臼杵市議会 > 2018-09-26 >
09月26日-04号

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  1. 臼杵市議会 2018-09-26
    09月26日-04号


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    平成30年  9月 定例会---------------------------------------平成30年臼杵市議会9月定例会会議録(第4号)---------------------------------------  平成30年9月26日   -----------------------------------       平成30年9月26日(水曜日)午前10時開議   ----------------------------------- 1.議事日程第4号  第1 委員長報告(付託諸議案) 質疑、討論、採決  第2 意見書案第4号 上程、説明、質疑、討論、採決  第3 意見書案第5号 上程、説明、質疑、討論、採決  第4 意見書案第6号 上程、説明、質疑、討論、採決  第5 第78号議案から第88号議案 一括上程、説明、質疑  第6 委員会付託  第7 決算委員長報告 質疑、討論、採決  第8 議員派遣の件について  第9 閉会中、各委員会からの継続審査(調査)について   ----------------------------------- 1.本日の会議に付した事件  日程第1 委員長報告(付託諸議案) 質疑、討論、採決  日程第2 意見書案第4号 学校施設や通学路におけるブロック塀等安全性確保を求める意見書       上程、説明、質疑、討論、採決  日程第3 意見書案第5号 児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書       上程、説明、質疑、討論、採決  日程第4 意見書案第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書       上程、説明、質疑、討論、採決  日程第5 第78号議案 平成29年度臼杵市一般会計歳入歳出決算の認定について       第79号議案 平成29年度臼杵石仏特別会計歳入歳出決算の認定について       第80号議案 平成29年度臼杵市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について       第81号議案 平成29年度臼杵市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について       第82号議案 平成29年度臼杵市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について       第83号議案 平成29年度臼杵市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について       第84号議案 平成29年度臼杵市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について       第85号議案 平成29年度臼杵市浄化槽整備推進事業特別会計歳入歳出決算の認定について       第86号議案 平成29年度臼杵市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について       第87号議案 平成29年度臼杵市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について       第88号議案 平成29年度臼杵市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について       一括上程、説明、質疑  日程第6 委員会付託  日程第7 決算委員長報告 質疑、討論、採決  日程第8 議員派遣の件について  日程第9 閉会中、各委員会からの継続審査(調査)について   -----------------------------------   出席議員(18名)       1番  河野 巧          2番  川辺 隆       3番  匹田久美子         4番  内藤康弘       5番  伊藤 淳          6番  梅田徳男       7番  広田精治          8番  戸匹映二       9番  奥田富美子        10番  若林純一      11番  長田徳行         12番  久藤朝則      13番  大塚州章         14番  匹田 郁      15番  武生博明         16番  吉岡 勲      17番  牧 宣雄         18番  大嶋 薫   -----------------------------------   欠席議員(なし)   -----------------------------------事務局職員出席者   局長          東 弘樹   次長          山木哲男   副主幹         後藤さおり  主査          高橋悠樹   -----------------------------------説明のための出席者   市長          中野五郎   副市長         田村和弘                      市長特命理事   教育長         齋藤克己               廣田誠一                      (まち・ひと・しごと創生等担当)   市長特命理事               首藤庄司   消防長         藤丸幸彦   (公共施設整備推進等担当)   総務課長        加島和弘   秘書・総合政策課長   平山博造   教育総務課長      甲斐 尊   市民生活推進課長    後藤誠也                      総務課参事   消防本部総務課長    平川幸司               佐藤忠久                      兼防災危機管理室長   上下水道工務課長           おもてなし観光課長   兼臼杵終末処理場長   小長範幸               姫野敬一   併水道事業所長            兼国民文化祭観光戦略室長                      兼観光交流プラザ館長   農林振興課参事               藤澤清巳   契約検査課参事     小坂郡師   兼農林基盤整備室長   社会教育課長      大戸敏雄   -----------------------------------          午前10時00分 開議 ◎事務局長(東弘樹君) ただいまの出席議員は18名であります。 ○議長(大嶋薫君) ただいま報告のとおり定足数に達しております。 よって、本日の会議は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程表のとおり議事を進行いたします。よろしくお願いいたします。   ----------------------------------- △日程第1 委員長報告(付託諸議案) 質疑、討論、採決 ○議長(大嶋薫君) 日程第1、第62号議案から第76号議案を一括議題といたします。 これより委員長の報告を求めます。 建設産業委員長。     [建設産業委員長 戸匹映二君登壇] ◆建設産業委員長(戸匹映二君) おはようございます。建設産業委員長の戸匹映二です。 本9月定例会において建設産業委員会に付託をされました議案2件につきまして、去る9月13日に委員会を開催いたしましたので、その審査経過と結果についてご報告申し上げます。 初めに、第66号議案 臼杵市下北地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてですが、建築基準法の一部改正により、建築基準法別表第2に田園住居地域に係る用途規制が新たに追加されたことなどから、規定を整備する必要があるため、条例の一部を改正するものです。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第70号議案 市道の廃止及び認定についてですが、まず市道境線については、耕地整理により線形が変わったことにより、市道の起点及び終点を変更するものです。また、市道小郡線については、野津東部工場用地への進入路整備に伴う市道の延長のため、市道の起点及び終点を変更するものです。2路線とも既存の市道を廃止し、新たに認定することについて、議会の議決を求めるものです。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で建設産業委員会に付託を受けました議案2件についての審査経過と結果の報告を終わりますが、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(大嶋薫君) 教育民生委員長。     [教育民生委員長 奥田富美子君登壇] ◆教育民生委員長奥田富美子君) 教育民生委員長奥田富美子です。 本定例会におきまして、教育民生委員会に付託を受けました議案4件につきまして、去る9月13日に委員会を開催し、執行部より説明を受け、慎重に審査いたしました。その審査の経過と結果について報告をいたします。 第63号議案 臼杵市税特別措置条例の一部改正についてですが、地域再生法の一部改正等に伴い、本店や本社など、地域における就業機会の創出や経済基盤の強化に資する施設に係る固定資産税の特別措置を拡充するものであります。 本件は審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第64号議案 臼杵市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の全部改正についてですが、放課後児童健全育成事業の設置基準について定めた国の省令が改正されたことに伴い、条例を改正するものであります。 審査の過程で、委員より、放課後児童支援員の資格要件に関する緩和の内容について質疑があり、執行部より、ニーズの高まりによる支援員の不足に対応するため、従来の要件に、中卒者であっても5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者という要件が追加されるなどの詳細な説明がありました。 本件は審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第65号議案 臼杵市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の全部改正についてですが、家庭的保育事業等の設置基準について定めた国の省令が改正されたことに伴い、条例を改正するものであります。 本件は審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第67号議案 臼杵市体育施設条例の一部改正についてですが、老朽化した福良ヶ丘小学校及び西中学校のグラウンド夜間照明施設を廃止するものであります。 本件は審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で教育民生委員会に付託を受けました議案4件についての審査経過と結果の報告を終わりますが、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(大嶋薫君) 総務委員長。     [総務委員長 大塚州章君登壇] ◆総務委員長(大塚州章君) おはようございます。総務委員長の大塚州章です。 本9月定例会におきまして、総務委員会に付託を受けました議案3件につきまして、去る9月13日に委員会を開催し、執行部より説明を受け、慎重に審査いたしました。その審査の経過と結果についてご報告いたします。 第62号議案 臼杵市コミュニティセンター条例の一部改正についてですが、かねてより要望のあった上浦地区及び深江地区の総合的な地域活動の拠点として、上浦・深江地区コミュニティセンターが11月下旬に開所する予定でありますので、臼杵市コミュニティセンター条例の一部を改正するものです。 次に、第68号議案 臼杵市火災予防条例の一部改正についてですが、消防法令に関する重大な違反のある防火対象物について、その違反内容を利用者等へ公表し、火災被害の軽減を図るため条例の一部を改正するものです。 これにより、屋内消火栓設備スプリンクラー設備自動火災報知器設備が未設置の場合、市ホームページ上にて防火対象物の名称及び所在地、違反の内容(違反事項、根拠法令、違反部分)、その他消防長が必要と定める事項を公表するよう制度を設けるものです。 最後に、第69号議案 工事請負契約の締結についてですが、平成30年度から平成32年度にかけて臼杵市の防災行政無線の更新工事を行うため、工事契約締結することについて、議会の議決を必要とするものです。 契約の方法は、プロポーザル方式により契約の相手先を決めた随意契約で行われ、福岡市にあるパナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社九州社と5億9,400万円で仮契約を締結いたしました。これを本契約とするため、臼杵市議会の議決に付すべき契約及び特に重要な公の施設の廃止に関する条例第2条の規定により、議会の議決を必要とするものであります。 委員より、何社参加申し込みがあったのかの質問があり、4社が参加したとの旨の回答がありました。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で総務委員会に付託を受けました議案3件についての審査経過と結果の報告を終わりますが、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(大嶋薫君) 決算委員長。     [決算委員長 戸匹映二君登壇] ◆決算委員長(戸匹映二君) 決算委員長の戸匹映二です。 本9月定例会において決算委員会に付託されました議案1件、第71号議案 平成29年度臼杵市水道事業会計歳入歳出決算の認定について、去る9月14日に審査を行いましたので、その審査経過と結果についてご報告をいたします。 審査に先駆け、監査委員より、決算審査の結果について、地方公営企業法に準拠して作成され、適正に処理されているとの報告がありました。 監査委員からは、平成29年度の水道料金の収入率は90.77%となり、前年度末に比べ0.11ポイントの改善が見られ、未収金回収に対する改善努力も見られる。よって、応益負担の見地からも水道料金の収納率向上に向け、継続した取り組みを要望するとの報告がありました。 また、平成29年度に定めた臼杵市水道事業経営戦略に基づき、簡易水道事業の統合も計画的に行い、事業の安定化を目指していただきたいとの報告もありました。 以上、監査委員の報告の後、執行部より、平成29年度臼杵市水道事業決算書に基づき説明を受け、審査をいたしました。 最初に、平成29年度の配水状況については、給水戸数は1万6,154戸、給水人口は前年より914人減少し、3万6,702人となっており、結果として給水収益は前年度より約52万円減少しているものの、有収率は2.19ポイント改善しています。 また、平成29年度の建設改良工事としては、払川・株ノ木地区の上水道拡張事業の2年目の工事、川平地区及び掻懐地区配水管布設替工事、祇園洲柳原線道路改良に伴う配水管移設工事などを実施しております。また水道施設整備事業では、蕨野浄水場運転監視制御設備の更新工事の他、各浄水場や配水池などの制御盤の更新、取水ポンプの取りかえ工事等を行っております。 次に、資本的収入及び支出についてですが、資本的収入決算合計額は1億4,932万4,000円で、そのうち上水道事業の収入としては、企業債1億3,350万円と出資金267万7,000円、また、簡易水道事業の収入としては、出資金694万円と企業債560万円です。 資本的支出の決算額は4億756万8,093円です。この結果、資本的収支におきましては2億5,824万4,093円の財源不足となりましたが、過年度分の損益勘定留保資金と当年度分の消費税及び地方消費税調整額で補填しております。 次に、財政状況においては、上水道事業の営業収益の合計は6億4,939万1,876円で、前年度比較では520万4,526円の減となっています。 営業費用については、前年度比較で約3,000万円増の5億7,541万8,955円となっています。主な増減は上北簡易水道統合や台風等による影響で、動力費や委託料・修繕費の増加、アセットマネジメントの委託料や上北簡易水道の統合による減価償却費の増によるものです。 上水道事業の営業収益から営業費用を差し引いた営業利益は7,397万2,921円となります。 また、営業外損益はマイナス464万3,932円となっております。 以上により、営業利益と営業外損益による経常利益としては、前年度より約2,000万円減の6,932万8,989円となっています。 さらに、特別利益については168万5,000円が計上され、特別損失については1万5,713円となっています。 以上により、上水道事業の当年度純利益は7,099万8,276円となっています。 次に、簡易水道事業についても同様の会計処理を行った結果、当年度純損失が前年度より約350万円減の300万1,563円となっています。 これに上水道の当年度純利益を加えた水道事業会計全体では6,799万6,713円の純利益となり、これに前年度繰越利益剰余金を加えた当年度未処分利益剰余金は7億167万2,794円となっています。 続いて、剰余金計算書については、当年度変動額を加えた資本合計の当年度末残高は26億3,495万5,527円、また、貸借対照表については、29年度末の負債資本合計は資産合計と同じく約2億5,000万円増の76億4,241万1,200円となっています。 以上の内容で、平成29年度臼杵市水道事業会計歳入歳出決算の認定について執行部の説明を受け、審査いたしました。 委員より、職員の増減についての質疑があり、執行部より、職員の増減理由について答弁がありました。また、簡易水道事業の統合計画についての質疑があり、執行部より、簡易水道の統合に向けての現在の進捗状況や今後の課題について答弁があり、質疑、答弁を終了いたしました。 その後、討論、採決に至り、審査の結果、特に異議なく、全会一致、認定すべきものとして決しました。 これで決算委員会に付託を受けました議案1件についての審査経過と結果の報告を終わります。 ○議長(大嶋薫君) 予算委員長。     [予算委員長 匹田 郁君登壇] ◆予算委員長(匹田郁君) 予算委員長の匹田 郁でございます。 本9月定例会において予算委員会に付託をされました議案5件につきまして、去る9月14日に委員会を開催いたしました。その審査経過と結果につきましてご報告いたします。 第72号議案 平成30年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)につきましては、補正予算額5億2,338万9,000円を追加し、歳入歳出予算総額を219億5,364万2,000円とするものであります。 その内訳といたしまして、主な歳入は、平成29年度実質収支の確定による繰越金2億7,342万4,000円、臼杵石仏周辺整備に係る県補助金、また臼杵・野津庁舎等整備事業のための合併特例債電気通信施設整備事業債であります。 歳出におきましては、総務関係では、野津地域の光化に向けた野津サブセンター移転、建設また伝送路の整備費、また自動交付機及びネットワーク機器の更新費、空き家活用のための補助改修費が主なものであります。 次に、福祉保健関係では、下南保育所の商業高校跡地への移転及び認定こども園に移行するための事業に係る設計委託料が主なものであります。 次に、建設産業関係では、野津東部工場用地、通称小郡の森の整備事業費、また臼杵石仏周辺整備事業費等が主なものであります。 次に、野津庁舎関係では、野津庁舎新館規模改修事業9,369万円や、新規就農者育成及び産地強化対策事業費等が主なものであります。 次に、教育委員会事務局においては、空調未整備小学校設計委託料1,695万6,000円が主なものであります。 次に、消防本部においては、消防救急デジタル無線の点検料のみであります。 審査の過程で、委員より、自動交付機の更新はなぜ今なのか、野津サブセンターの位置を移転する必要性について、また、下南保育所移転の手続は教育委員会と協議をしているのか、JR臼杵駅観光案内所のリニューアルの内容等、さらに、野津庁舎新館の大規模改修において多目的広場の場所等、利活用については十分に検討されたのか、臼杵石仏は国宝指定がなされているので、調査費等は国からの補助があるのではないか等、多岐にわたり質問がなされ、執行部により、その詳細について答弁がありました。 その後、討論、採決に移り、市長方針に沿った庁舎対策事業費に対して、3名の委員から事業継続計画の詳細が定まった後に予算計上すべきであるとの反対討論がありました。これに対し、2名の委員より賛成討論がなされ、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第73号議案 平成30年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)、第74号議案 平成30年度臼杵市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)、第75号議案 平成30年度臼杵市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、第76号議案 平成30年度臼杵市介護保険特別会計補正予算(第1号)の4議案につきましては、平成29年度決算の確定に伴う繰越金、交付金の精算及び返納金等であります。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で予算委員会に付託を受けました議案5件の審査経過と結果の報告を終わります。 ○議長(大嶋薫君) 以上で委員長の報告を終わります。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。     (なし) ○議長(大嶋薫君) 以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 5名の議員から討論の通告がありますので、その発言を許可します。 若林議員。     [10番 若林純一君登壇] ◆10番(若林純一君) 議席番号10番、若林純一です。 私は、第72号議案 平成30年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)、市長方針に沿った各施設にかかわる設計委託料等1,880万円の計上に反対をいたします。 設計委託料1,880万円の内訳といたしましては、旧臼杵商業高校設計委託料、これは現在の庁舎にある建設課や上下水道事業所を旧臼杵商業高校に移すと、そのための設計委託料であります。その委託料1,300万円。また、現庁舎の設計委託料200万円、これにつきましては、現在1階にある各課を2階以上に上げるための設計委託料であります。次に、基本構想委託料、これは立体駐車場避難タワーに対する検討を行うための費用200万円であります。次に、執務室配置がえの費用180万円、これは現在1階にある執務室を2階以上に上げるため、コンセントや建具等を改修するための費用と思われますが、180万円が計上されております。 私は、このようにそれぞれの施設の設計料を計上する前に、まだやるべきことがある、そういう立場で反対をいたします。 市長方針は、市庁舎について、まちづくりを優先し、結果的に市庁舎の津波被災を甘んじて受けるという大変重い決断がなされました。一つは、まちづくりを優先する、つまり市庁舎が市街地から離れてはまちづくりが行えない、市街地が寂れてはだめだという、そういうことから市庁舎を現位置に残すという決断であります。市長は引き続き現庁舎に中心的機能を残すという方針を述べられておりますが、その中心的機能がどういう機能であるかについては明言されておりません。また、現庁舎においてでき得る限りの津波対策を行うという方針を述べられておりますが、でき得る限りの津波対策とは何かについて、詳細に示されてはおりません。 また、ライフラインの早期復旧のために、一部組織、具体的には建設課、上下水道事業所の旧臼杵商業高校への移転を検討するというふうに述べておられますが、本当にライフラインの早期復旧のため、あるいは復旧・復興のために移すべき組織が建設課と上下水道事業所だけなのかについての検討がなされておりません。 また、公用車を守るために立体駐車場避難タワーを建設するとされておりますが、避難タワーを建設し、守るべき公用車の台数について、どの程度守ればその後の復旧・復興に支障がないのかについて、詳細な検討はなされておりません。 このようなことから、まずは市庁舎全体、市庁舎が津波被災を受けたときに業務継続がどのように行われ、どのような組織配置であれば、できるだけ市民生活に支障がない市政運営が行われるか、これをまずは検討すべきだと考えます。すなわちBCP、業務継続計画を策定すべきであります。BCPにつきましては、現体制、現配置において計画がなされておりますが、計画の内容は業務継続ができるための詳細な定めがなされているものではありません。 現庁舎が津波被災した場合に、職員はどのような行動をとるのか、どこにどのように職員を配置し組織化するのか、いつから業務が開始されるのか、そのための施設設備の準備などどうすればいいのか、できるだけ支障なく業務が遂行されるような計画を策定し、津波被災、つまりこの庁舎が津波に襲われた場合に、どのような状況になるのかを市民にまず明示すべきです。そうすることによって、市民の側も被災時の行動について覚悟を決めることができ、また、どのような準備が必要になるのかを決めることができるというふうに考えます。 市長方針に基づいて市庁舎を現庁舎に残した場合のBCP、業務継続計画については、執行部答弁によれば現在策定中とのことであります。BCP計画が策定されないまま、個々の施設について設計委託料を計上するなどということは考えられません。これだけ大きな事業を行うにあたり、方針が出された、だから設計委託料を計上する、このようなやり方について賛同することはできません。 事実、議会の特別委員会も現在策定済み、つまり現体制で策定されているBCP、業務継続計画の精度を上げるようにという要請がなされています。精度を上げるということはどういうことでしょうか。それは、現庁舎に中心的機能を残して一部建設課や上下水道担当課を移設する、そういうことを行ってどれだけ市民生活に支障のない復旧・復興あるいは災害対策本部の運営、その後当然必要となる通常業務が行えるのかどうか、そういうことをぜひ検討してもらいたい。そういうことを特別委員会は要請しているのではないでしょうか。そのBCPも策定されないまま、各施設の設計委託料を計上し、ばらばらに委託し、旧臼杵商業高校配置計画をどうするかな、普通教室棟のどこに入れようかな、そんなやり方は、私は反対です。 BCPと施設の配置には密接な関連があります。市庁舎が津波被災を受けた場合でも、津波被災時の応急業務、復旧・復興業務、その後当然行われるべき通常業務ができる限り支障なく行えるための施設計画、いわゆる基本計画を策定し、市民に対して、現庁舎に中心的機能を残しても、こういう支障はあるけれども、こういう業務については少しおくれるけれどもきちんとできるというものを示した上で、現庁舎に中心的機能を残すべきと思います。 中心的機能を担う既存庁舎、野津庁舎、災害対策本部となる消防署、市浜地区コミュニティセンター、津波被害を受けない旧臼杵商業高校、県立支援学校などその他の施設、様々な施設をどのように使うのか、どこにどういう組織を置くのか、これら既存施設へどのように組織を分散配置すれば、津波被災時にできるだけ支障なく市役所機能が発揮できるのかなどの検討は、設計委託料を計上する前に必要なことです。 旧臼杵商業高校についていえば、補正予算に下南保育所を旧臼杵商業高校へ移転するための費用が計上されています。また、市長方針には、旧臼杵商業高校の学校施設としての利用を検討するということも示されています。また、津波被災時のボランティアセンターとしての役割が期待される社会福祉協議会から旧臼杵商業高校への移転要望が出されています。また、下南地区振興協議会の活動拠点の配置も旧臼杵商業高校には期待されています。 このようなことから、旧臼杵商業高校設計委託料、建設課と上下水道担当課をどういうふうにはめ込むかなというようなやり方ではなく、総合的な検討をし、BCPをきちんと策定した上で、議会、市民に対して、現庁舎を残す、しかし津波が来たときにはこういう事態が考えられる、しかしこういう形で、多少不自由があってもやっていけるということをきちんと示して、後に設計するべきという立場から、今回の設計委託料については反対するところであります。 予算計上するとすれば、市長方針に基づいた基本計画を、臼杵市の市庁舎を中心とした施設の配置計画を練るんだと、津波がいつ来るかもわからないけれども、これは臼杵市にとって非常に大事な問題だということでの計画策定の委託料であれば、私は賛成できますけれども、こういう五月雨的に、場当たり的に、虫食い的に進めるやり方については、私は反対いたします。 以上、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、私の反対討論といたします。よろしくお願いします。 ○議長(大嶋薫君) 戸匹議員。     [8番 戸匹映二君登壇] ◆8番(戸匹映二君) 議席番号8番、戸匹映二です。 私は、第72号議案 平成30年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)について、賛成の立場で討論をいたします。 今回の議案、一般会計補正予算(第4号)では、臼杵市庁舎整備に関する市長方針に基づく庁舎対策事業への予算計上が行われております。 臼杵庁舎の整備に関しては、さきの6月定例会において、中野市長より基本的な方針が示され、それを受け、市議会におきましても臼杵庁舎整備検討特別委員会を設置し、慎重に審議してまいりました。その結果、7月31日の臨時会において、中野市長方針について賛同すべきものとして決しております。そして、今9月定例会で中野市長より、臼杵市庁舎の具体的な津波浸水対策と業務継続計画の改定を進めるため、8月1日に庁内検討会を立ち上げ、取り組みを開始したとの報告をいただいたところであります。 私は、この庁舎対策事業を含めた補正予算は速やかに成立をすべきと考えます。 その理由として、第1に、この庁舎対策事業は現庁舎に対する津波浸水対策であり、重要なことは喫緊の課題であるということであります。南海トラフ地震の発生確率は時間の経過とともに上がってきております。この予想される大災害への備え、またその対策は、行政、議会が共通認識のもとでスピード感を持って進める必要があります。今9月定例会にその具体策の設計について速やかに予算計上されたことは評価できるものであり、したがって、議会としてもスピード感を持って対応すべきであると考えます。 第2に、この庁舎対策事業が完了しなければ、BCPの精度向上が進まないからであります。内閣府作成の市町村のための業務継続計画作成ガイドによりますと、BCPとは、優先的に実施すべき業務(非常時優先業務)を特定するとともに、業務の執行体制や対応手順、業務の継続に必要な資源の確保をあらかじめ定める計画であると説明されています。 今回の庁舎対策事業の内容は、旧臼杵商業高校への庁舎機能の一部移転、また現臼杵庁舎の1階部分の業務の一部を2階へ移設、また立体駐車場避難タワーの建設などであります。これはBCPの策定上では、行政も被災する深刻な事態での非常時優先業務に必要な資源の確保を図るものであり、それがこの庁舎整備事業の目的であると考えます。 この施設整備が完了し、BCPに、業務継続に必要な新たな資源として定められることで初めてBCPの改定ができるようになります。したがって、BCPの精度を高める改定には、まずこの庁舎整備事業を進めることが不可欠であると言えます。施設整備が完了しないまま、幾ら精度の高いBCPを作成しても、全てこれは机上の空論であります。 第3に、今9月定例会で、中野市長は諸般の報告の中で、この庁舎対策事業の検討にあたっては、臼杵庁舎整備検討特別委員会の要望を踏まえ、旧臼杵商業高校校舎改修や庁舎の津波対策に創意工夫を凝らし、事業の費用対効果を高め、またBCPの精度を高めるよう努めていきたいとの考えをも示していただいております。したがって、今回の補正予算案にある庁舎対策事業は、創意工夫や費用対効果などの議会の要望もしっかり受けとめていただいた上での取り組みであると言えます。 以上のことから、私は今回の補正予算は速やかに成立すべきものと考え、第72号議案 平成30年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)についての賛成討論といたしますが、議員皆様の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(大嶋薫君) 河野議員。     [1番 河野 巧君登壇]
    ◆1番(河野巧君) 議席番号1番、河野 巧です。 私は、第72号議案 平成30年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)のうち、財務経営課所管庁舎対策事業費1,880万円及びおもてなし観光課所管観光案内所事業委託料190万9,000円について、反対の討論をいたします。 まず初めに、財務経営課所管庁舎対策事業費1,880万円についてです。 中野市長は6月定例会にて、臼杵庁舎の方針について語られました。その中で、現臼杵庁舎の津波対策として、臼杵庁舎東棟の1階に会議室を集中させ、2階以上に執務室を配置するとともに、西棟1階の窓口各課についても事務分掌を見直し、可能な限り2階以上に配置できないかを検討すると話されていました。 先ほど若林議員も話していましたように、BCPとは、大規模な地震・津波の発生時、活用できる人、物、情報、インフラは制約を受けることから、そういったときに優先業務を特定し、必要な処置を講じ、適切かつ迅速な業務執行に対応できる計画を策定することであります。しかし今9月定例会、予算委員会に付託を受けた議案審議の過程で、このBCPについては、まだ庁内で検討会を立ち上げた段階で、詳細には決まっていないとのことでした。また、先ほど言っていました東棟、西棟の配置図もどうなるかはお聞きしておりません。こういった段階での予算議案については反対させていただきます。 また、立体駐車場避難タワーについての検討委託料についても、臼杵庁舎整備検討特別委員会の中でも示されました約4億円との概算についても、現在臼杵市にある公用車八十数台を避難させておく計画との説明もありました。7月31日に行われました臨時会において、市長方針について、議会のほうは賛成を行ったわけですが、調査と審査を踏まえ、防災対策については、今後以下の点に留意し、取り組んでいただくことを要望するという要望をつけております。その中で2つ目、「ソフト面では、BCP(業務継続計画)の精度を高め、市民及び職員が安心できる対策に取り組むこと」とあります。まずはBCPを作成して、それぞれの予算内で計画を立てていただきたいと考えます。 先ほど戸匹議員のほうから、施設をつくってからBCPをつくるというお話がありました。平成25年だったと思うんですけれども、コンサルのほうから出された津波被害の前には地震が想定されます。地震があっての津波被害ということは、庁舎の周りの液状化についても検討がなされるべきであります。液状化したときに、幾ら公用車を避難させたとしても、それが災害時に使用できる環境にあるのか、そういったことも検討するべきことではないかなと考えます。 続きまして、おもてなし観光課所管観光案内所事業委託料190万9,000円についてです。 こちらは、来年、ラグビーのワールドカップ、再来年、東京オリンピックに向けてのインバウンド対策として、外国からお見えになる方の語学の不便をなくすために、案内所に語学ができる方を配置するという予算と聞いております。 現在、臼杵駅案内所、こちらも臼杵市の委託事業として、臼杵市観光情報協会が請け負っております。それによりますと、年々利用者は減少傾向にありますが、外国人観光客の利用は週3から5人と見ております。---------------------------------------------------------------------現在、臼杵市観光情報協会には、昨年度事業費、決算書として6,278万円の収支決算が行われています。今年度については、平成30年度は5,052万円、そのうち人件費、平成29年度につきましては2,375万円、平成30年度につきましては3,303万円が既についております。さらにこの委託料190万9,000円が本当に必要なのかどうか。 数年前より、臼杵市の駅港内には、キオスクさんは撤退されて民間の方がお土産屋さんを開所しています。そのそばに案内所が設置される予定ですが、---------------------------------------------そういったことをトータルで考えて、何名必要で、売店業務も一緒にできないのかどうか、そういった検討もまずは必要ではないでしょうか。 そういったことを加味し、今回、第72号議案につきましては、一部ですが、庁舎対策事業費及び観光案内所事業委託料につきまして反対をさせていただきます。議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(大嶋薫君) 大塚議員。     [13番 大塚州章君登壇] ◆13番(大塚州章君) 議席13番、大塚州章です。 私は、第72号議案 平成30年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)について、賛成の立場で討論させていただきます。 今9月定例会に提出されました補正予算については、約5億2,300万という補正ではありますが、かなり重要な要素があり、着目すべき点が何点かありました。 予算委員長の報告にもありましたが、まず、総務関係として、野津地域の光化のための伝送路施設整備費、市長方針に沿った各施設に係る設計委託料や検討委託料を盛り込んだ庁舎対策事業、空き家バンク登録物件改修に対する補助として、空き家活用事業補助金、福祉保健関係では、下南保育所の移転・新築、認定こども園化に伴う保育所管理費、建設産業関係では、危険ブロック塀等除去事業補助金、野津東部工場用地進入路整備のための道路新設改良工事、市内企業による事業拡張と新規雇用のための企業立地促進助成金、JR臼杵駅観光案内所リニューアルに伴うインバウンド対策強化のための観光案内所事業委託料、国際的大型事業による観光客誘致のための臼杵石仏周辺を整備するための事業費、教育委員会事務局関係では、空調の未整備な小学校に実施するための設計委託料等が計上されています。 特に総務関係の庁舎対策事業は、去る6月定例会で、庁舎に関しての市長の方針が示され、7月臨時会にて賛成多数により承認を受け、早急に市民の安心・安全を守るために事業化するもので、職員の被災時の行動である業務継続計画、BCPは、施設整備と並行し、臨機応変に対応しながら進めていき、津波浸水対策を早急に取り組む必要があると考えます。 また、建設産業関係のインバウンド対策強化事業として、観光案内所事業委託料は、去る6月23日に、インテル社とSAP社によるデザインシンキングが催され、インバウンド対策については約100名以上の市内外の方々によって検討され、言語対策やマネー対策、誘客手段対策についての必要性とリピーター化のための事業提案を受け、現実化しなければならないものだと思います。 福祉保健関係の下南保育所移転、新築問題については、市長方針が認められたための予算化に踏み切るものであります。 以上のことから、第72号議案については、重要かつ必要という賛成の立場の討論をさせていただきました。議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(大嶋薫君) 広田議員。     [7番 広田精治君登壇] ◆7番(広田精治君) 議席番号7番の広田精治でございます。 私は、第72号議案、平成30年度臼杵市一般会計補正予算のうち、総務関係歳出ナンバー4、財務経営課所管の庁舎対策事業費1,880万円について、反対の立場から、その理由を述べて討論に参加いたします。 私は、7月の臨時会において、「臼杵庁舎の方針について」と題する市長方針について、それを可とした特別委員会委員長の報告に反対の態度をとりました。それは、市の中心的機能を旧臼杵商業高校跡地などの高台に移さずに、現庁舎にほぼそのまま置くことを基本としており、私は防災対策という観点から大きな疑問を持ったからです。 私は、現庁舎を引き続き使用する場合、地震、液状化による建物の倒壊、津波被害は十分に想定しなければいけないと考えています。私の前に討論された皆さんいずれもが、地震・津波対策を想定して発言されたと思います。 管理職を初めとする市の職員の命を守ること、蓄積された市の重要なデータを守ることができなければ、復旧・復興体制、被災直後の災害対策本部の設置、その初動、復旧・復興機能の確立、維持を図ることにも支障が生まれます。先日の北海道胆振地方を震源とする震度7の地震は、札幌市といった内陸地でもひどい液状化現象を起こして家屋の倒壊、道路の倒壊が発生し、専門家を驚かせました。 大分県は、南海トラフ地震の津波想定について5.75メートルとしています。そう言い切れるのでしょうか。震源地が太平洋沖の場合の想定なのかもしれませんが、そうとは限りません。震源地が日向灘である場合も豊後水道である場合も、あるいは別府湾であったとしても何の不思議もありません。2011年の東日本大震災では「想定外」という言葉がしきりに使われました。東京電力、専門家が真っ先に言いわけのように「想定外」を言い、それ以後、最近では災害があるたびに、関係する自治体までもが言いわけのようにそれを言います。東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会の一人、作家の柳田邦男さんは、その著書の中で、創造力の欠如が想定外のわなを生んだ、そのように書いています。 新築などの多額なお金をかけずとも、例えば旧臼杵商業高校のリノベーションなどを軸にした抜本的な災害対策はできるのではないでしょうか。私は将来、不幸にして地震・津波による災害を受け、「想定外」という言葉を使わなくていいように、市庁舎方針については改めて、率直に言って、見直しを願っています。 このような思いから、平成30年度一般会計補正予算に計上された庁舎対策事業に安易に同意することはできない。それが私の反対する第1の理由です。 第2の理由は、私は特別委員会の報告の採決の後に、その具体的な内容や計画がつくられて、議会に示され、審議されるものとばかり思っていました。当然、財政措置もそれ以後のことだと考えていました。そして、方針には主要な部分の幾つかが「検討します」あるいは「検討いただきたい」という表現にとどまっているところがあります。それらについて、その後の具体化、計画は示されていません。職員の命と蓄積された重要データの保護、業務継続計画を見据えた、1つ、現庁舎東棟1階の各課の2階以上への配置がえの計画は、2つ、現庁舎西棟1階の窓口各課の事務分掌を見直し、2階以上への配置がえについての検討した結果、3つ、建設課や上下水道事業所の旧臼杵商業高校普通教室棟への移転についての検討の結果などです。調査対策事業費が予算化される前に、市庁舎方針の全体像、具体的計画、議会に報告され、市民に示されるべきではなかったのでしょうか。 昨日、報道によれば、伊方原発の再稼働についての広島高裁の判決がありました。その記事の中の大分合同新聞の解説欄、こう書いていました。安全神話にすがっていた東日本大震災前に戻ったようだと。 今回の市庁舎方針の長きにわたる検討、その末に多くの市民の皆さん方からの意見も寄せられています。私はこうした状況のまま進んで、後年に悔いを残すような方針であってはならないというふうに思います。これが私の第72号議案の1,880万円についての反対の第2の理由です。 どうか議員各位の賛同を心からお願いをして、私の討論を終わります。 ○議長(大嶋薫君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第62号議案から第76号議案のうち、第72号議案を除く各議案については、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(大嶋薫君) ご異議なしと認めます。 よって、第62号議案から第76号議案のうち、第72号議案を除く各議案については、委員長報告のとおり決しました。-------------- △議決結果 --------------     議案番号件名結果第62号議案臼杵市コミュニティセンター条例の一部改正について原案可決第63号議案臼杵市税特別措置条例の一部改正について原案可決第64号議案臼杵市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の全部改正について原案可決第65号議案臼杵市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の全部改正について原案可決第66号議案臼杵市下北地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について原案可決第67号議案臼杵市体育施設条例の一部改正について原案可決第68号議案臼杵市火災予防条例の一部改正について原案可決第69号議案工事請負契約の締結について原案可決第70号議案市道の廃止及び認定について原案可決第71号議案平成29年度臼杵市水道事業会計歳入歳出決算の認定について原案可決第73号議案平成30年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)原案可決第74号議案平成30年度臼杵市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)原案可決第75号議案平成30年度臼杵市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)原案可決第76号議案平成30年度臼杵市介護保険特別会計補正予算(第1号)原案可決 ○議長(大嶋薫君) 次に、第72号議案 平成30年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)は、委員長報告のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。     [起立せる者多数] ○議長(大嶋薫君) 着席願います。 起立多数であります。 よって、第72号議案については、委員長報告のとおり決しました。-------------- △議決結果 --------------     議案番号件名結果第72号議案平成30年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)原案可決 ○議長(大嶋薫君) ここで10分間休憩をいたします。          午前11時08分 休憩   -----------------------------------          午前11時18分 再開 ○議長(大嶋薫君) 再開いたします。 しばらく休憩いたします。          午前11時19分 休憩   -----------------------------------          午前11時46分 再開 ○議長(大嶋薫君) 再開いたします。 休憩いたします。午後は1時から再開いたします。          午前11時47分 休憩   -----------------------------------          午後1時06分 再開 ○議長(大嶋薫君) 再開いたします。 先ほど議会運営委員会が開催され、議会運営委員会委員長より、河野議員の討論の内容について、190万9,000円の内訳と臼杵駅観光案内所の移設についての部分で説明が不足していたので、本人にも確認の上、会議録の訂正とケーブルテレビの放送をカットする旨の報告がありました。   ----------------------------------- △日程第2 意見書案第4号 上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(大嶋薫君) 日程第2、意見書案第4号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 戸匹議員。     [8番 戸匹映二君登壇] ◆8番(戸匹映二君) 議席番号8番、戸匹映二です。 意見書案第4号 学校施設や通学路におけるブロック塀等安全性確保を求める意見書について、提案理由の説明をいたします。 本年6月18日に大阪北部で震度6弱を観測した地震では、児童を含む5名が亡くなり、400名以上が負傷いたしました。特に学校関係では、多くの児童・生徒が重軽傷を負いました。 中でも、学校施設のブロック塀が倒壊して下敷きになった児童が死亡したことは大変痛ましく、二度とこのようなことがあってはならないことであります。 本市においても学校施設のブロック塀の倒壊防止対策は進められていますが、通学路等のブロック塀についても同様の惨事が起こらないよう対策を行うことが急務と考えます。 文部科学省は、6月19日に学校施設における塀の緊急点検を要請しましたが、児童・生徒が利用する通学路についても速やかに点検した上で、安全性確保に向けて改善を図ることが必要です。 ついては、国が引き続き通学路のブロック塀等の緊急総点検と安全対策を行うことが重要であり、下記の事項について積極的な対応を求めるものです。 1.全国の通学路の緊急総点検・調査を実施し、工事が必要な場合は、民間事業者とも連携しつつ速やかに実施し、地方自治体に対する技術的・財政的支援を行うこと。 その際、一般家庭の塀であっても倒壊の可能性があるなどの場合にも支援できる制度を検討すること。 また、国土交通省の社会資本整備総合交付金及び防災・安全交付金の効果促進事業の積極的な活用を図ること。 2.学校施設の安全対策に要する費用については、塀の修繕など小規模工事に対する補助制度、法定点検やそれに伴う修繕への補助制度の創設等を検討すること。 その際、補助対象事業の下限額が400万円と定められている文部科学省の公立学校施設の防災機能強化事業について、広域での申請を認めるなど弾力的に運用すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものですが、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(大嶋薫君) 以上で意見書案第4号についての説明を終わります。 これより質疑に入ります。     (なし) ○議長(大嶋薫君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第4号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(大嶋薫君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第4号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (なし) ○議長(大嶋薫君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 意見書案第4号については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(大嶋薫君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第4号については、原案のとおり可決されました。-------------- △議決結果 --------------     議案番号件名結果意見書案第4号学校施設や通学路におけるブロック塀等安全性確保を求める意見書原案可決   ----------------------------------- △日程第3 意見書案第5号 上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(大嶋薫君) 日程第3、意見書案第5号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 奥田議員。     [9番 奥田富美子君登壇] ◆9番(奥田富美子君) 議席番号9番、奥田富美子です。 意見書案第5号 児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書について、提案理由の説明をいたします。 本年3月に、東京都目黒区で両親から虐待を受け女児が死亡するという痛ましい事件が発生しました。このような虐待事案は近年急増しており、平成28年度全国の児童相談所に寄せられた児童虐待相談件数は12万件を超え、5年前と比べると倍増しています。 こうした事態を重く受けとめ、政府は平成28年、29年と連続して児童福祉法等を改正し、児童虐待防止対策を強化してきました。 しかし、今回の事案は、児童相談所が関与していたにもかかわらず、虐待から救うことができませんでした。虐待から子供の命を守るためには、子供の異変に早期に気づき、虐待の芽を摘むことが何よりも重要であり、そのためには児童相談所のみならず関係機関や民間団体等が協働し、虐待の防止に取り組むことが必要です。 よって、政府においては、こうした痛ましい事件が二度と繰り返されないためにも、児童虐待防止対策のさらなる強化に向けた取り組みを要望します。 このため、政府に対し、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 なお、具体的な政府への要望事項については、お手元に配付している意見書案に記載しておりますので、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(大嶋薫君) 以上で意見書案第5号についての説明を終わります。 これより質疑に入ります。     (なし) ○議長(大嶋薫君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第5号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(大嶋薫君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第5号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (なし) ○議長(大嶋薫君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 意見書案第5号については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(大嶋薫君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第5号については、原案のとおり可決されました。-------------- △議決結果 --------------     議案番号件名結果意見書案第5号児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書原案可決   ----------------------------------- △日程第4 意見書案第6号 上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(大嶋薫君) 日程第4、意見書案第6号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 大塚議員。     [13番 大塚州章君登壇] ◆13番(大塚州章君) 議席番号13番、大塚州章です。 意見書案第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書について、提案理由の説明をいたします。 地方自治体は、子育て支援策の充実と保育人材の確保、高齢化が進行する中での医療・介護などの社会保障への対応、地域交通の維持など、果たす役割が拡大する中で、人口減少対策を含む地方版総合戦略の実行やマイナンバー制度への対応、大規模災害を想定した防災・減災事業の実施など、新たな政策課題に直面しています。 一方、地方公務員を初めとした公的サービスを担う人材が限られる中で、新たなニーズへの対応と細やかな公的サービスの提供が困難となっており、人材確保を進めるとともに、これに見合う地方財政の確立を目指す必要があります。 こうした状況にもかかわらず、社会保障費の圧縮や公的サービスの産業化など、地方財政をターゲットとした歳出削減に向けた議論が加速しています。 特にトップランナー方式の導入は、民間委託を前提とした地方交付税算定を容認するものであり、地方財政全体の安易な縮小につながることが危惧されるものとなっています。 このため、2019年度の政府予算と地方財政の検討にあたっては、国民生活を犠牲にする財政とするのではなく、歳入歳出を的確に見積もり、人的サービスとしての社会保障予算の充実と地方財政の確立を目指すことが必要です。 このため、政府に対し、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 なお、具体的な政府への要望事項については、お手元に配付しています意見書案に記載しておりますので、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(大嶋薫君) 以上で意見書案第6号についての説明を終わります。 これより質疑に入ります。     (なし) ○議長(大嶋薫君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第6号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(大嶋薫君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第6号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (なし) ○議長(大嶋薫君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 意見書案第6号については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(大嶋薫君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第6号については、原案のとおり可決されました。-------------- △議決結果 --------------     議案番号件名結果意見書案第6号地方財政の充実・強化を求める意見書原案可決 ○議長(大嶋薫君) なお、各意見書の取り扱いについては、議長に一任願います。   ----------------------------------- △日程第5 第78号議案から第88号議案 一括上程、説明、質疑 ○議長(大嶋薫君) 日程第5、第78号議案から第88号議案を一括議題といたします。 提案者の説明を求めます。 中野市長。     [市長 中野五郎君登壇] ◎市長(中野五郎君) ただいま上程されました第78号議案から第88号議案までにつきましてご説明申し上げます。 まず、第78号議案 平成29年度臼杵市一般会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 平成29年度決算につきましては、歳入総額217億4,337万5,539円、歳出総額212億7,018万3,054円で、歳入歳出差引額4億7,319万2,485円のうち、翌年度へ繰り越すべき財源である1億576万8,000円を控除いたしました実質収支額は3億6,742万4,485円の黒字決算となっております。 国は、平成29年度地方財政計画において、地方公共団体が引き続き防災・減災対策に取り組んでいけるよう緊急防災・減災事業費の拡充・延長を行い、また地方創生に取組むためのまち・ひと・しごと創生事業費の継続、そして医療・介護・子育て支援など、社会保障充実のための財政措置を財政計画に盛り込み、地方交付税を初めとする一般財源総額の確保を行ってきたところです。 このような状況の中、本市においては、第2次臼杵市総合計画の将来像である「日本の心が息づくまち臼杵」を基本に、臼杵市まち・ひと・しごと創生総合戦略の重点プロジェクトに取り組み、重要課題である人口減少に歯どめをかけ、未来へ向けての「うすき創生」につなげるため、「住み心地一番のまちづくり」の柱として、1、「安心して子どもを産み、子育てできる環境づくり」、2、「うすきの資源を活かした産業の振興」、3、「移住・定住による『うすき暮らし』のすすめ」の3つを特に緊急かつ重点的に取り組む施策として展開してきたところです。 平成29年度決算の分析によりますと、全体的な特徴といたしましては、平成29年9月襲来の台風18号被害からの復旧・復興に要した災害復旧費や医療、福祉といった社会保障関係経費が増加する中、中学校空調整備事業など子育て支援、移住・定住促進、産業振興など市の活性化につながる事業を中心とした各種事業に積極的に取り組んだことで、合併以降2番目の規模となる210億円を超える決算となりました。 次に、決算内容の主要なものについて、歳入からご説明申し上げます。 まず、自主財源の根幹であります市税につきましては、前年度比プラス0.1%、238万2,000円の増加となり、決算額は40億4,999万6,000円となりました。内容といたしましては、固定資産税につきましては、企業等の設備投資の増加により償却資産が伸び、さらに新築家屋の増加もあったことにより、前年度比プラス2.3%、4,477万円と増加いたしました。 法人市民税につきましては、企業の業績悪化などの影響により、前年度比マイナス12.2%、2,763万8,000円の減となりました。 次に、歳入総額のおよそ3割を占めます地方交付税のうち、普通交付税につきましては、合併から10年を経過したことにより、合併算定替による加算額の減少や国勢調査による人口の減少等の影響により、全体としては前年度比マイナス1.7%、1億986万7,000円の大幅な減少となりました。 この普通交付税の減少及び災害復旧費の増加による財源を確保するため、財政調整基金から5億8,000万円の繰り入れを行っております。 次に、地方債につきましては、消防施設整備事業、庁舎耐震化事業の完了等により事業費が減少したため、前年度比マイナス6.4%、1億8,668万2,000円の減少となりました。 また、近年、特に力を入れておりますふるさと納税につきましては、返礼品の充実や広告、PR強化により、決算額として3億2,640万8,000円と多額の寄附をいただき、子育て支援などの重点プロジェクトに活用させていただきました。 次に、歳出におきましては、扶助費において、私立幼稚園の認定こども園への移行に伴う給付費や保育士の処遇改善加算による措置費などの児童福祉関係経費が増加したことにより、前年度比プラス0.9%、4,052万8,000円の増加となりました。 また、公債費については、元金償還において、平成25年度発行の過疎対策事業債や辺地対策事業債の償還開始に伴い、前年度比プラス4.8%、1億3,605万8,000円の増加となりました。 一方で、人件費においては、定年退職者の減少などにより、前年度比マイナス6.1%、1億9,605万8,000円の減少となりました。 義務的経費全体では、前年度比マイナス0.2%、1,947万2,000円の減少となっています。 普通建設事業では、前年度比マイナス12.6%、4億8,246万6,000円の減少となりました。決算額は33億4,893万7,000円となりました。 主な内容といたしましては、子育て支援対策として、中学校学習環境改善のための空調整備、市浜川添公園の遊具整備、地域コミュニティの充実として、南津留地区コミュニティセンター整備事業、臼杵・野津中央公民館大規模改修事業、さらに、公共施設老朽化対策として、不燃物処理センター大規模改修事業、また、社会資本整備総合交付金を活用した道路整備など、地域と市民に安心と安全、希望を感じていただくための事業を、各種財源を有効活用しながら、重点的に実施いたしました。 また、災害復旧事業費では、平成29年9月に襲来して本市に甚大な被害をもたらしました台風18号被害からの復旧・復興に要した費用を中心に、決算額で4億9,779万4,000円となりました。 積立金の主なものとしては、市役所庁舎の更新準備として庁舎建設基金に3億402万5,000円、また財政調整基金に2億177万6,000円の積み立てを行いました。 その他の経費では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計や公共下水道特別会計などの各特別会計への繰出金が前年度比プラス0.2%、572万8,000円の増加となりました。 次に、財政指標の分析について説明申し上げます。 まず、経常収支比率ですが、歳入において、一般財源である普通交付税が減少し、歳出においても、一般財源を充当する公債費や扶助費などが増加したことで、経常収支比率につきましては、前年度対比で2.6ポイント悪化し、96.83%となりました。 しかし、財政健全化判断比率であります実質公債費比率は10.8%、将来負担比率は5.7%となっており、ともに前年度より改善しております。 合併以降、行財政活性化実行プランの取り組み、財政健全化への取り組みなどの成果により、本市の財政基盤はしっかりしたものになったと考えております。しかしながら、普通交付税においては、その算定の測定単位である人口の減少、さらに合併による加算分である合併算定替の減額により、大きく減少しております。このため、今後も国・県の動向を見据えながら中長期の視点に立ち、計画的な公共事業を実施することで財政負担の平準化を図り、財政の健全性と安定的な財政運営に取り組んでいきたいと考えております。 次に、第79号議案 平成29年度臼杵石仏特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 歳入総額4,902万3,219円、歳出総額4,423万4,544円となり、歳入歳出差引額の478万8,675円が、翌年度への繰越金となりました。 なお、歳入のうち、観覧料収入につきましては、3,741万5,902円で、前年度と比べると492万2,872円の減となっております。これは、平成29年9月に発生しました台風18号の影響により拝観者が減少したことによります。 次に、第80号議案 平成29年度臼杵市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 事業内容といたしましては、汚水事業に係る面的な整備として木保佐地区などの整備、浸水対策として狭間第3雨水幹線工事に着手、施設整備としては臼杵終末処理場の長寿命化工事を行いました。これにより、平成29年度末の供用開始区域は、前年度よりおよそ1ヘクタール増え、公共下水道の処理区域は480ヘクタールに拡充しております。 その結果、歳入総額13億6,474万1,126円、歳出総額13億4,026万5,626円となり、歳入歳出差引額2,447万5,500円のうち、翌年度に繰り越すべき財源である1,414万7,000円を控除いたしました実質収支額は1,032万8,500円となっております。 次に、第81号議案 平成29年度臼杵市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 事業内容といたしましては、平成26年度末で面的整備は完了しておりますので、新規の取り付け管工事や維持補修工事を実施しました。 その結果、歳入総額1億5,398万6,531円、歳出総額1億5,094万3,329円となり、歳入歳出差引額304万3,202円が翌年度への繰越金となりました。 次の第82号議案 平成29年度臼杵市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましては、説明を省略させていただきます。 次に、第83号議案 平成29年度臼杵市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 歳入総額1億2,027万7,561円、歳出総額1億1,917万9,038円となり、歳入歳出差引額109万8,523円が翌年度への繰越金となりました。 事業内容といたしましては、王子地区及び深田地区の農業集落排水施設の維持管理並びに王子地区の曝気ブロワー修繕工事など、施設の更新工事を実施いたしました。 平成29年度末の水洗化率は57.8%で、微増ではありますが、毎年水洗化が進んでおり、今後もさらなる水洗化の促進に努めていきたいと考えております。 次に、第84号議案 平成29年度臼杵市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 歳入総額9,091万2,735円、歳出総額9,039万44円となり、歳入歳出差引額52万2,691円が翌年度への繰越金となりました。 事業内容といたしましては、東神野浄水場整備工事、中臼杵浄水場操作用タッチパネル交換工事等を実施いたしました。 次の第85号議案 平成29年度臼杵市浄化槽整備推進事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましては、説明を省略させていただきます。 次に、第86号議案 平成29年度臼杵市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 歳入総額66億3,362万4,732円、歳出総額62億6,482万8,763円となり、歳入歳出差引額3億6,879万5,969円が翌年度への繰越金となりました。 歳入においては、被保険者数の減少や低所得者層の増加などにより、保険税が前年度比マイナス3.1%、2,928万9,907円の減少となりました。現年度分収納率につきましては、前年度比で0.97ポイント下がり、92.82%となりました。 歳出においては、保険給付費が前年度比でマイナス2.5%、9,877万204円の減少となりました。主な要因は、被保険者数の減少や保険事業の実施による健康意識の向上などが挙げられます。 平成30年度からは国保制度改革に伴い、国保財政の状況は大きく変わりますが、特定健診の推進、保健事業の強化等を行うとともに、保険税収納率向上に努め、健全な財政運営を目指していきたいと考えております。 次に、第87号議案 平成29年度臼杵市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 歳入総額43億2,387万4,322円、歳出総額42億5,269万203円となり、歳入歳出差引額7,118万4,119円が翌年度への繰越金となりました。 まず、歳入では、介護保険料が7億9,430万9,530円で、前年度に比べ0.7%、564万2,086円増加しています。そのうち現年度分の介護保険料徴収率は99.1%となっております。 一方、歳出では、保険給付費が38億1,974万5,483円となっており、前年度に比べ1.7%、6,219万8,736円の増加となっております。 増加の主な要因は、平成29年度に介護職員のキャリアアップの仕組みを構築し、月額平均1万円相当の処遇改善を実施するため、臨時に1.14%の介護報酬の改定が行われたことによる影響です。 次の第88号議案 平成29年度臼杵市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につきましては、説明を省略させていただきます。 以上をもちまして、提案いたしました諸議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重なご審議の上、ご賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大嶋薫君) 以上で提案理由の説明を終わります。 これより質疑を行います。     (なし) ○議長(大嶋薫君) 以上で質疑を終結いたします。   ----------------------------------- △日程第6 委員会付託 ○議長(大嶋薫君) 日程第6、これより委員会付託を行います。 ただいま議題となっております第78号議案から第88号議案については、決算委員会に付託いたします。 ここでしばらく休憩いたします。          午後1時39分 休憩   -----------------------------------          午後1時44分 再開 ○議長(大嶋薫君) 再開いたします。   ----------------------------------- △日程第7 決算委員長報告 質疑、討論、採決 ○議長(大嶋薫君) 日程第7、第78号議案から第88号議案までの決算認定11議案について、決算委員長の報告を求めます。 決算委員長。     [決算委員長 戸匹映二君登壇] ◆決算委員長(戸匹映二君) 決算委員長の戸匹映二です。 決算委員会の審査報告を申し上げます。 先ほど本会議におきまして当委員会に付託をされました第78号議案から第88号議案の決算認定11議案について、休憩中に委員会を開催いたしました。 審査いたしました結果、審査に相当の日時を要するため、いずれも閉会中の継続審査にすべきものと決しましたので、議長に閉会中の継続審査の申し出を提出いたしました。 以上で報告を終わります。                         平成30年9月26日  臼杵市議会議長 大嶋 薫様                       決算委員会委員長 戸匹映二            閉会中継続審査の申出書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので、会議規則第111条の規定により申し出ます。                  記  1.事件 平成29年度決算認定11議案の審査について    (第78号議案から第88号議案)  2.理由 継続して審査する必要があるため ○議長(大嶋薫君) 以上で委員長の報告を終わります。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。     (なし) ○議長(大嶋薫君) 以上で質疑を終結いたします。 これより討論を行います。     (なし) ○議長(大嶋薫君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第78号議案から第88号議案までの決算認定11議案については、委員長の報告のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(大嶋薫君) ご異議なしと認めます。 よって、第78号議案から第88号議案までの決算認定11議案については、委員長報告のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。   ----------------------------------- △日程第8 議員派遣の件について ○議長(大嶋薫君) 日程第8、議員派遣の件についてを議題といたします。 お手元に配付しております一覧表のとおり、議員派遣の申し出があります。            議員派遣の件(平成30年9月定例会)●議員派遣(団体名等) 臼杵市議会議員  河野議員 川辺議員 匹田久美子議員 内藤議員 伊藤議員 梅田議員 広田議員  戸匹議員 奥田議員 若林議員 長田議員 久藤議員 大塚議員 匹田 郁議員  武生議員 吉岡議員 牧 議員 大嶋議員                                 以上18名●目的  平成30年度大分県市議会議長会議員研修会●場所  大分市●期間  平成30年10月17日の1日間●議員派遣(団体名等)  副議長 長田徳行●目的  平成30年度大分県市議会議長会副議長研修会●場所  杵築市●期間  平成30年10月29日の1日間 ○議長(大嶋薫君) お諮りいたします。 大分県市議会議長会議員研修会及び大分県市議会議長会副議長研修会については、議員派遣の申し出のとおり決定することにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(大嶋薫君) ご異議なしと認めます。 よって、大分県市議会議長会議員研修会及び大分県市議会議長会副議長研修会については、申し出のとおり議員派遣することに決定いたしました。 なお、やむを得ない事情による変更または中止については、その決定を議長に一任願います。   ----------------------------------- △日程第9 閉会中、各委員会からの継続審査(調査)について ○議長(大嶋薫君) 日程第9、閉会中、各委員会からの継続審査についてを議題といたします。 総務委員会建設産業委員会及び教育民生委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中の継続調査をしたいとの申し出がありました。                         平成30年9月13日  臼杵市議会議長 大嶋 薫殿                       総務委員長    大塚州章                       建設産業委員長  戸匹映二                       教育民生委員長  奥田富美子        閉会中継続審査(調査)の申し出について  下記常任委員会は、その所管事務のうち、次の調査項目について、閉会中もなお継続審査(調査)を要するものと決定しましたので、会議規則第111条の規定により申し出ます。                  記 [総務委員会]  1.継続審査(調査)事件 ①公共交通施策(デマンドタクシー)について               ②定住促進施策(小矢部市定住促進奨学金返還助成金事業)について  2.場所         ①富山県射水市・②富山県小矢部市  3.期間         平成30年10月22日から10月24日までの3日間 [建設産業委員会]  1.継続審査(調査)事件 ①高田公園桜長寿命化計画について               ②モンキードッグについて  2.場所         ①新潟県上越市・②長野県大町市
     3.期間         平成30年10月30日から11月1日までの3日間 [教育民生委員会]  1.継続審査(調査)事件 ①「地域包括ケアシステム」について               ②「子ども・若者総合サポートシステム」について  2.場所         ①埼玉県和光市・②新潟県三条市  3.期間         平成30年10月24日から10月26日までの3日間 ○議長(大嶋薫君) お諮りいたします。 ただいま総務委員会建設産業委員会及び教育民生委員会から申し出のとおり、閉会中の継続調査をすることにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(大嶋薫君) ご異議なしと認めます。 よって、総務委員会建設産業委員会及び教育民生委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続調査をすることに決定いたしました。 お諮りいたします。 今期定例会で議決されました事件につきまして、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。 これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(大嶋薫君) ご異議なしと認めます。 よって、議決されました事件についての条項、字句、数字その他の整理につきましては、議長に委任することに決定しました。 以上で、今期定例会の日程は全て終了しました。 これをもちまして、平成30年臼杵市議会9月定例会を閉会いたします。          午後1時50分 閉会   -----------------------------------    平成30年9月26日 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。              臼杵市議会議長    大嶋 薫              会議録署名議員    広田精治                 〃       戸匹映二...