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平成29年第1回定例会(第1号 2月28日)

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  1. 別府市議会 2017-02-28
    平成29年第1回定例会(第1号 2月28日)


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    平成29年第1回定例会(第1号 2月28日)            平成29年第1回定例会会議録(第1号) 平成29年2月28日   〇出席議員(25名)     1番  阿 部 真 一 君     2番  竹 内 善 浩 君     3番  安 部 一 郎 君     4番  小 野 正 明 君     5番  森   大 輔 君     6番  三 重 忠 昭 君     7番  野 上 泰 生 君     8番  森 山 義 治 君     9番  穴 井 宏 二 君    10番  加 藤 信 康 君    11番  荒 金 卓 雄 君    12番  松 川 章 三 君    13番  萩 野 忠 好 君    14番  市 原 隆 生 君    15番  国 実 久 夫 君    16番  黒 木 愛一郎 君    17番  平 野 文 活 君    18番  松 川 峰 生 君    19番  野 口 哲 男 君    20番  堀 本 博 行 君    21番  山 本 一 成 君    22番  三ヶ尻 正 友 君    23番  江 藤 勝 彦 君    24番  河 野 数 則.君    25番  首 藤   正 君
    欠席議員(な し) 〇説明のための出席者    市長       長 野 恭 紘 君   副市長      阿 南 寿 和 君    副市長      猪 又 真 介 君   教育長      寺 岡 悌 二 君    水道企業管理者  中 野 義 幸 君   総務部長     豊 永 健 司 君    企画部長     工 藤 将 之 君   建設部長     狩 野 俊 之 君    ONSENツーリズム部長             伊 藤 慶 典 君   生活環境部長   釜 堀 秀 樹 君    福祉保健部長福祉事務所長             大 野 光 章 君   消防長      河 原 靖 繁 君                         ONSENツーリズム部参事    総務部参事    伊 藤   守 君            松 永   徹 君    ONSENツーリズム部参事             永 井 正 之 君   教育参事     湊   博 秋 君    水道局次長管理課長             三 枝 清 秀 君   総務課長     月 輪 利 生 君    政策推進課長   本 田 明 彦 君 〇議会事務局出席者    局長       檜 垣 伸 晶     次長兼議事総務課長                                  挾 間   章    補佐兼総務係長  河 野 伸 久     補佐兼議事係長  浜 崎 憲 幸    主査       安 藤 尚 子     主査       佐 保 博 士    主査       佐 藤 英 幸     主査       波多野   博    主事       橋 本 寛 子     速記者      桐 生 正 子 〇議事日程表(第1号)       平成29年2月28日(火曜日)午前10時開議    第 1 会議録署名議員の指名    第 2 会期の決定    第 3 議第 1号 平成28年度別府市一般会計補正予算(第9号)        議第 2号 平成28年度別府市国民健康保険事業特別会計補正予算              (第3号)        議第 3号 平成28年度別府市競輪事業特別会計補正予算(第4号)        議第 4号 平成28年度別府市公共下水道事業特別会計補正予算              (第3号)        議第 5号 平成28年度別府市地方卸売市場事業特別会計補正予算              (第4号)        議第 6号 平成28年度別府市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)        議第 7号 平成28年度別府市水道事業会計補正予算(第1号)        議第 8号 平成29年度別府市一般会計予算        議第 9号 平成29年度別府市国民健康保険事業特別会計予算        議第10号 平成29年度別府市競輪事業特別会計予算        議第11号 平成29年度別府市公共用地先行取得事業特別会計予算        議第12号 平成29年度別府市公共下水道事業特別会計予算        議第13号 平成29年度別府市地方卸売市場事業特別会計予算        議第14号 平成29年度別府市介護保険事業特別会計予算        議第15号 平成29年度別府市後期高齢者医療特別会計予算        議第16号 平成29年度別府市水道事業会計予算        議第17号 別府市行政手続における特定の個人を識別するための番号の              利用等に関する条例の一部改正について        議第18号 別府市議会議員及び別府市長の選挙における選挙運動の公費              負担に関する条例及び別府市長の選挙におけるビラの作成の              公費負担に関する条例の一部改正について        議第19号 別府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につ              いて        議第20号 別府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について        議第21号 別府市職員厚生会に関する条例の一部改正について        議第22号 別府市職員の給与に関する条例及び単純な労務に雇用される              職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について        議第23号 別府市税条例等の一部改正について        議第24号 別府市手数料条例の一部改正について        議第25号 別府競輪市民広場の設置及び管理に関する条例の一部改正に              ついて        議第26号 別府市国民健康保険税条例の一部改正について        議第27号 大所飲料水供給施設の設置及び管理に関する条例の一部改正              について        議第28号 別府市温泉発電等地域共生を図る条例の一部改正について        議第29号 別府市水道事業及び簡易水道事業設置等に関する条例の一              部改正について        議第30号 別府市水道局企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の              一部改正について        議第31号 市道路線の認定及び廃止について        議第32号 市有地の貸付けについて        議第33号 市有地の貸付けについて        議第34号 市長専決処分について    第 4 請願第1号 犯罪被害者等の支援に関する条例制定を求める請願、上程、              委員会付託 〇本日の会議に付した事件    日程第1~日程第4(議事日程に同じ)       午前10時00分 開会 ○議長(堀本博行君) 平成29年第1回別府市議会定例会は成立をいたしました。  地方自治法第121条の規定により、説明のため市長ほか関係者の出席を求めましたので、御了承願います。  開議に先立ち、報告事項がございます。  去る2月1日、東京都において開催をされました全国市議会議長会基地協議会第80回総会外1件の会議に出席をいたしましたが、その概要については、お手元に報告書を配付しておりますので、これにより御了承願います。  これより、会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付しております議事日程第1号により行います。  日程第1により、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員には、会議規則第88条の規定により議長において指名をいたします。  会議録署名には、10番・加藤信康君、11番・荒金卓雄君、17番・平野文活君、以上3名の方々にお願いをいたします。  次に、日程第2により、会期の決定を議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から3月24日までの25日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀本博行君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月24日までの25日間と決定をいたしました。  次に、日程第3により、議第1号平成28年度別府市一般会計補正予算(第9号)から、議第34号市長専決処分についてまで、以上34件を一括上程議題といたします。  提案理由の説明を求めます。     (市長・長野恭紘君登壇)
    ○市長(長野恭紘君) 平成29年第1回市議会定例会の開会に当たり、提案理由の説明に先立ちまして、2月5日に発生しました楠町火災について御報告をいたします。  去る2月5日午後7時16分、楠町13番において建物火災が発生し、4棟が全焼し、部分焼などを含む7棟14世帯、22人の方々が被災され、3人の方の尊い命が失われました。  消防車両27台、消防隊員消防団員計173人が出動して消火活動に当たる一方で、午後8時30分に災害対策連絡室を設置し、ふれあい広場・サザンクロス4階に避難所を開設するなどして被災者の支援に当たり、出火から約4時間後の午後11時に鎮火しました。  お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災された方々に心から御見舞申し上げます。  これまで、被災者皆さんへの宿泊施設無償提供や寝具・衣類等の提供など多くの善意をお寄せいただきました。温かい気持ちをお寄せいただいた皆様方に心から感謝申し上げます。  被災された方々の生活再建や地域の復興に向け、昨年の熊本地震の経験と教訓を踏まえ、民間の方々とも連携・協働しながら、引き続ききめ細かな対応を行うとともに、防災行政の一層の充実を図ってまいりたいと考えております。  続いて、ただいま上程されました諸議案の説明に先立ち、新年度の市政運営に対する私の基本的な考えを申し上げます。  平成28年度は、本市観測史上最大の震度6弱の震災から始まったと言っても過言ではありません。4月16日の発災直後、私は、直ちに市役所内のケーブルテレビBスタジオ」から生放送で市民の皆さんに地震時の注意事項と冷静な対応を呼びかけました。以来、私は、あらゆる機会を捉えて別府の元気を発信するとともに、議会の全面的な御協力をいただきながら、2度にわたる専決処分臨時議会を含む数次の復興関連補正予算を編成し、市民生活早期再建観光関連産業への影響緩和に向けて、心血を注いでまいりました。  本市の基幹産業である観光産業は、官民挙げての努力が実り、宿泊者数については、数字的にはほぼ前年並みの回復を果たすことができました。震災対応に当たりながら、地域再生法に基づく地域再生計画にも応募し、本市の地域再生計画は、5件連続して内閣総理大臣の認定を受けることができました。  私は、市長就任以来、「まちまもり」こそ「まちづくり」であり、別府の歴史・伝統・文化・産業を磨き続けることこそが、別府の誇りを再建し、新たな誇りを創生することにつながると考え、「地域を磨き、別府の誇りを創生する」ことを念頭に市政運営に当たってきました。  震災から1年を迎え、さらに、楠町火災を踏まえ、平成29年度は、全ての市民に寄り添い、全てのまちの隅々までさんさんたる光が行き届くことを期して、ひとをまもり、まちをまもり別府人暮らしをまもる年にしたいと決意しています。  新年度の市政運営については、「震災からの完全復興観光再生の実現」、「総合戦略の確実な実行」、「別府の特性をいかした、別府ならではの挑戦」を念頭に置いて、事に当たっていきたいと考えております。  まず、「震災からの完全復興観光再生の実現」についてです。  震災から10カ月余りが経過し、国の観光振興策である「九州ふっこう割」が昨年12月末で終了し、今後の状況が危惧されるところであります。このような状況を踏まえ、被災した本市をさまざまな形で支援していただいた方々に「感謝の気持ち」を伝えるとともに、官民が連携し、総力を挙げて「選ばれる観光地」を目指して取り組んでいきたいと考えています。  次に、「総合戦略の確実な実行」についてであります。  別府市総合戦略及び別府市総合計画後期基本計画の円滑な推進を図り、「まちをまもり、まちをつくる」共創の形をつくるために行う別府市役所機構改革がいよいよ4月から起動します。「地域を磨き、別府の誇りを創生する」ため、時代の要請や新たな課題に対し、地方創生取り組みを加速させるとともに、「政策市役所」の実現を目指して人材育成組織体制の強化を図ることにより、「政策復興」を加速化させていきます。  さらに、「別府の特性をいかした、別府ならではの挑戦」についてであります。  昨年11月に実施しました「別府ONSENアカデミア」では、別府の潜在的価値可能性について再認識することができました。平成29年度は、本市が持つ豊かな温泉資源を生かして市民の健康寿命の延伸を目指すとともに、スポーツ選手メディカルチェックやリハビリ・療養等に関する温泉の具体的な効果・効能について、医療・医学の分野と連携を図り、この取り組みラグビーワールドカップ2019や2020年東京オリンピックパラリンピック競技大会を初めとする国際スポーツ大会事前キャンプ大会等誘致活動につなげてまいります。  別府温泉可能性と別府の元気を発信する試みである「湯~園地」計画につきましても、広く民間からの御協力を募りながら、「別府にしかできない夢」の実現に向け努めてまいりたいと考えております。  続きまして、ただいま上程された各議案について、その概要を説明いたします。  予算関係議案から御説明申し上げます。  まず、平成28年度補正予算であります。  一般会計補正額は13億840万円の減額であり、補正後の予算額は493億5,000万円となります。今回の補正予算では、国の平成28年度第2次補正予算に計上された地方創生拠点整備交付金を活用した事業のほか、最終補正のため、決算見込みによる歳入歳出予算計数整理等を行っております。  本市が内閣府に応募しました地域再生計画・「敢えて『オフサイド』することをめざして―べっぷ竹の駅(Beppu Bamboo Base)が絆ぐ伝統的工芸品とインバウンドの連結拠点整備プラン」が、地方創生の先導的な取り組みとして評価され、地方創生拠点整備交付金対象事業に採択されましたことから、補正予算に計上するものであります。  ラグビーワールドカップ2019を見据えた上で、天然芝グラウンドに整備しています実相寺中央公園多目的グラウンドからわずか160メートルの至近距離に位置している別府市竹細工伝統産業会館にべっぷ竹の駅(Beppu Bamboo Base)や「竹カフェBamboo Caf驀」、さらに工房などを併設し、平成6年の開館以来23年ぶりに竹細工伝統産業会館をリニューアルし、再生させるための予算を計上しています。この事業につきましては、補助率50%の地方創生拠点整備交付金に加えて、地方債充当率100%・地方交付税措置50%の補正予算債を活用することにより、本市の財政負担を可能な限り抑制する措置を講じております。  次に、特別会計であります。国民健康保険事業外4つ特別会計で、決算見込みによる所要額の調整を行っています。補正額は39億2,040万円の減額であり、補正後の予算額は462億5,263万1,000円となります。  水道事業会計では、収益的収支及び資本的収支ともに、決算見込額に合わせた計数整理として、補正を行っております。  次に、平成29年度当初予算であります。  一般会計予算規模は487億1,000万円であり、前年度と比較しますと、2.6%の増となっています。  平成29年度当初予算は、震災からの完全復興と市民の安全・安心を実現する予算として、「『ひとまもり』と『まちまもり』」、「儲かる別府への進化」、「地域経済活性化」への取り組みを重点的に編成しました。  平成29年度当初予算の編成に当たりましては、市税収入が伸び悩む中、国の地方財政対策におきましても、地方交付税の減額が示されるなど、本市もまた予算編成にこれまで以上の工夫と努力を傾注いたしました。  このような地方財政を取り巻く状況にあっても、平成29年度当初予算は、地方創生発展期の予算として、別府創生の実現を加速するため、重点的に取り組むべき施策に対しては財源を重点配分するとともに、地域経済を下支えする公共事業費も大幅に増額し、景気にも配慮した積極型予算を編成しました。時代の要請や地域の事情に配慮した政策を打ち出しながら、今後も、別府で暮らす人々の幸福度の向上に向けて一意専心努力してまいります。  それでは、当初予算の主な内容について、御説明申し上げます。  「ひとまもり」と「まちまもり」の取り組みとして、中山間地域生活支援のための地域公共交通の維持と、高齢者日常生活における移動を支援するため、昨年12月から運行しています乗合タクシーである「みんなのタクシー」について、運行地域を拡大するとともに、市街地においても、70歳以上の高齢者を対象に初乗り運賃で利用できるバスの実証運行を開始します。これまでの実証運行で得られた地域住民皆さんの意見やニーズ等を踏まえ、中山間地域交通不便地域で暮らす人々や通院や買物など日々の暮らし交通手段に不自由を余儀なくされている高齢者の方々に寄り添い、移動支援社会参加の促進を図る救済策を講じてまいります。  熊本地震の震災におきましては、全国から温かい御支援を寄せていただきました。復興が着実に進む中、観光客として別府に来ていただいたことで御支援いただいた方々に感謝の気持ちを伝えるための動画を制作し、広く発信します。支援していただいた方々に「ありがとう」の気持ちを込めて、本物の別府温泉を宅配する「元気なべっぷ発信(ありがとう)事業」を実施します。  観光の再生に向け、新たに観光情報発信力強化事業を実施し、観光ホームページの充実・強化を図るとともに、インバウンド事業では、JR別府駅構内にある外国人観光客案内所を起点とする外国人観光客向け周遊パス市内飲食店のメニューの多言語化温泉施設マップ作成等による外国人観光客満足度アップ事業を新たに実施することにより、受入体制を整備いたします。  今回の震災の体験を踏まえ、大規模災害の備えとして、大災害時に優先業務の適切かつ迅速な対応を可能にする業務継続計画(BCP)を策定するとともに、災害情報共有システム職員参集システムの導入など防災体制の強化・充実を図っていきます。  さらに、熊本地震及び楠町火災を踏まえ、地域力を強化するため、自主防災会関係機関が連携して実施する各種訓練経費等を助成する自主防災連携活動事業、地域を磨き、相互に支え合いながら、共通の課題を解決する「ひとまもり自治区」・中規模多機能自治区の実現に向けた取組を支援する「ひとまもり自治区」形成事業を新たに実施します。  別府の未来をつくる子どもたちを育む環境の充実も図っていきます。本年1月に全公立中学校においてエアコンの運用を開始しましたが、新年度は、全公立小学校幼稚園エアコンを設置し、学びの環境の一層の充実を図っていきます。  さらに、放課後児童クラブを利用する保護者の負担を軽減する助成制度を新たに設けるとともに、私立認可保育園保育定員の拡充、預かり保育を実施する公立幼稚園の拡充など、別府で子どもを「産み」、「育て」、「生きる」希望をかなえる環境を整えてまいります。  「儲かる別府に進化する」取り組みとしては、担い手の人材育成、製品の認知度向上に資する竹産業イノベーション(技術や経営の革新)事業、竹細工製品開発事業など、世界に誇る伝統産業であります竹産業の振興を図るとともに、市内の産業の活性化雇用創出に力を注ぐため補助制度を創設し、企業誘致を積極的に展開していきます。  さらに、平成27年度から地方創生先行型交付金(タイプⅠ)を活用して調査研究を行ってきました産業連携協働プラットフォームB-biz LINKを新年度に設立します。B-biz LINKを機軸として、市内の企業・大学・行政・地域が連携・協働し、別府一丸となって起業支援や人材の育成など地域の活性化に取り組んでいきます。  そのほか、日本を代表するセレクトショップであるBEAMSと連携して新たな「ひと・もの・しごと」づくりを支援する「4『B』i地域産業イノベーション推進事業」、ICT等を活用した観光産業生産性向上事業など稼ぐ力を新たに生み出し、強化することによって「儲かる別府」を実現していきます。  また、山の手・浜脇中学校統合事業や安心で快適な生活環境を確保するため、し尿処理場春木苑更新事業に引き続き取り組むほか、老朽化した公共施設安全性機能維持のため、消防署亀川出張所市営亀川住宅の建てかえにも着手します。これらの公共事業費を早期に切れ目なく執行することにより、地域経済活性化を図っていきます。  次に、特別会計予算総額は480億9,900万円であり、前年度当初予算比で0.5%の増となっています。  競輪事業特別会計では、老朽化した選手管理棟を改築する予算を計上しています。  介護保険事業特別会計では、高齢者日常生活支援体制の充実・強化及び社会参加の推進を一体的に図る生活支援体制整備事業指定管理者との共同により、市営温泉2カ所を利用して高齢者入浴支援を行う高齢者入浴支援サービス事業を実施します。  最後に、水道事業会計でありますが、安定給水確保のため施設拡張改良事業配水管整備事業朝見浄水場既存施設更新事業基幹施設耐震補強事業や、安心でおいしい水の給水確保のため、鉛管対策事業などの経費を計上しております。  次に、予算外の議案につきまして御説明申し上げます。  予算外の議案につきましては、条例関係14件、その他4件の計18件を提出しています。  議第17号別府行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部改正については、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部改正により情報連携の範囲が拡大されたこと等に伴い、条例を改正しようとするものです。  議第18号別府市議会議員及び別府市長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例及び別府市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部改正については、市議会議員及び市長の選挙における選挙運動用自動車使用等の公営に要する経費に係る限度額を改定することに伴い、条例を改正しようとするものです。  議第19号別府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、及び議第20号別府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、地方公務員育児休業等に関する法律の一部改正により育児休業等の対象となる子の範囲が拡大されたこと等に伴い、条例を改正しようとするものです。  議第21号別府職員厚生会に関する条例の一部改正については、別府市職員厚生会に対する市の負担金を減額することに伴い、条例を改正しようとするものです。  議第22号別府市職員の給与に関する条例及び単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正については、配偶者に係る扶養手当を引き下げ、子に係る扶養手当を引き上げることに伴い、条例を改正しようとするものです。  議第23号別府税条例等の一部改正については、地方税法等の一部を改正する等の法律の一部改正により、軽自動車税における環境性能割の導入時期が延期されたこと等に伴い、条例を改正しようとするものです。  議第24号別府手数料条例の一部改正については、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に基づく建築物エネルギー消費性能適合性判定に係る手数料を定めるため、条例を改正しようとするものです。  議第25号別府競輪市民広場の設置及び管理に関する条例の一部改正については、競輪開催日の入浴料を無料とする扱いを廃止することに伴い、条例を改正しようとするものです。  議第26号別府国民健康保険税条例の一部改正については、国民健康保険税の基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額の限度額を改定することに伴い、条例を改正しようとするものです。  議第27号大所飲料水供給施設の設置及び管理に関する条例の一部改正については、引用する別府市簡易水道事業給水条例を廃止することに伴い、条例を改正しようとするものです。  議第28号別府温泉発電等地域共生を図る条例の一部改正については、温泉発電等の導入の影響等を審議する別府市温泉発電等対策審議会を設置することに伴い、条例を改正しようとするものです。  議第29号別府水道事業及び簡易水道事業設置等に関する条例の一部改正については、簡易水道事業水道事業に統合すること及び剰余金の処分方法を定めることに伴い、条例を改正しようとするものです。  議第30号別府水道局企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正については、水道局企業職員についても、介護時間に係る給与を減額する等のため、条例を改正しようとするものです。  議第31号市道路線の認定及び廃止については、道路法の規定に基づき、市道の認定及び廃止について、議会の議決を求めるものです。  議第32号及び議第33号の市有地の貸付けについては、市有地を民間保育施設用地として無償で貸し付けることについて、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものです。  議第34号市長専決処分については、地獄蒸し工房鉄輪の指定管理者の指定の取り消しに伴い、同施設の管理を委託するため、平成28年度別府市一般会計補正予算(第8号)を地方自治法第179条第1項の規定に基づき、市長において専決処分したので、同条第3項の規定により議会に報告し、その承認を求めるものです。  以上で各議案の説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(堀本博行君) 以上で、各議案に対する提案理由の説明は終わりました。       〔「動議」と呼ぶ者あり〕 ○15番(国実久夫君) 私は、予算審査と決算認定審査の循環性を図るため、平成29年度の各会計における当初予算及び同予算に関連する議案並びに平成28年度の決算認定議案について、議員全員から成る予算決算特別委員会を設置し、集中審議することの動議を提出いたします。  なお、本特別委員会の設置期間は、設置の日から本件に関する審査が終了するまでとし、議会の閉会中も継続して審査等の調査を行うものであります。  議員皆様の御賛同をいただきますよう、お願い申し上げます。       〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀本博行君) ただいま、15番・国実久夫君から、議員全員から成る予算決算特別委員会を設置し集中審議をすることの動議が提出され、所定の賛成者がございますので、動議は成立いたしました。  よって、本動議を直ちに議題といたします。  お諮りいたします。本動議のとおり決することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀本博行君) 御異議なしと認めます。よって、本動議のとおり予算決算特別委員会を設置することに決定をいたしました。  予算決算特別委員会は、正・副委員長を互選の上、後刻、議長まで御報告願います。  暫時休憩いたします。       午前10時25分 休憩       午前10時37分 再開 ○議長(堀本博行君) 再開をいたします。  予算決算特別委員会は、休憩中に委員会を開会し、正・副委員長の互選を行いましたが、その結果、委員長に19番・野口哲男君、副委員長に9番・穴井宏二君と決定をいたしましたので、御報告いたします。  お諮りいたします。上程中の全議案については、会期日程により考案に付したいと思いますが、御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀本博行君) 御異議なしと認めます。よって、上程中の全議案については、会期日程により考案に付すことに決定をいたしました。  次に、日程第4により、請願第1号犯罪被害者等の支援に関する条例制定を求める請願を上程議題といたします。  本請願については、総務企画消防委員会に付託することといたしたいと思います。  以上で、本日の議事は終了いたしました。  明日3月1日は、考案のため本会議を休会とし、次の本会議は3月2日定刻から開会をいたします。  本日は、これをもって散会いたします。       午前10時39分 散会...