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臼杵市議会
>
2021-03-11
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03月11日-04号
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臼杵市議会 2021-03-11
03月11日-04号
取得元:
臼杵市議会公式サイト
最終取得日: 2022-12-11
令和
3年 3月
定例会---------------------------------------令和
3年
臼杵市議会
3月
定例会会議録
(第4号)
--------------------------------------- 令和
3年3月11日
----------------------------------- 令和
3年3月11日(木曜日)午前10時
開議 -----------------------------------
1.
議事日程
第4号 第1
一般質問
第2
議案質疑
(第6
号議案
から第24
号議案
及び第33
号議案
から第40
号議案
) 第3
委員会付託
(第6
号議案
から第24
号議案
及び第33
号議案
から第40
号議案) -----------------------------------
1.本日の
会議
に付した事件
日程
第1
一般質問
日程
第2
議案質疑
(第6
号議案
から第24
号議案
及び第33
号議案
から第40
号議案
)
日程
第3
委員会付託
(第6
号議案
から第24
号議案
及び第33
号議案
から第40
号議案) ----------------------------------- 出席議員
(17名) 1番 河野 巧 2番 川辺 隆 3番
匹田久美子
4番
内藤康弘
5番 伊藤 淳 7番
広田精治
8番 戸匹映二 9番
奥田富美子
10番
若林純一
11番
長田徳行
12番
久藤朝則
13番 大塚州章 14番 大嶋 薫 15番
武生博明
16番 吉岡 勲 17番 牧 宣雄 18番 匹田 郁
----------------------------------- 欠席議員
(1名) 6番
梅田徳男
-----------------------------------事務局職員出席者
局長 東 弘樹 次長
後藤秀隆
副主幹
高橋悠樹
主査 清水
香 -----------------------------------説明
のための
出席者
市長
中野五郎
副
市長
田村和弘
教育長
安東雅幸
教育次長
兼
教育総務課長
甲斐 尊
政策監
(
民生担当
)
政策監
(総務・
企画担当
)
加島和弘
小坂幸雄
兼
部落
差別解消推進
・
人権啓発課長
消防長
平川幸司
総務課長
柴田 監
消防本部総務課長
小野加寿男
市民課長
佐藤修治
農林振興課参事
農林振興課長
川野徳明
目原康弘
兼有機農業推進室長 -----------------------------------
午前10時00分 開議 ◎
事務局長
(
東弘樹
君) ただいまの
出席議員
は17名であります。 ○
議長
(
匹田郁
君) ただいま報告のとおり定足数に達しております。 よって、本日の
会議
は成立いたしました。 これより本日の
会議
を開きます。 休憩します。 午前10時01分
休憩 -----------------------------------
午前10時57分 再開 ○
議長
(
匹田郁
君) 再開いたします。
-----------------------------------
△
日程
第1
一般質問
○
議長
(
匹田郁
君)
日程
第1、昨日に引き続き
一般質問
を行います。
内藤議員
の発言を許可します。
内藤康弘議員
の
通告事項
1
マイナンバーカード
の
普及
、
促進
について 国は
コロナ渦
で見えてきた課題への
対応
のため、
マイナンバー
を基盤とした
デジタル社会
の構築を進めようとしています。また既に行われている
テレワーク
、学校や医療などでの
オンライン化
を定着、拡充し国と地方でバラバラとなっている
情報システム
の
標準化
と
共通化
を推進しようとしています。国は今後、
デジタル化
への
重要ツール
として
マイナンバーカード
の
普及
、
促進
を推進していきますが、今後の
臼杵
市の
対応
を伺います。 (1)
臼杵
市の
普及
・
促進活動
はどのように行っているか。 (2)
マイナンバーカード
の
普及率
はどれくらいか。 (3)
住民票等
を
コンビニエンスストア
で取得できる
サービス
を今後予定しているか。 2
臼杵
市
農業
の現況について
令和
2年度の
水稲作況
は前年度から引き続き
不作
でした。
九州
は特に
不作
で
作況指数
で
平均値
85、
大分
県では77と全国で2番目の
不作
でした。理由はウンカの
大量発生
でこれは2年連続です。
臼杵
市の
被害状況
と
令和
3年度の
臼杵
市の
対応
を伺います。 (1)
臼杵
市の
被害面積
はどれくらいか。 (2)
関係機関
との連携は今後どのように行うか。(
防除方法
、
注意情報
の
広報活動等
) [4番
内藤康弘
君
質問席登壇
] ◆4番(
内藤康弘
君)
議席番号
4番、
内藤康弘
でございます。通告に基づきまして、
質問
をさせていただきたいと思います。
質問
に入る前に、先ほどの
防災訓練
、大変お疲れでございました。くしくも本日は3月11日ということでありまして、
東日本大震災
が
発生
して10年という節目の日でもあります。今後の教訓にいたしまして、来年以降もこの
防災訓練
をやっていただきたいというふうに思います。そして、
臼杵市議会
の
恒例事業
にしていただきたいというふうに、
議長
に要望しておきます。 それでは、
質問
に入りたいと思います。 まず初めに、
マイナンバーカード
の
普及促進
について。 国は、
コロナ禍
で見えてきた課題への
対応
のため、
マイナンバー
を基軸とした
デジタル化
の構築を進めようとしています。また、既に行われている
テレワーク
、学校や医療などの
オンライン化
を定着、充実し、国と地方でばらばらとなっている
情報システム
の
標準化
と
共通化
を推進しようとしています。 国は、今後、
デジタル化
への
重要ツール
として、
マイナンバーカード
の
普及促進
を推進していきますが、今後の
臼杵
市の
対応
を伺いたいと思います。 1、
臼杵
市の
普及促進活動
はどのように行っているか。 2、
マイナンバーカード
の
普及率
はどれぐらいか。 3、
住民票等
を
コンビニ
で取得できる
サービス
を今後予定しているか。 以上、よろしくお願い申し上げます。 ○
議長
(
匹田郁
君) 田村副
市長
。 [副
市長
田村和弘
君登壇] ◎副
市長
(
田村和弘
君)
内藤議員
ご
質問
の
マイナンバーカード
の
普及促進
について
お答え
をいたします。 まず、1点目の
臼杵
市の
普及促進活動
はどのように行っているかと、2点目の
マイナンバーカード
の
普及率
について、併せて
お答え
をいたします。
マイナンバー制度
は、平成27年度、国がこれまでの
住民基本台帳カード
に代わる新たな仕組みとして、国民一人一人に
個人番号
を付番し、
ICカード
を発行し、
デジタル基盤
を構築して、行政の
効率化
と国民の
利便性
を図ろうと
スタート
をしたものです。
本市
は、行政の
デジタル化
において、
住民基本台帳
をはじめとする、いわゆる
基幹系システム
はもとより、
財務会計処理
や
電子決裁
といった
内部情報系
の
システム
においても、他団体と比べ先進的な取組を進めていました。 こうした中、平成27年度、
マイナンバーカード制度開始
にあたりまして、この制度に期待をし、
有効活用
の検討を重ねたところであります。 しかしながら、当時、国の
住民基本台帳カード
の
普及
の失敗が響いていたこと、あるいは
カード
の
必要性
が低いというようなことから、
普及
が進みませんでした。 一方で、
本市
独自の
市民カード
につきましては、長年の運用で
普及率
が、現在ですが、52%と高く、
印鑑登録証
として、また、
証明書
の
自動交付機
にも利用できることから、
マイナンバーカード
による
コンビニ交付システム
を構築しても利用が少なく、1通当たりにかかる
ランニングコスト
も極めて高額になり、実用が困難であると当時判断をし、導入を見送り、国の
マイナンバーカード
の
有効活用
について推移を見守ることといたしまして、したがって、積極的な
カード
の
取得促進
をしてきませんでした。 こうした経緯から、
マイナンバーカード
の
交付率
は、本年2月末現在、全国で26.24%、
大分
県の平均は25.24%と低い中ではありますが、
本市
はさらに低い17.17%という現状であります。 こうした中、昨年、国は
カード
の
普及施策
として
マイナポイント
を付与し、
取得促進
を強化いたしましたものの、なお低調に推移をしていたところであります。 ところが、
定額給付金
の支給に関連しまして、
カード
の
有効性
と
普及
の
必要性
がクローズアップをされてきました。
コロナウイルス感染症
に伴う非接触の関心も相まって、
普及
に追い風が吹くような
状況
になりました。 こうしたことから、国は、
令和
4年度末までに
マイナンバーカード
を全ての国民に行き渡らせる
目標
を掲げ、
マイナンバーカード
未
申請
の方に対し、
申請書
を再発行することとし、昨年の12月から本年3月末までに順次送付を行い、また、
マイナポイント付与
の期限も3月末から9月末までに延長するなど、
普及
を
促進
しております。 また、本年3月からは
健康保険証
として、また
令和
6年度末までには
運転免許証
との
一体化
も打ち出して、
活用内容
も広げております。 ついては、
本市
といたしましても、昨年後半から
マイナンバーカード
の
取得促進
を積極的に進めることとし、市報や
ケーブルテレビ
で広報を強化するとともに、本年2月からは、
申請手続
が約5分で完了する専用の
タブレット端末
を3台導入し、
市役所
に来庁される方々の
待ち時間
を
活用
して
申請手続
を呼びかけるなど、
普及促進
を図っているところであります。
タブレット端末
は、庁外でも
申請受付
が可能ですので、今後は、
新型コロナウイルス
の
状況
を見ながら、これを用いて企業、学校、
公民館
や
集会所等
へ出向いて
申請
を受け付けるなど、全力を挙げて
カード普及
に取り組むこととしております。 課題といたしましては、
申請
後、最終的な
カード交付
には、パスワードの設定を行うために、どうしても
市役所
に来庁いただくことが必要であります。また、この手続には20分程度が必要になります。 そこで、
待ち時間
をできるだけ短縮できるよう、
市民ホール
に専用のブースの設置を検討いたしております。
本市
でも、国の
目標
である
令和
4年度末までに、
市民皆さん
に
マイナンバーカード
をお持ちいただけるよう、あらゆる手段を講じて
普及促進
を図ってまいります。 最後に、
住民票等
を
コンビニエンスストア
で取得できる
サービス
を今後予定しているかについて
お答え
をいたします。
住民票等
の
コンビニ交付
に向けては、
令和
3年度当初予算に
システム構築費用等
を計上させていただいております。
コンビニ交付
を利用するには、
マイナンバーカード
が必要ですので、先ほど申し上げました
カード
の
取得促進
を図りながら、
令和
4年2月には
交付サービス
が開始できるよう取り組んでまいります。 なお、
コンビニ交付
の
スタート
にあたっては、現行、
市民カード
を利用する
自動交付機
も
並行運用
の期間を確保した上で、最終的には
コンビニ交付
のみに移行するよう計画をしたいと考えております。
コンビニ
で交付可能な
証明書
は、現在の
自動交付機
と同じく、
住民票
、
印鑑登録証明書
、
所得証明書
の3
種類
と、新たに、戸籍の
事項証明書
、戸籍の附票、
住民記載事項証明書
、
所得課税証明書
の4
種類
を加えた合計7
種類
を予定しております。
種類
の増加に加えまして、全国どこの
コンビニ
でも取得可能になりますので、
利便性
が向上することを周知し、併せて
カード
の
取得促進
につなげたいと考えております。 加えまして、
本市
独自の
マイナンバーカード活用方法
として、
令和
2年12月から、
マイナンバーカード
に
対応
した
電子記載台
を導入いたしました。窓口で
マイナンバーカード
があれば、
証明書交付
の
申請書
に住所や
氏名等
を手書きで記載する必要がなく、
カード
を利用することで印字がされ、
本人確認
の自署だけ記入していただければ、押印も不要であります。 また、本年6月には、
マイナンバーカード
で
児童手当
の
現況届
の
オンライン申請
も可能になります。 今後も、
図書カード等
、
本市
の
カード
を
マイナンバーカード
と統一をしたり、また、
キャッシュレス決済
と連携した独自の
マイナポイント事業
、あるいは他の
ポイント事業等
の
活用
も検討し、
マイナンバーカード
の
取得促進
を図り、
市民皆さん
の
利便性
の向上に努めてまいります。 以上であります。 ○
議長
(
匹田郁
君)
内藤議員
。 [4番
内藤康弘
君
質問席登壇
] ◆4番(
内藤康弘
君) 大変詳細なご答弁、ありがとうございました。 国は、
令和
4年末までに、全国民にこの
カード
の
普及
を
目標
にしております。それが可能かどうかはいろいろ議論があるところでございます。 本年、今月、3月から
健康保険
でも使えると。また、
令和
6年度末までに
運転免許証
との
一体化
も図っておるという、幅広い
活用
を考えておるようでございます。
本市
も、
令和
4年2月までに
コンビニ
の
交付サービス
を予定しているということでありますし、独自の
活用
も積極的に検討しておるとの答弁がございました。 ところが、
普及率
があまりにも低い。これが、もうちょっと
普及率
を上げるためにも、相当努力をこれからやるという答弁でございましたが、運用するにあたっては、30%から40%ぐらいの
普及率
がないと、なかなか運用の効率がうまくいかないのではなかろうかなというふうに思いますので、ぜひ
普及
に向けて努力していただきたいなというふうに思っております。 この件に関しては、
市長
の
施政方針
の中にも
デジタル化
についての発言がございました。今後に向けて、
市長
、お考えがございましたら、よろしいでしょうか。
○
議長
(
匹田郁
君)
中野市長
。 ◎
市長
(
中野五郎
君)
内藤議員
の再
質問
に
お答え
したいと思います。 これから
デジタル化
がいろんな形で進んできて、我々の生活の中に入っていくと。これをいかに効率的なものとして、例えば行政の中で
活用
するか、まずは、そのために、それが前提として
市民
の
利便性
を高める方向での
活用
というふうなことを目指して頑張っていかなきゃいけないというふうに思っています。 その背景としては、やはり私はこれから
人口減少
の中で、
職員
の体制もそんなに充実していくというふうな形で増加という方向は考えられない中、いかに
効率化
しながら、そこでの
職員
をこれからの
少子高齢化
、
人口減少
の中で、
臼杵
をより住み心地よくするための
重点施策
を取り扱うところに配分していって、全体として
行政効率
も
市民サービス
を上げていくという方向でやるときに、やっぱり
デジタル化
ってどうしても避けて通れないものだと思っています。積極的にやりたいと思っています。 今、やり方については、来ていただくということと、出ていくということ、そして
皆さん方市民
の前でやっていただくというようなことをやっていきたいというふうに思いますし、今回、3つの機械を導入したという中、
職員
も3名入れまして、その中に勧誘とか、紹介とか、そういう形でやらせていただいておりますし、先般、報告を受けたんですが、
県信用組合
が我々協定していまして、協力するということで、この前、
野津支店
で、そういう形で1日かけて勧誘して、一緒になって市とやったと。そのときだけで、1日で80人加入していただいたということであります。そういうことを踏まえて、例えば
公民館
とか、いろんなところに出歩いて、できるだけやっていかなきゃいけないというふうに思っています。 基本的には、やっぱりセキュリティーの問題とか、いろいろ心配はあるんですけれども、やるという前提で、どういうふうにその辺の
市民
や国民の不安を緩和していく、あるいは不安を取り除いていくかということをやっていく中で、
普及
を上げていくということを国のほうも当然取り組んでいると思いますが、それの推移を見ながら、我々も、この
令和
4年度に100%、大変高いハードルですけれども、そういう
目標
に向けて努力していきたいというふうに思っております。 以上です。 ○
議長
(
匹田郁
君)
内藤議員
。 [4番
内藤康弘
君
質問席登壇
] ◆4番(
内藤康弘
君) ありがとうございました。
議員各位
にお願い申し上げます。
カード
の
申請
のない方は、今日、帰りにぜひ
申請
をして帰っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 次の
質問
に移ります。
臼杵
市
農業
の現況についてを伺いたいと思います。 先般、
令和
2年度の
大分
県
農業賞
に
カンショ部会
が受賞をしました。
臼杵市内
のピーマンにおいては、
販売目標
10億円を突破しました。ほかの
本市主力農産物
も、
販売額
が軒並みほぼ増額というふうに聞いております。 しかしながら、残念なことに、
令和
2年度の
水稲
の作況は、昨年度から引き続き
不作
でありました。
九州地方
は特に
不作
で、
作況指数
は平均で85でありまして、
大分
県はその中でも
作況指数
77と、全国でも2番目の
不作
でございました。 理由としては、
気象条件
は確かにあると思いますが、最大の要因は
トビイロウンカ
の
大量発生
であろうと思われます。この
大量発生
は2年連続の
被害
でございます。
臼杵
市の
被害状況
と
令和
3年度の
臼杵
市の
対応
を伺いたいと思います。 1、
臼杵
市の
被害面積
はどれぐらいか。 2、
関係機関
との連携は、今後どのように行うのか。 以上、2問、よろしくお願い申し上げます。 ○
議長
(
匹田郁
君)
川野農林振興課長
。 [
農林振興課長
川野徳明
君登壇] ◎
農林振興課長
(
川野徳明
君)
内藤議員
ご
質問
の
臼杵
市
農業
の現況について
お答え
いたします。 まず、
臼杵
市の
水稲
の
被害面積
について
お答え
いたします。 本年度の県内の
主食用水稲
の
被害状況
は、
九州農政局
によりますと、7月の低温と
日照不足
でもみの数がやや少なくなり、8月に入ってから連日の高温、さらに9月の
台風襲来
などにより米粒が十分に成熟しなかったことに加え、8月下旬からの
トビイロウンカ
の大
発生
など、複数の悪条件が重なったことにより、1993年の冷夏による
不作
と並んで、平成以降で最低の
不作
となったと報告されています。 また、
主食用水稲
の
出来具合
を示す
作況指数
は、豊作を示す
基準数値
を100以上として、
令和
2年産の全国の
作況指数
が99に対し、
九州
全体では85、
大分
県が77、
臼杵
市が含まれる
南部地域
では84となっています。 中でも、
トビイロウンカ
の
被害
は大きく、
本市
においても7月末より徐々に
被害
が見られるようになり、8月下旬から9月中旬にかけて、市内の各地で
被害
が拡大しました。
トビイロウンカ
は、稲の葉や茎より養分を吸収し、稲を枯らしていき、
被害
が進行すると
円形状
に枯れていく坪枯れを起こします。
トビイロウンカ
は、
中国南部
より梅雨時期に東シナ海上に吹く強い風である
下層ジェット気流
に乗って日本に飛来します。飛来時期や
飛来量
は
梅雨期
の
気象条件
によって異なりますが、おおむね6月から7月に飛来し、西日本や
九州
では恒常的に
飛来量
が多くなっています。 このような
状況
の中で、
本市
においては、全ての
被害
を把握できていませんが、
大分
県
農業共済組合
に加入する
農業者
の
被害面積
では、
本市
の
水稲作付面積
619.5ヘクタールのうち23ヘクタール、約4%の水田で
被害
が
発生
しました。内訳は、
臼杵地域
8ヘクタール、
野津地域
で15ヘクタールの
被害面積
となっています。 次に、今後の
防除方法
などにおける
関係機関
との連携について
お答え
します。
水稲作付
に関連する取組は、毎年6月に開催される
水稲無人ヘリコプター防除会議
において、
OITA県南エアロサービス
、
臼杵
市
環境保全型農林振興公社
、
大分
県
農業協同組合南部事業部
、
大分
県
中部振興局
、
大分
県
農業共済組合南部支所
、
臼杵
市
農業再生協議会
などの
関係機関
が参加して、
水稲
の生育時期に適した
防除
の在り方や、
散布薬剤
の
種類
や成分の
効果
、散布後の
対応
などについて
検討協議
を行っています。 昨年も7月末に
トビイロウンカ
の
発生情報
を受け、
関係機関
で
トビイロウンカ
の
対策協議
を行い、その時点で、
トビイロウンカ
の
拡大抑制
に期待ができる粒剤や粉剤などの
薬剤使用
について検討しました。 さらに、
被害
の
発生
を
市内全域
に広げないためには、
農業者
が一体となった一斉
防除
が
効果
的であるため、市の
ホームページ
や
大分
県
農業協同組合
の
機関誌
であるJOIN、米の
作物部会
への
定期案内
などを
活用
して、
効果
の期待できる
薬剤使用
による
防除活動
を呼びかけ、8月下旬に
大分
県で
トビイロウンカ発生警報
が発令されてからは、
広報車
で
トビイロウンカ
への
防除
を呼びかける
広報活動
にも取り組みました。 また、
農業者
の方々からの問合せがあった場合は、
大分
県
中部振興局
の
普及指導員
や
大分
県
農業協同組合南部事業部
の
営農指導員
が、
防除
の方法や
水稲
の生育などについて
個別指導
も行ったところです。 さらに、
水稲
の
作付面積
の大きい
農業者
には、直接訪問し、
薬剤
の説明や
防除
の取組をお願いしました。 こうした
活動
によって、
市内各地
で
防除活動
は広がったものの、8月末からの
トビイロウンカ
の大
発生
は9月以降も収まらず、台風の上陸も重なり、
防除活動
ができない
状況
が続いたため、
水稲
の
被害
は拡大していきました。 しかし、このように
被害
が広がる中でも、一部の
農業者
が、
箱苗準備
の段階から
トリフルメゾピリム成分
を含む
薬剤
を使用して作付した水田では、
トビイロウンカ
の
発生
、
被害
を抑えることができたという実例が確認され、
大分
県
農業協同組合
、
大分
県
中部振興局
、
臼杵
市
農業再生協議会
などの
会議
において報告がされました。 この報告を踏まえ、昨年12月には、
大分
県
農業協同組合南部事業部
で開催された
令和
3年産の米の
栽培暦作成会議
において、これまで推奨されていた
薬剤
の一部を、
トビイロウンカ
に
効果
が期待できる
トリフルメゾピリム成分
を含んだ
薬剤
へ変更することとしました。
薬剤
の購入は、
大分
県
農業共済組合
の
病虫害
の
薬剤購入補助
の対象になりますので、この周知にも努めて、
使用促進
を図りたいと考えています。
令和
2年産の
トビイロウンカ
の
被害拡大
の要因は、
早期防除
を呼びかける
発生予察情報
が発表されても、坪枯れを確認してから
防除
を行うなど、適期に
防除
が行われず
被害
が拡大した
ケース
や、
トビイロウンカ
を対象としていない
薬剤
、
効果
が低い
薬剤
を使用していたため十分な
防除効果
が得られなかった
ケース
、さらには、
薬剤
の
種類
や
散布方法
によって、
トビイロウンカ
が寄生する株元まで
薬剤
が届かず、十分な
防除効果
が得られなかった
ケース
などであります。 ついては、今後、春からの農繁期において、定期的に
本市
では市報や
ホームページ
などを、また
関係機関
でも各媒体を
活用
し、
水稲
の
生育状況
に応じた
防除活動
や
薬剤
の使用について、
早め早め
の
情報発信
を行っていきます。 さらに、
広報車
による
防除広報
についても早い時期から取り組み、
広報回数
を増やすなどして、
農業者
の方々に必要な
情報
が広く行き渡るように工夫していきたいと考えています。 近年の
異常気象
や
病虫害
の
発生
などは、先行きの予測が非常に難しい
状況
となっていますが、水田は
市内農地
の半分以上を占め、
水稲
の
作付面積
も大きいことから、今後も
水稲被害
を広げないよう
関係機関
と連携して、
病虫害
の
発生予測
や
発生状況
の把握、有効な対策などの
情報共有
を図り、
農業者
の方々への
注意喚起
や
使用薬剤等
の
情報発信
などについて、早期の
活動
に努めてまいります。 以上です。 ○
議長
(
匹田郁
君)
内藤議員
。 [4番
内藤康弘
君
質問席登壇
] ◆4番(
内藤康弘
君) 大変詳細なご答弁、ありがとうございました。
令和
2年産は、平成以降で最も
不作
ということで、非常に残念な結果でありました。その前の年から2年連続のこういうウンカの
被害
というのは、私もあまり記憶がないのかなというふうに思っています。そういう中において、来年度は、
関係機関
との連携を強化していくという内容の答弁でございました。 少し残念なのが、
薬剤
に特化した結果かなというふうに思っています。例えば、
薬剤
ももちろんそうなんですが、今後の
異常気象
もありますので、植付けの時期の問題とか、品種の問題とか、そういうところも今後協議していっていただきたいなというふうに思っております。 農家の方から聞くと、ヘリコプター
防除
を2回やったけれども、もう効かなかったんやとか、そういうことも聞きますし、なかなかあの時期、天候によっていろいろとやる時期も左右されますので、なかなか難しいのかなというふうに思っていますが、ぜひその辺のところを、
関係機関
とよく協議して、次年度に向けていただきたいなというふうに思っております。 県の方針として、水田の畑地化を推進しています。ある程度、私も賛成するところでございますが、しかし、畑地化事業に全ての農家が、先ほど言われました耕作面積の半分以上が水田ということでありますし、全ての農家の人がその事業に乗れるわけではないと思います。稲作は
農業
の基本でありまして、米は主食であります。必ず守っていかなければならないというふうに、私は思っています。 今後の
対応
に期待して、
質問
を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○
議長
(
匹田郁
君) 以上で
内藤議員
の
質問
及び答弁を終了いたします。 以上で
一般質問
を終結いたします。
-----------------------------------
△
日程
第2
議案質疑
○
議長
(
匹田郁
君)
日程
第2、第6
号議案
から第24
号議案
及び第33
号議案
から第40
号議案
を一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 (なし) ○
議長
(
匹田郁
君) 以上で質疑を終結いたします。
-----------------------------------
△
日程
第3
委員会付託
○
議長
(
匹田郁
君)
日程
第3、これより
委員会付託
を行います。 ただいま議題となっております第6
号議案
から第24
号議案
及び第33
号議案
から第40
号議案
につきましては、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。 議案付託表
令和
3年3月11日付託付託委員
会議
案総務委員会 第6
号議案
第7
号議案
第19
号議案
第20
号議案
第22
号議案
第23
号議案
建設産業委員会 第13
号議案
第14
号議案
第15
号議案
第16
号議案
第17
号議案
第18
号議案
第21
号議案
第24
号議案
教育民生委員会 第8
号議案
第9
号議案
第10
号議案
第11
号議案
第12
号議案
予算委員会 第33
号議案
第34
号議案
第35
号議案
第36
号議案
第37
号議案
第38
号議案
第39
号議案
第40
号議案
○
議長
(
匹田郁
君) 以上で本日の
日程
は全て終了しました。 本日は以上で散会いたします。 午前11時31分 散会
-----------------------------------
...
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