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06月15日-04号

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  1. 杵築市議会 2018-06-15
    06月15日-04号


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    平成 30年 6月定例会(第2回)平成30年 第2回(定例)杵築市議会会議録(第4号)平成30年 6月15日(金曜日)〇議事日程(第4号)平成30年 6月15日午前10時開議  日程第1  一般質問  日程第2  議案第55号から議案第64号までについて         (一括上程・議案質疑・各常任委員会審査付託)  日程第3  請願・陳情         (一括上程常任委員会審査付託)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―本日の会議に付した事件  日程第1  一般質問  日程第2  議案第55号から議案第64号までについて         (一括上程・議案質疑・各常任委員会審査付託)  日程第3  請願・陳情         (一括上程常任委員会審査付託)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇出 席 議 員(18名) 1番 二 宮 健太郎 君      2番 阿 部 素 也 君 3番 田 原 祐 二 君      4番 泥 谷   修 君 5番 堀   典 義 君      6番 田 中 正 治 君 7番 小 野 義 美 君      8番 藤 本 治 郎 君 9番 岩 尾 育 郎 君     10番 阿 部 長 夫 君11番 加 来   喬 君     12番 渡 辺 雄 爾 君13番 河 野 正 治 君     14番 小 春   稔 君15番 富 来 征 一 君     16番 真 砂 矩 男 君17番 有 田 昭 二 君     18番 中山田 昭 徳 君―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇欠 席 議 員(なし)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇欠 員(なし)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇事務局出席職員職氏名局長  坪 井 尚 裕 君      次長  松 下 康 幸 君係長  河 野 真 二 君      書記  加 藤 沙 江 君―・―・―・―・―・―・―・―・・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇説明のため出席した者の職氏名市長………………永 松   悟 君   副市長……………興 田 信 一 君教育長……………清 末 陽 一 君   総務課長…………真 鍋 公 博 君財政課長…………佐 藤   剛 君   秘書広報課長……河 野 正 一 君政策推進課長……黒 田 幸一郎 君協働のまちづくり課長………………………………………………内 野   剛 君税務課長…………都 甲   靖 君   危機管理課長……三 浦 浩 二 君市民課長…………河 野   泰 君   生活環境課長……穴 見 智 彦 君上下水道課長……伊 藤   來 君   商工観光課長……大 神 敬 一 君農林課長…………松 成   茂 君   耕地水産課長……阿 部 裕 司 君建設課長…………羽田野 陽 一 君   山香振興課長……裏   安 博 君大田振興課長……岡 部 元 暢 君   会計課長…………山 本   泉 君福祉推進課長……江 藤   修 君                    健康長寿あんしん課長………………………………………………工 藤 靖 子 君子ども子育て支援課長………………………………………………斎 藤 高 司 君医療介護連携課長……………………………………………………尾 倉 良 明 君山香病院事務長…宇都宮 健 士 君   教育総務課長……矢 守 丈 俊 君学校教育課長……末 松 武 治 君   社会教育課長……赤 星 勇 二 君文化・スポーツ振興課長……………………………………………緒 方 幸 茂 君人権・同和対策課長…………………………………………………有 田 定 光 君選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長……………………河 野 利 雄 君農業委員会事務局長…………………………………………………岩 尾 俊 高 君図書館長…………富 永 一 也 君―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―────────────午前10時開議──────────── ○議長(中山田昭徳君) 皆さん、おはようございます。 これより、本日の会議を開きます。 これより、日程に入ります。──────────── △日程第1一般質問 ──────────── ○議長(中山田昭徳君) 日程第1、一般質問を昨日に続き行います。 13番、河野正治議員。(13番 河野正治君質問席に着く) ◆13番(河野正治君) 改めまして、皆さん、おはようございます。議席番号13番、自民クラブ河野正治であります。通告に従いまして、一般質問を行います。 実は、私も風邪等をひいて、ちょっと体調不良でお聞き苦しいところがあるかなという思いはしておりますが、どうぞひとつ最後までよろしく申し上げたいと思います。 一般質問も今日で3日目でございます。残されたのは3人ですが、奇しくも3人は山香出身者であるということでございます。私を除いてあとの2人は若手であり、気合を入れて質問をされると思いますので、執行部の皆さんもお疲れのことだと思いますが、的確な前向きの御答弁をお願いを申し上げる次第でございます。 さて、私の一般質問の通告は3項目であります。1つは立石小学校の現状と統合協議についてでございます。2つ目は子育て環境の改善についてであります。最後の3つ目が市立幼稚園の概要と今後の方向性について、この3点について執行部の所見をお伺いしたいと思っております。 まず最初に、立石小学校の現状と統合協議についてをお伺いしたいと思います。 山香地区小学校の統合は6校を1校にする計画で、推進を始めてから既に6年が経過、この間、平成29年度までに5校が統合し、新山香小学校として発足をしてございます。現在まで、統合ができていない立石小学校の現状と統合への取り組み状況について質問をいたしたいと存じます。 まず最初に、立石小学校の現状について、いわゆる現在の児童数、学級数等、学年ごとに御報告を願いたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。 それではお答えします。 立石小学校の平成30年度現時点での児童数は、1年生3名、2年生3名、3年生6名、4年生5名、5年生4名、6年生4名の計25名となっております。 学級数は、1年生1クラス、2年生・3年生が複式が1クラス、4年生・5年生も同様に複式で1クラス、6年生が1クラス、特別支援学級が1クラスで、計5クラスとなっております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) 合計の児童数が、1年から6年まで25名、そして、特別支援学級を入れて、学級数は5学級ということでわかりましたので、次へまいりたいと思います。 現在の状況はよく理解をできましたが、将来の見込み数についてを概要で結構でございますが、いろんな住民票の基礎地域から推計ができると思いますので、でき得れば、平成35年度まで、向こう5年間ほどでございますが、状況等について御説明を願いたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) 平成31年度から平成35年度までの出生数から見ました児童数の見込み数でありますが、31年度は、来年度でありますが、1年生5名、2年生3名、3年生3名、4年生6名、5年生5名、6年生4名の計26名。 32年度は、2年生から5年生はその数字が上がると仮定させていただいて、卒業に対し、入学の予定で回答させていただきます。32年度は4名の卒業に対し、4名の入学予定で計26名、33年度は5名の卒業に対し、1名の入学予定で計22名、34年度は6名の卒業に対し、3名の入学予定で計19名、35年度は3名の卒業に対し、3名の入学予定で計19名の見込みとなっています。 学級数につきましては、どの年度も現状と同じく、1年1クラス、2年・3年が複式で1クラス、4年・5年、同じく複式で1クラス、6年が1クラス、特別支援学級1クラスで、計5クラスの見込みであります。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) わかりました。いずれにしても、向こう35年までの5年間は平均的にはおおむね25名ぐらいの児童数で推移するであろうという予測、それから、学級数については、現状の5学級クラスの編成であろうということのようでありますので、わかりましたので次へまいりたいと思います。 質問の3項目ではありますが、通学区域についてお伺いをしたいと思うんです。 通学区域については、杵築市の学校の通学区域に関する規定の定めるところによって対応をしておると思うわけですが、その考え等についてお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) 通学する学校は、議員のおっしゃるとおり、原則、杵築市学校の通学区域に関する規則で、居住する住所によって定められております。 ただし、例外的に保護者からの指定校の申し出があれば、杵築市学校の通学区域に関する規則の特例に関する要綱に規定された入学基準に基づいて審査を行い、基準に該当すれば指定校の変更を許可する場合があります。 以上であります。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) 私は通学区域のことをなぜ聞くのかということの要因の中に、実は本年の3月の立石小学校の卒業式に来賓というような形で、私と阿部素也議員と2人で御案内があったので出席をさせていただきました。 その折、確か卒業生は6名で、合計数は31名の児童数であったんじゃなかろうかなという思いはしておりますが、その6名が卒業したあと、在校生、いわゆる1年から5年までの数を数えると25名いたんです。そして、その卒業のときに、新入生は来年、立石小学校は何名ぐらいいるんかということを校長先生や他のPTAの役員等の話を聞いたら、来年は5名予定があるというようなことで、おおむね30人程度の子どもが確保できるんかなという思いがしておったわけです。 そういう思いの中で、今度は4月に、また同じく立石小学校の入学式に御案内があったので出席をしたところ、先ほど課長が報告をされたように、新入生を入れて25名というような状況があったんです。 なぜ、その5名がどうなったのかという実は思いがしたので、通学区域の問題について問題提起をさせていただいたわけでありますが、ここでお伺いしたいのは、その5名の差異と申しましたが、その差については、この通学区域の、いわゆる定めのある規定によって対応して、他の学校へ進学時の提出や、それから、新入生の転校というか地域外に行ったというような理解でいいんでしょうか。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) 立石小学校に限らず全学校が対象となりますけれども、先ほどの基準に該当する申し出がありましたら、詳しい聞き取り、それから、書類審査を行って基準に該当しておれば、転校、入学といった許可を出しているところであります。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員
    ◆13番(河野正治君) いずれにしても、その5名は保護者の申請の事案の中で、この規定に該当するということで、教育委員会のほうは許可をしたということのようでございますので、私はそれはそれで理解をいたしたいと思いますが。 関連して、もう1点質問をしたいのは、先ほど平成35年までの5年間の児童見込みをお伺いをしたわけですが、今のような状況であれば、私は、今、見込みをしておる児童・生徒数より各年度も減っていく可能性があるんじゃなかろうかという心配を実はしておるんです。ここらあたりはどうお考えになっておるかお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) 可能性としてはあり得るかとは思いますけども、毎年、同様の事情が発生するとは予想できませんし、転入という可能性もございますので、見込み数が必ずしも減少するとはいえないのではないかと現状では考えております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) 今、課長が言うように、そういう状況になれば本当に喜ばしいという思いでありますが、いずれにしても、一議員として今後の推移を私自身見守っていきたいという思いでございます。 また、特に立石小学校区内の、いわゆる子どもをお持ちの保護者の皆さん方も、やはり区域内の小学校で就学をするというような思いを強くしていただければ、ある程度の規模確保ができるんじゃないかという思いがしておるところでございます。 そういう状況でございますが、次へ進みます。 次の質問でございますが、統合、いわゆる立石小学校から山香地区の全体を含めて統合協議の状況について、市教委として、市の教育委員会として、これまでのどのような取り組みをなされたのかをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) 杵築市立学校適正規模検討委員会から、平成20年3月に提出されました提言書に基づき、山香地域6小学校の統合について、平成24年度から26年度にかけ、全体会、校区ごとを含め、約40回の説明会を開催し、PTA、地域の皆さんと協議を続けてまいりました。 その中で、さまざまな御意見がありましたが、教育委員会としては、平成28年4月を全学校の統合目標と設定し、保護者、地域皆さんの同意が得られない学校につきましては、以降も協議を続けていくこととしておりました。 そのような中、平成26年3月から5月にかけまして、PTA、区長会のほうから統合に合意する意思表示を得ました東山香、向野、山浦、山香の4小学校が、先ほどのお話にありましたが、平成28年4月に統合し、存続校を山香小学校としてスタートしました。その時点で同意を得ることができなかった上小学校、立石小学校につきましては、引き続き協議を続けることになり、その後、地元の同意を得た上小学校が平成29年、昨年でありますけども4月に統合をいたしました。 立石小学校につきましては、平成27年以降、全体的な説明会を行っていません。ただ、年度当初、PTA会長さん、区長会長さんに対して、統合についての協議をしてもらうようお願いしている状況であります。ただし、本年はまだお願いには上がっておりません。 以上であります。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) 今、お聞きすると、平成27年度以降、立石小学校については、そう深入りの説明会は実施をしていないというようなことでございます。それはそれとして、そういう理解をして、次へ進みたいと思います。 それでは、地元の保護者及び地元住民の反応はどういう反応であるか、そして、統合に対する保護者なり、地域住民の理解は深まったというような市教委として思いはしておるのかどうか、そこらあたりをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) 協議を始めた当初よりは統合することについての理解は少しは深まったのではないかと思っておりますけども、昨年、学校よりいただきましたPTAのアンケート結果には、速やかに統合の検討をという意見がある一方、児童が在籍している限り統合はしないという意見もあり、まだ多くの同意を得る状況ではないものと感じております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) 私も平成29年5月24日に立石小学校PTA会長が各保護者に宛てたアンケート資料も実はいただいておりますし、その回答の中身を見ると、なかなか思いが千差万別と申しましょうか、このアンケート結果、保護者の思いは難しい状況になっておるなという感じで実は受けとめておるわけでございます。 そこで、これは私なりの1つの思いの提案になるんでしょうか、何らかの形でいろんな理解が深まる方法はないものかという思いの中でお聞きをするわけでございますが、いわゆる統合に対する考え方、それから、推進方法を見直す必要はないのだろうかということでございます。 ここらあたり、漠然としたような問い方になっておるんで非常に教育委員会としても答えようが難しいという思いはしておりますが、そこらあたりはいかがでございましょうか。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) 学校の統合の目的は、児童・生徒の教育条件をよりよくすることが一番の目的であり、将来の児童・生徒数や学校の位置を基本に考えるべきものと思っております。 山香地域におきましては、提言に基づいたこれまでの方針どおり、一校に集約する統合を目指したいと考えておりますが、その上で、実際に統合を実行しようとする場合は、保護者、地元の皆さんの理解を得ることが重要であると認識していますので、立石小学校の統合について、教育委員会としてはこれまでどおり皆さんの同意を得た上で進めたいと思っております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) 同意を得た上で進めていきたいという今までの方針に変わりはないというようなことでございますが、そこでお聞きをしたいんですけども、同意を得る方法をどのように考えているのか、いわゆるその同意も、まずは保護者の同意が最初に解決をしなきゃならん課題だと思いますし、続いて、やっぱり立石の地区住民の全体の同意を得るという方法になると思うんですが、そこらあたりの方法をどのように考えているんだろうか。 私は、極端に言いますと、いわゆる地域の理解度を深めていくということは、私は学校統合の任に当たっている教育委員会の責務だという考え方を持っております。だから、そこらあたりの思いはどうでしょうか。お聞かせを願いたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) 議員がおっしゃるとおり、保護者や地域の方々に統合への理解を深めてもらうことが、当然、教育委員会の責任であると思っております。 同意を得る方法につきましては、当初から行っていた校区全体での説明会を開催し、児童数が減少した場合の子どもたちへの影響や学校運営の難しさをお話させていただき、議論を深めることに尽きるのではないかと考えております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) これは私からの1つの提案として受けとめて質問をさせていただきたいと思うんですが、1つの方法として、当分の間、いわゆる平成35年度までを目安に延期をする考えはないか。 理由として、先ほど言いましたように、この数年間、5年間程度は児童数が20名前後で推移が予測をされておるわけです。20名前後の対応ができるというような状況があるということ。 もう一方は、同意を得て進めるということは非常に民衆的で大変いいことだが、一方で、行政責任として教育委員会のほうである程度期限を切って進めてほしいというような地元の意見もままあるように私は受けとめております。もちろん、この場合でも同意を得ることは、それは当然必要だと思いますが、ここらあたりのお考えはないでしょうか。ちょっと検討等を含めていかがお考えになっているかお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) 議員御指摘のとおり、今後の児童数の見込みを考慮して、統合の期限を定めた上で進めていくことは、議論を重ね、理解を深めていただくには有効な1つの方法であると思います。 また、統合に至った時点の各小学校の児童数はどこも20人以下でしたので、これも子どもたちの教育並びに学校運営への影響を考える上での1つの目安になるものと思います。それにより、30人を超える児童数であった立石小校区では、ここ3年、全体的な説明会に至っていないのが現状であります。 議員が御心配されるとおり、多様な意見がある中、地域のまとまりを欠くような進め方をすることは、教育委員会としては本望ではありません。同意を得ることは必要不可欠ではありますが、保護者、地元の方々に全てお任せするのではなく、教育委員会の責務を果たしていきたいと思っております。 統合について、何年度であるとか、何人になったらということは現在申し上げられませんが、議員の御意見を参考にさせていただき、学校関係者皆様と相談しながら進めていきたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) 前向きな答弁であるというふうに受けとめたいと思います。これで立石小学校の件については質問を終わりますが、私がやっぱり一番心配するのは、統合に対する意見の相違で、保護者会や地域住民の中に軋轢が生じ、地域振興や協働のまちづくりの推進に支障をきたす恐れがあるのではないかということであります。一日でも早く結論が出るように強く要望して、本件の質問を閉じたいと思います。ありがとうございました。 次へまいります。 次に、子育て環境の改善についてを質問をいたします。 杵築市の人口減少定住促進対策については、平成27年に策定をされた27項目にわたるまち・ひと・しごと創生総合戦略計画によって、各課の事業が実施をされているところでありますが、なかなか人口減少に歯どめがかからないのが現実の姿であるといっても私は過言ではないと思います。 このような人口減少の中で、働き手の確保、いわゆる労働力の確保も喫緊の課題であるというふうに思います。子育て中のお父さん、お母さん等の保護者を支援する制度を拡充することは、労働力確保の改善と合わせて定住促進につながり、人口減少に歯止めがかかるであろうという思いで、子育て環境の改善についての質問をいたしたいと思うわけでございます。 まず最初に、各種子育て支援事業を実施しているようでございますか、主たる事業は何か、また、支援事業の概要について簡単にお伺いをしたいと思いますが、時間の関係がございますが、簡単にひとつ御説明願いたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 斎藤子ども子育て支援課長。 ◎子ども子育て支援課長(斎藤高司君) お答えいたします。 平成24年8月に子ども・子育て支援法が制定され、杵築市では、子ども・子育て支援法にのっとり、多くの子育て支援事業を行っています。 妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援を行うため、平成28年4月に、県内で初めて子育て包括支援センターを開設しました。この包括支援センター愛称ハートペアルームでは、母子保健、子育て、幼保児童の支援を、保健師、社会福祉士、助産師等の専門職が関係機関と連携を図り、相談・支援をワンストップで行っています。 また、誰もが希望する幼児教育と保育サービスを受けられるよう、保育園から認定こども園への移行を行いました。 待機児童対策としては、保育士の配置や面積基準内で、可能な限り児童の受け入れを行っています。 保育支援事業として、一時預かり、延長保育、休日保育、病児保育を行っております。 次に、社会全体で子どもを支える事業として、放課後児童健全育成事業、こども園・幼稚園等の送迎や早朝・夜間の預かりなど、支援を希望するお願い会員と支援を行うまかせて会員の相互援助活動を支援するファミリーサポートセンター事業、孤立しがちな子育て家庭を専門の研修を受けた地域の子育てボランティアが自宅を定期的に訪問し、相談支援を行うホームスタート事業、家庭で子育てをしている保護者、児童が育児相談や交流を行う地域子育て支援拠点事業を行っています。 子育ての経済的負担軽減策としては、平成27年度から3歳から5歳の1号認定、幼稚園子どもの保育料を、一律、月額5,000円とする保育料の軽減を行っています。 平成28年度から放課後児童クラブの負担金の減免、平成29年9月から子どもの医療費の助成として、小中学生の通院の医療費の無料化を行いました。 このような施策を行い、出産や子育てしやすい環境づくりに努めております。 以上でございます。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) ありがとうございました。 今の報告の中にもございますが、次には、子どもの医療費助成の状況等に限って御説明を願いたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 斎藤子ども子育て支援課長。 ◎子ども子育て支援課長(斎藤高司君) 子どもの医療費の助成につきましては、平成18年10月から未就学児の医療費を助成、平成22年10月からは小中学生の入院費の助成を行ってまいりました。平成29年9月から、ふるさと杵築応援基金を財源として、新たに小中学生の通院費の助成を開始しました。 平成29年度の通院費に対する助成、9月から1月分でございますが、延べ件数で9,059件、実人数1,728人、助成額は1,652万4,395円となっております。 また、平成30年度の当初予算の通院費の予算額でございますが、3,711万7,000円を計上しております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) わかりました。 そこで、小中学校までの医療費等については課長の報告で分かったわけですが、これらを踏まえて、医療費の助成の拡大を高校生までできないかということについて質問をしたいと思うんですが、そこらの高校生まで対象にした場合、どのくらいどうなるんだというようなことの目安があれば、ひとつお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 斎藤子ども子育て支援課長。 ◎子ども子育て支援課長(斎藤高司君) 平成29年度の小中学生の通院・入院を含めた受診者1人当たりの医療費は、約1万1,000円であります。 平成30年3月末現在の住民基本台帳によりますと、高校生、16歳から18歳の人口は796人であります。あくまで試算でありますが、高校生の医療費を助成した場合、年間600万円から800万円の助成額になると思われます。 先ほど申し上げましたが、小中学生の通院に対する助成の財源は、ふるさと杵築応援基金であります。高校生まで拡大した場合の財源や費用対効果について検証をしてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) 高校生まで医療費の拡大をした場合、現在の見込みでは600万円から800万円以内の財源が必要であるというような報告でございますが、ぜひ私は、やはり杵築市の特色ある子育て支援をするという1つの考え方に立って、ぜひ高校生までの医療費の無料化を実現をしていただきたいという思いでありますし、この原資は、ふるさと応援基金等を充当しておるというようなことでありますが、再度、ここらあたりをもう少し掘り下げて検討をしながら、検討という言い方は悪いんですが、本当に検討になっちゃ困るんですが、検討し、実施をするという方向での考え方ができないですか。どうですか。非常に答弁に困ると思うが、担当者の考えで結構です。 ○議長(中山田昭徳君) 斎藤子ども子育て支援課長。 ◎子ども子育て支援課長(斎藤高司君) 先ほども申し上げましたが、費用対効果、それから、財源について、もう一度、調査研究をさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) 私は費用対効果云々というよりは効果のほうが多いというような思いはしております。施策として。 そうした場合、そういう検証をした結果、出れば実施をするという理解に立っていいんでしょうか。費用対効果の実証ができた場合、それは効果が多いぞとなった場合は実施をするという方向でいいんですか。そういう理解で。 ○議長(中山田昭徳君) 斎藤子ども子育て支援課長。 ◎子ども子育て支援課長(斎藤高司君) 検証をさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) わかりました。この件はこのあたりで幕を下ろしておきますが、ぜひひとつ前向きな検証をしながら、実施の方向で十分論議を執行部内でしていただければありがたいという思いであります。 では、引き続き次へまいります。 子育て支援事業の一環として、学校給食費の無料化はできないかということの質問でございます。本件については、初日の一般質問で田中議員から質問があって重複をするようなところがございますが、私なりに角度を変えて質問をしたいという思いでございますので、よろしくお願い申し上げたいわけでございます。 再度、これは重複しますが、30年度の給食費の状況、それから、小中学生の1人当たりの年間云々ということで、とりあえずもう一度、復習の意味で答弁願いたいと思うんですがいかがでしょうか。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) お答えします。 一昨日の回答と重複することもあると思いますけども御容赦願います。 小学生1人当たりの年間給食費は4万8,400円、中学生は5万2,800円で、30年度の見込み総額は、5月1日現在の児童・生徒数により、小学校6,863万1,200円、中学校3,648万4,800円、計1億511万6,000円となります。 なお、就学援助、既に手当をしております給食分を除けば8,674万1,600円となります。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) わかりました。 次へまいりますが、今度は視点を変えて、私は私なりにちょっと質問を申し上げたいんですが、平成32年ないしは平成33年、向こう3年あとになるわけですが、その時点での給食費の状況というか、給食費の推計ができたら、その状況を教えていただきたいと思うんですがいかがでしょうか。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) 出生数から見た児童・生徒数ということ、それから、給食費を同額ということで計算させていただきますと、平成32年度は、小学校6,669万5,200円、中学校3,690万7,200円、計1億360万2,400円。 平成33年度は、小学校6,350万800円、中学校3,859万6,800円、計1億209万7,600円となります。 なお、就学援助分を30年度と同額程度で見込めば、33年度につきましては8,300万円ほどになります。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) そこで、先般の議会で、新しい給食センターの建設場所も難産の末、決定をしたというような経過がございます。私は、今、そういう経過を踏まえながら、新しい学校の給食センターができた時点で、学校給食費を無料化をする考えはないでしょうかということについて質問をしていきたいと思うんですが、そこら辺りはいかがでしょうか。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) これも一昨日の回答と重なりますけども、給食費を無料にすれば保護者の経済的負担は軽減され、子育て世帯支援の一条になるものと称されますが、現在、本市の財政状況では、毎年、約9,000万円の給食費をねん出することがかなり厳しいものがあります。 当面は、他市町村の動向及び豊後高田市を含めた実施市町村の効果等を見たいと思いますので、御理解をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) 追加の質問というようなことで、先ほどもちょっとお願いしたんですが、これはもう簡単なことですが、ちょっと聞いただけの話で申しわけないんですが、新給食センターの開始を平成32年の9月を予定をしておるというようなことを聞いておるんですが、これには間違いないですね。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) 新給食センターの完成につきましては、31年度末、32年の3月を目標としておりまして、供用開始につきましては、やはり諸準備等がございますので、議員の御質問のとおり、夏休み明けの平成32年9月を目標としておるところであります。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) そこで、こちらも視点を若干変えて、皆様方にちょっと再考をお願いしたいというのが、皆さんも御存知のように、山香と杵築にあった給食センター2カ所を今回1カ所にするということで、杵築に決定をした経過があります。 私は、資料等をいただいたんですけど、そのときの視点で、いわゆる2つを1つにするということだけで、現在の試算で建設費が3億8,500万円削減ができると。建設費だけで3億8,500万円です。それと、年間維持費、ランニングコストと申しましょうか、年間維持費が3,200万円軽減できる、そういう計画のもとに1カ所につくったという御報告を受けております。これ以上に、私はまだ来るんではないかという思いがしております。 そういうことから考えたときに、先ほど平成30年度で実施をした場合、課長は8,300万円程度の原資がいるというお話でございました。3,000万円ほど引くと、残りは5,000万円です。私はそれはできるとか、できないとかいう問題ではない、いわゆる教育行政の中で、子どもを本当に育て上げていくという子育て支援の1つの方策として、私は全く無理な事業ではないような感じがする。他町村のことを私は言うつもりはございませんが、そういうことを思いながら、1つ検討していただきたい。 それと合わせて、私はやっぱりハード面だけは整備ができ、ソフト面の給食はそのままでいくというようなことのアンバランスでいいのかという保護者に対する思い。たまたま平成32年というのはオリンピックが開催をする年であります。そういういろんな思いの中で、やはり私は今すぐ実施をしなさいということを言っておるわけじゃない。やっぱり、そういう一連のハード整備、それから、それに呼応してソフト面の給食費を減額する、いわゆる無料化する、そういうことぐらい思い切って内部の協議はぜひひとつしていただきたいと思うんですが、これは教育長、どうですかね。 ○議長(中山田昭徳君) 清末教育長。 ◎教育長(清末陽一君) 教育委員会部局だけのランニングコストだけであれば、これがなくなったからここに持ってきなさいということであれば十分可能と思うんだけど、やっぱりこの行政上、市長部局を含めた予算でございまして、今、矢守課長が言いましたように、今現在、市全体がちょっと厳しい状況であるから、すぐに「はい、わかりました」ということには、ちょっと今現在はできないんじゃないかというふうに思っております。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) もちろんそれはわかった上で、教育長という使命で、いわゆる市長部局、市長を含めて財政的なことを検討しながら協議をしなきゃならん、これは当然で当たり前の話であって、私はそういう一連の流れがあるんで、いわゆる今すぐ実施をしなさいというんじゃない、やっぱり32年なり、3年を目標に、できないかできるかの協議ぐらいはすべきではないですかという提案をしておるわけです。そこらあたり、市長どうですか。市長なり、教育委員会部局と、できなけりゃできんという結果が出ればそれはそれとして理解ができるのに、協議もしない、そういうことじゃ恐らく答弁にならんですよ。どうですかね、そこらあたり。 ○議長(中山田昭徳君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) 河野正治議員が、やはり子育て環境の改善が市政で一番大切にするためにも、その理由としては、やはり、今、労働力の確保であるとか、人口減少の歯どめということで御指摘はもっともだと思います。 先ほどから給食費、それから、先ほどもう一つあったのが高校3年生までの医療費を無料という、これはもちろん検討したいと思います。ただ1つ、お金と関係ない問題で、18歳を成人とするということになると、こども医療費じゃない、高校3年生まで、当然、常識とすると高校3年生までいきましょうということになると、高校に行けなかった人とか、中退した人、これを救う。市としては、問題もありましょうけど、議会の皆さん方の御意見もありましょうけども、そういう子どもたち、高校に行けなかった子どもたちも当然救うんだろうねという、そこを1つおさえないといけない。これは、成人式をどうするかというような問題もありますとおり、いろいろこれから協議をしていくつもりでございます。 それから、遅れましたけれども、給食費の件につきましては、今、うちが当てにしているのがふるさと納税のお金です。給食費になると9,000万円というお金が常に今、こども医療費をとにかく小中学生まで、通院も無料にしたということで、これら、今の状況で少しずつ伸びていけばというのは、心配するのは、医療費であるとか、給食費というのはいったん無料にすると逆はあり得ませんので、途中からすみませんでしたというわけにもいきませんので、そういう給食費の問題、それから、先ほどの高校生の医療費の問題、これは本当に県であるとか、国であるとか、また、意見を聞いたりとか、交付税とか、これから問題がありますし、それからもう一つ、給食の関係ではこちらがもうちょっと考えたいなと思うのが、子どもたちの給食材料を地域の中でつくることができんかなと。給食費はいただくという考え方もあります。そして、そのかわり、地産地消で、そして、農家の方々、高齢者の方を中心に安心安全な農作物をつくって、JAも協力してくれながら、その地域の集荷を住民自治協議会とか、そこに集荷をして、そして、じいちゃん、ばあちゃんが孫のような子のためにつくるというのを集めて、そして、給食センターとうまく連動ができんかなと。これはまだ全然具体的に検討しているわけではないんですけども、住民自治協議会の中では、そういったこともいいねという部会の動きもありますので、ぜひ、そういった総合的に子どもにもメリットがある安全安心、それから、高齢者にも、子どもにも、そして、一人でご飯を食べている子ども、一人でご飯を食べているお年寄りもいますので、住民自治協議会の中で、子ども食堂というとなかなか、サポートの必要な子どもという子たちになるんですけど、みんなが一緒にご飯を食べる、そういった旧小学校単位でもいいからそういったことに取り組みたいという住民自治協議会があれば、正治議員の提案というのはすごくよくわかりますので、地域にとって非常にいい、そして、お金の使い方もいいね、お金を使っても結局はまた地域の中で循環するんだと、そういう形で少し考え方を深めていきたいと思います。また、議会に報告したいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) 今、医療費なり、給食費の助成等についても部内で協議を進めていくというような話があったので、前向きに協議をしていただけるもんという理解で本件は打ち切りたいと思います。ありがとうございました。 時間もなくなりましたので、次へまいります。 最後でございますが、市立幼稚園の概要と今後の方向についてという事をお伺いをしたいと思います。 御存じのように、杵築地区の市立幼稚園配置は、1小学校区1幼稚園体制が敷かれているので、このことについては、私はまことに喜ばしいことであるというふうに思っております。 しかしながら、平成24年に制定されました子ども・子育て支援法の施行によって幼保一元化施設、いわゆる認定こども園等の設置によって幼児教育施設の状況が大きく私は様変わりをしているというように、現在、そういう思いをしております。 このような状況を踏まえて、市立幼稚園の現況等について質問をいたしたいと思うわけであります。 まず最初に、市立幼稚園の概要、園数、園児数等についてお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) お答えします。 現在、市立幼稚園は、旧杵築市内に8園ありますが、そのうち熊野幼稚園は平成19年度より休園、豊洋幼稚園につきましては、本年度、残念ながら入園がなく、在園する子どもがゼロとなったため、同じく休園となり、現在、6園で幼児教育を行っております。 園児数は、杵築幼稚園37名、大内幼稚園10名、東幼稚園11名、守江幼稚園8名、北杵築幼稚園3名、八坂幼稚園10名、計79名となっております。 昨年度は87名、一昨年は105名でしたが、平成27年度から減少傾向となり、10年前の平成20年が合計158名でしたので、現在、ちょうど半数となっております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) 今の課長の報告にありましたように、若干私なりにかいつまんでみますと、先ほども申しましたが、保護者の保育ニーズや就労形態の変化などにより、私は幼稚園の需要が減少しておる現状にあるんだなという思いをしております。 特に、本年度、平成30年度の数字を若干見させていただきましたが、園児数が439名、トータル的には公立分を入れてあるようですが、そのうち幼稚園で、いわゆる園児教育をしているのは、先ほど課長が言いましたように79名ということで、そうすると、幼稚園のいわゆる就園率といいましょうか、これがわずか17.2%ぐらいの幼稚園を利用しているというような現在の状況であるということも、皆さん方も理解を私はしていただければ結構だと思います。そういうことでございますので、そういう理解をしていただくだけで結構です。 次へまいりますが、それでは、そういう状況下の幼稚園について、今後、教育委員会として幼稚園の方向をどういうふうに対応していくのかということ、今後の方向性についてお聞かせ願えればと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 矢守教育総務課長。 ◎教育総務課長矢守丈俊君) 地域に密着して長年にわたり幼児教育を担ってきました市立幼稚園の存在は、非常に大きなものであると認識をしております。 入園者が減少傾向であるとはいえ、小学校入学前に市立幼稚園で教育を望む家庭が存在するのも事実であります。 しかしながら、平成20年度に有識者により策定された杵築市幼児教育施策基本方針では、幼児数が10名未満の小規模園については、幼児教育の根幹である主体性や自立的に生きる基礎をはぐくむこと、また、集団生活や社会経験を積むことのできる貴重な場としての役割を果たしえない小規模園については、統廃合について、十分検討しなければならないと明記されておりまして、また、先ほどもお話が出ましたけども、平成27年度に施行された子ども子育て支援制度により、認定こども園にて幼稚園教育が受けられることになったことから、施設の老朽化対策を含め、教育委員会として、今度の市立幼稚園のあり方について、本格的な議論をする段階に来たものと思っております。 今後、早急に素案をまとめさせていただいて、現場、地域、そして、議員皆様に説明させていただきたいと思いますので、御理解と協力をお願いいたします。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 河野議員。 ◆13番(河野正治君) ありがとうございました。いずれにしても、地元等々の協議には、いろいろな困難な私は問題が生じてくると思いますが、実は、山香地区は、既に平成25年だったと思いますが、山香地区に1カ所あった公立幼稚園を廃園をして、そして、民間経営の山香こども園に移行する施策をもう既に講じておるわけです。 そういう状況を踏まえて、やはり、市内一円にいわゆる幼児教育の行政施策が、同一の考えで対応ができるというような施策を、ぜひひとつ講じてほしい、そして、それが私は当然であるというふうに思いをしております。 いろんな問題がございましょうが、ひとつがんばっていただければありがたいなという思いでございます。 これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。……………………………… ○議長(中山田昭徳君) 9番、岩尾育郎議員。(9番 岩尾育郎君質問席に着く) ◆9番(岩尾育郎君) 山香の日、2番手の9番、清風会、岩尾育郎です。通常、私は大体2問か、多くても3問しかしないんですが、今回は一応4問を通告しておりますので、簡潔明瞭な答弁をお願いしたいと思います。 早速、質問に入らせていただきます。 先般、中津の耶馬渓で大規模な山崩れが起きまして、6名の方がなくなるという痛ましい災害が発生いたしました。あの事故現場を見て、本当に身の毛がよだつというか、本当に恐ろしい情景であったわけですが、あのテレビでの放映を見ながら、杵築は大丈夫なのかなというふうなのを考えたときに、杵築市、特に旧杵築市、ここ杵築市内ですけども、急傾斜地がやたら目立つといいますか、お城周辺、それから、灘手、人口の多い、居住者の多い大規模な急傾斜地が多いのがちょうど頭に浮かびまして、工事をしてから相当年数が経っているなと。急傾斜の吹きつけ自体が何年持つ設計で施行されているかというのは、技術的なことは私はわかりませんけども、相当年数が経過されているのは事実でございまして、その状況が、実際、急傾斜地の下に住んでいる方から、例えば、崖から時々変な音が聞こえるとか、水の出方だとか、いろいろそんな不安を持たれているという声を聞くもんですから、今回、この質問をさせていただきます。 まず、急傾斜地崩壊危険区域ですけども、市内に施工した箇所が何カ所ぐらいあるのか。実際、施工年次、一番古いのは何年ぐらい経つのか。まずそれをお伺いいたします。 ○議長(中山田昭徳君) 羽田野建設課長。 ◎建設課長(羽田野陽一君) お答えいたします。 事業実施しています別府土木事務所河港砂防課に確認したところ、急傾斜地崩壊危険カ所の整備状況は、杵築地域で20カ所、山香地域で13カ所、大分地域で6カ所の合わせて39カ所が整備済みとのことです。 もっとも古い施設は、杵築地域の魚町地区の施設で、初年度の対策工事が昭和43年度から着工していますので、築後、約50年が経過しております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) それで、施工後、何年間は安全だというのがあるのかどうかは知りませんけども、実際問題、一番古いのは50年経っているということで、橋梁ですら三、四十年ですかね、一斉点検をやったのは。そういう状況なんですけども、急傾斜地の施工したあとの場所の点検というのはどういうふうになっているのか。お願いいたします。 ○議長(中山田昭徳君) 羽田野建設課長。 ◎建設課長(羽田野陽一君) 県では、平成21年度と平成25年度に別府土木事務所と砂防ボランティアにより点検を実施しております。 平成21年度では、施設完成後20年以上が経過した箇所を対象に点検診断を実施しております。実施した箇所は、杵築地域で13カ所と山香地域の2カ所、合わせて15カ所の点検を実施しております。 平成25年度では、新たに施設完成後20年後が経過した箇所において老朽化診断を実施しております。実施箇所は、山香地域の3カ所を実施しております。 また、平成27年度には、県の砂防課により、それ以外の箇所を点検しております。実施箇所は、杵築地域で7カ所と山香地域で8カ所、大田地域で6カ所の合わせて21カ所の点検を実施しております。 点検診断結果は、Aの早急に対応を検討する必要のある箇所と、Bの継続的な観察が必要な箇所と、Cの特段の変化が見受けられない箇所の3ランクに分けられていて、今回、本市の診断結果では、Aランクとなった箇所はありませんでした。Bランクが杵築地域の城山地区と山香地域の南畑地区の2カ所が該当し、残りの37カ所が変化が見られないCランクとなっております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) 平成21年度から27年度にかけて、それでやっと一回り点検したということですか。全ての箇所が、1カ所の一周りが7年間をかけておわったということなんですか。 ○議長(中山田昭徳君) 羽田野建設課長。 ◎建設課長(羽田野陽一君) 27年度で全部の、事業実施をした箇所の点検が終わったということです。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) これ、ちょっと驚いて、県もいい加減だなというか、要するに急傾斜地というのは施工箇所の所有者は県なんです。急傾斜地の指定を受けるときに、施工箇所については、用地については、全て県に寄付するようになっておりますんで、所有者は県ということになります。 それで、多分、21年度がどこかというのはわかりませんけども、一番古い箇所が、今、50年経っているということで、10年前にしても施工は40年経過しているわけですよね。その時点で点検して、今も大丈夫ですよと、ちゃんと胸を張って言えるのかと。これはあまりにもひどいんじゃないかなというふうにも、それを聞いて思ったわけです。 それで、課長にはぜひ機会あれば県のほうに、私は、例えば3年に一度とか、少なくとも5年に一度の一斉点検的なものを働きかけていただきたいし、市長にもちょっとお願いしたいのが、これは杵築市だけの問題ではありません。全県下にまたがる問題でありますので、市長会等で、市長会からの要望として県に、期間をどう設定するかはその要望にお任せしますけども、県が責任を持って実施箇所について定期的な点検をするように働きかけていただきたいんですが、その点、お願いできますか。 ○議長(中山田昭徳君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) 岩尾議員から最初にお話がありましたけど、中津の事例、雨も降っていない、地震もないのにっていう、それは首長が集まったときは、もう明日自分のところでもおかしくないねということで、いずれにしても、みんな危機感は市長村長持っていますので、県に対する要望、そういったところも、県も危機感を非常に持っていますので、ただ、今のようなサイクルでは間に合わんのじゃないのというところは特に。 そして、ドローンとか、今、結構ですので、橋でもドローンでできるようなことを言っていますので、そういうところも、科学の知見も取り合わせて要望してまいりたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) これについては、本当に時間との勝負といったらおかしいですけども、いつ起こっても、人間の目は表しか見えませんので、特に吹きつけ等については、その裏側がどうなっているかというのは、やっぱりトンネルの点検みたいにコンクリートを打ってとか、ダムの点検とか、そういうのも含めて専門的な恐らく点検が要るんだと思います。 ですから、なるべく早い時期に、とりあえず、例えば杵築市の例で言えば、27年から既に3年間は全く点検が行われていないということですし、最初の21年度に行われた箇所については、もう既に10年間そのままということですんで、早急にお願いをしていただきたいと思います。 そして、それは早く実施していただけるに越したことはないんですけども、実際問題として、先ほど私が申しましたように、崖の下というか、裏が崖のところで、そういう工事をやったところで生活されている方が多いわけです。しかも、順番自体が人口が多いところ、対象家屋の多いところを優先して、県は急傾斜地に指定した上で施行をやってきておりますんで、そういう対象人口が多いところほど古い箇所だというふうなのは普通の状況だと思います。 それで、市から地域住民に対して、公的な点検が行われる前にどのような状況にあったら、例えば崖の場合、水が出てきたとか、地鳴りがするとか、ああいう災害対策のときのパンフレット等をよく見ますけども、特に急傾斜、吹きつけ等に関してどういう状況が生じたら、市なり、県なりに早く通報してくれというその辺の周知を、市として本当にその対象地域の方々に周知をしていただきたいと思うんですが、その辺の対策についてはいかがでしょうか。 ○議長(中山田昭徳君) 羽田野建設課長。 ◎建設課長(羽田野陽一君) 事業実施した箇所については、議員がおっしゃるとおりであります。県の別府土木事務所においても、日常的管理と点検を実施しております。 また、先ほど申しましたとおり、市民の方々等から通報がありましたら、一応、県のほうに通報があっても早急に現地のほうへ行って状況を確認して対策を講じる等、遠投するということです。 市においても、異常等の通報を受けましたら、直ちに現地を確認して対応しております。これもまた県と一緒にタイアップしてやります。 もう一つ申し上げますと、ことし4月以降、魚町とか、据場、城山等については、一応、区長さんと一緒に裏山の点検と、灘手区においても、一応、区長さんと県と一緒になって現地の確認をして、灘手のほうについては木のほうが大きくなっていて、そういうのを今年度除去するというような格好も県のほうから回答をいただいております。 そういう格好でありますんで、一応、関係する市民の方、区長さん等の通報がたよりになりますので、異常等がありましたら連絡をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) 住民の方が自主的に通報するというのは、その方が自身がかなりの恐怖心なり、異常を覚えてから初めて市に相談するというような状況じゃないかと思うんですが、ですから、例えばその前兆なり、吹きつけにどういう前兆があるのかとかは私はよくわかりませんけども、こういう状況があらわれたら、市にお知らせくださいみたいな、できれば対象地域の方々にそういうチラシなりをつくるなりしてお知らせをお願いしたいと思いますし、また、さっきの公的な点検にしても、県が本格的な点検をするにしても、例えば、よくて3年に一遍、普通で考えれば5年に一遍くらいかなというふうな感じがいたしますんで、市の職員の方は大変かと思いますけども、年に一度くらい、目視だけでも現地の方と一緒に、その現場を市の職員が目視で確認をすると。そして、少しでも疑問な点があれば、県と一緒になって本格的な調査をするというふうなことをやっていただきたいと思いますがいかがですか。 ○議長(中山田昭徳君) 羽田野建設課長。
    ◎建設課長(羽田野陽一君) 言われたとおり、県と一緒に現地のほうも確認して、早期に異常等を発見して、対応ができるような格好の体制をつくりたいと思います。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) ぜひ、その対象となる地域に住まわれている方の不安を少しでも取り除くためにも、その対応をよろしくお願いいたします。 それから、次の質問に入りたいと思います。 市立図書館についてでございますが、3月に新しい図書館がオープンいたしまして、今定例会の冒頭に市長からもお話がありましたように、非常に好調な状況で推移をしているということで、大変うれしく思いますが、実際に図書館で本を仕入れて、市民の方に、少しでも多くの方に見ていただくというのは基本中の基本だと思いますが、報道等でも日本全国の図書館でいろいろな、その図書館独自の取り組みがいろいろとなされておりますが、館長、最初から図書館長としてなるべく杵築市に来ていただいたわけで、館長として、新図書館の開館をしたわけですけども、今後、独自の取り組みとしてやっていきたいというようなことがあれば、ぜひお話いただきたいんですが。 ○議長(中山田昭徳君) 富永図書館長。 ◎図書館長(富永一也君) お答えします。 杵築市立図書館におきましては、図書の閲覧や貸し出しといったどの公共図書館においても共通したサービスについてはもちろん、杵築市立図書館として独自に取り組まなければならないものとして、杵築市に関する資料、いわゆる地域資料の収集、整理、保存、利用提供があると思っております。これにつきましては、従来から古文書の保存や杵築市に関する出版物の収集と利用提供をしてまいりました。 新杵築市立図書館においては、閲覧室入口付近に杵築の気づきコーナーを設け、杵築に関する基本的書籍や市の出版しているパンフレット類を配架し、ワンストップで杵築に関する情報が得られるようにしております。 また、閲覧室中央付近の地域行政資料室には、杵築、山香、大田に関する資料のほか、大分県の歴史、自然、人物に関する資料を備え、より広い視野から杵築について調べられるようにしております。 さらに、古文書は専用の収蔵庫に収め、また、貴重な出版物は閉架書庫に収蔵して長く保存していくこととしております。 今後とも、杵築市立図書館の独自の役割として、杵築、山香、大田に関する資料の収集、整理、提供に取り組んでまいりたいと考えます。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) 今、お話にあったように、なかなか市内というか、山香ももちろん杵築市内ですけども、例えば、合併して始めて私は堀悌吉さんという人の名前を聞きましたし、先だって山香の史談会で、堀悌吉さんの研究をされている方のお話を1時間半ほどしていただいて、今まで何となくしか知らなかったんですが、すごい方なんだなというふうに改めて認識をしたところなんでございますが。 今、館長がおっしゃられたような取り組み、ぜひどんどん進めていただきたいんですが、私もひとつお願いがあるんです。 というのは、杵築市内の個人が持っている古い写真、写真だけでなく、例えば8ミリとか、そういう映像も含めて、そういったものを市民の方の御協力をいただいて、整理、収集、その事業をぜひやっていただきたいんです。と言いますのも、それを一番に感じたのは、私、議会議員になって、議会報の関係でずっと委員をさせていただいていまして、最初は市内の文化財を紹介しようということでやったんですけど、重要文化財がその当時は大田に3つと山香に1つの4つ、岩風呂も含めて5つということで1年半ちょっとで終わって、次に何をやろうかっていったら、例えば昭和20年代、30年代の写真、昔の写真、にぎやかだったころの杵築の中心街、それとか、山香の駅前は昔は店がいっぱいあったんだというそういう写真とかないかなって探したら、なかなかないんです。そして、あの人なら多分持っているだろうといって、そこからお借りした写真を掲載したりしていたんですけど、本当に数が少ないんです。 それで、人物のアップだけとかいう写真でも、例えば当時の風俗的なもの、服装なり、一番欲しいのは景色的なもの、行事が写っているとか、お祭りがこうだったんだ、そういうのが背景に移っているような写真、そういうのがあると、本当に昭和、たった30年前の話じゃないかと思われると思うんですけども、実際、正直な話、昭和50年代の写真ですらなかなか出てこないんです。 ですから、市民の方々が持たれている、もちろん戦前も含めてですけども、今は平成で、もう来年になれば平成も前の時代になるわけですけども、少なくとも昭和の時代ちゅうのを、そういった写真をお借りして、図書館としてデジタル化して保存して、今ならまだ説明のつく写真というのが結構あると思うんです。 ですから、そういうふうにして、作業は大変だと思うんですけども、そういう取り組みをぜひやっていただきたいと思うんですけど、いかがでしょう。 ○議長(中山田昭徳君) 富永図書館長。 ◎図書館長(富永一也君) 御指摘のとおり、写真あるいはフィルムといった資料は図書とか、古文書といった文字、活字資料とはまた別の意味で、別の豊かな情報を含んでおりますので、地域資料として重要だと認識しております。 おっしゃるように地域に残る写真、これはどういった場面で、どこの景色で、誰なんだということがだんだんとわからなくなっていきますので、その辺の調査も重要だと思っております。 足元を掘ると、市役所内部にもまとまった数の写真がある、あるいは学校にもあるというように聞いておりますので、関係する部署と連携しながら、まずはそういったものを調査しつつ、あるいは学校、それから、さらに地域に残る写真の所在を調べて、貴重な資料を選別して、収集してまいりたいと存じます。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) 今言ったように、公的なところに残っているものについては、逆に図書館に一括して集約するというのはもちろん、それは大事なことだと思います。 私は、個人が持っている写真が、例えば御高齢の方が亡くなりますと、その御遺族が、例えばアルバムが数あった場合、主なものだけピックアップして残して、あとは処分してしまうとか、そういったことも考えられますので、できるだけ早く、どこだったか覚えてないんですけど、そこの図書館はフィルムに特化して収集しているところがあったんですけども、それを杵築でフィルムに特化してしまうと、恐らく極端に対象のものが少なく、どれぐらい出てくるのかもなかなかわかりませんので、まだ、今なら間に合うと私は思っております。 ですから、図書館のほうから、公的なところに照会するのはもちろんですけども、各個人、市民の皆さんに働きかけして、そういう作業を、地道な作業になるかと思いますが、取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。 それでは、次の質問に入らせていただきます。 旧山香中学校の昔の体育館の中に、中2階といいますか、2階の部分に柔道場が昔はありまして、その部分に山香トレーニングセンターということで、トレーニング機器といっても種類も知れているんですけども、それを置いてトレーニングセンターとして利用をしていたんですが、今回、企業が進出してくるということで、今度の全員協議会の中でトレーニングセンターを廃止するという話があったんですけども、現在、あの体育館自体は使えなくなっていますから、今、その機器等はどういう状況になっているんですか。 ○議長(中山田昭徳君) 工藤健康長寿あんしん課長。 ◎健康長寿あんしん課長(工藤靖子君) お答えします。 今、一時的に山香農村環境センターの1階のフロアの奥に保管をしているところです。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) その企業の進出の話があった時点で、課長、私どもにあそこを廃止するというようなお話があったわけですけども、私はとにかくどうかして残す方法はないかということで、僕はそういった意味で相談をしたつもりなんですが、市内部でどのような検討をされたんでしょうか。 ○議長(中山田昭徳君) 工藤健康長寿あんしん課長。 ◎健康長寿あんしん課長(工藤靖子君) まず、トレーニングルームが閉鎖されるということで、トレーニングルームの移設について内部でも検討いたしました。運動機器が耐用年数を超えていること、それから、利用登録者が平成29年度38人であり、週3回の開催日の1日の平均利用者数が3.5人と少ないことなどから、山香トレーニングルームを他の場所に移設して継続した運営を行うことは難しい状況であると判断をいたしました。 移設場所については、アンケートの集約後、利用者から移設の希望がありました山香農村環境改善センターを調査いたしましたが、その結果、当センターの2階は各種教室や会議等で利用される方が多く、2階に運動機器を置くことはスペースを取られて利用の妨げになること、また、1階のフロアは、柱や段差などが数カ所あり、スペースが取れないために移設は難しいと判断をいたしました。 なお、利用者の方にも御意見をいただくということで、平成29年度に利用登録をされておりました38人の方にはアンケートを送付しまして利用者の思いをお聞きし、さらに、利用回数が月平均1回以上、9人の利用者の方に対しましては、直接お会いした上で、市の考えについて説明をし、御理解をいただいたところです。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) すみません。登録制というのは僕は知らなかったんですけども、工藤課長、あそこにトレーニング機器がありますと、利用してくださいというふうな広報的な活動、市としてやったことがありますか。 ○議長(中山田昭徳君) 工藤健康長寿あんしん課長。 ◎健康長寿あんしん課長(工藤靖子君) あそこに山香のトレーニングルームが、旧山香中学校の2階に移設をしましたのが平成23年になります。そのときは、開設をしましたということで広報しております。 それ以外は、特に大きな広報はしておりませんで、旧山香中学校の入口にトレーニングルームの開設時間等についてお知らせをしたところです。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) 経緯を御存じの方も多いと思いますが、もともとは山香病院の2階に、正式名称は何でしたか、健康管理センターということで、条例上で設置された施設があったわけですよね。それを山香病院で、あそこに薬剤部がどうしても移転しなければならないということで、私はそのときは反対しましたけども、賛成多数で可決されて廃止になりました。 そして、そのままなくなってしまうところを当時の課長が頑張っていただいて、私も思いつかなかったんですけど、今まであった旧山香中学校の体育館を探してきていただいて、あそこに移したという経緯があるわけなんです。 そもそも山香病院自体があそこを薬剤部が絶対必要だと、薬剤部をあそこに移さなければならないといっていたのが、今は会議室です。 それも廃止のときからそういう形で、実際、言っていたことと今の現実というのはまるっきり違う状況になっております。 そして、今、課長がお話されていましたけれども、登録者数が少ない、そして、機器が更新時期を、耐用年数を過ぎている、これ、そのまま残っていたら機器類は更新していただけたんですかね。 ○議長(中山田昭徳君) 工藤健康長寿あんしん課長。 ◎健康長寿あんしん課長(工藤靖子君) 耐用年数が過ぎておりましたが、年1回の定期点検ということで実施をしておりまして、定期点検で使用が可能であるというものについてはトレーニングルームで使用していた状況です。 その後の状況について、古くなったらどうしていたかというふうなことですが、そのことについては、古くなった状況を見ながらというふうなことで、はっきりした今後の対応を検討していたというふうなことではありませんが、利用人数が当初から少なかったというふうなことも踏まえまして、運動機器が古くなれば、だんだん使用をすることは難しいのかというふうなことを考えていたところです。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) 最初、このお話を伺った時から、これ幸いとしか聞こえないんです。ああ、ちょうどよかった、機械も古くなったし、どうして廃止しようかと思っていたら企業がうまいこときてくれたと。もう、ほかに場所がありません、これはもう廃止しますと、そういう感じしか受けないんですよね、最初の話を聞いたときから。市のスタンスはどうなんですかね。 一方で、市民の健康づくり、課長、その担当でしょう。健康づくりしましょう、一生懸命運動をしましょう、チャレンジデーですよ、参加してくださいと言いながら、例えば利用者が少ない、何で利用者が少ないんだろう、もっと利用してくれないのかな、まだもしかしたらみんな知らんのかもしらんと。だから市報でも山香もトレーニングセンターがあって無料で使えるんですよ、皆さん来てくださいよ、そういうことを一度でもやりましたか。やった上で山香の方が利用者がいないというなら、まだ私は話はわかるんです。 逆に、例えば杵築は立派なものがある。山香も一応ある。大田にない。大田の方はそういう運動を全くする必要はないんですか。だからそこが市のスタンスとしてよくわからないんです。 それで、実際にその話をいただいて、どこか僕もかわりの場所はないかなと言って考えていたんですけども、私、課長に言ったのは旧山香小学校の体育館のステージ。私のイメージの中であそこのステージを使っているというイメージがほとんどなかったんで、あのステージの上であれば、仮に横でバレーの練習していても網さえ上から張っとけば危険性全くないから、そりゃああそこがいいんじゃないかなというふうに私言いましたよね。それは検討していただいたんですか。 ○議長(中山田昭徳君) 工藤健康長寿あんしん課長。 ◎健康長寿あんしん課長(工藤靖子君) 旧山香小学校の体育館のステージについてですが、広さが約75平方メートル、ステージの高さがフロアから1メートルあります。ステージの両側は、現在倉庫として利用されております。旧山香中学校の2階の旧柔道場は3月末までトレーニングルームとして利用していましたが、安全に利用していただくために管理委託をし、開設日以外は室内に入ることができないように施錠をしておりました。 旧山香小学校のステージをトレーニングルームとするためには、利用者の安全性と管理上の点から、ステージにパーティションなどを設置し、個室化した上で施錠し、利用が適切に行われる必要があります。 また、ステージに上がる階段の幅が45センチメートルと狭い状況ですので、拡幅や手すりも必要になると思われます。 その他、電気工事や空調換気などを含めますと、ステージをトレーニングルームとして改修するための諸経費等は、少なくとも概算で200万円以上かかるのではないかと思われます。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) 全然よくわからないんですけど。壊れかけたトレーニング機器を移設するのに、私はとにかく機械を全部買いかえてくれとか今は言っているわけじゃないんです。今ある施設そのものをあそこに移してくださいとお願いしているだけで、空調がいるって、今体育館皆エアコン入っているんですか。空調というのは何ですか。それで、上がる階段が道幅が狭い、階段幅が狭いって、そう人が上がれないような広さなのですか。旧山香中学校の体育館の管理費、体育館本体とそのトレーニングルームの管理費というのはどれぐらいかかっているんですか。 ○議長(中山田昭徳君) 工藤健康長寿あんしん課長。 ◎健康長寿あんしん課長(工藤靖子君) 管理費用についてですが、旧山香中学校の施設全体は文化スポーツ振興課が所管をしており、平成29年度の経費は電気料及び清掃委託料合わせて60万7,294円です。また、体育館の2階にありました山香トレーニングルームに係る経費は、健康長寿あんしん課が所管しており、平成29年度は杵築市シルバー人材センターに委託をしておりました山香トレーニング室管理委託料及びトレーニング機器保守点検委託料を合わせまして63万5,400円となっております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) このように合わせて123万がいらなくなったわけですね。だからこれ、さっき言ったようにこれ幸い、ちょうどいい機会だわというぐらいにしか僕は本当に見えないんです。これは最終的に判断されたのは市長ですか、やっぱり。そのトレーニングセンターも廃止やむなしというのは。これは、だから市長が運動したけりゃあ杵築の体育館に来なさいということなんですか。 ○議長(中山田昭徳君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) 今、岩尾議員が御質問のあったトレーニングルーム、山香どうするのということなんですけども、まず工藤課長のほうから話がありましたように実数が非常に少ないということ、それから少ないからやめるということよりも、実際会っていただいて、そういう月1回以上利用される方に会っていただいて納得をいただいたと、そして今、山香の方が結構、人数はまた工藤課長のほうからお話しますけども、杵築のほうに来ていただいて、多くの方が来ていただいて、実際もう使っていた人も杵築で利用していただいております。 全て山香も大田も充実していくというのが理想でしょうけど、やはり管理の面であるとか、それから今、車で来られる方もほとんどがそうですので、そういった利便性の問題、そして距離からしても御理解願えるところかな、そして利用している人自体がそれでいいよっていう話になりましたんで、もちろん、進んでいいっていうわけじゃなくて、そういうことであれば協力しますということでした。 そういうことで、こういう決断をさせていただきました。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) さっき言いましたけど、病院にあった当時、あの当時は一般の方はもちろんですけど、中学生高校生が帰り道に寄って使う。そして、入院していて、例えば整形の方とかが、あの当時は今ほどリハビリのほうがそんなに充実していなかったんで、あそこを使って筋力つけたりとかいうふうにして、かなりの数利用していました。 そしてそれが結局、旧中学校に移ってからというのは、移ったの自体をもう知らない人が多いし、器具類も減ったし、もう今度はいよいよ耐用年数過ぎて何とか使えますという程度のものだけが置いていたわけなんですけどね。一人一人会ってお話を伺ったという、それはそれで、そこはよくしていただいたとは思いますけども、その聞き方の問題です。場所探したけどありません。機械も古いんで払い下げしようと思ってますみたいなことだったら、そりゃあもうしょうがないかなちゅう、そこで、自分が何か言ったら変わるんかなというような人というのは僕はほとんどいなかったんじゃないかと思うんです。反対してもしょうがないかなと、誰もなくなって、それならもし、今まで山香でできていたのが杵築に行かんと、杵築まで20分ぐらいかかりますよね、町中からでも。それだけの時間をかけて、今までひょいっと、今から風呂前にちょっと行ってこようかと行っていた人が、そういうような状況になっているわけですよね。 だからその、経費の節減なのかという、よくわかりませんけども、今実際山香小学校の体育館自体もね、あそこ使わせて、一般の方使われるわけですから、その維持費というのはかかっているわけですよね。それに幾らプラスされるんですか。逆に、要するにあそこにトレーニングの機器を移しても、少なくとも例えば機械を1台、2台買いかえるぐらいの予算、逆に出てくるんじゃないんですか。その、文スポの経費自体がいらなくなったわけですから。 こういうものの積み重ねだと思うんです。さっき言ったようにそんな大がかりな施設を皆さん求めているわけじゃないと思います。さっきも言ったように大田の人は何もないよち、だから、それが僕はそのある程度の地域バランスを考えるということじゃないかと思うんです。 もう今、市長のお話で、もう市長、今の方針というのはもう変えていただけませんか。私は小学校の体育館で検討してくださいというふうに課長にはお願いしました。それであそこのステージを使うことは年間何回ぐらいあるんですか。僕はほとんどないと思うから、あのステージのそこで占有しても何の問題もないというふうに思ったから、ぼくはそういうふうにお願いしたんですけど、もうその辺は再考していただける余地というのはないですか。 ○議長(中山田昭徳君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) 岩尾議員のお話もわかるんですけど、やはり機器を使う、特に単純な機械ならいいんですけども、その機械というかダンベルであるとかいろんなものはそのまま使うことができる。やはり一番ポイントだったのは、機械壊れた事故が起こるんじゃなかろうかと、そういった点もありまして、それから指導員の関係ですね、やはり杵築市、今度は大田のほうもまた天空橋がかかって近くもなりますし、文化体育館にはスポーツ指導ができる専属のスタッフがいらっしゃいますので、そちらは運動機器も充実しておりますので、そこを一極、人員も機材も充実させて、そして杵築市が一体として、市民が一体として使えるところにより機能強化していきたいというのが基本的な考え方です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) わかりました。非常に残念ですけどね、市長がそういう判断であるのはいたし方ないというふうに思います。 次に、住吉住宅の跡地の利用についてですが、先般3月当初予算に、市は今の山香の中山香の駐在所の隣にある市有地を4,000万ほどかけて6区画の分譲地を造成するという予算案を提案して、私はそれに対してその簿価が3,000万、それに4,000万のお金をかけて6区画売ったときに市の収入は約3,000万。こんなものは、こんな事業はするべきではないという立場から修正動議に賛成ということでこの場で討論いたしましたけども、賛成少数ということで否決されたんですけども、その際に、もし分譲ということを考えるんであれば、住吉住宅の一番古い住宅ですね、もう既にある程度取り壊しが進んでおりますけども、あの部分について分譲するのを考えるべきであるというふうに、私はこの議場の中でお話をさせていただいたんですけども、今の住宅の、平屋建ての、長屋建てと言っていいんですか、あの住宅の状況について、ちょっと御説明をお願いします。 ○議長(中山田昭徳君) 羽田野建設課長。 ◎建設課長(羽田野陽一君) お答えいたします。市営住吉住宅は、昭和43年度から昭和53年度にかけ、29棟125戸の住宅が建設されました。当初の建設からは49年が経過し、非常に老朽化が進んでいる住宅です。そのため、旧山香町の平成10年以降から入居の募集を停止して、比較的建設年度の新しい住宅がある上段と、建設年度の古い住宅がある下段の2つに分け、下段から上段への転居を進めてまいりました。 下段には17棟が建設されていましたが、平成21年度から解体を始め、平成29年度末までに11棟を解体し、現在6棟に8世帯──1世帯入居が4棟で2世帯入居が2棟であります──の方が入居しているという状況です。 これまでも下段の入居者の方とは引っ越し費用の補償も含め、個別に転居の話をさせていただいておりますが、高齢でありこのままでよい。引っ越しするのが大変等の理由により、なかなか転居が進まない状況です。 今後は住吉住宅以外への転居も可能にして、入居者には御理解が得られるよう丁寧に説明して、早期に住みかえができるようにしたいと考えております。 市といたしましては、昨年度改定いたしました杵築市公営住宅長寿命化計画において、住吉住宅の現地での建てかえは行わない方針でありますので、下段の入居者が退去し解体が全て終わるまでに市営住宅用地を行政財産から普通財産への所管がえをしたいという、考えている状況であります。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) 市営住宅化しないということですね。それでそのほかに具体的な市の跡地利用計画というのは全くできていないんですか。 ○議長(中山田昭徳君) 羽田野建設課長。 ◎建設課長(羽田野陽一君) 市といたしましては、現在取り壊し予定であります下段には6棟8世帯の方が生活しておりますので、この入居者の方の御理解と転居の御協力をいただくことが急務と考えております。そのため、所管がえについては転居が完了した時点で実施したいと考えております。そういう計画等です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) 現段階の具体的な計画はないということでいいんですね。それで、例えば今もう既に半部以上解体できているんですよね、全体から言えば。それで、どう言っていいんかな、入口側と言っていいのか、片側というか、3段あるのを全てその列については全て解体ができているところもあるわけですよね。これ、例えば解体の終わった土地から、私は区画を切ってもう分譲してもいいんじゃないかなと思うんですけども、そこら辺のことというのは考えていないんですか。 ○議長(中山田昭徳君) 佐藤財政課長。 ◎財政課長(佐藤剛君) 宅地分譲住宅事業は、定住促進で非常に有効な政策だと認識をしております。山香地域では過去の宅地分譲住宅事業により、定住促進に成果を上げてきたと認識をしております。 先ほど議員もおっしゃいました。今年度も予算を御承認いただき、事業に取り組んでいるところでございます。住吉住宅につきましては、建設課長答弁のように現地での公営住宅の建てかえを行わない方針が決定しております。したがいまして、当然跡地利用の検討は必至であります。山香町時代から住吉住宅の跡地には分譲宅地が望ましいのではないかという議論、担当者の間では行ってきたところです。 今回、岩尾議員の御提言をいただき、私担当といたしまして意を強くしているところでございます。 一方、建設課長が答弁をいたしましたとおり、入居者の意向により退去が思うように進んでいない現状がございます。宅地造成にいたしましても、事業効率、販売促進の面から少なくとも南側の下の段を一体的に整備したいと考えております。そのためには入居者の御理解が不可欠であります。 これまでは公営住宅管理の観点から建設課のみで対応してまいりましたが、今後は定住促進の観点から、少しでも早く事業実施にかかれますよう、課を横断して対応してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) ここで財政課長から事業効率という言葉が出るとは思わんかったんですけど、3,000万の土地に4,000万かけて3,000万で売るのが事業効率がいいんですか。 ここで、今ある一番古い住宅ですね、あそこが全部解体できたとして、あの面積で大体今、市が分譲しているのは大体1区画100坪程度で区画をしているわけですけども、あそこで大体何区画ぐらい造成できるんですか。 ○議長(中山田昭徳君) 羽田野建設課長。 ◎建設課長(羽田野陽一君) 今、言われたとおり100坪ぐらいを一応概算ということですると、今面積が約900平米ほどあります、区画道路除いたところで。それで計算しますと上段の公園を除いたところで100坪概算すると約26区画程度です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) すいません、上地が24区画で、そのときは大きな分譲宅地ができるということなんですけども、今実際その住吉住宅の入口の近所で個人の方じゃなく民間の方が8区画を造成して、もう既に何棟か家も建っておりますけども、ほぼ杵築市が大体売るであろうという坪5万程度ということで言えばほぼ同じ値段で、8区画を造成しているわけですけども、それまだ今何区画か売れ残っているようではあります。 ですから、もちろん売れ行き等を見ながら事業化するという必要は当然あろうかと思うんですが、実際その分譲用地としてもう既に市長、今度言った若宮で6区画というのもありますけど、もう実際上で用地としてはもうその二十数区画分の用地があるわけですよね。今つくったらつくっただけ全部売れるというふうにお考えなんですか、市は。つくればつくっただけどんどん売れるぞと、みんな売れてしまうぞというような考え方なんでしょうか。 ○議長(中山田昭徳君) 佐藤財政課長。 ◎財政課長(佐藤剛君) 山香町時代からの過去の事業の実績を見ましても、中山香地区、若宮地区と住吉地区に対しましては非常にニーズがあると考えております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) 今から市が中に三十数区画つくっても、それもすぐ売れるという考えなんですかね。 私が市長、去年の9月議会ですか、市長が何か山香の振興でアイデアがあれば言ってくださいということで言われました。私、そのとき言葉に出すの2回目なんですけども、前に1度、旧農協の山香の中支所というところ、あの倉庫2棟と事務所が1棟残っております。農協はあの倉庫でなければだめっていうことじゃないんです。農協は倉庫が必要だと、実際使っていますから。今、使っている倉庫にかわるものがあれば僕はお話ができるかなというふうに思うんですけども、農協にとってみれば、今回若宮住宅の用地というのは、農協から見れば一番いい土地なんですよね。近いし、もうほぼ並びみたいなもんですから。 それで、その中支所のあの倉庫2棟と事務所、あれ1棟を市のものにして、必要なもちろん改造はいります。それでそこに皆で知恵を集めて、私はあそこを山香の地域振興の中核施設になると、絶対なりうるというふうに思って今、最初のそういう質問したわけなんですけども。これ、真剣に検討していただけませんか。 山香支所、御存じのとおり、例えば文化連盟とかああいう各種団体というのはもう、かなり確かに高齢化はしておりますけども、かなり活発に活動しております。そういう方たちが常時使える。また、ニーズとして杵築市内にバンドとかそういう方、結構の趣味のある方おられますよね。そういう方が市内だけじゃないです。大分、別府の方のそういう発表の場だ、練習する場だとかそういうものを探しています。あの倉庫というのは、そういった意味でいろんな意味で利用が可能だと私は考えているんです。 ですから、確かに改修とかそんなもの含めてどの程度の費用になるのかっていうのは私は全く、そこを積算したわけじゃありませんからわかりませんけども、もし山香地域の振興ということを市長、真剣に考えていただけるんであれば、この話というのは僕はもう、具体的に検討してほしいんです。それで、例えばもう、あんたはああ言ったけどもこうに金かかるで、いうふうになるんか、例えばそこを節約する方法がほかにあるのかというのも含めて、本当にそこは真剣に僕はお願いしたいんです。これについては市長、いかがですか。 ○議長(中山田昭徳君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) たしか岩尾議員から、中支所の倉庫の話があったのが平成26年の第4回だったと思います。それから前回、またそういうお話をいただきました。 結論から言うと、山香振興課を中心に議員がおっしゃいましたように、知恵を集めてというときに、ぜひそういう山香の倉庫をどういう形で、あれをまたつくり直すというのはもうとてもできない。1回壊れたらもうそのままだと思いますので、復元は不可能ということで。私も、きょうまた昼休みになるから来る人が、その人は大分の人ですけど、あの倉庫、魅力的やなという話もありました。 ただ、その人と話したときも、あれを抱えてペイするかなと、何をするかということと、どういう形でお金をこう稼いでいくか。例えば、コンサートであるとかカフェであるとか、いろいろ少し話はしたんですけども、そういう持続可能性の高いもの、これを市が買い上げてそこでというと、なかなか経営的にも。ただ、議員がおっしゃるように、それ一遍シミュレーションしてみてくれんかということです。そして、外部の人も倉庫自体、何か使い前がないかなという方も、市外の方もいらっしゃいますので、結論から言うと山香の振興課、こういったところでまずはいろんな知恵を集めて、そしてシミュレーションして、また議員の皆さん方にお話をしていくという形にはしたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 岩尾議員。 ◆9番(岩尾育郎君) それはそれ。もし本当にいいアイデアがあったらやるよって言ってくれるんだったら幾らでも検討します。そのためには市長、あの倉庫の代替が必要なんです、農協にとってみれば。あの倉庫のかわりが、場所にこだわるかどうかは私知りませんけども、農協にしてみればもう、かわりの倉庫がないとどうしようもない話であって、ですから私は、一番いいのは今住宅用地に考えているところ、あそこを土地の価値、中支所の土地の面積等も含めて、土地については等価交換できればただなわけです。あとは問題は倉庫の補償をどうするかっていう話になると思います。 ですから、いいアイデアできました。だけどもう、移転するのも例えば農協がうんと言いませんということだったら、もうどうしようもない話なんで、そこら辺というのは、やっぱりもうアイデア出してもいいというような話じゃなくて、先ほど市長は商業施設的な話をされましたけども、僕は商業施設というか文化施設的な意味合いをね、濃い施設。それを、例えば横のあの事務所を含めた形で、あそこをカフェ的なものにするとか、そういった形で民間の方の知恵とか、そういうのもお借りしながら僕はやっていける施設にはなりうると考えておりますんで、ぜひ今言ったような前向きな検討をお願いします。私たちも、市長が検討せえと言えば幾らでも検討しますんで、そこは、よろしくお願いいたします。 以上で私の質問を終わります。……………………………… ○議長(中山田昭徳君) ここで1時まで休憩いたします。────────────午前11時58分休憩午後 1時00分再開──────────── ○議長(中山田昭徳君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続行いたします。 12番、渡辺雄爾議員。(12番 渡辺雄爾君質問席に着く) ◆12番(渡辺雄爾君) 議席番号12番、市民クラブの渡辺雄爾でございます。一般質問を行います。 私で最後、3日目ということで、昼食挟んでの時間帯ですが、大変眠い時間と思いますが少しの時間をいただきたいと思います。 私は2項目についてお伺いいたしたいと思います。 1項目め、国民文化祭、2項目め、市教委の不適切な対応ということで、短時間ではありますが簡潔な答弁でお願いしたいと思います。 私の第1項目めの国民文化祭2018、それと第18回の全国障害者芸術文化祭、これについては前回の議会でも田中議員が述べられましたように皆さん知っているようで知らないのかなと、そういう観点から。こういう大分合同に、新聞に、大分開催知らぬ6割ということで、かなりの方が国民文化祭については認知度がないのかなということであります。そういうことを考えまして、課長、市長にもこの一般質問を通じて杵築のよさをどれだけアピールできるかなというような開催に向けての意気込み等々述べていただきたいというのが私の趣旨であります。 そういうことで、市民の方にわかりやすく御丁寧な答弁でお願いしたいと思っております。 それでは、1項目めの文化祭についての質問をいたします。第33回国民文化祭おおいた2018、第18回全国障害者芸術文化祭おおいたが10月6日から11月25日までの2カ月間にわたり、県内5つのエリア、コンセプトというんですか、分けて文化祭をとり行います。 基本方針は、街にあふれ、道にあふれる、県民総参加のおまつり。新しい出会い、新たな発見、伝統文化と現代アート、異分野のコラボ。地域をつくり、人を育てるを基本方針に、全国の人に大分県を知っていただき、国文祭で文化の国体であると思います。 ちなみに1986年東京都で第1回が開催されたと聞いております。大分県においては20年前に、1998年第13回国民文化祭において大分邦楽の祭典と称して開催され、障害者芸術祭は大分県では今回は文化祭は初めてと聞いております。 2巡目になりますが、旧山香町においては、山香の盆踊り、フォークダンスなどを行い、県全体に広まったと聞いております。山香の文化祭は昭和39年設立でことしで55周年というようなことで、大変な歴史をもった文化連盟があります。24の団体総勢800名を登録しております。当時、やはり山香のこういった行事が大分県下含め、全国に広まっていったのではなかろうかなと思っております。 そしてまた、2巡目ということで、第33回ということで、本当に大分県にとっては文化の県かなと思っております。1巡目をしていない県も多少あるかと思いますが、本当に文化の先進地かなと思っております。 山香の盆踊りは、本年10月14日ビーコンプラザで開かれます「ニッポンの祭り唄・盆踊り全国大会」に出場されるそうです。国民文化祭おおいた祈りの谷、きつき大茶会、具体的にどのような取り組みを行うのかお伺いをいたします。 ○議長(中山田昭徳君) 緒方文化・スポーツ振興課長。 ◎文化・スポーツ振興課長(緒方幸茂君) お答えいたします。 国民文化祭おおいた2018、全国障害者芸術文化祭おおいた大会につきましては、先ほど言われましたように10月6日に始まり11月25日までの51日間、おおいた大茶会をテーマに子どもから高齢者まで、障がいのある方もない方も誰もが参加し、楽しむことができる文化の祭りとして開催されます。 県内各地で、県内各地18市町村の全てで多彩なイベントが実施されますが、杵築市は県内一の生産量と品質を誇るお茶処でありますし、古くから茶道の盛んな土地でもありますので、おおいた大茶会のコンセプトを代言すべく、杵築市のリーディング事業としてきつき大茶会を行います。 この大茶会ですが、10月の21日の土曜日と日曜日に北台や酢屋の坂周辺の広場や南台を会場として開催いたします。このきつき大茶会の見どころは、緑茶や紅茶、コーヒーなど世界各国のお茶を楽しめることにあり、重要伝統的建造物群保存地区に選定された城下町一帯を歩いてもらい、住民や留学生、来場者、出展者などさまざまな方々が集まり、イベントをとおして杵築を五感で感じてもらうことにあります。 このリーディング事業のきつき大茶会以外にも次の5つの事業がありますので御紹介します。 生活芸術の祭典、天下御免の「どぶろく祭り」、障がい者芸術文化展、山香ふるさとまつり、きものの祭典がございます。これにつきましては、お時間いただければ説明させていただきますので続けてよろしいですか。 1つ目は生活芸術の祭典です。杵築ゆかりの江戸千家、豊後宏道流と全国の多彩な生活文化、具体的には茶道、華道、香道、盆栽などの流派の発表と交流の場を大原邸などの文化施設で土曜日と日曜日を中心に開催します。特に、お茶とお花につきましては、ほぼ毎週の土曜日日曜日に開催します。 2つ目は、天下御免の「どぶろく祭り」です。全国でも希有などぶろくが振る舞われる祭りとして有名ですが、10月17、18日の水曜日と木曜日に白髭田原神社で開催されますが、それに合わせまして大田地域の指定文化財や歴代のどぶろく祭り、あるいはどぶろく製造の写真展示を行います。また、きつき大茶会の広報活動も兼ねて江戸千家の呈茶席も実施いたします。 3つ目は、障がい者芸術文化展です。絵画、工芸、写真、短歌や俳句、書道などの作品募集を市内の方を中心に行い、ことし開館いたしました図書館で10月31日から11月5日までの6日間、作品展示を行います。また、山香在住の工芸家の方が作成した地域の昔話をモチーフとした紙芝居やワークショップも実施させていただきます。 4つ目は山香ふるさとまつりです。11月9日から11日にかけての金、土、日曜日に山香庁舎前広場で開催いたします。従来の山香ふるさとまつりと山香町総合文化祭を拡充し、実施するものです。さらに、山香町内の世界農業遺産や文化財などを散策するふるさとウォークも実施し、市内外の方へ参加を呼びかけます。また、山香庁舎でも障がい者のための芸術作品の展示も行います。 5つ目は、きものの祭典です。全国初の着物が似合う歴史的町並みに認定された城下町を舞台に、着物をテーマにしたイベントを行います。具体的には11月4日の日曜日に城下町に似合う和をテーマにしたポップカルチャーイベントとその写真撮影会を実施いたします。また、11月17、18日の土曜日、日曜日には、帯結びやお太鼓結びなどの着物の展示や和風のストラップづくりなどの体験型ワークショップやステージを使った着物に関する各種イベントを実施いたします。 大会期間中は杵築市内全域で以上の事業を行いますので、それに加えまして大茶会の当日、この日の夜ですが、観月祭も行います。昼の風景から夜のあんどんのともしびがともる瞬間の感動をぜひ来てもらいたいと思っておりますので、これにつきましてはもう、県内外の方はもちろんなんですが、市内の皆様にもぜひ来ていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) 大まかに大体説明いただきましたが、テーマとして、おおいた大茶会、きつき大茶会と、こうかぶったような名称になっておりますが、県としてもこういう大きい大茶会を催すということも考えているんです、おおいた大茶会として。 ○議長(中山田昭徳君) 緒方文化・スポーツ振興課長。 ◎文化・スポーツ振興課長(緒方幸茂君) 県のテーマはおおいた大茶会というふうになっているんですが、実際的に大分県自体でするのには、そういういわゆる大茶会的なものはございませんので、杵築市が大茶会をやるということで、市長以下そういう形で結論を出してやるものでございます。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) 大分県の大きなテーマ、おおいた大茶会ということで、杵築が本命かなと私自身誇りに思っているような次第であります。本当にいいことだなと思っておりますが、国民文化祭と障がい者の文化祭ということで、これの認識ですね、今まで国民文化祭が先行して、その前後、同一開催ということは今まではなかったんではなかろうかと、昨年の奈良大会、奈良県から出てきたのかな、そこのところ、取り決めとして2つの大きい文化祭が合体してやるということなんで、そういう認識として市としてどういうふうに考えているか。簡単で構いません。 ○議長(中山田昭徳君) 緒方文化・スポーツ振興課長。 ◎文化・スポーツ振興課長(緒方幸茂君) 国民文化祭、障害者芸術文化祭おおいた大会につきましては、おおいた大茶会をテーマに子どもから高齢者まで、障がいのある方もない方も誰もが参加し、楽しむことができる祭りでありますので、この大会につきましては県内外から多数の出演者、出展者、来場者がいらっしゃいますので、市民の皆様には多数来場いただきたいと思っております。そういった中で、先ほど説明ありましたように、きつき大茶会を初め多数の行事を行いますので、そこで健常者の方も障がい者の方も見て体験することで、杵築市の文化を再認識、再発見し、文化活動に対する参加意欲をさらに高めてもらうとともに、地域に伝わる伝統文化を次世代に継承する意識の醸成になるということに期待をしております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) ちょっと私の説明が悪かったかと思います。全国国民文化祭、障がい者ということで、私がちょっと心配しているのは、障がい者の文化祭が並行してやるということで、それだけのふるさとまつり等々に合わせた取り組みと、それと図書館を合わせた取り組みということで、障がい者のスペースは賄っているのかなと思うんですが、今まででも山香の旧庁舎の中の図書館を利用した文化祭、障がい者の文化祭ということで、果たしてこの大きいテーマの中で、今までどおりの形のスペースで賄えるのかなというところはちょっと心配をしているところなんです。このように18回の全国障害者文化祭というような大きな題目の中の1つのテーマとしては、今まで以上に拡充しなきゃいけないのではないかなと、ちょっと心配するところがあるんですが、その点は十分賄えるんですか、あのスペースで。 ○議長(中山田昭徳君) 緒方文化・スポーツ振興課長。 ◎文化・スポーツ振興課長(緒方幸茂君) 既存の施設を利用する関係もございまして、なかなか十分なスペースがないんですが、そこは関係者の皆さんと協力して知恵を出し合いながらやっていきたいと思っております。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) 残すところあと4カ月ということで、いろんな審議会等開催に向けての取り組みをやっていると思うんですが、そういった文化祭の細かな詰めと申しますか、そういうその審議会等は開いて、行っているんですか。 ○議長(中山田昭徳君) 緒方文化・スポーツ振興課長。 ◎文化・スポーツ振興課長(緒方幸茂君) 先ほど言いました、きつき大茶会以外にも5つの事業を行っておりますし、各事業部会という形を開いておりましてその中で一つ一つ詰めていって、今詳しい実施計画を詰めているところであります。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) せっぱ詰まってスペースがないとかいろんな問題が、課題が出てくる恐れもありますんで、その点は十分参加の団体の皆さんと打ち合わせ等々、本当に十分詰めて行っていってもらいたいと思っております。それはお願いということでお願いします。 次に、一番大事な広報活動ということについて、まだまだ知られていないということで、県民については、杵築市民も本当にまだまだ認識が薄いんではなかろうかなと思っておりますが、その点について課長お願いします。 ○議長(中山田昭徳君) 緒方文化・スポーツ振興課長。 ◎文化・スポーツ振興課長(緒方幸茂君) 広報につきましては、国民文化祭、障害者芸術文化祭の大分県実行委員会が大会を成功させるために県内外に対する各種メディアを効果的に組み合わせた戦略的広報を展開するとともに、県内外からの誘客、受け入れ準備を行っており、7月からは県内全域で統一したのぼりやポスターの掲示が始まるようになっています。 杵築市といたしましても、既に市の施設や金融機関、病院などにポスターやのぼりを立ててお知らせし、市のウェブサイトのイベント欄でも国民文化祭の紹介をしております。現在は、ケーブルテレビや市報できつき大茶会のマーケットの出展者の募集などを行っております。今後は、広報きつきに毎月特集ページを組むとともに、ケーブルテレビでは特別番組や文字放送でお知らせいたします。また、杵築高等学校同窓会の広報紙にも掲載していただき、同窓会の皆様にお知らせする予定となっております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) 県を挙げて、今から大体的にやるということで、あらゆるところに広報ができるのかなと安心をしましたが、まだまだ市民の方の認知度というのがどうかなというふうに思っております。そういったところの感心、杵築市としてはどれぐらいの認知度があるのかなと、県と同等ぐらいですと。 ○議長(中山田昭徳君) 緒方文化・スポーツ振興課長。 ◎文化・スポーツ振興課長(緒方幸茂君) 正式なデータはとっておりませんけれども、先日報道がありましたように杵築市内の皆様の認識度も県と同じと考えております。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) わかりました。今からの積極的な広報活動に努めていただき、市民のみんなが本当に全員参加というぐらいの大会に盛り上がったらいいかなと思っております。 そんな中ですが、この全国に、皆さんに知らせるこういう機会というのは、もう本当、もう1回来るか来んかというぐらいの確率だと思います。そういう千載一遇のチャンスのときに、私たちの今まで学校等々で取り組んできた子ども神楽とか、立石楽とか、市の無形文化財等々があると思います。そういったところには声をかけて取り組むようになにかなされているのか答弁お願いします。 ○議長(中山田昭徳君) 清末教育長。 ◎教育長(清末陽一君) 特に、学校関係でありまして、この国民文化祭、障害者芸術文化祭の目的の一つに大会を通じて地域が元気になり、多くの人材が育っていくことでもございます。それで、これまでも山香のさとまつり、神楽、盆踊り等の芸能発表を行ってきました。それで、今回の山香のさとまつりと山香総合文化祭を拡充して開催する予定があります。したがいまして、いまのところ立石楽それから山香子ども神楽の芸能発表の場をつくれるよう関係機関と協議を進めております。 特に、山香子ども神楽はことしも出演していただけるということで、今練習に明け暮れております。立石楽につきましては、存続の危機も危ぶまれましたが、平成29年、昨年の11月に活動を再開して、国民文化祭の山香のさとまつりでの披露を目標に練習を重ね、技術の向上に今励んでおります。 あと、議員さんの……旧上小の生徒たちでつくる、上の神楽についてはちょっと指導者それからの関係等で練習ができておりませんが、今後教育委員会としましても連携をして、また今まで通り出演ができるようにこれからも対応していきたいと思っております。 以上であります。
    ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) 立石楽、山香の子ども神楽等々は本当に受け継がれてきたものですから、こういうイベントのときにはぜひとも前もった協議をしていただき、上の子ども神楽等も本当に最後のふるさとまつりのときにはすばらしい神楽を披露してくれました。そういった方々にも声をかけて、出れるものならまた再開していただきたいなと思っております。 また、杵築のほうにもそういうその伝統芸能がありますので、そういったところにも声をかけていただき、この文化祭を大いに盛り上げていきたいと思っております。 そして、大きいコンセプトの中に5つのエリアに分けているんですが、この国東半島の祈りの谷とあるんですが、そのことについてはどういう認識をしているのか、お願いをします。 ○議長(中山田昭徳君) 緒方文化・スポーツ振興課長。 ◎文化・スポーツ振興課長(緒方幸茂君) 国民文化祭の中で、県内を5つのエリアに分けております。それぞれ一部のエリアにつきましては、出会いの場、祈りの谷、豊かな浦、耕す里、水の森となっております。 今、言われた祈りの谷につきましては、杵築市、豊後高田市、宇佐市、国東市、姫島村、日出町のいわゆる国東半島エリアの6市町村のテーマになっております。 これにつきましては、国民文化祭自体が今回2回目でございますけども、ことし六郷満山の1300年の節目の年でございますので、それに合わせた形で県のほうで計画してきておりますので、そういった中で特に大分県の中で一番のテーマという形で祈りの谷という形で挙げているんでございます。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) わかりました。テーマは祈りの谷ということなんで、何か取り組む、大きいテーマに沿って、こういうテーマに沿った何か新しいプロジェクトがあるんかなと思って、今質問させていただきましたが、大きく、そういう市町村の国東の1300年というようなお祭りの中でそういうテーマにしたのかなと、説明がありました。わかりました。 この中で、一つ私がここ、世界農業遺産、大きい、杵築市も入っております。全国からこう来たときに、遺産巡るウォークと申しますか、単なるふるさとウォークじゃなくて、農業遺産を巡るウォークというぐらいのテーマに変えて取り込んだら興味持つんかなと、また杵築市の宣伝にもなるのかなというように思っておりますが、その点についてはどうでしょうか。昨年のふるさとフォーク、参加人員はどれぐらいだったですか。 ○議長(中山田昭徳君) 緒方文化・スポーツ振興課長。 ◎文化・スポーツ振興課長(緒方幸茂君) 昨年はプレ大会ということで実施しております。そういった中で、山香ふるさとウォークにつきましては、人数は思ったほどたくさんいなくて50名余りの方が参加していただいて……。(「全体のやつも言ってください。ふるさとまつり、文化祭」と呼ぶ者あり)山香ふるさとまつりにつきましては、昨年は2日間と総合文化については3日間開催しております。トータル的な人数は約1万2,000人というふうに聞いておりますが、これが会場ごとにカウントしておる分もありますし、いわゆるそのダブルカウントもある関係で若干この数字というものがどこまでこう正しいかってなるとわからない部分がありますが、記録上はこういった形で聞いております。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) 今のは文化行事についての……、全体的な、大田から山香のふるさとまつりから、こういったプレをやっている昨年の実績ですよね、大体把握していると思うんですけど、大まかで構いませんけどもわかりませんか。 ○議長(中山田昭徳君) 緒方文化・スポーツ振興課長。 ◎文化・スポーツ振興課長(緒方幸茂君) 昨年の大会につきましては、先ほどちょと言いかけました山香ふるさとまつりは、2日間で約1万2,000人、どぶろく祭りにつきましては2日間で約1万人という形でちょっと広い数字なんでどこまでかっていうとちょっと疑問もあるんですけどそういった形です。 杵築のほうの大会につきましては、それぞれちょっと集計ができていない部分もあって申しわけないんですけれども、いずれにしてもこの数字につきましては去年の数字でありまして、同じような調べ方をさせていただいて、ことしどれだけ人がふえるかということをおっしゃるということだと思いますので、去年の大会以上に人が集まるようにこれからの広報についてはやっていきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) 今、山香のほうですが、文化連盟の方に聞いたら、2,000人ほど文化連盟のほうの参加者があったということで大変好評をいただいております。本当に習慣にできているのかと思っております。 そういう観点からですが、全体的に市の持ち出しの金額というのはどれぐらいになるんですか。 ○議長(中山田昭徳君) 緒方文化・スポーツ振興課長。 ◎文化・スポーツ振興課長(緒方幸茂君) 杵築市の持ち出しといたしましては1,300万円前後でございます。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) わかりました。今の、できればいろんなカウントの仕方もありましょうが、いろんな今言った文化連盟等々、全体の予算の中でこういう全国の文化祭でありますんで、その実情に合った予算配分と申しましょうか、大田村についてはどれぐらいになるんですか。ちょっとお聞きします。(発言する者あり)私、今回大田村、議長の努力によりまして、大田村エリア、どぶろく祭りを入れてくれたということで、大変ありがたく思っておりますが、単なるどぶろくの写真展等々じゃなくて、この場を利用した、もう全国でも珍しいこういったどぶろくのお祭りでありますんで、全国からこの祭りに来ていただきたいなと思っております。そのためにはもう少し企画等を考えたらいいのではなかろうかなと私なりに思っております。そういった考えはないでしょうか。 ○議長(中山田昭徳君) 緒方文化・スポーツ振興課長。 ◎文化・スポーツ振興課長(緒方幸茂君) 先ほど議員も言われましたが、国民文化祭という大きな大会です。杵築市にとってみたら、世界農業遺産にもなっておりますし、文化財の関係につきましては伝統的建造物群にも指定されておりますし、古墳の関係もございますので、そういった方々に大分県、杵築市を知ってもらうすごくいいチャンスでございますので、その辺につきましては積極的に広報をしながら、また各種方面(各方面)にお願いしながら多くの方々が来てくれるようにやっていきたいと思っております。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) ただの、例年どおりのどぶろく祭りではないような取り組み等考えていただければ、杵築のよさがまた全国に発信できるのかなと思っております。 山香の場合も、先ほども言いましたようにふるさとウォーク、単なるふるさとウォークではなくて、世界農業遺産ウォーク、ため池、クヌギ、カカシやワラコヅミだと、いろんな散策コースがあると思うんで、いろんなところをこう取り入れて、全国の人に知っていただきたいなと思っております。 こういうチャンスは本当に巡ってくるのは本当にないですから、このチャンスを最大限に生かしていただきたいなと思っております。昨日も阿部議員の地域商社等々の話もありました。本当にその社長さんにも頑張っていただき、山香の、杵築のよさ、大田のよさを全国に向けて発信していただきたいなと思っております。 最後になりますが、市長の考え方を述べていただきたいなと思っております。 ○議長(中山田昭徳君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) 渡辺議員から、国民文化祭それから全国障害者芸術祭について御質問いただきました。市民の皆様方にも説明する機会を得たものと、大変ありがたく思っています。 大分県のテーマがおおいた大茶会ということで、渡辺議員がおっしゃいましたように、本当に茶会をやるのはどこといったら杵築しかありません。杵築が大分県ナンバーワンの茶の生産地であったり、江戸千家っていう流派の一番残っているところだということで、このおおいた大茶会の大茶会自体は北野大茶会を430年ぐらい前ですね、豊臣秀吉が九州を平定して、全国を平定したということで北野天満宮でこの大茶会を催したんです。そのときの秀吉のコンセプトが身分に関係なくみんなで集まろうということで、この大分県も、もちろんその男女それから外国の人もそれから障がいのある人もない人もみんなお茶碗一つ持ち寄って、お茶を楽しもうというそういうコンセプトがいいなということでおおいた大茶会。そしてそれを具現化するのがきつき大茶会ということになりますので、渡辺議員がおっしゃいましたように、やはり非常に名誉な、杵築が位置を占めているというふうに思います。 それで、やはり先ほどからお話がありましたように、山香地区の立石楽であるとか子ども神楽であるとかこういったものが披露できるといいと思いますし、それから大田地区の和銅3年ですか、710年から千三百何年続いている白髭田原神社のどぶろく祭りも大いにまた工夫を凝らして展開したいし、それから杵築地区の若宮八幡では、若宮楽を杵築のオープニングイベントを飾るというふうな形になっております。それから、世界農業遺産にもなったんで、山香のウォークの関係も一生懸命やります。それから、重要伝統的建造物群の保存地区に北台、南台、旧杵築市の部分がなりましたので、それもPRする。非常に格好の、ありがたい機会だというふうに思っております。 それと、そういう形で課長からも話がありましたし、教育長からも話がありましたように本当にこの大会が終わった後ですね、どういう形で、例えば立石楽であるとか子ども神楽というものを残すかと、続けるかというのがポイントだと思います。きょう午前中、岩尾議員さんからもそういうお話がありました。8ミリで残しているものがあったり、それから今からはケーブルテレビでも4Kをそろえたいと思っておりますので、そういう今できる、していることを映像に残していって、そして子どもたちの数は少なくなりますけど、杵築全体で子どもたちが集まってそれをやっていくと、その地区地区で残すのも大切ですけども、全体としていつでも再生ができ、再現ができて、指導者が言っていることそのまま映像として残すというのは次の世代にもいいことだと思いますし、ウオーキングやっている、どぶろく祭りもきちんとした映像に残していく、そういう機会にしていきたい。 そのためにも10月6日から11月25日までの51日間です。杵築市民の皆さん、一人一人がこれに対して知っていただいて、少しでも協力してくれるような体制を整えていきたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) 市長の本当に前向きな取り組みで期待をしております。全課を挙げてこの文化祭に取り組んで、杵築のブランドを上げていただきたいなと思っております。 次に、質問に移りたいと思います。2項目めの教職員の不適切な事案が発生した場合、市教委の対応についてを質問いたします。 教職員の不祥事、まず聞きにくいことにはなっておりますが、昨年の12月に私としては聞いたところによるとそう大したあれではなかったんですが、新聞報道等が出ておりました。そういうことが事案の発生とそれ以後、何かほかにこういう事案があったのか、ちょっとお聞きをしたいんです。 ○議長(中山田昭徳君) 末松学校教育課長。 ◎学校教育課長(末松武治君) お答えします。本来、このような不適切事案や不祥事などあってはならないことですが、議員のおっしゃるとおり杵築市においては昨年12月に杵築市内中学校で不適切な行為、行動がありました。それ以前に、平成28年には臨時講師が教員免許の更新手続を失念していた事案がございます。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) わかりました。そういったときの、事案が発生したときの、教育委員会として、議会やマスコミ等に対してどのような対応をしていくのかお伺いします。 ○議長(中山田昭徳君) 末松学校教育課長。 ◎学校教育課長(末松武治君) まず、事実関係を十分調査した上でマスコミ公表が必要であると認めた場合は、FAXでマスコミ各社にお知らせしたり、場合によっては記者会見を開いたりしております。マスコミ発表する前には、市長部局、議長に連絡し、全議員にお知らせするようにしています。また、詳細については議員全員協議会などで報告、説明させていただいております。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) 教育委員会が事実を知る前にマスコミ報道等があると思います。その場合の対応というのはどうでしょう。 ○議長(中山田昭徳君) 末松学校教育課長。 ◎学校教育課長(末松武治君) そういうことはあってはならないと思っております。学校長等には常々ささいなことでも教育委員会に報告するように伝えています。今、おっしゃられたように万一、マスコミが事実を先に把握したとしても必ず教育委員会のほうに取材がありますので、そういう場合は真摯に対応するように心がけております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) 私、ちょっと心配と申しますか、12月にあって、新聞報道が3月というようなことで、若干期間があいたということがちょっと気になった点があります。その点について、何か教育委員会としての教育長の考えを教えていただきたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 清末教育長。 ◎教育長(清末陽一君) ちょっと12月の件に関しては、ちょっとまだ結審しておりませんし、ちょっと控えさせてください。 ただ、今まで就任して記者会見等も3回ですか、4回あったかと、私も対応してまいりました。その事案に対して今まで公表しなかった事実を隠蔽したりしたことは今までございません。実際に、各議員さんにも事前にお知らせする方向でなっておりますし、今後も続けて皆さんにと思っています。 この後もそのような事案が発生した場合、十分調査して共通認識を図った上で公表していきたいと思っております。それより何よりそのような事案が発生しないように日ごろから指導をしてまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) ちょっと私の質問が悪かったかもわかりませんが、12月に事案があったということのその後の新聞報道が3月ですよね、その間の期間が教育長が認識をしていたか、していないかということだけの質問です。 ○議長(中山田昭徳君) 清末教育長。 ◎教育長(清末陽一君) 大変失礼しました。 私としても、もちろん12月に報告は受けております。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) 新聞報道等々は後で加害者、被害者の立場からいつマスコミのほうに知られるかわかりません。こういった事案というのは、後々出てくると大変なことになると思います。私の知る限り、大分市等々で隠蔽等、後出しと申しますか、そういった事案があったということで、教育長さんなりがおわびをもうしているようなテレビがあったと思います。そういったことが私がちょっと心配になるところで、期間があきすぎてそれがそのまま事件等々がそのまま隠蔽ということじゃないんですけどが、あすの報道ですという前に私たちの議員に報告があったと思います。事前にわかれば、私はああいう新聞報道がでかでかと出るようなことにはならんのではなかろうかと思っておりますので、今後はそうったところは把握したらすぐに対応をしていただきたいなと思いを持っておりますが、その点について述べていただけたら。 ○議長(中山田昭徳君) 清末教育長。 ◎教育長(清末陽一君) 特に、某市の場合の事件ですか、その場合学校現場でのことでもあったでおりますし、特に私自身も肝に銘じて早目早目に対応して、それから皆さんに早く公表していきたいと思っております。 以上です。 ○議長(中山田昭徳君) 渡辺議員。 ◆12番(渡辺雄爾君) マスコミさん等々が先に把握するんじゃなく、やはり教育委員会としての事前の対応等、手おくれにならないような等を宇をして取り組んでもらいたいなと思う次第であります。 こういう事案が新聞報道等に大きくでるとやはり何事かなということで県内の市町村の注目もありますし、市民の皆さんもあの後どうなっているのかなというふうなことはたびたび聞かれます。そういったこともありますんで、なるたけ執行部、議会等々、事前の報告等をコミュニケーションをよくしていただきたいなと思うことをお願いします。 今後はオープンに開かれた教育行政であってほしいなという思いをしております。 これで、私の一般質問を終わりたいと思います。 ○議長(中山田昭徳君) 以上で、発言通告のありました一般質問は終わりました。これにて一般質問を終結いたします。──────────── △日程第2議案第55号~議案第64号 ──────────── ○議長(中山田昭徳君) 日程第2、議案第55号から議案第64号までを一括議題といたします。 これより、議案の質疑に入ります。質疑の通告はありませんが、質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山田昭徳君) 質疑もないようですので、質疑を終結し、委員会付託を行います。 議案第55号から議案第64号までについてはお手元に配付しております付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託いたします。──────────── △日程第3請願・陳情 ──────────── ○議長(中山田昭徳君) 日程第3、請願・陳情を議題といたします。 お手元に配付の請願・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山田昭徳君) 異議なしと認めます。よって、請願・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。──────────── ○議長(中山田昭徳君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。皆さん3日間お疲れさまでした。────────────午後1時46分散会────────────...