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09月25日-05号

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  1. 杵築市議会 2024-09-25
    09月25日-05号


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    令和 6年 9月定例会(第3回)令和6年 第3回(定例)杵築市議会会議録(第5号)令和6年 9月25日(水曜日)〇議事日程(第5号)令和6年 9月25日午前10時30分開議  日程第1  各委員長審査報告         (質疑・討論・採決)  日程第2  追加議案         (上程)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―本日の会議に付した事件  日程第1  各委員長審査報告         (質疑・討論・採決)  日程第2  追加議案        議案第69号から議案第74号、諮問第2号及び諮問第3号         (一括上程提案理由説明常任委員会審査付託省略・質疑・討論・採決)追加日程第1  議員提出議案第3号及び議員提出議案第4号について         (一括上程提案理由説明常任委員会審査付託省略・質疑・討論・採決)追加日程第2  閉会中各委員会の継続審査追加日程第3  議員派遣件追加日程第4  発議第1号―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇出 席 議 員(18名) 1番 真 鍋 公 博 君      2番 酒 井 健 太 君 3番 船 尾 はるな 君      4番 多 田   忍 君 5番 工 藤 壮一郎 君      6番 坂 本 哲 知 君 7番 阿 部 素 也 君      8番 田 原 祐 二 君 9番 泥 谷   修 君     10番 田 中 正 治 君11番 二 宮 健太郎 君     12番 小 野 義 美 君13番 藤 本 治 郎 君     14番 岩 尾 育 郎 君15番 加 来   喬 君     16番 渡 辺 雄 爾 君17番 小 春   稔 君     18番 堀   典 義 君―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇欠 席 議 員(なし)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇欠 員(なし)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇事務局出席職員職氏名局長  工 藤 正 行 君      係長  江 藤 朋 子 君書記  等 岳 兼 生 君                   ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇説明のため出席した者の職氏名市長………………永 松   悟 君   副市長……………興 田 信 一 君教育長……………清 末 陽 一 君   総務課長…………阿 部 正 純 君危機管理課長……加 藤 雄 一 君   企画財政課長……中 根 達 美 君財産管理活用課長……………………………………………………宮 部 雅 司 君協働のまちづくり課長………………………………………………古 庄 顕 三 君税務課長…………堀   和 朗 君   市民生活課長……小 俣 玲 子 君人権啓発部落差別解消推進課長…………………………………大 神 敬 一 君上下水道課長……矢 守 丈 俊 君   商工観光課長……有 田 和 弘 君農林水産課長……安 只 邦 盛 君   建設課長…………太 田 酉一朗 君福祉事務所長……秋 吉 知 子 君                    健康長寿あんしん課長………………………………………………河 野 由紀子 君医療介護連携課長……………………………………………………英   哲 郎 君山香振興課長……松 下 康 幸 君   大田振興課長……渡 辺 孝 博 君会計課長…………井 門 裕 司 君                    選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長……………………袋 井 義 範 君農業委員会事務局長…………………………………………………佐 藤 敬 一 君教育総務課長……大 塚 茂 治 君   学校教育課長……佐々木 潤一郎 君社会教育課長……藤 原 隆 行 君                    文化・スポーツ振興課長……………………………………………後 藤 方 彦 君山香病院事務長…宇都宮 健 士 君                    ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―────────────午前10時30分開議──────────── ○議長(堀典義君) 皆さん、おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 直ちに日程に入ります。──────────── △日程第1各委員長審査報告 ──────────── ○議長(堀典義君) 日程第1、各委員長審査報告。 議案第44号から議案第53号、議案第55号から議案第65号及び議案第67号並びに議案第68号を一括議題といたします。 特別委員会及び常任委員会審査報告を求めます。 それでは、まず決算特別委員会審査報告を求めます。真鍋公博委員長。(決算特別委員長 真鍋公博君登壇) ◎決算特別委員長真鍋公博君) おはようございます。 決算特別委員会審査報告を行います。 本委員会は、9月10日・11日・12日の3日間に分け、いずれも午前10時から、市長をはじめ関係職員の出席を求め、開催いたしました。 審査に先立ち、正副委員長の互選を行い、委員長に私、副委員長に田原祐二委員をそれぞれ選出し、付託された各議案について慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第44号から議案第53号までの令和5年度の各会計決算認定についての10議案です。 各常任委員会所管決算ごとに開催日を定め、10日は総務常任委員会、11日は厚生文教常任委員会、12日は産業建設常任委員会の所管に係る決算の審査・採決をいたしました。 まず、10日の御報告をいたします。 初めに、議案第44号令和5年度杵築市一般会計歳入歳出決算認定についての総務常任委員会所管に係る決算について、審査を行いました。 委員から、山香地域市有地草刈り作業業務委託の範囲について質疑があり、担当課長から、該当箇所の答弁がありました。 また委員から、災害対策費について、使いやすさを考慮して、新しいタイプの土のう袋の導入を検討してほしいと要望がありました。 また委員から、障がい者雇用促進事業について質疑があり、担当課長から、総務課内に設置しているワークサポート室において就労支援を行っていると答弁がありました。 また委員から、企業立地促進事業について質疑があり、担当課長から、新設企業が1社、増設企業が3社、合計9人の新規雇用があったと答弁がありました。 また委員から、山香工房(夢楽房)のエアコン取替えに伴う備品購入について質疑があり、副市長から、一時は施設の廃止に向けて協議中であったが、最近は利用者も増えており、当面は継続することとなったと答弁がありました。 また委員から、市税徴収率の向上の要因について質疑があり、担当課長から、法にのっとった適切な滞納整理をこつこつと毎年積み上げていった成果であると答弁がありました。 また委員から、公債費について、目標の一つであった残高180億円を達成したので、今後は、繰上償還に充てていた財源を他の事業に振り分けてもらいたいと要望がありました。 討論では、委員から、特定団体の新聞・雑誌等を公費で購入したことは認められないとの意見がありました。 次に、議案第45号令和5年度杵築市ケーブルテレビ事業特別会計歳入歳出決算認定について、審査を行いました。 委員から、ケーブルテレビへの加入率について質疑があり、担当課長から、現在の加入率について答弁がありました。 また委員から、ケーブルテレビの新スタジオへの移転と跡地の利用について質疑があり、担当課長から、来年、令和7年3月に移転予定であり、跡地は土地改良区への貸出しを考えていると答弁がありました。 その他、質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を認定すべきものと決しました。 続きまして、11日の御報告をいたします。 初めに、議案第44号令和5年度杵築市一般会計歳入歳出決算認定についての厚生文教常任委員会所管に係る決算について、審査を行いました。 委員から、重層的支援体制整備事業におけるアウトリーチ支援の内容について質疑があり、担当課長から、市の相談窓口に来られない方等に対し、市のほうから出かけていって相談支援を行いながら参加支援につなげていくものとの答弁がありました。 また委員から、健康寿命延伸事業における心房細動スクリーニングの効果及び事業の継続について質疑があり、担当課長から、一定の治療対象者が発見できており、効果は認められた。単年度のモデル事業であったため、費用が抑えられたが、来年度以降、市単独での事業実施は、費用面や検査体制の確立といった面からも困難であると答弁がありました。 また委員から、老人クラブ数の状況について質疑があり、担当課長から、令和4年度末の37クラブから令和5年度末は35クラブに減っていると答弁がありました。 また委員から、障がい者総合支援サービス給付事業就労継続支援A型及びB型が増加しているが、対象事業所事業内容について質疑があり、担当課長から、市内及び市外の事業所数及び雇用形態就労状況について答弁がありました。 その他、委員から、空家等適正管理促進事業の通信費の内容、生活保護費外国人受給者の状況、部活動指導員配置促進事業配置状況放課後児童クラブ待機児童の状況、子どもの居場所運営事業利用者状況、少人数指導等教員配置状況、コロナの発生状況、田嶋家の調査結果、小中学校の要保護・準要保護の人数及び給食費の支援状況市営サッカー場利用状況山香温泉センターの運営・維持管理費の内訳について質疑があり、各担当課長から答弁がありました。 また、討論について、意見等はありませんでした。 次に、議案第46号令和5年度杵築市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、審査を行いました。 議案に対して、質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第47号令和5年度杵築市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、審査を行いました。 議案に対して、質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第48号令和5年度杵築市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、審査を行いました。 委員から、広域圏で行っている介護認定審査会の杵築市からの医師等の参加状況について質疑があり、担当課長から、市内から数名の医師やケアマネジャー等が参加していると答弁がありました。 その他、質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第53号令和5年度杵築市立山香病院事業会計決算認定について、審査を行いました。 議案に対して、質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を認定すべきものと決しました。 続きまして、12日の御報告をいたします。 初めに、議案第44号令和5年度杵築市一般会計歳入歳出決算認定についての産業建設常任委員会所管に係る決算について、審査を行いました。 委員から、農業次世代人材投資事業について、支援を受けた新規就農者定着状況はどうなっているかとの質疑があり、担当課長から、離農者はいないと答弁がありました。 また委員から、水産多面的機能発揮対策事業について、全国的にアサリが減少している中、環境の変化に合わせて対応を変えていくことも検討してほしいと要望がありました。 また委員から、道路メンテナンス事業における橋梁点検の現況について質疑があり、担当課長から答弁がありました。 また委員から、ふるさと寄附金特産品贈答事業における取扱業者への報償金の額については、多いと思われるため、見直しをしてほしいとの要望がありました。 また委員から、杵築ブランド強化推進事業について、ブランドの知名度はどれだけ上がったのかと質疑があり、担当課長から、指標は設定しており、数値目標は多くの項目で達成していると答弁がありました。 さらに委員から、ブランド品の内容について質疑があり、担当課長から、規格外の果物を使用した加工品であると答弁がありました。 その他、委員から、ふるさと寄附金特産品贈答事業における農産物等の返礼品へのクレーム対応シルバー人材センター活動実績、燃油や畜産飼料価格等高騰対策、野上家の活用、短期集中県域支援品目生産拡大推進事業における高糖度カンショの今後の取扱いについて質疑があり、各担当課長から答弁がありました。 また、討論について、意見等はありませんでした。 以上、各常任委員会所管に係る決算ごとに3日間にわたり審査を行ってきました議案第44号令和5年度杵築市一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、10日の総務常任委員会所管に係る決算審査において御異議がございましたので、採決を行い、賛成多数で原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第49号令和5年度杵築市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、審査を行いました。 議案に対して、質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第50号令和5年度杵築市水道事業会計決算認定について、審査を行いました。 委員から、現在の経営状況について質疑があり、担当課長から、料金改定をしたが、今後を見据えると厳しい状況であるとの答弁がありました。 また委員から、水質検査の手法等について質疑があり、担当課長等から答弁がありました。 議案に対して、意見等はなく、審議の結果、原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第51号令和5年度杵築市工業用水道事業会計決算認定について、審査を行いました。 議案に対して、質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第52号令和5年度杵築市下水道事業会計決算認定について、審査を行いました。 議案に対して、質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を認定すべきものと決しました。 以上で、決算特別委員会審査報告を終わります。 ○議長(堀典義君) 次に、総務常任委員会審査報告を求めます。田原祐二委員長。(総務常任委員長 田原祐二君登壇) ◎総務常任委員長田原祐二君) それでは、総務常任委員会審査報告を行います。 本委員会は、去る19日の午前9時55分から、市長をはじめ関係職員出席の下、付託されました予算議案2件、条例議案1件について慎重に審議し、審査を終えましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、予算議案2件について御報告いたします。 まず、議案第55号令和6年度杵築市一般会計補正予算(第5号)ですが、本委員会に付託されました案件は、歳入では、総務常任委員会所管分、歳出では、1款1項議会費、2款1項総務管理費、2款2項徴税費、2款4項選挙費、2款5項統計調査費、2款6項監査委員費、6款1項商工費、8款1項消防費です。 委員から、避難所に配備するマットの数について質疑があり、担当課長から、マットは1,263枚あり、南海トラフ巨大地震発生時を想定して十分な数を準備していると答弁がありました。 また委員から、共創モデル実証運行事業委託の具体的な内容について質疑があり、担当課長から、高齢化が進んでいるモデル地域において、外出の機会をつくってコミュニティバスを利用してもらうため、AIオンデマンド交通を使った運行事業実証実験を行うものであるとの答弁がありました。 その他、議案に対し、特に質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第56号令和6年度杵築市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第2号)を審議しました。 議案に対し、質疑・意見等はなく、審査の結果、原案を可決すべきものと決しました。 続いて、条例議案1件について報告いたします。 議案第63号杵築市税条例の一部改正についてを審議しました。 議案に対し、質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 以上で、総務常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(堀典義君) 次に、厚生文教常任委員会審査報告を求めます。加来喬委員長。(厚生文教常任委員長 加来喬君登壇) ◎厚生文教常任委員長(加来喬君) 厚生文教常任委員会審査報告を行います。 本委員会は、去る18日の午前9時57分から、市長をはじめ関係職員出席の下、付託されました予算議案5件、条例議案2件、一般議案1件について慎重に審議し、審査を終えましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、予算議案5件について報告いたします。 まず、議案第55号令和6年度杵築市一般会計補正予算(第5号)ですが、本委員会に付託されました案件は、歳入では、厚生文教常任委員会所管分、歳出では、2款3項戸籍住民登録費、3款1項社会福祉費、3款2項児童福祉費、3款3項生活保護費、4款1項保健衛生費、4款3項水道費、9款1項教育総務費、9款2項小学校費、9款3項中学校費、9款4項幼稚園費、9款5項社会教育費、9款6項保健体育費です。 委員から、教育総務費事務局費におけるシステム導入業務委託料(緊急時一斉連絡)の内容について質疑があり、担当課長から、現在、小中学校と保護者間の連絡システムを導入しているが、学校側からの一方向の通報のみの利用であったため、保護者側からも連絡・相談事項等ができる双方向の連絡が取れる新システムに変更していくものですと答弁がありました。 また委員から、生活保護総務費における調査業務統計調査)の調査内容について質疑があり、担当課長から、5年後の改定に向けて生活保護費の使途について家計簿調査を実施するものであり、生活保護世帯のうち、杵築市では2世帯が対象になっていると答弁がありました。 また委員から、認知症高齢者団体日常生活賠償保険料対象者数について質疑があり、担当課長から、SOSネットワークに登録している67名が対象になっていると答弁がありました。 そのほか、議案に対し、特に質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第57号令和6年度杵築市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第58号令和6年度杵築市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び議案第59号令和6年度杵築市介護保険特別会計補正予算(第1号)並びに議案第61号令和6年度杵築市立山香病院事業会計補正予算(第1号)の4議案を一括審議しました。 議案に対し、特に質疑・意見等はなく、審議の結果、4議案とも原案を可決すべきものと決しました。 続いて、条例議案2件について報告いたします。 議案第62号杵築市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について及び議案第64号杵築市高齢者はり、きゅう、あんま施術料の助成に関する条例及び杵築市国民健康保険条例の一部改正についての2議案を一括審議しました。 委員から、議案第64号について、令和6年12月2日からの被保険者証の取扱いについて質疑があり、担当課長から、廃止は決定事項であり、対応していくとの答弁がありました。 そのほか、マイナンバー発行状況及び未取得者等への資格確認書の取扱いについて質疑があり、担当課長が答弁しました。 そのほか、議案に対し、特に質疑・意見等はなく、審議の結果、2議案とも原案を可決すべきものと決しました。 続いて、一般議案1件について報告いたします。 議案第65号大分県後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議についてを審議しました。 議案に対し、特に質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 以上で、厚生文教常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(堀典義君) 次に、産業建設常任委員会審査報告を求めます。小野義美委員長。(産業建設委員長 小野義美君登壇) ◎産業建設常任委員長小野義美君) 産業建設常任委員会審査報告を行います。 本委員会は、去る17日の午前9時57分から、市長をはじめ関係職員出席の下、予算議案2件、一般議案2件について慎重に審議し、審査を終えましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、予算議案2件について御報告いたします。 まず、議案第55号令和6年度杵築市一般会計補正予算(第5号)です。 本委員会に付託されました案件は、歳入では、産業建設常任委員会所管分、歳出では、5款1項農業費、5款2項林業費、5款3項水産業費、6款1項商工費、7款1項土木管理費、7款2項道路橋梁費、7款3項河川費、7款5項住宅費、7款6項都市計画費です。 委員から、美濃崎漁港内の身さばき加工施設内へのハモ加工用急速冷凍機骨切り機の導入について質疑があり、担当課長から、年々、水揚げ量とともに取扱量が増加しており、それに対応するため、導入を補助するものと答弁がありました。 さらに委員から、出荷先や販売状況について質疑があり、担当課長から、市内をはじめ、大手の飲食店などにも出荷をしていると答弁がありました。 この答弁を受け、委員から、杵築のハモの知名度の低さを解消するため、また、取扱店舗を増やすため、もっと商工部門と連携していくよう要望がありました。 また委員から、法面等長寿命化の測量設計を行う場所について質疑があり、担当課長から、福林1号線であると答弁がありました。 その他、議案に対して、特に質疑・意見はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第60号令和6年度杵築市下水道事業会計補正予算(第1号)を審議しました。 議案に対し、質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 続いて、一般議案2件について報告いたします。 議案第67号字の区域の変更について及び議案第68号市道の路線認定についての2議案を一括審議しました。 委員から、議案第68号について、分譲も道路も全部出来上がったので認定するということかと質疑があり、担当課長から、現在工事中だが、道路の形はほぼできている状態であり、今回の認定は、道路法上での道路管理者を決めるための手続であると答弁がありました。 その他、議案に対して、特に質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 以上で、産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(堀典義君) これより質疑に入ります。ただいまの各委員長の審査報告に対する御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。議案第44号に対する討論の通告がございますので、これを許可します。15番、加来喬議員。(15番 加来喬君登壇) ◎15番(加来喬君) 日本共産党の加来喬です。議案第44号令和5年度杵築市一般会計歳入歳出決算認定に対し、反対の立場で討論を行います。 私は、令和5年度一般会計歳入歳出決算の全てに反対をするものではありません。市民の健康や福祉向上産業振興災害復旧生活道路改良など、市民生活に直結した賛成すべき事業も多くあります。しかしながら、部落解放新聞69万60円、解放雑誌37万6,992円を含む同和関連事業費の支出については認めることができません。 地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律、いわゆる地対財特法は平成14年3月31日をもって終了いたしましたが、平成28年12月16日に部落差別の解消に関する法律が施行され、同和事業が延命されました。法案には、部落差別の定義規定も部落差別の存在を具体的に示す事実もありません。法案審議では、部落問題の特別扱いを復活させる立法事実がないことが明らかになっています。 特定団体である部落解放同盟の刊行物を公費で購入し、同和事業を続けることは、当該団体特別扱いし、部落差別の延命に行政が加担していると言わざるを得ず、部落問題解決を遠ざけるものにほかならないと考え、同和関連事業の支出に反対をするものです。 以上です。 ○議長(堀典義君) 以上で、通告による討論は終わりました。 ほかに御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) それでは、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 まず、御異議のない議案第45号から議案第53号、議案第55号から議案第65号及び議案第67号並びに議案第68号を一括して採決いたします。 各議案に対する各委員長の報告は認定・可決であります。議案第45号から議案第53号、議案第55号から議案第65号及び議案第67号並びに議案第68号は、各委員長の報告のとおりに決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、議案第45号から議案第53号、議案第55号から議案第65号及び議案第67号並びに議案第68号は、原案のとおり認定・可決されました。 次に、議案第44号を採決いたします。 御異議がございましたので、起立により採決いたします。 議案第44号令和5年度杵築市一般会計歳入歳出決算認定についてに対する委員長の報告は認定であります。本議案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(堀典義君) 起立多数であります。よって、議案第44号は原案のとおり認定されました。──────────── △日程第2追加議案 ──────────── ○議長(堀典義君) 日程第2、追加議案を上程いたします。 議案第69号から議案第74号及び諮問第2号並びに諮問第3号を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。永松市長。(市長 永松悟君登壇)
    ◎市長(永松悟君) おはようございます。 令和6年第3回杵築市議会定例会に提出いたしました追加議案等について、提案理由の説明を申し上げます。 初めに、議案第69号令和6年度杵築市一般会計補正予算(第6号)については、災害復旧費において5億284万1,000円を追加補正し、補正後の予算の総額を194億6,598万4,000円といたしました。 今回の補正は、台風10号により被災した市有地1件、農地160件、農業用施設140件、林道6件、道路195件、河川105件の災害復旧工事費と査定設計書作成業務、風倒木等除去、重機及び機械器具レンタル料等に係る経費です。 以上、歳出について申し上げましたが、その財源は、県支出金、基金繰入金、繰越金、市債であります。 次に、議案第70号杵築市ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正については、児童扶養手当法施行令の一部改正に伴い、準用している所得制限限度額を拡充するなど、所要の改正を行うものです。 次に、議案第71号及び議案第72号財産の取得の追認については、杵築市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、予定価格2,000万円以上の財産の取得については議会の議決を経て取得すべきところを、これを経ずに取得したため、議会の追認を求めるものです。 次に、議案第73号教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについては、本市教育委員の小野本良二氏が令和6年11月17日をもって任期満了となるため、同氏を再任したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものです。 次に、議案第74号公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについては、本市公平委員の穐吉文博氏が令和6年12月15日をもって任期満了となるため、同氏を再任したいので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものです。 次に、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、本市人権擁護委員の池永路子氏が令和6年12月31日をもって任期満了となるため、同氏を再度推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものです。 次に、諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、本市人権擁護委員の工藤まり子氏が令和6年12月31日をもって任期満了となるため、後任として阿部智恵美氏を候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものです。 何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(堀典義君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第69号から議案第74号及び諮問第2号並びに諮問第3号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、議案第69号から議案第74号及び諮問第2号並びに諮問第3号は委員会付託を省略することに決しました。 まず、議案第69号令和6年度杵築市一般会計補正予算を議題といたします。 これより質疑に入ります。御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 御質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 意見もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第69号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第70号杵築市ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 これより質疑に入ります。御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第70号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第71号及び議案第72号財産の取得の追認についてを一括議題といたします。 これより質疑に入ります。御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第71号及び議案第72号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、議案第71号及び議案第72号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第73号教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて及び議案第74号公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについて並びに諮問第2号及び諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての4議案を一括議題といたします。 これより質疑に入ります。御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第73号及び議案第74号並びに諮問第2号及び諮問第3号は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、議案第73号及び議案第74号並びに諮問第2号及び諮問第3号は原案のとおり同意されました。 ここで、議員提出議案及び閉会中各委員会の継続審査並びに議員派遣の件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、これらを日程に追加し、追加日程第1及び追加日程第2並びに追加日程第3として議題とすることに決しました。──────────── △追加日程第1議員提出議案第3号・議員   提出議案第4号 ──────────── ○議長(堀典義君) 追加日程第1、議員提出議案を議題といたします。 初めに、議員提出議案第3号地方財政の充実強化を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。提出者、阿部素也議員。(7番 阿部素也君登壇) ◎7番(阿部素也君) それでは、読み上げます。 地方財政の充実強化を求める意見書の提出について。 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及び杵築市議会会議規則第14条の規定により提出します。 令和6年9月25日。 提出者、杵築市議会議員阿部素也。 賛同者、杵築市議会議員田中正治、同、泥谷修、同、多田忍。 地方財政の充実強化を求める意見書。 いま、地方公共団体には、急激な少子・高齢化にともなう社会保障制度の整備、子育て施策、人口減少下における地域活性化対策はもとより、感染症対策、DX化、脱炭素化、物価高騰対策など、極めて多岐にわたり新たな役割が求められています。加えて、急激に進められている自治体システムの標準化や多発化する大規模災害への対応も迫られる中、地域公共サービスを担う人員は圧倒的に不足しており、職場における疲弊感は日々深刻化しています。 政府はこれまで「骨太方針2021」に基づき、2021年度の地方一般財源水準を2024年度まで確保することとしてきました。しかし、増大する行政需要また不足する人員体制に鑑みれば、今後はより積極的な財源確保が求められます。 このため、2025年度政府予算また、地方財政の検討にあたっては、現行の地方一般財源水準の確保から一歩踏み出し、日本全体として求められている賃上げ基調まで含めた地方財政を実現するよう、以下の事項を求めます。 記。 1.社会保障の充実、地域活性化、DX化、脱炭素化、物価高騰対策、防災・減災、地域公共交通の再構築など、増大する地方公共団体の財源需要を的確に把握するとともに、それを支える人件費を重視しつつ、現行の水準にとどまらない、より積極的な地方財源の確保・充実をはかること。 2.とりわけ、子育て対策、地域医療の確保、介護や生活困窮者の自立支援など、より高まりつつある社会保障ニーズが自治体の一般行政経費を圧迫していることから、引き続き、地方単独事業分も含めた、十分な社会保障経費の拡充をはかること。とくに、これらの分野を支える人材確保にむけた自治体の取り組みを十分に支える財政措置を講じること。 3.地方交付税の法定率を引き上げるなどし、臨時財政対策債に頼らない、より自律的な地方財政の確立に取り組むこと。また、地域間の財源偏在性の是正にむけては、所得税や偏在性がより小さい消費税を対象に国税から地方税への財源移譲を行うなど、より抜本的な改善を行うこと。 4.政府が減税対策を行う場合、地方財政に影響が出ないよう、その財源は必ず保障すること。その際は、「国と地方の協議の場」を活用するなどし、特段の配慮を行うこと。 5.「地方創生推進費」として確保されている1兆円については、現行の財政需要において不可欠な規模となっていることから、恒久的財源としてより明確に位置付けること。また、その一部において導入されている行革努力や取組の成果に応じた算定方法は、標準的な行政水準を保障するという地方交付税制度の趣旨に反することから、今後採用しないこと。 6.会計年度任用職員においては2024年度から勤勉手当の支給が可能となったものの、今後も当該職員の処遇改善や雇用確保が求められることから、引き続き、その財政需要を十分に満たすこと。 7.特別交付税の配分にあたり、諸手当等の支給水準が国の基準を超えている自治体に対して、その取り扱いを理由とした特別交付税の減額措置を行わないこと。 8.自治体業務システムの標準化・共通化にむけては、その移行に係る経費と、移行の影響を受けるシステムの改修経費まで含め、デジタル基盤改革支援補助金を拡充するなど、引き続き必要な財源を保障すること。また、戸籍等への記載事項における「氏名の振り仮名」の追加など、DX化に伴い地方においてシステム改修や事務負担の増大が想定される際は、十分な財政支援を行うこと。 9.地域の活性化にむけて、その存在意義が改めて重視されている地域公共交通について、こども・子育て政策と同様、普通交付税の個別算定項目に位置付け、一層の施策充実をはかること。 10.人口減少に直面する小規模自治体を支援するため、段階補正を拡充するなど、地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化をはかること。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。 令和6年9月25日。 大分県市議会。 関係機関宛て。 以上です。 ○議長(堀典義君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第3号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号は委員会付託を省略することに決しました。 これより議案の質疑に入ります。議員提出議案第3号に対する御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。議案に対する御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議員提出議案第3号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第4号学校給食の無償化を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。提出者、藤本治郎議員。(13番 藤本治郎君登壇) ◎13番(藤本治郎君) 議員提出議案第4号学校給食費の無償化を求める意見書の提出について。 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及び杵築市議会会議規則第14条の規定により提出いたします。 提出者は、杵築市議会議員藤本治郎、同坂本哲知議員、小春稔議員、加来喬議員、田中正治議員、泥谷修議員。 それでは、読み上げて説明をいたします。 学校給食の無償化を求める意見書。 学校給食は、学校給食法第1条に「食育の推進」がその役割と目的として規定されており、教科学習と並んで学校教育の一環となっている。学校給食は児童・生徒の心身の健全な発達に資するものであり、望ましい食習慣を養うなど、その教育的効果は大きい。 日本国憲法第26条第2項の「義務教育は、これを無償とする」定めや教育基本法第4条第2項により、授業料は徴収しないこととされている。食育という教育を行うのに必要不可欠である学校給食費についても、義務教育段階においては、無償化されている教科書と同様に無償化し、家計負担を軽減させることが望まれている。 給食費の経費負担について文部科学省は、設置者の判断で保護者の負担軽減を図ることが可能であるとの見解から、子どもの貧困対策はもとより、子育て支援や少子化対策として、小中学校の給食費を全額補助、または一部補助する市町村も増えている。 しかし、市町村における給食費の無償化は、人件費や消費税、高騰する材料費及び燃料費などによって、市町村財政を圧迫する可能性があり、解決すべき問題も多く、実施に踏み切れない市町村も少なくない。 また、これまで各自治体が特色ある給食を提供し、郷土愛の醸成に繋げる食育を展開している。こうした施策に支障を来さぬように制度設計も必要と考える。 本来、公教育の機会均等の立場からも、居住地域における教育負担の格差を最小限に留めるよう努力することは国の務めである。 令和5年4月にこども家庭庁が発足し、「子ども未来戦略方針」において、全国ベースでの学校給食の実態調査が進められている。よって、国においてはこうした状況を鑑み、子どもたちの健やかな成長を保障する質の高い学校給食の推進について、国の責任において財源確保を含め、各市町村が実施できるように強く要望する。 記。 一つ、子育て世帯の経済的負担を軽減し食育を推進するため、給食費の無償化を国の政策として進めることを強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和6年9月25日。 大分県杵築市議会。 関係機関宛て。 議員皆様の御理解を賜るようにお願いいたします。 ○議長(堀典義君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第4号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号は委員会付託を省略することに決しました。 これより議案の質疑に入ります。議員提出議案第4号に対する御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。議案に対する御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議員提出議案第4号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたしたいと思います。────────────午前11時25分休憩午前11時45分再開──────────── ○議長(堀典義君) ただいまより議会を再開いたします。 発言を求めます。加来喬議員。 ◎15番(加来喬君) 杵築市議会会議規則第14条及び第16条に基づき、山香夏まつり不適切会計処理調査特別委員会設置の決議を求める動議を提出いたします。 ○議長(堀典義君) ただいま、15番、加来喬議員から、山香夏まつり不適切会計処理調査特別委員会設置の決議を求める動議が出されました。これに賛同する議員の挙手を求めます。(賛成者挙手) ○議長(堀典義君) この動議は、会議規則第16条の規定により、2名以上の賛同者がありましたので、成立いたしました。 お諮りします。ただいま、加来喬議員から動議として提出されました発議第1号山香夏まつり不適切会計処理調査特別委員会の設置の決議につきまして、これを日程に追加し、追加日程第4として日程の順序を変更し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これに異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。発議第1号を日程に追加し、追加日程第4として、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定しました。 ここで暫時休憩をいたします。────────────午前11時47分休憩午前11時55分再開──────────── ○議長(堀典義君) それでは、再開いたします。──────────── △追加日程第4発議第1号 ──────────── ○議長(堀典義君) 追加日程第4、発議第1号を議題といたします。 それでは、加来喬議員の提案理由の説明を求めます。(15番 加来喬君登壇) ◎15番(加来喬君) 発議第1号山香夏まつり不適切会計処理調査特別委員会設置の決議について、次のとおり提案いたします。 令和6年9月24日の議員全員協議会で、平成28年から令和元年の4年間に、山香夏まつりの実施において不適切な会計処理があり、4年間で29万8,528円の補助金とそれに伴う加算金21万8,387円が返納されたことが報告されました。 不適切な会計処理を行った実行委員会と現在の実行委員会はメンバーが変わっており、現実行委員会による告発に基づき市が調査した結果、領収書の不備や支払いの確認ができないもの、実際の支払いと証拠書類の金額が合わない会計処理が行われていた事実が確認され、補助金相当額に加算金を加えた合計51万6,915円が実行委員会から令和6年9月20日に市に返納されました。 補助金申請の際に、受給の条件となる事業内容や実績を証明する書類を偽造や架空の経費や経費の水増し計上、請求書の日にちの書換えを行うなどの虚偽の報告書作成は詐欺罪や偽計業務妨害罪に該当する可能性があり、不正受給者には5年以下の懲役または100万円以下の罰金もしくは両方が併科される補助金等不正受交付罪が適用されます。 議会には補助金返還がされたとの報告はありましたが、補助金適正化法に基づく科料についての言及はありませんでした。調査の内容や対応についても疑義が残るため、不適切会計処理による補助金の不正受給の全容を議会として明らかにすることが議会の責務と考えます。 以上の理由により、山香夏まつり不適切会計処理の真相を明らかにするために、地方自治法第100条に基づく山香夏まつり不適切会計処理調査特別委員会の設置を求めるものです。 以上です。 ○議長(堀典義君) お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第1号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、発議第1号は委員会付託を省略することに決しました。 これより議案の質疑に入ります。議案に対する御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。議案に対する御意見はございませんか。9番、泥谷修議員。(9番 泥谷修君登壇) ◎9番(泥谷修君) 議席番号9番、壱五一会の泥谷修です。失礼して、マスクを着用して発言させていただきます。よろしくお願いします。 山香夏まつり不適切会計処理調査特別委員会設置に対する反対討論を行います。 この件につきましては、昨日、9月24日の議員全員協議会で執行部より報告のありました、山香夏まつり補助金の返還措置についての内容について、十分な説明がなされていないという理由で調査特別委員会を設置するというものであると思います。 今回の補助金の返還につきましては、昨年度、山香夏まつり実行委員会の役員交代に伴い、過去の経理について領収書がないものなど不適正な会計処理があったということで、市に対し、実行委員会より自主的に報告があり、市も調査を行った結果、51万6,915円の返還を命じ、全額が市に納付されたというものであります。 今回の件につきましては、自主的に自らの間違いを市に報告し、市も介入して精査を行い、返還命令のあった額は全額返還していることから、私は夏まつり実行委員会を全面的に信じております。 調査が必要であるというならば、調査特別委員会を設置するまでもなく、関係者に聞き取りを行う、そういうふうなことでも十分可能であるというふうに思います。また、近日中に市の監査委員による監査も行われるようであります。それらの状況も待たずして調査特別委員会を設置するのも、拙速に過ぎるというふうに思います。 山香夏まつりはこれまで、山香ふるさとまつり、エビネ祭り、100キロウオーク等もあったと思いますが、それらと並んで山香地区の祭り・イベントを代表し、地域を盛り上げてきました。この祭りを維持するために、実行委員会の皆さんも大変御苦労があったというふうに思います。私たち議員も、山香の祭りが今後ますます地域に定着し、市内外の多くの方々に愛され、発展することをみんなで願い、みんなで応援することに力を入れるべきであるというふうに思います。 以上で反対討論といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(堀典義君) そのほか、御意見ありませんか。岩尾育郎議員。(14番 岩尾育郎君登壇) ◎14番(岩尾育郎君) 14番、新風会の岩尾育郎でございます。私は、この発議に対し、賛成の立場で討論をさせていただきます。 昨日、全員協議会において、実行委員会より不適切な支出について返納があったという報告がありましたが、まず、この件に関して、以前、市の幹部から私どもが話を聞いていたのは90万円余り、九十数万円、それが昨日の話だと七十数万円、その時点でまず金額自体が合致いたしません。 それで、私たちがそれを確認しようとした場合、例えば、実行委員会の通帳を見せてください、証拠書類を見せてください、議員としての立場でそういう調査をしようとしても、情報公開請求をしても、まず、それが出てくることとは考えられません。 したがって、ちゃんとした権限のある百条委員会を設置した上で、これは、もともとこれが、返納が申し出された場合、市として、まず、その内容を精査した上で、そこに犯罪性があるのかないのか、少しでもそれが疑われる状況があるとすれば、そのときに警察なり、検察なり、司直にその旨を通告して、通報して、その判断を仰ぐということが一番肝腎なことだったはずであります。ですから、単純に、不適切なものがありました、返納しました、それで終わりという話ではございません。 したがって、しっかりとこの委員会を設置した上で、議会としてその内容を精査した上で、市民に対してその報告をすること、これは議会としての大事な責務だと私は考えます。 よって、議員皆様方の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(堀典義君) 反対・賛成の御意見が出ましたので、これより採決いたしたいと思います。よろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 御異議がございましたので、起立により採決いたします。本議案に賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(堀典義君) 起立少数でございます。よって、発議第1号は否決されました。──────────── △追加日程第2閉会中各委員会の継続審査 ──────────── ○議長(堀典義君) 追加日程第2、閉会中各委員会の継続審査を議題といたします。 議会運営委員会及び住民自治推進特別委員会の継続審査については、それぞれの委員長から会議規則第111条の規定により、お手元に配付の一覧表のとおり申出がございました。 お諮りいたします。各委員長の申出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。──────────── △追加日程第3議員派遣の件 ──────────── ○議長(堀典義君) 追加日程第3、議員派遣の件を議題といたします。 議員派遣について、会議規則第166条の規定により議決を求めるものであります。 議員派遣の申出がございますので、議会事務局長に朗読させます。 ◎議会事務局長(工藤正行君) それでは、議員派遣について朗読いたします。 お手元に配付していますように、一つ、令和6年度大分県市議会議長会議員研修会が10月3日に大分市で開催されますので、堀典義議長ほか15名を派遣いたします。 一つ、先進地視察研修のため、厚生文教常任委員会委員を、10月15日から10月17日に秋田県由利本荘市・仙北市に派遣いたします。 一つ、令和6年度大分県市議会議長会議長視察研修が10月22日から10月23日に大阪府堺市・東大阪市で開催されますので、堀典義議長を派遣いたします。 一つ、先進地視察研修のため、総務常任委員会委員を、10月29日から10月31日に千葉県内に派遣いたします。 一つ、先進地視察研修のため、議会運営委員会委員を、11月5日から11月6日に愛知県内に派遣いたします。 一つ、令和6年度大分県市議会議長会副議長研修会が11月15日に別府市で開催されますので、真鍋公博副議長を派遣いたします。 以上であります。 ○議長(堀典義君) お諮りいたします。ただいまの報告とおり、議員派遣することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、ただいまの報告のとおり議員派遣することに決しました。 なお、派遣の変更及び中止については、議長に一任いただくことにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀典義君) 異議なしと認めます。よって、派遣の変更及び中止については、議長に一任いただくということにいたします。──────────── ○議長(堀典義君) 以上をもちまして、今期定例会に付議されました議事は全て終了いたしました。 これにて、令和6年第3回定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。────────────午後0時10分閉会──────────── 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和6年9月25日   議  長   堀   典 義   署名議員   坂 本 哲 知   署名議員   阿 部 素 也   署名議員   田 原 祐 二...