○議長(匹田郁君)
川辺議員。 [2番 川辺 隆君
質問席登壇]
◆2番(川辺隆君) ありがとうございました。 1問目の貧困の
実態把握については、
新聞報道でも、今のご答弁でもありましたとおり、この臼杵市でも大変多くの方々が貸付金を利用させていただいており、
大変生活困窮者には助かっている、またしかし、この
コロナ禍において大変その枠が広がっていることも事実ですし、また備蓄品の中にも、女性の声を聞き入れた
防災対策への取組、大変助かると思います。
東日本大震災のときに話が出ました。
生理用品の提供を行ってくれた市民の方がいて、それを受け取った
男性職員の方がおりました。こんなときにそんなものを持ってきてということで、その
生理用品の寄附をお断りした実例があります。また、答弁にもありましたとおり、女性の方が受付に
生理用品はありますかと尋ねていったときに、またこれも
男性職員の方なんですけれども、食料品がないのにそんなものがあるわけないじゃないか、そんなもの扱いでした。 大変、女性にとっては助かる問題です。しかしながら、男性にとっては、そんなもの、また理解ができないものです。 この原因は、実は我々男性、この議場にも三十数名の男性がいて、
うち女性は2名です。9割以上が男性のこの議場の中でもそうですし、ほとんどの男性の方が
生理用品、また生理に対しての理解が足りない。これは、この質問をするにあたり、一から勉強させてもらった
関係上、最後には男性の理解が本当に必要だなということを痛感しております。 ここで、1点、再質問を行います。
学校現場においての取組は、3点目でご説明がありましたとおり、
生理ボックス等を置いて、女性に本当に配慮した、
子供たちにも配慮した取組がありますが、我々子供のときから生理の学習は女子しか受けておりませんでした。男子生徒は、生理に対しての性教育はありませんでした。 今回もそうです。うちの奥さんに
生理用品の質問をする、初めて
生理用品の話を夫婦でし、会社においては、社員の女性に生理で困っていることはありませんかということで話を初めてしました。
学校教育現場では、今後、男子の生徒、また
子供たちに、親も通じてで結構です、生理に対する教育の授業の拡充を考えておられるかどうか、お答えください。
○議長(匹田郁君)
後藤学校教育課長。
◎
学校教育課長(
後藤徳一君)
川辺議員の再質問にお答えいたします。
学校現場における性教育は、
小学校高学年より
保健体育の授業で実施しておりますが、今、議員さんご指摘のように、女性の生理に関する指導は、教員、
男性教員も多い中、ややタブー視されている状況があります。 ただ、教科書、
指導書等には、その記載が明記されていますので、今回、議会で取り上げられたことを契機として、
学校現場とともに、男女、ジェンダーの考えを浸透させながら取組を進めていきたいと考えます。 以上です。
○議長(匹田郁君)
川辺議員。 [2番 川辺 隆君
質問席登壇]
◆2番(川辺隆君) ありがとうございました。 これから、生理に対する問題は、男性も女性も一緒になって取り組んでいくべきと思います。そして、子供のときからの性教育の拡充、充実が、数十年たったときに必ず当たり前のように--この生理は病気ではありません。障がいでもありません。男性と女性が、この人類に生まれて永遠のテーマとなっております。ですから、この問題に関しては、共に考えていく問題だと捉えております。 また、臼杵市においては、暮らしやすい
まちづくり、また
少子高齢化に取り組む現在の姿勢は、大変目に見えるものがあると思います。今回の
生理用品の
無償配布、これは最終的には
子供たち以外、全女性に向けて取り組んでいくという問題で、今、国まで動いております。 このことをおいて、臼杵市として、今後、女性の問題、
生理用品の問題、男性も一緒に取り組むという姿勢を、市長、どうかお考えをお聞かせください。よろしくお願いします。
○議長(匹田郁君)
中野市長。
◎市長(
中野五郎君)
川辺議員の再質問にお答えしたいと思います。 今、それぞれ
担当課長が答えましたが、私のほうからの指示といたしましても、できるだけ早く学校と社協との
関係については実現できるようにと、それをする中で、いろんな課題等も出てくると思うので、それを検証して、反省すべきことがあれば反省して、来年度予算編成までに間に合うような一つの評価をしてほしいというふうなことはお伝えしておりますので、また来年度に向けて、よりいい方法が出てくるんじゃないかなというふうに考えております。 それと、まさに
議員指摘のように、生理というのは人間の生命現象でありますから、当たり前のことであります。ただ、いろんな文化の中で、忌み嫌われるものというような文化がある中で、なかなかそういうものが人の前で話しにくいようなことがあったと。だけど、今、まさに多様性な社会ということで、またLGBTの問題とか、いろんな形でそういうものをみんなの前で、そしてみんなが、いかなる人たちも自分の持っているものをしっかり認め合って生きていく社会をまさにつくっていこうというのが、このSDGsも含めた中での課題だと思っていますので、まずは私たちもそういう方向で
まちづくりをしっかりやっていきたいなというふうに思っております。 そういう中で、特に全体にどう広げていくかという問題は、将来のこともありますが、まずは先ほど言ったような形で先行して、特に貧困の問題を抱えている女性、そしてまたいろんな形でそれが言いにくかったものを言いやすい環境をつくっていく中で、全体に広げていくという上でどういう課題があるのかということを、まずその中でしっかり考えていきたいというふうに思っております。特に、女性の健康という問題なんか、将来、健やかな子供を産むという意味でも、女性の
健康づくりという意味で、この生理の問題というのは正面から考えていく、みんなで考えていく問題であろうというふうに思っています。 また一方で、さっき言った全ての人が持っているその能力を発揮できるような社会をつくるということは、逆に言うと、例えば
子供たちが生理を通して、
学校生活あるいは
社会生活で必要以上のハンデを負って自分の能力を発揮できないような、そういう環境があれば、それはもう男女
関係なく、国民的あるいは
市民的課題として解決していくべきことであろうと思います。 経済界の一つのデータがありまして、女性がそういう生理のときの環境が整っていないことによって十分な仕事ができないということの年間の損失料が約5,000億円というふうなことで、これは金の問題ではなくて、持っている能力をいつでも発揮できるような環境をつくるという意味では、そのことをすることが結果的に経済的な面にもつながっていくというふうなこともありますので、まずは臼杵が住み心地一番のまちをつくっていく上で、そういう女性の問題も一つしっかりテーマとして考えていければいいというふうに思っていますし、そういうことをしていきたいと思っています。
○議長(匹田郁君)
川辺議員。 [2番 川辺 隆君
質問席登壇]
◆2番(川辺隆君) 大変ありがとうございました。 臼杵市として前向きに捉えて、今後もこの問題に取り組んでいくと、早急にこの問題に関しては、取組のほうを開始していただきたいという気持ちを伝えて、1つ目の質問を終わります。大変ありがとうございました。 2つ目の質問に移ります。 臼杵市出身、
荘田平五郎氏の功績と今後についてです。 本年3月、臼杵市
子ども読書活動推進計画が行われ、教育長の挨拶文の冒頭でこういう文章がありました。「
故郷臼杵よ、文化の光に浴せよ、そしてより美しい臼杵に成長せよ」、
荘田平五郎氏の言葉です。
荘田平五郎氏は、大正7年、1918年、
故郷臼杵を愛し、臼杵の
文化向上を心から願い、図書館を寄贈しました。平成15年、2003年に
荘田平五郎記念こども図書館として生まれ変わり、その思いが100年間大切に受け継がれていることを誇りに思いますという内容でした。 来年、令和4年7月に没後100年を迎えるにあたり、
荘田平五郎氏の功績と今後について、3問質問いたします。
荘田平五郎氏の功績についてお伺いします。 2点目、
荘田平五郎氏が寄贈した土地、建物等の今後の
有効利用計画等をお伺いいたします。 3点目、
荘田平五郎氏の功績について、今後、臼杵市はどのように顕彰していくのかをお伺いいたします。 以上のことについてお答え願います。
○議長(匹田郁君)
後藤文化・
文化財課長。 [文化・
文化財課長 後藤昌二郎君登壇]
◎文化・
文化財課長(
後藤昌二郎君)
川辺議員ご質問の
荘田平五郎氏の功績と今後についてのうち、まず最初に
荘田平五郎氏の功績についてお答えします。
荘田平五郎氏は、現在、NHKで放映中の大河ドラマ「青天を衝け」の主人公、渋沢栄一と同時代を、ともに経済人として生きた人物です。 平五郎氏は、弘化4年、西暦1847年、市内の塩田に生まれ、二十歳の頃に江戸と薩摩藩で英学を学び、明治2年には東京の
慶應義塾に入り、勉学に励んでいました。その後、明治8年に、平五郎氏は英学の才を買われ、
慶應義塾の塾長である福沢諭吉の推薦により、
三菱会社に入社しました。
三菱会社では、入社後5年にして
最高経営人である管事に就任し、以後一貫して三菱の
多角経営化と
工業化路線の推進を担い、現在の三菱グループの基盤をつくり上げました。殊に、
三菱長崎造船所の拡充と東京駅前の
丸の内ビジネス街の建設は、平五郎氏の
三菱会社における最大の功績とされています。 このように、中央の経済人として大いなる活躍をしていた平五郎氏は、一方で
郷土臼杵のために様々な尽力を行っています。例えば、
臼杵士族が主体となって開いた第百十九国立銀行の経営の行き詰まりに際しましては、この銀行を三菱が買い取ることで
臼杵士族の危機を救い、三菱を引退した後の明治44年には、自らが基金を出して
臼杵慰労財団を設立し、生活に困窮していた多くの高齢者の方々を救済しました。 そのほか、臼杵での道路新設や
臼杵尋常小学校の新築などにも多額の寄附を行い、暴風雨で大災害が発生した際には、多額の見舞金を当時の臼杵町に送っています。 また、平五郎氏は、自分が臼杵藩の留学生として勉強し、一人前になることができた資金については全て税金であるので、それを臼杵の住民に返すべきであるとの考えから、大正4年に
臼杵図書館を寄贈し、その運営のための基金を拠出したことは
臼杵市民にもよく知られています。 このように、平五郎氏は、私欲を排して公益のために生き、経済という言葉の本来の意味である、世を治め、民衆を救うということを実践してきた人物です。 次に、平五郎氏が寄贈した土地、建物等について、今後の
有効利用計画などについてお答えします。
荘田平五郎氏が寄贈した土地、建物には、
塩田地区の平五郎氏の旧宅及びその周囲の土地と
臼杵図書館があります。
塩田地区の平五郎氏旧宅とその一帯の土地は、優遊園という
老人福祉施設のため、
臼杵慰労財団に寄贈したものです。これは、後年、臼杵町に寄贈され、昭和25年には祇園洲にあった
臼杵幼稚園が移転しました。 令和2年4月に
臼杵幼稚園は廃園となりましたが、その跡地の活用については、現在、周辺の
塩田地区及び
上塩田地区において
人口減少が進んでいることから、この対策も併せて、
臼杵幼稚園跡地を含め、
地区一帯を対象として、定住や交流の促進、
地域コミュニティの拠点の在り方などについて
調査検討を行っているところです。 跡地の具体的な活用内容については、平五郎氏の生誕の地であることや寄贈いただいた遺志も念頭に置き、今後、地域とも協議を行いながら検討を進めていきたいと考えています。 また、
臼杵図書館は、臼杵の青少年たちが読書を通じ、知識や見識を高め、人格形成を行うとともに、臼杵人の文化意識が向上することを願って、平五郎氏が私費を投じ、建設し、財団法人
臼杵図書館として大正7年に開館しました。その後、昭和22年に臼杵町に移管され、翌年には臼杵町立図書館として開館しました。平成15年には、新図書館の建設後、民俗資料館として使用されていた平五郎氏の寄贈による図書館の主屋を保存、活用し、平五郎氏の遺志を継いで、児童を中心とした学習や交流の場の機能を再生するために
荘田平五郎記念こども図書館として再整備を行い、現在においても
子供たちの学びと憩いの場として多くの親子に親しまれています。 また、このこども図書館の建物は、このような歴史を有していることから、平成20年には国の登録文化財となっております。 本市では、平成30年に
臼杵図書館開館100周年記念行事として講演会や各種イベントを開催し、記念品等の作成、配布を行うと同時に、平五郎氏の人物や功績を紹介した紙芝居を製作し、全世代への読み聞かせを図書館やケーブルテレビなどで継続して行っています。 今後も、平五郎氏の志を生かし、受け継ぐことを念頭に置き、利用者の利便性と安全性の確保とよりよい読書環境の整備を図りつつ、この図書館を後世につなげていきたいと考えています。 次に、
荘田平五郎氏の功績について、今後、どのように顕彰していくのかについてお答えします。 このように、平五郎氏の功績は、臼杵のみならず、近代日本の経済活動に大きく貢献するものでありました。私たちの臼杵市からこのような人物が輩出されたことは、
臼杵市民の誇りとして後世に長く顕彰していく必要があると考えています。 先ほどもお答えしましたように、平五郎氏寄贈の図書館は、
荘田平五郎記念こども図書館とその名を冠し、末永く平五郎氏の功績を広く子供から大人まで伝えています。 平成26年に開館した臼杵市歴史資料館におきましては、平五郎氏に関する企画展示をこれまで6回行い、平五郎氏の直筆の手紙など、郷土に対する平五郎氏の慈愛を感じさせる
関係資料を展示してまいりました。 また、小学生の副読本として使用されている「ルート18」などにより、平五郎氏の功績や郷土への愛情がいかばかりであったかを
子供たちにも伝えてきています。毎年行われる臼杵っこ検定では、この「ルート18」の内容から検定問題が出題されますが、この検定を受ける児童・生徒の数は年々増加傾向にあります。児童・生徒が平五郎氏について学ぶ機会が広がってきていると考えております。 一方、大人の世代では、平五郎氏の名前は知っていても、どのような功績を持つ人なのかという人物像についての理解がまだまだ得られていない状況であることも感じております。 本市では、来年の平五郎氏没後100年に合わせて、近代日本の発展に多大な貢献をされた平五郎氏の功績を市内外に向けて発信し、改めてその偉大な貢献を認識し、これまでの
まちづくりに生かせるような内容の企画展や講演会、シンポジウムなどの開催を検討しております。 その一つとして、臼杵市歴史資料館では企画展示を計画しているところでありますが、平五郎氏の功績を多くの方々に知っていただくよう、広角的な資料展示や広報の方法について検討していきたいと考えています。今回の企画展示では、
臼杵図書館と連携を図り、市民が図書館と平五郎氏の関わりを深く知ることができるようにしたいと思いますが、そのほか、展示資料につきましては、平五郎氏ゆかりの三菱経済研究所付属三菱資料館のご協力を得て、平五郎氏の
三菱会社における功績についての資料も展示することも検討しております。 また、今後も様々な機会を捉え、平五郎氏の功績について発信する方法を検討してまいりたいと考えています。 以上でございます。
○議長(匹田郁君)
川辺議員。 [2番 川辺 隆君
質問席登壇]
◆2番(川辺隆君) 大変ありがとうございました。
荘田平五郎氏の功績については、臼杵の市民の中でもまだまだ知らない人が多くいると思います。私もその一人でした。鴻治会の先輩である匹田議員から、初めて
荘田平五郎記念こども図書館の話を聞いて、築100年たったあの図書館、そしてその裏にある書庫を見学させていただきました。100年たっているにもかかわらず、全く傷みがなく、文化財的な価値も本当に十分ある大変すばらしい建物でした。 この建物を見たとき、また職員の方から話を聞いたときに、一人でも多くの人にこの図書館を利用していただきたい、またこの建物を見ていただきたいという思いも聞かせていただきました。 また、今回、
臼杵幼稚園跡地に関しても、今はまだまだ用途利用の次が決まっていないということで答弁がありましたけれども、ここで一つだけ質問させてください。 臼杵市には、
荘田平五郎氏とは別に、何名かの偉人がおられて、その記念館があると思いますが、何人の記念館があるのか、少しお聞かせください。
○議長(匹田郁君)
後藤文化・
文化財課長。
◎文化・
文化財課長(
後藤昌二郎君)
川辺議員の再質問にお答えします。 臼杵市内には、各偉人の記念館がございますけれども、その一つとしましては、浜町にあります野上弥生子記念館、それと
塩田地区にあります吉丸一昌記念館、それと二王座地区の切通しの区にありますけれども、五軒長屋の一角に直良信夫さんの記念展示をしている場所があります。 以上、3か所となります。
○議長(匹田郁君)
川辺議員。 [2番 川辺 隆君
質問席登壇]
◆2番(川辺隆君) ありがとうございました。 野上弥生子さん、吉丸一昌さん、それと直良信夫さん、3名の記念館があるということで報告がありましたが、それであるならば、今回、このような臼杵市に多大な功績を残された
荘田平五郎氏の記念館並びにミュージアム等、この跡地に計画、また造っていこうというご意思は
教育委員会のほうにあるのかどうか、お考えをお聞かせください。
○議長(匹田郁君)
後藤文化・
文化財課長。
◎文化・
文化財課長(
後藤昌二郎君)
川辺議員の再質問にお答えします。 平五郎氏の記念館の整備につきましては、現段階では計画はございませんけれども、こども図書館には、平五郎氏の記念碑や平五郎氏の功績と
関係する解説などがありまして、まさに図書館自体が記念館としての機能を、今、有していると考えております。 今後も、こども図書館での平五郎氏の功績をたたえるようにしていきたいと考えております。
○議長(匹田郁君)
川辺議員。 [2番 川辺 隆君
質問席登壇]
◆2番(川辺隆君) 今、答弁がありましたとおり、こども図書館には記念碑があって、また年表もあります。2階のほうにあって、行かれたことがあると思うんですけれども、一般の方は、実は入り口の玄関前にある記念碑しか見ることができません。2階には、今、上がれなくなっているようなので、そこに展示物があるんであれば、上がりやすい環境づくりも必要だと思います。 また、本日、ご答弁の中に、経済的意味も含むという言葉が、1つ目の質問でもありますこの
荘田平五郎氏の中でも大変出てきております。没後100年を来年4月に迎える
荘田平五郎氏、三菱財閥3代続けて務めた大番頭、彼の功績自体は三菱が認めております。この功績を基に、臼杵市が来年度に向けて、内外に向けて、いろんな取組、
荘田平五郎氏の発信をしていくという前向きな答弁はありましたが、もしよろしかったら、今後の土地の利用に対しては、もしそこのご寄附をいただいた広大な土地があるのであれば、そこに記念館もしくは展示場なりを造っていただきたいということをお願いいたします。 また、この問題は、前向きに検討していただきたいと思っております。 市長、
荘田平五郎氏の功績に対して、また臼杵市が今後、臼杵の業界の人たちも大変三菱と深いつながりを持っている企業もあります。その上で、もしよろしかったら、来年、没後100年に向けての
荘田平五郎氏の功績に対して一言お言葉をいただきたいんですが、いかがでしょうか。お願いします。
○議長(匹田郁君)
中野市長。
◎市長(
中野五郎君)
川辺議員の再質問にお答えしたいと思います。 今、渋沢さんの大河ドラマというような中で、また逆に、当時、同じような形で経済人として、日本が近世から近代に移る中で、日本がよりヨーロッパに追いつけ追い越せというときの大きな役を果たした一人として、やはり大きく評価できる人だというふうに思っております。 ただ、私は、それだけではなくて、今、
担当課長のほうから功績等にも説明がありましたように、常にふるさとのことを思い、物心両面で、ふるさとの人材育成からいろんなことに対してサポートしてくださっていると。かなりたくさんの経済人が日本中おると思いますけれども、そこまで郷土愛に徹してやってくださった人はそう多くもないと思いますし、そういったことをしっかり受け継いでやっていくということは、やっぱり我々、次の世代の子供を育てる上でも非常に大切なことであろうと思います。 その顕彰について、私もあまり詳しいことは知らないんですけれども、ちょうど来年度、いい機会だということでありますし、そういう意味では、このことを契機に、市民の皆さんに
荘田平五郎さんの功績を伝えながら、それをどう次につないでいくかということと同時に、やはり三菱の中と、いろんな会社をつくられているし、そことの、これを縁に、いいつながりをつくって、そういうもののいろんな情報とか人材とか、いろんなことを借りながら、次の顕彰と臼杵市の発展につなげるような、そういう仕掛けができれば、100周年というのも非常に意義のあるものになっていくんじゃないかと思っていますので、そういうことを含めた企画ということを考えていきたいというふうに思っています。
○議長(匹田郁君)
川辺議員。 [2番 川辺 隆君
質問席登壇]
◆2番(川辺隆君) 大変ありがとうございました。 来年、没後100年、
荘田平五郎氏の功績を今後も次世代に引継ぎを、前向きの答弁ありがとうございました。 以上をもちまして質問終わらせていただきます。
○議長(匹田郁君) 以上で
川辺議員の質問及び答弁を終了いたします。 ここで10分間休憩いたします。 午前10時43分 休憩 ----------------------------------- 午前10時53分 再開
○議長(匹田郁君) 再開いたします。 奥田議員の発言を許可します。
奥田富美子議員の通告事項
1 男女共同参画社会の実現に向けて
(1) 臼杵市役所の女性管理職は現在1名のみです。
男女平等、女性の社会進出という面からは遅れ気味な状況といえます。臼杵市における「男女共同参画社会」の実現に向けては臼杵市役所がお手本になるべきと考えます。現状についていかがお考えですか。
(2) 男性の育児休暇の取得率はどのように変化していますか。
(3) 男女共同参画社会の実現に向けて担当課である「
部落差別解消推進・人権啓発課」の名称の変更も含めて、過去3回お尋ねしてきました。その都度検討するとの回答でしたが、未だ変更がなされていません。検討の経過と結果についてお示しください。
2 臼杵市教育支援センター「きずな」について
(1) 不登校、不登校気味の生徒数と教育支援センター「きずな」の利用状況について現状はどうなっていますか。
(2) 臼杵教室は以前「上下水道課」がそれ以前は大分県も使用していた古い施設であり、野津分室は野津中央公民館の大ホールの楽屋を使用しています。どちらの施設も課題があると感じます。会場の変更なども視野に入れて、子どもたちにとって、行きたくなる場所、落ち着いて学べる場所になるように施設の環境整備についていかがお考えでしょうか。
(3) 現在、指導員は退職した教員、女性1名・男性3名、1年間の出向で現職女性教員1名の合計5名です。来年は、女性1名・男性3名の4名体制になるとのことです。野津分室が6月からは週2回開設になることと、男女のバランスから考えても増員が必要と思われます。今後の体制についてどのようにお考えでしょうか。 [9番
奥田富美子君
質問席登壇]
◆9番(
奥田富美子君) 議席番号9番、
奥田富美子です。通告に基づいて、2点質問をいたします。 最初は、男女共同参画社会の実現に向けてです。 臼杵市役所の女性管理職は、現在、1名のみです。男女平等、女性の社会進出という面からは遅れ気味な状況と言えます。 臼杵市における男女共同参画社会の実現に向けては、臼杵市役所がお手本になるべきと考えます。現状について、いかがお考えでしょうか。 また、男性の育児休暇の取得率はどのように変化しておりますか。計画では、来年度は6%の取得率を目標に掲げておりますが、現状についてお知らせください。 3点目、男女共同参画社会の実現に向けて、担当課である
部落差別解消推進・人権啓発課の名称の変更も含めて、これまで
一般質問で3度お尋ねしてまいりました。その都度、検討するという回答をいただきました。 グループ名としては、2019年から、
部落差別解消推進・人権啓発・男女共同参画という名前でグループ名には上げられておりますが、課として採用はされておりません。検討された経過、またその入れられない理由等、お知らせいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(匹田郁君) 柴田
総務課長。 [
総務課長 柴田 監君登壇]
◎
総務課長(柴田監君) 奥田議員ご質問の男女共同参画社会の実現に向けてのうち、まず臼杵市役所の男女共同参画社会の現状及び考え方についてお答えいたします。 本市における、地方自治法に基づき委嘱している審議会等の女性の登用状況は、令和2年4月1日現在、総数287名中88名で、30.7%となっております。 一方、消防職を除く本市の管理職に占める
女性職員の割合は、令和3年度管理職数35名の
うち女性管理職は1名で、2.9%となっておりますが、管理職に近い職責を担う総括課長代理職を含めると、対象職員69名に占める
女性職員は6名で、8.7%となっております。 本市における管理職の
女性職員の割合が数年前から増えていない理由の一つとして、近年、管理職の退職者が少なく、新たに管理職に登用する職員数も同様に少ないことにより、管理職登用年齢が50歳代半ばまで上がっていることが挙げられます。 さらに、50歳以上の職員に占める
女性職員の割合が14.6%と低い上、その年代の女性の職種が特定の職種が多く、管理職として配置する職場が限定的なものとなっていることも女性管理職の割合が伸びない要因であります。 本市の管理職登用については、職員の意識改革やキャリアアップに関する研修の実施により育成した人材の中から、全体の奉仕者として責任感を持って職務を遂行しながら、実績や信頼
関係を積み上げ、さらには企画力や説明調整力、決断力や政策形成力を身につけた職員が管理職登用の候補者となり得ると考えております。この候補者から、能力や意欲を持ち合わせた職員を、性別にこだわらず、適材適所を念頭に、公平に管理職に登用しております。 消防職を除く各年代別の
女性職員の割合は、50歳以上は14.6%と少ないものの、40歳代は43.9%、30歳代は43.3%、20歳代以下は34.5%と、男女比が拮抗しております。 また、地方公務員法の改正により、令和5年度から退職年齢は段階的に引き上げられますが、役職定年が導入されるため、数年後から管理職の退職者や役職定年者が増加傾向にあることから、今後、女性の管理職への登用の割合は増加するものと考えております。 次に、
男性職員の育児休業の取得率についてお答えいたします。 本市
男性職員で、配偶者の出産により新たに育児休業を取得可能となった職員のうち、育児休業を取得した職員は、平成30年度においては12名中1名で、取得率8.3%、令和元年度においては11名中1名で、取得率9.1%、令和2年度は9名中1名で、取得率11.1%となっております。また、これまで育児休業を取得した
男性職員の総数は6名となり、現在、ほかの2名から育児休業の取得に向けた相談を受けている状況でございます。
男性職員の取得率については、
女性職員の取得率には及ばないものの、ここ数年は育児休業を取得する
男性職員が毎年あるなど、
男性職員にも育児休業制度が認識されるとともに、意識にも変化が現れているものと考えております。 一方、育児休業の取組が先行している民間企業では、育児休業の取得に向けた積極的な声かけが取得率の向上につながっているとの結果も報告されております。このことから、本市においても、
男性職員の育児休業の取得率のさらなる改善に向け、対象となる職員はもとより、所属の管理職や監督職への声かけや啓発を実施することで制度の周知徹底を図り、制度の活用が容易となるような職場環境を醸成してまいります。 また、
男性職員が、より積極的に育児に関われるよう、本市独自の制度として、満3歳に達しない乳児の保育のために必要な授乳等を行う場合に取得できる育児休暇、小学校就学前の子を養育する職員が、一日の勤務時間の長さを変えることなく、始業・終業の時刻を繰り上げ、または繰り下げて勤務をする早出・遅出勤務、出産補助の目的で取得できる配偶者の分娩休暇などを制度化しております。 これらの制度を対象となる職員に周知徹底することで制度の利用促進に努め、
男性職員がより多くの時間、育児に関わるよう、引き続き努めてまいります。 以上でございます。
○議長(匹田郁君) 小坂政策監。 [政策監(
民生担当)兼
部落差別解消推進・
人権啓発課長 小坂幸雄君登壇]
◎政策監[
民生担当]兼
部落差別解消推進・
人権啓発課長(小坂幸雄君) 奥田議員ご質問の男女共同参画社会の実現に向けてについてのうち、担当課の名称変更を含めた検討の経過と結果についてお答えいたします。 担当課の名称についてですが、令和3年4月1日現在で、県内の18市町村のうち、課名に男女共同参画と表記しているのは大分市1市のみでございます。係名に男女共同参画を表記しているのは本市を含む7市あり、県内18市町村のうち8市が、課または係名に男女共同参画を表記しております。 本市では、平成10年4月に、総務課内に女性行政担当窓口を設置し、担当職員を配置しています。その後、平成14年には、男女共同参画を含めた女性行政を効果的に推進するため、人権問題の啓発担当課である同和対策室に移管して、専任の担当者を配置して男女共同参画に関する諸施策に取り組んでまいりました。 ご質問のとおり、議員より、平成25年6月、平成26年6月、平成26年12月と3回、課名変更についてご質問をいただきましたが、本市として庁内の組織に関して検討した結果、平成27年度から同和人権対策課のグループ名を同和人権対策・男女共同参画グループと明記し、男女共同参画に関する諸施策に取り組み、平成31年度から
部落差別解消推進・人権啓発課へと課名変更の際も、
部落差別解消推進・人権啓発・男女共同参画グループへ名称を改め、担当者を配置して取組を進めております。 また、市民の皆さんに分かりやすくするため、課入り口の課名札に男女共同参画推進担当課と明記し、市民の方々に男女共同参画社会の実現のための諸施策に対する課として表記させていただいております。 以上でございます。
○議長(匹田郁君) 奥田議員。 [9番
奥田富美子君
質問席登壇]
◆9番(
奥田富美子君) ありがとうございます。 ご答弁いただいた中で、まず最初に2つ、再質問させていただきます。 男性の育児休暇の取得率については、率としては上がっているという説明をいただきましたが、毎年お一人ずつということで、分母がちっちゃくなれば、パーセンテージは上がるわけで、基本計画の目標として挙げている6%は達成していることになってしまうので、その目標の設定の仕方についても少し工夫がいるのではないかなというふうに感じましたので、お1人が2人に、2人が3人にというふうに増えるように促すことと、目標の設定の仕方を少し検討されたらいかがかなと思いましたので、そのあたりをお答えいただきたいと思います。 それと、授乳の際や、始業時間を早めたり退庁時間を遅らせたりとか、分娩休暇などの制度を整えているということでしたが、こちらの制度を利用された方はこれまでいらっしゃいますでしょうか、お願いします。
○議長(匹田郁君) 柴田
総務課長。
◎
総務課長(柴田監君) 奥田議員の再質問にお答えいたします。 まず、目標の設定ですね、ここについては、現状の数値としてクリアしているというような形になりますので、設定について、再度また検討してまいりたいと思います。 男性の育児休業取得者を増やす方法として、先ほど答弁でも申しましたが、その対象者となる職員、それから管理職、それから監督職に対して、育児休業を取ることができる旨の説明と、できれば取って育児に参加するようにというような声かけを積極的に行っていきたいというふうに考えております。 もう一つの再質問であります、独自の制度として行っている育児休暇等の取得者につきましては、先ほど答弁で申しました満3歳に達しない乳児の保育のための授乳等を行う場合の育児休暇については、現在、まだ取得者はおりません。 それ以外では、配偶者の分娩休暇につきましては、多くの職員が利用していると、そういう状況でございます。 [「早出・遅出の……早出・遅出の」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) 柴田
総務課長。
◎
総務課長(柴田監君) すみません、答弁漏れておりました。 早出・遅出勤務につきましても、今のところ、取得者はございません。
○議長(匹田郁君) 奥田議員。 [9番
奥田富美子君
質問席登壇]
◆9番(
奥田富美子君) お答えいただきましたように、せっかく独自の制度があるのに、使われていない様子もあるみたいですので、そちらの制度がさらに使われるようになるようによろしくお願いします。 そのほかの再質問のところですが、各種審議会で女性の割合を4割以上にするという目標があるかと思うんですが、そのあたりの現状がどうなっているか、臼杵市の現状、市内の企業も含めて、お知らせいただきたいと思います。 それと、女性の管理職のところですが、これまでいただいた答弁とほぼ同じ答弁で、どうしても年齢のところとか人数のところは変わりようがないというのは理解できますけれども、50代が経験的にも人格的にもというか、課長になる対象であるとは思うのですが、割合を上げようと思えば、思い切って、例えば40代とか若年層から使っていくというようなことも考えられるのではないかと思いますし、そのためのキャリアアップ研修などもされているかと思うんですが、キャリアアップ研修はどのような形で行われているのか、開催頻度とその内容についてお知らせください。お願いします。
○議長(匹田郁君) 小坂政策監。
◎政策監[
民生担当]兼
部落差別解消推進・
人権啓発課長(小坂幸雄君) 奥田議員の再質問にお答えいたします。 まず最初のお尋ねの件でございます。 今、議員のほうから言われましたように、40%というのを目標にしております。そういった中で、臼杵市におきましても男女共同参画懇話会等ございます。そういった懇話会の中でも議論していますし、また企業につきましては、企業訪問等に行き、そういった40%の目標について、皆さんのほうにお願いしているという状況でございます。 市の全体的なこととしてみましては、市のそういった、先ほど言いました協議会とか審議会についても4割という目標を定め、
関係各課に4割いけるようにということで、個別にも当課のほうから4割に向けて達成するようにということで指導しているところでございます。 その次のことについては、柴田
総務課長のほうからお答えさせていただきます。
○議長(匹田郁君) 柴田
総務課長。
◎
総務課長(柴田監君) 奥田議員の再質問にお答えいたします。 まず、
女性職員のキャリアアップ研修についてでございますが、
女性職員のキャリアアップ研修、意識改革の研修になりますが、平成27年度より、全
女性職員を対象とした研修を行っております。外部講師として、女性で初めて海上保安庁の巡視船の船長となり、現在、大阪市立大学の教授をされている永田潤子先生を女性活躍の先駆者として講師に招いて実施をしております。 平成30年度からは、管理職登用を意識した内容としたため、
男性職員も含めた40歳代以上の監督職、主幹級のみを対象とした講座も別枠で実施をしております。受講者が延べ750名となっております。 40歳代以下の職員につきましては、男女の構成比に極端な偏りがないこともありますので、女性、男性を問わず、今後、登用される世代へ向けて研修を引き続き実施していきたいと、そのように考えております。
○議長(匹田郁君) 奥田議員。 [9番
奥田富美子君
質問席登壇]
◆9番(
奥田富美子君) キャリアアップ研修についてですが、研修を重ねる中でもなかなか数字が改善されないというのは、その効果について検証する必要もあるのではないかと思うんですが、そのあたりと、あと思い切った登用についてどのようにお考えかをもう一度お願いします。
○議長(匹田郁君) 柴田
総務課長。
◎
総務課長(柴田監君) 奥田議員の再質問にお答えいたします。 まず、思い切った登用についてでございますが、先ほど答弁でも申しましたように、管理職登用の条件というんですか、責任感を持って職務を遂行しながら、実績や信頼
関係を積み上げ、さらには企画力や説明調整力、決断力や政策形成力を身につけた職員というのが管理職登用の候補者となり得ると、その前に、管理職になる前に監督職という職を経験していることもその条件になるというふうに考えております。 先ほど答弁の中で申しましたが、管理職の退職者が少ない
関係で、管理職の登用の対象となる年齢が上がっていると、それと同様の理由で監督職への登用の年齢も上がっているというふうな状況でございます。令和3年度の監督職登用の年齢が40代後半というような状況になっておりますので、先ほど議員がおっしゃられました40代からの思い切った登用というのが、なかなか現状としては、今、厳しいような状況となっております。 もう一つの質問で、キャリアアップ研修を受けて、なかなか意識が変わらないというんですか、いろいろな問題がございまして、体調の変化というんですか、40代後半から50代前半にかけての体調の変化等により、監督職、それから管理職登用を不安に思っている職員というのも少なくはありませんので、そういう職員に対しても、しっかり意識を変えられるような研修についても新たに考えていきたいというふうに思っております。
○議長(匹田郁君) 奥田議員。 [9番
奥田富美子君
質問席登壇]
◆9番(
奥田富美子君) ありがとうございます。 現状でそうしていくのは、思い切った登用していくのは難しいということについてはよく分かりました。 男性が育児休暇を取得したり、女性が管理職に就いていくということについては、社会的な背景といいますか、なかなか取りづらかったり、女性が管理職にというのがなりにくいというような社会情勢もあるかと思うんですが、そうでない雰囲気づくりというか、そういうことが進むといいなというふうに思いました。 それと、女性の職員の中でも、どのようにして女性がそういうふうに管理職に就いていくかということを、研修の中で自らの問題意識を出し合って問題解決に向かっていくみたいな研修の方法もいいのではないかなというふうに思います。 そのちょっと背景なんですが、5月22日に地元の新聞で、千葉市の、これは男性の育児休暇の取得率が千葉市役所において92.3%を達成したということで、政令都市では、もちろん全国でも断トツなんですけれども、その中で、男性の育児休暇をなぜ取らないのかという理由を尋ねていったことにより取得率が上がったということなんですね。それは、なぜそういう取組が始まったのかということをお尋ねしましたら、対象である
男性職員がいて、その
男性職員が職場の中で問題提起をして、職場の中で練り上げて問題解決していったということなんだそうです。 そういうことも、男女問わず、職場において課題があれば、自分たちの当事者としてどうやって解決していくかというような研修になればいいなという思いで紹介させていただきたいと思いますのと、千葉市においては、育児休暇を取ったときに給与が3分の2程度になりますが、5日間だけ千葉市独自で3分の1を手当てして、1週間は給料が変わらずに育児休暇を取得できるという仕組みで、それを大半の方が1週間、育児休暇を取るという方が多いのだそうです。 臼杵市においては、10人とか十数人の対象者しかないので、そこの部分を独自で手当てするということも考えられる範囲ではないだろうかなとちょっと思いました。 あとは、結局、そういう育児休暇を取っている人たちが次々いると、上司にそういう方がいて、次の人たちも取ったらいいよというようなことで広がっていく様子にあって、「イクボス宣言」という言葉があるそうですが、もともとは群馬県がつくった造語だそうで、子育てをする上司という意味だそうです。ホームページによると、「職場で共に働く部下・スタッフのワーク・ライフ・バランスを考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司」というのがイクボスなのだそうです。 ぜひ、イクボスにも登場していただきたいですし、その男性の育児休暇の取得率を上げるために、何かすぐできそうなこととしては、どうして取らないのということをお尋ねするというところから始めるのは、全くこれは費用もかからないことなので、やってみたらどうかと思うのですが、いかがでしょうか。
○議長(匹田郁君) 柴田
総務課長。
◎
総務課長(柴田監君) 奥田議員の再質問にお答えいたします。 まず、どうして取らないのという声かけにつきましては、我々も千葉市のことはちょっと勉強させていただいております。 先ほど、答弁の中で、育児、一般の企業のほうでそういう声かけをしたことで取得率が大幅に伸びたという答弁させていただきまして、その中で、今後、その対象となった職員に対して、本人、それから管理職、監督職にも声かけをさせていただくという回答させていただきましたが、その中で、どうして取らないのというような声かけというんですか、そういうのをちょっと心がけていきたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(匹田郁君) 奥田議員。 [9番
奥田富美子君
質問席登壇]
◆9番(
奥田富美子君) ありがとうございます。 なぜ取らないのかということをお尋ねするところで、取らないことの理由が分かって、また対策が取れると思いますので、ぜひよろしくお願いします。 それと、臼杵市独自での給与の手当のところですけれども、休暇を取るときの給与の3分の1掛け5日間の十数人でしたら、そんなたくさんの費用にはならないかなと思うんですが、そのあたりの考え方についてはどのようにお考えになりますでしょうか、お願いします。
○議長(匹田郁君) 柴田
総務課長。
◎
総務課長(柴田監君) 奥田議員の再質問にお答えいたします。 市独自の手当につきましては、現在、先ほどの答弁の中でも申しましたが、配偶者の分娩の補助というんですか、それを目的に休暇制度を設けております。それが5日間、有給休暇というような制度でございますので、その制度との兼ね合い等もちょっと検討していかないといけないかなと思っております。 ここで、その制度、新たに手当についてどうするというのは、ちょっと答弁控えさせていただきたいと思います。
○議長(匹田郁君) 奥田議員。 [9番
奥田富美子君
質問席登壇]
◆9番(
奥田富美子君) 臼杵市の独自の手当については、今後も課題として検討していただければと思います。 以上で1点目の質問を終わります。 2点目の質問です。 臼杵市教育支援センター「きずな」についてです。 不登校、不登校気味の生徒と教育支援センターきずなの利用状況について、現状がどうなっているか、お知らせください。 あと、臼杵教室は、以前、下水道課が使っていて、それ以前は大分県も使用していたとても古い施設です。また、野津分室においては、野津中央公民館の大ホールの楽屋を使用しています。どちらの施設においても課題があると感じます。 会場の変更なども視野に入れて、
子供たちにとって、行きたくなる場所、落ち着いて学べる場所になるように施設の環境整備について検討いただきたいと思いますが、いかがお考えでしょうか。 また、現在、指導員は退職した教員で、女性が1人で男性3名、1年間の出向で現職の
女性職員が1名いらっしゃって、現在5名ということの現状です。来年は、女性が1名、男性3名の4名体制になるというふうに伺いました。 野津分室が、利用者が増えているということもあって、この6月からは週1回から週2回の開設になっています。 男女のバランスから考えても増員が必要と思われます。今後の体制について、お考えをお聞かせください。よろしくお願いします。
○議長(匹田郁君)
後藤学校教育課長。 [
学校教育課長 後藤徳一君登壇]
◎
学校教育課長(
後藤徳一君) 奥田議員ご質問の教育支援センター「きずな」についてのうち、不登校、不登校気味の児童・生徒数と、教育支援センターきずなの利用状況について、現状はどうなっていますかについてお答えいたします。 教育支援センターきずなは、人間
関係のトラブルなど、何らかの理由で学校に登校することができない、いわゆる不登校児童・生徒に対する教育を行うため、
教育委員会が設置しています。当初は、電話相談のみを行う機関でしたが、平成18年度より、旧第2庁舎を活用し、児童・生徒が通所する教育施設となっています。また、今年度より、要望に応じて野津分室も開設されており、野津中央公民館を活用し、週2日のペースで指導が実施されています。 不登校または時々学校を欠席する不登校ぎみの児童・生徒数は、現在、市内で約30名弱であり、これは全国平均並み、あるいはやや少ない数値となっています。 教育支援センターきずなの利用状況については、ほぼ毎日通所している児童・生徒、時々きずなを利用する児童・生徒、また学校登校ときずな通所を併用している児童・生徒など、活用状況は様々ですが、総登録児童・生徒数は7名ほどとなっています。 2点目の、きずな施設の環境整備についてお答えいたします。 教育支援センターきずなは、市の施設として使用されていた建物が活用されており、建物自体はとても古いものです。しかし、十分な広さが確保できる複数の部屋があり、学習だけでなく、卓球等の軽スポーツも楽しむことができます。また、駐車場が広いため、外でも活動することができ、現在は指導員が花壇を整備して児童・生徒と野菜を育てたり、メダカを飼ったりと潤いのある環境になっています。 立地場所も適当であり、現状としては、利用している児童・生徒にとって少しでも居心地のよい施設となるよう、きずな指導員と
教育委員会とが掲示物を工夫したり、備品を整えたりしながら環境整備に努めています。 一方、きずなの野津分室は、今年度4月から開所されたばかりです。利用者が限られていること、きずな指導員の出張形式での教室であるため、専用施設ではなく、公民館の一部屋を借りての取組となっています。 今後、利用希望者の状況等を考慮しながら、指導の在り方や施設環境面の充実に向けて検討していきたいと考えています。 3点目の今後の指導員の体制についてお答えします。 今年度のきずなの指導員ですが、教職経験のある会計年度任用職員4名、1年間の研修として勤務している教員1名の合計5名で指導を行っています。教員1名の配置は、今年度のみの県教委の事業であることから、通常、きずなは会計年度任用職員4名で運営されています。 きずなの会計年度任用職員の雇用形態については、利用する児童・生徒がほぼいないこともあれば、10人近くになることもあるため、勤務日数や勤務時間を流動的に調整できるようにしています。ここ数年、人員が不足してきずなの教育活動に支障を来したことはありませんが、議員ご指摘のとおり、野津分室が開設されたこともありますので、状況に応じて学校に配置している会計年度任用職員との人数調整などを行いながら、きずなの教育を維持発展させていきたいと考えています。 また、指導員の男女バランスについては、指導員の採用にあたって、男女枠を設けていませんので、男女半々に設定することは難しいと考えています。きずなには、指導員だけでなく、学校教育課指導主事、不登校支援教員、スクールソーシャルワーカーなど、多くの職員が指導に関わっていますので、
関係職員、チーム臼杵で児童・生徒の支援に今後も取り組んでいきたいと考えています。 以上でございます。
○議長(匹田郁君) 奥田議員。 [9番
奥田富美子君
質問席登壇]
◆9番(
奥田富美子君) 3つ目の人員の配置のところについては、状況に応じて少し検討いただけるということで、ありがとうございます。 男女のバランスのところですが、臼杵教室だけであれば、女性が1名で男性が3名であっても大丈夫かと思うんですが、野津分室に女性の指導員が出かけていくと、臼杵にはゼロということになりますので、それこそ体調のことを相談したりするときに、女の子はやっぱり女性教諭がよかったりしますし、そういうことがあるので、女性教員がいないということがないようにご配慮をいただきたいと思っております。 それと、施設についてですが、本当に臼杵教室についてはとても古くて、お伺いしたときに、手洗い場がこのような雨の日だとぬれるところにあって、ぬれながら手を洗わないといけないというようなことも聞いております。 コロナの
関係で、今、通常の学校の中は自動水洗まで設置しようかというようなことになっている中で、きずなのところで、とても手を洗うのにも苦労しているんだなと思ったら、とても気の毒でならないのですが、特に通常、いろんな理由で学校に行けなくなった子、行きにくくなった
子供たちの過ごす場所ですので、より安全に、より快適であるべきだと思いますので、具体的に言うと、その手洗い場については、すぐ対策をお考えの予定はございますでしょうか、お願いします。
○議長(匹田郁君) 後藤
教育次長。
◎
教育次長兼
教育総務課長(
後藤誠也君) 奥田議員の再質問にお答えいたします。 現在、きずなの施設は、行政財産の使用許可をいただきまして、許可を得まして使用しておりますので、施設の状況を見ながら、整備等については所管課と協議してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(匹田郁君) 奥田議員。 [9番
奥田富美子君
質問席登壇]
◆9番(
奥田富美子君) 教育支援センターについては、以前は、不登校の
子供たちは、しばらく休んだりして学校に戻すというのが一般常識でありましたが、2017年に施行された教育機会確保法において、不登校になった
子供たちは、学校復帰ではなくて社会的自立を目指すというのが目的にそういう法律ができております。そのあたりのことが、まだ認知されていないように思います。 かなり、学校の先生方は認知が進んで、学校に戻ってきよというところに力を注いでおられた時期もありましたが、今は行けなかったら、おうちで少し休んだり、きずなというところもあるよというようなことを先生方が
子供たちや保護者に伝えるというような形が整っていると聞いておりますが、社会においては、例えばそのきずなの周辺に通常の登校時間ではないときに
子供たちがいると、どうしてこの時間にこんなところにおるのみたいなことを市民から言われたりして、やっぱり通うのに少し後ろめたい気になるというのがあるようですので、このできたばかりの教育機会確保法についての周知をしていくべきだと思うということと、きずなという場所があるよという認知度を上げてほしいという声も聞いておりますので、そのあたりを考えていただきたいと思います。 そのためにも、建物については臼杵市のもので、
教育委員会が借りているという形なので、すごくお金のかかるところもあるでしょうから、聞いているのは、色の塗り替えをしたりすると少し雰囲気がよくなったりするんじゃないかとか、あと私が思いますのは、そこにたどり着くのに看板がないなと思ったんですね。少なくとも、市役所の手前で、左側に「きずな」という名前があれば、市民にも、「教育支援センターきずな」という名前があれば、こういうのがあるんだなということが分かるので、看板設置も含めて考えていただきたいと思います。 これは、すごくお金のかかることですし、あれだけ古いので、ちょこちょこ、それこそ水道をよくしたりとか、壁を塗り替えたりというのは、かえってちょっと無駄になるかなという気もしないでもありません。すみません、市長、そのあたり、
子供たちのために、思い切って建て替えとか、そのうち考えていただけたらいいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(匹田郁君) 安東教育長。
◎教育長(
安東雅幸君) きずなの件については、少し私のきずなに対する思いも込めて話をさせていただきたいというふうに思っています。 先ほどの課長の答弁と少しかぶる部分もあると思うんですけれども、この教育支援センターきずなに通う児童・生徒は、何らかの原因によって登校ができなかったり、友達との人間
関係の中で学校に行けなくなったりとかいう子供さんたちが通う施設であります。 今現在、きずなでは、ゆったりした時間設定の中で、ご覧になったと思うんですけれども、お勉強したりとか、それから収穫体験に出たりとか、それから生き物を育てたりとか、様々な体験をさせています。それが、先ほどおっしゃられた学校復帰と併せて社会復帰ということだろうというふうに思います。 そういう中で、
子供たちは、先生やきずなに通ってくる
子供たちとの人間
関係を構築しながら少しずつ元気になって、いずれ社会復帰、それから学校に戻っていくという、そういう過程を過ごしています。 現在のきずなの場所なんですが、ここに通う子供さんたちは、すごく人に見られたりとか、にぎやかな場所を嫌う傾向にございますので、場所的にはすごくいい場所にあるかなと。生徒によって、登校時間を下げて、一般のといいますか、普通の小・中学生が行った時間を避けてくる子供さんもいますし、遠くから来る子供さんについては、保護者が送迎いたしております。なので、適度な駐車場もあります。 それから、先ほどありましたように、教室が、職員室に使うような教室と隣に学習室、それからそこで給食を食べたり、その隣には卓球ができるようなスペースもありまして、すごくゆったり使わせていただいているという感覚もあります。また、外に花壇があったり、メダカを今飼っていたり、そういうこともありまして、また何より学校との関連は少し疲れている子供なんですけれども、外に出ると東中の生徒の子供の声が聞こえたりとか学校の音楽が聞こえたりとか、学校に戻っていく環境としては、すごく恵まれた環境にあるなというふうに考えています。 ただ、議員ご指摘のとおりで古い状況でありますので、代替の施設も移転といいますか、そういうことも模索しながら、でも大切に使っていきたいなという思いもあります。
子供たちにとって大切な場所に今なっていることは、間違いがないなというふうに思っています。 また、野津分室については、今年、3名の要望がありまして、現在2名の方が通所しています。ここも、公民館の施設をお借りしているんですけれども、一般の方々が出入りする場所であると、またここは来にくい環境になってしまうので、今、横の見られた楽屋のところを使わせていただいています。 きずなに通う
子供たちというのは、減っていくことが一番いいんだろうなというふうに思っていますが、今後、野津のところでも増えていった場合は、また手狭になったりしたら、代替の施設をまた考えていきたいというふうに考えています。 以上、長くなりましたが、以上であります。
○議長(匹田郁君) 奥田議員。 [9番
奥田富美子君
質問席登壇]
◆9番(
奥田富美子君) ありがとうございます。 私がお尋ねしたときも、本当に一人一人丁寧にご指導されて、ああ、こんなことが理解できちょったわとか言って、先生たちが一つ一つ何か喜んでいらっしゃる様子とか、来ている
子供たちにとっては、本当に教育長おっしゃるように、安心して、そして過ごして学んでいるんだろうなということを思いました。 皆さん、ちょうど中学校3年生ということのようで、やっぱり受験を意識して、頑張ってやってきているんだろうなと思いましたし、給食もあの中で食べているということで、よそにはない、ほかの市町村の学習支援センターでは学校給食が届くというところはなさそうなんですけれども、臼杵はそういうのもあって、ほかの児童・生徒と変わらないようなことで過ごせるなというふうには感じました。 とてもいい雰囲気だと思いますが、ただただ本当、建物が古いので、恐らく耐震のところも心配ですし、
子供たちがそういう意味で安心して本当に過ごせるように、今後も整備のことは視野に入れていただいて、今後の課題としていただいて、今後も
子供たちが安心して過ごせる場所であるように運営お願いしたいと思います。 ただ、ホームページのところなんですが、きずなの指導員さんについての情報が更新されていなかったりしておりますので、新しい情報を入れていただくようにお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(匹田郁君) 柴田
総務課長。
◎
総務課長(柴田監君) すみません。先ほどの奥田議員の最初の質問、男女共同参画社会の実現に向けての中の奥田議員の再質問の答弁で、私のほうから、出産補助の目的で取得できる配偶者の分娩休暇を5日取得可能という旨の答弁をさせていただきましたが、7日取得可能というのが正しい日数でございますので、ここにおわびして、訂正をさせていただきたいと思います。申し訳ありませんでした。
○議長(匹田郁君) 以上で奥田議員の質問及び答弁を終了いたします。 以上で
一般質問を終結いたします。 ここで5分間休憩いたします。 午前11時47分 休憩 ----------------------------------- 午前11時50分 再開
○議長(匹田郁君) 再開いたします。 -----------------------------------
△
日程追加 第52号議案から第55号議案
一括上程、説明
○議長(匹田郁君) お諮りいたします。 ただいまお手元に配付しております第52号議案から第55号議案が提出されました。 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、第52号議案から第55号議案を日程に追加し、議題とすることに決しました。 第52号議案から第55号議案を一括議題といたします。 提案者の説明を求めます。
中野市長。 [市長
中野五郎君登壇]
◎市長(
中野五郎君) ただいま上程されました第52号議案から第55号議案までにつきましてご説明申し上げます。 まず、第52号議案及び第53号議案につきましては、第204回通常国会で成立し、5月19日に公布された複数のデジタル改革関連法の影響を検証した結果、本年9月1日に施行される改正規定に対応する必要があるものについて規定の整備を行うものであります。 第52号議案 臼杵市
特定個人情報保護条例等の一部改正につきましては、デジタル改革関連法のうち、デジタル社会の形成を図るための
関係法律の整備に関する法律により、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法の一部改正が行われ、条例で引用している条文の移動に対応する必要が生じており、またデジタル庁設置法の制定により、情報提供ネットワークシステムの所管が総務省からデジタル庁へ移管されたことから、条例で規定している主任担当大臣を改正する必要が生じたものであります。 第53号議案 臼杵市
手数料条例の一部改正につきましては、同じく、デジタル社会の形成を図るための
関係法律の整備に関する法律によるマイナンバー法の一部改正により、現在、各市町村で定められているマイナンバーカードの再交付手数料の徴収権限が地方公共団体情報システム機構へと移管され、市町村は、同機構の事務委託を受け、市民から手数料をお預かりする方式となる予定であるため、当該手数料の規定を廃止するものであります。 なお、市民が窓口でお支払いする額や手続には影響がありません。 次の第54号議案
物品購入契約の締結につきましては、セキュリティー対策や行政事務のIT化を推進するため、職員が使用するパソコンを計画的に更新する必要があることから、庁内パソコンの購入契約を締結しようとするものであります。 指名競争入札の結果、株式会社オーイーシーが落札し、6月4日に2,035万円で仮契約を締結いたしましたので、この契約を本契約とするため、議会の議決を求めるものであります。 次の第55号議案
工事委託に関する協定の締結につきましては、臼杵市公共下水道の臼杵終末処理場における汚泥処理施設や電気設備を更新するため、日本下水道事業団と
工事委託に関する協定を行おうとするものであります。 この協定につきましては、6月3日に同事業団と4億7,600万円で仮協定を締結いたしましたので、この協定を本協定とするため、
臼杵市議会の議決に付すべき契約及び特に重要な公の施設の廃止に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上をもちまして、上程されました各議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重なご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(匹田郁君) 以上で提案者の説明を終わります。 -----------------------------------
△日程第2
議案質疑
○議長(匹田郁君) 日程第2、第50号議案から第55号議案を一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で質疑を終結いたします。 -----------------------------------
△日程第3
委員会付託
○議長(匹田郁君) 日程第3、これより
委員会付託を行います。 ただいま議題となっております第50号議案から第55号議案については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。 議案付託表 令和3年6月16日付託付託委員会議案総務委員会 第52号議案 第54号議案建設産業委員会 第50号議案 第55号議案教育民生委員会 第53号議案予算委員会 第51号議案
○議長(匹田郁君) 以上で本日の日程は全て終了しました。 本日は、以上で散会いたします。 午前11時56分 散会 -----------------------------------...