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臼杵市議会
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2022-07-01
>
07月01日-04号
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臼杵市議会 2022-07-01
07月01日-04号
取得元:
臼杵市議会公式サイト
最終取得日: 2022-12-11
令和 4年 6月
定例会---------------------------------------令和
4年
臼杵市議会
6月
定例会会議録
(第4号)
--------------------------------------- 令和
4年7月1日
----------------------------------- 令和
4年7月1日(金曜日)午前10時
開議 -----------------------------------
1.
議事日程
第4号 第1
委員長報告
(付託諸
議案
) 質疑、討論、採決 第2
意見書案
第1号から
意見書案
第3号
一括上程
、説明、質疑、討論、
採決 -----------------------------------
1.本日の会議に付した事件 日程第1
委員長報告
(付託諸
議案
) 質疑、討論、採決 日程第2
意見書案
第1号 2022年度大分県
最低賃金
の
改正等
に関する
意見書
意見書案
第2号
地方財政
の充実・強化に関する
意見書
意見書案
第3号 国民の
祝日
「
海の日
」の7月20日への
固定化
を求める
意見書
一括上程
、説明、質疑、討論、
採決 ----------------------------------- 出席議員
(18名) 1番
平川幸司
2番 甲斐 尊 3番
安東鉄男
4番
芝田英範
5番 河野 巧 6番 川辺 隆 7番
匹田久美子
8番
内藤康弘
9番 伊藤 淳 10番
広田精治
11番 戸匹映二 12番
奥田富美子
13番 大塚州章 14番 匹田 郁 15番
武生博明
16番 吉岡 勲 17番 牧 宣雄 18番
梅田徳男
----------------------------------- 欠席議員
(なし
) -----------------------------------事務局職員出席者
局長 林 昌英 次長
後藤秀隆
副主幹
高橋悠樹
主査
大井智香子
-----------------------------------説明
のための
出席者
市長
中野五郎
副市長
田村和弘
教育長
安東雅幸
教育次長
兼
教育総務課長
後藤誠也
消防長
亀井英樹
政策監
(総務・
企画担当
)
平山博造
政策監
(
民生担当
)
政策監
(
福祉保健担当
)
小坂幸雄
杉野 等 兼
部落差別解消推進
・
人権啓発課長
兼
保険健康課長
政策監
(商工・観光・
佐藤一彦
農林水産業担当) -----------------------------------
午前10時00分 開議 ◎
事務局長
(
林昌英
君) ただいまの
出席議員
は18名であります。 ○議長(
梅田徳男
君) ただいま報告のとおり定足数に達しております。 よって、本日の会議は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております
議事日程表
のとおり議事を進行いたしますので、よろしくお願いいたします。
-----------------------------------
△日程第1
委員長報告
(付託諸
議案
) 質疑、討論、採決 ○議長(
梅田徳男
君) 日程第1、第40
号議案
から第43
号議案
を
一括議題
といたします。 これより
委員長
の報告を求めます。
教育民生委員長
。 [
教育民生委員長
川辺 隆君登壇] ◆
教育民生委員長
(
川辺隆
君)
教育民生委員長
の川辺 隆です。 本
定例会
において
教育民生委員会
に付託を受けました
議案
1件について、去る6月24日に
委員会
を開催し、
執行部
より説明を受け、慎重に審査いたしました。その審査の経過と結果についてご報告いたします。 第40
号議案
工事請負契約
の締結についてですが、
臼杵
市
清掃センター周辺環境整備工事
の契約を締結することについて、議会の議決を求めるものです。
委員
より、工事の概要について質疑があり、
執行部
より、表土などの
造成工事
、周辺の植栽、雨水及び汚水の
排水設備工事
などであるとの説明がありました。 審査の結果、特に異議なく、
全会一致
、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で
教育民生委員会
に付託を受けました
議案
1件についての
審査経過
と結果の報告を終わりますが、
議員各位
のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(
梅田徳男
君)
総務委員長
。 [
総務委員長
伊藤 淳君登壇] ◆
総務委員長
(
伊藤淳
君)
総務委員長
の伊藤 淳です。 本
定例会
におきまして
総務委員会
に付託を受けました
議案
2件につきまして、去る6月24日に
委員会
を開催し、
執行部
より説明を受け、慎重に審査いたしました。その審査の経過と結果についてご報告いたします。 第41
号議案
の
工事請負契約
の締結については、令和6年度からの大分県域での
消防指令業務
の
共同運用
に向け、おおいた
消防指令センターシステム整備事業
のうち、
臼杵
市
消防本部
に係る
システム整備業務
の契約を締結しようとするものです。 次に、第43
号議案
臼杵
市
コミュニティセンター条例
の一部改正についてですが、
条例改正
の内容が、
総務委員会
と
教育民生委員会
に関わるため、
連合審査会
を開催し、質疑を行い、その後、
総務委員会
にて討論、採決を行いました。 この第43
号議案
は、
臼杵
市
野津保健センター
を廃止し、新たに
野津地区
の総合的な
地域活動
の拠点として
野津地区コミュニティセンター
を設置するため、条例の一部改正について、議会の議決を求めるものです。
委員
より、
条例改正
後の
指定管理
について質疑があり、
執行部
より、若干の施設の改修を今年度中に行い、次年度以降に
指定管理
を
野津地区地域振興協議会
にお願いしたいと計画しているとの説明を受けました。 また、別の
委員
より、
臼杵
市
野津保健センター
の廃止の経緯などについて質疑があり、
執行部
より、健診自体の
様態変更
に伴い、
臼杵
市
野津保健センター
で行っていた健診や
相談事業
は、健診
センター
や個別の
医療機関
などで行っているため、今回条例の廃止となったと説明を受けました。 以上、第41
号議案
と第43
号議案
について、審査の結果、特に異議なく、
全会一致
、可決すべきものとして決しました。 これで
総務委員会
に付託を受けました
議案
2件についての
審査経過
と結果の報告を終わりますが、
議員各位
のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(
梅田徳男
君)
予算委員長
。 [
予算委員長
大塚州章君登壇] ◆
予算委員長
(大塚州章君)
予算委員長
の大塚州章です。 本6月
定例会
において
予算委員会
に付託されました
議案
1件につきまして、6月27日に審査を行いました。その
審査経過
と結果につきましてご報告いたします。 第42
号議案
令和4年度
臼杵
市
一般会計補正予算
(第3号)につきましては、
補正予算額
3億6,911万1,000円を追加し、
歳入歳出予算総額
を231億9,004万3,000円とするものです。 歳入の主なものとしましては、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金
2億975万9,000円をはじめ、
デジタル田園都市国家構想推進交付金
や
地域消費喚起プレミアム商品券支援事業費補助金
などです。 歳出のうち
総務関係
の主なものとしましては、
各種証明等
で手続の
簡素化
を目指すための
電子サイン
を活用することのできる
電算システム導入委託料
や、
自治総合センター助成事業
として、
海辺地区区長会
・吉四六の
里文化推進協議会
・
川登地区振興協議会
・
都松地区振興協議会
・下
南地区区長会
・
南津留地区区長会
への
補助金
などです。 次に、
民生関係
では、新
環境センター整備事業負担金
として、令和5年度から令和28年度まで56億1,424万5,000円が
債務負担行為
として追加補正するものです。
福祉保険関係
では、
新型コロナ感染症関連
に係る
物品支給
や無
症状者等
を対象に無料で検査が実施できる体制を整備する
診療施設
への
開設支援金
及び県の
無料検査終了
に備え、市が継続して行う
無料検査実施等
に係る予算や
物価高騰
の影響により
保育所等
の
食材費
の
価格上昇見込み分
に係る経費450万円の補助などです。 また、
安生寮指定管理委託料
として、令和5年度から令和7年度まで4億2,442万5,000円を
債務負担行為
追加補正するものです。
産業関係
では、第5弾
プレミアム商品券発行事業
として1億2,828万円、
原油価格高騰
による
経営収支悪化
となった市内の
一般貨物自動車運送事業者
に対しての
支援金
として2,575万円、
生活衛生事業者
(洗濯・理容・美容・
浴場業
)に対しての
支援金
、ウィズコロナ・アフターコロナに向けた
観光客誘致事業
として、うすき
美食キャンペーン事業
や第2弾
国宝臼杵石仏美仏
総
選挙事業
及びわたしのうすきとりっ
ぷフォトコンテスト事業
として4,812万円、本市の特色ある自然や
文化等
を活用した魅力ある
体験型観光コンテンツ
を開発する
事業者
に対しての
支援金
、
商店街連合会
による
活性化事業
への
補助金
などです。 また、
企業立地促進助成金
として、令和5年度から令和7年度まで2,030万円を
債務負担行為
変更補正するものです。 最後に、
教育委員会事務局関連
として、
物価高騰
の影響により、
学校給食
の質及び
栄養バランス等
を保つための
食材購入
や
臼杵城址関連予算
です。 審査の過程で、
委員
より、
安生寮指定管理委託料
の3年間の
積算根拠
について、
観光客誘致事業
の期間や
プレミアム商品券
の
臼杵
と野津の振り分けについてなど質疑があり、
執行部
より明確な答弁がありました。 審査の結果、特に異議なく、
全会一致
、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で
予算委員会
に付託を受けました
議案
1件の
審査経過
と結果の報告とさせていただきます。 ○議長(
梅田徳男
君) 以上で
委員長
の報告を終わります。 これより
委員長
の報告に対する質疑に入ります。 (なし) ○議長(
梅田徳男
君) 以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 (なし) ○議長(
梅田徳男
君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第40
号議案
から第43
号議案
については、
委員長報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(
梅田徳男
君) ご異議なしと認めます。 よって、第40
号議案
から第43
号議案
については、
委員長報告
のとおり決しました。
--------------
△議決結果
-------------- 議案番号件名
結果第40
号議案工事請負契約
の締結について
原案可決
第41
号議案工事請負契約
の締結について
原案可決
第42
号議案令和
4年度
臼杵
市
一般会計補正予算
(第3号)
原案可決
第43
号議案臼杵
市
コミュニティセンター条例
の一部改正について
原案可決 -----------------------------------
△日程第2
意見書案
第1号から
意見書案
第3号
一括上程
、説明、質疑、討論、採決 ○議長(
梅田徳男
君) 日程第2、
意見書案
第1号から
意見書案
第3号を
一括議題
といたします。 初めに、
意見書案
第1号について、
提案者
の説明を求めます。
内藤議員
。 [8番
内藤康弘
君登壇] ◆8番(
内藤康弘
君)
議席番号
8番、
内藤康弘
でございます。
意見書案
第1号 2022年度大分県
最低賃金
の
改正等
に関する
意見書
について、
提案理由
の説明を行います。
新型コロナウイルス感染症
の収束がいまだ見通せない中、経済・社会・
雇用情勢
は依然として厳しい状況が続いています。
感染症対策
と
経済成長
の両立に必要なことは、雇用の確保を大前提に社会全体で雇用を維持・創出すると同時に、「底上げ」「
底支え
」による所得の向上と
社会基盤
を支える
中小企業
や有期・短時間等で働く
労働者
の「
格差是正
」の実現です。 将来不安を払拭した上で
個人消費
を喚起し、内需を拡大させていくことが必要不可欠です。 また、
新型コロナウイルス感染症拡大
により、
社会生活
の基盤を支える
エッセンシャルワーカー
が注目されることとなりましたが、多くの
エッセンシャルワーカー
の処遇は低位にあり、
処遇改善
の観点からも
最低賃金
の
引上げ
の
重要性
が指摘されています。
最低賃金
については、2010年、政府の「
雇用戦略対話
」において、「できる限り早期に
全国最低
800円を確保し、
景気状況
に配慮しつつ、2020年までに
全国平均
1,000円を目指す」ことを合意しています。
最低賃金
の
地域間格差
が、隣県や
都市部
への
労働力流出
の一因になっていることも言われており、
総合指数
に見合った水準とすることが重要です。 あわせて
最低賃金
の
引上げ
のためには、
コロナ禍
において特に大きな影響を受けている
経営基盤
が脆弱で
雇用維持
に不安を抱える
中小企業
・
小規模事業者
が、継続して事業を行い、雇用の維持・確保ができるよう、「
雇用調整助成金
」をはじめとする国の
各種施策
の拡充・強化や
特例措置等
の
支援策
の早急な対応が求められます。 よって、国及び政府におかれましては、大分県
最低賃金
のあるべき姿への
引上げ
と
コロナ禍
における
中小企業
・
小規模事業者支援
のさらなる拡充のため、以下の施策を講じるよう強く求めます。
政府関係機関
並びに
大分労働局
に対し、
地方自治法
第99条の規定により
意見書
を提出するものですが、具体的な政府への
要望事項
については、お手元に配付している
意見書案
に記載しておりますので、
議員皆様方
のご賛同、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(
梅田徳男
君) 以上で
意見書案
第1号についての説明が終わりました。 次に、
意見書案
第2号について、
提案者
の説明を求めます。
伊藤議員
。 [9番 伊藤 淳君登壇] ◆9番(
伊藤淳
君)
議席番号
9番、伊藤 淳です。
意見書案
第2号
地方財政
の充実・強化に関する
意見書
について、
提案理由
の説明をいたします。 今、
地方公共団体
には、急激な少子・
高齢化
の進展に伴う子育て、医療・介護など
社会保障制度
の整備、また
人口減少下
における
地域活性化対策
、脱
炭素化
を目指した
環境対策
、あるいは行政の
デジタル化推進
など、より新しく、かつ極めて多岐にわたる役割が求められつつあります。 しかし、現実に
地域公共サービス
を担う人材は不足しており、疲弊する
職場実態
にある中、
新型コロナウイルス
、また近年多発している大
規模災害
への対応も迫られています。 これらに対応するための
地方財政
について、政府は「
骨太方針
2021」において、2021年度の
地方一般財源水準
を2024年度まで確保するとしていますが、それをもって増大する
行政需要
に十分対応し得るのか、大きな不安が残されています。 このため、2023年度の
政府予算
と
地方財政
の検討にあたっては、
コロナ禍
への対応も勘案しながら、歳入・歳出を的確に見積もり、
地方財政
の確立を目指すよう求めます。 政府に対し、
地方自治法
第99条の規定により
意見書
を提出するものですが、具体的な政府への
要望事項
については、お手元に配付している
意見書案
に記載しておりますので、
議員皆様
のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
梅田徳男
君) 以上で
意見書案
第2号についての説明を終わります。 次に、
意見書案
第3号について、
提案者
の説明を求めます。
伊藤議員
。 [9番 伊藤 淳君登壇] ◆9番(
伊藤淳
君)
議席番号
9番、伊藤 淳です。
意見書案
第3号、国民の
祝日
「
海の日
」の7月20日への
固定化
を求める
意見書
について、
提案理由
の説明をいたします。 国民の
祝日
「
海の日
」は、「海の恩恵に感謝するとともに、
海洋国日本
の繁栄を願う」ことを趣旨として平成7年に制定され、平成8年7月20日から施行されておりますが、平成15年以降、いわゆる
ハッピーマンデー化
により7月の第3月曜日となりました。
我が国
と海との歴史的、文化的及び経済・社会的な関わり並びに
海の日制定
の
歴史的経緯等
を踏まえ、国民が海の大切さを理解し、その恩恵に感謝し、海の安全及び
環境保全
について思いをはせる機会とするためにも、以下の理由から、「
海の日
」を当初の7月20日に
固定化
することを要望します。 1、平成4年、
国連環境開発会議
において、
国際社会
が直面している海洋に関する課題について、認識を高める機会をつくるとのことから「
世界海の日
」を設けることが決定され、平成20年の
国連総会
で「
世界海の日
」が公式に決定されました。このように、国際的にも
地球環境
の保全という観点から、特に海の役割が一層高まっており、
海洋汚染防止
の
必要性
を広く周知するため、「海の恵みをたたえ、その価値に感謝する日」と「
世界海の日
」が制定された意義が示されております。
我が国
においては、同様の理由により、平成8年に「
海の日
」が制定されましたが、平成15年以降、
ハッピーマンデー化
を契機に、「
海の日
」の日付が
固定化
されなくなりました。このことから、「
海の日
」の本来の意義が薄れることを防ぐとの理由で、7月の1か月間を「海の月間」と位置づけての取組が新たに行われるということにもなっています。 そもそも平成15年に
ハッピーマンデー
(国民の
祝日
に関する法律の一部を改正する法律)が成立した背景は、国民の余暇を増やすことによる
景気対策
であることを考えれば、海の
環境保全
の
必要性
への機運が国際的にも高まっている中、「
海の日
」の本来の意義を重んじ、
ハッピーマンデー
の対象から外し、
固定化
するときに来ていると思われます。 2、「
海の日
」が制定されていることを受けて、平成28年に、8月11日を「山の日」として「国民の
祝日
」とすると制定されました。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」とその意義が示されています。 しかし、「山の日」は
ハッピーマンデー
の対象とはなりませんでした。 主な理由は、
お盆休み
と連続させやすいとの利点があるというものです。そうであるならば、「
海の日
」を本来の7月20日に
固定化
すれば、多くの学校の夏休みと連続させやすいという点では、同様の扱いとなってもよいと思います。 3、国民の
祝日
に関する法律により
我が国
の
祝日
は定められており、その第2条において、1月1日の元日に始まり、11月23日の勤労感謝の日まで、1年間で16日の「国民の
祝日
」が定められています。 そのうち、
ハッピーマンデー
の対象となっている
祝日
は「
成人の日
」「
海の日
」「敬老の日」「スポーツの日」の4日だけであり、
祝日
全体の4分の1でしかありません。4分の3の
祝日
は、その意義を重んじ、日付は
固定化
されたままとなっています。
地球環境
の保全というSDGsにも通じる「
海の日
」が制定された本来の意義を鑑みれば、
固定化
が望ましいと思われます。 以上、政府に対し、
地方自治法
第99条の規定により「
海の日
」を当初の7月20日に
固定化
することを求める
意見書
を提出するものですが、
議員皆様
のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(
梅田徳男
君) 以上で
意見書案
第3号についての説明を終わります。 これより質疑に入ります。 (なし) ○議長(
梅田徳男
君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
意見書案
第1号から
意見書案
第3号については、
会議規則
第37条第3項の規定により、
委員会付託
を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(
梅田徳男
君) ご異議なしと認めます。 よって、
意見書案
第1号から
意見書案
第3号については、
委員会付託
を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 1名の議員から討論の通告がありますので、この発言を許可します。
広田議員
。 [10番
広田精治
君登壇] ◆10番(
広田精治
君)
議席番号
10番、
日本共産党
の
広田精治
です。 私は、
意見書案
、国民の
祝日
「
海の日
」の7月20日への
固定化
を求める
意見書
の提出について、以下、理由を述べて反対いたします。
海の日
は、27年前の1995年、国民の
祝日
に関する法律で、海の恩恵に感謝するとともに、
海洋国日本
の繁栄を願う日として制定されました。1996年に7月20日として実施をされました。その5年後、2001年の
祝日法改正--
2003年施行でありますが--によって、7月20日を7月の第3月曜に改めた経緯があります。 私は、海の環境や資源について考えたり海に親しんだりする契機となる国民の
祝日
として
海の日
を設けたこと、制定の理由について、それ自体は大いに理解ができます。制定後、5年が経過して、7月の第3月曜に改めたことについても大いに歓迎をいたしました。 7月20日を
海の日
として固定することに反対する第1の理由は、この日が戦前の海の
記念日
に由来しているためです。戦前、海の
記念日
を設けたのは、
真珠湾攻撃
で対
米英戦争
を開始した1941年、昭和16年であり、
侵略戦争
の遂行上、
海上輸送
で繊維や船舶の徴用、調達のために、
海運関係者
のみならず、国民こぞって支援の雰囲気をつくることを狙いとしていました。そのため、
逓信省管船局
は、軍艦でなく
汽船明治丸
で、1876年、明治9年7月16日に青森、
北海道方面
に巡航し20日に横浜港に帰った明治天皇の行動に着目をして、7月20日を海の
記念日
にされたとしています。こうした日を戦後に引き継ぎ、国民の
祝日
「
海の日
」と固定することは全くふさわしくありません。 反対する第2の理由を述べます。 7月20日を
海の日
として制定した5年後、2001年の
祝日法
の改正によって、
海の日
を7月の第3月曜に改正しました。これは、土日を含めた3連休を増やす
ハッピーマンデー制度
を適用したもので、連休、3連休の増加は
労働者
の願いであり、
成人の日
、敬老の日、体育の日とともに
海の日
を
ハッピーマンデー
としたものです。そして、この背景には、
経済活動
の
活性化
を強く求める
観光業界
、
運輸業界
、
レジャー業界
などの思いがありました。
海の日
を7月の第3月曜と改正したことの意義は、今日いささかも変わるものではありません。
コロナウイルス感染症
によって生まれた厳しい
経済環境
の現状を考えるとき、
海の日
を7月20日に固定することは、
経済界
の要請、時勢に逆らうものだと考えます。 以上の理由から、
意見書案
、国民の
祝日
「
海の日
」の7月20日への
固定化
を求める
意見書
の提出について反対いたします。
議員各位
の賛同を心からお願いをして、私の討論を終わります。 ○議長(
梅田徳男
君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。
意見書案
第1号から
意見書案
第3号のうち、ただいま討論のありました
意見書案
第3号を除く各
意見書案
については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(
梅田徳男
君) ご異議なしと認めます。 よって、
意見書案
第1号から
意見書案
第3号のうち、
意見書案
第3号を除く各
意見書案
については、原案のとおり可決いたしました。
--------------
△議決結果
-------------- 議案番号件名
結果
意見書案
第1号2022年度大分県
最低賃金
の
改正等
に関する
意見書原案可決意見書案
第2
号地方財政
の充実・強化に関する
意見書原案可決
○議長(
梅田徳男
君) 次に、
意見書案
第3号については、原案のとおり決することに
賛成諸君
の起立を求めます。 [起立せる者多数] ○議長(
梅田徳男
君) 着席願います。 起立多数であります。 よって、
意見書案
第3号については、原案のとおり可決されました。
--------------
△議決結果
-------------- 議案番号件名
結果
意見書案
第3号国民の
祝日
「
海の日
」の7月20日への
固定化
を求める
意見書原案可決
○議長(
梅田徳男
君) なお、各
意見書案
の取扱いにつきましては、議長に一任願います。 お諮りいたします。 今期
定例会
で議決されました事件につきまして、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、
会議規則
第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(
梅田徳男
君) ご異議なしと認めます。 よって、議決されました事件についての条項、字句、数字、その他の整理につきましては、議長に委任することに決定しました。 以上で、今期
定例会
の日程は全て終了いたしました。 これをもちまして、令和4年
臼杵市議会
6月
定例会
を閉会いたします。 午前10時36分 閉会
-----------------------------------
令和4年7月1日
地方自治法
第123条第2項の規定により、ここに署名する。
臼杵市議会
議長
梅田徳男
会議録署名議員
安東鉄男
〃
芝田英範
...
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