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平成12年第4回定例会(第6号12月18日)

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  1. 別府市議会 2000-12-18
    平成12年第4回定例会(第6号12月18日)


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    平成12年第4回定例会(第6号12月18日) 平成十二年第四回定例会会議録(第六号) 平成十二年十二月十八日   〇出席議員(三十二名)    一  番  猿 渡 久 子 君   二  番  吉 冨 英三郎 君    三  番  黒 木 愛一郎 君   四  番  平 野 文 活 君    五  番  松 川 峰 生 君   六  番  池 田 康 雄 君    七  番  野 口 哲 男 君   八  番  野 田 紀 子 君    九  番  堀 本 博 行 君   十  番  田 中 祐 二 君    十一 番  高 橋 美智子 君   十二 番  後 藤 健 介 君    十三 番  山 本 一 成 君   十四 番  佐 藤 博 章 君    十五 番  井 田 逸 朗 君   十六 番  富 田 公 人 君    十七 番  清 成 宣 明 君   十八 番  永 井   正 君    十九 番  三ケ尻 正 友 君   二十 番  佐 藤 岩 男 君    二十一番  泉   武 弘 君   二十二番  河 野 数 則 君    二十三番  岩 男 三 男 君   二十四番  原   克 実 君    二十五番  江 藤 勝 彦 君   二十六番  内 田 有 彦 君    二十七番  浜 野   弘 君   二十九番  首 藤   正 君
       三十 番  伊 藤 敏 幸 君   三十一番  矢 野   彰 君    三十二番  朝 倉   斉 君   三十三番  村 田 政 弘 君 〇欠席議員(な  し) 〇説明ための出席者    市長       井 上 信 幸 君   助役       大 塚 茂 樹 君    助役       三 浦 義 人 君   収入役      佐 藤 靖 彦 君    教育長      本 多 良 正 君   水道局管理者   澤 崎   寛 君    監査委員     後 藤 周 造 君   総務部長     佐 藤 英 征 君    企画財政部長   須 田 一 弘 君   市長公室長    井 上 泰 行 君    観光経済部長   首 藤 廣 行 君   建設部長     菅   政 彦 君    生活環境部長   沼 口 文 男 君   福祉保健部長福祉事務所長                                  池 部   光 君    消防長      宮 崎 眞 行 君   財政課長     亀 山   勇 君    教育次長総務課長             木 村 善 行 君   水道局次長    脇   英 機 君    選挙管理委員会事務局長             松 尾 慎 一 君 〇議会事務局出席者    局長       東   昇 司     参事       徳 部 正 憲    次長兼議事係長  安 藤 正 紀     次長兼調査係長  荒 金 則 明    主査       首 藤 泰 一     主任       花 木 敏 寿    主任       濱 崎 憲 幸     主任       宮 森 久 住    速記者      桐 生 能 成 〇議事日程(第六号)       平成十二年十二月十八日(月曜日)午前十時開議    第一 上程中の全議案及び請願に対する委員長報告、討論、表決    第二 議第一〇〇号 人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めることについて       議第一〇一号 人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めることについて    第三 報告第一四号 株式会社別府扇山ゴルフ場経営状況説明書類の提出につい              て       報告第一五号 寄附受納について    第四 別府市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙    第五 議員提出議案第一二号 日本自転車振興会に対する交付金制度の見直しを求                  める意見書       議員提出議案第一三号 輸入野菜急増による「セーフガード」発動に関する                  意見書       議員提出議案第一四号 地方バス生活路線の確保に関する意見書       議員提出議案第一五号 総合的難病対策の早期確立を要望する意見書       議員提出議案第一六号 音楽療法士国家資格制度の創設等を求める意見書 〇本日の会議に付した事件    日程第一〜日程第五(議事日程に同じ)       午前十時二十一分 開会 ○議長(三ヶ尻正友君) ただいまから、継続市議会定例会を開会いたします。  本日の議事は、お手元に配付いたしてあります議事日程第六号により行います。  日程第一により、上程中の全議案及び請願に対する各常任委員会及び関係特別委員会の審査の経過と結果について、各委員長から順次御報告願います。  建設水道委員会委員長。   (建設水道委員会委員長内田有彦君登壇) ○建設水道委員会委員長内田有彦君) 建設水道委員会は、去る十二月六日及び十一日の本会議において付託を受けました議第八十号平成十二年度別府市一般会計補正予算(第四号)関係部分外四件について、十二月十二日に委員会を開会し慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。  最初に、議第八十号平成十二年度別府市一般会計補正予算(第四号)関係部分についてであります。  まず土木課関係部分でありますが、餅ケ浜中津留線歩道新設事業費について、委員より、事業の内容及び完成時期についての質疑がなされ、事業場所は、国道十号線沿いの寿屋から西方向のJRとの立体交差部分であり、餅ケ浜保育所寄りに幅三メートル、高さ二・五メートルを推進工法で施工し、人と自転車が通行可能な自歩道整備を行うものであるが、それに伴いJRの軌道用地と餅ケ浜保育所用地の一部買収、さらにJRに工事委託をするため、今年度中に協定を結び、平成十四年度中に完成予定との答弁がなされた次第であります。  次に公園緑地課関係部分でありますが、当局より、鉄輪地獄地帯公園整備事業費にかかわる補正について説明がなされ、内容については、園路等の整備とトイレの改修が主であり、園路等の整備はバリアフリーでスロープを設けるなどリニューアルを図り、またトイレについては設置後二十年以上経過しており、障害者、高齢者、幼児、外国の方々の利用を含め改修を行うとのことであり、採決の結果、今回の補正内容を適切妥当と認め、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  続きまして議第八十三号平成十二年度別府市公共下水道事業特別会計補正予算(第二号)につきましては、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  続きまして議第八十五号中央省庁等改革に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についての関係部分であります。  当局より、内閣法の一部を改正する法律など中央省庁等改革関連法律の施行により、平成十三年一月六日から新たな中央省庁体制へ移行されることから、省名の変更に伴う関係条例の規定の整理を行おうとするものであるとの説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  続きまして議第九十六号平成十二年度別府市水道事業会計補正予算(第二号)についてでありますが、当局より、今年度の人事院勧告の趣旨に沿って企業職員の給与を改定しょうとするものであるとの説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をしました。  最後に、議第九十九号工事請負契約の締結についてであります。  当局より、別府市中央浄化センター機械濃縮棟建設工事請負契約の締結についての説明がなされ、委員より、市内業者の指名競争入札についての不落札の経過及び指名業者を変更した理由をただしたところ、当局より、県のガイドラインを準用し入札を行ったが、第一回目、二回目とも最低入札価格予定価格との差が一定の割合を超えていたため随意契約に移行することができず、指名替えを行ったとの答弁がなされた次第であります。また委員より、工事発注のおくれた理由について質疑がなされ、当局より、当初一括して入札を行おうとしたが、建物と空調設備及び電気関係について分離発注を行ったこと、次に測量、調査等実施計画に慎重を期し日数を要したこと、また入札が不調に終わったこと等、三点についての答弁がなされた。  さらに委員より、今後工事発注時期については十分に注意し、早期発注を実施するよう意見がなされた次第でありますが、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上で当委員会に付託を受けました議案の審査の結果と経過を報告して、終わります。  何とぞ議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手) ○議長(三ヶ尻正友君) 総務文教委員会委員長。   (総務文教委員会委員長黒木愛一郎君登壇) ○総務文教委員会委員長黒木愛一郎君) 総務文教委員会は、去る十二月六日及び十一日の本会議において付託を受けました議第八十号平成十二年度別府市一般会計補正予算(第四号)関係部分外十一件について十二月十二日に委員会を開会し、慎重に審査を行いましたのでその審査の概要について簡単に御報告をいたします。  初めに、議第八十五号中央省庁等改革に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について関係部分、及び議第八十六号社会福祉事業の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整理等に関する条例の制定について関係部分の二件につきましては、国の関係法令の施行に伴い関係条例の規定の整備を行うものであり、採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に議第八十九号から議第九十五号の職員給与改定に関する各補正予算及び議第九十七号別府市職員の給与に関する条例の一部改正についてまでの、以上人件についてであります。  本年八月、人事院は、引き続き厳しい経済二雇用情勢のもと、官民の給与格差がかつてなく極めて低率であることから、基本給である俸給表の改定を見送り、子等にかかる扶養手当を〇・一二%改定し、また期末手当等については〇・二月分引き下げることの勧告を行ったところであるが、本市においても職員団体と交渉を行った結果、人事院勧告どおり実施することの合意に達したので今回の提案に至った旨の説明がなされたところでありますが、委員から、さきの本会議でも指摘がなされた勤勉手当のあり方について、善通寺市等が導入をしている勤務評定に応じた成績率を基準とする支給割合のランクづけを図るべきであるとの指摘がなされた次第であります。  また関連して、行政の各種通知文案内状等については、郵送や各戸への持ち回りをすることはこの際廃止し、現状では各家庭にファックスもかなり普及していることから、これらを十分に活用することにより事務の簡素化、経費の効率的運用を図っていただきたいとの要望がなされた次第でありますが、最終的に職員給与改定関連議案を採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  続いて議第八十七号別府市コミュニティーセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてでありますが、本件は、別府市コミュニティーセンター内の温泉施設利用促進を図るため、新たに三十回分の入浴回数券を設けることに伴い条例の改正を行うものでありますが、委員から、当該施設の建設時において地区住民の利用に際し優遇措置を提唱していたと思うが、現状では何ら手だてがなされていないように見受けられる。一度過去に近隣自治会と協議をした内容について精査を行い、しかるべき配慮をしていただくよう検討を願いたいとの意見が述べられた次第でありますが、最終的に議第八十七号について採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  最後に、議第八十号平成十二年度別府市一般会計補正予算(第四号)関係部分についてであります。  今回の補正内容は、国からの地方特例交付金の額の決定による追加額、及び私立幼稚園就園奨励に要する経費の追加額、並びに火災予防に要する訓練用備品の購入費、さらに企画費においては行政改革推進審議会委員を委嘱することに伴う委員の報酬等を計上した旨の説明がなされ、これを了とし、本件について採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をした次第であります。  なお、現在本市の一大プロジェクトであります総合体育館建設事業に関して、将来における当該施設利用促進に関する誘致活動の強化が不可欠であるとの観点から、現状の文化・スポーツ振興課の陣容では到底相応ができかねると思われるところから、来年度に向けて万全の人員体制を構築していただくよう強く要望する意見が述べられた次第であります。  以上、付託を受けました議案十二件に対する審査概要の報告を終わります。  何とぞ議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手) ○議長(三ヶ尻正友君) 観光経済委員会委員長。    (観光経済委員会委員長田中祐二君登壇) ○観光経済委員会委員長田中祐二君) 観光経済委委員会は、去る十二月六日の本会議において付託を受けました議第八十二号別府市競輪事業特別会計補正予算(第一号)及び請願第ご号堀田に住民用の共同温泉の存続を求める請願書、二件につきまして、十二月十二日に委員会を開会し慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。  まず、請願第一号堀田に住民用の共同温泉の存続を求める請願書についてであります。  委員より、別府八湯の一つのエリアである堀田温泉郷リニューアルについては、自治会と当局が何年間かにわたって何度も協議をしており、また自治会の中では組長さんらも入り何度も協議されてまとめられた最終案ですので、これらの経緯に対して提出された請願はいかがなものか等の意見がなされ、最終的に本請願書の趣旨を納得するに至らず、採決の結果、賛成少数により、不採択すべきものと決定いたしました。  次に、議第八十二号別府市競輪事業特別会計補正予算(第一号)についてであります。  委員より、競輪活性化事業推進委託料についての質疑がなされ、当局より、全国の競輪場が五十周年を迎えたことにより、全国で実施される記念事業の一環として行うものであり、五十周年の節目に際し、改めて競輪の貢献度をアピールするとともに、新たな視点からの健全な競輪事業の発展とファンへの感謝をこめて記念事業を実施するものであるとの答弁がなされました。  さらに委員より、夏の花火大会例年スパビーチで行われてきたが、ことしは観光港で開催された。カウントダウン花火スパビーチで行うことの意義や競輪事業活性化事業として行う行事でもあり、競輪場周辺の方々に日ごろより御迷惑をかけている現状から、この花火大会は競輪場で行う方がよいのではないかとの意見がなされました。  当局より、観光協会の中にまつり部会があり、そこに夏の花火大会を委託しており、ことしは北浜地域交通渋滞の緩和策として観光港で開催されましたが、その後、さきの議会において、観光港での開催は商業の活性化につながらないとの御意見もありましたので、まつり部会では、その後の協議の中で、来年の開催については従来どおり夏休みの最初の土・日に、また会場もスパビーチへ戻してはどうかとの意見も出ているところであり、まだ決定したわけではないが、来年の開催はスパビーチになるのではと考えている。また交通渋滞も当然考えられるため警察等とも連携をとり、交通指導員等も多数配置して最大限の交通緩和を目指していきたい。また今回のイベントについては、競輪場での開催も当初検討したが、寄りつき及び商業活性化の観点からスパビーチでの開催を決定したところであり、競輪事業五十周年として競輪ファンの方々だけでなく、競輪場周辺地域の方々をはじめ多くの別府市民の参加をいただきたいとの答弁がなされました。  委員より、サテライト日田については、本会議の議案質疑一般質問でもるる質疑がなされているが、この問題については今議会においても重要な議案だと思うがゆえに、委員長より調査会の申し入れをしたが、開催を断った理由について説明していただきたい、また九月議会以降日田市へ何回説得に行かれたか、質疑がなされました。  当局より、サテライト日田の件につきましては、七月に調査会を開催し、また九月議会でも活発なる論議が交わされたところでありますが、基本的な問題、本質的な問題については、議員の皆様方に御理解をいただいているのではないかと判断をし、また補正予算であるので常任委員会の中で説明したいとの理由により、調査会の開催に至らなかった。また九月議会以降は、日田市へは出向いていないとの答弁がなされました。  委員より、補正予算といえども議会並びに関係者の関心が高く、また連日報道機関等でも取り上げられていることなどを勘案し、当然説明すべきではないかとの意見がなされました。また、九月議会の当委員会において、日田市民の御理解を得るために鋭意努力をすると約束されたので期待をしていたが、九月議会以降一度も出向かなかったことに疑義を感じる。他の委員より、サテライト日田の問題ではこれまでもるる質疑がありましたが、当局は、議会及び市民に対しての説明を怠っているのではないか。今まで公表された経過以外にも公表して差し支えのないようなものが多くある。これは議会軽視ではないか。これまでの正しい経緯を説明する責任が当局にはある。疑問の部分を明らかにするために必要だから調査会開催を要求したものであり、このために別府市がこれまで置かれてきた立場、とってきた立場が聞こえてこない。そういうところに今回の問題があるのではないか。市民に対する説明及び議会に対する説明をこれからどうするか等々の意見がなされました。質疑の後、サテライト日田の問題は本会議でも質疑がされていますが、当委員会においても九月議会において、今後日田市民の理解を得るよう鋭意努力していくと当局が約束されたが、本日の委員会審査においても、九月以降一度も日田市へは出向いていないことが判明した。また、当委員会が定例会前に要求した調査会での事前説明を怠り、これまで十分な審議を尽くしたとはいえず、納得するに至らない。  また、今会期中に結論を出すことは、諸条件の整備が整った後に行うべきであり、時期尚早であるとの観点から、継続審査に付すことの動議が提出され、採決の結果、議第八十二号は賛成多数をもって継続審査とすることを決定いたしました。  以上で、当委員会に付託を受けました議案に対する審査の概要と結果について御報告いたします。何とぞ議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手) ○議長(三ヶ尻正友君) 厚生委員会委員長。   (厚生委員会委員長松川峰生君登壇) ○厚生委員会委員長松川峰生君) 厚生委員会は、去る十二月六日及び十一日の本会議において付託を受けました議第八十号平成十二年度別府市一般会計補正予算(第四号)関係部分外六件につきまして、十二月十二日に委員会を開会し慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について報告いたします。  最初に、議第八十号平成十二年度別府市一般会計補正予算(第四号)関係部分についてであります。  まず環境安全課関係部分では、さきの九月定例会において制定された別府市地域環境美化条例に伴う地域指定の周知徹底のため、地域内に表示板を設置するための経費を計上している。指定地域については、当初の五カ所に別府公園及びビーコンプラザ周辺を加えた六カ所を予定している。表示板の種類としては、歩行者を対象としたものとドライバーを対象としたものを指定地域の形状と広さに合わせ、合計二十三本を設置する予定にしている。表示板に記載する内容については、美化に対する啓発と規制の内容等を数カ国語で表示し、地域指定の範囲を地図で表示したいと考えている。最終的なデザインや設置場所、表示板の形状等については、指定地域を管理する国や県とも協議をした上で決定していきたいとの説明に対し、表示板の大きさはどのくらいなのか、また特にパイプ部分の材質はどうなっているのか。従来の鉄パイプだと、別府特有の温泉の硫黄等により腐食し折れてしまうおそれがあるため、ステンレス製のものを使用してはどうかとの質疑がなされました。  これに対し、歩行者用の表示板については、高さ一メートル八十センチ、幅六十センチ、ドライバー用は、高さ一メートル五十センチ、幅一メートル八十センチのものを考えている。材質については、美化のための看板ということで、アルミニウムとステンレスを中心に使用したい。場所によっては、コンクリートで巻いて保護した上で設置したいとの答弁がなされました。  次に保健医療課関係部分では、本年二月より実施されるようになった医療費の現物給付については、平松知事の英断により実施されたすばらしい制度であるが、今の説明によると、ある国立の医療機関でいまだに実施されておらず依然償還払いとなっているとのことだが、受診する患者の立場に立ち、どうして実施できないのか。至急実施するよう働きかけるべきだとの質疑に対し、いまだ実施されていない理由としては、恐らくコンピューターの関係や大病院になるほど事務処理の流れが複雑化するということが考えられる。制度導入から約一年が経過しょうとしているため、導入していただくよう県を通じ、あるいはいろんな形で取り組んでまいりたいとの答弁がなされました。
     最終的に議第八十号の採決につきましては、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議第八十二号別府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第二号)及び議第八十四号別府市介護保険事業特別会計補正予算(第二号)につきましては、当局の説明を了とし、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議第八十五号中央省庁等改革に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について関係部分、及び議第八十六号社会福祉事業の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整理等に関する条例の制定について関係部分、並びに議第九十人号別府市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について、以上三件についても関係各課の説明を妥当とし、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  最後に、議第八十人号別府市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてであります。  まず当局より、第一に、特定家庭用機器商品化法通称家電リサイクル法が来年四月から施行されるのに伴い、小売店ルート以外のものは市が収集し、大分市豊海のメーカー指定取引場所に搬入するよう計画しており、その収集運搬料金二千円を新たに条例化することになったこと、第二に、粗大ごみ収集処理にかかるシステムの全面見直しを実施するため、現在の粗大ごみ収集方式は、料金については二十三年間見直しがなされてなく、また職員が収集現場で量・金額等を判断し、料金の受領も行うなど事務処理上の問題点があった。さらに排出者の立ち会いが必要等、収集効率が悪いため、申し込みから収集までかなりの日数を要していた。このたび、これらの問題点を改善するため、品目ごと料金設定、納付書による収集手数料の納付、排出する粗大ごみにシールを貼る等の方式を導入するものである。第三に、一般廃棄物収集運撒業等の許可制を本格的に実施するため。以上の三点の理由から条例を改正するものであるとの説明がなされました。  これに対し、市民の方々は料金が上がるということに抵抗がある。ましてや条例の中身や詳しい説明を受けていないので、粗大ごみ品目別一覧表条例改正の趣旨をわかりやすい形で市報等でPRする必要があるとの意見や、この条例改正の趣旨は、粗大ごみ手数料を取ることが目的ではなく、自分たちのごみは自分たちが責任を持って処理し減少させていく。そして自分たちの手で藤ケ谷清掃センターに持ち込めば無料だということの周知徹底方を考えた方がいいのではないかとの意見が述べられました。  また、藤ケ谷清掃センターは、粗大ごみの受け入れ業務を土・日曜日は行っていないが、今の時代、共働きの家庭が多く、土・日曜日に粗大ごみの持ち込みができるような方策はとれないかとの質疑に対し、清掃センターは広域圏の管轄だが、二市二町の担当者会議というものがあり、市民や収集現場からの要望もその場でお願いしている。土・日曜日の対応についても、他の自治体でやっている事例を説明し、センターにお願いしたいとの答弁がなされた次第であります。  最終的に議第八十人号につきましては、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上で、当委員会に付託を受けました議案の審査の経過と結果について報告を終わります。何とぞ議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(三ヶ尻正友君) 交通体系及び海岸整備対策特別委員会委員長。  (交通体系及び海岸整備対策特別委員会委員長・朝倉 斉君登壇) ○交通体系及び海岸整備対策特別委員会委員長(朝倉 斉君) 交通体系及び海岸整備対策特別委員会は、去る十二月六日の本会議において付託を受けました議第八十号平成十二年度別府市一般会計補正予算(第四号)関係部分について、十二月十三日に委員会を開会し審査を行いましたので、その概要について簡単に御報告をいたします。今回の補正内容は、県が施行する関の江海岸整備事業に対する地元負担金でありますが、現在の関の江海水浴場の砂浜部分を海側に約八十メーターの整備をするため、関連する突堤の一部工事を行うものであり、総事業費約二十四億円で平成十七年度を目途に完成させたいとの説明がなされたところであります。  委員から、本市の北の玄関口である関の江海岸を自然環境型の整備を行っていただくことは大いに歓迎するものであるが、海浜からの砂の流出防止策や水質管理の問題、または駐車場の整備とあわせて国道十号線の上り車線からの進入路の渋滞解消策等、関連する諸課題について関係機関と十分協議を行うとともに、国道沿いの松林の保全についても専門家の意見を十二分に取り入れて整備を行うよう要望する意見が述べられた次第でありまが、最終的に本件について採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  以上、当委員会における審査概要の報告を終わります。何とぞ議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手) ○議長(三ヶ尻正友君) 以上で、各常任委員会委員長及び関係特別委員会委員長の報告は終わりました。  少数意見者の報告はありませんので、これより討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許します。  四番・平野文活君。    (四番・平野文活君登壇) ○四番(平野文活君) 私は、日本共産党議員団を代表して、今議会への提出議案についての討論を行います。  まず、第八十八号別府市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてに反対いたします。  来年四月一日から家電リサイクル法の実施により、家電四品目の廃棄物については、一台二千円の運搬料を取るということですが、本来ならこの運搬料は販売価格に上乗せし、メーカーの責任でリサイクルに回すべきであります。メーカーは、大量生産・大量販売で利益を上げ、その廃棄物の処理は地方自治体と消費者に押しっけると、こういうやり方をやめて、最後までメーカーが責任を持つ体制を確立することによってこそ、不法投棄をなくし、ごみの原料と完全なるリサイクル社会をつくることができると確信をいたします。  また、この条例改正により、事業系ごみは清掃課としては取り扱わないで、許可を得た民間回収業者に料金を払って回収してもらわなければならなくなるわけですが、約八千五百の事業所には営利を目的としない事業所も、またごく零細な個人商店などもあります。機械的に実施すれば市民サービスの著しい低下を招くおそれがあります。非営利の事業所や零細業者などを除く規定を条例で明確にすべきであります。  次に、第九十八号別府市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正についてに反対します。  この条例改正により、月額六万三千六百円を超える医療費については助成しないということですが、これでは乳幼児医療費無料化の原則を壊すことになります。この対象者はごく少数で、別府市には現時点では一人もいないとのことですが、そうであるならば条例改正の実効性はなく、あえてこのような提案をする必要はないのではないでしょうか。次に、請願第二号堀田に住民用の共同温泉の存続を求める請願書に賛成をいたします。  市当局は、「自治会との話し合いの結果、大型温泉だけでよいと決まった」と言っておりますが、この請願に堀田住民約四百五十名のうち三百四十七名の署名が添えられている事実が、市の決定が住民の総意に基づいていないことを物語っております。市当局は、大型温泉しかつくらないという方針ですが、これでは内湯のない堀田住民にとっては、朝晩利用していた共同温泉がなくなることになります。地区住民のお互いの交流の場であり、大人と子供が触れ合える場がなくなるのであります。市当局は、「二つも要らない」と言いますが、大型温泉と小型温泉とは性格が違います。現に湯都ピア浜脇の同じ建物の中に浜脇温泉があるではありませんか。  また、大型温泉の入浴料金は示されておりませんが、仮に柴石並みなら、来年からは一人一回二百円です。四割引の三十回券を利用しても利用しても一人毎月三千六百円かかります。歴史的事情もあり、百年以上も無料温泉に入ってきた堀田住民に対して、県道拡幅による移転でいきなり毎月一人三千六百円は、余りにも不当な仕打ちです。  町内共同温泉は、別府市民の宝であります。他の町内にはたくさんある共同温泉が、別府八湯の一つであり、今も市内の温泉の三分の一を供給している泉源である掘田にはなぜ必要ないのか。県からの移転費用を充てればすぐできるほどの小さな町内共同温泉を求める要求が、なぜ不当な要求なのか、私には到底理解できません。堀田西温泉は、市内でも古い由緒ある温泉です。「ここに堀田温泉がありました」などと記念碑を建てるより、古くからの温泉が今も住民の生活の一部として利用されてこそ、堀田温泉の風情を後世に残すことになると思います。  各議員の皆さんが、堀田住民の切なる声を受けとめてくださいますよう、お願いをいたします。  最後に、今回委員会で継続審議になったサテライト日田の関連予算は、今後再提出すべきではないということを申し添えまして、日本共産党議員団を代表しての私の討論を終わります。(拍手) ○議長(三ヶ尻正友君) 以上で、通告による討論は終わりました。これにて討論を終結いたします。  これより、上程中の全議案及び請願について順次採決を行います。  上程中の全議案及び請願のうち、議第八十二号平成十二年度別府市競輪事業特別会計補正予算(第一号)に対する委員長の報告は、継続審査いたしたいとの報告であります。本件については、委員長の報告のとおり、継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 起立多数であります。よって、本件は、委員長報告のとおり継続審査とすることに決しました。  次に、議第八十八号別府市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてに対する委員長の報告は、これを可決すべきものとの報告であります。  本件については、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 起立多数であります。よって、本件は、委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、議第九十八号別府市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正についてに対する委員長の報告は、これを可決すべきものとの報告であります。  本件については、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 起立多数であります。よって、本件は、委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、議第八十号平成十二年度別府市一般会計補正予算(第四号)及び議第八十一号平成十二年度別府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第一号)、並びに議第八十三号平成十二年度別府市公共下水道事業特別会計補正予算(第二号)から、議第八十七号別府市コミュニティーセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてまで、及び議第八十九号平成十二年度別府市一般会計補正予算(第五号)から、議第九十七号別府市職員の給与に関する条例の一部改正についてまで、並びに議第九十九号工事請負契約の締結についての、以上十七件に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決であります。以上十七件については、各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、以上十七件は各委員長報告のとおり可決されました。  次に、請願第二号堀田に住民用の共同温泉の存続を求める請願書に対する委員長の報告は、不採択であります。よって、原案についてを採決いたします。  本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 起立少数であります。よって、本件は不採択とすることに決しました。  次に日程第二により、議第百号人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めることについて及び議第百二号人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めることについての、以上二件を上程議題といたします。  提案理由の説明を求めます。   (市長・井上信幸君登壇) ○市長(井上信幸君) 御説明いたします。  ただいま上程されました議第百号及び議第百一号は、人権擁護委員として平松泰典氏並びに堀栄治氏を推薦したいので、人権擁護委員法第六条第三項の規定により、議会の意見を求めるものであります。  何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(三ヶ尻正友君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) お諮りいたします。別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。  まず、議第百号については、原案に対し適任である旨の決定をすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、議第百号は、原案に対し適任である旨の決定をいたしました。  次に、議第百一号については、原案に対し適任である旨の決定をすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、議第百二号は、原案に対し適任である旨の決定をいたしました。次に、日程第三により、報告第十四号株式会社別府扇山ゴルフ場経営状況説明書類の提出について及び報告第十五号寄附受納についての報告が提出されておりますので、一応当局の説明を求めます。 ○助役(大塚茂樹君) 報告させていただく前に、今回の株式会社別府扇山ゴルフ場における不祥事のため、議会に対しまして、経営状況にかかる説明書類の提出がおくれましたことを改めておわび申し上げます。  なお、株式会社別府扇山ゴルフ場から、現金不足の原因等は、再々調査においても究明できなかったこと、及びこのような不祥事が二度と起こらないよう内部管理体制の整備を図ってまいる旨の報告を受けましたので、今後別府市としては地方自治法等に基づき、その原因の究明に努めてまいる所存であります。  それでは、報告させていただきます。  まず報告第十四号は、市が出資しています株式会社別府扇山ゴルフ場経営状況説明書類の提出についてであります。  平成十一年度の入場者数は、前年度比で千二百五十五人、約三%の減少となっております。これは、長期にわたる法人の利用やビジターの減少が大きく影響したものであります。また営業収支面では、これまで経費節減などに努めてまいりましたが、入場者数の減少により昨年に引き続き当期損失を生じましたので、前期繰り越し利益で処分しております。平成十二年度につきましても、ゴルフ業界は価格競争など厳しい状況が続くものと予測されます。施設面の整備はもとよりサービスの徹底に努め、入場者の確保に最大限の努力を図ってまいりたいとの報告であります。  次に報告第十五号は、寄附受納の報告でありますが、高齢者福祉関係及び消防関係におきましての御寄附をいただいております。  詳細はお手元の報告書のとおりでありますので省略させていただきますが、この場をお借りしまして厚くお礼を申し上げます。  以上二件につきまして御報告いたします。 ○議長(三ヶ尻正友君) 以上で、当局の説明は終わりました。  報告事項について質疑のある方は、発言を許します。 ○六番(池田康雄君) 今回、株式会社別府扇山ゴルフ場の第二十三期専業報告書が出てきたわけでありますが、さきの議会に出るべき報告書が、なぜ今議会までずれたかといいますと、私としては、七月五日に発覚した使途不明金の調査の必要から、当然前期の決算書にも不備がなかったかどうかの調査をする必要があった、そのためにこの報告書がずれ込んだのだというふうに理解をしておりますが、この使途不明金の調査のあり方に対して、やはり私は幾つかの不透明感を感じますので、若干の質疑の中から私の意見を述べてみたいと思います。  まず、さきの一般質問の中で私は、「新しい専務がお見えになったのは、形式的には何日からで、実際的には何日からなのですか」という質問に対して二度ほど確認をしましたら、「六月二十八日に着任をし、業務についた」という答弁しかいただけませんでした。しかし、このことば、私が後ろにいます佐藤議員とすでに本人と話をして、そうではないという事実を聞き知っておるわけであります。つまり、私から言わせれば、こんな小さな事実を私が議会の中で確認をしようとしたそのことを、どうして誠実にしっかりと正しく答えないのか。そして、もし、「うそを答えたのではありません」というのならば、私がちょっとした時間で聞き知った事実をさえ、市当局は知らなかったということになるわけでありますから、どちらにとっても不都合なことであります。こういうことが、私に、「あれ、この調査は本当に信用できるのかな。この調査は本当に透明なのかな」という、不必要な疑義を生じさせてしまう。こういう対応は非常に疑問を感じるというふうに言いたいと思います。  六月二十八日に着任をした専務が、わずか一週間で使途不明金があることをはっきりさせることになるわけでありますが、一週間といっても、当時の専務の勤務状況からすれば、わずか五、六時間の帳簿を見る時間があっただけではないかと私は勝手に推察しておるのですが、それぐらいの時間で発覚してしまうような、そういう帳簿のあり方が、どうして何年間もの間放置されていたのか。そのことを市民に理解をしてほしいということが、どう言えば理解してもらえるのか、私は非常に不可解であると思うのでありますが、今回七月五日に使途不明金が発覚されたわけでありますが、この当扇山ゴルフ場の機関決定といいますか、最高機関は何なのですか。ちょっと教えてください。 ○財政課長(亀山 勇君) お答えをいたします。  最高機関ということでございますので、一応取締役会ということでお答えさせていただきたいと思います。 ○六番(池田康雄君) それでは、この七月五日に使途不明金が発覚された以降、開かれた取締役会の期日と回数を教えてください。 ○財政課長(亀山 勇君) お答えをいたします。期日でございますけれども、全部で三回行われてございます。日にちでございますが、平成十二年九月十三日に臨時取締役会、その後平成十二年同じく、十一月十日に第二回目の臨時取締役会、そして三回目が平成十二年十二月四日に臨時取締役会が行われたところでございます。 ○六番(池田康雄君) 非常に、そこでもやっぱり不自然というか不可解さがぬぐえないのであります。七月五日に発覚をした。そして最初に取締役会が行われたのは、九月十三日である。つまり九月十三日というのは何があったかといったら、新聞で発表があった、新聞発表があった日であります。七月五日に発覚したその事柄が、取締役会に報告もなければ審議もされないまま、そこで不明金が、どういう形か正体不明のままに穴埋めされ、そしてある一人の職員が退職をしている事実があるわけであります。取締役会は、しかしその間には一度も開かれていない。こういうことで、この使途不明金に対して扇山ゴルフ場、あるいは出資をしている市は、この使途不明金に対して真剣に、そして誠実に調査をした、取り組んだというふうに言えるのかと思うわけであります。私は、こういう対応の仕方をしておって、扇山ゴルフ場も、またそれに対応した市もやっぱり中途半端な、これで市民が納得するような相応をしてきたということにはならないのではないかというふうに思えてなりません。  とにかくそういうふうな対応のされ方で、とりあえず三回の取締役会の決定に基づいて市は最終的にどう言っているのかというと、「調査をした」、「再調査をした」。「再々調査」という言葉も先ほど出ましたが、それほどの調査をした結果、しかし、その使途不明金の原因も、そしていつから発生したものなのかも定かではないという結論を出しておる。つまりその期日が定かではないということは、定かではないわけでありますから、ことしの四月の以前にもその使途不明金にかかわる出来事なり状況なりはあったということを意味しているわけであります。つまり四月以降ではないということがわからないわけでありますから、四月以前にもその問題は十分大いに、まだ不明なのでありますから、かかわっている可能性があるということを言っているわけであります。  ところが一方では、この報告書というのは何を意味するかというと、「四月までは問題がありませんでした」ということを意味しておるわけであります。こういうのを「矛盾」と言うのです。昔の中国の人は、右手に矛を持って「これは何でも貫き通す」。左手に盾を持って、「これは何も通さん」。盾と矛とを合わせて「矛盾」と言って、つじつまが合わない、不合理なことを言いましたが、こういう扇山の処理の仕方をそのまま見過ごすと、今後別府市民では、何か不合理なことつじつまが合わないことが起こったら、「それは扇山のゴルフ場の問題ではないか」と、こういうふうに言い出しますよ。  こういうような市民に納得できない事柄を、そのままの形で見過ごしてしまうようなやり方というのですか、やり過ごし方というか、そういうものは極力別府市の対応としては避けてほしい。ぜひこの報告書の扱いをそういう観点からいま一度考慮してほしいということをお願いして、私の質問を終わります。 ○議長(三ヶ尻正友君) ほかに質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切ります。ただいまの報告は、議会に対する報告でありますので、御了承願います。  次に日程第四により、別府市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。  本件は、当市の選挙管理委員会委員及び補充員の任期が、お手元に配付いたしてあります別紙、選挙管理委員会委員長から通知のありました写しのとおり、平成十二年十二月二十五日をもって満了いたしますので、地方自治法第百八十二条の規定により、市議会において選挙を行うものであります。  選挙する人員は、選挙管理委員会委員四名及び補充員四名であります。  まず、選挙の方法についてお諮りいたします。(「動議」と呼ぶ者あり) ○十八番(永井 正君) 私は、この際、動議を提出いたします。  選挙管理委員会委員及び補充員の選挙の方法につきましては、地方自治法第百十八条第二項の規定により指名推選の方法によることとし、議長において指名をされるよう望みます。(「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(三ヶ尻正友君) ただいま、十八番永井正君から、選挙管理委員会委員及び補充員の選挙の方法は、指名推選の方法によることとし、議長において指名されたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。よって、本動議を直ちに議題とし、採決いたします。お諮りかたします。本動議のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、十八番永井正君提出の動議は可決されました。  これより、議長において選挙管理委員会委員及び補充員の指名を行います。  選挙管理委員会委員に、竹長賢治君、姫野誠一君、佐藤悟君、後藤壽夫君、以上四名の方々をご指名いたします。
     次に補充員に、後藤健六君、児玉美代子君、津崎鮫昭君、堀榮治君、以上四名の方々をご指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々を別府市選挙管理委員会委員及び補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々が、それぞれ別府市選挙管理委員会委員及び補充員に当選されました。  次に、日程第五により、議員提出議案第十二号日本自転車振興会に対する交付金制度の見直しを求める意見書から、議員提出議案第十六号音楽療法士国家資格制度の創設等を求める意見書まで、以上五件を一括上程議題といたします。  まず、議員提出議案第十二号について、提出者から提案理由の説明を求めます。   (二番・吉冨英三郎君登壇) ○二番(吉冨英三郎君) 議員提出議案第十二号は、お手元に配付してあります意見書を読み上げて、提案理由の説明にかえさせていただきます。  日本自転車振興会に対する交付金制度の見直しを求める意見書  別府市は、自転車競技法に基づき自転車及びその他公益事業の振興のために必要な財源としての交付金、公営企業のための納付金を支出するなど、収益の均てん化に寄与しながら、地方財政健全化のための財源確保に努めて参りました。そのために本市は、競輪事業の活性化を図るため、フアン層の拡大、施設の大規模改修等種々施策を講じ、売り上げ増加に懸命なる努力を重ねております。しかし、レジャーの多様化や長引く景気の低迷などにより、売上高は年々減少を続けております。  一方、開催経費につきましては、節約・合理化に努めてはいるものの、平成四年度からの売上げに占める割合が大きくなり、収益の悪化を招き、そのため本事業の本来の使命である地方財政の健全化に寄与することが著しく困難な状況となっております。  つきましては、競輪施行者が収益を確保し、そして自転車競技法の目的達成、とりわけ地方財政健全化に寄与できますよう、下記事項について自転車競技法第十条第一項第二号及び第二号に基づく日本自転車振興会に対する交付金の見直しを要望申し上げます。               記 一、日本自転車振興会に対する一・二号交付金の改正を図られたい。    日本自転車振興会に対する一号交付金(自転車、その他機械産業振興事業)は、昭和二十三年自転車競技法制定時の趣旨に基づき自転車産業の振興に限定し、機械産業関連の振興目的を撤廃すべきである。    また、昭和三十七年制定の二号交付金(体育、その他公益振興事業)については、施行者収益の多寡によりその均てん化を図るため創設された制度であり、現在、施行者収益が皆無に等しい状況や、地方自治、地方分権の趣旨からして、競輪施行者である地方自治体の責任のもとで地域の特性や独自の計画に基づいて実施すべきであり、二号交付金の制度は廃止すべきである。二、競輪収益の確保ができない施行者に対する救済措置を図られたい。    緊急措置として、施行者収益金が存在しない場合や、施行者収益の定額を確保するため、現在の売上高に見合う適正な区分及び比率に改正し、交付金の免除及び軽減する制度に改められるべきである。  以上、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出する。    平成十二年十二月十八日            別 府 市 議 会   内閣総理大臣   大蔵大臣   自治大臣   殿   通商産業大臣   衆議院議長   参議院議長  何とぞ議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手) ○議長(三ヶ尻正友君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) お諮りいたします。別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。  上程中の議員提出議案第十二号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第十三号について、提出者から提案理由の説明を求めます。   (十三番・山本一成君登壇) ○十三番(山本一成君) 議員提出議案第十三号は、お手元に配付しております意見書を読み上げて、提案理由の説明にかえさせていただきます。   輸入野菜急増による「セーフガード」発動に関する意見書  政府では、二十一世紀に向け農業・農村の振興・発展を図るため、「食料・農業・農村基本法」を制定し、自給率向上に向けて行政、JAグループを挙げ取り組みを行っております。  我が国の農業・農村は、食料の安定供給という基本的な役割に加え、洪水の防止や地下水の涵養、美しい国土や環境保全など多面的な役割を果たしています。しかしながら今日、農畜産物の輸入は増加し、特に豊の国農業・農村ビジョン21で強力に推進している野菜・果樹・花卉などの園芸作物においては、韓国、中国など近隣諸国からの輸入は急増し、価格が低迷するなど県内農業を大きく圧迫しており、園芸農家の経営は危機に瀕しています。このような状態が続けば、施設化など初期投資が高額となる園芸農家の営農継続は困難となり、後継者不足や農村の高齢化に拍車をかけ、ひいては農業の持続的発展、多面的機能の発揮、食料の安定供給といった農業・農村の果たす大きな役割が損なわれるおそれがあります。  よって、政府におかれましては、輸入野菜急増による「セーフガード」の発動について、下記の措置を講じられるよう要望します。              記 一、「セーフガード」の早期発動について無秩序に行われている輸入の増大により、国産青果物に重大な損害が生じている品目について速やかにWTO(世界貿易機関)で認められている「一般セーフガード」を発動するよう手続きを行うこと。    また、農産物の特性を踏まえて、輸入急増等の事態に機動的・効果的に対応できるようWTO(世界貿易機関)農業交渉に向けて「一般セーフガード」の手続きの見直しと関税率の引き上げを行うこと。  以上、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出する。     平成十二年十二月十八日            別 府 市 議 会   内閣総理大臣 殿   農林水産大臣  何とぞ議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手) ○議長(三ヶ尻正友君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) お諮りいたします。別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。  上程中の議員提出議案第十三号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第十四号について、提出者から提案理由の説明を求めます。   (十六番・富田公人君登壇) ○十六番(富田公人君) 議員提出議案第十四号は、お手元に配付してあります意見書を読み上げて提案理由の説明にかえさせていただきます。      地方バス生活路線の確保に関する意見書  地域住民の生活の維持発展に重要な役割を果たしている最低限の公共交通手段である地方バス生活路線は、過疎化の進行、マイカーの大幅な普及などによって大変厳しい状況にあります。  さて、今通常国会では、乗り合いバスの需給調整規制を廃止する道路運送法の一部改正案が成立しました。このことによって特に地方部では、地方バス生活路線の撤退がさらに加速されることが予想されます。しかし、生活バス路線の休止・廃止は、地域住民、とりわけ高齢者、児童、障害者、通学生や車を持たない交通弱者にとって多大の影響を与えることになります。生活交通確保のための補助のあり方については、現在、政府部内で協議が続けられていると伺っておりますが、地域住民の生活にとって必要不可欠な公共交通機関である地方バスの生活路線の確保のため、下記の事項について特段の御尽力をいただくよう強く要望します。              記 一、生活路線確保のために公的支援に迫られる自治体の多くは、財政基盤の弱い団体である。生活路線を確保し、地域交通ネットワークを維持するため、地域住民の交通サービスの維持のために支障がないよう必要な補助制度を確立すること。あわせて、地方公共団体における生活交通の確保の取り組みのために必要となる地方財源について、これに見合った安定的な地方税財源の確保を図ること。 二、国と地方の役割分担を踏まえ、国は、「広域的・幹線的なバス路線について、地方公共団体に対して補助を実施する」ことが予定されている。国の担うナショナルミニマムの確保とは、交通弱者がどこに生活していても最低限の公共交通のサービス提供を受ける環境を整備することである。したがって、自治体が生活路線に該当すると判断するときは、当該路線を維持・確保するため、国庫補助事業の対象とすること。以上、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出する。     平成十二年十二月十八日            別 府 市 議 会   内閣総理大臣   運輸大臣   自治大臣   大倉大臣   衆議院議長   参議院議長  何とぞ議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(三ヶ尻正友君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) お諮りいたします。別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。  上程中の議員提出議案第十四号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に議員提出議案第十五号について、提出者から提案理由の説明を求めます。   (十一番・高橋美智子君登壇) ○十一番(高橋美智子君) 議員提出議案第十五号は、お手元に配付してあります意見書を読み上げて、提案理由の説明にかえさせていただきます。     総合的難病対策の早期確立を要望する意見書  今、難病や慢性疾患に苦しむ患者は、少ない専門医療機関と不十分な医療・生活保障制度のもとで高齢化し、障害は重度化・重複化して、肉体的にも経済的にも家族ともども苦しい療養生活を余儀なくされている。難病患者らは、この厳しい療養生活を支えるものとして医療保険・公費医療・年金・介護保障・生活保護など社会制度の拡充に熱い期待を寄せている。しかし、患者・家族の願いに反して、一九九八年五月から難病の公費医療制度に患者負担が導入され、重症度基準も導入された。私たちは、この難病公費負担の患者負担撤回と難病対策の拡充を求めるものである。  私たちは、これらの患者や家族が入院であれ在宅であれ、患者の希望に応じて安心して医療を受け、毎日を生きがいを持って過ごすことができるよう、総合的な難病対策の早期確立を強く要望し、下記事項の実現を要請するものである。             記 一、難病の原因究明、治療法確立のための予算を大幅に増額すること。 二、すべての難病、長期慢性疾患の医療費を無料に戻すこと。 三、身体障害者福祉法など各種法制度の谷間に置かれている難病患者らの医療、介護、リハビリ、福祉、教育、就労、住宅、移動に関する総合的対策を確立すること。 四、看護婦不足を早急に解消し、大幅な増員を図り、行き届いた看護を保障すること。 五、医療被害・薬害の根絶と国家補償制度を確立すること。 六、全国都道府県に難病センターを建設し、東京に全国患者会館を建設すること。
     以上、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出する。   平成十二年十二月十八日          別 府 市 議 会   内閣総理大臣   厚生大臣   自治大臣   殿   建設大臣   衆議院議長   参議院議長  何とぞ議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手) ○議長(三ヶ尻正友君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) お諮りいたします。別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。  上程中の議員提出議案第十五号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。次に議員提出議案第十六号について、提出者から提案理由の説明を求めます。   (九番・堀本博行君登壇) ○九番(堀本博行君) 議員提出議案第十六号は、お手元に配付してあります意見書を読み上げて、提案理由の説明にかえさせていただきます。   音楽療法士国家資格制度の創設等を求める意見書  音楽は、直接人間の心身に働きかけ、高齢者や病人、あるいは心身障害者・児等の健康や心の豊かさなど心身の活性化に大きな効果を与えることが知られている。音楽療法は、こうした音楽の力を活用して対象者の心身機能の回復や賦活、あるいは健康の維持を図ろうとするものである。音楽療法については、すでに米国、英国、ドイツ、カナダ及びオーストラリアなどの欧米においては早くから実施され、特に米国においては、一九九一年に高齢者法の中に音楽療法が位置づけられ、高齢者や心身障害者等の国民の健康回復や碓持に大きな力を発揮している。  我が国においては、奈良市や岐阜県等において先駆的試みが行われる中でその効果が確認され、徐々に地域から全国各地へと音楽療法に対するニーズが大きな高まりを見せている。しかしながら、我が国において、民間団体によって音楽療法の研究と実践が行われているものの、それに対する公的な認知がなされていないために、音楽療法が不可欠とされている重度障害者・児施設や高齢者施設等においてさえも、その普及が遅れている現状にある。特に音楽療法は、医療や福祉等のチーム医療の中でその効果を発揮されてぃるとされており、高齢者や心身障害者等に対する有力な医療方法として導入される必要があり、そのためには「音楽療法士」の国家資格化を実現するとともに、医療保険や介護保険への適用などの措置を講ずる必要がある。  よって、政府においては、下記の施策の早急なる確立を求めるものである。             記 一、音楽療法士国家資格制度を創設し、音楽療法士の養成を図ること。 二、音楽療法に対する健康保険及び介護保険の適用を図ること。 三、平成十三年度予算において、民間や地方自治体による音楽療法の調査研究や、普及に対する国の補助制度を確立すること。 四、高齢者施設や障害者・児等の医療・福祉施設等における音楽療法導入に対する補助を行うこと。  以上、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出する。     平成十二年十二月十八日             別 府 市 議 会   内閣総理大臣   殿   厚生大臣  何とぞ議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(三ヶ尻正友君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) お諮りいたします。別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。  上程中の議員提出議案第十六号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  以上で、議事のすべてを終了いたしました。  お諮りいたします。以上で第四回市議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三ヶ尻正友君) 御異議なしと認めます。よって、第四回市議会定例会を閉会いたします。       午前十一時四十六分 閉会...