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平成30年第 3回定例会(第4号 9月28日)

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  1. 津久見市議会 2018-09-28
    平成30年第 3回定例会(第4号 9月28日)


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    平成30年第 3回定例会(第4号 9月28日)   平成30年第3回津久見市議会定例会会議録(第4号)    平成30年9月28日(金曜日)    ────────────────── 〇議事日程(第4号)  平成30年9月28日(金曜日)午前10時開議  第 1 議案第58号から議案第66号まで及び意見第2号から意見第4号まで      (委員長報告・質疑・討論・表決)      (1)総務常任委員会      (2)社会文教建設常任委員会      (3)予算常任委員会  第 2 報告第7号及び報告第8号並びに認定第1号から認定第9号まで      (提案理由説明・質疑・委員会付託)  第 3 議員派遣の件    ────────────────── 〇本日の会議に付した事件  日程の全部    ────────────────── 〇出席議員(13名)     1番  井戸川 幸 弘 議員
        2番  黒 木 章 三 議員     3番  髙 野   至 議員     4番  塩 﨑 雄 司 議員     5番  谷 本 義 則 議員     7番  黒 田 浩 之 議員     8番  森 脇 千恵美 議員     9番  宮 本 和 壽 議員    10番  小手川 初 生 議員    11番  髙 野 幹 也 議員    12番  小 谷 栄 作 議員    13番  知 念 豊 秀 議員    14番  安 藤 康 生 議員    ────────────────── 〇欠席議員( 1名)     6番  吉 良 康 道 議員    ────────────────── 〇説明のため出席した者     市長          川 野 幸 男 君     副市長         飯 沼 克 行 君     総務課長(兼)     契約検査室長      石 堂 克 己 君     総務課参事       宗   真 也 君     総務課主幹       戸 田 尊 道 君     経営政策課長      石 井 達 紀 君     経営政策課参事     今 泉 克 敏 君     経営政策課主幹     吉 本 竜太郎 君     商工観光・定住推進課長 旧 杵 洋 介 君     税務課長        古手川 芳 也 君     市民生活課長(兼)     人権対策室長      児 玉 隆 志 君     環境保全課長      大 村 裕 二 君     健康推進課長      石 田 真 一 君     長寿支援課長      清 水  豊  君     会計管理者(兼)     会計財務課長      野 田 和 廣 君     上下水道課長      遠 藤   太 君     社会福祉課長      黒 枝 泰 浩 君     農林水産課長(兼)     農業委員会事務局長   佐 護 達 朗 君     土木管理課長      宮 近 信 隆 君     まちづくり課長(兼)     土地開発公社事務局長  内 田 隆 生 君     消防長         麻 生 達 也 君     消防本部次長(兼)     消防署長        渡 辺 真 二 君     教育委員会     教育長         平 山 正 雄 君     管理課長        浦 中 隆 浩 君     学校教育課長      岩 尾 恭 輔 君     生涯学習課長      小 畑 春 美 君     生涯学習課参事     宗 像  功  君     監査委員     代表監査委員     事務局長        山 本 芳 弘 君     選挙管理委員会     事務局長        (監査委員事務局長が兼務)     公営企業     水道課長        (上下水道課長が兼務)    ────────────────── 〇議会事務出席者     事務局長        小手川 正 文 君     主幹(兼)書  記   吉 良   弘 君          書  記   中津留 久 憲 君          書  記   吉 田 美 香 君    ──────────────────               午前10時00分 開議 ○議長(黒田浩之議員)  おはようございます。  これから本日の会議を開きます。  この際、お諮りいたします。  川野幸男市長から、9月18日及び9月19日の一般質問において、不適切発言を理由に、発言取り消し申し出書に記載の部分を取り消したい旨の申し出がありました。  この発言取り消しの申し出を許可することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  御異議なしと認めます。  よって、川野幸男市長からの発言取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。  ただいまの発言取り消し部分については、会議録に掲載しないことに措置いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおり定めましたので、御協力願います。 ◎日程第1 議案第58号から議案第66号まで及び意見第2号から意見第4号まで       (委員長報告・質疑・討論・表決) ○議長(黒田浩之議員)  日程第1、議案第58号から議案第66号まで及び意見第2号から意見第4号まで、以上一括議題といたします。  各議案に関する委員長の報告を求めます。  総務常任委員長、黒木章三議員。   ──────────────────               総務常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。                   記   議案第 59号 津久見市犯罪被害者等支援条例の制定について                 原 案 可 決   議案第 61号 津久見市税特別措置条例の一部改正について                 原 案 可 決   意見第  2号 地方財政の充実・強化を求める意見書(案)                 原 案 可 決 平成30年9月20日                             総務常任委員会                             委員長  黒 木 章 三    ──────────────────            〔総務常任委員長黒木章議員登壇〕 ○総務常任委員長(黒木章三議員)  おはようございます。
     総務常任委員会は、去る9月20日、今期定例会において、本委員会に付託されました議案について審査を行いましたので、その経過と結果の報告を行います。  最初に、議案第59号、津久見市犯罪被害者等支援条例の制定について審査を行いました。  本件は、犯罪被害者等の方々は、犯罪などによる直接的な被害のみならず、周囲の心ない言動などによってこうむる二次被害により、精神的にも身体的にも経済的にもさまざまな苦しみを抱えています。犯罪被害者等の方々の置かれた状況への理解を深め、気持ちに寄り添った支援を推進する必要があることから、この条例を制定するもので、委員から、犯罪被害者の適用範囲について、支援の期間について、相談窓口の対応などについて質疑あり、県民かつ津久見市民で相談に来られた場合は素早く対応ができるように、定期的に庁内の担当者を集め会議を開催し、犯罪被害者の方々が二次被害に遭うことのないよう、平穏な生活に戻るまで、この条例のPR及び理解を深めていくために周知・広報活動などをしていきたいとの答弁がありました。審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第61号、津久見市税特別措置条例の一部改正について審査を行いました。  本件の改正内容としては、法の一部改正に合わせ適用期間の2年間延長、移転型事業を行う認定事業者が新設・増設した特定業務施設に対し課税する固定資産税について、不均一課税から3年間の課税免除を行うための一部改正で、委員から、適用を受けた事業所の有無について質疑があり、該当する事業所はありませんとの回答がありました。その内容も十分に理解できましたので、審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、意見第2号、地方財政の充実・強化を求める意見書についての審査を行いました。  本件は、平成31年度の政府予算地方財政の検討に当たり、社会保障予算の充実確保と地方財政措置の確立を求めるものです。審査の結果、内容も理解できましたので、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、総務常任委員会における、審査の経過と結果の報告を終わります。           〔総務常任委員長黒木章三議員降壇〕 ○議長(黒田浩之議員)  社会文教建設常任委員長井戸川幸弘議員。   ──────────────────             社会文教建設常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。                   記   議案第 60号 津久見市民会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について                 原 案 可 決   議案第 65号 公有水面埋立てに関する意見の申立てについて(大字四浦字鳩浦           [大分県])                 原 案 可 決   議案第 66号 市道路線の認定について(門田太田津留線)                 原 案 可 決   議案第 56号 市道路線の廃止及び認定について(広浦線、2号広浦線)                 原 案 可 決   意見第 3号 学校施設へのエアコン設置に対する国庫補助率引き上げを求める意          見書(案)                 原 案 可 決   意見第 4号 水道民営化を推し進める水道法改正案の成立に反対する意見書(案)                 原 案 否 決                      平成30年9月20日                             社会文教建設常任委員会                             委員長  井戸川 幸 弘    ──────────────────          〔社会文教建設常任委員長井戸川幸弘議員登壇〕 ○社会文教建設常任委員長井戸川幸弘議員)  皆さん、おはようございます。  社会文教建設常任委員会は、去る9月20日に委員会を開会し、今期定例会において、本委員会に付託となりました審査事件について審査を終了いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。  最初に、議案第60号、津久見市民会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について審査を行いました。  本件は、津久見市民会館の利用促進を図ることを目的に、公益上その他特別の事情があると認めるときは、使用料を減額し、または免除することができる減免規定を整備することに伴い、津久見市民会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正するもので、委員から、今回、条例の一部を改正する大きな目的はなどの質疑がありましたが、審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第65号、公有水面埋立てに関する意見の申立てについて(大字四浦字鳩浦[大分県])審査を行いました。  本件は、公有水面埋立法第3条第1項の規定により、大分県知事から意見を求められたことに伴い、同条第4項の規定に基づき議決を求めるもので、委員から、延長距離及び幅員について質疑がありましたが、審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第66号、市道路線の認定について(門田太田津留線)審査を行いました。  本件は、二級河川堅浦川を挟んだ市道堅浦中線市道堅浦西2号線とを結ぶ橋梁で、現在は堅徳小学校の通学路として、また、地区民の生活道路として利用されており、昨年の大規模な水害を受け、危機管理型水位計を本橋梁に取りつけたことにより、防災面からも重要な橋梁となったこともあり、適切な維持管理を行うため市道に認定するもので、審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、意見書であります。  意見第3号、学校施設へのエアコン設置に対する国庫補助率引き上げを求める意見書(案)は、審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、意見第4号、水道民営化を推し進める水道法改正案の成立に反対する意見書(案)について審査を行いました。  委員から、地方公共団体が引き続き水道事業の継続に責任を持つというものであって、水道事業そのものの民営化ではないと思いますので、この意見書には反対しますとの反対討論がありました。また、水道は国民の生活のみならず生命に直結する極めて重要なインフラであり、その維持・管理や運営は、費用負担も含めて本来は国や地方公共団体が担うべきものであり、その性格上、個別の業務の委託にとどまらず、運営や施設の更新投資まで民間企業に任せてしまうということは慎重になる必要があると思いますので、この意見書に賛成をしますとの賛成討論がありました。  挙手による採決を行った結果、挙手少数で、原案は否決すべきものと決しました。  以上で、社会文教建設常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。         〔社会文教建設常任委員長井戸川幸弘議員降壇〕 ○議長(黒田浩之議員)  予算常任委員長塩﨑雄司議員。   ──────────────────               予算常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。                   記   議案第 58号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度津久見市後期           高齢者医療特別会計予算の補正)                 原 案 承 認   議案第 62号 平成30年度一般会計予算の補正について                 原 案 可 決   議案第 63号 平成30年度公共下水道事業特別会計予算の補正について                 原 案 可 決   議案第 64号 平成30年度介護保険事業特別会計予算の補正について                 原 案 可 決 平成30年9月21日                             予算常任委員会                             委員長  塩 﨑 雄 司    ──────────────────            〔予算常任委員長塩﨑雄司議員登壇〕 ○予算常任委員長塩﨑雄司議員)  皆さん、おはようございます。  当委員会は、去る9月21日に委員会を開会し、第3回定例会において付託されました議案4件について審査を行いましたので、その経過と結果の報告をいたします。  最初に、議案第58号、専決処分の承認を求めることについて(平成30年度津久見市後期高齢者医療特別会計予算の補正)ですが、昨年の台風第18号災害による後期高齢者医療保険料減免の還付金について質疑答弁がありました。審査の結果、その内容も理解できましたので、原案のとおり、全員異議なく承認すべきものと決しました。  次に、議案第62号、平成30年度一般会計予算の補正については、民生費の子ども子育てニーズ調査委託費、消防費の土砂災害ハザードマップ作成業務委託料、土木費の市営アパート家賃差額助成金、商工費の創業支援事業補助金等について、質疑・答弁がありました。審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第63号、平成30年度公共下水道事業特別会計予算の補正については、終末処理場余剰汚泥貯留槽攪拌機の故障等の内容について質疑・答弁がありましたが、その内容も理解できましたので、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第64号、平成30年度介護保険事業特別会計予算の補正については、その内容も理解できましたので、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、予算常任委員会における、審査の経過と結果の報告を終わります。           〔予算常任委員長塩﨑雄司議員降壇〕 ○議長(黒田浩之議員)  委員長の報告は終わりました。  これから、各委員長報告に対する質疑に入ります。  ただいま行われました、各委員長の報告について、御質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  これをもって各委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これから討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許可します。  13番、知念豊秀議員。             〔13番知念豊秀議員登壇〕 ○13番(知念豊秀議員)  意見第4号、水道民営化を推し進める水道法改正案の成立に反対する意見書(案)について、委員長報告は否決でしたので、原案に賛成の立場で討論を行います。  現在、全国的に水道事業は40年の耐用年数を過ぎた老朽管の布設替えの時期になっています。このような時期を見計らって民営化に道を開く法律をつくることに何の意味があるのでしょうか。1つには、民営化された後、全てのコストを水道料金に反映するフルコストリカバリーへの道を開く可能性があります。  南アフリカで起こった事例を見ますと、コストを水道料金に反映する方法をとったために、貧困層の世帯では、水道料金の滞納が増えて、約1,000万人の人が水道をとめられ、汚染された川の水をくみ、コレラが蔓延、クワズール・ナタールの州だけで12万人が感染し、300人以上が死亡しました。フランス・パリでは、1985年から2009年の間に水道料金が265%上昇したため、2010年に水道を再び公営化しました。これは意見書案に述べられているとおりです。イギリスでは、次々に外国資本に買収・合併され、水道事業が投機の対象となりました。  再公営化になった事例は、国によってさまざまですが、民営化はトラブルのもとであり、水という生活に欠かせないものであるだけに、安易な民営化は危険だという証明ではないでしょうか。  コンセッション方式についても、運営を複雑にしてしまい、余分な経費が発生するのは目に見えています。経費削減のために非正規雇用を増やし、人件費削減で対応するパターンになりかねません。これでは官製ワーキングプアの拡大になりかねません。  日本の水道管は、ほぼ地球一周分あると言います。責任を財政力の弱い地方に押しつけられても解決できません。民営化方式ではなく、国の責任で布設替えを進めるのが妥当ではないでしょうか。国家の責任として、全国どこでも国民へ安心・安全な水をひとしく供給すること、これが国民多数が望んでいることではないでしょうか。  したがいまして、国民の未来の選択を誤らないためにも、この意見書は採択すべきだと思いますので、賛成討論といたします。 ○議長(黒田浩之議員)  以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  これをもって討論を終結いたします。  これから、採決を行います。  意見第4号については、御異議がありますので、起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は否決でありますので、原案について採決いたします。  本件を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
                    〔起立少数〕 ○議長(黒田浩之議員)  御着席ください。起立少数であります。  よって、意見第4号は否決されました。  次に、議案第58号から議案第66号まで及び意見第2号から意見第3号までの各議案については、それぞれ、各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  御異議なしと認めます。  よって、以上の案件は、それぞれ各委員長報告のとおり決しました。 ◎日程第2 報告第7号及び報告第8号並びに認定第1号から認定第9号まで       (提案理由説明・質疑・委員会付託) ○議長(黒田浩之議員)  日程第2、報告第7号及び報告第8号並びに認定第1号から認定第9号まで、以上一括議題といたします。   ──────────────────                   付議事件   報告第  7号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率           の算定について   報告第  8号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の           算定について   認定第  1号 平成29年度一般会計決算の認定について   認定第  2号 平成29年度国民健康保険事業特別会計決算の認定について   認定第  3号 平成29年度津久見都市計画土地区画整理事業特別会計決算の認定           について   認定第  4号 平成29年度奨学資金事業特別会計決算の認定について   認定第  5号 平成29年度簡易水道布設事業特別会計決算の認定について   認定第  6号 平成29年度公共下水道事業特別会計決算の認定について   認定第  7号 平成29年度津久見市後期高齢者医療特別会計決算の認定について   認定第  8号 平成29年度介護保険事業特別会計決算の認定について   認定第  9号 平成29年度津久見市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決           算の認定について    ────────────────── ○議長(黒田浩之議員)  提案理由の説明を求めます。  川野幸男市長。              〔市長川野幸男君登壇〕 ○市長(川野幸男君)  ただいま上程されました諸議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず、報告第7号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定についてであります。  同法の規定により、平成29年度決算に基づく健全化判断比率について、監査委員審査意見書をつけて報告するものであります。  健全化判断比率とは、実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率、将来負担比率の4指標のことであります。  実質赤字比率連結実質赤字比率につきましては、それぞれ一般会計及び全会計の実質的な赤字額が、標準的な収入に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、これら2指標につきましては、実質赤字額連結実質赤字額が発生していないため算定されていません。  実質公債費比率につきましては、一般会計等の実質的な借入金の返済額が、標準的な収入に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、25%を超えると地方債の同意等について国の関与を受けることとなりますが、本市では11.7%であります。  将来負担比率につきましては、一般会計等が抱える実質的な負債の残高が、標準的な収入に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、早期健全化基準は350%でありますが、本市では50.7%であります。  いずれの指標も法令に基づく早期健全化基準の範囲内となっております。  次に、報告第8号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定についてであります。  平成29年度決算に基づき、簡易水道布設事業特別会計、公共下水道事業特別会計及び水道事業会計、それぞれの資金不足比率について、監査委員審査意見書をつけて報告するものであります。  資金不足比率は、各公営企業の資金不足が事業の規模に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、本市におきましては、各公営企業とも資金の不足額が発生していないため算定されていません。  次に、認定第1号は、平成29年度津久見市一般会計歳入歳出決算の認定をお願いするものであります。  平成29年度決算は、歳入総額115億3,167万3,000円、歳出総額110億1,351万5,000円で、歳入歳出差し引き5億1,815万8,000円、翌年度に繰り越すべき財源を控除した実質収支額は3億939万4,000円となっております。  歳入では、市税、市債などでは減少したものの、地方交付税、国・県支出金、繰入金などほとんどの項目で増加し、その結果、歳入全体では前年度と比較して14億9,057万7,000円、率にして14.8%の増加となっております。  歳出につきましても同様に、前年度と比較して13億3,954万5,000円、率にして13.8%の増加となっております。  投資的経費においては、市民会館リニューアル事業の進捗などにより普通建設事業費が減少したものの、台風第18号災害に関する災害復旧事業費が大幅に増加した結果、前年度と比較して1億6,058万1,000円の増となっております。物件費、補助費等におきましても、災害廃棄物の処理事業や被災者住宅再建支援など、災害関係の費用の増により、物件費で4億4,010万2,000円、補助費等で5億8,888万7,000円の大幅増となっております。  次に、認定第2号から認定第8号までは、平成29年度各特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  それぞれ各特別会計の設置目的に従いまして事業の推進を図ってきたところでございます。  次に、認定第9号は、平成29年度津久見市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定についてでございます。  決算の内容は、収益的収支につきましては、水道事業収益3億2,709万2,928円に対して、水道事業費用2億9,906万9,756円で、差し引き2,802万3,172円の純利益となっています。  資本的収支につきましては、収入額1,881万9,345円に対して、支出額は9,050万6,448円で、不足額は7,168万7,103円となっております。  不足額につきましては、消費税及び地方消費税、資本的収支調整額と当年度分損益勘定留保資金をもって補填いたしております。  また、平成29年度未処分利益剰余金は3,406万3,524円であり、そのうち2,802万3,172円を建設改良積立金に積み立てて、604万352円を繰越利益剰余金とし、今後の水道事業の健全な発展を図っていきたいと考えております。  以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。  何とぞ慎重に御審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。              〔市長川野幸男君降壇〕 ○議長(黒田浩之議員)  説明は終わりました。  これから、質疑に入ります。  報告第7号及び報告第8号並びに認定第1号から認定第9号までについて、御質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案のうち、認定第1号から認定第9号までの各議案については、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、議会閉会中継続審査といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  御異議なしと認めます。  よって、認定第1号から認定第9号までの各議案については、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、議会閉会中継続審査とすることに決しました。   ──────────────────              議 案 付 託 表 (1)                        平成30年第3回(9月)定例市議会 決算特別委員会   認定第 1号 平成29年度一般会計決算の認定について   認定第 2号 平成29年度国民健康保険事業特別会計決算の認定について   認定第 3号 平成29年度津久見都市計画土地区画整理事業特別会計決算の認定に          ついて   認定第 4号 平成29年度奨学資金事業特別会計決算の認定について   認定第 5号 平成29年度簡易水道布設事業特別会計決算の認定について   認定第 6号 平成29年度公共下水道事業特別会計決算の認定について   認定第 7号 平成29年度津久見市後期高齢者医療特別会計決算の認定について   認定第 8号 平成29年度介護保険事業特別会計決算の認定について   認定第 9号 平成29年度津久見市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算          の認定について    ────────────────── ○議長(黒田浩之議員)  ただいま設置されました、決算特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付いたしております決算特別委員会委員氏名表のとおり、指名いたします。   ──────────────────               決算特別委員会委員氏名表                決算特別委員会委員                 井戸川 幸 弘                 黒 木 章 三                 髙 野   至                 塩 﨑 雄 司                 谷 本 義 則                 吉 良 康 道                 森 脇 千恵美                 小手川 初 生                 髙 野 幹 也                 小 谷 栄 作
                    知 念 豊 秀                 安 藤 康 生    ────────────────── ◎日程第3 議員派遣の件 ○議長(黒田浩之議員)  日程第3、議員派遣の件を議題といたします。  本件については、地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり、議員の派遣をいたしたいと思います。   ──────────────────               議 員 派 遣 の 件   地方自治法第100条第13項及び津久見市議会会議規則第167条の規定により次のとおり議員を派遣する。             議 員 派 遣 一 覧 表   1.大分県市議会議長会主催の議員研修会   (1)目  的   大分県下の市議会議員が一堂に会し、議会機能についての研修             及び共通する政策課題等についての情報や意見の交換を行い、             活力に満ちた地域づくりに資するため   (2)派遣場所   大分市「レンブラントホテル大分」   (3)期  間   平成30年10月17日(水曜日)の1日間   (4)派遣議員   井戸川 幸 弘 議員  黒 木 章 三 議員             髙 野   至 議員  塩 﨑 雄 司 議員             谷 本 義 則 議員  吉 良 康 道 議員             黒 田 浩 之 議員  森 脇 千恵美 議員             宮 本 和 壽 議員  小手川 初 生 議員             髙 野 幹 也 議員  小 谷 栄 作 議員             知 念 豊 秀 議員  安 藤 康 生 議員    ────────────────── ○議長(黒田浩之議員)  これに、御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  御異議なしと認めます。  よって、議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することに決しました。  ただいま議決いたしました事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任願いたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒田浩之議員)  御異議なしと認めます。  よって、ただいま議決いたしました事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任することに決しました。  以上で、今期定例会の議事は全部終了いたしました。  市長、挨拶をお願いいたします。  川野幸男市長。              〔市長川野幸男君登壇〕 ○市長(川野幸男君)  平成30年第3回市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る9月7日から22日間にわたり、議員の皆様には、本会議あるいは常任委員会などにおきまして、専決処分の承認、条例の制定・改正や、平成30年度予算の補正、公有水面埋立てに関する意見の申し立て、市道路線の認定、人事案件等の御審議をいただき、いずれも原案のとおり御賛同賜りましたことに対し、厚くお礼を申し上げます。  昨年の台風第18号災害から1年がたちました。この経験をこれからの防災に生かすため、あすは市民会館で防災講演会を開催いたします。  また、10月6日には「おおいた大茶会」をテーマに、第33回国民文化祭おおいた2018及び第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会が開会いたします。  大分県からは、10月6日から10月7日までの2日間の予定でありますが、皇太子殿下が開会式に御臨場、あわせて県内事情を御視察のため御来県し、10月7日には、津久見市をごらんになられる予定であると発表されました。今回の御訪問は、市民にとりまして大きな喜びであるとともに、大きな励みになるものと思います。  津久見市では、期間中、合唱の祭典やフレスコ画巡回展・アート展、網代島での現地説明会等をメーンに開催し、津久見ならではの魅力を全国に発信してまいります。  台風第24号の進路が心配されています。万全の体制で対応していきたいと考えております。  終わりに、議員の皆様には、引き続き一層の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。              〔市長川野幸男君降壇〕 ○議長(黒田浩之議員)  これをもって、平成30年第3回津久見市議会定例会を閉会いたします。              午前10時34分 閉会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         津久見市議会議長         署名議員         署名議員...