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2013年09月10日 平成25年第5回定例会(第2号) 本文
2013年09月10日 平成25年第5回定例会(第2号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2013-09-10
    2013年09月10日 平成25年第5回定例会(第2号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
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    2013年09月10日:平成25年第5回定例会(第2号) 本文 (385発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過 (二日目)              開議 午前十時一分 ◯議長(徳田 哲君)おはようございます。  きのうは県体、大変お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。すがすがしい朝を迎えられたことと思います。  それと、昨日市長以下、応援ありがとうございました。  それと、永松監督、そして、チームの選手の皆さん、管理職組合から大変過分なお祝いをいただきました。皆さんにかわってお礼を申し上げます。ありがとうございました。  しかし、一般質問では手を抜きません。よろしくお願いいたします。  それでは、改めて、おはようございます。  ただいま出席議員は二十五名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立をいたします。  それから、本日、眞砂局長が、奥さんのお父さんの不幸のため欠席をいたしております。局長代理に麻生公一君、書記に尾方勇司君を命じましたので、よろしくお願い申し上げます。何か一言ありますか。  これより九月三日をもって招集されました第五回宇佐市議会定例会を再開いたします。  開議に先立ち、再任されました近藤教育長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。  教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)皆さん、おはようございます。  議長に発言のお許しをいただきましたので、教育長就任に当たっての御挨拶を申し上げます。  さきの九月の三日の本会議におきまして、教育委員として皆様方の御同意をいただきました近藤一誠でございます。本当にありがとうございました。  その後、市長から教育委員としての任命辞令を受けまして、九月の六日に臨時の教育委員会を開催し、その中で、引き続き教育長ということで任命を受けました。非常に身の引き締まる、そして責任感の重さを、今強く感じているところであります。どうぞよろしくお願いをいたします。  今、教育行政、いじめ、不登校、そして、学力・体力、そして、徳育、こういった、いわゆる生きる力、そして、教育行政の根幹であります教育委員会制度のあり方、こういったものが大きな課題となっておるところであります。そういった意味では、教育行政、曲がり角、大きな転換期を迎えておるのかなあという気がしておるところであります。  そうした中で、子供たちを初めとした多くの宇佐市民の方々の教育に対する要望に十分応えてまいる教育環境整備、これに努めてまいりたいと思っておるところであります。中でも、私たちの跡を継ぐ子供たち、日本をしょい、この郷土宇佐をしょって立つ子供たちの育成には、十分力を注いでまいりたいと思っております。
     また、この宇佐市には、先人が残していただいたすばらしい文化と、そして、豊かな文化財、こういったものもたくさんございます。こういったものを、今後十分整理、そして、保存、そして、継承して、後世に続いていく、そういったことにもしっかり力を注いでまいりたいと思います。  長寿社会を迎えた中でのスポーツの振興、こういったものにも気を配りながら、住んでいい町、そして、訪れていい町、まちづくりを進めております市政の一翼を担っていきたいなと考えておるところでございます。  大人が学び、子供たちが学ぶ教育の町宇佐をつくってまいりたいと考えております。そのためには、議員皆様方の御指導、御鞭撻、そして、御支援を賜りたいと思っておるところでございます。今後ともどうぞよろしくお願いをいたします。  簡単でありますけれども、これで教育長の就任の挨拶にさせていただきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ◯議長(徳田 哲君)これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(徳田 哲君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。   市政一般に対する質問一覧表(平成二十五年九月十日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨       │答弁を   ┃ ┃      │                         │求める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃七番    │一、入札制度について               │市長もしくは┃ ┃辛島光司君 │ (1) 現在の入札制度において、競争による技    │担当部課長 ┃ ┃      │   術力の向上はどのように担保されている    │      ┃ ┃      │   のか。                   │      ┃ ┃      │ (2) 先進地や先進事例と照らし合わせて、宇    │      ┃ ┃      │   佐市の入札方法は最良の方法だと言える    │      ┃ ┃      │   のか。                   │      ┃ ┃      │ (3) 公共の事業を発注する立場において、ど    │      ┃ ┃      │   のような行政指導を行っているのか。     │      ┃ ┃      │二、合併後の宇佐市について            │市長もしくは┃ ┃      │ (1) 一市二町が合併した当初の考え方や計画は   │担当部課長 ┃ ┃      │   どのようなものだったのか。         │      ┃ ┃      │ (2) 今後の課題や方針は。            │      ┃ ┃      │三、土曜学校(授業)について           │市長もしくは┃ ┃      │ 文科省が来年度、土曜授業に取り組む学校へ    │担当部課長 ┃ ┃      │ の補助制度を新設する方針を発表したが当市    │      ┃ ┃      │ はどのように捉えているのか。          │      ┃ ┃      │四、観光や交流における“マナー”について     │市長もしくは┃ ┃      │ (1) 観光戦略の観点や交流満足度の向上の観点   │担当部課長 ┃ ┃      │   から、当市におけるマナーについて現状を   │      ┃ ┃      │   どのように捉えているのか。         │      ┃ ┃      │ (2) 「あいさつ」は基本的なマナーでもあるが、  │      ┃ ┃      │   最近の職員の挨拶に対する意識は以前と比   │      ┃ ┃      │   べてどうか。                │      ┃ ┃      │五、東九州自動車道開通後の観光戦略について    │市長もしくは┃ ┃      │ 大分・宮崎両県は東九州自動車道の開通を見    │担当部課長 ┃ ┃      │ 据え、官民を挙げて、観光ルートとしての九    │      ┃ ┃      │ 州の東海岸について協議を始めたが、宇佐市    │      ┃ ┃      │ としての戦略と行動は。             │      ┃ ┃      │六、スポーツ推進について             │市長もしくは┃ ┃      │ 各スポーツ団体における、各種大会の開催状    │担当部課長 ┃ ┃      │ 況や開催に伴う交流人口など、どのように把    │      ┃ ┃      │ 握しているか。                 │      ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃四番    │一、いじめ防止対策について            │市長・部長及┃ ┃衛藤義弘君 │ (1) 宇佐市内の小学校・中学校において「いじめ」 │び担当部課長┃ ┃      │   と思われる事案はあるのか。         │      ┃ ┃      │ (2) アンケート調査により、詳細結果を教職員   │      ┃ ┃      │   で共有し、保護者に情報開示したのか。また、 │      ┃ ┃      │   校長は市の教育委員会に報告・提出したの   │      ┃ ┃      │   か。                    │      ┃ ┃      │ (3) 校長はじめ教職員で「いじめ」につながる   │      ┃ ┃      │   事項の協議や対策を検討し、教育委員会に   │      ┃ ┃      │   報告・提出したか。             │      ┃ ┃      │ (4) 文科省が今後、法に基づき定める「いじめ   │      ┃ ┃      │   防止基本方針」を参酌し、「地域いじめ防止  │      ┃ ┃      │   基本方針」の策定に努めるよう求めるとあ   │      ┃ ┃      │   る。また、現場の目線に立った基本方針の   │      ┃ ┃      │   策定に努めるとある。そこで、市としての   │      ┃ ┃      │   考えは。                  │      ┃ ┃      │ (5) 関係機関との連携を強化するために、学校   │      ┃ ┃      │   や児童相談所、警察などの担当者で構成す   │      ┃ ┃      │   る連絡協議会を置くことができるとしてい   │      ┃ ┃      │   る。市の見解は。              │      ┃ ┃      │二、熱中症対策について              │      ┃ ┃      │ (1) 宇佐市での熱中症による搬送人数と、年齢   │      ┃ ┃      │   別、傷病の程度は。             │      ┃ ┃      │ (2) 市として熱中症対策はどのように取り組ん   │      ┃ ┃      │   だのか。                  │      ┃ ┃      │ (3) 学校での熱中症対策は。           │      ┃ ┃      │ (4) 来年を想定して熱中症対策に、宇佐市内の   │      ┃ ┃      │   小・中学校にミストシャワーの設置を要望   │      ┃ ┃      │   するが。予算に応じては市役所本所・支所   │      ┃ ┃      │   及び観光施設の必要性に応じ設置の検討は。  │      ┃ ┃      │三、人口減少自治体の活性化について        │      ┃ ┃      │ (1) 当市において人材誘致・移住・交流の促進   │      ┃ ┃      │   に向けた施策があるか。           │      ┃ ┃      │ (2) その施策により効果がどのようにあったか。  │      ┃ ┃      │ (3) 今後新たな人材誘致・移住政策が検討され   │      ┃ ┃      │   ているのか。                │      ┃ ┃      │ (4) 情報発信の充実・強化のために全国発信の   │      ┃ ┃      │   運動を起こした取り組みは。また、その効   │      ┃ ┃      │   果は。                   │      ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃一番    │一、学校、教育に関して              │市長・教育長┃ ┃後藤竜也君 │ (1) 公共心をどのように教えているか。「人に迷  │担当部課長 ┃ ┃      │   惑をかけない」をどのように定義している   │      ┃ ┃      │   か。                    │      ┃ ┃      │ (2) 平和学習に関して、指針は教育委員会が示   │      ┃ ┃      │   しているのか。各学校や担任の判断か。    │      ┃ ┃      │ (3) 最近、地面に直接座る若者を多く見かける。  │      ┃ ┃      │   教育委員会、学校として指導はしないのか。  │      ┃ ┃      │ (4) 市内の小・中学校に於いて、プールの老朽   │      ┃ ┃      │   化が進んでいるが、改修が必要と認識して   │      ┃
    ┃      │   いるのは何校か。また、改修予定(時期)   │      ┃ ┃      │   をどのように考えているのか。        │      ┃ ┃      │二、観光振興に関して               │担当部課長 ┃ ┃      │ (1) 中津市に縁のある「黒田官兵衛」が来年度   │      ┃ ┃      │   大河ドラマに決まり、これから中津市に多   │      ┃ ┃      │   くの観光客が見込まれるが、これを宇佐市   │      ┃ ┃      │   として、どのように活かし、観光振興に繋   │      ┃ ┃      │   げていくのか。               │      ┃ ┃      │ (2) 今年は、二十年に一度の伊勢神宮の式年遷   │      ┃ ┃      │   宮、六十年に一度の出雲大社の遷宮があり、  │      ┃ ┃      │   全国的にも広く知られている。最近、宇佐   │      ┃ ┃      │   市のメディアへの露出は飛躍的に増え、喜   │      ┃ ┃      │   ばしい限りだが、永続的に観光振興を図る   │      ┃ ┃      │   には、やはり、宇佐市の観光の核は宇佐神   │      ┃ ┃      │   宮である。参拝者数三百万人を目指すのに   │      ┃ ┃      │   具体的方策をどのように考えているか。    │      ┃ ┃      │三、将来を見据えた財源確保への取組みについ    │担当部課長 ┃ ┃      │ て                       │      ┃ ┃      │ (1) 遊休市有地について、除草作業等、適切な   │      ┃ ┃      │   管理が出来ているとは言い難い状況だが、   │      ┃ ┃      │   どのように考えているか。また、財政の健   │      ┃ ┃      │   全化、市有地の適正化を図るため、資産整   │      ┃ ┃      │   理を推進すべきでないか。          │      ┃ ┃      │ (2) 太陽光発電への直接投資や場所貸し、ネー   │      ┃ ┃      │   ミングライツ(命名権)等、厳しい将来の   │      ┃ ┃      │   財政を見越して、増収に向けた取組みを望   │      ┃ ┃      │   む声があるが、市はどのように考えている   │      ┃ ┃      │   か。                    │      ┃ ┃      │四、公民館に関して                │担当部課長 ┃ ┃      │ (1) 現在、新設の場合は市独自の建設補助があ   │      ┃ ┃      │   るが、改築の場合は県の補助事業を除き、   │      ┃ ┃      │   市独自のものは無い。各地区の公民館及び   │      ┃ ┃      │   集会所が老朽化していく中で、改築の場合   │      ┃ ┃      │   も補助すべきではないか。また、補助率の   │      ┃ ┃      │   引き上げも要望する。            │      ┃ ┃      │ (2) 市が避難所に指定している公民館、集会所   │      ┃ ┃      │   の耐震のチェックは為されているか。基準   │      ┃ ┃      │   を満たしていない施設に関して、対応は考   │      ┃ ┃      │   えているか。                │      ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃十一番   │一、消防署の人員配置について           │      ┃ ┃加来栄一君 │ (1) 火災の有った地区の住民が消防車や救急車   │      ┃ ┃      │   が遅いのは職員が少ないのでは。       │      ┃ ┃      │ (2) 今度、購入予定の車輌の水槽で何分間放水   │      ┃ ┃      │   出来るか。                 │      ┃ ┃      │ (3) 避難のおくれた人を助け出す位の人員は確   │      ┃ ┃      │   保されているか。              │      ┃ ┃      │ (4) 消防団の団員用の救命胴衣は各分団に有り   │      ┃ ┃      │   ますか。                  │      ┃ ┃      │二、公務員と選挙について             │      ┃ ┃      │ (1) 市として公務員の選挙運動をどのように考   │      ┃ ┃      │   えているのか。               │      ┃ ┃      │ (2) 今回の報道を受けて、職員をどう指導する   │      ┃ ┃      │   のか。                   │      ┃ ┃      │三、県からの権限移譲について。          │      ┃ ┃      │ (1) 二十一項目の中で進んでいない事項は。    │      ┃ ┃      │ (2) 事務的な量、人数の関係で現状ですべて実   │      ┃ ┃      │   施出来るか。                │      ┃ ┃      │ (3) 新たな設備や機材の費用は有りますか。    │      ┃ ┃      │ (4) 市がすべて行った場合の手数料収入の見込   │      ┃ ┃      │   は。                    │      ┃ ┃      │四、商店街の再生について             │      ┃ ┃      │ (1) 市は中心市街地をどこにして、どういう街   │      ┃ ┃      │   にしたいのか。               │      ┃ ┃      │ (2) 市内に有るアンテナショップの存在意義と、  │      ┃ ┃      │   今後の補助金は。              │      ┃ ┃      │ (3) 店の経営体質と感覚を変えなければ維持は   │      ┃ ┃      │   無理では。                 │      ┃ ┃      │五、運動公園について               │      ┃ ┃      │ 夢見やぐらが傷んでいるので、今の内に補     │      ┃ ┃      │ 修すべきでは。                 │      ┃ ┃      │六、教育問題について               │      ┃ ┃      │ (1) はだしのゲンの閲覧制限を教育長はどう考   │      ┃ ┃      │   えましたか。                │      ┃ ┃      │ (2) 小中学生のスマホ依存症の対策は。      │      ┃ ┠──────┼─────────────────────────┼──────┨ ┃二番    │一、岳切渓谷の整備について            │市長    ┃ ┃河野睦夫君 │ (1) 今年度の来客状況は。            │担当部課長 ┃ ┃      │ (2) 岳切渓谷の整備計画は。           │      ┃ ┃      │ (3) 主要な観光地としての取り組み状況は。    │      ┃ ┃      │二、院内の「石橋群」の保存について        │  〃   ┃ ┃      │ (1) 文化財として石橋をどのような位置づけで   │      ┃ ┃      │   捉えているのか。              │      ┃ ┃      │ (2) 指定文化財の石橋とその他の石橋との違い   │      ┃ ┃      │   は。                    │      ┃ ┃      │ (3) 「七十五基の石橋群」全体を文化遺産とし   │      ┃ ┃      │   て取り組む考えは。             │      ┃ ┃      │三、高齢者虐待について              │  〃   ┃ ┃      │ (1) 市内での発生事例はないか。         │      ┃ ┃      │ (2) 虐待防止への取り組みは。          │      ┃ ┃      │ (3) 今後、どのようにチェック、指導していく   │      ┃ ┃      │   のか。                   │      ┃ ┃      │四、児童館の開設について             │  〃   ┃ ┃      │ (1) 児童館の規模及び付帯施設はどのようなも   │      ┃ ┃      │   のを計画してるのか。            │      ┃ ┃      │ (2) 現時点で、どのような改修を計画している   │      ┃ ┃      │   のか。                   │      ┃ ┃      │ (3) 市民の声をどう反映していくのか。      │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛
     まず、七番 辛島光司君。 ◯七番(辛島光司君)皆さん、おはようございます。  議長から、冒頭挨拶がありましたけれども、一昨日、昨日にかけて行われた、第六十六回大分県民体育大会の公開競技であります議員ソフトボールにおいて、見事、見事としか言いようのない、選手全員の願いであった優勝、大変お疲れさまでした。計四試合を戦い抜き、大分県議会、全県内市町村議会に宇佐市ここにありと、響きわたったことだと思います。  また、連日お忙しい中、駆けつけたいただいた市長、教育長を初め応援していただいた方々皆様に、この場をかりて心より感謝申し上げます。皆様の熱い声援あってこその結果だと、みんながそう思っていると感じております。  そして、また、宇佐市を背負い、参加された多くの県体参加選手の皆様にも、同様に大変お疲れさまでしたと、この場をかりてお伝えしたいと思います。  今回改めてスポーツのよさ、醍醐味を十分味わいました。とりわけ、団体スポーツならではの一体感、ラグビー界で有名な言葉、「ワン・フォー・オール オール・フォー・ワン」、一人はみんなのために、みんなは一人のために、まさにこの言葉の実践の場であったと、一晩振り返ったところであります。  それでは、平成二十五年度九月定例会において、議員ソフトボール大会同様、引き続きトップバッターとして一般質問を行いたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず、一項目め、入札制度について。  一点目、現在の入札制度において、競争による技術力の向上はどのように担保されているのか。  二点目、先進地や先進事例と照らし合わせて、宇佐市の入札方法は最良の方法だと言えるのか。  三点目、公共の事業を発注する立場において、どのような行政指導を行っているのか。  二項目め、合併後の宇佐市について。  一点目、一市二町が合併した当初の考え方や計画はどのようなものだったのか、改めてお聞きします。  二点目、今後の課題や方針は。  三項目め、土曜学校、土曜授業について。  文科省が、来年度土曜授業に取り組む学校への補助制度を新設する方針を発表いたしましたが、当市はどのように捉えているのか。  四項目め、観光や交流におけるマナーについて。  一点目、観光戦略の観点や交流満足度の向上の観点から、当市におけるマナーについて、現状をどのように捉えているのか。  二点目、挨拶は基本的なマナーでもあると思いますけども、最近の職員の挨拶に対する意識は、以前と比べてどうかお聞きいたします。  五項目め、東九州自動車道開通後の観光戦略について。  大分・宮崎両県は、東九州自動車道の開通を見据え、官民を挙げて観光ルートとしての九州の東海岸について協議を始めましたが、宇佐市としての戦略と行動は。  六項目め、スポーツ推進について。  各スポーツ団体における各種大会の開催状況や開催に伴う交流人口など、どのように把握しているのか。  以上、六項目にわたり、第一回目の質問をいたします。よろしくお願いいたします。 ◯議長(徳田 哲君)それでは、辛島光司君の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。  答弁に入ります前に、一言お祝いを申し上げます。  宇佐市議会議員ソフトボールチームにおかれましては、このたび行われました第六十六回大分県民体育大会において、十五年ぶりに優勝の栄冠をかち取られました。このことは、議員各位の結束力と日ごろの御精進のたまものであると同時に、宇佐市民に勇気と感動を与える快挙であり、心よりお祝いを申し上げますとともに、厚く御礼を申し上げます。  それでは、答弁に移らせていただきます。  七番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  五項目め、東九州自動車道開通後の観光戦略について、大分・宮崎両県は東九州自動車道の開通を見据え、官民を挙げて、観光ルートとしての九州の東海岸について協議を始めたが、宇佐市としての戦略と行動はについてでありますが、平成二十七年三月に予定されている東九州自動車道の全線開通に伴い、北部九州や本州からの観光客が著しく増加するものと予想されます。  このような状況を踏まえ、大分県では、JRグループ旅客六社、JTB等の旅行業者、自治体、観光業者等が共同で実施する全国最大の大型誘客キャンペーンと言われるディスティネーションキャンペーンを平成二十七年度に実施することとしており、今月二十日には設立総会が開催される運びとなっております。  市としましては、平成二十七年十月に予定されている宇佐神宮勅祭を初め、宇佐市をPRする絶好のチャンスと捉え、積極的に参加したいと考えております。また、映画「永遠の0」が年末から全国上映されるほか、御当地映画である「カラアゲ☆USA」が来年秋には全国上映される予定であることから、映画ファン等の誘客も期待できます。  市では、これまでも、博多どんたくでのパレード参加を初め、福岡向けの観光プロモーションの強化や観光オリジナルCMの放映、各種メディアへの記事掲載、また、イベント出展を通じたPR活動など、さまざまな取り組みを行ってきたところでありますが、今後、さらなる情報発信を行い、宇佐市に実際に立ち寄っていただけるよう、取り組みを強化してまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(徳田 哲君)次に、三項目めの土曜学校についてを、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。  七番 辛島議員の一般質問にお答えします。  三項目め、土曜学校(授業)について、文科省が来年度、土曜授業に取り組む学校への補助制度を新設する方針を発表したが、当市はどのように捉えているのかについてですが、文部科学省は、土曜授業に関する検討チームの中間まとめを六月末に受け、学校五日制を維持することが適当とした上で、地域の人材等を講師にしながら、課題解決型の学習や研究、体験活動といった総合的な学習を行うことなどを想定し、来年度からモデル事業を実施する方向性を示し、平成二十六年度概算要求に盛り込んだ旨のマスコミ報道等がありました。  国の概算要求の段階であり、正式な通知等は、まだ受けておりませんので、今後の土曜学校(授業)に関する国の動向を踏まえ、大分県教育委員会や校長会、地域のPTAとも連携しながら十分論議してまいりたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、一項目めの入札制度と、二項目めの合併後の宇佐市について、四項目めの観光や交流におけるマナーについてを、総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)皆さん、おはようございます。総務部長の稲積でございます。  七番 辛島議員の一般質問にお答えします。  一項目め、入札制度についての一点目、現在の入札制度において、競争による技術力の向上はどのように担保されているのかについてですが、平成十九年度より毎年二、三件の大型工事については、総合評価落札方式による入札を行い、価格だけでなく、企業の施工実績や配置予定技術者の能力、施工計画などの技術提案により落札者を決定しております。  専門性の高い工事については、要件の範囲を市外に広げますが、市内業者が参入可能と判断すれば、市内業者については実績要件を緩和し、技術力向上の機会を設けております。  また、平成二十二年度より、工事完成後に採点を行う工事成績評定を導入しており、品質管理、出来形管理や創意工夫などの項目を的確に評定することで、工事の品質確保やすぐれた工事を施工した者を表彰することにより技術の向上を図っております。  二点目、先進地や先進事例と照らし合わせて、宇佐市の入札方法は最良の方法だと言えるのかについてですが、市が発注する建設工事等の入札については、競争性、透明性、公正性の確保を基本とする中で、地域経済の活性化も考慮して、地場企業の受注機会の拡大に努めています。こうした方針の中では、総合評価落札方式や一般競争入札、指名競争入札を工事の規模や業者の格づけ等により一定の基準に沿って実施している現在の入札方法は、御理解を得られていると考えております。  なお、入札方法につきましては、県や他市を参考にしたり、要望等を考慮した上で、毎年入札制度検討委員会で見直しを行い、よりよい入札方法の実施に努めています。  先進事例としましては、民間の技術力を活用したバリューエンジニアリング方式や設計・施工一括発注方式などがありますが、県内でも実施例が少なく、工事規模や期間、業者の負担、事務量の増加などの課題もございますので、引き続き調査研究を行ってまいります。  三点目、公共の工事を発注する立場において、どのような行政指導を行っているのかについてですが、公正性や競争性の確保、透明性の向上や入札の適切な執行ということを基本に事務を進めております。  例えば、予定価格が公表されている入札で、予定価格以上の価格で入札を行った業者に対しては、単純ミスも考えられますので、一回目は軽微な違反行為として捉え、文書による注意を行い、是正に努めています。なお、文書注意を行った後も是正されない場合や建設業法違反、契約違反などに該当する場合は、建設工事等指名委員会に諮り、宇佐市の指名停止等措置要領に基づき指名停止措置をとります。  また、市では建設工事の公平性、透明性の確保ということから、予定価格を公表し、過剰な価格競争により工事の品質確保がおろそかにならないよう最低制限価格を設け、公表しております。公表のデメリットとして、入札の際、建設業者が見積もりをおろそかにするということが言われておりますので、適正な見積もりを行った上で応札するように、建設関係の各団体を通じて要請したこともあります。  次に、二項目め、合併後の宇佐市についての一点目、一市二町が合併した当初の考え方や計画はどのようなものだったのかについてですが、多様化・高度化する住民ニーズ、生活圏の広域化、交付税や税収の減少等、合併の必要性が生じたため、一市二町で合併を行い、新市の建設を総合的かつ効果的に推進することを目的とし、新市の一体性の速やかな確立及び住民の福祉の向上等を図るとともに、均衡ある発展に資するよう新市建設計画を策定いたしました。本計画は基本方針、根幹となる事業、公共施設の統合整備、財政計画等で構成され、七つの分野ごとに基本目標を設定し、事業を実施してきました。  具体的には、地域インターネット基盤整備事業、街なみ環境整備事業、定住促進対策事業、葬斎場建設事業、院内支所改築事業等、計画された多くの事業を実施しております。  二点目、今後の課題や方針はについてですが、前述の計画に挙げられた事業の中で、防災行政無線デジタル化事業のように、莫大な費用を要するため着手が遅れているものもございますが、計画策定時には想定されなかった東日本大震災や九州北部豪雨災害のような未曾有の災害が発生し、それらに備えるため、学校の耐震化、自主防災組織の強化など、市民の命や財産を守るという最優先すべき事業を行ってまいりました。また、地域コミュニティーの維持、活性化や歴史・文化の継承、保存といった喫緊の課題もございます。そのための対策といたしまして、まちづくり協議会の設立、活動の支援や、平和ミュージアム(仮称)の検討を行っております。  今後も、現在行っている施策を継続、進化させ、新たな課題に挑戦し、市民の皆様が、合併してよかったと思い続けられる市政を行ってまいります。  次に、四項目め、観光や交流におけるマナーについての二点目、最近の職員の挨拶に対する意識は以前と比べてどうかについてですが、是永市長の就任以来、トリプルA運動の柱として取り組んできていることから、着実に挨拶運動は職員に浸透してきているものと思っています。  しかしながら、まだまだ職員の挨拶が十分でないという市民からの御意見がないわけではありませんので、今後も管理職員みずからが率先して声かけを行っていくなどにより、職員全体の意識の醸成に努めてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、四項目めの観光や交流におけるマナーについての一を、経済部長 坂内啓二君。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)おはようございます。経済部長の坂内です。  七番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、観光や交流におけるマナーについての一点目、観光戦略の観点や交流満足度の向上の観点から、当市におけるマナーについて、現状をどのように捉えているのかについてですが、観光協会においては、常日ごろから観光ガイドやタクシーの運転手、お土産品店の店員さんなどのホスピタリティー向上について注意を払っていますが、さまざまな形で苦情が寄せられるケースがあると聞き及んでいます。  今後は、観光協会と連携を図りながら、公的施設及び民間施設それぞれでの各種研修活動を強化するなど、観光関係者の資質の向上も図りながら、交流満足度の向上に取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)最後に、六項目めのスポーツ推進についてを、教育次長 石田純治君。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)おはようございます。教育次長の石田純治です。  七番 辛島議員の一般質問にお答えします。  六項目め、スポーツ推進について、各スポーツ団体における各種大会の開催状況や開催に伴う交流人口など、どのように把握しているかについてですが、各スポーツ団体のうち、体育協会加盟団体が行う大会につきましては、年度当初に前年度の事業報告を提出していただいており、それによりますと、平成二十四年度の開催状況は、大会開催数が百十件、参加数は約一万五千三百名となっております。  また、体育協会加盟団体以外の団体が行う大会のうち、後援依頼により確認できます大会が九件、参加者は約二千百名となっております。  なお、宇佐市交流人口拡大のためのスポーツ大会等開催補助金制度において申請のありました宇佐市に宿泊を伴う交流人口については、平成二十四年度に三十六件、千百六十名、平成二十五年度は八月末現在で二十六件、千四百五十六名であります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)以上で答弁は終わりました。再質問はありますか。  辛島光司君。 ◯七番(辛島光司君)それでは、順次再質問を行いたいと思います。  まず、一項目め、入札制度についてですけども、適当な価格競争により、工事の品質価格がおろそかにならないようにとありましたけども、価格競争以外で、どういうところで競争されているんでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)契約管財課長。 ◯契約管財課長(田口憲明君)総合評価落札方式のことだと思いますが、企業の施工実績や配置技術者の能力、それから、資格、それから、施工計画などの提案により評価しております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)現在の方法によってですね、宇佐市の業者の技術は向上しているという判断ですか。 ◯議長(徳田 哲君)田口課長。 ◯契約管財課長(田口憲明君)辛島議員の再質問にお答えします。  施工するということは、いろんな現場を踏むことが大事だと思っております。その中で、いろんな小さなノウハウの積み重ねが技術力の向上につながると思っておりますので、いろんな現場を経験することにより、技術力が向上するものと思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島光司君。 ◯七番(辛島光司君)当然ながら、他市、どこもそうですけどね、どこも同じように、恐らく向上されているんだと思います。ということは、それ以上に、宇佐市も技術力向上していってもらわなければいけない。学力等も全て言われることなんですけども、結局ほかも努力しているわけですよね。宇佐市がそれ以上の努力をしていかなければ、地域間競争において厳しい未来が予想されるということになりますので、当然確実に向上していくことが第一だと思います。その上で、さらに向上していってもらいたいなという思いで質問をしているわけですけども、どういった先進地、調査研究等されているという答弁、ずっとありました。どういった先進地のどのような事例を比較等しながら、調査研究されているのかお聞きいたしたいと思います。 ◯議長(徳田 哲君)田口契約管財課長。 ◯契約管財課長(田口憲明君)契約管財課長の田口です。  辛島議員の再質問にお答えします。  先進的な事例としましては、やはり、大都市部が多くございますが、宇佐市の条件に適したような入札方法につきましては、アンテナを高くして、より多くの情報を収集するように努めております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)ここ近年、大体五年ぐらいでもいいんですけど、例えばですね、始末書やら行政指導等を伴うような懸案事項などは、どんな感じで、どういうふうに起こっているのかというか、どのぐらい起こっているのかというのはわかりますか。 ◯議長(徳田 哲君)田口課長。 ◯契約管財課長(田口憲明君)辛島議員の再質問にお答えします。  大きな事例としては、特にございませんが、小さい事例としましては、先ほど答弁でも申し上げましたように、予定価格等を公表しておりまして、それの価格以上で入札したりですね、した事例がございます。そのほか物品等につきましてはですね、業者の皆さんを呼んで入札をしておりますが、そういう入札の中で無断欠席等がございまして、そういう場合も注意を何度かした後に、文書で警告をしまして、それでも是正されない場合は指名停止という措置を行っております。  以上です。
    ◯議長(徳田 哲君)辛島光司君。 ◯七番(辛島光司君)とても難しいところの話で、質問する側としても難しいんですけど、何事においてもですね、よりよいものを目指すということにおいて、変わること、変えることに挑戦することだと、私は常々思っておりまして、答弁にありますように、さらなる宇佐市発展のためにも、入札制度検討委員会で随時見直しを行い、よりよい入札制度、宇佐市の地場産業のために、よりよい入札制度の実施に努めるということを信頼し、期待し、次の項目に移りたいと思います。  二項目め、合併後の宇佐市についてでございますけども、この質問の意図としまして、時として合併当時を振り返り、一市二町バランスのとれた発展、言いかえれば周辺部の活性化を心がけていただきたいという思いからでありますけども、私の願いといいますか、全ての市民が、宇佐市民として誇りを持ち、一市二町という言い方がですね、少しでも早くなくなるように、宇佐市という言い方だけで皆さんが言うようになる日が、少しでも早くなればいいなあという思いで質問しておりますし、それに向かって取り組んでいただいていることと思っております。  答弁にいろいろ取り組み等ありました。実施した事業等ありました。合併してよかったと思っていただけるように、今後も行政と議会で、ともに目指していきたいなと思っております。  以上です。  次の質問に行きます。三項目めですけども、土曜授業の今後の動向、どのように文科省等も踏まえてですね、土曜授業とか土曜学校について、恐らく数年前から、他自治体ではいろんな調査研究されているところもあろうかと思うんですけど、どのような方向に進んでいくと捉えていますか。 ◯議長(徳田 哲君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。  再質問にお答えいたします。  回答書にもありましたように、まだ、正式な部分は出ておりませんが、学校五日制を前提にしながら、月一から二回の土曜授業が、現在検討されております。その中身につきましても、教職員が授業をするというものではなく、地域の講師等を招聘して、つまり、外部講師を招いて、総合的な学習、または外国語活動等を行っていくという方向が、現在出ております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島光司君。 ◯七番(辛島光司君)ある資料によりますと、横浜市教育委員会などは、おととしぐらいから、こういったこと、アンケート調査されてますね。保護者と教職員、教員と、両方にアンケート調査されてます。  その結果を見ると、保護者の七割、横浜市ですよ、大都会ですけども、保護者の七割は土曜授業に賛成と。対して、教員の約七割は実施しないほうがいいと。これ、全く正反対になってくるんですね。これが全て、全国当てはまるとは思いませんけども、宇佐市の実態とか、宇佐市の保護者がどう思っているのかとかですね、今後のこともありますけども、そういったことを把握しようということは思っておりますか。 ◯議長(徳田 哲君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  学力向上の面も含めまして、新学習指導要領で授業内容がふえましたので、授業のこま数をふやして、通常の月曜日から金曜日までの授業にゆとりを持って取り組むという面では、土曜授業、土曜学校というのは、一つの方策ではあると思います。  しかしながら、学校五日制度が浸透しまして、もう十年以上が経過しておりますので、学校の中、また、地域の中で五日制の取り組みが随分進んでおります。例えば、地域独自の社会体育の部分、いろんな部分で、また、中学校での部活動等もありますので、そこの部分で、地域の方、また、保護者等の意見も十分聞きながら、今後議論をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島光司君。 ◯七番(辛島光司君)この土曜授業の実現、さきに行われた衆議院の自民党の政権公約にも入っておりますし、下村博文文部科学相も学校週五日制の見直しを言明している。これ、恐らく方向性的には文科省も一体となってですね、この方向で進んでいくものと思われます。  来年度から新規で、今のままでいくと、新規で補助事業も創設されるということになりますので、慎重にというニュアンスなんでしょうけども、慎重に、当然ものを進めることにおいて慎重に進めていくということであればいいんですけども、出おくれたり、消極的な、ネガティブな慎重にならないようにですね、まず、やはり、現状把握として、教職員や地域のPTA、保護者の方々のアンケート調査等を通じたり、それによって、こういったことが起こってますよと、文科省、全国、日本の教育の流れにおいて、そういうことを保護者等にも知っていただきたいなと、私は思っておりますので、また、そういうことも検討、事前に、来年度もし補助金、創設されるんであれば、事前に、やはり、そういうことは知っておいたほうがいいのかなあという思いもあります。今後、それはきっと役に立つ現状把握だと思いますので、その辺は、今実施できるかどうかは別として、その辺の考え方を、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯議長(徳田 哲君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。  土曜日授業については、法的な整備も、今後必要かと思っておりますが、何よりも地域の人材を活用してという大前提がありますので、それぞれの学校で、いわゆる授業を行っていただくような地域の人材の確保、これが、まず第一条件にあると思います。市内には、小学校二十四校、中学校七校ありますので、それぞれの地域の中で人材活用、しかも、土曜日、仮に午前中としましても、四時間授業があるわけで、かなりの数の人材が必要となります。その人材確保が可能かどうかの部分、また、土曜日の午前中の時間、家庭のいろんな部分での使い方が、今ありますので、土曜日の時間確保についての部分も、議員おっしゃるように、地域、保護者等連携してですね、今後土曜授業が、土曜学校が可能かどうか、前向きに、また、議論をしていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)この土曜学校、土曜授業というのは、私が議員になって一年目に質問してですね、ゆとり教育において、こま数が少なくなってきたということで、円周率が三・一四から三になってきた。いろんな連立方程式、細かい話ですけれども、連立方程式の文章問題が簡易的なものになってきただとかですね、いろんなことを、実際の現場で、私も感じておりましてですね、そういうものが失敗かどうか、私なりの判断は別として、ゆとり教育の見直しというのは、必要だろうというふうに思って、私も今に至っております。  こういった流れになりつつありますので、もちろん、さっきあったいろんな事情、状況、環境があります。そのためにも、まず、そういったアンケート調査を行っていただいて、どういうふうに保護者等は捉えているのか、感じているのかということも把握していくのが、まず、一番最初なのかなあと。それから、いろんな課題点、ハードル等、いろんなものが見えてくると思いますので、それは、地域的に違ったりもするでしょうし、やはり、そういうところをしっかりやっていっていただきたいなと思っております。  次の項目に移ります。  交流満足度日本一、観光振興を宇佐市活性化の柱の一つと考えるならば、観光地としてのおもてなしの心、ホスピタリティーの熟成が必要だということは、当然のように承知されていると思います。  先般、世界農業遺産にも認定されましたように、今までの観光施設や名所だけでなく、宇佐市全域が評価され、また、視線が注がれていくことになろうかと思っております。そうなれば、宇佐市民全員がホストとしての意識、迎え入れる側としての意識、公共マナーに対する意識向上が、当然のように必要になろうかなと思っております。そういった、ちょっと広義的な質問になりますけれども、答えられる範囲でお願いします。 ◯議長(徳田 哲君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)観光まちづくり課長、若山でございます。  辛島議員の再質問にお答えいたします。  まず、この間、観光協会と一緒になって、さまざまなマナー向上に向けて、ホスピタリティーの向上に向けて取り組んできているところでございます。  市民の皆様に向けましては、そういった取り組みを通じてですね、まず、そういった観光施設に携わる方たちが、マナー向上、そういった具体的な研修は、まだ今までとり行っておりませんが、先ほど市長の答弁にもありました、ディスティネーションキャンペーン、二十七年度に国内最大の集客誘致キャンペーンがございます。その誘致、さまざまなツアー造成のための誘致に向けてですね、今後も観光協会とともに、そういったマナーアップに取り組んでまいりたいというふうに思っております。そこから発信して、市民の皆様方へ、観光客をもてなすマナー、ホスピタリティーの向上について、市民全員で考えていければというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)それでは、観光だとか交流で、宇佐市に訪れた方々の声、観光協会に寄せられるとありましたけれども、それ以外で、何かそういった声を集約できる、集約しているところはあるんですかね。方法でも結構です。 ◯議長(徳田 哲君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)観光協会に届く、そういった御意見、あるいは市の指定管理業者等々に届く意見につきましては、把握できる部分でありますが、そのほかの意見につきましては、なかなか集約できない状況でございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)観光先進地などは、恐らくそういったマナーに対する、市全域のですね、マナーに対する取り組み等をやっているところもあるんじゃないかなと思いますし、というのも、私が市外、県外の方々から、宇佐市に来られた方からの宇佐市に対する印象だとか聞くときにおきましてですね、何ですかね、見える場所で用を足している人がいるだとかですね、そういった観光地として好ましくないようなことが、やはり、そういったことを何人かから、私聞いたんですね。びっくりしたと、宇佐市に来て。ちょっとなかなか答えようが、それは女性の方たちなんですけども、なかなか具体的に、済みませんと言うしか言いようがなかったんですけども、そういった意味も踏まえて、市民、もちろん施設、観光名所等のおもてなし、マナー、接客のですね、ということも、そこから市民にいかに広げていくか、意識向上を広げていくかというところをですね、もちろん自治会だとか婦人会、いろんなところとも、いろんな話をしながら、進められると思いますので、その辺はどうか、今の現時点では何か考えられますか、どういった方向で。 ◯議長(徳田 哲君)若山課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)再質問にお答えします。  現状では、市民向けのマナーについては、特に考えている、取り組みを進めようとしている点はありません。ただ、先ほど答弁いたしましたように、まず、観光協会等々の接客される側の部分で、ぜひ、そういったマナーを向上できれば、それが市民の皆様に広がっていけばというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)ぜひ、やはり、観光戦略を進めて、観光を考えれば考えるほど、来てもらった人は、今度宇佐市を判断しますので、そういった面からの宇佐市のきめ細かな、そういった対応というものが求められるのではないかなと思っております。やはり、来て、不快な思いをさせない、また、リピーターになってもらわなきゃいけないということになると、こちらにいる皆さん、市民みんなでのそういった思いですね、訪れていただいた方に対して、どう心地よく過ごしてもらうか、見てもらうか、接してもらうかということも必要になってこようかと思いますので、すごく広いやりとりになってますけども、確実にそのことを念頭に置いて、少しずつやっていってほしいなと思っております。  次に、挨拶運動を通して、サービス業としての市職員の自覚、おもてなしの心などの育成がどの程度図られたのか。職員が明るく元気で、挨拶運動を実践されてこそ、全市民に浸透していくものじゃないのかなあという思いもしております。  多くの他市の方々はですね、宇佐市役所に訪れることだと思います。市民の方も転入転出等ありますし、さまざまな研修等でも来ていただけるものだと思っておりますけども、まずは、何も言わない期間が長くなると、どうしても意識が薄れていきますんですけども、その辺、どう感じておりますか、もう一度。 ◯議長(徳田 哲君)総務課長。 ◯総務課長(土居秀徳君)総務課長の土居でございます。  七番 辛島議員の再質問にお答えいたします。  御承知のこととは思いますが、是永市長が就任以来、職員の意識改革を呼びかけたものでございまして、トリプルA運動、基本的なことでありますが、挨拶、当たり前のことをきちんとやる、足とアイディアということで、これまで取り組んでまいりました。職員の意識が変われば宇佐市が変わる。宇佐市が変われば、住みやすい宇佐市が築けるんではないかということで、事あるごとにですね、職員には挨拶、明るい挨拶、市民の皆様に感じのよい挨拶ということで、呼びかけを行っているところでございます。  今後につきましても、気軽にそうした言葉が出るようにですね、職場の雰囲気づくりに努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)そういった、例えば庁内の雰囲気づくりだとか、挨拶だとかで、他市の、恐らくいろんな取り組みされていると思うんですけども、そういうところというのは、見に行ったり、そういうことはされてますか。 ◯議長(徳田 哲君)総務課長。 ◯総務課長(土居秀徳君)総務課長の土居でございます。  お答えいたします。  他市での取り組みの実践状態というのは、正直申しまして、調査したことはございません。と申しますのが、こうしたことというのは、もう言うまでもないんですが、一社会人、特に市の職員として当然のことであろうと思ってます。当然そこの事業所の中で、当然取り組むべきことは取り組んでいくという姿勢、その中で何かできるかということを考えていくことが大事ではないかということを考えております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)辛島光司君。 ◯七番(辛島光司君)挨拶もそうですけどね、名札をしてないときがあったりですね、ちょこちょこ、ほかの方々からも、あそこにおるのは職員の人かなとかということも聞かれて見るけど、何にもないんで、ああ、わかんないなあっていう、イベントのポロシャツを着てれば、また、わかるんでしょうけど、そういうものじゃない、で、名札もないというと、わかんなかったり、イベントのときなんか特にですね、外に出たときなんかありますし、その辺が、ちょこちょこっと、そういうことを、私も尋ねられたりしたことがあったものでですね、その辺、全くゼロにはならないんでしょうけども、常日ごろから、その辺は耳が痛くなるほどだと思いますけど、徹底していってほしいなと思っております。  次の項目に移ります。  宮崎県と大分県が協議を始めました。宮崎県としたら、やはり、目的は北九州、福岡からの、同じだと思うんですね、大分と。ということは、宮崎は、大分に来る人の足を伸ばさせようということか、素通りさせようということか、そういったことになろうか思うんですね。敵でもあり、味方にもしないといけない。今度逆に、宮崎に行く人たちを立ち寄らせるということで、恐らく宮崎県と大分県が協議を始めるというのは、敵でもあり、味方であると、相乗効果の部分を狙ってのことだと思うんですけども、宮崎に北九、福岡あたりから、福岡と言っても北九方面ですか、百万近くいますよね。周辺合わせれば百万います。宮崎に向かっていくと。途中に寄ってもらうために、どういった連携ができるのかということが、今からいろいろ議論されるんでしょうけども、宇佐市としても、その辺は、先取りもそうですけども、何かそういった、途中、宮崎に行く人を立ち寄らせるための戦略等というものは、現在考えておりますでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)若山観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)観光まちづくり課長の若山です。  辛島議員の再質問にお答えいたします。  特に、今現在宮崎との連携という部分では、特に考えてはおりません。今後、そういった状況を見ながら、連携が進められれば、取り組みを進めていきたいとも思いますが、今現段階では、二十七年の開通に向けて、宇佐市をストレートに、ダイレクトにPRしているところでございます。  また、千年ロマン圏、千年観光圏と申しまして、別府から国東、中津等々、大分以北を包んだ観光圏を設立しております。そこともまた連携をしながら、別府との組み合わせ、中津との組み合わせ、豊後高田市、国東との組み合わせ等々の新しいツアー造成もつくりながらですね、ぜひ、素通りされることなく、宇佐市におりて、足を向けていただく、そういった取り組みを、特に福岡向けのPRを強めているところです。  先ほどの答弁にもございましたように、二十七年のディスティネーションキャンペーンに向けて、観光協会と連携をとりながら、新しいツアー造成、それを売り込んでいこうというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)宮崎各所、歴史的な共通なところもあるでしょう、文化的なですね、文化・歴史等で共通なところもあるでしょうし、スポーツ交流、スポーツの部分でも連携できる部分が、今後あろうかなと思ってもおります。アンテナを広くですね、もちろん今言った、宇佐市独自の、そこが大きな柱で、確実にそれに向かって進んでいかなければいけないんですけども、そういった、今現在としてはアンテナを広く、そういった調査段階と、観光地としては、宮崎は先進地の面もありますので、連携できるところは何かと。どこよりも早く、そういったことに目をつけていって、また、いろいろ考えていただきたいなと。それは観光だけじゃなく、スポーツでも、文化・歴史でも、全てにおいてですけどね、アンテナを広げていってほしいなと思っております。  それでは、最後の六項目め、体育協会に加盟した団体が行う大会の全てを、これは報告していただいているということですか。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。  七番 辛島議員の再質問にお答えいたします。  体育協会に加盟している団体から、年度当初に実績報告を上げていただくようにしておりますが、全てについて報告が上がっているということではございません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)それでは、今、おっしゃった数字というのは、一部とは言わないまでも、わかってる範囲、どの程度とお考えですか。わかんないですか。 ◯議長(徳田 哲君)佐藤社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  体育協会に加盟している団体が三十六団体ございまして、昨年度の実績でいきますと、そのうちの十五団体から実績が上がってきております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)先ほども、こういったスポーツだとか、教育の問題、何でもそうなんですけど、現状把握をいかにするか、数字的にどう把握していくか、市民の状況をですね、こういったことはすごく大事だと思っております。さきのスポーツ推進計画等もありますし、まず、やはり現状をしっかり把握していくと、広範囲にわたってですね、可能な限り、上がってきたものだけでということじゃなくて、お願いしたいと思います。  推進計画にあるですね、社会体育施設年間利用者数、これはどういった数字が出て、どういった分析の仕方なんですか、数字は。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  社会教育施設における利用状況につきましては、施設を管理する、宇佐市施設管理公社というのがございます。月別の指定管理報告書が提出されておりますので、その報告書で利用状況等を把握することができます。ちなみに、平成二十四年度の分でいきますと、宇佐市施設管理公社が管理運営する、宇佐市総合運動場を初めとします八つの施設がございますが、平成二十四年度の実績は、利用件数で五千八十七件、利用人数で十一万八千八百四十六人で、利用者は微増しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)辛島君。 ◯七番(辛島光司君)先ほど教育長の就任挨拶にもありました。高齢化社会における体力、健康に資するスポーツとありました。それに、私は常々言っているように、子供たちが夢を持てるような、そういったスポーツ、まず、入り口は子供たちの学童にスポーツ、そこから入り口で、大人になって、お年寄りになっても、スポーツ、レクリエーション等に楽しんでいただけるものと思っております。
     なるべく広範囲にわたる、小っちゃい大会までというとね、なかなか難しいんでしょうけども、スポーツ推進計画において、いろんな団体とヒアリングをされましたよね。今後もそういったチャンネルを通じてですね、今までだけのとり方じゃなくて、どういったスポーツが、どういった大会で、どのくらい、課題等もあると思います。大会開催するに当たりの、それぞれの課題があろうかと思いますので、その辺を的確に判断していってほしいなと思っております。  以上で終わります。ありがとうございました。 ◯議長(徳田 哲君)以上で、辛島光司君の一般質問を終結いたします。  次に、四番 衛藤義弘君。 ◯四番(衛藤義弘君)皆様、こんにちは。四番、公明党の衛藤義弘でございます。  私は、辛島議員が、きのうの議員ソフトに優勝した総括を述べさせていただきましたが、私はちょっと目線を変えて、非常にですね、筋肉痛であちこち痛いんですが、健康になったような気がします。非常にスポーツというのはいいなと、つくづく感謝をいたしております。  それでは、第一回目の質問をさせていただきます。三項目の十三点について、第一回目の質問をさせていただきます。  まず最初に、いじめ防止対策についてでございます。滋賀県大津市、東京都品川区で、いじめを苦に自殺をした男子中学生の事件など、各教育現場では目に見えないところや、いじめの定義によりいじめを見逃す風潮があるように思えてなりません。そこには、家庭環境であったり、教育現場であったり、児童生徒同士であったり、社会であったり、学校ではアンケート調査やヒアリング調査の動きが出てきたが、その調査を真摯に受けとめ、改善をしていかなければ解決方法は見つからないと思います。  国も、いじめ対策を本格化させてから初となるいじめ防止の法律、いじめ防止対策推進法が、公明党の主導により本年六月二十一日に成立し、同二十八日に公布されました。三カ月後の九月二十八日に施行されます。  本法律では、いじめの定義を、対象にされた児童生徒が心身の苦痛を感じているもの(インターネットを通じた攻撃も含む)と規定をいたしております。その上で、重大ないじめが発生した場合は、学校が事実関係を調査し、その内容を、いじめを受けた児童生徒とその保護者、地方自治体に報告することを義務づけています。また、重大な被害を及ぼすおそれがある場合は、直ちに警察に通報することも明記し、必要に応じて加害者の子供に出席停止を命じることを求めています。  そこで一点目、宇佐市内の小学校、中学校において、いじめと思われる事案はあるのか。  二点目、アンケート調査により、詳細結果を教職員で共有し、保護者に情報を開示したのか。また、校長は市の教育委員会に報告、提出したのか。  三点目、校長を初め教職員で、いじめにつながる事項の協議や対策を検討し、教育委員会に報告、提出したか。  四点目、文科省が今後法に基づき定めるいじめ防止基本方針を参酌し、地域いじめ防止基本方針の策定に努めるよう求めるとある。また、現場の目線に立った基本方針の策定に努めるとある。そこで、市としての考えは。  五点目、関係機関との連携を強化するために、学校や児童相談所、警察などの担当者で構成する連絡協議会を置くことができるとしている。市の見解は。  二項目め、熱中症対策について。  ことしの猛暑は長期間に及ぼし、日本中で熱中症による救急搬送が、五月二十七日から八月二十五日までに、速報値で五万三千七百三十九名に及び、死亡者八十七名、重症者千四百四十七名、中等症者一万八千百八十九名、軽症者三万三千三百七十五人を記録し、年齢別では、乳幼児四百十五人、少年六千七百五人、成人二万八百八十七人、高齢者二万五千七百二十六人と、過去にない患者数となっています。  熱中症は暑い日に起こりやすいのですが、それほど暑いと思わない程度の気温でも、熱中症の症状を起こす人はいます。その人の年齢、体調、病気、水分のとり方、住居の環境、運動や労働の程度、暑さになれているかといった、いろいろな要素が絡んで起こったり、起こらなかったりします。  テルモ体温研究所は、子供は体温の調整機能が余り発達しておらず、熱中症になりやすい。高齢者は汗をかきにくく、乾きに気づきにくいため脱水を起こしてしまうとの分析をしています。  そこで一点目、宇佐市での熱中症による搬送人数と年齢別傷病の程度は。  二点目、市として熱中症対策はどのように取り組んだのか。  三点目、学校での熱中症対策は。  四点目、来年を想定して、熱中症対策に宇佐市内の小中学校にミストシャワーの設置を要望するが、予算に応じては市役所本所・支所及び観光施設の必要性に応じて設置の検討は。  三項目め、人口減少自治体の活性化について。  総務省は、人口減少自治体の活性化に関する研究会が、人口減少社会を福となす健康生活立国宣言を公表し七年が経過をいたします。これからの人口減少社会において、地方は危機意識を持って、産業振興や地域間交流、魅力ある地域づくりには、人材誘致、移住政策が必要と強調をしています。国、地方とも厳しい財政状況のもと、自治体財政がこれまでと同じような水準で、地方交付税や国庫補助金などに依存することは困難であることから、生活重視、人材誘致重視といった新しい発想に立った自治体経営が求められています。  人材誘致、移住政策のポイントは、地域全体で移住・交流のための受け皿を整備することの重要性が指摘され、そのためには行政が行う事業や取り組みで完結という発想ではなく、いかにしてビジネスとして成り立つようにしていくかという発想の転換が必要で、民間産業の創出に向けたコーディネーター的な役割を担うとともに、住民団体、NPOなど多様な主体との共同を図ることが重要としている。  そこで一点目、当市において人材誘致・移住・交流の促進に向けた施策があるか。  二点目、その施策により、効果がどのようにあったか。  三点目、今後新たな人材誘致、移住政策が検討されているのか。  四点目、情報発信の充実・強化のために全国発信の運動を起こした取り組みは。また、その効果は。  以上で第一回目の質問をお願いします。 ◯議長(徳田 哲君)それでは、衛藤義弘君の一般質問に対する答弁を求めます。  まず、是永宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  四番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、人口減少自治体の活性化についての一点目、当市において人材誘致、移住、交流の促進に向けた施策があるかについてでありますが、本市では、定住満足度日本一、交流満足度日本一のまちを目標に掲げ、定住・交流人口の増加に向けた取り組みに力を注いでおります。  人材誘致では、市職員の採用において、民間企業等職務経験者枠の新設、地域おこし協力隊の採用、宇佐市地域交流ステーション内のサテライト・ラボ整備による大学生の誘致などに取り組んでおります。  また、移住促進では、NPO法人院内町活性化協議会と連携したUJIターン事業の実施、若者定住促進住宅の整備、空き家改修や家族支え合い住宅建設に対する助成制度を創設するとともに、本年度より雇用情報の収集・提供を行う雇用拡大推進員の配置などに取組んでおります。  さらに、交流の促進では、双葉山生誕百年記念事業の実施、宇佐からあげの振興、宿泊を伴うスポーツ大会等の開催補助制度の創設等に取り組んでおります。  二点目、その施策により効果がどのようにあったかについてでありますが、平成二十二年の国勢調査の結果は五万九千八人で、国立社会保障人口問題研究所が示した平成二十二年の将来推計人口五万八千五百十一人を四百九十七人上回る結果となっており、一定の政策効果があらわれたものと考えております。  また、宝島社が発行している移住者向け情報誌「いなか暮らしの本」の特集企画で、全国九十四の自治体を対象とした、住みたい田舎ベストランキングで全国四位となっているところであります。  三点目、今後新たな人材誘致、移住政策が検討されているのかについてでありますが、家族支え合い住宅建設に対する助成制度やスポーツ大会等の開催補助制度につきましては、大変好評を博しておりまして、今議会に増額補正をお願いしているところであります。今後は、若者定住促進住宅の増設や地域おこし協力隊の増員を検討するほか、他の自治体の成功事例を参考にしてまいりたいと考えております。  四点目、情報発信の充実・強化のために全国発信の運動を起こした取り組みは、また、その効果はについてでありますが、移住や雇用に関する情報を集約したホームページの開設、都市圏で地方での暮らしを希望する都市住民と、受け入れたい自治体との相談会の開催、毎年約二万人が参加するふるさと回帰フェアへの参加など、さまざまな機会を捉えて情報発信に努めております。  これらの取り組みの結果、本市へのUJIターンの実績は、平成二十一年度からの累計で九十四組、百八十七名となっております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(徳田 哲君)次に、一項目めのいじめ防止対策についての四を、近藤教育長。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。  四番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、いじめ防止対策の四点目、文科省が今後、法に基づき定めるいじめ防止基本方針を参酌し、地域いじめ防止基本方針の策定に努めるよう求めるとある。また現場の目線に立った基本方針の策定に努めるとある。そこで、市としての考えはについてですが、いじめ防止のための地域対策に関する基本的な方針の策定につきましては、今後、国が策定を予定している基本方針を待って、大分県教育委員会や他市町村教育委員会の状況も踏まえて、対応してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、一項目めのいじめ防止対策についての一、二、三、五、それと二項目めの熱中症対策についての三、四を、教育次長 石田純治君。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)教育次長の石田純治です。  四番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、いじめ防止対策についての一点目、宇佐市内の小学校、中学校において、いじめと思われる事案はあるのかについてですが、平成二十四年度は四十件の報告を学校から受けております。また、平成二十五年度は七月末現在で二十件の報告を受けております。その多くは、冷やかしやからかい、悪口を言われることでした。  これらの事案は、学級担任等が対象児童生徒と十分話をする中で、家庭とも連携しながら、解消に向けて取り組みを行っているところです。その結果、解消または解消に向けた継続的な支援がなされており、現在のところ特段に深刻な状態にあるものは報告されておりません。  二点目、アンケート調査により、詳細結果を教職員で共有し、保護者に情報開示したのか。また、校長は市の教育委員会に報告、提出したのかについてですが、学校では、複数の教職員の目から見た子供の実態把握ができるようにと、常に子供のそばには教員がいる状態を目指しています。そして、教職員や保護者、地域の情報等をもとに、情報交換会を週に数回行っております。  しかし、それでもいじめや子供の小さな変化を全て発見することはできませんので、いじめアンケート調査を実施したり、個別の教育相談日を設定したり、生活ノートによる日記指導等を実施しております。  児童生徒の学校での様子については、学校だよりやPTAでの懇談会、ホームページ等で公開しています。なお、いじめの訴えがあった場合は、直ちに宇佐市教育委員会に報告するよう求めております。  三点目、校長を初め教職員で、いじめにつながる事項の協議や対策を検討し、教育委員会に報告・提出したのかについてですが、いじめにつきましては、特に、未然防止、早期発見・早期対応、組織的対応、関係機関との連携が大切であると考えております。そのため、全ての小中学校にいじめ・不登校対策委員会を設置し、定期的に開催しています。  また、いじめの訴えがあった場合は、学級担任が一人で抱え込むことがないように、本委員会を緊急に開催いたします。その中で、それぞれの教職員の役割分担の明確化や密接な情報交換による共通認識を図りつつ、全教職員が一致協力し、実効性のある指導に取り組み、その結果を教育委員会に報告することになっております。  五点目、関係機関との連携を強化するために、学校や児童相談所、警察などの担当者で構成する連絡協議会を置くことができるとしている。市の見解はについてですが、宇佐市では、これまでいじめや問題行動等の対応につきましては、家庭との連携や福祉事務所、児童相談所、あるいは警察等の関係機関と連携を図りながら、諸問題の解決に取り組んでまいりました。その結果、これまで深刻な状態にあるものは発生いたしておりません。  今後も、日頃から関係機関と連絡を密にする中で、児童生徒が安全・安心に過ごせ、誰もが楽しい学校生活がおくれるよう取り組んでいきたいと考えております。  また、大分県教育委員会においては、臨床心理士や弁護士等から成るいじめ解決支援チームや関係機関が一堂に会し、対策を協議し、連携の推進を図るいじめ対策連絡協議会を設けていますので、こちらとも連携を強化してまいります。  次に、二項目め、熱中症対策についての三点目、学校での熱中症対策はについてですが、宇佐市教育委員会では、学校の暑さ対策として、扇風機を各教室に配置し、エアコンを保健室、図書館、パソコン教室等に設置しております。また、試験的に二校の小学校にミストシャワーを設置しております。しかしながら、近年は猛暑が続いており、全国的にも熱中症が多く発生している状況があります。  そこで、小学校での体験活動や中学校の部活動では、屋外・屋内を問わず、適宜の休憩や小まめな水分補給をするよう指導を行っております。保護者に対しましても、子供の食事や睡眠、服装といった面にも気をつけてもらうよう、学級・学年通信や保健だより等で呼びかけております。特に、二学期当初は、運動会・体育大会など外での活動も多いことから、屋外での帽子の着用や水分補給等、事故を未然に防ぐ対策をとってまいりたいと考えます。  四点目、来年を想定して熱中症対策に、宇佐市内の小中学校にミストシャワーの設置を要望するがについてですが、昨年度実施した普通教室環境改善事業の一環として、教室内の体感温度を下げるため、扇風機を設置したり、断熱フィルムを張ったり、また、屋外の熱中症対策として、小学校二校の児童玄関入口に移動式のミスト装置を試験的に導入しました。使い方としては、屋外での体育の授業や休み時間の後に校庭から児童玄関入口に行く際、ミスト(霧)を浴び、教室に入るという形で使っています。児童からも、ひんやりする、涼しいと好評で、一定の成果があったと思われます。  そのミスト装置は、タンクに水道の水を入れ、扇風機のような羽を回転させ、風に乗って霧を出すものです。電気代もさほどかからず、わずかな水道水だけで、熱中症対策には有効であると考えますが、まだ費用としては高額なため、今後他市の状況や学校要望を踏まえながら対応していきたいと考えています。  また、市役所本所及び支所については、来庁される市民の方々や職員の健康面を考え、適正な冷房管理を行っており、現時点では設置は考えておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、二項目めの熱中症対策についての一を、消防長 呉藤孝幸君。 ◯消防長(呉藤孝幸君)皆さん、こんにちは。消防長の呉藤です。  四番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、熱中症対策についての一点目、宇佐市での熱中症による搬送人員数と、年齢別、傷病の程度はについてですが、平成二十五年五月から八月の二十五日の時点で五十二名が搬送されています。  年齢別では、生後二十八日以上七歳未満が一名、七歳以上十八歳未満が九名、十八歳以上六十五歳未満が十六名、六十五歳以上が二十六名となっており、傷病別では、中等症が二十二名、軽症が三十名です。  また、大分県内では、五月二十七日から八月二十五日の時点で、七百二十八名が熱中症で搬送され、死亡が四名、重症が十三名、中等症が二百九十四名、軽症が四百十七名となっております。  なお、当市において、熱中症による重傷や亡くなられた方は発生いたしておりませんが、救急件数では昨年の約一・五倍となっております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)最後に、同じく熱中症対策についての二を、福祉保健部長 蓑田重光君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(蓑田重光君)皆さん、こんにちは。福祉保健部長の蓑田です。  四番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、熱中症対策についての二点目、市として熱中症対策はどのように取り組んだのかについてですが、今年度は六月十四日から市のホームページに熱中症に対する注意事項と、小まめな水分補給を呼びかける内容を掲載しております。さらに、暑さが一段と厳しくなった七月十二日以降は、「七月に入り熱中症が増加してきています」を追加して、注意喚起を促しています。  また、広報「うさ」六月二十日号に、「熱中症に注意しましょう」の記事を、さらに、ことしは異常な暑さが続いておりましたので、八月五日号に「子供を熱中症から守ろう」の内容を掲載し、注意を促しました。  また、地域への啓発活動として、六月二十三日から一カ月間、小学校区別に開催した健康推進員の研修会で、熱中症予防に対する正しい知識と適切な対応、さらには、地域での熱中症予防の声かけをお願いしたところです。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)以上で執行部の答弁は終わりました。再質問があれば許します。  衛藤義弘君。 ◯四番(衛藤義弘君)それでは、順次再質問をさせていただきます。  いじめ問題は、非常に深刻でございます。いじめによる苦しさから逃れようと命を絶つなどの報道を見ますと、胸が締めつけられる思いがします。こういう場合、責任論に終始しがちですが、これでは本質の解決にはならないと思っております。  学校関係者が対応するわけですが、一方で、教員を取り巻く環境は余りにも厳しい。教育以外にもさまざまな仕事があり、それらに割く時間が多く、余りにも忙しい。子供に丁寧に接することができるよう、教員の増加とかですね、教員の環境を改善しなければならないのかと思っております。  公明党の推進で、学校にスクールカウンセラーが一万以上の学校に設置をされていますが、そういうスクールカウンセラーの充実を図っていくとかですね、しかし、この問題はそう簡単に解決できる問題ではないと思います。全ての関係者、家族であったり、地域、学校、教育委員会などがまじめに、一生懸命に取り組んでくることが大事だと思っております。  いじめに真正面から取り組んできたのか、どこの学校でも起こり得るし、根が非常に深いと思っております。個々の事例を徹底的に検証して取り組んでいかなければなりません。文科省がいじめに認知された件数が、小中高で七万八千件と増加傾向となっていると聞いています。先ほども言ったように、学校関係、教職員に対する繁忙さで、今、教員の現状と内容をですね、お聞かせを願いたいと思います。 ◯議長(徳田 哲君)川島学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島でございます。  再質問にお答えしたいと思います。  学校現場は、議員のおっしゃるとおり、年々その責務が重大化されており、多忙化しているという現実がありますし、多くの教職員が感じているところではあると思います。  しかしながら、マスコミ報道等でも報道されておりますように、いじめ問題に関しては、教師側は教育者のプロとしてですね、やはり、果たすべきことはきちっと果たしていくという立場を貫きながら、やるべきことはきちんとやって、保護者との連携も今後、今以上に強めていかなければならないと考えております。  議員の御質問であります、教職員の現状と内容ですけれども、学力向上面等で、教職員の加配等はふやされておりますが、やはり、今、問題となっております、このいじめ等につきましては、さらに、保護者、家庭のいろんな環境がありますので、それぞれの家庭に対応できるような、各学校で人員配置、または年齢に合った、それぞれの経験豊かな者が配置されるよう、学校現場は望んでおりますので、学力向上以上にですね、このいじめ問題に対しても、職員の配置等、また、研修等により、その指導力の部分を向上させていかなければならないと考え、日々教職員、夏季休業中を中心にしながら、各種研修会等にも参加している現状があります。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤義弘君。 ◯四番(衛藤義弘君)先ほどの答弁の中で、二十四年度が四十件、それから、二十五年度の七月末現在で二十件という報告を受けているということで、これに対する対応とか、個々人のそういうかかわり方とかいうのはどういうようにされたか、お聞きをいたします。
    ◯議長(徳田 哲君)川島学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  宇佐市内の全ての学校で、今述べられたような数が、報告が上がっておりますが、報告の中では、解消または解消に向けた取り組みが、学級担任、またはそれを取り巻く校長、教頭を中心とした部分で、保護者への聞き取りも進めながら、現在解消できているものと、まだまだ完全解消とはいかないが、解消に向けた継続的な取り組みが行われているものがあるというふうに聞いております。特に、深刻な状態に陥っているという部分では報告は上がっておりません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤義弘君。 ◯四番(衛藤義弘君)取り組みの方法、取り組み方、それについて、どういった、こういう形の取り組みをやった成果で、いいほうに向かったとか、そういう事例か何かございましたらお願いします。 ◯議長(徳田 哲君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  まずは、当人の児童生徒から、その状況等を十分把握するというのが大原則でございますから、本人からその状況を把握し、また、周りの子供から、また、保護者からも事情を聞きまして、客観的な考え方もできるように、体制、取り組みを進めていると、学校長のほうから報告を聞いております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤君。 ◯四番(衛藤義弘君)それに対して、例えば、教職員の方々が、非常に対応が難しいとか、そういった事案というか、保護者と対応する中、また、子供と対応する中で、それぞれ違うと思うんですが、苦慮したこと等があればお聞かせを願いたいと思います。 ◯議長(徳田 哲君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)個々については、いろんな場面があると思われますが、一つの事例として、小学校のときに一定の解決が図られた問題が、中学校になって違う形で、また発生が起こって、再度前の状況をもう一度洗い直しながらですね、もう一度解決の方法、まだ十分、解決はなされたと、当時は思われていたんですが、やはり、根底の部分で本質的な改善が、関係修復がなされてない場合もありまして、後日中学校等で再加熱しまして、再度根本的に、小学校のときからもう一度洗い直して、小学校の教職員も交えて一緒に話し合いを進めるといった事例がありますが、それについても、一定の方向で、解消の方向が見られていると思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤義弘君。 ◯四番(衛藤義弘君)今、小学校のときではある程度解消ができて、中学校でまた違った形の検証がされたということなんですが、非常にですね、この問題については厳しい、個々人の問題でもあり、いろんな、先ほども言ったように、家庭の問題でもあったり、その子供たちが心のよりどころというか、そういった部分で右にも行くし、左にも行くというような状況が、やっぱり起こると思います。  その中でですね、富山県の砺波市が、県内で初となるですね、いじめ防止基本方針を策定しております。これは、基本方針といたしまして、いじめに対する基本認識と全関係者による対応としてですね、いじめは決して許されないことであるとともに、どの子供にも、どの学校でも起こり得るものであることを十分に認識して、教職員だけでなく、全ての関係者が連携して、未然防止と解消に当たるということで、それから、早期発見・早期対応ということですね。それと、いじめを許さない学校づくり、それから、学校・家庭・地域社会と連携した取り組み、それから、教育委員会の役割などですね、こういった形で大きなポイントを出して、いじめ防止対策、防止基本方針を策定をいたして、ことしの六月の二十七日に制定をいたしております。これを受けてですね、現場向けの具体策として、小中学校いじめ防止の手引なども、あわせて作成をいたしております。  やはり、地域社会が総ぐるみでいじめ根絶に取り組める現場の体制づくりとか、協力や情報共有の仕組みづくりを積極的に整えることが重要ということで、宇佐市独自の対応を検討することも、地域の実情に合わせて協議をしてもらいたいと思いますが、その点はいかがでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  今回国が出しておりますいじめ防止対策法の十二条によりますと、地方公共団体に対しては、国が策定したいじめ防止基本方針を参酌して、地域の実態に応じた方針を定める努力義務があるというふうに、議員が述べていただいたように、我々もそのように解釈をしておりますが、この国の基本方針、そして、地域の基本方針は、それぞれの学校が定めなければならない方針案の核となり、原点であり、一番の骨組みになるものであると考えております。しかしながら、国の一番大もとになります基本方針が、まだ検討段階にありますので、それを十分我々も見て、参酌しながら論議し、考慮して、地域社会を巻き込んだ形で、どのようなものにできるのかなあというような部分も十分含めて対応してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤義弘君。 ◯四番(衛藤義弘君)ぜひですね、十分国の部分も参考にしながらですね、しっかり基本方針を固めていただきたいと思ってます。  それからですね、その中で、やはり、条例、宇佐市のですね、宇佐市としての児童虐待及びいじめ防止条例、こういったのもですね、必要になってくるんではなかろうかと思ってますが、その点についてはどうでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  現在は、県にありますいろいろな支援チームや、対策協議会と連携しながら取り組んでいるのが現状でございます。  今回の法律が九月二十八日に出されて以降、国の基本的な方針が出されると思われますので、その部分を十分加味しながら、地方公共団体としてもどうあるべきかという部分も論議していくべきであろうと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤義弘君。 ◯四番(衛藤義弘君)それでは、市長に、市長のマニフェストの中に、継続・進化・挑戦プラン三〇の教育分野の中の一つ、十八番目にですね、いじめ・児童虐待の防止に向けた社会づくりということがうたわれております。  そこで、市長としてのお考えをお聞きしたいと思います。 ◯議長(徳田 哲君)是永宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  いじめ問題につきましては、本当に深刻な問題ですし、行政的にはですね、いじめのない社会づくりを、環境を整えていくというのは、重要な課題だというふうに承知いたしております。  それで、議員お尋ねの、今、条例を制定する考えはないかということなんですけども、今、市長と教育委員さんとで定期的にですね、そういう教育問題に関して意見交換をする場を設けております。先般、その教育委員さんとの懇談会の場でも、やはり、いじめ問題が出まして、今の現況ですとか、そういう他市のいじめ条例の内容ですとか、そういったものも一応研究してみたところです。  御案内のとおりですね、いじめ対策基本法案ができまして、今、文科省のほうがですね、今後基本方針をですね、示されると、今、そういう段階になっておりますので、それが示された段階でですね、そういう教育委員さんとお話しする場なども活用してですね、また、対応策を検討してみたいなと思います。今すぐにですね、何か条例までいくというような、まだ考えまで、まとまる段階には至っておりません。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤義弘君。 ◯四番(衛藤義弘君)ありがとうございます。  これについては、いつ、どこで起こってもおかしくないという状況ですので、いじめ問題、それから、虐待問題、社会全体でですね、解決していく方法しかないのかなと思ってますので、ぜひともお願いをいたしまして、次の再質問に移りたいと思います。  熱中症対策なんですが、先ほど宇佐市の状況と県内の状況を答弁をしていただきました。非常にですね、温暖化のせいか、気象状況が変わってきているということで、年々気温がですね、上昇してきているような気がいたします。このデータ、先ほど答弁ありましたデータにつきましては、これは、救急車が搬送された人数ということで、直接病院のほうに行かれた方もおられると思います。かなりの多くの方々が、熱中症で搬送、もしくは駆けつけたという状況だろうと思います。  そこでですね、一番は、自己管理をするのが一番だろうと思いますが、突然ですね、気分が悪くなったり、そういうことで、熱中症対策として、私がちょっと提案をさせていただきたいのは、自治体の施設や福祉施設を自由に利用してもらって、施設の入り口などにクールシェルターを示すポスターを張ったりとかですね、あらかじめ用意していたおしぼりとかですね、水分補給とか、冷えたロビーなどでですね、休憩するというような体制づくりができないかということなんですが、どうでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)総務課長。 ◯総務課長(土居秀徳君)四番 衛藤議員の再質問にお答えいたします。  自治体等公共の施設、福祉施設等も含めてということでございますが、そうした施設を自由に使って、市民の皆様、別に目的があって訪れる方ではなくても、そうした熱中症対策という観点で、何らかの方法がとれないかという御質問だというふうに理解しておりますが、最初の答弁でも申しましたように、一応基本的に市の庁舎関係とか支所、あるいは図書館等を含めまして、基本的な部分で言えば、冷房等はきいておりますが、おしぼり、あるいは水分補給といった観点でいけばですね、そうした部分は確かに欠けている部分もございますので、そうした部分を含めて、他のいろんな部署とも意見交換しながら、いろんな対応については考えていきたいなというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤義弘君。 ◯四番(衛藤義弘君)ぜひですね、よろしくお願いいたしたいと思います。  それから、ミストシャワー、小学校に二校設置をされているということで、その当時の金額面ってわかりますか。 ◯議長(徳田 哲君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)教育次長兼管理課長の石田です。  再質問にお答えします。  当時の金額、昨年一基が十万円ぐらいだったと記憶しております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤君。 ◯四番(衛藤義弘君)多分金額的にはですね、七万から十万程度で、一個が設置ができると思うんですね。今、各学校でですね、そういった動きが、やはり出てきてます、全国的にですね。  例として、広島の府中町、ここがですね、小学校五校、それから、中学校二校、ここにミストシャワーを設置をして、総額の予算が四十九万円ということで、七校で一個当たり七万程度で設置ができております。先ほども答弁にありましたように、やはり、霧状の部分で、二、三度ぐらい温度が下がるということでですね、言われてます。  先ほど、一部分ではエアコンが導入、入っているということなんですが、エアコン設置というのは、非常に高額な部分に入ってきますので、その辺は非常に厳しい状況だろうとは思うんですが、やはり、その中でも少額の、そういった熱中症対策として、小学校、中学校全校に、二校ということじゃないで、やっぱり全校にですね、設置に向けたですね、取り組みが必要ではなかろうかと思いますので、その辺について、一言だけよろしくお願いします。 ◯議長(徳田 哲君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)お答えします。  設置に向けた取り組みについては、予算が伴いますので、調査研究をして、今後の課題とさせていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤義弘君。 ◯四番(衛藤義弘君)非常に、全員の方がそうなんですが、暑さがですね、毎年毎年何か温度の上昇につれて、体調面についてもですね、非常に問題が起きてきているんだろうなあと思ってます。それで、どうかその辺、子供さんたちをね、守る意味でひとつよろしくお願いをして、次の質問に移らせていただきます。  それではですね、宇佐市都市計画マスタープラン、これが二十二年三月に策定をされています。宇佐タウン、院内タウン、安心院タウンに分かれ、各タウンごとの問題点の検証や、特性を生かした計画、さらに、市街地ゾーン、それから、平野ゾーン、山村ゾーンと区別をされています。新しい宇佐市のビジョンや将来像がきめ細かく作成をされて、計画の内容はすばらしいものがあると思っております。市長の方針もしっかり組み込まれ、定住・交流満足度日本一のまちづくりの基本方針となってもいます。  その中で、宇佐市の特性を生かした農村・山村に焦点を当てて質問をさせていただきたいと思います。  両合棚田が一九九九年に棚田百選に選定をされました。余谷の東南部に滝貞と小平の集落があり、その急斜面に壮大な棚田があります。観光客や写真愛好家が訪れるすばらしい景観となっております。ところが、現在はどうでしょう。先日、活性化委員会で一般質問の関連写真を掲載するため、棚田風景がいいということで、両合棚田を載せることになったところがですね、原風景がどこにもなく、断念をいたしました。高齢化や跡継ぎなどの問題で、維持できなくなっていると、衛藤正明議員もですね、嘆いています。  棚田百選に選ばれた場所がですね、こんなことでいいのかなということで、市としての見解をお聞きします。 ◯議長(徳田 哲君)建設部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(田山秀之君)建設水道部長の田山です。  衛藤議員の再質問にお答えいたします。  議員おっしゃられた都市計画マスタープランにつきましては、合併後の新市域全体を見通した中での区域のあり方についてですね、検討を加え、院内、安心院も含めてですね、地域の概要を示しました。  もちろん都市計画という法律に基づいて整備等を行っていく部分につきましては、旧宇佐市内の都市計画区域というのがございまして、法律的にはそういった中での整備をやりますけども、考え方としては、そういう安心院タウン、院内タウンですね、そういった総合的な町のあり方も含めたですね、検討が加えられました。  特に、今おっしゃられた農村、山村のゾーニングについてですけども、どういった土地利用をですね、今後やっていくかという部分については、まだ、ここで抜本的なですね、踏み込んだ方針にまでは至っておりません。企画課のほうにも、国土利用計画という土地利用のですね、ゾーニングをやる部分もあって、そことの整合性をとったという状況であります。  お尋ねの両合棚田につきましては、この景観という部分で、新たに今年度から、昨年議会で認定いただきました条例、計画をですね、スタートしております。両合棚田はその中の、先ほどおっしゃられた山村・農村の景観ですね、その中で景観形成促進地区という地区を与えております。どういったことをやるかについてはですね、これからということになっておりますけども、議員がおっしゃられるように、百選に選ばれていながらですね、十分な整備されるというか、保全された景観とはなっていないのを、私も何度も見に行っております。あそこには、石橋もですね、非常にグレードの高い石橋もあって、一体的にですね、そういったものが、今後そういった保全の部分では、農政サイドであったり、耕地サイドであったりとかですね、農業遺産の関係も、今年度出てきておりますし、その中でも両合棚田は、ひとつ景観部分での一体的なものを捉えておりますので、そういった部分と一体的にですね、少しお時間いただいてですね、どういった形での景観の保全がですね、今後図られていくかについてですね、総合的に検討させていただきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤君。 ◯四番(衛藤義弘君)そこでですね、今、大学生の中でも、結構農業に関心を持たれている方が、結構たくさんおられまして、よく報道等でも見るんですが、大学生が入ってきて、その棚田を開墾するというか、そういった風景等も見られます。こういったところをですね、農村交流であったり、また、移住にもつなげるようなですね、こういった動きをさせたらどうかなということなんで、ちょっと提案として、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)坂内部長。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)衛藤議員の再質問にお答えいたします。  議員御指摘の学生を招いて、棚田の再生ということですけれども、宇佐市のほうでも、耕作放棄地である棚田にですね、和牛を放牧いたしまして、そこにボランティアを活用して、ボランティアの方には電気牧柵を設置していただいたり、あるいは草刈り等をやっていただいて、その棚田を復活して、景観をよくしようということで、昨年度からやっているんですけれども、そういった中にですね、大学生もかなり入ってきております。今年度も別府大学ですとか、大分大学といったところからですね、二十名程度参加いただきまして、安心院のほうでですね、やっていただいているところであります。  そういった形で、交流人口、交流満足度を高めるという点でも、なおかつ、景観もよくしていこうということで、外部の力を活用しながら、そういった、なかなか整備が行き届かない、単純に民間の資本とか、そういったものに委ねていたのでは、なかなか整備が進まないようなところについても、新しいそういう力を入れながらやっていきたいというふうに思ってます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)衛藤義弘君。 ◯四番(衛藤義弘君)人材誘致、それから、移住促進のためにですね、あらゆる情報発信をしていただいて、私の再質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ◯議長(徳田 哲君)以上で、衛藤義弘君の一般質問は終結いたします。  ここで、昼食のため暫時休憩をいたします。  十三時十五分、再開いたします。                     休憩 午後零時九分                 ──────────────                    再開 午後一時十五分 ◯議長(徳田 哲君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  一番 後藤竜也君。 ◯一番(後藤竜也君)皆様、こんにちは。議席番号一番の後藤竜也でございます。  週末は、また、昨日まで大変すばらしい経験をさせていただきました。議員ソフトボールにて出場もさせていただき、大変感動をいただきました。また、執行部の皆様方にもたくさんの応援をいただきまして、心より感謝を申し上げます。  週末は、オリンピックが東京に決まったり、また、安心院ではワイン祭りも、大変多くの方にお越しいただいて、大成功になったと伺っております。すばらしいことが大変多くございました。
     ワイン祭りがございましたが、宇佐でも年間にたくさんのお祭りがございます。ことしは、夏に福知山のほうで、祭りで大変な事故があったり、また、消火訓練を行っているときに、小さな子供が大きなやけどを負ったり、我が市でもいつ起きてもおかしくないような事故が、全国でございました。そのような大変痛ましい事故は、日本全国はもちろんですけれども、宇佐で絶対起きないような対策を、ぜひ講じていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、一般質問に入らせていただきます。  まず、学校教育に関してでございます。  一点目、公共心をどのように教えているか。人に迷惑をかけないというのを、どのように定義をしているのか。  二点目、平和学習に関して、指針は教育委員会が示しているのか。もしくは各学校や担任が判断しているのか。  三点目、最近地面に直接座る若者を多く見かけます。教育委員会、学校として指導はしないのか。  四点目、市内の小中学校において、プールの老朽化が進んでおります。改修が必要と認識しているのは何校あるんでしょうか。また、改修予定をどのように考えているのでしょうか。  次に、観光振興に関してです。  一点目、中津市にゆかりのある黒田官兵衛が、来年の大河ドラマに決まりました。これから中津市に多くの観光客が見込まれると思います。それを宇佐市としてどのように生かして、観光振興につなげていくのかを伺います。  二点目、ことしは二十年に一度の伊勢神宮の式年遷宮、そして、出雲大社の遷宮もございます。また、全国的にもそれが広く知られておりますが、宇佐市として、最近メディアの露出は大変ふえて、非常に喜ばしい限りなのですが、永続的に観光振興を図るには、やはり、宇佐市の観光の核は宇佐神宮であると思います。参拝者数をふやすために、どのような具体的な方策を講じているのか、お伺いいたします。  次に、将来を見据えた財源確保への取り組みについてです。  遊休市有地について、除草作業等、適切な管理ができていないところもあると思います。それをどのように考えているのか。また、財政の健全化や市有地の適正化を図るため、資産整理を推進すべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか。  二点目、太陽光発電の直接投資や、または場所貸し、もしくはネーミングライツ(命名権)等、厳しい将来の財政を見越して、増収に向けた取り組みを望む声がございます。それをどのように考えておられるか、お伺いいたします。  最後に、公民館に関してです。現在新設の場合は、市独自の建設補助があるが、改築の場合は県の補助事業を除いて、市独自のものがございません。各地区の公民館及び集会所が老朽化していく中で、改築の場合も補助すべきではないか。また、補助率の引き上げも要望をいたします。  次に、市が避難所に指定している公民館、集会所の耐震のチェックはなされているか。基準を満たしていない施設に関して、対応はどのように考えているのかをお伺いいたします。  一点目の質問を、これで終わります。回答よろしくお願いいたします。 ◯議長(徳田 哲君)それでは、後藤竜也君の一般質問に対する答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  一番 後藤議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、公民館に関しての一点目、公民館や集会所の改築の場合も補助すべきではないか。また、補助率の引き上げも要望するについてでありますが、自治区集会所に対する建設補助事業は、議員御指摘のとおり、これまでは新築、または既存建物を取得する場合のみが対象となっておりました。  このため、現行制度では、財政的に余裕がある自治区かコミュニュティー助成事業、いわゆる宝くじ助成事業が活用できる場合を除き、事業実施が難しいという実態があり、近年、各自治区から集会所建設に伴う予算的課題や老朽化に伴う改修等の相談がふえておりました。  市といたしましては、自治区集会所が地域社会の中で果たす役割を勘案した結果、現行制度を改正する必要があると考え、今議会に増額補正予算三百万円をお願いしているところであります。  改正案の内容ですが、まず、補助率を総事業費の三分の一以内から三分の二以内に引き上げるとともに、新築の場合の限度額を四百万円から八百万円へ、既存建物取得の場合の限度額を百五十万円から三百万円へと倍増させます。  また、今回新たに修繕事業を創設し、五十万円以上の修繕事業に対し、当該経費の三分の二以内で三百万円を限度に補助できるように拡充したいと考えているところであります。  なお、宝くじの助成等、他の事業があわせて活用できる場合は、これまで同様の補助とさせていただきたいと考えております。  二点目、市が避難所に指定している公民館、集会所の耐震のチェックはなされているか。基準を満たしていない施設に関して、対応は考えているかについてでありますが、避難所の指定につきましては、宇佐市地域防災計画により、地震・津波・風水害ごとに避難所を指定しております。そのうち、地震災害時の避難所といたしましては、昭和五十六年六月一日以前の建物で、耐震強度、Is値〇・七以上を満たしていない建物につきましては避難所として指定はしておりません。  なお、耐震基準を満たさない学校施設につきましては、平成二十七年度までに建てかえ、または耐震補強を完了させる予定であります。  学校施設以外の改修計画につきましては、学校施設の耐震化終了後、財政状況等も勘案しながら、それぞれの所管課において、順次耐震化への対応を検討していくことといたしております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(徳田 哲君)次に、一項目めの学校、教育に関しての四を、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。  一番 後藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、学校、教育に関しての四点目、市内の小中学校において、プールの老朽化が進んでいるが、改修が必要と認識しているのは何校か。また、改修予定(時期)をどのように考えているのかについてですが、市内小中学校において建築後三十年以上経過しているプールは、小学校に十九校、中学校に六校あり、三十一校中二十五校のプールで老朽化が進んでいると認識しています。  これは、プールの老朽化に伴い、学校、保護者等から水槽改修、プールサイド補修等の要望が上がってきており、現状を把握する中で改修が必要な時期に来ていると考えております。  そのうち、プールサイドの亀裂、フェンスの破損等、けがにつながる危険個所については、応急的な補修で対応している状況であります。また、ろ過装置のふぐあいは水泳の授業に支障を来すため、順次古いものから取りかえを実施しているところでもあります。  現在、学校施設では、校舎・体育館の耐震化を最優先に取り組んでいる状況であり、耐震化が完了する平成二十七年度以降、プール改修整備計画(仮称)を策定して、年次計画で安全確保と屋外教育の施設整備を図っていく必要があると考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、一項目めの学校、教育に関しての一、二、三を、教育次長 石田純治君。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)こんにちは。教育次長の石田純治です。  一番 後藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、学校、教育に関しての一点目、公共心をどのように教えているか。人に迷惑をかけないをどのように定義しているかについてですが、公共心については、児童生徒に対して、家庭、学校、そして、地域のあらゆる場で教えていく必要があると捉えております。特に、学校教育においては、各教科や道徳教育、部活動を初めとするあらゆる学校生活の場の中で、児童生徒がそれぞれの場面において、自己の利益のみを追求するのではなく、みんなのためを思う心、公共のため、全体の利益を図ろうとする精神を大切にするということを教えていく必要があると考えております。  学習指導要領の道徳では、主として他の人とのかかわりに関することに当たり、礼儀正しくすること、思いやりの心を持つこと、互いに励まし合うこと、おのおのの個性や立場を尊重することなどが具体的な指導内容として挙げられています。人間として調和のとれた育成を目指して、子供たちの発達段階に応じた心に響く道徳教育が展開されるように、校長会・教頭会を通じて指導していきたいと考えております。  二点目、平和学習に関して、指針は教育委員会が示しているのか。各学校や担任の判断かについてですが、平和教育につきましては、日本国憲法の理念に基づく教育基本法及び学校教育法に示されている教育の根本精神を基調とし、個人の尊厳を重んじ、真理と正義を希求する人間の育成を目指して、学習指導要領にのっとって実施されます。各教科、道徳及び特別活動、総合的な学習の時間など、あらゆる教育活動を通じて、児童生徒に対して国際社会に生きる民主的、平和的な国家・社会の形成者として必要な資質の育成に努め、生命や平和の尊さ等について指導するよう各学校に対し指導しております。したがいまして、平和学習は、各学校で編成される教育課程の中で、各学校長の経営方針・教育方針のもとで実施されております。  三点目、最近、地面に直接座る若者を多く見かける。教育委員会、学校として指導はしないのかについてですが、例えば、コンビニエンスストアの駐車場などで数人集まり、地面に座り会話をしている状況を見受けることがあります。近年、全国的に生命を大切にする心や思いやりの心などの倫理観や規範意識、社会性の育成などが十分でないと指摘されており、学校・家庭・地域が十分に連携を図りながら、子供たちの豊かな人間性や社会性などを育むことが重要になっております。そのため、学校では、特に、社会生活上の法や決まりを身につけ、善悪を判断し、人間としてしてはならないことなどに配慮しながら、社会の一員として、公共心、礼儀、公共の場でのマナー等の指導を行っているところです。  また、青少年の健全育成につきましては、学校・家庭・地域が一体となって取り組む必要があり、各学校やPTA、あるいは地域の自治体等で組織する青少年健全育成協議会とも連携して指導に取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、二項目めの観光振興に関してを、経済部長 坂内啓二君。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)経済部長の坂内です。  一番 後藤議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、観光振興についての一点目、中津市にゆかりのある黒田官兵衛が来年度大河ドラマに決まり、これから中津市に多くの観光客が見込まれているが、これを宇佐市としてどのように生かし、観光振興につなげていくのかについてでありますが、現在、中津市が事務局を務める大河ドラマ「軍師官兵衛」推進協議会に参画し、情報交換を進めながら、宇佐市としての活用方策を検討しているところです。  黒田官兵衛は、宇佐市の大半を含む豊前六郡を統治していたことから、市内には、ゆかりの地として高森城跡や時枝城跡などがあります。また、当時衰退していた宇佐神宮の復興も支援したことから、宇佐神宮とも大きな縁があり、これらの史実を推進協議会と連携して、NHKに働きかけを行うことで、本市の観光振興にもつなげていきたいと考えています。  また、このNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で主演の岡田准一氏は、映画「永遠の0」でも主役を演じており、六月にオープンした宇佐市平和資料館に、この映画の撮影で使用された実物大のゼロ戦模型が展示されています。オープン以来、多くの人々が訪れるスポットとなっており、今後、大河ドラマと映画の流れの中で、観光客の集客にもつなげられるのではないかと期待をしているところです。  二点目、ことしは、二十年に一度の伊勢神宮の式年遷宮、六十年に一度の出雲大社の遷宮があり、全国的に広く知られている。最近、宇佐市のメディアへの露出は飛躍的にふえ、喜ばしい限りだが、永続的に観光振興を図るには、やはり、宇佐市の観光の核は宇佐神宮である。参拝客数三百万人を目指すのに具体的な方策をどのように考えているのかについてでありますが、市では、平成二十七年十月に予定される、十年ごとの宇佐神宮勅祭に向け、今年度は大分空港に宇佐神宮をデザインした大看板を設置したほか、緊急雇用事業を活用し、御許山の峰道を活用したロングトレイルのコース設定を計画するなど、さまざまな角度から誘客活動を推進しています。これまでも、宇佐神宮が勝負の神様を祭っていることなどにあやかり、「カチがあるまち宇佐」をキャッチフレーズとした大型の観光プロモーションを展開しており、観光ロゴマークにも宇佐神宮の大鳥居のイメージを採用するなど、宇佐神宮のPRに力を入れてきました。  今後も引き続き、東九州自動車道の全線開通も見据え、平成二十七年度に行われる大型誘客キャンペーンであるディスティネーションキャンペーン等を活用したPR活動や、都市計画が進める無電柱化や道路美装化、宇佐神宮前交差点改良事業も含め取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)最後に、三項目めの将来を見据えた財源確保への取り組みについてを、総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積でございます。  一番 後藤議員の一般質問にお答えします。  三項目め、将来を見据えた財源確保への取り組みについての一点目、遊休市有地について、除草作業等、適切な管理ができているとは言いがたい状況だが、どのように考えているか。また、財政の健全化、市有地の適正化を図るため、資産整理を推進すべきでないかについてですが、市有地の管理につきましては、基本的に委託か、職員などが草刈をすることになっております。  市有地は、市全体に点在することや、特に夏場は草の生育が旺盛なため、場所によっては適切に管理されていないものがあるのも事実です。再度、各課で所管している市有地の状況把握を行うとともに、適正な管理に努めてまいります。  また、資産整理の推進につきましては、市有地の売却は平成二十三年度六件、四百二十五万九千円、二十四年度七件、五百九十四万三千円、二十五年度は八月末現在一件、二百四十一万円となっており、貸し付けは、平成二十三年度三百四十九万四千円、二十四年度三百五十万九千円となっております。  今後も、不要な市有財産につきましては、公有財産検討委員会において利活用等協議した上で、積極的に貸し付けや売却を進め、財源確保に努めてまいります。  二点目、太陽光発電への直接投資や場所貸し、ネーミングライツ(命名権)等、厳しい将来の財政を見越して、増収に向けた取り組みを望む声があるが、市はどのように考えているかについてですが、平成二十七年度以降、合併特例措置の終了により普通交付税が逓減する一方で、歳出においては、社会保障関連経費の増嵩や老朽化した公共施設の更新などの財政需要により、行財政改革ビジョンの中期財政推計では、平成二十八年度より財源不足が生じる見込みです。  議員御指摘の太陽光発電に関しましては、再生可能エネルギー固定価格買取制度発足以降、遊休市有地や、いわゆる屋根貸しと言われる公共施設の屋上などを活用した太陽光発電が各自治体で実施されており、本市におきましても、昨年度尾永井工業団地を買い取り、太陽光発電施設用地として貸し付けを行っているところです。  また、合併後、行財政政革プラン、行財政改革ビジョンに沿って、歳入確保策、広告料収入の確保として広報、ホームページ、庁舎壁面、公用車等への広告募集に努めていますが、厳しい地域経済情勢を反映してか、思うように集まらない現状であります。  ネーミングライツにつきましては、各自治体の取り組み事例を見ますと、スポンサー募集に苦慮しているというのが実態でありますが、さらに先進事例を調査研究し、保有財産の有効活用を図りながら財源確保策に努めてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)以上で答弁は終わりました。再質問はありますか。  後藤君。 ◯一番(後藤竜也君)それでは、順次再質問をさせていただきます。  まず、一点目の公共心についてなんですが、これは、回答では道徳教育を通じてとか、思いやりの心を伝えていくとか、ふだんの生活の場において伝えていくとありますけれども、今、子供たち、大人も含めてかもしれないんですけれども、他人に迷惑をかけてないと、私は迷惑をかけなくて、自分のやりたいことをやっているんだという方が多くいます。結果的に、自分は迷惑かけてないと思っても、迷惑がかかっている場合が多々あるのではないかなあと思うわけです。結局迷惑をかけないというのは、その本人が判断することではなくて、迷惑かどうかというのは、周りが判断することというのを、もっと強く教えていくべきではないかなと思うんですが、そのあたりはいかがでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。  再質問にお答えいたします。  現行の学習指導要領の中でも、議員のおっしゃるとおり、善悪の判断、それから、郷土を愛する心等が織り込まれております。何が正しくて、何が人に迷惑をかけることなのか、そういったことを一つずつですね、子供たちにわかりやすく、心に響く形で伝えていくためには、学習指導要領の中でも申し上げておりますが、単に徳目を並べることに終始せずに、体験等を生かした学習等も踏まえながら行っていくことが大切であるということが述べられています。  具体的に申しますと、やはり、ボランティア活動など、社会奉仕活動等も行いながら、集団の中で、やはり、多くの者が仲間としていろんな部分でかかわり合いを持ちながら、その中で、善悪の判断等も行っていくのが大事であろうと考えますし、一方で、道徳の授業の中で、校長先生、教頭先生がゲストティーチャーとして、また、地域の年輩の方々をお呼びして、人生の先輩としての生きざまをですね、その中で語ってもらいながら、感動を覚え、その中で何が善で、してはならないことは何か等を考えていく教育を、今後も考えていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤君。 ◯一番(後藤竜也君)公共心というのは、誰々のためにとかですね、例えば、チームのために、スポーツも含めて、また、クラスのために、学校のために、地域のために、そういう自分以外の者のために、自分を犠牲にするという側面があるかと思います。ただ、戦後教育の中で、これはもちろん大切なことなんですけれども、例えば、権利とかですね、個人の尊厳、これも大切ですけれども、余りにも私を重視し過ぎたところがあるのではないかなと思うわけです。私も大切なんですが、私を重視するが余りに、公の部分で迷惑をかけてしまうところもあるのではないかと、このあたりの教育していくバランスというのが、非常に難しいんではないかなと思うんですけれども、例えばの例でいきますと、どこかに道を通すというふうになったときに、その道ができれば、救急医療でも何でもスムーズに通れると。ただ、そこの土地を持っている方が、自分はどうしても売りたくないと。自分はそんなこと、売れと言われるなら、個人的所有権、そういったものを侵害していると、これをどう捉えるのかという、子供たちにですね、考えさせる教育を、ぜひ道徳教育の中で取り入れていただきたいなあと。こういった場合は、個人の権利ももちろん大切だけれども、公を考えたときに、自分は反対でも、九十九人、もしくは九十八人の方、百人中多くの方が賛成するのであれば、自分のこともある程度犠牲しなければならないというような、人を思いやる心とか、そういったものも、ぜひ道徳教育の中で取り入れていただきたいなあというのが願いであります。  それと一点目と三点目が、若干関連するんですけれども、地面に直接座る若者、皆様方もたくさんごらんになったことがあると思います。これがいいことか、悪いことか、座ることが悪いということではないかもしれませんけれども、一般的な感覚としてどうかなと考えると、恐らくほとんどの方が、あんまり地面に座ることはよくないだろうなあと思われると思います。  これを、ちょっと調べましたら、教師と生徒の感覚の違いで、進研ゼミを運営されているベネッセという会社が、アンケート調査を、福岡県で行ったそうです。そうしますと、九〇%以上の教師が望ましくないと。ただ若者においては、七〇%の人は望ましくないと考えているみたいですけれども、一〇%は何の問題もないと、二〇%の方も、まあ、いいんじゃないなかなと思っているという結果でした。七割の方が、余り地面に座るというのはよくないというふうに思っているようですけれども、大人と違って、子供というのは、周りに引っ張られる傾向にあると思います。例えば、一人ではしなくても、友達が座っているから、私も一緒に座ろうとか、社会的に見たら、余りよくないことでも、それが逆に格好いいと思ったりとか、自分はみんなと仲間意識を持って、そういうふうに地面に座るんだとかですね、ただ、それが大人になっていったときに、周りからそれが受け入れられるかといったら、決してそうではないと思います。  日本では、土足とか、上と下をきっちりと、昔から分けられていると思います。外国と違って、家に上がるときも靴は脱ぐ。外国ではそのまま上がるけれども、日本では、例えばバケツでも、上と下と書いて分けたりとかします。やはり、地面というのは汚いものなんだ、それを自分は座ってて、他人に迷惑かけてないからいいじゃないかと言われる方もいますけれども、じゃあ、その地面に座った服で、どこか飲食店に入ったりとか、そのまま家に上がったりとかすると、結果的に、間接的に迷惑をかけてるところも大いにあるのではないかなと思います。  今回のこの回答においては、地面に直接座る若者を減らそうということは、直接的には書いてないんですけれども、どうでしょうか、学校において、宇佐市においては地面に座らせない子供をたくさんつくろうと、みんながそういった規範意識を持っていこうというふうに教えられる思いはないでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。  議員のおっしゃることもごもっともな部分もあるんですけれども、学校教育で教える部分と、いわゆる家庭・地域も含めて、社会教育全体で推し進めていかなければならない部分が、やはり、あるだろうと思います。学校の中で、こうであると言っても、家の中でいろんな考え方が、今、まさに核家族等ある中で、いろんな幅広い考え方がある中で、いとも簡単に否定されるという例もなきにしもあらず、あると思います。地域や家庭も含めてですね、学校がその核となって、地域全体で、いわゆる公共心、どういったものであるかというのを進めていくためにも、学校が中心になって進めていくという部分では、私も大いに、今後さらに進めていく必要があるというふうに捉えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤君。 ◯一番(後藤竜也君)確かに、いろんな価値観がある中で、何で座って悪いのかという家庭もあるんだとは思います。ただ、その一部の意見を尊重し過ぎると、結果的に全体に対してよくないことというのは、大いにあると思います。多少の批判はあったとしても、全体、八割、九割の方がいいことじゃないかと思われることは、ぜひ、私は進めていただきたいなあというのが思いです。  これは、学校だけでは難しいところかもしれませんが、少なくとも学校での道徳の時間とか、または生活指導の場では、先生が座らないほうがいいよというふうな教育は、ぜひしていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)川島課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。  議員のおっしゃることは、公私のバランスをとりながらも、さらに、学校が中心となって推し進めていくということであろうと、私も思っておりますので、学校教育の中で、家庭教育、地域にも声かけしながら、地域の核となる学校教育を、今後も進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤竜也君。 ◯一番(後藤竜也君)次に行きます。  平和学習に関してです。回答では、各学校の経営方針、教育方針のもとで実施されているとありますが、各学校長の方針は、教育委員会でチェックはされているんでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。
     市内に小学校二十四校、中学校七校ありますが、年度当初に、それぞれの学校長が、それぞれの校長のビジョンのもとに、学校経営方針というものを立てますので、それを教育委員会学校教育課のほうに全て提出して、見させていただいております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤竜也君。 ◯一番(後藤竜也君)各学校の経営方針は、教育委員会で把握していると。その後、実際に平和学習が各学校で行われるわけなんですが、全体で平和学習、全校で行った後に、また、各クラスに分かれて学習を行うと思いますが、その各担任によって、教える内容が違うということはありますか。 ◯議長(徳田 哲君)川島学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。  小学校一年生から六年生までの教育内容につきましては、学習指導要領にのっとって、年間の教育課程の中で示されておりますので、その教育課程を各校長の方針に従って、各担任が行っていくわけです。ですから、教育内容は発達段階によって随分違うと思いますが、底に流れる平和を願う心等は一本の方向性はとっていると考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤竜也君。 ◯一番(後藤竜也君)ということは、各クラスによって教える内容に大差はないということでよろしいですか。 ◯議長(徳田 哲君)川島課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)平和学習の中では、平和を願う心、地域、それから、地元の自然等を大切にする心、国際人としての恒久平和等を考えていく心等を根底につくっておりますので、発達段階に応じた内容の差はありますけれども、平和学習への思い、その方向性については同じ方向だと思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤君。 ◯一番(後藤竜也君)平和学習に関して、学習指導要領等も、私も読ませていただいたんですが、私も平和学習を見させていただいたこともありますが、基本的には、過去の戦争があった昭和二十年、それより前の戦争に関して、こういう悲惨なことがあったと、これを繰り返してはいけないという教育が主だと思うんですが、例えば、今現在、世界において起きている問題に対して、どうしたら平和が守れるのかというような教育はしてるんでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)川島学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えしたいと思います。  平和学習の中では、もちろん御存じのように、広島・長崎の被爆体験を学ぶ、また、地域の戦争を経験した方のお話を聞く、また、ふるさと宇佐も、戦争の惨禍を受けた地域でありますから、そこでのいろんなものを体験し、いろんなものを子供たちに学ばせていきたいと考えています。単に、平和で、いわゆる平和ぼけと言われるような、ただ平和とつぶやくだけではなくて、戦争の悲惨さを学びながらも、やはり、将来に向けて恒久平和をしていくためには、今何が必要なのか、子供ながら、今、私としては、今、私の年代としては何を考えていかなければならないのか、それぞれの発達段階に応じて、自分自身の考え方を、いま一度振り返ることも平和学習の一つと考えているところです。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤竜也君。 ◯一番(後藤竜也君)私が以前平和学習を拝見したときに、いろんな多くの言葉が語られておりましたけれども、その中で感じたのは、日本が、考え方が以前悪かったので戦争につながって、考え方を改めたので、今平和が維持されているというような話をされておりました。私はそれを聞いて、合ってる部分もあるかもしれないし、じゃあ、日本だけが考えを改めたら、平和がずっと維持されるのかなあと、子供がそのまま聞けば、そのように思うのではないかなと思います。ただ、実際のところ、自分の国だけが平和にしようと思っても、例えば、今の尖閣の問題があったり、竹島の問題があったり、また、世界各地の紛争を見ても、自分のところだけではどうしようもならない。戦争が起こるには世界のいろんな情勢があった上で起こるんだということも、総合的に教えるようにしなければ、自分たちだけでどうにかなるという問題でもないというところも伝えなければ、子供たちとしては、なかなか、判断の材料が少なくなるのではないかなあというのが、私の感想です。そういった部分も、今後平和学習をする際に、ぜひ取り入れていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。  過去を学び、恒久平和を考えていくということは間違いないと思っておりますので、やはり、日本国憲法や教育基本法の中にありますように、国際社会に生きる民主的、平和的な国家社会の形成者としての資質を備えていく、そこを形成していくということを根底に置きながら、過去を学び、今後のことを考えていくという方針は貫いていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤君。 ◯一番(後藤竜也君)次に行きます。  市内の小中学校においてのプールの老朽化の進みぐあいを御回答いただきました。プールは、一つ改修するとなれば、お幾らぐらいかかるんでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)教育次長兼管理課長の石田です。  再質問にお答えします。  市役所のすぐ向かい側にあります駅館小学校が十五年前に建設したときにですね、約八千万円ほどかかっております。ですので、老朽化したプールを一度壊すのに、また解体に一千万ぐらいかかりますので、九千万から一億円ぐらいあれば、改修ができるのではないかと。ただし、駅館小学校のプールについては、小学校ですので、十五メーター掛け五コースのプールになります。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤君。 ◯一番(後藤竜也君)大変な予算がかかるだろうと思います。今、耐震化を行っておりますので、それ以降整備計画をされるということですけれども、現状で、例えば平成二十七年度以降、計画を組んだとしても、それだけ予算がかかれば、一遍にはできないと思います。ですので、応急的な処置で、こちらにはフェンスの補修とか、プールサイドの亀裂、ろ過装置等は応急で交換をしているとありますけれども、私も、老朽化したプールを拝見いたしまして、また、更衣室も見ました。特にですね、更衣室が古いところがあるんですね。こんな中で服を着がえたくないというぐらい汚いところがございます。プールの老朽化に関しては、ひび割れとか、そういったものがなければ、基本的には使用できるんですけれども、少なくとも着がえる場所とかですね、そこはちょっと、一度考慮していただいて、戸も開けたら、閉まらないようなところとかですね、真っ暗で、暗くてですね、それは、やっぱり、先に改修は、ぜひしていただきたいなというのが思いです。  今ある老朽化しているプールも、ほとんどが築三十年、四十年、五十年近くたっているものもあるんじゃないかなと思うんですけれども、そうなると、掃除するときもですね、非常に大変だという話も聞いてます。コンクリだと、カビを取るのでも一生懸命で、大変だという話も聞きます。  今、非常に掃除もしやすいようなステンレスでつくったものがあるとかですね、そういう話も聞きますので、また,今後改修のときは、維持管理しやすいような方向で、それから、永続的にというと難しいですけど、できるだけ長く使いやすくあるような建物を、ぜひつくっていただきたいというふうに思っております。  次に行きます。  中津市にゆかりのある黒田官兵衛のことに関して、観光振興をどのようにつなげていくかという質問に対しまして、推進協議会でも連携して、観光振興につなげていきたいと考えているとの御回答です。  大体、大河ドラマが決まってから、そこにゆかりのある地というのは、観光客が大いにふえます。宇佐の場合も、少ないんですけれども、幾つか史跡があるということで、そういったものを好きな方には、中津城とか、その周辺だけではなくて、周遊される方もたくさんいらっしゃると思います。せっかく中津まで来ていただいたら、宇佐まで、すぐ隣ですので、それを宇佐神宮に誘致したい、また、宇佐の観光地につなげていくという取り組みが、これからまた、非常に大切になってくると思いますが、具体的に、今中津との話し合いというか、どのようにつなげていくとかいうのは、出てるんでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)観光まちづくり課長の若山です。  後藤議員の再質問にお答えいたします。  具体的な部分として、まだ、宇佐市が何をアピールしていくかということは、今の段階では進められているところではございません。ただ、中津市を含めまして、推進協議会のほうが、NHKに対していろいろなアプローチを行っておりますので、その中に一緒に連携をして進めていこうという取り組みでございます。  今、議員御指摘のとおり、宇佐神宮につきましても、先ほど回答いたしましたが、黒田官兵衛とかかわりのある、ゆかりのある地でございますので、(二)の質問にございましたように、宇佐神宮のほうもですね、ぜひPRをしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤竜也君。 ◯一番(後藤竜也君)大河ドラマが来年度ということで、ちょうどまた、来年度東九州自動車道も、小倉のほうからは、北九州のほうとはつながることになりますし、ちょうどいい機会ではないかなと思います。また、年末には「永遠の0」も公開されたり、また、来年度になると思いますけれども、「カラアゲ☆USA」も公開される。宇佐市にとって非常に追い風が吹いている状況であると思いますので、これをぜひ利用していただいて、観光客増につなげていただきたいなと思います。  また、二番目の伊勢神宮、出雲大社とありますけれども、今、宇佐が友好都市や交流都市として、八尾市や和気町とか、あとは奈良市ですかね、奈良市とされておりますけれども、いろんな事務的な煩雑な部分もあるかもしれないですが、例えば、同じ伊勢市とかですね、出雲の場合は、神様の由来が違うというところもあると思うんですけれども、二礼四拍手一礼は、出雲大社と宇佐神宮だけということもありますし、何らかのつながりがあるのかなと思います。やはり、友達は少ないよりは多いほうが、また、宇佐市にとってもアピールの場につながっていくのではないかなと思いますので、何らかのまた方策を、ぜひ考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)若山課長。 ◯観光まちづくり課長(若山雅敏君)再質問にお答えいたします。  さまざまな形で連携できる部分、東大寺サミット等含めまして、いろいろな協議会がございますので、ぜひそういった部分を利用しながら、連携でき得る部分を模索しながら、今後も宇佐神宮のPRに向けて取り組みを進めてまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤君。 ◯一番(後藤竜也君)ぜひ、やはり、宇佐がこれから人口も、全国的にも減っていきますし、また、これからだんだん厳しくなっていく中で、地域間競争に勝つためには、やはり、宇佐の強みを生かしていくしかないと思いますので、特に、その中で観光というのは、非常に大きな軸だと思いますので、ぜひ意欲的に、十分今でも取り組まれていると思いますが、今のこの追い風利用していただいて、より一層観光振興に努めていただきたいという願いがございます。  次に、遊休市有地についてなんですが、この遊休市有地に関して、いわゆる行政財産と普通財産とに分けられると思いますが、普通財産になったものは、契約管財課できちんと管理ができると思うんですけれども、例えば、行政財産として残っているものに関して、それぞれの課にいる職員の方々が、数年で異動となっていく中で、きちんとそのあたりは認識できているというか、管理が、どこまでが行政財産として必要で、これは、これから先必要なくなったら、普通財産に移すとか、そのあたりの管理はどのようにされているのでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)契約管財課長 田口君。 ◯契約管財課長(田口憲明君)契約管財課長の田口です。  再質問にお答えいたします。  行政財産としてですね、行政財産の目的を終えて、不要になったものにつきましては、公有財産検討委員会等に諮りまして、普通財産に所管がえした後は、契約管財課のほうで管理するようになっております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤君。 ◯一番(後藤竜也君)結局行政財産で、まだ、普通財産に移ってないもので、例えば十年、二十年とか眠った資産もあると思うんですけれども、そのあたりはどのように考えられているのでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)契約管財課長。 ◯契約管財課長(田口憲明君)契約管財課長の田口です。  行政財産で、まだ各課が所有しているということは、まだ、その目的を終えてないということでございますので、現状ではですね、利活用ができてないようにありますけど、将来的に、まだ利活用する目的等があるものだと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤君。 ◯一番(後藤竜也君)その管理に関してですけれども、先日伺った際には、近くに住宅地があるとか、そういった場合には草刈り等は各課で行ったりしているという話を聞きました。ただ、たくさんの市有財産があると思いますので、なかなか全ては管理し切れないだろうと思います。実際に、市から、特に委託はされてないけれども、各地区で自主的に草刈りをしている地域もございます。こういったものを、もう一度ですね、今でももちろん普通財産、行政財産、きちんと管理されているということですけれども、そういったことが、私が知っている地区でも幾つかございますので、また、もう一度管理に関して、また再度考えていただいて、適切な管理をしていただきたいと思います。もしくは、自分たちだけで管理できないことについては、各自治区にお願いするなりして、管理を適正にしていくべきではないかと思いますので、そのあたりを、ぜひよろしくお願いいたします。  次に、太陽光発電の直接投資や場所貸し、ネーミングライツ等、財政に関して質問をしておりますけれども、これはですね、結局将来厳しい財政状況を迎えるというのは、目に見えている状況で、財政調整基金等も積み立てをされていると。また、地方交付税も今回減らされるということで、人件費をカットしたりですね、しております。そういった中で、厳しくなったから削減、削減ではですね、夢がないと思うんですね。市の職員の方々も働く上で、何かあれば削減ということになれば、仕事に対する意欲もそがれるのではないかなと思います。  ただ、宇佐市として厳しい財政状況がある中で、こういった取り組みをしてるというものを、市民の方々に示すことができれば、ああ、宇佐市としてはこういう取り組みをしているのかという、非常にいいアピールにもなりますし、当然アピールだけではなくて、財政の健全化につながっていくのではないかなと思います。  例えば、このネーミングライツに関しては、スポンサー探しが難しいという話がございます。たしか泉佐野市だったと思いますけれども、市の名前まで売るといっても、結局応募者がなかったということですが、例えばですね、大分市にあるiichikoグランシアタ、あれは、いいちこは、もちろん皆さん御存じのように、宇佐市の会社です。例えば、ウサノピアがいいちこホールになっててもおかしくなかったんではないかなあと思うわけです。もしくは、総合運動場もあります。例えば、橋でもいいと思います、通りでも。そういったものも、余りにも法外な金額であれば、ちょっとそれは手を出せないなあとか、広告として考えても、費用対効果が薄いなあというものは難しいかもしれないですが、価格を十分勘案した上で提案をしていくというのも、スポンサー探しの中で、余り安かったら、ネーミングライツの意味がないと思うんですが、そのあたりを研究していただいてほしいなあというのが思いでありますが、いかがでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)土居総務課長。 ◯総務課長(土居秀徳君)総務課長の土居でございます。  一番 後藤議員の再質問にお答えいたします。  行財政改革の中で、本市の将来的な安定した財政構造を目指すということの中で、積極的な財源確保という項目が、御承知のとおりございます。その中で、市が保有する財産の有効活用ということも挙げられており、財源確保策の一環として当然なことでありますし、これまでもいろんな、庁舎の壁面広告とか、公用車の広告とか、あるいは市報あたりの広告、ホームページのバナー広告等、いろんな活用をしてきておるところでございます。  そうした中で、議員が御指摘のように、ネーミングライツの課題でございます。一番ネーミングライツの課題としては、先ほどの答弁の中でも申しましたが、まず、短期間で施設名称が変わるような可能性があるということも、一つ挙げられるかと思います。そうしたことで、施設の場所とか機能が、利用する方々にとってはわかりにくくなるんじゃないかというようなことがあるということもお聞きしておるところでございますし、また、最大の問題としましては、命名権を買う企業の皆様におかれましては、言うなれば、集客力のある著名な施設、先ほど議員さんが御指摘のように、大分のグランシアタとか、別大興産スタジアムとか、いろいろありますけど、お隣の中津市さんもダイハツアリーナ等ございますけれど、そうしたある程度集客力や広告媒体としての価値、そうしたものが一番大きな部分になろうかと思います。そうした意味で、ちょっと二の足を踏んでいるところが、実際あるところはあるんでございますが、議員さんがおっしゃるように、確かに、じゃあ、広告料を下げたらやってくる企業もあるんじゃないかと、確かに一つの御意見だと思いますので、そうした部分を踏まえながら、そうしたことも、一応参考にさせてもらいながら、どうしたことで財源の確保が図れるかということも、今後検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)後藤君。 ◯一番(後藤竜也君)ネーミングライツとは、また別にですね、例えば、先ほどの一回目の質問でも申しました、太陽光発電への場所貸しとかですね、今、尾永井で、もう間もなくスタートすることだと思いますが、よく言われるのが、例えば体育館の屋根もあるじゃないかとかですね、こういう公共施設の上をどんどん積極的に貸していくべきじゃないかという声もあります。  また、自治体が太陽光発電を直接するのは、いいか、悪いかというのは、また別として、そういった増収に向けた取り組みをぜひ見たいという、そういう積極姿勢が望ましいんではないかという声もありますので、また、そのあたりはぜひ御検討いただきたいなあと思います。  それと、今、財政調整基金もためておりますし、また、減債基金もあると思うんですが、その基金をどのように活用するか、もちろんとっておかなければならないものもありますし、それを運用という形も必要ではないかなと思います。  先日ちょっと調べたんですけれども、野村総研が出しているもので、自治体の効率的な公金運用に向けてというものを見ましたら、確かに、大都市になりましたら、スケールメリットがあるので、運用するにおいても非常に強みがあると。ただ、小規模自治体は、なかなか難しい部分もあるというふうにございました。宇佐市では、恐らく国債等は活用されているんだと思うんですけれども、非常に利回りも低いと思いますので、そういった意味で、例えば年金とかですね、各財団は運用益で回しているという事実がございますので、そういったところに、また勉強される方を派遣したりですね、何かこう、公金運用するにおいて効率的なものができないかというものも、宇佐市として、今後検討していく課題があるのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)会計管理者 高原君。 ◯会計管理者兼出納事務局長(高原政信君)会計管理者兼出納事務局の高原でございます。  後藤議員の再質問にお答えいたします。  御指摘のように、今、基金につきましては、公金の運用ということで、安全第一ということで、自治法の趣旨にのっとりまして管理をしております。宇佐市におきましても、内規でそういう安全性を第一ということでなっておりまして、今、定期、あるいは債券、債券につきましては国債というので、安全第一の部分の中で、できるだけ有効利用ということで、そういう債券での運用をされております。  それ以外の分につきましては、まだまだ今後のリスクがありますので、検討余地ということで御理解をお願いいたします。 ◯議長(徳田 哲君)以上で、後藤君の一般質問を終結いたします。  引き続き、十一番 加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)皆さん、こんにちは。十一番の加来栄一でございます。  ことしは、今までにない猛暑で、四万十市では四十一度の日本記録が出ました。異常気象には全く困ったものです。豪雨、竜巻、予想のできない想定外も多くなりました。  人為的なことでは東電の汚染水、秋田書店の当選者の水増しや空くじ、カネボウ化粧品、アルバイトのいたずらによるツイッター、やっとやめた柔道連の会長、やめないコミッショナー、責任をとらない党首、モラルや美徳、正義感が失われつつあります。たった一枚のはがきで宇佐市においても、一番大きな企業に対し、業務妨害をする者、五億円以上の被害になっております。参議院選での職員の書類送検など、全国に名前が出るような事例が起きております。本当にいつ被害に遭うかわからない世の中ですが、今こそ、個人個人が責任と義務を果たさなければならないときだと思います。公務員は、特に全体の奉仕者ということを忘れてならないと思います。  質問事項ですが、消防署の人員配置について。  一、火災のあった地区の住民が、消防車や救急車が遅いのは、職員    が少ないのでは。  二番目、今度購入予定の車両の水槽で何分間放水できるか。   避難のおくれた人を助け出すくらいの人員は確保されているか。   消防団の団員用の救命胴衣は各分団にありますか。  二項目め、公務員と選挙について。
      市として、公務員の選挙運動をどのように考えているのか。  二項目め、今回の報道を受けて、職員をどう指導するのか。  三番目、県からの権限移譲について。  一項目め、二十一項目の中で、進んでいない事項は。  二項目め、事務的な量、人数の関係で、現状で全て実施できるか。  三項目め、新たな設備や機材の費用はありますか。  四項目め、市が全て行った場合の手数料収入の見込みは。  四項目め、商店街の再生について。  一番、市は中心市街地をどこにして、どういう街にしたいのか。  二番目、市内にあるアンテナショップの存在意義と今後の補助金は。  三番目、店の経営体質と感覚を変えなければ維持は無理では。  五番目、運動公園について。夢見櫓が傷ついているので、今のうち   に補修すべきでは。  六番目、教育問題について。   はだしのゲンの閲覧制限を、教育長はどう考えましたか。  二番目、小学生のスマホ依存症の対策をお聞きします。  以上で第一回目の質問を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)それでは、加来栄一君の質問に対する答弁を求めます。  まず、是永宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  十一番 加来議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、商店街の再生についての一点目、市は中心市街地をどこにして、どういう街にしたいのかについてでありますが、市では中心市街地空洞化対策として打ち出された大規模小売店舗立地法、中心市街地活性化法、改正都市計画法のいわゆるまちづくり三法に基づき、平成十三年度に宇佐市中心市街地活性化基本計画を策定いたしております。当計画によりますと、四日市商店街、国道十号を含む四日市の約四十八ヘクタールを中心市街地として設定するとともに、将来像として、新しさと古い歴史の出会う街四日市など、四本柱の基本方針を定めているところであります。  本計画に基づき、平成十八年度から、街なみ環境整備事業第一期・二期計画に取り組みました。ハード面では、四日市地区の門前広場や極楽通りの整備、道路の美装化、修理・修景の補助などを実施するとともに、ソフト面では伝統技能を活用した体験観光などの事業を展開してきたところであります。  その結果、まちづくり活動参加者数が三百九十二人から千百七十八人に、イベント回数が年四回から十六回に、イベント集客数が二万二千人から三万一千八百十人に増加するなど、さまざまな効果が検証され、今年度より三期計画を実施しているところであります。  二点目、市内にあるアンテナショップの存在意義と今後の補助金はについてでありますが、市内のアンテナショップと言われるものは、四日市商店街の空き店舗を活用したよろーやと柳ヶ浦駅構内にある菜々彩畑があります。このうち、よろーやにつきましては、国の緊急雇用対策であるふるさと雇用事業等を活用いたしまして、平成二十一年度から今日まで四日市商店街振興組合が実施いたしております。  当店舗の存在意義につきましては、空洞化する商店街の空き店舗対策に加え、本市の六次産品を初めとする特産品の販売拠点、さらには、地域や商店街への愛着を醸成するための子ども商店街の拠点施設として位置づけられております。  次に、運営補助金についてですが、ふるさと雇用終了後の平成二十四年度は、雇用維持を行った一時金として県から三十万円、市から四百七十万円、合わせて五百万円でありましたが、本年度につきましては、運営経費を精査し、市単独の三百万円の補助となっております。  三点目、店の経営体質と感覚を変えなければ、維持は無理ではについてでありますが、よろーやの運営におきましては、経費のうちの人件費の割合が大半を占めております。そのため実施主体である振興組合といたしましても、経営面について危機感を持っており、協議の結果、人員体制や勤務条件などを見直し、経費を削減してきたところであります。  運営面につきましても、今年度から新たにレンタサイクルの乗り捨て場所の受け入れや月二回のトロ箱市の開催のほか、目玉商品などを充実させることで売り上げ向上、集客向上を図っているところであります。  今後も引き続き、四日市商店街振興組合と協議を重ねてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(徳田 哲君)次に、六項目めの教育問題についての一を、近藤宇佐市教育長。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。  十一番 加来議員の一般質問にお答えします。  六項目め、教育問題についての一点目、「はだしのゲン」の閲覧制限を教育長はどう考えましたかについてですが、漫画「はだしのゲン」は、発表から四十年にわたり、国民に広く読み継がれてきた、いわば日本における原爆漫画の古典であり、映画やアニメ、テレビドラマにもなっています。また、英語版を初めとして、これまでに十カ国語以上に翻訳され、海外でも広く読まれていると聞いております。  今回の一連の報道等を見る中で、部分的な描写方法について、さまざまな御意見があることを改めて認識をしたところであります。しかしながら、作品全体としては、戦争の悲惨さや平和の大切さを通して世界平和を願ったものであると理解をいたしております。したがいまして、学校、図書館において閲覧制限をする必要がある作品とは考えておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、一項目めの消防署の人員配置についてを、消防長 呉藤孝幸君。 ◯消防長(呉藤孝幸君)消防長の呉藤でございます。  十一番 加来議員の一般質問にお答えします。  一項目め、消防署の人員配置についての一点目、火災のあった地区の住民が消防車や救急車が遅いのは職員が少ないのではないかについてですが、平成二十四年における当市の火災現場への平均到着時間は九・四二分となっており、また、救急現場への平均到着時間は八・六五分で、全国平均とほぼ同様の現場到着時間となっております。  火災や事故が発生し、一一九番を受信してから消防車、救急車の出動には、消防通信指令装置で指令を出しており、現場到着時間と職員数は関係がないものと考えております。  二点目、今度購入予定の車両の水槽で何分間放水できるのかについてですが、この車両は南部分署に配備するもので、山林火災などにも対応できる消防資機材を装備しております。水槽には水九百リットルを積載しており、水量と放水パターンを選べる特殊放水ノズルを使用して最長で九分間の放水が可能です。また、消火薬剤を水と混合して放水する泡混合装置を装備しており、この装置で放水する泡消火は、水に比べて効率的に消火することができます。  三点目、避難のおくれた人を助け出すくらいの人員は確保されているのかについてですが、現在、宇佐消防署管内では火災発生時に三台の消防車と十四名の消防隊員が第一出動しております。例えば、要援護者が想定される老人福祉施設等では、法で定められた消防用設備や消防計画を備えなければならない施設であり、有効な初期消火や迅速な避難誘導が重要になります。消防隊も消火活動と同時に人命救助を最優先に消防活動をいたします。  なお、災害の規模等により、即座に宇佐市消防職員非常警備規程による非番職員等の非常招集を行い、消火や救助活動に必要な人員を確保いたしております。  四点目、消防団の団員用の救命胴衣は各分団にありますかについてですが、救命胴衣につきましては、現在、消防庁告示による消防団の装備の基準に定められておりませんので、消防団には配備をいたしておりません。水難事故等が発生した場合には、消防本部に配備している救命胴衣を消防団員が使用し、消防職員とともに活動をいたしています。  なお、総務省消防庁では、東日本大震災を教訓に、消防団の装備基準の見直しに着手しております。新たな装備基準が示されれば、当市においても、それに基づいて整備してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、二項目めの公務員と選挙についてと、三項目めの県からの権限移譲についてを、総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積でございます。  十一番 加来議員の一般質問にお答えします。  二項目め、公務員と選挙についての一点目、市として公務員の選挙運動をどのように考えているのかについてですが、地方公務員には行政運営の中立性を確保するため、公職選挙法第百三十六条で特定公務員の選挙運動が禁じられ、百三十六条の二では公務員の地位利用による選挙運動が禁じられています。  また、地方公務員法第三十六条では、政党その他政治団体の結成に関与することや役員や構成員となるよう、もしくはならないよう勧誘できないことや、特定の政党その他政治団体の支持または反対する目的での政治的行為が制限されていますが、選挙運動として違反であるかの判断は、行為の名目ではなく、個別の具体的行為を実質に即して判断すべきものとされており、労働組合が自分たちの勤務労働条件の向上を目的に、組織の代表を議会に送り込む等の選挙活動は組合活動として許されるとの最高裁判例があることや、現業職員や地方公営企業の職員に対しては、地方公務員法第三十六条が適用除外とされていることから、一概に全ての選挙運動が禁止されるとは捉えていません。  しかしながら、これまでも職員に対しては、公務員の政治的中立や市民の皆様の信頼確保の観点から、選挙の都度、地方公務員法及び公職選挙法に抵触することがないよう法令の遵守等を指導してきたところでありますが、今回のように公職選挙法で禁止されている特定公務員の違反容疑で検察庁へ書類送検されたことは非常に遺憾であります。  二点目、今回の報道を受けて、職員をどう指導するのかについてですが、公職選挙法では、全ての職員が一切の活動を禁止されているわけではありませんが、徴税職員や選挙管理委員会職員等が選挙運動をすることが禁止されていることから、これらの職員への一層の周知徹底と、その他の職員につきましても、これまで以上の指導に努めてまいります。  次に、三項目め、県からの権限移譲についての一点目、二十一項目の中で進んでいない事項はについてですが、権限移譲は、地域主権戦略大綱などによる義務づけ、枠づけの見直しや、いわゆる地域主権一括法に基づき、現在、都道府県が担っている権限を移譲先の市町村に移して事務処理を行うことで、地域住民の主体的な意思決定や地域の特性を生かした行政展開を可能にするなど、基礎自治体である市町村の自己決定の度合いを高めることを目的とするもので、二十一法律のうち、本市が対象となる法律は二十法律あります。  権限移譲の方法には、法令に基づき権限が市町村に移譲される法定移譲と、法令で都道府県の権限とされているものを、都道府県が事務処理特例条例を定めることで市町村に権限を移譲する方法の二種類があり、これまでの大分県との協議により、二十法律のうち十六法律の移譲が終わっています。  現在、宇佐市では、十月から移譲を受ける旅券法以外に、屋外広告物法、農地法、浄化槽法の三法律に関する事務が未移譲であります。  二点目、事務的な量、人数の関係で、現状で全て実施できるかについてですが、これまで事務担当課における事務事業の見直し等を行った上で受け入れていますが、必要に応じて職員配置の見直しや臨時職員の配置を行うこと等も視野に入れ、移譲事務を担当する部署における事務事業の見直しや人員配置等を基本に対応し、担当課の適正な事務量と人員配置としたいと考えております。  三点目、新たな設備や機材の費用についてですが、ことし十月から移譲するパスポート事務では、IC旅券交付端末機や写真裁断機等で、約六十四万円程度が必要ですが、経費につきましては、大分県から初年度準備金として交付されます。  四点目、市が全て行った場合の手数料収入の見込みについてですが、二十事務全てを移譲した場合の大分県からの交付金は四百三十五万円と見込まれます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、五項目め、運動公園についてを、院内支所長 麻生島 実君。 ◯院内支所長兼院内支所地域振興課長(麻生島 実君)院内支所長の麻生島です。  十一番 加来議員の一般質問にお答えします。  五項目め、運動公園について、夢見櫓が傷んでいるので、今のうちに補修すべきではについてですが、石橋アーチをイメージした展望施設柴櫓、通称夢見櫓は、平成の森公園整備事業の一環として平成七年三月に副城址に建設されました。鉄骨づくりで地上高が十三・三メーターあり、九・三メーターの位置に展望所を設けており、院内支所や荒瀬橋などの院内町中心部が一望できる施設として来場者に親しまれてきました。  しかし、設置後十八年以上が経過し、一部塗装が剥離したところも見受けられることから、補修に向け調査したいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)最後に、六項目めの教育問題についての二を、教育次長 石田純治君。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)教育次長の石田純治です。  十一番 加来議員の一般質問にお答えします。  六項目め、教育問題についての二点目、小中学生のスマホ依存症の対策はについてですが、平成二十四年度に大分県生活環境部が保護者対象に行った携帯電話・インターネットの利用状況調査によりますと、小中学生の携帯電話所有率は、小学五年生で二〇・八%、中学二年生で二五・三%となっています。また、使い方のルールを守っているかという質問に対しては、小中学生とも、どちらかというと守っているを加えれば、守っているが九割を超えています。  そうした中で、宇佐市においては携帯電話やスマートフォン保有者が、友達とのメールを介してトラブルに発展した事例やメールの頻繁なやりとりにより、家庭学習に集中できないといった教育相談事例もわずかですが、報告されています。  子供を取り巻く環境が急激に変化しており、いつネットトラブルに巻き込まれるかわかりません。子供たちを守るのは、親子の信頼関係と家族間でスマートフォンなどの使用のルールづくりが大切であると考えます。  そのため宇佐市教育委員会では、外部講師を招いて、携帯電話・スマートフォンの教職員研修講座を開催したり、PTA指導者研修会等を通じて、ネットトラブルの最新情報や正しいメディアの使い方等の周知を図ってまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)以上で答弁は終わりました。再質問ありますか。  加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)それでは、一問目から順次行いたいと思います。  消防に関しては、二〇一二年は前年度対比一一・六%の減で、全国で四万四千百九十五件でございました。これは、なぜ減ったかといいますと、放火や火の不始末による火災が大きく減ったことが関与していると思います。  それで、最近初期消火に協力された二人の方と企業ですか、日本薬品さんと廣田さんですかね、初期消火に協力されたということが新聞に載っておりました。そういう協力者があって、火事の場合は、本当に初期が一番問題で、広がったときには、どうしても、非常に人員を要すわけなんですけども、ちょっとお聞きしますが、消防力整備指針の第二十九条というのを御存じですか。 ◯議長(徳田 哲君)消防本部総務課長。 ◯消防本部次長兼総務課長(和氣久義君)再質問にお答えします。  その件については、資料がございませんので、説明ができません。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)これはですね、私が聞きたいことはですね、この二十九条というのはですね、例えば、消防車というのは大体五人乗らなくちゃいけないと、大体そういうふうになっていると思うんですけども、そういう機材とか積んでおる場合とか、本庁とすぐ連携して、連係プレーがとれるときには、最低四人でもいいというようなことが書かれておりました。  南部署の場合、非常に人数が、本庁よりも少ないというような感じがいたします。その中で、年休とかお葬式とか、いろいろあって、個人的に休まれる方がいらっしゃると思うんですけども、そういうときに、いろいろ現場のほうからお話をお聞きしますと、ホースを運んで加勢したとか、救急車がけがしているのに、ちょっと遅かったという連絡とか、いろいろ聞いてるわけなんですよね。それで、ちょっとその辺で、出張所のほうの人員的なところが少ないのではないかと、私は思うんですが、その点につきましてお聞きします。 ◯議長(徳田 哲君)消防長。 ◯消防長(呉藤孝幸君)加来議員の再質問にお答えいたします。  現在、南部分署につきましては、先ほど議員の述べられたとおり、消防車両が二台あるという現状であります。消防力の整備指針によりますと、南部分署においては消防車両一口ということで、ポンプ車一台というのが基本でございます。  今、何で二台あるかといいますと、以前水槽車が欲しいという形で、昭和六十年代だったと思いますけれども、そういう意見が出まして、その当時水槽車を設置をしたという意向がございます。そのときに、人員確保はしなくて、現状で維持をしてくれというふうな要望でありました。ということで、今言う南部分署における消防力の整備指針においては、陣容が少ないというのは、無理をして消防車両を二台置いたという現状であります。そういうふうな経過がありますので、今現在では、本署のほうから一隊、職員四名を出動させておるのが現状でございます。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)例えば、四、五人しかいなかった。消防車に三人出た。そうしたら、南部署には一人か二人しかいない。次の連絡が、また入ってきますよね。また、次の火事があるかもわからない。今、集中的な豪雨とか多いですよね。それと、また、南部署から羽馬礼とか和田までは三十分ぐらいかかりますよね。本庁から来たら四十分はかかります。だから、そういうのを見越した場合に、事務方を減らしてでもですね、やはり、そのところをですね、宇佐郡のほうですね、昔で言う旧村のほうを守る体制が、ちょっと手薄なんじゃないかなと、私は思うんですけど、どうぞお考えをお願いします。 ◯議長(徳田 哲君)呉藤消防長。 ◯消防長(呉藤孝幸君)お答えします。  人員的な確保という意味でいいますと、本部職員と、今署の職員、分離しております。本部の事務につきましても、今、最少人員でフォローしているところでありますし、現状南部分署管内の火災においても、そういう中で、職員の努力はいただいておりますけれども、現状で、今まで重複した火災という経験がございませんし、大災害においては、当然非番招集という形で、先ほど答弁いたしましたけれども、非常警備規程のほうに基づきまして、非番職員全員を招集いたします。そういう形で、現状はフォローできるものというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)私は、ちょっと無理じゃないかなというふうに思っているわけで、見解の相違ですけども、やはり、介護のところも、私もよく訪問するんですけど、八十人、ショートを入れたら百人近く入ってますね。スプリンクラーも当然ついているところもあるし、中途半端な介護施設はついてないところも多いです。妙見荘あたりで百人いて四人です、泊まりが。ほとんどのところは一人しか泊まってません。気づいたときには、やはり、もう、助け出すということよりも、初期消火で消すほうか、助け出すほうか、それを素人といいますか、やはり、なれてない方は、火を見たら怖いですね。だから、私は、その点で、そういう山火事のときなど、非常に人が要ります。それから、特に、今、介護施設がぼんぼんふえてます。その点においてね、やはり、どうしても私は不安があるんじゃないかなと。だから、その南部の体制をですね、もう一度、機械だけ買えば、あったら、それを使う人がいなくちゃ、火事は消えません。近所の人を当てにしているみたいです。よく介護施設から、私ども近所にありますから、いざというときには加勢してくださいと。行き着くまでに息が上がって、倒れるような感じなんですけども、また、それも夜ですね、来てくれとは、それはとてもじゃないけど、私は間に合わないと思うんですけど、消防長に再度お聞きしますけど。
    ◯議長(徳田 哲君)呉藤消防長。 ◯消防長(呉藤孝幸君)お答えします。  福祉施設につきましては、先ほど答弁の中でも申しましたけれども、消防計画という形で、ソフト面での指導をいたしております。これはどういうことかといいますと、夜間、どの事業所においても満足のいく人員の確保はできてないというふうに考えております。議員の言われるとおりでありますし、我々は、近隣の住民と福祉施設との協力なくして、災害に対して万全を期することはできないというふうに考えております。地域の消防団、住民の方との連携をいただくという形で、地域との協力体制をという形で、消防局員の中にも入れていただくというふうに願っておるところであります。  また、消防設備につきましては、極小規模のものに対しても、先般質問いただきましたけれども、長崎市においては、スプリンクラー設備を設置させるというような条例ができております。これも、国の指導によりまして、今後当市においても、条例化はできなくても、設置の指導は、当然やっていくべきだというふうに思っておるところでございます。そのような体制の中で、やはり、福祉施設においては、地域とともに生きていただくというような考えを持っていただければと思っておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)地域の方をですね、期待しているようですけども、再度ですね、もう一度よく各施設にですね、尋ねられて、本当に夜、その人員がそろうのかどうか、それを一応参考にですね、調べていただいたらいいと思うんですが、もう一つの質問はですね、救命胴衣ですね。これ、私は、各分団に全部あると思ってたんですよ。例えば、私なんか田舎に住んでますけど、水路も狭いですよね。ところが、松崎とか、宇佐市の水路は田んぼも大きいし、水路も物すごく広いし、深い、そして、流れも速い。今、ゲリラ豪雨とか多いですよね。そういうときに、本署にあるから、それを持っていってあげるというよりも、私がインターネットで、ネクストという会社を調べたら、最低一万五千円の簡単な物から、高いので三万五千円ぐらいなんですね。だから、これは私は、火事を消すのも大事ですけど、今、急に一時間に百ミリも降るような雨があります。そのときに、最初からつけていっておかないと、道路か田んぼか水路かわからん、そういうところで犠牲者が出ると思うんですよね。ですから、予算的には、それは大した予算じゃないと思うんですね。ですから、それは本部だけじゃなくて、各分団に最低でも五つぐらいずつつけるべきではないかなあと思いますが、どうですか。 ◯議長(徳田 哲君)消防本部総務課長。 ◯消防本部次長兼総務課長(和氣久義君)お答えします。  装備品につきましては、現在、先ほども答弁しましたように、消防庁の告示により見直しをしておりますので、その結果が出ましたら、消防本部のほうで対応していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来君。 ◯十一番(加来栄一君)国からとか、県から出るのもありますけどね、そういうのをいち早くですね、危機管理、防災、減災、今一番大事なときですから、前もってですね、宇佐市から発信してください。ぜひお願いします。  続きまして、選挙のことをお伺いしたいと思います。私は、このニュースを聞きましたときに、遅かれ早かれこういうことはあるなと思っておりました。ちょっと遅かったなというぐらいです。  というのは、宇佐市の場合、参議院選とは限らないんですけども、非常に、職員の方が鉢巻きして車に乗ったりですね、事務所に行ってパソコン打ったり、私の親戚のところに電話をかけてきたりするのでですね、ああ、これはちょっと、ここら辺で締めておかないと、これは本当に捕まる人というかですね、書類送検されましたけど、出てくるなと思っておりましたけども、公務員というのはですね、特定の政治的に偏らず中立であること、そういうことが義務づけられております。公務員選挙法第百三十五条と、特定公務員さん、百三十六条と百三十六の二で、特に税務関係を扱う方、それから、選管に勤めている方は、特に気をつけなくてはいけないというふうになっておりますけども、今度の選挙で取り締まり本部は解散しましたけど、全国で百二十一件の違反がありました。百四十九人検挙されまして、逮捕が四十九名。買収が五十三件で六十七名、逮捕者十六名でございます。全国的にもですね、公務員が捕まった例はありません、調べましたら。そして、買収が五十三件、自由妨害というのが、これはポスターを破ったりしたことですね。それから、偽造投票、そういうのが十九件ありました。  岩手県で、激戦区ですけど、あそこが、平野さんという方が、民主党が出ましたので、激戦区だったんですけど、それと大阪の維新、そこが買収で、主に選挙違反でやられておりますけども、公務員としてやったことでありますけども、これにつきまして、どのような、書類送検されておりますので、起訴か不起訴か、延期になりますか、それの結果が出てからということですが、この前、日田で自衛隊の方が、ちょっとした公園か何かで下半身を出した。それを高校生が見て、罰金二十万、それから、停職十日間というふうな懲戒処分が下されましたけども、そういうような処分的なことはお考えになっているんでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)土居総務課長。 ◯総務課長(土居秀徳君)総務課長の土居でございます。  十一番 加来議員の再質問にお答えいたします。  今回の違反容疑者に対して、今後どうするのかという御質問でございますが、御承知のとおり、現在書類送検の段階でございます。今後、司法においてどのような御判断がなされるか、現時点でははっきりとしたことはわかっておりませんが、今後のそうした結果に基づきながら、適切に、全国的な事例等調査しながら、対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)宇佐市の職員数の中で、六百六十三名いらっしゃいますが、組合の加入者が五百十三名で、未加入が百五十人ということで、七七・四%、非常に高い組合率だと思うんですけども、採用されるときに、宣誓というか、誓われると思うんですけども、憲法を守り、法律を守る、そして、市民全体に奉仕する、そして、政治的に中立であるということは、もう誓っていると思うんですけども、そういう採用のときに誓約書とか書かせるんでしょう。 ◯議長(徳田 哲君)土居総務課長。 ◯総務課長(土居秀徳君)総務課長の土居でございます。  御質問にお答えいたします。  職員採用された際は、一応市長の前で憲法擁護等につきまして、宣誓をするようになっております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)加来君。 ◯十一番(加来栄一君)大分県の検挙率というのは、全国で三十八位で、六千九百九十九人犯罪を犯しまして、三千九十八人捕まりまして、四四・一九%、全国で三十八位で、余りいいほうではない、検挙率がですね。こういう選挙違反というのは、本当に二人の方はかわいそうだなと思います。認識が甘かったとかいう声を聞きましたけど、それでは、一生懸命やった方は、非常にかわいそうだなあと思う面もありますが、ある職場では、執行委員会があるからといって、物すごく忙しいときでも、三時半か四時ごろに行ってきますと行っちゃう。あとの人は、残った臨時とパートが負担してやっているんです。正社員の方はそれで行っちゃう。そういうことでね、非常に不満が出てますけどね。そういう中でですね、選挙違反の怖さというのかね、そういうのを本当に知らないんじゃないかなと、そういう若い人にね、ただ、こういう書類送検で、今のところ、そういう逮捕された場合とか、容疑者として引っ張られたとき、例えば、私も経験あるんですけど、妻がお茶を出したと、それだけでも、その事務所を前からビデオで撮られてまして、車のナンバー全部毎日、二週間調べられたんですね。そのナンバーに応じて追い詰めていくわけですね。そして、家宅捜査なんてすごいですよ。殺人犯だったら、もっとすごいなと思うんですけど、朝五時半ごろ来て、ぱあっと十人入ってきて、電話から全部押さえられて、お金から貯金通帳、全部持っていくんですよ。そして、どこにも連絡とらせてくれません。そして、朝十時から夜の十時まで、迎えに来て、送ってくれます。そして、例えば無罪だったということでね、終わったんですけども、一万円札、千円札にこんな大きな判こ、赤いのを全部打ってきます。全然使われません、銀行に行ってかえなくちゃ。そういう状態なんですよ。だから、そのときの権力の怖さというのは、本当に身にしみると思うんですけどね。そういうのもですね、命令をされる方も、やはり、部下をかわいがるというか、組合員の方、本当に真面目にやってたと思うんですけどね、そんなぐらいの厳しさがあってですね。警察というのは、また、そういう公務員を捕まえるのが一番手柄なんですよ。それを狙っているんです、みんな。私も、ある刑事に聞いたんですけどね、やはり、国政選挙が一番それを狙っている。そしてまた、頂点まで捕まえたら、その人は長官賞、その次は局長表彰、本部長表彰、今度の場合は本部長表彰までいきませんけどね、そういうふうにがっちり向こうは組んでいるんですよ。だから、そういう怖さがありますのでね、絶対ね、組合員の方にもね、かからない運動、その地域で、自分が働いている地域でしてはいけないと。他に出れば、かなり緩和されてくるということも、私、三十六条の中で読んだら、そういうことも書いてありましたんで、その点、今後ないようにするといいますが、どのようにするのか、ちょっと具体的にお願いします。 ◯議長(徳田 哲君)土居総務課長。 ◯総務課長(土居秀徳君)総務課長の土居でございます。  御質問にお答えいたします。  先ほど来議員が御指摘のような部分、非常に、我々としても当然十分に、慎重に取り扱わなければならないことであると、公務員であるからには、当然市民の皆様の信頼の確保という部分、そうしたことで、当然守らなければならないことは守らなきゃならない、それは絶対でございます。  しかしながら、答弁の中でも申しましたように、例えば、地公法第三十六条では、公務員の政治的活動の制限ということがなされております。これは、しかし、はっきり言いまして、制限でございまして、禁止ではございません。そうした部分で、なおかつ罰則規定もございません。罰則規定、禁止規定があって罰則があるのは、公職選挙法の百三十六条、特定公務員の部分と、百三十六条の二の公務員の地位利用、この部分に関してだけでございます。そうした中で、答弁でも申しましたように、ここからここまではやってはいけないんだよというのは、非常にですね、俗にグレー部分と言いますけど、これは、我々素人が、これはいいんだよ、これは悪いんだよということは、実は判断できない領域だというふうに考えております。これが判断できるのは、司法の分野だけであるというふうに考えております。だから、逆に言えば、そうした危ないことには手を出すべきではないというふうなことで、一応考える必要もあろうかと思いますので、今後につきましても、法令の遵守ということについては、十分に職員には呼びかけていきたい、そういうふうに考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)総務課長がおっしゃったようにですね、十分気をつけてやっていただきたいと、そうでないと犠牲者が出る。そして、自分が悪くなくても、疑われて、私が警察に行って、何で無罪なのに捕まえたんだ、嫌じゃないかと怒ったんですけど、疑われるほうが悪いと言われました。そんなものなんですね、結果としては。大概落ちたほうがやられます。そして、やられた上に、もう、それは誰も面会にも来ないしですね、上がったほうはそうでもないですけど、落ちた方のほうについてたほうは、本当みじめなもんですから、できるだけ気をつけていただきたいと思います。  次にですね、県からの移譲につきまして、村山総理が二〇〇〇年の四月にですね、地方分権一括法、国が外交防衛を担当し、内政は地方自治体に任せる。地方は三割しか財源や自治権はなく、七割は国が、今持っているというふうなことがありまして、それから、最近になって移譲がありましたけども、最終的に、宇佐市が二十一項目あって、二十項目ぐらい受けなくちゃならないんだけど、これだけは受けたくないとか、言っていいんですかね、それはペナルティーか何かあるんですか。 ◯議長(徳田 哲君)総務課長。 ◯総務課長(土居秀徳君)総務課長の土居でございます。  十一番 加来議員の再質問にお答えいたします。  地方分権一括法以来のこうした形の権限移譲、県からのこうした権限移譲以外にも、国からといいますか、法令に基づいて自動的に来るような部分も数えて、全体ではですね、実は、項目が、国が想定しているのは四千項目ぐらいあるわけです。それが全て宇佐市が該当するというわけではなくてですね、中核市とか政令市とかが対象になっている部分もございますが、そうした部分も含めて、現在議員が御質問の二十一項目というのは、県が、一応ホームページ等で紹介していると思うんですけど、県下の市町村でどれくらい移譲されているかという部分に載っていると思うんですが、その中で、今現在宇佐市は対象が、答弁でも申しましたように、二十一法律の中の二十法律で、十六法律は移譲は受けておって、あと残る四法律ですが、そのうちの一法律、旅券法につきましては、今年度十月から実施いたしますので、残るところは三法律でございますが、その部分につきまして、受けなかったらどうなるのかというようなペナルティーの御質問でございますが、ペナルティーというのは、全く、それはあるわけではございません。基本的に、一括法の中で本来の趣旨である権限移譲をすることによって、基礎自治体である市町村の独立性といいますか、独自性といいますか、そうした部分を高めようというのが基本的な狙いの部分がございますので、そうした部分の中で、受けるか受けないかというのは、市町村の独自の判断ではございますが、ただし、総合的には地方分権の流れの中で、こうしたことは進められておりますので、県の特例条例に基づくような、こうした権限移譲が、片がつかないときは、場合よっては一括法の中で自動的にということも、将来的には考えられないこともないということでございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)今のところ、姫島とか豊後高田は全て完了しているそうなんですけどね。特定工場の新設とか増設の受理とか、鳥獣確保の許可に対する条件とか権限などは、割と進んでいるような状態なんですけども、それから、先ほど野外広告の許可と違反広告の撤去ですかね、これと、農地の転用許可、これは津久見と日田ですかね、十月から、別府が一月からやるように決まっているそうです。それから、浄化槽の設置届の受理、維持管理の指導・監督、こうありますけど、これで、まだ宇佐市が残っているのはどれかということと、例えば、浄化槽の設置届、こういうのは専門家じゃないと許可というか、簡単に、来たから判こ押して、はい、できましたというんじゃなくて、やはり、専門家の方が査定して、十分それを満たしているかどうかという、そういう指導・監督される技術者というのは、誰がするんですか、それをお聞きしたい。 ◯議長(徳田 哲君)後藤課長。 ◯生活排水課長(後藤敏昭君)生活排水課長の後藤です。  再質問に答弁いたします。  浄化槽に関する権限移譲の件ですが、特に、今、大分県の北部保健所で受理と指導等をやってるんですが、資格等も、特には必要ないということなので、権限移譲を受けたときにですね、そういうふうな、ある程度の専門的な知識は必要ですが、資格は必要ないということなので、職員で対応はできるんじゃないかというふうに考えてはおりますが、ある程度のノウハウやマニュアルみたいなものを、県のほうが整備していただけるということでありますので、その時点で、また協議していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)農地転用ですね、これは、ちょっともう、本当に早くこういうのをすぐ実行されればいいなあと思っているんですけど、これはどうなんですかね。 ◯議長(徳田 哲君)岸田農業委員会事務局長。 ◯農業委員会事務局長(岸田雅彦君)農業委員会事務局長の岸田です。  加来議員の再質問にお答えいたします。  農地法に基づく事務の権限移譲につきましては、法第四条、農地の転用、それから、法第五条、転用のための権利移動、それから、法第五十一条、違反転用に対する処分、こういったものが主なものとなっております。  当委員会を含めまして、県下の多くの農業委員会では、移譲を受けることにより、農業会議への諮問が義務づけられているため、職員が大分まで出向く必要があって、事務量が増加する。それから、諮問会議にかけるため、処理期間の短縮にはならず、市民サービスの向上にはつながらない。それから、転用について、市と県での現在の二重チェックができなくなれば、統一的な判断が保たれないおそれがある。それから、四点目として、申請者と許可権者の距離が近くなり、利権絡みの問題などが生じやすくなる。こういった理由により、多くの農業委員会では保留している状況でございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)できるだけ早くですね、速やかに農地転用ができるようにですね、私も農業委員会とかかけますと、半年、一年かかるんで、非常に、今困っているとこなんですけども、やはり、宇佐市の農業を守るということも大事なんですけど、どうしても、やはり、新築住宅を建てたいという方がいらっしゃれば、変えていかなくちゃしようがいなんじゃないかなというふうに思っておりますが、次に、アンテナショップについてお伺いします。  アンテナショップという意味合いなど、ちょっと教えていただきたいんですが。 ◯議長(徳田 哲君)商工振興課長 江口弘和君。 ◯商工振興課長(江口弘和君)商工振興課長の江口です。  十一番 加来議員の再質問にお答えをいたします。  アンテナショップについては、基本的な考えとして、首都圏等に地方自治体の特産品を紹介するというのが主たる目的でございます。  店舗には、例えば、特産品の直売所であったりとか、ギャラリー、観光情報コーナーを備えているというのが一般的だと思っております。  特に、本市のよろーやのような地方の特産品、加工品、六次産品など、地元住民や市内、市外の人たちにPR、販売するというふうな、地域による地域のためのショップを管内に設置するケースもあります。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)アンテナショップ、今の課長の言葉で大分わかるんですけども、大分県は東京に坐来というのを出してますよね。福岡にマリノアシティ、九州のムラ市場ですかね、それで、宇佐市の宣伝をしていると思うんですよ。そういうふうに、アンテナを立てて、情報を発信するとか、そういうふうでやっていくと思うんですけども、現在までの補助金とか売り上げを見てみますとですね、二十一年度が約一千万売り上げてます。補助金が五百九十万。二十二年度が七百六十一万の売り上げで、八百七十三万。二十三年度が九百十二万九千円で、八百七十三万。二十四年度が、売り上げが六百十七万一千円で、補助金が四百七十万。今年度が三百万ということですけども、これから、課長、どうですか、見込みとして伸びる可能性といいますか、そういうのはどのように予想してますか。 ◯議長(徳田 哲君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  議員御指摘のとおり、補助金が、現在三百万ということで、二十一年度からふるさと雇用ということで、二十一、二十二、二十三の三カ年で、緊急雇用の事業でやってきたわけなんですが、非常に補助金終了後経営が厳しいということで、非常に商店街振興組合のほうも危機感を感じておりますので、ここは、行政と一緒に絡みましてですね、どういった経営改善、運営面をどうするかという部分は、今後も協議してまいりたいと思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)こういうとき、始めるときですね、最初は売り上げが上がるんですけど、売り上げが低迷すると、維持管理や運営費、人件費は、行政から持ち出すという事例が非常に多いということになってますので、補助金というのはですね、金丸先生がおっしゃるには、企業とか自分たちで起こし、競争に勝つためとか、新しい設備や新商品の開発に期限を限定してですね、補助金を出すほうが効果があるということで、それは当然のことだと思うんですけども、例えば、前、指定管理になったところですけれども、やはり、補助金として二百万出した。そうしたら、役員の方とか職員の方は、先に給料として分けてとっている。自分が投資して、お客を呼んで、そして、それからもうけて、それから、配当をとろうとかいう考えがない。今までそういうのでつぶれてきたのは、皆そうなんですよ。だから、そこを考えなくちゃいけないと、私はそう思います。  だから、日田市の例なんかでも、七万人、今人口がいますけど、大分合同に載ってましたけどね、市民全員が営業マンだというような感じで、みんなの意見を聞いて、どういう店がいいかなと、そういうふうなところから持っていくんですけど、振興組合とか商工会、そういう団体という方の考え方が、宇佐市は特に多いような感じがして、一般の方が余り入ってないというか、考えも入ってないし、その点が、私は足りないんじゃないかなというふうに思います。  そして、今度は宮崎県の日南市ですけど、木藤さんというアンテナショップの店にですね、四年間、月九十万、その方に委託料を出して、市長さんより高い給料を出しているんです。そして、四年間で二十店舗空き店舗を埋めなさいと。そして、売り上げも倍増しなさい。それで全国に募集したら、三百三十五人来たんですよ。その中の一人を選んで、店を開店したんですよね。だから、そういうような専門家を呼んで、この町をどうするか、この町をどうしたら伸びるのかなと、はっきりそういう専門家の意見を聞くべきだと思うんですね。地元に住んでいる人が、アンテナショップで、ある魚屋さんが、こちらのアンテナショップで朝市をやり出したから脱退しちゃった、それが現実なんですよ。だから、そういうことを、地元の人ばっかりで考えるからね、後藤議員さんが言った、若者、ばか者、よそ者、そういうような人を遠慮なくして、柔軟な考え方を持たないとだめなんですね。私はそう思うんです。  それと、中に特産品といいますか、折尾にある折尾高校が、高校生がカレーライスをつくって、今販売しとるんですけども、柳ヶ浦の駅みたいな、ああいうショップですね、物すごく売れているんですよ。今、あそこに入れておるのも、障害者のところが、今宇佐市に二十施設、障害者の施設があるんですよ。その中の三つが、糸口学園とか、そういう公的なものだから、そこは入れませんけど、皇太子殿下が来た心里とか、ああいうところはかごをつくったり、ネギをつくったりして、特殊なものを持っているんですよ。そういうところを受け入れてあげて、家賃だけで安くしてあげたら、受けてもいいよというところもあるんですよ。ですから、そういうふうなところでですね、考え直したらどうかなと、私は思うんですけど、これはもう、今のままでいっても、正直いって長くないと、私は思いますが、どうですか。 ◯議長(徳田 哲君)江口課長。 ◯商工振興課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  御指摘のとおり、経営面につきましては、非常に厳しいものがあります。これまで人件費であったりとか、経常経費である電気代、リース料等を節減しながら努力してきたところでありますが、四日市商店街のにぎわいの創出を図る貴重な店舗と考えておりますので、今後は、先進地事例等を調査研究しながら、振興組合と協議をしてまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)なかなかですね、一気に解決する問題じゃないんですけど、高田でも、猫が通らないような商店街と言われとったんですけどね、今、あんなになったということはですね、やはり、アドバイザーとか、市民が協力して、商店街だけでまとめていこうとかじゃなくて、そういう人たちに一回させてみてですね、そして、成功するか、失敗するかわかりませんけど、やはり、夢を持たせる、そして、市民全員がそれに協力していかないとですね、ああいうアンテナショップというのはね、なかなかまとまっていかないと思います。  次に、運動公園の整備で、夢見櫓の件なんですが、私も行ってみたんですけど、小さい孫が、あれはアイちゃんとか、昔名前がついとったらしいんですね。アイちゃんに行くとか言うから、そんなのどこにあるのと言ったら、夢見櫓のことを、小さい子はアイちゃん、アイちゃんというんですけど、よくわからないんですけどね。先日、東大の林茂先生が、石橋で景観の話をされたときにですね、橋というのは見るもので、景観というところで、あそこから見た景観というのはすごくいいんですよ。だから、一度ですね、修理もしていただきたいんですけど、行ってみてください。高いところで、荒瀬橋が目の下に見えます。そして、山がきれいになって、院内町が一望に見わたせます。ですから、そこの整備をぜひお願いしたいと思います。そういう点で、予定としてはどうでしょう。 ◯議長(徳田 哲君)院内支所長。 ◯院内支所長兼院内支所地域振興課長(麻生島 実君)再質問にお答えします。  今、加来議員がおっしゃられました夢見櫓、通称アイちゃんというんですが、これも道の駅いんないの近くにあり、遊歩道も整備されております。  補修について、建築住宅課や専門業者と、現地立ち会いを行い、補修方法について調査し、その結果に基づき早目に対応したいと思っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)スマホの件なんですけどね、親は七一%ぐらい心配していると。すごく、それに夢中になって遅刻をする。夜布団の中でする。朝起きて食事しながらスマホをしている。そういう状態ですから、一応学校教育課としてどのような心配といいますか、どのような対策といいますか、そういうのは何かありますか。 ◯議長(徳田 哲君)学校教育課長 川島数志君。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。  再質問にお答えしたいと思います。  携帯電話、スマートフォン等を学校の中でも、十分その使用については、使い方等指導しているつもりですけれども、やはり、大半は学校では禁止しておりますので、特別なことがない限りは使うことがないと思われますが、家庭の中での使い方が、やはり、まだ徹底されていない、親子の中で十分な論議がないままに、買い与えてしまっている例があるのではないかなあと考えております。  今後とも、保護者にも十分その点を、買い与える際の約束事等も注意を与えながら、学校の中でも、家庭での使い方、時間の過ごし方等も、今後指導してまいりたいと考えております。  以上です。
    ◯十一番(加来栄一君)以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(徳田 哲君)以上で、加来栄一君の一般質問を終結いたします。  ここで、暫時休憩をいたします。  十五分程度、三時四十分から再開をいたします。                   休憩 午後三時二十四分                 ──────────────                    再開 午後三時四十分 ◯議長(徳田 哲君)会議を再開いたします。  本日最後に、二番 河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)皆さん、こんにちは。  きのう、きょうとお疲れで、本日も五番目ということで、疲労の色が隠せないようでございますが、もう少し御辛抱いただきたいと思います。  先日行われました県体、大変お疲れさまでした。毎回議員ソフトの県体の後は、大隈議員を褒める言葉を述べておりますので、今回もエースで四番で頑張っていただきまして、四番はさすがに影を潜めましたが、四試合、ほとんど四死球なく、すばらしいピッチングでした。相手の心理の裏をかく、嫌らしいピッチングを、後ろから守っておりまして、性格の素直な私には、とてもまねができないなと思いながら見ておりました。  それでは、一般質問に入りたいと思います。  まず、本日は四項目について質問させていただきます。  まず、一点目であります。岳切渓谷の整備についてであります。夏の避暑地として、毎年多くの方々が訪れます岳切渓谷ですが、施設の老朽化や駐車場等の問題で、来客者に御迷惑をかける状況もあります。ことしは特に例年にない猛暑となり、例年を上回る来客があったものと思われます。宇佐市の観光拠点として、今後どのように岳切渓谷を整備、PRしていくのかについてお伺いします。  一点目が、今年度の来客状況。  二点目が、岳切渓谷の整備計画。  三点目が、主要な観光地としての取り組み状況についてお伺いします。  次に、二項目めであります。院内の石橋群の保存についてです。石橋の保存については、三月の一般質問でもさせていただきました。特に、今年度は郷土の偉人検証事業の第三弾として、院内の石橋を築いた石工の松田新之助にスポットを当てていただいたり、今月、九月二十一日には石橋フォーラム、石橋コンサートも開催されます。そこで、石橋を見直す観点から、再度質問をさせていただきます。  一点目が、文化財として石橋をどのような位置づけで捉えているのか。  指定文化財の石橋と、それ以外の石橋との違いについて。  三点目が、七十五基の石橋群全体を文化遺産として取り組む考えはないかについてお伺いします。  次に、三項目めです。高齢者虐待について。先月別府市内の介護施設で、入居者に対する虐待の事案が発覚しました。当該施設では、利用者に対し心理的虐待、身体的虐待、介護放棄などが繰り返されたとされております。この別府の事案を受けて、行政としてどのように取り組んでいるのかお伺いします。  一点目が、市内での発生事例はないか。  二点目が、虐待防止への取り組みについて。  三点目が、今後どのようにチェックし、指導していくのかであります。  最後に、四項目めであります。児童館の開設についてです。今年度より、児童館の開設に向け準備が進められています。子育て世代の皆さんよりニーズの多かった児童館でありますので、より多くの皆さんが利用できるような児童館にしていただきたいと願っています。そこで、開設予定の児童館についてお伺いします。  一点目、児童館の規模及び附帯する設備は。どのようなものを計画しているのか。  二点目が、現時点でどのような施設改修を計画しているのか。  三番目に、市民に声をどう反映していくのかについてであります。  以上、四項目について質問をいたします。よろしくお願いします。 ◯議長(徳田 哲君)それでは、順次答弁を求めます。  まず、是永宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  二番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、岳切渓谷の整備についての一点目、今年度の来客状況はについてでありますが、昨年は大雨の影響で来客者数は年間約三万七千人でありましたが、ことしはオープンから八月末日までで七万人を超す来客者となっております。  二点目、岳切渓谷の整備計画はについてでありますが、岳切渓谷キャンプ場については、地権者十六名の共有地の一部を、平成十七年三月から十年間、土地貸借契約を締結の上、運営を行っております。岳切渓谷の整備につきましては、これまで一部の地権者からの同意が得られない状況が続いておりましたが、粘り強く交渉しました結果、本年度全ての地権者より同意をいただくことができました。  そこで、早速、来客者や宿泊者へのアンケート調査を実施するなど、全体の構想づくりを行っているところであります。次年度からは現地調査・測量設計等を実施し、できるだけ早期に事業着手したいと考えております。  三点目、主要な観光地としての取り組み状況はについてでありますが、本年度は、福岡プロモーションのテーマを、安心院・院内の大自然に設定をいたしまして、岳切渓谷や東椎屋の滝などを題材とした観光オリジナルCMの作成や「るるぶ」や福岡向けフリーペーパーの特集記事掲載などに取り組みました。  今後も、平成二十七年度に予定されるJRグループ等によるディスティネーションキャンペーンなどに積極的に参画し、岳切渓谷などの涼スポットをセールスポイントとした誘客に取り組んでまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(徳田 哲君)次に、二項目めの院内の石橋群の保存についてを、近藤宇佐市教育長。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。  二番 河野議員の一般質問にお答えします。  二項目め、院内の石橋群についての一点目、文化財として石橋をどのような位置づけで捉えているのかについてですが、院内地域は水と緑に恵まれ、豊かな自然と向き合いながら暮らしてきた人々の営みの中で石橋の文化が育まれてまいりました。現在七十五基の石橋が現存しており、地域固有の財産として未来へ継承していかなければならないものです。これらの石橋の中には、今でも地域の生活を支える現役のものも多く、里の景観に溶け込んで観光資源としても生かされています。また、近年では土木遺産、農業遺産としても注目されており、地域の自然、歴史、文化、生活などを語る上で、欠くことのできない価値の高いものの一つと考えております。  二点目、指定文化財の石橋とその他の石橋との違いはについてですが、現在七十五基ある石橋のうち、鳥居橋と御沓橋は、大正時代に名棟梁の松田新之助がかけた石橋であり、県指定有形文化財です。また、これに準ずるものとして、荒瀬橋など十基が市指定有形文化財であり、両合川橋など七基が国登録有形文化財です。  文化財保護の考え方には、歴史上または芸術上、及び学術上の価値の高いものを国や県、市が指定して保護する指定文化財の制度と、それより緩やかな規制で保護措置を講じる国の登録文化財制度があります。いずれも重要な文化財を保護し、後世に継承していくための制度でありますが、未指定のものは価値がないということではありません。したがいまして、院内地域の石橋についても、いつ、誰が建造したかなどが明らかで、価値が高いと判断されたものから順に文化財指定を行っています。  三点目、七十五基の石橋群全体を文化遺産として取り組む考えはについてですが、院内地域の石橋群の全てを指定文化財や登録文化財の制度によって保護していくことには限界があります。そこで、院内の石橋群を人々の生活や風土により形成された景観地と捉え、文化的景観として保護・活用していく手法がとれないか、研究してみたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)次に、三項目めの高齢者虐待についてと、四項目めの児童館の開設についてを、蓑田重光福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(蓑田重光君)福祉保健部長の蓑田です。  二番 河野議員の一般質問にお答えします。  三項目め、高齢者虐待についての一点目、市内での発生事例はないかについてですが、平成二十四年度の在宅における養護者による高齢者虐待に関する相談、通報件数は十六件で、そのうち虐待を受けた、または受けたと思われる事例が六件ありました。  次に、二点目、虐待防止への取り組みはについてですが、地域包括支援センターやケアマネジャー、警察など関係機関と連携を図り、それぞれの機関へ相談があったときは、情報提供をいただき、情報収集や訪問を早急に行い、虐待を未然に防止したり、深刻化することを防いでいます。また、今年度から高齢者安心ネットワークづくりに、各地域で取り組んでおり、自治委員、民生委員、老人会、愛育班など、関係者が連携して見守りを行うことで、社会からの孤立による虐待のリスクの要因の低減につながると考えています。  次に、三点目、今後どのようにチェック、指導していくのかについてですが、在宅における養護者による高齢者虐待に関しては、医療機関及び在宅にかかわる介護事業所へ広報や研修会などを開催して、虐待に対する知識を深め、高齢者の権利擁護に対する意識を高めることにより、虐待防止に向けた対応ができる体制づくりを引き続き行っていきたいと考えております。  次に、四項目め、児童館の開設についての一点目、児童館の規模及び附帯施設はどのようなものを計画しているのかについてですが、うさ児童館(仮称)は、宇佐市勤労青少年ホームの一階を子育てサロン、二階及び体育館を児童館として、耐震工事とあわせて改修する予定であります。規模は勤労青少年ホーム一階部分が三百七十六・五平方メートル、二階部分三百六十平方メートル及び体育館三百六十六・七平方メートルです。  次に、二点目、現時点で、どのような改修を計画しているのかについてですが、児童館の施設概要は、一階を子育て支援に関する各種情報の集約及び情報発信の拠点機能を持たせ、あわせて気軽に立ち寄れる子育てサロン的なスペースとして活用する予定であります。二階スペースには創作室や図書室、小型遊具のある遊戯室などを予定しており、児童館の静の部分として活用する予定であります。また、付設する体育館には、大型遊具や卓球台などを置き、児童館の動の部分を予定しており、中高校生でも気軽に利用できる施設を目指したいと考えています。  次に、三点目、市民の声をどう反映していくのかについてですが、児童館の整備については、平成二十六年度中の開館を目指して準備を進めているところであります。本年度は児童館の実施設計を予定しており、本年七月に三回、関係者の御意見をお伺いする場を設けました。これにより、いただいた御意見をもとに実施設計の仕様書を作成し、対象者に利用しやすい施設整備を目指したいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(徳田 哲君)以上で答弁は終わりました。再質問があれば許します。  河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)それでは、まず、一項目め、岳切渓谷の整備についてです。  今、来客者が八月末日で七万人を超すということで、かなり、ことしは多かったと思われます。日帰りで来る方も当然多いんですけど、あそこはバンガローがあります。バンガローの利用状況といいますか、利用率というのがわかれば教えてください。 ◯議長(徳田 哲君)上鶴院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(上鶴美輝君)院内支所産業建設課長の上鶴です。  河野議員の再質問にお答えいたします。  バンガローの利用率については、現在バンガローは五人用が十棟、七人用が八棟、十五人用が三棟、三十人用が一棟完備しておりますが、本年度のバンガローの利用者は百二十五件でありました。また、宿泊者はそのうち七百七十七人となっております。そうした中、本シーズンのバンガローの利用率は約一〇%となっております。ちなみに、昨年度は九%で、本年度と余り変わりはございませんでした。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)以前は、もっと多かったと思うんですけど、当然老朽化が進んで、正直泊まるのはどうかなと思うところも、確かにあるんで、そういった面が影響してるのかなと思うんですけど、宿泊者自体は、以前より減っているんでしょうか。 ◯議長(徳田 哲君)上鶴産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(上鶴美輝君)お答えいたします。  今、この一〇%のお客さんについては、ある程度のリピーターのお客さんが多いような感じがしております。だんだん施設が老朽化しておりますので、宿泊も年々下がっているような感じでございます。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)当然日帰りの人にもたくさん来ていただきたいんですが、せっかくあるんですので、ちょっとその辺、駐車場等も含めて整備が必要じゃないかなと思うので、駐車場の件は、また後日、衛藤正明さんのほうがお聞きしますので、私のほうは聞きませんが、駐車場を除いた渓谷の公園といいますか、キャンプ場を含めた施設の整備計画に、例えば、専門家の意見を取り入れて、市長、この前の東大の教授みたいな、ああいった先生の意見を取り入れた整備計画を立ててはどうかと思うんですが、その辺はどうでしょう。 ◯議長(徳田 哲君)院内町産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(上鶴美輝君)お答えいたします。  現在、宿泊者・来客者へのアンケート調査をつくりながら、全体の構想づくりを行うための資料づくりを行っているところでございます。  そうした中、今後検討委員会等の設置を行って、審議等が必要になろうかと思っておりますけど、アドバイザーの導入等につきましては、今後いろいろな施設等、いろいろ見ていきながら、その中で調査研究をしてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)施設といってもバンガローの改修だけでなく、全体的な、よくキャンプ場に行くと、宿泊ゾーンとこっちの公園のゾーンというような形がよくあるので、そういった方向でも検討していただきたいなと思います。  あと一つ、岳切渓谷というときは、どうしても夏場だけのイメージしかないと思うんですけど、秋の紅葉のときも結構きれいなんですよね。そういったときのお客さんが来るというのは、把握できるんですかね。 ◯議長(徳田 哲君)上鶴産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(上鶴美輝君)お答えいたします。  現段階では、夏場の調査しかやっておりませんでしたけど、今後紅葉時期にはですね、一万人を超すような、紅葉の時期を迎える時期については、観光客が訪れるというようなことを聞いております。そうした中、私たちも、この一年間を通して、村長さん、地元の方の協力を得ながら、アンケート調査等を、また動態調査等をやっていきたいというふうには考えております。  以上でございます。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)冬場は絶対と言っちゃ悪いですけど、冬場は、まず無理なんですよね。冬場は無理ですけど、秋は、当然耶馬渓に抜ける道でもあるんですよね。ですので、かなり冬、秋のほうでも車が行き来するというのを聞いてますので、そういった部分も含めた施設整備をしていくべきかなと思いますので、ぜひその辺は検討してもらいたいと思います。  では、次の項目に行きます。  石橋の関係です。先ほど話した、三月にも一般質問をしました。御回答もいただいたんですけど、私なりに、どうもうまく理解できてない部分もあるので、再度お聞きしました。  三月の質問の中で、補修が必要な石橋はないかとお尋ねして、現段階では補修するところはないという回答をいただきました。しかし、実際は緊急を要する、補修する箇所があったわけです。何でそれが確認できなかったのか、ちょっとその理由をお聞かせいただきたいんですが。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長 佐藤良二郎君。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤です。  再質問にお答えいたします。  補修を要する石橋ということですが、ことしの八月にですね、一基、石橋本体ではありませんが、石橋を保護するための修理を行っていることを承知しております。今後ですね、小まめにですね、石橋全体の調査をする中で、どの石橋が、どの程度の状態にあるかというのを把握していきたいとは考えておりますが、先ほどの御質問にあった点については、ちょっとお答えすることができません。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)確認できなかった理由は、ちょっとわからないということですね。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)そういったことです。
    ◯二番(河野睦夫君)わかりました。お答えできないというので、何か悪いのかなと。  多分確認できなかったと、これは私の想像です。石橋本体の補修ではなかったので、石橋本体の下の部分かな、補修をするべきだったので、多分教育委員会のほうは把握できてなかったのかなと思ったりもしたんで、さっき調査は、今後していくと言ったんですけど、やはり、教育委員会が調査するのは、指定文化財に登録した分の調査を行うのか、それ以外も一緒に行うのか。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)基本的にはですね、社会教育課が行う調査は、石橋本体についてになろうと思います。ただ、石橋本体だけではなくて、何といいますかね、基礎部分といいますか、河川部分といいますか、そういったところも含めまして、石橋の保全には、当然かかわってくることですので、関係課と協議をしながらですね、その辺についても調査についての進め方をですね、協議してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)それはわかるんですけど、指定文化財として指定された分と、それ以外の石橋とあります。両方の石橋を含めて調査をするのか、それとも指定された分だけを調査していくのか。 ◯議長(徳田 哲君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)本年ですね、全石橋の現状調査というのがですね、今、プロジェクトを立ち上げて、これは都市計画課のほうになるんですが、石橋の維持管理における点検手法マニュアルというものを作成するとともに、保全のための修復技術ですとか、そういったものの検討を行うことということになっております。ですから、それにも、社会教育課は当然加わっておりますので、関連する課で協力しながらですね、その辺の調査体制をつくっていくということになると思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)調査の対象は、一応全部の石橋として考えてよろしいんですか。 ◯議長(徳田 哲君)田山部長。 ◯建設水道部長兼都市計画・高速道対策課長(田山秀之君)建設水道部長の田山です。  河野議員の再質問にお答えします。  今年度ですね、私ども、景観計画をスタートするということでですね、国土交通省の提案事業に、院内の石橋をテーマに応募しまして選定されました。これは国交省の一〇〇%の委託事業という形でですね、七百万で事業できることになりました。  七十五基全基を対象にですね、石橋の調査を始めます。ワーキングチームを組むわけですけども、石材業の専門的な方とか、熊本大学のですね、構造力学の山野先生という研究なさっている方とか、向野先生とかですね、文化的な石橋の価値に造詣の深い方に入っていただいて、あすからですね、両川を皮切りに二十七日までの間に、地元の推進協議会の皆さんとかですね、支所の方々にも応援いただきながら、全基の知見の収集といいますか、老化、劣化レベルの基礎資料をですね、カルテ的なものとして収集する予定にしております。  それができれば、先ほど社会教育課長が申したとおり、点検管理のですね、確立をですね、こういった形で行政だけで全ていけるのか、文化財だけで全ていけるのか、地元の皆さんの協力をいただかねばならない部分はどういったことなのかということをですね、しっかり洗い出してですね、みんなで七十五基の石橋をですね、管理する体制をつくっていければという形で、今取り組んでおります。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)七十五基全てということで、私が言いたいのは、七十五基一つ一つの石橋は、それぞれ指定、いろいろあるとは思うんですけど、やはり、七十五期の石橋群としてPRもしているんで、それを一つのものとして、登録とか指定をしてくれということやない、そういった一つの石橋群として考えて、今後も取り組んでいただきたいということであります。  では、次の項目行きます。  三項目めです。高齢者虐待の件で、先ほど、在宅で通報が十六件で、うち虐待と見られるのが六件あったということで、その六件に対しての対応をどのように行ったかというのをお聞きします。 ◯議長(徳田 哲君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)介護保険課長の安部でございます。  河野議員の再質問にお答えします。  虐待の通報後の対応でございますが、それにつきましては、係内二名、職員二名、それと通報者、警察であるとか、民生委員さんであるとか、そういう方と同行いたしまして、具体的な聞き取り調査というものを行っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)じゃあ、その虐待と見られるものが六件あったけども、それは訪問とかいうことで解決したと見ていいんですか。 ◯議長(徳田 哲君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)お答えします。  この六件については、具体的には、精神疾患があるとかいう場合は医療入院をしていただいております。それから、別々に分離したほうがよかろうということになった場合は、子供さん等との相談も、当然あるんですけども、養護老人ホーム、それから、有料老人ホーム等への入所、こういうのを行っておりますので、全て解決はいたしております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)あと、市内の施設では、特に案件はなかったということですか。 ◯議長(徳田 哲君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)お答えします。  施設のほうからの通報、また施設内での虐待についてはございません。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)別府市の場合は、施設内からの情報でというようなことがあったんで、例えば、施設からの情報を待ってると、ほぼ手おくれと思うんですけど、行政として、例えば聞き取り調査とか、何かチェック体制とか、そういうのはとれるんですかね、市のほうは。 ◯議長(徳田 哲君)安部介護保険課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)お答えします。  市のほうのチェック体制ということですけども、これにつきましては、御案内のように、昨年より事業所へ直接赴きまして、実地指導というものを行っております。  市が指定する部分については、昨年十四カ所ですか、訪問いたしました。今年度、あと二カ所残っているんですけども、虐待につながるような身体拘束とか、そういう部分があれば、都度都度説明をしておりますし、また、今回の件を受けて、県のほうより虐待防止に向けてという通達も来ておりますので、これについては、市内事業所全てお送りしております。そういうところで、市としては、一番は実地指導、これになろうかと思うんですけども、取り組んでいるところであります。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)市の指定の施設ならば、市が実地指導とかできるんですね。県の指定の場合は、県が指導していくしかないんですかね。 ◯議長(徳田 哲君)安部介護保険課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)実地指導でございますが、市のほうは、介護保険法二十三条には、県が指定する事業所についても、実地指導であれば可能と。行政処分になりますと、当然県の権限になるんですけども、指導の範囲であれば、市が行ってもいいですよというのは二十三条でございます。それに基づきまして実施をしておりますので、県指定事業所についても、同じように、今年度より訪問を行っております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)在宅での虐待というのは、家族が絡むことがほぼほとんどだと思うんですけど、施設というのは、別府のところもそうですけど、専門の職員が弱者に対して虐待をするという、非常に卑劣な行為だと思うんですよね。だから、やはり、当然在宅もそうですし、特に、施設については厳しく指導していくべきじゃないかなと思っているんで、その辺、今後とも徹底してやっていただきたいと思います。  それでは、最後四項目め、児童館の開設の関係です。  今、既存の勤労青少年ホームの一階を子育てサロン、二階部分、それから、体育館を児童館として利用していくということで、できるだけ多くの皆さんに利用していただきたいと思うんですけど、その児童館を障害児の方が利用する場合、例えば、車椅子を使って利用できるのかどうか。 ◯議長(徳田 哲君)子育て支援課長 古庄昌彦君。 ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)子育て支援課長の古庄でございます。  河野議員の再質問にお答えいたします。  現在の勤労青少年ホームの玄関部分でございますけれども、こちらのほうは、スロープのほうになっておりまして、車椅子での御利用ができます。  また、体育館の入り口につきましては、階段のみとなっておりますので、スロープの設置に向けて検討してまいりたいと思います。  それから、勤労青少年ホームの一階から二階への移動でございますが、こちらのほうは階段のみとなっておりますので、職員等の介助によって行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)最初聞いたときに、二階部分が児童館と聞いたんで、たしかあそこはエレベーターはなかったですよねと思ってですね。誰でも利用していいわけですから、当然、わかりませんけど、車椅子のお子さんも来ることも考えられるわけですから、やはり、いろんなケースを考えて、まだ設計もされてないわけです。今から、こういった意見取り入れていくことは可能なんだと思うので、その点をしっかり使えるような、二階を使うというのは、非常に厳しい、実際今、エレベーターをつけるのも大変とは、まず、無理なんでしょう。ただ、体育館で大型遊具を置くと。大型遊具じゃ、どうしても障害を持ったお子さんは遊べないんで、その辺の方策は何か考えてますか。 ◯議長(徳田 哲君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)今後、今議員がおっしゃれたようなことにつきましても、十分検討してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)大型遊具の隣に、少し小さいの置くとか、そういったことでも、全然カバーできるので、そういった障害のお子さんを持たれた保護者の意見というのは、特に児童館を検討していく間になかったの、そういった意見はなかったんですか。 ◯議長(徳田 哲君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)お答えします。  お聞きした方々につきましては、小さいお子さんをお持ちの方とか、現安心院児童館の児童厚生員の方とか、そういう方々にお聞きしたところですけども、小さいお子様をお持ちの御家庭で困っていることとか、そういう面については、意見をお聞きできましたけれども、障害者の分までは、スロープ等についてしか考えておりませんでしたので、今後遊具についても、先ほど議員がおっしゃられたようなことについて検討してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)当然聞くべきことやったと思うんですけど、今からでも間に合うので、そういった方の意見もぜひ聞いていただいて、誰でも使える児童館なんですから、誰でも使えんと意味がないと思うんで、その辺はしっかりまた、意見を聞いて、反映していっていただきたい。  今、体育館のスペースの話が出たんですけど、体育館は、今、結構広いんですけど、あれ全部使うんですかね。それとも、仕切りをして一部だけになるのか。 ◯議長(徳田 哲君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)お答えします。  体育館は、一応半分の部分を大型遊具等を置く、そして、また半分を卓球台等で、中高生でも使えるようにするという、半分に区切って、使うものを違わせていくという考えでございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野君。 ◯二番(河野睦夫君)確認です。今、勤労青少年ホームの部屋と体育館は、全て児童館なり、児童館に付随する設備として、もう全部してしまうということでいいんですかね。 ◯議長(徳田 哲君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)壁等ある部分は、壁も耐震性等を考慮して、できるだけ広い規模での遊戯室、それから、また、図書館、創作室と、ほとんどの部分、全部をそういうふうに児童館と子育てサロンのほうに使っていこうというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)ということで、空きスペースは特にないということですね。今、勤労青少年ホームを利用している方もおるんですよ、卓球とか、いろんな面で。そういった方から、どうなるんかなという話があったんで、やはり、そういった方、もう計画が決まってるんだから、今利用している人にしっかり説明していかんと、いつからは利用できませんよとかいう、もう説明できると思うんですけどね。その辺、やはり、利用者さんというか、勤労青少年ホームを利用している団体の皆さんに、もう計画で決まっているんだから、ちゃんと説明せんとですね、どうなるんやろうと、いまだにどうなるんかと聞かれるんですよ。だから、計画で決まっているだから、いついつ、ここからは使えなくなりますという説明をしてあげんと、今度はかわりのところを探さんといかんわけですから、その辺ちゃんと説明をしていただきたいと思うんですが、その辺。 ◯議長(徳田 哲君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)体育館等で卓球、それから、また、太極拳等を行っている団体の方々には、商工労政のほうと分担しまして、代替の施設、例えば、農業者トレーニングセンター等を御紹介しながら、説明に、八月に回ったところでございます。  以上です。 ◯議長(徳田 哲君)河野睦夫君。 ◯二番(河野睦夫君)きっちり説明をして、対応をしていただきたいなと思います。  せっかくつくるんですから、すばらしい児童館にしていただきたいと思ってます。  以上で質問のほうは終わりたいと思いますが、一つよろしいでしょうか。  さっき石橋の保存の関係で、九月二十一日、石橋のフォーラムと石橋のコンサートというのがあります。ぜひ、石橋を見直す意味でも、多くの皆さんに御参加をいただきたいと思ってますので、議員の皆様には、ボックスの中に入れておりますので、また、ごらんになっていただきたいと思います。  以上で終わります。済みません。 ◯議長(徳田 哲君)ただいま日程第一、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、あした十一日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会をいたします。御苦労でした。
                 散会 午後四時二十七分 宇佐市議会...