令和 2年 12月
定例会---------------------------------------令和2年臼杵市議会12
月定例会会議録(第4号)
--------------------------------------- 令和2年12月22日
----------------------------------- 令和2年12月22日(火曜日)午前10時
開議 ----------------------------------- 1.議事日程第4号 第1
委員長報告(付託諸議案) 質疑、討論、
採決 ----------------------------------- 1.本日の会議に付した事件 日程第1
委員長報告(付託諸議案) 質疑、討論、採決 日程追加 第117号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第11号) 上程、説明、質疑 日程追加
委員会付託 日程追加
予算委員長報告 質疑、討論、
採決 ----------------------------------- 出席議員(18名) 1番 河野 巧 2番 川辺 隆 3番 匹田久美子 4番 内藤康弘 5番 伊藤 淳 6番 梅田徳男 7番 広田精治 8番 戸匹映二 9番
奥田富美子 10番 若林純一 11番 長田徳行 12番 久藤朝則 13番 大塚州章 14番 大嶋 薫 15番 武生博明 16番 吉岡 勲 17番 牧 宣雄 18番 匹田 郁
----------------------------------- 欠席議員(なし
) -----------------------------------事務局職員出席者 局長 東 弘樹 次長 後藤秀隆 副主幹 高橋悠樹 主査 清水
香 -----------------------------------説明のための出席者 市長 中野五郎 副市長 田村和弘 教育長 安東雅幸 教育次長兼
教育総務課長 甲斐 尊 政策監(民生担当) 政策監(総務・企画担当)加島和弘 小坂幸雄 兼
部落差別解消推進・
人権啓発課長 政策監(
福祉保健担当) 杉野 等 消防長 平川幸司 兼
保険健康課長 政策監(産業担当) 佐藤一彦
財務経営課長 荻野浩一 兼
産業促進課長 総務課長 柴田 監 環境課長 廣瀬武志 ----------------------------------- 午前10時00分 開議
◎事務局長(東弘樹君) ただいまの出席議員は18名であります。
○議長(匹田郁君) ただいま報告のとおり定足数に達しております。 よって、本日の会議は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程表のとおり議事を進行いたしますので、よろしくお願いいたします。 -----------------------------------
△日程第1
委員長報告(付託諸議案) 質疑、討論、採決
○議長(匹田郁君) 日程第1、第102号議案から第116号議案を一括議題といたします。 これより委員長の報告を求めます。
教育民生委員長。 [
教育民生委員長 久藤朝則君登壇]
◆
教育民生委員長(久藤朝則君) おはようございます。
教育民生委員長の久藤朝則です。 本定例会におきまして
教育民生委員会に付託を受けました議案1件につきまして、去る12月11日に委員会を開催し、執行部より説明を受け、慎重に審査いたしました。その審査の経過と結果についてご報告いたします。 第104号議案 臼杵市
体育施設条例の一部改正についてにつきましては、臼杵市
諏訪山体育館の改修工事の完了に伴い、
施設使用料の増額改定を行うものであります。 委員より、他市の施設や市内のほかの施設との比較を行ったのか、減免の取扱いはどのようになっているのか、料金改定に至った考え方はどのようなものか等の質疑があり、執行部より、他市の同等規模の施設の使用料との比較を行って検討した、現状は他市と比べるとかなり安価なものとなっているため、今後の安定的な施設運営に資するため、今回、設備投資をしたこの機会に使用料を上げさせていただきたいなどの説明があり、また減免規則についても詳細な説明がありました。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で
教育民生委員会に付託を受けました議案1件についての審査経過と結果の報告を終わりますが、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(匹田郁君)
総務委員長。 [
総務委員長 大塚州章君登壇]
◆
総務委員長(大塚州章君) おはようございます。
総務委員長の大塚州章です。 本定例会におきまして
総務委員会に付託を受けました議案6件につきまして、去る12月11日に委員会を開催し、執行部より説明を受け、慎重に審査いたしました。その審査の経過と結果についてご報告いたします。 第102号議案 臼杵市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてですが、市長の任期満了に伴い、現在実施している市長、副市長及び教育長の給与の減額措置を廃止するためのものです。 次に、第103号議案 臼杵市
コミュニティセンター条例の一部改正についてですが、下南地区の総合的な地域活動の拠点として下
南地区コミュニティセンターを設置するとともに、臼杵市
川登地区基幹集落センター条例を廃止し、新たに川登地区の総合的な地域活動の拠点として
川登地区コミュニティセンターを設置するためのものです。 次に、第105号議案 財産の無償貸付についてですが、大分県から譲渡を受けた旧
大分県立野津高等学校の利活用を目的とした事業者へ必要な範囲を無償で貸付けを行うため、
地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものであります。審査員7名とオブザーバー8名による
プロポーザル方式による審査を行い、活性化や主体性または継続性等を考慮した結果、
株式会社NEXTFARMに10年間無償で貸し付けるものです。 次に、第106号議案
指定管理者の指定についてですが、42の
地域密着施設及び臼杵市総合公園についての
指定管理者制度を導入している施設の指定期間が満了することに伴い、
指定管理者を指定するため、議会の議決を必要とするものです。臼杵市総合公園においては、公募の後、11月10日に選考を行い、全員一致で決まったものです。 次に、第107号議案及び第108号議案
工事請負契約の変更についてですが、令和2年度伝送路再
構築臼杵地域第8工区工事と野津地域第2工区工事については、3月定例会にて国の補正予算を承認し、繰越明許とされ、それぞれ1億9,250万円と3億2,670万円で
株式会社九電工大分支店が6月に落札したものを、
工事設計変更に伴い、1億9,734万6,600円と3億3,055万3,300円に
当該工事請負契約の金額変更を行うために議会の議決を得るものであります。 審査の結果、全議案とも特に異議なく、全会一致、可決すべきものとして決しました。 以上で
総務委員会に付託を受けました議案6件についての審査経過と結果の報告を終わりますが、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(匹田郁君)
建設産業委員長。 [
建設産業委員長 長田徳行君登壇]
◆
建設産業委員長(長田徳行君) おはようございます。
建設産業委員長の長田徳行です。 本12月定例会において
建設産業委員会に付託されました議案2件につきまして、去る12月11日に委員会を開催いたしましたので、その審査経過と結果についてご報告いたします。 初めに、第109号議案 市道の認定についてでありますが、臼杵市久保第三
土地区画整理事業の施行に伴い、市浜112号線を新たに市道として認定するため、議会の議決を求めるものであります。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第116号議案 損害賠償の額の決定についてですが、漏水により城南区の市道港町18号線が一部陥没し、陥没箇所から多量の水と噴石が飛散したことにより、隣接に駐車していた車両を大きく損傷したため、損害賠償の額を決定することについて、
地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で
建設産業委員会に付託を受けました議案2件について、審査の経過と結果の報告を終わります。議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(匹田郁君)
予算委員長。 [
予算委員長 戸匹映二君登壇]
◆
予算委員長(戸匹映二君)
予算委員長の戸匹映二です。 本12月定例会において
予算委員会に付託されました議案6件につきまして、去る12月14日に委員会を開催いたしました。その審査経過と結果につきましてご報告をいたします。 第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)につきましては、
補正予算総額4億2,066万2,000円を追加し、補正後予算総額を283億2,931万8,000円とするものです。 主な歳入については、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や
ふるさと納税の増加に伴う寄附金の計上などであります。 歳出については、総務関係では、
ふるさと納税の増加による事業費の増加、旧野津高校の利活用に伴う設計委託料、また
庁舎建設基金積立金などです。 民生関係では、
新型コロナウイルス感染症対策として、
庁舎市民ホールの
待ち時間確認システムの導入や備品の更新、
最終処分場跡地整備事業費などです。
福祉保健関係では、障がいを持つ方への自立や生活支援に関する給付費などです。
インフラ関係では、市内一円の
道路舗装補修事業費の追加などです。 産業関係では、臼杵市
ものづくり産業促進事業の申請の増加見込みによる補助金の増加などです。
教育委員会事務局では、
臼杵学校給食センターの
空調設備更新整備事業などです。 その他、
農業委員会事務局、消防本部、議会事務局から予算計上がありました。 審査の過程で、委員より、
一般廃棄物処理施設整備事業の
パッカー車等の入札について、また
最終処分場跡地整備についての事業決定への経緯などについて質疑があり、執行部より説明がありました。 質疑終了後、討論に移り、
最終処分場跡地整備事業に対し、3名の委員から反対討論、1名の委員から賛成討論がありました。 その後、採決が行われ、反対5名、賛成11名で、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第111号議案から第115号議案までの特別会計5議案については、執行部より順次説明があり、慎重に審査を行い、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で
予算委員会に付託を受けました議案6件の審査経過と結果の報告を終わります。
○議長(匹田郁君) 以上で委員長の報告を終わります。 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 8名の議員から討論の通告がありましたので、この発言を許可します。 奥田議員。 [9番
奥田富美子君登壇]
◆9番(
奥田富美子君) 議席番号9番、
奥田富美子です。 私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算案について、反対の立場で討論をいたします。 具体的には、今回、民生関係で、
最終処分場跡地に
パークゴルフ場を建設するとして、測量委託費、
事前調査委託費として合計1,378万4,000円が計上されています。今回の
パークゴルフ場は、建設費がおよそ2億3,000万円、その他の経費として5,000万円、2億8,000万円以上の建設費を持ち出すということと、毎年の運営費が年間1,500万円に対して、収入が260万円の予定をしており、毎年1,000万円以上の赤字を生み出すというものになっています。 これまで長い間、迷惑施設を引き受けてきた地域に対しての施策にやみくもに反対するものではありませんが、12月定例会の
全員協議会において、
中期財政収支の試算について説明を受けましたが、令和4年度からは赤字になるということで、臼杵市では基金を取り崩してその運営にあたるという説明をされたばかりです。 臼杵市は、高齢化が40%以上となって、これから先の社会保障費もかさむ中で、毎年1,000万円以上の赤字を出していくというこの施設の運営については、税金の無駄遣いではないか、民間ではそんな運営を考えられないというような市民の声が聞こえてまいります。 以上の理由により、今回の
最終処分場跡地の事業費につきましては、反対の立場で討論をさせていただきました。議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(匹田郁君) 川辺議員。 [2番 川辺 隆君登壇]
◆2番(川辺隆君) 議席番号2番の川辺 隆です。 私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)について、賛成の立場で討論を行います。 今回の議案、令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)では、
最終処分場跡地整備事業に関連する予算として、調査委託に係る予算が計上されております。 皆様もご存じのとおり、
久木小野地区には、昭和50年代から旧臼杵市のごみの焼却施設、不燃物の埋立施設、
リサイクル施設の全ての
ごみ処理施設を受け入れていただいております。 この間、様々な問題の発生により、地域の方々の生活環境が脅かされる事態も生じました。しかし、現在では、可燃ごみは大分市等と広域処理が行われ、不燃物の処理は最先端の
屋根つき処分場となり、
清掃センター全体も草刈りを徹底するなど環境整備が図られております。 この過程において、
久木小野地区はもとより、
中臼杵地区の皆様には、長年にわたり協議、交渉を煩わせながら環境改善が図られてきたものの、施設を受け入れていただいていることに我々市民は感謝しなければなりません。 このような経過の下、本年3月、ようやく旧
不燃物最終処分場が正式に
用途廃止手続を終えたと聞いております。 地域の方にお聞きしますと、本施設を受け入れた当初、
久木小野地区では、埋立て後は当時盛んであった
ナイター照明のある
ソフトボール場を整備する覚書を市と交わして了承したとのことであります。その後、平成に入って、社会の変化に合わせ、求めるものも変わり、平成15年に交わした基本契約で多目的広場や公園として整備するよう変更したとのことです。 しかしながら、ようやく整備が実現するよう、現在は17年の歳月がたち、さらに地域を取り巻く実情も変わっているため、少子高齢化の中、
久木小野地区や
中臼杵地区民だけではなく、広く市民をはじめ多くの方々に活用できる施設を整備することが地区内を明るく活性化するとの考えから、市から提案された候補の中の
パークゴルフ場が望ましいとの結論に至ったとのことであります。 このことにつきましては、執行部の説明がありましたとおり、
久木小野地区総会において、全会一致の上、要望書を提出されております。また、この要望については、
中臼杵地区区長会長へ報告し、
中臼杵公害対策委員会も了承しているとの報告を受けております。長年、負担を強いられてきた地元の方には、また長い年月、約束を先延ばしにしてきたことからも、地元の要望であるならば、市を挙げて誠実にこれに応えるべきものと思います。 私は、今でも
清掃センターを受け入れておられる地域に感謝するとともに、地域が我田引水でなく、市全体の効果も考えた上での要望であることにも感謝し、要望を尊重すべきものと考えますので、本議案に強く賛成するものであります。 以上、議員皆様方のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(匹田郁君) 広田議員。 [7番 広田精治君登壇]
◆7番(広田精治君) 議席番号7番、日本共産党の広田精治です。 私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算に反対する立場で、以下、理由を述べて反対いたします。 理由の第1は、
最終処分場跡地利用について、
太陽光発電事業か
パークゴルフ場建設かの選択にあたって、後者の
パークゴルフ場建設計画を選択したことです。 世界は、二酸化炭素の増大による地球温暖化、それが引き起こす気候変動、異常気象を食い止める脱
炭素化社会への実現、ここへ大きく向かっています。また、
福島原発事故の体験を通して、原発ゼロを目指す社会の実現へかじを切っています。市民の意識も、そういう方向に大きく変わっていると私は思います。今、自治体に求められているのは、自然と緑に優しい、災害のリスクを伴うことのない
再生可能エネルギーの普及の取組だと思います。 本
定例会一般質問への答弁で、本市は、国の脱
炭素化社会に向けた取組を受けて、平成30年、臼杵市
環境基本計画を策定、
再生可能エネルギーの有効活用について、本市の施策として重要な位置を占めていると強調されました。また、そのことに市民の中に高い関心と期待が寄せられているとも述べられました。 私は、
最終処分場跡地は、既に大規模開発が終わった土地の再利用であり、この場所にこそ自然に優しい
再生可能エネルギーの普及に最も適した場所だと思います。自然と緑を奪い、
水害災害リスクを生み出すものとして地元住民を不安に陥れている野津地域での
メガソーラー計画への市の対応を思うとき、特別その思いを強くいたしました。 計画の決定の背景には、今、川辺議員が申し上げたように、
最終処分場建設当時の17年前の地元との基本契約書が存在していることが挙げられています。それを守ることは、もちろん大切なことです。 しかし、本市の脱
炭素化社会実現への強い意思と
再生可能エネルギーの普及の取組、そのことに市民の高い関心と期待が寄せられている、このことを正面から説明し、話し合えば、地元との契約書の履行については、別の、もう一つの跡地利用、市が示した
太陽光発電事業計画案も可能だったのではないかというふうに思います。 反対の第2の理由は、奥田議員が述べたように、今後30年の長期にわたる大規模な歳出となることです。 計画によれば、年間の使用料収入は僅か260万円にすぎず、一方、年間の維持管理費は1,500万円です。
建設工事費、初期投資額2億2,650万円を各年に費用配分すると、その額は755万円になります。占めて、毎年の支出総額は2,225万円と計算されます。毎年毎年1,960万円、2,000万円近い損失が計上され続けるものです。市民から、地区からの予算の要望も数多くあるのではないでしょうか。年間2,000万円といえば、多くの地区の皆さんのそれぞれの願いに対応できる金額だというふうに思います。 第3の理由は、今、地域の老人クラブ、
地域振興協議会が核になって行われている
グラウンドゴルフの愛好家、こうした人たち、市民不在の計画になっていないかという疑念があります。 今、小学校、中学校の跡地のグラウンド、地域の空き地を利用した
グラウンドゴルフや従来からの
ゲートボールは、高齢者を中心に広く親しまれ、健康管理に有効で、日々のお年寄りの生きがいともなっています。市の一定の財政支援も喜ばれています。 高齢化の中で、
グラウンドゴルフや
ゲートボール参加者が年々減少している。本来、
高齢化社会が進んでいるわけで、高齢者が行う
ゲートボールなどの人口は増えると思われますけれども、実際は人数がそろわずに、できないときもしばしばだという、こういう声が
高齢者クラブのリーダーの皆さんからも私の下に寄せられてもいます。 今回の計画は、高齢者や愛好家の多くが歓迎しているわけでは決してありません。そんな大規模な公園施設が必要なのか、遠出をして
グラウンドゴルフできる、そういうお年寄りばかりではない、今の学校跡地あるいは荒れ地を利用している会場の整備にもっと力を入れてほしい、高齢者からこういう声が聞かれました。中には、1ホール分の数千円ですけれども、
ホールポストとか、あるいはポールとかフラッグとかの一式を新しいものに買い換える、そういう支援もいただきたいという、そんな声もありました。 私は、こうした
グラウンドゴルフ愛好家、市民の意見の集約、これをもっともっと時間をかけても酌み取って、そういう市民も歓迎できるものとして考えていくことも大事ではないか、そういうふうに思います。 以上、3点の理由から、私はこの予算案に反対を表明します。ぜひ、議員皆さんのご理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(匹田郁君) 内藤議員。 [4番 内藤康弘君登壇]
◆4番(内藤康弘君) 議席番号4番の内藤康弘でございます。 私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)について、賛成の立場で討論を行います。 本議案は、
最終処分場跡地整備事業に関する予算として、
パークゴルフ場の整備に係る調査委託費の予算が計上されています。
パークゴルフは、北海道を発祥に、今や愛好者は全国で130万人を超え、その数は年々増加していると聞いております。九州では、熊本県の阿蘇地方や宮崎県が盛んで、県内では別府や国東半島を中心に、多くの方々が楽しんでおります。 本市では、まだなじみの薄いスポーツでありますが、
ゴルフ愛好者にお聞きしますと、
グラウンドゴルフのような手軽さでゴルフと同じ感覚で楽しめ、一度体験すると、またやってみたいと思う魅力があるということでございます。
パークゴルフは、芝のコースやグリーンなどゴルフ場と同じ施設形態を持ち、ルールもゴルフに近く、また短時間でプレーでき、服装や道具も手軽なため、初めての方や年齢、性別を問わずに楽しめるスポーツであります。このようなことから、スポーツとして、また高齢者の
生きがいづくり、市民の健康づくりとして、さらには世代間の交流や
コミュニティづくり等、多様な効果が期待されます。 全国的に愛好者が増える中、本市においても愛好者が増えつつあり、団体設立の動きもあると聞いております。 こうしたことから、本市に
パークゴルフ場が整備されれば、市民の利用はもとより、各種大会などで県内外の愛好者に利用していただくことにより交流人口の増加が見込めるとともに、地元地区並びに市内の活性化も期待できます。 令和2年度の当初予算において、旧
不燃物最終処分場の
跡地利用計画書の作成に係る予算を計上され、その結果については10月臨時会の
全員協議会で報告を受けました。報告では、整備に要する費用や完成後の維持経費、
利用者見込みなどの概要が執行部より示されました。 私は、この報告を受け、
パークゴルフ場がもたらす効果を前向きに捉え、実現に向け諸条件を整えていくべきと考えます。したがって、本議案に賛成するものでございます。議員各位のご賛同、よろしくお願い申し上げます。
○議長(匹田郁君) 河野議員。 [1番 河野 巧君登壇]
◆1番(河野巧君) 議席番号1番、新風会の河野 巧です。 私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算のうち、
最終処分場跡地整備事業費の1,378万4,000円の歳出について、反対の立場で討論いたします。 約2か月前の本年10月27日に行われました臨時会の後、
全員協議会にて初めて執行部より、令和2年度臼杵市
最終処分場跡地利用計画概要版として、跡地を
パークゴルフ場として利用したいとの説明を受けました。 ここで示された臼杵市
不燃物最終処分場の跡地計画は、臼杵市が委託した業者が制作した執行部が基本方針として考える
パークゴルフ場計画との比較として、
パークゴルフと公園を一体とした複合施設案と売電収入が見込める太陽光発電案の3案でした。 これまでも議員が説明されたように、市が進める
パークゴルフ場計画では、総工費約2億8,000万円、年間維持費1,500万円、年間収入見込み約260万円といった内容でした。当初から約1,200万円の赤字が続くことが考えられたことから、執行部に質問すると、赤字の施設はほかにもあるとの答弁でした。 臼杵市が壮大な予算をかけて計画する以上、臼杵市内での
パークゴルフの競技人口やそのニーズ、市外から利用者を受け入れるならば、その見込みと利用料金、施設までの交通整備など、今後の利用状況による見込みや対策がなければ、赤字施設を造り、将来にわたり市民の負担になるのではと危惧しています。 いつから
パークゴルフ場の話が持ち上がったのか、執行部に確認すると、地区からの要望書が出ているとの回答でした。では、その要望書を確認すると、臼杵市からスポーツ公園、
パークゴルフ場にする案も出ていたのでといった具合で、臼杵市からの案と明記されています。 そこで、今回の
パークゴルフ場建設については、地元からの要望だったのか、臼杵市から
パークゴルフ場を持ちかけたのか、また
パークゴルフ場計画を行うのであれば、市民サービスの一環として、市民へのパブリックコメントを行い、コンセンサスを取るべきだと考えます。 スポーツで健康増進を行うことは、長寿社会の中でも進めるべきだと考えます。しかし、平成15年4月時点の同地域の人口は970名、高齢化率37.01%でした。令和2年4月時点の人口は713名、高齢化率49.23%となっており、人口にして約3割が減少、高齢化率が約12ポイント増加しています。
パークゴルフ場を整備することで地域の活性化に結びつけることが可能なのか、またどうすれば
パークゴルフ場で地域を活性化することが可能なのか、今の期間だと、それを検討する時間が必要だと考えます。 誘致するにあたり、地元住民を含めた臼杵市民への理解を求めるには、あまりにも時間が短過ぎ、地区住民への
パークゴルフ場建設維持費に対する事業費の説明も不足していると考えます。 今12月定例会中の
全員協議会において、執行部より、普通会計における
中期財政収支5か年の試算の説明を受けました。先ほども奥田議員の説明があったように、令和4年度から単年度収支では赤字財政となる試算が出ていました。経常収支比率も、令和4年度から99%となり、ますます厳しい状況になる見込みです。このまま推移すれば、人件費の削減や事務事業の見直し、効率化を図りながら経費の節約をしなければなりません。なおのこと、この時期に赤字となる事業計画を進めることは検討する必要があると思います。 代替案として、先ほど広田議員も言われたように、
グラウンドゴルフ、
ゲートボール等、そういうのもありますが、全国で自治体が運営する
パークゴルフ場は赤字運営が多く、造るなら、全国に先駆けて臼杵市では入場料-収入です-が維持費、固定費を上回るような計画に変更するか、低予算で自然公園を設置し、固定費を低くすることで財政の負担をなくす計画にするなどの検討が必要不可欠だと考えます。 以上のことから、私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算について、まだまだ検討の余地があるということから反対いたします。議員皆様方のご賛同をお願いし、私の反対討論といたします。
○議長(匹田郁君) 梅田議員。 [6番 梅田徳男君登壇]
◆6番(梅田徳男君) 議席番号6番、梅田徳男です。 私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)について、賛成の立場で討論を行います。 今回の議案は、令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)では、
最終処分場跡地整備事業に関連する予算として、調査、委託に係る予算が計上されております。 最終処分場の跡地利用については、昭和58年から臼杵地域の
ごみ処理施設を受け入れていただいている地元と平成15年に基本契約を締結いたしましたものの、長年、約束してきたことが実現できず、ご迷惑をかけてきた中で、昨年3月、ようやく用途廃止の手続が完了し、跡地利用の具体化に向けて動き出したとのことであります。 地元とは契約があり、地元のご意向を無視した対応はできないと考えます。そのような中で、市が地元と跡地利用について話合いを行いながら検討を進めてまいりました結果、地元は、最終的に契約していた多目的広場や公園よりも地域のためになり、また臼杵市全体のためにもなる活用方法として
パークゴルフ場の整備を要望してきたとのことであります。 一方、
パークゴルフ場は、市民の健康増進、スポーツの振興やコミュニティの活性化等に寄与することが期待できる新たな施設であります。また、大分市や県南地域はいまだ整備されておりませんので、他に先駆けて整備することで優位性が高まりますし、市外の方々にもご利用いただくことで、
久木小野地区はもとより、本市全体の活性化に寄与することが期待できる施設であると考えます。 このようなことから、
パークゴルフ場の整備は、迷惑施設の条件整備ではありますが、臼杵市全体の振興につながるものであり、私は地元と一緒になって前向きに取り組むべきであると考え、本議案に賛成するものであります。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(匹田郁君) 若林議員。 [10番 若林純一君登壇]
◆10番(若林純一君) 議席番号10番、新風会、若林純一であります。 私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)について、反対の立場で討論いたします。 補正予算案には、
最終処分場跡地整備事業費として1,378万4,000円が計上されております。この事業計画でありますが、
不燃物最終処分場の跡地を
パークゴルフ場に整備しようというものでありまして、その調査と測量を始めますという予算であります。
パークゴルフ場は、総事業費約2億8,000万円が予定されております。維持経費として、毎年1,500万円が見込まれています。一方で、どの程度の人が使うように見込んでいるかといいますと、大分市や豊後大野市、津久見市など周辺の自治体の方々の利用も見込んで、もちろん臼杵市民の利用も見込んで、延べ6,600人が使うと、それで収入が260万円という計画であります。何と、1,240万円も年間赤字を出しながら運営していくという計画であります。 臼杵市民にとって、
パークゴルフというのはあまりなじみがなく、どれだけの人が今やっているかも分からない中で、なぜ
パークゴルフ場をするようにしたのかなと、物すごい事業費と毎年の赤字を出しつつ、なぜやるのかなというふうに思いました。そこで、執行部にお尋ねしますと、地元からの要望であると、迷惑施設を受け入れていただいていることに対する、過去約束した地元からの要望であるという、そういう説明を受けました。 私は、なぜこんなすごい事業を地元が要望するのかなと、私は反対だなというふうな思いで地元に確認をいたしました。そうしますと、これは臼杵市からの提案ですと、
パークゴルフ場という使い方もあるじゃないですかということで、地元は、先ほど賛成討論をされた方々がおっしゃられたように、臼杵市の全体のためになるならば、地域活性化に資するならば、今まで約束してきた多目的広場ではなく、また自然公園ではなく、
パークゴルフでいいよと、要望書を出しますということで要望書が出されています。 そうしますと、地元は、赤字を垂れ流して、こんな莫大な事業でそれでやってくれということではなく、臼杵市が
パークゴルフ場でやりたいならば地元は協力しますよという、そういう事業であります。そう考えますと、この事業をやる意味、やる必要性、赤字を出しながらも運営していく必然性、これは全て執行部がやっぱり計画をする、市民に対してきちんと説明をして、こういう
パークゴルフ場を造れば、これだけの人が来て、臼杵市にこれだけの効果がある、そして迷惑施設を受け入れてきてくれた地元も納得してくれているという説明があってしかるべきだというふうに思います。 しかしながら、これまで
全員協議会でも、また私が一般質問をする答弁の中でも、地元の要望ですから、事業費が大きくても赤字が出てもやらなきゃいけないんですというような印象しか私は持っておりませんでした。 その後、情報公開請求により、地元からの要望書を頂いたときに、臼杵市からの提案もありました
パークゴルフでお願いします、それで地元は納得しますというような内容を見たときに、ああ、これは、臼杵市は地元対策だから仕方ないという、そういう印象を前面に出して、大きな事業費や赤字については、もう地元が言うけんしょうがないんだというようなやり方を進めているんだなというふうにしか考えられませんでした。 こんな大きな事業、つまり臼杵の長期計画にもなく、また体育振興の、先ほど述べられたように、
グラウンドゴルフもある、
ゲートボールもある、芝生があればやりたいスポーツがたくさんある中で、これだけの事業、これだけの赤字を出して、これから臼杵市がやるということについて、十分な説明がなされているとは私は思いません。少なくとも、パブリックコメント、こういう計画書を出して、こういう人たちが来てくれる見込みで、臼杵の人たちもこれだけの人が使ってくれる見込みがあって、臼杵市の活性化に資する見込みがあるんで、ぜひやらせてほしいと、地元も賛成してくれているというプロセスをなくして、このままずるずると
パークゴルフを造ることに私は反対です。 しかも、賛成討論をした方々は、遠くから来てくれる、人が来ることで活性化するというふうにおっしゃられておりますが、ここは最終処分場の跡地ですので高い木は植えられません。しかも、大きな盛土もできません。そうすると、だだっ広い平たんなところにツツジか何かがちょこちょこ植わっているコースを18ホール造って、どれだけの人が来てくれるでしょうか。 先ほど、賛成討論の方、言われましたけれども、福岡の麻生あるいは扇山、国東、ロケーションのよいところばかりです。しかも、ゴルフの醍醐味は、やっぱり起伏があって、トリッキーで、打ち下ろしもあって、打ち上げもあって、いろんな楽しみがある、そういう名門コース、そういう楽しいコースにみんなは行くと思います。 臼杵市が
パークゴルフ場を進めるんであれば、総事業費、年間の運営費、来客の見込み、そしてどういうゴルフ場ができるのか、近隣のゴルフ場とどれだけ優位性が図られるのか、そういうことをきちんと検討した上でスタートすべきだというふうに思います。 これは、地元も、そういうことがあって
パークゴルフ場をするならばということで賛成していただいているというふうに私は理解しておりますので、今回のなし崩し的に予算を計上して
パークゴルフに突き進むようなやり方ではなく、きちんと計画策定を行い、市民に対して、全て計画のプロセスを開示した上でパブリックコメントを取って、その後にやるやらないの決断をして進めるべき事業だというふうに思いますので、今回、補正予算に計上することは反対いたします。 なおかつ、今回、補正予算に計上しなくても、十分な検討をして着工しても、何ら遅きに失する事業ではありません。これから先、大きなお金をかけて、大きな維持管理費を将来世代に付け回すわけですから、きちんと計画策定して進める、それが本来の姿だと思いますので、私は今回の予算計上には反対をいたします。じっくり考えた後、進めるべき事業であるということから、反対をいたします。 何とぞ議員皆様方の賛同をいただきまして、今回は見合わせて、じっくり検討した後に再スタートを切る、そういう方向でのご決断をお願いし、反対討論といたします。
○議長(匹田郁君) 伊藤議員。 [5番 伊藤 淳君登壇]
◆5番(伊藤淳君) 議席番号5番、伊藤 淳です。 私は、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)について、賛成の立場で討論を行います。 今回の議案、令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)では、
最終処分場跡地整備事業に関連する予算として、
パークゴルフ場の整備に係る調査委託費の予算が計上されています。
最終処分場跡地のある
清掃センターについては、環境保全対策をはじめ地域の条件整備について、毎年、市と
中臼杵公害対策委員会、
久木小野地区公害対策協議会のそれぞれが協議を重ねているとのことであります。 旧
不燃物最終処分場跡地について、執行部の報告では、平成16年度に埋立てを終えた後、平成22年度に埋立て終了手続を行い、10年を経過してようやく廃止手続を終えたとのことであります。 平成15年に
久木小野地区と交わした基本契約書には、跡地は多目的広場や公園等として整備する旨の約束をしていることから、この間、廃止を見越して、跡地利用についても継続して地元との協議が行われていたものと推測します。 このような下で、本年3月定例会では、
久木小野地区からは、跡地は
パークゴルフ場にしてほしい旨の要望があったとの報告がありました。執行部では、この要望を踏まえながらも、他の利用方法を検討するため、令和2年度跡地利用計画策定予算が組まれ、公式に跡地利用が検討されたものと理解しています。検討結果は、10月臨時会の
全員協議会においても報告が行われましたが、諸条件の制約がある中で、地域並びに臼杵市全体のためにも
パークゴルフ場がふさわしいと判断したとのことでした。こうした経過を踏まえ、本年12月定例会において、測量等の予算が計上されています。 以上のことから、
最終処分場跡地の活用方法については、段階を踏まえ現在に至っており、様々な観点から十分検討がなされ、妥当な判断であると考えます。 なお、地域の意見集約に疑念の声もありましたが、執行部からの説明では、時間をかけて地区と話合いをする中で、何かよい案はないかと地区からの提案もあり、
パークゴルフ場を含む案を市が提示したところ、
久木小野地区の総会において、全会一致で原案の要望が出されたものとのことでした。この要望については、
中臼杵地区区長会長へ報告されており、また
中臼杵公害対策委員会も了承しているとのことであります。 整備事業費や運営費については、概算が示されたものであり、今後、具体的な計画の中で精査をしていくものでありますが、公園や多目的広場という施設は、そもそも一定の維持管理費用が発生するものであります。大事なことは、地区住民及び市民サービスにどれだけ寄与する事業であるかということで、この点については、生涯スポーツや
生きがいづくり、また地域振興などの様々な観点から、今回の要望に応えることは大いに期待できるものであると考えます。 また、改めて、
パークゴルフ場の計画策定が必要との意見や多目的広場として共有してはどうかとの意見も出されてはおりましたが、先ほど申し上げました経過と計画策定の状況を踏まえますと、既に概要は示されており、費用や時間をかけて改めて計画策定する必然性はないと考えます。 今後は、これを実現できるように、また、いかにすれば効果を得られるかについて前向きに検討を進めるべきであると考えますので、本議案に賛成するものであります。 以上、議員各位のご賛同をお願いいたします。
○議長(匹田郁君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第102号議案から第116号議案のうち、ただいま討論のありました第110号議案を除く各議案については、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、第102号議案から第116号議案のうち、第110号議案を除く各議案については、
委員長報告のとおり決しました。--------------
△議決結果 -------------- 議案番号件名結果第102号議案臼杵市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について原案可決第103号議案臼杵市
コミュニティセンター条例の一部改正について原案可決第104号議案臼杵市
体育施設条例の一部改正について原案可決第105号議案財産の無償貸付について原案可決第106号議案
指定管理者の指定について原案可決第107号議案
工事請負契約の変更について原案可決第108号議案
工事請負契約の変更について原案可決第109号議案市道の認定について原案可決第111号議案令和2年度臼杵市水道事業会計補正予算(第1号)原案可決第112号議案令和2年度臼杵市下水道事業会計補正予算(第2号)原案可決第113号議案令和2年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)原案可決第114号議案令和2年度臼杵市介護保険特別会計補正予算(第2号)原案可決第115号議案令和2年度臼杵市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)原案可決第116号議案損害賠償の額の決定について原案可決
○議長(匹田郁君) 次に、第110号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)については、
委員長報告のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。 [起立せる者多数]
○議長(匹田郁君) 着席願います。 起立多数であります。 よって、第110号議案については、
委員長報告のとおり決しました。--------------
△議決結果 -------------- 議案番号件名結果第110号議案令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第10号)原案可決
○議長(匹田郁君) 10分間休憩いたします。 午前11時08分 休憩 ----------------------------------- 午前11時18分 再開
○議長(匹田郁君) 再開いたします。 -----------------------------------
△日程追加 第117号議案 上程、説明、質疑
○議長(匹田郁君) お諮りいたします。 ただいまお手元に配付しております第117号議案が提出されました。 この際、これを日程に追加し、議題としたいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、第117号議案を日程に追加し、議題とすることに決しました。 第117号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 中野市長。 [市長 中野五郎君登壇]
◎市長(中野五郎君) ただいま上程されました第117号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算につきましてご説明申し上げます。 本議案につきましては、新型コロナウイルス感染症の第3波の感染拡大を踏まえ、公共施設などにおける新たな感染症対策などに要する経費及び新型コロナウイルス感染症の影響により生活基盤が厳しいひとり親世帯に対する臨時特別給付金の再給付に要する費用を計上しております。 それでは、主な項目を説明いたします。 まず、公共施設・学校施設等における新たな感染症対策では、11月9日に行われた政府の
新型コロナウイルス感染症対策分科会からの提言を踏まえ、寒冷な場面における新型コロナウイルス感染防止などのポイントとして、適切な換気の実施や湿度40%以上を目安とした適度な保湿が感染拡大防止に有効と考えられるということが国から示されました。こうしたことから、公共施設において小まめな換気を行うとともに、湿度40%以上を保つため、加湿器などの機器整備が必要であると判断し、その購入に要する費用を計上しております。 また、さらなる感染症対策として、公共施設・学校施設のトイレの手洗い器の自動水栓化に取り組みます。非接触型にすることで、手洗い時の感染リスク低減を図ります。あわせて、市内の認定こども園などの保育施設につきましても、同様の自動水栓化の取組を支援するための補助金を新たに計上しております。 さらに、教育費では、小学校3校のスクールバスの密集状態を軽減するための措置として、バスの増便を図るための費用を計上しております。また、臼杵図書館に図書除菌機を新たに追加導入し、多くの方が接触する蔵書を消毒することにより、利用者の感染リスクの低減を図ります。 次に、民生費では、ひとり親世帯臨時特別給付金の追加を計上しております。これは、新型コロナウイルス感染拡大による経済的な影響が長期化しており、困窮しているひとり親家庭の生活を支援するため、児童扶養手当を受給している低所得のひとり親世帯などを対象に、臨時特別給付金を年末までに再度支給するものであります。 以上、今回の補正に要する財源といたしましては、国庫支出金である
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及び母子家庭等対策総合支援事業費補助金を計上いたしました。 この結果、補正予算の総額は6,229万8,000円の追加となり、令和2年度一般会計の予算総額は283億9,161万6,000円となりました。 本市としましては、引き続き市民生活と市内経済の影響に目を配り、全力を挙げて迅速に対応してまいりたいと考えております。 以上で説明を終わりますが、何とぞ慎重なご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(匹田郁君) 以上で提案者の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 (なし)
○議長(匹田郁君) 休憩します。 午前11時24分 休憩 ----------------------------------- 午前11時25分 再開
○議長(匹田郁君) 再開いたします。 以上で質疑を終結いたします。 -----------------------------------
△日程追加
委員会付託
○議長(匹田郁君) これより
委員会付託を行います。 ただいま議題となっております第117号議案については、
予算委員会に付託いたします。 ここでしばらく休憩いたします。 午前11時26分 休憩 ----------------------------------- 午後0時07分 再開
○議長(匹田郁君) 再開いたします。 -----------------------------------
△日程追加
予算委員長報告 質疑、討論、採決
○議長(匹田郁君) 第117号議案を議題といたします。 これより委員長の報告を求めます。
予算委員長。 [
予算委員長 戸匹映二君登壇]
◆
予算委員長(戸匹映二君)
予算委員長の戸匹映二です。 本12月定例会において、本日、
予算委員会に付託をされました議案1件につきまして、その審査経過と結果につきましてご報告いたします。 第117号議案 令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第11号)につきましては、
補正予算総額6,229万8,000円を追加し、補正後予算総額を283億9,161万6,000円とするものです。 主な歳入については、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金と母子家庭等対策総合支援事業費補助金の計上であります。 主な歳出については、
新型コロナウイルス感染症対策として、公共施設や学校施設・認定こども園等のトイレの手洗い器を自動水栓化するための経費や補助金です。 総務関係では、
新型コロナウイルス感染症対策として、庁舎内及び各公共施設に加湿器などを設置する経費です。
福祉保健関係では、新型コロナウイルス感染拡大により困窮している家庭の生活を支援するため、児童扶養手当を受給している低所得のひとり親家庭などを対象に、臨時特別給付金を再給付するものであります。
教育委員会事務局では、スクールバス内の密集状態を軽減するため、スクールバスの増便に係る経費などです。 審査の過程で、委員より、スクールバス・タクシー増便事業や公共施設等の感染症拡大防止対策事業について質疑がありましたが、執行部より答弁があり、審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で
予算委員会に付託を受けました議案1件の審査経過と結果の報告を終わります。
○議長(匹田郁君) 以上で委員長の報告を終わります。 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第117号議案については、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、第117号議案については、
委員長報告のとおり決しました。--------------
△議決結果 -------------- 議案番号件名結果第117号議案令和2年度臼杵市
一般会計補正予算(第11号)原案可決
○議長(匹田郁君) お諮りいたします。 今期定例会で議決されました事件につきまして、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、議決されました事件についての条項、字句、数字その他の整理につきましては、議長に委任することに決定しました。 以上で、今期定例会の日程は全て終了しました。 これをもちまして、令和2年臼杵市議会12月定例会を閉会いたします。 午後0時13分 閉会 ----------------------------------- 令和2年12月22日
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 臼杵市議会議長 匹田 郁 会議録署名議員 河野 巧 〃 川辺 隆...