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2010年12月08日 平成22年第8回定例会(第4号) 名簿
2010年12月08日 平成22年第8回定例会(第4号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2010-12-08
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    2010年12月08日:平成22年第8回定例会(第4号) 本文 (231発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過 (四日目)              再開 午前十時〇二分 ◯議長(浜永義機君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十一名で、地方自治法第百十三条の定足数に達していますので、議会は成立いたしました。  これより十一月三十日をもって招集されました第八回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き市政一般に対する質問となっています。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(浜永義機君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。   市政一般に対する質問一覧表(平成二十二年十二月八日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨      │答弁を ┃ ┃      │                        │求める者┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃十二番   │一、観光振興について              │    ┃ ┃衛藤正明君 │  宇佐市内には、多くの観光資源があり、旧   │    ┃
    ┃      │ 院内、安心院の標高五〇〇m前後には岳切渓   │    ┃ ┃      │ 谷マチュピチュ、西椎屋の滝、ロッククラ   │    ┃ ┃      │ イミングがなされている高岩、宇土の滝、和   │    ┃ ┃      │ 田橋(石橋)、やん岳展望台、恵曽の滝、岡   │    ┃ ┃      │ ゆず団地逸見邸、余の滝、両合棚田、両合   │    ┃ ┃      │ 橋、りんやの滝、福貴野の滝、烏帽子山、鉈   │    ┃ ┃      │ 落の滝、東椎屋の滝、国境の滝、アフリカン   │    ┃ ┃      │ サファリなど横断的に高山ならではの四季折々  │    ┃ ┃      │ の素晴らしい景観をもつ観光資源がある。    │    ┃ ┃      │ (1) 観光資源に沿った道路整備が必要と考える  │市  長┃ ┃      │   が市長の見解を伺う。           │    ┃ ┃      │ (2) 今年度、岳切渓谷には夏期だけで、七六、  │担当部課┃ ┃      │   〇〇〇人来場者があり、駐車場が足りなく  │長   ┃ ┃      │   不備の声を多く聞いているが、早急な駐車  │    ┃ ┃      │   場の整備が必要と考えるが計画について伺  │    ┃ ┃      │   う。                   │    ┃ ┃      │ (3) 広く各地に運行されている市所有の中型バ  │担当部課┃ ┃      │   スボディカラーについて、もっと宇佐市  │長   ┃ ┃      │   の観光的にピーアールできるデザインにラッ │    ┃ ┃      │   ピングを行ったらどうか伺う。       │    ┃ ┃      │                        │    ┃ ┃      │二、農地、森林における(シカ)の獣害防止駆   │担当部課┃ ┃      │ 除対策はどのように取り組むのか伺う。     │長   ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃二十番   │一、限界集落問題について            │市長・部┃ ┃高橋宜宏君 │ (1) 限界集落とは、六十五歳以上の高齢者が半  │長及び担┃ ┃      │   数を超え、冠婚葬祭など共同体の機能の維  │当課長 ┃ ┃      │   持が難しくなった集落のことだが、国土交  │    ┃ ┃      │   通省集落状況調査では、二〇〇六年四月  │    ┃ ┃      │   時点で六十五歳以上の高齢者が半数以上を  │    ┃ ┃      │   占める集落が七、八七八集落(一二・七%)、│    ┃ ┃      │   機能維持が困難となっている集落が二、九  │    ┃ ┃      │   一七集落(四・七%)ある。        │    ┃ ┃      │    また十年以内に消滅の可能性のある集落  │    ┃ ┃      │   が四二三集落、「いずれ消滅」する可能性  │    ┃ ┃      │   のある集落が二、二二〇集落の合わせて二、 │    ┃ ┃      │   六四三集落あるという。この「十年以内」  │    ┃ ┃      │   と「いずれ」を合わせた数は一九九九年の  │    ┃ ┃      │   調査と比較して二八四増加している。現在、 │    ┃ ┃      │   宇佐市には五十五歳以上が半数以上おり、  │    ┃ ┃      │   近い将来担い手がいなくなる準限界集落と  │    ┃ ┃      │   限界集落はどれくらいあるのか。またこれ  │    ┃ ┃      │   らの集落に対する対策を、今後どう執って  │    ┃ ┃      │   いくのか。                │    ┃ ┃      │二、観光問題について              │    ┃ ┃      │ (1) 自民党政権下に景気対策の一環として、二  │    ┃ ┃      │   〇〇九年三月二十八日より土日祝日の高速  │    ┃ ┃      │   道路料金を一、〇〇〇円で乗り放題にした。 │    ┃ ┃      │   対象は、東京と大阪の近郊を除く全国の高  │    ┃ ┃      │   速道路で、ETC(自動料金収受システム) │    ┃ ┃      │   を搭載した軽自動車および普通自動車だ。  │    ┃ ┃      │   また民主党政権になって二〇一〇年度から  │    ┃ ┃      │   三十七路線五十区間の合計一、六二六kmが  │    ┃ ┃      │   無料化の対象となる社会実験が実施されて  │    ┃ ┃      │   いる。こうした高速料金の低料金・無料化  │    ┃ ┃      │   が功を奏して、全国の観光地の観光客数は  │    ┃ ┃      │   前年比増の傾向にあるという。ここ五年間  │    ┃ ┃      │   の宇佐市の観光動態はどのようになってい  │    ┃ ┃      │   るのか。                 │    ┃ ┃      │三、勤労青少年ホーム勤労者総合福祉センター  │    ┃ ┃      │ について                   │    ┃ ┃      │ (1) 宇佐市大字四日市に隣接して似たような施  │    ┃ ┃      │   設がある。勤労青少年ホーム勤労者総合  │    ┃ ┃      │   福祉センター(さんさん館)だが、設置目  │    ┃ ┃      │   的や事業概要、特性等その違いは。     │    ┃ ┃      │ (2) 二つの施設の利用状況並びに利用収入、ラ  │    ┃ ┃      │   ンニングコストは。また課題があれば教え  │    ┃ ┃      │   てほしい。                │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃二番    │一、市民サービスについて            │市長・部┃ ┃中山実生君 │ (1) 長引く景気の低迷から、生活保護世帯が急  │長及び担┃ ┃      │   増していると言われている。        │当課長 ┃ ┃      │   1)宇佐市の過去三年の世帯数の推移は。   │    ┃ ┃      │   2)貧困の連鎖を断ち切るための策をどのよ  │    ┃ ┃      │    うに考えているか。           │    ┃ ┃      │ (2) 高齢者問題について            │    ┃ ┃      │   1)一人暮らしの高齢者を二十四時間見守る  │    ┃ ┃      │    光ファイバーを活用した高齢者見守りシ  │    ┃ ┃      │    ステムの考えはないか。         │    ┃ ┃      │   2)市営住宅における高齢者の住み替えをス  │    ┃ ┃      │    ムーズに出来る体制はとれないか。    │    ┃ ┃      │ (3) 地球温暖化対策について          │    ┃ ┃      │   1)市民参加の省エネを進めるために二酸化  │    ┃ ┃      │    炭素排出量取引制度を創設したらどうか。 │    ┃ ┃      │ (4) 選挙制度について             │    ┃ ┃      │   1)期日前投票が増加傾向にあると思われる  │    ┃ ┃      │    が、直近の選挙で投票者数に占める割合  │    ┃ ┃      │    は。                  │    ┃ ┃      │   2)宣誓書は高齢者や障害者、その場での記  │    ┃ ┃      │    入に戸惑いやすい人達に配慮した手続き  │    ┃ ┃      │    の簡素化を求めるが、市の考えは。    │    ┃ ┃      │ (5) 高齢化の進展に伴い、年々医療費が増加し  │    ┃ ┃      │   ているのが現実である。医療費を抑制し、  │    ┃ ┃      │   市民の健康を守るためにも予防医学の視点  │    ┃ ┃      │   が重要になると思われる。         │    ┃ ┃      │   1)女性の命を守るため子宮頸ガン予防ワク  │    ┃ ┃      │    チンの公費助成の考えは。        │    ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━┛ ◯議長(浜永義機君)まず、十二番 衛藤正明君。
    ◯十二番(衛藤正明君)皆さん、おはようございます。十二番の衛藤正明でございます。  本年は近年にない、高山のほうでは大変すばらしい紅葉の年でございました。そのような中に、宇佐市におかれましても、高山にすばらしい紅葉、四季折々の自然を持つ資源を改めて見直すことができたところでございます。  本日は議長の許可をいただきまして、観光振興について初め二項目四点について質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。  宇佐市には多くの観光資源があり、旧院内、安心院町の標高五百メーター前後には岳切渓谷、マチュピチュ、西椎屋の滝、ロッククライミングがなされている高岩、宇土の滝、和田橋、やん岳展望台、恵曽の滝、岡のゆず団地、逸見邸、余の滝、両合棚田、両合橋、りんやの滝、福貴野の滝、烏帽子山、鉈落の滝、東椎屋の滝、国境の滝、アフリカンサファリなど横断的に高山ならではの四季折々のすばらしい景観を持つ観光資源があります。  そこで、一点目といたしまして、この観光資源に通ずる、観光資源に沿った道路の整備が必要と考えるが、市長の見解をお伺いいたします。  次に、二点目、今年度の岳切渓谷には、夏期だけで七万六千人の来場者があり、駐車場が足りなく、不備の声を多く聞いたところでございます。早急な駐車場の整備が必要と考えるが、計画について伺います。  三点目、広く各地に運行されている市所有の中型バスのボディーカラーについて、もっと宇佐市の観光的にアピールできるデザインにラッピングを行ったらどうか伺います。  二項目め、農地、森林におけるシカ、シシも入るわけでございますが、獣害防止駆除対策はどのように取り組むのか。  以上、二項目四点お伺いしまして、一回目の質問を終わります。答弁のほうよろしくお願いいたします。 ◯議長(浜永義機君)それでは、衛藤議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。  十二番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目めの一点目、観光資源に沿った道路整備が必要にについてでありますが、議員御指摘のとおり、宇佐市には宇佐神宮や鏝絵、石橋などのほか、宇佐地域、安心院地域、院内地域、それぞれの地域において数多くのすばらしい観光資源を有しております。  現在高速道路の低料金化や無料化などにより、車を利用した観光需要の増加も期待されるところであり、これらの観光資源を活用した観光振興を行うためには、周辺道路の整備が必要であると認識をいたしております。  このため現在イモリ谷がある安心院の松本と野山を結ぶ松本線、ミステリアスな観光スポットとなっている桂昌寺跡地獄極楽のある東恵良から楢本を結ぶ中恵良線、余温泉のある上余から院内町貴船を結ぶ飯塚滝貞線の整備に取りかかっているところであります。  しかしながら、数多くある観光資源に沿った道路整備となりますと、長期にわたる計画的な取り組みが必要となりますので、観光ニーズ、観光ルート、経済効果、財政状況などを総合的に勘案しながら進めてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの観光振興についての二を、院内支所長 三谷幸助君。 ◯院内支所長院内支所地域振興課長(三谷幸助君)皆さん、おはようございます。院内支所長の三谷です。  十二番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、観光振興についての二点目、岳切渓谷の駐車場計画についてですが、直近五カ年の平均で、岳切渓谷キャンプ場利用者は年千四百人強、日帰り来場者は年七万五千五百人強と、宇佐市南端地域での有力な観光資源であると認識しています。  議員御案内のとおり、夏場のピーク時には多くの観光客が訪れますが、夏休み期間中の土日などは、駐車場が逼迫し、支障を来していることも事実でございます。  現在の駐車場の現況としましては、管理棟前駐車場が二十台、市道田所岳切線わきに造成した第一、第二、第三駐車場の合計が八十台となっています。  駐車場整備につきましては、関係用地の所有者である集落内外在住者記名共有者各位の協力を得ることが必要となっており、事業の推進に当たりましては、関係集落、地権者、観光協会等との調整を図りながら、早期の事業化に努力したいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、同じく一項目めの三を、総務部長 筒井道雄君。 ◯総務部長(筒井道雄君)おはようございます。総務部長の筒井でございます。  十二番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  一項目めの三点目、市所有の中型バスのボディーカラーについて、観光的にアピールできるデザインにラッピングを行ったらどうかについてですが、議員からの御指摘のあった市所有バスのラッピングについては、宇佐市の観光や特産品をPRする上では、一つの有効なアイディアであると思っています。  今後、道路運送法上の課題やPR効果、必要財源等総合的な見地から、他の先行事例等も参考にしながら、調査、研究を行ってみる必要があるのではないかと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、二項目めの獣害防止駆除対策についてを、経済部長 原田昭一君。 ◯経済部長兼耕地課長(原田昭一君)おはようございます。経済部長の原田です。  十二番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、獣害防止対策についてですが、鳥獣による被害は、中山間地域における喫緊の課題であることから、有害鳥獣の駆除による個体数の削減と鉄線さくなど、防護さくのに設置による予防対策に取り組んでいます。  鳥獣による被害を最小限に防ぐためには、有害鳥獣の個体数を削減することが最も有効な手段であることから、従前の猟銃とわなによる手法で、有害鳥獣を捕獲しており、昨年度から捕獲期間中に捕獲されたすべての個体を捕獲報償金の対象に拡大し、今年度から捕獲報償金に市費を上乗せして対応しているところです。  防護さくの設置などによる予防対策では、昨年度から電気さくに対する補助に市単独枠を創設したところであり、今年度は鉄線さく設置事業について、国の補助が要望の一二%しか認められないという異常事態の中で、市負担率を引き上げて対応してきたほか、今回国と県事業の地元負担金の負担率が同じになるよう市費を上乗せする補正予算案を提案しているところです。  鳥獣による被害は耕作意欲等にも大きく影響を及ぼす重要な課題でありますので、今後も現在の実施状況を検証しながら、できるだけ被害が最小限になるよう柔軟に対応していきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)それでは、順次再質問をいたしますが、まず、一点目の観光資源に沿った道路整備が必要ではないかという点でございますが、この観光ラインは紅葉を初め四季折々の自然の中で、岳切渓谷からアフリカンサファリ、宇佐市の旧院内、安心院の五百メートル級に、ほぼ、この山脈沿いといいますか、国道、県道を横断しながら、市道、林道で、現在これはもうつながっているラインでございます。そのラインの中に、観光資源といたしまして、先ほど言いましたように、私の知る範囲では、滝だけでも十個、それからまた、ほかに石橋、棚田等、また滝については、まだ小さいものが、それぞれの谷に点在をしているようなラインになるわけでございます。  現在、こうして横断的な市道、林道で結ばれているわけでございますが、この間に未舗装、できてない舗装の部分が何カ所かあります。それから、ちょっと改良が欲しいなというような部分もあるわけでございますが、この部分の解消が早期にできるならば、この観光ラインは一気に交流人口がいみっていくんではなかろうかなと、こんなふうに思います。  私どもが、宇佐市の一番上にいるわけでございますけれども、よかろうパークのキャンプ場がございますけど、そこに訪れた方も、東椎屋の滝に行くのはどこが一番いいんかなと、福貴野の滝に行くのはどこが一番よいかねと、話があったら、私どもが説明するのは、この舗装の部分、それから、未改良が幾分か、ちょっときついかな、まず、舗装ができてないのが、まず第一点です。この道を案内ができません。キャンプ場に来た方は、福貴野の滝に行くといったら、一たん由布院のほうに上がって、安心院のほうに、安心院川上線ですかね、あの県道を下っていってもらうか、もしくは恵良におりていただいて、下の農免道路を横断してもらって福貴野の滝、東椎屋の滝に行く。また、西椎屋の滝においても同じようになるわけですけど、西椎屋の滝、それから、岳切渓谷は和田集落を通って、玖珠町に一応出て、そして行けば行くという、これはひとつの、今回の私が申し上げているその部分は、そういった横断的なマチュピチュ、西椎屋の滝、それから、恵曽の滝までぐらいは、上を行っても、下を行っても、その横断的なものに入っているわけですけど、それから向こうになる部分が、先ほど申したように、他市に入りながら行かなければ、迂回していかなければ行けない。そんなにしたらどのくらいかかりますと、このぐらいかかるだろうと言ったら、もう、それじゃあ、由布院のほうに行こうかとか、玖珠のほうに行こうかとか、そういった声がだんだんというか、結構耳にするわけでございます。  また、キャンプ場オープン期間だけじゃなくしても、ちょうど私ところの前を通っている下恵良九重線が由布院、九重町を結んでいるというようなことで、上のほうから宇佐市に入ろうとすると、やっぱりそこで宇佐市の観光的な部分の、ここはよかろうパークの位置ですけど、先ほど言ったように、ここに行くにはどこに行きますかという話があるわけです。同じような説明をするわけですけど、やはりそこで、ああ、もうちょっと行くのが大変じゃなあ、遠いですねというようなあれがよくあります。  そこで、このライン上の中で、市長も、皆さんも御存じのように、余谷の逸見邸、それから余の滝から、滝貞が今改良いただいています。あの上から山越えといいますか、ちょっと山越えのようになるわけですけど、両合棚田、両合橋から福貴野の滝までは時間的に、舗装ができたら、五分じゃ無理かもわかりませんけども、十分もあれば間違いなく行くと思います。  今現在はどうかと言うと、両合棚田から福貴野の滝に行くのは、通常の乗用車では三十分ないし三十五分ぐらい、おりて、横断して上がっていくというような、時間がかかるかなと、はかってみたわけじゃないけど。さらに、それを横断ずっとしていくと、先ほどから話した滝がずっと点在して、横断しております。  そこで、課長に、両合棚田から福貴野の滝までの間、あの市道ですね、市道を滝貞クボタ線ですかね、この部分は舗装が全部終わっているんだろうと思いますけど、大平滝貞線の中になるんですかね、どのくらい舗装ができてない部分があるんですかね。 ◯議長(浜永義機君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(加藤義人君)おはようございます。院内支所産業建設課長の加藤でございます。  衛藤議員さんの再質問にお答えいたします。  余の滝や両合棚田があります旧院内町部分と、福貴野の滝のあります旧安心院町部分とが、山の中で林道風の町道が接合しているわけでありますが、院内側から滝貞久保畑線で、延長が千九百五十五メーター、平均幅員が三・八メーターの状況であります。安心院側からは、大平滝貞線ということで千六十六メーター、平均幅員が四・二メーターということで接続をしております。通行はもちろん可能でありますが、院内町側から尾根に登るまでがコンクリート舗装となっておりまして、バスなどはもちろん通れませんし、普通車でもちょっと無理かという状況でございます。安心院町側のほうが、未舗装でございまして、一部山道状で、路肩が崩れていたりとかいうことで、すいすい行けるというような道路ではございません。  私どもとしましては、集落間の交流でありますとか、林業用途、あるいは議員さんおっしゃいます観光需要等、そういった需要を勘案しまして、維持補修には努めたいというふうに考えておるところでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)それで、この市道については、今現在は改良等の計画とかいう部分は全然ないわけですかね。改良といいますか、そういった整備ですね。 ◯議長(浜永義機君)土木課長。 ◯土木課長(橋本精治君)土木課長の橋本です。  お答えいたします。  先ほど答弁しましたように、院内、安心院のほうでは松本線、中恵良線、飯塚滝貞線の工事に着手しております。今、議員おっしゃられる市道大平滝貞線の、まだ整備計画は全然ありません。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)そこで、市長にちょっとお尋ねしたいわけですが、そういったように、完全未舗装の部分は、余りそう遠くあるもんじゃなかろうかと思うんですよね。まず、今後舗装等を計画をすれば、必ず、余り遠い距離の間ではございませんけど、その両方といいますか、その周辺にある森林のことも考えたときに、経済効果的にも何ら問題があるものじゃないんじゃなかろうかなというような位置を通っている道路であります。何とか、この部分を整備をできないものでしょうか。もう一度ちょっとお尋ねいたします。 ◯議長(浜永義機君)土木課長。 ◯土木課長(橋本精治君)土木課長の橋本です。  先ほど言ったように、道路の整備は行っておりますが、やっぱり財政事情、それから通行量の関係、一遍にですね、たくさんというか、多くの路線に手がけるのは、今の段階では困難かなあと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)ひとつ、一遍に大きな事業か何かに乗せながら、改良ができていけば、それが一番よいわけでしょうけど、そこら付近は、何といいますか、検討されながら、徐々にできるところから、そのラインを何とか舗装で結ぶというような方向に計画をしていただきたいと、そんなふうに思うわけでございます。  この路線がつながったならば、由布院から安心院に入る観光客、それからまた、深耶馬渓から岳切渓谷に入ってくる観光客等も、必ず横断的なラインが舗装ができて、乗用車等までが通るということになれば、大型までいかなくても、山間地域においては、すごいにぎわいを持つ活性化になるんじゃないかなと、交流人口がいみることによってと、また、地域の方々もそういったことを生きがいに、それなりの観光資源のもとで一生懸命生きがいを感じながら、活発化していくといいますか、そういう思いでなりませんので、どうかひとつ、前向きのほうに検討していただきたいと、こんなふうに思います。  それでは、一点目はそれで終わります。  次に、二点目でございますが、二点目の岳切渓谷駐車場計画についてでございますが、観光地の発展は常に訪れる方といいますか、観光客に沿った動員数等を受け入れるという形の中でもって、駐車場をきっちり整備しながら、また、次にはトイレをきっちり、清掃準備をいつでも受け入れられるというようなことが、一番観光地の発展には大事じゃないかなと、こんなふうに私は思っております。  そういったものが不備であるということになると、やはり二度、三度の足の踏み込みというものが懸念されてくるというようなことで、一定のところまでは観光地の資源との中まで入りますけど、それ以上にということになると、なかなか厳しいものがあるかなというふうに思います。  本年、岳切渓谷には、先ほど言いましたように、七万五、六千人の人が訪れたようですけど、休日に、本当地元の管理者の方々は大変な苦慮をされたようで、管理者の方々でなくして、職員の方も行かれたかと思うんですけど、現在の駐車場は、関係者が多く管理中で、いろんな問題が出てきたりするようなお話も聞くところでございますが、この岳切渓谷の駐車場の整備については、やはり関係者の皆さん方に御理解をいただきながら、このスペースといいますか、そういったものの駐車場のスペースを、市のほうで確保しながら、共有地をですね、しながら、事業化に進めていくのが一番よいんじゃないかと思うわけですが、その点はどうでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(加藤義人君)院内支所産業建設課長の加藤です。  十二番 衛藤議員さんの再質問にお答えいたします。  御指摘のとおり、岳切渓谷にはいっぱい夏場車が来ます。それで、旧院内町時代から、駐車場の整備については非常な課題だというふうにとらえられてきたんでありますが、議員さんおっしゃるとおり、地元の地権者との調整等が一番大きなネックとなりまして、簡単に整備が進んできてない、また、管理上も支障を来たしているというのが現況でございます。  計画についてでありますが、岳切渓谷キャンプ場整備計画ということで、所管課は私どもの課の中の位置づけとして計画を持っております。今年八月に個別の計画を策定いたしまして、市の上部のほうへ上げていきたいという、原課としての気持ちでありますが、これによって、平成二十三年度以降で実施計画に搭載すべき協議を行っているところでありますが、事業推進等の環境の整備が必要ということで、即予算化ができるという状況ではないということで御理解をいただきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)ぜひ、早期の完成をですね、整備に向けて、全力を挙げていただきたいと思うわけでございますが、この岳切渓谷においても、今、山の値段といいますか、余り高くもないかなと思ったりするんですけども、岳切渓谷の将来のオールシーズン化をもかんがみながら、桜、それからもみじ等も、まだまだ植栽ができるような、そして、少しでも長い期間に観光客が訪れるというような部分を見越した形の中での駐車場整備計画も含めて、外のほうが含まれるわけですけど、駐車場計画の事業化を進めたらどうかと思うんですが、その点どうでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(加藤義人君)お答えします。  やりたい気持ちは山々なんですが、先ほども申しましたように、地権者との折衝をあらかじめ感触を得た上でなければ、なかなか事業に取り組めないという現況がございますので、その点を事前に整理した上で、全市的に取り組んでいくような計画にしたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)どうぞ、それではひとつ、早期の完成をお願いいたしまして、この駐車場については終わりますが、もう一件、これは直接岳切渓谷の駐車場には関係してないわけですけども、斉藤線ですかね、県道の耶馬渓斉藤線ですか、斉藤から岳切渓谷を通っていっている路線、岳切渓谷の手前にトンネルがあるですわね、龍岩寺、次のまた、斉藤からずっと上がりました。  ここにあります。あのね、斉藤から月俣を経由して岳切に抜ける道は、県道耶馬渓院内線というんですね。この路線の上がりついた岳切集落に入るところにトンネルが一基ありますね。あのトンネルの院内側というか、上がったら手前、手前側のほうが、一部トンネルが狭いがために大型バスが通行できない、このことを、市のほうは御存じでしたか。把握できてましたか。 ◯議長(浜永義機君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(加藤義人君)お答えします。  月俣から岳切渓谷に抜ける、道路の途中に木が立っている道の奥手のトンネルですわね。素掘りと申しますか、昔からあるトンネルで大きくなく、そこが大型バスの通行に支障を来しているということは認識しております。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)そのことが、やはり岳切渓谷に、院内側からずっと登って、下から鳥居橋、斉藤橋、龍岩寺というような観光をずっと行くわけですけど、岳切にそれが、大型バスが入るのは無理だということが、やはりあってですね、観光客の龍岩寺の観光の入り、それから、今言う岳切渓谷のあれも、大きな支障を来しているんじゃないかなと、私、そんなふうに思うんです。  先日、そこにちょっと行って、こっちの入り口と、向こうの中から見たら、本当、入っていったら、自分がすぐその中に入るもんだから、ええっ、このトンネル、バスが通らんのかなあというくらい、幅員はないけど、高さは高いんです。大丈夫なんです。だから、今度帰りに向こうから来たら、本当出口は狭いなあと、その部分がどのくらいな長さあるか、私ははかってみたりしてないんですけど、あれが解消できると、観光客の院内の流れが随分変わってくるんかなあ、また、耶馬渓のほうからも、こっちに入ってくる部分が多くなるんじゃないかなと、そういうような思いをしているところでございます。  これまた県道ですから、市のほうから強く県のほうに、その部分的改良ですか、そういったものをやっていただきたいと思うんですけど、今現在どんなふうに、そこら付近は。 ◯議長(浜永義機君)土木課長。 ◯土木課長(橋本精治君)土木課長の橋本です。  お答えします。
     県道の整備につきましては、要望を毎年出して、県道整備を行ってもらっております。  今、議員御指摘の月俣のトンネルですけど、また、現地を調査しまして、要望等していきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)強く県のほうに要望というか、お願いをしていただきたい思います。あそこの深耶馬のあれを抜けたら、深耶馬から上がってきて、一目八景ですかね、耶馬渓の、隣の町ですけど、あそこから上がってきて、すぐつながるし、また、今日田に行く広域区画道路の西谷という集落のところが、バイパスがですね、落合ですかね、あそこから、あの付近からの観光の流れというものは、その道路整備によって、私は随分変わって、この宇佐市のほうを通り抜け、出入りですか、なるんじゃないかなあと、こんなふうに思うわけですから、ぜひひとつ、よろしく力を注いでください。お願いいたします。それでは、それは終わります。  次に、三点目の市所有の中型バスのボディーカラーについてでございますが、このバスは、旧院内にあったバスだろうと思うんですけども、旧院内で保有しているときには、物すごく明るくといいますか、たしか町花のシャクナゲをやって、そして、石橋のアーチが虹状になった、すごく明るいバスだったですよね。合併と同時に、あれ、一遍に一つの町のだけはいけないで、つぶしたんかしらんけども、今の黒っぽいというか、随分暗くなりました。前は明るいものでしたし。だから、その当時から、あのバスは暗くなったなあ、何であれだけ町の、何というんですかね、観光的といいますか、PRできる、すごいカラーのバスだったのにというような話もあったわけでございますけど、合併後、一般質問でも一度このことについては取り上げた議員があったろうかなあと思うわけでございますけども、このバスが、道路の運送法上に何か引っかかって、そういったラッピングができないということになれば別だけども、そうでなければ、やはり宇佐市の特産なり、何なりにラッピングし直して、広く宇佐市をPRしたらどうかなと、こんなふうに思っているところです。  私なりに、ちょっと思ったりするのには、院内の石橋の下にサンショウウオがいたりとか、安心院の湖底の中にスッポンがいたりとか、ブドウがあったりとか、宇佐においては宇佐神宮の周りに稲穂があったりとか、何とか両側面と後ろだったら、広く、かなりのスペースがあるから、そういったものが、これだめなんだということになれば別だけど、そういったことを思ったりしているところでございます。  いずれにしろ、このバスは今、月にどのくらいあれ、運行されているんですかね。 ◯議長(浜永義機君)契約管財課長。 ◯契約管財課長(田椽賢一君)おはようございます。契約管財課長の田椽でございます。  利用状況につきましては、二十一年度は年間七十三回しております。それで、多い月では十四回、月平均に直しますと六回程度ということであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)私どもから見たら余り、ほとんど動いてないのかなと思ったけど、まあ、それなりに動いているという部分はあるんですね。  まあ、さらに広く、縛りがあるものかないかはわかりませんですけども、広く有効活用できるごとしていっていただきたいなと、こんなふうに思います。三点目は終わります。  次に、二項目めの獣害防止策についてでございますけども、先ほど答弁の中で、有害鳥獣の個体数を減らすことが、一番何よりも有効な手立てだというような回答をいただきました。私も全くそのとおりだと思います。この鳥獣というか、防止をしながらやっていかなきゃならぬことは、もうこれは当然なことですけども、個体数を減らすというのが、まず第一です。全くそのとおりで、今、そのような中にありましても、何といいますか、狩猟者が高齢化と同時に、年々減ってきてですね、駆除をされるという方が本当少なくなっているわけですね。  そのような中で、どのような手段を講じていくのか、講じられるかということになるかと思うんですけども、今、この狩猟者が減る、今後もずっと減るんじゃないかなと考えられるのは、銃刀法の改正がなされているわけですよね。銃刀法の改正には、なぜ、こういうあれが起きているかといったら、猟銃の免許の更新の際に、技能講習の受講が義務づけられた。射撃場に行って、技能ですね、これテスト、そして、それにクリアできなかったら、もうだめという部分がある。それをクリアしようと思ったら、やっぱり何回も練習に行ったりとか、いろんなことをしなきゃいけないけども、年とってきたら、もうそんなにまでやらんでいいわ、できないわという、そこで終わって、更新が終わっていくわけですよね。それで、また、その方々の診断書というのも提出せにゃならんけど、もう従来の診断書等じゃなくして、いろんな認知症がないのか、何はないのかというようなことで、七十五歳以上ぐらいになったら、すごく厳しいものが、診断もクリアしていかなければならないという部分があって、なおさら、もう続けられない、もうやめようというような、これはさらに、今からどんどん減っていくと思う。  そうすると、一方ではイノシシやシカはどんどんいますけど、一番個体を減らさなきゃならぬ、狩猟する者が減っていくわけですね。だから、この部分をどうしていくかというのをしっかり考えて、持っとかなければ、もう家の周りをイノシシやシカがどんどん走って、ただ見ているというような状況になりかねないというところがあるんですよね。都会であれば、警察に電話をして、今うちの家の周りをイノシシが飛んで回る、シカが飛んで回りよるから、子供も出られないよ、どうかしてくださいと言ったとき、市やら警察が対応してくれればいいかもわからんけど、そういうわけにはいかんでしょうしですね。  そこで、ある自治体、富山県等では、公務員ハンターですね、公務員の方がそういったものを、状況にありますからですね、若い公務員の方に募集を募りながら、やってくれる者といいますか、なされているのが、魚津市とか高知県にもございますし、群馬県にもあるんですね。市の職員でそういったチームを編成をしていくというような自治体があるわけなんですけど、編成メンバーは八人から九人ぐらいでなって、あれをされているわけですが、その点についてどうでしょうか、宇佐市において。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)林業水産課長の蓑田でございます。  再質問にお答えをいたします。  確かに、衛藤議員おっしゃいますように、駆除に従事をする方々の高齢化に伴う減少であるとか、もしくは迅速な対応等々の面から、庁内にそういう公務員ハンター体制を設けるということの必要性については十分理解してます。  全国的にもそういう形の、今対応が進められてますけども、現実的には、なかなか進んでないという実態もあります。と申しますのも、やっぱり私どもも、現在猟友会に今委託をして、駆除はやっていただいてございますけども、その猟友会との関係性であるとか、もしくは猟銃等々の事故による問題であるとか、もしくは家族の理解であるとか、職場の理解等々の問題から、なかなか現実的には進んでないという実態も、一方ではあります。  そういうようなことを含めまして、私どもとしても、その辺の体制を整備をしていくということの必要性は十分理解してますけども、引き続いて、私どもは猟友会のほうに駆除についてはお願いをしたいという考え方を持ちたいと思ってます。  また、もう一方では、現在両院地域を中心に、まちづくり協議会が進められてございますから、その協議会の中でも、有害鳥獣の問題というのは喫緊の課題として取り扱っているような感じがありますので、その中でも十分その体制も検討されるかに思いますので、その猟友会の問題とまちづくり協議会における体制等々含めて、今後の対策は講じていきたいと思っているところであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)課長、その猟友会はわかるんですよね。今、宇佐市に何名の猟友会員がいるかわかりませんけど、今の現状の中で、猟友会員の駆除等も含めながらでも、なおかつ駆除に追いついてないんですよね。そして、その中で、高齢化が進んでいきながら、狩猟する者、猟友会そのものが縮小していくというか、人数がですね、人が、いうような傾向があるんじゃないかということを言っているんです。そうすれば、新たに後を補給していかなきゃいかんですよね、どんどん減っていけば。だから、そのためには、市の職員などに、こういったことを募集を募りながら、市のほうが支えながら、駆除をする方を編成というかね、そういった部分は考えられないのかということをお聞きしたいんです。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)お答えをいたします。  なかなかですね、市役所の中に、そういうような体制を設けるということについては、先ほどもお答え申し上げましたように、難しいと思いますけども、私、申し上げてますように、現在でも公務員ハンターが市内に八人いらっしゃいます。そのうち市役所の職員が五名です。そういうことで、地域の中におって、地域活動の一環として猟友会、もしくはそういう形にかかわるということについてはできるものだと思ってますから、そういう意味で、確かに駆除員が減少しているという状況の中で、どうやって駆除体制を確保するのかというのは、非常に喫緊の問題であるというところでありますから、そういう、あくまでも庁内にそういう体制を設けるんではなくて、猟友会の中に、市役所の職員、もしくはまちづくり協議会の中に、駆除にかかわる従事者としてかかわる、そういうような形での呼びかけはできるものかなと思っているところであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)できるところからですけど、ぜひそういった呼びかけをしながら、一人でも駆除員というのか、猟友会の、いわゆる捕獲する人が減少しないようにお願いしたいと思います。  もう一つ、この捕獲する手段には、一番だれでも簡単にできる、資格も修得できる、わながあるですよね。このわなの修得ですけど、農家の方々も、もう、今は朝起きたら、自分のところの目の前の田んぼや畑にシカが立っているわけです。イノシシが開墾しとるというか、掘っておるわけですよ。見えるところで、朝も夕方あるわけです。私がここにわなをかけられたら、こやつぐらいはとれるんじゃがなと考える人がかなりおるわけですね。でも、駆除員の方々は、それぞれの仕事を持ちながらとか、いろいろなことがあって、その即、前の部分に対応できない部分があるけど、その方なら、日常の中でいつも向き合って、これをどうして捕獲しようかというのを考えながらやっていくわけですから、この方々を、わなの資格を、市が全面的に、市民サービスの中といいますか、力を入れながら、市が窓口になりながらでもやって、そして、捕獲作戦といいますか、そういった部分をやっていくというようなお考えはないですか。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)お答えいたします。  確かに貴重な御意見でございますし、私どもも、わなの取得については、今後積極的に対応していきたいと思ってます。  現在でも、わなと猟銃による形での捕獲をやってございますけども、確かに、今貴重な意見でございますから、今後も積極的にその辺は対応を考えていきたいと思ってます。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)それで、わかりました。わなの資格を修得するに当たっては、年に一度、北部振興局管内で行われているようにありますけど、これができなかったらというか、行かなかったら、あと大分のほうに二日間とか行かなければというようなことで、ぜひ、わなの資格を修得したかったんだけども、そのことができなくて、あと大分ほうに二日も行くといったら大変だから、もう今回は断念した、イノシシやシカをこうして見過ごすだけだと言って、ぼやきながら話すような方もいるわけでございますけど、恐らく市報かなんかで、わなの講習という部分は周知しているんだろうと思いますけど、いま一度、またそういった部分を周知しながら、農家、それから、林家の皆さん方とともに、これは駆除という部分をやっていかなければ、今の現状では到底追いつくものじゃない。特にことしは、私はああいったものは、イノシシやシカは、少し雨が多いほうが、水分があったりして、山の上でも、どこでも育つんかなあというような思いしております。ことしは異常気象で、高温で、夏場も水が、山の上でいつも雨降っとったわけじゃないんですけども、ことしの繁殖というのは、異常なくらいですね、育ってます。だから、あのくらい何していけば、これを観光の目玉にしてもらったらいいごと、先ほどの、一番最初に言った、観光ラインをずっと結んだら、イノシシかシカは何頭か、必ず見ます。そのくらい、本当これ、今大変です。私のところの孫なんか、以前は通行していると、イノシシが出た、シカがいたよと言うんだけど、今はきょうはいなかったねと言うんです。見ないほうが少なくなった。きょうは、じいちゃんおらんかったねと。いや、本当そのくらいになっているんです。  ぜひ、何とか皆さん方の力をかりて、あれしていかなければ、周辺部では、農地の保全、耕地の保全は大変なものです。  以上で終わります。よろしくお願いいたします。 ◯議長(浜永義機君)以上で衛藤議員の一般質問を終結いたします。  次に、二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)皆さん、おはようございます。二十番の高橋宜宏です。  毎日寒い日が続いております。風邪など召さないようになさってください。  実は、私も毎朝寒い思いを、今しております。と申しますのも、十一月一日からですね、私初めての試みなんですけども、辻立ちというのをやっています。これだけはやりたくないと思ってたんですけどね。街頭演説とか、いろんなことを私もやってきたんですけど、今、辻立ちというのをやっています。「おはようございます」「いってらっしゃい」と、こうやるんですよ。みんなしらっとしています。さらに、「おはようございます」「いってらっしゃい」しらっとしてます。人間修業になりますよ。私、これでね、今まで人間ができてなかったんですけど、これによって人間ができるんじゃないかなと、本当に思ってます。多くの議員さんは人間のできた方ばっかりなんですけども、もし、この中に人間ができてない議員さんがいるとするならば、ぜひ辻立ちをお勧めいたします。  それから、議会事務局の職員さんにお願いなんですけれども、最近私ちょっと疲労こんぱい気味なんですよ。ときどき脳の神経回路があっちにつながったり、こっちにつながったりして、混戦状態ですので、ちょっとつまらない話をするかもしれませんし、暴言を吐くかもしれませんから、もし、暴言を吐いたら、どうぞ取り押さえていただいて結構ですから、よろしくお願いいたします。  それでは、市政一般について、今回は三項目にわたりまして質問をいたします。  まず最初の質問は、限界集落問題についてです。限界集落とは、六十五歳以上の高齢者が半数を超え、冠婚葬祭など共同体の機能の維持が難しくなった集落のことですが、国土交通省の集落状況調査では、二〇〇六年四月時点で六十五歳以上の高齢者が半数以上を占める集落が七千八百七十八、機能維持が困難となっている集落が二千九百十七ほどあると言います。また、十年以内に消滅の可能性のある集落が四百二十三集落、いずれ消滅する可能性のある集落が二千二百二十集落の、合わせて二千六百四十三集落あると言います。この十年以内といずれを合わせた数は一九九九年の調査と比較して、二百八十四集落増加しています。  そこでお尋ねいたしますが、現在宇佐市には五十五歳以上が半数以上おり、近い将来担い手がいなくなる準限界集落と限界集落はどれくらいあるのでしょうか。また、これらの集落に対する対策を、今後どうとっていくのでしょうか。  第二の質問は、観光問題についてです。自民党政権下に景気対策の一環として、二〇〇九年三月二十八日より土日・祝日の高速道路料金を千円で乗り放題にしました。対象は東京と大阪の近郊を除く全国の高速道路で、ETC(自動料金収受システム)を搭載した軽自動車及び普通自動車です。また、民主党政権になって、二〇一〇年度から三十七路線五十区間の合計千六百二十六キロメートルが無料化の対象となる社会実験が実施されています。こうした高速料金の低料金、無料化が功を奏して、全国の観光地の観光客数は前年度比増の傾向にあると言います。  そこでお聞きいたしますが、ここ五年間の宇佐市の観光動態はどう推移しているのでしょうか。  第三の質問は、勤労青少年ホームと勤労者総合福祉センターについてです。市内四日市に隣接して、勤労青少年ホームと勤労者総合福祉センター、通称さんさん館と呼ばれる施設があります。この似たような二施設の設置目的や事業概要、特性等のその違いを、まずお尋ねをいたします。  次に、この二つの施設の利用状況並びに利用収入、ランニングコストをお教えいただきたいと思います。また、現在この二施設に、何らかの課題があれば、それもあわせてお聞きいたします。  以上で初回の質問を終わりますが、明快な答弁を期待いたします。 ◯議長(浜永義機君)それでは、高橋議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  二十番 高橋議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目めの限界集落問題についてでありますが、六十五歳以上の人口比率が五〇%を超える集落を限界集落、また五十五歳以上の人口比率が五〇%を超える集落を準限界集落と呼ばれておりますが、大分県では限界集落という言葉は使わずに、小規模集落と呼んでおります。  現在宇佐市においては、六十五歳以上の人口比率が五〇%を超える集落が五十二自治区あります。これを地域別に見ますと、宇佐地域が百八十三自治区中八自治区、安心院地域が百一自治区中二十五自治区、院内地域が六十三自治区中十九自治区となっております。  次に、五十五歳以上の人口比率が五〇%を超える集落につきましては、百八十二自治区ございまして、地域別に見ますと、宇佐地域が三十八自治区、安心院地域が八十九自治区、院内地域が五十五自治区となっております。  議員御指摘のとおり、集落の小規模化は共同体としての機能の維持が困難となることから、市では講演会や住民アンケート調査、県との共同による実態調査などにいち早く取り組みながら協議を重ねた結果、県下独自の取り組みとして、小学校区単位で支え合う新たな地域コミュニティー組織づくりや地域コミュニティービジョンの策定などを行い、周辺部及び集落対策に積極的に取り組んでいるところであります。  現在六地区において、まちづくり協議会が設立され、地域と市との間で協働協定書を締結し、お互いの協力関係のもとに、地区ごとのまちづくりを実施いたしております。  これらの協議会では、市の周辺地域元気づくり応援事業、地域コミュニティー組織運営交付金制度、また大分県の小規模集落応援隊事業などの活用を図り、共同作業などの困難な集落を支援する体制の確立に努めているところであり、今後小規模集落が存在する地域を中心に拡大させてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの観光問題についてと三項目めの勤労青少年ホームと勤労者総合福祉センターについてを、経済部長 原田昭一君。 ◯経済部長兼耕地課長(原田昭一君)おはようございます。  二十番 高橋議員の一般質問にお答えします。  二項目めのここ五年間の宇佐市の観光動態はどのようになっているのかについてですが、数字的に見てみますと、平成十七年一月から十二月が三百七十六万六千三十二人、平成十八年一月から十二月が三百七十八万八千五百五十一人、平成十九年一月から十二月が三百六十八万四千七百七十七人、平成二十年一月から十二月が三百七十七万九千五百十人、平成二十一年一月から十二月が三百六十五万四千六百四人となっております。  なお、この数字につきましては、平成十七年は都道府県観光統計として、県が公表したものですが、その後国において調査手法の統一基準づくりの検討が始まったため、県への報告集計が行われなくなりました。そのため、平成十八年から二十一年までの数字につきましては、それまで県に報告を行っていた方法を踏襲して、宇佐市が調査した数字であります。  平成二十一年十二月に観光庁から、新しく観光入り込み客統計に関する共通基準が出されましたので、平成二十二年からはこの基準に沿った形で事務を進めているところであります。  続きまして三項目め、勤労青少年ホームと勤労者福祉センターについての一点目、設置目的や事業概要、特殊性など、その違いについてですが、勤労青少年ホームは、昭和四十九年に労働省の補助を受けて、宇佐市の施設として開館しました。勤労青少年福祉法第十五条に基づき、市内に居住または勤務先を有する三十歳以下の勤労青少年を対象に、健全な育成と福祉の増進を図ることを目的として設置された福祉施設で、働く少年に対して、職業指導、相談等や各種教養講座、余暇活動の場を提供するものです。  一方勤労者総合福祉センター(さんさん館)は、平成三年に雇用促進事業団の施設として開館し、勤労者の文化と健康の増進及び福祉の向上を図ることを目的としています。設置者であった雇用促進事業団は平成十一年に雇用能力開発機構となり、平成十六年に宇佐市の施設となったものです。  さんさん館は受け入れ年度より指定管理者制度を導入、勤青ホームは平成十八年度より指定管理者制度が導入され、現在宇佐勤労者福祉協会が指定管理を行っております。  両施設は目的も似たところがありますので、それぞれの特性を生かしながら、利用者のニーズに応じて相互に機能を補完し合い、講座や研修、サークル活動の場の提供などを行っております。  それぞれの特性としては、勤青ホームは主としてサークル等への貸し出しの場として、さんさん館は定期講座や研修等の場として役割を担いながら活用されている現状にあります。  また、勤青ホームは勤労青少年のための施設であることと、勤青ホームが主催する講座については受講料が無料であるという違いがあります。  二点目の、二つの施設の利用状況、利用収入、ランニングコストについてですが、勤青ホームについては、平成二十一年度の利用状況で見ると、利用者数六千六百六十三人、指定管理者が支出した運営費は一千五百六十三万四千円、このうち市が指定管理者に対して支払った運営委託料が一千四百四万六千円です。  一方さんさん館は、利用者数が九万九千二百二十二人、運営費の支出額は四千七万円です。このうち市が支払った運営委託料が二千八百四十二万九千円となっています。  課題についてですが、勤青ホームは施設の老朽化が目立っており、時代の変遷と長期の経済不況のもとで、若者の講座離れが起こっております。また、さんさん館についても、市民のニーズにこたえられる運営をどのように推進していくかが当面の課題だと思っています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)それでは、第一項目から順次再質問を行ってまいりたいと思います。  まず、限界集落問題についてです。私、これと同じ質問をですね、三年前の平成十九年十二月議会で行っております。そのときの数字が、平成十九年六月一日現在ということで回答いただいたんですけれども、当時準限界集落が宇佐地域百八十三自治区のうち七十二自治区、三九・三%、それから、安心院地域が百四自治区のうち七十五自治区、七二・一%、それから、院内地域が六十三自治区のうち五十四自治区、八五・七%と答弁をいただいているんですね。今回の答弁では、平成二十二年三月三十一日現在の調査ということですけれども、宇佐地域百八十三自治区のうち八十九自治区となって、十七自治区増になっている。これはわかるんですけどね、安心院地域百一自治区のうち五十自治区になったと。院内地域六十三自治区のうち三十八自治区が限界集落と説明だったですよね。  安心院地域の自治区が百四から百一に減少した理由と、限界集落が七十五から五十五に減少した理由がよくわからないんです。また、院内町も同様にですね、五十四から三十八に大幅に減少した理由がわからないんですけど、これは何なんですかね。前の答弁と比較しているんですけど。 ◯議長(浜永義機君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(藤沢密麿君)観光まちづくり課長の藤沢でございます。  高橋議員の御質問にお答えいたします。  先ほどの自治区数、百四が百一に、安心院町の場合減ったということは、深見の谷の行政区が合併されたり、そういった関係でなかろうかと思っております。  それから、院内町の部分が、準限界集落ですか、五十四が三十八に減ったという理由につきましては、今、この時点では、ちょっと私把握をいたしておりません。申しわけございません。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)後で結構ですので、ちょっと調べてね、教えていただきたいんです。前の調査結果が間違っているのかですね、間違っていないとすれば、何が原因なのか。ちょっと私も事前にその辺連絡しとけばよかったんですけどね、もう連絡する暇がなかったんで、急にわからないんであればですね、後で結構ですので、教えてください。  それから、限界集落についてですね、宇佐地域百八十三自治区のうち六自治区、三・三%ということだったんですけれども、三年後の今回八自治区になっている。それから、安心院地域百四自治区のうち二十三自治区、前回の調査結果が出てたんですけれども、これが二十五自治区になったと。院内地域が六十三自治区のうち十七自治区であったのが、今回は十九自治区、それぞれ二自治区ずつふえているんです。この三年弱でふえているということですよね。  もう一つ質問なんですけれども、これから五年後、それから、十年後に限界集落がどれだけふえるのか、これは恐らく調査があると思うんですけれども、教えていただきたいんです。 ◯議長(浜永義機君)観光まちづくり課長。
    ◯観光まちづくり課長(藤沢密麿君)お答えいたします。  今、議員さんにお渡しいたしましたのは、現時点での五十五歳以上の人口をそれぞれ出した数字を提出させていただいております。今、五年後、十年後の部分の想定につきましては、現時点でそこら辺の具体的数字を持っておりませんので、後ほど、また調査いたしまして、提出させていただくということでお願いをしたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)わかりました。これ、前回も聞いているんで、大体、およそ見当はつくんですけどね、私、急激に変わっているということを、少し証明したかったんですけれども、わかりました。それも後で資料をお願いします。  それから、限界集落対策の三要素とよく言われているのはですね、一つは情報基盤の整備、それから、もう一つは人的輸送システムの構築、そして、三つ目は人材の派遣ということを、よく言われるんですけれども、宇佐市は情報基盤の整備、これは是永市政になってですね、光ファイバーなどの高速通信網あたりを整備するということになってますので、これはこれでいいと思っております。  それから、もう一つが、人的輸送システムの構築なんですが、要するに、毎回言っているんですけれども、一九七〇年に過疎法が指定されて、過疎対策に国費八十兆円ですか、この三十八年間で投入したけれども、立派な道路はできたけれども、気がついてみると、車に乗れないお年寄りがごろごろいる集落ができてしまったというのが、笑えない現実としてあるんですけれども、ただ、現実は現実として何とかしなきゃならないんで、この輸送システムの構築というのは、やっぱりこれから限界集落にとって非常に重要な問題になってくると思うんですね。この議会の中でも、さまざまな議員さんがコミュニティーバスの問題やデマンドバスの問題も訴えてまいりましたし、私は私で、道路運送法の改正で、私自身もやっていたNPO法人で、有償ボランティアで輸送をやろうと、高齢者や障害者等のですね、そういうこともやってきたんですけれども、なかなかうまくいかないです。行政の理解もないということもあったんですけれども。  この人的輸送システムの構築でですね、今後宇佐市はどのように充実させていくのかということを、次の質問としてさせていただきます。 ◯議長(浜永義機君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(佐藤博美君)企画財政課長の佐藤です。  二十番 高橋議員の再質問にお答えをいたします。  コミュニティーや輸送手段につきましてでございますが、本市では、現在二十三の路線バス、それから、同じく同数であったと思いますが、たしか二十三のコミュニティーバスの運行路線を、現在維持をしておりますけれども、基本的には路線バスにできるだけ存続をしていただく。どうしても存続できない場合には、その穴埋めとしてコミュニティーバスを運行していくというのが基本的な方針でございます。  コミュニティーバスにつきましても、現在既存のバス停から一キロ以上離れた地域を、いわゆる交通空白地域として定義をしておりますけれども、高齢者の方が地域でだんだんふえていくというような事情もございまして、地形的なもの等も勘案しますと、一キロという設定のラインがかなり厳しい面も、いろいろお聞きをしておりますので、そういった面も含めまして、将来的にはデマンドバス、またはコミュニティーバスの、さらに充実をした路線網の整備等に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)もう一点、道路運送法の改正によって、有償ボランティアなんかの輸送システムなんてというのは、これは認められるようになったんですけれども、大分県では日田のほっかぽっかなんて大変有名ですよね。全国的にも随分これ、導入している地域があるんですけれども、宇佐市はこれについてどうお考えなんですか。 ◯議長(浜永義機君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(佐藤博美君)将来の交通網の確保対策としては、当然一つの方法であろうと思いますので、コミュニティーバスの整備に合わせまして、そういった方法等も調査研究してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)この件はね、私もう、この議場で何度か提言をしたんですが、検討委員会を設置するなりして、ちょっと前向きに検討していただけないでしょうかね。どうですか。 ◯議長(浜永義機君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(佐藤博美君)総合的な交通対策といたしまして、なるべく早く検討してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)それから、この限界集落対策の三点目なんですけど、人材の派遣ですね。生活における困り事や、また、イベントや新しい起業を始めようとする場合にですね、専門家とか他地区の自治体職員らによる支援体制って、これ非常に重要だと言われているんです。こうした派遣費用等を助成するソフト事業を導入するという自治体も、全国的に最近ふえ始めているんですが、そういう検討とかというのはどうでしょう。 ◯議長(浜永義機君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(藤沢密麿君)観光まちづくり課長の藤沢です。  お答えいたします。  今、宇佐市の場合の集落の応援の仕方というのは、先ほど御答弁申し上げましたように、まちづくり協議会というのを小学校区ごとにつくって、その中から事務局となって、核となって活動していただいております方を、集落支援員という形で位置づけております。現在市内に六カ所のこういった組織ができ上がってまいりました。その方々と、あと総務省が取り組んでいただいておるんですが、制度としてあるんですが、地域おこし協力隊というような制度を、本年十月から活用いたしまして、そういう方々がそれぞれの、先ほど申しました六つの地域の集落支援員の方々と協力し合いながら、ホームページをつくっていったりですね、その中でかかわっていこうという、今取り組みを始めたところでございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)それは大変いいことですよね。私もずっとここで、校区ごとの近隣政府をつくろうというのが、このまちづくり協議会に反映されたんだと思っているんですけれども、今おっしゃられた集落支援員、それから、地域おこし協力隊、それは大変いいことですよね。ぜひ続けていってほしいと思います。  ただですね、この三つの要素だけでは、何とも、いかんともしがたいですよね。根本的な解決にはならないわけですけれども、限界集落の再生のためには、やはり新たな人が定住できるような環境整備というのも必要だし、また、それぞれの地域が特徴ある自然風土などを生かして、都市とは違う価値の醸成というのを形成していくということも、やっぱり重要だと思います。  こういう中で、私、空き家対策もずっと提言してきたんですけれども、どなたか、今回も空き家対策の話が出てましたけれども、その成果についてどうなっているのかですね、具体的な成果をお聞きしたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(藤沢密麿君)お答えいたします。  具体的成果は、数字的には、今手元に準備してございません。申しわけございません。  今、空き家情報という形で流させていただいております。実際に年度ごとの数字がわかりませんが、確かに引き合いが参っておりまして、宇佐市が本年度からつくりました空き家の改修に対する支援制度とかいうこともございまして、たしか安心院地域とか、それぞれのところで実際に定住をしていただいた方がございます。  あと、院内の部分で、一つのNPOの組織が、この空き家対策に向けてのPRとかですね、そういったものを北九州方面まで含めて、今活動していただいておりますので、今後さらに、またこういう部分で伸びてくるんじゃなかろうかと思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)前回も、私、豊後高田市や竹田市の取り組みを紹介して、あそこも随分成果が出てますからね、宇佐市も頑張っていただきたいという話をしたんですけれども、成果が出ないと、これ何にもならないんですよ。ぜひ、成果を出していただきたいというふうに思います。  それからですね、この限界集落問題というのは、私もいろいろ考えてみるんですけど、限界集落そのものを現実的なものとしてとらえなきゃならないという一面もありますよね。その中で、宇佐市というのは、本当限界集落対策に対していいケーススタディがあるんだと思っているんですよ。一つは、安心院のグリーンツーリズム、それから、イモリ谷もそうですよね。それから、院内の余谷の取り組みだって、本当に私はいいケーススタディだと思っているんですよ。  これ、どの点でいいのかというとね、一自治区だけじゃなくて、近隣のちょっと広いエリアの集落でやっているということと、やっぱり他地区、それから、県外、それとか都市あたりとの交流をやるということが、非常にやっぱり限界集落対策としていいと思っているんですね。これ、県とか国にも示唆を与えるいい取り組みだと思っているんですよ。身近に、そういういいケーススタディがあるということを考えながらですね、私は、まちづくり協議会のいいお手本があるわけですからね、この辺を考えながら、限界集落対策を講じていってほしいと思いますが、いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(藤沢密麿君)お答えいたします。  今、議員御指摘のとおり、まちづくり協議会それぞれが、まちづくり計画というものをつくりまして、一緒になってそれぞれの地域の特色を生かしながら取り組んでいただいております。その中のいろいろ、子供からお年寄りまで各種団体を、横のつながりをつくったような形になっておりまして、それぞれの一緒になった研修会というのも開いております。そういう中で、ぜひ私どもも、この限界集落づくりの中で対応を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)それでは、二項目の観光問題についてです。  昨今国も自治体もですね、観光立国とか観光立市と言っているんですよね。観光を前面に出しています。首長さんの選挙で、幾つかの項目を挙げるときに観光振興を、マニフェストの中にうたわない首長さんがいないぐらい観光振興をうたうんですけれども、じゃあ、何で観光振興が大事なのか。これ、観光まちづくり課長、どう思いますか。 ◯議長(浜永義機君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(藤沢密麿君)お答えいたします。  観光振興というのは、これは私見も入るかと思いますが、ただ、そこの施設を外に向かってPRするという機能だけではなくて、やはり、地域の産業的にも、経済に対する波及効果、あろうかと思います。  それから、観光というものは、訪れた方々が本当に満足して帰っていただくためには、一つの地域のイメージというものが大変になってくると思いますので、地域のイメージは、そこにおられる市民の皆さんが一体となってつくっていかなければならない、そこの人の部分も大切な部分があるんで、そういう角度から非常に観光振興ということを言われるんじゃなかろうかと思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)私、この観光問題で必ずこの問題というか、この質問を今まで何度かしてきたんですけれども、今の課長の答弁が一番満足度の高い答弁だったと思っております。ただ、私ちょっとヒヤリングで、少しその話をしたんで、その話も出てましたけれどもね。  おっしゃるとおりね、観光というのは、観光客がある観光地に移動すれば、そこには交通費とか滞在費、お土産代及び娯楽費など、もろもろの消費が行われて、その土地の経済に大変貢献するということになるのとですね、それから、他産業に及ぼす波及効果が最も大と、これは昔から言われている。それと、もう一つですね、これ地元にとっていいのは、小さな資本で起業ができるということが大変いいですね。ちょっとしたアイディアでですね、本当何億円も稼ぐ人がいるぐらいなんですよ。それと、大手の企業がなかなか、こういう細かいやつに参入できないというのもメリットかもしれませんね。だから、そういう意味で経済的な効果が大変大きい産業なんですよ。そういう意味で、私は観光というのを非常に重要視して、これまで何度も何度も、この場で提言をしてきたわけであります。  先ほど、ここ五年間の観光動態について答弁をいただいたんですけれども、これには、まだあらわれてないですね。大きな増減はないですね。ところがね、昨年の九月ぐらいから、もう本当目立ってね、私は宇佐神宮の観光を、今言っているんですけど、宇佐神宮観光は目立って多くなったですね。これはさまざまな、是永市長の取り組みもあるだろうし、また、ラッキーなものもたくさんありましたよね。EXILEの問題だとか、白鵬の問題もそうなんですけれども、大変追い風に、今なっていると思うんです。  ただですね、従来からいっつも言われていた宇佐観光の欠点、弱点というのは、やっぱりあるんですよ、たくさんね。その中、いっつも言われているのが客単価の問題なんですね。客単価が極端に低いんですよ。今回いただいた資料もね、物差しがちょっと違ったりするんで、本当なのかなあと思うぐらいなんですけど、もっと宇佐の客単価は低いんじゃないかなと思うんですけれども、それでもですね、平成十九年度の消費額を見てみてますと、別府市が一万二千円台、ところが、宇佐市は千六百円台なんですね。この客単価を今後どう高めていくのか、大変難しい問題なんですけれども、お聞きしたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(藤沢密麿君)資料として提出させていただきました客単価の数字そのものというのが、なかなか根拠的なものがはっきりしてなくて、市内の旅館でございますとか、タクシー会社とか、それから、JRとかいう部分での集計がもとになって出ております。今度新しい国の観光庁が示しました客単価の集計につきましては、今、直接ヒヤリング等を行う中で、聞き取り調査を行う中での集計方式に変えたということでですね、宇佐市ではアフリカンサファリとか神宮とか小の岩の庄とかいうことが、三カ月ごとにですね、スパンを切りましてするということで、今後少し数字的にも正確になろうかと思います。  議員御質問の客単価を向上させる方法というものにつきましては、やはり宇佐市に来て、ここで、特にそれは滞在をしていただければ一番いいんですが、宿泊していただければ一番いいんですが、それがなかなか宇佐市の中では、宿泊に関しては難しいという現状がございます。その中で対応していくためには、お昼の食でありますとか、それとか新しい土産でございますとか、そういったものの中で、いろいろ関係者と協議を図りながらですね、新しい観光に対するお金を宇佐市に落としていただけるような部分で、私どもちょっと考えていってみたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)そうですね、客単価が低い最大の理由は宿泊施設がないということ、ほとんどない、少ないということですよね。何で宿泊施設がないかというと、やっぱり泊まるだけの魅力がないからなんですよね。だからもう、どちらが先かというのはわからないんですけれども、やっぱり、ないことが現実なので、宿泊施設が少ないということが現実なので、やっぱり宿泊、滞在時間をできるだけ宇佐に長くさせる魅力をつくっていくということ以外にないんで、これもう時間かかるんでしょうけれども、やるしかないんで、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。  それとですね、観光問題を言うときに、よく言われる話は、観光というのは地域の総合力なんだという話がありますよね。観光というのは、総合的なシステム産業なんだという話をなさる方もあります。ありとあらゆるものは観光資源になるんだということですよね。  今、是永市長頑張ってますから、是永市長だって、それは宮崎の東国原知事のように観光資源になる可能性もあるわけです。ありとあらゆるものが観光資源になる可能性がある。ここの宇佐市の施策がおもしろい、ユニークで大変いい施策をやっているとすればですね、ここに研修に来るわけです。これだって観光なんですよね。それから、そこら辺の道端の石ころだって観光資源になる可能性がある。すべてが観光資源になる可能性がある。地域の総合力ということで考えていけば、これは地道にこつこつ整備をしていく以外にないですよね。  それと、もう一つ大事なことはですね、住んでいいところが訪れていいところなんだという考え方もありますよね。これね、そういう意味ではね、私、感心して見てるんですけれども、定住満足度日本一、交流満足度日本一というのも、まさにその要諦を突いた、私はグランドデザインだと思っているんですよ。おだてているわけじゃなくて、これは本当にそう思っているんです。だからね、やっぱりまず、定住満足度を日本一にさせて、そうすればね、結果として交流満足度も日本一になるんですよ。だから、そういうまちづくりを、私は、是永市長のもとに目指していってほしいというふうに思っております。  それともう一つね、私感心しているのは、今の課長のポスト名、観光まちづくり課というのはね、私は大変いい命名だなあと思って感心、これもしているんですよ。要するに、さっき言いましたように、観光というのはまちづくりの結果なんですよね。まちづくりをやって、いいところであれば、お客さんも来るわけですよ。だから、観光まちづくり課というネーミングは、私は感心して見ておりました。  是永市長ね、今、宇佐観光は追い風になっています。ぜひね、これをね、契機にテイクオフしてほしいと思っているんですよ。頑張ってほしいと思います。これは答弁要りません。  三項目めの勤労青少年ホームと勤労者総合福祉センターについてです。利用客数はさんさん館が、先ほどの答弁で、平成二十一年度が九万九千二百二十二人でよろしいですか。それから、勤労青少年ホーム、平成二十一年、これが六千六百六十三人、これでよろしいですか。最初いただいた資料とちょっと違ったんで、私、確認しているんですけど。 ◯議長(浜永義機君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(伊藤一寿君)済みません、二十一年度が六万六千二百七十三人です。済みません、訂正をお願いします。 ◯二十番(高橋宜宏君)さっきの答弁が間違っているということでいいんですか。 ◯商工振興課長(伊藤一寿君)済みません、さんさん館の利用者数が六万六千二百七十三人で、それとですね、九万九千というのは、テニスコートの部分を加えますと、テニスコートが二万五千七百八十一人とあります。一応さんさん館の、管理は一緒なんですけども、分類上さんさん館というふうに分けますと、若干ニュアンスが違ってきますので、さんさん館のテニスコートの部分を加えますと九万九千となります。さんさん館の本体だけにつきましては、六万六千二百七十三人です。済みません。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)それと、勤労青少年ホームは、私、事前にいただいた資料は八千六百六十二人になっているんですが、先ほどの答弁では六千六百六十三人ということで、今度は減っているんですが、どういうことなんですか。 ◯議長(浜永義機君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(伊藤一寿君)勤青ホームは間違いございません。八千六百六十二人でございます。済みません。資料、最初のとおりでございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)答弁ではね、六千六百六十三人と答弁したんでしょう。これ、答弁書、書いてますよ。まあ、いいや。八千六百六十二人が正しいんですか。 ◯議長(浜永義機君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(伊藤一寿君)商工振興課長の伊藤です。  済みません、さんさん館の体育館と間違えているようでございます。申しわけありません。  勤青ホームそのものの利用が八千六百六十二名で、さんさん館の体育館が、勤青の横のほうの施設なんですけど、それが六千六百三十三名です。申しわけありません。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)よくわからないんですけど、いずれにしてもですね、私は具体的な数字がどうこうということで、再質問をしようと思っているわけじゃないんですが、いずれにしても、利用者数は極端にこれ、さんさん館に比べると、青少年ホームは少なくなっているんですね。内容も、ちょっと私、調べてみたんですけれども、ほとんど延べ人数で、特定少数者が利用している状況で、この数字になっているというようにお聞きしました。  それから、勤青ホームの主催開講というのは、受講料が無料なんですね。個人負担は材料代の実費のみなんだけれども、全般的に登録者数は減少傾向にあると。出席率も低くて、遅刻も多いというふうにお聞きしました。  それともう一つですね、先ほどの答弁でもありましたけれども、これ、私も調べたんですけれども、市勤労者青少年ホーム条例を見ますとね、本来受講資格は三十歳未満となっていますよね。先ほどの答弁もそうでした。ところが、実際には平均年齢が違うというふうに聞いているんですけれども、どうなんですか。 ◯議長(浜永義機君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(伊藤一寿君)商工振興課長の伊藤です。  勤青ホームの自主事業につきましては、一応三十歳未満という形で、現在は条例は三十歳未満というふうになっております。国の一つの対策基本方針の中では、途中、平成十八年度に変更になりまして、一応三十歳から三十五歳というふうに引き上げられております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)ただ、条例改正してないでしょう、まだね。  私、その三十歳未満となっていて、三十歳以上の人が使っているからどうこうということは言う気ないんですけれども、三十歳未満というのが、もっと上にというか、幅を上げていかないと、利用者数が、今でも少なくなっているんでということだと思うんですよ。  県内の勤青ホームの状況を、ちょっと調べてみたんです。豊後高田市の勤労青少年ホームというのは、現在はシルバー人材センターに管理委託をしていて、もう実質廃止状態だと聞いてます。それから、以下申し上げるのは、利用者数の減少、それから、勤労青少年ホームとしての役割が既に終わっているとの理由でね、廃止している勤労青少年ホーム、これは大分県内ですよ。別府市の勤青、これは昭和五十四年に開館して平成二十一年に廃止してます。現在は清掃リサイクルセンターとして再利用。それから、竹田市の勤青ホーム、これは昭和四十八年に設立され、平成十七年に廃止です。体育センターの名称で文化会館や公民館と同じ並びで再利用中ということです。それから、日田市の勤労青少年ホームは、昭和四十七年に設立されて、平成十八年に廃止、指定管理のもと公民館として再利用。それから、佐伯市の勤労青少年ホームは、昭和四十八年に設立されて、平成十六年に既に廃止されてます。そして、総工費一億五千万円をかけて、現在公民館として再利用。
     私はね、利用者数がゼロじゃないわけで、使っている人がいるんで、余り申し上げにくいんですけれども、やっぱり、利用者数が激減しているとか、本来の役割を終えているような施設はね、やっぱり見直していったほうがいいのではないかと。あそこはね、非常に立地条件いい場所なんですよ。もっと活用できる施設としてよみがえらせたほうがね、私はいいのではないかなというふうに思っているんですが、いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(伊藤一寿君)商工振興課長の伊藤です。  勤青ホームにつきましては、築三十六年たっておりまして、一応、勤青ホームにつきましては耐用年数が五十年というふうになっております。  それから、隣接の体育館につきましては、同じく四十九年に建設しまして、現在同じく三十六年経過してまして、耐用年数三十二年ですので、一応耐用年数は過ぎております。  そういう中で、勤青ホームそのものにつきましては、まだ現時点では耐用年数が残っておりますので、勤青ホームの指定管理委託が二十三年度までになっております。次の二十四年度からの指定管理の件を、二十三年度に見直し、または指定管理料金等の検討委員会を検討するようになっておりますので、できればその中で検討を加えていきたいと、そういうふうに考えております。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)そうですね、すぐにというわけにはいかないかもしれませんけれども、やっぱり、役割を終えた施設とかというのは、見直すべきだと、私は思います。  この勤青ホームだけではないと思うんですよ。もっと公の施設で、既に役割を終えてて、利用者数も少ないと、そういうような施設があるのではないかなと思うんですけれども、そういう施設があれば、それも一緒にあわせてですね、今後行革の一環で見直していくということも重要だと思っております。  それからですね、私、いつだったか買い物難民問題でですね、公民館の条例改正で、公民館の中で商品を売ったりすることができるようにしている自治体が、結構最近はあるんだという話をしたことがあります。実は、以前もですね、さんさん館の中で、商行為に使用できないかという相談を受けたことがあるんで、私も、ちょっとこれも調べてみたんですね。  さんさん館のような総合福祉センターで、営利目的など商行為を行うことにも認めているところが、今多いんですね。ちょっと驚きだったんですけれども。使われないよりは、大いに使っていただくということと、利用料をかなり上げて貸し出してますからね、使用料、利用料が上がるということもあるんでしょう。そういうふうに商行為にも使用できる、そういう施設が最近多いということなんです。例えば大川市の大川勤労総合福祉センター、佐賀市勤労総合福祉センター、熊本市勤労福祉センター、大分県内にも幾つかあります。日田市勤労総合福祉センターや佐伯市の三余館といいますかね、これは営利目的でも、料金さえ支払えば、利用できるということになっています。  宇佐市も、私は前からも申し上げているんですけれども、商行為にも利用を認めたらどうかなと思うんですが、いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(伊藤一寿君)商工振興課長の伊藤です。  さんさん館と勤青ホームにつきましても、来年度の指定管理を見直しという、二十三年度やりますので、その中でも、現在でも一応そういうような要望事項が、商行為についての要望事項がありますので、そういう部分も含めまして、料金体系も含めて検討していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)ぜひ検討していただきたいと思います。  八分残しましたけれども、以上で質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ◯議長(浜永義機君)以上で高橋議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。  なお、再開は十三時といたします。                  休憩 午前十一時五十六分                 ──────────────                  再開 午後一時〇二分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)二番、公明党の中山でございます。  最後の順番となりました。九月議会も最後でありましたし、本十二月議会もお尋ね、最後であります。もう中原副市長には、この方言を覚えていただいたと思いますけれども、「どべ」ということであります。  先ほどNHK大分放送局に、ことしの紅白歌合戦のトリはだれですかというふうに聞きましたところ、出場歌手は決まっているけど、まだ大トリは決まっていないということで、私はまだまだ大トリには器が足りず、今回もまた、どべという順番になりました。最後、一時間おつき合いのほどよろしくお願い申し上げます。  さて、私は、最近死について多く直面する機会がありました。一つは、身内の死であったし、また、最近では同級生の死に対面することが多くなりました。遺影を見たときとか、ひつぎの中の御本人の顔を拝見したときに、常々思うことは、昔、井上陽水というフォーク歌手が歌った歌に、「人生が二度あれば」というような歌がございました。本当にもう一度人生をやり直せるなら、二度目の人生があるならば、というような思いでおります。しかし、人生はただの一度きりでございます。この限りある命、惜しまず、最期まで走り続けていきたいと思います。どうか先輩議員の皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。  ことしの夏、ある国会議員がパキスタンのアフガニスタン側の国境にある難民キャンプを視察したんだそうです。そのキャンプで約二十五年も暮らすある家族の家にお邪魔して、「私は日本の政治家です。必ず医療や食料の支援をします。」と話しました。すると、突然、相手が憮然とした表情で静かに語り出しました。「わざわざ日本から来てくれて本当にありがとう。でも、私たちが望んでいるのはそんなものではない。私たちが欲しいのは希望です。」と言われたそうです。たとえ食料や医薬品があっても、希望がなければ人間は生きられない。希望こそが人の心を支える糧だと教えられました。この命ある限り、人に少しでも希望を与えていけるような人間に、少しずつでも近づいていきたいというふうに思います。  若干前置きが長くなりましたけれども、通告に従って、第一回目の質問をさせていただきます。  まず初めに、市民サービスについてであります。長引く景気の低迷から、生活保護世帯が急増していると言われている。宇佐市の過去三年の世帯の推移、貧困の連鎖を断ち切るための策をどのように考えているかお尋ねします。  続きまして、高齢者問題であります。我が国の平均寿命は世界でも最高水準となりました。高齢期は今やだれもが迎えると言ってよい時代となっております。高齢者となってからの人生も長い。その長い高齢期をどのように過ごすのかは、個人にとっても、社会にとっても、極めて大きな課題となっております。  そこでひとり暮らしの高齢者を二十四時間見守る光ファイバーを活用した高齢者見守りシステムの考えはないか。  そして、市営住宅における高齢者の住みかえをスムーズにできる体制はとれないか、お尋ねします。  続きまして、地球温暖化対策についてであります。地球温暖化問題を解決するためには、一人一人が自分たちの生活を見直すことが大切です。日々省エネを意識してエコライフを心がけたいものであります。市民参加の省エネを進めるために二酸化炭素排出量取引制度を創設したらどうか、お尋ねします。  続きまして、選挙制度についてであります。期日前投票が増加傾向にあると思われるが、直近の選挙で投票者数に占める割合をお尋ねします。  続きまして、宣誓書は高齢者や障害者、その場での記入に戸惑いやすい人たちに配慮した手続の簡素化を求めるが、市の考えをお尋ねします。  続きまして、高齢化の進展に伴い、年々医療費が増加しているのが現実であります。医療費を抑制し、市民の健康を守るためにも予防医学の視点が重要になると思われます。女性の命を守るため、子宮頸がん予防ワクチンの公費助成の考えについてお尋ねします。  参考ながら、ワクチン後進国と言われている国が世界に二つほどあるそうです。一つは北朝鮮、一つは我が国日本というふうに聞きました。この点についても明快な答弁を求めます。  第一回目の質問を終わります。 ◯議長(浜永義機君)それでは、中山議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  二番 中山議員の一般質問にお答えをいたします。  五点目のその一、女性の命を守るため、子宮頸がん予防ワクチンの公費助成の考えはについてでありますが、子宮頸がんについては、がん検診とともに、十代前半の女性へのワクチン接種により予防を行う対策が有効であると言われております。  現在国は、子宮頸がん等ワクチンについて、予防接種法上の定期接種化に向けた検討を行うこととしております。そのような中、国は本年度から予防接種を促進するため、今回成立した補正予算において、県に設置した基金に必要な経費を措置することといたしました。市としましては、市負担分の財政措置状況等を見きわめながら、前向きに対応してまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの市民サービスについての一を、福祉保健部長 西 道範君。 ◯福祉保健部長兼介護保険等認定審査会事務局長(西 道範君)福祉保健部長の西でございます。  二番 中山議員の一般質問にお答えします。  一項目めの一点目その一、宇佐市の過去三年の保護世帯数の推移はについてでありますが、宇佐市の過去三年間の保護世帯数は、一カ月平均で、十九年度四百九十八世帯、二十年度四百九十二世帯、二十一年度五百三十世帯となっており、直近の二十二年十月が五百五十七世帯となっています。  次に、その二、貧困の連鎖を断ち切る策をどのように考えているかについてですが、貧困の連鎖を防ぐには、本来国において福祉分野のみならず、教育や雇用などを含めた総合的な対策が必要であると考えています。  現在生活保護世帯は急増しており、就労可能な保護受給者に対してはハローワークとの連携をとりながら、重点的に就労支援を行っています。今後も引き続きハローワークとの連携を強化し、生活保護者の自立支援に向けて取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、同じく一項目めの二の一と四を、総務部長 筒井道雄君。 ◯総務部長(筒井道雄君)総務部長の筒井でございます。  二番 中山議員の一般質問にお答えいたします。  二点目のその一、ひとり暮らしの高齢者を二十四時間見守る光ファイバーを活用した高齢者見守りシステムの考えはないかについてですが、御案内のとおり、宇佐市は光インターネットが市内のあらゆる地域で利用できるよう光ファイバー網の整備を行っております。また、このようなインフラ整備と並行して、情報通信技術を利活用した市民の安心安全の確保、地域コミュニティーの強化、市民生活の利便性の向上、地域の情報発信等のための取り組みを市民、関係機関及び市の協働によって推進するため、宇佐市地域ICT利活用推進協議会を設置しました。本協議会は公募による市民の代表や各種団体の代表者十五名で構成されており、去る十一月二十五日に第一回の会議を開催したところです。今後の利活用についても、総合的にこの中で協議してまいりたいと考えております。  御質問の高齢者見守りシステムにつきましては、現在市では通常電話回線を利用した高齢者の緊急通報システムの事業を実施しているところですが、今後光ファイバー網を活用することで、どのようによりよい施策展開が可能となるのか、協議会の議論を踏まえながら検討してまいります。  次に、一項目めの四点目、選挙制度についてのその一、直近の選挙での期日前投票の割合についてですが、平成二十二年七月執行の参議院議員選挙での期日前投票者数は七千五百二十一人、総投票者数三万三千七百五十八人で、期日前投票の割合は二二・二八%となっております。  四点目のその二、宣誓書の手続の簡素化についてですが、近年の選挙制度のあり方としましては、一人でも多くの有権者が投票できるよう改正が重ねられてきております。期日前投票制度もそうした制度改正の一環で導入されたところです。しかしながら、公正な選挙を行うためには、一定の事務手続が必要であり、期日前投票を行う者は公職選挙法施行令第四十九条の二において、期日前投票宣誓書を提出することとなっております。  なお、宣誓書の記入については、期日前投票事由の選択と住所、氏名、生年月日のみを記入するようになっており、従前に比べて簡素化されていると考えておりますが、高齢者や障害者の方々の受付に際しましては親切、丁寧な対応を心がけて選挙事務を行ってまいりたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)同じく一項目めの二の二を、建設水道部長 信国和徳君。 ◯建設水道部長兼生活排水課長(信国和徳君)建設水道部長の信国です。  二番 中山議員の一般質問にお答えします。  二点目、高齢者問題についてのその二、市営住宅における高齢者の住みかえをスムーズにできる体制はとれないかについてですが、これまで高齢者等の住みかえについては、希望する住宅がなく、住みかえを待っていただいたケースはありませんが、近年住みかえ希望を断わったケースはありません。  今後も住みかえ希望の身体状況等に応じて、適正、迅速に対応したいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、同じく一項目めの三を、市民生活部長 大森 博君。 ◯市民生活部長兼市民課長(大森 博君)市民生活部長の大森でございます。  二番 中山議員の一般質問にお答えします。  一項目めの三点目、地球温暖化対策についてのその一、CO2排出量取引制度を創設したらどうかについてですが、日本のCO2排出量取引制度は平成二十年七月二十九日に閣議決定された低炭素社会づくり行動計画で導入方針が定められ、同年十月二十一日から試行的実施が行われており、企業間では同制度の導入の動きが始まっています。  地方自治体レベルでは、東京都、京都府、広島市などにおきまして、事業者間や市民参加型の排出量取引制度などの導入を進めているところと承知しています。  御指摘のように、市民参加による省エネを推進する上では、CO2排出量取引制度の導入は、一定の効果があると思われますが、需要と供給のバランスをよくマッチングさせることや、一般家庭における排出抑制量の把握など、導入には難しい課題もありますので、宇佐市といたしましては、先行事例の動向を見守りながら、制度に関する研究を行ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)それでは、順次二遍目の質問をさせていただきます。  こういう長い経済不況の中で、若干いたし方がない部分もありますけれども、傾向として、生活保護世帯で育ったお子様が、また大人になった時に生活保護受給世帯になるという傾向が非常に強いんだそうです。これを貧困の連鎖と言うらしいですけれども、これに関して、教育支援と雇用対策が大変重要であるというようなことを言われております。この貧困の連鎖のことに関して、教育委員会はどのような考えをお持ちですか。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)学校教育課長の渡邉でございます。  二番 中山議員の再質問にお答えいたします。  まず、義務教育における学習の経済的な支援につきましてですけれども、どの子も同じように学習を受ける権利を持っているわけですから、それを経済的に支援するということで、就学援助の制度、あるいは奨学金の制度について、それをきちんと支給できますように周知をしております。  さらに、やはりみずからが自立をして生活をしていくという部分におきましては、やはり自分自身の肯定感や、それから、自尊感情というのを持っていくというのが一番の大きな部分だと思いますので、そういう意味におきましての人権教育の充実というのを図っておるというところです。  それから、具体的に申しますと、キャリア教育、これは職業や自分の進路についてきちんと小学校時代から中学校、高校、自分の進路をどういうふうに設計をしていくのか、あるいは職場体験等を通しまして、実際の職業に触れること、あるいは勤労のたっとさ等に実際に触れることを通しての学習を行っております。以上のような学習内容をもって、自分が自立をしていく道筋を学習しているところであります。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)こういうときに重要になってくるのがケースワーカーと言われる人たちであると言われております。調べたところ、宇佐市には七名の方がおられるということで、ちゃんとした資格が要るんだそうですけども、資格的には社会福祉主事という任用資格が要るそうですけれども、以前高橋議員が無資格の方がケースワーカーをやっておられるということを言われておりましたが、その後改善されましたか。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(後藤春幸君)福祉課長の後藤でございます。  中山議員の再質問にお答えいたします。  以前そういった事例があったそうでございますが、今はケースワーカーのほうにつきましては、そういった資格は取っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、この生活保護費、四分の三が国で、四分の一が地元の自治体の拠出ということになっているそうですけども、昨年の市の拠出が二億九千万ほどになるというふうにお聞きしております。この金額、間違いはないですか。
    ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(後藤春幸君)福祉課長の後藤でございます。  昨年度の保護費の支給総額でございますが、十一億六千三百七十四万二千円、端数はちょっとあれですけれども、七十四万二千円になっておりまして、この中で七五%が国費ということで八億五千九百九十万六千円ほどもらっております。それから、市費が四分の一で、二億四千二百一万二千円ということになっております。そのほか県費ということで、これは宇佐市に居住地がない者を保護した場合は、市費が支弁したものについては、県からもらえるということで、その金が四千八百五十六万二千円ほどいただいております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、健康な、ある程度若い人であるならば、ぜひ職について、給料をもらっていただかなければいけないわけですけれども、そういうときにいろんな相談とか、そういうのを受けるのが、このケースワーカーの仕事ではないかなと思います。実際に宇佐市のケースワーカーの方は、安定所などに一緒に出向いて、仕事を探してあげるというような行動をされてますか。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(後藤春幸君)就労支援につきましては、まず、可能な方につきましては、毎月就労の活動状況を提出させまして、その状況を把握いたしまして、必要な指導を行っておるところでございます。また、必要に応じましては、ハローワークへの同行訪問等の積極的な援助も行っておるところでございます。  しかしながら、中には稼働能力がありながら、就労指導に従わないというような方については、指導及び文書指示等で、そういった指示は行っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)わかりました。じゃあ、市長にお尋ねをします。  市長には、ぜひ会社等に出向いてですね、求人をしてください、うちの市民を雇ってくださいというようなことを、ぜひ今後も続けていただきたいというふうに思っておりますけれども、その決意をお伺いします。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(後藤春幸君)福祉課長の後藤でございます。  若干中山議員さんの御質問とは異なりますが、その他の支援策といたしまして、宇佐高田の福祉事務所、それから、社協、ハローワーク宇佐との連携をとりまして、地域内の雇用の増強、また支援策、それから、連携上の問題点を協議するというような目的の中で、就労支援協議会を立ち上げまして、お互いに情報交換をしながら、生活保護家庭の自立に向けた協議を行っておるというようなことでございます。  具体的には、ハローワークの専門相談員と保護係のケースワーカーと連携を図りながら、稼働年齢層への就職あっせんを行っておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)私が最後に言いたいのはですね、生活保護を受けて、生活していること自体が、ついの住みかになってはならない、これ以上望まない、今の生活で満足だというようなことを受給者に思わせてはならないということを強く言いたいと思います。いや、今の生活では間がいかん、今は間借りだけれども、しっかり働いて、社会に貢献するんだと、そういうような決意を持たせることが一番大事ではないかなと、そういうふうに思います。確かに経済情勢も厳しく、ハローワーク等に行っても、いろいろ年齢制限とか雇用人数とか、今厳しい情勢でありますけれども、そこから、その人を脱却させるためにあるわけでありまして、ぜひ、その方たちと関係される課の方たちは、一緒に汗を流すということが、私は一番大事ではないかなというふうに思います。これは私の希望であります。  続きまして、高齢者問題についてお伺いをします。先ほど宇佐市には緊急通報システムというのがあるということを答えていただきましたけれども、実際私はどういうものか、御存じないんですけれども、それは、そこまで行って、何かボタンを押すようなシステムなんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(辛島文昭君)介護保険課長の辛島です。  再質問にお答えします。  緊急通報装置は、本体が電話のそばに、十五センチ角ぐらいの、ちょっと横長い装置でございます。そこに赤い大きなボタンがあって、それを押すと、センターに通じると。また、ペンダントがありまして、首からつり下げて、その分を押してもセンターに通報できるという二重の装置があるということでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)わかりました。実は、今、そのペンダントの話を聞いて、これは大変いいことだなというふうに思います。固定式の電話機のそばであったときには、もしも違う場所で、ひとり暮らしの方が倒れたときに、なかなか察知できないという現実がありますけれども、胸に掲げていると、どの場でも押せて、大変いいことではないかなと思います。  実は、今、宇佐市も光ファイバーのことを検討しておりますけれども、徳島県美馬市というところで、部屋の天井等にこのセンサーを取りつける、そして、動いている物体を関知する、物体が動かないと通報システムに行く、そして、協力者等に訪問依頼が届くというようなシステムをつくり上げているんだそうです。  宇佐市も独居老人が多くなりました。本当にこういうことを考えて、なってからでは遅いし、二十年後は私も八十近くなりますし、あすは我が身というような思いで、この質問をしておりますけれども、本当に、そういう人に優しい市政を目指していただきたいというふうに思います。今、都合よく光ファイバーのお話が、市に上がっておりますので、本当にそういうセンサー的なものをつけるとですね、例えばこの天井にやって、動いているものはすべて関知するというような、つまり異常があったときには、動いてないと異常ということでするんだそうです。また、今言いました、徳島県のこの市では、設備や設置などの費用は市が負担し、利用者の負担はありませんというふうに言っております。恐らく物すごいスピードで高齢化に向かっている市ではないかな、そういうふうに思います。どうぞ、人に優しい市政を目指す是永市政であるならば、切実に考えなければいけない問題ではないかなというふうに思います。  続きまして、市営住宅の問題に入らせていただきます。  高齢者の住みかえでございます。宇佐市は、先ほど答弁いただきましたけれども、おっ、なかなかやってくれてるというような感想を受けました。午前中、高橋議員が限界集落のことを言っておりました。世帯数が大きくて、年齢だけが高いことを限界集落と言うかどうかは、私は知りませんけれども、例えば小峰とか貴船とか渚とか、物すごいスピードで団地の名義人ですね、借りている名義人の年代が上がっているというようなことが、この事実としてあります。団地を借りている筆頭者が七十歳以上の人が十何%とか、一三%、恐らくこの人たちは御夫婦で七十歳を超えているんじゃないかなと思いますけれども、そういうときに問題になるのが、団地への上り下りでございます。私まだ五十七で、自分自身では若いつもりでおりますけれども、市役所の二階から四階に上がるのに息が切れるのが現実でございます。実際に七十歳を超えて、一階から四階まで上がるというようなことは大変ではないかなというふうに思います。  それで、例えば団地の四階にお年を召された方が住んでいる。下の階に若い人が住まれている。この住みかえ、つまり同意すれば、七十歳の人が下におりて、若い人が上に上がってあげるというようなことは、宇佐市ではどのような状況でしょうか。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(今仁丈夫君)建築住宅課長の今仁です。  二番 中山議員の再質問にお答えいたします。  先ほど議員のおっしゃられた、一階のほうに若者が住んでいて、四階にお年寄りが住んでいるというような事態にあってですね、お互いが住みかえてもよいという同意ができれば可能であります。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)同意ができれば可能、下の階と上の階でですね、ということで了解をいただきました。  私は、一番いいのはエレベーターをつけていただけると、それが一番いいんではないかなというふうに思いましたけれども、先ほど課長の話をお伺いしたら、設置費用が高い、約一千万ぐらい、エレベーター一基でかかるということをお伺いしましたし、毎月の営繕というか、保守点検みたいな費用が、約七、八十万かかるというふうにお伺いしましたけれども、課長、この金額間違いないですかね。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(今仁丈夫君)お答えをいたします。  管理費については、大体年八十万ぐらいです。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)一千万というのは間違いないですね。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(今仁丈夫君)設置につきましては一千万ぐらいです。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)一基一千万となると、なかなか行政としても足を踏み込めないのかなというような気がしておりますけれども、ますます高齢化に向かっていく中で、市営の住宅の建設等これからの展望があれば教えていただきます。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(今仁丈夫君)お答えをいたします。  新規に建てるのであれば、今後は一階につきましてはスライドドアを設置したいと考えております。三階以上であれば、今の現在の基準ではエレベーター設置が義務づけられておりますが、二階までだと義務づけられておりません。それで、お年寄りとか身体障害者が住みやすいようにするためには、一階部分はスライドドアにしたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)では、これから建設計画があるときには、高くても二階というような感じになっていきますか。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(今仁丈夫君)二階建てぐらいが適当だと思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)じゃあ、次の質問に移らせていただきます。  地球温暖化対策、これはもう、世界が全体で考えなければいけない問題だというふうに思っております。この二酸化炭素排出量取引制度、これは新聞報道によりますと、広島市、京都市、また、大きな自治体では東京都と、たしか京都じゃなかったかな、そこが取り入れてやろうというふうに報道されておりました。  ぜひ、こういう計画を、いきなりというようなことにはいかないでしょうけれども、計画して、そういう方向にというような、市の考えはありますか。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)生活環境課長の田中でございます。  中山議員の再質問にお答えしたいというふうに思います。  議員のおっしゃってる市民参加のCO2排出量の取引制度の導入にはですね、市民の理解はもとより、CO2を買っていただける、例えば電力会社とかガス会社など、企業の参加ももちろんでありますけども、例えば、今、議員がおっしゃられた広島市ではホープ券というのを出しております。それから、京都市ではエコポイントアクション券というものを出しているんですけども、これらを地元の商店で何か購入するときに割引券になったりする。そういうことからしますと、割引券などが使えるような商店等の参加もいただかなければならない。市といたしましては、ストップ地球温暖化宇佐協議会などがありますので、そこの市民団体との連携により、この制度の研究を行ってまいりたいというふうに、今、考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)私たちがどれくらいのことをやれば、CO2削減になるのかというようなことが、ここにインターネットで調べたら出てきました。エアコンの温度設定を二十一度から二十度にする、わずか一度下げるだけで、一カ月当たりのCO2削減量が六キロ。電気カーペットの温度調整を強から中に下げると、一カ月二十二キロのCO2削減。こたつの温度調整を強から中に下げる、すると一カ月で六キロの削減。電気ポットは長時間使わないときにはコンセントからプラグを抜く、一カ月六キロの削減というふうに載っておりました。  こういうことには、まず一番大事なのは、市民の意識改革が一番大事ではないかなというふうに思いますけれども、どのようなお考えですか。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)生活環境課長の田中でございます。  再質問にお答えいたします。  御指摘のとおり、市民の意識高揚のためには、現在私どもで環境基本計画のほうの策定を急いでいるところでありますけども、CO2の削減で、先ほど議員がおっしゃられたように、家庭でできることですね、例えばテレビをつけっぱなしにしない、あるいはスイッチをこまめに切る、これらのことを市民の行動指針等を盛り込んで策定をしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)こういうことは、先ほども言いましたけれども、本来なら地球規模で考えることであるし、一人一人が考えることでもあるし、そういう観点から、やっぱり行政が先頭を切って、こういう問題に取り組んでいただきたいというような思いがしております。  続きまして、選挙制度についてであります。  当日投票が少なくなって、つまり期日前が多くなるということは、当日投票が少なくなるわけですけれども、行政としては困ったというようなことはありませんか。 ◯議長(浜永義機君)選挙管理委員会書記長。 ◯選挙管理委員会書記長(高原政信君)選挙管理委員会の書記長の高原でございます。  中山議員の再質問にお答えいたします。  確かに、今現在、十五年の制度改正におきまして期日前投票制度ができてから、期日前投票の投票者数が年々増加しております。その分、当日投票者数が減ったということは、一概にこの数値だけ見ても、なかなか判断できないんですけど、当日投票が原則ありますけど、期日前投票が簡略化されたということで、事前にそういう事由に該当する方がより積極的に期日前投票を利用するというような状況になったということからの数値が増加したというふうにはとらえております。  ただ、その分が、当日投票が減ったというのは、なかなかこの数字だけ見ても、ちょっと現在判断が難しいかと思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、私は、この期日前ができるのは、公示の次の日から投票日の前日までというふうに思っておりますけれど、間違いないですか。 ◯議長(浜永義機君)選挙管理委員会書記長。 ◯選挙管理委員会書記長(高原政信君)再質問にお答えいたします。  確かに、期日前投票のできる期間につきましては、今議員おっしゃられたとおり、告示日の翌日から投票日の前日までの期間に限られております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、期日前をするときに、会場で期日前投票宣誓書を書かなければならないわけですね。以前から比べて、大分簡素化されているとはお聞きしております。以前私は支持者の人から、根掘り葉掘り聞かれて、大変嫌な気分になったというようなことを聞いたことがあります。そういう事実は掌握しておりますか。 ◯議長(浜永義機君)選挙管理委員会書記長。 ◯選挙管理委員会書記長(高原政信君)お答えいたします。  ただいま、この期日前投票制度、これは平成十五年から、今の名称に変わりましたけど、それ以前は不在者投票制度という形での事前の投票制度がありました。その時点におきましては、かなり、あくまでもこの投票制度というのは、例外的な措置でありましたので、事前に投票する不在投票の事由につきましては、厳格な、ある程度の要件がありましたので、かなり中身につきましては細かいところまでお聞きして、その理由に該当するかという部分での把握をしておりました。  けど、今回平成十五年に、この期日前投票制度ができましてからは、ある程度、そういう選挙人の方々の御負担を軽くすると、選挙しやすい、投票するというような目的のもとに、かなり理由の聞き取り等につきましては、非常に簡素化されて、宣誓書に記載されております事由の中から一つを選んでいただき、その旨宣誓するというような形での住所、氏名、生年月日等を記載していただくという形での宣誓書を提出するということに簡素化されておりますので、従前と比べたら、過去はそういう部分があったと思いますけど、今現在はかなりスムーズに選挙人の方々も投票していただいていると認識しております。
     以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)期日前投票宣誓書を提出しなければならないということは、私も認識しておりますけれども、これをどこで書かなければならないというような法的制限がありますか。 ◯議長(浜永義機君)選挙管理委員会書記長。 ◯選挙管理委員会書記長(高原政信君)中山議員の再質問にお答えいたします。  基本的には、法でどこでというような規定は、確かに現在の法ではございません。ただ、現実的に期日前投票で投票いただくということになりますので、御本人が当然投票所においでいただくという形になります。そこで、期日前投票に該当するんだという申し立てをしていただくという形になっておりますので、県下各市町村聞きますけど、ほとんどが期日前投票の受付等で、そこで書いて、申請を出していただいているというような状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、何の法的制限もないんですね、調べてみると。この宣誓書を自宅で書いてもいいというようなことがわかっております。そして、当日の期日前投票所に持っていく。もちろん本人証明の何がしかの証明書は要りますけれども。実は、この宣誓書、あの会場で書いていると、お年を召した人なんか、手が震えて大変やったとかね、そういう声を多く聞いております。ぜひ、そういう方向に進められたら、自宅で書いて、当日期日前の日に本人の証明とこれを一緒に持っていけば、投票が可能というような方向に、ぜひいっていただけたらなというふうに思います。  さて、最後の問題であります。子宮頸がん予防ワクチンの公費助成の考えについてであります。  大変失礼なことを聞くかもしれませんけれども、市長並びに総務部長にお尋ねをします。奥さんは怖くないですか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)中山議員の再質問にお答えいたします。  あのですね、怖いと思っております。(笑) ◯議長(浜永義機君)総務部長。 ◯総務部長(筒井道雄君)同じでございます。(笑) ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、住民基本台帳を調べてみますと、十一月末日現在、宇佐市の総人口六万八百四十人、そのうちに女性が三万二千三百八十六人という数がわかりました。実に、五三・三九%の方が女性というのが事実であります。市政執行に当たっても、また、いろんな、これから事をつかさどっていくためにも、女性の意見等は無視できないというふうに思っております。  それでは、九月議会に引き続きまして、中原副市長に、宇佐の方言の時間がやってまいりました。あと九分でございますけれども、私たちは、宇佐の方言で怖いとか恐ろしいときに、おっかないという言葉を言います。私の場合は、ちょっと答弁を差し控えたいと思いますけれども、怖い、恐ろしいのおっかない、決して奥さんが一緒のときに、他人にそういうことは副市長、言わないでいただきたいと思います。たとえおっかなくても、我が宇佐市には宇佐神宮があります。あそこに行けば、家内安全のお守りを売っておりますので、ぜひお買い求めをいただきたいと思います。  先ほど市長に女性の声は無視できないなというようなことをお尋ねしましたけれども、実は、この子宮頸がん、該当者の人数を当たってみると、一千百六十六名の方がおられます。自治体によりますと、その前に、大体この子宮頸がん、一人の方が約四万八千円ぐらい、三回接種するとですね、三回が義務づけられているそうですけれども、約四万八千円ぐらいかかるんだそうです。自治体によっては、一回の一万六千円の分の一万円を市が助成して、個人負担六千円というような自治体もございます。大体国の方向として、ヒブ、また、小児用肺炎球菌、そして、子宮頸がんは無料化の方向であるというようなお達しがありますけれども、まだ、はっきりとした数字がありません。  市長、副市長には、ぜひ女性を敵に回さないように、くれぐれも言いたいと思います。近々、県が市の担当を集めて、そういう話があるというようなことをお聞きしておりますけど、それはいつごろでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)子育て支援課長の松原でございます。  再質問にお答えいたします。  今週の十日、金曜日を予定しているところでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、一回の一万六千円の分の、市が一万円助成してあげると、千百六十六万円、もちろんそういう補助なんか全くないと、五千五百九十六万八千円、保険適用でないがゆえに、非常に高額な料金でございます。どうか、そういう方向に、ぜひいっていただきたいと思います。もう、大分前から、二十一世紀は女性の世紀と言われて久しいけれども、ぜひ、そういう方向でというような、私の切実な思いでありますけれども、最後に市長の見解をお伺いします。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)中山議員の再質問にお答えをいたします。  議員からですね、女性を敵に回さないようにという温かいアドバイスがございました。そのとおりだなあと思ってですね、心して、これからも仕事に努めてまいりたいと思います。  子宮頸ガンのワクチンのほうですけども、これは、実を言うと、私どもはですね、議員の御指摘のとおり、日本が非常にワクチン後進国になってます。これは七〇年代、八〇年代に、種痘やポリオなどの、いわゆる予防接種禍があって、それの訴訟が次々打たれまして、国が全部敗訴したと。それの一件があって以来ですね、いわゆる接種法を、今までは義務接種だったのを、いわゆる勧奨というか、本人の任意にどんどん打ち変えていった時代がありましたので、そういう面で、ワクチンの行政が非常におくれたと、そういう面では予防行政がですね、本当にですね、先進諸国では最もおくれているという状態だなというふうに思ってます。  したがって、今回の、私ども子宮頸ガンのワクチンに接種に当たっては、これはヒブと肺炎球菌のワクチンも、三つそろってということなんですけども、本来国がきちんとですね、予防接種法上の義務接種に位置づけて、一〇〇%国の経費で面倒見てほしいというのが、私たち、これは市長会のみんなの要求だったわけです。  しかしながら、今回は法的な問題はさておき、今年度からですね、早急に補正予算で取り組もうと。県に基金を積んで、そこにとりあえず資金提供をしようということでありましたので、先ほどの答弁ではですね、市の負担分がどういう形で財源補てんされているのか、きちんと見た上で対応していきたいというようなお話をしています。今回十日の日に説明会があるということですので、その辺をきちんと聞いて、地方財政負担がきちんと担保されているかどうかを見きわめていきたいと。今議員おっしゃったように、結構な額になるんですね。それで、そういうことを見きわめますけども、今回は緊急避難的にそういう措置であったとしても、今後はですね、きちんと予防接種の法律の中に義務接種ということを位置づけまして、全額国の予算できちんとやっていただきたいというのが、私の考えでございます。  以上でございます。どうぞよろしくお願いします。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、十日の日にどなたが出席されるかわかりませんけれども、そのときに県の方に対して、私は、女性を敵に回したくないというふうに言っていただけると、公費助成額も大きくなるんではないかな、そういうふうに思います。  以上で終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で中山議員の一般質問を終結いたします。  以上で市政一般に対する質問をすべて終了し、本日の日程を終了いたします。  ここで、議事日程の変更についてお諮りいたします。  明九日は、市政一般に対する質問の後、議案に対する質疑、議案並びに請願の委員会付託となっていますが、本日、市政一般に対する質問をすべて終了いたしましたので、会議規則第二十一条の規定により、明九日の日程を、議案に対する質疑の後、議案並びに請願の委員会付託と変更したいと思いますが、これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)御異議なしと認めます。  よって、九日の議事日程を変更することに決しました。  よって、次の本会議は、明九日、午前十時から再開し、日程は、議案に対する質疑の後、議案並びに請願の委員会付託といたします。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労さまでございました。              散会 午後二時〇六分 宇佐市議会...