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12月22日-06号

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  1. 中津市議会 2020-12-22
    12月22日-06号


    取得元: 中津市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 2年12月定例会(第4回)令和2年12月22日 午前10時00分招集出席議員 (24名) 1番 小住利子    2番 恒賀愼太郎  3番 中村詔治    4番 荒木ひろ子 5番 川内八千代   6番 三上英範   7番 松葉民雄    8番 山影智一 9番 本田哲也   10番 相良卓紀  11番 木ノ下素信  12番 大内直樹13番 三重野玉江  14番 林秀明   15番 角祥臣    16番 髙野良信17番 藤野英司   18番 中西伸之  19番 吉村尚久   20番 大塚正俊21番 千木良孝之  22番 須賀要子  23番 古江信一   24番 草野修一欠席議員 (なし)出席した議会事務局職員(3名)局長         中野周幸    次長           神礼次郎議事係主幹(総括)  用松修平議事日程 第1.自由討議     (補足説明者)     (議題)    13番 三重野 玉江   1.今後の議会のあり方 さらに開かれた議会を目指して     ①市民にもっと興味関心を持ってもらうには     ②議会だよりについて     ③市民と議会の集いのあり方について     ④議会の質問と答弁のあり方について  6番 三上 英範   1.コロナパンデミックの下、国県と地方自治体の役割     ①議会が市長に要望した事項の到達点について     ②国・県に対する要望について     ③特に高齢者に関わり、第8期の介護計画に対しての要望本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ─────────────────────────────────────────────── ○議長(山影智一)  ただいまより第4回中津市議会定例会を再開し、本日の会議を開きます。午前10時00分 日程第1、自由討議を行います。 議員間討議の議題は、お手元にお配りのとおりです。 また、各議題の補足資料については、サイドブックス自由討議のフォルダにありますので、御参照ください。 1項目50分以内で行います。 自由討議は、一般質問議案質疑とは違い、一問一答方式ではなく、フリートーキングで、議長はコーディネーター役を務めますので、よろしくお願いいたします。 なお、全ての議員が発言できるよう補足説明は5分程度、1人当たりの発言につきましても3分以内でお願いいたします。 項目1、今後の議会のあり方、さらに開かれた議会を目指してを議題といたします。 項目1を提案された三重野玉江君から補足説明を求めます。 三重野玉江君。 ◎13番(三重野玉江)  皆さん、おはようございます。清流会三重野玉江です。 「今後の議会のあり方、さらに開かれた議会を目指して」というテーマについて、会派を代表して補足説明をさせていただきます。 中津市議会議会改革の歩みは、平成6年市議会だより創刊に始まり、平成8年ケーブルテレビによる一般質問放送開始、平成17年中津市議会ホームページ作成、平成23年インターネット議会放映開始、県下で初めての議員間の自由討議を実施、また、同年行われた市議会議員選挙に当選した全ての議員が、議会改革選挙公約に掲げ、改革への機運が高まったことから、議会改革マニフェストの作成に着手、開かれた信頼のある議会、行動する議会、創る議会を三つの柱とした行動計画を策定し、2年間取組んだ後に、議会改革推進プロジェクトを設置し、見直し、検証するなど、市民に開かれた政策議会具現化に向け取組んできていますが、近年はそれ以上の大きな改革は見られず、市民の興味関心も薄いと感じます。 中津市も回答しています早稲田大学マニフェスト研究所による2019年度議会改革調査では、情報共有住民参画議会機能強化の3分野それぞれのトップ300の中にも、残念ながら選ばれていませんでした。 行政の発信も市報、ホームページが主となっていますが、議会も議会だより、ホームページインターネット放映以外は中津市議会としての刷新はありません。 情報の集め方は世代によってツールが違います。進みゆくデジタル化に向け、ICTを積極的に活用した多様性を持った周知の仕方が問われるのではないかと考えます。 小項目として、市民にもっと興味関心を持ってもらうには、議会だよりについて、市民と議会の集いのあり方について、議会の質問と答弁のあり方についてを上げています。 ぜひ多くの御意見を出していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(山影智一)  ただいまの提案について意見はありませんか。 なお、①②③④と小項目を上げていただいていますが、初めは、①のテーマから御意見を頂ければと思います。お願いします。 相良議員。 ◎10番(相良卓紀)  時間がもったいないので、提案をした清流会のほうから最初にちょっと発言させていただきます。 今はもうネット社会で、あらゆる情報がネットで広がっていく中で、市民の関心を持ってもらうということは、一言で言ったら情報発信が第一になると思います。 ちょっと話がそれますけれど、先日、某テレビ局で中津からあげが20分ほど全国放映されました。次の日に委員会を傍聴させていただきましたけれど、担当部長のほうから、朝からふるさと納税申込みがすごく多いという話を聞きましたけれど、やはり情報発信だと思います。 今、議会のほうも傍聴を自粛していただいていますけれど、逆にそのことによってネットで議会を見る方が非常に増えています。毎回、ネットを見た方からいつもいろいろな意見を頂きます。 議会もそうですし、それぞれ一人ひとりが、特に若い人に関心を持ってもらうためには、それぞれがネット等を通じた情報発信をすることが、関心を持ってもらう第一歩ではないかなと思います。私の個人的な考えですが、皆さんの意見を聞かせていただければと思います。 ○議長(山影智一)  そのほかございませんか。 木ノ下議員。 ◎11番(木ノ下素信)  私も参加させてください。 1番の分です。議会として、議員として興味を持ってもらうことですが、今ふと思ったのですけれど、生なり録画なりネット中継を今やっていますよね。その前後とかにできるのかどうかちょっと分からないですけれど、何かお得なPR、いわゆるCMみたいなことを流したりすれば、見ておくとこんなお得な情報が手に入ったなとか、そういうのを前後に入れるとかができたらいいのかなと思いました。 それと、議員としてですけれど、たまたまですが、私、今月、地元の中学校から声をかけていただいて、吉村議員と一緒に行ったのですけれど、出前講座をさせていただきました。 積極的にいろんな場所に出かけていって、議会のPRをするということはとても大切だなと思いました。特に、今から未来を担う子どもたちに議会とは、というようなお話を少しでもして、少しでも理解していただけたようでした。そういう活動をそれぞれがやっていくことも、とても大切なことだと感じています。以上です。 ○議長(山影智一)  川内議員。 ◎5番(川内八千代)  私は、今の御意見とかももっともだと思うのですけれども、やはり議会には市民の皆さん方の要望とか御意見とかを反映させていくということが大事ではないかなと思うのです。 そうしたら、その要望を持っている方々は、議会で自分たちの声とか意見とかがどのように伝えられて、それに対して執行部などがどう反応して、その経過、どうなるかということを関心持ってもらえると思います。 だから、その後、議会の後には、その人たちにまた議会のことを報告するというような、そういうサイクルが必要ではないかなと思います。 この間、委員会耶馬溪校の生徒の方々と意見交換ということがありました。最初はちょっと硬くなっていたのですけれども、会が進むにつれて、いろんな率直な御意見が出されて、本当に、そんなことでちょっと困っていたのだなとか、すぐでも解決できそうなこととかありました。 だから、そういう経験をした方は、これからの議会とか議員のこととかに関心を持っていただけるのではないかなと思って、小さな積み重ねが必要ではないかなと思っています。 ○議長(山影智一)  大内議員。 ◎12番(大内直樹)  僕もちょっとこの議論に参加させていただこうと思います。 先ほど来、説明にもありましたけれども、やはりネット社会がこれだけ普及してきている中で、どうやってこの議会を告知していくか、広く周知していくかというところには、やはりそういったインターネットの例えばフェイスブックであったり、インスタグラムであったり、いろんなものがあると思います。 手間がかかるのですけれども、まず議会が何をやっているのかというのをとにかくいろんな人の目に届くように発信をしていくということが、まずもって重要なのではないかな。そこから興味を持っていただいて、その中に入って議会傍聴インターネット傍聴するなりしていくこともあるだろうし、まずは、広く周知をするということが大事なのかなと思うところと。 そして、木ノ下議員も言われていましたけれど、子どもたちですよね。例えば高校生とか、もう18歳になった人たちには選挙権もあるわけですから、高校生中学生たちに積極的にこの議会を傍聴見学する機会を与えていただいて、議会というものがどういうものなのかとか、「あっ、こういうことをやっているのだな」とかいう気づきにつながるような機会を子どもたちに与えるというか、持ってもらうということが、育てていくという意味でも必要なのではないかなと思います。 ○議長(山影智一)  藤野議員。 ◎17番(藤野英司)  今、木ノ下議員の中にあって、出前講座をされたということで、出前講座の中身はちょっと分からないのですけれど、市民からよく言われるのは、「議会って何をしている」と。それで、極端な場合は議員に言ったら何でもできるとか、非常に議会や議員に対しての市民の受け止め方にも温度差がたくさんあると感じています。 一度、出前講座みたいにして、今市民との集いもあっている中で、議会の仕組みと役割、執行部が提案した議案等の審議をやって、それで委員会で振り分けてこうやってという、流れなどを一度ゆっくり市民に分かってもらえるような出前講座でもすると、市民の方々が議会の役割を理解してくれて、興味を持ってくれることもあるのではないかなと思っています。 単独の一つの案件だけに絞ったりすると、興味のない人がたくさんいたりするので、我々の役割等をもう一度再認識してもらうような何か出前講座なり、集いなりができると、興味を持ってもらえるような中身でそういうことをすれば、議会に対する認識も市民の方々がまた1ランク上がってくれるのではないかなと受け止めました。 ○議長(山影智一)  荒木議員。 ◎4番(荒木ひろ子)  先日、私どもいつも議会の日程をお知らせするときに、常任委員会も議長の許可を得て傍聴できますと入れるのですけれども、最近はもうコロナのことがあって、それを入れていないのですよね。 そうしたら、常任委員会は傍聴できるのですかと聞かれたので、今コロナで自粛をお願いしていますと言ったら、傍聴できないのだったら何かやはりそれに代わるものを議会としても考えて、情報をなるべくたくさん発信できるようにしてほしいという声を頂きました。 私もちょっとうかつだったな、と思うのですけれども、常任委員会も公開の議事になっていますので、このコロナ禍はこれからそういうことが起こりかねないので、考えていかなければいけないのではないかなと思いました。 ○議長(山影智一)  そのほかございませんか。 三上議員。 ◎6番(三上英範)  この時期にこの問題を取り上げてきたこと、本当時宜を得たものだと私思います。 確かに議会が市民の関心をどうしているかというのは、僕、この議会基本条例のことも先ほど報告の中でありましたけれども、「議会は、二元代表制の下、市長等との立場及び権能の違いを踏まえ」と中津市議会基本条例第6条ですけれども、明記されているのです。 私はやはり市議会議員というのは、市長に対して、この中でもきちんと書いてあるのですけれども、常に緊張ある関係を構築し、事務の執行の監視及び評価を行うとともに政策立案と続いています。 だから、こういうところが市民の一番の関心ではないかということを確認するのが、僕は一番大事なところではないかと思います。 だから、私は、市長等との立場の違いというのは、ざっくり言うと、統治する側と統治される側、我々、市議会議員というのはされる側の代表なので、そういう立場できちんと機能しているかどうかということをチェックする必要があるのではないかと。 最近のことで言うと、特に地域が限定されているし、旧郡部中心なのですけれども、この12月議会に向けてあったのは、津民地区の水路の請願に関わること、そして、市民からは例の職員の不正受給問題で、あれはどうなったのかいうような質問がされます。 だから、こういう市民が関心を持っていることに我々がどう応えていくかというのを議会で共有できたら、本当、議会に対する関心というのは広がるのではないかと思っています。 もちろん、いろんな新しいツールというのも大事ですけれども、そういう根本のところで議員の中で共有できたらいいなというふうな思いでいます。 ○議長(山影智一)  質問の提案者のほうから4項目上げていただいていますが、資料のほうでは議会だよりについて読みたくなる、読んでもらえるような議会だよりにするには、市民と議会の集いのあり方については、これまでの反省と今後の実施方法について、4の議会の質問と答弁のあり方については、質問、答弁の食い違いの原因と対策についてということで別に提案をしていただいていますが、この中でまた御意見もあればお願いします。 林議員。 ◎14番(林秀明)  ありがとうございます。全国の議会でそれぞれアンケート調査をされたところを若干見ました。 そのうち7割が、住民の方が議会に関心がある、興味があるということでアンケートに答えています。その媒体は何が一番広報的にいいかという中で、住民の皆さんはやはり議会だよりということが一番多かったです。 そう考えてくると、私たちも議員提案いろいろしていますけれど、どんなすばらしい議員提案や政策を打ち出そうと、最終的な広報ということに重点を置いて議員活動、要は議会だよりを出さないとまずいのではないかなと思います。 だから、広報力が地域を変えるということで、議会だよりをこの際、大きく変えていくということでまず提案したいのですけれど、要は今議会は何を目指して、どういうことに中津市議会は力を入れようとしているのかということを大々的に、表紙でも構いません、表題でも、大きくまず載せていくということ、そして今一般質問を4回出されていますけれど、それを2回ぐらいにして、教育、建設とか、いろいろな質問項目の中で項目ごとにそれぞれ一般質問の中を取り入れて、分かりやすく市民にやっていくと。 そして、さっき学生の話が出ましたけれど、中学生高校生が読んでもらえるような議会だよりをまず変えていくというのが、やはり次の将来のため、子どもたちのために中津を愛する力ができるのかなと。そして、その中に漫画チックなものを入れていくということです。 私は日曜日、中津駅に行きました。中津駅で一人カラオケを高校生にやってもらいました。そのときに、駅のみどりの窓口に行ったら、初めて見ました。駅員さんに聞いたら4日前にこういうアンケート調査中津中学校の3年生が持ってきましたということで、要は、みんなでつくる暮らし満足No.1のまち、中津プランについてアンケートということを、これを中津中学校の3年生の方が市の総合政策課と協力して、「住んでみて何が魅力があります」とか、いろんな項目があります。こういった項目を中学校の3年生が総合的な学習の時間に取り入れています。 だから、議員も内にとどまらず外に出て打って出るということで、こういった、ゆめタウンでもイオンモール三光でもいいですけれど、何かチャンスがあればみんなで出ていくということも必要ではないかなと考えています。以上です。 ○議長(山影智一)  本田議員
    ◎9番(本田哲也)  今、林議員の意見とちょっとかぶるところもあるのですけれども、例えば投票率ですけれども、議会というのが一つの会社であるとすれば、マーケティング的には投票率がずっと落ち続けているということがあります。これはやはり市民とかに政治離れ、関心がなくなっている状況の表れではないかなと思っています。 これを改善するには、通常ですとプロモーション、議会だよりとかいろんな広告宣伝で議会に興味を持ってもらうということが必要ではないかと思います。 このように投票率が落ち続けているという中で、核家族化とか、若者の政治離れとかいろいろな要因があると思いますけれども、まず、関心を持ってもらうことについて、プロモーションを打って出るという中で、例えば旧下毛はケーブルテレビで放送されていますけれども、旧市内も何かそういったものがあればもっと皆さん興味を持って、特に高齢者の方とか、こういうネット環境とかなかなかないので、そういうことが必要ではないかと思います。 それとか、例えば市役所の1階のホールに大画面で議会中継を流すとか、そういうことも必要ではないかと思います。 それと先月ですか、中津北高校選挙管理委員会が選挙の出前講座で、実際の投票の模擬投票までやったという報道を見ましたけれども、そういったことを継続してもっとやってもらえたらいいのではないかなと思います。 一番市民に公平、平等に広告宣伝できるのは、議会だよりなのですけれども、これにやはり親しみを持ってもらうという観点から、議員のプロフィール、特技、趣味、こういう考えを持っているとか、そういうことを顔入りで載せるとか、あと会派の活動、特色、そういった紹介ページだとか、あと若者に興味を持ってもらうためには、漫画チックな4コマ漫画とか、そういったことでアピールすることが必要ではなかろうかと思っています。以上でございます。 ○議長(山影智一)  大内議員。 ◎12番(大内直樹)  議会だよりについて、僕もまた参加させていただこうと思います。 昨年でしたか、議会だよりに一般質問のところにQRコードをそれぞれ埋めていただきました。この件について、僕がQRコードを入れたほうがスマホの時代ですから、ぱっと撮影すればインターネットのところにわざわざアクセスしなくても見られるのではないですかということで、それを付けていただけませんかということを提案したら、意外と時間がかかったなと。僕からすれば、そこにQRコードをちょっと埋めるだけのことなのですけれども、意外といろんなことが障害になるのだなというのが気づかされたところです。 先ほど林議員も言われていましたけれども、いろんなことを議会だよりの中で発信していかなければならないなと僕も感じているところで、果たしてページ数自体もそれでいいのかという議論も必要なのではないかなと思っています。 そして、1年前に亀岡市議会でしたかね、視察に行かせてもらったときの亀岡市議会の議会だよりが非常に見やすかったのを覚えています。議員一人ひとりにスポットライトを当てて、その人の人となりが分かるような感じの構成になっていたことも目新しかったですし、そしてまた、市民からだったと思います、募集した絵か写真かを表紙に使っていたり、非常に市民に見やすいような仕組みをされていたと思います。 やはり議会だよりというのは、一番に市民が議会を感じられる媒体だとも思っていますので、ここにしっかりとてこを入れていく必要性があるのではないかなと僕は考えています。 ○議長(山影智一)  川内議員。 ◎5番(川内八千代)  現在、広報広聴委員長を仰せつかっていますのであれなのですけれど、私自身としては、今言われたように、もっと議会だよりを本当に市民の皆さん方に読んでいただけるようにしたいなと思っているのですけれど、ページ数を増やすこととか、それから、さっき三上議員言われたように、議会というのは大きく言って二つの役割があるのですよね。 一般質問などで市民の皆さん方からの意見などを政策として提案する活動、それから、市長の提案などにきちんと市民の立場でチェックを入れるという、そういう大きな役割があると思うのですけれども、今の議会だよりは一般質問としての議員の提案活動は、ページ数制限つきながらあります。 けれども、市長の提案についての議会はどう議論をして、それが決まっていったのかということは、今のところ載っていないという議会だよりになっているので、ここはぜひ、市民の皆さん方にそのことを伝えるには委員会の審議の模様であるとか、それから例えば討論の内容とか、そういうことを伝えて、このように議員の人たちが審議をして、こう決まっていったのかということが分かるように、議会だよりを変えていきたいと思っているところなのです。 先ほど大内議員が言われた亀岡市議会の議会だよりとか、そのとき何か所か行ったのですけれども、どこへ行ってもやはり委員会の審議とか、議案に対してどういう審議がなされたのかということを必ず入っているわけですね。 だから、市民の人たちはそれもぜひ関心のあることだと思いますので、その点について今後努力していきたいなと思っています。 ○議長(山影智一)  荒木議員。 ◎4番(荒木ひろ子)  今議会だよりの中に、議決事項がずっと紹介されてきているのですけれど、議案の番号とか題字とか記されていても、市民の皆さんにとってはこれ中身がよく分からないのですね。 だから、市報等でこういうことが決まりましたというのも出るし、私は議決結果だけを掲載するのではなくて、先ほど川内議員からもありましたけれども、やはりどういう経過で、どういう意見が出てこれが決まっていったかということを市民の皆さんに知らせられるような編集にしてみたらどうかと。そうすると、市民の皆さんの気持ち、自分はこういうことに関心があるとかいう中身についての御意見などもまた出してもらえるのではないかなという思いです。決まったことをいっぱい最後のページに書いてある、あれは何なのかと市民の皆さんから言われたことがありましたので、その点についてはちょっと改善していかないといけないかなと私も常々思っているところです。 ○議長(山影智一)  そのほかございませんか。今、①②について中心的に御意見を頂いているかと思いますが、③と④についても御意見いただければと思います。 藤野議員。 ◎17番(藤野英司)  項目④の分で、紙媒体には載っていないのですけれど、タブレットに4、議会の質問と答弁の在り方について、(1)質問と答弁の食い違いの原因と対策という項目ですけれど、質問があって初めて答弁があるわけですね。答弁があって質問をするわけではないので、食い違うというのは、質問は質問だから、答弁がその質問に対して食い違っていると私は受け止めるのです。全てとは言いませんけれど、私は質問に対する答弁の食い違い執行部技量不足と、あくまでも通告外の質問でない限り、通告している質問であれば、食い違うというのは答弁が質問に対して食い違っていると受け止めているのですけれど、提案者三重野さんどうでしょうか。 ○議長(山影智一)  三重野議員。 ◎13番(三重野玉江)  そのとおりです。すみません、質問に対して、答弁にずれがあることを幾つか感じたことがありまして、ほかの議員も答弁に対して首をかしげている場面も見たことがありますので、皆さんにもそこの部分をお聞きしたいと思ってテーマにさせていただきました。 ○議長(山影智一)  相良議員。 ◎10番(相良卓紀)  今の藤野議員のおっしゃるとおりなのです。ここは我々だけの意見というよりも、執行部皆さん、今日この自由討議ネットで見ている方が何人いらっしゃるか分かりませんが、通告をした内容について、具体的に何を聞きたいのかということで執行部と打合せをして、執行部は答弁を用意するわけですけれど、私は正直言って、執行部皆さんが答弁を用意するために議員の言わんとするところ、要するに要旨は何なのか、意図は何なのかということを全部もう活字にして打合せのときに渡します。 打合せそのものがもう10分もかからないのですが、ただ、こういうことをやりませんか、どうですかという質問に対して、私だけがそう思っているのかもしれませんけれど、聞いていない制度の話から入っていって、現状こうしていますよ、で、いつ私の聞いていることに答えてくれるのかなと思ったら、もう現状を説明しただけで、「と考えています。」ということで終わってしまうことが多々見受けられるのです。 それと、「通告にありません」ということをよく言うのですが、通告は通告書に基づいてしています。その通告した中身については、どんどん掘り下げていったらかなり奥に入っていく部分があると思うのですが、それは打合せのときに、打合せをして答弁を用意した。その答弁を聞いて質問をすると、答弁を用意していなかったら通告にありませんからという。通告にありませんから答弁できませんと言い切って、勝ち誇って座ってしまうような場面が時々見受けられるのですけれど、通告と打合せというのは全くこれ──全くといいますか、通告にしていることに対して全く違う質問をすれば、これはまた通告外なのでしょうけれど、打合せにないことを通告がありませんでしたからというように感じる場面があるのは私だけでしょうか。 ○議長(山影智一)  藤野議員。 ◎17番(藤野英司)  議場にいて、議員が質問して執行部が答弁している、食い違っているというのが分かる。でも、それを通告外とかいう判断ではなくて、どういうのですかね、微妙な変化球が行ったときに対応できていないようなことをよく見受けるのですよね。 だから、例えばこれ議長には御無礼ですけれど、質問に対して答えになっていないですよとか、注意できるのであれば注意すればいいし、仮に用意できていなければ、言わば後ほど整理してまた直接お答えしますとか、何かの対応があればいいかなと思うのだけれど、現状で用意した答弁書以外のところに非常に困っている執行部を議場で見受けることが多々あります。 一度議会から質問に沿った答弁をというようなお願いをするべきことも必要でないかなという具合には受け止めています。 ○議長(山影智一)  三上議員。 ◎6番(三上英範)  相良議員も含めて、私が一番そういう意味では通告外と言われた一人ではないかと思うのですけれども、以前、議運で視察したときに、あれは亀岡かどこかで、今ちょっと覚えていないのですけれど、議案質疑についてはもう通告なしでやる、そういう議会もありました。 そういう意味では、私の場合は本当に文書で書いていたのに対しても通告にないと言って、質問の順序を逆にしたということはあるのですけれども、そういうこともありましたので、打合せと実際の議場での議論というのを、そこら辺を議会としてきちんと一度僕は整理してほしいと。 そういう通告にないということについて、私は自分自身で防護策を取ろうと思ったのですけれども、それもいろいろ問題があってできなくなりましたので、ぜひ議論についてはきちんと日常の業務一般については答えるべきだし、それと、もう一つあるのは、議案質疑は課長、それから一般質問は部長というような形なのですけれども、私、具体的なことを言うと、今12月議会では、特に木ノ下議員の水道の質問については、本来なら僕は市長が答弁するような内容も含んでいると思うのですけれども、そういうことに対してはなかなか対応できないので、やはりそういう点について議長は、もし判断して市政全般に関わること、そういうことについてはそれぞれできるものなら、そういう答弁者を指定といったら語弊あるのですけれども、可能であるならそういう議論をする必要があるのではないかというのを感じています。 ○議長(山影智一)  川内議員。 ◎5番(川内八千代)  結局、一般質問だったら打合せというのをやると思うのですけれども、執行部側はその聞き取った内容で答弁書を全員で共有するわけですよね。 だから、市長以外はその範囲から答弁は絶対出ないわけですよね。市長が黙っているということは、通告外なので答えられませんという答弁も市長は承知しているわけですね。だから、部長以下は答弁書の範囲しか答えませんので、そうしたら市長が答えるべきだと思うのですね。 だから、議長には市長と指名をしていただきたいと思うのです。だから、今議会でも、12月議会でもほとんど市長の答弁は、私が見る限り誰か1回、三重野議員でしたかね、の質問に答えただけで、あとは黙って座っているでしょう。 私だったら、よくあんなふうに黙って座っていられるなと思うのですけれども、やはり市民の代表ですし、答弁している人は部下ですので、部下が答えられなければ本人が答えるしかないのではないかなと私は思います。 ○議長(山影智一)  藤野議員。 ◎17番(藤野英司)  私、別に三上議員の肩を持ったわけではないのですけれど、三上議員が自ら私が一番多いみたいとおっしゃっていたのですけれど、一つ裏を返せば、答弁が食い違わないような質問をするのも議員の技量かなということも思っていますので、付け加えておきます。 ○議長(山影智一)  荒木議員。 ◎4番(荒木ひろ子)  もう何年たってもなかなか上手になりませんけれども……。 私も皆さんに同じようなことをテーマで質問することがあるのですけれど、誰でも同じ答えを求めているわけではないと思うのです。次のステップに行った答えを求めたいと思って、みんなで次々に同じテーマを言うのだと思うのです。 ところが、執行部の答弁はもう原稿に書かれた以上から出ない、それだけしかもう答えないという、それがずっと最近続いているような気がするのです。 だから、やはり見ている、聞いている人も面白くないと思います、市民の皆さんも。だったら、もうちょっと執行部にも協力してもらって、議員が同じことを聞いているから同じ答えでいいというのではなくて、その次のステップの答えもちゃんと用意できるような、そういう議会の在り方であってほしいなと思います。 だから、部長だったら幾らか自分の裁量で答弁ができるとか、そういうところをやはり執行部のほうにも少しは考えてもらいたいと思うのです。原稿に書いた丸写しのことを何人にも同じことを言うのですから、聞くほうはその先をもっと、さっきはこう言ったから今度はこれを聞きたいとなるのは当然だと思うのです。 それが通告外ですとか言われたら、議員など仕事になりません。何かもっとこの議場の中が活発な議論、できますとかできませんだけではなくて、いろんな議論があっていいと思うのですね。だから、そういうところを市民の皆さんにぜひ見ていただけるように、執行部にも協力をお願いしてもらいたいと思います。 ○議長(山影智一)  相良議員。 ◎10番(相良卓紀)  先ほどから答弁書にないことを職員は答えられませんという意見が多いようですけれど、私の経験から言うと、以前はそうでなかったような気がします。最近特にそれが多くなっているように感じるのは、私だけでしょうか。 昨年でしたか、記者クラブの皆さんと総務企画消防委員会の方が意見交換会をしまして、私も総務企画消防委員ではなかったので傍聴させていただきましたけれど、ある新聞社の方が、中津の市議会は傍聴しても面白くないので、宇佐やら豊後高田に行きますという話をしていました。 それは何なのかというと、もう出来レースの議会でしかないという意味合いだろうと思います。それが市民にとって関心が薄くなったりとか、全然面白くない──面白い、面白くないで表現したらよくないのでしょうけれど、迫力がないというか、緊張感がない、そう感じているのは私だけでしょうか。 ○議長(山影智一)  木ノ下議員。 ◎11番(木ノ下素信)  私のこの12月の一般質問のときにもずっと最初から最後まで感じたところですけれど、1回目の質問に対してはそれなりの答弁が出るのですけれど、その答弁に対して質問したときが、もう全く何か、私の質問を聞いていないのかなというような答弁がずっと続いたと私は感じたのです。 ぜひ生のやり取りがしっかりできるようになったらいいなと、今回特に経験して感じたところであります。 ○議長(山影智一)  ほかによろしいですか。 3の市民と議会の集いのあり方について、若干出前講座の件が出ましたけれど、この件について特にまた掘り下げて御意見はありますか。 相良議員。 ◎10番(相良卓紀)  せっかくちょっと議題で出しているのであれですけれど、今年はコロナの関係で意見交換会がなされませんでしたけれど、昨年、非常にワークショップ形式でやって、中身が充実してよかったのかなと思います。 ただ、ああいう形を毎回となると、もう既に各常任委員会で各種団体とそれぞれ掘り下げた意見交換会をやっていますので、そちらをより一層充実するのと、先ほどから話が出ていますけれど、出前講座、これを一般市民ももちろん含めてですが、小学校、中学校あたりに、子どもたちにも含めて議会というものは何なのかというようなことを、将来、「では僕も中津に残って地域のために」というようなことを思ってもらうようなためにも、そういう出前講座も含めて常任委員会意見交換会をさらに充実と、そういう部分のやり方でもいいのかなと思っているのは、私だけでしょうか。 ○議長(山影智一)  ほかによろしいですか。 では、1項目めのテーマについての意見の討論は終了いたしたいと思います。 若干、私のほうで御意見をまとめさせていただきますと、大多数の方は情報発信の重要性についての認識を強く持たれている。 その中で、これまでも議会だよりについては、歴代の広報広聴委員会委員長をはじめ御尽力をいただいていますが、まだまだ編集の在り方、関心を持っていただく工夫というのが必要だと、発言をされた方は、大多数はそうだったのかなと思います。 また、SNS、インターネット等についても、まだまだ活用能力が十分広くあるということ、それとソフト的な面で漫画チックなもの等、市民がより関心が持ちやすいものに工夫していく必要性がある。 それと、議会はもっと前に出て出前講座等、常任委員会も含めて意見交換会を充実させていく。市民に関心の持たれる取組みが必要だといったところだと思います。 それと、多くの意見が出されました議会の質問と答弁のあり方につきましては、私自身にも御意見を頂きました。十分頂いた御意見は今後踏まえて質疑等にあたりたいと思います。 ただ、この議長席にいますと、質疑のときにも、中間御指摘、口を挟ましていただいていますが、やはり質疑、質問に対して回答があります。私も議員席にいましたから、議会から見える執行部皆さん執行部からまた議員が見られるという視点が全く違うことはないのですけれど、若干違うこともあります。 十分質疑の内容を詰めて質問に臨まれたなと思われる質問をされている方と、そうではなくて、質問の途中、通告が十分にできていないと感じられる議員もおられるのも、この席にいますと事実です。 ですから、これはそれぞれの議員1人より24人いれば、執行部が、こちらのほうに四、五十人いればそれぞれの観点がありますが、それぞれがこの議会の議論を活性化したいという思いは同じだと思いますので、また一層に今御指摘いただいた御意見も私自身も、執行部にも聞いていただいて、私の御指摘させていただいたことも十分お酌み取りをいただいて、より議会が、議論が活性化するように努力をしてまいりたいと思いました。以上です。 ただいまより3分間の健康増進スタンドアップ中津を行います。皆さん、立ち上がるなどしてストレッチなどして体をほぐしてください。 暫時休憩します。午前10時52分 ○議長(山影智一)  再開いたします。午前10時57分 次に、項目2、コロナパンデミックの下、国県と地方自治体の役割を議題といたします。 項目2を提案された三上英範君から補足説明を求めます。 三上英範君。 ◎6番(三上英範)  それでは、2問目のコロナパンデミックの下での国県と地方自治体の役割について、会派を代表して補足説明をさせていただきます。 この議題を提起したのは11月27日です。提案の理由をこのように説明させていただきました。 コロナ感染症第3波が到来と言われる中で、地方自治体、議員、議会として、感染拡大防止、医療崩壊防止、市民の安心、安全等のためにどのような役割を担い得るのか、議員間で討議をしようということで提案させていただきました。 僅か今日までの時期、本当に何とか収まるのではないかという期待もしたのですけれども、今は最悪の事態です。医療崩壊も地域によっては言われる中です。 11月20日の時点で、政府分科会の尾身会長は、もう個人の努力がどうこういう段階ではない、こういう説明もありました。そういうことを受けて、会派として、議会議員としてどういう活動をするのかという提案をさせていただきました。 資料については、1ページ目を開いていただきたいのですが、これは私ども会派でこの12月議会に臨むにあたって、武末審議監からコロナ感染症に関するレクチャーを受けました。そのときの資料の一部です。 新型コロナの科学的な知見を得るという点で、この1ページ目を参考にしていただきたい。特に左側の10日間で感染力はゼロになる。特に11月10日に発表された中津市11例目の感染者の方を、この感染力のところにプロットしていきますと、今の時点ではもう感染力がなくなっているのではないかと思われるのですけれども、そういう形で私はこの科学的な知見について、共有できたらという思いでこの資料を提示いたしました。 次から3ページほど、これは12月議会で執行部からこういうことをやっている。確かに執行部に対して、もっと独自の政策をやるべきではないかという意見がありましたけれども、執行部が取組んでいる内容について、この資料で出しています。 私は、ぜひ議会として議論していただきたいのは、臨時議会で5億円の予備費を承認しました。今、使っているのが2億2,200万円、これもまだ各部から議論が出ているだけで、実際は使われていない。2億7,800万円は残っているというようにお聞きしています。 私は、特に農業関係で言うと、このコロナの関係で米価が下がる、さらにはウンカの影響で今大変な状況です。吉村議員も議会で発言しましたように、この5年間で大分県の農業経営体は4分の1に減りました。 そういう中ですから、私はこの2億7,800万円の予備費を農家の支援に、かつて10アール当たり1万5,000円の支援がありました。そういうものを復活して、農家がこれ以上減らないように有利な施策などを提案したい、そういう思いでいます。 あと国や県のことについては、次のページにこれは東京都医師会長の尾﨑さんの談話を載せた、これ赤旗新聞の報道です。政治的なところは抜いて、重症患者100人になれば限界、そして高齢者施設には定期的検査を、こういう医療現場でされている方の意見が出ています。 こういうことを参考にして、私たち議会として、いろんな施策を検討すべきではないかということで提示させていただきました。 あと、藤井さんという安倍政権時代に内閣参与を務められた方の自己責任論に対する見解を述べています。 そして、最後の地域医療を担う中核というのは、これは全国の厚生連病院が105病院抱えているのですけれども、その病院についてはきちんとどこの病院でどういう対応をしているか、経営的にどういう状況なのかというのを触れています。 私は中津市に責任を持つ、中津市としては、市長はこれぐらいの情報を得るようにして対応するようなことが求められているのではないかと、私は議会としていろんな形で提示し、議論していくべきではないと思っています。 議員の皆さんの積極的な提案を、議論をして、我々議会が13人一致すれば、このあと残った2億7,000万円の予備費にもアクセスできます。できればそういう議論が活発にできたらということで提案させていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(山影智一)  ただいまの提案について御意見はありませんか。 川内議員。 ◎5番(川内八千代)  補足説明をさせてもらった会派として発言をいたします。 今、三上議員からコロナの対策などについて説明がありましたけれども、私は、よく市長などが国県の動向を見てとか、そう言われるのですけれども、やはり市民の代表ですので、8万何千人の市民の健康を守るという上から、やはり市として決断をして、例えば私は最低限、医療関係者と高齢者施設の人たち、従事している人たちもそうですし、そこの利用者の方々ですね、そういう方たちは国とか県に先んじて最低限検査を定期的にやって、そこが本当に安全ならいいのですけれども、もしそこで感染者が見つかればきちんとその人を保護して、陰性の人たちを守るというのですかね、そうやるべきだなということを、今いろんなところでクラスターが発生していることを見ましても、そういうことを強く思います。 予備費の残高が2億7,000万円あるからそれをということもありますけれども、それに限らず、やはり今本当に災害に近いような状態ですので、そこを中心にやっていく、必要な手当てはするということで、最優先でやるというぐらいの取組みが必要ではないかなと思います。 今日の新聞でしたかね、昨日ちょっと宇佐の市議会議員から聞いていたのですけれども、宇佐の企業がある製薬会社と共同開発して検査薬を開発したということで、そういう技術とか、そういうものもしっかりと活用していく、そういう段取りとかもぜひ考えてもらいたいなということを思います。以上です。 ○議長(山影智一)  荒木議員。 ◎4番(荒木ひろ子)  私は、よく私ども議員のところに中津市は何もしないとか、何かそういうことを言われることがあるので、議会の一般質問で市のやってきたことについて発表してもらおうという思いで一般質問したのですね。 そこで、執行部側から出てきたのがここにずっと羅列されている数字の資料なのですけれども、これを見て、独自に市でやった事業というのは、やはり少ないのですよね。いつも市長をはじめ執行部皆さん方が国、県の動向を見てと言われるように、国がどうする、県がどうするということにならないと、なかなか中津市は動きが出ないという、そういうところが非常に残念で歯がゆい思いがしています。本当に市民の実態を見てもらいたいなと思うのです。 私のところにも、持続化給付金を申請したけれども、こう長引いては、もう事業をやめるしかないことになってしまいそうだとかいう方々から、最近声もかけられますし、それから、2月に緊急事態宣言がされましたが、その後、大学1年生になったひとり親家庭などは、お母さんのパートがなくなったりして、児童扶養手当も19歳になるからなくなるのですね。 だから、そういう方々に対する対応というのが、本当は中津市が一番身近にいるので、具体的にそれを調べて、そしてまず中津市が対応する。そして国、県に要望するとか、そういう姿勢でこの事態を乗り越えていってもらいたいなと思っています。 5億円の予備費についても、総務企画消防委員会では、まだ支出をしていないのですよね。要望があった分が、コロナ関係で1億円ちょっとだと伺いました。だから、もっと長引くコロナ関連で今苦境に立っていらっしゃる方々のところに寄り添えるような市政であってほしいと思うし、私たち議員はその近くにいるわけですから、その声を市政に伝えられる、議会の閉会中にもそういう取組みができるような仕組みをつくっていけたらいいなと思っています。 ○議長(山影智一)  その他御意見ありませんか。 何か皆さんにお聞きしたいこととか、逆に提案会派のほうからあればまたお投げいただくと、発言しやすいかなと思います。 荒木議員。 ◎4番(荒木ひろ子)  先ほど閉会中にもこのことについて議会で議論ができる、調査ができるようになったらいいなと言ったのですけれども、各常任委員会で閉会中の審査、それから所管事務調査として、それを継続して閉会中にもやっていくという各常任委員会の話合いをしていただけたらいいのではないかと思うのですけれど、どうでしょうか。 ○議長(山影智一)  今、お問いかけがありました、それ以外でも結構ですので、御意見、活発な御意見お願いします。 藤野議員。 ◎17番(藤野英司)  前の項目のときは何回も手を挙げたのに、三上議員の提案に手を挙げられなかったら後で叱られるような気がしましたので。 市の対応で、まず、臨時議会で5億円の予備費を組んだ分の残りがまだ半分以上あると。その後、国の1次補正、2次補正等が来て、中には臨時議会で通した予算の中に、国から来た補助金から少しずつ元のさやに財政調整基金のほうに戻しているとか。コロナが終わった後に戻したのなら分かるけれど、今から先が心配だというときに、まだそういう対応を取った執行部にも若干疑問が残っている最中ですけれど。あと市の対応として、中津市単独の中津の魅力のような補助対応が少ないかなと。今日また委員会があって感染防止対策の追加が出るみたいですけれど、単純に言って上毛町は空気清浄機に20万円まで一発で出るのです。 そういう状況の中、この資料の中小企業支援申請状況を見ますと、賃料補助555件、当初賃借で商いをしている人だけの手当てということで、自己所有物件でしている人には何の補助もないのかということで、やっと10万円出た分が事業継続支援金834万円と。家賃は最初の4、5、6月の3か月間、途中で5万円をマックス8万円に変更して、そして7、8、9月まで追加で出して、マックスで48万円の補助金が出る。事業継続支援金は、自己所有で商いをされている方は、当初売上げ3割減で10万円出て、後からの追加は何もないと。 この数字を見たら分かりますように、中津は自己所有の土地や建物で商いをされている方のほうが相当多い中、自己所有の方は、固定資産税、都市計画税までかかっている。賃借の人は申し訳ないですけれど、駄目だったら撤退すれば家賃はこの後要らない。でも自己所有の方は土地を求め、建物を建て、それこそかなりの投資をした上で商いをしている人には……。特に中津は合併されて旧郡部のほうも多いのですけれど、少し田舎に行けば行くほどほとんどの方が自己所有の物件で商いをされている。 賃借でしている人と自己所有でしている人に対する支援策が、何でこんなに差があるのだろうとかということはずっと思っています。委員会でまたその辺も追及していかなければならないかなと思っているところでございます。 あと、どうしても何か中津市単独の支援策というのがあっても弱い、スピードも遅いというのはもうこのコロナに入ったときからずっと常々言われていることで、非常に悔しい思いをしているのは、私だけでしょうか。 ○議長(山影智一)  ほかに御意見ありませんか。 木ノ下議員。 ◎11番(木ノ下素信)  市の単独の補助なんていうのも必要だと思うのですけれど、今あるいろんなメニューをしっかりと対象になっている方が申請してもらえるような、そういう支援を我々もあるよというPRを含めてすることが議員としての一つの仕事かなと、このテーマからいけば感じたりしているところです。 一つ、表で市の補助事業がずっと出ている中で、分かれば教えていただきたいのですけれど、下から2番目に、中津市新型コロナウイルス感染症対策事業者慰労金支給事業というのがあって、5件で25万円とかなのですよね。中身を読んでみると、いろんな事業所で利用者と接するような方が対象ということで、僕たちがイメージしていることで言えば、相当な対象者がいるのかなと思う中で、こういう事業がなかなか利用されていないのはいかがなものかなと思うので、こういうのを調べて、ぜひ利用したらどうですかということをするのも一つかなと感じました。 ○議長(山影智一)  荒木議員。 ◎4番(荒木ひろ子)  ここに書かれている支援は、大体国がもともとやられたのですね。その国の支援はもう直接事業所に行かれたそうです。その中に当てはまらない方々がおられて、そこに対する支援だと聞いています。 ○議長(山影智一)  須賀議員。 ◎22番(須賀要子)  先日、あるひとり親の方から相談を頂きまして、コロナで生活が、仕事していたのがパートなのですけれど、パートの入れる時間もすごく減って、まだ小さい子どもさんがおられる家庭でしたので、今回の緊急小口資金の貸付けを受けるような形になったのですが、その方が言うには、ちょうど2月から水道費も払える状況ではない状態だったのですが、小口資金をお借りして国保も水道もそうなのですけれども、減免の申請を出したところ、ちょうど条件が合わずに支払いをしないといけない状況が今も続いているということで、パートで月10万円も満たない生活で、それで子どもさんがちょうど高校生だったり、まだ小学生までおられるというような食べ盛りの子どもさんたちがいて、すごくもう生活にひっ迫しているのですよね。 そんな中で、例えば緊急小口資金をお借りした人には、条件をちょっと緩めるというか、そういう対応を厚生環境委員会に該当する部分の課は、積極的に取組んでくださっているなと今感じているのですよね。 それが何でかというと、ひとり親世帯臨時特別給付金も、ひとり親に対してクリスマスプレゼントというような形で25日までに支給をしたいからというようなことで委員会のほうに相談があったり、そういう本当にちょっとしたことなのですけれど、子育て支援課からのすごくありがたい要望というようなことがありましたが、例えばほかの委員会の中で、本当に困っている人、金銭的に困っている人たちが小口資金を借りたという条件から、そこから全部考えて対応していただけるということができないのかと私などは思ったりするのですが、皆さん、いかがお考えでしょうか。 ○議長(山影智一)  川内議員。 ◎5番(川内八千代)  そのとおりだと思います。いろんな支援の制度がありますけれども、例えば売上げが去年に比べて30パーセント以下になっていることとか、それから、税金を完納していることとか、そういう条件つきなのですよね。30パーセント下がったらもうお手上げだと、それはもう倒産ですよと私たち聞かされるのですけれど、だから、29パーセントでは受けられない。 今のお話でも、多分それは2月分だったから、期間がそこに含まれないからとかということだったのではないかなと思うのですけれど、そういう1回決めたら絶対、融通が利かないというか、しゃくし定規にといったら悪いのですけれども、そこに固執するやり方では本当に困っている、本当に支援が必要な市民を救えないのではないかと思いますので、そこはもうぜひ見直しをして一つひとつのケースに対応するというようなやり方に、行政に変えていってもらいたいなと思います。 家賃の支援とか一律10万円の助成とかは、税金の完納とかが条件についていますけれども、それを条件にしていない自治体もたくさんありますので、ぜひ中津市としては、制度としては遅かったのですね、取組みが遅かったり、それから金額もそんなにあっと驚くような金額ではないので、その分はやはり本当に困っている人たちのところに支援が届くというような運用をぜひやってもらいたいなと思います。 ○議長(山影智一)  相良議員。 ◎10番(相良卓紀)  私だけが思っているかと思いましたら、そうではないという意見が今、川内議員、須賀議員からも出ましたけれど、実はこれは私の経験からの話です。 先ほど藤野議員からもありましたけれど、事業継続支援金、これについて今まさに川内議員が言われました。私もこれ相談を何人の方からも受けました。固定資産税を払っていないと、これは対象になりませんというようなことだったのです。店舗なり事務所、工場その他の物件が先代の名義になって、お父さんの名義になって、もう息子さんが事業をしている。だから、固定資産税の明細を出してくださいったら名義が違うから駄目ですよと。 困っている人を助ける制度が、そういうことで本当に事業をやっていて苦しい人たちの助けになるのかなと思って担当課に確認したのですが、いやもう要綱がそうなっていますからと。自分たちがつくった要綱でがんじがらめにして、つくった要綱で出さない検討しかしないのですよ。 何でもかんでも出せというわけではないのですけれど、やはり柔軟に対応して出してもらうようなことを考えてほしいなということで、最終的には結果ですけれど、公共料金等の領収証がその屋号なり、経営している人の名義であればいいですよということになったのですけれど、言っていなければずっと出していない。 だから、その間に商工会議所とか商工会に行って、「いやこれ駄目です、書類不備で駄目です。」と断られた方が何人もいるのですよ。その人たちが、ではそれなら要綱を変えたことによって行ったかということまでは確認していませんけれどね、本当に困った人のために助けになるような対応をしていただきたいと思って、私だけかと思ったけれど、ほかの方もそう思っていたということで意見を出させてもらいました。 ○議長(山影智一)  川内議員。 ◎5番(川内八千代)  私は、いろいろなケースで聞いたのですけれど、家賃補助とか、持続化給付金とか、国の制度がありますよね、国はそういう税金の完納とかいうことやらを条件にしていないのですよね。 だから、中津市を見ると、中津市が特に厳しく感じます。だから、本当に今相良議員言われたように、困っているところに届いて、それが生かされて市民生活がやっていけるというためにつくった制度ですので、それは本当に生かされる、力を発揮できる、そういう運用が必要ではないかなと思います。 ○議長(山影智一)  藤野議員。 ◎17番(藤野英司)  農業に詳しい三上議員に質問します、というか、知恵を貸してほしいのですけれど、コロナ特別融資を受けた場合、大分県が法人で50万円、個人で25万円の支援策がございます。 3年間無利子の融資なのですけれど、農業は民間の金融機関がその対象業種としていないのですよね。だから、例えばちょっと相談を受けたのも、外食チェーンの不況により米の値段も1袋1,000円ぐらいのことはどこからでも下がっている今日で、言わば年間の昨年に比べて100万円ほど売上げが下がっていると。 経費は全然下がっていないものだから、経費は毎年と同じようにかかって売上げが100万円下がったと、お金を借りたいと、それで、民間の金融機関が窓口で、普通は民間の金融機関で申し込むと、そこの金融機関が市に申請して認定番号をもらって、それから融資が来ると。 その融資が来れば、個人で25万円、法人で50万円の大分県の支援策があると。少しでも足しになればと思って民間の銀行に行ったら、農業は対象ではないということで、何でだろうかと思って、三上議員、これ日本政策金融公庫だったら農業を対象にしてくれるのかどうか分かったら知恵を貸してほしいのですけれど。 ○議長(山影智一)  三上議員。 ◎6番(三上英範)  そういう意見がありましてね、今、大概、農業金融は農協が窓口でやっていたのですけれども、今はもう大分、別府の政策金融公庫が窓口になっています。 だから、直近で言うと、コロナの影響で収入が減った畜産農家が、畜産運搬用の車を買いたいということでやったのも政策金融公庫です。条件になっていたのは、認定農業者ということが条件でした。 認定農業者になったらそういう条件に応じますということで、認定農業者の申請をして借りたというような形になります。 だから、今農家に対しては、中津市の場合は二百何戸ぐらいしかいないです、250戸程度なのですね。認定農業者の方しかそういう制度的な資金の対応にはならないと。 政策金融公庫では、認定農業者という条件をクリアしたら、あとは事業計画があるのですけれども、そういうことに応じるということで私は認識しています。 金額によっては、JAが対応できるのではないかと思いますけれども、大きなそういう1,000万円とかいう超える金額については、私はそう今認識しているところです。 ○議長(山影智一)  藤野議員。 ◎17番(藤野英司)  コロナ対策の支援策は、何で農業は民間の、例えば中津で言ったら、大分みらい信用金庫とか、大分銀行とか、豊和銀行とか身近な日頃取引のある銀行が対応できない。 日本政策金融公庫に行けばできるというのであれば、一番近くても日田か別府ですよね。何かその辺に大変不便さと不平等さを感じるのですけれど、私だけでしょうか。 ○議長(山影智一)  今事例としてお聞きしましたので、テーマがありますので、テーマに沿ってお願いします。 三上議員。 ◎6番(三上英範)  これ外れるか外れないか分からんですけれども、今年の米価は60キログラム当たり1万2,000円ですよ。原価が2万円以上と言われるのですから、事業としては成り立たないということで、金融機関ももうけで回収しなければ悪いわけですからね、そういうのが根底にあるのではないかと思うのです。 それで、農業のことで私、このコロナの関係で一つ言うと、持続化給付金の件、これは農業者、とりわけ水稲農業者も該当します。 先日、18日に経済産業省と中小企業庁が一面広告で不正受給するなという広告が出ました。その広告を見て、ある持続化給付金を既に受給した方から返納しなければ悪いのではないかという相談がありまして、私、中小企業庁に照会しました。 コロナの影響で証明する何かの書類があるのかって言ったら、ないと。だから、今回の持続化給付金の請求にコロナで感染したかどうかの書類の通知は求めていないと。だから、水稲の場合は11月まで売上げが入らないわけだから、あと1月から10月まではゼロですよ。その月のいつを取ってもいいというのが、中小企業庁か経済産業省か分からないですけれど、私が0120の番号で照会したところの回答でしたので、そういう方には藤野議員が言われたコロナの国のそういう支援策があるので、そういう利用も勧めてみたらどうかと思います。 ○議長(山影智一)  藤野議員。 ◎17番(藤野英司)  議長からテーマに沿ってと言われたけれど、何か全然テーマに違うみたいですけれど、水稲農家で5割減になるようなところはないと思いますよ。 ◎6番(三上英範)  そういう水稲農家の今のね……。 ○議長(山影智一)  後で個別にお話を……。 十分ヒアリングをしていただければ、ちょっと、決して今のは……。限られた時間ですので、それぞれ御意見があれば。 荒木議員。 ◎4番(荒木ひろ子)  私、感じるのですけれども、菅首相になってから、地域の中小業者とか、それから家族農業とか、そういうものはもうこれからは淘汰して、大事業でやっていくことがいいのだというようなことをすごく感じるのですね。 でも、このコロナの時期にそれができたらいいのではないかという風潮になってしまったら私大変だと思うのです。 だから、国の政治がもしそうであれば、やはり一番市民、中小企業者、農業者の身近にいる私たちが、それをきちんと、先ほどからいろいろ皆さんの困り事をお伺いしている、そういうことを伝えて、やはり国にきちんと伝えていくと。そして、私たちが地域の自治体の一員としての役割を果たしていくということが、今大事なときではないかなと思います。 皆さんよく、市民の皆さんの困り事を対応して議会でそれぞれが議員として頑張っているわけですから、そういう情報を集め合いながら、中津市がこのコロナの中でそういう皆さん方に対して、本当によく頑張ってくれたなと言ってもらえるような、そういう関わり方をこれから、さらに深めていけたらいいのではないかなと私はこの議論を通じて感じました。 ○議長(山影智一)  提案者のほうに③の特に高齢者に関わり、第8期の介護計画に対しての要望ということが、1個まだありますけれど、これについて御意見と補足があれば、時間が短くなりましたけれど。 三上議員。 ◎6番(三上英範)  これは1の中に含めたいと思います。この当時、提案したときは、特に高齢者の場合は重症化するリスクが大きいので、と同時に、今ちょうど第8期計画の作成中だということで、それに関連していろんな要望が皆さんから出されたらということで項目を立てたのですけれども、市の回答も含めて1の中でまとめて議論していただけたらと思います。 それともう1点、私、予備費のことなど触れたのは、今回の議会で大内議員三重野議員が、かなり私が知らないそういう業者のリアルな状況を執行部に質問されていたのですけれども、それに対する執行部の答弁というのは、必ずしも応えるものではないし、ぜひ財源のことを言われたらそういう2億7,000万円、8,000万円近くあるので、そういう具体的なアクセスされたらどうかということも思いで触れましたので、実にそういう実態をつかんでいる方の意見も頂けたらと思います。 ○議長(山影智一)  三重野議員。 ◎13番(三重野玉江)  すみません、本当に三上議員のおっしゃるとおり、12月議会で質問させていただいた事業継続支援金等、11月末で切れるものに対して、切れ目なく支援がないのかという質問をしたのですが、実際行ってきたことだけを答弁されまして、その先は国と県の動向を見てとか、様子を見て、という答弁がありました。 一番きついところを乗り切って光が見えたときに、また第3波がやってきて、もうがくんとしている、お正月を越えられるかという人たちに、もっと支援があるというのは予備費を通じて早めの対策ができたのではないかと思うところと、実際、商売人の皆さんと話す中で、もう本社を引っ越そうかとかいう話が、冗談半分ですけれど出たりするときもあります。 実際に20代、30代の子育て世代の方たちが、このコロナ禍の中で上毛町とか吉富町とか、豊後高田市のほうに水面下で引っ越している事実もよく耳にしています。 ここを支援なく乗り切った後に中津市がどうなるかということも想像して、支援の拡大を併せてお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(山影智一)  大内議員。 ◎12番(大内直樹)  三上議員から名前が上がりましたが、僕もちょっとだけ参加させていただきたいと思います。 商売人のことに関して言われました。僕も質問の中で事業者のことに関していろいろ聞かせていただきましたが、要するにこういった商売に対する施策を打っていただいているのは、非常にありがたいことだなと思うのですけれども、それをきっちりと検証を行っているのかということに対して、曖昧な回答だったなというのが僕なりの印象です。 先ほど藤野議員も言われていましたけれども、やはり自己所有の物件の方が多いという、こういったデータが出ているので、家賃補助を頂いている方は最大で48万円もらえるというところで、自己所有の方は10万円しかもらえない、この間に何があるのかというところもしっかり市としては答えていくべきだと思いますし、夏場でちょっときつかったのが、秋頃に少し戻ってきたというところまでは分かっているのですけれども、第3波がこのように起こってというところで、また少し対応が遅れているのを感じざるを得ないなと思っています。 ですので、残った予算もありますし予備費もありますので、しっかりとそういったところを考えていただきながら、スピード感を持ってやってくださいよというのは皆さんおっしゃっているのですが、やはりそれが結果として出ていないし、こういったところを検証して、どこに本当に必要とされているのかというところにちゃんとそういった予算が使われるようなことを考えていただきたいなと思っています。 ○議長(山影智一)  そのほかございませんか。 中村議員。 ◎3番(中村詔治)  提案者のほうで農家支援、今年は米価も下がったということで、コロナの影響でそれぞれ産業が今後大きく変わるところもあろうかと思います。 最近、今年ウンカも激しかったので、田んぼも借りている人がやめたいとか、あるいは農家がもう作るのをやめたいという声が最近多いので、これもコロナとウンカの関係も大きかったのですけれども、非常に今後、小さい農家がどうしていくのか、ここはやはり市の政策で大事なところだと思います。 いろんな給付金、支援金がほとんど小さい農家のところには要件で当てはまらないことが多いので、農業版の持続化補助金も1次はすぐに締め切って、2次ももう既に締め切ったのですけれども、中身を見ても、小さい農家に該当しないので、今後農家数が激減するのではないかなというのを心配しています。そこはまた三上議員に共感するところでありますので、何か市のいい支援策ができたらいいなと思っています。 ○議長(山影智一)  恒賀議員。 ◎2番(恒賀愼太郎)  三上議員に、この3番目の高齢者に関わった介護計画の関係で、国は大きい話は上向き言えばいいと思うのですけれども、特に重要視、地方がするときに現場の、例えば介護施設の支援員とか、今度は利用している受益者とか、ここはポイントに対する支援です。そこら辺は地方が声を上げるときに、全体の話をしてもなかなか当事者のところに行き着かないところがあるので、やはり関わっている方々は当事者です。当事者のところにどういった行政側の支援がきちんと、例えば今回のコロナのといってもなかなか支援員あたりはなかなか大変な重労働をされているのですけれども、そういったところに支援の手が遅れているとか、そういうのをたくさん聞きますので、そういったところやはりポイントを絞って、地方を預かっている議会としてはそういうところから声を上げるべきではないかなと思うのですけれども、その点ちょっと考え方があれば、お聞きしたいと思いますけれども。 ○議長(山影智一)  そのほかに御意見ございませんか、時間が残り3分ですけれど。 三上議員。 ◎6番(三上英範)  恒賀議員の言われるとおりだと思います。特に、介護施設では二つ。一つは、いわゆるパンデミックというか、そういうのにならないような形をどうやって取るかというのと、どうしても今どこももう面会もできないです。そういうものの改善などについては、もう本当に喫緊の課題ではないかと思います。 それとあともう一つは、ヘルパーさん、施設とはちょっと離れるのですけれども、今もうほとんどなかなか成り手がないというところです。そういう確保をしていくのに行政としてどう関わっていくのかという点を、私は今問題意識として持っているところです。ありがとうございました。 ○議長(山影智一)  ほかによろしいでしょうか。 よろしければ、以上で項目2の討議を終わりたいと思います。 これで、自由討議を終了いたします。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。 △議事終了 午前11時47分上記、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。 中津市議会議長  山 影 智 一 署 名 議 員  恒 賀 愼太郎 署 名 議 員  大 内 直 樹...