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令和 4年第 3回定例会(第4号 9月26日)

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  1. 津久見市議会 2022-09-26
    令和 4年第 3回定例会(第4号 9月26日)


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    令和 4年第 3回定例会(第4号 9月26日)   令和4年第3回(9月)津久見市議会定例会会議録(第4号)    令和4年9月26日(月曜日)    ────────────────── 〇議事日程(第4号)  令和4年9月26日(月曜日)午前10時開議  第 1 議案第53号から議案第59号まで及び意見第3号並びに意見第4号      (委員長報告・質疑・討論・表決)      (1)総務常任委員会      (2)社会文教建設常任委員会      (3)予算常任委員会  第 2 報告第7号及び報告第8号並びに認定第1号から認定第9号まで      (提案理由説明・質疑・委員会付託)  第 3 議員派遣の件    ────────────────── 〇本日の会議に付した事件  日程の全部    ────────────────── 〇出席議員(14名)     1番  島 田   勝 議員
        2番  倉 原 英 樹 議員     3番  丸 木 一 哉 議員     4番  菊 池 正 一 議員     5番  井戸川 幸 弘 議員     6番  黒 木 章 三 議員     7番  髙 野   至 議員     8番  塩 﨑 雄 司 議員     9番  谷 本 義 則 議員    10番  黒 田 浩 之 議員    11番  宮 本 和 壽 議員    12番  髙 野 幹 也 議員    13番  知 念 豊 秀 議員    14番  西 村 徳 丸 議員    ────────────────── 〇欠席議員( 0名)    ────────────────── 〇説明のため出席した者     市長          川 野 幸 男 君     副市長         飯 沼 克 行 君     総務課長(兼)     契約検査室長      石 堂 克 己 君     総務課主幹       濱 田 信一  君     経営政策課長      石 井 達 紀 君     経営政策課主幹     祖 田 順 一 君     税務課長        今 泉 克 敏 君     市民生活課長(兼)     人権尊重・部落差別解消推進室長                 山 本 芳 弘 君     長寿支援課長      黒 枝 泰 浩 君     会計管理者(兼)     会計財務課長      小 畑 春 美 君     上下水道課長      西 郷 貴 芳 君     土木管理課長(兼)     上下水道課参事     遠 藤   太 君     教育委員会     教育長         平 山 正 雄 君     学校教育課長      橋 本 修 二 君     監査査員     事務局長        宗   真 也 君     選挙管理委員会     事務局長        監査委員事務局長が兼務     公営企業     水道課長        上下水道課長が兼務    ────────────────── 〇議会事務局職員出席者     事務局長        宗 像   功 君     主幹(兼)書  記   野々下 直 人 君          書  記   岩 﨑 英 樹 君          書  記   宮 野   楓 君    ──────────────────               午前10時00分 開議 ○議長(髙野幹也議員)  皆さん、おはようございます。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付いたしましたとおり定めましたので、御協力願います。 ◎日程第1 議案第53号から議案第59号まで及び意見第3号並びに意見第4号       (委員長報告・質疑・討論・表決) ○議長(髙野幹也議員)  日程第1、議案第53号から議案第59号まで及び意見第3号並びに意見第4号、以上一括議題といたします。  以上、各議案に関する委員長の報告を求めます。  総務常任委員長倉原英樹議員。    ──────────────────           総務常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。                   記   議案第 54号 津久見市印鑑条例の一部改正について                 原 案 可 決   議案第 55号 保戸島航路事業に関する条例の一部改正について                 原 案 可 決   議案第 58号 津久見市辺地総合整備計画の変更について(保戸島辺地)                 原 案 可 決   意見第 3号  地方財政の充実・強化を求める意見書(案)                 原 案 可 決  令和4年9月15日                             総務常任委員会                             委員長  倉 原 英 樹    ──────────────────            〔総務常任委員長倉原英樹議員登壇〕 ○総務常任委員長倉原英樹議員)  皆さん、おはようございます。  総務常任委員会は、去る9月15日、今期定例会において、本委員会に付託されました議案について、審査を行いましたので、経過と結果の御報告をいたします。  最初に、議案第54号、津久見市印鑑条例の一部改正についての審査を行いました。  本件は、令和4年4月1日から、個人番号カードを使用してコンビニ印鑑登録証明書が取得できるようになり、さらに市民サービスの充実を図ることを目的に、市民生活課窓口及び各出張所での個人番号カードを使用した印鑑登録証明書の取得を可能とするため、所要の改正を行うもので、委員から、コンビニで手続を行った場合の手数料について質疑があり、市役所が委託先に払う委託手数料は、1件当たり117円で、利用者が払う手数料は、コンビニで取得する場合も、市役所の窓口で手続する場合と同額の1通300円であるとの答弁がありました。  また、生活保護者については窓口負担がゼロのはずだが、コンビニで手続した場合も同様なのかとの質疑があり、コンビニで手続した場合は、手数料が発生するとの答弁がありました。  委員から、マイナンバー制度については個人情報が本当に守れているかどうかまだ確認されておらず、情報漏れがあった際に、現時点で何らかの補償もないというような状況で、マイナンバー事業を率先して行うのはいけないと思うので反対しますとの討論がありました。採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第55号、保戸島航路事業に関する条例の一部改正について、審査を行いました。  本件は、令和4年10月から津久見市が保戸島航路を運航するに当たり、海上運送法第3条の規定により許可を受けた一般旅客定期航路事業を実施することに加え、同法第2条第6項に規定される不定期航路事業についても実施することとなったため、所要の改正を行うもので、委員から、夜など運航時間外の貸し切りについては事業者との契約委託外になると思うが、市はどう考えているのかとの質疑があり、これについて、基本的には通常運航時間内の対応と考えていますが、運航時間外については、別途取扱要領等で定め、事業者と協議しながら、判断していきたいとの答弁がありました。  そのほかにも質疑はありましたが、審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第58号、津久見市辺地総合整備計画の変更について(保戸島辺地)、審査を行いました。  本件は、「辺地に係る公共的施設総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律」に基づき、令和2年度から5年間の保戸島辺地に係る公共施設総合整備計画について、保戸島診療所医療設備整備事業における医療機器の整備を追加することに伴う変更で、委員から、説明書の中に、辺地に係る公共施設となっているが、建物などの施設でなく、ウオーターベッド型のマッサージ機が該当するのかとの質疑があり、該当しますとの答弁がありました。  審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、意見第3号、地方財政の充実・強化を求める意見書(案)について、審査を行いました。  審査の結果、内容も理解できましたので、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、総務常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。           〔総務常任委員長倉原英樹議員降壇〕 ○議長(髙野幹也議員)  社会文教建設常任委員長丸木一哉議員。    ──────────────────           社会文教建設常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。
                      記   議案第 59号 市道路線の認定について(大久保区画線6号)                 原 案 可 決   意見第 4号  子どもたちの学びを保障するため、教職員と保護者と地域がつなが           り、地域に根差した学校教育活動ができるための環境作りを求める           意見書(案)                 原 案 否 決  令和4年9月15日                             社会文教建設常任委員会                             委員長  丸 木 一 哉    ──────────────────          〔社会文教建設常任委員長丸木一哉議員登壇〕 ○社会文教建設常任委員長丸木一哉議員)  皆さん、おはようございます。  社会文教建設常任委員会は、去る9月15日に委員会を開会し、今期定例会において、本委員会に付託されました議案1件及び、意見書1件について、審査を終了いたしましたので、その経過の概要と結果について、御報告いたします。  最初に、議案第59号、市道路線の認定について(大久保区画線6号)であります。  なお、本件については、現地視察を行い、現況を十分に把握し審査に臨みました。  議案第59号は、建築基準法上の位置指定道路として、平成3年度に整備された道路について、道路の所有者である市内企業から、当該道路用地の寄附とともに市道認定の依頼があり、調査の結果、幅員・構造等について市道とするのに問題がなく、現状として本道路は起点・終点ともに市道に接しており、不特定多数の通行があり、公共性が高いことなどから「市道大久保区画線6号」として新たに認定をするもので、委員から、不特定多数の通行があり、公共性が高いとの説明があったが、実際どれぐらいの通行量なのか、また近隣住民への聞き取りなどの調査をしたのか教えていただきたいなどの質疑があり、それぞれ答弁がありました。  審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、意見第4号、子どもたちの学びを保障するため、教職員と保護者と地域がつながり、地域に根差した学校教育活動ができるための環境作りを求める意見書(案)については、委員から、教員におおむね10年で3地域を経験させるという、大分県教育委員会人事異動制度は、子どもたちの豊かな学びのためにも、常に新しい風を入れていく、また、その期間内において、子どもたちと教員と地域とが、共に学んでいくことはとても大切であり、現行の人事異動制度について問題ないと思うので、この意見書案には反対するとの討論があり、採決の結果、賛成少数をもって原案は否決すべきものと決しました。  以上で、社会文教建設常任委員会における審査の経過と、結果の報告を終わります。         〔社会文教建設常任委員長丸木一哉議員降壇〕 ○議長(髙野幹也議員)  予算常任委員長島田勝議員。    ──────────────────           予算常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。                   記   議案第 53号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度一般会計予算の           補正)                 原 案 承 認   議案第 56号 令和4年度一般会計予算の補正について                 原 案 可 決   議案第 57号 令和4年度公共下水道事業特別会計予算の補正について                 原 案 可 決  令和4年9月16日                             予算常任委員会                             委員長  島 田   勝    ──────────────────             〔予算常任委員長島田勝議員登壇〕 ○予算常任委員長(島田 勝議員)  皆さん、おはようございます。予算常任委員長の島田でございます。  予算常任委員会は、去る9月16日に開会し、今期定例会において付託されました議案3件について、審査を行いましたので、その経過と結果の報告をいたします。  最初に、議案第53号、専決処分の承認を求めることについて(令和4年度一般会計予算の補正)であります。  本補正は、歳入歳出それぞれ875万円を追加し、補正後の予算の総額を、歳入歳出それぞれ114億8,026万3,000円としたもので、歳出では中田地区田尾における土地改良区農道の路肩崩壊に伴う改修事業として、農業基盤整備促進事業測量設計費用の計上及び保戸島漁港に係る臨港道路への落石に伴い、大分県が実施する農林水産業施設災害防止緊急対策事業に対する県営工事負担金を計上しています。  歳入では、事業に伴う財源として分担金、県支出金、市債の増額と、基金繰入金による調整であり、委員会ではその内容も理解をされましたので、原案のとおり承認すべきものと決しました。  次に、議案第56号、令和4年度一般会計予算の補正についてであります。  歳入歳出それぞれ7,273万6,000円を追加し、補正後の予算の総額を、歳入歳出それぞれ115億5,299万9,000円とするもので、歳出では令和3年度実績報告に基づく子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金返還金医療的ケア児者常用電源購入支援事業費助成金、小児がん患者等定期接種接種費用助成金新型コロナウイルスオミクロン株対応ワクチン接種準備等に伴う接種対策事業及び接種体制確保事業特別高圧電線路に係る系統接続事業に伴う新環境センター整備事業分担金JRデスティネーションキャンペーン負担金などを計上しています。  一方、歳入では、額の決定に伴う臨時財政対策債の減額及び各種事業に伴う財源として、国県支出金、寄附金、市債等の増額と普通交付税による調整であります。  また、債務負担行為補正として、新環境センター整備事業に伴う特別高圧電線路に係る系統接続事業を計上しているとのことです。  審査の中で委員より、13款諸支出金1項基金費3目の公共施設等整備基金費基金積立金50万円について、これは個人から新設中学校に対して寄附ということで、公共施設等整備基金費に積み立てるということになっているが、そういう目的でいただいたものを入れたときの管理というか、要はその寄附金の分とそれと別に一般財源からこの基金に積み立てている分と多分、混在していると思うが、その辺の管理は十分できているのかどうかとの質疑があり、これについて基金の中に一緒になっていますが、台帳みたいな形で作るようにしているので、混在しないような形でやっていきたいとのことであります。  また委員より、寄附の取扱いについて、寄附がどういうものに生かされたというところが、外から見えづらくなる部分が多分にあるのかなと思う。以前、委員から教育に関する基金を別に設けたほうがいいのではないかという意見もあったので、ふるさと納税の件も含めて寄附の取扱いについて市民にも見える形を今後も引き続き研究をしていただき、寄附をしていただいた方にどう見せるかという視点も大事かと思うのでよろしくお願いしますとの要望もありました。  そのほか、7款商工費JRデスティネーションキャンペーンについて、8款土木費排水整備事業について、10款教育費小学校費調査設計ほか委託料などについて質疑があり、それぞれ答弁がありました。  本件について、委員会ではその趣旨、内容も十分理解をされましたので、全員異議なく可決すべきものと決しました。  最後に、議案第57号、令和4年度公共下水道事業特別会計予算の補正についてであります。  歳入歳出それぞれ36万1,000円を追加し、補正後の予算の総額を、歳入歳出それぞれ8億3,274万3,000円とするものであり、歳出では終末処理場備品購入費及び過年度還付金の増額を計上しています。  歳入では、平成28年度分からの公共下水道事業に係る消費税の修正申告に伴う消費税還付金と、一般会計繰入金による調整であり、その内容も理解をされましたので、全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上で、本予算常任委員会における、審査の経過と結果の報告を終わります。            〔予算常任委員長島田勝議員降壇〕 ○議長(髙野幹也議員)  委員長の報告は終わりました。  これから、各委員長報告に対する質疑に入ります。  ただいま行われました各委員長の報告について、御質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野幹也議員)  これをもって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許可します。  13番、知念豊秀議員。             〔13番知念豊秀議員登壇〕 ○13番(知念豊秀議員)  議案第54号、津久見市印鑑条例の一部改正について、反対の討論を行います。  この条例改正は、令和4年4月1日から個人番号カードを利用し、印鑑登録証明書など、市役所に来なくてもコンビニ等に設置されている多機能端末機から印鑑登録証明書だけでなく、住民票の写し、所得証明書所得課税証明書などが交付できるようにするための条例改正です。  政府は2023年3月までに全国民のマイナンバーカード所持の目標を国と大企業によるデジタル改革として、マイナンバー制度利用拡大推進を露骨な利益誘導も含め加速させています。  2022年、骨太方針健康保険証原則廃止を打ち出しました。担当課長からは、マイナンバーカードを所持しない人に対しては、これまでどおり保険証を発行すると答えましたが、しかし、保険証が原則廃止になれば、マイナンバーカードを持たない者は公的保険診療が受けられなくなり、保険証廃止は事実上マイナンバーカード取得義務化となる可能性もあります。また、政府は地方公務員に対し、率先して取得させるための文書を発送し、公務員への強制を強めています。  コンビニでも取れるというこれらの証明書は従来は市役所に出向き、窓口で身分証明書を提示し、本人確認した上で所定の手数料を払って交付されるものです。  その際、生活保護者などは申請すれば手数料が免除されていますが、コンビニ交付では免除できないので、現条例の手数料免除規定からコンビニ交付を除外し、有料にするということになります。  最も大きな問題点は安全性の問題です。数年に一度必要になるかどうかの証明書のためにわずかばかりのメリットをうたって個人情報満載マイナンバーカードを取得させ、使用させることがどれほど個人にとってメリットがあるでしょうか。安全確保のため、マイナンバーカード暗証番号を書いた紙を別々に保管するのが普通でしょう。数年振りに一度使うときに果たして暗証番号を覚えていられるでしょうか。もし、カードと暗証番号を一緒に保管していれば、また落としたりすれば、盗まれたりしたとき、窓口での顔認証ができないコンビニ交付では、簡単に他人に証明書を詐取されてしまいます。  もう一つの問題点は、多機能端末機に投入できる手数料の窓口と同額ですが、コンビニへの手数料が1件につき117円発生するため、市の手数料収入が減ることになります。システム改修費や維持費など多額の経費がかかっているものに手数料収入が減る、市にとってメリットはないと思います。  以上、問題点を述べました。問題の本質は、国があらゆる個人情報を集中一括管理し、活用したいという憲法違反の疑いのある事業をマイナンバーカードの普及を通して強引に推し進めているところにあります。個人情報が詐欺師に使われ、被害に遭っても、政府は完全に補償することはありません。アメリカではなりすまし犯罪が横行しています。マイナンバー制度は推進すべきではありませんので、反対いたします。             〔13番知念豊秀議員降壇〕 ○議長(髙野幹也議員)  次に、3番、丸木一哉議員。              〔3番丸木一哉議員登壇〕 ○3番(丸木一哉議員)  子どもたちの学びを保障するため、教職員と保護者と地域がつながり、地域に根差した学校教育活動ができるための環境作りを求める意見書(案)について、私は賛成の立場で討論いたします。  教員におおむね10年、3地域を経験させるという大分県の教育委員会人事異動制度、もう12年も前からこの制度がなされているんですが、残業手当のない教職員にとって学校は現在、教職員の情熱で成り立っていると言っても過言ではないと思っています。  特に若い教員は子どもたちとの学びを深く追求するという情熱が大きなものであります。それを削がれるのが、このおおむね10年3地域という人事ルールであります。経験が大事という意見も出ましたが、経験は地域間によってなされるものではなく、出会った子どもたちによって多く経験が積まれるものであります。  持ち帰り仕事が多く、この新採用から10年目の3地域移動は、その間に結婚、出産、育児を迎える教職員が多いのも事実です。特に、津久見市出身の教員が地元に帰れないという状況は津久見市にとっても大きなマイナスではないかなというふうに考えます。  したがって、この地域とともにつながっていくためには、やはりほかの地域、3年ごとに変わる人事ルールは、住居も変わり、また生活環境も変わり、そして遠距離の通勤もせざるを得なくなってくる。そこには、地域と保護者、そして子どもがいるということで、教職員の人事異動はほかの人事異動とは違うということを認識していただき、この意見書第4号に賛成をいたします。  以上で、私の討論を終わります。              〔3番丸木一哉議員降壇〕 ○議長(髙野幹也議員)  以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。  13番、知念豊秀議員。             〔13番知念豊秀議員登壇〕 ○13番(知念豊秀議員)  私も意見第4号に対しては原案に対して賛成の立場で討論を行いたいと思います。  この人事異動制度が始まって12年、当初、蒲原教育長が言ったのは、教員のスキルアップになるということを何度も繰り返し言っていました。ところが、今になって漏れ聞こえてくるのは、スキルアップという声はほとんど聞こえてきません。さらには、その人事異動を利用した大変な教員にとっては負担になるような制度だということをたびたび聞いてまいりました。  例えば、津久見から1時間かけて移動する人は、毎日2時間の通勤時間が必要です。逆にまた遠くから津久見に帰る人は同じような2時間をかけて津久見に帰ってくるわけですね。そういう相互の教員の交換というのは、合わせて4時間の通勤時間をロスすることになります。このロスした交通の要する時間と、この教員のスキルアップ、本当に役に立ってるかどうか、私は検証すべき時期に来ているんだと思います。  これまでそういった検証は全くなされておりません。本当に教員のためのスキルアップに役立っているのかどうか、改めて、私はその検証を求めて、さらには、この検証次第では、もうこの人事制度はやめるべきだと、または改革すべきだということを意見を添えて賛成の討論といたします。             〔13番知念豊秀議員降壇〕 ○議長(髙野幹也議員)  他に討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野幹也議員)  これをもって、討論を終結いたします。  これから、採決を行います。  議案第54号及び意見第4号については、御異議がありますので起立により採決いたします。
     まず、議案第54号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、可決であります。  本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔起立多数〕 ○議長(髙野幹也議員)  御着席ください。起立多数であります。  よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。  次に、意見第4号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、否決でありますので、原案について採決いたします。  本件を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔起立多数〕 ○議長(髙野幹也議員)  御着席ください。起立少数であります。  よって、意見第4号は否決すべきものと決しました。  次に、議案第53号及び議案第55号から議案第59号まで、並びに意見第3号の各議案については、それぞれ各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野幹也議員)  御異議なしと認めます。  よって、以上の案件は、それぞれ各委員長報告のとおり決しました。 ◎日程第2 報告第7号及び報告第8号並びに認定第1号から認定第9号まで       (提案理由説明・質疑・委員会付託) ○議長(髙野幹也議員)  日程第2、報告第7号及び報告第8号並びに認定第1号から認定第9号まで、以上一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  川野幸男市長。              〔市長川野幸男君登壇〕 ○市長(川野幸男君)  それでは、ただいま上程されました報告及び認定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず、報告第7号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定についてであります。  本件は、同法の規定により、令和3年度決算に基づく健全化判断比率について、監査委員の意見をつけて、報告するものであります。  健全化判断比率とは、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標のことであります。  実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、一般会計等、全会計それぞれの実質的な赤字額が、標準的な収入に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、これら2指標につきましては、実質赤字額、連結実質赤字額が発生していないため算定されていません。  実質公債費比率につきましては、一般会計等の実質的な借入金の返済額などが、標準的な収入に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、早期健全化基準である25%を超えると地方債の同意等について、国の関与を受けることとなりますが、本市では9.5%であります。  将来負担比率につきましては、一般会計等が抱える実質的な負債の残高が、標準的な収入に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、早期健全化基準は350%でありますが、本市では、充当可能財源等が将来負担額を上回っており、実質的な負債額がないため、比率は表示されていません。いずれの指標も法令に基づく早期健全化基準の範囲内となっています。  次に、報告第8号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定についてであります。  令和3年度決算に基づく、簡易水道布設事業特別会計、公共下水道事業特別会計及び津久見市水道事業会計それぞれの資金不足比率について、監査委員の意見をつけて報告するものであります。  資金不足比率は、各公営企業の資金不足が事業の規模に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、本市におきましては、各公営企業とも資金の不足額が発生していないため算定されていません。  次に、認定第1号は令和3年度一般会計歳入歳出決算の認定についてであります。  令和3年度決算は、歳入総額114億264万8,000円、歳出総額110億3,156万3,000円で、歳入歳出差引き3億7,108万5,000円、翌年度に繰り越すべき財源を控除した、実質収支額は3億3,805万4,000円となっています。  歳入では、前年度と比較し地方交付税、繰越金、市債などが増加し、国庫支出金では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や、新型コロナウイルスワクチン接種費負担金などの新型コロナウイルス感染症対策の関連事業や、経済対策事業として実施しました、子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金などが増加しましたが、令和2年度に実施されました特別定額給付金事業の完了などにより、前年度と比較し、9億7,333万円の大幅な減少となっています。また、県支出金、市税、寄附金なども減少したため、歳入全体では前年度と比較して5億5,811万円、率にして4.7%の減少となっています。  歳出では、積立金、投資的経費、人件費などが増加したものの、補助費等では、新型コロナウイルス感染症関連事業として実施しました小規模事業者等支援金事業や、生活・暮らしの支援等として実施しました住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業や、子育て世帯臨時特別給付金事業などが増加しましたが、歳入と同じく、令和2年度に実施されました特別定額給付金事業の完了などにより、前年度と比較し、12億7,870万3,000円の大幅な減少となり、扶助費では、特定教育・保育施設型給付費の減少などにより8,061万3,000円、また、繰出金で5,976万3,000円などが減少しています。  投資的経費におきましては、普通建設事業費で、令和2年度に実施されました市道徳浦松崎線バイパス整備事業の完了などにより、補助事業費が減少したものの、総合運動公園改修事業、新庁舎建設実施設計業務委託などにより単独事業費が増加し、また、津久見川・彦の内川河川激甚災害対策特別緊急事業県営工事負担金などにより県営事業負担金が増加したため、普通建設事業費全体では、1億7,235万1,000円の増加となりました。災害復旧事業費は減少しましたが、投資的経費全体では、前年度と比較して1億5,815万8,000円の増加となっています。  歳出全体では、前年度と比較して5億6,198万1,000円、率にして4.8%の減少となっています。  次に、認定第2号から認定第8号までは、令和3年度各特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。それぞれ各特別会計の設置目的に従いまして、事業の推進を図ってきたところであります。  次に、認定第9号は、令和3年度津久見市水道事業会計未処分利益剰余金の処分及び決算の認定についてであります。  決算の内容は、収益的収支につきましては、水道事業収益3億3,361万8,693円に対して、水道事業費用2億8,877万1,957円で、差引き4,484万6,736円の純利益となっています。  資本的収支につきましては、収入額8,852万7,095円に対して、支出額は2億9,276万6,509円で、不足額は2億423万9,414円となっています。  不足額につきましては、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分の損益勘定留保資金及び建設改良積立金をもって補填しています。  また、令和3年度未処分利益剰余金は1億5,098万623円であり、このうち4,484万6,736円を建設改良積立金に積み立てて、今後の水道事業の健全な運営を図っていきたいと考えています。  以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。  何とぞ、慎重に御審議の上、御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。              〔市長川野幸男君降壇〕 ○議長(髙野幹也議員)  説明は終わりました。  これから質疑に入ります。  報告第7号及び報告第8号並びに認定第1号から認定第9号までについて、御質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野幹也議員)  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案のうち、認定第1号から認定第9号までの各議案については、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野幹也議員)  御異議なしと認めます。  よって、認定第1号から認定第9号までの各議案については、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。    ──────────────────           議 案 付 託 表 (1)                         令和4年第3回(9月)定例市議会 決算特別委員会   認定第  1号 令和3年度一般会計歳入歳出決算の認定について   認定第  2号 令和3年度国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第  3号 令和3年度津久見都市計画土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算           の認定について   認定第  4号 令和3年度奨学資金事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第  5号 令和3年度簡易水道布設事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第  6号 令和3年度公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第  7号 令和3年度津久見市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定に           ついて   認定第  8号 令和3年度介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第  9号 令和3年度津久見市水道事業会計未処分利益剰余金の処分及び決算の           認定について    ────────────────── ○議長(髙野幹也議員)  ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付いたしております決算特別委員会委員氏名表のとおり指名いたします。    ──────────────────      決算特別委員会委員氏名表       決算特別委員会委員        島 田   勝        倉 原 英 樹        丸 木 一 哉        菊 池 正 一        井戸川 幸 弘        黒 木 章 三        髙 野   至        塩 﨑 雄 司        谷 本 義 則        宮 本 和 壽        知 念 豊 秀        西 村 徳 丸    ────────────────── ◎日程第3 議員派遣の件 ○議長(髙野幹也議員)  日程第3、議員派遣の件を議題といたします。  本件については、地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり、議員の派遣をいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。
                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野幹也議員)  御異議なしと認めます。  よって、議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに決しました。  なお、ただいま議決いたしました事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任願いたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野幹也議員)  御異議なしと認めます。  よって、ただいま議決いたしました事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任することに決しました。  お諮りいたします。  議事の都合により9月27日から10月11日までの15日間は休会とし、次の本会議は10月12日に開きたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野幹也議員)  御異議なしと認めます。  よって9月27日から10月11日までの15日間を休会とし、次の本会議は、10月12日に開くことに決しました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。               午前 10時41分 散会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         津久見市議会議長         署名議員         署名議員...