それから海岸の高田のほうに抜ける道と、それから平野をですね、突っ切って真ん中に行く道と、交流人口をふやすという意味でもですね、このフラワーロードの持つ意義というのは大きいものがあるというふうに、そういうことを前提としながら、今あるフラワーロードの花壇をですね、どのように利用者数をふやしていくか。  あるいは、経費をですね、今経費が出されて、この経費が花管理者への報償費として百四十四万、草刈費用が百十四万二千ということになって、合わせますと二百五十八万ということなんですけれども、これが高いか安いかはわかりませんが、いずれにしても経費を抑えるということは大事であろうと思います。  この経費の中で一番かかるものはですね、一体何なのかということをちょっとお聞きしたいということであります。 ◯議長(徳田 哲君)建設水道部長 川野慎三君。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)都市計画・高速道対策課の課長の川野です。  河野議員の再質問にお答えしたいというふうに思います。  今言われたフラワーロードですけども、平成五年から始まったわけですけども、その当時は四十三団体からスタートしまして翌年は九十六団体ということで、一番参加者が多かったのが平成十五年の二百六十一団体ということで、今現在は、先ほど答弁しましたけども二百二十五団体の管理者ということで、少しずつ減少傾向にあるということは事実であります。花壇の管理者をいかにふやすかに当たっては、今現在では、宇佐市のホームページや市報によって募集を募っているわけですけども、今言ったように伸び悩んでいるというのが実情であります。  今後はこの花いっぱい運動という活動の特徴である、市民や企業が自治体との合意の上で道路の美化活動を行うという、近年、全国的にも導入が進んでおります契約型公共美化システム、いわゆるアダプトプログラムという概念を市報等で広く周知していくとともに、この宇佐市の花いっぱい運動が、先ほど最初の質問のときにありましたけども、植栽延長が約七・六キロメートルということで、全国で屈指の長さを誇ると言われていることも合わせて市民の方々にPRをしていきたいというふうに思っています。  経費ですけども、一応、今現在、花壇一メートル当たり二百円ほど維持管理費といいますか報償費を払っております。メートル二百円というのは、はっきり申し上げましてボランティア活動とほとんど変わらないというふうな私たちは認識を持っております。年間、今のところ七・六キロメートルで百五十万、その他の草刈が四・五キロメートルあるんですけども、それで百万というふうなことでありますけども、経費の削減ももちろんですけども、やはりこの運動の趣旨をもっと徹底して周知して、広く市民の皆さんに参加していただけるような状況をつくっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野康臣君。 ◯五番(河野康臣君)部長の答弁のとおりですね、大事なことはいかに市民が参加をしていくかということだろうと思います。ある程度の予算づけが可能であれば、その分をですね、やはり積極的にボランティアをされる方に有償ボランティアみたいな形で委託をするということはどうなのかなというふうに思うわけでございます。なかなか、共通の問題としてならないということがあるもんですから、ある方は熱心にやるし、ほかの方はだんだんだんだん引いていくといいますか、高齢化ということもございましょうけれども、何かですね、建設水道部としてですね、そういうボランティアも含めました市民の方を興味関心のある方を集めてですね、少し御議論いただくとか、そういう方向はいかがでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)川野都市計画・高速道対策課長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)再質問にお答えしたいというふうに思います。  今、フラワーロードの花いっぱい運動におきましては、宇佐市花いっぱい運動推進協議会という組織が設立してございます。一応、今後も、その協議会に諮って事務局、都市計画課持っていますので、そこでいろいろな意見を聞きながら話していきたいと、協議していきたいと思っています。そのためにも、いろいろな意見をいただいております、水をやる水がないんじゃないかとか、ちょっと危険だとかいろいろな意見をいただいておりますので、ことしは今参加されていただいております二百二十五団体にアンケート等を配付して、いろいろな意見を伺いたいと。そして、その中で意見を集約して、先ほど申しました宇佐市花いっぱい運動推進協議会のほうで協議を重ねてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯五番(河野康臣君)ぜひその方向でですね、進めていただきたい。と同時に、これはちょっと御提案でございますが、天津地区まちづくり協議会がですね、花壇を植えていらっしゃいます。そこが、街路樹がですね、撤去されて非常に見通しがいいといいますか見晴らしがいいんですね。今、街路樹、御存じのように、かなり幹が太くなりまして縁石を割ったような形になっておりますし、ちょっと見苦しいところもありますので、これは県道ということでありますから県のあれでしょうけれども、県に働きかけて一度ですね、あの街路樹を撤去したらいかがかなというふうに私は考えておりますが、いかがでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(川野慎三君)再質問にお答えします。  今言われたように、あそこは県道でありますので、土木事務所が管理しているわけですけども、確かに言われるように、木の根っこが広がって縁石が上がっているとかいうふうな部分もありますし、また、木が太り過ぎているという部分もあります。これについては、うちと土木事務所と一緒になって現地を確認しながら、土木事務所のほうがどういうことができるのか協議してまいりたいというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野康臣君。 ◯五番(河野康臣君)五年後、平和ミュージアム構想等も考えられておりますし、戦跡の整備もございます。それから法鏡寺廃寺跡等ですね、古代遺跡も準備をされておりますし、どうしてもあそこがかなりアクセス道路としてですね、非常に重要なポイントになるんではないかなと思いますし、木を切って案内板等を設置すればですね、かなり有効で、集客といいますか交流人口も見込めるかなというふうに考えておりますので、ぜひそのことも含めて、少しそういった花いっぱい運動推進協議会プラスですね、その有効利用についてさらなる御検討をお願いしたいということをお願い申し上げまして、次に移りたいと思います。  次の二項目めの再質問でございます。がんばる団体応援事業はですね、これも市民参加の大変重要な行事といいますか、事業の一つではないかなというふうに思っているところであります。資本金が二百七十億、従業員五万九千人というものを事業体として、宇佐市を考えてみたときに、このマンパワーの有効利用をですね、どういった形でなるべく廉価にさらに強力にですね、進めていくということについては、こういったがんばる団体の応援事業というものが非常に重要ではないかなというふうに私は考えております。
     そこでですね、退職後、UターンやJターン、Iターン等ですね、されて、さまざまな能力、アビリティーを持った先輩の方々もいらっしゃると思いますので、そういった方にも大きくですね、御案内差し上げて門戸を広げて、今生涯現役時代、この間もテレビに出ていましたけど七十代はまだ現役でございますので、そういう有用な人材の発掘ないしは活用をですね、したらどうかということをお尋ねするものであります。 ◯議長(徳田 哲君)観光まちづくり課長 若山雅敏君。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)観光まちづくり課長 若山です。  河野議員の再質問にお答えいたします。  もう既に、過去にもUターン者や移住者等が代表を務める団体においても、がんばる団体事業が採択されている実績がございます。申請時点で宇佐市民であれば、どなたでも申請が可能ということでございまして、また、この事業応募要項等募集する際にですね、そういった形の、広く市民の皆様にお伝えできるように努めてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯五番(河野康臣君)そこで、小グループの参加については特に規約があればですね、制限があるものではないという御回答でしたんですけれども、なかなか規約をつくったりとか、それから団体の規約をつくったり、あるいは、そういう名簿をつくったりとかいうのもなかなか時間のかかる、あるいはそういうのになれていればですね、それほどでもないんでしょうけれども、なかなか形式張ったことというのは苦手な方もいらっしゃると思いますので、ここはですね、やはり本当に費用対効果の問題ではないんですけれども、やった事業の事業報告はきちんとしていただいて、誰でも参加できますよというような規約等の改正は無理なんでしょうか。その点、課長。 ◯議長(徳田 哲君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)お答えいたします。  答弁でもございましたように、申請がありまして、その内容を宇佐市ふるさと市町村圏基金審査委員会において審査をいたします。で、これまでも審査をいたしておりまして、その審査に係る必要な事項として必要最低限のものには抑えているつもりでございますが、そういった内容の審査について行いますので、ある程度の部分を書類として書いていただくというふうになると思います。その際に十分、申請段階等で担当課のほうに出向いていただきまして、またはこちらから連絡をとりまして、申請段階できちっとした説明、そして書類等の作成についても一緒になって書類ができるようにしているところでございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯五番(河野康臣君)今後ともですね、間口を広く敷居は低くですね、して、市民の方が本当に市役所に訪れてよかった、そういう状況づくりをですね、ぜひともお願いしたいということを述べまして、次に移りたいと思います。  次は、ふるさと納税でございまして、これも市外それから県外に御在住のですね、旧宇佐市民の方々から大変厚い御芳志をいただいているところでありまして、これは金額そのものよりも私はその厚意にですね、本当に敬意を表するところでございます。  御答弁によりますと、昨年二十五年度は総数で五十九件、総額で六百七十八万ということでですね、これはもう件数で県内で三位、金額で県内で四位ということでありまして、いかにふるさとを思う気持ちを遠い異郷の地でですね、お持ちになっていただいているかということをあらわす数字だろうと思います。  私、ちょっと思ったわけなんですけれども、このですね、寄附をされた方が、例えばどういったですね、使途であるかというようなことはわかるわけなんですか。 ◯議長(徳田 哲君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)観光まちづくり課長 若山でございます。  再質問にお答えいたします。  申し込みがあった時点で、こちらのほうからまた詳しい納付書と、あわせまして詳しい資料を送っているところでございます。その中には、このふるさと応援寄附金へのアンケートということで、それに対する思いとか、使途についても、五つの指定する使途があるわけですが、その使い道等、もし詳しいその方の思いがあれば書いていただくようにしております。それをまた担当課等のいろいろな事業がございましたら、そういった旨を添えて基金に積み立てたり、あるいはコミュニティ組織への交付に際しましても、そういった内容を説明させていただいているところでございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野康臣君。 ◯五番(河野康臣君)答弁書によりますと、自然と文化を守る事業では光岡城、それから人材を育成する事業では小学校への遊具等ですね、それから定住・交流を促進する事業では総合運動場の交流広場の整備、あるいはコミュニティ組織の応援事業等、そういうことでありまして、多分、多分と言いますか、寄附される方はたくさん思いを持っていらっしゃるかなと思います。特に、小学校とかですね、中学校区、そこの思い入れも多分にあろうかというふうに思うんです、地域的なものとして。もちろん学校に対する思いもあるんでしょうけれども。例えば長洲地区であれば長洲地区のために五十万なら五十万使ってほしいとか、あるいは院内地区のためにとかですね。そういった、出身地区をメーンとしたような、そういうアンケート的なものはあるんでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)若山課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)お答えいたします。  コミュニティ組織といたしまして、四番目の部分になりますが、コミュニティ組織を応援する事業ということで、現在、市のほうと協働協定書を結んでいるコミュニティ組織、いわゆるまちづくり等協議会のことでございますが、安心院、院内は全ての旧小学校区でつくられておりまして、宇佐市ではフラワーロードのときに話に出ました天津、そして麻生と、今十一の協議会がつくられております。そこの協議会につきましては、コミュニティ組織を応援する事業という形で、寄附があった翌年度にそのまま、そちらの寄附者の意向に沿ってお渡しというか交付しているところでございまして、今、順次、それぞれの小学校単位でのまちづくり等協議会をつくっていただいている最中でございまして、全市のコミュニティ組織が誕生すればそういった形で協働協定書を結んでいただいた組織ということになりますので、意向に沿った形でお送りすることが、交付することができるというふうに思っております。担当課といたしまして、少しでも早く、そういった協議会が全校区で立ち上がるよう努力してまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯五番(河野康臣君)コミュニティ組織ができればいいんですけれども、なかなかできないという現状があろうかと思うんですね。コミュニティ組織になると、市の直営の事業というよりも、むしろコミュニティ組織自体の事業、行事になろうかと思うんで、これは五のその他、市長の必要と認める事業の中にも入るのかなと思いますけれども。  つまり、私が仮に、旧四日市町の出身であるとなれば、何とか四日市のために道路の整備等ですね、使ってほしいという思いのときにですね、それが可能であればボランティアで寄附される方も、有効に使われるということで、もっと寄附額がふえるんじゃないかなと、そういった意味での質問だったんですけど、その辺の取り扱いはどうでしょう。 ◯議長(徳田 哲君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)お答えいたします。  そういった趣旨につきましても、基金積み立て時に寄附者の方の意向を基金積み立て担当のほうにも伝えておりますので、またそういった事業があればですね、その事業実施担当課と協議をしながらですね、そういった財源に充当させていくというふうになると思います。ただ、全てがその額のままでの事業というふうにはなりませんので、できる限りそういった寄附をいただいている方の意向に即した形での活用を今後もやっていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野康臣君。 ◯五番(河野康臣君)ぜひ、寄附される方のですね、御浄財をいただける方の意向をなるべく多く聞いていただいてですね、その意思に沿って執行していただければありがたいかなというふうに感じているところです。  それでは、次に四項目めに移ります。文教福祉常任委員会に所属しまして三年たちましたけれども、本当に福祉については非常に奥が深くて、幅が広くてですね、なかなかやっぱり、感覚として、実感としてですね、理解がしにくいというのが、本当に偽らざるところでございます。  先ほどの御答弁の中にありましたように、今度大きくですね、介護保険制度が変わります。要支援一、二といった、在宅であるいはデイケアで行われていたような、あるいは、それに準ずるようなですね、介護の予防教室とか、そういったのが地域のほうに今、移管をされていくと。実は、要介護度の高いところにつきましてはですね、三以上は特養とかそういうことになるということは、それはそれなんですけれども、地域のほうに移管をされていくということですよね。つまり、自治体としての仕事がかなり大きくなってくるということになろうかと思います。それでですね、この介護保険制度並びに高齢者の支援の枠組みですよね。今、子育て支援のほうも、かなり大きく抜本的に変わろうとしていますし、先ほど御答弁の中にありましたように、今から第一次ベビーブーム、昭和二十二年から二十四年の方々が後期高齢者を迎える十年後が医療制度が破綻を来すんではないかなというふうに今報道で報じられていますし、これから十年が大変な事態になっていくだろうと、財政の問題がですね。  そこで、今後そういった会議を通じてですね、議論をしていくということなんですけれども、宇佐市として、大枠のですね、考え方、つまりどういった地域割りにして、あるいはどういった人を配置して、あるいはどういった団体と連携をとりながら地域で高齢者を守るシステムをどうつくっていくのかという考え方がありましたら、最後お願いしたいと思います。 ◯議長(徳田 哲君)介護保険課長 安部久雄君。 ◯介護保険課長(安部久雄君)介護保険課長の安部でございます。  地域割りということでございますが、それにつきましては、今、中学校区ごとに地域包括支援センターということで七圏域に分かれております。全体的なサービスの捉え方としては、宇佐市は一つであるということでありますので、それぞれ圏域別に事業所を通じたいろいろな、圏域ごとに異なったサービス提供を行うというようなことは考えておりません。  大きな点ですけども、要支援一、二の通所介護と訪問介護サービス、これは現在、国が定めております運営基準や施設基準等によりまして、この基準をもとに県のほうが指定をしているわけでございます。これが地域支援事業のほうに移行されますと、今度は市のほうがですね、それに準じたような基準等を作成し、市とその事業所が契約を行って、そこのサービスを利用するということになろうかと思います。  いずれ、将来的には、今、宇佐市では認知症予防教室であるとか、介護予防の体操教室、また、ふれあいサロン、ここに力を入れているわけでございますけれども、まず大切なのはデイサービス利用から徐々にではありますが、そういった地域での活動の場所、そのほうへ移していって、全体の給付費を下げながら健康、そういうものを目指して、地域全体でお互いを支え合うというような仕組みが大切になろうかというふうに考えているところであります。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野康臣君。 ◯五番(河野康臣君)基本的な方向はですね、私もそれでいいかなというふうに思います。ただ、具体的に今後どうしていくのかということになろうかと思うんですね。地域包括支援センターの範囲になりますと、かなり広範囲になりますし、あるいはケアマネの方もですね、どの程度配置されるのかということもありますし、できればかなり小さい単位でですね、考えられたらどうかと。特に、医療関係者の方や、あるいは介護関係者の方、それから食品、栄養学ですね、そういう方が退職を迎えておられるということになればですね、例えば字単位、あるいは行政区単位ぐらいで、空き家を利用してのそういった自活的な、自立的なそういう支援ができるかどうかということ。  ただ、ボランティアだけに任せますと締まりませんので、そこはきちっと行政が指導を入れてですね、みずからの健康は、あるいはみずからの生涯はですね、みずからがつくって守っていくんだというぐらいの、そういった大きな枠が必要ではないかなと、今後ですね。今後、特に医療費の問題等を考えますとですね。みずからがやはりつくっていく、そういうお考えは。つまり、まちづくり協議会があれば、そういったところとのタイアップ、あるいは高齢者老人学級とのタイアップ等々ですね、区長さんあるいは民生委員さんも含めまして、そういう連携ができるかどうか、その辺はいかがでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)お答えします。  具体的には、細かな単位での活動といいますか支え合いがどの程度できるかということですが、それにつきましては、今私としては余り細かい単位では難しいのではなかろうかというふうに思います。というのが、ボランティア登録をするなりそのようなサービス提供者だけでの新たな組織づくり、それに対する、恐らく有償ボランティア、そうなろうかと思いますので、お金の面の問題等もございますので、それにつきましては御意見を伺いながら、どの範囲、また、いずれどの時期までにそういうことが可能かとかいうことも含めて協議を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯五番(河野康臣君)こういうことを申しますのも、本当に少子高齢化が極めて急速なスピードで進むであろうということで、私の台山という行政区なんですが、ちょっと試算をですね、してまいりました。今、九十歳代の方を含めて、三十代から九十代までの方が六十六名おります。三十年後には十八ぐらいになります。ほとんど後継者がいませんので。そういったところはこれからどんどんふえていくんかなということでありまして、先ほどの交流人口の問題もそうなんですが、まずは交流人口をふやして、それから定着人口をふやして、それから宇佐市はいいところだよということを宣伝をしながらですね。そのためにも、地域で支える高齢者のシステムであるとか、あるいは子育て支援制度をですね、地域からつくっていくんだという、そういった大きな枠組みをですね、戦略として考えていく必要があるかなと。多分ですね、いつ財政破綻を来すのか、この宇佐市がですね。就労人口の問題であるとか、そういう新しい産業の雇用の創出もありますけれども、財政破綻して夕張市のように赤字再建団体になったら、それこそ本当に取り返しがつかない状態になりますので、子供たちの未来を守るためにもですね、ぜひ一緒になってですね、考えていただけたらというふうに思うわけであります。  以上で、四項目めの質問を終わります。  最後、児童館の場所の件でありますけれども、これは言われましたとおり、あの場所がいいんですね。平地にあって、そして町にも近い、商店街にも近いということで、お母さんたちの憩いの場でもあるし、あそこにちょっと寄って、ちょっと買い物に行くという。なかなか天津とか糸口とかですね、高家のほうから出て行くのも大変なんでありまして、ちょっとスポーツを楽しみながら買い物に行くという、そういう意味での拠点であったわけでありまして、それにかわる何かですね、知恵とアイデアと足とで何かいいものができることを期待を申し上げながら、私の質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。 ◯議長(徳田 哲君)以上で、河野康臣君の一般質問を終結いたします。  以上で、市政一般に対する質問を全て終了いたしました。  本日の日程を終了いたします。  ここで、議事日程の変更についてのお諮りをいたします。  次の本会議は、あした二十日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の後、議案に対する質疑、議案並びに請願の委員会付託となっておりますが、本日、市政一般に対する質問を全て終了いたしました。会議規則第二十一条の規定により、二十日の日程を議案に対する質疑の後、議案並びに請願の委員会付託と変更いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(徳田 哲君)御異議なしと認めます。  よって、二十日の議事日程を変更することと決しました。  よって、次の本会議は、明日二十日午前十時から再開し、日程は議案に対する質疑の後、議案並びに請願の委員会付託といたします。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会をいたします。長時間にわたり御苦労でございました。  なお、この後、第二委員会室で議会運営委員会を開催いたしますので、委員の皆さん方は速やかにお集まりを願います。              散会 午後一時五十九分 宇佐市議会...