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07月03日-07号

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  1. 中津市議会 2019-07-03
    07月03日-07号


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    最終取得日: 2023-04-03
    令和  元年 6月定例会(第1回)令和元年7月3日 午前10時00分招集出席議員 (24名) 1番 小 住 利 子   2番 恒 賀 愼太郎   3番 中 村 詔 治   4番 荒 木 ひろ子 5番 川 内 八千代   6番 三 上 英 範   7番 松 葉 民 雄   8番 山 影 智 一 9番 本 田 哲 也  10番 相 良 卓 紀  11番 木ノ下 素 信  12番 大 内 直 樹13番 三重野 玉 江  14番 林   秀 明  15番 角   祥 臣  16番 髙 野 良 信17番 藤 野 英 司  18番 中 西 伸 之  19番 吉 村 尚 久  20番 大 塚 正 俊21番 千木良 孝 之  22番 須 賀 要 子  23番 古 江 信 一  24番 草 野 修 一欠席議員 (なし)出席した議会事務局職員(3名)局長        濱田秀喜     次長          神礼次郎議事係主幹(総括) 上野竜一議事日程 第1.自由討議       (補足説明者)     (議題)    16番 髙野 良信   1.市民の政治参加意識高揚について     ①なぜ投票率が低下するのか     ②投票率を上げるための対策  12番 大内 直樹   2.通学路安全確保について     ①各地域の危険個所の把握と具体的な対策について本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ─────────────────────────────────────────────── ○議長(山影智一)  ただいまより、第1回中津市議会定例会を再開し、本日の会議を開きます。午前10時00分 日程第1、自由討議を行います。 議員間討議の議題は、お手元にお配りのとおりです。 1項目、50分以内で行います。 自由討議は、一般質問議案質疑とは違い、一問一答方式ではなく、フリートーキングで、議長はコーディネーター役を務めますので、傍聴の方も御理解いただきますようお願いいたします。 なお、全ての議員が発言できるよう、補足説明は5分程度、1当たりの発言につきましても、3分以内でお願いいたします。 項目1、市民の政治参加意識高揚について、を議題といたします。 項目1を提案された髙野良信君から、補足説明を求めます。 髙野良信君、お願いします。 ◎16番(髙野良信)  皆さん、おはようございます。会派、前進の髙野です。どうぞよろしくお願いします。 本日の自由討議の1番目の議題でございます。市民の政治参加意識高揚について、補足説明させていただきます。 まず今回のテーマを、自由討議として選定いただきましたことを、お礼申し上げたいと思います。 本年4月に行われました全国の市、区、議員選挙平均投票率は45.1パーセントで、前回の47.6パーセントより2.5ポイント下回っています。この投票率は、統一地方選挙が始まった昭和22年以降、最も低い投票率となりました。 また県内6市議会議員選挙でも、無投票の津久見市を除き、2.68パーセントから11.5パーセントを下回り、各市とも過去最低の投票率を記録しています。 中津市では、投票率は57.82パーセントと、前回の投票率61.43パーセントを3.61ポイント下回りました。 今定例会一般質問でも、木ノ下議員須賀議員から選挙に関する質問があり、執行部からの答弁がありましたが、投票率を上げるためには、市民、特に若い世代に市政や議会に関心を持ってもらうことが重要だと思います。 本日、資料として、1ページ目に投票率の推移と18歳、19歳の投票状況、2ページ、3ページに今年4月の市議会議員投票結果の集計表を配付させていただきました。 市民の政治参加意識の高揚につながる対策として、今、何が必要なのか、議員皆さんから積極的な提案をお願いして、補足説明とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(山影智一)  ただいまの提案について、意見はありませんか。 提案会派の前進のほうから、どなたか補足的な御説明、御意見があれば。 林議員。 ◎14番(林秀明)  どうもありがとうございます。投票は、民主主義健康度を図る指標とされていると私は思っています。 今回の市議選でも、いろんな若手の候補者が出て、私はプラス4パーセントの65パーセントまではいくのではないかなと思っていましたが、逆に三、四パーセント減ということで、何でかなという思いでいっぱいでした。やはり選挙に行かないのは、政治に関心が湧かないから、政治に関心がないのは投票に行かないからと、いろんな意味合いがなされています。 私は、今、各行政の中で、選挙に関してイベントみたいなことをしたらどうかということが流行っていると聞いています。一つは提案なのですけれど、選挙割、選挙に行くと投票済みの証書をいただいて、提携のお店等に割引がきくとか、粗品をもらえるとか、要は投票に行くことによって、市民の方が何らかのプラスで、それが地域活性化にもつなげるといったもの。そして子どもを連れて行くとガラポン抽選会をしてくれるとか、投票所に行くことによって、何かわくわくしたものをいただけるとかがどうも流行っているみたいです。いろんなサービスを併用しながら、投票に行かせるチャンスを与えるという意味合いから、もう一つは北部校区に限っていうと、投票に行くと何か暗いイメージがあるということで、ぜひ投票所の雰囲気を変えていただきたいというのは、例えば北部の公民館に行けば、あの辺では祇園がありますので、祇園の法被を飾って、地域性を盛り上げて投票所に足を運ばせるとか、いろんな意味合い地域性がもう少し出れば投票に行ってもらえるのではないかなと考えています。以上です。 ○議長(山影智一)  ありがとうございます。そのほかにございませんか。 藤野議員。 ◎17番(藤野英司)  どうしても街中のほうが少ないと、農村地帯のほうが若干多いと。資料の2ページ目、旧市内側を見ると、60パーセントを超しているのが南部、三保校区というようなことで、例えば三保校区のことで言いますと、私が最初、市会議員に立候補したときは85パーセントでした。それから16年間で20パーセントも投票率が下がっていると。16年間で、年配の方は当然かなり亡くなっています。有権者数もある程度減っているのですけれど、新興住宅また若いが家を建てて世帯数は増えているのですけれどね、投票率が下がっている。若いがどうやったら投票所に行くかという対策として、いろいろ考えるべきではないかなと。 その前に18歳、19歳の資料が出ていますけれど、高校卒業して社会になったり進学した場合、地元に住民票を置いたままの場合が、かなりのウエイトがあろうかと思います。だからそういう4年制大学ですと22歳までですね、4年間。そういった分の若手のたちがふるさとに投票権があって、投票できない生活をしているところをいろんな方法でクリアする対策とか、それから投票率としてはそういう地元に住民票を置いて、出て行っているの分をちゃんと差し引きすれば、投票率は、そこの例えばこれでいうと、18歳、19歳、二十何パーセントですけれど、実際に中津市で生活しているたちだけの投票率でいくと、もっと上にいくのではないかなとは思うのですけれど、現状だと不在者投票で郵便で投票できるような手続やら何やらをしないと、確かできないことになっているのかと思いますけれど、何かそこの対策ですね。特に二十歳前後は別にして、若いたちは、できるできないは別ですけれど、コンビニ投票ができるとか、日々の生活の中で支所や本庁に行って期日前投票できるだけではなくて、もっとスーパーとかコンビニとかで、投票ができるようなシステムを考えると投票率は上がるのではなかろうかなと思います。 あと政治的な面での若いに興味がないというのは、自分らを含めて地方議員国会議員全て議員のやはりある程度責任というか、そういったことも常日頃から考えなければならないのではなかろうかなという具合に思います。以上です。 ○議長(山影智一)  ありがとうございました。 古江議員。 ◎23番(古江信一)  投票率の低下はいろんな要素があると思うのですが、一番根本は、国の選挙制度、特に国の選挙制度がもう非常に複雑になったなと。今回の参議院の選挙見ていてもね、比例区があったり、衆議院などでも復活当選があったりと、やはり有権者が非常に選挙自体がわかりにくくなってきた、これがもともとの根本に一つあるのかなというふうに思います。 それと地元で考えたときに、高齢者福祉施設が、大変、今、有料老人ホームを含めて多いのですが、そういったところにも常時入居されている高齢者の方あたりが、その投票に行く交通手段がなかなか確保できないという部分も、どんどん高齢者が増えてきた中で大きく影響しているのかなと。施設の中で、投票できる箇所がどうしても限られていますので、そういったところを今後どういうふうに対策をしていくかということを一つやはり考えていかないといけないと思います。 それと今、藤野議員からその三保校区投票率のことがありましたが、中津はいつも和田校区投票率がいつもトップで一番高かったのですが、今回たまたま和田校区から候補者がいなかったということがあって、市内で今度4番目まで落ちています。逆に南部校区は校区に関係する議員の方、新任の方も含めて、複数おられたということの中で、投票率が非常に他の校区と比べて上がっている。 これを見ると、やはりたくさんの方がまず立候補をする、市政に参画をしてくれるという意識を持っていただく活動を、議会としてもやっていく必要があるのかなと。やはり候補者が出れば、それなりに投票率が上がる。全国的にやはり選挙に立候補する方が本当に減って、定数割れするような地域も出てきている。やはりいかに、特に若い方を中心に政治にどんどん参画をする。 私も議員になって市政に関わってみようという思いを持ってもらえるような活動を、議会としても、今後やっていかないといけないのかなと。それも一つは選挙公営、今回、初めて中津で行いましたが、こういったこともさらに徹底をして、出やすい環境づくりもやっていかないといけないのではないかなというふうに思います。 それと、議員一人ひとりの自覚としてよく目に付くのが、屋外広告物の違反の問題ですね。個人の政治看板であったり、政党の主義主張であったりを、例えばガードレールとか、電柱とか、ああいったところに、これもはっきり違反というのは議員本人はわかっているはずなのですが、そういうことをこのくらいはわからないだろうというような意識の中で、軽い気持ちで現在もそういうことが行われている。そういう一つひとつを、議員が小さいことを1個1個やはり自覚をしながら、変えていくことも必要ではないかなと思います。以上です。 ○議長(山影智一)  大塚議員。 ◎20番(大塚正俊)  なぜ、投票率が低下するのかというところの議論に参加したいと思うのですが、平成17年に合併をして、その当時の議員数は77名でした。その当時の旧中津市の議員が30名でした。当然、議員の数が減る、当然立候補者も減るわけですから、おのずと投票率が下がって当たり前ですから、そういった市町村合併になって以降、議員定数の減少に伴って、投票率が低下すると、もうこれは当たり前のことなので、それをどう食いとめるかというのは今日の議論だと思うのですけれど、一つの大きな要因というのはやはり議員の数が減ってきたということは、確実な原因だろうというふうに思っています。 そうしたときに、今回の選挙24名でした。要は1が抱える有権者の数が非常に増えてきていますから、ではその一当たり有権者の数に見合うだけの活動が、果たしてできているのかというところにつながってくるのかな。当然1の人間ですから限界がありますけれども、そういった意味では、議員を減らしてきたのは私たちの議決で減らしてきたわけですから、その辺のところはやはり1でも多くの市民の皆さん方を巻き込んで、いろんな施策討議をするだとか、要望、意見を聞いていくという、議員が汗をかかなければ仕方がないのかなと考えています。 ○議長(山影智一)  そのほかにはございませんか。 荒木議員。 ◎4番(荒木ひろ子)  私も長い間こういう仕事をさせていただいていますけれども、私はいつも思うことは、小学生中学生高校生の間にそういう政治と生活が密着しているというふうなことを学ぶ機会というのが非常に少ないと思うのですね。政治的な発言というのをすると、非常にこう異端視されるというか、議論も交し合うということもなく、政治の話をすれば何かちょっと注意を受けるような、何かそういう機運が公教育というか、そういう中で行われてきたことが、今、政治離れを私は起こしている一つの要因ではないかと思ってきました。 私はこれから私たちがどうすればいいかということでは、一つはそういう公教育の現場に出て行って、そしてこういう政治、議会とそれから生活が非常に密着しているということを感じてもらうと。そして、その一人ひとりの意見で決まっていくのだということを知ってもらうという努力を私たちがする。今回そういうことを私も考えてみました。私が1そういうところに出て行ってもなかなか受け入れてもらえるわけではありませんので、ぜひ議会として、そういうことを考えることもあっていいのではないかと思います。 それから、若い方々の投票なのですけれど、私の息子たち大学生時代は中津市に住所を置いていても、手続をすれば非常にちょっと煩雑なのですけれども、その大学に行っている先の選挙管理委員会で、中津市の投票ができるとなっていたのですが、最近はそれができないと。選管に聞きましたら、住所を変更しなさいというふうになっているそうです。だから長い間ここに1年間住んでいなくて、住所があってもここで投票はできませんよということを言われましたので、そういうところをその方々が住所を移してしまうと、国民健康保険とかの制度とかそういうのにも影響するので、またそういうところもちょっと配慮できるような、そういうことを考えていけばいいのではないかと思います。 ○議長(山影智一)  吉村議員。 ◎19番(吉村尚久)  少し参加させてもらいたいと思いますけれど、実は今回の統一地方選県議選市議選あったわけですけれども、私の知り合いの20歳代の方々が数名、県議選市議選の区別もついていないというような状況があって、改めて驚かされたのですけれど、現実、そういう若い世代の方々がいるということが現実としてあるということ。 そういう中で、私たちが投票率の低下の中で、投票に行こうというような、取り組みがどんなことができるのかということがあるのですけれども、今、荒木議員が言われた部分に少し重ねていえば、最近よく言われる主権者教育と言われるものがありますけれども、そもそも主権者教育というのは、ただ単純に投票に行こうということを目指している教育では当然ないわけで、やはり国のあり方とか地方のあり方だとか、こういうものは自分たちで決める権利があるのだと。だから、その能力を身に付けていこうということが、主権者教育の目的、目標なのだろうと思うのですけれども、では具体的にどんな形でできるのか、公教育の場でできるのかというと、自分の少し経験からいってもあれなのですけれど、例えば社会科の授業の中でとかいうことでは地域の学習をしたりします。地域のこの中津の学習をしたりする。この中津の中の学習をする中で、そこにどんな課題があるのかと。特に子どもたちでいえば商業施設の問題だとか、学校の内部の問題だとかいうようなことは課題意識を少し持っていたり、こんなふうになったらいいなということを考えていたりするわけで、そういうことを中心にしながら、この地域にどんな課題があるか、そのために解決するためにはどうしたらいいのかというようなことを、教室の中で、または先ほど荒木議員言われたように、議員がそこに出前授業的に出かけて行って子どもたちと一緒に話をしていくという。それを少しずつ解決に向けてというようなことの道筋ができていけば、自分たちの生活とそしてこの政治というものが、市政というものが結びついているのだということを実感、少しずつできるのではないかなと。そういう積み重ねが、特に中学生高校生の間にしていく中で、自分たちまちづくり自分たちでやっていこうというような意識の向上につながるのではないかなと思うのですね。 そういう意味で、県議会では出前授業的なことを中学校などに行ってやっていたりしますし、そういう分を市議会としても、中学校や高校というようなことできたらいいなというふうに思いますし、よく模擬投票をやってみたらというような取り組みをしているようなところもあるようですけれども、いずれにしても投票率を上げる、ありきではなくて自分たちの市政がどうなのかとか、自分たちがどう中高生、若い世代に投げかけができるのかというところを、議員としてもっと模索していくべきなのかなとは思っています。以上です。 ○議長(山影智一)  そのほかございませんか。 草野議員。 ◎24番(草野修一)  私もちょっと参加させていただきますけれども、やはり、今、投票率が落ちている。投票に行けないがかなりいるという、先ほど古江会長から話がありましたけれども、現実的にはそういう面がかなり出ています。 今度の市会議員選挙でも、山国町に限っていえば、山国町は投票に行かない若いというのは、ごくわずかです。第一が若いがもういないからですね。やはり高齢者投票率が落ちていると。山国町の当日の有効有権者数が2,028で、投票数が1,541487の方が投票に行けなかったと。この中に自分の意志で行かないというもかなりいると思いますけれど、現実的に行けないというがかなりいたと思います。体の問題とか、そういった部分で行けないが出てきたと思うのですけれど、その後、いろんな話で聞くところで、やはりもう若いの話では選挙に行くのが面倒くさいと、投票日が日曜日なので、天気がよかったら日曜日はどこか遊びに行ったほうがいいと、そういうような話もありました。それから、もう少し投票しやすくなれば投票する意思はあるのですけれど、そんなふうで面倒くさいから行かないという声がありました。 それと、ネット投票になれば投票するよという話もありました。これはそのネット投票する部分では、いろいろ問題があるのですぐにできることではないと思うのですけれど、今、いろんな形でそういった分野のあれが進んでいますので、そういうふうなことも考えていく必要があるのではないかなと思います。 それと、ちょっと逆の考え方でいえば、選択権のために選挙制度があるのですから、投票に行かなかったは、投票に行った白紙委任をしたというふうに考えてもいいのではないかなと私は思います。現実に、ここに24議員がいますけれども、五十何パーセントの投票率の中で、ここで議員としているわけで、投票しなかったがお前やめろとか何とか言うような、この議員にはばつを付けますとかいうようなことではないので、議員としては全員の方に信任を受けてこの席にいると考えてもいいのではないかなと思っています。実際に投票権を剥奪されたとかいうことではなくて、投票に行かないは、もう投票に行った白紙委任をしたと考えたら、あんまり投票率をあれこれ言わなくてもいいのではないかなとも思います。これ一つの考え方だなというふうに思っていますけれど、だからそれでは議員としては投票率が上がって、100パーセントに近い投票率の中で議員になるというのが理想なのですけれど、現実的には難しいので……。 実際は議員の側から投票率を上げていくというのを、本当に考える必要があるのかなと私は思います。その考えなくていいということではありませんけれども、何らかの形でやっていく。だから、やはり組織票を見たらそんなに投票率は落ちていない。長い議員でも、ほとんど選挙のたびにそんなに得票数は変わらないで、ずっと何期も上がってきている方もいます。だからそういった部分では、やはり投票するしないというのがその個人の問題なので、投票率を上げるためにはその個人の資質を上げていく。議員の資質ももちろんですけれど、有権者考え方も変えていく必要があるのではないかなと思います。 第一は投票の方法を、何かもう少し投票しやすいような形に変えていく必要があるのではないかなと思います。ちょっとまとまらなかったのですけれど、そういう意見です。 ○議長(山影智一)  木ノ下議員。 ◎11番(木ノ下素信)  私も参加させていただきたいと思います。 投票率が低下するのかというところで、私が少し思うところに選挙運動取り締まりといいますか、そういうところが影響していることもないのかなと感じるところがあります。公務員等、違反になりますよみたいなことを徹底する中で、それが運動自体を規制といいますか注意する部分はいいのですけれども、そういうことが投票に影響する。もう選挙から遠ざかろう、有権者として遠ざかろうみたいなことに捉えられているような部分もあるのかなと。公務員だけではなくて、選挙取り締まりの部分で取り組みというか、そういうものが有権者を離している部分があるのかなと感じています。これは私がちょっと感じているところでありますので、皆さんがどうかというのは別にして、そういうことも影響しているのかなと思っています。 それと上げるためには、政治、議員だけではなくて、議会として執行部といろんなやりとりをして、いろんなことが形になっていく、さっきも出ていましたけれど、生活と政治がいかに密着してあるか、そういうところを行政も政治のほうも一緒になって皆さんに表していくとか、そういうことも必要ではないかなと思っています。 ○議長(山影智一)  川内議員
    ◎5番(川内八千代)  私、一般質問で、投票所の主に改善などについて質問しました。それは実際に若いたちが投票に参加する意思はあっても、今の中津市内ですと小学校区で分かれているというような感じになっていまして、その小学校区の校区割がちょっと周辺部ではあいまいになっているようなこともありまして、投票所になじみがないとか、どう行ったらいいかわからないとか、そういうこともありますし、障がいを持っている方とか高齢の方々が、なかなか投票所に行きづらいということもありますので、そこは改善してもらいたいと。そういうことは物理的に対応すれば改善できるかと思うのです。だけど、根本的に投票率のこととかを考えたら、先ほど荒木議員から出ましたけれども、やはり今の若い、小学生とか中学生に限らず、大体40代ぐらいの方々も投票に行かないというが結構いるのですよね。そういうことを考えるとやはり政治的な参加といいますかね、一番根本は1の声から政治が変わるということを、みんなが自覚していくということが一番大事ではないかなということを思いますので、そういう機会がつくられるように私たちも努力しなければいけないし、先ほども出ましたけれども、公職選挙法のあれしてはいけない、これしてはいけないという、そのべからず集みたいな公職選挙法ももっと変えて、外国の選挙を見たら、本当に個別訪問とかやることが選挙ということですので、そういうことをちょっと変えていくというふうに考えなければいけないのではないかなということを思います。 そういうことで考えると、私たち議員に限らず、社会全体でそういうふうに変えていくということを取り組まなければいけないのではないかなということを思います。 ○議長(山影智一)  須賀議員。 ◎22番(須賀要子)  私は今回、一般質問でも投票について質問させていただきましたが、今、皆さんのお話をずっと聞いて本当にまさにその通りだなと思うことばかりなのに、実際打ち合わせなどをしていくところで、できないことのほうが多く言われてきました、執行部のほうから。やはりもう行き着くところまできているのかなという気持ちがあります。やはり私も初めて当選させていただいて、その前までは一般市民として選挙などに関わってきましたが、やはり知っている方がいるからこそ選挙に行ったとか、だからこの定数が減ってきたこともそうですし、教育に関してもそうですし、先ほど林議員が言ったように、選挙をもうちょっと楽しいものにしていくべきだということもそうだなと思います。民主主義教育が進んでいるコスタリカなどでは、選挙がお祭りのようにあったりします。やはりそういったことも含めて、何で高齢者の方が選挙に行けないあの悔しさというかそういうのを思うと、バスを出してみたらいいのにとか思うのにそれができない。なにかそういうできないことばかりを言っていること自体に、この選挙投票率の低下も含め、あるのではないかなと思っています。なので私はとにかくやってみたらいいのにというほうが先にあります。駄目だったら、またそれを改善すればいいとも思ったりします。以上です。 ○議長(山影智一)  三上議員。 ◎6番(三上英範)  私も参加させていただきたいと思うのですけれども、ちょっと私、視点を変えて、なぜ投票率が少ないかというのは、一番少ないのはやはり国政選挙なのですね。ある意味ではその政治というのでは、国政選挙が一番重要なのに投票率が少ないというのはなぜかというと、やはり国民の思いと現実の政治の乖離というか、そういうのがずっと続いてきた。とりわけ小選挙区制導入後、そういう状況が続いてきている。 それともう一つは、やはり世間がいわゆる自己責任論ということがいろんな若いたちの考え方になって、そういう政治でどうするというよりも、自己責任の。そういうものがこの政治から離れていく根底的な原因ではないかと思います。だから、そういう根本的なところを変えていかない限り、一人ひとりの市民の声がしっかりと市政に反映するようになるというようなことがわかっていけば、市議会議員選挙にしろ投票率が上がってくると思うのです。 今度の参議院選挙が明日告示されるのですけれども、なお下がるのではないかと思うのですけれども、僕はそういうところからその投票率をどう上げていくか、先ほど大塚議員が定数の問題で言われたのですけれども、本当に市民の多様な意見をしっかりと反映するような、政治のシステムというのをつくっていかない限り、僕はこの投票率というのは上がらないだろうというふうに思います。そういう問題意識でいるということを発言したいと思います。以上です。 ○議長(山影智一)  大内議員。 ◎12番(大内直樹)  僕も参加させていただきたいと思います。 先ほどから皆様言われているように、やはりできることとできないことというものがあるのではないかなと思います。できないことをずっと考えていくよりは、我々自身でどこまでできるのかというところを探りながらやっていく必要があるのではないかなと思っています。 僕も一応、若手ということで、やらせていただいていまして、僕にも小学校5年生の子どもがいますけれども、やはりそういった子どもたちが家に遊びに来たときなどは、やはり興味持っているのですね。「議員さんって何やっているの」とか「どういった仕事しているの」「議会というのはどういうところなの」小学生でもこういった疑問を持って、興味を持って聞いてくると。中学生高校生、なんなら僕の周り、僕40代ですけれども、20代、30代、40代の方とよく話す機会がありますけれども、やはり同じようなことを聞くのですね。「何やっているの」「どういう仕事しているの」興味は持っているのですね。でもなかなかその情報が追いついていないというところも、一つ問題があるのかなと思っています。 先ほどからいろいろ言われていますけれども、学校でのそういった教育というのも必要になってくると思いますし、我々自身が出前という形でもそういった学生たちに、政治家そして議員、市政とはどういうものかということを伝える機会というのをどんどんつくっていくべきだなと思います。そしてまた我々自身が、しっかりと議員としての仕事というものを情報発信していくことも必要だと思いますし、また行政側も情報公開というか、しっかりとその辺を提供する機会をつくっていくということも必要なのではないかなと思います。なかなか紙媒体が主力の時代ではもうないと思っています。情報化社会だと思っていますので、そういったところにも手を付けていきながら、誰にでも疑問に思ったことがきちんと回答として届けられるような仕組みをつくっていくことが、やはり興味を持つことにつながっていくと思いますし、そうすればおのずと投票率の向上にもつながっていくのではないかなと思っています。 ○議長(山影智一)  角議員。 ◎15番(角祥臣)  お疲れさまです。私の考えなのですけれど、今回、参議院選挙のNHKの予想では、49パーセントぐらいが選挙投票に行くというようなデータが出ています。2に1というような形で、本当のことをいうと情けない形でございます。 各国、ちょっと私もインターネットで調べさせていただいたのですけれど、罰金制度を持っている国もございます。そこは90パーセントを超えている投票率でございます。それからあるいは減税、投票に行ったは減税しますよとかいうような国もございます。ただ、その物を与えたり、何らかの形でしか行けないというのが、選挙のそういう仕組み自体が、正直いうと私は情けないと思います。 ただし、投票所の数を増やすとか、あるいは今、免許の返納等で、今日もそうなのですけれど、防災の関係で免許返納した形で、結局、車で避難ができないとかいうような方もたくさんおられるし、避難イコール選挙につながるのではないかというふうには思います。 ですから、そこらあたりを地域で地域バス等を、またそのときには特別運用するとかいうような仕組みづくりも大切ではないか、そう思います。 これから私は、小学校のときからそういう政治あるいは税金の仕組みとか、いろいろな教育をぜひとも行っていただきたいと思っています。社会見学に関しましても、私が議員4年間したのですけれど、1回小学生とここの場でお会いしたような気がしています。郵便局とか駅とかは、かなり社会見学等も行っているような状況でございます。ですからこの議場だけではなくて、こういうふうで市役所の方が働いているよとかいうような姿も、ぜひとも織り込みながらそういう教育をこれからどしどし深めていただきたい、そういうふうに思います。以上です。 ○議長(山影智一)  三重野議員。 ◎13番(三重野玉江)  ありがとうございます。私も参加させていただきたいと思います。 先ほど皆さんもおっしゃっていたように、やはり投票所の工夫とかすごい必要だと思うのですね。よく聞くのは、私自身もずっと投票権いただいてからは、ずっと選挙には行っているのですが、投票所の雰囲気がすごくこう、ぴりっとするというか、1では入りたくないような気分になることが多いです。それでも行かなければと思って行くのですが、皆さんその空気のことを聞くとよくおっしゃいます。期日前投票に今回行かれた方多いのですけれど、「あそこ何であんなにがいっぱいいるの」と。「ああやって見られて投票するのがすごく嫌。」という声もよく聞きました。各投票所にも、やはり今回1投票に行ったときも、七、八の方々がいらっしゃって、しんとしている中で、自分自身の名前を書くのにも緊張するような形だったので、投票所の雰囲気の工夫は、投票所を増やすとか、先ほどおっしゃっていたコンビニとか、いろんなスーパーとかで、投票できるようなことが可能であれば、そういう部分も変えていけたらいいなと思います。 あと主に手伝ってくださった方たちが、30代、40代の方たちだったのですけれども、今回、初めて選挙に行ったとか、初めて市議会議員皆さんを拝見したとか、初めて中津市議会のホームページを見たとか、やはりそういう方々が多かったです。 無関心なので看板にも気づいていなかった、皆さんの看板も意識し出したら、あそこにあのの看板がというふうに見えてくるのですが、それまでは近所に立っていても、意識もしていなかったという方も大変多かったです。なので、それはもう議員、私たちの課題ではあるのですが、市民と議員の関係をもっと近くしていく、知ってもらう努力が必要だと思います。 あと、子どもたち小学校だったら児童会、中・高校生だったら生徒会という組織があり、それぞれ選挙が行われます。そういう学校の中で選挙が行われるということもありますので、社会見学に先ほど議員がおっしゃっていましたが、社会見学に4年生の時点で中津市議会を盛り込むとか、市内の各小学校に、そういうこともやっていくともっとこう中津市議会を意識するのではないかなと思いました。以上です。 ○議長(山影智一)  小住議員。 ◎1番(小住利子)  今、いろんな方からいろんなお話がありました。中でも今、三重野議員が言われた投票所の雰囲気のことは、私も何かの方から言われました。選管のほうに、「例えばBGMを流したりとか、雰囲気をもうちょっと柔らかくしたらどうか」という御意見も言わせていただいたことがあります。 それと特に、今回、お話をいただいた方の中に、やはり高齢者投票に対するお話がお二の方からありました。1はその方自身も施設に入られていまして、先ほど古江議員のほうからお話があったのですが、その方は御自分の投票所がもう施設の中で投票ができないということで、御自身の住まれている投票所にタクシーで行ったということでしたけれど、ほかの方にお聞きしたら、もうわざわざタクシーを使ってまで、また家族にわざわざ来てもらってまで投票行くのはもう面倒だから、もう行かないという方が結構施設の中でもいらっしゃったということで、どうにかこの辺の対策を考えてほしいというお声と、それとあと、郡部のほうで民生委員をされている婦人の方から、やはり「自分の地域でも高齢者の方が、どうしても投票所に行くのに車等がないので、実際自分が連れて行ってあげてもいいのだけれど、どうしても干渉という部分でいろいろ言われるので」ということも言われていましたので、そういったところ本当に、今回しっかり検討して、具体的に考えていかないといけないなということを感じましたので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山影智一)  相良副議長。 ◎10番(相良卓紀)  時間がなくなりましたので、最後になるか、もう1になるかわかりませんが、皆さんが今まで言われたこと、投票率低下の原因は、どれ一つとってもそれは違うということはまずないと思います。 要するに、やはり市民の関心が何でないかというと、議会そのもので何が行われているかということが、あまりわかっていないというか知らされていない。議会都度、議会だよりを発行しますけれど、関心のあるは見ると思います。関心のないはもう見ないと思います。一人ひとりが何をしているかというのは、なおさらわからない。私も4年間、議会都度、活動報告を出して配布をしてきましたけれど、最初のうちは「あなたたちは議会がないとき、日頃何してるの」ということだったのですけれど、活動報告を出すと、「毎日忙しいな」ということがだんだん知れわたってきたように思います。 もう低下の原因は、皆さんおっしゃるとおりなので、上げるためにということで議論すると、できることからやっていく。今、最後のほうに投票所の雰囲気のことが出ましたけれど、例えばそのショッピングセンターでやっているところもあるようですけれど、若者が25.77パーセントと低いというようなことからすると、例えば若者専用の投票所とか、立会も職員もみんなもう若いだけで、専用というか若い優先あるいは子育てのママさん専用の投票所とか、雰囲気を柔らかくするようなことからでも、できることから一つずつ始めていかないと、今まで皆さんが議論してきたことが全て一遍にできると思いませんので、そういうまず雰囲気づくりのところからいろいろなことを考えて実施していくということも一つの考え方ではないかなと思います。以上です。 ○議長(山影智一)  そのほかございませんか。 中村議員。 ◎3番(中村詔治)  この集計表の結果から見る限り投票率は下がっていますし、今後も下がるのではないかなとこう思っています。地域を見ても、やはり「投票所が遠くなってわざわざ行けないな」という声も聞かれました。 皆さんが便利がよくなったというのは、期日前投票が便利がよくなったとよく聞きます。その分、投票日にみんなでというか、選挙に行かないといけないなという地域としての全体の雰囲気が弱くなったような、これは投票日の意識が少し薄れたようなところで、全体としては国の制度改革によるところが大きいかなと思いますけれども、先ほど市のできることというので、投票所の雰囲気を和らげるとかそういうのは市でできることなので、できることからやるというのは、今日の自由討議の中でいい方向ではないかなと思いますけれども、国の制度改革もいつかはこうしたらいいのではないかなという、市議会としての意見とかが具体的に出れば、意見書として出すようなときがあるのではないかなと感じました。以上です。 ○議長(山影智一)  そのほかございませんか。 本田議員。 ◎9番(本田哲也)  すみません。本当に最後になるかと思います。 投票に行くはもう政治が変わらないのだというと、変わってほしいなというが行くと思うのですけれども、わざわざ30分なり時間使って、時間というのはお金なので、お金を使って行くというふうに僕は考えています。行けないはもう政治が変わらないよ、それと物理的に高齢者とか行けないよという入れるがいない。これ全体考えたときに、行けないを行けるようにする取り組みというので、いろんな先ほど出ましたけれどもスーパーとか、どこどこに行けない、全然こう動けないというのが僕の選挙活動の中でもいましたので、例えば移動投票所とかそういった検討もありなのかな。 それと選挙投票に行くときのはがきですね。あれが到着するのが確か日曜日投票で木曜日に届いたので、あのはがきがないと投票に行けないというような意識が僕らでもありますので、あのはがきがもうちょっと早めに届くような取り組みができればいいのかなと思いました。以上です。 ○議長(山影智一)  ありがとうございます。所定の時間を過ぎましたので、このテーマにおける自由討議を終了したいと思います。 一応、私のほうで簡単に、本当に多様な御意見を出していただきました。これをまとめるのはちょっと無理なのですけれど、皆さんの御意見としては、基本的には政治と生活が密着していることの周知、認知を持っていただくという中で、対策として、議会として、議員として、何ができるかということをまず考える。 それと、制度的には法律が、規制が厳しいであるとか、投票所の場所であるとか、そういった制度について対策を打てないかということと、そして何よりも主権者教育を受ける機会が少ないという意味では、学校教育の中でそういった小さなときから政治というもの、社会というものをしっかり学ぶ機会を確保していくという、この三つの対策が必要なのかなというふうに感じました。 ちょっとまとめになっていませんけれど、次のテーマに移りたいと思います。 その前に、ただいまより3分間の「健康増進スタンドアップ中津」を行います。皆さん立ち上がり、ストレッチなどをして体をほぐしてください。 暫時休憩いたします。午前10時53分 ○議長(山影智一)  再開します。午前10時56分 次に、項目2、通学路等の安全確保について、を議題といたします。 項目2を提案された大内直樹君から、補足説明を求めます。 大内直樹君。 ◎12番(大内直樹)  皆さん、おはようございます。先日の県民体育大会、大変お疲れさまでございました。そして雨が降らないな、梅雨に入らないなと思ったら、急に梅雨に入りまして、そしてこの長雨で九州をはじめ、全国各地大変な災害が起こっているところであります。中津市もしっかりとこの災害対策等は、準備それから対策していかなければならないなと思っているところであります。そんな中、この近年の気候の変わり方も激しいのですが、社会の仕組み、そしてあり方もこの近年変わってきているところであります。 そんな中で今回の自由討議において、通学路安全確保について話し合っていきたいと思っています。先日の一般質問でも多くの方が質問をされていました。本日の添付資料も、その関係に基づいて用意させていただきました。 ここ数年、毎年のように全国各地で登下校中の子どもたちを巻き込んだ事件や事故が頻発しています。先月は滋賀県大津市で保育園児らの列に62歳の女性が運転されている軽自動車が突っ込み、園児2がお亡くなりになり14が重軽傷を負った交通事故。東京都の池袋では、4月に82歳男性運転の車が暴走して母子が亡くなり10が負傷した事故。さらには川崎市で起きた通勤通学中の19を突如襲った殺傷事件など、ここ数カ月を見ても登下校中において、さまざまな事件、事故が起こっています。 従来、登下校中における子ども安全確保をするための対策については、地域の子どもは地域が守るという観点から、地域の現場において多岐にわたる努力がなされてきましたが、地域の安全に大きく貢献してきた既存の防犯ボランティアが高齢化し、担い手が不足しているという課題があります。加えて、共働き家庭の増加に伴い、保護者による見守りが困難となっている上、放課後児童クラブ、放課後子ども教室において、放課後の時間を過ごす子どもが増加し、下校、帰宅のあり方が多様化していると考えられています。 したがって、従来の見守り活動に限界が生じ、地域の目が減少した結果、学校から距離のある自宅周辺で子どもが1で歩く1区間等において、見守りの空白地帯が生じている。この見守りの空白地帯における子どもの危険を取り除くため、登下校時における総合的な防犯対策を強化することが急務であるといえます。 交通事故対策についても、市内各小中学校において、地域の危険個所の把握、見回り活動など行っています。しかし、具体的な意見、要望や改善などは多くは至っていないのが現状です。 こうした中、先日大分市では、子どもたちが安全に登下校できるように、市や警察などと合同で通学路の安全点検を行ったそうです。市内判田小学校通学路では、教師や保護者などが通行量の多い車道に面した歩道に、ガードパイプを設置することなどを早速要望したそうです。通学路の点検は市内69カ所で行われ、市や警察などが今後具体的な対策を検討していくということです。 交通事故の問題点は、運転者の資質や社会環境に起因するところもあると考えられますが、まずは市内の子どもたちができる限りの安心・安全な登下校ができる状況にあるかどうか、適切な対策がなされているかを検討する必要があると思い、提案させていただきました。ぜひ多くの意見を出していただきたいと思いますし、できればお手元に配付しています決議案を採択できればと考えていますので、活発な御意見をよろしくお願いいたします。 ○議長(山影智一)  ただいまの提案について、御意見はありませんか。 木ノ下議員。 ◎11番(木ノ下素信)  ただいま、通学路等の安全確保についての自由討議が提案されたところでありますが、その中で、まず交通安全の部分で少しお話をさせていただきたいと思いますが、提案の中で大分市の取り組みが触れられましたけれども、この中津市においても、私が昨年の一般質問等で問うたときに出ていました中津市通学路交通安全プログラム、そういうものがありまして、それに沿って対策会議が開かれるというような仕組みがあります。 ただ、ここに上がってくるいろんな危険個所等が、それぞれ学校担当者で違うのか、温度差があるように感じるところであります。ぜひ、今も中津市もいろんな取り組みをされていると思うのですけれども、少し具体的にこういう箇所が危険ではないですか、こういうところを取り上げましょう、みたいなマニュアルなどもつくって、市全体の安全対策をやっていく、危険を取り除くようなことを進めていったらいいのかなと思っています。 議論する中でも、学校の近くの通学する児童、生徒の多いところを対象にしがちな答弁が多かったのですけれど、さっき出ましたように1で歩くその区間の防犯、交通安全、その辺の対策も非常に重要だと思いますので、そういう議論もその中でしていただきたいと思いますし、それとその会議は小学校だけが取り組んでいるようなものでありましたので、中学校、幼稚園、そして保育所、高校そういう部分の通学、通園、そういうところも含めて対策を具体的に練るような取り組みを、ぜひ進めていただきたいと思います。そういうこともありますので、強くこの通学路の課題に取り組んでいただけるように、今日の議論が進むことを期待しています。 ○議長(山影智一)  大塚議員。 ◎20番(大塚正俊)   先にちょっと資料についてお聞きしたいのですが、平成30年度中津市内通学路安全対策一覧というのがあるのですけれど、この資料、ホームページにはぽんと出てくるものですから、どこが出したものなのか、どういうものなのかということをちょっと先に教えていただきたいのですが。 ○議長(山影智一)  木ノ下議員。 ◎11番(木ノ下素信)  今私が触れました中津市通学路安全対策会議、そこに各学校から地元なり保護者なりが協議をした部分が上がってくる、その内容のものです。 ○議長(山影智一)  大塚議員。 ◎20番(大塚正俊)  例えば北部小学校は一つしかないのですよね。それも北部幼稚園の前の白線が薄くなっているという。北部校区議員あと2いますけれども、通学路に関係する要望、幾つか聞いているのですね。なかなかこうできないものもあって、地権者の問題とかもろもろあって、できずにそのままずってきたというのはあるのですけれども、果たしてこの一覧が、その学校区ごとの要望を正確に反映したものなのかというところがやはり問題なのかな。もう多分あそこは用地が確保できないから難しいからやめておこうみたいな力が働いて、この名簿に入っていなくて、何となくこう手が付けられそうなものだけがざっと見ると上がっているような。こういう調査の仕方も含めて、ちゃんとしたものをつくっていかないと、この一覧に上がったものでほぼ対策はできていますね、よかったですね、では本来あるべき通学路の安全対策が進まないとそういうことになろうかと思いますので、何でしたらここ24名議員がおられますから、それぞれが受けている通学路の要望を全部一覧にして教育委員会に出すなり、そのほうがもっと実のある一覧になるのかなと思います。以上です。 ○議長(山影智一)  相良副議長。 ◎10番(相良卓紀)  おっしゃるとおりです。そのために、今日この場で自由討議のテーマにさせていただきました。もう今、大塚議員言われて私が聞いているだけでもこんな数ではないのです。それで総点検をして、先ほどもありましたけれどできるところからやっていきましょうということなのですよね。 もう小さいところでいえば白線が消えています、一旦停止が消えています、白線が消えているというのはかなり声を聞きます。要するに市道があり県道がありというところで、この部分も例えば道路管理者による対策ということになっていますけれど、市は市道を管理していますけれど、今度は国、県道になると、担当の中津土木事務所に伝えました、で終わったりとか、そのあとどうなったのかという。 私が昨年提案をしたフィックスマイストリートの投稿も最近少ないようなのですけれど、その中でもガードレールがほしいとか、水路にガードレール、ガードパイプがないので通学路で落ちたら危ないとかとあるのですけれど、そのもちろんできないところもあるとは思いますが、市道の管理、県道の管理でやれば白線一旦停止というのは警察署に、公安委員会に伝えましたということで終わっている。 その辺を組織的にも一つの、先ほど対策会議もありますし、実は先週ぐらいですか、中津警察署協議会というのがあって、その中でも通学路の安全対策の話が出たという話も聞いています。それが市と警察、土木、国交省あたりが一体となって、学校も一体となって総点検をして、その原因を突きとめてできるところからやっていきましょうということを、早急にやりましょうというお願いです。この一覧表が全てということではないということを理解していただいて、議論をしましょうということです。以上です。 ○議長(山影智一)  恒賀議員。 ◎2番(恒賀愼太郎)  多くの議員が、それぞれの支援者あるいは校区の関係でかなり活動されて、手続のお世話をしたりいろいろやっているとは思うのですけれども、市の道路課のほうから結局、先ほど、今、言われました所管の関係で警察署の規制課と県土木等の市からでは、合議という形で協議はするという姿勢ですね。ここら辺では時間がかかったりとかなかなか希望に沿った結果が、なかなか目に見えないというのが現状ではなかろうかと思いますので、できれば専門にやはり市の担当あるいは特にこの規制がかかりますので、警察署の規制課のほうも基準をクリアしないと、なかなか例えばグリーンベルトであったり、歩道の白線一つ消えていても県土木あるいは市でもそうですけれど、時間がかかるといって、もう本当に皆さん方がっかりするぐらいのことを本当に経験していると思いますので、やはりそういった担当の窓口との協議会をぜひとも、ただ市のほうが受けました、手続はとりましたではなくて、やはりもう一押しできるようなレベルの協議会なり必要ではないかなというふうには感じています。 ○議長(山影智一)  そのほかございませんか。 林議員。 ◎14番(林秀明)  ありがとうございます。この対策を見るとやはりグリーンベルトが多いという意味合いから、ちょっと具体的な対策ということで提案したいと思います。 やはりグリーンベルトをつくると生徒が車道にはみ出さないとか、車両もグリーンベルト内に入らないということで、この効果は私は大だと考えていますので、ぜひグリーンベルトを学校を中心に半径300メートル以内、歩道のないところに設置したいという提案です。 そして二つ目に見守りについてなのですけれど、中津子ども見守り隊1,000構想ということで、自分の子ども、近所の子ども、その友達は地域で守るという意味合いから、おそろいの着てみたいジャンパーを作成し、ホイッスルもつくるということで、ぜひ地域の方に見守りは楽しいというイメージをつくっていただきたいと考えます。 そして三つ目、どうしてもやはり夫婦共働きで保護者が仕事に出ると意味合いから、やはり事業所の協力が大変必要になってくるということで、保護者で見守りの事業所に対しては月一、二回、1時間ぐらい遅れると意味合いを持って、見守り推進事業所のステッカーなどをつくって、事業所も協力するのだということの提案をしたいと思います。以上です。 ○議長(山影智一)  草野議員。 ◎24番(草野修一)  三郷小学校もいろんなところで通学路の問題抱えていますけれども、交通事故の問題からすると、やはり市街地のほうが大きいということで、ちょっと私が1点、今、気になったところがありまして、できるところからやるということで先ほど話がありましたけれど、できないところからやっていただきたいというのが、ちょっとこれは荒木議員にまたお尋ねしたいのですけれど、これ項目の中に出ています沖代小学校の問題で、沖代郵便局付近のあそこの交差点、あそこは私も孫が行きだして2回ほど朝ちょっと早く出てきたときがあったので見ましたけれど、もう本当に児童が集中する部分です。あそこ、何で道路の改良とか、今、グリーンベルトはつくっていますけれど、ちゃんとした歩道を入れるとかできないのかなというふうで、ちょっと市のほうにお尋ねしたら、やはり用地の問題とかお金もかかる、そういったことがあってできない、やはりこうできるところからやるというのも大切だと思うのですけれど、やはりああいった重要なポイントというのがあるので、そういったところはやはり市も力を入れて、何かの形でやっていかないと問題が解決しないのではないかなと思います。荒木議員がもうこれは早くから頑張っていただいているとお聞きしましたけれどもなかなかできない。やはり、できないところが、今、一番危ないところなのですよ。 その辺も先ほど大塚議員が話しましたように、議会としてそういう部分を上げていって重点的にやっていくような方法を、市のほうに要望するというのも必要ではないかというふうに思っています。あまり旧中津市内のことはわかりませんけれど、ちょっと沖代のこの郵便局のところの交差点については、朝、本当に児童が集中しています。車も通りが多いし、あそこ30キロメートル規制なのですけれど、30キロメートルで走っている車はいないのではないかというぐらい、かなりのスピードで走っていますので、その辺をやはり重点的にやる必要があるのではないかなと思っています。以上です。 ○議長(山影智一)  荒木議員。 ◎4番(荒木ひろ子)  ありがとうございます。あそこが本当に危なくて、以前、あそこで車同士が衝突をしたことがあって、その衝突をした車にはねられて、田んぼにはね飛ばされた御婦人の方が亡くなられたのですね。そこで何とか信号機を付けてほしいということになりまして、そのときに道路敷地を広げようということでお話をさせていただきましたが、今のところまだなかなか用地の確保ができていないというのが現状だということです。 それで、今、空き地というとあれですけれど、建物の建っていないところがありまして、その部分の一部を使わしていただいて自転車や子どもたちがあそこで信号待ちができるという箇所をつくっていただいていますけれども、非常に通勤、通学時には危険がいっぱいです。 私はそのときに、本当に失礼な話ですけれど、こんなときにもし子どもが車にはね飛ばされて亡くなっていたとしたら、一挙に事が進んだのではないかなと思いましたが、一人暮らしの方でしたので、なかなかそういう大きな話に持っていくことが地域でできなかったというのが現状です。 前回、前の市長さんのときに、地域の方がそのことをたくさん言われまして、そういうことはすぐできますよというふうにお返事をされたそうですけれども、まだグリーンベルトも設置が完了していないというのが今の中津市の行政の交通安全に対する実態だというふうに、私は非常に残念に思っています。 ○議長(山影智一)  そのほかございませんか。 千木良議員。 ◎21番(千木良孝之)  先ほど皆さんのお話を聞いていると、やはり対策は行政のほうもされていると思うのですけれども、なかなか進みが悪いというのが現実かなと思っています。 また予算のほうも、年間どのくらいこういった交通関係で使っているかというのも、見えていないという部分があるかなというふうに思っています。 特に全国的にこの数字を見ますと、どこも交通事故は減っているけれども、高齢者による事故も多いというものもあり、そういった中で僕が感じているのは、この表を見ると中学生の自転車の事故的な絡みがあるという中で、この数字があまり変化がないということを見ますと、やはり前回、僕も一般質問でさせていただいたのですけれど、中学生の自転車の乗り方というものに関しての教育というのを、もうちょっと学校でも入れたほうがいいのではなかろうかなと。やっているということは聞いているのですけれども、やはり皆さんも車に乗っていて感じられる部分があるので、やはり車と自転車であればどうしても車のほうが勝ってしまうということになりますので、やはりお互いがそういった被害者にならないような形をとっていくことが重要かなというふうに一つ思っています。 それともう一つが、今、こういった対策をされていると思うのですけれど、この間一般質問させていただいたのですけれど、通学路の確保も大事なのですけれど、もう一つはそこのところに車が関連してくるわけなので、今、そういった中でアクセル、ブレーキの踏み違い防止というような中もありますので、両方から対策をしていくのも一つかなと思っていますので、そういったことを含めながら、この間一般質問で言わせていただいたアクセル防止、その装置に対しての補助というようなのも一つ提案にしていけたらいいのかなと思っています。以上です。 ○議長(山影智一)  古江議員。 ◎23番(古江信一)  先ほど選挙投票率の意識の問題も同じなのですが、今回もまずできるところからやっていくという考え方が、やはり議会としても重要な大事なことだろうと思うので、これが関係する委員会というと教育産業建設委員会、厚生環境委員会も交通安全の関係では関係しますので、まずその委員会が実際に現場をまず見に行って、共通認識を持つ。例えば通学時間帯、子どもたちが集中して登校している時間帯、通勤の車と生徒がちょうど複雑に入り組む時間帯あたり、現場をやはり1回見ておくことが今後につながってくるのかなという気がしますので、それぞれの委員会の中で、一度協議をされたらどうかなと思います。漠然と、こう先ほど草野議員荒木議員の沖代のところは、イメージとしてあるのですが、実際に車が現実問題どれだけ通っていて、子どもがどれだけ歩いてというのを、やはりまず見るところができるところなのかなという思いがしますので、両委員長、もしよければまた協議をしていただければなと思います。 ○議長(山影智一)  角議員。 ◎15番(角祥臣)  私、今、教育産業建設委員会の委員長をさせていただいています。昨年、木ノ下議員のほうが委員長をなさっていたときに、今、古江議員が言われたように、現地調査をこの先ほどの資料なのですけれど、これ一部しかもちろん載っていません。大内議員がいただいているの。大体、これが本物といったら悪いけれど、私らはこれをいただいたわけ、約60件、これ24ぐらいしか載っていないですけれど、約3倍近くこちらのほうの資料には載っています。昨年の6月28日に教育委員会の会議で上がってきたものをまとめたということで、会議をなさったということの資料をいただいています。この中からピックアップをいたしまして、教育関係の木ノ下議員が委員長をなさったときに訪問させていただいています。現地調査をしたときに、沖代小学校のところも当然行きました。私はちょうど、ちょっと葬儀が入っていたものですから行けなくて、その後、鶴居小学校のところも数カ所見させていただきました。そのときに私も間に合いましたので、そこでいろいろ見せていただいたわけなのですけれど、1カ所だけすぐに、ここは危ないというところは対処ができました。ですから、やはり行って我々の声を伝えるというのは大事だと思います。だからこれからもそういう活動をやっていくのが一番いいのかな。ただ沖代小学校のところは、残念ながら私も一般質問をさせていただいたわけなのですけれど、なかなかグリーンベルトに関してはできていないと。信号の待機場所、それについては何とか頑張ってやるからということで、今、待機場所もないような状況です。信号待ちをしているところですね。だからそういうふうで、我々も動けば向こうも動いてくれる、少しでもいい方向に行っているのは間違いないと思いますので、私も今年委員会を担当させていただいていますので、ぜひとも前向きに捉えて、委員さんと相談しながらやっていきたい、そういうふうに思います。以上です。 ○議長(山影智一)  古江議員。 ◎23番(古江信一)  早速、角委員長ありがとうございます。現場に行かれるときは、ぜひ本当に危険な状態の時間帯、朝早い時間帯とかあると思います。時間的に大変かもしれませんけれど。うちのオフィスの中でも、日頃はそう車は通らない、一つ例で言えば、今、市民病院から産業道路に抜ける、下池永西大新田線というのが、今、整備の準備を進めているのですが、JRを市民病院のほうから来て、JRを坂でまたいで一気に下ってくる。ちょうど工科短大のところの市道と交差をするわけですが、今、大新田地域が工業団地の造成をずっとしていましてね、朝わずか15分間ぐらいの間に100台以上の車が、朝、通勤時間に間に合うよう飛ばして行くのです。そこは通学路で、ましてこの市民病院線で坂を一気に下って来る状況がある。そういう中で地元も、今、一生懸命要望活動を、信号を付けるとかそういう対策のお願いを、今、しているところなのですけれど、なかなか前向きにいかないのですが、やはり現実問題として、その時間帯にもし委員会で活動されるときは行っていただくと、またいろんなアイデアなり知恵がいただけるのかなという気がしていますので、その点、また角委員長よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(山影智一)  吉村議員。 ◎19番(吉村尚久)  今、古江議員や角議員の話と関連するわけですけれども、私も先日、小楠校区のある自治委員さんから子ども通学路について、見直しをしてもらえないだろうかというような話があったのですね。これ学校周辺だったのですけれども、その中で、今、子どもたちが通学をしている通学路よりも別の道に変えたほうが安全なのではないかと。朝の登校の時間というようなことを、具体的な話があって、学校から私も家が近いのでその時間帯で見てみると、なるほどという面と、どちらが本当に安全なのかというようなことは、自分の目から見たときに何ともいいようがなかったのですけれども、学校と相談をして僕も初めてわかったのが、学校が通学路を決めているわけではないと。保護者の間とか地区の子ども会だとかいうようなところが、もう歴史的にずっと決めてきていて、そして一部道がよくなれば、少し通学路を変えるというような、小楠校区はそういうような状況。他の校区もいろんな通学路の決め方が多分あるのだろうと思うのですけれども、例えば小楠校区のように完全に学校が主体となってこの通学路を決めているわけではないというようなことを初めて知ったということなのですね。そういう中で、学校から保護者等にその通学路の検討をしてみてはどうかという投げかけは、1回してみてもらえないだろうかということもあったのですけれども、逆に自分らもその地域を歩いてみて、先ほど古江議員言われたように、その時間帯に行って初めて見えてくる、それも子ども目線というようなところから見たときに、どうなのかというようなことを自分らなりにやはり調査をしてみる必要がやはり改めてあるなというようなことを、今回を通じながら改めて感じたわけなのですけれども、ぜひそういうことをまた各議員方もそれぞれ相談があることが多いのだろうと思うので、一緒にやれたらなと思うのですけれども、先ほど中津市内通学路安全対策一覧ということに戻らせていただくと、今までもこの通学路については、多くの議員方が質問したりしましたけれど、実は私ももう記憶にないかもしれませんけれど、3月議会でこの一覧については質問をしました。平成28年度、29年度のこの一覧の結果はどうだったのかというようなことも問い合わせをしたら、県道も市道もほぼ80から90、100に近いほど対応済みという答弁をいただいたのですね。この中津市の地区一覧。ところが、先ほど議員が持たれていたものは、もっと詳しいものがあって、その中では対応済みできていないものがたくさんあると。 もっといえば、学校から優先順位を決めて、ここまで上げようかな、もうここぐらいでよしておこうかというような中で、本当はもっと10ぐらい危険個所があるにも関わらず、対応してもらいたいがために5カ所ぐらいしか上げていないとかいうような実態があるという、そういう何か複雑な部分があるので、本当はもっと危険個所はたくさんあるのだろうし、そういう部分でいえば保護者、学校、私たちもまた一緒にそういう部分ではしっかりと見ていければなと思いますけれど、いずれにしても、自分自身の反省としても、もっと現地にやはり足を運んでみるということからやってみられたらなと思います。 ○議長(山影智一)  荒木議員。 ◎4番(荒木ひろ子)  私もよく子どもたちが通学する時間帯、特に朝の時間帯に行ってみるのですけれども、本当にもう狭い歩道を自転車で行く子どもと、それから徒歩で行く小学生中学生が行き交うような歩道もあって、本当にいつ事故が起こってもおかしくないなと思うので、特に学校やそれから道路の担当のところには、そういうことを逐一、皆さん方から言われた御意見を伝えてきます。 だけれど、なかなかそれを受け止める状況がないというのが実態ではないかと思うのです。安全点検、危険個所を寄り合い所帯でみんなで点検しても、なかなかそのままになっている。なかなかできそうにないところは学校側もこういうのに上げていくのをはばかって、注意を促すとかいうふうに私たちに報告をしてくれるのですね。だからせっかく点検をされたのなら、それがどういう箇所を点検してどういう状況だったかということを逐一見ていく、そういう部署をぜひ中津の行政の中に、きちんとつくっていくことが必要ではないかと思います。 今、道路のところでは維持するのが精いっぱいで、繰越事業もいっぱいでなかなかそれを聞き入れるという状況も難しいような状況になっていますので、またぜひそういうことも提案していけたらいいのではないかと思います。 ○議長(山影智一)  川内議員。 ◎5番(川内八千代)  私は通学路のことをたびたび議会でも言ってきまして、如水小学校と中津東高校とそれから東中津中学校ですね。私の家の前、もう本当にその子どもたちがたくさん通っていまして、通学路の問題も長年にわたって要求活動を子ども会のとか、PTAのとかと一緒にやってきまして、市としては小学校の周囲にグリーンベルトを設置しようということで取り組んでいただいています。しかし、これがもう本当に10年かかってようやく1路線がつながるかなというようなことで、まだまだ合馬交差点のところから小学校に行く歩道が、古い側溝の蓋が真ん中にあって、歩道が車道側に傾いた。1通ったらもういっぱいというようなところが残されたままになっています。 こういうことを取り組んできて思うのは、やはり子どもたちの安全にかかわることは、市としても最優先して取り組むという、何て言ったらいいのですかね、政治的なこの切りかえを議会としてはやはり促していくということが必要ではないかなと思うのです。 先ほどから出ている沖代郵便局の前も私も教育建設委員の1として、一緒に見に行きました。本当に狭いですし、傘をさして子どもたちが通ったら、もうその傘の先が車道の真ん中ぐらいになるというようなこともお聞きしていますので、そういうところはやはり最優先で取り組むということが、市の方針として立てられるということが必要ではないかなと思います。 だから、いろんな箱物とかもあります。それから中津日田道路とかもありますけれども、やはり子どもたちの安全にかかわることですので、最大限の配慮といいますかね、優先度を高めるということが必ず必要になってくるというふうに思いますので、議会としてそういう要望といいますか、決議といいますか、そういうことをやったらいいのではないかなと思います。 ○議長(山影智一)  藤野議員。 ◎17番(藤野英司)  見るからに危険性があると思われる、要するにもう歩道がないとか道幅が狭い。例えば三保校区の例で言いますと、西の誉から三保の福島の街中の旧道約1キロメートル間、狭くて車が離合もできない状態のとき、正直いってあまり事故がなかったのですよね。運転するも狭いとわかっている。子どもたちも危ないとわかっているのでなかった。ところが今は、福島バイパス、県道四日市万田線、先般、一般質問でさせていただいたところ、道は広くなった、通行量は増えた、スピードは出す。だから車と車が衝突して大きな事故が起きると。 全国で例えば信号待ちの保育園児に突っ込んだところも、別に危険場所でも何でもなかったわけですよね。車同士がぶつかって飛び越えていってとかいうようなことで、一概に危険性が感じられるところだけではなくて、返って整備されていたところで車の往来が多くなったり、スピードを上げているので車同士がぶつかったその後、子どもたちを巻き込むとかいうような例が多いのではないかなというような気がします。 例えば、自分も通学路で当然、地区の中を通るときは、ここは狭くて危ないというと、ものすごく注意して運転するわけですね。それが広がったバイパスに行くともう歩道もしっかりついている、道幅も狭い、車の離合も心配しなくていいとなると、ついつい油断してスピードが出たりとかいうことにもなりかねないというような気もします。 安全対策としては、道幅が狭い歩道がないところだけではなくて、既に歩道があって、道路も広がっていたところでも必要に応じて、全国の事故の例あたりを見れば、歩道向きに車が突っ込まないように、しっかりと信号付近にガードレールを付けて、万が一車と車がぶつかって歩道側に突っ込んでも、ガードパイプが園児を守るとかいうようなところまで考えなければいけないのではなかろうかなと受け止めています。以上です。 ○議長(山影智一)  提案者からは決議をという提案をいただいていますが、中身の文章も含めて決議についての御意見等はよかったでしょうか。ないでしょうか。 吉村議員。 ◎19番(吉村尚久)  こういう自由討議において、決議を求めるということがこれまでもあったわけですけれども、今、ずっと議論があったように、非常に私たち議員の中でもこの通学路の問題については、危機感を感じながら問題をどう解決していったらいいのか。そのための市、行政としてどういうことができるのかと、もっと早くやってほしいのだというような思いは共通するところだろうと思ったのですけれども、今回のこの決議文を見たときに、多分下から3行目あたりのところがこの決議の中心的なところだと思いますけれども、先ほどからありましたまたは提案者の大内議員からもあった部分で、資料としてありました対策一覧ですね。こういうようなものがプログラムを通じて、そして安全対策会議を通じてこういうものがつくられていって、これをもとにしながら具体的に対策を講じていっているという部分については、僕は一定程度それは行政としては認めていかなければならないだろうと思っているのですね。 その他、そこに出てきていないいろんな課題があるということも、今、話の中で出てきたので、これはしなければならないのだけれども、私自身の個人的にいえば、決議という形をとるよりも、むしろ要望というような形でいいのかなと。というのが先ほど言いましたように、具体的に進めているところは進めているというふうな見方というか、評価もしていかなければならないのではないかなと。さらにこれを決議まで求めてやるというのは、私自身はどうかなとちょっと思っています。 ○議長(山影智一)  古江議員。 ◎23番(古江信一)  うちの会派のちょっとお話をする中で、今、吉村議員が言われたように、決議という形ではなく強い要望というような形で、また議運の中で協議をしていただければなと考えています。 例えば、一つの例、文章としてこの決議文を最大限生かす中で、最後の行のところに「体制の整備等を早急に講じること」になっていますので、体制の整備等をさらに推進するとともに、市としての重点項目として、選任部署の設置及び市民に対する意識高揚につながる施策を早急に講じるよう強く要望すると、何かそういう議会としての強い要望という形でどうだろうか、その辺はまた議運で議論していただきたいという話になっています。 ○議長(山影智一)  その他ございませんか。提案会派の方で、今、決議についての御意見も出ましたけれど、何かこの場で御意見ありますか。 相良副議長。 ◎10番(相良卓紀)  我々もいろいろ調査する中で、資料の中にもありますけれど、これはあれですけれど、総理大臣であったり国土交通大臣も、国としてもそういう対策をということでありますし、実際に教育委員会のほうにも県教委あたりからそういう調査ということも来ているようですし、もちろん何もしていないということではなしに、やっているということはもちろん承知をしています。 そういった中で、今、お二方から意見がありましたけれど、そういう形でまた議運等で協議をして、決議よりも要望という形のほうがということであれば、またそういうことは議運の中で議論をしていただければというふうに思います。以上です。 ○議長(山影智一)  ほかに御意見よろしいでしょうか。よろしければ、以上で項目2の討議を終わりたいと思いますが、一応私のほうで、皆さんの御意見、先ほどに続きまして、多種多様な御意見いただきましてありがとうございます。 大津市の事件等ありまして悲惨な交通事故が多発する中、当中津市においては行政も対策を打ち、我々議員一人ひとりもこの安全対策については一般質問等通じて努力をしているところですけれど、まだまだ十分な対策が及んでいないということが実態ではないかなと思います。 それと、御意見の中で危険個所の正しい実態が把握できているのかという議員もございましたし、国、県、市、学校、PTA等の連携をさらに密にしていかなければいけないという指摘もございました。 そして議会としては、重要な箇所については、やはりしっかりと議会として、市に要望もしくは決議を今後さらにしていくべきではないかということであるとか、既に取り組んでいただいていますが、再度関係委員会において危険個所についてのその危険な時間、場所の調査をすることも検討していく必要性があるのかなということだと思います。 今回の決議については、後ほど議運で御協議いただくということですので、以上で、項目2の討議を終わりたいと思います。 これで、自由討議を終了いたします。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。午前11時44分上記、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。 中津市議会議長  山 影 智 一 署 名 議 員  恒 賀 愼太郎 署 名 議 員  古 江 信 一 署 名 議 員  須 賀 要 子...