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2014年03月06日 平成26年第1回定例会(第4号) 名簿
2014年03月06日 平成26年第1回定例会(第4号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2014-03-06
    2014年03月06日 平成26年第1回定例会(第4号) 本文


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    2014年03月06日:平成26年第1回定例会(第4号) 本文 (517発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過 (四日目)              開議 午前十時〇〇分 ◯議長(徳田 哲君)おはようございます。  ただいま出席議員は二十六名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しております。議会は成立をいたしました。  これより、二月二十六日をもって招集されました第一回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に続き市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(徳田 哲君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。   市政一般に対する質問一覧表(平成二十六年 三月六日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨       │ 答弁を求 ┃ ┃      │                         │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃十六番   │一、周辺部対策(宇佐市の山間地における積雪    │市長    ┃ ┃衛藤正明君 │ ・路面凍結対策について)            │担当部課長 ┃
    ┃      │ (1) 積雪・路面凍結によりコミュニティーバス   │消防長   ┃ ┃      │   の運行が出来ない日が有ったが、平成二十   │      ┃ ┃      │   五年~今日までの運休状況と対策について   │      ┃ ┃      │   伺う。                   │      ┃ ┃      │ (2) 各分団の消防積載車は積雪・路面凍結の箇   │      ┃ ┃      │   所で、火災・災害などが発生した場合でも   │      ┃ ┃      │   対応ができる整備はできているか、現状に   │      ┃ ┃      │   ついて伺う。                │      ┃ ┃      │ (3) 宇佐市の除雪に関するマニュアルは有るの   │      ┃ ┃      │   か、また、その内容を伺う。         │      ┃ ┃      │ (4) 今年の除雪の要請件数と対応は。       │      ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃七番    │一、東九州自動車道開通後の観光戦略について    │      ┃ ┃辛島光司君 │ (1) 近くて遠かった宮崎県をどのように捉えて   │      ┃ ┃      │   いるのか。                 │      ┃ ┃      │ (2) 情報発信も含め、観光協会との連携が非常   │      ┃ ┃      │   に重要になると思うが、今後の取り組みは。  │      ┃ ┃      │二、スポーツ推進について             │      ┃ ┃      │ (1) 中学武道必修化が実施されているが、各中   │      ┃ ┃      │   学校での取り組み状況は。          │      ┃ ┃      │ (2) スポーツ施設について、各種競技の大会運   │      ┃ ┃      │   営についての現状は把握しているか。     │      ┃ ┃      │三、子育て環境について              │      ┃ ┃      │ (1) 以前から、子育てに関して情報の一元化の   │      ┃ ┃      │   必要性を訴えてきた。二十六年度に『子育   │      ┃ ┃      │   て支援サイト』が開設されることは、子育   │      ┃ ┃      │   て環境にとって大きな前進だと思う。現段   │      ┃ ┃      │   階での構想は。               │      ┃ ┃      │ (2) 乳幼児を持つ母親の悩み等、保育園を利用   │      ┃ ┃      │   している人は保育士に相談していると思う   │      ┃ ┃      │   が保育園を利用していない人は、どこに相   │      ┃ ┃      │   談すればよいのか。             │      ┃ ┃      │ (3) うさ児童館(仮称)について、親子で雨の   │      ┃ ┃      │   日の行き場・週末の行き場として、大いに   │      ┃ ┃      │   期待している。様々な役割や機能が充実す   │      ┃ ┃      │   ることも期待するが、現段階での状況、今   │      ┃ ┃      │   後の構想は。                │      ┃ ┃      │ (4) 図書館の利用について、小さい子どもを持   │      ┃ ┃      │   つ母親の意見や感想をどのように集約して   │      ┃ ┃      │   いるのか。                 │      ┃ ┃      │四、入札制度について               │      ┃ ┃      │ (1) 新年度を迎えるにあたり、制度についてど   │      ┃ ┃      │   のような協議が行われたのか。        │      ┃ ┃      │ (2) 地場企業の育成・社会貢献という概念は、   │      ┃ ┃      │   制度にどのように活かされるか。       │      ┃ ┃      │五、柳ヶ浦駅周辺について             │      ┃ ┃      │ いよいよ、二十六年度にJR柳ヶ浦駅周辺整    │      ┃ ┃      │ 備計画策定が行われる。駅周辺の住民はもと    │      ┃ ┃      │ より宇佐市民にとっても朗報だと思う。今後    │      ┃ ┃      │ どのように意見集約を行い、策定していくの    │      ┃ ┃      │ か。                      │      ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃二番    │一、指定管理(大豆加工センター)について     │市長、   ┃ ┃河野睦夫君 │ (1) 現在の雇用状況と稼働率は。         │担当部課長 ┃ ┃      │ (2) 設備の耐用年数及び今後のメンテナンスに   │      ┃ ┃      │   ついて。                  │      ┃ ┃      │ (3) 主な販売先と今後の販路拡大は。       │      ┃ ┃      │二、スポーツ施設の整備について          │〃     ┃ ┃      │ (1) 平成の森公園のテニスコート増設の請願    │      ┃ ┃      │   (H二十三・九月)が採択されて以降の取り  │      ┃ ┃      │   組み状況は。                │      ┃ ┃      │ (2) 人工芝グランドの整備等に関する請願     │      ┃ ┃      │   (H二十五・一月)が採択されて以降の取り  │      ┃ ┃      │   組み状況は。                │      ┃ ┃      │ (3) スポーツ推進計画の中にもある平成の森公   │      ┃ ┃      │   園の多目的運動場の人工芝化及びトラック   │      ┃ ┃      │   の全天候型化への検討状況は。        │      ┃ ┃      │三、学校給食について               │〃     ┃ ┃      │ (1) 給食の残さいの現状及び原因と対策は。    │      ┃ ┃      │ (2) 食育や地産地消への取り組み状況は。     │      ┃ ┃      │ (3) 安心、安全な給食を提供するための対策は。  │      ┃ ┃      │四、婚活について                 │〃     ┃ ┃      │ (1) 本年度開催された婚活イベント及び反響は。  │      ┃ ┃      │ (2) 今後、婚活事業をどのように展開していく   │      ┃ ┃      │   のか。                   │      ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃十四番   │一、パナソニックの存続について          │市長    ┃ ┃用松律夫君 │ (1) 雇用の形態ごとの実態とその影響、関連業   │      ┃ ┃      │   者の実態とその影響は。           │      ┃ ┃      │ (2) 地域経済全体への影響と関連業者の救済策   │      ┃ ┃      │   は。                    │      ┃ ┃      │ (3) 万一、閉鎖に至った場合、異動が困難な社   │      ┃ ┃      │   員や失業を余儀なくされる非正規労働者等   │      ┃ ┃      │   は、どう救済するのか            │      ┃ ┃      │ (4) 市長を先頭にした今後の対応について(市   │      ┃ ┃      │   長を責任者とする対策本部の設置など)    │      ┃ ┃      │二、三菱電線の撤退表明に伴う対策について     │      ┃ ┃      │三、メガソーラー問題と開発公社・市の対応の    │副市長   ┃ ┃      │ あり方の検証と今後の改善策について       │      ┃ ┃      │ (1) 緑の庄安心院台の住民要望に応える具体策   │      ┃ ┃      │   について(景観への最大限の配慮、災害対策な │      ┃ ┃      │   どの協定書の締結等)。           │      ┃ ┃      │ (2) 景観や安全に配慮したメガソーラー建設の   │      ┃ ┃      │   ため規制を伴う条例制定はどう具体化されつつ │      ┃ ┃      │   あるか。                  │      ┃ ┃      │ (3) 公社の廃止に向けてどのような方策を講じ   │      ┃ ┃      │   るのか                   │      ┃ ┃      │四、教育環境の整備について            │教育長   ┃ ┃      │ (1) 保護者や教職員の負担軽減策について。    │      ┃ ┃      │ (2) 子どもたちの安全で快適な教育環境を今後、  │      ┃
    ┃      │   どう整備するのか。             │      ┃ ┃      │五、国の介護保険の改悪計画のなかで、どう対    │担当部長  ┃ ┃      │ 応していくのか。                │      ┃ ┃      │六、国の農政転換のなかで、宇佐の農業振興策    │担当部長  ┃ ┃      │ と農家所得の向上をどうはかっていくのか     │      ┃ ┃      │七、十二月議会で百田氏のシンポでの発言は「平   │教育長   ┃ ┃      │ 和資料館の設置目的に沿うもの」と答弁した    │      ┃ ┃      │ が、訂正すべきではないか。           │      ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃十一番   │一、太陽光発電に関する今後の取組について     │部長    ┃ ┃加来栄一君 │ (1) 水源地などの確保について。         │      ┃ ┃      │ (2) 届出制度を義務付ける計画は。        │      ┃ ┃      │ (3) 地域住民への説明会の取り決めを。      │      ┃ ┃      │ (4) 抑制地域を指定して景観を守るべき。     │      ┃ ┃      │ (5) 四月の市長会で条例を提案すべき。      │      ┃ ┃      │二、企業の撤退について              │部長    ┃ ┃      │ (1) 跡地利用を企業と話すべき。         │      ┃ ┃      │ (2) 市の税収に関する減少額は。         │      ┃ ┃      │ (3) パナソニックと三菱電線による人口の流出   │      ┃ ┃      │   は。                    │      ┃ ┃      │三、育児コーディネーターについて         │課長    ┃ ┃      │ (1) 市はどの様な組織を計画しているか。     │      ┃ ┃      │ (2) 雇用される人はどんな資格が必要か。     │      ┃ ┃      │四、世界農業遺産の国東宇佐地域の活動につい    │課長    ┃ ┃      │ て                       │      ┃ ┃      │ (1) 現在宇佐市ではどの様な取組をしているか。  │      ┃ ┃      │ (2) 広域圏ではどの様な協力をしているのか。   │      ┃ ┃      │ (3) 生物と共生を深めるシンポジウムの成果は。  │      ┃ ┃      │五、道徳教育とふれあい広場について        │教育長   ┃ ┃      │ (1) 教科化に伴う採点などの考え方について。   │      ┃ ┃      │ (2) 教材の心のノートはあるべき心の押しつけ   │      ┃ ┃      │   が多いのでは。               │      ┃ ┃      │ (3) 各学校のふれあい広場に教育委員会は参加   │      ┃ ┃      │   した事がありますか。            │      ┃ ┃      │ (4) 教育委員会の組織制度の変更をどう思うか。  │      ┃ ┃      │ (5) タブレットの授業の取り入れ状況は。     │      ┃ ┃      │ (6) 全国学力テスト学校別成績の公表解禁は完   │      ┃ ┃      │   全実施するのか。              │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛  まず、十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)皆さん、おはようございます。十六番 衛藤正明です。  昨日、本会議の終了後帰宅しますと、四歳になる男の孫が残雪を握り締め私の帰りを待ち受けて、孫、仁王立ちみたいにしてどうかしたのかなと思ったら、「じいちゃん、おじちゃんと雪合戦したところがやられた、じいちゃん加勢してくれ」と。私が断ると、孫は即、私を今度相手に雪合戦を始め、私が負けることによって孫もやっと落ちついたような昨日の終日でした。  今朝、目が覚めて庭を見ると、新たな雪化粧がまた残雪の上に積み重なっている状況でございました。私とこの百メートルぐらい下に、和田集落まで行けるコミュニティバスのふれあい号の通過点があります。そこの時間が八時十八分ですかね、なってるから、ちょっと覗いてみると、今朝は久々に和田集落に運行ができていました。この範囲の雪なら、夕方、また午後、帰宅するときも大丈夫だろうなと、こんなふうにひと安心しているところでございます。  私は、一昨年の十二月の定例会の会期中だったと思いますが、山間地の積雪の状況、そしてそこに除雪機の必要性などをその会議中に、一昨年ですね、ときの総務委員長であられました中島委員長に苦言を話したことがあります。中島委員長は、「衛藤さん、その除雪機のことは求めていくべきじゃな、話したらどうか」と首を縦に振っていただきました。と同時に、その会期中だったと思いますけども、稲積総務部長に同じ話をいたしました。稲積総務部長は「うーん」、首をかしげてそのままです。私もその時は、稲積部長の「うーん」につられたような感じで「うーん」と一昨年はなっていましたけど。  今回、大変な被害をもたらしたこの大雪、この機に山間地域の僻地で雪と戦いながら生活している住民の方々の思いだけを伝えたいと思いまして、今回の一般質問に立つように決意したわけでございます。  今日は一般質問の、私は三日目のトップになりましたが、皆さん方の日常生活とちょっと離れた内容のものになる方もあるかと思いますけども、しばらくの間お許しをいただきたいと思います。  今回、大きな被害をもたらした粘っこいボタン雪のように、私も今回の一般質問では、執行部の方が首を縦に振っていただきますと言いますか、折っていただけるよう頑張ってみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、議長の許可をいただきましたので、私は今回周辺部対策としてますます高齢化が進むとともに、ひとり暮らしの方々が多くなっていく中、毎年冬季になると医療機関に行くことさえままならなくなる宇佐市の山間地域においての住民生活に大きな不安と影響をもたらす積雪と路面凍結対策について四点お伺いいたしますが、先駆けまして二月十三日から二月十四日の未明にかけ、さらに十七日に降り重なった今回の大雪により、ブドウ、トマト、シイタケのハウスなど栽培施設、林家においても流木の倒壊など、大きな被害を受けられた多くの方々に心よりお見舞いを申し上げる次第であります。  本市におかれましては、被害を受けられた方々が持続、復旧に取り組むための補正予算案の追加が提案されました。被害を受けられた方々が一日でも早く復旧できることを願い望むものであります。よろしくお願いいたします。  それでは、通告に沿って質問をいたします。  周辺部対策の一点目、除雪や路面の凍結により、コミュニティふれあいバスの運行ができない日があったが、平成二十五年度から今日までの運休状況とその対策についてお伺いいたします。  二点目ですが、各分団の消防ポンプ積載車は、積雪や路面凍結箇所で火災や災害が発生した場合、対応できる整備はできているのか、現状についてお伺いいたします。  三点目でございますが、宇佐市の除雪に関するマニュアルはあるのか、あればその内容についてお聞かせ願いたいと思います。  四点目ですが、今年の除雪の要請件数と対応についてお伺いいたします。  以上、一回目の質問を終わります。答弁のほど、よろしくお願いいたします。 ◯議長(徳田 哲君)それでは、衛藤正明君の一般質問に対する答弁を求めます。  まず、是永宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。  十六番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、周辺部対策(宇佐市の山間地における積雪・路面凍結対策について)の三点目、宇佐市の除雪に関するマニュアルはあるのか、またその内容について伺うについてでありますが、除雪対応マニュアルは策定しておりませんが、冬季の積雪や凍結対策として、山間部や橋梁につきましては、事前に融雪剤の配置を行うとともに、地域から要請があった場合には、職員による融雪剤の散布や倒竹木の処理などの対応を行っています。  しかしながら、今回の大雪のように、職員のみでは対応が困難なケースでは、災害時における緊急作業の協定に基づき、建設業協会に緊急作業出動の要請を行い、除雪等の対応を行ったところであります。  四点目、今年の除雪の要請件数と対応はについてでありますが、今回の大雪による市民からの除雪の要請件数は、二月十四日から十八日までの間で延べ四日間、両院支所管内を中心に十二件となっております。また、職員や建設業協会が対応した除雪作業が二十一路線、倒竹木の処理は六十三件となっており、極力その日のうちに通行が確保できるよう対応いたしました。  それ以外にも、自治会や地域の皆さんが市道の除雪や倒竹木の処理を行っていただいたところが多数ありました。この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁をいたしますのでよろしくお願いをいたします。 ◯議長(徳田 哲君)次に、一項目めの周辺部対策についての一を、稲積総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)皆さん、おはようございます。総務部長の稲積です。  十六番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、周辺部対策(宇佐市の山間地における積雪・路面凍結対策について)の一点目、積雪・路面凍結によりコミュニティバスの運行ができない日があったが、平成二十五年から今日までの運休状況と対策について伺うについてですが、今年度直近の冬におきましては、大交北部バス六日、宇佐市タクシー協会十二日の運休があったと聞いております。ただし、運休する場合でも、まずは現地まで車両を回し、集落奥地の凍結状況等でやむを得ない場合に引き返すこととしており、可能な限り運行のできる路線は走るようにしております。  現在、自然災害、特に積雪・路面凍結時の運休の場合、交通事業者と連絡を取り合い、地元自治委員に連絡するとともに、防災行政無線を活用して運行中止の情報について周知を図っているところです。  また、委託している交通事業者単位で特に車両進入が困難になりがちな集落近辺につきましては、問い合わせ等の対応等をお願いしているところです。今後も、交通事業者と密に連絡を取り合いながら、住民の皆様の安全を第一に考えた運行となるようにしてまいりたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)最後に、一項目めの周辺部対策についての二を、呉藤消防長。 ◯消防長(呉藤孝幸君)皆さん、おはようございます。消防長の呉藤です。  十六番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、周辺部対策(宇佐市山間地区における積雪・路面凍結対策について)の二点目、各分団の消防積載車は、積雪・路面凍結の箇所で火災・災害などが発生した場合でも対応できる整備ができているのか、現状について伺うについてですが、現在、宇佐市消防団は二十一分団の四十八部に消防ポンプ車及び積載車を配備しております。今般のような大雪による積雪時や凍結時には、配備しているタイヤチェーンを装着し、災害に対応いたしております。  今後、消防団の積載車につきましては、災害対応に万全を期するため、車両の更新時などに地域の実情に応じた装備を考慮いたしてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)答弁を終わりました。再質問があれば許します。  衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)それでは、順次再質問をいたしますが、まず最初に私なりに分かる範囲の県道の下恵良九重線、そしてコミュニティふれあいバスの運行路線で、円座バス停から和田線の恵良谷上の除雪作業とコミュニティふれあいバスの運休状況を説明いたしまして、そしてそれに沿って質問をいたします。  また、この除雪、凍結による同じ関連についてですね、宇佐市全体においても、私が考えるには、院内町でしたら、田所、岳切、小平、滝貞、安心院にしては、寒水、やはり安心院の小平、萱籠、宇佐の上麻生地区、それから熊、上矢部の上ですかね。ああいった標高が約五百メートル前後の地域の集落の方々も同じような状況にあるのじゃないかなと、こんなふうにまず私は思っているところであります。  そして、その恵良上の今季のですか、二十五年の除雪状況をまず私が分かる範囲で話してみたいと思います。これは、建設業協会のほうに委託されてから依頼をされたものでなかろうかと思います。そして、県道であり、市道であります。その区分は、私はそこまでは把握できていませんけども、いずれにしても除雪の状況の今言うコミュニティふれあい号の恵良上線の部分において、二十五年の十二月二十日に除雪、二十六年の二月七日に除雪、二十六年の二月十一日に除雪、二日置いて二月十四日に除雪、二月十五日に除雪、そして二月十八日に除雪、今季で言いますからですね、二十五年度に計六回除雪をされてます。  そして、その中で運行されているコミュニティふれあい号の運休状態を今度言います。  二月十九日に来ない、来ないため、三キロ徒歩で途中で待機するふれあい号まで歩いて出る。  十二月二十三日、来ない。これは休日でもありましたし、休まれた分もあるかも分かりませんけど、これはコミュニティふれあい号は週に二回の運休で丁度それが当てはまる、丁度その日が木曜日になるんでしょうかね、あの路線は月曜日と木曜日が運行されているわけですね。  そして、一月の二十日に来ない、待機するバスまで同じく二キロから三キロ歩いていく。  二月六日、これは雪と書いてあるから私も分かりませんけども、帰りは途中まで来たと。だから、この日は途中まで出ていって行ったものか、朝は来られたけど午後帰るときには雪のため来ないで途中まで来てそこで下車したか。そして、下車から二キロ歩いて帰る。  二月十日、朝来る。帰りは途中まで。このときは三キロ徒歩で歩いて帰る。  二月十三日、来ない。二月十七日、来ない。二月十八日、来ない。  こういった状況にあるため、いつどこで帰りに下車しなければならないか分からないから、高齢者の方はこのコミュニティバスを利用しきらない。雪の中を徒歩で歩いて二キロ、三キロ帰ることが難しいなという人は、もう頭から利用しきらない。そして、そうすると、この日がずっと続いたら、数週間にわたってその年寄りの方たちは、私は孤立状態にあると思うんですが、その点どうでしょうか、お伺いいたします。 ◯議長(徳田 哲君)総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積でございます。  山間地の集落における移動手段の確保というのが、非常に重要な課題であるということは十分認識しております。  で、そういった状態になった際は、孤立という定義はちょっときちんと当てはまるかどうか分かりませんが、孤立状態と言えると思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤君。 ◯十六番(衛藤正明君)一昨日の河野康臣議員が、今回の大雪の中での孤立状態をどう見るかという質問をされていたと思います。で、執行部の稲積部長さんが回答をしていただいとるようでありますけど、それについては宇佐市の中には孤立状態といったような状況報告はなかったという答弁をなされているんですけども、そういう状況にあるのはやはり孤立状態にあると思うと答弁いただいたんですけど、全くそうですよね。その方たちにとっては孤立状態になってるんですよね。 ◯議長(徳田 哲君)総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)はい。私が今申し上げましたのは、移動手段の確保という面からして、その方にとってコミュニティバスが唯一の交通手段だとした場合に、移動の確保という意味では何ら手立てがないという状態ということでは、孤立になろうかと思います。
     以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤君。 ◯十六番(衛藤正明君)それで、この一点目の質問の中で、対応についてでございますけど、答弁によると問い合わせ連絡等の対応ができたわけですけど、運行するための、これだけ長期間にあって運行ができてないのに、これを運行するための対策は取られましたか、取られてないんじゃないですか。  私の質問は、そういう運行できるための対応が取られたかということを質問していたわけです。 ◯議長(徳田 哲君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)企画財政課長の辛島でございます。  先ほどの答弁の中でも、第一回目の答弁の場合に説明いたしましたように、まずは現地までですね、車両を回してですね、凍結状態を見てですね、やむを得ない場合は引き返すという形で可能な限り運行のできる路線を走るようにしております。  ただ実際、雪が今日あって明日もあるという場合もですね、それについてのですね、それで除雪したら次の日は走れるというような状況に対してのですね、対応というのは、企画のほうのコミュニティ関係ではやっておりません。  一応先ほどの除雪の関係でですね、土木がですね、要望に対して、要請に対して出ているということで、そこ辺ごろで対応しているのではないかというふうには、私どもは思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤君。 ◯十六番(衛藤正明君)それでですね、除雪は先ほどの話等でもなされているんですよね、除雪はなされているけども運行ができないというのは、それの対策ですけど、私が考えるには、なぜこんなに運行ができないのかなと思って、コミュニティバスふれあい号に行ってみると、途中停まっているのでちょっと行ってみると、装備ができてない。まず、普通自動車、いわゆる二駆と言いますか、それにタイヤチェーンで対応とここにタイヤチェーンで。実際、消防関係もタイヤチェーンでとしたり、積雪の中を。そこもタイヤチェーンで対応しようとしてあるけども、急傾斜地ではタイヤチェーンだけではどうしても車を走行することはまず不可能です。そこで、ほんなら次にどうなるかというと、こういった地域で日常生活をされている方々は、ほとんどの方が四輪駆動車を保有して、そしてなおかつ冬季、夏季のタイヤの装備を完全にして、運行を行ってる。運行ちゅうか日常生活の中で走ってるんですね。  そういう対策が取れるならば、この運休はかなり避けられる、運行ができると私はこんなふうに思ってます。除雪をこれだけ重ねてやっていただいても、三日間も降り続くときには除雪をした後からもう後ろから積んでくるんですわ。降る中、除雪していったら。帰った後、もうどんどんその後積んできます。そしてそれが、周りが、そういった積雪関係とかいろんな気温の状況でもって夜になったら凍ります。次の日にも凍る。そういう状況になったら、普通自動車にタイヤチェーンで対応ちゅうたらこれはもうまず不可能です。そういう状況にあることを、ちょっと話しておきたいと思います。  そこでですね、先ほども言ったわけですけど、一路線で数週間にわたって運行停止するちゅうことはもう、その手立ては何かやっぱ考えていただきたい。除雪以外にはほかにない。どうでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)企画財政課長の辛島でございます。  まずですね。どういうふうなですね、手段があるかというのでですね。私どもも現地、現場ですね、こういう大雪が降ったときにはですね、どこ辺ごろが除雪しなくちゃならないか、通れないかとかいうことでですね。そこ辺ごろの対応をどうしたらいいかちゅうことでですね、まずは現地に行って調査していきたいと思います。  で、そういうことで、交通機関ともですね、協議しながら、どういう対策ができるか、今後研究してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤君。 ◯十六番(衛藤正明君)議長、ここでちょっと、今日現在、今日のですね、私が今朝ほどちょっとデジタルカメラで撮影してきた分で、ちょっと執行部の市長に、ちょっとこれ、よろしいですか。 ◯議長(徳田 哲君)はい、許可します。   ( 画像回覧 ) ◯十六番(衛藤正明君)それで、ちょっと話してますけど、地域の住民は住民なりに除雪をしながら、その対応をずっと続けてきたわけです。今回もそうでありますけども、実はある日にこれ、私ははっきり日にちを覚えてないんですけど、もうタクシーも来ないし、それからふれあい号も来ないからどうしたものかなということを、そうして数週間経つうちに、先ほど話されたと思うんですが、医療関係で孤立されているお年寄りの方が薬が切れる。医者に行けない。どうしたものかねと子供に相談をしたらしいんですよね。  ある日に、日ごろ余り見かけない人が大きなかばんをかたげて、除雪した雪の間を歩いているんです。あの人荷物をちょっと余計に持っとるけん、何事があったんかなと思って、私がちょっと遠かったけど行って声をかけてみると、私のずっと後輩だけど知った者です。ヤノ君ちゅうんですけど、ヤノ君はどうしたんかな、何を持ってしよるんかなと。いや実は、祖母が薬がもう切れて、医者にも行けないしどうしようもならん。もう私も二日目ぐらいに帰れれば良かったんだけど、それも帰れなかったから、薬を届けに今背負うて帰りよると。そしてそれがやはりコミュニティバスがいつも行けなくなる三キロぐらい手前ぐらい。  何であんた、車で帰らんのかと、私は市街地の人ですから、こういった中にふるさとにいつも日ごろからいないから、そういう装備ができてないから、もう出るときから行けるところまで行って、あとは歩いて帰ろうと。子供のころに中学校まで六キロ歩いて行っておったから、六キロ歩く感覚だったら除雪ができてると思うから帰ろうと。そういった状況でありながら、また自分たちでできる分は除雪をしながらそういったことに対応しながら。  それで私が、そのヤノ君に、「ヤノ君、俺の車に乗りなさい、私が家まで送っていくから」と、そこから二キロぐらいあったんです。「衛藤さん、あんたの車は行っきるかい」ち言うき、「ここで生活するためにはこげな車が必要なんだ」と、四駆にタイヤのスタッドレスと言うんですか、あれを四本整備してあるから、大丈夫だから乗んないと、私が家まで送っていったら、「衛藤さん、私は今日はどうしても帰らなならん、ただこれを届けに来たんだけど、このあんたが送ってくれたので、大変帰れるかと思ったけど助かった」ち言うて喜んでいただいたと。  あとほかに一例を言いますけどね、同じようなことなんですけども、ある年寄りの方は孤立状態になって、タクシーが来ないから医者に相談、医者が、「私のほうから薬を送ってあげるから安心して待っときなさい」と。薬は出していただいたけど、二日待てども三日待てど薬が届かないと。配達する人がどなたであってもそういった装備ができてないからその薬が届かんわけですよね。  で、それは最終的にはどうするかちゅうたら、いや四駆を装備した息子が、今日はその配達でとまってるとこに行って、それをいただいて帰るという連絡がとれたから、今日は息子が持って帰ってくると。  そういった、それぞれ自分たちができる分は一生懸命頑張ってやっとるんじゃけど、そういう状況にあることを理解していただいてですね、ぜひこの除雪等の追加と言いますか、それからこの四輪駆動の車、コミュニティバスと言いますか、が、整備できたらこんなに数週間にわたるちゅうか、長い運休は避けられると、私はそんなふうに思ってます。  そこのところを行政で、何らかの対策を考えていただいて、財政課長、強くこのことをお願いしときます。四輪駆動の対策をよろしくお願いしときます。 ◯議長(徳田 哲君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)企画財政課長の辛島でございます。  お答えいたします。  四輪駆動という御要望でございますが、コミュニティバスについては約三十系統ぐらいがございますので、その中で実際四輪駆動が必要な部分も選択せざるを得ませんが、予算の都合もございますので、十分交通機関とも協議しながらですね、どれがベストかとかいうことを調査していきたいと思っております。  以上でございます。 ◯十六番(衛藤正明君)よろしくお願いいたします。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤君。 ◯十六番(衛藤正明君)それでは、二点目に入りたいと思います。  二点目の消防車の車の整備の点でございますが、配備しているタイヤチェーン等を着けて災害時に対応をということでありますが、こういった地域で災害が、私は過去には大変凍結があって、災害の現場に着くのが非常に遅れたという話を聞いたこと等、うっすら記憶にしているんですけども、その当時は今ほどまでも四駆という車はあれはされてなかったんですけども、タイヤチェーンを着けてのそういった災害現場での対応ができたというような部分がありますか。田舎というか山地の市道はですね、道路幅が狭くて、そして坂道です。坂道。特に、凍結時には四駆でなければ、タイヤチェーンとスタッドレスタイヤというだけではやはり無理です。  これについても、同じそういった災害時に行くと言いますか、まず災害が発生、火災が発生した場合には一番初動態勢が大事になってくると思うんです。それには地域のそれぞれに消防の分団があるわけですから、そこのとこの整備をきちっとやっていただきたいと、こんなふうに思うわけであります。  そして、提出していただいた資料からすると、四輪駆動車の配置状況は安心院地区の十八分団から二十一分団まで、安心院地区はもう全てですよね、については配置整備ができてるわけですけど、その他のこういった山間地域については、ゼロの状態にあるかと思うんですけど、その点、答弁では車両の更新時に地域に合った実情に応じた装備をするということですけど、これ四輪駆動車の積載車のことを意味するんだろうと思うんですけども、この安心院でこういったできたような何か整備の方法とか、そういった部分はないのか、ちょっとお伺いいたします。 ◯議長(徳田 哲君)消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(和氣久義君)衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  現状で先ほど言われました安心院地域ですね、これには四輪駆動車が導入されております。経費につきましては、合併前の平成十二年度に電源立地促進対策交付金事業ということで、安心院町の十三台全ての積載車を更新しております。  消防本部につきましては、積載車の整備状況は、合併後の平成十九年度より消防力の整備計画に基づき、老朽化した消防団の積載車を十二台更新しております。そのうち院内地域の積載車につきましては、六台を更新し、残りの六台につきましては、宇佐地域の積載車を更新しております。  車両の仕様につきましては、従来の仕様を基本に二輪駆動車としております。なお、この車両全てにつきましても、チェーンの積載をしております。  さらに、スタッドレスタイヤの件ですけども、現状では院内地域に十二部、積載車は十二台あります。そのうち、積載車五台にスタッドレスタイヤを装備しております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤君。 ◯十六番(衛藤正明君)それで、この更新時に地域に合ったということで、そこでですが、今こういった五百メートル前後の山間地域においては、まず麻生の一部、それから矢部の上の一部とか南部、それから中部の一部とかいう何があるわけですけど、この更新時というのはいつぐらいになるわけですか。こういった山間地域のですね、分団の車の更新というものは。 ◯議長(徳田 哲君)消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(和氣久義君)衛藤議員の再質問にお答えいたします。  総務課の和氣です。  消防団の車両につきましては、更新時期を二十年と定めております。二十年以上経った老朽化した積載車を、消防力の整備計画に基づき行っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)今言ったこの山間地域の私が話した地域なんかは、今そこで大体あと何年ぐらいあると分かりますか。和からなけりゃ後でも資料をいただければ。 ◯議長(徳田 哲君)和氣消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(和氣久義君)資料でよろしいですか。 ◯十六番(衛藤正明君)ええ。そういった先ほど話した十五分団から十六分団、八分団、それから二分団、それから十七分団ですかね、そういった地域の山間地域に関わる分の更新の時期が分かる、をお願いしたいと思います。 ◯消防本部総務課長(和氣久義君)はい。 ◯十六番(衛藤正明君)それから、先ほど課長が話された、平坦地の部分の冬場のタイヤの装備ですけども、五地区はスタッドレスタイヤと言いますかね、そういったもので対応していると言うけど、やはり消防の分団の方々から、平坦の方々でもやっぱり冬用のタイヤ、スタッドレスというのは、ぜひ雪のみならず雨とか、いろんな部分にやっぱ走行力が強いからぜひ装備をという話をよく聞きます。余りこれは金のかかるものじゃないだろうし、ぜひ早急にそういったタイヤの装備等はやっていただきたいなと、こんなふうに思います。 ◯議長(徳田 哲君)消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(和氣久義君)総務課長の和氣です。衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  確かにスタッドレスタイヤにつきましては、少量の雪の場合につきましても確かに有効でありますので、消防団幹部会議等において地元の地理、気候に精通しております団の幹部と、参考にしながら、今後の課題として方向性を出していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)ぜひよろしくお願いいたします。  次に、三点目に行きますけど、三点目の除雪ですけど、これの除雪も、私の質問の四点目に全てがかかるものでございますけども、県道におかれては道路幅員も広く大型車でもってこう除雪の対応ができやすいんですけど、市道になるとなかなか狭い道でありながら急勾配の道でありながら、いろんな道路の状況が違うわけであります。  それで、これまでも除雪していただいた中で、全てと言いませんけども、住民も自分たちが日常生活するために、可能な限りの除雪は努力してやっています。でも、なおかつ集落全体とかいうようなことになったらできません。難しい。  そして、先ほどの答弁の中では、一定の量の中での除雪というような内容だったかなと思いますけども、この昨年こういった地域で六回除雪してるのは、やはり二十センチ前後以上でやってですね、それ以下の分は自分たちで何とか、まあ四輪駆動車でとか歩いたりとか、自分たちで除けたりとかしながら、可能な限りはしているわけですね。  でも、そういった坂道とかいう部分になったら、なかなか除雪がやっぱ難しい。できない。そこでもって、市においても各戸まで、家までもう完全に除雪ができるような体制をですね、整えていただきたい。こんなふうに思うわけです。  これまでも市道の除雪の要請をしていただいたんでしょうけども、やはり坂道、狭い道は大型ではやはり危険性が伴うから、オペレーターがあの坂道はちょっと除雪しよって、行って滑り出したら止まらんからちょっと難しいというオペレーターもいるし、それはもう実際そうだと思うんですね。  そこで、一昨年から部長のちょっと小耳に挟んだように除雪機、除雪機での除雪の対応をぜひ考えていただきたいんですけど、その点についてどうでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(倉田 修君)危機管理課長の倉田です。  十六番 衛藤議員の再質問にお答えします。  除雪につきまして、今地域の中の部分でありますが、自主防災組織の資器材の装備ということで、各地域ごとのいろんな対応について装備をしていただく場合の補助金制度を私ども持っております。ただし、現時点ではかなり限定されたと申しましょうか、五万円から十万円ぐらいな程度の資器材の装備についてしか準備ができておりません。  したがいまして、今回のような雪という部分の災害の対応といたしまして、地域の防災組織のほうで準備していただけるその手助けとさせていただくために、ここを、要項等を見直しながら概ね二十万ぐらいが除雪機の値段になってるのではなかろうかというふうに思いますので、その三分の二が助成できるような形でですね、今、検討をさせていただいているところであります。  もう少し除雪機の研究であったり、そのニーズと言いましょうか、地域の要望等々をお聞きしながら、研究をしていきたいというふうに考えてております。  以上であります。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)ここに中津市が山国支所に配備、配置してある除雪機のあるんですけど、これはどのくらいな規模のものか分からないけど、これかなりきれいに除雪ができてるなって、二台連続で行ってるんですよね。ちょっとこれ、よろしいですかね。 ◯議長(徳田 哲君)どうぞ。   ( 画像回覧 ) ◯十六番(衛藤正明君)それでこれ、課長、消防関係の部分にも入ってくるのやけど、この除雪機の購入については消防、防災関係ですかね、そういった部分の中での対応だったら、もっとこう助成率がよくなるというか、そういった部分の何かこう新たな部分の、今の話だとほとんど同じ型の一点になるのかも分かりませんけど、何かそこら付近の関係のはないんですかね。 ◯議長(徳田 哲君)消防長。 ◯消防長(呉藤孝幸君)再質問にお答えいたします。  国民保護もしくは国の内閣府における対策として、今回の豪雪においては孤立者を無くせという的確な指示が来ました。そういう中で考えますと、そういう方法もあるのかなと思いますけれども、これは九州ぐらいの地域じゃなくて、本当に一メートル、二メートルで孤立をするという地区においては、そういう制度が適用できるかなというふうに考えております。  しかしながら、九州管内で考えますと、除雪機という部分が補助対象になるという案件がございません。で、他県においてもこういう部分は対応しておりませんので、今後国とのやりとりできる場面で協議できればというふうには考えております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤君。 ◯十六番(衛藤正明君)はい、分かりました。  それでは危機管理課長、先ほどの答弁いただいたような中でもって、ぜひひとつ御検討を、またさらにしていただいて、より住民で何と言いますか、持てるような言いますか、そういった急傾斜地、狭い道等々を除雪するという観点の中から、ひとつお願いをしたいと思います。  そして、今回の除雪、何カ所じゃったですかね、二十一カ所かしてた地域はどことどこの地域、宇佐市全体の中であったと思うんですけど、私が先ほどから山間地域とちゅうて、この地域を山間地域と私が言って悪いんですけど、今回除雪の依頼のあった地域が分かればちょっと参考のためにお聞きしておきたいです。 ◯議長(徳田 哲君)院内支所産業建設課長 上鶴美輝君。 ◯院内支所産業建設課長(上鶴美輝君)院内支所産業建設課長の上鶴でございます。  衛藤議員の再質問にお答えいたします。  院内地域におかれましては、五カ所の要請がありました。まず初めに、和田、羽馬礼、そして田所と岳切、そして小平、滝貞というところから要請がありまして、一応早急に準備をしているところでございます。
     以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)宇佐はこの二十一カ所の中にはなかったんですか。 ◯議長(徳田 哲君)山崎土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)宇佐地域では、灘、それから宇佐のほうの熊、二カ所要望がありましたので出動しております。 ◯議長(徳田 哲君)安心院支所産業建設課長 前田和弘君。 ◯安心院支所産業建設課長(前田和弘君)安心院支所産業建設課長の前田です。衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  安心院地域では、福貴野・枝郷地区、大内地区、萱籠地区から除雪の要請が計四回にわたりありまして、建設業界を通じて除雪を行いました。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)課長、あの最初言われたとこ、何ち言われたか、ちょっと私。 ◯議長(徳田 哲君)どこですか。 ◯十六番(衛藤正明君)安心院の、最初の地区。 ◯議長(徳田 哲君)前田課長。 ◯安心院支所産業建設課長(前田和弘君)福貴野・枝郷地区です。 ◯十六番(衛藤正明君)福貴野・枝郷地区、はいはい、分かりました。ありがとうございました。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)それでは、最後に、消防本部長であられる是永市長に、今回の一般質問の中でも答弁をいただいておりました、定住満足度十二%アップ、そして住みたい田舎暮らし日本一、これに合致した施策の一つとして、先ほどから申し述べております、除雪凍結をする地域に四輪駆動消防の積載車、小型除雪機、またはコミュニティバスの運行が長期にわたり運休しない過疎対策に全力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。そして、住民に安全と安心を与え、確保していただきたいと思います。では最後にお願いいたしまして、私の一般質問を以上、終わります。  それから、最後の最後になりましたけど、今期限りで退職される方々に、長きにわたり奉職、大変ご苦労さまでございました。今後は、健康に十分留意されまして、それぞれの立場の中で御活躍いただけることを祈念いたしまして挨拶といたします。ご苦労でございました。 ◯議長(徳田 哲君)以上で、衛藤正明君の一般質問を終結いたします。  次に、七番 辛島光司君。 ◯七番(辛島光司君)皆さん、こんにちは。七番 辛島でございます。  今回の議会、今の衛藤さんをはじめ雪害について、るるありました。あの大雪の木曜日、私も「永遠の0」を見にパークプレイスに行って、その帰り、大雪に巻き込まれまして、パークプレイスから自宅に帰り着くまで十二時間ずっと車の中で耐えておりました。  その中で感じたこと、やはり自然の驚異に対して人間の力の無力さ、その中で私は運が良かったというか、ガソリンも満タンに入れてましたし、携帯の、お話に出ました充電器も車に載せておりましたので、その辺は助かったかなと。まあ予想していたわけじゃないんですけど、やはり災害時において自分での自助というところのですね、準備、予想から始まった準備、そういったものを、私の場合たまたまでしたけど、そういったことがいざというときの自分、家族を守る第一の大きな要因なのかなと感じた次第であります。  こういった厳しい自然災害等の状況に、自分も身を置いたことによって、いざというときの自分の危機管理、生きるということとかを考えさせられました。  また、「永遠の0」を、もう皆さんも小説だとか映画をごらんになった方もいらっしゃると思いますけども、それぞれ皆さんもいろんな思いで感じたと思います。立場を、自分を置きかえていろんな感じ方をしたんではないかなと思いますが、私も以前の議会でも私、言いましたけど、私のおじいさんも戦争で亡くなっております。もちろん私も顔を知りません。私のおやじも顔を知らないと。で、戦争で亡くなるそのおじいさんと、私のおじいさんとダブらせてずっと主人公扮する者の戦争に対する気持ちを私なりに感じておりました。  やはり、大義としては国を守る戦争だったんでしょう、あの当時。ですが、やはり私のおじいさんも傷つき、亡くなる時には、恐らく家族のため、家族を守るため、家族のことが頭に浮かび、家族を守りたい一心で戦場に赴いたものだと私は感じております。個々にとっては家族を守る戦争であったのかなと、国においては大義として国を守る戦争でということでありましたけども、私の祖父にしても家族を守るために赴いたのであろうというふうに感じました。  若くして多くの方が亡くなっております。私のおやじが戦争遺族として今もいろいろやっておりますが、この次の世代になると、私たち孫の世代になると、直接知らない方たちばっかりなので、もちろん戦争に関する風化など、いろんな問題が生じてくると思います。そういった意味でも、今回、「永遠の0」という映画が直接戦争に関わったことのない私たち以下の世代にも、戦争についていろんな感じ方を与えたのかなと。そういった意味ではすごく大きな意義のあるものだったんじゃないかなと思いました。  前置きはこのぐらいにしまして一般質問に入りたいと思います。  一項目め、東九州自動車道開通後の観光戦略において。  一点目、近くて遠かった宮崎県をどのように捉えているのか。  二点目、情報発信も含め、観光協会との連携が非常に重要になると思います。今後の取り組みについてお聞きします。  二項目め、スポーツ推進について。  一点目、中学武道必修化が実施されていますが、各中学校での取り組み状況をお伺いいたします。  二点目、スポーツ施設について、各種競技の大会運営についての現状を把握しているのかどうかお聞きします。  三項目め、子育て環境について。  一点目、以前から子育てに関して情報の一元化の必要性を訴えてきました。二十六年度に子育て支援サイトが開設されることは、子育て環境にとって大きな前進だと思っております。現段階での構想などお聞きしたいと思います。  二点目、乳幼児を持つ母親の悩み等、保育園を利用している人は──お母さんですね──保育士に相談することが多いと思いますが、保育園を利用していない乳幼児を持つ母親は、どこに相談すればよいのかお聞きいたします。  三点目、宇佐児童館について、親子で雨の日の行き場・週末の行き場として大いに期待している。さまざまな役割や機能が今後充実していくことを期待していますが、現段階での状況、今後の構想についてお聞きしたいと思います。  四点目、図書館の利用について。小さい子供を持つ母親の意見や図書館利用についての感想をどのように現在集約しているのかお聞きしたいと思います。  四項目め、入札制度について。  一点目、新年度を迎えるに当たり、制度についてどのような協議が行われたのかお聞きします。  二点目、地場企業の育成・社会貢献という概念は、制度にどのように活かされるのかお聞きいたします。  五項目め、柳ヶ浦周辺について。いよいよ二十六年度にJR柳ヶ浦駅周辺整備計画策定が行われますが、駅周辺の住民はもとより宇佐市民にとって朗報だと思っております。今後どのように意見集約を行い、策定していくのかお伺いいたします。  以上、一回目を。 ◯議長(徳田 哲君)それでは、辛島光司君の質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、是永宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  七番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、子育て環境についての一点目、子育て支援サイトの現段階での構想はについてでありますが、現在、子育て支援に関する情報発信のツールは、広報「うさ」、子育てガイドブック、ホームページ、暮らしの便利帳等でありますが、子育て世代が利用しやすい携帯サイトからの情報交換ができるよう、子育てに特化した市民参加型のポータルサイトを新年度に開設したいと考えております。  このサイトの開設により、子育てに関する情報の一元化はもとより、サイト利用者からの声や意見を反映した子育て支援につなげられるものと思っております。  二点目、乳幼児を持つ母親の悩み等で、保育園を利用していない人はどこに相談をすればよいのかについてでありますが、相談窓口の一つは子育て支援課内に設置している家庭児童相談室であります。常時、専任の家庭児童相談員が三名体制で対応しており、内容によっては母子自立支援員や保健師と連携をとりながら、さまざまな子育てに関する相談に応じております。  二つ目は、市内の七つの中学校区ごとに地域子育て支援拠点を設置し、保育園に入所していない子育て中の親子の交流や育児不安等の悩みの相談を行っております。  三つ目は、乳幼児健診、子育て教室、ふれあい広場等の会場や、子育て支援課の窓口、電話、家庭訪問でも保健師が相談に対応しています。今後、これらの相談窓口の周知を充実いたしまして、利用促進に努めてまいりたいと考えております。  三点目、宇佐児童館(仮称)について、現段階での状況、今後の構想はについてでありますが、現段階での進捗状況は、今年度児童館の実施設計が終了いたしましたので、来年度、児童館の本体工事の施工と運営方法等を決定し、平成二十六年度末の開館を目指しております。施設の構想といたしましては、一階に子育てサロンを設け、子育てに関する悩み等の相談、各種子育て施設・事業の情報収集や情報発信、専門機関への照会等、子育てに関する総合窓口的な場所として、また二階及び体育館は児童館としての静と動の機能性を持った施設として、子供や子育て中の親子が気軽に立ち寄れる施設として活用する予定であります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁をいたしますのでよろしくお願いをいたします。 ◯議長(徳田 哲君)次に、二項目めのスポーツ推進についてを近藤宇佐市教育長。 ◯教育長(近藤一誠君)皆さん、おはようございます。教育長の近藤でございます。  七番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、スポーツ推進についての一点目、中学校武道必修化が実施されているが、各中学校での取り組み状況はについてですが、平成二十三年度より全ての中学校において、一・二年生は必修で年間十時間、三年生は選択でボール運動等と合わせて二十時間の中で、各中学校の状況に合わせて実施しております。実施内容は、相撲が六校、柔道が一校、剣道が一校となっております。  また、今年度は、大分県中学校保健体育研究宇佐大会おいて西部中学校が相撲の授業を公開し、県下各地から中学校体育関係者をお迎えしたところであります。そこでは、「心・技・体の育成を目指して」のテーマのもと、多くの議論が交わされ、先進地域的な授業提案を発表することができたと考えております。  二点目、スポーツ施設について、各種競技の大会運営についての状況は把握しているかについてですが、市が主催する大会や共催及び講演するもの、また大会開催に当たって補助金申請があったものや軽スポーツに係る用具の貸し出し等がなされるものにつきましては、運営状況を把握しております。  その他、各種団体などが主催して行う大会につきましても、施設を管理する指定管理者の月次報告や体育協会加盟団体の実績報告によって利用人数等の状況を把握しております。しかし、それ以外の大会につきましては、大会の運営状況などの詳細までは把握ができていないのが現状であります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、一項目めの東九州自動車道開通後の観光戦略についてを坂内経済部長。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)経済部長の坂内です。  七番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、東九州自動車道開通後の観光戦略についての一点目、近くて遠かった宮崎県をどのように捉えているのかについてですが、平成二十六年末にも予定される東九州自動車道全線開通により、宇佐市から宮崎市間が概ね三時間半で結ばれることとなり、福岡からの日帰り観光も可能なほど飛躍的にアクセスが向上することとなります。  既に、宮崎市からは、神話を素材としたイベントの実施に関しての協力依頼が来ているなど、水面下で企画が進んでいる案件もあります。  そこで、来年度事業につきましては、今年実施しました福岡プロモーション事業を東九州自動車道の全線開通をにらみ、東九州観光プロモーション事業へと名称を変更し、宮崎までをターゲットに組み入れた事業展開を図っていく計画としています。  二点目、情報発信も含め、観光協会との連携が非常に重要になると思うが、今後の取り組みはについてですが、市としましても観光振興を図る上で行政と観光協会は車の両輪として連携を図るべきだと認識しています。  特に、東九州自動車道の全線開通や宇佐神宮勅祭の開催、温泉県おおいたデスティネーションキャンペーンの実施など、観光関連の大きな事業が控える平成二十六年度から二十七年度にかけては、両者の連携強化がなければ厳しい地域間競争に打ち勝つことはできないと考えています。  しかしながら、一方で観光協会の予算やマンパワーが不足していることも事実でありますので、平成二十六年度においては緊急雇用事業は終了するものの、引き続き事務局職員二名の雇用を含んだ観光協会への委託事業の実施を計画していきます。  委託事業の内容としましては、観光客増や手数料収入が見込める着地型旅行商品の開発、売り込みを中心とした仕様を予定しており、こうした事業を通じて観光協会の体制強化にも取り組んでいきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、三項目めの子育て環境についての四を石田教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)おはようございます。教育次長の石田純治です。  七番 辛島議員の一般質問にお答えします。  三項目め、子育て環境についての四点目、図書館の利用について、小さい子供を持つ母親の意見や感想をどのように集約しているのかについてですが、宇佐市民図書館では、本館四カ所、分館各一カ所に御意見箱を常設し、日ごろから来館者の皆様より広く御意見をいただいているほか、電話や手紙でも御要望やお礼などをいただくことがあります。  いただいた御意見は、全職員に周知し、必要と思われるものについては直接回答したり、図書館だよりやホームページを通じて広く皆様にお知らせしています。特に、小さいお子さんをお持ちの保護者の皆様の御意見につきましては、第二次宇佐市子ども読書活動推進計画を策定するに当たり、平成二十三年九月に実施したアンケート調査では、保育園・幼稚園児を持つ保護者や教育関係者約二千八百人のうち、九九%の方々が子供が本を読むことは大切だと回答され、図書館の利用につきましては、大人が図書館を利用する習慣がつけば子供も自然と本好きになるとの御意見を多くいただきました。  図書館といたしましては、子育ての一翼を担っているという役割を十分認識し、御意見や御要望を真摯に受け止め、検討や確認などを行っておりますが、施設の面では構造上の課題もあり、可能な限り状況に適した対応に努めているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、四項目めの入札制度についてを稲積総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積です。  七番 辛島議員の一般質問にお答えします。  四項目め、入札制度についての一点目、新年度を迎えるに当たり、制度についてどのような協議が行われたのかについてですが、本年度は入札制度検討委員会を一月と二月に開催し、契約事務や入札制度の方針等について審議を行いました。  建設業界は、長年にわたる公共工事の減少傾向に伴い、人員削減などのスリム化を図ってきましたが、平成二十三年の東日本大震災に伴う復旧工事や政府の経済対策の一環としての公共工事の増加など、建設業界を取り巻く状況は一変し、特に東日本地域では資材の高騰や人材不足の影響は顕著に見られるようになりました。  宇佐市においても、昨年の九州北部豪雨災害による近隣の復旧工事などの影響もあり、資材の値上がりや人手不足の声を聞いています。  このようなことから、入札制度検討委員会では、一般管理費等の割合の増加を反映した最低制限価格の引き上げや、公正入札調査制度の運用の見直し、現場代理人の兼任、共同企業体での発注金額の基準の変更やA級業者以外の施工業者を表彰する奨励賞の新設、競争入札参加資格審査申請書類に、新たに上下水道料金関係の納付状況調査同意書の追加などを審議の上決定し、来年度から実施します。  二点目、地場企業の育成・社会貢献という概念は、制度にどのように活かされるかについてですが、地場企業育成については、市が発注する建設工事等の入札では、市内業者への発注を原則としており、大型工事につきましては共同企業体による発注や分離分割発注を行うなど、発注方法を工夫し可能な限り受注機会の拡大に努めております。  また、特記仕様書に、下請業者については可能な限り市内業者を活用すること、建築資材等の購入についても可能な限り市内業者から購入することなどを記載し、地場企業の育成に努めております。  社会貢献につきましては、市と災害協定を締結している大分県建設業協会宇佐支部等の会員企業は、大雨・洪水等の警報が発令された際には、緊急作業等の出動要請に対応できるよう待機することになっており、市民の安全・安心を確保する上で、重要な社会貢献活動と理解しておりますので、災害後の復旧工事の入札では、災害協定を結んでいる大分県建設業協会宇佐支部等の会員企業であることを入札参加資格の要件とした競争入札を実施し、社会貢献活動に配慮しているところです。  また、工事の成績評定点の採点では、施工体制や出来栄えだけでなく、工事を施工した地域への貢献を加点するようにしており、優れた成績を修めた業者は優良建設工事施工者として表彰しております。  入札制度につきましては、今後も国や県、他の自治体の動向をインターネットなども利用しまして情報を確認し、調査・研究を行ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)最後に、五項目めの柳ヶ浦駅周辺についてを田山建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(田山秀之君)建設部長の田山です。  七番 辛島議員の一般質問にお答えします。  五項目め、柳ヶ浦駅周辺整備計画についてですが、本計画の整備方針は示されていたものの、これまで着手には至りませんでしたが、都市計画道路柳ヶ浦上拝田線の事業化と、それに続く都市計画道路黒川松崎線の事業化を目前に控えて、駅周辺整備検討の必要性が急速に高まってまいりました。  そのため市では、事業化する上での多くの課題について柳ヶ浦駅周辺整備検討委員会において、これまで庁内検討を重ね、一定程度の整理がつきましたので、事業化に向けて計画策定コンサル委託に要する経費を本議会に提案させていただいているところです。
     今回の事業は、宇佐市にとってもビッグプロジェクトであり、専門性やハイレベルな設計も要求されることから、今後の意見集約等については来年度からの計画づくりの中で、駅周辺まちづくりの専門家、駅整備プラン策定の経験を有する学識経験者や幅広い市民の皆様の声が反映できるよう検討を行っていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)以上で答弁は終わりました。再質問があれば許します。  辛島光司君。 ◯七番(辛島光司君)それでは、順次再質問を行いたいと思います。  まず、東九州自動車道開通後の観光戦略についてでございますけども、宮崎県を重要な県と捉えているということで、私ども、一月の終わりに会派研修で議長に申請して許可をいただいて研修行ってきました。延岡と宮崎市に行ってきましたけども、延岡はもう佐伯とやってますね。もう既にやってます。で、その先にある本丸宮崎市、その二つが現状どういった考えで、どういった今後考えを持ってこの東九州自動車道の開通後に向けて取り組んでいるのかなということの目的を持って行ってまいりました。  そういった中で、宮崎、総体的に宮崎県は大分県を近くて遠かったけど、これからは良好な隣県関係だと捉えておりますし、またある意味では市場としても捉えていると、お互いの利益するとこで頑張っていきましょうという捉え方でございました。  で、東九州自動車道が開通すると、福岡からもそうですけど宮崎が一番果てになりますので、今度隣県大分県から見ると、観光としても宮崎は先進地でありますし、スポーツ関連についても先進地であります。で、それをまた融合させておりますね、宮崎はですね。  市場としてもそうですし、交流を深めていく中で、いろんな協力関係ができるのかなと私は希望を持っておりまして、そういったことで今回質問をしています。  神話を素材としたイベントの実施に関して協力依頼、これはどういったものでしょう、簡単に教えていただけますか。 ◯議長(徳田 哲君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)観光まちづくり課長の若山です。  辛島議員の再質問にお答えいたします。  宮崎市では今回、うちの観光協会、そしてまた市のほうにお話を持ってきていただきました。で、古事記編纂の千三百年の結びを記念したひむか神話を多くの方々に知ってもらうために、東遷キャンペーンと銘打ちまして、いろいろなキャンペーンを今後打っていくということでございます。  で、その一環といたしまして、平成二十六年度におきましては東遷の途中に立ち寄ったとされる宇佐神宮や伊勢神宮までの間のいろいろな縁の地に声をかけて、イベントの内容としては、「日本をはじめた神々の国 宮崎」仮称でございますが、と題したイベントの実施を計画しているようでございます。  で、そちらのイベント等に当市も観光協会と連携しながら、観光ブース等を出しながらですね、宇佐市のPRを行い、また宇佐市の魅力を宮崎市のほう、宮崎市民の方々へ発信していきたいというふうに考えております。  今後もそういった取り組みを通じながら、宮崎からの観光誘客を図っていきたいという所存でございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島光司君。 ◯七番(辛島光司君)すばらしいことだと思います。というのもですね、宮崎、この間研修に行ったときに、町なかに「からあげ太閤」さんのフランチャイズ店がですね、からあげ宇佐というオレンジの垂れ幕を大きく店舗に掲げて、旗も立てて宮崎でやってたんですね。一応私たち、うれしくなってもちろん買いました。買って食べたんですけども、そうやって六次産業、からあげの推進において、そうやってもう民間レベルで宮崎にも行ってます。そういった意味でアピールもしていただいてます。  宮崎の人たちともちょこちょこ、いろんな方々のお話を聞くと、やはりからあげに関する宇佐、頑張ってるなとか、からあげが発祥の地なんだなとかっていう認識は若干やっぱり広まりつつあります。そういった意味で、宇佐市ということに関して民間レベルで先に先遣隊というんですかね、やっていただいています。  そういったことを後押しするのと同時に、いいきっかけだと思うんですね、こうやって神話、特に宇佐において宇佐神宮との関わりで宮崎が何かやるということであれば、しっかりと観光協会とまた連携して、やっていただきたいなと思っております。  情報発信等で観光協会さんの今から役割が増大していくと。で、現状よりも恐らく忙しくなってくると思いますし、また体制強化、支援等も必要になってくるのかなと思っております。市と観光協会と、いろいろあるでしょうけども、情報を密にしてですね、お互いの垣根を取っ払ったところで、しっかり協力体制を持ってやっていって欲しいなと思います。  全国を見ても、大方のところ、観光で成功してるところというのはやはり観光協会さんがすごく全面に出て頑張ってらっしゃるところが多いですね。そういった意味で、市としても後方支援、どういう支援の形になるかは別として、しっかり後押しをしていっていただきたいなと。で、また開通後を目指してですね、さまざまな情報収集も一緒にやっていって欲しいなと思っております。  続きまして、二項目めに移りたいと思います。二点目、スポーツ施設についてですけども、小中学生を対象にしたスポーツ大会ですね、そういった大会で私のところにもやはり、親御さんが同級生だとか先輩後輩が多くてですね、いろんな声が届いてまいります。で、大会自体がなかなか開催できないようなスポーツも、宇佐市においてあるというようなことも聞いております。  そういったこともまた相談を教育委員会さんのほうにもされているかなと思いますけども、先般から私はずっとサッカー競技におきましてですね、この間の大会も何かちょっとなかなか宇佐市で現状で開催しにくいと。で、せっかくの宇佐市でやるのを、他所に持っていくようなことにもなりかねないという状況をお聞きしてます。また、その辺はよく現状把握ですね、各競技団体、特にやっぱり小中学生、ジュニアのスポーツのところがちょっと情報収集もしていただきたいなと。まずそこから、現状把握からだと思いますけども、その辺、お願いできますか。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。  辛島議員の再質問にお答えいたします。  大会を企画したが実施できなかったというご指摘がございましたが、それについては把握をしておりまして、昨年平成の森公園において予定されておりました少年サッカーの大会が一週間前に雨が降りまして、他の大会がそのときに行われて、グラウンド状態が不良となって急遽少年サッカーの大会がですね、他の市、杵築市に変更されたという事例はお聞きしております。  それで、平成二十四年度のデータということになるんですが、総合運動場につきまして多目的競技場でのサッカーのですね、利用状況というのが百九十八件ございます。それから、平成の森公園につきましても、多目的運動場のサッカーでの利用が百二十八件ということになっております。指定管理を行っている管理公社のほうからの月次報告なり年次報告なりで、そのあたりの把握はしておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)恐らく各スポーツ団体のヒアリング等を通しましても、いろんなスポーツの現状、訴えが恐らく届いてるのかなと思っております。今後において、そういった声を活かしてですね、スポーツ推進計画にも活かしていっていただきたいなと思っております。  続きまして三項目め、子育て支援ですね。子育てに関する情報の一元化、これすごく大事で以前から訴えておりますけれども、サイトを改設するということでございます。  確かに今、母親、大体四十歳以下の方が主になってきますよね。そういった方々というのは、もう連絡も確かにサイトを通じての連絡の取り合いなんですね。ですので、情報発信という意味では、一番手元に届く情報発信はやはりサイトだと私も認識しております。  で、今度はこのサイトの充実、例えばそれが子育て支援課だけの情報に留まらずに、教育委員会さんにも生涯学習もありますし、いろいろあると思います。福祉も関係あるでしょうし。そこをうまく集約して、そのサイトを、私これ、駅だと思ってるんですね。そこからどこに行くのかがうまく接続ができなければこのサイトもちょっと目的を果たさないと思っておりますので。  その辺のことを縦割りを取っ払う情報収集、情報の一元化を今どういうふうに考えていらっしゃるのか。もちろん民間もあるでしょうから、いろいろその辺も踏まえてお願いします。 ◯議長(徳田 哲君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)子育て支援課長の古庄でございます。  再質問にお答えします。  先ほど議員がおっしゃられたとおり、市の情報はもちろんでございますけれども、子育てに関する子育てサークル、それから民間の子育てに関するさまざまな情報というのを収集し、発信していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)とりあえずスタートまでできる限りの情報収集と連携強化をですね、お願いして。またその後、どんどん更新できますしね、もちろんいろんな新しい取り組みになりますので、大変なこともあろうかと思いますけども、立ち上げるのがね、目的じゃないんでですね、立ち上げてからまたいろいろ手を加えて、すばらしいものに随時更新していっていただきたいなと思います。  で、二点目のですね、相談ですね。家庭児童相談室、地域子育て拠点、保健師が相談対応、この三つなんですけども、私も子育て中の父親でありますので分かるんですけども、保育園に行く方はいいですね、とりあえず置いておいて、行ってない方は子育て支援拠点に私とこも行ってますけども、一人目の子供で一歳とか乳幼児を持っているとなかなか行かない方も結構いらっしゃると思うんですね。  で、支援拠点まで行けば、またそこでいろんな情報に触れて、いろんな友達、仲間、そこにもちろん保育士さんもいるんですかね、相談する場もあろうかと思います。幼児虐待とかもそこまでの間に起きることが多いんですね。家で引きこもってる最初の特に子供、どう接していいか分からない、誰に相談していいか分からないという方が家庭内で閉じこもって子供に虐待してしまうということ等、一番問題が発生する期間だと思うんですね。  そこにおいて、児童虐待とか防止、いろんな取り組みをされてると思いますけども、現状どんなことかお聞きしたいと思います。 ◯議長(徳田 哲君)子育て支援課長 古庄昌彦君。 ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)お答えいたします。  子育て支援課におきましては、生後四カ月までの乳幼児の御家庭を全戸訪問いたします「こんにちは赤ちゃん訪問」、これには市の保健師または助産師が訪問いたしまして、乳児それから保護者の心身の状況、それから療育の環境等を把握し、また相談や助言それから先ほども議員がおっしゃいました、地域支援拠点等のサービス等の情報の提供を行っております。  そしてまた、この訪問を行いましてご心配な御家庭というのがありましたら、保健師や家庭児童相談員が再度御訪問させていただきまして、具体的な育児に関する御支援を行っております。  その中で、また豊川の地域支援拠点におきまして、ホームスタート事業というのがございますけども、そちらでは特に先ほど議員がおっしゃられました地域支援拠点とかに参加できない御家庭をホームビジターという研修を受けた方々が御訪問し、一緒にお話を聞いて、一緒に育児をしていくという傾聴と協働というものを行いまして、親の心の安定とか、それから地域へ踏み出していくという、そういう支援を行ってる事業でございますけども、こういうものもご心配な御家庭を訪問したときに、こういうものがあるよという情報等もお知らせして、この事業につなげていくということであります。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島光司君。 ◯七番(辛島光司君)そうですね。そのホームスタート、一九七〇年代でしたっけ、確かイギリスで始まった取り組みですね。で、日本では非営利法人NPOホームスタート・ジャパンということで、これ国の確か補助金か何か入ってると思うんです、支援が入ってると思うんですけども、これが全国各地で公共の福祉の推進のもとで発足を、恐らく大分県は豊後大野市が一番最初だったと思うんですけども、昨年ぐらいからですかね、昨年その前ぐらいですか、急速に大分県内でも広がりつつあります。  これが各家庭に入り込んで相談を受けて、市のいろんな相談窓口とか支援拠点とかいうさまざまなものにつなげていくと。家から一歩出す、出してどこかにつなげていく作業、作業と言ったらおかしいですね、その連携の要、そこの部分を担って恐らくいくんだと思うんです。  で、公共の福祉ということで、民間でやっていただけるところをですね、国のあれがもちろん入ってますけども、そういったNPO等もありますのでね、しっかりその辺も広めていって、そうすれば役割がですね、随分また決まってきて、市でできることもぎゅっとまた濃厚なことができていくと思いますので、うまく活用していっていただきたいなと思っております。  続きまして三点目ですね、宇佐児童館。これはもう本当、大型遊具の設置から宇佐児童館、子育て環境についてすごく頼もしい政策が次々と出て、とても子育て中の親としても感謝しておる次第であります。市長、教育長も、今後につきましても、さらなるご理解とさまざまな御支援、また子育て環境に関してよろしくお願いいたしたいと思っております。  それでですね、図書館の利用についてでございますけども、意見集約、アンケート等ですね、私も先ほど来ですけど、いろんなサイト等、私のネットワークとかもですね、図書館のこととかでも結構入ってくるんですけど、やはり今、市民の人が宇佐市民図書館と比べるのは豊後高田の図書館となんですね。これはもう仕様がないです。  私も何回か行ったことあります。その辺どういうふうに、当然、館長も豊後高田の現状も分かってると思いますけど、その点、どう感じておりますか。 ◯議長(徳田 哲君)図書館長 東原亮一君。 ◯図書館長(東原亮一君)図書館長の東原でございます。  再質問にお答えいたします。  図書館のつくり方につきましては、豊後高田市と比べてですね、宇佐市、非常に優れてるとは思っております。で、ただ運営の中で若干職員の対応等ですね、について、宇佐市民図書館と高田の図書館では若干考え方が違うのかなというふうに思ってます。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)宇佐の図書館、これ施設的にはすばらしいですよね。近隣見てもすばらしいと思います。利用のし甲斐が十分あると。それは恐らく皆さんもそういうふうに捉えてると思います。豊後高田はですね、また図書館ボランティアでしたっけ、地域のおばちゃんたちがですね、エプロン姿で気さくな笑顔でやってます。そういったこともあるんですけど。  私もですね、昨晩、宇佐図書館で借りた本を子供に読み聞かせました、一冊。時々寝る前に私も読んであげてるんですけども、子供とですね、やはり行きづらいという声が多いんですね。子供に選ばせるんですね、やはり私もそうです、時々行ってますけども。そうすると、子供はうれしいんですね、「あっ、あの本だ、この本だ」と言って。だからどうしても子供は「お母さん」とか叫びますし、「これがあった、あれがあった」「これ読んだね、これどうだね」ということを言いますね。そういったときの対応について、どのように今現状、とられてますか。 ◯議長(徳田 哲君)図書館長 東原亮一君。 ◯図書館長(東原亮一君)お答えいたします。  図書館といたしましては、まあ開館以来ですね、うるさい図書館ということでたくさんの御意見をいただいております。多くの人が利用しますので、泣き声でありますとか、はしゃぐ子供たちの声、あるいは大人の方の雑談等ですね、当然あるものというふうに考えております。  その中でですね、やはり子供たちが急に泣き出す、あるいは走り回るということに関しては注意を促すのかなというふうに思っております。しかしながら、その他の話し声等はですね、ごく当然のことだと考えていますので、声かけのタイミングとかですね、ちょっと考えなければならない点もあるかと思いますが、当然図書館内、そういう声等はあるものとして考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)以前もね、私、課長ともたびたびお話ししておりますように、接遇のところですね、図書館として司書さんの仕事の中に余り子供に対する接遇というものが、恐らく司書さんの仕事の枠の中には余りないのかなと私は感じております。  それはそれで大事ですよね、必要です、司書さんも。書士さんですか。(「司書」と呼ぶ者あり)司書でいい、はい。そういった子供に対するですね、接遇。行きやすい環境、子供を連れてお母さんたちが行きやすい環境づくりに先進地等も踏まえてですね、とりあえず目指して頑張って欲しいなと思っております。  やっぱり皆さん、その辺、敏感なのでですね、変わったこととかに関してはすごく敏感なので、行きやすくなったねとか、温かく迎えてくれてるねというふうにですね、感じられるように、今も御努力されてると思うんですけども、今後も御努力いただきたいなと思っております。  この子育て支援全般についてですね、子供に関してこうやって図書館もそうですしね、生涯学習もそう、あります。古庄課長、支援課を筆頭にですね、課長の寡黙でお人柄の良さも存じておりますし、不平不満も言わずこつこつとやられていると思います。また、大変なところであります。今から支援課だけに留まらず、いろんな連携を持って子ども子育て会議もそうですけどね、さまざまな事業もありますので大変なことだと思いますけども、しっかり私も含めて、一緒になって子育て、子供に関して同じ方向でですね、頑張っていこうと、背中を押していこうと思っている方もいますので、今後も歯を食いしばって腐らずにね、また頑張っていって欲しいなと思います。  私もできることがあればまたいろんな小さい力ですけれども、一緒に情報等も差し上げます、頑張ってください、お願いします。  それで、次の項目に移りたいと思います。入札制度について。幾らかは議論され、少しずつさまざまなことが実施されていってるようでございます。これ、いろんなね、その時々の変化に応じてさまざまな議論が行われることだと思いますけども、アメとムチと言いましょうか、地場企業が発展していくためにはもちろん優しさと厳しさ、両面必要ですので、その辺どちらも行き過ぎては困りますけどもね、その辺さまざまな議論もありましょうし、意見もありましょう。  で、これは常に検討して、周りの状況等も踏まえて検討しながら、宇佐市にとって企業育成にどう寄与するのかという制度。難しい、いつの時代に立ってもこれという正解のないところでございましょう。でも、今後も私も時々はまた質問したいと思いますし、頑張っていって欲しいなと思います。   (チャイムの音)  最後に──このチャイムが鳴るとなかなか焦りますので──五項目め、柳ヶ浦周辺についてなんですけども、駅周辺まちづくりの専門家と整備策定の計画、今後計画を作っていくということなので、本当、宇佐市全体を見た、市長、いわゆる縦軸と横軸の関係性のところからも計画を作っていくんでしょうし、やっぱ、そこに住む方、生活される方等の意見も幅広く必要になってこようかと思います。  これは期待をしていますし、今後恐らく当然しっかり熟慮していい計画を策定していくものだと思っておりますので、その辺はまた見守っていきたいと思います。  土木課長、ちょっと一点、駅周辺、まあロータリー等は質問もありましたので私はあれですけど、あそこ駅前のですね、河西工業さんのほうに曲がる、中津方面から曲がる、そこの交通事情が悪いんですね、すごく。大型が入りますね、河西工業さん等。で、あそこ曲がり切れなくてですね。  あそこの角、駅周辺になると発展すれば今のままじゃ恐らくとてもですね、あれだと思います。あそこ、また通学路、子供たちもよく通りますし、あそこの交差点改良をですね、またしっかり県に、二十六年度中に何かしっかり前向きに進むようにですね、お伝えいただきたいんですが。 ◯議長(徳田 哲君)山崎土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。  再質問にお答えいたします。  さっき言いましたように、河西工業に行く道のところの隅切り分につきましては、前々からいろんな要望があってる所でございますので、これからも強くですね、あそこ早めにできるようにですね、要望していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島光司君。 ◯七番(辛島光司君)それではお願いいたします。  もう本当、私もあそこ、毎朝通って止まってですね。実は、朝時間が合うとバックするんですよ、曲がってくるとですね、ぶつかりそうになってですね。で、そんなことが間々に見受けられてですね、昨年でしたか、事故があったですね。あそこ、突っ込んでですね。  県も認識していただいてると思いますので、その辺しっかりまた、課長のほうからもよろしくお願いいたします。  以上で終わります。 ◯議長(徳田 哲君)以上で辛島光司君の一般質問を終結いたします。  一般質問の途中ではありますが、昼食のため、暫時休憩をいたします。  再開は十三時丁度といたします。
     暫時休憩します。                    休憩 午後零時〇二分                 ──────────────                    再開 午後一時〇〇分 ◯議長(徳田 哲君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続けます。  二番 河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)皆さん、こんにちは。二番 河野です。  三月に入りまして、いよいよ卒業シーズンとなりました。明日は市内中学校で卒業式が行われます。先週一日には県立高校等で卒業式がありました。三月の二十日には小学校で卒業式があるということで、卒業生の皆様、それから保護者の皆様には、この場をお借りしてご卒業おめでとうということでお祝いを申し上げたいと思います。  特に高校生の卒業生のお持ちの保護者の皆さんには、進学とか就職で家もとを離れるお子さんもおると思いますが、非常に寂しい思いをされるんじゃないかなと、私も多少実感をしております。  それでは、本日は四項目について質問させていただきたいと思います。  まず、一項目めであります。現在、指定管理として管理されています院内の大豆加工センター、院内町にある大豆加工センターですが、この施設は旧院内町時代に宇佐産の大豆を使った豆乳や豆腐を製造販売する工場として建設されました。当初の運営会社から撤退後、現在の指定管理者が管理して三年が経過しようとしています。  そこで、加工センターの現状と今後の展望についてお伺いします。  一点目が、現在の雇用状況と稼働率。  二点目が、設備の耐用年数及び今後のメンテナンス、修繕について。  それから三点目が、主な販売先と今後の販路拡大の見通しであります。  次に、二項目め、スポーツ施設の整備についてです。昨年三月に策定されましたスポーツ推進計画の中にも、スポーツのできる場所づくりとしてスポーツ施設の充実が盛り込まれております。特に、平成の森公園総合運動場をスポーツの拠点とし、機能強化に取り組むとされております。スポーツ施設の整備については、平成二十三年九月には平成の森公園のテニスコートの増設、それから平成二十五年一月には人工芝グラウンドの整備等の請願も採択されております。  そこで、次の三点についてお伺いします。  一点目が、平成の森公園のテニスコート増設の請願が採択されて以降の取り組み状況。  二点目が、人工芝グラウンドの整備等に関する請願が採択されて以降の取り組み状況。  そして三点目が、スポーツ推進計画の中にもあります、平成の森公園の多目的運動場の人工芝化及びトラックの全天候型化への現在の検討状況等についてお伺いします。  次に、三項目めですが、学校給食についてです。学校給食には、子供たちの健康の保持・増進、それから食習慣の形成、それから人間関係を豊かにするという役割があります。また、食を通して人間としての生きる力を育むという食育の点からも重要なものであります。  そこで、現在市内の小中学校の給食及び給食センターの状況についてお伺いします。  一点目、給食の残菜の現状及び原因と対策。  二点目が、食育や地産地消への取り組み状況。  そして三点目が、安心・安全な給食を提供するための対策についてであります。  最後に四項目めですが、婚活事業についてです。全国県下でも多くの自治体が婚活事業に取り組んでおります。宇佐市でも本年度より予算計上され、本格的に取り組まれております。  本年度新たに取り組まれた事業の内容についてお伺いします。  一点目、本年度に開催されたイベント及び反響。  それから二点目、今後この事業をどのように展開していくのか。  以上、大きく四項目についてご質問をいたします。よろしくお願いいたします。 ◯議長(徳田 哲君)それでは、河野睦夫君の一般質問に対する答弁を求めます。  まず、是永宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  二番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、婚活についての一点目、本年度開催された婚活イベント及び反響はについてでありますが、宇佐商工会議所に開催を委託している商店街で開催する「街コン」が二回、婚活イベント開催事業補助金を交付している婚活イベントが三回開催されており、三月にも「街コン」が一回、婚活イベントが一回開催される予定であります。  反響につきましては、募集定員を超える応募をいただいており、出会いを望んでいる若者が多くいることを感じているところであります。  現在、成婚に至ったという報告は受けておりませんが、イベントでのカップル成立の報告は受けており、結婚活動の支援として今後も積極的に事業を推進してまいりたいと考えております。  二点目、今後婚活事業をどのように展開していくのかについてですが、来年度につきましてもきっかけとなる出会いの場の創出として、「街コン」の開催や婚活イベント開催への補助、また独身男女の仲立ちを行う婚活サポーターへの研修会や相互の情報交換会の開催等による支援を行いながら、独身男女の結婚に対する機運の醸成を図り、本事業の目的である結婚による定住の促進、少子化への歯止め、さらに長期的な地域の活性化につなげるべく事業を進めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますのでよろしくお願いをいたします。 ◯議長(徳田 哲君)次に、二項目めのスポーツ施設の整備についてを近藤一誠教育長。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。  二番 河野議員の一般質問にお答えします。  二項目め、スポーツ施設の整備についての一点目、平成の森公園のテニスコート増設の請願(平成二十三年九月)が採択されて以降の取り組み状況はと、二点目、人工芝グラウンドの整備等に関する請願(平成二十五年一月)が採択されて以降の取り組み状況は、さらに三点目、スポーツ推進計画の中にもある、平成の森公園の多目的運動広場の人工芝化及びトラックの全天候型化への検討状況はについては、関連がありますので一括してお答えいたします。  一点目の、平成の森公園のテニスコート増設につきましては、駐車場を含めた用地確保が課題となりますので、現テニスコートの南側にある市が所有する土地と民有地との境界確認等の作業を、院内支所地域振興課と協議しながら進めているところであります。  また、二点目の人工芝グラウンドの整備と、三点目の平成の森公園の多目的運動広場の人工芝化及びトラックの全天候型化につきましては、総合運動場や平成の森公園が多目的グラウンドとして建設されているため、各種競技の大会基準を満たしていない点などの課題があります。  これらの課題の解決に向けては、昨年三月に策定されたスポーツ推進計画に沿って、施設整備を計画的に進めていく必要があることから、今後設置予定のスポーツ推進協議会や庁内検討委員会あるいは専門業者等を含めた整備計画を立てるための予算を今議会に計上しているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、一項目めの指定管理、大豆加工センターについてを院内支所長 麻生島 実君。 ◯院内支所長兼院内支所地域振興課長(麻生島 実君)院内支所長の麻生島です。  二番 河野議員の一般質問にお答えします。  一項目め、指定管理、大豆加工センターについての一点目、現在の雇用状況と稼働率はについてですが、雇用状況につきましては現在七名で管理運営を行っているところです。  雇用者の内訳は、センター長、工場長及び非常勤事務員一名を福岡市より、製造責任者は院内に住民票を移し常勤として勤務し、製造スタッフは地元より三名雇用しております。  次に、稼働率につきましては、夏場は週三日から四日の稼働で、約五〇%から五五%の稼働率となっております。なお、冬場は豆腐の消費量が減るため、約三〇%から四〇%となります。  二点目、設備の耐用年数及び今後のメンテナンスについてですが、現在工場にて使用しています製造機械は、「財務省の減価償却資産の耐用年数等に関する省令」によりますと、豆腐等の製造設備が含まれる食料品製造業用設備は十年となっております。  次に、メンテナンスについてですが、指定管理者との基本協定の中に、指定期間中、備品を常に良好な状態に保つことになっており、今後メンテナンスが必要と思われる設備は、日付捺印装置や豆腐充填機、投入充填機となっています。そうした中、指定管理者とメンテナンスの全体計画を立て、今議会の予算議案に豆腐充填機の修理費を計上しているところであります。  三点目、主な販売先と今後の販路拡大はについてですが、指定管理者によりますと、主な販売先といたしましては、大分県学校給食会及び福岡県筑紫野市学校給食共同調理場、コープ大分になっており、今後の販路拡大につきましては、現在行っている生協の地域拡大やインターネット等の通信販売を積極的にPRして、販路の拡大を行っていきたいとの回答がありました。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)最後に、三項目めの学校給食についてを、教育次長 石田純治君。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)皆さん、こんにちは。教育次長の石田純治です。  二番 河野議員の一般質問にお答えします。  三項目め、学校給食についての一点目、給食の残菜の現状及び原因と対策はについてですが、宇佐学校給食センターでは、食缶の数が膨大であるため、給食の残菜の調査は実施していませんが、米飯についての残菜の量は米飯給食日の一日約二百キログラムの量と把握しています。  南部学校給食センターでは、調査を実施しており、平成二十四年度の残菜の量は、年間約八千九百八十一キログラムであり、一日当たりでは約四十五キログラムです。原因については調査しておりませんが、平成二十六年度の学校給食アンケート調査を踏まえ、対策等を講じたいと考えています。  二点目、食育や地産地消への取り組み状況はについてですが、食育については、今年も栄養教諭による食育事業による自然の恵み、農業や水産などに携わっている人々に対する感謝の心を培うこととともに、生産、流通、消費の仕組みを通じての学習を進めています。  地産地消への取り組みは、野菜ではタマネギ、小ネギ、白ネギ、大豆など、魚ではドジョウ、タコ、ハモ等食材を使用した献立で、だんご汁、肉じゃが、筑前煮などを提供しています。  今後も、宇佐市のホームページ、献立表などの活用により取り組んでまいります。  三点目、安心・安全な給食を提供するための対策はについてですが、給食の食材を納品する際には、調理員と栄養士が品質や鮮度などを確認し、安全な食材の仕入れに努めています。  調理に携わる調理員については、月二回の検便実施、日々の個人衛生点検表の提出、毎日の朝礼による衛生管理の確認、作業における注意の喚起と調理室へ入室する際にはブラシによる爪の洗浄、二回の手洗いの実施、アルコール消毒等を行うなど、衛生管理に努めています。また、加熱調理職員の加熱温度管理については、中心部温度計を用いて八十五度から九十度で九十秒間以上の加熱がされていることを確認しています。  今後も、衛生研修等の取り組みにより、安心・安全な給食の提供に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)答弁が終わりました。再質問はありますか。  河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)じゃあ、一項目めからいきたいと思います。  まず、加工センターの分です、大豆加工センターですね。現在が、夏場と冬場は多少違いますけど、多いときで五〇%から五五%、やはり操業も三日から四日ということで少ないような気がします。  経過して三年ということですので、今後の見通しというか、稼働率の見通しと、あとそれに伴って雇用を増やすような計画があるのかどうかを聞きたいと思います。 ◯議長(徳田 哲君)院内支所産業建設課長 上鶴美輝君。 ◯院内支所産業建設課長(上鶴美輝君)院内支所産業建設課の上鶴です。  河野議員の再質問にお答えいたします。  先ほど支所長から答弁ありましたように、今後は大分県内だけではなく、他の地域、特に福岡方面等の生協や給食センター、またはインターネット販売等によりまして、新規の販路拡大を図っていけば、約稼働率も一〇〇%までは行きませんけど、七〇%から八〇%の稼働率には上がっていくのじゃないかというふうに考えております。  また、それに併せて生産量も上がっていきますので、雇用等も考えるということを指定管理者より聞いております。  今後、市といたしましては販路拡充に併せて支援を行っていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)当然販路が拡大されれば、当然生産するので稼働率も上がってくるということだと思います。  で、稼働率は上がるんですけど、機械自体、耐用年数が十年でもうどのぐらい経つんかな、(「十年」と呼ぶ者あり)十年はもう経ってるんですね。ですので、機械そのものの状況からして、稼働率がなかなか上げられないというふうなこともあるんじゃないかと思うんですけど、その点は何か。 ◯議長(徳田 哲君)上鶴産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(上鶴美輝君)再質問にお答えいたします。  一応、今の機械、今年で約十年目になります。そうした中の先ほど答弁申しましたように、今指定管理者と全体的なメンテナンス計画を立てながら、フル回転できるように修理に努めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)これから多分いろいろ修理、修繕、出てくると思うんですけど、出てきた場合、指定管理の協定の中で負担割合というのはどういった形になってるんですか。 ◯議長(徳田 哲君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(上鶴美輝君)再質問にお答えいたします。  協定というのがありまして、協定によりまして修理費についてはリスク分担を挙げております。  一件五十万未満のものについては指定管理者、そして五十万以上のものについての発注の取り扱いについては、双方協議によって行うということにしておりますので、今後の修理については一応指定管理者と協議をしていきながら考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)これからいろいろ費用もかかってくる、その辺がちょっと懸念されるのかなとは思います。  あと、納入先で、県内ではもう大分県の学校給食会が一番大きな取引先ということで、年間どれぐらい大分県の給食会に納入されてるのか。 ◯議長(徳田 哲君)産業建設課長。
    ◯院内支所産業建設課長(上鶴美輝君)再質問にお答えいたします。  大分県学校給食会には、二十四年度がめじろん豆腐が約五万五千個、豆乳が六百リットルであります。そして、平成二十五年度は、めじろん豆腐が約八万三千個、豆乳が千六百リットルであります。前年対比といたしましては、めじろん豆腐が約一五〇%、豆乳が二六六%となっております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)給食センターのほうで、宇佐のほうで給食でどれぐらい使ってるのかは分かりますか。 ◯議長(徳田 哲君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(瀬良弘三君)学校給食課長の瀬良です。  再質問にお答えします。  全体としまして、豆乳が二十四年度が三百五十二リットル、めじろん豆腐が一万五百八十個、で、今二十五年度途中でございますが、豆乳が四百三十四リットル、めじろん豆腐は七千三百六十三個ございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)年々量は増えてるということですので、できるだけ給食等にもこれから使っていただきたいなという気がします。  当初、この工場ができたときに、当然宇佐産の大豆を使用してというのが大きな目的だったと思うんですけど、現状で宇佐産の大豆がどれぐらいこの管理者、これは福岡の商社だと思うんですけど、どれぐらいの大豆を購入しているのか。 ◯議長(徳田 哲君)上鶴課長。 ◯院内支所産業建設課長(上鶴美輝君)再質問にお答えいたします。  現在、指定管理者でありますニチリウ永瀬が大分県の全農から入札によりまして宇佐産大豆「ふくゆたか」を購入しております。購入量は、平成二十三年度は、これ出荷量になります、出荷量が九百十一トンに対して三百トンの購入で、約三十三%になります。そして、平成二十四年度は出荷量が七百八十四トンに対して百五十トンの購入で約十九%になっております。  なお、その大豆の購入の一部を宇佐大豆加工センターで使用しているような状態でございます。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)大体二割から三割ぐらいということですか。 ◯院内支所産業建設課長(上鶴美輝君)そうですね。 ◯二番(河野睦夫君)で、一部が院内にある工場で、残りはどういった形になってますかね。 ◯議長(徳田 哲君)産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(上鶴美輝君)入札で購入したうちの約五トンぐらいは、今大豆加工センターで使っております。で、あとの残りについては、ニチリウ永瀬総合商社でございますので、他所の地域で大豆の販売をしてるというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)ちょっともう答弁はいいんですけど、これから修繕費もいろいろ今後かさんできますし、今後指定管理が終わった後の対応も、今後、考えていかなければならないのかなと思います。  市の施設、指定管理を出している以上ですね、今後も経営状況とか販売状況とか、できるだけ宇佐産の大豆を多く使っていただくような、そういった指導も今後ともやっていただきたいなと思います。  次、二項目めにいきます。スポーツ施設の件で、ちょっと一個ずついきますけど、請願が採択されたテニスコートの増設の件です。請願が採択されてから、これが平成二十三年でしたので、もう二年以上経過してます。で、二年経過して現状で市が所有する土地と民有地との境界確認の作業を今行ってると、何か非常に対応が遅いような気がするんですが、その辺、ほかに何か検討しているようなことありますか。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長 佐藤良二郎君。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。  河野議員の再質問にお答えいたします。  請願が採択されましたテニスコートにつきましては、一次回答をしたとおりですね、現テニスコートの南側に移設した市が所有する土地についての境界確認をですね、確定させる作業を行っているとこです。  と言いますのは、現テニスコートにですね、当然増設するということになりますと、一応六面、全部で十面という形になりますと、一定の面積が必要になってまいります。で、そのすぐ東側にですね、駐車場がございますが、その部分も含めての増設という形になろうかと考えております。  そうした場合に、非常に狭い谷地形になっておりますので、一部山林の部分に用地がかかるとかですね、そういった問題が発生いたします。それと、周辺にですね、ユズ団地があったりして道路が通っておりますので、そういった部分の付け替えですとか、そういったことが生じてまいりますので、そのあたりで民地との境界確認を今行っているということであります。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)境界確認、いつからしているんですか。境界確認始めたのは。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)境界確認と言いますか、図面上でですね、今現地に行きますと、市の土地と民地との境にコンクリートの境界杭が打たれておりまして、それが明確に確認できるところと確認できないところがありましたので、その辺りを含めましてですね、現在図面と合わせまして、現地での調査をしているところであります。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)まあこれは二つの請願ともそうなんですけど、一応議会でも採択されたということは必要であると皆さんが考えたことなので、今現状で境界確認の作業を行ってるだけと捉えていいんですか。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)それと並行しまして、来年度この回答のほうにもありますように、二十六年度の予算で全体をですね、この平成の森だけじゃなくて宇佐市総合運動場ですとか旧ポリテクセンターも含めましてですね、どこをどういうふうに機能強化を図っていくかということをですね、いわゆる基本計画に当たるものを二十六年度で作り上げていこうということにしております。その作業を並行して行っているところです。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)考え方としては、テニスコートだけではなく、一応平成の森の話をしますと、テニスコートだけではなく、トラックの全天候型とか全部総合的に整備していくという考え方でいいんですか。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)はい、そのとおりでございます。テニスコートあるいは多目的競技場ですね、そこの人工芝化であったりとか全天候型のトラックとかですね、そういったことも含めまして今作業を進めておりまして、二十六年度予算でそういった事業計画が進んでいくように予算計上しているところでございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)私も全体で整備していくほうが必要だとは思います。ただテニスコートだけどかトラックだけとかするよりは、全体を総合的に整備したほうがいいとは思うんですけど、だからと言ってそれで時間がかかり過ぎたら全く意味がないんじゃないかと思うんです。その点はどうですか。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)確かにそのとおりだと思っておりますが、一挙にですね、総合運動場、平成の森、ポリテクセンターを一挙にですね、整備していくというふうなことは当然ながら予算的な問題もありまして無理になります。  今後、庁内検討委員会を含めまして、専門業者等も含めたですね、外部委員さんを含めた推進協議会というのを立ち上げて行く予定にしております。で、整備計画の素案をですね、そういった協議会の中で審議していただいてですね、どの施設をどういうふうに整備していくかというのをですね、また何年計画でやっていくかというのをその中で協議してまいりたいというふうに考えておるところです。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)先進地ということで、近隣の市町村で今運動公園等整備してる市町村がありますよね。そういったところの情報収集したりしたようなことは、今までありますか。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  県内の主だった市のですね、そういった競技場の実態調査は行っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)実態調査というか、今、玖珠町が丁度、あと来年度で全部が完成する予定みたいなんですけど、今、陸上競技場もあそこ、全天候型でできてます。そういったところを当然協議会の中で検討していくとかいうのも必要なんですけど、まずそこの、今取り組んでるところを、現場を一回見に行くような、そういった考え方も必要じゃないかと思うんですけど、その点についてどうお考えですか。 ◯議長(徳田 哲君)佐藤良二郎君。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  早速、四月になってからですね、そういった所の、中津市でも整備が進んでいるというようなことも聞いておりますし、玖珠町を含めましてですね、先進地の状況をですね、視察に参りたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)請願採択されてる以上ですね、できるだけ早い対応をぜひお願いしたいと思います。  それでは次、いきます。学校給食です。まず、現在の宇佐と南部の毎日調理している食数というのをまず。 ◯議長(徳田 哲君)学校給食課長 瀬良弘三君。 ◯学校給食課長(瀬良弘三君)河野議員の再質問にお答えします。  宇佐の給食センターで四千四百六十七食です。南部給食センターでは八百二十四食です。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)先ほど残菜の件で、宇佐のほうは調査を現段階ではしてない。ご飯の分は分かるけどということで。で、南部は今、一日当たり四十五キロということで、宇佐がしてない理由が、食缶の数が膨大であるため調査ができない。膨大やったら調査ができないですか。 ◯議長(徳田 哲君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(瀬良弘三君)お答えします。  どうしても、宇佐給食センターにおいては、洗浄、そういった関係の作業工程において時間的にかかるということで、なかなか時間内に終わらせるというのが困難なためでございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)残菜の調査といっても、給食センターのほうで残ったやつの量を計るというだけじゃなくて、これちょっと川島課長、学校現場の話になるんかもしれんですけど、例えば子供が今日の給食は、例えば全部食べたら「○」とか、半分食べたら「△」だったとか、そういった調査の仕方もあると思うんですけど、その辺は学校現場で可能なんですか。 ◯議長(徳田 哲君)川島学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。  再質問にお答えいたします。  現在、学校では、やはり給食を残さないような指導はしていますが、学校教育の中でやはり好き嫌いの多い子供をなくしていくために、その方向もしているんですけれども、やはり完食を目指すというその子その子によってつぎ分け方を変える等の取り組みはしていっております、量を変えるという取り組みはしていっておりますので、やり方だろうとは思いますが、なるべく子供たちに残さないように、出されたものをおいしく最後まで食べるようにという指導は可能であろうと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)今、朝ご飯を食べない子が結構多いんですよね。そうなると、やはり給食の役割というのは以前にも増して重要なのかなと思いますし、当然栄養士さんがバランスのとれた給食作ってるので、やはり子供たちにも残さずに食べていただくちゅうのが本当給食の大きな役割と思ってるので、そういったことでですね、やはり子供たちにも意識づけをするためにも、毎日じゃなくてもいいと思うんですよ。週一回でもいいと思う、やっぱ、自分が「先週は残したけど今日は全部食べたよ」とか、子供が自らが分かるようなそういうことをやっていけば、自然と給食の残菜も、無駄を無くすというあれも大切ですし、そういったことが考えられるんですけど、そういった取り組みを学校のほうで、実際やってるとこもあるのかもしれないですけど、教育委員会全体として給食センターと一緒にそういった取り組みができないかなと。 ◯議長(徳田 哲君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。  お答えいたします。  食育の面というところが大きいかと思いますが、今、宇佐市にも栄養教諭が二名配置されており、栄養教諭を通じて子供たちにお話をしながら、食べることの大切さ、バランスよく食べることの大切さ等も話をしていますし、その計画を立てる段階で教諭、担任等もですね、今後どのような方向で食事というものを考えていくかというところの協議等をしておりますので、それぞれの給食時間の指導、また特設事業の時間等を通じて、学級担任も交えながらその方向はやはり一緒に考えていくべきであろうと思います。  今後も取り組んでいきたいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)子供たちがどのぐらい残してるかちゅうのは、給食センターのほうも、もし量が計れないんなら、そういった形ででも情報が得られれば、次の役に立つと言いますか、給食センターの今後のためにもなるんじゃないかなと、そんなふうに感じます。  で、安心・安全のところでですね、これは皆さんご存じと思いますが、浜松でノロウィルスで大規模な食中毒が起こったという経緯もありますし、ノロウィルス対策として先ほどの答弁にもあったんですけど、再度ですね、給食センター内の対策を、その後強化したようなことがあるのかどうか。
    ◯議長(徳田 哲君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(瀬良弘三君)この度のノロウィルスの食中毒につきましての対応としまして、センターではノロウィルスがアルコール消毒では効かないということで、有ケイ酸系ちゅうか塩素系の洗浄剤を使うということで今対応している次第でございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)ノロウィルスは、当然加熱すれば死滅するので、浜松のときもそうなんですけど、給食の中で加熱しないパンとか、それが結局原因やったんですけど、幾らセンターが対策しといても、外部から入ってきたら意味がないちゅうわけじゃないですけど、そういった可能性が大なので、その外部納入業者に対しての指導というのはどういった形で。 ◯議長(徳田 哲君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(瀬良弘三君)宇佐の給食センター全体としまして、今回のパンについてですけど、パンについては学校給食会を通しての納入となっております。そういった意味で、新聞、ニュース等で確認した上で一応学校給食会のほうには業者に強く指導するようにということで伝達をいたしました。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)パン、学校給食会を通してですね。でですね、あと、原材料を当然納入業者が給食センターに持ってくるんですけど、その受け取り方というんですか、どういった形で受け取るのか、業者さんから。例えば、肉とか野菜を持ってきたときに給食センターの職員がどういった形で、業者さんが中まで持ってくるのか、給食センターの職員が取りに行くのか、どういった形でやってるんですか。 ◯議長(徳田 哲君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(瀬良弘三君)給食食材の納入につきましては、一応受け取るカウンターを設けております。そういった中で、カウンターの地点で受け取りをして、それの中に入室する際については職員の持ち込みということにしております。だから、業者の持ち込みということは考えられません。そういう対応をしております。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)先ほどの答弁にも、調理員、栄養士さん等が品質や鮮度を確認するということで、例えば確認して悪かったといった場合はどういった方法で。 ◯議長(徳田 哲君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(瀬良弘三君)検査の結果、悪いのが分かれば、その場で引き取ってもらって、代わりのものを準備させるということにしております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)何かあれば非常に大規模な被害になりかねないので、その辺はきっちりと対応していただきたいと思います。  もう一つ、安心・安全の分で、これは以前からいろいろ質問が出てると思いますけど、アレルギーの対策。南部のほうでは除去食で対応してると。で、宇佐のほうは施設の面から、以前そういった質問のときには対応できないという回答だったですけど、その後検討して、何か少し進捗したような状況があれば。 ◯議長(徳田 哲君)学校給食、瀬良課長。 ◯学校給食課長(瀬良弘三君)宇佐の給食センターとしましては、以前から施設単位では困難だということで答弁をしてきました。そういった経過もあります。  そういった中で、これをいつまでもそうするわけにはいかないということで、今後の計画としまして、施設内の外に増設ということで、今アレルギー室の増設と、今後食品に対しても調査・研究しながら進めて計画を進めていきたいと思っております。以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)今後はアレルギー対策できるような状況にしていくということでよろしいですか。ぜひ、早急に対応していただいて。これは学校現場のほうからも、保護者のほうからも、以前からもうずっと上がっていることだと思うので、早急に対応していただきたいと思います。  それでは最後、四項目めの婚活についてです。今、サポーターさんの登録者数というのはどれぐらいで、活動の実績というんですか、とりあえずはサポーターさんの登録者数を教えてください。 ◯議長(徳田 哲君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)観光まちづくり課長 若山です。  河野議員の再質問にお答えいたします。  今現在で本年度二回のサポーター研修、募集を行いまして、五十三名の方が登録をされております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)で、サポーターさんの研修も行ってるということで、例えばサポーターさん同士がいろいろ情報を持ってますわね、そういった情報交換というのは、どういった形でやるんですか。 ◯議長(徳田 哲君)若山課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)お答えいたします。  実際の情報交換、サポーター同士の個々の情報交換は行っているかとも思いますが、一斉に集まってのサポーター同士の情報交換は今後であります。で、その最初の一月三十日に開かれました研修会におきましてそういった要望もございまして、今後定期的にサポーター同士の情報交換を行うようにしております。  で、情報につきましては、サポーターさんが持っている個別な情報を、余り詳しい情報になりますと個人情報等々の絡みがございますので、当市のほうで設定しました簡易な情報、名前、住所等を伏せた形の性別、年代、相手方に関する希望とか、そういった簡易的な情報ツールをお渡ししまして、それに書き込んで情報交換の場に持ってきていただける、そういったことの情報交換にしようということで、先般の研修会で話をいたしたところでございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)こういったイベントに積極的に参加する人も当然おりましょうし、なかなかこういったイベントが苦手な方も多々いるとは思うんですけど、そういったサポーターさん同士の連携と、そういったものも今後必要になっていく部分かなと思います。  今年度もかなりのイベントが開催されてます。他市のいろんなのを見ますと、例えば観光と一体となった取り組みとか、そういったイベントを結構開催してるので、その辺はどうお考えですかね。 ◯議長(徳田 哲君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)お答えいたします。  当市では、宇佐市商工会長に委託した「街コン」と、それは年に三回ほど今年度も開催されまして、それとは別に婚活イベントということで、応募のございました四団体について、三つについてはもう実施されておりますが、もう一つ今年度内に行われるということでございます。  そういった婚活イベントにつきましては、それぞれの団体がさまざまな活動を行っておりまして、例えば今議員がおっしゃいました観光を絡めたということで、市内の男性が、女性につきましては市内外での募集であります、その女性をエスコートして宇佐市内の観光地をめぐりながら、観光案内も含めて交流を持ちながら、出会いの場を創設したとか、あと農業体験を通じながら、女性とのふれあい、あるいはその農業体験の中にお子様、小学生以下のお子様ですが、そういった子供も交えた、ですから男の方、女の方が子供さんに対してどういう接し方をするのかとか、そういったことも踏まえながらの、さまざまな取り組みが各団体ごとになされておると存じます。  また、こういったさまざまなイベントをですね、今後もぜひいろんな団体に考えていただいて、取り組みを進めていただきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)各種団体にいろんなアイデアをぜひ作っていただきたいなと思います。  先ほど言いましたように、なかなかこういうイベントに参加できないじゃないですけどね、消極的な方もいると思いますので、私も身の周りに独身の方がおります。なかなかそういう意欲が湧かない人がおりますので。いや、議長じゃないですよ、そういったイベントに積極的に参加できるようにまた促していこうと思います。まあ、議長も独身ですけど、議長はまあふれあいサロンのほうに。  これで、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ◯議長(徳田 哲君)以上で河野睦夫君の一般質問を終結いたします。  ここで暫時休憩いたします。  十四時十分といたします。                   休憩 午後一時五十六分                 ──────────────                   再開 午後二時十分 ◯議長(徳田 哲君)休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)皆さん、こんにちは。十四番、日本共産党の用松です。  まず初めに、今回退職される部課長の皆さん、職員の皆さん、本当に長いことお疲れさまでした。国の悪政の中で板挟みにあって苦しい思いをしたかもしれませんが、今後は培ってきた知恵と経験、技術を活かして、宇佐市発展のために力をいただきますようよろしくお願いを申し上げます。  さて、質問の第一項目は、市長や議長が存続のために奔走されているパナソニックの閉鎖問題であります。  第二点は、同じくパナソニックの地域経済への影響と関連業者の救済対策についてであります。  第三点は、万一閉鎖に至った場合の対策についてであります。  第四点は、市長を先頭にした今後の対応について問うものであります。  第二項目は、院内町にある三菱電線の撤退表明に伴う救済対策についてであります。  第三項目の第一点は、緑の庄安心院台の住民の要望に今後どう応えていくかという点であります。  第二点は、景観や環境に配慮したメガソーラーの条例制定についてであります。  第三点は、かねてから私も主張し、他の議員からも質問が出された公社の廃止に向けての今後の取り組みについてであります。  第四項目の第一点は、保護者や教職員の負担軽減策についてであります。  第二点は、子供たちの安全で快適な教育環境を今後どう整備・改善していくのかという点であります。  第五項目の第一点は、国の介護保険制度の改悪計画の中で、どうこれを守っていくのか。  第六項目は、国の農政転換の中で宇佐の農政について問うものであります。  最後の第七項目は、十二月議会で百田氏の自存自衛発言について、平和資料館の設置目的に沿うものというふうに答弁をいたしましたが、その後の彼の言動からこれを訂正すべきでないかという点を問うものであります。  以上、第一回、終わります。 ◯議長(徳田 哲君)それでは、用松律夫君の質問に対する答弁を求めます。  まず、是永宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  十四番 用松議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、パナソニックの存続についての一点目、雇用の形態ごとの実態とその影響、関連業者の実態とその影響はについてでありますが、新聞報道等で御承知のとおり、パナソニックシステムネットワーク九州(株)の従業員は二百六十名で、今後福岡及び佐賀の事業所へ配置転換する方向で調整中と伺っております。  また、関連業者につきましては三社あると伺っておりますが、現在情報を確認中であり、詳細な情報は得られておりません。引き続き県と連携し情報把握に努めたいと考えております。  二点目、地域経済全体への影響と関連業者の救済策はについてでありますが、約四十五年にわたり宇佐市に根づいた基幹企業として、経済や雇用において多大な貢献をいただいております。  報告どおり閉鎖に至った場合は、地域経済への影響はかなり大きいものと考えておりますが、来年三月までは事業が継続されることから、現時点では地域経済への影響の把握は困難であります。  また、関連業者の救済策につきましては、状況を見きわめながら適宜適切に対応していきたいと考えております。  三点目、万一閉鎖に至った場合、異動が困難な社員や失業を余儀なくされる非正規労働者等はどう救済するかについてでありますが、現時点では事業が存続できるよう、また雇用が継続できるよう企業に要請しているところであり、今後も最大限努力してまいります。  四点目、市長を先頭にした今後の対応についてでありますが、先般市議会議長、商工会議所会頭、大分県東京事務所とともに本社を訪問し、事業存続と雇用継続等について要請したところであります。  今後も引き続き、県や関係機関と連携を密にしながら、事態好転に向け全力を尽くしてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁をいたしますのでよろしくお願いをいたします。 ◯議長(徳田 哲君)次に、七項目めの十二月議会での答弁についてを近藤一誠宇佐市教育長。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。  十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  七項目め、十二月議会で百田氏のシンポジウムでの発言は平和資料館の設置目的に沿うものと答弁したが、訂正すべきではないかについてですが、宇佐市平和資料館の設置目的は、戦争及び平和に関する資料を収集・保存し、また活用することにより、広く市民の観覧に供し、平和学習・生涯学習の場を提供するとともに、戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝え、恒久平和の実現に寄与することであります。  昨年九月に開催した宇佐市平和資料館開館記念シンポジウムでの百田氏の発言は、当然のことながら百田氏自身の知見に基づくものであり、私的発言もあったかと思いますが、全体としましては戦争の事実を伝え、恒久平和を願い、またそのことを次の世代に伝えていくという講演内容でありました。  このシンポジウムには、市内外から千二百人を超す多くの皆様に御来場いただきましたので、宇佐海軍航空隊の歴史や宇佐市平和資料館についての情報発信ができたと同時に、生涯学習の場を提供するという宇佐市平和資料館の設置目的に沿うものであったと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、二項目めの三菱電線の撤退表明に伴う対策についてと、六項目めの農業振興策と農家所得についてを経済部長 坂内啓二君。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)経済部長の坂内です。  十四番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、三菱電線の撤退表明に伴う対策についてですが、三菱電線工業株式会社九州事業所は、昭和四十九年に品川自動車電線株式会社九州工場として院内町に操業開始以来、自動車ハーネスの国内製造拠点として、これまで宇佐市の雇用等に大いに貢献いただいてきました。  昨年秋ごろ、非公式ながら撤退情報を得ましたので、直ちに市長が東京の本社を訪問し、事業継続と雇用を確保するよう要請したところであります。しかしながら、昨年十二月には本年三月末での事業所を閉鎖するとの正式報告を受けました。
     市としては緊急にハローワーク及び県と連携し、離職者対策連絡協議会を立ち上げ、情報収集に努めるとともに、従業員の雇用確保に最大限努力するよう企業に働きかけを続けています。  また、自動車ハーネス事業であることから裾野も広く、協力会社への情報収集なども行い、できるだけ撤退に伴う影響が少なくなるよう最大限努力してまいります。  続きまして六項目め、国の農政転換の中で宇佐の農業振興策と農家所得の向上をどう図っていくのかについてですが、国は農業の構造改革をさらに加速化させていくために、先般、農林水産業・地域の活力創造プランを取りまとめ、農業を足腰の強い産業としていくための政策(産業政策)と、農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るための政策(地域政策)を車の両輪として推進し、農業従事者の高齢化、耕作放棄地の拡大などの課題を解決しつつ、今後十年間で担い手の農地利用が全農地の八割を占める農業構造の確立を図ることとしています。  宇佐市においても、農業従事者の減少、高齢化の中で、農政改革を行うことは待ったなしの状況であり、国が示す四つの改革の考え方に沿った施策を円滑に活用し、農地の有効利用の継続や農業経営の効率化を進める担い手への農地利用の集積・集約化を加速させるとともに、主食用米のみならず、麦、大豆など需要のある作物の生産を振興し、意欲ある農業者が自らの経営判断で作物を選択できるよう取り組んでまいります。  また、集落コミュニティの共同管理等により、農地が農地として維持され、将来にわたって多面的機能が十分に発揮されることを確保するとともに、規模拡大に取り組む担い手の負担を軽減し、構造改革を後押しすることとしています。  これらのことを推進するためには、まずは十分な情報の提供と説明を行う必要があると考えており、ブロック別の説明会に加え、必要に応じ集落ごとの説明会を開催し、需要のある飼料用米の生産性向上や麦・大豆の生産振興、六次産業化に向けた特色ある魅力的な産品の産地づくりを推進し、農家所得の確保、農業・農村の有する多面的機能の維持への取り組みを強化してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、三項目めのメガソーラー問題の今後の改善策についてを総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積です。  十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  三項目め、メガソーラー問題と開発公社・市の対応のあり方の検証と今後の改善策についての一点目、緑の庄安心院台の住民要望に応える具体策についてですが、昨年末に宇佐市議会へ提出された請願書に対し、二回にわたり宇佐市議会建設環境常任委員会において審議され、今後行政による住民との対話の努力を希望するとの考えのもと、継続審査となりました。  宇佐市土地開発公社から、委員会の趣旨を尊重し、その後地元協議や事業者との交渉を続け、去る二月二十一日、関係住民の代表者の方々に住環境の改善を図るため、第一工区住宅の西側約七十二メートルのフェンスを移設し、幅一メートルの緩衝帯を設け植栽を実施する旨をお伝えしました。  そして、昨日その後の経過につきまして若干説明させていただきましたが、三月三日に二度目の話し合いを行い、緑の庄安心院台第一工区の皆さんより大規模太陽光発電所建設和解条件が提案されましたので、内容を十分検討した上で改めて住民の方々と協議をする予定であるとの報告がありました。  二点目、景観や安全に配慮したメガソーラー建設のため、規制を伴う条例制定はどう具体化されつつあるのかについてですが、三月に景観審議会の開催が予定されており、その中でメガソーラー施設の設置に関する事項について審議していただき、審議会の答申を踏まえ対応について協議していきたいと考えております。  三点目、公社の廃止に向けてどのような方策を講じるのかについてですが、平成二十五年六月に宇佐市企業誘致推進委員会からの企業誘致推進に関する提言を受け、平成二十六年度に東九州自動車道が開通予定であり、自動車関連企業が多く立地する北部九州との物流面での優位性を生かし、企業誘致を推進するための新たな工業団地の開発整備について、宇佐市土地開発公社へ委託しております。  しかしながら、宇佐市土地開発公社の経営状況については債務超過となっているため、今年度宇佐市第三セクター検討委員会と宇佐市土地開発公社経営改善対策検討委員会の合同で課題等を整理し、長期保有土地簿価額の縮減、固定経費の縮減などを基本方針とする宇佐市土地開発公社の経営の健全化に関する計画を策定し、土地開発公社へ提言したところであります。  今後は、本計画に沿って平成二十五年度から平成二十九年度までの間、進行管理を行い経営健全化に努めてまいりますが、現時点では新たな工業団地の開発・整備を行う上で、今後も公社の役割はあると考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、四項目めの教育環境整備についてを教育次長 石田純治君。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)教育次長の石田純治です。  十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  四項目め、教育環境の整備についての一点目、保護者や教職員の負担軽減についてですが、小中学校の環境整備につきましては、現在、学校、PTA、地域とで連携して取り組んでいただいております。  小中学校の状況は、児童生徒の数が減少する中、教職員数や保護者数ともに減少傾向にあり、保護者や教職員の方々にも負担がかかっていることは把握しております。そのような中、今年度は学校周辺環境の維持管理対策として、校庭樹木剪定を予算化し対応しているところです。  各小中学校の現状は、敷地が広い学校、斜面がある学校、記念植樹してから何十年も経ち樹木が茂っている学校など、学校の環境整備の状況は画一的なものでないため、来年度は草刈りや剪定の予算を計上しており、各学校ごとに要望を聞きながら対応したいと考えています。  二点目、子供たちの安全で快適な教育環境を今後どう整備するかについてですが、学校施設は機能的な施設環境を整えるとともに、快適で安全性、防災性を備えた安全・安心な学校施設であることが重要であると考え、耐震化の早期完了を最優先に取り組んでいます。  また、今年度は学校施設の状況を適切に把握し、長寿命化の改修・改善を図るため、建物ごとの点検・調査を目的とする三年ごとに行う定期点検及び手すり必要度調査を実施したところです。  今回の点検の中で、屋上やバルコニーには建築基準法に基づく安全上必要な高さ一・一メートル以上の措置が施されていることを確認しています。  また、耐震化の対象とならなかった校舎等においては、外壁の亀裂・剥落及び雨漏り等の不具合箇所が確認され、修繕等の対策を講じる必要があると認識しています。  今後も、緊急性・危険性のある学校要望については迅速に対応するとともに、安全教育を徹底し、児童生徒の安全確保に向けた指導をしていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)最後に、五項目めの介護保険の対応についてを福祉保健部長 蓑田重光君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(蓑田重光君)皆さん、こんにちは。福祉保健部長の蓑田です。  十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  五項目め、国の介護保険についてでありますが、平成二十六年二月十二日に「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律案」が国会へ提出されました。主な改正内容は、要支援者に対する訪問介護や通所介護に関わる予防給付を、地域の実情に応じ平成二十九年度末までに総合事業に移行すること。及び特別養護老人ホームの新規入所者を要介護三以上の高齢者に限定し、中・重度の要介護者を支える施設としての機能に重点化するなどとなっています。  要支援者の訪問介護及び通所介護の改正につきましては、総合事業への移行であり、基盤整備の進んでいない地域においては、現在利用しているサービス事業所と市町村との契約により、引き続きサービス利用が可能であり、また財源構成についても変更がないとのことであります。  また、特別養護老人ホームの改正につきましては、現在入所中の軽度の介護者について対象を求めるものではなく、新規入所者についてもやむを得ない事情により特養以外での生活が著しく困難であると認められる場合には、入所を認めることとなっております。  宇佐市におきましては、今回の国の制度改正の内容を踏まえながら、地域支援事業である高齢者ふれあいサロン、介護予防教室等の拡大・充実、さらには介護予防ボランティアの育成及び組織化等を図り、高齢者が安心して暮らすことができる地域社会の構築に努めていく予定であります。  なお、具体的な内容につきましては、来年度策定予定の第六期介護保険事業計画においてお示ししたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)以上で答弁は終わりました。再質問があれば許します。  用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)順次再質問をしてまいります。  第一点のパナソニックの問題についてですね、ご存じのようにパナソニックのSN大分の親会社がパナソニックシステムネットワークスというこの前、市長、議長、商工会議所の会頭の皆さんが要望に行かれたところで、その親会社が大阪の門真市にあるパナソニック本社でありますが、御承知のようにパナソニックは二〇〇九年に尼崎など全国七事業所を統廃合して一万五千人の人員削減を行ってきました。  今回、二〇一四年末までに新聞報道でご存じのように七千人の削減計画を進めており、今大きな問題になってる二千人の従業員が働いている岡山工場、そして新潟新井工場、富山砺波と魚津工場などなど、事業所との統廃合を進めているのが実態であります。  今回の閉鎖計画はその一環ではないかという気がするわけですけども、その点についてはどうなんでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)商工振興課長 江口弘和君。 ◯商工振興課長(江口弘和君)商工振興課長の江口です。  再質問にお答えをいたします。  そのような、議員さんが言われる部分につきましては、新聞紙上等で把握をしております。で、パナソニックといたしましては、やっぱり事業再編ということで努力していっているところじゃないかというふうに認識しておりますけど、企業に関することでありますので、市としてのコメントは困難でございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)新聞報道でそういう一環であるという点については認識を深めているということなので。  単純な質問ですけども、大企業には雇用と地域経済を守る社会的責任があるというふうに考えておられますか。 ◯議長(徳田 哲君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(江口弘和君)パナソニックSN九州につきましては、半世紀に及ぶことで、市に雇用面、経済面、非常に貢献をして……。 ◯十四番(用松律夫君)大きな声で。 ◯商工振興課長(江口弘和君)非常に貢献をしていただいてるということで、責任あるかどうかということにつきましては、どうかというふうに思っております。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)これはもう常識中の常識で、誰も社会的責任は企業にはありませんという方はいないと思いますけど、副市長、それでいいですか。副市長、どうぞ。 ◯議長(徳田 哲君)副市長 信国和徳君。 ◯副市長(信国和徳君)副市長の信国でございます。  用松議員の再質問にお答えいたします。  企業が社会的なですね、責任があるかどうかと、当然それはそれぞれの責任の範囲があると思います。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)ご存じのように、パナソニック本社は資本金二千五百八十七億四千万円、純利益九千三百九十一億九千四百万円、内部留保二兆五千七百六十四億円、従業員二十八万九千七百五十六名、社員の年収は七百三十一万円という資料があるんですけども、創業者の松下幸之助氏もですね、「よき経営は社会を益し、悪しき経営は社会を毒す」と、「経営者は人、物、資金の面の全てに対して愛情と公正さ、また十分な配慮を持たなければならない」という経営哲学を述べておられるんですけども、そういう立場からですね、市長が先頭になって本社の門真市のほうに議長と一緒に行ってですね、再度要望するというお考えは市長、ありませんか。 ◯議長(徳田 哲君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  用松議員の再質問にお答えをいたします。  先ほどもですね、議員からもお話がありましたとおり、先般私と議長と商工会議所の会頭とでですね、東京にあるパナソニックシステムネットワークの本社のほうに訪問して、事業所の存続と雇用の継続等について要請をしたところであります。  会社の社長からはですね、大変厳しい経営環境の中で苦渋の選択だったということでですね、ご理解を求められたわけでありますけども、一方でいきなり工場がなくなるというか、資産としてなくなるわけではないので、利活用等については検討できることは検討したいというようなお話もございました。そういうことでございましたので、まずはその状況をですね、見守りたいというふうに思います。  いずれにいたしましても、今後とも県や関係機関と連携を図ってですね、事態が少しでもよくなるように全力を尽くしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)そしたら市長、必要な場合はですね、本社に出かけるし、自ら本部長となって陣頭指揮をとって雇用と地域経済を守るというそういう決意はお持ちですか。 ◯議長(徳田 哲君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えいたします。  決意はございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)それと、さっき本社の経営的な基盤等々を申し上げたんですけども、会社四季報で今年三月の予想純利益が出てますけど、何ぼと認識されてますか。 ◯議長(徳田 哲君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(江口弘和君)具体的な数字は掴んでおりません。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)千二百億円が純利益として予想されてるということで、確かに白物の電気やAVの電気の不振が若干伝えられるけれども、住宅部門が想像以上に堅調だと、車載機器も非常に堅調で増益幅は拡大するというふうな見通しが述べられています。  パナソニックは、子会社、宇佐のですね、SN九州、子会社を支援する体力は十分あるという認識を持っていると理解していいですか。 ◯議長(徳田 哲君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(江口弘和君)企業に関することでありますので、我々がどう認識するということはお答えできません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)体力があるということはね、よく数字を見れば誰も否定できない事実なので、時間の配分もあるので。  もし万が一あってはならないけれども閉鎖に至った場合、労働者の意見を聞く、あるいは関連業者の意見を聞いて路頭に迷わないようにするという万全の対策と決意をお聞かせいただきたいんですけど。 ◯議長(徳田 哲君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(江口弘和君)当然、今は事業存続と雇用の継続ということで要請をしております。状況を見て、そういう事態、そういう状況になりましたら、市といたしましても適宜、適切に対応してまいりたいというふうに考えています。 ◯議長(徳田 哲君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ次、安心院台の問題についてですけども、この分野のトップである副市長にお答えをいただきたいんですけども、これまでたびたび謝罪とおわびを繰り返してきました。最終的にはパンフレットの存在を知らなかったというふうな形になっているんですけども、百歩譲って知ってから、知ってからの対応が問題であって、パンフの存在が判明した以上、各種の判決例にもありますように特別の景観を享受する権利を有するというさっき言った判例も四つありますので、全部引用しませんけども、そういう立場から行くと、パンフの存在が判明した以上、あの住宅地内にメガソーラー建設を建設すること自体、本来ならやるべきではなかったという、そして住宅内の建設を白紙に戻して欲しいという要求は、正当な要求だったという認識に到達できたんですか。 ◯議長(徳田 哲君)用松君、二項目めは省くんですか、再質問は。 ◯十四番(用松律夫君)はい、二項目はちょっと三つにしました、時間がないので。 ◯議長(徳田 哲君)いいですか。 ◯十四番(用松律夫君)はい、いいです。 ◯議長(徳田 哲君)そのときは申し出てくださいね。ちょっと作業の都合がありますので。
    ◯十四番(用松律夫君)ああ、分かりました。はい、分かりました。 ◯議長(徳田 哲君)三番目ですね。 ◯十四番(用松律夫君)はい、三番目です。 ◯議長(徳田 哲君)答弁願います。総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積です。  用松議員の再質問にお答えします。  公社があのパンフレットの存在を知った後の対応ということでございますが、宇佐市の土地開発公社は合併前の一月に、旧安心院土地開発公社からこの土地につきましては無償で譲渡を、もちろん債務も伴うわけでありますけれども、ということでありまして、それ以前の旧安心院土地開発公社がこの土地を分譲住宅用に分譲地用として購入したことはもちろん承知しておりますけれども、九十区画という分譲地として譲渡した後、そういう制約はなかったものと考えておるという報告を受けております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)それじゃ、全く今まで、たびたびおわびしてきた意味がないじゃないですか。その時点では知らなかったと、しかしパンフ自身を、今部長が答弁しよるけど、部長、見て、これは本来なら住宅を建設すべきであったと、だから本来ならあそこに造ってほしくないという要望は正当だったと、こういう認識にならないちゅうのは今までのおわびの態度と全く逆じゃないですか。知ってから以降を言いよるんですよ。知らなかったら知らなかった、その時点で百歩譲っても。ちょっと答弁し直してください。 ◯議長(徳田 哲君)総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積です。  用松議員の再質問にお答えします。  おわびということで、何度も理事長自らもおわびもしました。ただ、それにつきましては、売却に至る流れの中で、合併した後に売却する、健全化によって売却する、そういったその都度、住民の皆さんが非常に強いお気持ちであの土地に住んでらっしゃる、そういったことの思いに公社として思いが至らずに、住民に説明しないまんま売却したこと、そういった説明不足、そういったことについてはもうこれは深く反省し、おわびをしてきたところであります。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)ちょっと、全くかみ合ってない。確かに、説明の時期、説明の内容、説明のあり方については謝罪してきたわね。しかし、さっきから何遍も言うように、あの土地に本来ならあのパンフが分かった以上は、本来ならすべきではなかった、しかしもう第三社の手に移ったとかいろんな諸情勢の変化はあるけども、本来ならすべきでなかったというその認識は持たないんですか。あのパンフがあろうとなかろうと、やっても当然構わんのだと、こういう認識を未だに持ち続けるちゅうことですか。 ◯議長(徳田 哲君)総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)開発公社として、合併前の安心院の土地開発公社が、購入当時はそういう分譲地、九十区画という目標と言いますか計画があった、当初はそうだったかも分かりません。しかし、一工区、二工区が十数年を安心院の土地開発公社時代に。 ◯十四番(用松律夫君)もういいです。 ◯総務部長(稲積義久君)おいても、一工区、二工区が未だに売れ残ってる、実際今でも売れ残ってる、そういう実態の中で、あすこを分譲地として開発する決断がつかないまま推移していたわけであります。 ◯十四番(用松律夫君)もういいです。同じことを繰り返してる。正当であったかどうか聞いてるんです。 ◯総務部長(稲積義久君)ですから判断としては、今の土地開発公社がその土地をずっと塩漬けのままでするということではなくて、赤字ばっかりを生むその土地をどうするかということが喫緊の課題だったと思っておりますと公社のほうからは聞いております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)もう全く住民の立場に立ってない、住民の要求が正当であったかということを聞いてるので、後でまた直談判で話します。  次、二十センチ四方の立方体の中に……。 ◯議長(徳田 哲君)用松君、どこの部分の再質問か、何番か。 ◯十四番(用松律夫君)ああ、次の災害対策についての部分ですね。協定書等の問題についてですけども、振動がひどくて途中で埋めるのをやめたと。そのときなぜ工法を変更してやらなかったかという疑問があるんですけども、当初途中から切断して埋めるのをやめてるんですね。やめたにもかかわらず、風速三十二メートルから今度は風速七十二メートルに強度が高まったという根拠は何ですか。 ◯議長(徳田 哲君)ちょっと再確認。何項目めの再質問ですか。 ◯十四番(用松律夫君)ちょっと時計を止めて。 ◯議長(徳田 哲君)うん、時計止めて。この通告書の中で。一番、二番、三番、四番とありますね。 ◯十四番(用松律夫君)通告書の……、景観、二点目の景観。 ◯議長(徳田 哲君)三項目め。 ◯十四番(用松律夫君)三項目めですね。 ◯議長(徳田 哲君)三項目めの。 ◯十四番(用松律夫君)もとい、違うんです、三項目めの第一の質問の中の範囲で今やってるんです。 ◯議長(徳田 哲君)三項目めの再質問ですね。 ◯十四番(用松律夫君)そうそう。 ◯議長(徳田 哲君)その中の二番、二番ですね。(「一番」と呼ぶ者あり) ◯十四番(用松律夫君)うんうん、そうです。三項目めの……。 ◯議長(徳田 哲君)一番。一番ですね。 ◯十四番(用松律夫君)一番ですね。災害対策協定書等々。 ◯議長(徳田 哲君)でよろしいですね。いいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)  それじゃ、稲積総務部長。 ◯十四番(用松律夫君)完結に。 ◯総務部長(稲積義久君)はい。用松議員の再質問にお答えします。  石柱というのか、そういった部分につきまして切断してるとかいう事実は聞いておりますけれども、工事の内容についての安全性とかその辺につきましては、企業の事業の内容でありますので、私どもで説明ということはしかねます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)時間の配分でこの問題最後。  メガ施設を造ることを前提に業者に売却したわけですから、この施設の設置に伴う問題で、万一あっちゃならんけれども住民に被害が及んだ場合ですね、市が住民と協定書結んで、責任を持って対応するというふうに理解してよいのか。 ◯議長(徳田 哲君)稲積総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)再質問にお答えします。  今現在、緑の庄安心院台の地区の皆さん方と宇佐市土地開発公社がこの問題について建設環境常任委員会の継続審査の後、お話をしてる途中であります。で、そういった誓約書につきましても、これからどう判断するかというのは開発公社の運営事項でありますので、今現在、説明はしかねます。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)それは強く要望して、次、いきます。  四項目め、保護者の負担、教職員の負担軽減について。九月議会の質問を受けて何らかの対応ということで予算計上していただいたことは大変ありがたいんですけども、これに伴って市の教育委員会はアンケートを実施して、三十一校で草刈りや剪定をやられてると。ほぼ全校で学校関係者がそれをやってると。  で、学校版の「足とアイデア」の予算では足りないという答えが小学校で二十六校、中学校で七校というふうに出てるんですけども、これは答弁では今年度ということですけども、実情を見て次の年度も引き続き予算措置を講じるというお考えですか。 ◯議長(徳田 哲君)教育次長 石田純治君。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)教育次長兼管理課長の石田です。  お答えします。  今年度はそれで既に、二十五年度はやっております。二十六年度に計上しております。引き続きやっていく予定です。 ◯議長(徳田 哲君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)次の安全対策で、中津の高校生が窓を拭いていて転落死をするという非常に痛ましい事故が起きたんですけども、宇佐市でもね、西馬城小学校と封戸小学校と安心院中と西部中では一・一メートル以下、二階部分に棚が置かれていて、棚からは〇センチの手すりがあるんですけど、これはどう改善されるんですか。 ◯議長(徳田 哲君)教育次長 石田純治君。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)お答えします。  調査の結果、そういう数値が出ましたので、学校には指導をしていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)次は、同じく教育環境の快適なということで、近年の異常気象の中で、子供の教育環境を守るためにエアコンの設置が既に日田市は二十三、二十四年で完了と、中津市が二十六、二十七、二十八で設置するちゅうことで、宇佐市の場合は耐震化をまずやって、その後計画を進めるのはいつごろになる見通しですか。 ◯議長(徳田 哲君)教育次長 石田純治教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)お答えします。  計画がいつごろになるかは、現時点では分かりません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)財政的にも日田市の場合は百四十六基を一億八千二百八十二万円で、一基当たり百二十五万円で設置してると。で、国庫補助が三分の一の五千九百七十一万八千円と、残りが合併特例債で、もちろん合併特例債は今年度負担になるけれども、直接的にすぐ支出をしなくてもよいということなので、宇佐市の場合ですね、日田市並みに計算すると、普通教室で概ね二億八千四百万円でできるということで、昨日市長が合併特例債を五年延長されるということなので、子供の快適な教育環境を本当にいち早く造っていくと。耐震化が終わったら次という、教育長、決意は持たないんですか。教育長、教育長です。議長、教育長に。 ◯議長(徳田 哲君)石田純治君教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)教育次長ですけどもお許しください。 ◯十四番(用松律夫君)許さん。悪い。次長じゃない、教育長じゃないと悪いっちゃ。 ◯議長(徳田 哲君)石田君。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)現在、耐震化の早期完了を最優先にしております。 ◯十四番(用松律夫君)ええ、その後。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)で、その後は、前回の議会でもありましたけども、プールもございます。そしてエアコンもあります。現時点ではミストファンあるいは扇風機で対応していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)ミストファンは二十メートルですよ、屋外ですよ。余り効果がないと。  じゃあ、プールの後に大体二年ぐらいかかるので、合併特例債もあと五年ですから、逆算してもそんなにないんですね。市長、合併特例債の範囲内でしたいちゅう気持ちはないんですかね。どうぞ。 ◯議長(徳田 哲君)石田次長。 ◯十四番(用松律夫君)いや、また。まだ市長になってないやん。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)お許しください。お答えします。  合併特例債とはいえこれは借金です。 ◯十四番(用松律夫君)分かってます。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)で、今後の計画はまだ立ちませんけども、現時点での対応はミストファン、扇風機で対応したいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)設置したいんですか、したくないんですか。必要性はないと考えてるんですか、それだけ答えてください。あるでしょう、昨日あるち言ったやないですか。 ◯議長(徳田 哲君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)お答えします。  現時点では、ミストファン、扇風機で対応したいと思います。
     以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)あくまでも共産党には答えないという姿勢、差別の姿勢をありありと感じるので、市長、後で呼んで、きちんと注意してください。  じゃあ次、介護保険。介護保険で要支援一と二が切り捨てられるんですけども、要介護利用者と介護財政、どのような打撃を受けるんですか。 ◯議長(徳田 哲君)介護保険課長 安部久雄君。 ◯介護保険課長(安部久雄君)介護保険課長の安部でございます。  再質問にお答えします。  打撃というのがどのようなものかとは思うんですけども、要支援一、二の方については答弁書にもございますように、総合事業への移行ということでありますので、特に影響はなかろうというふうに思います。  また、要介護一、二の方の特養入所の件でございますが、これにつきましては宇佐市は現在要介護一、二の方の入所率が四・二%となっておりますので、これについても大きな影響はないと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、無償のボランティアで宇佐市の場合も対応できるという理解ですか。 ◯議長(徳田 哲君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)お答えします。  直ちにボランティアで対応できるかというと、そういうわけには参らないと思いますので、それまでの間につきましては、現行サービス、これを利用していかざるを得ないだろうというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)国は介護医療の伸び率を三%から四%に抑制するということなんですけど、宇佐市の場合は二十一年度で五・一%、二十五年度は伸び率はどうなってますか。 ◯議長(徳田 哲君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)そこの数値は現在掴んでおりません。申しわけございません。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、第五期から第六期になるんですね。この保険料の見通しはどうなるんですか。 ◯議長(徳田 哲君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)お答えします。  それにつきましては、来年度第六期介護保険事業計画の策定のための運営協議会、この中で議論をしていただくようになると思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)入所制限あるいは一、二の支援の打ち切り、市町村への移行ということで、いろんな分野で影響があると思うんですが、介護職員、ヘルパーさんやら、そういう報酬には影響はないんですか。 ◯議長(徳田 哲君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)報酬改定につきましては、同じように国のほうで定められておりますので、特に私のほうはどうなるかということは掴んでおりません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、次に農政。宇佐市の米の生産高は皆さんご存じのように全県の十八・四八%、断トツですけども、直接支払い金が七千五百円に半減すれば農家はどのような打撃を受けるんですか。 ◯議長(徳田 哲君)経済部長 坂内啓二君。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)経済部長の坂内です。  再質問にお答えいたします。  一反当たり一万五千円が半減するということで、実際の手取り分そのもの自体については面積が当然変わらないという前提であれば、その額はその半分になるということでありますけれども、ただ一方でですね、産地交付金の活用ですとか、あるいは日本型直接支払制度が創設されます。そういったものを合せ持ちますと、全体として農家の手取りが下がらないように最大限努力していきたいというふうに考えています。  単純に額が減るということだけで、そこだけを捉えますと額が減るんですけれども、その他ほかのもろもろを合わせまして、手取りが減らないように最大限努力していきたいということであります。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)価格変動補填制度が二〇一四年産から廃止されるわけですけども、これはどのくらいの助成金の削減ということになるんですかね、宇佐市の場合。 ◯議長(徳田 哲君)経済部長。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)価格変動補填交付金につきましては、今後はですね、いわゆる米と畑作物の収入減少影響緩和対策のほうに移ります。ただ、二十六年産は、これは法律の改正が必要になりますので、二十六年産は現行どおり実施して全ての販売農家、集落営農の方を対象になされますので、二十七年以降はですね、法律を改正しまして規模は問いません。規模要件は課さない上で認定農業者、集落営農、認定就農者、これから農業をしようということで県知事の認定を得るという方に対して行われるということで、できるだけ円滑に激変緩和に策を講じることで、円滑に対応していきたいというふうに思っております。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)これはTPPの妥結をにらんだ施策だと思うんですけども、一連の改悪というか改革によって転換ですね、やって、米価下落の心配というのは全然懸念されないんですか。 ◯議長(徳田 哲君)経済部長。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)再質問にお答えいたします。  米価の下落につきましては、国がですね、全体の受給について必要な見通しを明らかにすることに加えまして、よりきめ細かい県レベルでの販売進捗や在庫情報、価格情報を毎月提供することで、産地に対して米の売れ行き等が分かりやすい環境を整えます。で、生産者の主体的経営判断や集荷業者団体の販売戦略が適格に行われるようにするといったような環境整備を着実に実行することで、そうした米の需給の安定と価格の安定を図ることとしております。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)飼料米の助成金が八万円から十万円になるということなんですけども、大体養鶏農家が中心なんですけど、TPPが強行されたら畜産農家が大きな打撃を受けることになるんですけども、そうするとですね、飼料米の需要にどのような影響が及ぶんですか。 ◯議長(徳田 哲君)坂内君。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)再質問にお答えをいたします。  飼料用米の受給の関係でございますけれども、現在飼料用米につきましては、トウモロコシをメインとして畜産関係、輸入飼料ということで需要があります。ただ、それをですね、飼料用米で置き替えるということになりますと、まだ一千万トン程度はですね、飼料用米で置き替えられるということになります。  ただ、いろいろな関係で価格の問題ですとかいろいろ考えて、国のほうでは四百五十万トン程度の飼料用米の需要が見込まれるということで計算しております。  したがいまして、飼料用米等そういったWCSも含めまして、そういったいわゆる受給飼料については潜在的な需要が十分見込まれるというふうに判断しております。  また、宇佐市におきましても、現行、今飼料用米あるいはWCS作っておりますけれども、現供給においてはニーズはあるというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)そうすると、もう一点の改革ちゅうか改悪の中身を。農地中間管理機構の設置に伴って宇佐市の負担金はどのくらいになるんですか。 ◯議長(徳田 哲君)経済部長。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)経済部長の坂内でございます。  今、中間管理機構ということで法律を制定しまして、都道府県に一つに限り中間管理機構ということで置くわけですけれども、その後市町村あるいはうちの安心院農業公社ですとか農協等のいわゆる今までの農地保有合理化団体といったところに委託できるというふうな内容になってます。それのための体制整備の予算ということで国のほうでも予算措置されてるとこであります。  その負担金の関係については、まだ今後細部が決まってくるという段階で、どういった役割分担をするかにもよりますので、今後の動向を注視していきたいというふうに思います。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)農地中間管理機構の問題点として、競争力強化ということが最優先されるちゅうことになるわけで、そうすると力のある企業に優良農地が占められると、あるいは競争力強化の名のもとに、国や県の意見が最優先されて、市町村の意見あるいは農業委員会の意見が反映しにくくなると、こういう専門家の危惧の指摘があるんですけど、その点はどうお考えですか。 ◯議長(徳田 哲君)経済部長。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)再質問にお答えいたします。  一般的にそういう公募するという形にはなります。今までは地元のところで相対でやってたというところがありますけれども、ただこの中管理機構と言いますのは、人・農地プランということで平成二十四年度から開始した各市町村における人と農地の問題を集落ごとに話し合いましょうという中で、それの中で中間的受け皿として中間管理機構を活用して分散・錯綜する農地ですとか、あるいは担い手に農地を集約化していこうという流れの中で機能する組織でございます。  ですので、そういった地域の声ですとか、あるいは集落の今後、五年後、十年後のそこの集落、農地をどうしていくのか、担い手は誰にするのか、あるいは新規就農者はどういうふうにしていくのかといった流れの中で決まってくるものでございまして、一概に公募して大きな企業がどんどん来て農地を荒らすと、農地を荒らすというか農地をどんどん借りていって、結果的に途中でいなくなるとか、そういうようなことのないようにですね、しっかりと運用面についても、今後これから細部が決まるわけですけれども、市としても見ていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、総括的な意見として、今度の農政転換について、部長としては今度の新たな農政が農業振興と宇佐の農家所得の向上につながると、そういうふうに思ってるんじゃないんですね。 ◯議長(徳田 哲君)経済部長 坂内啓二君。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)経済部長の坂内でございます。  再質問にお答えいたします。  こうした国の四つの考え方ということで先ほど答弁申し上げましたけれども、そういう考え方が示されまして、今後はそういう産業政策、農業を足腰の強い産業としていくための政策と多面的機能、そうはいってもやはり農業、農村の有する多面的機能を維持・発揮するための政策、地域政策ということで二構成、車の両輪としてやっていくということになりますので、市としましても最大限それを活用してやって、農家所得が下がらないように最大限努力していきたいというふうに思っています。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)次は教育委員会。百田氏の発言はですね、新聞報道でご存じのように三日の日に都知事選の田母神候補を応援する中で南京大虐殺は無かったと、東京裁判は米軍が大虐殺をごまかすためだったと、こういうふうに述べてるんですけども、アメリカからも非常識と、キャロライン・ケネディさんもNHKの取材に対して難色を示すと、こういう反応が出てるんですけど、こうした一連の発言についてどのように受け止めているんですか。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。  用松議員の再質問にお答えいたします。  議員が今ご指摘いただいた件につきましては、地方の自治体の一職員として見解を述べる立場にはないというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)一職員ならその上にトップがおりますから、トップはどうでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)お答えします。  私も佐藤課長と同じ考えです。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)不毛の議論してもね。これが常識的に考えて通用しないと。じゃあ、教育次長、トップで答えたけん、村山談話の中心的な部分ですね、「国策の誤りによって侵略と植民地政策を行った」と、「多大の御迷惑をおかけした」と、こういう立場と百田氏の発言というのは相反するんですけど、村山談話の立場に立つんですか、それとも百田氏の発言の立場に立つんですか。 ◯議長(徳田 哲君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)お答えします。  その件に関してもお答えはできません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)百田氏は国民の批判に対してツイッターでこう述べてるんですね。「あほか、不偏不党は放送に関してのみや。個人の思想、信情は認められて当然」と、「これがだめというならNHK経営委員などいつでも辞めてやる」と、「籾井会長を批判する経営委員は誰なのかこの目で確かめてやる」と、こういう恫喝的な発言をしてるんですけども、こういう発言をする人物の言ったことが平和目的に沿うと、設置目的に沿うと、どの部分が百田氏の発言が設置目的に沿うというふうに考えるんですか。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。  再質問にお答えいたします。  議員がご指摘のですね、百田氏の私見に基づく発言内容でございますが、シンポジウムのですね、ときの終盤にですね、会場の来館者がシンポジウムの内容についてではなくて、百田氏個人にですね、真珠湾攻撃についての質問をしたことに対して、個人的な見解として百田氏がああいったことをお答えしたというふうに理解しております。
     以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)時間がないですので。  それは課長、全然違う。私も何回も何回もテープを聞き直して、それはそういう部分もあったけども、シンポジウムの発言そのもの、パネラーとして本人が意見を求められたときに南京大虐殺があるはずがないと、三十万も南京にいましたかというようなことを言ったり、あの戦争は白人のアジア支配からの解放だと、自存自衛の戦争だったと、死んでもいいんですかと、石油をとめられたら死ぬんですよ、死なないために戦争をやったと、こういうことを言ったんですけど、このどの部分が平和資料館の設置目的に合うんですか。 ◯議長(徳田 哲君)佐藤良二郎君。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤です。  再質問にお答えいたします。  先ほどお答えしたとおりですね、議員ご指摘のその件につきましては、シンポジウムの終盤に会場のお客様からの質問に対するお答えとして発言したものでございまして、当日はですね、会場に千二百人を超えるですね、皆様が、市外の方を中心にですね、見えていらっしゃいました。  その方たちのアンケートの結果を見てみますと、……。 ◯十四番(用松律夫君)もう時間がない。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)「戦争を深く知りたいと思いました。そして、私の子供に伝えていこうと思いました」とかですね、「このシンポジウムを聞ける宇佐市はすばらしいと思った、ぜひ頑張ってください」というようなですね、そういった励ましともとれますアンケート結果が多数見られました。  そういったことで、生涯学習の場を提供できたということで平和資料館の記念講演としてふさわしいものだったというふうに考えております。 ◯議長(徳田 哲君)用松君。 ◯十四番(用松律夫君)もう同じことを繰り返してるので、最後だけ確認。  じゃあ、平和資料館は村山談話の目的に基づいて侵略と植民地支配の戦争を改めるという立場でやるちゅうことですか。 ◯議長(徳田 哲君)はい、終わりました。 ◯十四番(用松律夫君)終わった。 ◯議長(徳田 哲君)ただいま一般質問の途中ではありますが、時間が参りました。  暫時休憩をいたします。  なお、再開は十五時三十分といたします。                    休憩 午後三時十五分                 ──────────────                    再開 午後三時三十分 ◯議長(徳田 哲君)休憩前に引き続き、一般質問を続けます。  十一番 加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)皆さん、こんにちは。十一番の加来栄一でございます。  今、全国的に人口が減っておりますけども、宇佐市では少子化対策として婚活を始めました。豊後高田市の婚活第一号が宇佐市のカワタニさんという方であったので、私も知っている仲人さんで、そのため負けてなるかと頑張りました。  そしたら、見事に成功しまして、三月一日結婚式を挙げまして、その朝入籍して、中津のヴィラルーチェで挙げましたけども、そのときのことは、女性が最近晩婚化になっておりますけども、三十ぐらい前に勝負したほうがいいんじゃないかなというふうに思いました。  で、その会場の中で、本当に末席にいた新婦のお母さんがすごく喜んでました。そのとき、私が最後の結びにですね、「待ちわびし、春の兆しに心が和む、娘の笑顔に桜咲く」と言って終わりにしましたけれども、本当に感激した結婚式でした。市役所の方だったのでなお喜んでおります。  それでは、私の問題につきまして、太陽光発電に関する今後の取り組みについて。  一、水源地などの確保について。  二番目、届け出制度を義務づける計画は。  三番目、地域住民への説明会の取り決めを。  四番目、抑制地域を指定して景観を守るべき。  五番目、四月の市長会で条件を提案すべきである。  大きな二番目で、企業の撤退について。  跡地利用を企業と話すべきである。  市の税収に関する減少額は。  三番目に、パナソニックと三菱電線による人口の流出をお聞きします。  三番目に、育児コーディネーターについて。  一、市はどのような組織を計画しているのか。  二番目、雇用される人は、どんな資格が必要か。  四番目、世界農業遺産の国東宇佐地域の活動について。  一番、現在、宇佐市ではどのような取り組みをしているのか。  二番目、広域圏ではどのような協力をしているのか。  三番目、生物と共生を深めるシンポジウムの成果は。  五番目としまして、道徳教育とふれあい広場についてでございます。  その一、教科化に伴う採点などの考え方について。  二番目、教材の「心のノート」はあるべき心の押しつけが多いのでは。  三番目、各学校のふれあい広場に教育委員会は参加したことがありますか。  四番目、教育委員会の組織制度の変更はどう思うか。  五番目、タブレットの授業の取り入れの状況をお伺いします。  六番目として、全国学力テスト学校別成績の公表解禁は完全実施するのかをお伺いします。  以上で、第一回目の質問を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)それでは、加来栄一君の質問に対する答弁を求めます。  まず、是永修治宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  十一番 加来議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、世界農業遺産の国東宇佐地域の活動についての一点目、現在宇佐市ではどのような取り組みをしているかについてでありますが、昨年五月の認定依頼、世界農業遺産の認知度の向上のため各種取り組みを実施してきましたが、今年になってから宇佐市では院内つみ草料理の会が在来の品種である、みとり豆を題材に、一月に博多阪急においてセミナーを開催いたしました。二月にはJR小倉駅「東九州都市連携うまいものフェア」において世界農業遺産をPRいたしました。三月には新宿高島屋の大九州展において阿蘇GIAHSと連携したPRに加えまして、民間との共催により自然栽培を広く普及させた木村秋則氏の講演会をウサノピアで予定いたしております。  二点目、広域圏ではどのような協力をしているのかについてでありますが、国内五サイトの世界農業遺産認定地域からなるJ‐GIAHSの設立を受けまして先般国東半島宇佐地域及び阿蘇地域それぞれの女性農業者による交流会を阿蘇市で開催し、女性の力で農村の文化や食の豊かさを発信する取り組みを行いました。  また、世界農業遺産を継続的に支援するため、大分県が六十億円規模のファンドを設立いたしまして、年間三千五百万円の運用益を用いて、関係六市町村に対し、環境保全や伝統行事に取り組む団体を支援するほか、小中学生向けの学習に活用することといたしております。  さらに、シンボルマークを制定するとともに、世界農業遺産ブランド認証制度を立ち上げ、地域内で生産される農林水産物やその加工品を認証し、地域ブランドづくりを推進することといたしております。現在、「乾しいたけ」が第一号のブランド認証を受けております。  三点目、生物と共生を深めるシンポジウムの成果はについてでありますが、本年二月に大分農業文化公園で開催されたシンポジウムでは、NPO法人ラムサールネットワーク日本の代表や、新潟県佐渡市の職員による基調講演を通して、世界農業遺産の意義やその活用法に加え、地域住民の参画の手法についても細かく紹介していただきました。  あわせて、全国から多くの自然保護団体の参加もあり、国東半島宇佐地域に生息する貴重な生物のすばらしさもPRできたことから、大変有意義なものであったと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁をいたしますのでよろしくお願いいたします。 ◯議長(徳田 哲君)次に、五項目めの道徳教育とふれあい広場についてを近藤一誠宇佐教育長。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。  十一番 加来議員の一般質問にお答えします。  五項目め、道徳教育とふれあい広場についての一点目、教科化に伴う採点などの考え方についてですが、小中学校では週に一時間、年間三十五時間以上の道徳の授業を教育基本法、学習指導要領に則り、年間指導計画を作成し実施しております。授業では、「心のノート」の教材としての使用はもちろんのこと、各学校において児童生徒の実態に合わせて、読み物資料集等の教材も精選して使用しております。  現在、文部科学省の有識者会議等において、道徳の教科化等の議論がされ始めるとの報道を耳にする段階であり、評価や内容等につきましては国、県からの通知や学習指導要領の改訂を受けて判断してまいりたいと思います。  二点目、教材の「心のノート」は、あるべき心の押しつけが多いのではについてですが、「心のノート」は道徳教育の充実を図る観点から、児童生徒が身につけている学習指導要領に定める内容を分かりやすくあらわし、道徳的価値について自ら考えるきっかけとなる教材です。また、道徳の時間を初め、学校の教育活動のさまざまな場面で使用するとともに、児童生徒が自らページを開いて書き込んだり家庭で話題にしたりするなど、生活のさまざまな場面において活用することができる道徳教材であると認識をいたしております。  三点目、各学校のふれあい広場に教育委員会は参加したことがありますかについてですが、学校・保護者・地域等が一体となった行事であるふれあい広場に、教育委員会も御案内をいただき、できる限り参加させていただいております。  子供たちが生き生きと活動し発表する姿や、保護者・地域の方々の温かい励ましを感じることができ、私自身もたくさんの元気をいただいておるところでございます。  四点目、教育委員会の組織制度の変更をどう思うかについてですが、現在の教育委員会は、選挙管理委員会、監査委員、農業委員会などと同様、市長から独立した合議制の委員会を執行機関として行政事務の管理と執行を行うとしております。教育長は、教育委員の中から互選で任命され、その指揮監督を受けるとされています。  これに対して、国は非常勤の委員の合議体である教育委員会が常勤の専門家である教育長との間で責任の所在が不明確になっていることが問題であるとし、教育長を地方教育行政の責任者として位置づけ、首長が教育長を任命・罷免するという案が出されましたが、今回、改革案として引き続き教育委員会を執行機関としながらも、教育委員長と教育長を統合する案が出されているところであります。  この教育委員会制度改革については、まだ議論している最中であり、今後大きな改革を伴うことから、その動向に注視していく必要があると考えております。  五点目、タブレットの授業の取り組み状況はについてですが、宇佐市は他市町村に比べ先進的に取り組んでおります。平成二十四年度にタブレット六十三台を市内の小学校・中学校各一校をモデル校として導入し、配置や運用の仕方について試行してまいりました。  本年度は実用的な検証を進め、タブレットを活用した各教科の授業を公開し、その成果を市内の小中学校に広げてきました。調べたいときにすぐ使える、各教科のどの場面で使うのが効果的かなど、これまでのパソコン教室における授業と違った活用方法について考えております。  六点目、全国学力テスト学校別成績の公表解禁は完全実施するのかについてですが、文部科学省の通知では市町村教育委員会は市内個々の学校の結果公表をすることはできるが、1)公表内容や方法は各学校の判断、意向を尊重すること。2)各学校の改善策も併せて公表すること。3)学校ごとの平均正答率を一覧表にして公表することはできないとあります。  したがいまして、宇佐市教育委員会といたしましては、宇佐市の平均正答率と宇佐市の児童生徒質問紙調査等の回答状況のうち、特徴的なものを全国の状況と併せて公表するよう働きかけてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、一項目めの太陽光発電に関する今後の取り組みについて、建設水道部長 田山秀之君。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(田山秀之君)建設水道部長の田山です。  十一番 加来議員の一般質問にお答えします。  一項目め、太陽光発電に関する今後の取り組みについてですが、一点目から五点目までは関連がありますので、一括してお答えいたします。  先の十二月定例会から現在までの動向としては、中津市で景観条例の改正案が可決され、一定要件に基づく届け出の義務化が平成二十六年四月一日から実施されるようになりました。  由布市では、由布市自然環境等と再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例が一月二十九日付で施行され、景観法とは別に市内全域で五千平方メートルを超える事業区域での設置に届け出義務を課し、当該自治区や近隣関係者への説明会に係る報告書の提出を求めています。さらに第八条では、抑制区域を定めて事業を行わないよう協力を求めるとの規定がなされています。ここまで踏み込んだ条例は他に例がなく、その抑制効果が全国的に注目を集めております。  宇佐市では、安心院台の件が発生する前から太陽光発電施設の設置に関する事項に関しては、景観審議会への諮問を考えておりましたので、三月七日に開催予定の第一回審議会において本件をご審議いただくことにしております。  議員ご指摘の水源地の確保、届け出制度の義務づけ、地域住民への説明や抑制地域の指定等の事項についても審議会でご協議いただき、審議会答申を踏まえてその後の対応を検討していきたいと考えているところです。  なお、今回施行した由布市の条例においても抑制を求めることはできるが、設置規制はできないことから、四月に宇佐市で開催が予定されております、大分県春季市長会に由布市から国への要望議案が提出されていると伺っております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、二項目めの企業の撤退についてを経済部長 坂内啓二君。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)経済部長の坂内です。  十一番 加来議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、企業の撤退についての一点目、跡地の利用を企業と話すべきについてですが、現在二社の事業所閉鎖が取り沙汰されております。そのうち、三菱電線工業株式会社につきましては、本年三月末日での九州事業所の閉鎖、もう一社であるパナソニックシステムネットワークス九州株式会社からは来年三月末を目途に閉鎖するとの報告を受けております。  両社とも四十年以上にわたり宇佐市の経済や雇用面に大いに貢献いただいてきただけに、報告どおり閉鎖に至った場合、当市にとっては多大な影響があるものと考えております。  現在、パナソニックシステムネットワークス九州株式会社につきましては、製造拠点の灯を消さない方向で、存続に向け全力を挙げ努力いただくよう要請している最中であることから、市から現時点では跡地活用について企業と協議する段階ではないと考えております。  二点目、市の税収に関する減少額はについてですが、税収に関する減少額につきましては、報告どおり事業所閉鎖に至った場合は個人及び法人市民税、並びに固定資産税への影響が予想されますが、今後の企業の動向によって対象となる税目が異なることから、現段階での影響額の試算は困難であります。  三点目、パナソニックと三菱電線による人口の流出はについてですが、三菱電線工業株式会社九州事業所は、本年三月末での閉鎖が確定しており、従業員には配置転換を希望する方と離職されて地元で就職される方がいると伺っております。  また、パナソニックシステムネットワークス九州株式会社につきましても、従業員二百六十名のうち、六割程度が宇佐市居住者と聞いておりますが、今後福岡及び佐賀の事業所へ配置転換する方向で調整中と伺っており、現段階での両社の人口流出の把握については困難であります。
     今後とも引き続き、県や関係機関と連携を密にしながら、事態好転に向け全力を尽くしてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)最後に、三項目めの育児コーディネーターについてを福祉保健部長 蓑田重光君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(蓑田重光君)福祉保健部長の蓑田です。  十一番 加来議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、育児コーディネーターについての一点目、市はどのような組織を計画しているのかについてですが、平成二十七年度から実施される子ども子育て支援新制度においては、多様な教育・保育や子育てに関するさまざまな事業メニューが用意されており、子どもや保護者がそれらの中から自分の家庭に一番ふさわしいメニューを利用できるようになっています。  宇佐市では、新制度の円滑かつ適正な利用につなげるため、子育て支援課の窓口及び平成二十六年度末開館予定の宇佐児童館(仮称)に併設をする子育てサロン内に育児コーディネーターの配置を検討しており、今後、子育て支援に従事している地域子育て支援拠点などの職員を含めて研修会を開催し、コーディネーターの要請を図ってまいりたいと考えています。  二点目、雇用される人はどんな資格が必要かについてでありますが、利用者支援に関わるコーディネーターの資格要件につきましては、特に問われておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)答弁、終わりました。再質問があれば許します。  十一番 加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)まず、一番目のメガソーラーについてご質問いたします。  私もメガソーラー発電はエコでもあるし、良いことではあると思っております。しかし、国の法整備がしっかりしていないために、企業と住民と行政のトラブルが多くなってきているのではないかと思っております。  それで、先日、長崎のほうにちょっと行く用事があったんですけど、山田のインターチェンジのところでも、もう山の上に全部メガソーラーがついておりまして、昔、石川啄木さんという人がいて、ちょっと生まれたところが和からなかったので坂内部長に聞いたんですけど、岩手県ということなんですけど、その方が東京に出とってちょっとうまくいかない、人生がうまくいかないで、三カ月で一回岩手に帰ったとき自然を読んだのが、「ふるさとの、山に向かいて言うことなし、ふるさとの山はありがたきかな」ということを言ったんですけども、私はそのとき、これを山をメガに変えたら、「ふるさとの、メガソーラーに向いて言うことなし、ふるさとのメガはありがたきかな」と、そういうふうな文章に変わってくるんじゃないかなというぐらいに、もう山ちゅう山にどんどん、どんどんできてますけどね。  山の中とかゴルフ場の跡にするのは、それは構わないと思うんですけども、特に大分県はですね、メガソーラー需給率は既に二〇%を超えていまして、全国一位でございました。で、国は二〇三〇年には再生可能エネルギーを今の三倍にするというんですね。だから、まだまだどんどんやっていくと思うんですけど、今日の新聞では二〇二〇年には今の売電価格を二〇%下げると、もう今日出ましたけどね。だから、二十年後からは、最初は四十三円、三十七円になってますけども、ばーんと下がりますから、そのときのことも考えていかなくちゃいけないんじゃないかなと私は思っております。  で、今度由布市の首藤市長さんが、たまたま宇佐市に、宇佐市は市長会の主催地になってるそうなんですけども、そのときに市長さんが、由布市が今一番困ってると思うんですけども、国は明瞭なルールがないまま、自然エネルギーならいいと推進しているが、それは自治体の対応が困る、非常に市長さん自身もですね、エコもいいなと、自然を壊すのはよくないなと、調和をどうかしてとりたいなというふうなことが出てくると思うんですけど、市長は宇佐市としてどのようにお考えですか。 ◯議長(徳田 哲君)是永宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  加来議員の再質問にお答えをいたします。  先ほど答弁をしたとおりですね、今このメガソーラーの扱いについては、景観審議会で諮問をして、まずは審議していただこうという段階になっています。今、市長会の各市からですね、議案を提出してもらって、それを副市長段階で一回詰めて、そして四月の中で正式に今協議をするようになってるわけですけども、その中で由布市のほうからですね、条例は作ったんだけども、あくまでもお願いする、協力をするという段階にしかできないですよね。  条例というのは、ごらんのとおり法令を超えてするわけにいきませんので、やっぱ、あくまでも協力要請しても、事業者が協力に、それは納得できませんと言えばそれまでの話ですよね。したがって、国で何らかの規制措置をすべきではないかという今度、提案なんですよね。  で、それにつきましては、今、各市でそれぞれ持ち寄って、その提案をよしとするかどうかという判断をしているところであります。四月の春季の市長会でそれが議論されるということでありますけども、私のところで丁度宇佐市で開催されて、私が議長役になるんじゃないかと思いますので、できるだけその方向でまとまるように努力してみたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)これにつきましてはですね、自治体の環境行政に詳しい議長さんが行かれました法政大学の田中教授がですね、「地域として守るべき自然や景観など、それぞれの自治体が自らの価値観に基づいてローカルルールを決めることは非常に有意義な取り組みだ。住民への合意を丁寧にとりながら、再生エネルギーの推進と規制のバランスを図ることが求められている」というふうにおっしゃってますのでね、私が聞きたいのは、今どこにつくる予定があるかとか、これは抑制地域だよと、そういうふうに分けるのもいいんですけど、もう高圧線がないところには作りませんからですね。で、ある程度山の中がいいと思うんですけどね、宇佐市として今、何件ぐらいのこういう予定と言いますか、そういうのがあるんですか。 ◯議長(徳田 哲君)田山建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(田山秀之君)建設水道部長の田山です。  再質問にお答えしたいと思います。  今、私どもでそういった景観条例に基づく明確な届け出のルールを持っておりませんので、届け出の件数というのは総量は把握できておりません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来君。 ◯十一番(加来栄一君)掴んでおくべきじゃないかなと思います。そうしたほうが起こり得るトラブルを未然に防ぐことにもなるし、そういうところは最初からだめです、造りなさんなというようなアドバイスもできると思うんですね。もう来てしてしまったら、なかなか話し合いができないということで、財政的な問題で市にも公有財産がいっぱいありますけども、豊後大野市と中津市が売電に踏み切るわけなんですけどね。それはもう新聞に、中津市も出てました。  宇佐市も自身でやるというふうなことは考えてないんですか。 ◯議長(徳田 哲君)稲積総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積でございます。  加来議員の再質問にお答えします。  今現在、具体的なそういう計画というのはございません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)行政がですね、財政的にきついとか、他所から利益を得ようとするときは、やはりそういうことももう考えていいんじゃないかと思うんですけどね、塩漬けの土地だから、安心院のときも塩漬けになりソーラーにしたんだから、そういう観点からすると、そういう理論も成り立つんじゃないですかね。  それはいいんですけども、今私が一番心配してるのは、中国がですね、日本にお金を持ってきて、ある会社をダミーにして買わせることがすごく増えてます。それがですね、朝日新聞の新聞が出して、私は毎月買ってるんですけど、本屋さんにも一冊か二冊しかない、この「AERA」という本なんですけどね、これに載ってるんです、宇佐市が。全国の四件の中に入っとるんです。  僕はびっくしましてね、私はコピーしにいって、議長さんと市長さんとかに後でお配りしようと思って二十枚ぐらいコピーしてあるんですけどね。 ◯議長(徳田 哲君)ちょっと今お配りください。 ◯十一番(加来栄一君)いいですか。 ◯議長(徳田 哲君)ちょっと止めてよ。   ( 資料配付 ) ◯十一番(加来栄一君)全国で四カ所。今できてるのが福島県の白河町西郷村ちゅうとこなんですけどね、山林を五十ヘクタール買っとるんですよ。長野県の佐久市、大分県の宇佐市、静岡県の富士市、出とるんですよ。で、山林と原野を買い占めとるんですね。水源も。それでなぜかちゅうと、将来の電力の自由化があるんです、これ。それから発電・送電が今度分離されるちゅうことをにらんで土地を持っときたいと、そして儲けたいと、恐ろしい計画なんですけどね。  で、これはもうこのように本当、載っちょんですよね。だから、私も持っていってコピーすることになりましたが、この原本を持って帰えらず、無くなっていましたので、コピーしかないんですけどね。私、ちょっと慌て者なので、そういうとこあるんですけど。  それで、今日本の現実として太陽光発電も、するとか言ってそのままになってて認定取り消しが六百七十二件出たんですね。それで、パネルの値段が落ちてくるからそれを待ってる業者とかおるので、場所の設置がまだ決まってないのが百八十七件、土地の設備がまだいずれか準備が整ってないのが七百八十四件あるんです。だから、もうこれ野放しにしてるのを、それを規制していこうということだと思うんですけどね。  今度たまたま、糸口山のところが入札で売れましたよね。思わぬ価格、私もびっくりしたような価格なんですけどね。で、六千万ぐらい、私もぱっと想像したら七千か八千じゃないかなと。倍でしょう。  で、その会社が繊維を扱ってる会社ですね。中国でものすごく親しいからひょっとしたらと思っちゃうわけですよね。不安はないですけどね。まあ名前聞いたら立派な会社だったんでね、まあいいんじゃないかと思うんですけど。そういう繊維というのは中国が今ですね、やってるとこだから、もしかしたらあんな価格を出すのは、ちょっとおかしいなと。これに引っかかってるんじゃないかなとか、今ちょっと思ってるわけなんですけどね。  そういう心配とですね、もう一つはですね、今工事が次に進んでおります。そして、横に同じようなソーラー施設をやりよるんですけどね。二月二十一日ですかね、ちょっと会議を地元の方と持った帰りにちょっと現場を見に行ったんですよ。そうしたところが、全然会社の建設の、何と言いますかね、工程と言いますか、そういうのがもう全然、天と地ほど違うんですよ。  いいほうはね、全然私、面識もないんですけど、行ったら、事務所がぴしゃっとあって、この会社は何という会社ですと書いてあるんですね。芝浦特機と書いてあるんですね。全員ヘルメットをかぶってます。で、一番上の方が説明しました。写真は撮らないでくださいちゅうことと、パネルの枚数とかそういうのは、どこのメーカーとか聞かんでくださいと、あとは自由に見せてくれました。  で、全部あすこは赤土なんですけども、砂利を敷いてましたね。ぬかるまないようにね。そして、パネルを造る支柱も四倍です。今こちらの安心院でしてるんですよ。行ってみてください。本当に四倍です。そしてフェンスもですね、半分ぐらいの高さですね。  で、忍者が忍び込むとき、お城はこう石垣がなってまして、忍者返しというんでけどね、今造ってる団地の横は、そんな忍者返しになってます。そして上に有刺鉄線がありますね。有刺鉄線ちゅうのはこれは私も東京に行ったけど横田基地とか座間基地とか厚木基地に行ったときしてたから、「ええ、これ怖いな」とか思ったんですけど。そういうふうに、そこまでせんでもそんなに入るんかなと思ったんですけどね。  こういうのを造る時に、やはり工程とかはっきりしとったら、団地の中に道とらなくても、あっこに鉄板敷いて直で、例えば皆さん家建てるときに、塀を先に造りますか。まず、家を建てて、それに合った親石使ってもいいし、ブロックでもいいし、金網でもいいですよ。自分の金目に合わせてつくっていくと思うんですよ。それ、逆にやってるしね。  それから、花をせっかく植えたのに、花全部踏み潰してます、車でね。で、百トンクレーンが来て、また道路が割れてますわね。で、来てる方が車、みんな真っ黒。会社の名前も書いてません。髭ぼうぼう、ヘルメットもかぶってない、ナンバーは鹿児島、宮崎ナンバーばっかり。だから、そういうとこもやはり、せっかくお世話するときはですね、やはり堂々とね、した会社、そういうのを今からどんどんまだ来ると思うんですよ。そういうとき、まず会社の調査、福岡なんかちょっとあちら系の怖い方いますからね。そんなん捕まったらもう大変なことになるんですよ。  だから、まず絶対調査をして欲しいなと思うんですね。で、中国も関係ないか、そういう人もいないか。そうやないと、後でもう大変なことになると思うんですね。だから、それがまず大事じゃないかなというふうに思いました。  で、やっぱり丁寧に話して、この前良かったと思うことは、住民の方が償いをしてくれ、謝ってくれ、謝罪してくれとおっしゃいました。で、副市長さんが行って、向こうにぴしゃっと謝りました。本当にそのときはですね、これはいい潮目で、潮目が変わりました。それで住民の方もかなりおりていただいたというふうに私は感じました。  で、会長さんが言うには、ピンチをチャンスにしてくださいち言いよるんですよ。こういうことが起こっちゃったけど、もうでき上がってしまったら仕様がない。だけど、それに対して住民の方を守ってくれと。で、会社からも守って欲しいと、責任を取って欲しいとか、そういう言葉をおっしゃってますけど、本当にこのピンチをですね、チャンスに変えたときはね、宇佐市は見直されますよ。  だから、そこのところをよく考えていただいてですね、チャンスに変えるべきですけどね、どうですか。 ◯議長(徳田 哲君)総務部長。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積です。  再質問にお答えします。  議員さんおっしゃるように、理事長であります副市長がおわびをして、そして二回目の話の中にそういうご指摘もございました。で、今、公社としましては、お預かりしております和解案につきまして、和解の条件につきまして、公社のほうで十分検討して対応してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来君。 ◯十一番(加来栄一君)じゃあ、できるだけね、もう同じ宇佐市の市民です。そして、定住満足度と言いよるじゃないですか。だから仲良くしましょう、そしていいものを造ってね、そしてやはりみんな協働ち、今まちづくりで協働ちよう言われますから、本当にみんなでいいことをしたなというふうな方向に持っていったら、本当にいい結果が出ると思いますのでね、ぜひお願いします。  二問目の質問に行きます。松下のことですけどね、私も東京にいたとき大阪によう行ってましたんですけど、大阪は東京と全然違うんですね。食べるのにものすごく金かけるとこで、東京は着るところ、大阪は食い道楽、東京は着道楽ちゅうておしゃれするんですけどね。  そのけちでも、いいけちがあるんですよね。大阪の三けちちゅうてですね、金はものすごく持ってるんです。孫さんとかぐらいの金持ちでも、ものすご節約して使うんですね。それが大阪の三けちは誰かと、松下幸之助さんと、山善の社長、「どてらい男」の物語、それと森下の仁丹の社長、あの人たちすごい莫大な資産を持ってるけど、けちで有名なんですけど、寄附するときはする、そういうめり張りをぴしゃっとつける人なんですね。  だから、松下幸之助も松下政経塾を創っていい政治家を育てようとしてやりました。野田総理とかですね、前原さん、皆、松下政経塾で立派な政治家になってますよね。そういう人を輩出してます。だからすごいことをしてると思うんですけどね。  でも、九松が来たときに、それは立派な会社、いい会社なんですけどね、大阪で最初したころはね、松下はね「けち下」ち言われよる。それからもう一つはね、「まね下」ち言いよった。まねしてるんですよ。だから、いい技術が余りその頃なかったんでしょう。ソニーとかほかのができたら、それをちょこっと変えて売って、ものすごく量を売るのがうまい。それは東芝とか松下は全国に小売店を持ってたから。それで莫大な利益を上げたわけですね。だから、まねして儲けたというふうな会社の歴史があるわけですね。  私はそういう、そこがなくなるんじゃありません、私は会社のとどのつまりはですね、自社を守るちゅうこと、絶対それはもうあんな一部上場企業で売り上げが二兆円、平成十八年に二兆円を目標としてますよね。そんな企業がですね、私が東京にいて、皆さんは出て就職したことがある人も多いけど、ない人もあるでしょうけど、部長が「おい加来、お前どこ出身か」「大分じゃ」と言ったら「大分ちどこか、鹿児島の先か」とか、そんな感じなんですよ。だから、グローバルな松下がね、ここは大きいかと思ってるけど、全然それは。もう、もっと莫大なこの十倍のような会社はどこにもあります。  先ほどモンマ市と言いましたが、あれ、大阪の門真市です、門真市に本社があるんですね。その門真市でですね、全然損してないです。儲かってるんですよ、松下は、すごく。で、ソニーが千百億の赤字なんですけどね。昨日の新聞に載ってましたよ。給料アップですよ。松下、出てましたよ、四千円台にアップしたと。組合とも話ができてると。  儲かってるのにここを閉鎖する、それは、もう作らんでいい部品はもう要らない、特化していく。テレビプラズマがもうだめなんですね。だから、今度は何するかちゅうとですね、やっぱソーラー、今度はパネルを大津で作るんですよ、滋賀県の大津でパネル。それも風圧や雪の重さに耐える工場向けが十六万九千五百六十円、ビル向けが十一万三千四百円なんですよ。そういうのを作るって言って、どんどん、どんどん計算してるんですよね。  その他にですね、アメリカに進出するんです。一千億かけるんですよ、今度。世界的な自動車のですね、電気自動車のテスラちゅう会社があるんですね。そこに一千億投資するんですよ。で、電気自動車を作るその電池を作るらしいんですね。  一千億もあって、ここ閉鎖せんでいいじゃないかち思いますけど、もうこういう白物作ったり、ICチップとかもう世界の変動が激しいですよね、今。韓国のサムソンとか台湾のハイフンとかね、ああいうのに負けちゃいますからですね、そういう小さいの作るのはもううまいんですよ。  で、一環生産ちゅうて、全部自分の所で作ろうとして失敗したのが日本なんですよね。部品も何も下請に任して作ろうと。今、もう韓国、中国、全世界から集めて、最後に自分のとこの名前をペタッとはって、ソニーだよ、東芝だよという世界になりよるんですね。  今、務めてる方もいろいろ心配してると思いますけどね、最終的にはね、自己責任もあるんですよ。私の会社は倒産しました。そんときのあんな大きな会社は一年前に言ってくれるからいいですよ。「明日閉鎖するぞ、給料はもう用意しとるから取りきて、お前から社員に言え」と。辛かったですよ。そういうのはいっぱいあります。だから、これは一年余裕があると思ってますけどね、すぐ来ますよ。  日出は日本テキサスがいなくなりましたけど、町に譲渡してくれると。で、法人税ちゅうか、あすこは町税ですね、日出はまだ町ですから。四千六百万減ると、町税がね。だから、それを取り返さなくてはいけないと言ってますけど、向こうは四百人いたけど、就職してる方は五十人ぐらいです、今本当に。  で、今、私がいた会社がどうなってるかというと、もうばらばらちゅうか、もうどこにみんな行ったか分からないし、野田建工に行ったのもおるし、全然分からないですね。だから、会社がもうばらけちゃったら連絡とろうとか、総務課とかもうないんですよ。もうぽっと紙来てこのぐらいの紙、張られたら、支払人である私でも中に入れないんですよ。鉛筆一本、消しゴム一個持ち出せないんですよ。ここはそんなことないですよ。  だから、一年あるとかそんなんじゃなくてね、もう早くから、もう今、拝田に団地をつくるとか、つくらなくてこれをどうか活かす、草っ原はあるしトイレは付いとる、事務所はある。こんないいとこないですよ。だから、大学に貸すとか小売してどっかの工場を入れるとかね、それもチャンスですよね。でも下手すると、黙ってたら、自分のとこの品物持ってきて、あっこソーラーにしますよ、向こうが。だからその前に話をしなくちゃいけないと思うんですけどね。  やはり、職業安定所に皆さん行ったことないと思いますけど、私も無職になったので三カ月ぐらい行ったんですけど、ものすご多いですわ。で、今は名前書きだすんじゃなくて、パネルでこうするんですね。私はやり方分かんなかったから、若い人に聞いて「お兄ちゃん、ちょっと押して」とか言うて、行く気はなんですけど押してもろた。だけど、もう全部介護。週二日泊まって十五万。そればっかりです。あとはあんまりありません。  だから、今のうちにね、勤めてる方も、他所に行くことをね、そんなに心配したほうがおかしいと思う。私の息子も今栃木県にいます。だけど、隣の魚屋の子は今、今度インドに転勤になりました。その近くの人は、今度は日産のメキシコ工場に転勤です。行ってます。  でも世界を知ることはいいことだと思うんですね。日本を知ることはいいことだと。だから、もう自分の育てる子供がまだ中学生、小学生だなと、もう大変なことになる。もう奥さんはすぐどっかパートに出すとか、そういう対策をとってね。人が助けてくれませんから。退職金もこれ、ちゃんとくれるし、こんな一流会社ですからいいと思うんですけどね。  そういう点でね、やはり何でも公に人に任せるとか、偉い人がいて上と話しゃ残るんじゃないかとか、残りません、それは、私は残らないと思う。それは会社の戦略です。重役会議ちゅうのがあってですね、決めたらですね、もうそれに向かって利益を出す。もう利益追求するのがミリとか秒の、昔は日進月歩とか言いよったけども、秒単位でですね、行く時代ですからね。  だから、その点、そういう話は相手の会社側とどのくらい進んでるですかね、今。 ◯議長(徳田 哲君)商工振興課長 江口弘和君。 ◯商工振興課長(江口弘和君)商工振興課長の江口でございます。  お答えをいたします。  現在は、答弁で申しましたとおり、事業の存続、雇用の継続というのを要請をしております。事業の存続で一人でも多くの雇用が残れるように働きかけていきたいというふうに考えております。  現在、取引先との調整に入ってるという段階で協議中だというふうにお伺いしております。詳細な事情につきましては、答弁で申し上げたとおり、得れてないとこでございますが、まずは的確な情報収集に努めたいということで、議員さん言われるように、十二万平米という広大な土地であります。また、有効活用という部分は認識しておりますので、今後の動向を見ながら適切に対応してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来君。 ◯十一番(加来栄一君)これはやっぱり、本当時間との戦いですよ。もう会社一回閉めて腐りかけたら、連絡してもですね、余り相手しません、本当の話、はい。もう新しいところに人材をばっとやって、いいと思ったらばあっと儲けようと思ってですね。でもうそれがこんな大きな会社だったら、本当にこうテスラちゅう電池会社、これぴしゃっと出とるんですね。アメリカの会社。で、これがiPhoneで遅れちょったんです、パナソニックは。そしたらこれをより頑丈なと防水が売りのですね、これ神戸の工場で作るちゅうんですよ。一個十三万するんですけどね。それをどこに売るか、それは要するに市役所とかですね、それから消防署、主に現場ですね、そういう落としてとか、もう水の中に落ちてもいいようなこれを売ろうと、これにかけちょるんですね、やっぱり。ちょっとパナソニック、遅れてましたからね。  だから、そういうふうにもう、世界はどんどん動いていきよるし、ここに何百人いたとしてもですね、会社がもう一旦決めたらね、もうそれは譲れません。私が日産にいてそうなんですけど、追浜工場、横浜工場潰すときにもですね、五千人ですよ、一発で切ってる。そんなもんなんですよ。まして今、非正社員ですから切りやすいんですよ。で、その人たちは失業保険とかそんなん、入ってる人もあれば入ってない人もある。  で、今度はこの形を作るから集まれちゅうたら、すぐ人材会社に電話したら百人、二百人、ばんばん来ますからね。それが今の現実社会なんですよ。だから、のんきなことを言いよったら、本当、置いていかれますよ。だから私は、いま一度ね、そこのところを考えて、スピード感を持ってね、やっていただきたいなと思います。  では、次の質問に移ります。  子育て支援の調整役なんですけどね、この問題ですね、小規模保育園で六人から十九人というか、認定こども園ちゅうのは幼稚園と保育園を兼ねたところですよね。そういうところにですね、幼稚園とか保育園のところ、そういうのがあるとか知らない人に紹介するのがコーディネーターの仕事だというんですが、資格とかそういうのはなくていいと、本当にいいんですか。 ◯議長(徳田 哲君)子育て支援課長。
    ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)すみません、もう一回。 ◯議長(徳田 哲君)再度質問をお願いできますか。 ◯十一番(加来栄一君)はい、分かりました。  端的に言えばですよ、二〇一四年から子育ての保護者に保育園などの情報を提供したいというような名目で作るでしょう。で、国はですね、十四億円の予算付けしてますわね。宇佐市で、具体的に何人ぐらい雇用して、どこに大体予定しているとか、そういう予定はないんですか。 ◯議長(徳田 哲君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)子育て支援課長の古庄でございます。  再質問にお答えします。  先ほども部長のほうからお答えしましたとおり、現在考えているのは子育て支援課の窓口、それから二十六年度末に開館予定の宇佐児童館の子育てサロン内、それから今後考えていく分につきましては、市内中学校区に七施設ございます地域子育て支援拠点の職員を、研修等を行って養成していきたいという考えであります。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)じゃあ、次に行きます。世界遺産についてお聞きします。  世界遺産ですね、まあ登録されたことは非常にいいことですね、GIAHSというらしいんですけど。日本で五カ所今指定されてますね。佐渡それから能登それから静岡のお茶場、それから阿蘇の草原ですね、それに宇佐市がなりましたけども。なったばっかりでこれからなんでしょうけど、この前私は七尾市に行ったんですね。そのときに、神奈川県でこれが最初に日本でなぜ取り入れたか、そのとき普通は、石川県金沢市だったら加賀屋という立派なホテルがあるから、あの辺で国際会議をするのかと思ったら、加賀屋がもう一つ七尾市に国際会議場と同時通訳ができるところ、二千人ぐらい入るところを持ってるらしいんですよ。で、そこで七尾市になっちゃったんですけど。  で、七尾市がですね、すごく今進んでるなと思って。これが小さな田んぼをですね、オーナー制度で、畳一枚ぐらいの田んぼでも千枚田ちゅうて、「白米の千枚田」ちゅうてですね、観光で二百万個ぐらいのLEDを使って夜照明をするらしいんですけどね。で、オーナー制度でやってるんですけど、宇佐市はできたばっかりですから、そういうイメージとか、そういうのはどんなふうに取り組むですか。 ◯議長(徳田 哲君)耕地課長 川野慎三君。 ◯耕地課長(川野慎三君)耕地課長の川野です。  今、議員さんが言われたとおり、まだ去年の五月に認定されたばっかりで、大分県はばかりなので、今からというふうなところなんですけども、宇佐市においては来年度は世界農業遺産推進補助金というふうなことで、金額は最高三十万円ですけども、そういう世界農業遺産を推進するような事業を行う団体について、補助金制度を新たに設けようというふうなことで、当初予算に計上させていただいておりますので、そういうのを利用しながら、地域の世界農業遺産関連の事業を推進していきたいというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)今からということなんですけど、県が一応八億八千九百万予算を組んでますけどね。ちょっと私も気になったので調べたら、一応大分県は「乾しいたけ」、それが全国で四〇%であると。で、クヌギを植えて、クヌギのサイクルが十五年ということで、それがまたクヌギをほだ木にしてシイタケつくって終わったらまた土に帰っていって、栄養のあるミネラルの入った土になって、それが水に流れて循環してサンショウウオとかアオウオとか、そういうのがですね、イワギリとかそういうのが育っていて、そういうサイクル、循環農業ということで聞いてるんですけどね。  それともう一つは国東の七島イて畳表ですかね、あれでいくんですけど。私のところによう都会の人がね、ちょっと見たいんだけどち、電話くれた。やはりチラシとか。どう説明したらいいですかね、どこか連れていくとこ、あるんですかね。 ◯議長(徳田 哲君)耕地課長 川野慎三君。 ◯耕地課長(川野慎三君)耕地課長の川野です。  再質問にお答えします。  今、議員さんが言われたように、世界農業遺産は今言われた循環システム、農林水産業の循環システムというふうなことで、非常に世界文化遺産みたいに、ある品物が、不動産があって認定されたものでなくて、システム、動産が認定されたものでありますので、非常に連れていくのが、視察に見えて現地に連れていくのが非常に難しい部分が確かにあります。  今、高田では田染荘とかそういうふうなところに連れていってるみたいですけども、宇佐市においては今世界農業遺産で見えられたときに、一つの農業に関する伝統文化の発祥の地でもあります、宇佐神宮を案内して、宇佐神宮の荘園が田染荘であり、国東半島全体の水田は元々は宇佐神宮の荘園であったということで、この宇佐神宮がもとだよというふうなことで、宇佐神宮の神仏混合のお話とか、そういうのとあわせて、宇佐市にもオオサンショウウオとかいうふうな希少生物がおりますので、そういうのを紹介しながら視察の対応をしているところです。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)では、教育問題に移りたいと思いますが、私が市長さんとちょっとすれ違うときに、教育についてちょっとお聞きしたら、小規模校も大事にしますよと、すぐ統合とか合併とか考えなくて、できるだけ地域の方の学校、そして地域がだんだん疲弊しないようにしていくのは、学校が絶対なくちゃだめだという考え聞きましてね、ああ、市長もそういうふうに思っていただいてるんだなと。それで建て替えや耐震をやっておりますけどもですね、院内に中部小学校の分校に上院内小学校というのがあります。今、三名おります。で、四年生になったら本校に通うんですけどね、今年から二名になりますけども、再来年にまた一人入りまして、三人になりますけど、そこがこの前教育長さんも来ていただいたんですけど、ふるさとの広場をやったんですけどね、その生徒たちが、最初はドングリの作り方から全部ビデオで紹介しながら本当に作ってみせて、それから石橋の松田新之助の話とかいろいろありましてですね、もうすばらしいんですよね。  そしてその後、落語をしたんですね。ハラ君とゴトウ君ちゅうのがねですね。それがもう頭の中にぴしゃっと入っていて、これはもう、ああ、第二の桂文治さんが出るんじゃないかなちゅうぐらいうまいんですよね。  ですから、そういう田舎の学校の良さちゅうのをですね、大事にしていってもらいたいなと思います。  教育長さんも感動されたと思うんですけども、やはり先生が頑張れば生徒も頑張ると思います。で、頑張れば全体のレベルが上がるんです。全体のレベルを上げるちゅうのはやはり教育の一番、国を創る骨幹は教育なんですけどね。  この前県議が言ってたんですけど、上野ヶ丘高校の偏差値が六十八、宇佐高校の偏差値が四十八なんです。これはもう大変なことですね。全然国立いっきる子とか上がりませんよ。だから、それに追いつくためには、じゃあ宇佐市の生徒が中津に逃げてるから、南高や北高に行ってるからだけで済まなくて、次の策を考えるべきだと私は思うんですけどね。  で、私の中にタブレットちゅう、今度最近ITを使ってる学校で反転授業ちゅうのをやってる学校、まあ武雄市の樋渡市長さん、ちょっと変わってる方なんですけども、教育問題で教育の中立性ですか、そういうとき、阿久根市の市長さんやら橋本市長さんに権力持たせたら大変だなち私は思って、中立性が保たれたほうがいいと思ってるんですけど、やはりその中で、やはり強く言うところは言わなくちゃならないし、日教組に強くぴしゃっというところはやらなと思うんですよ。「君が代」が悪いとか、日の丸が悪いとかそうおっしゃいますけど、じゃあオリンピックで金メダルを取ったとき、日の丸が掲がるとき笑いなさんなと言いたいですよね。だからそれぐらいぴしっとした教育をしていく人をね、教育の人事でやっていくべきなんですけどね。  タブレットのこの反転授業ちゅうのは、予習をしていくわけですね。で、学校では予習を生徒がしてるから楽なんですよね。先生はあと「どうしてそういうふうになったの」とか生徒自身に勉強させると。先生からこうしなさい、ああしなさい、正解は何ですよちゅうんじゃなくてね。それで今樋渡市長は落ちこぼれをつくらないのが公の教育だと、そういうふうにおっしゃってるんです。教育長、どう思いますか。 ◯議長(徳田 哲君)川島学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島でございます。  再質問にお答えいたします。  今、議員ご指摘のように、やはり子供たち一人一人の学力を保障していくという立場からいきますと、落ちこぼれをつくらないというのは大変重要なことだと思います。宇佐市の実態としましても、やはり低学年から高学年、そして中学校へと上がるにつれて、だんだん勉強も難しくなります。そうなっていくと、やはり学力の二極化、いい子は、やはり学力のある子はあるんですが、やはり低学力の子というのがありますので、学校教育の中では教職員もそれぞれ自分たちで自覚しまして、習熟度事業等も取り入れながら低学力の子をさらに学力アップさせていくさまざまな努力を現在しているところでございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来君。 ◯十一番(加来栄一君)ちょっと資料をいただいてるので、聞きたいことがあったんですけどね、今、百三十一台各学校に配付されていると思うんですけども、iPadIIとiPadAir、これは第三世代とか第四世代のことを言ってるのか、そういう種類がちょっと違うところかちょっとお聞きしたいのと、それからこういうとき普通の家庭でタブレットをしたら、基本料金が五千円ぐらいかかりますよね。これは学校では学校でもって集団で契約してるのか、それちょっとお聞きしたいのと、それから入札、今後のですね、これをすると思うんですけど、何社ぐらいいつも入札してるのか、ちょっとお聞きします。 ◯議長(徳田 哲君)川島課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  入札につきましては、やはり指定業者、できる限り地元の業者でタブレット等を扱っている会社等をお声かけをしながら、法規に則って正常にやっているところでございます。  タブレットにおきましても、その使い方は多肢にわたりいろいろな使い方がありますので、現在のところ徐々に広めていきながら、その使い方について調査研究しているところです。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)指導する先生方も、全部得意な先生ばかりじゃないと思うんですけど、それをするコーディネーターとか指導員の配置というのは、宇佐市内で何人いらっしゃるのかと、主にNECと富士通とかありますけど、どこのメーカーをご指定しているのか、ちょっとお聞きしたいんですけど。  コーディネーター、先生が全部できないとこもあると思うんですよね。そういうときは、助っ人と言いますか、そういう方がいるんですかね。 ◯議長(徳田 哲君)川島学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  先生方にももちろん得意な先生と不得意な先生がいらっしゃるんですが、県のほうにもそのようなコーディネーター役に講習会を開き、各学校に訪問をして、指導を今する体制ができておりますので、講習会等、また学校に訪問しての講習会等を来年度も開いていく予定であります。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来君。 ◯十一番(加来栄一君)今度、道徳教育が教科化されるんですけど、生徒に道徳を教える先生もね、先生自身がね、いい先生ばっかりじゃない、中には全国的にとんでもないのがいてですね、「黙祷」とか言うて、その間に盗撮して、五人も撮って捕まった人やら、四十キロオーバーしている人やら、校長先生が修学旅行費使い込んだと、めちゃくちゃですね、これ。だから、生徒の前に先生の道徳教育を強化してください。  以上です。終わります。 ◯議長(徳田 哲君)以上で、加来栄一君の一般質問を終了いたします。  以上で、本議会の市政一般に対する質問を全て終了いたしました。  ここで議事日程の変更についてお諮りいたします。  次の本会議は、十日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の後、議案に対する質疑、議案並びに請願の委員会付託となっておりますが、本日、市政一般に対する質問を全て終了いたしましたので、会議規則第二十一条の規定により、十日の日程を議案に対する質疑の後、議案並びの請願の委員会付託と変更したいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(徳田 哲君)ご異議なしと認めます。  よって、十日の議事日程を変更することに決しました。  次の本会議は、十日午前十時から再開し、日程は議案に対する質疑の後、議案並びに請願の委員会付託といたします。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。長時間にわたりご苦労でございました。  しばらくお待ちください。総務部長が皆さん方にしばらく報告があるということですので、お聞きいただきたいと思います。  稲積君。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積です。  議長のお許しいただきましたので、追加議案について報告、御説明をさせていただきたいと思います。  一昨日、追加議案第四十七号としまして、雪害対策に係る一般会計補正予算案の第七号を提案させていただきました。しかし、その後、農家の皆さん方の負担をより軽減するため、国、県が補助率を拡充するということが明らかになりました。  そこで、宇佐市としましても、国、県に合わせまして、農家の負担軽減のため三月十日の月曜日に議会運営委員会を開催いただいて、そこで再度補正予算案の提案を追加提案としてさせていただきたいと思います。  議案書につきましては、補助率が明日中には明確になります、固まる予定でありますので、確定次第議案書を作成しまして、土曜日の間に議員の皆さん方のお手元にはお届けをしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。  以上であります。 ◯議長(徳田 哲君)何か質問ありますか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(徳田 哲君)よろしいですね。  以上で終わります。              散会 午後四時三十六分 宇佐市議会...