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2008年12月08日 平成20年第4回定例会(第2号) 本文
2008年12月08日 平成20年第4回定例会(第2号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2008-12-08
    2008年12月08日 平成20年第4回定例会(第2号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
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    2008年12月08日:平成20年第4回定例会(第2号) 本文 (458発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過              開議 午前十時〇二分 ◯議長(浜永義機君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十七名で、地方自治法第百十三条の定足数に達していますので、議会は成立をいたしました。  これより十二月二日をもって招集されました第四回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、市政一般に対する質問となっています。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(浜永義機君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。   市政一般に対する質問一覧表(平成二十年十二月八日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨      │答弁を ┃ ┃      │                        │求める者┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃二十番   │一、地域防災力について             │市長・部┃ ┃高橋宜宏君 │ (1) 地球温暖化によるものと懸念される局地的  │長及び ┃
    ┃      │   な集中豪雨による被害が全国各地で発生し  │担当課長┃ ┃      │   ている。近年では市街地における透水性   │    ┃ ┃      │   の低下や森林の荒廃による保水力の低下な  │    ┃ ┃      │   どによって都市洪水の被害が年々増加傾   │    ┃ ┃      │   向にある。宇佐も数年前から四日市市街   │    ┃ ┃      │   地や法鏡寺の駅館川沿いでこれまでになかっ │    ┃ ┃      │   た洪水被害が見られるようになっている。  │    ┃ ┃      │   宇佐市の被害実態と対策についてお訊きし  │    ┃ ┃      │   たい。                  │    ┃ ┃      │ (2) 国の地震調査委員会は十一月十七日、瀬戸  │    ┃ ┃      │   内海西部の周防灘断層群について、大地震  │    ┃ ┃      │   の発生確率と、地震の予想規模を公表した。 │    ┃ ┃      │   これによると、断層群のうち山口県防府市  │    ┃ ┃      │   南沖から国東半島北西沖に伸びる断層帯   │    ┃ ┃      │   全長四十四キロの「周防灘断層群主部」で  │    ┃ ┃      │   は、今後三十年以内にマグニチュード七・  │    ┃ ┃      │   六程度の地震が二~四%の確率で発生する  │    ┃ ┃      │   とし、国内の活断層では発生確率の高い上  │    ┃ ┃      │   位二十五%のグループに入るという。大変  │    ┃ ┃      │   ショッキングな話だが、建物の耐震化や広  │    ┃ ┃      │   報、住民の防災意識の向上等防災計画の見  │    ┃ ┃      │   直しが必要だと思うが如何。        │    ┃ ┃      │二、観光問題について              │    ┃ ┃      │ (1) 世界遺産の白川郷がある岐阜県白川村は人  │    ┃ ┃      │   口約一八〇〇人だが、観光客数は昨年は一  │    ┃ ┃      │   五〇万人、今年は二〇〇万人に近づきそう  │    ┃ ┃      │   だという。古き良き町並みは全国にあるが、 │    ┃ ┃      │   世界中からこれほど多くの人が集まる地区  │    ┃ ┃      │   は少ない。まさに世界遺産効果だ。ところ  │    ┃ ┃      │   で去る九月二十六日、新たな世界文化遺産  │    ┃ ┃      │   候補として、地方自治体から公募した三十  │    ┃ ┃      │   二件のうち、「金と銀の島、佐渡」など五  │    ┃ ┃      │   件を選んだ。これにより日本の遺産候補は  │    ┃ ┃      │   十三件となった。県と宇佐市等県北五市な  │    ┃ ┃      │   どでつくる「宇佐・国東文化世界遺産登録  │    ┃ ┃      │   推進委員会」は、前回に引き続き登録を目  │    ┃ ┃      │   指し文化庁に提案書を提出していたが、今  │    ┃ ┃      │   回も残念ながら候補外となった。文化庁は  │    ┃ ┃      │   ユネスコの世界遺産委員会が登録抑制傾向  │    ┃ ┃      │   にあることなどを踏まえ、自治体からの公  │    ┃ ┃      │   募は打ち切るとのこと。今後、宇佐市とし  │    ┃ ┃      │   てはこの運動をどうリードしていくのか。  │    ┃ ┃      │ (2) 最近、県内が舞台となった「恋空」「デト  │    ┃ ┃      │   ロイト・メタル・シティ」(DMC)「釣り │    ┃ ┃      │   バカ日誌十九」が次々と全国公開されてい  │    ┃ ┃      │   る。中でも「恋空」は今はやりの「ケータ  │    ┃ ┃      │   イ小説の最高傑作」と言われ、一六〇〇万  │    ┃ ┃      │   人が涙したと言われる物語。昨年劇場公開  │    ┃ ┃      │   され、大ヒットとなっているが、この映画  │    ┃ ┃      │   のクライマックスシーンの撮影は、実は宇  │    ┃ ┃      │   佐市で行われている。この映画を誘致した  │    ┃ ┃      │   のは大分市ロケーションオフィス。釘宮大  │    ┃ ┃      │   分市長が会長を務めるフィルムコミッショ  │    ┃ ┃      │   ンだ。このチームは今年「釣りバカ日誌」  │    ┃ ┃      │   の誘致にも成功している。私も何年か前、  │    ┃ ┃      │   映画・TV番組・CMなどの撮影が円滑に  │    ┃ ┃      │   進むようサポートするための非営利団体、  │    ┃ ┃      │   フィルムコミッションの設立を提案したこ  │    ┃ ┃      │   とがあったが、その後どうなったのか。   │    ┃ ┃      │ (3) 世界的な景気減速と急速な円高の影響で、  │    ┃ ┃      │   日本を訪れる外国人旅行者が大幅に落ち込  │    ┃ ┃      │   み始めたという。九月の訪日外国人数は前  │    ┃ ┃      │   年同月比六・九%減の六十四万人。しかし  │    ┃ ┃      │   ながら一時的な落ち込みはあるとはいえ、  │    ┃ ┃      │   中長期的な展望で考えたときには今後も外  │    ┃ ┃      │   国人旅行者の訪日は十分増加が見込めると  │    ┃ ┃      │   いう。特に大分県観光の場合、韓国人旅行  │    ┃ ┃      │   者が外国人旅行者の七十七%を占め、断ト  │    ┃ ┃      │   ツだ。宇佐市の観光で、こうした外国人旅  │    ┃ ┃      │   行者向けの受け入れ対策は考えているのか。 │    ┃ ┃      │ (4) 宇佐市と大分交通との三セクで運営してい  │    ┃ ┃      │   る八幡駐車場は、全国から年間数多くの旅  │    ┃ ┃      │   行者が訪れる言わば宇佐観光の玄関でもあ  │    ┃ ┃      │   る。一、二年前から、ここの公衆トイレを  │    ┃ ┃      │   巡って、利用時間、利用対象者は誰かなど  │    ┃ ┃      │   さまざまなトラブルが起こっている。この  │    ┃ ┃      │   トイレは平成七年、大分県の「豊の国さわ  │    ┃ ┃      │   やかトイレ整備モデル事業」で設置された  │    ┃ ┃      │   トイレだと記憶している。この事業の主体  │    ┃ ┃      │   者、管理者、目的、利用時間、利用対象者  │    ┃ ┃      │   は。また当局はこうした問題を把握してい  │    ┃ ┃      │   るのか、把握しているのならどう改善した  │    ┃ ┃      │   のか。                  │    ┃ ┃      │三、山本浄水場改修工事の入札問題について    │    ┃ ┃      │ (1) 平成十七年の中止について、まず、水    │    ┃ ┃      │   利権確保の見通しが立たなかった理由は何  │    ┃ ┃      │   なのか。なぜ最初の事業は国庫補助の対象  │    ┃ ┃      │   にしなかったのか。その理由は市の側にあっ │    ┃ ┃      │   たのか、それとも国の側だったのか。また、 │    ┃ ┃      │   市議有志の会で最初に申し入れた質問に   │    ┃ ┃      │   「談合情報による中止については、その事  │    ┃ ┃      │   実関係はありません」と回答があったが、  │    ┃ ┃      │   九月議会の一般質問でもヒアリングでは担  │    ┃ ┃      │   当課長から「国際水道コンサルタントの詳  │    ┃ ┃      │   細設計が、施工に於いて、特定企業しか参  │    ┃ ┃      │   加できないようなものになっていたので、  │    ┃ ┃      │   そうした不正を防ぐために今回設計施工一  │    ┃ ┃      │   括方式にした」との説明を受けた。この事  │    ┃ ┃      │   実をどうして急遽変更したのか。      │    ┃ ┃      │ (2) 四十億円という巨大プロゼクトで二社しか  │    ┃
    ┃      │   入札参加表明がなかったというのが今回の  │    ┃ ┃      │   入札における最大の疑惑。私たちの再三に  │    ┃ ┃      │   わたる申し入れにも、二社でも有効だとす  │    ┃ ┃      │   る法律論のみで、その疑惑については何ら  │    ┃ ┃      │   答えようとしないばかりか、むしろ業者よ  │    ┃ ┃      │   りの立場に終始している。最初の回答書に、 │    ┃ ┃      │   本契約を延期、中止することが業者に対し  │    ┃ ┃      │   て債務不履行になるとあるが、どのような  │    ┃ ┃      │   債務関係が生じているのか。        │    ┃ ┃      │ (3) 入札参加表明した二社は、ともに、バブル  │    ┃ ┃      │   期の経営失敗が祟り財務が悪化。現在、西  │    ┃ ┃      │   松はCDS(クレジット・デフォルト・ス  │    ┃ ┃      │   ワップ=貸付債権の信用リスクを保証して  │    ┃ ┃      │   もらうオプション取引)から見た日本企業  │    ┃ ┃      │   の破綻リストで、ワースト八だし、ハザマ  │    ┃ ┃      │   は西武建設、安藤建設と資本提携するなど  │    ┃ ┃      │   経営再建中という。今回、ハザマと契約し  │    ┃ ┃      │   たそうだが、問題はないのか。       │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃八番    │一、介護や健康・福祉と暮らしに関する事項に   │市  長┃ ┃用松律夫君 │ ついて                    │担当部長┃ ┃      │ (1) 無保険の子どもへの保険証の交付はいつか  │    ┃ ┃      │   ら実施するのか。             │    ┃ ┃      │ (2) 収納率を上げるためにも資格証の発行中止  │    ┃ ┃      │   を。                   │    ┃ ┃      │ (3) 厚労省保険局国民保険課第二財政係り主査  │    ┃ ┃      │   の正田信之氏は資格証の未交付の豊後高田  │    ┃ ┃      │   市や九重町、姫島村に対し、特別調整交付  │    ┃ ┃      │   金のペナルティーをかけてないと明言した。 │    ┃ ┃      │   これまでこのペナルティーを理由に資格証  │    ┃ ┃      │   を交付してきたが、その根拠は崩れた以上、 │    ┃ ┃      │   資格証発行の中止を。           │    ┃ ┃      │ (4) 各種の税の延滞金の減免制度の拡充を。   │    ┃ ┃      │ (5) 独居老人の定期の安否確認制度の拡充を。  │    ┃ ┃      │ (6) 県は保護決定に当たり十四日以内の遵守と  │    ┃ ┃      │   繋ぎ資金制度において県下の自治体間に不  │    ┃ ┃      │   平等やバラつきがあってはならないという  │    ┃ ┃      │   立場から市町村を指導すると明言したが、  │    ┃ ┃      │   宇佐市はこの方針に従い改善策を。     │    ┃ ┃      │ (7) 乳幼児医療の助成制度の拡充をいつまでに  │    ┃ ┃      │   やるのか。                │    ┃ ┃      │ (8) 基金や利用抑制による余剰財源で来期の保  │    ┃ ┃      │   険料をいくらに引き下げるのか。      │    ┃ ┃      │二、学校給食費について             │教育長 ┃ ┃      │ (1) 今回の不祥事が三年間も見抜けなかったの  │    ┃ ┃      │   か、また、その教訓から何を学んだか。   │    ┃ ┃      │ (2) 再発防止と保護者負担の増大を招かないた  │    ┃ ┃      │   めにも、給食費の会計を公の市の会計に移  │    ┃ ┃      │   行を。                  │    ┃ ┃      │三、山本浄水場の入札問題について        │副市長 ┃ ┃      │ (1) 当初の見通しの甘さは何が原因か。     │    ┃ ┃      │ (2) 何故、副市長が市長職務代理者の時に、入  │    ┃ ┃      │   札公告を出したのか。           │    ┃ ┃      │ (3) 市長は何故、議員の切り崩しの先頭に立っ  │    ┃ ┃      │   たのか。                 │    ┃ ┃      │ (4) 談合疑惑を「解明」するのに、何故、入札  │    ┃ ┃      │   公告の責任者が調査委員会責任者を兼ねた  │    ┃ ┃      │   のか。                  │    ┃ ┃      │四、国土交通省の来年四月からの家賃引き上    │担当部長┃ ┃      │ げに伴い減免制度の拡充を。          │    ┃ ┃      │五、住宅新築資金貸し付け事業の国の助成制度   │担当部長┃ ┃      │ を全面的に活用し市と返済困難な困窮者の    │    ┃ ┃      │ 負担軽減を。                 │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃十四番   │一、社会資本の基盤整備について         │市長・部┃ ┃佐田則昭君 │  一市二町が合併し、厳しい財政状況の中で   │長及び ┃ ┃      │ 新宇佐市がスタートしました。第二の夕張に   │担当課長┃ ┃      │ ならないように、議会、執行部共に行財政    │    ┃ ┃      │ 改革を推進しました。結果は三年目にして単年  │    ┃ ┃      │ 度黒字となり、今後も引き続き行財政改革は   │    ┃ ┃      │ しなければならない。             │    ┃ ┃      │  しかし、厳しい財政状況の中において今こ   │    ┃ ┃      │ そ投資的経費の活用こそ市民に明るい夢と希   │    ┃ ┃      │ 望をもたらすでしょう。            │    ┃ ┃      │  そこで、                  │    ┃ ┃      │ (1) 行財政改革の評価と今後の宇佐市の方向性  │    ┃ ┃      │   又合併周辺対策の対応について。      │    ┃ ┃      │ (2) 合併特例債の財源としてこれまでに行なわ  │    ┃ ┃      │   れた事業を旧市、町別事業件数と金額は。  │    ┃ ┃      │ (3) 合併時に旧安心院町の重要課題の一件とし  │    ┃ ┃      │   て、第二期県営中山間地域総合整備事業   │    ┃ ┃      │   (農業用用水施設パイプライン改修)の執  │    ┃ ┃      │   行状況は。                │    ┃ ┃      │ (4) 合併前の事業縮小分や中止分を復活しては  │    ┃ ┃      │   どうか。                 │    ┃ ┃      │ (5) 葬斎場から平成の森公園までの道路新設に  │    ┃ ┃      │   取り組みをしてはどうか。         │    ┃ ┃      │    野球場の整備もなされスポーツを通じて  │    ┃ ┃      │   青少年の育成、市民の健康づくりの会場に  │    ┃ ┃      │   通づる必要な道路であり、早急に検討を願  │    ┃ ┃      │   いたい。                 │    ┃ ┃      │   (新開議員が以前要望している)      │    ┃ ┃      │二、福祉関係について              │担当部 ┃ ┃      │ (1) 昨年十二月議会の一般質問の経過について  │課  長┃ ┃      │   宇佐市第四期介護保険事業全般について平  │    ┃ ┃      │   成二十年度に見直しすることになっている  │    ┃ ┃      │   が、その後の進捗状況はどうなっているか。 │    ┃ ┃      │三、地域コミュニティについて          │担当部 ┃ ┃      │ (1) 地域コミュニティの認定を佐田地区が受け、 │課  長┃ ┃      │   現在佐田地区まちづくり協議会を設立し、  │    ┃
    ┃      │   情報の受発信を図りたいと思うが、通信速  │    ┃ ┃      │   度が遅く十分にインターネットが使いこな  │    ┃ ┃      │   せない状態であるため早急に市のほうで検  │    ┃ ┃      │   討していただきたい。           │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃二十七番  │一、白も黒もない米国は一つだと宣言したオバ   │    ┃ ┃広岡利公君 │ マ氏が史上初の黒人大統領に圧倒的な勝利を   │    ┃ ┃      │ 果した。心から祝福し今後の健闘を祈る。    │    ┃ ┃      │二、山本浄水場改修事業の談合からくり入札に   │    ┃ ┃      │ ついて                    │    ┃ ┃      │ (1) 平成十六年度事業計画では、国際コン    │市  長┃ ┃      │   サルタントの設計では、二十四億円の工事  │    ┃ ┃      │   費が決定され、設計料六、五〇〇万円の多  │    ┃ ┃      │   額な、無駄な市税が支払われた。今回は談  │    ┃ ┃      │   合防止とかの理由で設計施工一括方式で四  │    ┃ ┃      │   十億円の事業費に膨れ上がった。前回に比  │    ┃ ┃      │   べて十六億円も水増しした事業となる。詳  │    ┃ ┃      │   細な設計書も仕様書も図面も委員会や議会  │    ┃ ┃      │   にも示さず幾等考えても納得できない。市  │    ┃ ┃      │   民に対し説明も出来ない。市として正当正  │    ┃ ┃      │   義の入札と思うか。            │    ┃ ┃      │ (2) 確率の高い噂によれば今回の入札は天の声  │市  長┃ ┃      │   によって全国大手企業二社の業者が選定さ  │    ┃ ┃      │   れたと言っている。市の職員等の話でも市  │    ┃ ┃      │   長や部課長の建設的な意向でもなく地元国  │    ┃ ┃      │   会議員など大物ボス的議員の神業的な存在  │    ┃ ┃      │   が言われている。             │    ┃ ┃      │    私も事業では経験済みだが大手企業二社  │    ┃ ┃      │   が選ばれた事が、からくり談合入札と言わ  │    ┃ ┃      │   なければならない。入札資格条件を設定全  │    ┃ ┃      │   国大手十一社のみで公募方式とさせ、結果  │    ┃ ┃      │   は天の声に従がい二社のみの申請となった。 │    ┃ ┃      │   他の九社は公募には申請出来ないのが企業  │    ┃ ┃      │   での常識である。             │    ┃ ┃      │ (3) 最近の新聞報道によれば、西松建設は海外  │市  長┃ ┃      │   において裏金作りの対策として架空の建設  │調  査┃ ┃      │   工事を仕立て、十億以上の裏金を作った事  │検討委員┃ ┃      │   で事件となった裏金の一部一億円は、日本  │    ┃ ┃      │   に送金済みとなる。その金を、宇佐市の入  │    ┃ ┃      │   札対策に使ったのではないか。ハザマ組も  │    ┃ ┃      │   全国大手企業信用調査によれば不良企業ワー │    ┃ ┃      │   スト五にランクされている様だが二社を選  │    ┃ ┃      │   定した入札調査検討委員会五名の役割は問  │    ┃ ┃      │   題ではないか。情報公開上五名の名前は出  │    ┃ ┃      │   さないとして来たが、二社の実績は評価出  │    ┃ ┃      │   来ないので、この際氏名を公表すべきと思  │    ┃ ┃      │   うがどうか。               │    ┃ ┃      │ (4) 私達十三名は宇佐市を洗濯する有志会とし  │市  長┃ ┃      │   て議会において入札問題で反対し、現在も  │    ┃ ┃      │   市民に対し訴えている。市長は入札に反対  │    ┃ ┃      │   したN議員の推せん母体の大分県組織の本  │    ┃ ┃      │   部に入札反対を足止めさせるべく申し入れ  │    ┃ ┃      │   た。市長曰く、組織とは有効関係団体なの  │    ┃ ┃      │   で別にN議員を脅迫する意図はないと答え  │    ┃ ┃      │   た。その他K議員宅にも脅迫めいた電話が  │    ┃ ┃      │   鳴り続いているが、これもまさかと思うが  │    ┃ ┃      │   市長の指示ではないか。N議員は意志の強  │    ┃ ┃      │   い、立派な市民代表の人と評価出来るが、  │    ┃ ┃      │   組織の力により、反対運動を封殺され有志  │    ┃ ┃      │   会も撤退、身を引いた。K議員は体調は良  │    ┃ ┃      │   くないが、反対の信念は貫く様である立派  │    ┃ ┃      │   な議員だ。                │    ┃ ┃      │    たとえ何方であろうが善良なる議員の活  │    ┃ ┃      │   動を妨害すべきではない。市長でも部課長  │    ┃ ┃      │   でも。                  │    ┃ ┃      │ (5) 平成十六年度山本浄水場事業計画において、 │    ┃ ┃      │   国際コンサルタントの設計費六、五〇〇万  │    ┃ ┃      │   円の損失について議会や市民に対し明確に  │    ┃ ┃      │   示すべきである。現在まで議会には説明は  │    ┃ ┃      │   ない。                  │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃二番    │一、市民サービスについて問う          │担  当┃ ┃中山実生君 │ (1) 三月末~四月始めの土、日開庁の考えは?  │部課長 ┃ ┃      │ (2) 行政手続き一ヵ所で!「ワンストップサー  │    ┃ ┃      │   ビス」の考えは?             │    ┃ ┃      │ (3) 行政のムダ遣い根絶を!外部監査機関の設  │    ┃ ┃      │   置の考えは?               │    ┃ ┃      │ (4) 地上デジタル対策において、高齢者や低所  │    ┃ ┃      │   得者の負担軽減を求めるがその考えは?   │    ┃ ┃      │ (5) 高齢者などの困り事を手助け!ワンコイン  │    ┃ ┃      │   サービス導入の考えは!          │    ┃ ┃      │ (6) 注目を集める「都市鉱山」携帯リサイクル  │    ┃ ┃      │   促進の考えは?              │    ┃ ┃      │二、介護対策について問う            │    ┃ ┃      │ (1) 介護保険料の算出方法は?         │    ┃ ┃      │ (2) 介護人材の確保の為、就学資金貸付の考え  │    ┃ ┃      │   は?                   │    ┃ ┃      │ (3) 出前介護予防教室開催の考えは?      │    ┃ ┃      │ (4) 元気な高齢者が介護担い手に!高齢者ボラ  │    ┃ ┃      │   ンティア制度導入の考えは?        │    ┃ ┃      │三、中小企業支援策について問う。        │    ┃ ┃      │ (1) 一年間の倒産件数は?           │    ┃ ┃      │ (2) 緊急保証制度の窓口は?          │    ┃ ┃      │ (3) 周知徹底の策は?             │    ┃ ┃      │ (4) 予約保証制度は可能か?          │    ┃ ┃      │四、水問題について問う             │    ┃ ┃      │ (1) 下水道普及率は?             │    ┃ ┃      │ (2) 浄化槽の普及にどう取り組むのか?     │    ┃ ┃      │五、教育現場に問う               │    ┃ ┃      │ (1) 「モンスターペアレント」の件数は?    │    ┃
    ┃      │ (2) 市に対応手順をまとめたマニュアルはある  │    ┃ ┃      │   のか?                  │    ┃ ┃      │ (3) 三世代同居の世帯には、報奨金を?     │    ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━┛ ◯議長(浜永義機君)まず、二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)皆さん、おはようございます。二十番の高橋です。  今回は久々にトップバッターの栄に浴することになりました。これもひとえに皆さん方のおかげだと衷心より御礼を申し上げます。最近いいことが余りないもんですから、こういうささやかなことに喜びを持っております。  それでは、今回私は三項目にわたり質問をいたします。  まず、第一の質問は、地域防災力についてです。  地球温暖化によるものと懸念される局地的な集中豪雨による被害が全国各地で発生しています。近年では、市街地における透水性の低下や森林の荒廃による保水力の低下などによって、都市洪水の被害が年々増加傾向にあります。宇佐市も数年前から、四日市市街地や法鏡寺の駅館川沿いで、これまでになかった洪水被害が見られるようになっています。そこで質問ですが、宇佐市の最近の被害実態とその対策についてお聞きしたいと思います。  次は、地震対策についてです。  国の地震調査委員会は十一月十七日、瀬戸内海西部の周防灘断層群について、大地震の発生確率と地震の予想規模を公表しました。これによりますと、断層群のうち山口県防府市南方沖から国東半島北西沖に伸びる断層帯全長四十四キロの周防灘断層群主部では、今後三十年以内にマグニチュード七・六程度の地震が最大四%の確立で発生するとし、国内の活断層では発生確率の高い上位二五%のグループに入るといいます。大変ショッキングな話ですが、建物の耐震化や広報、住民の防災意識の向上等防災計画の見直しが必要だと思いますが、いかがお考えでしょうか。  第二の質問は、観光問題についてです。  通告書には、第一点目に世界遺産の運動、第二点目にフィルムコミッション、第三点目に外国人旅行者の受け入れ対策について載せており、それぞれ質問する予定でしたが、時間の関係上まことに申しわけございませんが、今回は割愛させていただきます。  それでは、第四点目の八幡駐車場の問題について質問をいたします。  宇佐市と大分交通との三セクで運営している八幡駐車場は、全国から年間数多くの旅行者が訪れる、いわば宇佐観光の玄関でもあります。ところが、一、二年ほど前から、ここの公衆トイレをめぐって、利用時間、利用対象者はだれかなどさまざまなトラブルが起こっています。このトイレは、平成七年、大分県の「豊の国さわやかトイレ整備モデル事業」で設置されたトイレだと記憶していますが、この事業の主体者、管理者、目的、利用時間、利用対象者はどうなっているのでしょうか。また、当局はこうした問題を把握しているのでしょうか。把握しているのならどう改善してきたのでしょうか。  第三の質問は、山本浄水場改修工事の入札問題についてです。  平成十七年の工事中止について、まず、水利権確保の見通しが立たなかった理由と、なぜ最初の事業は国庫補助の対象にしなかったのか。そして、その理由は市の側にあったのか、それとも国の側にあったのか。お尋ねをいたします。  また、市議有志の会で最初に申し入れた質問に、「談合情報による中止については、その事実関係はありません」との回答がありましたが、九月議会の一般質問でもヒアリングでは担当課長から「国際水道コンサルタントの詳細設計が、施工において、特定企業しか参加できないようなものになっていたので、そうした不正を防ぐために今回設計施工一括方式にした」と説明を受けたのですが、この事実をどうして急遽変更したのかを改めてお聞きいたします。  二点目は、四十億円という巨大プロジェクトで二社しか入札参加表明がなかったというのが、今回の入札において最大の疑惑です。私たちの再三にわたる申し入れにも、二社でも有効だとする法律論のみで、その疑惑については何ら答えようとしないばかりか、むしろ業者寄りの立場に終始しておりました。最初の回答書に、本契約を延期、中止することが業者に対して債務不履行になるとありましたが、どのような債務関係が生じているのかを具体的にお答えいただきたいと思います。  三点目は、入札参加表明した二社が、ともにバブル期の経営失敗がたたり、財務が非常に悪化している点です。現在、西松は貸し付け債権の信用リスクを保証してもらうオプション取り引きであるCDS、これはクレジット・デフォルト・スワップといいますけれども、このCDSから見た日本企業の破綻リストでワースト八です。また、ハザマは西武建設、安藤建設と資本提携するなど経営再建中といいます。今回ハザマと契約したそうですが、問題はないのでしょうか。  以上で最初の質問を終わります。簡潔かつ明瞭に答弁をお願いしたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)それでは、高橋議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、一項目めの地域防災力についてを、総務部長 小倉正五君。 ◯総務部長(小倉正五君)おはようございます。総務部長の小倉でございます。  二十番 高橋議員の一項目め、地域防災についての御質問にお答えいたします。  一点目、四日市市街地や法鏡寺の駅館川沿いでこれまでなかった洪水被害が見られるようになっているなど、宇佐市の被害実態と対策についてでありますが、近年、宅地開発の増加と大雨によって、宇佐市においても内水による都市型洪水の被害が発生するようになってきています。  平成十六年の大雨や台風時には、四日市地区の農業用水路沿いで道路の冠水、床下浸水が発生し、法鏡寺地区では排水路があふれることによる宅地の冠水や床下浸水が発生しています。  四日市については、水路管理者と協議を重ね、水路の管理を徹底することによって被害の発生を回避しています。法鏡寺地区については、応急措置として排水ポンプを購入して対応しているところでありますが、早い時期に関係機関との協議を調え、対策を講じてまいりたいと考えています。  一項目めの二点目、建物の耐震化や広報、住民の防災意識の向上等防災計画の見直しについてでありますが、国の地震調査委員会は、周防灘断層群主部が活動した場合、大分県の中津市から豊後高田市で震度六強以上の強い揺れとなり、大分市の一部などでも震度五強が観測されると見ています。また、海上では、周防灘全域で約一メートルの津波があると予測しています。  大分県は、本年五月末に、地震防災対策総合推進事業の一環として、ボーリングによる地質データに基づき、周辺地域の地震環境を分析した被害想定調査結果を公表しております。この中で、周防灘断層帯の地震による震度は、宇佐市で五強の揺れを予測しており、国の調査結果とは乖離がある想定となっています。  宇佐市としては、国の地震調査委員会の長期評価及び大分県地震被害想定調査結果を市の防災対策に反映するとともに、減災フォーラムや広報等を通じて、いつ、こうした程度の地震が起きてもおかしくないことを知っていただき、地震に対する危機感を醸成し、防災に対する取り組み強化を図ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの観光問題についての四を、経済部長 大冨義夫君。 ◯経済部長(大冨義夫君)おはようございます。経済部長の大冨です。  二十番 高橋議員の御質問にお答えいたします。  二項目めの四点目、八幡駐車場のさわやかトイレについてですが、このトイレは、平成七年度に県内の主要な観光地にハイグレードなトイレを整備し、観光地の快適な環境を保持するとともに、大分県観光のイメージアップを図るという目的で、「豊の国さわやかトイレ整備事業」を活用し、市が事業主体となり設置したものであります。あわせて管理者についても宇佐市であります。利用時間は、宇佐神宮の参拝時間に合わせ、八時三十分から十七時三十分までで、利用対象者については限定しておりません。  最近このトイレの使用をめぐって、別府市の観光運送業を営むSさんから「駐車場職員との間で口論となり、さらに暴行まで受けた」との苦情の電話が入り、市として初めてこのトラブルを承知したものであります。特に観光に携わる者の一人として、こうした行為は宇佐市観光のイメージダウンにつながる極めて遺憾なことと判断し、直ちに駐車場職員に対し事実確認を行うとともに、厳重注意の上、トイレの利用・使用のあり方について指導したものであります。また、苦情をいただいたSさんにも折り返し電話をし、市としても心から陳謝申し上げたところであります。  観光客の方から、宇佐市は観光地のトイレがきれいだとお褒めの言葉を数多くいただいているのですが、今回このような事態が発生したことを受け、だれでも使用できるきれいなトイレとして徹底を図ってまいりたいと思います。また、緊急時に備えて三年前から男子トイレを夜間開放しておりますので、御利用いただければと思っています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、三項目めの山本浄水場改修工事の入札問題についてを、建設水道部長 西 時行君。 ◯建設水道部長(西 時行君)おはようございます。建設水道部長の西でございます。  二十番 高橋議員の御質問にお答えをいたします。  三項目めの山本浄水場改修工事の入札問題についての一点目、平成十七年度の工事中止の件でございますが、まず、水利権の確保につきましては、近年のうちに水利権確保の見通しが立ったため、工事中止を行いました。その後、国等の関係機関と協議を重ねた結果、ようやく本年三月に水利権の取得ができたところでございます。  また、国庫補助の対象にならなかったのはとの御質問でございますが、その改修内容が浄水処理能力・方法を変えない単純更新計画であり、補助事業の採択要件を満たさなかったためであります。よって、今回の給水処理能力の拡大等によりまして、全面改築の事業手法に見直すことで、初めて補助事業の採択が受けられるものでございます。  次に、市議会有志の会からの申し入れ質問に対する回答の件についてでございますが、詳細設計に伴う施工業者の風説は、談合情報に値するものではありません。よって、申し入れの回答では、「談合情報による中止ではありません」と回答を申し上げておるところでございます。  二点目の業者に対する債務不履行の御質問についてでございますが、前回の申し入れに対する回答でも御説明いたしましたように、入札参加表明においても参加資格者決定通知を行った時点で、お互いに債務関係が生じているものと認識をしております。  三点目の入札参加表明した二社の経営がよくないとのことでございますが、今回の入札参加者は、地方自治法施行令第一六七条の四項及び五項の規定に基づき、入札公告で公示した入札参加資格をすべて満たしておりますので、特に問題はないと思っております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で高橋議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)それでは、順次再質問をいたします。  これもですね、時間の調整上ですね、二項目の四点目の八幡駐車場問題をまずやって、その後三項目めの山本浄水場改修工事の入札問題をやって、そして一項目に帰っていきたいと思います。  まず、二項目めの観光問題の第四点目、八幡駐車場問題ですけれども、この八幡駐車場を舞台にしたトラブルというのは、随分前から起こっていたんです。しかしながら、身内の恥なので、私も表ざたにしないで改善を求めてきたんですけれども、何ら改善されてきていない実態がありまして、今回あえて問題にしたわけです。  八幡駐車場はご承知のとおり三セクで、時枝市長が社長をしております。そのほか大園副市長、現在では浜永議長、河野副議長が取締役となっておりますね。少ないけれども報酬ももらっていると思います。以前この報酬を公債費で支払っていたことを指摘して、新聞等でも報道されて大きな問題にもなりました。  今回はここのトイレの問題です。「さわやかトイレ事業」というんですけれども、先ほどの答弁では、主体者も管理者も宇佐市ということです。ここの目的はですね、「県内の主要な観光地にモデルトイレを整備し、観光地の快適な環境を保持するとともに大分県観光のイメージアップを図る」というふうに、この事業の概要を書いたものの中に載っておりました。で、総工費と県と宇佐市のそれぞれの負担額について、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)経済部長の大冨です。  今回のトイレの事件という宇佐市の観光のイメージを悪くしたという事柄もありますんで、この件については私のほうから御答弁させていただきたいなというふうに思っています。  で、ただいまの質問は、事業費ということなので、事業費は四千四百九十万八千円、負担区分は県が一千万円で、残りが市の持ち分ということで事業実施をしたものでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)このトイレの管理者は宇佐市ということなんですけれども、委託先はどこなんですか。それと、委託料は幾らですか。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答え申し上げます。  このさわやかトイレの件については、あくまでもトイレの清掃委託を株式会社八幡駐車場と契約の上、お願いをしているという状況でございます。  以上です。(「値段は、金額」「委託料」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)失礼しました。契約金額は、年間、二十年度でございますけれども、五十二万六千九百九十五円、税込みということでございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)わかりました。いずれにしても八幡駐車場が受託者ということなんですね。  で、ここの使用対象者というんで随分トラブルもあったんですけども、先ほどの答弁では、限定していないということですね。これはもう当然ですよね。公衆トイレですからね。  で、このトイレをめぐって、過去ですね、これまでに二つの大きな問題が起こってきたんです。一つは利用時間の問題でした。夕方の五時三十分から朝の八時三十分、これは使用不可なんですね。で、国道十号線を往来するドライバーたちが前をたくさん通るんですけれども、急に催してこのトイレにやってくることが年間たくさんありました。ところが、この駐車場は従来ですね、出入り口に今でもそうですけれども、自動開閉機が取りつけてあって、しかも有料なんですね。で、あそこシャットアウトをずっとしてきた経緯があって、用を足せずにお金だけ、無駄な料金だけ払って出て行かなきゃならないという苦情がもう殺到していたわけです。中にはですね、我慢できずにあのトイレの周辺で小便をしたり、中には大便をして帰る観光客もいたということなんですね。で、こういう問題は把握なさってたんですか。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  前任の課長のほうから、議員さんの御提言も過去数回あったというところのお話は聞いておりますけども、今回みたいに具体的な状況というのは、今回初めてということでございました。  で、そういった過去の経過からして、そういった利用者の方のことも考えながら、三年前から男子トイレにあっては夜間開放もということの取り組みを始めたということでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)三年も前から改善されたと私は思わないんですけど、私もチェックしてないんでね。ここ最近は改善されていると。男子トイレを共用みたいなことで夜間は使わせているということは聞きましたけれどもね。三年前なんていうことは思わないんですけど、それは改善されたということでいいことだと思うんですけれども、実はもう一つ大きな問題が起こっていたんですね。  それは、利用対象者の問題でして、あそこの出入り口、トイレの出入り口のところは男女双方ともですね、実は私こういう写真をとってきたんですけれども、国会議員のように大きなパネルじゃないんですけどね。議員歳費が少ないですから、こういうチープなものしかないんですけれども、ここにはね、「駐車場御利用のお客様以外のトイレ使用をかたくお断りします」と書いててね、長年これでトラブルがあったんですよ。で、ここのトイレを駐車場にとめないで使おうものならですね、すごい形相で大きな声で、使うなとしかりつける、そういう光景が何度もあって、これが問題になっていたんです。  実はですね、去る十月二十四日の午前九時過ぎに、また大きな問題が起こったんですね。これは国東市の武蔵のある老人クラブのメンバー二十人ほどがマイクロバスで宇佐神宮に参拝に来たんですけれども、足の不自由なお年寄りばっかりなんで、運転手さんはですね、できるだけ境内に近いところにとめてやろうということで、神宮の中に行こうとしたんですけれども、その中の八十過ぎのおばあちゃんがですね、おなかを壊していてトイレに行きたいということになったわけなんですね。で、二人がこのおばあちゃん、その支えた二人も高齢者なんですけども、支えてですね、このさわやかトイレを利用しようということで行ったんです。ところがですね、ここの管理をしている、八幡駐車場の専務取締役、仮にHさんといいますけれども、このH氏が無情にも追い返したんですね。で、これを聞いた運転手さんがですね、余りのことなんで抗議に行ったらですね、このHさんがこの運転手さんの胸倉をつかんで乱闘になったと。で、この運転手さんの下に着ていたベストなんかは破られてですね、しかもこの駐車場のHさんは、シャッターをこう上げ下ろしする棒でですね、この運転手さんを大腿部ですか、左大腿部を殴りつけて、二度ほど殴りつけた。そういう事件が起こったわけなんです。  Sさんは、目撃者もいたんで警察ざたにしようかと思ったけれども、お客さんを連れていましたからね、時間が長引いて迷惑かけたらいけんということで、そのままさたやみにしていたんですけども、どうしても納得いかないということで私に相談したんですよね。この運転手さんがおっしゃるにはですね、損害賠償とかそういうことを申し上げるんじゃない、ただ宇佐市とこの加害者の謝罪と、それから改善を求めたいということで私に訴えてきたんですけれども、正式に謝罪をする予定ですか、どうですか。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  今回のトラブルということで、その原因となる者というのは八幡駐車場の職員という事柄なので、そこら辺にあっては議員さんのそういったお話を受けて、八幡駐車場のほうに申し入れというかそういう報告をする中で、八幡駐車場がそういった意味を含めて検討していく事柄ではないかなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)それではですね、管理者としての宇佐市の考え方というか、もう一度正式にですね、言ってもらいたい。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  あくまでも市としては、そのトイレの全体的な管理というのは市の責任でありますし、その中で八幡駐車場に関することというのは、あくまでもトイレに関する清掃の業務委託をお願いをしていると、そういう判断でございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)全然答弁になってないじゃないですか、それ。さっきおわびするって言いませんでしたか。聞きませんでしたか。おわびするっていうのは謝罪じゃないんですか。どういうこと。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  おわびを申し上げたというのは、あくまでも市に、何と言ったらいいんですかね、そのSさんに対してこういう状況の報告を受けて、Sさんに市としてトイレの清掃委託をしているという部分に対してこういう事柄があったということについてのおわびといいますか、陳謝を申し上げたというふうに御理解いただければと思います。  以上です。
    ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)これはね、あそこの八幡駐車場の社長は宇佐市長の時枝市長ですよね。この場で時枝市長に私は陳謝をしなさいよと、謝罪をしなさいよとは申し上げません。別の場面とかね、別の舞台でやればいいことですけれども。しかし、私が今聞いているのは、あのトイレの管理者としての宇佐市の謝罪というのは必要じゃないかなということを申し上げているんですよ。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  あくまでもそのトイレを使用したとかトイレを扱ったことによって、例えばその管理が悪くて背広なりそういった服を汚されたとか、そういう事柄についての事柄であれば、市としての責任というか、そういうことで市のほうがおわびを申し上げますけれども、今回のトラブルは、あくまでも駐車場の職員ということでございますので、そこら辺を含めて、八幡駐車場のほうの取り扱いになろうかというふうに思っているところです。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)じゃあですね、今指定管理でいろんなところにね、委託をしているでしょう。そういう委託先がトラブルを起こしたときに、委託先の問題なので委託した宇佐市は全然問題ありませんという考え方なの。おかしいじゃないですか、それ。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  全然ということじゃなくて、そういった観点を含めてね、(「いや、おわびをさっきしたじゃないですか、謝罪じゃないんですか」と呼ぶ者あり)おわびを申し上げたということでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)よくわからないですが、おわびをして謝罪じゃないというのは私初めて聞くんで、日本語を私もう一遍勉強し直そうかなと思いますよ。おわびしたらそれ謝罪でしょう。何ですか、それ。ただ聞かれるままにぽろっと言っただけということなの。   (「市の責任だよ」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  そういう管理の市が責任があるということも含めて、陳謝を申し上げたんですけども、そこから先についてはですね、株式会社の事柄というふうに私どもとしては判断をしているということでございますんで、御理解いただければと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)これはね、経済部長ね、あんた簡単に考えてたら大きな問題になりますよ。この被害者のSさんはね、謝罪しなかったら、私は法的に措置をとりたいと言ってるんですよ。  それともう一つ大きな問題を忘れちゃだめですよ。この八十幾つのおばあちゃんがね、追い返されてるんですよ。これ人権問題でもあるし、大げさに言ったら人道問題ですよ。こういう問題があるにもかかわらずね、あれは委託している駐車場の問題だからということで済まされますか。もっと重大視しなきゃだめですよ、この問題は。宇佐観光にとっても大きな恥だし危機ですよ、これは。そういう認識を持ってくださいよ。もう一回答弁してくださいよ。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  議員さんが言われるそういう観点で、我々も宇佐観光のイメージを悪くしたという意味も含めてですね、そういう意味で、そのSさんのほうに電話ではありますけども、陳謝を申し上げたという経過でございます。  よろしくお願いします。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)これは、あそこの社長である時枝市長もですね、ここでわびなくていいですよ。別の場面でね、やっぱり謝罪なり陳謝なりはしたほうが私はいいと思います。  でね、幸いこの運転手さんというのは、私もよく知っている方なんですよ。大変気のいい方です。繰り返しますけれども、慰謝料とか損害賠償は一切要求しないと。ただ謝罪とね、今後の改善は要求したいんだということは言っておりますんでね、どうかお願いしたいと思います。  それとね、この人年間ね、多くの観光客を宇佐市に連れてくる方なんですよ。で、宇佐のファンでもある方なんです。こういう人をね、敵にするようなことじゃね、これはもう宇佐観光は成り立ちませんよ。だからね、最近おもてなし観光なんてよく言われますけどね、やっぱあそこの駐車場の職員というのは、年間やっぱり二百万人程度の人たちと接するわけですからね、ぜひ指導のほうをよろしくお願いしたいと思っております。  では、観光問題をこの程度にしておきますけれども、次は、三項目の山本浄水場改修工事の入札問題です。  当初の工事は、これは二十四億円と言われていたんですけれども、私調べたらね、複数年の事業で実は今回と変わらない三十数億円の工事だったと聞いたんですけども、いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)水道課長。 ◯水道課長(瀬戸重光君)水道課長です。  お答えをいたします。  当初の平成十七年度、工事を着手しようと考えておった時期なんですけども、一時的な改修としまして、浄水場のみの改修としまして、二十四億円程度の設計になったと記憶しています。その後、段階的に規模を拡大した時点では、最終的には今回みたいな金額になろうと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)だからね、私ちょっとこれも疑問なんですけれども、だから計画を大きくしたので国庫補助にできたということじゃなくて、最初の工事自体国庫補助の対象にはなっていたけれども、計画自体がまずかったからできなかったというんじゃないんですか。 ◯議長(浜永義機君)水道課長。 ◯水道課長(瀬戸重光君)水道課長です。  以降お答えをいたします。  当初の計画としましては、処理方法、処理能力を変えない単純更新で考えておったみたいであります。その後、国費メニューを考慮しましたら、処理の方法、処理能力等を変更することによって国費の対象になると。そういうふうに思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)いずれにしてもですね、最初からそういう処理能力とか方法を考えていればね、国庫補助の対象になったにもかかわらず、私が申し上げているのは、例のあの詳細設計の六千五百万円のことをこだわって言っているんですよ。最初からじゃあこういう事業にすれば、六千五百万円は払わなくてよかったんじゃないですか。いかがですか。計画がまずかったんではありませんか。 ◯議長(浜永義機君)水道課長。 ◯水道課長(瀬戸重光君)お答えします。  先ほどの、当初から今回みたいな処理方法等を導入すれば国費の対象になるんではなかったかという御質問と思いますけども、その当時、平成十六年当時は、浄水場の処理能力そのものが限界状態に近づいてきた余りに、その当時は早急な改修が必要だったという判断をされたものと私は思っております。けれども、その後やっぱりすべてを市の単独費で行うよりも、事業メニュー等を考慮すれば、より効率的な執行ができるものと思いまして、再度計画を見直して、今回のような形、実行になったものと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)私は、水道課長は正直で大好きな方なんですよ。この部課長の中で、一番好きな課長さんに入る方なんですよ。ヒアリングのときに、この間また言ったじゃないですか、あなた。ええ。前の工事がまずかったんだと。ね。正直に言ってくださいよ。お立場はわかりますよ。それはもう今の答弁で結構なんですけど、いずれにしてもね、私は六千五百万円が無駄に使われたということを申し上げたいし、これは事実だと思っています。  これに対してですね、この間、申し入れの二度目の回答書にですね、平成十七年九月定例会及び平成十八年三月定例会において審議され、議決を得ているとの回答でした。だから文句ないだろうということなんですけれども、しかし議決を得たからほおかむりしていいということじゃないと私は思ってるんですよ。で、常任委員会でこの六千五百万円の損失を具体的に説明したのかどうかお聞きしたい。市民向けにどうおわびするのかもあわせて聞きたいです。 ◯議長(浜永義機君)水道課長。 ◯水道課長(瀬戸重光君)ただいまの御質問でありますけども、詳細には私は説明してない、足らなかったんじゃないかなと思いますけども、我々としましては、その当時すべてを、その十七年当時ですか、すべてを単独費、起債で事業していくという説明は差し上げたと思います。で、その後、六月、九月議会で説明をさせていただきましたけども、今後国費メニュー等を導入することによって、トータル的なメリットがあるというような説明はしたと記憶をしております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)詳細に説明しなかったということはお認めになったわけでありますね。やっぱりね、これは次の事業がどんなにいい事業であっても、六千五百万円無駄に使った事実は、これは事実として認めなきゃだめですよ。  私はね、名探偵コナンのようにこう考えているんです。前回の工事計画というのは、これは談合がありました。私もこの談合情報は知っているんです。で、詳細設計を行った国際水道コンサルタントの成果品は、これは特定企業でないと施工できないものになっていた。しかし、六千五百万円は支払わざるを得なかったと。支払わないと談合を結果的に認めることになるからですね。で、そのうち瀬戸課長が水道課長に就任して、国庫補助をもらえることがわかったので、新たに厚労省と防衛省の補助をもらって今回の事業となったと私は見ているんです。で、瀬戸課長がヒアリングで言ったようにですね、前任者のやっぱり計画がまずかったから、そうだと私は認識をしています。これは回答要りません。  それから、二度目の回答書に、「参加資格者決定通知を行った時点で、お互いに債務関係が生じているものと認識」とありますね。さっきの答弁も同じようなことでしたけれども、これがよくわからないんで、私、県の担当課の方に聞いてみました。そしたら、こういう答えでした。  通常の入札は、契約をしない限り契約不履行等の債務関係は生じない。今回のような技術提案に基づいた設計施工一括発注方式で提案書を出した段階なら、法的に製作にかかった費用に関しては損害賠償の対象になるが、現実は契約を結んだ段階でも自治体の都合で延期、中止する例はあり、損害賠償で訴えたというケースは聞いたことがない。わかりますか、意味が。わかるでしょう。ましてや今回はですね、参加表明をした段階での延期や中止の申し入れだったんですよ。ですから、この債務不履行による損害賠償請求とはならないし、これを理由に見切り発車する理由にもならないんです。  要するにね、終始一貫あなた方はですね、違法でないといった法律論のみだったでしょう。で、法律論のみで押し切ろうとした実態があるわけなんですよ。ここに談合を抑止しようというそういう努力が見られましたか。これを我々はおかしいと言っているわけなんですよ。怪しいと言ってるんです。  私はね、今回の一連の問題でやっぱりね、市民もおかしいと思っているからね、市民のために解明しようというあなた方、努力があったんですか。全然なかったでしょう。むしろね、業者寄りの態度に終始してきたでしょう。これが僕はね、納得いかないし、怪しいと、ますます疑惑を持つようになったんですよ。特にね、笑ってしまったのは、官製談合を疑われている人たちが、同じく談合を疑われている二社を呼びつけてですね、呼んでですね、調査を行ったことなんですよ。しかも、いけしゃあしゃあと、調査の結果、談合の事実関係は認められませんでしたと回答しましたよね。これじゃあね、凶状持ちに十手取り縄じゃないですか。  これはね、第三者機関に調査を依頼するというのが筋でしょう。いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)建設水道部長。 ◯建設水道部長(西 時行君)お答えします。  談合問題等につきましては、宇佐市公正調査委員会というのがございます。それに基づいて、談合情報があれば、それに基づき公正取引委員会のほうに報告をしますし、その事前の調査をですね、通常やっていきます。で、通常の場合は、談合情報と認められる場合については、氏名それから住所、いつ、だれが、どこで、何をやったか、これによってですね、初めて宇佐市の公正取引調査委員会の中で検討します。  今回については、本来風評的なもので、通常は談合情報と私ども認められなかったものですけども、今回やはり有志の会等いろんな方々がやはり懸念をされてますんで、そういった意味合いで二社を呼んでですね、調査を行った状況です。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)まあ、今回のね、一連の当局のやってきたことはね、市民にますます疑惑を生んでいることはね、これは事実なんで、認識をしていただきたいというふうに思います。  三点目のハザマは大丈夫かということなんですけれども、さっきの答弁ではですね、入札公告で参加資格を満たしていたので問題ないということでした。果たして問題ないんですかね。私はもうほんとね、今度このハザマにしてもですね、西松にしても、いずれがやるかどうかわからない段階で、この中で、二社で選ぶようになっているわけで、いずれもですね、いろんな経営上の問題のある企業なんですね。それがまあちょっとこう不安なんですけれども、そういう不安は一切ないんですか。 ◯議長(浜永義機君)水道課長。 ◯水道課長(瀬戸重光君)お答えをいたします。  その経営状況ということでありますけども、我々としましては、入札を参加される段階で、そういうような経営状況も考慮されているものと思っております。その上に、我々としましても、参考ではありますが、西日本建設業保証協会というものがありますけれども、そういうところにも実際に調査をしました。で、その保証会社としましても、工事実績と経営状況も考慮して、そういうような保証の契約を現在も結んでおります。そういう関係で、経営状況としては何も問題ないと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)今回、検討委員会が二社の中からハザマを選考したわけですけれども、この選考の中でですね、西松建設の最近の裏金問題というのがですね、判断基準になったのか、ならないのか。それもちょっとお聞きいたします。 ◯議長(浜永義機君)水道課長。 ◯水道課長(瀬戸重光君)その件につきましては、一部社員による行為というぐあいに考えておりますけども、参考にはさせていただきました。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)しかし、参考にしたとなると、もう、ますますその選択肢は一社しかないじゃないですか。ね。それが問題なんですよ、今回はね。四十億の巨大な工事でですね、プロジェクトで、わずか二社というのは、やっぱりそこにね、疑義があるし、それは現実選択肢ないでしょう。今度こういう問題が起こって、それも評価基準の一つにしたなんて言ったら、もう選択肢はたった一つしかないじゃないですか、今度は。そういう問題もあるわけなんですよ。  それとね、もう一つは、それは信用保証会社ですか、が保証するんで心配ないというような話でしたけれども、今度はね、宇佐市の下請企業の問題もあるんですよ。下請企業の問題。ね。ハザマが破綻したりしたら、下請企業の問題はどうするんですか。宇佐市が見るんですか。 ◯議長(浜永義機君)建設水道部長。 ◯建設水道部長(西 時行君)お答えします。  私ども請負業者のハザマ組が倒産するというふうには思っておりませんし、先ほど入札説明書の中にですね、やはり入札参加資格の制限とかいうのがございます。これは地方自治法一六七条四の規定に該当するもの、また入札時提出書類の提出日から落札の決定日までの期間に市の指名停止期間を受けているもの、それから会社更生法の手続を受けているもの、こういう条件でですね、二社ともクリアをしてますんで、私ども正当な指名参加者だというふうに思っております。  で、下請の件につきましてはですね、やはりこれは今言う保証会社等の保証等もありますんで、仮にそういう状況がありましてもですね、宇佐市についてはマイナス点がないんじゃないかなというふうに思っていますし、そういうことはないというふうには思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)そういうことはないと西部長は断言してましたから、万一のことがあったらあなたが補てんしてあげてくださいね。よろしくお願いします。  私、今回の入札に関してようわからないんですけれども、九月議会に入る前の段階で、ある内部情報を聞いたんですね。で、実は、今回の談合に加わっている方だと言うんです。ただ、表には出せないと言うんですけれども、その方がおっしゃるにはですね、ある地元出身の政治家と中央政界の大物とこの宇佐市にいる内部の方との合作だと言うんですね。これはよう私はわかりません。具体的に名前聞きましたけれども、心当たりのある方がこの中にいらっしゃるかもしれませんけれども、私はそういう話を聞いたんで、今回、九月議会にですね、この問題を出したんです。で、実は、最近また全然違う筋から同じ話を聞いたからですね、ああこれは少し信憑性があるのかなと私は思いました。これからもこの入札といいますか、この工事もですね、注視していきたいというふうに思っております。それでは、この項目は終わります。  第一の項目の地域防災力についての第一点目、洪水被害の実態と対策についてですけれども、都市化、住宅化による雨水の排水をどうするのかというのは、宇佐市もですね、やっぱり大事な問題に最近なりつつありますんで、総合的に考えていただきたいと思ってこの質問をしたわけであります。  特にね、私、今回申し上げてお願いしたいのは、対策を講じるということではございましたけれども、毎年のように床下浸水をしている別府団地から駅館川に流れ込む別府第一雨水幹線の排水の対策なんですね。これを具体的に、ポンプで、最近は移動式のポンプでくみ取っているんですけれども、しかしやっぱりこのあふれる水の量が大き過ぎてですね、なかなかあれはうまくいかないんです。で、この対策を早急にね、具体化してほしいんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)生活排水課長。 ◯生活排水課長(今仁丈夫君)二十番 高橋議員の一般質問に対してお答えいたします。  一応今現在あるポンプは可搬式のポンプでありますが、それで一応排水をする予定にしておるんですが、そのポンプの能力が不足しているのであればですね、大口径の可搬式ポンプなり、その他の方法を関係機関と協議して調査していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)あそこはね、もう何度も何度も大変な被害に遭ってて、あっこの住民が大変苦労しておりますんでね、早急に対策を講じてほしいと思います。
     それからですね、雨水と下水というのは表裏一体なんですけれどもね、長洲、柳ヶ浦、宇佐三地区の下水道計画は、平成二十年度から工事に入る計画だと聞いていたんですが、進捗状況についてお聞きしたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)生活排水課長。 ◯生活排水課長(今仁丈夫君)高橋議員の再質問にお答えいたします。  柳ヶ浦、長洲、宇佐の処理区に取り組む予定でありましたけれども、国、県の指導により、大分県汚水処理構想の策定後に取り組むように指導を受けて、そのようになりました。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)わかりました。  それでは、二点目のですね、地震対策の問題ですけれども、これまでこの地域は、私、活断層はないと思っておりまして、いつ来るかわからない地震対策を講じるというのは、正直ですね、現実感の薄い状況があったんですけれども、この発表を聞いて、私は予算配分の順位をですね、再考すべきじゃないかなと思ったわけです。  まず、早急にですね、建物の耐震化、とりわけ耐震化率六〇・五%の小、中学校の耐震化や広報、それから防災意識の向上等をできるだけ早目にですね、やっていただきたいというふうに思っております。ただ地震対策も幅広いですからね、大変なんですけれども。  ところでですね、私、防災についてよくこうやって一般質問するときには、要援護者の把握はどうなっているのかということを申し上げてきているんですけれども、その後どうなってきているんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(永元芳則君)福祉課の永元です。  高橋議員の再質問にお答えいたします。  要援護者対策ですけど、現在ですね、障害者の関係の調査を、障害者のいろんな事業の説明と一緒に、どういう支援が必要かという形でですね、調査をいたしております。  それと、前から言われていました福祉避難所の関係についてですね、市内の民間の社会福祉施設等にですね、台風や集中豪雨のときに、一般の避難所、小学校とか公民館では避難が難しい、常に介護を必要とする方については、そういう施設でですね、避難をしていただくということで、ことし十一月にかけて、福祉避難所の協定をお願いしたところでございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)今後ですね、個別支援計画とか最近あちこちでつくってますけれども、要介護者マップ等もですね、つくっていただきたいと思っておりますし、別府市では、たしか昨日、災害弱者の避難をテーマにした防災訓練も行っているんですね。そういう取り組みもぜひお願いしたいというふうに思います。  それから、大分市や竹田市、津久見市などはですね、災害時に介護が必要な寝たきり高齢者や重度障害者を民間の社会福祉施設に避難先として受け入れてもらう福祉避難所のシステムを導入してますね。宇佐市はやってるんですか。それともそういう計画があるんですか。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(永元芳則君)お答えいたします。福祉課の永元です。  先ほどお答えしたとおりですね、ことし、そういう寝たきりの高齢者や重度の障害者を避難勧告、避難指示が出た場合にですね、ところの社会福祉施設に受け入れてもらうという形で避難福祉所の協定を行っているんで、今、もしそういう災害があれば、受け入れができるという形でございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)この地震対策の問題は、斉藤議員も行う予定になっていますんで、あとはもうお任せということで、二分残しましたけれども、これで私の質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(浜永義機君)以上で高橋議員の一般質問を終結いたします。  次に、八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)皆さん、おはようございます。八番 日本共産党の用松です。  質問の第一項目の第一点は、無保険の子供への保険証の交付はいつから実施するのか。  第二点は、資格証の発行についてであります。  三点目も同じです。  四点目は、質問を省略しますので、答弁は要りません。  五点目は、独居老人の定期の安否確認制度の拡充を求めるものであります。  六点目も質問を省略し、答弁も要りません。  七点目は、要望のみにとどめておきます。乳幼児医療の助成は、高田市が十二月議会で提案をし、就学前まではまだ実現していないのが、大分、臼杵、宇佐、国東の四市のみとなったわけで、早期に就学前までの、せめて、本来中学校までですが、就学前までを求める。要望ですので答弁は要りません。  八点目は、介護保険の問題で、今石議員に譲りますので、答弁は要りません。  第二項目は、学校給食の問題であります。今回の不祥事が四年半も見抜けなかったのはなぜなのか。その教訓から何を学んだか。  同じく学校給食の問題で、第二点目は、再発防止と保護者負担の増大を招かないためにも、給食費の会計を公の市の会計に移すべきではないか。  第三項目の第一点は、山本浄水場の入札の問題について、その一点は、なぜ市長がいらっしゃらないときに大事な事業の入札公告を出したのか。  第二点は、十一月十二日に市長との話し合いの中で、市長みずからがお認めになったわけですけども、反対した議員の県本部の責任者にみずから電話をかけて、本人は圧力でないと言っていますけども、圧力を加えた。議員の切り崩しを行ったのはなぜなのか。なぜその先頭に立ったのか。  第三点は、談合疑惑を解明するのに、なぜ入札公告の責任者が調査委員会の責任者を兼ねたか。  第四項目は、国土交通省が来年四月から家賃の値上げを提案をしていると通知をしてきていると。これに伴い、減免制度の拡充やその退去を余儀なくされる方についての受け皿の問題を質問するものであります。  第五項目は、住宅新築事業の貸し付け助成金を、国の制度を全面的に活用して、宇佐市の負担軽減、そしてまた返済困窮者に対する、返済不能な方に対する負担軽減を図るべきではないか。  以上、五項目の質問をいたしますので、明確かつ簡潔な答弁を求めます。 ◯議長(浜永義機君)それでは、用松議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)皆さん、おはようございます。市長の時枝です。  八番 用松議員の御質問にお答えいたします。  四項目めの、国土交通省の来年四月からの家賃の引き上げに伴い減免制度の拡充をについてでありますが、来年四月から公営住宅法施行令改正に伴い、家賃改定を行います。法制度を活用し、家賃の激変緩和措置等を講じておりますが、減免制度については従来どおりの所得基準に応じた減免を行ってまいります。  五項目めの、住宅新築資金貸し付け事業の国の助成制度を全面的に活用し、市と返済困難な困窮者の負担軽減をについてでありますが、現在市では、償還推進助成事業を活用し、徴収事務に係る補助金の交付を受けておりますが、平成二十一年度ですべての貸し付け償還期限が終了するため、償還が著しく困難とみなされる債権については現在調査中であり、事業の対象となる債権については、過去に補助金の交付を受けておりますが、今後も申請を行ってまいります。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願い申します。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの介護・健康・福祉・暮らしについてを、福祉保健部長 末弘計夫君。 ◯福祉保健部長(末弘計夫君)福祉保健部長の末弘でございます。  八番 用松議員の御質問にお答えをいたします。  一項目めの一点目、二点目、三点目の保険証の交付と資格証の発行中止について。  資格証明書の発行については、法的には、原爆一般疾病医療費の支給等を受けることができる被保険者や、災害その他政令で定める特別の事情のある被保険者は除くとなっております。また、被保険者間の公平を図る観点から、国保税を一年以上滞納している世帯主につきましては、被保険者証を返還してもらい、資格証明書を交付をしております。しかし、急病等で病院にかかる場合は、特別な事情の届け出をしてもらうことで、資格証明書から短期証への切りかえ等個別に対応しております。  子供への保険証の交付につきましては、今後の国の動向や他市の状況を注視してまいりたいと思います。  五点目、独居老人の定期の安否確認制度の拡充について。独居老人の安否確認については、さまざまな手法で行っております。まず、自宅の電話機を利用する緊急通報装置の設置を進めており、月一回の定期的な連絡をしています。また、老人クラブでは「ひとり暮らし老人訪問員設置事業」により、月二回以上の訪問、さらに、民生委員による日常の見守り、市内に七カ所ある地域包括支援センターによる訪問、郵便事業会社との協定により、外務員が郵便物等の配達時における声かけなどです。  今後も緊急通報装置の設置拡大を図るなど、高齢者の安否確認の充実に努めてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの学校給食費についてを、教育次長 原田芳文君。 ◯教育次長(原田芳文君)おはようございます。教育次長の原田です。  八番 用松議員の御質問のうち、二項目めの学校給食運営についてお答えいたします。  まず、一点目の今回の不祥事の主な要因についてですが、給食運営に係る出納業務を一人の職員に集中させてしまったこと、出納業務に携わった期間が長かったこと。また、チェック機能がうまく働かなかったことなどが挙げられます。したがって、事件以後は、職員の公務員としての倫理観、使命感の強化を図ることはもとより、適正な業務分担を行い、責任の所在の明確化とチェック機能の強化を図ってまいります。  次に、二点目の給食費会計の公会計への移行についてですが、現在宇佐市では、給食費は学校ごとに保護者の方が徴収するシステムをとっており、徴収した給食費を一食当たり幾ら給食に使い、それを何回実施し、そのため月幾ら徴収するのかを徴収関係者で自主的に協議し、その使用状況を見守る学校給食運営委員会の役割は、民主主義の基本的理念を生かすすばらしいものだと考えております。  また、公会計にしますと、還付金等の取り扱いも含め、公会計における現金取り扱いに問題が生じますので、現状のままで続けたいと考えています。  今回のような不祥事が二度と起こらないために、透明性・公平性の確保、責任の所在の明確化、チェック機能の強化を図っていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、三項目めの山本浄水場の入札問題についてを、建設水道部長 西 時行君。 ◯建設水道部長(西 時行君)建設水道部長の西でございます。  八番 用松議員の御質問にお答えをいたします。  三項目めの山本浄水場の入札問題についての一点目、なぜ副市長が市長職務代理者のときに入札公(「質問は読み上げんでいいですよ、答えれば。時間がないです」と呼ぶ者あり)入札公告を出したとの質問ですが、スケジュール的に職務代理者のときに入札公告をいたしました。  二点目、議員の切り崩しの先頭に立ったかという御質問ですが、そのような事実はございません。  三点目、談合疑惑の解明に調査委員会の責任者をなぜ兼ねたのかという御質問ですが、この件は、宇佐市公正入札調査委員会規定によりまして、副市長が委員長を務めているものでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で用松議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば認めます。  八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)時間の関係で、子供の無保険をやって、資格証をやって、給食センターをやって、市営住宅の問題をやって、独居老人をやって、住宅新築資金をやって、山本浄水場という順でいきます。  一つは、子供の無保険の問題で、マスコミが十二月三日付で報道しているんですけども、全自治体の五四%、九百八十六の自治体で資格証の発行をやってないと。で、動向を注視すると。動向を注視するなら、こういう動向をどう注視されたんですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)健康課長の永岡です。  お答えいたします。  これは、全国的にはこの取り扱いについてまちまちでございます。統一されておりません。したがいまして、現在国会のほうで、二十五日ですかね、延長国会ということになっております。で、そちらのほうで国保の改正の協議がなされていると私は聞いております。で、この件については、現在の少子高齢化社会の中で、やはり国の国保制度として国が決定していただければ、どこの市町村も同じ扱いということで決定していただければと願っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)問題は、無保険のは、治療の中断あるいは受診を控えるということを救済しようと思ってね。国がやる前です。確かに政府・与党がそういう方向でね、民主党も提案している、十八歳以下ということでやるということは、もう新聞報道で決まっちょんですよ。一日も早く重病化を防いだり、治療の中断による死亡を防いだりする、そういう一日も早くやるという意思はないんですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えいたします。  まず、これは法的に国保の九条あるいは施行令の六条で決定されております。したがいまして、法に従って我々は仕事をさせていただいておるわけでありますので、そこを忠実に守っていきたいというのが原則でございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)課長、本当はね、やりたい、やりたいと言っているんで、上の圧力をね、受けてると思うんですけども。やっぱりね、圧力があろうがなかろうが、市民のために市長、市政はあるといつも言っているわけですからね。その市長の威厳を受けてね、ある方が妨害したら、何を言うんかと、市長はこう言ってるんやないかと、なぜそれやるちゅうことで、徹底した態度をですね。今まで前回の答弁、九月議会では、課長の答弁は市長の意思と思えということで、市長は一切答えないんですよね。市長の意思でしょう。意思を実施するのに、何がためらいがあるんですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えいたします。  市長さんはそういうふうな言い方をしますけど、私もそういうような気持ちで市長と考えは変わっているとは思っておりません。  しかしながら、やはりこの件につきましては、やはり大分県においても、同じような扱いということが望ましいと思います。したがいまして、最近では大分市あるいは由布市あるいは中津市さんがそれぞれこの問題の議員御指摘の解決に向けての措置をしているようでありますので、そういうところも注視しながら、今後十分引き続きですね、検討してまいりたいというふうに思います。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)まだほかの質問があるんで、要するに、国の方針、政府・与党のあれで変わらなければ、変わるまではやらないちゅうことでしょう。それが変わるまで無保険でいいということですか。それとも、変わる前、一日も早くやりたいちゅうことですか。どっちですか。国の方針が出るまで待つんですか。それだけははっきり。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。
    ◯健康課長(永岡早巳君)お答えいたします。  まず、今月の二十五日まで延長国会ということで、その中である程度の結論が出るんじゃなかろうかというふうに考えておりますので、そこをまず見たいということでございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)徹底して市民不在で、無保険の子供について全く関心を示さないと。やりたいという意思がありながら、それをやる勇気と自信もないというような今の姿勢、市長それでいいんでしょうか。お答えを。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯八番(用松律夫君)いや、市長に聞いてるんですよ、もう。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えをいたします。  これは先ほど申し上げましたけれども、やっぱり国のほうでですね、法律改正が行われようとしているわけでございます。これは果たしてどういう結果になるかわかりませんが、その結果を見てですね、今後十分検討していきたいというふうに思います。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)あくまでも国がやるまでやらないちゅう冷たい姿勢であるっちゅうことを徹底して世論に訴えて、次に行きます。  資格証の問題。資格証を発行していない豊後高田、九重、姫島等の収納率と宇佐市の収納率はそれぞれ幾らですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えいたします。  宇佐市の場合の収納率は、ちょっとはっきり覚えていないんですが、九四・五%ぐらいだったと思いますが、県下でも上位のほうになっております。他市のことは、今私は承知しておりません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)いや、いつもこの問題を持ち出すと、収納率が下がると、あるいは滞納が増えるって言うんですけど、事実はそうじゃないんですよね。で、さっき言いかけたけども、県平均が九二・一二%と。豊後高田が九四・七二%。宇佐市の収納率は若干、一%ぐらい高田よりもいいんですけど、滞納額はふえているかと、高田が一人当たり一万五千百十七円で、宇佐市が一万七千六百四十六円で、むしろ一人当たりの滞納額は、資格証を発行してなくても少ないんですよね。  だから、何が言いたいかちゅうと、収納率が下がるからとか、あるいは滞納がふえるからということで資格証をやってるけど、そういう事実がね、通用しないということを申し述べて、特に京都の京田辺市では、課長がですね、収納率を上げるためにも、また受診率を上げるためにも資格証を発行しないんだと。で、私も直接京田辺市の課長に電話したら、確かにそのとおりですと。資格証を発行すると、もうどうせ医者に行っても全額払えないと、一たんね。だから、もう行かなくなると。もうお医者にかかれんようなことなら、もう逆に保険料も払わんと。そういうね、結果になるから、資格証を発行しなくて、収納率も上げるし、受診率も上げるということですけれども。  資格証による受診率は、正規の受診率に対してどのような差がありますか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えいたします。  はっきり資料がないんでちょっとわかりませんが、差はあると、大きな差があると認識はしております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)いや、あなたたちが出した資料では、資格証による受診者は八十三件と。これに対して一般受診者は十万三千八十九人と。実に二百倍以上、逆に言えば二百分の一なんですよね、約。そういう事実を改善しなきゃならんという認識はありますか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えします。  これは制度上の問題でありまして、こういう作業をしているわけでございます。我々が改善するということは、独自でですね、入れる部分は少ないと思います。ただしですね、先ほどこの資格証の問題で、賛成論あるいは反対論の市町村がございますが、これはですね、宇佐市においては実際やってみらなければわかりません。実際、収納率の向上につながるんかどうか。まして、逆に収納率が下がれば、一般被保険者の方にですね、(「もういいです」と呼ぶ者あり)保険料が高くなるということにもつながりますので、ここは慎重に進めてまいりたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)課長、もう簡潔にいいです。イエスかノーかだけで。じゃあ資格証を発行されて、先ほど申し上げたように、あなたたちの資料でも二百分の一ちゅうことですけど、受診抑制が起きてもやむを得ないという認識ですか。そうじゃないんですかね。それ、イエスかノーか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えします。  これは制度上の問題でございますので、受診される方については、納税相談なりしていただければ解消できる問題だというふうに現在思っております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)もう課長、もう限界に近いような答弁しかしきらんけど、やっぱね、ほんとに市民の世論を背に受けて、いいことはどんどん市長にも進言すると、場合によっては抗議すると、そんくらいの意思を持たないと、やっぱり市民のためにやれないと思うんですよ。  人間のために制度があるんでしょう。今の答弁は、制度のために人間があるって、逆みたいな答弁で、もうこれ以上やっても平行線ですから、もう強く抗議して、早急に全国の流れであるように、例えば全国的には五割とか七割の軽減者に対して、少なくとも資格証を出していない。そうすれば、そういう五割、七割の軽減対象者は、要するに経済的に困難な人が多いわけですから、資力がないわけですね。悪質な場合を結局除外できるわけね。  まあ、これは要望です。せめて五割とか七割軽減の支払いが困難な世帯についてはね、発行しないと、そういうことも考えてほしいちゅうことを述べて、次に行きます。  給食センターの問題に行きます。  学校給食センターの問題でですね、基金、現在基金は幾ら残っているんですか。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長(原田芳文君)八番 用松議員の再質問にお答えします。  現在、基金は一千百万でございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)これまで基金の会計についてですね、会計の報告書が出ているわけですけども、十七年から二千万円の基金の繰り入れ等が始まったわけですけども、これまでの基金の決算書では、十七年も基金の決算書には繰り入れた額もここに書いてないと。十八年も書けてないと。十九年も書いてないということですけど、こういう誤った基金の報告書は訂正をしたんですか。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長(原田芳文君)お答えします。  宇佐学校給食運営委員会の会長の了解を得た範囲内でお答えいたします。  今回の事件につきましては、給食運営委員会より委託を受けまして調査いたしました。その調査に必要なため、正規の会計の処理をした場合の決算書を作成しております。(「次長、これが正しいかどうかを聞いてるんですよ」と呼ぶ声あり)はい。それで、基金会計につきましては、正規の決算書が今まで計上されておりました。したがいまして、今回は作成しても同じものであるので省略しております。要するに、同じものであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)この後、次長、これを見せるから、これに今度新しく訂正したのは全然書いてないんですよ。後で見せますから、もうこれで事実ははっきりしてるんで。  そしたらですね、基金の繰り入れで、基金等で活用して白衣を購入したんですけど、その白衣の予算が二百八万一千九百五十六円に上るんですけど、白衣は一着幾らで、何人分ですかね。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長(原田芳文君)お答えします。  これにつきましては、給食運営委員会の内部のことでありますので、答弁は差し控えたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)そんなでたらめな答弁がありますか。白衣が何ぼかってなぜ言えないんですか。正しかったら言えるんでしょうが。ここに決算書の中に全部書いてるの、白衣を何ぼと。なぜ言えないんですか。  ちょっと議長、休憩してください。そんな答弁じゃ前に進めません。これ見せますから。休憩。ちょっと時間とめちょって。とめてください、時間を。 ◯議長(浜永義機君)暫時休憩します。                  休憩 午前十一時三十五分                 ──────────────                  再開 午前十一時四十三分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  教育次長。 ◯教育次長(原田芳文君)先ほどの質問にお答えします。  学校給食運営委員会の会長の許可を受けましたので、その範囲でお答えいたします。  白衣につきましては、運営委員会の中で、白衣を購入してよいということが決まっておりますので、白衣を購入しております。枚数それから単価につきましては、資料を持ち合わせておりませんので、後ほどお知らせしたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)当初のね、予算で、約五十万円ぐらいで白衣を買うとここに書いているわけね。これに二百八万というのはちょっと不自然に思うんで、今次長が答弁したように、何着分で、一着が幾らで、全部で何着買うたと。しかも四年にわたって七十万とか四十万とか、年度ごとに、この決算書見ればわかるけども、金額も違うということです。それを後で正確に答えてもらいたい。  次に行きます。じゃあ、監査がですね、平成十六年までは二回受けたと。その後一回に変わったと。しかも三人の監査委員がおるうち、二人しか監査委員の印鑑を押してないと。そういうふうに変えたのは、だれの指示でいつからか。答弁を。 ◯議長(浜永義機君) 教育次長。 ◯教育次長(原田芳文君)お答えします。  それにつきましては、指示について等は確認しておりません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)いや、それじゃそれも調べてきちっと答えてください。だれの指示で、いつから二回から一回にしたかと。それから、監査委員についてはここにちゃんと資料がありますから、三人のうち二人しかしてないんですよ。前の所長はこれを認めたんよ。十六年からやれた。それを確認して、後でそれはきちっと報告してもらえますか。  じゃあ、次に行きます。  公会計についてはですね、一番のメリットは、やはり監査をね、きちっと専門的な知識も含めて求められると。同時に、文部科学省も公会計については一定の方向を示してるわけだね。格差と貧困の広がりで、滞納がふえると。あるいはそれによって、量や質の低下の問題、安全性の問題、それから納入していることに対する不完全不履行に陥る傾向があると。等々の理由、そしてまた食育の観点、こういう観点からね、公会計への移行、まあ県内では竹田市と大野市が公会計でやってるんですけども、そういうことも含めてですね、メリット、デメリットも含めて、導入についての研究、検討する意思はありませんか。 ◯議長(浜永義機君)学校給食センター所長。 ◯学校給食センター所長(西口幸晴君)給食センター所長の西口です。  用松議員の再質問にお答えします。  今の段階では、改善策に一歩踏み出したばかりですので、保護者、児童生徒が混乱を招かないように、現在の集金システムを続け、信頼を回復しましたら、また安定しましたら、公会計について慎重に判断してまいりたいと考えております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃ、次は、市営住宅関係ですね。国土交通省の家賃の値上げに伴って、二点端的に。  一つは、退居を余儀なくされる人は何世帯か。  それから、この値上げによって、減額対象から新たに除外されるようになるのは何人か。二点。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。(「ちょっと質問が、これが出らん間はとめちょってくれんですかね。しばらくかかるけん。二分、一分が争いなんですよ。ちょっととめちょって、ほんと」「ちょっと資料を見ています」と呼ぶ声あり) ◯建築住宅課長(近藤 健君)はい。お答えをいたします。  今度ですね、家賃改定に伴ってですね、収入超過者になるということでございますけれども、戸数で。(「いや、いいですよ」と呼ぶ声あり)はい。ということでございますんで、今度、家賃改定に伴って、(「数字だけ早く」と呼ぶ声あり)はい。(「百五十一戸やろ」と呼ぶ声あり)超過者がですね、現在七十一戸ありますのが、百五十一戸にふえます。(「それで減免対象から外れる人は」と呼ぶ声あり)減免から対象から外れる方ですか。この方についてはですね、手元にちょっと数字的なのをつかんでおりませんので、報告させていただきます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)そんくらいのことは調べちょかんと、もう話にならんですよ。(「勉強しろ、勉強しろ」と呼ぶ声あり)じゃ、後でちゃんと数字言ってください。もう時間がないんで。  じゃあですね、国の値上げを認めるわけじゃないんですけども、最悪の場合を想定して、十五万八千円以上の方が退居を余儀なくされると。で、世帯にして百五十一世帯と。そういう退去される受け皿としてですね、次善の策ですよ。これは全部いいっちゅうわけじゃない。今度、雇用促進住宅が廃止をされると。で、退居を余儀なくされる人も出ると。だから、受け皿づくりとして、次善の策と何回も言うようにこれを認める。両方認めないんですよ。促進住宅の廃止も認めない、国の家賃値上げも認めないということを前提に言いますけども、しかし最悪の場合、そういう受け皿づくりとしてですね、雇用促進住宅を買い取るという方向で打診があっていると思うんですけども、十二月二日の庁議で買い取らないということを決めたと。まだ最終通告は能力開発機構、私も行ってきたんですけども、には言ってないと。  だから、中津はですね、今度の予算で六千九百万円で買い取ると。で、そのうち四五%が国の交付税措置が講じられるということで、三千七百九十五万円払えばね、できると。それから、国東もですね、五千六百万円で購入してですね、県の振興資金を活用して、土地が〇・五%、宅地が一%の低利で買って、非常に地域に役立っていると。国東の場合は、九二%入居率と。八十の部屋に対して七十二人が入っているということなんですけども、そういう地域に喜ばれる、しかも居住権をね、剥奪して、出て行けと言う冷たい国のやり方ですね、両側面があるんですけども、再度この庁議の見直しをする考えはありませんか。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)経済部長の大冨です。  実は、雇用促進住宅の窓口となっているのは、経済部の商工観光課のほうが窓口となっております。で、議員さんが言われるように、機構のほうから宇佐市の譲渡の問題についてということで要請がありました。(「見直しますか」と呼ぶ声あり)いえ、そういうことはございませんけども、その見直しというか譲渡問題について、関係各課それぞれ何回も協議を申し上げまして、いろんな角度(「見直さんか、見直すか言うてください。もう時間がないんで」と呼ぶ声あり)いきなりそういう回答にはならないんで、ちょっと私のお話も聞いていただけませんか。(「簡潔に」と呼ぶ声あり)そういった経過を踏まえてですね、今のあの雇用促進住宅の二棟で八十戸でございます。(「全部知ってます」と呼ぶ声あり)現在二十七戸(「知ってる」と呼ぶ声あり)入居されております。で、そういった方々のいろんなご意見もあったということも踏まえながら、我々としては、現時点ちゅうかいろいろ考えたんですけども、譲渡は困難だという結論に達したところです。  以上です。
    ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)これも全く平行線で、しかも全く居住者のね、気持ちなんか全くさらさら頭の中にないという冷たい姿勢が露呈されたんですけども、要望します。二千八百万円で機構はこちらに打診しているんで、四五%の交付税措置を活用すれば、一千五百四十万円で済むと、ね。尾永井みたいに三億円も出して無駄遣いをしたようなお金ですからね。千五百四十万なんかもうポケットマネーでできるんですよ。だからもう強く要望して、しかも分割払いも可能ですからね。強くそれ要望して、次に移ります。  独居老人。独居老人は資料をいただいたんだけど、掌握もしてないと。しかも、全くもう非の打ちどころがないような見回りをしてるというふうな答弁になっているわけですけども、貴船団地で二人、ことし七月一人ですね。昨年一人ちゅうことで、ことし七月の方はくみ取りに行った方が孤独死を発見してですね、三日後に発見したと。で、昨年もそうなんですけども、あるいはこの前の四日市の孤独死の問題。で、そういう貴船団地の二人については掌握をしているんですか。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(永元芳則君)福祉課長の永元です。  お答えいたします。  貴船団地の件につきましては、大変申しわけありません。把握をいたしておりません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)全然話にならないですね。ある方は、まあちょっと露骨な言い方ですけど、御遺体を毛布に包んでね、市の方が処理されたというふうに、処理って言うと失礼ですけど、ちゃんと対応されたと聞いたんですよ。それをつかんでないというのはどういうことですかね。関心がないちゅうことですかね。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(永元芳則君)福祉課長の永元です。  大変申しわけありませんけど、把握していませんので。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃあ事実関係をもう一回きちっと確認して、そして今後の対策をきちっととってくださいよ。で、後で報告してください。個人名はいいですから、いつ、どういう状態で発生して、死後何日後発見されたとか、全部抽象的な、個人名抜きでいいですから報告をしてください。  そして、確かに私の知っている民生委員の人は、一週間ごとに訪ねていって、留守であればお留守でしたと、風邪を召さないようにと、ほんとに小さい便せんに毎回毎回置いている、そういう民生委員もいらっしゃいます。ところが、いろんな分野で聞くと、ほとんど来ないという民生委員もあるんですけども、答弁では三千五百八十六人のうち六百名を月二回訪問しているというふうに答弁しているんですけど、残りの三千人はどうなっているんですか。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(永元芳則君)福祉課の永元です。  今、用松議員が言われるのは、老人クラブの訪問事業のことでしょうか。 ◯八番(用松律夫君)ええ、要するに、この六百人を訪ねていってるっちゅうけど、あと三千人はどうなってるんですかと聞いてる。やってない三千人。三千五百八十六人おるんでしょう。それを聞いてるんですよ。 ◯福祉課長(永元芳則君)ちょっとですね、老人クラブの友愛ホームにつきましては、市内の老人クラブ、百四クラブでですね、毎月二回ずつの訪問をして、会員数が六千六百七十六人いらっしゃるということでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)全く答弁になってないです。ここの答弁集に書いているように、老人クラブでは、ひとり暮らし老人訪問員設置事業により六百人に対して月二回やられていると。じゃあ残りの三千五百八十六から六百引いたら約三千人でしょう。これに対しては、どうやっているんですかと。  あるいは、私が言ったある民生委員は一週間ごとやってますけど、やられてない。それは民生委員を責めるわけじゃないですよ。物理的な状況とか経済事情ですけども。システムとして私は問題にしているんですけども、その訪問の対象外になっている。今度の四日市もそうでしょう。あるいは貴船もそうでしょう。対象外になっているから、三日後しか発見されないと。四日市の場合は、昨年九月から行方不明になって、悲惨な形で死後数カ月以上たって発見されたんでしょう。それ事実をね、どう見るんですかって聞いているんですよ。そういう事実があるんでしょう。ただやってます、やってますだけじゃ問題解決しないじゃないですか。そういう三千人をどうほんなら今後訪問して、安否を確認するつもりなんですか。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(永元芳則君)お答えいたします。  ひとり暮らしの高齢者の安否確認についてはですね、先ほど部長のほうが答弁いたしましたとおり、いろんな対策を講じて対応をしているところです。で、その中でですね、みんなが漏れなくという部分ではですね、確かに確認ができてない部分もあるかと思いますけど、そういうことがないようにということで、考えられる方法を使ってですね、そういう安否確認を行っているところでございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)全く答弁になってないです。やっているなら、ほいじゃあ孤独死がなぜ発見されないんですか。事実と矛盾するじゃないですか。部長、ちょっと答えてくださいよ。なぜそういう孤独死がね、掌握もされてないと。しかも、次々にまだ起こってくるというのをどう根本的に防ぎますか。 ◯議長(浜永義機君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長(末弘計夫君)福祉保健部長の末弘です。  お答えをします。  人数がかなり大きくて、物理的に一件一件をすべて把握するということは、かなり厳しい部分があるのが現実です。議員の言うように、すべてを把握して病気、けが等の把握ができればいいんですけど、なかなか現状はそうはなっておりませんので、先ほど言いましたように、緊急通報装置等の設置を拡大をしていくという方向じゃないと厳しいのかなと。民生委員にしましても、それぞれ事情がありますので、厳しい部分があると思いますので、先ほど答弁したような方向で検討してまいりたいというふうに思っております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)部長も記憶にあるかと思うんですけども、NHKで「夢の団地は今」ということで、ひとり団地の一室で孤独死をなくすちゅうことで、千葉県のある団地が自治会、団地の自治会も含めて、民生委員、行政、一致協力して孤独死ゼロという運動をやってるんですよね。NHKを見られたですか。で、大きな反響を呼んでいるんですよ。  だから、宇佐市でも孤独死ゼロ、これを目指してですね、そういう民生委員だけに負担をかけるのは大変ですから、地域の協力、自治員の協力を得て、そういう孤独死ゼロを目指すという決意というか考えはありませんか。 ◯議長(浜永義機君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長(末弘計夫君)お答えをいたします。  命と幸せを守るのが福祉でございますので、そういう決意は十分にあります。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)部長が高らかに孤独死ゼロを目指すということを宣言されたというふうに受けとめて、緊急システムですね、答弁の中に「緊急システムをさらに活用する」と。ところが、年間九千六百円の有料化が導入されて、百六十六台しかね、使われてないと。矛盾するわけですね。拡大するち言いながら、負担を重くしとるわけでしょう。だから、例えば、福祉のまちづくり基金が今七億七千万円あるんですよ。あれを活用してね、ほんとに孤独死ゼロを目指すなら、緊急通報システムの減免とかを含めてね、使いやすいようにすると。利用を促進する決意はありませんか。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(永元芳則君)福祉課長の永元です。  お答えします。  緊急通報システムにつきましては、昨年から実施をしたところなんですけど、これは安心院院内も利用できるということで、取り入れたものでございます。確かに利用料が月に八百円かかるということで、減額をという質問は何回もございましたけど、これはですね、ひとり暮らしの高齢者にとっては、まさに安心安全を確保するシステムだというふうに考えておりますし、ただ八百円につきましては、これは安全を買うということではございませんけど、実費部分ということでお願いをしておるところでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)全く冷たいまた答弁を繰り返すけども、じゃあ緊急通報システムは無料のときは何台普及したんですか。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(永元芳則君)無料のときはですね、電話でしたですけど、四百八十世帯というふうに記憶しております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)だったら、無料から有料化になって、決算委員会でもお認めになったけども、利用の制限をされていると、抑制されているという事実は認めるんですか。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(永元芳則君)決算委員会で話がありましたのは、何台使っているかという話があってですね、それに比べると現在は少ないじゃないかという話でしたけど、無料のときはですね、何というんですかね、(「認めるか、認めんかですよ。抑制を」と呼ぶ声あり)いえいえ、そうじゃなくてですね、実際に必要でない人でも、あったらいいなということで、そういうのを引いていた方がかなりの数いるというふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)またこれも全く話にならない。もうこれ要望で、強く要望します。もう七億七千万円の予算、財源があるわけですから、これを活用して、減免あるいはむしろ無料化ということで、本当に孤独死ゼロを目指すと。これが有効ということは、かねがね今さっきね、おっしゃってたんで、そのことを強く要望して、じゃないと言うこととすることが矛盾すると。一方では金を取りながら、一方では利用促進すると。全く話にならないんで、そのことを強く警告して、次に行きます。  住宅新築資金ですね。住宅新築資金でこれまでに市民の税金をどれだけ投入してきたんですか。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(近藤 健君)建築住宅課長の近藤でございます。  これまでにですね、住宅新築資金、改修資金、それから土地取得資金を合わせてでございますけれども、貸し付けの総計は、二十四億九千二百十四万三千円でございます。そのうち市が借り入れた額、(「投入した額だけでいいですよ。全部知っていますから」と呼ぶ声あり)十六億九千三百三万六千四百六円を公債費として、しております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)中津市の場合はですね、この国の制度を活用して、これまでに償還不能の助成について、五億二千六百五十一万一千円を国の助成金を受けているわけですね。それから、償還推進事業の補助金として、同じく中津市が、一億二千八百六十七万三千円を活用しているんですけども、宇佐市がですね、こういう制度を全面的に活用すれば、どのくらいの負担軽減になるんですか。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(近藤 健君)現在までこの貸し付け事業の助成事業というのは、特定助成事業と償還推進助成事業というのがございまして、特定事業と申しますのは、公債費の借り入れに対する利子補給の部分でございます。それは、本年度で、平成二十年度で、償還がすべて終わりますので、この補助事業が受けられません。それから、もう一つのほうの償還推進助成事業でございますが、この部分が事務費に相当する部分と、それから償還不能な部分に対しての助成事業でございます。現在のところ、この償還不能部分の助成事業として、過年度ではありますけれども、受けておるのは、一千六百二十九万三千円ほど受けております。今後の対象となる事業につきましては、現在調査中でございますので、それが確定し次第、二十一年度からこの事業を利用していきたいと思っております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)本人も生活が困窮と、あるいは自己破産とか生活保護とかそういう場合はですね、対象になると。しかも、これは保証人も同じように支払いが困難な場合は、国の助成の対象になると。そういう基準で見た場合、宇佐市は何人、何件がこの助成の対象になるんですか。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(近藤 健君)はっきりした数字というのはちょっと今のところわかりませんが、大体二十六件ぐらいを検討しているところでございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)いただいた資料によると、今、納付中のものが、百十五件で三億七千二百三十三万七千八百円と。全く納付のない方が、七十九件で二億二百三十五万六千七百六十六円と。納付がないけども死亡、自己破産、行方不明等の方が、九十五件、二億一千八百四十五万六千五百一円と。この市の資料は間違いないですか。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(近藤 健君)平成十九年度末現在の資料でございますが、その数字に間違いありません。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)問題はやっぱりずさんな貸し付けとかですね、目的外の使用とかいうのは言語道断でね、それはきちっと法的な手続もとってもらいたいんですけども、さっき言ったように、困窮者の部分についてはですね、いつから、申請用紙をいただいていますけども、宇佐市は今、当面二十六件って言ったんですけども、いつから申請を始めるんですか。助成申請を。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(近藤 健君)これは国とか県の補助金の枠がございまして、県とも相談をしながら進めてまいりたいと思っておりますが、県のほうに問い合わせてみましたところ、二十一年度からでも該当すれば枠はありますよという返事をいただいております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)では、次の、時間の配分で、山本浄水場の問題について。  最初はスケジュール的と、単なるスケジュール的ということなんですけども、四十億の巨額な事業なのに、なぜわざわざ市長の留守の間に、副市長が市長職務代理者になってしたのか。どうもまだ理由が解せないんで、せめて市長がおられるときを選ばなかった理由は何かあるんですか。 ◯議長(浜永義機君)建設水道部長。 ◯建設水道部長(西 時行君)お答えします。  入札公告にスケジュールをですね、市民のほうに公開をし、四月二十二日をその日ということでですね、公表しておりました。その関係で、ちょうど市長が公務のために、副市長が職務代理となったわけです。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃあ、まあそこはちょっと平行線になるんですけども、一番重大な問題はですね、さっき部長がどっちがうそを言ったか、これははっきり白黒させていただきますけども、市長はそういう電話をしたという事実はないというふうにはっきり答えたんですけど、十一月十二日に、ここにおられる五、六人の人が一緒に申し入れしたとき、私自身の質問に市長みずから口を動かしてですね、お口を動かして、私は確かにおつき合いをしている党ですから、電話をかけましたと。決して圧力ではございませんと。そういうことを五、六人の前で言ったのに、なぜそういううその答弁をするんですか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(時枝正昭君)私はですね、お答えいたしますが、そのときにそういうことを言った覚えはございません。ただ、唐突にそういうご質問を受けたんでですね、友党として今までおつき合いをしてきたにもかかわらず、どうしてかなという思いが私自身にあったもんですから、しかし、私が党に対して電話をしたとかですね、御本人に対して何か申し入れをしたとかそういうことは一切ございません。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)しかし、市長お答えになってないですか。責任者に電話したちゅうのは、はっきり言ったじゃないですか。圧力かどうかは別にしても。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(時枝正昭君)そういうことは申しておりません。(「ちょっと議長……」と呼ぶ声あり)事実ね、事実に、事実私はそういうことやってないんですから、そういうことを申したはずがない。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃあ、私たち五人の耳が間違っているということになるの。  ちょっと議長休憩してください。ちょっと一人一人聞いて回りますから、休憩してください。どっちが事実か、やっぱり名誉にかかわることですから。休憩してください。ちょっととめちょってくれんですか、協議中ですから。 ◯議長(浜永義機君)そのまま質問を続行してください。(「いや違うんですよ。ちょっと休憩しないと、確認できないでしょう。聞いた人がいっぱいいますから。休憩してください」と呼ぶ声あり)  二十六番 久保繁樹君。 ◯二十六番(久保繁樹君)二十六番の久保でございます。  この一般質問はですね、市政一般に対する質問なんでですね、先ほど市長さんと用松議員さんが言うた、言わないで論をしておりますけど、そういうことは後で確認していただければいいわけで、あくまで市政一般について質問していただければ、私にもわかるんですけど、先ほどからの話だと、いや言った、言わない、言った、言わないで、これで再度確認するとかですね、それは市政一般に対する質問の内容(「いつも妨害するけど」と呼ぶ声あり)じゃないと思うんですよ。そこを十分わきまえながら、議事進行をお願いいたします。
    ◯議長(浜永義機君)一般質問を続行します。質問を続けてください。 ◯八番(用松律夫君)市長、名誉にかかわる、おたくの名誉を汚しても悪いから、はっきりですね、やっぱり五人の前で確かに電話はしましたと。しかし、おつき合いをしている党ですからちゅうのは、言ったでしょう。そのぐらいは認めませんか。圧力かどうかは別ですよ。電話したと言ったじゃないですか。(「ちゃんと答えろ」と呼ぶ声あり)はっきり言われたじゃないですか。ちゃんとおつき合いしている党ですから、責任者に電話をしましたと。しかし、決して圧力じゃありませんって言ったじゃないですか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(時枝正昭君)電話をしたというのはですね、党とか御本人に電話をしたという意味ではございません。私の友人で、宗教団体の方がいます。その友人から電話があったので、私が愚痴をこぼしただけの話であります。だから、党あるいは御本人に電話をしたとか、申し入れをしたとかいうことは全くありません。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)いや、市長ね、私、本人には言ってない。県本部の責任者に電話しましたかって言ったら、しましたって言ったじゃないですか。(「いや、してないんですから」と呼ぶ声あり) ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃあ、私が昼休みに一人一人聞いて回りますから、後で確認をします。  で、たとえ友人であろうと、百歩譲ってですね、そういうことを市長みずからがおっしゃるということは、やっぱり市長の絶大な権力、権限からしてですね、相手は、それは圧力として、実際運動から遠避けられるという事実が起こっちょるでしょう。その事実についてどう分析されているんですか。 ◯議長(浜永義機君)建設水道部長。 ◯建設水道部長(西 時行君)この件につきましては、あくまでそういったですね、その事実がないということですから、御理解をいただきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)事実がないって、言った、言わんって、いつも久保議員がわしの質問のとき妨害するけど、妨害せんでね。やっぱ一緒になって、執行部の側に立つんじゃなくて、議会のチェックする、我々を応援をするという議員になってほしいちゅうことで、思うわけですけども、たとえ、責任者かどうかちゅうのはかなり否定されていますけども、友人であってもね、市長がやるちゅうのは、今度の口利きでもないんですけど、物すごい影響力が大きいんですよ。結果としてそれが功を奏したかどうかは別にして、運動からね、離れざるを得ない本人の苦渋のね、状況に追い込まれたわけでしょう。それを部長、市長でもいいですから、どう思うんですか。 ◯議長(浜永義機君)建設水道部長。 ◯建設水道部長(西 時行君)お答えします。  先ほど申しましたように、そういった切り崩しとかですね、そういった事実はないというお答えをしておきます。御理解いただきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)まあ、切り崩しちゅう言葉を使うかどうかは別にしても、圧力になったちゅうことは、もうだれも否定しない事実ですから、それはもうはっきりしておきます。  最後、談合疑惑をですね、解明するのに、猫にかつおぶしの番をさせるちゅう話もありますけども、この調査委員会の報告を見ると、委員長は副市長と。公告を出した責任者、いわゆる契約側の責任者が委員長になって、高橋議員もちょっと触れましたけれども、やって、果たして公正なね、判断ができるかどうか極めて疑問なんで、なぜ第三者委員会に、あるいは第三者機関に調査をゆだねなかったのか。その点の理由を明確に。 ◯議長(浜永義機君)水道課長。 ◯水道課長(瀬戸重光君)この件はですね、宇佐市公正入札調査委員会という規定があります。この規定にのっとって職務を全うしたと。このように御理解ください。 ◯議長(浜永義機君)時間です。(「時間」と呼ぶ声あり)  以上で用松議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではございますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。  なお、再開は十三時二十分といたします。  ここでお知らせがあります。昼食の後、議会活性化特別委員会を局長室で開催しますので、お集まりを願います。委員の方。                   休憩 午後零時 十八分                 ──────────────                   再開 午後一時二十三分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)十四番の佐田です。  先般の議会のしょっぱなに、市長の次期に向かっての姿勢を申し上げました。私たちは当時の合併特別委員会の委員として、市長の次期について若干心配はされておったんですが、そういったことは今回の一般質問でも、特に安心院地域のことを今回お願いをしようという考え方でございましたけども、若干気持ちがトーンダウンしたというような気持ちでございます。しかしながら、まだむこうがございますので、ひとつ私のほうとしては、できるだけの地域のことをお願いをしたいというふうに思っております。  それでは、通告に従って質問をいたします。  一番目に、社会資本の基盤整備についてでございます。  一市二町が合併し、厳しい財政事情の中で、新宇佐市がスタートいたしました。第二の夕張にならないようにということで、議会、そして執行部ともに行財政改革の推進をしてまいりました。その結果、三年目にして単年度黒字となり、今後も引き続き行財政改革はしなければならないというふうに思っております。しかしながら、今の現状からすると、厳しい経済状況の中において、今こそ投資的経費の活用こそ市民に明るい夢と希望をもたらすものではないでしょうか。  そこで、一番の一番目に、行財政改革の評価と今後の宇佐市の方向性、また合併周辺対策の対応について。  二番目に、合併特例債の財源としてこれまでに行われた事業、旧市、町別事業の件数あるいは金額。  三番目に、合併時に旧安心院町の重要課題の一件として、第二期県営中山間地域総合整備事業(農業用用水施設パイプラインの改修)の執行状況は。  四番目に、合併前の事業の縮小分や中止をしておるのを復活してはどうか。  五番目に、新たにでき上がりました葬斎場から院内の平成の森公園までの道路新設に取り組みをしてはどうか。野球場の整備もなされ、スポーツを通じて青少年の育成、市民の健康づくりの会場に続く必要な道路であり、早急に検討をしてはどうか。これは、既に新開議員が以前に要望している件でもございます。  大きな二番目として、福祉関係について。  私が昨年十二月の一般質問の経過について、宇佐市第四期介護保険事業全般について平成二十年度に見直しをすることになっているが、その後の進捗状況はどうなっているのか。  大きな三番目、地域コミュニティについて。  地域コミュニティの認定を佐田地区が受け、現在佐田地区まちづくり協議会を設立し、情報の受発信を図りたいと思うが、通信速度が遅く、十分にインターネットが使いこなせない状況であるため、早急に市のほうで検討していただきたいということでございます。  できるだけ簡単でございますが、執行部の誠意ある御回答をお願いしたいと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)それでは、佐田議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  十四番 佐田議員の御質問にお答えいたします。  二項目め、宇佐市第四期介護保険事業計画の進捗状況についてでありますが、現在宇佐市第四期介護保険事業計画、老人保健福祉計画の策定に向けて、第二回目の策定委員会を終了いたしております。  第一回目の策定委員会では、計画の概要、高齢者の現状、アンケート調査の結果報告について。  第二回目の策定委員会では、介護保険事業料、事業費の推計についてが主な審議内容であります。今後、二回程度作業部会並びに策定委員会を開催し、本年度中に取りまとめる予定であります。  以上で私の答弁を終わりますが、その他ついては担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願いします。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの社会資本の基盤整備についての一、二と、三項目めの地域コミュニティについてを、総務部長 小倉正五君。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉でございます。  十四番 佐田議員の御質問にお答えいたします。  一項目め、社会資本の基盤整備ついてのうち、一点目についてお答えいたします。  まず、行財政改革の評価についてですが、本市は平成十七年度から二十一年度までの五カ年間を基本計画とする「行財政改革プラン」を策定し、議会・市民の皆様の大変な御理解、御協力をいただき、二百五十三項目にわたり、特に職員数の削減や給与カットを初めとして、補助金見直し、投資的経費の削減等歳入・歳出の両面から徹底した改革を実行してまいりました。  その結果、昨年までの三カ年で、総額十九億四千三百万円の収支改善を達成し、プランを上回る基金確保が図れるなど、改革の着実な実行により順調な成果を上げているところであります。  次に、今後の本市の方向性については、行財政改革で目指す「小さな市役所」には、いまだ道半ばであり、地方交付税や補助金改革が進展し、複雑多様化する行政需要に対応するため、財源不足を市債発行や基金の取り崩しによる収支調整を図っている厳しい財政環境に変わりはありません。今後も財源を重点的・効果的に配分し、将来に夢と希望を持てる施策を展開する所存であります。  合併周辺対策の対応についてですが、県下では宇佐市が先行して、周辺部対策として小学校区単位で新たなコミュニティを進めるための「しくみづくり」を支援し、住みなれた地域で安心して暮らすことができる地域社会の形成に向けて、住民との協働で取り組みを開始したところであります。  今年度、モデル地区での活動を通して、住民の意向を踏まえながら、課題や対策を網羅した「まちづくり計画」を策定する予定であります。  平成二十一年度以降、この「まちづくり計画」に基づき、中、長期的に取り組んでいくことになりますが、投資的な経費であるハード事業については、通常の事業と同様、宇佐市総合計画実施計画において、事業の重要性、緊急性、費用対効果などを加味した上で対応していきたいと考えています。  一項目めの二点目、合併特例債の事業件数と金額についてお答えいたします。  合併特例債事業は、新市建設計画をベースに策定する宇佐市総合計画により、合併特例債の発行条件である、合併後の一体性の確立を図る事業、均衡ある発展に資する事業、総合的かつ効果的に推進するために行う統合整備事業、この三条件の中から、合併に資する適債性のある事業を精査し、本市の将来展望と方向性を勘案しながら、これまで施策事業を展開しているところであります。  現在までの合併特例債の事業件数と発行額については、葬斎場新設事業等を含めて十一件、事業費で約二十八億七百万円、合併特例債充当額は約二十三億六千六百万円の予定となっております。  次に、旧市町ごとの内訳については、新市で一体的に共有する公共施設、県道事業負担金、地域振興基金造成事業など、地域別に選別することが困難な事業があることから、旧宇佐市、旧両院地域、三市町共有の三分類でお答えをいたします。  まず、旧宇佐市については、宇佐中学校屋内運動場改築事業等三件で、事業費は約七億七千六百万円、合併特例債充当額は五億四千七百万円の予定となっております。  次に、旧両院地域については、学校給食センター建設事業等四件で、事業費は三億七千万円、合併特例債充当額は二億三千三百万円の予定であります。  最後に、三市町共有については、葬斎場新設事業等四件で、事業費は約十六億六千百万円、合併特例債充当額は十五億八千六百万円の予定となっております。  三項目めの地域コミュニティに関するインターネット通信の環境整備についてでありますが、宇佐市では、国や県の情報通信に関する整備方針に基づいて、市民がどこでも数多くの周波数帯域を活用するブロードバンドの恩恵を受けることのできる「ユビキタスネット社会」の構築に向けて対応していきたいと考えています。  しかし、一部の地域では通信局舎からの距離や技術的な問題などが原因で通信速度が速いADSLが使用できず、速度の遅いISDNしか使用できない地域もありますので、今後はブロードバンドの新技術の開発等を注視しながら対処していきたいと思っています。  佐田地区の通信環境は、小学校や公民館までは現状でもADSLが使用できますので、佐田地区まちづくり協議会でADSL回線を引いて、インターネット環境を整えれば、情報の受信・発信にかかわる事務に不都合はないものと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、一項目めの社会資本の基盤整備についての三、四、五を、安心院支所長 衛藤 強君。 ◯安心院支所長(衛藤 強君)皆さん、こんにちは。安心院支所長の衛藤でございます。  十四番 佐田議員の御質問にお答えします。  一項目めの三点目、中山間地域総合整備事業のパイプライン改修の執行状況についてですが、平成十六年度に事業採択されましたパイプライン改修計画は、事業量二万八千三十五メートル、事業費十四億二千九百六万四千円であります。平成二十年度末までの進捗率は、事業費ベースで三六%、約十キロメートルとなる予定です。  現在、道路等の公共用地に埋設可能な箇所を主体に施工していますが、個人所有の樹園地につきましては、埋設変更に伴う地上権の設定や工事に伴いブドウの樹を傷めることから、工事手法及び施工のあり方に苦慮している状況です。  今後とも、事業主体の県と協議を重ねながら、本計画の達成に努めてまいります。  次に、一項目めの四点目、合併前の事業縮小分や中止分を復活してはどうかとの御質問ですが、旧安心院町分についてお答えします。  福貴野枝郷線、中恵良線、松本線の三路線を補助事業で取り組んでまいりましたが、福貴野枝郷線は、中止ではなく休止で、全体延長二千三百八十メートルのうち二千二百二十メートルは整備済みで、橋と前後の取り合わせ工を含めて、延長百六十メートルが未整備であり、行財政改革により平成十七年度以降余儀なく休止いたしました。他の二路線については、現在も施工中であります。  なお、三路線とも宇佐市総合計画に計画された路線でありますので、今後の事業費の増額及び休止路線の整備については、財政状況を見きわめながら進めていきたいと思います。  次に、一項目めの五点目、葬斎場から平成の森公園までの道路の新設の件でございますが、平成十八年度六月議会で答弁いたしましたとおり、平成の森公園への利便性や地域住民の方の交通アクセス等を考えますと、道路整備の必要性については、十分理解しており、周辺部対策として採択基準に見合う補助事業を検討してまいりました。  現地は山林であることから、林道事業について関係機関と協議をしてきましたが、補助対象条件といたしましては、道路延長が五百メートル以上で受益面積が十ヘクタール以上が必要となっております。  また、林道新設の場合、その用地については無償提供も条件であります。  葬斎場から平成の森公園までの間は、道路延長は約三百五十メートル、受益面積につきましては十ヘクタール未満であり、いずれも採択条件を満たしていません。  以上のことから、林道として整備することは困難であると判断したところであります。  しかしながら、本案件につきましては、今後も周辺部対策の課題の一つとして、市道を含めた整備のあり方について、県とも協議を重ねてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で佐田議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)それでは、一番目の行財政改革の評価、市の方向性、周辺対策についてでございますが、確かに今度の合併でですね、財政は非常に厳しいという状況でございます。当然行財政改革を推進していかなければならない。そうすることによって、先ほど申しておりましたように、第二の夕張にならないようにということは、我々議会の中にもそういう気持ちが多くあり、また執行部もそれに努力した結果が、三年目にしてですね、単年度黒字になったということは、やはり投資的経費を抑えたことだろうというふうに思っている。  というのは、やはり普通ならば、この行財政改革をしながらも、投資的経費を若干出しながら、そして地域の住民のためになろうというのが普通だったんではなかろうかと思っておるんですけれども、しかしながら、再ほど申しましたように厳しい情勢でしたので、それはやむを得なかったと。  しかしながらですね、今この時期に、十九年度決算から見ると、公債費比率も前は二十以上あれば赤字転落だと言われてきたんですけれども、この状況から見ると、既に一五%まで回復してきた。経常経費についてもですね、百以上あるとこれまた危険状態でありますけれども、これも九四・八%と。これはもう行財政改革の大変な御尽力もあったと思っております。  しかし、ここでですね、十九年度の状況から見ると、投資的経費というのはですね、非常に抑えられた関係で、こういう黒字になったと思うんです。今後も先ほど話がありましたように、地方交付税がどういう配分になるかわかりません。また、財源の環境も変わってくると思いますけれども、今の状況からすると、ここら辺でですね、やはり投資的経費を使って、そしてやはり宇佐市民、我々郡部のほうとしては、かなりの厳しい状況になっておるわけです。  そこで、私があと二番目の合併債のことも絡むわけですが、周辺対策の中、これは先ほど部長からも話がありましたように、地域を何とか元気をつけるようにしましょうということで、佐田地域もモデル地区として受けております。
     しかしながらですね、この財政状況から見ても、県下でもですね、単年度黒字になったということは非常に有意義なことでありますが、やはり宇佐市では、この順位からすると、県下でももう五、六番目にですね、財政状況がよくなってきておるというふうな状況です。  私がこの状況を見ると、やはりここで元気を出してもらうためには投資的経費を若干、行財政改革も必要ですけれども、しかしそれだけにこだわってしまうんじゃなくて、何とかここでひとつ方向転換も考えていただきたいと思うんですが、そういう気持ちはどうでしょうか。財政課長ですか。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)財政課長の豊岡でございます。  佐田議員の再質問にお答えいたします。  私から市の財政の大きな方向転換を言える立場ではございませんが、平成十九年度の決算は、議員おっしゃるとおりに、一番うまくいったんじゃないかなというふうには考えております。ただ、本年度、来年度を見ますと、国の状況、また私どもの市政の状況は、非常に厳しい状況にあるというのは事実でありますし、私の立場から財政構造も含めてですね、大転換を図る云々というのは考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)財政課長はそれがほんとうであろうと思っておりますけれども、そういった今の状況とすれば、やはりここら辺で方向性を若干変えていく必要があるんじゃなかろうかというふうに思っております。  これは後で最終的に、総合的にお話しますけれども、次に、二番目のですね、状況ですが、この特例債はですね、皆さん合併するときに、安心院のほうでは私も合併特別委員会の委員長もしておった経緯もございまして、非常に総額二百八十億ですか、があるから何でも事業はできる、そして借り入れを指定しても後は払っていけばいいんだというような考え方が多々にあったと思うんです。  しかしながら、今の状況からすると、地域では特例債はどうなったのか、安心院町にどの程度実際使われておるのかと言われます。これも私は資料もいただきました。若干先ほど話がありましたように、特例債ははっきり、総合的に言えば葬斎場は全体のやつだと。この分が安心院町だと言うようなことはできないんですけども、安心院で今取り組まれておったというのは、目に見えたやつは特別ないわけですね。給食センターは安心院、院内での関係であるし、そのほか特別に使ったというやつが特別見えないわけで、そこで私は県道の負担金は若干裏づけとして出されておるようです。  ですが、やはりこういったところにも、地域の方はもう少し合併債を使って地域のためにやらなきゃいかんじゃないかというような声が多いわけですね。ですから、合併債を使われる事業がない。メニューがない。これは先ほど話がありましたように、総合計画にのせなければ使うやつもない。ですから、総合計画をつくる上においても、そういった地域のことを考えながら、やはり今後周辺部対策に取り組んでいただかなければならないんじゃないかということです。そういったことからすると、今後今のところで安心院方面に合併債を使えるような事業が今何かあるんですかね、特別に。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)財政課長の豊岡でございます。  十四番 佐田議員の再質問にお答えいたします。  合併特例債を充当した事業というのは、宇佐市のどの位置にあろうとも宇佐市民がともに使用し共通するものと、私は地域別に余りこだわるのはどうかなというふうには思っておりますが、今まで合併特例債を充当した事業というのは余り郡部にないのも事実でございます。  それは郡部が過疎債を充当してきた関係から、合併特例債ではなく、過疎債でもいいということで、合併特例債じゃない過疎債を主に充当したということから、合併特例債の事業が少なかったというのが結果であります。  どの事業が今後考えられるのかというのは、総合計画の中の実施計画というのがありますので、その中で精査をしながら、適債性を見出していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)そうだろうと思うんです。過疎債は、安心院の場合なんかは過疎債を多く使ってきて、もう過疎債だけだったんですけども、今度合併してから安心院、院内が加わって、大宇佐市で過疎債が使用できるということになったわけですから、それは少しでも利息の安いほうにできることがいいんだと思うんですが、一つ、合併債を基金に大分しておるようですが、その基金はいつまでにその基金ができるのか。そして、その基金はいつでもずっと使われるのか、何ぼ、何年以内に使ってしまわなきゃならないとか、そういうことがあるんですか。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)お答えいたします。  地域振興基金はですね、合併後十年間で約二十億、将来の財源補てんのために積み立てるという計画で、現在積み立てているわけであります。それがいつ使えるかということでございますが、当然起債でございますので、償還が終わったものから自由に何でも使えると。自由にといいますか、地域振興のために使えるということでございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)特に地域の方は、合併債、そういったものについて非常に関心が深いだけにですね、きょう話を出したわけですが、過疎債であろうが合併債であろうが安い利のほうから使っていくのが本当だろうと思うんですが、とにかくそういった合併債も総合的に、地域じゃなくても総合的にということは、これはもう大宇佐市ですからわかるんですけども、やはりまだ合併をして、まだ合併周辺対策という言葉がまだ使われておりますからですね、そこら辺も若干考えていただきたいなというふうに思っております。  それから、三番目のですね、これは支所長からお話があったんですが、この分は、実は私もこの採択を受けるときに、ちょうど以前安心院の小野議長のときに、私は産経の委員長のとき、農林省で話し合いをして最終的に決定されたものです。これは総合的には、大きく一番もとを言えば、事業のキロ数は約五十八キロぐらいを目標にあったんですね。事業費は二十四億ぐらいやったと思うんですけども、今度の第二期の中山間総合事業のパイプラインの計画はですね、一期目が約二十八キロぐらいをやるようになっておったと思うんです。そして、総事業費が約十四億ぐらいということでしておったんですが、今先ほどの実施状況では、現在まで三六%、十キロぐらいということは、今あと何年これは事業はあるんですか。 ◯議長(浜永義機君)耕地課長。 ◯耕地課長(長野克幸君)耕地課の長野です。  佐田議員の再質問にお答えをいたします。  パイプラインの全体計画、今私どもで把握しているのが約五十五キロ弱です。それで、二十二億五千万程度。それで、ここに書いております中山間の第二期でやるのがここに書いておるとおりでございます。それで、事業工期といたしましては、十六年度から二十二年度までを中山間の両院二期地区として計画をしております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)二十二年度までということになると、今二十年度のもう終わりになろうかと思うんですが、二十一、二十二ですね、一応計画の予定が二十二年度まででいかれるような状況はどうですか。 ◯議長(浜永義機君)耕地課長。 ◯耕地課長(長野克幸君)お答えをいたします。  今の予定でありますと、事業工期の二十二年度末において中山間事業はいろんなメニューがございましたんで、現在のところちょっと進捗がおくれておりますけど、七〇から八〇%ぐらいは今のところいけるんじゃなかろうかと県からお聞きしております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)約七〇から八〇%が達成できるという状況ですが、先ほど地上権の設定やらしていかなきゃならないし、パイプラインの入れかえということになると、確かに畑の中をすぐ突っ切って、長方形のやつを突っ切っていくというようなことで、地域の了解も難しい部分もあろうかと思うんですが、できるだけその道路だとかその横、畑に余り影響ないような方法でしておるから、そういうこともあるから事業の推進も若干おくれておるんだろうとは思うわけですけども、これをですね、今のところ三六%ぐらいで、あともう二年ちょっとで七〇から八〇%を出すということになると、相当急ピッチで努力をしていただかなければならないと思うんですね。地域の安心院のほうで関係者等の話も聞くと、なかなか事業が進まないと。なぜ進まないのかということを言われておるんですけども、今話した状況もわからないことはないんです。ですから、ここら辺をできるだけ頑張っていただいて、あとの二〇%をできないという状況になった場合に、第三期の計画というものは予測できますでしょうか。どうでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)耕地課長。 ◯耕地課長(長野克幸君)お答えをいたします。  残りの問題ですけど、当面は、第二期の期間中は鋭意現計画の達成に向かって努力するということでございます。  それで、次の計画につきましては、今後の二期が終わった後ですけど、現在ですね、国においてパイプラインの改修等残りの分を含めた安心院地区の樹園地再編計画を国のほうが平成二十年、本年から来年の二カ年にかけて、全体的な安心院地区のブドウ団地をいかにすべきかというような計画を策定中であります。その結果が、多分二十一年か二十二年には出てくると思いますので、その結果を踏まえ、今後はですね、対策を県、国、市合わせて協議しながら検討していくというつもりでおります。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)これも確かに二十年から二十一年に策定をやろうということなんですが、非常に恥ずかしい話じゃけども、荒廃園が、老齢化が進んでですね、荒廃園が多くなっておる状況ですから、若干見直しも必要だろうと思うんです。  しかし、これは今第二期の工事も老齢化が進んでいて、今のような状況では個人負担はできないということから、旧安心院町のときに町で負担をしましょうということで今現在やってきておるんですけども、第三期になって再編をやろうということになると、恐らく個人負担というものが非常に厳しくなるんじゃなかろうかと思うんですね。  ですから、これは国営でやった関係で、国のほうがある程度力を入れていただかなければ厳しくなるんじゃなかろうかと思うんで、その点については、ひとつ全力を尽くして頑張っていただきたいというふうに思っております。それでは、第二期も一〇〇%に達成するように、ひとつ御尽力を願いたいと思っております。  次にですね、四番目の合併前の事業の縮小や中止と私は書いたんですけども、これは福貴野交付金事業ですね。だろうと思うんです。で、福貴野、ちょうど私も建設課長時代に採択を受けたものですから大体のことはわかっておるんですけども、これは休止ということになると、いずれやはり財政がいつどういう状況になるかわかりませんけれども、そこら辺の関係はぜひお願いをしたいと思うんですが、縮小されておる中恵良線、それから松本線、昨年の事業費をざっと見ておると、一事業に交付金事業で一千五、六百万ぐらいの交付金事業っていうのは、県が何か言わないんですか。恐らく交付金事業だったら四、五千万の事業で補助事業は成り立っておるので、一カ所に一千五、六百万ぐらいということは。で、今後の考え方はどのように持っておるかお願いします。 ◯議長(浜永義機君)土木課長。 ◯土木課長(植村芳樹君)土木課長の植村です。  確かに福貴野枝郷線は十七年までで中止いたしましたが、あと今後の計画といいますか事業のやり方でございますが、今佐田議員が言われたこと、二十年度は確かに松本線一千五百万、中恵良線一千五百万でございますが、二十一年度は合わせて三千万でございますが、来年度は安心院の松本線にしましても、五千万と増額の国費要望をしておりますし、院内の小稲などにつきましても、ことし二千五百万を四千万と事業費の増大を要望しておりますんで、今後の計画については、増額要望ということで御理解をいただきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)今言ったように、今年度も二路線で三千万ちょっとぐらいですけども、来年度はそうすると五千万要求と言うけども、これは二路線ともですか。どこらへんですかね。 ◯議長(浜永義機君)土木課長。 ◯土木課長(植村芳樹君)土木課長の植村でございます。  確かにさっき言いましたとおり、二十年度は二路線で三千万でございますが、二十一年度につきましては、先ほど私が五千万と言いましたけれども、これは松本線、来年度は中恵良線、今年度一千五百万ついておりますが、来年度は松本線を五千万と、一千五百を五千万にして、増額いたしまして早期完成をさせるため、かなりの金額を増額したんですが、ちょっとその間松本の早期完成のために中恵良を一時中止させていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)そうでしょう。交付金事業であれば恐らく小さい数字では県やら国が何とか言うだろうと思います。したがって、これは集中して早く完成させようという考え方であろうと思うんですけども、それはそれでいいですから、今後ですね、やはり皆さん待っておるのは、両サイドいつまでもかかったは先進まんがなぜかというような声が大きいわけですね。  ですから、合併前には三本の交付金事業を安心院町はずっとやってきたわけです。合併するとそれが縮小され、休止されというようなことになっておりますから、ひとつ、ことしの二十一年度予算はこの十二月で恐らく国のほうの決まると思うんですが、二十二年度に向かってですね、できるだけひとつ頑張っていただきたいというふうに思っております。  次に、五番目のですね、葬斎場から平成の森の分です。これは前、新開議員からも御質問をされておりますが、私もこの事業は安心院にとっては非常に強く要望されておる道でございます。私も林業の関係をちょっと調べてみました。確かに先ほど話がありましたように、合併ですか、周辺地域については十ヘクタールでよかろうということです。普通は五十ヘクタールですか、普通は。いずれにしても補助率が補助にのらないという理由のようですが、これは林業のほうも厳しいと思うんですが、これは県との接触しましたでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(上野貴敏君)林業水産課長の上野でございます。  この話を私どもが受けてから、うちのほうとしても、県のそこの前の振興局の林業課のほうに、技術屋のうちの職員が行ってですね、県単林道についての協議を十分してまいりました。そして、補助要件については、先ほど支所長のほうから御説明したとおり、直線的なところでは三百五十メートルで、そして受益者の関係についても非常に厳しいということでですね、そして最終的なところのもう一つの要件といたしましては、用地の関係が林道の場合はすべて無償提供であるというふうなところからですね、一応先ほど御説明申し上げたとおりの答弁というふうな形になりましたので、ひとつよろしく御理解のほどお願いいたします。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)これは新設ですから、補助事業に距離が三百五十メートルぐらいだと発表がありましたけども、これはこれこそ周辺対策事業にのせていただいて、やはり周辺部の事業にのらないから工事をしないんじゃなくて、やはり地域の強い要望がございますからですね。  そして、昨日の新聞でも、今両院の商工会が、大分県をまとめて青少年の野球大会をやろうということで、せんだってやった経緯が十一月にあるわけです。その効果もかなりあるわけです。で、平成の森のせっかく野球場を整備したんであって、宇佐市に行けば立派な野球場があるから、そこで青少年の野球大会をやろうという話に今なっておるわけです。で、話を聞きますと、両商工会が合併されて、活力あるまちづくりをやろうと。そのために大分県の青少年のグループを寄せて、そこの平成の森でやりましょうと。そうすることによって、地域の活性化もなるわけです。前回の野球をしたので、弁当だけでも五百個から約出ておると。安心院、院内でですね。そういったひとつの三会場で、安心院と院内として平成の森、これ一カ所でできません。そういったことも考えてですね、来年度は夏に大がかりの今から第一回目からずっと宇佐でやりましょうという仕組みを今計画立てておるようでございますので、こういったことも考えてですね、地域発展のためにもなると思うんです。  で、今安心院で中学、高校の駅伝が指定されてやっております。やはり安心院の地域にもこの二つの駅伝が毎年あるおかげで、やはりその地域への商業においてもかなりの影響が出ております。やはりそういったこともあるんで、ぜひこれは林業と土木と一緒になってひとつ検討してみていただきたいと。  そういうことで、一項目のですね、全体を私は今後お願いしておきたいのは、やはり厳しい財政の中にもある程度の投資的経費を使って、地域の活性化にできるようにひとつ執行部のほうで十分検討していただきたいということを要望しておきたいというふうに思っております。  それから、大きな二番目の福祉関係ですが、昨年の介護保険の第四期の見直しが二十年度にするということで、先ほど市長のほうからお話がありました。まだ今後二回にわたって取りまとめをするということでございますが、その時期と、それから私はちょっと心配しておるのは、保険料の事業費なんかの、これは今現在は宇佐市、安心院、院内は保険料が違いますけども、今度は統一されるわけですから、大体の見通しでもわかればひとつ。  それから、私が前から言っておるのは、例の地域包括でグループホームだとかデイサービスだとか痴呆の関係、そういった関係の内容がある程度わかれば、どういう状況になっておるか、そこら辺をちょっとお知らせ願いたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)佐田議員の質問にお答えいたします。  時期につきましては、第三回目を十二月の下旬に行いたいと思っております。  それから、保険料については、ちょっとこの場で金額が何ぼということは差し控えさせていただきます。  それから、先ほど言いました施設等も、その保険料も含めたことを今度第三回で審議していっていただこうかなと思ってはいます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)第三回目が十二月下旬と、市長はあと二回ぐらいで最終をまとめようというような状況ですが、本当の最終はいつごろになるんですか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)三月の定例議会には提案したいと思いますので、二月の初めまでにはもう最終的に行いたいと思っています。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)その中には、私は十二月のときにお願いをしてきた施設のほうも校区ごとにぜひ一カ所はという話もしておったんですけど、そういう点も十分検討はされておるんでしょう。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)お答えいたします。  そういうもろもろの点を含めて、三回目の委員会に御審議していただきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)それでは、ぜひ期待をしております。頑張ってひとつ見直しを、今後は保険料も統一されますから、やはり格差が余りないような、ひとつぜひお願いをしておきたいと思います。  それから、最後になりますが、先ほどお話では、私の地元であります佐田地域がまちづくり協議会を設立しました。また、今晩も役員会がございますけれども、一番心配されておったのが、公民館が事務所になるわけで、なかなかインターネットはスムーズにいかないというような話でございますので、先ほどのADSLですか、何かその回線で申し込めば即できるということであるんですね。間違いないですね。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  佐田議員の再質問にお答えいたします。  そのとおりであります。今でもですね、電話回線でADSLの回線につないでいただければインターネットが活用できますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)これは質問には特別出してなかったんですけども、津房地域でもですね、インターネットがなかなか回線がいっぱいになって、営業に非常に困っておるという話を私は受けたんですが、安心院はほとんどいいと思うんですけども、津房地区とか深見地区とかそういったところはどうでしょう。  佐田でもですね、実は私は大分奥のほうですから、農業公園入り口ですから、そこら辺はもうほとんどインターネットそのものは利用できないような状況なんです。そこら辺もちょっとわかれば教えてください。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。
     佐田議員の再質問にお答えいたします。  まず、一点目の津房地区の状況なんですけども、平成二十一年度にADSLの局舎整備をする予定でございます。  それから、深見のほうにつきましては、龍王の局舎を整備を平成二十二年度に予定をしてございますので、そういうことでADSLは活用できるものと思っています。  それから、三点目の佐田地区の小学校を少し農業公園に入ったほうについては、そこはですね、どうしても距離の関係でADSLの活用ができませんので、今後新たないわゆる通信の技術開発を待って対応していきたいなと思っています。で、一つは今国のほうでも言われているんですけども、衛星インターネットであるとか、もしくは今携帯のFOMAが使えるところについては、携帯でもインターネットに接続しさえすれば使えますので、そういうような技術革新をもってですね、対応していきたいと思っているところであります。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)それではですね、一番問題でありました佐田のほうはできるということでございます。また、津房は二十一年度にできると。深見は龍王局を改築をして、そこで対応と。そしてから、先ほど衛星とか携帯というのは、それはまだちょっと技術面とかそういうものでちょっとわかりにくいということですか。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  佐田議員の再質問にお答えいたします。  衛星インターネットはですね、今国のほうでも活用されていますし、県内でも一部実用化に向けての試行がされました。その中でほぼ実用の見通しが立ってきたんですけども、これは今からの話です。  で、携帯のインターネットについては、もう既に実用化されてございますので、この場合はすべて個人負担で御契約なさるものと思っていますから、携帯電話がつながるところであれば、携帯でもインターネットの活用ができますので、そういう両方面でですね、私どもとしてはできるだけインターネットがどこでも使えるような環境整備には努めていきたいと、こう考えているところであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)それでは、ぜひそういうふうに努力をしていただきたいと思います。  以上をもちまして私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ◯議長(浜永義機君)以上で佐田議員の一般質問を終結いたします。  次に、二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)皆さん、こんにちは。長時間にわたって大変お疲れのところですが、二十七番広岡でございます。  二項目、五点にわたっての質問を行います。  今議会で初議会に突如宇佐市長、時枝市長が退任の御挨拶をされました。非常に私たちもびっくりして、うわさでは再選するんではなかろうかと、他に候補者の目立った名前も挙がらないし、市長自身も継続していこうという気持ちになったんではないかなと、こう考えておりましたが、突如引退の声明をされました。気力、体力、知力の減退だと、理由はそのようであります。まだ、年もそんなにね、いった年じゃないし、今後十二分に活躍できる年代だと私は今まで評価してまいりました。この議会の中の議員の皆さんからの質問の中でありましたが、死ぬまで続けてほしいというような議員さんもおられたようです。ですが、気力も体力も知力もね、衰えたということの理由で引退声明をされました。その中で、特に私引退声明の中で、一番ね、気になることがあるわけです。  九年間の間、いろいろな事業を市長としてやってきました。特に、宇佐市、一市二町の大合併と、これを引退の声明の一つの中にうたわれておりました。大合併をしたから宇佐市が発展のね、岐路に立って発展していったということを言われたようですが、合併があったから宇佐市が、市全体が衰退していって、市民の要望にこたえられなくなったというのが現実であります。市長は合併を誇りに考えておったんでしょうけどが、合併してよかったという議員の皆さんがおられるでしょうか。特に、両院の先生方、私の知っておる限りでは不足だらけじゃないでしょうか。  これは、小泉流そして竹中平蔵、この二人によって平成の大合併につながっていったわけであります。三位一体改革と、このことをうたい文句にして、そして骨太の予算と、この二つの理由によって合併がなされたと。私たちは合併に猛反対でありました。すべての問題で合併していいということは一つもなかったわけであります。過去においても。大合併して発展するなんか私考えておりませんでした。そのとおり小泉流儀で合併しました。郵政民営化も実行しましたね。  三位一体の政策が結局生活保護費や身体障害者の予算を切り捨てると。二千二百億円切り捨てていくということが今実施されておるんです。今後も実施されると思います。それから、公共事業を三%切り捨てていくということも言われております。三位一体の予算でね。これが合併のためによくなったかということになりますと、日本国民も宇佐市民も大きな打撃であります。骨太の予算もそうです。何とかかんとか言って、意味わからん骨太の予算ね。豚の骨づきの予算かなんか知りませんが、わけのわからん骨づきの予算ということを言っております。すべて国民や市民たちのマイナス要件であります。それがゆえに宇佐市が今交付税も毎年毎年減額されて、宇佐市の財政が行き詰っておるのが現実だと思うんです。だから、私は合併は自慢にならんと思います。  ここまでにしておきますが、第一点目の質問であります。一項目めの。  白も黒もないアメリカは一つだと宣言したオバマ氏が史上初の黒人大統領に圧倒的な勝利を果たしたということであります。私たちも大歓迎であります。アメリカは白人も黒人もない、差別はないんだと、国は一つだということを宣言したオバマ氏であります。日本の国もそうあっていただきたいなと、市長そう思わんですか。オバマ氏のあの大統領のね、状況を判断したときに、宇佐市もそうでしょうが。白も黒もありませんよね。日本人もそうなんです。被差別地域で苦しんでおる人たちもこの大統領の当選で大きな歓迎をしておると思うんですよ。立派な大統領が誕生したということで、私は評価するものであります。  あなたも引退されていくわけですが、これから宇佐市のそうした白も黒もない差別をされないような宇佐市にするということは、もう実行できないわけでありますが、引退された後もどうかその辺で協力していただきたいと。  それから、第二項目めであります。山本浄水場改修事業の談合からくり入札についてであります。これはあえて私からくりということを言葉遣いにしました。正常な水道事業の改革ではないと思うんですよ。  一点目、平成十六年度事業計画では、国際コンサルタントの設計では、二十四億円の工事費が決定され、設計料六千五百万円の多額な、無駄な市税が支払われた。今回は談合防止とかの理由で、設計施工一括方式で四十億円の事業費に膨れ上がった。前回に比べて十六億円も水増しした事業となる。詳細な設計書も仕様書も図面も委員会や議会にも示さず、幾ら考えても納得ができないということであります。その問題で私たち十三名の反対議員は今日まであなたに対してね、これを白紙撤回にしなさいと、市民に対して言い開きが、申し開きができないということであなたに抗議をしてきたんでありますが、それも反対を押し切って入札になったわけであります。  二点目、確率の高いうわさによれば、今回の入札は天の声によって全国大手企業二社の業者が選定されたと言っている。市の職員らの話でも市長や部課長の建設的な意向でもなく、地元国会議員など大物ボス的議員の神わざ的な存在が言われているということであります。  私も事業では経験済みだが、大手企業二社が選ばれたことが、からくり談合入札と言わなければならないということであります。入札資格条件を設定、全国大手十一社のみで公募方式とさせ、結果は天の声に従い二社のみの申請となった。ほかの九社は公募には申請できないのが企業での常識であるということであります。これが談合ということよ。  入札の時点で談合はなかったということで、建設部長は私たちの抗議のときに唱えておりました。それは確かに末端においての談合はなかったかもしれません。調査した結果がそうだということでありますから。  しかし、大手企業においては、これは談合を専らやっておるのが大手企業のならわしなんであります。大手企業は談合せんかったら、企業はもうひとたまりもなく倒産に導いていかれるわけですよ。まあ私は談合を助長するわけではありませんが、大手企業はそれが常識だということです。  十一社の資格業者が存在しておる。宇佐市にはね。あなたのところの計画では十一社。その十一社の中から二社しか申請できなかったということがからくり談合だと私は言っておるわけです。  三点目。最近の新聞報道によれば、西松建設は海外において裏金づくりの対策として架空の建設工事を仕立て、十億円以上の裏金をつくったことで事件となった裏金の一部の一億円は、日本に送金済みとなる。その金を宇佐市の入札対策に使ったのではないかと。  ハザマ組も全国大手企業信用調査によれば、不良企業ワースト五にランクされているようだが、二社を選定した入札調査検討委員会五名の役割は問題ではないか。情報公開上五名の名前は出さないとしてきたが、二社の実績は評価できないので、この際氏名を公表すべきではないかと思うがということについては、直ちに検討の結果、公表しました。議会に。それは、名前はわかりました。  四点目。私たち十三名は宇佐市を洗濯する有志の会として、議会において入札問題で反対し、現在も市民に対して訴えている。市長は、入札に反対したN議員の推薦母体の大分県組織の本部に、入札反対を足どめさせるべく申し入れた。市長いわく、組織とは友好関係団体なので、別にN議員を脅迫する意図はないと答えた。その他K議員宅にも脅迫めいた電話が鳴り続いているが、これもまさかと思うが、市長の指示ではないかと。N議員は意志の強い立派な市民代表の人で評価できるが、組織の力により反対運動を抹殺され、有志会も撤退、身を引いた。K議員は、体調はよくないが、反対の信念は貫くようである。立派な議員だと私はこう思います。たとえ何人であろうが、善良なる議員の活動を妨害すべきではない。市長でも部課長においてもそうです。  第五点。平成十六年度山本浄水場事業計画において、国際コンサルタントの設計費六千五百万円の損失について、議会や市民に対し明確に示すべきである。現在まで議会には説明はない。  このコンサルタントの設計料が当時、平成十六年度で設計した費用が六千五百万かかったと。もう御存じのとおりだと。私たちは建設委員会の一人であります。建設委員会の一人でありますけどが、六千五百万の行方なんか説明したことはなかったわけです。さきの九月議会だったか、高橋議員が六千五百万の使い道を質問しましたね。国際コンサルタントが設計した設計料なんですよね。その六千五百万を公表しなかった。大きな損失をね、公表しない。ねえ。そんなことが市民に私は発表、皆すべて発表すべきであると、こう考えておりました。そういうことで今度、再度、また質問をしております。  第一回目の質問はこれで終わりますが、よろしく答弁のほどをお願いします。 ◯議長(浜永義機君)それでは、広岡議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  二十七番 広岡議員の御質問にお答えいたします。  二項目めの山本浄水場改修事業についての一点目、本事業の見直しについては、平成十七年九月の定例議会、並びに十八年三月の定例議会、建設環境常任委員会においてその旨を説明し、事業に係る予算の廃止議決をいただいております。また、今回の約四十億円の事業費についても平成二十年三月定例議会において説明を行い、当初予算の議決で御理解いただいているものと思っております。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願いします。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの山本浄水場改修事業の入札についての二から五を建設水道部長 西 時行君。 ◯建設水道部長(西 時行君)建設水道部長の西でございます。  二十七番 広岡議員の御質問にお答えをいたします。  二項目めの山本浄水場改修工事についての二点から五点目までをお答えいたします。  まず、二点目、今回の事業者選定についてでございますが、現在、全国的にも入札における発注方式は、競争性の確保に重点を置き、指名競争入札から国・県が推奨する一般競争入札への手法が多く取り入れられるようになっております。今回宇佐市の採用した発注方式もこの一般競争入札による総合評価方式かつ設計施工一括発注方式であり、今回の工事のような高額事業費を伴う工事並びに高度な技術を必要とする工事につきましては、最も適している手法で、談合防止策といたしましても最大限の効果を発揮するものと思っております。  三点目、検討委員会の役割と委員名の公表についての御質問でございますが、まず、検討委員会の役割といたしましては、工事の発注方式並びに入札参加業者より提案された提案内容を審査・評価する諮問機関であり、検討委員会が二グループを選定したものではございません。次に検討委員会委員名の公表ですが、さきに公表したとおりでございます。  四点目、議員に対する脅迫めいた行為についてでありますが、そういった事実関係はございません。  五点目の平成十六年度実施した設計費六千五百万円の損失についてでございますが、平成十七年九月の定例議会並びに平成十八年三月定例会議会において審議され、議決を得ており、設計委託費の件につきましても御理解されたものと思っております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で広岡議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)一項目めの答弁は市長がされました。私は、平成十六年度に計画した事業が二十四億円ね、実施したわけじゃないんですが、それが一挙に四十億円に膨れ上がったということに疑問を持っておるわけであります。なぜかといいますと、当初コンサルタントが設計したのは二十四億でね、この水道事業がね、完成できるという予想で計画を立てたもんだと思うんです。ところが、今回四十億にね、上積みされたわけです。あの水道事業でね、一挙に十六億円の予算が膨れ上がって、そして計画にのせられるということが、私は不自然だということを言っておるんです。  水道は市民に供給しておりますパイプラインでね、宇佐市全域のパイプラインをね、拡大して大きなものに取りかえるということじゃないんです。パイプは現状維持でね、給水するわけであります。宇佐市一円でパイプがインチが大きくなったっちゅうことじゃないんですよ。ただ、モーターとか貯水タンクがね、新設、拡大していくということがもう基本の改修計画だと私は思っております。  ところが、十六億円も上積みしなくちゃならんようなそういう事業なのかということで私は追及したいわけであります。もう入札が済んだから、とやかく私は言う段階ではありません。イナのとんだ後でね、私がとやかく言ったって、入札はもうハザマ組が三十四億四千万円で落札したんですから。今さら言ったって仕方がないと言われればそれまでですが、私は市民に対して申し開きができないっちゅうんですよ。当初二十四億円で計画できて、立派な給水ができますよと。宇佐市くまなくね、給水ができるということで計画をしたんですから、それで済んだと思うんですが、今度は四十億なんですよ。まあ落札結果は三十四億四千万円。ハザマ組が落札したわけですが、ね、いささか安くなったと思うんですがね。そのことを私は強く申し上げたいわけであります。まあ今さら言ったって、もう落札したんですから答弁のしようもないと思いますが、市長はそう答弁をしたんですが、これは、私は大きな市民に対する疑義があると。ね。こう考えておるんです。あえて私はこれを取り上げました。その理由を市長答えてくれますか。十六億円の。 ◯議長(浜永義機君)建設水道部長。 ◯建設水道部長(西 時行君)広岡議員の再質問にお答えいたします。  先ほど高橋議員の御質問でもありましたように、二十四億円はあくまで既存の施設の改修事業ということで、将来的には水利権ができた段階で能力に応じて拡大をしていくと。で、最終的な金額は、現在考えていました四十億ということで計画をしていたところです。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)二点目です。二点目は、大手企業二社の業者が選定されたと言っております。十一社の業者の中から二社申請が出てきたわけですね。だから、私は冒頭にからくり入札だという理由がそこにあるわけですね。大手業者が十一社あって、宇佐市に申請せよというね、十一社の業者が、二社だけ申請してあとの業者が申請しなかったということが、私はからくりの理由だと言っておるわけです。あくまでも。ね。  大手業者のしきたりは、そうなっておると思うんです。私はここに質問上げておりますが、私も経験者の一人であります。ね。宇佐の業者はそんなしきたりあるかどうかわかりません。しかし、大手については、市内の業者以上のね、かたい約束、契りがあるわけですよ。入札の過程で。まあ四十億と言っても、今大手ゼネコンはもうちっちゃな事業なんですよね。ハザマ組も大成建設も大手企業については、四十億はほんと微々たる事業なんですから、そんなに問題はしてないわけですよ。十一社の業者の中ではね。西松建設、ハザマ組と、この二社が申請したんですから、あとの残りの九社が申請できるわけがないということを私は言っておるわけです。これがからくり談合入札ということにつながっておるわけです。  県内の業者では談合はないと答えておるんですが、一般の入札に談合はないということで常々答えておりますが、この大手の事業で談合はあるかないかとは究明できんのが、今の行政の立場だと思います。私は経験上、絶対談合だということを言っておるわけです。副市長も私たちの抗議の時点で、談合なかったということを答弁されました。ね。部長も談合はなかったと。それが、あなたたちが言えますか。大手企業のからくり談合をあなたたちがどうしてね、調査ができるの。だれかはっきり答えてほしい。 ◯議長(浜永義機君)建設水道部長。 ◯建設水道部長(西 時行君)談合でございますが、私どもそういったうわさや中傷的なことは全く談合とは考えておりません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)その談合についてはね、天の声だということを行政の職員の口から出ておるわけですね。天の声、天の声と言われるぐらいじゃからね、やっぱり地元国会議員とか全国のね、国会議員のボス的な方たちのやっぱりそうしたからくりだろうと、私はそう考えたわけであります。うわさではそういうことを言っております。どなたが言ったか私は氏名は挙げませんけど、おたくの職員が言いよるんですよ、天の声は。そのヒントで私は質問に出したわけです。市長の部下がそれを唱えておるんですから、私がそれを聞いて質問に出さんのがおかしいじゃないですか。その根拠は、やっぱり大手事業ですから、大事業ですから、市長の判断じゃないということをおたくの職員たちが言いよるわけですが。あなたを評価しておる。決して悪いことをしておるんじゃないということを言っておるんです、あなたの部下は。ね。そこまであなたをやっぱり立てておるわけですね。そういう部下に対してね、こんな談合疑惑をするような事業をですね、あなたの部下の担当部課長の皆さん方にね、こんな重い役目を、重い答弁をさせておるわけであります。苦しい答弁であろうかと思います。ね。天の声ですから。あなた自身で考え出したことではないと。十一社の業者をね、決めて、二社しか申請できなかったんだと。ハザマ組、西松建設、この二社しかできないのは、あなたの部下の言うとおり天の声でそうなったんだということを言っておるわけで。部下の名前を言いましょうか。ね。それでは、職員たちに大きなやっぱり傷になるということで、私は名前は申しません。職員が専らそんなことを言っておるんですから、天の声だと。私もそう思います。これは調査したことあるんですか、天の声を。 ◯議長(浜永義機君)水道課長。 ◯水道課長(瀬戸重光君)水道課長です。  天の声というのは今回初めてで聞くようなことで、我々皆目検討がつきません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)課長。宇佐市の職員がそれを言っておるんですよ。もうこれは職員が言うぐらいだから、私たち議員もこれはそう考えております。天の声だということ。ね。確かな証拠は私は持っておりませんが、職員が何か証拠でもあるかのように私にそう言ったわけです。ですから私は言っておる。あえて天の声なんか私出すつもりはなかったんでありますが。まあ考えてみますと、地元国会議員ね、国の国会議員のボス的な存在、この姿につながっていこうと思いますよ。ね。四十億の事業をやるためには、市長一存ではいかないということが成り立つわけであります。  次に移ります。三点目であります。最近の新聞報道によれば、西松建設は新聞紙上で裏金づくりということで、十億円の裏金をつくったと。そして、一億円は日本のほうに送金をしたということを新聞紙上で発表しました。その中の一億円は、宇佐市に入札関係で対策費として使われたんじゃないかということを私は感じたわけであります。ね。ちょうどそのときが西松建設のうわさではなくて、宇佐市の指名業者になっておるわけですから、当然その西松建設の報道と宇佐市の入札がね、合致するわけであります。一億円はね、入札対策に使われたんじゃないかということを私は感じたわけであります。証拠はありません。しかし、私たちが判断するには、その西松が本命であったようにね、議員対策やそうした一般のね、有志対策のためにやっぱりそれ相当な対策費が必要じゃないかなということを私は感じるわけであります。ね。  それというのが、我が宇佐市のこの山本浄水場入札の件については、十六対十二でね、決着がついたんじゃないですか。山本の浄水場の事業がですね、十六対十二で執行されていって、落札に至ったわけでありますね。私たち十二名、議会では反対しました。反対討論も私たち三名でやりました。で、賛成の討論も二名ありました。で、二社の入札は当然であろうかと。市長の計画はね、間違いないということで賛成討論もありました。私は当時その賛成討論で考えたことは、二者の賛成討論の中にはね、建設業者が賛成討論を打ったわけですよ。ね。これが私はどうかな、いかがなものかなと。ね。それは建設業者はやっぱり利害関係があります。四十億の事業、三十四億四千万円で落札した事業にはね、利害関係が出てくるわけ。それで賛成討論に打って出たんではないかという、私はそう考えました。私たち十二名は、そんな市民が納得せんような事業をね、このまま遂行すべきではないということで反対討論を打ったわけであります。結果は十六対十二で敗れたわけでありますが、そして今日に至ったわけです。とにかくこの事業に私たちは十三名で反対してきました。まあ本議会では十二名でしたんじゃが。  続きまして、四点目であります。  私たち十三名は宇佐市を洗濯する有志の会として議会において入札問題で反対し、現在も市民に対して訴えている。現在も私たちは、入札は済んだんでありますが、市民に訴えております。市民の皆さん方の声としては、これは許すべきではないということをどなたに聞いてもね、唱えております。  市長、あなたは引退声明をされました。引退されてもこのことはあなたの脳裏の中に残って、生涯このことは残っていくと思うんですが、これはあなたの、この件は立派なものだという評価をしておるようですが、どうでしょうか、市長。気持ちよくあなたはこれで引退していけると思いますか。ね。これはしこりが残りますよね。私たち十三名で反対しておりますが、このことによってまだまだ市民は盛り上がってですね、次期来春の市長選にも影響してくるわけであります。あなたも引退されて、楽々と生活をやられるようですが、とてもあなたの心境として、これがね、何事もない立派な事業であったということで引退されようとしておるわけですが、満足できるんですか。答えてほしい。 ◯議長(浜永義機君)建設水道部長。 ◯建設水道部長(西 時行君)お答えします。  今回の入札につきましては、一般競争入札と。従来は詳細設計を行って、それに基づいて入札をするという方向でしたけれども、今回につきましては一般競争入札の総合評価方式、それに加え設計施工の一括方式ということで、これは設計をして施工をするわけですから、やはり高度な技術と設計を熟知しているというメリットがありますし、何よりもやはり今全国的にですね、この設計施工一括方式というのが見直されています。というのが、やはり談合防止につながるということで、ほとんどですね、国・県についても推奨されておりますし、私どもこの方式がこういった高技術、で、こういう金額にものについてはベストだというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)今部長がベストな計画であった、談合もなくこの事業がとり行われたということを答弁しておりますが、私が一番問題にしたいのはですね、今部長はもう問題なかったと言うんですが、問題は大ありだと私は思うんであります。  その大きな問題の一つとして、きょうは用松議員の質問の中で、議員に対する脅迫めいた質問が出てきました。私もあえてこの脅迫めいたことについて質問しております。あくまでも市長は、用松議員の質問にはね、答えてないということを、しらを切っておりますが、私もあの席には参加をしておりました。議員五名であなたに抗議をしたわけであります。三回目の抗議をしたわけでね。あなたは今日の、きょうの質問者に対する答弁はね、議員を脅迫したようなことは発言していないということを言いました。私は確かにあなたのその友好団体の組織に連絡したことは、はっきり聞きました。ですから、私はあえてこれを取り上げたわけであります。  ここに私は質問がありますが、N議員の名前は申しません。脅迫する意図はないと、それは友好団体なので、あなたとその組織は友好団体なので、別に議員を脅迫した覚えはないし、その意図はありませんということをあなたは答えたんであります。これは確かにあなたが発言した言葉なんです。用松共産党議員とは争いになっておりますが、これは確かに五名の議員が聞いております。確実なあなたの答弁であったわけであります。  そのことによって大きなね、被害と申しましょうか、議員の意思をね、やっぱりそこで組織の団体からね、今度は議員に対する発言のやっぱり何ちゅうんか、足どめというんですか、ね、議員の議員活動を差しとめられたということの結果が出とるわけですよ。私たち十三名の洗濯する反対議員の中の一人であったわけですが、その中にも名前を入れないでほしいということをね、言われておるわけです。それは脅迫めいたことだからね、そういうことにつながったわけです。今までは十三名であなたに対して抗議をしていったわけですが、もう今十二名なんです。十二名で、名前を出してほしくないと、それは組織がね、その議員のために、今度反対に議員の足どめをしておるわけですね。議員の自由を奪うというような結果が出ておるわけです。私はそのN議員は立派な議員だということをここで質問状に出しました。確かに立派な議員であります。ね。組織に関係なく市民から選ばれた立派な議員であると。トップ当選をするようなすばらしい議員を何でそんな目に遭わせるかということを私は唱えておるんです、市長。ね。あなたも友好団体の関係を言ったぐらいですから、議員もそうでしょうが、友好団体の議員でしょうが。議員の行動にね、そうした足どめするようなことにつながるわけですから、これはやっぱり好ましくないと私は思うんですよ。あなたも引退間際になって、議員に対して私は申しわけないと思うんですよ。  それから、K議員です。K議員も私は同じく脅迫したんではないかなという、電話でね。そのK議員の宅にね、電話が鳴り響いておるわけです。K議員の奥さんは、もう議会はやめてもいいんだと。しかし、本人は、現在はリハビリで一生懸命になってね、車いすでいいから議会に参加して、そしてみんなと一緒に働きたいということを言っておるんです。本人も。そこまであなたがね、この市議会議員まで脅迫に追い込むような仕打ちをしなくちゃならんような、そうした入札であったかということを私は言いたいわけであります。ね。あくまでももう済んだ仕事ですから、あえて私は言いたくはないんですが、証拠があったらただで済みませんで。え。しかし、言ったことは言ったんですから間違いないでしょう。争う余地はないと思いますよ。市長答えてほしい。決着はついてないんですから。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(時枝正昭君)お答えいたします。  先ほど用松議員のときもお答えいたしましたように、私が党並びに御本人に対して何か圧力をかけたとか、物申したという事実は全くございません。それから、K議員に対しても私が電話をかけたとかそういうこともございません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)これは大きな事件だと思いますよ。これ入札に関する大事件だと私はそう考えておるんですよ。今までかつて首長がこんな仕打ちをしていくということを聞いたことない。さすがにやっぱり四十億になんなんするような事業ですから、そこまでやらなくてはこの事業の遂行ができないと、入札にならないということを考えたんではないかと、私は私なりに考えておるんです。ね。
     まあその時点では、市長は引退するような気持ちはなかったんでしょう。大事業を遂行させ、次期の市長選に再度挑戦するという気持ちでそこまでやったんだろうと私は評価しておるんです。ね。ところが、この入札事件でいろんなこうした私たち四名の議員が質問に立った。そういうことで引退声明にもいささか関係が出てきたんではないかと。ね。再選するという気持ちになってはいたんですが、ね、突如議会の初日に引退声明をされたということであります。まあ九年間長い間御苦労でした。今私はあなたに対するそうした気持ちがあるわけです。今までは立派な市政とあなたは明言をしておったようですが、余り立派な市政を遂行したという足跡がないわけで、反対にそうした市民のね、疑惑めいた事業を残して落札をやって、心苦しい引退の声明の中にあると思うんです。  もう市長もこれ以上の答弁はできないと思いますが、確かに今のN議員とK議員の問題については、これは私はもう、確実とした証拠も持ち合わせがないのでこれで終わりますが、最後の五点目、平成十六年度山本浄水場事業計画において、国際コンサルタントの設計費が六千五百万円、この損失に対して最後の市長の答弁になろうかと思うんですが、六千五百万の損失は莫大な損失だと思うんです。答えてほしい。 ◯議長(浜永義機君)水道課長。 ◯水道課長(瀬戸重光君)水道課長です。  平成十六年当時のことですけれども、先ほどの高橋議員と重複はしますけども、平成十六年当時は浄水場のみの改修、規模としましても現状の規模ということで、単純的な更新というふうに考えていたみたいであります。その後、水利権等、国費メニュー等兼ねましたら、今回の工事の入札が一番ベストだという結論に達しました。確かに六千五百万は費やしましたけども、それ以上の効果はあったものと我々は思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)課長。六千五百万というね、金額はもうこれは少ない金額じゃないでしょうが。六千五百万の税金を無駄遣いしたと私は質問しましたが、六千五百万あれば相当な事業ができるわけでしょうが。ね。いくら財政が悪いとか言ったって。その六千五百万のもとで国費を含めて相当な事業が完成できると思うんですよ。ね。そんな無駄なことをすると。無駄なね、税金をやっぱり損失の一つとして起こしたと。これは大きな、もう本当大きな市民に対するやっぱり失態だと私は思うんですよ。課長は答弁しましたけどが、いくら言いわけしても六千五百万を市民にもう徹底して謝罪をしてほしいと私は思うんです、課長。もう課長自身ではどうにもならんと思うんですが、部長についてもそうですが、ね。改めて六千五百万を損失させて、その謝罪はやっぱり明確に市民に示すべきだと私は思うんです。部長どうですか。 ◯議長(浜永義機君)建設水道部長。 ◯建設水道部長(西 時行君)お答えいたします。  六千五百万の件ですが、議会の経緯をちょっとお話しますと、十六年の九月に八千五百万の補正で委託をするということで、平成十六年十月の二十五日に委託契約を結びました。で、その後ですね、平成十七年の六月に既存の改築工事ということで二十四億の議会議決を経たんですが、その後先ほど課長が申しましたように、水利権の見通しが立つということで、やはりそれには今言う既存の分の単純更新をしながら、あと追加的にですね、段階的にやはり全体計画をやっていくんだという考え方から、水利権がもう見通しが立った段階で全体計画に切りかえろうということで、庁内で協議をしまして、国、県とも協議をしながら補助事業にのるということから、十七年の八月ですかね、これはもう庁議決定を行いました。  その後に、平成十七年の九月に、当初予算五億二千二百万の工事を組んでいたんですが、これについても見直しの結果ですね、これについてはもうやめろうじゃないかということで、議会におきましてやはり国の補助が、国費が出ること、それから水利権の見通しができたこと等々の理解を得られながら、これは議決をいただきました。  で、さらに、平成十八年の三月に、全体の二十四億、これにつきましてもさっき述べましたその理由と、一万二百三十トンから一万五千三百トンに増にしますよということの御理解をいただきまして、これも議決をいただきました。  で、また三月に、ことしの三月に、水利権がもう確保できるということで、もうある程度県からの内示がありましたんで、早速四十一億の全体の見直しということで議会の議決を得たとこです。  私たちにつきましても、議会におきまして今まで経緯を述べましたように段階をおいてですね、その分実情を御説明しながら理解は得られたものというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)ただいまの部長の答弁でありますが、平成十七年度、私は当委員会に所属しておりませんので、その答弁もいただいた覚えはありません。で、いろんな議会に答弁をしたという今の部長の答弁でありますが、議会には答弁はしたんですが、市民に対しての陳謝というものがいまだにないわけであります。その方法としてやっぱり市民に陳謝すべきではないかと。この問題はもう私一人でありません。ね。  九月議会でもそうですが、六千五百万の損失については質問がありました。いろいろの質問の中で損失ということが出てきました。この際ですから、やっぱりもうハザマ組が落札したんでありますから、この前段のやっぱり報告は市民にすべきだと、謝罪をすべきだと私は思うのであります。これは水道工事でありますので、この重要な事業をね、私は無視してね、質問せんというわけにはいきません。ね。この市民に対する謝罪はやっぱりすべきだと私は思います。答弁はもう何度言ってもそういう答弁ですから、私はこれでこの質問について終わりたいと思いますが、どうかひとつ市民のためのやっぱりね、配慮というものを忘れてはならんと思うんであります。  これをもって終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で広岡議員の一般質問を終結いたします。  ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十五時三十五分とします。                   休憩 午後三時二十三分                 ──────────────                   再開 午後三時三十七分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)二番公明党の中山です。  一般質問初日、最後の質問になりました。一時間おつき合いのほどをどうぞよろしくお願い申し上げます。  まず初めに、ニューヨーク発の世界恐慌、今や全世界がその雲に覆われようとしております。そういう中にあって、宇佐市においても来春の内定が取り消されたとか、また日本国内においては、来年春までに非正規雇用社員約三万人が失業すると言われております。こういう時代だからこそ、私たち議員の責任と使命、また市執行にかかわる職員の皆様の使命と責任は非常に大きいというふうに思っております。使命とは命を使うとあります。もとより私は市民のためにこの命を使わせていただく、そういう思いで走り、これからも走り続けたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず初めに、市民サービスについてお伺いします。  三月末から四月初めの土曜、日曜開庁の考えはどうされるおつもりなのかお伺いします。  二項目めとして、行政手続一カ所で、ワンストップサービスの考えは、どのような対応をされるのかお伺いしたいと思います。  三番目に、行政の無駄遣い根絶を。外部監査機関の設置の考えは、どういうお考えをお持ちかお伺いします。  四番目に、地上デジタル対策において、高齢者や低所得者の負担軽減を求めるが、その考えは。この質問については九月議会で大先輩の三浦議員も質問されております。ダブることもあるかもしれませんが、その辺のところは御容赦願いたいとそういうふうに思っております。  五番目として、高齢者などの困りごとを手助け。ワンコインサービス導入の考えは、についてお伺いをいたします。  続きまして、注目を集める「都市鉱山」携帯リサイクル促進の考えは、どのような考えをお持ちなのかお伺いをいたします。  大きな二番目として、介護対策について全般にお伺いをいたします。今や皆さん御承知のように、老老介護という言葉が最近では頻繁に使われるようになりました。その介護対策についてお伺いをいたします。  一番、介護保険料の算出についてでありますが、私が市民相談もしくは市民の方とお話をしていて、その中の会話に絶対と言っていいほど出てくるのが、宇佐市は介護保険料が高いという言葉が出てきます。その介護保険料の算出方法をお尋ねします。  二番目として、介護人材の確保のため、就学資金貸し付けの考えは、についてお伺いをいたします。  三番目に、出前介護予防教室開催の考えは、についてお伺いをいたします。  四番目として、元気な高齢者が介護の担い手に。高齢者ボランティア制度の導入の考えは、についてお伺いをいたします。  三番目は、中小企業支援策についてお尋ねをいたします。私も多くの会社訪問等をしていて、社長さんからお伺いすることがあります。ボーナスが払えそうにないとか、会社が危機的状況であるという会社の社長さんとよくお話をします。その中小企業支援策についてお伺いをいたします。  ことし一年間の倒産件数の数をお知らせいただきたいと思います。  二番目に、緊急保証制度の窓口についてお伺いをいたします。  その三番目として、周知徹底の策は、についてお伺いをいたします。  四番目として、予約保証制度は可能か不可能なのか、そのことについてお伺いをいたします。  四番目として、水問題についてお伺いをいたします。  宇佐市の下水道普及率はどの程度なのか、お伺いをいたします。  二番目として、浄化槽の普及にどう取り組むのか、お伺いをいたします。  五番目として、教育現場についてお伺いをいたします。  一番、モンスターペアレントの件数についてお伺いをいたします。  二番目として、市に対応手順をまとめたマニュアルはあるのか、お伺いをいたします。  三番目として、三世代同居の世帯には報奨金を、ぐらいの太っ腹の気持ちはないのかということをお伺いをいたします。  きょうは外気が相当冷えております。身体的な寒さなら服を着て何とか対処できますが、答弁を求めて答弁をくださる方は、どうぞ私たちの心まで冷やさないように温かい答弁をお願いいたします。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)それでは、中山議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  二番 中山議員の御質問にお答えいたします。  一項目め、市民サービスについてのうち、一点目、三月末から四月初めの土、日開庁の考えは、についてでありますが、本年初めて三月下旬から四月初旬に転入、転出に伴う手続を行うため、市民課等の窓口を休日開庁いたしました。来年についても、具体的な実施方法等について今後精査して実施したいと考えております。  二点目、ワンストップサービスについては、行政手続を一カ所でできるようにしてはどうかということの御提案でありますが、現在、本庁二階では戸籍、住民票、税務関係について対応できるようになっております。そのほか健康保険や福祉関係などについては別の場所でお願いをしております。  各種手続については、複雑化してわかりにくい部分もあるやに思われますが、スペースなどの問題もあり、当分は現行体制でやっていかざるを得ません。しかし、なるべく動かずに手続が可能なことは、市民としてお客様としての当然の要望と受けとめ、できるだけ手続の集中化などに努めたいと考えております。  なお、支所については窓口が集約されて、市民総合窓口、市民相談ができるようになっております。  以上で私の答弁は終わりますが、その他については教育長、担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願いします。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、五項目めの教育現場に問うについてを、教育長 半田 剛君。 ◯教育長(半田 剛君)皆さん、こんにちは。教育長の半田です。  二番 中山議員の五項目め、「教育現場に問う」の一点目、モンスターペアレントの件数についてお答えいたします。  いわゆるモンスターペアレントとは、学校に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す保護者のことであると言われています。このような保護者からの要求に対して学校が対応に苦慮するケースは、どの学校においても起こり得ることととらえています。  しかし、一見すると理不尽と思えるような一方的な要求も、そこには保護者の切なる願いが込められていることが多く、また学校の説明がやや不十分であったため誤解をしていた例や、その後の話し合いで理解をしていただいた例などもあるために、簡単に画一的にモンスターペアレントと断定できるものではないと考えております。  したがいまして、宇佐市教育委員会といたしましては、個々の相談や苦情に対しては、学校において適切な対応をするように指導してまいりましたが、いわゆるモンスターペアレントと言われる保護者や要求の件数につきましては把握をしておりません。  次に、二点目のマニュアルの有無についてお答えいたします。  現在、宇佐市教育委員会では、モンスターペアレントへの対応手順をまとめたマニュアル等は作成していませんが、管理職及び教職員を対象とした接遇研修やクレーム対応研修を実施したり、学校に対して指導主事を派遣し、実際の場面を想定した校内研修会を行うなどして教職員の力量を高めようと努力をしております。  その際、要求や申し出の多い保護者をモンスターペアレントと決めつけるのではなく、そこには我が子の健やかな成長に対する切なる願いが込められていることを十分認識するように指導しています。  また、対応に当たっては、真摯な態度で誠意を持って粘り強く保護者の話や訴えを聞き、その上で関係機関と連携をした組織的な対応をすることで、学校への理解を得るとともに、より確かな信頼関係を築いていけるように指導をしているところです。  次に、三点目の、三世代同居の世帯への報奨金についてお答えをいたします。  近年の少子化、核家族化、価値観の多様化などの社会変化に伴い、子供への過保護や過干渉、しつけへの自信喪失など、家庭の教育力の低下が指摘されています。そのような中、三世代同居の世帯において、祖父母などのお年寄りが子育ての知恵を親に与え、温かい雰囲気の中で家庭教育を行っていく意義は大変大きいと考えています。  また、この観点から見ますと、市内ではさまざまな家族構成による子育てが行われており、それぞれの家庭で互いに励まし合い、助け合って、精いっぱい子育てに励んでいますので、特別に三世代同居世帯のみに報奨金を支給することは現在のところ考えていません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの市民サービスについての三、四を、総務部長 小倉正五君。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉でございます。  二番 中山議員の御質問にお答えします。  一項目め、市民サービスについてのうち、三点目、外部監査機関の設置についてですが、昨年六月に、財政健全化法が制定され、健全化判断率の四指標が一定の基準を超えた場合には、財政健全化計画や財政再生計画の策定が義務づけられるところであり、自己責任に基づく財政規律がより一層求められる状況です。現在、監査は見識を有する者から選任された学識経験者と議員から選任される二人の監査委員にお願いしているところです。外部監査については、監査委員の御意向を十分尊重しながら検討していく必要があります。ただ、外部監査については包括的なものと個別監査がありますが、包括的な外部監査ということになりますと、多額の経費を要することもあり、現在のところ設置については考えておりません。  次に、四点目、地上デジタル放送に対する負担軽減についてでありますが、平成二十三年七月二十四日に現在のアナログ放送が停波し、デジタル放送に完全移行することが決定しております。現在、宇佐市でも安心院中継局で十二月二十二日に開局されるなど、デジタル放送のエリアが拡大中であります。  この施策は、アナログ放送の電波が既に飽和状態にあるため、これを解消し、テレビ画像の改善や電波の有効利用を目的とした国の施策であります。  この施策の導入に対し、国は生活保護世帯への機器の購入助成と難視聴地域における共聴施設改修にかかわる補助が打ち出されていますので、宇佐市では国の方針に基づいて対応しています。  しかし、市町村独自の高齢者や低所得者対策については、現在のところ全国的にも市町村で低所得者向けの対策を打ち出したところはほとんどないことから、当市でも行財政改革中でもありますので、見合わせたいと思っています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、同じく一項目めの五、六を、市民生活部長 秋吉 卓君。 ◯市民生活部長(秋吉 卓君)市民生活部長の秋吉でございます。  二番 中山議員の御質問にお答えします。  一項目めの五点目についてですが、ボランティアによる新たな活動として注目されているようであります。市民のニーズを踏まえ、今後、関係機関と協議してまいりたいと考えております。  次に、六点目についてですが、大量に廃棄される家電製品に含まれる金や銀、レアメタルなどの金属資源は、都市鉱山と呼ばれ、貴重な資源であり再利用を促進すべきとされております。現在、携帯電話につきましては、製造メーカーと通信事業者とが共同で自主回収を「モバイル・リサイクル・ネットワーク」の取り組みとして行っており、市が回収する一般ごみにはほとんど含まれておりません。携帯電話のレアメタルの回収、再利用につきましては、現在経済産業省と環境省が合同で通信事業者の回収、リサイクルを義務づける方向で検討しており、またデジカメ等の小型家電についても効率的な回収方法を協議している状況にあります。市としましては、このような国の動向を見据えながら取り組みに向けて研究をしてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの介護対策についてを、福祉保健部長 末弘計夫君。 ◯福祉保健部長(末弘計夫君)福祉保健部長の末弘でございます。  二番 中山議員のご質問にお答えをいたします。
     二項目めの一点目、「介護保険料の算出方法は?」について、介護保険料につきましては、三年に一度見直しが行われます。今年度が来年度以降三カ年の介護保険料等の見直しを行う介護保険事業計画策定の年であります。介護保険料の算出方法につきましては、介護保険事業計画期間中の三カ年分の介護サービスの必要量から標準給付費及び事業費を推計し、その総費用額に六十五歳以上の第一号被保険者の負担分を乗じたものに、宇佐市に住む第一号被保険者数で除したものでございます。  二点目、「就学資金貸付の考えは?」について、介護人材の確保を目指し、厚生労働省は介護福祉士や社会福祉士を養成する大学や専門学校で学ぶ学生に対し、無利子で貸し付けをする財政支援策を実施する方針のようですので、国の動向を重視したいと考えております。  三点目、「出前介護予防教室開催の考えは?」について、介護予防教室は、現在、市主催の教室と地域に根差した教室を行っています。市主催の教室は月二回開催しており、地域での指導者の育成や介護予防意識の高揚を図ることを目的としています。また、各地域では、老人クラブや婦人学級などの主催で百団体、二千数百人が参加をして開催されており、実施地区の要請に基づいて指導者を派遣しています。さらに、新規の開催団体につきましては、体操の指導やアフターケアを行うこととしております。  四点目、「高齢者ボランティア制度導入の考えは?」について、福祉ボランティアに関する事業は、宇佐市社会福祉協議会で行っており、高齢者のみを会員とした団体ではありませんが、多くの高齢者が登録され、介護に関することも含め活動をしております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、三項目めの中小企業支援策についてを、経済部長 大富義夫君。 ◯経済部長(大冨義夫君)こんにちは。経済部長の大冨です。  二番 中山議員の御質問にお答えいたします。  三項目めの一点目、宇佐市内の倒産件数についてですが、大分県経営金融支援室の情報では、平成十九年十一月から平成二十年十月末までの一年間で、負債総額一千万円以上の倒産件数は五件となっています。また、業種別では、建設業三件、小売業一件、サービス業一件となっています。  次に、二点目、緊急保証制度についてですが、この制度は、全国の中小企業並びに小規模事業者二百六十万企業が資金繰りに不安のないよう、六百を超える業種に拡大して保証・融資枠を確保した保証制度であります。  この窓口についてですが、制度内容の窓口相談は宇佐市商工観光課で、経営改善相談等は宇佐商工会議所や宇佐両院商工会の経営指導員が受け付けています。また、それぞれの事業所によって内容が異なりますので、どの融資制度を活用すべきかといった実際の融資は、各金融機関で御相談いただければと思っています。  次に、三点目、この制度の周知についてでございますけども、中小企業庁のホームページあるいは宇佐商工会議所等の広報誌を通じて周知をしておりますが、市としては、十一月二十七日より市内企業など七十社を訪問して緊急保証制度などの周知を行っているという状況にあります。  次に、最後の四点目、予約保証制度についてですが、将来の資金需要にこたえ、迅速な資金調達を支援することを目的として、あらかじめ金融機関及び信用保証協会の審査を受け、将来の保証つき融資の予約を可能とした融資制度で、「雨が降るときに備え、傘をあらかじめ予約するもの」として十一月二十一日からスタートした制度であります。  ただし、この制度を受けるための基準などは、他の制度より厳しい面もあり、この制度を利用するかしないか等詳細については、取引金融機関に御相談いただければと思っています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、四項目めの水問題についてを、建設水道部長 西 時行君。 ◯建設水道部長(西 時行君)建設水道部長の西でございます。  四項目め、水問題についての一点目、下水道普及率につきましては、現在、宇佐市では、大分県汚水処理構想により排水処理方式を地域別に策定し、公共下水道事業、農業集落排水施設、合併浄化槽等において汚水処理を図り、生活環境の整備並びに公共水域の保全に努めております。平成十九年度末の汚水処理人口普及率につきましては五〇・八%でございます。内訳につきましては、公共下水道と特定環境保全公共下水道で二五・一%、農業集落排水施設で六・六%、合併浄化槽一九・一%となっております。  二点目、浄化槽の普及にどう取り組むかについてでございますが、市民の水環境への関心が高まる状況下におきまして、前年度までの合併浄化槽設置は、市民からの申請基数をほぼ満足するものとなっております。今後とも補助金助成を含め、合併浄化槽の普及促進に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で中山議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)時間の関係で、一番、三番、五番から順番に、あと二、四とそういうふうにいきたいと思います。  まず、初めの市民サービスの件でありますけれども、実施の方向で考えているというお答えをいただきました。済みません。今年というか三月は何日だったですかね。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(藤花幸一君)行財政改革推進課長の藤花であります。  今年については三月の二十九日、三十日、土日、四月の五日と六日、土日の四日間でありました。  以上です。(「三月の二十二」と呼ぶ声あり)いえ、三月二十九日と三十日。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)そういうサービスを利用しようとする人は、会社の転勤もしくは遠くの大学に行くというのが現実ではないかなと思うんです。恐らく大学では、もうその時点で既にどこどこに大学に合格したとかそういうことは間違いなく決まっております。できたら、三月、その前週もしていただきたいという市民の要望がありますが、そのお考えをお聞きします。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(藤花幸一君)お答えをいたします。  その前の週の部分については、今から十二月中ぐらいにその話し合いをしようということになっておりますので、ことしに関しては二十八、二十九と四、五という去年の形でいくとそうなりますけども、その前倒しの部分についてはこれからの協議でありますからちょっと今ここで言えませんけども、そういう形です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)ぜひいい方向に話をしていただきたいと思います。  続きまして、行政の無駄遣いの件であります。  役所の無駄遣いを役所がチェックするのでは十分に機能しないと私は思っております。最近でも、もう前々からでも、内部同士の甘さとか、警察問題にしてもいろんな問題が起こっております。そういう中で、内部に甘い、ある意味では若干仕方がない部分もあるのかなという思いもしますけれども、市民は決してそういうことを許すはずがないと思っておるのも事実であります。その上で、厳しい意見を申し上げますけれども、内部告発を受け付け、調査や勧告の権限を持つ独立性、中立性のある民間の外部監査機関の設置を提案いたしますが、それについての答弁を求めます。 ◯議長(浜永義機君)監査事務局長。 ◯監査委員事務局長(南 巳君)監査委員事務局長の南です。  お答えをいたします。  外部監査の導入の件ですけれども、いろいろ法律に基づいて地方公共団体に導入できるのは、法律に基づいて導入するようになっております。で、先ほども答弁をいたしましたように、経費がたくさんかかるというようなこともありますし、それから現行の監査委員制度が今本市においては十分機能しているというようなこともありますし、団体の規模、自治体、市役所の、市の規模からして現行の制度で十分だというふうに認識をしております。まあその結果、導入については今のところ困難ではないかなというふうに思っております。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)ただ財政的な問題だけではないような気がします。私も。確かに代表監査として、市役所OBの松田さんとか、議会からも大先輩の佐田議員が監査として入って大変御苦労してくれてるということは、私もよく承知しているところであります。なかなかそういうところまでね、足を踏み込めない、踏み込んじゃいけない、そういう世界が決してあってはいけないと思うし、ましてこの財政の危機的な状況にある中で、小さな無駄も根絶していかなければ、この財政危機を抜け出すことは非常に難しいんではないかなというふうに思っております。  まあ参考ですけれども、弁護士とか公認会計士とか税理士、また事務局も民間から活用するような方向で、先ほどその人たちに給料を払わなければいけないみたいな答弁をいただきましたけれども、ある意味じゃあ、無駄をなくせばそういう人たちの給料も十分に払えるのではないかなというふうに思っております。  続きまして、本当はこのところちょっと深くいきたいんでありますけれども、時間の都合上、次に行きます。  地上デジタル対策の件でありますけれども、二〇一一年七月二十四日に地上デジタル対応に完全移行します。それには、その現在のテレビにはチューナーが必ず要るわけですよね。ただチューナーだけでも二万とか二万五千円ぐらい、ビデオも設置できるチューナーだと約三万から三万五千円の費用がかかると専門家からお聞きしました。ある意味では、そういう負担が高齢者や低所得者にとって大変な負担となり、テレビ難民と言われるような人ができてくるんではないかな、そういうことも危惧しております。そのことについてお伺いをいたします。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  中山議員の再質問にお答えいたします。  確かにデジタル放送の切りかえによりまして、チューナーの設置であるとか、もしくはテレビの買いかえ等々で費用がかかるわけでございますけれども、国としては、あくまでもこの地上デジタルというのは、先ほど部長のほうからもお答え申し上げましたように、あくまで電波法の改正ということで、現代のアナログ放送の画像をですね、より鮮明に皆さん方にお伝えをするという一つの手段ですから、そのかかる費用については個人で御負担いただきたいというのが国の方向でございます。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)三万ぐらいのお金が工面できない人は、テレビを見れない、見るべきじゃないということですか。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  お答えをいたします。  決してそういうことではなくて、御案内のとおり三年後の七月の二十四日には完全デジタルに移行するわけでございますから、その改正までにですね、御本人としてそういう資金的なものを用立てをしていただいて、それに間に合わせるように個々人のほうで準備をいただきたいということでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)完全移行する日にちがわかっているんだから、各個人個人貯金をしなさいということにとればいいんですかね。もう大分前になりますけれども、ある国会議員が何かの質問の答弁で、「貧乏人は麦飯を食え」というような答えをした国会議員がいますけれども、いかがなものかというふうに私自身思います。どうか温かい配慮をよろしくお願いをいたします。  続きまして、ワンコインサービスの件についてお伺いをいたします。  市が行うことに対してお金を徴収するということはいかがなものかと思いますけれども、こういうもしも高齢者の単独世帯とかね、お互いに七十歳、八十歳の御夫婦、そういう人たちのちょっとした手助け、そういうところ、これからますます大変になってくる時代と思います。私たちにも無料では、ただでは頼みづらいことだけれども、多少の料金を支払うことで頼みやすくなると、そういうことも実際に思います。つまりワンコイン、百円、五百円でちょっとしたサービスをしていただく、そういうことは現実として可能性があるのか。先ほど市の社会福祉協議会が対応できそうだなという答弁をいただきましたけども、もう一度そこのところをお願いします。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(永元芳則君)福祉課の永元です。  中山議員の質問にお答えいたします。  ボランティアによるワンコインサービスの件ですけど、現在、市ではボランティア力の活用については、現在、社会福祉協議会のほうに担っていただいております。で、社会福祉協議会では、ボランティアセンターを今設置してですね、ボランティアの登録を受け付けをして、ボランティア力の活用を今図っているところでございます。実際に今されているんですけど、ただワンコインではなくてですね、料金はまた別に決めてるみたいですけど。そういう中でですね、一緒に今議員が言われることはですね、取り組めるかどうかというのは社会福祉協議会のほうと相談をさせていただきたいというふうに思っております。時間が何か一時間単位でされているみたいです。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実際に、二十年後私がそういうサービスを受けなければならないというような立場になるかもしれませんので、どうかさらに前進するような御配慮をよろしくお願いいたします。  続きまして、携帯リサイクルの件についてであります。  今、一人に一台は珍しくないというような時代になってきました。一人二台、三台とか若者たちはそういう携帯電話を持っているというのも御存じのことかと思います。先ほどあの携帯の中にはいろんな稀少金属とか入っているということを答弁をいただきましたけれども、実際は机の中に眠っていたり、何台も眠っていたり、もう既に使われなくなった携帯が机の中に眠っているというのも現実ではないかなというふうに思います。日本の統計で言いますと、金は約六千八百トン、世界の原油埋蔵量の約一六%の金が使われておる。銀は約六万トン、インジウムは約千七百トンに上ると言われております。いずれも世界最大の資源国の埋蔵量を上回っているというデータがあります。決してそういう宝が眠らないように、再利用するような、またできるような道、方向性を示していただきたいと、そういうふうに思います。これは答弁要りません。  続きまして、介護対策についてお伺いをいたします。  先ほど介護保険料の算出方法を言ってくれたんかな。基準額はこのように算出されます。市町村で必要な介護サービスの総費用掛け、六十五歳以上の方の負担分一九%割る、市町村に住む六十五歳以上の方の人数が保険料に基準額というふうになる、というふうにこの表には表されております。近隣市町村と比べてよく宇佐市は高いというふうにお聞きしますが、どの数値がどうで高いのか教えていただきたい。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君) 中山議員の質問にお答えいたします。  高いと言われるのは保険料の部分が高いと言われております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)そりゃそうじゃが。じゃけ聞いたんやわ。いいかえ。市町村で必要な介護サービスの総費用が高いのか、六十五歳以上の方の負担分一九%が高いのか。これを割るんだから、市町村に住む六十五歳以上の方の人数、大体わかりますね。六十五歳以上の人数。十一月三十日現在、六十五歳以上、一万八千百十四人。人口が六万一千八百五十五人。比率として約二九・二八四%の方が六十五歳以上と言われております。これには介護施設数とか関係ありませんか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)介護施設が多くなるということは、介護サービス費用を利用する方が多くなるということにつながるんじゃないかと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)介護サービスが受けられる、受けやすくなるから介護保険料は高くなるんと違うんですか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)そのとおりでございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)佐田議員がね、介護保険のことをされておりました。院内とか安心院の人は宇佐市よりも若干介護保険料は現在は安いけれども、実際悪くなったと言ってその適用を受けようとすれば、遠いところまで行かなけりゃいけないというのが現実。それが介護保険料が若干安い。これはイコールできると私は思っております。この宇佐市の中心部に住む方はサービスを受けやすい。あちこちにその事業所がある。その分介護保険料が高いというふうにとらえていいんですね。  では、その適用の事業所の数はわかりますか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)事業所の数は、訪問介護等含めて一応二百六十六ございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)先ほど言いました。一万八千百十四。大体一つの事業所でどれくらい平均にね、満遍なく平均にいくと二百六十六。どれくらいですかね。一人一事業所で六十何人ぐらい。私がちょっと、今課長は二百六十六と言いました。私二百五十五ではじいたところが一事業所で約七一・〇三だから、大体それもうちょっとなのかな。少なくなるんかな。一事業所でそれくらいの平均の人数しか扱えない。扱えないじゃない、その平均するとですね、それではとてもじゃないけど、その事業所の経営のやりくりというのも私は非常に苦しい、厳しいんじゃないかなと思います。現実にも、例えば個々の事業所が遠いとこまで送り迎えをして、そのサービスを受ける人を送り迎えしている。ある意味では、客取り合戦みたいなことも現実問題として起こっております。この介護事業所教育というか若干まだ減さなければ、ほんとに介護保険料ますますこれから大変な時代になってくることは周知の事実ですけれども、その介護保険、その施設、今より若干淘汰しなければ、ますます大変な時代になるんじゃないかなというふうに思っておりますが、そのお考えは。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)お答えいたします。  今、中山議員がおっしゃったのは高齢者全員でございますが、この事業所を利用できる方は、認定者を受けた方が利用できるのであって、元気な方は利用はできかねますので、現在認定者数が三千四百二十七人おります。その方々がこれを利用しているということでございます。  以上でございます。(「次、行きます」と呼ぶ声あり) ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)続きまして、まずそういう介護施設に通わないで済むような日ごろからの訓練ちゅうんじゃないかい、体操とかそういうことをやれば、つまり早い話、元気なおじいちゃん、おばあちゃんがいっぱいいれば、その介護保険料は安くて済むわけでしょう。ちょっと悪いかなちゅうてそういう施設を利用すると、だんだん介護保険料も高くなる。そういうことだと思います。もう少しこの出前介護予防教室を積極的に進めていただきたいなという思いがありますけれども、前進的な答弁をいま一度求めます。
    ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(永元芳則君)福祉課です。  お答えします。  介護予防教室については、今中山議員がおっしゃられたとおり、年々高齢化する中でですね、高齢者の皆さんがいつまでも元気で介護サービスの世話になることなく、住みなれた地域で健康で安心して生きがいを持って暮らせるようにということで、介護予防体操の普及と地域における指導員の育成を目的に、今取り組んでいるところでございます。  現在ですね、月に二回、第一、第三水曜日に理学療法士の専門家の先生方の指導のもと開催をいたしております。今までは月に二回、武道場で水曜日、第一、第三水曜日に行っていましたけど、ことしから第三水曜日を安心院地域と院内地域ということで、四月から九月まで上期を安心院地域、十月から三月まで下期を院内地域で、月に一回ずつ行うようにしております。  このほかにもですね、この教室でですね、現在のところ、十八人の指導員がボランティアとして今登録をしていただいております。で、各地の教室をしたいということであれば、その指導員の方が指導にお伺いするという取り組みをしております。全市的に市主催の分について、二十一年度も現行の体制でいきたいというふうに考えておりますので、出前という部分についてはですね、地区でそういう要請があれば指導員を派遣をしたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)どうぞ積極的な対応をよろしくお願いをします。  ちょっと飛びまして、五番目の教育のことについて行きます。  先ほど教育長から温かい答弁をいただきました。おおらかな気持ちで答えていただきました。こういう人が教育に携わるということは、宇佐市のこれからの未来は磐石だなというふうに思っております。実際は、現実としてあった問題が、まあこれは宇佐市の問題じゃありません。モンスターペアレントの件であります。  遅刻が多い生徒の保護者に連絡したところ、「担任が毎日モーニングコールしてくれ」と言われた。親からですよ。保護者が、「通知表の評価が下がったのが原因で子供が不登校になりかねない、評価を上げてほしい」と言ってきた。これも実際にあったことであります。また、次の問題です。保護者が、「下校途中の安全が心配なので先生が家まで送ってほしい」と言ってきた。これは実際にすべてあったことであります。実際に、宇佐市でも大変な問題があるんではないかなと、教育長の喉元まで出かかっている言葉もあるんじゃないかなというような推測をいたしますけれども、消化不良、神経性胃潰瘍にならないように、教育長この辺のところ答弁を言ってください。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)教育長の半田です。  二番 中山議員の再質問にお答えいたします。  温かいお言葉をいただきまして、議場で褒められたのはたしか初めてじゃないかというふうなのもありますし、今後もますます頑張らねばというふうにも思っております。  おっしゃるとおり、いろんな状況が各学校で起こっております。しかし、それは先ほど申し上げましたように、子育てに保護者は一生懸命なんだと。自分の子供以外に見えないこともあるので、頑張ってほしいというようなお願いをしながら対応をしているとこであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)約七年前、私が中学校のPTAの副会長をしたことがあります。教育長はよく覚えているかと思いますけれども、そのときの私たちの中学校は、大変な危機的状況でありました。教育長もよく覚えておられると思います。その中で、まあ教育長に言ったんじゃない、そのときの当時の校長に言ったんでありますけれども、ある意味では問題を起こしている子供たちというのは加害者ではあるけれども、本当の意味では被害者ではないかなとそういうふうに、その当時の校長と話をしたことがあります。そして、私が校長に進言したことは、その問題を起こしているお父さん、お母さんを集めなさいということ、私が教育してやるという、そういうことを言ったような記憶をしております。なかなかそういうお父さん、お母さんちゅうのは、PTA参観とか学校になかなか来ない。もうよく御存じだと思います。本当にこういうすさんだ世の中になっていくほど、私は教育の大事さがますます重要性を帯びてくるんではないかなというふうに思います。  それで、最後に通告書にありませんけれども、一つお伺いをします。現在、教育の現場、教育界では「箸育」ということを言っております。毎日私たちが食事のときに使うおはし、はしを育てる、「箸育」という言葉があるとお伺いしております。これを御存じでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(吉村高三君)学校教育課長の吉村でございます。  二番 中山議員の再質問にお答えいたします。  「箸育」という言葉は、このたび初耳でございます。私個人的には不勉強で、初耳でございますので、今後勉強してまいりたいと思います。いわゆる食事を通しての作法ですとか、つくってくださった方々に対する感謝の心を育てるという、いわゆる「食育」ということは、学校現場において重視をしてまいっているところでございますが、「箸育」という今御提言いただいた言葉につきましては、初耳でございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)この「箸育」でありますけれども、はしの正しい使い方を身につけることを通じて、食事の作法や感謝の心を伝えていく「箸育」が注目を集めています。これは人間形成に大きな役割を果たすと考えられているというふうに言われております。些細なことでありますけれども、教育とは、学校の教科書に書いていること、それも一つは教育でありますけれども、小さなことを一つ一つ丁寧に教えていく、そういうことも教育ではないかなと思います。そういう意味から、もう時間の関係で詳しくは掘り下げませんけれども、三世代同居、こういうこともそれに関連づけてくるんではないかな。関連づけていいんではないかなというふうに思います。じいちゃん、ばあちゃんが孫からしゃあしいぐらいに言われて小さなことを教えていく、そういうこともますます重要性を帯びてくるんではないかなというふうに思います。  二分余りましたけれども、以上で終わります。ありがとうございました。 ◯議長(浜永義機君)以上で中山議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第一、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明九日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは本日はこれにて散会いたします。  長時間にわたり大変御苦労さまでございました。              散会 午後四時四十分 宇佐市議会...