中津市議会 > 2020-02-21 >
02月21日-01号

  • 体操(/)
ツイート シェア
  1. 中津市議会 2020-02-21
    02月21日-01号


    取得元: 中津市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 2年 3月定例会(第1回)令和2年2月21日 午前10時00分招集出席議員 (23名) 1番 小住利子    2番 恒賀愼太郎   3番 中村詔治    4番 荒木ひろ子 5番 川内八千代   6番 三上英範    7番 松葉民雄    8番 山影智一 9番 本田哲也   10番 相良卓紀   11番 木ノ下素信  12番 大内直樹13番 三重野玉江  14番 林秀明    15番 角祥臣    16番 髙野良信17番 藤野英司   18番 中西伸之   19番 吉村尚久   20番 大塚正俊21番 千木良孝之  23番 古江信一   24番 草野修一欠席議員 (1名)22番 須賀要子地方自治法第121条による出席者(24名)市長         奥塚正典    副市長          前田良猛教育長        粟田英代    病院・診療所事業管理者  横田昌樹参与         滝口定義    三光支所長        今津時昭本耶馬渓支所長    枌第五郎    耶馬溪支所長       井手上謙一山国支所長      吉岡尚登    総務部長         泉清彦企画観光部長     松尾邦洋    福祉部長         吉富浩生活保健部長     岡川政孝    商工農林水産部長     廣津健一建設部長       林 克也    上下水道部長       榊原竹義消防本部消防長    磯野宏実    市民病院事務部長     秋吉勝治会計管理者      矢野目義則   教育委員会教育次長    大下洋志秘書広報課長     勝見明洋    総務部総務課長      黒永俊弘財政課長       小川泰且    総合政策課長       松垣勇出席した議会事務局職員(3名)局長         濱田秀喜    次長           神礼次郎議事係主幹(総括)  上野竜一議事日程 本会議   第1.会議録署名議員の指名    (6番 三上 英範、19番 吉村 尚久) 第2.会期の決定(議事日程) 第3.諸報告    ア.議長報告    イ.市長行政報告 第4.議案並びに報告上程提案理由説明    議第 1号 令和元年度中津一般会計補正予算(第6号)    議第 2号 令和元年度中津国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)    議第 3号 令和元年度中津農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)    議第 4号 令和元年度中津介護保険事業特別会計補正予算(第4号)    議第 5号 令和元年度中津後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)    議第 6号 令和元年度中津ケーブルネットワーク事業特別会計補正予算(第3号)    議第 7号 令和元年度中津病院事業会計補正予算(第2号)    議第 8号 令和元年度中津診療所事業会計補正予算(第1号)    議第 9号 令和元年度中津水道事業会計補正予算(第2号)    議第10号 令和元年度中津下水道事業会計補正予算(第3号)    議第11号 令和2年度中津一般会計予算    議第12号 令和2年度中津国民健康保険事業特別会計予算    議第13号 令和2年度中津農業集落排水事業特別会計予算    議第14号 令和2年度中津介護保険事業特別会計予算    議第15号 令和2年度中津小規模集合排水事業特別会計予算    議第16号 令和2年度中津サイクリングターミナル事業特別会計予算    議第17号 令和2年度中津後期高齢者医療特別会計予算    議第18号 令和2年度中津ケーブルネットワーク事業特別会計予算    議第19号 令和2年度中津病院事業会計予算    議第20号 令和2年度中津診療所事業会計予算    議第21号 令和2年度中津水道事業会計予算    議第22号 令和2年度中津下水道事業会計予算    議第23号 行政組織の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について    議第24号 情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について    議第25号 中津市職員の服務の宣誓に関する条例及び議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について    議第26号 中津市条例の廃止に関する条例の一部改正について    議第27号 中津市執行機関附属機関の設置等に関する条例の一部改正について    議第28号 中津市家畜診療所使用料及び手数料条例の一部改正について    議第29号 中津市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正について    議第30号 中津市手数料条例の一部改正について    議第31号 中津文化会館条例の一部改正について    議第32号 中津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について    議第33号 公の施設の指定管理者の指定について(中津市営洞門キャンプ場)    議第34号 中津市教育長の任命について    議第35号 中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について    議第36号 中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について    議第37号 中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について    議第38号 中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について    議第39号 中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について    議第40号 中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について    議第41号 中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について    議第42号 中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について    議第43号 人権擁護委員候補者の推薦について    議第44号 人権擁護委員候補者の推薦について    議第45号 人権擁護委員候補者の推薦について    議第46号 人権擁護委員候補者の推薦について    報告第1号 令和2年度中津土地開発公社事業計画及び予算の報告について    報告第2号 専決処分報告について(和解及び損害賠償の額の決定)    以上、48件一括上程~提案理由説明本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ─────────────────────────────────────────────── ○議長(山影智一)  これより、令和2年第1回中津市議会定例会を開会いたします。午前10時00分 本日の会議を開きます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、中津市議会会議規則第124条の規定により、議長において、三上英範君及び吉村尚久君を指名いたします。 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から3月23日までの32日間といたしたいと思います。 これに、御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認め、会期は32日間と決定いたしました。 なお、会期中の議事日程については、お手元に配付しています案のとおりいたしたいと思います。 これに、御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認め、会期中の議事日程については、配付案のとおり決定いたしました。 △(別紙) 議事日程┌───────────────────────────────────────────────┐│会議月日   曜 開議時刻     会議に付する事件及び順序                 │├───────────────────────────────────────────────┤│ 2月21日 金 午前10時00分 本会議   1.会議録署名議員の指名           ││                        2.会期の決定(議事日程)          ││                        3.諸報告                  ││                        4.議案並びに報告上程提案理由説明     │├───────────────────────────────────────────────┤│ 2月22日 土 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│ 2月23日 日 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│ 2月24日 月 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│ 2月25日 火                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│ 2月26日 水                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│ 2月27日 木                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│ 2月28日 金 午前10時00分 本会議   1.一般質問                 │├───────────────────────────────────────────────┤│ 2月29日 土 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月 1日 日 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月 2日 月 午前10時00分 本会議   1.一般質問                 │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月 3日 火 午前10時00分 本会議   1.一般質問                 │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月 4日 水                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月 5日 木                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月 6日 金                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月 7日 土 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月 8日 日 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月 9日 月                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月10日 火 午前10時00分 本会議   1.上程議案に対する質疑           │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月11日 水 午前10時00分 本会議   1.上程議案に対する質疑           ││                        2.上程議案委員会付託           ││                        3.議第35号から議第42号について委員会付託││                          省略~採決                │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月12日 木          常任委員会    (教育産業建設、厚生環境)       │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月13日 金          常任委員会    (総務企画消防)            │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月14日 土 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月15日 日 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月16日 月          常任委員会    (予備日)               │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月17日 火                   (事  務  整  理  日)     │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月18日 水 午前10時00分 本会議   1.自由討議                 │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月19日 木                   (事  務  整  理  日)     │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月20日 金 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月21日 土 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月22日 日 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│ 3月23日 月 午前10時00分 本会議   1.委員長報告                ││                        2.委員長報告に対する質疑          ││                        3.討論                   ││                        4.採決                   ││                        5.議第34号及び議第43号から議第46号につ││                          いて委員会付託省略~採決         ││                        6.追加議案上程提案理由説明~質疑~委員会付││                          託省略~討論~採決            ││                        7.常任委員及び議会運営委員の選任      ││                        8.<休憩・各常任委員会議会運営委員会開催 ││                           (正副委員長互選)>          ││                          大分後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙│└───────────────────────────────────────────────┘ ○議長(山影智一)  日程第3、諸報告に入ります。 まず、議長より報告いたします。 監査委員から地方自治法第199条第9項及び第235条の2第3項の規定による報告がありましたので、その件名の一覧表をお手元に配付しています。 原本は事務局に保管していますので、御了承願います。 次に、市長より報告をお願いいたします。 市長。 ◎市長(奥塚正典)  皆さん、おはようございます。令和2年第1回定例市議会の開会にあたりまして、諸般の行政報告等を行います。 まず、耶馬溪町金吉地区山地崩壊災害復旧工事の状況等についてであります。 1月23日、広瀬大分県知事とともに現地を訪問し、復旧工事進捗状況を確認いたしました。広瀬知事から今年度末までに工事が完了する見通しであると発表があり、市としましても、工事が完了し、安全が確認された段階で2世帯5人に対する避難勧告を解除したいと考えております。 次に、防災・減災対策の推進についてです。 1月26日、市民の防災・減災意識の向上を目的とした「減災シンポジウムin中津市」が行われました。当日は、500名を超える市民の皆さんの参加があり、中津北高校大分大学学生たちによる過去の災害に関する学習報告及び将来の防災・減災に対する提案がなされました。また、災害発生時に必要となる対策や、行政に求める対応などについて、会場が一体となったパネルディスカッションが行われました。 また、1月29日、ダイハツ九州株式会社と「災害発生等応援ヘリコプター場外離着陸場施設利用に関する協定」を締結いたしました。中津日田道路市中心部へのアクセスの良い、工場に隣接するグラウンドを提供いただけるようになりました。民間事業者との協定締結は中津市初であり、東部地域における住民のさらなる安全・安心の確保につながるものと期待しております。 今後も、県や地域住民・企業との連携を一層強め、自助・共助・公助のバランスがとれた防災・減災対策を進めてまいります。 次に、安心な暮らしへの取り組みについてです。 登下校中の子どもたちの安全と安心の確保のため、中津市PTA連合会中津地区防犯協会及び中津警察署の御協力のもと、「こども連絡所」の見直しを行い、その目印に赤色のステッカーを表示することとしました。身の危険を感じた子どもたちが、いつでもステッカーのある施設や建物に駆け込み、身の安全を確保できる体制を整えるとともに、犯罪の防止・抑止につなげてまいります。 また、高齢者の介護予防と支え合いの地域づくりの一環として推進しております「元気!いきいき☆週一体操教室」が1月末時点で41カ所となり、約千人の高齢者が「めじろん元気アップ体操などの介護予防レクリエーション活動に参加するようになりました。 今後とも、高齢者の健康づくり生きがいづくりの場を広げてまいります。 また、市内で暮らす外国人や外国人観光客など日本語による会話が困難な方からの119番通報や救急現場などにおける迅速的確な情報収集、対応ができるよう、1月16日から電話での同時通訳を用いた「多言語三者通話サービス」を導入しました。 次に、スポーツの振興についてであります。 1月12日、「春高バレー2020」で東九州龍谷高等学校女子バレーボール部が8年ぶり7度目の優勝を飾りました。同月20日に市役所で行われた優勝報告会において、その功績を称え、市民栄誉賞を贈呈いたしました。 また、初の中津市出身メジャーリーガーとなった山口俊投手による少年野球教室や、西村英久さんによる剣道の指導、末綱聡子さんによるバドミントン教室などが開催され、子どもたちがトップクラスの選手の指導を受ける機会に恵まれました。 地元出身のスポーツ選手の活躍や全国・世界で活躍するスポーツ選手との触れ合いは、子どもたちをはじめ、市民に夢や希望を与えてくれます。今後とも、スポーツ選手の育成を支援するとともに、市民がスポーツに親しむ機会の提供に努め、市民の健康増進スポーツを通じた交流に取り組んでまいります。 次に、観光振興についてです。 「日本遺産やばけい遊覧」の構成文化財で、日本夜景遺産でもある八面山の山頂付近にバイオ式トイレを整備いたしました。さらに現在、展望所「天空の道」に展望デッキの整備も進めております。利用者の利便性や観光スポットとしての価値を高めることで、今後も八面山観光の推進に取り組んでまいります。 また、中津の魅力を世界に発信するため、訪日外国人旅行客向け観光プロモーションビデオを作成しました。音声は英語ですが、字幕で中国語、韓国語、英語、日本語が選べるようになっております。今後も、さらなる訪日外国人旅行客の誘客を図ってまいります。 次に、福澤諭吉の顕彰についてであります。 昨年12月6日、中津文化会館において、福澤諭吉記念全国高等学校弁論大会を開催し、全国から集まった29名の高校生弁士が熱弁をふるいました。また、2月7日からは福澤諭吉に関する言葉を題材にした近郊小中学校書写展を、2月8日には「諭吉かるた」大会を行いました。 さらに、一万円札肖像35周年記念事業として、1月20日から、ウエブサイト「慈愛のすゝめ」を開設いたしました。福澤諭吉の人情味あふれるエピソードや、ゆかりのスポット紹介に加え、「諭吉・大吉・小吉」などで運勢を占う「諭吉みくじ」など遊びの要素も盛り込んでおります。併せて、スマートフォン用の写真撮影を楽しめるウエブコンテンツも公開をいたしました。 今後とも、福澤諭吉の思想や業績を伝えるとともに、より親しみや関心を深めていただける取り組みにより、その顕彰に努めてまいります。 次に、産業振興についてであります。 1月27日、中津市役所において、日本フォレスト株式会社の立地表明が行われました。 設備投資額約4億円で木質バイオマス発電所向け燃料を調達・製造する工場を建設し、5名を新規に雇用する予定です。同社の立地により、山林未利用材等の活用による林業振興が期待されます。 今後も積極的に誘致活動に努めるとともに、市内の企業活動を支援してまいります。 また、2月12日、大分県庁において、第51回大分県農業賞の表彰式が行われ、養豚業を営む有限会社福田農園先進的法人経営部門で最優秀賞を受賞されました。廃棄食品を液状化した餌の導入や、堆肥を農家へ還元するなど環境や自然循環に配慮した経営が評価されました。 また、昨年12月28日、行橋水産株式会社により地方卸売市場中津魚市場」が開設されました。3月末の事業停止から開設までの約9カ月間、大分県をはじめ関係機関と連携し、市場開設に向けた取り組みを支援してまいりました。水産振興のため、新生「中津魚市場」を中心とする流通体制の確立に必要な支援を行います。 また、中津干潟産ブランドカキ「ひがた美人」の出荷が昨年12月24日から始まりました。1月29日からは、小祝漁港内にカキを提供する「美人小屋」もオープンし、多くの来場者でにぎわっています。 さらに、2月14日には、婚活を兼ねた「ひがた美人」のPRイベントを行いました。 今後も、ひがた美人の生産及び販路拡大を支援し、漁業者による自立した経営を促してまいります。 また、3月7日には、市民待望のセントラルシネマ三光がグランドオープンする予定であります。これに先立ち、12月7日、中津文化会館においてオープン記念の特別上映会が行われました。親子連れなどが大スクリーンの迫力ある映像や音を体感し、劇場で映画を見る楽しさを味わいました。市としましても、映画文化の定着に向け、今後必要な支援を行ってまいります。 次に、地域振興についてです。 昨年12月21日から2日間、ダイハツ九州スタジアムの横の特設会場において、中津商工会議所青年部による「Loveファンタジア中津2019」が開催されました。パンフェスやカレーフェス、市内・近郊で活躍する企業などが参加する周防灘地区産業フェスが行われ、多くの市民でにぎわいました。 また、国土交通省の令和元年度「手づくり郷土賞」に鶴市花傘鉾保存振興会が選定され、2月12日、中津市歴史博物館において認定証が授与されました。民俗芸能の保存・伝承や清掃活動など、ふるさとを愛する心の醸成と地域コミュニティの形成に寄与してきた功績が認められたものです。 今後とも、地域の振興・活性化に向けて取り組む団体の活動を支援するとともに、連携強化に努めてまいります。 次に、環境共生都市への取り組みについてであります。 これまで焼却処理していました羽毛ふとんについて、希少な天然資源である羽毛の保護・再利用のため、2月1日から県下で初めてリサイクルを開始しました。 また、昨年12月から試験的に行ってきました「エコステーション」の貸し出しを4月から本格的に実施します。イベント会場に設置して、主催者と来場者が一緒にごみのポイ捨て防止と分別回収に取り組むことで、環境に配慮する意識を高めてまいります。 今後とも、リサイクルや分別回収などを通して、ごみの再資源化、減量への市民の関心・理解を深め、持続可能な「環境共生都市なかつ」への取り組みを一層推進してまいります。 次に、今後の市政運営の取り組みについてであります。 1月27日、第2回中津市行財政改革推進委員会を開催いたしました。地方交付税の減少や社会保障費の増加などに起因する財政の硬直化が進む中、「中津市行政サービス高度化プラン」に基づく取り組みを着実に実施していることを御報告し、さらなる行財政基盤の確立に向けて、行財政改革推進委員の皆様から御意見をいただきました。 また、現在の総合戦略の計画期間が今年度末で終了するため、2月20日から次期総合戦略の素案についてパブリックコメントを実施しております。皆様からの御意見を踏まえ、3月末までに策定いたします。 今後とも、さまざまな御意見をいただきながら、安定した財政運営及び地方創生に取り組んでまいります。 最後に、九州周防灘地域定住自立圏についてであります。 1月17日、吉富町と定住自立圏の形成に関する協定を締結いたしました。今後、圏域の自治体で新たに共生ビジョンを策定し、4月から4市3町が連携して事業に取り組むことになります。中心市として積極的に連携を進め、圏域の発展に努めてまいります。 なお、拡大が懸念されております新型コロナウイルスについてですが、医師会関係者をメンバーといたします検討会議を設け、公共施設にアルコール消毒液を設置するとともにホームページ等で市民への広報を図っております。 今後とも動向に注意し対応してまいります。後ほど、全員協議会で説明を申し上げます。 以上をもちまして、報告を終わらせていただきます。議員の皆様方におかれましては、今後とも御指導、御協力をいただきますようお願い申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(山影智一)  日程第4、議案並びに報告上程に入ります。 議第1号から議第46号までの46件及び報告第1号、報告第2号の2件、計48件を一括上程いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(奥塚正典)  本日、ここに令和2年第1回定例市議会を開会し、提出いたしました令和元年度各会計別補正予算及び令和2年度当初予算のほか諸議案の御審議をお願いするに先立ち、その概要について御説明申し上げます。 まず、議第1号 令和元年度中津市一般会計第6号補正予算につきましては、2億9,511万円を減額し、補正後の予算総額は427億8,036万4,000円となります。 その主なものといたしましては、歳入では、市税は1億6,060万4,000円の増額となり、地方消費税交付金は1億8,121万5,000円の減額となっております。 歳出につきましては、国の令和元年度第1号補正予算や追加内示に対応し、小中学校の施設整備費を中心に、約5億8,000万円の事業費を令和2年度当初予算から前倒しして実施するための予算を計上したほか、定年前早期退職者の増加に伴う退職手当を計上しております。 そのほかは、事業費の確定や決算見込みによる減額などであります。 繰越明許費につきましては、ファシリティマネジメント推進事業費ほか20件の追加と2件の変更を計上しております。 議第2号 令和元年度中津市国民健康保険事業特別会計第4号補正予算から議第10号 令和元年度中津市下水道事業会計第3号補正予算につきましては、事業費の確定や決算見込みによるものが主な内容であります。 引き続きまして、議第11号 令和2年度中津一般会計予算につきまして、予算編成の基本方針及び施策の概要を御説明申し上げます。 まず、国の令和2年度当初予算案におきましては、高齢化に伴う医療費の増加や幼児教育・保育の無償化等により社会保障費が大きく増加するほか、消費税率引上げと同時に始まったキャッシュレス決済時のポイント還元やマイナンバーカード保有者へのポイント付与制度の開始など、景気の下支え対策を充実させるため、一般会計で102兆6,580億円と過去最大の規模となっています。 歳入では、税収は消費税率引上げの効果もあり、前年度比で1.6パーセント増を確保する見込みとなっており、新規国債発行額は微減となっております。 しかしながら、国と地方を合わせた債務残高がGDPの2倍程度にまで膨らみ、今後も増加が見込まれるなど、国の財政は依然として厳しい状況であり、引き続き、聖域なき徹底した見直しを推進するとともに、地方においても国の取り組みと基調を合わせて進めるとしております。 本市におきましては、税収において法人税率の引き下げによる大幅な減収が懸念されましたが、近年の企業立地件数に見られるような活発な経済活動等の影響もあり、前年度比で0.5パーセントの減に抑えることができました。 地方交付税は合併特例措置が終了し、一本算定となりましたが、幼児教育・保育の無償化に係る経費の算入や、地方法人課税の偏在是正措置による財源を活用した新たな事業費の創設などにより、前年度比3.0パーセントの増となりました。 このほか、消費税率引上げによる地方消費税交付金の大幅な増額などもあり、一般財源総額は前年度を上回る額を確保できました。 しかしながら、自主財源比率はおよそ34パーセントであり、依然として国に依存した財政体質であることや少子高齢化による社会保障費の増加、施設の老朽化対策など歳出面での増加が見込まれることから、今後も国の動向を注視するとともに、さらに健全な財政運営に留意していく必要があります。 このような中、2020年度中津市政推進の基本指針においては、これまで進めてきた暮らし満足向上のための施策が、住民にとって身近で効果が実感できるものとなり、また、中津市が圏域の拠点として人や企業を引きつける「磁力」を持ったまちとなるような視点を織り込んだほか、施策の推進にあたっては現場主義に立った上で、困難な課題を克服していく政策志向の組織体制を構築していくことも踏まえ、令和初となる当初予算編成にあたりました。 以上のような考えでまとめた令和2年度一般会計当初予算の規模は、対前年度比で1.2パーセント減の415億5,635万3,000円となりました。さきに述べました令和元年度第6号補正予算における前倒し額を合わせると約421億円となり、実質的には前年度当初予算を上回る規模となっております。 以下、予算案について概要を御説明申し上げます。 まず、歳入予算の市税及び地方交付税につきましては、先ほど申しましたとおり、市税では対前年度比で0.5パーセントの減、地方交付税では3.0パーセントの増を見込んでおります。 起債の発行額につきましては、対前年度比6.9パーセントの減となり、借入金の着実な償還と併せ、令和2年度末起債残高は減少する見込みです。 次に、歳出につきましては、「なかつ安心・元気・未来プラン2017」の施策の大綱となる「安心づくり」「元気づくり」「未来づくり」の三つの柱に沿った新規・拡充施策を中心に御説明申し上げます。 一つ目の柱、「安心づくり」です。 まず、「災害に強いまち・災害に強い地域づくり」についてです。 近年、全国的に自然災害が多発し、かつ大規模化しております。こうした被害から市民の生命を守るとともに、財産や公共施設等の被害を最小限に抑え、迅速な復旧復興を図るため、国土強靭化地域計画の策定を行います。また、避難所の機能強化として、パーテーションやアルミ製ベッド、宗教に配慮した備蓄非常食の配備を行います。 このほか、重点的に取り組んできました情報伝達手段の多重化に関しましては、ウエブ版ハザードマップの多言語化に加え、防災情報をLINEで配信するシステムを整備するなど、さらに充実させてまいります。 次に、「中津市版地域包括ケアシステムの構築」についてであります。 高齢者が可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしが続けられる仕組みを、あらゆる主体と連携しながら構築していきます。 主な施策としましては、地域住民が行う生活支援や介護予防サービスの充実を図るため、組織づくりを支援するコーディネーターの配置を拡充するほか、在宅医療や介護に関わるさまざまな職種の方々が高齢者の心身の状況をICTを活用して共有することができるシステムの試験運用を行います。 次に、「データに基づく健康づくり」についてであります。 中津市は県内でもがん検診などの受診率が低い状況が続いています。こうした状況を改善するため、休日健診の拡大や問診票の事前送付、対象者の特性に応じた勧奨など、あらゆる手段を使って市民の健康に関する意識を高めてまいります。 次に、「みんなが子育てしたくなるまちづくり」についてであります。 中津市は、これまでも子どもの発達段階に応じたきめ細かな支援策を充実させてまいりましたが、2020年も子育て世帯をより一層応援していくための施策パッケージとして「子育て2020(フレーフレー)プロジェクト」と銘打って展開してまいります。 まず、出産前においては、初めて子どもを持つ夫婦を対象とした「ママパパクラス」の開催回数を増やし、初めての出産に対する不安感を解消します。 また、出産後においては、日々の子育てに不安や負担を抱える母親の心理的な支援や育児指導を行う「産後ケア事業」を新たに始めます。 就学児童に係る支援としましては、大分県中津総合庁舎の一部を借り、長期休業期間や放課後の児童の居場所づくりを充実させます。 屋外の遊び場の整備につきましては、現在、ダイハツ九州スポーツパーク大貞に設置した、主に6歳から12歳を対象とした複合遊具が大変好評をいただいており、今度は主に3歳から6歳を対象とした複合遊具や高齢者を対象としたストレッチ運動ができる健康器具などを米山公園に整備します。 このほか、子育てと仕事の両立支援として、「子の看護休暇制度」を導入した中小企業に対する支援金の給付制度を新設します。 今後も子育て世帯のニーズに応じたきめ細かなサービスを充実させ、みんなが子育てしたくなるまちづくりを進めてまいります。 次に、「誰もが生き生きと暮らせるまちづくり」についてです。 障がいのある方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けていくための取り組みとして、手話や要約筆記などの講習会を開催し、ボランティア育成に努めていますが、障がいに関する理解をより市民に深めるため、新たに事業所向けの手話教室を開催いたします。 また、特別な支援を要する子どもを受け入れている保育所等に対する給付費について、給付額の増額や補助要件の緩和を行います。 高齢者の生きがいづくりにつきましては、現在市内全域で41団体が活動しています「元気!いきいき☆週一体操について、新たな活動団体の立ち上げを進めるとともに、活動中の団体についても講師派遣回数を増やすなど、活動の継続を支援していきます。 次に、「安心でつなぐ地域づくり」についてであります。 人口減少により従来からの活動に支障が生じている地域において、自主性を損なわずさまざまな地域活動が継続できるよう支援するため、田舎困りごとサポーターを配置しておりますが、引き続き、各支所3名体制を維持し、中山間地域の不安感の低減に努めます。 また、今まで支援の対象となりにくかった「引きこもり」の問題について、引きこもりによる生活困窮者に対する相談対応やサロン活動を行い、早期の自立を図るための事業に取り組みます。 次に、「地域の拠点施設確保」についてであります。 旧下毛地域の公共施設について、地域の拠点として防災機能や地域コミュニティの維持活性化に必要な機能を維持しつつ、「公共施設管理プラン」の方針に沿って整備してまいります。 令和2年度は、三光公民館を福祉保健センターと複合化して整備するほか、西谷地区公民館については、避難所や地域交流の場としての機能を確保しつつ、適正規模で整備を行っていきます。 続きまして、二つ目の柱、「元気づくり」についてであります。 まず、「中小企業の人材確保と振興」、「若者や女性が働きたいまち」についてであります。 中小企業の人材不足解消及び技術力向上に対する支援に加え、外国人就労者の雇用環境の整備や地域との共生を推進します。 主な施策としましては、引き続き、有資格の求職者と企業のマッチングを図る人材バンクの運営、勤労者資格取得支援、女性起業家を支援する交流会や創業者の創出、支援情報の提供を目的としたセミナーを開催いたします。 また、近年増加している外国人就労者に関する支援として、就労者に対する日本語講座に加え、受け入れ事業所に対する外国語講座をそれぞれ開催し、地域との共生を推進します。 このほか、企業のニーズを把握するためのアンケート調査を予定しており、調査結果を今後の施策展開に生かしてまいります。 次に、「企業立地の促進と生産性向上への支援」についてであります。 人口減少の抑制や若者の雇用の確保、地域経済の活性化に大きく貢献する企業立地について、近年好調な投資が続いております。この影響が製造業以外にも波及しており、市民が熱望していた映画館がいよいよ3月オープンいたします。こうした都市としての魅力を高める施設の整備については、企業立地と同様の効果をもたらすことから、市としても支援を行います。 次に、「農林水産業における担い手育成と収益性向上」についてであります。 中津市では農・林・水・畜産業がそれぞれ営まれており、各産業において担い手の確保や生産性の向上、高付加価値化を進め、持続可能なものとなるよう努めます。 農業においては、労働力不足を補うため、農業未経験者も安心して登録できる人材バンクを創設するほか、収益性の高い野菜を生産するため、水田の畑地化を支援します。 林業においては、森林環境譲与税を活用し、担い手の育成・確保や森林の適正管理にかかる取り組みを充実させます。 水産業においては、水産物の流通体制確保のため、魚市場再開を支援するほか、カキ、アサリ、ハモ等の水産物ブランド化及び販路拡大に努めます。 畜産業においては、家畜伝染病予防のための施設整備費を助成する新たな制度を設けます。 次に、「山国川上下流域を結ぶ観光振興」についてであります。 今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されることから、インバウンド対策として多言語パンフレットや地域通訳案内士など「おもてなし」にかかる事業に取り組みます。 サイクリングロードの活用については、県内他市との広域連携を図るためのマップ作成を行います。 日本遺産の推進につきましては、国庫補助金の対象期間である3年は終了いたしましたが、玖珠町と設置した協議会は存続させ、地域ブランドの確立や日本遺産を活用した地域活動の支援に取り組んでまいります。 ハード事業では、中津日田高規格道路青の洞門・羅漢寺インターの完成に合わせて、道の駅耶馬トピア駐車場の整備を行います。 次に、「定住に向けた移住戦略」についてです。 現在、空き家バンクに登録している住宅の改修費用を助成しておりますが、建て替えの場合も対象とするよう制度を拡充し、定住者の確保に努めます。 次に、「公民連携・政策連携によるにぎわいづくり」についてです。 人口減少と高齢化を踏まえ、中心市街地において公共施設の再配置や民間機能の誘導を図るため、立地適正化計画の策定に着手します。 また、商店街のにぎわいづくり支援としまして、商店街自らが考え、実践する活性化イベントの取り組みを引き続き支援いたします。 次に、「ふれあい親しむ文化・スポーツ環境」についてであります。 一昨年、大分県で開催された国民文化祭のレガシーを継ぐ文化イベントを行います。前回に続き「灯り」をテーマとしたものや、新しくオープンした歴史博物館と連携した企画展、障がい者作品展など、多くの市民が参加できるものとなるよう検討を進めています。 また、スポーツ環境では、東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンとして、オリンピアン等による講演会やスポーツ教室を開催し、市民への機運の醸成を図ります。 最後に、三つ目の柱、「未来づくり」についてであります。 まず、「子どもの可能性を拡げる教育」についてです。 「知・徳・体」のバランスのとれた人材育成を目指す上で、学力向上を優先課題と捉え、対策を進めてまいりましたが、そうした取り組みに加え、教員の働き方改革を一層推進していくため、部活動指導専門員やスクールサポートスタッフの増員を図ります。また、小中学校と幼稚園にタイムレコーダーを設置し、働き方改革をより実効性のあるものにします。 ふるさと学習につきましては、従来行っている「学びんぴっく」や「子どもまちづくりラボ」に加え、新たに小学校3年生から6年生向けの社会科副読本を作成するほか、中学生を対象とした福澤諭吉検定を開始するなど充実させます。 さらに、課外に基礎学力を定着させる学び直しの場として取り組んでいる「学びのススメ土曜塾」について、実施箇所を5カ所から8カ所に拡大し、市内全域から参加しやすい環境を整備します。 次に、「地域で活躍する人材の育成」についてです。 旧下毛地域で唯一の高校であり、常に地域とともに歩んできた中津南高校耶馬溪校を今後も存続させるべく、同校へ通学する際の通学費支援を行います。 また、8月に開設した新中津市学校において、福澤諭吉、小幡篤次郎ゆかりの地として慶應義塾との共同研究を進めていくほか、「学びたい教育のまち中津」の人的・文化的拠点として、市民講座の開催や学習スペースの提供を行います。 次に、「環境共生都市なかつの推進」についてです。 他市と比較して取り組みが遅れているごみの減量化やリサイクルなど環境施策を加速させるため、ごみの分別収集をより細分化していき、8月よりペットボトルの単独回収を始めるほか、市民に対する分別意識醸成のため、市内の各種イベントでの啓発活動を充実させます。 また、稼動後20年を経過したクリーンプラザについて、設備の劣化に伴い低下した処理能力の回復と延命化を図るため、今後3年間をかけて長寿命化事業を行います。 次に、「命を守りくらしを支える交通網の整備」についてです。 道路は、市民生活や経済活動に欠かせない重要なインフラであり、市の将来計画や地元要望を踏まえ、計画的に整備を行っているところです。中でも通学児童の安全確保は重要であり、関係機関と協議を行い、危険度の高い場所から順次整備を行ってまいります。 次に、「公共交通対策の新たな枠組みの検討」についてです。 現在、民間路線バスが撤退した路線を中心に、市民ニーズを踏まえたコミュニティバスの運行を行っております。令和2年度は、豊前・中津線において新たに定住自立圏形成協定を締結した吉富町を経由するよう路線変更を行うほか、本耶馬渓町の西谷と東谷を結ぶコースでの試験運行を行います。 最後に、「中心市街地における「学び」と「交流」を生むまちづくり」についてです。 中津城周辺エリアにおいて、「村上記念童心館」、「新中津市学校」、「中津市歴史博物館」を開設し、既存の施設も合わせ、充実した文教エリアが形成されました。各施設の特徴を生かし、幅広い年代、さまざまな分野での学びや活動の機会創出と、そこに人が集い、交流が生まれることによる活気あるまちづくりを公民連携で推進してまいります。 債務負担行為につきましては、議会だより印刷業務ほか8件を計上しています。 引き続きまして、各特別会計の予算について御説明申し上げます。 議第12号 令和2年度中津国民健康保険事業特別会計予算から議第22号 令和2年度中津下水道事業会計予算につきましては、それぞれの事業の動向を見込んだ所要経費などを予算措置しております。 次に、予算外議案のうち、主なものについて、その概要を御説明申し上げます。 議第27号 中津市執行機関附属機関の設置等に関する条例の一部改正につきましては、中津市国土強靭化地域計画の策定にあたり、中津市国土強靭化地域計画有識者会議を設置し、もって学識経験者等から幅広く意見を聴取するため条例を改正するものです。 議第29号 中津市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正につきましては、民法の一部改正に伴い、市営住宅に係る手続等の見直しを行い、もって入居者の負担軽減及び市営住宅の安定した管理運用を図るため、条例を改正するものです。 議第32号 中津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、国が定める基準の改正に伴う放課後児童支援員の資格認定実施者の拡大並びに当市の事業における設備、職員及び児童数の基準に係る経過措置の延長により待機児童の解消を図るため、条例を改正するものです。 このほかにも、市条例の一部改正案などを提出していますので、それぞれにつきましては、御審議いただく折に詳しく御説明申し上げます。 議員各位におかれましては、何とぞ慎重に御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げて、提案理由の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(山影智一)  以上で、市長の提案理由の説明が終わりました。 次に、ただいま上程いたしました各議案について、詳細な説明を求めます。 財政課長。 ◎財政課長(小川泰且)  それでは、すみません、座ったままで説明させていただきます。 私のほうからは、予算関係議案につきまして、お手元に配付しています資料1に沿って説明をさせていただきます。 まず、議第1号 令和元年度中津一般会計補正予算(第6号)の予算規模についてですが、今回の補正額は2億9,511万円の減額補正となっており、補正後の予算額は427億8,036万4,000円となります。当初予算との伸び率では1.74パーセントの増、対現計予算額とでは0.69パーセントの減となっております。 続きまして、2、歳入の概要につきましては、まず、1款 市税につきましては、決算見込みにより、市民税及び固定資産税の増額補正となっております。 6款 地方消費税交付税のおもな減額理由につきましては、本来11月末までに国に納付された地方消費税は、本年度の3月に市に交付されることになりますが、本年度は11月末日が土曜日であったため、納付期限が12月にずれ込み、そのため市に交付されるのが令和2年度になることによるものでございます。 10款 地方特例交付金の減額の理由は、幼児教育、保育の無償化に伴う県と市の負担分の合計額を子ども子育て支援臨時交付金で予算計上しておりましたが、県の負担分につきましては県補助金となるため減額の補正となっております。 そのほか歳入及び歳出につきましては、事業費の確定や決算見込みによる補正内容となっておりますが、15款 国庫支出金は国の令和元年度第1号補正予算や追加内示による前倒し事業の予算措置により増額補正となっております。 3ページをお願いいたします。 下の表になりますが、3月補正の主要事業をまとめております。ナンバー1から次の4ページのナンバー5の事業につきましては、それぞれ実績見込み等により増額補正となっております。 ナンバー6の担い手確保・経営強化支援事業から最後のナンバー14、中学校トイレ改修事業が国の補正予算第1号及び追加内示に対応した前倒しとなるもので、前倒し事業費の合計額は5億8,764万7,000円となります。 次に、3月補正予算の特別会計の状況となります。 実績見込み等により減額の補正が主な内容となっておりますが、5ページの議第4号 令和元年度中津介護保険事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、保険給付費の増により増額補正となっております。 6ページをお願いいたします。 議第6号 令和元年度中津ケーブルネットワーク事業特別会計補正予算(第3号)は、伝送路引き込み及び移設工事の増額による補正となっております。 議第7号 令和元年度中津病院事業会計補正予算(第2号)から8ページの議第10号中津市下水道事業会計補正予算(第3号)は、公営企業会計の補正予算となっております。補正の内容としましては、実績見込み等によるものでございます。 同じく8ページの議第11号が令和2年度中津一般会計予算となります。 令和2年度当初予算額は415億5,635万3,000円となり、先ほど申しました令和元年度3月補正予算に前倒しした事業もあり、対前年度当初予算比で1.17パーセントの減となっております。 その下9ページは、歳入及び歳出をそれぞれ前年と比較した表となります。 主な増減要因につきまして説明させていただきますが、まず、歳入の1款 市税につきましては、法人市民税法人税割の一部が国税に振りかえられることにより0.5パーセントの減を見込んで予算計上しております。なお、この国税に振りかえた分は全額地方交付税の原資となります。 2款 地方譲与税の増につきましては、森林環境譲与税が自治体配分の総額倍増により約4,000万円の増を計上していることによるものでございます。 6款 法人事業税交付金は、1款の市税で説明しました法人市民税法人税割の一部が国税に振りかわったことにより、市税の減収分の補填措置として法人事業税の一部が県から市に交付されるものでございます。 7款 地方消費税交付金は、昨年の10月の消費税率引上げの影響及び3月補正で説明いたしました令和元年度の納付月のずれにより増額の予算計上といたしております。 9款 自動車税環境性能割交付金は、22款 市債の下にあります自動車取得税交付金の原資となり、自動車取得税が昨年10月の消費税引上げに併せて廃止され、新たに環境性能割が創設されたことにより、今回12カ月分を計上しているため増額となっております。 10款 地方特例交付金は、昨年の消費税率引上げに合わせて幼児教育・保育の無償化が始まり、令和元年度においてはその地方負担分は子ども子育て支援臨時交付金で措置されていましたが、令和2年度よりその無償化に係る費用は基準財政需要額に算入され、地方交付税で措置されるようになるため減額となっております。 11款 地方交付税は、令和2年度の地方財政対策の伸び率等を勘案して予算措置をしております。 13款 分担金及び負担金、14款 使用料及び手数料につきましては、幼児教育・保育の無償化が昨年10月から始まったことにより、私立保育所個人負担金及び市立保育所保育料の減によるものでございます。 19款 繰入金の減は、財政調整基金及び退職手当基金からの繰入金の減によるものでございます。なお、当初予算編成時の財政調整基金残高につきましては、標準財政規模の約10パーセントの25億円を維持している状況であります。 21款 諸収入の減は、令和元年度当初予算では、中津市駐車場事業特別会計の一般会計移行に伴う中津市市営駐車場基金条例の廃止により、駐車場基金を一般会計で受け入れる予算措置をしていたため、対前年度比較で減となっております。 22款 市債につきましては、6.9パーセントの減となっており、借入金が償還元金を上回らないプライマリーバランスを保った予算措置となっております。 次に、歳出につきましては、まず、2款 総務費につきましては、令和元年度当初予算では駐車場基金を原資に積み立てる公共施設等整備基金積立金や統一地方選挙等の執行に伴う経費を予算措置していましたので、対前年度比較で減となっております。 4款 衛生費は、主にごみ処理施設クリーンプラザの長寿命化に係る施設整備事業費の増により増となっております。 6款 農林水産業費は、森林環境譲与税を活用しての担い手の確保、育成や森林作業道整備事業補助金、また水産物の流通体制確保のため、魚市場再開支援の補助金等により増となっております。 11款 災害復旧費は、昨年8月豪雨で被災した山国支所管内の市平川ほか、3河川の災害復旧工事を予算措置しております。 12款 公債費につきましては、借入金の着実な償還が進み、3.3パーセントの減となっております。 10ページをお願いいたします。 自主財源と依存財源の令和元年度との比較となります。 自主財源比率が下がっていますが、これは先ほど歳入で説明した内容と重なりますが、主に財政調整基金及び退職手当基金からの繰入金の減と幼児教育・保育の無償化により自主財源となる私立保育所個人負担金や市立保育所保育料の減によるものでございます。 その下、11ページは、歳出の性質別経費の令和元年度と比較した表となります。 まず、人件費につきましては、4月より新たな任用形態である会計年度任用職員制度へ移行することによって費用の増となるものの、定年退職者数の減や新陳代謝により伸び率はマイナス0.1パーセントとなっております。 扶助費につきましては、認定こども園や幼稚園等に対する施設運営費の増や障がいのある方の生活上、または療養上の介護支援等を行う障害福祉サービス等給付費の増等により2.5パーセント増となっております。 公債費につきましては、着実な償還が進み3.3パーセント減となり、義務的経費では0.3パーセント増に抑えられました。 消費的経費のうち補助費等につきましては、近年好調が続いている企業立地に対する助成金の増や来月オープンする映画館の施設整備に対する補助金等により2.0パーセントの増となっております。 次に、投資的経費の普通建設事業費につきましては、3月補正のところで説明しましたが、国の令和元年度第1号補正予算及び国庫補助金の追加内示により、令和元年度予算へ前倒し事業の予算措置をしていることから13.4パーセントの減となっております。 そのほかの積立金は、公共施設等整備基金への積立金の減が主な理由となります。 繰出金につきましては、介護保険事業特別会計繰出金の増により増となっております。 12ページをお願いいたします。 12ページから令和2年度の主要事業を掲載しております。主に新規事業につきまして説明させていただきます。 6番、防災管理事業の避難所に新たに宗教により摂取することができない食材に配慮した副食の備蓄やパーテーション等を整備し、避難所の機能充実を図ります。 その下、13ページ、16番、都市計画総務事業は、持続可能な都市構造の構築を図るため、立地適正化計画の策定に向けた都市計画道路の見直しやまちづくりの方針の検討等を行います。 15ページをお願いいたします。 31番、地域振興対策事業は、耶馬溪町平田町集落のコミュニティを維持していくために、みそ加工場備品の整備等に対し補助するものでございます。 その下、32番は、令和2年度にコアやまくにのほか、やすらぎの郷、これらの運動場等を一括して新たな指定管理者に委託をし、各施設の利用者数の増を図っていきます。 17ページをお願いいたします。 47番、社会福祉総務事業はひきこもり状態にある方やその家族に対し、総合相談窓口の設置やサロン等の居場所づくりを行い、社会とのつながりを支援します。 18ページをお願いいたします。 53番、地域福祉活動推進事業は、成年後見制度利用促進基本計画の策定に向けて委員会を開催し、中核機関を立ち上げるための講習会等を実施していきます。 21ページをお願いいたします。 78番、障害者福祉一般事業は、東京2020パラリンピック開催にあたり、市民の関心・理解を深め、大会の機運を高めるため、障がい者による採火イベントを開催いたします。 83番、生活保護総務事業は、被保護者の方に対し、栄養士や保健師により健康管理指導等を行うことにより、医療扶助の適正化を図ります。 22ページをお願いいたします。 87番、児童福祉総務事業は、スマートフォンの普及に伴い、ICTを活用した新たな子育て支援策として子育て支援アプリを導入し、子育て世代が安心して出産、子育てができる環境づくりを進めます。 その下、88番は、子育てと仕事の両立を支援するため、市内の中小事業への子の看護休暇制度の導入支援を始めます。 93番、放課後児童健全育成事業は、現在使用されていない大分県中津総合庁舎附属棟を借りて、新たな放課後児童クラブの開設や近年急増するニーズに応じ、夏季休業期間限定の児童クラブを実施いたします。 28ページをお願いいたします。 141番、保健衛生総務事業は、平成28年度に策定した食育推進計画の中間年にあたる令和3年度の中間評価に向けて、食育に関する意識や食行動の実態を把握するためアンケートを実施いたします。 30ページをお願いいたします。 161番、戸籍住民基本台帳事業は、10年ごとに見直しをしています中央町及び沖代町の住居表示台帳の更新と電子化に伴う事業となっております。 その下、31ページ、171番、リサイクル推進事業は、各種イベント来場者の環境意識の向上を図るために、ごみを分別して回収するエコステーションの貸し出しを行います。 32ページをお願いいたします。 184番、商業振興事業は、来月オープンする映画館は都市としての魅力を高める施設整備であり、企業立地と同様の効果をもたらすことから助成を行うものでございます。 34ページをお願いいたします。 202番、集落営農構造改革対策事業は、農業における労働力不足を補うため、農業公社やまくにが運営主体となり、農業未経験者の方々にも農業サポーターへ登録していただき、農家からの幅広い採用ニーズに応えられる体制を目指していきます。 203番、水田畑地化露地野菜産地形成促進事業は、水田の畑地化を進め、生産性と収益の向上を目指すため、機械化、大規模生産可能な露地野菜への転換に必要な生産費を支援いたします。 36ページをお願いいたします。 214番、水産業振興事業は、水産物の流通体制確保のために12月に再開した魚市場に対して助成を行うものでございます。 その下、37ページ、217番、浄化槽推進事業は、水質保全対策として下水道事業の認可区域の見直しにより、区域外となる地域で浄化槽を設置している方に維持費を補助するものでございます。 218番、河川管理事業は、河川台帳を整備し、河川の長寿命化修繕計画を作成していきます。 39ページをお願いいたします。 237番、教育振興事業は、校外活動に係るバス借り上げ料を予算化し、児童数によらず一定の参加費を保護者から徴収し、保護者負担の軽減を図ります。 40ページをお願いいたします。 249番、小学校・中学校・幼稚園管理事業は、教職員の働き方改革推進のため、教職員の時間外勤務状況を客観的にデータで把握するためタイムレコーダーを設置します。 43ページをお願いいたします。 272番、青少年事業は、子どもたちがふるさと中津への興味や関心を深めるため、社会科副読本ふるさと学習教材(仮称)を作成し、また、なかつ学びんぴっくの公式ガイドブックと併用していきます。 その下、273番の青少年事業は、福澤諭吉に対する興味、関心を高めるため、中学生向けの福澤諭吉検定公式ガイドブック(仮称)を作成し、市内中学1年生に配付します。また、福澤諭吉検定を実施し、これまで以上にふるさとの偉人としての親しみや誇りを持つ心を育みます。 44ページをお願いします。 280番、芸術費は、平成30年に開催された国民文化祭のレガシーを継承し、芸術文化に触れることができるアートイベントの開催やライトミュージアム等を開催する予定でございます。 46ページをお願いいたします。 294番、教育振興事業は、中津南高校耶馬溪校は旧下毛地域の唯一の高校で、地域にとっても大切な学校であります。近年、生徒数が定員を下回ったり、この状況が続けば存続が危惧されることから、通学費の一部の補助を始めます。 その下、47ページ、297番、議会運営事業は市議会のICT化により、議員に常時インターネット通信が可能なタブレット型端末を貸与することにより、議会運営の効率化、関連資料のペーパーレス化、議会活動の高度化等が図られます。 299番、常備消防施設整備事業は、音声によらない緊急システムを導入し、音声による119番通報が困難な聴覚・言語機能障がいのある方が消防本部への通報を円滑に行えるシステムを整備します。 以上が、ソフト事業の主なものでございます。 続きまして、48ページをお願いいたします。 普通建設事業の一覧表となります。 普通建設事業は、令和2年度も引き続き、道路・農道整備や学校、公民館、市営住宅及び一般廃棄物処理場の老朽化対策、公園、観光施設の施設整備事業、そして防災対策事業に取り組んでいきます。事業名、または備考欄に施設名称や工事の路線名、施行場所、事業内容等を記載しておりますので、後ほど御一読ください。 63ページをお願いいたします。 地方債の内訳となります。 左の列の起債名の下に括弧書きで起債充当率と交付税算入率を記載しており、右の列には主な事業名を記載しておりますので、こちらにつきましても後ほど御一読ください。 64ページから、各特別会計の前年度対比の表となります。66ページまで続きますが、67ページに一覧表にしていますので、こちらで主な増減理由を説明させていただきます。 まず、国民健康保険事業特別会計事業勘定の歳入の国民健康保険税は、被保険者数の減により減額となっており、県支出金の減額は、歳出の保険給付費の減に伴うものでございます。 直診勘定につきましては、診療収入の減に伴い、医薬品衛生材料費が減となっており、施設整備費の増は、山移診療所の電子内視鏡整備によるものでございます。 農業集落排水事業は、主に公債費の減により対前年度比較で減額となっております。 介護保険事業特別会計の保険事業勘定は、歳入は低所得者の負担軽減強化により介護保険料の減で、歳出の介護予防生活支援サービスの事業費の減は、主に認定の区分変更に伴う保険給付への移行によるものでございます。 介護サービス事業勘定につきましては、やすらぎ荘の老朽化に伴う空調、給湯設備の改修による増となっております。 小規模集落排水事業特別会計及びサイクリングターミナル事業特別会計につきましては、ほぼ前年度と同額の予算となっております。 後期高齢者医療特別会計につきましては、自己負担率の保険料の増による広域連合納付金の増となっております。 ケーブルネットワーク事業特別会計は、ケーブルネットワーク等の設備更新により、対前年度比で大きな伸びになっております。 68ページをお願いいたします。 最後に、公営企業会計の予算となります。 大きく増減があるところを説明させていただきますが、議第19号 令和2年度中津病院事業会計予算の資本的支出の減は、令和元年度当初予算では職員駐車場の整備に要する経費を計上していたことによるものでございます。 その下、69ページ、議第21号 令和2年度中津水道事業会計予算は、資本的支出の建設改良費の増額に伴い、企業債の借り入れ及び工事負担金の増となっております。 議第22号 令和2年度中津下水道事業会計予算は、管きょ及び処理場の更新事業の増額により、企業債借入額及び国庫補助金の増となっております。 以上で、私のほうからの予算関係議案の説明を終わらせていただきます。 ○議長(山影智一)  総務部総務課長。 ◎総務部総務課長(黒永俊弘)  それでは、引き続きまして、私のほうから資料2について御説明を申し上げます。 最初に、議第23号 行政組織の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてですが、これは、組織改編による課名等の変更に伴い関係規定を整理するため、条例を改正するものです。 次に、議第24号 情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてですが、これは、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律、いわゆるデジタル手続法等の一部を改正する法律の施行に伴い、住民票の除票の写し等を交付する制度が明確化したことによる当該交付に係る手数料の設定、その他関係条例の整備を行うため、条例を制定するものです。 次に、議第25号 中津市職員の服務の宣誓に関する条例及び議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてですが、これは、会計年度任用職員について、その服務の宣誓及び給料を支給されるフルタイム会計年度任用職員の公務災害補償に係る平均給与額について、これを補償基礎額として定めるため条例を一部改正するものです。 次に、議第26号 中津市条例の廃止に関する条例の一部改正についてですが、これは、地方公務員法等の一部改正に伴い、地区自治委員の任用形態が変更となることから、中津市地区自治委員設置条例を廃止し、規則を新たに制定するため、条例を一部改正するものです。 2ページをお願いいたします。 次に、議第27号 中津市執行機関附属機関の設置等に関する条例の一部改正についてですが、これは、中津市国土強靭化地域計画の策定にあたり、中津市国土強靭化地域計画有識者会議を設置し、もって学識経験者等から幅広く意見を聴取するため、条例を一部改正するものです。 次に、議第28号 中津市家畜診療所使用料及び手数料条例の一部改正についてですが、これは、農業保険法の一部改正による家畜共済制度の見直しに伴い、使用料について改めるため、条例を一部改正するものです。 次に、議第29号 中津市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正についてですが、これは、民法の一部改正に伴い、市営住宅に係る手続等の見直しを行い、もって入居者の負担軽減及び市営住宅の安定した管理運用を図るため、条例を一部改正するものです。 次に、議第30号 中津市手数料条例の一部改正についてですが、これは、建築物のエネルギー消費性能基準等を定める省令の一部改正に伴い、審査を行う手数料を改めるため、条例を一部改正するものです。 次に、議第31号 中津文化会館条例の一部改正についてですが、これは、中津文化会館の大ホール用プロジェクター及び2階各部屋の冷暖房の使用料について規定し、並びに準用条項の見直しをするため、条例を一部改正するものです。 3ページをお願いいたします。 次に、議第32号 中津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてですが、これは、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の改正に伴う認定資格実施者の拡大並びに待機児童の解消に向けた放課後児童健全育成事業における設備、職員及び児童数の基準に係る経過措置の延長を行うため、条例を一部改正するものです。 次に、議第33号 公の施設の指定管理者の指定についてですが、これは、中津市営洞門キャンプ場の管理を行わせる指定管理者を指定したいので、議決を求めるものです。 次に、報告第1号 令和2年度中津土地開発公社事業計画及び予算の報告についてですが、これは、令和2年度中津市土地開発公社の事業計画及び予算について報告するものです。 次に、報告第2号 専決処分報告について(和解及び損害賠償の額の決定)ですが、これは、施設管理者としての和解及び損害賠償額の決定をしたことについて、専決処分したので報告するものです。 4ページをお願いいたします。 本日、人事案件13件を提出しております。 議第34号 中津市教育長の任命についてですが、教育長の任期満了に伴う新たな教育長を任命することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条の規定により同意を求めるものです。 議第35号から議第42号につきましては、委員の任期満了に伴う新たな中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について、同意を求めるものです。 5ページをお願いします。 議第43号から議第46号にかけての人権擁護委員候補者の推薦についてですが、これは、委員の任期満了に伴う新たな委員の候補者の推薦について、意見を求めるものです。 以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(山影智一)  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日は、これで散会いたします。 △議事終了 午前11時14分上記、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。 中津市議会議長  山 影 智 一 署 名 議 員  三 上 英 範 署 名 議 員  吉 村 尚 久...