また
市民生活の根幹となる福祉・健康・教育に力を入れ、津久見らしい
取り組みを充実させたいと考えています。
複雑
化した世帯の困り事を丸ごと受けとめ、気軽に相談できる
体制づくりや多機関・多分野の関係者が連携し対応する福祉まるごと
支援事業の推進をしていきます。
さらに、市民の
健康増進を図るため、これまでの市内各
関係機関と協働してきた
健康づくりを一層強化し、働き盛り世代からの切れ目のない
健康づくりに取り組んでまいります。中でも、母子とその家族が健やかな育児ができるための支援を行う産後
ケア事業や、
小学校入学前の
三種混合ワクチンと、
ポリオワクチンの
任意予防接種の
市独自助成を行うなど、
子育て支援のさらなる充実を図ります。
また、子どもの
教育ICTをはじめとする
学習環境の整備や、学力向上、いじめ・不
登校対策をはじめとした教育の充実を目指します。
令和2年度中には、
総合計画基本計画の見直しとあわせて
次期総合戦略を策定し、今後取り組むべき主要施策、
人口減少対策などの喫緊の課題解決に向けた各施策を取りまとめ、実現にむけた
取り組みを進めていきます。
これらのことを踏まえ、令和2年度
予算編成に当たっては、市役所新庁舎と
集客交流拠点の
一体的整備をはじめとした
中心市街地の活性
化や、津久見川・彦の
内川河川激甚災害対策特別緊急事業に伴う
関連事業等の防災・減災、国土強靭
化をはじめとする暮らしの安全・安心の確保、中学校の統合に伴う校舎の整備・活用など
大型事業を進めていく中、後年度のことを考え、財政の安定的な運営に配慮しつつ、実施しなければならない事業の選択と集中を行い、各分野の
予算配分をいたしましたが、これまでと同様に大変厳しい財政状況であることに変わりはありません。
このような状況に対処するため、
行政運営執行指針に基づき、全庁的に検討する体制を整備し、歳入の確保や歳出の見直しなど健全な
財政運営のための対策を行うとともに、組織・機構の見直しなどにも取り組むため、
行政運営執行指針推進委員会を立ち上げました。委員会は、総勢20名の委員で構成し、平成30年度の決算をもとに、令和元年度の
決算見込みも合わせ、各課で事業の再検証を行い、
一般財源ベースでの縮減を検討する中で課題を見つけ、その対策や財源の確保を検討いたします。
さらに、これとは別組織で
行政運営執行指針プロジェクトチームを立ち上げました。この組織では、まず5つの班を設け、施設の統合や組織・機構の見直し、業務の委託や
ふるさと納税を中心とした歳入の
確保対策などについて、今の津久見市にとって特に喫緊の課題にポイントを絞って協議・検討を行います。
また、働き方改革が進められる中でAI・ICTなどを活用した事務の改善なども協議・検討していきます。
このように
事務事業の再検証や見直しを進めながら、事業の選択と集中、スクラップ・アンド・ビルドを原則とし、最小の経費で最大の効果を上げることができるように取り組むとともに、財源の確保に努めてまいります。
令和2
年度一般会計予算については、総額で94億1,100万円とし、前年度当初予算と比較いたしまして6,300万円、率にして0.7%の
減額予算となっています。主には、
市民図書館改修事業や
市道徳浦松崎線バイパス整備事業の減少などによるものであります。
各
特別会計の予算は、総額で63億54万5,000円、前年度と比較して4億1,982万1,000円、率にして6.2%の減で、主な内容としましては、
公共下水道事業における
津久見終末処理場の長寿命
化対策工事委託料や公債費の減額などによるものであります。
令和2年度の当初
予算編成に当たりましては、歳出面で、市役所新
庁舎建設に向けた
取り組みをはじめとした
市中心部の活性
化事業、大分県が施行する津久見川・彦の
内川河川激甚災害対策特別緊急事業に関連した
市道岩屋線道路改良事業などの
大型事業を進める中、市税などの歳入につきましては、国・県の補助金や交付金、有利な地方債を活用し、基金の取り崩しで対応し、編成しております。
令和2年度の予算執行方針としましては、適正な事業規模や財源確保に留意しつつ、第5次津久見市
総合計画に掲げた津久見市の将来像、誇りと自信に満ちたまち津久見の実現に向け、取り組んでまいります。
まず、第5次津久見市
総合計画の基本目標1、保健・医療・福祉分野の「健やかな暮らしを支え合う思いやりのまち」づくりです。
複雑
化した世帯の困り事を「まるごと」受けとめ、気軽に相談できる断らない窓口として相談支援体制を整備し、多機関・多分野の関係者が連携し対応する「つくみ福祉まるごと
支援事業」を推進し、みんながつながり、お互いに支え合える、助け合える
地域づくりに取り組んでまいります。
「予防接種助成事業」では、疾病の発生及び蔓延を予防するとともに感染症の重症
化を防ぐため、各種ワクチン接種について県内で最も充実した助成を目指し、令和2年度からは新たに従前の乳幼児に対する四種混合ワクチンの追加免疫効果を高めるために、幼稚園等の年長児を対象に、日本医師会が推奨する
三種混合ワクチン及び不活
化ポリオワクチンの予防接種について市独自でその費用の助成を行います。
あわせて、「乳幼児健康診査」による子どもの健康な発育・発達を推進し、「子ども医療費助成事業」を引き続き中学生まで実施するとともに、母子とその家族が健やかな育児ができるための支援を行う産後
ケア事業など、子育てしやすい環境の整備に努めます。
また、「健康診査事業」、「がん検診事業」等を実施し、疾病の早期発見・早期治療、生活改善、予防、さらに特定健診の保健指導対象者への個別指導などを推進するとともに、市民の
健康づくりへの動機づけや運動習慣の定着を促進した
健康づくり、
健康増進の事業に
取り組みます。
基本目標2は、教育・文化分野の「郷土を思う心の豊かな人を育てるまち」づくりです。
学校教育指導方針の中で、ふるさとを愛し、みずから学ぶ意欲と活力に満ちた津久見っ子の育成を目標とし、「学力調査事業」や「hyper-QU活用事業」により学力や学級集団の状態を的確に把握するとともに、「地域協育力向上
支援事業」などの学力向上対策、小学校の新学習指導要領に伴う「外国語指導助手活用事業」などによる外国語活動、英語指導の強化、適応指導教室指導員、スクールソーシャルワーカー、小・中学校への特別支援員の配置など教育振興の充実に取り組んでまいります。
また、平成29年度から実施している津久見
市民図書館改修事業では、にぎわい創出や市内周遊の拠点として、国の交付金を活用し、彦の内川沿いの水辺空間を整備します。
基本目標3は、産業振興・雇用分野の「世界に誇る地域資源で活力を創造するまち」づくりです。
国の地方創生推進交付金事業を引き続き活用し、「津久見市版観光DMO・地域商社機能加速
化事業」として観光振興、定住促進に資する事業に
取り組みます。
農林水産関係では、津久見みかんの新たな担い手確保などを目的とする「みかん産地活性
化事業」や、長目地区などで、ミカンの生産性の向上と生産量の増加を目的とし、若手の後継者や新たな担い手がミカンづくりに参入できるよう、樹園地を再生・集約して再編整備を行う「農地基盤整備事業」など、津久見みかんの産地拡大を推進します。さらに、「有害鳥獣捕獲事業」、稚魚・稚貝の放流により資源管理型漁業の推進を図る「水産資源管理事業」などともあわせて産業の振興に取り組んでまいります。
また、企業の設備投資や雇用促進、社宅整備における設備投資を支援する「企業立地促進事業助成金」、飲食業等幅広い業種の新規創業等を支援する「創業
支援事業補助金」などにより、
市中心部の活性
化につなげてまいります。
基本目標4は、都市基盤・生活基盤整備分野の多様な都市活動を支える快適で潤いのある
まちづくりです。
日常的な市民サービス提供の場であり、大規模災害に対応する防災の拠点となる「市役所新庁舎の建設基本計画の策定」とあわせ、「
市中心部の
グランドデザイン」及び「都市計画マスタープラン」の策定、都市計画道路の見直しなどにより、都市基盤整備を進めていきます。
消防・防災対策につきましては、緊急時における迅速・確実な消防活動を行うために、消防ポンプ自動車の更新や、災害発生時の情報伝達手段確保のために整備する防災拠点施設の「公衆無線LAN環境整備」、国土強靭
化に関し、国との役割分担を踏まえて、地域の実情に応じ、総合的かつ計画的な施策を推進するために策定する「国土強靭
化地域計画策定業務」、さらには内水による浸水区域や避難情報等を示したハザードマップを作成する「内水ハザードマップ作成業務」など、災害時の被害拡大防止に努めるとともに、改めて防災・減災意識の向上に努め、暮らしの安全・安心の
確保対策に取り組んでまいります。
定住促進対策につきましては、新婚・子育て世帯の負担軽減のための家賃補助や市外からの移住者に対する引っ越し費用の補助を引き続き実施し、「空き家情報バンク」など、全国へ
情報発信を行い、住んでもらえる
まちづくりを進めてまいります。
基本目標5は、循環型社会・環境保全分野の「美しい津久見の環境を次世代へつなぐまち」づくりです。
こちらでは、「し尿前処理施設」及び「ドリームフューエルセンター」の維持管理費を計上しています。
市民生活に直結した重要な施設であり、適正な維持管理、計画的な設備更新を進めながら、「最終処分場整備事業」、「環境測定業務委託」とあわせ、良好な生活環境の維持に努めてまいります。
また、「大分都市広域圏」の構成団体のうち、大分市をはじめとする本市を含めた計6市でのごみの広域処理について、「新環境センター」、仮称ですが、新環境センターの整備を進めていきます。
基本目標6は、市民活動・行財政分野の「未来の津久見をともに考え行動するまち」づくりです。
津久見市が目指す将来像と必要な施策を示した「第5次津久見市
総合計画」について、
前期計画の検証を踏まえ、後期計画の策定作業を進めるとともに、「
総合戦略」、「人口ビジョン」を改訂し、今後の
まちづくりに生かしてまいります。
また、公共施設について、統合や廃止を踏まえながら更新や補修を計画的に行うため、施設ごとの調査・診断等により、個別の対応方針を定めた「個別施設計画」を策定いたします。
さらには、津久見市ホームページのリニューアルにより、各種イベントや行政情報、津久見の魅力などをわかりやすく発信していきます。
ふるさと津久見応援寄附金の推進については、地場の特産品をお礼の品として贈り、さらに地域資源を活用した魅力ある新たな特産品の開発に
取り組み、その地元の特産品を全国に発信し、地域の活性
化に努めていきます。
災害復旧関連事業として、引き続き、大分県が施行する「津久見川・彦の
内川河川激甚災害対策特別緊急事業」に関連する市道岩屋線の新港橋の架け替えについては、橋とその前後の路線についても国の交付金事業を活用して拡幅し、安全な道路として整備してまいります。
以上が令和2年度の
市政運営及び予算の概要であります。
それでは、
今期定例会に提案いたしました諸議案について、順次、
提案理由の説明をいたします。
報告第1号は、令和2
年度津久見市
土地開発公社の経営状況を説明する書類の提出についてであります。
本件は、令和2年度事業計画及びそれに伴う令和2年度予算で、収益的収入支出それぞれ936万2,000円、資本的支出2,500万円の当初予算を計上するものであります。
第1号議案は、地方自治法第179条第1項の規定により、令和元年度一般会計補正予算の専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定に基づき、これを報告し、議会の承認を求めるものであります。
本件は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,735万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ100億9,459万5,000円とするものであります。
主な内容といたしましては、ふるさと津久見応援寄附金の増に伴う関連経費の増額であります。また、繰越明許費の補正として、令和元年度に発生した農林水産施設災害の復旧費を、年度内に着工し、早期に復旧するため、追加したものであります。
次に、議案第2号は、職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてであります。
本件は、令和2年4月1日から施行される会計年度任用職員として任用される職員は、地方公務員法第31条の規定に基づく服務の宣誓をそれぞれの職員にふさわしい方法で行うことが望ましいとする総務省からの通知に基づき、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第3号は、津久見市税条例の一部改正についてであります。
本件は、収入の納期の見直しを行う中で、市税、国民健康保険税、その他保険料の普通徴収12月納期分について、確定申告相談用の社会保険料控除証明等を考慮し、納期限について変更するため、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第4号は、津久見市印鑑条例の一部改正についてであります。
本件は、成年被後見人の権利の制限に係る措置の適正
化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、国が定める印鑑登録証明事務処理要領も、成年被後見人または被保佐人の規定が削除されたことから、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第5号は、津久見市
消防団条例の一部改正についてであります。
本件は、地域防災のかなめである消防団の育成強化を目的に、その担い手である
消防団員の確保を図るため、団員の年額報酬の改正を行うものであります。
次に、議案第6号は、
津久見市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についてであります。
本件は、市営住宅に入居する際の連帯保証人の人数等の見直し、納期限の設定について明確にする等の改正を行うとともに、民法の一部を改正する法律の施行に伴い、市営住宅の敷金の充当に係る取り扱いを明確にすることと、あわせてその他の条例についても納期限について所要の改正を行うものであります。
次に、議案第7号は、津久見市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型
保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。
本件は、
特定教育・
保育施設及び
特定地域型
保育事業の運営に関する基準の一部が改正されたため、該当する箇所について所要の改正を行うものであります。
次に、議案第8号は、令和元
年度一般会計予算の補正についてであります。
今回の補正で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億6,773万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ99億2,686万1,000円とするものであります。
主な内容といたしましては、株式会社兵殖が、海外への需要に対し、安定的に商品の出荷を図っていくための食品産業の輸出向けHACCP等対応施設整備に対する6次産業
化市場規模拡大対策整備交付金の追加及び鳥獣害等駆除対策協議会補助金などの増額と、それぞれの事業の
決算見込みに対する予算の調整などであります。また、繰越明許費補正は、農林水産業費、土木費、災害復旧費についての追加であります。
次に、議案第9号から議案第13号までは、令和元年度の各
特別会計予算の補正についてであります。
国民健康保険事業
特別会計、簡易水道布設事業
特別会計、
公共下水道事業特別会計、後期高齢者医療
特別会計、介護保険事業
特別会計について、それぞれの事業の
決算見込みに対する調整などに伴うものであります。
次に、議案第14号は、令和元
年度津久見市
水道事業会計予算の補正についてであります。
今回の補正で、収益的収支について、収入の予定額を1,162万4,000円減額し、総額で3億4,916万7,000円とし、支出の予定額を1,200万円増額し、総額で3億2,356万1,000円とするものであります。
また、資本的収支については、収入の予定額を6,297万2,000円減額し、総額で5,155万3,000円とし、支出の予定額を1億6,000万円減額し、総額で2億3,287万2,000円とするものであります。
主な内容といたしましては、彦ノ内で実施しております第2配水池更新工事において用地買収の手続に不測の日数を要したことから、本年度予定しておりました配水池本体工事を新年度での発注としたことであります。収益的収支の補正は、この工事費の減額に伴う納付すべき消費税額の調整であります。また、資本的収支の補正については、この工事費の減額とこれに伴い、企業債の借り入れを減額するものであります。
次に、議案第15号は、令和2
年度一般会計予算についてでありまして、先ほど予算概要でも申しましたとおり、当初予算の総額を94億1,100万円としております。
まず、歳出予算についてでありますが、義務的経費では、退職手当の減で人件費は減少したものの、扶助費と公債費が増加したため、52億1,916万4,000円と、前年度と比較して3,672万8,000円、率にして0.7%の増となっております。
投資的経費については、普通建設事業の補助事業で
市道岩屋線道路改良事業や消防ポンプ自動車購入事業などによる増額があるものの、
市道徳浦松崎線バイパス整備事業などの減により減少しています。単独事業では、
市民図書館改修事業などの減により減少しており、投資的経費全体では7億4,309万3,000円となり、前年度と比較して1億4,681万8,000円、率にして16.5%の減となっております。
その他の経費では34億4,874万3,000円と、前年度と比較して4,709万円、率にして1.4%の増となっております。
次に、歳入予算についてですが、市税が20億7,019万9,000円、前年度と比較して14万8,000円の増で、ほぼ横ばいになっています。
地方譲与税や各種交付金では、新設された法人事業税交付金で1,780万円、消費税等の増税に伴い、地方消費税交付金で6,720万円の増額を見込んでいます。
地方交付税につきましては、幼児教育・
保育の
無償化などに伴う増額を見込み、5,000万円増の29億5,000万円計上しています。
寄附金につきましては、ふるさと津久見応援寄附金で、津久見を知っていただき、広く全国から応援いただけるよう
情報発信に努め、1億4,000万円の収入を見込んでおります。
繰入金は、財政調整基金繰入金が3億84万7,000円と、前年度と比較して2億3,166万4,000円減少したため、繰入金全体で7億8,240万4,000円、前年度と比較して1億801万5,000円、率にして12.1%の減となっています。
市債につきましては、消防施設整備事業や最終処分場整備事業などの増があるものの、津久見
市民図書館改修事業や
市道徳浦松崎線バイパス整備事業などが減少しており、6億2,990万円と、前年度と比較して9,780万円、率にして13.4%の減となっております。
次に、議案第16号から議案第22号までは、令和2年度の各
特別会計予算についてであります。
各
特別会計の予算は、総額で63億54万5,000円、前年度と比較して4億1,982万1,000円、率にして6.2%の減となっています。
国民健康保険事業
特別会計では、療養給付などの保険給付費、特定健康診査事業、疾病予防などの保健事業費を計上しております。
津久見都市計画土地区画整理事業
特別会計では、清算徴収金、地方債償還金などを計上しております。
奨学資金事業
特別会計では、高校生の贈与奨学資金、大学生の貸与奨学資金、入学準備金などを計上しております。
簡易水道布設事業
特別会計では、配水管布設替工事費や地方債償還金などを計上しております。
公共下水道事業特別会計では、長寿命
化対策工事や耐震診断調査業務、内水ハザードマップ作成業務などの費用を計上しております。
後期高齢者医療
特別会計では、後期高齢者医療広域連合への保険料等負担金を計上しております。
介護保険事業
特別会計では、居宅介護サービス給付などの保険給付費、介護予防事業などの地域
支援事業費などを計上しております。
次に、議案第23号は、令和2年度
水道事業会計予算についてであります。
収益的収支では、収入を3億6,387万4,000円、支出を3億1,299万6,000円とし、資本的収支では、収入を8,534万4,000円、支出を3億3,857万6,000円計上し、河川激甚災害対策特別緊急事業に伴う配水管布設替工事や第2配水池増設工事などを計画するものであります。
次に、議案第24号から議案第31号は、任意指定による
指定管理者の指定についてであり、その指定期間は、議案第24号から議案第29号までは令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間、議案第30号及び議案第31号は令和2年4月1日から令和3年3月31日までの1年間とするものであります。
まず、議案第24号は、落ノ
浦地区集会所ほか19件の
指定管理者の指定についてであります。
本件は、条例で定める地区集会所の
指定管理者として、施設が所在する各地区を指定するものであります。
次に、議案第25号は、
仙水健康相談所の
指定管理者の指定についてであります。
本件は、
仙水健康相談所の
指定管理者として、四浦第1区を指定するものであります。
次に、議案第26号は、
高浜臨海休養施設の
指定管理者の指定についてであります。
本件は、
高浜臨海休養施設の
指定管理者として、四浦第6区を指定するものであります。
次に、議案第27号は、
久保泊地区農業構造改善センターほか1件の
指定管理者の指定についてであります。
本件は、条例に定める各農業構造改善センターの
指定管理者として、それぞれの管理運営組合を指定するものであります。
次に、議案第28号は、高洲ふ頭の
指定管理者の指定についてであります。
本件は、高洲ふ頭の
指定管理者として、大分県漁業協同組合津久見支店を指定するものであります。
次に、議案第29号は、堅徳小キラキラ
児童クラブの
指定管理者の指定についてであります。
本件は、堅徳小キラキラ
児童クラブの
指定管理者として、堅徳小キラキラ
児童クラブ運営委員会を指定するものであります。
次に、議案第30号及び議案第31号は、津久見市
臨海観光交流施設多目的広場と津久見市
観光交流館の
指定管理者の指定についてであります。
本件は、それぞれの
指定管理者として、津久見市観光協会を指定するものであります。
次に、議案第32号は、他の
普通地方公共団体の公の施設を津久見市の住民の利用に供させることに関する協議についてであります。
本件は、7市1町で構成する大分都市広域圏による公の施設の相互利用を平成30年第4回定例会で議決を経て行っていますが、令和2年4月1日から大洲総合体育館の所管が大分県から大分市に移管され、新たに相互利用の対象となるため、議会の議決を求めるものであります。
議案第33号は、津久見市
辺地総合整備計画の策定についてであります。
本件は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、令和2年度から5年間の
保戸島辺地に係る公共施設の総合整備計画を策定するものであります。
議案第34号及び議案第35号は、公有水面埋め立てにより区域内に新たに生じた土地の確認及び字の区域編入についてであります。
本件は、大分県が施工する津久見港内の公有水面埋立工事の完了に伴い、徳浦公園横の船だまりに新たに造成された土地の確認と、大分県第1区域及び第2区域として、津久見市徳浦宮町460番7から同463番3を経て
大字徳浦字浜472番4に至る間の地先公有水面埋立地を、また大分県第3区域として、津久見市徳浦宮町2364番3の地先公有水面埋立地を、徳浦宮町にそれぞれ編入するものであります。
次に議案第36号は、市道路線の廃止及び認定についてであります。
本件は、市道岩屋線が道路改良事業に伴い、終点の変更が生じたために廃止をし、新たな起終点での市道岩屋線を認定するとともに、残りの路線を市道
福鯛網代線として新たに認定するものであります。
また、現在施工中の市道
徳浦松崎線バイパスについて、令和2年度中の完成が予定されていることから、供用開始がおくれることなく行えるよう、新たに市道道篭合ノ元線として認定を行うとともに、現在供用中の市道
徳浦松崎線につきましては、市道道篭合ノ元線との重用区間を解消するため、新たな起終点で廃止及び認定を行うものであります。
以上をもちまして、提案いたしました諸議案につきまして説明を終わります。何とぞ慎重に御審議の上、御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
〔
市長川野幸男君降壇〕
○議長(髙野 至議員) 説明は終わりました。
◎日程第5 議案第37号
(
提案理由説明・質疑・
委員会付託省略・討論・表決)
○議長(髙野 至議員) 日程第5、議案第37号を議題といたします。
──────────────────
付議事件
議案第 37号 人権擁護委員候補者の推薦について
──────────────────
○議長(髙野 至議員)
提案理由の説明を求めます。
川野幸男市長。
〔
市長川野幸男君登壇〕
○市長(
川野幸男君) ただいま上程されました議案につきまして、
提案理由の御説明を申し上げます。
議案第37号は、人権擁護委員候補者の推薦についてであります。
本件は、人権擁護委員の5名の委員のうち、大塚好裕氏、吉良松美氏の2名が令和2年6月30日をもって任期満了となるため、改めて同2名を推薦するため、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。
何とぞ慎重に御審議の上、御同意を賜りますようよろしくお願いいたします。
〔
市長川野幸男君降壇〕
○議長(髙野 至議員) 説明は終わりました。
これから質疑に入ります。
本件について御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野 至議員) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第37号については、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野 至議員) 御異議なしと認めます。
よって、議案第37号については、委員会の付託を省略することに決しました。
これから討論に入ります。
本件について討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野 至議員) これをもって討論を終結いたします。
これから採決を行います。
本件は、原案に対し、適任であるとの意見を述べることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野 至議員) 御異議なしと認めます。
よって、議案第37号については、原案に対し、適任であるとの意見を述べることに決しました。
◎日程第6 議案第38号
(
提案理由説明・質疑・
委員会付託省略・討論・表決)
○議長(髙野 至議員) 日程第6、議案第38号を議題といたします。
──────────────────
付議事件
議案第 38号 津久見市公平委員会委員の選任について
──────────────────
○議長(髙野 至議員)
提案理由の説明を求めます。
川野幸男市長。
〔
市長川野幸男君登壇〕
○市長(
川野幸男君) ただいま上程されました議案につきまして、
提案理由の御説明を申し上げます。
議案第38号は、津久見市公平委員会委員の選任についてであります。
本件は、津久見市公平委員会の3名の委員のうち上野 寛氏が令和2年3月31日をもって任期満了となるため、同氏を再任するもので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
何とぞ慎重に御審議の上、御同意を賜りますようよろしくお願いいたします。
〔
市長川野幸男君降壇〕
○議長(髙野 至議員) 説明は終わりました。
これから質疑に入ります。
本件について御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野 至議員) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第38号については、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野 至議員) 御異議なしと認めます。
よって、議案第38号については、委員会の付託を省略することに決しました。
これから討論に入ります。
本件について討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野 至議員) これをもって討論を終結いたします。
これから採決を行います。
本件は、同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野 至議員) 御異議なしと認めます。
よって、議案第38号は、同意することに決しました。
お諮りいたします。
議事の都合により、3月4日から3月9日までの6日間は休会とし、次の本会議は3月10日に開きたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(髙野 至議員) 御異議なしと認めます。
よって、3月4日から3月9日までの6日間を休会とし、次の本会議は3月10日に開くことに決しました。
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前 11時03分 散会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
津久見市議会議長
署名議員
署名議員...