津久見市議会 2020-03-19
令和 2年第 1回定例会(第3号 3月19日)
以上で、
社会文教建設常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。
〔
社会文教建設常任委員長黒木章三議員降壇〕
○議長(髙野
至議員) 次に、
予算常任委員長、
宮本和壽議員。
──────────────────
予算常任委員会審査報告書
本
委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
会議規則第110条の規定により報告します。
記
議案第 1号
専決処分の承認を求めることについて(令和元
年度一般会計予算の
補正)
原 案 承 認
議案第 8号 令和元
年度一般会計予算の補正について
原 案 可 決
議案第 9号 令和元
年度国民健康保険事業特別会計予算の補正について
原 案 可 決
議案第 10号 令和元
年度簡易水道布設事業特別会計予算の補正について
原 案 可 決
議案第 11号 令和元
年度公共下水道事業特別会計予算の補正について
原 案 可 決
議案第 12号 令和元
年度津久見市
後期高齢者医療特別会計予算の補正について
原 案 可 決
議案第 13号 令和元
年度介護保険事業特別会計予算の補正について
原 案 可 決
議案第 14号 令和元
年度津久見市
水道事業会計予算の補正について
原 案 可 決
議案第 15号 令和2
年度一般会計予算について
原 案 可 決
議案第 16号 令和2
年度国民健康保険事業特別会計予算について
原 案 可 決
議案第 17号 令和2年度
津久見都市計画土地区画整理事業特別会計予算について
原 案 可 決
議案第 18号 令和2年度
奨学資金事業特別会計予算について
原 案 可 決
議案第 19号 令和2
年度簡易水道布設事業特別会計予算について
原 案 可 決
議案第 20号 令和2
年度公共下水道事業特別会計予算について
原 案 可 決
議案第 21号 令和2
年度津久見市
後期高齢者医療特別会計予算について
原 案 可 決
議案第 22号 令和2
年度介護保険事業特別会計予算について
原 案 可 決
議案第 23号 令和2
年度津久見市
水道事業会計予算について
原 案 可 決
令和2年3月12日
13日
予算常任委員会
委員長 宮 本 和 壽
──────────────────
〔
予算常任委員長宮本和壽議員登壇〕
○
予算常任委員長(
宮本和壽議員) おはようございます。
予算常任委員会は、去る3月12日、13日の両日、
委員会を開催し、付託されました議案17件について審査を行いましたので、その経過と結果の報告をさせていただきます。
最初に、議案第1号、
専決処分の承認を求めることについて(令和元
年度一般会計予算の補正)は、委員より、
専決処分を行った理由についての質疑があり、答弁がありました。審査の結果、
全員異議なく、原案のとおり承認すべきものと決しました。
次に、議案第8号、令和元
年度一般会計予算の補正についてでありますが、歳出については、第3款民生費の住みよい地域づくり事業、重度心身障害者医療費、第4款衛生費の保戸島診療所運営負担金、第6款農林水産業費の6次産業化市場規模拡大対策整備交付金、第7款商工費、第9款消防費等について質疑があり、歳入においては、第12款使用料及び手数料の公営住宅使用料、第16款寄附金の新庁舎建設事業費寄附金等について質疑があり、それぞれ答弁がありました。審査の結果、その内容も十分理解できましたので、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号から議案第13号までは、令和元年度の各特別会計予算の補正についてであり、それぞれの事業の決算見込みに対する調整などに伴うもので、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第14号、令和元
年度津久見市
水道事業会計予算の補正については、その内容も十分理解できましたので、原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第15号、令和2
年度一般会計予算についてです。
歳出の審査の中で、第2款総務費、新庁舎等施設整備事業調査業務委託料及び新庁舎建設基本計画策定業務委託料、ふるさと納税プロモーション支援業務委託料、第3款民生費、包括的支援体制構築業務委託料、病後児保育事業委託料、放課後児童健全育成事業委託料、第4款衛生費、子ども医療費助成金、保戸島診療所運営負担金、第7款商工費、復興まちづくり事業補助金等、以下第8款土木費、第9款消防費、第10款教育費などについて、それぞれ質疑があり、答弁がありました。
また、歳入の審査では、第14款国庫支出金の生活困窮者就労準備支援事業等補助金、第18款繰入金のふるさと創生事業基金繰入金等について質疑があり、答弁がありました。
本予算全般では、人口減少が進んでいく中、見直しが全般的に必要だと思うがとの質疑があり、これについて、執行指針のプロジェクトチーム等を設立し、開催していく中、市民ニーズを把握しながら来年度予算に反映できるよう、また前倒しをしながら行っていきたいとの答弁がありました。また、限られた財源の中、目玉事業の捉え方についての質疑があり、これについて、継続事業をしっかり行いながら、総合計画の6つの目標の項目ごとに財政上可能な限り行っていきたいとの答弁がありました。委員より、自治体のあり方として災害、人口減少、農業・漁業、消費税の負担、市職員の任用制度等についての対応が不十分であるとの
反対討論がありましたので、挙手により採決を行った結果、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第16号、令和2
年度国民健康保険事業特別会計予算については、少子・高齢化の波の中でこのままの制度としてよいのかとの
反対討論がありましたので、挙手により採決を行った結果、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第17号、令和2年度
津久見都市計画土地区画整理事業特別会計予算について、議案第18号、令和2年度
奨学資金事業特別会計予算について、議案第19号、令和2
年度簡易水道布設事業特別会計予算について、議案第20号、令和2
年度公共下水道事業特別会計予算の4議案については、
慎重審議の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第21号、令和2
年度津久見市
後期高齢者医療特別会計予算については、団塊の世代がこれからこの制度に入ってくることになっており、保険料の値上げなどが現実のものになってくる、この制度自体を早くなくしてほしいとの思いから反対しますとの意見がありましたので、挙手により採決を行いました。その結果、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第22号、令和2
年度介護保険事業特別会計予算についてですが、施設利用者の負担軽減など、介護制度そのものを考えながらやっていただきたいとの
反対討論が出されましたので、挙手により採決を行いました結果、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、議案第23号、令和2
年度津久見市
水道事業会計予算については、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、
予算常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。
〔
予算常任委員長宮本和壽議員降壇〕
○議長(髙野
至議員)
委員長の報告は終わりました。
これから、各
委員長報告に対する質疑に入ります。
ただいま行われました各
委員長の報告について御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野
至議員) これをもって、
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これから、討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許可します。
13番、知念豊秀議員。
〔13番知念豊秀
議員登壇〕
○13番(知念豊秀議員) 日本共産党の知念豊秀でございます。
議案第6号、議案第15号、議案第16号、議案第21号、議案第22号については、議案に対する
反対討論を、そして請願1号には、原案に賛成の立場で討論を行います。
まず、議案第6号は、
公営住宅法改定による条例改定です。
国土交通省は、法律の目的に従って公営住宅の
連帯保証人は不要と自治体に通達しています。単身高齢者や未婚、離婚を背景とした低所得者世帯がふえる中で、自治体による入居拒否や保証人を見つけられない希望者の入居自体を防ぐためです。条例の改定では、地方分権の観点から、保証人規定の存続・撤廃の判断を各自治体に委ねているため、全国で保証人規定にばらつきがあるのは事実です。しかし、公営住宅が持つセーフティーネット機能は、国民の生存権を保障した憲法25条に基づくものであり、
連帯保証人を撤廃することが当然だと考えます。よって、議案第6号に部分的な改善は見られますが、はっきりと保証人規定を廃止しないので、反対をいたします。
議案第15号、令和2
年度一般会計予算は、市役所新庁舎建設、中心市街地活性化が前面に出ています。防災・減災、国土強靱化に取り組むともありますが、南海トラフ地震・津波被害で予想されている
津久見の全壊・半壊約4,500棟に対する対策は何ひとつありません。最悪、約5,600人が避難生活を余儀なくされることになります。土木学会が推計した南海トラフ地震の推計被害額は1,410兆円です。被災後の復興費用は全く未知数になってしまいます。津波震災区域を最小限にとどめることは、東日本大震災からの教訓です。
次に重要なことは、人口減少問題です。戦後、自民党政府は、さまざまな地方活性化政策や再生政策を掲げてきましたが、全て失敗に終わっています。しかし、過去の政策をなぜ失敗したのか反省もせず、今度は地方創生事業です。
津久見市においても、過去の検証と反省なく、地方創生事業や近隣の自治体と同レベルの方針では既にその政策は破綻しています。こんな状態で永遠に続いていいはずはありません。あえて人口減少を食いとめるための数値目標を持って取り組むことを提案いたします。
新年度予算には、消費税10%からの地方消費税分が組み込まれています。消費税増税は、日本経済に大きな打撃を与え、さらに新型コロナウイルス騒ぎで経済がさらなる打撃を受けています。その被害の中心は、中小企業であり、非正規雇用など貧困層にあります。市民のために政府へ消費税減税を訴えるべきです。
会計年度任用職員の人件費が区分されて計上されています。問題なのは、正規であるべき職を
会計年度任用職員にしてしまうことです。制度の導入は、まず第1に、非正規職員に対して法的な根拠を与え、非正規雇用を合法化、非正規化を進めることにつながりかねないこと、第2に、1年限定の雇用制度であり、市は任用期間の限定を最長1年、5年と定めて雇いどめをすることにつながってしまいます。フルタイム・無期限雇用、これが原則という国際ルールからも、公務の運営は任期の定めのない
常勤職員を中心とする原則からも逸脱しているため、我が党は反対してきました。よって、この予算化にも反対いたします。
予算の中にマイナポイント個人番号カード事務事業があります。マイナンバーカードを利用したポイント制度を普及し、その結果として情報漏えいが起こったときに被害者を増やすことにつながりかねません。これは容認できません。最近の事件を見ても、横浜市鶴見区役所でマイナンバーカード78枚と交付用端末パソコン1台が盗まれる事件が起こっています。マイナンバーの情報漏えい事案も年々ふえています。マイナンバーカード普及拡大には反対です。
以上の理由から、令和2
年度一般会計予算に反対をいたします。
議案第16号、令和2
年度国民健康保険事業特別会計予算については、高過ぎる
国民健康保険税、国保制度の構造的な危機となり、医療保険制度としての持続性を揺るがしています。それゆえに、全国
知事会、全国市長会などの地方団体は、被用者保険との格差を縮小するような抜本的な財政基盤の強化が必要と主張しています。国庫負担の増額は欠かせません。
同時に、地方自治体の住民の暮らしを守る立場から、財政負担に努力することも必要です。新年度の国保税は据え置きとの説明がありましたが、子育て支援に必要な均等割制度の維持もそのままになっています。少子化が進み、人口減少に歯どめがかからない
津久見市では、早急に均等割制度をなくすべきです。
議案第21号、令和2
年度津久見市
後期高齢者医療特別会計予算については、75歳以上の人を国保や健保から切り離し、高齢者だけの医療保険にして負担増、差別医療を強いる世界でも異例の医療制度です。2年ごとの保険料の見直しで、その負担はふえ続けています。高齢者の生活を見ると、年金削減、消費税増税、医療費や介護の負担増など厳しさを増しています。早々にこの制度はなくすべきです。
議案第22号、令和2
年度介護保険事業特別会計予算については、現在の介護保険制度でサービスの利用がふえたり、介護職の労働条件を改善すれば、直ちに保険料や利用料の負担にはね返るという根本的な矛盾を抱えています。本市では、低年金者も多く、保険料も利用料も負担が大変です。担当課の苦労も承知していますが、市民の苦労を思うと、その予算には賛成できません。
最後に、
継続審査になっていた
津久見市の
中学校統合を考える市民の会の請願1号について、
委員会審査では不採択でしたので、原案に賛成の立場で討論を行います。
現在、令和5年度を目途に開校を進めている
中学校を一中に統合する計画に対して、いまだに多くの市民に周知されておらず、誰もが納得のいく進め方をしてほしい、将来誇れるような学校を実現してほしいという内容です。それに対し、反対意見では、かなり慎重に審議している、先送りする意味がないなどと推進することが既定路線のような反対意見がありました。
しかし、私の意見は、現在の学校現場、つまり教職員の労働環境が、長時間労働が常態化しており、改善されないまま統合を先行することは問題だと考えます。発展的統合と言うのなら、
津久見市基準をつくり、少人数学級や教員の配置を文科省の基準にとらわれない、将来さらに生徒が減少しても適正規模の基準を満たさなくなっても十分な
教育環境を維持できるように計画すべきだと考えます。
よって、さらに専門家の意見を取り入れるなどして市民の納得できる統合にするためには、令和5年度開校にとらわれることなく、統合問題を練り直すべきだという意見を添えて、
反対討論といたします。
〔13番知念豊秀議員降壇〕
○議長(髙野
至議員) 以上で、通告による討論は終わりました。
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野
至議員) これをもって、討論を終結いたします。
これから、採決を行います。
議案第6号、議案第15号、議案第16号、議案第21号並びに議案第22号及び
令和元年請願第1号については御異議がありますので、起立により採決いたします。
まず、議案第6号について採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、可決であります。
本件は、
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(髙野
至議員) 御着席ください。起立多数であります。
よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第15号について採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、可決であります。
本件は、
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(髙野
至議員) 御着席ください。起立多数であります。
よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第16号について採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、可決であります。
本件は、
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(髙野
至議員) 御着席ください。起立多数であります。
よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第21号について採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、可決であります。
本件は、
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(髙野
至議員) 御着席ください。起立多数であります。
よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第22号について採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、可決であります。
本件は、
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(髙野
至議員) 御着席ください。起立多数であります。
よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
次に、
令和元年請願第1号について採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、不採択でありますので、原案について採決いたします。
本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立少数〕
○議長(髙野
至議員) 御着席ください。起立少数であります。
よって、
令和元年請願第1号は不採択とされました。
次に、議案第1号から議案第5号まで、議案第7号から議案第14号まで、議案第17号から議案第20号まで、議案第23号から議案第36号まで並びに議案第39号及び意見第1号の各議案については、それぞれ各
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野
至議員) 御異議なしと認めます。
よって、以上の案件は、それぞれ各
委員長報告のとおり決しました。
暫時休憩いたします。
午前10時40分 休憩
────────────────
午前10時40分 開議
○議長(髙野
至議員) 休憩前に引き続き開議いたします。
◎日程第2 議案第40号
(
提案理由説明・質疑・
委員会付託省略・討論・表決)
○議長(髙野
至議員) 日程第2、議案第40号を議題といたします。
──────────────────
付議事件
議案第 40号
津久見市副市長の選任について
──────────────────
○議長(髙野
至議員) 提案理由の説明を求めます。
川野幸男市長。
〔市長川野幸男君登壇〕
○市長(川野幸男君) ただいま上程されました議案につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
議案第40号は、
津久見市副市長の選任につき同意を求めることについてであります。
本件は、
津久見市副市長の選任について、地方自治法第162条の規定により飯沼克行氏を副市長に選任いたしたいと存じます。任期は令和2年4月1日から4年間と考えております。
津久見市は、台風災害から3年目に入り、新しい
津久見を創生するステージへとステップアップしていかなければなりません。市役所新庁舎については、基本計画の策定段階に入り、市中心部の活性化の取り組みがいよいよ本格的、具体的となってきました。また、福祉、保健、教育の充実について、
津久見らしい新たな取り組みも進めています。
一方、さまざまな懸案事項がある中で、将来にわたって健全な財政運営を行うため、行政運営執行指針に基づく取り組みも強化しなければなりません。さらに、新型コロナウイルス感染症についても、迅速かつ柔軟な対応をしなければなりません。
このような状況を勘案したとき、副市長の選任については、行政経験、実績が豊富で、この4年間の実情を熟知している飯沼氏以外には考えられない、余人をもってかえられないと判断したところであります。何とぞ慎重に御審議の上、御同意を賜りますようお願いいたします。
〔市長川野幸男君降壇〕
○議長(髙野
至議員) 説明は終わりました。
これから、質疑に入ります。
議案第40号について御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野
至議員) これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第40号については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野
至議員) 御異議なしと認めます。
よって、議案第40号については、
委員会の付託を省略することに決しました。
これから、討論に入ります。
議案第40号について討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野
至議員) これをもって、討論を終結いたします。
これから、採決を行います。
本件は、同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野
至議員) 御異議なしと認めます。
よって、議案第40号は、同意することに決しました。
暫時休憩いたします。
午前10時44分 休憩
────────────────
午前10時44分 開議
○議長(髙野
至議員) 休憩前に引き続き開議いたします。
◎日程第3 意見第2号
(
提案理由説明・質疑・
委員会付託省略・討論・表決)
○議長(髙野
至議員) 日程第3、意見第2号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
9番、谷本義則議員。
〔9番谷本義則
議員登壇〕
○9番(谷本義則議員) それでは、意見第2号を提案いたします。
概略にて説明いたしますので、よろしくお願いしたいと思います。
新型コロナウイルス感染症対策の強化等を求める
意見書案。
新型コロナウイルスによる感染症は、世界各国に拡大し、我が国においても複数地域で感染経路が明らかでない患者が発生し、各種イベント中止や学校休業等の影響が拡大しており、国民の不安は増大する一方であり、国と地方自治体が一体となって迅速かつ適切な対策を講じていく必要がある。国においては、感染拡大を防止し、国民の命と健康を守ることを最優先とし、下記の事項に取り組まれるよう強く要望する。
1、国外からのこれ以上の侵入を防止するため、空港や港湾での一層の水際対策を徹底すること、2、治療法を速やかに確立すること、また医療物資が不足することがないよう、国の責任において必要量の確保に努めること、3、国民の誤解や不安を払拭し、正しい情報を迅速かつ積極的に発信すること、また感染者及び感染の可能性のある人等が不利益とならないよう最大限の配慮を要請すること、4、地域経済への影響を的確に把握するとともに、それぞれに応じた経済対策を講じること、5、学校現場における影響を最小限度にとどめるため、教育機関に対して適切な支援策を講じること、6、地方自治体が実施する感染症対策への財政支援を講ずること、以上、地方自治法第99条の規定により、
意見書を提出する。令和2年3月、
津久見市議会。
提出先は、衆議院議長をはじめ、以下の皆様でございます。
審議の上、賛同されますようお願いいたしたいと思います。
以上です。
〔9番谷本義則議員降壇〕
○議長(髙野
至議員) 説明は終わりました。
これから、質疑に入ります。
意見第2号について御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野
至議員) これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっています。意見第2号については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野
至議員) 御異議なしと認めます。
よって、意見第2号については、
委員会の付託を省略することに決しました。
これから、討論及び採決に入ります。
意見第2号について討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野
至議員) これをもって、討論を終結いたします。
これから、採決を行います。
本件は、可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野
至議員) 御異議なしと認めます。
よって、意見第2号は、可決することに決しました。
以上で、
今期定例会の議事は全部終了いたしました。
市長、挨拶をお願いいたします。
川野幸男市長。
〔市長川野幸男君登壇〕
○市長(川野幸男君) 令和2年第1回市議会
定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
去る3月3日から17日間にわたり、議員の皆様には、本会議あるいは常任
委員会などにおきまして、
専決処分の承認、条例の一部改正、令和元年度予算の補正、令和2年度予算、
指定管理者の指定、
辺地総合整備計画の策定、人事案件等の議案の御審議をいただき、いずれも原案のとおり御賛同賜りましたことに対し、厚くお礼を申し上げます。特に、本日追加議案として提案いたしました副市長の選任につきまして御同意をいただき、まことにありがとうございました。
今
定例会は、新型コロナウイルス感染症の影響により、一般質問や常任
委員会におきまして、髙野議長をはじめ議員皆様方の御配慮をいただき、厚く感謝申し上げます。
これまで市といたしましても、小・
中学校の臨時休業、イベントの中止や延期を決定するとともに、高齢者施設をはじめ、障がい者施設、幼稚園、保育園、放課後
児童クラブ、医療機関等へのマスク配布や消毒液の供給など、感染拡大防止に努めてきました。おかげをもちまして現在のところ、
津久見市での患者発生の報告を受けておりません。これは市民の皆様の冷静な行動も大きく寄与しており、重ねてお礼を申し上げます。
感染拡大防止の一方で、市内事業所、特に飲食店については、送別会や歓送迎会、これからはお花見の時期も重なる中、自粛ムードが続けば、大変厳しい経営状況になるのではと危惧しております。これまでも
津久見商工会議所と連携し、国や大分県の支援措置の周知や相談窓口の設置等の対応を行ってきました。現状では、飲食店において3月期の売り上げが大きく減少することによる資金繰りの相談が増加しているようです。今後も、国の経済対策や大分県の動向を注視しながら、適切な対応を講じていきたいと思います。
さらに、
津久見市独自の消費喚起、経済対策も必要だと考えています。具体的には、飲食店専用のプレミアムつき商品券や、スタンプラリー形式の消費喚起事業など、即効性が高いと思われる取り組みについて、関係機関と連携し、検討していきたいと考えています。
今のところ、国内の感染拡大に終息の兆しは見えておりませんが、状況は刻一刻と変化しているため、引き続き適切に対応するとともに、市民の皆様にも速やかな情報提供を行ってまいります。
課題山積ではございますが、新たに迎える令和2年度においては、新しい
津久見を創生するステージへのステップアップのため、さらなるチャレンジをしてまいる所存でございます。議員の皆様には、引き続き一層の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
〔市長川野幸男君降壇〕
○議長(髙野
至議員) これをもって、令和2年第1回
津久見市議会
定例会を閉会いたします。
午前 10時54分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
津久見市議会議長
署名議員
署名議員...