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2008年03月10日 平成20年第1回定例会(第3号) 本文
2008年03月10日 平成20年第1回定例会(第3号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2008-03-10
    2008年03月10日 平成20年第1回定例会(第3号) 本文


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    2008年03月10日:平成20年第1回定例会(第3号) 本文 (343発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過              開議 午前十時〇二分 ◯議長(浜永義機君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十三名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  これより三月三日をもって招集されました第一回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(浜永義機君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。   市政一般に対する質問一覧表(平成二十年三月十日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨      │答弁を ┃ ┃      │                        │求める者┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃十六番   │一、ガソリンの大幅値上げで、暫定税率が国民   │市  長┃ ┃斉藤文博君 │ の話題になっているが、もし廃止になれば交   │    ┃
    ┃      │ 付税など、関連予算を含めた宇佐市に影響を   │    ┃ ┃      │ 与える金額はどの程度になるのか。       │    ┃ ┃      │二、学校給食センターについて          │担当部 ┃ ┃      │ (1) 中国産の冷凍ギョウザ残留農薬事件が発生  │課  長┃ ┃      │   後、食品に対する安全・安心がますます重  │    ┃ ┃      │   要になっている。宇佐市の給食センターで  │    ┃ ┃      │   は、冷凍ものの食材は使用していないのか。 │    ┃ ┃      │   また、輸入食材についてはどうか。さらに、 │    ┃ ┃      │   今後のチェック体制強化についてはどう考  │    ┃ ┃      │   えているのか。              │    ┃ ┃      │ (2) パンの原料である小麦粉の高騰や国産野菜  │    ┃ ┃      │   の値上げ、さらには燃料費、加工食品の値  │    ┃ ┃      │   上げも続いているが、給食費への影響はな  │    ┃ ┃      │   いのか。                 │    ┃ ┃      │ (3) 宇佐市給食センターの配送部門はシルバー  │    ┃ ┃      │   人材センターが続けて行くのか。また、南  │    ┃ ┃      │   部給食センターの配送部門はどうなるのか。 │    ┃ ┃      │三、JA大分宇佐の支援について         │担当部 ┃ ┃      │ (1) 今回、議案五十四号にあがっている市有地  │課  長┃ ┃      │   は無償譲渡はしないという宇佐市の方針で  │    ┃ ┃      │   あったと思うが、譲渡提案に至った主な具  │    ┃ ┃      │   体的理由は何か。             │    ┃ ┃      │ (2) 高森地区に建設中の東部支店の土地は宇佐  │    ┃ ┃      │   市と農協の間でどのような経過があったの  │    ┃ ┃      │   か。また、契約書作成の際、具体的な内容  │    ┃ ┃      │   の取り交わしがあったのか。        │    ┃ ┃      │四、雇用対策について              │担当部 ┃ ┃      │ (1) 宇佐市の誘致企業、進出企業の地元採用率  │課  長┃ ┃      │   はどの程度なのか。また、今年の高卒新採  │    ┃ ┃      │   用人数はどうか。             │    ┃ ┃      │ (2) 企業の新採用三年後の定職率が三割程度と  │    ┃ ┃      │   言われているが、社会の大きな課題と思う  │    ┃ ┃      │   が、宇佐市としてどうとらえているか。   │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃二番    │一、市民サービスについて問う          │市長及び┃ ┃中山実生君 │ (1) 市民サービスとは?            │担当課長┃ ┃      │ (2) 三月下旬~四月初旬に臨時窓口を開設して  │    ┃ ┃      │   は?                   │    ┃ ┃      │二、救急医療対策について問う          │    ┃ ┃      │ (1) 一次救急病院、二次救急病院とは?     │    ┃ ┃      │ (2) 宇佐市では過去に患者『たらい回し』の事  │    ┃ ┃      │   例は?                  │    ┃ ┃      │ (3) 空床情報を消防に提供するシステムは?   │    ┃ ┃      │   1)受け入れ拒否の病院には罰則が必要ではな │    ┃ ┃      │    いか。                 │    ┃ ┃      │ (4) ドクターヘリについてどう思うか?     │    ┃ ┃      │ (5) 救急医療が向上する為の改善策については? │    ┃ ┃      │三、限界集落対策について            │担当課長┃ ┃      │ (1) 準限界集落について市の取り組みは?    │    ┃ ┃      │   1)交通・通信の整備は?          │    ┃ ┃      │   2)産業の振興は?             │    ┃ ┃      │   3)医療・福祉対策は?           │    ┃ ┃      │四、ジョブカフェについて            │    ┃ ┃      │ (1) フリーターや無職の若者の人数を掌握する  │    ┃ ┃      │   事は可能か。               │    ┃ ┃      │ (2) 宇佐市で開設する気はないか?       │    ┃ ┃      │五、ごみ袋の無償配布について          │    ┃ ┃      │ (1) 宇佐市の七十才以上の独居老人数は?    │    ┃ ┃      │ (2) その人達にごみ指定袋の無償配布は不可能  │    ┃ ┃      │   なのか?                 │    ┃ ┃      │六、少子化対策について問う           │    ┃ ┃      │ (1) 子供を安心して生み、育てられる社会とは? │    ┃ ┃      │ (2) 医療費・無料化はどこまで可能か?     │    ┃ ┃      │七、市営住宅について問う            │    ┃ ┃      │ (1) バリアフリー化について市の対策は?    │    ┃ ┃      │ (2) 素早い営繕を?              │    ┃ ┃      │八、食の安全について問う            │    ┃ ┃      │ (1) 保健所がなくなるが、迅速な対応は出来る  │    ┃ ┃      │   のか?                  │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃一番    │一、行政の情報公開について           │市  長┃ ┃辛島光司君 │ (1) 情報公開について、行政のトップである市  │    ┃ ┃      │   長の見解とこれからの対応は。       │    ┃ ┃      │ (2) 宇佐市としては、情報公開することの必要  │市長、又┃ ┃      │   性をどう捉えているのか。         │は担当部┃ ┃      │                        │課  長┃ ┃      │二、四日市街なみ環境整備事業について      │    ┃ ┃      │ (1) この事業は、財政事業が厳しい中にあって、 │担当部 ┃ ┃      │   計画全体で約八億円が計上されている。   │課  長┃ ┃      │   この八億も当然ながら税金である。それゆ  │    ┃ ┃      │   え、お金の流れは厳しくチェックされて当  │    ┃ ┃      │   然だと思われるがどうか。         │    ┃ ┃      │ (2) 極楽通りの用地買収に関して、用地は三五  │担当部 ┃ ┃      │   二m2一二〇〇万円/m2単価約三四、〇〇   │課  長┃ ┃      │   〇円で妥当だと思われるが、移転・内装・  │    ┃ ┃      │   営業・影響等の補償については総額約五、  │    ┃ ┃      │   九〇〇万と総額しか公表されてない。詳細  │    ┃ ┃      │   はどうなっているのか。          │    ┃ ┃      │ (3) 警察跡地のトイレは坪単価約一二〇万円   │担当部 ┃ ┃      │   で市民の感覚で見れば高すぎると思われる  │課  長┃ ┃      │   が。どういった見積もりをしているのか。  │    ┃ ┃      │   また公園の見積もりの詳細は。       │    ┃ ┃      │ (4) 先日の報道で極楽通り工事の受注業者の有  │担当部 ┃ ┃      │   瀬組の件が報道されたが事業に対する影響  │課  長┃ ┃      │   や今後の対応はどうなっているのか。    │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃九番    │一、平成二十年度施政方針から          │市長・部┃ ┃三浦長男君 │ (1) バイオマスタウン             │長及び担┃ ┃      │    昨年十一月二十六日現在、バイオマスタ  │当課長 ┃ ┃      │   ウン構想を公表した市町村は全国で一〇四  │    ┃
    ┃      │   ヶ所ある。宇佐市は三月末までに構想を策  │    ┃ ┃      │   定する計画であったが、その進捗状況は。  │    ┃ ┃      │ (2) 温室効果ガス削減に向けて、まず市役所関  │    ┃ ┃      │   係から率先して取り組む内容は。また、   │    ┃ ┃      │   「地球温暖化対策の推進に関する法律」に係 │    ┃ ┃      │   る温室効果ガスの排出の抑制等のための措  │    ┃ ┃      │   置に関する計画は策定されているか。    │    ┃ ┃      │ (3) 児童虐待                 │    ┃ ┃      │    児童虐待防止には早期発見・早期対応が  │    ┃ ┃      │   大切だと思われるが、情報収集にはどんな  │    ┃ ┃      │   手立てが講じられているか。        │    ┃ ┃      │ (4) 米・麦・大豆の強い産地づくり       │    ┃ ┃      │    県産水稲は異常気象の影響か、はたまた  │    ┃ ┃      │   品種の偏りかで不作が続いているなか。県  │    ┃ ┃      │   は高温に強く食味も優れている「にこまる」、│    ┃ ┃      │   「あきまさり」を推奨品種とした。宇佐市  │    ┃ ┃      │   は「あきまさり」を推奨するようだが、ど  │    ┃ ┃      │   う広めていくのか。            │    ┃ ┃      │ (5) 都市計画の見直し             │    ┃ ┃      │    市町合併による行政区域の拡大、県北に  │    ┃ ┃      │   急速に展開する自動車関連企業等、日々変  │    ┃ ┃      │   化していく社会情勢に対応した都市づくり  │    ┃ ┃      │   は急務である。変更方針及び変更決定まで  │    ┃ ┃      │   のスケジュールは。            │    ┃ ┃      │ (6) 学校教育施設整備計画がやっと施政方針に  │    ┃ ┃      │   もられ、老朽校舎で学習している児童や保  │    ┃ ┃      │   護者にとっては希望膨らむ朗報である。結  │    ┃ ┃      │   論はいつ出せるか。            │    ┃ ┃      │ (7) 食育教育                 │    ┃ ┃      │    現在子どもの健康をめぐる諸問題が深刻  │    ┃ ┃      │   化し、特に食に関しては生活習慣病の若年  │    ┃ ┃      │   化や食の安全上の問題などの現状がある。  │    ┃ ┃      │   本来食育は家庭でされるべきであるが、現  │    ┃ ┃      │   在の社会情勢からそれが機能しない時代に  │    ┃ ┃      │   なっている。そんな中で発達段階に応じた  │    ┃ ┃      │   食育教育は重要であるが、指導内容は。   │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃二十七番  │一、油の高騰と道路特定財源について       │市長・部┃ ┃広岡利公君 │ (1) 市長は道路特定財源維持を訴える東京総決  │長及び担┃ ┃      │   起大会において暫定税率廃止ならば東九州  │当課長 ┃ ┃      │   道は切り捨てと挨拶をした様だが、市長の  │    ┃ ┃      │   立場も理解出来るが、地元国会議員の先生  │    ┃ ┃      │   にも力不足ではないかと思う。       │    ┃ ┃      │ (2) 国は油の高騰による福祉灯油を補助すると  │    ┃ ┃      │   か、生活保護世帯や低所得者の対応など考  │    ┃ ┃      │   えている様だが、宇佐市はどの様な考えな  │    ┃ ┃      │   のか。                  │    ┃ ┃      │ (3) 原油高の影響は農家はもとより市民の家庭  │    ┃ ┃      │   生活は大変厳しい羽目になっている。道路  │    ┃ ┃      │   も大事だが現況の油の値上がりはもっと大  │    ┃ ┃      │   事だ。                  │    ┃ ┃      │    この時こそ議会も当然だが市長が先頭に  │    ┃ ┃      │   なり国、県、国会議員に訴えるべきでは。  │    ┃ ┃      │ (4) 特に漁業関係に従事している船主や、ハウ  │    ┃ ┃      │   ス園芸経営者は死活問題と嘆いている。運  │    ┃ ┃      │   送業も同様でまったく気の毒と思う。宮崎  │    ┃ ┃      │   の人ではないが、「どげんかせねばいかん」 │    ┃ ┃      │   と言いたい。               │    ┃ ┃      │ (5) 今回は油問題一本で質問するが、何か対策  │    ┃ ┃      │   はあるか。                │    ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━┛ ◯議長(浜永義機君)まず、十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)皆さん、おはようございます。二日目のトップバッター、十六番の斉藤です。  まず、質問に入ります前に、二点ほど。  まず一点目は、時枝市長にお礼と感謝の気持ちを込めまして。二月二十九日の大分合同新聞によりますと、平和市長会議の加盟を宇佐市がされたというふうに報道されています。広島、長崎、両市以外では国内都市の加盟は初めてという報道が、もう少し大きく載せてほしかったんですけど、コラムとしては小さいけれども、昨年十二月議会の質問の後に、前向きに取り組むということで早速取り組んでいただいたということに感謝の気持ちをあらわします。ありがとうございました。  戦争で何も残るものはありません。本日九時からもTBS系列で「東京大空襲」というドラマがあるそうで、私も見ようと思っていますけれども、いまだ戦争の傷跡は残ってない、平和なくして市民の生活はないという思いから、これからも私も議員の一人として頑張っていきたいというふうに思います。  それから、初日から言われております三月議会恒例であります、退職される管理職の皆さん、そして職員の皆さん、長い間お疲れさまでした。  昨年度より戦後生まれの職員の方が退職が始まりました。ここ三、四年で団塊の世代という職員が多く退職されるわけでありますけれども、皆さん方は役場時代からの採用だというふうに聞いております。労働界でいえば、戦前、戦中、戦後という経験をされております。昭和の合併で右肩上がりの経済成長の時代から、今回の平成の大合併、行財政改革による合併で公務員バッシングが始まりました。退職される時期としては、まだ職員としてはいい時期かなというふうに個人的には思います。皆さん方がこれまで築いた自治体職員としての知識、それは各自治区に帰られましても大きな期待として残っておると思います。どうか、家の中に閉じこもることなく、地域の中で最大限の力を発揮していただきたいと思います。大企業の退職者や国の官僚のように、宇佐市のどこを見ても天下る先はないというふうに思いますけれども、どうか御活躍を、ましてや、退職金の話になると、退職かいと、たくさん退職金もらっていいなと皮肉の一つもまた言われそうな気がしますけれども、それもめげずに、やっぱり市政を支える意味で、地域の一人として頑張っていただきたいというふうにお願いして、質問に入ります。  今回は、四項目について一般質問いたします。  一項目めは、ガソリンの大幅値上げで、暫定税率の問題が今国民の話題になっています。本日の世論調査、けさの番組の世論調査によりますと、反対が六〇%を超えているということが報じられました。もし廃止になれば、交付税など関連予算を含めた宇佐市に影響を与える金額はどの程度になるのか、教えていただきたいというふうに思います。  大分県知事の広瀬さんは、記者会見を開いて、暫定税率維持に向けた強い意思表示をしました。時枝市長も「広報うさ」で、暫定税率維持といったことを強く主張されています。  私は、地方議員として、今の県知事を含めた地方自治体の首長であれば、今の税制の枠の中で当然の主張だと思うし、そういったことを明らかにすることが長としての責任だというふうには理解をしております。ただ、今報道されている、まあ、ここまで出てくるかなという無駄遣いの問題についても指摘がありますので、この点を含めて、御答弁をよろしくお願いします。  二項目めは、学校給食センターについてです。  もう最近では報道されなくなりました。原因が究明されなくていいのかなという不安もありながら、宇佐市、とにかく学校給食センターについて三点についてお尋ねします。  一点目は、中国産の冷凍ギョウザ残留農薬事件が発生後、食品に対する安全、安心がますます重要になってきています。宇佐市の給食センターでは、冷凍物の食材は使用していないのか。また、輸入食材についてはどうなのか。さらに、今後のチェック体制強化についてはどう考えているのか、お聞かせください。  二点目は、パンの原料である小麦粉の高騰や国産野菜の値上げ、さらには、燃料費、加工食品の値上げも続いている中で、給食費の影響についてもお尋ねします。  三点目は、配送部門の問題です。宇佐市給食センターの配送部門は、当初よりシルバー人材センターが続けていたというふうに思いますが、このまま随意契約で行っていくのか。また、南部給食センターの配送部門についてはどういうふうになっているのか、あわせて御答弁をお願いします。  三項目めは、JA大分宇佐の支援についてであります。  今回、議案五十四号に上がっている市有地は無償譲渡しないという宇佐市の方針であったと思います。譲渡提案に至った主な理由は何であったのか。詳しく御説明いただきたいと思います。  実は、この議案は、総務委員会にかかり、私は総務委員会の所属ですので、ほかの議員の方が当然出されているというふうに今回思ったわけでありますけれども、ほかにだれも出されていない。重要な問題だと思うので、本会議に一般質問といった形で質問を出させていただきました。  二点目は、高森地区に建設中の東部支店といいますか、県域になれば、東部出張所と言ったほうがいいのかなと思うんですが、あの土地は、宇佐市と農協の間で、どのような経過があったのか。また、契約書の作成の際、具体的な内容を取り交わしがあったのか、その内容があればお聞かせをいただきたいと思います。  四項目めは、雇用対策についてであります。  実は、私は、この雇用対策についての質問は、今回のメーンにしようと思ったんですよね。初日の今石議員の六項目めの貧困の格差の是正についての最低賃金以下の低賃金で働いている、この答弁についてですね、私は少し不満があるんですよね。  確かに、労働基準監督署の管轄なんですけれども、議員から一般質問が出されたら、管轄が違うからという形で流すんじゃなくして、やはり行政としてですね、電話で確認するなり、県内の情勢、宇佐市の情勢なりを確認して、最低でもやっぱりそれぐらいのことを答弁していただきたいなというふうに思うんですよ。  というのは、今石議員のこの質問は、四月から始まる非正規雇用社員、パート労働法にかかわる問題から、私は来ていると思うんです。この問題は、喫緊の課題なんですよね。行政課題なんです。そのことを、やはり宇佐市行政全体が知っていかなければならない。ワーキングプアという、この格差が、解消に向けた法律なんですよね。そういった部分を、職員全体が知る必要が私はあると思うんです。そういった質問の趣旨が十分行き渡ってなかったのかもしれませんけど、非常に、まあ、本人が再質問までいかなかったので、その趣旨はわかりませんけれども、私はそこのところを主張して、二点ほど今回取り上げました。  まず、企業の誘致については、工業団地が埋まるほど、時枝市長を先頭に誘致の努力に、そしてまた、その成果については評価をいたします。ただ、誘致企業、進出企業の地元採用率がどの程度なのか。また、ことしの高卒新採用の人数はどの程度なのか。お聞かせいただきたいと思います。  そして、二点目に、企業の新採用後の三年後の定職率が三割程度と言われています。これは、専門高校と普通高では若干の格差があるんですけども、これが今、宇佐市を含めて日本の社会の大きな課題というふうに思っているんです。宇佐市は、この問題をどういうふうにとらえているのか。  最後に、この答弁を求めまして、今回の一般質問を終わります。 ◯議長(浜永義機君)それでは、斉藤議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)皆さん、おはようございます。市長の時枝です。  十六番 斉藤議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、暫定税率の廃止に伴う本市の影響額についてでありますが、道路特定財源の動向が不透明なことから、先般、県と協議を行い、県下市町村同一指標で平成十八年度決算額をベースに仮試算を行ったところであります。  まず、歳入面の道路特定財源の影響額については、地方道路譲与税が約一千万円減額、自動車重量譲与税が約二億二千万円の減額で、両者合わせた地方譲与税は約二億三千万円の減少が見込まれております。  また、自動車取得税の七千万円の減額、さらに、市道中恵良線や大善寺橋道路改良事業等の地方道路整備臨時交付金が一億九千万円、本事業に充当する地方債も二億一千万円減少することから、総額で約七億円の減額見込みとなっております。  次に、歳出面では、これまで継続的に行ってきた地方道路整備臨時交付金事業で三億七千万円、宇佐本耶馬渓線、鳥越湯布院線などの県道負担金事業も九千万円、それぞれ皆減し、事業執行が困難となり、さらに、路面改修や側溝整備等の道路単独事業や維持補修費が半減の二億四千万円で、総額七億円の減額見込みとなります。  本市の新年度予算は、道路特定財源の制度継続を前提に編成しており、今後、暫定税率廃止や一般財源化に向かえば、本市の財政状況で勘案すると、道路関連予算に対する影響額は深刻なものと考えております。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については教育長、担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願い申し上げます。  終わります。
    ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの学校給食センターについてを、教育長 半田 剛君。 ◯教育長(半田 剛君)おはようございます。教育長の半田です。  十六番 斉藤議員の質問にお答えしたいと思います。  二項目めの学校給食センターについての一点目、食材の安全性についてですが、冷凍食品は国内で製品化した食品を使用しています。輸入食材は、品目ごとに産地証明、細菌検査及び残留農薬検査証明書の添付ができるものを条件に購入をしております。  現在、センターでできることは最大限注意を払いながら行っており、今後も納入業者には安全食材の提供を強く求めていきます。  二点目の現在続いている原料や食材等の値上げによる給食費の影響についてですが、多大な影響を受けて、献立の作成に苦慮をしています。しかし、今後も献立の工夫により給食費の値上げをしなくて済むように努力をしていきたいと考えています。  三点目の配送部門についてですが、宇佐学校給食センターは、民間委託当初に民間業者に仕様書を提示し、見積書を提出してもらいました。しかし、当時の予算の倍額ぐらいの見積もりでしたので、シルバー人材センターに見積書の提出を依頼したところ、低額でしたので、それ以来、シルバー人材センターと委託契約をしています。今後、今の条件よりよい委託先があれば、シルバー人材センターにこだわるつもりはありません。  南部給食センターの配送につきましては、市内のタクシー事業者五社に応募の確認をしましたが、四社が辞退をし、一社のみが応募しました。そのために、シルバー人材センターにも要請しましたが、現状ではできないと断られ、応募してきた一社と詰めの協議に入っているところです。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、三項目めのJA大分宇佐の支援についてを、総務部長 小倉正五君。 ◯総務部長(小倉正五君)おはようございます。総務部長の小倉です。  十六番 斉藤議員の三項目め、一点目の質問についてお答えいたします。  現在、宇佐市上庄字神の木の土地、いわゆる天津四号ポイントは、大分宇佐農業協同組合に稲の育苗用として無償貸し付けをしております。  この土地は、平成十七年の三月議会と平成十八年十二月議会に請願書が出され、条件つきで採択されましたが、農協の経営支援などに対する地元の理解が得られなかったことから、払い下げをしておりませんでした。  今回の議案につきましては、大分宇佐農協が県域農協に合併することに対する支援とあわせて、当該市有地と隣接する大分宇佐農協所有の土地に平成二十年度予定している小ネギのパッケージセンターなど農業関連施設の集積を図り、農業生産性の向上や農家経営に資するための譲渡要望書が提出されました。  また、当該市有地については、平成七年から三十七年までの三十年間、農協に無償貸し付けとなっており、貸付期間が満了したときに相手側から期間延長の申し入れ等が考えられることから、無償譲渡したほうがよいと判断いたしました。  一方、大分宇佐農協から農協所有の別の土地を無償で寄附することとなっており、隣接する市有地とあわせて一体的に整備することで土地の有効利用が図られると思っております。  二点目の宇佐市高森地区の市有地の貸し付けにつきましては、大分宇佐農業協同組合が県域農協合併に伴い、柳ヶ浦、宇佐、駅川、三支店の統合を進める中で、新しい東部支店の位置を交通の利便性等、農協内で検討され、当該市有地を候補地として、貸付申請が平成十九年十一月十二日に、大分宇佐農業協同組合から提出されました。その後、内容等を審査し、市有財産貸付規則に基づいて契約を締結いたしました。  契約の主な内容は、契約期間が平成二十年二月一日から平成四十年一月三十一日までの二十年、賃料は年間五十四万二十円となっております。  使用目的は、河東部地域の金融店舗と地域農業の振興や活性化を図るための農産物直売所を併設する計画となっております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、四項目めの雇用対策についてを、経済部長 原田芳文君。 ◯経済部長(原田芳文君)おはようございます。経済部長の原田です。  十六番 斉藤議員の質問のうち、四項目めについてお答えいたします。  一点目の宇佐市の誘致企業、進出企業の地元採用率についてですが、昨年十一月に商工観光課が行った企業アンケート調査の結果によりますと、本市の誘致企業、進出企業のうち、回答のあった企業十八社の従業員数の合計は千五百六人で、そのうち市内在住者数は千七十四人であり、約七割の方が市内在住者となっております。  また、本年の高卒新採用人数についてですが、ハローワーク宇佐管内の就職状況によりますと、一月末現在、就職希望者数は八十八人、そのうち就職内定者数は八十五人であり、内定率九六・六%となっています。  次に、二点目の定職率が三割程度と言われていることについての宇佐市の考え方についてですが、新規学卒者における就職後の離職率は、大分労働局の資料によりますと、平成十五年三月卒業者のうち、大分県全体で高卒の就職後三年間の離職率は五七・三%、短大卒の離職率は四九・九%、大学卒の離職率は四五・四%となっており、いずれも全国平均を上回り、およそ半数の若者が三年以内に離職している状況を示しています。また、この問題は、本人の問題にとどまらず、社会全体の課題であると考えております。  離職する理由につきましては、就職したものの仕事が自分に合わない、賃金や労働条件が自分が思っていたことと違っていた等々のことが考えられます。また、社会全体として、企業側においても、就業形態の多様化、仕事内容の高度化等により、高度な職業能力を有する人材を求める一方、単純な仕事はパート、アルバイト等を活用するというように、人材ニーズが二極化していることが考えられます。  このため、本市といたしましては、職業の適性等に悩む方々に対しては、ハローワークの相談窓口のみでなく、大分県総合雇用推進協会の行っております出張ジョブカフェを積極的に活用し、若年求職者と企業とのマッチングを図っていきたいと考えています。  さらに、離職者が再雇用されやすいよう、企業側と連携を図りながら、企業の求める人材の育成策を今後考えてまいりたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で斉藤議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)一項目めから順次、再質問をさせていただきたいと思います。  まず、暫定税率についてですね、各自治体、県知事を含めた国への要請行動とか、宇佐市の場合、市長を中心とした、そういった要請行動がどのようになされたのか、その経緯についてお尋ねをいたしたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)財政課長の豊岡でございます。  十六番 斉藤議員の再質問にお答えいたします。  住民に対する周知でございますが、四日市の商店街の地区で、市長及び執行部で、道路特定財源の維持に向けて、県からパンフレットをいただきましたので、それで私どもの影響額等をその中に盛り込んで、住民周知を図ったというのが現状でございます。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)済みません。質問の趣旨と、ちょっと答弁が違っていたんで、私は総務部長にお願いをしておったと思うんですけど、市長がどういった暫定税率維持に対してですね、要請行動をとった、その経緯をですね。県に働きかけたり、国に行ったりした経緯を私は議会でお聞きしますよというふうにお尋ねをしておったと思うんですけれども。これは通告の中に載っていなかったんですけれども。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)おはようございます。企画課長の蓑田でございます。  斉藤議員の再質問にお答えをしたいと思います。  市長が暫定税率維持に向けての活動なんですけども、これは市長が鹿児島から福岡県までの拠点都市の協議会の会長をしている関係がございまして、その協議会として、その総会の前に、その決起集会を打つということで御要望してきたところでございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)ここにですね、自民党の出したパンフレットをいただいていますけども、先ほど答弁でありました金額と大体一致するんですが、この中に、建設中の東九州自動車道という内容が含まれているわけで、私の知っている範囲では、宇佐市の関連の東九州自動車道には直接影響はないというふうに聞いているんですが、これについてはどうでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)建設水道部長。 ◯建設水道部長(西 時行君)お答えいたします。  宇佐市においては、西日本高速道株式会社がやっていますんで、その影響は余りないというふうに思っております。ただ、県南のほうについては直轄方式でありますので、もろに影響はあるというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)県南だけ進まなくてもいいということはないんでね、やっぱり全体取り組むべきという一定の理解は私、申しましたけれども。  宇佐市から東九州自動車道に取りつけ道路といいますか、市に対する、こういった予算関係についても、割合というか、インターから宇佐市を通る国道の結ぶ道路ですね、こういったものをほとんどもう、道路特定財源で賄われるんでしょうかね。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)再質問にお答えいたします。  道路関係の予算は、すべて道路に充当しなさいよという原則がありますので、関連道路、また取りつけ道路等は、すべて道路特定財源で充当するというふうに私どもは理解しております。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)昨年の九月議会で道路特定財源の堅持に向けた意見書提出の請願採択のときには、私も賛成したわけですし、今回この質問を出したのは、宇佐市にどれだけの影響があるのかということでありますけれども、一番の今の問題点というのが、ガソリンの高騰、そして、二つ目が今から再質問に上げるんですけれども、マスコミが調べた、ようもこうも無駄遣いということで、ここにいろいろ書いている、コピーで持っているんですけども、これはだれが答弁することになるのかわかりませんけども、こういった無駄遣いの指摘についてのですね、宇佐市の見解を最後に、この項としての質問をお尋ねしたいと思うんですけども。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)お答えいたします。  まず、宇佐市においては、道路特定財源の目的外使用はございません。宇佐市におきましては、道路特定財源の行方は非常に重要なことということで、慎重に国会審議を見守っているところでございますが、先ほど申しましたとおり、関連道路、生活道路の維持には、ぜひ特定財源が必要なんで、道路特定財源の確保にはぜひお願いしたいなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)当然、国からおりてくるわけですけど、宇佐市についてはですね、無駄遣いがあるというふうに思ってないし、思っているんですけれども、ちょっと質問が大き過ぎて、自治体の長としては答えにくいと思うんですけれども、今、国会で問題になっているのが一般財源化、今後の問題として、改革の問題としていろいろ議論されているんですけれども、やはりここでは、地方自治体としての考え方ですね。やはり、地方はまじめに使っているんだから、国ももっとまじめに考えてくださいよと、そういう答弁が欲しいんですけれども、どなたが、今の暫定税率に関するですね、今、国の議論に対して何か、こういうふうにやってほしいという部分については、宇佐市独自としての考え方はだれか答弁できる人はいませんか。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)お答えいたします。  宇佐市の全体の考え方といいますか、今置かれた立場は、道路特定財源の維持というのが最大の目標だろうと思うんで、今、国がいろんなところで無駄遣い、目的外使用が新聞報道でされているんですが、それに対してどうなのかということは、私どもが云々言うべきではないし、そういうのを排除して、当分の間は道路特定財源は維持していただきたいなというのが本音でございます。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)答えにくい質問で、大変失礼しましたけれども、一番国民の関心はそこなんですね、実は。もらっている立場から、下から上に向かってなかなか、その主張、考え方の本音を言うということは、マイナスになる分はなかなか言いにくい部分ですが、私たちは議員ですから、今議論されている部分は、やはり議論の対象にすべきだというふうに思うし、県議会もですね、内容は違いますけれども、大きく一面で取り上げられました。決議文の中身は違うんですけども、暫定税率に待ったという、直接の反対じゃなくて、やっぱり議論を進めるべきだという考え方のもとで意見が分かれているというふうに思うんで、やはりこれだけ無駄遣いが生じればですね、国民としても、先ほど質問で述べたように、六割以上の方が反対をしていると、その背景にはこの無駄遣いの指摘が私は世論としてあるというふうに確認をしています。  今回も、同じ趣旨の問題が請願書として出されているんで、恐らく、建設環境の委員会で、そういった議論も含めて議論されるというふうに、委員長にお願いをいたしまして、この項目は終わります。  二点目は、学校給食センターについてですが、冷凍物は使用しているという判断でよろしいんですかね。 ◯議長(浜永義機君)学校給食センター所長。 ◯学校給食センター所長(矢野建治君)学校給食センター所長の矢野です。  確かに、結構多く使用しております。というのが、いろいろ言ってもしようがないんですけど、国の自給率が三九%というふうな事態でですね、学校給食センターの食材だけ別物だということには決してなりません。その中でやっているんで、結構使っているということは答弁しておきます。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)今回起こった冷凍ギョウザですね。JTがああいうところまで手を出しているというのを私、知らなかったんですけれども、いまだに原因が解明されていない背景には、報道だけを見ると、検査、もう完璧ですよね。中国から送られてきて、コンテナで運ばれて、しかも、それを開封するのにハンマーを使ったりするという、そのチェック体制がですね、万全な中で起こったことなので、一番心配する中で、手だてとして、非常に難しい部分があると思うんですよ。ただですね、今のチェック体制は、どういった形で具体的にやられているのか、もう少し詳細に。 ◯議長(浜永義機君)学校給食センター所長。 ◯学校給食センター所長(矢野建治君)斉藤議員の再質問にお答えします。  品物が入ってきた時点でのチェックというのは、もう至難のわざです。できかねます。特に冷凍食品なんかは。いかに、その中で安全に、より安全なものを輸入するか、食材を購入するかというのは、その以前に、いかに納入業者から安全性の高いものを入れさせるか、それに尽きるんですよ。入ってきた状態の中で、検査員もおらん、検査する人もいない、器具もない、権限もないという中では、そういう自体はできません。  それで、どういうことにしているかといいますと、第一次製品、製品そのままのものというのは輸入のときに検疫の事態で、抜き打ち検査なりなんなり、相当検査があるんです。その中で、たまたま不合格だったものがマスコミをにぎわわせて、不合格、不合格と言いよる中で、大多数のものは検疫を通って、安全な食材として流通しているわけですね。その中で、うちのほうが気をつけておるのは、国内で製品化したもの。つまり、国内で製品化したものというのは、国内基準の設備と安全管理のもとで製品化していますから、より安全だということで、海外で製品化したものは使わないと。ただ、国内で製品化されたものには、国産を含めて安全が確認された原料で生産しているし、設備も安全管理も国内基準だから、そういうのは使いますというのが一点ですね。  あとはですね、入札とか、それぞれ製品を入れるたんびに、常に業者には呼びかけております。より安全なものをということで。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)わかりました。十分に、できる範囲のことはやっているということは、この前、偽装食品のですね、消費期限の問題のときに、給食センターの答弁の中にも、目視でやっているとか、いろいろ部分で詳しく私も説明聞いていますけど、こういった問題が大きくなった中でですね、抜き打ち検査とかいう、そういう体制はできているんですか。実際やってるのか、そういう体制はできないのか。 ◯議長(浜永義機君)学校給食センター所長。 ◯学校給食センター所長(矢野建治君)お答えします。  うちに入ってきた時点の抜き打ち検査というのは、なかなかできかねます。それと、もししたとしても、製品が合っているか、数量が合っているか、規格が合っているかという、そういう程度のものはできるかなというのがあるけど、今の、朝、調理前に材料が入ってきた時点で、二名で今手渡しをやっているんですが、その中では現状ではなかなか難しいし、今後は、ちょっと今の時点では困難だというふうに考えております。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)今回の冷凍ギョウザの問題はですね、やっぱり安全、安心に対する一つの問題提起の発端だと思うんですよ。これは、宇佐市から広げてですね、各市町村の給食センターを抱えておると思うんで、そういったチェック体制する委託業者があったりとかですね、あると思うんで、今後、そういった部分を調査、研究していただきたいと思うんですよ。抜き打ちでないと、抜き打ち検査体制がないとですね、どうしてもやっぱ、納入業者も必死で集めているわけですから、あれだけの食材を集めているわけですから、不備があるとは私は思っていないんですけれども、そういう体制強化についてはね、課題だと思うんですよ。そういった部分については、今後、調査、研究、検討という形で御提起申し上げたいんです。この辺はどうでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)学校給食センター所長。 ◯学校給食センター所長(矢野建治君)お答えします。  各県に、それぞれの県の教育委員会の委託を受けた学校給食会というのがあるんですよ。大分県にも当然あります。そこが一応中心なんですよ。そこがですね、一つの県の給食会では検査機構までは持てないんですけど、九州全体、西日本を含めた九州と中国地方とかいうところでは検査機構を持っております。うちのほうも、そういうところには強く要望をしていっております。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)こういった問題が出たら、今後ですね、さらにですね、そういったチェック体制の強化をさらに要望してですね、今が充実していないとは言わないんだけれども、そういう抜き打ちでできるぐらいな体制が私は必要ではないかというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。  二点目の、給食費への影響は、教育長の答弁では、献立の工夫とかいう部分についてはないという、当分はしないという方向なんですけど、これは普通の家庭食で考えた場合に、幾ら工夫してもですね、やはり原料が上がれば、そのコストは、まあ、家庭の場合は人件費がかからないわけなんですけれども、当然、原材料のコストというのと、それに使う燃料が上がればですね、コストはかなりの負担になると思うんですよ。ここに、市P連の会長が僕の隣にいますので、余り突っ込んだ質問はしたくないんですけども。  私も、宇佐市の給食センターができるときに、時枝市長の前から、この問題はずっと追ってきたんで、そういった流れの中でですね、基金についても運営委員会に入っていまして、基金提起も私もした記憶があるんですよ。こういったときにですね、これこそ暫定期間で、そういった取り崩しもですね、視野に入れてですね、工夫も大事でしょうけども、今のやっぱり食味と、やっぱり栄養源を保つだけの、もし赤字が出れば、そういった運営委員会を開いてですね、やっぱり了解を得るとか、期間を定めて。それでもなければね、どうしてもやっぱ値上げをしなければならない時期というのは絶対あると思うんです。それは、値上げをせというんじゃなくても、今のままで抑えていくと、また献立で不満が出てきたりするんで、その辺の調整は運営委員会をやっぱり臨時で開くなりしてですね、そういった体制はとってほしいと思うんですけども、そういう体制とれますか。 ◯議長(浜永義機君)学校給食センター所長。 ◯学校給食センター所長(矢野建治君)斉藤議員の再質問にお答えします。  先ほど教育長が答えた分についてはですね、そのとおりなんです。というのが、献立で工夫をするというのが第一義的で、それは現場でできることという意味です。だから、その手を尽くすだけ尽くして、それでもというときには、第二、第三の手はあります、確かに。ただ、今の段階でですね、議員のおっしゃるとおりです。今の当然、必要な摂取の栄養量とか、カロリーとかというのは絶対下げてはいかん。それは大前提とした上でですね、食材の工夫、言うなれば、主食、副食というのにはほとんど手をつけたくないと。としたら何かというと、デザートを上げたり、添加物をやったり、フルーツをやったり、ヨーグルトをやったりと、そこ辺のやつを工夫するという意味が大きくありましてですね。それで、教育長がお答えしたのは、現場で今の時点でできることは精いっぱいやりますよと。それで、この今の厳しい世の中で、給食費までの値上げというのは、最後の最後の手段ですよという意味のお答えでありました。
     だから、議員がおっしゃるような運営委員会に云々とか、まだ見直す点というのは、ちょっと一個具体的に入れてもですね、今、始業式は出してますよね。終業式は出していないと。そういうのとか、行事があったときには、各学校ごとの行事は戻さんけど、修学旅行のときには戻すとか、修学旅行以外のときにはどうしますよというのがあって、そこ辺から改めればですね、結構、改善の余地はあるのかなというふうに思っているんで、即値上げというのはまだ考えていませんということです。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)大変な、わかりやすい答弁でありました。今後の課題としてですね、提起していますので。  三点目に行きます。  これは、今回退職、松本次長が、僕が文教に所属をしているときから課題で、教育長の答弁の頭に、そういった部分は私は十分感じました。というのは、この給食センターができるときに、私は、民間部門での配送は、コンテナ車まで持って、必ず無理だという提起をずっとしてきたわけなんですね。すると、せんということで、コストから言えば絶対できないという自信があったから言ったのに、やっぱり執行部答弁で、いや、二社挙げて、返ってきた経緯があると。ほんで、ふたをあけてみれば、シルバー。私は、人材センターに移行したのが悪いというのではなくて、やっぱり問題提起をしたときには、やはりコスト計算をしてやるべきだと思うんですよね。  そういった事実について、最後に次長のほうに、ちょっと答弁をお願いしたいと思うんですけれども。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長(松本公則君)斉藤議員の再質問にお答えいたします。  御指摘のとおりであります。以前から、文教委員会のときに、斉藤議員のそういった御議論を伺っておりましたので、ということもございますし、市内の実は五社、タクシー会社がございます。その五社にすべて問い合わせをしましたところですね、その結果が、いろいろな理由が幾つかあるんですが、総論的に申し上げますと、やはり一つは、代表的なものが人材確保が難しいということと、もう一つはやっぱり、委託金額がやっぱり安いというのが理由で、私どもとしては辞退の理由としては伺っております。  そして、同じように、シルバー人材センター、今、宇佐の給食センターで配送をお願いしておりますので、同じように打診をしましたけれども、シルバーでも、現在、宇佐の学校給食センターの配送業務で手いっぱいで人材の確保が難しいんだということで伺っているところでございます。  残るタクシー会社の一社だけにですね、絞って、現在、詰めの協議を行っているという状況でございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)私は、合併するまで、院内の給食センターが院内タクシーに委託されているということを知らなかったですね。それの前からもう、タクシー会社にそういった構造不況の部分があるからという、そういった、今回そういう調査までしていただいたんで、その努力には一定の評価をいたします。今後についてもですね、やはりコストだけじゃない、そういった部分のこちらの議員の提案にはですね、やっぱり、調査をして、余りに強く、いや、二社しかないんだという、それがずっと僕は頭の中に残っているんですよね。そういった提起に対しては、十分調査をして、答弁していただきたいというふうに思っています。  三項目めの農協の支援についてですけども、昨年の六月に、私はJAの支援について一般質問しましたし、その中身も含めて議事録残っているわけですけども、請願書が無償譲渡で出たときに、私は賛成に立ちませんでした。それは一つは、やっぱり執行が今の財政状況の中で、まずそういうことをしないだろうということと、農家ゆえにですね、もう僕はほとんど肥料とか農協でとっていますし、組合員でもありますから、農協の支援というのはもう、やるべきなんです。ただ、今の農業情勢の中でね、農家というのは非常に少なくなっているんでね。これは市民的に考えれば、農協だけを支援してという感情が生まれたときに、支援されるほうの側という、やはり一定のただした中で位置づけをして支援をしていただきたいと。  今回ですね、提案理由は、当初のままなんですね。というのが、いまだに私は貸借対照表と損益計算書のことをするんですけど、農協が要望するというのは、無償で、今回新たに小ネギのパッケージという部分が出てきましたですけども、無償で借りて、そこで利益を上げるほうが、損益計算上では得なんですよね。ただ、無償で譲渡して、土地があれば資本がふえますから、貸借対照表で出る。ここの新聞報道によりますと、園田九萬一さん、今回の改革には非常に努力されて、私も認めるんですけれども、新聞報道の中に、やっと何か八%の何とかをクリアしたという。農政課長も、今回、かなり合併にかかわったと聞きますけども、その背景の中には、県のほうからですね、そういった意向があったんじゃないですか。これは素直に答えてもらいたい。  これは、多分、総務委員会の中でも聞かれると思うんですけど、今までの経過の中で、私はこのまま、素直に譲渡するのかなという部分があるんですけど、まず、県下の、県のかかわりについてお願いしたい。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(高山裕章君)おはようございます。農政課長の高山でございます。  ただいまの斉藤議員の再質問の中で、今回の合併と、あと無償譲渡の関係で、県のかかわりということで、県のほうは特にかかわりはないということで御理解いただきたいと思います。  それから、質問の中で、前回と今回の違いの部分、私ども執行部のほうにつきましては、今回につきましては、いわゆるゼロからのスタート。前回の、いわゆる無償譲渡につきましては、繰越欠損金が七億円を超えるような額、いわゆる赤字団体に対しての無償譲渡というような形になるので、経営支援の色が非常に濃いという部分はあります。  そういった意味で、今回は合併で、いわゆる全国、それから地方の段階から、いわゆる支援金をいただきます。そういった中で、繰越欠損金、それから引当金、それから、申しおくれましたけど、皆さん方、出資金を多大なる減資をしていただいたと。そういう中で、いわゆるゼロからのスタートということで、直接経営的な支援ではなく、いわゆるそこに施設の充実を図って、これからの農業振興を図っていくという観点で、無償譲渡したということでございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)もう一つ、新聞報道によりますと、上庄の土地は譲渡すると、旧宇佐家畜市場の市有地と隣接しておると、これは合わせればという、これは試算が出ているわけですけど、宇佐市としては、この評価については、新聞報道については、これでよろしいんですか。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)財政課長の豊岡でございます。  十六番 斉藤議員の再質問にお答えいたします。  これは、あくまでJAが行った評価と私どもは考えております。私どもは、農協に無償譲渡するということの議案を提案しているんで、その際、費用を入れてまで評価して、お互いの差を出すということはまず考えておりません。  それから、答弁にもなかったのでありますが、前回とちょっと違う点がですね、上庄のこの土地を前回、全筆無償譲渡してくれというような案件だったと思うんですが、今回、二千二百平米、約ですね、ぐらいを残していただいて、地元対策に活用したいという点が一点でございます。  それから、無償譲渡したその土地に固定資産税を賦課できると、平成三十七年までに賦課をすれば約一千万円超えるぐらいな固定資産税を賦課できると、こういう二点が利点として今回の提案に至っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)総務委員会でまた議論されると思うんで、これ以上は聞きませんけども、固定資産税も入るという、見込みがあるということで、農協からの後に整備した土地を寄附するという、そういったプラス部分があるということで理解をして、委員会に臨みます。  二点目のですね、高森地区に建設中の東部支店、私、議事録を確認したんですが、これは昨年の六月議会、先ほど農協支援の問題のときに、最後に三角形の土地をしたとき、大園副市長が答えているんですよね。当時はということで。今回ですね、譲渡要望じゃなくて、締結、貸借契約を結んだ月日はいつなんですかね。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)お答えいたします。  この土地につきましては、十一月十二日に申請が出されまして、十二月二十日までに契約を締結してくれないかという内容でございました。ちょっと日にちが、その点は無理でありますよということでお伝えをして、正式に一月の二十八日に、公正証書による契約を締結したというのが現状でございます。  また、この公正証書による契約は、貸付期間が満了したときにすぐに戻していただけるという利点があって、このような契約にいたしております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)これはお願いなんですけど、先ほど冒頭に述べた、市長が平和市長の会議に参加されたという、いい部分もですね、こういった市民から聞かれたことに対しての、一般質問というのは執行部の動いていただいてですね、交渉の経過の間に報告する必要はないんですけども、こういった、もう建物が建っているときに、何が建ち出したんかとまた私、聞かれたんですよ。いや、あんときにはというね。その後の経過がわからないので、やはりそういった後の経過が出てきて、締結に及んだときには、やっぱり議会サイドにも知らせてほしいんですよ。その知らせる義務はないんですけど、議長にはやっぱり少なくとも言っていただいて、関心があるから質問しているわけでですね。これをまた交渉中にいろいろ、議員になると、やっぱりそこに干渉が入るかもしれませんけど、そこは僕は一定の間隔を置いておくべきと思うんだけれども、締結が終わった後は、もう市民に公開すべきなんです。その前に、やっぱり私たちが知らないと、せっかく六月に僕、聞いているのに、こういった経過の中で、もう一回聞かれたときに、何しよんかいということになるんですよね。  だから、そういった部分、今後、総務部長、十分注意していただいて。これは、苦言でも何でもありませんし、そういった配慮が欲しいなという部分であります。  農協の支援については、議案についても私は反対するつもりはないのでありますけども、最後に、この項目で、賃借料の年間の金額というのがもっと安くならないのかなというふうに思うんですけど、この問題についてはどうですか。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)お答えいたします。  これは、規則がありまして、固定資産税の三・六という金額ではじいております。少し減免していただきたいというような要請もあったんですが、そういう理由が見つかりませんでしたので、規定どおり固定資産税の三・六という金額ではじいております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)今後、経緯を見てですね、あそこでの利用率とかいう部分も出てくると思うので、できる限り、支援できる部分については、私も農協の意見のほうも若干聞いてみたいと思います。今後の経緯については見守りたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、最後の雇用対策についてですが、私の質問にはきれいに答えていただいて、ありがとうございます。もう私はほぼ、聞きたいなという部分については答弁いただきました。  ただ、問題点があるんですよね。地元の高校、ことし卒業した宇佐市の、要するに十八歳の高校生が何人いるか。高卒のほとんどまあ、大学も含めてですけれども、就職人数が、流出率が極端なんですよね。いい、成績で、順番でやっぱり就職あっせんをしていくわけなんですけども、なかなかやっぱり地元企業には人材が育たないというところに非常に問題があると思うんで、この辺は、立地協定のときにですね、やはりその専門職といいますか、こういった人材が欲しいんだという部分についてね、もう少し地元に貢献できるような人材、アスリート、いわゆる、そういった部分の交渉を立地協定のときに、やっぱり盛り込むべきだというふうに思うんですが、その辺はどうでしょう。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(駒井大山君)商工観光の駒井でございます。  確かに、立地協定のときには、地元採用ということを第一優先に挙げております。それと、確かに、企業のほうでは、逆に新卒がいないということで見つけ回っている状況でございます。ことしの四月の就職をする高校卒ですね、就職をする人員は、誘致企業の分ですけど、一応十八名ということになっています。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)突然に振って済みませんけども、先ほど、定職率が下がった理由の中に、なかなか粘りがないという。教育関係にまた矛先を向けたいと思うんですけど、何回もここで提言しているんですけどね、やはり就職というのは、やはり天職だという部分の教育が今不足していると思うんですよ。せっかく体験学習をしながら。これも例に出して言ったことがあるんですけど、私も商業科の出身で、実は就職したのは、現場で工業系の仕事をしていた、そういう中間層というか、専門高校に行きながら違う職業をしているのがほとんどなんですね。それが、賃金はどこから来るのかということで、やっぱり生活するための基準になる、そういった教育が非常に不足している。これは、家庭教育の問題も大きくあると思うんですが、余りにも学校がですね、家庭で保護して、学校にやっぱりここまで求めるのは無理かと思うんですけど、今後の課題、大きな課題としてですね、社会の課題としてね、やっぱり教育の一環として取り組む機会を持っていただきたいと思うんです。その辺どうでしょうかね。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(辛島亮一君)学校教育課長です。  お答えいたします。  本年度、宇佐市のほうにはキャリア教育の研究指定が来まして、中学校が五日間の職場体験学習をいたしました。文科省の認定の指定事業です。小・中・高の連携したキャリア教育、就職、人生観、勤労観、こういったものを養う教育ということで、長洲中ブロックの小学校二校、それから中学校、それから高校と連携して、キャリア教育をしております。  このキャリア教育という言葉は、議員、今おっしゃった、労働とか、あるいは勤労の精神、それから賃金も含めた生活設計等を小学校、中学校のうちから養っていこうという事業で、今度の改訂でもですね、強く出されておりますので、今後も進めたいと思っております。 ◯議長(浜永義機君)十六番 斉藤文博君。 ◯十六番(斉藤文博君)この前、宇佐産業科学高校に行きまして、中学校に向けてですね、今の就職の状況とかいうのを情報発信するように言っていました。ぜひよろしくお願いします。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で斉藤議員の一般質問を終結いたします。  次に、二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)二番 公明党の中山であります。  一般質問四度目にして、初めて午前中のくじを引きました。これが終われば食事だなと、そういう思いをしております。きょうは、食事がのどを通るかなという思いをしておりますし、また、私の質問に対して執行部の皆さんが誠実に、明快に、未来に希望の持てる答弁をしていただくならば、さらに私ののどの通りもよくなると思いますので、その辺のところをどうぞよろしくお願い申し上げます。  きょうは、ふだんの私と違いまして、ちょっと質問も多いので、なるだけすべて消化するがために、明快な答弁をお願いします。  一番、市民サービスについてお伺いします。  市民サービスとは、どういうお考えをお持ちなのか、お伺いします。  二番、三月下旬から四月初旬、人の往来の一番激しい時期に臨時窓口を開設してはという気はあるのか、ないのか、そういう点をお聞かせいただきたいと思います。  次に、救急医療対策についてお伺いをいたします。  救急患者が病院に相次いで受け入れを断られ、手当てがおくれて死亡する痛ましい事件が多発していることは、皆さん、よく御承知のとおりだと思います。こうした悲劇を繰り返さないために、また、命はだれ人もただ一つ、地球上で一番重たいものである、そういう観点から、救急医療対策についてお伺いをいたします。  一次救急病院、二次救急病院とは、どういうことを指して言うのか。また、宇佐市においてはどういう病院が該当するのか、お伺いをいたします。  その二番として、宇佐市では過去に患者たらい回しの事例は。  三番として、空床情報、つまり空きベッドの情報を消防に提供するシステムは宇佐市にはどういうふうになっているのか、お伺いいたします。  先ほども言いましたけれども、受け入れ拒否がためにとうとい命を落とす、また落とされた、こういう事実が日本あちこちでお伺いしております。そういう救急病院の拒否の病院には、まあ、受け入れる側にもさまざまな理由があることは私もよく知っておりますけれども、何かそれに対処する方法がないのか、お伺いいたします。  次に、ドクターヘリについてでありますが、これは市ではなくて、今は大きな自治体、つまり県で導入計画、また導入しているところも現在ありますけれども、どういう情報まで知り得ているのか、お伺いをしたいと思います。  その五番目として、救急医療が向上するための改善策については、どのようなお考えをお持ちなのか、お伺いをします。  三番目としまして、限界集落対策についてであります。  これは昨年の十二月の議会でも、先輩の高橋議員、また衛藤議員等がこの限界集落対策についてお伺いしておりますけれども、私も同じような質問はしないつもりでありますし、またお答えをいただく、御答弁をいただく方も同じような答弁はなるべくならしないように、前向きな答弁を、さらに前向きな答弁をお願いしたいと思います。  そして、数年後には限界集落に移行するであろうと言われている準限界集落についての市の取り組みをお伺いいたします。  次に掲げる三つを何とかクリアすれば、準限界集落に移行しないで済むんではないかということで、この三点を挙げておりますけれども、それぞれどのようなお考えをお持ちなのか、よろしくお願いをします。  四番目、ジョブカフェについてであります。  まだ余り聞きなれない耳新しい言葉かとは思いますけれども、市長もあいさつの中で、このジョブカフェについて触れておりますし、また、先ほど原田部長のほうからもジョブカフェについて、若干のさわりがありましたので、詳しい、どういうことを指すのかということは私は触れませんけれども、フリーターや無職の若者の人数を宇佐市で掌握することは可能か。  その二番として、宇佐市で開設する気はないかということをお伺いします。  続きまして、五番目として、ごみ袋の無償配布についてであります。  これは、今石議員の特権事項みたいな感じがしまして、私がこの部分に触れるのも、いささかどうかなと思いましたけれども、そういうことはお構いなしにやっていきたいと思います。  宇佐市の七十歳以上の独居老人数を教えてください。  そして、その人たちにごみ指定袋の無償配布は不可能なのか、どうなのか、お聞かせをいただきたいと思います。  続きまして、少子化対策についてお伺いをいたします。  子供を安心して産み、育てられる社会とは、どういう考えをお持ちなのか、お伺いをします。  その二番目として、医療費無料化はどこまで可能か、お伺いをいたします。  続きまして、市営住宅についてお伺いをします。  入居者がだんだん高齢化に進むにつれて、そのバリアフリー化について、市の対策はどのような考えをお持ちなのか、お伺いをします。  そして、その二番目として、素早い修繕、建設から大分年数のたった市営住宅も多いのですが、その素早い営繕はどのような考えでどのようで取り組んでいるのか、お伺いします。
     続きまして、今一番問題となっております食の安全についてお伺いします。  宇佐保健所がなくなりますけれども、いざというときに迅速な対応はできるのか、執行部のお考えをお伺いします。  なるだけ、一時間内ですべて終わりたいと思いますので、誠実に、明確に、市民の皆様に理解の得られるような答弁をお願いします。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)それでは、中山議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  二番 中山議員の御質問にお答えいたします。  八項目め、保健所についてでありますが、確かに、中津市の保健所に統合されますと、市内に保健所がある場合よりも、場所によっては三十分以上余計に時間を要することもあろうかと思います。今回の保健所の再編につきまして、県と協議する中で、食中毒やO―一五七、ノロウイルス等の感染症などの健康危機が発生した場合、従前どおり、夜間及び休日については、通報があれば直ちに対応できる体制になっており、大きな支障は生じないという回答でありますので、若干の時間の差はありますが、今までと変わらない対応ができるものと考えております。  ところで、本年度をもって宇佐豊後高田県民保健福祉センター宇佐保健福祉部は廃止となりますが、特定疾患などの医療費公費負担申請の申請手続については、あらかじめ期日を定め、県の総合庁舎等に会場を設けて受け付け、相談が行われます。また、定期的に行っている専門医による精神保健相談についても、地域に会場を設けて実施されますし、難病や精神保健の患者、家族を対象にした研修会などにつきましても、これまでどおり、各地域において開催されます。  食品衛生業務につきましては、現宇佐豊後高田県民保健福祉センター内に食品衛生相談所を設置し、県職員が曜日を定めて定期的に出向いて、食品営業許可の更新や新規受け付けの相談等に応じるようになっております。  廃止された後の施設につきましては、宇佐市が県より借用して、福祉関係の課、係が利用して、市民サービスを実施することが検討中であります。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願い申し上げます。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの市民サービスについてと、三項目めの限界集落対策についてを、総務部長 小倉正五君。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉です。  二番 中山議員の御質問にお答えいたします。  一項目めの市民サービスについてですが、市民サービスとは、市民の福祉の向上のために、地方自治法第二条に基づく事務を処理するに当たって、市が行うあらゆる行政行為、すなわち市役所の仕事のすべてが何らかの形で市民サービスの提供であると考えています。  次に、二点目の三月下旬、四月上旬の臨時窓口の開設についてですが、毎年三月下旬、四月上旬は、就学や転勤など、一年を通じて最も引っ越しの多い時期であり、市民課などの窓口は大変込み合い、手続までの待ち時間が通常より長くなっています。多くの市民に利用していただいている窓口部門は、市民の皆さんにとってはよりニーズの高い行政サービスが求められているものと思います。  このような状況を踏まえ、一点目の市民サービスの観点から、市民課のみならず、転入、転出に伴う各種手続が必要な窓口部門において、年度末及び年度初めの休日開庁に向け、取り扱い業務、事務処理方法、職員体制等について協議、調整の上、今年度末から実施していきたいと考えています。  三項目め、準限界集落について、市の取り組みについてでありますが、市としては、準限界集落対策を含め、周辺部対策として平成二十年度から、周辺部に限定し、おおむね小学校区を単位とする新たなコミュニティーの形成を推進することにしています。  まず、年度当初に宇佐、安心院、院内地域にモデル校区を一校ずつ選定し、校区の住民の御理解等をお伺いする中で、住んでいる地域に誇りを持てる地域づくりに取り組んでいく予定であります。  次に、一点目の交通に関しては、できるだけ公共交通空白地域の解消を目指して、路線バスとコミュニティバスを運行する形で対応しています。今後、少子・高齢化の進展により、ますます公共交通の必要性が高くなると思われますので、さらに利便性や効率性を視野に検討を重ねていきたいと考えています。  次に、通信の整備についてでありますが、昨年六月から地上デジタル放送やブロードバンドの環境整備、さらには宇佐市ケーブルテレビ事業、携帯電話の不感地帯の解消等について、総合的に検討を重ねております。  今後、議会代表、市民代表、有権者を構成員とした宇佐市情報化に関する環境整備検討委員会のようなものを立ち上げ、幅広い御意見を拝聴した上で、宇佐市の情報に関する整備方針を打ち出していきたいと考えています。  次に、二点目の産業振興についてでありますが、平成二十年度から新たに周辺部対策として取り組む新たなコミュニティーのモデル校区において、地域の恵まれた特性を生かした産業振興についても、先進地の先行事例などを参考にしながら、検証していきたいと考えています。  三項目めの三点目、限界集落の医療・福祉対策についてですが、まず、医療面については、通院手段を持たない住民の足を確保するため、定期バス路線のない地域におきましては、以前から通院福祉バスの運行を行っておりましたし、平成十八年四月からは、対象地域や路線を見直し、コミュニティバスとして、一層地域住民の利便性を図るべく運行を行っております。  県内でも、各市で地域医療の危機的な状況が報じられている中、緊急医療体制や地域の医療機関同士の連携を図る研究協議を行っており、宇佐市医師会及び関係機関と連携を密にして地域医療を支えている医師の確保に努めております。  また、僻地地域、いわゆる無医地区においては、巡回診療を行うなどの対策が行われております。  次に、福祉の面では、周辺地域においても高齢者が住みなれた地域で生きがいを持って、健康で安心して暮らすことのできる地域社会づくりを進めているところであります。このため、老人クラブの活動や民生委員による見守り、緊急通報装置の設置などを実施しながら、行政、関係団体、住民などが一体となって、地域ぐるみで支え合う体制づくりに取り組んでいきたいと思っております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの救急医療対策についてを、消防長 飯田幸廣君。 ◯消防長(飯田幸廣君)消防長の飯田です。  二番 中山議員の一般質問にお答えします。  二項目めの一点目、一次救急病院、二次救急病院についてですが、一次救急病院とは、外来診療で比較的軽症な患者を受け入れるための初期救急医療機関です。市内では、一般的な開業医及び日曜当番医が該当します。  二次救急病院とは、入院治療を必要とする重症救急患者の医療を担当し、二十四時間、三百六十五日、重症患者を受け入れるための医療機関です。市内では、宇佐高田医師会病院が該当します。  二点目、宇佐市では過去に患者たらい回しの事例についてですが、今までたらい回しの事例はありません。災害現場から傷病者に最も適した最寄りの医療機関へ収容を依頼しています。平日の十七時までであれば、ほぼ最初の医療機関で収容できていますが、夜間、休日等、傷病によっては、隣接の中津市、別府市に搬送する場合もありますが、いずれも二、三の病院で受け入れ先は決定されています。  三点目、空床情報を消防に提供するシステムですが、大分県では既に整備されています。県内三十九の医療機関に設置されており、宇佐市内では宇佐高田医師会病院に設置されています。空床情報は、県下の消防署で把握できるようになっています。  次に、受け入れ拒否の病院には罰則が必要ではについてですが、罰則規定はありません。医療機関から理由なしでの受け入れ拒否はございませんが、今後も受け入れ拒否という状況にならないよう、医療機関の御協力をいただいてまいりたいと思います。  四点目、ドクターヘリについてですが、滑走路を必要とせず、適当な空き地を確保すれば離着陸可能で、自動車より速度の早いヘリコプターによる救急活動は、コストは高いものの、山間僻地の多い大分県では非常に有効な救急手段だと思います。現在、宇佐市では、医師も同乗できる大分県防災ヘリを活用しています。  五点目、救急医療が向上するための改善策についてですが、救急医療に当たる医師の待遇を改善するとともに、勤務交代など医師が働きやすい環境づくりが必要と思われます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)次に、四項目めのジョブカフェについてを、経済部長 原田芳文君。 ◯経済部長(原田芳文君)経済部長の原田です。  二番 中山議員の質問のうち、四項目めのジョブカフェについてお答えいたします。  一点目のフリーターや無職の若者の把握についてですが、フリーターの人数を把握することは困難ですが、ハローワーク宇佐管内の三十五歳未満の月間若年求職者は、平成十八年十二月から平成十九年十一月末までの年間平均で、一カ月当たり五百九人となっております。  二点目の宇佐市でのジョブカフェの開設についてですが、ジョブカフェの事業は、県の委託を受けて財団法人大分県総合雇用推進協会がおおむね三十五歳未満の若年求職者を対象とし、企業の雇用情報の提供、あるいは就職に関する悩みや相談を受けるカウンセリング等の事業を行っております。  本市において、ジョブカフェのサテライトオフィスを開設するには、その運営に年間約一千万円の経費がかかります。したがって、財政状況の厳しい本市においては、無料の出張ジョブカフェで対応していきたいと考えております。  なお、出張ジョブカフェの利用につきましては、平成十九年度は八月二十七日と本年二月二十一日の二回、市内で実施し、合計三十一人の方が相談で来られております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、五項目めのごみ袋の無償配布についてを、市民生活部長 田口英之君。 ◯市民生活部長(田口英之君)おはようございます。市民生活部長の田口でございます。  二番 中山議員の御質問にお答えいたします。  五項目めのごみ袋の無償配布についての一点目、宇佐市の七十歳以上の独居老人数は三月三日現在で三千九百四十六人となっております。  二点目の無償配布につきましては、現在、満一歳児未満の乳児のいる世帯、在宅において六十五歳以上の要介護度四または五の高齢者を介護している市民税非課税の世帯及び宇佐市重度障害児・障害者で宇佐市日常生活用具給付等事業実施計画の給付対象者でおむつを使用する在宅の障害児・障害者のある世帯に対しまして、「もやせるごみ袋・大」を一カ月当たり五枚支給しております。  今後も、無償配布につきましては、現状の対象世帯にしたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、六項目めの少子化対策についてを、福祉保健部長 坂口俊秀君。 ◯福祉保健部長(坂口俊秀君)おはようございます。福祉保健部長の坂口です。  二番 中山議員の御質問にお答えをいたします。  六項目め、少子化対策の一点目、子供を安心して産み、育てられる社会とはについてでありますが、近年の共働き世帯の増加や晩婚化、未婚化による価値観の多様化などを起因として、子育て環境は変化をしております。こうしたことが出生率の低下など少子化の要因と考えられます。そのため、平成十七年三月に策定した次世代育成支援行動計画に基づき、児童福祉を推進し、未来を担う子供が健やかに育っていく環境整備を図る必要があると思います。  子育てしやすい環境づくりは、行政のみならず、家庭、地域、学校、企業など、市民総参加で次世代育成支援に取り組んでいくことが重要であります。  市の具体的な取り組みとしては、子育て家庭の経済的負担の軽減を図る大分にこにこ保育支援事業の第二子三歳未満児の保育料半額減免制度と、乳幼児医療費助成事業の三歳未満児に係る医療費の一部自己負担金の無料化の導入、健やかな新生児の出産を支援するため妊婦健康診査の公費負担回数を二回から五回にふやすことなどを平成二十年四月より実施したいと考えています。  また、子育ての不安感等の緩和を図るための子育て支援拠点事業や、仕事と子育てが両立できる環境づくりを進めるため、多様化している就業形態にも対応できるよう、延長保育、放課後児童クラブなどの設置に今後も努めてまいります。  二点目の医療費無料化についてですが、平成二十年度より子育て支援の一環として、三歳未満児の無料化を実施する予定です。無料化の拡大の可能性につきましては、今後の財政状況によるべきものと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、七項目めの市営住宅についてを、建設水道部長 西 時行君。 ◯建設水道部長(西 時行君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の西でございます。  二番 中山議員の御質問にお答えします。  七項目めの一点目、市営住宅のバリアフリー化についてですが、平成六年度制定されたバリアフリー法制度化後に建築された市営住宅につきましては、法に基づきバリアフリー化を行っております。制度化以前の住宅につきましては、バリアフリー化を要望された場合には、状況に応じ、介護保険、障害者住宅改修事業等を活用していただくことにより対応しております。  今後は、住宅の状況に応じ、バリアフリー化を検討してまいります。  二点目の素早い営繕についてですが、現在、市営住宅の居住者が退去した場合には、入居希望の多い住宅や申し込み状況を考慮し、営繕を行い、随時、入居者の募集を行っております。  今後も、退去後の住宅につきましては、より迅速な修繕を行い、入居者の要望に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で中山議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)それでは、あと三十五分間、順を追って時間内になるだけやりたいと思います。  まず、一番初めのサービスについてでありますけれども、先ほど、辞典を引きますと、サービスとは、一、客への給仕、接待、二番、奉仕と書いてありました。この場合、客とは、現在、この宇佐市に当てはめてみると客とはだれになるのか、教えていただきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)総務課長の信国です。  中山議員の質問にお答えいたします。  客というのは、市民のことです。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)私も、実はそう思います。ゆめゆめ忘れてはならない、私自身も肝に銘じていきたいと思います。  次に、臨時窓口の開設の件ですけれども、本年度末から実施ということを回答いただきましたけれども、これは試験運行ではなくして、完全に実施というふうにとらえてよろしいんでしょうか。お願いします。 ◯議長(浜永義機君)行革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(大冨義夫君)おはようございます。行革の大冨です。  完全実施か、試行的なものかということなんですけども、今回、初めての取り組みということなんで、完全実施ではありますけども、今回の取り組み状況を見ながらですね、来年度につなげていくためのというふうに御理解をいただければなというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、お隣の中津市も完全実施しております。というのも、今、課長の言われましたように、試験運行みたいな感じで一年間やって、その期間中にどれだけの市民の対応ができたのか、そういうちゃんと統計をとった上での完全実施になったというふうに聞いております。いきなり完全実施ということも、いささか無理があろうと思いますけれども、それと同時に、一般、こういう市民課とか、例えば、大学の遠いところに行く、そういうことで、ぜひともそういう対応をしなければならないという人以外の一般の市民の対応ですね。土日、市役所あいちょう、便利いいから行くという、そういうことに対しての対応も若干考えなければならないというふうに思っております。  ただ、土日あいちょっから便利いいだけじゃ済まされない奥深い問題も奥にはあろうかと思いますけれども、なるだけ市民の皆様のためにという思いなら、試験運行じゃなくして実施運行、完全実施というふうにとらえていきたいと思います。  大分県下では、大分市と中津市が完全実施、たしか日田市だったかな、日田市も試験実施段階に入っているというふうにお伺いしております。その辺のところをどうかよろしくお願いしたいと思います。先ほど言いましたように、なかなか今、夫婦で共働き、ちょっと市役所に行くにも時間がとれない、自分が休みのときには市役所も休み、こういうことも物すごく多いことと思いますので、その辺の利便性とか、市民へのサービスという思いなら、ぜひいい方向に行けたらいいなというふうに私自身も思っております。  続きまして、救急医療体制であります。  これは、約十日ほど前、実際に私が体験したことでありますけども、いや、私が救急車に乗ったというんじゃなくして、私の隣で私の同級生が住んでおりまして、男兄弟二人で住んでいるわけですけれども、突然、脳梗塞を発症しまして、兄貴のほうがですね、私の同級生の兄貴のほうが救急車を呼んだ。何で私が気がついたかというと、赤いランプが家の横を通ったから、ええっと思って、飛んでいくと、何と私の家の隣だった。私の隣の家といっても、ちょっと百メートルぐらいありますけれども、すぐにその家に駆けつけました。  救急車が来たから、もうすぐ出るんだと思って、私は、救急隊員が車に乗せたから、すぐ出るんだろうと思って、家に帰りました。そしたら、なかなか家の横を通らない。約三十分間ぐらい、赤いランプを回しながら、救急隊員の人もかわいそうで、一生懸命電話しているわけですよね。つまり、受け入れ先を一生懸命探していて、約三十分間ぐらい。ベッドに寝かされた三十分間というのは、物すごく長く感じたんじゃないかなと思いますけども。三十分あれば、もう中津まで優に行ける時間なんですけれどもね。救急隊員の人が一生懸命、あっちこっち電話している、そういうことを直接、私は体験しまして、こういう質問を思いつきました。  だれ人も間違えない事実は、命は一つであるし、家族の者にもしもそういうことが起きた場合、本当に切実な問題であろうと思うし、私たちはこれを決して他人事では済まされないなというふうに思っております。  それと、つまり、空きベッド、空床情報を消防に提供するシステムですけれども、これは行政も消防署も共有する、情報を共有するということが必要ではないかなと。消防署と救急病院ですね、その三者が情報を共有するということが大事ではないかなと、私自身は思うんですけども、その辺のところはいかがでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)消防本部警防課長。 ◯消防本部警防課長(本田 繁君)おはようございます。消防本部警防課長の本田でございます。
     二番 中山議員の御質問にお答えします。  たらい回しの事例としまして、医療機関の受け入れできない理由としましては、急患な外来患者の治療中、診療領域の医師不在、ベッド満床等の理由で、いずれも二から三の医療機関で決定され、時間もかかっておりませんので、消防としましては、たらい回しとは思っておりません。  二点目の空床情報、現在は刻々と変わる診療状況の入力を更新されていないこともあるので、収容可能か電話で確認し、収容を依頼しています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)役職は何て言われましたかね。 ◯議長(浜永義機君)警防課長。 ◯二番(中山実生君)警防課長さん、きょうは初陣ということで、若干の緊張もありましょうけれども、これから場を踏めば徐々に場なれしていくんではないかなと思っております。私も、やっと四回目にして、これだけになりました。最近、やっと足の震えがとまるようになったんで、場を踏めば、市民のニーズにこたえられていける課長になられるんではないかなと思っております。これ以上の答弁は求めません。  次に行きます。  救急医療については、ドクターヘリです。若干、ドクターヘリのことについて触れたいと思います。  これは、大変お金のかかることで、宇佐市に導入する計画はないかとか、そういうことを聞くつもりは毛頭ありませんけれども、現在、大分県では導入を検討中ということで、考えているということをお聞きしております。これはもう、九州では長崎県が導入済み、つまり、多くの離島を抱えた地域では物すごく便利がいいわけですよね。それで、その導入済みということをお聞きしております。  一番このドクターヘリが進んでいる国は、世界でいえばドイツだというふうに聞いております。ドイツ国内であれば、数時間で隅から隅までドクターヘリが行ける。そして、あそこの道路はアウトバーンと言って、飛行機も離着陸できるような広い道路だと聞いたことがあります。そういう対応はすぐ、こういうふうにやりなさいということは、到底できませんけれども、検討の価値、また考えてみる価値はあるんではないかなと、そういうふうに思っております。ドクターヘリのことに関しては、ここでやめます。  続きまして、限界集落のことに行きます。  昨年の十一月、十二月と、公明党は、全国千四百数十カ所において、この限界集落と言われる地域をアンケート調査いたしました。宇佐市においても、数カ所、私自身が直接足を運んで調査をいたしました。  その数カ所の中で、今でも私自身がおつき合いをしている地域が一カ所あります。それはどこかといいますと、安心院町大字房ケ畑小字徳瀬というところであります。大字房ケ畑、戸数四十五世帯、小字徳瀬、戸数二世帯。現在、二世帯四人の方が住んでおられます。この二世帯、お互いどれくらいの距離があるかといいますと…、佐田議員、二キロぐらいですかね。佐田議員、地元ですので、よく知って、私も五、六回ぐらいしか行っていない、大抵、夜行きますので、約二キロぐらいはあるんじゃないかなと思っております。  十五年ほど前までは四世帯あったんですけども、現在は二世帯と言われております。安心院中心部からタクシーで、私のしょっちゅう行かせていただいているところは、車の運転のできない方ですので、安心院中心部からタクシーを呼んで、また帰ると、一回が四千四、五百円かかるんだそうです。現在、八十七歳と、おばあちゃんが八十歳ぐらいかな。実は、この八十七歳の、おじいちゃんと言えば失礼なんですけども、物すごく元気がよくて、私は行くたびに元気をもらって帰るような気がしております。実際、私とは親子ほど、ちょうど親子ぐらいの年の差なんですけれども、私が元気をもらいに、そのところに行くというような感じで今おります。私も、市内ありとあらゆるところへ市民相談等、お伺いしておりますけれども、安心院・院内地域の方にお会いして、宇佐市になってよかった、合併してよかったというのが、実はこの人が初めてでありまして、ありがたいというふうに言っております。  なぜありがたいのかというと、今からちょっと説明させていただきますけれども、実は、一週間ぐらい前ですか、このお宅にお邪魔しました。うちの女房を連れていきました。道中、そこまで行くまでに女房が何と言ったかというと、「この上に人が住んでいるの」と言いました。実際住んでいますけども。感謝の思いというのが、市が合併して、市がガードレールをつけてくれたそうです。そのガードレールがぴっかぴかなんです。合併してからですから、約三年前ですか、それぐらいなろうと思いますけども。ぴっかぴかのガードレールを、わあ、美しいなと。何でぴかぴかかというと、おじいちゃん言ってました。こんなところにガードレールをつけていただいた感謝の思いで、おじいちゃんとおばあちゃんが乾いたタオルでそのガードレールを磨いているということをお聞きしまして、私は本当に涙が出ました。すごい人だなと。そして、何よりもすごいのは、その八十七歳の方が、すべてに感謝という思いでいるということ。最敬礼の思いでいつも帰っております。普通の人だったら、見捨てられたとか、そういう思いがするのが普通ではないかなと。私は実際、市に対する不満とか、行政に対する不満とか、そういうことを聞き出したかったんですけれども、一遍の訪問で約二時間、五、六回行きました。ただの一遍も、そういう不満を漏らしたことはないというのが事実であります。  すべての事柄に感謝する。今置かれている状況に感謝する。人間、こうあるべきだというふうに私自身が勝手に思いましたけれども、本当にこの人から人間の生きざまとか、そういうことを毎回教わりに行っているような気がしております。  この人は、福祉がありがたいとも言っておりました。何よりも特徴は、年寄りめいていない。八十七歳であっても、年寄りめいていない。気が若い。情報を入れている。そういう点で違うなと思います。  私は、この徳瀬というところに、市長さんにぜひ一度行っていただきたいと思っております。その答弁を求めます。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)おはようございます。企画課長の蓑田でございます。  実は、私もまだお伺いをしていないわけでございますけれども、今、議員おっしゃるように、一度、今度、周辺部対策ということでですね、ぜひ私どもも地元を訪問して、地元の方々の御意見を拝聴したいと思っていますから、ぜひお伺いさせていただきたいと思っています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)本当は、執行の思いとは、ある意味では苦言を呈してくれるようなところに行って、それを市政に反映するというのが基本姿勢ではないかなと思います。まず、この人のところに行っても、怒られるようなことはありませんので、胸を張って行っていただきたいと思います。  そして、十二月の一般質問でも、先ほど言いましたように、高橋議員、大隈議員が限界集落のことについて触れました。では、数年後に間違いなく限界集落へと移行する、つまり準限界集落について、どのようなお考えか、端的に。  宇佐市を平均するとですね、現在、準限界集落、平均で五七・四%。院内が八五・七、安心院が七二・一、平均すると三百五十自治区の二百一自治区が準限界集落となっております。宇佐市を一つの大きな自治区にとらえると、こういう言い方は不謹慎かもしれませんけれども、宇佐市全体を大きな自治区にとらえるとすると、宇佐市自体がもはや準限界集落、数年後には限界集落、こういうふうに、絶対そういう方向に行かせてはならない。準限界集落なら、今手を打てば何とかなるというふうに私自身は思いますけれども、この辺のところのお考えをお願いします。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  中山議員の再質問にお答えをいたします。  今、議員おっしゃいましたように、準限界集落の考え方でございますけども、宇佐が七十二、三九・三%、それから安心院が七十五、七二・一%、院内は五十四、八五・七%が今後、十年後に限界集落になるという状況です。つまり、今の準限界集落と言われる割合でございます。  そのぐらい多数できますので、私どもとしては、この準限界集落対策を、しっかりと予防していくことが大切だということの考え方のもとに、さっき申し上げましたように、周辺部対策というものを平成二十年度当初から積極的に取り組んでいきたいと考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)ぜひ、そのように誠実な対応をお願いしたいと思います。  時間の関係で、ちょっと順不同になりますけれども、よろしいでしょうか。  続きまして、七番の市営住宅のことに関してお伺いをします。  一番のバリアフリー化、検討ということでありますけれども、現在、入りたいけども、入れない、この待機者人数がわかれば、申し込みがあるけども、まだ入れないという、この待機者人数がわかれば教えていただきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)都市計画・高速道対策課の溝口でございます。  今現在の待機者は何人かということは、ちょっと私も把握していませんので、大変申しわけありませんけど、申し上げられないということで御了解願いたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)後ほどわかれば、また教えていただきたいと思います。  私も、市営住宅の申し込みの市民相談を過去に幾度もお受けしましたけれども、なかなか入りたくても入れない。市民の方からは、あっこ、あいちょるのに何で入れんのちゅうて当局に聞くと、まだ前の人の後処理とか、営繕とかができていないというお答えをいただきます。  例えば、障子が破れている、壁が汚れている、そういうところの営繕はどこがやっているんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えをいたします。  営繕につきましては、先ほど、うちの部長が申し上げましたように、入居者のですね、多い方たちがですね、あるところにつきましては、退去後、早急に修理をしてですね、順番を待っておられる方もおりますので、なるだけ早い時期にですね、そういうことをして、募集をしまして、それから抽せんという形で対応しているのが現状でございます。  したがいまして、できるだけ早い時期にということを思っていますが、議員おっしゃったようにですね、大変老朽化しているところもありますので、すぐというわけにもいきませんけども、できるだけの努力はして、早く入っていただきたいようなというような形で対応はしているところでございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)済みません。営繕はどういう。どことか、わかります。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)大変失礼しました。  営繕といいますと、どこの課でしているかということですか。それとも、業者のことですか。 ◯二番(中山実生君)業者です。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)これはですね、早急にするということがありますので、一応、営繕するところのですね、業者の方は、市のほうで決めさせていただいて、その中でやっているというのが現状でございまして、その中でできない場合は、また別の方法で対応はしております。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)なるべく素早い対応、つまり、どこも住むところがないという人がいっぱいいるわけですよね。そういう人のニーズにこたえるためにも、ぜひ素早い対応をお願いしたいと思います。  順不同になって申しわけありませんけれども、ごみ袋の無償配布についてでありますけれども、不可能、もしくは不可能に近い、そういう答えをいただきましたけれども、独居老人数三千九百四十六人と先ほどお聞きしました。これ、すべてやるというふうにすれば、金額は幾らになりますか。 ◯議長(浜永義機君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(松本 明君)環境対策課長の松本です。  お答えをします。  独居老人数の三千九百四十六人にすべて支給をしてからどれくらいかということでございますが、これ、支給する枚数等によって変わってきますが、今、無償配布を行っております月五枚の年六十枚を皆さんに支給すると、約、金額として七百万円程度かかります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)約七百万円、これぐらいのお金だったら、無駄をなくせば簡単に出てくるような金額だと私は思いますけれども、ここのところは答弁要りません。けれども、私自身はそう思います。どこかに無駄があるんではないか、一つ一つチェックする才能も持ち合わせておりませんけれども、その辺のところをよく精査しながら、ぜひ市民のためにという思いで、よろしくこれからもお願いをしたいと思います。  あと五分ありますけれども、駆け足で行きまして、きのうの高橋尚子さんではありませんけれども、五分前で失速をいたします。  以上、終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で中山議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではございますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。なお、再開は一時十分といたします。                    休憩 午後零時〇六分                 ──────────────                    再開 午後一時 十分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)皆さん、こんにちは。一番 辛島光司です。  お昼からのひととき、くつろぎたいときでしょうが、我慢しておつき合いください。  それでは、早速、質問に入っていきたいと思います。  まず一項目め、行政の情報公開について。  その一点目、情報公開について、行政のトップである市長の見解とこれからの市としての対応は。  二点目、宇佐市としては情報公開することの必要性をどうとらえているのか。  二項目め、四日市街なみ環境整備事業について。  一点目、この事業は、財政事情が厳しい中にあって、計画全体で約八億円が計上されている。この八億円も、当然ながら税金であり、公金であります。それゆえ、お金の流れは厳しくチェックされて当然だと思われるが、その点どうか。  二点目、極楽通りの用地買収に関して、用地は三百五十二平方メートルを一千二百万円、平米単価約三万四千円で妥当だと思われるが、移転、内装、営業、影響等の補償については、総額約五千九百万円と、総額だけしか公表されていない。詳細はどうなっているのか。  三点目、警察跡地のトイレは、坪単価約百二十万円で、市民の感覚で見れば高過ぎると思われるが、どういった見積もりをしているのか。設計も含めてですけど。また、公園の見積もり、設計の詳細は。  四点目、先日の報道で極楽通り工事の受注業者の有瀬組の件が報道されましたが、その後、事業に対する影響や今後の市としての対応はどうなっているのか、二項目にわたって質問いたします。  明確な答弁をよろしくお願いします。 ◯議長(浜永義機君)それでは、辛島議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  一番 辛島議員の御質問にお答えいたします。  一項目め、行政の情報公開について。  まず一点目、情報公開についての見解と、これからの対応についてでありますが、国においては、民主主義の健全な発展のためには、主権者である国民に対し、政府がその諸活動の状況を具体的に明らかにし、説明する責務を全うするために、行政機関の保有する情報の公開に関する法律を制定して、情報公開制度を確立しております。そして、この制度を通じて、行政運営に関する情報が国民一般に公開されることは、国民一人一人がこれを吟味した上で適正な意見を形成することを可能とするものであり、国民による行政の監視、参加の充実にも資することになるものと考えております。  これからの情報の公開にあっても、個人の権利、利益の侵害のないよう、個人情報の保護などに努め、行政の適正かつ円滑な運営を図ってまいります。  次に、二点目の情報公開することの必要性についてでありますが、情報公開は、個別の法律によって、行政機関がその保有する情報を市民からの求めに応じて開示する制度や、市民からの求めを待たずに提供する制度が設けられています。しかし、行政運営の公開性を向上させ、市がその説明責任を全うするようにするためには、このような従来の制度に加え、行政機関の保有する情報を何人もそれらの情報の開示を請求することができる権利を保障し、宇佐市が保有する情報を公開することであります。  これにより、市政について市民に説明する責務を全うすることとなり、市民の市政に対する理解と信頼を深め、市民との協働による透明で公平、公正な行政運営を図ることができると考えております。  今後も、個人情報の保護に十分留意し、行政文書の開示に努めてまいります。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願いいたします。  終わります。
    ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの四日市街なみ環境整備事業についてを、建設水道部長 西 時行君。 ◯建設水道部長(西 時行君)建設水道部長の西でございます。  一番 辛島議員の御質問にお答えをいたします。  二項目め、四日市街なみ環境整備事業についての一点目、街なみ環境整備事業に伴うお金の流れは厳しくチェックされて当然だと思われるが、どうかとの御質問でございますが、当然のことながら、本事業のみならず、市政全般にわたる事業遂行には厳しくチェックをしております。チェック体制としましては、宇佐市総合計画実施計画と連動した行政評価システムの導入により、事業採択の公平性や透明性などの確保に努め、事業の評価も行っているところでございます。  本事業の推進におきましても、この事業評価及び今後の十分な投資効果をにらみながら、透明性にも努め、実施してまいりたいと考えております。  次に、二点目の質問でありますが、極楽通りの補償の詳細についてでございますが、御承知のとおり、総額は約五千九百万円で、補償件数としては八件、権利者については五名であります。  この補償算定につきましては、損失補償算定標準書に基づき算定しております。この標準書は、土地等の取得等による通常生じる建築物移転料等の補償金の算定に当たって、補償項目ごとの詳細な算定要領や一般的な単価等を定めているものであります。当該事業での算定も、この標準書に基づき詳細な調査、厳密なる算定を行い、決定したものであります。  また、個々の詳細につきましては、宇佐市情報公開条例第七条第二号の財産、個人に関する情報に該当するため、お答えすることができませんので、御理解のほどよろしくお願いいたします。  次に、三点目の警察署跡地の公衆用トイレが、市民の感覚で見たら高いと思われるが、どういった見積もりをしているのか。また、公園の見積もりの詳細はとの御質問でございますが、まず、今回の公衆用トイレの仕様及び規模でございますが、構造は木造かわらぶきの平家建て、規模としては男子トイレの小が二つ、大が一つであり、女性トイレは二つであります。それに障害者用の多目的トイレを別に一つ備えております。延べ面積は三十六・五平米であり、坪換算いたしますと約十一坪であります。請負金額が一千四十四万七千五百円でありますので、坪当たりにしますと単価は約九十五万円になります。  この積算に当たりましても、建築工事標準単価表を主とし、刊行物及び見積もりなどにより積算を行っております。他の類似施設と比べてみても、決して高くはありません。  次に、警察署跡地の公園広場整備でございますが、面積規模は二千百三十五・九八平米であり、駐車場を完備した多目的広場として整備しております。施設の内容につきましては、前に述べましたように、公衆用トイレを一棟、ベンチを六基、案内板一基、街路等二基、フジ棚を一基、水飲み場を一基、その他、樹木を植栽しております。積算に当たりましては、大分県土木工事標準歩掛を基準とし、大分県積算単価、刊行物などを運用し、積算をしております。  なお、本年二月二十日に国土交通省の住宅局所管の会計検査院が来庁し、検査を受け、指摘もなく検査が終わっております。  次に、四点目の極楽通り工事の受注業者である有瀬組の件について、事業に対する影響や今後の対応についてはどうなっているかの御質問でありますが、去る二月十四日に有瀬組より、銀行取引停止処分に伴う工事続行不能届が発注者である市に提出されました。これを受け市は、二月十八日に契約解除通知を代表者に書面をもって行っております。  現場におきましては、履行保証会社との立ち会いのもと、出来高確認を行い、精算を既に終えております。  残工事につきましては、既に入札を終え、電気工事につきましては岩金設備工業、舗装工事につきましては株式会社奥田組がそれぞれ落札いたしまして、年度内完成に努めているところであります。  最後に、今回の一件についての事業に対する影響は、特にないものと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で辛島議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)時間的な配分の都合もあって、順番は前後しますが、お許しください。  まず、情報公開について、簡単に。  市長の答弁いただきましたけど、どうも聞いていると、受け身、情報公開に関してですね。受け身のような姿勢ですね。国から、上からのこういうのに照らし合わせて公開しますと、市民が来れば公開しますと。  私が本当に求めていたのは、そうじゃなくて、先ほど斉藤議員もおっしゃったように、議会に対しても、市民に対しても、積極的に市から、行政側から公開していくことが本当の意味の情報公開ということだと思うんですよ。ホームページないし、いろいろなもので、市民から問い合わせられる前に情報公開して、それに対して、市民や議員からもいろんな意見が出ます。それを行政、執行と、また市民と、議員たちが一体になって問題解決に当たるというのが当たり前の姿勢だと思うんですね。そのために情報公開が必要だという認識だと思うんですよ。  だから、そういう積極的に市長が先頭切ってやっていくんだという、積極的に発信していくんだという答弁をね、本当は私は望んでいたんですけど、どうも、市民が求めてくれば、照らし合わせて出しますよとか、それは情報公開の本当の精神まで、ちょっと達していないような気がするんでですね。そこは、やっぱり積極的に、問題もあろうかと思います。課題点、市の課題点だとか、そういうことまで公開して、幅広く市民からも意見を募って、一体となって、市民も理解した上で、市と市民とみんなが一体となって問題に当たるということが当たり前の姿勢であり、今からの時代ですね、必要になってくるんじゃないかなと。国でも、密室で決めたことをどうのこうのじゃなくて、それを隠して、後で問題追及されるようになるわけですから、最初に、こういう、それぞれの課でもいろんな課題点だとか、問題点、人口の変動に伴っていろんなシステムがもう、システム疲労も起こしていると思うので、そういうものをすべて、問題点だとかも情報公開で出して、意見を募って、一体となって、その問題解決に臨むという姿勢を情報公開で私は求めたくて、この質問をしたんで、その点、そういうふうな方向で今から進むようにですね、お願いだけしておきます。  それとですね、まず、二項目めの四点目、財政、まず入札するときに、財務状況とか、国、県の基準に合わせて、照らし合わせて、言ったら、書類がそろっていればいいというような感覚だと思うんですけど、宇佐市独自できっちり財務状況を、入札業者に関して調べるとかというようなことはやっているんですか。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)都市計画・高速道対策課の溝口でございます。  お答えを申し上げたいと思います。  四点目です。この入札につきましては、当然ですね、基準に沿った中でチェックをしまして、入札の指名業者というのをですね、決めて、発注をいたしたところでございますので、基準にあくまで沿って入札をしたということでございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)また、今もそうです。確かにね、上の基準に従うということは大前提なんでしょう。国とか県とかの定めたね。恐らく、市民もそうですし、恐らく、執行側の皆さんもそうだと思うんですけど、やっぱり、国、県とかの、今まで定められたものすべてがですね、何の……、何か問題であるから日本がこの状況であり、宇佐市がこの状況になっているわけで。やっぱり、それに従うだけじゃなくてですね、やっぱり宇佐市独自、もう何でもそうです。行政のやり方でもそうですけど、上が言ったからどうのこうのだけじゃなくて、やっぱり宇佐市独自でですね、その壁を突き破ろうという気持ちを持って、上にも意見していくんだ、こうやろうやというような、やっぱり積極的な姿勢をですね、持って、やっていってほしいなと思うんで。  このような、やっぱり事態になるとですね、住民挙げてのまちづくりですよね。四日市街なみ環境整備事業。協働の事業ですね。やっぱり、水を差すことになるわけですよ。この間もイベントをやっていましたけど。ああやって、イベントのときには、もうできておったはずだと。お披露目みたいな感じでもできておったはずだと。それがバリケードになっておって、やっぱり寂しいって、イベントをやっている人たちも言いよったです。やっぱりね、水を差すことになっているわけです。何の影響もないと言ったけど、やっぱり人の気持ちの面ではね、やっぱり、まちを盛り上げようとしている人たちにとっては影響があっているんですよね。水を差しているわけですから。  だから、やっぱり、事業にけちがつくようなことにもなりかねんですけんね。やっぱり、こういうことはしっかり、基準に照らし合わすだけじゃなくて、やっぱり、もうちょっと責任感持って、しっかりやっていってほしいと思います。  次に移りたいと思います。  二項目めの二点目。そうですね、私もいろいろ個人情報に関しては調べました。それで、確かに個人情報にね、若干抵触するのかなとも思いました。ですが、私の考えとして、市の姿勢としてですね、市長がおっしゃったように、情報開示、宇佐市も一応ね、取り組むということであれば、当該者の同意書なり、承諾を得ればですね、法律的には問題ないと思うんですよ。それは、例えば、それを絶対やらないかんというよりも、さっき言った姿勢ですけど、それをもらって公表しようという、そういう姿勢が、やっぱり見えてこないからですね。だから、その辺の、そういうことが可能であれば公表しようという気持ちがあるのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えします。  この公表問題につきましては、他の方からもですね、既に情報公開というのが出ている方もいらっしゃいます。私どもとしましてはですね、なぜ、ここまで出せないのかといいますと、土地につきましてはですね、最高裁の判例でもありますが、それはもう公示にですね、土地の価格というものにつきましては、もうわかりますので、おのずと登記簿上の面積、そういったものからわかってくるので、これについては公表するべきだというのは出ている。一方でですね、建物の補償等につきましては、これはあくまでですね、個人の財産、そういったものからですね、知られたくない、そういったものに属するということから、これも最高裁の判例でですね、情報公開をすることは好ましくないということからですね、私どもは情報公開していないということでございます。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)ちょっと食い違っているところもあるんですけど、だから、それは確かにそうかも、私も調べました。確かに、そういう形なのかも、抵触するかもしれません。だから、その先を言っているわけです。同意書なり、その人たちの承認を得れば可能なんじゃないかと。市は、公表、市が進んで情報開示はしたいけど、法律によってできないというのであれば、そういう行動をね、とるという姿勢が見えてくるはずなんですよ。だから、そういう前向きな姿勢は、姿勢をもって行動に移す気はあるのか、ないのか。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えいたします。  行政はあくまで、やっぱり法的に沿ってですね、していかなければならないので、先ほど申し上げましたが、そういう状況の中でもですね、今議員おっしゃるようにですね、相手の方が、いや、私はいいですよと、これはこの件に限らずですね、相手の方が同意をですね、もらってですね、いいよという場合は、それまた、その時点で考えることだろうと思いますけれども、あくまで、この情報公開条例に沿ってですね、やっぱり手順を振った中で、そういった中でやっていくのが行政の役目だというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)まだちょっとあれなんですけど。だから、法にのっとるのは、もちろん当然ですけど、法にのっとってもね、その承認を得ればね、法にかからないかもしれないわけでしょう。恐らく、大丈夫だと思うんですよ、もちろん、その当事者の承認なり、同意書があればですね。そうすれば、法は問題なくなるはずなんです。だから、そういう法に、法に従うのは当然ですが、その法に従って、そういう法にひっかからないようにでもして、情報公開をしていこうという姿勢、気持ちはないんですかということをお尋ねしています。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)総務課長の信国です。  辛島議員の質問にお答えいたします。  先ほどから議員のほう言われています、個人情報であっても本人の同意があれば出せるじゃないかと、その部分については、この件に関しましても、うちのほうからこういう方法はあるということはお知らせしてですね、担当課のほうで、それについては全員の同意がなくてはいけないとか、これを公開する、幾ら同意をもらっても、公開することによって事業に支障があるとか、そういう判断を主管課のほうでするようにしておりまして、決して、公開をしないとか、無理にしないとか、そういうことじゃなくてですね、やはり個人情報をいかにして守るか。一度公開してしまうとですね、その損失というのはなかなか回復困難でございますので、常に慎重にやっておりますが、やはり前向きには公開は考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)やっぱり、この厳しい中の八億円の事業で、市民であり、国、県からの補助金ももらってね、要は、日本国民の税金ですよ。それをいろんな補助金で全国がやるから、結局は市民の補助金でも一緒なんですけど、それをね、やっぱり、それにかかわる事業ですよね。だから、できるだけ積極的に情報公開をしていくというのが当然だと思うんですよ。公金を使っての事業でね。それをどうやっても法律にひっかかるけんできないというのであれば、それはわかるんですよ。だから、そこまでの手段を踏んでいない、そういう姿勢も見えなくて、法律にひっかかるからできないとか、もう頭っからそうでしょう。だから、それだと、やっぱり市民にしろね、やっぱり関心が多いから、私もこの場で質問しているわけで。いろいろ電話もかかってきますしね、いろんな方から聞かれます。だから、言っているのであって、私自身がそれ知ったからといって、何の得になるわけでも何でもないです。  だから、そういう姿勢がやっぱり必要であり、例えば、皆さん回ったけど、回って同意書を求めたけど、こうこうこうでできなかった。そうなれば、また受け取り方も違いますよ、こっちも。そこまで市は公表しようとして動いたんだってなれば。何にするにしても、そういう姿勢だとかね、行動っていうので示さんと、そういう話だけで、こういう法律があるけん、ここまでだって。常に、やっぱり時代変わって、何か体制が変わっていこうと、何か突き破ろうという動き、行動がまず伴わないとですね。何にも変わらないですよね。  だから、そういうことで、また、情報公開に関連して、そういった姿勢とか態度は、これからも私は求めていくつもりなんで、また今後ともよろしくお願いします。  この計画自体、市との一応協働事業ですよね。いつ、どういった組織との話に、スタートをですね、この事業のスタートはどういう形で始まったわけですかね。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えします。  そこまで詳しく、ちょっと私も回答できかねるんですけど、十五年ぐらいだったですか、中期活性化事業計画、そういったものからですね、市が取り入れまして、それから、どこにするのかということで、四日市の市街地を中心とした街なみをやろうということからですね、本格的に十八年度から事業を進めまして、それから、一期計画、二期計画、三期計画といったものを立てまして、今現在は一期計画、それから、二十一年度から二期計画、そういったところで五年の、二期計画までは一応は具体的にはとらえていますけど、三期計画につきましては、現在の財政状況の厳しさ等からですね、状況を見ながら考えていこうということで取り組んでいるところでございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)じゃあ、もうちょっと簡単な質問で。  この計画を表にですね、ちゃんと決定して公表というですかね、正式に決定したのはいつになるわけですか。 ◯議長(浜永義機君)建設水道部長。 ◯建設水道部長(西 時行君)お答えいたします。  街なみ環境整備事業計画の策定の報告書がですね、平成の十八年に出ていますので、その時点で一期計画から三期計画つくっております。ですから、十八年に策定をしたものというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)もうちょっと調べりゃわかるんでしょうけどね。細かい点。大体、平成十八年のうちのどこかでということでいいんですけど。  当然ながら、それまで、計画の段階でですね、何ですかね、いろんな工事の詳細ですね、買収予定地だとか、そういった情報というのは当然漏れていないわけですよね。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えします。  そういった内々的なものにつきましてですね、漏れたというようなことは、私が知っている限りでは、ないと思っています。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それでは、極楽通りの買収用地ですね。そこは、ひとつ法務省でもちゃんと調べたあれですけど、平成十七年八月十六日に名義が変わっているところがあるんですよね。その人は、もちろん四日市の方で、市長にも古くからなじみがある方だと聞いていますが、そういったことは御存じですか。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えします。  そういった関連の関係でやってきたということは、私が知っている限りでは存じておりません。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)その方はですね、今、協働でやっている四日市振興組合ですかね、商店街振興組合の理事もなされている方で、その人が計画が決まる、一年なるか、ならんかぐらい前に、極楽通りの土地を取得していると。それは、じゃあ、どういうことでそういうことになっているのか、その見解をですね。たまたま偶然ということですか。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えします。  そういった関係でどうのこうのということは、何度も申し上げますように、私は存じ上げておりません。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)どうのこうの存じ上げておりませんというのは、具体的に言うとどういうことなんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)前もってですね、知れとったやないかとか、そういう関連があるんじゃないかというようなことをですね、御質問されたのだろうと思いますので、私としてはですね、知っている限り、そういうことは存じ上げていないということで申し上げました。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)今も振興組合の理事をされているんですよね、その方はね。もちろん、そことの協働でやっているわけですよ、市が事業をですね。そこの街なみの振興組合と市の協働事業で、四日市街なみ環境事業というものが成り立つわけですよね。そこの理事の方が、その事業が始まる一年ぐらい前に、代々相続だとか受け継がれてきた土地を、一年前にその人の名義になっているわけですよ。それはどう見ても不自然な流れですよね。疑われてもおかしくない流れですよね。一緒にやっている相手側、一緒にやっている住民側の人の名義に一年前になっているわけですから。公表、決定される前に。  こういう事実があって、疑惑があって、市民からも問い合わせがあって、情報公開ということとも結びついて、私はこの一体した、情報公開と一緒になって説明を求めているわけで。情報公開を、じゃあ、例えば、情報公開なしに、市民からのそういった情報もあるんですけど、実際、法務局でもそういったふうに登記がなっています。だから、それを、じゃあ、情報公開なしに、その疑惑をどういうふうに説明して、払拭するのかということを核心としては聞きたいわけです。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えしたいと思いますが、経過からですね、結果的にそういうふうになっているからというような形で、私は、どうなのかということを言われましてもですね。当然、門前町の協議会、まちづくり協議会の中にも関連していますし、あるいはまた、振興組合にも入っていますから、そういった仕事のですね、関係の中で、まちづくりに対してですね、されてきている方と思っていますけど、ただ、それが先にですね、知っておってですね、計画はあったというようなことについてはですね、それは私としては全然別個の問題としてですね、とらえておりますので、そういったものに関連してはどうかということにつきましては、先ほどから言っていますように、存じておりませんということで申し上げたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)これは、課長がそういうふうに答弁されるのは、わからなくもないような気もしますけど。  市民から見てもね、そうやって、おかしいんじゃないかという声があって、私たち議員の中でもそういう声が実際あると思います。で、そういうのが、そういうふうに思われるようなことをね、また証明できないわけですよ。情報も、そうやって法律で出せない。出そうという姿勢もない。だから、なおさら、出したくねえから出さんのじゃと。その一年前ぐらい前に名義変更した人が、じゃあ、幾らで買って、市がその人に幾ら払ったのか。総額だけしか出していない。その人に幾らお金払って買収したのか、補償でお金出したのか。その詳細ですね、全くわからないから、市民も何かあるはずだと。  その片や、協働で事業をやっている、その理事ですよ。理事さんですよ。その人の名義ですよね。明らかにおかしいって思われると思うんですよね。実際に、人の目として見て、課長は全然、本当たまたま偶然だっていうふうに、市民の人にもそうとらえてくれって自信持って言えますか。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。
    ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えをいたします。  今ですね、本人のですね、やっぱり考え方もですね、そういったところもやっぱり聞いてみなければならないところでありますし、先ほどからですね、言われるようにですね、本当に、まちづくりのために一生懸命になってやっておられる反面、そういったことで見られるということ自体もですね、やっぱり、私は、今までの経過から見ましてもですね、どうなのかなと私が思っているのはそこにあるわけで、そういったのは全然存じ上げていませんから、私としては、やっぱり一生懸命になってまちづくりに対して励んでいる一方でですね、そういったほうに言われるということになれば、やっぱり本人の気持ちもですね、やっぱりどうなのかなということも私もありますし、そこら辺のところについては、今までも私においては確認しておりませんので、今の時点ではわからないということを私は申し上げたいと思っています。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)じゃあ、今の時点とおっしゃったからには、いつかわかるんですよね、じゃあ、その具体的なことが。また、その具体的に、今の時点じゃなくて、ちょっと今から積極的に調べて、説得させられるだけのものを出せるわけですね、じゃあ。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えいたします。  先ほどですね、議員おっしゃいましたようにですね、個人情報の関係からですね、個人が同意したらいいじゃないかなという話もございましたので、そういったことからもですね、個人の同意するというようなことを、やっぱり考えますと、そこでは情報公開の中でもですね、こういったものありますよということを、やっぱり聞くときにですね、わかるところも出てくればということで申し上げたわけでございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)じゃあ、私の認識、とらえ方としては、宇佐市が住民と協働事業をやるときは、常に住民側でそういう土地買収が、今から、そういう同じような条件があっていっても、それは当然だということですね。そういう認識ですね、じゃあ。協働でやる場合に、相手側がそうやって土地を前もって買って、それを市が買い上げて補償していったお金、何ぼ出したかも公表しないということですね、今から先も。同じようなことがあってもということですね。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えします。  これにつきましては、公表するか、しないかというのはですね、私どもは現時点での行政としてやるべきものは、法律、あるいは規則、そういったものを基本として考えておりますので、じゃあ、今後、すべてそうなのかということはですね、やっぱり時代の流れ、いろんなものがですね、凡例として出てきますので、そういうところも加味しながら対応していくべきじゃないかなというふうに思っております。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)もう課長も当然ね、宇佐市の財政事情の厳しさもわかっていて、その行財政改革、市長が旗降りになってやっているわけですね。こういう疑惑が持たれるような制度、こういうのもね、行財政改革の中の一環だと思うんですよ。市民に疑惑を持たれる、やっぱり税金を使ってすべてやっている事業ですからね。そういうシステムをつくっていくのが、また行財政改革のある一つの意味じゃないんですかね。そう思うんですよ。  だから、市民側と協働になってやっている、その市民側の人が前もって土地を押さえているというのは、一般的に考えたらね、おかしいって思うと思うんですよね。この問題はまた、いろいろ、さっき信国課長のほうからもありましたように、積極的に情報開示していただけるということなんで、そういう姿勢を今後もまた期待していますので、よろしくお願いします。  次に、三点目ですね。  坪九十五万円ということだったですね、トイレ。これ、恐らく、あれでしょう。前の通路部分の、軒と通路部分を入れて計算すると、確かに九十五万円なんですよ。トイレの、何ですか、部屋の坪ですね。建物という、その軒と前の通りじゃない部分をのけると百二十万円、機具とかが入っているところの坪数だけでいくと百二十万円計算なんです。私は、実際に私、メジャー、自分で持っていってはかってやっているんで、こういう話をするんですけど。トイレも何回も行きました。  トイレもね、センサーじゃないわけですよね、ボタンですね。勝手に水が流れるとかじゃない。環境対策とかのあれでは、確かにそっちのほうがいいのかもしれないですけど。やっぱり、一般的に見てですね、高いんじゃないかなと。ましてや、国も県も市も、どこも財政が厳しい中で、行財政改革でそうやって宇佐市も苦しんでいる、市民も苦しんでいる、この行政も予算だとかで苦しんでいる。そういったところで、やっぱり行財政改革の一環としても、そういうところを厳しく見てやっているのかなと思ってですね。  やっぱり、必要最低限の機能と景観という観点でやっているのかどうか。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えします。  先ほど議員がおっしゃいましたように、坪単価につきましてですね、私ども答えた九十五万円と百二十万円ですか、その差については、まさしくそのとおりだというふうに思っております。  適正なですね、設計に基づいてやっているかということは、当然、専門の方にも見積もりを、設計してもらっていますし、なぜ、そういうふうに高いのかということになりますと、私よりも、むしろ建築課長のほうに、よければ、議長、お願いしたいと思うんですが。 ◯議長(浜永義機君)建築課長。 ◯建築課長(近藤 健君)建築課長の近藤でございます。  お答えをいたします。  このトイレが坪当たり、かなりの高額じゃなかろうかという御質問でございますけれども、ほかの、ここ十年ぐらいでこういう公衆トイレを建設しておりますけれども、例えば、東西別院にあります観光トイレとか、長峰にあります清水寺というお寺がありますが、そこの観光トイレとか、そういう部分と比較をいたしましても、ほとんど差がないというような状況です。  なお、このトイレにつきましては、ほとんど同じ規模で同形態のが城井一号掩体壕という史跡公園がございますが、そこに建設されております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)先ほどもちょっと言ったんですけど、今までのやり方だとか、今までのそういう、今までのどうのこうのを引きずってきて、国もそうですけど、宇佐市もこういう厳しい状況になっているわけですよ。だから、今までと同じことをやっていっていいのかといったら、そうじゃないはずなんですよね。そのために行財政改革だとか、職員の方も冷暖房を辛抱して、電気消してやりよるわけでしょう。今までやっていなかったことをやりよるわけですよ。だから、すべてにそれは当てはまるはずなんですよね。今までのやり方に、どこかが時代に合わなくなってきたから、こういう厳しい財政状況になって、行財政改革を市長が旗振ってやりよるわけですからね。  だから、今までと同じだからいいという考え方はね、それはちょっとおかしいと思います。そういう意識が変わっていかんと、今から先、そんな楽観視できる状況じゃないですからね。財政状況にしろ、何にしろ。高齢化、どんどん進んでいって、どんどん社会保障費は膨らんでいくはずですから。  だから、そういう意識を変えて、今までと同じじゃだめだという意識を持って、やってもらわないと、十年後、二十年後まで考えたときに、怖いですよ、すごく。その辺の意識の改革からやってもらわないとですね。今までと同じだから、今までと同じものだから、同じぐらいのお金でいいんだって、そういう物差しのはかり方で、事業もそうですけど、すべて変えていかんといけんわけですよ。行財政改革、改革なんですから。変えていこうとしようわけですよね、きっと。そういう意識が変わっていなければ、表にそうやって変わったところが見えてくるはずないんですよね。  だから、私が言いたいのは、そういうところを言いたいわけです。だから、今までと照らし合わせて同じかどうか。バブルのときと、じゃあ、同じでいいのか。行財政改革が始まる前とも同じでいいのかと。同じだったらだめなはずなんですよ。ちょっと一個材質を落とすだとか、何か必要最低限でいいじゃないかとかっていう議論が出てこんとおかしいはずなんですよ。そういうことを言っているので、また今後そういう視点に立って、そういう意識を持ってやっていってもらいたいと思います。  それとですね、こういう土地とか事業に関連してですね、金曜日、高橋議員の質問を受けて、土曜日に新聞報道されました尾永井の件ですけど、私のところにも電話だとかね、いろいろ、会う人からの反響が多く、高橋議員の質問を受けて、ちょっとまた聞こうと思っているんですけど、この交渉相手はどこで、交渉相手はだれになっていたんですかね。 ◯議長(浜永義機君)今の質問は、開発公社のあっちの問題ですか。 ◯一番(辛島光司君)ああ、そうです。尾永井の件です。 ◯議長(浜永義機君)それはもう、質問の範囲外ですけど。 ◯一番(辛島光司君)いや、四日市の土地のことに関して、土地取得に関しての関連質問ということで。金曜日受けて、ちょっと反響が多かったんで、質問させていただきたいなと思ったんですけど。(「関連質問だから、いいじゃないですか」と呼ぶ者あり)土地に関しての、取得に関しての関連質問で。(「議長、議事進行について」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)二十六番 久保繁樹君。 ◯二十六番(久保繁樹君)二十六番の久保でございます。  議会のですね、一般質問は、一応通告制になっております。宇佐市議会では、関連質問は認めないという慣例もございますので、議案質疑の中でですね、通常、通告がなくてもいいと思うんですけど、一般質問に関したら、それは避けていただかないと、今後の一般質問通告制の意味がですね、なさなくなると思いますので、議事進行をよろしく進めていただきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)いいですかね、今の。質問の範囲外ですので。 ◯一番(辛島光司君)関連質問は若干ね、皆さんもされているんで、いいんじゃないかなと思って、一回、一度、この場で質問されていることなんでいいんじゃないかなと思って、聞きたくて、ちょっと、その後、金曜日で、土曜日の報道を受けて、私もたくさん聞かれたんで、説明責任もあると思ってですね、この場で聞こうと思ったんですけど、それでもだめですか。(「議長、休憩」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)やっぱり、もう質問の範囲外ですので。(「関連だから。休憩」と呼ぶ者あり)  一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)土地取得のですね、用地取得に関連して、その取得方法の事例としてですね、四日市の件とこの件とが重なるから、そういう取得に関連してですけどね。取得方法だとか、そういうことに関連してだからですね。全く関連性がないことを聞くわけじゃないです。 ◯議長(浜永義機君)ですから、この件に、街なみに対しての分ならいいんですよ。そこを聞いてもろうたらいいんですけど。そっちの、質問の範囲外のところは、ちょっとまだ、持ち合わせもあるか、ないか、わからんですし。(発言する者あり)  では、ここで暫時休憩をいたします。                    休憩 午後二時〇三分                 ──────────────                    再開 午後二時十一分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  辛島議員の先ほどの質問は、通告外であります。これまでの例として、関連質問は認めておりません。質問を変えてください。  一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それでは、きょうの質問全般的な私の意見を言う、答弁を求めません。土地関連に関してでも、私が感じていること、ないし、何を問題提起したいかということを述べさせてもらいたいと思います。  高橋議員の質問でもあったことにも関連するんですけど、すべて行財政改革、厳しい中ですね。やっぱり、トイレにしろ、四日市の公園のあれにしろ、そうやってなるべく税金を、なるべく最低限の機能と景観を保つために、なるべく税金をかけなくてやろうと。行財政改革、厳しい中、企業も誘致も大事でしょうけど、でも結果的には、土地取得に関して、このごたごたで、結果的に負債をふやしただけ。職員、私も冬も時々来て、えらい暗いなとか、寒いなと、着込んで一生懸命しよる。そして、厳しい行財政改革の中で、市民も、職員も、歯を食いしばって、どげか批判を受けながらしようわけですよね。  そういう中で、そうやって、この何カ月か、ものの何カ月かの話で、はい、話が不調に終わりました、はい、何億の負債がふえました。何をやりよんのやっていう批判があっても当然だと思うんですよ。それを私も当然、そうやって言われました。議会は何しよんかと言われました。  そういう、つじつまが合わんというんですかね、何ていうんですかね。そういうことをね、やっぱり、言ったように、意識改革から、今までどおりじゃだめなんで、今までどおりのやり方じゃ、だめだったから、今のこの現実があるんだというふうなとらえ方をしてもらって、よくするために、県にも出かけていって、ここをこうやりたいから、特例でも何でも許してくれと、こうやらしてくれって、そういうふうな積極的な姿勢をですね、やっぱり市民にも見せてもらいたいし、そういうことをこの議会にも提案してもらえば、ここにいる議員たちも、宇佐市をよくしようと思ってここにおるわけですから。そういう姿勢と熱意を感じれば一緒になって、また議会と執行とが一緒になって前に向かっていけると思うんですよ。  この間の金曜日の尾永井の件でも、やっぱりこれは大きな問題ですよ。何年分のあれになるんですか、金利まで含めたら。じゃあ、売れる見込みが立つまでの金利まで含めたら。数億円ですよね。何億、三億だとか言われていますけど、それにプラス金利ですよ。責任、だれがとるんだと。それをね、要望というような形になりますけど、執行側としても、その辺はやっぱり話してもらって、だれがどういう形でその責任をとって、解決に向けて、どうやっていくんだというのは、当然出す責任もあると思うんですね。  その辺、やっぱり、市民が納得できる形を前提にして、本当、今までとは違って当然だと思うんです、今からの宇佐市をよくしていこうと思えば。だから、そういう姿勢をもっと見せてもらって、そのための方法論なり、何かをまたこっちの議会で投げかけてもらえば、それに反応して、いろいろなことが一緒になってできると思うんですね。そのためのかんかんがくがくが、この議場であり、執行と議会の役割だと思うので、その法律がどう、条例がどう、上のあれがどう、もう最初からその逃げる言いわけだけにしか聞こえないんですよね。そういう姿勢を最終的には、私は言いたいんであって。  そういうことをですね、ちょっと一年生の私がこうやってぶつのは、ちょっと横着に感じるかもしれませんけど、私自身、そうやって、将来にわたってどうにかしたいという気持ちで、ここに立っているわけですから、そういう気持ち酌んでもらって、やっぱりここにおる部課長の人たちの後ろ、背中を見ている後輩の職員たちがいっぱいいるわけですよ。結局、今までどおりやって、何もそのまま、上の人が変えようとせんと、下の人たちはまた上に上っても変えようとはせんですよね。そういうのを背中で見せていってもらって、それが若手育成にもつながってくると思うんでね。今までできなかったことを、今までと違うことをやる姿は、やっぱりね、私たちにも、後に続く職員にも見せてやっていってほしいなと思います。  そのためにできることは、議会、議長を先頭にして、議員もみんな、それは力をかすと思いますので、その辺、また一緒にこれから頑張っていくために、私たちも一般質問しているわけで、その辺、酌んでもらって、これからも頑張っていってほしいなと思います。  ちょっと時間余りますけれど、済みません、先ほど、ちょっと混乱させたようで済みませんけれども、これで私の一般質問を終わります。 ◯議長(浜永義機君)先ほどの都市計画・高速道対策課長の答弁について、訂正の申し出がありますので、発言を許します。  都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)先ほどの辛島議員のですね、いつからこの計画が始まったのかということで回答申し上げましたけれども、間違っておりましたので、訂正させてください。  十三年にこの基本計画が策定されまして、それから十五年に街なみ環境整備事業の庁議決定がされました。それから、十六年にですね、地元の協議会が発足したと。十六年、十七年からですね、その二年間、地元のほうでかなりの協議会を開いてですね、どうしたらまちがよくなっていくかという二年間を経ましてですね、十八年に、部長が言いましたように、計画の策定、決定をして、実施に入ったということでございます。  大変失礼いたしました。 ◯議長(浜永義機君)以上で辛島議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではございますが、ここで暫時休憩をいたします。再開は十四時半といたします。                   休憩 午後二時 十九分                 ──────────────                   再開 午後二時三十四分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)こんにちは。九番 三浦でございます。  本定例会において、平成二十年度施政方針についてのみ、七点にわたって御質問申し上げます。  質問に先立ちまして、三月三十一日で定年を迎えられる部課長の皆さん、長い間の公務員生活、大変御苦労さまでございました。公務員をやめた人はつぶしがきかんというようなことを言われましたが、私も公務員の一人でございまして、頑張っていきたいなと思っておりますので、どうぞ皆さんも、地域でそういうことを言われんように、頑張っていただきたいと思います。  それでは、質問に移りたいと思いますが、さて、先日のマスコミ報道によりますと、夕張市の市営プールの屋根が積もった雪の重みに耐えかねず、崩落したといいます。それも、財政再建団体になり、雪おろしの予算が確保できず放置したことが原因であったと、担当課長は寂しそうに話しておりました。  小泉政権下の三位一体改革は、地方交付税、補助金、負担金の縮減という重い雪の塊として地方財政を圧迫しています。また、地方においては、行財政改革断行という掛け声とは裏腹に、これまでの慣習やツケから財政支出の縮減には多大なエネルギーを要し、市財政に根雪となって降り積もっています。  宇佐市が夕張のプールにならないように、市政運営をしっかりしていかねばなりません。  それでは、本題に移ります。  今定例会においては、施政方針のみの御質問でございます。  一点目は、バイオマスタウンについてです。  本年度予算案に、三和酒類に対する補助金が提出され、いよいよ総額三十二億円の事業がスタートします。宇佐市も昨年十一月に、バイオマスタウンづくりに手を挙げました。その時点で、バイオマスタウン構想を公表した市町村は、全国で百四カ所ありました。構想ができ上がるまでには多くの事務があり、短期間に片手間ではできないような感じがしますが、宇佐市では三月末までに構想を想定する計画でした。その進捗状況についてお伺いします。  二点目は、温室効果ガス削減についてです。  近年の地球規模の気候変動は、人類の存続すら危惧しなければならない状態になっております。人のふだんの生活のみならず、農業に、漁業に、林業に、ありとあらゆる人の営みに、そして未来に暗い影を落としております。その元凶となっているのが、人の営みによって排出される温室効果ガスであることは言を待ちません。  我が国は、京都議定書で、二〇一二年までに、一九九〇年比で六%削減を約束しています。しかし、二〇〇五年度における我が国の排出量は、一九九〇年比で逆に七・八%上回っており、温暖化対策を強化することが必要です。  地球温暖化対策推進法第二十一条に基づき、地方公共団体の実行計画が義務づけられておりますが、計画は作成されているのでしょうか。さらに、庁舎等における取り組みが率先して行われることが期待されておりますが、その内容についてお聞きします。  三点目は、児童虐待についてです。  この世に生を受けたばかりの子供が親から虐待を受けたり、育児放棄によって命を落としたりする記事を目にし、心を痛めない人はいないはずです。児童虐待数が全国的には、二〇〇六年度三万七千件で、調査を始めた一九九〇年に比べると三十四倍にふえているといいます。大分県でも、二〇〇六年度には五百三十件で、前年度より百三件ふえています。法改正により、通告対象が拡大したとはいえ、増加していることは確かです。虐待防止には、早期発見、早期対応が大切なことは言うまでもありません。  〇四年十一月の児童福祉法改正などにより、虐待通告を含めた児童相談は、市町村が第一の窓口になっておりますが、情報収集にはどんな手だてが講じられているのでしょうか、お聞きをします。  四点目は、米・麦・大豆の強い産地づくりについてです。  米に絞って御質問申し上げます。  ここ数年の不作は、農家の生産意欲さえ減退させています。その原因が異常気象の影響か、はたまた品種の偏りか、定かではありませんが、品種の変更は、それらの障害を乗り越える方法の一つであることは確かです。  県は、高温に強く、食味もすぐれている「にこまる」「あきまさり」を推奨品種として、〇八年度は千五百ヘクタールで栽培する方針です。宇佐市農業振興対策会議は、熟年、食味、検査等級、収量ともすぐれている「あきまさり」を奨励しています。価格は、知名度が低いため多少低いが、収量、等級で十分カバーできるといいます。しかし、これまででも評判が高い「ヒノヒカリ」から「あきまさり」に変更するには、かなりの抵抗が予想されます。どう広めていくのでしょうか、お伺いします。  五点目は、都市計画の見直しについてです。  都市計画税は長年払っているが、それらしいことは何もしてくれないのに、払わねばならないのでしょうかなどの声をたびたび聞きます。一方、行政の側からも、市町村合併による行政区域の拡大、県北に急速に展開する自動車関連企業の進出、さらに高齢化等、日々変化していく社会情勢に対応した都市づくりは急務であります。そんな時期に、都市計画の見直しに着手することは、当を得た施策であろうと思います。
     変更するには、市民の合意形成に多くの時間が必要になろうかと思われますが、二十二年に変更決定を目標にしております。余り時間がありません。変更の方向なり方針、並びに大きなスケジュールについてお尋ねします。  六点目は、学校教育施設設備についてです。  私はこれまで、学校教育施設設備については、耐震化の方向で何度となく質問してまいりました。旧宇佐市の学校施設は老朽化が激しく、夕張市の市営プールのように、今にも崩れ落ちそうな施設もございます。早急に整備計画をと要望してまいりました。前向きな回答はいただいておりましたが、それが実現せず、じくじたる思いをしておりました。それが今議会に、西部中学校の旧四日市校舎への買収、移転、宇佐中学校の体育館建設、柳ヶ浦小学校の耐震診断が予算化され、さらに学校教育施設整備計画がやっと施政方針に盛られ、老朽校舎で学習している児童や保護者にとっては、希望膨らむ朗報になりました。結論はいつ出されるのでしょうか、お伺いします。  七点目は、食育教育についてです。  現在、子供の健康をめぐる諸問題が深刻化し、特に食に関しては、生活習慣病の若年化や、食の安全、安心等の問題があります。本来、食育は家庭でなされるべきですが、現在の社会情勢から、それが機能しない時代になっています。子供への食育を通じて、大人自身もその食生活を見直す契機になることが期待されます。  子供自身の食環境は、子供自身が学び、改善していかねばならない時代にあります。その中で、発達段階に応じた食育教育は重要であると思いますが、指導内容はどんなことを考えているのでしょうか、お伺いします。  以上で質問を終わります。簡潔な答弁をお願いします。 ◯議長(浜永義機君)それでは、三浦議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  初めに、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  九番 三浦議員の御質問にお答えいたします。  平成二十年度施政方針の一点目、バイオマスタウン構想策定の進捗状況についてでありますが、二月二十二日付で、国に宇佐市バイオマスタウン構想書を提出することができましたので、おおむね予定どおりに進んでいるものと思っております。  御案内のとおり、宇佐市バイオマスタウン構想策定は、役所の底力推進プロジェクトの提案を受け、市として取り組むことを決定し、十二月より企画課を事務局とした庁内関係課で構想書の素案を作成いたしました。この素案を、二月十四日に開催いたしました市民代表、各種団体、さらに大学教授などを構成メンバーとするバイオマスタウン構想策定に関する市民懇話会で関係各位の幅広い御意見をお伺いいたしました。その後、庁内委員による宇佐市新エネルギー活用検討委員会の承認を経て、国に構想書を提出したところであります。  今後、国の関係省庁で構成するバイオマス・ニッポン総合戦略推進会議の承認を受けて、早ければ三月中に全国へ公表していく運びで進めております。  また、国の戦略推進会議で承認されれば、市民向けにわかりやすいバイオマスタウン構想に関する概要版を作成する予定であります。そして、この概要版を新年度の早い段階で全戸に配布し、広く市民に啓発していきたいと考えております。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については教育長、担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願い申し上げます。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの平成二十年度施政方針についての(六)、(七)を、教育長 半田 剛君。 ◯教育長(半田 剛君)教育長の半田です。  九番 三浦議員の御質問にお答えいたします。  一項目めの六点目、学校教育施設整備計画についてですが、自治委員会、PTA連合会、地域婦人団体連合会、校長会、教頭会のそれぞれの代表といった市民の方々と関係職員で、宇佐市立学校教育施設整備計画等検討委員会を立ち上げ、議論もほぼ終えていますが、この計画は、まだ庁内での調整の段階であります。  最終的に庁議で計画決定された場合、整備計画の遂行に当たっては、何よりも財源的な保証や建築の方法等についての検討が必要となるため、関係する各課と十分に調整しながら、総合計画により年次計画で推進してまいりたいと考えております。  次に、七点目の食育に関する指導内容についてお答えいたします。  学校における食に関する指導では、児童生徒に望ましい食習慣と、食に関する自己管理能力を身につけさせ、生きる力をはぐくむことを目指し、各小・中学校においては年間指導計画を作成し、発達段階に応じて計画的、系統的に指導を行っております。  指導内容については、学校給食を教材として活用した内容のほか、学級活動や総合的な学習の時間等、学校教育活動全体の中で行われています。  具体的な例としては、学校で育てたキュウリ、トマト、レタス等で野菜サラダや野菜カレーをつくることを通して、野菜を食べることの大切さや食品の栄養的な特徴を指導したり、地域の方とともにモチ米をつくり、収穫、脱穀後には保護者ともちつきをし、できたもちを地域にも食べていただくことを通して、食物を大事にし、食物の生産等にかかわる人々への感謝する心を持つよう指導したりとか、さまざまな活動をしております。  また、地域の婦人会の方とともに、山菜おこわやだんご汁、やせうま等をつくることを通して、各地域の産物、食文化や食にかかわる歴史等の指導なども行っています。  加えて、保護者に対しても、学年PTA等の機会に、学校栄養職員のほか、保健所や食推協からの講師を招き、正しい食についての知識や情報を提供することで、家庭、地域との連携を図りながら、子供たちの食に関する自己管理能力の育成を推進しているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの平成二十年度施政方針についての(二)を、市民生活部長 田口英之君。 ◯市民生活部長(田口英之君)市民生活部長の田口です。  先ほど斉藤議員からで、今回、三浦議員より、退職に際しましてのありがたいお言葉、ありがとうございました。  では、九番 三浦議員の御質問にお答えいたします。  一項目めの二点目、温室効果ガス削減に向けての市役所関係の取り組み内容と推進計画についてですが、昨年、宇佐市役所地球温暖化対策実行計画を策定済みですので、この計画に基づきまして、クールビズ、ウオームビズによる冷暖温度の設定、緑のカーテンの設置、昼休みの電気の消灯、コピー用紙の両面使用、庁舎の紙ごみの一〇〇%リサイクル化などを行い、CO2の削減に努めているところでございます。  今後につきましても、まず市役所から温室効果ガスの削減に向けて改善を図ってまいります。  次に、推進計画の策定ですが、京都議定書の発効により、一九九〇年を基準に温室効果ガス排出量を六%削減が日本に課せられた国際約束であります。この期間がいよいよ本年度から始まります。  京都議定書の目的達成のため、地球温暖化対策の推進に関する法律が施行されました。この法律により、県は、大分県地球温暖化対策地域推進計画を策定しており、市といたしましても、この推進計画に基づきまして、県、市、住民、企業が連携を持てるように、活動の推進を図ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの平成二十年度施政方針についての(三)を、福祉保健部長 坂口俊秀君。 ◯福祉保健部長(坂口俊秀君)福祉保健部長の坂口です。  九番 三浦議員の御質問にお答えをいたします。  一項目め、平成二十年度施政方針の三点目、児童虐待防止の情報収集の手だてについてですが、児童虐待防止法及び児童福祉法の改正により、平成十七年度から、本市におきましても児童虐待防止に向け、予防、早期発見、早期対応、支援に取り組んでおります。  児童虐待防止に向けた情報収集の取り組みといたしまして、平成十七年九月に、宇佐市要保護児童対策地域協議会を設置し、関係機関の連携を図っているところであります。  また、福祉課児童母子福祉係に児童相談の窓口を置き、日ごろから母子保健、生活保護、学校教育などの係間の連携を密にして、気になる子供と家族の情報が入りやすくなるよう努めております。  特に、母子保健係が実施しております新生児家庭への全戸訪問や、乳幼児健診などからの情報収集により、支援が必要な育児困難家庭を把握し、育児などの負担を軽減するための支援に取り組んでいます。  また、保育所、幼稚園、学校、民生委員、主任児童委員などの関係機関との連携を図り、児童虐待の防止に努めております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの平成二十年度施政方針についての(四)を、経済部長 原田芳文君。 ◯経済部長(原田芳文君)経済部長の原田です。  九番 三浦議員の質問のうち、四点目の米・麦・大豆の強い産地づくりについてお答えします。  本市における水稲作付品種は「ヒノヒカリ」が九〇%近くを占めており、一品種に集中しております。そして、夏の高温や台風襲来の早期化などの影響で、乳白粒の混入等により品質が低下し、一等米比率が三〇%以下となり、農家所得が大きく減少しています。  したがって、災害の回避と農作業の労力の分散を図るには、「ヒノヒカリ」一辺倒の品種構成を見直すことが重要となります。  県においては、「にこまる」「あきまさり」が「ヒノヒカリ」と同等の良食味であり、「ヒノヒカリ」に比較して多収であることから、大分県の推奨品種に指定されました。  市といたしましても、標高ゼロから二百メートルの平たん地を対象にして、登熟期の高温を回避しやすい晩生品種の「あきまさり」を中心に、農協と連携して、生産部会等を通じ、推進してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、一項目めの平成二十年度施政方針についての(五)を、建設水道部長 西 時行君。 ◯建設水道部長(西 時行君)建設水道部長の西でございます。  九番 三浦議員の御質問にお答えします。  一項目めの平成二十年度施政方針の五点目、宇佐市における都市計画の見直しにつきましては、平成八年六月に見直しを行っております。この間、社会情勢の変化や土地利用形態の動向及びライフスタイルの多様化など、宇佐市を取り巻く状況も大きく変化しており、これらに適切に対応するためには、都市計画の見直しが必要だと考えております。  見直しに関する今後のスケジュールにつきましては、平成二十年度に県が都市計画に関する基礎調査を行い、平成二十一年度より土地利用計画等についての事務を進め、関係機関との調整や住民との合意形成等を経て、平成二十二年度の都市計画変更決定を行いたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で三浦議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)それでは、御質問を申し上げたいと思いますが、まず、バイオマスタウン構想についてでございますが、私は、大変なこれは事務で、よそのを見ますと、大変な事務で、構想書の内容も見ましたが、大変な事務で、多分、私はできていないんじゃないかというような思いをして、これに質問をしたんですが、二月二十二日にはもう国に送ったということで、あとは公表できるかどうかというのが審査の段階に入っておるということで、大変な御立派なことでございました。  私は、バイオマスタウン構想が役所の底力プロジェクトチームが発案をしたものだと、今、企画課が受けておるというようなことでございますが、国に出すのは、農林水産省に出すんですね。ちょっと、そこ辺のところが企画課と農政課、どうなっちょるんじゃろうかなと。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  三浦議員の再質問にお答えをいたします。  九州農政局のほうに提出をしたところでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)これは、各課にですね、宇佐市のを見ますと、麦わら、もみくずとか、いつからか農政課ですね。それから、家庭ごみっていったら環境対策課。そういうようなことで、各課にまたがるようなことでございまして、そのときにですね、実務をするのは企画課でされるのか、それとも、底力プロジェクトチームの中から、何か人材を募ってやるのか、ちょっとお聞きをしたい。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  この役所の底力を採択した後にですね、企画課が中心となりまして、関係各課にお集まりをいただきまして調整を図ってきました。それぞれの資源ごみ等々にありますので、もちろん、その役所の底力のつくっていただいたものをもとにして、関係課で調整をして、その素案を取りまとめたという状況でございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)それじゃ、もう一点、既に、酒かすは三和がほぼいつからやるというのは見通しが立っておると思いますし、廃油はもうできておると思うんですが、市役所のものについてはいつごろから実働を計画を大体して、予定をしておるんでございますか。関係のものは。市役所関係のですね。あとのものは、家庭生ごみとか、家畜の排せつ物とか、そういうようなものがバイオマスを予定しておりますね。それは、いつごろから稼働するのか、そういう事業がですね。計画立てただけじゃだめでしょう。予定、いつごろの予定かということです。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(蓑田重光君)企画課長の蓑田でございます。  お答えをいたします。  一応ですね、この後、平成二十年度にバイオマスの利活用の推進協議会をそれぞれ項目ごとに設置をいたします。その後、もちろん市民の皆さん方の御理解、もしくは企業の皆さん方の御理解等々が必要でございますから、その後ですね、バイオマスの資源の啓発、こういうものを経ながら、その分別の分類の検討であるとか、もしくは、そういう収集方法の検討であるとか、そういうものを経まして、二十年度に検討していきたいと。その後、今おっしゃるようなところを随時ですね、整備という方向に検討していきたいと考えているところであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)ようございます。大変な事業でございますので、ぜひ成功させていただきたいと思います。  それじゃ、二項目めの温室効果ガスの削減に向けて、市役所から取り組むということでございました。私も、久しぶりにロビーのほうから、きょう上がりましたら、玄関の戸にですね、いろいろ張っておりました。本当、これはやれるんじゃなという思いがいたしておりますが、二〇一二年度までに六%というようなことがございますが、年次計画、何%ずつ削減をして。私は、細かい計算方法というのはなかなか難しくてですね、国際規格もあるようでございますが、要するに、例えば、ガソリンであれば六%削減といったら、ガソリンを六%削ればいいことでございまして、電気であれば六%削れば、今よりも六%節減できるというようなことでございますので、そういう年次計画が計画の中に盛られているのかどうかということでございます。削減計画がですね。 ◯議長(浜永義機君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(松本 明君)環境対策課長の松本です。  この宇佐市役所のですね、実行計画は、十六年度を基準にして、油とかですね、いろいろな面で積算をいたしました。そういうことで、この策定期間というのが、平成十八年度、今年度からですね、二十二年度までの五年間ということで策定をしております。そういうことで、一応、国の目標が六%ということでありますが、市の目標につきましては八%を目指して頑張っていきたいなと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)頑張るということでございますので、それを信じておきたいと思いますが、市役所は余り暑うしたり、寒うしたりしてね、仕事がならんようなことでは何のことかわかりませんので、そこ辺のところは、少しは金がかかるかと思いますが、市役所の冷暖房はなかなか調整が難しいというような話も聞きますね。何か、以前は、暖房は切ったけど、横のほうでストーブをじゃんじゃんたきよったと、そして、暖をとりながら仕事をしよったというような話も、そういう光景も私も見たことがございますが、市役所の暖房というのは、やはり、非常に昔の機具で、部屋別にはどうもできんような形になっちょるんですか。入れたり、切ったりというような。どうです。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)財政課長の豊岡でございます。  九番 三浦議員の再質問にお答えいたします。  まさしく、昔の冷暖房機具でありますので、三十分前から水温を下げたり上げたりして、冷房、暖房を入れるようにしております。なかなか、部屋ごとの調整ができないようになっておりますので、昨年暑い時期に、約、冷房で二千三百リッターほど燃料費を節約して、市民の皆様初め、職員には暑い中、勤務していただいたという経過がございます。ことしの寒い時期も、ある程度時間帯を絞りまして、今回も朝九時半まで入れて、議会のみ入れたというような暖房の使い方をしております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)金はかかるかと思いますが、そういうことも古い庁舎で、あたりよったら崩れたといったら困りますけど、そういうことも視野に入れて、そういう暖房、冷暖房費の節約というようなこともできるかと思いますし、あるいは、低公害車の導入とかですね、ある話のところ、「マイはし」というのを持参して、そういうのに取り組んでおるというようなのもございますので、できるだけそういう計画が実施されるように、そして、余り職員が不便にならんようにしていただきたいと思います。  それでは、三項めの虐待についてお聞きをいたしたいと思いますが、今、お聞きをするところ、それぞれのところで対応しておると。私、一つお聞きをしたいんがですね、乳幼児の健診ですね。私は資料を昔のしかなかったんですが、平成十五年の四カ月健診が五二・二%、それから十カ月健診が六七・三%、一歳六カ月健診か八三・八%でですね、三歳六カ月健診が七七・六%。私、なぜこれを言うかというとですね、やはり子供たちが健診に参加することによってですね、そこで虐待というようなことが発見がしやすいんじゃないかと。そういう来ない子供たち、健診に参加しない子供たち、特に、ずっと一歳から三歳六カ月まで一回も健診に訪れないお母さんたちもおるんじゃないかと思うんですよね。
     今、虐待のデータを見ますと、いただいた市の資料によりますと、実父とか実母とかいうのが非常に多いですね。三十一件、私、ここにある資料で三十一件ありまして、実母が十九件、実父が十件と、あと、ちょろちょろですが、そういうですね、そういう家庭での虐待をしておる子供は、人に見せたくない、健診を受けたくないということで、健診に来ないんじゃないかと思うんです。そういう子供たちの把握を、だれが来んというのは把握、多分されておると思いますが、そういう子供たちはどういうふうにされておるでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)健康課長の永岡です。  お答えをいたします。  乳児の虐待という件でございますが、把握についてですが、実は、出産された方については全戸訪問という形で、こちらから訪問します。健診に来れない方についても、それなりのですね、連絡をとりながら促していっているのが現状でございますが、議員の御指摘は十分理解できますし、今後そのような指導漏れ、あるいは健診漏れ、徹底していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)何年か前に虐待死事件がありましたですね、ここで。そういう事件がありまして、大変、子供でかわいそうな目に遭った子供がおりますから、少なくともですね、二回ぐらいは続けて来なかった子供のところはですね、一回は、たまたま都合で来れんというようなことが、受けられんということがあるかと思いますが、少なくとも、やっぱり二回ぐらいは続けて来んというようなところには、家庭訪問でもしてですね、そう数はないんじゃないかと思いますので、ぜひ子供に会って、子供の様子を見ながら、育児放棄をしたら汚れちょるし、やせちょるというようなこともなりましょうし、様子を見れば、何となくわかるんじゃないかと思いますので、ぜひ、そういう何回も続けて来れん、一、二回、二回以上来れんような子供のところは、ぜひ家庭訪問でもしてですね、対応していただきたいというふうに思います。どうでしょう。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)お答えをいたします。  まさに、議員御指摘のとおり、それを十分肝に銘じまして、要指導を徹底的やりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)それでは、次に、米のことについてですが、「あきまさり」を推奨するということでございますが、今、生産部会を通して普及をしていくということですが、宇佐市の目標はどれだけぐらいの目標、面積ですね、県が千五百平米ということですが、どのくらいを考えていますか。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(高山裕章君)農政課長の高山でございます。  九番 三浦議員の再質問にお答えいたします。  県全体で「にこまる」「あきまさり」合わせて千五百ヘクタールですけれど、宇佐市のほうでは、県の目標としては「あきまさり」二百ヘクタールというふうに聞いております。  これにつきましては、もう農業団体、いわゆる農協と話をしまして、今のところ、百ヘクタールまでの拡大は話ができている状況です。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)それでですね、県は、それまでは「おおいたイレブン」ですか、推奨しておりますけれども、本当はこの撤退した理由も聞きたいんですが、なぜ「おおいたイレブン」が撤退したのかなというようなのも、ちょっと疑問がありますけれども、「あきまさり」がよい、それとか「にこまる」がよいということでございますので、それをぜひ進めていただきたいんですが、なかなか、市場が認めてくれんとですね、これはどうもならんことで、何ぼここだけで食べてもということで、まず私は、宇佐市でしっかり消費をしてですね、味が自信が持った味なんだということがちゃんと農家の方々が自信が持てれば、また売るほうも、売るのも、非常にやっぱり売りやすいんじゃないかと。「ヒノヒカリ」に負けんぐらいの味があるというんですから、自分たちがやっぱりまず消費してみてということを私は思います。  それでですね、今、課長、百ヘクタールということなんですが、実際は、これは実験田みたいな感じですね。農業研究所がやる実験田とはちょっと違う、実際の実験をするところ、ここで評判がよくって、宣伝どおりの味が出て、収量がとれれば、みんなに広がるんですから、この実験田を、それを私は実験田と言いますが、それをやるためにはですね、かなり勇気が要ると思うんですよ。一俵によって千円ぐらい安いだろうというふうに出ておりますね。  それでですね、実験をしてもらうためには、何かやっぱり、将来にわたってのことですから、何か補助ですかね、奨励金とか、そういうことは考えておりませんか。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(高山裕章君)農政課長の高山でございます。  三浦議員の再質問の件でございますが、まず、売り方の部分で、「あきまさり」は販売が「ヒノヒカリ」に比べて千円安いというところで、これにつきましては、収量が三から一〇%高い、それから、一等米比率が高いというところで、そこで吸収できるというふうに考えております。  それから、実証田の件ですが、実質、これ生産的には、平成十三年から実証圃というところで実施しております。現地におろしたのは十六年ぐらいから現地におろして、昨年、一昨年と、宇佐市の農家の方にもつくっていただいたという経緯がございます。そういう中で、今言った収量的に、どの年度を見ても三から一〇%高いということと、一等米比率が高いと。そこの部分で、千円安くても吸収できるというところで、一応、そういう算定をしておりまして、特別な補助を出して実証田、いわゆる実証圃というのは、今考えておりません。もう既に実施段階というふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)もう既に実施段階だということで、補助は考えていないということであります。実施段階で、食味など、やっぱり宣伝どおりの味であり、量であり、そういうことは確認しておりますか。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(高山裕章君)農政課長の高山でございます。  三浦議員の再質問にお答えいたします。  食味の件につきまして、ちょっと、私も三回ほど食べましたけれど、食味につきましては「ヒノヒカリ」と同程度ということで、やはり名の通っている「ヒノヒカリ」のほうが流通としては強いと思います。  それで、流通の持っていき方としまして、今「ヒノヒカリ」に変えていくという、当然、そういうスタンスなんですけれど、当面、宇佐市では、「ユメヒカリ」というおくての品種が入っております。今、流通段階では、この「ユメヒカリ」の部分の代がえとして入れていって、当然、実需者の方がついていけば、それを拡大していくという方向で、今考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)なかなか、市場で認められるというのは、大変努力が要ることでありまして、市場で認められれば、その千円安いのがもっと幅が狭まる可能性があると思います。ぜひ努力をしていただきたいし、食味会などを持ってですね、やるというような方法もあるんだと思いますので。  それでですね、宇佐市農業振興対策協議会というのがあるんですが、これには行政が入っておりますか。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(高山裕章君)ただいまの三浦議員の再質問にお答えします。  宇佐市農業振興協議会は、行政も入っております。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)私も、農家ということになっておりましてですね、回覧板が来ましてですね、その中に、「あきまさり」をつくりませんかと、こういうのがパンフレット、私はコピーしてきたんですが。  この中でですね、ちょっと私が腑に落ちぬがですね、「あきまさり」と「ヒノヒカリ」というのを比べたのが最初のページに出ておるんですね。次のページに、「にこまる」と「ヒノヒカリ」というのが出ているんです。わかります、課長。持っちょるでしょう。持っていない。 ◯農政課長(高山裕章君)今、手持ちはないです。 ◯九番(三浦長男君)それでですね、データがですね、一枚目の「あきまさり」と「ヒノヒカリ」を比べたときのデータと、それと、「にこまる」と「ヒノヒカリ」を比べたときのデータがですね、「ヒノヒカリ」の数値が違うんです。何カ所違うかというとですね、データをですね、データが移植期とか、成熟期とか、穂数とかずっとありますが、一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、十一あるんですが、そのうち一、二、三、四、五、六、半分以上がですね、最初のページの、「にこまる」と「ヒノヒカリ」、「あきまさり」と「ヒノヒカリ」を比べたときの「ヒノヒカリ」の数値がですね、データが違うんです。  何か、一枚の回覧によってですね、回覧ですよ、一枚。私は、これを二つにしてありますが。それにですね、実験データが、「ヒノヒカリ」の実験データが、右と左のページじゃ違うというのは、ちょっとどういうようなわけじゃろうかなと思いましてですね。持っておりませんか。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(高山裕章君)ただいまの三浦議員の再質問にお答えしたいと思います。  私、今、直接、議員の質問のデータを持っておりませんけど、それは多分、「ヒノヒカリ」が基準品種でございます。実証圃を宇佐でやりましたということでお話ししましたけれど、県下各地でやっております。そうしたときに、「にこまる」を持っているところが「にこまる」と「ヒノヒカリ」という形で同じ地域のデータを持ってきています。それから、「あきまさり」につきましては、「あきまさり」と「ヒノヒカリ」という形で、だから、「ヒノヒカリ」のデータが違うというのは、農家のつくり手によって多少、収量、それから植えつけ時期等で違ってくるだろうと、これは推測で、ちょっと今、手元にデータないんですけれど、そういうふうに考えます。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)「にこまる」はですね、水田農業研究所、宇佐におけると、こう書いてある。それから、「あきまさり」は場所は書いていないです。だけれども、年度はですね、ほとんど十八年、十九年の平均値とかですね、十八年から十九年の成績とあるんですが、多分、私は場所が違うんだと思います。  一つのものを比較するのにですね、場所が違うところ、条件が違うところでですね、そっくり条件が同じということは、そりゃ、できません。同じ田んぼの中に植えるのは、それはできないんですが、やはり、どこかよそのでつくったのをですね、持ってきて比較をしてもですね、余り私は意味がないんじゃないかと。何か農家を、私、農家ということになっていて、こうして回覧が来るんですが、何かばかにしたような感じが、ばかにされたような感じがですね、多分、こういうことに気がついた方がいらっしゃるかどうかはわかりませんが、ちょっとやっぱりおかしいんじゃないかなと思うんですが、どうです。お見せしましょうか、これ、今。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(高山裕章君)ただいま三浦議員の再質問にお答えいたします。  基本的には、全部つくっているのは上の水田農業研究所、これは全品種つくっております。先ほども話しましたように、十八年度、十九年度、これは宇佐の「あきまさり」は、多分、宇佐でつくられた方は小向野のデータです。当然、三品種全部一緒にすればいいんでしょうけれど、農家の方についても、つくったものを売っていかなきゃいけない部分もありますし、そういった意味では、少しばらばらになってきた。その辺は少し、ちょっとデータ的には見づらいかなと。  それともう一つは、試験場のデータにつきましては、やっぱり坪刈りをするという関係上、数字が若干高く出てきます。そういった意味で、やはり私は、実際、農家がつくられた数字というのが実際の現地の数字じゃないかなというふうに思っておりますし、そういった意味では、少し単純に比較できるようなところを配慮すればよかったのかなというふうに考えます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)今から「あきまさり」を広めようというときでございます。やはり、実験データというのはですね、それじゃ、そっくりデータどおりにできるかというのは、そんなことは考えて、農家の方も考えてはおらんと思いますが、それに近いことは期待をされると思います。そのときにですね、こういう一枚のパンフの中でですね、データが違うというのはですね、やはり私は、もう少し真剣にですね、農家に信じてもらえるように、広めていくんですから、こういうふうなデータの出し方をされるとですね、何を信じていいか、私は、非常にやっぱり不信感を抱くことになると思います。私も、そう思っております。これは、当てなるかと。この数字、当てなるかというふうに思っております。  ぜひ、課長、これを見て、そこにないということでありますので、また自席に返りましたら、ごらんになって見てください。多分、おかしいと思いますと思います。  それでは、都市計画のことにつきましては、まだまだ時間もあるというふうには思っておりません。非常にやっぱり、ところによっては四年も五年もかけて見直しをするようなところもございます。そういうことでですね、私は、まず、今、都市計画税をですね、徴収しよるのは、どういうところの範囲を徴収しておるんですかね。どういう区域を。都市計画税。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)都市計画・高速道対策課 溝口でございます。  課税範囲につきましては、都市計画区域内におけるところの用途区域内というふうになっていると思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)用途区域内、それでいいんですが、今後、その用途区域内の見通しも視野に入れておるんですか、変更も。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えいたします。  この用途区域内はですね、当然、基礎調査もやっていきますし、それから、公聴会、いろんな形の中で見直しに入りますので、その手順の中で用途の変更というものを見直しをしていくということになります。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)それじゃ、今考えられておるのは、全体のをやろうとしよるのか、道路をやろうとしよるのか、あるいは公園とかそういうことを考えておるのか、全般を考えておるのかをお聞きを。 ◯議長(浜永義機君)都市計画・高速道対策課長。 ◯都市計画・高速道対策課長(溝口 孝君)お答えいたします。  全体的に一応はとらえております。道路につきましては、今のところは整備率が高いというようなことからですね、道路については、失礼しました。道路について整備率が悪いということで、これについては見直しの対象にはなっていくかなというふうに思っていますし、それから公園については、逆にですね、整備率が高いということになっていますので、その点につきましては、計数的に考えていかざるを得ないところもあるでしょうけれども、見直しについては薄いというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)まだ、余り大して確たる方針は余り出ていないような感じがするんですね。公園は、場所はあるかもしれませんけれども、ほとんど整備ができていないんですね。そういう意味で、やっぱり、やっていかにゃならんのじゃないかと思うんですが、見直しを。  大変、これには住民の意見を募ったり、そういうこともかなりの期間もかかると思うんですが、ぜひですね、これは仕事片手間でですね、できるような仕事じゃ、私はないと思います。やっぱり、都市計画課の中にですね、そういうやっぱり人たちを何人か専門にしていかんと。私はバイオマスも、大変な事業じゃないかなと思ったんですが、バイオマスはさっさとできたようでございますので、もうそのことは言いません。そういう係も、やっぱり何人かチームが必要じゃないかということを御提言も申し上げたかったんですが、都市計画はですね、ぜひ、総務課のほうで人をですね、配置をして、大変なやっぱり、住民意見を吸い上げていくということには大変な労力が要ると思いますので、ぜひ、都市計画課にですね、そういう方たち、一つの係をつくってもいいぐらいじゃないかと思いますので、それも二十二年までですから、二、三年のことですから、ぜひ、そういうことでこの成功させていただきたいと。  私が都市計画税のことからお話ししましたけれども、宇佐市は都市計画税がかなり収納率もいいようですが、ちょっと県の収納率を見ましたらですね、国東市は一六%か一九%ぐらいしか都市計画税が入っていないんですよね。これは、やっぱりそういう、計画税を払ったけど、ほとんど何も事業をしてくれていないということではないかと思うんですよ。そういうのが広がりますと、どんどんどんどんどんどんどんどん、宇佐市だってそういうことで、宇佐市が八十何%じゃなかったかと思うんですが、出さんなら出さんでいいんじゃということになります。もう今現に、出さんなら悪いかいというようなのもありますので、ぜひ、しっかりした計画を立ててですね、整備ができるときはちゃんと整備をして、そして、やっぱり目に見えなければ都市計画税も、さらにやっぱり難しいんじゃないかと思って、成功させるための人員配置もしていただきたいというふうに思います。  それでは、学校の整備計画なんですが、なかなか確たる期間は、期日はお答えできなかったようですが、ぜひ早急に立てていただきたい、決めていただきたいと。  この前、永松議員の中にですね、質問の中でですね、何か、和間小学校と横山小学校、統合の問題というようなことが話がちらっと出たんですが、私、ちょっと以前の話で、今あるかどうかわかりませんが、それは学校の適正規模検討委員会ちゅうのが、今あるんですかね、ないんですかね。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長(松本公則君)教育次長の松本です。  再質問にお答えいたします。  麻生小学校の廃校のときに、適正規模の検討委員会というのをつくって、幾らぐらいの規模でという議論をされたと思っております。  ちょっと、要綱で多分あのときはしたと思うんで、現在、その要綱が残っているかどうか、ちょっと記憶に定かでございませんが、今、その適正化の検討委員会の具体的には機能していない状態となっております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)九番 三浦長男君。 ◯九番(三浦長男君)私も、きのうおとついの回答で、ちょっと意外と思ったのが、そういう適正規模の検討委員会があるのに、なぜ学校の統廃合、そういうことかなという思いがいたしておりました。  皮肉を言いますと、麻生小学校を統合するためにつくった委員会ですかね、それは。でも、それがなくなったら、それがなくなったんじゃ困りますね、だけど。  私は、この計画がですね、ぜひ早急に立てていただかないとですね、非常にやっぱり不安になっているんですね。今のところ、予想されるのがですね、ああ、こん次、柳ケ浦小学校かなと。柳ケ浦小学校ですね、耐震診断する前に耐力度調査をしてしたほうがいいような感じがするが、それは耐震診断をせにゃ、耐力度検査というわけにはいかんのですか。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長(松本公則君)柳ケ浦小学校につきましては、本年度、第二次診断を実は行う予定にしております。必ず、建築前には耐力度調査もありますし、そういった一定の安全確認ができるような調査というのが求められますので、そういったものが本年度、二十年度に行ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)以上で三浦議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではございますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十五時五十分といたします。
                      休憩 午後三時三十九分                 ──────────────                   再開 午後三時五十二分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)二十七番 広岡です。  平成二十年三月の第一回の宇佐市議会の定例会において、一項目五点にわたっての質問を行います。  まず冒頭に、議長にお断りしなくちゃならんわけですが、前任者でありますところの宇佐市長、佐瀬市長の御逝去、これは非常に私ども、気の毒で、まだまだ残念でならなかったと思います。もっともっと長生きをしていただいて、宇佐市のための貢献をいただきたかったと、私はそう思います。ちょうどあの日は、私の妹、福岡の妹が亡くなったわけで、佐瀬市長の御葬儀にはお参りできなかったわけです。御冥福をお祈りします。  そこで私は、悔やみ事じゃないんですが、時枝市長に一言物を申したいと。  あの人は、あなたをね、御推挙された強力な協力者であった。今から八年前になりますかね。佐瀬市長は一期で勇退されて、私はあのときは、一期目の終わりに、市長去就についての演説をぶちまけたわけであります。当時、あの市長も大変喜んでいただいて、今で申していいか、悪いか、わかりませんが、私にささやかでありますが、金一封をちょうだいいたしました。そんな喜びの市長だったわけであります。その市長があなたを推薦して、もう今日八年になるわけです。もうちょっと早く、健康なうちに名誉市民を贈っていただきたかったと私は悔やまれてなりません。  名誉市民の称号を与えてもらったようですが、私も佐瀬市長の与党の側近の一人としてね、健康なうちにやっていただきたかった。あなたも御承知のように、以前は病院の院長として生活なさっておりましたので、よく御承知だと思いますが、あの方の功績、一つ取り上げてみますと、まず、前の図書館、これも建設しました。それから、今、川部橋の、赤いあの橋ですが、二十五、六億円かけて、あの橋もかけました。これは県は絶対かけちゃならんと、風土記の丘の関係でかけらせないということのあの橋だったわけです。  当時、私は建設委員長をやっておりまして、当時、現職でありました本多県議にお願いし、そして、勇退された高橋建設部長に私は、おこがましいわけですが、知恵をつけて、県会のところにお願いに行けと、そして、県に陳情すべきだと、どうしても必要な橋だということになると、そこまでやれということで、当時、本多県議、四井市長、本多県議と私は四井市長と不仲の関係でありましたけれども、宇佐市のためにあの橋が必要だということならば、私も建設委員長として、本多県議と二人で県の陳情に参ったわけであります。当時、帯刀副知事がおられました。知事には会えなかったわけですが、私は昔、帯刀副知事との、じっこんとは言いませんが、親しい中でありました。副知事も、久しぶりだなということから、本多県議が陳情を打ち立てたわけです。そして、あの橋が一発で通ったわけです。何といっても県議、本多県議の力というものは、古参議員であるし、大分県のやっぱり有数な議員の一人として活躍された人であります。まして、現職であります。  そこで、猛反対しておった教育委員会が、副知事の命令一下によって、あの橋が一発で決まったわけです。恐らく、三十億円に近い事業だったと思います。その橋も、佐瀬市長がかけたのであります。  それから、今の、きょう出ました給食センター。この給食センターも、念願の給食センターであります。市民の要望、かなり長期にわたって要望があって、あの給食センターが建設されたわけです。現在の給食センターもそうです。それから、双葉山、この記念館も佐瀬市長が主導して建設されたと。あそこのつり橋もそうなんですね。拝田のつり橋。もう数限りない事業の実績を残した佐瀬市長だったのであります。  私は、惜別の弁を含めてね、そのことは申し上げたつもりであります。以前の宇佐市の市議会議員の先生方は、私の惜別の念を聞いたと思いますが、今までにないような立派な功績を残された市長であります。残念ながら、七十五歳という若輩でありますが、亡くなっていかれたと、もう気の毒でなりません。もう少しね、早目に名誉市民を与えてもらいたかったのであります。  このくらいにして、悔やみ事でありますが、申し上げたいと思います。  それから、本日、極楽通りの問題、そして、後でクレームがついた尾永井の工業団地の問題、これは七日の日に高橋議員が質問しました。私も昨年の六月に、この問題で質問を取り上げました。私の場合は、市長に対し、極端な質問を申し上げたと思います。私も、これは非常に市長には気の毒だなということでありましたが、質問をした事項であります。これは答弁要りません。きょうの結果を私は私なりに聞いて、これは私どもの今後の反省にすべきだということを私は考えました。  尾永井の工業団地は、私は、これはスキャンダルと、スクープというような形で申し上げたわけであります。まだ記憶にも、市長、新しいと思いますが、残念ながら、私の質問はマスコミに取り上げてもらえなかったわけであります。後輩であります高橋議員は、これはすばらしい質問をいたしますので、合同新聞が大々的に取り上げました。私のときは、これはスキャンダルですよ。元宇佐市の助役がね、この開発公社に対して、必要ない土地を買わせたと。とんでもないことです。開発公社、私は、その公社理事の一人であります。開発公社でも私は質問を申し上げました。何で高田市の建設業者の土地を買わなくてはならないのかということを私は公社で申し上げておりました。それをきょう辛島議員が質問要項にないので質問したので、クレームがついたわけですが、辛島議員も、これは当然の、私は質問だと。関連質問に、禁止されておりますが、ぜひやってもらいたいような質問でありました。  それから、極楽通りは、私は極楽通りでも大変、市長に苦言を申し上げました。あの通りを極楽通りと言わんで、私は「ゆりこ通り」と銘を打って質問したような状況であります。その質問に対して、皆さん方も聞かれたと思いますが、私の意見に同調された議員さんは、ごくわずかな人だったから、あの問題が突き上がらんでよかったわけです。ところが、きょう辛島議員が今になって極楽通りを質問しました。執行部は、しどろもどろの答弁をやっておりました。もう確実な答弁にならない、最後には課長が、あの土地買収について、平成十三年からの街なみ整備計画の計画だったと、明らかな土地転がしの実態を課長が皆さんに報告しました、最後に。平成十三年に計画したものが、あの土地が、平成十七年に買収したんです。委員会の、今、辛島議員が言うた、あの理事の方は、もう情報を聞いておるわけです。平成十三年に企画ができて、そして十八年にあの建設が開始されたわけですから、当然話は聞いております。もう辛島議員は、いいとこ突いたと思うんですよ。私のときには、これは全然無関心でね。そらふけ、直方ということで、無視されたわけであります。立派な、私は質問をされたと思います。  口上はこのくらいにして終わりますが、第一項目めの問題を私はこれから質問します。  一項目め、油の高騰と道路特定財源について。  その一、市長は、道路特定財源維持を訴える東京総決起大会において、暫定税率廃止ならば、東九州道は切り捨てとあいさつをしたようだが、市長の立場も理解できるが、地元国会議員の先生にも力不足ではないかということを私は質問をします。  市長の立場は、当然、東九州自動車道の促進会の会長ですからね。これは、言わざるを得んでしょう。これ、反対なんか言ったら、もう即刻、会長の座を退かんならんということで、立場は私はわかるんです、あなたの。東京まで行った立場はわかる。高い旅費を使って、そして、維持を声明したわけです。PRしたわけです。  確かに、先ほどのきょうの一般質問の答弁でも市長が答弁されました。反対をして、廃止になったら、道路財源総額七億円の損失をなすというような、あなたは答弁されました。今まではどうだったんですか。最近になって廃止論、維持論というのが出てきたんですが、廃止になったから、廃止になれば七億円の予算が損失すると、計上されないということをあなたは言ったんですが、今まではどうだったんですか。七億円が減額されたら、今まで予算ゼロということになりゃせんですか。今、何億円計上されておるんですか。今度の当初予算見てもそうでしょうが。  維持をしよう、維持をしようと。大分県は、何十億、何百億という被害をこうむるんだという、大分県知事がこう言っております。もう二、三日前だったか、七日の日だったか、大分県の自民党が、ガソリン税はあなたのまちと暮らしを守っていきますというような自民党のビラが配布されました。議員の皆さん方の手元には、これはあると思います。もちろん、執行部にもこれは配布されたと思います。今まで、道路特定財源で、自民党議員もそうだし、大分県の国会議員の先生方は何をしておるんだと、私はそう思いますよ。東九州自動車の予算が云々と言う前に、あの道路は何年、何十年かかるの。  民主党の菅さんが言っておりました。いまだにまだ道路ができんのですかと。とぼけ顔で言っておりました。それは、地元議員は何をしておるのかという言い分ですよね。そうでしょう。国会議員も、自民党の国会議員もおられます。かなり力のある国会議員もおるんですが。何がどうして道路が、東九州自動車道ができないということなんですか。当然、これは国の責任で、あの道路をつけるべきだと、私はそう思いますよ。廃止になったから道路ができんなんか、今さら言う言葉じゃないわね、市長。そうでしょう。いち早く、あの予算計上されて、完成すべきだと思うんです。何年かかるんですか。  今、宇佐市は土地を取得するための設計測量の段階じゃないかと思うんですよ。今ごろ、何事ですか。とっくに道路ができて、開通も目前になっておると思うんですが、やはりこれは国会議員、あるいは地元県会議員、あるいは地元の市長、こうした方々のやっぱり力不足ではないかと。それも、私たちもその中に含まれておると思います。  特定財源を廃止すれば、七億円の損失になる。ばかなことを言いなさんな。維持したら、どうなるんですか。これを維持して、国会で通過したら、もう三月いっぱいで通過するか否かですが。今、宇佐市民が希望しておる道路のすべては、国からの補助金がおりてくるんですか。今考えて、私は上田橋の橋の歩道なんかも質問に出しました。これもまだことしも計上されていないじゃないの。建設課長は、二十年度は計上するなんか言っておりました。そういうこともね、維持をするなら、通学路や市民の希望する関係道路、すべての市道から農道、着々と予算計上していかなければならないと思うんですよ、市長。何を言っているんですか、あなたたちは。  私は、自民党でも、民主党でも、社民党でもありませんが、市民党の一人として私は、この道路特定財源反対です。民主党も今、反対して、こねております。社民党もそうです。共産党もそうです。みんなこぞって野党の皆さん方が、廃止をして、一般財源に変更しようと。一般財源には、もう首長が何をやってもいいと、道路であろうと、環境整備であろうと、すべてできるということで反対をしておるんであります。私も、反対の一人であります。  私は特に申し上げたいことは、この中で、第二点目、国は油の高騰による福祉灯油を補助するとか、生活保護世帯や低所得者の対応などを考えているようだが、宇佐市はどのような考えなのかということであります。  油の高騰ほど、急務じゃないですか、市民のために。これ絶対、県や国や国会議員に申し出をして、国会議員のある人は、たった二十五円の値下げの問題でということを言っておりました。とんでもない言い分です。たった二十五円が我が宇佐市の市民にとって、どんくらい厳しい二十五円か、あなたたちはわかる。市長を初め、部課長さん。高給取りのあなた方にわからんでしょう。二十五円。油が二十五円高い。国会議員の一人はそう言うたんですよ。たった二十五円の問題で、暫定税率を反対するなんか好ましくないということを言われたんですよ。あなたたちもそう思うんですか。市民の皆さんがどのぐらい困っておるかということは、あなたたちは感じないのですか。  私は、一例を挙げますと、油のためにね、こうした福祉の方々、生活保護の底辺の方々、どんくらい厳しい生活に追い込まれておるかということは御存じないのですか。これこそ、あなたが先頭になって、二十五円の値下げを宇佐市独自でやるべきだと私は思うんであります。そう思わんですか、議員の皆さん。特定財源もそれは大事だろうと思うけどが、二十五円はもっともっと大事じゃないですか。そりゃ、我々市会議員、執行部の部課長さん、二十五円ぐらいは何のそのです。問題はないかもしれません。私たちもそうです。高額の歳費をいただいておりますので、たった二十五円になるけどが、底辺の方々、生活保護世帯の方々、福祉の方々、とんでもない値上げなんですよ。  考えてみなさい。このウオーター、水一杯も値上げになるわけですよ。これは運賃がかかるからね。水も運賃がかかるから値上げになると思いますよ、もうすぐ。今、パンを一つ、牛乳一杯も値上がりになるんですよ。ラーメン一杯もそうでしょう。そう思わんですか。日本国土のすべての食料品、衣類、全般にわたって値上げが続出しております。もちろん、便乗値上げもあるでしょう。ラーメン一杯三十円も四十円も高くなっておるという、そうした悲鳴を言われておる人もあるんです。パン一つでもそうです。小麦が三〇%の値上がりをされたと。パンも、それに付随して値上げをやると。今、そういう値上げブームで、宇佐市の市民はどのくらい悲鳴を上げているかということを私は感じるから、あえて私はこの問題を一つにして取り上げたわけであります。  言いたいことはまだ幾らでもあるんですが、今回は二十五円の油の高騰、値上げのために、ぜひこれはやりたいと。市長や執行部がどう考えておるかということであります。  三点目、同じようなことですが、原油高の影響は、農家はもとより、市民の家庭生活は大変厳しいはめになっている。道路も大事だが、現況の油の値上がりはもっと大事だということを私は言っておるわけです。  私は、農家の一人であります。平成元年から、イチゴづくり、トマトづくりで頑張ってきました。以前にも値上げはありました。油の値上げはあったんでありますが、今度ほどの値上げはなかったんであります。  一例を挙げますと、私はトマトからイチゴをつくっておりますが、イチゴの場合は温度が六度ぐらいなんですよね。最低温度が六度。そして、過去においては反当五十万円から六十万円の油代が必要だったわけです。ところが、今度の値上げによって三〇%ほど値上げになったわけですが、一反歩に八十万円の油がかかるわけです。一反歩に、イチゴの場合。それから、トマトの場合は最低八度なんです。八度で八十万円から、今度は百万円に値上げになるわけですね。八十万円ぐらいでトマトができておったんです。今、トマト、温度を入れています。百万円かかるわけです。キュウリは十八度から二十度なんです。当時、百二十万円ぐらいでキュウリが生産されておりました。今、百五十万円から百八十万円なんですよね、一反歩に対する。一反に百八十万円、油がかかったら、生産者はもう利潤につながらないんです。そうでしょう。皆さんが望んでいる、あのキュウリやトマトや、そんなものが口に入らないような状態ができつつあるわけです。ふれあいでも、今、トマト、キュウリが少なくなっております。ほんの一部、トマトの人が一人やっておりますが、もうトマトをつくる人はなくなっております。キュウリも同じです。  それから、ミカンであります。宇佐市も、かなりハウスミカンが栽培されております。ミカンの場合は、二十度から高いときは二十五度です。温度は、これは二十五度ということになりますと、反当百五十万円ぐらいかかる。今までもかかっておった。ところが、現在は二百万円を超しております。ハウスミカンも暴落でね、今では二百万円の油をたいたら利潤につながらないという現状であります。  それから、今、宮崎で有名なマンゴーですが、マンゴー、私は五年作付しました。五年間、ようやくマンゴーらしいものがなるようになって、油のやっぱり高騰も含めてね、五年で私はやめました。大分県で一人で私がマンゴーをやりました。このマンゴーは、二十度から二十五度、温度が要るわけです。普及所も、農業センターも、マンゴーに顔を向けてくれませんでした。非常に厳しいわけです。宮崎県は、温度が高い県ですから、マンゴーに適しておるということを言われます。私も、宮崎県に生産しておる人の教えを受けて、マンゴーをやりましたが、大分県ではマンゴーはつくれません。もう二十五度の温度では、大分県ではつくれません。ましてや、院内、安心院のあの寒冷地はね、できないと思います。  そういうことから、この農産物に対する影響というものは非常に高いわけです。市長や部長は、もう経験ないから、わからんでしょう。大変困っておる。さきの農政課長の答弁では、答弁じゃなかった、新聞紙上だったかね。県が、その油の値上げのためにね、加温機の一部補助をすると。加温機のないところは加温機を購入するだろう。しかし、現在持っておる人はね、もう加温機必要ないわけです。油だけが高いから、燃料はたけないということを悔やんでおるわけです。非常に困っております。  そのことも含めて、執行部はどう考えておるか。何らかの形で、そういう方々のやっぱり援助をしていかなくてはならんのじゃないか。それだけの問題じゃありませんよ。漁業にしても、私はここにうたっておりますが、特に遠洋漁業の方々、重油はたけんでしょう、恐らく。遠洋は、近海の操業にとどまるんじゃないかと。遠くまで出れんわけですよ、重油が高くて。  それから、特に厳しい人は運送業ですね。私も一時、運送業を経営しておりましたが、これが一番お困りだと思うんですよ。長距離あたりで運送している方々の難問題。もうすべてのそういう方々の、やっぱり問題がここに挙がっておるわけです。考えたことはあるですか。  四点目、特に漁業関係に従事している船主や、ハウス園芸経営者は死活問題と嘆いている。運送業も同様で、全く気の毒だと思う。宮崎の人ではないが、「どげんかせんないかん」と言いたいということであります。  宮崎の東国原知事は、「どげんかせにゃいかん」ということで、もう宮崎じゅう駆け回って、全国的駆け回って、宮崎を売り出しております。このときこそ、あなたは、市長、あなた、市民の先頭に立って、そうしたのを、困っておる方々を、いかなる方法においてでもいいから、援助、協力をすべきだと私はそう思うんです。財政も厳しいでしょう。厳しいと言いながら、さっきのあの尾永井の団地の問題、極楽通りの問題、無駄遣いをしておるわけでしょう。無駄な予算を計上して。あなたが開発公社の理事長をされておったときの事件であります。その以後、私、質問してから、あなた、一転して、開発公社理事長は大園副市長に手渡しをしたわけであります。これは責任逃れなんですか。  無駄遣いが多いんです。そんな無駄遣いをするぐらいなら、今困っておる人、油の値上げのための人たちに援助すべきだと私は思うんであります。市長、答えていただきたい、そのことで。  今回は油問題一本で質問するが、何か対策は市長として考えておるかということであります。私は、ほかにも質問したい。いろんな問題もある。まだまだあるんでありますが、今回はこの油一本で質問をしてまいりたいと思います。  これで第一回目の質問を終えます。再質問をいたしますから、よろしくお願いします。 ◯議長(浜永義機君)それでは、広岡議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  二十七番 広岡議員の御質問にお答えいたします。  一項目め、道路特定財源暫定税率維持に向けた総決起大会についてでありますが、御存じのとおり、東九州は西九州に比べて、道路、鉄道などの交通体系の整備が格段におくれております。  ことし二月七日に東京で開催いたしました東九州軸地方都市圏連携推進協議会の総会に先立ちまして、東九州自動車道整備推進道路特定財源制度の堅持のための総決起大会を行いました。  この協議会は、東九州圏域の整備促進を主たる目的に活動している福岡県から鹿児島県までの九州東岸の七つの拠点都市で構成する団体で、今年度、宇佐市長である私が会長を務めている関係から、強く関係者に訴えたところであります。  総決起大会には、大分県選出の国会議員、衛藤征士郎、横光克彦、岩屋毅、重野安正、佐藤錬、吉良州司の各衆議院議員及び衛藤晟一、磯崎陽輔、両参議院議員の御出席をいただき、東九州の実情を訴え、御理解と御支援をお願いいたしました。  翌二月八日には、福岡県、宮崎県、鹿児島県選出の関係国会議員二十九名と大分県選出の足立信也参議院議員の計三十名に、道路特定財源の必要性と東九州自動車道の整備促進を訴えてまいりました。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願い申し上げます。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの油の高騰と道路特定財源についての(二)を、福祉保健部長 坂口俊秀君。 ◯福祉保健部長(坂口俊秀君)福祉保健部長の坂口です。  私も、三月末で定年となります。この答弁席で一般質問に答えるのも最後となりました。これまで議員の皆様には、大変な御指導をいただきまして、心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。  それでは、本題に入ります。  二十七番 広岡議員の御質問にお答えをいたします。  一項目め、油の高騰と道路特定財源についての二点目、生活保護世帯の対応についてでありますが、国の原油価格の高騰に伴う中小企業、各業種、国民生活等への緊急対策の具体化の方策としての離島、寒冷地などの生活関連対策の指針によりますと、福祉灯油補助は寒冷地の高齢者、障害者世帯や母子家庭等の生活困窮者に対する補助となっております。実施している自治体も、北海道等の豪雪地帯や寒冷地で実施されているようであります。  近隣自治体の状況は、九州地区では実施しているところはほとんどなく、本市も生活保護世帯への福祉灯油の補助は、特に考えていませんが、従来より十一月から三月までの厳寒期には暖房費として冬期加算金を支給しております。また、低所得者世帯の福祉灯油の補助も、現時点では考えておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの油の高騰と道路特定財源についての(三)と(五)を、総務部長 小倉正五君。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉です。  二十七番 広岡議員の御質問にお答えします。  三項目め、油の高騰に対する国や県などへの対応と、五項目め、油の高騰対策については、関連がありますので、一括してお答えいたします。  原油価格が高どまりする中で、市民生活に大きな影響が生じていることについては、市単独ではなかなか解決ができる問題ではないと思っております。しかし、この問題は市民生活に直結する重要な問題であることと認識していますので、今後、関係機関で連携しながら、県や国にその対策について要望してまいりたいと考えております。  以上で終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、一項目めの油の高騰と道路特定財源についての(四)を、経済部長 原田芳文君。 ◯経済部長(原田芳文君)経済部長の原田です。  二十七番 広岡議員の質問の一項目めの四点目についてお答えします。  最近の原油価格の高騰は、社会情勢とはいえ、漁業経営を著しく圧迫しています。農業においては、重油を加温燃料とするイチゴ、ブドウを中心とした園芸施設農家約百三十戸程度が大きな影響を受けております。  この対策として、漁業では、油の安定供給のため、給油施設の改善を図り、利便性の向上などの対応を行っています。また、漁業者もみずから、経済運行、船体重量の軽量化等に努め、経費の節減に取り組んでいます。  農業では、内張りビニールや循環扇、可変サーモつき加温機を既設事業の中で導入しているところであります。  しかし、原油高騰に起因する影響は、運賃や資材の上昇やバイオエタノールの増産に伴う畜産飼料価格の高騰など、畜産農家にも大きな影を与えている等、課題が多岐にわたっていることから、既存制度で対応できないものにつきましては、県や国へ要望していきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で広岡議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)二十七番 広岡です。  答えは、私の質問から逆行して、答弁なしと言っても過言ではないような答えになりました。これから、県や関係者に陳情、要請していくということですから、もう皆無も等しいと私は思います。  まず、油の高騰と道路特定財源について申し上げますが、もう毎朝ですが、私は朝のみのもんたのテレビ放映を見ております。当初は、みのもんたは、自民党寄りでね、民主党をいささか批判をしておりました。しかし、この最近は、特定財源を廃止しようという方向に転換しております。けさのごときは、そうであります。そして、道路に関係する国土交通省、あなたたち、テレビで見たでしょうが。あの国土交通大臣、冬柴大臣は、最近は頭を下げっ放しておるじゃないですか。向こう面をたたきつけるような状態で、弁解をしておるじゃないですか。今まで、強固な姿勢で意地を通してきたんです、あの人は。自民党と一緒になって、特定財源を維持していけと、廃止なんかとんでもないということを言ってきた冬柴大臣が、近ごろは、頭に傷ができるような状態で頭を下げておるじゃないですか。けさも、みのさんがそう言っておりました。  その交通省の中の、渡辺喜美自治大臣が言ってきました。廃止にしようということを言ってきましたけど、聞かなかった。冬柴さんも聞かなかった。渡辺大臣を無視してきたと。ところが、最近になって、渡辺喜美議員の言うことをね、自民党の議員も同調する議員ができつつあるんです。国民は、もう六〇から七〇%、反対だと言っておるんです、この最近は。大分県、広瀬知事を初め、あなたのところの時枝市長も一緒になって、意思を宣伝をしておる。ちょっと逆じゃないですか、もう。世相に反しておると私は思いますよ、市長。この最近は、七〇、八〇に近いような反対者が出ておるんですよ。冬柴さんも、あなたたちが見ておるでしょうが。頭下げっ放しでしょうが。恐らく、向こう面は傷だらけじゃないかと私は思うんですよ。  そういう世相になっておる時期なんです。だから、道路特定財源を維持するなんか、とんでもないことを言っちゃ困るんです、市長。市民の代表のあなたです。あなたを悪く言うわけではないんですが、それは立派な人ですから、私たちが軽率に批判をする立場じゃありませんが、これは市民のためなんです、私の言っておることは。  立場上、東九州自動車道の最高責任者と言っていいような立場であります。会長ですから。もう旗を振らざるを得んという立場の人でありましょうけどが、ここはやっぱり、ちょっとおりて、六万市民のために廃止のほうに傾こうというような気色にはならんですか。  私は、元自民党でした。しかし、今、自民党のやっておることは言語道断。道路問題だけではありません。すべての省においての不正疑惑、防衛省の問題もそうでしょう。とんでもない、今、自民党政治が行われておるわけです。野党四党はこぞって、これを自民党を反対しております。そうでしょうが。参議院で、野党が勝利したんです。以後、どういう状態になったと思いますか、皆さん。変わってきたでしょうが。国会の情勢も変わってきた、国民のその気持ちも変わっておるんです。この際、自民党から野党に政治を転換させようという、こういう空気になっておるんです。あなたたちは、そう思わんかね。あなたたちはエリートですから、そう思わんかしれません。しかし、市民の困っておる方々は、六万とは言わんけどが、大半の市民の方は、政治の行方を変えようという気色になっておると思うんですよ。そう思わんですか。それで、道路特定財源は、私は断固として反対、廃止すべきだと、これを申し上げるわけであります。  それから、今、部長、三人の部長が答弁をしましたね。あなたたちは何も考えていないから、そういう答弁になるわけですよ。宇佐市の今、財政の無駄遣いを考えたならば、そのくらいの補助をして当たり前でしょう。そうでしょうが。  きょうは、辛島議員が質問したじゃないですか。あなたたちが、あの辛島議員の質問をクレームをつけたじゃないの。わかる、あなたたちは。これは答弁要らんけどね、あれは無駄遣いだよ。希望する企業はおらんにもかかわらず、名目だけ企業の希望があるということで、あの尾永井の工業団地を三億円以上で買収したわけですね。これは無駄遣いじゃないの。ひいては、宇佐市長の責任です。もう希望する企業は福岡のほうに逃げたというんですから。  そして、あの横にある水田なんかの八反歩の地権者の一人は、もう亡くなっておる。将来、七年後じゃないと、登記ができないと。それも、やってみらなければわからないという、開発公社でそのことが出ておるわけです。七年、十年もだめだということになるとね、あの工業団地も買収する業者はないと、皆無だと私は思うんですよ。そうすると、無駄な投資をしたということになるです。三億円という財政は、やっぱりこれは間違っておったと。もう高田の業者に同じ金額で戻してください。市長。三億何千万円かかかったんでしょうけどが。もうそっくり、もう必要ありませんと。あなたの友達が仲介に入って、あの土地はあなたは買ったわけでしょう。もう責任があるから、大園副市長にね、理事長を譲って、あなたはもうのんびりとしておるわけですが。もとに返していただいて、あの土地を西日本土木に買い上げてもらいたい、戻すということで。その三億円の予算があったならば、私が今言っておる農政や漁業や運送業、一般の畜産あたりの困っておる方々の救済費に充てるべきだと私は。三億円あったら、かなり救済ができるんじゃないかと私は思います。  どなたか、いいから、答えてください。そういうことが可能なのか、不可能なのか。責任ある人が答えていただきたい。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)財政課長の豊岡でございます。  二十七番 広岡議員の再質問にお答えいたします。  油の高騰の件でよろしいんでしょうか。 ◯二十七番(広岡利公君)油ですよ。当然、油でいいですよ。 ◯財政課長(豊岡正晴君)油の高騰については、市民生活に重大な影響を及ぼしていることは、もう十分承知しております。  それから、道路特定財源の行方でございますが、現在、国会審議にゆだねているわけでございますので、国会議員の良識ある判断をいただけるものというふうに思っております。
     以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)そんな答えしかできん、あなたたち。これは、私は期待しておらなかったんですが、これは当然、無駄な予算を投入してね、これは悪かったと、副市長もね、反省しておるでしょうが、開発公社の理事長ですから。三億円無駄遣いしちょるわけですよ。よその課もあるでしょう、無駄遣いが。辛島議員が指摘しておりました。私も、辛島議員に同調します。  それから、道路特定財源については、もう今、「朝ズバッ!」で、みのさんが言っておりましたが、もう五十一法人がこれから見直すと。渡辺喜美さんが言っておりましたように、見直すと。全部じゃありませんよ、それも。何千億円という無駄遣いをしておるわけでしょうが。あなたたち、見ておるでしょうが、新聞は。あんなところは見らんのですか。汚職ですよ、これは。完全なる、国土交通省の。そうでしょうが。もういろんな品目を、財源以外の購入をしておるじゃないですか。スポーツ用品、あるいは、制服までも購入したと。もう数限りないでしょうが、国土交通省の無駄、汚職に近いような使い道、乱脈経営。こんなことで維持をしようと言われるんですか。ばかも休み休み言ったらどうかと、私は言いたい。  もう国を挙げて、今こそ、五十一法人が廃止、見直し、統合という状態にあるけど、ほとんどの法人は、もうそういう状態になりつつある。みのさんが毎朝やりよるんだから。国会議員の自民党の先生方もたまらんでしょうが、あの放送を聞いたら。こん次は、衆議院の選挙がありますが、国会議員の自民党の議員が何人通ると思いますか。今の状態を考えたら。恐らく、私は半分当選できんのじゃないかと、確実に。政界逆転、もう間近の問題だと私は思います。  それで、あなたたちは、まだまだ特定財源を維持していこうという気持ちなんですか。市長、もう一遍、私はあなたに問いたいと思います。維持しますか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  お答えをいたします。  この私が主張していることはですね、何も私一人が言っていることではありません。これは、地方六団体がこぞって主張していることでありますし、まして、大分県市長会全員が参与しているわけであります。だから、私一人の意見ではございません。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)さっきから言っております。二十七番の広岡ですが、あなたの気持ちはわかると。しかし、宇佐市に帰ったら、市民のために廃止をするというような気色になっていただきたいということをあなたに申し上げておるわけです。大分県の広瀬知事以下、首長さんはみんなそうでしょう。しかし、これからはそうじゃないと思いますよ。これからの首長さんは考え直して、反対のほうに展開していくと思いますよ。  私も、もともと自民党議員の一人でありました。本多県議について回って、自民党の擁護をしてまいりましたが、今はもう絶対、自民党に顔を向けません、私は。といいましても、民主党にはなっておりません。いつかの議会で私は、国民新党を唱えました。そんなところがいいところじゃないかということで、私は唱えたのであります。自民党ではありません。あなたも、市長さん、市民党の市長さんです。だから、今、農業や漁業や、皆さん方が困っておる、そういう時期なんですから、これはあなたの答えは求めません、これ以上は。あなたの立場はわかります。せめて、私は、部課長、皆さん方は、やっぱりそういう反対の立場の気持ちになって、市民のために貢献をしていただきたい。  本議会におきましては、部長さんたちが何人か退職されます。特に、うちの有吉部長は勇退されます。坂口部長。もう部長、課長はみんな、長年奉職されましたけどが、退職されていくんであります。大変御苦労と私は言いたい。特に有吉部長は、係長の時代から我々の、やっぱり先駆者、指導者としてね、務め上げてくれた部長であります。大変長らくお世話になりました。これからは、ひとつ、我が市議会にも、陰ながらでもいいから、御援助のほどを願いたい。部課長さんもそうです。大変御苦労でありました。  私が今質問しておることはね、あだ口のようにあるけど、この数カ月、もう四月いっぱいには、国全体が暫定税率反対に回ると思うんですよ。もう今現実、七〇%の国民は反対に向かっております。私も大反対でありますが、国民の皆さんは、もう七〇%以上ですよ、みのもんたさんが言いよるんですから、間違いないでしょう、あの人は。毎朝言いよるじゃないですか。私は毎朝聞いております。あの人は、自民党から、もう国民党に変わりつつあります。以前は自民党寄りで、民主党や野党の皆さんを批判しておりました。たかが二十五円の油ぐらいで、なぜ反対だろうかというような言い方もしておりました、当初は。今は違うんです、市長。あなたは忙しいから、みのさんを聞く暇はないでしょうけどが。もう毎朝言っておるんです、このことだけは。そして、国土交通省の不正、そのことを指摘しております。もう絶対許さんと言っております。法的な処置をとるんじゃないですか、皆さん。  そういうことですから、暫定税率、絶対反対していただきたい。公然とできない人もあると思いますが、陰からでもいいから反対して、もう来月ごろはね、もろ手挙げて賛成できるようにお願いしたいと思います。  もう時間がないので、いばかりはこのくらいにして、終わりたいと思いますが、どうか暫定税率反対の立場を市長みずからとっていただき、部課長さんも一緒に同行していただきたい。そして、退職される皆さん方、大変長らくお世話になりました。もう私のあだ口も聞けんと思いますが、また傍聴などで聞いていただきたいと思います。  これをもって終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で広岡議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第一、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日十一日午前十時から再開し、追加議案上程の後、市政一般に対する質問、議案に対する質疑となっております。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  長時間にわたり御苦労さまでした。              散会 午後四時五十五分 宇佐市議会...