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令和 2年第 1回定例会(第1号 3月 3日)

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  1. 津久見市議会 2020-03-03
    令和 2年第 1回定例会(第1号 3月 3日)


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    令和 2年第 1回定例会(第1号 3月 3日)   令和2年第1回(3月)津久見市議会定例会会議録(第1号)    令和2年3月3日(火曜日)    ────────────────── 〇議事日程(第1号)  令和2年3月3日(火曜日)午前10時開議  第 1 会議録署名議員の指名  第 2 会期の決定  第 3 諸般の報告      (市長の行政報告)  第 4 報告第1号及び議案第1号から議案第36号まで      (提案理由説明)  第 5 議案第37号      (提案理由説明・質疑・委員会付託省略・討論・表決)  第 6 議案第38号      (提案理由説明・質疑・委員会付託省略・討論・表決)    ────────────────── 〇本日の会議に付した事件  日程の全部    ──────────────────
    出席議員(14名)     1番  島 田   勝 議員     2番  倉 原 英 樹 議員     3番  丸 木 一 哉 議員     4番  菊 池 正 一 議員     5番  井戸川 幸 弘 議員     6番  黒 木 章 三 議員     7番  髙 野   至 議員     8番  塩 﨑 雄 司 議員     9番  谷 本 義 則 議員    10番  黒 田 浩 之 議員    11番  宮 本 和 壽 議員    12番  髙 野 幹 也 議員    13番  知 念 豊 秀 議員    14番  西 村 徳 丸 議員    ────────────────── 〇欠席議員(な し)    ────────────────── 〇説明のため出席した者     市長          川 野 幸 男 君     副市長         飯 沼 克 行 君     総務課長(兼)     契約検査室長      石 堂 克 己 君     総務課参事       宗   真 也 君     総務課主幹       浜 野 克 公 君     経営政策課長      石 井 達 紀 君     経営政策課参事     川 野 明 寿 君     経営政策課主幹     江 口 貴 芳 君     商工観光定住推進課長 旧 杵 洋 介 君     税務課長        今 泉 克 敏 君     市民生活課統括主幹   宇都宮 哲 也 君     環境保全課長      戸 田 尊 道 君     健康推進課長      石 田 真 一 君     長寿支援課長      児 玉 隆 志 君     会計管理者(兼)     会計財務課長      山 﨑   豊 君     上下水道課長      遠 藤   太 君     社会福祉課長      黒 枝 泰 浩 君     農林水産課長(兼)     農業委員会事務局長   佐 護 達 朗 君     土木管理課長      宮 近 信 隆 君     まちづくり課長(兼)     土地開発公社事務局長  内 田 隆 生 君     消防長         古手川 芳 也 君     消防本部次長(兼)     消防署長        渡 辺 真 二 君     教育委員会     教育長         平 山 正 雄 君     管理課長        浦 中 隆 浩 君     学校教育課長      岩 尾 恭 輔 君     生涯学習課長(兼)     図書館長        小 畑 春 美 君     監査委員     代表監査委員     事務局長        山 本 芳 弘 君     選挙管理委員会     事務局長        (監査委員事務局長が兼務)     公営企業     水道課長        (上下水道課長が兼務)    ────────────────── 〇議会事務局職員出席者     事務局長        小手川 正 文 君     統括主幹(兼)書記   岩 﨑 英 樹 君     主幹(兼)書  記   中津留 久 憲 君          書  記   吉 田 美 香 君    ──────────────────               午前10時00分 開会 ○議長(髙野 至議員)  皆さん、おはようございます。  これから、令和2年第1回津久見市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおり定めましたので、御協力願います。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(髙野 至議員)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において黒田浩之議員及び宮本和壽議員を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(髙野 至議員)  日程第2、会期の決定を議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から3月19日までの17日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野 至議員)  御異議なしと認めます。  よって、会期は17日間と決定いたしました。 ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(髙野 至議員)  日程第3、諸般の報告であります。  市長から行政報告の申し出がありますので、これを許可いたします。  川野幸男市長。              〔市長川野幸男君登壇〕 ○市長(川野幸男君)  令和2年第1回市議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様方には、御壮健で全員の御出席をいただき、感謝申し上げます。  それでは、12月議会終了後、現在までの市政運営について御報告いたします。  12月25日には、臼津広域連合議会が開催され、臼津広域連合臼津広域連合長の選任、平成30年度決算の認定と令和元年度補正予算の議決等がなされました。  1月6日には、津久見市と津久見商工会議所と合同で新年互礼会を開催しました。市内の多くの関係者が一堂に会す中、新年に当たり、「令和のステージ津久見創生をステップさせていく一年」についての抱負を述べました。  1月11日には、つくみん公園で津久見市消防団出初式を行いました。総勢265名の消防団員が参加し、各種表彰を行うとともに、小隊訓練や小型ポンプ操法等、日ごろの訓練の成果を披露しました。  1月12日には、津久見市民会館で成人式を行い、159名の新成人が新たな門出を迎えました。  1月14日には、地方創生市町村トップセミナーが東京で開催され、副市長が出席いたしました。  1月15日と19日には、復興まちづくり事業の一環として、第一中学校の生徒や市民と一緒に考えた図書館周辺における環境整備方針案市民説明会を図書館2階会議室で行い、30日には第一中学校集会室で1年生を対象に行いました。
     また15日の夜には、「災害伝承10年プロジェクト語り部講演会」を市民会館で開催いたしました。千葉県四街道市危機管理監である澤畠 博氏を講師に迎え、東日本大震災による体験談の講演を行い、参加者の防災意識の向上に努めました。  1月16日、17日にかけて大分県砂防協会主催による役員研修会が鹿児島県で行われました。霧島市、姶良市、垂水市で砂防事業の視察を行い、鹿児島市で急傾斜事業の視察を行いました。  1月19日には、津久見市人権フォーラム市民会館で開催いたしました。人権標語・人権作文の表彰式のほか、吉川誠司氏を講師に招き、「インターネットと人権~実例に見える現状と課題~」と題した講演会を行い、人権啓発を行いました。  1月20日には、津久見応援メディアうみかぜラヂオ情報発信に係る連携協定の調印式を行いました。これにより、情報共有がスムーズになるとともに、災害時の情報発信の多チャンネルが期待されるなど、津久見市の情報発信がさらに充実することとなりました。  1月22日には、県体のスタートを切るスキー競技選手団の結団式を行いました。1月26日に九重森林公園スキー場で行われた大会では、団体総合11位の結果で終了いたしました。  1月24日には、第2回大分県後期高齢者医療広域連合運営協議会が大分市で開催され、健康推進課長が出席いたしました。  1月27日には、令和元年度大分市町村職員共済組合第2回組合会議員全員協議会が大分市で開催され、出席いたしました。  1月28日には、津久見高校の普通科・商業科・工業科における「総合的な学習の時間」、「課題研究」の研究成果を広く市民や中学生にも知っていただくという目的で第4回研究成果発表会津久見市民会館で行われ、出席いたしました。  1月29日には、特殊詐欺や悪質商法による消費者被害防止を啓発するため、「令和元年度地域消費者フォーラムin津久見」が市民会館で開催され、出席いたしました。  また同日、豊の国かぼす大使会・大分かぼす会新年懇親パーティーが大分市で開催され、副市長が出席いたしました。  1月31日には、第1回第5次津久見市総合計画審議会市民会館で開催いたしました。平成28年度から令和2年度までの前期計画の総括と、令和3年から令和7年までの後期計画策定に向けた意見交換を行いました。また、総合戦略においては、現計画の総括と総合計画と時期を合わせるために1年延長することや、次期戦略策定に向けた意見交換を行いました。  2月5日から26日までの間、第2期津久見市子ども・子育て支援事業計画の素案に対し、パブリックコメントによる意見募集を行いました。  2月6日には、まちづくり推進事業及び婚活サポート推進事業意見交換会市民会館で開催いたしました。10団体13名のほか、一般市民22名の参加のもと、団体間の交流と今後のまちづくりなどについて意見交換がなされました。  2月7日には、大分県市町村振興協会理事会が大分市で開催され、出席いたしました。  2月8日には、津久見市桜観光実行委員会による「第8回豊後水道河津桜まつり」開会式を行いました。今年は暖冬の影響で開花も早く、見ごろの時期も例年よりも早まりました。  2月10日には、津久見ロータリークラブから河津桜の成木2本を寄贈していただき、津久見駅前駐車場に記念植樹を行いました。  また同日には第一中学校1年生を、12日には第二中学校1年生を対象に、ふるさと教育として、「津久見の資源と“科学”をかけ合わせた実験パフォーマンス」を行いました。津久見の石灰を使ったチョークづくりに取り組むなど、資源の持つ可能性や科学のおもしろさを学びました。  2月10日には、第62回県内一周大分合同駅伝競走大会の結団式を図書館2階会議室で行いました。今年の大会は、2月17日から21日までの5日間行われ、総合15位となり、15年ぶりの最下位を脱出することができました。さらに、躍進1位、3名が努力賞をとるなどの大健闘で終了いたしました。  2月13日には、日本離島センター第2回臨時評議員会全国町村会館で行われ、出席いたしました。  2月14日には、第13回まち・ひと・しごと創生本部会議が大分市で行われ、副市長が出席いたしました。  2月16日には、「第18回豊後水道絶景ウォーク~四浦半島かわづ桜ステージ~」が開催され、県内外から多くの方が参加しました。  2月17日には、第2回津久見市観光戦略会議を開催し、集客交流拠点施設整備に向けた基本構想案について審議を行いました。  2月18日には、生活習慣病対策検討会津久見中央病院で開催しました。医療関係者のほか、協会けんぽや職域からも参加があり、市民の生活習慣病の状況の共有や今後の対策や方向性について意見交換を行いました。  2月19日には、ふるさと振興祭実行委員会を開催し、今年度事業の総括と来年度の方向性について審議いたしました。  また同日には、市役所新庁舎建設基本計画策定業務における公募型プロポーザルのプレゼンテーション及びヒアリングの二次審査を行い、事業者を決定いたしました。  2月20日には、第5回津久見市中心部の活性に関する検討委員会を開催しました。市中心部グランドデザイン、市役所新庁舎、集客交流拠点、津久見川・彦の内川河川激甚災害対策特別緊急事業、津久見川景観まちづくり事業復興まちづくり事業について意見交換いたしました。  2月21日には、大分県市町村職員共済組合第2回理事会及び第165回組合会が大分市で開催され、出席いたしました。  2月28日には、津久見高校で高校での3年間の学習成果をたたえる「津久見シュラン認定表彰式があり、出席いたしました。  最後に、新型コロナウイルス感染症に関しまして御報告いたします。  2月3日に第1回新型コロナウイルス感染症対策会議を開催し、2月18日には第2回目の対策会議を開催しました。  2月26日には、国の基本方針や大分県の取り組みを受け、津久見市新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ、感染拡大の防止に向けた取り組みを決定いたしました。また、予定されている行事等については、津久見市防災会議市内合同避難訓練、第2回消防体験会公民館まつり等の延期や中止を決定いたしました。  なお、津久見市地域防災計画及び津久見市水防計画並びに津久見市災害時受援計画については、各委員からの意見を集約した上で策定することとし、津久見市防災会議は改めて開催することといたしました。  2月28日には、国の要請や大分県新型コロナウイルス感染症対策本部会議の結果を受け、第2回目の対策本部会議を開催しました。  市内小・中学校は3月2日から当分の間臨時休業とする学校の休校に伴い、市民図書館は小・中・高校生の利用はできないこととする、保育所・認定こども園・幼稚園・放課後児童クラブ等感染予防に留意の上で開所するなどを決定いたしました。  なお、3月2日には津久見高校の卒業式に出席する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により、在校生や来賓は不在での卒業式となりました。162名がそれぞれ次の新たな目標に向けて旅立っていくこととなりました。  以上、12月議会終了後の市政運営に関する事項につきまして、報告を終わります。              〔市長川野幸男君降壇〕 ○議長(髙野 至議員)  以上で、諸般の報告を終わります。 ◎日程第4 報告第1号及び議案第1号から議案第36号まで       (提案理由説明) ○議長(髙野 至議員)  日程第4、報告第1号及び議案第1号から議案第36号まで、以上一括議題といたします。           ──────────────────                   付議事件   報告第  1号 令和2年度津久見土地開発公社の経営状況を説明する書類の提出           について   議案第  1号 専決処分の承認を求めることについて(令和元年度一般会計予算の           補正)   議案第  2号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について   議案第  3号 津久見市税条例の一部改正について   議案第  4号 津久見市印鑑条例の一部改正について   議案第  5号 津久見市消防団条例の一部改正について   議案第  6号 津久見市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について   議案第  7号 津久見市特定教育保育施設及び特定地域保育事業の運営に関す           る基準を定める条例の一部改正について   議案第  8号 令和元年度一般会計予算の補正について   議案第  9号 令和元年度国民健康保険事業特別会計予算の補正について   議案第 10号 令和元年度簡易水道布設事業特別会計予算の補正について   議案第 11号 令和元年度公共下水道事業特別会計予算の補正について   議案第 12号 令和元年度津久見後期高齢者医療特別会計予算の補正について   議案第 13号 令和元年度介護保険事業特別会計予算の補正について   議案第 14号 令和元年度津久見水道事業会計予算の補正について   議案第 15号 令和2年度一般会計予算について   議案第 16号 令和2年度国民健康保険事業特別会計予算について   議案第 17号 令和2年度津久見都市計画土地区画整理事業特別会計予算について   議案第 18号 令和2年度奨学資金事業特別会計予算について   議案第 19号 令和2年度簡易水道布設事業特別会計予算について   議案第 20号 令和2年度公共下水道事業特別会計予算について   議案第 21号 令和2年度津久見後期高齢者医療特別会計予算について   議案第 22号 令和2年度介護保険事業特別会計予算について   議案第 23号 令和2年度津久見水道事業会計予算について   議案第 24号 指定管理者の指定について(落ノ浦地区集会所ほか19件)   議案第 25号 指定管理者の指定について(仙水健康相談所)   議案第 26号 指定管理者の指定について(高浜臨海休養施設)   議案第 27号 指定管理者の指定について(久保泊地区農業構造改善センターほか           1件)   議案第 28号 指定管理者の指定について(高洲ふ頭)   議案第 29号 指定管理者の指定について(堅徳小キラキラ児童クラブ)   議案第 30号 指定管理者の指定について(津久見市臨海観光交流施設多目的広場           (つくみイルカ島サイドパーク))   議案第 31号 指定管理者の指定について(津久見市観光交流館(つくみマルシェ))   議案第 32号 他の普通地方公共団体の公の施設を津久見市の住民の利用に供させ           ることに関する協議について(大分市)   議案第 33号 津久見市辺地総合整備計画の策定について(保戸島辺地)   議案第 34号 区域内に新たに生じた土地の確認について(徳浦宮町・大字徳浦字           浜地先)   議案第 35号 字の区域編入について(徳浦宮町・大字徳浦字浜地先)   議案第 36号 市道路線の廃止及び認定について(岩屋線、徳浦松崎線、道篭合ノ           元線、福鯛網代線)    ────────────────── ○議長(髙野 至議員)  提案理由の説明を求めます。  川野幸男市長。              〔市長川野幸男君登壇〕 ○市長(川野幸男君)  提案理由の説明に先立ち、まず新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組みにつきましては、国からの情報提供を注視しつつ、大分県等関係機関と連携しながら、最優先で対応してまいります。  現在状況は刻一刻と変化しており、影響は今後も多方面にわたると思いますが、適切に対応するとともに、市民の皆様に対しましても速やかな情報提供に努めてまいります。  次に、令和2年度の市政運営につきましては、私が2期目の市政を担うに当たり、表明いたしました5つの柱、「防災・減災の地域づくり」「住みたいまちを創る」「仕事を創る」「実行する『ひと』を創る」「50年後のまちをプランニングする」の実現に向けて取り組んでまいります。  平成29年の台風災害から2年半が経過し、新しい津久見を創生するステージへとステップアップしたいと考えています。  新庁舎の建設につきましては、令和元年第3回定例会において、市役所新庁舎及び集客交流拠点建設予定地を第5次津久見市総合計画に明記する内容の議案を上程し、議会の議決をいただきました。2月には新庁舎建設基本計画策定業務における公募型プロポーザルを行い、最優秀事業者を決定しました。今後は集客交流拠点整備事業との連携を図りながら具体的な作業を進めてまいります。  さらに、これらを総体的に融合させたまちの将来像のイメージを市民によりわかりやすく示す市中心部グランドデザインの策定も進めてまいります。
     また市民生活の根幹となる福祉・健康・教育に力を入れ、津久見らしい取り組みを充実させたいと考えています。  複雑した世帯の困り事を丸ごと受けとめ、気軽に相談できる体制づくりや多機関・多分野の関係者が連携し対応する福祉まるごと支援事業の推進をしていきます。  さらに、市民の健康増進を図るため、これまでの市内各関係機関と協働してきた健康づくりを一層強化し、働き盛り世代からの切れ目のない健康づくりに取り組んでまいります。中でも、母子とその家族が健やかな育児ができるための支援を行う産後ケア事業や、小学校入学前の三種混合ワクチンと、ポリオワクチン任意予防接種市独自助成を行うなど、子育て支援のさらなる充実を図ります。  また、子どもの教育ICTをはじめとする学習環境の整備や、学力向上、いじめ・不登校対策をはじめとした教育の充実を目指します。  令和2年度中には、総合計画基本計画の見直しとあわせて次期総合戦略を策定し、今後取り組むべき主要施策、人口減少対策などの喫緊の課題解決に向けた各施策を取りまとめ、実現にむけた取り組みを進めていきます。  これらのことを踏まえ、令和2年度予算編成に当たっては、市役所新庁舎と集客交流拠点一体的整備をはじめとした中心市街地の活性や、津久見川・彦の内川河川激甚災害対策特別緊急事業に伴う関連事業等の防災・減災、国土強靭をはじめとする暮らしの安全・安心の確保、中学校の統合に伴う校舎の整備・活用など大型事業を進めていく中、後年度のことを考え、財政の安定的な運営に配慮しつつ、実施しなければならない事業の選択と集中を行い、各分野の予算配分をいたしましたが、これまでと同様に大変厳しい財政状況であることに変わりはありません。  このような状況に対処するため、行政運営執行指針に基づき、全庁的に検討する体制を整備し、歳入の確保や歳出の見直しなど健全な財政運営のための対策を行うとともに、組織・機構の見直しなどにも取り組むため、行政運営執行指針推進委員会を立ち上げました。委員会は、総勢20名の委員で構成し、平成30年度の決算をもとに、令和元年度の決算見込みも合わせ、各課で事業の再検証を行い、一般財源ベースでの縮減を検討する中で課題を見つけ、その対策や財源の確保を検討いたします。  さらに、これとは別組織で行政運営執行指針プロジェクトチームを立ち上げました。この組織では、まず5つの班を設け、施設の統合や組織・機構の見直し、業務の委託やふるさと納税を中心とした歳入の確保対策などについて、今の津久見市にとって特に喫緊の課題にポイントを絞って協議・検討を行います。  また、働き方改革が進められる中でAI・ICTなどを活用した事務の改善なども協議・検討していきます。  このように事務事業の再検証や見直しを進めながら、事業の選択と集中、スクラップ・アンド・ビルドを原則とし、最小の経費で最大の効果を上げることができるように取り組むとともに、財源の確保に努めてまいります。  令和2年度一般会計予算については、総額で94億1,100万円とし、前年度当初予算と比較いたしまして6,300万円、率にして0.7%の減額予算となっています。主には、市民図書館改修事業市道徳浦松崎線バイパス整備事業の減少などによるものであります。  各特別会計の予算は、総額で63億54万5,000円、前年度と比較して4億1,982万1,000円、率にして6.2%の減で、主な内容としましては、公共下水道事業における津久見終末処理場の長寿命対策工事委託料や公債費の減額などによるものであります。  令和2年度の当初予算編成に当たりましては、歳出面で、市役所新庁舎建設に向けた取り組みをはじめとした市中心部の活性事業、大分県が施行する津久見川・彦の内川河川激甚災害対策特別緊急事業に関連した市道岩屋線道路改良事業などの大型事業を進める中、市税などの歳入につきましては、国・県の補助金や交付金、有利な地方債を活用し、基金の取り崩しで対応し、編成しております。  令和2年度の予算執行方針としましては、適正な事業規模や財源確保に留意しつつ、第5次津久見市総合計画に掲げた津久見市の将来像、誇りと自信に満ちたまち津久見の実現に向け、取り組んでまいります。  まず、第5次津久見市総合計画の基本目標1、保健・医療・福祉分野の「健やかな暮らしを支え合う思いやりのまち」づくりです。  複雑した世帯の困り事を「まるごと」受けとめ、気軽に相談できる断らない窓口として相談支援体制を整備し、多機関・多分野の関係者が連携し対応する「つくみ福祉まるごと支援事業」を推進し、みんながつながり、お互いに支え合える、助け合える地域づくりに取り組んでまいります。  「予防接種助成事業」では、疾病の発生及び蔓延を予防するとともに感染症の重症を防ぐため、各種ワクチン接種について県内で最も充実した助成を目指し、令和2年度からは新たに従前の乳幼児に対する四種混合ワクチンの追加免疫効果を高めるために、幼稚園等の年長児を対象に、日本医師会が推奨する三種混合ワクチン及び不活ポリオワクチンの予防接種について市独自でその費用の助成を行います。  あわせて、「乳幼児健康診査」による子どもの健康な発育・発達を推進し、「子ども医療費助成事業」を引き続き中学生まで実施するとともに、母子とその家族が健やかな育児ができるための支援を行う産後ケア事業など、子育てしやすい環境の整備に努めます。  また、「健康診査事業」、「がん検診事業」等を実施し、疾病の早期発見・早期治療、生活改善、予防、さらに特定健診の保健指導対象者への個別指導などを推進するとともに、市民の健康づくりへの動機づけや運動習慣の定着を促進した健康づくり健康増進の事業に取り組みます。  基本目標2は、教育・文化分野の「郷土を思う心の豊かな人を育てるまち」づくりです。  学校教育指導方針の中で、ふるさとを愛し、みずから学ぶ意欲と活力に満ちた津久見っ子の育成を目標とし、「学力調査事業」や「hyper-QU活用事業」により学力や学級集団の状態を的確に把握するとともに、「地域協育力向上支援事業」などの学力向上対策、小学校の新学習指導要領に伴う「外国語指導助手活用事業」などによる外国語活動、英語指導の強化、適応指導教室指導員、スクールソーシャルワーカー、小・中学校への特別支援員の配置など教育振興の充実に取り組んでまいります。  また、平成29年度から実施している津久見市民図書館改修事業では、にぎわい創出や市内周遊の拠点として、国の交付金を活用し、彦の内川沿いの水辺空間を整備します。  基本目標3は、産業振興・雇用分野の「世界に誇る地域資源で活力を創造するまち」づくりです。  国の地方創生推進交付金事業を引き続き活用し、「津久見市版観光DMO・地域商社機能加速事業」として観光振興、定住促進に資する事業に取り組みます。  農林水産関係では、津久見みかんの新たな担い手確保などを目的とする「みかん産地活性事業」や、長目地区などで、ミカンの生産性の向上と生産量の増加を目的とし、若手の後継者や新たな担い手がミカンづくりに参入できるよう、樹園地を再生・集約して再編整備を行う「農地基盤整備事業」など、津久見みかんの産地拡大を推進します。さらに、「有害鳥獣捕獲事業」、稚魚・稚貝の放流により資源管理型漁業の推進を図る「水産資源管理事業」などともあわせて産業の振興に取り組んでまいります。  また、企業の設備投資や雇用促進、社宅整備における設備投資を支援する「企業立地促進事業助成金」、飲食業等幅広い業種の新規創業等を支援する「創業支援事業補助金」などにより、市中心部の活性につなげてまいります。  基本目標4は、都市基盤・生活基盤整備分野の多様な都市活動を支える快適で潤いのあるまちづくりです。  日常的な市民サービス提供の場であり、大規模災害に対応する防災の拠点となる「市役所新庁舎の建設基本計画の策定」とあわせ、「市中心部グランドデザイン」及び「都市計画マスタープラン」の策定、都市計画道路の見直しなどにより、都市基盤整備を進めていきます。  消防・防災対策につきましては、緊急時における迅速・確実な消防活動を行うために、消防ポンプ自動車の更新や、災害発生時の情報伝達手段確保のために整備する防災拠点施設の「公衆無線LAN環境整備」、国土強靭に関し、国との役割分担を踏まえて、地域の実情に応じ、総合的かつ計画的な施策を推進するために策定する「国土強靭地域計画策定業務」、さらには内水による浸水区域や避難情報等を示したハザードマップを作成する「内水ハザードマップ作成業務」など、災害時の被害拡大防止に努めるとともに、改めて防災・減災意識の向上に努め、暮らしの安全・安心の確保対策に取り組んでまいります。  定住促進対策につきましては、新婚・子育て世帯の負担軽減のための家賃補助や市外からの移住者に対する引っ越し費用の補助を引き続き実施し、「空き家情報バンク」など、全国へ情報発信を行い、住んでもらえるまちづくりを進めてまいります。  基本目標5は、循環型社会・環境保全分野の「美しい津久見の環境を次世代へつなぐまち」づくりです。  こちらでは、「し尿前処理施設」及び「ドリームフューエルセンター」の維持管理費を計上しています。市民生活に直結した重要な施設であり、適正な維持管理、計画的な設備更新を進めながら、「最終処分場整備事業」、「環境測定業務委託」とあわせ、良好な生活環境の維持に努めてまいります。  また、「大分都市広域圏」の構成団体のうち、大分市をはじめとする本市を含めた計6市でのごみの広域処理について、「新環境センター」、仮称ですが、新環境センターの整備を進めていきます。  基本目標6は、市民活動・行財政分野の「未来の津久見をともに考え行動するまち」づくりです。  津久見市が目指す将来像と必要な施策を示した「第5次津久見市総合計画」について、前期計画の検証を踏まえ、後期計画の策定作業を進めるとともに、「総合戦略」、「人口ビジョン」を改訂し、今後のまちづくりに生かしてまいります。  また、公共施設について、統合や廃止を踏まえながら更新や補修を計画的に行うため、施設ごとの調査・診断等により、個別の対応方針を定めた「個別施設計画」を策定いたします。  さらには、津久見市ホームページのリニューアルにより、各種イベントや行政情報、津久見の魅力などをわかりやすく発信していきます。  ふるさと津久見応援寄附金の推進については、地場の特産品をお礼の品として贈り、さらに地域資源を活用した魅力ある新たな特産品の開発に取り組み、その地元の特産品を全国に発信し、地域の活性に努めていきます。  災害復旧関連事業として、引き続き、大分県が施行する「津久見川・彦の内川河川激甚災害対策特別緊急事業」に関連する市道岩屋線の新港橋の架け替えについては、橋とその前後の路線についても国の交付金事業を活用して拡幅し、安全な道路として整備してまいります。  以上が令和2年度の市政運営及び予算の概要であります。  それでは、今期定例会に提案いたしました諸議案について、順次、提案理由の説明をいたします。  報告第1号は、令和2年度津久見土地開発公社の経営状況を説明する書類の提出についてであります。  本件は、令和2年度事業計画及びそれに伴う令和2年度予算で、収益的収入支出それぞれ936万2,000円、資本的支出2,500万円の当初予算を計上するものであります。  第1号議案は、地方自治法第179条第1項の規定により、令和元年度一般会計補正予算の専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定に基づき、これを報告し、議会の承認を求めるものであります。  本件は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,735万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ100億9,459万5,000円とするものであります。  主な内容といたしましては、ふるさと津久見応援寄附金の増に伴う関連経費の増額であります。また、繰越明許費の補正として、令和元年度に発生した農林水産施設災害の復旧費を、年度内に着工し、早期に復旧するため、追加したものであります。  次に、議案第2号は、職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてであります。  本件は、令和2年4月1日から施行される会計年度任用職員として任用される職員は、地方公務員法第31条の規定に基づく服務の宣誓をそれぞれの職員にふさわしい方法で行うことが望ましいとする総務省からの通知に基づき、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第3号は、津久見市税条例の一部改正についてであります。  本件は、収入の納期の見直しを行う中で、市税、国民健康保険税、その他保険料の普通徴収12月納期分について、確定申告相談用の社会保険料控除証明等を考慮し、納期限について変更するため、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第4号は、津久見市印鑑条例の一部改正についてであります。  本件は、成年被後見人の権利の制限に係る措置の適正等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、国が定める印鑑登録証明事務処理要領も、成年被後見人または被保佐人の規定が削除されたことから、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第5号は、津久見市消防団条例の一部改正についてであります。  本件は、地域防災のかなめである消防団の育成強化を目的に、その担い手である消防団員の確保を図るため、団員の年額報酬の改正を行うものであります。  次に、議案第6号は、津久見市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についてであります。  本件は、市営住宅に入居する際の連帯保証人の人数等の見直し、納期限の設定について明確にする等の改正を行うとともに、民法の一部を改正する法律の施行に伴い、市営住宅の敷金の充当に係る取り扱いを明確にすることと、あわせてその他の条例についても納期限について所要の改正を行うものであります。  次に、議案第7号は、津久見市特定教育保育施設及び特定地域保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  本件は、特定教育保育施設及び特定地域保育事業の運営に関する基準の一部が改正されたため、該当する箇所について所要の改正を行うものであります。  次に、議案第8号は、令和元年度一般会計予算の補正についてであります。  今回の補正で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億6,773万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ99億2,686万1,000円とするものであります。  主な内容といたしましては、株式会社兵殖が、海外への需要に対し、安定的に商品の出荷を図っていくための食品産業の輸出向けHACCP等対応施設整備に対する6次産業市場規模拡大対策整備交付金の追加及び鳥獣害等駆除対策協議会補助金などの増額と、それぞれの事業の決算見込みに対する予算の調整などであります。また、繰越明許費補正は、農林水産業費、土木費、災害復旧費についての追加であります。  次に、議案第9号から議案第13号までは、令和元年度の各特別会計予算の補正についてであります。  国民健康保険事業特別会計、簡易水道布設事業特別会計公共下水道事業特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険事業特別会計について、それぞれの事業の決算見込みに対する調整などに伴うものであります。  次に、議案第14号は、令和元年度津久見水道事業会計予算の補正についてであります。  今回の補正で、収益的収支について、収入の予定額を1,162万4,000円減額し、総額で3億4,916万7,000円とし、支出の予定額を1,200万円増額し、総額で3億2,356万1,000円とするものであります。  また、資本的収支については、収入の予定額を6,297万2,000円減額し、総額で5,155万3,000円とし、支出の予定額を1億6,000万円減額し、総額で2億3,287万2,000円とするものであります。  主な内容といたしましては、彦ノ内で実施しております第2配水池更新工事において用地買収の手続に不測の日数を要したことから、本年度予定しておりました配水池本体工事を新年度での発注としたことであります。収益的収支の補正は、この工事費の減額に伴う納付すべき消費税額の調整であります。また、資本的収支の補正については、この工事費の減額とこれに伴い、企業債の借り入れを減額するものであります。  次に、議案第15号は、令和2年度一般会計予算についてでありまして、先ほど予算概要でも申しましたとおり、当初予算の総額を94億1,100万円としております。  まず、歳出予算についてでありますが、義務的経費では、退職手当の減で人件費は減少したものの、扶助費と公債費が増加したため、52億1,916万4,000円と、前年度と比較して3,672万8,000円、率にして0.7%の増となっております。  投資的経費については、普通建設事業の補助事業で市道岩屋線道路改良事業や消防ポンプ自動車購入事業などによる増額があるものの、市道徳浦松崎線バイパス整備事業などの減により減少しています。単独事業では、市民図書館改修事業などの減により減少しており、投資的経費全体では7億4,309万3,000円となり、前年度と比較して1億4,681万8,000円、率にして16.5%の減となっております。  その他の経費では34億4,874万3,000円と、前年度と比較して4,709万円、率にして1.4%の増となっております。  次に、歳入予算についてですが、市税が20億7,019万9,000円、前年度と比較して14万8,000円の増で、ほぼ横ばいになっています。  地方譲与税や各種交付金では、新設された法人事業税交付金で1,780万円、消費税等の増税に伴い、地方消費税交付金で6,720万円の増額を見込んでいます。  地方交付税につきましては、幼児教育・保育無償化などに伴う増額を見込み、5,000万円増の29億5,000万円計上しています。  寄附金につきましては、ふるさと津久見応援寄附金で、津久見を知っていただき、広く全国から応援いただけるよう情報発信に努め、1億4,000万円の収入を見込んでおります。  繰入金は、財政調整基金繰入金が3億84万7,000円と、前年度と比較して2億3,166万4,000円減少したため、繰入金全体で7億8,240万4,000円、前年度と比較して1億801万5,000円、率にして12.1%の減となっています。  市債につきましては、消防施設整備事業や最終処分場整備事業などの増があるものの、津久見市民図書館改修事業市道徳浦松崎線バイパス整備事業などが減少しており、6億2,990万円と、前年度と比較して9,780万円、率にして13.4%の減となっております。  次に、議案第16号から議案第22号までは、令和2年度の各特別会計予算についてであります。  各特別会計の予算は、総額で63億54万5,000円、前年度と比較して4億1,982万1,000円、率にして6.2%の減となっています。  国民健康保険事業特別会計では、療養給付などの保険給付費、特定健康診査事業、疾病予防などの保健事業費を計上しております。  津久見都市計画土地区画整理事業特別会計では、清算徴収金、地方債償還金などを計上しております。  奨学資金事業特別会計では、高校生の贈与奨学資金、大学生の貸与奨学資金、入学準備金などを計上しております。  簡易水道布設事業特別会計では、配水管布設替工事費や地方債償還金などを計上しております。  公共下水道事業特別会計では、長寿命対策工事や耐震診断調査業務、内水ハザードマップ作成業務などの費用を計上しております。  後期高齢者医療特別会計では、後期高齢者医療広域連合への保険料等負担金を計上しております。  介護保険事業特別会計では、居宅介護サービス給付などの保険給付費、介護予防事業などの地域支援事業費などを計上しております。  次に、議案第23号は、令和2年度水道事業会計予算についてであります。  収益的収支では、収入を3億6,387万4,000円、支出を3億1,299万6,000円とし、資本的収支では、収入を8,534万4,000円、支出を3億3,857万6,000円計上し、河川激甚災害対策特別緊急事業に伴う配水管布設替工事や第2配水池増設工事などを計画するものであります。  次に、議案第24号から議案第31号は、任意指定による指定管理者の指定についてであり、その指定期間は、議案第24号から議案第29号までは令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間、議案第30号及び議案第31号は令和2年4月1日から令和3年3月31日までの1年間とするものであります。  まず、議案第24号は、落ノ浦地区集会所ほか19件の指定管理者の指定についてであります。  本件は、条例で定める地区集会所の指定管理者として、施設が所在する各地区を指定するものであります。  次に、議案第25号は、仙水健康相談所指定管理者の指定についてであります。  本件は、仙水健康相談所指定管理者として、四浦第1区を指定するものであります。  次に、議案第26号は、高浜臨海休養施設指定管理者の指定についてであります。  本件は、高浜臨海休養施設指定管理者として、四浦第6区を指定するものであります。  次に、議案第27号は、久保泊地区農業構造改善センターほか1件の指定管理者の指定についてであります。  本件は、条例に定める各農業構造改善センターの指定管理者として、それぞれの管理運営組合を指定するものであります。  次に、議案第28号は、高洲ふ頭の指定管理者の指定についてであります。  本件は、高洲ふ頭の指定管理者として、大分県漁業協同組合津久見支店を指定するものであります。  次に、議案第29号は、堅徳小キラキラ児童クラブ指定管理者の指定についてであります。
     本件は、堅徳小キラキラ児童クラブ指定管理者として、堅徳小キラキラ児童クラブ運営委員会を指定するものであります。  次に、議案第30号及び議案第31号は、津久見市臨海観光交流施設多目的広場と津久見市観光交流館指定管理者の指定についてであります。  本件は、それぞれの指定管理者として、津久見市観光協会を指定するものであります。  次に、議案第32号は、他の普通地方公共団体の公の施設を津久見市の住民の利用に供させることに関する協議についてであります。  本件は、7市1町で構成する大分都市広域圏による公の施設の相互利用を平成30年第4回定例会で議決を経て行っていますが、令和2年4月1日から大洲総合体育館の所管が大分県から大分市に移管され、新たに相互利用の対象となるため、議会の議決を求めるものであります。  議案第33号は、津久見市辺地総合整備計画の策定についてであります。  本件は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、令和2年度から5年間の保戸島辺地に係る公共施設の総合整備計画を策定するものであります。  議案第34号及び議案第35号は、公有水面埋め立てにより区域内に新たに生じた土地の確認及び字の区域編入についてであります。  本件は、大分県が施工する津久見港内の公有水面埋立工事の完了に伴い、徳浦公園横の船だまりに新たに造成された土地の確認と、大分県第1区域及び第2区域として、津久見市徳浦宮町460番7から同463番3を経て大字徳浦字浜472番4に至る間の地先公有水面埋立地を、また大分県第3区域として、津久見市徳浦宮町2364番3の地先公有水面埋立地を、徳浦宮町にそれぞれ編入するものであります。  次に議案第36号は、市道路線の廃止及び認定についてであります。  本件は、市道岩屋線が道路改良事業に伴い、終点の変更が生じたために廃止をし、新たな起終点での市道岩屋線を認定するとともに、残りの路線を市道福鯛網代線として新たに認定するものであります。  また、現在施工中の市道徳浦松崎線バイパスについて、令和2年度中の完成が予定されていることから、供用開始がおくれることなく行えるよう、新たに市道道篭合ノ元線として認定を行うとともに、現在供用中の市道徳浦松崎線につきましては、市道道篭合ノ元線との重用区間を解消するため、新たな起終点で廃止及び認定を行うものであります。  以上をもちまして、提案いたしました諸議案につきまして説明を終わります。何とぞ慎重に御審議の上、御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。              〔市長川野幸男君降壇〕 ○議長(髙野 至議員)  説明は終わりました。 ◎日程第5 議案第37号       (提案理由説明・質疑・委員会付託省略・討論・表決) ○議長(髙野 至議員)  日程第5、議案第37号を議題といたします。    ──────────────────                   付議事件   議案第 37号 人権擁護委員候補者の推薦について    ────────────────── ○議長(髙野 至議員)  提案理由の説明を求めます。  川野幸男市長。              〔市長川野幸男君登壇〕 ○市長(川野幸男君)  ただいま上程されました議案につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案第37号は、人権擁護委員候補者の推薦についてであります。  本件は、人権擁護委員の5名の委員のうち、大塚好裕氏、吉良松美氏の2名が令和2年6月30日をもって任期満了となるため、改めて同2名を推薦するため、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。  何とぞ慎重に御審議の上、御同意を賜りますようよろしくお願いいたします。              〔市長川野幸男君降壇〕 ○議長(髙野 至議員)  説明は終わりました。  これから質疑に入ります。  本件について御質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野 至議員)  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第37号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野 至議員)  御異議なしと認めます。  よって、議案第37号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これから討論に入ります。  本件について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野 至議員)  これをもって討論を終結いたします。  これから採決を行います。  本件は、原案に対し、適任であるとの意見を述べることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野 至議員)  御異議なしと認めます。  よって、議案第37号については、原案に対し、適任であるとの意見を述べることに決しました。 ◎日程第6 議案第38号       (提案理由説明・質疑・委員会付託省略・討論・表決) ○議長(髙野 至議員)  日程第6、議案第38号を議題といたします。   ──────────────────                   付議事件   議案第 38号 津久見市公平委員会委員の選任について    ────────────────── ○議長(髙野 至議員)  提案理由の説明を求めます。  川野幸男市長。              〔市長川野幸男君登壇〕 ○市長(川野幸男君)  ただいま上程されました議案につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案第38号は、津久見市公平委員会委員の選任についてであります。  本件は、津久見市公平委員会の3名の委員のうち上野 寛氏が令和2年3月31日をもって任期満了となるため、同氏を再任するもので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  何とぞ慎重に御審議の上、御同意を賜りますようよろしくお願いいたします。              〔市長川野幸男君降壇〕 ○議長(髙野 至議員)  説明は終わりました。  これから質疑に入ります。  本件について御質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野 至議員)  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第38号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野 至議員)  御異議なしと認めます。  よって、議案第38号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これから討論に入ります。  本件について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野 至議員)  これをもって討論を終結いたします。  これから採決を行います。  本件は、同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野 至議員)  御異議なしと認めます。  よって、議案第38号は、同意することに決しました。  お諮りいたします。  議事の都合により、3月4日から3月9日までの6日間は休会とし、次の本会議は3月10日に開きたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(髙野 至議員)  御異議なしと認めます。  よって、3月4日から3月9日までの6日間を休会とし、次の本会議は3月10日に開くことに決しました。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これにて散会いたします。              午前 11時03分 散会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
            津久見市議会議長         署名議員         署名議員...