○
学校教育課長(
北村俊雄君) お答えいたします。
現在、各校において実施している
ICT支援員を活用した
校内研修に加え、今後は、予算計上しております教員を対象とした
タブレット端末の
基本操作と、
授業等での活用に向けた研修及び校内での
ICT活用の推進の中心となる
管理者を対象とした研修を行ってまいります。
○2番(
日名子敦子君) エアコンも
スピード感を持って設置していただきまして、小
中学校の環境は快適へとがらりと改善されました。洋式のトイレの設置は今年度完了と進んでいたものの、
コロナの影響で夏休みが短縮になる
可能性があるということで、
工事日程の確保ができるかどうかと伺いました。
タブレット環境は国の
GIGAスクール構想の実現でもありますし、どうぞ早急に進めていただきたいと思います。今の
子どもたちは、
タブレットを与えると、あっという間に使いこなせますので、
先生方もぜひ
子どもたちが興味を持って学習できるものを作成していただくことを望みます。
昨日のニュースでもありましたが、大分市は
中学校3年生の約8,400台の
タブレットの運用をスタートさせたそうです。特に
受験生ですね、
受験生の
保護者もこの長い休校で精神的に不安定になっておりますので、
タブレットの
早期活用を少々羨ましく思いました。Wi-Fiなど
通信環境整備におきましては、3月議会で予算が計上・可決されていますので、併せて進めていただきたいと思っております。
では、続きまして、先ほど市長の
提案理由の説明で、500人規模の
雇用枠を設けた
緊急雇用対策で、
応募者が200人を超え、現在80名の方が業務に従事しているということでしたが、その
応募状況並びに
配置状況はどのようになっているか教えてください。
○
総務部長(
樫山隆士君) お答えをいたします。
別府市の
緊急対策としての
緊急雇用につきましては、4月20日から受付を始め、現在も募集を受け付けているところでございます。昨日5月7日までの
応募状況等は、延べ376件を受け付けており、
うち面接予約をされた方は250人で、216人の方が既に面接を終了しております。
配置は5月1日から随時行い、これまで80名の方をべっ
ぷアリーナの
総合受付センターでの運営や
給付金事務の補助、あるいは
消毒液の配布や公園の
維持管理業務などにも従事をいただいているところであり、さらに30名の方が明日以降も
配置予定であります。今後も、御本人の御希望と市の業務とのマッチングを図りながら早急な配置を図っていきたいと考えております。
○2番(
日名子敦子君) では、次に「事業を守る」取組について、現在の
進捗状況を教えてください。
○
産業政策課長(奥 茂夫君) お答えいたします。
4月15日の
臨時議会にて
予算議決をいただきました
新型コロナウイルス感染症緊急支援に要する経費のうち、
中小企業者等賃料補助事業についてであります。
申請は4月21日から
市役所レセプションホールにて開始、同月27日からは会場をべっ
ぷアリーナに移して受付を行っております。5月7日時点での申請の状況ですけれども、申請の受付が418件、審査後、
補助金の
交付決定通知書の送付は365件で、率としては約87%であります。また、
交付決定通知書が届いた方から、
支払いが分かる書類を添えて
請求書を送付していただいており、早い方で5月13日には
補助金のお
支払いができる状況であります。
○2番(
日名子敦子君)
家賃補助に関しましては、住宅兼店舗の補助についての現状の課題を改善していただければと思います。
「雇用を守る」取組も、「事業を守る」取組も、申請から受理まで早急に対処していただき、早い方で5月13日に
支援金が振り込まれるということを今お聞きいたしました。「雇用を守る」取組につきましても、「事業を守る」取組につきましても、
スピード感を持って市民の皆様に寄り添った取組と感じております。
では、次に「市民の健康・生活を守る」取組についてお尋ねいたします。
4月20日から
次亜塩素酸ナトリウム液を配布しておりますが、これまでの
配布件数、
配布量を教えてください。
○
環境課長(堀 英樹君) お答えいたします。
先週の5月1日までに配布しました
次亜塩素酸ナトリウム液の実績でございますが、個人の方への配布といたしましては3,735件、
事業所としましては695件の、合計4,430件の配布を実施したところでございます。
また
配布量としましては、4,585リットルをお配りしたところでございます。
○2番(
日名子敦子君) では、昨日5月7日から配布になった、手指も消毒できる
次亜塩素酸水は、今回から地区割にしておりますが、その理由と、昨日1日ですけれども、
配布件数と
配布量も併せて教えてください。
○
環境課長(堀 英樹君) お答えいたします。
昨日配布いたしました
次亜塩素酸水の結果でございますが、579名の方がお見えになり、289.5リットルを配布したところでございます。
また、今回お配りいたします
次亜塩素酸水は、前回まで配布いたしておりました
次亜塩素酸ナトリウム液とは違い、手や指の消毒・除菌もできることから、当初の想定では、これまで以上の
来場者が見込まれ、人の集中による「3密」や車の渋滞を避けるために地区割をさせていただいた次第でございます。
○2番(
日名子敦子君) 多くの市民の皆様が、
消毒液に助かっていると思います。
何度も申しますが、
観光業8割と言われる別府市ですので、別府らしく、安心して暮らせる日常が一日も早く戻ってくることを願ってやみません。
今回、市は素早い対応・対策を上程していただき、大変心強いです。先が見えているような、そうでないような、
緊急事態宣言が解除されたとしても、元の日常がすぐに戻ってくるとはなかなか思えません。
議案外ではございますが、
学校完全再開の日程も未定の今、家庭では親も子も限界を感じております。決断のタイミングは大変難しいと思いますが、早くお知らせをしていただけたらと願います。
○11番(穴井宏二君) まず初めに、今回の
新型コロナウイルスによりまして残念にもお亡くなりになった方々、そしてまた病院や自宅で闘病されている方々に対しまして、心からお
見舞いを申し上げるものでございます。
また、
医療従事者の方々をはじめ
最前線で働いている方々は、
感染リスクがあるにもかかわらず、
使命感を抱き奮闘してくださっております。心から感謝を申し上げる次第でございます。
今回の
新型コロナウイルスの
感染拡大に伴う、
緊急経済対策を盛り込んだ
補正予算が成立しております。これは
特別定額給付金である現金10万円が全ての人に一律に給付されるものであり、現在の
緊急事態宣言の下、国難を克服するため、簡単な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援、そして何よりも市長がおっしゃっております
安心感を与える
給付金だと言えます。
また、今回の別府市の
中小企業への支援、
子どもさんへの支援、
次亜塩素酸水の配布、
臨時職員の雇用など、
先手先手で、
安心感を与える対策を打たれていることは、内外からも非常に高い評価を受けているのは、
皆さん御存じのとおりでございます。
そこで、今回10万円の
給付金につきまして、
補正予算が成立した後でもございますので、まだまだよく分からないという問合せもございますので、基本的に概要につきまして簡単に説明を求めたいと思います。
○
企画部長(
松川幸路君) お答えいたします。
今回の、
特別定額給付金の概要についてでございます。
まず、
該当者といたしましては、令和2年4月27日において
住民基本台帳に記録されている方々でございます。
議員言われるように、
所得制限はございません。
受給権者、つまりお金を受け取る方は、世帯の
世帯主というふうになっております。
給付金額は、お一人につき10万円。
今回の
給付申請並びに
請求方法で特に注意といいますか、国から指導が来ておりますのは、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、飛沫や接触を含めた、いわゆる「3密」を避けるということでございます。したがいまして、市民の皆様には、申請に関しまして
郵送申請か、もしくはオンライン申請を行っていただきたいことと、給付、つまり受け取りにつきましては、可能な範囲口座振込でお願いしたいと考えております。
最後に、申請の期限につきましてでございますが、
郵送申請の受付開始日から3カ月以内というふうになっております。
○11番(穴井宏二君) はい、分かりました。
では、次の質問でございますけれども、この10万円の
給付金の申込書、大体――まだ私の手元には来ていないのですけれども――いつごろ到着をするのか。発送からのスケジュール、これをちょっと、もうちょっと教えて、具体的にお願いできますでしょうか。
○
企画部長(
松川幸路君) お答えいたします。
まず、オンライン申請につきましては、5月1日から受付をしておりまして、早ければ今月の13日から順次振り込みをさせていただきたいというふうに、今準備をしております。
また、
郵送申請につきましては、5月20日には市内全世帯への申請書を郵便局へ持ち込んで発送していただきたいというふうに思っておりまして、その分の給付の振り込みにつきましては、最初のスタートが今月の28日から順次振り込みのスタートができるように今準備をしております。
○11番(穴井宏二君) 具体的に、よく分かりました。
それでは、先ほど部長がおっしゃいましたけれども、申込み期間が発送から3カ月というふうにお聞きしておりますけれども、仕事で長期不在の方とか、長期入院で3カ月以内に申込み手続が発送できない場合はどうなるのか。何か猶予というか、そういうのは示されておりますでしょうか。
○
企画部長(
松川幸路君) お答えいたします。
現在、国・総務省が示されております方法といたしましては、基本的にはその
代理申請の方法ということになります。世帯の世帯員でも
代理申請は可能です。また、親族などの代理も可能です。施設などの入所者の方の場合は、その施設などの職員の方でも代理は可能となります。しかし、いずれの場合も
代理申請の場合には、本人と代理人との関係を説明する書類などの提示をしていただくようなことになります。
○11番(穴井宏二君) 分かりました。では、高齢者施設に入っている方々、身寄りのない方々は
代理申請ということですね。はい、分かりました。そこら辺の徹底をぜひ、調査しながらお願いしたいと思います。
そして、別府市は高齢化も進んでおりまして、坂道も非常に多いという、扇状地でございます。それで、高齢化に伴いましてなかなか申込書を郵便局まで持っていけないと。つえをついて行く方もいらっしゃいますけれども、なかなか郵便ポストに投函まで行くのが大変だという方もいらっしゃいます。それについての対策ですね。例えば
臨時職員の方の活用とか、そういうふうな対応は何か考えていらっしゃいますでしょうか。
○
企画部長(
松川幸路君) お答えいたします。
基本的には、現在
代理申請の方法しか国からは示されておりませんが、先ほど、世帯員でありますとか親族でありますとか、施設の職員の方と申し上げましたが、そのほかに単身で寝たきりの方や認知症を患っている方などにつきましては、地区の民生委員さんや自治会長さんなど、平素より御本人の身の回りのお世話をしている方については、当該者による
代理申請も適当であるというふうに、
市区町村が認めた場合には適当であるというふうに示されております。やはりそれも先ほど申しましたように、本人と代理人との関係を説明する書類の提示などが必要というふうに、国からは示されております。
○11番(穴井宏二君) では、次に生活保護を受けていらっしゃる方からの問合せがあります。この問合せ内容というのがあります。
まず、この
給付金が振り込まれた場合に収入認定となって市への返還が必要なのか。
また、これは生活保護の方ではないのですが、差押えの対象となってしまうのか。
また、それから、口座を持っていない方、やっぱりいらっしゃるのですね。そういう方への対処はどうなるのか。
また、相談窓口を設けて人間的なアドバイスができるのかどうか。そこら辺を、ちょっとお答えいただけますでしょうか。
○
企画部長(
松川幸路君) お答えいたします。
まず、生活保護の方に対する収入認定の問題でございますが、収入認定の対象とはされないというふうに国からは示されております。
また、差押えの件につきましてでございますが、法により差押えの対象にもなっておりません。
続きまして、口座のない方への対応につきましてでございますが、先ほど、冒頭概要で御説明させていただきましたけれども、今回最大の目的は、
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点ということで、極力口座振込でお願いしたいところでございますが、しかし、やむを得ずその口座がない方への対応につきましては、申請書に「口座がない、窓口での交付を受けたい」というふうな欄を設けておりますので、そこにチェックをいただくことになります。その方々につきましては、後日受け取り方法などをお示しさせていただいた、また通知を再度差し上げたいというふうに思っておりますが、やはりその
郵送申請やオンライン申請がほぼ大多数であるというふうに思っておりますので、
感染拡大防止の観点からも含めて、窓口での給付に関しては、口座の方々よりはちょっと遅れての手続になろうかと思います。
最後の相談窓口につきましてでございますが、4月27日からアリーナのほうで
総合受付センターを開設しております。専用のブースも設けておりますので、そちらのほうで直接お教えすることもできますし、コールセンターも5月2日より開設しておりますので、お電話でお問合せをいただきたいというふうに思っております。
○11番(穴井宏二君) はい、分かりました。アリーナである相談窓口、そこで対応できるということですね。よろしくお願いします。
それでは、ちょっと先ほどとダブるかもしれませんけれども、4月27日が基準となっておりますけれども、これを基準として生まれた方、亡くなった方、また転出・転入となった方への判断ですね。まず、この基準はどうなっていますでしょうか。
○
企画部長(
松川幸路君) お答えいたします。
まず、出生や死亡に関してですが、基準日の4月27日以前に生まれた方、4月27日以後に亡くなられた方が支給の対象となります。
転出・転入に関しましては、様々なケースがございますが、代表的な例といたしましては、転出の場合、転出の年月日が基準日以前の場合は、転入先の
市区町村での給付になります。また、転出の年月日が基準日以後の場合は、転出元の
市区町村での給付になります。
○11番(穴井宏二君) はい、分かりました。
では、DVにつきましてですね。DVを受けていらっしゃる方について、ちょっと1点お聞きしたいと思いますけれども、DVを受けて、現在の
住民票の場所にいない方、それによって市外から別府に来られた方、また逆に別府から市外に行かれた方等はどうなるのか。
それから、
世帯主に給付ということでございますけれども、4人家族で、1人の方がDVでちょっと別府から出ておられる、また別府市内のどこかにおられるという場合に、
世帯主の方に給付になるのですけれども、その後のDVで避難している方への給付、一旦
世帯主に全額入れて給付して、その後、また行政のほうで
世帯主への対応、こういうのは出てくるのか。そこら辺をお答えください。
○
企画部長(
松川幸路君) 基本的には、DVで住所地ではないところに住まれている方につきましては、現在住んでいるところに申出をいただければ、そこの自治体で給付されるようになります。当然
住民票のある自治体のほうにもその申請書が行くわけでございますが、そこは市町村が存在している県を経由して情報の共有を行うようになっております。
また、申請書の同意書欄には、もしその世帯員の方の、既に給付されている方の世帯員の方が振り込まれた場合は、返還に応じるというふうな同意の項目も設けておりますので、それにより速やかに、もしダブった場合は速やかに返還していただくというふうになっております。
○11番(穴井宏二君) はい、分かりました。ここのところは返還作業、ダブル給付となった場合の作業は非常に大変になってくると思いますけれども、ぜひとも粘り強く進めていっていただきたい、このように思いますので、よろしくお願いをいたします。
私ども公明党の山口代表が、昨日のニュースの中でも、別府市みたいに率先して頑張っている地方自治体には国からも支援をしていくべきだ、このようにコメントをしておりましたけれども、私も全くそのとおりであると思っております。何事も市民に
安心感を与えられることが重要でありまして、別府市は
先手先手でやってきたなと思っておりますし、作家の佐藤優氏も、この10万円の
給付金につきましては、「一律給付という形で社会に分断をつくらない方向に導いた。よかった」と、このようにコメントがありました。
本当にこの別府市においても、
先手先手で別府市の政治にヒューマニズムの風が吹き始めた、このように感を持っているところでございます。
幕末の藩士である高杉晋作の言葉に、「戦いは一日早ければ一日の利益がある。まず飛び出すことだ。思案はそれからでいい」との言葉がありますが、まさに今、別府はこの言葉に近い歩みをしているのではないかと思っております。これから大変な事務作業となりますけれども、一刻も早く市民の方へ、そしてまた高齢者の方々、障がい者の方々、独り住まいの方々へ
安心感を与えるために給付を開始されるために、きめ細かいフォローをしていただきたいことを強く要望して、質問を終わります。
○3番(美馬恭子君) 先の議員の方々が質問をされておりますので、重なる部分に関しては省略して、少しその他の点でお聞きしたいことがありますので、よろしくお願いします。
新型コロナウイルス感染症緊急対策に関する経費なのですけれども、
世帯主の口座に一括で入るということになっておりますが、これ、書類を出した時点で口座が間違っていたり、また口座名が
世帯主でなかったというような場合にはどういうふうになるのでしょうか。
○
企画部長(
松川幸路君) お答えいたします。
今回のリストにつきましては、リストの管理台帳というものを作ります。それに申し出いただいた口座を入力いたしまして、速やかに金融機関にデータをお渡しするわけですけれども、その際に必ずアンマッチ、つまりエラーが出ますので、それが出ましたら、すぐ該当の方に御連絡をさせていただいて、いわゆる確認をさせていただくというふうなことになろうかと思います。
○3番(美馬恭子君) 多分、お金は早く入るにこしたことはないのですけれども、きっと間違って口座番号を違う番号を出したということも多々出てくるのではないかと思いますが、それに要するチェックもできれば早めにしていただいて、先ほど早期にお金が入ってくるように言われましたので、時間もかかりますし、人員も必要になるとは思いますが、どうぞよろしくお願いしたいというふうに思っています。
それでは引き続きまして、次は障害者通所支援に要する経費ということでひとつお尋ねしたいことがあります。
この追加額に関しての内容は、どのようになっているでしょうか。
○
福祉共生部長兼
福祉事務所長(中西康太君) お答えいたします。
3月2日から春休み前の3月26日までの
小学校・
中学校・高等学校・特別支援学校への一斉休校の申請に伴いまして、
保護者が仕事を休めない場合に自宅で一人で過ごすことのできない児童がいる世帯において、放課後等デイサービスの利用の増加が見込まれたため、障害福祉サービス報酬の増加に伴う地方負担及び利用者の負担の増加分について、今回計上させていただいております。
新たに利用が決定された利用の人数でございますが、5名、既にサービスを利用しており、学校の臨時休業により利用が増えた児童が109人、計114名の方を今回計上させていただいております。追加額については10分の10国庫補助ということでございます。
○3番(美馬恭子君) 支援学校なり支援学級、お休みになりましたので、障がい児の方たちが通所に行く率がもっと増えるのではないかなと思っていましたけれども、家庭で見られる方もいらっしゃるでしょうし、人数もさほど大きくなっていないということは、ある面よかったのかなというふうにも思っていますが、4月、5月、少し延長になっていますので、今後の増加数としては少しまた増えてくるとは思いますけれども、ぜひ、10分の10ということですので、支援のほう、よろしくお願いしたいと思います。
すみません、ちょっと質問の順番を間違ってしまいましたが、次に、
ICTに関してお尋ねしたいと思います。
先ほど2番・
日名子議員も随分聞かれていましたので、中の詳しいところはもう十分によく分かりました。
ただ、私としましては、教員の先生たち、本当に学校再開に向けて授業の進み、組立て方とか、生徒や
保護者との関わりの中で様々な考えを巡らせて、計画を立案されてきていると思います。しかし、学校再開は何度となく延長され、計画も変更されてきています。常日頃とは違う日常生活の中で業務をされていることだと、本当に心配しております。その心労を考えると大変厳しいものがあるのではないかなと推察します。医療
関係者もさることながら、今から育っていく
子どもたちの教育の現場を支えようとしている教員の方々への、さらなる負担になるのではないかなという危惧も持っています。
その意味で、今この時期に本当にこれが必要なのかどうなのかという疑問を持ちました。時の流れでありますから、GIGA構想に関しては私自体も必要だとは思っていますし、進んでいくものだと思っています。だからこそ、ぜひ心のゆとりの持てる出発であってほしい、そして誰もが立ち止まるのではなく、
子どもたちとともに前に進んでいけるようなGIGA構想になってもらいたいという思いを込めて、この質問に関しては、以前、
日名子議員も聞かれていますので、これで終了したいと思います。
次に、最後になりますけれども、
小学校の給食に要する経費ということで質問を出したときに、お話を聞かせていただきました。
小学校・
中学校の給食に要する経費ですね。3月2日から春休み前日までの食材のキャンセルに係る違約金として、こういうふうに上げていますということでした。その中で、4月、5月はどうなりましたかという話をお伺いしましたら、まだ今のところ契約もしていないので、違約金に関しては発生していませんし、大きく問題となっていることはありませんと。給食というのは本当に卸業者の中でも大きな位置を占めているかもしれませんが、それに関しては別府市からのいろいろな援助があることをお知らせしておりますので、今後それを見ていきたいというような話をされましたので、一安心したところです。
5月18日から、分散登校になります。1週間に2回行く
子どもたち、1回しか行かない
子どもたち、それでも学校に行くことがきっとうれしいのではないかと思いますが、そんな中で多分楽しみになることなので、お昼までで終わってしまうのだとは思いますが、親として思うことは、なかなか厳しいかもしれませんけれども、牛乳なりビスケットなり持たせてくれたらうれしいのになという思いをちょっと抱いてしまったところであります。
では、本当に最後になりますが、基金に関してお伺いしたいと思います。
市長の
提案理由の中にもありましたし、本当に大切なことだと思います。ニュースなどでもほかのところでも基金が成立されて、皆さんが助け合いをしているという話を好ましく聞いていました。
この中で、別府市としてはどういう方向性でこの基金、設立しようとされているのか教えてください。
○
財政課長(安部政信君) お答えいたします。
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、3月
補正予算に計上しました緊急対応、さきの
臨時議会に計上しました市の単独の
緊急対策と取り組んでいるところでございますが、
提案理由でも申しましたとおり、本市においてはこういった感染対策に対して複数の方々から寄附が寄せられており、また今後も寄附が寄せられるということが想定されております。こうした寄附金をほかの歳入と同様に市の歳入予算に受け入れ、これを
歳出予算に充てるということになると、寄附金を何に使ったということが分かりにくいという面がございます。そのため、寄せられた寄附金につきまして、一旦基金に積み立てまして、その総額を明らかにするとともに、寄附金を活用する場合につきましては、寄附の目的に沿った
歳出予算を計上した上で、基金から繰り入れ充てることによって基金の使徒を明確にし、必要な対策に活用をする、こういった目的で今回の基金を設置するものでございます。
○3番(美馬恭子君) ふるさと納税基金など、寄附を寄せてくださる方々にとりましても、その先行きが見えて
コロナに対しての援助ができているという思いがあれば、本当に出してくださっている方々にとってもプラスになることだというふうに考えております。大切に使っていただいて、補助的な面で使っていただければというふうに思っております。