宇佐市議会 > 2011-12-15 >
2011年12月15日 平成23年第7回定例会(第5号) 本文
2011年12月15日 平成23年第7回定例会(第5号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2011-12-15
    2011年12月15日 平成23年第7回定例会(第5号) 本文


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    2011年12月15日:平成23年第7回定例会(第5号) 本文 (499発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過 (五日目)              開議 午前十時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十五名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  これより、十二月六日をもって招集されました第七回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は議案に対する質疑、議案並びに請願の委員会付託となっております。   ~ 日程第一 議案に対する質疑 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、議案に対する質疑を行います。  まず、議第八十四号 平成二十三年度宇佐市一般会計補正予算(第四号)を議題といたします。  質疑の通告がありますので発言を許します。  まず、十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)皆さん、おはようございます。十四番、日本共産党の用松です。  議第八十四号 一般会計補正予算について幾つかの点を質疑をいたします。  第一点は、二十三ページの光伝送路の整備業務委託の内容について、若干ですね、東日本の関係で……(「用松さん、もう少しゆっくり言ってください」と呼ぶ者あり)、ちょっと二十分ってあるもんやけんね。東日本の大震災との関係で工事のおくれ等もありましたので、この関連についても説明を求めます。  二つ目には、三十ページの中山間地の直接支払金の補正の内容について説明をお願いいたします。  三つ目には、三十ページの地震対策ため池事業、この中身については場所の指定があったわけですけども、全体的にですね、このため池事業の現状、今後の取り組みについてもあわせて説明をしていただきたい。  それから、四点目は、三十一ページの鳥獣被害防止総合支援事業、これについても補正の内容と同時に現状と課題についても質問をいたします。
     五点目は、消防団員の損害保証金の現状をですね、今、損害がどれだけ発生し、どういう形でそれが補てんをされ、救済制度に役立っているかということについて質問いたします。  以上。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、答弁を情報統計課長◯情報統計課長(佃 一登君)皆さん、おはようございます。情報統計課長の佃でございます。  十四番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  二十三ページの光伝送路整備業務委託の内容についてでございますけれども、これは、その下にございます工事請負費の予算の一部を委託料に組みかえたものであります。  まず、工事請負費のほうについて説明をさせていただきますと、工事請負費は今回千八百六十八万六千円の減額となっております。工事請負費は、地域情報通信基盤整備事業債務負担行為分光伝送路整備事業分で構成をしております。光伝送路事業分一千四百九十五万三千円を委託料に組みかえて、そして、債務負担行為の工事が、今回完了しておりますから、当初予定をしておりました債務負担行為分六百五十万円のうち予算残額の三百七十三万三千円を減額し、トータルの一千八百六十八万六千円の減額をするものであります。  委託料に組みかえました光伝送路の整備事業分の内容につきましては、本年度も光インターネットの加入を募集をしております。それにかかわる引き込み線、支線等の光伝送路の敷設業務であります。  用松議員が言われました東日本の大震災についての関連は全くございません。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)次、経済部長。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)皆さん、おはようございます。経済部長の坂内でございます。  十四番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  二項目めの中山間地域直接支払交付金の内容についてですけれども、中山間地域の直接支払交付金は、耕作放棄地の増加等によりまして農地の多面的機能の低下が懸念されている中山間地域におきまして、農業生産の維持を図り、農地の多面的機能の確保を図る観点から一定の条件のもと交付金を交付する制度でありまして、平成十二年度から導入されております。  昨年より第三期対策の五年間、平成二十二年度から平成二十六年度までですけれども、始まりましたが、本年度新規に二集落が取り組みを始めました。また、二十五集落協定について、対象となる農地面積の増加がございまして、今回の増額ということになっております。  内訳は、急傾斜地、これは単価が二十一円なんですけれども、八万八千六百九十一平米の増加、緩傾斜地、単価が八円ですけれども、三十九万一千四百七十六平米の増加、あと畑ですけれども、単価が十一・五円ですが、千四百四十七平米の増加となっております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次、ため池事業、耕地課長。 ◯耕地課長(川野慎三君)耕地課長の川野です。  十四番 用松議員の議案質疑にお答えします。  三十ページの地震対策ため池緊急整備事業は、このたび大分県が三月の東北大震災を受けまして、急遽今年度から三カ年の期限付で創設された大分県が事業主体の県単の事業でございます。  現在、この地区以外においては、今の時点ではこの事業を実施する予定はありません。ため池の改修につきましては、今までも国、県の補助のある公立補助の事業を中心として対応してまいりましたけども、今後もその公立補助の事業を中心に対応してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)鳥獣被害について、林業水産課長◯林業水産課長(小原信之君)おはようございます。林業水産課長の小原でございます。  用松議員の議案質疑にお答えします。  三十一ページ、二目林業振興費、九節旅費及び十九節負担金、補助及び交付金の増額につきましては、中津、豊前、上毛地域鳥獣被害防止広域対策協議会に十月より宇佐市も加入をいたしました。国の鳥獣被害防止総合支援事業により、侵入防止さくの設置事業に取り組むことに伴い、百四十二万八千円増額補正するものであります。  実施主体は、宇佐市鳥獣被害対策協議会、実施場所につきましては、安心院町平ケ倉、事業内容につきましては、侵入防止さく延長二千メーターでございます。総事業費四百七十四万四百円、市の負担三〇%の百四十二万二千円でございます。  現状でございますが、今まで取り組んでまいりました鳥獣被害防止総合支援事業、これは平成二十一年度より取り組んでおりまして、これまで集落単位で取り組むことで被害防止設置事業は十四集落、延長は約二十五キロメートルでございます。そのほか、市民への被害対策研修会を二回、捕獲箱、箱わなの購入が七十二基、初心者狩猟講習会費の補助が三十名などが挙げられます。  今後の取り組みについてでございますが、中津、豊前、上毛地域鳥獣被害防止広域対策協議会に本年度加入ができましたので、国直轄事業広域連携支援事業に応募し、集落から非常に要望の強い鳥獣被害防止さくの設置や、市民の被害対策の知識や意識を行い、鳥獣を寄せつけない集落づくりのための研修会を積極的に実施してまいります。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)次、消防団員の損害補償について、消防本部総務課長◯消防本部総務課長(原田 修君)皆様、おはようございます。消防本部総務課長の原田です。  十四番 用松議員の議案質疑についてお答えいたします。  三十四ページ、消防団員損害補償負担金についてですが、この制度については、消防団員が公務災害上の災害を受けた場合、被災した消防団員やその遺族に対して公務災害を補償するものです。この事務は消防事務であり、本市においては、大分県消防補償等組合に事務委託をしております。  この内容は、同一部事務組合への負担であり、本年、東日本大震災が発生し、多くの消防殉職者が出ました。消防団員等公務災害補償基金において、殉職消防団員に賞じゅつ金等を支給するために追加負担するものです。そのため、当該負担金を二千六百五十一万七千円増額するものであります。  賞じゅつ金については、国の三次補正が成立し、負担金についても特別交付税措置されます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。  用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、一問一答ということなんで、最初に二十三ページの光伝送路の委託先はどこですか。 ◯議長(衛藤博幸君)情報統計課長◯情報統計課長(佃 一登君)情報統計課の佃でございます。  お答えいたします。  委託先は、大分ケーブルテレコム株式会社でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)次、中山間地のことですけども、耕作放棄地がふえてるということで、現状はですね、旧宇佐市、旧安心院、旧院内、それぞれ三市町で今の耕作放棄地は何ヘクタールですか。 ◯議長(衛藤博幸君)経済部長。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)推計ですけれども、宇佐市全部合わせてですね、六十ヘクタール程度となっております。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)六十ヘクタールですね。また詳しいのは後で教えてもらいたい。  県単事業ということなんですけども、上限がありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)経済部長。 ◯経済部長兼農政課長(坂内啓二君)この中山間地域直接支払制度はですね、国費二分の一です。あと県費が四分の一、市費が四分の一という形で負担区分がなされております。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、地震ため池の件ですけども、じゃあ、今挙がっている箇所以外に、地震に対してため池の改修をする必要があるため池はないという現状認識ですか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(川野慎三君)老朽ため池はかなりあるんですけども、今回の地震ため池に該当する地区は今のところ地元から要請があっておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)老朽化ため池はいっぱいあるということですけど、その基準ですね。老朽ため池のうちに、地震対策が必要だというふうな判定はどのようにしてやるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(川野慎三君)今回の県の創設したこの地震ため池は、三月の東北大震災による地震で老朽ため池が崩れるというふうなことを心配してつくったわけなんですけども、この老朽ため池は、地震もそうですけども、漏水とかいう部分で、底体の老朽化が進んでいるとかいうふうなことで、地震ため池というふうなことだけでため池を改修していくわけじゃないので、老朽化したため池については、この地震ため池という事業も含めていろんな事業がありますので、そういう事業で対応していきたいというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)ということは、一応この項では地震となってますけども、そういう漏水とかですね、含めて、そしたら、そういう老朽化ため池というのは、おおよそでいいですけど何箇所あるんですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(川野慎三君)ちょっと今把握しておりませんけども、一応ため池台帳がありまして、そのランク別で大体3Aランクというのが宇佐市内に二十数箇所あるというふうに記憶しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、それは後で資料をください。  そしたらですね、3Aで二十数箇所、そういう地区にあってはですね、地域の方々が非常に危険だというふうに申請をすれば、全額県費でしてくれると。上限とかなくて、地元負担なしにできるというふうに理解していいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(川野慎三君)ため池は受益者がはっきりしてます。農業用ため池ですので、受益者がはっきりしてますので、国、県、市並びに地元負担がございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)ちなみに、それぞれ地元負担はどのくらいになってるんですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(川野慎三君)お答えします。  今現在では、五%の地元負担というふうなことになってます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)で、上限が幾らですか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(川野慎三君)今行ってる事業で地元の最高限度額をとってるのが二〇%です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そしたら、鳥獣対策ですね、かなり詳しく報告をしてくれたんですけども、この前、ある方からワイヤーメッシュのことを聞かれて、課長にお聞きしたら、もう定員っていうか、上限いっぱいで、募集枠いっぱいでもう枠がないんだと。申請したところが手を下げればですね、補欠として認めるということなんですけども、さっき言ったように被害が拡大してるということなんで、それは必要があれば予備費も計上してですね、そういう鳥獣被害対策に対応するという考えはありませんか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長◯林業水産課長(小原信之君)議案質疑にお答えいたします。  状況を見てですね、判断したいと思います。  それから、先ほど回答いたしました広域連携型を私は国の直轄事業と申し上げましたけど、国の直轄事業ではございません。訂正をいたします。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)上毛郡も含めて広域に入ったということですけど、直轄事業じゃないってなると、加入した宇佐市の広域事業体の中で、負担金は幾らぐらいになるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長◯林業水産課長(小原信之君)回答いたします。  負担金はございません。負担金はございませんが、ただいま広域の構成メンバーがですね、中津市、豊前、上毛に追加をしまして六市町が加入して、九市町の構成メンバーとなっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)負担金がないということなんで、それは、じゃあ、それぞれの市が、例えば中津でも上毛でも宇佐でもいいんですけども、これだけの事業をやりたいといったときに、全体の事務局があって、そこで中津はこんくらい認める、宇佐はこんくらい認めるということで、調整して事業をやっていくという意味ですか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長
    ◯林業水産課長(小原信之君)ただいま事務局は中津市さんにお願いをしております。その中で当然各市町が要望額を提出しまして、その中で調整をするということでございます。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)若干補足させていただきます。  国直轄事業ではないと言ったのは、国庫補助事業であるという趣旨でございまして、国庫補助を受けるために広域的にですね、連携して取り組むというものでございます。その取り組み内容は、今申し上げましたように、中津を中心として調整をかけて、国に補助要望をかけるという流れになっております。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)これが最後になると思うんですけども、じゃあ、国の直轄じゃないけど国庫補助だと。なら、県負担もこの総合支援事業の中にどのくらいあるんですかね、県は。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長◯林業水産課長(小原信之君)済みません、もう一度質問をお願いいたします。 ◯十四番(用松律夫君)済みません。今、事務局が中津と、九市町村と。副市長が補足で、直轄じゃないけど国庫の補助でやってるんだと。このうち県の補助金は幾らあるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長◯林業水産課長(小原信之君)県の総枠はちょっと把握しておりません。後で報告させていただきます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、後で。  じゃあ、最後に、消防団のですね、この補償制度は、これまでですね、宇佐市で適用されて救済に充てられたという経過がありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)消防長。 ◯消防長(呉藤孝幸君)消防長の呉藤でございます。  用松議員の再質疑にお答えいたします。  近年ではございませんけれども、火災現場においてけがをしたということで、生涯補償を受けた、生活補償を受けた方が一名おります。十年ほど前に亡くなりまして、今現在では該当した方はおりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、もう最後。  ぜひ、命をかけて生命、財産を守っている方々にきちっとした補償をしていただくよう要望して、時間になりますので終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、八番 今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)八番 今石です。  八十四号議案について、七点質問いたします。  まず、二十二ページの財産管理費、院内支所庁舎増改築事業の図書移転業務委託費について、委託先と期間、その間子供や利用者に不都合はないのか質問いたします。  二点目は、二十三ページ、企画費、天津駅屋外トイレ維持管理負担金十万円について、管理方法と費用の負担について伺います。  三点目は、同じく二十三ページの徴収費について、どういう内容か説明を求めます。  四点目は、二十五ページの地域生活支援事業費、扶助費、移動支援事業百六十八万九千円について、事業の内容と補正の理由について伺います。  五点目は、二十七ページ、生活保護総務費、時間外勤務手当百五十万円について、ケースワーカー一人当たりの担当件数は幾らになっているのか、今回の補正の理由について伺います。  六点目は、二十八ページ、地域活動を推進するための住民組織の支援事業補助金十万六千円が計上されていますが、内容について伺います。  最後に三十七ページ、給食センター修繕費三十七万七千円の内容について伺います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を院内所長。 ◯院内支所長兼院内支所地域振興課長(中尾健治君)おはようございます。院内支所長兼地域振興課長の中尾でございます。  八番 今石議員の議案質疑にお答えをいたします。  二十二ページ、五財産管理費の十三委託料の中の図書移転業務委託費について、委託先と期間、その間子供や利用者に不都合はないのかについてでございますけども、委託先につきましてはまだ決定しておりません。仮移転先としましては、現支所庁舎の北側にある中央公民館の一階を予定しております。  移転先の選定につきましては、利用者に移転先がわかりやすく、駐車場があり、現在の図書館の機能を維持できる広さ等を考慮しまして、図書館と協議を重ねた結果、この施設以外には図書館として使用できる施設はないとの結論に至りました。  移転作業につきましては、来る三月の一日、二日の木曜、金曜日を臨時休館日として移転作業を行いまして、三月六日火曜日から移転先での宇佐市民図書館院内分館を開館するように予定しておりまして、できるだけ利用者の方へ不都合にならないように対応したいと考えております。  平成二十五年四月の供用開始を予定しておりますので、それまで仮移転の期間ということになります。  移転先等の周知につきましては、十二月五日ごろの「広報うさ」に掲載しておりまして、今後、図書館のほうでも図書館の広報紙「みんと」や「広報うさ」でも広く周知をするようにしております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)次、企画費について、企画財政課長。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)企画財政課長の辛島です。  八番 今石議員の議案質疑にお答えします。  二項目め、二十三ページ、企画費、天津駅屋外トイレ維持管理負担金十万円について管理方法と費用負担についての件につきましては、管理方法については、天津地区の協力を得ながら管理運営をお願いしております。また、費用負担については、不特定多数の市民が使用する公共性の高い施設であることや安定的な施設の維持管理を図るため、年間の維持管理費をトイレ清掃、メンテナンス、光熱水費、消耗品等で約十万円、その他小修繕等で約十万円程度を見込み、合わせて合計で二十万円の経費で、上限を十万円としますけども、二分の一以内を負担するものでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)次、徴収費、税務課長。 ◯税務課長(西口幸晴君)税務課長の西口です。  今石議員の議案質疑にお答えいたします。  二十三ページ、徴収費についてですが、十一節需用費、印刷製本費でありますが、これはコンビニ収納対応の納付書の印刷でございます。督促状、再交付納付書の印刷代三十万でございます。  続きまして、役務費三十三万六千円、これは手数料でございます。購買に係る不動産鑑定の手数料四件分、それとインターネット購買手数料に係る手数料でございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)次、地域生活支援事業について、福祉課長。 ◯福祉課長(森永敏郎君)福祉課長の森永です。  八番 今石議員の議案質疑にお答えします。  二十五ページの地域生活支援事業費の中の扶助費、移動支援事業についての事業内容は、屋外での移動が困難である障害のある方が外出する際に、ヘルパーが支援することにより、地域での自立した生活及び社会参加を促す事業となっております。  増額補正の理由は、サービスの周知が済んだことによりまして、障害者の支援がつながり、サービス利用者が当初の見込みを上回ったことによるものです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)次、生活保護総務費ついて、総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)総務課長の稲積です。  八番 今石議員の議案質疑にお答えします。  二十七ページの生活保護総務費の時間外勤務手当でございますが、平成二十三年十二月一日現在の被保護世帯は五百七十五世帯で、担当ケースワーカーが七名でございますので、一名あたりが八十二世帯を担当していることになります。  補正の理由につきましては、今年度増加する被保護世帯、それから相談者に対しましての就労指導、それから生活指導等につなげる実態調査に努めたこと、さらに保護費の変更事務等が重なったことによって、時間外勤務が増加したものであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)次、住民組織の支援事業について、健康課長。 ◯健康課長(佐藤信一君)健康課長の佐藤でございます。  六点目、地域活動を推進するための住民組織の支援事業費、補助金十万六千円についてですが、これは、大分県国民健康保険団体連合会が、地域における生活習慣病予防対策や高齢者の生きがいづくりを目的とした住民組織に補助金を交付するもので、今回、宇佐市いきいき会及び二区ひまわり会より宇佐市を通じて申請が連合会に上がりました。で、国保連合会から交付決定があったものです。  従来、この補助金に関しては、申請は市で取りまとめて国保連合会に上申するものの、補助金交付の際は市を通さず直接申請団体の口座に振り込まれていたものでございますが、今年度から宇佐市の口座を通して補助金の交付を行うことに変更されましたために、今回の補正予算に計上するものです。  内訳は、宇佐市いきいき会が三万五千円、二区ひまわり会が七万一千円です。同額が雑入のほうに歳入されることになっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)次、給食センターについて、学校給食課長。 ◯学校給食課長(瀬良弘三君)学校給食課長の瀬良でございます。  八番 今石議員の議案質疑にお答えします。  七項目め、ページ三十七、給食センター修繕費三十七万七千円の内容についてでございます。給食センター等における電解水生成装置チェックバルブ修繕、牛乳保冷ファンモーター修繕等に伴って、年間予算額が不足したことによる補正であります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。  八番 今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)順次再質問いたします。  まず、院内庁舎増改築事業についてですが、四月からの供用開始までの間の措置ということで説明がございました。関連でお尋ねしたいと思うんですけれど、放課後の子供たちの支援をですね、院内では子供広場として行っているというふうにお聞きをしていますが、利用の子供の人数、今回のこういう移動で影響があるのかどうかお尋ねをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所長。 ◯院内支所長兼院内支所地域振興課長(中尾健治君)院内支所長の中尾でございます。  今石議員の再質疑にお答えをいたします。  図書館のことで説明させていただきましたけども、現在の開発センターのロビーで子供広場ということでしております部分の移転につきましても、図書館の横に、多少スペースは狭くなるんですけども、図書館を移転するところに予定しているその隣のスペースを、当分の間でございますけども、多少スペースが狭いところではございますけども、確保しております。  現在、延べ何人という具体的な数字は持っておりませんけども、大体四、五人程度が利用しているという現状でございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)この子供広場がですね、現在、開発センターのロビーでという説明でございましたが、専任の職員が配置をされているのか、どこの責任で行っているのか、再質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所市民サービス課長。 ◯院内支所市民サービス課長(上鶴美輝君)おはようございます。院内市民サービス課長の上鶴と申します。  今石議員の質問にお答えいたします。  今、放課後の時間帯、さっき支所長が言いましたように、子供たち四、五名程度で一応スペースを開放しております。一応その分につきましては、子供たちがバスの時間を待つ時間とか、保護者が迎えに来る時間帯を一応スペースとして開放しております。  以上でございます。 ◯八番(今石靖代さん)どこの責任で行ってる。 ◯院内支所市民サービス課長(上鶴美輝君)所管課は、一応市民サービス課のほうでしております。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)この地域は、小学校も八十一人の子供たちがいる地域で、中学生も唯一中学校が位置するという地域でもありますので、やはり地元住民の意見を聞いて、この責任のあり方とかですね、今後の支所改築においても、どういうサービスができるのかなども含めて検討していただきたいというふうに要望しておきます。  次に、徴収費について再質問いたします。購買四件、インターネットの手数料など、差し押さえに関する経費の説明がございました。ここ数年で差し押さえ件数が大きくふえているわけですが、税金を滞納している方に対してですね、どういう考え方で徴収義務に当たっているのか説明を求めます。 ◯議長(衛藤博幸君)税務課長。 ◯税務課長(西口幸晴君)税務課長の西口です。
     今石議員の質疑にお答えします。  どのように対応しているかといいますと、まずは税が膨らむ前に納税相談が第一じゃないかなと思っています。税負担者が九五%いる中で、公平性を保つためにはそういう納税相談が必要じゃないかなと思っております。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)納税相談を促す努力をされているという答弁だったと思うんですけれど、この納税相談を実際にされている方については、どういう考え方で対応しているのか説明を求めます。 ◯議長(衛藤博幸君)税務課長。 ◯税務課長(西口幸晴君)お答えします。  相談されている方ですね。不履行にならないように、ぜひ制約は守ってもらいたいということを常々言っているところでございます。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)国税庁は、納税整理における留意事項として、抜き打ち差し押さえ処分の禁止などを支持をしていますが、この通達を守って業務に当たられているのか、再質問します。 ◯議長(衛藤博幸君)税務課長。 ◯税務課長(西口幸晴君)通達どおり行っております。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)通達どおりに行っているという答弁でございましたが、つい最近もですね、御相談を受けたケースで、差し押さえ予告を受けて、すぐに相談に行って、二月からの分納を認めていながら、その後、本人への何の連絡もせずにいきなり預金を差し押さえている、こういうことが起こっているようですが、行き過ぎではないかと思うんですけれど、答弁を求めます。 ◯議長(衛藤博幸君)税務課長。 ◯税務課長(西口幸晴君)お答えいたします。  担当者との話の中の一つだったと思うんですが、国税徴収法の中では予告はしないでもいいとなっておりますので、恐らく差し押さえするような財産が見つかって、そういう経緯に至ったんじゃないかと思っております。 ◯議長(衛藤博幸君)今石議員に申し上げます。本日は議案に対する質疑ですので、そういう質問をお願いしたいと思います。  今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)徴税に関して最後の確認になりますけれども、通達においては納税者の実情を十分把握して、やむを得ない場合に限って差し押さえ処分を行うというふうに示されています。しかも、差し押さえ実施の前に、差し押さえ予告を原則として配達証明便等により文書で行うというふうに通知にはうたわれておりますので、実施をしているという御答弁がございましたので、この辺をさらに職員の中でも確認をしながら徴税義務に当たっていただきたいというふうに要望しておきます。  次に、四点目の移動支援事業についてでございますが、周知が進んで利用者もふえたということで大変いいことだというふうに考えますが、どの程度の利用がふえたのか。この利用者の負担金などはあるのか、質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(森永敏郎君)お答えします。  負担金については、利用者負担はございません。  あと、どの程度利用者がふえたということですけれども、昨年度の実績に基づいて当初予算を組んでおりましたが、月当たり対象者が二十四名ということで考えておりましたが、今現在、二十八人程度の利用者ということで推移をしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)次に、ケースワーカー一人当たりの担当が八十二世帯という説明がございましたが、基準でも八十人という中で、今大変困難を抱えているケースが多く抱えられていると思うので、ケースワーカーの増員について検討すべきではないかと思うんですが、質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)今石議員の再質疑にお答えします。  確かに今、非常に経済情勢等による被保護世帯の増加、それから相談件数の増加ということがございます。ここで社会福祉法の規定の中に基準がございまして、今被保護世帯が五百七十五でございますけれども、この範囲内ですと基準の中では十分満たしているということでございます。実際に現場の声とかを聞きながら、毎年事務量のいろんなヒアリングをする中でケースワーカーの人数や配置を決めております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第八十五号 平成二十三年度宇佐市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)を議題といたします。  質疑の通告がありますので発言を許します。  八番 今石康代さん。 ◯八番(今石靖代さん)八十五号について三点質問いたします。  一点目は、基準超過費用額共同負担金四千二百九十七万四千円について、内容を伺います。  二点目は、法定の繰入額六千万円は繰り入れ予定がどうなっているのか質問いたします。  三点目は、一般会計からの繰り入れなど、来年度の保険税の引き上げは避け、負担を軽くするべきだが、お考えを伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を健康課長。 ◯健康課長(佐藤信一君)健康課長の佐藤です。  今石議員の議案質疑にお答えいたします。  一点目、基準超過費用額負担金四千二百九十七万四千円についてですが、国保の医療費が大きな地域差を抱えているという制度の不安定要因に対応するため、医療給付費が著しく多額な市町村は、厚生労働大臣から指定を受け、国、県の指導及び援助のもとに、給付費の適正化と運営の安定化のための措置を講じなければなりません。この指定は、前々年度の医療費のデータにおける実績給付費が、国が定める基準給付費に一・一四を乗じていた額を超える市町村が受けるものです。  ここで基準給付費と申しますのは、年齢階層別一人当たり医療給費が全国平均と同じと仮定した場合の当該保険者の医療給付費で、具体的には各年齢階層ごとの全国平均の一人当たり医療給付費を当該保険者の年齢階層別の被保険者数に乗じて得た額のことを言います。  指定された市町村は、安定化計画を策定し、これを実施することで給付費の適正化を図らなければなりませんが、結果的に指定年度の給付費が基準給付費の一・一七倍を超えていた場合は、その超えた額が基準超過費用額ということになりまして、その二分の一の額を一般会計から国保会計に繰り入れなければならないとされています。  ただし、基準超過費用額が余りに高額だと市の財政運営に支障を来たすことも考えられるため、実績給付費の三%が上限となります。当市の適用額の三%です。この繰り入れる額のうち三分の一ずつが国、県から交付されますので、市の実質負担は三分の一となります。  ただし、この交付金を受けることによって、国からの療養給付費負担金および調整交付金がその分減額されることになります。当該年度の宇佐市における実績総額は、基準総額の一・一七倍、二十六億六千四百六十七万二千二百八十二円に対しまして、二十八億六千四百八十七万九千百八十三円で、差額が二億二十万六千九百一円となります。実績総額の三%に当たる八千五百九十四万六千三百七十五円を上回っているため、こちらが基準超過費用額となっています。質問にありました四千二百九十七万四千円は、平成二十一年度における基準超過費用額の二分の一に当たる一般会計の繰入金の額でございます。  以上です。  あ、二点目がありますね。済みません、二点目、法定の繰り入れ、六千万円の繰り入れ予定はについてですが、これは財政安定化支援事業に係る繰入金で、平成十七年度から二十一年度までに繰り入れていなかったものの、今現在の残額のことと思われます。これにつきましては、国保特別会計の収支が赤字になると見込まれる場合に歳入に使用されるべきものと承知しております。  三点目でございますが、一般会計の繰り入れなど来年度の保険税の引き上げは避け、負担を軽くするべきだがということですが、これは本補正議案に関係ないと思われますので、ちょっと控えさせていただきたと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。  今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)医療費がふえたので繰り入れられる負担金という説明がございましたが、一般質問の中でも医療費がかなりふえているという内容のものが今回多くて、医療費を下げる努力はすべき、これからの課題として大事なことだというふうに思っています。  今回のこの負担金の繰り入れについてなんですけれども、これは予算では上がっていなかった歳入がふえたという理解でよろしいんでしょうか。減額という内容もちょっとあったような気がしたんですけど、トータルではどうなっているのか説明を求めます。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(佐藤信一君)再質問にお答えします。  この超過費用額に関する通知がですね、今年度に二十一年度が該当するようになったということで通知がありまして、その時点で計上するということで、当初予算には計上していなかったところであります。  基準超過費用の額が八千五百万円ですが、これに係る療養給付費の負担金というのは三四%ですか、その分は減額される。それから、調整交付金の九%分も減額されるということになっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)トータルではどういうふうになるのか教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(佐藤信一君)トータルでは、差し引き、市の繰り入れ分がプラスになるぐらいだと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)若干のプラスになるという説明でした。  二点目の財政安定化支援金の残額の繰り入れについて、赤字が見込まれるときだという説明でございましたが、今年度繰り入れられる見込みなのか、来年度繰り入れられる予定があるのかお伺いします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(佐藤信一君)現状の国保の収支では、当初繰り入れを予定しておりました二億二千万余りの基準外の繰り入れ、これをもちまして運営できるものというふうに思っております。もし、今後の医療費の動向で赤字が見込まれるという場合には、使用することになるかもしれません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)現状では、二十三年度は黒字が予定されていると。今後、赤字が見込まれるときに繰り入れをするという、そういう確認でよろしいんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(佐藤信一君)そのとおりでございます。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)若干補足させていただきます。  今、二十三年度は黒字の見通しだと、確かに形式的な収支ではそういうことになるかもしれませんけれども、前提条件として本年度はもう基準を超えるですね、繰り出しを、もう二億程度の赤字を見越してですね、一般会計として支えておる現状にあるということは、これは市民の民さんも含めて十分御理解いただかないといけないのかなと。今、二十三年度は形式収支が黒字の見通しであるからよいではないかというような安心できる状況ではございません。もう既に一般会計で法定以上の繰り出しを本年度行っておる状況でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)国保会計についての説明を副市長からしていただきましたけれども、私もそのことは確認はしています。確かに単年度では赤字であるし、二億の繰り入れもして、とりあえずは何とかなる見通しだという、そういう理解ではあります。  そんな中でも、一般質問でも申したように、全国では七〇%の自治体が一般会計からの繰り入れを一人一万円していると、そういう全国の状況、そこまでしてしなければ今の国保事業というのは成り立っていかないという、そういう切実な国保世帯の実態もございますので、大変な中ではありますけど、さらなる基金、一般会計からの繰り入れをね、再度求めて質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による質疑を終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第八十六号 平成二十三年度宇佐市介護保険特別会計補正予算(第二号)を議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  八番 今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)八十六議案について、二点質問いたします。  一点目は、介護予防サービス給付負担金二千万円の減額理由について。  二点目は、介護保険基金積立金を六万一千円減額していますが、基金の年度末の予定額について伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を介護保健課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)介護保険課長の安部です。  今石議員の議案質疑にお答えします。  一番目の介護サービス給付負担金二千万円の減額理由についてですが、介護予防訪問介護サービスや介護予防通所介護などの要支援一のサービス受給者はふえ、要支援二のサービス受給者は減りました。一月当たりの給付額が減少いたしました。このようなことから、当初事業計画と比べ、本年九月の給付実績では月平均三百四十万七千円、当初の見込み額を下回って推移しております。それに伴い、今後の給付費七カ月分を再計算したところ、減額が必要であると判断をいたしました。  二番目の介護保険基金積立金を六万一千円減額しているが、基金の年度末の予定額はについてですが、基金残高予定額は約一億八千七百万円と見込んでおります。  以上です。
    ◯議長(衛藤博幸君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。  八番 今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)再質問いたします。  介護予防サービス、要支援一、ニの方の利用がトータルとして減っているので二千万円の減額ということであったかと思うんですが、その利用がなかった主な理由は何なのか質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)まず、認定者の減がございます。当初計画では要支援二の方が七百三十二名、認定者がおられるだろうという予測でございましたが、本年九月の実績では五百十六人と二百十六人減っております。逆に要支援一の方は、五百七十四名の見込みであったのものが、本年九月の実績では七百三十三名、百五十九名の増加ということで、トータルとしては五十七名の減員となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)次に基金についてですね、年度末で一億八千七百万円の予定だという説明だったと思うんですが、第五期の保険料負担を少しでも引き下げるために、この基金についての考え方ですね、について伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)この基金につきましては、介護保険を運営する上では、支払い不足を生じるとかいう場合に備えての意味もあろうかと思いますので、すべて全額を取り崩し、保険料の低減に充てるというようなことは、まだ考えておりません。  以上です。 ◯八番(今石靖代さん)以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による質疑が終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第八十七号から議第九十二号までの六件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  六件に対する質疑を終結いたします。  次に、議第九十三号 宇佐市職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  まず、十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)十四番 用松です。  五点にわたって質問いたします。  一つは、単純な質問なんですけど、一人当たりの削減額が幾らになるのか。  二つ目には、給与の引き下げによってどれだけの支出の削減を見込んでいるのか。  三つ目には、削減した額を何に使うのか。  四つ目には、これによって国の基準財政需要額の変更があるかと思うんですけども、国からの交付税が幾ら削減されるのか。  五点目は、地域の購買力がどのくらい失われるのか。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)総務課長の稲積です。  用松議員の議案質疑にお答えします。  まず一点目、一人当たりの削減額でございますが、今回の給料表の引き下げの改定によりまして、職員の一人当たりになりますと平均で月八百八十七円となります。  それから二点目、給与の引き下げによってどれだけ支出が削減されるのかでありますが、職員全体で、一カ月当たりに直しますと、五十七万二百六十五円という引き下げとなります。  それから、削減した額についてでありますが、今回の改定は人勧並びに県の人事委員会の勧告に準じて給料表を改定するものであります。これは、公務員と民間の給与を調査し、その結果に基づいて民間との格差を解消するためのものでありまして、使途を定めて引き下げを行うというものではございません。  それから四点目、基準財政需要額と交付税についてでありますが、今回の改定によりまして基準財政需要額、それから交付税に影響を与えるものではございません。  それから、地域の購買力に関する御質問でありますが、これについてはうちの試算は困難で不明でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)一点目はですね、引き下げによってどれだけというのは、一カ月五十七万二千何ぼってちょっと言ったと思うんですけど、いつからいつまでの削減で、まあ、条例をつぶさに見ればわかることだと思うんですけど、確認の意味でですね、いつからいつまでで、総額で支出減の総計を教えてほしいんですけど。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)再質疑にお答えします。  実施日がございますが、実施日につきましては平成二十四年の四月一日ということでございますので、実際の影響額ということになりますと二十四年度ということで、これを年間に直せば六百万を超えることになります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そしたらですね、官民格差ということなんですけども、宇佐市の民間の平均賃金と市の職員の平均賃金の差はどのくらいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)お答えします。  これまでもそうなんですが、宇佐市に人事委員会とかございません。そこで、市内の事業所の給料とかを調査もしておりませんので、これまでも国の人事院勧告、それから大分県の人事委員会の勧告、そういったものを基準にして給料表を改定しておるところであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、民間の平均賃金はつかんでないということですか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)この給与改定に必要な事業所の賃金は、私どもでは把握しておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)我々は、限りない、際限のない賃下げ競争で地域経済にも、もちろん購買力にも重大な影響を与えるということで反対なんですけども、差し引きですね、わからないということなんですけど、日出町では我が党の議員が一般質問で取り上げてですね、昨日ちょっと直接総務課長に電話で聞いたんですけど……。 ◯議長(衛藤博幸君)用松議員、申し上げます。質疑の……。 ◯十四番(用松律夫君)いや、質疑。ちゃんと最後まで聞いて。  それで、わからないと言ってるんやけど、日出町で出てるんですよね。賃金が下がることによって基準財政額が下がるんで、当然金額が出てるので、宇佐市で出ないというのは何か理由があるんですがね、基準財政需要額との関係が出ないというのは。 ◯議長(衛藤博幸君)議案に対する質疑で、答えられる範囲で質問をお願いします。 ◯十四番(用松律夫君)いや、議案ちゃ、これは。議案、議案。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁ありますか。  本日は、議案質疑でありますので……。 ◯十四番(用松律夫君)いや、議案ちゃ、議長。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)用松議員の質問にお答えいたします。  先ほど申しましたのは、基準財政需要額に影響しないというのは、今年度の基準財政需要額、また交付税額には影響しないということでございまして、来年度につきましては、当然人事院の勧告等を踏まえて、また基準財政需要額の算定というのは年度ごとにやっておりますので、反映されてくることと思いますけれども、現時点ではちょっと来年度の基準財政需要額というのは確定しておりませんので、現時点で当方では影響については把握してございません。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そしたらもう時間の関係で、議長に従ってですね、ちょっと遠慮するけど、後でですね、もう日出の課長に聞いて、どういう基準で出したか確認して教えてください。それだけ約束したら次の質問、いいですか。いいですか。いや、もう一回、私が確認しただけでは信用せんけん、頼みます。いいですか。なら、次、いいですかね、課長。確認しない。市長、副市長、冷たいですね。聞くぐらいできないんですかね。なら、私が聞いてもう一回確認しますので、その点で数字を出してください。  で、もう一点ですね、今回の引き下げによって大体可分所得がどのくらい減る見込みになりますかね。職員の過分所得。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)お答えします。  具体的な数字という、そういう部分についてはちょっと把握しておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)日出の場合は、大体可分所得の八割が地域購買力に影響すると、約五千万の影響力が出るという試算をしてるんで、これも私が確認してもう一回数字を突きつけますので、確認をしてですね、参考にしていただきたいということで、もうこれ以上言っても議長が制止するのでやめます。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、八番 今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)二点質問いたします。  一点目は、扶養手当額について改正後の試算について伺います。  二点目は重なりますので、削除いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)今石議員の議案質疑にお答えします。  一点目ということで、扶養手当額の改正に伴う試算でありますが、これは月額で直しますと全体で八万四千円ということになります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁は終わりましたが、再質問はありませんか。  今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)扶養手当額については引き上げという内容だと思うんですけれども、これはどういう理由によって引き上げられているのか質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)再質疑にお答えします。  この部分は、扶養手当にもいろいろ対象がございます。特定扶養と一般的に申しますが、高校生、それから大学生という、そういう方を対象にした、まあ、年齢で区切るわけなんでありますが、そういった方の部分が非常にいろんな今の経済情勢、それから子育て、そういった部分で苦しい部分、給与の引き下げの中でもということで、他市の例も見ながら五百円の引き上げをしたところであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)職員給与について、引き下げの内容についてなんですが、人事院勧告によるものではありますけれど、三年連続マイナス改定という内容がございます。今、本当に公務員の役割というものはとても大きいというふうに思うんですけれども、そういう高い士気がそがれるということは、市民にとっても大変問題だというふうに思うんですけれども、その辺についてどうお考えなのか質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)お答えします。  給料表ということで、非常に三年間連続の引き下げではございますけれども、この給料表というのはずっと国、県に準じて改定しております。そういった意味で、今回の、実施時期はともかくとしまして、給料表の改定は、同じ内容でしておるところであります。
     以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第九十四号から議第九十六号までの三件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。  一番 後藤竜也君。 ◯一番(後藤竜也君)一番の後藤でございます。  議案第九十五号について、通告ございませんが質問させていただきます。  宇佐市廃棄物の適正処理及び再利用等に関する条例の一部改正についての件で、集積所からの資源ごみ持ち去り行為の防止策として改正を行うものであるとの改正ですが、ここでいう集積所、市長が認めた場所を言うということなんですが、これは現状の各地区が定めた集積所という認識でよろしいでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を生活環境課長。 ◯生活環境課長(矢野浩二君)生活環境課長の矢野でございます。  お答えします。  集積ボックスは、通常の市民の皆さんがごみを入れる集積ボックスということになります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯一番(後藤竜也君)この改正というのはですね、よく今市内外各地でですね、資源ごみ等の回収が行われていることに対する、それを防ぐというか、そういう改正という認識でよろしいんでしょうか。今、私の地域、柳ヶ浦でも資源ごみの回収ということが行われているんですが、あれは、詳しく問い合わせしたわけじゃないんですけれども、恐らく海外に輸出されて、国益を損なっているものだというふうに認識しております。それを防ぐための改正という認識でよろしいんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(矢野浩二君)お答えします。  近年ですね、ごみ集積ボックスから資源ごみ、特にアルミ缶が盗まれるケースが多発しておりますので、それを防ぐ意味で罰金の制度を設けるということになります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯一番(後藤竜也君)では、私が指摘した件に関しての改正ではないということですね。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(矢野浩二君)お答えします。  通常、市が回収するごみということになりますので、今、市内のほうで無償で回収しているものとは異なります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯一番(後藤竜也君)無償で回収していることに関してもまた、私も調べたときにですね、法のちょうど抜け穴をくぐってるということも伺いましたので、それに関してもまたぜひ検討していただきたいということを要望して終わります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  三件に案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第九十七号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)この点については不勉強をわびるわけですけども、二点ですね、改正の主な変更内容と、つぶさに見ればわかることもあろうかと思うんですけど、ねらいですね。  二つ目には、市民生活とのかかわりで、改正がどのような変化を与えるのか。  二点。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を税務課長。 ◯税務課長(西口幸晴君)税務課長の西口です。  用松議員の議案質疑にお答えいたします。  ねらいは何かと言いますと、これは地域主権一括法の条項の移動に伴いまして、当該条項中の適用部分を合わせる項ずれによる改正を行うものであります。したがって、市条例については何ら変わりありません。  市民生活とのかかわり、影響はということなんですが、何ら影響ございません。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、変更ないということなんですけど、そもそもこの法律はどういう形で市民生活を拘束しているんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)総務課長の稲積です。  今回の地域の自主性に関する自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律と、これは国のほうで権限委譲だとかも含めまして、いろんな法の改正がたくさんございます。それに伴って市のほうに、市町村、それから県、いろんな形で権限委譲をなされる部分、それから法令の改正に伴って、今申しましたような条ずれやら項ずれが生じるということで、それぞれ該当する部分を市町村が見直して改正しているという部分で、今回は税務課長が申しました関係を含めて、四つの条例が該当するということでございます。  以上です。 ◯十四番(用松律夫君)いいです。後で勉強します。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第九十八号 宇佐市立養護老人ホーム条例の廃止についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  八番 今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)九十八号議案について議案質疑いたします。  五点について質問いたします。  一点目は、養護老人ホームを民間移譲するに至った主な理由について。  二点目は、入所者のサービスが低下するのではないか。  三点目は、働く職員の状況はどうなるのか、不安の声はないのか質問いたします。  四点目に、改正の内容の中で、現在の職員は小菊寮の宿直手当が廃止される内容が示されていますが、今働かれている職員は移譲後どうなるのか。  最後に、特殊勤務手当が廃止される内容について、移譲後もこの手当は継続されるのか質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を小菊寮長。 ◯小菊寮長(平岡 久君)小菊寮長の平岡と申します。  八番 今石議員の議案質疑にお答えいたします。  一点目の養護老人ホームが民間移譲するに至った主な理由は何かについてお答えいたします。養護老人ホーム小菊寮は、昭和二十六年八月に開設、昭和四十九年六月に現在地へ新築移転以来、公設の高齢者福祉施設として大きな役割を担ってきましたが、建築後三十六年、もう三十七年になりますが、経過しており、施設の老朽化への対応やスプリンクラーの設置、空調設備の整備、居室の個室化など、総合的な見直しが必要となってきたこと。さらに、入所者の高齢化に伴い、介護を必要とする入所者も増加しており、要介護者への介護サービス面の充実も求められていることなどであります。  当市といたしましては、他市町村の養護老人ホームの状況も踏まえ、宇佐市行財政改革プランに基づいて、今後の方向性について検討を重ねた結果、小菊寮の抱える施設面、運営面での課題を解決し、入所者へのサービス向上を目指すため、平成二十四年度から民間社会福祉法人に移管することといたしました。  次に、二点目の養護老人ホームが民間移譲されることによって、入所者のサービスは低下するのではないかについてですが、小菊寮を民間移管することにより、移管する法人のノウハウや介護など多岐にわたる専門的な老人福祉サービス等が提供され、入所者へのサービス向上が図られると考えております。  また、民間移管に係る事業者を公募した際には、入所者の福祉及びサービスの向上を図ることなどを募集の用件としておりますので、入所者への柔軟かつ効率的なサービス提供が行われることと思っております。  次に、三点目の養護老人ホームで働く職員の状況はどうなるのか、不安の声はないかについてお答えいたします。小菊寮で働く職員の状況につきましては、正規職員は他の部署へ配置がえとなり、臨時、代替職員の引き続き移管先で雇用を希望する者については、移管を円滑に行うためにも、移管先法人の職員として継続して採用していただくようお願いしているところでございます。  また、移管に向けては、ことしの四月以降、状況等を説明してきておりますので、不安の声はいただいておりません。  次に、四点目の小菊寮の宿直手当が廃止される内容について、現在の職員は移譲後どうなるのかについてお答えをいたします。小菊寮に勤務する職員の宿直手当につきましては、他の部署へ配置がえとなり、該当者がいなくなるため廃止されます。  次に、五点目の特殊勤務手当で廃止される内容について、移譲後もこの手当は継続されるのかについてお答えいたします。四点目と同様に、小菊寮に勤務する職員の特殊勤務手当につきましては、他の部署へ配置がえとなり、該当者がいなくなるため廃止されます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。  八番 今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)他の部署へ配置が変わるからなくなるというような説明でございましたが、小菊寮が民間移管されることによって、移管された施設の中でですね、宿直手当とかですね、今のような特殊勤務手当というものが同じように継続されるのかどうか質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)小菊寮長。 ◯小菊寮長(平岡 久君)移管先法人につきましては、募集時に職員の処遇関係等の資料提供もいただいております。その中を見ますと、夜勤手当等はございますが、そういうものはちょっと私のほうでは承知しておりませんので、移管先法人の今後の処遇の問題というふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)誤解を生じるといけませんので、ちょっと補足をさせていただきますが、先ほど寮長のほうから答弁させていただきましたように、現在の小菊寮の当方の市の正規職員について、移管先の民間法人の職員になるわけではございません。あくまで私どもの市の職員でございますので、正規職員については、現在こういう手当の対象になっておりますけれども、それはこちらのほうで配置がえを市役所の中でさせていただくということでございますので、その点誤解のないようお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)入所者のサービスについて、移管した後はサービス向上が図られるという答弁でございましたが、まず入所の受け入れについて教えてください。措置や退所の扱いというものはどこが行うのか質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)小菊寮長。 ◯小菊寮長(平岡 久君)お答えいたします。  措置の担当所管課は介護保険課というふうになります。  もう一点何でしたか。食事ですかね。 ◯八番(今石靖代さん)退所。出られるときの退所に。 ◯小菊寮長(平岡 久君)退所は、要は養護老人ホームに入所の適切でないといいますか、要は、今現在、養護老人ホームにつきましては要介護二までは入所の対象として取り扱いをしておりますが、要介護三以上になりますと他の介護施設等に移っていただくということにしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)勉強不足で申しわけないんですが、措置については市が責任を持って行うという答弁だったと思います。入所後ももちろん市が責任を持ち、その方の退所の扱いについても、条件が入所の条件ではなくなった場合には退所をされると思うんですけど、そういう場合も市の責任において行うのではないんですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)小菊寮長。
    ◯小菊寮長(平岡 久君)お答えいたします。  基本的に収容施設、要は移管先法人の養護老人ホームの判断等もありますが、当然措置権者等の協議等も必要でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)食事について伺います。今回の提案では直営から委託になるというお話を伺っておりますが、この中で専任の栄養士とかですね、入所者のサービスにかかわる食事について専任の栄養士が配置されているのか、今、きめ細かな、やはりお年寄りなので、それぞれに合った調理法などされていると思うんですけど、そういうものが継続できるという内容になっているのか質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)小菊寮長。 ◯小菊寮長(平岡 久君)お答えいたします。  基本的に養護老人ホームの設置といいますか、規定等によりますと、当然、栄養士等の配置は必要ということで、配置はするということを確認しております。  補足ですが、食事の内容につきましては、現在、移管先法人に勤めている職員等に聞き取りをした部分ですが、非常に食事はおいしいということを確認しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)もう一点、食材費についてですね、どう決められるのか。執行状況のチェック方法などはどうなっているのか伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)小菊寮長。 ◯小菊寮長(平岡 久君)現小菊寮の食材費ということでよろしいんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)養護老人ホームというものは、あくまでも宇佐市が措置するという内容だと思うんですけれども、その後の入所者のいろんな条件については市が関知しないという内容なんでしょうか。食費は幾らで、これは食材費に使うようにとかですね、そういうものも含めての内容なのかどうか質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)小菊寮長。 ◯小菊寮長(平岡 久君)お答えいたします。  措置費の中にですね、当然そういう食事の食材費に占める割合等も示されておりますので、当然そういう基準に沿ってですね、運営していくというふうに認識をしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)その適正な運営が行われているかどうかというものは、チェックをしていくということでありましたが、どういう方法でされるのか質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)小菊寮長。 ◯小菊寮長(平岡 久君)お答えいたします。  基本的に、平成二十四年度からは、移管先法人の指導等につきましては、所管課であります介護保険課がですね、いろんな意味の指導を今後していくというふうに認識をしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)そもそも宇佐市が運営ができないということで、施設面や運営面からより民間のほうがいいというような判断で、今回民間移管を決定したという内容でありますが、経費をかけずにサービスが向上されるというのは考えにくいんですけれども、具体的に職員の人件費などがかなり削られるのではないかということが懸念されますが、その辺はどういうふうに考えられているのか質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)小菊寮長。 ◯小菊寮長(平岡 久君)お答えいたします。  基本的に国から定められた措置費というのがございます。その中で、いろんな施設の運営面、事業面と職員の人件費も含めてですが、その中で運営をしていくということになりますので、その範囲内の運営であれば、そこのところの人件費の部分につきましては、移管先法人のいろんな条件整備等がございますので、その点は移管先法人の判断ということになろうかと思います。  以上です。 ◯八番(今石靖代さん)終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第九十九号及び議第百号の二件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  二件に対する質疑を終結いたします。  以上で、通告による質疑は終わりましたが、他に質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百一号 市有財産の無償譲渡についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)十四番 用松です。  一点目は、東畜産組合の組合員数は現在何人かということと、無償譲渡した場合の継続の可能性はどういうふうになっているか。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(麻生島 実君)院内支所産業建設課長の麻生島です。  十四番 用松議員の議案質疑にお答えします。  東畜産組合の組合員数は何人かということでありますが、組合員数は現在3名であります。  今後の経営の継続は可能かということでありますが、当施設は五十七年度、農林業同和対策事業で建築され、二十八年間が経過し老朽化が著しく、台風などが来るとスレートの屋根が飛散し、周囲の住宅に被害を及ぼすおそれがあるなど大変危険な状況となっています。そのため、無償譲渡した上で、申請者が建物の解体、撤去処分を予定しております。  また、後継者も不在のため、今後の経営は困難と思われます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)三年前の資料では、繁殖牛が十八頭おったと。組合員の高齢化により施設を休止ということですけど、今、繁殖牛が何頭おって、じゃあ、いつまで牛を買い続けるのかですね、ちょっとその辺。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(麻生島 実君)再質疑にお答えします。  三年前、十八頭という数字がどこからというのは。 ◯十四番(用松律夫君)これこれ、市からもらったんですよ。 ◯院内支所産業建設課長(麻生島 実君)この施設につきましては、組合員の高齢化により平成十年に使用を中止しております。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、休止したまま目的外使用ということで譲渡するということでいいんですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(麻生島 実君)目的外使用ということではなく、先ほども申しましたように、老朽化が著しく、台風などが来るとスレートの屋根が飛散し、大変危険な状況にあると。そのため、耐用年数も過ぎ、地元に無償譲渡した上で、解体、撤去処分をするということであります。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)さっき、今三名の方で経営をしてると。そして、さっき休止してる時期もあって、今、三名で何頭買ってるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(麻生島 実君)院内支所産業建設課長の麻生島です。失礼しました。  設立当時、三名で運営をしておりました。先ほど私が申しましたように、平成十年に高齢化等により使用を中止いたしました。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、要するに三名でしたけども、今だれもいなくて休止してると。しかし、台風等で老朽化して危ないから、撤去して更地にして、組合としては何に使うと言ってるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(麻生島 実君)周囲の方も非常に不安に思っております。だから、更地にすると。その後、当然下の土地は地元の組合員の方の土地でありますが、更地にして周囲に不安を与えないようにするということであります。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)これはですね、総事業費幾らで、市の補助金は幾らで建てたんですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(麻生島 実君)これは、東畜産組合は全部で三棟建てております。そして、その中の一棟を危ないということで解体、撤去処分するようにしておりますが、三棟で一千八百十五万円、事業費でかかっております。まことに申しわけありませんけど、そのときの町の補助金が幾らだったかというのは、ちょっとはっきり覚えておりませんのでお答えしかねます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)一千八百万と違うんですね。この資料では、九千七百万円の事業費で、補助金が六百四十六万六千円となってるんですけど、どうして違うんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(麻生島 実君)今、用松議員、その資料というのは、事業費が幾らになってますか。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)これは、宇佐市の地域改善対策事業調書のすべての施設の一覧表があるんですね。その中に東の畜産組合が入ってるんですけど、今、横の大隈氏が助言をしてですね、一棟が一千八百万で三棟分じゃないかということですけど、それですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(麻生島 実君)今、用松議員が見ているところというのは、五十七年の共同畜舎東畜産組合のところだと思うんですが、事業費二千百八十二万二千円、補助金一千四百五十四万八千円、これは三棟全部を含めた額であります。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)ちょっと合わないんですけど、もうこれがね、主たる理由じゃないんで、我々も機械的に反対というわけじゃないんですけど、正確にね、答弁してもらいたいと。しかも、危険であればやっぱり更地にして、地域の人たちの、倒壊によったり、あるいは台風で飛んできたりしたら悪いんで、それは当然やらなきゃならないんですけども、その際にですね、きちっとした評価をですね、して、検証をしてですね、十分納得できるものにしなきゃならないんですけど、建物の耐用年数が二十四年ということで、既に過ぎてるわけで、建物の価値としては全くないということですか、三棟とも。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(麻生島 実君)価値としてはないといいますか、先ほども申しましたように、約三十年近くたっておりますが、若干まだあるのは、あとの二棟に対してはちょっと住宅から離れております。だから、まだ影響を及ぼすとか、そういうことはなかろうかと思いますけど、とりあえずこの真ん中のものについては非常に老朽化しており、また牛舎の価値としてはほとんどなかろうかと思っております。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)なら、この資料を差し上げますから、一回照らし合わせてですね、きちっとした数字的な問題ははっきりしておったほうがいいということで、じゃあ、もう今牛は全くいなくて、三名の組合員がおったけど、全然畜産はやってないということだけ、ちょっと先にそれを確認したら終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(麻生島 実君)先ほど用松議員が言われましたように、現在は牛は買っておりません。  以上です。
    ◯十四番(用松律夫君)終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百二号 市有財産の無償譲渡についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  八番 今石靖代さん。 ◯八番(今石靖代さん)八番 今石です。  議第百二号について、無償譲渡に至った経過と理由について伺います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を生活環境課長。 ◯生活環境課長(矢野浩二君)生活環境課長の矢野でございます。  八番 今石議員の議案質疑にお答えします。  議第百二号についての一点目、無償譲渡に至った経緯と理由についてですが、平成二十二年度に小規模集落の水確保を目的とした大分県地域給水施設支援事業を活用し、中尾地区の所有する既存の給水施設に簡易浄水装置を設置いたしました。この事業は、小規模集落では、高齢化や過疎化が進行しており、地区による施設の設計や工事の発注、施工管理が困難となっているため、市町村が事業主体となって地域の給水施設の整備を行うものに対し、財政的支援として補助を行うものです。  このため、施設整備を行った部分については、市の財産として管理することとなりますが、平成二十三年八月五日に中尾集落給水施設管理組合より、施設整備を行う以前より地元で管理を行っていたので、増設した簡易浄水施設も地元管理で運営したいという理由で、市有財産譲渡申請書が提出されました。  市といたしましては、地域でできることは地域で責任を持って対応していくという行革の流れに沿ったものであると考え、県と協議を行い、県より平成二十三年八月二十四日に中尾地区の給水施設について、地元に無償譲渡する地域給水施設整備事業補助金等により、不足した給水施設に係る財産処分についての承認を得ました。このため、宇佐市有財産規則第三十七条の規定による用途廃止を行った上、地方自治法第二百三十八条の五第一項の規定による無償譲渡を行いたいので、承認をお願いするものです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百三号 指定管理者の指定について(宇佐市宇佐文化会館ウサノピア)を議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  まず、二十五番 徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)二十五番であります。  百三号の指定管理者の指定について、ウサノピアの件ですが、まず第一点は、平成二十二年度のウサノピアの委託料、この金額をお示しください。  二点目に、経費の縮減ということで、二十点満点の中でA社が十五点、B社が五点、この中身について、これほどまでの差があったその理由をお聞かせいただきたい。  三点目に、委託料の中身の中の二社の人件費、それぞれ幾らの提案だったのか。  その三点をまずお尋ねしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)観光まちづくり課長の東原でございます。  二十五番 徳田議員の議案質疑にお答えいたします。  まず一点目の、二十二年度の事業費につきましては、済みません、今資料を持ち合わせてないので、調べて提出させていただきます。  続きまして、審査基準の三項目めの管理の経費の縮減が図られているものであることについてお答えいたします。審査基準の三項目めの管理の経費の縮減が図られるものであることについての評価点数につきましては、宇佐市指定管理者制度運用指針にのっとり、募集要項の審査基準及び配点で示したとおり、指定管理期間を通じまして、縮減額を客観評価して算出しました点数でございます。  なお、計算式につきましては、提案価格の五年間の合計額を基準価格の五年間の合計額で除した値を一から差し引き、その値に百を乗じて得た額が評価点となります。ただし、小数点未満の値がある場合には、小数点以下を四捨五入して得た整数が評価点となります。  この式に当てはめますと、A法人は提案価格五年間合計一億五千七百四十八万八千円を基準価格五年間合計一億六千百七十万円で除した値を一から差し引き、百を乗じて二・六〇四八二三七四八となります。したがいまして、四捨五入しまして三点ということになります。これに選定委員五名分を乗じまして十五点という結果となります。  B法人につきましては、提案価格五年間合計一億六千三十万円を基準価格五年間合計一億六千百七十万円で除した値を一から差し引き、百を乗じまして〇・八六五八〇〇八六六となりますので、四捨五入しまして一点となります。これに選定委員五名分を乗じて五点となります。差し引き十点の差となります。  それから、済みません、平成二十二年度ですが、三千五百九十三万でございます。  それから、二社の人件費ということになりますが、A社につきましては人件費一千八百九万七千円、B社につきましては二千八百七十五万円でございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。  徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)一点目のですね、三千五百九十三万、これは二十二年度、当然縮減されるということで、次年度市の提案が幾らだったのか。これはどうなんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)お答えいたします。  二十三年、三千五百九万三千円でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)そうするとね、二十二年度が三千五百九十三万で、今度は三千五百、ちょろちょろじゃないですか。縮減がどうにも私には見当たらない。まあ、それはいいでしょう。  それとですね、先ほど二点目の経費縮減の二十点満点で十五対五、これは先ほど課長がいろいろ方程式を言いましたよね。あんな方程式、ここでわかるはずがない。わかります。わからんでしょう。この中に二十六人おるけど、わかるのは用松さんぐらいなもんでしょう、そんなもん。これはだれもわからん。  それともう一つですね、課長、そういった方程式があるんであれば、審査員なんかいらんじゃないですか。方程式にはめて、その方程式の数値、さっき〇・何ぼいろいろ言ってましたけどね、それにはめて片や五点ですよ。だから、五人おれば十五点ですよ。片や一点ですよ。だから、五人だから五点。そうすると審査員の審査をする必要が全くない。私は今そう受け止めました。それはどうなんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)御指摘の点につきましては、客観評価ということで、これは自動的に入る仕組みになっていますので、申しわけありません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)できるだけわかりやすく御説明させていただきます。  まず一点目、委託料について縮減が見られんじゃないかということ、ちょっと私も今手元に正確な数字がございませんので、大まかなお話になりますけれども、先ほど課長が答弁いたしましたのは二十三年度の委託料ということでございますので、まだ現指定管理者との間のものでございます。議員御指摘のは、おそらく次の指定管理のときにどういう設定なんだということだと思うんですが、この部分については縮減を見込んでおります。ただ、その基準額につきましては、五年間のもので出しておりますけれども、単純にこの今の指定管理者の委託料と比較できないようになっております。と申しますのは、さまざまな、例えば私どもの事業で軽減措置を、使用料をとらなくていいよというようなものを設けておりますけれども、そういったものについてどういう形で指定管理者側に支出するかということで、多少指定管理をやり直す際にルールを改めておるところもございますので、ちょっと単純比較はできないということは御承知いただきたいと思っております。  そういう支出方法を見直しを図った上で、これまでのウサノピアの管理実績ですね、そういったものを参考にさせていただきながら、こちらとしては適正な基準価格、通常の建設工事で言えば予定価格のようなものになりますけれども、こうしたものを算定させていただいております。それと比べまして、先ほどの二十四年度以降、来年度以降をそれぞれどういった額で運営できるかという提案をいただいております。  二点目の……、審査基準ですね。済みません、失礼いたしました。委託料の部分の審査基準につきまして、客観評価であって審査員がいらんではないかという御指摘、ごもっともでございまして、この部分はもう審査員の裁量はございませんで、事務局のほうでも計算できるものでございます。  ただ、こうした制度にいたしましたのは、従前は、実は宇佐市におきましては……。 ◯二十五番(徳田 哲君)ちょっと後ほど話しましょう。 ◯副市長(中原健一君)すぐに終わらせますので。  客観評価と主観評価を織りまぜてその審査項目をつくっておりましたけれども、これまで指定管理制度について議会で御審議いただく中でですね、それは非常に不透明であるという御指摘をいただきましたことから、主観評価と客観評価を明確に分けまして、他市もそういう事例がございますので、その部分についてはもう客観的な評価で計算式で計算できる形に改めたものでございます。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)副市長ね、二十二年度が三千五百九十三万、そして市が提案しているのが三千五百三万円、実際にA社とB社が出したのが三千百万近くなんですよね。これは縮減してます。結構なんですよ。それはそれでいいんです。一番今、答弁聞いて問題があったのが、客観的評価と審査員の皆さん方の評価、私は客観的評価なんていうものはですね、私はあんまり評価しないんですよ。というのがね、今回、いずれもそうなんですけど、A社がですね、全体で三四四・五〇、そしてB社が三二七・五〇、こういった評価ですね。そうすると、この管理の経費の縮減が図られていることであるとのいうのが十五対五なんです。これが十点あるんですね。この十点が一番大きいんです。このウサノピアの選定の中で一番ウエートを占めてる。これが、副市長おっしゃるように客観的評価が一番大きいわけですよ。そうすると、審査員の皆さん方は何だったんだ、こういうことなんですよね。  だから、もしこの十点がなくてもA社は勝ってるんです。私もこれをいろいろ見たときには、A社のほうがいいのかなというふうに思いました。しかしながら、どうもそういった方程式の中でやられると、審査員は何なのかという疑問が残ります。  それと、それは答弁ちょっと待ってくださいね。  それともう一点、私はケイミックスに、また名前言っちゃ、しげちゃんごめんな。これはいいのか。A社とB社、これについて数字が、今ケイミックスが一千八百万、テイクファイブが、人件費ですよ、二千八百七十五万。これをそのままストレートに受け止めれば、一千万の差があるから、当然ケイミックスのほうが縮減してるなというふうに理解できます。しかし、中身を見るとそうじゃない。舞台装置のどうのこうのという部分をこの中に入れてない。だから、二千八百七十五万、一千万も多くなったんだよという説明を聞きました。  ただですね、ケイミックスのほうで管理職、館長さん四百六十八万円、それから総務課長と業務課長を入れて四百十万円ずつ払いますよと。そうするとね、三名で千二百八十八万になるんです、一千八百万のうちの。そして、このプレゼンですか、答申の中で十六名体制でやる、こういうふうになってますね。そのうちの五名は委託に出しましょうと。そうすると十一名残る。十一名残った中で、一千八百万から単純に一千二百八十八万を引いたら五百万ぐらいしか残らないです。そうした中で、十一名体制を一年間ずっとやれるか。そして、信国部長が親のかたきとったみたいに時給八百五十円ならいいんだ、あなたはこの前こうおっしゃった。ところが、八百五十円で雇用しても、そんな一年間の人員を確保できない、これは。これがどうも数字がよく私にはわからない。  それと、もう一つね、テイクファイブのほう、これは市長に次年度の経過報告、決算書が出てますね。ごらんになったでしょう。これを見たときにですね、賃金、賞与、一千九百四十五万円、こういうふうに書いてます。今、ごらんにならなくて結構です。しかしね、黒塗りでですね、職員の職種等という中で正規の職員、それから今現在ウサノピアには四人の女性の方が勤務されてます。四人の女性の方の給与、課長、これは私は聞いたと記憶してるんですけど、昨日の一般質問じゃなかったかな、十八万から二十万ということを聞いた記憶があります。しかし、実際ですね、そうじゃないんですよ。確認したんです。だれとは言いません。証拠を見せろと言えば見せても構いませんけどね。十八万、二十万もらってないんです。そういった報告書を市長に出してる。だから、この一、二、三、四、五、六、七、八、九名のうちの館長という方は大分から来てるんですね。常勤とはいっても常勤ではない、実際は。そして、技術部隊、こういう方が三名おるんです。どう計算してもですね、この数字にならないんですよ。だから、私にきちっとした書類を出せと言えばいつもでも出しますけど、ここら辺はどうなんですか。調べたことありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)副市長の中原でございます。  人件費の部分につきましては、後ほど課長からお答えさせていただきます。  まず、総論の部分でございますけれども、先ほど私、数字を申し上げませんでしたが、募集要項によりますと、今回私どものほうで基準額は毎年度三千二百三十四万円という形になっておりますので、各事業者、A社、B社出された額について、それからの縮減という形で御評価をまずいただきたいというところでございます。  また、議員も御指摘いただいたように、価格差のところも当然大きい差がございました。ただ、それ以外のさまざまなサービスの向上が図れるかという、そういう客観評価以外の部分につきましても、今回指定管理候補になっておりますA社のほうが上回っておる状況でございまして、結果的にその部分について余り大きな差にはなっておりませんけれども、それはあくまで選定委員がそれぞれ第三者的な立場でですね、しっかりとA社、B社評価した上での、結果として差が生じなかったということでございますので、選定委員会の意味がないということではないという、しっかりとした質疑、応答を含めて御審議いただいておるものと私どもは考えてございます。  人件費につきましては、ちょっと課長から補足を。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)お答えいたします。  事務四名につきまして、年間三百万円が三名、それから一人につきましては事務主任者と、責任者ということで年間三百六十万円ということで承知しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)副市長、一点目の差がなかった。差があるんですね、この十五対五という差。これは客観的評価でしょう。これに私は問題があるというふうに、だからこの議案に対してですね、もっともっと評価委員の方々のきちっとした評価を、評価委員の方々の客観的じゃなくて主観的な、そのための評価委員の五名なんでしょう。だから、それを私はちょっと問いただしたい。  もう一点、今、三百万と三百六十万、これは一方的な報告でしょう。だから、それがそうじゃないんだよということなんですけど、そこら辺はどうなんですかって言ってる。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)前段の御質問は私のほうにでございましたので、お答えさせていただきますけれども、確かに最終的に差がついたところを見るとですね、なぜそこの客観評価だけにそんなにウエートがあるんだというふうな御議論になるかと思います。ただ、私ども、募集をかける際に、全体百点の評価基準があるとすれば、そのうちの八割はそういう客観評価、価格ではなくてサービス内容であるとか、その形態の状況であるとか、そういったもので、全体の八割はそういう基準価格以外の部分で十分内容を評価させていただいております。そういうのは価格ではなくて行政サービスの向上が図れるかということを主眼に置いた制度として、私どもはできておるんじゃないかというふうに思っております。  後半はお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)お答えいたします。  年間三百万円と言いましても、中には厚生年金、健康保険、労災保険、雇用保険、健康診断等、経費として給与から差し引かれる部分がございますので、その分を引きますと、手取りとしては低い額になろうかと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)課長ね、私も会社を経営してますよ。厚生年金とか雇用保険とか、全体の何パーセントぐらいかわかります。だから、今あなたが言った三百万とか三百六十万の範疇じゃないんです。もうこれは委員会に譲ります。もう時間がありません。  以上です。(「もう少しやったらいい」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)ただいま議案質疑の途中でありますが、ここで昼食のため暫時休憩いたします。  なお、再開は十三時ちょうどといたします。                    休憩 午後零時 五分                 ──────────────
                       再開 午後一時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  議案質疑を続行します。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)十四番 用松です。  昨日の夜、リハーサルをやったらですね、とても二十分じゃやれんということで、これは私が悪いんじゃなくて、二十分にしたのが悪いんで、絞ります。そして、徳田さんからも言われてですね、議長の権限で副市長が余計なことをしゃべるときはとめてくれと。徳田さんからも頼まれてますので、議長よろしく。(「そんなこと言うとらん」と呼ぶ者あり)言ったっちゃ。第一点。公にしたほうが議長のあれになりますから、勉強に。  それで、第一点、普通入札の場合はですね、要件設定型とか制限付などで、例えば県内に支店があるとか、あるいは支所がある、あるいは市内に出張所がある等々ですね、一定の条件をつけて地元の業者を保護するんですけども、なぜ全国公募にしたのかと。  それから、もう四点目にいきます。選定委員ごとの採点結果はどうなったのか。出さなければ、今までテイクファイブ、もといやすらぎのときもそうだったし、道の駅のときもそうだったし、議長が職権でですね、休憩させて、議場で配らせてもらいたと。  三点目は、人件費をテイクファイブより一千六十五万安くしたのはなぜかと。  もうそれで第一回終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)観光まちづくり課東原です。  十四番 用松議員の議案質疑にお答えします。  一点目、要件設定型、制限付一般公募ではなく、なぜ全国公募したのかについてですが、ウサノピアの指定管理につきましては、前回、平成二十年度の公募時には、現指定管理者一社のみが応募するという結果でございました。このような現状を踏まえ、今回の公募につきましては、多くの幅広い団体から事業に対する提案を受け、宇佐市の今後の文化振興の発展のために、積極的な事業展開を図るという観点から指定管理者を選定する必要があり、公平性、かつ競争性を確保する観点から広く全国に公募いたしました。  続きまして、選定委員ごとの採点結果はどうだったのか、また昨日の公表でなく公開と答弁したのではないか、なぜ非公開としたのかと、その理由も説明ということでございます。選定委員ごとの採点結果につきましては公開できません。また、公開すると一般質問では答弁しておりません。過去に同様の案件において、選定委員ごとの採点結果を求められ、議会運営委員会の協議を経て、議場での配付のみ認めるという条件で配付されましたが、議長からの指示にもかかわらず、この申し合わせ事項が守られていないということがございます。そういうことがあり懸念しております。  以上です。  それから五番目、人件費をテイクファイブより一千六十五万円も安くしているのはなぜかについてですが、人件費がB法人より安くなっている一番大きな理由といたしまして、B法人は技術スタッフ三名を自社より常勤として人件費に計上しており、それに対しましてA法人は技術スタッフを人件費では計上しておらず、ホール施設整備器具類の操作、整備業務委託費において、常勤一名と非常勤二名として計上しているためでございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)議事進行です。ちょっととめてください。議長の職権で、きちっと運営委員会を開いて、採点結果を出してください。お願いします。議事進行だから最優先。 ◯議長(衛藤博幸君)では、ここで暫時休憩したいと思います。                     休憩 午後一時五分                 ──────────────                     再開 午後一時九分 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、休憩前に引き続き、議案質疑を続行します。  ただいま、用松議員より資料の請求がありましたが、本件について今執行部に要求を議長としていたしましたが、この件に関しては約束がなかなかですね、前回も再三の約束があったにもかかわらず守れない、なかなかそういう個人の情報等の維持ができないということで、今回この場には提出ができないという旨でありました。  それで、特にですね、この資料がこの議案審議に当たっての必要性というのが特にはないと感じていますので、このまま質疑を続行したいと思います。  用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)絶対納得いかないので、県の農業文化公園を参考にとったら、全部、もちろんA、B、C、D、これは全部公開してるんですかね。そういうことですから、これを徹底して、これをやりよったら二十分かかるんで、納得いなかいということを表明して次に移ります。  先ほど徳田さんの質問の中でですね、給料は何ぼかって言ったら、我々、最初は二十二万から十八万の間と。ところが、三百万から三百六十万、一人二十五万円、一人は三十万と。大体漏れ聞くところによると十三万、どっちが本当なんですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)お答えいたします。  私どもがこの指定管理の部分で、館長、それから事務職、それぞれの分の計画を出していただいております。その部分につきましては、年額が三百万、それから二百六十四万……。 ◯十四番(用松律夫君)課長、どこのページを見て言いよるの。全然そんな数字、どこにあるんですかね。何ページか教えてください。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)これは差し上げておりません。済みません。 ◯十四番(用松律夫君)ケイミックスの資料。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)いや、テイクファイブ、B社でございます。 ◯十四番(用松律夫君)わかりました。ちょっと、議長、ほかの関係。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)計画と実績が違うということはちょっと明らかになったんですけど、今はケイミックスがどうかということを論議してるんで、二つ目にいきます。  そしたらですね、徳田さんが言われたように、一千八百九万七千円から三人の管理職を引くと五百二十一万七千円になると。これを八人で割って、八万六千九百五十円、平均ですけど、なるという数字は間違いないですか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)現在、収支計画書を提出されていますが、その分で人数で割り戻すとそのようになるというふうに思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)さっきの数字は、テイクファイブが今度出したんです。私が聞いてるのは、実際、今、職員が何ぼもらってるかって聞いたんです。それはちょっと勘違い。それを聞いてるんですよ。実際、徳田さんが言うように十三万前後だって言いよるんですけど、それは本当ですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)その件につきましては、個人情報に該当するのでわかりません。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そしたら、八万六千九百五十円になることは認めたんですけど、社会保険に入ってたら、それから何ぼずつ引かれるんですかね。てきぱき。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)金額によって異なると思いますので、その部分については把握しておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)それはすぐ社会保険に詳しい人に聞けばすぐわかる。後でまた聞いて、私が調べますけど、八万六千円じゃとても生活できないしね、昨日、市長の奥さんも納得したと思うんですよ。これはやっぱり生活できんなということで。  それでですね、埼玉県の幸手市、人口が約五万五千、ここはケイミックスに委託してるんですね。その委託の条件は何かというと、今までの雇ってる方々の労働条件を下げないと、これで選定してるんです。それをケイミックスは守ってると。なぜ、総務省の通達もあるのに、ケイミックスに遠慮して幸手市みたいな措置がとれないんですかね。休憩とって、私が言うのがうそと思うなら幸手市に聞いてください。手短に。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)お答えいたします。副市長の中原でございます。  幸手市につきましては、文化会館であったかと思いますけれども、継続的にケイミックスさんが、もう今たしか二期にわたっておとりになってるんじゃなかったかというふうに思っておりますけれども、そういった中でですね、その施設施設で過去の経緯等あってですね、例えばそういう条件を付さないといけないような特殊事情も、これはあるところでございます。そういったものは当然公募段階でそういった条件を精査してですね、こちらのほうとしては付さしていただいておるところでございますが、基本的にはどういった形で賃金を支払うかというところについては、雇用形態とかですね、勤務日数、勤務条件、こういったものについて大きく変わってくるところでございますので、現時点ではそうしたところまで、きちっと現状維持というまで制限をするのはちょっといかがなものかというふうに考えてございます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)それはケイミックスの側に立ってるから言うんで、労働者の側に立ったら、当然労働者の雇用と条件を守る、その条件をつけられないのはなぜかって、副市長は全然私の質問に答えてない。なぜつけられないんですか。何かケイミックスが遠慮せなならん事情があるんですかね、はっきり。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)議員の御発言、非常に問題があると思うんですけれども、(「いやそんなことない」と呼ぶ者あり)今のお話ですと、ケイミックスがあらかじめ応募することがわかっておったんではないかというような形でございますが、私どもは全くそういうことはございませんで、公平なルール、採点基準とはどういうものかを先に議論した上で公募させていただいております。ある特定の業者に有利なような条件をつけているものではございません。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そうではないんですよ。私は、あらかじめ知ってるんじゃなくて、最初からどこが応募しようが、現在の雇用条件から下げられることは認めませんよと、そういうのを募集要項になぜ掲げなかったかって聞いてるんですよ。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)先ほど申しましたように、指定管理者を評価する上で、非常にさまざまな観点から評価をさせていただいております。ですので、例えばその雇用条件は絶対これであるというようなものを最大重視するというのは、余りにも偏っておるんではないかというふうに思っております。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)これだけ深刻な貧困と格差が広がり、女性たちも頑張っておられると。一人は大神社女、ミスに選ばれて、ものすごく実務能力もあると。また一人は危険物の資格を持ってですね、本当に四人の女性の方々が頑張って、涙ぐましい、頑張っておられるんで、体力は十分あるんですよ。売上高は百二十四億。百二十四億の会社になぜ遠慮するんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)繰り返しになって恐縮ですけれども、特定の会社に遠慮するものではございません。公平な、あるいは公正な、そして民間事業者のノウハウというものを最大限生かせるような、公正な選定基準というのはどういうものかということを審議して、こういう形で公募させていただいております。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)あくまでも百二十四億ある企業でしたら、あるいはほかの企業でも一緒ですよ。ちゃんと人は城と。しかも総務省の、昨日読み上げたように通達が出てるわけですから、それを守るというのが当たり前と思うんですよ。市長の当たり前の方針にも反するんで、その辺は市長からきちっと注意しておってください。  次はですね、住民サービスとの関係で、勤務体系ですね。今四人の方が午前中二人、午後四人、夜二人という体制でやってるんですけど、ケイミックスのこの資料によりますと、ずっとパートで一人ですよね。管理部門三ページ、これで十分住民のニーズ、あるいはサービスにこたえられますか。保障はどこにあるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)お答えいたします。  常にパートといいましても、パートがいますし、常勤の方もいらっしゃいます。常に必要な体制はとられているというふうに判断しています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)実質は、時給八百五十円と、信国部長は日ごろ立派な人間ですけど、昨日だけはちょっとおかしくなっておって、八百五十円なんて、そんなら奥さんが八百五十円でいきますか、自分の奥さんが。納得いかないんですよ。で、パートって全部書いてるんですよ、ここに、計画書の中に。すべてパート、パート、パート、パート五名と、全部。こういうやり方っていうのは今後改善できるんですかね、ケイミックスと仮に議会で議決した場合、まあ、否決するかもしれませんけど、できますかね。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)お答えします。  三名の方については常勤でございますので、それ以外の方についてはパートによって補うという形で、現在のB法人の方針とほとんどかわらないと思います。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、常勤、常勤と言いますけど、このプレゼンテーション、もとい答申書を見ると、必ずしも三人が地元からじゃないと。なるべく地元ということを言ってますけど、もう人選は決まってるんですかね、ある程度、内定は。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)お答えします。  人選云々につきましては、あくまでも新たな指定管理者のもとでやられるということで認識しております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、地元採用の確約、覚書等は交わしてるんですか、念書か何か、地元採用。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)お答えします。  契約をいまだ締結していませんので、議決を得た後に、その中にお願いするというような形になろうかというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)済みません。ちょっと正確でない答弁がございましたので、一部修正させていただきます。  今、指定管理候補者のほうにつきましては、先ほど課長が申しましたように、基本的には地元雇用でやっていきたいという意思が表明されておりまして、ただ、トップの館長につきましては、これは非常に施設管理の責任者になりますので、市内で人材がおればよろしいですが、当面は市外に人材を求めざるを得ないような可能性もあると、そういったことを表明されております。基本的にはこの事業計画書に基づいて、それを遵守していっていただくということを基本協定で結んでいく、そういう流れになっております。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。
    ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、さっき課長、締結したらそういうふうに文書で覚書か何か交わすんですかね。地元採用。それとさっき言ったパートの社会保険に入るとかいうのも、これは文書でありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)私、今説明いたしましたように、事業計画書を遵守するようにという形での基本協定になります。何か特別に地元雇用を義務づける確約書を設けるものではございません。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)確約書がないと、昨日みたいに関西A社あっちのほうに行くということは、もうだれが考えても明らかなんで、あと時間が十何分かあるけど、とても間に合わんけん、次から二十分を外してもらおうと思うんですけど、市民の信頼という点では、答申書を見ると、ものすごい今の人たち、四人の方々が文化協会等々、利用団体に対する信頼が厚いわけですね。しかも、採点表を見ると、施設の設置目的に沿った管理方針で、平等な利用ができるというのは、テイクファイブのほうが九四・七五と、ケイミックスが九十点で、四・七五テイクファイブのほうがすぐれておる。もちろん私はテイクファイブの肩を持つとかいうことでは決してございません。事実をもって言いよるんで、ただ、労働条件が悪くなるから反対してるだけで、その点で信頼関係、こういう設置目的がテイクファイブのほうがすぐれているという評価を下してるんですけど、信頼関係が崩れないということは保障できるんですか。ちょっと長いときはとめとって。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)もちろんB法人につきましては、現在指定管理をやっていただいておりますので、地元の文化協会を初め信頼関係が構築されてきている、そういったところを非常に、現在の実績ですね、そういったものを評価されて高い点がつけられておるものだというふうに思っております。これは、ほかの施設にも共通ですけれども、新しい指定管理者になったときに、しっかりとそういった地元との連携ができるようにサポートしていくのも、これも行政の役割だというふうに考えてございます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)今まで指定管理者がもめるたびに、五人から七人になって、また五人になったり七人になったり、本当に公平性を少しでも確保しよったら、規定では七人以内ということですが、なぜ今回また五人に戻したんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)企画財政課長の辛島です。  公の施設指定管理者選定委員会設置要綱の中でですね、選定委員は委員七名以内ということで組織するということで、見識を有する者が二人以上、総務部長、施設を所管する部長と、あとそれ以外市長が認める者ということで、通常の場合は五名で選定委員をお願いしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)全然教訓をくんでいないですよ。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。(「いいですか」と呼ぶ者あり)  議事進行ですか。(「そうです、そうです。名前呼んで」と呼ぶ者あり)何ですか。(「議事進行上のね」と呼ぶ者あり)議事進行ですか。  徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)先ほど質問の中身でね、私がどうこう言ったとか、そんなことは議事録を見ればわかるんであって、それから、私の聞き違いかわからんけど、市長の奥さんがどうか言ったとか、あるいは特定の会社に応援する理由があるのかとか、これはある部分で不穏当発言ですよ、こんなものは。だからね、やっぱり少なくとも宇佐市議会の品位、権威、これはもうやっぱり重んじていただきたいと思うんで、議長、そこら辺少し考えてくださいよ。 ◯議長(衛藤博幸君)ただいま議事進行で意見が出ましたが、不穏当発言が見られるということで、後で精査をしてまた調整をしたいと思います。  ほかに質疑はありませんか。  十三番 林 寛君。 ◯十三番(林 寛君)十三番 林です。  通告はいたしておりませんが、少しお尋ねをいたします。  議第百三号の宇佐市文化会館ウサノピアの中身については、当該委員会で委員長以下、慎重にしっかり議論をしていただきたいと思っております。私もいただいた資料はつぶさに拝読いたしております。  私がお尋ねいたしたいのは、先ほど用松議員が終わりのところで少しお話ししておりましたけど、選定委員の人数の件であります。別の視点でのお尋ねでございます。平成二十一年の十二月第八回定例会で、百三十二号議案で提案のあった葬祭場やすらぎの里では、当初五名であった選定委員が、より多面的な角度、また多岐にわたる声を聞くということで、二回目のときには学識経験者や有識者を新たに加え、最終的には七名になった経緯、経過があります。二十二年十二月第八回定例会、二十三年八月第五回臨時会におきましても、全く同じ経緯、経過が道の駅いんないでありましたことは、私も十分認識しておりますし、議員全員の知るところであります。  今回、宇佐文化会館ウサノピアは、宇佐市における最も主要な文化施設であります。宇佐市の顔であろうかと思います。やはり当初から七名の委員で選定したほうがより中身の濃い審査ではなかったのではないかと思う。その辺のところは過去に出された議案の議論、討論の中で、その結果も踏まて執行方はしっかりと理解されると思っておりました。委員の選定の数の決定や根拠はどこにあったのか、まずお尋ねをいたします。  ちなみにですね、議員の全員とは申しません。より多数の議員は、前回、前々回の指定管理者決定の経緯、経過を踏まえて、選定委員は七名と認識をしております。  一回目の質疑を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を企画財政課長。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)企画財政課長の辛島です。  十三番 林議員の議案質疑にお答えします。  先ほど用松議員の説明の中で、選定委員はそれぞれ見識を有する者、総務部長、施設長、それ以外市長が認めるものということで、通常の場合は五名ですということで御説明申し上げました。先ほどやすらぎの里と道の駅いんないのお話の中で、七名になったということでございますが、これは第一回目での選定が議会否決されまして、再度選定するということで、より一層の公平、公正を期すためということで、その時限的に今回だけはということで七名にしております。  当然、今回のウサノピアについては、通常の場合に戻して五名ということで選定委員会を発足したということでございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)林 寛君。 ◯十三番(林 寛君)前回ですね、先ほど課長がおっしゃられたやすらぎの里、道の駅いんないなどはですね、一回目は否決され、再度提案され可決された経緯、経過がありますが、内容はもちろんですね、委員の数も五名から七名にふやしたことも可決された大きな要因の一つであろうかと私は思っております。今後ですね、我が市の主たる施設が指定管理者の指定を行う場合には、五名以上七名に固定するのではなく、指定管理者の指定については、選定委員の人数には、議会の声をも反映し、弾力的な考えはこれから持てないものかお尋ねいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)企画財政課長の辛島です。  お答えします。  選定委員会の設置要綱におきましては、七名以内ということになっておりますので、各施設ごとに状況が違いますので、その都度において考えていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)林 寛君。 ◯十三番(林 寛君)一応終わります。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百四号から議第百七号までの四件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  四件に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百八号 指定管理者の指定について(宇佐市勤労者総合福祉センター)を議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)徳田議員から忠告がありましたので、なるべく注意します。誤解のないようにしますので。  百八号ですね、単純な質問なんですけど、随意選定になったと思うので、収支がどうだったのか。赤字、黒字の中身と、赤字になってればもちろん赤字の中身、黒字ならどういう理由で黒字になったか、そういう収支についての説明と、二つ目はさっき言った随意選定の理由、この二点です。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(加藤義人君)商工振興課長の加藤です。  十四番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  まず、一項目めでありますが、平成二十二年度収支はどうなっているのかということですが、宇佐勤労者福祉協会の事業報告書によりますと、収入が事業収入一千八十五万八千三百四十円で、内受託料が、市からの受託料でございますが、二千八百四十二万九千円、その他十一万三千九百七十五円の収入でございまして、トータル三千九百四十万一千三百十五円であります。これに対しまして支出は、事業費としまして七百十九万二千九百九十三円、管理費三百二十二万七千九百六円で、その他支出が二十八万三千三百二円となりまして、合計三千九百七十四万七千二百一円です。多少の支出超過ということで赤字となっております。  続きまして、二項目めでありますが、随意選定の理由についてですが、宇佐市勤労者総合福祉センターは、開設時より宇佐勤労者福祉協会が管理を行ってきました。当センターの目的は、勤労者の文化及び健康の増進並びに福祉の向上を図ることであります。勤労者の福祉の増進を目的とする当協会と同一ということになっております。宇佐勤労者福祉協会は、当センターを中核として、勤労者の労働意欲の向上や福祉の増進、余暇時間の活用など、利用者ニーズに即した施設の運営に工夫をし、各地教室やさまざまな活動の拠点となるよう、また、勤労者のゆとりある生活、市民の生きがいのある生活の場として有効利用されるよう努力しております。  営利を目的とせず、このような事業を行う団体は、市内に当協会のほかにはありません。また、長年のノウハウ、実績があり、市民、利用者からも信頼は非常に厚いものがありますので、このため随意選定といたしました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)私は決して随意選定が悪いと言ってるわけじゃないんで、必要な随意選定はやってですね、全体の利益、もちろんサービスの向上に努めて、本来なら、市の施設は直営にすべきだというのが本来の考えですけど、それで質問の一点になるんですけど、さっき言った支出超過で若干赤字と。この赤字分はどういうふうに処理していくんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(加藤義人君)若干の赤字と申し上げましたが、実質三十万ぐらいの年度赤字でありましたので、この協会がずっと経営を行っておりますので、その中の内部留保等により解消と申しますか、経営を継続している状況でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)内部留保は幾らあるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(加藤義人君)この協会につきましては、次の議案にもございますが、勤労青少年ホーム等も指定管理の受託を行っておりまして、トータルで、総合的に管理運営を行っておりますので、全体としては黒字というふうになっております。  以上です。 ◯十四番(用松律夫君)もういいです。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑ありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百九号 指定管理者の指定について(宇佐市勤労青少年ホーム)を議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)十四番 用松です。  百八号と同様の趣旨ですので、とりあえず第一回は同様の説明をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(加藤義人君)商工振興課長の加藤です。  十四番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  議員おっしゃいましたとおり、同じような内容で読み上げをいたします。  一項目め、二十二年度収支はどうなっているのかについてですが、宇佐勤労者福祉協会の事業報告書によりますと、収入が、事業収入二百万四千百十円で、受託料一千四百四万六千円、その他十万七百五十円の合計一千六百十五万八百四十五円です。支出は、事業費二百四十八万七千百九十一円、管理費一千四百四万六千百十九円の合計一千六百五十三万三千三百十円です。  二項目め、随意選定の理由についてですが、宇佐市勤労青少年ホームは、平成七年度より宇佐勤労者福祉協会が管理を行ってきました。当協会は、隣接するさんさん館を中核とし、中小企業に働く勤労者の職業相談等、各種相談並びに教養文化活動及びスポーツ活動の各種教室、講演会を開催し、勤労者の福祉の向上を図るために設立された財団法人です。そのため、当施設の設置目的である勤労青少年の健全な育成と福祉の増進を図ることを実現するために、また、勤労青少年相談員の資格を有する職員がいることもあります。当施設を管理していただくには最適な団体であります。さらには、長年のノウハウ、実績があり、市民、利用者からの信頼も非常に厚いものがあります。そのため随意選定といたしました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)再質疑はありませんか。  用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)ここもちょっと聞き漏らしてなければ、一千六百十一万五千八百四十五円と一千六百五十何万って、少し赤字ですけど、この赤字はどういうふうにしたんですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(加藤義人君)商工振興課長です。  お答えいたします。  先ほどと同じように、長年管理運営を行っておりますので、内部留保とかそういうことで若干の調整を行っております。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)先ほど突っ込んで聞こうと思ったけど、もうこれであれですけど、内部留保だけはきちっと教えてください、幾らか。今後のこともあるので。
    ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(加藤義人君)後ほど資料を差し上げたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第百十号 指定管理者の指定について(宇佐市双葉の里)を議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)十四番 用松です。  百十号もちょっと同様の趣旨ですので、もう収入の一々は言わんでいいですけど、収入が何ぼで支出が何ぼと、その結果どうなってるという分析だけでいいです。  それから、二点目も随意選定の理由です。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)十四番 用松議員の議案質疑にお答えします。  収入につきましては、指定管理者委託料二百十万一千円、その他収入で三百五十万九千四百四十一円、合計で五百六十一万四百四十一円、歳出につきましては、合計で五百十八万六千二百十円ということになっております。  続きまして、随意選定の理由について申し上げます。宇佐市双葉の里の指定管理における随意選定の理由でございますけれども、指定管理者として随意選定いたしました双葉の里管理組合は、昭和の大横綱双葉山生誕の地であります下庄地区を中心としました地元住民によって組織されております。郷土の誇りであります双葉山を顕彰するする施設ということでもあり、施設管理や清掃、イベント等の自主事業についても非常に熱心に取り組んでおります。必要最小限の人員配置と節電、節水等の経費節減への努力も見受けられます。来場者に対しましても、地元住民ならではのおもてなしの精神で接する姿勢がよく見受けられ、資料展示室では愛着を持った丁寧な説明が非常に好評で、宇佐市のイメージアップにも貢献していると感じております。  また、昨年の横綱白鳳効果から、各種メディアからの注目を浴び続けてきた施設でございますけれども、各種メディア関係への対応も懇切丁寧で、双葉山と宇佐市の周辺広告に大きく貢献していただきました。  以上のことから、これまでの経験と実績、地域の特性と団結力を生かした管理体制と地域コミュニティのさらなる活性化も期待できることから、双葉の里管理組合を引き続き指定管理者として随意選定することが妥当であろうというふうに考えまして、随意選定ということにさせていただきました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)私も超六十連勝の石碑の除幕式に出席をさせていただいて、感動した者の一人であります。とりわけ人間双葉山のあの生き様には、本当に心を揺るがすものがありました。つめのあかでもせんじて飲まなきゃなというふうに心から思っておりますので、そういう点ではですね、やっぱり宇佐が誇るべきそういう偉人ですから、必要なですね、管理組合に助成をふやしてでもさらなる発展を願いたいと思うんですけど、その辺は今後考えられないんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(東原亮一君)超六十連勝力士碑ということで、ますます地元の人たちが力を入れて頑張りたいということで決意を表明しているところでございます。今後の計画につきましても、まだ検討段階でございますので、今後さらなる飛躍を目指して計画を立てていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)済みません。ちょっと補足させていただきます。  ちょっと口うるさい感じになるかもしれませんけど、指定管理制度でございまして、単純な市の委託事業ということではございませんので、一度提案をいただいてですね、こういう形でこの委託料でやっていきたいという事業計画をあらかじめいただいておりますので、それをこちらで急にふやすとかですね、そういうものではございません。これは随意選定の場合であっても、特段の事情の変化、災害等がありましたら、それは臨機応変に応じさせていただきますが、確かにそういった形で委託料の増額というのはなかなか難しいんですけれども、確かに双葉の里、布津部、下庄の皆様、非常に熱心にお取り組みいただいておるというところは市も感謝を申し上げておるところでございます。  そういったところがありまして、今回、双葉の里、開館してから相当たっておりまして、展示物もなかなか配列がわかりにくいというような声もありましたので、今回リニューアルという形でさせていただいたところでございます。また、実行委員会からの声もあって、超六十連勝碑を建立すると、こういった形で、外的な形でですね、御支援をさせていただいております。今後、またそういった運営面でもノウハウ等、市の職員も手伝ってですね、一層双葉の里を飛躍することをやらせていただきたいということでございます。そういった趣旨でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)その面では、副市長、大いに応援しますので、私からもですね、ぜひよろしくお願いいたします。  終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑ありませんか。  五番 河野康臣君。 ◯五番(河野康臣君)五番 河野康臣でございます。  通告はいたしておりませんが、質疑をさせていただきます。  議第百十号にかかわってだけではないんですが、この種の指定管理者の指定に関する選定の結果等につきましては、議員全員協議会等を開いて執行部の責任説明を求めたいと思うんでありますが、御見解はいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)河野議員、ちょっとこの議案に関しての質疑を今行っておりますので、全般的な指定管理に関する意見は、また一般質問等でお願いしたいと思いますけど、よろしいでしょうか。 ◯五番(河野康臣君)了解しました。失礼しました。 ◯議長(衛藤博幸君)ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  最後に、報告第二十六号から報告第二十八号までの三件に対する質疑を行います。  通告はありませんが、質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  三件に対する質疑を終結いたします。  これで、報告に対する質疑を終結いたします。  以上で、全議案に対する質疑を終結いたします。   ~ 日程第二 議案並びに請願の委員会付託 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第二、議案並びに請願の委員会付託を議題といたします。  まず、議案につきましては、本日文書をもって通知いたしておりますとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  次に、請願につきましても請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  次の本会議は十二月二十二日午前十時から再開いたします。日程は、委員長報告の後、委員長報告に対する質疑、討論、採決ほかとなっております。  本日はこれにて散会いたします。  御苦労でございました。              散会 午後一時五十二分 宇佐市議会...