◆4番(
内藤康弘君)
議席番号4番の
内藤康弘でございます。 私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)について、賛成の立場で討論を行います。 本議案は、
最終処分場跡地整備事業に関する予算として、
パークゴルフ場の整備に係る
調査委託費の予算が計上されています。
パークゴルフは、北海道を発祥に、今や愛好者は全国で130万人を超え、その数は年々増加していると聞いております。九州では、熊本県の
阿蘇地方や宮崎県が盛んで、県内では別府や国東半島を中心に、多くの方々が楽しんでおります。 本市では、まだなじみの薄い
スポーツでありますが、
ゴルフ愛好者にお聞きしますと、
グラウンドゴルフのような手軽さでゴルフと同じ感覚で楽しめ、一度体験すると、またやってみたいと思う魅力があるということでございます。
パークゴルフは、芝のコースやグリーンなど
ゴルフ場と同じ
施設形態を持ち、ルールもゴルフに近く、また短時間でプレーでき、服装や道具も手軽なため、初めての方や年齢、性別を問わずに楽しめる
スポーツであります。このようなことから、
スポーツとして、また高齢者の
生きがいづくり、市民の
健康づくりとして、さらには世代間の交流や
コミュニティづくり等、多様な効果が期待されます。 全国的に愛好者が増える中、本市においても愛好者が増えつつあり、団体設立の動きもあると聞いております。 こうしたことから、本市に
パークゴルフ場が整備されれば、市民の利用はもとより、各種大会などで県内外の愛好者に利用していただくことにより交流人口の増加が見込めるとともに、
地元地区並びに市内の活性
化も期待できます。 令和2年度の当初予算において、旧
不燃物最終処分場の
跡地利用計画書の作成に係る予算を計上され、その結果については10月臨時会の
全員協議会で報告を受けました。報告では、整備に要する費用や完成後の維持経費、
利用者見込みなどの概要が執行部より示されました。 私は、この報告を受け、
パークゴルフ場がもたらす効果を前向きに捉え、実現に向け諸条件を整えていくべきと考えます。したがって、本議案に賛成するものでございます。
議員各位のご賛同、よろしくお願い申し上げます。
○議長(匹田郁君)
河野議員。 [1番 河野 巧君登壇]
◆1番(河野巧君)
議席番号1番、新風会の河野 巧です。 私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算のうち、
最終処分場跡地整備事業費の1,378万4,000円の歳出について、反対の立場で討論いたします。 約2か月前の本年10月27日に行われました臨時会の後、
全員協議会にて初めて執行部より、令和2年度臼杵市
最終処分場跡地利用計画概要版として、跡地を
パークゴルフ場として利用したいとの説明を受けました。 ここで示された臼杵市
不燃物最終処分場の跡地計画は、臼杵市が委託した業者が制作した執行部が基本方針として考える
パークゴルフ場計画との比較として、
パークゴルフと公園を一体とした複合施設案と売電収入が見込める太陽光発電案の3案でした。 これまでも議員が説明されたように、市が進める
パークゴルフ場計画では、総工費約2億8,000万円、年間維持費1,500万円、年間収入見込み約260万円といった内容でした。当初から約1,200万円の赤字が続くことが考えられたことから、執行部に質問すると、赤字の施設はほかにもあるとの答弁でした。 臼杵市が壮大な予算をかけて計画する以上、臼杵市内での
パークゴルフの競技人口やそのニーズ、市外から利用者を受け入れるならば、その見込みと利用料金、施設までの交通整備など、今後の利用状況による見込みや対策がなければ、赤字施設を造り、将来にわたり市民の負担になるのではと危惧しています。 いつから
パークゴルフ場の話が持ち上がったのか、執行部に確認すると、地区からの要望書が出ているとの回答でした。では、その要望書を確認すると、臼杵市から
スポーツ公園、
パークゴルフ場にする案も出ていたのでといった具合で、臼杵市からの案と明記されています。 そこで、今回の
パークゴルフ場建設については、地元からの要望だったのか、臼杵市から
パークゴルフ場を持ちかけたのか、また
パークゴルフ場計画を行うのであれば、市民サービスの一環として、市民へのパブリックコメントを行い、コンセンサスを取るべきだと考えます。
スポーツで健康増進を行うことは、長寿社会の中でも進めるべきだと考えます。しかし、平成15年4月時点の同地域の人口は970名、高齢
化率37.01%でした。令和2年4月時点の人口は713名、高齢
化率49.23%となっており、人口にして約3割が減少、高齢
化率が約12ポイント増加しています。
パークゴルフ場を整備することで地域の活性
化に結びつけることが可能なのか、またどうすれば
パークゴルフ場で地域を活性
化することが可能なのか、今の期間だと、それを検討する時間が必要だと考えます。 誘致するにあたり、地元住民を含めた臼杵市民への理解を求めるには、あまりにも時間が短過ぎ、地区住民への
パークゴルフ場建設維持費に対する事業費の説明も不足していると考えます。 今12月定例会中の
全員協議会において、執行部より、普通会計における
中期財政収支5か年の試算の説明を受けました。先ほども
奥田議員の説明があったように、令和4年度から単年度収支では赤字財政となる試算が出ていました。経常収支比率も、令和4年度から99%となり、ますます厳しい状況になる見込みです。このまま推移すれば、人件費の削減や事務事業の見直し、効率
化を図りながら経費の節約をしなければなりません。なおのこと、この時期に赤字となる事業計画を進めることは検討する必要があると思います。 代替案として、先ほど
広田議員も言われたように、
グラウンドゴルフ、
ゲートボール等、そういうのもありますが、全国で自治体が運営する
パークゴルフ場は赤字運営が多く、造るなら、全国に先駆けて臼杵市では入場料-収入です-が維持費、固定費を上回るような計画に変更するか、低予算で自然公園を設置し、固定費を低くすることで財政の負担をなくす計画にするなどの検討が必要不可欠だと考えます。 以上のことから、私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算について、まだまだ検討の余地があるということから反対いたします。
議員皆様方のご賛同をお願いし、私の反対討論といたします。
○議長(匹田郁君) 梅田議員。 [6番 梅田徳男君登壇]
◆6番(梅田徳男君)
議席番号6番、梅田徳男です。 私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)について、賛成の立場で討論を行います。 今回の議案は、令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)では、
最終処分場跡地整備事業に関連する予算として、調査、委託に係る予算が計上されております。 最終処分場の
跡地利用については、昭和58年から臼杵地域の
ごみ処理施設を受け入れていただいている地元と平成15年に
基本契約を締結いたしましたものの、長年、約束してきたことが実現できず、ご迷惑をかけてきた中で、昨年3月、ようやく用途廃止の手続が完了し、
跡地利用の具体
化に向けて動き出したとのことであります。 地元とは契約があり、地元のご意向を無視した対応はできないと考えます。そのような中で、市が地元と
跡地利用について話合いを行いながら検討を進めてまいりました結果、地元は、最終的に契約していた
多目的広場や公園よりも地域のためになり、また臼杵市全体のためにもなる活用方法として
パークゴルフ場の整備を要望してきたとのことであります。 一方、
パークゴルフ場は、市民の健康増進、
スポーツの振興やコミュニティの活性
化等に寄与することが期待できる新たな施設であります。また、大分市や県南地域はいまだ整備されておりませんので、他に先駆けて整備することで優位性が高まりますし、市外の方々にもご利用いただくことで、
久木小野地区はもとより、本市全体の活性
化に寄与することが期待できる施設であると考えます。 このようなことから、
パークゴルフ場の整備は、
迷惑施設の条件整備ではありますが、臼杵市全体の振興につながるものであり、私は地元と一緒になって前向きに取り組むべきであると考え、本議案に賛成するものであります。
議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(匹田郁君) 若林議員。 [10番 若林純一君登壇]
◆10番(若林純一君)
議席番号10番、新風会、若林純一であります。 私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)について、反対の立場で討論いたします。
補正予算案には、
最終処分場跡地整備事業費として1,378万4,000円が計上されております。この事業計画でありますが、
不燃物最終処分場の跡地を
パークゴルフ場に整備しようというものでありまして、その調査と測量を始めますという予算であります。
パークゴルフ場は、総事業費約2億8,000万円が予定されております。維持経費として、毎年1,500万円が見込まれています。一方で、どの程度の人が使うように見込んでいるかといいますと、大分市や豊後大野市、津久見市など周辺の自治体の方々の利用も見込んで、もちろん臼杵市民の利用も見込んで、延べ6,600人が使うと、それで収入が260万円という計画であります。何と、1,240万円も年間赤字を出しながら運営していくという計画であります。 臼杵市民にとって、
パークゴルフというのはあまりなじみがなく、どれだけの人が今やっているかも分からない中で、なぜ
パークゴルフ場をするようにしたのかなと、物すごい事業費と毎年の赤字を出しつつ、なぜやるのかなというふうに思いました。そこで、執行部にお尋ねしますと、地元からの要望であると、
迷惑施設を受け入れていただいていることに対する、過去約束した地元からの要望であるという、そういう説明を受けました。 私は、なぜこんなすごい事業を地元が要望するのかなと、私は反対だなというふうな思いで地元に確認をいたしました。そうしますと、これは臼杵市からの提案ですと、
パークゴルフ場という使い方もあるじゃないですかということで、地元は、先ほど賛成討論をされた方々がおっしゃられたように、臼杵市の全体のためになるならば、地域活性
化に資するならば、今まで約束してきた
多目的広場ではなく、また自然公園ではなく、
パークゴルフでいいよと、要望書を出しますということで要望書が出されています。 そうしますと、地元は、赤字を垂れ流して、こんな莫大な事業でそれでやってくれということではなく、臼杵市が
パークゴルフ場でやりたいならば地元は協力しますよという、そういう事業であります。そう考えますと、この事業をやる意味、やる必要性、赤字を出しながらも運営していく必然性、これは全て執行部がやっぱり計画をする、市民に対してきちんと説明をして、こういう
パークゴルフ場を造れば、これだけの人が来て、臼杵市にこれだけの効果がある、そして
迷惑施設を受け入れてきてくれた地元も納得してくれているという説明があってしかるべきだというふうに思います。 しかしながら、これまで
全員協議会でも、また私が一般質問をする答弁の中でも、地元の要望ですから、事業費が大きくても赤字が出てもやらなきゃいけないんですというような印象しか私は持っておりませんでした。 その後、情報公開請求により、地元からの要望書を頂いたときに、臼杵市からの提案もありました
パークゴルフでお願いします、それで地元は納得しますというような内容を見たときに、ああ、これは、臼杵市は地元対策だから仕方ないという、そういう印象を前面に出して、大きな事業費や赤字については、もう地元が言うけんしょうがないんだというようなやり方を進めているんだなというふうにしか考えられませんでした。 こんな大きな事業、つまり臼杵の長期計画にもなく、また体育振興の、先ほど述べられたように、
グラウンドゴルフもある、
ゲートボールもある、芝生があればやりたい
スポーツがたくさんある中で、これだけの事業、これだけの赤字を出して、これから臼杵市がやるということについて、十分な説明がなされているとは私は思いません。少なくとも、パブリックコメント、こういう計画書を出して、こういう人たちが来てくれる見込みで、臼杵の人たちもこれだけの人が使ってくれる見込みがあって、臼杵市の活性
化に資する見込みがあるんで、ぜひやらせてほしいと、地元も賛成してくれているというプロセスをなくして、このままずるずると
パークゴルフを造ることに私は反対です。 しかも、賛成討論をした方々は、遠くから来てくれる、人が来ることで活性
化するというふうにおっしゃられておりますが、ここは最終処分場の跡地ですので高い木は植えられません。しかも、大きな盛土もできません。そうすると、だだっ広い平たんなところにツツジか何かがちょこちょこ植わっているコースを18ホール造って、どれだけの人が来てくれるでしょうか。 先ほど、賛成討論の方、言われましたけれども、福岡の麻生あるいは扇山、国東、ロケーションのよいところばかりです。しかも、ゴルフの醍醐味は、やっぱり起伏があって、トリッキーで、打ち下ろしもあって、打ち上げもあって、いろんな楽しみがある、そういう名門コース、そういう楽しいコースにみんなは行くと思います。 臼杵市が
パークゴルフ場を進めるんであれば、総事業費、年間の運営費、来客の見込み、そしてどういう
ゴルフ場ができるのか、近隣の
ゴルフ場とどれだけ優位性が図られるのか、そういうことをきちんと検討した上でスタートすべきだというふうに思います。 これは、地元も、そういうことがあって
パークゴルフ場をするならばということで賛成していただいているというふうに私は理解しておりますので、今回のなし崩し的に予算を計上して
パークゴルフに突き進むようなやり方ではなく、きちんと計画策定を行い、市民に対して、全て計画のプロセスを開示した上でパブリックコメントを取って、その後にやるやらないの決断をして進めるべき事業だというふうに思いますので、今回、
補正予算に計上することは反対いたします。 なおかつ、今回、
補正予算に計上しなくても、十分な検討をして着工しても、何ら遅きに失する事業ではありません。これから先、大きなお金をかけて、大きな
維持管理費を将来世代に付け回すわけですから、きちんと計画策定して進める、それが本来の姿だと思いますので、私は今回の
予算計上には反対をいたします。じっくり考えた後、進めるべき事業であるということから、反対をいたします。 何とぞ
議員皆様方の賛同をいただきまして、今回は見合わせて、じっくり検討した後に再スタートを切る、そういう方向でのご決断をお願いし、反対討論といたします。
○議長(匹田郁君) 伊藤議員。 [5番 伊藤 淳君登壇]
◆5番(伊藤淳君)
議席番号5番、伊藤 淳です。 私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)について、賛成の立場で討論を行います。 今回の議案、令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)では、
最終処分場跡地整備事業に関連する予算として、
パークゴルフ場の整備に係る
調査委託費の予算が計上されています。
最終処分場跡地のある
清掃センターについては、環境保全対策をはじめ地域の条件整備について、毎年、市と
中臼杵公害対策委員会、
久木小野地区公害対策協議会のそれぞれが協議を重ねているとのことであります。 旧
不燃物最終処分場跡地について、執行部の報告では、平成16年度に埋立てを終えた後、平成22年度に埋立て終了手続を行い、10年を経過してようやく廃止手続を終えたとのことであります。 平成15年に
久木小野地区と交わした
基本契約書には、跡地は
多目的広場や公園等として整備する旨の約束をしていることから、この間、廃止を見越して、
跡地利用についても継続して地元との協議が行われていたものと推測します。 このような下で、本年3月定例会では、
久木小野地区からは、跡地は
パークゴルフ場にしてほしい旨の要望があったとの報告がありました。執行部では、この要望を踏まえながらも、他の利用方法を検討するため、令和2年度
跡地利用計画策定予算が組まれ、公式に
跡地利用が検討されたものと理解しています。検討結果は、10月臨時会の
全員協議会においても報告が行われましたが、諸条件の制約がある中で、地域並びに臼杵市全体のためにも
パークゴルフ場がふさわしいと判断したとのことでした。こうした経過を踏まえ、本年12月定例会において、測量等の予算が計上されています。 以上のことから、
最終処分場跡地の活用方法については、段階を踏まえ現在に至っており、様々な観点から十分検討がなされ、妥当な判断であると考えます。 なお、地域の意見集約に疑念の声もありましたが、執行部からの説明では、時間をかけて地区と話合いをする中で、何かよい案はないかと地区からの提案もあり、
パークゴルフ場を含む案を市が提示したところ、
久木小野地区の総会において、
全会一致で原案の要望が出されたものとのことでした。この要望については、
中臼杵地区区長会長へ報告されており、また
中臼杵公害対策委員会も了承しているとのことであります。 整備事業費や運営費については、概算が示されたものであり、今後、具体的な計画の中で精査をしていくものでありますが、公園や
多目的広場という施設は、そもそも一定の
維持管理費用が発生するものであります。大事なことは、地区住民及び市民サービスにどれだけ寄与する事業であるかということで、この点については、生涯
スポーツや
生きがいづくり、また地域振興などの様々な観点から、今回の要望に応えることは大いに期待できるものであると考えます。 また、改めて、
パークゴルフ場の計画策定が必要との意見や
多目的広場として共有してはどうかとの意見も出されてはおりましたが、先ほど申し上げました経過と計画策定の状況を踏まえますと、既に概要は示されており、費用や時間をかけて改めて計画策定する必然性はないと考えます。 今後は、これを実現できるように、また、いかにすれば効果を得られるかについて前向きに検討を進めるべきであると考えますので、本議案に賛成するものであります。 以上、
議員各位のご賛同をお願いいたします。
○議長(匹田郁君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第102号議案から第116号議案のうち、ただいま討論のありました第110号議案を除く各議案については、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、第102号議案から第116号議案のうち、第110号議案を除く各議案については、
委員長報告のとおり決しました。--------------
△議決結果 -------------- 議案番号件名結果第102号議案臼杵市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について原案可決第103号議案臼杵市
コミュニティセンター条例の一部改正について原案可決第104号議案臼杵市
体育施設条例の一部改正について原案可決第105号議案財産の
無償貸付について原案可決第106号議案
指定管理者の指定について原案可決第107号議案
工事請負契約の変更について原案可決第108号議案
工事請負契約の変更について原案可決第109号議案市道の認定について原案可決第111号議案令和2年度臼杵市水道事業会計
補正予算(第1号)原案可決第112号議案令和2年度臼杵市下水道事業会計
補正予算(第2号)原案可決第113号議案令和2年度臼杵市国民健康保険
特別会計補正予算(第2号)原案可決第114号議案令和2年度臼杵市介護保険
特別会計補正予算(第2号)原案可決第115号議案令和2年度臼杵市後期高齢者医療
特別会計補正予算(第2号)原案可決第116号議案
損害賠償の額の決定について原案可決
○議長(匹田郁君) 次に、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)については、
委員長報告のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。 [起立せる者多数]
○議長(匹田郁君) 着席願います。 起立多数であります。 よって、第110号議案については、
委員長報告のとおり決しました。--------------
△議決結果 -------------- 議案番号件名結果第110号議案令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)原案可決
○議長(匹田郁君) 10分間休憩いたします。 午前11時08分 休憩 ----------------------------------- 午前11時18分 再開
○議長(匹田郁君) 再開いたします。 -----------------------------------
△
日程追加 第117号議案 上程、説明、質疑
○議長(匹田郁君) お諮りいたします。 ただいまお手元に配付しております第117号議案が提出されました。 この際、これを日程に追加し、議題としたいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、第117号議案を日程に追加し、議題とすることに決しました。 第117号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 中野市長。 [市長 中野五郎君登壇]
◎市長(中野五郎君) ただいま上程されました第117号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算につきましてご説明申し上げます。 本議案につきましては、新型コロナウイルス感染症の第3波の感染拡大を踏まえ、公共施設などにおける新たな感染症対策などに要する経費及び新型コロナウイルス感染症の影響により生活基盤が厳しいひとり親世帯に対する臨時特別給付金の再給付に要する費用を計上しております。 それでは、主な項目を説明いたします。 まず、公共施設・学校施設等における新たな感染症対策では、11月9日に行われた政府の
新型コロナウイルス感染症対策分科会からの提言を踏まえ、寒冷な場面における新型コロナウイルス感染防止などのポイントとして、適切な換気の実施や湿度40%以上を目安とした適度な保湿が感染拡大防止に有効と考えられるということが国から示されました。こうしたことから、公共施設において小まめな換気を行うとともに、湿度40%以上を保つため、加湿器などの機器整備が必要であると判断し、その購入に要する費用を計上しております。 また、さらなる感染症対策として、公共施設・学校施設のトイレの手洗い器の自動水栓
化に取り組みます。非接触型にすることで、手洗い時の感染リスク低減を図ります。あわせて、市内の認定こども園などの保育施設につきましても、同様の自動水栓
化の取組を支援するための補助金を新たに計上しております。 さらに、教育費では、小学校3校のスクールバスの密集状態を軽減するための措置として、バスの増便を図るための費用を計上しております。また、臼杵図書館に図書除菌機を新たに追加導入し、多くの方が接触する蔵書を消毒することにより、利用者の感染リスクの低減を図ります。 次に、民生費では、ひとり親世帯臨時特別給付金の追加を計上しております。これは、新型コロナウイルス感染拡大による経済的な影響が長期
化しており、困窮しているひとり親家庭の生活を支援するため、児童扶養手当を受給している低所得のひとり親世帯などを対象に、臨時特別給付金を年末までに再度支給するものであります。 以上、今回の補正に要する財源といたしましては、国庫支出金である
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及び母子家庭等対策総合支援事業費補助金を計上いたしました。 この結果、
補正予算の総額は6,229万8,000円の追加となり、令和2年度一般会計の
予算総額は283億9,161万6,000円となりました。 本市としましては、引き続き市民生活と市内経済の影響に目を配り、全力を挙げて迅速に対応してまいりたいと考えております。 以上で説明を終わりますが、何とぞ慎重なご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(匹田郁君) 以上で提案者の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 (なし)
○議長(匹田郁君) 休憩します。 午前11時24分 休憩 ----------------------------------- 午前11時25分 再開
○議長(匹田郁君) 再開いたします。 以上で質疑を終結いたします。 -----------------------------------
△
日程追加 委員会付託
○議長(匹田郁君) これより
委員会付託を行います。 ただいま議題となっております第117号議案については、
予算委員会に付託いたします。 ここでしばらく休憩いたします。 午前11時26分 休憩 ----------------------------------- 午後0時07分 再開
○議長(匹田郁君) 再開いたします。 -----------------------------------
△
日程追加 予算委員長報告 質疑、討論、採決
○議長(匹田郁君) 第117号議案を議題といたします。 これより委員長の報告を求めます。
予算委員長。 [
予算委員長 戸匹映二君登壇]
◆
予算委員長(戸匹映二君)
予算委員長の戸匹映二です。 本12月定例会において、本日、
予算委員会に付託をされました議案1件につきまして、その
審査経過と結果につきましてご報告いたします。 第117号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第11号)につきましては、
補正予算総額6,229万8,000円を追加し、補正後
予算総額を283億9,161万6,000円とするものです。 主な歳入については、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金と母子家庭等対策総合支援事業費補助金の計上であります。 主な歳出については、
新型コロナウイルス感染症対策として、公共施設や学校施設・認定こども園等のトイレの手洗い器を自動水栓
化するための経費や補助金です。
総務関係では、
新型コロナウイルス感染症対策として、庁舎内及び各公共施設に加湿器などを設置する経費です。
福祉保健関係では、新型コロナウイルス感染拡大により困窮している家庭の生活を支援するため、児童扶養手当を受給している低所得のひとり親家庭などを対象に、臨時特別給付金を再給付するものであります。
教育委員会事務局では、スクールバス内の密集状態を軽減するため、スクールバスの増便に係る経費などです。 審査の過程で、委員より、スクールバス・タクシー増便事業や公共施設等の感染症拡大防止対策事業について質疑がありましたが、執行部より答弁があり、審査の結果、特に異議なく、
全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で
予算委員会に付託を受けました議案1件の
審査経過と結果の報告を終わります。
○議長(匹田郁君) 以上で委員長の報告を終わります。 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第117号議案については、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、第117号議案については、
委員長報告のとおり決しました。--------------
△議決結果 -------------- 議案番号件名結果第117号議案令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第11号)原案可決
○議長(匹田郁君) お諮りいたします。 今期定例会で議決されました事件につきまして、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、議決されました事件についての条項、字句、数字その他の整理につきましては、議長に委任することに決定しました。 以上で、今期定例会の日程は全て終了しました。 これをもちまして、令和2年
臼杵市議会12月定例会を閉会いたします。 午後0時13分 閉会 ----------------------------------- 令和2年12月22日
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
臼杵市議会議長 匹田 郁 会議録署名議員 河野 巧 〃 川辺 隆...