○議長(
武生博明君) 以上で質疑を終結いたします。
-----------------------------------
△日程第3
委員会付託
○議長(
武生博明君) 日程第3、これより
委員会付託を行います。 ただいま議題となっております第129号議案については、
予算委員会に付託いたします。 ここでしばらく休憩いたします。 直ちに
予算委員会を開催いたしますので、委員の皆さんは
議員サロンのほうにお集まり願います。 午前10時25分
休憩 ----------------------------------- 午前11時19分 再開
○議長(
武生博明君) 再開いたします。
-----------------------------------
△日程第4
予算委員長報告 質疑、討論、採決
○議長(
武生博明君) 日程第4、第129号議案について
委員長報告を求めます。
予算委員長。 [
予算委員長 匹田 郁君登壇]
◆
予算委員長(匹田郁君)
予算委員長の匹田 郁です。 本12月定例会において、本日、
予算委員会に付託されました議案1件につきまして、休憩中に委員会を開催しましたので、その
審査経過及び結果につきましてご報告いたします。 第129号議案 平成22年度
一般会計補正予算(第6号)につきましては、主に国の
緊急総合経済対策において創設された
地域活性化交付金を活用した事業に係る
追加補正であり、
歳入歳出それぞれ2億8,014万6,000円を追加し、
歳入歳出予算総額を194億4,888万2,000円とするものです。 主な内容についてですが、地域の
活性化ニーズに応じてきめ細かな
事業実施を目的としたきめ細かな交付金に係る事業として、災害時の
避難住民にも配慮しつつ、安全・安心な
教育環境の整備に向け、トイレの洋式化や危険な構造物の撤去を行うための
学校教育施設整備・
改修事業のほか、
中央公民館の
長寿命化や
エレベーター設置など、利用者の
利便性向上に向けた新規の事業費が計上されています。 また、これまで必要とされながら、十分に光が当てられてこなかった分野に支援する
住民生活に光をそそぐ交付金に係る事業として、
学校図書館を活用した
授業推進を行うための
環境整備事業や
活用推進事業、認知症の
早期発見・
早期治療のための
タッチパネル式認知症診断装置導入事業や、老巧化している臼杵・
野津双方の図書館の
施設整備を行う
図書館長寿命化・
利便性向上事業等が計上されています。 このほか、子宮頸
がん等ワクチン接種促進事業費臨時補助金による子宮頸
がん、ヒブ、
小児用肺炎球菌の各
ワクチン接種事業が計上されているほか、国の
補正予算とは別に、県の
地域活動支援事業費補助金として、現在臼杵市において撮影が進んでおります塩屋 俊監督の映画「たびびとの詩」
撮影協力委員会への補助金の追加が計上されています。 以上、執行部より説明を受け、慎重に審査した結果、特に異議なく、
全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で
予算委員会に付託を受けました議案1件の
審査経過と結果の報告を終わります。
○議長(
武生博明君) 以上で委員長の報告を終わります。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。 (なし)
○議長(
武生博明君) 以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 (なし)
○議長(
武生博明君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第129号議案については、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
武生博明君) ご異議なしと認めます。 よって、第129号議案については、
委員長報告のとおり決しました。
----議決結果
---- 議案番号件名結果第129
号議案平成22年度臼杵市
一般会計補正予算(第6号)
原案可決 -----------------------------------
△日程第5
意見書案第9号 上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
武生博明君) 日程第5、
意見書案第9号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 藤原議員。 [16番
藤原一弘君登壇]
◆16番(
藤原一弘君) 議席16番の藤原です。
意見書案第9号 「子ども・子育て新システムの
基本制度案要綱」に基づく
保育制度に反対し、
現行保育制度の拡充を求める意見書(案)についてご説明いたします。 国においては、本年6月29日に少子化社会対策会議において「子ども・子育て新システムの
基本制度案要綱」が決定され、今後、詳細な検討を行い平成25年から新制度の施行を目指すとされています。 この「新システム」は、市町村の保育実施義務をなくし、保育所入所を保護者と保育所の間の公的保育契約制度にするとともに、民間企業を含む多様な業者の参入を促進するために、「認可制度」を「指定制度」にするものであり、まさに、保育を産業化させようとするものであります。 市町村の保育実施義務がなくなることから、保育所と契約を結ぶのは保護者の自己責任となるなど、保護者の負担は増大し、家庭の
経済的理由から保育所を利用できなくなる子どもたちが多数出ることも懸念されます。 よって、国会及び政府におかれましては、新システムの検討にあたって次の事項に配慮するよう強く要望します。 1.国及び市町村の公的保育責任を大きく後退させる「子ども・子育て新システムの
基本制度案要綱」に基づく
保育制度ではなく、児童福祉法第2条及び第24条により国及び市町村の保育の実施が明確に義務づけられている公的
保育制度を堅持、拡充すること。 2.国の責任において緊急に認可保育所を整備し、待機児童の解消を図ること。 3.規制緩和や待機児童解消の名のもとに児童福祉施設最低基準を後退させないこと。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 以上で説明を終わりますが、
議員各位のご賛同をよろしくお願いします。
○議長(
武生博明君) 以上で説明を終わります。 これより質疑に入ります。 (なし)
○議長(
武生博明君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
意見書案第9号については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
武生博明君) ご異議なしと認めます。 よって、
意見書案第9号については、
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (なし)
○議長(
武生博明君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。
意見書案第9号については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
武生博明君) ご異議なしと認めます。 よって、
意見書案第9号については、原案のとおり可決されました。
----議決結果
---- 議案番号件名結果
意見書案第9号「子ども・子育て新システムの
基本制度案要綱」に基づく
保育制度に反対し、
現行保育制度の拡充を求める意見書(案)
原案可決 -----------------------------------
△日程第6
意見書案第10号 上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
武生博明君) 日程第6、
意見書案第10号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 土谷議員。 [9番
土谷桂山君登壇]
◆9番(
土谷桂山君) 建設産業副委員長の
土谷桂山です。
意見書案第10号について提案をいたします。 環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉への
参加反対を求める意見書(案)について提案をいたします。 政府は本年3月に今後のわが国農業・農村施策の基本となる「食料・農業・農村基本計画」を定め、農業・農村の振興に取り組みを開始したにも係らず、11月9日に「包括的経済連携に関する基本方針」を閣議決定し、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定への参加の可否を決定するため関係国との協議を開始しました。 周知のように環太平洋パートナーシップ(TPP)協定は例外品目を認めず、十年後にはほぼ全ての分野で関税を完全に撤廃することが原則とされており、農林水産省が公表した試算では、国境措置が撤廃された場合、国内の農業総産出額が4兆1千億円減少し、自給率も40%から14%へと大きく減少するとしています。この影響によって、農村部を中心に地域社会もまた崩壊することは明らかであり、食料の安全保障とともに、地下水の涵養や洪水の防止など農業の果たしている多面的機能もまた失われることとなります。政府は、農業構造改革推進本部(仮称)を設置し、競争力の強化をはかるとしていますが、米国やオーストラリアの一農場当たりの経営面積はわが国の農家と数十から数百倍もの格差があり、これらの国と同等の競争力を確保することは不可能であります。 よって、政府の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加にあたっては、わが国農業への十分な配慮のうえで、次のとおり反対を強く求めるものであります。 1.環太平洋経済連携(TPP)協定は、国内農業や地域社会に壊滅的な影響を与えるのみならず、食料危機が懸念される中で国民生活にとっても取り返しのつかない事態を招来しかねず、交渉には参加しないこと。 2.今後の農産物貿易交渉にあたっては、これまでのWTO農業交渉における「多様な農業の共存」を基本理念として堅持し、食料・農業・農村基本計画と整合性をもって交渉を行うこと。 以上ですが、意見書の提出について、議員皆様のご賛同をよろしくお願いをいたします。
○議長(
武生博明君) 以上で説明を終わります。 これより質疑に入ります。 (なし)
○議長(
武生博明君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
意見書案第10号については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
武生博明君) ご異議なしと認めます。 よって、
意見書案第10号については、
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 1名の議員から討論の通告がありますので、発言を許可します。 若林議員。 [2番
若林純一君登壇]
◆2番(
若林純一君)
意見書案第10号 環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉への
参加反対を求める意見書(案)に反対の立場で討論いたします。 日本の主力産業の国際競争力を低下させないためには、
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加は避けて通れません。しかし、現状の農業政策のままTPPへの参加を行えば、国内農業が壊滅的打撃を受けることは明白であります。 TPP参加を前提に食料安全保障の観点から直接支払い制度の拡充など、農業政策の抜本的見直しを行う必要があります。大変困難な制度設計であり、国民的議論が必要ですが、TPPへの参加は、日本の国益を考えれば避けては通れず、食料安全保障の観点からの農業政策の抜本的見直しを行うことを条件にTPPへの参加に賛成します。 本意見書は、従来どおりの関税による国内農業の保護を前提とし、TPPへの参加交渉さえ認めない内容となっておりますので、本
意見書案については反対いたします。
○議長(
武生博明君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。
意見書案第10号については、原案のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。 [起立せる者多数]
○議長(
武生博明君) 着席願います。 起立多数であります。 よって、
意見書案第10号については、原案のとおり可決されました。
----議決結果
---- 議案番号件名結果
意見書案第10号
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への
参加反対を求める意見書(案)
原案可決
○議長(
武生博明君) なお、各意見書の取り扱いについては、議長に一任願います。
-----------------------------------
△日程第7
継続審査事件について
議員定数調査特別委員長報告
○議長(
武生博明君) 日程第7、
継続審査事件についての報告を求めます。
議員定数調査特別委員長。 [
議員定数調査特別委員長 牧 宣雄君登壇]
◆
議員定数調査特別委員長(牧宣雄君) 皆さん、おはようございます。
議員定数調査特別委員長の牧でございます。
議員定数調査特別委員会の調査経過についてご報告いたします。 去る11月30日に第4回目の委員会、12月7日に第5回目の委員会を開催いたしました。全議員を対象とした
議員定数に関するアンケートを作成したところでございます。このアンケートは、適正な
議員定数は何名と考えているのか、その理由をどう考えているのか、あるいは
議員定数を決定する上でどのような調査、取り組みをすべきなのか、各議員の調査を行うものであります。現在、その集計を行っているところでございます。 先般開催をいたしました全員協議会においても説明をいたしましたが、特別委員会では、この集計の結果を参考にしながら、今後の調査、取り組みについて検討していくことになっております。 以上で
議員定数調査特別委員会の調査結果を終わります。
○議長(
武生博明君) 以上で特別委員長の報告を終わります。
-----------------------------------
△日程第8 閉会中、
議会運営委員会からの
継続審査(調査)について
○議長(
武生博明君) 日程第8、閉会中、
議会運営委員会からの
継続審査並びに調査についてを議題といたします。
議会運営委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中
継続審査並びに調査したいとの申し出がありました。 平成22年12月13日
臼杵市議会議長
武生博明殿
議会運営委員長 足立善己
閉会中
継続審査(調査)の申し出について
議会運営委員会は、その所管事務のうち次の調査項目について、閉会中もなお
継続審査(調査)を要するものと決定しましたので、会議規則第104条の規定により申し出ます。
記
1.
継続審査(調査)事件 議会改革の取組みについて
2.場所 山口県周南市議会・福岡県宗像市議会
3.期間 平成23年1月26日から1月27日までの2日間
○議長(
武生博明君) お諮りいたします。 ただいま
議会運営委員会から申し出のとおり、閉会中
継続審査並びに調査することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
武生博明君) ご異議なしと認めます。 よって、
議会運営委員会から申し出のとおり、閉会中
継続審査並びに調査することを決定いたしました。 お諮りいたします。 今期定例会で議決されました事件につきまして、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に一任されたいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
武生博明君) ご異議なしと認めます。 よって、議決されました事件についての条項、字句、数字、その他の整理につきましては、議長に委任することに決定いたしました。 以上で、今期定例会の日程はすべて終了いたしました。 これをもちまして、平成22年
臼杵市議会12月定例会を閉会いたします。 午前11時40分 閉会
----------------------------------- 平成22年12月17日
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
臼杵市議会議長
武生博明 〃 副議長
内藤純孝 会議録署名議員
土谷桂山 〃 大塚州章...