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平成26年第 2回定例会(第2号 6月17日)

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  1. 津久見市議会 2014-06-17
    平成26年第 2回定例会(第2号 6月17日)


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    平成26年第 2回定例会(第2号 6月17日)   平成26年第2回津久見市議会定例会会議録(第2号)    平成26年6月17日(火曜日)    ────────────────── 〇議事日程(第2号)  平成26年6月17日(火曜日)午前10時開議  第 1 一般質問  第 2 議案第37号から議案第47号まで      (質疑・委員会付託)  第 3 意見第3号      (提案理由説明・質疑・委員会付託)  第 4 意見第4号      (提案理由説明・質疑・委員会付託)  第 5 意見第5号及び意見第6号      (提案理由説明・質疑・委員会付託)    ────────────────── 〇本日の会議に付した事件  日程の全部    ────────────────── 〇出席議員(14名)
        1番  髙 野   至 君     2番  塩 﨑 雄 司 君     3番  谷 本 義 則 君     4番  吉 良 康 道 君     5番  黒 田 浩 之 君     6番  森 脇 千恵美 君     7番  宮 本 和 壽 君     8番  小手川 初 生 君     9番  髙 野 幹 也 君    10番  小 谷 栄 作 君    11番  知 念 豊 秀 君    12番  清 水 美知子 君    13番  西 村 徳 丸 君    14番  安 藤 康 生 君    ────────────────── 〇欠席議員(な し)    ────────────────── 〇説明のため出席した者     市長          吉 本 幸 司 君     副市長         蒲 原   学 君     秘書課長        麻 生 達 也 君     総務課長(兼)     契約検査室長      飯 沼 克 行 君     総務課主幹       黒 枝 泰 浩 君     総務課主幹       上 杉 一 洋 君     政策企画課長(兼)     合併推進課長      石 井 達 紀 君     税務課長        石 堂 克 己 君     市民生活課長(兼)     人権対策室長      鳥 越 俊 一 君     環境保全課長      西 水 克 己 君     健康推進課長(兼)     長寿支援課参事     増 田 浩 太 君     長寿支援課長(兼)     健康推進課参事(兼)     福祉事務所参事     石 田 真 一 君     会計管理者(兼)     会計課長        柴 田 美 子 君     上下水道課長      関   憲 二 君     福祉事務所長      髙 野 正 一 君     農林水産課長(兼)     農業委員会事務局長(兼)     商工観光課参事     内 田 隆 生 君     商工観光課長(兼)     農林水産課参事     旧 杵 洋 介 君     都市建設課長      古 谷 修 一 君     土地対策課長(兼)     土地開発公社事務局長  野 田 和 廣 君     消防長         大 村 裕 二 君     消防本部次長(兼)     消防署長        渡 辺 忠 則 君     教育委員会     教育長         平 山 正 雄 君     管理課長(兼)     学校教育課参事     小手川 正 文 君     学校教育課長      梶 原 俊 幸 君     生涯学習課長      小野崎   宏 君     監査委員     代表監査委員     事務局長        古 谷 慎次郎 君     選挙管理委員会     事務局長       (監査委員事務局長が兼務)     公営企業     水道課長       (上下水道課長が兼務)    ────────────────── 〇議会事務局職員出席者     事務局長         浦 中 隆 浩 君     主幹(兼)書  記    宇都宮 志 伸 君          書  記    吉 田 恵 里 君          書  記    矢 野 雄 樹 君    ──────────────────               午前10時00分 開議 ○議長(小手川初生君)  皆さん、おはようございます。  これより本日の会議を開きます。本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおり定めましたので、御協力願います。 ◎日程第1 一般質問 ○議長(小手川初生君)  日程第1、一般質問を行います。  12人の諸君から通告があっておりますので、順次質問を許可いたします。  9番、髙野幹也君。              〔9番髙野幹也君登壇〕 ○9番(髙野幹也君)  皆さん、おはようございます。議席番号9番、髙野幹也です。通告に従いまして、4点について一般質問をさせていただきます。  まず1点目の「津久見港港湾計画」についてであります。  津久見市はリアス式海岸特有の良好な港に恵まれ、その水深の深さを生かして、これまで津久見市の発展は港の発展とともにあったといっても過言ではないというふうに思っております。そういった中で現在、平成16年に改定されました津久見港港湾計画があります。その港湾計画の中で整備する点が幾つか挙げられておりますが、今回はその中での堅浦地区について質問をさせていただきます。  平成18年から事業に着手されまして、現在も事業が進められているところであります。最近は護岸が建設されまして、その護岸の中の埋め立てが進んでいるところであります。またあわせてトンネルの工事、そして徳浦地区の道路拡幅ということで日々事業が進んでいるのを私を初め、地域の方々は日々目にしているところであります。そういった状況の中で、今回アとイについてお伺いさせていただきます。  まず一期工事についてであります。  先ほどもお話させていただきました現在、進められている工事はこのアの1期工事という形で進められております。この1期工事について現在の進捗状況、そしてまた今後の予定についてお伺いをさせていただきます。  次にイの二期工事についてであります。  2期工事がその1期工事とあわせて予定をされていると思いますが、現時点では、まだ事業着手ということには至っていないというのが現状であります。この2期工事についての概要、そして今後の予定についてお聞かせいただきたいと思います。  2点目の「正しい日本地図」についてであります。  昨今、北方領土また尖閣諸島、竹島等、日本の周りで隣国との領土問題が報道を通じて皆さんも耳にされているところではないかというふうに思います。この領土問題を考えるに当たって、先ほどお話をした日本の島々、また領海を含めて全体の地図、関係性がきちんと認識をできている方というのは、ある調査によりますと日本国民の約1割程度というようなことも言われております。その原因は幾つか考えられるのではないかというふうに思うんですが、私が今回お聞きしたいのは正しい日本地図について、この日本地図の普及ということであります。  日本地図と聞いて皆さん方がどういった地図をイメージされるか。私が日本地図と聞いてぱっと頭に思い浮かべるのは北海道・本州・四国・九州、その位置関係はある程度理解をできるんですが、例えば沖縄とかそれ以外の島々というのは地図で言いますと区切られた、例えば地図の左上であったり、そういったところに記載された地図というのを思い浮かべます。それでは、先ほどから今、領土問題が取り沙汰されている中で正しい位置関係というのは、なかなか把握できません。  そこで今回まずお聞きしたいのは、この領土問題、学校教育の中でどういったふうに教えられているのか、また先ほどからお話をしている地図についてどういったものを使って教えられているのか、まずは1回目の答弁でお聞きしたいというふうに思っております。  3点目の市の広報についてであります。  行政が事務事業を行う中で、その事務事業の内容等を広く市民の方に広報するというのは非常に重要なことであります。この広報については、一般質問やいろいろな機会によく議論になるところではありますが、この市の広報についてどういったお考えで、どういった手段があるのか。よく耳にするのは、市報だとかホームページだとか、そういったことはよく耳にするんですが、先ほど申しましたようにそれ以外の広報手段というのはどういったものがあるのか、そしてそれが実際どの程度行われているのか、そこのところをまずお聞きしたいというふうに思います。  そして4点目の県道大泊浜徳浦線であります。  この県道大泊浜徳浦線の(1)釜戸地区から楠屋地区間の道路改良について、この区間は道路幅員も非常に狭く、以前から道路改良の必要性というのが議論をされております。これまで一般質問でも私も含め、たびたびこの件が議論をされております。そして市のほうも、その答弁を見ますと必要性については十分認識をいただいているようにはあります。そしてまた、昨年開通いたしました林道長目半島線、この開通により交通量の増加等も十分予想がされるところであります。ですので、これまでの答弁も含め今現時点での県道大泊浜徳浦線、釜戸地区から徳浦地区の道路改良についての市としての必要性、御認識をお伺いいたしたいと思います。  以上で1回目の質問を終わります。よろしくお願いします。           〔9番髙野幹也君降壇質問者席着席
    ○議長(小手川初生君)  古谷都市建設課長。 ○都市建設課長(古谷修一君)  1点目の「津久見港港湾計画」について、(1)堅浦地区について、ア.一期工事についてお答えします。  平成18年度から整備を進めている津久見港堅浦地区港湾改修事業の一期工事は現在、岸壁により締め切られた背後に河川、港湾しゅんせつ土等の搬入が行われ、順調に埋め立てが進んでおります。また、一方でトンネル工事のための準備も進められ、間もなく掘削が始まります。トンネル工事については平成26年度末、貫通の予定でございます。  今後については臨港道路、緑地の整備、砂の飛散を防ぐフェンス設置などが順次行われ、1期工事の完成は平成28年度の予定です。  次に、イ.二期工事についてお答えします。  工事内容については、臨港道路と堅浦船だまりの整備を計画しています。臨港道路については現在の県道大泊浜徳浦線堅浦地区、特に堅徳小学校から堅浦消防団格納庫までの間は道路幅員が狭いため大型車の離合が難しく、また歩行者・自転車の通行に非常に危険な道路として改良が求められていますが、改良工事には多くの家屋の移転と工事中の迂回路の設置等の問題があり工事が難しいことから、これにかわる道路として計画されております。市としましても、堅浦地区交通安全対策として重要な路線として位置づけており、今後も大分県と十分な協議を重ね、2期工事の早期着工に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  梶原学校教育課長。 ○学校教育課長(梶原俊幸君)  2点目の「正しい日本地図」について、(1)「正しい日本地図」の普及についてお答えいたします。  初めに、「正しい日本地図」と言われるものを「尖閣諸島・竹島・北方領土などが書き込まれた日本国土全体を把握できる地図」というように解釈させていただき、お答えさせていただきます。  平成22年9月、尖閣諸島付近で操業中の中国漁船が日本の巡視船に体当たりしてきた事件、平成24年8月、当時の韓国のイ・ミョンバク大統領が竹島に上陸したことやロシアのプーチン大統領との北方領土交渉など、我が国の領域をめぐる問題がマスコミで取り上げられる機会が多くなりました。  御質問の「正しい日本地図」の普及についてでありますが現在、小・中学校で使用されている教科用図書・地図等にも正確に尖閣諸島等の表示がなされており、200海里の線も記され、日本国土全体が把握できる地図になっています。また北方領土や竹島などについても「日本の固有の領土である」との記述もあります。なお、平成26年1月28日付の文部科学省初等中等教育局長からの「中学校学習指導要領解説及び高等学校学習指導要領解説の一部改訂について」の通知文書によると、各学校における領土に関する指導に当たっては改訂後の学習指導要領解説を十分参照の上、地理的・歴史的・公民的分野において、その趣旨を踏まえ、適切に取り扱うよう通知があり、各学校に指導したところであります。  以上のようなことから、現有の教科用図書・地図等を使用することで問題はないと認識しております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  麻生秘書課長。 ○秘書課長(麻生達也君)  3点目の市の広報についてお答えいたします。  自治体が行う広報については、その広報の発信方法や広報の内容、目的、受け手側の状況等により、ただ単に伝えるというだけでなく、広報の持つ意味というものが幅広く考えられるものであります。広い意味で広報とは、市民や利害関係者に対し行政サービスの情報を提供する行政広報と、市民に対し市の政策形成への参画等を促すための政策広報と、地域の魅力を広く地域内外に向け発信し観光客などの誘客や企業誘致の一役を担うための地域広報といわれるものがあります。また、その広報の方法手段としては、市の広報といえば一般的に市報、ホームページ、広報車による広報、放送設備を使った広報などが思い浮かばれますけれども、そのほかにも記者会見、地域での説明会、各種イベント、テレビ、ラジオ等による宣伝、郵便やパンフレット、ポスターの掲示なども一つの広報手段であり、まだまだたくさんあると思われます。最近ではソーシャルネットワークサービスを活用したフェイスブックや、ツイッター、また動画配信のユーチューブなど、新しいコミュニケーションツールを使った広報手段などが主流になりつつあるのではと思われます。  次に、広報の手法としては写真などを使ったトピックス的な広報や、直接市民のところへ出向き説明したり、意見を吸い上げたりする対面広報や観光、文化、歴史などをPRするガイド型広報などがあり、発信する情報によりどの手法を効果的に使うかが重要であろうかと思われます。  広報の手段またはその手法は確かに数多くありますが、大事なのはその情報の中身であり、その情報が受け手側に早く、正確に、わかりやすく伝わるかが重要であろうと思われます。そのためにも情報の中身を発信者側が受け手側の視点に立ってわかりやすくまとめ、住民の関心を引きつける内容にまとめる行政側の広報意識の向上が必要になってくると思われます。  現在の津久見市での広報の現状を申し上げますと、市報は全戸配布をし、ホームページもリニューアルが終わり、よりわかりやすいページを目指し努力しているところであり、庁内での協議を重ねながら市民の意見をくみ入れたホームページつくりを目指し、現在トップページへのアクセス件数が6月10日現在で2万8,862件であります。また25年度実績から対面広報といわれるもので、出前講座は16回で543人を対象とし、地域での事業説明会や各学校での授業の一環として勉強会等も数多く開催し、毎年開催している地域懇談会を活用しての広報が13回で417名を対象に行われたものであります。ガイド型広報と言われているテレビでの広報は550回程度、ラジオでの広報64回、その他記者会見、パンフレットポスター等の配布や掲示を行うなどしているところであります。  今後とも子供から高齢者まで市民に愛されるわかりやすい広報を目指し、新たな広報手段も踏まえ、鋭意努力していきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  古谷都市建設課長。 ○都市建設課長(古谷修一君)  4点目の県道大泊浜徳浦線について、(1)釜戸地区から楠屋地区間の道路改良についてお答えします。  釜戸から楠屋の間は、以前より道路幅員の狭い箇所があり、通行に支障があることから大分県に改良の要望をしております。林道長目半島線の開通により交通量が増加していることから今年度、交通量調査を行う予定にしており、その調査に基づき、道路改良の計画書を作成し実施の運びとなります。大分県には引き続き、早期の事業着手のお願いをしていきますが、実施には地権者、地元関係者等の御協力等が必要となりますので、よろしくお願いします。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  髙野幹也君。 ○9番(髙野幹也君)  順次再質問をしていきたいと思います。  まず1点目の津久見港港湾計画についての堅浦地区についてであります。まず1期工事についてお聞きしたいというふうに思います。  1期工事、先ほど答弁にもありましたように現在、事業が進められている中でその影響として岸壁が建設されたことによって、堅浦川の河口部が今までと状況が変化してまいりました。それによって、以前より川を遡上する流量がやはりふえてきているのではないかというふうに思われます。それによって海の漂流物等が河川の上流まで上がってきているというようなことを耳にしたことがあるんですが、そういった認識というのはありますか。 ○議長(小手川初生君)  古谷都市建設課長。 ○都市建設課長(古谷修一君)  お答えします。  今、施工している堅浦の埋め立てですけど、今マイナス7.5の岸壁ができております。それが堅浦川の右岸側に方線で伸びたように今接しています。これは今の形状で、地形からいくと東南の風が吹いたときには、恐らく堅浦川に入りこんでいく状態になっています。当然、堅浦港の入り口が広いんで奥に行くほど狭くなっているので、波の影響はかなり奥のほうまで影響するのではないかと考えております。それは十分認識しておりますので今後、台風等との状況を見ながらその辺は対応していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  髙野幹也君。 ○9番(髙野幹也君)  先ほどもお話をさせていただいたように、現時点でもそういった影響が出ているというようなことを耳にすることがあります。その事実関係も含めて、ぜひ状況把握をしていただきたいというふうに思いますし、先ほど答弁にもありましたように集中豪雨の際に水かさが増して河川が氾濫をするとそういったような危険性、地域住民がそういう不安もこの事業によって増してきている、そういったようなところもありますので、その辺も含めて状況のまず把握と今後の対策の必要性等を考えていただきたいというふうに思いますし、事業を施工しているのは県ですから、その辺のところを県にもきちんと伝えていただきたいというふうに思うのですが、その点について答弁お願いします。 ○議長(小手川初生君)  古谷都市建設課長。 ○都市建設課長(古谷修一君)  お答えします。  ことしの5月に県のほうが地元で説明会をやっております。そのときに地区住民から、そういう意見も出ています。そういう意見も出ているので今、県のほうとしては今後考えていくという方針にしておりますので、そこについては、また市のほうからも県のほうにその旨を伝えたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  髙野幹也君。 ○9番(髙野幹也君)  県の事業とはいっても、当然、津久見市内で行われている事業ですので、やはり市の担当課としてもしっかりと伝えていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。  それでイの二期工事についてであります。  この2期工事は、先ほどもお話させていただいたように、今後、予定をされている部分なんですが、まず確認をしておきたいんですが、先ほどもお話をさせていただいた今の港湾計画の改定が平成16年に行われまして、今の1期工事が平成18年度から事業着手をされています。そのときに地元地区に対して、どういった形で説明があったかというと1期工事・2期工事という形で、当然そういう部分の説明もあったかもしれませんが、1期工事・2期工事あわせて事業説明があっているんですね。それは何を意味するかといいますと、この計画の堅浦地区における主なものというのは青江地区から今、青江地区にある砂置き場を移設する。それでそのかわりに今、堅浦地区にある漁港の整備と、あとは臨港道路なんですね、これができると。すなわち砂置き場ができるかわりに道路が通るという、いわば言いかえればあめとむち、砂置き場は我慢してください、そのかわり先ほど課長の答弁でもありましたように今、拡幅が難しい県道、これを拡幅するかわりに臨港道路が通りますよと、その条件提示があって地元地区もそれに理解を示した中で今、事業が進捗しているというふうに私は理解をしております。今、私がお話をさせていただいたようなところについて、市として認識があるのかどうか、どういったお考えか、まずその点についてお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(小手川初生君)  古谷都市建設課長。 ○都市建設課長(古谷修一君)  お答えします。  先ほど御質問がありましたように、港湾計画については平成16年に改定ということでここの堅浦地区、今1期計画と2期計画、これの全体の計画をする上で地元説明会をしております。その中で今、議員さんがおっしゃられたように青江港の耐震岸壁の砂を堅浦に持っていくと、そういう中でやはり地元地区住民から、そのために今の2期計画のある道路をやってくれと、要するに大泊浜徳浦線の県道が狭いということで、その部分をどうか改修してほしいという要望が出ています。それは市も県も認識しております。そういうことでありますので、市としても県に強く呼びかけて今後、1期工事に引き続き、今は臨港道路と言っていますけど、その部分が整備されるように強く要望していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  髙野幹也君。 ○9番(髙野幹也君)  今、事業が1期工事が順調に進捗していっている中で、やはり地元として一番危惧しているところは1期工事だけが完成をして、砂は移設されたけど臨港道路が2期工事も含めて開通するのがいつになるかわからない、臨港道路がきちんとでき上がらないのに砂だけが来ると、それを地元としてはやはり危惧しているのではないかなというふうに思いますし、私自身そういった声を耳にすることもあります。そうなったときに、先ほどからお話させていただいているように2期工事、やはり早期の事業着手、早期の完成ということが必要になると思われるんですね。仮に、先ほどお話をさせていただいたように臨港道路、2期工事も含めて完成をする前に砂だけが移設をされるとなると地元地域からの反対ということが予想されると思うんですが、その点についての御認識をお伺いします。 ○議長(小手川初生君)  古谷都市建設課長。 ○都市建設課長(古谷修一君)  お答えします。  工事については、先ほど申しましたように1期工事の計画が28年度完成です。当然28年度に完成すれば、青江港の砂がそちらのほうに移転すると、そうなれば2期工事の話ができていないと恐らく地元住民の方の反対あたりが、砂を持ってくることについて反対があるという認識はしていますので、その辺については今後強く大分県のほうに1期工事が終わるころを目標に事業をどうか着手していってもらいたいということを強く要望していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  髙野幹也君。 ○9番(髙野幹也君)  繰り返しになるんですが、砂置き場の移設と2期工事も含めた臨港道路の全線開始というのはセットなんですね。それが約束事なんですね、一番初めにそういった形で事業説明があったということは。そこのところは十分御認識をいただいているとは思いますが、その認識していただいたことをやはり事業主体である県に強く強く要望していただきたいというふうに思っております。  それで、この件は堅浦地区だけに限ったことではないんですね。先ほどから話をしておりますように、青江地区の砂置き場を移設する、なぜ移設をするかというのは先ほど少し答弁の中にもありましたように青江地区は耐震強化岸壁で、その岸壁の有効活用、そして周辺整備というものも計画で位置づけをされてます。あと立花地区で廃棄物処理用地というのも、この港湾計画の中には位置づけをされてます。でも現実問題、当然、今の堅浦地区の道路の形状であれば、立花地区の廃棄物処理用地の事業の推進というのも現実的には難しいというところもあります。そういったこの計画全体の進捗にも大きくかかわることなんです。  一番初め申し上げたとおり、やはり私は津久見の発展というのは、この港の発展なくしてなかったのではないかというふうに根本的に思っておりますので、この港湾計画を計画どおりきちんと事業を推進していくというのは非常に重要なことではないかと思うんですが、その辺の計画全体の進捗も含めたところでのお考えを再度お伺いしておきます。 ○議長(小手川初生君)  古谷都市建設課長。 ○都市建設課長(古谷修一君)  お答えします。  耐震バースについては、これは震災等の物資の輸送とか、海上からの輸送等に欠かせないものだと思ってます。ここをいち早く、やはり砂をのけなければならないということは認識しております。それと、あと立花の埋め立てでございますけど、この部分についても今、公共残土の捨て場がない、そういう状況の中で津久見市としては重要な位置づけをしております。ここに公共残土等を運ぶのには、どうしても堅浦の2期工事の臨港道路、これがないことには今、狭い道路の中をトラックが走り回るということは非常に厳しい状況も把握しています。そういうこともからも県には耐震バースと、その立花等の埋め立てを含めた中で、県と協議していますけど立花地区については、ちょっとまだ話が不透明な状態でございます。状況はそういうことです。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  髙野幹也君。 ○9番(髙野幹也君)  ありがとうございます。  関連性があるということは認識をしていただいているということだろうと思います。この堅浦地区の2期工事、これが早期に事業着手をされて完成をする、これがいろいろな関係を含め、津久見市にとってよい部分を生んでいくことになる、そういうふうに私は思っておりますし、これが逆に事業の進捗がおくれ、完成がおくれということになると逆にいろいろな部分に悪影響を及ぼすということになる。だから負の連鎖にするのか、正の連鎖にするのかとそういった観点から、この堅浦地区の早期の事業着手、事業完成、要は臨港道路が早く開通してくれることというのが非常に重要ではないかというふうに思っていますので、そこのところを確認させていただいて、この件については以上とさせていただきます。  それで2点目についてであります。  先ほどの答弁の中で学校教育の中で領土問題を含め、その必要性は指導要領にもきちんとうたわれておりますとおり認識はしていただいているというふうに思います。その方法として学校の授業を通じて、また教材は先ほど答弁にもあった教科書用図書や地図を使ってということなんです。これは私自身に置きかえてみますと、私自身も中学校生活・高校生活を送る中でも当然そのように行われてきた、多かれ少なかれ違いはあるかもしれませんが行われてきたんだ。でも、なかなか自分自身、先ほどお話をさせていただいたように、じゃあ竹島がどこにあるか、日本からどれぐらい離れていて隣国とどれぐらい近いのか、尖閣諸島にしても同様なんですが。なかなかきちんと理解が私自身できていないんですね。学校教育、学校の授業を通じて、先ほど御答弁いただいた教材を使ってというのは、当然しっかりやっていただかないといけないというふうには思っているんですが、やはりなかなかそれだけでは理解をしていくには十分とは言えないのかなというふうに思っておりまして、今回ちょっと御提案をいたしたいのは、ここにこういった日本地図、日本全図というものがあります。これサイズはA1サイズで、書いていますとおり日本全図という形で島々、領海も含めてきちんと掲載をされ、先ほど言ったように隣国等の位置関係等も、これを見れば一目でわかるというものであります。今回、先ほど言った御提案をいたしたいというのは、この地図ですね、これをもっと普及をさせることができないか。例えば学校の各教室に常時掲示をする、授業とは別の形で常時目に触れる、そういったことで子どもたちの記憶の中に少しずつ残っていって、仮に私と同様の40歳になったときに、それが大体こういうことですねと、きちんと答えられると、認識をされているということにつながるのではないかなというふうに思っているんですが、その辺のお考えについて何か答弁をいただければと。 ○議長(小手川初生君)  梶原学校教育課長。 ○学校教育課長(梶原俊幸君)  お答えします。  社会科は小学校3年生から始まります。それで身近な自分の身の回り、そして津久見市、そして大分県、それで全国へというふうに広がっていき、中学・高校へのそういう勉強に広まっていきます。その中で小学校で使われています、これは現在使われてます地図なんですけど、この地図の中にも先ほど答弁でいたしましたように日本全体が書かれている、そういう地図もちゃんと載っていますし、これは中学校で使われている地図なんですけど、この中学校で使われている地図のほうにもきちんと日本あるいは隣国もあらわされたそういう地図が使われています。地図をぽんと置いたときに、漠然と見ても結局、意識は余りないんですよね。そういう中で、先ほど申しましたように中学校の地理の歴史の中には、きちんと北方領土の問題、あるいは竹島の問題そういうものをきちんと取り上げて、そこでしっかり学習をするという場面があります、そういう学習があります。そういうところで、きちんと学習することによって意識ができると。そういう意識がないままに地図を見ても、余り意味がないのではないかなというふうに思いますので、そういう折々に触れてきちんと学習をしていって、その中で位置づけていくというふうに今、考えております。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  髙野幹也君。 ○9番(髙野幹也君)  私も学校教育の中で、学校の授業でやっていることを全く否定をしているつもりはありませんで、それは今までどおり、また今まで以上にしっかりやっていただきたいというふうに思います。それで私は、それとは別の方法、手段としてこういった地図を常時掲揚しておくとさらにいいのではないかなと。だから位置だけでは、なかなか私みたいに認識ができていない人間がふえていきますので、位置ではなくてそこにもう一つ別の方法も足してやっていただけたらどうかなと、そういう必要性についての御認識はどうかなというところでお聞きをいたしたところであります。  津久見市教育委員会として、この件にどういうふうに取り組むかということも、もちろん大事だと思うんですが、これはやはり大分県、そして日本全体の問題でもあるというふうに思っております。ですので、津久見市教育委員会としてしっかり考えていただくことも大事ですが、先ほど言ったように大分県や国なりの動向も含めて今後、臨機応変に対応していただきたい。そのためには、まずこの件についてより認識をしていただいて、その必要性をきちんと持っていただいてというところが、まず必要なのかなというふうに思っておりまして、今回はその点についてお考えをお聞きしたかったところなんですが、再度その辺についての認識、理解、前向きに取り組んでいただけるかどうか、あわせてお聞かせいただければと思います。 ○議長(小手川初生君)  梶原学校教育課長。 ○学校教育課長(梶原俊幸君)  お答えします。  先ほど答弁の中でも申しましたが、いろいろマスコミで取り上げられる日本の領域の問題、そういう問題があったときに、そのときに改めて日本地図を出して「ここは今、問題になっているんだね」というふうに位置づけをすることによって、しっかりと記憶の中に残っていく、あるいは考えが深まっていくという形で捉えています。  常時掲揚につきましては、常時掲揚する教育的意義及び各都道府県あるいは市町村のそういう動向も見ながら考えさせていただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  髙野幹也君。 ○9番(髙野幹也君)  ありがとうございます。  今回、私が一般質問させていただきましたので、ぜひ一度、教育長を初め教育委員会内部で検討していただければというふうに思いますので、お願いをしておきます。よろしくお願いします。  3点目についてであります、市の広報について。  先ほど答弁いただきまして、その内容や方法・手段によって、いろいろと多岐にわたって広報をされているということは理解をできます。それで私はその答弁の中にもありました対面広報ですね、その点についてちょっとお聞きしていきたいというふうに思います。  話は少し変わりますが、先月5月21日だったと思いますけど、我々議会が議会報告会を、済みません題が少し違いますが、そういった内容の会を開きました。それで、そういった議会もやはり市民の皆さんに対して広く議会活動を知っていただくとともに、皆さん方の御意見をやはりお聞きしていかないといけない。その点については、行政執行部も、議会もある種共通の課題を抱えているのかなというふうに思います。なかなかその課題を解決していくというのは大変なんですが、私は先ほどいった対面広報、やはりこれを通じて今まで以上に、より行政また議会と市民の皆さんとが、より身近に感じられるのではないかなというふうに思っております。  それで、先ほどお話させていただいた今回、議会報告会ではテーマを介護とごみという二つのテーマに絞って、私はごみのほうの班で、そのテーマで報告会に参加させていただいたんですけど、その中でごみの水切り、執行部も進めてますけど、段ボールコンポスト、後で谷本議員も御質問されると思いますけども、そういった実演に近いような形で市民の皆さんに説明をさせていただきました。それをやってみての自分自身の思いもそうです、来ていただいた方からの御感想、御意見でも非常によかった、わかりやすかったというような御意見を多くいただきました。  先ほど申しましたように、なかなか一方通行の広報、例えばホームページですとか、市報なんかですと受け取る側がどれだけ受け取ってくれるか、また受け取った方がどういうふうに感じられるかというのは、なかなかわかりかねるところもある。当然、それはそれで意味のあるものだということは理解はしているんですが、私はこれから先、この対面広報ですね、これにもっと力を入れていく必要というのがあるのではないかというふうに思うんですが、それについてのお考え、御認識をお聞かせください。 ○議長(小手川初生君)  麻生秘書課長。 ○秘書課長(麻生達也君)  お答えいたします。  今、議員さんがおっしゃったとおり対面広報は大変重要なものだと思っております。特に対面広報につきましては、直接市民と対面して説明するために、やはり意見や要望もその場で吸い上げることができますし、市民の皆さんのその場での状況等も目の前にして確認できますので、これは大変重要なことだと思っております。  それで、うちのほうが今やっている対面広報の一番主たるものとしては、やはり地域懇談会かなと思っております。先ほど段ボールコンポストとかいろいろ出てましたけれども、地域懇談会においても数年前に地区を回ったときに段ボールコンポストの部分も説明して回っております。そのときに、やはりかなり興味を示されたところもありまして、この対面広報という部分については、かなり重要な部分かなと。ただ対面広報につきましては、受け手がかなり絞られてくるし、その内容によってかなり精査していかなければいけない部分もあるのかなとそういうふうに思っております。現在、対面広報という部分では学校においての部分でも子どもたちに対して、ごみについての勉強とか防災についてとか、学校の中で授業の一環としてやっている部分も対面広報の一つかなとそういうふうに思っております。これは重要な部分だと思いますので、今後は対面広報でどういう部分ができるのかという部分も十分精査していきたいと思います。 ○議長(小手川初生君)  髙野幹也君。 ○9番(髙野幹也君)  その内容ややり方については、十分検討していただいて、回を重ねるごとによりいいものとしていただければというふうに思いますし、対面広報をするに当たって一つ課題となるのは、いかにその場に参加をしていただくかというところが非常に大きな課題というふうになるのだろうというふうに思います。この点についても十分検討していただいて、例えば各地区を回ってであれば、そこの地区の方々にも御加勢をいただきながら、とにかく対面広報を行う場合、多く参加をしていただくということが一番重要。  先ほどの答弁の中にもありましたように、来ていただいた方はおおむね興味・関心、そして理解も含めて参加してよかったという形で評価をいただく方が大多数だというふうに思います。ですからこそ、どうにか頑張って多くの方に参加をしていただいて、かつ対面広報を今まで以上により充実をさせていただきたいというふうに思います。  私はやはり田舎のよさといいますか、津久見のよさというのは、やはり人と人とが身近でよくも悪くも顔見知りが多くてというところが津久見のよさではないのかなと、津久見のよさだというふうに思っております。その津久見のよさを最大限生かした広報というのが、私はこの対面広報だというふうに思っておりますので、ぜひお願いしたいと思いますので、検討して前向きに取り組みをしていただきたいと思います。  最後、4点目の県道大泊浜徳浦線についてであります。  先ほど答弁の中で「交通量調査を行って」という御答弁がありました。前々回ですか、髙野 至議員の質問の中でも「交通量調査を行って」という答弁がありました。今の現時点で、いつごろ交通量調査を行うとかそういったことがわかりますか。 ○議長(小手川初生君)  古谷都市建設課長。 ○都市建設課長(古谷修一君)  お答えします。  今の段階では臼杵土木事務所に尋ねたところ、今のところは、はっきりですね、近々という話はないので今年度中という回答でございます。
     以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  髙野幹也君。 ○9番(髙野幹也君)  交通量調査をしっかりまずしていただいて、その後、道路改良の必要性、そして行うとすれば、どういった方法でというところのもとになってくるものなんだろうというふうに思います。交通量調査は、もちろんしっかりしていただければいいんですが、やはり単純に交通量だけでその事業の必要性が決まるものではないというふうに思っておりますし、1回目の質問でも申し上げたとおり、ここの間の道路改良の必要性については市のほうも、今までの経緯も含めて十分認識をしていただいていることだというふうに思いますので、積極的に県のほうに要望、そして話をしていっていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(小手川初生君)  暫時休憩いたします。11時から開議いたします。               午前10時51分 休憩            ────────────────               午前11時00分 開議 ○議長(小手川初生君)  休憩前に引き続き開議いたします。  次に、12番、清水美知子君。             〔12番清水美知子君登壇〕 ○12番(清水美知子君)  皆さん、おはようございます、清水美知子でございます。私は今回は4点について質問をさせていただきます。  1点目は地域包括ケアシステムの構築についてです。  日本は世界に例を見ない速さで少子高齢化が進んでいます。かつてない超高齢化社会でも高齢者が安心して暮らしていけるよう政府は地域包括ケアシステムの構築を目指しています。  地域包括ケアシステムは団塊の世代が75歳、後期高齢者になる2025年をめどにそれぞれの市町村ごとに地域単位でつくり上げる制度です。高齢者が住みなれた地域で医療や介護、生活支援など必要なサービスを統合的に受けられ、生涯にわたり安心して暮らせる仕組みです。高齢者の状態や地域の課題など把握するためのニーズ調査やケア会議も取り組まれていますが、津久見市には何が必要なのかを見きわめて計画に取り組まれていると思われます。どのような計画をしているのか、お伺いをいたします。  2点目は土曜授業についてです。  文部科学省では、子どもたちに土曜日における充実した学習機会を提供する方策として平成25年11月に学校教育法施行規則の改正を行い、設置者の判断により土曜授業を行うことが可能であることを明確化しました。調査によれば、2012年度に土曜授業を実施した公立学校は小学校が8.8%、中学校が9.9%、高校が3.8%の現状だったそうです。法律が改正され、どの程度の自治体が本年から実施に踏み切るかが注目をされています。土曜授業に関する検討チームを立ち上げ検討されました二つの場合に分け、1は全国一律で土曜授業を制度化する場合、2は設置者の判断で土曜授業を実施する場合、土曜日には部活動の練習や大会等地域における学習やスポーツ・体験活動などを通じて子どもたちの幅広い力を育てようと取り組んでいたり、習い事や塾、家族との活動などを希望する家庭もあり、一応導入する場合は学校の週5日制が定着してきたさまざまな取り組みや実情があることなど検討する必要があり、教職員の勤務体制などもあり、設置者の判断で土曜授業をすることになりました。  新聞には、杵築市が補充学習と体験活動をする土曜教室を5月17日から始めました。講師は地域の元教職員などが担当するようです。臼杵市は2学期から市内全小・中学校で臼杵土曜ふれあい学校を9月・10月・12月・2月と月1回3時間の授業で、内容は各学校に任せる。別府市は希望する市内の小・中学校で試験的に実施をし、来年度は市内全小・中学校で年4、5回実施する方針だそうです。  津久見市は教科や科目の授業で学力向上につなげたいと前向きに検討中となっていましたが、どのようにお考えなのかお伺いをいたします。  3点目は、市営住宅の改善についてです。  津久見市には現在、市営住宅9団地294戸あります。昭和54年以前に建てられた住宅が半数近くを占め老朽化しております。修理などで長寿命化の取り組みを実施しているようですが、住宅の中には浴室のみで入退去時には入居者の負担で浴槽等を対応していますが、入居者の大きな負担となっているのが現状です。入居者の高齢化を考えると身体的事由などで上の階から下の階へ住みかえることもありますが、住みかえる場合には住みかえ前の修繕費や浴槽の処分費、さらに新たな住宅での設置費用など多額な負担になります。住みかえたくても住みかえられないケースもあると思われます。  1として、市営住宅の浴槽を公費で設置できないか、アとして浴槽を負担しなければならない住宅の戸数、イとして利用者の高齢化率は、をお伺いいたします。  4点目は、図書館利用の促進対策についてです。  近年、活字離れが指摘される中、活字離れを食いとめようと各地の図書館ではさまざまな取り組みが行われています。開館時間の延長や開館日の増加、インターネットの蔵書の検索・予約システムの導入など、また子育て・教育・医療など情報提供サービスに力を入れているところや子育て支援のために読み聞かせや乳幼児を連れた保護者が気兼ねなく利用できる赤ちゃんタイムを設けるなど、さまざまな取り組みを実施しています。取り組みの一つに借りた本の情報を預金通帳のように記入する「読書通帳」を導入している自治体があります。この取り組みは、借りた本の履歴を目に見える形で残すことによって住民、特に子どもたちの読書への意欲を高める効果を期待されています。公立図書館だけでなく、学校図書館で実施をしている自治体もあります。導入後、本の貸し出しは増加しているようです。津久見市も年々、利用者も減少しているようですが、読書通帳を導入されませんか。  平成25年度の図書館利用者数を年代別で貸し出し数をお伺いいたします。  これで1回目の質問を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。          〔12番清水美知子君降壇質問者席着席〕 ○議長(小手川初生君)  平山教育長。             〔教育長平山正雄君登壇〕 ○教育長(平山正雄君)  2点目の土曜授業について、(1)どのように考えていますか、についてお答えいたします。  学校週5日制度は平成14年度に完全実施され、10年以上が経過しており、学校・家庭・地域に定着してきましたが、平成20年の中央教育審議会答申において「評価すべき点も少なくない一方で、『生きる力』が重視している思考力・判断力・表現力等、学習意欲・学習習慣、自分への自信やみずからの将来についての関心、体力などに課題がある」との指摘があり、新学習指導要領では授業時数の増加や教育内容の充実などが改善されました。学校週5日制度は維持しつつ、より一層、土曜日の活用が求められていることから市町村教育委員会の中には授業時数の増加や、保護者や地域に開かれた学校づくりの観点などから土曜日授業の実施を後押しする動きも出ています。また民間の世論調査等においては、土曜日授業の実施を支持する国民の割合が高いなどの結果があります。  こうした中、文部科学省では「子どもたちの成長にとって、土曜日をこれまで以上に充実したものにすることが肝要である。土曜日授業については、学校において子どもたちに土曜日における充実した学習機会を提供する一つとして捉え、その推進を図る。」という基本的方針を打ち出し、学校教育法施行規則を改正しました。  以上のような経緯を踏まえ、津久見市教育委員会といたしましては、土曜日授業を行うこととして校長会議等で協議しているところです。時期につきましては、平成27年度から毎月1回の土曜日授業を実施する予定です。土曜日の授業の内容といたしましては、各教科の授業、特別活動や進路指導及びキャリア教育に関する授業、その他、学習指導要領に位置づけられた教育活動を考えています。             〔教育長平山正雄君降壇〕 ○議長(小手川初生君)  石田長寿支援課長。 ○長寿支援課長(石田真一君)  1点目の地域包括ケアシステムの構築について、(1)どのような計画をしていますか、についてお答えいたします。  平成24年3月に策定した平成24年度から平成26年度分の高齢者福祉計画及び第5期介護保険事業計画において地域包括ケアシステムは、高齢者が要介護状態となっても可能な限り住みなれた地域で継続して生活することができるよう介護・医療・予防・住まい・生活支援の五つのサービスを一体化して提供していくこととしています。その中心となるのが、地域包括支援センターの機能強化と地域ケア会議の開催であります。  一つ目の地域包括支援センターの機能強化については、介護予防ケアマネジメント、総合相談支援業務、権利擁護業務及び包括的・継続的ケアマネジメント業務で医療機関を初め介護サービス事業所等の関係機関との連携の推進と迅速な対応を行っています。  二つ目の地域ケア会議の開催に関しては、要支援の高齢者に介護サービスを提供していく中で理学療法士、管理栄養士、歯科衛生士などの専門員より助言をいただきながら、関係職員でケアプランの実行・評価・見直しを行い、高齢者の自立支援と生活の質の向上を図っています。この地域包括支援センターの機能強化と地域ケア会議の推進を行うことで、地域包括ケアシステムの構築につなげてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  古谷都市建設課長。 ○都市建設課長(古谷修一君)  3点目の市営住宅の改善について、(1)市営住宅の浴槽を公費で設置を、ア.戸数、イ.利用者の高齢化率については、関連性がありますので一括してお答えいたします。  昭和26年に公営住宅法が制定され、住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的に健康で文化的な生活を営むに足りる住宅整備が全国で行われてまいりました。当市の市営住宅の整備については17棟が整備され、その戸数は現在294戸で高齢者の世帯は44.5%です。  御質問の浴槽の設置ですが、昭和35年に鬼丸住宅が建設されましたが、当時は浴室もありませんでした。社会情勢の変化に伴い、昭和45年の長野アパート建設以降は、浴室は設置されましたが浴槽は入居者自身に設置していただいております。昭和55年建設のそうりんアパート以降の施設については、浴槽についても建設時から設置済みとなっております。浴槽を個人で設置していただいている戸数は294戸中、165戸となっております。この165戸の浴槽については、現在のところ市が設置する予定はありませんが今後、建てかえの際には当初から整備されますので御理解をお願いします。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  小野崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(小野崎 宏君)  4点目の図書館利用促進対策として、(1)読書通帳の導入を、についてお答えいたします。  平成25年度の図書館利用状況は、貸出冊数の合計6万4,827冊。内訳といたしまして、一般書3万8,204冊、児童書2万83冊、雑誌・その他が6,540冊であります。本を借りた人の合計は1万5,655人で、そのうち12歳までの児童は2,360人となっております。開館日数が年間278日で、一日平均56.3人が利用し233.2冊が貸し出しされております。  平成25年度から津久見高校生の卒業制作品として寄贈されました計測カウンターにより、図書館への入館者数を計測しております。この計測カウンターによりますと、図書館への入館者数は年間で5万3,975人。1日平均194人となっております。最近は長時間滞在して、ゆっくりと読書をされる方が見受けられるようになっていますので、これからは図書館の利用も、「貸し出し中心」から「滞在型」の利用形態へと変化していくことも予想されております。  御質問の「読書通帳」につきましては、新聞報道によると全国で6例程度の事例が紹介されています。過去に読んだ本を思い出したいときや読書意欲の向上に一定の効果を期待しているとのことですが導入事例も少なく、今後県下の動向などを見守りたいと考えております。  図書館利用促進の取り組みについては、平成25年度から図書貸し出しの上限を5冊から10冊へ、また視聴覚教材は3本から5本といたしました。このことから貸し出し実績は24年度6万759冊だったものが、25年度には6万4,827冊となり4,068冊、約6.7%の増加となるなど貸出冊数が10年ぶりに増加いたしました。特に、児童書の貸し出しの増加が顕著となっております。貸出冊数の増加だけが図書館の評価ではないと思いますが、今後も工夫を重ねながら市民に愛され、親しまれる図書館づくりを目指していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  御答弁ありがとうございます。再質問をさせていただきます。  1点目の地域包括ケアシステムの構築から質問させていただきます。  津久見市も高齢者人口が7,203名、高齢化率が36.8%と高齢化がどんどん進んでいる状態なんですけれども、この地域包括ケアシステムの中で津久見市が一番力を入れていく事業は何でしょうか、五つの中で。 ○議長(小手川初生君)  石田長寿支援課長。 ○長寿支援課長(石田真一君)  地域ケア会議の開催をふやしていきまして、要支援の方の状態の軽減や悪化の防止に取り組むことや、元気な高齢者が元気なまま暮らしていけるようとぎ倶楽部などでの一次予防事業やふれあいサロンで介護予防教室を開催したりしながら健康寿命を延ばしていけるようにすることに力を入れていきたいと思っております。また認知症の関係で、認知症サポーターの養成にも力を入れていきたいと考えてます。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  津久見市もいろいろと介護予防の取り組みを行っているようですけども、私はいつも言うんですけど一番気になるのは、そこに出てこられる方はいいんですけれども、出てこない方の対策というものは考えているんでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  石田長寿支援課長。 ○長寿支援課長(石田真一君)  そこは難しい問題でもあるんですけども、地域の方と協力しながらお声かけをして、まずふれあいサロンに参加していただきたいと。ふれあいサロンにも興味を持てるような事業を組み込んだりしながらやっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  なかなか出てこない方には、いろいろな事情もあると思うんですけども、やはりその辺が一番重要ではないかなと思います。その辺もきちんと取り組んでいただきたいと思っております。  ちょっと事例があるんですけども、ここはシルバーリハビリ体操というのを行っているらしいんですけれども、ただ行うだけではなくて、そこに楽しみながら来ているお年寄りの方が元気になって、それで元気になったその人たちを今度は講師にして、どんどん広げていっているという事例があるんですけど、こういった取り組みが必要ではないかなと思います。来てくれて、またそこで元気になって、外にもどんどんうって出ようかなという高齢者の方もたくさんいるのではないかと思いますので。ここは指導者を1万人を目標に上げているみたいですね。昨年度末には6,000人が誕生をしているようです。やはり住民のやる気をうまく引き出し、持続的な運動につなげたいという考えがあるみたいで、こういったもう一歩先のことも考えていく必要もあるのではないかと思います。  それとあとですね、これから地域包括ケアシステムの構築をずっと計画を進めていくんだと思うんですけれども、一見、新聞とかいろいろ見ると、とてもこれができたらすごいなと思うんですけど、ちょっと理想的かなと思う部分もあるんですよね。たくさんの課題があると思うんですけども、津久見市で一番ここが課題だというものがありますか。 ○議長(小手川初生君)  石田長寿支援課長。 ○長寿支援課長(石田真一君)  課題は各地域によって多少違いがあるんですけども、いわゆる市内までの医療にかかる通院の問題が一番大きいところではないかというふうに考えております。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  通院ですね、高齢者になるとお医者にかかる機会というのが大変多いので、バスの本数も少ないですし、また本当にバスにも乗れない方もいらっしゃるので、まずそういったところもしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  それとあと、いろいろ予想では、それにかかわる人というのが少ない、そういった問題点とかお医者様も本当にこの地域包括ケアシステムは、いろいろな人でかかわってつくっていくので、その人が医療にしてもケアをする方にしても人が足りないのではないかなと言われておりますけど、そういった人の面はこれから計画をつくっていく中で問題はありませんか。 ○議長(小手川初生君)  石田長寿支援課長。 ○長寿支援課長(石田真一君)  今年度策定します第6期の介護事業計画において、そういった今後の支援する方の育成だとかボランティアさんを含め、計画でうたっていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  よろしくお願いいたします。  地域ケア会議を今、行っていると思うんですけれども、先ほどどういったメンバーかということは答弁の中で少しお話がありましたけど今、何名で行われているんでしょうか、何回ぐらい開かれたんでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  石田長寿支援課長。 ○長寿支援課長(石田真一君)  参加メンバーは市の長寿支援課と地域包括支援センター、ケアマネジャー、サービス提供事業者と助言者として理学療法士または作業療法士、管理栄養士、歯科衛生士で中部保健所の保健師さんに参加をしていただいておりまして、全員で17名です。昨年度の地域ケア会議は21回行いまして、延べ80人の方の要支援の方の自立支援型のプラン作成に取り組んでおります。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  17名でしっかりといろいろな10年先を見据えて話し合いをして一つ一つ取り組んでいっていただきたいと思います。  それとニーズ調査をされたと思うんですけど、どういった方法でしたのか、あと今、回収率、もう全部回収できたのかと、あと集計はできているのかどうかお願いいたします。 ○議長(小手川初生君)  石田長寿支援課長。 ○長寿支援課長(石田真一君)  市内の65歳以上の要支援2までの方に送付いたしまして、地域の民生委員さんや介護予防推進員さんの御協力をいただきながら回収をさせていただきました。それで85%の回収をいただいております。今、集計作業をしておりまして、8月末ぐらいには集計作業が終わるのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  集計が8月末に終わるということですので、また集計を参考にしながら取り組んでいっていただきたいと思います。  それと認知症の講座を受けるオレンジサポートというのがあるんですけれども今、津久見市では何人ぐらいの方がいらっしゃるんでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  石田長寿支援課長。 ○長寿支援課長(石田真一君)  認知症サポーター養成講座は平成18年度から行っておりまして、現在1,618名の方が受講されております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  かなりの方が受けられているようですけど、これからもどんどん進めていただきたいと思います。やはりこういった方が、また地域でかなりお役に立てる人材になると思いますので。  あとちょっとお伺いしたいんですけども今、在宅介護でお世話をしている介護者がいらっしゃると思うんですけども、こういった方々がお互いに情報交換できたりとかする場所、あと相談とかする場所はあるんでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  石田長寿支援課長。 ○長寿支援課長(石田真一君)  場所といたしましては、まず包括支援センターで総合相談窓口を24時間365日対応できるようになっておりますので、まずそこに一報いただければ、それから今後の支援等の相談に関係機関が集まって支援体制を組んでいくという形になっていこうかと思います。
     以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  他市では、そういった人たちが、ある場所に集まってお茶を飲みながら、いろいろな話をしたりとか、ちょっとバス旅行に行ったりとか、そういったことをしているところもあるんですけど、津久見市ではそういったことはやってないですか。 ○議長(小手川初生君)  石田長寿支援課長。 ○長寿支援課長(石田真一君)  ふれあいサロンで行ったり、まずは地区社協で見守り活動等を行っていただいておりますが、その中であと旅行に行ったりだとか、その地域でお楽しみ会をしたりだとか、そういった工夫はされております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  本当に介護をしておられる方は、本当に介護者のほうが病気になるという例がかなりありますので、介護者のケアというのもいろいろと考えていただきたいと思っております。  それと、これは市民と議員の懇話会のときにちょっと質問があったんですけど、高齢者の方から。緊急の通報電話がパソコンで光回線にすると消防署に通じないそうなんですけども、何かこの対策などは考えておられますか。 ○議長(小手川初生君)  石田長寿支援課長。 ○長寿支援課長(石田真一君)  現在の緊急通報装置につきましては、アナログ対応になっておりまして、光回線には対応できないことになっていまして、NTTさんのほうに確認したら今、光対応の端末を現在開発中ということでありますので、今後その対応等について検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  これも早急に考えていただきたいと思うんですけど、実際に使われた方が通じなかったということでお話がありましたので、何とか改善をしていただきたいと思います。  地域包括ケアシステムも、いろいろと課題がいっぱいあると思うんですけれども、昨今、新聞で認知症が原因で行方不明になっている不明者が1万人もいらっしゃるということなんですけど、一人一人にやはり光を当てて、地域包括ケアシステムは地域のみんなで支え合っていくことが一番の目的だと思うんですよね。みんなの努力がなければ、本当にこの地域包括ケアシステムは成り立たないと思います。これをつくることで、老老介護や孤独死とか認知症の増加といったような課題も解消につながっていくのではないかなと思います。  地域ケアシステムの実現には、さっきも言ったように多くの課題がありますが、自助・共助・公助が一つになって高齢者が地域で安心して暮らせるように自治体のほうで、また津久見市は地区社協が各地区にありますのでその方たちと、またお医者さんとかいろいろな人とかかわっていただいて、本当に高齢者の方が安心して暮らしていける取り組みをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  2点目は土曜日授業についてです。土曜日授業については、私はさらっと流しますので。あと、あす谷本議員が同じ質問をいたしますので、そちらで細かく聞かれると思いますので、その点はよろしく。  土曜授業ですけれども、事例として豊後高田市が土曜日授業というあれではないんですけれども、学びの21世紀塾という授業を行っております。それで土曜日に地域住民が講師として小・中学校などを教えて、教員もボランティアで手伝っているようです。地域一体となって子どもたちの活動を支援するモデル的な取り組みとなっています。県内の学力テストですね、23市町村でかつてはワースト2位だった豊後高田市ですが現在は8年連続で1位になっているということだけでなくて、野球とかバレーとか運動のほうも全国大会に出場するような実績を上げているそうです。またさいたま市でも、さいたま土曜チャレンジスクールというのを開いているそうです。土曜日等に希望する児童・生徒の自己的な学習・復習・宿題・ものづくり等をサポートし、学ぶ楽しさを教え、基礎学力の向上や学習習慣の定着を図ることを目的として、平成21年度にモデル校12校、小学校10校、中学校2校でスタートし、現在全ての市立小・中学校で実施をしているそうです。このチャレンジスクールの運営については、各学校単位で実行委員会を組織し、実行委員会が中心となって行っていて、実行委員会は運営全般に当たる教室コーディネーターや見守りを中心に行う安全管理、学習を支援する学習アドバイザーで構成されているそうです。教員のOBの方とか教員を目指す学生とか地域の方の協力をいただきながらやっているそうです。5日制になって、土曜日にさまざまな取り組みをして有意義に過ごしている子どもたちもたくさんいるんですけれども、必ずしも有意義に過ごせていない子どもたちも少なからずいると思うんです。だから津久見市も答弁を聞かせていただいて取り組まれると思いますが、いろいろさまざまなことを検討しながら子どもたちに一番いいものをつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それと市営住宅の浴槽の件なんですけれども、この浴槽を準備しなければいけない住宅はどことどこでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  古谷都市建設課長。 ○都市建設課長(古谷修一君)  お答えします。  アパートでいうと、長野のAアパート・Bアパート、それと千怒のA・B・Cでございます。それと、あと当初つくられた鬼丸と門前それと長野Cについては、これは浴室がございませんので。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  まだ、たくさん戸数がありますけれども、すぐに建てかえが決まっているところはいいかなと思いますけれども、なかなか建てかえもお金がかかることですので進まないのではないかなと思いますので、できるだけ入居者も先ほど高齢化率をお聞きしたんですけども、だんだん高齢化もしていくのではないかと思いますので、市のほうで負担軽減のために努力をしていただいて、まだ建てかえが随分かかるところは浴槽を入れていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に図書館利用の促進対策についてですけれども、先ほど図書館の利用促進のために取り組みを少し5冊しか借りられなかったところを10冊にしてふえていると言うんですけど、ほかには取り組みは行っておりませんか。 ○議長(小手川初生君)  小野崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(小野崎 宏君)  具体的には図書館の展示ホールとかを活用して、図書館に来ていただく方をふやしていこうというような取り組みであったり、また特に今後は学校とかと連携をしながら子どもの読書、この辺を充実しながら公民館でも図書館でも実施しています読書読み聞かせ教室だとか、そういうものを充実していきながら図書利用者の拡大を図っていきたいとそのように考えております。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  ちょっともとに戻りますけど、図書の通帳導入というのは津久見市では無理ですか。 ○議長(小手川初生君)  小野崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(小野崎 宏君)  答弁でもお答えさせていただきましたが、まだ全国的に導入事例が非常に少ないということもあります。一定の効果は期待できますが、まだもう少し県下の状況を踏まえながら検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  清水美知子君。 ○12番(清水美知子君)  今、導入をしているところでは読書通帳は一生の宝物になるというぐらいに力を入れております。それで今、インターネットとかいろいろなものがあって本を読む、図書館に来るという機会がどんどん薄れていると思いますので、やはり図書館に来ていただいて本を、私も子どものころ本を余り読んでおりませんのであれなんですけど、やはり本を読むということはすごいことなので、ぜひいろいろな取り組みをやっていただきたいなと思います。ここに事例があるところは本にICタグを張りつけ、自動的に貸し出すシステムはすごく早くからやっているそうですね。これと併設されて、この読書通帳機を導入されて取り組んで、子どもたちにはこの通帳を無料で配布し、大人には200円で配布しているらしいんですけれども、本当に子どもたちも通帳を持っていきながら本を借りて、すごく楽しみにしながらしているそうです。また、これをすることによって今までのように借りっ放し、読みっ放しというのがなくなって「こんな本を読んだんだな」、「もう大分前にこの本を読んでいるんだな」というそういったのがデータとして蓄積をされているそうです。あと教員の方や保護者の方が通帳を見れば、子どもたちがどんな本を読んだか、大人にしてもどんな本を読んだかというのもわかるし、それを見て子どもたちに「この本はどんなだった」といって感想を聞いたり、「こんな本もあるよ」といったほかの本を紹介するなど、具体的なアドバイスをしたりとかしているそうです。子どもたちの読書の視野も広がっていく可能性、それからあと図書館の職員の方もそういった通帳を見て、いろいろとアドバイスなんかもできているそうですので今、実行しているところは大変少ないと思いますが、機械が多分240万円ぐらいするんです。だから手書きでも私はいいのではないかなと思うんですよ、通帳か何か。通帳でなくてもノートでもいいと思うんですけれども、借りに来たら何の本と書いてあげて、そういったものもしていく努力をしていって、みんなが図書館にもっと来るように、本をいっぱい読んでもらえるように取り組みをお願いしたいと思います。  これで、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(小手川初生君)  暫時休憩いたします。午後1時から開議いたします。               午前11時48分 休憩            ────────────────               午後 1時00分 開議 ○議長(小手川初生君)  休憩前に引き続き開議いたします。  次に、4番、吉良康道君。              〔4番吉良康道君登壇〕 ○4番(吉良康道君)  皆さん、昼からの一般質問ですが、眠いでしょうがよろしく答弁のほどお願いいたします。私、吉良康道は今回は4点について通告書に基づいて質問をいたします。  さて、一つ目といたしまして防災・災害についての質問を行いたいと思います。  まず一つ目として、津久見市における避難通路としている箇所の夜間における対策はどうなっているのか。例を挙げますと、この間、岩屋区の役員会議終了後、津波が来たことを想定して、皆さんで大友公園に上がろうということになりました。まず東側の登り口、いわゆるソーラーの街灯があるところから登ろうといたしまして、そこの階段を上ろうとしました。しかしながら誰一人として真っ暗やみで上れませんでした。そのときは急でありましたので懐中電灯は持っていなかったんですけど、真っ暗やみというのは災害時における一番、懐中電灯ではなくて明かりがないということは、なかなか登れることができません。それは不安になると思います。一中側の登り口からは各家庭の防犯電気がついているため視界もよく登ることができましたが去年、区の貯蔵倉庫をつくっていただきましたけど、その周辺が暗く、街灯の電線が切ってあるため倉庫を開けても見えない状態でした。津久見市がせっかく市民のためにつくってくれた施設が利用できなくて、災害時に対応できるのでしょうか。当然、災害が始まれば、電気が消える可能性が高いと思いますけど、市指定の避難区域にしてはお粗末過ぎるのではないかと思っております。先ほども出ましたけど、またことしも災害パトロールを行っていましたが、市長への報告はどのような結果でしょうか。夜間を想定した報告は上がりましたか。  もう一つは、せっかく施設整備をして確認するときに担当職員がもっと災害について考えていれば夜の話もできたのではないかというふうに思っております。できましたら災害パトロールの報告書等は議会へも提出していただきたいと思います、これはお願いでございます。よろしくお願いいたします。  二つ目は、地震・津波傍受のための施設整備をする場合、県・国の利用できる補助事業メニューはどういったものがあるのか。それらを踏まえて、市としてどのような分野に利用していこうと考えているのかの考えをお願いしたいと思います。  次に、四つ目の二つですが、廃校・休校等小・中学校の施設の有効利用計画はありますか。  私の知っている限りでは、他市では市民が利用できるような場所として位置づけているようです。津久見市では利用計画はあるのか、計画中なのかお願いいたしたいと思います。また、そういう場所について盛人会の皆さんの使用許可はできるのか、このようなことを計画していくのが地域の活性化のためになることではと私は思いますが、また一つは防犯にも役立つと思います、いかがでしょうか。  四つのうちの3番目、津久見ロマンと観光計画の進捗状況は。  現在、津久見市はイルカ島・食の発信を主体に観光に力を入れていますが、今後ジオサイトの発信をどのように観光に結びつけていくのか。ジオサイト関連費が今年度466万ほど計上しておりますが、どのように計画し、観光とどのように結びつけるのか内容について教えていただきたいと思います。  四つ目の最後でございますが、津久見市所有の文化遺産、宗麟関係の公開計画はどのように行うのか。  津久見市図書館トピック展(宗麟祭)の計画状況は内容や展示物、期間、いつごろ行うのか、それらに関する金額は予算計上がありますけど、どのように分配するのか。津久見市には、いつも言っておりますが、これと言った文化がない状況でありますが、宗麟に関する資料をもとに先ほどのジオサイトと結びつけ、第2の観光開発をしていただきたいというふうに考えております。  ひとつ御答弁のほどよろしくお願いして、私の一般の1回目の質問を終わります。よろしくお願いいたします。           〔4番吉良康道君降壇質問者席着席〕 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  1点目の防災・災害について、(1)避難通路としている箇所の夜間対策は、についてお答えいたします。  避難路の整備につきましては平成23年度から25年度の3カ年で、これまでに17カ所の整備を行っております。そうした中、夜間の避難に備え、避難路沿いのガードパイプの上部に取りつけ夜間青色の光を発する自発光キャップの設置やソーラー照明灯の設置等を行っているところです。  津波避難に関しましては、平成25年9月に策定された大分県津波避難計画策定指針により、津波浸水区域内にある自主防災組織ごとに地域津波避難行動計画を作成することが必要となり、今年度対象となる24の自主防災会で計画の作成を進めていただいているところであります。地域での津波避難のあり方等を改めて考える機会にもなっており、そうした中で新たな避難路整備等の要望も出てきております。  御質問の夜間対策につきましては、災害時の停電等を想定すると避難路にはソーラー照明灯の設置が望ましいのですが、その設置には多額の費用がかかることから容易ではないと考えております。とは申しましても、夜間の大規模災害の発生も想定されますことから各自が常日ごろから停電時にはすぐとり出せる場所に懐中電灯など明かりになるものを準備しておくことが必要であることを周知徹底していきたいと考えております。夜間に災害が発生した場合には、現実的にはみずからの照明器具を使って避難場所へ向かうことになるというふうに考えております。市としましては、避難場所に向かう経路や避難場所の環境の整備を初め、わかりやすい表示板の設置や光を発する自発光キャップの整備等が大変有効と考えており現在、各自主防災会において作成中の地域津波避難行動計画の内容などを確認しながら地域の実情に合った地震・津波対策に引き続き積極的に取り組んでいきたいと考えております。  次に、(2)地震・津波防止のための施設整備をする場合、県や国の利用できる補助事業のメニューは、についてお答えいたします。  防災対策事業に関しましては、これまでも避難路や避難地の整備の際には大分県地震・津波等被害防止対策緊急事業費補助金などを活用してきたところです。そうした中、平成25年末に南海トラフ地震対策特別措置法が施行され、これを受けてことし3月末には中央防災会議が南海トラフ地震防災対策推進基本計画を策定しました。その中で、本市は沿岸部を中心に県内の16市町村が対象となる南海トラフ地震対策推進地域並びに大分市、臼杵市、佐伯市と本市の4市が対象となる津波避難対策特別強化地域に指定されました。  特別強化地域に指定された自治体においては、津波避難対策緊急事業計画策定を要件に避難路整備等を行う場合に、これまでより高い補助率の補助事業が実施できるとのことであり、間もなく示される予定の具体的な内容の確認を行い、必要な手続等を進め、有利な補助事業を活用し、津波避難対策事業を促進したいと考えております。また過疎債と同様の交付税措置が行われる有利な起債で、平成24年度から始まりました緊急防災・減災事業債も活用しながら避難路や避難場所の整備事業をこれまでも進めてきたところで、今年度は避難路の整備事業に加え消防庁舎・防災拠点施設の建設事業などにもそうした有利な財源の充当を予定しているところあります。  以上であります。 ○議長(小手川初生君)  小手川管理課長。 ○管理課長(小手川正文君)  2点目の廃校・休校の有効利用計画はあるのか、(1)盛人会などへの使用許可はできるのか、についてお答えいたします。  現在、市内には休校等が10校ほどあります。そのうちの大部分が風水害の一時避難所として指定されており、電気・水道等についてもおおむね利用できるようになっています。また、現在も日代中学校及び長目小学校の体育館は地域の方々にスポーツ活動等の場として御利用いただいております。なお、地域の高齢者等による校舎等の利用につきましては、行政財産の目的外使用等としての手続を行っていただくことになります。利用に当たっては、老朽化が激しい等の理由で御利用が難しい施設もあるかと思いますので、事前に相談をいただければ検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  小野崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(小野崎 宏君)  3点目の津久見宇宙ロマンと観光計画の進捗状況は、(1)網代島や江の浦など宇宙塵をどのように計画するのか、についてお答えいたします。  ことしの1月22日、津久見市教育文化講演会「津久見の岩石が語る 宇宙からのメッセージ」と題して、網代島の宇宙じんを発見した熊本大学大学院の尾上哲治准教授の講演を行いました。市内の全中学生と市民などを対象に約500人が参加して、非常に興味深いお話を聞くことができました。また、先生の講演や論文内容を編集して、津久見宇宙ロマンのパンフレットを作成して市内の学校等に配布しております。江の浦での巨大隕石衝突の痕跡や網代島の宇宙じんの発見は、世界的にも貴重な研究成果と言われております。  本年度、教育委員会では2億4,000万年前の地層がなぜ網代島にあるのか、宇宙や地球誕生の歴史など「津久見宇宙ロマン」をキーワードにした市民セミナーを行うとともに、網代島の案内板を設置することなどを通して多くの市民の方々に網代島や江の浦で発見された宇宙じんや隕石衝突にまつわる歴史や宇宙ロマンを知っていただく取り組みをしたいと考えております。  次に4点目の津久見市所有の文化遺産の公開計画はどのように行うか、についてお答えいたします  平成25年10月22日から11月10日の18日間、市民図書館トピック展「宗麟と津久見」と題しまして、解脱寺や市内に残る史料や宗麟関係のパネル展示を行いました。ことしは秋季特別展として「宗麟とザビエルの出会いから」と題し、平成26年10月15日から11月16日までの約1カ月間、大分県立歴史博物館に保管している津久見市収蔵資料の中から関連する資料を市民図書館で展示・公開することにしております。開催に際しましては温度管理、湿度対策などの展示環境、スペースの問題等の制約はありますが、可能な限り多くの資料を展示するよう準備を進めております。  主な展示資料としましては大友宗麟画像、フランシスコ・ザビエル画像、南蛮人象嵌鐙など合わせて15点余りを予定しています。また展示会とあわせて市民講座、児童・生徒を対象とした学習会など関連事業の開催も計画していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  吉良康道君。 ○4番(吉良康道君)  それでは順次、防災・災害についてから再質問をいたしたいと思います。  例えば防災のメニューの中で、ソーラー関係、電気関係そういう事業があるのかどうか。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  これまでもソーラーの部分については対応してきた部分もございますが、一応、補助のメニューの中には入っております。先ほど議員さんがおっしゃられました避難地の状況等を今回、地域の今いろいろ計画を出していただいておりますので、そういったことも確認しながら、できることについては今後も対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  吉良康道君。 ○4番(吉良康道君)  課長が先ほどいった小さいやつですか、手すりについている。あれは蛍より悪い。あれはたしか無駄だと思いますよ。何か蛍みたいな点があるなというぐらいなもので結局、先ほどから言いましたように災害時に急にああいうところを上がるということは不安になるわけなんですよ。そうすると暗くなると、全然歩ける要素がない。多分、高齢者はもっと足がすくんでいて上がれないのではないかなと思うので、そのあたりをもう少し考えていただいて、先ほど言われた事業メニューの中にあるのなら、ソーラーはあの辺は無理でしょうけど発電機を用意するとかいろいろな方法をとっていただきたいんですけど、その辺の考えはございますか。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  お答えいたします。  先ほどの青色の光、自発光キャップと申します。実際に私も岩屋の大友公園につけられている部分については、行ってみました。確かにおっしゃるようにちょっと今、設置箇所が少なくて、なかなか案内というには少しこれではちょっと足りないなという印象は受けております。だから災害時というのは停電になる可能性がありますので、そういった場合についてはやはりそういった光というのは非常に有効になるのではないかと思っておりまして、そういったものをもう少しちゃんとわかりやすいといいますか、連続的な形で活用することは有効であるというふうに考えておりますので、そういったことも取り組みとして進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(小手川初生君)  吉良康道君。 ○4番(吉良康道君)  もう一つ、今、大友公園の話をしたんですけど宮山のほうはどのような状態かということと、それだけお願いいたします。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  お答えいたします。  宮山についても避難地という位置づけになっております。確かに斜面かなり急ではあるんですが今、避難路の複数整備という形での取り組みを行っておりますが、我々の印象としましては、まだちょっと実際に上がったところの環境整備等は今後まだする必要があるなというふうに考えておりますので、今後そういったことをなるべく早目に取り組みを進めていきたいというふうに考えております。  以上であります。 ○議長(小手川初生君)  吉良康道君。 ○4番(吉良康道君)  先ほどの答弁で津久見市は大分県の中でも4市を中心にした緊急事業計画の策定の準備に入っていることだったんですけど、例えば津久見の中で各地で整備している施設の完成後の状況とか問題点について、例えば区長なり地域の方との話をして確認というのはしているんですか。それと、その緊急事業計画の中に、そういうのも盛り込んで作成するのかどうか。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  お答えいたします。  確かに避難という場合には、やはり地域の方々が一番避難しやすいという体制が一番だと思っておりまして、おっしゃるように区長さん方の御意見等は大変大事なことだと思っております。
     最初の答弁でも申しましたように現在、地域での避難行動計画をつくっております。その中でいろいろな見直しをする中で新たな避難路、今まではここでと考えていたんですけど、新たにこういうところも必要ではないかというような今要望が上がってきております。そういった部分については、それぞれお話を伺って、また現地を見させていただくとかいうことも当然していきたいと思っております。ただ全て要望どおりというわけにはいきません。その辺は優先順位を考えながら、順次なるべく急ぐ部分から取り組んでいきたいというふうに考えております。  以上であります。 ○議長(小手川初生君)  吉良康道君。 ○4番(吉良康道君)  大体30分になりかかっているんですけど、ふだん早く終わるので。改めて申しますけど、災害とか防災につきましては、皆さんが市の市長さんを筆頭に皆さん提唱しておりますが、安心・安全なまちづくりというふうになっておりますけど、やはりそういうような観点からよく見てみますと、なかなか少し安全とか安心とかというところまで行きついていないのではないかなと思っております。先ほど言われましたように国・県の災害に対するメニューを考慮しながら、緊急事業計画の中に盛り込んでいただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。  二つ目ですが、休校等の有効利用計画でございます。  私が調べた限りでは高齢者の集まりに使っているとか、例えば臼杵なんかは陸上養殖なんかにも使っております。ですから先ほど回答していただきましたような考え方と利用計画の仕方なんですよね。要するに、それで相談してほしいということなので、もしそういうものにつきまして相談をしたいときには書式、申請書とかどういうふうにすればいいんですか、区長を通じてとかそういう話になるんですか。 ○議長(小手川初生君)  小手川管理課長。 ○管理課長(小手川正文君)  お答えします。  今までそういった事例がなかなかなかったものですから実際の手続といたしまして管理課のほうに用紙がございますので、その事例事例で違ってくるかと思いますけど、基本的には管理課のほうで手続をさせていただきたいと思っています。一度来ていただいて、協議をさせていただくというような形をとりたいと思います。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  吉良康道君。 ○4番(吉良康道君)  先ほど休校で10校程度、それとあと防災の関係とかいろいろあるんですけど利用できる学校、もし利用しようとする学校がこういうところは利用できますよとか、例えば鉄筋コンクリートとか耐震ができていないとかそういうのがわかればちょっと。 ○議長(小手川初生君)  小手川管理課長。 ○管理課長(小手川正文君)  お答えします。  今現在、旧校舎の中で耐震化をクリアしている校舎が無垢島小・中学校、小学校と中学校が一体なんですけど、それと四浦東と、これも一体校舎です。この2点については耐震をクリアしておりますので、長期的な利用も、例えば人による利用とか多人数による利用ということも可能だというふうに考えています。あとについては、かなり老朽化が進んだ校舎がありますので、その辺は大変済みませんけど管理課のほうと協議をさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  吉良康道君。 ○4番(吉良康道君)  三つ目と四つ目の関係で、3番目と4番目なんですけど、この津久見ロマンと宗麟関係を含めた第2の観光として結びつけていけるというふうに私は考えているんですけど、そのような開発についてどのようなお考えをしているのか、ひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(小手川初生君)  旧杵商工観光課長。 ○商工観光課長(旧杵洋介君)  お答えいたします。  先ほど生涯学習課長から答弁いたしたとおり、特に網代島や江の浦につきましては、まず市民に周知をして認知度を高めるというところに現在、主眼を置いております。もちろん観光といたしましては、まず観光資源としての環境整備がどの程度可能なのかどうなのか、そして地域とのコンセンサスなどが得られるのか。または、それを誘客にうまく結びつけられるのかどうなのか、そういったようなことを今後、検討していくというふうに考えております。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  吉良康道君。 ○4番(吉良康道君)  観光課長が結構、勉強していると私は理解いたしました。私も少し勉強したんですけど、少しは知っていただきますが、先ほど言われたように観光地の魅力というのを評価する体系というのがありますよね。その中で四つの項目があるみたいです。それで一つは賦存資源、「ふぞん」か「ふそん」かちょっと理解していないんですけど、そういう資源があるのがまず第一ということでございまして、これは何かというと山とか海、神社・仏閣等もともと存在するものがあるということです。それがまず賦存資源の一つ目。二つ目は活動メニューということで、それは何かと言うと温泉とか美術館とか提供可能なものというふうにあります。三つ目が宿泊施設、いわゆる滞在拠点ということでサービスやホスピタリティが凝縮した形というふうになっているみたいです。四つ目が空間快適性ということで、公の資源ではなくて観光地の面的な空間的なアメニティとしての空間快適性が必要であるというふうに、ちょっと調べました。  一つ目の賦存資源の中には資源性、多様性、集積性があって、資源性はいわゆる我が国を代表する資源であるということがまず第一条件みたいです。それで言いますと、ジオサイトは世界的なものに匹敵すると思いますので、賦存の資源では、まず第一にクリアできると思っているんです。要するに多様性というのは、観光地に含まれる資源の種類数、集積性は資源の既存数が必要であって、今私がいったように幸いにも津久見にはそういうジオサイトでそれが満たされているということでございますので、それを自然の営みをあわせ持ってイルカ島とこれらを連携して観光づくりをすることで誘客を行い、魅力ある津久見を発信目指すようにお願いしたいということで、早急にそういう計画をしていただきたいということなんですけど、もう一回勉強して回答していただきたいんですが。 ○議長(小手川初生君)  旧杵商工観光課長。 ○商工観光課長(旧杵洋介君)  先ほど申し上げましたとおりなんですが、実は議員さんがおっしゃいますように現在の旅行者のニーズというのは大変変わっておりまして、本当に地域のそういった資源でありますとか、または地域住民の生活実態などについて旅行をされる皆さんが興味を示している状況がございます。そういう観点からしますと、議員さんがおっしゃる部分については今後十分検討していく必要性は高いというふうに思いますし、これだけ人口が減少している状況でございますから交流人口が1人でもふえるような形のものについては十分貪欲に研究していく必要があろうかと思いますが、現段階といたしましては先ほども言いましたように、特に網代島などについては認知をしていくことを優先させていただきながら、今後そういったようなものも視野に入れながら十分検討をしていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  吉良康道君。 ○4番(吉良康道君)  お二方が言われたように、まず地元で知らしめるのが第一でございます。先ほど私が三つ目のホスピタリティという言葉を使いましたけど、ホスピタリティ自体が思いやりとか心からのおもてなしというふうな考えを持って、この魅力ある観光づくりというのに通じると思っております。ひとつ今後の計画を期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  それともう一つ、私が四つ目の宗麟関係を公開するということを物すごく期待しておりますので、これにつきましてもぜひ成功するように。それと1番目の質問でもありましたけど広報についてがすごく下手なんです、市役所。ですから私は何回も言うんですけど、いわゆるMCA無線を使ったり、いろいろとやっていただきたいんですよ。そうすることによって「いつやったかな」とか「きょうやったんだ」と、それで言ってくれるとちょっと行ってみようという気になるんです。そのあたりがどうしても市報だけとかインターネットに載せていますとか、いつもそういう話をするので、せっかくいいことをやっているのに誰も知らない、わかっていない。ですから小野崎課長が言ったように、1月のときも私は全然覚えていない。あれを一つ言ってくれるとジオサイトの件でも見にいったり、聞いたり、行きたかったんですけど、やはり1週間前から言うのも必要でしょうし、当日2回ぐらい言ってくれると助かるんですけどと思っておりますので、ただ防災だけの無線では私はないと聞いておりますので、その無線を有効利用活用していただきたいということをお願いして、観光地魅力ある津久見づくりを計画していただきますようお願いして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(小手川初生君)  暫時休憩いたします。1時45分から開議いたします。               午後 1時35分 休憩            ────────────────               午後 1時45分 開議 ○議長(小手川初生君)  休憩前に引き続き開議いたします。  次に、1番、髙野 至君。              〔1番髙野 至君登壇〕 ○1番(髙野 至君)  皆さん、こんにちは。それでは、通告書に基づき2点について質問いたします。よろしくお願いいたします。  私は昨年12月定例会において、公共土木施設の管理状況について質問をいたしました。今回は、主に公共施設の中で建築物の管理について質問したいと思います。  本市においては急激に高齢化が進み、将来の人口推計は2040年には1万1,064人という予想が国立社会保障人口問題研究所という機関から発表されています。このような中で公共施設の利用状況が変化していくことが十分に予想され、既に使用されていない施設等が数多く存在しています。この問題は全国的なもので、ことしの4月22日に総務省より公共施設等総合管理計画の策定要請が各地方自治体に対して出されています。この計画は今後、人口減少等により公共施設等の利用状況が変化していくことが予想されていくことを踏まえ、「公共施設等の全体の状況を把握し、長期的な視点を持って更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行うことにより将来の財政負担を軽減、平準化することを目的とする」とうたわれています。この件について既に日田市などにおいては取り組みが行われています。本市において、このような問題についてどのように認識し、取り組んでおられるのか御質問したいと思います。  まず1点目の質問として不要・休止中の公共施設の管理状況について、既に人口の減少により休止中の施設や更新により古くなって使われなくなっている施設等の管理状況について質問します。  公共建築物の中には学校施設もありますが、これについては耐震改修も既に進められており、管理についてもさきの建設文教常任委員会で調査研究し提言もされていますので、今回は学校施設以外の公共施設について質問したいと思います。  そこで(1)施設の管理状況について、ア.敷地等の状況についてでは、現在、不要・休止中の施設の敷地について借地等があれば年間どれぐらい支出しているのか伺います。  次にイ.維持管理費について。ことしの初め、日代中学校でガラスが割られるという事件が起きましたが、ほかの施設でもいつ起きるかわかりません。そこで現在、不要・休止中の施設の管理費として火災保険、保安巡回パトロール等の年間管理費はどれぐらいかかっているのかお伺いします。  次に(2)今後の予定について、今後の計画は、については総務省から要請が出されている公共施設等総合管理計画の策定の予定についてお伺いします。  次に2点目として、病後児保育施設の開設について質問します。  この件については、昨年の9月定例会において清水議員より質問がなされ、平成26年度には開設したいとの答弁がなされました。そして本年度の当初予算を見てみますと施設改造のための工事請負費500万、運営委託費として210万が計上されています。それでは今回、この事業の具体的な内容について質問したいと思います。  (1)施設の開設時期について、施設は何月ごろ開設する予定をしておりますか。  (2)施設の体制については、この施設の運営主体はどこになりますか、またスタッフの人数は、どの程度予定していますか、また医師とのかかわりはどのように考えていますか。  (3)受け入れ児童の要件は、についてどのような症状の児童の受け入れを予定していますか、児童の病気の容体はどのような程度まで受け入れできるかお伺いいたします。  次に、受け入れ費用はどれぐらいを予定しているかお伺いします。  この施設の開設については待っているお母さん方も多いのではないかと思われますので、お母さん方によくわかるような御答弁をお願いいたします。  以上で1回目の質問を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。           〔1番髙野 至君降壇質問者席着席〕 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  1点目の不要・休止中の公共施設の管理状況について、(1)施設の管理状況について、ア.敷地等の状況について、イ.維持管理費については関連がありますので、一括してお答えいたします。  休止中などの公共施設につきましては、休校中の学校施設や旧ごみ焼却場施設などの行政財産は、それぞれの担当課により、また普通財産につきましては、総務課において管理を行っております。敷地に関しましては学校施設での借地がありますが、先ほどの議員さんの御質問の中で学校施設は除くということでありましたので、それ以外の休止中の施設においては敷地料の支払いはないというふうに認識しております。  それから維持管理費といたしまして当然、火災保険は掛けております。ただ金額的には数千円といいますか、2,000円とか3,000円とか結構、金額は安い金額となっておりまして、先ほどもお話にありました日代小・中学校、ガラスの破損等がありましたが、その際には一応、保険料での支払いということを行っております。  それから施設の利用等は、学校施設は先ほども質問でも管理課長からのお答えもありましたが、例えばごみ焼却施設につきましては再資源保管施設というような位置づけで、いろいろな資源の管理等に活用したり、そのほか防災備品を置いたりとか土のうを置いたりとか、さまざまな物品の保管場所などとして施設の活用、有効利用に努めているところでございます。  私のほうからは、以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  石井政策企画課長。 ○政策企画課長(石井達紀君)  (2)今後の予定について、ア.今後の計画は、についてお答えいたします。  国におきましては、高度成長期に整備した公共施設等の老朽化対策が大きな課題となっており、平成25年11月インフラ長寿命化基本計画が策定されました。各地方公共団体には平成26年4月22日付で、こうした国の動きと歩調を合わせ速やかに公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するための計画、公共施設等総合管理計画と言いますが、これの策定に取り組むよう要請及び策定に当たっての指針が通知されております。  このような状況の中、本市においても国と同様で公共施設等の老朽化対策が大きな課題となっており、厳しい財政状況が続く中で一部施設においては既に長寿命化計画を策定し、施設の耐久性の延伸を図っているところであります。例えば橋梁の長寿命化計画や公共下水道長寿命化計画などがそれに当たります。また学校施設におきましては、耐震化を図る事業を着々と進めてきております。一方で、先ほど言いました学校の休校とか廃校や旧焼却場施設などにつきましては現在、本来の用途では使用されていない施設ではあります。しかしながら、さまざまな用途で活用しているケースも多く見られることから、全てをすぐ取り壊すということにはならないというふうに考えております。現在、活用はしていない施設におきましても、例えば休校の施設につきましては津久見市行政改革プラン2014にも記載しておりますように、地域の方々の御意見を伺いながら民間事業者を含めた施設の活用方法の検討も進めてまいりたいというふうに考えております。いずれにいたしましても十分調査の上、これら施設につきましては施設の廃止を含めて再度、活用の検討並びに見直しを図る計画の策定に向け検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  髙野福祉事務所長。 ○福祉事務所長(髙野正一君)  2点目の病後児保育施設開設について、(1)開設時期について、(2)施設の体制について、(3)受け入れ児童の要件は、ア.どのような状態(症状)の児童の受け入れを予定していますか、イ.受け入れ費用は、については関連性がありますので、一括してお答えいたします。  開設時期につきましては、本年3月議会で御説明させていただきました平成26年10月1日を予定しております。施設の体制としましては、施設の利用定員をおおむね3人までとし、病後児3人に対し保育士1名、看護師等を1名予定しています。受け入れ児童の要件ですが、市内に住所を有する生後6カ月から小学校3年生までの児童で、病気の回復期にあり医療機関による入院治療の必要はないが安静の確保に配慮する必要があることや、保護者の仕事や社会的にやむを得ない事由により家庭で保育を行うことが困難な児童を受け入れる予定としています。ただし伝染病疾患などは、他の児童に感染する恐れのある時期の経過後となります。利用者の費用負担としては、1日1,500円程度を予定しており、生活保護家庭や市民税非課税世帯については軽減措置も考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  髙野 至君。 ○1番(髙野 至君)  それでは、再質問をしていきたいと思います。  まず1点目の不要・休止中の公共施設の管理についてでありますが、学校施設を除く公共施設、もう廃止なった焼却場とそういう施設は何カ所ありますか。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  お答えいたします。  私どもで把握しておりますのは、今申されました旧焼却場の施設と、その道路を隔てて上側に旧カトレル固形燃料の実証試験のプラントがありましたが、そこの固形燃料保管施設というもの、それと旧法務局であります岩屋の施設がございます。一応3件ということでございます。 ○議長(小手川初生君)  髙野 至君。 ○1番(髙野 至君)  その3施設を利用して、保管庫に主に使っているということでありますが、例えば旧焼却場とかいうのは老朽化して、かなり年数がたっていますので、私に言わせれば防災保管庫としては逆に置いているものも一緒に建物と壊れる可能性が高いのではないかと思うのですが、どのようなものを保管していますか。 ○議長(小手川初生君)  西水環境保全課長。 ○環境保全課長(西水克己君)  最近始めた小型家電あるいは鉄類、自転車、業者に売ってお金になるものを保管しております。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  髙野 至君。 ○1番(髙野 至君)  そうしたら焼却場跡地は廃棄物の家電で、一時保管で売却というんですか、処分するものしか保管していないということで、先ほど答弁にあった防災保管というのはカトレルの跡地ということでよろしいんでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  お答えいたします。  防災の備品の管理は、以前の法務局の跡の施設において行っております。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  髙野 至君。 ○1番(髙野 至君)  学校施設もよく休校の利活用について、いろいろと委員会等でも議論されてるところですけど、今言った法務局の跡地については市内の一番メーン通りに接したところで、いつも道路で通って見ても閉まっているというのは市の活気を考えた面でも余り思わしくないのではないかなと、そういうところをそういう倉庫がわりに使ってそのままにするというよりは、何か民間に貸すか売却するか、その辺の取り組みはされていないのでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  お答えいたします。  議員さんが御指摘のように、確かに非常に市街地の近くということで用地としても貴重な土地だという認識は持っております。御存じのように隣接に旧警察住宅等もございますので、そういったことも含めて現在、一帯の活用についてさまざまな検討を行っているという状況にございます。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  髙野 至君。 ○1番(髙野 至君)  わかりました。余り多くの建物がないということで、管理費もさほどかかっていない、まして土地については借地でない、ほとんど市有地ということでよろしいですか。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  お答えいたします。  先ほど申しました部分については、一応、市の土地ということでございます。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  髙野 至君。
    ○1番(髙野 至君)  わかりました。  それでは、次に4月に総務省から出た計画の策定要請についての質問に入ろうかと思うんですけど、今後の管理の予定というところですが、この管理作成について1回目の答弁で私は具体的にいつごろからかかるという、その辺は聞き取れなかったんですが、もしその辺の予定があれば答弁願います。 ○議長(小手川初生君)  石井政策企画課長。 ○政策企画課長(石井達紀君)  お答えいたします。  まずは公共施設全てに係るものですから現況を把握して、将来どういうふうになるかということもいろいろ検討しながらやらないと悪いということもありますので、ここでしっかり何年にかかるということはちょっとお答えできないということでございます。しかし、できるだけ早くやっていきたいというふうには考えております。  以上であります。 ○議長(小手川初生君)  髙野 至君。 ○1番(髙野 至君)  この計画の策定に要する経費の特別交付税措置が3年というふうにうたわれているんですが、その3年以内には始める予定でありますか。私が最初1回目の質問のときに例として挙げましたが、日田市では既に計画策定の業務委託が出されております。日田市においても、本市と変わらぬいろいろな施設の問題を抱えているだろうと思うんですが、にもかかわらず取り組みにかかっているというところであります。いろいろと問題はあろうかと思うんですが、その辺は問題を解決するために計画をつくるんだということで、早目の取り組みが必要だろうと思うんですが、その3年以内に計画に取り組む予定はありますか。 ○議長(小手川初生君)  石井政策企画課長。 ○政策企画課長(石井達紀君)  お答えいたします。  議員さんおっしゃるとおり、日田市がことし策定に取りかかっているということと、大分と別府のほうが公共施設白書というのをつくってます。それは今回の長寿命化の分とは違うんですけど、おっしゃるとおり非常に重要であるというふうに認識はしております。ただ現況を十分に把握しないといけないということもございますので、財政的な措置があるというのも十分こちらのほうも理解しております。ただ3年以内に必ず取りかかれるかということについては、できるだけ早く取りかかっていきたいということで御理解していただければというふうに思っております。  以上であります。 ○議長(小手川初生君)  髙野 至君。 ○1番(髙野 至君)  具体的な数字がなかなか出てこないんですが、計画策定に当たっていろいろな施設の固定資産の台帳をつくることが重要であるということも書かれております。吉良議員が何年か前から公会計についての質問をされて、前の総務課長でしたか、固定資産については評価の取り組み中だという答弁も私も議員席のほうで聞いた記憶があります。しかし、でき上がったという話は、もう3年ぐらいたつんですが聞いておりませんが、この計画を立てるのに当たっても、そういう公有財産の固定資産評価の台帳がという言葉が出ておりますが、その辺の取り組み状況、もし取り組んでいるのであれば、状況をお聞かせください。 ○議長(小手川初生君)  石井政策企画課長。 ○政策企画課長(石井達紀君)  お答えいたします。  議員さんがおっしゃるとおり、策定に当たっての指針というのも同時に通知をされておりまして、その中にはさまざまな資料をそろえなさいということであります。その中に公会計のところも当然入っておりますので総務課のほうで今、資産の管理はしているんですけど、その辺ちょっと私のほうでは把握はしていないんですが、それをしっかりとやるということと同時に施設の現況がなかなかはっきりわからないところがあるので、まずはそこのところをしっかりやらないとどうしようもないというところで、そこから先にやっていきたいというふうに考えております。  以上であります。 ○議長(小手川初生君)  髙野 至君。 ○1番(髙野 至君)  何度も言いますが、計画をつくるのにはいろいろ問題があるというのは他市も同じだろうと思います。それを計画を進めると、積極的にその問題が表に出てきて取り組んでいくと、それを始めない限りは問題があるあると言いながら年数はたっていくということに私はなるのではなかろうかと思います。計画を立てるということを先に決めれば、問題をあぶり出すのが急いでしなければならないというふうになるのではないかと思いますので、ぜひとも私はこの計画策定に早目に取り組んでもらいたいと思います。  次に2番目の病後児保育について伺います。  これは先ほど答弁ありまして、ことしの10月に開設されるということで、これは非常に私はいいことだろうと思うんですが、その中で幾つか再質問させてもらいます。説明の中で、私もこの病後児保育について勉強させてもらったんですが、病児保育と病後児保育というものが同時にうたわれてまして、微妙に受け入れの児童の症状が違う。病気の過程でどういうものかというところもあるんでしょうが今回、津久見市で始めようというのがどちらになるんですか。 ○議長(小手川初生君)  髙野福祉事務所長。 ○福祉事務所長(髙野正一君)  病後児保育でございます。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  髙野 至君。 ○1番(髙野 至君)  それと受け入れ児童については、市内在住の子どもというんですか、保護者の子どもというふうに答弁されましたけど、ほかのところでやられている施設等はセンター的なもの、またいろいろな職場当たりも市内だけに限らず他市からもいろいろな交流があります。そういうことを考えると臼杵・佐伯当たりの女性の方も津久見市内で働いている、そのときにどうしても市内で預けたいということも事例としては出てくるのではなかろうかと思うんですが、今回初めて10月1日から開設するということですが、今の問題、事例等が発生したとき、今後その辺について検討余地があるのかどうかちょっとお聞かせください。 ○議長(小手川初生君)  髙野福祉事務所長。 ○福祉事務所長(髙野正一君)  お答えいたします。  広域利用では、実施主体が市であるために市内に住所のある児童について要綱を定めたいんですが、ただ利用定員に空きがある場合に限り委託している運営者が対応しても差し支えないと考えております。あくまでも市内児童優先ということを考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  髙野 至君。 ○1番(髙野 至君)  細かいことを聞くことになると思うんですけど、実際にどういう症状の子どもを受け入れしてもらえるのかというのが、非常にお母さん方、いろいろな事例があろうかと思うんで、今回一つの事例で聞きたいと思うんですが、例えばインフルエンザあたり、病院に連れていったら「インフルエンザだから1週間休ませなさい」というふうに言われたとき、最初の1日2日はお母さん・お父さんが様子を見て、あとの日にちまで1週間も父兄が休むというのも、なかなかできない。そういうときのために、このような施設が私は必要になってくるんだろうと思うんですね。そういうふうにインフルエンザとか水ぼうそうとか病気をして長期間園に行けないような子ども、こういう子どもたちはどういう状態のときから預かることができるのか。もし、その辺まで詰めた話ができていれば答弁お願いします。 ○議長(小手川初生君)  髙野福祉事務所長。 ○福祉事務所長(髙野正一君)  お答えいたします。  利用するに当たりまして、医師との連絡表という様式をつくっておりまして、それでかかりつけ医師の連絡と判断というものを提出していただきまして、利用期間としては1回につき連続して7日間を予定しております。時間につきましては午前8時から午後5時30分まで。ただし日曜日・祝日・年末年始の休暇等は休業とさせていただきます。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  髙野 至君。 ○1番(髙野 至君)  さらに細かいことを聞かせてもらいます。申し込みをしてはいたんだけど、おじいさん・おばあさん、そういう身内の方が預かってくれるということで施設に連れていかなくてもよくなったということで予約していても、そういう事例が出てきたときに定員が3人ということですから、直前になって断れば、ほかの申し込みを断ったりとかいろいろあると思うんですけど、事前に申し込みをして断ったときのキャンセル料とか、そういうようなものまではどういうふうになるんですか。 ○議長(小手川初生君)  髙野福祉事務所長。 ○福祉事務所長(髙野正一君)  お答えいたします。  キャンセル料については、考えておりません。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  髙野 至君。 ○1番(髙野 至君)  わかりました。あと細かいことは個別に聞きたいと思います。  この施設については、いろいろと調べてみると病院等でやっている事例がありますけど、非常に運営自体が厳しい運営でやっているという事例をよく調べてみるとあります。津久見市においても、いろいろ厳しい財政の中でこういう事業を始めていくということで若い女性の方、国においても女性の労働力というものが必要になるというふうに言われています。そういうところからも、ぜひこの事業を成功させて、若いお母さん方が働きやすい津久見市になっていけることを祈念して、私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(小手川初生君)  暫時休憩いたします。2時25分から開議いたします。               午後 2時16分 休憩            ────────────────               午後 2時25分 開議 ○議長(小手川初生君)  休憩前に引き続き開議いたします。  次に、10番、小谷栄作君。             〔10番小谷栄作君登壇〕 ○10番(小谷栄作君)  こんにちは、議席番号10番、小谷栄作でございます。  ことしは5月末から梅雨に入り、各地で記録的な雨量になっています。6月下旬から7月中旬までの梅雨後半は、さらにまとまった降雨があるのではないかと予想されております。また、ことしはエルニーニョ現象が発生する可能性が非常に高いと予測されています。このエルニーニョ現象が発生した年は台風が少ないとは言われていますが、既に7号が発生しており、9月以降の本格的な台風シーズンには例年と同等以上の警戒が必要ではないかと思われます。早目早目の対応をお願いしたいところです。  それでは通告に従い、一般質問を行いますので、御答弁をよろしくお願いいたします。  1点目として休校した越智小学校・四浦東中学校の今後の対応についてお伺いいたします。  越智小学校は135年間で3,369人、四浦東中学校は67年間で1,718人の卒業生を有する歴史ある学校です。平成26年4月から児童・生徒数の減少などにより休校となりましたが、施設は使わなければ管理が行き届かなくなり、急速に老朽化が進みます。今後の津久見市のお考えをお伺いいたします。  2点目として、防災についてお伺いいたします。  (1)として防災行政無線について、ア.保守、点検について。3月9日に市内一斉の津波避難訓練が行われましたが防災行政無線、津久見市ではうまく機能しなかった地区があったと聞いています。その後の対応についてお伺いいたします。  イ.電話応答サービスについて。これは谷本議員さんが平成24年6月議会で放送を聞き逃したり、台風のときなどに各家庭で窓を閉め、また雨戸を閉めることにより防災行政無線、MCA無線の放送が一層聞こえにくくなったりする事例があることから専用ダイヤル電話で情報を確認できるなどの対応はできないかと一般質問を行っています。そのときの答弁は「今後は、これらのサービスも含め費用対効果を勘案しながら検討してまいりたいと考えています」との答弁でありましたが、その後どのようになっているのかお伺いいたします。  ウ.担当市職員の避難について。平成23年3月11日の東日本大震災で、避難を呼びかける放送をしていた職員が津波に飲み込まれて亡くなるという悲惨な事例がありました。津久見市でも南海トラフを震源とする大地震とその後の大津波の襲来は既に予測されています。録音放送の活用、特殊なサイレンの徹底周知、活用、消防庁舎の移転は着々と進んでいるようではございますが、放送設備が高台に移転する前だからこそ対応しておかなければならないことがあるのではないでしょうか。どのようにお考えなのかお伺いいたします。  (2)として、防災パトロール後の対応について。本年5月30日に防災パトロールが行われました。災害危険箇所の現地確認後、緊急を要するところからの予算づけを検討していると思われます。市内はもとより、半島部でも家屋の背後に急傾斜地がある事例が多いことから長年の対策工事が行われてきました。しかし老朽化してクラックが入ったのり面補強箇所、巨大化した樹木が道路にせり出している場所、大雨の後に道路に落ちた石が散乱している場所、崩壊しそうな崖が道路わきにある場所などがございます。こうしたところは、すぐに抜本的な対策がとれなくても看板等により注意喚起をすることにより事故防止を図る必要があるのではないでしょうか。  これから本格的な梅雨に入ります。また、その後は台風シーズンになります。地球温暖化により日本は亜熱帯化したのではないかと思われるぐらい集中豪雨が多発しています。津久見市でも早目の対応が必要ではないでしょうか、対応をお伺いいたします。  以上で1回目の一般質問とします。御答弁をよろしくお願いいたします。          〔10番小谷栄作君降壇質問者席着席〕 ○議長(小手川初生君)  小手川管理課長。 ○管理課長(小手川正文君)  1点目の休校した越智小学校・四浦東中学校の今後の対応についてお答えいたします。  越智小学校・四浦東中学校につきましては、平成26年4月1日から休校となりました。両校は一体型の校舎で昭和57年に建築され、耐震基準をクリアしております。また仮に財産処分を行う場合においても、国庫補助事業完了から10年を経過しているため、国庫納付を要さず大臣への報告のみでよいとされているところです。  今後は休校の後、一定期間を経過してなお開校が望めない学校については廃校手続を進めるよう検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  2点目の防災についてお答えいたします。(1)防災行政無線について、ア.保守、点検について、イ.電話応答サービスについては関連性がありますので、一括してお答えさせていただきます。  平成23年度より運用を開始しました津久見市情報伝達システムMCA無線は、広域的かつ同時に情報を伝達できるという長所があり、緊急情報や平常時の行政情報の伝達手段として現在、市内69基の屋外受信所に234個のスピーカーを整備運用し、適切な維持・管理に努めているところであります。しかしながら近年、住宅の高気密化や気象条件の影響、伝達機器のふぐあいなどから地域によって聞こえづらかったり、こだまして何を言っているのか聞き取れないなどの状況があることは認識をしております。一方でスピーカー付近では音がうるさいなどの御意見もあり、受信状況を均一にすることや確実な情報の伝達などの難しさを痛感しているところであります。こうした状況の改善を図るため、これまでスピーカーの増設や方向・音声・出力の調整などさまざまな対応をしてきたところで、あわせて放送の際には窓をあけて聞いてくださいなどといったお願いもしているところであります。  御質問の保守、点検につきましては、毎年業務委託を行っており、ふぐあいが生じた際には、できるだけ迅速にその解決を図っているところであります。  このMCA無線につきましては、市役所から消防署を経て鎮南山にある九州移動無線センターの基地局を経由し、各屋外受信所に送信され、緊急情報などが各スピーカーから放送される仕組みとなっております。しかしながら、先ほども申しましたようにさまざまな条件により情報が伝わらないケースもあり、市民の皆さんからMCA無線の情報を聞き逃したので教えてほしいとの電話があり対応した事例もございます。こうした音声が放送されなかった場合や、聞き取れなかった場合の情報伝達手段として電話応答サービスがあります。これは電話応答装置という情報提供サービスを利用し、防災情報を聞き逃した場合に、その放送された内容を家庭の電話などから確認できるサービスのことで、現在その効果などに関しての情報収集を行っているところであります。ただし、このサービスにおいては平常時の放送や各自治会などで行う放送については確認することはできないということであります。今年度、県内の自治体においてスタートしているところもございますので、そういった情報も収集しながら、今後検討していきたいというふうに考えております。  災害時の緊急の情報伝達方法としては、MCA無線のほかに市役所や消防署の広報車、消防団の車両等などによります広報を現在も行っております。また携帯電話会社を通じて、緊急速報に関してのメールの提供といった手段もございます。  以上が防災情報に関する状況ですが、災害時に情報が伝達できないことのないよう無線機器等の改めての状況確認を初め、電波の伝達が改善するためのさまざまな手法の検討などを現在行っているところでありまして、本市の重点課題として引き続き解決に向け全力で取り組んでまいります。  次に、担当市職員の避難についてお答えいたします。  平成23年3月11日に発生しました東日本大震災において、南三陸町役場の防災対策庁舎から町民に避難を呼びかけ続け、津波の犠牲になった女性職員のことは、まだ記憶に新しいところだと思います。このように職務に専念する余りみずからが犠牲になるようなことは、今後は決して起こしてはなりません。  津久見市では、昨年末に津久見市津波避難計画を策定、その中で避難広報、避難誘導を行う消防団員、自主防災会及び市職員については、安全確保のために津波到達予定時刻の10分前には避難することとしております。ただし安全確保のための避難時間につきましては、もう少し検討をする必要があるのではないかと考えており、津久見市地域防災計画の見直し作業や国や県の職員とともに今年度から開催を予定しております津波防災に関する連絡会ワーキンググループ会議などでも協議をしてまいりたいと考えております。  次に(2)防災パトロール後の対応についてお答えいたします。  昭和43年から津久見市では、毎年梅雨時期前に防災パトロールを行っておりまして、今年は5月30日に実施したところであります。  参加者は大分県臼杵土木事務所、中部振興局、臼杵津久見警察署、陸上自衛隊別府駐屯地、自衛隊大分地方協力本部、消防署、消防団及び庁内関係各課などで市内一円の災害危険予測地域の現地調査を行った後、対応についての検討会を行ったところであります。  災害危険箇所につきましては、調査を始めました昭和43年から、これまでに194カ所が確認されたところですが、急傾斜地崩壊対策事業などによる対応により解消に努めておりまして、現在では23カ所が危険箇所となっております。この23カ所につきましては、危険度の高いものから順にA、B、Cのランクづけを行っており現在、ランクAが7カ所、Bが11カ所、Cが5カ所となっております。引き続き、対応可能な事業の実施等により危険箇所の解消に努めていきたいと考えております。また危険箇所の周知につきましては、防災マップの配布や立て看板の設置などを行っているところでありますが、今後も市民の皆さんへの危険箇所のお知らせなどの防災に関する情報の提供を初め、災害への心構えや対応などの啓発にも力を入れていきたいと考えております。  以上であります。 ○議長(小手川初生君)  小谷栄作君。 ○10番(小谷栄作君)  御答弁ありがとうございました。それでは、再質問を行いたいと思います。  1点目の休校した越智小学校・四浦東中学校の今後の対応についてで御答弁をいただいたのは、一定期間の様子を見ながら今後のことは考えていきたいというような御答弁をいただいたんですが、これから津久見市は保戸島架橋の建設、そして先ほど吉良議員さんもおっしゃったように網代島等また江の浦等の宇宙じん等の観光面の活用、そういう部分を考えたときに、この越智小学校・四浦東中学校の校舎をどのように活用していったら一番いいかというのは、早い段階から検討するべきではないかとは思いますけど、執行部のお考えをお伺いいたします。 ○議長(小手川初生君)  小手川管理課長。 ○管理課長(小手川正文君)  お答えいたします。  休校中または廃校になってからの越智小学校・四浦東中学校の今後の計画についてというのは、今現在では当然結論が出ていない状態でございます。議員さんがおっしゃるように保戸島、網代島とかそういう問題があります。そういう形の中で一緒になって検討できたらというふうなことは考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  小谷栄作君。 ○10番(小谷栄作君)  平成15年12月18日に荒代トンネルが通り、その後の久保泊トンネル、新日見トンネルと千怒小まで車を使ってといいますか、通学をするのが大変可能になったことにより、もちろん児童が1人、生徒が1人という特殊な環境ではあったんだけど、この三つのトンネルが抜けたというのはやはり大きな要因の一つではないかと思います。それで、そうやって見たときに今後この学校をどのような位置づけに持っていくかというのも御答弁をいただいたように、まず耐震化をクリアしてる、それからあと補助金の部分もクリアしているというこの大きな二つの部分が足かせになって、今は老健のサテライトみなみになっている昔の津久見市立久保泊小学校、この学校がお年寄りの施設にしたらいいとかいうそういう問題ではないんですけど、この学校があのような施設に移行するときに、やはり補助金の部分がひっかかってきたのではないかと思います。時間が経過したことによって、サテライトみなみに今、現状としてはなっているんですけど。  最初に越智小学校が休校するに当たり、小学校3年生より小さい児童が入学した場合には開校も考えていくと、このような方向性ではあったと思うんですけど、そのあたりをちょっと再度お聞きしておきたいと思いますので、御答弁お願いいたします。 ○議長(小手川初生君)  平山教育長。 ○教育長(平山正雄君)  お答えいたします。  津久見市の場合は、いきなり閉校という、言葉を和らげて廃校のことを閉校と言っていますけれども、閉校という措置をとらず地域の住民感情とか、これまでの歴史とかいろいろなことを考えて休校という措置をとっております。休校である以上、学校です。学校である以上、学校として使わなければいけません。それ以外の活用をする場合には、学校ではありませんという、いわば廃校手続をとらなければいけない。この議会においても設置条例で廃校するということを議決していかなければいけない、そういう手順をとる。津久見市の特徴として、先ほども言いましたように休校という措置をとるということであれば、学校としての活用、開校を含めて考えなければいけないというのが一般的な筋であります。ところが今後を見た場合に、ほとんど開校は望めないという状況が現実のこととしてあります。議員御指摘のように前回、適正配置等懇話会等で議論された中の一つにあの地域からトンネルが抜けて交通便がよくなったと、なので子どもたちがいるときには通行も可能だと。ただし低学年においては非常に難しいので、いかがなものかという非常に微妙に慎重に検討した結果であります。逆に言うと小学校の高学年になれば、その交通にかかわらず、もう千怒小学校に行くことはオーケーだというように理解できる文章になっていたというふうに考えております。このことは現在、9校休校があります。全部、私は見ました。そして先ほど企画課長も申し上げましたとおり、ちょうど6月7日に本議員でつくりました提言書もいただいております。そしてまた今年度の行政改革プランの中にもそのことに触れてあります。単に1校だけではなくて、全部を総合的に勘案して、教育委員会だけの問題ではありませんので、まだ土地の問題とかありますので、市長部局とも連携をとりながら慎重に進めていきたいというふうに考えております。  以上です。
    ○議長(小手川初生君)  小谷栄作君。 ○10番(小谷栄作君)  この越智小学校・四浦東中学校についての児童・生徒の問題については、慎重に対応していただきたいと思います。  それで同じ学校なんですけど、ちょっともう一つお聞きさせていただきたいと思います。  越智小学校と四浦東中学校は、校舎が一応57年に建設されているんですけど、そこの前に漁民広場がございます。この漁民広場の持ち主というんですか、これは教育財産としての、また行政財産としての市の管理になるんですか、それとも漁民広場ですから漁業者の管理なのですか、どちらになるんですか。 ○議長(小手川初生君)  内田農林水産課長。 ○農林水産課長(内田隆生君)  漁民広場につきましては、私ども農林水産課のほうで管理をいたしております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  小谷栄作君。 ○10番(小谷栄作君)  農林水産課のほうが管理しているといいますと、行政財産として津久見市が管理しているということでよろしいんですか。 ○議長(小手川初生君)  内田農林水産課長。 ○農林水産課長(内田隆生君)  そのとおりでございます。 ○議長(小手川初生君)  小谷栄作君。 ○10番(小谷栄作君)  御答弁ありがとうございました。  それでは、2点目の防災についての質問をさせていただきます。  スピーカーから出てくる音が聞こえにくいとかいう部分で、なるべく均一化していきたいというのは最大限の努力を払いたいというような御答弁だったんですが、現在の今の状態でこれが全て今後クリアできるとお考えでしょうか、お聞きいたします。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  お答えいたします。  確かに完全に緊急情報が伝わっていないという状況があるということは把握をしておりまして、現在もその調査を行っているところであります。そういったいろいろな調査の中でどういった対応がいいのか、先ほどもお答えをさせていただきましたように、さまざまな手法の検討ということで、いろいろな選択肢も含めた形でやはり情報がきちんと伝わるということは大事だという前提のもとに今、鋭意調査を行っているという状況でございます。  以上であります。 ○議長(小手川初生君)  小谷栄作君。 ○10番(小谷栄作君)  69基274のスピーカーを設置しているということで、それぞれの地区に住まわれている方が安心して放送を聞くことができる、またこのMCA無線があることによって日々の生活ができるように努力をしていただきたいと思います。  次に担当市職員の避難についてで10分前には避難するように検討しているというような御答弁をいただいたんですが、現庁舎の津久見市の今言われている避難到達時間の現庁舎の10分前と今も進められています新しい消防庁舎の場所との10分がちょっと時間的にも違うところが出てくるのではないかと思うんですけど、やはり同じように10分で対応していこうと考えておられるんでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  お答えいたします。  先ほどの職員の避難というのは、必ずしも市役所の職員ということではなくて、いろいろな避難の呼びかけですとか避難誘導をしている消防団員でありますとか地域の防災会の方ということでございまして、そういった地域での活動の際に津波到達時間の予想される時間というのが恐らく出ると思うんですが、それの10分前というような位置づけでありまして、新しい消防庁舎については全く津波の心配のない位置でもございますし、庁舎という位置づけではございません。それで津波到達時間については、例えば港町で一応大分県が平成25年2月に発表した調査結果によりますと51分というようなこともありますが、そういった到達時間を目安にしての、それ以前の避難ということを考えております。  以上であります。 ○議長(小手川初生君)  小谷栄作君。 ○10番(小谷栄作君)  ありがとうございます。  それぞれの職員が市内一円で活動している、その場所で平地でしたら到達時間の10分前には避難するようにとこのような指示を出しているということでよろしいんでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  お答えいたします。  おっしゃるとおりであります。地域によって若干到達時間が異なる部分もあろうかと思いますが、やはり最短で到達するだろうというのが一つの目安になろうかなというふうに考えております。  以上であります。 ○議長(小手川初生君)  小谷栄作君。 ○10番(小谷栄作君)  そうなると、その10分という時間は到達する時間までの前10分ということになるんですけど、このMCA無線で「津波の襲来が予測されます。住民の方は速やかに高台に避難をしてください。」というときに、津久見市内に到達する時間というのはMCA無線で放送されるんですか、その時間については、そこを放送するかしないかというのをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  お答えいたします。  もちろんMCA無線も含めまして、さまざまな広報も行うということを考えております。  以上であります。 ○議長(小手川初生君)  小谷栄作君。 ○10番(小谷栄作君)  それぞれの活動の場所によって避難する時間というのは変わってくると思うんですけど、3月11日に近い日曜日に市内一斉の津波訓練をこれからもずっと行っていくと思いますけど、このような訓練を行った後に、おおよそどれぐらいの時間でこの場所でしたら津波が来そうだから、あと10分前になったら自主避難をしてくださいというような指示は避難訓練をした後、必ずそのように職員の方にお話をしておかないと南三陸町と同じようなことになる可能性はあるのではないかと思います。というのが、10分前は10分前としても今の状態の道路状況といいますか、家屋状況、震度6前後もしくはもうちょっと大きいこともあるかと思いますけど、道路が寸断され家屋が倒壊しているというようなことがあって初めて大津波が来る可能性というのは高くなるのではないかと思います。10分で逃げるというのは、いかに私は難しいかとは思いますけど、時間についても今後よく協議なさって、10分でよければ、その時間を皆さんに周知徹底して安全を確保していただきたいと思います。  次に2点目の防災についての(2)として防災パトロール後の対応について。現在23カ所が危険箇所として対応している中でAランクが7、Bが11、Cが5とこのような御答弁をいただいております。予算的にもいろいろな大型工事もめじろ押しで大変厳しいかじ取りを市長はなさっているのではないかと思いますが、このAランクの7カ所については優先順位で進めてまいるということになってくると思いますけど、毎年、例えば1カ所とか、もしくは2カ所とかそのような順番で進めていくようなお考えは持っておられるんでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(小手川初生君)  飯沼総務課長。 ○総務課長(飯沼克行君)  お答えいたします。  ちょっと先ほどの分で避難の時間についてなんですが、一応、一般の方等については即座に避難していただくというのは原則でありまして、10分前というのはあくまで職員とか避難誘導される方ということでございますので、そこらへんは御理解をお願いいたします。  それから防災パトロールに関して、先ほども言いましたようにAが7件というような状況がございます。その中で、もう既に今現在、急傾斜事業等を行っている部分もございます。採択要件等がございますので極力そういった要件に当てはまる部分については早急な対応をということでございます。ただし県の事業等の全体の可能な予算枠等もございますが、現在では複数の箇所をそういった対応でしておりますので、極力できるものについては緊急度を要する部分については早目の対応をということを考えております。  以上であります。 ○議長(小手川初生君)  小谷栄作君。 ○10番(小谷栄作君)  御答弁ありがとうございます。  こうやって東日本大震災が起き、また地球温暖化が急速に進んでいる今、安心・安全な地域で住みたいというのは住民誰もが同じお気持ちだと推察されるところではないかと思います。やはり危険区域に該当するところは、少しでも早くその解消を希望されると思いますので、大変財政的にもいろいろな部分があるとは思いますが、そこのところはしっかりとかじ取りをしていただき、津久見市民が安心・安全な日々が送れるようにかじ取りをよろしくお願いいたしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(小手川初生君)  暫時休憩いたします。3時15分から開議いたします。               午後 3時05分 休憩            ────────────────               午後 3時15分 開議 ○議長(小手川初生君)  休憩前に引き続き開議いたします。  次に、14番、安藤康生君。             〔14番安藤康生君登壇〕 ○14番(安藤康生君)  きょうの最終質問者の安藤でございます。私は3点について質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。  1点目、保戸島架橋について、島内整備はどの程度考えているかについてお尋ねいたします。  1月末に行われた架橋についての島民集会の報告に区長会・婦人会で吉本市長にお会いし、架橋建設に対し強い賛成意見があるということも報告していますが、区長会としては島民の意見を集約し切れていないのが現状です。現在、区長会において架橋建設について島内協議をするための準備を行っているところでありますが、そのためには架橋建設をした場合のメリット・デメリット、架橋建設をしなかった場合のメリット・デメリットを確認する必要があり、現在その準備も行っているところであります。しかしながら、それと同時に架橋建設をするかしないかの判断を島内で行った後の島内整備もまた判断材料として確認する必要があると考えております。市の考え方をお聞かせください。  2点目の小規模特認校制度について、(1)保戸島小学校・中学校を小規模特認校に指定できないかについてお尋ねします。  同趣旨の一般質問は3月定例会で森脇議員がされておりますので、小規模特認校制度の趣旨・目的とかは省略させていただきます。現在、保戸島小学校・中学校にはそれぞれ11名の児童・生徒が在学し、幼児教育育成会に1名在籍しています。しかし、その後、入学予定の児童はなく、平成27年度の小学生は10名に、その翌年には9名になりいます。徐々に児童数が減少していきます。そして、このまま推移しますと7年後には保戸島小学校は休校となってしまいます。このような状況を踏まえ、小・中学校の存続に保護者を中心に大変な危機感を持っています。3月定例会の森脇議員の質問に対し、平山教育長は小規模特認校として要件に見合う学校は保戸島小学校・中学校であると答弁しています。私は保戸島中学校の学校評議員をしていますが、保戸島中学校では個々の学習能力に応じた指導で成果を上げていますし、また小学校では島の自然に触れた活動や島民とのふれあい等が行われており、小規模校ならではの特色ある教育指導が行われていると思っています。離島のため、通学等に多少の懸念材料はあると思いますが、保戸島小学校・中学校を小規模特認校に指定する考えはあるのかどうかお尋ねします。  3点目は、無垢島漁港のポンツーンへの連絡橋の改修についてであります。  ポンツーンへの連絡橋は平成23年に中部振興局の補助により津久見市が設置しましたが、当初より勾配が急で危険であると指摘されていました。その後、スロープに手すりがつけられましたが、高齢者の多い無垢島の島民にとっては大変危険な連絡橋であります。実際、車椅子を利用する人は上り下りに二人がかりでやらなければならないそうです。また雨が降ったりしてぬれると大変滑りやすく、転んだ人もいると聞きました。津久見市が設置した施設なら津久見市に管理責任が生じます。早急な対策が必要だと思いますが、どのような改修を考えているのか、またいつごろ改修を終えるのかお聞かせください。  これで1回目の質問を終わります。御答弁よろしくお願いします。          〔14番安藤康生君降壇質問者席着席〕 ○議長(小手川初生君)  石井政策企画課長。 ○政策企画課長(石井達紀君)  1点目の保戸島架橋について、(1)島内整備はどの程度考えられるか、についてお答えいたします。  保戸島架橋建設につきましては、これまで何度か一般質問に取り上げられましたが、そのたびに島内意見の集約をお願いしてきたところでございます。先月12日に島内の意見を集約するための協議会の進め方を安藤議員さん初め、区長さん方が市役所内で協議し、現在はその島内協議を始めるべく区長さん方を中心に準備が進められていると理解しています。島内協議の日程等のスケジュールが決まれば、市といたしましてもオブザーバーで協議会に参加させていただき、架橋建設された場合、されない場合のメリット・デメリットなどを中立な立場でしっかり示していきたいと考えております。  さて、安藤議員さんの御質問は今後の島の将来を考える上で架橋建設を行った場合または架橋建設を行わなかった場合の島内整備についてということでございます。架橋建設の有無については、保戸島に暮らす島民の皆さん方はもとより津久見市にとりましても大変重要な課題であると認識しています。仮に島内が架橋建設の方向で話がまとまった場合、建設位置や形態及び規模などによって異なってくるため、この辺の協議を行いながら島内整備も検討していかなければならないと考えております。例えば潮の干満や漁船の航行に影響のない範囲で、最短の距離で架橋すると仮定した場合でも必ず駐車場整備の問題は発生してくると考えられます。基本的に駐車場は個人で用意するものでありますが、架橋建設場所には個人の所有の用地がほとんどないため簡単にはいかないだろうというふうに考えております。また駐車場をどのようにつくるかの検討も必要となりますので、いずれにいたしましても整備に当たっては県及び市の水産関係部局及び道路関係部局との十分な協議が必要になるというふうに考えております。また架橋建設を行わなかった場合の島内整備につきましては、離島振興計画に基づき可能なものから整備してまいりたいというふうに考えております。日常生活の利便性の向上のため保戸島唯一の公共交通機関であります離島航路につきましては、全力で確保に努めるのが当然であるというふうに考えております。  まずは島内で架橋建設に対する意見をできるだけ早く集約していただき、その意見を踏まえて具体的取り組みを進めさせていただきたいというふうに考えております。安藤議員さんや区長さん方を中心に協議を重ねていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  梶原学校教育課長。 ○学校教育課長(梶原俊幸君)  2点目の小規模校特認校制度について、(1)保戸島小学校・中学校を指定できないか、についてお答えいたします。  小規模特認校制度は、津久見市立学校小規模特認校就学実施要綱に「緑豊かな自然環境に恵まれる小規模校で心身の健やかな成長を図り、体力づくりを目指すとともに自然に触れる中で豊かな人間性を培い、明るく伸び伸びとした教育を実施するための制度である」とうたわれています。  保戸島小学校・中学校を小規模特認校に指定できないかとの御質問ですが、3月議会でもお答えいたしましたように、要綱によりますと特認校は保護者の負担と責任のもとで通学させるものであり、1年以上の通年通学などの規定があります。また小規模特認校として受け入れる学校の意向や地域の実情などについて十分な配慮が必要となります。このようなことから小規模特認校に指定するかどうかについては、保戸島小学校・保戸島中学校や保護者・地域の方々の御意見を伺いながら、慎重に対応していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  石井政策企画課長。 ○政策企画課長(石井達紀君)  3点目の無垢島漁港のポンツーンへの連絡橋の改修についてお答えいたします。  無垢島漁港に設置されておりますポンツーン及び連絡橋につきましては、離島航路の船舶であるカメリアスターに乗降するときの安全性を確保するため、また島民の皆さんからの強い希望があったことから平成24年3月に、ポンツーンにつきましては日本財団の助成事業である海運振興関連施設整備事業を、連絡橋につきましては大分県の地域活動支援事業を活用し設置いたしました。このことにより、船への乗降が以前と比べ格段によくなったと島の方から喜ばれたと聞いております。連絡橋につきましては、潮の干満により勾配が生じるため影響が最小限となるよう約11メートルの大型連絡橋を整備し、移動の安全性を確保してきたところです。しかしながら満潮時において連絡橋自体の勾配については全く問題がないのですが、ポンツーンと連絡橋を結ぶフラップの勾配が大きくなる状態であったため、島の皆さん方と協議をし、すぐにフラップに滑りどめのテープを張りつけ、さらにはフラップの両サイドに手すりをつけて安全対策を図ってきたところです。  今回安藤議員さんの御質問は、このフラップについてまだ危険性があるので改修をということでございます。実際に現地で確認を行いましたところ、高齢者の方や車椅子の方などの利用には少しきついなという感じは受けましました。今後はフラップを延伸し、勾配を緩やかにする方法なども検討する中で接着しているポンツーンへの負荷、バランス、またカメリアスターの乗船位置の影響などさまざまな面で検討が必要となるというふうに考えております。まずは安全性を確保し、島民の方が安心して利用できるよう改善してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  安藤康生君。 ○14番(安藤康生君)  再質問させていただきます。  1点目の保戸島架橋についてでありますが、まず一番懸念してましたかけない場合の航路確保、これをやっていただけるということでありますが、その航路を確保した場合にこれまでどおりのサービスが受けられるのかどうか、その辺をまずお伺いします。 ○議長(小手川初生君)  石井政策企画課長。 ○政策企画課長(石井達紀君)  お答えいたします。  航路を確保した場合のサービスというのは、要は船を確実に確保してくれるのかということかと思いますが、それは先ほどお答えいたしましたように全力で確保に努めてまいるということが当然だというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  安藤康生君。 ○14番(安藤康生君)  ありがとうございました。一つの判断材料にはなると思いますので、努力していただきたいと思います。  それから吉本市長にお尋ねします。  これから島民の間で意見集約が行われるわけでありますが、この橋をかける、かけないは島民の判断に委ねなければいけませんが、私自身としてはこの橋は将来的には必要なものだと感じておりますが、吉本市長のお考えはどうでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  吉本市長。 ○市長(吉本幸司君)  私としても、この橋の必要性は十分に感じておりまして、公の場でも今、津久見市はいろいろなインフラ整備をやってくる中で将来的にはまちづくりの観点から庁舎の集約的な建設と、それから保戸島架橋がこれから先どうしても必要だということは公の場でも私は述べております。そういう意味で、ここで大騒ぎして「橋をかけろ、かけろ」と騒ぐのではなくて、島民全員が本当にかけてほしいんだということ、それからメリット・デメリットを十分に把握して、その中で納得した上でそういうムードを盛り上げていくということが、これから県に要請していく中で大変重要だとそういうふうに思っておりますので、ぜひともそういう意味でメリット・デメリットを島民の皆さんに聞いてもらって、そしてかけていけるようにできればと思います。確かに橋がかかることによって不便をこうむる面、例えばバスで行くにしても時間がかかりますし、料金も高くなると思いますし、いろいろな逆な不便な面もあるけども、そこは納得してもらわないといけない分もあると思います。できてから、こういうふうではなかったということでは困りますので、そういうことも含めて島民の皆さんに十分理解した上で、島民全体の運動としてかけるように持っていければと思っていますので、御協力をお願いしたいと思います。 ○議長(小手川初生君)  安藤康生君。 ○14番(安藤康生君)  ありがとうございます。吉本市長の積極的な御意見をいただきましたけど橋をかけるとなると、やはり先ほど申しましたように駐車場の問題、それと四浦半島の道路の問題とかいろいろ出てきます。この橋は一応、今のところ県道の延長という考え方でよろしいでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  古谷都市建設課長。 ○都市建設課長(古谷修一君)  お答えします。  今のところ、どうしても県道の延長で考えざるを得ないのかなと思います。それも県とも協議していますし、そこについては県のほうと再度協議していきたいと考えております。
     以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  安藤康生君。 ○14番(安藤康生君)  まだ島の意見が集約できていない中で、こんな発言はどうかと思いますけど、もし賛成意見が多ければ、いつごろをめどに吉本市長、考えておられますか。 ○議長(小手川初生君)  吉本市長。 ○市長(吉本幸司君)  まず、そういう集約をして、そういう要望を県に持っていきたいと思いまして、その中でどういう橋をかけていくか、先ほども言いましたように車が入ってきたときの駐車場がない、しかしその駐車場は個人の問題ということになりますので、公で駐車場をつくるというわけにいきません。それをどういうふうな形で公のものにするかという問題もあると思いますので、そういうこと、それから橋のかけ方、どういう形でかかってくるかという大変いろいろな難しい問題が出てくると思います。そういうものをやはり速やかに県のほうで研究してもらって、設計をしていかなければいけないと思うので、今すぐどれぐらいにできますかということは答えられないにしてもなるべく早くそれをやっていけるようには持っていきたいと思います。  私が公の場で述べているように、平成28年ぐらいまでには大体津久見のインフラ整備はできてきていますので、髙野議員からの質問もありましたように長目半島のほうの道路、それから堅浦の第2期工事、そういうものを含めて早目にそういうものを準備なり設計をしていくような状況に持っていかなければいけないと思っています。 ○議長(小手川初生君)  安藤康生君。 ○14番(安藤康生君)  ありがとうございます。この話は早速、区長会のほうに出して、意見集約を早くしたいと思っております。ありがとうございました。  次に小規模特認校制度についてお尋ねします。  この要綱の案を見ますと、募集期間が12月1日から1月31日までとなっておりますが、そうしますと保戸島小・中学校を小規模特認校と認定する可否は、いつごろ結論が出るのでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  梶原学校教育課長。 ○学校教育課長(梶原俊幸君)  お答えします。  先ほどの答弁の中でも申しましたが、まず皆さんの共通理解、そこが一番大事だと思います。そういうものができたとき、10月ごろまでには実施することになれば募集や予算化関係のこともありますので、10月ごろまでには判断いたしまして庁内関係各課とも連携をとりながら取り組みのほうを進めてまいりたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  安藤康生君。 ○14番(安藤康生君)  それと指定していただいたときの話なんですけど、募集をかけますよね。これは市内の各学校ごとにかけるのか、それともそういった子どものいる保護者にかけるのか、どちらなんでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  梶原学校教育課長。 ○学校教育課長(梶原俊幸君)  この募集については全市的あるいは市のホームページ等を使って、県下にそういうふうに公募していきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  安藤康生君。 ○14番(安藤康生君)  そうすると保戸島小・中学校に入学したいという子どもが出てきた場合、私ところは離島ですから通学のためには定期券を買わなければいけませんよね。今、四浦とか日代の子どもたちはタクシーで通学しております。こういった子どもがあらわれた場合、定期代の補助というのは考えられないんですか。 ○議長(小手川初生君)  梶原学校教育課長。 ○学校教育課長(梶原俊幸君)  これも小規模特認校就学実施要綱の中に、第7条のところに「保護者が児童・生徒を保護者の負担と責任のもとで通学させるものとする」というふうにありますので一応、保護者の責任で通学をというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  安藤康生君。 ○14番(安藤康生君)  先ほども言いましたように、保戸島小学校では生徒・児童数が減っております。それに対して保護者も大変な危機感を持っておりますので、何とか指定できるように教育長さん、よろしくお願いします。 ○議長(小手川初生君)  平山教育長。 ○教育長(平山正雄君)  前回、私は小規模特認校について触れましたけれども私としましては、さまざまな子どもたちがいます。今、全ての津久見市内の先生方と面接をしております、1人20分。その話の中でも時代とともに、さまざまな問題・課題、それだけではありません。いい意味での特徴を抱えた子どもたちがたくさんいます。そういういろいろな子どもたちのための学習機会や学習環境を与えるということは、これは大切なことだと思っています。なので基本的には小規模特認校を指定するということは、いいことだと思っています。ただ転校なり入学する児童・生徒、そしてまたそれを受け入れる学校側、そして地域、それが一体として共通理解をしないと、かえってそのことが問題を起こすということもあります。するのであれば小学校・中学校一緒だと思いますので、早速、小学校の校長先生、中学校の校長先生にそのことを小規模特認校制度のことについて十分お話をして、その様子を逐一聞いているところでございます。  以上です。 ○議長(小手川初生君)  安藤康生君。 ○14番(安藤康生君)  ありがとうございました。よろしくお願いします。  最後に無垢島のポンツーンの件になりますが、ポンツーン連絡橋の件でありますが、どういうふうな要領でスロープの角度、勾配をへしていくのか。 ○議長(小手川初生君)  石井政策企画課長。 ○政策企画課長(石井達紀君)  お答えいたします。  今、フラップが1メーターぐらいちょっと伸びているんですけど、そのフラップをもう少し伸ばすことによって角度が少しだけですが延伸できないかというふうなことを今、うちの事業課の職員と一緒に検討している最中です。ただ旅客線ターミナルの部分についてのタラップとかフラップとか連絡橋とか、その辺はガイドラインみたいなものがございまして、それに沿った形で当然、当初つくっているというふうに考えられます。その辺を十分勘案しながらということと同時に伸ばすことによってポンツーンのバランスとかが崩れるとどうしようもないところがございますので、その辺の安全性も確認しながら検討していきたいと、いましばらくお待ちいただければというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  安藤康生君。 ○14番(安藤康生君)  これからは梅雨時期で大変滑りやすくなっています。その対応策、早急な滑りどめだけでも何とかできないものでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  石井政策企画課長。 ○政策企画課長(石井達紀君)  お答えいたします。  滑ることにつきましては現在、滑りどめのテープを張っているんですけど、その間隔を短くするとか、そういうふうな形で臨時的に対応したいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  安藤康生君。 ○14番(安藤康生君)  この滑りどめのテープも間隔があいているんですよね、3枚ぐらい張ってあるんですかね。ですから、あれは塗装か何かを応急的にして、そこに砂をまいて滑りどめとかそういった対策を早目にしてやっていけばどうなんでしょうか。 ○議長(小手川初生君)  石井政策企画課長。 ○政策企画課長(石井達紀君)  ありがとうございます。その辺も含めまして、事業課の職員と一緒に検討していきたいと思います。できるだけ早目にやっていきたいというふうに思っています。  以上でございます。 ○議長(小手川初生君)  安藤康生君。 ○14番(安藤康生君)  できるところから進めていっていただきたいと思います。そうしないと、けが人でも出れば津久見市にとっても管理責任を問われますので、ひとつよろしくお願いします。  これで、私の一般質問を終わります。 ○議長(小手川初生君)  本日は以上をもって延会いたします。明日10時に再開いたします。              午後 3時42分 延会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         津久見市議会議長         署名議員         署名議員...