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2008年06月13日 平成20年第2回定例会(第3号) 名簿
2008年06月13日 平成20年第2回定例会(第3号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2008-06-13
    2008年06月13日 平成20年第2回定例会(第3号) 本文


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    2008年06月13日:平成20年第2回定例会(第3号) 本文 (297発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過              開議 午前十時〇三分 ◯議長(浜永義機君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十五名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立をいたしました。  これより六月六日をもって招集されました第二回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、市政一般に対する質問となっています。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(浜永義機君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。   市政一般に対する質問一覧表(平成二十年六月十三日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨      │答弁を ┃ ┃      │                        │求める者┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃十七番   │一、過疎地域指定と辺地地域指定について     │市長担当┃ ┃衛藤博幸君 │ (1) 過疎計画の進捗状況について現状は。    │部課長 ┃
    ┃      │ (2) 過疎法(過疎地域自立促進特別措置法)の  │    ┃ ┃      │   見直しについて今後の見通しと対策は。   │    ┃ ┃      │ (3) 辺地対策の地域指定は合併周辺地域を含め  │    ┃ ┃      │   て見直しの必要はないか。         │    ┃ ┃      │ (4) 辺地総合整備計画はどうなっているか。   │    ┃ ┃      │二、障害者福祉について             │市長担当┃ ┃      │ (1) 若年障害者や介護認定を受けるに至らない  │部課長 ┃ ┃      │   障害者の自主的活動に対する支援の取り組  │    ┃ ┃      │   みは。                  │    ┃ ┃      │ (2) 障害者自立に対する市独自の支援策として、 │    ┃ ┃      │   ともに生きるネットワークで協議をすると  │    ┃ ┃      │   いうことだが、どのような協議がなされて  │    ┃ ┃      │   いるのか。                │    ┃ ┃      │ (3) 認知症や身体が不自由で要介護認定を受け  │    ┃ ┃      │   ている本人または扶養している人は障害者  │    ┃ ┃      │   控除の対象となるが、該当者への通知はど  │    ┃ ┃      │   のように行っているか。広報のお知らせの  │    ┃ ┃      │   みの対応では不十分ではないか。      │    ┃ ┃      │三、子育て支援について             │市長担当┃ ┃      │ (1) 津房地区の将来について、保育園も幼稚園  │部課長 ┃ ┃      │   もなくなり、地域の子供を地域で育てられ  │    ┃ ┃      │   なくなることも考えられるが、市としての  │教育長担┃ ┃      │   考えは。                 │当部課長┃ ┃      │ (2) 子育て支援課、学校教育課等の行政間での  │    ┃ ┃      │   協議は行われているのか。         │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃二十七番  │一、福祉関連について              │市長及び┃ ┃広岡利公君 │ (1) 最近の社会情勢は異常の域を超えてガソリ  │担当部課┃ ┃      │   ンの値上りから物価の高騰、年金の問題に  │長   ┃ ┃      │   後期高齢者医療と市民の日常生活にも不安  │    ┃ ┃      │   が頂点に達している。マスコミでは物価は  │    ┃ ┃      │   五%から十%の上昇とか報道されているが  │    ┃ ┃      │   実際は二十%も値上げとなっている現在で  │    ┃ ┃      │   ある。                  │    ┃ ┃      │ (2) 弱者救済の第一に生活保護の申請が急増す  │    ┃ ┃      │   ると考えられるが、現状の申請者と保護確  │    ┃ ┃      │   定者の割合は。              │    ┃ ┃      │ (3) 生活保護の基準について国の方針が出され  │    ┃ ┃      │   幾分緩和されたと思うが市の対応は。    │    ┃ ┃      │ (4) 低所得者の割合は市として不本意ながら高  │    ┃ ┃      │   いと思うが一体全体戸数にすれば幾らにな  │    ┃ ┃      │   るか。                  │    ┃ ┃      │ (5) 身体に不自由な人達の対応は誠意ある指導  │    ┃ ┃      │   をしているか。              │    ┃ ┃      │二、大分国体宇佐会場について          │    ┃ ┃      │ (1) 国体宇佐市実行委員会第三回総会は終えた  │    ┃ ┃      │   が委員は全員異議なしの総会成立だった。  │    ┃ ┃      │   議会として何名か委員に委嘱されているが、 │    ┃ ┃      │   私達は参与の立場で名簿に名目だけで片隅  │    ┃ ┃      │   に載せられている。本来であれば参与地位  │    ┃ ┃      │   では意見の出せる立場でないが、私は敢て  │    ┃ ┃      │   質問にたっている。            │    ┃ ┃      │ (2) 宇佐国体のメイン会場は日本の聖地の相撲  │    ┃ ┃      │   場、平成の森院内球場だが会場の整備は完  │    ┃ ┃      │   全なのか。                │    ┃ ┃      │ (3) 相撲場は現在屋内の全面塗装工事が始まっ  │    ┃ ┃      │   ているが、肝心な相撲の練習土俵などの工  │    ┃ ┃      │   事が見当たらない。十月四日は開催日だが  │    ┃ ┃      │   間に合うのか。              │    ┃ ┃      │ (4) 後の祭りと思うが現在二面の練習場が完成  │    ┃ ┃      │   されている。何処のどなたのアイデアかわ  │    ┃ ┃      │   かりませんがビニールハウスが建っている。 │    ┃ ┃      │   聖地の相撲場とは貧弱でとても見苦しい建  │    ┃ ┃      │   物である。全国より参加される相撲関係者  │    ┃ ┃      │   の笑いものになること間違いない。まった  │    ┃ ┃      │   く宇佐の恥曝しだ、私は皮肉にもハウス内  │    ┃ ┃      │   はメロン、スイカでも作る積もりか。十月  │    ┃ ┃      │   四日頃は気候的には日射しは暑いし相撲力  │    ┃ ┃      │   士も芽が出るのではないか。        │    ┃ ┃      │ (5) 国体開催と同時に市内の道路整備を中心に  │    ┃ ┃      │   受け入れ態勢は充分なのか、開催地周辺の  │    ┃ ┃      │   道路を重点に置くべきと思うが。      │    ┃ ┃      │    本来であれば市より柳ヶ浦駅の幹線道の  │    ┃ ┃      │   完成貫通。院内の副より二日市までの三八  │    ┃ ┃      │   七の国道の歩道の完成など期待していたが、 │    ┃ ┃      │   大分国体は十年も前より決まっているのに  │    ┃ ┃      │   計画がなかったのが非常に残念だ。別大国  │    ┃ ┃      │   道も国体に向け急ピッチで工事が進行して  │    ┃ ┃      │   いる。                  │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃一番    │一、極楽通りの用地買収に関して         │市  長┃ ┃辛島光司君 │ (1) 市民にも理解される道義的な取引形態が求  │    ┃ ┃      │   められると思うが。            │    ┃ ┃      │ (2) 今のままの取引形態が今後もまかり通って、 │    ┃ ┃      │   市民に理解が得られると考えているのか。  │    ┃ ┃      │二、行財政改革に関して             │担当部課┃ ┃      │ (1) 役所内部の若手職員や市民の声は把握して  │長   ┃ ┃      │   いるのか。また、どういった手法で把握し  │    ┃ ┃      │   ているのか。               │    ┃ ┃      │ (2) 今年度の職員採用状況(臨時等含む)は。  │    ┃ ┃      │ (3) これからの時代に対応していくために、専  │    ┃ ┃      │   門職の強い分野には知識と経験の豊かな人  │    ┃ ┃      │   材が求められるが、採用から育成まで具体  │    ┃ ┃      │   的な対応は。               │    ┃ ┃      │三、尾永井工業団地に関して           │副市長 ┃ ┃      │ (1) 杜撰な計画の下、失敗するべくして失敗し  │    ┃ ┃      │   たわけだが、ことの始まりから、どういっ  │    ┃ ┃      │   たプロセスを経て失敗という結果に至った  │担当部課┃ ┃      │   のか。                  │長   ┃ ┃      │ (2) 事業を行う上で、現在どういった手法で取  │    ┃
    ┃      │   り組んでいるのか。            │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃十一番   │一、緊急医療患者の搬送について         │市  長┃ ┃衛藤正明君 │ (1) 日曜祭日夜間など専門医の不在又は特定医  │    ┃ ┃      │   療患者の搬送短縮の為、直接市外病院への  │    ┃ ┃      │   搬送を確立すべきではないか。       │    ┃ ┃      │二、周辺部対策について             │担当部課┃ ┃      │ (1) 過疎地(院内地区)の営農指導については、 │長   ┃ ┃      │   従来、県・市・JAの三者が連携して、巡  │    ┃ ┃      │   回指導を行ってきましたが、県組織の統合  │    ┃ ┃      │   により北部振興局も担当範囲が広くなり、  │    ┃ ┃      │   きめ細かな指導が難しい現況にあるようで  │    ┃ ┃      │   す。JA院内出張所においては、農薬等の  │    ┃ ┃      │   農業用資材の販売もなくなり、ますます周  │    ┃ ┃      │   辺部農業の衰退の一途を辿ろうとしている。 │    ┃ ┃      │   市としては、今後、周辺部の営農指導をど  │    ┃ ┃      │   のように進めていくのか。         │    ┃ ┃      │ (2) 院内中央の大副分譲住宅地三十六区画、す  │    ┃ ┃      │   べて完売されたようですが、若者の定住策  │    ┃ ┃      │   である今後の分譲住宅地はどのように取り  │    ┃ ┃      │   組むのか、計画は有るのか。        │    ┃ ┃      │ (3) 下恵良分譲住宅地の売却の見通しは。    │    ┃ ┃      │ (4) 行財政改革により、旧一市二町で行ってい  │    ┃ ┃      │   た地籍調査事業は休止となっていますが、  │    ┃ ┃      │   過疎化・高齢化が進み境界立会ができない  │    ┃ ┃      │   人が多くなると思われる。行財政改革の計  │    ┃ ┃      │   画期間が終了した時点で、事業再開するべ  │    ┃ ┃      │   きと思われるが、執行部はどのように考え  │    ┃ ┃      │   ているか、お伺いします。         │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃十四番   │一、後期高齢者医療制度について         │市  長┃ ┃筌口 孝君 │ (1) 四月からスタートした七十五歳以上の医療  │担当部課┃ ┃      │   制度について、多くの方に不満と批判が出  │長   ┃ ┃      │   されており、政府は「長寿医療制度」と名  │    ┃ ┃      │   称の変更を行いながら、内容の見直しを行  │    ┃ ┃      │   う。また、一方では制度廃止等の論議となっ │    ┃ ┃      │   ているが、宇佐市としての現状と今後の考  │    ┃ ┃      │   えについて伺う。             │    ┃ ┃      │ (2) 年金からの天引きや問題点等に対する市の  │    ┃ ┃      │   対応と考え方について           │    ┃ ┃      │   1)これまで納める必要のなかった子どもの  │    ┃ ┃      │    扶養者からの保険料徴収について。    │    ┃ ┃      │   2)人間ドックにかかる全額自己負担につい  │    ┃ ┃      │    て。                  │    ┃ ┃      │   3)かかりつけ医制度という名の医療の制限  │    ┃ ┃      │    について。               │    ┃ ┃      │   4)厚労省自身も認める制度開始と同時に将  │    ┃ ┃      │    来保険料が確実に上がる制度設計につい  │    ┃ ┃      │    て。                  │    ┃ ┃      │ (3) 「豊富な知識と経験を有する者として敬愛  │    ┃ ┃      │   されるとともに、生きがいを持てる健全で  │    ┃ ┃      │   安らかな生活を保障される」とした老人福  │    ┃ ┃      │   祉法の考え方と高齢者医療制度との整合性  │    ┃ ┃      │   について。                │    ┃ ┃      │ (4) 国の設置(広域連合)に加盟する市町村と  │    ┃ ┃      │   県の対応範囲と宇佐市として果たすべき役  │    ┃ ┃      │   割と市民周知について。          │    ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━┛ ◯議長(浜永義機君)まず、十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。十七番の衛藤博幸でございます。  本日は、二日目の第一番ということで、さわやかなうちに質問できることを、本当にうれしく思っております。(「頑張れよ」と呼ぶ者あり)ありがとうございます。  きのうはですね、ゆうべ、私、近くをちょっと歩いたら、蛍がたくさん出ていまして、車のライトを消して行ったぐらい出ていました。きのう、おととい梅雨に入ったわけですが、きょうは大変いいお天気になっております。本当に、ふるさとが戻りつつあるというのを実感している瞬間でもありました。  先般、大阪の関西支部の総会に、私、行ってまいりました。その際にですね、今回、提案されております「ふるさと基金」の説明をですね、まだまだパンフレットが出ていなくて、プリントだけ持って、とりあえず紹介しようという思いで、皆さんに紹介いたしました。びっくりいたしました。この話を聞いたら、皆さんの目の色が変わっていました。本当に、目を真ん丸にしてですね、聞いてくれるんです。特に、今回の基金が、それぞれ自分の意思で目的に沿って、教育に使ってください、あるいは地域振興にお願いします、高齢者にお願いしますと、こういう選択ができるという部分でですね、非常に興味を示していただいいたなと思っております。  帰りには、早速、事務局の方から、パンフレット、もう一枚しかないんだけどと言ったけど、後から送りますと言ったんだけど、とりあえずこれをくれと、プリントして皆さんに配りたいと、関西支部全員に配るというようなですね、非常にいい感触を受けたことを、報告申し上げたいと思っております。  非常に、都会の離れた方は、ふるさとのことを思っています。親、兄弟を残して行っている皆さんの思いというのは、本当に同じだなというふうに感じました。  そういう中で、まず、一点目でありますが、過疎地域指定と辺地地域の指定についてであります。  旧安心院町と院内町では、合併前より全域が過疎地域であり、総合計画の位置づけの中で、過疎計画に基づき事業推進をしてきたわけであります。過疎債は合併特例債と同等で、起債の充当率が九五%、元利償還額の七〇%が交付税に算入されるという大変有利な起債であります。  今回の合併により、十七年度より新市全体がこの過疎地域となり、新たに新市の建設計画のもと、後期の過疎地域自立促進計画を策定し、事業推進を行っていることと思いますが、この過疎地域自立支援法は、二十一年度末には期限切れとなります。過疎法は、昭和四十五年に高度経済成長期とともに深刻化する過疎化に対するための過疎地域緊急措置法が制定されて以来、十年ごとに五十五年は過疎地域振興特別措置法、平成二年には過疎地域活性化特別措置法、そして、平成十二年度より現行の過疎地域自立促進特別措置法が制定され、既に、前期対策は終了し、二十年と二十一年を残すのみとなっているのが現状であります。  初年度より四十年が経過した法案でありますので、今後、同じような要件で採択されることは難しいことが予測されます。また、旧宇佐市が取り組んできました辺地対策債という事業があります。これは、過疎対策よりさらに交付税の算入率がよく、後年度の元利償還分の八〇%が交付税算入される。事業の充当率におきましても一〇〇%ということであります。しかし、過疎法と違い、市全域の指定ができないわけで、適用要件による指定の地域であります。  今後は、過疎地域の指定と辺地対策をうまく組み合わせた対策が望まれると考えます。  このような観点に立ち、以下の項目に沿って質問をいたします。  一項目めの新しい計画で過疎計画の現状、現在までの進捗状況といいますかね、この計画の中でどのくらい進んでいるのか。二点目でありますが、この過疎法の今後の見通しについて、市としてはどういう方向でとらえているのか。三点目に、辺地対策の地域指定は、合併周辺地域を含めた広い意味での地域指定を、見直しをする必要はないのかでございます。それから、四点目に、この辺地の総合計画についての、これはどのような計画があるのか、我々もちょっと目にしておりませんので、どういう計画で行っているのか、この四点を質問しています。  次に、二項の障害者福祉についてであります。  この問題は、的を絞っての質問でありますが、自立支援法により障害者が以前と同じサービスを受けられなくなって、大変、今厳しい状況にある状況であります。いろんな意味で見直しもされている状況の中でありますが、特に、そういった認定を受ける前に、自分の力でできるだけ頑張って、介護を受けないでよいように自助努力をしようというグループの動きもあるわけであります。そういった自主活動に対しての助成的な考えというのを、市としての考え、こういったものをどういうふうに考えているかというのが一点であります。  それから、二点目に、何回かこういった関係の質問が出てきたわけでありますが、その中での答弁の中にネットワーク、ともに生きるネットワークという協議会が、この中で協議をしたいというような返答がありますが、こういった、ともに生きるネットワークの実態と活動状況、こういったものが、今、現状どうあるのかということについて質問したいということであります。  それから、第三点目は、既に皆さんは広報で御存じのとおりと思いますが、認知症や身体が不自由で要介護認定を受けている本人または扶養している人は、障害者控除の対象となりますよと、広報でお知らせをして、皆さん、当然、御承知のことと思うわけでありますが、現実には、こういった控除の対象になる方が、知らないという現実のほうが多いと、これも、前議会、前々議会で何回も取り上げられて、質問に上げられていた項目でありますが、ぜひ、こういったものを、制度を導入するのなら、やはり、それに該当する人が、全員が該当する立場に受けられるようなね、やはり、周知をするというのが、市としての当然の役目じゃなかろうかというような点であります。  その点について、いろいろ市の見解があろうかと思いますが、質問をしたいと思います。  第三点目でありますが、子育て支援、項目的には大きく子育て支援という項目で上げているんですが、中身は特にですね、安心院の津房地域の子育てのことであります。  津房地区の将来について、保育園も幼稚園もなくなり、地域の子供を地域で育てなくなることも考えられるが、市としてどういう考えをしているのかということであります。  と申しますのも、既に、この行革の計画の中で、津房地域の今、市が設置してあります幼稚園につきましては、廃止の方向で打ち出されております。で、津房保育園は、その、今、あの狭い地域の中に、幼稚園と保育園が二つ存在するわけで、本当に、子供がどちらに、こちらに行けばこちらがなくなる、こちらに行けばことらがなくなると、非常に、そういう中でぎりぎりの運営をしております。今、津房保育園が七名、津房幼稚園が九名、お互いにですね、ぎりぎりの運営を迫られているというのが状況であります。  市のほうは既に、幼稚園は廃止するという方向を打ち出していながら、もうその廃止を、こういったですね、園を廃止するということは、少なくとも二年前、少なくとも二年前からその方向を出さないと実行できませんよね。そういう中で、保育園が今七名、片一方、幼稚園が廃止になった場合に、それまで保育園のほうが耐えていけるかという非常に心配があります。  共倒れになっていく可能性もあると、こういう状況の中で、二点目でありますが、福祉の現場だけじゃなくてですね、やはり、幼稚園を設置している教育委員会等、そういった市の行政の枠を超えた中の議論というのはですね、こういう場合こそなされていかないと、幼稚園は幼稚園の立場だけ、保育園は保育園の立場だけというだけでいきますと、このような事態が起こってくる。その中で、一番いい形で、どちらが残ってもですね、保育園がなくなるなら幼稚園を残す、何かの形で、この地域に子育ての場を存続をしていかなければ、ますます、この過疎が進んでいる地域に拍車がかかる、こういう心配があるわけであります。  こういった観点に立っての質問であります。どうかよろしく御答弁をお願い申し上げたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)それでは、衛藤議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)皆さん、おはようございます。市長の時枝です。  十七番 衛藤博幸議員の御質問にお答えいたします。  二項目め、障害者福祉についての一点目、若年障害者や介護認定を受けるに至らない障害者の自主的活動に対する支援の取り組みについてでありますが、現在、介護認定を受けていない障害者の自主的活動に対し、相談支援や組織づくり支援等を積極的に行っております。  次に、二点目、「ともに生きるネットワーク」で、どのような協議がなされているかということについてでありますが、平成十九年度の「ともに生きるネットワーク」では、「就労支援ネット」、「地域生活支援ネット」、「地域移行支援ネット」の三部会を設けて、障害者自立支援法のいう「地域での当たり前の暮らし」の実現に向けて、制度の改善や新たな社会資源の開発等について協議をしてまいりました。  また、平成二十年度には、「地域移行支援ネット」を廃止し、「療育・教育支援ネット」を新たにつくり、移動支援事業の改善、土日を中心とした余暇支援の充実、障害者福祉サービス事業所職員経営講座の開催等を行ってまいります。  最後に、三点目、要介護者の障害者控除対象者への通知についてでありますが、これにつきましては、以前より広報でお知らせをしてきたところであります。しかしながら、より周知徹底を図る目的で、平成二十年六月から介護(要支援)認定の結果通知発送時に、障害者控除についてのお知らせを同封いたしております。  また、要介護認定を受けていない人も対象になる場合がありますので、今後とも、広報でのお知らせも継続して行いたいと考えております。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願い申し上げます。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの過疎地域指定等についてを、総務部長 小倉正五君。 ◯総務部長(小倉正五君)おはようございます。総務部長の小倉です。  十七番 衛藤議員の御質問の一項目、過疎地域指定と辺地区域指定についてお答えします。  まず、一点目、過疎計画の進捗状況についてでありますが、合併により新市全域がみなし過疎地域になったことから、旧宇佐市も加えた過疎計画へと移行しました。現計画は、平成十七年度から平成二十一年度までの五カ年計画で、平成十九年度末での事業の進捗率は二五%になる見込みであります。  この理由は、現行の計画は、計画決定したものも含め、合併時に想定されたすべての予定事業を計上した計画であるために、進捗率が伸びておりません。しかし、必要な事業につきましては、宇佐市総合計画達成に向けて毎年行っている実施計画ヒアリングの中できちんと整理し、実施しております。
     また、新たな計画で緊急性のある事業につきましては、随時、計画に変更を加えて実施しております。  次に、二点目の過疎法見直しについてでありますが、現行過疎法は、平成二十二年三月三十一日で失効する時限立法であります。都市と地方の格差が問題化している現在の状況からしても、引き続き、過疎対策事業を国の責務で行っていく方向は変更できないものと考えております。  そこで、市としましては、現在の過疎法を引き継ぐ、新たな立法措置の成立に向けて、県を通じて要望を行っています。  今後も、同様の状況にある市町村と連携しながら、機会あるごとに、国へ訴えていきたいと思います。  次に、三点目の辺地区域の指定見直しについてですが、辺地区域については、「字」または隣接する二つ以上の「字」により構成される区域で、基礎集落圏程度の範囲を基準とすることとなっております。面積、人口及び諸条件から算出する辺地度数により区域が指定されます。  合併による市と町、町と町の隣接する「字」については、基本的に辺地区域の指定ができないものと考えておりますが、新たに区域指定が可能かどうか調査を行い、可能であれば、見直しを検討します。  最後に、四点目の辺地総合整備計画はどうなっているかについて、お答えいたします。  現在、辺地総合整備計画を策定しているのは、宇佐地域の熊地区、正覚寺地区及び中麻生地区の三辺地であります。三辺地とも、計画に基づき道路改良事業を実施しており、さきの三月議会で、平成二十年から二十四年の事業計画について議決をいただいたところであります。  その他の辺地区域についても、辺地事業の条件に見合う事業を実施する場合には、整備計画を策定し、実施していきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、三項目めの子育て支援についてを、安心院支所長 衛藤 強君。 ◯安心院支所長(衛藤 強君)おはようございます。安心院支所長の衛藤でございます。  十七番 衛藤博幸議員の一般質問にお答えします。  三項目め、子育て支援についての一点目、津房地区の保育園と幼稚園の将来につきましては、保育に欠ける子供や幼児教育に対する需要等を踏まえた運営に努めてまいりたいと考えています。  三項目めの二点目ですが、保育所担当の子育て支援課と幼稚園担当の学校教育課間での行政協議は十分行ってきているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で衛藤議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)じゃ、再質問を行いたいと思います。  過疎指定ですね、これ、今まで有利な起債の方法として、ずっと四十年間、いろんな制度、採択要件の変更がありながらですね、ここまで継続してきた法案でありますが、中身を見ますとですね、やはり、この四十年間でもまだまだ本当に改善されてない点がずっと継続して、十年おきに見直される中でも、さらに地域のそういった格差というのはね、解消されてるわけじゃなし、特に、住民の福祉の向上、あるいは雇用の増大、それから、地域格差の是正ということについては、継続していっているわけですね。  しかし、今後ですね、さらにこういった点が継続されるかというと、大きく、今は変革期であると思うんです。というのが、大まかに見て、地域の格差というのは、やはり、かなり解消されてきたという見方を国は見ていると、そういう中で、どういう方向が求められるかというと、今、国が言っているのは、地方の役割というのは、優しい、これが自然を守る、今の現状維持をしながら、快適な空間というようなとらえ方を逆にしておりますので、我々が望むハードの建設、建設という部分からは、少し焦点がずれてくるんじゃないかなというような気がするんです。  そういった中で、この一点目の進捗状況というのはですね、過疎計画の中で、この、これだけの計画をとりあえず、これに上げておかなければ、事業に載りませんよということで、要望があったら何でもかんでも上げてくると、こういうような形で、これだけ大きな膨大な事業は計画しているけど、実際は、本当にこれは実行されていくのかということを非常に疑問があるわけです。  そういった意味で、この過疎計画というのを、しっかり、もう一回ですね、私は見直して、今からの過疎の援助というのは、やはり、そういう中で、この過疎地域を本当に活性化するという意欲のない事業には、もう予算がつかないというような方向になるんじゃないかなと、こういうような気もするんです。  とりあえず、そういった見解の中で答弁をお願いします。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  十七番 衛藤議員の再質問にお答えをしたいと思います。  基本的には、議員、今御指摘のとおりだと認識をしています。  ただ、過疎、この計画でありますけれども、大体、二つあろうと思うんですね。  一つは、指定要件の考え方がまず一点と、二つ目には、仮に指定が継続をされてでも、宇佐市がその指定に該当するかという問題があろうと思います。  その一点目の少なくとも、この法律の時限立法でありますけども、継続的に県を通して国に強く要望していきたいとは考えています。  二つ目の指定要件の関係については、四つ、その要件があります。その中で、人口的なものであるとか、財政力的なもの、私どもとしては、一つですね、財政力的なものが、この要件の中で現在、少し上回っているもんですから、仮に、この法律が継続をされてでも、要件を満たすことがですね、少し、今、懸念をしているところであります。  そういうことでですね、ぜひ、この法律を継続をして、私どもも、この要件を満たして、過疎自立支援法によって、継続をしていきたいという考え方を持っています。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)そうですね。そういう非常に心配があるわけです。要件が当初の緊急措置法から振興法、それから次に活性化法、次に自立法というふうに変わってきたわけですね。その中で、人口要件もずっと改ごとにつけ加えられて、要件が厳しくなっていますよね。今、財政力にしましても、現在、財政力指数ではコンマ四二以下というのが基準じゃないかなと思います。そういう中で、宇佐市が本当にずっと過疎地域の指定ができるかという、本当に心配があるわけですね。  そういう中で、もう一つある辺地、次の項目になりますけど、特にこういった過疎地域に対する対策というのは、特別対策じゃないとできないわけですよね。それで、辺地のこの枠を、対象枠を見直す、市の計画をですね、見直していくという必要があるんじゃないかと、こういう点が三点目の質問になるわけですが、この点、お願いします。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  確かに、辺地区域ということになりますと、一方、過疎地域については、人口的な要件が主になろうと思っています。逆に、今度は、辺地ということになりますと、地理的要件が主たる要件になろうと思いますので、そういった意味で、この辺地のあくまでも区域に指定されればですね、さっき議員が質問されていましたように、非常に有利な交付税措置等々もございますから、そういう形で事業整備ができるのかなと思っているところでありますので、現在、市内には辺地区域が十三ございます。宇佐で四、安心院で四、院内で五が辺地区域として今指定されてございますので、その中で、現在、宇佐の四つの中のうちのですね、三つの辺地地域において事業実施がされています。その他については、過疎地域として指定されてございますので、この過疎計画の中で事業実施を展開されているという状況であります。  今後、辺地区域の中で、仮にその過疎計画が難しいということになった場合は、辺地計画の中で事業実施になるかなと思います。その場合は、個別の計画を立てて、さきの三月議会でも議決をいただきましたように、議会の議決に基づいて、事業執行ということになりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)はい。多分そうだと思いますが、過疎計画と辺地計画はダブってもいいわけですよね。過疎計画の中で両方上げといて、どちらかを利用すればいいという方向でとらえていいんじゃないですかね。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  再質問にお答えをいします。  確かに、広い意味で過疎計画、過疎地域というものがあって、その中に辺地区域というものがあると思うんですね。辺地区域ということは、あえて区域ということを使っているんですけども、そういう面では地域を限定されているというところでありますので、そこを限定的に整備をするという場合は、さっきお答え申し上げましたように、個別のそういう整備計画に基づいて事業実施という形になろうかなと思っていますので、確かに、今、議員御指摘のように、辺地もそういう過疎計画の中に網羅されていますから、そういうもので、それでもなおかつ辺地の場合のほうが有利ですから、宇佐にあっては、そういう辺地計画によって事業実施をしているという状況であります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)だから、そうですね。過疎計画、全体が過疎の指定の中に入りますので、その中で、今、三地域、宇佐、言われましたけど、そういった方向でですね、その中に安心院、院内、またさらには、宇佐のまだ辺地の地域を計画の中に同時に入れていってですね、その二本立てで行っていたほうが有利じゃないですかという、そういう意味なんです。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  衛藤議員の再質問にお答えいたします。  御指摘のとおりと思っていますから、今後、必要に応じて計画を見直していきたいと考えています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)本当に、この中山間地域を整備する方法というのはですね、なかなか、我々が本当、合併によって、毎回、郡部の議員から意見が出ていますけど、合併特例債というのはね、本当に有利な起債で、これを十分利用して、地域の開発ができるというふうに思っていたんですけど、なかなかそうは思うようにいかないと。  また、今後、合併特例債につきましても、あと五年しかないという中で、今後まだ二五%しか進んでいない、地域にとっては大変な要望が出ている事業であります。そういったものを解決していくためにも、ぜひ、この過疎法を残していただいて継続していただきたいと思うわけですが、できるだけ有利に使えるような方向でですね、取り組んでほしいと、そういうことをお願いして、この過疎自立の件は終わりたいと思います。  それから、二点目の障害者福祉の点でありますが、一項目めの、これも幅広い質問じゃなくてですね、最終的、本当に的を絞った中で、そういった自立支援を受けられなくて、自分で、自分たちで自主的にですね、努力しようという、特に、こういう障害のある方は、こういう何らかの、皆さんの力がないと引きこもりになって、なおさら体が動かなくなる、外に出なくなる、そういった悪循環というのが心配されるわけです。  それで、お互いが助け合って、一緒に、そういう中で、できるだけ自立していこうという方向ですね、していくのが、この今独自にやっている活動じゃないかなと思います。  現在は、安心院のほうでは「笑顔クラブ」、それから、院内が「もみじの会」ですかね、あと、宇佐のほうは「頑張ろう会」というのがあるというふうに聞いておりますが、特に、笑顔クラブについては若年の、介護に認定しない若年層とか、そういった方が、も含めたですね、サークルということで、非常に助成の手が伸びにくい部分にあろうかと思うんです。  こういった点について、どう考えているか、お願いします。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)おはようございます。健康課長の永岡です。  お答えをいたします。  特に、三地域で、宇佐地域、安心院地域、院内地域で自主的にそういう機能訓練と申しますか、そういう訓練が行われております。自主的に、しかもされているような活動にですね、参加されるボランティアの方々には、大変感謝申し上げたいと思います。  実は、私のほうも宇佐のほうで、「頑張ろう会」という会がございます。約十二名の参加者で行われております。  それから、安心院のほうでは「笑顔の会」ということで十名。それから、院内「もみじ会」のほうでは十二名と。人数的にはですね、やはり、若干少ないわけなんでございますが、やはり、もう少しですね、輪を広げながらですね、年齢の垣根はですね、もう少し検討してですね、幅広く実施をしていきたいというふうな希望は持っておりますが、みんなで、それを力を合わせて呼び込んで、自主的なですね、取り組みをされて、健康づくりにですね、一つでも役に立てばと思っておりますので、そういう取り組みを今後も続けてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)そういう実態でありますが、介護に少しでもかかわれるような立場があればですね、いろんな幅広い意味で、その中から少しは支援するという方向もあろうかと思うんですけど、認定に値しない部分、そういった人たちの含まれる中で、非常に、継続していくのは難しいという状況があるんじゃないかなと思うんです。  現実的にはですね、会費を八百円とか、例えば八百円とれば、五百円はお弁当で、あと三百円が運営費ですよというような運営のやり方をやっていますけど、その中でも、講師の先生を毎月呼ばなければならない、毎回ですね。それに、お礼程度、二千円とか三千円とかのお礼がやっぱし必要になってくると、そういう分がですね、やはり負担が大きくなる。月に二回程度といっても、本当に微々たるものと思うようにありますけど、やはり、本当に自分たちで自助してですね、やろうというこの努力を、ぜひ消してはならないなと思うんです。  今ですね、講師、例えば音楽療法とか、あるいは理学療法等の先生、こういった部分はお金がかかるんですね、ある程度ですね。大変、先生方も協力していただいて、一年で一万二千円、月に千円ぐらいとかですね、そういうふうな金額で、先生方、本当にボランティアの気持ちでやってくれている。そういう状況もありますし、ぜひ、こういった中を、市としてですね、これを、何らかのこれは支援を、この笑顔の会だけじゃなくて、これ、例えば、もみじの会とか頑張ろうの会はOBの会ですから、割と、この辺はもう幅がね、何かの方法が考えられるかもわかりませんけど、やはり、同じ枠の中で、本当に微々たる支援ですから、継続できる支援をしてほしいなというのが、先ほど市長の答弁の中にもあったのは、支援というのはね、ただソフト面の支援だけで就労支援しますよ、何をしますよというね、そういうのは、いろんな今助言をいただいているのはありがたいんですけど、現実に、そういった運営そのものがですね、何回も継続できるような方法という面ではどう考えていますか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えをいたします。  現在、私のほうも予算をですね、音楽療養士、あるいは歯科医師の先生方、あるいはレクリエーションの指導者の方、介護予防のリーダーの方、約三十四万四千円の予算でですね、一部、全面的には助成はできませんけれども、やはり、そういう形の中で、これも今の現状でありますので、もう予算がですね、思うようにとれない状態にありますので、何とかこれを、これ以上減らさないように努力をしてですね、また、皆さんの助成がですね、少しでもお役に立てばということで、現状でですね、何とかお願いしたいというふうには考えております。  大変申しわけないんですが、予算関係でですね、大変厳しいということで御理解いただきたいというふうに思っております。 ◯議長(浜永義機君)十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)現在、何とか苦労して、現在やっていることは継続、今させていただいているのが現状であります。それには本当に感謝しておるんですが、全体にですね、同じ波及ができるようにね、対応が本当は望まれるなということであります。  それから、非常に弱い立場で、引きこもり、あるいは人に会うのもね、本当にいやだというような立場の人もいるんですよね。きのう、何か手話のきのうの質問の中で、方が自分を理解してくれる人が来ると顔が明るくなるというようなお話もありました。現実はそうだと思うんです。  だから、こういった障害者のお世話をする方もですね、余り担当の人を頻繁に変えてほしくないと。やはり、やっとなれて、あの人がいるからと思ったら、どこに行ったのと思ったらもう変わっている。そういうのがですね、ただ、行政から見れば当たり前のことと思うんですけど、現場の人は、それが耐えられないね、もう行きたくなくなる要因にもなるし、そういったことをね、小さいことですけど、ぜひ配慮してほしいということをお願いして、この点は終わりたいと思います。ぜひお願いしたいと思います。  それから、もう一点の三項目めの通知の問題ですけども、介護の通知をすると同時に、その本人には通知をしているというふうに、現在ではもうやっているということでよろしいんですかね。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)おはようございます。  お答えいたします。  六月から介護認定の結果通知の発送時に、障害者控除についてのお知らせを一緒に同封しております。 ◯議長(浜永義機君)十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)今までの経緯の中で、そういった限られた人に通知することのほうが不公平だというような、そういう見解が、市の側の見解が非常に目立ってあったんですけど、やはり、制度を導入したらですね、それを受けられる、知らずに受ける人がいることのほう、これほどね、不公平なことないんですよ。  該当するかしないかは、自分がその立場にいて該当しなかったらそれでいいんですけど、まず、広報で知らせましたから終わりですよということがですね、本当に市民の目線に立った行政なのかなというところを非常に感じて、本当に生の声をですね、これ、現にですね、別府のほうでは、きちっと通知をもらいましたと。安心院はどうなっているんですかって、いや、安心院はこうですよとね、宇佐はこういったらいいですよとか、こういうような現実の話が起こってですね、あるわけです。  今対応していただければ、せめて、認定のときに、こういうお金がかかるものじゃなくていいと思うんですよ。こういう控除を受けられますよということをお知らせすればいいだけの問題ですから、手帳を持っている人はそれなりにね、対応できているのかもわかりませんが、ぜひ、こういう優しい取り扱いをお願いしたいと、お願いします。  最後の津房地区の幼稚園、保育園の件ですけど、何か、支所長、今答弁いただきましたけど、大変、説明が不十分なんですけど、どうなんですかね、担当課のほうからもう一回説明を。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(吉村高三君)学校教育課長の吉村でございます。  十七番衛藤議員の再質問にお答えいたします。  子供たちに豊かな情操ですとか規範意識の芽生えなどといった生涯にわたる人格形成の基盤を培うということからも、幼児期における教育の重要性は、大変重要なものであるということを認識しておりますので、保護者ですとか、その地域のニーズにこたえる幼児教育のあり方はどのようにあればよいのか、望ましい幼児教育はどのようにあればよいのかということについて、子育て支援課等関係課の間で十分に協議を行っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)幼稚園のね、必要性とかそういうのはわかっていますよ。そういう議論じゃなくて、この地域の今置かれている現状を議論しているんですかということなんです。
    ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(吉村高三君)学校教育課長の吉村でございます。  衛藤議員の再質問にお答えいたします。  地域の実情と申しますか、ニーズ等も勘案しながら、その地域に見合った幼児教育のあり方は、総合的にどういう形が望ましいのかといったことを、関係課で協議をいたしております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)学校課長はそういうふうに答えられるですよね。行革のほうではですね、幼稚園は廃止の方向ということをどういうふうにとらえていますか、課長。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(藤花幸一君)行革推進課の藤花でございます。  ただいまの御質問に私が答えていいのか、ちょっとよくわかりませんけども、一応、行革プランの中では、市立の三幼稚園については、廃園について検討しているというのが現状であります。  地域の現状とか、子供の数あたりを見ますと、かなり長洲、津房については厳しくなってきているというのが現状だろうというふうに認識をしております。  それと、職員の年齢構成等もございますので、園児の募集には、二年ぐらい前から、二年保育でありますから、お声をかけているというのが実際のところでありますので、そういう意味では、廃園までには二年ぐらい前からお知らせをするということが必要だろうというふうに思っております。  先ほど申しましたように、職員の年齢構成が三年後に退職をする方が七名中四名おりますので、そういう意味では、存続をするかしないかという部分については、今が好機だろうというふうに思っておりますので、そういう意味では、具体的にお話をするようにということでお願いをしておるところであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)今、本音をですね、今行革のほうで言いましたけどね、それは市の行政の都合じゃないですか、職員の定年を待つとかね、そういうことを行革はやっているんですか、今、そうじゃないでしょう、行革は。ね。改革しなきゃならない部分は、職員の定年があろうとなかろうがやるんじゃないですか。ね。そやから、それはいいんです。  それで、課長はね、学校課長はそういった、まずね、今、本当に地域の事情がわかってないと思うんですよ、私が言っている意味が。だから、私はね、やっぱし、保育園を、幼稚園をね、こういう状況なら残さないならば、やっぱり行革に訴えて、残す方向でやってほしいと、今、課長が当初述べたような持論でやっていただければ、保育園の廃止なんか、幼稚園の廃止なんかありませんよ。  けど、それを廃止って決まっているから、保育園でも存続しなければならないから、皆さんが支えている地域の人が保育園を一生懸命支えているけど、やっと七名で、皆さん、もう最低最低で頑張っているんじゃないですか。それがもし六人になったらもう存続できないんですよ、来年は。  そういう状況があるんですよということを、現場の状況をどう把握しているんですか。そういうふうな一般論でね、そういう話じゃないですよ、もう。もう何もなくなるんですよ、廃止は廃止っち、もう行革をやりますから、多分廃止になるでしょう。したら、保育園も存続はもうできません。じゃあ、子育ての場はもうなくなるじゃないですか、あの地域に。それが一番心配なんです。そのために、両方でね、じゃあ、どうしたらいいか、知恵を出してくださいよと、行政の中で、これは決めることじゃないですか。  保育園のほうは民間がやっていますから、直接タッチしていませんからね、そういう責任感がないかもわかりませんけど、行政があそこで子育てするという責任は逃れられませんよ。その点でお願いします。 ◯議長(浜永義機君)教育長 半田 剛君。 ◯教育長(半田 剛君)教育長の半田でございます。  十七番 衛藤議員の再質問にお答えいたします。  今、議員が言われることはよくわかっております。課題がですね、大きな課題が二つあるわけです。一つは、先ほど課長が申し上げましたように、昨年の六月に学校教育法が変わりまして、幼児教育の大切さということがずんと、一番前に打ち出されたわけです。そういう状況が一つ、そして、もう一つは、官が民を圧迫していいのかという問題が一つあるわけです。  今のままで行くと、安心院、院内のところ、地域から幼児教育がなくなってしまうという問題も出てきておりますので、できれば早いうちにそれらを調整してですね、望ましい方向を出すように、今、両課で検討しておりますので、もう少し待っていただくと、その結論らしきものが出てくると思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)今、本当に検討しているのであればね、それはありがたいと思います。けど、本当に事情をですね、よく理解してほしいと。今、津房の保育園はですね、安心院には今、保育園が安心院保育園、佐田保育園、しろばと、深見と津房と四園あるんです。そして、その地域の各園の園長先生方の、本当に地域での子育てに対する思いというのは非常に強いんです。  それで、津房保育園が存続が非常に難しいとなったときに、それぞれの園長先生が、皆さんがね、子供を自分とこに奪い合うんじゃなくて、逆に送ってでも津房を消えないように、みんなで頑張りましょうと、園長先生が何回も何回も支えていって、今、ここに至るんです。今、ようやく、また、正規の形で、保育園が今、ようやく、今、動いていますけど、それだけの地域の思いの中で支えられている津房保育園なんです。ほかの園の先生が、そこがなくなって、例えば今七名の、今措置している子供が各園に分配されれば、ほかの園は喜ぶんじゃないですよ。そうじゃないんですよ、この地域は。みんなで子育てをしよう。なぜかというと、幼稚園はもう廃止って言ってきているじゃないかと。これで、もし消えたら、本当に子育ての場がなくなるよと。だから、ここまで今努力しているけど、七名で、もうぎりぎりですよね。もし、六人になったら、もう、来年はお断りしなきゃならんかもわからんというような状況もある。けど、そういう中でぎりぎりで頑張っていますから、ぜひ、そのね、枠を超えた中で協議をしてほしいというのが思いです。  本当に、それをわかっていただいて協議をしていただいているなら、本当に、ぜひ期待しておりますので、お願いいたします。保育園の……。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(筒井道雄君)子育て支援課長の筒井でございます。  実態は、議員おっしゃられるとおりで、非常に運営上も厳しい中身ございますけれども、やはり、地域の中に、半世紀にも及ぶ保育園行政の中で、いろんな御努力をして今日に至っておられます。  したがって、そういう意味では、ぜひ、その本当の心を、私ども、保育園を預かる立場とすれば、大事にしたいという気持ちは深いものがございます。  したがいまして、そこの芽をつぶすんじゃなくて、しかし、そうは言っても地域の実情や保育園の運営の方向もございますから、そこを何とか歯どめをかけたいということで、学校教育課とも今真剣に議論をしているところでございます。  ただし、保育園の本当の運営そのものは、やはり、我々が手を伸ばせないところもございますので、少しでもそこに手助けができる方向を、今後も十分協議をしてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十七番 衛藤博幸君。 ◯十七番(衛藤博幸君)そういう現状の中でありますので、ぜひお願いしたいと思います。  保育園というのはですね、民間が運営して、そこで、運営じゃないですね。やはり、本来、市が委託してお願いしている部分でありますので、ぜひそういうとらえ方で協議を、広い意味での協議をお願いを申し上げまして質問を終わりたいと思います。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で衛藤議員の一般質問を終結いたします。  次に、二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)皆さん、おはようございます。二十七番の広岡です。  平成二十年の第二回の市議会においての一般質問をいたします。  二項目、十点にわたって質問したいと思います。  議長にお断りしたいわけですが、ただいまでは、世界では大変な惨事が起こっております。四川の大震災、ミャンマーの水害事故、二つの事故で何十万という死者が出ておる現状であります。本当に気の毒な惨事であります。そうした皆さん方にお見舞いを申し上げます。  同時に、我が日本でも先ほど来ですが、毎日テレビで報道されております。秋葉原の通り魔事件、交通による三名の犠牲者が出ました。ね。罪のない何もね、ただの、秋葉原で、商店などで町を歩いておるときに起こった惨事であります。合わせて七人の死者が出ました。負傷者も十人おります。考えてみますと、現代の世相というものが、そうならざるを得ないような世相になっておるんじゃないかなというような感じがするわけであります。  これも、やはり、先ほど来質問に出ておりました幼児教育、学校教育、家庭教育、その根幹をなしておらないという、ね、そういう結果が、あのような惨事につながったんではないかと私は思います。  あの秋葉原を考えたときに、私はちょうど、あの秋葉原で三年ほど生活をしておりました。昭和四十年まで、私は一家で東京に住んでおりました。あの惨事を聞いたときに、秋葉原ということで、私は、その四十五年前のことを思い出しました。私もあそこでは、東京では、一家の惨事ということで、この郷里に引き揚げて、ただいま議会を務めておりますが、昭和三十六年に私の家内が暴力団の五人組の殴り込みによって、産後二十三日目の家内がその殴り込みのショックで亡くなったわけであります。こんなことを私事で申しわけありませんが、秋葉原のことを考えて、私はそのことを思い出しました。もう四十五、六年もなるわけですが、そのために私は、この郷里に帰って、昭和四十七年から市議会議員としてバッジを預かっております。  四人の子供がおるので、私は昭和四十年に東京から我が故郷に引き揚げて、今日に至ったわけですが、あの時代から考えてみますと、あの時代は本当、平和な時代だったというような感じがします。テレビで見てみますと、あの秋葉原はもう大改革でね、本当に様相が変わっておりますが、人間も変わってきたんではないかと思うんです。  あの時代はね、やはり、隣近所、話が通じる中でね、あの会話をやってきた状態でありました、あの時代は。今はそうじゃないと思うんですよ。あの一帯、近代化で本当、がらっと変わりました。昔の秋葉原とは全く、打って変わっております。そのくらい人間も変わって、あの惨事を起こすような時代になったんではないかなと、私は思えてなりません。  どうか、秋葉原の皆さん方の惨事に対してお悔やみを申し上げ、お見舞いを申し上げたいと思います。  本題に入りますが、一項目め、福祉関連についてでございます。  最近の社会情勢は異常の域を超えて、ガソリンの値上がりから物価の高騰、年金の問題に後期高齢者医療と、市民の日常生活にも不安が頂点に達している。マスコミでは、物価が五%から一〇%の上昇とか報道されているが、実際は二〇%の値上がりとなっている現在であるということであります。  もう全く、今、テレビを見ています。皆さん方も見ておられると思いますが、朝ズバッでも、私は毎朝見ておるんですが、もう値上げ騒動で、もう世の中はね、値上げ一辺倒であります。  最近、私は、家内の手助けでスーパーに行くことがあるんですが、それは家内の補助としてスーパーに行くわけですが、もう家内が悔やむ。てんぷらが値上がり、あるいはあげが値上がり、ね、小麦粉が値上がり、五%どころではありませんわね。二〇%も値上がりしておる現状を私は聞きます。悔やみます。  そして、現状を見ますと、パンを一つとってもそうです。小麦粉の値上がりでパンがね、値上がりと同時に小さくなっておりますね。値上がり以上小さくなっておる。こんな世情であります。大変な不況に差しかかっておるのが今の現状であります。何とか打開しなくちゃならないということで、私たち考えておりますが、なかなか打開に到達するに至っておりません。  国会でもいろいろ言われておるんですが、最終的には、庶民の暮らしによい影響をもたらすような国会にはなっていないのが現状ではないでしょうか。これから、私どもが国会に向け、政府に向け、国に向けて、やっぱり議会を挙げて訴えていかなくてはならないのが、今の現状だと私は思います。  二点目、弱者救済の第一に、生活保護の申請が急増すると考えられるが、現状の申請者と保護確定者の割合はどうかということであります。  確かに、値上げ騒動の中で、弱者ということは大きな痛手をこうむっておる現状であります。特に、生活保護世帯、低所得者の皆さん方、大変な、私は苦難に直面をしておると思うんであります。  その今の現状を、市行政としてどう受けとめておるか、生活保護世帯の申請がふえておるんじゃないかということを、私は答えていただきたい。どのくらい申請者がふえておるのかということを、私は問いただしております。  三点目、生活保護の基準について、国の方針が出され、幾分緩和されたと思うが、市の対応はどうかということであります。  小倉の生活保護の問題で、朝ズバッもそうですが、社会に大きな影響で報道されました。死者も出ました。一昨年は、生活保護を途中で切られてね、餓死をするね、人が出ました。小倉の人ですが、生活保護を打ち切られたので、ね、一昨年の七月だったか、亡くなられたわけです。ね。握り飯が食いたいということで、その一言でこの世から去られたと新聞に報道されております。  こういう状態が現在起こっておるんです。宇佐市もやっぱり、そう考えざるを得ません。弱者に非常に冷たいというのが、我が宇佐市じゃないかと思うんです。  いつか、私は一般質問で申し上げました。生活保護世帯の申請は幾らかと。答えは、例えば百三十に対する確定者は数十人だと。百三十何人の申請者があるにもかかわらず、確定は数十人だということを、ね、のうのうと答弁をした、あの一般質問の答弁であります。  私もがっかりしました。好きで生活保護の申請をやっておるんじゃありませんよ。そうでしょう。保護の申請をするときは、いい気持ちで申請してないと思うんですよ、必ずしも。その方たちを、ね、認定せずに、切って切り捨てるという現状があったわけでありますが、現在はどうかということを、私は問いただしております。  四点目、低所得者の割合は、市として不本意ながら高いと思うが、一体全体戸数にすれば幾らになるかということであります。  生活保護に近い低所得者の数、税金の関係でわかると思います。答えが出ると思います。全体にしてどのくらいの比率の宇佐市なのかということであります。これを私は発表していただきたいと思います。  五点目、身体に不自由な人たちの対応は、誠意ある指導をしているのかということであります。  このことも、私は、再度、身体不自由な方の質問をやっております。身体障害者と言いたいわけですが、この言葉に問題があるということで、身体の弱い方のためということで、私は問いただしました。  一般質問の最初の中山議員の質問にありました。手話通訳の問題が出ておりました。答弁では、職員の中から二人、通訳のできる人がおるから、今、職員で配置しておりますと。これが宇佐市の現状であります。本式な認定された手話通訳者ではないわけですよ。職員が生かじり手話ができるという人が二人おるということを言ったわけであります。今度の中山議員の質問にもそう答えております。  私は、通訳者は、やっぱり、正規な通訳者、しかも、福祉じゃなくて、市民課の窓口に備えつけで配置しなくちゃならんわけです。よその市町村は二名も配置しておるとこあるんですよ。福祉の皆さん、わかりますか。  宇佐市だけなんですよ、通訳者を設置していないのは。障害者の方のために考えれば、イの一番、手話通訳者を配置するのが、これは当然だと思うんですよ。何考えとんですか、あなたたちは。  二項目め、大分国体宇佐会場について。  一点目、国体宇佐市実行委員会第三回総会は終えたが、委員は全員異議なしの総会成立でありました。議会としては、何名か委員に委嘱されているが、私たちは参与の立場で名簿に名目だけで片隅に載せられている。本来であらば、参与地位では意見の出せる立場ではない。私はあえて質問に立っていました。立ちました。  五十年に一遍しか迎えられない大分国体であります。いよいよ十月の四日から宇佐会場で国体が開催されます。しかも、国技ということで相撲が宇佐のメーンであります。その国体が開催されようとしております。もう三回の総会の場では、百五名の実行委員が任命されております。顧問も衆議院三名、県会議員三名で、その実行委員の中で肩書きが載せられております。  参与は、私たちを含めて三十二名だったと思うんですよね。参与は、物を言えん立場でしょう。いつの参与も私たちが参与になっておりますが、委員会で物が言えん立場なんですよ。物の言える人たちは、我が市議会では議長、副議長、各委員長、皆さんが実行委員であります。ただの一遍も物を言ったことはありません。議長、失礼だが。ね。何のために顔を連ねておるのか。議会代表で、議長以下、ね、八名の議員さんが実行委員に、百五名の中に加わっておるということは認識していただきたい。  五十年に一遍の国体ですよ。もう我々の時代にあの国体を迎えることはできないんですよ。どなたがどう言ったって。ね。その国体も、我が宇佐市が申請して、宇佐市にあの相撲場を与えていただきたいということを申し出ておったわけですよ。その国体に対して、総会において一言も物が言えんという実行委員会。私はがっかりしましたよ。  私は一回から三回までみんな出ております。どの総会でも苦言を申し上げました。当たり前でしょうが。参与で気のきいたことを言うなって市長は思うかもしれません。そう思われたかもしれません。私はあえて、参与の立場でも五十年に一遍の国体ですから、全国から集うて、この相撲会場、野球会場、ね、バスケ会場、全国からおいでいただくわけです、この我が宇佐市に。第一PRに、やっぱり効力のある国体じゃないでしょうか。そういうことで、私は、あの実行委員会では苦言を市長に何度も申し上げた。悪口でありますが、あえて私は申し上げました。  二点目、宇佐国体のメーン会場は日本の聖地の相撲場、平成の森院内球場だが、会場の整備は完全なのかということであります。  会場は、あの院内の平成の森の野球場は、立派な観覧席ができ上がっております。何億か投資してでき上がっておる。それは結構なことです。私は歓迎であります。市長に御礼を申し上げたいと思います。立派な設備になっております。  三点目、相撲場は、現在屋内の全面塗装工事が始まっているが、肝心な相撲の練習土俵などの工事が見当たらない。十月四日は開催日だが、間に合うかということであります。  相撲場は、確かに、屋内の中心会場は立派に整備をされつつあります。今、ペンキ塗りを全面やっております。もう新しくなったようになると思います。  しかし、練習土俵が足りないわけです。日本の相撲の聖地として選ばれたんです。総務省から、文化庁、ね、両方の省から日本の聖地としてただ一カ所なんですよね。相撲場の会場は、日本全国かなりありますが、一カ所だけ、この宇佐会場が選ばれた。補助金は一年に五百万、これは微々たる補助金ですが、十年五千万円ね、補助金をいただいております。微々たる予算でどうかと、私は失礼なことを言いますが、ね、五百万でもいただいたということになると、聖地にふさわしい対応をしてくれたんじゃなと、私はありがたく感謝いたしております。  その聖地の整備がね、皆さん、御存じですか、あの相撲場は、ね、練習場は、四井市長のときに、屋内で二面あります。全国大会を開き、また今度の国体で、ね、全国から六百何十人の選手をお迎えするわけですが、練習会場が足りないということを、私はいつかの質問で言っております。  ところが、あの練習会場、二面できております。皆さん、行ってみなかった人はわかりませんが、ビニールハウスが建っております。えっ、恥ずかしい、私は実に。日本の聖地、市長の歓迎の御あいさつでも、いつも全国大会で言っております。「日本の聖地宇佐会場」議長もそうです。自慢に言っておりますが、つくった品物は何かというと、ビニールハウスなんです。それが練習土俵になっておる。二面できております。ね。とんでもない設備をした。  今、これから私は言いますが、四点目、後の祭りと思うが、現在の二面の練習場が完成されている。どこのどなたのアイデアかわかりませんが、ビニールハウスが建っている。聖地の相撲場とは、貧弱でとても見苦しい建物である。全国より参加される相撲関係者の笑い物になること間違いないと。全く、宇佐の恥さらしだ。私は、皮肉にもハウス内は、メロンハウスでもつくるつもりか、十月四日ごろは、気候的には、日当たりは暑いし、相撲力士も芽が出るのではないかということを、私は質問します。  ハウスの中ですから、メロンもスイカも育つでしょうが、まず、相撲力士の汗だくでね、芽が出て、根が出るんじゃないか。こういう設備をしてね、宇佐市が自慢にしておるわけです。恥さらしだと、私は言いたいわけです。  まあ、資金的には確かに安かったと思います。五百万も出せば、あの設備ならつりが来ると思います、ビニールハウスですから。  私の言わんとするところはね、日本の聖地と、たった一カ所の日本の聖地の相撲場にね、ビニールハウス、これがどうかということを、私は言っておるんです、市長、わかる? あなたが何遍も歓迎のあいさつをしております。自慢ができる? ビニールハウスで。  相撲の練習場たりとも、あの四本柱の屋根つきの練習場が相撲の練習場であります。四本柱は何のためにあるかわかりますか。選手が鉄砲で練習するための柱なんです。それが相撲の練習場なんです。それをビニールハウス? あの鉄骨の柱に鉄砲で練習ができるんですか。金のパイプに、え? ビニールで、十月ならまだ暑いですよ。メロンもね、みかんも育ちますよ、あの中では、ハウスみかんで。  恥ずかしいのもほどほどにしてくださいよ。十月四日だから、まだ、あれを壊して、四本柱をつくるということも間に合うんです。とても、あなたたちはそんな器用なことはせんでしょうけどが、全国の人に見ていただく、練習していただくためには、練習場でも四本柱の下で練習をしていただきたいというのが私の考えなんであります。  市長は相撲に関係はないかもしれません。議長は宇佐市の相撲の連盟の会長さんであります。ね。八人の委員長さんは、あの実行委員の中に含まっておるわけ、載せられておるわけ。あの相撲場を見てどう思ったんですか。情けないとは思わんですか。宇佐市をPRするためには、聖地にふさわしい設備をして、宇佐市をPRしていくというのが今後の宇佐市じゃないですか。何が宇佐市で取り柄があるんですか。  市長、あなたが一番わかっちょんじゃないですか。何の取り柄があるんですか。あなたが仕事ができんというのが、大分県で大評判だよ。それが取り柄なんだよ。ね。そういうことで私は、悔やみ節ですが、苦言を申し上げておるんであります。  五点目、国体開催と同時に、市内の道路整備を中心に、受け入れ態勢は十分なのかということであります。  開催地周辺の道路を重点に置くべきだと思う。本体であれば、市より柳ケ浦駅の幹線道の完成貫通。院内の駅より、院内の副より二日市までの三八七の国道の歩道の完成などを期待していたが、大分国体は十年も前より決まっているのに、計画がなかったのが非常に残念だということであります。  国体は十年前から決まっております。別大国道も国体に向け急ピッチで工事が進行しています。大分会場のためにね、あの別大国道が六車線になっておる。広瀬知事があれを重点に置いて工事を進めております。何百億かかけて、工事の進行をやっております。  宇佐市もね、今、市役所通り、柳ケ浦駅までを、国体までに私は貫通すべきだということを言ってきたことがあります、ね。  市の幹部、よく聞いて。国体に私はね、もうそれはだしになるかしれません。国体のためにつくれっちゅうのは。便宜上そうすれば、予算もね、つけやすいじゃないの、国体までやってくれっちゅうことになると。はるかに昔貫通しておらなくちゃならんわけでしょう。何を考えちょるかっちゅうことを、私は執行部に言いたいんですよ。
     国体が終わったら、何ができると思うの。国体だから、私は、県知事に申し出るなりして、国に申し出、建設省に申し出て、いち早くあの道路の貫通をさしておくべきだったと思うんです。もうそれはできません。もうこれからいくら何と言っても、あれは貫通できんと思うんですよ。  それと、三八七ですね、あれも国体の、ね、通る道なんですよね。平成の森野球場に通ずる道路は、三八七の道路なんです。端的に私は言っております。二日市から副の間ぐらいは歩道をつけたらどうかということを、私は言っておるんですが、これも間に合いません。なぜ、十年前からやらんのですか。  市長、あなたも、七年前からこの市長に就任されておると思うんですよ。ね。そうでしょう。なぜ、国体ということに気がついて着手しなかったかということであります。悔やまれてなりません。  これは、もう後の祭りだということで、私は思います。  いろいろ、二項目、十点にわたって、私は質問しました。もう時間もないので、このくらいにして、答弁においては再質問させていただきます。  一回目の質問を終えます。 ◯議長(浜永義機君)それでは、広岡議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  二十七番 広岡議員の御質問にお答えいたします。  二項目め、大分国体宇佐会場についての一点目、チャレンジ!おおいた国体宇佐市実行委員会は、本市で開催される競技会の円滑な運営を期するために必要な事業を行うことを目的として設置されております。  この実行委員会の委員構成につきましては、市議会議員、競技団体、関係機関及び関係団体の代表並びに学識経験者等から構成されております。その中で、議長、副議長、各常任委員長につきましては、実行委員として委嘱を申し上げており、総会での御審議をお願いしているところであります。  また、実行委員会には、顧問、参与を置くことができるとなっており、他の市町村においても同様に、国会議員、地元選出の県議会議員を顧問に、参与には実行委員以外の議員の皆さんと各報道機関に委嘱を申し上げ、総会において助言をいただいているところであります。  大分国体の開催を目前に控え、四十二年ぶりの開催となるこの国体を、市民挙げて、全国から訪れる皆さんを、おもてなしの心でお迎えし、夢と感動あふれる大会にしていきたいと考えております。  続いて、二点目の国体会場の相撲場と野球場整備についてでありますが、国民体育大会の競技施設につきましては、中央競技団体の指摘事項等を踏まえ、競技に支障のないよう施設の整備を行っております。  相撲場につきましては、平成十八年度に競技土俵と土俵だまりの改修を行い、平成十九年度には東西の芝生席に屋根及び観覧席を整備したところであります。本年度施工の塗装工事が七月末に完成すれば、相撲の聖地としてふさわしい常設の相撲場になるものと思います。  また、宇佐市平成の森公園野球場は、電光スコアボードが既に設置されており、現在、七月末の完成を目途に、約千名の観客が収容できる鉄筋コンクリートづくり二階建てのメーンスタンド新設工事を行っております。この施設が完成すれば、県北地域では唯一の野球場となり、今後のスポーツの振興に寄与できるものと思います。  残りの四面の土俵を設置する予定であります。大会開催に支障を来さないよう、万全な体制で臨んでまいりたいと考えております。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願いします。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの福祉関連についてを、福祉保健部長 末弘計夫君。 ◯福祉保健部長(末弘計夫君)福祉保健部長の末弘です。  二十七番 広岡議員の質問にお答えをいたします。  一項目め、福祉関連についての二点目、生活保護の申請者と保護確定者の割合についてですが、平成十九年度の生活保護申請は八十件で、保護確定者は六十一件となっております。  次に、三点目、保護の基準について国の方針が幾分緩和されたと思うが、市の対応についてですが、国は昨年、生活保護基準の見直しを検討していましたが、結局見送る方針を決めました。なお、その見直しの内容は、一律に引き下げるものではなく、最も高い都市部と最も低い地方の格差を縮小するというものです。宇佐市は最も低い基準ですので、引き下げられる地域には該当しないと認識をしておりますが、今後、国の動向を注視しながら対応していきたいと思います。  次に、四点目、要保護世帯数とその割合についてですが、平成二十年四月一日現在で四百八十七世帯、六百二十五人が生活保護を受給しております。割合では、人口千人当たり十・五人となっております。  最後に、五点目、身体不自由な人たちへの指導についてですが、親切、丁寧に誠意ある対応、指導に心がけております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、二項目めの大分国体宇佐会場についての(三)、(四)、(五)を総務部長 小倉正五君。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉です。  二十七番 広岡議員の御質問にお答えいたします。  二項目、三点目の相撲場の練習土俵の工事についてでありますが、現在は、リハーサル大会時に設置した二面の練習土俵がありますが、国体の開催基準を満たすためには、六面の練習土俵が必要となります。既に、仮設テント等を設営する業者は決まっており、八月から残り四面の土俵を設置する予定です。大会開催に支障を来さないよう万全な体制で臨んでまいりたいと思います。  次に、四点目の練習場についてですが、現在の屋外練習場は昨年の相撲競技のリハーサル大会のときに整備をいたしました。先催県におきましては、屋外練習場は仮設テントで対応し、大会終了時に撤去するため何も残りません。国体開催に関する県の補助金要綱では、簡易な仮設物しか対象にならないためでもあります。  しかし、宇佐では、全国大学相撲や全国高校選抜相撲を初め多くの大会が行われます。そこで、経費節減の観点から簡易な仮設物ながら補助対象となり、国体後も使用が可能な施設として、現屋外練習場を設置したところであります。  暑さについての御指摘もいただきましたが、練習場施設の側面は開放できるので通気性はあります。昨年八月に実施したリハーサル大会でも検証済みであり、問題のないものと思っています。  国体の開催時には、現在の施設に隣接して仮設テントを設営し、三面の練習土俵を確保いたします。大会のスムーズな運営を図るため、今後も競技団体と協議を重ねながら取り組んでまいりたいと思います。  最後に、五点目の国体開催に伴う市内の道路整備を中心にした受け入れ態勢についてですが、国体が開催されます競技会場は、既に院内の平成の森公園運動場、宇佐総合運動場、かんぽの郷宇佐の三会場となっています。各会場において、選手や一般観覧者の輸送あるいは移動等で支障を来すような路線はないものと判断しています。  しかしながら、全国から訪れる大会関係者を温かくお迎えするため、幹線道路の花いっぱい運動や清掃活動等を市民運動として取り組んでいくのを初め、県土木事務所、または市の土木課等関係機関に国体開催にあわせて草刈りをお願いするなど、宇佐のイメージアップに努めていきたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で広岡議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)一項目めの福祉関連について、末弘新部長がるる答弁をしてくれましたが、私は、詳細にわたって質問をしたわけではありませんが、新末弘部長、若手の部長が就任された福祉であります。ですから、前任者よりも、ね、福祉のために向上ができるんじゃないかという期待感を込めて、私はあえて質問をしたわけであります。  末弘部長、若手部長として、あなたはね、福祉のかなめに就任されたわけでありますから、ね、今まで福祉に対する、ね、冷たい福祉という感じがあったわけであります、ね。冷ややかな福祉という感じがあった。私も何度も質問をしました。これからは、やっぱり、この底辺の方々のために温かく、ね、手配をする、指導をする、対応をすると、ね、そういうことを私は期待しておるわけであります。  評価される人が福祉部長になったので、私はそういうことを言っております。  いつも私は、この議会に登庁するときに見るわけですが、あそこに看板が立っておりますね、福祉部長。課長もそうですが、あなたたちがあれを見てどう思うんですか。優しさを周りに広げるボランティアなんかという、書いてあります。ね。きれいな言葉ですね。優しさ、どこが優しさがあると思うの、あなたたち。今の福祉で。えっ?  私が前回だったか、手話通訳の質問をしたときもそうだったんです。障害者の大会に私は何度か参加したことはあるんですよ。福祉部長、聞いてください。ね。障害者の皆さんは、何を訴えておるかと。あのスローガンを見たことはあるでしょう、課長も関係者も。ね。補助金の値上げを要求するようなスローガンが、いつの大会でも下がっておるわけです。優しさの福祉と言えると思うんですか。  だから、私はあえてこの福祉について質問したんです。あの看板に恥じないような福祉にしたらどうか。ね。でなかったら、あの看板を撤去しなさい。ね。宇佐市民はあの看板を見ておりますよ。優しさの広がる福祉なんか、ちょっと的を外れちょりはせんですか。  新福祉部長、私はあなたを責めよるわけじゃないんですよ。あなたが就任したばっかしに、あなたに期待して物を申しておる。ね。あなたたちの期待を市民は待っておるわけです。それができんかったら、あの看板を倒しなさい。何十年もあの看板が立っちょるじゃないですか。  もう一遍読みましょうか。「私の手、きっと誰かが求める。その裏側には福祉ボランティア、花の香る町」何ときれいな言葉でしょう。ね。看板にふさわしいような、市長、あなたもいつも見るでしょう。それに似合ってなかったら、あの看板を撤去するように命じてください。わかりますか。  何と言っても、今の宇佐市は福祉第一の宇佐市だと、私は、ね、そうしなくちゃならんと思う宇佐市であります。我々議会もそのために一心不乱頑張って、市民のために貢献をしていくつもりであります。  わかりましたか。しかとお願いしておきます。  二項目めの大分国体について、市長、るる説明がありました。ね。相撲練習場は、今のビニールハウスのほかに、ね、六施設をやるとか言っておりましたね。それも仮設、終わったら取り除く。ね。何でそんな無駄なことをするんですか。仮設もただじゃないでしょうが、部長。え。仮設だから、無料で仮設を、テントを張ってくれるんですか。  それ相当な仮設料を取られるわけです。いつの仮設もそうです。金を支払っておる。何千万か払うわけです。そんな無駄なことをするなと私は言っておるんです。仮設を、例えば四施設をするなら、本当の本物の設備を二施設せよと。それなら永久に残るわけでしょうが。  相撲の宇佐会場は、一年に何遍全国大会をやると思いますか。高校、大学、それから教職員。基本的三会場は必要なんですよ、あの会場は。全国会場なんですよ。だから私は言っておるんです。  今、市長が答弁しました。四十二年ぶり。ね。もうこれから四十二年先しか来ない、ね、国体でしょう、部長。何考えちょんですか。恥をさらすために、あんたたちはやりよんですか。六百何十人の全国からの選手が集まるんですよ。全国から集まるんですよ。北は北海道、南は沖縄、日本じゅう恥をさらすんですか。  だから、私は厳しいことを言っておるんだ。これも仮設でも金をかけてやるから私は言っておるんですよ。ね。恥さらしもいい加減にしなさいよ。市長もわかりますか。あなた、先ほどの答弁は、すらすらっと答弁をしたんですが。ね。  今度の国体で、あんた、来賓として皇族の人も見えますよ。宇佐会場の歓迎あいさつの中で、日本の聖地として、この宇佐会場によくおいでいただいたということを、ぬけぬけと言えるんですか、あんたは。ね。言えるはずがないじゃないの、あんな設備で。やめてもらいたいよ。まだ時間がある。壊しなさいよ、あのビニールハウスは。何百万かかったの、部長、答えてください。 ◯議長(浜永義機君)国体推進課長。 ◯国体推進課長(大森 博君)国体推進課長の大森です。  広岡議員の再質問にお答えいたします。  屋外の練習場につきましては、昨年行いましたリハーサル大会のときに設置したものでありますし、先ほど議員さんがおっしゃられますように、仮設であれば撤去いたします。それで、後で有効活用ということで、競技団体等とも協議しながら、今の現施設の練習土俵を設置したところであります。  そして、あと、本国体につきましては、今の屋外練習土俵に三面をつくります。あとの三面につきましては、先催県も同じでありますけれど、六面の土俵が必要となっています。その三面につきましては、そのまま残しまして、現在、屋内の練習土俵場も二面ございます。合わせて五面ということでありますので、今後行われます大学、高校等の大会の運営には支障はないものというふうに考えております。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)その国体に関して、あと二面正規なものをつくると言ったんですが、それもやっぱりビニールハウスかね。え。メロンつくるの。 ◯議長(浜永義機君)国体推進課長。 ◯国体推進課長(大森 博君)あと三面につきましては、今あります屋外練習場の隣接に、仮設のテントということで設置してまいりたいと思います。これは、今までの国体会場の先催県においても同様な形で整備を進めております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)そうしますと、みんな仮設ということになるんですね。ただでできるの、仮設が。私は、常に言っておることは、仮設でも金がかかっておる。半分ぐらいの金がかかるんですよ。練習場、四本柱を立てて屋根をつけるんだから、そんなに金がかかるわけはないんだよ。ね。仮設でも半分ぐらいの金がかかるじゃないの。  だから私は言っとるんだよ。広瀬知事がそうやれって言うんですか。あなたたちの要求があれば、広瀬も聞くはずなんだよ。え。今から仮設でも見直したらどうですか。答えてほしい。 ◯議長(浜永義機君)国体推進課長。 ◯国体推進課長(大森 博君)国体の開催に当たりましては、競技施設等につきましては、既存の施設の有効利用を図りなさいということで、いろいろ御指導等いただいておりますけれど、特に仮設につきましては、簡易な建物であれば、県のほうから補助金という形で、三分の二ほど県の助成金があります。そういうものが通常の建築物ということになれば、県の補助金の対象もありませんので、市の負担がふえるということで、仮設で進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)いささかの市の負担がふえてでも、聖地としての補助金はどうなるんですか。十年間、今三年目ですか、十年間五百万ずつもらっておる。そんなのも、やっぱり国からの特別の補助金なんですよ。どこの県に行っても、ね、国体に関しての補助金もそれはなんですが、特別な補助金なんかない宇佐市だけなんですよ。そんな補助金はどうするんですか。それは、ほかのほうに回すんかね。大概にしてほしい。  それと、もう一点は、私はね、実行委員会に問題があると思うんですよ。  実行委員会は百五名の実行委員の皆さんがおいでです。何も一言も言わんのですよ。ここに議長もおられるけどが。ね。何のための実行委員ですか。一言言わんならば、金をかけて総会を開く必要はないんじゃないかと、私は言っていました。ね。  もう、あの総会なんか必要ないと、もう四回も五回も開く必要ない。物を言わんわけですから、意見を出さんわけですから。ね。必要ないだろう。失礼なことを言って済まんが、議長初め、実行委員の皆さん、必要ないと思わんですか。あんたたちは一言も言わんわけですから。言ったら何か損をするんですか。ね。恥ずかしいよ、議会の代表として十名ばかり出ておるんですが。ね。何のための国体、何のための宇佐市の実行委員ですか。そんなに気兼ねをしてね、あの大会、総会に臨むんですか。やめてくださいよ、あんたたちも。悪かったら、辞表でも出して、市長に突きつけたらどうですか。  私はね、議員でありながら議員を批判をして失礼かと思う。しかし、議員たる立場は、六万市民を代表する私たちの役割なんだよ。だから、私はあえて言いよるんだ。何事もそうだよ。市長に機嫌をとるのだけが議員の役割ではないと、私はこう言っておるんですよ。市民のためであるならば、市長であれ、副市長であれ、部長であれ、どんな苦言でも申すのが議員の立場である、私たちの立場であるということを、常に私はそう唱えておるわけですよ。実行委員会をどうするか、どなたか一遍答えてください、開くか開かんか。 ◯議長(浜永義機君)総務部長。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉でございます。  広岡議員の再質問にお答えいたします。  実行委員会等で御意見がないということの御指摘でありますが、一応、活発な御意見もいただきたいわけですが、一応、我々の計画がそれなりに御承認をいただいているということのあらわれであるのかなとも思います。  議員さんがたびたび御発言いただく施設のあり方についてもですね、先ほどから御説明をいたしておりますように、限られた予算の中で有効な施設整備等を図ってまいりました。相撲場につきましても、御指摘のように本会場、施設については増築をしたり、改修をしたりして国体の全国に誇れる施設として整備をしております。  一方で、県のほうからは、なるべくお金をかけない国体ということの指導もいただいておりますから、練習土俵については仮設的なもの、なるべく補助金のいただける内容で整備をしてきておるところです。  で、なおかつ、それでも、やはり一回きりの練習場ではもったいないということで、大学相撲、高校相撲でも、それがなお、何年かでも利用できるように、一回きりで撤去するんではなくて、後々使えるようにという中で、補助金を最大限いただいて、それが後の大会にも活用できるようなということで、限られた予算の中で我々が苦労して施設整備を整えているから、実行委員の皆さん方もそれでよろしいということで御承認をいただいていると、そういうふうに理解をしているとこです。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)部長、それだから、仮設をする。予算がないから仮設をする。プレハブを建てる。ビニールハウスを建てる、ね、恥ずかしいと思わんのですか、あなたたちは。え。よその相撲場に行ったことはあるんですか。あんたたちは全国の相撲。  私は、中国、四国、九州一円みんな回っておりますが、一カ所たりとも、あのビニールハウスを建てておるところはないんですよ。恥さらしもいいとこじゃないですか。ね。  私言っておるのは、総務部長に答えを求めたのは、総会をやるかやらんかちゅうことを求めたんですが、必要ないんですよ、総会の。もう、市長の言いなりでいいんだよ。ビニールハウスを建てる、仮設をする、金をかけない。それでいいと思うんですよ。ね。もう、実行委員も何も要らんじゃないですか。議員の代表も何も要らんわけですよ。市長のもう思うまま、やりたい放題。ね。  それで悪いから、私はあえて苦言を申し上げておるんですよ。だれも言わんでしょう、あなたたちに。言えないでしょう。機嫌をとるためにも。え。大概にしてくださいよ、もう。  あの別府の飛び込み台を見てみなさい。知事が予算を縮小しようということを言われたって部長は言うけどね。飛び込み台、何十億でできたと思うんですか、あの飛び込み台は。ね。予算上に出て、十四億かかると、十四億予算をして何ぼかかったと思うんですか、あの飛び込み台は。二十億に近いような飛び込み台をつくったわけです。予算を縮小しなさいという、あの設備じゃないと思うんですよ。何十億もかけてつくるような予算で。宇佐市の相撲場だけ、ほんな予算を削んなさいということを言ったんですか、知事が。ね。  あなたたちはそれで、市長、あるいは部長、課長で、市民の前に顔をさらすことは当たり前と思うんですか。  時間がないからこれで終わりますが、今後はやっぱり、市民のための宇佐市の市政であってほしいということを望んで、私の苦言を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で広岡議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。なお、再開は十三時といたします。                    休憩 午後零時〇一分                 ──────────────                    再開 午後一時〇三分
    ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)皆さん、こんにちは。一番 辛島光司です。  お昼からのほのぼのと過ごしたい時間ですけれども、私の質問につき合っていただきたいと思います。  三項目、七点にわたり質問したいと思います。  まず、一項目め、続けて前回の議会でも質問させていただきました。極楽通りの用地買収に関しての一番目、市民にも理解される道義的な取引形態が求められると思うが、前の質問でもですね、あったとおり、土地の所有権の問題ですね。  二番目、一番目のような取引の形態が今後もまかりとおって、市民に理解が得られると考えているのかどうか。  二項目め、行財政改革に関しての一番目、市役所内部の若手職員や市民の声は把握しようとしているのか、また、どういった手法や形式で把握しているのか。  二番目、今年度の職員採用状況、現在の臨時職員がどのくらいいるのか等ですね。  三番目、これからの時代に対応していくために、専門職の強い分野には、知識と経験の豊かな人材が求められるが、採用から育成まで具体的な対応策は。  ずっと、いろんな方の質問でもですね、やっぱり、いろんな分野で専門的な職員のことですね、配置、異動のことも含めて、そういうので、やはり、市民からの声としては、対応が詳しくない人になったとか、そういうことをよく耳にするんで、やっぱり、今後継続的なそういう対応策を伺いたいと思います。  三項目め、尾永井工業団地に関して。  一番目、ずさんな計画のもと、失敗するべくして失敗したわけだが、事の始まりから、どういったプロセスを経て失敗という結果に至ったのか。  二番目、事業を行う上で、この工業団地の事業もそうですけど、いろんな大きな事業ですね、現在どういった手法、フローともいいますか、事業の立案から実行までやっているのかということを聞きたいと思います。  簡潔な答弁でよろしくお願いします。 ◯議長(浜永義機君)それでは、辛島議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  一番 辛島議員の御質問にお答えいたします。  二項目め、行財政改革に関して。  そのうち一点目、役所内部の若手職員や市民の声の把握についてでありますが、職員の声については、行財政改革プラン策定時に、庁内全職場、職員からの提案を受けて策定を行いました。  実施後のプラン検証についても、職場単位での検証を基本にしておりまして、職場での声の把握はできているものと考えております。  また、それ以外の自分の職場にかかわらない職場横断的な意見については、全職員を対象に、職員提案制度で若手職員に限らず提案ができるようにしております。  市民の声については、行財政改革プラン策定の当初に、パブリックコメントで全市民に向け、提案を募りました。また、民間委員を中心とした推進委員会に、策定時から改革実施以降についても意見をいただいております。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については、担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願いします。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの極楽通りの用地買収に関してを、建設水道部長 西 時行君。 ◯建設水道部長(西 時行君)建設水道部長の西でございます。  一番 辛島議員の御質問にお答えをいたします。  一項目めの一点目及び二点目は関連がありますので、一括してお答えをいたします。  極楽通り整備事業につきましては、街なみ環境整備事業のメーン事業の一つと位置づけ、ことしの三月に整備が完了いたしました。四月には、地元の主催による落成式が行われ、その完成を市民の皆様とお祝いしたところでございます。  街なみ環境整備事業につきましては、平成十五年度に四日市東西別院を中心とした歴史的街なみ地区に導入を決定し、地域の皆さんに事業の説明を随時行いながら、平成十八年度から年次計画に沿って、地区との協働で事業を推進しているところであります。  さて、御質問の極楽通り整備事業に関する用地買収につきましては、通常の事業手法に基づき用地買収を行ったものであり、市としましては適切な事業の遂行に努めております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、三項目めの尾永井工業団地に関してを、経済部長 大冨義夫君。 ◯経済部長(大冨義夫君)皆さん、こんにちは。経済部長の大冨です。  一番 辛島議員の御質問にお答えします。  三項目めの尾永井工業団地に関しての一点目、どういったプロセスを経たのかについてですが、尾永井工業用地整備事業は、決して失敗したわけではございません。尾永井に用地を決定をした背景には、中津市へのダイハツ九州の進出や本格操業に伴う関連企業の誘致が急がれた事情がありました。  また、当時、宇佐市が企業誘致をする上での工業用地としては、下拝田第二工業団地がありましたが、完売目前で、新たな受け皿の必要性が生じており、特に自動車関連の企業進出が予想される中において、企業誘致を推進する上での立地条件や用地の確保が求められておりました。  このような状況のもとで、A機械株式会社を県と共同して宇佐市へ誘致活動を行った結果、企業側が尾永井に関心を示し、指名をしてまいりましたので、宇佐市土地開発公社が造成済みの用地を買収するに至った次第であります。しかしながら、最終的には企業の事情等により福岡県に進出したものであります。  尾永井工業用地については、引き続き企業からの問い合わせもありますので、全力を挙げて優良企業の誘致に努めているところであります。  次に、二点目の現在どういった手法で取り組んでいるかについてでありますが、現状では進入路が狭いので、早急に進入路を整備し、企業の進出に適応した工業用地として、これまで以上に、自動車関連企業を初めとした優良企業への誘致活動を県と強力な連携のもとで進めてまいりたいと考えております。  なお、宇佐市企業誘致推進委員会並びに宇佐市土地開発公社理事会においても、「進入路を早急に整備の上、一日でも早い企業誘致をすべし」との提言をいただいているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、行財政改革についての(二)と(三)を、総務部長 小倉正五君。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉でございます。  一番 辛島議員の御質問にお答えいたします。  二項目めの二点目、今年度の職員採用状況についてでありますが、応募者百十一名に対し、八名を採用いたしました。  なお、採用者の内訳については、一般事務四名、一般事務で保育士資格を有する者一名、そして、消防職員三名となっています。  また、臨時職員については、応募者三十六名に対し、三十一名を採用いたしました。  二項目めの三点目、専門職の強い分野の採用から育成まで具体的な対応についてでありますが、一級建築士や介護支援専門員などの専門職については、受験資格年齢を三十五歳前後までに年齢要件を緩和し、より経験豊かな人材の確保に努めています。  また、採用後の育成につきましては、県及び技術センター主催の継続的な専門研修や、より高度な資格・技能を養成するための研修への機会を与えるとともに、個人的にもスキルアップに努め、能力の向上を目指した人材育成に取り組んでいるところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で辛島議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)順次、順番は前後するかもしれませんが、再質問していきたいと思います。  まず、一項目め、極楽通りの用地買収に関してですが、法的にというですかね、今までのプロセスとしては、市としては間違ってない、そのやり方自体、表に見える部分で法的にどうのこうのということはないと思います、確かにですね。  前回にも質問しましたけど、ある方が平成十七年八月と平成十八年十月、振興組合、四日市の商店街振興組合の理事の方ですね、で、市長とも旧知の間柄の方が、市が買い上げたのが十九年になるんですかね、九月でいいですかね。まあ、その、何ですかね、市長も一応、選挙を通して、政治家として市長をやっていて、身だしなみといいますか、そういう道義的なところでですね、私、振興組合の理事長さんや副理事長さん、この今話している当人の方ともお会いして話しました。市長には迷惑かけたということも言っていました。当人はですね。  それを受けて、市長も政治家としてですね、やっぱり、身だしなみにもうちょっと注意を払うべきだったんじゃないのかなと、そういう観点で、今回は質問をしているんですけど、それは、まあ、気づく、気づかないも当然あろうかと思いますが、一応やっぱり政治家としてはですね、自分のそういう旧知の間柄の人が、そういう市のお金で土地を買い上げるところで、事前にそういう人の名前で名義になってるというと、どこにじゃあ、線引きを置くのかですね。情報をみんな知っている。じゃあ、極端な話、部課長の奥さんが土地を買っとってもいいのか、で、市が買い上げる、そういう身だしなみのとこですね。そこまで確かに線引きはしてないと思います、法律的にも。ですが、やっぱり、そういうところは道義的なことを踏まえて、細心の身だしなみに注意を払って取引をしなきゃいけないんじゃないかと、そういうところの観点ですね。  そうじゃないと、これが何にも、法的に問題ないからって、身だしなみも問題ないんだということになれば、さっき言ったように、情報に近い人の、近い職員の身内の人が買っとっても、じゃあ、法的には問題ないじゃないかと。じゃ、どこに身だしなみの線引きを置くかというところで、これから先、やっぱり事業、宇佐市としていろんな事業していくわけですよね。そういうときに、やっぱり、職員の人も我々政治家も、そういう身だしなみ、いろんな話を詰める場合で、話には加わることはあると思いますが、そういう身だしなみは、常にやっぱり気をつけるべきだと思うんです。  だから、その辺をですね、今後の事業に向けてですね、そういう身だしなみはやっぱり気をつけるべきだと、そういう見解をですね、私は、市長からいただけたらなと思うんですが、どうでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  お答えいたします。  何か、その買った、いや、売った人ですかね、市長と旧知の間柄とかね、市長が身だしなみを正せとかね、私は全く心外なんですよ。何を根拠に、あんた、そんなことを言っているのか。担当課がすべてね、現地で話を進めてきたわけでありますから、私が指示をしたことでもないし、私はそういう具体的なことについては一切知りません。あなたからそういうことを言われるのは、非常に心外。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)いや、その、知っている、知らないはあるかもしれませんけどね、そうなったときに、そういう方たちとも話して、後になって結果を見たときに、そういうふうに、市民にはそういうところしか見えないわけです。形でしかですね。そういうところで、やっぱり、そういうふうな何ですかね、形が見えるところで、やっぱり、いろいろ言うわけですよ。だから、それが強いては市の事業に対する不信感につながっていくわけですよ。  だから、そういうところは、我々も今からもそうですけど、やっぱり、細心の注意を払うべきなんじゃないかということなんですね、この先に向けてですね。  だから、あるとか、ないとか、わかんないことを今言っているわけじゃなくて、そういうふうに、市民のほうからは、そういう見えるところでしか見て、いろんなことは言わないわけです。  だから、そういうところに関して、いろんなものがないならないでも、ない、ない。だけど、そういうふうな市民から見えるような形になったというところは、やはり、もうちょっと改善の余地があるんじゃないかなということを言っているわけですが。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(時枝正昭君)私は、さっき申し上げましたように、何の根拠をもってそういうことを言うのか。ね。まるで、私が何か介在したような言い方やないですか。あなたがそういう話をね、あるというのは、それは捏造じゃないですか。そういうことをね、じゃあ、四日市の町に行って、商店街の人に聞いてみてください。そういう話は一切ありません。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)いや、だから、あるとか、ないとかじゃなくて、見た場合、そういう声が市民の間でも上がるんですよ。だから、私はその人たちに対して、あるとかないとかということは言ってないですよ。(「議長」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)二十八番 徳田 哲君。 ◯二十八番(徳田 哲君)ちょっと、議事進行上の問題でですね、議会の本会議に一般質問としてなじむかどうか、ちょっと私も疑問に思いますのでね。若干の質問の仕方について、休憩をいただきながら、ちょっと議論したいと思うんですが、いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)暫時休憩をいたします。                   休憩 午後一時二十四分                 ──────────────                   再開 午後一時五十九分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を再開いたします。  先ほど徳田議員より議事進行の申し出がありました件について、辛島議員と協議をし、この件は議長預かりといたします。  それでは、一般質問を続行します。  一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)じゃ、休憩前に引き続き質問させていただきます。  行財政改革に関して、役所内部の若手職員や市民の声ですけど、パブリックコメントという言葉が出ましたね。ホームページにも掲載されているんで、私も一通り見たんですけどね、その中の一つ、ちょっと抜粋してコピーしてきたんで、読みたいと思いますけど、市民からですね、「市長初め市議会議員、市職員一人一人が改革に対する高い意識レベルを持ち、民間企業のオーナーになった気持ちで改革に取り組むべきである」という投書があったんですね。  これが、回答はですね、とてもいい回答なんですけど、「御意見のとおり、この難局を乗り切るには、市長を初め職員一人一人の意識改革と高い意識レベルなくして取り組めるような課題ではないし、市民の負託にこたえることもできないと思います。職員みずからが業務を遂行する中で、常に目的、成果、コスト意識を持って改革に取り組みます。議員についても、行革に対してのさまざまな提言をいただき、ともに改革に取り組んでいただけることと確信しています」と。  まあ、確かにこのとおりですね。それで、例えば、今現在どうなんでしょう。いろんな市の職員の中でも、いろんな幅広い意見を出してもらうために、例えば無記名でいろんな提案を出してもらうとか、そういったことはやっているんですかね。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(藤花幸一君)行革推進課長の藤花でございます。  お答えいたします。  無記名でという部分については、職員からの分はありません。  それから、先ほども御回答申し上げましたけども、職員提案については、職員の提案制度というのがございますので、その中で提案をしてもらっております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)やっぱり、耳の痛いこと、例えば前の議会でも質問の中で言ったんですけど、見る年代が違ったら問題点も違ってくると思うんですね。事実が一つだとしても、見えるとらえ方がちがってくると思うんですね。そういう意見で、例えば、部課長たちの、なんですかね、方針とは若干違うような見方があったり、いろんな、ね、言えば耳が痛いようなこともあるかもしれません。そういうのが風通しよく、やっぱり、いろんな提案が出て、将来的な意見が出てくるんじゃないかと思いますけど、そういうのを、いかに意見を取り込むかという努力はどういうふうな形で。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(藤花幸一君)御指摘のように、提案の仕方というのが少し少なくなってきているという現状はございます。  確かに、合併のときはかなり多くて、二百件から超す提案の事象もありましたけども、少し落ちてきているかなということで、これは企画の範疇になるんですけども、若手からの声をということで、若者を、若者というか若い職員からの提案の制度を、去年、ことしとつくって、やって、それなりの成果は出てきておるところであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。
    ◯一番(辛島光司君)各課でもそうでしょうし、市役所自体でもそうでしょう。議会もそうですけど、やっぱり、かんかんがくがくの議論がですね、前向きに、前向きな、やっぱり大前提は市民のため、宇佐市のためということで、かんかんがくがくが、それが堂々と意見が戦わせれるようなですね、雰囲気づくりと、その中から、自分の意見の正しさだとか、正しさを正当化できる議論にもなり得るでしょうし、それで自分の目線じゃ見えなかったものも見えてくるだろうし、そういう雰囲気づくりとかですね、そういう上下、年齢とかも関係なくかんかんがくがく話せるような、そういうテーブルづくりをですね、またこれからもどんどん推進して、年代もそうですけど、幅広い人の意見、まずは市民、もちろん市民全体が一番いいんですけど、ただ急にそういうことを言っても、一気にはなかなかできることじゃないですけどね。  まず、この市役所内部でそういう雰囲気ができて、だれでもが、若い入ったばっかりの職員でもいいです。その時点で見えること、思うことを言えるような雰囲気づくりと言うんですかね。その中から、また、いろんなものが見えてくると思うんで、そういう雰囲気づくり、また、場所づくりというものを積極的にやっていってほしいと思います。  次に行きますけど、専門職の強い分野、さっき建築と介護の年齢を三十五歳まで幅を広げてという話だったんですけど、これ、こういう人というのは、今度、じゃ、異動はどうなるんですか。異動はやっぱり抑制されるんですか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)総務課長の信国です。  辛島議員の再質問にお答えいたします。  特に建築技師につきましてはですね、現状では職場、今回一課になって建築住宅課というところに集中をさせておりますが、係長級ではですね、契約検査課に一応配置をするということで、やはり関連した部門には配置がえがありますが、通常は、一般職の間は一定の職場にとどまるというようになります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)いろんなやり方があると思うんですけど、確かに、一般職にいく間も、何ですかね、学校じゃないですけど、小回り、日に何日かでもいいですけど、そうやって、自分が専門としている分野と常に何かの部分で絡んどくって言うんですかね。常に、現在がどうやって進んでいっているのか、やっぱり抜けている間というのは、その間の国、県からの方針もその間に変わっている場合もあるでしょうし、いろんな制度も細かく変わっていると思います。  ただ、全くね、今縦割りで違う箱に入ってしまうというようなあれじゃなくて、どっかやっぱりつながりを持ってもらっとって、勉強してもらっとくって言うんですかね。やっぱり、そういうのもいいんじゃないかなと思うんですけど、そういう、やっぱり、何らかのかかわりを持って、常に本人もかかわりを持ちたいと思うでしょうし、いろんな制度に対応していきたいと思いますのでね、やっぱりその人のキャリアのためにも、そういうかかわりを持てるような形にやっていってほしいと思うんですが、どうですか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)総務課長の信国です。  辛島議員の再質問にお答えいたします。  議員からですね、今、提案いただきましたように、その辺、我々も考えております。ぜひ、そういう形でですね、やはり、今からですね、限られた職員数の中で、他の市町村との、やっぱり職員間の能力の競争になりますんで、特にそういう専門知識を持った方をですね、有効に任用していきたいと、そういうふうに考えておりますんで、議員の御提案いただきましたことをさらに検討していきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)前向きな答弁をいただきありがとうございます。確かに行革でどうしても数は少なくなっていきますしね。各職員の負担はふえていくのも現実でしょうけど、その分スキルを上げていけば、その分吸収できるんじゃないかと、仕事量にしろ、対象にしろ。市民から、してみても、建築でもそうですし、福祉のほうでもそうでしょう。やっぱりそういう意見があるんですね、工事と、結局、現場監督のほうがよう知っちょうとか、ね、市のほうの人はどげすりゃいいんかなって聞いてくるとか。やっぱり、そういうので、民間の工事にも支障が若干ですね、書類づくりをちょっと監督のほうに聞いたりだとか、いろんなことが過去出てきているようなことも聞いたんで、そういうことを、効率よく回転させていくためにもですね、ぜひ、そういうふうな取り組みを進めていっていただきたいと思います。  それで、三項目めですね、尾永井工業団地のことですけど、失敗ではないという答弁をいただいたんですけど、結果的にはですね、企業が来れなかった、来なかった、福岡のほうを選んだという。この計画自体が、どういう事業フロー、どういうタイムスケジュールですね、事業、立案、計画から始まって、どういうふうに進んでいったという、そういうフローみたいな、当てはめるものがあるんですかね。 ◯議長(浜永義機君)副市長。 ◯副市長(大園清一郎君)辛島議員の質問にお答えしたいと思います。  副市長の大園です。  この件につきましては、企業誘致という立場から、私が回答申し上げたいというふうに思っております。  実は、この企業につきましては、平成十六年から市が誘致活動ということで、県と一緒に宇佐市に誘致をしたいという企業で、十六年から再三企業訪問しながら取り組んできていたところです。  まず最初に、私どもとしては、下拝田第二工業団地のD区画を用地として提供したわけでございますけど、先に三和酒類さんが購入したいというお話がございまして、なかなか態度が決まらないその企業に、実は、こういう形で誘致がありますけど、そちらのほうに先に売りますよということで、向こうの了承を得ながら売ったところです。  そういう過程を踏みながら、県と、非常にこの企業は優秀企業でございますので、宇佐市にどうしても誘致したいという話の中から、もう一点は、ツルサキヒュームと、それから企業等はうちのほうに、市内に何回も企業自身も足を運んでおりましたので、もう一つ、尾永井のあの土地をどうなのかという方向もありまして、そこでお互いに、じゃあ、あそこの土地を、うちのほうとしても話をしましょうと、そのような話の過程で、尾永井の工業用地というか、適地ということで話が進んだところでございます。  ところが、企業側が合併の問題、それから用地の問題等で、ちなみに、この企業は朝倉に行ったわけでございますけど、約、土地が三万六千坪で、古い工場といいますか、これが五棟建っている建物のある土地なんですけど、これが聞いてみますと、甘木市が、これは朝倉市なんですけど、朝倉市がその前の会社から二十二億を買って、そして、この我々が誘致しようとした企業に十八億で売却するということで、用地の広さ、それから、工場用地が建っていたということ、それから、企業といろんな中の会社の絡みが入って、正直な話、会社側から企業誘致、朝倉市とうちとで企業の誘致合戦は、うちが負けたということになったわけでございます。  そのような意味合いで、あそこの誘致の話が進んできたというのは事実でございます。  昨年の十九年の二月に、最終的にそのような話を県と行って、企業と話をしたわけでございますけど、最終的には、ことしの二月に、そういう話で向こうと企業との、企業の誘致合戦には、残念ながら負けたということでございます。  その意味では、市として企業誘致に失敗したということについては、大変申しわけなくなったというふうには思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)ちょっと、話の、よく、済みません、わかんないんですけど、県とはどういう絡みになるんですか、その部分だけ。 ◯議長(浜永義機君)副市長。 ◯副市長(大園清一郎君)企業誘致につきましては、基本的には、大分県と誘致を受ける市と、共同としての企業誘致を行うというのが、今基本的でございますので、たとえうちがいろいろと企業誘致を変更しながらしても、最終的には県と一緒になるということでございます。  その意味では、県も途中では一緒になって企業誘致を進んでいただきましたし、そういうお話をする段階では、県の企業立地推進室の職員も一緒に立ち会いのもとで、その企業と宇佐市にこういう形で、こういう方向で、こういう面積でと、こういう話を一緒に会っての話を進めていく、これが通常の企業誘致のパターンでございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)最初にですね、企業が求めて、市が土地開発公社ですね、土地開発公社がこういうふうにやりますという、最初にやっぱり計画を出しているわけですね、きっと。誘致企業の要望に答えて出すわけですね、その計画を。こういうふうに土地開発公社がやりますという。それのとおりに結局できなかったから、誘致企業が逃げたというわけじゃないんですか。 ◯議長(浜永義機君)副市長。 ◯副市長(大園清一郎君)辛島議員の質問にお答えします。  基本的には、開発公社につきましては、市から開発公社に開発委託を出して、初めて開発公社が動くわけでございますんで、市といたしまして、企業側と話をしながら、例えば、一万坪の土地が欲しいということになって、この付近に、じゃ、一万坪の土地が欲しいからどうなのかという話が決まりましたら、開発公社にその開発について、用地の買収について開発公社に委託をするわけです。  そして、でき上がった段階で、基本的には、今度は開発公社から企業が買い受けると、こういう方向になろうかというように思っております。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それでは、結局、事実として、じゃあ、福岡のほうを選ばれたと。その計画、事後検証ですね、事後評価でも、検証と評価は似たようなもんですけど、で、どういうところが、やっぱり何らかの原因ないし、その何ですかね、負けた理由というか、そういうところは、どういうふうに事後評価ですか、事後検証ですね、今後、負けないためにもですね、やっぱり土地が高かったのか何なのかという、そういうところはどういうふうに。 ◯議長(浜永義機君)副市長。 ◯副市長(大園清一郎君)副市長の大園です。  議員の質問にお答えしたいと思います。  負けた理由を検証しますと、まず、基本的には、用地の不足、希望するだけの用地がそろわなかったというのも事実だと思いますけど、それと同時に、やっぱし、当市についての、今現在、企業は即工場が稼働できるようなものを選んでおります。例えば、現実的には、今も県から、例えば一万坪の空き工場はないのかとか、要するに、企業は初期投資をできるだけ抑えたいというのが一点。  それから、もう一つは、最終的には、例えば二十二億円の土地が十八億円だと、四億円、例えば、そういう話が出てくるとか、いろんな要素が絡んでいるんじゃないかなというふうに思っております。  それから、もう一点、この機械、このものについては、やっぱし、明石機械さんは、正直な話、我々と話すときについては、宇佐がいいと、こういう話なんですけど、あくまでも、これは憶測で申しわけないんですけど、この会社等についても、ダイハツ本体、それからトヨタ自動車、こういうものが一〇〇%出資の会社ですので、最終的には、そういう意向が動くんかなというような感じがしております。  そういう意味では、うちは確かに用地ができなかったという事実もございますけど、総合的なところを見た段階で、うちに力がなかったということは事実だろうというふうには思っております。そういう面では、大いに反省しなきゃならないところであるというふうには認識しております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)確かに、用地不足っちゅう、まあ、それだけじゃないということもあると思います。確かに、向こう側の事情もあるんはあるんでしょうしね。ただ、この宇佐市の土地開発公社で努力できる部分で、うまくいかなかったところというのが用地不足というところですね。  それが何でそうなったかというところまでを、もうちょっと事後評価とか事後検討でですね。恐らく、計画、素人考えですけど、そうやって、県と一緒になって誘致活動する上で、企業側からそうやってどのくらいの土地で、どういうふうな、交通網も含めて、最低限のを出してきていると思うんですね、きっと。それに対応できるかどうかという土地を土地開発公社が探して、対応できる土地で、そこから今度は調査が始まると思うんですね。対応できる土地なのか、その辺について、取りつけ道も含めて、すべて向こうが求める最低基準をちゃんと処理できる、計画が完了できるのかどうかという、恐らく、何ですかね、企業とかでもいう内部検討可能性調査段階というんですかね、やっぱり、そういうところの詰めがですね、若干甘かったんじゃないかと思うんですが、その辺の事前の調査の段階ではどういうような感じだったんですか。 ◯議長(浜永義機君)副市長。 ◯副市長(大園清一郎君)議員の質問にお答えしたいと思います。  この話が二月に方向ができましたんで、当然、内部検討しながら、まず用地の買収の問題、それから、とってやりました。それから、農振の除外の問題、こういう問題点も含めながら、ある程度内部では、これはいけるという判断のもとでやったところでございます。  だから、例えば、今言ったように、最終的にこういうものであるということであれば、当然、うちは方向づけしながら、また、企業にもそういう話をしながらやっていかなきゃならないというところであったわけでございますけど、ただ、今言ったように、若干うちにとってもマイナス要素が出てきたというのも事実でございます。  それから、もう一点は、これは結果論的に、じゃ、企業が来なかったからあの用地はどうなのかと、無駄だったのじゃないかという結果がもう一つ出るんですけど、この問題点については、御承知のように、今現在宇佐市は、工場用地は一切ございません。今あるのが唯一尾永井の工業用地、一つのみでございます、市が持っている工業用地としては。  そういう意味から考えると、まだまだこれからの企業誘致を考えるときには、当然、私は、長い目といいますか、物の見方によっては、この用地というものは必要だったと。これを買収したことについては、市として、これからの企業誘致をしていくには、一つの工場としては非常に適地であると。対応はできるというふうには踏んでおりますんで、企業誘致には失敗いたしましたけど、工場用地としての適地としての場所、あるいは、いろんな総合評価を考えたときには、あの土地を買収したことについては、市としては、こんな言い方はおかしいんですけど、結果的にはよかったんかなと。企業として、あるいは工業用地として、まだまだ誘致活動ができるかなと。  これがもしなかった場合については、宇佐市としての企業誘致についてはどうなのかと。これはまた、大きな問題も考えなきゃいけないかなというふうに思っておりますけど、現状の考え方としては、あそこに企業誘致用地として買収できたことについては、非常に、今後の企業誘致には大きい進展を見られるんじゃないかというふうに、我々も期待をしているとこです。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)確かに、今となってはそういう感じでしょうけど、まず最初の段階では、その企業を誘致するという計画で動いたことですよね。例えば、五年後、十年後までの工業用地をまず確保するという計画で動き出した計画じゃないわけですよね、恐らく。最初からそういう計画案の中で、もしかしたらこういう企業にすぐ決まるかもしれないけど、五年、十年、工業用地がないから、とりあえずつくっとこうよという議論が、最初から計画でそういうふうな計画だったんですかね。 ◯議長(浜永義機君)副市長。 ◯副市長(大園清一郎君)最初から、これはじゃあ、そういう計画のもとで動いたのかということについては、確かに、そういうつもりで動いてはおりません。あそこに、そういう感じで企業がいいと言うから、買収をしただけでありますけど、しかし、途中で、例えば、工業用地をどうするのかといういろいろな問題点を絡めていく中で、最終的に、もし、最悪の場合にどうなのかという途中での話の中では、いずれにしても宇佐市としての工業用地としては適地であるという判断はいたしておりますし、これはまた宇佐市の企業推進委員会等についても、工業用地をどっかに見つけなさいという提言もいただいておりましたので、それも特に河西部に見つけるべきだという提言もいただいておりましたので、そういう意味から総合的には、もし万が一の場合についてということについて、工業用地をうちが持つということについて は、非常に大事じゃなかろうかなという認識は持っております。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)そうですね。今となったらもう、次に向けて精いっぱいやっていかんといけんっちゅうことはですね、それはもう、過去のことは過去と、現在は現在、これからのことで切りかえていかんといけん部分は確かにあると思います。  ただ、計画がもともとそこまで見越した計画じゃなかったわけですから、だから、ほかの今から事業においても、やっぱり一つの目的のために一つの計画を立てて、その実行に向って全力を挙げて動いていくわけですから、その辺の、何ですかね、例えば、今回、そうやって、用地不足もあり、相手方のいろんな思惑ももちろんあるでしょうけど、土地開発公社としての落ち度までは言わんですけど、努力不足のところは、用地不足になったというところで、何でそういうふうになったかということと、どういう対処の仕方があったのか、そういうふうにならんためにはどうすればよかったのか等をですね、事前の調査とすべての目的まで達する道筋をですね、すべていろんな、それまでに土地開発公社の中でもいろんな議論があったと思うんですが、いろんな道筋をですね、しっかり話し合って、一つの目的に対して一つの結果を出すんだということで、これからもいろんな、公社もそうですけど、ほかの事業も進めていってほしいと思うんですが、その点どうでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)副市長。 ◯副市長(大園清一郎君)副市長の大園です。  辛島議員の質問にお答えしたいと思います。  まず、一点目は、お断りといいますか、言葉を返すようですけど、開発公社につきましては、市が委託しなければ、開発公社独自で、今のところ用地を買収したり、造成をしたりということは考えておりません。市から委託されて初めて開発公社が動いていくという認識、基本的な認識は、そういう認識だというふうに思っております。  それから、もう一点、確かに、これからの動静、あるいはいろんな問題点については、私は二通りあろうかと思っております。  一つは、先行型の考え方。それから、もう一つは現実的な、今即した考え方。こういう二つあろうかと思っております。  例えば、例を話しますと、日田がキャノンを誘致するということで今工場整備しております。ああいう場合に、キャノンが来るから工場整地をする方法と、それから、そうじゃなくて、やっぱり、これからの宇佐市の将来を見越した企業、あるいは土地、あるいは先ほど、以前、先般お話に出ましたように分譲用地、住宅問題とか、そういう問題はあくまでも先行投資型な問題で、それをどの程度煮詰めるかというのは、先行型というのは非常に難しい、一つの状況下であろうというふうに思っております。  ただ、それについては、当然、議論しながら、計画をしながら、基本的には、何年後には、ここにはそういう需要があるよと、そういう調査をしながら用地を買収し、造成をし、そして、それを販売していくわけでございます。  ですから、そういう二通りあるということで、今後、用地を、あるいは工場用地、あるいは工業団地、あるいは住宅団地をつくるには、そこあたりを今後やっぱりもう少し、シビアに検証しながらつくっていく、これは我々の仕事だというのは認識いたしております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)確かに、副市長の言うとおりですね。  現在誘致するための開発と、先行投資型の開発とあると思う。この尾永井に関して言えば、当初の目的は、現在誘致するという目的のもとに動いていたはずで、また、いろんな会議だとかいろんな審議会、そういう形、いろんな形があると思うんですけど、話し合いの場でですね。その場で、この五年、十年を見越した先行投資としての計画じゃなかったんじゃないかなという認識なんですね、私は。  だから、その辺、最初からそういうふうに考えて、話を進めるなら進めるで、それはそれで当然、そういう投資もあろうかと思います。だから、その辺はしっかり区別して、この件は、もともと、やっぱり、現、引きが来ている企業を何とか誘致したいということで、そういう計画で、その計画のもとで動いていたはずなんで、その辺は、もちろん両面、若干重なるところはあるんですけど、そういう議論、先行投資的な議論等は、あんまり、恐らく、そんなに徹底されてなかったんじゃないかなと。  だから、これから先を見越したときに、この件に関してそういうふうな見方もあるというふうな解釈も出てきたわけですけどね。  でも、まあ、どっちにしても、ああなって、土地を押さえている限りはね、一刻も早く、金利等いろいろな、この行財政改革の中で、市民も苦しんでいる方もいるし、いろんな社会保障費はどんどんふえていく世の中ですからね。少しでも早くいい企業を見つけてほしいと思います。  最後に、この事業なんですけど、一応、じゃあ、フローの形としてはですね、公社に限らず、事業というのは、計画立案段階、調査段階、実行、財産処分して事後検証とかというそういうフローは、形式的な流れというのはあるんですかね、そういう段階というんですかね。 ◯議長(浜永義機君)副市長。 ◯副市長(大園清一郎君)副市長の大園です。  今、議員の言われる事後検証、あるいはいろんな問題点について、これはどうなのかということについては、これはやっぱり、やる必要があろうかなというふうに思っておりますし、また、今の開発公社等の塩漬けの土地もあるようでございますし、市として開発公社には、そこあたりのフローについて、あるいは今後の事業検証、あるいはそういう問題点については、ひとつシビアにするようには、公社に申し入れはしたいというふうに思っております。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)宇佐市においても事務事業評価システムはあるんですよね、たしか、ホームページにも載っていたと思うんですけど。事務事業だけじゃなくても、いろんなその他の事業でもそういう評価システムというものは、それは何でかというと、責任を追及するとかじゃなくて、あったところを冷静に分析して、次の事業展開に使っていくということですね。そういうので事後評価システムというものがあると思うんで、その事務評価システム、事務の部分だけじゃなくて、そういう評価システムはあるんですかね。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(藤花幸一君)行革推進の藤花です。  事務事業評価については、一応、役所内の仕事ということに限定をしておりますので、ほかの部分までお世話というのはできておりませんけども、基本的には同じだというふうに認識しております。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)じゃあ、基本的には同じなら、それをそのまま当てはめることができるですね、きっと、似たような形で。現時点は、もし、そういうものがなければですね、公共事業もそうですけど、そのほか今からバイオマスでもそうだし、福祉のほうでもそうでしょう。いろんな事業、やっぱり、新しい事業もありますし、計画だけが何年か前からあって、その後実行できないとか、いろいろ塩漬けになっている事業もあるかと思います。  そういうのも含めてですね、終わった事業、完了、予算を執行して、やって、財産処分して終わりじゃなくて、その後でまた、費用対効果とも関係あるんですけど、実際、自分たちの計画と現実がどのくらいずれがあったのか等をですね、その原因ないし過程にどこが問題があったのかということを、事務評価以外のところでも、いろんな事業でも評価はして、それが費用対効果にもつながってくるとこだと思うんでですね、ぜひ、やってほしいんですけど。もちろん、県もね、公共事業、事業評価だとかいろんなことをやっています。やっぱり、そっから、自分たちの失敗をいかに次につなげていくか。失敗って言葉が悪いんかもしんないですけどね。予想どおりならなかった部分を、何で予想どおりならなかったのかということを、検証することはですね、絶対必要だと思うんです。  私は、私の人生の中で、いっぱい反省してきました。毎日のように反省はしてきました。ただ、その反省をですね、少しずつ、自分なりに同じようなことで反省しないようにしようというふうに生きているつもりです。  いろんな事業に関しても、ミスだとか、いろんな時勢の流れとかで、思惑と結果が違ったりする場合もありましょう。そのことを何でそうなったかということをですね、しっかり見詰めて、先に、職員の数も減っていくことですし、そういう事例として残しておいて、こういう場合はこうしたほうがよかったんじゃないかとかっていうものを、やっぱり積み重ねて、そういうデータもデータで残していって、未来に対してどんどんつなげていけるように、これからもよろしくお願いします。はい。  以上で終わります。
    ◯議長(浜永義機君)以上で辛島議員の一般質問を終結いたします。  次に、十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)十一番、衛藤正明でございます。  議長の許可をいただきまして、二項目、五点についてお伺いをいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、一項目めの緊急医療患者の搬送についてでございますが、ますます高齢化が進む中で、一刻を争う救急患者も当然ふえてくると思います。  そこで、休日や夜間など専門医の不在、または特定医療患者の搬送時間の短縮のため、直接市外病院への搬送を確立するべきではないかと思います。  それについてお伺いいたします。  次に、二項目めの周辺部対策の一点目といたしまして、過疎地の営農指導についてでございますが、従来、県・市・JAの三者が連携して巡回指導を行ってきましたが、県組織が統合により振興局も担当範囲が広くなり、きめ細かな指導が厳しくなる現状にあるようでございます。  JAも六月一日より大分県農業協同組合として新しくスタートしましたが、これまた、組織が大きくなり、中山間地区は切り捨てられ、過疎地の営農指導ができるのか心配されています。  JA院内出張所においては、農薬や農業用資材の販売もなくなり、ますます周辺部農業の衰退の一途をたどろうとしているのが現状でございます。  市としまして、この周辺部の営農指導をどのように進めていくのか、お伺いいたします。  次に、二点目の分譲住宅についてでございますが、院内中央部の大副分譲住宅地三十六区画、すべて完売されたようですが、若者の定住策である宇佐市院内町の分譲住宅地は、今後どのように進めていくのか、計画があるのかお伺いをいたします。  次に、三点目といたしまして、下恵良分譲住宅の売却の見通しは、どのようにあるのか、お伺いいたします。  次に、四点目の地籍調査事業の再開についてでございますが、合併と同時に行財政改革により旧一市二町が行っていた地籍調査事業は休止となっていますが、過疎化・高齢化が進み、境界立ち会いができない人が多くなると思われるが、行財政改革の計画期間が終了した時点で事業を再開するべきでないかと思われますが、執行部はどのように考えておられるのかお伺いいたします。  以上、一回目の質問を終わります。答弁のほど、よろしくお願いいたします。 ◯議長(浜永義機君)それでは、衛藤議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  十一番 衛藤正明議員の二項目め、周辺対策の一点目、周辺部の営農指導についてお答えをいたします。  農業施設や新規品目の導入については、県、農協等関係機関と連携して推進しております。特に技術的な指導につきましては、県、農協の指導員による巡回指導や生産部会による栽培講習会を行い、生産者の技術向上を図っております。  県では、平成十八年度の組織再編により、普及指導品目と対象者の重点化が行われ、専門的な広域普及員と地域産地に対応する普及員が設置されました。  また、農協も指導員の減少に伴って指導が手薄になってきておりますが、旧大分宇佐農協では、平成二十年二月十八日付で渉外担当課を設け、営農、共済等のそれぞれの担当者を地域別に配置し、営農指導の向上に努めております。  御承知のとおり、六月一日に県下十六農協が合併し、大分県農協が誕生しました。合併の理念に農家所得の向上を目指し、重点事項として、営農支援の強化を掲げていますので、営農に関する相談など活用していただきたいと思います。  市といたしましても、これまで以上に関係機関と情報交換を行い、営農指導を含めた農業振興に努めたいと思っております。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願いします。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの緊急医療患者の搬送についてを、消防長 加藤寛明君。 ◯消防長(加藤寛明君)こんにちは。消防長の加藤です。  十一番 衛藤議員の一項目め、緊急医療患者の搬送についての一般質問にお答え申し上げます。  一点目の直接市外への搬送を確立できないかという御質問でありますけども、救急出動につきましては、一義的には市内の医療機関に搬 送することが原則となっております。しかしながら、市内に専門医が なく、特に緊急を要する場合に限り、患者の容態をかんがみ、救急隊 長の判断により市外へ搬送しております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの周辺部対策についての(二)、(三)を、総務部長 小倉正五君。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉です。  十一番 衛藤議員の御質問の二項目め、周辺部対策についてお答えいたします。  二点目の分譲住宅地に関する計画についてでありますが、現在、院内地域には、宇佐市土地開発公社が所有する分譲住宅地や民間の賃貸住宅等がありますので、民業との連携の視点から、まずはそれらを優先的に御利用いただきたいと思っています。  したがいまして、院内地域においては、現時点で新たな分譲住宅地の整備計画はございません。が、今後、院内地域において新たな地域コミュニティーの形成に向けた協働のまちづくりを試行する中で、地域住民の皆様方から具体的な若者の定住策や分譲地などの需要見込みなど、一定の条件整備が整った段階で検討していきたいと考えています。  次に、三点目、下恵良分譲住宅地の売却見通しについてでありますが、下恵良分譲住宅地は、平成九年に院内町土地開発公社が一般分譲地として造成し、販売していたものを、合併により平成十七年二月に院内町土地開発公社から宇佐市土地開発公社に引き継いだ分譲地であります。  市としましては、現在、宇佐市土地開発公社に対し、宇佐市土地開発公社の経営に関する健全化計画を策定し、経営の健全化に向け指導を行っていますので、今後も早期完売に向けた積極的な対応を要請していきたいと考えています。  以上で終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、二項目めの周辺部対策についての(四)を、経済部長 大冨義夫君。 ◯経済部長(大冨義夫君)こんにちは。経済部長の大冨です。  十一番 衛藤議員の御質問にお答えします。  二項目めの四点目、地籍調査事業の再開についてですが、地籍調査事業は、宇佐地区で平成十四年度、院内地区で平成二年度、安心院地区で平成九年度に事業着手をしまして、本年二十年の四月一日現在、四五・〇三平方キロメートルが調査済みでございまして、進捗率一一・一五%となっております。  行財政改革プラン期間中は、事業の縮小、休止の取り扱いとなっており、それぞれの調査済み区域の登記事務を現在処理しているところでございます。  御指摘のように、過疎化・高齢化等により、山林を中心に境界立ち会いが年々困難になることが予測されます。地籍調査を行うことにより、土地境界をめぐるトラブルの未然防止、土地登記手続の簡素化・コスト縮減、円滑な公共事業の実施、課税の適正化・公平化など、さまざまな効果が見込まれていることから、地籍調査事業の再開に向けて、平成二十一年度は調査区域の選定などの準備、平成二十二年度から厳しい財政状況等も加味しつつ調査再開に努めてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で衛藤議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)それでは、順を追って再質問をさせていただきます。  一項目めの緊急時の患者の搬送についてでございますが、私、この質問に立つに当たりまして、今年に私自身が携わったこと、また、見てきたこと、お聞きしたことを、若干お話をして質問に入りたいと思います。  私の住む地域は、ここから二十七キロ上の奥地なんですけど、集落はわずか十六戸の集落です。その中で、ことしになって三回緊急搬送車にお世話になったのではなかろうかなと、こんなふうに思っております。  そのうちの二回は、一度は私がそこにいましたし、一度は通りがかり、すぐ私どもの自宅の下に緊急自動車が来たので行ったような次第ですけれども、その緊急の現場に行ってみますのと、また、携わった現場におきますと、救急車を要請した家族にいたしましては、南部出張所から私どものとこまで約二十分ないし、条件の悪いときは二十分以上かかるというような私どもの地域です。  搬送車にしたら、もっと短くなるんかなと、こんなふうには考えていますけれども、そうした中でありまして、緊急自動車を必要とする方は、やはり、その患者の症状にもよるんでしょうけども、私が見ていたその患者は、胸の痛みをこらえながら、家族もどうあるのか、さすりながらとかしながら、本人がやはり、呼吸をしにくくなったりとか、息苦しくなった時点で初めて、救急車を呼んでくれと言ってから体制に入るというんでしょうか。  そうしますと、救急車が見えたときには、かなり本人は、自分でその症状を訴えられるか、訴えられないかというようなとこまで達しておるところがあります。でも、私がそこにいた現場にありましては、七十三ぐらいになるんでしょうかね、緊急隊員が見えていただきましてしたんですけど、その隊員が見えていただいた中でもって、私どもは従来は、救急自動車が見えたら、すぐその症状を聞きながら、あわせながら搬送をし、そして、その搬送をしながらの中でもって、その患者の収容先、行き先というですかね、そういう流れの中で行くものじゃないかなというような、やっぱりイメージが強かったわけですけど、ところが、見えていただいてから、患者と話しながら、そして今度は行き先を求めて、受けてくださろうとしているところに、やはりコンタクトをとるわけですけど、なかなか時間がかかるようでした。  その一件のときには、最初連絡したところが、恐らく、夜でしたから先生がいなかったんだと思います。そして、次に連絡したところは、宇佐市内の病院なんですけど、医者がいまして受けてくれるというふうに話が進んでいて、よかったなということなんですけど、なにしろその時間の中で、現場で受け入れ先が決まるまで、やっぱり医者との交渉というのに随分手間取りがあるわけです。  そうすると、やはり患者はますます苦しくなる。そして症状も言えなくなるというのが、私がそこにいたときの患者の様子なんです。  まず、一番私が感じたのは、それまではそれでも、まあ、よかったなでしたんですけど、救急隊員の方がこれだけ苦労されているのかなということを、まず思ったっちゅうか、見たわけなんですけど、その病院の行き先の先生に、まるで自分の会社の上司にお願いするといいますかね、そういった状況の中で、症状を報告をしながら、「わかりました。どうです」そして、「よろしくお願いします」。それが、通常でしたら、よろしくお願いしますが一回か二度で終わるかなと思いなしたけども、その救命士、救命隊員の方は、一生懸命、何度も「よろしくお願いします」という言葉が余りにも多く発するようにあったわけですね。  なぜ、緊急医療体制の中でもって、緊急患者の受け入れ先のところに、隊員の方があれほどお願いしなきゃならんような現状にあるのかなということを、そのときまず一番感じました。  本当、家族の一員、また、それ以上と言っていいほど隊員の方は一生懸命お願いするわけです。そして、それがあるから多少の時間はかかっても、やっぱり家族はその隊員さんを信じきれるわけですね。だから、時間が少しくらいかかる分は、その時点ではそうまでもないと思うけども、私どもから見ましたら、もう本当、この受け入れ体制でもっとスムーズに行けないのかという部分を感じたのが一件です。  また、後ほどもう一件だけそういった例を話したいと思うんですけど、そこで、医者の一次緊急病院、二次緊急病院というのは、どこのことを言われるのか。私は余りよくわからんものですから、そのことがわかれば願います。一次緊急病院と二次緊急病院はどのようなときに行かれるのか、区分けして行かれるか、そういった部分がはっきりされているんだろうと思うんですよね。そういった部分がわかるんなら、ちょっとお願いします。 ◯議長(浜永義機君)消防本部警防課長。 ◯消防本部警防課長(永田孝司君)警防課長の永田です。  十一番 衛藤議員の再質問にお答えします。  一次病院、二次病院ということでありましたけど、一次病院とは初期の救急病院ということで、現在は救急告示病院、この管内で言えば、佐藤第一病院、それから黒田整形外科医院、それから、宗像医院です。それと、あと、日曜当番医になったときの、当番医になった医院が救急の一次病院と、そのときは救急の一次病院となります。  それから、二次病院は、その一次救急病院で処置ができなくて、入院等必要なときには、二次病院ということで、そういうことになっています。  現在は、宇佐高田医師会病院が二次病院に、この管内ではなっています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)そうすると、まず最初に、今搬送の行き先を求めるときには、一次病院の佐藤病院、黒田病院と宗像病院等に連絡をとってするということですね。 ◯議長(浜永義機君)警防課長。 ◯消防本部警防課長(永田孝司君)警防課長の永田です。  そのとおりですけど、実際には、一次病院で収容できることが余りないので、市内のすべての病院で診てくれるところがあれば、診療時間中であれば連絡をとることもあります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)今の答弁の中であれすると、普通の平日の場合は、そういった形の中で緊急の連絡、行き先とかいう、とれるのかわからんけど、休日ないし夜間も、今言ったような形のとこで、通常の中、行かれているわけですか。 ◯議長(浜永義機君)警防課長。 ◯消防本部警防課長(永田孝司君)警防課長の永田です。  質問にお答えいたします。  平日は、先ほど申したとおりでございますけど、夜間の場合については、診療科がない科がたくさんありますので、そのときについては、管内で処置できない場合については、管内といいますか、市内ですね、市内で処置できない場合については、市外の専門病院を当たって、連絡をとってから搬送しています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)私どもから考えたら、この佐藤病院、それから、これは診療科によって違うんだと思いますけど、黒田病院、それから宗像病院にいたしましても、かなりのベッド数は持っているんじゃなかろうかなと思うわけなんですけど、この一次、二次の病院の前もっての、当日の搬送先ですね、というのは、前もって把握というのはできないものでしょうかね。それができれば、コンタクトをとりながらは、搬送しながらでもできるのかもわからないし、やっぱり、かなりの時間の短縮があると思う。  そういった一定の中で行われるのなら、その把握は余り厳しいものじゃないんじゃなかろうかと、私、思うんですけど、その点どうでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)警防課長。 ◯消防本部警防課長(永田孝司君)警防課長の永田です。  お答えいたします。  病院側としましては、常に手術とか、それから先生のおる、おらんということがございまして、きょうはいる、あしたはいないということは、多分、ある程度のことはできると思いますが、救急事案が生じたときに、果たして先生がおるかどうかということは、そこまで、常に二十四時間連絡を消防署に入れるということは、かなり大変なことでございますので、それよりか、事案が生じたときにうちが連絡をとるほうが早いかと思っています。  そういうシステムも県の中ではあるんですけど、今現在は、病院側からのデータの入力がないために機能していません。それが現状でございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)今の、このインターネットを活用されている時代の中で、多くスピーディーにすべての何がなされている中ですけど、こういった部分を活用した中で、私は、この、前もっての把握というのはどういった、困難なというのは、その困難な部分を、どのようにしたら前向きにクリアしていかれるのかといった部分等を、検討なされたことなどあるんでしょうかね。 ◯議長(浜永義機君)警防課長。 ◯消防本部警防課長(永田孝司君)警防課長の永田です。  お答えいたします。  たびたび病院側に連絡をとりまして、できないかということは、以前にしたことがあります。しかし、ちょっと、なかなかそれが難しくてですね、確立にいくまでは行っていません。  ですから、現在としましては、時間外とか専門の病院がない場合につきましてはですね、対策としまして、九項目ぐらい、直接市外の病院に行く方法は、救急隊長の判断でできるようにやっています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)それでは、前もっての受け入れる病院の把握というのは厳しいということのようでございますが、何とかそういった部分も把握できるものなら、そういった方向に進めていただきたいと、こんなふうに思うわけでございます。  次に、先ほどから言いましたように、三名の方とおっしゃったんですけど、もう一名の方なんですけど、その方は、心不全の患者さんだったそうです。それで、心不全の患者さんというのは、心臓といいますか、時間がたつにつれ、血液の循環が不完全になり、心臓を圧迫するというような病気かなと思うんですけど、これは市長が一番ようわかるわけなんでしょうけど、そうかなと思うんですけど、実は、その患者さんも、南院内の、そこは私どもから下がったとこなんですけども、宇佐市内の病院に循環器の専門の先生がいらっしゃらないということが判明っちゅうかわかったんですよね。消防救急隊員が見えて、搬送先を探す時点で。そして、それがなかったわけですけど、そのうちの一つの循環器の診療科がある病院が、別府の病院のほうを紹介をしていただけたそうなんです。
     別府の病院を紹介していただけたから、当然、家族は別府のほうの病院に救急車は行ってくれると、こんなふうに最初は思っていたらしいんですけど、その家を出る時点に、直接別府に行く病院まではっきり決まっているのに、先ほど答弁いただいた宇佐の病院に一度搬送して、そこからさらに戻って、高速で行ったわけですから、南院内地区から宇佐まで下って、そして、その紹介してくれた医者に寄って、その医者から今度、また院内のほうに戻って、院内のインターから別府のほうに搬送されたようなんですけど、その間の時間のロスというのもかなりあったんじゃなかろうかと思うんですけど、家族の人にされたら、それが残念だったとおっしゃられたんですけど、その方は、やはり厳しかったんでしょう、亡くなられたんですけども。  そういった心不全の患者とか脳梗塞というんですかね、俗に言う中風とか、私ども中風って言ってね、それが脳梗塞になるかどうかわからんですけど、そういった一分一秒を争う患者にとっては、そのロス時間っちゅうのは、大変大きなものじゃなかろうかなと思うわけですね。  既に行き先が決まって家を出るのに、なぜ、宇佐の紹介していただいた病院まで一度行かなきゃならんって、その部分がわからないのですけど、その部分は、どういったことでそういうシステムになっているんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)警防課長。 ◯消防本部警防課長(永田孝司君)警防課長の永田です。  私も、その事例については詳しく知らないんですけど、大体、救急車で現場に行って別府の病院を紹介されたというところが、ちょっと余りよく私もわかりませんのですけど、かなりひどかったとしたら、状態がひどかったとしたら、遠いところに行くよりか、市内の医師会病院等、医師会病院等ということもありませんけど、大体医師会病院ですけど、医師会病院は専門とかそういうことにかかわりなく、救命処置をしていただける病院です。  それで、多分、医師会病院に運んで、そのときの状態がある程度よかったんじゃないかと思います。それで、また、よその病院に行ったんじゃないかと、私は、ちょっと、本当の事例を詳しく、そこまで聞いてないもんですから、どうとは言われませんけど、とにかく、専門病院が市内になく市外にあっても、命にかかわるようなときには医師会病院に搬送するようにしていますので、救命処置だけをしてもらうということ、そういうことになっていますので、はっきりは言えませんけど、そういうことではないかと私は思っています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)そこで、応急処置ということですけど、今、救急車には救急救命士ですか、医者の指示を受けながら、一定の救急、応急処置をされる方が一緒にいるわけですよね。  その方の応急範囲の中以外に、立ち寄って何をなされるのかと言いますと、救急車の中に搭載してある分は、その救急救命士が扱うといいますか、可能な部分を搭載をされながら、運用をされていると、そんなふうに思っているんですけども、それはやはり、活用じゃなくして、例えば、救急車の中に酸素呼吸ですか、ああいったものを搭載している部分も、病院に行って、その病院の中で使用していただかなければ、救急救命士は、それはできないということですか。 ◯議長(浜永義機君)警防課長。 ◯消防本部警防課長(永田孝司君)警防課長の永田です。  お答えいたします。  救命士のできる処置は、三点ほどありまして、呼吸管理と、それからルートをとることと、それと、いわゆる今はやりのAED、電気ショックですね。それが大体できるようになっています。  一番大事なことは呼吸管理ですので、呼吸管理ができておれば、今、拡大してですね、薬剤等も使われるようになっていますが、うちの職員の中で救命士は十三名活動していますけど、薬剤が使える人は二名しかおりません。  そういうことで、私たち、医者の行う業務のうちのほんのごく一部しかできませんので、名前は救命士ですけど、医者と同等というほど処置ができるわけじゃないんで、一番基本的なことは呼吸管理ですね。呼吸管理、心臓マッサージ、循環の分ですけど、心臓がとまっているときは心臓マッサージですね。そういうことしかできないので、やはり病院に行ってですね、先生の薬剤等、そういう処置のほうが効果が高いと思います。そういうことです。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)それではなおさら、家を出るときに受け入れ先が決まってしているわけですから、そういう一刻を争う患者については、直接、やっぱり搬送できるようにするように進めていくのが、この何というですかね、救急医療、救急搬送体制の最も大事なことじゃなかろうかなと思いますけど、それについて、どうですか。 ◯議長(浜永義機君)市長。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  私は、かつて医師会病院の院長をしておりましたんで、その立場でちょっとお答えいたしますが、今の事例はですね、院内でどなたかお医者さんが診られたわけですかね、最初。(「いえいえ」と呼ぶ者あり)じゃない。(「救急車が来まして、そして、救急救命士が救急車に乗っているから、その方が医者のほうと連絡をとりながらしたわけですけど、そのときの宇佐市内に循環器の診察のできる先生がいなかったらしいんです。それで、別府のほうに行くということを」と呼ぶ者あり)普通はですね、近所の例えばかかりつけ医とか、近所の先生がまず診てくださってですね、それから、その判断で、例えば医師会病院なんかわざわざこっちに来るよりはですね、別府に送ったほうが早いとかいうようなことであれば、管外に出るときには、一応、だれか看護師とか医師とかが、その救急車に乗らなけりゃいけない。だから、そこの看護師さんにお願いしてですね、乗ってもらって、別府までとか、あるいは大分まで行ってもらうというルールになっております。  医師会病院には、循環器の専門医がおるはずですから、もし、当直でなくてもですね、オンコールで、それを呼んでもらえますので、(「えっ」と呼ぶ者あり)オンコールといって、呼び出すわけです。その医者を、循環器の専門医がですね、その場にいなくても、その宿舎に電話して呼び出すわけです。そうすると、すぐ来てくれますんで、だから、ちゃんと対応はできるはずです、循環器の。だから、心不全なんかでも、循環器の専門医がおればちゃんと対応ができますんでね。だから、そういう判断をできる、例えば近所の先生ならばそういう判断ができるんで、まず先生に御相談してですね、それからどうしましょうかということで、それは直接大分、大抵、後方病院といいましてね、自分の今度は後を診てくれるような大きな病院、みんな知ってますからですね。そういうところに直接電話して、今から患者さんを送りますとか、そういうケースになると思いますので、まず、私は、ご近所の先生に診てもらうのが一番だと思います。  そして、その判断で、これは医師会病院でいいとか、いや、どこそこのほうがいいとかいうような判断になると思いますので、またゆっくりお話を。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)じゃあ、市長のほうもゆっくり相談をということですから、私ももっと実態をですね、よくお聞きしまして、私がお聞きしたのは、余りにも、夫を亡くした悲しみの中の奥さんの訴えでございましたから、それで、今回、これを質問するに当たって、患者さんのうちの一方的なお話を聞いただけで、これは質問するのはどうかなと思いながら、消防のほうにも御相談したわけでございますけれども、個人情報といういつもひっかかってくる部分がありまして、私がお聞きした範囲で質問するという中です。  でも、奥さんに私、質問する以上、再度一応確認をいたしましてですね、しましたところ、そういうことです。  これ、市長がそういうことで、また、あれしてくれるということですから、本当に私もあれして言いたいけど、一点だけ、消防の方に。  例えばですよ、安心院町の佐田、それから、別府のあれは何というんですかね、工藤議員がいらっしゃるとこ、(「天間」と呼ぶ者あり)天間か、あそこ付近に、こういった患者がそういったときも、そして、行き先が別府ということを、宇佐の病院から紹介された場合、やはり、なおかつ宇佐の病院に一度、市長がおっしゃった収容してからという、こういったシステムとかいうのは、これは今の何にならんと思うんですけど、その点。 ◯議長(浜永義機君)警防課長。 ◯消防本部警防課長(永田孝司君)警防課長の永田です。  先ほど、九項目ほど、直接管外に搬送するときもありますということを言いましたけど、そのうちの一つがですね、他の市町村との隣接地域で生活圏が他市にあるような場合におきましては、大体、連絡等がはっきりついていて、救急隊長が症状をですね、見て、症状が軽いようなときは行きません。だけど、やはり、病院に搬送したほうがいいというようなときには、直接、萱籠、須崎ぐらいはいいんじゃないかと思います。  その範囲というのは、線を引きますと、線を引いたところから、ほんならこっちはいい、こっちは悪いと、それがどうなるんかっちゅうことがありますんで、一応傷病者の程度を見て、搬送は救急隊長に任せています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)最終的には、エリア等のお話も出たわけですから、そういった面も踏まえながら、こういった特定の緊急を要する患者につきましてはですね、本当に一秒を争う患者ですので、ぜひ、適材地に一秒でも早く到達するというようなシステムを、何とか改善をしながら構築していただきたいと、こんなふうに要望しておきます。  じゃあ、一項目めを終わりますけど、二項目めは、周辺部対策のうちの営農指導についてでございますが、先ほどの答弁の中では、大きい組織の中での指導等、技術、あと品目等の答弁だったろうかと思うんですけど、私、周辺部対策、過疎というような中であれしたんですけど、質問の中にもいたしましたように、これも合併によりまして、農協の組合員も、サービスの低下によりながら、少なくなっていくような状況にあるのかなと思うわけなんですけど、具体的にJA院内出張所にあった購買部門が全然なくなりましてですね。そして、今では、肥料、農薬等も全然置いてないというのが実態です。  そこで、営農指導の中で、農協の経営にかかわる部分、そういった資材等にかかわる部分について指導されるような会議とか、そういったなにはございますか。 ◯議長(浜永義機君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(三谷幸助君)院内支所産業建設課長の三谷です。  購買関係についてお答えをいたします。  農協も県域になりまして、院内出張所の購買部が廃止をされました。現在の農協の対応といたしましては、注文を受けてから一週間に一度定期便で配送を行っております。急を要する場合につきましては、安心院支店、宇佐支店に足を運んでもらうような形になりました。  合併をして間がございませんが、今後、利用者の不便の解消に向けて、機会あるごとに、購買関係につきまして農協に要望してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)農協のほうに指導していただけるということなので、この質問はこれで終わりたいと思いますけども、本当、この農薬等肥料については、やはり、適期の駆除と、それから、肥培管理でもやっぱり適期にこれを利用するという部分が大きく農作物の収穫に影響するわけです。  そして、また、そういった部分が一番農業の、営農のやっぱり基本となる部分だと考えております。宇佐、安心院に買いに行けばいいんだろうけど、やはりそこまでそういった不足時に行くということになったりすれば、作業効率は随分落ててきますし、それからまた、農家にとりましてもまた、負担というものが多くあるわけでございます。  やっぱり、農協という部分は農家、組合員がいる以上は、その部分をまず一番先に力を入れるべきが本来じゃなかろうかと、こんなふうに思うわけでございますので、どうぞ、強い農協のほうに指導をお願いをいたしまして、これにつきまして質問を終わります。  次に、二点目でございますけども、院内中央の大副分譲住宅地の完売に伴いまして、後の計画でございますが、先ほどの答弁では、今のところ計画はないと、そして民間のそういった販売を活用しながらというような中の答弁をいただいたわけですけども、院内のこの大副分譲住宅地、それから、その前の副住宅地も、やはり院内の中央として、院内に残ろうという若い者の、やっぱり、結集の場みたいにあります。小さい子供の声が一番まとまってしとるのは、その副住宅とか、大副住宅とか、それから南院内の下恵良住宅ですか、ああいったとこに子供が一番多く若者が残って、今はその地域を支えているというのが、これが現状です。  その周辺部の奥地のほうの集落はどんどん衰退しているわけですけど、そこにはやはり残したい、そこならまだ残っていけれるという部分が、かなり皆さん方の周辺部の中には強くあります。  この完売に伴って、市としてはないとおっしゃったんですけど、そういった、やはり周辺部対策、そして若者の定住といった部分から考えていったときには、これが何も大型の二十棟とか三十棟とかいうような区画を設定することもないと思う。三棟でも五棟でも、それなりの価格でしやすいと、また、ここなら求めやすいだろうというようなとこが、かなり大副周辺、また支所周辺にもあるわけでございます。その点についてどんなふうにお考えですか。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  衛藤議員の再質問にお答えをしたいと思います。  やはり、用地を取得することについては、先ほど大園副市長も言われていましたように、二つあると思うんですね。一つは、先行的に取得をするというケースと、ある程度需要に見合った形で確保していくというケースがあると思います。  いずれにしても、住宅用地を確保するということについては、行政から開発公社に業務委託をする形で用地造成をしていただきますので、でも、私どもとしては、開発公社に対して経営の健全化、これをお願いをしているとこでございますから、私どもとしては、必要性は十分認識できますけども、あくまでも公社の需要に、いわゆるさっきの公社ですね、開発公社じゃなくて、公社の需要に見合った形での造成ということに努めていきたいと、こう考えているところであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)公社のほうにということでございますけど、こういって完売ができる、しやすい、売りやすいというのは、やはり価格の面についても、やっぱり適正であったっちいいますか、それでよかったという部分があると思うんです。そういった部分から考えれば、公社のほうもこういった計画を立てていくのも、やはり立てやすいんじゃないかなと。あくまでも行政として、この周辺部に何ができるのかと、今、欠落、少なくなっている部分を補っていくという部分じゃなければ、きょうでしたか、衛藤博幸議員が保育園の園児のことをおっしゃっていましたけど、この計画の中で、ここは今これだからって、そこで封じていくなら、過疎地には何ももうできないわけですよね。  だから、そこを、どんなふうにやっていくのかというのを、一番やっぱり先に考えて、やっていかなきゃならんのじゃないか。これは行政の責任じゃないか、私、そんなふうに考えるんですけど。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  議員、言われている部分はよく理解をできます。  今後、そういう意味で周辺部対策ということで進めさせていただきたいと思っていますし、その中でですね、その辺の、さっき申し上げたように需要というものをですね、しっかりお聞きをして、その中で、そういう必要性があれば、行政として開発公社に対する造成もお願いをしてみたいと、こう考えているところであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)私が申すまでもなく把握できていると思いますけど、支所周辺にも市有地の空き地も、空き地っちゅうかですね、休んでいるとこもかなりあるわけでございますけれども、先ほどから言いましたように、一遍に大きい大型とかいうんじゃなくして、少しずつでもという部分をぜひ検討していただきたいということを要望いたしまして、これについて終わります。  次に、それに関連しますけど、下恵良分譲住宅の売却の見通しはでございますけど、今回、市報で応募なされているようでございますが、一応、見通しはということですから、見通しはどんなふう。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  衛藤議員の再質問にお答えいたします。  議員、御承知のとおり、この物件については、開発公社が所有している土地でございます。現在、三区画残ってございまして、開発公社としても鋭意、この完売に向けて努力をしているところでございますので、今後、やはり、今まで売れなかったということをですね、開発公社としても分析をしながら、完売に向けて努力をしているところでございますので、私どもも、鋭意ですね、開発公社に対する適正指導をするという立場でございますから、そういう完売に向けての努力をお願いをしているところでございます。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)それで、ここの部分については、単価、価格もあるんでしょうけど、旧院内時代から、この区画は残って、ずっと引きずってきとるのが現状ですとあると思います。  それで、ここの一番のあれ、何っちゅうか、売れないというのは、日照が、日当たりが悪い、日照時間が少ないということで、そこが売れにくいわけです。  それで、売れにくいというか、この分譲地をしたときには、裏の、上のなる竹山、孟宗山等ももう随分なりますから、あれほどはびこってなかったし、竹もしだれてきてなかったという部分がある。日照の部分をまず解消したら、全然イメージが、これ、問い合わせがあるんか、ないんかわかりませんよ。だけど、あそこは日当たりが悪いということが、一番、単価的に云々とかじゃなくして、販売できないという部分があると思うんです。その解消を何とかやってみたらどうでしょう。  それと、もう一点、どうしても、ここは売れないということになるなら、今、下恵良の市営の分譲住宅の状況はどんなふうになっているかわかるなら。分譲住宅じゃない、市営の住宅ですね、下恵良市営住宅、状況。常にあそこは、市営住宅はいつもいっぱい入っていると思うんですけど。同じ団地内にある。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(近藤 健君)建築住宅課長の近藤です。  下恵良の住宅の状況っちゅうのを、今、ちょっと手元に、私、持ってないんですが。(「わかりました」と呼ぶ者あり)はい、済みません。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)それで、私は、あそこをいつも通るわけですから、あそこが空いてるということは、まずないと考えてよろしいかと思いますんで、あそこにまた、今言った三区画の中に、一棟でも、あそこは今、子供が一番、本当、あそこは南部小学校に通う中で一番多いのになっています。そういったものを、やはり、検討、公社のほうに入りながら、何とか検討していただけませんか。その点、一件。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  御指摘のとおり、開発公社に対して、完売に向けて鋭意努力をさせていただきたいと思います。そういう意味では、さっき言われたように、日照不足の点であるとか、価格の面等々についても、開発公社も開発公社なりに努力をしているところでありますけれども、さっきから申し上げますように、完売に向けて鋭意努力をするように指導させていただきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 衛藤正明君。 ◯十一番(衛藤正明君)その状況を見ながら、ひとつ、どうぞ、市営住宅の動静というのも、ぜひお願いを、考えていただきたいと、このようにお願いして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。 ◯議長(浜永義機君)以上で衛藤議員の一般質問を終結いたします。  次に、十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)皆さん、こんにちは。お疲れさまです。  議長の御指名をいただきましたので、質問に入らせていただきます。十四番の筌口 孝です。  私は、通告に沿って質問を行ってまいりたいんですが、私が通告をした後ですね、国会の情勢、本当に与野党激論の中で、大変めまぐるしく変化をしていますので、質問に対しても、なかなか答弁も委託事務の中で厳しいものがあろうかと思います。そういったものを考慮しながら、後期高齢者医療制度について四点ほど質問をしてまいりたい、そのように思っています。  まず、今日の国会情勢は、与野党ともですね、私は本当に国民のサイドに立って論議されているのかな、私たち地域で暮らす一住民といたしましては、本当に、余りにも責任のない形で今協議されているのかなというのを、そこを強く感じています。それは、これだけ高齢化が進む中で、最も大切な後期高齢者の新しい医療制度をつくっていくに当たっては、大きな問題点が山積していたんじゃないか、その山積していた問題点を、今、実施段階に入って、こういった形で論議されている。それも、与野党問わず、この後期高齢者の問題そのものや制度そのものよりか、世相的なものに持ち込まれているのが現実ではないかなというのを強く感じます。  ですから、そんな中で、今、事務に携わっている市町村の広域連合の方々にとっては、正直いって、何をどうしていいのかというのが、はっきり見えていない中で実施されているんではないかな。私たちも、今、質問に立って、本当に、この制度がこれからの日本の福祉の中できちっととらえていけられるような制度なのかというのは、自分自身も疑いを持っています。  宇佐市議会も十二月の議会の中では賛否両論ありました。反対討論、賛成討論がある中で、やはり、この保険制度については、一市町村ではどうにもならないという制度であったために、やっぱり、広域で連合を組んででも、この制度を実施していかなければということで、賛成多数で宇佐市議会も議決をしてまいった経緯があります。  そんな中で、広域市町村の連合が指定されて、今、動き始めて、二、三カ月、三カ月ですか、四月からですからわずかな時間ですが、この中でこれだけ大きくいろんな課題やいろんな問題点、そして利用者は、これだけ不満や不安がもたらされているのは、ないんではないかなというのを強く感じています。
     まず、質問の内容ですが、四月からスタートした七十五歳以上の医療制度について、多くの方々に不満と批判が出されております。政府は、長寿医療制度という名称の変更を行いながら内容の見直しを行う、また、そういった一方では、制度を廃止等の論議もなされているということで、先日、参議院ではこの制度の廃止が可決された。そして、次の日には福田内閣の信任決議が衆議院で行われたというような、そういった状況になってきています。  しかし、この制度はもう既に動いているわけですから、この制度を宇佐市として現状、この現状をどうとらえて、今後、どのように考えていこうとしているのかを、まず伺いたいと思います。  それから、二点目の年金からの天引き、これは本当に人の心を無視しているんじゃないかな。確かに、天引きという言い方がいいかどうかわかりませんが、本人の意思を聞かないで、年金からそういった保険金を引くということは、これはやはり考えられないやり方ではないかなというのを、私は思っています。そういったこの年金問題の天引き、きょうは、その二回目が差っ引かれるということになっています。  こういった点について、これもいろんな考え方が、事務を行っている方々にとってはあろうかと思いますが、市としてこういった問題点についてどう対応していこうとしているのか、その点について伺います。  これまで納められる必要のなかった、それから、子供たちの扶養者からの保険料徴収、これも、ここ二、三日で変わるというか、据え置かれようとしています。そういった点についてどう事務の実態の中で対応していこうとしているのかを伺います。  それから、人間ドックにかかる全額自己負担制度。これは、やはり、これから老人が健康で、本当に安心して暮らせる社会をつくろうということで、大きく打ち出しているんですけど、一方では、こういった、自分たちが健康上管理をしていこうとする事前の健診、そういったものに足手まといになるというか、積極的にそういった健診を受けにくい状況というのが、かかってくるんではないかなという思いがあります。  そういった負担制度についても見直されようとしていますが、現状の中でどのような扱いをしようとしているのか伺います。  それから、かかりつけ医制度です。  この部分についても、確かに、田舎の我々が生活する地方では、かかりつけ医というのは大変大事な制度なのかな。でも、若い者については、今、そういったかかりつけ医、田舎の診療を預かる医師には頼らないで、町部のいろんな専門医を選択できる先生方にかかるというのが若者でしょうが、お年寄りについては、昔から治療を受けるかかりつけた医師にかかっていく方法もあろうかと思いますが、こういった医療制度によって健康が維持できていくのか、そういった点について、これは専門的な部分でしょうから、私たちでは判断が苦しめるんですが、幸いに、宇佐市は、元ですか、現医師でもあります、院長先生でもありますから、時枝市長さんに、そういった点についてはどうなのかをお尋ねしたいと思います。  それから、厚労省自身が認めております、この制度の開始から同時に、将来は保険料が確実に上がるというものが、これは制度設計上、そういうふうになっているようでありますから、こういう制度設計について、これからの高齢化社会にどう対処できるのか、負担がどんどん増していくという状況の中では、本当に暮らしに直結する問題ではないかなと思いますので、その点について、制度のあり方についてお尋ねをしたいと思います。  それから、三点目については、これは、「豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障される」という、これは老人福祉法の中で言われていますが、こういった考えに対して、この医療制度が本当に、この福祉法と合いマッチしているのかな。少し逆行しているような気もいたしますので、そういった点の整合性というのは、どのあたりにあるのかをお尋ねします。  それから、四点目の国の設定、広域連合ですが、これに加盟する市町村、特に県に私は物を申したいんですが、県のほうで、十分この制度については、議会の中で正していっていただける方向にあるようですし、県が今、市町村事務の関係でありますからということで、少し遠目にこの事務を見ているんではないかな。実際は、国から各市町村事務に委託されている内容ですので、その制度自体に対する市町、市としての範囲、あるいは市が役割としてどの状況でそういった広域に対して対応しているのか。議会のほうも広域連合議会というのを設置されていますが、これも各自治体からわずか一名か二名の委員さんが選ばれて、そこで会議も、今の段階ではスタートしたばっかりですからまだわかりませんが、年にあっても二回、三回まではないと思うんですが、二回ぐらいの広域議会で、果たしてどこまでこういったチェックができていくのか、機関として、本当に生かされる機関になるのかですね、そういったいろんな役割もあわせて、市民に対する、利用者に対して周知がどういった形でできるのか。市の広報では何度かこの制度についてなされていますけど、広報だけで果たして利用者が理解を得られるのか、そういった点について最初にお尋ねをしたいと思いますので、よろしく御答弁方、お願いいたします。 ◯議長(浜永義機君)それでは、筌口議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  十四番 筌口議員の御質問にお答えいたします。  一項目めの後期高齢者医療制度についての一点目、見直しについてでありますが、高齢者の医療の確保に関する法律の施行に伴い、各市町村が参加のもとで、保険者として大分県後期高齢者医療広域連合が設立され実施しているところでありますが、本制度の見直しについては、現在、国でプロジェクトチームを組んで、運用面での改善が検討されておりますので、詳細がわかり次第、対応していきたいと思っております。  また、九州各県の広域連合長会議において、厚生労働大臣あてに見直しや改善についての要望書が提出される予定であります。  以上で私の答弁を終わりますが、その他の項目については担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願いします。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの後期高齢者医療制度についての(二)から(四)までを、福祉保健部長 末弘計夫君。 ◯福祉保健部長(末弘計夫君)福祉保健部長の末弘です。  十四番 筌口議員の質問にお答えをいたします。  一項目め、後期高齢者医療制度についての二点目、問題点等についてのうち、被扶養者からの保険料徴収についてですが、被扶養者については、従前より、国保の場合、保険税の負担がありますが、被用者保険では負担なしといった格差がありました。  今回の制度は、個人単位で保険料を賦課することで、この格差をなくす方策がとられております。なお、被扶養者の保険料につきましては、激変緩和措置で実施されております。  次に、人間ドックの全額自己負担についてですが、七十五歳以上の方が利用できる人間ドックは、厚生連健康管理センターで実施をしております。標準コースの場合、男性で約四十八項目、三万一千六百五円、女性で約五十一項目、三万六千三百三十円の検査費用となっており、このうち、後期高齢者健康診査にかかる約二十項目の検査費用は、大分県後期高齢者医療広域連合から全額負担されることとなっております。  また、生活機能チェック並びに検査につきましては、介護保険から負担をしております。一般衛生費からは、各種がん検診の費用について助成があります。したがいまして、自己負担額は、その差額でおおむね一万四千円前後の負担となっております。  次に、かかりつけ医制度についてですが、担当医を決めることは、何かにつけてお世話になり、気軽に相談でき、身近にいれば非常に心強く、専門的に指導を受けることで安心して治療を受けられ、また、診療計画等により効率的な治療を受けられるようにした制度であります。  また、複数の医療機関にかかり、検査や投薬の重複を防止することで医療費の抑制にもつながります。ただし、担当医を持つことは義務ではなく、担当医を選ぶかは患者自身が決めることとなります。担当医を決めても、症状にあわせて、別の医療機関に行くことができることとなっております。  次に、保険料についてですが、広域連合では、財政の均衡を保つため、二年ごとに見直しを予定しております。保険料を決定するのは広域連合の議会ですので、医療費の上昇等により保険料が上がる可能性はありますが、今後の実績を踏まえ、二年後の見直しに対応したいと考えております。  三点目の老人福祉法との整合性についてですが、老人福祉法の基本的理念も後期高齢者医療制度も、憲法第二十五条による社会保障制度に基づいて制定されたもので、高齢者の生活保障を阻害するものではないと考えております。  四点目の役割と市民周知についてですが、大分県内のすべての市町村が加入する大分県後期高齢者医療広域連合が運営主体となります。この広域連合が被保険者の認定や保険料額の決定、医療費の給付など制度の運営を行っております。  市といたしましては、広域連合で決定したことに基づき、住所変更や給付申請などの届け出窓口になります。また、保険証の引き渡しや保険料の徴収を行います。  市民への周知につきましては、市の広報掲載やチラシの各戸配布、老人クラブ等の各種団体に対し説明会を実施してまいりましたが、今後においても引き続き周知に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で筌口議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)それでは、再質問を行ってまいります。  まず、一点目からでありますが、法律事務ということで実施されているわけですが、見直しということで、今、大きく協議されています。見直しの内容はいろいろ、確かに論議されていますし、マスコミもいろいろ報道されていますが、じゃ、その見直しが、今、現状の中で、事務は動いているわけで、そういったものに対して、事務段階ではどのように事をとらえてですね、やろうとしているのか。余りにも論議が二転三転していくというか、スタートしてわずか二カ月か三カ月でその制度を見直すということ自体が、利用者を惑わすというか、不安に陥れている状況になるわけで、そのことについて、どのように広域連合あたりに宇佐市として意見を出しているのか、まずお尋ねします。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)健康課長の永岡です。  お答えをいたします。  見直しの件についてはですね、今、国のほうで議論されているわけでありますが、現在、最新で一、二、三、私のほうでは情報が入っております。これはまだ決定事項かどうかもちょっとわかりませんが、一つ言えることは、八十万円以下の世帯については、一割負担、九割の減額と、それから、二百十万程度までについては、所得割額を五〇%程度軽減していくというような、ほかに幾つもあるんですが、そういうような見直し等々、資格証明書についてもしかり、いろんな分野で見直しがあろうかと思います。  国が定めたいわゆる高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて、各県で、大分県では大分県広域連合が立ち上げられて、各市町村から議員さんを出して、そこで決定するわけなんですが、市町村段階での事務は、今現在始まっておりますので、広域連合の指示に基づいて作業を行っております。しかしながら、いつの時期で見直しをされるのかは、ちょっと承知はしておりませんが、もし、例えばですね、推測で申しわけございませんが、半年後にこういう見直しを実施するとすればですね、やはり、プログラム、いわゆる電算関係のプログラム、莫大なお金もかかるだろうしね、市町村の窓口、あるいは広域連合も混乱するというようなことも言われております。  見直しの中では、次年度、二十一年度ですかね、に、何かそういうような話も出ているようなんで、そこ辺の、正式にですね、どういうふうな見直しがされて、いつから実施だということがはっきり来次第ですね、市民の皆さん方に周知、あるいは説明会等、いろんな角度から周知をしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)確かに、事務を携わっている方々については、本当にどうしていいのかというのが現実にわからないというか、大変混乱しているんだろうと思うんです。  それにましてですね、やっぱり、国が、マスコミ等も大きくこれを取り上げてですね、今やっていますから、見直し見直しっていって、じゃあ、実質、制度は現状のままで動いているわけですから、その現状の制度を利用者には周知していかなくちゃいけないと思うんですよ。そこをきちっと広域連合の中で周知できるような体制というのは、どのような形でとっているのかですね。県との関係でどういうふうな、県としても、どういった形で、この広域連合の事務に対して支援というか、補助的な役割を持っているのかですね、そこらあたりがもう少しはっきりわかればお尋ねしたいんですが。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えをいたします。  県としては、広域連合の中に県の職員も入ってきております。実質は、県のほうも支援というのは、具体的には、私は承知をしておりませんが、やはり県の立場としては、それなりの支援が必要かなというような考え方は持っております。ただし、どういうふうに支援をしていくんかということは、広域連合の議会の中で議論をされて、なおかつ県のほうの支援がどういうふうに支援されるんかっちゅうことも、そちらのほうの議論のような気がいたします。  国のほうとしては、この見直しの中では、支援をしていくというようなことも言われておりますので、国からそういう気持ちでありますので、県もそういう流れの中で支援をしていくんだなというような感じは受けております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)感じというか、感じが本音だろうと思うんですけど、だからといって、その感じだけではやっぱり済まされないところがあるんじゃないかな。県もやはり、市町村事務の関係ですからっちゅうことで、先ほども言ったように、少し、横目で見ているという、制度そのものに余り加わろうともしてないんじゃないかな。責任逃れというか、これは国が市町村に事務を預けたもんだからという程度じゃないかなというのを感じているんですけど、そのあたりはどうですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えします。  はっきり、私どもが上級官庁にですね、こうだこうだと批判をするような立場ではありませんので、ご想像にお任せしたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)まあ、いろいろ言う立場ではないとは言ったものの、実質、この制度を動かしているというか、携わらなければならないのは、各自治体ですから、やっぱり、物を申すところはきちっと物を申してですね、この制度が本当に利用者にとってきちっと、やっぱり有利に使われるということが基本だろうと思いますので、そこはぜひ強く、声を大にして求めていただきたいと思うんですが、どうですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えいたします。  議員御指摘のように、そういう思いはですね、我々市の職員といたしましても、すべて同じような気持ちでありますので、広域議員のほうで活躍されている宇佐市の議員さんもおりますので、一緒になって、そこ辺はですね、市民本位のスタイルをですね、要求をできるチャンスがございましたら、してまいりたいというふうには考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)広域議員の方もおられますし、それは範囲を超えてまでは入ろうとは思いませんが、広域議会の中でも会議というのは限られると思うんですね。  今スタートしたばっかしの、これだけ不安な状況を現実として味わっているわけですから、その辺については職員そのものもですね、派遣といった一番つらい立場で仕事をしているんじゃないかな。  ですから、そこらあたりを市としても、各自治体がしっかり声を出していくことによって、周知もおのずからできていくんかなと思いますので、その点についてはぜひ、そういったことでお願いをしておきたいなというのが思いですので、よろしくお願いします。  次の二点目の天引きの分でありますが、これも、一つは見直しで減免するというか、保険料の据え置きをということが言われています。しかし、これも合同新聞に大きくは出していただいていますが、六月四日ですか、通告した後に出ているんですが、こういったものも、じゃあ、実際、マスコミでは報道されても、事務の中ではまだまだこれが、本当にこういうふうになっていくのか、ならないのかもわからない状況ですから、その点についてどのように利用者には周知しているんですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えいたします。  これは、見直しが決定されて、いつ、時期と、時期によりますけれども、現時点では、法で定めたものを従って事務をしていくわけなんですが、いつから変わるんかによってですね、変わる予定がはきっきりわかると思います、事前に。その時点でですね、速やかに何かの形でですね、周知をしていきたいというふうに考えております。  周知の方法については、あらゆる手段を、何かこういろいろ考えてみたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)ぜひですね、早目の取り組みというか、周知をお願いしたいと思います。  きょう、二回目が年金から引かれているわけですし、幸い大分県は修正部分はないというようなことが報道されていますけど、宇佐市の状況では、ないですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えいたします。  宇佐市では、そういうような状況はないようになっております。ニュー スは聞いておりません。修正がございましたらすぐに対応したいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)そういったものはですね、職員というか携わる事務の方々から、市のほうにはどういった形で入ってくるんですかね。ちょっと聞きたいんですが。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)まず、本人がですね、七十五歳になられて被保険者の方がですね、気がつく場合、あるいは一番気がつくのは被保険者の方だろうと思うし、して、気がつかれたら老人担当のほう、老人医療の担当のほうに申し出もあるだろうし、あるいは税務課のほうで、納税課のほうでね、あるいは課税のほうで、そういう何かの形があります。  そういうような連携プレーでですね、そういうような形を私のほうが報告するとかですね、事前に電話でやりとりをして、こうだこうだと、広域連合のほうですね、通知を申し上げて、速やかにですね、指示、そういう間違いを訂正していただくようにですね、速やかにお願いしていくということになります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)では、本人申し出以外では把握は難しいということですかね。本人から出ない限りは、広域連合のほうでそこらあたりをチェックしていくということは、できないということなんですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えします。  そこまでちょっとまだ確認をしておりませんので、実態が起こったときにですね、エラーが出るようなスタイルがですね、電算上わかるようなスタイルになっておればですね、すぐに判明をしますので、本人が気がつかないでもそういうケースがあろうかと思いますので、そこ辺は、確認はまだ私はしてないんですが、もう既にこれくらい間違っておるというような、国内で起こっておりますのでね、多分、あれは、その件は本人だけじゃないと思うし、電算を預っている担当事務のほうで判明したんじゃなかろうかとは、一応推測はしております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)大きな問題ですし、もう一つこの点で聞きたいのは、天引きという制度そのものというのも見直そうとしていますよね。国が今報道では、一度、本人の意思を確認して、それからこういった費用を納めるというようなことが言われていますが、その点についてどのように思われているか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えいたします。  年金の天引きというのの件でありますが、これは準備の期間に相当おくれをとったような気がいたしております。国のほうの事務サイドがですね。したがって、介護保険と違ってですね、準備の期間が少なかったような印象を受けております。したがいまして、介護と違って、まあ、介護保険は年金で天引きを実施しておりますけど、この制度においてもそういう制度を導入ということで、周知にちょっと徹底さが甘かったかなというような感じがしております。そこ辺は否定できないと思っております。
     以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)ぜひですね、こういった点については、しっかりと事務の中でも論議をしながら、積極的な周知に努めていただきたいと思います。  次に、保険料の徴収関係については個人単位ということでありますし、一つは新しい制度の中ででありますから、人間ドックにかかる負担、自己負担についても、いろんな診査項目の中で補助的なものがあるということですが、幾ら助成をしても、やっぱり自治体がこの件については、今まで何らかの形で補助があったものが打ち切られたわけでしょうから、そこらあたりはどのような形で周知しているんですかね。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えいたします。  健診の件だと思いますが、補助を打ち切るというようなことは考えておりませんし、今までもそういう制度は健診事業の中でですね、基本健診とかですね、そういうのがございました。人間ドックにかかる場合にも、全額無料っちゅうわけではございませんので、一部、やはり自己負担があります。  今回、七十五歳以上の方々の健康診断については、やはり、基本健診といいますかですね、そういうものが中心でですね、これも強制ではございません。もう既にかかっておられる方もおるだろうしですね、あるいは受診をするのは協力義務というような形をとられておりますので、比較的お医者さんに御縁の深い方が多い年代でございますので、自分の健康ですね、自分が一番よく知っておると思いますので、そういう意味合いをもちまして、受診率をですね、高めていただき、治療に専念していただきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)予防的なものは本人がもちろんでありますし、本人の自覚というのが大変大事ではあろうと思いますが、やはり、こういった七十を超えてそういった状況になったときには、やはりかかりやすい、本人だけやなくて、健康を維持するための、そういった基本的な診査、検査、こういうものについては、やっぱり支援が求められていくんじゃないかなと思いますので、そこらあたりについてもぜひ、これから広域の中でもその点について意見を出していただければなという思いですので、よろしくお願いいたします。  かかりつけ医制度についてですが、これはですね、高齢化とあわせて過疎化の中で、本当にかかりつけ医が、自分たちの周りの中であるのかというと、ちょっと何か厳しいというか、今、医師不足ということもあってですね、なかなかそう、かかりつけ医、もうあんたは老人だから、一つの内科なら内科の医院さんにっちゅうことで済ませようとしているんじゃないかなという、専門的な医師にかかるということが、なかなか難しい状況があるんですけど、そういった点ではどうなんですかね、かかりつけというのは。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えいたします。  このかかりつけ医制度と申し上げますとですね、実は、担当、お医者さんがですね、お医者様が、研修を受けてですね、厚生省に届け出た医師、お医者さんが対象になるわけですね。  その診療報酬といいますと、月に六千円なんですね。七十五歳の患者さんは、その一割とすれば六百円ですね。それ以上、何か治療が、いろいろ検査とかあったときには、お医者さんの負担になるわけですよ。  だから、お医者さん側にとっては、あんまりメリットといいますかですね、そういうようなことが言われておりますしですね、余りよろしい制度かどうか、私は疑問のところがございます。  それとですね、かかりつけ医のそういう制度、研修されないですね、お医者さんのところにですね、顔なじみで行くようなお医者さんがおればね、最高だなというふうには、個人的には思っておりますが、やはり、専門家をですね、専門家の先生に診てもらう、自分の体はどうあると、あるいは家族ぐるみでですね、どうあるんかということが、もし構築できればですね、やはり、安心してですね、生活が送られるし、何事があっても、そういう相談に乗れるという大変、何といいますかね、安心感がありますし、また、専門分野に紹介もできるわけですよね。  だから、そういう観点からいけば、やはり、お医者さん、一つのかかりつけ医といいますかね、診療報酬等を抜きにしてですね、かかりつけ医制度は患者の皆さんといいますか、有効な策だなというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)専門医の立場で、医師の立場で、市長さんにお尋ねしたいんですが、田舎のほうは確かに、私たちの親の時代というのは、本当に地域医療をあずかる先生方にも、自分の体は預けてしまうというぐらい先生に頼って、診療を受けていたわけですけど、そういった身近な医師というのが、だんだん地域からなくなっているというか、先生方も、まあ、医大やそういうところから新たに出張医療をするというような状況があるんですけど、そういった中で、こういったかかりつけ医制度というのは可能なんですか、どうなんですか、その点、お尋ねします。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(時枝正昭君)お答えいたします。  私が答える立場ではないんですが、医療関係者ということで御質問いただいたんだと思いますが、この制度につきましてはですね、日本医師会は反対をしております。  わたしの個人的な見解から言ってもですね、これはちょっと、要するに医療を抑えるための手段でありましてですね、ちっともいい制度ではないんです。  先日、NHKの特集を見ておりましたら、何か、茨城県かどっかのお医者さんが、往診をしたりですね、それから、患者さんを診て回って、それの、やっぱり、そういうことが六千円で抑えられてしまうというのは、非常に不合理な話でありましてですね。だから、要するに、医療を抑えるための手段として、これ、考え出したんでしょうけれども、非常に、何というかな、理不尽な制度だと、私は思っております。 ◯議長(浜永義機君)十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)はい、ありがとうございました。  確かに、月に六千円というような平均で数字が出されておりますけど、本当にやっぱり患者にとっては選択ができる、そんな治療でなければ、本来の治療は望めないんじゃないかなと思いますので、専門の立場で説明をいただきましたんで、ぜひ、これからもそういった方向でお願いしておきたいなと思います。  次に、福祉法の関係と高齢者医療制度というのが、本当に整合的に合っているかというと、先ほどの専門な立場から見ても、やっぱり高齢者医療を抑えるために、本当に福祉は名前だけで、この制度そのものが、目的は高齢者、我々団塊世代がふえる十五年、二十年後を視野に入れた制度になっているような気がしてなりません。  そういった状況ですので、そういった形の中で見直しや廃止論が国会の中でも出ているわけですので、ぜひ、その点については、実際事務に携わる市町村が、ぜひ大きな声を出していただければなという思いですので、ぜひその辺をお願いしておきたいと思います。  では、あと、最後になりますが、国の制度そのものと宇佐市がこれからその制度をどう、市がやっぱり、広域連合から利用者に直接ということはなかなか、利用者サイドから見れば、そうはならないんですね。やっぱり利用者サイドはあくまで宇佐市という形で見ていきますので、その点で市として、聖域的なものがあると思いますけど、それを超えて、どう利用者に周知していくのか、そこをお尋ねしたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えいたします。  これは、後期広域連合大分県の、そちらから指示が来るわけなんですが、各市町村共通でございます。周知は、要するに、広報とか、あるいはホームページとか、あるいはチラシとか、あるいは説明会、地域の説明会、そういうようなことで対応していると思います。  身近に我々が担当事務をしておりますので、やはり、我々のほうがですね、積極的にそういう周知活動をしなければならない。  大分県は、後期高齢者連合、県内でございますが、大きな新聞に掲載するとかですね、あるいはテレビに出すとかですね、いろんな広報活動があろうかと思いますが、我々のスタンスではそういうような形を考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十四番 筌口 孝君。 ◯十四番(筌口 孝君)スタートしたばっかしの制度でありますし、これから、本当に高齢者が安心して暮らせる、そんな社会をつくるためにも、ぜひ見直し、廃止、両論議が中央でありますけど、地域の中では、そういったものは抜きとして、実際、生活をしていく上、そして、お年寄りが安心して暮らせる上で、ぜひこういった制度を、しっかりと皆さんの中に周知するなり、これから利用しやすい形の中で求めていきたいと思いますので、そういったことを発言させていただいて、質問を終わります。  よろしくお願いします。  ありがとうございました。 ◯議長(浜永義機君)以上で筌口議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第一、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、十六日午前十時から再開し、追加議案上程の後、市政一般に対する質問、議案に対する質疑となっています。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  長時間にわたり御苦労さまでございました。              散会 午後四時三十分 宇佐市議会...