中津市議会 > 2020-03-23 >
03月23日-08号

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  1. 中津市議会 2020-03-23
    03月23日-08号


    取得元: 中津市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 2年 3月定例会(第1回)令和2年3月23日 午前10時00分招集出席議員 (24名) 1番 小住利子    2番 恒賀愼太郎   3番 中村詔治    4番 荒木ひろ子 5番 川内八千代   6番 三上英範    7番 松葉民雄    8番 山影智一 9番 本田哲也   10番 相良卓紀   11番 木ノ下素信  12番 大内直樹13番 三重野玉江  14番 林秀明    15番 角祥臣    16番 髙野良信17番 藤野英司   18番 中西伸之   19番 吉村尚久   20番 大塚正俊21番 千木良孝之  22番 須賀要子   23番 古江信一   24番 草野修一欠席議員 (なし)地方自治法第121条による出席者(24名)市長         奥塚正典    副市長          前田良猛教育長        粟田英代    病院・診療所事業管理者  横田昌樹参与         滝口定義    三光支所長        今津時昭本耶馬渓支所長    枌第五郎    耶馬溪支所長       井手上謙一山国支所長      吉岡尚登    総務部長         泉清彦企画観光部長     松尾邦洋    福祉部長         吉富浩生活保健部長     岡川政孝    商工農林水産部長     廣津健一建設部長       林克也     上下水道部長       榊原竹義消防本部消防長    磯野宏実    市民病院事務部長     秋吉勝治会計管理者      矢野目義則    教育委員会教育次長   大下洋志秘書広報課長     勝見明洋    総務部総務課長      黒永俊弘財政課長       小川泰且    総合政策課長       松垣勇出席した議会事務局職員(3名)局長         濱田秀喜    次長           神礼次郎議事係主幹(総括)  上野竜一議事日程 第1.委員長報告 第2.委員長報告に対する質疑 第3.討論 第4.採決 第5.議第34号及び議第43号から議第46号について委員会付託省略~採決 ※議事日程追加~日程追加決定    諮問第1号の委員会付託省略~討論~採決 第6.追加議案上程    意見書第1号 森林環境譲与税の譲与基準の見直しを求める意見書    意見書第2号 地域医療を守り公立病院等の維持・存続を求める意見書    意見書第3号 IR推進法及びIR整備法の廃止を求める意見書    意見書第4号 自衛隊の中東派遣に反対する意見書    意見書第5号 日出生台演習場の夜間砲撃に強く抗議する意見書    以上、5件上程・提案理由説明~質疑~委員会付託省略~討論~採決 ※議事日程追加~日程追加決定    副議長の辞職の件 ※議事日程追加~日程追加決定    副議長の選挙 第7.常任委員及び議会運営委員の選任 第8.大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ─────────────────────────────────────────────── ○議長(山影智一)  ただいまより第1回中津市議会定例会を再開し、本日の会議を開きます。午前10時00分 日程第1、委員長報告に入ります。 議第1号から議第33号までの33件を一括議題として、委員長の審査結果の報告を求めます。 まず、総務企画消防委員長にお願いいたします。 ◎総務企画消防委員長(大塚正俊)  皆さん、おはようございます。それでは、総務企画消防委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました各案件につきましては、3月13日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定をいたしました。 なお、審査の過程で質疑並びに要望等がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第1号 令和元年度中津市一般会計補正予算(第6号)について、第3表 債務負担行為の追加、洞門キャンプ場指定管理委託料に関して、今までの指定管理と違い、委託業務に施設改修が含まれているのはどのような理由なのか、との質疑に対し、今回は以前から利用者や指定管理者から要望があった、バンガローの屋根及びトイレの改修に係る費用を指定管理委託料に上乗せをしています。 これまで指定管理では20万円以下の修繕は指定管理者、それを超える分は市で実施するとなっていましたが、市で改修に係る経費を積算したところ、今回の予算計上額のおよそ2倍の額となります。管理者に改修を委託することで経費を削減することが可能であり、営業状況を考慮しながら改修工事を行うことができます。 また、洞門キャンプ場の管理者は、これまで中山間地域に合った改修をしてきたノウハウがあり、施設の雰囲気に合った改修が可能となります。さらに、指定管理者指定管理料の中で改修を実施しても起債対象になるということで、今回は指定管理委託料に含めて施設改修を実施することにしています、との答弁がありました。 また、市が積算する単価と民間の単価で2倍の違いがあるということだが、それで公共施設としての品質の確保はできるのか、との質疑に対し、指定管理者は改修業務を実施する前に、改修内容やそれに伴う経費を明らかにした書類、図面等を市へ提出して、承認を得ることとしています。また、改修工事の完了後は、速やかに発注書の写し、記録写真等を市に提出することとしており、完了検査を実施し、当該検査の結果を管理者に通知することとしています。改修工事は民間が実施しますが、検査等は市が行っていくことになります、との答弁がありました。 また、指定管理者にも契約期限があるため、指定管理者に任せきりにするのではなく、施設そのものについて市が責任を持ち、将来的なことも考えていかなければならないのではないか、との質疑に対し、管理者が独自に工夫してうまく営業できているところに、行政が改修工事をすると、営業を制限させるなど支障が出てしまいますので、今回に限りこのような形での指定管理委託を行いますが、指定管理者に任せきりにするのではありません、との答弁がありました。 他の指定管理施設も、今後このような対応を行うのか、との質疑に対し、洞門キャンプ場は中津市内の指定管理の中で、キャンプ場の再生という点において、一つのよい事例となっています。施設ごとに性格が違いますが、今回のような特殊な事例があれば、運営事業者と協議して判断していきたいと思います。今後、全てがこのような対応になるとは限りませんが、今回のケースでは適切だという判断をしています、との答弁がありました。 次に、歳入、第19款 繰入金、第1項 基金繰入金、第6目 ふるさとなかつ応援基金繰入金について、ふるさと納税の事業の見直しをしているとのことだが、市内の物産事業者への効果も考慮して、返礼品の開発企画などは行っているのか、との質疑に対し、今回の見直しについては、まずは仕組みの見直しを検討しています。返礼品として、6次産品も含めてできるだけ地場産品を幅広くしたいと考えており、今後はロット数に限らず、ある程度の数、事業者の協力があれば取り組んでいきたいと思います。 見直しの基本として、昨年6月に国より、経費として寄附額の50パーセントしかかけてはいけないとの基準が示されました。中津市としてはその基準を守ってきましたが、返礼品に30パーセント、ポータルサイトの手数料に10から15パーセントかけると、残りの約5パーセントで配送料を考えるのは現実的に厳しい状況です。仮に寄附額1万円とした場合、500円で東京まで送料を考えなければならないということになります。したがいまして、地場産品を送れる地元の委託業者にお願いしてきましたが、経費削減を行う必要があるため見直しを検討しています。 最近、ポータルサイトサービス環境が向上してきていますので、この環境整備をしないと寄附収入増にはつながりません。利用者にとっての品ぞろえや、返礼品を出す事業者が利用しやすいシステムへ見直しを進めています。この見直しのために、4月以降、およそ3カ月間はふるさと納税が利用できなくなりますが、その間に他市の取り組み状況の調査結果等を参考に、寄附者ニーズに沿った形に改善をしていきたいと考えています、との答弁がありました。 次に、議第11号 令和2年度中津市一般会計予算について、歳出、第2款 総務費、第1項 総務管理費、第9目 企画費の、複合文化施設コアやまくに外4施設指定管理委託料に関して、次年度より指定管理者が変更となるが、利用者を増やすための方策など、指定管理者とどのような協議を進めているのか、との質疑に対し、山国地域は高齢化、人口減少が進行している中で、今後のまちづくりを進めるために、都市圏との交流事業を促進し、地域の活性化を図っていくという基本的な考えを持っています。 施設の現状については、スポーツ施設、温泉施設、宿泊施設は地域住民だけでは利用者が少ないため、これらの施設を複合的に組み合わせた事業展開を行いたいと考えています。今回、新たに指定管理者となるリーフラス株式会社は、約7万4,000人の会員がおり、スポーツ教室の運営やプロ野球選手による野球教室など、さまざまなスポーツ事業を展開していますので、山国の施設を複合的に運営することで相乗的な効果が生じ、地域の活性化、交流につなげられると思います。 コアやまくにについても、収益事業を民間に委ねることで、地域福祉の向上や地域住民の健康の増進、地域資源を活用した観光推進など、本来の設立目的を達成できると考えています。 キャンプ場については、山村の魅力が都市部の方には人気があるので、福岡市近郊にも需要があると考えています。最近はデイキャンプが流行りと聞いていますので、新規の商品開発を行うなど、自然の中にある地域の特性を生かした事業展開をしたいと考えています。 合宿については、受け入れ人数拡大のため、4月からやすらぎの郷やまくにの宿泊定員数を64人から96人に増員するよう保健所と協議をしています。充実した運動施設やナイター設備などもPRし、合宿をする小中学生だけでなく、その保護者にもリピーターになってもらう仕掛けなども事業計画の中で考えています。 施設の利用者を増やすだけではなく、地域全体へのメリットを生み出すために、共同体を組んで指定管理を行い、お互いに事業計画を協議しながら地域の活性化に効果的な事業を進めたいと思います、との答弁がありました。 また、今の時点ではどの都市、団体を誘致するという具体的な話は出ているのか、との質疑に対し、リーフラスの会員に呼びかけをしている段階ですので、具体的な団体等の公表まではできませんが、年間を通して延べ9,216人を計画しており、そのうち約2,000人を野球で招致する予定です。ほかにもサッカー、ラグビー、バスケットの招致を考えています、との答弁がありました。 また、地域住民受け入れ体制の構築は具体的に進んでいるのか、との質疑に対し、今後具体的に煮詰めていきますが、山国地域全体で協力体制をとって対応したいと考えています。農業公社やまくにでは農産物の関係で連携できると思いますし、森林組合の木工教室なども検討しています。外部の団体組織、町民全体、自治会、支所と協力体制を密にして、この事業に取り組んでいきたいと考えています、との答弁がありました。 次に、同目のUJIターン推進事業費に関して、空き家対策と移住・定住の両面で、旧下毛地域だけでなく、市内全域で実施する方策はないのか、との質疑に対し、市内の空き家は非常に増えており、特に中心市街地の状況は厳しい状況にありますので、総合的な調整は必要と感じています。空き家対策と移住・定住対策の双方の担当部署と調整を図りながら、有効な手段を検討していきたいと思います。 空き家バンクは、旧下毛地域に不動産の資格業者がいないため行政で実施をしていますが、旧市内まで拡大すると民業圧迫となる恐れがあります。また、旧市内は資産価値の高い物件も多く、物件に瑕疵があった場合の責任も負うことができないため、現状では旧市内の物件については所有者に了承を得た上で、不動産事業者に情報提供し、その中で取り扱ってもらうようにしています。 移住・定住対策で考えると、中津市は合併してから旧下毛地域の人口減少が現実として問題となっていますので、旧下毛地域にいかに帰ってきてもらう、新たに来てもらうことを重点的に捉え、地域振興だけではなく市役所全体で取り組んでいきたいと思います、との答弁がありました。 次に、同目のふるさとなかつ応援寄附金推進事業費に関して、自主財源の確保が厳しい状況の中、ふるさと納税の宣伝についてはどのように考えているのか、との質疑に対し、中津市も先行して事業を実施してきましたが、納税者のニーズの多様化や、ポータルサイトの利用環境の高度化などに対処しなければ、宣伝に対する効果は得られないと感じています。地場産品の販売ロット数の改善や、一次産業の梱包から発送までの環境整備など、事業者にもお願いしていかなければなりません。 また、今後は農業・漁業団体と連携して商品開発をしていきたいと思います。品ぞろえの充実、ポータルサイトの環境整備、広告PRができる手法をとって、中津市のふるさと納税を認知させるために改善を図っているところです、との答弁がありました。 次に、歳出、第7款 商工費、第1項 商工費、第5目 観光費の洞門キャンプ場指定管理委託料に関して、改修の実施主体、発注内容の設計はどうするのか、との質疑に対し、改修にあたっては、指定管理者が施工業者に工事を発注する形となりますが、設計については指定管理者の改修方針を施工業者と協議し、見積りができた時点で市に提出してもらいます、との答弁がありました。 また、施工業者の選考については市が発注する水準を求めるなど、どのように進めるのか、との質疑に対し、市の水準までとはいかないが、最低でも何社かの見積りを聴取するなど、今後協議していきたいと考えています、との答弁がありました。 次に、歳出、第9款 消防費、第1項 消防費、第1目 常備消防費に関して、新たに導入する「ネット119」とは具体的にどのようなやり取りで通報できるのか、との質疑に対し、まず、障がい者の方が携帯電話でアプリを起動し、通報内容について救急か火災か選択します。そこからの詳しい情報については、消防本部とのチャット機能でやり取りを行います。 従来はFAXやメールでの119で、現在地情報などを入力しなければなりませんでしたが、アプリだと自宅やよく行く場所を地点登録していればワンタッチで通報ができ、GPS機能をオンにすれば現在地も把握できるので迅速な対応が可能となります。アプリの利用については登録が必要になるので、社会福祉課と合同で説明会を開催し、利用方法について周知していきます、との答弁がありました。 委員より、的確な運用を行うために、一人ひとりに利用方法が伝わるよう周知をお願いしたいとの要望がありました。 次に、第4項 第4目 災害対策費配信システム整備委託料に関して、なかつメールサービス拡大に係るLINEアプリについて、具体的にどのようなものか、との質疑に対して、現在、なかつメールについては、Eメール登録をしている方に防災情報等を配信していますが、現状では約3,000件しか登録がないため、若い人にも利用しやすいように無料通信アプリLINEを導入します。LINEの導入により、登録件数を増やし、市民にとっても情報収集がしやすくなります、との答弁がありました。 また、市からの情報提供はもちろんだが、利用者から防災に関する質問をLINEでできるような仕組みも検討しているのか、との質疑に対し、現在、他市ではLINEを活用した防災情報のやり取りなどを先進的に行っているところもあると聞いていますので、今後研究していきたいと思います、との答弁がありました。 委員より、災害があったときは市役所へ電話が集中し、混乱が生じてしまいます。LINEで災害に関する問い合わせの細分化などができれば、職員の皆さんも本来の災害対応業務に集中できると思うので、ぜひ検討していただきたい、との要望がありました。 次に、議第26号 中津市条例の廃止に関する条例の一部改正について、地方公務員法等の一部改正に伴い、自治委員の任用形態が変更となることから、中津市地区自治委員設置条例を廃止するということだが、自治委員地方公務員法から外れるのか、との質疑に対し、特別職非常勤職員から外れますので、今後は私人として委嘱することになります、との答弁がありました。 中津市では住民登録が行われた場合に自治委員へ情報提供をしているが、私人となった場合の情報の取り扱いはどうなるのか、守秘義務はどうなるのか、との質疑に対し、自治委員への情報提供は変わりません。また、守秘義務については懸念される点ですので、規則の中で規定したいと思います、との答弁がありました。 また、4月1日から制度が変わるという周知を自治委員にできているのか、との質疑に対し、制度の周知については、連合自治委員会を通じて周知していきます、との答弁がありました。 次に、採決にあたり討論を求めましたところ、議第11号 令和2年度中津市一般会計予算について、全体的な予算を見ても、無駄な予算は顕著ではなく、一見よいとも思いますが、軽自動車の重課については、中津市は高齢で農業をされている方など、買いかえたくても買えずに重課を納めている方も多くいます。そのような方に寄り添って、実情を国に伝えて知っていただくことが、行政として必要なことではないでしょうか、という観点から、この議第11号に反対という討論がありました。 よって、反対討論のありました議第11号については、挙手採決の結果、賛成多数につき、原案可決と決しました。 その他の案件については、討論はなく、全員異議なく、原案可決と決しました。 以上、総務企画消防委員会の審査の経過と結果の御報告といたします。 △(別紙) ・総務企画消防委員会審査結果表┌────────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                                議決結果│├────────────────────────────────────────────┤│議第 1号  令和元年度中津市一般会計補正予算(第6号)の一部         原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 6号  令和元年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計補正予算         ││       (第3号)                            原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第11号  令和2年度中津市一般会計予算の一部                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第16号  令和2年度中津市サイクリングターミナル事業特別会計予算      原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第18号  令和2年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計予算       原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第23号  行政組織の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について   原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第25号  中津市職員の服務の宣誓に関する条例及び議会の議員その他非常勤の職     ││       員公務災害補償等に関する条例の一部改正について         原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第26号  中津市条例の廃止に関する条例の一部改正について          原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第27号  中津市執行機関の附属機関の設置等に関する条例の一部改正について  原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第33号  公の施設の指定管理者の指定について                原案可決│└────────────────────────────────────────────┘ ○議長(山影智一)  次に、教育産業建設委員長にお願いいたします。 ◎教育産業建設委員長(角祥臣)  それでは、教育産業建設委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました各案件につきましては、去る3月12日及び16日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定いたしました。 なお、審査の過程で質疑及び意見がありましたので、その概略を併せて御報告を申し上げます。 議第11号 令和2年度中津市一般会計予算、歳入、第16款 県支出金、第3項 委託金、第6目 土木費委託金について、県管理河川草刈り業務の委託という説明があったが、1級・2級河川の草刈り業務の委託が可能だということを、高齢化や人手不足などの問題を抱えている地区の人が知らないという状況もあると考えられる。自治委員などを通じて情報の周知は行っているのか、との質疑に対し、この事業については以前から継続しているものなので、情報が届いていない地区があれば、その地区にどのような広報活動を行っていけばよいのか等、引き続き検討をしていきます、との答弁がありました。 また、この業務委託の単価の問題について、地域の人たちが作業をするのが実情で、その多くが高齢化している。一方で、単価を上げなければ引き受けてくれる業者もいない。安全面も考慮して、単価を上げることを考えていかなければならないのでは、との質疑に対して、この問題について、大分県、市建設課長会議で議論をされています。単価が安いということや、高齢化なども問題点として出ています。作業中に事故など起こった際には、県の保険で対応できることを確認していますが、単価の問題については、引き続き県に要望していきたいと思います、との答弁がありました。 次に、歳出、第2款 総務費、第1項 総務管理費、第9目 企画費、一次産業に関する地域おこし協力隊には、担い手不足の現状の中、期待も大きいのだが、まず来てもらわないと始まらない。昨年、応募がなかったという事実を鑑みて、新しいアピールの仕方を考えないといけないのではないかと思うが、その意気込みについて聞かせてほしい、との質疑に対し、農業については、昨年度は応募がなかったというのが実情です。これまで就農相談会に参加などしてきましたが、研修をしながら将来的に農業をやるという形ではなく、すぐに就農したいというような方が多いという状況でした。 今後については、研修などを受けた後に、法人等に就職したいというような方の情報を集め、そのような人に来ていただけないのかというアピールをしていただく形で進めていこうと思っています。加えて、今年と同じような形になりますが、県の各種イベント地域おこし協力隊の募集について再度周知をしていきたいと考えています。 続いて、林業水産課については、今年度は漁業の部門で1名の応募があり、採用しました。林業についても1名の応募がありましたが、そちらは採用に至りませんでした。今後については、今働いていただいている地域おこし協力隊の方々に、知り合いを御紹介していただくなど、ホームページや就業者フェアなどでアピールをして募集していきたいと思います、との答弁がありました。 次に、歳出、第2款 総務費、第1項 総務管理費、第16目 国土調査費について、現在、国土調査を本耶馬渓と耶馬溪地域で行っているが、土地の境界について把握している人が高齢化などにより少なくなり、うまく進んでいないように思える。何か前向きに進める手立てはないのか、という質疑に対し、国土調査を行っている本耶馬渓と耶馬溪の2地域について、進捗率は本耶馬渓地区が45.8パーセント、耶馬溪地区が47.05パーセントという状況になっています。終了年度につきましては、本耶馬渓地区が令和22年度、耶馬溪地区が令和29年度を予定しています。 このような状況の中で、現在、一番問題となっているのは、地権者が不在となっている土地になります。国も法整備を行い、そのような土地に対して法務局も動いて相続等を行ってもらっている状況です。市としましても、国の動向に合わせて事業を進めていきます、との答弁がありました。 また、国の補助金に合わせてしっかり動かないのであれば、終了年度は余り変わらない。そこで、現状、既に地権者がわかっている土地に、仮のイグイなどを設置するなどすると、その後の話し合いが前向きに進むと思うので検討してもらいたい、との質疑に対し、前向きに進められるように検討していきたいと思います、との答弁がありました。 次に、歳出、第8款 土木費、第5項 都市計画総務費、第3目 公園費について、公園の整備の際に、トイレについてもきちんと整備をしてもらいたい。その点についての考えは、との質疑に対し、都市公園は26カ所あり、その内、トイレが整備されている所は19カ所になります。ただし、その全てに多目的トイレが設置されているわけではなく、多くのものが和式製になります。 洋式化については、トイレが昔の設計のものですから、戸が閉まらないなどの問題があり難しかったのですが、戸を外開きにするということで解決しました。そこで、現在、試験的に大貞公園のトイレの洋式化を実施し、大きなトラブルがなければ、トイレの洋式化について随時進めていこうと考えているところです、との答弁がありました。 また、トイレの設置をされていない7カ所の公園についても、トイレをきちんと設置してもらいたい。そして、設置の際にはきちんと予算化し、市民のニーズに合ったトイレを整備してもらいたい、との質疑に対し、トイレが設置されていない7カ所の公園については、基本的に隣接する建物の中にトイレがあるという状況です。今後、新設で公園をつくる、あるいは大規模な改修を行うというような際には、トイレの設置ということを念頭に置いて整備していくことを考えていきます、との答弁がありました。 次に、歳出、第10款 教育費、第2項 小学校費、第1目 学校管理費、フッ化物洗口は安全面や効果について多くの議論を重ねて、拡充や実施されている。その上で、事故などないように安全に行わなければいけないという思いで現場が対応しているということ、そして、この件については、常に慎重を期して行っていくのだということ、この2点について、しっかりと意識しているか、との質疑に対して、学校現場とは密に連絡をとって進めています。保護者に対する説明や、実施に対する不安などを聞くことがあります。それに対して、不安を取り除くような対応をしていこうと思っています。そして、実施に向けての認識ということですが、今後も子どもたちの安全・安心を第一に考えていきます、との答弁がありました。 また、大きな事故はなかったが、異物混入等の問題も起こっている。そのような問題に対して、マニュアルを作成したりなどして、教育委員会は学校現場と一緒になって対応しているのか、との質疑に対し、現場を預かる者として、情報がないというのが一番不安であると思います。きちんと情報共有ができれば、現場の方も安心できる部分もあります。マニュアル作成を含め、情報提供をしっかり行っていきます。また、現場の情報についても、教育委員会のほうに上げてもらいながら進めていきたいと考えています、との答弁がありました。 また、このフッ化物洗口については、効果があり、かつ安全であるという立場で進められていると思うが、それを踏まえた上で、当然しっかりとした検証が必要となってくると思うが、その検証の仕方についてどのように考えているのか、との質疑に対して、フッ化物洗口の効果については、検討委員会の中で専門の歯科医の先生に来ていただいて話をしていただいている。検証については、ある程度の人数、年数を踏まえて虫歯の本数の変化を見ていかなければ、きちんとした言及ができないので、もうしばらく様子を見つつ効果を確認していきたい、との答弁がありました。 検証の仕方について、しっかりと検討委員会で議論してもらいたい、との要望がありました。 次に、歳出、第10款 教育費、第2項 小学校費、第2目 教育振興費について、就学援助奨励事業費について、以前チラシを見せてもらった際に、入学準備金を3月末までに支給するという表現になっていたが、入学準備がもう少し早い段階で行っていると思うので、もう少し早く出せるようにできないのか。加えて、修学旅行費を支給する際、就学援助費の支給のタイミングが遅いため、苦労するというような話も聞く。教育委員会のほうで間に合うように支給してもらいたい、との質疑に対し、入学準備金についてですが、10月から募集をかけていて、年内まで申請を行っています。事務の都合上、支給日を3月中旬の予定にしていますが、できる限り早急に行いたいと思います。修学旅行費については、学校と確認して必要な時期に支給できるように調整をしていきたいと思っています、との答弁がありました。 また、子どもの貧困が言われるようになってから何年もたち、給食費が滞るというような実態も聞いている中で、ぜひ就学援助制度を活用してほしいと思う。チラシなど配っていただいていると思うが、さらに多くの方が利用できるように努力をしてもらいたいとの要望がありました。 次に、歳出第10款教育費、第6項保健体育費、第2目体育施設費について、コロナ運動公園野球場照明改修工事とあるが、年四、五回の利用で、かつ中津のチームが使っていないという現状の中で、150万円も使って照明施設を修理する必要があるのかとの質疑に対し、山国は過疎が進んでいまして、既存の施設であるコロナ運動場、やすらぎの郷、コアやまくに、憩いの森のキャンプ場などの利用があまり芳しくありません。そのような現状の中で、外から人を呼ぶということが地域の活性化につながっていくのだと考えています。 そこで、来年度よりコロナ運動公園の指定管理がコアやまくにから民間業者へ変更になるということに併せて、宿泊施設と運動場を組み合わせた形での合宿誘致を計画しています。そこからさらに波及効果が生じるような事業計画も練っています。そのため、第一歩として、まずスポーツ施設と宿泊施設を組み合わせて他県などから人に来てもらい、それをつないでいこうという、そのような考えです、との答弁がありました。 球場を利用しての合宿というが、ナイター照明をつけないと絶対に合宿客が来ないという判断になるのか、との質疑に対し、小・中学生が主体となるので、安全面には特に気を使って合宿の手配をするという実情があります。日が上っている時間だけ利用すればいいという考え方もありますが、合宿は春休み、夏休み、冬休みを主体として計画しています。その中でも、特に春休みや夏休みのウエイトが高くなっています。 特に夏休みは熱中症の心配があるので、昼に到着して準備を行い、練習については夕時から開始するというパターンも考えられ、その際にナイター照明がないと危険があると考えています。春休みについても、18時を過ぎれば、山国は既に薄暗くなります。そのような点から、ナイター照明の設備は絶対に必要であるという考えです、との答弁がありました。 次に、採決にあたり討論を求めたところ、討論はなく、全員異議なく、原案可決と決しました。 以上、教育産業建設委員会の審査の経過と結果の御報告をいたします。 △(別紙) ・教育産業建設委員会審査結果表┌────────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                                議決結果│├────────────────────────────────────────────┤│議第 1号  令和元年度中津市一般会計補正予算(第6号)の一部         原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 3号  令和元年度中津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)    原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 9号  令和元年年度中津市水道事業会計補正予算(第2号)         原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第10号  令和元年度中津市下水道事業会計補正予算(第3号)         原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第11号  令和2年度中津市一般会計予算の一部                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第13号  令和2年度中津市農業集落排水事業特別会計予算           原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第15号  令和2年度中津市小規模集合排水事業特別会計予算          原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第21号  令和2年度中津市水道事業会計予算                 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第22号  令和2年度中津市下水道事業会計予算                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第28号  中津市家畜診療所使用料及び手数料条例の一部改正について      原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第29号  中津市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正について    原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第30号  中津市手数料条例の一部改正について                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第31号  中津文化会館条例の一部改正について                原案可決│└────────────────────────────────────────────┘ ○議長(山影智一)  次に、厚生環境委員長にお願いいたします。 ◎厚生環境委員長(千木良孝之)  皆さん、おはようございます。厚生環境委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました各案件につきましては、3月12日及び3月13日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定いたしました。 なお、審査の前に病院・診療所事業管理者から挨拶の中で、市民病院の新型コロナウイルス感染症対策について、3月12日未明にWHOがパンデミック宣言を出しました。幸い中津市及び周辺地域では患者さんは発生していませんが、かなりの確率で今後市内でも患者さんが発生するのではないかと予想しています。 市民病院では、中津市本庁並びに周辺の医師会とも緊密に連携を取り合い話し合いを重ねて、市民病院では患者さんの受け入れに備えてシミュレーションも行っています。市民病院は、地域の基幹病院として地域の住民の皆様方の健康と生命を守るべく頑張る所存です、との報告がありました。 それでは、審査の過程で質疑及び要望並びに意見がありましたので、その概略を併せて報告申し上げます。 議第1号 令和元年度中津市一般会計補正予算(第6号)中、歳入、第15款 国庫支出金 第2項 国庫補助金 第1目 総務費国庫補助金、個人番号カード交付事業補助金に関して、現時点でのマイナンバーカードの発行が1万3,651枚で16.1パーセントということで、2割にも達していない状況の中で、今後の見通し及び市としての方向性をどのように考えているか、との質疑に対し、国としても、来年の2021年3月からは健康保険証としても使用できるようにするなど、さまざまな施策を検討しているようですので、市としても人員を増やして普及に努めていく予定で、令和2年度の当初予算にも計上しています、との答弁がありました。 次に、議第11号 令和2年度中津市一般会計予算について、歳入、第21款 諸収入、第5項 雑入、第3目 雑入の廃ペットボトル売払収入に関して、先日、3月15日号の市報と一緒に配られたごみカレンダーの中に、8月1日から始まるペットボトルのキャップとラベルをはがしての収集が始まることが載っていた。8月1日からスタートの収集方法を掲載したカレンダーをどうして3月15日号の市報と一緒に配布したのか。との質疑に対し、ペットボトルのキャップとラベルをはがすことにつきましては、昨年4月からお願いしているところです。このペットボトルの排出方法につきましては、これまでのビン・カン・ペットボトルの混合という形ではBランクとして1キログラム当たり14円の売り払い収入ですが、キャップとラベルをはがし、中身をきれいにすることでAランクとなり1キログラム当たり約28円と今の倍近くになります。売り払い収入につきましては、これまでは金額的には、はっきりと確定したことが言えなかったこともあり1,000円予算で計上していましたが、今回から出し方で収入見込金額を上げた方がいいということで計上させていただきました。ペットボトルの新しい出し方は8月1日からですが、このことにつきましては、令和2年8月から取り組みの強化ということで市民の皆さんに事前にお知らせをしてきているのと、厚生環境委員会でもこの収集業務になることを事前にお知らせしていましたので、新年度から収集体制が新しくなることから3月15日号で皆さんに周知しないと行き渡らないということで、4月1日からのごみカレンダーとして配布させていただきました。との答弁がありました。 さらに、キャップを取ってラベルをはがしてということになると、高齢者やハンディのある方や手先が器用ではない方は、ラベルをはがすのが難しいという声を聞くのですが、そのような方に対してラベルが混ざったりした状態では持っていかないということになるのか。との質疑に対し、そのことにつきましては、近い将来出てくる問題だと思っていますので、地域の方々の協力を得ながらというところもありますし、これから周知を図っていく中でどうしてもできない部分につきましては、今後の対応を検討していきたいと思います。との答弁がありました。 また、ごみ袋の有料化のことも考えているような話もありますが、安易に有料化して市民の負担を増やすようなことを考えるべきではないと思うが。との意見に対し、環境共生都市なかつを推進していくときに、やはりごみの問題は避けて通れない問題だと思います。今後、議員や市民の皆様方の御意見を伺いながら推進するということになります。との答弁がありました。 今予算に、ごみ処理の委託料が計上されているが資源ごみ回収が増えると委託料が増えるので古紙などの民間のポイント制度を利用している収集で回収量が減ってくる資源ごみに関しては収集回数を減らすなど今までの委託料が増えないような工夫をしてはどうか。との意見がありました。 また、ごみ減量で節税につながると言われるが、もう少し市民にわかりやすく、経費面や環境面などで、どれくらいの効果が期待できるかを示してほしいとの要望がありました。 次に、第3款 民生費、第1項 社会福祉費、第3目 老人福祉費の子育て・高齢者世帯リフォーム支援事業費に関して、リフォーム関係の事業としてバリアフリー型や子育て支援型のほか在宅重度障害者住宅改造の予算もあるが、それ以外にもUターン者向けの住宅改造など部署をまたいださまざまな事業がある。来年度からの機構改革で、福祉政策課が新設され、建設部には建設政策課ができる。これまでの総合政策課もある。住宅改造という事業を考えたとき、「ここの課の事業では無理ですが、こちらの事業ではいかがですか」というように、担当部署だけの対応ではなく、各部署が連携し合って、他の課につないだり、市民に提案できるような市役所であってほしいと思うが、いかがか。との質疑に対し、リフォームについては福祉部門だけでなく、確かにいろいろな課の事業がありますので、情報収集をし、整理をしてどの部署でも対応できるように考えていきたいと思います。との答弁がありました。 議第14号 令和2年度中津市介護保険事業特別会計予算の多職種連携支援事業費について。この事業内容と委託先、そして事業効果は、との質疑に対し、まず、委託先につきましては、市内の5地域包括支援センターです。事業内容につきましては、その各地域包括支援センターが圏域内の多職種、訪問看護師やケアマネージャー・ヘルパー等にタブレットを貸与し、医療介護連携のSNSの無料アプリを活用して、トータルケアアセスメントシートを作成し情報共有を行います。必要に応じて医療機関等から指示を受け、試験運用する見込みです。 期待される効果として、通常在宅高齢者等を支援している職種間では、紙面や対面、電話等により情報共有しており、情報伝達のタイムラグや、詳細な情報を得られないといった課題がありましたが、トータルケアアセスメントシートによる連携により、費用や時間が削減され、他の職種の意見を反映させた対応が素早く的確に行えることが期待されます。との答弁がありました。 また、試験運用期間はどれくらいの予定で、作成したアセスメントシートを市はどのように集約していくのか、との質疑に対して、試験運用期間は6カ月を予定しています。各地域包括支援センターに3台ずつ貸与し、検証はトータルケアアセスメントシートワーキンググループで行い、市はそのワーキンググループからの報告を市の附属機関である在宅医療介護連携推進協議会で受けることになります。この協議会は、医師やケアマネージャーなど多職種の方々で構成しています。会議は年2回予定していますが、その中に分科会、専門部会と位置付けているところもありまして、それらを通じて協議会に報告がなされ、検証していくという予定をしています。との答弁がありました。 次に採決にあたり討論を求めたところ、議第12号 令和2年度中津市国民健康保険事業特別会計予算について、国保会計の負担の大きさに対して担当課としても保険税軽減に取り組まれているとはいえ、決算が確定した3年間の保険給付費の不用額だけ見ても、平成28年度4億3,702万2,000円、平成29年度4億8,544万8,000円、平成30年度4億6,986万5,000円となっている。この1割を軽減に回すだけでも、18歳までの均等割必要額3,164万5,000円の軽減はできます。直ちに取り組むべきと考えますがそれがなされていません。この不用額の1割を18歳までの均等割の軽減額として想定できる金額を計上して、新年度予算とすることは可能と考えますので、議第12号に反対します、との討論がありました。 よって、反対討論のありました、議第12号について、挙手採決を行った結果、賛成多数につき、原案可決と決しました。 その他の案件につきましては、討論はなく、全員異議なく原案可決と決しました。 以上、厚生環境委員会の審査の経過と結果の御報告といたします。 △(別紙) ・厚生環境委員会審査結果表┌────────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                                議決結果│├────────────────────────────────────────────┤│議第 1号   令和元年度中津市一般会計補正予算(第6号)の一部        原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 2号  令和元年度中津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)    原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 4号  令和元年度中津市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 5号  令和元年度中津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)     原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 7号  令和元年度中津市病院事業会計補正予算(第2号)          原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 8号  令和元年度中津市診療所事業会計補正予算(第1号)         原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第11号  令和2年度中津市一般会計予算の一部                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第12号  令和2年度中津市国民健康保険事業特別会計予算           原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第14号  令和2年度中津市介護保険事業特別会計予算             原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第17号  令和2年度中津市後期高齢者医療特別会計予算            原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第19号  令和2年度中津市病院事業会計予算                 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第20号  令和2年度中津市診療所事業会計予算                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第24号  情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並び     ││       に行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通     ││       信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う関係     ││       条例の整備に関する条例の制定について               原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第32号  中津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条     ││       例の一部改正について                       原案可決│└────────────────────────────────────────────┘ ○議長(山影智一)  以上で、委員長報告を終わります。 日程第2、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。(「異議なし」と言う声あり) これで、委員長報告に対する質疑を終わります。 日程第3、討論に入ります。各委員長が報告いたしました議案33件を一括議題といたします。討論の通告がありますので、順次発言を許します。荒木ひろ子君。 ◎4番(荒木ひろ子)  日本共産党の荒木ひろ子です。会派を代表いたしまして、議第11号 令和2年度中津市一般会計予算に反対の立場で討論をいたします。 登録から13年を経過した軽自動車を買いかえさせるために重課税を課すことが平成28年度から実施され、令和2年度の軽自動車税2億9,888万8,000円の中には、8,590台分、8,638万円の重課税が含まれています。中津市の実態を見てみますと、高齢者が年金で生活しながら田畑を維持し、環境を守るために軽トラックを利用して何とか耕作を続けています。買いかえたくても買いかえられない市民の方々は重課税を払い続けています。軽自動車税の額は中津市議会で決めることができます。国の制度であるというのであれば、政府にこの中津市民の重課税の実態を伝え、変えるよう求めるべきではないでしょうか。市の税財源として必要、国に伝えることはしないという姿勢は、市民の生活を顧みない市政のあらわれだと思います。また、市職員の横領事件の市民の税金で立てかえたお金は、未だに1円も返されていません。裁判中とのことで、市民には名前も伏せられ、内容もよくわからない状況が続いており、市民の市政に対する不信感は募る一方です。市民の税金で肩代わりをした国県への返還金は、市長が責任を持って市民の不信感をなくすべきではないでしょうか。この、令和2年度中津市一般会計予算では、市民には隠されていることが多く、説明責任を果たせていません。よって、議第11号 令和2年度中津市一般会計予算に反対をいたします。 ○議長(山影智一)  中村詔治君。 ◎3番(中村詔治)  創生なかつ中村でございます。議第11号 令和2年度中津市一般会計予算について賛成討論を行います。 今回、令和初めてとなる当初予算編成において、市長より、今まで進めてきた暮らし満足向上のための施策が市民にとって身近で効果が実感できるものとなり、また、中津市がこの県域の拠点として人や企業を引きつけ、磁力を持った町となるような視点を織り込んだほか、施策の推進にあたっては、現場主義に立った上で、困難な課題を克服していく政策施行の組織体制を構築していくことを踏まえて、予算編成に臨んだと説明がありました。その令和2年度当初予算に計上されている主な事業は、まず多発する大規模な自然災害から市民の生命を守るとともに、被害を最小限に抑え、迅速な復旧、復興を図るため、国土強靭化地域計画の策定や避難所の機能強化、また情報伝達手段として、新たに防災情報をLINEで配信する災害に強い街、災害に強い地域づくりに取り組む事業、次に米山公園に複合遊具や高齢者を対象とした運動器具を整備する一方で、日々の子育てに不安を抱えるお母さん方に寄り添うため、新規事業として、産後ケアなど、みんなが子育てしたくなるまちづくりへの取り組み、西谷地区公民館や三光公民館を整備し、地域の拠点施設確保に対する取り組み、事業所向けの手話教室の開催や「元気!いきいき週一体操」は、新規立ち上げを図るとともに、活動中の団体にも講師派遣の回数を増やすなどして、誰もがいきいきと暮らせるまちづくりの取り組み、中山間地域の不安感を和らげるため、田舎困りごとサポーターの配置や引きこもり問題について、相談対応やサロン活動を行い、安心でつなぐ地域づくりへの取り組みなどの重点課題が安心づくりとして予算計上されています。 次に、元気づくりでは、勤労者資格取得支援や女性起業家を支援する交流会、創業者の創出、支援、また、外国人就労者の支援として、外国語講座を開催し、中小企業の人材確保と振興、若者や女性が働きたいまちに取り組む事業が計上されています。 企業立地の促進と生産性向上への支援として、企業立地は好調な投資が続いており、この影響も受けて、市民が熱望していた映画館が整備され、その支援策が計上されています。 農業未経験者も登録できる人材バンクの創設や、収益性の高い野菜を生産するための水田の畑地化への支援、森林環境譲与税を活用しての担い手育成、確保、森林の適正管理にかかわる取り組み、また、生産物の流通確保のため、魚市場の再開を支援など、農林水産業における担い手育成と収益性向上の取り組み支援策がなされています。 サイクリングロードの活用については、広域の連携を図るためのマップ作製、日本遺産を活用した地域活動の支援、また、道の駅耶馬トピア駐車場の整備など、山国川上下流域を結ぶ観光に取り組む事業等を計上されています。 そして、未来づくりでは、スクールサポートスタッフ等の増員や、学校、幼稚園にタイムレコーダーを設置し、働き方改革を、より実効性を図る事業、中学生を対象とした福澤諭吉検定の開始等、子どもの可能性を広げる教育に取り組む事業が計上されています。中津南高校耶馬溪校を存続させるための新たな通学費の支援や新中津市学校において、市民講座の開催等の地域で活躍する人材の育成に取り組む事業、また、他市と比べて取り組みが遅れているごみの減量化やリサイクルなど、環境施策を加速させるため、ごみの分別収集の細分化やクリーンプラザの長寿命化事業などの環境共生都市中津推進の取り組みなどが計上されています。このように、新たな時代に向けて正面からさまざまな課題に取り組む姿勢が予算としてあらわれています。よって、議第11号 令和2年度中津市一般会計予算について賛成いたします。 なお、新型コロナウイルスの感染拡大により、市民生活、そして個人消費、企業活動に大きな影響を与えています。いろいろな対策を考えていると思いますが、今後も国県の動向をしっかり注視して、迅速に適切に対応することをお願いいたします。 以上、賛成討論といたします。御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(山影智一)  川内八千代君。 ◎5番(川内八千代)  皆さんおはようございます。日本共産党の川内八千代です。私は、会派を代表いたしまして、議第12号 令和2年度中津市国民健康保険事業特別会計について反対の立場で討論いたします。 市民にとって国民健康保険税の負担が大きいということは再三皆さん方にも届いているかと思います。担当課の方々も負担軽減や病気の人への保険証の発行には努力されていると思います。しかし、この国民健康保険税と保険給付の状況を見ても、決算の確定した3年間、保険給付費が平成28年度4億3,702万2,000円、29年度が4億8,544万8,000円、30年度4億6,986万5,000円というふうに、毎年4億円を超えて、5億円近くが残っているという状況にあります。このうちの1割を軽減に回せば、18歳までの子どもさんの均等割――これは必要額が3,164万5,000円だそうですけれども――この金額は十分にできるという金額を示しています。しかし、そういった事業は含まれていません。今もコロナウイルスなどの影響が話されましたけれども、今年、このコロナウイルスの影響で、こうした国民健康保険税に対しても大きな市民的な負担が増えると思います。今、市は市長会などを通じて18歳までの均等割の改定を要望しているということが答弁などで言われましたけれども、それを待たずとも、ほかの市では実際に子どもたちの均等割を軽減しているというところもあります。中津市でもやろうとすればできることです。国民健康保険税の負担を軽くして本当に病気のときに保険証を持って、きちんと対応できる、そうした国保の制度をつくり出すためにも、この軽減はできることですので、一刻も早くやってほしいと考えます。こうした考えのもとで、議第12号には反対をいたします。 ○議長(山影智一)  これで討論を終わります。 日程第4、採決に入ります。 念のため、採決の方法を申し上げます。 まず、各委員長が報告いたしました議案のうち、反対討論のありました案件について、起立採決いたします。 次に、反対討論のなかった案件については、簡易採決の方法により、一括して採決いたします。 これより議第11号を採決いたします。 本件に対する各委員長の報告は、原案可決であります。 本件は、各委員長の報告のとおりに決することに、賛成の諸君の起立を求めます。 起立のまま、しばらくお待ちください。(起立多数) 着席ください。起立多数であります。よって、議第11号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第12号を採決いたします。 本件に対する各委員長の報告は、原案可決であります。 本件は、各委員長の報告のとおりに決することに、賛成の諸君の起立を求めます。 起立のまま、しばらくお待ちください。(起立多数) 着席ください。起立多数であります。よって、議第12号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第1号から議第10号まで及び議第13号から議第33号までの計31件を一括して採決いたします。 以上31件については、各委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、以上31件については、各委員長の報告のとおり決しました。 日程第5、2月21日上程、質疑を終えています、議第34号及び議第43号から議第46号までの5件について、委員会付託省略、採決に入ります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています、議第34号及び議第43号から議第46号までの5件については、中津市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに、御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、議第34号及び議第43号から議第46号までの5件については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより、議第34号を採決いたします。(荒木ひろ子議員、川内八千代議員、三上英範議員退席) 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、34号はこれに同意することに決しました。(荒木ひろ子議員、川内八千代議員、三上英範議員着席) これより、議第43号を採決いたします。 本件は、これに異議ない旨答申することに、御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、議第43号は、これに異議ない旨答申することに決しました。 これより、議第44号を採決いたします。 本件は、これに異議ない旨答申することに、御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、議第44号は、これに異議ない旨答申することに決しました。 これより、議第45号を採決いたします。 本件は、これに異議ない旨答申することに、御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、議第45号は、これに異議ない旨答申することに決しました。 これより、議第46号を採決いたします。 本件は、これに異議ない旨答申することに、御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、議第46号は、これに異議ない旨答申することに決しました。 暫時休憩いたします。午前11時19分 ○議長(山影智一)  再開いたします。午前11時23分 お諮りいたします。 この際、議事の都合により、本日の議事日程に、3月11日上程、質疑を終えています諮問第1号について、委員会付託省略、討論、採決を追加し、議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認め、本日の議事日程に、諮問第1号について、委員会付託省略、討論、採決を追加し、議題とすることに決しました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています諮問第1号については、中津市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより、諮問第1号を議題といたします。 討論に入ります。討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより、採決に入ります。 本件は、市長の裁決案を適当と認める旨答申することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は市長の裁決案を適当と認める旨答申することに決しました。 暫時休憩いたします。午前11時25分 ○議長(山影智一)  再開いたします。午前11時27分 日程第6、追加議案上程に入ります。 意見書第1号から意見書第5号までの5件を上程いたします。提案者から提案理由の説明を求めます。木ノ下素信君。 ◎11番(木ノ下素信)  提案者を代表して提案理由の説明を申し上げます。 意見書第1号 森林環境譲与税の譲与基準の見直しを求める意見書につきましては、森林を抱える山間部の市町村においては、新たな森林管理システムを活用し、これまでさまざまな課題等により手入れができていなかった森林における間伐、路傍等の森林整備や人材育成、担い手の確保等の取り組みが進められています。一方、森林が少ない都市部の市町村では、山間部の市町村における森林整備が進むよう、林業への理解促進につながる木材利用や普及啓発等の取り組みが適正に行われる必要があります。森林環境譲与税は、地方が間伐等の森林吸収源対策に係る安定財源の確保及び森林整備の円滑な推進を図るために強く要望した経緯があり、市有林、人工林、面積が大きく、森林整備が必要な自治体により多く森林環境譲与税が譲与されるべきです。よって、国の責任において譲与基準を再検討し、必要な見直しを講じるよう要望するため、お手元に配付してありますように、御提案申し上げます。 意見書第2号 地域医療を守る公立病院等の維持・存続のための支援の拡大を求める意見書につきましては、厚生労働省は昨年9月26日、全国の公立公的病院のうち、424の病院を一方的かつ名指しで再編や統合の議論が必要な医療機関との発表を行いました。地域医療構想や医療費適正化計画の影響で、病床の削減や入院の短縮化による病院追い出し、病院のたらい回しなど、患者難民が増え続けています。地域のニーズをしっかり把握し、必要な病床を確保するため、制度を見直さなければなりません。 また、地域における医療施設の機能分化を明確にし、院内、病院間、地域の医療の連携を強化して、情報の共有を行うシステムづくり、救急搬送システムや受入医療機関の確保に責任を果たせるよう、国の援助を強化することも急務となっています。 さらに、地域における医師や看護師など、医療従事者の不足は深刻です。医師不足地域に医師を確保する取り組みや、看護師やコメディカルスタッフの増員や労働条件の改善も喫緊の課題となっています。しかし、公的病院等の会計制度が公営企業会計制度に変わり、赤字経営が演出され、政府は赤字や採算を理由に統廃合や民営化を全国の自治体に迫っています。 さらに、公的病院の統廃合、民営化や売却は、地域と命の切り捨てにつながりかねません。国に対して、改めて地域の実情を考慮した慎重な検討を強く求めるため、お手元に配付してありますように御提案申し上げます。 何とぞ慎重に御審議くださいまして、御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
    ○議長(山影智一)  千木良孝之君。 ◎21番(千木良孝之)  提案者の新生・市民クラブを代表して、意見書第3号 IR推進法及びIR整備法の廃止を求める意見書の提案理由の説明を申し上げます。 カジノを含むIR、特別複合観光施設区域をめぐり、内閣府の副大臣を務めていた秋元司容疑者が日本参入を目指していた中国企業から賄賂を受け取った疑いがあるとして逮捕された。また賄賂容疑で逮捕された中国企業関係者は、国会議員5名に現金を払ったと供述していることも判明した。カジノ解禁が利権や不正の温床となり得ることが明らかとなった。一方、政府は、IRを成長戦略の目玉として位置付けるとともに、現在一部の自治体において誘致の検証が始まっている。 しかしながら、日本の世論調査会が昨年12月に実施した世論調査では、反対64.4パーセントが賛成31.7パーセントを上回っており、カジノ解禁に対する国民の理解は得られない。よってIR推進法及びIR整備法の廃止を求めるため、お手元に配付してありますように御提案申し上げます。 何とぞ慎重に御審議くださいまして、議員各位の御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(山影智一)  大塚正俊君。 ◎20番(大塚正俊)  新生・市民クラブを代表して、意見書第4号 自衛隊の中東派遣に反対する意見書の提案理由の説明を申し上げます。 政府は、昨年12月27日自衛隊を中東海域に派遣する方針を閣議決定し、今年1月11日海上自衛隊のPC3哨戒機を派遣しました。さらに2月2日は護衛艦たかなみを派遣しました。自衛隊の海外派遣という重要課題が、国会の審議もないまま安易に閣議決定で行われるのは国会軽視にほかなりません。 中東地域の情勢は刻一刻と変化しています。日本関係船舶の航行の安全を確保することを派遣目的に掲げていますけれども、2019年6月のホルムズ海峡での事件以降、日本関係船舶が狙われたケースはありません。一方で、アメリカは1月、バグダッドでイラン革命防衛隊の司令官を殺害し、イランも米軍基地へのミサイル攻撃を実施しています。中東派遣の必要性も緊急性もない中、自衛隊が米国とイランの軍事対立に巻き込まれる事態が容易に想定をされています。 今回の自衛隊派遣は、防衛省設置法の調査、研究を根拠としています。調査、研究によって部隊運用にあたる海外派遣を行うことは、法の拡大解釈そのものであります。国権の最高機関である国会の審議もなしに、自衛隊の海外派遣を行うことは許されません。文民統制に反し、なし崩し的に自衛隊の海外派兵が拡大しかねない懸念があります。 米国の有志連合とは一線を画すと政府は主張していますけれども、日本が収集した情報は米国などと共有することとしており、イランを刺激する可能性が高く、そもそも中東での緊張を招いたのは、2018年5月にイラン核合意から一方的に離脱し、制裁を再開したトランプ政権であります。アメリカとイランの橋渡し役をいうなら、自衛隊の中東派遣ではなく、イラン核合意への復帰を米国に求める外交努力こそすべきであると考えます。 緊張の高まっている中東地域への自衛隊派遣は、明確な必要性も緊急性もなく、法定根拠にも問題が残るままであり、武力行使の範囲を広げ自衛隊員の命を危険にさらすことにもなりかねません。よって、国会及び政府に対して、自衛隊の中東派遣を中止し、P3C哨戒機、護衛艦たかなみを撤収させること、さらには中東地域における日本船関係船舶の安全確保に関する政府の取り組みについて撤回することを求めて、お手元に配付のとおり意見書を提出するものです。 議員各位におかれましては、御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(山影智一)  草野修一君。 ◎24番(草野修一)  提案者を代表して、提案理由の説明を申し上げます。 意見書第5号 日出生台演習場の米国使用にかかわる確認事項等の順守を求める意見書につきましては、今年2月12日から2月20日まで行われた米海兵隊による日出生台実弾射撃訓練では、初日から訓練終了のサイレンが21時を過ぎて鳴らされ、地元自治体と九州防衛局間で交わされた協定等に反し、2月14日からは20時を超えての実弾射撃が連日繰り返されました。また、予定の日程を終えた2月20日に米海兵隊は哨戒機による訓練を実施しており、当初の日出生台演習場における予定日数を上回るだけでなく、SACO合意にある年間35日間をも上回る状況となりました。 地元住民からは、地元との確認書を破ってばかりの米軍は許しがたい、20時以降を撃たないようルールを守らせてほしいとの切実な声が上がっており、地元自治体も九州防衛局との確認書を無視されて住民の暮らしを守ることができないとして国の責任ある対応を求めています。住民の不安を払拭し、国との信頼関係を堅持していくためには、協定及び確認書の順守が不可欠です。 このような中、3月2日に大分県知事が防衛大臣に対して、20時以降の射撃自粛を米軍合意事項とすることや、実弾射撃訓練の日数を遵守し、哨戒機訓練を日数に含めることを明確にするよう要請したところです。よって、国会及び政府におかれては、地域住民の不安解消と良好な地域の生活環境を確保し、確固たる姿勢で取り組まれるよう強く要望するため、お手元に配付してありますように御提案申し上げます。 何とぞ慎重に御審議くださいまして、御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(山影智一)  これより、意見書第1号から意見書第5号までの5件を一括議題として質疑に入ります。 質疑の通告はありませんので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています意見書第1号から意見書第5号までの5件については、中津市議会会議規則第36条に第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、意見書第1号から意見書第5号までの5件については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより、意見書第1号から意見書第5号までの5件を一括議題として討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 大内直樹君。 ◎12番(大内直樹)  皆さんおはようございます。清流会の大内でございます。 私は意見書第3号 IR推進法及びIR整備法の廃止整備を求める意見書に反対の立場で討論いたします。 カジノを含むIR、特定複合観光施設区域をめぐり、現職の国会議員が逮捕され起訴されたことはまことに遺憾ではありますが、IRの基本理念としては、地域の創意工夫及び民間の活力を生かした国際競争力の高い魅力ある滞在型観光を実現し、地域経済の振興に寄与するものであり、適切な国の監視及び管理のもとで運営される健全なカジノ施設の収益が社会に還元されるものと考えます。公共施策としての日本型IRの実現を通じて、観光先進国を実現し、停滞した日本経済の起爆剤となるべく、IR推進法及びIR整備法が適切に運用されることを望み、反対討論といたします。 ○議長(山影智一)  須賀要子君。 ◎22番(須賀要子)  新生・市民クラブの須賀でございます。 意見書第3号 IR推進法及びIR整備法の廃止を求める意見書について、賛成の立場で討論を行います。 IR推進法の目的は、観光、地域経済の振興と財政の改善と定められています。会議室や宿泊施設、劇場やテーマパークなど、集中的に特定地域に集めることで地域一帯の経済活動を活性化させることとして、政府の成長戦略の目玉としてきましたが、今回のような新型コロナウイルスの流行や気候変動に関する政府間パネルIPCCの報告にも、パンデミックについては新たな段階に入り、1年を通じてインフルエンザの流行など予測されるともいわれている中、IR推進法の目的にあります1カ所に集中させるような観光や地域経済の振興の危険性が考えられます。 カジノについても、治安の悪化、マネーロンダリングの対策、ギャンブル依存症の増加、賭博に対する悪いイメージなど、多数の問題があると危惧されています。 政府は期待を持って進めてきたIRをめぐり、国会議員が日本参入を目指した中国企業から賄賂を受け取っていた疑惑があるとして逮捕され、また中国企業関係者は不起訴になったものの、国会議員5人に現金を配ったと供述していることも判明しました。この事件により、危惧していた多数の問題がクローズアップされたように考えます。 この結果に、世論調査でも国民の理解を得られていないことも伺えます。私たちはそのような悪の温床ともなりかねないIR推進法及びIR整備法の廃止は必至と考えます。 以上の理由により、IR推進法及びIR整備法の廃止を求める意見書について賛成いたします。 ○議長(山影智一)  中西伸之君。 ◎18番(中西伸之)  会派ゆうきの中西伸之でございます。意見書第4号 自衛隊の中東派遣に反対する意見書について、反対の立場で討論を行います。 我が国の原油輸入量の約9割を依存する中東地域における緊張の高まりを深く憂慮しています。船舶の航行の安全を確保することは、我が国のエネルギー安全保障上きわめて重要であります。事態のさらなるエスカレーションを避けるには、全ての関係者が緊張緩和と情勢の安定化のために外交努力を尽くすことが必要です。 我が国は米国と同盟関係にあり、同時にイランと長年良好な関係を維持するなど、中東各国と良好な関係を築いています。今般こうした外交努力と調和を図る形で自衛隊の護衛艦及び航空機が派遣されました。これは各国が中東地域において艦船、航空機などを活用した航行の安全確保の取り組みを強化していることなども踏まえ、日本関係船舶の安全確保のため、我が国独自の取り組みとして情報収集体制を強化する必要があるからです。 閣議決定にあたっては、与党においても十分に議論され、政府一体となった総合的な施策を関係省庁が連携して実施することに加え、自衛隊を海外に派遣することの重要性や国民に対する説明責任の明確化のため、閣議決定を行われたものであります。 また、自衛隊の護衛艦及び航空機を派遣し、現地海域において航行の安全に直接影響を及ぼす情報、その他の航行の安全確保に必要な情報を収集し、海上警備行動発令時の円滑な実施に必要な事項などの検討は、防衛省設置法の調査、研究の規定に基づき行われるものであります。そして、不足の事態の発生など、状況が変化する場合の対応として、自衛隊によるさらなる処置が必要と認められる場合には、自衛隊法第82条の規定に基づき、海上警備行動を発令して対応することになります。 このように、今般の活動は現行の法令に基づいて実施可能であり、特別措置法の制定を含む新たな立法措置は必要ありません。そして、これらの活動も含め、自衛隊による活動は、憲法を含む我が国の国内法規・法令などに従って行われており、憲法第9条が禁ずる武力の行使に該当するおそれはありません。よって、エネルギー資源の多くを中東に依存する我が国として、中東地域における日本関係船舶の安全確保のため、さらなる外交努力、航行安全対策の徹底と併せて、自衛隊による情報収集体制の強化を実施することを支持し、自衛隊の中東派遣に反対する意見書には反対をいたします。 ○議長(山影智一)  吉村尚久君。 ◎19番(吉村尚久)  新生・市民クラブの吉村です。意見書第4号 自衛隊の中東派遣に反対する意見書について、賛成の立場で討論を行います。 安倍内閣は、中東地域の日本関係船舶の航行の安全を確認するために必要な情報収集活動を強化することを理由に、昨年12月27日、中東地域への海上自衛隊の護衛艦1隻と哨戒機2機の派遣を強硬に決定しました。それを受け、まず哨戒機部隊が1月11日に出発、続けて護衛艦が2月2日に日本を出港しました。政府は、日本独自の活動を強調していますが、これはトランプアメリカ大統領からイラン包囲網の有志連合に参加するように求められてきたことへの対応であることは明らかです。 アメリカによるイランのソレイマニ司令官殺害に対し、イランはアメリカ軍が駐留するイラクの空軍などへのミサイル攻撃をしましたが、トランプ大統領が軍事力行使を控え、当面イランとアメリカの全面的な衝突は回避されたとされています。しかし、2月末に行われたイラン国会の選挙において、反米の保守強硬派が全議席の7割以上を獲得する圧勝したことからしても、再びアメリカとの緊張関係を先鋭化させる可能性が出てきており、一触即発の状況に変わりありません。政府は、現に戦闘行為が行われている現場以外での活動が条件としているものの、自衛隊の活動区域を決めるのはもちろん政府なので、戦闘区域におけるアメリカ軍支援も安保法制により実施可能になったことから、実質的に自衛隊は全面的にアメリカ軍の後方支援ができることになります。当然ながら、反米勢力からすれば、自衛隊はアメリカ軍を支援する敵とみなされてしまいます。こうした状況の下での自衛隊の中東地域への派遣は無謀極まりないものであり、不測の事態への対応を不安視する声が自衛隊内部からも出ているように、自衛隊員の生命をも危険にさらすものにほかなりません。日本政府は今こそ憲法9条に基づく平和外交で中東和平のイニシアチブを発揮すべきです。 先日銃撃に倒れましたが、医療活動や社会復興支援活動によってアフガニスタンをはじめ、広く国際社会で高く評価された中村哲氏のかつて発した言葉を紹介したいと思います。 「軍事に頼らない日本の戦後復興は、現地では厚意を持って受けとめられ、憲法9条はまだ辛うじて力を放ち自分を守ってくれている。自衛隊の派遣は現地の人道支援活動にとって有害無益である。平和の達成には軍事力ではなく、地域に溶け込んだ国際貢献が大切である」と。 日本は自他ともに認めるイランの伝統的な友好国です。今こそ、イランとアメリカの間に立って、緊張緩和を促す外交努力を果たすべきではないでしょうか。以上の理由により、自衛隊の中東派遣に反対する意見書に対して賛成いたします。 ○議長(山影智一)  これで討論を終わります。 これより採決に入ります。 まず、意見書第1号、意見書第2号の2件を一括して採決いたします。 以上2件については、原案のとおり意見書を提出することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、以上2件については、原案のとおり意見書を提出することに決しました。 次に、意見書第3号を採決いたします。 本件は、起立により採決いたします。 本件は、原案のとおり意見書を提出することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立少数) 起立少数であります。 よって、意見書第3号は否決されました。 次に、意見書第4号を採決いたします。 本件は、起立により採決いたします。 本件は、原案のとおり意見書を提出することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立少数) 御着席ください。 起立少数であります。 よって、意見書第4号は否決されました。 次に、意見書第5号を採決いたします。 本件は、起立により採決いたします。 本件は、原案のとおり意見書を採決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) 御着席ください。 起立多数であります。 よって、意見書第5号は原案のとおり意見書を提出することに決しました。 副議長、相良卓紀君から、副議長の辞職願が提出されています。 お諮りをいたします。 この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、議第といたします。 本件については、地方自治法第117条の規定により、副議長、相良卓紀君の退席を求めます。(相良卓紀議員退席) まず、その辞職願を朗読させます。 ◎(職員朗読)  辞表。 私事。このたび一身上の都合により、令和2年3月23日をもって副議長を辞したく、ここにお願い申し上げます。 令和2年2月21日 中津市議会議長 山影智一 殿 副議長 相良卓紀 以上でございます。 ○議長(山影智一)  お諮りいたします。 相良卓紀君の辞職を許可することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、相良卓紀君の副議長の辞職を許可することに決しました。 相良卓紀君の除斥を解きます。(相良卓紀議員着席) ただいま辞職されました前副議長、相良卓紀君の御挨拶をお願いいたします。 ◎前副議長(相良卓紀)  皆さん、こんにちは。 昨年の改選後の5月11日の臨時議会で副議長に就任をいたしまして1年、正確には10カ月ですけれど経過いたしました。この間6月、9月、12月、3月と年4回の議会、本日で終了ということで、この後また各委員会の構成、正副委員長の互選も行われますが、このタイミングで副議長の職を辞したいということで、議長のほうに辞表を提出させていただきました。 本当に、副議長として何もお役に立てなかったこと、本当に申し訳なく思っています。しかし、いろんな意味で、いろんな勉強もさせていただきました。この1年間一般質問できなかった、寂しさもちょっとありますので、6月からまた一議員として頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。お世話になりました。 ○議長(山影智一)  休憩します。午後0時04分 ○議長(山影智一)  再開します。午後1時49分 ただいま副議長が欠員となっています。 お諮りいたします。 この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 投票により、副議長の選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。(議場閉鎖) ただいまの出席議員数は、24名であります。 投票用紙を配付させます。(投票用紙配付) 投票用紙の配付漏れはありませんか。(「配付漏れなし」と言う声あり) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。(投票箱点検) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は、単記無記名であります。 白票は、無効投票として取り扱います。 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。 点呼を命じます。 ◎(職員点呼)  それでは、点呼をいたします。 1番 小住利子議員。2番 恒賀愼太郎議員。3番 中村詔治議員。4番 荒木ひろ子議員。5番 川内八千代議員。6番 三上英範議員。7番 松葉民雄議員。9番 本田哲也議員。10番 相良卓紀議員。11番 木ノ下素信議員。12番 大内直樹議員。13番 三重野玉江議員。14番 林秀明議員。15番 角祥臣議員。16番 髙野良信議員。17番 藤野英司議員。18番 中西伸之議員。19番 吉村尚久議員。20番 大塚正俊議員。21番 千木良孝之議員。22番 須賀要子議員。23番 古江信一議員。24番 草野修一議員。8番 山影智一議長。 ○議長(山影智一)  投票漏れはありませんか。(「投票漏れなし」と言う声あり) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖) 開票を行います。 中津市議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に三上英範君、吉村尚久君を指名いたします。 両君の立ち会いを願います。(開票立会) 開票を始めてください。(開票事務開始) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数24票。 これは、先ほど出席議員数に符合しています。 そのうち、有効投票24票。      無効投票ゼロ票。 有効投票中、千木良孝之君 21票。       川内八千代君 3票。 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は、6票であります。 よって、千木良孝之君が副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました千木良孝之君が議場におられますので、本席から中津市議会会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。 千木良副議長、御挨拶をお願いいたします。 ◎副議長(千木良孝之)  このたび、皆様の御支持のもと、副議長に就任させていただくことにあたり、改めてその重責を痛感しているところでございます。 先ほど所信を述べさせていただきましたけれども、これから山影議長のもと、中津市議会のさらなる発展と中津市の発展、それから活性化に向け、チーム中津市議会、さらなる強化に努めてまいりたいと考えています。また、二元代表の確立として、議会基本条例を遵守しながら、しっかり取り組んでまいりたいと思います。 今後も議員皆様方の御指導御鞭撻をよろしくお願い申し上げ、簡単ではありますけれども副議長就任の御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございます。 ○議長(山影智一)  千木良副議長、席にお戻りください。 日程第7、常任委員及び議会運営委員の選任を行います。 お諮りいたします。 委員の選任については、中津市議会委員会条例第7条第1項の規定により、議長より指名いたしたいと思います。 職員に委員会の名称及び所属議員の指名を朗読させます。 ◎(職員朗読)  それでは、委員会の所属の朗読をいたします。 総務企画消防委員会、草野修一議員、荒木ひろ子議員、恒賀愼太郎議員、中西伸之議員、松葉民雄議員、大塚正俊議員、木ノ下素信議員、三重野玉江議員、以上8名。 教育産業建設委員会川内八千代議員、角祥臣議員、藤野英司議員、中村詔治議員、本田哲也議員、林秀明議員、千木良孝之副議長、大内直樹議員、以上8名。 厚生環境委員会、三上英範議員、髙野良信議員、相良卓紀議員、小住利子議員、古江信一議員、吉村尚久議員、山影智一議長、須賀要子議員、以上8名。 広報広聴委員会、川内八千代議員、角祥臣議員、恒賀愼太郎議員、相良卓紀議員、古江信一議員、本田哲也議員、千木良孝之副議長、三重野玉江議員、須賀要子議員、以上9名。 議会運営委員会、草野修一議員、三上英範議員、藤野英司議員、中村詔治議員、林秀明議員、吉村尚久議員、大塚正俊議員、木ノ下素信議員、大内直樹議員、以上9名です。 ○議長(山影智一)  以上、職員朗読のとおり指名することに、御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認め、ただいまの指名のとおり、それぞれの委員に選任することに決しました。 これより、各委員会を開催し、正副委員長の互選を行うため、暫時休憩いたします。午後2時06分 ○議長(山影智一)  再開いたします。午後2時25分 各委員会の正副委員長の互選の結果を御報告申し上げます。 職員に朗読させます。 ◎(職員朗読)  それでは、報告いたします。 総務企画消防委員会、委員長 大塚正俊議員、副委員長 松葉民雄議員。 教育産業建設委員会、委員長 角祥臣議員、副委員長 大内直樹議員。 厚生環境委員会、委員長 吉村尚久議員、副委員長 小住利子議員。 広報広聴委員会、委員長 川内八千代議員、副委員長 本田哲也議員。 議会運営委員会、委員長 中村詔治議員、副委員長 吉村尚久議員。以上です。 ○議長(山影智一)  正副委員長互選の結果は、以上のとおりです。 日程第8、大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 大分県後期高齢者医療広域連合議会議員に、小住利子君、吉村尚久君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました2名の諸君を大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました、吉村尚久君、小住利子君が大分県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました2名の諸君が議場におられますので、本席から中津市議会会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。 次に、各常任委員長から所管事項の調査及び研究に関することについて、及び議会運営委員長より議会運営に関することについて、中津市議会会議規則第72条の規定により、閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。 以上で、本定例会の全日程を終了いたします。 これで、令和2年第1回定例会を閉会いたします。 △議事終了 午後2時29分上記、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。 中津市議会議長  山 影 智 一 署 名 議 員  三 上 英 範 署 名 議 員  吉 村 尚 久・令和2年第1回中津市議会定例会提出案件議決結果表┌────────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                                議決結果│├────────────────────────────────────────────┤│議第 1号  令和元年度中津市一般会計補正予算(第6号)            原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 2号  令和元年度中津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)    原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 3号  令和元年度中津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)    原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 4号  令和元年度中津市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 5号  令和元年度中津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)     原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 6号  令和元年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計補正予算         ││       (第3号)                            原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 7号  令和元年度中津市病院事業会計補正予算(第2号)          原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 8号  令和元年度中津市診療所事業会計補正予算(第1号)         原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第 9号  令和元年度中津市水道事業会計補正予算(第2号)          原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第10号  令和元年度中津市下水道事業会計補正予算(第3号)         原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第11号  令和2年度中津市一般会計予算                   原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第12号  令和2年度中津市国民健康保険事業特別会計予算           原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第13号  令和2年度中津市農業集落排水事業特別会計予算           原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第14号  令和2年度中津市介護保険事業特別会計予算             原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第15号  令和2年度中津市小規模集合排水事業特別会計予算          原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第16号  令和2年度中津市サイクリングターミナル事業特別会計予算      原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第17号  令和2年度中津市後期高齢者医療特別会計予算            原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第18号  令和2年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計予算       原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第19号  令和2年度中津市病院事業会計予算                 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第20号  令和2年度中津市診療所事業会計予算                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第21号  令和2年度中津市水道事業会計予算                 原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第22号  令和2年度中津市下水道事業会計予算                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第23号  行政組織の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について   原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第24号  情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並び     ││       に行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通     ││       信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う関係     ││       条例の整備に関する条例の制定について               原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第25号  中津市職員の服務の宣誓に関する条例及び議会の議員その他非常勤の職     ││       員公務災害補償等に関する条例の一部改正について         原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第26号  中津市条例の廃止に関する条例の一部改正について          原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第27号  中津市執行機関の附属機関の設置等に関する条例の一部改正について  原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第28号  中津市家畜診療所使用料及び手数料条例の一部改正について      原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第29号  中津市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正について    原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第30号  中津市手数料条例の一部改正について                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第31号  中津文化会館条例の一部改正について                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第32号  中津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条     ││       例の一部改正について                       原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第33号  公の施設の指定管理者の指定について                原案可決│├────────────────────────────────────────────┤│議第34号  中津市教育長の任命について                    同意する│├────────────────────────────────────────────┤│議第35号  中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について          同意する│├────────────────────────────────────────────┤│議第36号  中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について          同意する│├────────────────────────────────────────────┤│議第37号  中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について          同意する│├────────────────────────────────────────────┤│議第38号  中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について          同意する│├────────────────────────────────────────────┤│議第39号  中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について          同意する│├────────────────────────────────────────────┤│議第40号  中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について          同意する│├────────────────────────────────────────────┤│議第41号  中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について          同意する│├────────────────────────────────────────────┤│議第42号  中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について          同意する│├────────────────────────────────────────────┤│議第43号  人権擁護委員候補者の推薦について            異議ない旨答申する│├────────────────────────────────────────────┤│議第44号  人権擁護委員候補者の推薦について            異議ない旨答申する│├────────────────────────────────────────────┤│議第45号  人権擁護委員候補者の推薦について            異議ない旨答申する│├────────────────────────────────────────────┤│議第46号  人権擁護委員候補者の推薦について            異議ない旨答申する│├────────────────────────────────────────────┤│報告第1号  令和2年度中津市土地開発公社事業計画及び予算の報告について        │├────────────────────────────────────────────┤│報告第2号  専決処分報告について(和解及び損害賠償の額の決定)            │├────────────────────────────────────────────┤│諮問第1号  退職手当返納命令処分に対する審査請求に関する諮問について   市長の裁決案││                                      を適当と認め││                                      る旨答申する│├────────────────────────────────────────────┤│意見書第1号  森林環境譲与税の譲与基準の見直しを求める意見書       原案通り決定│├────────────────────────────────────────────┤│意見書第2号  地域医療を守り公立病院等の維持・存続を求める意見書     原案通り決定│├────────────────────────────────────────────┤│意見書第3号  IR推進法及びIR整備法の廃止を求める意見書          否  決│├────────────────────────────────────────────┤│意見書第4号  自衛隊の中東派遣に反対する意見書                否  決│├────────────────────────────────────────────┤│意見書第5号  日出生台演習場の米軍使用に関わる確認事項等の遵守を求める        ││        意見書                           原案通り決定│└────────────────────────────────────────────┘・閉会中継続審査のもの┌────────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                                議決結果│├────────────────────────────────────────────┤│      議会運営問題(議会運営委員会)                   継続審査│├────────────────────────────────────────────┤│      総務企画消防委員会の所管事項に関する調査、研究           継続審査│├────────────────────────────────────────────┤│      教育産業建設委員会の所管事項に関する調査、研究           継続審査│├────────────────────────────────────────────┤│      厚生環境委員会の所管事項に関する調査、研究             継続審査│├────────────────────────────────────────────┤│      広報広聴委員会の所管事項に関する調査、研究             継続審査│└────────────────────────────────────────────┘┌────────────────────────────────────────────┐│以上57件 原案可決(議案)                           33件││      否決                                  2件││      同意する                                9件││      異議ない旨答申する                           4件││      市長の裁決案を適当と認める旨答申する                  1件││      原案通り決定(意見書)                         3件││      継続審査(その他)                           5件│└────────────────────────────────────────────┘...