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03月23日-08号

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  1. 中津市議会 2021-03-23
    03月23日-08号


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    最終取得日: 2023-04-03
    令和 3年 3月定例会(第1回)令和3年3月23日 午前10時00分招集出席議員 (24名) 1番 小住利子    2番 恒賀愼太郎  3番 中村詔治    4番 荒木ひろ子 5番 川内八千代   6番 三上英範   7番 松葉民雄    8番 山影智一 9番 本田哲也   10番 相良卓紀  11番 木ノ下素信  12番 大内直樹13番 三重野玉江  14番 林秀明   15番 角祥臣    16番 髙野良信17番 藤野英司   18番 中西伸之  19番 吉村尚久   20番 大塚正俊21番 千木良孝之  22番 須賀要子  23番 古江信一   24番 草野修一欠席議員 (なし)地方自治法第121条による出席者(24名)市長         奥塚正典    副市長          前田良猛教育長        粟田英代    病院・診療所事業管理者  横田昌樹参与         滝口定義    三光支所長        今津時昭本耶馬渓支所長    今永正直    耶馬溪支所長       髙田悟山国支所長      船方祐司    総務部長         榎本厚企画観光部長     松尾邦洋    福祉部長         吉富浩生活保健部長     今冨寛二    商工農林水産部長     廣津健一建設部長       濱田光国    上下水道部長       榊原竹義消防本部消防長    恵良嘉文    市民病院事務部長     秋吉勝治会計管理者      友松尚美    教育委員会教育次長    大下洋志秘書広報課長     藤田泰吉    総務部総務課長      黒永俊弘財政課長       小川泰且    総合政策課長       松垣勇出席した議会事務局職員(3名)局長         中野周幸    次長           神礼次郎議事係主幹(総括)  用松修平議事日程 本会議   第1.委員長報告 第2.委員長報告に対する質疑 第3.討論 第4.採決 第5.追加議案上程    議第 49号 中津市監査委員の選任について    議第 50号 中津市議会会議規則の一部改正について    意見書第1号 日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書    決議第 2号 議第42号 中津市廃棄物の処理及び再利用に関する条例等の一部改正に対する附帯決議    以上、4件上程~提案理由説明~質疑~委員会付託省略~討論~採決 ※議事日程の追加~日程追加決定    議長の辞職の件 ※議事日程の追加~日程追加決定    議長の選挙 ※議事日程の追加~日程追加決定    副議長の辞職の件 ※議事日程の追加~日程追加決定    副議長の選挙 第6.常任委員及び議会運営委員の選任 第7.大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ─────────────────────────────────────────────── ○議長(山影智一)  ただいまより第1回中津市議会定例会を再開し、本日の会議を開きます。午前10時00分 日程第1、委員長報告に入ります。 議第1号から議第43号まで、及び議第48号並びに閉会中の継続審査として委員会に付託していました請願第3号、計45件を一括議題として、各委員長の審査結果の報告を求めます。 まず、総務企画消防委員長にお願いいたします。 ◎総務企画消防委員長(大塚正俊)  皆さん、おはようございます。総務企画消防委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました各案件につきましては、3月16日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定をいたしました。 なお、審査の過程で質疑並びに要望等がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第10号 令和3年度中津市一般会計予算について、歳出、第2款 総務費、第1項 総務管理費、第9目 企画費のうち、地域振興対策事業費地域公共交通事業費負担金に関して、地域公共交通事業費負担金の中に公共交通調査事業負担金が含まれているが、そこで行う中津市地域公共交通網形成計画見直しに伴うアンケート調査ニーズ分析について、内容と実施方法はどうなっているのか、との質疑に対して、アンケートの実施方法については、移動手段を必要とする住民の抽出を行い、リストから抽出された住民に対して本調査を実施するという2段階で行うようにしています。調査により真に移動手段を必要とする方の移動ニーズを把握して、市街地における課題の優先性を整理していく形となっています。市民アンケート及び主要施設利用者に対してヒアリング等の実施を行っていく内容となっています、との答弁がありました。 また、交通網の少ないところについて、路線バスが1日に一、二本走っているところは交通機関があるということになり対象地域とならないという話をよく聞きますが、高齢者を中心に病院や買い物に行く等で不便に思っている人たちの本当のニーズを吸い上げてもらいたいと思います。アンケートの内容も委託業者がほかでやっているものをそのままということではなく、十分精査した項目でアンケートを取ってもらいたいと思うがいかがか、との質疑に対し、バス不便地域における取組の優先性の整理を目的に、不便地域の住民もしっかり対象にしてアンケート調査をしていきたいと考えています、との答弁がありました。 また、不便地域というところが特に気になります。バス停があるところから500メートル以内だから対象にしないというような話をよく聞きますが、バスの路線がということではなく、地域の中で本当に困っている人たちをどう救うのかという部分を盛り込んで調査をしてもらいたいと思います。それが本当のニーズを拾うことだと思うので、計画をつくることで満足せず、本当に困っている人を少しでも助けられるような事業にしてもらいたいと思うがいかがかとの質疑に対して、委託する業者が決まり次第、御意見を踏まえてやっていきたいと思います、との答弁がありました。 また、公共交通会議の委員に福祉関係の方が入っていませんが、社会福祉協議会等で移動支援についての会議をしているので、いろいろ把握していると思います。福祉関係の方が委員にいたほうがよいとも思いますし、今回のアンケート調査でもそういった意見を十分に吸い上げられるよう、ニーズ分析の仕方も含めて検討していただきたいと思うがいかがか、との質疑に対し、公共交通会議においてもニーズを上げられるような方をしっかりと選任しながらやっていくとともに、アンケート調査の結果が出た後、この公共交通会議で分析をしていきますので、しっかりとニーズをつかんでいきたいと考えています、との答弁がありました。 また、路線バスのバス停にコミュニティバスが止まれないため、病院に行くためにタクシーや他の路線バスに乗り換えなければならず不便な思いをされている方々がいますが、公共交通会議で議論はされているのか、との質疑に対して、路線バスの三保線について公共交通会議にかけ、豊陽公園バス停一ツ松入口バス停の2か所でコミュニティバスが止まれるように会議で承認されましたので、今年の4月1日から改定を予定しています。豊陽公園バス停は酒井病院や梶原病院、一ツ松入口バス停は第一病院に行くことができる停車位置になっています。今後、バス利用者の方々に周知をしていきます、との答弁がありました。 次に、歳出、第2款 消防費、第1項 消防費、第1目 常備消防費の委託料について、ネットワーク機器設定設置委託料1億8,870万5,000円の内容は、との質疑に対して、この委託料については、平成26年度に導入した消防指令システムの中間更新に係る費用です。機器のほとんどがコンピューター制御であり、定期的な更新をしないと支障が出てくるため、その更新に係る費用です、との答弁がありました。 また、大分県域での共同運用を予定している指令センターとの関係は、との質疑に対し、今回の更新は、現在中津市に設置している消防司令システムに係る分で、令和6年4月1日を目指している新しい指令センターの分とは別になります、との答弁がありました。 また、今回の更新は共同運用までの3年間のみのためなのか、それとも令和6年度以降もそのまま使えるのか、との質疑に対して、この機器は令和6年度以降も使えるものではありますが、共同運用のシステムについてはまだメーカーが決まっていない状況であり、もし中津市と違うメーカーが入った場合は接続ができないと聞いています。中津市単独では使えるかもしれませんが、最終的にどこまで残すのかについては今後の協議で決まっていくものと考えています、との答弁がありました。 また、令和6年度からの共同運用が決定している中、今の中津市の機能を維持するためだけにこれだけお金をかけるというのは問題があるのではないか。共同運用に合わせた対応はできないのかとの質疑に対して、消防本部としてももっと延命化できないのかメーカーとも協議をしてきましたが、これ以上続けていくと故障が増えることが予想され、保証もできないと言われています。平成26年度に今のシステムを導入したときには、メーカーからは5年で中間更新、10年後には新しい機器に替えることを推奨されましたが、それを2年ずつ延ばして、7年後に2億円で中間更新をし、14年後に新しく機器を更新するという計画を立てていました。その後、共同運用の協議が始まったため、メーカーと協議をしながら更新内容を精査し、当初予定していた2億円から引き下げてきたという状況です。確かに経費はかかりますが、現場の活動に支障が生じることのないようにしていかなければならないため、今回予算に計上させていただきました。今後もなるべく経費がかからないようにメーカーとも交渉しながらやっていきます、との答弁がありました。 次に、職員給与について。職員給与に関連して、男女の比率について正規職員の場合は男性が多く、任期付や短時間になると女性のほうが多くなるという報告がありましたが、男女雇用機会均等法や同一労働同一賃金について、市としてどのように検討しているのかとの質疑に対して、現在、市職員の採用においては、性別に関わりなく受験者の能力本位で採用しています。ここ数年の新採用職員については女性のほうが割合としては大きくなってきています。非正規職員についても、募集時の任用条件に資格等の条件は掲げますが、性別要件はありません。結果として女性のほうが多くなっている状況です。同一労働同一賃金についても、職責に応じて処遇を決めていますとの答弁がありました。 また、臨時職員として働いている方々も責任を持って仕事をされています。そういう方々の処遇についは、臨時だから職責が軽いということではなく、例えば子どもたちに接している方は職員と同じぐらいの責任を持って仕事をしていると思いますので、ぜひ改善の検討をお願いしたいとの要望がありました。 次に、採決に当たり討論を求めましたところ、議第10号 令和3年度中津市一般会計予算について、予算全体としてはいろいろ工夫をされて組んでいるというのは分かりますが、特に新年度の特徴として、コロナ関係で非常に市民の皆さんの暮らしは大変な事態になっていると思っています。この新年度の予算での市民税は3億6,000万円の減額になっていますし、個人市民税については1億7,800万円、前年度よりも低い数字になっています。そういう中で、情報を市全体で共有して、市民に寄り添った施策を展開していただきたいと思いますが、市民の皆さんからは、このコロナの時期に市民の負担を増やそうとしていると言われますし、そのような支出が目立っています。 軽自動車税にしても8,500台、25パーセントに3,500万円の重課が課せられているということで、中津市では特に農業関係者の皆さん方の軽トラックの所有率が高いと思います。そういう方々が苦労しながら農業に携わっておられる、長年使い続けているその車に重課をかけるということについては、反対をしたいと思います。それから、市民の皆さん方からは、元市職員の使い込みについて、何もお金が入ってきていないじゃないかと言われます。退職金の返還も求めて裁判をしていますが、1円も返金がないという状況の中で、もっと市民に寄り添った予算編成であってほしかったと思いますので反対をいたしますとの討論がありました。 よって、反対討論のありました議第10号については、挙手採決の結果、賛成多数につき、原案可決と決しました。 その他の案件につきましては、討論はなく、全員異議なく原案可決と決しました。 以上、総務企画消防委員会の審査の経過と結果の御報告といたします。 △(別紙) ・総務企画消防委員会審査結果表┌────────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                                審査結果│├────────────────────────────────────────────┤│議第 1号 令和2年度中津市一般会計補正予算(第7号)の一部          原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 6号 令和2年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計補正予算(第3号) 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第10号 令和3年度中津市一般会計予算の一部                 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第15号 令和3年度中津市サイクリングターミナル事業特別会計予算       原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第17号 令和3年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計予算        原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第22号 中津市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改    ││      正について                             原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第23号 中津市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について       原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第24号 中津市職員等の旅費に関する条例及び証人等の費用弁償に関する条例の一部    ││      改正について                            原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第25号 中津市耶馬トピア施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について  原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第26号 中津市自転車利用者モデル施設の設置及び管理に関する条例の一部改正に    ││      ついて                               原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第48号 令和2年度中津市一般会計補正予算(第8号)の一部          原案可決│└────────────────────────────────────────────┘ ○議長(山影智一)  次に、教育産業建設委員長にお願いいたします。 ◎教育産業建設委員長(角祥臣)  それでは、教育産業建設委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました各案件につきましては、3月12日及び3月15日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定いたしました。 なお、審査の過程で質疑及び意見がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第1号 令和2年度中津市一般会計第7号補正予算、第2表 繰越明許費補正商工振興事業費新型コロナウイルス対策関連)について、感染防止対策補助金申請時に、カメラやプリンターに不慣れな方に配慮し、マスクやアルコール消毒液など消耗品については写真の添付は省略してはどうか、との質疑に対し、手間は承知していますが、補助対象経費として確認するため、皆さん平等に写真を添付し申請していただいています。昨年早い段階で感染対策を行い、既に消耗した場合は、話を聞いた上で領収書のみでも受け付けています、との答弁がありました。 また、事業者への支援策の中で、中小企業者等特別応援金の要件として、農業者は法人でないと対象ではないのか、との質疑に対し、事業所が市内にあり、そこで加工・販売等をしている農業者は対象となる場合があります、との答弁がありました。 加工しているとなると6次産業であり、1次産業を対象としていないのではないか。国の持続化給付金や県の利子補給は個人農家も対象としている。農業の大きな売上げは米であるが、米の収入は10月以降になるため、米農家は現在つらい状況にあると思う。農業関係は所得が26パーセント減少しているとも言われており、農業者が苦しんでいる証拠であるため、農業者への支援を検討してほしい、との意見に対し、所得の減少の要因として売上げの減のほか、トビイロウンカの影響が大きいと考えられていますが、今後の状況を見て引き続き支援策を検討していきたいと思います、との答弁がありました。 次に、歳出、第6款 農林水産業費、第2項 林業費、第2目 林業振興費について、鳥獣害防止総合支援事業防護柵設置は農家の要望に対応できているのか、との質疑に対し、計画的に取り組むため、農家に対し昨年8月に自治委員文書を通じて、令和3年度の防護柵設置に関する要望調査を9月を締切りとして行っています。10月以降の要望となると基本的に翌々年度での対応となります、との答弁がありました。 これに対し、実際に被害が大きいものは10月、11月といった秋であり、秋に被害を受け市へ相談しても2年後になってしまう。県の補助金との関係もあるとのことなので、県にも緊急性に対応した補助金内容を検討するよう要望できないか、との質疑に対し、10月以降の要望だと基本的に翌々年度になりますが、実際には農家から年間40件程度の要望があるのに対して、このうち10件程度は延期や中止の申し出がありますので、既決予算の中で緊急度などを総合的に判断し対応しています、との答弁がありました。 次に、議第10号 令和3年度中津市一般会計予算、歳入、第14款 使用料及び手数料、第1項 使用料、第8目 教育使用料について、公民館や生涯学習センター等社会教育施設の利用者がコロナ禍により活動が減ってきていると思われる。活動休止しているサークルも使用料を支払っていると思われるが、コロナ禍でも生涯学習の推進、心の癒やしという観点から、活動が縮小しているサークル活動を支援する検討はないのかとの質疑に対し、年間を通して公民館、生涯学習センターを定期的に利用しているほとんどの団体について、生涯学習の推進として使用料を免除しています。今後も生涯学習推進のため使用料の免除を継続していきたいと考えています。コロナ禍で利用者は減っていますが、一度足が遠のいてしまった利用者がコロナ終息後に戻ってこないということにならないよう、施設の活動を充実させるとともに、周知にも力を入れて新規利用者も増やしていきたいと考えていますとの答弁がありました。 次に、歳出、第4款 衛生費、第1項 保健衛生費、第1目 保健衛生総務費について、凍結が原因で漏水となり減免などの措置は必要だが、多くの市民は水道管が凍結しないよう努力したと思われる。しかし、多くのところは給水制限を受け、約1週間にわたってお風呂に入れないところもあった。十分な給水を受けられるという前提で水道料金を支払っているため、基本料金を免除するなど何らかの対応が必要と思うがどう考えているのかとの質疑に対し、御意見は真摯に受け止めたいと思います。水道料金の補償というのは難しい点もありますので、水道事業の役割として、整備等を行い、安定供給に努め、併せて市民の皆さんに凍結防止を徹底していただくよう啓発活動に注力し、信頼回復に努めたいと思いますとの答弁がありました。 次に、歳出、第10款 教育費、第1項 教育総務費、第3目 教育振興費について、制服検討アドバイザーの内容について、市内中学校の制服を令和3年度に検討会議を立ち上げて検討するということだが、検討会議のメンバーは、との質疑に対し、校長先生方や保護者のほかに大学教授などの有識者等を予定していますが、検討会議の中では生徒と保護者の意見を幅広く聞いて検討したいと思います、との答弁がありました。ジェンダー平等とも言われる中で、大人たちが一方的に決めるのではなく、制服を選択できるようにするべきではないか。また、子ども自身の問題であり、生徒会の子どもに検討会議に入ってもらい、子どもの意見がより反映されるようにすべきではないか、との質疑に対し、当然、制服を着るのは生徒ですので、個々の意見もあると思いますが、しっかり把握して検討会議に反映していきたいと思います、との答弁がありました。 次に、議第20号 令和3年度中津市水道事業会計予算について、水道供給の能力は、三口浄水場配水池築造工事や可搬式ろ過装置の導入によりどう変わるのか、との質疑に対し、現状では配水池の容量が、宮永浄水場が約2,000立方メートル、三口浄水場が6,400立方メートルとなっており、1日の計画配水量に対し、8時間の容量を持っています。今後の計画では、三口浄水場の配水池6,900立方メートルの増設、及び宮永浄水場の高区配水池700立方メートルの増設により、1日の計画配水量に対し15時間分の容量となります。また、可搬式ろ過装置については、1基につき1日1,000立方メートルの浄水能力を有しており、現在1基を導入していますが、令和3年度より計3基に増設し、計3,000立方メートルの浄水能力の補強を予定しています、との答弁がありました。 この事業完了により、先日の凍結による漏水時でも給水制限をしなくてもよくなるのか、との質疑に対し、給水制限をせずに済むのは、1日あたり2万6,000立方メートルの浄水機能が必要であり、現状の浄水機能に対して8,000立方メートルの補強が必要となります。令和11年度までには、8,000立方メートルの補強を完了させたいという計画があります。また、可搬式ろ過装置の補強は不測の事態に備えるため、補強が必要な8,000立方メートルのうち3,000立方メートルを次年度に整備します。可搬式ろ過装置の補強により、今回の漏水による給水制限の解除に6日ほど要しましたが、1日、2日は期間が短縮されるであろうと試算しています、との答弁がありました。 次に、採決にあたり討論を求めましたところ、議第10号 令和3年度中津市一般会計予算の一部について、雑入について、元市職員による使い込み事件により市民が約1,400万円の被害を受けています。この被害額の管理について、雑入や債権の欄に上げるべきですが、地方自治法の規定による管理方法ではないとして、上げられていません。被害を受けているのは市民ですので、市民に対しての報告が必要だと思いますが、今のところ報告がないのも問題だと思います。 もう一点、農業の問題として、昨年の農業所得が26パーセント以上減少していると審議の中で明らかになりました。その情勢を踏まえた農業の支援策が必要ですが、予算の中では見受けられませんでした。以上のことから、この議第10号に反対という討論がありました。よって、反対討論のありました議第10号について、挙手採決の結果、賛成多数につき、原案可決と決しました。 その他案件については、討論はなく、全員異議なく原案可決と決しました。 以上、教育産業建設委員会の審査の経過と結果の御報告をいたします。 △(別紙) ・教育産業建設委員会審査結果表┌────────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                                審査結果│├────────────────────────────────────────────┤│議第 1号 令和2年度中津市一般会計補正予算(第7号)の一部          原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 3号 令和2年度中津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)     原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 8号 令和2年度中津市水道事業会計補正予算(第2号)           原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 9号 令和2年度中津市下水道事業会計補正予算(第1号)          原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第10号 令和3年度中津市一般会計予算の一部                 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第12号 令和3年度中津市農業集落排水事業特別会計予算            原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第14号 令和3年度中津市小規模集合排水事業特別会計予算           原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第20号 令和3年度中津市水道事業会計予算                  原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第21号 令和3年度中津市下水道事業会計予算                 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第27号 中津市新型コロナウイルス感染症対策基金条例の一部改正について    原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第28号 新博多町交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について  原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第29号 中津市道路占用料徴収等に関する条例の一部改正について        原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第30号 中津市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について      原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第31号 中津市都市公園条例の一部改正について                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第32号 中津市条例の廃止に関する条例の一部改正について           原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第33号 中津市手数料条例の一部改正について                 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第34号 中津市水道事業給水条例の一部改正について              原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第35号 中津市山国林業者等健康増進センター条例の一部改正について      原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第36号 中津市体育施設条例の一部改正について                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第43号 公の施設の指定管理者の指定について(中津市耶馬溪農産物等加工施設) 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第48号 令和2年度中津市一般会計補正予算(第8号)の一部          原案可決│└────────────────────────────────────────────┘ ○議長(山影智一)  次に、厚生環境委員長にお願いいたします。 ◎厚生環境委員長(吉村尚久)  厚生環境委員会の審査の結果を、御報告申し上げます。本定例会において、当委員会に付託されました各案件につきましては、3月15日及び3月17日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり、決定いたしました。なお、審査の過程で、質疑並びに要望等がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第7号 令和2年度中津市病院事業会計補正予算(第2号)について、医療従事者へのワクチン接種が開始されたが、接種後の副反応等はあったのか。また、注射器について様々な報道が出ているが、中津市の対応は、との質疑に対し、接種を始め1週間で230人のワクチン接種を行いましたが、影響はなく、スムーズに行えています。市民病院に支給された注射器は1バイアルにつき5人で対応しております、との答弁がありました。 次に、議第10号 令和3年度 中津市一般会計予算、歳入、第3款 民生費、第2項 児童福祉費、第5目 障害者福祉費の障害児援護事業について、障害児通所施設で抱えている問題点などの相談はないか、との質疑に対し、個々の対応などは相談を受けることがあります。今年はコロナ禍の中でどうしていくかという相談が多くありましたが、今後も施設を訪問し、困りごとがないか聞いていきたいと思います、との答弁がありました。 また、放課後等デイサービスの施設が以前に比べて増えたが、設置にあたり地域ごとの配置について指導はされているのか、との質疑に対し、地域ごとの配置について指導はしませんが、御相談があったときには現在どの地域にどのくらいあるかということはお話しさせていただきます、との答弁がありました。また、地域ごとの受け入れ人数の過不足が経営に響いてくるので、地域ごとの配分について、今後行政で指導をしたり、必要な地域については設置希望者を探したりしないのか、との質疑に対し、現在、行き帰りに施設が行っている送迎を利用されている方が多く、保護者の方からの地区的な要望はありません。ただ、地区ごとにあればいいとは思いますので、念頭に置きながらやっていこうと思います、との答弁がありました。 また、市で心理士や発達障害について診断ができる専門スタッフを雇用し、民間と連携するなどは考えられないのか、との質疑に対し、体制の整備については来年度、発達支援に特化した児童発達支援センターが相原に新設されるので、専門スタッフが支援する体制を築けると考えています。また、旧下毛には、児童の障害児施設がありませんでしたが、来年度中には1事業所開設予定です、との答弁がありました。 次に、歳入、第4款 衛生費、第2項 清掃費、第1目 ごみ処理費について、廃棄物減量等推進審議会でも、ごみ袋の有料化や生ごみキエーロの取組もせずに、今まで通りの啓発だけでいいのかという議論があったかと思う。請願第3号で「分別を徹底するだけで燃やすごみを大きく減量することは可能」と主張されているが、これは可能なのか、との質疑に対し、100パーセントきちんと分別できれば、計算上は目標値をクリア、もしくは近くはなると思います。しかし、かなり以前から市民の皆さんにミニ集会や市報など様々な方法で現状などを伝えてきましたが、ごみ減量・資源化は進んでいません。これまで市のできる施策はやってまいりました。今回、廃棄物減量等推進審議会から、「ごみ減量・資源化施策の一体的な取組みが必要」との答申をいただきました。ごみ袋の有料化も一体的に取り組む施策のひとつです。答申に沿って、一体的に取り組まなければ目標の達成はできないと考えています、との答弁がありました。 また、実施時期が決まってから説明会を開催するのか、それはどれくらいの期間で行うと想定しているのかとの質疑に対し、ごみ袋有料化制度の導入の実施時期を決定した時点から約3か月の間で、説明会を開催したいと考えております。また、それとは別に、容器包装プラスチックの分別収集のこともあるので、リサイクルミニ集会は継続して行っていきます、との答弁がありました。また、実施時期が決まってから説明を行うということだが、事業ごみの値上げについて事業者はほとんどが知らない中、先に実施時期を決めてしまって納得してもらえるのか、との質疑に対し、決まってから3か月というのは家庭ごみ袋の有料化の説明期間と考えております。条例改正案が議決されましたら、クリーンプラザでの搬入料金など、商工会議所や商工会、事業所の皆さんに説明してまいります、との答弁がありました。委員より、家庭ごみ袋の有料化とクリーンプラザへの搬入料金の値上げの時期をずらすことも考えていただきたい、との要望がありました。 関連して、議第42号 中津市廃棄物の処理及び再利用に関する条例等の一部改正について、先日、議会と飲食業組合や商店街連合会とで意見交換を行い、本当に厳しい状況ということを直接お伺いし、その後、県にも継続的な支援の要望を行ってきた。その反面、この搬入料金の値上げで事業者に納得してもらえるのか。家庭ごみに関しては市民説明会を重ね、理解を得られていると思うが、事業者の方は搬入料金の値上げに関して全く知らない。ごみ袋の有料化と値上げは、同じ条例の中ではあるが、切り離して考えられないのか。これからリサイクルや環境問題に取り組んでいく中で、実際にごみを出す事業者の皆さんに理解をしていただいて、協力していかないといけないと思う。できれば一般家庭ごみの有料化と事業者の分については、施行日は同じと説明があったが、もう一度検討できないのか、との質疑に対し、廃棄物減量等推進審議会の中でも、中津市全体のごみ総量の約3割は事業系のごみが占めていることについて議論がありました。大切なことは、事業者の皆さんにごみの減量・資源化について考えていただくことです。実際に燃やされているごみの中で、事業所から排出されているごみの中には、家庭ごみ以上に非常に多くの資源ごみが入っています。まずはそれらを資源化するために分別をしていただくということを、これから事業者の皆さんにはもっとより丁寧に話をしていく必要がありますので、一般家庭の皆さんと同じように、事業所の皆さんにもリサイクルミニ集会を開催したり、事業系ごみの分別冊子の作成をしていこうと考えています。また、事業活動に伴い排出されるごみの処理責任は、これは事業者の皆さんにあることを御理解いただく必要があります。きちんと分別していただければ、直接搬入するにしても、許可業者に収集運搬をお願いするにしても、業態にもよりますが、半分以上ごみが減るところもありますので、分別を徹底することで全体の経費も抑えることができます。この条例改正案、予算案が議会で議決いただければ、すぐに商工会議所や商工会、事業者の皆さんに、この改正の大きな目的と主旨をきちんと丁寧に説明させていただきたいと思います。そして、実施日を一般家庭ごみと事業系ごみを分けられないかということですが、状況を見ながら判断する部分もあろうかと思いますが、基本的には家庭ごみのごみ袋有料化制度を導入する段階で、同時に事業系ごみの搬入料金も改定する考えです、との答弁がありました。 次に、採決にあたり討論を求めましたところ、まず、議第10号 令和3年度中津市一般会計予算の一部について、最大の問題はこの時期に1億816万円の負担増を求めるごみ袋の有料化の提案です。執行部は廃棄物減量等推進審議会の答申を受けてと言いますが、答申の内容では、実施時期については社会情勢を十分に考慮した上で決定されるように提言されています。なお、その実施そのものについては市民、事業者の皆さんに分かりやすく周知・啓発を行い、市民、事業者、行政が一体となって環境共生都市なかつの実現に向けた取り組みを、確実に実行することを期待すると述べられています。しかしながら、今回の議会に対する提案については、この提案そのものにもそごが生じています。 また、議会と市民については、実施時期については白紙委任を求めるに等しく、市長の一存で実施時期を決める内容になっており、断じて賛成できるものではありません。同時に、中津市民の状況は令和2年度、私が調べたところでは、10月末時点の中津市の人口8万3,755人のうち、課税所得がある方は3万6,181人。43.19パーセント。半分にも満たない状況です。さらに課税所得200万以下の方が2万6,185人と、72.4パーセントにも上ります。このような状態の中で、市民の暮らしに目を向けた予算を行うべきではないかと考え、議第10号については反対という討論がありました。 また、議第11号 令和3年度中津市国民健康保険事業特別会計予算について、国民健康保険事業については、制度そのものに問題があるとは思いますが、しかしながら、ここ3年間の国民健康保険会計の、私の調べたところの療養給付費の不用額は、平成29年度4億8,544万8,000円、平成30年度4億6,986万5,000円、令和元年度は5億5,666万6,000円に上ります。このうちの1割を正確に見積もるだけでも、18歳までの均等割りの廃止は可能です。少なくとも、このような時期に払える国民健康保険にするための措置を取るべきだと考えるが、そのような措置が取られていないので、議第11号については反対という討論がありました。 また、議第13号 令和3年度中津市介護保険事業特別会計予算について、介護保険制度が始まって20年ですが、介護保険の出発は「必要な人が、収入に左右されることなく、公的な介護を受けることができる」という趣旨でした。20年間の経過の中で、それが大きく乖離しているのが今の現実です。とりわけ施設介護で見てみますと、100人近い方が待機されおり、これに対応するのが今、自治体に求められていることと考えます。これまでの議会の議論では、地域のニーズ、事業者の状況を勘案して対応するという形でしたが、この3月議会では、特別養護老人ホームは建設しないという方向でした。その最大の理由として述べられたのは、10年、20年先になると高齢者が少なくなるという論点にあったと思います。10年、20年先のことを考えるのも大事ですが、今、しなければならないのは、待機されている方や入所を希望される方が安心できる施策を講じることこそ、求められていることだと考えますので、議第13号については反対という討論がありました。 また、議第42号 中津市廃棄物の処理及び再利用に関する条例等の一部改正について、この条例の中で、施行時期は規則で決められるとうたわれております。廃棄物減量等推進審議会の答申では、「市民、事業者、行政が一体となって」と指摘をされているにも関わらず、市長が一存で決めるということを提案されたものと考えます。よって、この議第42号については反対という討論がありました。よって、反対討論のありました議第10号及び議第11号及び議第13号並びに議第42号について、挙手採決を行った結果、いずれも賛成多数につき、原案可決となりました。 その他の案件については、討論はなく、全員異議なく、原案可決と決しました。 また、委員より、議題42号 中津市廃棄物の処理及び再利用に関する条例等の一部改正に対する附帯決議が、お手元に配布しています別紙のとおり提出されました。 採決にあたり討論を求めましたところ、討論はなく、全員異議なく附帯決議を付することに決しました。 次に、さきの令和2年第4回定例会におきまして、当委員会に付託され、継続審査となっていました、請願第3号について、採決にあたり討論を求めましたところ、請願第3号については、各種団体の代表で構成されました中津市廃棄物減量等推進審議会よりの答申を重く受け止め、当委員会として議第42号の採決に伴い附帯決議を付しましたので、この請願第3号に反対という討論がありました。 これに対し、市内各地で行った説明会の参加者も1,100人足らずで、むしろ反対の署名をされた方の数が上回っている。しかも執行部は「やむを得ない」の回答も賛成にカウントしている。この時期に市民にやむを得ないことを強いるということはいかがなものかというのが一点。そして、この署名をされた方はごみを減らそうと取り組んでいる方です。ごみ袋を有料化したとしても、ごみそのものが減るわけではありません。本当にごみを減らすことを考えているのは署名に取り組んだ皆さんだと思います。しかも、今回、市が提案した事項はそもそも審議会の答申にそごする内容ではないかと思います。社会の情勢を見てもいない、事業者・市民・行政が一緒になってやるものでもありません。施行日を市長の一任とする提案に対して、この署名をされた方は市民の声を市政に届ける役割を果たすものだと思いますので、この請願第3号に賛成という討論がありました。 この請願第3号について、挙手採決を行った結果、賛成少数につき、不採択となりました。 以上、厚生環境委員会の審査の経過と結果の御報告といたします。 △(別紙) ・厚生環境委員会審査結果表┌────────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                                審査結果│├────────────────────────────────────────────┤│議第 1号 令和2年度中津市一般会計補正予算(第7号)の一部          原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 2号 令和2年度中津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)     原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 4号 令和2年度中津市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)       原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 5号 令和2年度中津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)      原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 7号 令和2年度中津市病院事業会計補正予算(第2号)           原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第10号 令和3年度中津市一般会計予算の一部                 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第11号 令和3年度中津市国民健康保険事業特別会計予算            原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第13号 令和3年度中津市介護保険事業特別会計予算              原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第16号 令和3年度中津市後期高齢者医療特別会計予算             原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第18号 令和3年度中津市病院事業会計予算                  原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第19号 令和3年度中津市診療所事業会計予算                 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第37号 中津市児童クラブ施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について  原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第38号 中津市介護保険条例の一部改正について                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第39号 中津市指定地域密着型サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備    ││      及び運営に関する基準等を定める条例等の一部改正について       原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第40号 中津市執行機関の附属機関の設置等に関する条例の一部改正について   原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第41号 中津市国民健康保険税条例の一部改正について             原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第42号 中津市廃棄物の処理及び再利用に関する条例等の一部改正について    原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第48号 令和2年度中津市一般会計補正予算(第8号)の一部          原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│請願第3号 家庭ゴミ無料収集の継続を求める請願書                不 採 択│└────────────────────────────────────────────┘ ○議長(山影智一)  以上で、委員長報告を終わります。 日程第2、委員長報告に対する質疑に入ります。 まず、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 荒木ひろ子議員。 ◆4番(荒木ひろ子)  厚生環境委員長にお尋ねをしたいと思います。 議第42号 中津市廃棄物の処理及び再利用に関する条例について、附帯決議が付されたという御報告がありました。その附帯決議の審査の内容については御報告がありませんでしたので、どのような内容であったのか教えていただきたいと思います。 ○議長(山影智一)  厚生環境委員長。 ◎厚生環境委員長(吉村尚久)  審査の内容についてですが、まず提案者より読み上げを行い、附帯決議の提案がありました。 委員より、附帯決議の中身については、これまで常任委員会や議案質疑の中で随分議論したが、執行部からはゼロ回答と認識している。これを決議することによって、どういう効果を期待して出すのか、例えば決議の中に提出せよとか入れないと実効性を持たないと思うが、との質疑に対して、提案者からは、ごみ袋の有料化には賛成だが、有料化については配慮が必要だと、こういう思いだと、これまでもずっと言ってきたことでありますが、ここで改めて強く要望させていただこうという思いで、附帯決議の提案を行ったとの説明がありました。 なお、採決に当たり討論を求めましたけれども、討論はなく、全員異議なく附帯決議を付することに決しました。以上です。 ○議長(山影智一)  荒木ひろ子議員。 ◆4番(荒木ひろ子)  請願第3号は、閉会中の審査となっておりました。ごみ袋の無料収集を続けてほしいという、この請願第3号の閉会中の審査について、どのようなことが行われたのか教えていただきたいと思います。 また、委員長の報告の中には、事業系ごみの料金の改定については、事業者はほとんど知らないということでしたが、この閉会中の審査の中ではどのようなことがあったのか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(山影智一)  厚生環境委員長。 ◎厚生環境委員長(吉村尚久)  2月22日に厚生環境委員会を開催しまして、担当課より、廃棄物減量等推進審議会での答申について説明を受け、そして、3月15日に請願第3号の審査を行いました。 2月22日の答申の説明の中での質疑については、実施時期について、社会経済情勢などを十分に考慮した上でとあるが、少なくともコロナが収まってからと個人的には思うが、との質疑に対し、コロナ禍の状況は市でも十分考えています。十分に踏まえた上で実施をという答申ですので、しっかりと受け止めたいと考えています、との答弁がありました。 そのほか、雑紙の分別について、資源回収ステーションの整備ついて、それから、周知方法についてなどの質疑がされ、担当課よりそれぞれ答弁がありました。 併せて、次の質問でありますけれども、答申の内容の説明の際には、事業系ごみの搬入料金の改定について説明はありましたけれども、その場での質疑はありませんでした。以上です。 ○議長(山影智一)  これで、委員長報告に対する質疑を終わります。 日程第3、討論に入ります。 各委員長が報告いたしました議案44件及び請願1件、計45件を一括議題といたします。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 三上英範君。 ◎6番(三上英範)  日本共産党の三上英範です。 私は、本議会に提案されました議第10号 令和3年度中津市一般会計予算及び議第11号 令和3年度中津市国民健康保険事業特別会計予算と議第13号 令和3年度中津市介護保険事業特別会計予算並びに議第42号 中津市廃棄物の処理及び再利用に関する条例等の一部改正について、会派を代表して反対の立場で討論します。 提案されました新年度の予算は、コロナパンデミックの影響を受け、市民経済がこれまでにない厳しい状況のもとに置かれているものです。そのことは、個人市民税1億7,876万2,000円、対前年比約5パーセントの減、法人市民税1億2,154万2,000円、対前年比で15パーセントを上回る減少として表れています。 まず、全体を通じて言えることは、中津市、地方自治体として最も優先すべきことは、一般財源総額実質同水準ルール等により、国からの大枠ははめられているものの、交付税措置のある臨時財政対策債等の利用、また、基金の取り崩し等で市民が直面している苦境を乗り越える、その支援をすることにあると私は考えますが、市長、執行部から提案された内容は、この減収の30億円をどうするのかという点に重点が置かれていると思わざるを得ないからです。 具体的に、議第10号では、第一にごみ袋無料化の廃止です。ごみ袋無料化の廃止、有料化は廃棄物減量等審議会の答申で、実施時期については社会経済情勢など、十分考慮した上で決定されるよう提言を受けているにもかかわらず、予算では1年分の8割、約10か月分です。ごみ袋の枚数にして382万4,000枚分のごみ袋の販売代金を販売代金収入として、1億816万円の新たな市民負担を求める予算案です。 予算どおりの収入を見込むなら、遅くても8月からは実施する必要があります。委員会での議論では、10月以降との執行部の説明でした。しかし、市長の議場での答弁では、社会経済情勢を考慮してと、実施時期には触れませんでした。審議会の答申を尊重すると言うなら、予算案との整合性が取れなくなるのです。 また、事業系ごみの値上げについても、減量化というよりも、家庭ごみの有料化をするから値上げという論拠が先走っているのではないでしょうか。 コロナ禍で本当に先の見えない事業者の皆さんに、まさにこの事業系ごみの収集値上げは青菜に塩ともいうような仕打ちと言えるのではないでしょうか。委員会の議論の中で、業者の顔向けができない、せめて実施時期をずらすべきではとの意見が出されましたけれども、執行部からはゼロ回答でした。 さらに、これは関連する議第42号に反対する理由でもありますが、市長の執行権と議会の関係、市民、市長、議会の関係でも、重大な問題を発生していると思います。 地方自治法第14条第2項では、「普通地方公共団体は、義務を課し、又は権利を制限するときは、法令に特別の定めがある場合を除くほか、条例によらなければならない」と規定され、同じく第16条では、特別の定めを除くと条例が制定されてから、議長は3日以内に市長に送付し、市長はその送付を受けた日から20日以内に公布をしなければならないとあり、そして、公布の日から起算して10日を経過した日から、これを施行すると定められています。 議第42号の附則1以降は、この条例の施行は、規則で定める日から施行すると規定されています。条例が施行されて、この附則1が有効になるとすれば、それ自体も矛盾になると思います。 また、規則で定めることは言うまでもなく、市長は議会に諮ることなく、市長の一存で決める、そういうことになります。 かつては災害復旧の事業の予算も、市長は臨時議会を開催して、議会との合意を図る努力をされました。そうしたことから見ると、今回のこのごみ袋有料化にかかる提案は大きな後退で、もっと言えば、議会を無視している。いや、軽視していると言えるのではないでしょうか。 市民の方からは、それなら市長が規約で決める、それなら議員も議会も必要がないのでは、厳しい意見が寄せられました。 議第42号も含めて、以上、ごみ袋無料化継続と事業系ごみの搬入経費値上げをしないことを求めて、反対するものです。 次に、不条理な軽自動車税の重課の対応の問題です。 軽自動車税の重課が初めて賦課された2016年度は、市内の軽自動車の台数は3万2,112台で、うち重課課税対象台数は6,938台、21.6パーセントでした。決算の確定した2019年度は、同3万2,676台で、重課台数は8,392台、率にして25.7パーセントに上ります。 年々、重課対象の台数が増え続け、環境を守ることにはなっておらず、買換えることができない、弱い者いじめの税制度の実態となっていると言えるのではないでしょうか。しかし、執行部からは、年間3,500万円の税収になっているから必要だという見解が示されました。民主的な課税原則、応能負担の原則に反しており、到底承認できません。 市長、執行部には、8,392台の13年を経過した軽自動車を利用している市民の姿は目に入らないのでしょうか。課税対象としか見えないのでしょうか。 次に、農業関係についてです。 対前年対比で課税所得が26.25パーセントの減少が、今回の予算の中で、審議の中で明らかになりました。その農業者への支援が果たして十分なのでしょうか。12月、1月、2月、この3か月のうちに20パーセントの売上げが減少した中小業者に対しては応援金が支給され、大変喜ばれております。私は、こうした制度こそ、農業者に適応すべきだと考えますが、そういう困った方を支援することについては、抑制的な態度と言わざるを得ないのではないでしょうか。 最後に、元市職員の補助金不正事件についてです。 債権として、しっかりと管理しているというのが、この議場での執行部の再三の御答弁でした。それなら、せめて今期幾ら入るのか予算計上すべきではないでしょうか。それができないなら、なぜできないのか、議会に対して説明をするべきではないでしょうか。そうしてこそ、市民とこの執行部、議会との信頼関係が私は深まると思うのですが、そういう措置が取られておりませんので、この議第10号及び42号に反対するものです。 次に、議第11号 令和3年度中津市国民健康保険事業特別会計予算について、反対の討論をします。 国保税は、他の社会保険に比べて、加入者の負担が大きいことは共有されております。だから、全国自治会をはじめ地方3団体が国に1兆円の支出を求めています。と同時に、私は市の国保会計でもできることがある。それは、委員長報告にもありましたけれども、過去3年間を見ても、保険給付の不用額が2019年度、5億5,666万6,000円、2018年度、4億6,986万5,000円、2017年度、4億8,544万8,000円となっており、この不用額の1割でも少なくするような予算編成ができれば、18歳までの均等割は優に廃止することができます。県下でも既にそういう方向に踏み切っている自治体もあります。そういう検討がなされておりません。 同時に、中津市の場合は、予算が不足して給付ができなくなったら心配とのことも言われますが、私は、当面する最大の問題は、昨年度の決算で不納欠損が急激に増えて6,615万円発生しております。市民にとっては、払うことがいよいよ難しい、そういう事態になっているのではないでしょうか。このことを解決することこそ、今求められていることだと考え、この議第11号に反対いたします。 次に、議第13号 令和3年度中津市介護保険事業特別会計予算については、認定から給付まで国の制度の下での実施であり、国の福祉政策後退の下で苦慮されていることは理解するものですが、それでも保険事業者として役割を果たしていくことを求めていきたいと思います。 特に第8期計画では、介護のニーズを10年先、20年先の状況の動向から施設の増設等を検討されたとのことですが、高齢者の方は、お年寄りは早く死なないといけないのでしょうかという声が出るぐらいです。今80代を超える年齢の皆さんは、戦前、戦中、戦後と艱難辛苦の御苦労をされ、今日の我が国を築いてこられた方々だと思います。介護保険の原点に立って、収入の格差に左右されず、必要な公的な介護を受けられるような方向を目指すべきです。 具体的には、ロングショートステイの解消、待機者の解消、介護サービスの地域格差の解消など、具体化を目指すべきと思いますが、そういう点の明確な方向がありませんでしたので、賛成できません。 以上をもって反対討論とさせていただきます。
    ○議長(山影智一)  本田哲也君。 ◎9番(本田哲也)  会派ゆうきの本田哲也です。 議第10号 令和3年度中津市一般会計当初予算案について賛成討論をします。 議会開会の初日、市長より、コロナ禍における令和3年度予算編成方針が示されました。それは、新たな価値観や柔軟な発想、先端技術、民間活力等を積極的に取り込み、感染症対策の徹底とコロナ禍で落ち込んだ地域経済の活性化を図る新たな感染症に対応し得る地域、県北の拠点都市として、都市部の企業や若者に選ばれる地域を目指すとの説明でした。 こうした方針から、なかつ安心・元気・未来プラン2017の施策大綱となる三つの柱に沿った事業が提案されました。 最初の安心づくりでは、災害に強いまち、災害に強い地域づくりとして示されたのは、最も重要なライフラインである水の安定供給のため、三口浄水場の配水能力の強化を加速させる事業や、風倒木による被害を軽減する事前伐採などの実施です。 また、地域医療・福祉体制の確保としては、新型コロナウイルスワクチン接種に係る事業や長期間の外出自粛により家庭内で様々な影響が懸念されており、そのための見守り体制の強化などです。 そして、安心でつなぐ地域づくりでは、地域住民による福祉課題解決について定める地域福祉計画の第4次計画策定の着手や田舎困りごとサポーターの配置などです。 次の大きな項目の元気づくりでは、中小企業の人材確保と振興、若者や女性が働きたいまちについて示されたものは、コロナ禍における中小企業の資金繰り対策としての大分県の特別融資制度を活用した際の利子補給や、人材不足解消及び技術力向上に対する支援、外国人就労者の地域との共生の推進などです。 また、農林水産業における担い手育成と収益性向上については、新規就農者を支援するため、就農初期にかかる費用負担の軽減、林業においては、民間公共建築物への市産材利用を促進する補助金制度の創設、そして水産業では、若者の就業を経済的に支援するための準備金の給付などです。 そして、山国川上下流域を結ぶ観光振興については、サイクリングロードの活用において、県内自治体との広域連携の推進や道の駅なかつを拠点としたレンタサイクルの実証実験、そしてハード事業では、青の洞門・羅漢寺インターの完成に合わせた道の駅耶馬トピア駐車場の整備、さらに猿飛千壺峡や競秀峰の整備などです。 最後の未来づくりでは、感染症に対応した教育環境の整備として示されたものは、小中学生に1人1台ずつタブレットが整備され、より効果的な活用を図るため、専門家による指導研修の実施や、家庭の経済状況にかかわらず通信環境を確保するための就業援助費の拡充などです。 また、地域で活躍する人材の育成及び地域コミュニティの活性化としては、中津南高校耶馬溪存続のための通学費支援の継続、新中津市学校において、小幡篤次郎に関する慶應義塾との共同研究の推進などです。 そして、環境共生都市なかつの推進については、ごみ減量・資源化などの環境施策をさらに加速させるため、容器包装プラスチックの分別収集やごみ袋有料化制度の実施を見据えた施策です。 このほかにも多岐にわたり多くの必要な事業が予算案として計上されております。 これらの取組は、令和2年度予算から繰り越される中小企業者等特別応援金、放課後児童クラブ等の感染予防対策、小中学校の感染対策に係る整備事業などのコロナ対策と一体となって取り組むことで、より効果を上げるもので、新たな時代に向けた予算として、しっかりと取り組む姿勢が表れています。 よって、議第10号 令和3年度中津市一般会計予算案について賛成いたします。 最後に、中津市でも医療従事者への新型コロナウイルスワクチン接種が始まり、4月からは高齢者への接種が始まる予定だと聞いております。万全な体制で実施して、一刻も早く市民が安心・安全な生活が送れるように努めていただきたいとお願いします。 以上で賛成討論を終わります。 ○議長(山影智一)  古江信一君。 ◎23番(古江信一)  会派前進の古江でございます。 議第42号 中津市一般破棄物の処理及び再利用に関する条例等の一部改正について、賛成の討論をさせていただきます。 今、日本、そして世界全体が循環型社会の形成や脱炭素社会の実現など、地球規模での環境問題への対応を加速させております。日本も、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、いわゆる2050年カーボンニュートラルを宣言いたしました。 そのような中、現在、南半球のオーストラリアで発生しております100年に一度と言われる大洪水をはじめ、頻発する世界的な異常気象や国内における集中豪雨による大災害も環境問題に大きく起因していることは、皆様御承知のとおりでございます。今まさに、こうした環境問題解決に向けて、全市民が一体となった取組みが必要であると考えます。 中津市ではこれまでも、ごみの排出抑制や再生利用の推進に向けた様々な取組みを実施してまいりましたが、ごみ減量・資源化は進んでおりませんし、1人当たりのごみ排出量やリサイクル率は全国平均を下回っているのが現状です。 循環型社会の構築を推進し、クリーンプラザや最終処分場をできるだけ長く次の世代に引き継いでいくためにも、ごみ減量・資源化の推進が喫緊の課題であることを改めて私たち一人一人が認識するとともに、その実践に取り組むことが重要な問題でございます。 中津市は、国が第4次循環型社会形成推進基本計画で定めました目標値の達成に向けて取り組むべき施策の検討につきまして、令和2年6月に中津市廃棄物減量等推進審議会へ諮問をし、先月8日にその答申が出されました。その審議会は、市民、廃棄物処理業者、事業所、学識経験者の皆さんで構成をされ、広い見地から慎重に審議を重ねた結果であるこの答申、そして報告書は、環境問題を改善していく上で極めて重要なものであると考えます。 審議の答申では、容器包装プラスチックの分別収集や生ごみキエーロの普及促進、家庭ごみ袋の有料化制度の実施、事業系ごみの減量・資源化施策を一体的に推進すべきというものでございます。 また、担当課において、これまで数多く実施されてきました、ごみ減量・資源化推進施策に係ります市民説明会におきましては、1,000名を超えます市民の皆様が参加をし、ごみ袋有料化に係るアンケート調査では、実施すべきが約43パーセント、実施もやむを得ないが約49パーセント、合わせて約92パーセントの方が理解を示されています。 これらの声は、大分県下におきまして、ごみ袋の有料化を実施していないのは中津市だけという現状のみならず、中津市のごみ処理の状況を理解し、将来の世代にこの中津市の環境をいかに引き継いでいくか、そのために今自分たちが何をしなければならないかという大きな視点で捉えた結果だと思っております。 一方で、資源ごみの分別を徹底すれば、30パーセントごみを減らせるので、有料化の必要はないとする意見につきましては、有料化の是非にのみ論点を絞ったものでありまして、全体としてごみ減量・資源化をどのように進めるのか、具体的な方法や、その財源確保の見通しも示しておりません。 ごみの問題は、私たち一人ひとりの問題であります。課題を先送りすることなく、ごみ問題を通して次の世代の中津市のまちづくりをどのように進めていくかということを、今の私たちの世代が真剣に考える必要がございます。 市民の皆さん、事業者の皆さん、そして行政がしっかりと連携をし、循環型社会形成を推進するとともに、環境共生都市なかつのまちづくりを実現するために、ごみ減量・資源化推進施策に一体的に取り組むべきと考えます。 なお、その実施にあたっては、審議会からの答申にもありますように、社会経済情勢を十分に考慮し、今後も関係者に対する丁寧な周知啓発を継続すること、そして厚生環境常任委員会の本議案に対する附帯決議を最大限尊重することを求めまして、本条例改正案に賛成をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(山影智一)  川内八千代君。 ◎5番(川内八千代)  日本共産党の川内八千代です。私は2点について討論をいたします。 議第38号 中津市介護保険条例の一部改正について、反対の立場で討論をいたします。 今回のこの一部改正案は、これまでの現在の介護保険料を引き上げるという提案です。第1段階は、3万4,200円から3万6,600円に、2,400円の増額で引上げ幅が7パーセントです。第2段階は、4万3,092円から4万6,116円に3,024円引き上げて、引上げ幅は5パーセントです。それから、第3段階は、5万1,300円から5万4,900円に引き上げるということで3,600円の引上げで、引上げ幅は7パーセントです。第4段階は、5万6,772円から6万766円に引上げ、3,994円、7パーセントの引上げです。 第5段階、これがいわゆる基準額と言われているところですけれども、6万8,400円から7万3,200円に4,800円引き上げて、引上げ幅が7パーセントです。第6段階は、8万5,500円から9万1,600円に6,100円の引上げで、引上げ幅は7パーセントです。第7段階、8万8,920円から9万5,160円に6,240円の引上げで、引上げ幅は7パーセントです。第8段階、10万2,600円から10万9,800円引き上げて、7,200円の引上げで、7パーセントの引上げ幅です。第9段階、11万6,280円から12万4,440円で、引上げ額が1万4,160円引上げて、引上げ幅がここだけなぜか12.17パーセントの引上げ幅となっています。10段階、12万3,120円から13万1,760円、8,640円の引上げ額で、引上げ幅は、なぜかここは7パーセントです。 合計1億1,296万9,000円の値上げとなります。これまでの14億4,878万3,000円から15億6,175万2,000円に引上げて徴収するという提案です。 そのうち準備基金は、3億円のうち2億円は繰り入れたものの、残りの1億円を繰り入れれば値上げをしないでも済むということなのですけれども、ここを繰り入れずに大幅な引上げを行うというのは、市民は本当に受け入れ難い状況だと思います。 今でも高い介護保険料は、65歳以上の方から、年金からです。ほとんどの方は年金があると思うのですけども、この年金から、年金は2か月に1回ですので、2か月分ずつ天引きをされております。 今の年金は、自民・公明政権によりまして引き下げられる一方なので、介護保険料など公共料金は、こうして引き上げられれば、手元に残る、使えるお金が減っていき、さらに景気が沈んでいくということになります。 基金は、給付費が増えたときのために残すといいますけれども、この基金というのは現在までの加入者が残したお金なのです。現在の加入者のために使うのが筋ではないかと思います。 今回の値上げについても、県内の自治体の中でも中津市の値上げの幅は大きくなっています。一方の年金の受給状況を見てみますと、先ほど三上議員の討論の中にもありましたけれども、中津市は年金の受給額がそんなに高くないところにあります。 こうした中で、厳しい負担をさらに強いるということでは、市長がこれまで言ってきた暮らし満足No.1には到底近づけないと思います。これまで年金が減らされて、今後も自公政権によって減らされるという日程が明らかになっております。 そして、介護保険の状況についても、市民の皆さん方から認定が厳しいと出されました。もう本当に手足が不自由な場合でも、要支援というところにランクされるというようなことも聞きました。 しかし、認定がされたらされたで、今度サービスを利用すれば利用料が要るのです。この利用料も2割の負担が導入されて、本当に利用するのも厳しい状況となっています。これでは保険料は取られてもサービスを受けられないという事態が広がっていくことになると心配されます。 介護保険制度の矛盾をひたすら市民の側に押しつけていく、こうしたやり方は、私は、やはり改めるべきだと考えます。 そして、この制度の中でも市民の負担をいかに少なくして、この介護のサービスが必要な人たちに必要な介護が受けられるような制度にするという基本的な立場に立って、この介護保険のことを考えてほしいし、この介護保険の値上げ、改定についても考えないといけないと思いますので、この提案には反対をいたします。 次に、請願第3号について採択に賛成の立場で討論を行います。 請願第3号は、家庭ごみ無料収集の継続を求める請願です。これまでいろんな議論がなされてきました。この請願をされた方々、皆さん、本当に環境のことを考え、ごみのことも考えて資源化や減量化を本当に考え実践もされている方々です。 そして、市が行った説明会にも参加した上で、この請願を集めて提出をされました。この請願にこう書いてあります。「市民の暮らしは、消費税10パーセントの増税に加え、新型コロナウイルス禍で、医療・介護・教育・経済、この格差が増してきて、マスクの着用、消毒の徹底などで私たちの生活様式も変わり、費用もかさんでいます。廃棄物の減量と推進審議会の資料によれば、燃やすごみの中に15.9パーセントの資源、この中に紙類、トレー、ペットボトル、布類とプラスチック類が17.6パーセント含まれていて、合わせて、これが33.5パーセントとなります。つまり、分別を徹底することで、燃やすごみを大きく減量することができるということが分かりました。だから、有料という前に、こうした分別、資源化の説明会をさらに徹底して、市民の意識を高めることこそ自治体の役割だと思います」と、私は本当にこのとおりだと思います。 そして、請願項目として家庭ごみ無料収集を続けてくださいという請願です。 この請願の文章の中に何も矛盾はありません。このとおりだと思います。市議会の役割として、市民の声を議会で伝えて、それを市政に反映させるというのが市議会議員の役割と考えます。 ただ無料にしてくれと言っているだけではありません。きちんとこうして論立てをして、しかも、その市の説明を受けた上で、その市の資料なり活用してこのように提案をしているわけです。 議会基本条例の中にもあります。市民のこうした請願なり、市民からの陳情なりというのは、市議会議員にとって市民からの政策の提案だと考えます。 こうした市民からの提案によって、この家庭ごみの無料収集を中津市の環境政策の柱として続けて、そうした中で説明会などもっと徹底してやっていく、そのことによって市民と行政との信頼が生まれて、資源化や減量化も進んでいくのではないかと私は考えます。 今のまま、家庭ごみの無料収集をやめて有料化を持ち込んだとしても、非常に大きな反論といいますか、反動といいますか、そういうことが心配されています。不法投棄が増えるのではないか。また、こうしたごみ袋の一方的な持込みなどに対しても市民としてなかなか納得できないという方々がたくさんおられると思います。 やはり一つの施策を考える場合、本当に市民の皆さん方と一緒に徹底した説明、討論行った上で決定されていく、そういう姿勢に立ってほしいと思います。 この請願書は、本当に市民の方々からの私は市議会に向けられた本当の真意といいますか悲痛な叫びだとも思いますので、この請願の採択に賛成をいたします。 以上、討論といたします。 ○議長(山影智一)  これで討論を終わります。 日程第4、採決に入ります。 念のため、採決の方法を申し上げます。 まず、各委員長が報告いたしました議案及び請願のうち、反対討論並びに不採択となりました案件について起立採決をいたします。 次に、反対討論のなかった案件については、簡易採決の方法により、一括して採決いたします。 まず、議第10号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 そのままお待ちください。(起立多数) 着席ください。起立多数であります。よって、議第10号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第11号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 そのまましばらくお待ちください。(起立多数) 着席ください。起立多数であります。よって、議第11号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第13号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 そのままお待ちください。(起立多数) 着席ください。起立多数であります。よって、議第13号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第38号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起立のまましばらくお待ちください。(起立多数) 着席ください。起立多数であります。よって、議第38号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第42号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起立のまましばらくお待ちください。(起立多数) 着席ください。起立多数であります。よって、議第42号は、原案のとおり可決されました。 次に、令和2年12月議会で継続審査となっていました、請願第3号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。 本件は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 起立のまましばらくお待ちください。(起立少数) 着席ください。起立少数であります。よって、請願第3号は、不採択と決しました。 次に、議第1号から議第9号まで及び議第12号及び議第14号から議第37号まで及び議第39号から議第41号まで及び議第43号並びに議第48号の計39件を一括して採決いたします。 以上39件については、各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、以上39件については、各委員長の報告のとおり決しました。 次に、2月22日上程、質疑を終えています、議第44号について、委員会付託省略、採決に入ります。 お諮りいたします。 ただいま、議題となっています、議第44号については、中津市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、議第44号については委員会付託を省略することに決しました。 これより議第44号を採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、議第44号は、これに同意することに決しました。暫時休憩いたします。午前11時48分 ○議長(山影智一)  再開いたします。午前11時49分 日程第5、追加議案上程に入ります。 議第49号を上程いたします。本件については、地方自治法第117条の規定により、恒賀愼太郎君の退席を求めます。(恒賀愼太郎議員退席) 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(奥塚正典)  本日提出をいたしました追加議案の御審議をお願いするに先立ち、議案の概要について御説明申し上げます。 議第49号 中津市監査委員の選任につきましては、委員の辞任に伴い、新たな委員を選任することについて、地方自治法第196条第1項の規定により同意を求めるものであります。 議員各位におかれましては、御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議長(山影智一)  これより議第49号を議題として質疑に入ります。 質疑の通告はありませんので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています議第49号については、中津市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、議第49号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより議第49号を議題として討論に入ります。 討論の通告はありませんので、討論を終わります。 これより採決に入ります。 議第49号を採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、議第49号については、これに同意することに決しました。恒賀愼太郎君の除斥を解きます。(恒賀愼太郎議員着席) 休憩いたします。午前11時53分 ○議長(山影智一)  再開いたします。午後 1時01分 議第50号を上程いたします。提案者から提案理由の説明を求めます。中村詔治君。 ◎3番(中村詔治)  それでは、提案者を代表して、提案理由の説明を申し上げます。 議第50号 中津市議会会議規則の一部改正につきましては、標準会議規則の一部改正に伴い、議会運営委員会での審議を踏まえ、請願書の署名、押印の既定見直し、議員の欠席要件等の規定を明確にするため、お手元に配付してありますように御提案申し上げます。 何とぞ慎重に御審議くださいまして、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山影智一)  これより、議第50号を議題として質疑に入ります。 質疑の通告はありませんので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています議第50号については、中津市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、議第50号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより、議第50号を議題として討論に入ります。 討論の通告はありませんので、討論を終わります。 これより、採決に入ります。 議第50号を採決いたします。 議第50号については、原案のとおりに決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、議第50号については、原案のとおり決することに決しました。 次に、意見書第1号を上程いたします。提案者から提案理由の説明を求めます。大塚正俊君。 ◎20番(大塚正俊)  皆さん、こんにちは。 意見書第1号 日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書について、提案者を代表して提案理由の説明を行います。 日本国憲法前文には「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることがないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」と高らかにうたっております。中津市はこの平和憲法の精神にのっとり、核兵器の全面撤廃と軍縮を推進し、世界の恒久平和を目指すため、1984年に非核平和都市宣言を行っています。その目的は、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶であり、市民、取り分け平和な未来を託す子どもたちにその意味するところを継続的に伝えていく責任があると認識しています。また、この宣言は、本年1月22日に発効した「核兵器はその開発、実験、製造、取得、保有、使用、威嚇も一切禁ずる」と明言する核兵器禁止条約の理念と重なるものです。条約発効により、今、ようやく核なき世界への扉が開かれようとしています。 しかし、残念なことに、500を超える地方議会が核兵器禁止条約への参加を求める意見書を採択しているにもかかわらず、現在までのところ日本政府はこの条約には批准しないと公言しており、世界で唯一、二度にわたる核爆弾の無差別攻撃を受けて10万を超える自国民を殺傷された国の政府としてあるまじき選択と言わざるを得ません。よって、政府は核のない平和な世界を築くため、核兵器禁止条約に参加、調印、批准を求める意見書を地方自治法第99条の規定により提出するものです。 議員各位におかれましては、核兵器禁止条約への参加等を求む意見書に御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山影智一)  これより、意見書第1号を議題として質疑入ります。 質疑の通告はありませんので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています意見書第1号については、中津市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、意見書第1号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより、意見書第1号を議題として討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。中村詔治君。 ◎3番(中村詔治)  創生なかつの中村でございます。私は、意見書第1号 日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書の採択に反対の立場で討論いたします。 核兵器のない世界を望むのは誰しもでございます。誰しもでございますが、現実世界を見たとき、核抑止の重要性もあるのが現状認識ではないでしょうか。 仮に、日本が核兵器禁止条約に参加することになれば、米国の核の傘から抜け出ることになります。中国や北朝鮮などが核兵器を保有している中、特に、北朝鮮による核の脅威があらわになり、そればかりか、現在の国際社会が保っている安全保障上のパワーバランスを崩し、逆に不安定な状況になる可能性が懸念されるのではないでしょうか。現実社会を踏まえると、現時点での日本政府に核兵器禁止条約の参加、調印、批准を求める意見書には賛同できません。以上、反対討論といたします。 ○議長(山影智一)  須賀要子君。 ◎22番(須賀要子)  新生・市民クラブの須賀要子です。意見書第1号 日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書について、賛成の立場で討論を行います。 広島、長崎の被爆から75年を迎えました。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長は「日本は唯一の戦争被爆国として禁止条約に参加することで、世界の核軍縮のリーダーとなり得る」と、日本政府に対する期待を述べています。また、「世界は今、コロナ禍という地球規模の大災害に直面しています。こうしたパンデミックや気候変動など、人類が直面する様々な課題に核兵器は何の役にも立ちません。核兵器に係る膨大な資金は、医療や医薬品、そして食料など、人類が生きるための資金に使うべきです」と、世界が直面している喫緊の課題についても述べています。 しかしながら、日本政府はこの条約に批准しないと公言しており、世界で唯一、二度にわたる核爆弾の無差別攻撃を受けた政府としてあるまじき選択と言わざるを得ません。 核兵器について、核抑止という意見もございますが、中津市は1984年に非核平和都市宣言を行っています。この平和憲法の精神にのっとり、核兵器の全面撤廃と軍縮を推進し、世界の恒久平和を目指すため、私たちの思いを一つにする必要性があることを再度申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(山影智一)  これで討論を終わります。 これより、採決に入ります。 反対討論がありましたので、起立採決をいたします。 意見書第1号を採決いたします。 本件は、原案のとおり意見書を提出することに賛成の諸君の起立を求めます。 起立のまま、しばらくお待ちください。(起立少数) 御着席ください。起立少数であります。よって、意見書第1号は、否決されました。 次に、決議第2号、上程に入ります。 決議第2号を上程いたします。提案者から提案理由の説明を求めます。吉村尚久君。 ◎19番(吉村尚久)  決議第2号 議第42号 中津市廃棄物の処理及び再利用に関する条例等の一部を改正する条例に対する附帯決議につきまして、提案者を代表して、提案の理由の説明をいたします。 本市において、環境共生都市なかつの実現を図るため、ごみの減量、資源化をさらに推進することが喫緊の課題である中、2月8日に中津市廃棄物減量等推進審議会により取りまとめられた答申及びごみ減量、資源化を推進する施策について、いわゆる報告書を遵守し、ごみの減量、資源化を進めることは極めて重要だと考えます。 しかし、コロナ禍の今、事業所の廃業や倒産、飲食業をはじめとした店舗の売上げの激減、企業の業績悪化による解雇や雇い止めが相次ぎ、パート収入も急減している状況の中で、家庭系ごみの有料化や事業系ごみの持込み手数料の引上げの実施時期は慎重に判断するべきであると考え、議第42号について、次の3点を意見として付議するものであります。 1、本条例の指定ごみ袋有料化等の導入時期については、コロナ感染症の状況や社会経済情勢の回復の見通しが立った段階で、市民、事業者、各種団体、議会等の意見を踏まえ、施行時期を徹底すること。 2、長引くコロナ禍にあって、市民の暮らしは非常に厳しい状態にあります。ごみ袋の有料化制度導入及びごみ等の中津市クリーンプラザごみ処理施設の搬入料金の改定など、ごみの減量、資源化の施策の推進にあたっては経済的負担を考慮すべき世帯や、コロナ禍による影響の著しい飲食業をはじめ、中小企業、小規模事業者、福祉・医療関係機関等、また、適正なごみ出しができないことが危惧される高齢者や障がい者等を考慮し、臨時的に指定ごみ袋の無償配布や持込みごみの減免等の支援を検討するなど、経済的・物理的負担軽減措置と対策を講じ、制度の柔軟な運用を図る。 3、市民事業者に対し、事前の十分な周知、啓発期間を設け、説明を行い、市民、事業者、行政が共に理解し合い、協力してごみの減量、資源化できる体制を構築すること。以上です。 議員各位におかれましては、何とぞ慎重に御審議の上、御賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長(山影智一)  暫時休憩します。午後1時17分 ○議長(山影智一)  再開します。午後1時39分 これより、決議第2号を議題として質疑に入ります。 質疑は通告がありませんので、質疑なしと認めます。 これで質疑を終結いたします。 お諮りします。 ただいま議題となっています、決議第2号については、中津市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、決議第2号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより、決議第2号を議題として討論に入ります。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより、決議第2号を採決いたします。 本件は、原案のとおり決議することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、決議第2号は、原案のとおり決議することに決しました。 暫時休憩いたします。午後1時41分 ○副議長(千木良孝之)  議長が除斥で不在のため、私が代わって議事を運営いたします。 再開いたします。午後1時42分 議長、山影智一君から、議長の辞職願が提出されています。 お諮りいたします。 この際、議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ございません。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長辞職の件を日程に追加し、議題といたします。 まず、その辞職願を朗読させます。 ◎(職員朗読)  辞職願。 このたび、一身上の都合により、令和3年3月23日をもって議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。 令和3年2月22日 中津市議会副議長 千木良孝之 殿 中津市議会議長 山影智一 以上でございます。 ○副議長(千木良孝之)  お諮りいたします。 山影智一君の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、山影智一君の議長の辞職を許可することに決しました。 山影智一君の除斥を解きます。(山影智一議員着席) ただいま辞職されました前議長、山影智一君の御挨拶をお願いいたします。 ◎前議長(山影智一)  ただいま議長を退任することになりました。本当にこの2年間、先輩議員の皆様、同僚議員の皆様の御指導と御協力をいただきまして、何とか運営をすることができました。 振り返りますと、1年目は本当に議会を代表するという意味では、どういう所作で、どういう発言をし、どういう行動をすることがふさわしいのか模索する1年だったと思います。 2年目は、コロナという特殊事情の中で、本当に議会がひとつになって、市民、市政のために、何をもって最大のパフォーマンスを出し、中津市民のために尽くしていくかということを、皆さんとともに考えていく議会でもありました。 なかなか、皆さんが思うような議会運営等はいかなかったと思いますが、私なりには、精いっぱいさせていただいたと思います。そして、皆様の御協力もさることながら、議会事務局の皆さんと、本当に議会を下支えしていただいているスタッフがいるからこそ、議会が回っていることを実感することができました。 今後も、議長としての経験を生かしながら、14年前初当選したことを忘れることなく、市民のため、そして、世のため、人のため、中津市のために尽力してまいりたいと思います。 どうぞ、引き続きの御指導と御鞭撻をお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。 本当に、ありがとうございました。 ○副議長(千木良孝之)  暫時休憩いたします。午後1時48分 ○副議長(千木良孝之)  再開します。午後2時14分 ただいま議長が欠員となっています。 お諮りいたします。 この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 投票により、議長の選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。(議場閉鎖) ただいまの出席議員数は、24人であります。 投票用紙を配付させます。(投票用紙配付) 投票用紙の配付の漏れはありませんか。(「配付漏れなし」と言う声あり) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。(投票箱点検) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は、単記無記名であります。 白票は、無効投票として取り扱います。 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。 点呼を命じます。 ◎(職員点呼)  それでは、点呼を行います。 1番 小住利子議員。2番 恒賀愼太郎議員。3番 中村詔治議員。4番 荒木ひろ子議員。5番 川内八千代議員。6番 三上英範議員。7番 松葉民雄議員。8番 山影智一議員。9番 本田哲也議員。10番 相良卓紀議員。11番 木ノ下素信議員。12番 大内直樹議員。13番 三重野玉江議員。14番 林秀明議員。15番 角祥臣議員。16番 髙野良信議員。17番 藤野英司議員。18番 中西伸之議員。19番 吉村尚久議員。20番 大塚正俊議員。22番 須賀要子議員。23番 古江信一議員。24番 草野修一議員。21番 千木良孝之副議長。 ○副議長(千木良孝之)  投票漏れはありませんか。(「投票漏れなし」と言う声あり) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖) 開票をいたします。 中津市議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に三上英範君、藤野英司君を指名いたします。 両君の立会いを願います。(開票立会) 開票を始めてください。(開票事務開始) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数24票。 これは、先ほどの出席議員数に符合しています。 そのうち、有効投票24票。      無効投票ゼロ票。 有効投票中、中西伸之君 21票。       荒木ひろ子君 3票。 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は、6票であります。 よって、中西伸之君が議長に当選されました。 ただいま議長に当選されました中西伸之君が議場におられますので、本席から中津市議会会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。 中西伸之議長、ごあいさつをお願いいたします。 ○議長(中西伸之)  多くの皆さんに当選をさせていただきました。第54代の中津市議会議長ということで、本当にうれしく思います。22年間の経験を生かしてといいますか、あまり経験もしておりませんけれども、先ほどの所信表明の中でうたったように、この今、去年からのコロナ禍の中、大変な時期になっているということの中で、皆さん方と力を合わせてチーム中津市議会ということで、ぜひ市民の負託に応えていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。本当に、こんな私ですけれども、皆様方の御指導なくしてうまくやっていけるかどうか分かりませんけれども、先ほど言いましたように、襟を正して皆さんの声に耳を傾けながら、そして市民の皆様方の声を大きくお寄せいただきながら、中津市発展のために努力をしてまいりたいと思っております。どうか最後までよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 ○副議長(千木良孝之)  中西伸之議長、議長席にお着きください。 ○議長(中西伸之)  副議長、千木良孝之君から、副議長の辞職願が提出されています。 お諮りいたします。 この際、副議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、この際、副議長辞職の件を日程に追加し、議題といたします。 本件については、地方自治法第117条の規定により、副議長、千木良孝之君の退席を求めます。(千木良孝之議員退席) まず、その辞職願を朗読させます。 ◎(職員朗読)  辞表。 このたび一身上の都合により、令和3年3月23日をもって副議長を辞したく、ここにお願い申し上げます。 令和3年2月22日 中津市議会議長 山影智一 殿 副議長 千木良孝之 以上でございます。 ○議長(中西伸之)  お諮りいたします。 千木良孝之君の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、千木良孝之君の副議長の辞職を許可することに決定いたしました。 千木良孝之君の除斥を解きます。(千木良孝之議員着席) ただいま辞職されました前副議長、千木良孝之君の御挨拶をお願いいたします。 ◎前副議長(千木良孝之)  ただいま辞職に対しまして、一言御挨拶をさせていただきます。 この1年、議員の皆様方には、本当に大変ありがとうございます。また、議会事務局の皆様方、本当に私に対して御協力いただきまして、本当に感謝申し上げます。 この1年、本当にコロナ感染に関することで一色のような形であったかなと思っております。また、その中でも、諸課題に関して、議員皆様方と一丸となって取り組んできたかなと思っております。これから、私も中津、この市政発展に向けて、一議員としてまた頑張ってまいりますので、今後ともよろしくお願いします。本当に皆さんありがとうございました。 ○議長(中西伸之)  暫時休憩します。午後2時34分 ○議長(中西伸之)  再開します。午後2時50分 ただいま副議長が欠員となっています。 お諮りいたします。 この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 投票により、副議長の選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。(議場閉鎖) ただいまの出席議員数は、24人であります。 投票用紙を配付させます。(投票用紙配付) 投票用紙の配付漏れはありませんか。(「配付漏れなし」と言う声あり) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。(投票箱点検) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は、単記無記名であります。 白票は、無効投票として取り扱います。 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。 点呼を命じます。 ◎(職員点呼)  それでは、点呼をいたします。 1番 小住利子議員。2番 恒賀愼太郎議員。3番 中村詔治議員。4番 荒木ひろ子議員。5番 川内八千代議員。6番 三上英範議員。7番 松葉民雄議員。8番 山影智一議員。9番 本田哲也議員。10番 相良卓紀議員。11番 木ノ下素信議員。12番 大内直樹議員。13番 三重野玉江議員。14番 林秀明議員。15番 角祥臣議員。16番 髙野良信議員。17番 藤野英司議員。19番 吉村尚久議員。20番 大塚正俊議員。21番 千木良孝之議員。22番 須賀要子議員。23番 古江信一議員。24番 草野修一議員。18番 中西伸之議長。 ○議長(中西伸之)  投票漏れはありませんか。(「投票漏れなし」と言う声あり) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖) 開票を行います。 中津市議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に三上英範君、大内直樹君を指名いたします。 両君の立会いをお願いします。(開票立会) 開票を始めてください。(開票事務開始) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数24票。 これは、先ほどの出席議員数に符合しています。 そのうち、有効投票24票。      無効投票ゼロ。 有効投票中、木ノ下素信君 21票。       川内八千代君 3票。 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は、6票であります。 よって、木ノ下素信君が副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました木ノ下素信君が議場におられますので、本席から中津市議会会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。 木ノ下素信副議長、御挨拶をお願いいたします。 ◎副議長(木ノ下素信)  ただいま、皆さんの投票で当選をさせていただきました。ありがとうございました。 これから、中西議長を補佐し、副議長の職責をしっかりと果たしてまいりたいと思いますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。 ○議長(中西伸之)  日程第6、常任委員及び議会運営委員の選任を行います。 お諮りいたします。 委員の選任については、中津市議会委員会条例第7条第1項の規定により、議長より指名したいと思います。 職員に委員会の名称及び所属議員の氏名を朗読させます。 ◎(職員朗読)  それでは、委員会の所属の朗読をいたします。 総務企画消防委員会、荒木ひろ子議員、恒賀愼太郎議員、髙野良信議員、相良卓紀議員、中西伸之議長、林秀明議員、大塚正俊議員、大内直樹議員、以上8名。 教育産業建設委員会、草野修一議員、三上英範議員、藤野英司議員、中村詔治議員、本田哲也議員、松葉民雄議員、吉村尚久議員、三重野玉江議員、以上8名。 厚生環境委員会、川内八千代議員、角祥臣議員、小住利子議員、古江信一議員、木ノ下素信副議長、千木良孝之議員、山影智一議員、須賀要子議員、以上8名。 広報広聴委員会、川内八千代議員、角祥臣議員、小住利子議員、古江信一議員、本田哲也議員、木ノ下素信副議長、山影智一議員、大内直樹議員、須賀要子議員、以上9名。 議会運営委員会、草野修一議員、三上英範議員、藤野英司議員、相良卓紀議員、本田哲也議員、松葉民雄議員、林秀明議員、千木良孝之議員、三重野玉江議員、以上9名です。 ○議長(中西伸之)  以上、職員朗読のとおり指名することに、御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認め、ただいまの指名のとおり、それぞれの委員に選任することに決しました。 これより、各委員会を開催し、正副委員長の互選を行うため、暫時休憩いたします。午後3時05分 ○議長(中西伸之)  再開します。午後3時33分 各委員会の正副委員長の互選の結果を御報告申し上げます。 職員に朗読させます。 ◎(職員朗読)  それでは、報告いたします。 総務企画消防委員会、委員長 大内直樹議員、副委員長 林秀明議員。 教育産業建設委員会、委員長 松葉民雄議員、副委員長 本田哲也議員。 構成環境委員会、委員長 小住利子議員、副委員長 角祥臣議員。 広報公聴委員会、委員長 本田哲也議員、副委員長 大内直樹議員。 議会運営委員会、委員長 林秀明議員、副委員長 相良卓紀議員。以上です。 ○議長(中西伸之)  正副委員長互選の結果は、以上のとおりでございます。 日程第7、大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推薦によりたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推薦によることに決しました。 お諮りいたします。 指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 大分県後期高齢者医療広域連合議会議員に小住利子君、角祥臣君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました2名の諸君を大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました小住利子君、角祥臣君が大分県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました2名の諸君が議場におられますので、本席から中津市議会会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。 次に、各常任委員長から所管事項の調査及び研究に関することについて、及び議会運営委員長より議会運営に関することについて、中津市議会会議規則第72条の規定により、閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。 以上で、本定例会の全日程を終了いたしました。 これで、令和3年第1回定例会を閉会いたします。 △議事終了 午後3時38分上記、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。 前中津市議会議長   山 影 智 一 中津市議会議長    中 西 伸 之 前中津市議会副議長  千木良 孝 之 署 名 議 員    中 村 詔 治 署 名 議 員    草 野 修 一・令和3年第1回中津市議会定例会提出案件議決結果表┌────────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                                議決結果│├────────────────────────────────────────────┤│議第 1号 令和2年度中津市一般会計補正予算(第7号)             原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 2号 令和2年度中津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)     原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 3号 令和2年度中津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)     原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 4号 令和2年度中津市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)       原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 5号 令和2年度中津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)      原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 6号 令和2年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計補正予算(第3号) 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 7号 令和2年度中津市病院事業会計補正予算(第2号)           原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 8号 令和2年度中津市水道事業会計補正予算(第2号)           原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 9号 令和2年度中津市下水道事業会計補正予算(第1号)          原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第10号 令和3年度中津市一般会計予算                    原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第11号 令和3年度中津市国民健康保険事業特別会計予算            原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第12号 令和3年度中津市農業集落排水事業特別会計予算            原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第13号 令和3年度中津市介護保険事業特別会計予算              原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第14号 令和3年度中津市小規模集合排水事業特別会計予算           原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第15号 令和3年度中津市サイクリングターミナル事業特別会計予算       原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第16号 令和3年度中津市後期高齢者医療特別会計予算             原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第17号 令和3年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計予算        原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第18号 令和3年度中津市病院事業会計予算                  原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第19号 令和3年度中津市診療所事業会計予算                 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第20号 令和3年度中津市水道事業会計予算                  原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第21号 令和3年度中津市下水道事業会計予算                 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第22号 中津市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部     ││      改正について                            原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第23号 中津市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について       原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第24号 中津市職員等の旅費に関する条例及び証人等の費用弁償に関する条例の一     ││      部改正について                           原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第25号 中津市耶馬トピア施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について  原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第26号 中津市自転車利用者モデル施設の設置及び管理に関する条例の一部改正     ││      について                              原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第27号 中津市新型コロナウイルス感染症対策基金条例の一部改正について    原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第28号 新博多町交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について  原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第29号 中津市道路占用料徴収等に関する条例の一部改正について        原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第30号 中津市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について      原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第31号 中津市都市公園条例の一部改正について                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第32号 中津市条例の廃止に関する条例の一部改正について           原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第33号 中津市手数料条例の一部改正について                 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第34号 中津市水道事業給水条例の一部改正について              原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第35号 中津市山国林業者等健康増進センター条例の一部改正について      原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第36号 中津市体育施設条例の一部改正について                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第37号 中津市児童クラブ施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について  原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第38号 中津市介護保険条例の一部改正について                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第39号 中津市指定地域密着型サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設     ││      備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部改正について      原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第40号 中津市執行機関の附属機関の設置等に関する条例の一部改正について   原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第41号 中津市国民健康保険税条例の一部改正について             原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第42号 中津市廃棄物の処理及び再利用に関する条例等の一部改正について    原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第43号 公の施設の指定管理者の指定について(中津市耶馬溪農産物等加工施設) 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第44号 中津市副市長の選任について                     同意する│├────────────────────────────────────────────┤│議第45号 人権擁護委員候補者の推薦について             異議ない旨答申する│├────────────────────────────────────────────┤│議第46号 人権擁護委員候補者の推薦について             異議ない旨答申する│├────────────────────────────────────────────┤│議第47号 人権擁護委員候補者の推薦について             異議ない旨答申する│├────────────────────────────────────────────┤│議第48号 令和2年度中津市一般会計補正予算(第8号)             原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第49号 中津市監査委員の選任について                    同意する│├────────────────────────────────────────────┤│議第50号 中津市議会会議規則の一部改正について                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│報告第1号 令和3年度中津市土地開発公社事業計画及び予算の報告について         │├────────────────────────────────────────────┤│報告第2号 専決処分報告について(和解及び損害賠償の額の決定)             │├────────────────────────────────────────────┤│報告第3号 専決処分報告について(和解及び損害賠償の額の決定)             │├────────────────────────────────────────────┤│報告第4号 専決処分報告について(和解及び損害賠償の額の決定)             │├────────────────────────────────────────────┤│決議第1号 緊急事態宣言地域内とその周辺自治体との地域経済支援の格差を是正し、地    ││      地域事情に応じた支援が行われることを強く求める緊急決議       決議する│├────────────────────────────────────────────┤│決議第2号 議第42号 中津市廃棄物の処理及び再利用に関する条例等の一部改正に対    ││      する附帯決議                            決議する│├────────────────────────────────────────────┤│意見書第1号 日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書     否  決│└────────────────────────────────────────────┘・閉会中継続審査のもの┌────────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                                議決結果│├────────────────────────────────────────────┤│請願第3号 家庭ゴミ無料収集の継続を求める請願書                不 採 択│└────────────────────────────────────────────┘┌────────────────────────────────────────────┐│以上54件 原案可決(議案)                           45件││      否決                                  1件││      同意する                                2件││      異議ない旨答申する                           3件││      不採択                                 1件││      決議する                                2件│└────────────────────────────────────────────┘...