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  1. 宇佐市議会 2005-12-01
    2005年12月01日 平成17年第7回定例会(第1号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2005年12月01日:平成17年第7回定例会(第1号) 本文 (227発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過              開議 午前十一時〇〇分 ◯議長(久保繁樹君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は五十一名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  これより、本日をもって招集されました平成十七年十二月第七回宇佐市議会定例会を開会いたします。  開議に先立ち、議会運営委員会の結果について報告を求めます。  議会運営委員長 高橋宜宏君。 ◯議会運営委員長(高橋宜宏君)皆さん、おはようございます。三十五番 高橋宜宏でございます。  議会運営委員会の結果について御報告をいたします。平成十七年十二月第七回宇佐市議会定例会の議会運営につきまして、去る十一月二十四日に議会運営委員会を開催し、執行部より提出議案の概要説明を受けた後、協議をいたしました結果、会期は本日から十二月二十一日までの二十一日間と決定いたしました。  また、閉会中の継続審査となった議案の取り扱いについて協議をいたしました結果、本定例会より初日の委員長報告の後、委員長報告に対する質疑、討論、採決を行うよう決定いたしました。  最後に、先ほど議会運営委員会を開催し、議第百四十七号 業務委託契約の締結についてに対する付帯決議案を協議いたしました結果、本日の日程に追加することに決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)これより本日の会議を開きます。  まず、議事日程の追加についてお諮りいたします。  ただいま議会運営委員長の報告のとおり、本日、林 寛議員ほか十一名からお手元に印刷配付の議第百四十七号 業務委託契約の締結についてに対する付帯決議が提出されました。所定の賛成者がありますので、この際、本付帯決議案を本日の議事日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)御異議なしと認めます。  よって、本付帯決議案を本日の議事日程に追加し、議題とすることに決定しました。
       平成十七年十二月第七回    宇佐市議会(定例会) 議事日程表 ┏━━━━━┯━━━━━┯━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃日   次│ 月 日 │曜│開議時刻│    議  事  日  程    ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃ 第一日 │十二月  │木│午前十時│ ○開 会             ┃ ┃     │   一日│ │    │日程第一 会議録署名議員の指名   ┃ ┃     │     │ │    │日程第二 会期の決定        ┃ ┃     │     │ │    │日程第三 諸報告          ┃ ┃     │     │ │    │日程第四 議案一括上程       ┃ ┃     │     │ │    │日程第五 提案理由並びに議案説明  ┃ ┃     │     │ │    │日程第六 議会閉会中の委員会付託  ┃ ┃     │     │ │    │     事項につき委員長報告   ┃ ┃     │     │ │    │日程第七 委員長報告に対する質疑・ ┃ ┃     │     │ │    │     討論・採決        ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃ 第二日 │   二日│金│ -  │議案調査のため休会         ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃ 第三日 │   三日│土│ -  │                  ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┤休日のため休会           ┃ ┃ 第四日 │   四日│日│ -  │                  ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃ 第五日 │   五日│月│ -  │                  ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┤                  ┃ ┃ 第六日 │   六日│火│ -  │                  ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┤議案調査のため休会         ┃ ┃ 第七日 │   七日│水│ -  │                  ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┤                  ┃ ┃ 第八日 │   八日│木│ -  │                  ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃ 第九日 │   九日│金│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問   ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃ 第十日 │   十日│土│ -  │                  ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┤休日のため休会           ┃ ┃第 十一日│  十一日│日│ -  │                  ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃第 十二日│  十二日│月│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問   ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃第 十三日│  十三日│火│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問   ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃第 十四日│  十四日│水│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問   ┃ ┃     │     │ │    │日程第二 議案に対する質疑     ┃ ┃     │     │ │    │日程第三 議案並びに請願の委員会  ┃ ┃     │     │ │    │     付託           ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃第 十五日│  十五日│木│ -  │常任委員会(総務、開催場所本庁)  ┃ ┃     │     │ │    │     (文教福祉開催場所   ┃ ┃     │     │ │    │      安心院支所第二会議室) ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃第 十六日│  十六日│金│ -  │常任委員会(産業経済、開催場所本  ┃ ┃     │     │ │    │      庁)          ┃ ┃     │     │ │    │     (建設環境開催場所   ┃ ┃     │     │ │    │      院内支所老人福祉セン  ┃ ┃     │     │ │    │      ター会議室)      ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃第 十七日│  十七日│土│ -  │                  ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┤休日のため休会           ┃ ┃第 十八日│  十八日│日│ -  │                  ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃第 十九日│  十九日│月│ -  │予備日               ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃第 二十日│  二十日│火│ -  │考案日               ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼──────────────────┨ ┃第二十一日│ 二十一日│水│午前十時│日程第一 委員長報告        ┃ ┃     │     │ │    │日程第二 委員長報告に対する質疑・ ┃ ┃     │     │ │    │     討論・採決        ┃ ┃     │     │ │    │日程第三 閉会中の継続審査及び   ┃ ┃     │     │ │    │     調査           ┃ ┃     │     │ │    │ ○閉 会             ┃ ┗━━━━━┷━━━━━┷━┷━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛   ~ 日程第一 会議録署名議員の指名 ~ ◯議長(久保繁樹君)日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第八十一条の規定により、議長において、  十一番 用松律夫君  十三番 三浦長男君  を指名いたします。   ~ 日程第二 会期の決定 ~ ◯議長(久保繁樹君)日程第二、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から十二月二十一日までの二十一日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)御異議なしと認めます。  よって、会期は本日より二十一日間と決定いたしました。   ~ 日程第三 諸 報 告 ~ ◯議長(久保繁樹君)日程第三、諸般の報告をいたします。  まず、有料ごみ袋の導入について。  助役 大園清一郎君。 ◯助役(大園清一郎君)皆さん、おはようございます。助役の大園でございます。  議長より発言の許可をいただき、ごみの有料袋の導入について報告をいたします。  議員の皆様方には、日ごろより環境行政につきまして深い御理解と御協力をいただき、厚く御礼申し上げます。有料ごみ袋の導入につきましては、合併協議の中で、当分の間、現行どおりとし、合併後、速やかに調整するということになっており、また、詳細協議では、ごみ袋の規格は可燃、不燃、資源それぞれ大、小とし、販売価格は現行の院内町を上回らないようにと決定されております。  また、合併後、議員の皆様方より、有料化の導入を早急に図るべきとの御意見もいただき、そしてまた、国におきましても有料化の推進をという指針が示されております。そして、県下の情勢を見ましても、有料化の方向にあります。有料指定袋の導入は、ごみ処理経費の負担を求めるというだけではなく、ごみ問題に対する意識を向上させ、排出者のごみ減量行動を起こす動機づけにもなる最も有効な方法の一つであると判断し、導入するものであります。  有料化の方式は、従量制による指定袋方式とし、実施時期につきましては、平成十八年四月一日、ただし、三カ月間は試行期間といたしまして、完全実施は七月一日といたします。指定袋の販売価格は十枚当たり、大で三百円、小で二百二十円とします。ごみ問題の深刻な状況をかんがみ、ごみ有料化の目的が達成できますよう努力していきたいと考えております。どうか皆さん方の御理解と御協力を申し上げ、報告といたします。   (「議長」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)十一番 用松律夫君 ◯十一番(用松律夫君)今の報告について、正確でない部分があるので。確かに有料化を求める議員もあったんですけども、荷宮議員を初め、我が党の議員も、反対の意見もあったということもきちっと正確に報告してもらいたい。 ◯議長(久保繁樹君)用松議員、一応報告事項ですから、報告についての賛否を問うことはですね、ここでは避けたいと思います。  次に、宇佐・高田地域広域市町村圏事務組合議会の報告を、二十三番 永松 郁君。
    ◯二十三番(永松 郁君)おはようございます。二十三番の永松でございます。  それでは、宇佐・高田市町村圏事務組合の議会報告をさせていただきます。  去る十一月二十八日、宇佐市議会議事堂において、宇佐・高田地域広域市町村圏事務組合定例会が開催され、関係議員十二名中全員の出席がなされました。  議案は、第四号 専決処分の承認を求めることについてほか六件の議案であります。管理者であります時枝市長より提案理由を説明され、加藤事務局長より補足説明がありました。後に、用松議員より一般廃棄物処理場建設について一般質問が行われました。その後、質疑・討論がなされ、議決されました。  また、当組合を構成しておりました団体の大田村が、杵築市との合併により、九月三十日をもちまして当組合より脱退したことをこの場で報告させていただきます。  以上をもちまして、宇佐・高田地域広域市町村圏事務組合の議会報告を終わらせていただきます。 ◯議長(久保繁樹君)次に、行財政改革推進特別委員会の報告を、九番 佐藤治巳君。 ◯九番(佐藤治巳君)皆さん、おはようございます。九番 佐藤治巳でございます。  これより行財政改革推進特別委員会の審査報告をいたします。  まず、九月二十二日午前十時に招集されました第三回特別委員会では、財政課長出席のもと、新宇佐市の決算状況の学習と質疑を行いました。特に基準財政需要額など、自治体の財政運営の基本的な部分や、特別会計について踏み込んだ質疑がありました。  なお、この委員会で、今後の資料請求、議員提案の精査等のため、旧三市町より各二名の人選をしていただき、作業部会を立ち上げることにいたしました。  十一月四日招集の第四回特別委員会では、行革推進室の示した、行革を行わなかった中期財政見通しについて審議を行いました。この資料に示されたのは、平成十九年度に五十八億六千万円を超える基金が枯渇し、二十年度より再建団体に転落するというものでありました。それ以降は、単年度において三十億を超える実質赤字を抱え込むことになるわけで、この巨額の赤字を解消するために、いかに財政を切り詰めていくのかが最大の関心事となったことは言うまでもありません。  今後、あらゆる局面で、行政、議会そして市民が痛みを分かち合うことになるであろうことは容易に想像できる、惨たんたる数字でありました。これを受け、作業部会では、人件費、物件費、補助金等の本格的な精査を始め、さらに議員提案の整理に取り組みました。その中で、最も議論になったのは、議員歳費五%カットの前倒し実施案でありました。厳しい議員提言を提出する以上、議員としてもさらなる痛みを共有するべきだという積極的意見と、旧宇佐市と二町との歳費に大きな開きがある以上、意見調整は困難との慎重論がありました。  そして、十一月二十八日招集の第五回特別委員会において、その前倒し案に対して、「職員と給与体系の違う議員歳費を同列に扱うべきではない」また、「市民の声の中には現在の議員歳費が不当に高額とも言えないとの声も聞く」などの反対意見が根強く、議員歳費五%カットの前倒し実施案を、行財政改革推進特別委員会として提言案に盛り込むには至りませんでした。  しかしながら、十二月二十日をめどに、改革の素案をパブリックコメントとして市民に公表した後、議員に対する賛否の市民の声には真摯に耳を傾けなければならないと思うのでございます。  以上で報告を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)最後に、議会事務報告及び議案の報告を、議会事務局長 金丸英太郎君。 ◯議会事務局長(金丸英太郎君)事務局長の金丸でございます。  議会事務報告及び議案の報告をいたします。  まず、九月定例会より今期定例会までの事務報告は、お手元に印刷配付いたしておりますので、それにより御了承願います。     事 務 報 告       平成十七年十二月一日第七回宇佐市議会(定例会)   平成十七年九月定例会より今期定例会における間の事務報告を、次のとおりいたします。           記   十月 二 日 総務常任委員会行政視察     ~四 日 岐阜県白川村 世界遺産登録までの経緯について          岐阜県高山市 合併後の行財政改革について      三 日 産業経済常任委員会行政視察     ~五 日 愛知県安城市 集落営農等の振興について及びマル          チ農業二十一推進事業について          安城市産業文化公園「デンパーク」の管理運営状況          について          愛知県豊田市 足助町のまちづくりと観光施策につ          いて      七 日 第十一回議会活性化特別委員会開催      十三日 建設環境常任委員会行政視察     ~十五日 三重県伊賀市 さくらリサイクルセンターの施設の          概要と有効利用等について          三重県大津市 都市景観形成推進制度について      十七日 第十二回議会活性化特別委員会開催     二十一日 平成十七年度大分県市議会議長会議員研修会が別府          市で開催     二十四日 第十三回議会活性化特別委員会開催     二十五日 総務常任委員会開催      〃   福岡県香春町議員一行が「道の駅いんない」につい          て調査・研究のため来市  十一月  一日 九州市議会事務局長会が薩摩川内市で開催     ~ 二日   〃       四日 第四回行財政改革推進特別委員会開催       七日 埼玉県飯能市議員一行がグリーンツーリズム推進事業          について調査・研究のため来市       〃  文教福祉常任委員会開催       〃  建設環境常任委員会開催     ~ 八日 文教福祉常任委員会開催       十日 岡山県御津郡建部町議員一行が「安心院家族旅行村」          の運営について調査・研究のため来市      十四日 決算特別委員会開催     ~十七日   〃      十五日 第五十五回西日本市議会職員研修会が鳥取市で開催さ          れる     ~十六日   〃      十六日 平成十七年度大分県市議会議長会副議長研修会が大分          市で開催       〃  全国市議会議長会社会文教委員会が東京都で開催       〃  鹿児島県湧水町議員一行が安心院地区の構造改革特区          (農業特区)について調査・研究のため来市       〃  鹿児島県知覧町議員一行が安心院地区のグリーンツー          リズムについて調査・研究のため来市      十七日 和歌山県田辺市議員一行が安心院地区のグリーンツー          リズムについて調査・研究のため来市       〃  秋田県小坂町議員一行が安心院地区におけるグリーン          ツーリズムについて調査・研究のため来市     二十一日 産業経済常任委員会開催      〃   大分県十二市議会事務局職員協議会が臼杵市で開催さ          れる     二十二日 議会運営委員会開催     二十四日 議会運営委員会開催     二十八日 行財政改革推進特別委員会開催      〃   第三回宇佐・高田広域市町村圏事務組合議会定例会開          催 ◯議会事務局長(金丸英太郎君)次に、今期定例会に市長から提出されました議案は、議第百五十号から議第百九十号までの四十一件で、条例案三十一件、補正予算案八件、一般議決案二件であります。また、本日までに受理いたしました請願は、印刷配付の請願文書表どおり、四件であります。  以上で報告を終わります。   ~ 日程第四 議案一括上程(議第百五十号~議第百九十号) ~ ◯議長(久保繁樹君)日程第四、議第百五十号から議第百九十号までの四十一議案を一括上程し、議題といたします。   ~ 日程第五 提案理由並びに議案の内容についての説明 ~ ◯議長(久保繁樹君)日程第五、提案理由並びに議案の内容についての説明を求めます。  宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)皆さん、おはようございます。市長の時枝正昭です。  提案理由について御説明をいたします。  議第百五十号は、宇佐市移動通信用鉄塔施設整備事業分担金徴収条例の制定についての件でございますが、これは、携帯電話等の移動通信が行えない状態を解消し、市民等の情報通信手段の確保を図るための移動通信用鉄塔施設整備事業の費用に充てるための分担金の徴収に関し、必要な事項を定めるものです。  このため、本条例を制定したいので提案いたしました。  議第百五十一号は、宇佐市身体障害者デイサービスセンター条例の制定についての件でございますが、これは、当該施設に指定管理者制度を導入するに伴い、宇佐市安心院総合保健福祉センター条例から当該施設に関する規定を削り、新たに当該施設に関し必要な事項を定めるものです。  このため、本条例を制定したいので提案いたしました。  議第百五十二号は、宇佐市院内町休憩所条例の制定についての件でございますが、これは、院内町の休憩所についての規定を整備するためのものです。このため、本条例を制定したいので提案いたしました。  議第百五十三号は、宇佐市安心院総合保健福祉センター条例の一部改正についての件でございますが、これは、当該施設内の宇佐市身体障害者デイサービスセンター及び宇佐市安心院町児童館へ、指定管理者制度を導入するに伴い、本条例からこれら二施設に関する規定を削り、また、所要の改正を行うものです。このため、条例の一部を改正したいので提案いたしました。  議第百五十四号 宇佐市宇佐文化会館・ウサノピア条例の一部改正について、
     議第百五十五号 宇佐市社会体育施設条例の一部改正について、  議第百五十六号 宇佐市安心院B&G海洋センター条例の一部改正について、  議第百五十七号 宇佐市児童館条例の一部改正について、  議第百五十八号 宇佐市老人デイサービスセンター条例の一部改正について、  議第百五十九号 宇佐市院内老人憩いの家及び余温泉条例の一部改正について、  議第 百六十号 宇佐市安心院老人憩いの家及び老人軽作業所条例の一部改正について、  議第百六十一号 宇佐市勤労者総合福祉センター条例の一部改正について、  議第百六十二号 宇佐市勤労青少年ホーム条例の一部改正について、  議第百六十三号 宇佐市鷹栖つり橋公園条例の一部改正について、  議第百六十四号 宇佐市双葉の里条例の一部改正について、  議第百六十五号 道の駅「いんない」条例の一部改正について、  議第百六十六号 家族旅行村「安心院」条例の一部改正について、  議第百六十七号 宇佐市安心の里交流施設条例の一部改正について、  議第百六十八号 宇佐市農産物加工センター条例の一部改正について、  議第百六十九号 宇佐市大豆加工センター条例の一部改正について、  議第 百七十号 宇佐市生産物直売所条例の一部改正について、  議第百七十一号 宇佐市地域食材供給施設条例の一部改正について、  議第百七十二号 宇佐市農村交流センター条例の一部改正について、  議第百七十三号 宇佐市農業者トレーニングセンター条例の一部改正について、  議第百七十四号 宇佐市水稲等育苗施設条例の一部改正について、  議第百七十五号 宇佐市農村公園条例の一部改正について、  議第百七十六号 宇佐市日出生台演習場周辺漁業用施設条例の一部改正について、  以上、議第百五十四号から議第百七十六号までの二十三件でございますが、これは、指定管理者制度導入施設について、指定管理者制度に関する規定の整備とあわせて条文の見直しを行い、所要の改正を行うものです。このため、条例の一部を改正したいので提案いたしました。  議第百七十七号は、宇佐市手数料条例の一部改正についての件でございますが、これは、建築物の安全性及び市街地の防災機能の確保等を図るための建築基準法等の一部を改正する法律の施行により、特定行政庁が認定する項目が新設されたことに伴うものです。このため、条例の一部を改正したいので提案いたしました。  議第百七十八号は、宇佐市廃棄物の適正処理及び再利用等に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは合併前の宇佐市の区域に有料ごみ袋を導入することにより、市内のごみ処理費用に係る負担を均一化し、ごみの排出量に応じた負担の公平性を図り、もって、ごみの減量化につなげるためのものです。このため、条例の一部を改正したいので提案いたしました。  議第百七十九号は、宇佐市農業集落排水施設条例の一部改正についての件でございますが、これは御沓地区農業集落排水処理施設を平成十八年二月に一部供用開始することに伴い、当該処理区を追加するものです。このため、条例の一部を改正したいので提案いたしました。  議第百八十号は、宇佐市農業集落排水事業加入分担金条例の一部改正についての件でございますが、これは御沓地区農業集落排水処理施設の一部供用開始に伴い、当該処理区の加入分担金を追加するものです。このため、条例の一部を改正したいので提案いたしました。  議第百八十一号は、平成十七年度宇佐市一般会計補正予算(第四号)案でございますが、今回の補正額は、十億九千七百七十三万六千円の増額で、累計予算額は二百八十一億四千四百十一万四千円となります。  歳入補正につきましては、国庫支出金一億七千九百十六万九千円、県支出金五億三千百九十七万五千円などの増額となっています。  歳出補正につきましては、社会福祉費九千七百八万七千円、保健衛生費一千八百三十七万七千円、清掃費一千九百八十五万四千円、農林水産施設災害復旧費六億九千二百八十二万七千円、公共土木施設災害復旧費二億八千百五十九万円などの増額と、林業費二千五百三十七万五千円などの減額となっています。以上の補正をしたいので提案いたしました。  議第百八十二号は、平成十七年度宇佐市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は一千五百九十一万六千円の増額で、累計予算額は六十二億五千三百七十七万五千円となります。  歳入補正につきましては、県支出金六千百二十七万一千円、繰入金三千七百七十八万七千円の増額と、国庫支出金七千七百五十二万二千円などの減額となっています。  歳出補正につきましては、保険給付費九千三百七十九万七千円、諸支出金三百二十一万八千円などの増額と、老人保健拠出金八千四百二十一万円の減額となっています。以上の補正をしたいので提案いたしました。  議第百八十三号は、平成十七年度宇佐市介護保険特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は三億六千三百三十一万五千円の増額で、累計予算額は五十四億五千六百二十九万九千円となります。  歳入補正につきましては、国庫支出金一億四百四十四万五千円、支払基金交付金一億一千二百十九万六千円、繰入金一億三十六万九千円などの増額となっています。  歳出補正につきましては、総務費一千二百六十万円、保険給付費三億五千六十一万円などの増額となっています。以上の補正をしたいので提案いたしました。  議第百八十四号は、平成十七年度宇佐市農業集落排水事業特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は百五万円の増額で、累計予算額は六億四千四百三十二万四千円となります。  歳入補正につきましては、諸収入一千三百二万一千円の増額と、繰入金一千百九十七万一千円の減額となっています。歳出補正につきましては、総務費九十九万円などの増額となっています。以上の補正をしたいので提案いたしました。  議第百八十五号は、平成十七年度宇佐市簡易水道事業特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は五百十万円の増額で、累計予算額は七億五千九百万八千円となります。  歳入補正につきましては、繰入金六百八十三万二千円の増額と諸収入百七十三万二千円の減額となっています。歳出補正につきましては、総務費四百十七万六千円などの増額となっています。以上の補正をしたいので提案いたしました。  議第百八十六号は、平成十七年度宇佐市公共下水道事業特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は四千五十一万八千円の減額で、累計予算額は九億六千六万一千円となります。  歳入補正につきましては、繰入金六百九十八万二千円の増額と市債四千七百五十万円の減額となっています。歳出補正につきましては、総務費五百一万円の増額と公共下水道費四千五百五十二万八千円の減額となっています。以上の補正をしたいので提案いたしました。  議第百八十七号は、平成十七年度宇佐市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は四千六百七十六万一千円の増額で、累計予算額は三億八千五十三万五千円となります。  歳入補正につきましては、国庫支出金五千万円などの増額と県支出金三百二十八万四千円の減額となっています。歳出補正につきましては、公共下水道費五千万円の増額と総務費三百二十三万九千円の減額となっています。以上の補正をしたいので提案いたしました。  議第百八十八号は、平成十七年度宇佐市家族旅行村「安心院」運営事業特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は三百六十万一千円の増額で、累計予算額は四千四百六十四万一千円となります。歳入補正につきましては、繰入金三百六十万一千円の増額となっています。歳出補正につきましては、総務費三百六十万一千円の増額となっています。以上の補正をしたので提案いたしました。  議第百八十九号は、市道路線の認定についての件でございますが、これは新たな認定路線が一路線あり、この路線の認定をしたいので、道路法第八条第二項の規定により、議会の議決を求めるため提案いたしました。  議第百九十号は、宇佐市土地開発公社の定款の変更についての件でございますが、これは、公有地の拡大の推進に関する法律施行令の一部改正に伴い、宇佐市土地開発公社の業務に、公社の造成地に借地権を設定し、業務施設、福祉増進施設または立地促進施設の用に供するために賃貸する事業を加えたいので、公有地の拡大の推進に関する法律第十四条第二項の規定により、議会の議決を求めるため提案いたしました。  以上をもちまして、提案理由等の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。終わります。 ◯議長(久保繁樹君)続いて、議案の内容について補足説明の申し出がありますので、自席より発言を許します。  まず、議第百五十一号から議第百七十六号までの指定管理者制度の導入について、企画課長 南 己君。 ◯企画課長(南 己君)皆さん、おはようございます。企画課長の南でございます。  議第百五十一号及び議第百五十三号から議第百七十六号までの議案について、補足説明をさせていただきます。この議案につきましては、提案理由につきましては、先ほど市長の説明のとおりでございます。  なお、この議案はそれぞれ所管課の提案ではございますが、指定管理者制度の導入に伴って、導入予定施設の設置条例の一部を改正するためのものです。制度導入の総括担当の企画課として、制度導入についての補足説明をさせていただきます。  指定管理者制度は、平成十五年に地方自治法の改正により、新たに導入をされた制度ではありますが、市といたしましては、本制度を行財政改革の柱の一つとして位置づけており、積極的な活用を図りたいと考えております。本議案は、この制度活用のため、地方自治法に基づく規定の改正を行うものであります。主な改正内容といたしましては、お手元に配付の例規整備概要書に骨子をまとめていますように、管理の基準、業務の範囲等に関する規定の追加であります。  なお、本議案に関連いたしました導入予定施設の一覧表をお手元にお配りをしております。よろしくご審議をお願い申し上げます。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)次に、議第百七十八号についてを、環境対策課長 松本 明君。 ◯環境対策課長(松本 明君)皆さん、おはようございます。環境対策課長の松本です。どうかよろしくお願いします。  それでは、議第百七十八号 宇佐市廃棄物の適正処理及び再利用等に関する条例の一部改正について、補足説明をさせていただきます。  これは、ごみ袋の有料化に伴います条例の一部改正の提案でございます。実施時期につきましては、平成十八年四月一日、ただし、四月、五月、六月の三カ月を試行期間とし、完全実施は七月一日としたいと思います。  試行期間につきましては、宇佐市全世帯に試行袋を無料配布いたします。枚数は、可燃ごみ用・不燃ごみ用・資源ごみ用を合わせて、三十三枚を一セットとして配布したいと思っております。  また、ごみ袋の種類につきましては、可燃ごみ用大・小、不燃ごみ用大・小、資源ごみ用大・小といたしたいと思っております。大につきましては四十五リットル、小につきましては二十リットルを考えております。どうかよろしく御審議のほどお願いいたします。  以上、補足説明といたします。 ◯議長(久保繁樹君)以上で、提案理由並びに議案の内容についての説明を終わります。   ~ 日程第六 委員長報告 ~ ◯議長(久保繁樹君)日程第六、議会閉会中の委員会付託事項につき、審査の結果について報告を求めます。  まず、決算特別委員長 嶌田正徳君。 ◯決算特別委員長(嶌田正徳君)おはようございます。決算特別委員長の嶌田正徳でございます。  決算特別委員会審査結果の報告をいたします。  平成十七年九月第五回宇佐市議会定例会において本委員会に付託され、継続審査となっていました、議第百号 平成十六年度宇佐市一般会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百九号 平成十六年度安心院町一般会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百二十号 平成十六年度院内町一般会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百三十一号 平成十六年度宇佐市一般会計歳入歳出決算の認定について(新市分)の四議案を、去る十一月十四日から十七日の四日間にわたり、助役初め監査委員並びに担当部課長の出席を求め、慎重に審査をいたしました。  今回の決算の概要として、議第百号、議第百九号、議第百二十号は、市町合併により、出納閉鎖期間がない三月三十日までの打ち切り決算となったため、いずれの会計も不用額は新市分の議第百三十一号に引き継がれました。  議第百三十一号は、合併後の一日分の決算であり、実質収支は一日分の決算額に旧市町の赤字決算繰越額を包括したものになりました。  本年度の決算を総じて見ると、厳しい経済情勢による地方税の低迷や、三位一体改革による地方交付税などの減少により、財政運営は極めて厳しい現況にあります。  このような中、新市の行政事務の円滑な移行や行政サービスの向上のため、経費節減に努め諸施策を遂行する努力がうかがえます。しかしながら、財政指数としては、経常収支比率一〇〇・六%、公債比率一六・一%、公債負担比率一七・三%となっており、財政運営は危機的状況と言えます。  審査に当たっては、各会計とも標準的な会計の実態を示さない特殊性がありましたが、各課の業務内容と投資効果、補助金等に関して質疑、意見が活発に出されました。  新市として、行財政改革を柱とした事務事業の見直しによる財政健全化に努め、「彩りに満ちた暮らしの元気都市」の実現に向け、また、本委員会審査で指摘された事項を平成十八年度予算編成に反映していただき、最小限の経費をもって最大の事業効果が上がる執行をしていただくことを期待し、議第百号 平成十六年度宇佐市一般会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百九号 平成十六年度安心院町一般会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百二十号 平成十六年度院内町一般会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百三十一号 平成十六年度宇佐市一般会計歳入歳出決算の認定について(新市分)の四議案は、いずれも賛成多数で認定するものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、総務常任委員長 林 寛君。 ◯総務常任委員長(林 寛君)皆さん、おはようございます。十番 林です。  総務常任委員会の委員会審査報告をいたします。平成十七年九月第五回宇佐市議会定例会並びに平成十七年十一月第六回臨時会において本委員会に付託され、継続中でありました議案について、担当部課長の説明を求め、慎重審査の結果、次のとおり決定いたしましたので御報告をいたします。  議第百二十九号 平成十六年度宇佐地域消防組合一般会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、これは、消防組合の消防施設整備事業等が主なものであり、歳入歳出とも適正に処理されており、原案のとおり認定すべきものと全会一致をもって決定いたしました。  次に、議第百四十七号 業務委託契約の締結についてでございますが、これは、戸籍事務の電算化について、指名競争入札を十一月七日に実施し、仮契約中であり、議会の承認を求めるものであります。委員会といたしましては、本議案について、十一月二十五日と十一月二十九日の二日間にわたり慎重審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決と決定いたしました。  なお、今後のIT調達等考慮して、付帯決議(案)によって委員会の意見を表明し、委員長の報告を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、文教福祉常任委員長 三浦長男君。 ◯文教福祉常任委員長(三浦長男君)文教福祉常任委員会の審査報告をいたします。  平成十七年九月第五回宇佐市議会定例会において本委員会に付託され、継続審査中でありました議案について、去る十一月七日、八日の二日間にわたり、担当部課長の説明を求め、慎重審査の結果、次のとおり決定しましたので御報告いたします。  まず、議第百一号 平成十六年度宇佐市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百十号 平成十六年度安心院町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百二十一号 平成十六年度院内町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百三十二号 平成十六年度宇佐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)の四件でございますが、これらは、一般被保険者国民健康保険税などの歳入と、保険給付費などの歳出であり、慎重審査の結果、議第百一号は、国保税は県下でも高く、財政安定化支援資金も全額繰り入れられていないなどの意見がありましたが、採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定するものと決定いたしました。  次に、議第百十号と議第百三十二号は、国保世帯の負担が増しており、また、不納欠損、収入未済額もふえてきている現状には問題があるなどの意見がありましたが、採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定するものと決定いたしました。  次に、議第百二十一号は、歳入歳出とも適正に処理されており、慎重審査の結果、原案のとおり認定するものと決定しました。  次に、議第百三号 平成十六年度宇佐市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百十六号 平成十六年度安心院町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百二十四号 平成十六年度院内町老人保健医療特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百三十三号 平成十六年度宇佐市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)の四件でございますが、これらは、老人保健の支払基金などの歳入と医療費給付費などの歳出であり、慎重審査の結果、原案のとおり認定するものと決定いたしました。  次に、議第百八号 平成十六年度宇佐市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百十九号 平成十六年度安心院町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百二十六号 平成十六年度院内町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百三十四号 平成十六年度宇佐市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)の四件でございますが、これらは、介護保険料などの歳入と保険給付費などの歳出であり、慎重審査の結果、議第百八号は、介護保険料は県下でも高く、市民の負担が増しているなどの意見が出ましたが、採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定するものと決定しました。  次に、議第百十九号と議第百三十四号は、減免制度の拡充、また不納欠損、収入未済額もふえてきている現状には問題があるなどの意見がありましたが、採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定するものと決定いたしました。  次に、議第百二十六号は、歳入歳出とも適正に処理されており、慎重審査の結果、原案のとおり認定するものと決定しました。  次に、議案第百十五号 平成十六年度安心院町藤・稲尾奨学資金特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百四十一号 平成十六年度宇佐市藤・稲尾奨学資金特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)の二件でございますが、歳入歳出とも適正に処理されており、慎重審査の結果、原案のとおり認定するものと決定いたしました。  最後に、議第百二十七号 平成十六年度院内町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百四十二号 平成十六年度宇佐市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)の二件でございますが、歳入歳出とも適正に処理されており、慎重審査の結果、原案のとおり認定するものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)次に、産業経済常任委員長 佐田則昭君。 ◯産業経済常任委員長(佐田則昭君)産業経済常任委員長の佐田です。  委員会の審査報告をいたします。
     平成十七年九月第五回宇佐市議会定例会において、本委員会の継続審査となっておりました議案六件について、去る十一月二十一日に、担当部課長の説明を求め、慎重に審査しましたので、その経過と結果について報告いたします。  まず、議第百六号 平成十六年度宇佐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百十八号 平成十六年度安心院町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百二十五号 平成十六年度院内町農業集落排水施設整備事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百三十五号 平成十六年度宇佐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)の四件は、旧宇佐市、安心院町、院内町、及び新市分に分割された平成十六年度の農業集落排水事業の各特別会計の決算認定案でございますが、委員から、質疑としては、使用料の徴収方法や加入促進に向けての努力などの質疑が出されました。歳入歳出とも適正に処理されており、本委員会として、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり認定することに決定しました。  次に、議第百十四号 平成十六年度家族旅行村「安心院」運営事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百四十号 平成十六年度宇佐市家族旅行村「安心院」運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)の二件は、旧安心院町及び新市分に分割された平成十六年度の家族旅行村「安心院」の運営事業特別会計の決算認定案でございますが、歳入歳出とも適正に処理されており、本委員会として、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり認定することに決定しました。  以上で、産業経済常任委員会の審査報告を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)最後に、建設環境常任委員会副委員長 中村明美さん。 ◯建設環境常任委員会副委員長(中村明美さん)三十六番の中村明美でございます。委員長を代行いたしまして、建設環境委員会の審査報告をいたします。  平成十七年九月第五回宇佐市議会定例会において本委員会に付託され、継続審査中でありました議案十六件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果を御報告いたします。  まず、議第百二号 平成十六年度宇佐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百十三号 平成十六年度安心院町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百二十三号 平成十六年度院内町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百三十六号 平成十六年度宇佐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)ですが、議第百二号、議第百十三号、議第百二十三号は、三月三十日までの旧宇佐市、安心院町、院内町の住宅新築資金等貸付事業特別会計の決算案で、議第百三十六号は、合併後の三月三十一日、新市分でございます。  本事業は償還業務のみ行っており、収入未済額は三市町で八億円に達しております。  徴収には困難を極めておりますが、徴収専門員を配置し、徴収実績も上がってきております。今後も県等と協議を重ね、国に責任ある対策を講ずるよう要望し、四件は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、議第百四号 平成十六年度宇佐市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百十七号 平成十六年度安心院町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百三十八号 平成十六年度宇佐市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百三十九号 平成十六年度宇佐市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)の四件は、旧宇佐市、安心院町の公共下水道事業特別会計の決算認定案でございますが、公共下水道事業に関しましては、委員より莫大な事業費がかかり、また維持管理費も多額なことから、事業の推進には費用対効果、経済性、利便性を考慮してほしいとの意見や、加入率の促進に努めてもらいたいという意見があり、慎重審査の結果、四件は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、議第百五号 平成十六年度宇佐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百十一号 平成十六年度安心院町簡易水道特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百十二号 平成十六年度安心院町給水施設特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百二十二号 平成十六年度院内町簡易水道特別会計歳入歳出決算の認定についてと、議第百三十七号 平成十六年度宇佐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての五件は、旧宇佐市、安心院町、院内町の簡易水道事業特別会計の決算の認定案でございますが、歳入歳出とも適正に処理されており、五件は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、議第百七号 平成十六年度宇佐市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について。本事業は、柳ヶ浦駅・宇佐駅前の有料駐車場に関するものですが、両駐車場とも利用は順調であり、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、議第百二十八号 平成十六年度宇佐市清掃事業組合一般会計歳入歳出決算の認定についてですが、宇佐市清掃事業組合の施設につきましては、竣工後二十年以上が経過し、老朽化が顕著に見られ、維持・修繕料に多額の費用がかかりますが、経費の抑制に努めるよう要望し、本決算は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  最後に、議第百三十号 平成十六年度宇佐山郷衛生事業組合会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入歳出とも適正に処理されており、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)ここで昼食のため暫時休憩をいたします。  再開は一時十分からといたします。                    休憩 午後零時〇五分                  ─────────────                    再開 午後一時十二分 ◯議長(久保繁樹君)休憩前に引き続き会議を再開いたします。   ~ 日程第七 委員長報告に対する質疑、討論、採択 ~ ◯議長(久保繁樹君)日程第七、ただいまの委員長報告に対する質疑、討論、採決を行います。  まず、議第百号 平成十六年度宇佐市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君) 質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  十一番 用松律夫君。 ◯十一番(用松律夫君)皆さん、こんにちは。十一番 日本共産党の用松でございます。  議第百号 二〇〇四年度一般会計決算に反対の立場から討論を行います。決算認定に当たり、市民の暮らしや福祉を守るための予算執行には、積極的に賛成するのは当然でありますが、以下の部分について不同意を表明するものであります。  歳入の面では、財政健全化の問題であります。市債が百八十億を超え、一日の利払いだけでも、一般会計分のみに照準を合わせても、百八十六万円もの利払いをしなきゃならない。このまま借金を重ねれば、財政的に破綻をすることは明白であります。にもかかわらず、二〇〇四年度は三十二億円の市債を起こすと。もちろんそのうち臨時財政対策債がありますから、純粋には二十億の借金ということになるんで、これを認めるわけにはまいりません。  二つ目には、収入未済額で、対前年度比で八六%、不納欠損で、対前年度比で五二・三%それぞれ増加しており、これは、一部の悪質な滞納者を除き、深刻な不況の中、市民の生活苦や営業困難を物語るものであり、調定額そのもの、あるいは税額そのものを見直すべきだと考えます。  歳出では、第一点に総務費の関係であります。その一つは、日本共産党は、治安維持法によって死刑または無期懲役という過酷な弾圧と思想差別の中で、命がけで闘ってきた党として、差別根絶の立場から公平な市政を築くことが不可欠だと考えております。その点で、同和運動団体に対する団体補助金の三百五十万は、他の団体に比べても法外に高い。これを、差別解消とは逆行するものであり、法が失効した現在、見直すべきだと考えております。  二つ目には、電算管理費については、十四年度は一億三千八百九十五万九千九百七十八円、新年度分で四億を超す出費をしているわけで、今、電算の問題が熱い論議になっておりますけれども、そうした電算管理の委託費が金額的に妥当かどうか、あるいはその契約の方法、あるいはその透明性が果たして貫徹されているのかどうかという点で疑義を感じざるを得ません。  三つ目には、職員互助会の一千五百六十万円が、その金額もさることながら、使途について、例えばサッカー観戦、あるいは野球観戦、あるいは旅行補助金、あるいは高額備品の補助などなど、到底市民の理解が得られるものではございません。  第二点は、民生費の関係で、隣保館運営費についても、先ほど述べたように、一部に部落差別の解消に逆行する予算の執行が行われているということであります。  第三点目は、衛生費関係で、瓶・ペットボトルの選別等について、約六百五十万円も支払って委託をしていると、従前実施していたように、市民の協力のもとに分別を進めるべきだと考えます。  第四点は、農林水産業費であります。利用度の少ない大型広域農道に県の言いなりで市民の税金を持ち出す、この状況を繰り返し、〇四年度でも、金額的には確かに減っておりますけれども、七百八十万円支出をしていると。今必要なことは、生活道路や安全対策を講ずるべきではないでしょうか。  第五点は、土木費の住宅新築資金事業の問題であります。先ほど建設環境の委員長の発言にもありましたように、これは、国にその最大の責任があると、明らかであります。一般会計からの七百四十七万円の支出は、市民の納得が得られる問題ではございません。まじめに払ってきた方も少なくなく、一部の滞納者のうちで自己破産者や生活保護家庭を除き、きちんと徴収にさらに努力すべきであります。  第六点は、教育委員会関係でございます。その一つは、教育の公平性、中立性の問題で、例えば教育委員会における、県下でも最も多額な人権・同和教育審議会への補助金二百十万円などの差別解消にこれも逆行するような予算が執行されている。二つ目の社会教育の分野でも不公正をなくす問題で、特定の地域を対象にした指導員の配置による報酬や、あるいは公民館の学級における助言者への百五十三万円などの支出は不適正であります。  以上をもって反対討論にかえさせていただきます。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって、議第百号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百一号 平成十六年度宇佐市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)一番、日本共産党 今石です。  平成十六年度、議第百一号 宇佐市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に反対の立場で討論いたします。  宇佐市の国保世帯の所得は、長引く不況と、小泉政府の悪政による国民への負担押しつけで、課税対象所得額が県下で最下位ということからわかるように、大変厳しい生活になっています。しかし、依然、宇佐市の国保税は県下で一番高く、生活困窮が理由による滞納、不納欠損が多く、国保世帯の生活状況を見れば、基金の取り崩しや一般会計の繰り入れによって、高過ぎる国保税を引き下げるべきだと考えます。  十六年度は、三億二千万円の基金のうち、五千万円を使って運営をしましたが、一般会計からの繰り入れについては、国からの財政安定化支援資金を約七割しか入れていません。市民の多くが加入し、命と健康を守る国保会計の安定は何よりも優先されるべきで、国や県の指導、他市の状況を見ても、全額の繰り入れを強く求めるものです。そして、国保第四十四条の低所得者の医療費の申請減免については、法律に規定があり、宇佐市に要綱があるにもかかわらず、基準がないから対応できないという姿勢は大きな問題です。適切な対応と実施を求めます。  以上の理由でこの決算に反対いたします。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百一号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって、議第百一号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百二号 平成十六年度宇佐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)一番 今石です。  平成十六年度、議第百二号 宇佐市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定について反対の立場で討論いたします。  その理由は、第一点は、六億九千八百八十九万三千円の調定額に対して、収入済み額は千八百八十九万八千円にとどまっていることであります。  第二点は、一般会計からの繰入額は、二千四百七十二万四千五百二十六円で、この間の持ち出し累計額は、八億六千七百四十五万二千六百五十三円にも上ることです。  第三は、いわゆる焦げつき状態のため、元金と利子合わせて、四千六百二十二万一千五百八十円の公債費として支払いを余儀なくされている点です。これでは、徴収できるだけ徴収し、残りは一般会計から繰り入れるという悪循環であります。しかも、徴収費用として、賃金や報酬費、旅費などに四百万以上の税金が使われています。多くのまじめな方は返還を終わっており、まだ終わっていない二百五十九人の滞納者の中でも、生活困窮でやむを得ない場合を除き、厳しく徴収すべきであります。  以上の理由でこの決算に反対いたします。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)
    ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百二号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって、議第百二号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百三号から議第百七号までの五件を一括して議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百三号から議第百七号までの五件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)御異議なしと認めます。よって、議第百三号から 議第百七号までの五件は原案のとおり認定されました。  次に、議第百八号 平成十六年度宇佐市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)一番 今石です。  平成十六年度議第百八号 宇佐市介護保険事業特別会計決算の認定に反対の立場で討論いたします。  宇佐市の介護保険料は、県下で最も高く、保険料が高過ぎて生活ができないというのが市民の多くの声です。しかも、所得の低い方は、本当に困ったときでも、利用料が高過ぎて利用できなかったり利用を我慢したりしているのが現状です。この高過ぎる保険料の引き下げを一般会計から繰り入れてでもすべきだと考えます。保険料の減免制度は、市民の要求や議員の要求によりつくられましたが、条件が余りにも厳し過ぎて、改善要求にこたえることもなく、平成十六年度は実施人数がわずか申請四件、実施三件であることなど、不十分な現状です。困ったときに利用できる介護制度にするために、保険料と利用料の減免制度の拡充を求めるものです。  また、特別養護老人ホームは二園あり、百三十人の定員で、待機者もかなりいるのが現状です。入れかわりもほとんど期待できず、困ったときに利用できないのが実態です。  以上の理由でこの決算に反対いたします。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百八号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって、議第百八号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百九号 平成十六年度安心院町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  五番 荷宮みち恵さん。 ◯五番(荷宮みち恵さん)五番 荷宮です。  議第百九号 平成十六年度安心院町一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で意見を述べます。  財政が厳しい中で、直接住民の暮らしや、命にかかわる施策の予算執行では、通院福祉バス、乳幼児医療費の六歳までの助成など、福祉サービスを充実するための努力は高く評価できると思います。  しかし、特定の団体への補助金の継続や、安心院町「家族旅行村」内に約六千万円かけて新設したパークゴルフ場への投資効果についても疑問が残ります。  また、電算管理費については、金額が大きいだけに、委託料等の金額が妥当であるか、また、十分精査されているかなど透明性が高いとは言えません。  以上のような理由によって、認定には反対いたします。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百九号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって、議第百九号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百十号 平成十六年度安心院町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  五番 荷宮みち恵さん。 ◯五番(荷宮みち恵さん)五番 荷宮です。  議第百十号 平成十六年度安心院町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について反対の立場で意見を述べます。  安心院町は、十六年度に保険税の値上げをしたことで被保険者一人当たり、また一世帯当たりの保険負担が増えています。生活困窮が理由の滞納、不納欠損、収入未済額がふえていることも生活が大変になっていることをあらわしているのではないでしょうか。命に直接かかわる国民健康保険という性質を考えると、むだを見直し、本当に必要な住民サービスを充実させる努力をすべきで、住民に負担を強いる保険税の値上げではなく、引き続き予防医療にも力を入れつつ、まだ残っている基金の運用をするべきではないでしょうか。  以上のような理由で、認定には反対いたします。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百十号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって、議第百十号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百十一号及び議第百十二号の二件を一括して議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
     質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百十一号及び議第百十二号の二件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)異議なしと認めます。よって、議第百十一号及び議第百十二号の二件は原案のとおり認定されました。  次に、議第百十三号 平成十六年度安心院町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  五番 荷宮みち恵さん。 ◯五番(荷宮みち恵さん)五番 荷宮です。  議第百十三号 平成十六年度安心院町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で意見を述べます。  住宅新築資金等貸付事業は、国に大きな責任があることですが、まず、調定額九千六百七十四万三千七百一円に対し、収入済み額二百七十三万八千百七十三円となっており、収入未済額は九千四百万五千五百二十八円です。毎年一般会計からの繰り入れもあり、いわゆる焦げつき状態のための借金の公債費は、元金と利子を合わせて三百二十八万三千八百八十八円も支払わなくてはならない状況になっています。生活困窮でやむを得ない場合を除き、きちんと徴収をする努力をさらにすべきではないでしょうか。  以上の理由で、この決算認定には反対いたします。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百十三号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって、議第百十三号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百十四号から議第百十八号までの五件を一括して議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百十四号から議第百十八号までの五件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)御異議なしと認めます。よって、議第百十四号から議第百十八号までの五件は原案のとおり認定されました。  次に、議第百十九号 平成十六年度安心院町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  五番 荷宮みち恵さん。 ◯五番(荷宮みち恵さん)五番 荷宮です。  議第百十九号 平成十六年度安心院町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で意見を述べます。  町独自の減免のなど、住民サービスの努力は大変高く評価されるものですが、それでも保険料、利用料が高くて利用できないという方がいます。高齢化や核家族化、独居老人が増加する中、今後も介護サービスの必要性は高まっていきます。特に低所得者の方たちにとっては、減免制度の拡充がなければ、安心してだれもが必要なときに利用できません。不納欠損や収入未済額がふえている状況から見ても、生活が厳しくなっていることが見てとれるのではないでしょうか。低所得者の高齢者の方にとって、安心して暮らせる老後のためにも、今後減免制度の拡充は必要です。財政が厳しい中でも、むだを見直し、本当に必要なサービスをする努力が求められます。  以上の理由から、決算認定には反対いたします。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百十九号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって、議第百十九号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百二十号 平成十六年度院内町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  十一番 用松律夫君。 ◯十一番(用松律夫君)お疲れさんです。  議第百二十号 二〇〇四年度院内町一般会計歳入歳出決算の認定について、不同意の立場から討論を行います。  もとより院内町は、福祉や介護、定住対策などの分野で旧宇佐市にはないサービスをしてきている。これに対しては高く評価し、院内町の議員の皆さんの努力に敬意を払うものであります。  しかし、一方では、宇佐市の一般会計の反対討論で述べたように、公正で平等な市政を確立するという点で、多々これに欠ける面があると。  第一点は、町長交際費が百三十三万円の支出であります。これは、宇佐市が百十七万円に比較しても相対的に高く、その使途の一部についても適正さを欠く支出が見受けられます。  第二点は、同和運動団体に対する団体補助金や、社会教育の分野など不公正な支出が見られることであります。  第三点は、中学校改築費の中の備品購入費、約二千百万円の支出であります。もちろん、これだけの予算を組んだこと自体は、宇佐が寄附に頼ろうとしている、そういう姿勢とは雲泥の差で、予算を組んだことは評価をするわけでございますが、ただその中で、随意契約で百六十万円の絵画の購入が含まれており、絵画の購入が五十号で百三十万。絵画の枠が、何と合わず、百号で三十万と。そういう点で、適正さを欠くというふうに判断をいたしました。  以上で反対討論を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。
     討論を終結いたします。  これより議第百二十号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって、議第百二十号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百二十一号及び議第百二十二号の二件を一括して議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百二十一号及び議第百二十二号の二件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)御異議なしと認めます。よって、議第百二十一号 及び議第百二十二号の二件は原案のとおり認定されました。  次に、議第百二十三号 平成十六年度院内町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)議第百二十三号 平成十六年度院内町住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定について、反対の立場で討論いたします。  理由は、議第百二号などで述べたとおりで、院内町におきましても、未収金の処理や抜本的な改善策がとられておらず、財政の健全化に影響を与えていると考えられます。  以上の理由で反対いたします。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百二十三号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって、議第百二十三号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百二十四号から議第百三十号までの七件を一括して議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百二十四号から議第百三十号までの七件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)御異議なしと認めます。よって、議第百二十四号から議第百三十号までの七件は原案のとおり認定されました。  次に、議第百三十一号 平成十六年度宇佐市一般会計歳入歳出決算の認定について(新市分)を議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  十一番 用松律夫君。 ◯十一番(用松律夫君)お疲れさんです。  百三十一号 二〇〇四年度宇佐市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。  基本的には、三市町の予算執行の政治姿勢と政策を踏襲するものであり、不同意であります。  その第一点は、電算システム管理委託料、四億六百四十万円の妥当性について、その金額の多寡や契約方法についての疑問が残るところでございます。  第二点は、合併により、市長がたびたび言明をされているように、「サービスは高く、負担は低く」という公約に反する、ごみ袋の有料制度に伴う予算執行は認められません。  以上で反対討論を終わります。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百三十一号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって議第百三十一号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百三十二号 平成十六年度宇佐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)を議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  五番 荷宮みち恵さん。 ◯五番(荷宮みち恵さん)五番 荷宮です。  議第百三十二号 平成十六年度宇佐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算(新市分)の認定について反対の立場で意見を述べます。  三月三十日までの決算と連動している予算ですので、同様の理由で決算認定には反対いたします。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。
      (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百三十二号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって議第百三十二号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百三十三号 平成十六年度宇佐市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)を議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百三十三号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)御異議なしと認めます。よって、議第百三十三号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百三十四号 平成十六年度宇佐市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)を議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  五番 荷宮みち恵さん。 ◯五番(荷宮みち恵さん)五番 荷宮です。  議第百三十四号 平成十六年度宇佐市介護保険特別会計歳入歳出決算(新市分)の認定について、反対の立場で意見を述べます。  三月三十日までの予算と連動している予算ですので、議第百八号、議第百十九号と同様の理由で決算認定に反対いたします。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百三十四号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって議第百三十四号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百三十五号 平成十六年度宇佐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)を議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百三十五号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)御異議なしと認めます。よって、議第百三十五号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百三十六号 平成十六年度宇佐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について(新市分)を議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  一番 今石靖代さん。 ◯一番(今石靖代さん)一番 今石です。  議第百三十六号 平成十六年度宇佐市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定について、反対の立場で討論いたします。  理由は、議第百二号などで述べたとおりであります。会計の中身や根本問題が同じでありますので、反対いたします。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)賛成討論はありませんか。  五十一番 広岡利公君。 ◯五十一番(広岡利公君)五十一番 広岡であります。  議第百三十六号の平成十六年度宇佐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論をします。  この問題は、先ほど来、各議案に対しての反対討論が共産党三名において反対されてきました。私は念のために、新市になりましたので、宇佐市・院内・安心院の皆さん方の面前において討論させてもらうわけですが、この制度のいわれというのを、共産党の諸君三名は知らんのじゃないですか。新しい議員ですから、認識不足だと私は思うんですよ。特に新築の問題については、宅地の資金も同じですが、家のない者に家を建てろと。土地のない者に土地を貸し付けてやれと。国の、これは特別措置法の政策の一環であります。当時、私も解放同盟の委員をしておりましたし、私たちの先輩たちは、この問題で命をかけてね、運動を展開してまいったわけであります。その結果がですね、土地のない者に土地を、家のない者に家を、そして収入のない者に貸し付けてやれと。たとえ生活保護であろうと、無収入であろうと、貸すべきだと。当然、その保証人もとるべきではないと、私どもは当時主張してきたわけですが、行政としては、断固として保証人だけはつけてほしいと。当時なれ合いの保証でね、一人の保証に対して五人、十人と、みんなで助け合いという、助け合いの運動のもとでね、保証してきたわけであります。  国の制度ではね、当時の解放同盟の宇佐の委員会においては、そんな所得のない生活保護者のために貸し付けをする資金でありますから返されなくてもいいんだと、返還しなくてもいいんだという建前からね、解放運動の一環として貸し付けを行った事例があるわけです。もう課長、部長さんたちは、当時の課長、部長はおらないと思うんですが、私は当初から解放運動に邁進してまいった者の一人であります。  共産党議員さんたちは、特に同和地区住民の方は、共産党員が多いわけです。その共産党の党員たちも含めてね、差別をしておるということを私は感じてこの賛成討論に立ったわけです。国の法律が曲がっておったと、間違っておったということで、国は無職の人たちにも金を貸したわけであります。当然のことなんです。差別がゆえに収入はなくなる、就職がない。どうして同和地区の人がいのちきするんですか。泥棒や詐欺をしなくちゃ生活ができない状態に、あの時点としてあったわけであります。それが、国のそうした助太刀によって、住宅土地取得資金、新築資金というものを貸し付けをしたわけであります。  ほかの問題に入りますが、社会教育関係の集会所問題でもそうです。差別を撤廃しなさいという国の方針のもとでね、あの集会所建設、あるいは各所においてのそういう施設、学校においての同和教育と、こういうものを国の指針によってなされておるわけです。それを共産党の諸君三人は反対しておるんです。差別者じゃないですか。人権の差別を解消するという我々のね、運動体を立ち向かって反対するということは、根底から差別をやっておるということにつながらせんですか。だから、私はここで、議員の皆さん方の前で賛成討論をするわけです。差別者じゃないですか、それは。  とにかく教育の問題、教育は百年の計を立てなくちゃ、教育の解消はできないと言ってきたわけであります。当然、同和教育も百年の計を立てて、これからの子弟、子供たちの同和教育の育成をしていくと、完全撤廃、差別の撤廃を、なくしていくのが私たちの組織の考えであります。私は、現在は全日本同和会の、新宇佐市ですが、宇佐市の特別顧問としてね、同和運動に邁進しておる者の一人であります。今後、私も、差別解消がしない限り、一命をなげうってこの運動に邁進する所存であります。どうか皆さん方の御理解を賜りたいと思います。  以上の観点において賛成の討論にさせていただきます。 ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百三十六号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって議第百三十六号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百三十七号から議第百四十二号までの六件を一括して議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。
      (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百三十七号から議第百四十二号までの六件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)御異議なしと認めます。よって、議第百三十七号から議第百四十二号までの六件は原案のとおり認定されました。  最後に、議第百四十七号 業務委託契約の締結についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  五番 荷宮みち恵さん。 ◯五番(荷宮みち恵さん)五番 荷宮みち恵です。  委員長の報告は、賛成多数で可決でしたが、幾つか質問したいと思います。  まず、一点目に、最初の入札の落札者である業者が、二回目では六千万円も安い価格で落札をしました。その価格は報告がありましたが、二番札と三番札との間の価格が余りにもかけ離れていましたが、落札価格と予定価格との差は幾らだったのか、また、その理由について執行部からどのような説明があったのか、これを可とした判断基準は何だったのかをお尋ねいたします。  続いて、約六千万円安くなったということですが、同じこの行政システムが受注をしているほかの自治体との比較はどのようにされたのか、またその妥当性をどう判断したのか、説明があったのかお尋ねをいたします。  三点目に、予定価格の設定はどのような基準で決められたのか、執行部から説明があったのかお尋ねをいたします。 ◯議長(久保繁樹君)答弁を、総務常任委員長 林 寛君。 ◯総務常任委員長(林 寛君)荷宮議員にお答えいたします。  落札価格と予定価格の差ということでありますけど、契約事務規則によって予定価格は公表できないことになっております。したがって、そのような説明はありません。  二番目として、六千万安くなったがということでございますけど、当初の随意契約方式と入札方式ということで、競争原理が働いたという説明でございました。  あと落差価格の設定予定ということでありますけど、具体的にはその落札価格の設定はどのような基準でという委員会内においての質問はございませんでした。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)ほかに質疑はありませんか。   五十一番 広岡利公君。 ◯五十一番(広岡利公君)五十一番 広岡です。  議第百四十七号 業務委託契約の締結についてでございますが、私はちょうど議会欠席をいたしました。熊本の水俣で葬儀がありましたので、大事な議会でありましたが、議会を欠席させていただきました。今まで本会議を欠席したことはなかったんですが、水俣の兄弟のお母さんが亡くなったというので、私も仲人の立場で兄弟の家庭に葬儀に参ったので、内容を把握をしておりません。非常に、委員長には酷な質問かもしれませんが、どうしても何点かお尋ねをしたいと思います。  議会運営委員会で提案して、議会で諮ったわけですが、内容については、議会は何人であろうとこの内容をとなえることはできないというのが議会の決まりであります。ですから、議運においては質問をすることはできません。私は、内容について委員長にお尋ねをしたいのはですね、先ほど荷宮委員が言っておりましたように、入札業者が当初十社で想定をしたようですが、今度の入札は十社の中から五社を絞って発注をしたと、その中の二社は入札を辞退したと、これは、その中の一社は無効入札をしておると、五社のうち三社がね、放棄しておるわけですよ。残り二社で入札をしたという形になるわけですよね。  その状況は、私は、これは不透明であると。先ほど来の六千万のそうした指名入札じゃなくて、二億五千八百万円でしたか、それは二億五千八百万円を取り下げして再入札をしたので六千万円安くなったということ、確かに二億五千万円から六千万円安くなったということは、これは評価したいということになるかもしれませんが、私はそうは考えておりません。六千万円安くなったということは、当初あの契約をしたときにですね、市民の市税に大きな損害を与えたということにつながるわけであります。  大園助役は、マスコミに対して「よかったじゃないですか」と。「六千万円安くなった」と。これはとんでもないことだと思うんですよね。六千万円安くなったということは、六千万円市民に損害を与えたという事例があるわけですよ。解約はしましたけどね。二人の助役がいて、二人が責任とって辞表を提出しなくちゃならんような事態なんですよ。その責任は市長にあるんですよ。市長も同じだと思うんですよ。いいかげんな、そうした随意契約を出して、そして入札をしたからといって「六千万円安くなった」と。市民がどんな言いよるですか。何を言いよるか、何をしておるかわからないという、ちまたのうわさじゃないですか。もう一遍、総務委員会がこの契約事項を破棄あるいは差し戻したときに、どうなるんですか。再入札をまたやるわけですが、幾ら安くなると思うんですか、また。  委員長に、私はお尋ねしたいんですがね、なぜこの委員会でね、そうした条件つきの決議案が出ておるわけですが、工事金額が、一億九千九百万円なりの工事金額については何も触れなかったんですか、委員の皆さん。十三名の委員さんですが、委員長を含めて十四人。そのことをお尋ねしたい。一億九千九百何十万円をね、そのままそっくり認めた。そして、そのかわりに付帯条件をつけると。それは、のしをつけたようなもんじゃないですか。私は、これは不透明だから、これを委員会で採択するということは、私は委員長としてどうかなと思いますよ。委員の皆様どうでしょうか。一億九千九百万円は何も変わらんで無条件で認めてね、そのかわり付帯条件をつけると。  そして、その付帯条件の問題に関して、私は委員長に尋ねたいんですが、二点目についてですね、これは、戸籍電算化業務に対してはね、やっぱりいろいろ問題があったから、外部から資格のある方を、専門的な方を導入すると、また上乗せですか、委員長。外部からの専門員を入れるということは、何がしかの給与を出さなくちゃならんわけでしょう。専門員を入れたら。専門員ですからやっぱり認識の高い人を導入するわけですが、何百万かそこに経費がかかるわけでしょう。また付帯条件としてそんな余分な金をプラスさせるんですか。私は、これはいかがなものかと思うんですが。  それから、四点目になりますが、職員の意識改革ということをうたわれておるですね。職員の意識改革をするよりも、何よりも、市長みずから二人の助役を含めてですね、意識改革をしてもらわなくちゃ、こんな不透明な、でたらめな入札が横行しておるということになると、これは市民が許さんですよ。私たち五十六人が許しても、六万三千の市民は恐らく許さんと思うんですよ。不透明でしょうが。それを職員の改革をすると。まず、みずから市長、新助役二名、改革をしていただきたい。このことは委員の中で出らんじゃったんですか。職員だけの問題じゃないと思うんですよ。部長が議会運営に出るけど、答弁できんでしょうが、私たちが質問しても。できんはずなんですよ。口止めですからできんわけですよ、委員長。やはり、それは市長以下二名の助役、追及してですね、もしくは辞表ものだと、私はこう思いますよ。やめていただくと、市長は病院に帰っていただくと。このことしか考えられんと思うんですよ。  委員長、まあ、酷な質問と思いますが、私、ちょうどその日には欠席でしたので、委員会の様子ははかり知れないので、酷な質問をいたしますが、総務委員会の皆さんも、ほんと申しわけない。こんな極端な質問になろうかと思いますが、執行部の行った行為はでたらめ、不透明と言わざるを得ないと思いますよ。委員長、そこら辺を委員の皆さん方の発言はなかったんでしょうか。お尋ねをしたいと思います。  それから最後になりますが、この業者選定について、十社のうち五社を選定して、二社は棄権したわけです。一社は入札をしなかったわけですからね。あと二社で、随意契約とほとんど同じような形なんですが、そこら辺はどうだったんでしょうか。  三点目でお答えを願いたいと思います。業者の指名についての発表については、秘密会議を開かなくちゃ公表できないということですから、私は後で議長に申し出たいと思います。同意者がありますのでね、秘密会議を、ここで本会議を開いていただいて、その業者の発表をしていただきたい。我々議員はね、知る義務があるんです。この業者を知らんでね、市民に説明をするわけにはまいりません。  以上、三点において、それと今の業者の問題四点、それをお尋ねしたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)答弁を、総務委員長 林 寛君。 ◯総務常任委員長(林 寛君)まず、百四十七号の議案についての説明をいたします。  書いているとおり読みます。業務委託契約の締結の件についてでございますが、これは、戸籍事務の電算化について、十一月七日に指名入札を実施し仮契約をいたしました。そこで業務委託契約の締結をいたしたいので、宇佐市議会の議決に付すべく、契約及び財産の取得、または処分に関する条例第二条の規定により議会の議決を求めるとあります。本来、審議する内容としましては、仮契約をしている状態であるので、それを本契約したいので議会の議決を求めることであるということでございます。ただ、本来の趣旨、論点がそこでありますけど、その中で、特に再委託の問題が委員各位よりありましたので、その辺のところを、延べ二日間にわたりましたけど、かなりの部分で審議をしたということがまず第一でございます。  それと、ここに資料がございます。これは執行部よりいただいた資料でございますけど、戸籍電算化業務仕様書、戸籍電算化契約議案補足資料、市町村合併推進体制整備費補助金要綱、宇佐市戸籍事務電算化事業の内容、再委託を許可しない場合の資料など、入念な資料が執行部より本委員会の各委員には手渡されております。それに基づいて、我々はしっかりと審議したものでございます。  それと、付帯決議でございますけど、特に問題になったのは、先ほど広岡議員がおっしゃいました、後々資料お手元にあると思いますけど、一番が、非常に審議の内容としては重要でございます。以上のようなことをしっかりとお聞きになって、よろしくお願いいたします。  さっきおっしゃいました、高いということでございますけど、一部の委員には、その落札金額が高いという意見がございましたけど、委員全体の流れの中においては、さしたる議論にはなりませんでした。  外部からの導入ということでございますけど、これもこの電算化仕様書の中にそういったたぐいの資料が添付しておりますので、中身は、ちょっと私記憶しておりませんけど、そのように執行部から説明がありました。  職員の意識改革でございますけど、それも委員の中には、一部ございましたけど、職員全体の意識及び管理職の方、特に民生部長よりは、当初の入り口での見込みが甘かったという御答弁がありました。そしてまた、助役及び民生部長が見えられて、今回の件に関しては、私たち総務委員及び総務委員会に対して、やはり甘さがあったということで、助役みずからの口で陳謝がございました。  あと業者選定の件……。 ◯五十一番(広岡利公君)そうです。 ◯総務常任委員長(林 寛君)済みません。再度済みません。業者選定が……。 ◯五十一番(広岡利公君)業者の選定と同時に指名も公表していただきたいということなんです。あなたのところの委員会の委員が、それは追求はなかったんでしょうかちゅうことです。 ◯総務常任委員長(林 寛君)わかりました。これもいただいた資料により、業者選定の委員及び職種名が載っております。これにのっとってやったようで、委員会そのものとしては、業者選定の中身及びそれが全体の中に及ぼすというような主たる議論はなされませんでした。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)答弁は終わりましたが、ほかに質疑は。  五十一番 広岡利公君。 ◯五十一番(広岡利公君)五十一番 広岡です。  再質問をいたします。今、委員長から一部意味不明なことも答弁をいただいたわけですが、この業務委託に対する契約事項のそうした条件事項と申しますか、付帯条件ですね、これ執行部がつくったんですか。今、委員長の報告では、執行部から資料をもらったようなことを。まあ、逐一この五項目にわたってのこの付帯条件があるわけですが、執行部が作成して委員の皆さんに配付をして、この付帯条件をのんだということになるわけですが、私は議会の中からね、総務委員の中から絶対やってはならないというような付帯条件だろうとこう判断しておりました。  ところが、この委員会には助役が出てきてね、各総務委員会の委員さんに陳謝したと。本来ならね、こんな委員会に、契約締結の委員会に助役三役が出てきてね、陳謝し、頭を下げるということは、これは今まで、かつて、宇佐市が誕生してから議会が始まったわけですが、もう異例中の異例じゃないでしょうか。助役は指名権を持つ助役なんですよね。すべての入札の権限をお持ちなんですよ。千葉助役さんはどうか知りませんが、大園助役は、新市の宇佐市の重要入札実権を全部握っておるわけです。その助役が出てきてね、こんな条件を提出してね、これをのんだらどうかと。委員の皆さんもやっぱりのまなくちゃならん、やっぱりいろんな私的な問題が生じてくると思いますよ。そんな大きな権限を持つ助役が出てきて、みずから頭を下げて謝ったというんですから、これは同情的に、やはりこの委員会は満場一致でということになったんではないでしょうか。共産党は反対したようですが。  委員長、どう思いますか、その点については。資料を執行部がつくって、総務委員の皆さん方に配付して、そして助役は頭を下げて陳謝をしている。これで許していただきたいということで、無条件で十四名の総務委員会がこの件について審議をしたということになるわけですよね。  私は、これはけしからん問題だと、助役がこの場に出る問題じゃないと。十四名の委員さんに助役が出てきてね、助役そのもの、偉い助役ですよ、それは。市長よりも上じゃないですか、入札に関しては。この助役が頭を下げるんですから、特に建設業界の皆さんは、この頭には頭が下がると思いますよ。そう思わんですか。私は、これは不謹慎もいいとこだと思いますよ。  これも委員長、酷な質問だと思います。どうかひとつ、わかっておる点を答弁していただきたい。 ◯議長(久保繁樹君)答弁を、総務常任委員長 林 寛君。 ◯総務常任委員長(林 寛君)付帯決議案の記一から五については、総務委員及び総務委員会が真摯に議論をした中で、集約した物事でございます。それと、戸籍電算化業務仕様書に、当初より入札に当たりこういうようなことを遵守してくれというすべての仕様書でございます。まあ、工事やったら設計書がありますけど、これにのっとって入札をして、これにのっとって、これを、中身をよく理解した上で入札に参加されていることと思います。 ◯議長(久保繁樹君)ほかに質疑はありませんか。  五十一番 広岡利公君。 ◯五十一番(広岡利公君)五十一番 広岡です。  もう一度確認をしますが、今、委員長が答弁していただきました、この付帯条件ですが、これは、あくまでも総務委員会の皆さんで作成 したということになるんですね。 ◯総務常任委員長(林 寛君)そうです。 ◯五十一番(広岡利公君)間違いないんですか。 ◯総務常任委員長(林 寛君)もう……。 ◯五十一番(広岡利公君)執行の案じゃないわけですね。助役の問題については、どうでしょうか、委員長。助役が陳謝したちゅうんですが。助役がこんな場で陳謝したことは、いまだかつて、私は三十年余りになるんですが、三役がね、大事な契約事項についてだ、陳謝したり頭を下げたり、地につけたかどこに下げたか知りませんが、こんなことは、もうかつて今まで例がないんです。それはどうでしょうか、委員長。確実ですか、それは。 ◯議長(久保繁樹君)答弁を、総務常任委員長 林 寛君。 ◯総務常任委員長(林 寛君)助役のすばらしい人間性と包容力において、我々委員会に対して真摯な気持ちで謝罪に臨んだものと理解して おります。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)これで、広岡議員の質疑は終結いたします。  ほかに質疑はありませんか。  衛藤昭生君。 ◯二十二番(衛藤昭生君)二十二番 衛藤昭生です。  委員長に対してということで、今、先ほどから酷な質問だとかいうことで言われてたんですが、二点ほどですね、この場を借りてということになるかもしれませんが、確認をしたいなと思うんですが、まず、付帯決議ですね、私、勉強不足なんですが、ということに対する権限というか、と、その効力ということについて、どういうふうに委員会の中で解釈をしたのかと。それに対して、執行部は今後の、これをもし受けたときにどういう対処を考えているのかということを、どういう話の中で、一応委員の中でですね、検討をされたのかということをまず一つお聞きしたいと思います。  それと、先ほど二日間にわたってというか、長い間の審議を休憩も挟み、いろいろな時間を挟む中でされたんですが、恐らくかなりもめたという結果の中で審議時間が延びたと思うんですが、そのもめた中身がもう少し見えないんですよね。大変、傍聴していないのでよくわからないところもあって悪いんですが、かなり厳しい意見も出たんじゃないかと思うんですが、それについてお尋ねをしたいと、もう少し中身もお聞きしたいと思います。  それと、委員会の中で出たか出ていないかわからないんですが、この電算化のですね、委託の件で、以前からこの件について言われているところで、この付帯決議のですね、一項目ですか、一点目の再委託をさせないように要望するということを言われているんですが、ちょっと業界の方で話を聞くと、この行政システムとかいうて、要はこの電算のソフトというか、このもとは富士ゼロックスが持っているとかいう話を聞いたんですよ。で、幾らどこがとっても、うちを通らんとそこの使用をしなければ、この四社というか、指名した業者以外のソフトは、もとはそこから入っているからと言われたらしいんで、そうなると、再委託といっても、もと自体は、そこに契約をするということになると、再委託させないということが通るのか通らないのか。  それと、指名の話のときに、ちょっとほかのとこでも話があったようなんですが、要するにその系列が日本でシステム的なこの問題が大きくいくと三社ぐらいあるんだと、その系列を超えないところでやらん限りは、どこが通っても一緒やというような話も業界の話から聞きましたし、まして、最後に言われたのが「こげんそげなとこが宇佐市はもめるんかや」と。随契ということで、こういう額がまかり通るのはよそにはあるとはあるけど、最終的に言われたことがですね、何か根回しはしてなかったんかということでもめたという話の中でね、ちょっと意見が業界の中からあったんですが、そういうことを踏まえたことを、個人的に聞いたんですが、そういう問題とかいうのは委員会の中で出なかったのか、お願いしたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)答弁を、総務常任委員長 林 寛君。 ◯総務常任委員長(林 寛君)衛藤議員にお尋ねします。いや、こちらからお尋ねしたいんですよ。次々に、次々次々あんまり論点のわからんこと言っても困るんで、どう言ったらこう言ったちゅうことを、やりとりをしながらいきたいと思います。そうでないと、非常に長くて、何を言っているのか、私は少し理解できない面があるんでですね、具体性をもってお尋ねください。  よろしくお願いいたします。再度お願いします。 ◯議長(久保繁樹君)では、ここで暫時休憩をいたします。  再開を四十五分に始めたいと思いますので、暫時休憩をいたします。                   休憩 午後二時三十四分                  ─────────────                   再開 午後二時五十二分 ◯議長(久保繁樹君)休憩前に引き続き会議を再開いたします。  先ほど、二十二番 衛藤昭生議員の質疑に対して答弁を、総務常任委員長 林 寛君。 ◯総務常任委員長(林 寛君)先ほど、衛藤議員より質問がありました件でありますけど、後ほどとり行われます付帯決議案の中で、同じような内容が出ろうかと思いますので、そのときに答弁をいたしたいと思います。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)ほかに質疑はありませんか。  二十二番 衛藤昭生君。 ◯二十二番(衛藤昭生君)委員長、済みません。今四つを出したんですが、その一つ目が今言う話ならわかります。あとの分についてはお願いいたします。
    ◯議長(久保繁樹君)答弁を、総務常任委員長 林 寛君。 ◯総務常任委員長(林 寛君)質問の内容を少し反復いたします。  二番目としては、長い時間かけて審議した内容を、もう少し具体的に教えてほしいということでございます。二番目ですね。   (「三番目」と呼ぶ者あり)  三番目。何かえ。三番目からいきます。具体的にと申しましても、多岐にわたっておりますので、大まかな物事といたしましては、受注した会社が再委託する場合には入札に参加した業者には下請けを認めないとか、入札仕様書に書いてあります。業務総則において、事前に宇佐市において許可を受けることとし、また、再委託の場合によっては、市は、市の判断で再委託を許可をしない場合があると、そういう表現において、どちらとも受け取れる表現であるので、その辺のところが議論の中心になったかと思います。もちろん、いろんな数字の、かけ離れた数字がおかしいんではないかとか、それが競争の原理であるとかいうことが議論になりました。  二番目ですかね。再委託をさせないということが、この業界の話を聞くと、指名された業者は同一系列だった。その後のシステムは富士ゼロックスだと聞いた。となると、再委託先がどこであるか、富士ゼロックスが下にいるということになるのではないかと思うが、そのような点についての質問はあったか。  確かにございました。しかし、その点においては、執行部及び行政が最終的には取り計らうことと委員会は判断しております。  四番目ですかね。この業界で、少し字がわからんので読んでください。お願いします。 ◯議長(久保繁樹君)では、二十二番 衛藤昭生君、質問の趣旨を再度お願いします。 ◯二十二番(衛藤昭生君)四番目としてですね、この業界では、随契というのが、本市だけではなく、大体多いということもあるんですが、この業界の中の詳しい人に話を聞いてみると、こんな宇佐市みたいにもめるということは、業者が議会とかに対して根回し対策とかいうのをしていなかったのかと言われるようなことが業界の中で話が出ていたので、そういうことでの追求とかあったかということをお尋ねしたわけです。 ◯議長(久保繁樹君)答弁を、総務常任委員長 林 寛君。 ◯総務常任委員長(林 寛君)議員の質問にお答えいたします。  本当に、今回の随意契約がですね、入札方式によってできたということは、ほんとにこれは画期的なことであり、ほんとに他市に対しても大いに範を、私たちのやったことがすばらしいちゅうことということで、全国的にも評価されていると聞いております。衛藤議員が御指摘のような、根回しとか何とかいうような話はございませんでした。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)では、衛藤昭生議員の質疑を終結いたします。  ほかに質疑はありませんか。  十一番 用松律夫君。 ◯十一番(用松律夫君)先ほど広岡議員から公開を求める意見が出たんで、当然、議員に公開すべきだけど、その点の取り扱いはどうなったんですか。 ◯議長(久保繁樹君)用松議員、広岡議員からですね、公開を求める分で再度質問がございませんでしたので、議事をそのまま進行してきました。  以上でございます。  質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  十一番 用松律夫君。 ◯十一番(用松律夫君)議長、加来議員が先にさせてくれと言うんで。 ◯議長(久保繁樹君)はい。では、三十一番 加来栄一君。 ◯三十一番(加来栄一君)皆さん、こんにちは。三十一番の加来でございます。  議第百四十七号に対して反対討論をいたします。  皆さんから、もう少し私の資料を早く出してくれたらよかったのになという意見もございましたが、この問題が私はまだ継続になるかなと思っていましたんで、ちょっとゆっくりし過ぎたという感があります。  まず、私は、この電算を入れた佐賀市の例からちょっとお話ししたいなと思うんですけど、佐賀市の木下市長さんが、一兆円の企業のサムスンと契約しまして、今後、地方自治体財政が厳しさを増す中、経済の活性化の点ではまだ途上の佐賀市をよくするため、早急にあらゆる行政改革を行い、浮いた財源を産業振興や教育に回す必要があると、今回の試みは、一連の改革の流れを中断しないためにサムスンを選んだということが出ておりまして、ITは、多いときは年間三千万のカスタマイズがかかります。費用がかかりますが、自治体の負担しなければならない、おまけに中身がわからないということが多いわけでございます。価格やシステムの内容の妥当性も判断しにくい。そもそも複数社の機械やサービスを比較・検討することもできないと。これを打開するために佐賀市が選択したのがオプションシステムでありまして、限られた市の財政で、合併後も不条理に金がかかり続けるシステムを使い続けるのは許されることではなかった。  それから、システムの構築は合併期限の一年以内に行うという条件を課せられていましたので、ちょうどここと条件的には似ているなというふうに思いましたが、これからの大体五年に一回はモデルチェンジというのがありまして、総務省もこういう自治体オプション化が進むのではないかというようなことが書いてありまして、これからこれが、佐賀市が弾みになって、横須賀市も入れたということになっております。  それで、佐賀市がオープン化したおかげで経費が三分の一になっておりまして、コスト削減が大きな理由の一つにより、根本的な理由は現在の自治体システムがおかれたいびつな構造の打開にあったと言っていいと。この構造は全国の自治体に共通するものであります。システムの所有者は自治体だが、知的所有権は大手が持ち、設計の開示を行えないというケースが多い、つまり、システムは所有者である自治体ですら内容がわからないわけであります。その結果、システムを丸抱えで提供して、また特定の大手が二十年以上も自治体のシステムを独占したことになりました。それで、富士通、NEC、日立製作所が、この三つがITのゼネコンと言われておりますが、国内二千五百自治体の基幹システムのシェアを分け合っておりまして、九州は富士通がすると。東京の方、関東はNEC、四国は日立と、そういうふうになった場合に、だから競争は避けているわけでね、これが地域割りをしている、これが現状であります。  最後に、市長さんは今回の入札で、ある意味日本の大手、富士通あたりの本質を見た、世界のオープン化の流れを彼らは当然知っている。これからオープンになっていくと思うんですが、お客にはそれを隠し従来どおりの提案しかしない。そこで、市長さんはそんな企業は信頼できないと、少なくともお客第一主義でなければいけない。それで、このサムスンと契約をしたそうです。このシステムのノウハウを悩めるほかの自治体にも伝えたいと、市長みずから営業してもいい、来てもいいということを聞いております。ほかの自治体とノウハウをぜひ共有したいということがありますが、私は今までのこの話、討論やらいろいろ聞いておりますが、反対の理由は、補助金があるために安易になり、議員初め執行部の方も本当はだれもよくわかっていないと思うんですけど、まあ三億円ぐらいな補助金がありますので、まあいいかと、そういうような感じがすごくするんですが、本当の内容がわからないままですね、何億のものを買うという契約に、私はビジネスマンとして不透明なビジネスになっているなということを感じました。  それから、維持費の方ですが、大体毎年二億円ぐらいかかるんですけどね、これがやはりこういうところの説明をですね、もっと書面であらわしてほしかったなと思っております。  それから、財政が厳しいと言いながらですね、佐賀市のような、安いものを研究してですね、大手の言いなりにならないようにですね、これからこちらの方も勉強してやってもらいたいなと思っております。  それから、業者さんが急ぐという理由はですね、もし、どこの会社でもそうなんですが、今、ITが、日本が韓国、アメリカにおくれていたんですよね、それで、追いつくために、今、国が補助金を出しています。それで、これ産経の経済新聞のとこに載っているんですけども、この大手ゼネコンの三社に売上の免税があるんですね。三社で一年間で五千億円だそうです。それが、国からその会社に、売上に応じて免税されていると、それから研究開発ソフト税ちゅうのがありまして、それが一二%で、この三社に一千億円あります。だからソフトを値引きしても会社の方の納税をしなくていいわけですね。それで値引き額がどんどん違ってくると、そういうことを書いておりますが、それが、期限がことしの十二月で切れそうなんですよ。業界は続けてくれと言っておりますけども、政府はもう競争力がついたんで続けないというようなことをしております。  以上、この五点をもちまして、私は、今回は少し買い物を慌てないでですね、延ばしたほうがいいんじゃないかということで、この次、選挙のときはもう電算になります。その電算機もすぐ買わなくちゃいけないと思います。そういう準備もしなくてはならないので、まだ売り込む機械がいっぱいあると思うんですけども、そういうことがありますので、今回は、私は、以上のことをかんがみて反対ということでございます。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)討論の通告がありましたが、それを順番が変わりましたので、一応通告された討論はですね、なくなっておりまして、順番に進めていきたいと思います。  ほかに賛成討論はございませんか。  十五番 石川和明君。 ◯十五番(石川和明君)十五番の石川でございます。  当委員会に付託されました本案につきまして、副委員長の立場で賛成の討論を行いたいと思います。  さきの九月議会より四度にわたって委員会を開催し、各委員より活発な質疑が交わされ、午前中にも委員長が報告をいたしましたとおり、五項目の付帯意見を添え、可決の方向でどうにか落着をいたしました。先ほどの質疑の中に、広岡議員からもありましたけども、この五項目をつけてどうにか一件落着という形が正直なとこでございます。  委員会の中には、継続または否決というような意見もございましたし、いろんな協議の中でそういう意見もございました。最後取りまとめるには五項目をつけまして、これ委員全員総意の付帯意見であります。そういうことで、可決の方向で落着をいたしました。委員会では、多数の委員がまだ理解に苦しむ点があるのは事実です。が、今度はこういう形に、方向になりました。今後は、慎重な上にも慎重に、かつ、このたびのような事態を招くことのないようにお願いをいたしたいと思います。  そして、市民の理解を得られるような入札であり、また指名委員会であることを総務委員の総意として強く望み、私の賛成討論といたします。 ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。 ◯十一番(用松律夫君)議長。交互にやらんと。 ◯議長(久保繁樹君)賛成でしょうか。 ◯十一番(用松律夫君)反対です。 ◯議長(久保繁樹君)では、十一番 用松律夫君。 ◯十一番(用松律夫君)こんにちは。  議百四十七号について、反対討論を行います。十一番、日本共産党の用松です。  もちろん、我が党は何が何でも反対と、機械的に反対ということではございません。市民の利便性を向上すること自体には賛成であります。しかし、今回の問題は、第一点が、今日の財政危機の中、約二億円を投じて電算化を急ぐ必要はないと考えるからであります。その一つは、戸籍をめぐって混乱が起きたり、裁判沙汰が起きたり、あるいは大きなトラブルが発生しているということは過去聞いたことがありません。しかも人口四十六万を擁する大分市でさえ電算化はやられておりません。いずれなるかもしれませんけど、今のところトラブルもないと、大分市にも聞きました。  二つには、合併補助金の使い方の妥当性であります。市は、合併補助金を使うから負担はないからというふうに言っておりますが、今必要なことは、合併に伴う格差を「サービスは高く、負担は低く」この市長の公約に基づいて是正することではございませんか。この合併補助金は、使途が限定されているとはいえ、例えば公共交通機関の充実、バスの購入、あるいは災害防止のための防災無線の統一、あるいは図書館の充実など、生活に密着した使い方をすべきだと考えます。  第二点は、契約の方法や内容に重大な疑義を持たざるを得ません。その一つは、確かに随意契約から指名競争入札にかわって、約六千万円も安くなると。しかも、年間維持費、日田市に行って調べてみました。大体、規模が少し日田市の方が上ですけども、一億四千万かかっているのに、今回契約書の中に年間維持費が六百万円以内に抑える、そういう改善は見られるものの、やはり何といっても今の厳しい財政の中、二億円が妥当かという問題を真剣に検討する必要があると、この点についてただしたところ、この二億円の根拠は何かと、一件当たりのセットアップ料金が安心院の資料で明らかになりました。このセットアップ料金やシステム構築の料金を、全国の類似体と比較して検討すべきなのに、その一件当たりの料金さえわからないと。とにかく二億円で込みですというような内容になって、その内訳を答弁できない始末であります。これでは、依然として業者の言いなりと言わざるを得ません。  二つ目は、六社指名のうち、前回の契約と同様、ゼロックスが辞退したにもかかわらず、再びゼロックスにセットアップ事業を再委託する可能性が極めて濃厚であります。なぜなら、行政システム九州はセットアップのノウハウを所有しておらず、仕様書には、先ほど林委員長が読み上げたように、再委託の項目が盛り込まれております。市がこの再委託を認める場合、入札に参加しながらこれを辞退し入札無効となったA社にすることは、だれが考えても不可能であり、そうすれば、自動的に、最初に指名された段階で辞退した、唯一のセットアップのノウハウを持つゼロックスしか選択肢は残されておりません。  三つ目が、入札価格が不可解なことでございます。落札した行政システム九州が、一億八千九百七十五万円で落札し、あと二番札が四億三千三百三十三万四千九百四十円、三番札が四億三千六百万円、四番札が入札無効となっております。行政システム九州と宇佐市で前回の契約が二億五千八百万円で仮契約が行われていることは、これら二番札の業者あるいは三番札の業者、あるいは四番札の業者は当然知り得たことで、これでは最初から落札が不可能な入札価格を提示したことになり、常識では考えられないというふうに認識をするものであります。  最後、四つ目には、これだけ議会でも市民の間でも問題になっているにもかかわらず、市は契約事務規則第三十七条を盾に非公開にしていることであります。しかし、このようなことは、今日の情報公開の全国的な趨勢や、あるいはその精神に反するものであり、逆に疑義を増幅させることになります。  以上の点で反対であります。 ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。  四番 嶌田正徳君。 ◯四番(嶌田正徳君)四番の嶌田でございます。  百四十七号議案に対しましては、総務委員会の指摘があり、随意契約から指名競争入札に切りかえたなど、一貫性のない行政執行でありまして、今後、これは大きな課題となることは免れません、執行は。  総務委員会委員長は、我が会派の長でございます。林委員長は。あらゆる角度から二日間にわたって慎重審議し、苦肉の策で付帯決議までつけて原案可決に持ち込んだという、この努力に対しまして、執行は今後はこれを重く受けとめて業務執行していただくということを強く要望いたします。  委員長のこの努力に対しまして、深く敬意を表しまして賛成の立場で討論いたします。 ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論はありませんか。  五十一番 広岡利公君。 ◯五十一番(広岡利公君)五十一番 広岡です。  反対の立場で討論させていただきます。先ほど来、反対から賛成、賛成の議員二人おりました。さすがに助役が陳謝、頭を下げた価値があるなあと、こう感じました。これで、公のこの本議会において二名の方が賛成しました。委員長を持ち上げて。委員長も大変ご苦労だったと思うんですよね。否決というような状態がね、起こったらしいんですが、助役のそうした陳謝において、委員長も人間でありますから、まあ何とか切り抜けていこうということで認めたものだと私は拝察しております。  それと、前回、継続審査前、執行が取り下げたということは、やはり総務委員十四名の全員のですね、そうした意思の統一において市長は引かざるを得なかったと。この御労苦に対しては、私は感謝しております。  今度の再入札でこういう事態が起こったわけですが、これについて私は納得できません。なぜ短期間、二日間でね、継続審査から認定まで至ったのかということが、どうも合点がいきません。なぜそんなに急がなくちゃならないのかと。加来議員も言っておりましたように、急ぐ必要はないんじゃないかと。他市の例も加来議員が説明をしましたように、三分の一でできる業者があるんですから、なぜそんなに急ぐのかと、それを私はたくみの技だと言いたいわけですよ。さすがに、大学出の助役さんもおりますが、九大を出た千葉助役さんもおりますし、たくみの技をそこでね、引っ張り出したんじゃないかなと思います。不透明もいいところなんですよ。なぜ一億九千九百万円がね、妥当な線なのかということは、市民、納得しませんよ、これは。  委員長が否決しておったらもっと安くなったと思うんですよ。六千万円じゃね、もっともっと一億切るような単価でね、認定されたんじゃないかと私は思います。だから、不透明だと、疑惑だらけのこの指名競争入札であったと言わざるを得ません。もちろん談合もあったでしょう。その棄権をした業者、何社あるわけですが、残った業者の談合はもうわけないわけですよ。その業者に下請けを丸投げでやるかもわからんし、何かのやっぱ利点があって、わざわざ指名を受けたのに棄権をすると。土建業界で指名を受けて棄権をする業者が、宇佐市の業界の中に今まで何件かありましたか。恐らくないと思うんですよ。指名を辞退したら、生涯もう指名を外されますよ。そんなでたらめな指名競争入札が行われておったわけです。言語道断もいいとこじゃないですか、それは。私は市民の皆さんにこれを訴えていきたいと思います。  宇佐市の市長はいい市長だなということで、三選、無競争でね、当選をされた市長なんですよ。とんでもない市長じゃないですか。こんな随意契約に至り、そして競争入札で付帯条件までつけて採択をしたと。これは、私は許されない行為だなと。これからも市民の皆さんに訴えていきます。  それから、賛成討論をされた方もそうですが、これも、議会の皆さん、五十六人の皆さんでやっぱり考えていただきたいなということはね、果たしてこの電算がね、一億九千九百万の資格があるのかということを、今後また議員の皆さんで考えてもらいたいと。恐らく、莫大な、不当な価格だったと私は考えざるを得ません。  そういうことで反対をいたします。 ◯議長(久保繁樹君)ほかに討論ありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百四十七号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(久保繁樹君)起立多数であります。よって、議第百四十七号は原案のとおり可決されました。  ここで、本日日程に追加されました、議第百四十七号 業務委託契約の締結についてに対する付帯決議を議題といたします。  本付帯決議案は、お手元に印刷配付いたしておりますので、朗読を省略いたします。  議第一四七号「業務委託契約の締結について」に対する付帯決議(案)   議第一四七号「業務委託契約の締結について」を可決するに当たっ  ては、提出者である宇佐市は、下記の事項について特段に考慮すべき  である。  一、平成十七年度戸籍電算化業務委託契約の指名入札において、辞退   した業者が二社と無効入札業者が一社あるが、その理由が明解では   ない。入札辞退業者並びに入札参加業者が落札業者から再委託を受   けることはモラルに反する行為であり、落札した行政システム九州
      に対し、当該指名競争入札を辞退した業者並びに入札参加業者には、   再委託させないよう強く要望すること。  二、今回の戸籍電算化業務委託の保守運用に関して、また今後の宇佐   市のIT調達及びその保守運用に関しても、外部から有資格の専門   家等を導入するなど、厳しいチェック体制の確立を目指すこと。  三、IT調達といえども、今後は安易で不透明な随意契約をすること   なく、競争性・透明性・公正性のより高い競争入札の導入を図るこ   と。  四、今回の問題を契機とし、職員の意識改革を図るとともに、全国自   治体のIT調達の模範となるべく、更なるIT調達改革を総合的に   図っていくこと。  五、合併補助金の事業の執行に当たっては、今後、旧宇佐市・安心院   町・院内町の地域バランスを十分考慮して行うこと。   以上、付帯決議する。    平成十七年十二月一日                      大分県宇佐市議会 ◯議長(久保繁樹君)提出者の説明を求めます。  十番 林 寛君。 ◯十番(林 寛君)十番 林です。  本付帯決議案は、議第百四十七号 業務委託契約の締結についてを可決するに当たり、提出者である宇佐市は、下記の事項について特段の配慮をすべきであるということで、記一から五までつけ加えております。委員、皆様方のお手元に配付しているとおりでございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)これより、本付帯決議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  二十二番 衛藤昭生君。 ◯二十二番(衛藤昭生君)二十二番の衛藤昭生です。  今提案された説明のあった部分を読みますと、業務委託契約の締結についてを、可決するに当たってはということをここで書かれています。ということは、先ほどの出された百四十七号議案の、これ締結の可否を問う前にこれは出されて審議するべきじゃなかったかというふうな文章になるんですが、その取り扱いというものについてまずお尋ねしたいと。  それとあわせて、先ほど私が質問したものをここであえて言いますと、この付帯決議の権限と効力ということについて、いかほどのものと解釈しているのか、お願いしたいと思います。 ◯議長(久保繁樹君)答弁を、十番 林 寛君。 ◯十番(林 寛君)まず、付帯決議についての権限とか効力とかはいかほどのものかということでございますけど、付帯決議というものは、記一に書いてありますように、あくまでも要望であり、法的及び法的な拘束力や強い強制力はないものと認識をしております。  百四十七号の業務委託の締結についてを可決するに当たりということでありますけど、付帯決議があるから可決をしたというものではございません。やはり両方一緒になって取り組みながら委員会において審議したものでございます。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)ほかに質疑はありませんか。  二十二番 衛藤昭生君。 ◯二十二番(衛藤昭生君)私の頭が悪いのか、解釈が悪いのか、よう意味がわからないんですが、これ、文書どう考えたって、可決するに当たってはって書いたら、これ可決する前に出すのが筋じゃないんですかね。  権限と効力についてはわかりましたが、先ほどの、これ、ぶり返すわけではないんですが、百四十七号の賛成討論の中の副委員長の答弁の中に、この五項目があって可決したと、委員会の中で認めたと。先ほど、委員長はこれは全く別の問題ということで解釈をしているということを聞いたときに、正副委員長の解釈が、この五項についての付帯決議の取り扱いというものが、全く違うような気がするんですが、そこら辺の取り扱い、考え方をお尋ねします。 ◯議長(久保繁樹君)答弁を、十番 林 寛君。 ◯十番(林 寛君)全く別のものではございません。全く同一のものでございます。ただ、議案の審議をするに当たり、議決をするにこういうことが必要であるかとか、なかろうかとかいう議論は懸命にいたしました。そういうことでございます。 ◯議長(久保繁樹君)ほかに質疑はありませんか。  五十一番 広岡利公君。 ◯五十一番(広岡利公君)五十一番の広岡です。  ただいまの衛藤議員の質問について、これはもう不謹慎きわまる委員長の答弁だったと思いますよ。効力全くないと、もうからくりですよね。付帯事項はからくりになるわけですよね。効力のないものをですね、付帯条件としてつけること自体がおかしいと思うんですが、何がしか、やはり執行は、そこで助役も陳謝してこれを認めさせたわけですから、これは効力を発揮するのは当然じゃないかと思うんですよ。  委員長、もう一度お答えいただきたいんですが、そんな効力ない代物なんでしょうか。 ◯議長(久保繁樹君)答弁を、十番 林 寛君。 ◯十番(林 寛君)法的なものとしては、我々は法律学者でもないし、さしたる能力もございません。よって、あくまでもこれは要望であると認識しております。ただ、その中において、生身の人間であろうし血も通っております。道徳的、モラル的、人的なそういうヒューマニズムが、どなたの心にも持っております。芽生えております。そういったことで、あくまでも法的には強制力や拘束力はないと認識しております。ただ、これは本委員会委員十四人全員の、強い強い要望であります。その辺のところをどうとらえてどう対処するかは、執行部にゆだねるものであると私は認識しております。  以上です。 ◯議長(久保繁樹君)ほかに質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は会議規則第三十七条第二項の規定により、この際、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)御異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより本付帯決議案を採決いたします。  本案は提案のとおり決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(久保繁樹君)御異議なしと認めます。  よって、本付帯決議案は提案のとおり可決されました。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  あす二日から八日までは、議案調査のために本会議を休会いたします。  休会明けの本会議は十二月九日午前十時から再開し、市政一般に対する質問を行います。質問のある方は、あすの正午までに通告書の提出をお願いします。  本日はこれにて散会いたします。大変長時間御苦労さまでございました。              散会 午後三時三十三分 宇佐市議会...