臼杵市議会 > 2010-12-17 >
12月17日-05号

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  1. 臼杵市議会 2010-12-17
    12月17日-05号


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    平成22年 12月 定例会---------------------------------------平成22年臼杵市議会12月定例会会議録(第5号)---------------------------------------  平成22年12月17日   -----------------------------------       平成22年12月17日(金曜日)午前10時開議   ----------------------------------- 1.議事日程第5号  第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決  第2 第129号議案 上程、説明、質疑  第3 委員会付託  第4 予算委員長報告 質疑、討論、採決  第5 意見書案第9号 上程、説明、質疑、討論、採決  第6 意見書案第10号 上程、説明、質疑、討論、採決  第7 継続審査事件について議員定数調査特別委員長報告  第8 閉会中、議会運営委員会からの継続審査(調査)について   ----------------------------------- 1.本日の会議に付した事件  日程第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決  日程第2 第129号議案 平成22年度臼杵市一般会計補正予算(第6号)       上程、説明、質疑  日程第3 委員会付託  日程第4 予算委員長報告 質疑、討論、採決  日程第5 意見書案第9号 「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」に基づく保育制度に反対し、現行保育制度の拡充を求める意見書(案)       上程、説明、質疑、討論、採決  日程第6 意見書案第10号 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加反対を求める意見書(案)       上程、説明、質疑、討論、採決  日程第7 継続審査事件について議員定数調査特別委員長報告  日程第8 閉会中、議会運営委員会からの継続審査(調査)について   -----------------------------------   出席議員(23名)       1番  大戸祐介          2番  若林純一       3番  長田徳行          4番  堀 孝則       5番  山下幸延          6番  久藤朝則       7番  内藤純孝          8番  足立善己       9番  土谷桂山         10番  大塚州章      11番  匹田 郁         12番  大嶋 薫      13番  林 壯一朗        14番  吉岡 勲      15番  衛藤忠一         16番  藤原一弘      17番  三浦正行         18番  加茂千恵子      19番  平川哲郎         20番  牧 宣雄      21番  首藤新一         22番  西水忠夫      23番  武生博明   -----------------------------------   欠席議員(なし)   -----------------------------------事務局職員出席者    局長         武田泰徳   副主幹        林 昌英    主査         小嶋佳希   政策調査課      望月裕三   -----------------------------------説明のための出席者    市長         中野五郎   副市長        佐藤信介    教育長        吉田純雄   消防長        後藤幸生    総務部長       斎藤克己   市民部長       岡田啓司    ふるさと建設部長   吉田 定   地域振興部長     藤原邦夫    教育次長       川野修正   総務課長       大戸徳一    財政企画課長     日廻文明   まちづくり推進課長  阿南俊二    教育総務課長     稗田勝一   教育総務課参事    亀井勝治    福祉保健部次長    西岡 隆   -----------------------------------          午前10時00分 開議 ◎事務局長武田泰徳君) おはようございます。ただいまの出席議員は23名であります。 ○議長(武生博明君) ただいま報告のとおり定足数に達しております。 よって、本日の会議は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程表のとおり議事を進行いたしますので、よろしくお願いいたします。   ----------------------------------- △日程第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決 ○議長(武生博明君) 日程第1、第108号議案から第110号議案、第112号議案から第115号議案及び第118号議案から第128号議案を一括議題といたします。 これより委員長の報告を求めます。 教育民生委員長。     [教育民生委員長 藤原一弘君登壇] ◆教育民生委員長藤原一弘君) 皆さん、おはようございます。教育民生委員長の藤原です。 本12月定例会において教育民生委員会に付託されました議案2件につきまして、去る12月10日に委員会を開催いたしましたので、その審査経過と結果についてご報告申し上げます。 初めに、第108号議案 臼杵市医学生奨学資金に関する条例の制定についてですが、能力があるにもかかわらず経済的理由医学部医学課程への修学が困難で、かつ将来医師として臼杵市内医療機関の業務に従事する意思のある者に対し、臼杵市医師会と協働して奨学資金を貸与し、郷土の医療を支える医師を育成・確保するとともに、市民が安心して医療を受けることができる地域づくりを推進することを目的に条例を制定するものであります。委員から、貸与を受ける学生に対して、条例の目的をしっかりと伝え貸与していただきたいとの意見がありました。審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第109号議案 臼杵市社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例の制定についてですが、社会福祉の増進に資するため、社会福祉法に基づき設立された市内の社会福祉法人に対して、市が助成を行う場合の手続に関し、必要な手続を条例で定めるものであり、審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で教育民生委員会に付託を受けました議案2件の審査経過と結果のご報告を終わりますが、議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 以上です。 ○議長(武生博明君) 総務委員長。     [総務委員長 吉岡 勲君登壇] ◆総務委員長(吉岡勲君) おはようございます。総務委員長の吉岡 勲です。 本12月定例会において総務委員会に付託されました議案4件につきまして、去る12月10日に委員会を開催しましたので、その審査経過と結果につきましてご報告いたします。 まず、第110号議案 臼杵市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてですが、職員の不祥事を受け、管理監督責任者として市長の給料月額を2カ月間減額するものであり、審査の結果、別に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第112号議案 臼杵市手数料条例の一部改正についてですが、政令の一部改正に伴い、危険物貯蔵タンク検査手数料ほか、消防法に基づく各種手数料の改正を行うものであり、審査の結果、別に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第114号議案 臼杵市火災予防条例の一部改正についてですが、省令の一部改正に伴い、複合型居住施設用自動火災報知設備を設置した場合は、住宅用防災警報器等を設置しないことができる旨の規定を当該条例に追加するものであり、審査の結果、別に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第128号議案 臼津広域連合規約の変更についてですが、臼杵市及び津久見市の議員から、それぞれ10名選出の計20名で構成されている臼津広域連合議会議員定数について、両市5名ずつの計10名と改正するため、地方自治法第291条の11の規定により、議会の議決を求めるものであり、審査の結果、別に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で総務委員会に付託を受けました議案4件の審査結果の報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(武生博明君) 建設産業委員長。     [建設産業委員長 山下幸延君登壇] ◆建設産業委員長山下幸延君) 皆さん、おはようございます。建設産業委員長山下幸延です。 本定例会におきまして建設産業委員会に付託を受けました議案2件につきまして、去る12月10日に委員会を開催し、執行部より説明を受け、慎重に審査いたしました。その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 初めに、第113号議案 臼杵市浄化槽整備推進事業施設条例の一部改正についてですが、野津地域において市が設置を行っている個別浄化槽整備推進事業について、市による新規設置をやめ、これを臼杵市全域において個人設置型に統一するため、本条例を既存の浄化槽の管理条例に改正するものであります。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第115号議案 臼杵市企業立地促進条例の一部改正についてですが、これまでの企業立地促進条例は一定の要件を満たした事業者に対し、固定資産税の2分の1相当額を3年間助成していましたが、本年4月から臼杵市全域が過疎地域自立促進特別措置法対象地域となったことを受け、助成内容を見直すとともに、助成期限を延長するための改正を行うものであり、設備投資額等の要件緩和や対象業種の範囲拡大によって、本市における企業の立地及び増設、雇用の促進を図るものであります。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で建設産業委員会に付託を受けました議案2件についての審査経過と結果の報告を終わりますが、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(武生博明君) 予算委員長。     [予算委員長 匹田 郁君登壇] ◆予算委員長(匹田郁君) 予算委員長の匹田 郁です。 本12月定例会において予算委員会に付託されました議案10件につきまして、去る12月13日に委員会を開催しましたので、その審査経過及び結果につきましてご報告いたします。 まず、第118号議案 平成22年度一般会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出それぞれ3億1,565万9,000円を追加し、総額を191億6,873万6,000円とするものであります。 まず、総務部につきましては、歳入の主なものとして、普通交付税3,500万円の追加であり、補正後の交付税総額は55億5,500万円となりました。歳出の主なものとしては、地区集会所建設事業補助金であり、これは備品購入において上限を25万円として購入費の2分の1を補助するものであります。 次に、市民部についてですが、歳入において、景気低迷に伴う所得の落ち込みにより個人市民税が4,100万円の減額となりましたが、法人市民税については法人の業績回復に伴い1億5,000万円の増額、また、土地・家屋等の資産の増加に伴い固定資産税都市計画税がそれぞれ増額され、市税総額は41億4,938万4,000円となっています。 次に、福祉保健部につきましては、歳入の主なものとして、障害者自立支援に対する国・県の補助金や地域子育て創生事業補助金等であり、歳出の主なものとしては、母子保健事業における妊婦健診や乳児健診、健康増進事業における各種がん検診等、健康診査委託料の追加であります。 次に、ふるさと建設部についてですが、歳入においては県工事負担金事業債の増、歳出では市内道路補修工事費の追加や、道路新設改良に伴う測量設計委託料改良工事費の組みかえが主なものであります。 次に、地域振興部につきましては、イチゴハウスリース事業新規計上に伴う強い農業づくり経営構造対策事業補助金の追加、また、堆肥の袋詰め機フォークリフト等施設用備品購入のための土づくりセンター運営管理費の追加が主なものです。 次に、教育委員会につきましては、中学校の施設補修工事費や吉四六ランドテニスコート改良工事費の追加、野津給食センター空調機器設置新規計上等が主なものとなっています。 以上、執行部より説明を受け、慎重に審査いたしましたが、審査の過程において、福祉課の各事業に対する利用実績や受診率について、また、産業観光課中小企業振興資金保証料補給金に対する実施内容等について質問がありましたが、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 続いて、第119号議案から第127号議案の9つの特別会計についてですが、歳入では決算見込みによる受益者負担金や、交付金の決定に伴う増加が主なものとなっています。歳出につきましては、公共下水道事業特別会計において、処理量の増加に伴う汚泥処分委託料の追加、国民健康保険特別会計では一般被保険者の高額療養費の追加、また、介護保険特別会計では居宅介護サービス給付費の不足に伴う補正が主なものであります。 以上、執行部より説明を受け、慎重に審査いたしましたが、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決することに決しました。 以上で予算委員会に付託を受けました議案10件の審査経過と結果の報告を終わります。 ○議長(武生博明君) 以上で委員長の報告を終わります。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。     (なし) ○議長(武生博明君) 以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (なし) ○議長(武生博明君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第108号議案から第110号議案、第112号議案から第115号議案及び第118号議案から第128号議案については、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(武生博明君) ご異議なしと認めます。 よって、第108号議案から第110号議案、第112号議案から第115号議案及び第118号議案から第128号議案については、委員長報告のとおり決しました。----議決結果----          議案番号件名結果第108号議案臼杵医学生奨学資金に関する条例の制定について原案可決第109号議案臼杵社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例の制定について原案可決第110号議案臼杵市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について原案可決第112号議案臼杵手数料条例の一部改正について原案可決第113号議案臼杵浄化槽整備推進事業施設条例の一部改正について原案可決第114号議案臼杵火災予防条例の一部改正について原案可決第115号議案臼杵企業立地促進条例の一部改正について原案可決第118号議案平成22年度臼杵市一般会計補正予算(第5号)原案可決第119号議案平成22年度臼杵石仏特別会計補正予算(第3号)原案可決第120号議案平成22年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)原案可決第121号議案平成22年度臼杵市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)原案可決第122号議案平成22年度臼杵市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)原案可決第123号議案平成22年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計補正予算(第3号)原案可決第124号議案平成22年度臼杵市浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第2号)原案可決第125号議案平成22年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)原案可決第126号議案平成22年度臼杵市介護保険特別会計補正予算(第2号)原案可決第127号議案平成22年度臼杵市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)原案可決第128号議案臼津広域連合規約の変更について原案可決   ----------------------------------- △日程第2 第129号議案 上程、説明、質疑 ○議長(武生博明君) 日程第2、第129号議案を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 中野市長。     [市長 中野五郎君登壇] ◎市長(中野五郎君) ただいま上程されました第129号議案 平成22年度臼杵市一般会計補正予算につきましてご説明申し上げます。 国は、本年10月に円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策を決定し、11月26日に平成22年度補正予算が成立しております。 これに伴い、地方公共団体への財政措置が講じられており、本市としましても、早急に予算化することによって緊急総合経済対策に取り組みたいと考えております。 中でも、地方自治体が行う地域活性化社会資本整備などの事業を対象とした地域活性化交付金が創設されており、具体的には、地域の活性化ニーズに応じてきめ細かな事業を実施するためのきめ細かな交付金と、これまで住民生活にとって重要な分野でありながら、光が十分に当てられてこなかった分野に対して支援する、住民生活に光をそそぐ交付金の2つの交付金を活用する事業を計上しております。 きめ細かな交付金を活用する主な事業としては、災害時に避難した地域住民の利便性も考えた学校施設におけるトイレの洋式化や、危険な構造物の撤去などを行うことで安心・安全な教育環境を整える学校施設整備改修事業のほか、多数の市民の方々が利用する公共施設の整備として、中央公民館長寿命化エレベーター設置により利用者の利便性の向上を図る事業や、市民会館照明設備空調設備の補修などの事業費を計上しております。 住民生活に光をそそぐ交付金を活用する主な事業としましては、認知症を早期に発見し早期診療につなげるための認知症対策タッチパネル導入事業や、高齢者が安心して利用できる環境を整備するための老人憩いの家等改修事業、知の地域づくり事業として、学校図書館を活用した授業を推進するための学校図書館活用推進事業と、すべての小中学校の図書室に空調設備を整備する環境整備事業市立図書館照明設備空調設備の改修、こども図書館空調設備を整備するなどを行う長寿命化と利用者の利便性向上のための事業、図書館を通じて子育てを応援する事業などを計上しております。 このほか、子宮頸がん等ワクチン接種事業を計上しております。 子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンについては、国において予防接種法上の定期接種化の検討が行われており、今回これらの予防接種を促進するため、国の補正予算により財政措置が講じられたところであります。 本市といたしましても、今議会において議決をいただくことで、本年度中に少しでも多くの市民の方々に予防接種を受けていただけるよう努めたいと考えております。 また、国の補正予算関連以外として、9月補正予算に計上いたしました映画「たびびとの詩」撮影協力実行委員会に対する補助金について、今回県の助成もいただけることとなりましたので追加計上したところであります。 以上、今回の補正に関する財源といたしましては、国の補正予算に伴う国庫補助金県補助金のほか、地域活性化分として追加交付を受けた普通交付税を計上いたしました。 この結果、補正予算総額は2億8,014万6,000円となり、平成22年度一般会計予算総額は194億4,888万2,000円となりました。 以上をもちまして説明を終わりますが、何とぞ慎重なご審議の上、ご賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(武生博明君) 以上で提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。     (なし)
    ○議長(武生博明君) 以上で質疑を終結いたします。   ----------------------------------- △日程第3 委員会付託 ○議長(武生博明君) 日程第3、これより委員会付託を行います。 ただいま議題となっております第129号議案については、予算委員会に付託いたします。 ここでしばらく休憩いたします。 直ちに予算委員会を開催いたしますので、委員の皆さんは議員サロンのほうにお集まり願います。          午前10時25分 休憩   -----------------------------------          午前11時19分 再開 ○議長(武生博明君) 再開いたします。   ----------------------------------- △日程第4 予算委員長報告 質疑、討論、採決 ○議長(武生博明君) 日程第4、第129号議案について委員長報告を求めます。 予算委員長。     [予算委員長 匹田 郁君登壇] ◆予算委員長(匹田郁君) 予算委員長の匹田 郁です。 本12月定例会において、本日、予算委員会に付託されました議案1件につきまして、休憩中に委員会を開催しましたので、その審査経過及び結果につきましてご報告いたします。 第129号議案 平成22年度一般会計補正予算(第6号)につきましては、主に国の緊急総合経済対策において創設された地域活性化交付金を活用した事業に係る追加補正であり、歳入歳出それぞれ2億8,014万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を194億4,888万2,000円とするものです。 主な内容についてですが、地域の活性化ニーズに応じてきめ細かな事業実施を目的としたきめ細かな交付金に係る事業として、災害時の避難住民にも配慮しつつ、安全・安心な教育環境の整備に向け、トイレの洋式化や危険な構造物の撤去を行うための学校教育施設整備改修事業のほか、中央公民館長寿命化エレベーター設置など、利用者の利便性向上に向けた新規の事業費が計上されています。 また、これまで必要とされながら、十分に光が当てられてこなかった分野に支援する住民生活に光をそそぐ交付金に係る事業として、学校図書館を活用した授業推進を行うための環境整備事業活用推進事業、認知症の早期発見早期治療のためのタッチパネル式認知症診断装置導入事業や、老巧化している臼杵・野津双方の図書館の施設整備を行う図書館長寿命化利便性向上事業等が計上されています。 このほか、子宮頸がん等ワクチン接種促進事業費臨時補助金による子宮頸がん、ヒブ小児用肺炎球菌の各ワクチン接種事業が計上されているほか、国の補正予算とは別に、県の地域活動支援事業費補助金として、現在臼杵市において撮影が進んでおります塩屋 俊監督の映画「たびびとの詩」撮影協力委員会への補助金の追加が計上されています。 以上、執行部より説明を受け、慎重に審査した結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で予算委員会に付託を受けました議案1件の審査経過と結果の報告を終わります。 ○議長(武生博明君) 以上で委員長の報告を終わります。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。     (なし) ○議長(武生博明君) 以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (なし) ○議長(武生博明君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第129号議案については、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(武生博明君) ご異議なしと認めます。 よって、第129号議案については、委員長報告のとおり決しました。----議決結果----          議案番号件名結果第129号議案平成22年度臼杵市一般会計補正予算(第6号)原案可決   ----------------------------------- △日程第5 意見書案第9号 上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(武生博明君) 日程第5、意見書案第9号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 藤原議員。     [16番 藤原一弘君登壇] ◆16番(藤原一弘君) 議席16番の藤原です。 意見書案第9号 「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」に基づく保育制度に反対し、現行保育制度の拡充を求める意見書(案)についてご説明いたします。 国においては、本年6月29日に少子化社会対策会議において「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」が決定され、今後、詳細な検討を行い平成25年から新制度の施行を目指すとされています。 この「新システム」は、市町村の保育実施義務をなくし、保育所入所を保護者と保育所の間の公的保育契約制度にするとともに、民間企業を含む多様な業者の参入を促進するために、「認可制度」を「指定制度」にするものであり、まさに、保育を産業化させようとするものであります。 市町村の保育実施義務がなくなることから、保育所と契約を結ぶのは保護者の自己責任となるなど、保護者の負担は増大し、家庭の経済的理由から保育所を利用できなくなる子どもたちが多数出ることも懸念されます。 よって、国会及び政府におかれましては、新システムの検討にあたって次の事項に配慮するよう強く要望します。 1.国及び市町村の公的保育責任を大きく後退させる「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」に基づく保育制度ではなく、児童福祉法第2条及び第24条により国及び市町村の保育の実施が明確に義務づけられている公的保育制度を堅持、拡充すること。 2.国の責任において緊急に認可保育所を整備し、待機児童の解消を図ること。 3.規制緩和や待機児童解消の名のもとに児童福祉施設最低基準を後退させないこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 以上で説明を終わりますが、議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(武生博明君) 以上で説明を終わります。 これより質疑に入ります。     (なし) ○議長(武生博明君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第9号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(武生博明君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第9号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (なし) ○議長(武生博明君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 意見書案第9号については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(武生博明君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第9号については、原案のとおり可決されました。----議決結果----          議案番号件名結意見書案第9号「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」に基づく保育制度に反対し、現行保育制度の拡充を求める意見書(案)原案可決   ----------------------------------- △日程第6 意見書案第10号 上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(武生博明君) 日程第6、意見書案第10号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 土谷議員。     [9番 土谷桂山君登壇] ◆9番(土谷桂山君) 建設産業副委員長の土谷桂山です。 意見書案第10号について提案をいたします。 環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉への参加反対を求める意見書(案)について提案をいたします。 政府は本年3月に今後のわが国農業・農村施策の基本となる「食料・農業・農村基本計画」を定め、農業・農村の振興に取り組みを開始したにも係らず、11月9日に「包括的経済連携に関する基本方針」を閣議決定し、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定への参加の可否を決定するため関係国との協議を開始しました。 周知のように環太平洋パートナーシップ(TPP)協定は例外品目を認めず、十年後にはほぼ全ての分野で関税を完全に撤廃することが原則とされており、農林水産省が公表した試算では、国境措置が撤廃された場合、国内の農業総産出額が4兆1千億円減少し、自給率も40%から14%へと大きく減少するとしています。この影響によって、農村部を中心に地域社会もまた崩壊することは明らかであり、食料の安全保障とともに、地下水の涵養や洪水の防止など農業の果たしている多面的機能もまた失われることとなります。政府は、農業構造改革推進本部(仮称)を設置し、競争力の強化をはかるとしていますが、米国やオーストラリアの一農場当たりの経営面積はわが国の農家と数十から数百倍もの格差があり、これらの国と同等の競争力を確保することは不可能であります。 よって、政府の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加にあたっては、わが国農業への十分な配慮のうえで、次のとおり反対を強く求めるものであります。 1.環太平洋経済連携(TPP)協定は、国内農業や地域社会に壊滅的な影響を与えるのみならず、食料危機が懸念される中で国民生活にとっても取り返しのつかない事態を招来しかねず、交渉には参加しないこと。 2.今後の農産物貿易交渉にあたっては、これまでのWTO農業交渉における「多様な農業の共存」を基本理念として堅持し、食料・農業・農村基本計画と整合性をもって交渉を行うこと。 以上ですが、意見書の提出について、議員皆様のご賛同をよろしくお願いをいたします。 ○議長(武生博明君) 以上で説明を終わります。 これより質疑に入ります。     (なし) ○議長(武生博明君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第10号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ございませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(武生博明君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第10号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 1名の議員から討論の通告がありますので、発言を許可します。 若林議員。     [2番 若林純一君登壇] ◆2番(若林純一君) 意見書案第10号 環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉への参加反対を求める意見書(案)に反対の立場で討論いたします。 日本の主力産業の国際競争力を低下させないためには、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加は避けて通れません。しかし、現状の農業政策のままTPPへの参加を行えば、国内農業が壊滅的打撃を受けることは明白であります。 TPP参加を前提に食料安全保障の観点から直接支払い制度の拡充など、農業政策の抜本的見直しを行う必要があります。大変困難な制度設計であり、国民的議論が必要ですが、TPPへの参加は、日本の国益を考えれば避けては通れず、食料安全保障の観点からの農業政策の抜本的見直しを行うことを条件にTPPへの参加に賛成します。 本意見書は、従来どおりの関税による国内農業の保護を前提とし、TPPへの参加交渉さえ認めない内容となっておりますので、本意見書案については反対いたします。 ○議長(武生博明君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 意見書案第10号については、原案のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。     [起立せる者多数] ○議長(武生博明君) 着席願います。 起立多数であります。 よって、意見書案第10号については、原案のとおり可決されました。----議決結果----          議案番号件名結意見書案第10号環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加反対を求める意見書(案)原案可決 ○議長(武生博明君) なお、各意見書の取り扱いについては、議長に一任願います。   ----------------------------------- △日程第7 継続審査事件について議員定数調査特別委員長報告 ○議長(武生博明君) 日程第7、継続審査事件についての報告を求めます。 議員定数調査特別委員長。     [議員定数調査特別委員長 牧 宣雄君登壇] ◆議員定数調査特別委員長(牧宣雄君) 皆さん、おはようございます。議員定数調査特別委員長の牧でございます。 議員定数調査特別委員会の調査経過についてご報告いたします。 去る11月30日に第4回目の委員会、12月7日に第5回目の委員会を開催いたしました。全議員を対象とした議員定数に関するアンケートを作成したところでございます。このアンケートは、適正な議員定数は何名と考えているのか、その理由をどう考えているのか、あるいは議員定数を決定する上でどのような調査、取り組みをすべきなのか、各議員の調査を行うものであります。現在、その集計を行っているところでございます。 先般開催をいたしました全員協議会においても説明をいたしましたが、特別委員会では、この集計の結果を参考にしながら、今後の調査、取り組みについて検討していくことになっております。 以上で議員定数調査特別委員会の調査結果を終わります。 ○議長(武生博明君) 以上で特別委員長の報告を終わります。   ----------------------------------- △日程第8 閉会中、議会運営委員会からの継続審査(調査)について ○議長(武生博明君) 日程第8、閉会中、議会運営委員会からの継続審査並びに調査についてを議題といたします。 議会運営委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中継続審査並びに調査したいとの申し出がありました。                         平成22年12月13日 臼杵市議会議長 武生博明殿                     議会運営委員長  足立善己        閉会中継続審査(調査)の申し出について  議会運営委員会は、その所管事務のうち次の調査項目について、閉会中もなお継続審査(調査)を要するものと決定しましたので、会議規則第104条の規定により申し出ます。              記  1.継続審査(調査)事件  議会改革の取組みについて  2.場所  山口県周南市議会・福岡県宗像市議会  3.期間  平成23年1月26日から1月27日までの2日間 ○議長(武生博明君) お諮りいたします。 ただいま議会運営委員会から申し出のとおり、閉会中継続審査並びに調査することにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(武生博明君) ご異議なしと認めます。 よって、議会運営委員会から申し出のとおり、閉会中継続審査並びに調査することを決定いたしました。 お諮りいたします。 今期定例会で議決されました事件につきまして、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に一任されたいと思います。 これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(武生博明君) ご異議なしと認めます。 よって、議決されました事件についての条項、字句、数字、その他の整理につきましては、議長に委任することに決定いたしました。 以上で、今期定例会の日程はすべて終了いたしました。 これをもちまして、平成22年臼杵市議会12月定例会を閉会いたします。          午前11時40分 閉会   -----------------------------------       平成22年12月17日 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                 臼杵市議会議長    武生博明                   〃 副議長    内藤純孝                 会議録署名議員    土谷桂山                    〃       大塚州章...