• "高田教育部次長"(/)
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  1. 大分市議会 2021-06-23
    令和 3年文教常任委員会( 6月23日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年文教常任委員会( 6月23日)                 文教常任委員会記録 1.開催日時   令和3年6月23日(水) 午前9時58分開議~午前10時59分散会 2.場所    第3委員会室 3.出席委員    委員長 宮邉 和弘        副委員長 スカルリーパー・エイジ    委 員 長野 辰生        委 員  藤田 敬治    委 員 秦野 恭義        委 員  甲斐 高之    委 員 高松 大樹        委 員  井手口良一    委 員 佐藤 和彦 欠席委員    なし 4.説明員
       佐藤教育長   (教育部)    末松教育部長高橋教育部教育監坪根教育部審議監兼文化財課長、    桑野教育部次長高田教育部次長教育総務課長、    村上教育部次長社会教育課長長田大分美術館副館長兼美術振興課長、    野田学校教育課長、新納学校施設課長清水体育保健課長、    高橋人権同和教育課長佐藤大分教育センター所長内田文化財課政策監、    菅大分美術館館長江隈学校教育課参事姫野体育保健課参事、    緒方体育保健課参事大坪社会教育課参事小池大分教育センター参事兼副所長 5.事務局出席者    書記 宮本 樹理 6.審査案件等   【請願・陳情】    継続審査中のもの    令和3年請願第3号 安心・安全な教育環境のための少人数学級を求める意見書提              出方について               〔継続審査〕   【一般議案】    議第75号 大分学校給食費管理に関する条例の制定について    〔承認〕   【報告議案】    報第2号 専決処分した事件の承認について             〔承認〕         (令和2年度大分一般会計補正予算(第9号))         第1条 歳入歳出予算補正             歳出 第10款 教育費子どもすこやか部及び市民協働推進課                       関係を除く。)         第2条 繰越明許費補正 第2表中         1追加    第10款 教育費   【協議事項】    評価対象事務事業の選定について                 会議の概要                              令和3年6月23日                              午前9時58分開議 ○宮邉委員長   おはようございます。ただいまより文教常任委員会を開会いたします。  本日は、傍聴者の方がおられるようですが、遵守事項に従って静粛に傍聴いただきますようお願いをいたします。  初めに、佐藤教育長より発言を求められておりますので、許可をいたします。 ○佐藤教育長   おはようございます。委員会審査に先立ちまして貴重なお時間を賜り、大変ありがとうございます。  5月14日に教育長を拝命以来、約1か月が経過いたしました。この間、非常に目まぐるしくも、その職責の重さをひしひしと感じながら、本市教育と真摯に向き合う日々を過ごしております。もとより微力な私ではございますが、謙虚かつ誠実に精進してまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。  さて、大分教育ビジョン2017が掲げる、夢や希望を持ち、生きる力をはぐくむたくましい子供たち、そして、郷土に誇りを持ち、生涯を通じて自ら学び生きがいをはぐくむ、心豊かな大分市民を育成するために、今回、本議会の答弁でも申しましたとおり、生き生きと学び、感じ合い、そして共に育ち合う子供たち、すなわち、子供たち一人一人を主役に据えた教育の実現こそが何よりも重要であると考えております。  子供たちの笑顔、子供たちの輝く瞳、そして、子供たちに明るい希望の未来を保障するために、目の前の教育課題に真正面から向き合い、そして、その解決に向けて努力を続けるとともに、様々な教育施策の推進に全力で取り組んでまいりたいと考えております。  宮邉委員長、それからエイジ副委員長をはじめ文教常任委員会の皆様には、今後とも一層のお力添え、御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○宮邉委員長   ありがとうございました。よろしくお願いいたします。  次に、さきの4月1日付人事異動による説明員の変更についてですが、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、お手元の機構図に代えさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。  それでは、審査に入る前に、委員会運営について2点確認しておきます。  初めに、自由討議についてです。委員皆さんからの要求がある場合または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。議会基本条例において、議会は議員相互の自由な討議により議論を尽くして合意形成を図るよう努めるとされております。委員会審査のより一層の充実を図るため、自由討議の積極的な活用をお願いいたします。  次に、反問権についてです。本会議同様、委員会におきましても、委員の質問、政策提言等に関し、執行部委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから、反問するようお願いをいたします。  それでは、審査日程についてお諮りをいたします。  お手元に配付いたしております日程案のとおり、委員会1日目は請願、一般議案報告議案について審査協議事項として評価対象事務事業の選定を行い、2日目は執行部からの報告事項を受け、3日目は管内視察を行いたいと考えております。この日程でよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○宮邉委員長   それでは、この日程に従い審査を行います。  なお、審査に当たっては、説明員関係者のみの出席を求めておりますので、御了承ください。  ここで再度、佐藤教育長より発言を求められておりますので、許可をいたします。 ○佐藤教育長   それでは、私から、最近の取組の概要等につきまして4点の御報告と、教育委員会に係る一般議案報告議案の概要につきまして御説明させていただきます。  まず1点目、新型コロナウイルス感染症対策に係る現在の対応について報告いたします。  第1回定例会以降、大分市立小中学校教職員及び児童生徒感染が確認され、委員の方々をはじめ市民の皆様に大変御心配をおかけしました。これまで感染が確認された学校においては、大分市保健所と協議の上、臨時休業等を行う中で、感染経路の調査、濃厚接触者の特定、校内の消毒を実施し、感染拡大がないことを確認した上で学校を再開したところでございます。  各学校においては、全国の感染状況を考慮し、引き続き、大分市立学校新型コロナウイルス感染症対策教育活動に関するガイドラインを踏まえ、感染症対策に配慮した学習指導等を行っております。  教科の指導としては、例えば音楽科では、教室内ではクラス一斉の合唱は行わず、マスクを着用し、前後左右の間隔をできるだけ2メートル取った上で、同じ方向を向いて歌うグループ別による歌唱を行うなどの工夫をしております。  水泳の授業については、学校の実情に応じて、83校中75校、小学校46校、中学校28校、義務教育学校1校で実施予定であり、6月14日以降順次授業を再開しております。  学校行事についてでありますが、運動会、体育大会については、2学期以降に延期し、児童生徒の健康及び安全に十分留意した上で、適切な時期に実施いたします。  修学旅行については、5月、6月に実施を予定しておりました小学校は、全て10月、11月の実施に変更するとともに、目的地小中学校とも県内に変更し、1泊2日の日程で計画を立てているところであります。現在のところは、泊を伴う修学旅行を行う予定としていますが、今後の状況等を踏まえた上で慎重に判断してまいります。  なお、教職員等に対する新型コロナウイルスワクチン優先接種についてでありますが、大分県が教職員等優先接種対象者としたことを受け、本市の教職員等接種希望の有無を確認したところでございます。2学期が始業する8月下旬までに、希望者に対し2回の接種が完了するよう計画を進めております。  次に2点目、いじめ、不登校への対応についてであります。  いじめについては、いじめ人権侵害であり、人間として絶対に許されない行為であるとともに、どの子供にも、どの学校でも起こり得るとの認識の下、いじめ未然防止早期発見早期対応に適切かつ迅速に取り組むことが大切であります。昨年度末に改定した、大分いじめ防止基本方針大分いじめ問題対応マニュアルを活用した教職員研修により、対応力の向上を図り、組織的かつ適切ないじめ対応に努めているところであります。  不登校については、小中学校ともに年々増加傾向であり、その対応生徒指導上の喫緊の課題であります。不登校の理由に応じた働きかけや関わりを行い、社会的自立に向け、個々の状況に応じたきめ細かな支援を行うことが大切であると考えており、各学校教育相談コーディネーターを中心にスクールカウンセラースクールソーシャルワーカー等と連携した支援体制の充実に努めております。  また、学校登校はできているものの教室に行けない児童生徒を、主に社会的自立教室復帰に向かう支援等を行う目的で、昨年度より配置したスクールライフサポーターを、本年度は新たに3校増やし、6中学校義務教育学校、計7校に配置したところでございます。  次に3点目、本市の学校施設整備についてであります。  令和6年4月に開校を予定しております、(仮称)大在東小学校につきましては、設計施工を一括で発注するデザインビルド方式により整備を進めているところでございます。今年度は民間事業者を決定するため、入札公告後、民間事業者選定委員会にて最優秀提案者を決定した後、12月議会での審議、決定を経て、本契約を締結する予定でございます。  また、金池小学校建て替えにつきましては、幼稚園を含めた一体的な施設整備PFI事業にて実施するものでありまして、令和5年1月の校舎群供用開始に向け、今月8日に事業者による起工式が執り行われ、現在、運動場において、くい工事に着工したところでございます。  今後も引き続き、よりよい教育環境整備、充実に努めてまいります。  次に4点目、1人1台端末整備についてでございます。  国のGIGAスクール構想に基づき、令和2年度に整備を行いました児童生徒用1人1台端末につきましては、本年度4月に、学級数の増減に伴う充電保管庫数の調整や保管庫内のタブレット端末数の調整、児童生徒への割当て等を行い、利用が開始できる環境を整えました。また、4月から5月中旬にかけて、タブレット端末の使い方、クラウドサービスへのログイン、端末利用時の注意点などを児童生徒に指導した上で、授業での利用を開始しております。詳細につきましては、明日の報告事項において担当課長から説明をさせます。  最近の取組の概要につきましては、以上でございます。  続きまして、今回提案いたしております教育委員会に係る一般議案並びに報告議案につきまして、その概要を説明させていただきます。  まず、一般議案についてでありますが、議第75号、大分学校給食費管理に関する条例の制定についての1議案でございます。詳細につきましては、後ほど担当課長から説明をさせます。  続きまして、報告議案についてでございますが、報第2号、専決処分した事件の承認についてでございます。令和2年度大分一般会計補正予算第9号、第1条歳入歳出予算補正歳出第10款教育費につきましては、令和2年度の最終補正であり、事業費の確定に伴う調整などをいたしたものでございます。  また、第2条繰越明許費補正につきましては、中学校費として中学校施設管理事業社会教育費として地区公民館施設整備事業を計上しております。詳細につきましては、教育総務課長より後ほど御説明をいたします。  何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○宮邉委員長   それでは、審査に入ります。  本日は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスク着用を認めております。発言の際は、大きな声ではっきりと発言するようお願いをいたします。  初めに、継続審査中の令和3年請願第3号、安心・安全な教育環境のための少人数学級を求める意見書提出方についてであります。  執行部のほうで補足説明があればお願いいたします。  〔「ありません」の声〕 ○宮邉委員長   それでは、質疑等はありませんか。 ○井手口委員   議会として意見書を提出しようというお話になれば、当然きちんとしたエビデンスに基づいたものでなくてはならないので、幾つか説明を求めたいと思います。  まず、学級構成人数を5人刻みで、例えば30人以下の学級で25人以上30人のところは何人か、31人から35人までが何人かとかいうような形で、小中学校別々に分布状況を教えてください。 ○野田学校教育課長 
     今、手元には5人刻みでの学級数の資料の準備ができておりませんので、準備いたしまして後日御報告させていただきたいと思います。 ○井手口委員   先ほどの教育長の話にもありましたけど、いじめ、不登校、さらに学級崩壊などの発生率が、それぞれ学級人数にどういう形で対応しているのか。人数が多ければ多いほど、いじめ、不登校が増えているのか。その辺のところも判断をさせてもらいたいと思うので、それも併せて教えてください。  それから、教職員の働き方改革という点から考えると、人数が少なければ本当に教職員の負担は減っているのか。これはなかなか、いわゆるつかみでしか教員の就労時間は把握されてないから難しいかもしれないけれども、本当に子供が少なければ教職員の負担が減っているのかどうかというのを、数字で表せるようなものがあったら、それも示していただきたいと思います。 ○野田学校教育課長   まず1点目の学級人数に応じていじめや不登校発生率がどの程度関係性があるかということでございますけれども、全校全学級となりますと、一定のお時間をいただかないと確認が取れないと思います。一部大規模校中規模校小規模校と、小中学校の中から抽出をさせていただいて、その傾向をまず御報告をさせていただくような形であれば、早い段階で御報告ができようかと思います。  それから、先ほど御説明をいたしませんでしたが、前回の文教常任委員会でも御説明をさせていただきましたとおり、学級数につきましては、現在、国の標準法、そして措置、さらには県の基準によりまして学級が定まっております。  最終的には、小学校1年生、2年生、そして中学校1年生につきましては、30人の編制をさせていただいています。そして、小学校3年生、4年生、5年生、6年生、そして中学校2年生、3年生が40人学級でございます。国は昨年の12月に、これを小学校3年生の段階から35人学級の編制を段階的に導入するという方向性を示しているところでございます。  この学級児童生徒数について、何人が最も適切なのかというのは、いろいろな考え方があろうかと思います。近年、特別支援教育に関わりまして、特別支援学級だけでなく、通常の学級におきましても支援の必要な子供が増えているのも現状でございます。また、委員の御指摘にありましたように、いじめ、不登校、そして虐待の早期発見のためには、学級人数を当然少なくしたほうがいいと思いますが、教科をはじめとする教育活動の中で、一定程度人数もまた必要になるところでございます。例えば、中学校の音楽でありますと、テノールやソプラノといった4パートに分かれますが、1パートを何人ずつで構成すればいいかといったようなところもございます。また、体育なども、体育館でバスケットボールをします。5人編成でいたしますと、体育館の前面と後方でそれぞれ2コート取ったときに、4チームで試合ができるので20人程度が必要となりますが、そういったときに、子供たちはそこで、例えば得点係をしたり、あるいは審判をしたり、さらには競技をすることと併せて友達の競技を見て自分自身の競技をまた高めるといったようなこともございますので、学級人数については、どの人数が最も適切かというのは大変微妙なところがあろうかと思っております。 ○井手口委員   第一報として、そういう形でサンプリングしたものを示してもらうということは、それはそれでいただきたいと思いますが、いじめ、不登校の発生する要因には、学校内あるいは学級内での要因以外に社会的な要因も当然含まれるわけで、大分市内中心部周辺部、あるいは地域性のあるところ、そういったことによっても発生しかねないので、やはり全体の数字を見てみないと判断しかねる部分があります。第一報はともかくとして、必ず全校に関しての資料もいただきたいと思います。 ○宮邉委員長   資料の第一報はどれくらいでできますか。 ○野田学校教育課長   全校全学級に対してとなりますと、一定程度のお時間をいただくことになろうかと思います。  現在いじめにつきましては、いじめ一報という様式に従いまして学校から教育委員会報告を受けているところです。そしてまた、約3か月を目安にいじめ続報という様式で、いじめが解消されているか、そして継続をしてしまっているのかどうか、そういったようなことの報告を受けているところですが、これを学級ごとに立てるということになりますと、明日の文教常任委員会の終了までには難しいところがあろうかと思います。 ○宮邉委員長   状況は分かりました。  ほかの方で質疑はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   討論はありませんか。 ○井手口委員   今私が要求した資料が出てからもう一度判断をさせていただきたいので、その時間的余裕をいただきたいと思います。継続審査ということです。 ○宮邉委員長   ほかに討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   ただいま井手口委員から、今委員会ではなかなか難しいという状況の中で、継続審査という御意見がございましたが、継続審査でよろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○宮邉委員長   それでは、本案については、継続審査とすることに決定をいたします。  資料作成については、よろしくお願いいたします。  次に、一般議案審査を行います。  議第75号、大分学校給食費管理に関する条例の制定についての審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○清水体育保健課長   お手元の議案書の議75の1をお開きください。  本条例は、令和4年度から開始予定学校給食費公会計化に当たり、学校給食費の取扱いを明らかにするために制定するものでございます。  第1条を御覧ください。  第1条、趣旨では、この条例は、本市が設置する小学校中学校及び義務教育学校において実施する学校給食に係る学校給食費管理に関し必要な事項を定めるものと定めております。  次に、第2条、定義では、本条例で使用する主な用語を定義しております。  次に、第3条、学校給食費徴収等では、市長が学校給食負担者から学校給食費を徴収すること、学校給食費の額、徴収方法及び納期は規則で定めることを定めております。  次に、第4条、学校給食費の減免では、学校給食費を減額し、または免除できることを定めております。  2ページ目になります。  第5条、委任では、本条例の施行に関して必要な事項は、規則で定めることといたしております。  最後に、本条例施行日は、令和4年4月1日としております。  また、準備行為として、本条例の規定による学校給食費管理に関し必要な手続その他の行為は、施行日前においても行うことができることを定めております。 ○宮邉委員長   質疑はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○宮邉委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、報告議案審査を行います。  報第2号、専決処分した事件の承認について、令和2年度大分一般会計補正予算第9号、第1条歳入歳出予算補正歳出第10款子どもすこやか部及び市民協働推進課関係を除く教育費審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○高田教育部次長教育総務課長     〔説明書② 174ページ~ 第10款子どもすこやか部及び市民協働推進課関係を除く教育費について説明〕 ○宮邉委員長   質疑等はありませんか。 ○井手口委員   教育センター費のうちの備品購入費が3億円減額になっていますが、要因は何ですか。 ○佐藤大分教育センター所長   教育情報化推進事業に関わるものですので、昨年度、教育用端末学校配線工事、様々なことを行っています。そういったところの備品購入費であると思われます。詳細については、確認をして再度御報告いたします。 ○井手口委員   3億円というのは決して少ない額ではないわけで、これは入札差益によるものなのか、設計を変更あるいは縮小したものなのか、購入した備品の数が当初と違うのかを教えてもらわないと判断しにくいです。 ○佐藤大分教育センター所長   先ほどの備品購入費でございますが、端末購入入札差額による金額でございます。 ○井手口委員   私も大体そうだろうとは思いましたが、最初の説明と後があまりにも違い過ぎるということは指摘をしておきます。 ○宮邉委員長   討論ありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   それでは、本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○宮邉委員長   それでは、本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、第2条繰越明許費補正、第2表中、1追加、第10款教育費審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○高田教育部次長教育総務課長     〔説明書① 7ページ~ 第10款教育費について説明〕 ○宮邉委員長   質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○宮邉委員長   本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。  以上で付託議案審査を全て終了いたしましたが、執行部からその他として何かありますか。
     〔「ありません」の声〕 ○宮邉委員長   委員皆さんでその他として何かありませんか。 ○井手口委員   先ほどの教育長金池小学校建て替えに関する説明の中で、小学校幼稚園の合築というような説明がありました。その説明でいいのかどうか、確認をしたいです。 ○新納学校施設課長   現状の小学校幼稚園育成クラブ複合化というところで、当初スタートしております。 ○井手口委員   建物の建設計画の中に、幼稚園は認定こども園化してほかの保育園との統廃合が計画されているように説明があったはずですが、それは教育委員会としては関知しないということですか。 ○新納学校施設課長   当時、金池小学校建て替えに関しましては、幼稚園育成クラブとの複合化という計画となり、その後、子どもすこやか部のほうで認定こども園化という形で協議いただいて設計を行う中で、それに必要な建物を教育委員会主導で事業を進めているところであります。 ○井手口委員   タイムスケジュール的に、まず、教育委員会が、幼稚園小学校と児童育成クラブの合築をした学校を建てた。その後、子どもすこやか部が、保育園を統合するために新しく設計をし直して何らかの手を加えるということでいいですか。 ○新納学校施設課長   私の中でも整理できないので、持ち帰って明日ご報告いたします。 ○井手口委員   何でそれにこだわっているかということは、明日、また私の話がありますので、それまでに整理できてない部分を整理してください。 ○宮邉委員長   ほかの委員皆さん方、その他に何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   それでは、これより委員のみで協議を行いますので、委員の皆様はこのままお残りください。執行部皆さん方は退出をしてください。お疲れさまでした。  〔執行部退席〕 ○宮邉委員長   続きまして、協議事項として、評価対象事務事業の選定を行いたいと思います。  次に、第3回定例会において令和2年度決算審査の一環として行う、事務事業評価の対象となる評価対象事務事業の選定を行います。  お手元に会派等から提出をされました対象事務事業一覧表と先日の事務事業選定調整会議において確認いたしました留意事項をお配りしておりますので、これを踏まえて3事業以内で選定したいと思います。  選定するに当たり、お配りしております留意事項を書記に朗読をさせます。 ○書記   評価対象事務事業の選定に当たっての留意事項を読み上げます。  1、事務事業評価を実施した事業については、翌年度の予算議案の審査において評価に対応した反映状況報告を受けた上で予算について承認しているものであり、その後の常任委員会において事業の進行を監視していくのが原則である。  これまでに事務事業評価を実施した事業については、予算議案との整合性の観点から選定することについて疑義が生じることから、前年度に実施した事業は選定しないこととする。  なお、2年以上前に実施した事業については、原則は選定しないことが望ましいが、新たな状況が生じている可能性もあることから、そうした部分を俎上にのせ、委員会で十分議論する中で明確な選定理由がある場合においては評価対象とする。  2、評価区分においては昨年度と同様とし、事業費の縮小や増額せず事業の充実を求めるなどの内容は、分科会評価結果の理由欄に具体的に記述する。 ○宮邉委員長   それでは、留意事項にありますように、2年以上前に実施した事業につきましては、原則は選定しないことが望ましいですが、新たな事情が生じている可能性もあることから、委員会で十分議論する中で、明確な理由がある場合においては評価対象とすることにしてよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○宮邉委員長   それでは、そのようにいたします。  次に、評価対象事務事業の選定方法についてお諮りをいたします。  選定の際に委員皆さんで自由に討議を行っていただき、その中で評価対象事務事業を決定したいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○宮邉委員長   それでは、そのようにいたします。  なお、選定事業数については、昨年の議会活性化推進会議での事務事業評価の検証の際、選定する事業数を絞り集中して評価してはどうかといった御意見も出されております。  また、議論を深めてもなお討議の中でまとまらなかった場合は、選定したい事務事業の番号と事務事業名を全委員から口頭で上げていただき、票数が上位の事務事業を評価対象事務事業に決定したいと思いますが、票数が同一のため絞り込めない場合は、同票数の事務事業について、私を除いた委員皆さんの挙手で決し、挙手同数の場合は委員長の裁決としたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○宮邉委員長   それでは、そのようにいたします。  なお、お手元には参考資料として、平成24年度から令和2年度に当委員会で選定された評価対象事務事業の評価結果をお配りしております。  それでは、自由な討議による選定を始めます。  まず、お手元の資料から選定したい事務事業とその選定理由について、委員皆さん方の御意見をお伺いいたします。どなたからでも結構です。よろしくお願いします。 ○井手口委員   まず、6番のスクールサポートスタッフ配置事業と、11番の家族ふれあい宿泊体験事業、この2つは2会派から出ていますので、これは優先的に選定すべきだと考えます。 ○宮邉委員長   ほかの御意見はございませんか。  この11番の家族ふれあい宿泊体験事業ですが、実際の現行予算は23万円程度の事業なんですよ。これを評価するかどうかというところも含めて、考えないといけないという気もするんですが、皆さんがよければ、もうこのままいかせていただきたいと思いますが、いかがでしょう。 ○井手口委員   事業費が少ないんだ。 ○宮邉委員長   そうですね。 ○井手口委員   効果によっては、ゼロを1つ増やしてもいいのではないかという話でしょうか。 ○宮邉委員長   事業の効果を検証するというと。コロナ禍における体験型事業の取組方の今後の在り方……。分かりませんが、日本共産党は、多分もうちょっとしてと言いますよね。どうしましょう。 ○佐藤委員   新市民クラブは、これは効果があんまり……。 ○宮邉委員長   出てないのかもしれないという、話。 ○井手口委員   なるほど。 ○佐藤委員   全然違う方向で。 ○井手口委員   いつからやっているんですか。 ○宮邉委員長   執行部がいないので、いつからやっているのかというのは分かりません。  事業費が14万4,000円。23組が参加していると。大人が36人、子供が46人参加していますということであります。どうしますか。  それでは、この分だけ一旦保留にさせていただきます。  ほかの事務事業について出された会派の方もいらっしゃいますので、これはしてほしいと主張される部分があればお願いします。 ○高松委員   12番の部活動指導員活用事業を選定してほしいと思います。 ○宮邉委員長   12番、部活動指導員活用事業、これは自由民主党からも出されています。 ○甲斐委員   それに関連してですが、13番の運動部活動総合活性化事業も、非常に勉強不足の部分もあるのですが、12番の名前で出すのか、13番の名前で出すのか、うちの会派でも相談をしたところがあって。微妙に絡み合っている事業のようでしたので、2つ一緒にはできないと思うので、どういう観点でいくかというところで整理できればと思います。 ○井手口委員   できれば、さっきの11番を落としてください。 ○佐藤委員   11番を落として、12番と13番。 ○宮邉委員長   12番と13番は多分どちらかで中身について話が聞けると思います。 ○井手口委員   ちょっと私は違うと思いますが。 ○宮邉委員長   12番が指導員の部分で、部活動の外部講師や講演会等を活用して部活動を活性化しましょうというのが13番のほうですね。 ○井手口委員   どちらかというと、運動具活動総合活性化事業のほうが今は問題が大きいです。例えば、保護者の送迎に頼らざるを得ないとか、いろんな問題があります。またコロナ禍の関係で、クラスターの発生する単位が保護者の送迎するバスの中でとういうようなことも十分あります。大分市内ではないけれども、ほかの自治体ではそれが起こっています。これは、活性化ということを大きく捉えたら、もちろんその中に外部から講師を雇うというのも入っていますが、大きな問題だと思います。 ○高松委員   そうですね。13番のほうが大きいと思います。
    ○藤田委員   私がこの12番を出させていただきましたが、要は外部指導員の方を活用しているところが全部ではないような状況だとお聞きしているので、全体に行き渡っているのかという、そのくらいの感じなので、そう強く望んでいるというわけじゃありません。今言った13番の活性化の部分で含めてしていただければいいかと思います。 ○宮邉委員長   はい、その中で質疑をしていただく分には別に構わないと思います。 ○藤田委員   そうですね。 ○宮邉委員長   では、6番のスクールサポートスタッフと、13番の運動部活動総合活性化事業は決定ということです。あと1事業をどうしますか。 ○藤田委員   4番の日本語指導等支援事業のことですが、これは甲斐委員がいらっしゃるから分かると思いますが、今、小中学校に外国人の子供がかなり入ってきておりまして、例えば専門の先生方が実際にいないというのが現状です。日本語ボランティアというのがございまして、そういったところに今お願いをしながら維持をしているということですが、なかなかボランティアだけでは、行き届かないということです。それで、これから、特に外国人労働者の関係もあって、大分県も外国人の子供が増えてくるだろうというようなことが予想されています。例えば子供たちが日本語を学ばないと、いろんな社会活動の中でもいろんな問題が出てきている。地域の中でも問題が起きている。やはりちゃんとした日本語を覚えなければならないという状況もありますので、できるだけ、もう少し市が絡んで応援していくことが大事じゃないかなという意味合いでございます。  今たしか三百何十万円か400万円ぐらいの予算を組んでいただいていますかね。私が聞いた中では、ほとんどのボランティアの方は交通費にもならないと言われていました。近くの駐車場を借りたら、もうその分でなくなってしまうような、ガソリン代にもならないような感じでボランティアをやっているという現状です。ということで、皆さん方にご協議いただければと思います。 ○宮邉委員長   ほかにありませんか。 ○甲斐委員   この事業に入っていないかもしれませんけど、一昨年ぐらいで多分2人ほど退職された教員の方が、指導員として入っていて、他市等の状況も含みながら、何か調査研究しながら活用をどうしていくかというところが、何か課題があるとは聞いています。何かそことの絡みも含めて支援を願っている団体もあるようですから、調査研究というか、探ってみるのもいいかと思います。 ○宮邉委員長   ほかに御意見はありませんか。 ○エイジ副委員長   選ばれないと思いますけど、うちが出している10番の府内城宗門櫓修復公開活用事業ですが、これは今PCR検査場となっておりますので、今は検証がしにくいのではないかということで、これは取り下げるというか、評価できないと思います。 ○宮邉委員長   佐藤委員、公明党から1件出ておりますが。 ○佐藤委員   いや、4番と6番と13番で。 ○宮邉委員長   それでは、皆様方から御意見をいただいたところ、4番の日本語指導等支援事業と、6番のスクールサポートスタッフ配置事業と、あと13番の運動部活動総合活性化事業の3点ということで意見がまとまりそうですが、それでよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○宮邉委員長   ありがとうございます。では、3事務事業を当文教常任委員会として選定をさせていただきたいと思います。  次に、ただいま選定いたしました評価対象事務事業につきましては、事務事業評価をより深めるため、決算審査に入るまでの間、議員個人、各会派による調査研究のほか、委員会においても現地視察や市民との意見交換を行うなど、工夫して調査研究を行うこととなっております。今年の当委員会としての調査研究はいかがいたしましょうか。一応、中身を見ますか。 ○井手口委員   4番の日本語指導等支援事業というのは、これはぜひ強化してもらいたいという気持ちはもちろんありますが、物すごく難しいです。それで、今、大分市の公立の小中学校に通っている子供たちのうち、母国語が何なのかということをあらかじめ教育委員会に調べてもらったほうがいいと思います。英語と中国語だけなら職員にもいくらでもいるし、いいですが、ミャンマー語や、ネパール語や……。 ○宮邉委員長   今回選定をさせていただいた分については、現地視察をするものでもないと思っておりますので、一度そういうお話を聞く機会を設けるという意味で、3事業含めて説明をいただく機会を設けたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○宮邉委員長   あくまでも説明だけです。そこで評価するものではありませんので、よろしくお願いします。  当委員会としてはそういう形で調査研究を行っていきたいということでよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○宮邉委員長   そのように決定をいたします。  日程設定をさせていただきたいと思いますが、正副委員長案として日程を7月29日、議員政策研究会の全体会が終了した後、これが第1案です。第2案が、8月5日に臨時会が予定をされております。臨時会終了後ということで、この2日で絞ってお願いをしたいと思います。  〔日程調整〕 ○宮邉委員長   7月29日木曜日、議員政策研究会の全体会の終了後ということでいきたいと思います。  それでは、私のほうから教育委員会にその旨はお伝えをさせていただきます。  なお、本日決定いたしました評価対象事務事業の選定結果につきましては、私から議長に報告し、その後、定例会閉会後の議会運営委員会において、議長から各委員会の選定結果を報告した後、市長に通知することになっておりますので、よろしくお願いいたします。  ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   明日は10時から報告事項を受けますので、よろしくお願いします。お疲れさまでした。                              午前10時59分散会...