中津市議会 > 2019-11-22 >
11月22日-01号

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  1. 中津市議会 2019-11-22
    11月22日-01号


    取得元: 中津市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 元年12月定例会(第3回)令和元年11月22日 午前10時00分招集出席議員 (23名) 1番 小住利子    2番 恒賀愼太郎    3番 中村詔治    5番 川内八千代 6番 三上英範    7番 松葉民雄     8番 山影智一    9番 本田哲也10番 相良卓紀   11番 木ノ下素信   12番 大内直樹   13番 三重野玉江14番 林秀明    15番 角祥臣     16番 髙野良信   17番 藤野英司18番 中西伸之   19番 吉村尚久    20番 大塚正俊   21番 千木良孝之22番 須賀要子   23番 古江信一    24番 草野修一欠席議員 (1名) 4番 荒木ひろ子地方自治法第121条による出席者(24名)市長         奥塚正典     副市長          前田良猛教育長        粟田英代     病院・診療所事業管理者  横田昌樹参与         滝口定義     三光支所長        今津時昭本耶馬渓支所長    枌第五郎     耶馬溪支所長       井手上謙一山国支所長      吉岡尚登     総務部長         泉清彦企画観光部長     松尾邦洋     福祉部長         吉富浩生活保健部長     岡川政孝     商工農林水産部長     廣津健一建設部長       林克也      上下水道部長       榊原竹義消防本部消防長    磯野宏実     市民病院事務部長     秋吉勝治会計管理者      矢野目義則    教育委員会教育次長    大下洋志秘書広報課長     勝見明洋     総務部総務課長      黒永俊弘財政課長       小川泰且     総合政策課長       松垣勇出席した議会事務局職員(3名)局長         濱田秀喜     次長           神礼次郎議事係主幹(総括)  上野竜一議事日程 本会議   第1.会議録署名議員の指名    (5番 川内 八千代、20番 大塚 正俊) 第2.会期の決定(議事日程) 第3.諸報告    ア.議長報告    イ.市長行政報告 第4.議第65号 令和元年度中津一般会計補正予算(第4号)    議第66号 令和元年度中津国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)    議第67号 令和元年度中津介護保険事業特別会計補正予算(第3号)    議第68号 令和元年度中津ケーブルネットワーク事業特別会計補正予算(第2号)    議第69号 令和元年度中津下水道事業会計補正予算(第2号)    議第70号 中津市中小企業振興基本条例の制定について    議第71号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係条例の整備に関する条例の制定について    議第72号 中津市一般職の非常勤職員等の任用、勤務条件等に関する条例の全部改正について    議第73号 中津市上下水道事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について    議第74号 中津市病院・診療所事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について    議第75号 中津市漁港管理条例の一部改正について    議第76号 中津市水道事業給水条例の一部改正について    議第77号 中津市条例の廃止に関する条例の一部改正について    議第78号 中津市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について    議第79号 公の施設の指定管理者の指定について(南部まちなみ交流館)    議第80号 公の施設の指定管理者の指定について(なかつ情報プラザ)    議第81号 公の施設の指定管理者の指定について(中津市耶馬トピア施設)    議第82号 公の施設の指定管理者の指定について(中津市西谷農村公園施設)    議第83号 公の施設の指定管理者の指定について(中津市複合文化施設コアやまくに、中津市やすらぎの郷やまくに、中津市山国若者定住環境整備モデル施設、中津市山国林業者等健康増進センター及び中津市奥耶馬渓憩の森)    議第84号 公の施設の指定管理者の指定について(中津市風の丘葬斎場及び火葬場施設並びに霊柩自動車運送事業)    議第85号 吉富町との間において定住自立圏形成協定を締結することについて    議第86号 工事請負契約の締結について(緑中工第1号 緑ヶ丘中学校管理棟増築工事)    議第87号 中津市公平委員会委員の選任について    以上、23件一括上程~提案理由説明本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ─────────────────────────────────────────────── ○議長(山影智一)  これより、令和元年第3回中津市議会定例会を開会いたします。午前10時00分 本日の会議を開きます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、中津市議会会議規則第124条の規定により、議長において、川内八千代君及び大塚正俊君を指名いたします。 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から12月20日までの29日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認め、会期は29日間と決定いたしました。 なお、会期中の議事日程については、お手元に配付しています案のとおり、いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認め、会期中の議事日程については、配付案のとおり決定いたしました。 △(別紙) 議事日程┌───────────────────────────────────────────────┐│会議月日   曜 開議時刻     会議に付する事件及び順序                 │├───────────────────────────────────────────────┤│11月22日 金 午前10時00分 本会議   1.会議録署名議員の指名           ││                        2.会期の決定(議事日程)          ││                        3.諸報告                  ││                        4.議案上程提案理由説明          │├───────────────────────────────────────────────┤│11月23日 土 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│11月24日 日 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│11月25日 月                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│11月26日 火                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│11月27日 水                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│11月28日 木                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│11月29日 金                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│11月30日 土 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│12月 1日 日 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│12月 2日 月 午前10時00分 本会議   1.代表質問                 │├───────────────────────────────────────────────┤│12月 3日 火 午前10時00分 本会議   1.一般質問                 │├───────────────────────────────────────────────┤│12月 4日 水 午前10時00分 本会議   1.一般質問                 │├───────────────────────────────────────────────┤│12月 5日 木 午前10時00分 本会議   1.一般質問                 │├───────────────────────────────────────────────┤│12月 6日 金                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│12月 7日 土 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│12月 8日 日 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│12月 9日 月                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│12月10日 火                   (考    案    日)       │├───────────────────────────────────────────────┤│12月11日 水 午前10時00分 本会議   1.上程議案に対する質疑           ││                        2.上程議案委員会付託           ││                        3.議第71号について委員会付託省略~討論  ││                          ~採決                  ││                        4.中津市選挙管理委員及び補充員の選挙    │├───────────────────────────────────────────────┤│12月12日 木 午前10時00分 常任委員会    (厚生環境)              │├───────────────────────────────────────────────┤│12月13日 金 午前10時00分 常任委員会    (総務企画消防)            │├───────────────────────────────────────────────┤│12月14日 土 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│12月15日 日 (休  会)                                │├───────────────────────────────────────────────┤│12月16日 月          常任委員会    (教育産業建設)            │├───────────────────────────────────────────────┤│12月17日 火 午前10時00分 本会議   1.自由討議                 │├───────────────────────────────────────────────┤│12月18日 水                   (事  務   整   理  日)   │├───────────────────────────────────────────────┤│12月19日 木                                       │├───────────────────────────────────────────────┤│12月20日 金 午前10時00分 本会議   1.委員長報告                ││                        2.委員長報告に対する質疑          ││                        3.討論                   ││                        4.採決                   ││                        5.議第87号について委員会付託省略~採決  ││                        6.追加議案上程提案理由説明~質疑~委員会 ││                          付託省略~討論~採決委員会付託省略~討論~││                          採決                   │└───────────────────────────────────────────────┘ ○議長(山影智一)  日程第3、諸報告に入ります。 まず、議長より報告いたします。 監査委員から地方自治法第199条第9項及び第235条の2第3項の規定による報告がありましたので、その件名の一覧表をお手元に配付しています。 原本は事務局に保管していますので、御了承願います。 次に、市長より報告をお願いいたします。 市長。 ◎市長(奥塚正典)  皆さん、おはようございます。 令和元年第3回定例市議会の開会にあたりまして、行政報告を行います前に、今後の市政運営についての私の考え方について、その概略を御説明いたします。 このたび、2期目の市政運営を担わせていただくことになりました。今回の市長選挙は無投票でありました。それだけに、責任の重さに改めて身の引き締まる思いであります。 それゆえ、2期目は、より一層現場へ赴き、市民の声を聞き、現場をしっかりと見て、政策に反映させる「現場主義」をさらに徹底し、市民の心を「心」とした市政運営と施策を行ってまいります。そうすることで、全体をふかんしつつ細やかな視点を持って、市民が暮らしの中で施策の効果を実感できる市政を推進してまいります。 さて、1期4年間は、「みんなでつくる暮らし満足No.1」を目標に掲げ、安心・元気・未来・連携の四つの柱で市政を進めてまいりました。2期目につきましても、この基本的な考え方に立って、未来へ向けて市政を推進いたします。 一方で、近年頻発する大規模災害への備え、人口減少高齢化の進展、特に中山間地域をはじめとする高齢化が顕著な地域においては、人口減少も加速し、コミュニティの維持に不安の声が聞かれるようになりました。また、若年女性の市外への転出超過中心市街地活性化など、この4年間で新たに浮き彫りになった課題・継続した対策が必要な課題があります。 これらの課題の解決には、行政だけではなく、市民一人ひとりの力、民間事業者の力、大学や報道機関などの力に加え、中津の自然や歴史など、ありとあらゆる中津の力・魅力・強みを総結集して取り組んでいかなければなりません。 そして、こうした取り組みを市民の皆様に丁寧に御説明し、また市内外に発信することで、「住みたい・帰りたい・行ってみたいまち」と思っていただける中津市にしていきたいと思っております。 さまざまな課題が山積しておりますが、ふるさと中津の創生に向けて、市民の先頭に立って取り組んでまいりますので、議員の皆様方におかれましては、何とぞ御協力くださいますようお願い申し上げます。 それでは、諸般の行政報告等を申し上げます。 最初に、国土強靭化地域計画についてであります。 先月の台風19号を初め、最近の大雨などにより、全国各地で大きな被害が生じています。亡くなられた方々に哀悼の意を表しますとともに、御遺族や被災された方々に心からお見舞い申し上げます。 近年、日本各地でさまざまな災害が起き、また南海トラフを震源とする巨大地震などの大規模地震の発生が予想されるなど、災害の備えが喫緊の課題となっております。こうした状況に鑑み、あらゆるリスクを想定した対策を盛り込む国土強靭化地域計画の策定に着手いたしました。令和2年度中に策定をいたします。 今後とも、大規模自然災害から住民の生命・財産を守り、地域社会への致命的な被害を回避するとともに、迅速な復旧・復興を可能とする、強く、しなやかな地域づくりにまい進してまいります。 次に、九州周防灘地域定住自立圏についてであります。 10月31日に圏域の首長が集まり、懇談会を開催いたしました。吉富町の定住自立圏への参加に向けた取り組みの報告と、来年4月からの次期共生ビジョンの概要や圏域での取り組み等について意見交換を行いました。今後も、この定住自立圏結びつきを維持し、積極的に連携して、中心市として圏域全体の発展に努めてまいります。 次に、中津市歴史博物館を初めとする拠点施設取り組みについてです。 11月1日、中津市歴史博物館、愛称「なかはく」がオープンしました。「なかはく」は、「中津市の貴重な文化財を収集・研究・保存・活用し未来へ継承する拠点」、「歴史と観光を結ぶ拠点」、「市民が集い、学び、交流し、活躍する文化の発信拠点」として活用してまいります。 そうした中、同月13日には、国文学研究資料館のロバート・キャンベル館長が来館され、全国の自治体としては中津市がはじめてとなる「新日本古典籍総合データベース構築協力に関する覚書」を締結しました。国文学研究資料館は、各地の重要な古典籍をインターネット上に公開する取り組みを行っており、この覚書の締結により、中津市の貴重な資料が国内外に広く公開されることになりました。 また、4月にオープンした村上記念童心館では、11月3日、高校生が実行委員会を組織し、第1回童心館まつりを開催しました。中高生が躍動感あふれるバンド演奏やダンスを披露し、また中津東高生によるわくわく・どきどきの科学実験コーナーが設けられるなど、童心館ロゴマーク「DO─SHINE」のとおり、中高生が大いに輝きました。 さらに、11月30日には旧下毛地域の児童や保護者利用促進を図るための童心フェスタを、12月8日には子育て中の外国人相互の交流を促進するための「なかつ文化子育てサロン」を開催する予定です。 また、8月に開館した新中津市学校では、慶應義塾福澤研究センター西澤直子教授を講師にお迎えし、10月12日及び11月9日に、慶應義塾との共同研究の一環である市民講座を開催いたしました。立ち見が出るほど多くの市民が受講し、改めて福澤先生や中津市学校の歴史等について学ぶ有意義な機会となりました。 また、福澤先生が1万円札の肖像になって、今年で35周年です。記念事業として、10月12日から12月1日まで、福澤記念館で「福澤諭吉スポーツ」と題した企画展を開催しています。10月20日には、慶應義塾福澤研究センター都倉武之准教授をお迎えし、「福澤諭吉の『帝室論』」と題した講演会を開催いたしました。 今後も、「なかはく」をはじめ、村上記念童心館、新中津市学校など拠点施設を活用した取り組みを進めるとともに、これらの施設の集積を生かして周辺一帯の施設と連携させ、人を呼び込み、中心市街地にぎわいづくりにもつなげてまいります。 次に、障がい者アート作品展についてであります。昨年の全国障害者芸術・文化祭による障がい者アートの機運の高まりを受け、第1回障がい者アート作品展を10月16日から23日までイオンモール三光で開催いたしました。障がい者アーティストによる個性あふれる絵画や工芸などの作品164点は、多くの来場者の目を楽しませました。 次に、産業振興についてであります。 11月14日、九州市光工業株式会社から、自動車用ランプ成形機等の増設のため、約5,000万円の設備投資と3名の新規雇用を行う予定との報告がありました。今後とも大分県と連携し、積極的な誘致活動を行うとともに、将来を見据えた効果的な企業誘致を推進するため、企業のニーズに対応できる工場用地の確保に努めてまいります。 また、9月14日、道の駅なかつ施設内のJAおおいた直売所レジ通過者が300万人に達しました。今後も多くの皆様に御利用いただける施設となるよう、管理運営を行ってまいります。 また、中津産6次産業商品ブランドである「なかつ6次産業推奨品なかつファイブスターストーリー)」に「YABKEY HONEY SPREAD」と「発酵晩茶」と「おいしいこめみそ」の3商品が追加され、これにより「なかつブランド」の認証は計13事業者、21商品となりました。 11月7日及び8日には、東京日本橋において、物産展「中津市まるっと“味力”をつめこんだけん」を行いました。平日にもかかわらず、6次産業推奨品などの特産品を買い求める多くの来場者でにぎわい、併せて観光や移住施策など中津の魅力を大いにPRしたところであります。 次に、スポーツ振興についてです。 今年も多くのスポーツ選手全国大会出場を果たし、好成績を残しています。中でも、第47回全日本社会人ソフトテニス選手権大会ダブルス男子45歳以上の部で片峰俊和選手篠原和彦選手のペアが優勝し、大会2連覇を果たしました。 また、第65回桂宮杯全日本水上スキー選手権大会でも、オープンクラス山本雄一選手総合優勝・2連覇を達成したほか、東九州龍谷高等学校飛瀬綾音選手が17才以下のクラスで、中津北高等学校黒田弥礼選手が21歳以下のクラスで、それぞれ総合優勝を果たしました。 また、東九州龍谷高等学校女子バレーボール部が、春高バレーでの準優勝に続き第74回国民体育大会においても準優勝をおさめ、その実力の高さを「東龍」の名とともに全国にとどろかせています。 また、10月11日、中津市は共生社会ホストタウンに登録されました。 共生社会ホストタウンとは、パラリンピアンとの交流をきっかけに、共生社会実現のためのユニバーサルデザインまちづくりや、心のバリアフリーに向けた取り組みを実施する自治体のことで、マレーシアのパラバドミントン代表チーム事前キャンプ地受け入れや小学生とのふれあい交流事業などの取り組みが評価されてのことであります。 今後とも、市民がパラリンピアンパラスポーツとの触れ合う機会を設け、障がいやパラスポーツに対する理解・認知の向上を図ってまいります。 さらに、11月10日にはオリンピックデーラン中津大会を開催しました。過去最高となる1,107名の参加があり、オリンピックの基本精神の理解と東京オリンピックへの機運醸成がさらに高まったと感じております。今後ともスポーツの振興に積極的に取り組み、市民の健康増進やスポーツへのふれあいの場の提供に努めてまいります。 次に、観光振興等についてであります。 ラグビーワールドカップ2019では大分で5試合が開催され、中津市内の宿泊施設にも多くの外国人観光客が宿泊しました。市内はもとより、大分、別府、福岡市内のホテルや観光案内所等に英語版の観光パンフレットを設置するとともに、試合開催日には、大分駅南口駅前広場のファンゾーン付近において、試合を観戦に来られた外国人観光客へ英語版パンフレットを配布するなど、中津観光を大いにPRいたしました。さらに、県内に滞在中の観光客向けに、英語ガイドが添乗する市内観光ツアーを試合日前後に実施し、外国人観光客を中心に参加いただきました。 また、秋の観光シーズンを迎え、三光コスモスまつりや、やまくにかかしワールド、本耶馬渓・耶馬溪の紅葉が多くの観光客の目を楽しませる中、市内各地でもさまざまなイベントが開催されました。 9月14日には、大分県中津土木事務所及び地元観光関係者等の協力のもと、サイクリングイベント「やばけいゆ~らんクイズラリー」を開催しました。県内外から116名の参加者の方々に、耶馬溪サイクリングターミナルから青の洞門公共駐車場を往復する約23キロメートルのサイクリングを、クイズを解きながら楽しんでいただきました。 10月26日には、「ONSENガストロノミー・ウォーキングin三光コスモスまつり」を開催しました。ウオーキングに加えて、からあげやはもカツなど中津の食や飲み物を楽しみ、最後は温泉に入って疲れを癒やすことができるイベントとして、昨年5月の本耶馬渓に続く開催で、大変好評でありました。東は大阪から西は長崎まで118名に参加いただきました。 また、日本遺産「やばけい遊覧」の取り組みでは、10月17日、耶馬溪町平田地区で地元の住民と市外のクリエイターたちが協働して、耶馬溪の魅力を発信するイベント「平田集落パブリックデイ」を開催いたしました。日本遺産を契機とした、住民主導による地域活性化の動きが始まっております。 また、10月22日、コアやまくにに山国町地域婦人団体連合会による「里カフェ」がオープンしました。地元食材を使った定食などで、ふるさと山国の味を提供いたします。 今後とも、中津観光を積極的に発信するとともに、観光を契機とした地域活性化を支援してまいります。 次に、商店街などの中心市街地にぎわいづくりについてであります。 10月27日、新博多町商店街では、今年で10年目となる南部自由市場が開催されました。また、中津市・吉富町・豊前市の3市町の連携イベント「県境をこえて電車でハロウィン」が開催されました。JR中津・吉富・三毛門の三つの駅を巡るスタンプラリーや、駅周辺でのイベントがハロウィンを盛り上げました。中津市では、日の出町商店街で「日之市大作戦」と銘打ったイベントが行われたところです。 11月15日には、中津駅南口のミニ洞門広場で、第10回Loveファンタジア中津のイルミネーション点灯式が行われました。中津商工会議所青年部が地域活性化のため行ってきたこの事業も、冬のイベントとして定着し、鮮やかなイルミネーションを見るため、多くの市民が訪れるようになりました。 今後も、地域住民や団体が主導する中津市街地の活性化取り組みの継続・定着に向けて支援してまいります。 次に、学びたい教育のまちづくりについてであります。 今年度の「ほめあうまち なかつ」推進事業は、中津中学校区で実施しています。9月には、教育スーパーアドバイザーであります菊池省三先生をお招きして、中津中学校での全員参加のモデル授業や職員研修、小楠校区地域福祉ネットワーク等と連携した「共助の意識が高い地域づくり」と題した地域講演会などを開催いたしました。 児童、生徒の学力向上に向けた取り組みといたしましては、10月10日から2日間、緑ヶ丘中学校で、高知県教育委員会スーパーバイザーである西留安雄先生を講師にお迎えして、教師を対象とした全員活躍型授業研究会を開催し、生徒全員が主体的に参加する授業の進め方などを学びました。 また、英語でのコミュニケーションを通して、実践的英語力や異文化の知識を身につけることを目的として、10月26日にはAPU交流会・バスツアーを、11月2日から2泊3日でイングリッシュキャンプインAPUを行いました。 また、10月12日、中津南高校耶馬溪校の体験入学会が行われ、市内の中学3年生62名と保護者約20名が参加をいたしました。同校の特色ある教育活動や進路状況についての説明のほか、授業見学や各コースに分かれて体験授業を行いました。 さらに、11月15日、中津東高等学校で神戸大学の大川剛直教授による「スマート社会の次に来るもの」と題した講義が行われ、スマート農業や、今後のAI技術の発展によってもたらされる社会変化についてお話しいただきました。 今後とも、積極的に学ぶ機会を提供し、子どもたちが自ら学ぶ「学びたい」気持ちを育んでまいります。 次に、高校生による政策提言活動についてです。 10月6日、小幡記念図書館において、中津青年会議所主催の「なかつチャレンジユニバーシティ2019」発信事業が行われ、市内の高校生8チームが政策提言のプレゼンテーションを行いました。多くの市民が参加する中、企業説明会の活性化やプログラミング教育の充実など、中津市の人口増加のためのさまざまな提言がなされました。 市といたしましても、将来の中津市を担う若い人たちの提案を参考に、今後とも、よりよい未来づくりに取り組んでまいります。 最後に、環境共生都市への取り組みについてであります。 マイクロプラスチックの海洋汚染など、ごみ問題が環境へ及ぼす影響は世界規模のものとなっており、私たち一人ひとりが自らの問題として、具体的な取り組みを、着実に行っていく必要があります。 ごみの減量・分別や再資源化などの取り組みをより一層浸透させるため、地域のサロンや自治会、学校、企業などのあらゆる機会・場所を捉えて、ごみ・リサイクルミニ集会を開催しております。今年度は、これまでに136カ所で開催いたしました。 また、こうした中、11月4日、ダイハツ九州スポーツパーク大貞において開催されたアースデイ2019に参加し、環境基本計画や「きれまち隊」のPR、廃油石けんの配布などを通じて、環境保全の取り組みを呼びかけました。 今後とも、ごみの減量・分別・再資源化の取り組みを進めるとともに、ごみ問題と密接な関係にある環境の保全、環境との共生についても取り組んでまいります。以上をもちまして、報告を終わります。 議員の皆様方におかれましては、今後とも御指導御協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(山影智一)  日程第4、議案上程に入ります。 議第65号から議第87号までの23件を一括上程いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(奥塚正典)  本日、ここに令和元年第3回定例市議会を開会し、提出しました諸議案の御審議をお願いするに先立ち、まず予算関係議案の概要について御説明申し上げます。 議第65号 令和元年度中津市一般会計第4号補正予算につきましては、4億4,071万5,000円の増額となり、補正後の予算総額は430億9,105万8,000円となります。 補正予算の主な内容といたしましては、まず災害復旧費についてです。 8月に発生した台風10号及び8月28日の豪雨により、山間部を中心に被害を受けました。土砂撤去等の応急復旧は予備費で対応しており、本補正予算では、本格的な農地・河川及び道路の復旧に係る経費を計上しております。 次に、障がい者の社会参加や福祉の充実に関する経費として、施設入所やヘルパーなどの介護給付、グループホームや就労支援などの訓練等給付、障がい児通所支援など、各種サービスの利用者数増加に伴う予算措置をしております。 次に、若者の定住など、雇用の増大と人口減少の抑制に大きな効果をもたらす企業立地の推進について、好調な立地件数の増加に伴い、企業の設備投資新規雇用者等に対する助成金を増額しております。 そのほか、繰越明許費補正として25件の追加、債務負担行為補正として22件の追加と1件の変更を計上しております。 続きまして、議第66号 令和元年度中津市国民健康保険事業特別会計第2号補正予算から議第69号 令和元年度中津市下水道事業会計第2号補正予算までにつきましては、各特別会計の事務執行に係る諸経費のほか、会計検査院の指摘に基づく下水道整備に係る国庫補助金の返還金を計上しております。 次に、予算外議案のうち主なものについて、その概要を御説明申し上げます。 議第70号 中津市中小企業振興基本条例の制定につきましては、中小企業の振興についての基本理念を定め、地域全体で中小企業の振興に取り組むことにより、中小企業の積極的な事業活動の展開及び持続的な活力の向上を促し、もって市の経済を成長・発展させていくため、条例を制定するものです。 議第85号につきましては、九州周防灘地域定住自立圏に新たに福岡県吉富町が参加することとなったため、同町との間で定住自立圏形成協定を締結するものです。 なお、当日提出議案として、市立緑ヶ丘中学校の新増築に係る工事請負契約の締結、公平委員会委員の選任についての人事案件をそれぞれ提出しております。 このほかにも、市条例の制定案及び一部改正案などを提出しておりますので、それぞれにつきましては、御審議いただく折に詳しく御説明申し上げます。 議員各位におかれましては、何とぞ慎重に御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議長(山影智一)  以上で、市長の提案理由の説明が終わりました。 次に、ただいま上程いたしました各議案について、詳細な説明を求めます。 財政課長。 ◎財政課長(小川泰且)  それでは、座ったままで説明をさせていただきます。 私のほうからは、予算関係議案について、お手元の資料1に沿って説明をさせていただきます。 まず、議第65号 令和元年度中津一般会計補正予算(第4号)の予算規模についてですが、今回の補正額は4億4,071万5,000円となっており、補正後の予算額は430億9,105万8,000円となります。当初予算との伸び率では2.48パーセントの増、現計予算額との伸び率では1.03パーセントの増となっております。 続きまして、2、歳入の概要になりますが、13款 分担金及び負担金の、団体営土地改良事業分担金は三光小袋地区の経営体育成基盤整備事業の分担金で、市町村営急傾斜地崩壊対策事業分担金は山国町中摩地区の事業分担金であります。 15款 国庫支出金の介護給付訓練等給付費負担金及び障害児通所給付費負担金は、居宅介護や障がいのある方の特性に応じた訓練、障がいのある児童の基本的な動作の訓練等の各種サービスの利用者が増加したことによる補正となっております。道路災害復旧費負担金及び河川堤防災害復旧費負担金は、8月の豪雨により被災した道路・河川の災害復旧事業に対する国庫負担金であります。 16款 県支出金につきましては、先ほどの国庫支出金の説明と重なるところは省略させていただきますが、農地及び農業用施設災害復旧費負担金は、台風10号及び8月豪雨による災害復旧工事に対する負担金です。公共建築物等地域材利用促進事業補助金の減は、和田コミュニティーセンター(仮称)建設事業がこの補助金対象事業とならなかったことによる減額となっております。知事県議会議員選挙費委託金の減は、事業費の確定によるものであります。 18款 寄附金は、小学校指定寄附金が2件、中学校指定寄附金が1件で、歳出予算では、それぞれ小学校・中学校の備品等の購入の予算を措置しております。 19款 繰入金は、財源調整のための財政調整基金繰入金です。 21款 諸収入、全国市有物件災害共済金につきましては、昨年の西谷温泉かやぶき棟焼失による共済金であります。地域海洋センター修繕助成金及び建物総合損害共済保険金収入につきましては、耶馬溪B&G海洋センタープールの天井修繕に対するものであります。 22款 市債につきましては、和田コミュニティーセンター(仮称)建設事業債は、16款 県支出金で説明しました補助対象事業とならなかったことによる財源振替のため起債の増となっております。中津市総合体育館整備事業債は、ダイハツ九州アリーナの空調改修工事に対するものであります。河川堤防災害復旧事業は、山国支所管内の河川4カ所の災害復旧事業となります。 2ページをお願いいたします。 3、歳出の概要になりますが、3ページからの4、事業概要一覧表のほうで説明をさせていただきます。 1番、防災設備管理事業につきましては、蛎瀬地区のMCA無線スピーカーの修繕に要する費用であります。 2番、介護給付・訓練等給付事業から7番、企業立地促進事業につきましては、それぞれ各種サービスの利用者数の増や健診受診者数及び免許証の自主返納申請者数の増、また4月以降に立地表明があった企業の設備投資額等に対する助成額の増をそれぞれ予算措置をしております。 8番、移住・定住支援事業は、今回、中小企業対策として、大分県が指定する中小企業への就職等の要件を満たす移住者に対して、県の補助制度を活用した新たな支援事業であります。 9番、ハザードマップ作成委託料は、新たな警戒区域の指定による事業費の変更に伴う増及び国庫補助金の対象になったことによるものであります。 10番、小学校管理事業は、指定寄附金の充当事業です。 4ページをお願いいたします。 11番、中学校管理事業につきましても、指定寄附金の充当事業となっております。 12番、耶馬溪体育施設整備事業は、耶馬溪B&G海洋センタープールの天井の修繕であります。 13番、14番は、4月に執行された選挙で事業費の確定によるものであります。 5ページをお願いいたします。 普通建設事業につきましては、歳入の説明と重複する事業が多いので、事業内容等記載しておりますので後ほど御一読ください。 次に、災害復旧事業につきましては、農地及び農業用施設災害復旧事業は、耶馬溪支所管内の山移及び津民地区の災害復旧工事となっております。道路災害復旧事業は、本耶馬渓支所管内の曽木地区の災害復旧工事であります。河川堤防災害復旧事業は、山国支所管内の吉野地区ほか3地区の災害復旧事業であります。 6ページをお願いいたします。 特別会計の補正予算となりますが、議第66号 令和元年度中津国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、社会保障・税番号制度システム整備等に伴うシステム改修委託料で、歳入歳出、同額を予算措置しております。 議第67号 令和元年度中津介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、主に配食サービスの利用者数増による「食」の自立支援事業委託料の補正であります。 議第68号 令和元年度中津ケーブルネットワーク事業特別会計補正予算(第2号)は、伝送路引き込み及び移設工事を予算計上しております。 最後に、議第69号 令和元年度中津下水道事業会計補正予算(第2号)は、下水道整備事業において、水道管を移設する工事の一部で過大に国庫補助金の交付を受けていると会計検査院の指摘を受け、国庫補助金を返還する予算を措置しております。以上で、私のほうからの説明を終わらせていただきます。 ○議長(山影智一)  総務部総務課長。 ◎総務部総務課長(黒永俊弘)  それでは、引き続きまして、私のほうから資料2について御説明申し上げます。 最初に、議第70号 中津市中小企業振興基本条例の制定についてですが、これは、中小企業の振興についての基本理念を定め、市全体で中小企業の振興に取り組むことにより、中小企業の積極的な事業活動の展開及び持続的な活力の向上を促し、もって市の経済を成長・発展させていくため、条例を制定するものです。 次に、議第71号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係条例の整備に関する条例の制定についてですが、これは、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の制定に伴い、関係条例の整備及び成年被後見人等の欠格条項の見直しを行うため、条例を制定するものです。 次に、議第72号 中津市一般職の非常勤職員等の任用、勤務条件等に関する条例の全部改正についてですが、これは、地方公務員法等の一部改正に伴い、令和2年度から施行される会計年度任用職員の報酬等に関し必要な事項を定めるとともに、関係条例の整備を行うため、条例を全部改正するものです。 なお、全部改正に伴い、職名が条例から削除されるものがありますが、これは職の範囲の厳格化に伴うもので、来年度からは基本的に指針として報償費や委託料で予算計上をしていくことになります。 次に、議第73号 中津市上下水道事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、及び、2ページになりますが議第74号 中津市病院・診療所事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてですが、これも、地方公務員法等の一部改正に伴い、会計年度任用職員に関し必要な事項を定める必要があるため、条例を一部改正するものです。 次に、議第75号 中津市漁港管理条例の一部改正についてですが、これは、国土交通省及び水産庁が策定したプレジャーボートの適正管理及び利用環境改善のための総合的対策に関する推進計画に基づき、大分県が令和元年8月に大分県漁港管理条例を改正したことに伴い、市管理漁港の使用料を併せて見直すことにより、放置艇の減少を図り、もって適切な利用及び管理を推進するため、条例を一部改正するものです。 次に、議第76号 中津市水道事業給水条例の一部改正についてですが、これは、水道法の一部改正に伴い、指定給水装置工事事業者について5年ごとの更新制度が導入されたことから、更新手数料を新たに設定し、及び手数料の名称を見直しするため、条例を一部改正するものです。 次に、議第77号 中津市条例の廃止に関する条例の一部改正についてですが、これは、昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除に関して定められた条例が初期の目的を達成したことに伴い、条例を一部改正するものです。 次に、議第78号 中津市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてですが、これは、内閣府令の原稿誤りにより、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準が修正され、所要の改正が必要となったため、条例を一部改正するものです。 次に、議第79号から3ページの議第84号までの6件につきましては、公の施設の指定管理者の指定についてです。 初めに、議第79号は、南部まちなみ交流館の管理を行わせる指定管理者を指定したいので、議決を求めるものです。 以下、13ページの議第80号は、中津市情報プラザについてです。 議第81号は、中津市耶馬トピア施設についてです。 議第82号は、中津市西谷農村公園施設についてです。 議第83号は、中津市複合文化施設コアやまくに、中津市やすらぎの郷やまくに、中津市山国若者定住環境整備モデル施設(コロナ運動場)、中津市山国林業者等健康増進センター(コロナ体育館)及び中津市奥耶馬溪憩の森についてです。 議第84号は、中津市風の丘葬斎場及び火葬場施設並び霊柩自動車運送事業についてです。 次に、議第85号 吉富町との間における定住自立圏形成に関する協定の締結についてですが、これは、中津市及び吉富町との間において定住自立圏形成協定を締結することについて議決を求めるものです。 また、本日、契約案件及び人事案件を提出しております。 議第86号 工事請負契約の締結について、緑ヶ丘中学校新増築工事ですが、これは、市立緑ヶ丘中学校管理棟増築工事の請負契約締結について議決を求めるものです。 議第87号 中津市公平委員会委員の選任についてですが、これは、委員の任期満了に伴う新たな委員の選任について同意を求めるものです。以上です。 よろしくお願いいたします。 ○議長(山影智一)  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日は、これで散会いたします。 △議事終了 午前10時44分上記、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。 中津市議会議長  山 影 智 一 署 名 議 員  川 内 八千代 署 名 議 員  大 塚 正 俊...