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2006年09月13日 平成18年第3回定例会(第2号) 本文
2006年09月13日 平成18年第3回定例会(第2号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2006-09-13
    2006年09月13日 平成18年第3回定例会(第2号) 本文


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    2006年09月13日:平成18年第3回定例会(第2号) 本文 (543発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過              開議 午前十時〇三分 ◯議長(久保繁樹君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は五十名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  これより、九月五日をもって招集されました第三回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(久保繁樹君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。       市政一般に対する質問一覧表(平成十八年九月十三日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨     │答弁を ┃ ┃      │                       │求める者┃ ┠──────┼───────────────────────┼────┨ ┃十六番   │一、合併の影響と課題について         │市長・担┃ ┃衛藤正明君 │ (1) 北部振興局の合併影響調査報告の中で、旧 │当部課長┃
    ┃      │   町において、どのような課題が報告された │    ┃ ┃      │   か。                  │    ┃ ┃      │ (2) その課題について対応はできているのか。 │    ┃ ┃      │二、災害対策について             │    ┃ ┃      │ (1) 支所職員の減少により災害時に、その把握 │    ┃ ┃      │   に苦慮していると思う。二次、三次災害を │    ┃ ┃      │   防ぐため出動体制の強化が求められる。  │    ┃ ┃      │ (2) 大規模災害の復旧事務処理体制の強化。  │    ┃ ┃      │ (3) 毎年、毎回、床下浸水や屋敷に水害をもた │    ┃ ┃      │   らす箇所については、年次計画をたて対応 │    ┃ ┃      │   するべきでないか。           │    ┃ ┠──────┼───────────────────────┼────┨ ┃十八番   │一、遊休地、遊休施設について         │市長及び┃ ┃宮丸龍美君 │ (1) 現在市所有の遊休地、遊休施設が市、町内 │部  長┃ ┃      │   に見受けられるが、どのように対応するの │担当課長┃ ┃      │   か。                  │    ┃ ┃      │   その土地、建物をいかに活かしていくかも │    ┃ ┃      │   行革を進めている現在考える時期に来てい │    ┃ ┃      │   るのではないか。            │    ┃ ┃      │   市の財政が苦しいとき、民間の力と合わせ │    ┃ ┃      │   地域活性化を図るのも大切と思うが。   │    ┃ ┃      │二、災害対策について             │市長及び┃ ┃      │ (1) 本当に地元にあった防災計画、防災手順が │部  長┃ ┃      │   出来ているのか。            │担当課長┃ ┃      │ (2) 宇佐市に備蓄品(災害用)はどの位あるの │    ┃ ┃      │   か。                  │    ┃ ┃      │ (3) 災害時の協力体制はどうなっているのか。 │    ┃ ┃      │三、清掃事業局について            │市長及び┃ ┃      │ (1) 広域で清掃工場建設を計画して長い年月が │部  長┃ ┃      │   過ぎているが、現在の進捗情況は。    │担当課長┃ ┃      │ (2) 現在の施設はどの位もつのか。      │    ┃ ┃      │ (3) 宇佐市単独で作る考えはないか。     │    ┃ ┃      │四、交通安全対策について           │    ┃ ┃      │ (1) 交通安全対策はどのようにしているか。  │    ┃ ┃      │ (2) 特に公務員による飲酒事故が多発している │    ┃ ┃      │   が、対策は。              │    ┃ ┠──────┼───────────────────────┼────┨ ┃六番    │一、鳥獣被害対策について           │市長・部┃ ┃大弓重見君 │ (1) 現在の取り組み、問題点等は。      │長及び ┃ ┃      │ (2) 野生鳥獣による農林業の被害額は。    │担当課長┃ ┃      │二、上院内小学校について           │教育長 ┃ ┃      │ (1) 少子化による上院内小学校の統廃合につい │    ┃ ┃      │   て                   │    ┃ ┃      │ (2) 統廃合になった場合の生徒の登下校の通学 │    ┃ ┃      │   方法は。                │    ┃ ┃      │三、介護保険について             │市長・部┃ ┃      │ (1) 介護保険料の滞納世帯数及び第一号被保険 │長及び ┃ ┃      │   者、第二号被保険者の滞納額は。     │担当課長┃ ┃      │ (2) 老老介護とは。             │    ┃ ┃      │ (3) 認知症高齢者や一人暮らしの高齢者が多く │    ┃ ┃      │   なると思われる。何らかの対応は考えてい │    ┃ ┃      │   るのか。                │    ┃ ┠──────┼───────────────────────┼────┨ ┃十九番   │一、歳入、徴収状況について          │担当部 ┃ ┃佐田則昭君 │ (1) 平成十八年度の行財政改革プランに納税組 │課  長┃ ┃      │   合の見直しを検討することとされているが、│    ┃ ┃      │   旧郡部では、納税に対する不満が多く、納 │    ┃ ┃      │   税組合の解散の声を多く聞くが、何がその │    ┃ ┃      │   原因と思われるか。           │    ┃ ┃      │ (2) 今年度八月末での徴収状況、及び納税組合 │    ┃ ┃      │   数(本庁、各支所)は、昨年に比べてどの │    ┃ ┃      │   ようになっているか。          │    ┃ ┃      │二、佐田簡易水道について           │担当部 ┃ ┃      │ (1) 佐田簡易水道は、昭和三十年代より石綿管 │課  長┃ ┃      │   を使用しておりますが、老朽化が進み改善 │    ┃ ┃      │   をしなければならない状況にありましたの │    ┃ ┃      │   で、本年の六月三日より十日間修理いたし │    ┃ ┃      │   ました。市職員の懸命な作業により地域住 │    ┃ ┃      │   民の生活面においても何とか対応できるよ │    ┃ ┃      │   うな仮設工事が出来ました。その本工事は │    ┃ ┃      │   いつごろ実施する予定ですか。      │    ┃ ┃      │ (2) 当簡易水道は、石綿管であり、早急に石綿 │    ┃ ┃      │   管取替の計画を立てる必要があると思われ │    ┃ ┃      │   るがどのように考えているか。      │    ┃ ┃      │三、農業問題について             │担当部 ┃ ┃      │ (1) 平成十八年九月より麦作が品目横断的経営 │課  長┃ ┃      │   安定対策事業として対象となるが、中山間 │    ┃ ┃      │   地域では厳しいと思われるが、麦作に取り │    ┃ ┃      │   組む組織(集落営農組織、農事組合法人、 │    ┃ ┃      │   特定農業団体等)は、何組織あるのか。  │    ┃ ┃      │ (2) オペレーターの不在や経理の一元化等が集 │    ┃ ┃      │   落営農の法人化が進まない大きな原因となっ│    ┃ ┃      │   ていると思われるが、行政や各種農業団体 │    ┃ ┃      │   の協力依頼の方向でもっと検討すべきでは │    ┃ ┃      │   ないか。                │    ┃ ┃      │ (3) 現在の認定農業者の認定資格要件を見直す │    ┃ ┃      │   べきではないか。            │    ┃ ┃      │四、安心院、院内地域の給食センターについて  │教育次長┃ ┃      │ (1) 給食センターの建設について、両地域の議 │    ┃ ┃      │   員より多くの意見が出されたが、九月議会 │    ┃ ┃      │   において設計費の予算計上がなされなかっ │    ┃ ┃      │   たが、どのようになっているのか。また、 │    ┃ ┃      │   国や県の補助金申請のための協議状況と今 │    ┃ ┃      │   後のスケジュールはどのようになっている │    ┃ ┃      │   のか。                 │    ┃ ┠──────┼───────────────────────┼────┨ ┃八番    │一、現在の、安心院中学校は来春、深見、津房  │市長・教┃ ┃丸野 孝君 │ 中学校の統合により生徒数も増えるに対し、  │育長又は┃ ┃      │ 体育館の損傷が著しく、まして陸上トラック  │教育次長┃ ┃      │ 及び野球グランド等早急に修理をし、旧町民  │    ┃
    ┃      │ グランド廃止を考えてはどうか。       │    ┃ ┃      │二、今年、安心院小学校のプール開きができな  │市長・教┃ ┃      │ かった理由は                │育長又は┃ ┃      │ (1) 新聞紙上で、オンブズマンまでが市側に回 │総務部長┃ ┃      │   答を求めていたが、その後の対応と結果を │    ┃ ┃      │   知らせてほしい。            │    ┃ ┠──────┼───────────────────────┼────┨ ┃三番    │一、四日市商店街の活性化について       │市長、部┃ ┃木下一夫君 │ (1) 街なみ環境整備事業は平成十八年四月に市 │長及び ┃ ┃      │   長が促進地域に指定したものであるが、区 │担当課長┃ ┃      │   域の整備に関する基本的な方針を具体的に。│    ┃ ┃      │   1)地区施設等の整備は。         │    ┃ ┃      │   2)住宅等の整備は。           │    ┃ ┃      │   3)周囲のインフラ整備は。        │    ┃ ┃      │ (2) まちづくり三法の改正に伴い、改正前の活 │    ┃ ┃      │   性化基本計画は、改正後の支援諸施策には │    ┃ ┃      │   適用されないが、県の活性化支援策は受け │    ┃ ┃      │   られるのか。              │    ┃ ┃      │ (3) この事業は平成十八年度から平成二十七年 │    ┃ ┃      │   度の十年間をかけて完成を目指すが、総事 │    ┃ ┃      │   業費はいくらで、年度別投資額はどうなっ │    ┃ ┃      │   ているのか。              │    ┃ ┃      │二、新農業問題について            │市長、部┃ ┃      │ (1) 品目横断的経営安定対策の現状について。 │長及び ┃ ┃      │   1)特定農業団体の加入は何団体で、どのく │担当課長┃ ┃      │    らいの面積か。            │    ┃ ┃      │   2)認定農業者の数と、その面積は。    │    ┃ ┃      │   3)農業法人の数と、その面積は。     │    ┃ ┃      │   4)集落営農組合の数と、その面積は。   │    ┃ ┃      │ (2) 経理の一元化を農業団体等が援助し推進を │    ┃ ┃      │   しているが、市としての助成策は考えてい │    ┃ ┃      │   るのか。                │    ┃ ┃      │ (3) 七月上中旬の大雨にて大豆を適期に播種す │    ┃ ┃      │   る事が出来ず、播種時期が遅れたが、暗渠 │    ┃ ┃      │   排水(シートパイプ)施行の効果は大きく │    ┃ ┃      │   実証された。              │    ┃ ┃      │   この補助事業は平成二十年度までとのこと │    ┃ ┃      │   ですが、施行面積は耕地面積の僅か十三% │    ┃ ┃      │   に過ぎず、再事業の計画はあるのか。   │    ┃ ┃      │ (4) 国が来年度から施行する「農地・水・環  │    ┃ ┃      │   境保全向上対策事業」とは、具体的にどの │    ┃ ┃      │   ような事業か。             │    ┃ ┃      │ (5) 来年度から国が主導してきた米の生産調整 │    ┃ ┃      │   を、農業者、農業団体主体に移行すること │    ┃ ┃      │   が決定しているが支援の方策はあるのか。 │    ┃ ┃      │三、宇佐市の地勢について           │市長、助┃ ┃      │ (1) 新宇佐市が誕生して、面積も四三九・一二 │役及び担┃ ┃      │   km2と旧市の二・四六倍に広大な地勢となっ │当部課長┃ ┃      │   た。これを機会に地勢の調査をすべきと思 │    ┃ ┃      │   うが、調査の計画はどうなっているのか。 │    ┃ ┃      │ (2) 公共の用地に供する道路、河川用地、用排 │    ┃ ┃      │   水路用地について十全な管理が出来ている │    ┃ ┃      │   か。また非課税扱いされるべき固定資産の │    ┃ ┃      │   修正作業はどこの部署が担当し、修正処理 │    ┃ ┃      │   の実施計画はあるのか。         │    ┃ ┃      │四、「住んで」みたい、「住んで」よかった宇佐 │市長、部┃ ┃      │ 市の構築について              │長及び ┃ ┃      │ (1) 現下の厳しい財政状況を乗りきるために、 │担当課長┃ ┃      │   行財政改革プランの「五ヵ年計画」を策定 │    ┃ ┃      │   し開示した、財政収支試算とはどういうも │    ┃ ┃      │   のなのか。               │    ┃ ┃      │五、ごみ減量化につながる有料ごみ袋について  │市長、部┃ ┃      │ (1) 今年七月からごみ袋の有料化の実施をして │長及び ┃ ┃      │   いるが問題点はないか。また、減量化につ │担当課長┃ ┃      │   ながっているか。            │    ┃ ┃      │六、防災、災害対策について          │市長、部┃ ┃      │ (1) 災害を最小限に抑えるには日頃からの防災 │長及び ┃ ┃      │   意識を高め、共助、公助が必要であるが、 │担当課長┃ ┃      │   災害時の初動体制はどうなっているのか。 │    ┃ ┠──────┼───────────────────────┼────┨ ┃一番    │一、「障害者自立支援法」の影響について    │部長及び┃ ┃今石靖代君 │ (1) 四月からの一割負担導入によって、時間が │課  長┃ ┃      │   経過する中で、障がい者自身や家族、事業 │    ┃ ┃      │   所へどのような影響がでているのか。   │    ┃ ┃      │ (2) 自立が阻害され、社会参加ができなくなる │    ┃ ┃      │   実態をみれば、市独自の支援策が必要だが、│    ┃ ┃      │   取り組みはどうなっているか。      │    ┃ ┃      │ (3) 障がいが重い程、負担の大きい内容だが、 │    ┃ ┃      │   重度障害者の支援にどう取り組んでいるの │    ┃ ┃      │   か。                  │    ┃ ┃      │ (4) 十月から実施の地域生活支援事業は、障が │    ┃ ┃      │   い者の利用しやすいものになっているか。 │    ┃ ┃      │   障害者福祉計画の作成が義務付けられてお │    ┃ ┃      │   り、取り組みが進められているが、障がい │    ┃ ┃      │   者の立場に立った計画になっているのか。 │    ┃ ┃      │   進捗状況は。              │    ┃ ┃      │ (5) 施設の住所地特例制度を再導入し、自治体 │    ┃ ┃      │   の公平な負担に戻すように、県に強く働き │    ┃ ┃      │   かけて改善させるべきだがどうか。    │    ┃ ┃      │二、少子化対策について            │部長及び┃ ┃      │ (1) 十月から改正される乳幼児医療費制度は、 │課  長┃ ┃      │   一部負担金の導入に対して、多くの自治体 │    ┃ ┃      │   が独自に軽減策を打ち出している。宇佐市 │    ┃ ┃      │   も少子化対策を重視するなら、せめて、入 │    ┃ ┃      │   院時の負担(一八〇万円/年)を検討し、 │    ┃ ┃      │   早期に就学前まで無料化に向けて努力する │    ┃ ┃      │   べきだがどうか。            │    ┃ ┃      │ (2) 県が奨励している「にこにこ保育支援事業」│    ┃ ┃      │   をさらに進めるべきだがどうか。     │    ┃ ┃      │三、教育行政について             │教育長 ┃
    ┃      │ (1) 就学援助制度について、四月からの認定基 │    ┃ ┃      │   準引き下げは、経済的に困難な家庭をより │    ┃ ┃      │   困窮させ、子どもたちの教育を受ける権利 │    ┃ ┃      │   にかかわるが、教育長はどうお考えか。申 │    ┃ ┃      │   請は年度途中でも、随時受け付けることを │    ┃ ┃      │   広報するべきだがどうか。        │    ┃ ┃      │ (2) 文科省と厚労省が、来年度から全公立小学 │    ┃ ┃      │   校で学童保育をすることを決めているが、 │    ┃ ┃      │   宇佐市はどうなるのか。         │    ┃ ┃      │ (3) 認定子ども園の拙速な実施は、保育の質の │    ┃ ┃      │   低下や、地域の子育て施設への影響が大き │    ┃ ┃      │   いが、宇佐市の見解は。         │    ┃ ┃      │ (4) 老朽校舎の実態をどう認識し、改善の計画 │    ┃ ┃      │   はどうなっているか。北部中学校は二年間 │    ┃ ┃      │   プールの授業がされていないが、原因と見 │    ┃ ┃      │   通しはどうなっているか。        │    ┃ ┃      │四、ごみの減量化と焼却場建設について     │市  長┃ ┃      │ (1) 現在の焼却場は、いつまで使用可能か、実 │    ┃ ┃      │   態と見通しはどうなっているか。     │    ┃ ┃      │ (2) どちらにせよ、ごみの減量は緊急な課題と │    ┃ ┃      │   なっている。ごみ袋の有料化を減量のきっ │    ┃ ┃      │   かけにしたいと導入したが、減量するため │    ┃ ┃      │   の具体策は何か。旧町はむしろ減量や分別 │    ┃ ┃      │   意識が低下したという意見を聞くが、意識 │    ┃ ┃      │   向上のためにどうしていくのか。     │    ┃ ┃      │ (3) 職員体制をさらに強化するべきだがどうか。│    ┃ ┃      │五、火葬場の跡地利用について         │部長及び┃ ┃      │  糸口山と長洲にある火葬場跡地利用の計画  │課  長┃ ┃      │ はどうなっているのか。地元住民との協議を  │    ┃ ┃      │ 進めるべきだがどうなっているか。      │    ┃ ┠──────┼───────────────────────┼────┨ ┃三十一番  │一、宇佐市を相手にした損害賠償訴訟について  │担当課長┃ ┃加来栄一君 │ (1) 市民(一人親家族)に対し経済的又精神的 │    ┃ ┃      │   な面を含め、長期の裁判をするべきではな │    ┃ ┃      │   い。                  │    ┃ ┃      │ (2) 一年間も報告を放置した事実、事故の有っ │    ┃ ┃      │   た時間、場所にいつわりが有った事も認め │    ┃ ┃      │   た市は和解をする時期が来ているのではな │    ┃ ┃      │   いか。                 │    ┃ ┃      │ (3) 高い弁護士料の負担や裁判所に出頭する幹 │    ┃ ┃      │   部職員の給料や仕事の停滞をどの様に考え │    ┃ ┃      │   ているのか。              │    ┃ ┃      │二、住基カードについて            │担当課長┃ ┃      │ (1) 住基ネットが今月で稼動五年目に入ってい │    ┃ ┃      │   るが、宇佐市の住基カードの発行実績は。 │    ┃ ┃      │ (2) ネット情報を活用した旅券のオンライン申 │    ┃ ┃      │   請システムなどは財務省から無駄遣いの指 │    ┃ ┃      │   摘を受けて中止の様ですが、市の今後の対 │    ┃ ┃      │   応は。                 │    ┃ ┃      │ (3) 〇四年以後、東京や佐賀で記載事項が改ざ │    ┃ ┃      │   んされ又名古屋で不正取得された。北九州 │    ┃ ┃      │   では、本人になりすまし融資を受ける事件 │    ┃ ┃      │   も発覚しているが、市はどの様なセキュリ │    ┃ ┃      │   ティをしているか。           │    ┃ ┃      │三、藤・稲尾奨学資金について         │担当課長┃ ┃      │ (1) 基金が提供された二人の意志通りに使われ │    ┃ ┃      │   ていないのではないか。         │    ┃ ┃      │ (2) 合併の影響で小さな所までちゃんと引継ぎ │    ┃ ┃      │   が出来なかった結果で、資金の管理を安心 │    ┃ ┃      │   院支所か安心院高校かに奨学基金として残 │    ┃ ┃      │   せる方法を取るべき。          │    ┃ ┃      │ (3) 現在の残高はいくらか又誰が学生を選抜し │    ┃ ┃      │   ているか。               │    ┃ ┃      │四、障害者自立支援法について         │担当課長┃ ┃      │ (1) 障がい者のディサービスは今後、どの様な │    ┃ ┃      │   計画になっているか。          │    ┃ ┃      │ (2) 自立支援の関係で職場が縮小される事が出 │    ┃ ┃      │   て来るが、職員への雇用などの説明はして │    ┃ ┃      │   いるか。                │    ┃ ┃      │ (3) 宇佐市は自立支援の負担軽減の予定はない │    ┃ ┃      │   様であるが、障がい者及び施設を今後どの │    ┃ ┃      │   様に支援し支えていく考えですか。    │    ┃ ┃      │五、世界遺産について             │担当課長┃ ┃      │ (1) 宇佐神宮と国東半島を世界遺産にする希望 │    ┃ ┃      │   的な話を市はしていましたが、その後、運 │    ┃ ┃      │   動や対策を打っていますか。       │    ┃ ┃      │六、市政の運営方法について          │市  長┃ ┃      │ (1) 市はあらゆる問題をもっと議会や市民に投 │    ┃ ┃      │   げかけて議論をするべきだ。すぐ検討委員 │    ┃ ┃      │   会を作り少ない人数で結論を出しすぎる。 │    ┃ ┃      │   小泉内閣の官邸主導型政治になっていない │    ┃ ┃      │   か。                  │    ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━┛ ◯議長(久保繁樹君)まず、十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)皆さん、おはようございます。十六番 衛藤正明でございます。  今議会の市政に対する一般質問の一番ということで、大変緊張しておるところであります。しかし、何事も、一番にはなろうと思っても、なかなかなれるものではなくて、ありがたくも思っております。  昨年の今日は、台風十四号による大被害に見舞われて、宇佐市においても大きな被害を受けたわけでございますが、今年は、どうか災害のない穏やかな秋の収穫が迎えられることを祈ってやまないところであります。  また、今議会開会の五日の翌六日には、皇室におかれまして、紀子様に四十一年ぶりの男子のお子様が御誕生なされたというようなことに対し、国民の皆様方とともに心よりお祝いを申し上げる次第でございます。  それでは、議長の許可を受けて、私は、合併の影響と課題についてと、災害対策について質問をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、合併の影響と課題でございますが、県は、昨年十二月に、市町村合併に伴う旧町村部の課題について八項目にわたる調査が報告され、新市に対し、その対応が求められたと思います。その中で、宇佐市における旧町について、どのような課題が報告をされたのか、お伺いいたします。  次に、その課題について、どのように検討、対策ができているのか、お伺いいたします。  二番目に、災害対策についてお伺いいたします。  消防団員でもあった支所職員の減少により、災害時に、その把握とすべての対応に、市長としては大変苦慮していると思います。今後、昨年の台風十四号、同じ規模、また、それ以上の災害が発生したならば、地域住民が高齢化する中で、避難を初めすべての対策が困難になってくると思います。そこで、二次、三次災害を防ぐためにも、住民からの、まず第一報が入る市、そして支所こそが、すべての対応が敏速に対応できる体制の強化が求められると思います。その求められる対応にこたえるのが市の責務でもあります、この点についてお伺いいたします。  次に、院内支所において、昨年の災害件数で、大半が台風十四号によるものであったわけでございますが、約三百四十六件もの災害が発生しています。この三百四十六件は先月の八月までの分でございますけども、その復旧処理に住民の意向に沿うべく休日出勤、深夜までの連日勤務を約半年間にわたり、やっと復旧事務事業が終えたとお聞きしております。その間、その事務処理に当たり、本庁に協力を再三にわたり要請したそうですが、要請もむなしく協力を得られなかったようです。  旧市町の行政運営上の違いがあったかもしれませんが、ほかならぬ災害の復旧についてのことであったがゆえに、何とやるせない寂しさを感じたわけです。これは、私一人だけだろうかとも思うわけでございますけども、そこで、大規模災害が発生した場合、本庁、支所を問わず、市が一丸となって復旧事務処理に向けての体制を構築しなければならないと思いますが、その点についてお伺いいたします。  最後に、最近、地球の温暖化や気象変化によるものか、年々、一度に降る雨量が大変大きくなっているように思います。梅雨や秋の台風が来るたび、ほとんどといっていいほど毎回のように、床下浸水や屋敷に決まって水害をもたらす箇所が見受けられます。裏山から土石流となって流れ出すもの、道路の排水から流出をするもの、いろいろさまざまな原因がありますが、このような箇所については、そういった関係機関のある部署と協議をしながら年次計画を立てていただき、一件ずつでも解消するように対応するべきじゃないかと思うのであります。この点についてお伺いいたします。  以上で私の一般質問を終わります。答弁のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(久保繁樹君)それでは、衛藤議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。
    ◯市長(時枝正昭君)皆さん、おはようございます。  十六番 衛藤正明議員の御質問にお答えいたします。  一項目め、合併の影響と課題について。  まず、一点目、御指摘の合併影響調査報告書についてでありますが、これは、大分県市町村合併支援本部が発行したものであります。内容は、合併のさまざまな影響について、旧町村部の自治会、老人会、商工会、農協等のさまざまな関係者から直接聞き取り調査を行い、まとめたものとなっております。  その中から、宇佐市に関係あると思われる主な課題は次のとおりであります。  第一に、役場が支所等になった現実、支所等の裁量で地域のニーズに対応できる仕組みが十分でなく、また、予算も少ないことから、支所等におけるワンストップ対応が困難となった。  第二に、従来のイベントのあり方を見直し、主催者を行政主導から地域主導へ移行させる動きや、補助金の見直しの動き等もあり、旧町部にこれまで根づいたさまざまなイベント等が維持できなくなった。  第三に、住民の安全を守る防災面について、災害時の新市内部の連絡体制、地域住民への連絡手法、避難勧告、指示等のあり方について懸念がある。  第四に、地域のさまざまなニーズに対応するため、旧町で予算化されていた小規模な単独事業が廃止、削減される傾向にある。  第五に、合併に伴い、旧町所有のバスが利用しにくくなった。  以上のことなどが報告されております。  二点目、これらの課題についての今後の対応でありますが、旧町部住民の不安や懸念の声に対しては、住民に理解を求めなければならないものがありますが、全般的には新市において、合併を通じ、行財政基盤の強化を図らなければなりません。さらには、地域住民との市長、部局長等との座談会や、市民と行政の協働によるまちづくりを推進するため、出前講座を実施して市政への理解を深めてもらい、合併後の一体感の醸成等に向け取り組んでいきたいと考えております。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願い申し上げます。  終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、二項目めの災害対策についてを、院内支所長 衛藤 強君。 ◯院内支所長(衛藤 強君)皆さん、おはようございます。院内支所長の衛藤でございます。  十六番 衛藤議員の、二項目めの災害対策についての御質問にお答えします。  一点目の出動体制について。宇佐市災害等危機管理体制により、本庁、各支所ごとに、第一次の早期警戒体制から第四次の非常体制までの対応が規定されており、合併後では、昨年の台風十四号接近時、第三次体制まで発令された経緯があります。道路、河川等の災害現場の応急復旧対策については、本年六月に、宇佐地区、安心院町、院内町の各建設業協会と緊急対応協定を締結し、迅速な現場対応が可能となりました。  今後の課題として、支所配置職員数が相当数減少していることや、職員の人事交流により支所管外から通勤する職員の増加や、支所勤務の消防団員である職員の減少等により、災害時における初動活動体制の構築に支障が出る場合も想定されることから、支所管内出身者の消防団員である職員は、本庁勤務の場合であっても所属職場での災害対応に支障のない限りにおいて、消防団員として地元での活動を認めております。  今後は、消防団員である職員に限らず、支所管内に居住する職員の動員等も検討し、初期活動能力の低下を招かないように配慮を行ってまいります。  二点目の、復旧業務処理体制についてでございますが、現時点で、災害等の復旧業務については、本庁、各支所ごとに、それぞれ所管する担当課が業務を行っております。台風接近による暴風雨や大雨による影響は、平野部の多い本庁管内に比較して、管内に山間地や急傾斜地を多く抱える支所管内の方が、より多くの災害が発生する傾向にあります。支所においては、災害業務を担当する職員数も本庁に比較して少ないことから、昨年の台風十七号関連の復旧業務については、一時的に支所担当職員にかなりの負担が生じました。  今後は、事務処理の敏速化や職員の健康保持を図る面からも、業務の一元化や担当部署の集約等を検討し、宇佐市職員管理要綱の規定に基づき、同一課内や同一部内、また、場合によっては各部の本庁、支所間で事務事業の繁閑状況に応じて一時的に職員の配置がえを行う等、適切に運用してまいりたいと考えております。  三点目の、復旧年次計画についてでございますが、毎年、出水による被害が発生する災害危険箇所については、防災パトロール等を通じて関係機関と協議、検討した上、早期の危険解消を促進していきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)以上で衛藤議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)一点目の課題についてでございますが、市長さんの御答弁をいただく中で、総合的には地域との対話が大事だというようなことで、そういったものを重ねていただけるというようなことのようでございます。  合併から今日まで、行政、市長さん初め皆さん方と地域との、住民との懇談の機会をと、対話を大切にというような、これまでの話も重ねられて、議員の方からもそういう要望をいたしながら今日に至っているわけでございますが、各種イベント等、本当に地域の方々と対話ができる機会に、市長さん初め助役さん、そして執行部の方々が足を向けてくださっていることには、周辺部の者として大変感謝もしながら、ありがたく思っておるところであります。これからもできる限り、可能な間、そうして足を運んでいただきたいと、こんなふうに思うわけでございます。  今年度に入って、支所にお伺いしたりとか、あそこの周りを通るときに、市長さん並びに助役さんの部屋があるわけでございますけど、なかなかあいてないというか、閉まっておるような状況に感じたりもしておりますが、そういった点につきましても一点目と同様、なるべく機会があるなら重ねていただきたいと、こんなふうに思います。  いろんな課題が山積をされて、行革の中にありまして、本当、御苦労だとは思いますけども、先ほどから申しますように、足を運んで対話をしていただければ、その周辺部の地域性、そういったものがわかっていただけるんじゃないかなと、その地理性をわかっていただいたりする中において、そういったことを十分考慮しながら、今後の周辺部の対策、そういった課題について対処をしていただきたいと、こんなふうに思います。  それで、課題の一つといたしまして、支所の権限を合併の協議の時点から、やはり支所というのは、合併したらどういうふうになるんだろうかというようなことを協議されてきたわけでございますが、市長も三月議会で、先ほども懸念があるとおっしゃっていただきました災害時の避難勧告やら支所の権限に不安や懸念があると。これに対して、それらの解消に機動的に対応できる組織再生を構築し得る方向に向けて検討をしてくださるというようなお話もいただいているわけでございますが、その点につきまして、まだ時間的にはわずかなものでもあるわけですけども、検討の方向、どういった形か、なされているのか、あればお聞きしたいと思いますが。 ◯議長(久保繁樹君)答弁を企画課長。 ◯企画課長(小倉正五君)企画課長の小倉でございます。  衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  合併に伴って、支所機能をいかに強化していくかという御質問かと思うわけですけど、まあ、災害等も含めてのことでありますが、新市になって一番大事なことは、本庁が一体的な行政を展開していく中で、周辺部との独自性も加味しつつ、一体性と地域性を損なうことないように展開していく必要があろうかと思うわけです。  そういう面で、本庁の各課へ行政のいろんな施策を一本化していくと同時に、支所等で支所長を中心にした安心院、院内それぞれの課題をですね、解決すべく、いろんな諸課題が支所長を中心に解決されていこうと、そういう中で、より本庁と支所の一体感を醸成するために助役が週一度支所の方で執務をしておる。そういう中で、本庁の政策と地域のそういうもろもろの課題が一体化して行政が展開していくように心がけているところであります。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)一体化というような中でというようなお話のようでございますが、私は、この支所の権限ですね、一つとして災害時、緊急時、またはそれ以前に、支所の、災害についてでございますけども、災害、後で項目がございますけど、これは課題という中で権限というようなことでとらえていただきたいと思うんですけども、緊急時、またはそれ以前に、支所の判断で必要と判断した場合、即対応をできる効率的な組織をつくっておかなければならんと思います。その組織を持つ、つくることに当たりまして、支所にそのあり方等を与え、つくっていくことが、一番地域性もわかりながら、効果的にもなる体制ができるのではなかろうかなと思うわけでございます。  本庁のこれまでの支所の権限については、この課題にもなっておる部分について、権限のグレードアップをというような話も今日までいただいとるわけですけど、そういったことが、グレードアップイコール支所の権限にあるんじゃなかろうかと、こういったふうにも思うわけですけど、そういった点、どういう。 ◯議長(久保繁樹君)総務課長。 ◯総務課長(市丸恒典君)総務課長の市丸です。  お答えします。  災害危機管理体制の中で、一次から三次までについては、それぞれ支所での体制づくりもできています。で、第四次体制になると、もう危機管理第四次ですから、宇佐市全域での災害対策本部が設置されるということでありますし、それぞれの支所の機能でございますけども、最終的には、避難勧告等についてはそれぞれ支所長の判断でできるということになっていますんで、御理解をいただきたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)この災害に関しては、また後で、その付近も含めながら、ちょっと質問を何点かしてみたいと思いますので、権限という課題の中で、そういったしっかりした体制づくりがあって、そこに支所、支所長なりの権限が初めて発揮できるといいますか、そういった面から、いろんな課題について支所にそういった権限を与えられるような形のものを構築していただきたいと、こんなふうに思うわけでございます。  次に、議長、関連質問を二点ほど行いたいと思うんですけど、よろしいですか。 ◯議長(久保繁樹君)内容に沿った関連質問であれば結構だと思います。質問内容に沿っていれば。 ◯十六番(衛藤正明君)よろしいですか。 ◯議長(久保繁樹君)はい。 ◯十六番(衛藤正明君)これも大きな課題の一つだと私はとらえておるわけでございます。行革のプランの中で、五年間に百三十五名の職員を減らす件でございますけども、さきの三月議会で、筌口議員の質問に対し、本庁、二支所を合わせた中で総合的な全体の中で減らすというような答弁があったわけでございますが、現状の支所と本庁の職員の動きですね、をちょっと確認してみたわけでございますが、合併前には、まあ、この資料は、宇佐市で、私が説明する中で、本庁の庁舎の中の分です、外は別としてですね、お話しします。  それで、旧町の方からいきまして、安心院町におかれましては九十三名の職員が配置されていたわけでございます。合併後一年たって、十七年四月には十六名、支所から減りまして、七十七名の職員に配置された。現在の、現在といいますか、今年の四月の異動で二十九名が支所から減りまして、六十四名体制になっているようであります。  院内においては、それも支所の内でありまして、全体は、まあ、別なんですけども、七十三名いた職員が、十七年の四月には十五名減して五十八、今年の四月には二十五名減って四十八名体制になっているわけでございます。院内は、ほかに出先、出先といいますか、正職員ではあるんですけど、妙見荘とか保育園とか、そういった中を含めますと三十名が支所から減っているというのが現状でございます。  一方、本庁の方におきましては、庁舎内に、当初二百八名だった職員が、現在は二百二十九名いらっしゃるんじゃなかろうかと思うわけです。プラス二十一名というような。こうしてみますと、減少率、支所の方は安心院、院内ともに三一から三四%ぐらい、わずか合併して一年半ぐらいの間に職員が減っとるようなことであります。職員が減るということは、その行政区の中に、やはりどこかに、まあ、職員が減るということは窓口がなくなるということでしょうから、窓口がなくなるということになれば、その行政区の中に、どこかにやっぱり無理がいっていると、生じているというふうに思うわけでございます。  この一年半で、こういった急速な減速に対して、町民、市民は大きなやはり住民サービスを受けながら、いろんな面でもって不自由もされながら、支所の職員においても大変ではなかろうかと思うわけでございます。  そういった点につきましては、支所の不安の中の一つでありますし、また、それが懸念されるというようなことが、ますます、こういった状況が続けばなっていくわけでございます。市長さんはそういった部分を、やはり解消を、周辺部というものを、解消をやっぱりしながらいかなければいけないというようなことも申してもおられたと思うわけであります。この点についてお考えをお聞きしたいんですけども。 ◯議長(久保繁樹君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(大冨義夫君)済みません、行革の大冨でございます。  今、議員さんがおっしゃられる各支所の職員の減が、周辺部にいろいろな影響を与えるんじゃないかという御指摘だろうと思っておりますけども、やっぱり基本的には合併をしたという中で、当初から、合併による効果の中にやっぱり職員数の減というのはうたわれております。特に、管理部門については旧町ごとちゅうか、三カ所には要らないわけですから、管理部門が特に集約化をされていく中で、こういったそれぞれの安心院、院内支所の減員の大きなものだというふうに思っております。  そういうことで、行革プランでは百三十五名の減員ということでございますんで、今現在進めております指定管理者制度の導入とか、民間委託とか、いろいろな手法を使いながら百三十五名の減員を図って、そうはいうものの、周辺部対策におけるただいまの問題点などをクリアをするために、いろんな方法を検討を重ねていかなければならないというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)そういった支所の減少に伴う中で、もう一点、この行革の中で、今、農業土木係と地籍調査係を含めた中で一元化というようなことが検討されているようでありますが、周辺部においては大変な急傾斜地が多く、そして、山間地の中で農地災害も最も、まあ、旧宇佐市も周辺部が急傾斜地もあるわけでございますけども、発生率等も含めながら多いわけでございます。  院内支所、安心院支所も同じだと思うんですけど、こういった農業関係、そして農業関係にある農業土木が窓口からなくなる、消えるというようなことがあるならば、一次産業で支えられてきた院内町等にとりましては、これは安心院町も同じかと思いますけども、大きな打撃といいますか、画期的な危機にあると言っても過言じゃなかというのは思ったりもするわけでございますが、この点、どのような方向で検討をされているんでしょうか。お聞きします。 ◯議長(久保繁樹君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(大冨義夫君)はい、お答え申し上げます。  ただいま議員さんの方から、農業土木や地籍調査の一本化が進められているんではないかという御質問でございますが、来年度の組織、機構を今検討中でございます。その中で、本庁あるいは支所間の農業土木に関する担当者が一堂に会して協議を行う中で、本庁の一本化の方がですね、パワーアップできる、スケールアップができるような体制づくりができるというふうな原課からの報告に基づいて協議を重ねております。  その中で、特にその農業土木に関しては、先ほど議員さんがおっしゃられた災害復旧面ですね、そういうところで大いに力を発揮できると、そういった観点の方が強い中で、今そういったことで動いております。農業土木の一本化ということで。それによってですね、災害が発生した場合の対応策、今、支所では二名から三名でやっておりますけども、全体的になれば十二、三名体制で動きができますから、そういった面ではスムーズな対応ができると、そういうふうな観点の中で、一本化に向けて動いておるというのが実情でございます。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)その検討の中で、一本化できた事務といいますか、配置箇所とかいったものも検討もされているわけでございますか。 ◯議長(久保繁樹君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(大冨義夫君)まだ、検討段階でございましてですね、ここの場で詳しいことはなかなか答弁しにくいんですけども、今の原案の中では、耕地第一係、第二係というような方向づけの中で動いていこうかなというふうな感じでございまして、まだまだ流動的なものが多いものですから、最終的な今調整に入っているという段階でございます。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)支所第一、第二というような形の中で検討をなされているというようなことでしたでしょうか。今の答弁の中で、その箇所といいますか、位置づけについて、支所の位置、第一課、第二課というような位置づけでというような説明でしたかね。ちょっと私が聞き取りにくかったんですけど。 ◯議長(久保繁樹君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(大冨義夫君)あくまでも支所じゃなくて、耕地という意味の観点でございます。はい。 ◯議長(久保繁樹君)十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)やはり旧安心院も院内も、一年半前まではそれぞれの一つの行政区として必要最小限の職員を配置をしてはきたわけでございます。この行革をしていく中で、またそういった地域性等々を十分考慮していただいて、支所の窓口からそういった一番重要な農業土木、農地の災害等にかかわる窓口でございますし、支所の窓口を縮小するようなことにならないように強くお願いをしておきたい、要望しておきたいと思います。  次に、災害対策でございますが、支所長さんの答弁によりますと、昨年の台風のときには一次から三次体制の中でやってこられたというようなことで、今現在においては、建設協会ともその対応を一緒に進めて、できるというような御答弁だったかと思います。そしてまた、職員の方々の、消防団員である職員の方々の充実もできるというような答弁だったかと思うわけでございますが、旧院内町にしてみますと、職員の方々が、消防団員でもある職員が二十七名いたわけですが、現在は、十八名減って九名になっているようにあります。そこで、十八名の方々は、支所管内の六十三集落の位置やその集落に通じる道路等はすべてをよく把握できている職員方であるわけです。災害が発生した場合は、その対応にいち早く対応できる方々だったわけであります。  周辺部の災害といいますと、急傾斜地であるがために、風水害ともにわずかの時間の中に災害をもたらす、大災害をもたらすというようなことであるわけですが、昨年の十四号台風対策のように、一度にして数百件もの災害が発生した場合、その対応、対策など、住民から一度にして求められるわけでございます。そういった場合に、その場所を、まず発生した場所とか、いろんなことを把握して、そこで避難あるいは二次対策防止、その他の対応をしていかなければならないわけでありますが、一人でも多くの方の御協力をいただく中で、そのような地域に詳しい方々が、何よりもいち早くそういった対応ができるわけでございます。  そういった意味をもちまして、職員の、先ほど支所長の答弁の中には、そういう体制ができるんかなと思ったわけでございますが、本庁のそういった方々のいち早いあれができれば、本当にこれまで同様の対応がいただけるんかなと、まあ、こんなふうに思うわけでございます。いま一度、その点について確認してよろしいでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)院内支所地域振興課長。 ◯院内支所地域振興課長(佐藤博美君)院内支所地域振興課長の佐藤でございます。  十六番 衛藤議員さんの御質問にお答えをいたします。  先ほど支所長の答弁でも申し上げましたように、本庁勤務、支所勤務を問わず、初期活動体制の低下を招かないように、今後とも配慮を行ってまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)それじゃ、よろしくお願いいたします。  それで、次に、その復旧に対しての事務処理についてでございますが、これにつきましても支所、本庁を問わず、前向きな方向で検討といいますか、いただけるというようなことでありまして、大変うれしく思っているところであります。  ちなみに、昨年の災害件数をちょっと確認してみましたんで、ちょっとその数字だけ、ここで話してみたいと思います。  周辺部の方でどういう状況にあるかということの確認の意味でも確認させてもらったわけでございますが、昨年からことしの八月三十一日まで、院内町においては農業土木関係が二百五十九件、そして安心院においては百八十件、宇佐において十四件、それから土木関係、道路とか河川とかそういったものが院内町においては八十七件で、安心院が百十七件、宇佐が十六件と、合わせますと、院内町が三百四十六件、安心院が二百九十七件、そして宇佐は三十件と、やはり急傾斜地の災害発生率というのが、こういった面で見ましても多くわかるだろうかと思うわけでございますが、今後もこういった災害が発生するに当たり、恐らく地域性から見ても、このような割合の状況で発生をするんじゃなかろうかなというふうに予測するわけでございます。いち早い復旧を望む住民の皆さん方に沿えるべく、支所が一体となって、その復旧の事務処理に当たっていただけるようにお願いするわけでございます。その点は、そういった方向のようでございますので、よろしくお願いをしておきたいと思います。  次に、急傾斜地において、毎年災害が大きく発生する中で、床下浸水、それから屋敷に、人の住むところですね、屋敷に水があふれて水害をもたらすというようなとこが非常に多く見受けられるわけですけど、これも、最近の雨量が気象変化等によって一遍に降る量のせいだろうかと思うわけでございますけど、屋敷の周りに土のうを、よほど、年間といっていいほど積み上げたままになっているような箇所もあったりするわけでございます。そういったとこについては計画的にもって対応すれば、私はできないことはないと思うわけでございます。今後、そういった箇所についての対応をどのようにお考えになられるか、ちょっとお聞きいたします。 ◯議長(久保繁樹君)院内支所長。 ◯院内支所長(衛藤 強君)お答えします。  先ほど答弁でも申し上げましたように、そういうところは、危険の度合いによって、人家の場合は、特に防災パトロールをしているわけでございますが、解消の手法として、まあ、原因がですね、林地にあるのか、耕地にあるのか、それによっていろいろな対応の事業があるんですが、現在、土木事業では砂防ダム事業、それから急傾斜地崩壊対策事業、それから林業、裏がですね、山の場合は治山事業、林地崩壊防止事業、それから、すぐ裏がため池等の場合は危険ため池等の整備事業、そういうような事業で、ここ五年間で見ますと、防災パトロールで、新規に防災パトロールに上げたのが旧院内では八件、それから、そのうち今度は解消したのが二十件、その解消の二十件のうちに、そういう、今言いましたような事業の中で解消したのが九件、それから約十年ぐらい経過を見て、もうこれは大丈夫だろうということで、経過を見て自然解消したのが十一件というふうに、なかなか県の事業も枠がありまして厳しいところもあるんですが、一生懸命、そういう何らかの事業にのせるという方向で、解消に向けて全力で取り組みたいと思っています。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)ぜひそういった対応も徐々にできているというようなことでありますけど、そういった箇所がまだ多くあるということの中で、よろしく対策をお願いしておきたいと思います。解消するように。
     屋敷に水がかかる、裏山から入ったり、水路からあふれてかかったりする、その屋敷が崩壊をした場合には助成も何も受けられないわけですから、対象を助成というか、そういった対象外というようなことで、そこの家におかれましては、なかなか、今高齢化する中でもって、自己負担でそれを復旧するというのは、なかなか厳しいものがあるわけですから、そういった面を考えたときに、事前にそういったとこを把握できたとこについては、そういったことのないようにという面からもお願いしたいと思うわけでございます。  あるところによっては、私とこの屋敷が崩れ落ちたと、で、復旧もしきらないと、私とこの屋敷が崩れ落ちたのは私が我慢すればよいわけですけど、下におられる方にとっては本当、気の毒な話であるし、そこまで、私どもが片づけるといいますか、復旧するまでには力が及ばないということで、本当にながえておられるような箇所もあったわけでございますが、そういった面からも対応をしっかりしていただきたいと、こんなふうに思います。  全体的に災害のこういったあれについて質問したわけなんですけど、時間がもうないですね。ここ最近四回の雨量のあれをこう調べてみますと、周辺部と宇佐市の場合は、周辺部の方が約倍近くの雨量があるようにあります。そういった中にあって、急傾斜地とかいうような中での災害が発生しやすいというのがあるわけだけど、いつも急傾斜地、それから周辺部ということを、申しわけないですけど、そういう状況にあるということだけは執行部の方でまたしっかりと受けとめとって、認識しておっていただきたいと思います。  最後になりましたけども、この駅館川の上流に日出生ダムがございます。さらにその上流に小野原ダムがあるわけですけど、最近の気象の変化、それから地震なども含めながら、その上流にダムのあるのの、放水を初め、放水しなければならないような状況が起きた場合のやっぱり不安を感じるというような話をちょこちょこお聞きするわけですけども、このダムは、日出生ダムにおいては貯水量が八百万トンの貯水量、その上の小野原ダムというのは三十六万トンの貯水量を持っているんだけど、どこか何か比較するとわかりやすい何かあるんですかねっちって言ったら、東京ドームにしたら七個分ぐらいの蓄積量が何かあるらしいんですけど、そこで、以前にも、その当時は旧町でしたから、あれですけども、町、また今現在の市でもなんですけど、シミュレーションを組んでいただいて、その中にあって、その対応等、そして、そのかかわる地域の訓練といいますか、そういったものをしてみたらどうだろうかと、こんなふうにまた思うわけで、こういったことは、今現在で取り組んだことがあるんでしょうか。ちょっとお聞きしたい。 ◯議長(久保繁樹君)院内支所長。 ◯院内支所長(衛藤 強君)小野原のダムまで含めたそういう対応というか、そこまでは、今までは考えていませんでした。 ◯議長(久保繁樹君)十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)そういった不安を感じるとこがあるわけでございますし、宇佐市全体の、本当、上流のダムでもございますし、そういったことを調べてみるというようなことはできないでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)耕地課長。 ◯耕地課長(長野克幸君)答弁申し上げます。  日出生ダムに関してはですね、毎年シミュレーションを行って、サイレンを鳴らしたり、一応管理規定っちゅうのがございまして、駅館川の土地改良区連合に宇佐市から管理委託をしております。それで、毎年一回ですね、出水時の対応について、サイレンを鳴らすとか、いろんな規定がございますんで、訓練を行っております。毎年一回ですね、はい。 ◯議長(久保繁樹君)時間が来ましたので、以上で衛藤議員の一般質問を終結いたします。 ◯十六番(衛藤正明君)はい、ありがとうございました。 ◯議長(久保繁樹君)次に、十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)皆さん、おはようございます。十八番の宮丸龍美でございます。  今、国会の方では、自由民主党の党首選挙が始まりまして、三人の方が立候補し、すばらしい御意見を述べているところでございますが、党員、党友の皆さんの選挙は、もう投票は終わりましたか。実は、私もきのう一票を投じたところでございます。私は、今総裁選において、どなたか、田中角栄氏のような列島改造論を吐いていただき、本当に赤字大国といわれる日本の地方の窮地を救っていただくような御意見を持っている方が出てくるんじゃないやろうかなとは期待したんですが、残念ながら、そういう御意見はお持ちになってないというようなふうに見受けられます。  また、このごろですね、本当に寂しい索漠とした事件が新聞紙上に本当に多く見受けられます。親が幼子を殺した、また、子が親を殺すのに同級生に頼んで、助っ人を頼んだ、殺し屋を頼んだというな事件も報じられております。まあ、遠くのことではございません。我が宇佐市においても放火殺人事件があったというのは、皆さんの記憶にもまだ残っておると思います。  また、先日は、福岡市の職員による飲酒当て逃げ事件において三人の小さい子供たちの命を奪ったというような事件も報じられているところでございます。本当に、我が宇佐市の職員の中には、そういう方は一人もいないと確信を持っておりますが、どうかこのような事件が起きないように、ひとつ、市長さんを初めここにおられる幹部の皆さんの御努力をお願いしてやみません。  議長の許可をいただきましたので、私は四点ほど質問をさせていただきます。  まず、第一点目は、遊休地、遊休施設について、現在、市が所有している遊休地、遊休施設が町内に見受けられますが、どのように対応するのか。その土地、建物をいかに生かしていくかも行革を進めている現在、考える時期に来ているのではないでしょうか。市の財政の苦しいときは、民間の力と合わせて地域活性化を図るのも大切と思います。  二点目は、さっきも衛藤議員からありましたが、私もちょっと方向を変えまして災害対策についてを再度お尋ねをいたします。  本当に地元に合った防災計画、防災手順ができているのか。宇佐市に備蓄品はどのくらいあるのか。災害時の協力体制はどうなっているのか。  三点目といたしまして、清掃局についてでございます。  この問題は、広域で取り組んでいる面もありますので、清掃局の方が答えにくい面もあるのではないかと、要らぬ心配をしているところでございますが、広域で清掃工場建設を計画して長い年月が過ぎているが、現在の進捗状況はどうなっているのか。  現在の施設はどのくらいもつのか、お伺いをしたいと思います。  三、それに、もし広域で清掃施設ができないときは、宇佐市単独でやる気持ちがあるのかもお伺いをいたします。  最後に、交通安全対策についてでございますが、交通安全対策はどのようにしているのか。  また、さっき言いましたように、特に公務員による飲酒運転が多発しておりますが、宇佐市のこの飲酒運転に対してどのような対策をしているのか、詳しくひとつお聞きしたいと思います。  今議会は大変質問者が多いので、短く、簡潔に、ひとつ十分ぐらいで終わりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(久保繁樹君)それでは、宮丸議員の一般質問に対する答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  十八番 宮丸議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、交通安全対策について。  まず、一点目、交通安全運動の推進につきましては、宇佐市議会三月定例会におきまして、宇佐市交通安全都市宣言を決議し、市民一丸となって取り組んでいるところであります。本市の推進母体は、各関係機関、団体で組織する宇佐市交通安全推進協議会において、市内各所での街頭啓発活動や、啓発パンフレットの配布、また、交通死亡事故のうち、特に高齢者が関与する死亡事故が多いことから、高齢者を対象とした夜間体験型講習、また保育園や小中学校での交通安全教室など、各年齢層に応じた交通安全対策を推進しているところであります。  二点目、飲酒運転防止対策につきましては、これまで築き上げてきた公務員に対する信頼を損なわないよう、職員の綱紀粛正、とりわけ交通安全意識の高揚につきましては、機会あるごとに要請しているところであります。福岡市職員による痛ましい飲酒事故が発生しました直後には、各部課長に緊急通知し、道路交通法の遵守、飲酒運転の撲滅を強く要請したところであります。また、九月十一日の部課長会議では、冒頭に、飲酒運転、酒気帯び運転を絶対にしないよう、そして、それを全職員に徹底させるよう厳しく訓辞をしたところであります。  以上で私の答弁を終わりますが、その他につきましては担当部課長に答弁をさせますので、よろしくお願い申し上げます。  終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、一項目めの遊休地、遊休施設についてを、院内支所長 衛藤 強君。 ◯院内支所長(衛藤 強君)院内支所長の江藤でございます。  十八番 宮丸議員の一項目めの遊休地、遊休施設の御質問にお答えいたします。  遊休地、遊休施設についての対応ですが、御承知のとおり、行政財産として利用目的の終了した財産は、普通財産に移管されます。この財産は、宇佐市の行政目的のために必要のない財産であるため、売り払いや貸し付けが可能な財産でありますが、市民共有の財産であることから、利活用に当たっては公共の利益の増進及び民生の安定等に必要な場合は、優先的に公共的団体等に貸し付けを行い、利用促進に努めております。  また、公用、公共用として利活用が見込まれない財産については、宇佐市行財政改革プランに基づき、民間に一般競争入札により売り払いを積極的に実施しています。  なお、財政状況の厳しい中、遊休土地、建物の効果的な活用対策が極めて重大な課題となっています。今後は、資産の有効利用を地域との連携を踏まえ、遊休土地、建物活用策を模索してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、二項目めの災害対策についてを、総務部長 出口 徹君。 ◯総務部長(出口 徹君)総務部長の出口です。  十八番 宮丸議員の質問にお答えをいたします。  災害対策のうち、防災計画につきましては、本年三月の防災会議において、その素案の承認を受けた後に県との協議を行っているところであります。現在も、四月以降に法で指定を受けた警戒を要する地域などの記載を追加するなど、そういった作業を行っております。さまざまな対策についての実施手順につきましては、宇佐市の機構、地勢等を考慮し定めていますが、必要に応じて今後見直しを行ってまいります。  次に、災害用の備品につきましては、毛布、スコップ、つるはし、一輪車、土のう、ロープ等を準備しているところであります。  次に、県下全市町村との相互応援協定や奈良市との相互応援協定を締結しております。応急復旧対策につきましては、宇佐地区、安心院町、院内町の各建設業協会と協定を結んでいるほか、かんぽの郷、郵便局、九州電力などと災害時の協力についての協定を締結しております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)最後に、三項目めの清掃事業局についてを、市民生活部長 赤峰克己君。 ◯市民生活部長(赤峰克己君)市民生活部長の赤峰でございます。  十八番 宮丸議員の質問にお答えをいたします。  三項目めの清掃事業局についてですが、一点目と三点目につきましては関連がありますので、あわせてお答えいたします。  施設建設につきましては、宇佐・高田地域広域市町村圏事務組合において進めている事柄ですので、各市が個別に見解を述べることは広域圏議会の審議に混乱をもたらすことになりますので、答弁を差し控えさせていただきます。  続きまして、二点目の、現在の施設はどのくらいもつのかの件ですが、当施設は、昭和五十七年に稼働し、既に本年で二十四年が経過しております。国が定めた耐用年数を超えている現状でございます。また、平成十三年から十四年にダイオキシン類対策工事として、排ガス高度処理施設の改造を行い、国の定める基準をクリアし、現在稼働しております。  焼却施設は、市民生活に密着した重要な施設であるため、新施設の完成までは設備の計画的な点検、整備が必要であると考えています。今後も適正なごみの処理を実施するとともに処理能力の維持を図ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)以上で宮丸議員の一般質問に対する答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)一番の遊休地、遊休施設について、一、二点、質問をさせていただきます。  この施設は、さっきから言われましたように、公共財産と普通財産と分かれておると。公共財産は、これは目的外に使用はできないというようにうたわれていることは承知していると思うておりますが、院内の南部小学校跡地は、今現在、三菱電線工業が使用しておりますが、もう既に三菱電線工業は主力の、そこの主力は中津の田尻港に移ったと聞いております。この建物は大変古い建物で、現在でも台風のたびに、近所の人が大変、かわらが落ちてガラスが割れたと迷惑をしているようなところですが、返還後はどのように対応するのかお聞きしたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)院内地域振興課長。 ◯院内支所地域振興課長(佐藤博美君)院内地域振興課長の佐藤でございます。  十八番 宮丸議員の御質問にお答えをいたします。  議員御指摘の南院内小学校跡地につきましては、昭和四十九年の四月に、当時の品川自動車電線株式会社に貸し付けを行いまして、その後、社名変更等により、菱星電装九州工場、それから三菱電線工業九州工場となっておりますが、最終の時点の契約が平成十七年三月に契約を更新をいたしました。五年間の契約でございますので、平成二十二年三月二十一日まで契約期間がございます。現時点では、再契約するとか、契約解除するとかいう申し出はいただいておりませんけれども、何分にも建物等は老朽化しております。再度契約をしないという場合には遊休地という扱いで、当然、行革の歳入確保の面からも売却等の処分の方向で検討いたしたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)それでは、二点目として、公共財産ではありますが、院内の農村広場、まあ、聞くところによりますと、農村広場は百年間、つくってから百年間は目的外使用はできないというように聞いておりますが、今現在、私が知っておるところには、何か使用状況も大変少なくなっておると。そうすると、約八反からあります土地、整地されておるところ、毎年毎年、草切りだけが主目的ではちょっとおかしいんではないか。これをもし何かの目的をしっかり決めて変えるというのかと、どのように対処するのか、考えておるかどうか、お聞きしたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)生涯学習課長。 ◯生涯学習課長(筒井祥文君)生涯学習課長の筒井でございます。  十八番の宮丸議員の御質問にお答えをいたします。  院内地域の農村広場につきましては、昭和五十六年度の新農業構造改善事業を活用しまして、事業費としては二千百三十三万の事業で造成をしております。で、国庫補助が五〇%ということですので、一千六十六万五千円の国庫補助を受け、あと、残りの五〇%分の一千六十六万五千円については起債あるいは一般財源で完成をし、開設後、既に二十五年を経過をしております。施設の耐用年数は三十年というふうに聞いておりますので、他の施設に用途変更いたしますと、補助金適正化法に基づきまして国庫補助の二百万円弱の返還が予想されております。  また、広場の照明施設も昭和五十六年度の社会体育施設整備費補助金を活用しまして事業を行っております。事業費が一千五百四十万円ということで、国庫補助が三分の一ありますので、国庫補助が四百八十万……。 ◯十八番(宮丸龍美君)ちょっと。 ◯生涯学習課長(筒井祥文君)はい。 ◯十八番(宮丸龍美君)ちょいと悪いけど、まちっとはっきりこう言うてくれんかい。耳が身障者じゃけ、ようわからん。 ◯生涯学習課長(筒井祥文君)はい、申しわけありません。  国庫補助金が四百八十万六千円の国庫補助を受けておりまして、残りの一千五十九万四千円が起債なり一般財源なりを使って完成をいたしておりまして、開設後二十五年が経過しております。施設の耐用年数は十五年ということになっておりますので、国庫補助金の返還はないというふうに考えられます。  利用状況につきましては、現在、社会体育施設になっておりまして、開設当初にはソフトボールあるいは軟式野球大会など頻繁に活用しておったと聞いておりますが、平成十三年度に平成の森公園の野球場が完成をいたしましたので、現在、野球とかソフトボールの大会は平成の森公園で行っておりますので、農村広場につきましてはグラウンドゴルフあるいはソフトボールの練習などで若干の活用がある程度となっておりますので、利用者は激減していると思っております。  なお、今後の施設の利用についてでございますが、グレートサラマンダーあるいはスポーツ少年団などの団体に管理委託あるいは使用をしていくように話をしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)今の回答で聞くと、まだこのまま広場として使用するというように受け取っていいんですか。 ◯議長(久保繁樹君)生涯学習課長。 ◯生涯学習課長(筒井祥文君)スポーツ少年団あるいはグレートサラマンダーなどの、いわゆる社会体育団体、こういった方に利用をお願いをし、もう少し使用していきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)それでは、もう一点、お聞きしますが、今からあの施設をスポーツ少年団あたりに使用しようち、しかしですね、平成の森のスポーツ施設、あのような立派な施設をわざわざつくって、また下にあるあの施設を使え、使えというのも、これはおかしいと思うよ。せっかくあんた、町民に立派な施設をつくる、財政改革をしておるこん時期におかしいと思いませんか。私はおかしいと思います。やはり、国に返さないかん公共財産であっても、さっき言われよったごと、さっき声がくじゅくじゅって、余りよう聞こえんじゃったんです。で、国に返さんならん分は、返還するべきもんは返還して、普通財産にしてでも、やはりあの地が生きていくような土地にすべきだと私は思いますが、財革の担当の方、お答えをお願いします。 ◯議長(久保繁樹君)生涯学習課長。 ◯生涯学習課長(筒井祥文君)生涯学習課、筒井です。  御存じのように、平成の森の立派な施設ができております。で、スポーツ少年団あるいは地域総合型スポーツクラブのグレートサラマンダー等の大会とか、そういった公式なものについては、当然、平成の森を使っていただくと。ただ、日常のちょっとした練習とか、特にスポーツ少年団の練習とかについては、できれば農村広場も活用をもう少ししていただきたいというふうに思っております。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)今、同じ答えをもろうはずで質問したんじゃねえんじゃがな。ほんなら、院内の支所長、答えてくれ。どげん思うちょんのか。この何はいつまっでか、まあまあ百年間使うちょう。院内の支所長はどげん思いますか。 ◯議長(久保繁樹君)院内支所長。 ◯院内支所長(衛藤 強君)なかなか今、条例が生きちょるものですから、今、私がこうこう、ああしようと、なかなか言えれん立場でございますが、まあ、利用率等から考えれば、と、今のスポーツ少年団、いろいろな使用の道がありましたが、まあ、十分中で議論をしていただいて、その結果によってですね、利用が余りなされんとなれば、やっぱり早い機会に何かの方法で転用していった方が地域のためには活性化できるんではなかろうかと思います。  ただ、今、ちょっと条例がまだ生きているもんですから、なかなかこうだということは言い切れませんところでございます。  以上です。
    ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)行革の担当者であります千葉助役さんにお考えをひとつお願いいたします。聞いちょらんやったやねえか、寝ちょったやねえか。 ◯議長(久保繁樹君)教育次長。 ◯教育次長(松本公則君)おはようございます。教育次長の松本です。  宮丸議員の再質問にお答えいたします。  生涯学習課長並びに院内の支所長が答えているわけですが、基本的には、宮丸議員がおっしゃるように、補助金の返還の問題とかの年数の問題は、一つは実はあると思っています。そういった問題がクリアする中で、基本的な方向としては遊休財産については、こんな行革の時期ですから、売却を中心にやっぱり考えていくのが基本線だと思っています。  ただ、教育委員会の先ほどの、まあ、生涯学習課長の答弁ではですね、グレートサラマンダーとかスポーツ少年団は、実は、その運営をしている会計の状況がですね、非常に厳しい状況があるんで、平成の森公園を使ってもらうというのが本旨ではございますが、そういった会計のやりくりの問題等がございますので、なるべく安いて、使用料がちょっとどうなっているかというのは把握しておりませんけども、そちらの方でまえうりもやりながら、何とか平成の森公園の方にだんだん移行していくというのが考え方で申し上げたところであります。したがって、基本線としては、議員の御質問の趣旨で、今後の考え方としては動くべきだと思っております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)関連した施設のことで、ま一点、お尋ねをいたします。  院内の農業者トレーニングセンターの一部は院内中央病院に貸しておるところでありますが、体育館においても使用状況は少ない。私もごく最近ちょっと調べたんですが、一週間のうちに一回ぐらいの使用であると。そうした中で、既に体育館の屋根は雨漏りがしております。実は、きのうもちょっと寄ったんですが、だんだん激しくなりよんなあというようなところでございますが、あの屋根の修理は、大体三千万から三千五百万ぐらい修理費がかかる。あの上から、屋根の上に、トタンの上にトタンをかぶせて、これは下が、下の耐久力がない、もたないということになると、一遍はいで、上に新しくかぶせにゃ屋根の効果がないと言われておりますが、あの建物に関しては、修理をするのなら早く早急にやはりするべきと思いますが、果たして、あの施設をどのようにお考えでしょうか。お伺いします。 ◯議長(久保繁樹君)院内支所長。 ◯院内支所長(衛藤 強君)お答えします。  これも行政財産でございます。現在ですね、ぴしゃっとした条例の中で使用してございます。確かに、施設の利用率については若干下降気味であるということは承知をしています。まあ、そこまで、現実の問題で、今どうかと言われても、まだ右か左かという検討はしてないんですが、施設の利用率、それからそういう方々が果たして、そんならそこが廃止になったときに、代替施設はどのようにするんかとか、それからもちろん耐用年数以内でありますので、多分大きな数字的には一千数百万ぐらいな国庫補助金の返還が起債も含めてですね、あるんじゃなかろうかと思うし、そういうようなところを総合的に、今からもしそういう申し出があればですね、検討していきたいと思っています。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)私が院内の目についたところだけ、今質問に出したのでありますが、市全体としては、かなりの数の遊休地、遊休施設があると思うんです。これはですね、やっぱり民間の力も入れてでも地域活性化のためにやはり今考えるべき、財政を、財政改革や財政改革や、何でんかんでんがカット、カットちゅうのじゃなくして、やっぱり要らぬもんは早く、要らぬ施設は早く処理する時期に来ているんじゃないかと思います。皆さんのお考えはどうでしょうか。大園助役さん、どうですか。 ◯議長(久保繁樹君)大園助役。 ◯助役(大園清一郎君)おはようございます。助役の大園です。  十八番 宮丸議員さんの遊休地等の処理についてということでございます。  確かに市内、宇佐、旧宇佐、安心院、院内も含めてかなりの遊休地あるいは遊休施設等があると思います。そういう問題をいろいろと整理しながら、現在も遊休地の売却も行っているところでございます。  ただ、先ほど言いましたように、いろんな補助金の問題とか、あるいはそういう返還の問題、そういう問題を絡めているところについては、今後より一層精査しなきゃならないというふうにも思っておりますし、先ほど言われました農村公園の問題あるいは体育館の問題等につきましても、目的利用があるんであれば、その時点で考えていく必要もあろうかというにも考えておりますし、ただ、目的もない中で安易に外していくということについては、また管理の問題、いろいろな問題も絡んできますし、だから、そういう遊休地等で目的使用がある、この遊休地はどうするのかという問題であれば、その時点で考えていきたいとも考えております。やぶさかに市が所有していくというつもりは持っておりませんけど、いずれにしても目的利用あるいはそういうものを明確にした段階から処理をしていくと。そして、市の遊休地等で売れるものについては、基本的には処理をしていくという考えを持っております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)わかりましたので、次の、二点目の災害対策についてお尋ねします。  また、院内町のことになるんで、院内町の職員から怒られるかしらんけど、宇佐市の危機管理体制を見てみまして、これで本当に大丈夫かな、まあ、いや、大園助役さんが専門であるもんで、間違いない対策を立てちょんのんとは思うんですが、この中の、危機対策の中を、これを見たときに、院内の危機対策は、避難場所から何からして、これは大丈夫かなと思うた点が二、三カ所ありますので、お聞きをいたします。  院内町の避難場所は十三カ所、まあ、安心院町を見ると百一カ所、大分違う。というところでありますが、私が住んでおる両川地区においても両川公民館と北部小学校、二カ所でございます。そして、本当に両川公民館に避難して大丈夫かなと思うのは、すぐ上に香下ダムがある。香下ダムは、本当に全国で珍しいような住宅地に近接してある。近い、住宅に近いところにダムがあります。これをして、約十二、三年前ですが、あの三又地区のあの部落が水につかったことがあるんです。そのときに、公民館はもう寸前じゃった、水につかる寸前じゃった。そういうところが避難場所になっちょる。これは、これでいいんかな。  もう一点は、北部小学校に関しても旧県道、今の市道でいきますと、学校のちょっと下に石橋の櫛野橋があります。この橋は、通常でも制限がかかっちょる、四トン車以上通ってはだめですよち、制限がかかっちょる。そして、災害どきにはあの橋が通れるんか。その橋の渡る手前には農業用水のため池があります。このため池も危ないですよっち言われるです。災害どきに、だっとため池が崩けてから渡れん。そういうような危険通路もある中で、二カ所の、北部小学校の通路、安全通路、両川公民館の本当に避難場所として大丈夫かと。  なぜ言うかというとですね、広瀬地区は本当に水害の多いところです。今度は橋が両方に、部落に入るときも立派な橋がかかり、出るほうも、安心院の方にも立派な橋がかかりましたが、通常は、あそこは今まで何回という台風被害を、部落全体が水につかるんです。そうした中で、ほんなら、これを見てみますとですね、台風どきには必ず徒歩で避難しようち書いてある。徒歩で北部小学校まで避難するのに途中に何もないという、これもちょっとおかしいんじゃないかな。そして、北山地区に関しては一本道です、途中の山が崩れたらどげするかっち、院内の町議会のあるとき、かえ道をつくってくれと言われたようなことがあるんです。その地区も本当に両川公民館、北部小学校にまで避難できるのかというような、不安を覚えたのですが、院内担当の方にお考えをお聞きをいたします。 ◯議長(久保繁樹君)院内支所地域振興課長。 ◯院内支所地域振興課長(佐藤博美君)院内支所地域振興課長の佐藤でございます。  宮丸議員さんの御質問にお答えをいたします。  宇佐市の防災計画上では、先ほど議員さんが申されましたように、院内北部地区におきましては高並多目的集会所、これを、まあ、高並地区になろうかと思いますが、両川地区につきましては北部小学校と両川地区公民館、二カ所を避難場所として指定をいたしております。規模の小さい、対象戸数が数戸とかいうような場合の災害につきましては自主避難を含めまして、地区の集会所、公民館等を活用していただくわけでございますが、災害も水害、それから地震とかいろんな災害のパターンがございます。そのパターンに沿って避難経路の安全性等を考慮しながら住民の方の安全を第一に考えてまいりたいと思います。  当然、先ほど議員さんが御指摘になりましたように、大水害の際に両川地区公民館に避難せよというのは多少無理があろうかと思いますし、地震等によりまして地滑り等の発生するおそれのある場合に、北部小学校という避難場所につきましては地区によっては大変危険を伴うことも考えられますので、それぞれ災害の種別に応じまして適時見直しを図ってまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)やはりその地区に応じた避難場所をもうちょっと院内もふやしてもらいたいと私は思うんですが、どうでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)院内支所地域振興課長。 ◯院内支所地域振興課長(佐藤博美君)御指摘のように、それぞれの地区の事情、それから地形等に十分配慮をいたしまして、きめ細かい避難体制を再度検討してみたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)それでは、三点目の清掃局について質問をさせていただきます。  毎年の保守・点検はどのように行っているのか。また、どのぐらいの金額がかかっているのか、お尋ねをいたします。 ◯議長(久保繁樹君)清掃事業局業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(大隈 勲君)皆さん、おはようございます。清掃事業局業務第二課長の大隈でございます。十八番 宮丸議員の御質問にお答えいたします。  保守・点検はどのように行うのか。また、経費はどのぐらいかかるかの御質問だと思います。毎週、点検箇所等の打ち合わせを行いながら、休炉時には炉内等の清掃及び各器具の保守・点検を行っております。  また、経費、恐らく修繕料のことだと思いますけども、昨年度につきましては八千万強、今年度につきましては七百万弱を予定しております。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)耐用年数が二十年で、もう二十四年、焼却炉の施設が過ぎているということですが、もし重大故障のときの対応というようなことは考えておりますか。 ◯議長(久保繁樹君)業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(大隈 勲君)業務二課長の大隈です。十八番 宮丸議員の御質問にお答えします。  恐らく緊急時及び故障時の対応についての御質問だと思いますが、ごみのストックとしまして、約四、五日間の対応は可能と思いますが、整備が長期に及んだ場合の対応としまして、近隣の施設に依頼する方法も考えられますが、最悪の事態に至らないように日々の保守・点検を行っていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)ごみ袋が有料化になりましたが、不燃ごみ量の推移はどのようにやっておりますか、お聞きします。 ◯議長(久保繁樹君)業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(大隈 勲君)宮丸議員の質問にお答えいたします。  七月、八月の前年同月に比べまして、不燃ごみは二三・九%ないし三九・七%の減量となっており、現場としましては、今後もこのまま推移することを大いに期待しております。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)もう一点、お聞きします。  海洋投棄が禁止になると聞いていますが、今後、その処分をどのようにするのか、また量はどのくらいを海洋投棄しよるのか、お尋ねをいたします。 ◯議長(久保繁樹君)清掃事業局業務第一課長。 ◯清掃事業局業務第一課長(植村芳樹君)清掃事業局の第一課長の植村でございます。  宮丸議員の質問にお答えいたします。  現在、し尿、浄化槽汚泥で、受水槽、貯水槽の底にたまった沈殿物のみ、海洋投棄を現在行っております。これが法改正によりまして、平成十九年一月三十一日、全面禁止となります。今後は、これらの廃棄物の受け入れができる処分場が九州に三社ありますので、この陸上処分を行う予定にしております。  それと、量でございますが、槽にたまった沈殿物だけでございますので、余り大量ではなく、年間約百五十ないし二百立米ぐらい出ております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)最後の、交通安全対策についてでございますが、市長の答弁は、市全体というように受け取ったんですが、市役所の中で、どのように本当に対応しているのか、もう少し具体的にお聞きしたいと思います。  民間ではですね、車を五台以上使う場合は、安全運転管理者制度で毎年、一年に一遍、講習を受けます。実は、私も安全運転管理者をしておるところでございますが、その場合、各社一週間に一遍、月曜日の朝、ミーティングをやります。そのときに一週間の交通安全重点対策事項というのを皆さんに伝えておりますが、市役所の中で、どの課か、そのようなことをなさっておるところありますか。教えてください。 ◯議長(久保繁樹君)総務課長。 ◯総務課長(市丸恒典君)お答えします。  市の中での安全運転管理者は総務部長ということになっています。で、各支所に、それぞれ安全運転管理者を支所にも置いて、副安全運転管理者については、それぞれ職場で配置をしている公用車の多い課においては、そこの担当係長が副安全運転管理者ということで配置をしています。  交通安全の問題につきましては、特に給食センターとか環境対策とかいうところについては、毎朝、整備点検をやりながらやっていますし、集中管理者につきましては財政課の車両担当で、毎朝、車両点検をやっております。  あと、一般的に、職員に向けての交通安全の啓発については、部課長会議を通して各課長に徹底をして課員に徹底するように指導しているところであります。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)最後になりましたが、飲酒運転の、余り聞くとえらかろうと思うんですけど、飲酒運転のことに関してですが、宇佐市、よその、全国で見たり、九州全体を見ると、ちゃんと明確に飲酒運転に対しての罰則というのが決められておりますが、宇佐市はそういう罰則規定をつくる予定がありますか、ありませんか。 ◯議長(久保繁樹君)宇佐市長。 ◯市長(時枝正昭君)たまたま、けさの新聞に、大分合同新聞ですが、県で昨日、一般質問、二日市総務部長が、酒酔い運転のほかに酒気帯び運転については、死亡、重傷など、重大な人身事故を起こした場合は免職、それから物損事故は事案によって免職か停職という方針を打ち出したようであります。もちろん、不服申し立てがあったり、あるいは行政訴訟があったりする場合があるわけでありますから、それに耐えるようなやはり対案を考えなければならないと思いますし、県も近くそういう方針でありますんで、宇佐市としてもそれにならって十分な対処をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十八番 宮丸龍美君。 ◯十八番(宮丸龍美君)飲酒運転は後を絶たないと言われております。本当に私自身も危ないところでございますが、どうか、宇佐市職員のうちから飲酒運転違反者が出ないようにお願いをしまして、質問を終わらせていただきます。 ◯議長(久保繁樹君)以上で宮丸議員の一般質問を終結いたします。  ここで昼食のため暫時休憩をいたします。再開は一時といたします。                    休憩 午後零時〇〇分                 ──────────────                    再開 午後一時〇五分 ◯議長(久保繁樹君)休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、六番 大弓重見君。 ◯六番(大弓重見君)こんにちは。六番 大弓でございます。  昼食後、ちょっと眠たい時間になりましたが、通告に沿って、平成十八年九月第三回定例会におきまして三項目七点ほど質問しますが、質問に入る前に、秋の気配を少しずつ感じてきましたのじゃないかと思いますが、早期米も稲刈りも終わっておるところもありますが、私の部落は山に囲まれているため、一項目めに通告しておりますイノシシによる被害が発生し、住民の方も悩んでおり、電気さくを設置していましたが、線を切られ、被害が発生し、個別では効果が上がらないため、十七年から二十一年までの二期目の中山間事業により、十八年度、十九年度の二カ年で金網の防護さくを設置しようと計画し、十八年度の鳥獣被害対策の補助金の交付申請書を提出しますので、先祖の田、畑、山を荒らさないためにも、早目ですが、十九年度の補助金を、市長、どうかよろしくお願いします。  それでは、本題に入ります。今先ほど言いましたが、一項目めはイノシシ、シカなどによる鳥獣被害対策についてであります。  一点目は、現在、市ではどのような取り組み、問題点等は。  二点目は、野生鳥獣による農林業の被害額は。  次に、二項目めは、院内町にあります上院内小学校についてであります。  岳切渓谷に来られた方はわかると思いますが、生徒数が三名で六年生が二名、来年卒業すると生徒は一名になります。新入生もいないではないかと思われます。  一点目は、少子化による上院内小学校の統廃合について。
     二点目は、統廃合になった場合の生徒の登下校の通学方法は。  次に、三項目めは、介護保険についてであります。  これは、介護保険課と福祉課にまたがっている点もあるかと思われますが、一点目は、介護保険料の滞納世帯数及び第一号被保険者、第二号被保険者の滞納額は。  二点目は、老老介護とは。  三点目は、認知高齢者やひとり暮らしの高齢者が多くなると思われます。何らかの対応を考えているのか。  三項目七点ほど質問しますので、答弁方よろしくお願いします。 ◯議長(久保繁樹君)それでは、大弓議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  六番 大弓重見議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、介護保険について。一点目、滞納世帯数及び第一号、第二号被保険者の滞納額についてでありますが、平成十八年五月三十一日現在、第一号被保険者の滞納延べ人数が六百七十七人。国民健康保険加入の第二号被保険者の滞納世帯数は二千三百八十五世帯であります。  滞納額につきましては、第一号被保険者は千八百八十二万八千九百五十五円、第二号被保険者は二千三百八万一千九百六十二円です。  二点目の老老介護についてでありますが、高齢の子による親の介護や高齢の夫婦間の介護など、高齢者が要介護高齢者を介護することを指している言葉であります。宇佐市におきましては、今後、全国平均を大きく上回る高齢化率となることが予測されることから、この世帯がふえていくものと思われます。また、介護の疲労やストレスによる介護者の心身のケアも全国的な問題となっています。さまざまなケースがありますが、通所や訪問サービスを有効に利用していただきたいと思っております。  三点目の高齢者対策でありますが、現在、宇佐市の七つの生活圏域ごとに地域包括支援センターを設置いたしております。この地域包括支援センターの業務の一つに、高齢者宅への戸別訪問や近隣住民からの情報収集により、高齢者の心身の状況や家族等の生活状況についての実態把握を行っております。その結果、介護が必要な高齢者には介護保険の手続や介護サービスについての説明、また、介護が必要になるおそれのある高齢者には介護予防を目的とした通所型介護予防に関する説明を行っております。また、総合相談業務も行っており、高齢者の相談窓口としての機能も果たしております。  以上で私の答弁は終わりますが、その他については教育長、担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願いいたします。  終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、二項目めの上院内小学校についてを、教育長 半田 剛君。 ◯教育長(半田 剛君)皆さん、こんにちは。教育長の半田でございます。  六番 大弓議員の上院内小学校についての質問にお答えいたします。  上院内小学校の児童につきましては、本年度は三名です。来年度は一名のみになりますが、入学予定児童は平成二十一年度まではなく、いずれは在籍児童なしの状況になります。そのような現状に伴い、保護者、学校、地域代表者による話し合いにおいて、児童一人では集団の中での社会性を育てる教育ができなくなることを最も憂慮し、一年早く休校もやむ得ないのではないかという方向性を出したと、そういう報告を受けております。  また、休校後の児童の通学については、遠距離通学補助金制度の適用等を検討しているところであります。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)最後に、一項目めの鳥獣被害対策についてを、経済部長 田口英之君。 ◯経済部長(田口英之君)皆さん、こんにちは。経済部長の田口でございます。  六番 大弓議員の御質問にお答えいたします。  まず、一項目めの鳥獣被害対策についてですが、そのうちの一点目の、現在の取り組み、問題点についてはにお答えいたします。  イノシシやシカなどの鳥獣による農作物の被害対策といたしまして、現在、市では、被害地等からの申請に基づき、猟友会駆除班に対しまして捕獲指示を出すなど捕獲対策を講じるとともに、予防対策といたしまして電気さく、鉄線さくなどの設置に対する助成や、集落全体で取り組む鳥獣被害対策への助成などを行っております。  しかしながら、いろいろな対策を講じてはおりますが、農作物への被害は毎年多く発生しているのが実情です。これまでの予防対策は、個人による電気さくの設置などが中心でありましたが、電気さくの設置だけでは、被害対策は十分とはいえない面も多く、また、個人での対応には限界があるため、今後は、集落ぐるみでの対応がより一層必要となってくると思われます。  なお、新聞紙上で紹介されましたが、宇佐市大字正覚寺で畜産試験場が実施しているレンタカウ事業は、遊休荒廃地や休耕田に牛を放牧することで荒廃地の管理を行うと同時に、イノシシ等の被害を軽減するという二重の効果を期待しているユニークな事業でございます。  また、有害鳥獣被害の軽減と地域の活性化を進めるため、県の合併地域活力創造特別対策事業といたしまして、耶馬の杜づくり事業が承認されました。この事業は、合併による周辺対策の一つでございまして、猟友会員がシカを持ち込む処理加工施設を宇佐市院内町香下に建設し、事業費は約八千五百万円で、十一月の猟期解禁までに完成を目指しております。  次に、二点目の野生鳥獣による農林業の被害額はという御質問でございますが、平成十七年度の野生鳥獣による農林業の被害額は、水稲、ブドウ、野菜を中心に宇佐市全体で約一千百六十五万円となっております。内訳といたしまして、イノシシによる被害が約三百三十五万円、シカによる被害が約二百五十八万円、カラスによる被害が約四百二十万円で、その他百五十二万円となっております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)以上で大弓議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  六番 大弓重見君。 ◯六番(大弓重見君)それでは、順次再質問させていただきます。  まず、一項目めの鳥獣被害対策についてでありますが、これはですね、前の、何年か前の新聞に出てたと思いますが、神戸でですね、イノシシによる人身被害も発生したためイノシシ条例を設置している市もあるわけですがね、このイノシシやシカの農業、林業への加害の形態はどのようなものがあるか。まあ、これは安心院、院内に非常に被害が多いと思いますので、佐藤課長、三谷課長が来られておりますので、対応が似ているかもわかりませんが、両方の課長、ちょっと済みませんが、お願いしたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)院内支所産業課長。 ◯院内支所産業課長(三谷幸助君)院内支所産業課長の三谷です。  お答えいたします。  加害の形態でございますけれども、農業被害では、イノシシは果樹のゆすり落とし、野菜、芋類主要作物の食害、シカでは稲、野菜、果樹類の食害。林業被害におきましては、イノシシはシイタケ、タケノコ、山芋の食害、ほだ木の倒木、シカでは杉、ヒノキの幼齢林の食害、成長した杉、ヒノキの皮はぎ等の被害が主なものです。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)次に、安心院支所産業課長。 ◯安心院支所産業課長(佐藤邦夫君)安心院支所産業課長の佐藤でございます。  被害の種目等につきましては、先ほど三谷課長が言いましたとおりでございます。同じものを被害として上がってきております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)六番 大弓重見君。 ◯六番(大弓重見君)今の答弁を聞きますと、安心院、院内も同じような被害が出てるちゅうことですね。イノシシ、シカが農業、林業に全般的に被害を与えるってことがわかりましたが、次に、この二番目にですね、野生動物のもたらす迷惑なもの、どのような病気か、症状ですかね、これは私ごとですが、私の部落でですね、二軒、猫を数十匹飼っておりまして、家の中に猫が入ってこなくてもですね、病気があるわけですね。そのうち、八月ですか、何名かの人が猫の病気にかかりましたですね。私もその中の一人なんですよね、市役所前の皮膚科に何日かちょっと通いましたが、そのように、初めて、何十年住んでおりましたが、そういうふうに猫の病気にかかったようなもので、この野生動物は病気、症状についてどのようなのがあるのか、お聞きします。 ◯議長(久保繁樹君)院内支所産業課長。 ◯院内支所産業課長(三谷幸助君)院内支所の産業課長、三谷です。  お答えいたします。  野生動物、シカ、イノシシにおきましては、害虫として二種類ぐらいあるようでございます。一つがカイセンチュウといいまして、ダニが原因での寄生虫の病気であります。ダニが皮膚内に寄生をいたしまして発症する一つの害虫の病気。それから、ヤマビルといいまして、シカのあらわれた山里では五年後に必ずヤマビルがあらわれるというふうに言われております。このヤマビルは、動物の血液を摂取しなければ生存できない害虫であります。カイセンチュウやヤマビルは、家庭で飼育するような動物に接近をしなければ感染をしないというふうに言われております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)六番 大弓重見君。 ◯六番(大弓重見君)まあ、何もない、病気がないのがよいと思いますが、万一、このように病気がですね、発生した場合、市ではどのような対策をとっておるかを伺います。 ◯議長(久保繁樹君)院内支所産業課長。 ◯院内支所産業課長(三谷幸助君)院内支所産業課長の三谷です。  過去にそうした経験はございませんが、野生動物からの病原菌等が感染をした場合、関係機関と協議をいたしまして、適切な処置を講じていきたいというふうに思います。 ◯議長(久保繁樹君)六番 大弓重見君。 ◯六番(大弓重見君)まあですね、用心に用心をこしたことないと思いますので、いつ、どういう病気が発生するかわかりませんので、よろしくお願いしたいと思います。  では、次に、上院内小学校についてお聞きします。  先ほど、上院内小学校は休校中ということで聞かれましたが、この休校中ということについて、学校関係者や保護者、地域住民には既に休校についての会議等をされたのかどうか、伺います。 ◯議長(久保繁樹君)管理課長。 ◯管理課長(安部忠義君)管理課長の安部でございます。  お答えしたいと思います。  先ほど教育長の方から申し上げましたように、保護者、学校、地域代表者の会議の中で休校という苦渋の選択をせざるを得ない現状と聞いております。地域の皆様へ御理解いただくために、現在、校区の皆さんに周知していると管理課の方に報告があっております。 ◯議長(久保繁樹君)六番 大弓重見君。 ◯六番(大弓重見君)では、次に、小学校の通学法についてお聞きしますが、先ほど、小学生でもですね、補助金を出すことで検討中と言われましたが、これはいつごろ、補助金について結論が出るのか、お聞きします。 ◯議長(久保繁樹君)院内地域教育課長。 ◯院内地域教育課長(安部豊通君)お答えいたします。  院内の地域教育課長の安部でございます。  一応教育委員会といたしまして、最終的な結論が出て、保護者の意向を聞きまして、その後、徒歩による通学なのか、あるいはバスによる通学なのか、そこら辺の学校の来年度に向けての結論を早急に出していくものと考えております。 ◯議長(久保繁樹君)六番 大弓重見君。 ◯六番(大弓重見君)今の件についてお聞きしますが、これは、仮に路線バスになった場合はですね、中学生で今補助金が適用されていると思いますが、小学生でもこれを適用されるのか、お聞きします。 ◯議長(久保繁樹君)院内地域教育課長。 ◯院内地域教育課長(安部豊通君)お答えいたします。  実は、旧院内地域におきましては、宇佐市立総合小学校通学費等の補助に関する条例というのがございます。旧院内地域におきましては、自宅から学校までの距離が、一年生から四年生までにつきましては三ロメートル以上、それから五年生以上から六年生につきましては四キロメートル以上ということの通学費がある場合は、バス通学の場合、最高千五百円の保護者負担ということで、今現在、施行いたしております。一応、これがバス通学になります場合は、これに該当するんじゃないかということで、検討を申し上げたいということで、先ほど教育長の方からお答えしたとおりでございます。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)六番 大弓重見君。 ◯六番(大弓重見君)まあ、なるべくですね、小学生にも補助金のことは適用をお願いしたいと思います。  次に、この通学ですね、一名で来年四月から通学されるちゅうことはですね、小学生や保護者の方も大変心配だと思うんですね。そのため、教育委員会や学校関係者と保護者等で、この通学方法で何か協議したことがあるかどうかをお聞きします。 ◯議長(久保繁樹君)院内地域教育課長。 ◯院内地域教育課長(安部豊通君)お答えいたします。  協議自体は、まだ現在いたしておりません。ただ、例えば、例外的に申しますと、中部小学校にもし希望するということになって、入るということになれば、約十キロ弱の距離があろうかと思います。そうした場合、必然的に徒歩の通学は無理だと思いますし、また、バス通による通学になろうかというふうに考えております。 ◯議長(久保繁樹君)六番 大弓重見君。 ◯六番(大弓重見君)それでは、早く一応ですね、あと半年ですので、早く協議して保護者や小学生ですね、心配ないようお願いしたいと思います。  それでは、次の介護保険についてお聞きします。  先ほど、滞納世帯数は二千三百八十五世帯ですかね、金額で一号保険者が約千八百八十万円、二号保険者が約二千三百万ですか、滞納されていると言いましたが、どのような方法でこの滞納者について徴収しているか、お聞きします。 ◯議長(久保繁樹君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(筒井道雄君)介護保険課長の筒井でございます。  介護保険料というふうになっておりますが、賦課は課税課、徴収は納税課というふうに、実際はなっております。ただ、介護保険料でありますので、私の方でわかる範囲だけ御答弁申し上げますが、滞納者に対しては、まず、収納促進委員会に諮りまして、具体的に対応策を練っていったり、管理職を含めた夜間徴収を行うなど、あらゆる手段を講じて全力を尽くして滞納をなくすように努力をしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)六番 大弓重見君。 ◯六番(大弓重見君)まあですね、これちょっと、うちの母親のことなんですがね、多く年金をもらってないです。掛けたのも少ないですが、うちの母親が年間約三十万なんですね、そのうち、介護保険料を一万七千円ですか、約年間にすると三万か四万近くになりますよね。そういうふうに天引きされて苦しい人とかですね、低所得者ですか、その低所得者がいて、何か策を講じていただきたいと思いますが、どのようなことを考えておるか、お聞きします。 ◯議長(久保繁樹君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(筒井道雄君)お答えをいたします。  本年四月一日から介護保険料段階が見直されました。これまで五段階であったものが、新たに六段階になって、旧二段階を、新二段階と三段階というふうに分けました。したがいまして、低所得者に対しては極力負担増にならないようにということで、新たに国が制度を設けましたので、国の制度としての方針を当分の間は貫いてまいりたい。それで十分低所得者対策はできているものというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)六番 大弓重見君。 ◯六番(大弓重見君)それでは、次の二点目にお聞きします。  この老老介護ですね、前、テレビのニュースで母親殺しの事件が報道されたですね。それと、また、死後何日もたっても発見されないとか、悲しいニュースが多く報道されていますが、この老老介護世帯数を把握しているのか。また、それに対して何か対策をとっているのか、お伺いをします。
    ◯議長(久保繁樹君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(筒井道雄君)お答えいたします。  宇佐市の実態でございますけれども、高齢者のみの世帯が、今、宇佐市に三千三百二十七世帯、それから高齢者を抱える世帯が五千百四十七世帯ございます。八千四百世帯ほどあるわけですけれども、その中で具体的にどこが実際の老老介護というのは非常に把握しにくい状況でございますが、少なくても八千四百の高齢者を抱えたり、高齢者同士の御家庭がございますので、そういうところにあっては地域包括支援センターなり、老人クラブの友愛訪問であったり、さらにはボランティア団体の見守りであったり、地域での声かけであったりというようなことで、安否確認等をいたしてまいりたい、現実に行っているところでございますが、今後、ますますネットワークの充実を図ってまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)六番 大弓重見君。 ◯六番(大弓重見君)どうかですね、充実を図ってください。宇佐市からですね、悲しい事件が報道されないよう、お願いしたいと思います。  次に、三点目の認知症高齢者やひとり暮らしの高齢者が多くなっていると思いますが、この点について市はどのくらい把握されているのか。またですね、この場合、高齢者が安全な生活を確保するためですね、住宅などでトイレを洋式にするとか、段差等を改造する場合、何かの助成をすることが考えられないのか、お伺いします。 ◯議長(久保繁樹君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(筒井道雄君)お答えをいたします。  ひとり暮らしの老人の世帯が、今、宇佐市で四千三百五十四世帯ございます。それから、認知症高齢者がほぼ、約五百人おられます。  そういう方々を含めて、住宅改修に何か策はないかということでございますが、廊下、さらには階段、それから手すり、スロープなどなど、住宅改修費の支給、最高限度額二十万円でございますけれども、一割負担を含めて二十万円でございますが、それらの制度はございます。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)六番 大弓重見君。 ◯六番(大弓重見君)ますます、この宇佐市もですね、認知症高齢者やひとり暮らしの高齢者が多くなると思いますので、どうかそういう介護保険などの充実をお願いしたいと思います。  最後ですね。厳しい財政事情も宇佐市であると思いますが、少子高齢化になってきておりますので、また、高齢者もどんどんふえてきていると思いますので、福祉の、福祉だけですね、まず充実をお願いしたいと思います。  では、これで終わりにします。 ◯議長(久保繁樹君)以上で大弓議員の一般質問を終結いたします。  次に、十九番 佐田則昭君。 ◯十九番(佐田則昭君)十九番の佐田則昭です。  平成十八年九月定例会において四項目を通告いたしております。それに沿って一般質問を行います。  合併して一年半が過ぎました。我々山間部の地域の住民の声を市政に反映をしてまいりたいというふうに思っておるところでございます。  それでは、通告に従って、ちょっと御説明を申し上げます。  徴収状況について。平成十八年度の行財政改革プランに納税組合の見直しを検討することとされております。旧郡部では納税に対する不満が多く、納税組合の解散の声が多く聞かれます。何がその原因になっておるのかをお知らせ願いたいと思います。  二点目に、今年度八月末の徴収状況及び納税組合数、本庁、各支所は昨年に比べてどのようになっているのか。  それから、二点目、佐田簡易水道について。佐田簡易水道は、昭和三十年代より石綿管を使用しておりますが、老朽化が進み、改善をしなければならない状況にあります。本年の六月三日より十日間にわたって修理をいたしました。市の職員の懸命の作業により、地域住民の生活面においても何とか対応できるような仮設工事ができました。その本工事はいつごろ実施するのか、その予定をお知らせ願います。  二点目に、当簡易水道は、石綿管であり、早急に石綿管の取りかえ計画を立てる必要があろうと思いますので、その考え方をお知らせ願います。  三点目に、農業問題について。平成十八年九月より麦作が品目横断的経営安定対策事業として対策となるが、中山間地域では厳しいと思われるが、麦作に取り組む組織、集落営農組織、農事組合法人、特定農業団体等は何組織あるのか。  二点目に、高齢化が進み、オペレーターの不在や経営の一元化が集落営農法人化が進まない大きな原因となっていると思われるが、行政や各種農業団体の協力依頼の方向でもっと検討すべきではないか。  三点目に、現在の認定農業者の認定資格要件を見直すべきではないか。  大きな問題で四点目、安心院、院内地域の給食センターについて。給食センターの建設については、安心院、院内の議員さんから多くの意見が出されましたが、九月議会で設計費の予算計上がなされてないが、どのようになっているのか。  また、国や県の補助金申請のための協議状況等、今後のスケジュールはどのようになっているのか、お知らせ願いたいと思っております。  以上で一回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いします。 ◯議長(久保繁樹君)それでは、佐田議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  十九番 佐田議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、農業問題について。まず、一点目、米、麦、大豆を対象とした平成十九年産から新たな経営所得安定対策である品目横断的経営安定対策が導入されまして、まず、平成十九年産麦の加入申請の受け付けが九月一日から始まっております。対策の対象者は、一定要件を満たす認定農業者と集落営農組織に限定されておりまして、条件を満たす農事組合法人、特定農業団体等集落営農組織の数は、八月末現在で、旧宇佐市で六十三組織、旧安心院町で三組織、旧院内町で二組織、計六十八組織であります。  そして、平成十九年産麦の加入を予定している組織は、ほぼ全組織だと思いますが、組織化を検討している集落も数集落ありまして、また、十一月末日が申請締切日でありますので、確定はできておりません。  二点目、オペレーター不在が集落営農の組織化が進まない要因として考えられます。したがいまして、集落営農組織の核である農業者の掘り起こしに努めるとともに、今後予想される行政や各種農業団体の団塊の世代の方々が集落組織の一翼を担う農業従事者たり得るよう、国の施策等の情報発信、提供、営農指導の推進等を図ってまいりたいと存じます。  また、品目横断的経営安定対策に対応する集落営農組織では、経理の一元化は必須条件となっておりますので、効率的な安定した経営を行うことができるよう、組織の運営や経理のサポートなどに関係機関挙げて取り組んで、組織化を図ってまいりたいと思っております。  次に、三点目、認定農業者の認定要件は、宇佐市農業経営基盤の強化の促進に関する基本構想に基づいて、農業経営の発展を目指し、農業を主業とする農業者が地域における他産業従事者並みの生涯所得に相当する年間農業所得、年間労働時間等を将来的に実現できるよう指導、育成する制度でありまして、五年ごとに基本構想を見直すことが法で定められております。また、平成十八年六月の年間農業所得等認定基準の見直しを行っております。  なお、品目横断的経営安定対策に対応する認定農業者の加入要件は、経営面積四ヘクタール以上となっており、現在、認定農業者でも加入要件を満たしていない農業者もいますので、今後とも対策の周知徹底を図ってまいりたいと考えております。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願いいたします。  終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、一項目めの歳入、徴収状況についてを、総務部長 出口 徹君。 ◯総務部長(出口 徹君)総務部長の出口です。  十九番 佐田議員の質問にお答えをいたします。  まず、一項目め、納税組合についてであります。  具体的には、その原因についてわかりませんけれども、考えられるとすれば、旧町については合併に伴う不均一課税、そういったものの実施や時期が短縮をされました。また、合併とは直接関係ありませんが、税制改正に伴う特別減税の廃止や各種控除の見直しや廃止によりまして、税額が高くなっているのではないか、そういったことも考えられます。  また、納税組合の解散につきましては、個人情報保護や構成組合員の高齢化等、それぞれの組合の事情によるものと理解をいたしております。  次に、徴収状況についてであります。  平成十八年八月三十一日現在、一般市税の収納率は六〇・八二%であります。国民健康保険税の収納率は三五・五一%であります。介護保険料の収納率は三一・二六%であります。対前年同月と比較しますと、おおむね同水準で推移をいたしております。  納税組合につきましては、旧宇佐市では、昨年度と比べ減少はありませんけれども、安心院支所管内では三十四組合減少しました。院内支所管内では二十四組合が減少しております。平成十七年度年度末は六百十一の組合がありましたけれども、本年八月末では五百五十三組合で五十八組合が解散をいたしております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、二項目めの佐田簡易水道についてを、安心院支所長 真砂文雄君。 ◯安心院支所長(真砂文雄君)皆さん、こんにちは。安心院支所長の真砂でございます。  十九番 佐田議員の御質問にお答えいたします。  二項目、佐田簡易水道について。まず、第一点目の、現在、仮配管で対応しているが、本工事のめどについてはどうかということでございます。水道は、今やライフラインとして人々の生活に欠くことのできない施設となっており、常に清浄、豊富な水を供給するという極めて高い公共的な役割を担っております。そうした中、佐田簡易水道で、且尾、佐田地区八十戸において、本年六月四日から十三日までの十日間、同じ管路四百メートルの間で十五カ所、石綿管が破損し、断水等で地域住民の皆さんに多大な御迷惑をおかけしました。破損の原因は石綿管の老朽化であります。今現在、仮配管で対応しておりますが、九月に本工事を発注する予定であります。  次に、二点目の簡易水道の石綿管改修計画についてでありますが、安心院支所が管理している簡易水道が十簡易水道ありますが、そのうち五つの簡易水道において、部分的に石綿管が残っており、その延長は約四千九百メートルであります。その石綿管は、昭和三十年代に埋設されたもので、既に耐用年数二十五年を経過しており、維持管理に苦慮しておる状況であります。  今後の改修計画につきましては、佐田簡易水道を初め五つの簡易水道を総合計画に基づいて十九年度より年次改修に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)最後に、四項目めの安心院、院内地域の給食センターについてを、教育次長 松本公則君。 ◯教育次長(松本公則君)皆さん、こんにちは。教育次長の松本でございます。  十九番 佐田議員の御質問にお答えをいたします。  四項(一)の、安心院、院内地域の給食センター建設につきましては、本年八月の庁議で建設場所等の概要決定をいたしております。しかしながら、設計委託等の予算計上につきましては、原油価格の高騰による諸物価への影響が懸念されますので、できるだけ見積もり幅の差を少なくするため、十二月議会での提案を考えているところでございます。  また、国、県との協議も重ねながら、平成二十年四月の給食実施を目指してまいりたいと考えています。  以上で答弁終わります。 ◯議長(久保繁樹君)以上で佐田議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十九番 佐田則昭君。 ◯十九番(佐田則昭君)それでは、順を追って再質問をさせていただきます。  十八年度から行政改革プランの中では非常に多くの改革を目指して、また、しなければならない、十九年度を越さなければならないという大きな基本があるかと思うんですが、私は、今回なぜ納税組合のことを出したかというとですね、安心院地域の方、これは院内の方もだろうと思うんですけども、特に合併をしてですね、一年、一年で何か税金が高くなったというその思い込みですかね、実際は内容はいろいろあるわけです。  先ほど総務部長も話していたように、税制改正がございました。一例を挙げると老齢者控除の五十万がなくなった、それは税額にすると五万円の金額になるわけですね。そういったものが市税にはね返ってきておると思うんです。また、それとあわせて、また国民健康保険税も同じように、その所得がはね返ってきておると。保険税についても旧安心院町の場合は十二カ月分割で来たものが、納期が宇佐市になると十カ月納付と、こういうことで金額は同じでも実際は上がったイメージがあるわけですね。  本音は、別に税金が上がったか上がらないかということは、その人その人によって違うわけですが、とにかくイメージ的に合併で高くなったというようなことが言われておるわけです。そういった中でですね、特に、私がよく話を聞くのに、合併して悪かったから、もう税金を納めないぞというような御意見を聞くのが多いんですね。で、それは、幸いに納税組合が解散されたからありがたかったというような話も聞くもんで、私は今回取り上げたわけですが、先ほど部長の方からお話がありましたように、宇佐市では組合は余り減ってないんですね。安心院で三十四組合も減る、院内で二十四組合というようなことですが、その減った世帯数といいますか、納税者といいますか、その数はわかりますか。 ◯議長(久保繁樹君)納税課長。 ◯納税課長(江口二見君)納税課長の江口です。  十九番 佐田議員さんの質問にお答えしたいと思います。  安心院支所管内では三十四組合、四百七十二世帯主が解散をしております。それから、院内支所管内で二十四組合で百七十二世帯主が解散をしております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十九番 佐田則昭君。 ◯十九番(佐田則昭君)今言ったようにですね、二十三組合も、四百七十名の納税者が組合から脱退したという、なくなったから、組合がなくなったから、こういう四百七十名になるんですが、この人たちが恐らく納税組合を解散するときには、何ですかね、口座振込を指導してきておると思うんですが、その口座振込の解散したときの状況というのは、わかりますか。 ◯議長(久保繁樹君)納税課長。 ◯納税課長(江口二見君)お答えします。  私の方では、現段階ではその数の把握はしておりません。 ◯議長(久保繁樹君)十九番 佐田則昭君。 ◯十九番(佐田則昭君)そらそうかもわかりませんけれども、特にですね、この組合解散した方で口座振込になぜしなきゃならないのかというようなお話が多々あるんですね、ですから、その口座振込をしない方は恐らく滞納になっていくかというような気がするんですね、喜んでおる人は。  そうなるとですね、昨年の、十七年度の報奨金ですか、奨励金ですか、これが二千四百十四万七千円ですかね、ということになっておるんですが、この四百七十何名、また院内の百何名という方がした場合、滞納金額はかなりふえるような気がするんですけど。  先ほど、率を、昨年と比較対照した率を言われましたけども、大体一%ぐらいというけども、これもその年の調定額によってかなり違いますよね。ですから、私、ここはひとつ、そういった納税組合が解散して未納が大きくなるんじゃないかと、徴収、滞納整理に行くのが大変だなというような気がするんです。私も当時、昔、納税組合の推進をしてきた一人でございますけども、その納税組合があってこそ徴収率が上がってきたというようなこともありますんですが、ここら辺は、私は合併して非常に市民感情といいますか、郡部の方の感情としては、まあ、少し、納税組合の行革プランの中にはあるけれども、延期を若干するとか、あるいはパーセンテージを下げてでも組合を維持するとか、こういうことも考えてみる必要はあろうかと思うんですが、どんなもんですか。 ◯議長(久保繁樹君)納税課長。 ◯納税課長(江口二見君)お答えいたします。  大変貴重な御意見とは思いますが、行革プランの中で見直すというようになっていますので、これはいろんな角度から費用対効果を精査しながら見直さざるを得ないというふうに考えております。  それから、先ほどの口座振替のことなんですけど、支所の税務係にお願いして、できるだけ農協、郵便局等での口座振替をするように納税者を説得っちゅうんですか、口座振替へ移行をお願いしておるとこでございます。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十九番 佐田則昭君。 ◯十九番(佐田則昭君)はい、どうも。ちょっと私、県内の市の納税組合があるなしの状況がわかれば、ちょっと教えてください。 ◯議長(久保繁樹君)答弁を納税課長。 ◯納税課長(江口二見君)お答えします。  大変申しわけありませんけど、私、資料をこの中に、ファイルに入れていたつもりなんですけど、入っていませんので、後で資料提供したいと思います。それでよろしいでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)十九番 佐田則昭君。 ◯十九番(佐田則昭君)それではですね、できるだけ、行革プランの中にもあるんで、計画は着々と進んでおると思うんですけれども、できるだけ、そういったものを、そういった考え方の方も多くありますから、再検討していただきたいというふうに思っております。  次に、二番目のですね、佐田の簡易水道、これも先ほど支所長から具体的に話がありましたんですが、大変この十日間の職員の懸命の努力については私からも敬意を表したいと思っております。ありがとうございました。
     地域の方ですね、ちょうど六月の農繁期で非常に、田植えもする、汚れて帰って風呂にも入れないというような状況で、かなりの批判も出ましたけども、職員の懸命の努力に対して、逆に最後は感謝しておるような状況です。それはちょっとつけ加えておきます。  九月に発注するということですから、ぜひそういった工事を早くしていただいて、私の思っておる、計画されておるという、十あるうちの五簡易水道がまだ四千九百メートルか、石綿管があるということでございますが、このことも十九年度から計画的に実施されるということでございますので、ひとつ、ぜひ、財政の苦しいときではあろうかと思いますけれども、何をいっても文化的な生活を営んでいくためには、水が絶対の条件でございますので、ぜひひとつそういう方向でお願いをしたいというふうに思っております。もう結構です。  次に、三番目の農業問題ですけれども、これは市長さんから丁寧に御説明をいただきました。六十八の集落営農、農事組合法人、特定農業団体が、今現在できておると、まだ今品目横断的な経営安定対策事業の中で、十一月末が締め切りでございますので、今から職員の皆さんの御努力があろうかと思うんですが、私はですね、この中で特に安心院町で三、院内で二ということでございますので、これは、私の考えでは二番目にある老齢化が進んでですね、オペレーターもおらない、経理の一元化もできないというようなことですので、この辺をですね、一度、行政と農業団体が何らかの考え方を示すべきではなかろうかというような気がしてならないんですけども、どういう取り組みをされようとしておるか、検討されておるなら、ひとつお知らせ願いたいと思っております。 ◯議長(久保繁樹君)農政課長。 ◯農政課長(山村幸夫君)農政課、山村です。  お答えをいたします。  昨年度から特定農業団体等設立に向けて推進をしてまいったわけでございます。その中で、先ほど申し上げましたように、六十八の組織が今のところできておるわけですけれども、そこは、幸いにもオペレーターとか、そういう中心になってやっていただける方がいたということだというふうに思っております。  市といたしましても、また直接関係ある農協等にいたしましても、そういう地域の中でリーダーになるような方をぜひ出していただきたいということで、推進していく中で、いつもお願いはしてまいったわけですけれども、今のところ、それにつきまして、ちょっと手の打ちようがないといいますか、集落の中で十分話し合っていただくしか方法がないのかなというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十九番 佐田則昭君。 ◯十九番(佐田則昭君)先ほど市長の答弁の中にも、団塊の世代の方が、退職も多く出るわけですから、こういった方に、何かこう、農業に対する意欲を燃やしていただきたいというような考え方、あるいはまた、私はですね、こういった老齢化が進む集落については、旧安心院町でも新規就農者制度をかなりやって成果が上がっております。ですから、こういった新規就農者の受け入れ体制の推進とか、こういうことも検討していただきたいと思うわけです。  私は行政と農業団体ということをあえて出したんですが、これは、いわゆる我々、中山間地域におる者はですね、やはり行政の方と農業団体の職員がですね、やはり内容詳しいですから、そういう人の協力をしてもらうような方策をぜひお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)農政課長。 ◯農政課長(山村幸夫君)お答えいたします。  先ほど新規就農の件でございますけれども、県といいますか、大分県の農業公社と一緒になりまして、安心院、院内、それから宇佐市、旧宇佐市ですけれども、一緒になりまして、福岡とか大分、そういうところで説明会等を開いておるのに、当然、一緒になって新規就農の、ぜひおいでていただきたいということでしております。  また、農協、それから市役所等、団塊の世代がそろそろ退職するんでございますけれど、推進を昨年からしておりますけど、その中でも特に市の職員、それから農協の職員、ぜひ、何といいますか、経理とか、そういうリーダーになっていただきたいということで、推進する中でもお願いをしてまいっているところであります。  議員さんのおっしゃるとおり、そういうリーダーのいない集落につきましては、ちょっとどうしたらいいかというとこで、今、大変悩んでいるのが現状でございまして、推進していく上では、議員さんおっしゃるように、団塊の世代を取り入れていこうということではやってきておりますので、御理解いただきたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)十九番 佐田則昭君。 ◯十九番(佐田則昭君)それでは、次の、三番目のですね、認定農業者の認定資格要件、これは五年ごとに見直しをするということで、以前は県が七百万の所得を目指しておったですね。安心院町の場合は、とても七百万ではできないということで六百万に切り下げた経緯があるわけです。  今現在、安心院町でも百五十人か、それぐらいの認定農業者はおると思うんですけども、今度の五年ごとの切りかえで、十八年度が基準になるということで、その金額なり、その状況はどんなぐあいなんです。 ◯議長(久保繁樹君)農政課長。 ◯農政課長(山村幸夫君)お答えいたします。  ことしの六月に見直しをいたしまして、県の方からも指導等もございまして、七百万では、七百万、六百万ではちょっと高過ぎるということで、四百万円、年間農業所得四百万円以上、それから労働時間につきましては二千時間を目標というふうに改められております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十九番 佐田則昭君。 ◯十九番(佐田則昭君)それでですね、見直しをなされることによって、大分気持ちの上も認定農業者は変わると思うんですが、年齢はどうなるんですか。 ◯議長(久保繁樹君)農政課長。 ◯農政課長(山村幸夫君)お答えをいたします。  年齢につきましては、今は六十五歳未満でお願いをしております。また、途中で六十五歳以前に切りかえをいたしまして、七十歳未満でそういう時期が来ましたときには、七十歳以下の場合には後継者が、はっきり跡が継げる人がいるということを要件にいたしまして、認定農家というふうにしております。  それから、あとの中身につきましては、議員さんの方が既に御存じだと思いますけれども、五年先の目標が今からまた新たに、五年後の目標を新たに設定をしていくということと、あとは、ちょっと余談になりますけれども、生産調整に協力している、そういう要件等を入れております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)十九番 佐田則昭君。 ◯十九番(佐田則昭君)できるだけ、そういった切りかえの時期でもあるからですね、やはり切りかえをして、そして十九年度からの米改革のこともございますので、そこら辺の調整をスムーズにやっていただきたいということをお願いしておきます。  最後に、安心院、院内で問題になりました給食センターのことでちょっとお伺いしたんですけど、私、補助金申請やらするときには、概算設計を一応立てて協議をされるのかなと、こういう気持ちがあったもんで、九月議会に予算化されてないんで、どうかなと思ったら、今、次長の話では、十二月に積算の少しでもぴしっとした正確なものにしたいということで、十二月に補正で上げるということでございますので、ぜひとも十二月にして、そして、先ほど話がありましたように、二十年の四月には早速給食ができるように、ひとつ全力を尽くしていただきたいということをお願いをして、私の一般質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。 ◯議長(久保繁樹君)以上で佐田議員の一般質問を終結いたします。  ここで、暫時休憩をいたします。再開は二時二十五分といたします。                    休憩 午後二時十四分                 ──────────────                    再開 午後二時三十分 ◯議長(久保繁樹君)休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、八番 丸野 孝君。 ◯八番(丸野 孝君)皆さん、大変お疲れのことと思います。長くすれば嫌われるのはわかってますんで、なるべく早目にやめます。  通告によりまして、安心院中学校は、来春、深見と津房が統合により生徒数がふえます。ところが、グラウンドそのものはそのまま旧態依然として、非常に傷んだままになっております。これを何とか統合してもらいたいし、体育館ではいろいろ傷んじょるようにありますので、質問の中で言いたいと思いますが、できればそういうとこも直してもらいたい。  それと、第二番目が、ことし安心院小学校でプール開きができなかった理由、それは、前回、A議員が一生懸命言ってましたけど、その問題でちょっと私のところに、こういう投書が来ています。これを参考にひとつ質問したいと思います。オンブズマンの市側に回答を求めておる件について一応教えてもらいたいと思います。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)それでは、丸野議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  八番 丸野議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、安心院中学校の体育館は昭和五十二年度に建築されておりまして、学校からは、ステージの上の天井が数枚落ちているので早く修繕をしてもらいたいという要望が出されたために、すぐに改修するように手配をいたしております。また、陸上トラックは、中学校グラウンドと町民グラウンドにまたがってはおりますが、ほぼ確保できており、現状のままで使用したいと考えております。野球グラウンドも町民グラウンドと兼用で効率的な利用がなされておりまして、利用状況を見れば廃止は難しいのではないかと考えております。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願いいたします。  終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、二項目めの安心院小学校のプール開きについてを、教育次長 松本公則君。 ◯教育次長(松本公則君)皆さん、こんにちは。教育次長の松本でございます。  八番 丸野議員の御質問にお答えをいたします。  二項、安心院小学校プール開きの件ですが、安心院小学校プール改修工事を平成十八年三月十八日から六月二十日までの工期で行いました。工事が完了して六月十三日にプールの引き渡しを行いましたが、その後、雨天の日が続いたことや、プールの清掃等の準備のため、プール開きが少しおくれ、六月二十七日にずれ込みました。  次に、オンブズマンに係るお尋ねですが、おおいた市民オンブズマンから五月九日と八月二十一日付で情報公開及び入札契約、事務の適正化について八項目にわたる質問が出されております。質問に対する回答につきましては関係各課等と十分協議をしながら提出するようにいたしております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)以上で丸野議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  八番 丸野 孝君。 ◯八番(丸野 孝君)今、次長が言われましたように、プール開きは雨が降ってという話でございましたが、この状態を見るとですね、十一月の十日に入札して十一月の十七日に一遍、十七日から十八年の二月十五日までになってるんです。ところが、第一回の打ち合わせが一カ月後に、十二月の十六日、第二回目が一月の十日、約二十五日、要するに、二カ月ほどぐらいたって打ち合わせをしているんですが、まだ仕事にかかっていないと。そして、工法が悪いということで相当文句を言うたらしいんですが、このときに、言ってましたように、条件変更と第十八条のことを非常に言ってましたよ。設計図書は誤謬または脱漏があること。これは設計の名称違いとか、ページ漏れのことであって、工法を変えるっちことはならんのですよ。それを、正当化して、この前はA議員が一生懸命言ってましたが。  だから、そういう問題があっておくれたんでしょう。そして、このときに言いませんでしたが、執行部も余り答弁せんじゃったんですが、第四十、第何条やったかいな、まあ、動作で暇入れよう。履行遅滞の場合における損害金等、これもあります、三・四%。第四十六条、削除、甲の解除権ちゅうことは執行側ですね、甲は乙が次の事項により該当するときは契約を解除していい。正当な理由なく工事に着手すべき期日を過ぎても工事に着手しない、その責に帰すべき事由がある、工期内に完成しないと認めたときには解除してもよろしい、こういう条文があるんです、この約款の中にですね。それを守らなくて、結局おくれたんでしょう、工期が。  この私に来ちょるプールの問題でも、プールじゃない、この投書の問題ですが、これまた聞きたいと思うんですけど、逐次、最後に三項目ほどちょっと質問したいことがあると思います。それで、最初、プールのことを、そういういろいろなことで、先般の議会で相当弁護した議員がおりましたけど、そういうようにしておくれたことで、正当化しようという、その気持ちが私は好かん。だから、悪いもんは悪いでやってもらいたいと思います。  だから、このプールのできなかった理由、それと、ちょっと一番目の方、外れっしもうたけど、後で一に戻ります。この文面でですね、来たのは、指名で名前が書いてあります。名前を書いちょるけど、またこげなことべらべら言いよると、また後で何ちゅうか、名誉毀損じゃとかいって訴えられる可能性があるので、ちょっと大体の内容を読んでいきます。  不始末一、JA安心院ライスセンターの建設については、安心院のM建設、下請けにA社が建設に当たったと聞いています。しかし、三月下旬の工期を大幅に割り込んで六月ごろに完成したと聞いています。(「JAのこと」と呼ぶ者あり)だから、これが全部関係しちょるんです。JA安心院支所も強く指導しているので責任はないと思います。幾ら指導しても言うことを聞かないA社が、非を追求してくださいと。  不始末二、JA安心院の事業の葬斎場の建設があり、A社が受注して、三月下旬に工期にもかかわらず、これもおくれていると。これは、まあ、農協の仕事ですからいろいろ言う問題じゃないですけど、こういうふうにして、不始末三でも、私は平成十五年度の事業で、中津の緑ケ丘中学校のことも書いてあるんです。そして、体育館ができず、入学式が体育館でできなかったというようなことを書いた文書が来ちょるわけです。それで、これについて質問してもらいたいと。  一つずついきたいと思います。一、民間工事でのこのような不始末、業者の評価を、罰にどのような反映されているのか、もし評価とか罰に反映されていなかったら反映すべきじゃと思うがどうか。  この一つずつ尋ねていきます。 ◯議長(久保繁樹君)管理課長。 ◯管理課長(安部忠義君)管理課長の安部でございます。  丸野議員にお答えしたいと思います。  まず、一回目の入札でプール開きがおくれたのではございません。再入札で工期が、先ほど次長が答弁したとおり、工期どおりにできておりますので、一回目の入札でプールがおくれてなかったので、ここで報告しておきます。  以上でございます。 ◯八番(丸野 孝君)再質問でいいですか。 ◯管理課長(安部忠義君)はい。 ◯八番(丸野 孝君)え、どういう意味、あ、議長。 ◯議長(久保繁樹君)挙手をお願いします。  八番 丸野 孝君。 ◯八番(丸野 孝君)議長、いいです。 ◯議長(久保繁樹君)はい、どうぞ。 ◯八番(丸野 孝君)再質問、今、どういうふうに。 ◯議長(久保繁樹君)管理課長。 ◯管理課長(安部忠義君)管理課長です。  先ほど丸野議員の質問の中で、一回目の入札によりプール開きがおくれたんじゃないかという質問の内容に受けとられましたので、私の方から、一回目の入札とは別で、プール開きがおくれたことにつきましては工期がおくれたのではございません。 ◯議長(久保繁樹君)八番 丸野 孝君。 ◯八番(丸野 孝君)いや、おくれたんじゃなくて、やりかえたからおくれたんでしょうが。でしょう。だから、おくれたんと一緒でしょうが。A社がぴしっとしちょりゃ仕事が済んじょるはずや、ね。 ◯管理課長(安部忠義君)はい、それでいいです。 ◯議長(久保繁樹君)教育次長。 ◯教育次長(松本公則君)お答えをいたします。  議員御指摘のとおり、この案件につきましては、当初、昨年の十一月に入札をしまして、その後、御案内のことと思いますが、なかなか工事ができなかったために翌年の一月の三十日に契約を解除するというような、一応事故が発生したというような状況になっています。  だから、遠因としては、遠因としては、この時点で早くプールの工事が完成しておれば、ここまで、二回目の工事を発注することなくでき上がっていたわけですから、直接的な原因ではないかもしれませんが、遠因としては考えられるということはいえると思います。  ただ、後の、二回目の入札と工事につきましては、先ほど管理課長が申し上げましたように、三月の十八日から六月の二十日までの工期を設定しておりまして、プール開きも通年、その前後で行われるわけで、ほぼ間に合うつもりだったんですが、工事そのものは工期内に完成をしたんですが、学校側とのプール開きの設定にですね、若干のずれが生じたために、ああいった新聞記事になったり、プール開きがおくれるというような、皆さん方に印象を与えてしまったということになるわけでございます。  以上で答弁終わります。 ◯議長(久保繁樹君)八番 丸野 孝君。 ◯八番(丸野 孝君)その答弁なら正解なんです。まず、最初のA社が、要するに間に合わんで入札、落札したにかかわらず工法の変更を言うておくれたと思うんです。だから、これは今言うように、第何条かにあるように、早くすれば、ひょっとしたら間に合うたかもしれませんけど、そういうことで、A社の方が悪かったちゅうことで判断していいですね。はい。  それと、今の投書にありますように、民間工事の評価っていうのは、多分無理とは思います、そら執行部。ライスセンター、市がやっぱり補助金出すと言うたら、やっぱりおくれたのも何らかの罰則があっていいんじゃないですか。 ◯議長(久保繁樹君)丸野議員、大変申しわけありませんが、通告制なので、通告にないものについては、できたら質問を変えていただけませんか。 ◯八番(丸野 孝君)はい。わかりました。  この投書の内容ですね、ある程度見てもらいたいちことで言っちょるんです。それが、そういうような不始末の業者に対してペナルティーはねえんかと。それと、中津市のような公共工事でもそういう仕事がおくれているが、そんなら、その罰則がないかちゅうことを聞いているわけです。
     だから、この三点について、ある程度返事をしてもらっちょかんと、私もまた、だれが尋ねてきたんかわかりませんけど、やっぱり一応これは残りますんで、言っちょきたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)契約検査課長。 ◯契約検査課長(秋吉 卓君)契約検査課長の秋吉でございます。  丸野議員の再質問にお答えいたします。  民間工事や他市の公共工事における不正や不誠実な行為を行ったものについてございますが、それについて宇佐市では、市の方の指名停止等措置要件に該当する場合については指名停止等の措置をとるようになります。また、建設業法違反という事実が明らかになった場合については、大分県が行う建設工事入札参加資格審査における等級格付の算定基礎である主観点数がマイナスということになりまして、等級の格付に影響が出て、業者に対する評価が下がることになります。一般的にはそういうことです。 ◯議長(久保繁樹君)八番 丸野 孝君。 ◯八番(丸野 孝君)私もこの問題についていろいろ聞いたんですが、前回、本当、A議員がA社を一生懸命保護しよるつうのが、どうも私たちにとっておかしいんが、誤謬の問題にしても、本当、設計内の工事で、もしミスがあれば、それは当然、方向転換して変えるんならいいんですけど、もともと入札した仕事を、とった仕事をそのままこれをこういう工事はおかしいと、あげくの果てには耐震偽造の問題まで出しよったですね。プールの底のクラックいったんがどうして人命にかかわるような話になるんか、聞いても答えんのやけど、こういうところを正々堂々と言うこと自身が、わしにとっちゃおかしい。だから、私は、そういうことに対してペナルティーもあるめえし、何もかんもできんじゃろうけどが、大体そういうふうにして思いますから、こういうことは、私はこの文書については余り、質問が下手ですから済みませんね、こら本当。  ということで、もう一応プールの問題は、これでやめます。ま、いいでしょう。どっちしたって、本人、また後で、今度これに反論するでしょうから、私、一応言いたいと思います。  それと、学校の問題で、中学校のグラウンドについて、いいですか、位置の、中学校のグラウンドの問題について。 ◯議長(久保繁樹君)はい、どうぞ。 ◯八番(丸野 孝君)生徒がふえるのに、まあ、町民グラウンドはもう必要ないんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか。どうぞ。 ◯議長(久保繁樹君)管理課長。 ◯管理課長(安部忠義君)お答えします。  今現在、町民グラウンド自体、利用者がかなりおりますので、現状のままということで御理解をお願いしたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)八番 丸野 孝君。 ◯八番(丸野 孝君)いや、今もう合併して平成の森もあるし、やっぱりもう成人はあっちに行ってもいいと思うんですよ。中学校は中学校のグラウンドにしてやった方がいいと思うんですけど、まあ、日中、日曜日ぐらいはグラウンドを使えるようにしちょけば、それでもう差し支えないと思うんですが、いまだに残してするっちゅうんこと自身が、ちょっと私にとってはもう悪いし、陸上のトラックも先般見に行ったんですけど、陸上のトラックも、トラックは最近つくったんでしょう、私、気がつかんやったんですけど。  前の町民グラウンドのときは立派なグラウンドをつくって、縁にずっと、何ですかね、石のあれみたいなのつけて、立派なグラウンドあったんですけど、今はもう、ただブルドーザーか何かで押したような跡だけで走ってます。それで、その中にネットがある、それで、あれでしょう、雑草も生えちょるし、何て言いますかね、ちょうど水路があって、水路があるんですけど、その上に土が置いてあるけど、そこでですね、段差が少しついちょるんですよ。あんなんは、本当にトラック走りよって、もし足でも痛んだら困るんじゃないかと思うて、ちょっとそういうところをお願いしたいんですが、何とかそういう、少しは修繕するちゅうあれがあるんですかね、計画は。 ◯議長(久保繁樹君)管理課長。 ◯管理課長(安部忠義君)今、議員の御指摘のように、中学校のグラウンドにつきましては、かなり傷んでいることについては承知しておりますが、悪い分については、真砂土等で対応していきたいと思いますけどが、当分の間につきましては中学校のグラウンド、そして町民グラウンドを兼用しながら使用していただきたいと、今のところ思っております。 ◯議長(久保繁樹君)八番 丸野 孝君。 ◯八番(丸野 孝君)ステージの両側の天井が落ちているのは、今、市長が回答したので省きますが、いずれにしても、あのグラウンド、トラックの中にあるネットやらは外すとかいう、そんくらいの予算はつけるでしょう。 ◯議長(久保繁樹君)管理課長。 ◯管理課長(安部忠義君)お答えします。  今後の状況を見ながら、検討してまいりたいと思っております。 ◯議長(久保繁樹君)八番 丸野 孝君。 ◯八番(丸野 孝君)それと、テニスコートですね、長洲中学も宇佐中学も立派なフェンスがして、テニスコートしてある。安心院は普通のネットを張っちょるだけですが、あんなもほどほど、やっぱり同じ宇佐市立中学校になれば、そのくらいぐらい考えた方がいいと思うんですが、どうでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)管理課長。 ◯管理課長(安部忠義君)お答えします。  今、中学校につきましては野球等と兼ねておりますので、そのネットにつきまして、野球の使用等に支障があるんではなかろうかと思っております。その野球の使用が町民グラウンドでできるならば、テニスコートだけならば、そういう手配もできますけどが、今のところ、野球、テニスと同時にやっておりますので、そこ辺はどうかなと、また今後、学校側としていいものかどうか、検討してまいりたいと思っております。 ◯議長(久保繁樹君)八番 丸野 孝君。 ◯八番(丸野 孝君)校長の話では、防球ネットが欲しいようなこと、テニスコートの、生徒の練習中にやっぱりボールが入るらしいんです。だから、防球ネットが欲しいっちゅうようなことを言ってましたんで、そういうとこ考慮してます。 ◯議長(久保繁樹君)管理課長。 ◯管理課長(安部忠義君)その防球ネットのことにつきましては、まだ管理課の方に要望は上がっておりません。 ◯議長(久保繁樹君)八番 丸野 孝君。 ◯八番(丸野 孝君)いずれにしても中学校のグラウンドは非常にやっぱり傷んでますし、雑草も物すごく生えてます。そういうことを踏まえて早目に、やっぱり生徒ですから、そして、今度合併するでしょう。市長の大好きな商工会と違うて生徒のことやけど、商工会ならかなり銭は出しきるけど、中学校あたりに出さんの、ちょっと不思議に思うんですけど、そういうことを考えて、やっぱり中学校のグラウンド、本当、安心院中学のグラウンド、余りお粗末と思うんで、少し直すように、よろしくお願いしたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)いいですか、課長答弁。 ◯八番(丸野 孝君)こら答弁要らん。もういい。 ◯議長(久保繁樹君)ほかに再質問ありませんか、丸野議員。  八番 丸野 孝君。 ◯八番(丸野 孝君)一番に戻って、何ぼでんしていいんじゃけども。  まあ、一応そういう、グラウンドの方は、とにかく中学校のグラウンドは本当、生徒、今度本当、新しく津房とやっぱり深見があそこに集まるんですからね、やっぱり少しはいいグラウンドにしてやっちょってもらいてえと思うんです。すぐ、どうのこうのじゃないけど、やっぱり少しはグラウンドらしいものにしちょってもらいたいと思います。  そういうことで、余り、短けえけど質問を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)いいですか。 ◯八番(丸野 孝君)いいです。もう言うたってしょうがねえ。 ◯議長(久保繁樹君)では、以上で丸野議員の一般質問を終結いたします。  次に、三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)皆さん、お疲れでございます。丸野議員のすばらしい質問の後で、大変やりにくうございますが、議席三番の木下一夫でございます。  平成十八年九月第三回宇佐市議会定例会において、発言通告書に従いまして、六項目十三点について質問をいたします。  その前にですね、今月の六日、ある議員から御披露していただきましたけども、皇室におかれましては親王殿下誕生と、まことにおめでたく、心よりお喜びを申し上げるとともに、健やかに御成長をこいねがうものでございます。  質問に先立ちまして、私が議席をいただいて、早いもので二年と五カ月が過ぎようとしております。その間、政府の諸政策において合併を選択いたしました我が市が、新市誕生の喜びもつかの間、行財政改革に取り組まなければならないというようなことになりまして、基金の枯渇が、このような状態では二十年度には再建団体になるというようなことでございますので、時枝市長といたしましては、行財政担当助役を設け、あらゆる困難を乗り越えながら財政危機を脱出すべき宇佐市行財政改革プランを策定したこの真摯な取り組みに感謝を申し上げたいと。  しかしですね、果たしてこのプランで自治自立、自主自立の彩りに満ちた暮らしの元気都市が創造できますかということでございます。  それでは、本題に入ります。一番、四日市の商店街の活性化についてでございます。  その一、町並みの環境整備事業は、平成の十八年四月に市長が促進の地域を指定したと、私は認識しておりますが、区域の整備に関する基本的な方針を具体的にお聞きしたいと思います。  一番、地域の施設等の整備はどういうものなのか。  二番、住宅等の整備はどういうものであるか。  また、周囲の道路、インフラの整備等は考えておるのか。  その三点についてお聞きします。  二番目に、まちづくり三法の改正に伴い、改正前の活性化基本計画では、改正後の支援の諸政策には適用されないということのようでございますが、県等の活性化の支援策は受けられるのでしょうか。  三番目、この事業は、平成十八年度から平成二十七年度の十年間をかけて完成を目指すということで、私は認識しておるつもりでございますが、総事業費は幾らで、どのくらいの投資を年度ごとしていくのか、お聞きします。  大きな二番目でございますが、新農業問題について。  品目横断的経営安定対策の現状についてでございますが、その一として、特定農業団体の加入団体で、どのくらいの数と面積があるのか。  二番目、認定農業者の数とその面積。  三番目、農業法人の数とその面積。  四番目、集落営農組合の数とその面積。  以上が一番の御質問でございます。  二番目に、経理の一元化を農業団体等が援助をし、推進を現在やっているようでございますが、市としての助成の政策といいますか、そういう考えはあるのか、お聞きします。  三番目に、七月の上中旬の大雨におきまして、大変、大豆等の適期に播種することができなかったというような現状があるわけですけども、播種時期がおくれたことで、暗渠排水のシートパイプ工法の施工の効果は大きく実証されたということでございますが、この事業は、私が前の質問でもお聞きしましたが、平成二十年度で事業は終わるということでございますけども、施工面積は耕地面積のわずか一三%ということでございますので、追加のお願いをしたいということでございます。  それと、四番目でございますが、国が来年度から施行いたします農地、水、環境保全向上対策事業ということの具体的な説明をお願いします。  五番目でございますけども、来年度から国が主導してきた米の生産調整を農業者、農業者団体に移行するということが決まっておるそうでございますが、それに対しての支援の策はあるのかということでございます。  三番目、宇佐市の地勢ということについて、お聞きします。  ごめんなさい、ちょっと風邪を引いて熱があるもんで、大変お聞き苦しいかと思いますが、よろしくお願いします。  宇佐市が誕生しまして、面積が大変な広大な面積になりまして、二・四六倍に拡大をいたしました。これを機会にですね、やっぱり地勢、いわゆるそういう詳しい調査をすべきじゃないかということを、計画としてあるかどうかをお聞きいたします。  二番目、公共の用地に供する道路、河川用地、用排水路についてですね、十分な管理ができているのか。  また、どの、どこの部署で担当をしているのか、修正処理の計画はあるのかどうか、お聞きをします。  四番、住んでみたい、住んでよかった宇佐市の構築についてということで、一番、現下の厳しい財政状況を乗り切るために行財政改革プランの五カ年計画を策定をしたところでございます。会議もいたしておりますが、財政収支の試算の試みと、財政収支の試み算ということについてですね、具体的に詳しくお知らせ願います。  大きな五番で、ごみの減量化につながる有料ごみの袋について。  一、ことし七月からのですね、ごみの有料化の実施をしておりますが、その問題点はあるかないか。また、減量化につながっておるかどうか、お聞きします。  六番目、防災、災害対策について。  一、災害を最小限に抑えるには、日ごろから防災意識を高めながら、共助、公助が必要であるということでございます。災害時の初動体制はどうなっておるのか、お聞きをいたします。  これで、一回目の質問を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)それでは、木下議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  三番 木下議員の御質問にお答えいたします。  四項目めの財政収支試算について。  御案内のように、国の進める三位一体改革による補助金や交付税の削減によりまして、宇佐市の財政は非常に厳しい状況下にあります。財政危機を乗り切るため、本年二月に行財政改革プランを策定いたしました。策定に当たっての基礎データとして、毎年財政課が作成する今後五カ年間の中期財政収支の試算に基づいて、改革を行わなかった場合と改革を行った場合の財政収支を試算いたしました。  試算に当たっては、平成十六年度決算をベースとして平成十七年度から二十一年度までの五カ年間における年度ごとの歳入、とりわけ地方交付税の動向による影響は大きく、当時の内閣府の試算資料等により推計、また、歳出も人件費、扶助費、公債費、投資的経費などを推計し、実質収支の不足額を財政調整基金等で調整し、宇佐市の財政状況がどのように推移するかを試算したところであります。  その結果、改革を行わなかった場合は、取り崩し可能な基金をすべて取り崩しても、平成十九年度に基金が枯渇し、平成二十年度には実質収支赤字が約三十一億円で財政再建団体へ転落する見通しとなりました。何としてでも、再建団体への転落、財政破綻を回避すべく職員数の削減や給与カット等を盛り込んでの改革を行った場合の財政収支試算で、財政赤字の縮減を図り、五カ年間で約五十億円の改革目標を掲げたプランを策定いたしました。改革プランに掲げた七つの基本項目と二十の推進項目を実施するとともに、進行管理を確実に推進してまいる所存であります。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁をさせますので、よろしくお願い申し上げます。  終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、一項目めの四日市商店街の活性化についてと、三項目めの宇佐市の地勢についての(二)を、建設水道部長 原 田芳文君。 ◯建設水道部長(原田芳文君)建設水道部長の原田でございます。  三番 木下議員の質問のうち、一項目めと三項目めの二点目についてお答えいたします。  まず、一項目めについてですが、街なみ環境整備事業は、四百年以上の歴史を持つ四日市の伝統的な町並み環境を保全し、その活用を図り、四日市地域にふさわしいまちづくりを進めるものであります。  そこで、一点目の地区施設等の整備については、基本的に、歴史的な環境を守り継承することが主なねらいであることから、地区内道路の拡幅により、歴史的環境地区にふさわしい道路の美装化に整備の主眼を置くこととしています。  次に、住宅等の整備でありますが、この事業は、地域の景観にも配慮したゆとりと潤いのある個性豊かな町並みを形成する、そのことを目指すものであり、家屋等の修景施設整備費が補助対象となっております。  そこで、この四日市地区の九州御坊門前町として、個性豊かな町並みを形成する上で、個々の通りの特色を生かすため、整備区域内を大きく四つのゾーンに区分し、それぞれの個性を生かした整備基準を定め、統一と調和ある町並みの形成を図ることとしています。  次に、周囲のインフラ整備でございますが、事業メニューの中にその整備も含まれております。しかしながら、現在の宇佐市の財政状況を考えますと、現在、推進しております本事業の成功に向けての邁進が肝要と考えておりますので、現時点では、周囲のインフラ整備実施までは至っておりません。  次に、二点目の、まちづくり三法の改正に伴い、県の活性化支援策は受けられるかとの質問でございますが、国、県の支援策は、現行の計画のままでも受けられます。ただし、新たな支援メニューとして国が定めているものについては、新規に認定基本計画を策定しなければなりません。この問題については、今後、現計画の問題点等を整理し、新たな支援メニューの導入が必要かどうか、議論を行い、必要とするならば認定基本計画の作成を考慮しなければならないと考えております。  次に、三点目の、この事業の事業期間、総事業費、年度別投資額についてでありますが、まず、事業期間と総事業費につきましては、平成十八年度から二十四年度の七年間、五億円の計画として庁議で決定しております。年度別投資額としましては、本年度予定しております宇佐警察署跡地の用地買収費が高額のため、初年度は一億六千五百万円の事業費でありますが、その後は約五千万円強の年次推移となると考えております。
     次に、三項目めの二点目、公共用地の管理についてでありますが、道路管理につきましては、市道千百八十四キロメートルと非常に長い距離を有しております。車社会による交通車両の増大により、舗装の老朽化が激しく、加えて厳しい財政状況の下で維持管理費に苦慮しているのが現状でありますが、職員一丸となって道路補修に取り組んでおります。  次に、固定資産の修正作業はどこの部署が担当し、修正処理の実施計画はあるのかという質問についてでありますが、市道の用地取得未登記に関する固定資産税の修正作業は、道路事業を担当する土木課が公共用地等取得に係る未登記物件の届け出を課税課に提出し、これに基づき、課税課が税を修正する手続となっておりますので、市道分の担当は土木課であります。  過去の用地取得未登記は、平成二年から三年の間に調査把握し、平成三年までに一括修正処理を行っております。その後に発生した現年分については、逐次修正処理をしております。したがいまして、現在は過去の分の修正処理の実施計画はなく、現年分の逐次修正を行っております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、二項目めの新農業問題についてと、三項目めの(一)についてを、経済部長 田口英之君。 ◯経済部長(田口英之君)皆さん、こんにちは。経済部長の田口でございます。三番 木下議員の御質問にお答えいたします。  二項目めの新農業問題についてですが、そのうちの一点目、品目横断的経営安定対策の現状についてという御質問に対してお答えします。  八月末現在、設立された特定農業団体は五十四団体で、面積は千五百五十七ヘクタールであります。また、品目横断的経営安定対策の対象である四ヘクタール以上の経営面積を持つ認定農業者は百六十八人であります。また、集落営農組織に加入せず、個人で加入面積を行う者は、現在、農政事務所で加入手続を行っており、その人数と面積は不明です。農業法人の数は十四団体で、面積は百五十ヘクタールとなっております。  二点目の、経理の一元化を市としての助成策は考えているのかという御質問でございますが、宇佐市担い手育成総合支援協議会主催による集落営農組織や農業生産法人の会計担当者を対象とした税理士による農業簿記研修会を九月より実施しております。また、大分県集落営農推進本部主催による集落営農法人リーダー養成講座が、八月から十二月の間に八回開催され、十四組合二十八名が受講しております。  次に、三点目の暗渠排水の再事業の計画はあるのかという御質問でございますが、暗渠排水事業は水田の乾田化を図り、水田の高度利用を促進するため平成十三年度より実施しております。現在、認可を受けて施工中の暗渠排水事業は、事業量四百五十ヘクタールで、平成十九年度完了予定です。この計画が完了しますと宇佐地区の耕地面積の約一八%について暗渠排水が施工されたことになります。今後は、新たな要望もありますので、現在、新規事業の採択に向け、県と協議を行っているところです。  次に、四点目の農地、水、環境保全向上対策とは具体的にどんな事業かという御質問でございますが、本対策は、品目横断的経営安定対策と車の両輪として位置づけられ、農業、農村の持続的発展を図るため、農地や農業用水等の保全管理を地域ぐるみで共同活動するとともに、環境保全に向けた先進的な取り組みを支援することとなっております。具体的には、農道やのり面の草刈り、水路の泥上げ、ため池等の定期的な見回り、農道、水路、ため池等の初期補修等に係る活動経費に対して交付金を支給するものです。活動支援交付金額は、水田十アール当たり四千四百円となっております。その負担割合は、国二分の一、県四分の一、市四分の一となっています。  次に、五点目の、米の生産調整を支援する方策はあるのかという御質問でございますが、御指摘のように、平成十九年度からは、国による米需要見通し等の情報提供に基づき、農業者、農業者団体が主体的に需給調整を実施することとなっておりますが、市としても、生産調整の達成なくしては品目横断的経営安定対策の適用が受けられなくなるおそれがありますので、地域全体の調整機関である宇佐市水田農業改革推進協議会と、その調整事務等には実効ある形で支援対策を行ってまいります。  続きまして、三項目めの宇佐市の地勢についての一点目についてお答えいたします。  土地の基礎調査であります地籍調査事業は、宇佐地区が平成十四年度、院内地区が平成二年度、安心院地区が平成九年度に事業着手しております。調査期間は五十年間を予定しており、現在の進捗状況は平成十八年度を含みまして、調査対象面積は四〇三・八八平方キロメートルに対し、調査済み面積四六・七平方キロメートル、進捗率は一一・五%となっています。地籍調査は、行政施策を実施するための根幹をなす事業であり、継続することが重要ですが、現下の厳しい財政状況を乗り切るため、宇佐市行財政改革プランの中では、平成二十年度から事業の休止の方向が打ち出されております。そのため、当面は、現在実施中の地区の完了に向け、事務の整理を行い、早期に事業が再開できるよう努めます。  以上で答弁終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、五項目めの有料ごみ袋についてを、市民生活部長 赤峰克己君。 ◯市民生活部長(赤峰克己君)皆さん、こんにちは。市民生活部長の赤峰でございます。  三番 木下議員の質問にお答えいたします。  五項目めの有料ごみ袋についてですが、有料ごみ袋制度は、ごみの減量化、排出量に応じた負担の公平化、市民の意識改革を図ることなどを目的にしています。問題点としましては、不法投棄及び野焼きがふえるのではないかなどの心配がありましたが、有料化により特にふえていない状況でございます。今後も看板の設置やパトロールなどを行いながら不法投棄の防止に努めてまいります。  また、減量化につきましては、七月、八月の二カ月ですが、前年同期に比べて一一%から一五%の減量になっております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)最後に、六項目めの防災、災害対策についてを、総務部長 出口 徹君。 ◯総務部長(出口 徹君)総務部長の出口です。三番 木下議員の質問にお答えをいたします。  六項目め、防災、災害対策についてですが、災害による被害を最小限に抑えるためには初動が大切であります。市としての防災体制につきましては、宇佐市災害等危機管理体制において、災害等の初期段階から災害対策本部設置に至るまでを第一次から第四次までの段階に分けた職員の参集体制を定め、初動におくれのないよう努めております。この体制に基づき、大雨、暴風雨等の警報の発令時、また、県北地域で震度四を観測したときには直ちに第一次体制をしき、情報収集や連絡体制の確立を図っています。さらに、その後の災害の発生状況によっては第二次、第三次、第四次体制へと移行します。  また、災害の発生のおそれがある場合には、消防団への出動を要請して警戒に当たることとしております。地域における共助の体制といたしましては、現在、宇佐市内での自主防災組織の結成が九二%となっております。今後も未結成地区への結成の呼びかけを行い、地域防災力の強化を図ってまいりたいというふうに考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)以上で木下議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)済みません、大変お聞き苦しいと思いますが、お許しください。  順次ですね、一番から再質問いたします。町並みの環境整備事業につきまして、大変こういう厳しい財政下の中で行政が取り組む、唯一と申しますか、前向きの姿勢の事業じゃないかなと、私はエールを送りたいと思います。  その中で、お聞きした三点がございますが、町並みの住宅等とか地区の施設とか、こういうのは専門的な分野でございますので、私がどうのこうのと言うことは、ちょっとどうかなと思いますんで、三点目の、周り、周囲のですね、こういう事業の場合は、やっぱり総合的に宇佐市、いわゆる宇佐市全体、しいては周りの隣接自治体、しいては大分県、しいては九州、全国というような考え方で、当然、取り組むべきだろうと私は思っております。  その中で、どうも四日市の商店街と申しますか、頑張られているこの事業の皆さんの思いというものは、果たしてこのくらいかなと、私はそういうふうに受けとめながらですね、質問をしておるところでございます。その中で、どうも周りの、例えば国道、今、整備をしておりますけども、その連携とかですね、周りの市道とか、特に私が気になるのは上田四日市線と申しますか、そういう都市計画とか、総合的に考えて、この事業とやっぱり絡ませながら進行するべきじゃないかなと、こういうふうに私は思っております。  そういうことで、別に答えをどうのこうと言うわけじゃないんですけども、そういうものに前向きに取り組んでいきたいんでしょうけども、財政が厳しいと、すべて行革で終わりと、夢がないということでございますんで、夢を市民にですね、やっぱり行政としては政をしないとどうかなと私は思っておるんです。それで、道路網ですね、インフラを少し具体的にやる、やらない、御答弁を願います。 ◯議長(久保繁樹君)都市計画課長。 ◯都市計画課長(相良次郎君)課長の相良でございます。  お答えします。  今、議員さんの方から、この事業だけじゃない、すべて網羅した云々という御指摘のようでございます。当然、上田四日市線も我が課、都市計画が受け持って今までやってきたわけでございますけども、この先の部分は、今、庁内で協議中でございます。  それから、この事業の中でやっていこうというものは、先ほど部長の方からも答弁いたしましたけども、道路の拡幅云々というよりも、この四日市門前町を残していこうという意味から、美装化、いわゆるカラー舗装、石畳の道路にしようというような考えで、拡幅工事云々、修景整備でございますので、今ある土塀等を崩して拡幅するんじゃなくて、そういうのを残していきましょうという事業でございますし、当然、都市計画道路との絡みもありましょうけども、まずは、私どもは今のところ、この事業に主眼を置いてやっておるというとこでございます。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)今の答弁で、まあ、私は満足するわけじゃないんですけども、行革、問題がちょっと違いますが、関連ですけども、行革でどうも部署の萎縮と申しますか、金がないから萎縮するという、これもまた当然といえば当然かもしれませんけども、そうじゃなくって、やはり将来ですね、我が子々孫々に何十年後にこうなりますよというようなものがですね、この事業は、確かに課長さんとこでそういうことでしょう。ただ、いわゆる部署の連絡と申しますかね、そういうのが私はあってしかるべきじゃないかなと思うんですよね。ただ単独に、これは町並みを残すでいいんですか。じゃないんじゃないかなと、基本的に思います。これで一応この分については質問を終わります。  それとですね、第二の農業問題ですけども、この問題は延々と皆さん議員が質問をしてきているところでございまして、政府の施策にのるかのらないかという大変な選択でございまして、我が市も政策にのってやろうということでございますんで、その中でですね、我々が現実に大変、何といいますか、そういう認定条件を満足できない、具体的に申しますと、例えば認定農業者なり農業者なり、団体の人たちがですね、認定条件を、例えば四町ですかね、四町とか二十町とかいう、いろいろ制約の認定の条件ございますが、その土地の地権者といわゆる権利をいただく利用権ですかね、そういうところで、どうも地権者の方が不明とかですね、ありまして、スムーズにそこの認定条件を満足できていないという現実があろうかと思うんですよ。それについて、何らかの行政といいますか、そういう力添えと申しますかね、そういうことができるんかどうかですね、ちょっとお聞きします。 ◯議長(久保繁樹君)農政課長。 ◯農政課長(山村幸夫君)農政課、山村です。  お答えをいたします。  議員さんの御指摘の件でございますけれども、そういう例につきましては、耕作者、耕作者は、まあ、農家ですけれど、土地の納税をどこがしているかを税務課なりで調査をいたしまして、多分だれかが納税をしておりますので、その納税者が管理者ということになりますので、そちらとまず交渉するのが一番早いんじゃないかというふうに思います。  また、そういう件につきましては農業委員会なりに御相談をしてみるのが一番手っ取り早いんじゃないかというふうに思うんですけれども、そういうところです。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)今、農業委員会の局長さんが来られたんで、再度お聞きしますけども、局長、よろしいですか。現実、その認定の条件をですね、私も局長にはお話をしたこともございますし、そういう認定の条件、我々は農業者、農協さん等はですね、一生懸命努力するけども、地権者の方が不明とかですね、不在地主とか相続してないとかいうような土地がですね、たくさんあると思うんですが、どのくらいあるか御存じですか。 ◯議長(久保繁樹君)農業委員会事務局長。 ◯農業委員会事務局長(塚崎秀雄君)農業委員会事務局長の塚崎です。  木下議員の質問にお答えいたします。  その分については、今、資料がありませんので、私の方も詳しくは面積、その件数等はちょっとわかりかねます。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)時間がないのであれです、簡単にお願いをしておきます。  実は、そういうことが大変ありましてね、うまくそういう条件を満足できない、要するに落ちこぼれになるというようなことになろうかと思うんですよ。側面的にそういう支援の方法、方策、事務処理、そういうことができないかということでございます。  これで質問は終わりますが、よろしくお願いします。  あ、議長、次にですね、農業問題の四点目でございますが、来年度から施行する農地、水、環境保全向上対策事業とは具体的にどのようなもの、まあ、お聞きしましたけども、この事業は、私がちょっと気になるのは、フラワーロードの東西線、これが適用できないかなと思っておるんですけど、どうでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)農政課長。 ◯農政課長(山村幸夫君)お答えいたします。  フラワーロードの東西線、今、花を植えて大変きれいにしておるんですけれども、あの分につきましてはこの事業の対象にはなりません。この事業の対象は農道でございますので、残念でございますけれども。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)わかりました。  次の五点目でございますが、国がいわゆる官から民にすべてと申しますか、移行していく施策がとり行われておるところでございますが、生産調整等につきましても例にたがわずですね、やはり民の農協団体等、農業者等に移行してくるわけですけども、我が市の農政課としてですね、何かそういう、何といいますかね、どんどん移行した、ようわかるんですけども、行革でわかるんですけども、余りにも農業者やら農業団体等の方に大変な重荷になってくるんじゃないかなと、これで長続きするんかなと、私は考えておるんです。その支援をね、課長にもお聞きするけど、なかなかお答えが出ないし、何かやっぱり考えていかないといけんのじゃないかなと思うんです。どうですか。 ◯議長(久保繁樹君)農政課長。 ◯農政課長(山村幸夫君)お答えをいたします。  議員御指摘のようにですね、国の方から、来年度からの生産調整につきましては農業団体等が実施するというふうになっております。したがいまして、市といたしましたら、本来なら、今は生産調整事務で職員を派遣しておりますけれども、引き揚げるところでございます。けれども、経済部長が御答弁申し上げましたように、生産調整がうまくいかなければ、その他の農業行政、大変な影響が出てくるということで、当然、来年度以降も市といたしましては農協と一緒になって、この政策については実施をしていきたいと、そういうふうに考えております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)ぜひ、そういう方向で、もう結構でございます。  お金がないから知恵を出していくということであろうと思います。よろしくお願い申し上げます。  それと、次、ちょっと時間がないんでいらいらしてきたんですけども、時間配分が足りない、たくさんで申しわけない。宇佐のですね、地勢と申しますか、合併をして大変大きな宇佐市になったわけですけども、私が聞いているところ、国土調査というものがどういうふうになっておるか、現状とかですね、そういうものをちょっと説明していただければ。 ◯議長(久保繁樹君)耕地課長。 ◯耕地課長(長野克幸君)耕地課の長野でございます。よろしくお願いをいたします。  木下議員の回答いたします。  国土調査はですね、先ほど部長が答弁したとおり、宇佐市で旧宇佐地区、平成十四年度、院内が平成二年、安心院が九年度に着手をして現在に至っております。まだまだ進捗率が一一・五%でありまして、低うございます。先ほど答弁のとおり、行財政改革プランの中ではですね、二十年度から事業の休止の方向性が打ち出されております。そういう関係上ですね、ことし調査をする分もございます。実施地区の完了に向けてですね、事務の整理を行いまして、また、財政等好転したら早期に事業が再開できるように努めている現状です。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)二項の公共用地に供する道路等々の十全なですね、管理ができているか。また、非課税扱いされている固定資産の修正作業等々がなされておるのか。また、実施する計画はあるのかないのか。ちょっとお答え願えますか。 ◯議長(久保繁樹君)土木課長。 ◯土木課長(末弘計夫君)土木課長の末弘です。  先ほど部長が答弁したとおりでございますが、少しつけ加えをいたしますと、現在、千二十二筆の税の修正処理を行っております。そのうち二百二十三筆の登記処理が完了しているというような状況でございます。未登記として把握済みの未登記以外についても本人の申し出によって発覚した登記処理を、そちらの方を最優先して行っておりますので、従来のこちらで把握している未登記の進捗率は現在のところ二二%ということになっておりますけど、今後とも未登記処理については積極的に対応してまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)我が宇佐市内でですね、こういう公共の用地に提供されている、いわゆる道路、公衆用道路等々がありましてね、市長さん御存じだろうと思いますけども、いわゆる昔は駄道と申しましてリヤカーとか自転車とかですね、馬車等々の通行ということで、集落内は狭い道路、それを提供しながら我々が皆さん市民、そういうことで生活をしていると思うんですよね。そういう道路に供するいわゆる個人の用地を道路としている、たくさんあるんだろうと思うんですけども、そういうところの認識っていいますか、把握はしておりますか。 ◯議長(久保繁樹君)土木課長。 ◯土木課長(末弘計夫君)議員の言われるのは里道の件だと思いますけど、この里道については平成十七年に国から譲与を受けております。本町分だけについても延長八百五十キロ、里道分だけで相当長い部分があります。これに安心院、院内を加えると、この倍以上になるような距離でございます。昔のだどうりで三尺道と、それが少しずつ広がって二メートル前後になっている、そういう分を把握しているかということでございましょうけど、その分については把握をしておりません。市道分だけの把握で今は手いっぱいでございます。  先ほど地籍調査の話がありましたけど、そこら辺のところを解決するについては、現在休止となっている地籍調査が再開をすることによって解決をするものと考えております。 ◯三番(木下一夫君)課長、もういいです。議長、ちょっと時間が、議長。 ◯土木課長(末弘計夫君)以上です。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)市長、お聞きしますけども、自分の財産として考えた場合ですね、我が宇佐市の財産、合併しました、ですね。合併が宇佐市の財産ですね。その内容がわからないというようなことになると思うんですよ、把握してないということは。私用のものを使用する、している道路があるわけですね。そういうのを市の市道じゃないからいいんじゃということじゃないと思うんですね。そう思いませんか、感覚として、感覚といいますか、要するに私の用地を提供して、生活道路で使っていますが、それを課税もしているんじゃないかなと思うんですよね。どうですか。  ということでね、もう時間がないんで、私が言いたいのは国土調査をですね、やっぱりやっていって、しっかりしたものを調査しながらですね、そういう基本的なものをつくらないかんのじゃないかと、これは私が言うわけじゃないです、皆さんそう思っていると思うんですよね。自分ところの財産は何もわからんで、どうの云々という、全く一緒でございますんで、ぜひその国土調査、行革でどうも云々ということで大変寂しいんですけども、こういうのは大事じゃないですか、どうですか。国土調査はやっていく方針に変えられませんか。どうでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)耕地課長。 ◯耕地課長(長野克幸君)議員のおっしゃるとおりでございます。一番大切な根幹をなす事業であります。行革プランに一度のったのをなかなかというのもありますけど、原課といたしましては、早期に事業を再開するべく関係課と協議をしていきます。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。
    ◯三番(木下一夫君)ちょっと時間がないですけど、済みません。一応それで質問は、この項目については終わりたいと思います。ぜひそういう、基本的なことでございますんで、やっていただきたいとお願いしておきます。  次の、住んでみたい、住んでよかった、我が市の構築についてですね、市長からいみじくも答えていただきましたが、どうも私が質問した答弁を求めるものについてですね、市長以下の、担当助役に私は聞きたかったんですよ。これは印刷ミスだろうと思います。  そこで、助役、ちょっと、この五カ年のですね、財政収支の試みの算というのがですね、私がこれで、我が宇佐市がですね、五年後、十年後、どうなるということを簡単にお答え願えませんか。どうでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)千葉助役。 ◯助役(千葉英樹君)まさに先ほどですね、市長が答弁申し上げたとおり、改革をしなかった場合とですね、改革をした場合のということで答弁したとおりでありまして、改革をしなければですね、二十年度には基金も枯渇して財政再建団体に転落すると。まあ、夕張のようになっては困るわけでありまして、そういうことにならないようにですね、財政破綻をしないように、ことしの二月に行革プランを策定いたしまして、総力を結集して策定したわけでありますが、これをまあ、進行管理がですね、今から大事でありますので、きっちり進行管理をしていけば、財政再建団体に転落するということはないと確信しておりますので、そういうことで強力に行革を進めていきたいと考えておりますので、どうか御協力、御理解、よろしくお願いいたします。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)助役、担当助役でね、我々がエールを送って、ここまで到達したのも事実でございます。しっかりやっていただいたとは思いますけどね、この二月に作成したですね、改革の試み算でですね、私が何か納得いかないところがあるんですけども、これは、何年にうちの我が市は借金が終わるんですか、我が市の借金は。 ◯議長(久保繁樹君)財政課長。 ◯財政課長(信国和徳君)財政課長の信国です。  木下議員の質問にお答えいたします。  借金はですね、正直言って、終わる年度はわかりません。毎年起債を借りておりますんで、それは十年、二十年と続いてまいります。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)答弁になっていないですよ。わからんじゃいかんじゃないですか。そうでしょう。どうも、私がちょろっと計算しただけで、まあ、二十年ぐらいかかるかなと思うんですが、どうですか。 ◯議長(久保繁樹君)財政課長。 ◯財政課長(信国和徳君)お答えいたします。  今、うちの方が起債残高が三百億ぐらいありますが、それを今後ですね、起債を借りないでいくということで試算をすれば、当然、二十年ぐらいでそれはすべて償還は完了いたします。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)いや、この表を、ほんなら私が見方がまずいんですかね。この表から計算したら十八年で終わるというふうに、三百億ぐらいの借金をね。私の見方がまずいんかな。終わらない。いやいや、毎年借りておるんだけど、毎年払ってるじゃないですか、倍以上。毎年払っているでしょう。 ◯議長(久保繁樹君)財政課長。 ◯財政課長(信国和徳君)お答えいたします。  起債をお借りしますとですね、償還期間が十年、二十年、長いものは二十五年というふうにありますんで、起債を、償還を、償還額に比べてですね、借り入れを少なくしていこうということで、将来の財政負担を少なくしていくということで計算をしておると思います。だから、新しい事業をやって、起債を借り入れなければ……。 ◯三番(木下一夫君)ちょっと議長、もういい、わかったわかった。ちょっと議長、いいですか。  いや、そら当たり前のことじゃないんですか、行革でやってるんだから。 ◯議長(久保繁樹君)木下議員、ちょっと待ってください。答弁をですね、縮めたけりゃ縮めると言うてください、そうしたら言いますので。質問を、三番 木下一夫君。  三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)ちょっと私、勉強不足かな。例えばですね、十七年から二十一年で九十九億九千二百万ですか、千、万、十万、百万、一千、一億、まあ、ぐらいの市債はどんどん、どんどんしていくんです、合計したら。これから見るとですよ。たら、支払いは公債を足していくと百八十五億、約、払うんですよ。そうすると減っていくわけですよね。だから、減っていくわけでしょう。八十五億ほど減るんですよ。一年なると十七億払うんですね、平均すると。それが、だから十八年でしまうんじゃないかと、そういう借金が減らないというような感覚では行革じゃないんじゃないですかね。どうですか。 ◯議長(久保繁樹君)財政課長。 ◯財政課長(信国和徳君)お答えいたします。  借金はですね、確かに減ってまいります。しかし、終わらないという私の答弁は悪いかもしれませんが、新たに借ると、その借金はいつまでも残っていくということで御理解をいただきたいと思います。 ◯三番(木下一夫君)わかりました。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)いや、わからんけども、わかりませんけど、また勉強しましょう。  次に行きます。ごみの減量化の有料ごみについてでございますが、大変この減量化については、すばらしい成果を上げている結果を今お聞きしたわけでございますけども、この施行に当たって、市長以下執行部、市の職員等々の方々、何か対処しながら周知をした経緯はございますか。どうですか。 ◯議長(久保繁樹君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(松本 明君)環境対策課長の松本です。  お答えします。  市としてどういう体制で臨んだかということでございますが、ことしの六月の末にですね、防災無線を使いまして、三日間ではありますが、一日二回啓発の周知の放送を行いました。その後にですね、本格実施の初日になります七月の三日及び四日の日が初日になるんですけど、その日にですね、市長初め三役、部課長、それと地区のごみ減量等推進員にお願いをいたしまして、早朝にステーションに出向きましてごみの指導、啓発を行ってまいりました。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)大変お疲れでございました。ありがとうございました。  そしてですね、一点だけ問題があると私は思うんですが、その問題というのが、実は、うちの、私ごとで申しわけありませんが、家内が皆さんと話してちょっとおかしいんじゃないか、おかしいというよりも、袋の小がですね、少し小さいんじゃないかということで、議員、ひとつ、お父さん、どげんかならんのんかえということがございまして、小はこのくらいの、持ってくりゃよかったけど、このくらいの大きさ、縦にこうするような小ちゃい袋でございますけども、それに雑誌、まあ、雑誌、これはA4かな、A4タイプの雑誌と新聞を折って入れて、重ねてこう、袋に詰めるらしいんですよ、家内の話ではね。だから、それが少し小さいんで、曲がるんで、うんと入らんとかいう話で、大変小ちゃなことばっかし言って申しわけないんだけど、そういう対応が、今発注しているんでできるかどうかわかりませんが、どうでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(松本 明君)お答えします。  今議員さんがおっしゃられているのは、多分、資源ごみの小の袋のことだというふうに思っております。確かに、資源ごみの小につきましては新聞をですね、四つ折りにした場合には重ねて入るんですけど、今言われましたようにA4サイズとなると、ちょっと小さいかなというふうに思っておりますので、次回のごみ袋発注時にですね、その辺を十分考慮しまして発注したいというふうに思っておりますんで、よろしくお願いします。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)本当、小さなことでございますけども、市民の方が満足するようなですね、行政サービスということになろうかと思いますんで、ひとつよろしくお願いします。  最後になります。何とか、何とか落ち着いたな。最後の質問でございますが、これは、総務部長がいみじくも答えていただきましたんで、ございませんけども、一件だけですね、部長にお伺いいたします。初動の、いわゆる合併して大変奥の、いわゆる大変本部から離れている、ここから安心院なんかも遠いですよね、そういうときに初動の職務、いわゆる災害だとかいう、どうするとかいう、初動の体制の危機管理体制ができとるらしいんですけども、一番初め、私が一番気になるのは、そこの支所長さんですか、が一番遠隔地の長だろうと思うんですが、その方がそういう権限があるんか、市長にあるんか、私わかりませんが、やっぱり災害の場合は、そういう権限といいますか、執行権といいますか、より早い、迅速な対応が必要なんじゃないかなと。だから、支所長さんなんか、そういう職務権限を与えているんかどうかですね、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)総務課長。 ◯総務課長(市丸恒典君)総務課長、市丸です。  お答えします。  初動体制ではございますけども、本庁、各支所それぞれ大雨とか暴風雨等のですね、警報が出た場合については、すぐ担当、支所でありますと地域振興課長の方にメール、電話が入ります、県の防災課から電話あります。本庁ですと、私の方に電話が入ります。それ等含めて担当係長、担当者まではメールなり携帯電話が入ってくるようになっています。で、一斉に警報が出た段階で、第一次体制をそれぞれの支所、本庁で体制をしくということになってますんで、御理解をいただきたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)三番 木下一夫君。 ◯三番(木下一夫君)大変質問が下手くそで申しわけなかったと思いますが、一生懸命やらせていただいた一時間だったかなと。ありがとうございました。終わります。 ◯議長(久保繁樹君)以上で木下議員の一般質問を終結いたします。  次に、一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)皆さん、お疲れさまです。一番 日本共産党の今石です。  五項目について一般質問を行います。  一項目めは、障害者自立支援法の影響について質問いたします。  一点目に、全国で障がい者自身や家族、事業所でさまざまな問題が起こっていますが、宇佐市において実施から半年がたとうとしている現在、実態はどうなっているのか、質問いたします。  二点目は、法施行によって、むしろ自立が阻害されて社会参加ができなくなる実態が起こり、大分県や他市では次々と独自の軽減策を発表しています。宇佐市の取り組みはどうなっているのか、質問いたします。  三点目は、障がいが重いほど負担の大きい内容ですが、重度障がい者の支援にどう取り組んでいるのか、質問いたします。  四点目に、十月から実施の地域生活支援事業は実施主体が市になっていますが、障がい者の利用しやすいものになっているのか。障害者福祉計画の作成が義務づけられており、取り組みが進められていますが、障がい者の立場に立った計画になっているのか、進捗状況について質問いたします。  五点目に、施設の住所地特例制度を再導入して、自治体が公平な負担に戻すように県に強く働きかけて改善をさせるべきですが、どうですか。答弁を求めます。  二項目めは、少子化対策についてです。  一点目に、十月から改正される乳幼児医療費制度について、この問題については私も毎回のように議会で取り組み、お母さん方と一緒に請願、署名など運動もしてきましたが、今議会に半年分の補正予算として二千五百万円が計上されています。県への働きかけも繰り返し要求し、今の提案は、今提案は県の制度そのままの実施ではありますが、通院対象を就学前まで拡大することは子育てにとって大変うれしいことで、行革の中の予算組みを高く評価しています。  しかし、今まで無料だった部分に一部負担金を持ち込むことは少子化対策に逆行するもので、同意できるものではありません。反対の声が大きく、多くの自治体が独自に軽減策を打ち出しているのも、そのためだと考えます。宇佐市も少子化対策を重視するなら、せめて入院時の負担、予算的にも一年間に百八十万円という予算です。その額を検討し、早期に就学前まで無料化に向けて努力するべきですが、どうでしょう。質問いたします。  二点目に、保育料の支援について、県が支援しているにこにこ保育支援事業をさらに進めるべきですが、どうですか。質問いたします。  三項目めは、教育行政についてです。  一点目に就学援助制度について、四月からの認定基準引き下げは経済的に困難な家庭をより困窮させ、子供たちの教育を受ける権利にかかわると考えますが、教育長はどうお考えですか。また、申請の仕方について、今まで年度途中におくれて申請した場合、申請を却下してきたことは大きな問題です。随時受け付けることを広報するべきですが、答弁を求めます。  二点目に、文科省と厚労省が来年度から全公立小学校で学童保育をすることを決めていますが、宇佐市はどうなるのですか。  三点目に、県は、今九月議会に認定こども園、こどものコが平仮名です、間違えました訂正します。認定こども園を十月から実施するという条例を上程していますが、拙速な実施は保育の質の低下や地域の子育て施設への影響が大きいと考えられます。宇佐市の見解を求めます。  四点目に、老朽校舎の実態をどう認識し、改善の計画がどうなっているのか。北部中学校は、二年間プールの授業がされていませんが、原因と見通しについて明確な答弁を求めます。  四項目めに、ごみの減量化と焼却場建設について。  午前中の質疑と重なる部分もありますが、一点目、現在の焼却場はいつまで使用可能なのか、実態と見通しはどうなっているのか、お聞きします。  二点目に、どちらにせよ、ごみの減量は緊急な課題となっています。ごみ袋の有料化を減量のきっかけにしたいと導入しましたが、減量するための具体策は何か。旧町はむしろ減量や分別意識が低下したという意見を聞きますが、意識向上のためにどうしていくのか、質問いたします。  三点目に、今、ごみの減量は環境問題や財政問題にかかわる重要問題という点で、職員体制をさらに強化するべきだと考えますが、どうでしょう。質問いたします。  最後に、火葬場跡地利用について。  糸口山と長洲にある火葬場跡地利用の計画はどうなっているのか。地元住民との協議を進めるべきだがどうなっているか、取り組みを質問いたします。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。再開は十五分からといたしますので、時間厳守でよろしくお願いいたします。                    休憩 午後四時〇七分                 ──────────────                    再開 午後四時二〇分 ◯議長(久保繁樹君)休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで、本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。  それでは、今石議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  一番 今石議員の御質問にお答えいたします。  四項目め、ごみの減量化と焼却場建設について。  まず、一点目、現在の焼却場はいつまで使用可能か、実態と見通しはという件でありますが、当施設は昭和五十七年に稼働し、既に本年で二十四年が経過しており、国が定めた耐用年数を超えている現状であります。また、平成十三年から十四年にダイオキシン類対策工事として排ガス高度処理施設の改造を行い、国の定める基準をクリアし、現在稼働しております。焼却施設は、市民生活に密着した重要な施設であるため、新施設の完成までは設備の計画的な点検、整備が必要であると考えております。今後も適正なごみの処理を実施するとともに処理能力の維持を図ってまいります。  二点目、減量するための具体策はという件ですが、ごみ袋の有料化によって排出者責任のもと、市民一人一人がごみ問題について意識を持つことでごみの発生を抑え、リサイクル活動を起こす動機づけになると考えております。具体的には、新年度より紙パック、蛍光管、乾電池の拠点回収を行います。また、リサイクルウエア、電気式生ごみ処理機、自家製堆肥製造器等による一層のごみ減量を促進を図ってまいります。  安心院、院内地域につきましては本年七月より白色トレイの回収を実施し、平成十九年度からは古紙類の回収に取り組みます。さらに、市民のごみ減量に対する意識向上のため、広報、チラシなどの広報媒体の活用、廃棄物減量等推進員による指導、啓発を進めてまいります。  三点目、職員体制をさらに強化するべきだがという件でありますが、有料ごみ袋制度の導入や、ごみ減量化、環境保全などを推進するには、職員体制の充実も必要と考えられますが、現在、市を挙げて行財政改革を推進中でありますので、今後の状況を見ながら対応してまいります。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については教育長、担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願いいたします。  終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、三項目めの教育行政についての(一)と(四)を、教育長 半田 剛君。 ◯教育長(半田 剛君)教育長の半田です。  一番 今石議員の御質問にお答えいたします。
     教育行政についての一項目め、就学援助制度についてですが、本年度、他市の状況や財政状況等から認定基準を変更いたしました。認定基準を引き下げることによる影響については本年度の末にまとめるようにしてあります。年度途中の就学援助費の申請や受け付けについては、学校長を通して保護者への説明や広報での周知の工夫もしていきたいと思っております。  次に、四項目めの老朽校舎についてですが、昭和四十五年以前に建築した校舎は十棟ありますが、安全性や緊急性を考慮して修繕を行っています。今後は耐震化優先度調査を実施し、優先度を決め、施設整備計画を作成することにしております。  北部中学校のプールにつきましては、平成十七年度は校舎改築工事に伴う危険性があったので、学校と協議をし、中止しました。ことしの夏にはプールへの受水の準備を始めたところ、ろ過器が不調であったため修理を行い、六月二十八日に学校へ引き渡しました。その後、学校は行事との関係でプールの使用はできなかったと聞いております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)次に、一項目めの障害者自立支援法の影響についてと、二項目めの少子化対策についてと、三項目めの(二)と(三)を、福祉保健部長 坂口俊秀君。 ◯福祉保健部長(坂口俊秀君)福祉保健部長の坂口でございます。  一番 今石議員の御質問にお答えをいたします。  一項目め、障害者自立支援法の影響についての一点目、一割負担導入の影響についてですが、一割負担導入によって、障がい者自身や家族、事務所へどのような影響が出ているのか、アンケート等による実態調査はいたしておりませんが、通所や入所者で一割負担導入によって退所した人は宇佐市では一名です。十月から自立支援法が本格的に施行されますので、今後の動向を注意しながら対処していきたいと考えております。  二点目の、市独自の支援策についてですが、宇佐市では在宅サービス利用者は増加しているのが現状で、自立を阻害しているとは考えていません。しかし、制度としての支援は、障がい者の自立にとって、まだ十分とはいえませんが、その人らしい暮らしが実現するように、人と人とのかかわり合いをつくるための宇佐市独自のさまざまなネットワークを制度の活用とあわせ、構築していきたいと考えています。  三点目の、重度障がい者の支援についてですが、今回の利用者負担は、障がい者にとって収入に占める割合が大きいことは否めません。障害が重くても地域で普通の暮らしを保障していく障がい者福祉は必要と考えています。当事者の皆さんのニーズを大切にした地域生活支援や利用しやすい施設づくり等を推進してまいりたいと考えています。  四点目の、障害者福祉計画の作成についてですが、今回は、新たな芽出しの地域生活支援事業となっていますが、移動支援事業など今後改善を図りながら実施していきたいと考えています。計画については、当事者を初め多くの方々の御意見を伺い、計画づくりを進めてまいりました。計画で盛り込まれたことを実現していくための仮称でございますが、共に生きるネットワークと称した宇佐市地域自立支援協議会や地域生活支援ネットワーク、地域移行ネットワーク、就労支援ネットワークをつくり、障がい者を中心に据えた施策を推進していくことを考えております。なお、進捗状況については、計画策定はほぼ完了いたしております。  五点目の住所地特例についてですが、宇佐市としては、今後とも県に強く要望してまいりたいと考えております。  次に、二項目め、少子化対策についての一点目、乳幼児医療制度についてですが、市としては、少子化対策の充実及び子育て家庭の経済的支援のため、乳幼児医療費助成事業として対象年齢を就学前まで拡大を図ります。  御質問の入院時の負担については、食事療養費のことと思われますが、他制度との平準化のため、食事療養費などの一部負担をお願いすることになります。  二点目、にこにこ保育支援事業についてですが、現在、県が行っているにこにこ保育支援事業は、保育所に入所している場合、第二子三歳未満児に対して保育料の二分の一の減免、第三子以降三歳未満児に対し保育料の全額免除となっています。宇佐市が行っているにこにこ保育支援事業は、第三子以降三歳未満児に対して保育料の全額免除、一時特定保育事業に係る利用料の全額免除を行っています。  御質問は、第二子三歳未満児に対して保育料二分の一の減免実施ではないかと思われますが、厳しい財政状況の中、現時点での実施は困難であります。  次に、三項目めの二点目、学童保育についてですが、来年度から児童の総合的な放課後対策として、放課後子どもプランの創設が文部科学省、厚生労働省の連携のもとに発表されております。発表資料によりますと、文部科学省の事業として、来年度から新たに放課後子ども教室推進事業が創設されることになっておりますが、現在、宇佐市で取り組んでいる放課後健全育成事業は、厚生労働省の事業としてこのまま継続していくものと考えております。市といたしましては、詳細がわかり次第、検討してまいりたいと考えています。  三点目、認定こども園についてですが、認定こども園は、就学前の子供に関する教育、保育などの総合的な提供の推進に関する法律として、平成十八年十月一日より施行するものであります。この認定こども園は、幼稚園、保育所などのうち、親の就労の有無にかかわらず就学前の子供に対し教育と保育を一体的に提供する機能と、すべての子育て家庭を対象に、地域における子育て支援の機能の両機能を備え、基準を満たす施設は知事から認定を受けることができるとされております。  期待される効果としては、安心感、利用施設の継続、子供が切磋琢磨し健やかに成長する環境づくり、保育所待機児童の解消、在宅で子育て中の母親に対する子育て支援サービスの充実などが上げられています。  今後、認定こども園の取り組みについては、地域保育の実情や保育ニーズなどを考慮する必要があると考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)最後に、五項目めの火葬場の跡地利用についてを、市民生活部長 赤峰克己君。 ◯市民生活部長(赤峰克己君)こんにちは。市民生活部長の赤嶺でございます。  一番 今石議員の質問にお答えいたします。  五項目めの四日市と長洲火葬場の跡地利用の件についてでございますが、取り壊しについては新葬斎場供用開始後に計画しております。四日市火葬場の周辺は、糸口山公園や国有地がありますし、防空壕や軍需工場跡地もありますので、安全性や歴史的なものを考慮しながら、周辺整備も含めて検討してまいります。  また、長洲火葬場周辺は、特に墓地が密集しておりますし、関連する伝統行事等も行われております。いずれにしましても、二つの施設の跡地利用は、地元や関係機関と十分協議の上、進めてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)以上で今石議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)一番 今石です。  順次、再質問いたします。  一点目の、障害者自立支援法の影響についてですが、答弁をいただきました、まず、実態についての認識なんですけれども、新聞なんかでも大変大きく取り上げられています。この実施によって一割、原則一割の負担ですね、これが大きくやはり障がい者にはのしかかかっていて、サービスの利用を控えたりですね、施設からは数字で見れば一人というお話でしたけれども、やはり大変な悩みを持っていらっしゃると思うんですね、障がい者自身ですね。宇佐市は、それこそ障がい者一人一人に担当の方が招いて実態調査なんかされていると思うんですよ。事業所もやはり補助金が減らされるし、この五年間で施設の形態の移行ですね、それも迫られていて、どちらにしてもかなりの減収で、継続も困難という状況、それぞれの施設が持っていると思います。  そして、それに伴って、その職員もですね、給料が減らされたりですね、専門職も削られたりと、本当に厳しい実態を把握されていると思うんですが、先ほどの答弁では余り影響がないと、十月からの本格実施での様子を見たいというような答弁だったんですけれども、再度その辺をどうとらえているのか、答弁を求めます。 ◯議長(久保繁樹君)福祉課長。 ◯福祉課長(樋田健治君)事業者の減収もありますが、何よりも新しい事業体系の報酬は現行より大幅に減となっており、新事業へ移行できないのが現状でございます。早目に移行する事業所については何らかの対応が必要と考えております。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)事業所について答弁いただきましたけれども、今、大分県がとてもすぐれた制度をですね、この八月末でしたか、発表しました。私も四つの施設に調査に行きましたけれども、ある授産施設では、施設長がですね、利用者が一割を負担すると利用料が工賃を上回ることになって利用料を取ることができないと言われていたんですけども、これが、この八月の県の独自に利用者への奨励金を出すという、この制度ですね、一日に三百六十円、二十二日で七千七百円の本人への支援になりますね。それとあわせて児童デイの利用料についての支援打ち出しましたけれども、この制度、宇佐市ももちろん負担金がありますので、実施をするのかですね、もし実施をするのならば対象者と試算をどれぐらいに見ているのか、答弁を求めます。 ◯議長(久保繁樹君)福祉課長。 ◯福祉課長(樋田健治君)お答えいたします。  県の実施している支援策についてですが、宇佐市も実施していきたいと考えております。  次に、対象者と試算ですが、就労継続サポート事業で、これ、十月より六カ月分で試算したものでございますが、対象者数九十五名、百九十九万五千円です。  次に、児童デイサービス利用、対象者数十三人、同じく六カ月間で七万二千円、合計三百十一万五千円となっております。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)この実施については、施設の関係者や利用者が、本当、全国的にもほかの県にはないようなね、すぐれた制度で、一割負担分には足りないけれども、工賃を補助するのに大きな支援になるというふうに評価をしております。宇佐市でも実施をするということで、それは評価をしたいと思います。  その県の制度に加えてですね、県下にはこれに加えて単独で、利用料が国の限度額ではまだ高くて障がい者が困るからということで限度額を引き下げるなどの軽減制度を独自につくっています。大分や別府、日田、それときのうは議案質疑の中で高田も実施をするということで、中津も十二月には検討を考えているようですけれども、宇佐市も独自で、この一割負担についてですね、軽減制度を実施すべきと考えますけれども、いかがでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)福祉課長。 ◯福祉課長(樋田健治君)お答えします。  これ、国としても想定していなかった課題等がいろいろと出ているため、現在、見直し部分も多くあるようでございます。宇佐市としてもいろいろな問題点もありまして、現時点での減免実施は考えていません。減免制度のみに傾注するのでなく、新たな利用などに対して対応が必要ではないかと考えています。  また、利用の減免もですが、宇佐市としては市独自の事業として、事業サービスの充実を図りたいと考えています。  それと、対象者数と試算ですが、推定二十八人で、百十九万円の試算となっています。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)この市独自の軽減制度についてはしないという御答弁でしたが、私、この軽減制度、とても大事だと考えているんですね。これは、国が今打ち出している応益負担に対してやはり実態が大変な状況になっていて、やはり自治体が防波堤の役割というのか、そこで軽減制度を設定しているわけです。対象が二十八人ということだったんですけれども、本当に障がいが重くてね、利用の多い方にとっての支援策となるので、これはぜひ実施すべきだと考えますけれども、この法律自体、国のその法律自体が本当に問題だと思うんですけれども、生存権をも奪うというのか、生きていくのに必要な、欠くことのできない、そういうサービスなんですね。これについての利用料、一割負担ということなので、もうここは最優先をしてやるべきことだと考えています。  四月からの一割負担の実施によって負担金が発生して収入が入っている、その分が宇佐市の予算としては削られていると思うんですけれども、年間にこの負担金、一割負担というのはどのぐらいになっているのでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)福祉課長。 ◯福祉課長(樋田健治君)その金額については、まだつかんでいません。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)全国的にもこの利用料がふえた分ですね、これを使って軽減策を実施されていると思います。やっぱり他市の状況を見てですね、このことをぜひ検討していただきたいと思うんですが、検討についてはいかがでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長(坂口俊秀君)福祉保健部長 坂口です。  この件について、私の方から若干説明させていただきたいと思いますけれども、宇佐市は、この障害者自立支援法の計画策定について、大分県内の他市に比べて相当早い時期に着手をいたしました。その当時、基本的な考えとしてですね、一割軽減策については当分見合わせると。ただし、市町村で任意事業というのがございますので、その整備、充実に力を入れるという形で、当初計画スタートいたしました。  計画策定が進む中で、他市の状況を聞いてみますと、大分市、それから日田市、別府市等がですね、軽減策を打ち出すという情報もいただきましたけれども、その時点で、私ども再度協議をいたしまして、特定の方に恩恵を与える方法も一つでございますけれども、広くサービスを利用していただくという基本的な考えを持ちまして、一割負担は当分見合わせて任意事業の充実に力を入れるという形で計画を策定を進めてまいりました。  以上です。そういうことで御理解をいただきたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)今の御説明の中で、特定の方に恩恵をするよりはっていうふうに言われました。地域生活支援事業などね、そういう広くサービスを充実させることはもちろん大事なんですけれども、この一割負担の上限を下げるっていうことは、特定の方に恩恵というよりは、本当に困ったところにですね、必要なサービスなんですね。障がいが重複していて本当に重い方が一日生活をするのにホームヘルプサービスをたくさん使わない方いらっしゃいますよね。人数にしてみれば少ないかもしれないけれども、その人たちが生きていくのに必要なサービスなんですから、これは特定の恩恵というような認識ではなくて、やっぱりここは支援する、やっぱり弱い方にとってですね、温かい政策をぜひ実施してほしいと思います。  まあ、いろいろ協議した結果と言われたので、すぐにということにはならないかもしれないんですけれども、再度協議をしていただくように求めますが、いかがでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長(坂口俊秀君)お答えをいたします。  当然、利用される方、負担が大きいというのは、私どもは十分承知をいたしております。きょう御質問いただいた部分を念頭に置きながら、今後推移を見ていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)先ほど、宇佐市は地域生活支援事業に力を入れているというふうに言われました。十月からこれが実施をされますけれども、宇佐市が独自にね、何を重点的に行うのかというのを、わかりやすく、私は説明が下手くそなんですけども、わかりやすく答えてください。 ◯議長(久保繁樹君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長(坂口俊秀君)それじゃ、お答えいたします。  地域支援事業、自治体が独自に取り組む任意事業と、それから必須事業がございまして、選択する任意事業にいたしましては生活サポート事業、それから居住サポート事業など、いろいろございます。宇佐市で取り組む事業にいたしましては移動支援事業、それから地域活動支援センター事業、生活サポート事業等でございます。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)どこを重点的にっていうのがですね、多分、今説明いただいたのは、全県大体一緒なんではないかと思うんですね。  宇佐市が支援を、力を入れているって先ほど言われたので、どの部分をですね、力を入れられているのかっていうのを。 ◯議長(久保繁樹君)福祉課長。 ◯福祉課長(樋田健治君)お答えします。  制度のみでは、障がい者は地域で安心して暮らしはできません。二十四時間いつでも相談でき、地域の人たちとのつながりをつくっていく、そうした相談支援事業に力を入れていこうと思っています。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)いただいた資料で、確かにその地域相談事業っていう予算枠なんかがかなりあるので、そこが役割を果たしていくことを期待していますけれども、利用料ですね、利用料が有料の部分も無料の部分もあります。この利用料を何とか無料にしてほしいという市民の要望がありますけれども、この辺についてはどういう努力をされていますか。 ◯議長(久保繁樹君)福祉課長。 ◯福祉課長(樋田健治君)お答えします。  利用料の減免について、生活保護者、それから市町村市民税非課税の方は無料、それから市町村民税所得割二万円未満の方が五%となっております。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)これは、宇佐市が独自でというふうに理解していいんでしょうかね。結局、利用料については非課税の方は発生をしないということですね。これは世帯単位ですか、個人で見るんでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)福祉課長。 ◯福祉課長(樋田健治君)お答えします。  課税調査の範囲ですが、二十歳以上、二十歳未満の既婚者、この方本人もしくは配偶者。次に二十歳未満の未婚者、これは保護者または主たる主計者となっております。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)これについては、現実的にはほとんど無料でこのサービスが受けられるということだと思いますので、宇佐市の取り組みを大変評価をしたいと思います。障害者自立支援法について最後なんですけれども、広瀬県知事もやはりこの自立支援法の影響をですね、大分県は早い時期にアンケート調査なども行っておりますけれども、大変問題のある制度だということで国に改善を求めておりますけれども、宇佐市としてもぜひさらに実態をつかみですね、問題点などを国に改善を求めるべきだと思いますけれども、その辺どうでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)福祉課長。 ◯福祉課長(樋田健治君)お答えします。  状況を見ながら、今後も国に働きかけていきたいと思っております。
     以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)次に行きます。  二項目めの少子化対策について、市長にあらかじめ新聞の切り抜きをですね、お渡ししているので、九月三日の合同新聞のコピーがあると思います。ぜひ見ていただきたいのですけれども、これは、十月から県が制度を見直すということで、同時に県下各市がですね、さらに無料を続けるということで独自に取り組みをしています。別府市、佐伯市、杵築市、日田市、津久見市、豊後大野市、竹田市、このような自治体が三歳まで無料を打ち出しました。今まで無料だった部分は無料にするとかですね、やはり一番病院に行く頻度の高い未満児の問題をとらえてのことだと思いますけれども、宇佐市でもこの声がかなりあるんですね。私どもも運動してまいりましたけれども、市民の方の中からも、この合同新聞の記事を読んでですね、宇佐市が載っていないのでがっかりしたと、運動も頑張ったのに何で声が届かないのかなというような感想を言われていました。  市長、この市民の声に対して、実施をすべきだと思いますけれども、どうでしょうか。答弁求めます。 ◯議長(久保繁樹君)健康課長。 ◯健康課長(永岡早巳君)健康課長の永岡です。  お答えをいたします。  現時点では、無料化、全面無料化については考えておりませんが、今後、県にそういう働きかけ、またはそういう状況、周囲の動向、そういうのを見守りながら取り組んで、前向きにいきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)動向はですね、本当に無料化を望む声は大きいんですよ。この制度が発表されて、すぐにお母さんたちが署名運動もしていますけれども、現在千五百ぐらい集まっているようです。やっぱりその声にこたえてですね、ぜひ、今答弁にもありましたけれども、前向きな検討をぜひお願いをしたいと思います。中津市も十二月議会で実施を検討しているような話も聞いております。他市の状況なども見てですね、宇佐市でも本当にここも優先されるべき問題だと思いますので、実施を要望します。  次に、県が奨励しているにこにこ保育支援事業についてです。これも繰り返し要求している内容なんですけれども、保育料の支援っていうのも、子育てにとってとても重要です。これの要望も民間園の園長会などでも出たというふうに聞いております。県が今年度も二億八千万円の予算を組んでですね、自治体に実施をするようにということで、奨励をしています。公立園に対する第二子の実施ですね、これは、杵築と豊後大野市が今年度新たに実施を始めています。やっぱりこれ、少しずつふえていくので、宇佐市もおくれないように、これ、子育て支援にとって有効な施策というふうに担当課として考えておられるのか、そこを答弁ください。 ◯議長(久保繁樹君)福祉課長。 ◯福祉課長(樋田健治君)これ、議員、質問のことはよくわかるんですが、第二子三歳未満児に対しての保育料二分の一、これ、減免については、現在、大変厳しい財政状況の中、現時点での実施は困難であります。今後は、情勢を見ながら考えてはいきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)これ、対象が九十二人ですね。試算では七十五万五千八百五十円というふうにいただいています。高田や日田市もやっていますね。それに加えてですね、このにこにこ保育支援事業は認可外も対象にしています。これも、私、繰り返し質問してまいりましたけれども、今までの答弁の中では、保護者の経済的負担を軽減することにより、子供が健やかに生まれ育つ環境を整備する観点でいえば、有効な施策だと認識しているという、そういう答弁をいただいています。どんな保育園の形態でも、そこに子供がいる限り、児童福祉の理念に基づいて、子供に支援するべきだと考えます。これもですね、認可園と同じように認可外からも保護者の方も担当課の方に足を運んでですね、要望していると思いますので、ここもあわせて検討していただきたいというふうに要望します。  三番目に、教育行政についてですね。この四月から認定基準が引き下げられました。財政状況が悪いので仕方がないという、そういう教育長の御答弁だったと思いますけれども、県下の水準を調べると、本当にまちまちなので私もびっくりしたんですけれども、義務教育を受けるのに、その支援する水準がですね、そうやって違うというのが、とてもおかしなことだなというふうに思います。臼杵と津久見は保護基準の一・五倍ですね。そして佐伯は一・三倍、大分市が一・二五倍、宇佐市が今度一・三から一・二倍になったんですけれども、宇佐市より低いのが中津、竹田の一・一倍でした。これも未来を担う子供たちの声として、やはり教育はしっかりした保障をしてほしいと考えます。本当はもとに戻してほしいという声を聞いていただきたいんですけれども、せめて国に対してですね、こういう国庫負担の削減に対して意見を述べる、意見を上げていただきたいと思いますけれども、どうでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(辛島亮一君)学校教育課長 辛島でございます。  御質問にお答えしたいと思います。  認定の基準の引き下げにつきましては、今、議員がおっしゃったとおりでございます。しかしながら、途中、年度途中の急激な家庭状況の変化等に伴う申請もそのつど受け付けておりまして、そちらに対する援助の方も広がってきていると思っております。広く子供たちの教育を受ける環境を整える上での援助は広げていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)この制度を十分活用して援助を広げていきたいという答弁でした。途中申請を断るということなど、これからはないと思うんですけれども、申請の方法としてですね、随時受け付けをするということを、やっぱり明記するべきだと思うんですけれども、その辺いかがですか。 ◯議長(久保繁樹君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(辛島亮一君)お答えいたします。  年度途中の申請等につきましても受け付けを随時しているということの広報の方法について、これまで学校等、それから窓口等に、それから広報等で御案内をしてまいりましたけども、伝わり方にまだ不十分なとこがあるのではないかという御指摘だと思いますので、今後、広報の方法を、先ほどの教育長の答弁にありましたように、各学校に周知を図ったり、窓口等で掲示をするように心がけていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)はっきりわからなかったんですけれども、随時受け付けをするというふうに明記をしていただけるということで、よろしいんでしょうか。 ◯学校教育課長(辛島亮一君)はい、そのように思っております。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)次に、学童保育についてですけれども、これも新聞報道や、おとといはテレビで特集番組もあったそうで、本当に急なことで、私もびっくりしているんですけれども、来年の四月から全公立の小学校で学童保育をするというようなことを国が打ち出しております。これについて、先ほど保育の福祉の課の方からは答弁いただいたんですけれども、教育委員会としても、これが、今、国が提示しているわけですが、前向きに取り組みを検討していくというふうに理解してよろしいんでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)教育次長。 ◯教育次長(松本公則君)お答えをいたします。  実は、ここの質問書の中にも出てくるんですが、国が確かに来年度から約一千億円予算化してという報道がなされておりますが、御案内のとおり、まだ文科省がするのか、厚労省がするのかすらもはっきり決まっていないというふうに思っていますし、私どもの現場サイドでもまだそういった説明を全然受けていませんので、現時点では、少なくとも、今行われております、福祉サイドで行われている放課後児童クラブのスタイルと似たようなスタイルで、もしやるとしたら、現時点で、恐らく全国的に現場としては戸惑っていると思いますが、ああいったスタイルでの教室を利用した学童保育というのは、私どもとしては非常に難しい、困難な状況だと思っております。予算的な問題も含めて、現時点では先がちょっと見えませんので、今後、国と県の取り組みの状況を見ながら、所管も含めて動向を見ながら検討してまいりたいと思っております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)そうですね、本当に不透明な政策だとは思っているんですけれども、やっぱり放課後の子供たちの安全というのは、今やっぱり問題というか、大事にされないといけないことなので、その辺を福祉と教育委員会が協議して進めていただきたいなということを要望しておきます。  認定こども園についても、これも、また不透明な問題なんですけれども、でも、この九月議会には県に条例が出されています。十月から実施ということでね、特に影響があるのは公私立保育園、公はどうかわかりませんけども、私立の、幼稚園ですね、幼稚園がね、対象年齢を広げることができるということがあるんですけれども、これについては、答弁にもあったかとは思いますけど、本当十分そういう就学前の子供たちにかかわっている施設やですね、利用者や、本当にさまざまな声を聞いて取り組んでいってほしいなというふうに考えていますけど、幼稚園の管轄であります教育委員会ではどうお考えでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(辛島亮一君)学校教育課長です。  お答えいたします。  私立の幼稚園の所管は県の生活環境部の私学振興青少年課というところにございます。ですから、直接的には教育委員会の所管ではないんですが、今回の認定こども園の認定につきましては、先週行われました県の説明会で、窓口は県の福祉保健部少子化対策課が窓口となって、認定の審査は県の生活環境部の方で行うものというふうに説明会で伺ってきております。  以上、現在のところはそこまででございます。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)次に、老朽校舎の実態について質問いたします。  資料をいただきましたけれども、今学校から改修の要望が上がっている資料を見てびっくりしたんですけれども、数えてみたら九十九項目ありました。各学校から要望が上がっている、体育館床部の修理、ピアノが落ちそうとかですね、プール底の修理とか、さまざまな項目なんですけれども、この取り扱いについては改修がどういう形でやられるのかというのを、ちょっと教えてください。 ◯議長(久保繁樹君)管理課長。 ◯管理課長(安部忠義君)管理課長の安部でございます。お答えします。  先ほど議員の指摘のとおり、ことし四月から八月までの各学校よりの校舎、体育館、プール等の修繕が九十、私、八件と見たんですが、要望が出ております。その件につきましてはすべてではありませんが、できる限りの要望に沿うように努力してまいっております。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)わかりました。この改修項目については大体実施できているという、実施していく、今年度じゅうには片づくという問題なんですね。 ◯議長(久保繁樹君)管理課長。 ◯管理課長(安部忠義君)緊急性を考慮しながら、すべて、先ほど言ったように、すべてではありませんけどが、緊急性を考慮しながら、できる限りの努力をしていきたいというふうに考えております。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)よく一般質問でも取り上げられるんですけど、やっぱり宇佐市の教育施設が大変老朽化していて悪いということは、多くの方が言っていることです。私も今回、やっぱり、かなり傷みが激しいような学校には行ってみましたけれども、窓がサッシでないところなんて、まだ幾らでもありますし、改修しても改修しても、もとがやっぱり古いのでね、また修理という、その繰り返しだというふうに先生方も言われておりました。  やっぱりここには子供たちの教育現場なので、予算をぜひふやしてほしいなということを要望します。  プールに関してですね、これも改修がかなり出ていますけれども、実際、北部中学校の子供たちは二年間泳いでないんですね。こういう実態が津房もプールの改修が出ていましたけれども、横山小学校もプールを改修していて泳ぐのがおくれたというふうに聞いています。プールの問題は、今、安全の問題で、事故があった関係でかなり注目もされているんですけど、宇佐市の現状は泳ぐ前の段階というか、そんなとこがとても悲しいなと思いましたけれど、大変厳しい状況の中ということですけれども、ここはやっぱり、ここも大切なところなので、優先して修理もしていただきたいなというふうに思います。  校舎を優先度調査をして建設計画も立てたいという答弁でしたが、これはいつまでにできるんでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)管理課長。 ◯管理課長(安部忠義君)学校施設につきましては、現在、耐震化の推進また老朽化の整備に、今後継続的に行うことに対して多くの予算が必要になることから、大変厳しい財政状況の中で、計画にどういう形で進めていくかというのが大きな課題と私は思っております。まず、耐震化優先度調査を行うことに対して耐震化の優先順位を決めて、それから診断及び耐震化を計画立てていくわけでございます。それから、改修にするのか、改築にするのかという方向づけを決めて、耐震化事業を今後進めてまいりたいと思っております。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)なかなか進みそうにないようなお話でしたけれども、早急に計画ぐらいは立てて、ちょっとずつでもですね、緊急度の高いところから実施をしていただきたいというふうに思います。  四点目、ごみの減量化と焼却場建設についてです。焼却場に関しては先ほども質問がありましたけれども、焼却がストップする可能性について、ストップしたときは四、五日はもつんだと言われましたが、そこの根拠はなんでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)清掃事業局局長。 ◯清掃事業局長(南 耕治君)清掃事業局の局長の南です。  ただいまの再質問にお答えいたします。  四、五日というのは、安心院の不燃物処理場にかなり広いところがあります。そこに四、五日ぐらいはストックはできるということでございます。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)耐用年数も既に超過していると、もしとまったときにも四、五日は可能でもそれ以上のことはわからないと思う、本当にこれ緊急な課題だと思うんですね。やっぱりこの実態をですね、広域が検討するなら広域に伝えて、まあ、それはされているんだと思いますけれども、協議をしながら具体化を進めるべきだと思いますが、広域にですね、この実態、きちんと伝わっているでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)清掃事業局局長。 ◯清掃事業局長(南 耕治君)お答えいたします。  焼却場建設に関する質問でございますが、この件につきましては午前中、宮丸議員の質問に部長が答弁しましたとおり、宇佐高田地域広域市町村圏事務組合に事務を委託しておりますので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)何で控える問題なのか、ちょっとわからなかったんですけど、やっぱりこれ、市民としては本当に不安ですよね。ごみの問題は一日たりともね、やっぱり焼却施設が壊れるかもしれないという、そういう危機の状態を放置しているということが、大変不安です。私は、次の質問で減量化についてですね、そのごみ焼却場を継続させるんでも、新たにつくるんでも、ごみの減量というのは、本当にこれ緊急の課題だと思っていて、今の担当課の取り組みは、ただ有料にしただけで、具体的な努力をもっとしないといけないんじゃないかということを要求したかったんですけれども、時間がないので、また後の方につなげて、私、五番目の火葬場の跡地利用について、最後に質問いたします。  これ、新火葬場が一月に供用開始ということなので、一月末で閉鎖をされるということなんですけれども、糸口山の要望や長洲の要望ですね、やっぱり以前焼却場があったり、新火葬場建設でも候補地になったりして、大変市民は振り回されてきた経緯などもあってですね、今回、閉鎖された後の要望、糸口山では道路の側溝がないとか、軍需工場があった関係で、移り住んでいる方が多くて、墓がない方がおられるので墓地が欲しいとかね、いろんな要望も持たれています。長洲では灯籠の焼き場をつくってほしいとかですね、そういう市民の皆さんの要望を聞いて検討すべきだと思いますが、その辺、答弁お願いします。 ◯議長(久保繁樹君)葬斎場建設推進課長。 ◯葬斎場建設推進課長(溝口 孝君)葬斎場建設推進課長の溝口でございます。  お答えを申し上げたいと思います。  オープンが一月三十一日を予定をしております。で、三施設ございますけど、本当に今まで地元の方々には御迷惑をおかけしてきましたので、跡地利用につきましては十二分に地元の方々と協議した上で対処してまいりたいというふうに思っております。 ◯議長(久保繁樹君)以上で今石議員の一般質問を終結いたしますが、しばらくお待ちください。今、清掃事業局の業務第二課長から訂正の申し出がありましたので、訂正の発言をさせます。  第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(大隈 勲君)業務第二課長の大隈です。  先ほどうちの局長がですね、四、五日間、安心院の方に仮置きができると言いましたけども、ピット内の方に訂正してください。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)以上で訂正を終わります。  これで、今石議員の一般質問を終結いたします。  次に、三十一番 加来栄一君。 ◯三十一番(加来栄一君)三十一番の加来でございます。  八日に告示されました総裁選に立候補しています安倍晋三さんの著書で、『美しい国へ』が出版されました。副題としまして、「自信と誇りのもてる日本へ」とあります。  その序文に、わたしは政治家を見るとき、こんな見方をしている。それは「闘う政治家」と「闘わない政治家」である。  「闘う政治家」とは、ここ一番、国家のため、国民のためとあれば、批判を恐れず行動する政治家のことである。「闘わない政治家」とは、「あなたのいうことは正しい」と同調はするものの、けっして批判の矢面に立とうとしない政治家だ。  「闘う政治家」の数が少ないのは、残念ながら、いつの時代も同じだ。  わたしは、つねに「闘う政治家」でありたいと願っている。それは闇雲に闘うことではない。「スピーク・フォー・ジャパン」という国民の声に耳を澄ますことなのである。  人の意見は取り入れること、聞くことだと本には書いてあります。
     市政に携わる人々に十分通用する言葉だと思いました。そのような中で、私にとって議会で取り上げたことが県や国で実現したりすると、自分の考えも間違っていなかったのだと気づき、一人で喜ぶこともうれしいものです。  三月の議会で、私が僻地手当の削減の発言をしました。手当創立より五十年近い時代の変化、道路事情や車の進歩に応じていないという内容でした。新聞に県教委が三つの手当削減を示しました。僻地手当を一ないし五%下げて、二ないし二二%にする、八百二十人対象。山岳教育手当、給料月額一〇%上乗せを五%に、対象人数が四百四十二人でございます。定時制、通信高校の教員対象給料月額一〇%支給を、定時制を五%、通信制を三%、対象人数は百三十六人です。それによって二億六千万の削減効果が出ました。だれも気づいているが、それを実行するかしないかで、大きくむだがなくなることがわかりました。正論はいつか通ずるものだと思っております。  今は不安の世の中になっています。毎日考えられないような現実が起きています。プールで小学生が給水口で死亡しました。これは、下請け丸投げの指定管理者制度の犠牲だと私は思います。子を殺す親、親を殺す子供、まさに殺人列島で、さらに拝金主義で、日々の新聞紙面の大半が埋まる今の時代、これは自己調整能力の欠落と、孤独社会になり相談相手がなくなったのが大きな原因を占めているそうです。今こそ心や精神を洗う洗剤が必要なのかもしれません。  このような世の中になったのも、政府が政策を誤り、アメリカの言うままに後を追ったためです。日本はいつもアメリカの十年後の社会現象が出てきています。賞味期限ももう少しで切れる小泉内閣には一日でも早い退陣を祈るばかりです。  地域全体が沈んだり、高齢者、弱者に痛みが集中しております。国民は総理は選んだけど独裁者を選んだ覚えはないというのが本音であります。改革に皆さんが疲れてきております。官から民へ、中央から地方へという言葉はありましたが、本人は説得をしない、調整をしない、妥協をしないという、三ない主義で日本を壊してしまいました。人を排除する点では天才的だが、育てるという点では実績がない、これも特徴であります。おなかに子供がいる自分の奥さんまで排除してしまいました。  特に最近目につくのが市場原理主義と規制緩和で、大きい企業、金持ちに有利なことばかりしてきました。確かに、規制緩和の経済効果も九七年から〇四年までで七兆四千億円あり、国民一人当たり五万七千五百四十二円の割合であったのも事実ですが、残念なことに格差社会がますます広がってしまいました。IT企業や証券、銀行、大手製造業などが金融緩和でぼろもうけをし、人々に汗をかいてまじめに働くことがばからしさを植えつけてしまいました。若者の夢や将来の希望のない、立ち直れない世の中になったような気がします。  ふえるのはニートとフリーター、今、父はリストラ、子どもはニートという言葉が家庭でよく言われております。都市と田舎、大企業と中小企業、正社員と非正社員、富裕層と貧困層と、二極化が進み、所得格差、賃金格差、職業、学歴、すべてに格差が今までより大きく出てきました。国家の品格を書いた藤原正彦氏も、国柄を壊してしまった、次の人は小泉路線を継承しない方がいいと言っております。  宇佐市でも、また市内で、柳ケ浦、個人のお菓子屋さんが九月で廃業いたします。本店も宇佐市に今直営店を出したのに、今度は高田に直営店を建設中でございます。思い切った対策を早く打たないと、商工会や行政がゆっくり五年計画、十年計画をしている前に肝心の店が閉店する数の方が多くなりそうです。  広報の九月五日号に、市長が夕張市のことを書いてありましたが、北海道では闇起債をしている歌志内市、かないしと読むんですかね、これと上砂川町が万策尽きつつあるし、九州では、大牟田市が累積赤字五十五億に達し、二〇〇八年にも転落しそうであります。いずれも炭鉱の町ですが、赤字に苦しむ同市は自治体の貯金である財政調整基金の積み立てもしていない、六月に下水道料を二五%値上げしましたが、これは玉名市を抜いて九州一になっております。  これからは、悪い市から脱出する市民もふえてくると予想されております。地方自治体の赤字が標準財政規模の一定割合を、都道府県では五%、市町村では二〇%を超えると破産となりますが、大分県では、竹田市が財政再建団体制度の対象に一番近いと思われています。実質収支比率二〇〇四年度で計算しますと、実施質収支比率とは実質収支割ることの標準財政規模掛けることの一〇〇で出ますが、マイナス二〇%以上に達すると対象地区になります。今、竹田市がマイナス一九・七度になっています。全国で五位になっている。一位は長崎県の崎戸町で二八・五です。  我が宇佐市や近くの市はどうかということを、全国七百三十二の市がありますが、財政状況の悪さを示すランキングが表示されましたので、危険度一位が神戸市です。三一二・五%です。二位が夕張市、既に破産しました、二九四・〇%です。三位が奈良県の御所市です。二八四・〇%で、箱物をつくり過ぎたそうです。  大分県では、二十九位が豊後大野市、四十一位が佐伯市、六十八位が豊後高田市で、百四十一位が日田市です。宇佐市がその次で百四十五位でございまして、二二二・八%、中津市が二百五十六位で二一〇・九%となっております。  国民生活基礎調査では、生活が苦しい人が五六%、過去最高でございまして、年収も〇四年五百八十万四千円です。九七年には六百五十九万六千円ありました。一二・五%も落ちております。低所得者層ほど減少率が目立っております。国民の六十五歳以上の高齢化率が二一%で世界一でございまして、六十五歳以上のひとり暮らしも四百五万人に達しております。若年層のワーキングプア、働く貧困層がふえ、雇用者の三人に一人が非正規雇用者となりました。ダイハツの関連企業の進出もありますが、もっと今後、厳しい予算の中、周辺地域を含め、めり張りのある行政を執行部に期待するところであります。  提出しました質問としまして、宇佐市を相手にした損害賠償訴訟についてであります。  一家族に対し、経済的なまた精神的な面も含め長期の裁判をするべきでないと思います。一年間も放置した事実、事故のあった時間、場所に偽りがあったことも認めた市は、和解をする時期が来ているのではないか。高い弁護士費用の負担や裁判所に行く幹部職員の給料や仕事の停滞をどのように考えていますか。  第二項目めとして、住基カードでございます。  住基ネットが今月で稼働五年目に入っているが、宇佐市の住基カードの発行実績をお聞きします。  ネット情報を活用した旅行のオンライン申請システムなどは財務省からむだ遣いの指摘を受けて中止の様子ですが、今後の市の取り組みをお伺いします。  〇四年以後に東京や佐賀で記載事項が改ざんされ、また名古屋で不正取得されました。北九州でも本人になりすまし融資を受ける事件も発覚しているが、市はどのようなセキュリティーをしているんですか。  藤・稲尾奨学資金についてです。  基金が提供された二人の意思どおりに使われていないのではないか。  合併の影響で小さな町までちゃんと引き継ぎができなかった結果で、資金の管理を安心院支所か安心院高校に奨学基金として残せる方法をとるべきであると思います。  現在の残高は幾らか。また、学生をどういうふうにして選抜しているのか、お聞きします。  障害者自立支援法につきましては、障がい者のデイサービスは、今後どのような計画になっているか。  二番目、自立支援の関係で職場が縮小されることが出てきているが、職員への雇用などの説明はしているか。  宇佐市は、自立支援の負担軽減の予定はないようであるが、障がい者及び施設を今後どのように支援し支えていく考えか、お聞きします。  世界遺産につきましては、宇佐神宮と国東半島を世界遺産にする希望的な話を市はしておりましたが、その後、どのような対策、運動を行っておりますか。  市の運営方法につきまして、市はあらゆる問題をもっと議会や市民に投げかけて議論すべきであります。すぐに検討委員会をつくり、少ない人数で結論を出し過ぎます。小泉内閣の官邸主導型の形になっていると思いますが、質問いたしたいと思います。  以上で第一回目の質問を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)それでは、加来議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  三十一番 加来議員の一般質問にお答えいたします。  最後の六項目め、市政の運営方法について。  宇佐市は、市民の意見が反映できる組織をつくり、公平性や平等性、さらに迅速性などを確保しながら、市民との協働のもとに、彩りに満ちた暮らしの元気都市をキャッチフレーズに掲げ、輝きに満ちたまち、活気に満ちたまち、安心・安全のまちの実現に向けて市政を運営しております。  委員会や審議会等には議会、各種団体、市民の各代表、さらには公募委員が構成員となる場合もあり、できるだけ広範囲な市民の意見を反映するものと認識いたしております。  現在、地方自治法第百八十条の五に基づく委員会等は六つ、地方自治法第二百二条の三の法律に基づく審議会等は二十六、同じく条例に基づく審議会等は二十、規則や規程に基づく委員会等は六十一あります。委員総数は千八十六人であります。今後、市民の意見をさらに市政運営に反映させるという視点から、案件によってはパブリックコメント制を積極的に導入してまいりたいと考えております。  以上で私の答弁は終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますので、よろしくお願い申し上げます。  終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、一項目めの損害賠償訴訟についてと、三項目めの藤・稲尾奨学資金についてと、五項目めの世界遺産についてを、教育次長 松本公則君。 ◯教育次長(松本公則君)教育次長の松本でございます。  三十一番 加来議員の一項、バレーボール打撲事故に係る訴訟についてお答えを申し上げます。  まず、裁判の長期化についての御質問ですが、これまで、六月三十日に第一回の審理があり、口頭弁論がなされました。また、今月の二十九日に第二回の審理が行われる予定ですが、御本人、御家族のことを考えると、教育委員会としても早期の結審を願っているところであります。  次に、和解の時期ではないかという御質問ですが、現在、裁判が始まったばかりのときであり、バレーボールが当たったことと低髄液圧症候群という病気についての因果関係や市の責任が明確でない以上、和解ということは考えられません。  三項目めの費用や裁判への出席についてですが、弁護費用については宇佐市としての持ち出しはありません。また、事故と病気との因果関係や市の責任が不明なものを明確にするのも市としての責務であると思いますので、今後も粛々と審理の場に臨みたいと考えております。  次に、三項めの藤・稲尾奨学金について。  (一)寄付金が寄付者の意思どおりに使われているかとの質問ですが、昭和五十八年に藤美代子さんより奨学資金として役立ててほしいと千四百十八万円が寄附をされています。また、平成七年に稲尾民介さんより一千万円の教育振興という目的で寄附をいただき、奨学資金として使わせていただくことを承諾してもらっています。  このお二方のご厚志を生かすため、旧安心院町で藤・稲尾奨学資金に関する条例を制定し、奨学資金としてのみ使用していますので、お二方の意思どおり使われているものと認識をしております。  (二)の資金の管理のお尋ねですが、寄附金については条例により、管理は会計課で行い、運用については安心院地域教育課が行っております。  (三)の基金の残高と奨学生の選考についてですが、残高は平成十七年度末で二千六百万円となっております。  選考については、選考委員会を設置して選考いたしております。  委員は、助役、文教福祉常任委員長、教育委員長、社会教育委員長、民生委員児童委員協議会会長、それに市内九中学校の校長の十四名で構成をされております。  次に、五項目めの宇佐神宮と国東半島を世界遺産にする運動や対策についてでありますが、平成十五年七月、宇佐神宮と国東半島を世界遺産にする会が発足をいたしました。現在、会員も約四百五十名となっているところであります。  世界遺産にする会は民間団体ですが、これまで国東半島・宇佐の文化を守る会や宇佐の文化財を守る会などの団体と密接な連携をとりながら、各種シンポジウムや写真展などの開催を通して、地域の多くの方々に宇佐、国東の歴史、文化、自然や歴史的文化的景観のすばらしさの啓発活動を推進をしてまいりました。平成十六年度には、旧宇佐市議会議員の皆様全員が御賛同していただき、会員になっていただいております。平成十七年度からは宇佐市が事務局となりましたので、十八年度から特別役員を新設し、宇佐、国東地域選出の国会議員や県議会議員、広瀬県知事や宇佐、国東地域の首長及び議長、大分ユネスコ協会理事等の方々にもお願いをし、多くの方々の御快諾も得られましたので、今後の世界遺産に対する運動もさらに強力に推進されるものと期待をいたしております。  今後、より一層、大分県や関係自治体への働きかけをしながら、官民一体となっての活動の機運を盛り上げ、実現に向け努力してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、二項目めの住基カードについてを、市民生活部長 赤峰克己君。 ◯市民生活部長(赤峰克己君)市民生活部長の赤峰でございます。  三十一番 加来議員の質問にお答えをいたします。  二項目めの一点目、住基カードの発行実績についてですが、住民基本台帳カードは、平成十五年八月二十五日から希望する市民に対して本庁の市民課で発行しています。平成十八年八月末現在の発行件数は百九十三件で、各種申請時の本人確認や身分証明書としても利用できます。なお、交付手数料は五百円で、有効期限は十年間となっています。  続きまして、二点目の、市の今後の対応についてですが、ネット情報を活用した旅券、いわゆるパスポートのオンライン申請については、国が平成十六年一月二十九日よりサービスを開始し、全国十二県で実施しています。導入後三年間で百三十三件しか使われていないオンライン申請では一件当たり千六百万円と、通常のパスポート申請に比べ五千倍以上の経費が問題視され、国は平成十八年九月末をもってオンラインによる申請受け付けを停止することとしております。  市の今後の対応は、県がオンライン申請を実施していないため、従来どおり県に申請をする添付書類の戸籍や住民票を発行してまいります。  続いて、三点目のセキュリティーについてですが、住基カード申請には本人確認のために運転免許証やパスポートなどの顔写真つき身分証明書の提出や、市からの配達記録郵便のほかに身分を証明できるものを提出してもらい、生年月日等の確認を行っております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)最後に、四項目めの障害者自立支援法についてを、福祉保健部長 坂口俊秀君。 ◯福祉保健部長(坂口俊秀君)福祉保健部長の坂口でございます。  三十一番 加来議員の御質問にお答えをいたします。  四項目め、障害者自立支援法について。  まず、一点目の障がい者のデイサービスの今後の計画についてですが、現在、安心院の障害者デイサービスセンターでの事業は、平成十八年四月に施行された障害者自立支援法により、障害者デイサービス事業はこの九月までのサービスとなっております。  今後の計画は、障害者自立支援法に定める生活介護事業へ移行する手続を進めております。この事業の内容ですが、常時介護を必要とする障がい者で一定の障がい程度区分以上である者に対して入浴、排せつ、食事の介護を行うとともに、創作的活動などの機会の提供など、身体能力、日常生活能力の維持、向上を目的として、必要な介護等を行う事業であります。  二点目、職員の雇用についてですが、障害者自立支援法では多くの規制緩和が打ち出されましたが、職員配置基準も緩和されたところであります。宇佐市では、障がい者計画に新たな障がい者の参入や少額の補助金のため、正規職員の雇用ができなかった小規模作業所等を新事業体系へ組み入れるなどの努力をし、雇用の拡大に努めたところであります。  三点目、障がい者及び施設の支援についてですが、市の実施事業である地域生活支援事業の利用料は原則一割負担としていますが、収入に応じた負担となるよう応能負担を取り入れた独自の軽減措置を講じることにしました。さらには、県が発表した障害者就労継続サポート事業、児童デイサービス利用促進事業を実施したいと考えています。  また、施設支援については、施設を含めた関係者と行政とが協働した宇佐市地域自立支援協議会を初め、地域生活支援ネットワーク、地域移行支援ネットワーク、就労支援ネットワークを立ち上げ、ともに連携し課題解決を図っていくこととしております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)以上で加来議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  三十一番 加来栄一君。 ◯三十一番(加来栄一君)市長も市政を担当されて大分なりますが、二期目だと思うんですけどね、学校の事故、それからライスセンター、プールの件、給食センター、農地の除外申請など、問題が山積しています。今こそリーダーシップを発揮していただきたい。今、あらゆる問題に対し、議会とか市民に少し議論が不足していると私は思っております。もっと最初から投げかけていただきたい。先ほど市長が答弁されましたパブリックコメントですが、市民から多く、広く意見を求め、市民と行政が一体となったまちづくりという意味でしょうが、それは非常にいいことだと思いますが、また、市長は協働という言葉をよく強調されております。今後、このことに関しまして、ぜひそのように、私が希望するようにやっていただけるというような御返事をいただきたいんですが。  市長、お願いします。 ◯議長(久保繁樹君)企画課長。 ◯企画課長(小倉正五君)企画課長の小倉です。  加来議員さんの御質問にお答えいたします。  なるべく多くの市民の意見を聞いて行政を進めていくということの御質問ですが、先ほど市長答弁申しましたように、法律や条例に基づく以外の委員会等のうち、市民などが外部委員となるものは六十一の委員会があって四百六十八名にお願いをしております。  こうして広範な市民の皆さんの御意見を反映するようにしておるわけですが、また、それだけじゃなくて、それぞれの委員会には、担当課がそれぞれの委員会の設置目的に応じて議会の方の委員会の代表、議長、副議長を初め委員会の代表議員さんにもお願いをしているところでありまして、それぞれの事業がなるべく議会にもその内容が反映されるように心がけておるところであります。  で、市民ニーズに応じ……。 ◯三十一番(加来栄一君)ストップ。 ◯企画課長(小倉正五君)はい。 ◯三十一番(加来栄一君)簡潔に。 ◯企画課長(小倉正五君)はい。市民ニーズに応じた事業展開をするためには、迅速性も求められますので、なるべく委員会等広く意見を聞いて進めているところであります。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)三十一番 加来栄一君。 ◯三十一番(加来栄一君)市長さん自身からね、ちょっとお言葉をそういうふうに聞きたかったんですけども、この一枚の紙、七月二十七日に給食センターの問題で我々に招集がありました。で、行ってみたんですけども、もうほとんど決まった報告というようなことでした。ただの報告会みたいなんですけどね、そのときの様子なんですけども、内容によって、こちらがいろいろ議論するとか、質問するっちゅうよりも、すべて議員の意見を全然聞いてない。それで検討委員会もメンバー表を出しなさいってもらったんですけど、ほとんど教育委員会の方ばかりなんですよね。  そのとき私は思ったんですけどね、こういう検討委員会のときに、やはり学校の校長先生とか学校関係者、執行部、いろいろ地域の方、先ほど今石議員さんが言われた地産地消の問題とかね、地元の意見や地域性などをいろいろ加味して検討する時間もあったと思うんですけども、私たちから見ればですね、院内の議員は要らないんじゃないかと思うんですけどね。全然意見を聞いていただけなかったんですけども、意見を聞くというよりも、その場所さえつくっていただけなかったんですけど、議員はもう要らないんじゃないですか。どうですか。 ◯議長(久保繁樹君)教育次長。 ◯教育次長(松本公則君)私の方から再質問にお答え申し上げたいと思います。  先ほどの市民の方たちから広く意見を聞く審議会等々、今回、新給食センターをつくるに当たっての検討委員会というのは、やはりおのずから性格が違ってくるものというふうに実は判断しております。御承知のとおり、安心院、院内地域での新給食センターの建設をするということにつきましては、三中学校統合に伴う条件整備の一つとして安心院地域の教育環境整備基本計画というものが定められておりまして、それを新市に引き継いで、基本方向としてはやるんだということで三中学の統合がなされておりますし、私どもとしては、それはあくまでもどういった形でつくるのかということで、執行上の問題というふうに考えて、私どもとしては検討委員会の中でやってまいった、協議をしてまいったわけであります。  その結果、検討委員会での結果が出ましたので、最終的な庁議の決定の前に院内町の議員さんあるいは安心院町の議員さんにお集まりをいただいて、このような経過になっておりますということで、説明会で御理解をいただくような説明を申し上げたつもりでございます。  最終的には、今後、予算とか、そういった議案が出てまいりますので、そういった場で議員の皆さん方の御意見は伺えるものと考えております。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)三十一番 加来栄一君。 ◯三十一番(加来栄一君)私はですね、こういうメンバーの選び方といいますか、これだと教育委員会の人ばかりなんですよ。まして相手が、相手といいますか、こういう場合、一番リーダー格の意見に全部行ってしまうんですよ。だから、ありきというような感じで議論がなされる可能性が非常に強いんです。これは、漏れ聞き賜るところによりますと、最終的には、半田教育長がこれでいこう、で、松本次長が、ああ、いいですね、ほかの人が何か言えますか。自分の部下として選ばれて係長、課長にしてもらったし、その人が意見を出せなんてったって出せるわけない。そんな度胸のある男がいたら会いたいですよ。そういうふうなことで決まったんでしょう、これ。だから、そういうところを私は言っているんです。
     だから、もっとですね、私たち議員は事情がわからないから、特にそういう付託された委員会の議員じゃなかったら全然わかんないんですよ。で、賛成か反対か、予算を否決するか凍結するか不信任案を出すか、これしかない。議論がなくても、ぼっと、それ一発いくんですよ、最終日にはそれしなくちゃいけない。まだ話すこといっぱいあったんですけどね、そういうのが全然持てない。私はそういう執行はおかしいと思う。だから、私は小泉内閣の官邸主導だと一緒だということを言っているんですよ。  松本次長、どうですか。 ◯議長(久保繁樹君)教育次長。 ◯教育次長(松本公則君)お答えいたします。  検討委員会の中身を全く意見が出せないような状況だったんじゃないかという御質問ですが、全く逆でございまして、第六回のですね、検討委員会での結論を第一候補を絞り込めない状態まで議論が拮抗いたしております。そういった状態だったので、庁議で決めていただくしかないということの判断で庁議に一たん持ち上がったんですが、庁議では、せっかく検討委員会をつくっているんで、何とか検討委員会でもうひと汗かいて決定してもらえないかということで、差し戻しになったような状況でございますので、教育長あるいは私がいたがために意見が出せないというような状況は全くございません。  それから、議員の皆様方にも三月議会の途中で、安心院、院内の議員さん全員お集まりをいただいて御説明申し上げておりますけども、三候補地の土地の持つ特性だとか、メリット、デメリットの検証を行った資料も差し上げておりますし、そういったメリット、デメリットの検証の結果、検討委員会の委員さんの評価が、最終的に深見中学校の跡地が最もふさわしいんではないかということで、第一候補地に決まったという経過になっておりますので、御指摘のようなことはないんではないかというふうに考えております。  以上で答弁終わります。 ◯議長(久保繁樹君)三十一番 加来栄一君。 ◯三十一番(加来栄一君)この問題もですね、まだ今からが勝負だと思いますんでね。まあ、安心院の方は早くつくってもらいたいというようなことを言ってましたけどね、やはりそれは二十二日になってみないとわかりませんよ。いろいろ今から議論してまあ急いで平成二十年の四月に間に合うようにしなければいけませんけど、まだまだ議論が私は足らないと思っています。  で、市長の考え、言うことは、部長、助役と同じといつもおっしゃいますが、やはり選挙で市民からね、承認された人の言葉というのは物すごく重いと思うんです。いよいよになったら、こういう場面があります。対立するんですよ。今、岐阜県で、裏金問題で前知事の梶原宅さんと森元副知事が言うことが違ってますよね。ライブドアの宮内さん、専務でも堀江さんの考えと裁判では全然違っています。  こういうのを自己責任ちゅうんですけど、だから、私はね、これからもう少しやはり市長さんの言葉が欲しい、市長さん自身のですね。そうしたら、私たち納得します。別にいいことだったら、私もどんどん賛成しますしですね。ですから、できるだけですね、市長さんの言葉をいただきたいなと思いますし、まあ、陳情の件に関しましてですね、よく話は承ります。あとは助役、部長と相談してください。で、三日か一週間後に、行政改革でだめですと言われることが非常に陳情しても多いんですけど、宇佐市がひっくり返るようなですね、大きな問題ならば、後でこういうことも言っていただいて結構ですけど、この次はこうしますとか、ちょっと無理ですねとかいうことをですね、言われたら、市長さんの言うのは無理はないなと、お願いに行った方もあきらめてですね、他の方法を考えるのにですね、その方が気分がいいんですから、ぜひ遠慮せんで、否定するときは、だめならだめと、その場で早く言われた方がですね、いいんじゃないかなと私は思っております。  樋口晴彦さんっていう警察大学の教授なんですけどね、戦国時代にはいろいろな大名家が滅びていったが、主君の独断専行が滅亡の原因となった事例は案外少ない、滅亡したのはむしろ主君がイニシアチブをとらず、重臣会議で家中の戦略方針を決定した大名ばかりだ。このような集団、意思決定したりでは、とかく議論にだらだらと時間を費やし、判断がさらに結論が保守的で、悪くいえば退嬰的なものになりがちなんです。戦後という奔流を乗り切ることができなかった、そのためなんです。  典型的な例は小田原評定の北条家であります。やはり家康とか信長、信玄とかいう武将はですね、相手にまず問いかける、問いかけたけども、聞いてだれにも相談せず、自分で判断しております。だから戦国を乗り切れた、徳川三百年が続いたと思うんですけども、やはりリーダーそのぐらいの心持ちをこれから持ってですね、やっていただきたいと思います。  まあ、全く知らないところで、話がこう、ちょっと飛びますけども、やはり今度、院内町のバスなんかでもきれいな絵をかいてですね、乗ってたんですよ。あれも院内の交流ホールのどんちょうと同じデザインでですね、すごくよかった。絵をかいた、いつの間にかねずみ色になっちゃっているんですね。  この財政難でお金がないというのに、全面塗装なんかして、さらに護送車みたいな色になってしまってね、残念なんですけど、こういうのも、何か広報か何かに載せて、載せるといいますか、こういうのはどこでやってるのかなと、いつも不思議に思うんですけども、できるだけですね、何でも公開していただきたい。私はそれを希望します。  それでは、次に参ります。  市町村の財政力が、かなり差がついてきておりますんで、福祉サービスにもですね、格差が出てきております。今まで施設もですね、障がい者も国とかの援助に頼り過ぎた、経営者も楽な経営をした面があったんで、個人に応分の負担が必要になったわけなんですが、これに反対している理由ちゅうのがですね、今まで職員もですね、ボーナス四・六五%、勤めも二十二日、少ないときは年休とったら十六日、最低のときは十二日しか出てない方もいらっしゃるんですよ。  施設の方にも、障がい者の方がたった一日来ただけで七十万ぐらいの支援費が来よったんですね。ですから、少し甘え過ぎていたということで、障がい者の方にも、親にも補助金が出ていましたし、年金も出ている子供さんもいらっしゃいます。六〇%ぐらいはその子供のお金を使ってまで生活してた方もいらっしゃるわけなんですね。だから、ここで大きく改革してやるわけなんですけど、その自立支援に反対している方はこういう方なんですよ。  障がいのことでちょっと質問しますが、私が六月に質問した公園の芝生の刈りですね、ああいうのを検討していただいたでしょうか。みずほ園さんばかりあげているみたいですけど、宇佐市ので少しはいただけるようになったんかどうか、ちょっとお聞きしたい。 ◯議長(久保繁樹君)福祉課長。 ◯福祉課長(樋田健治君)福祉課長の樋田でございます。  今後、検討していきたいと思っています。はい。 ◯議長(久保繁樹君)三十一番 加来栄一君。 ◯三十一番(加来栄一君)宇佐市の公園ですからね、宇佐市の施設にぜひ出してあげてください。年間七百万、三百五十万ほどありますからですね、半分にしてもですね。  それで、安心院に健康センターがありますけども、今度、障がい者の方で六十五歳と六十五歳以下の方で、こう支援が分けられますよね、十三名ほどいらっしゃるんですが、その方たちは今度どこに行くんですかね、支援は。 ◯議長(久保繁樹君)安心院支所健康福祉課長。 ◯安心院支所健康福祉課長(射場修平君)安心院支所健康福祉課長の射場でございます。初めてのあれで失礼いたしました。  六十五歳以上の障がい者の人で生活支援事業に該当しない人については、高齢者デイサービスの方のサービスを受けるというようなことになります。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)三十一番 加来栄一君。 ◯三十一番(加来栄一君)だから、六十五歳以上の方は高齢者の普通のサービスに行かれるし、行かれない方は別のサービスが受けられるということでしょう。はい。  それでですね、先ほども今石議員が指摘されましたけど、日田市で市の補助がですね、五十六に対して五十万ぐらいな援助をすると。別府、大分も大体似たような支援の方法で予算をつけました。県が七千六百万の予算をつけましたけども、宇佐市もですね、ぜひ今後そういうような予算をつけていただきたいなと思います。  ただ、批判するばかりじゃなくて、非常に宇佐市は、今、障がい者では日本で最先端を私は行っていると思うんです。なぜかちゅうと、三つほどあります。福祉が注目されています。障がい者福祉、いよいよ十月より新制度に移行することになるが、このことは利用者のための制度であるが、今、市の障がい福祉の担当職員のこの制度に対する、理解する姿勢が県下はもとより全国の障がい者福祉者より注目されております。  特に福祉行政担当者の中で注目されているのが、障害者福祉計画策定委員会でその委員の人選についてである。今までになかった、福祉関係者にない行政官の横の連携をとったということであります。今まで福祉計画は、県下十ブロックで県主導で福祉関係者のみで福祉計画が策定されておったのであります。しかし、宇佐市は、十ブロックで二市二郡で作成されたものを、その中に施設、行政、民間、学校などの方々を入れました。こういうことは、この人選をした内尾係長の姿勢であります。そういうのが非常に今評価されておりますし、また、市の三障がい、精神障がい、知的障がい、身体障がいですね、それと十七施設の協議会を県下で最初に立ち上げたのも宇佐市であります。  それから、日中活動支援事業が県下に三十カ所ありますが、県下で十月より新体制型に移行します。この新体制をするのは大分県で一施設だけなんです。名前はあえて言いませんけど、私がいつも言っているとこってわかると思いますけども、その施設なんですね。そこでは給食を全面無料にしております。これも県下で初めてですし、全国では、無料であります。  この給食サービスは、利用者だけで負担させるのでなく施設、これ経営者ですね、それから職員もともに負担を協力していくというところが注目されているところなんですね。ですから、畑も自分で耕して、それで生産して、そのできたもので、障がい者と一緒に食べたりするわけです。  新しい制度が全国的に問題にされているときに、宇佐市に、新しい施設に大手を広げてぶつかり、時代を先取りして日本の障がい福祉の先頭に立っていこうとする施設があり、それに協力し努力している障害者福祉課にはすばらしい感性を持った職員が多いと思います。今が宇佐市の福祉の黎明期だと思いますが、係長は、全国の福祉大会で講師として招かれるような立派な方です。今後もですね、いろいろ批判のある中でもですね、まあ、これは今、自立支援法が物すごく変わってるし、介護保険もいつも変わっているんでですね、答えっちゅうのは出ないと思うんですけど、ぜひ宇佐市の支援の方も日本一になるようにですね、やっていただきたいと思います。  続きまして、藤・稲尾基金についてですね、ちょっと御質問したいと思います。  時間があって、ちょうど安心院町長さん、高田さんと一時間ほど話したんですけども、その中で、私が言いたいことは、藤さんというのは阿蘇の先生で、安心院小学校の校長をされたと。で、稲尾さんというのは江須賀の方らしいんですけど、頭がよくて東大に行かれんたんですけど、お金がない。そうしたら、大学教授が、ある社長さんに、下村さんという方らしいんですけど、こういう子がいるけど助けてやってくれんかと言ったら、その社長が助けて、その人が卒業するときに三十万、今でいう三百万ぐらい祝儀を持ってきて、何か背広でもつくれという話を聞きました。で、彼がまた、川西航空とかいう、そういう会社を出られまして、ある程度貯金してお返しに行ったけど、社長は要らないと、それを後輩のために使いなさいと、そういう美しい話を一時間ぐらい聞いてきたんですけども、債券として、日興證券の債券として保存していると。  安心院と院内は奨学生、安心院に町として奨学金五人、それから院内からも五人、それからこの藤・稲尾奨学金五人で十五人ほど援助をしてまいりました。それで助かった生徒も非常に多いと思いますけども、この趣旨は、町長いわく、今度は大分高専に行った人にもあげてるんですけど、地域の子は地域で育てると、安心院町で、安心院中学とかいう方から、安心院高校に行った方で、一番になった方にやるわけじゃないんですね。だから、生活が厳しい方にやるんだということをお聞きしました。  そういう意味で一般会計からも出したことはあるというお話を聞きましたけども、最近、安心院高校の会議のときに、中学の先生だけで決めることが多いと、だから安心院高校の校長さんも入れてほしいというような問題も出てきましたんで、ぜひこの基金を、現在高は聞きましたけども、安心院の子供のために二人の意志を私は継いであげるべきじゃないかなと思って、広くやっちゃったら、基金が三千万あったらしいんですけど、前、利子が五%ぐらいついていたときは利子だけでできていたんですけども、今はできないということで、今、教育委員会に負託されてますけど、これからは、使うときに、ぜひ校長さんも入れて、安心院高校の校長さんも入れていただくという希望があるんですが、どうでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)安心院地域教育課長。 ◯安心院地域教育課長(佐藤美智雄君)安心院地域教育課長の佐藤でございます。  今、三十一番 加来議員の方から質問がありました件につきましてお答えいたします。  実際、条例では、学校教育法によりかよう、学力それから人格優秀な生徒で、経済的理由により生活の困難な者に奨学金を出すというような条例になっております。で、安心院高校ということに限らず、上部高校の高等学校、それから高等専門学校を範囲に、今、支給しております。支給につきましては、実際、条例の中で、旧安心院町に五年以上の在住者ということを決めておりますんで、他地域の生徒さんに支給というような格好は今までございません。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)三十一番 加来栄一君。 ◯三十一番(加来栄一君)二人の意志がですね、尊重されるように、ぜひこれからも教育関係で基金を十分に活用して、貧しい生徒の方を助けていっていただきたいと思います。  それから、次にですね、世界遺産についてですが、宇佐神宮を世界遺産にと、国東半島、言いましたけども、その後、具体的な活動って何かやっているんですか、市として。お聞きしたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)文化課長。 ◯文化課長(井上治廣君)文化課長の井上です。  ただいまの加来議員の質問にお答えいたします。  市といたしましては、先ほど教育次長の答弁であったように、事務局が昨年から宇佐市に来ております。それで、また組織の方も強化、充実しておりますので、会員の増と、それから事業につきましてはこれまで以上に、文化財を守る会とか、国東半島・宇佐の文化を守る会と連携を密にしながらシンポジウム、写真展等、充実を図りたいと思っております。 ◯議長(久保繁樹君)三十一番 加来栄一君。 ◯三十一番(加来栄一君)国東半島と宇佐神宮を取り合わせて一緒に世界遺産にしたいと、こう言いますと格好いいし、おお、すごいことやってるなとか思います。シンポジウムでですね、神仏混合研究者の第一人者の逵日出典さんが辛口で言われてました。  神仏習合というのは、宇佐神宮の専売特許ではなく全国どこでもあるので、神仏習合をキーワードにしてはいけない。それから、もっと広く八幡文化を前面に出すべきである、会の名称にしても、もっと広がりのある名称にした方がいいと。遺産登録に欠かせない環境問題などの専門家を集めた推進室を県に新設した方がいいというようなことをおっしゃられてましたけど、私もそれはなった方がいいからですね、いいんですけども、先日、宇佐神宮にちょっと用事がありまして、池永宮司さんと永広宮司さんと話したんですけど、宇佐神宮そのものはですね、これよりも今、権宮司さんがちょっと病気で、池永さん、薦神社の方が代理で来ておりますけども、二人の一番の悩みは跡取りの問題で、お嬢さんが三十七歳で、養子をもらいたいと、天皇陛下と同じで血筋を絶やさないことが大事だと、そのことばかり三十分ぐらい話されまして、世界遺産に持っていかれる話もいいんですけども、やはりそういう、まあ、神宮が絶えないことをね、まず第一に考えてあげるべきだなと。私もだから、ちょうど心当たりの人があるんで紹介しようかなと思っているところなんですけども、まあ、できたらですね、長くいっていただきたいと。  最後にですね、ちょっと裁判のことでございますけども、教育関係っていうのは、ちょっと、何の問題が起こっても、すぐ発表しないというのがあるみたいで、この前プールの問題でも、あんなに人が死んで騒がれているのに、みなまた町では次長と教育長が改ざんしてプールに問題がなかったという、そればれちゃって、今問題になってますけども、報告書ですね。  こういう裁判で、例えば、今こういう母子家庭のお嬢さんと奥さんですね、軽く皆さん、宇佐が対抗しているみたいですけど、もうどんどん、共産党の赤旗新聞です、これね、二百万部、全国に出ています。あした、またテレビに出ますよ。こういう問題でどんどん、どんどん宇佐市が出ていくことがですね、果たしていいことかどうかと。私はこれはいろいろ問題があると思うんですけども、やはりどっちが勝っても、ねえ、同じ市民じゃないですか。もうここらでですね、ある程度手を打つべきだと私は思うんですけどね。早期解決すべきだと思うんですけどね。  これはいつまでたったって、因果関係とか、そんなことばかり言ってたってですね。また、一番根本が、最初に報告が悪いんじゃないですか。私は当時の責任者の人が補償すべきだと、ある程度お金をもらって、その方からね、責任、学校で起こったことは校長の責任ですから、ねえ、梶原校長ですか、ちょうど組合活動を一生懸命やっていた人はですね、ちょうどそのころ、教頭が渡辺さんという、今、中津の教頭やっています。ちょうど教頭になる時期ですよ。だから、そういうので発表おくれたんじゃないですか。まあ、いろいろありますけど、早期に結論出せるんじゃないですか。それ、教育長、どうですか。 ◯議長(久保繁樹君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(辛島亮一君)学校教育課長です。  お答えいたします。  先ほどの答弁の中にありましたように、まだ今月末に二回目の審理ということで、本当に始まったばかりでありまして、裁判の審理の推移を見ているところでございまして、早期の判断等は、まだ裁判の中で明らかにされていく分等がございますので、それを見ながらと思っております。  以上でございます。 ◯議長(久保繁樹君)三十一番 加来栄一君。 ◯三十一番(加来栄一君)裁判ちゅうのはですね、弁護士が長引かせるだけで、これは……。私が一番気にするのはですね、行政改革して、今、市の職員はね、そちらに一生懸命頭を使わんならん時期なんですよ。裁判所に三人、いつも行くでしょう。ねえ。で、長時間、審理を聞かないけんし、また、今度はいよいよ本裁判になったら子供と校長先生、教育長が対決せんならんですよ。そんなことしますか。それはやめた方がいいんじゃないですか。どうですか。 ◯議長(久保繁樹君)半田教育長。 ◯教育長(半田 剛君)半田です。  三十一番 加来議員にお答えいたします。  おっしゃることは、よくわかりますし、できればそうしたいと思っております。ただ、しかし、和解ということになりますと、実際にお金の問題等が絡んでくると思います。そうすると、当然、これは税金を使うわけですので、この議会にかけなければなりません。そうしたときに、何を根拠にそのくらいの金を出すのかというようなことが、また問題になってくるわけです。  現在のところ、そういう根拠が非常にあやふやで不確かなものなんです。それが今裁判の争点となっておりますので、そういうことも考えてみますと、議員さんのお気持ちもわかりますけども、やはり裁判は続けていって、その中できちっとしたものを出さない限り、議会にかけることもできないというような状況ですので、御理解いただきたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)三十一番 加来栄一君。 ◯三十一番(加来栄一君)そうですね、やはり、これはですね、どんどんどんどん問題が大きくなるばかりで、本当に、市にとって名前がいつも出ますし、メリットのないことでありますから、議論を尽くして本当のことを知ることも大事ですけどね、やはり弱者を余りいじめないで、この辺で手を打っていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)以上で加来議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、日程第一、市政一般に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議はあす十四日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。  長時間にわたり御苦労さまでございました。                    散会 午後六時十九分 宇佐市議会...