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09月28日-07号

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  1. 中津市議会 2020-09-28
    09月28日-07号


    取得元: 中津市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 2年 9月定例会(第3回)令和2年9月28日 午前10時00分招集出席議員 (24名) 1番 小住利子    2番 恒賀愼太郎  3番 中村詔治    4番 荒木ひろ子 5番 川内八千代   6番 三上英範   7番 松葉民雄    8番 山影智一 9番 本田哲也   10番 相良卓紀  11番 木ノ下素信  12番 大内直樹13番 三重野玉江  14番 林秀明   15番 角祥臣    16番 髙野良信17番 藤野英司   18番 中西伸之  19番 吉村尚久   20番 大塚正俊21番 千木良孝之  22番 須賀要子  23番 古江信一   24番 草野修一欠席議員 (なし)出席した議会事務局職員(3名)局長         中野周幸     次長  神礼次郎議事係主幹(総括)  用松修平議事日程 第1.自由討議     (補足説明者)     (議題)  23番 古江 信一   1.withコロナの時代、議会としてできることは     ①議会だよりを活用した「誹謗中傷をなくして、人に優しい地域づくり」のメッセージの発信     ②各常任委員会において議会としてできることについての協議の実施(自由討議協議会等)    9番 本田 哲也   2.水産物流通対策について     ①水産物消費量を増やすには     ②水産物流通システムの構築には本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ─────────────────────────────────────────────── ○議長山影智一)  ただいまより、第3回中津市議会定例会を再開し、本日の会議を開きます。午前10時00分 日程第1、自由討議を行います。 議員間討議の議題は、お手元にお配りのとおりです。 また、各議題の補足資料についてはサイドブックス自由討議のフォルダにありますので御参照ください。 1項目、50分以内で行います。 自由討議は、一般質問議案質疑とは違い、一問一答方式ではなく、フリートーキングで、議長コーディネーター役を務めますので、よろしくお願いいたします。 なお、全ての議員が発言できるよう、補足説明は5分程度、1人当たりの発言につきましても3分以内でお願いいたします。 項目1、withコロナの時代、議会としてできることは、を議題といたします。 項目1を提案された古江信一君から補足説明を求めます。 古江信一君。 ◎23番(古江信一)  皆さん、おはようございます。会派前進の古江でございます。早速、会派を代表して補足説明をさせていただきます。 今回は、withコロナの時代、議会としてできることは、というテーマで提案させていただきました。 新型コロナウイルス感染症の第2波がまだまだ広がる中、秋以降心配されているのがコロナインフルエンザ同時流行であります。そうなれば、医療現場日常生活においてこれまで以上の混乱が予想されています。 議会でもこれまでコロナ禍の中、市民からの要望や提案などを執行部に対して行ってまいりましたが、感染拡大が県内、市内である程度落ち着いている今、改めて今後議会として何ができるのか、皆さんと協議ができればと考えています。 今年の1月16日、中国武漢から帰国した30代の男性から国内で初めてコロナ感染者が確認されてから8か月がたちましたが、その間、メディアでたびたび報道されたのが新型コロナウイルス感染症に関連して、感染者やその家族、医療従事者等に対する誤解や偏見に基づく差別誹謗中傷の問題であります。 人は、不安が過剰になると、疑わしきは罰せよという気持ちになり、人権侵害的な中傷いじめが起きてしまうと言われています。学校現場では、子どもたちから、感染したらいじめられるのという不安な声もあるそうです。 そのような中、8月11日、全国知事会より、差別的扱い誹謗中傷に対してのメッセージが発信され、中津市においても5月27日、市、議会会議所、商工会、医師会の発案による「コロナに負けるな。中津励まし支え合い宣言」が出されました。とはいいましても、実際、政府や自治体等いじめ対象者を守る対策はまだまだ不十分であると思います。 ただ、資料でもお示しをしていますように、別府市のポスターによる啓発活動や、飛騨市のように警察と連携した具体的な取組を行っている自治体もあります。沖縄県では、県条例で具体的なことが示されています。 18日の厚生環境委員会では、提案書にも示していますように、コロナいじめに関しての自由討議を行い、多くの貴重な意見を頂き、特にポスターによる啓発活動は効果が高いのではないかということでありました。 この後、皆さんより、議員として、議会としてできることについて御意見を頂ければと思います。そして、何か具体的な活動につながれば幸いであります。どうぞ最後までよろしくお願いします。 ○議長山影智一)  ただいまの提案について、各議員の御意見はありませんか。 藤野議員。 ◎17番(藤野英司)  幸いにも中津ではここのところ、大分県を含めてですけれども、感染者が出ていない状況の中で、ちょっと振り返りますと、以前、中津でも数名出たときには必ずのように、「あんた市議会議員じゃから、どこの誰がかかったか知っちょるんないの。教えておくれ」とか、何か、言い方が悪いのですけれど犯人探しみたいな状況を非常に感じました。 近くでは別府、それから本日出していただいている資料には岡山だとか日田のこういう事例が載っていますけれども、次の感染者が出てからでは遅いので、いつどこで感染者が出るかわからない状況ですので、事前にこういう啓発ポスター等の作成やらで、対策を考えていくべきだという具合に思っています。 ○議長山影智一)  そのほかございませんか。 中村議員、何かよろしいですか。 ◎3番(中村詔治)  御指名ですので、誹謗中傷が良くないなというのが、実際ポスターとかでイメージとか、パンフレットが視覚的に強く訴えかけがありますので、効果があるのではないかなと思っています。いいことは取り入れたらどうかなと思っていますので、議会としても行政のほうにポスターの対応を強く促したらどうかなと思っています。 ○議長山影智一)  ありがとうございました。 古江議員。 ◎23番(古江信一)  すみません、ありがとうございます。 先般、先日の委員会の中ではちょっと議論はしなかったのですが、②の1番に、新型コロナウイルス誹謗中傷等相談窓口の設置ということで、飛騨市の事案を挙げていますけれども、もし皆さんがそういった感染者の方、御家族の方辺りから「こういうあれを受けたのだけれどこういう誹謗中傷いじめのようなことを受けたのだけれど、どこに相談したらいいの」ということで聞かれたときに、皆さんどこを紹介するでしょうか。 ○議長山影智一)  ただいま、提案者のほうから提案がございましたが、それを含めて御意見はございませんか。 松葉議員、何かよろしいですか。 ◎7番(松葉民雄)  私は、身近に直接の感染者ではないのですけれど、家族が感染した関係で大変な状況になって、そのときにいろんな人のうわさが、本当に関係ないようなことからいろんなうわさが流れて、本当にこういう問題は大層しっかり事前に、先ほど皆さんが言われたように、取り組まなければいけないという思いでいます。 古江議員が言われた、ではどこに連絡すればいいかというと、なかなかピンと来ないのですけれど、そういうのも含めてしっかり啓発をすべきだと思いますので、ぜひ推進をしていただきたいと思います。 ○議長山影智一)  草野議員。 ◎24番(草野修一)  今、古江議員が言いましたどこに尋ねるか、どこを紹介するかと、私はそういう経験はないのですけれども、もしあれだったら市の人権同和対策課に相談したらどうですかと。市の担当課がそれに対応できるかどうかは別にして、そこを紹介したいなとは思っていました。 ただ、このコロナ誹謗中傷問題は非常に難しい問題でありまして、私自身も隣がかかったら、よそに広げることはないでも自分がどういう対応をするかなというのは不安なところがあります。一番誹謗中傷につながるのは、やはり情報が不足する、それから正確な情報が手に入らないというのがあって、市で発生した場合でも、市に聞いてもわからない、県が一括して発表していますので、何が何か分かりませんけれども、一番不安になるのは情報不足ではないかなと思います。それをどう解消するかという問題も一つあると思います。 それと、一番私はマスメディア、これがとにかく何でもかんでもコロナは大変な問題だという、実際大変な問題ではありますけれど、かなりテレビも新聞も、当初危険なあれだというのであおった結果がこういうことになったのではないかなと思います。 情報、この病気はどういう形で感染する、どういうふうに広がっていくというやつをもう少し正確に情報提供しなかったところが、政府か報道か分かりませんけれども、それが一番問題になるのではないかなと思います。 それと、先ほど言われましたポスターの問題、これは議会としてそういう活動を起こすということは一つの形として必要なことではないかなと思います。ポスターのところは何もありませんけれども、中津福澤先生の出身というか、町でありますので、人権を主体にして、福澤諭吉先生をどんと表面に出して、中津市議会という形で啓発のポスターを作ったらどうかなと思います。以上です。 ○議長山影智一)  大塚議員。 ◎20番(大塚正俊)  先ほど古江議員からあった、どこに相談しますかということ、市のホームページなり市の広報を見ても、どこにも書いていないのです。これは先般テレビでもそれを言われて、指摘をされていました。 法務省のホームページの中に、人権擁護機関相談窓口が幾つか表示がされています。インターネット人権相談、ネットで「人権相談」と打てば当然ぱっと出てきますし、「みんなの人権110番」というような形で、そこに問合せをしてくださいということがテレビでも言われていましたので、なかなかぽっと名前が出てこない。私もそうなのですけれども。そういうことはやはり広く情報提供をすべきだろうなと思っています。 それから、誹謗中傷がどの程度全国大分県内を含めて広がってあるのかという実態が正直言ってつかめていないので、私も中津に住んでいて、例えばコロナの陽性になった家の横を通るとコロナがうつるとかいうデマが流されているという話を、これ本当はうそなのです。そういう情報が流れているとかいううわさも、単なるうわさです。 大分県は多分調査していないと思うのですけれども、福井県が、新型コロナウイルス感染症の2割以上の方がそういう誹謗中傷を受けたという調査結果が実は9月1日の読売新聞に出ていました。それを見ると、やはり特に女性の方に対する誹謗中傷の部分が高い。約3割ということになっていました。さらには、飲食店、そういうクラスターが発生した飲食店に対する調査によると、約40パーセントがそういう誹謗中傷を受けたということが新聞に出ていましたが、そういう調査をしないとなかなかどの程度というのが出てきません。一つの例として福井県内の調査の結果をお示ししたいと思います。 それから、先般テレビでもやっていましたけれども、誹謗中傷が例えば名誉棄損だとか業務妨害に該当する場合もあるという形、仮にこれが法令に触れれば、刑罰の対象になるということも皆さん方認識をしておかないと、ぽっと話を聞いて、それを真に受けて誰かに話すこと自体が名誉棄損なり業務妨害に該当するということもありますよということを今日自由討議でこれ日本全国、世界に流れていますから、そういうこともありますよということをお知らせしておきたいと思います。以上です。 ○議長山影智一)  須賀議員。 ◎22番(須賀要子)  今の大塚議員の調査の結果で、女性への誹謗中傷が3割という結果を福井県がしたということで、その部分を含めても、まだまだコロナだけではなくて、さまざまな誹謗中傷に対しての啓発が進んでいないのではないかなというふうな認識でいます。 やはり別府市などでコロナポスターをちょうど見ましたら、それを見ただけで気持ちが中庸になるというか、どちら側に偏ったとしても真ん中にちょっと戻されるような部分があるかなと思うので、そういった目で見えるような対応と、そして、もしうわさ話を聞いたときに、私も実際、さまざまなうわさを耳にしましたけれども、全て、私としては否定を、そんなことはありませんよというふうなことを言いながらも、心の中で、ではそこをどこに相談したらいいのかなという疑問もまた出てきました。そういった面で考えても、窓口というのは絶対必要なのではないか。それが市にあるほうがいいのではないかと感じています。以上です。 ○議長山影智一)  三重野議員。 ◎13番(三重野玉江)  私も6月議会のときに、心のケアについて一般質問をしたときに、大分相談窓口があるということで、大分県のホームページのほうに個人向けの支援で心のケア、DV、児童虐待などに関することの中で、2の3に「新型コロナウイルス感染症が全世界で拡大する中、不確かな情報や根拠のない誹謗中傷がSNSなどに見られます。不当な偏見や差別いじめなどの心配事について相談できます。」というところに、人権教育部落差別解消推進課連絡先があります。そういう県のほうには窓口があって市に窓口がないというのはちょっと心配な要素でしたので、皆さんおっしゃるように、市に誹謗中傷相談窓口がぜひ必要だと思いますし、ポスターで、目で見て一旦立ち止まるというのはすごく大事だと思います。 ○議長山影智一)  川内議員
    ◎5番(川内八千代)  私は、こういう誹謗中傷というのは本当にあってはならないと思いますし、実際に中津で発生したというときからいろんな話が流れているということでした。 それで、今いろいろお話を聞いているのですけれども、私は、一つは、疑心暗鬼になるということがあってこういうことが広がっていく土壌になっているということもあると思うので、一つは、検査をもっと広げるということを政府とか県とかに対して働きかけていくということが議員として、議会として必要ではないかなということを思います。 それと、ある程度情報を出していくということがそういう誹謗とか中傷とかを生まない一つの手段といいますか、ということにつながるのではないかなと思うのです。だから、この誹謗中傷というのは、臆測とか邪推とかうわさでずっと広がっていくと思われますので、ある程度、発生したら情報としては出ます。だから、こういう措置をして、現在問題はありませんとかいうふうに、できる限り市民の中に明らかにできるようにしていくということが必要ではないかなと思います。 市内で家族の方が感染者になったという例があって、やはりものすごいうわさになりまして、本当、大変困った方から、お話を聞きますと、自ら検査を受けて、陰性でしたということを自ら発表して、応援してくれる方もたくさん出て、良かったと本人は思っていると思うのですけれども、そういうふうに、ある程度情報が明らかになれば、そういうことは余り起こらないのではないかと思うので、その点は特に留意していかなければいけないのではないかなと思いますので、ある程度の情報の公開は必要ではないかと思います。 ○議長山影智一)  千木良議長。 ◎21番(千木良孝之)  もう大分皆さんもいろいろなことをお話しされたと思うのですけれども私自身が今回、このコロナのことに関してですけれども、身近な方がなられたということをこの中で、いろいろ情報の中で、一番は県が全て情報を持っているということの中、それから、どこへ相談するかは本人たち保健所しかない。そういったところの中で、やはりこういった、先ほど皆さんお話があったように相談窓口というのは市に必要性があるのではないか。また、市が県との連携の中でそういった情報をつかんでおかなければいけない部分があったのではなかろうかと僕は思っています。 それと、確かにいろんなうわさというのは、やはり自分たちが怖いという中から、そういったうわさというのが今回相当いろんなうわさを、ここにおられる皆さん方も聞いていたかと思います。だけど、それをどう解消できてあげられるのかというのはなかなかできなかったと思います。 そんな中で、ポスターというのが大きなものかなと僕自身は思います。要は、人を思う気持ち、それから、いつ自分がかかるか分からない。そんな中で、かかったときにどうするのということを考えたときに、自分がなったときに多分そういったうわさが流れた内容を耳にしていますので、その中で自分が不安を感じてくるのではなかろうかと。それが大きなかかった本人たちの苦痛ではなかろうかと思います。 そんな中で、インフルエンザと同じように、何かかかったときには、終わった後には、大変だったねというような、普通に声をかけられるような環境づくりが必要ではなかろうかと。要は、隔離された中で2週間なり以上して退院してくるわけであります。その後のケアも重要になるわけで、そんなときに、いかに声かけができる環境づくりが必要かというのは、こういったポスターで周知徹底することが重要なことではなかろうかと。 まだまだこれからもこういった感染された方が増えてくるという中で、1人でもそういった悩みを持たれる方を減らすということを一つひとつ、議会に今回提案があったように、僕自身はポスターなりそういった啓発活動をしていくことが重要なことではなかろうかと思っています。以上です。 ○議長山影智一)  荒木議員。 ◎4番(荒木ひろ子)  私どももこのことが発生してから、いろんな市民の方から、こんなことがあったのではないですかとか、いろいろ聞かれることがあるのですけれど、実際にあなたがそういうことを見ましたかとか聞きましたかとかいうと、なかなかそれは根拠がないという、そういう状況を何度もこの間体験をいたしました。 この新型コロナウイルスに関しては、ワクチンや適切な治療方法が確立をしていないので多くの方々が不安を抱えているからこそこういうことが起こるのではないかなと思います。だから、誹謗中傷は絶対にいけませんが、してはいけませんよと言うだけでは納得してもらえないのではないかと思うのです。 今、大分県の場合は県が全部その情報を掌握しています。私たち中津市に対して質問をしても、私たちにも知らされませんというふうなことを言われます。そこで、そういう状況の中であれば、相談の窓口はしっかりと県が対応して、御本人たちや、それからそういうことが起こった事態に対処すべきではないかと私は思います。 私たちは啓発できますけれども、具体的なことについては知らせることができないのです。そこで、中津から言えば北部保健所が全てを掌握しています。だから、その北部保健所は罹患をして外出のできない方々に食料を届けたりとかいうこともされると聞いています。だから、そういうところの職員を充実する。大分県はこれまで保健所を少なくして職員を減らしてきましたけれども、そういうところを充実してこの事態に対処するように、私は議会から求めるべきではないかと思います。 ○議長山影智一)  吉村議員。 ◎19番(吉村尚久)  この数か月というか、コロナ感染が拡大する中で、自分自身を振り返っても、マスクをしたりだとか、それから消毒したりだとか、ある程度検温したりだとか距離をとったりだとかいうようなことで、自分なりにできることはというようなところ、またさらに言えば外食だとか旅行だとかいうようなことを自粛したりとか、そういう方々が多くいるのだろうと。 その中で、それなりに対応をしてきたのだろうと思うのですけれども、ただ、一方で、いつ自分がかかるかもしれない。かかったらどうしようというようなそんな不安もあったように思います。 今も実際にあるわけですけれども、そんな中で、感染が拡大していく中で、先ほどから出てきているようなデマやら誹謗中傷風評被害だとかいうような方が、感染者、またその家族、また医療従事者だとか、その職場だとかいろいろ起こってきているのだけれども、自分の中で一つ印象的というか、ずっと気になっているのは、特に有名人というか著名人の方がテレビだとかの画面を通して、感染したことに対して謝罪をしているという。この人たちも、自分たちなりに気を付けていたりした人も当然いるだろうし、かかりたくてかかったわけではないのやけれども、実際かかってしまった中で、そういう場で謝罪をしていると。何なのかなというふうに、少し何か腑に落ちないようなところがあったのだけれども、つまり、自分自身をある意味差別をしているという、そういう状況がマスメディアを通じて広がっていった。それは何かなと思うたら、やはり社会全体にそういうようなものを許さない、そういう風潮というか、差別を認めてしまうような社会全体な土壌が自分たちの中にあるのではないかなと。こういうようなところが自分たちの不安にかられながら、恐怖にかられながら誰かを責めてしまうという、そういう雰囲気がずっと漂っていたのかなと思う。 だから、自分自身も偉そうに言うつもりはないですけれども、どこかしら、何かそんなところが、他に対してもあったのかなと思うのですけれども、ある意味、そうなっているのはやはり先ほどから出てきているように、正しい情報とか正しい知識ところいうものが自分たちに届けられていないというか、知り得ていないと。正しい知識とか情報というのはどこまでなのかというのはなかなか難しいのですけれども、そういうのをずっと一緒に考えながら追い続けていくことが大事なのかなと思ったところです。 そういう差別をなくすために、明らかにこういう差別は駄目ですよということ、それだけ言ってもなかなか浸透しない部分があるかもしれないけれども、もし何かあったら、感染した人がいればいつでも、困っているなら助けを求めに来てよ、助けるよというような、そういうような発信というか、市の窓口なりだとか市からの広報だとか、それがまた一つ先ほどから出ているポスターだとかにもなってくるのかなと思っています。 いずれにしてもそういう発信し続けるということと、もう一つは地域包括ケアの武末審議監が各学校や事業所を丁寧に回られています。そこでその話を聞きながら、正しく怖がるというか、自分たちがイメージしていたよりもそういう話を具体的に聞きながら安心できる部分があった。そういうような形で、市は市としても発信をし続けていただきたいなと思いました。以上です。 ○議長山影智一)  林議員。 ◎14番(林秀明)  現在、感染対策については各自がそれぞれ持ち場で着実にこつこつ続けることによってこの地域では感染が出ていないものと思われます。しかし、仮に感染した場合、人の弱さを誘発してしまうような現在の仕組みや環境が私は駄目なものだと思っています。そのためにも、先ほど提案者古江議員から、ポスター作成が良いのではないかということは私も賛成であります。やはり感染者の苦しみを理解し、非難する人々をまず作らない。それと同時に、自殺者を出さないためのカウンセリングの必要性など、命を守るための啓発活動も同時に行うといいのではないかなと感じています。以上です。 ○議長山影智一)  そのほか御意見ございませんか。 三上議員。 ◎6番(三上英範)  この問題で、委員会の中でも議論をさせていただいたのですけれども、やはり科学的な、皆さんの中からも意見が出されたけれども、認識という点と、それから情報公開という点でお話しさせていただきたいと思います。 実は、耶馬溪でこういう業者の方から私どもにはがきが来ました。発信が8月26日付の日付です。 「このたび、お盆に帰省していました親族が、新型コロナウイルス陽性となり、〇〇、その事業所名です。全員が濃厚接触者ということで保健所でのPCR検査を受けました。全員陰性ではありましたが、営業のほうは9月20日までお休みさせていただきます。お客様には御迷惑をかけますけれども、よろしくお願いします」と、こういうはがきをその事業所を利用されている方に全部配って、私も後日お伺いしましたら、出して良かったと、みんな頑張ってくれと皆さんから来ましたということをお聞きしまして、いろいろ課題はありますけれども、情報を公開していくのが一番理解を得られるのではないかというふうな思いを強くしたところです。 ここに至るまではいろいろ関係者の方が亡くなられたということも耳に入りましたけれども、実際は、それはもう全然違うという内容でしたので、そういう思いです。 それともう一つは、川内議員も言われたのですけれども、具体的なことでぜひ取組を検討すべきと思うのは、ある会社が、今会社は法人ですけれども、2,000円でPCR検査ができると。しかも、唾液を取って送れば受け付けてくれると。幾らでも可能だということが報道されています。僕はやはりきちんとそういうPCR検査をやって、誰でもかかるわけですから、そういう状況を把握する。そのことが一番安心につながっていくのではないかと思います。 だから、そういうことを取り組めるようなことを僕はやはり議会として最重点の課題として取り組むようなことはできないだろうかと。私は保健所に行って、私自身も高齢者とかあるいは在宅酸素をされている方などと接触することがあるので、自分が万が一陽性だったらと思って検査を願ったら駄目でした。今は引き受けてもらえませんでしたけれども、こういう個人の民間がやるような検査を引き受けていけば、感染拡大のリスクを大きく減らしていけるのではないかと、そういうことがいろんな安心につながっていく一つになるのではないかという思いをしています。以上です。 ○議長山影智一)  古江議員。 ◎23番(古江信一)  いろいろ意見、ありがとうございます。 PCR検査は確かに拡大していく必要性は本当にあるのだろうと思います。ただ、簡易な2,000円ぐらいという検査はあまり正確性に欠けるという話も聞いていますし、経済的にある程度ゆとりのある方は何回でも検査に出せる。経済的に厳しい家庭の方はそういった経費を果たしてどういう形にするのか。まず保険適用の対象にするとか、行政のほうで負担するとかいろんなことの話の中で拡大していくべきではなかろうかなと。今拡大のことを優先してしまうと、どうしても経済的な部分での格差が生まれてしまうのではないかなという気もしています。 それと、先ほどからのポスターをつくることは非常にいいと。それとか、相談窓口は必要だと。正確な情報をもっと出すべきだ。大きくその三つぐらいのお話をいただけているのだろうと思いますが、その後どう行動していくかということに関して、また御意見があればお伺いをしたいと思うのですが。 例えば窓口設置、私が担当課に行って言うような話ではありませんので、例えば厚生環境委員会としてそういう訴えをしていくとか、ではポスターは具体的にどこが図案を作ってするのか。市のほうに投げかけるのは簡単なのですが、議会としてできるところはやっていければいいかなとも思いますので、例えば広報広聴委員会で意見を出し合ってみるとか、何かそういったことに関してまた御意見があればお伺いしたきいと思います。 ○議長山影智一)  角議員。 ◎15番(角祥臣)  今度11月5日に中津市の人権大会があると思います。どうせポスターを作るとなれば、できるだけそれに間に合うような形で、やはり人権に関しての啓発ということで、我々中津市議会を挙げてぜひ応援をしていただいたらというような形を私は考えています。 やはりそれぞれの考えというのがあるとは思うのですけれど、何かやはりアクションを我々として起こしていかないと、かなりこれから、先日の4連休のときもかなりのお客さんが動いています。それから、昨日の日曜日もお客さんが動いていますので、一気にこれから10月になったら私は増えるのではないかと思いますので、ぜひとも我々議員としてしっかりアクションを起こしていく、これが大切かと思います。以上です。 ○議長山影智一)  そのほかございませんか。 草野議員。 ◎24番(草野修一)  直接誹謗中傷には関係ないのですけれども、今PCR検査の話が出たので、今回意見書でもPCR検査の拡充というのが来ています。もちろん私どもも、私個人的にはPCR検査が拡充していかなければいけないなと思っていますけれども、現状、今このコロナ感染症、感染症2類です。これはもう陽性患者は確実に隔離しないといけないという感染症です。いろんな形で病院に入院するとか、それから家庭待機、それからホテルとかそういった隔離施設で待機するという状況の中で、今、先ほど出ましたけれども、2,000円ぐらいの、これはあんまり確実性のないという検査結果だそうですけれども、そういった部分でどんどん検査をしていったら相当数陽性患者が増えてくると思います。陽性患者が増えるということ自体がどうのこうのということではないのですけれども、医療体制がそれに間に合うかどうかというのが一番の課題であります。 だから、政府も今、感染者をどう対応していくかというのをしていますけれども、ワクチンとか対応薬ができれば5類にいけるから、5類にいければ新型インフルエンザと同じようなあれになるので、もう全国民を一斉に検査したりワクチン投与したりというようなことが可能だと思いますけれども、現状では全員をPCR検査するというのは非常に難しいのではないか。逆に、医療体制を先に取ってからではないと難しいのではないかなと思います。以上です。 ○議長山影智一)  そのほかよろしいでしょうか。古江議員。 ◎23番(古江信一)  ポスターについて、参考になるか分かりませんけれど、費用を市に負担をお願いするのか自分たちで捻出をするのかということの中で、議会としてできることという提案をしていますので、1点だけ。例えば、政務活動費を使ってこういったポスター啓発活動、それを議員個人が例えば学校とかコミュニティーセンターとか行って、内容をきちっと説明をする中で、議会活動の一つとして使うことは公選法にも全く触れないということは確認をしています。 昨年か一昨年かの本耶馬渓支所のほうが、職員が3人で温泉に入っているポスターとか、ビートルズのアビーロードみたいな横断歩道を歩いているポスターとか結構大きなポスターのちょっと制作費を聞いてみたのですが、1枚が400円弱だそうです。250枚作成をしたらしいのですが、例えば今回、コロナの関係で政務活動出張辺りはどの会派も減っているのだと思うのですが、議員1人が政務活動費を1万円ねん出して24万円作ると、そのポスターが約600枚作れる。1人25枚分のポスターが作れるなとちょっと考えました。執行部にやれどうだこうだ言ってやるよりも、できる範囲でやってみるのも1つの検討課題かなと思っています。 ○議長山影智一)  荒木議員。 ◎4番(荒木ひろ子)  すみません。古江議員にちょっとお聞きしたいのですけれど、このポスターを作るとして、啓発という形で、そういうことはやってはいけませんよとするのか、それとも、そういうことも含めて、相談に応じますよというポスターになるのか、その辺はどうなのでしょうか。 相談に応じるとなると、やはりどこで相談ができるかとかいうこともきちんと設定をしておかないといけないと思うし、議会が相談に応じますと言ってもなかなか専門的な知識も不足していますので、十分なことは今提供できないのではないかなというふうな気がするのですけれど。 ○議長山影智一)  古江議員。 ◎23番(古江信一)  言われるとおりで、相談窓口議会がというようなことは全く私も考えていませんし、ポスターを具体的に作るということになれば皆さんから御意見があるように、その中に相談窓口を事前に市のどこかに設置をして、その連絡先でも書き込んで、この岡山県のような形をとるのがいいのかなと、漠然とですけれど、何かそんなふうに思っています。 議会相談窓口というのはちょっと無理があると思います。 ○議長山影智一)  そのほかよろしいでしょうか。よろしいですか。 一通り皆さん活発な御意見をいただきました。ありがとうございました。 ちょっと簡単まとめさせていただきたいと思います。 議員各位の御意見の中で、2点絞り込んで、現状の課題としては、情報不足で正確な情報が不足している。それは行政もマスコミについても。そして、誹謗中傷の実態把握が実際できているのかという課題。それと、社会不安、人間不信等、コロナに対する疑心暗鬼が現状拡大しているのではないかということが現状の課題等に挙げられているのだと思います。 それに対する対策としては、特に多かったのは、啓発ポスターが必要ではないか。福澤先生の人権思想をしっかり入れたものにすべきではないかということ。二つ目に、県は県で体制を強化することが重要ですが、身近な市で安心感を与えるような相談窓口、またカウンセリングができる窓口を設置すべきではないかということ。三つ目に、誹謗中傷は刑罰を伴うということの認識不足をもっと知らせて、認識不足を啓発すべきではないか。 それと、正確な情報公開が継続して発信できる体制が重要だということ、これも県について、市について同様なことが言えると思います。それと、いつでも安心して検診が受けられる体制づくりが必要ではないかといったことは挙げられたと思います。 そして、最後に、議会として一体何ができるのかということにつきましては、今度11月5日に人権大会があるので、それに合わせて議会として何かしていくべきだということと、ポスター自体を議会で作成をし、議会としてのアクションを起こしてはどうかといった提案が出されました。 簡単ですけれど、まとめますとそういった意見が出たのだと思います。 それでは、次に移る前に、若干休憩したいと思います。ただいまより3分間の健康増進スタンドアップ中津を行います。皆さん、立ち上がり、ストレッチなどをして体をほぐして、暫時休憩します。午前10時49分 ○議長山影智一)  再開いたします。午前10時53分 次に、項目2、水産物流通対策についてを議題といたします。 項目2を提案された本田哲也君から補足説明を求めます。 本田哲也君。 ◎9番(本田哲也)  改めまして、おはようございます。会派ゆうきの本田哲也でございます。自由討議のテーマとして、僕の得意な水産分野として、水産物流通対策ということで議題を提案させていただいています。会派を代表して補足説明をさせていただきます。 小項目のテーマとして、やはり水産物の消費量をいかにして増やすかということと、この水産物の流通システムの構築ということで項目を挙げさせてもらっています。よろしくお願いします。 内容については既に御確認いただいていると思いますので、概略のみ紹介させていただきます。 大分県は変化に富んだ好漁場が北から南まで形成されています。大分県は古くから漁業の非常に盛んな地域であり、魚を取り扱う市場も公設4社を含め19社あります。中津市においても、干潟に続く浅海の豊前海を利用した漁業が盛んであり、過去には魚市場も2社隣合わせで競っていたほどでしたが、残念ながら、昨年3月29日には中津市から魚市場がなくなるという緊急事態に陥りました。 このため、市議会からも商工会議所等各種団体との連名により、中津市近郊における魚介類の安定的な流通についてという趣旨で、中津市長宛てに要望書を提出していただいたという経過もお聞きしています。 この数日後には、小祝漁港にて代替業務取引が再開というか、開始されましたが、昨年12月28日、行橋水産株式会社が中津魚市場をスタートするまでの9か月間ですが、関係者、大変な御苦労があったと聞いています。この行橋水産株式会社は、行政からの支援も受け、体制を整えつつ営業を開始しましたが、間もなくコロナ感染症の拡大により魚の需要が大きく落ち込み、期待していた取引ができず、今もなお御苦労されているようです。 このような状況でありますが、水産業は他の多くの産業と連携しており、そこで働く人々がたくさん関わっており、特にハモの骨切りは江戸時代から続く中津発祥の伝統文化として食の観光の一翼を担うなど、中津市の発展に寄与する重要な産業であります。 また、魚は栄養価が高く血液さらさら、頭が良くなるなどの健康な暮らしには欠かせません。余談でありますけれども、民間業者のアンケートでは、恋愛において魚を自分でさばける人はかっこいいと回答した女性は8割、次に、魚を週に2回以上食べる人は週に1回以下しか食べない人よりも夫婦仲がいいと思うという回答割合が高くなっているという結果も出ています。 定住自立圏中心市であるこの中津市において、食文化を守り中津市の発展に多くの可能性を秘める水産物の流通が持続的・安定的に確保されることが必要であると強く考えますので、皆様の御意見を伺いたいと思います。 具体的に、どうしたら皆さんにたくさん魚を食べてもらえるか、どのような流通システムがあればもっと安定するのだろうか、皆様方のたくさんの御意見をよろしくお願いしたいと思います。 ○議長山影智一)  ただいまの提案について御意見はありませんか。 藤野議員。 ◎17番(藤野英司)  なかなか最初に意見が出るというが言いにくいのかもしれない。うちの会派からの提案ですので一緒に提案させてもらいます。 皆さん御存じのように、中津は海に面し、野があり、山があり、自然環境がすばらしく、その分、第1次産業の農・林・水産・畜産、いろんなおいしい産物があります。 数年前に、念願の道の駅なかつができました。そのときに私が思ったのは、全国的にもう道の駅が少し下火になっていっている。後発組として大丈夫だろうかという心配をしたのですけれど、予想は外れ、大人気でございます。 先般、大分放送だったか朝日放送だったか覚えないのですけれど、大分県道の駅ベスト10ということで、なかなか中津の名前が出てこないので心配していたら、なんと1位ということで、大変喜びました。 そういう中津におきまして、よその地区に時々行きますと、海沿いの漁協があるところには、海の駅とは言わないのですけれど地元の海産物をたくさん扱っているそういう施設を目にします。中津は小祝、田尻、今津と漁協も三つそろえている中、地の魚を市民が気軽にいつでも買物できたり、あるいは福澤旧邸や中津城に来た観光客の観光バスがお土産に中津の海産物を買うような施設、近くでは豊前にうみてらすがございますけれど、もっと、何か人が行きたくなるような施設が港付近にできれば魚の流通、健康、そして観光資源ということで非常に楽しみなのですけれども、ぜひそういったところで皆さんの意見を聞かせていただければと思っています。よろしくお願いします。 ○議長山影智一)  恒賀議員。 ◎2番(恒賀愼太郎)  過去、漁業に関わった人間から言わせていただきたいと思います。 昭和の時代までは、生産者あるいは仲買人、それに、自然環境でいけば漁自体も漁獲量はしっかりあった状況の中の、今時代の変化の中で、自然環境の変わる中で、肝心の魚、貝を含めて漁獲量が減った中で、仲買人も高齢化で減ってしまった中、一つの救いとすれば、朝市を含めて、各漁協が取り組んでいる中津、長洲、その他のところもいろんな朝市を見ると、関心を持っている方はたくさんおられると思うので、量を含めて安定的に、皆さん方が確実に欲しいものが手に入るような、それぞれ漁協同士の連携のなかで欲しい物が手に入るような、そういった宣伝が、本田さんのほうは漁協のほうにも関わっておられたと思うので、そこら辺は出ていって、PRの中では宣伝ができないのか。そうすれば安定的にやっていく中でまだ養殖を含めてかなりチャンスはあるのではないかなとは思いますけれども、そこら辺のPRのほうはどういうような状況になっているのか、お知らせ願えればそれぞれ海の魚、あるいは貝を含めて、欲しい方はたくさんおられると思うので、そこら辺の情報があればお知らせ願いたいなと思いますけれども。 ○議長山影智一)  本田議員。 ◎9番(本田哲也)  今漁協とかで直接魚を購入できるような施設の、単体ではだんだん少なくなったのだけれど、宇佐とかと豊前、豊後高田とかと連携してそういうことを宣伝、PRしていけばもっとにぎやかになるのではなかろうかというような御意見だったと思いますけれども、今、朝市、第1、第3日曜日に、朝7時からやって、少しずつ今参加者も増えて、農産物やらも最近増えて、にぎやかになりつつあるところです。 宇佐、中津の漁協でも、海辺の贈り物市という朝市をやっていますけれども、まだ今のところそういった海域ごとの連携という話も過去にあったのですけれど、なかなか魚の鮮度を保つとかそういったところからなかなか実現できていないところです。今、漁協では、その朝市の日数を増やすとかの拡充とか、あと美人小屋とかいうカキ小屋、そういったところでの加工品の販売とか、そういったもので市外、県外からの集客を呼んで、観光の一環として食の観光や地域の観光とつなげていこうというような取組が進められているところです。 ○議長山影智一)  須賀議員。 ◎22番(須賀要子)  このテーマで、水産庁の消費の状況というのをちょっと勉強させていただいたのですけれども、本当、そこに出ている情報はまさに自分が思っているような状況、10代から40代の方は魚の消費が少ないという、私40代の子育て中なので、私はどちらかというと小さいお魚が好きなのですけれども、大きなお魚よりも。でも、調理するのがとても面倒なのです。お魚をさばけると本当にかっこいいなと思うのですけれども、うまくさばけないのではさみを使ったりとかして工夫をして調理をしたりしているのですけれども、そういった部分で、いわゆる若い世代の人たちに本当はお魚を食べていただきたいというのもあるのではないかなと思うのです。 先ほど言ったように、夫婦仲が良くなったりとか、健康にはすごくいいですし、魚を取りたい消費者の方は増えているという。だけど、やはり簡単に調理をしたいという動向もあるというところを含めて、スーパーで並んでいる魚のことを考えたら、本当に調理しやすいようになっているのですけれども、どちらかというとやはり地元の魚が食べたいと思っていると、小さい魚がすごく調理しにくかったりとかするのです。なので、そういうところで、例えば、料理教室の開催など、お魚料理教室、水辺に遊ぶ会などが年間行事の中に自然観察会と併せてお魚料理教室というのを開催していたりするのですけれども、それに私はプラス調理をするときにお魚はとても生臭かったりとか、生ごみが出たときに処理するのが嫌だなとか、そういう気持ちが湧き起こるのです。それで消費、やはりこっちではなくてこっちにというような、消費に向かわないところもあると思うので、そういう料理教室に今市が、清掃課が進めている生ごみキエーロの講座と併せてできたらいいのになと思いまして、そういうこともちょっと抱き合わせて、そういう料理教室を、漁協の方が主催でしてくれるのかどうかわからないのですけれども、そういう魚の調理する機会を知る機会をもうちょっと増やしていただけると、お魚はとてもおいしいですし、食べる機会を増やしたいと思いますので、進めてもらえたらいいなと考えます。 ○議長山影智一)  大内議員。 ◎12番(大内直樹)  先ほど本田議員から説明があったように、お魚料理を食べたら夫婦仲がよくなるということで、今日から毎日お魚料理を食べようと思った次第なのですけれども、それに加えて、先ほど須賀議員もおっしゃっていたように、50代から60代ぐらいで肉食と魚を食べる習慣が大きく変わってくるのです。50代の半ば以降よりも若い世代になるとほとんどが肉食が中心になってくるというのが今データで出ているのですけれども、やはりここにあるのは、50代半ば以下の料理される方のスキルの問題というのが関わってくるのかなと思います。 そこで、どうやったら魚を食べるようになるのですかというアンケートの中に、2枚とか3枚でおろしてもさっと料理ができるような、前加工がされたものがあると魚料理をとるようになるよとか、また、例えば先ほど言われたように、料理教室などでしっかりとそのレシピとか調理方法を教えていただければ魚料理をとるようになるよというアンケートの結果がいろんなところに出ているのですけれども、確かにこれは中津だけの問題ではなくて、魚を食べるということを若年層に増やしていかないといけないというのは、これ日本全体が考えていかなければならない問題なのかなと思っているのですけれども、日本の魚を食べる量というのは年々どんどん減っていっている中で、その魚の、水産物の消費量を増やすためにはということを考えていけば、日本だけに目を向けるのではなくて、世界に目を向けなければいけないのかなと。 世界的には、魚の消費量というのは、地域によってはかなり増えていると。特に、台湾とかアジア圏では、日本はずっと1位だったのですけれども、消費量がかなり伸びている。今日本が7位とか8位とかどこかそのぐらいの低い位置にいるのですけれども、逆転していると。 消費量を増やすというのであれば、こういったところにしっかりとアピールして、中津水産物であるとか水産加工物等を輸出できるような形で、世界の消費量というのはかなり大きなマーケットですので、ここをターゲットにするというのも漁業の関係者の方にとっては非常にいいのではないかなと。ですので、行政としてしっかりとこういった辺りに力を入れていくという必要もあるのかなと思います。 先ほど、海の駅というか、道の駅の海版みたいなあそこの宇島にもある、うみてらすのようなのができればいいなという話がありましたけれども、僕もそう思います。ああいった施設があることによって地元の水産物に気軽に触れることができると、見て触ってと、そこで食べることもできる。非常に魚文化に触れるいい機会だなと思うのですけれども、もう一つありまして、実は最近中津で、僕も結構釣りをするのですけれども、中津で今まで釣れなかった魚が結構釣れ始めているとかいうところもありますので、子どもたちにとってはやはり釣った魚を食べるというのは一つの楽しみでありまして、こういった釣りをする場所をもっと、本当にいいところがたくさんありますので、簡単に中津で釣りができるようなところを作ると、またいろんなところから人も来てもらえますし、釣った魚を食べると家庭円満に、夫婦も仲良くということでつながっていくのではないかなと思いますので、この三つを提案したいと思います。 ○議長山影智一)  三上議員。 ◎6番(三上英範)  私、提案者にちょっとお尋ねしたい点があります。 この資料の①我が国の漁業をめぐる厳しい状況という中で、米も同じような状況です。米の場合は最高昭和20年代、1人当たり120キログラム食べていて、それが今やもう60キログラム以下、半減しているのですけれども、魚の場合はこれ平成13年からわずか10年間ぐらいの間で25パーセント減ったというふうな内容になっているのですけれども、その主な理由、例えば米の場合は消費も減ったし、施策として生産費も償えないようなそういう米の生産現場の状況というようなものがあるのですけれども、魚がそもそも海にいなくなったのか、どうしてこういうわずか10年間の間で25パーセントも減るようなあれになったのか教えていただければ。 減った原因に多くを克服するのがやることになると思いますので、そこら辺、教えていただきたいと思います。 ○議長山影智一)  本田議員。 ◎9番(本田哲也)  魚の消費量が減少して、平成13年をピークに25パーセント、一気に現在まで減少している理由ということですけれども、一つは女性の就業率が上がって、女性が台所で包丁を持つ時間が少なくなった、簡単な料理のほうに走るようになったというのが一つの要因であります。 先ほど須賀議員からも指摘があったのですけれども、小さなお魚というか、今スーパーに並んでいる魚というのは、地元の魚も中津ではあるのですけれども、サケとかマグロだとかイカだとか、本当にあらかじめ調理されて前処理されたものを購入して、持ち帰って簡単に料理して食べるというのが今忙しい家庭の中でそういう食形態になっています。 このサケというのを国内産というのはもうほぼなくて、海外で養殖されたノルウエーとかそういったところからたくさんのロットの、大手スーパーに対応できる多いロットで運ばれてきて、そういったものを流れていくということで、地元の魚が余り消費されないというような実態もあります。 調理が面倒くさい、子どもにあっては、煮魚だとか骨があってなかなか食べづらいとかそういったことがあります。一方、回転寿司とかそういったところでは、そのまま刺身しか、生ですからどんどん食べられるというようなことで、そういったことです。 調理する場が、時間がないということが、そのかわり男性がそれに代わって調理の手伝いをするというようなことが少しずつ始まっているというような内容であります。国内全体的なものですけれども、そういったことです。 ○議長山影智一)  林議員。 ◎14番(林秀明)  どうも本田議員、ありがとうございます。いろいろ水産物のことを提案していただいて。 まず、皆さん、お魚を食べていますかということを質問したいです。というのは、私たちが小さい頃、小中学生の頃は、昼間、お魚を私は食べていました。だから、昼間魚屋さんがいたのです。自転車でもリヤカーでも。近所に来ていました。そこの家の前まで。そしたらやはり食べるのです、魚を実際。そうなると。 現在は、こういう風潮で、量販店、スーパー等が多くなりました。ここ五、六年前からスーパーの構造改革がどんどん始まりました。それは本社主導です。本社主導で働き方改革の中で、朝早く市場に行かなくていいよと。中央市場で買いなさい。そしたらまとめて買うわけです。そしたらまとめて買ったほうが魚価が安くなるわけです。だから、地方にいる、要は各スーパー辺りは、卸売さんから買いなさいと、手数料を取られてもいいからということ。働き方改革で自分の、鮮魚部におられる方が本当に市場に行ってこの魚を売ってみたいという、それが大きな一つの原因にもなっています。 そして、私がもう具体的にこういう改革をしたらどうかということをちょっとメモしてきました。というのが、今言うように、量販店が増えて、中津市内にいる小売店は今10ありません。だから魚屋さんの復活なのです。だからこれをどう市が支援するか。新たに魚屋さんのなり手を増やすために、例えば魚屋さんには軽トラ、そして冷蔵庫が要ります。そういう支援を上限100万円、2分の1を限度にする。そして若い人でもいいからとりあえず魚屋さんになってみませんかということをやらないと魚はまず売れません。 というのは、中津の市場は、下関が水産基地だった頃、日本水産、大洋漁業、ニチロ、そして極洋など、手繰り船は東シナ海のほうに行きます。手繰り船を全て下関から上がったやつの3分の1は中津で需要されていました。それだけ中津の市場というのは魚を食べる場所だったのです。 そして平成17年頃から肉が台頭して、やはり若い人はやはり肉に行きますわ。それでどんどん魚離れが増えたということも関わってきます。 そして、私がぜひ、市場と市が連携して、携帯を利用した市場の情報公開をする。市場の中を写すわけです。そしたらそれが一般市民の方も見られるような情報公開、そして記者クラブの有効活用とラジオ局でファクスを、こういう魚が今取れていますよということを情報強化する。そして、チラシや地域情報月刊誌との連携、こういった、開かれた、親しまれた市場をいかにつくれるかです。そして、観光面で言うと、地魚定食での観光です。地魚の価値をもうちょっと上げるということをぜひ私は取り組んでほしい。 そして、一番この辺がネックになるのですけれども、流通をどうするかということなのですけれど、今やはり中津は地魚を売らないといけないということで、地魚対策として地産地消的な魚と産地出荷基地としての販売展開の戦略を行うということです。これはどういう意味かというと、関東では大量流通型の魚が効果的に販売されています。関西、ここです。関西では、要は中津は多種品目で少量です。関西も多種類少量流通の魚が主体になっています。どうせ出すのなら関西、現在の真空パックの技術や急速冷凍で、やはり中津の売上で10年前は25億円ありました、市場では。一番が、養殖魚を含めてタイ、これが2億5,000万円、そしてブリも2億5,000万円、次がイカ、ハモ、ベタです。イカ、ハモ、ベタをいかに関西に売り切るか。これが生産地、小祝等を含めた漁業者の思い、熱い流通をいかにできるかに私はかかっているのではないかなと思います。 そして最後に、豊前海の再生です。漁師さんが減ると当然魚屋さんも減る。競争がなくなると魚価も安くなるということで、もう最近シャコとかいろんなものが、もう魚体が本当に小さい。それでは売れません。やはり豊前海の再生で二枚貝の里ということを昭和60年、61年は日本一のアサリの産地でした。いかにこの再生ができるかで大きな水産業の展開が、長い目で見て、10年先に再生をやるのだという気持ちを県、市を挙げて私はぜひ取り組むことが水産物流通基地にもなりかねないということを信じています。以上です。 ○議長山影智一)  荒木議員。 ◎4番(荒木ひろ子)  私あんまり難しいことは言えないのですけれども、出していただいた資料の4を見ると、中津市で水揚げされる代表的魚介類というのはもう本当、春夏秋冬、いろんな種類があって、これが食卓に上がるとなると本当に楽しい食卓になるのではないかなというふうな思いがするのです。 私も地の魚が好きで、よく探して買いにいくのですけれども、先ほど林議員から言われたように、最近、売りに来る魚屋さんもなくなって、そして店舗を持っている魚屋さんも少なくなってきて、なかなか手に入りづらいというような、そういう気がするのです。 資料6の魚の流通の中津版というところを見ると、漁業者から直接消費者に行くものもあるし、漁業者から魚市場を通じて魚屋さんやスーパーなどに行くという経路が出されているのですけれども、野菜とかはスーパーに行っても、よく普通の家庭ではスーパーを利用しますが、スーパーに行っても、地元の方々が出したコーナーとかいうのがあって、地元の誰々が出しましたとかいうふうなことまであって、ああこの人はいつもいいものを作っているなとか、何かそういうふうな思いで私たちも選ぶのですけれど、スーパーに多くの方々が今買物に行くので、もし流通ができるかどうか分かりませんが、そういうスーパーのコーナーの中に地元の魚のコーナーというのがあって、そこで選べるようなそういう仕組みとかも考えていただけたら、私たちもあちこち探し回らなくても手に入りやすくて、そしていろいろ工夫しながら調理もできて、子どもたちにも地元の魚はこうだよというのを伝えられるのではないかなと思うのです。 私、知り合いの方がもうちょっと高齢なのですけれども、中津を離れて長くなったら中津のザッコが食べたいと言われて、これは何かよそにはないのですよと私に言ってきたのです。私、魚屋さんを回って、お願いして送ってもらったのですけれども、やはりそういう、小さいときに食べた、そういう思い出というのはとっても、いつまでも残っていくのではないかと思います。ぜひ手に入りやすい方法というのも考えていただけるといいかなと思います。 ○議長山影智一)  吉村議員。 ◎19番(吉村尚久)  いいですか。私も難しいことはわからないのですけれども、家庭で食卓を考えたときに、先ほど本田議員のほうからありましたように、子どもたちにとってみれば骨の問題もあってなかなか食べづらいと。その分でも消費が少し落ちているのではないかというようなことがありましたけれども、2点また一緒に考えていただければと思うのですけれども、これは子どもたちにとっての魚ということで、これまで十数年、主に市内の何校かでは、小中学校でお魚料理教室というのがずっと開催をされてきていました。それは先日亡くなられた方が中心になっていた部分もあったので、その先が今後どうなるのかなというようなこともちょっと心配もされるのですけれども、また漁協の婦人部の方々も関わっていただいたというようなことで、五、六校ぐらいはずっと毎年やっていて、そういう中で自分で魚をさばいて、そして調理をして、そして自分でみんなと一緒に食するという、こういう取組って非常に子どもたちにとっては大きかったなと思っているのです。こういうことをぜひ漁協なり漁師さんなりだとか、教育委員会と一緒に、学校と一緒に再度進めていただければなというのが一つです。 それともう一つは、学校給食の中でふるさと給食の日というのがあります。地産地消というようなことでもって、農産物も含めてそうなのですけれども、豊前海で取れた魚を食べやすいように調理もしていただきながら、豊前海の魚の日というような、こういうようなものを学校給食の中で作っていくことも大事なのかな。そのときに、先ほど荒木議員が言われた顔が見えるということで言えば、漁協の方なり漁師の方なりが子どもたちに対してその魚のことだとか漁業のことだとかを併せて話をしてくれると、もっと何かこの魚とか魚料理というのが子どもたちにとって身近になっていくのかな。これがひいては大人になっていく中で魚の消費量とかいうようなことにもつながっていくのではないかと思うので、そんなこともまた、自分も含めてまた検討してみたいなと思います。よろしくお願いします。 ○議長山影智一)  林議員。 ◎14番(林秀明)  今吉村議員のお魚料理教室について、少しだけお答えします。 これは、市場の中におさかな普及協議会というものがありまして、私が立ち上げました。そして、その中で水曜日が市場が休みだったものだから、水曜日を中心に小学校、中学校を対象にしました。1年で多いときは15校ぐらい、対象に頑張った時期もあります。しかし、やはりそのときも漁協の婦人部の方にも協力していただいたのですけれど、やはり最近、年齢と、水曜日でももう売りに出るという魚屋さんも増えて、いつの間にか消滅したと。 でも、当時は切る喜びを子どもたちが、キャアキャア言いながら、けが人1人もなく、きれいに丁寧に切っていました。そういう思い出があります。ぜひ復活してほしいと思います。以上です。 ○議長山影智一)  小住議員。 ◎1番(小住利子)  私も難しいことは分からないのですけれども、私も好きな料理の中で塩サバとか、それとか最近ではエビフライとハモのから揚げがついたカレーライスが大好きで、時々食べに行ったりするのですけれども、先ほどのお話の中で、減った原因としての中で、女性の就業率が上がってなかなか料理を作ることが少なくなってきているということはありましたけれども、その中でもやはり皆さん、健康志向という部分は誰もが持っていることなのです。 ちょっと前に、サバの缶詰だとかそういった、この資料の中にもありましたけれども、魚はDHAとかEPAとか、とても健康に大事なものが中に入っていますので、それとかまた、海藻類もフコイダンとかで抗ガン作用があったりとか高血圧の低下のそういった予防をする作用とかも入っていますので、私もほとんど毎日もずくは食べているのですけれど、そういった健康のためになるという部分もしっかりPRをしていけたら、また皆さんは思いとしては健康増進という部分ではしっかり考えていらっしゃいますので、そういったこともしっかりとPRとして入れていったらどうかなと思っています。以上です。 ○議長山影智一)  三重野議員。 ◎13番(三重野玉江)  私は小さい頃から父が魚が好きだったので、ほとんど肉より魚が食卓に上がるような家だったのですが、今は実際自分が作るほうになって、また食べ盛りもいっぱいいるので、肉のほうが安くてボリュームが出せるとかいうところで、魚の出番がなかなかない部分もありますし、また女性の就業人口が増えると同時に魚料理をしないようになってきたというのも現実あると思うのですが、対面で魚屋さんと話すこととかあって、これどういう食べ方をしたらいいかとか、これこういうふうに調理してもらったら助かるというのが言えるような形になればまた調理するほうもいろいろな知恵をそこで頂いて、調理がしやすくなるし、身近になっていくのではないかなと思います。 まだうちの地元、実家のほうには週に1回か2回、軽トラで小祝とかのおばちゃんが売りに来たりするので、そこでちょっとお話をしながら、今日はこうして明日はこうしたらとか言われながら調理することがありますので、ぜひそういう関係、コミュニケーションをとりながら買物ができる場所があればいいなと思います。以上です。 ○議長山影智一)  そのほかよろしいでしょうか。 藤野議員。 ◎17番(藤野英司)  いろいろと御意見ありがとうございました。 2年前ですか、3年前ですか。佐伯市で県民体育大会があって、ソフトボールが出たときに、佐伯の海の市場というところに行きました。私は初めて行って、以来行っていないのですけれども、また行きたいのです。佐伯のあの海の市場に。 今日、皆さんがおっしゃった料理教室だとか子どもとのふれあいだとかいろんな魚に関わるような、そういったこともできるような海の市場があると、何となく行きたくなるから、そういう施設が中津にできればいいなという思いで、うちの本田さんにお願いして、自由討議に挙げさせてもらったわけです。皆さんと同じような思いを持ちながら、前向きにいろいろな研究ができればと思っています。大変貴重な御意見、たくさんありがとうございました。 ○議長山影智一)  よろしいでしょうか、ほかには。 皆さん、多様な意見をありがとうございました。 まとめというか、提案をしていただいたことを確認するような形でまとめたいと思います。 今、藤野会長からもお話がありましたように、まずはうみてらす、道の駅のような流通拠点の整備が必要なのではないかということ、それと、消費量、魚食を増やすという意見が多くありました。消費が減っている分析は何なのか、スーパーの地魚コーナーはできないのか、特に学校での料理教室、併せ男性料理教室等、もっと普及はできないのかといった御意見がありました。 それと、調理加工等がしづらい工夫解決はできないのかといった御意見もございました。それと、中津は海に面しているので、釣りができる環境整備、自分が釣った魚を食べるということを普及してはどうかという御意見もありました。また、魚屋さんは減っているという現状を踏まえ、コミュニケーションがもっととれる小売魚屋さんに行政としての支援が必要ではないかという御意見、それと、市場情報公開、市場のライブ中継をしてはどうでしょうかという御意見、それと、マスコミを活用したPRして地魚定食観光といった知恵も重要だということ。それと、関西市場へのアプローチをもうちょっと流通強化をしていく戦略が必要ではないかといった御意見だったと思います。 まとめに、二枚貝の里と言われたこの中津市で、固体の魚種も魚体も小さくなっているということ、現状を踏まえて、10年先を見据えた豊前海の復活を長期的な展望を持ってやっていくべきだという御意見だったかと思います。 提案をしていただいたものをちょっと並べさせていただきましたが、漏れていたら申し訳ありません。 以上をまとめとさせていただきます。 以上で、項目2の討議を終わります。 これで自由討議を終了いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。 △議事終了 午前11時39分上記、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。 中津市議会議長  山 影 智 一 署 名 議 員  木ノ下 素 信 署 名 議 員  林   秀 明...