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平成31年第 1回定例会(第1号 3月 4日)

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  1. 津久見市議会 2019-03-04
    平成31年第 1回定例会(第1号 3月 4日)


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    平成31年第 1回定例会(第1号 3月 4日)   平成31年第1回津久見市議会定例会会議録(第1号)    平成31年3月4日(月曜日)    ────────────────── 〇議事日程(第1号)  平成31年3月4日(月曜日)午前10時開議  第 1 会議録署名議員の指名  第 2 会期の決定  第 3 諸般の報告  第 4 報告第1号から報告第3号まで及び議案第1号から議案第33号まで      (提案理由説明)  第 5 議案第34号      (提案理由説明・質疑・委員会付託省略・討論・表決)    ────────────────── 〇本日の会議に付した事件  日程の全部    ────────────────── 〇出席議員(13名)     1番  井戸川 幸 弘 議員     2番  黒 木 章 三 議員
        3番  髙 野   至 議員     4番  塩 﨑 雄 司 議員     5番  谷 本 義 則 議員     7番  黒 田 浩 之 議員     8番  森 脇 千恵美 議員     9番  宮 本 和 壽 議員    10番  小手川 初 生 議員    11番  髙 野 幹 也 議員    12番  小 谷 栄 作 議員    13番  知 念 豊 秀 議員    14番  安 藤 康 生 議員    ────────────────── 〇欠席議員( 0名)   なし    ────────────────── 〇説明のため出席した者     市長          川 野 幸 男 君     副市長         飯 沼 克 行 君     総務課長(兼)     契約検査室長      石 堂 克 己 君     総務課参事       宗   真 也 君     総務課主幹       戸 田 尊 道 君     経営政策課長      石 井 達 紀 君     経営政策課参事     今 泉 克 敏 君     経営政策課主幹     吉 本 竜太郎 君     商工観光定住推進課長 旧 杵 洋 介 君     税務課長        古手川 芳 也 君     市民生活課長(兼)     人権対策室長      児 玉 隆 志 君     環境保全課長      大 村 裕 二 君     健康推進課長      石 田 真 一 君     長寿支援課長      清 水  豊  君     会計管理者(兼)     会計財務課長      野 田 和 廣 君     上下水道課長      遠 藤   太 君     社会福祉課長      黒 枝 泰 浩 君     農林水産課長(兼)     農業委員会事務局長   佐 護 達 朗 君     土木管理課長      宮 近 信 隆 君     まちづくり課長(兼)     土地開発公社事務局長  内 田 隆 生 君     消防長         麻 生 達 也 君     消防本部次長(兼)     消防署長        渡 辺 真 二 君     教育委員会     教育長         平 山 正 雄 君     管理課長        浦 中 隆 浩 君     学校教育課長      岩 尾 恭 輔 君     生涯学習課長      小 畑 春 美 君     生涯学習課参事     宗 像  功  君     監査委員     事務局長        山 本 芳 弘 君     選挙管理委員会     事務局長        (監査委員事務局長が兼務)     公営企業     水道課長        (上下水道課長が兼務)    ────────────────── 〇議会事務局職員出席者     事務局長        小手川 正 文 君     主幹(兼)書  記   吉 良   弘 君          書  記   中津留 久 憲 君          書  記   吉 田 美 香 君    ──────────────────               午前10時00分 開会 ○議長(黒田浩之議員)  皆さん、おはようございます。  これから平成31年第1回津久見市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおり定めましたので、御協力願います。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(黒田浩之議員)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において知念豊秀議員及び安藤康生議員を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(黒田浩之議員)  日程第2、会期の決定を議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から3月20日までの17日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  御異議なしと認めます。  よって、会期は17日間と決定いたしました。 ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(黒田浩之議員)  日程第3、諸般の報告であります。  本日、議長において報告する事項は、去る平成30年12月の第4回定例会において可決されました意見書1件の処理についてであります。  この意見書の取り扱いについては、本会議可決後、直ちにお手元に配付しております意見書提出一覧のとおり、各関係機関に送付して、その処理を終わっておりますので、御報告いたします。                諸 般 の 報 告  意見書提出の件 ┌────────────┬──────────────────┬───────────┐ │   発 送 日    │内   容             │提 出 先      │ ├────────────┼──────────────────┼───────────┤ │平成30年12月21日 │精神障がい者に対する公共交通機関 │衆議院議長      │ │            │運賃割引の適用を求める意見書    │参議院議長      │ │            │                  │内閣総理大臣     │ │            │                  │総務大臣       │ │            │                  │厚生労働大臣     │ │            │                  │国土交通大臣     │
    └────────────┴──────────────────┴───────────┘ ○議長(黒田浩之議員)  次に、市長から行政報告の申し出がありますので、これを許可いたします。  川野幸男市長。              〔市長川野幸男君登壇〕 ○市長(川野幸男君)  平成31年第1回市議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様方には御壮健で全員の御出席をいただき、感謝申し上げます。  それでは、12月議会終了後、現在までの市政運営について御報告いたします。  12月21日には、臼津広域連合議会が開催され、平成29年度決算の認定と平成30年度補正予算の議決がされました。  1月4日には、津久見市と津久見商工会議所と合同で新年互礼会を開催し、市内の多くの関係者が一堂に会す中、新年に当たり、「津久見市の新たなステージに向けて」の抱負を述べました。  1月12日には、津久見市消防団出初め式を行いました。今年は雨天のためサニーホールでの開催となりましたが、総勢269名の消防団員が参加し、各種表彰を行いました。  1月13日には、津久見市民会館で成人式を行い、177名の新成人が新たな門出を迎えました。  1月18日には、大分県漁港漁場協会第2回理事会が大分市で開催され、出席いたしました。  1月19日には、静岡県賀茂郡河津町から河津町観光協会会長、副会長、商工会会長の3名が津久見市を訪問され、四浦地区住民をはじめとした津久見市桜観光の関係者との意見交換会津久見市民会館で開催いたしました。  また、翌20日には、四浦の蔵谷会場において、苗木の引き渡し式及び記念植樹を行いました。  1月21日には、仙水公民館地域懇談会を開催しました。今年は「新庁舎建設」をメーンテーマに、この日から2月19日までの間、市内14会場で開催し、合計338名の市民参加がありました。  1月23日には、全国市長会財政委員会及び理事・評議員合同会議全国都市会館で開催され、出席いたしました。  1月24日には、県体のスタートを切るスキー競技選手団の結団式を行いました。1月27日に九重森林公園スキー場で行われた大会では、団体総合11位の結果で終了いたしました。  1月27日には、大分県青少年育成県民会議主催による「中学生・高校生地域リーダー育成研修フィールドワークin津久見」が市内4コースで行われ、25名の中高生及び4名の大学生が参加しました。  1月28日には、大分県市町村職員共済組合第2回組合会議員全員協議会が大分市で開催され、出席いたしました。  また同日、千本桜植樹事業の一環として、ふるさと教育における中学生植樹が行われ、四浦蔵谷地区に約80本の河津桜を植樹しました。これにより津久見市の河津桜は、合計5,100本となりました。  1月28日、29日にかけて大分県砂防協会主催による現地視察研修が広島県で行われました。総務課長及び防災担当主幹が参加し、昨年7月に発生した西日本豪雨災害による被災箇所を中心に視察を行いました。  1月29日には、災害対策専門研修トップフォーラムin大分」が大分市で開催され、出席いたしました。  また同日、豊の国かぼす大使会・大分かぼす会新年懇親パーティーが大分市で開催され、出席いたしました。  2月3日には、津久見市桜観光実行委員会による「第7回豊後水道河津桜まつり」開会式を行いました。昨年は寒波の影響で開花もおくれましたが、今年は順調に開花し、見ごろの時期を迎えました。  2月8日には、津久見高校の普通科・商業科・工業科における「総合的な学習の時間」・「課題研究」の研究成果を、広く市民や中学生にも知っていただくという目的で、第3回研究成果発表会津久見市民会館で行われ、出席いたしました。  2月9日には、「天皇陛下御在位30年をお祝いする県民の集い」が大分市で開催され、出席いたしました。  2月12日には、津久見市清港会役員会を開催いたしました。  また同日、平成29年6月から議論を重ねてきました市内中学校の統合について、第一中学校・第二中学校統合検討委員会委員長より、「発展的な統合が必要である」との報告書が教育長宛てに提出されました。今後は統合の時期や新設の場所等、統合に向けての審議が教育委員会においてされることになります。  また同日から3月1日までの間、地域福祉の推進や地域課題の解決に向けた施策や体制等の整備のための「第3期津久見市地域福祉計画」及び障がいのある人に対する基本理念を策定するための「第3次津久見市障がい者計画・第5期津久見市障がい福祉計画・第1期津久見市障がい児福祉計画」の素案に対し、パブリックコメントによる意見募集を行いました。  また同日、第61回県内一周大分合同駅伝競走大会の結団式を図書館2階会議室で行いました。今年の大会は、2月18日から22日までの5日間行われ、総合16位に終わりましたが、1名が努力賞を取るなどの健闘も見られました。  2月13日には、日本離島センター第2回評議員会全国町村会館で行われ、出席いたしました。  2月15日には、第12回まち・ひと・しごと創生本部会議が大分市で行われ、出席いたしました。  2月17日には、「第17回豊後水道絶景ウオーク~四浦半島かわづ桜ステージ~」が開催され、県内外から多くの方が参加しました。  2月18日から3月8日までの予定で、市民の健康に関する施策についての「第2期津久見市健康づくり計画後期計画)」及び自殺対策基本法に基づき策定が義務づけられた、「いのち支える津久見市自殺対策計画」の素案に対し、パブリックコメントによる意見募集を行いました。  また、同期間において、津久見市の恵み豊かな自然環境の継承と近年の環境問題に対する新たな施策展開や取り組みを行う「第2次津久見市環境基本計画」の素案に対し、パブリックコメントによる意見募集を行いました。  2月21日には、大分県景観・まちづくりセミナー市民会館で開催されました。福岡大学の柴田教授の基調講演の後、参加者40名とともに市内の視察を行いました。  2月22日には、福岡大学の柴田教授が来庁し、津久見川河川激甚災害対策特別緊急事業に伴い発足した津久見川プロジェクトチームより、津久見川改修の計画案について最終報告を受けました。  また同日、「第6回国民文化祭 全国障害者芸術文化祭 津久見市実行委員会」を開催しました。昨年の10月6日から11月25日にかけて開催された「第33回国民文化祭・おおいた2018」「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」において、津久見市では、「地球の歴史と繋がる宇宙ロマン~津久見~」のテーマのもと、皇太子殿下雅子妃殿下のご来訪や、「合唱の祭典in津久見」「津久見フレスコ画巡回展フレスコ画アート展」等の各種事業の総括をしました。  また同日、まちづくり推進事業及び婚活サポート推進事業意見交換会市民会館で開催いたしました。6団体9名が参加し、団体間の交流と今後のまちづくり等について意見交換がされました。  2月24日には、津久見観劇会により、「三浦祐太朗ライブツアー 47(フォーティーセブン)メロディーズ」が開催され、満席となった会場は大いに盛り上がりました。  2月26日には、津久見港湾BCP連絡協議会臼杵土木事務所で開催され、出席いたしました。  また同日、大分県市町村職員共済組合第2回理事会及び第163回組合会が大分市で開催され、出席いたしました。  2月27日には、第2回津久見市観光戦略会議を開催し、新庁舎建設集客交流拠点津波避難ビル等整備方針や平成31年度の地方創生推進交付金事業等について意見交換を行いました。  2月28日には、津久見高校で、高校での3年間の学習成果をたたえる「津久見シュラン認定表彰式があり、出席いたしました。  また同日、第2回ラグビーワールドカップ2019大分県推進委員会総会が大分市で開催され、出席いたしました。  3月1日には、津久見高校の卒業式に出席しました。195名が、それぞれ次の新たな目標に向けて、旅立っていくこととなりました。  3月2日・3日には、公民館祭りが開催されました。公民館教室等の1年間の成果発表の場として、作品展示コーナー昼食コーナーも設けられ、舞台発表も行われるなど、多くの来場者でにぎわいました。  3月3日には、「こどもっと!ランドin津久見」が市民体育館で開催されました。ステージイベント体験コーナー、人形劇等多くのイベントが用意され、当日は子育て中の多数の親子が参加し、楽しい時間を過ごしていました。  また同日、津久見市民会館において、「第3回つくみイルカ研究シンポジウム」を開催いたしました。国立大学法人三重大学鯨類研究センターの吉岡教授や神戸市立須磨海浜水族園の長谷川副園長による特別講演のほか、研究発表があり、イルカの生態や飼育研究の裏話等、興味深い話を聞くことができました。  以上、12月議会終了後の市政運営に関する事項につきまして、報告を終わります。              〔市長川野幸男君降壇〕 ○議長(黒田浩之議員)  以上で諸般の報告を終わります。 ◎日程第4 報告第1号から報告第3号まで及び議案第1号から議案第33号まで       (提案理由説明) ○議長(黒田浩之議員)  日程第4、報告第1号から報告第3号まで及び議案第1号から議案第33号まで、以上一括議題といたします。   ──────────────────                   付議事件   報告第  1号 平成31年度津久見市土地開発公社の経営状況を説明する書類の提           出について   報告第  2号 専決処分の報告について(和解の決定)   報告第  3号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償額の決定)   議案第  1号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度一般会計予算           の補正)   議案第  2号 津久見市工場立地法地域準則条例の制定について   議案第  3号 津久見市国民健康保険条例の一部改正について   議案第  4号 津久見市火災予防条例の一部改正について   議案第  5号 津久見市国民健康保険基金条例の一部改正について   議案第  6号 津久見市廃棄物の処理及び清掃に関する条例等の一部改正について   議案第  7号 重度心身障がい者医療費の支給に関する条例の一部改正について   議案第  8号 津久見市手数料条例の一部改正について   議案第  9号 津久見市あらゆる差別の撤廃及び人権の擁護に関する条例の一部改           正について   議案第 10号 津久見市地域包括支援センターの職員等に係る基準を定める条例の           一部改正について   議案第 11号 平成30年度一般会計予算の補正について   議案第 12号 平成30年度国民健康保険事業特別会計予算の補正について   議案第 13号 平成30年度簡易水道布設事業特別会計予算の補正について   議案第 14号 平成30年度公共下水道事業特別会計予算の補正について   議案第 15号 平成30年度津久見市後期高齢者医療特別会計予算の補正について   議案第 16号 平成30年度介護保険事業特別会計予算の補正について   議案第 17号 平成30年度津久見市水道事業会計予算の補正について   議案第 18号 平成31年度一般会計予算について   議案第 19号 平成31年度国民健康保険事業特別会計予算について   議案第 20号 平成31年度津久見都市計画土地区画整理事業特別会計予算につい           て   議案第 21号 平成31年度奨学資金事業特別会計予算について   議案第 22号 平成31年度簡易水道布設事業特別会計予算について   議案第 23号 平成31年度公共下水道事業特別会計予算について   議案第 24号 平成31年度津久見市後期高齢者医療特別会計予算について   議案第 25号 平成31年度介護保険事業特別会計予算について   議案第 26号 平成31年度津久見市水道事業会計予算について   議案第 27号 指定管理者の指定について(津久見市臨海観光交流施設多目的広場           (つくみイルカ島サイドパーク))   議案第 28号 指定管理者の指定について(津久見市観光交流館(つくみマルシ           ェ))   議案第 29号 津久見市過疎地域自立促進計画の変更について   議案第 30号 津久見市辺地総合整備計画の変更について(保戸島辺地)   議案第 31号 区域内に新たに生じた土地の確認について(大字徳浦字浜・同字浦
              野前・同字岡見・大字堅浦字門田地先)   議案第 32号 字の区域編入について(大字徳浦字浜・同字浦野前・同字岡見・大           字堅浦字門田地先)   議案第 33号 市道路線の廃止及び認定について(谷川西区画線1号、寺河内上町           線)    ────────────────── ○議長(黒田浩之議員)  提案理由の説明を求めます。  川野幸男市長。              〔市長川野幸男君登壇〕 ○市長(川野幸男君)  本年4月30日、天皇陛下が御退位され、皇太子殿下が翌5月1日に御即位されます。市民の皆様とともにことほぎたいと思います。  本年は、新しい元号とともに新しい時代の幕が開く年となります。  「平成」はバブル経済の崩壊やリーマンショックなどにより「失われた20年」と呼ばれる経済の停滞が長期にわたる中、情報技術をはじめとするテクノロジーの進歩、グローバル化はますます加速し、私たちのライフスタイルに大きな変化をもたらしました。  一方で、阪神淡路大震災東日本大震災、最近では、熊本地震や西日本豪雨など多くの大災害が発生しました。  さらには、本市においても、一昨年の台風第18号により甚大な被害が発生しました。  このように、平成の時代は、自然災害も多く発生し、防災対策の重要性の再認識と、「人と人とのつながり」や「地域のきずな」のあり方の重要性についても大きな教訓として残されたと思います。  これらさまざまな経験や教訓を生かしながら、新しい時代では、人口減少や少子高齢化といった社会環境に対応しながら、本市の未来につなげていかなければならないと考えています。  さて、本年1月に発表された日本銀行の経済・物価情勢の展望によれば、日本経済の先行きを展望すると、海外経済が総じてみれば着実な成長を続けるもとで、設備投資の循環的な減速や消費税率引き上げの影響を受けつつも、極めて緩和的な金融環境や政府支出による下支えなどを背景に、2020年度までの「見通し期間」を通じて、景気の拡大基調が続くと見込まれています。国においては、平成31年度に地方財政対策として、地方が人づくり革命の実現や地方創生の推進、防災・減災対策等に取り組みつつ、地方が安定的な財政運営を行うために必要となる一般財源総額について、平成30年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保することを基本として、地方財政対策を講ずることとしました。  そのような中、津久見市のまちづくりにおいて、平成30年度は「復興元年」として位置づけ、市民の皆様、議員の皆様とともに本格的な復旧・復興に取り組んでまいりました。  昨年1月に設置した市中心部活性化検討委員会では、これまで3回の会議を開催し、旧消防署用地を中心としたエリアの活用、河川激甚災害対策特別緊急事業に伴う、都市計画道路及び橋梁の架け替えや、市中心部の活性化に向けた共有地・空き店舗・空き家等の現状把握などについて協議を進めております。  中心部の核となる埋立地の活用について、市庁舎の建設場所を「港湾埋立地」にしたいという考えを表明させていただいたところであります。あわせて、集客交流拠点についても市庁舎と一体的に整備することの検討について表明させていただいたところです。  新たに迎える平成31年度においては、復旧・復興に向けて、ハード・ソフト・活力の3つを推進しながら、本市が目指す将来像「誇りと自信に満ちたまち「津久見」」の実現に向け、総合計画に掲げている6つの基本目標にしっかりと取り組んでまいります。  また、市中心部の活性化の核である市庁舎及び集客交流拠点の整備については、PFIやPPPなど民間資金の活用や整備手法などについて積極的に取り組んでまいります。その際、市中心部の活性化についてもしっかり議論し、あわせて、観光戦略とも整合性を図ってまいります。  さらには、健康づくり子育て支援高齢者福祉や介護予防など保健福祉の充実、子どもの学習環境や学力向上をはじめとした教育の充実、産業では、津久見ミカンの担い手を確保し、育成していくなど農業振興や水産振興に取り組むとともに、起業や創業の支援にも力を入れてまいります。  また、道路、橋梁、水道、通信などのインフラ整備を進めるとともに、学校や公営住宅を含む公共施設老朽化対策として個別の施設計画を策定していきます。  防災・減災対策として、避難路の整備や内水対策などにもしっかり取り組みます。  加えて、生活する上で欠かせないごみ処理については、現在、大分都市広域圏内の6市で一般廃棄物処理基本計画を策定中であります。本市の重点課題であり、市としても最も効率的な処理ができるよう着実に進めてまいります。  官民一体で力を合わせ、オール津久見で、誇りと自信に満ちたまち「津久見」に向けて取り組んでまいる所存であります。皆様方の御支援・御協力をよろしくお願い申し上げます。  こうした考えのもと、まちづくりを進める一方で、財政状況は大変厳しい状況となっています。  平成29年災害による歳出の増加に伴い、一般財源の持ち出しが増加し、その結果、財源として財政調整基金を取り崩すこととなり、基金が大幅に減少しました。  平成28年度末で16億7,000万円余りであった基金が、今議会終了後で、その現在高予定額は9億4,000万円弱という状況であります。  平成31年度予算編成に当たっては、このような財政状況を鑑み、後年度のことを考え、財政調整基金の取り崩しを極力抑えることが望ましいとの判断をしつつ、新規事業として必ずやらなければならない事業、また、復興事業に関連し、まちづくりのために実施しなければならない事業など事業の選択を行い、各分野の予算配分をいたしました。  このような予算編成を行っても、平成31年度当初予算編成後の財政調整基金の残高は4億1,000万円弱となります。これまでにも増して大変厳しい財政状況となります。  このような状況に対処するため、行政運営執行指針に基づき、全庁的に検討する体制を整備し、歳入の確保や歳出の見直しなど健全な財政運営のための対策を行うとともに、組織機構の見直しなどにも取り組んでまいります。  このような中で編成した平成31年度一般会計予算については、総額で94億7,400万円とし、前年度当初予算と比較いたしまして、2億9,200万円、率にして3.0%の減額予算となっています。主には災害復旧事業費の減少などによるものであります。  各特別会計の予算では、総額で67億2,036万6,000円、前年度と比較して、2億3,981万7,000円、率にして3.7%の増で、主には公共下水道事業における長寿命化対策工事の増額などによるものであります。  平成31年度の当初予算編成に当たりましては、歳出面で、津久見市民図書館改修工事や津久見川河川激甚災害対策特別緊急事業に関連する諸事業などの大規模事業も予定される中、市税などの歳入につきましては、国・県の補助金や交付金、有利な起債、基金の取り崩しなどで対応し、編成しております。  平成31年度の予算執行方針としましては、適正な事業規模や財源確保に留意しつつ、引き続き復興に努めるとともに、第5次津久見市総合計画に掲げた津久見市の将来像「誇りと自信に満ちたまち「津久見」」の実現に向け取り組んでまいります。  まず、第5次津久見市総合計画基本目標1、保健・医療・福祉分野の「健やかな暮らしを支え合う思いやりのまち」づくりです。  「子ども医療費助成事業」に引き続き取り組むとともに、現在19時までの延長保育時間を20時までに延長する「延長保育促進事業」などにより、子育てしやすい環境整備に努めてまいります。  あわせて、「特定健診」「特定保健指導」といった健康増進に資する事業や、ひとり暮らしの高齢者の方の栄養状態の改善と、地域とのつながり強化を目指した「とぎの輪食堂」や、地域での見守り・支え合い活動を通して地域力の向上を図る「孤立ゼロ社会推進体制構築等支援事業」などの取り組みを進めることにより、さまざまな立場の方々が地域で健康に安心して暮らせる社会づくりに努めてまいります。  基本目標2は、教育・文化分野の「郷土を想う心の豊かなひとを育てるまち」づくりです。  学校教育に関しては、学力調査事業やhyper-QU活用事業により、学力や学級集団の状態を的確に把握するとともに、地域協育力向上支援事業などとあわせ、学力向上に努めてまいります。  また、津久見市の誇る樫の実少年少女合唱団が創立40周年を迎え、記念事業を計画していることから、その支援を行います。  開館から20年以上が経過した津久見市民図書館については、計画的な改修を進めており、今回は館内の空調及び照明等の改修工事を予定しております。  基本目標3は、産業振興・雇用分野の「世界に誇る地域資源で活力を創造するまち」づくりです。  国の地方創生推進交付金事業を引き続き活用し、集客交流拠点整備の基本構想の検討や観光プロモーション、食メニュー開発、桜観光地域間交流などを進めてまいります。  農林水産関係では、農業参入セミナーや研修農場の整備などにより、津久見みかんの新たな担い手の確保・定着化を図る「みかん産地活性化事業」や「有害鳥獣捕獲事業」、稚魚・稚貝の放流により資源管理型漁業の推進を図る「水産資源管理事業」などに取り組んでまいります。  また、「企業立地促進事業助成金」で企業の設備投資や雇用促進に向けた社宅整備などに対する支援を行うとともに、「創業支援事業補助金」により飲食・サービス業等の新規創業等を支援することで、産業振興や市中心部の活性化につなげてまいります。  基本目標4は、都市基盤・生活基盤整備分野の「多様な都市活動を支える快適で潤いのあるまち」づくりです。  定住促進対策につきましては、新婚・子育て世帯の負担軽減のための家賃補助や市外からの移住者に対する引っ越し費用の補助を引き続き実施し、空き家情報バンクなどで全国へ情報発信を行い、「住んでもらえるまちづくり」を進めてまいります。  防災対策につきましては、公共建築物等の耐震化を目的とした「耐震改修促進計画策定」や台風災害で浸水被害のあった地区を中心に浸水シミュレーションを実施し、雨水対策目標の検討などを行う「雨水管理方針検討業務」、さらには「土砂災害ハザードマップ作成業務」などの取り組みを進め、災害時の被害拡大防止に努めるとともに、改めて、防災・減災意識の向上に努めてまいります。  また、都市づくりの総合的な指針となる「都市計画マスタープラン」の改訂や「都市計画道路の見直し業務」も進めてまいります。  基本目標5は、循環型社会・環境保全分野の「美しい津久見の環境を次世代へつなぐまち」づくりです。  こちらでは、「し尿前処理施設」及び「ドリームフューエルセンター」の維持管理費を計上しています。市民生活に直結した重要な施設です。適正な維持管理・計画的な設備更新を進めながら、「環境測定機器」の購入、「環境測定業務委託」とあわせ、良好な生活環境の維持に努めてまいります。  基本目標6は、市民活動・行財政分野の「未来の津久見を共に考え行動するまち」づくりです。  津久見市が目指す将来像と必要な施策を示した「第5次津久見市総合計画」について、前期計画の検証、後期計画の策定作業を進めるとともに、「総合戦略」「人口ビジョン」を改訂し、今後のまちづくりに生かしてまいります。  また、老朽化した公共施設について、計画的な更新・補修を行うため、施設ごとに調査・診断等を行い、個別の対応方針を定めた「個別施設計画」を策定いたします。  さらには、「新庁舎等施設整備事業調査業務」により、新庁舎及び交流拠点施設などによる、複合施設建設を検討するに当たり、交通・観光・コストなどさまざまな視点での調査を進めてまいります。  災害復旧関連事業として、国・県の協力のもと「河川激甚災害対策特別緊急事業」を進めていただいており、その中で川幅の拡幅に合わせ、新港橋も架け替えることになります。この機会に新港橋を含む市道岩屋線の幅員拡幅などの道路改良事業に取り組み、安全な道路として整備してまいります。  以上が、平成31年度の施政方針及び予算の概要であります。  それでは、今期定例会に提案いたしました諸議案について、順次、提案理由の説明をいたします。  報告第1号は、平成31年度津久見市土地開発公社の経営状況を説明する書類の提出についてであります。  本件は、平成31年度事業計画及びそれに伴う平成31年度予算で、収益的収入支出それぞれ1,366万円、資本的支出2,500万円の当初予算を計上するものであります。  報告第2号及び報告第3号は、専決処分の報告についてであります。  報告第2号は、平成30年11月25日(日)午前12時00分ごろ、津久見市大字津久見2959番地の1にある市営みどりアパートにおいて、203号室に居住する相手方の過失により漏水し、当該部屋の脱衣所及び当該アパートの103号室の天井及び脱衣所に損害が生じたもので、その損害賠償の和解について、平成31年1月9日に専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定に基づき、報告するものであります。  次に、報告第3号は、平成30年11月28日(水)午前8時30分ごろ、津久見市大字上青江4943番地の1にある市営長野Bアパート103号室において、相手方が居住する当該部屋の天井からの漏水が確認されましたが、その調査に時間を要したことから漏水が拡大し、同年12月4日に相手方の寝具に損害を与えたもので、その和解及び賠償額の決定について、平成31年2月6日に専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定に基づき、報告するものであります。  議案第1号は、地方自治法第179条第1項の規定により、平成30年度一般会計補正予算専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定に基づき、これを報告し、承認を求めるものです。  本件は、歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ3,918万7,000円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ106億7,857万8,000円とするものであります。  主な内容といたしましては、河川災害復旧工事についての増額で、一日も早い復旧を目指すものであります。また、繰越明許費補正について、主なものは、農林水産施設の現年分の発生災害復旧事業で、こちらにつきましても、一日も早く着工し、復旧を目指すものであります。  次に、議案第2号は、津久見市工場立地法地域準則条例の制定についてであります。  本件は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる地方分権一括法により、工場立地法等の一部が改正されており、工場立地に関する環境施設面積及び緑地面積の割合等に係る準則の制定権限が市に移譲され、地域性を反映してこの割合を変更することができるようになったことから、企業誘致や既存工場の増設を促すことを目的として、環境施設面積の割合等の緩和を行う条例を新たに制定するものであります。  次に、議案第3号は、津久見市国民健康保険条例の一部改正についてであります。  本件は、「国民健康保険の被保険者としない者」について、高齢者の医療の確保に関する法律及び児童福祉法の規定に基づき、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第4号は、津久見市火災予防条例の一部改正についてであります。  本件は、工業標準化法の一部改正に伴い、法律名称が産業標準化法に改められ、通称JIS規格と言われる「日本工業規格」が、「日本産業規格」に変わることから、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第5号は、津久見市国民健康保険基金条例の一部改正についてであります。  本件は、平成30年4月1日施行の持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律に伴い、大分県が国民健康保険の財政運営の責任主体となったことから、国民健康保険事業の健全な財政運営を行う上で、国民健康保険事業納付金の納付に要する費用に不足が生じたときや、特定健診等の保健事業に要する費用に充てるとき、または大幅な国民健康保険税率の引き上げを緩和する等、国民健康保険事業に必要な財源が不足する場合において、基金の処分を行うことができるよう、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第6号は、津久見市廃棄物の処理及び清掃に関する条例等の一部改正についてであります。  本件は、津久見市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正、津久見市水道事業布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正、及び津久見市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正であり、これらについては、学校教育法の一部が改正され、専門職業人の養成を目的とする新たな高等教育機関として、「専門職大学」及び「専門職短期大学」が新たに創設されたことに伴い、それぞれの条例が基準とすべき政令及び省令が改正されたこと等により、必要な改正を行うものであります。  次に、議案第7号は、重度心身障がい者医療費の支給に関する条例の一部改正についてであります。  本件は、重度心身障がい者に対し、障がいの程度に応じて、医療費の一部を助成することとしています。  その助成方法を、窓口での本人の申請に基づく「償還払い方式」から「自動償還払い方式」に大分県下の市町村統一で、本年10月受診分から移行することから、所得の制限等による受給資格の期間の改正、保険医療機関等を明確化するための規定の整備など、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第8号は、津久見市手数料条例の一部改正についてであります。  本件は、森林法の改正により、森林の土地所有者や林地の境界に関する情報などを整備し、公表する林地台帳制度が創設され、本年4月から制度の運用が開始されることから、写しを交付するための手数料を定めるなど、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第9号は、津久見市あらゆる差別の撤廃及び人権の擁護に関する条例の一部改正についてであります。  本件は、部落差別の解消と推進に関する法律の施行により、部落差別の解消のための国や地方公共団体の責務、相談体制の充実、教育及び啓発について規定されたことに伴い、条例の名称の変更、相談体制の充実、教育及び啓発に関する規定の整備など、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第10号は、津久見市地域包括支援センターの職員等に係る基準を定める条例の一部改正についてであります。  本件は、介護保険法施行規則の一部改正により、地域包括支援センターの職員等に係る基準が改正されたことに伴う、主任介護支援専門員の要件の規定の整備など、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第11号は、平成30年度一般会計予算の補正についてであります。  今回の補正で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億6,173万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ105億1,684万1,000円とするものであります。  主な内容といたしましては、来年度実施されるプレミアム付商品券事業の準備費用や風疹抗体検査対応のためのシステム改修、保戸島診療所運営負担金などの増額、各事業の決算見込みに対応した調整による減額などであります。  次に、議案第11号から議案第16号までは、平成30年度の各特別会計予算の補正についてであります。  国民健康保険事業特別会計、簡易水道布設事業特別会計、公共下水道事業特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険事業特別会計について、それぞれの事業の決算見込みに対する調整などに伴うものであります。  次に、議案第17号は、平成30年度津久見市水道事業会計予算の補正についてであります。  今回の補正で、収益的収支について、収入の予定額を450万円減額し、総額で3億4,985万5,000円とし、支出の予定額を144万9,000円減額し、総額で3億2,375万4,000円とするものであります。  また、資本的収支については、収入の予定額を2,860万円減額し、総額で3,977万3,000円とし、支出の予定額を4,010万円減額し、総額で1億6,706万2,000円とするものであります。  内容としましては、収益的収支の収入については、水道使用料収入の見直しによる減額であり、支出については、賞与引当金繰入額の減額と納付すべき消費税などの増額によるものであります。  また、資本的収支については、国道217号バイパスなどで予定をしていました配水管布設工事ができなかったことよる企業債の借り入れ及び工事請負費などをそれぞれ減額するものであります。  次に、議案第18号は、平成31年度一般会計予算についてでありまして、先ほど、予算概要でも申し上げましたとおり、当初予算の総額を94億7,400万円としております。  まず、歳出予算についてでありますが、義務的経費では、扶助費と公債費では減少したものの、退職手当の増による人件費の増などがそれを上回ったため、51億8,243万6,000円と、前年度と比較して、753万4,000円の増額、率にして0.1%の増となっております。
     投資的経費については、普通建設事業の補助事業費、県営工事負担金が増額となったものの、ブロードバンド整備事業費の減などによる単独事業費の減、災害復旧事業費の減などにより、8億8,991万1,000円となり、5億5,904万6,000円の減少、率にして38.6%の減となっております。  その他の行政経費では、34億165万3,000円と、前年度と比較して2億5,951万2,000円、率にして8.3%の増となっております。  次に、歳入予算についてですが、市税が20億7,005万1,000円と、前年度と比較して6,993万4,000円の増額、率にして3.5%の増となっております。  地方消費税交付金は1,040万円の増を見込んでいますが、地方譲与税やその他の各交付金はおおむね前年度並みとなっております。  地方交付税につきましても、おおむね前年度と同額の29億円となっております。  寄附金につきましては、ふるさと津久見応援寄附金で、津久見を知っていただき、広く全国から応援いただけるよう情報発信に努め8,000万円の収入を見込んでおります。  繰入金は8億9,041万9,000円で、前年度と比較して5,506万4,000円、率にして6.6%の増額となっています。  市債につきましては、津久見市民図書館改修事業などの増額要因があるものの、災害復旧事業費の減などにより、2億2,040万円、率にして23.2%減額の7億2,770万円となっております。  次に、議案第19号から第25号までは、平成31年度の各特別会計予算についてであります。  各特別会計の予算は、総額で67億2,036万6,000円、前年度と比較して、2億3,981万7,000円の増額、率にして3.7%の増であります。  国民健康保険事業特別会計では、療養給付費や高額療養費、特定健康診査事業費、疾病予防費などを計上しております。  津久見都市計画土地区画整理事業特別会計では、清算徴収金、公債費償還金などを計上しております。  奨学資金事業特別会計では、高校生の贈与奨学資金、大学生の貸与奨学資金、入学準備金などを計上しております。  簡易水道布設事業特別会計では、配水管布設替工事費や公債費償還金などを計上しております。  公共下水道事業特別会計では、長寿命化対策工事や耐震診断調査業務などの費用を計上しております。  後期高齢者医療特別会計では、後期高齢者医療広域連合への保険料納付金などを計上しております。  介護保険事業特別会計では、居宅介護サービス給付費などの各保険給付費、介護予防事業費や任意事業費などの地域支援事業費などを計上しております。  次に、議案第26号は、平成31年度水道事業会計予算についてであります。  収益的収支では、収入を3億6,079万1,000円、支出を3億1,156万1,000円とし、資本的収支では、収入を1億1,452万5,000円、支出を3億9,670万5,000円計上し、市道等の配水管布設工事や第2配水池増設工事などを計画するものであります。  次に、議案第27号及び議案第28号は、指定管理者の指定についてであります。  まず、議案第27号は、津久見市臨海観光交流施設多目的広場(つくみイルカ島サイドパーク)の指定管理者の指定についてであります。  本件は、津久見市臨海観光交流施設多目的広場(つくみイルカ島サイドパーク)の指定管理者として、任意指定により津久見市観光協会を、平成31年4月1日から平成32年3月31日までの1年間として、指定するものであります。  次に、議案第28号は、津久見市観光交流館(つくみマルシェ)の指定管理者の指定についてであります。  本件は、津久見市観光交流館(つくみマルシェ)の指定管理者として、任意指定により津久見市観光協会を、平成31年4月1日から平成32年3月31日までの1年間として、指定するものであります。  次に、議案第29号は、津久見市過疎地域自立促進計画の変更についてであります。  本件は、新たに市道岩屋線道路改良事業と河川激甚災害対策特別緊急事業県営工事負担金を追加することについて、過疎地域自立促進特別措置法に基づき、津久見市過疎地域自立促進計画を変更するものであります。  次に、議案第30号は、津久見市辺地総合整備計画の変更についてであります。  本件は、新たに保戸島観光トイレ整備事業を行うとともに、保戸島地区簡易水道施設整備工事の事業費の変更に伴い、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、保戸島辺地に係る総合整備計画を変更するものであります。  次に、議案第31号及び議案第32号は、公有水面埋め立てにより、区域内に新たに生じた土地の確認及び字の区域編入についてであります。  本件は、大分県が埠頭用地として造成しました、大分県第1区域、津久見市大字徳浦字浜81番から同字浦野前67番3を経て同字岡見4番5に至る間の地先の公有水面埋立地2万2,623.27平方メートルを津久見市大字徳浦字浦野前に区域編入し、大分県第2区域、津久見市大字堅浦字門田1752番6から同1752番7に至る間の地先の公有水面埋立地1,407.08平方メートルを津久見市大字堅浦字門田の区域に編入するものであります。  次に、議案第33号は、市道路線の廃止及び認定についてであります。  本件は、市道谷川西区画線1号において、平成29年台風第18号により被災を受けた路木橋を廃止し、路木橋を除いた部分を新たに認定するものであります。  また、市道寺河内線の津久見市徳浦本町1520番3地先から市道上町線の徳浦本町625番5地先の路線について、堅徳小学校の通学路として、また、地区民の生活道路として利用されている重要な路線であることから、市道寺河内上町線として新たに認定するものであります。  以上をもちまして、提案いたしました諸議案につきまして説明を終わります。  何とぞ、慎重に御審議の上、御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。              〔市長川野幸男君降壇〕 ○議長(黒田浩之議員)  説明は終わりました。 ◎日程第5 議案第34号       (提案理由説明・質疑・委員会付託省略・討論・表決) ○議長(黒田浩之議員)  日程第5、議案第34号を議題といたします。    ──────────────────                   付議事件   議案第 34号 津久見市議会の議員の議員報酬等の特例に関する条例の制定について    ────────────────── ○議長(黒田浩之議員)  提案理由の説明を求めます。  5番、谷本義則議員。              〔5番谷本義則議員登壇〕 ○5番(谷本義則議員)  おはようございます。  それでは、議案第34号、津久見市議会の議員の議員報酬等の特例に関する条例の制定についてであります。  説明いたします。  この条例は、議員が長期欠席をした場合の報酬と期末手当の減額と刑事事件で拘留された場合等は、支給の停止を規定する条例であります。  この条例は、議会運営委員会で九州市議会議長会等の資料を参考にしながら、協議、取りまとめを行い、全員協議会で最終決定したものです。  条例の詳細につきましては、配付しております議案書で確認をお願いしたいと思います。  賛成者は、議会運営委員会の5人の委員です。  以上、よろしくお願いいたします。              〔5番谷本義則議員降壇〕 ○議長(黒田浩之議員)  説明は終わりました。  これから質疑に入ります。  議案第34号について、御質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第34号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  御異議なしと認めます。  よって、議案第34号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これから討論に入ります。  議案第34号について、討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  これをもって、討論を終結いたします。  これから採決を行います。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  御異議なしと認めます。  よって、議案第34号については、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  議事の都合により、3月5日から3月10日までの6日間は休会とし、次の本会議は3月11日に開きたいと思います。  これに、御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  御異議なしと認めます。  よって、3月5日から3月10日までの6日間を休会とし、次の本会議は、3月11日に開くことに決しました。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これにて散会いたします。              午前 11時07分 散会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         津久見市議会議長         署名議員         署名議員...