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09月06日-01号

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  1. 臼杵市議会 2022-09-06
    09月06日-01号


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    令和 4年  9月 定例会---------------------------------------令和4年臼杵市議会9月定例会会議録(第1号)---------------------------------------  令和4年9月6日   -----------------------------------    令和4年9月6日(火曜日)午前10時開会(開議)   ----------------------------------- 1.議事日程第1号  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸般の報告(委員の選任及び市長の行政報告)  第4 報告第5号から報告第8号 報告  第5 第44号議案から第53号議案 一括上程、説明、陳情等1件報告   ----------------------------------- 1.本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告(委員の選任及び市長の行政報告)  日程第4 報告第5号 公益社団法人臼杵環境保全型農林振興公社の経営状況を説明する書類の提出について       報告第6号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定について       報告第7号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定について       報告第8号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定)       報告  日程第5 第44号議案 臼杵市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について       第45号議案 臼杵市手数料条例の臨時特例に関する条例の制定について       第46号議案 工事請負契約の締結について       第47号議案 令和3年度臼杵市水道事業会計歳入歳出決算の認定について       第48号議案 令和3年度臼杵市下水道事業会計歳入歳出決算の認定について       第49号議案 令和4年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)       第50号議案 令和4年度臼杵市水道事業会計補正予算(第1号)       第51号議案 令和4年度臼杵市下水道事業会計補正予算(第1号)       第52号議案 令和4年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)       第53号議案 令和4年度臼杵市介護保険特別会計補正予算(第1号)       一括上程、説明、陳情等1件報告   -----------------------------------   出席議員(18名)       1番  平川幸司          2番  甲斐 尊       3番  安東鉄男          4番  芝田英範       5番  河野 巧          6番  川辺 隆       7番  匹田久美子         8番  内藤康弘       9番  伊藤 淳         10番  広田精治      11番  戸匹映二         12番  奥田富美子      13番  大塚州章         14番  匹田 郁      15番  武生博明         16番  吉岡 勲      17番  牧 宣雄         18番  梅田徳男   -----------------------------------   欠席議員(なし)   -----------------------------------事務局職員出席者   局長          林 昌英   次長          後藤秀隆   副主幹         高橋悠樹   主査          大井智香子   -----------------------------------説明のための出席者   市長          中野五郎   副市長         田村和弘   教育長         安東雅幸   教育次長兼教育総務課長 後藤誠也   消防長         亀井英樹   政策監(総務・企画担当)平山博造   政策監(民生担当)          政策監(福祉保健担当)               小坂幸雄               杉野 等   兼部落差別解消推進・人権啓発課長   兼保険健康課長   政策監(商工・観光・               佐藤一彦   財務経営課長      荻野浩一   農林水産業担当)   総務課長        柴田 監   -----------------------------------          午前10時00分 開会 ◎事務局長(林昌英君) ただいまの出席議員は18名であります。 ○議長(梅田徳男君) ただいま報告のとおり定足数に達しております。 よって、本日の会議は成立いたしました。 これより令和4年臼杵市議会9月定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。   ----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(梅田徳男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は会議規則第88条の規定により、  河野議員  川辺議員 以上2名を指名いたします。   ----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(梅田徳男君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、会期日程表のとおり、本日から9月27日までの22日間といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(梅田徳男君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から9月27日までの22日間と決定いたしました。   ----------------------------------- △日程第3 諸般の報告 ○議長(梅田徳男君) 日程第3、諸般の報告を行います。 令和4年7月25日に新たに会派結成届が提出されたことに伴い、議会運営委員会の委員を1名選任する必要が生じましたので、委員会条例第8条第1項の規定に基づき、広田議員を委員に指名いたしましたので、ご報告いたします。 次に、市長より行政報告の申出がありますので、これを許可いたします。 中野市長。     [市長 中野五郎君登壇] ◎市長(中野五郎君) おはようございます。 9月定例市議会の開会にあたりまして、議員各位にはご参集をいただき、付議議案のご審議をいただきますことに感謝申し上げます。 さきの6月定例会以降、現在までの市政運営事項についてご報告申し上げます。 まずは初めに、新型コロナウイルス感染症に関する取組状況について、ご報告いたします。 7月に入り、大分県内では、オミクロン株の亜種BA.5への置き換わりが進み、これまでにない規模で感染者が増え続けています。オミクロン株亜種による急激な感染拡大は新しい波と捉えられ、大分県も7月から第7波に入ったと宣言しました。 極めて感染力の強いオミクロン株亜種による第7波が本格化する中、夏休みやお盆による人流の増加を背景に、県内においても、8月に入り感染者が急増し、8月17日には、1日当たりの県内感染者数が過去最多となる3,025人になるなど、依然として大分県ではステージ3の状態が続いています。 本市においても感染者の増加は続いており、8月1日から9月4日までの感染者数は1,816人となっています。中でも、8月17日には1日の感染者数がこれまでで最多の80人となるなど、予断を許さない状況が続いています。これまでの市内での感染者数は、9月4日までに累計で3,833人となっています。急激な感染の再拡大で病床使用率も上昇しており、医療体制の逼迫が心配されます。身近に感染者がいてもおかしくない状況です。 このように感染の再拡大が強く懸念され、感染者や濃厚接触者等が増えることによって、医療機関への負担や自宅待機者が増加し、医療や福祉、企業、学校などの社会経済の基盤となる様々な領域に影響が出ることが心配されたことから、7月29日より、ケーブルテレビや市のホームページ等を通じて、市民の皆様に改めて基本的な感染対策の徹底、ワクチン接種、移動前の検査、家庭での備えの4点の感染症対策について、ご協力をお願いする市長メッセージを発信しました。 とりわけ感染症対策として最も期待が寄せられるワクチン接種への対応に努めてきたところです。 新型コロナワクチン接種に関しましては、9月1日現在、12歳以上の市民を対象とした3回目接種では全体の接種率が69.5%で、このうち65歳以上の高齢者については90.1%となっています。 また、12歳から64歳では60.3%で、5歳から11歳の小児接種につきましては、現在、2回目接種までですが、1回目が16.5%、2回目が14.5%という状況で、接種率は少しずつ伸びていますけれども、低年齢層では全体的に低い傾向にあります。 さらに、4回目の接種につきましては主に重症化予防を目的としており、現在の対象者は、60歳以上の方と、18歳から59歳のうち基礎疾患を有する方や医療従事者、高齢者施設等の従事者のみで、3回目接種から5か月以上経過した方となります。 現時点で、5か月以上経過した接種券を発送した方の接種率は62%となっています。 今後は、国の方針でオミクロン株対応ワクチンの接種が実施される見込みとなりました。現時点では、使用されるワクチンは、従来株のBA1に対応の2価ワクチンで、1回目、2回目の接種を完了した12歳以上が対象とされています。開始時期は9月半ば過ぎから前倒しでワクチンが配送されることから、まずは、4回目接種の対象者で未接種の方を対象に、ワクチンが市町村に配送され次第開始され、10月半ばからは、1回目、2回目の接種を完了した全ての12歳以上を対象に接種が行われる想定となっております。ただし、接種間隔は示されておらず、今月中に薬事承認がされ、予防接種法に基づく予防接種として位置づけられる予定となっております。 また、小児の接種につきましては3回目接種が8月末に薬事承認され、9月からは接種が可能となる見込みとなり、あわせて、小児接種の努力義務の適用が決定される予定であります。 市としましては、国の方針を踏まえて、迅速で適切な接種体制を整え、接種を希望する市民の方々が速やかに接種できるよう、医師会と連携しながら取組を進めてまいります。 以上、新型コロナウイルス感染症に関する対応についてご報告させていただきましたが、ウイルスの世界的蔓延から2年以上が経過して、なお収束の見込みは立っておりません。オミクロン株の亜種BA.5による第7波の感染拡大により、命を守るための基盤である医療体制の維持、日常生活や社会経済に未曽有の影響を与えています。このことから、ワクチン接種はもとより、一人一人の基本的な感染予防の徹底が何より重要であります。本市としましては、これまで以上に刻々と変化する状況を見据えながら、臨機応変に対応し、予防・感染拡大防止を図ります。 一方、社会経済生活回復に向け、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている市内経済への対策として、発行総額4億8,100万円の第5弾となるプレミアム商品券の発行を9月末より行い、10月1日から12月31日までの使用期限とし、消費喚起のためプレミアム率は第4弾と同様の過去最大の30%としております。さらに、本9月補正予算ではコロナ禍における原油価格・物価高騰に直面する市民や事業者に対する各種の支援を計上しております。 また、この3年間自粛が続いてまいりましたが、市内各種イベントにつきましては、7月下旬の臼杵天神夏祭りや、国保臼杵石仏火まつりの開催など、徐々にではありますが、通常に戻す動きが出ております。さらに、11月に開催されます市内最大のイベントであるうすき竹宵につきましても、実行委員会の方々を中心に、開催に向け鋭意準備を進めていただいております。このように、民間の方々の力強い動きと連携し、今後も引き続き市民生活と市内経済の影響に目を配り、全力を挙げて迅速果断に対応してまいります。 次に、観光振興に関する取組についてご報告いたします。 まずは7月29日、本市と佐伯市、津久見市が株式会社ソラシドエアとの包括連携協定を締結しました。この協定の締結により、県南3市が産業や文化、観光の魅力を全国に発信するとともに、機内販売での商品コラボや、災害時におけるボランティアの人員輸送など、様々な連携を同社と図り、県南に人を呼び込む契機となり、地域の発展につなげてまいりたいと考えています。 次に、8月27日、国宝臼杵石仏の供養や地元に伝わる虫追い行事、豊作祈願などが結びついた国宝臼杵石仏火まつりを開催しました。石仏群を中心に7基のかがり火や、およそ1,000本のたいまつを並べ、石仏の里の神秘さを創出しました。コロナ禍により、昨年は無観客、一昨年は石仏供養法要のみインターネット生配信での開催でした。本年は、満月寺供養法要や盆踊りは中止となりましたが、3年ぶりに観覧者を入れての開催となりました。ガイドラインを作成し、感染予防対策を徹底し、開催した結果、市内外から多くのお客様に訪れていただき、かがり火やたいまつに火を灯した幻想的な国宝臼杵石仏の魅力を感じていただき、報道でも大きく取り上げられました。今後も臼杵観光の顔として国宝臼杵石仏をPRして、観光客増加を図っていきたいと考えております。 次に、7月26日、臼杵市椎茸振興協議会より、およそ10キロの臼杵産の干しシイタケの寄贈がありました。この干しシイタケは無農薬栽培であり、豊富な旨味成分や様々な栄養が含まれています。 今回の寄贈は、市内のシイタケ生産者の方々が地元で栽培された安全・安心な干しシイタケを多くの子供たちに食べてもらいたいとのことから、送られたものであります。早速、市立下南こども園で給食として提供され、園児たちがおいしくいただいたと報告を受けております。また、小・中学校におきましても、今後給食で提供される予定であります。これからも引き続き関係団体と連携し、地元農産物等の消費拡大の推進につなげていきたいと考えております。 次に、8月1日、本市の有機農産物のブランド化による価値の向上や、有機農業の担い手不足の解消のため、有機農業の研修や、将来の臼杵市での就農に向けた業務を担っていただく地域おこし協力隊員1名を任命しました。 本隊員には、先進の有機農業を行っている地元農家の下で今後3年間にわたり農業技術や経営ノウハウを学びながら、市長認証であるほんまもん農産物ブランド推進や販路拡大に取り組んでいただきます。 次に、消防・防災に関する取組についてご報告いたします。 8月4日、海や河川でのレジャーや台風シーズンに備え、水難事故に対する救助技術の向上、各隊の連携強化及び資機材取扱いの習熟を図ることを目的に、臼杵市消防署と臼杵津久見警察署からおよそ20名が参加し、合同水難救助訓練を実施しました。 訓練は、釣り人が海に転落したことを想定し、消防署のドローン隊や水上オートバイが海上を捜索、潜水隊が海中から救助した後、警察署のゴムボートへ引き上げる一連の水難救助訓練を実施しました。各隊が情報を共有することで、スムーズで効率的な訓練となりました。警察をはじめ関係機関とは平常時から顔の見える関係づくりに努め、連携をより一層強化し、市民の安全・安心な生活のため、今後も引き続き有事に備え取組を進めていきます。 次に、7月27日、臼杵市人材育成市民連携会議より、大分県教育長に対し、臼杵市の人材育成への理解と配慮を求める要望書を提出しました。今回の要望では、臼杵高校の教育内容充実と教員配置や、海洋科学高校の新たなコースの設置及び1学年2学級の確保、海洋科学高校の教員配置と学習環境整備、臼杵高校の改修工事の工期短縮等について要望しました。 これらの要望に対し、大分県教育長からは、中学校の卒業予定者の増減、中学生自身の進路希望状況、入試の欠員状況に基づき、全県的な視野に立って慎重に検討し、定員を決定する必要がある。また、両校の教員配置に関しては、教育活動の円滑な実施に支障がないよう、今後も適切に対処する。施設設備の整備については、安全の確保、教育の充実の両方の視点に立って、県内学校の状況を調査し、計画的に整備を行う。その中で、臼杵高校の改修工事では、可能な限り前倒しにも努めていく考えである。海洋科学高校では、老朽化した小型実習船は解決すべき課題と認識しているとの回答のほか、県教育委員会としても、臼杵高校と海洋科学高校に対して、地域に根差した魅力ある学校づくりができるよう、一層支援をしていきたいとの考えを聞くことができました。 令和4年度は、かねてより要望しておりました臼杵高校の募集定員について、25人増の200人定員が実現しました。これは毎年の要望活動によるところが大きいものと考えております。引き続き、本連携会議において委員から広く意見を聴き、臼杵市に根差した人材育成について検討するとともに、必要な取組を実施してまいります。 次に、7月23日より、臼杵市歴史資料館で山内流発祥200年を記念し、企画展を開催しました。山内流は、江戸時代の文政5年1822年、伊予、現在の愛媛県の旧松山藩主であった山内勝重から、臼杵で鑓奉行を務めた稲川清記に水術が伝授されたことから始まりました。以来200年、山内流を愛し伝えていこうとする人々の努力により、様々な困難を乗り越えて今なおその泳法が継承されています。 今回の展示では、その歩みを振り返るとともに、山内流に関する様々な歴史資料を展示することで、広く市民に対してその歴史や臼杵とのつながりを紹介し、山内流について、さらに深い関心を得る機会になったと考えております。 次に、8月6日と7日、旧県立野津高校跡地において、跡地の利活用事業者である株式会社ネクストファームによるプレオープンイベントが行われました。同社では、昨年より使用する教室棟の改修工事を進め、このたび改修に一定のめどがついたことから、レストランを除くエリアを先行オープンさせたものです。この2日間は多彩なイベントが開催され、多くの来場者でにぎわいました。 同社では、旧野津高校の利活用にあたり、本市が掲げる農林業の振興や地域交流の活性化といった目的に沿って、同社が運営するエリアの施設名称を大分+学園とし、農業と食と交流の拠点として運営をしていくとのことです。大分+学園では、市内で生産されるほんまもん農産物をはじめとする臼杵産野菜やお土産品、加工品を販売するブースを設け、消費拡大に努めるとともに、子供の遊び場となるキッズスペースや、会議や研修に加え、様々な発表会等が開催できるイベントスペースを整備し、集客力の向上、交流やにぎわいの創出にも努め、今後は、レストランのオープンに向け取り組んでいくとのことです。 今回の跡地利活用事業では、利活用事業者でもある株式会社ネクストファームが使用する校舎内は同社が、校舎共用部分や駐車場など施設全体に関する部分については臼杵市が、それぞれ分担して改修工事を行いました。 また一方で、敷地内にはまだ利用されていない施設があります。これらの施設は引き続き本市が管理しながら農林業の振興や地域交流の活性化方針に沿って利活用できるよう取り組んでまいります。 次に、8月29日と30日に人権・部落差別問題講演会を臼杵地域、野津地域でそれぞれ開催しました。講演会では、部落差別問題のこれまで、今、そしてこれからを市民の皆さんと考えていくために、講師にジャーナリスト馬場周一郎氏をお招きして、「部落差別問題の現状と解決への展望~40年間の取材活動を通していま見えるもの」と題して講演をいただきました。新聞記者として現場に足を運び、様々な人の生の声を一貫して聞き続けた経験を生かした具体的で詳しい内容で、部落差別はなくすことができるという講師の強い信念が会場の参加者へ強く伝わったものと思います。 また、会場は、新型コロナ対策として、参加人員を制限し、後日ケーブルテレビで昼夜2回放送し、幅広く市民の皆さんが講演を聞くことができる環境を整え開催しました。講演で、部落差別の現状と部落差別を正しく知って解決へ向けた関わり方を考えるきっかけになったと考えております。今後も人権尊重社会の実現を目指し、部落差別解消に向けた取組を推進してまいります。 最後に、ユネスコ食文化創造市の取組についてご報告いたします。 昨年11月に臼杵市が食文化分野で加盟したユネスコ創造都市ネットワークの年次総会が3年ぶりに今年はブラジルのサントス市で7月18日から22日の5日間にわたり開催され、本市からは、田村副市長ほか2名を派遣しました。 総会プログラムの一つである新規加盟都市合同会議では、本市の食文化や取組などを紹介しました。また、首長フォーラムや全体会議、分野ごとの会議などに参加し、ユネスコ関係者や創造都市間で課題解決に向けた取組を共有するとともに、意見交換を積極的に行い、多くの交流を図ることができました。 加盟後初となる総会に参加した報告を受け、本市が食文化だけでなく、食文化の振興を他の分野・産業にも波及させ、新たな創造的価値を見いだしていかなければならないということを再認識したことです。 また、ユネスコ創造都市の一員として、世界にいかに貢献していくかを考えなければならないとも感じた次第であります。 今回参加して得たものを市民の皆さんや臼杵食文化創造都市推進協議会の皆さんと共有し、本市の進むべき方針や具体的な取組に生かしていきたいと考えております。 なお、帰国後には、今回の総会で本市のプレゼンテーションをお聞きいただいたマレーシアのクチン市の関係者が本市の取組に大きな関心をいただき、10月中旬にクチン市で開催される食に関する国際会議でプレゼンテーションをしていただけないかと招待されました。この機会に本市の発酵・醸造文化や有機農業の推進に向けた取組などについて紹介、意見交換できるよう、現在、調整を進めているところです。 以上、6月定例会以降の市政関連事項につきまして報告を終わります。 ○議長(梅田徳男君) 以上で諸般の報告を終わります。   ----------------------------------- △日程第4 報告第5号から報告第8号 報告 ○議長(梅田徳男君) 日程第4、報告第5号から報告第8号まで、一括して報告を求めます。 中野市長。     [市長 中野五郎君登壇] ◎市長(中野五郎君) ただいま報告を求められました報告第5号から報告第8号までにつきましてご説明申し上げます。 まず、報告第5号 公益社団法人臼杵環境保全型農林振興公社の経営状況を説明する書類の提出につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定により、公益社団法人臼杵環境保全型農林振興公社の令和3年度の決算に関する書類並びに令和4年度の事業計画及び予算に関する書類を提出するものです。 詳細につきましては、本日、本会議終了後に開催されます全員協議会でご報告申し上げます。 次に、報告第6号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定につきましてご説明申し上げます。 この報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和3年度決算による健全化判断比率を、監査委員の意見を付して報告するものであります。実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率及び将来負担比率のいずれの手法も、国が定めた早期健全化が必要となる基準には達しておらず、負債管理は適正な状態にあると考えております。 詳細につきましては、本日、本会議終了後に開催されます全員協議会においてご説明させていただきます。 次に、報告第7号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定につきましてご説明申し上げます。 先ほどの報告第6号と同様に、財政健全化法に基づき報告するものであります。本市では、全ての公営企業において資金不足が生じておりません。資金不足比率の算出はありません。 なお、詳細につきましては、報告第6号と同様、本日、本会議終了後に開催されます全員協議会においてご説明させていただきます。 次に、報告第8号 専決処分の報告につきましてご説明申し上げます。 令和4年6月11日午後1時30分頃、白岩地区の林道戸屋平宇曽河内線を相手方が自家用車で走行していたところ、道路内にあった落石を避け切れず乗り上げ、車両左前のタイヤを損傷する事故が発生しました。この事故について被害を受けた方におわびし、話合いを行った上で損害賠償額を7,312円とすることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 以上で説明を終わります。 ○議長(梅田徳男君) 以上で報告第5号から報告第8号についての報告を終わります。   ----------------------------------- △日程第5 第44号議案から第53号議案 一括上程、説明、陳情等1件報告 ○議長(梅田徳男君) 日程第5、第44号議案から第53号議案を一括議題といたします。 提案者の説明を求めます。 中野市長。     [市長 中野五郎君登壇] ◎市長(中野五郎君) ただいま上程されました第44号議案から第53号議案までにつきましてご説明申し上げます。 まず、第44号議案 臼杵市職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のため、本年10月1日から、国家公務員の育児休業に関し、育児休業の取得回数制限の見直しや非常勤職員をはじめとする育児休業の取得要件の緩和等の措置が講じられることとなり、地方公共団体においても同様の措置が必要となったことから、それに伴い、条例整備を行うものであります。 次に、第45号議案 臼杵市手数料条例の臨時特例に関する条例の制定につきましては、マイナンバーカードの普及促進のため、戸籍や住民票など、マイナンバーカードを使用することによってコンビニエンスストアの多機能端末機で取得できる各種証明書の交付手数料について、本年10月1日から令和5年3月31日までの間において、減額して交付できるよう、臼杵市手数料条例の臨時特例を定めるものであります。これにより、期間中は、コンビニエンスストア交付サービスをご利用いただく場合に限り、戸籍謄本及び抄本については200円、その他証明書は150円にて取得できます。 次の第46号議案 工事請負契約の締結につきましては、耐用年数の超過により機能低下や故障が発生し、早期の更新が必要となっておりました臼杵市民会館のホール等の空調設備について、大規模改修工事の請負契約を締結しようとするものであります。 一般競争入札の結果、協和・臼杵鋼鈑特定建設工事共同企業体が落札し、本年8月10日に4億2,317万円で仮契約を締結いたしましたので、この契約を本契約とするため、議会の議決を求めるものであります。 次に、第47号議案 令和3年度臼杵市水道事業会計歳入歳出決算の認定及び第48号議案 令和3年度臼杵市下水道事業会計歳入歳出決定の認定につきましてご説明申し上げます。 まず、令和3年度の水道事業会計の決算につきましては、収益的収支において1,327万4,985円の当年度純損失となっております。前年度の繰越利益剰余金7億160万9,773円を合わせた6億8,833万4,788円が当年度未処分利益剰余金となっております。 また、資本的収支につきましては、建設改良費及び企業債償還金が主な支出で、収支不足額2億7,955万8,500円につきましては、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税調整額で補填いたしました。 令和3年度中の主な建設改良工事といたしましては、籠の瀬浄水場ろ過施設整備工事のほか、国道10号線歩道改良に伴う配水管移設工事、登米田配水池配水流量計設置工事等を行いました。 次に、令和3年度の下水道事業会計の決算につきましては、収益的収支において経常損益がゼロ円となったため、特別損益2,406万2,508円と同額が当年度分未処分利益剰余金となっております。 また、資本的収支につきましては、建設改良費及び企業債償還金が主な支出で、収支不足額2億9,390万9,828円につきましては、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税調整額で補填いたしました。 令和3年度中の主な建設改良工事といたしましては、狭間第3雨水幹線築造工事に伴う側溝復旧工事のほか、農業集落排水施設監視通報装置更新工事、移動脱水車操作盤整備工事等を行いました。 以上が令和3年度臼杵市水道事業会計及び下水道事業会計の決算の概要であります。 今後の経営につきましては、公営企業の原則であります公共性、経済性を基本に、今後も経営の効率化に努めるとともに、水道水の安定供給及び下水道施設の適切な維持管理に努めてまいります。 次に、第49号議案 令和4年度臼杵市一般会計補正予算につきましてご説明申し上げます。 本議案につきましては、新型コロナウイルス感染症対策、コロナ禍における原油価格・物価高騰に直面する市民や事業者に対する支援に係る経費及び各会計、各費目において、現時点での事業費の精査による予算の増減額を計上しております。 まず、歳出のうち新型コロナウイルス感染症対策に対応する主なものといたしましては、総務費では、第45号議案に関連して、本年10月1日から令和5年3月31日までの間において、戸籍謄本や住民票等の各種証明書をマイナンバーカードを使用したコンビニエンスストア交付サービスにより取得した場合、交付手数料を減額するために必要な経費を計上しております。 民生費では、高齢者施設、福祉施設や保育所等の電気代の高騰分に係る費用の一部を支援するための経費を計上しております。 次に、衛生費では、既存ワクチン接種の実施期間延長及び新たなワクチン接種に対応するための経費を計上しております。さらに、コロナ禍における原油価格・物価高騰に直面する市民及び事業者への支援として、水道の基本料金を11月検針分から家事一般用で5か月間、工業用で1か月間免除するための公営企業会計への補助金を計上しております。なお、上水道を使用していない世帯については、一般家庭の免除額と同額となる5,000円分の商品券を配布することとしています。 次に、農林水産業費では、物価高騰の影響による畜産飼料の価格上昇分に係る経費の一部を支援するための補助金を計上しております。 次に、商工費では、新型コロナウイルス感染症の影響により、経営の継続を支援する取組を6月定例会に引き続き計上しております。 これら新型コロナウイルス感染症対策関係費といたしましては、補正予算額として4億2,124万8,000円を計上しております。 次に、新型コロナウイルス感染症対応以外の主な歳出につきましては、総務費では、JAおおいたうすき北支店跡地に計画している下北地区拠点施設整備に係る基本・実施設計委託料、移住を促進するための深田地区おためしハウス改修に係る経費等を計上しており、また、ふるさとづくり事業では、ふるさと納税寄附額の増加に伴う返礼品等に係る経費を計上しております。その他として、地方自治法の規定に基づき、令和3年度決算に係る実質収支の2分の1を積み立てる財政調整基金への積立金などを計上しております。 次に、衛生費では、新環境センター整備事業における特別高圧電線路に係る系統接続事業に要する経費を計上しております。 次に、農林水産業費では、新規就農者の増加・定着を目的とした資金面での支援及び機械等導入に要する費用を助成する補助金や、戦略品目であるピーマン、カンショ、イチゴ等の生産技術高度化施設等の整備及び産地強化対策に要する費用を助成する補助金を計上しております。 次に、土木費では、道路新設改良費の事業調整に伴う増減額に要する経費を計上しております。 次に、教育費では、市民球場フェンス整備事業に要する経費を計上しております。その財源として、法人1社よりいただいた寄附金と、当初予算で計上している命名権収入を合わせて活用いたします。 以上、今回の補正に要する財源といたしましては、普通交付税、国庫支出金、県支出金、繰越金及び市債などを計上いたしました。 この結果、補正予算総額は10億7,957万6,000円となり、令和4年度一般会計予算総額は242億6,961万9,000円となりました。 新型コロナウイルス感染症対策につきましては、影響が長期化している状況から、引き続き、市民生活と市内経済に目を配り、全力を挙げて迅速果断に対応してまいります。 つきましては、度重ねてのお願いになりますが、今後も状況に応じ、緊急に補正予算を組むことや専決処分をする場合があることについて、議員皆様のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。 次の第50号議案から第53号議案までにつきましては、説明を省略させていただきます。 以上をもちまして、上程されました諸議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重なご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(梅田徳男君) 以上で提案者の説明を終わります。 陳情・要望等については、お手元配付のとおり1件が提出されております。 朗読は省略し、報告に代えさせていただきます。--------------
    △陳情・要望等報告 --------------番号件名1号 陳情書   ●令和5年度理科教育設備整備費等補助金予算計上についてのお願い ○議長(梅田徳男君) これをもって、本日の日程は全て終了いたしました。 本日は以上で散会いたします。          午前10時45分 散会   -----------------------------------...