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  1. 大分市議会 2021-03-24
    令和 3年文教常任委員会( 3月24日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年文教常任委員会( 3月24日)                 文教常任委員会記録 1.開催日時   令和3年3月24日(火) 午前10時3分開議~午前11時1分散会 2.場所    第3委員会室 3.出席委員    委員長 宮邉 和弘        副委員長 スカルリーパー・エイジ    委 員 長野 辰生        委 員  藤田 敬治    委 員 秦野 恭義        委 員  甲斐 高之    委 員 高松 大樹        委 員  井手口良一    委 員 佐藤 和彦 欠席委員    なし 4.説明員
       三浦教育長   (教育部)    佐藤教育部長高橋教育部教育監坪根教育部審議監兼文化財課長、    桑野教育部次長村上教育部次長社会教育課長、    長田大分市美術館副館長兼美術振興課長高田教育総務課長野田学校教育課長、    新納学校施設課長清水体育保健課長河野人権同和教育課長、    佐藤大分教育センター所長内田文化財課政策監、菅大分市美術館館長、    小野学校教育課参事大久保学校教育課参事利光学校施設課参事、    姫野体育保健課参事小池大分教育センター参事兼副所長、    上野体育保健参事補藤川体育保健課参事補大坪社会教育課参事補、    柴尾大分教育センター情報教育担当班長 5.事務局出席者    書記 加藤 周一 6.審査案件等   【報告事項】    ①大分市立学校における働き方改革推進計画(第二次)の策定について    ②令和2年度大分市標準学力調査の結果について    ③野津原西部小学校跡地利活用について    ④(仮称大在東小学校施設整備事業について    ⑤学校給食費公会計化等学校徴収金管理事業について    ⑥大分市子どもの読書活動推進計画(第四次)の策定について    ⑦海星館施設整備事業について    ⑧大分市立学校教育情報化推進計画の策定について    ⑨一人1台端末を使用した学習の開始について    ⑩アートプラザのあり方及び周辺エリア整備基本構想の策定について    ⑪令和2年度大分市美術館美術品収集及び令和3年度特別展(案)について    ⑫その他                 会議の概要                              令和3年3月24日                              午前10時3分開議 ○宮邉委員長   おはようございます。ただいまより文教常任委員会を開会いたします。  本日は、常任委員会終了後、子ども育成行政改革推進特別委員会及び総合交通対策特別委員会の開催を予定しておりますので、関係する委員につきましては、出席方、よろしくお願いいたします。  それでは、日程に従い、本日は執行部からの報告を受けます。  なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスク着用を認めております。発言の際は、大きな声ではっきりと発言するようお願いいたします。  初めに、教育総務課から、大分市立学校における働き方改革推進計画第2次の策定について、お願いを申し上げます。 ○高田教育総務課長   資料につきましては、A3横の「大分市立学校における働き方改革推進計画第2次の策定について」と記載されております資料と、A4縦の計画の冊子をお配りしておりますので、よろしくお願いいたします。  これまで、本委員会におきまして経過を御報告させていただいておりますが、大分市立学校における働き方改革推進計画第2次につきまして、先月26日に策定をしたところでございます。  それでは、A3資料を基に説明させていただきます。  本計画は、学校における働き方改革に向けて取り組むべき方策や、長時間勤務の是正に向けた業務改善の取組の指針として策定をしたものであり、計画期間を令和3年度から令和7年度までの5年間とする中、働き方改革を推進することにより、教育の質の維持・向上を図ることを目的とするところでございます。  学校における働き方改革を推進するための意識改革や具体的な取組を進める中、本計画の当面の目標となります、評価指標である一月当たりの時間外在校等時間が2か月から6か月平均で、80時間を超える教職員の割合をゼロ%にすることとしております。  具体的な取組内容につきましては、学校給食費公会計化など学校徴収金徴収管理の効率化、部活動指導員の廃止など部活動の在り方の見直し、教職員の事務補助を行うスクールサポートスタッフの配置などに加え、新たな取組といたしまして学校連絡システムを導入し、学校・保護者等間における連絡手段デジタル化を推進するなど、14の取組を展開することといたしております。  今後につきましては、冊子であります本計画を各学校や関係団体等へ配付をするとともに、本計画の趣旨や取組等につきまして、保護者や地域の皆様方に御理解、御協力いただきながら、本計画を着実に推進してまいりたいと考えております。 ○宮邉委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   それでは次に、学校教育課から令和2年度大分市標準学力調査の結果について御報告をお願いします。 ○野田学校教育課長   A4横の資料を御覧ください。  本市におきましては、児童生徒一人一人の学力は、学習、生活状況を把握・分析し、学校における児童生徒への指導の充実や、学習状況の改善等に役立てることを目的として、毎年、小学校4年生から中学校3年生までの児童生徒を対象にしまして、国、県、市主催の学力調査を実施しているところでございます。  冒頭、学力、学習、生活状況と申しましたけれども、学力につきましては、それぞれの教科の定着状況、そして、学習につきまして、子供たちに質問をするようになっておりまして、例えば、この教科は理解できているか、分かりやすいか。あるいは、家庭に帰ってからの家庭学習の習慣が身についているかどうか。生活につきましては、読書の習慣、早寝早起き、そして朝食が取れているか、こういったことも総合的に子供たちに聞いて、そして子供たちの学力を上げていこうと考えているところでございます。  お知りおきのように、小学校中学校の最高学年である、小学校6年生、中学校3年生を対象に国の調査を例年4月に行ってまいります。そして、小学校5年生と中学校2年生で県の調査を4月に、そして、年が明けまして1月に、小学校4年生と中学校1年生の調査を行っているところでございます。  本年度は、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、年度当初に行われる予定でありました、国・県主催の学力調査の実施はなく、令和3年1月19日に行われました小学校4年生と中学校1年生を対象とした大分市標準学力調査のみの実施となります。  本日はその結果の概要について御説明をさせていただきます。  御覧のように、小学校4年生は、国語、算数、理科の3教科で調査を実施いたしました。結果といたしましては、算数においては、基礎、活用とも全国平均を上回ることができました。国語においては、基礎は全国平均を上回ったものの、活用の偏差値は49.9と全国を下回り、理科においては、基礎は全国平均を49.8と下回ったものの、活用が全国を上回りました。全国平均を下回った問題といたしましては、国語については、字数や段落等の指定された条件に沿って自分の考えを書く問題などであり、理科については温度計の目盛りを読む問題などでありました。  中学校1年生は、国語、社会、数学、理科、英語の5教科で実施をいたしました。結果といたしましては、全ての実施教科で、基礎、活用ともに昨年度に引き続き全国平均を大きく上回ることができました。  学校におきましては、既に2月中旬にこの調査結果を返却しておりまして、それぞれの学校で、今回の調査結果で明らかとなった弱点の部分を補強する取組を行っているところです。  本市教育委員会といたしましては、今回の調査結果を基に、分析し、効果的な指導方法などを掲載した指導資料、さらには、授業の進め方、こういったものを示した授業力向上ハンドブックを発行する予定です。今後とも、一人一人の学力の定着状況に応じた指導や支援の方法の工夫・改善に努めるよう、引き続き学校に指導してまいりたいと考えております。 ○宮邉委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   それでは次に、学校施設課から、野津原西部小学校跡地利活用について、報告をお願いします。 ○新納学校施設課長   野津原西部小学校につきましては、平成30年3月31日に閉校となり、同年4月に野津原西部校区まちづくり協議会より、地域コミュニティ活動拠点及び地域外から人を呼び込むことによるにぎわいと活気を創出する場として、宿泊可能な施設の整備を求める要望書が提出されました。  その後、地元との協議を重ねる中、令和元年度第2回大分市公有財産有効活用等庁内検討委員会にて、野津原西部小学校は、地域コミュニティの活動の場として活用するとともに、宿泊が可能な施設として整備を行い、他の周辺施設と連携し、地域の活性化を図るという効果という有効活用方針が承認され、事業化に至ったところでございます。  このたびは、施設整備の設計が完了しましたことから、概要について御報告いたします。  それでは、資料A3横の報告事項③を御覧ください。  設置目的は、記載のとおり、宿泊施設として整備し、ななせダムや天空広場と一体となって交流の場を提供し、地域の活性化を目指すものです。  その下の想定される利用者としては、のつはる少年自然の家の利用希望者先約済等により利用できなかった団体のほか、ななせダムや天空広場等周辺施設利用者を含んだ各種スポーツ等の合宿や研修等での利用などを想定しております。  続いて、改修案についてイメージ図を載せております。施設の南側に宿泊室として、2人部屋を2室、5人部屋を6室配置し、最大で34名の宿泊が可能となる予定です。  そのほかに、自炊可能な厨房や浴室、食堂を兼ねた研修室などを整備いたします。  また、より地域と一体となった施設にするため、施設の管理運営業務等の一部を地元に委託する方向で考えており、現在地元と意見交換を重ねているところでございます。  最後に今後のスケジュールとして、令和3年度に改修工事を実施し、令和4年度中に供用開始する予定でございます。 ○宮邉委員長   ただいまの報告に対して、質問はありませんか。 ○井手口委員   プールはどうする計画ですか。 ○新納学校施設課長   プールにつきましては、新年度解体の方向です。 ○宮邉委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   続きまして、(仮称)大在東小学校施設整備事業について、報告をお願いいたします。 ○新納学校施設課長   資料A3横の報告事項④を御覧ください。  1番の事業目的は、今後の人口の増加が見込まれる大在中学校区につきまして、大在小学校及び大在西小学校の適正な学校規模を保持するために、大在中学校区全体の通学区の再編を含めた分離新設校の整備を行うものでございます。  2番の建設予定地といたしましては、記載のとおり、大在東グラウンドを予定しており、現在はサッカーグラウンド等として利用されております。  次に、3番の事業方式でありますが、本事業の実施におきましては、設計と建設等を一括で行うデザインビルド方式により実施します。本方式の採用により、工期短縮コスト縮減、その他、市内事業者の参画が、従来方式と同様に期待できるものであります。  次に、4番の実施方針等の公表及び5番の選定委員会についてですが、去る3月4日に本市ホームページを通じて、実施方針及び発注仕様書案を公表いたしました。これらは、正式な入札公告に先立って、分離新設校の建設における基本理念や、入札参加資格の要件、その他、建設に当たり、本市が求める仕様や水準を示したものとなります。  正式な入札公告につきましては、本年6月に総合評価一般競争入札での実施を予定しております。  また、事業者の決定につきましては、民間事業者選定委員会を設置し、入札価格のほか、事業者からの提案内容を総合的に評価し、判断いたします。  なお、選定委員会の委員は、学識経験者2名、学校関係者1名及び行政関係者3名での構成を予定しております。
     次に、右上6番の新設校の概要でございます。  現在、校舎及び付属するグラウンドサッカーコートの位置につきましては、図のような配置を想定しております。北側に校舎を配置し、学校のグラウンドを挟みまして南側にサッカーコートを1面設ける想定となっています。  その右側に記載しております4つの基本理念につきましては、発注仕様書案にて記載している学校建設に当たっての指針でございます。  理念1におきましては、新学習指導要領に対応した学校建設を想定し、理念2につきましては、地域連携室の設置など、学校関係者のみならず、中学校区全体の交流機能を持たせることを想定しております。  また、理念3により、地域住民の利用を想定した諸室配置やゾーニングを行い、多くの方が利用しやすい体育館やグラウンド整備を掲げております。  理念4につきましては、建物の機能性や快適性のほか、その後の維持管理の容易性においても、建設時に求めるものであります。  また、その下段につきましては、施設の特徴として、育成クラブサッカーコート併設のほか、防災機能の強化といたしまして、体育館を2階以上に設置し、想定外の津波や浸水に備えるほか、体育館を含めた校舎内の空調設置、地元からの強い要望でもあります体育館ステージ等文化機能の整備がございます。また、現在、教育委員会において、学校におけるプールの在り方を検討中であり、民間プール活用の可能性を考慮し、本事業におきましてはプールの整備は含まないものとしています。  最後に、経過及び今後のスケジュール案でございます。  表にございますように、本年5月に第1回目となる民間事業者選定委員会を開催し、その後、6月に入札公告を行う予定であります。その後、再度選定委員会を2度開催する中で、事業者を決定し、12月議会で上程することで契約の締結を想定しております。その後、来年6月までに設計、令和6年2月までを施工期間といたしまして、令和6年4月に開校予定でございます。 ○宮邉委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。 ○井手口委員   今のこの用地は教育財産に全部含まれているのですか。財産区分はどうなっていますか。 ○新納学校施設課長   財産としては、私ども教育委員会で所管しております。ただ、管理については、サッカー等に使っている分は、企画部のスポーツ振興課で管理しています。 ○井手口委員   それで、財産区分が、教育委員会部分市長部局部分に分かれる。そうすると財産区分も分かれるというか、教育財産に対する国の扱いからすると、スポーツ施設の部分は入らないということになるのでしょうか。これまでどおり継続して国の補助も期待できるということなのでしょうか。 ○新納学校施設課長   基本的には、北側を教育財産として学校の整備、南側のサッカー部分につきましては、スポーツ振興のほうで考えてまいります。  整備に当たりましては、一括で進めていき、最終的には所管換をしていきます。 ○井手口委員   最終的というのは、年度で言うといつになりますか。 ○新納学校施設課長   最終的には令和6年4月に向けて事前の条例制定、段階がそれぞれあったと考えます。 ○宮邉委員長   ほかにありませんか。 ○エイジ副委員長   先般の一般質問で要望を出させていただきましたグラウンド整備について、これはスポーツ振興課になるとは思いますけれども、やはり環境問題を考えますと、今ある芝を残す方向で整備を進めていただきたいと思います。その辺は改めて要望を出しますので、よろしくお願いいたします。 ○宮邉委員長   ほかにありませんか。 ○高松委員   スポーツ施設で、日よけになるような場所がないですけど、予定されていますか。 ○新納学校施設課長   図面の一番下ですが、一応管理棟を設けるようになっております。今、委員がおっしゃった部分は多分、コート周りのテントであれば、意見としてお聞きする中で、今後、事業者とのやり取りの中に入れていってはどうかと考えております。 ○高松委員   ここで保護者が見るような感じになるということですね。 ○新納学校施設課長   すいません、訂正させてください。現在、要求仕様書の中には、観覧席やキャノピーの整備も行うことを考えております。 ○高松委員   分かりました。 ○宮邉委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   それでは次に、体育保健課から、学校給食費公会計化等学校徴収金管理事業について報告をお願いいたします。 ○清水体育保健課課長   お手元の資料、報告事項⑤学校給食費公会計化等学校徴収金管理事業進捗状況及びスケジュールについてを御覧ください。本日は、本事業の進捗状況と今後のスケジュールについて御報告をさせていただきます。  なお、学校給食費については体育保健課学校徴収金については主に学校教育課の所管となりますが、一連の事業として私のほうからまとめて御説明させていただきます。  まず、徴収・管理システム導入についてでございます。  システム導入につきましては、今年度11月に事業者選定員会を設置し、先日、公募型プロポーザル方式による受託候補者の決定を行ったところであり、今年度内に契約を締結することとしております。  なお、受託候補者は、日本ソフトウェアマネジメント株式会社でございます。  資料右側、令和3年度につきましては、4月からシステム構築を開始し、操作研修会を経て、学校給食費につきましては、公会計移行予定の令和4年4月からの運用を開始いたします。  また、学校給食費以外の学校徴収金につきましては、令和4年度は一部の試行校でのシステム運用を予定しており、令和5年度から全ての学校において稼働できるよう準備を進めているところでございます。  次に、徴収準備についてでございます。  徴収につきましては、口座振替による徴収を基本としており、現在、庁内関係部署、金融機関と必要な手続等について事前協議を行っているところでございます。令和3年度には、保護者等へ必要な周知を行った上で、夏季休業後から口座振替依頼書の配付及び回収を行う予定としております。  次に、例規等整備についてでございます。  給食費公会計化により公費となりますことから、給食費の管理に関する条例案を令和3年第2回市議会定例会に提出いたしたいと考えております。議会の議決後に具体的な取扱いを規則や要綱等で定めることといたします。  次に、学校説明についてでございます。今年度は7月、10月、1月に小学校及び中学校校長会において、制度概要学校事務分担等について説明したところであり、今後も校長会へ適宜進捗状況等の報告を行い、学校と連携を図ってまいりたいと考えております。  次に、学校事務協議についてでございます。  本事業につきましては、学校現場学校事務を担う職員の協力が必要となりますことから、今年度は、学校事務を担う全ての職員を対象とした説明会を実施し、本事業に対する意見を集約いたしました。今年度中に学校での事務分担を確定させ、令和3年度は、個別具体的な事務の取扱いについて定めたいと考えております。  最後に、食材納入業者登録制度についてでございます。  食材調達に関しても、公会計化後は市の財務規則等に沿った取扱いとなりますことから、現行の食材納入業者を排除することなく、引き続き良質な食材の安定供給を受けられるよう、食材納入業者に特化した登録制度を新たに創設いたしたいと考えております。  事業者に対する制度説明を令和3年度9月以降に行い、登録申請の受付は11月から随時行いたいと考えております。 ○宮邉委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。 ○井手口委員   質問ではないのですが、条例が実際に上程されたときにまた論議したいと思いますけれども、この制度はもともと入れてくれということで私らも言ってきたことであって、実現することは非常に歓迎すべきことではありますが、導入したら現場の職員がこのことに一切タッチしなくても済むような制度設計をしてもらいたいと指摘をしておきます。というのは、まず一つには、現場職員の職務の軽減ということが当然あるわけですから、一切タッチしないという方向で十分制度設計できるはずです。また、特に担任が何らかの形で、例えば、情報伝達を引き受けるようなことをした場合に、そこで、いじめの種が生まれる可能性も十分あります。ですから、例えば年度途中で不払いが生じたとか、あるいは、生活保護上の関係給食費の支払いを免除されているとか、そういった情報に学校現場が全くタッチしなくても済むような制度設計をしていただけるよう指摘をしておきます。 ○宮邉委員長   ほかにありませんか。 ○甲斐委員   今、体育保健課学校教育課が所管しているのがそれぞれこの中に入っていますけど、将来的に全部システムが整った場合は、どこがその所管をするのか、今後の引継ぎ等を確認しておきます。 ○清水体育保健課課長   公会計導入後、令和4年度以降の体制については、教育委員会内で今後検討してまいりたいと考えています。 ○甲斐委員   要望ですけど、他市の状況を見ると、不払い等いろいろな部分の督促状とかそういうことも含めて業務等があると思いますので、ぜひ、教育委員会の中で、人員増も含めて体制を整えなければせっかくのシステムが機能しないと思います。ぜひ人員増も含めた機構の改革というか、その辺の制度設計をお願いいたします。 ○宮邉委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   それでは次に、社会教育課から大分市子どもの読書活動推進計画(第四次)の策定について、お願いいたします。 ○村上教育部次長社会教育課長   お手元の「大分市子どもの読書活動推進計画第四次」と書かれた冊子を御覧ください。  本推進計画は、子どもの読書活動推進に関する法律に基づき市町村における計画として策定するもので、子供の読書活動のさらなる推進のための、向こう5年間にわたる施策の基本方針具体的方策を明らかにしたものでございます。  今年度、庁内の関係者等による庁内検討委員会、外部の有識者等による策定委員会を開催いたしました。11月にはパブリックコメントを実施し、いただいた御意見について、それぞれの委員会で再度検討を行いました。これらの経過につきましては、令和2年6月、12月の文教常任委員会で報告させていただいたところです。その後、2月の教育委員会において審議、議決された次第でございます。  具体的な中身について、御説明いたします。目次を御覧ください。本計画の構成について御説明いたします。  第1章で本計画の趣旨等を、第2章では、第三次計画の成果と課題を示しています。第3章では、第四次計画の基本的な考え方を、第4章ではその具体的方策を示しております。  14ページを御覧ください。  第四次計画は、第三次計画の目標と重点方針を継承しつつ、取組の方向性を明確に示し、より具体的に、重点的に推進できるようにしております。第四次計画の特徴といたしましては、発達段階に応じた読書支援と全ての関係機関における保護者への啓発が上げられます。  17ページを御覧ください。こちらに示していますように、各関係機関の対象を明確にし、全ての関係機関において保護者への啓発を行ってまいります。  今後5年間、この新しい計画に基づき子どもの読書計画を推進していくことになりますが、「読書でつながろう!~本と、人と、未来と~」のキャッチフレーズの下、子供の読書習慣の形成及び子供の読書活動を支援する環境の整備に向け、本計画に従い、しっかりと取組を進めてまいりたいと思います。 ○宮邉委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   続きまして、海星館施設整備事業について、お願いします。 ○村上教育部次長社会教育課長   お手元のA3横の資料、報告事項7、海星館施設整備事業についてを御覧ください。  令和元年度に策定した大分市関崎海星館施設整備基本構想に基づき、今年度基本設計を行いましたので、その主な内容につきまして御報告いたします。  まず、天文学習等の機能強化の1点目として、資料左上になりますが、ドーム直径6メートルで座席数約20席のプラネタリウムを、現在研修室がある場所へ新たに設置いたします。座席はリクライニングシートにする予定で、ゆったりと座っていただき、快適に学習できる空間にいたしたいと思います。また、海星館職員が制作したオリジナル番組を提供するなどリピーター確保のためのソフトの充実を図り、海星館ならではの特色ある取組を行っていきたいと考えております。  天文学習等の機能強化の2点目として、資料左下のように、現在の天体望遠鏡を新しいものに更新いたします。アナログからデジタル化による機能向上及びプラネタリウムと連携した、より質の高い学習内容の提供が可能となります。
     天文学習等の機能強化の3点目として、1階の展示コーナーの充実を図ります。  また、バリアフリー改修として、エレベーターと多目的トイレを新たに設置いたします。  それ以外には、築25年が経過する建物の外壁改修等の実施や、アプローチの見直し及び駐車場の再整備を行います。  今後のスケジュールにつきましては、令和3年度に建物改修及び外構工事の詳細設計を行うほか、プラネタリウム、天体望遠鏡、展示の製作に取りかかる予定でございます。 ○宮邉委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。 ○井手口委員   これももう既に原課にはお話をしましたが、特に今回は、教育長と教育部長に対してお願いをしておきます。  関崎海星館をやっていただけることは非常にうれしい話ではあるのですが、やればやるほどアクセスの問題が顕在化してきます。しかもアクセスは県道であったりして直接教育委員会とは関係ないのですが、大分市役所の全庁を挙げて、あるいは、県道の管理者である県ともきちんと協議をしながら、関崎海星館がよくなったおかげで交通事故が増えたなんていうことには絶対ならないようにしていただきたいと思います。その辺のところを、ぜひお願いいたします。 ○宮邉委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   次に、教育センターから、大分市立学校教育情報化推進計画の策定について、報告をお願いいたします。 ○佐藤教育センター所長   まず、2ページ、策定の趣旨といたしましては、これまでの推進計画が、平成28年度から今年度までの5年間を期間としており、満了を迎えること、また、来年度4月からは、GIGAスクール構想による1人1台端末環境による学びが始まり、その内容を推進計画に含める必要があることなどから、新たに策定したものであります。  計画の期間は、令和3年度から令和7年度までの5年間としておりますが、情報化や技術革新が急速に進行しているため、令和4年度までの2年間を第1期とし、必要に応じて内容の見直しをした上で、令和5年度からの3年間を第2期として計画を推進してまいります。  計画の構成は、学校教育の情報化の推進に関する法律第9条の2に基づき、大分県教育委員会が策定したICT活用教育推進プラン2020と整合性を取り、構成しております。  それでは、3ページを御覧ください。  第1章、現状と課題につきましては、今年度までに取り組んできた内容の成果と課題をまとめております。各学校で情報教育が教育課程に位置づいたことや、研修講座数の増加、端末やプロジェクタの整備率の向上といった成果が見られました。今後は、授業中にICTを活用して指導することができる教員の割合を一層伸ばしていくことが必要であると考えております。  6ページからは、国の動向、県の動向を記載しております。  9ページ、10ページを御覧ください。  第2章、基本方針と施策につきましては、第1章の現状と課題を踏まえた上で、教育の情報化を推進するために、4つの基本方針を策定しております。基本方針の1から3には、教育情報化の3つの側面である子供たちの情報活用能力の育成、ICTを活用した、分かりやすく深まる授業の実現、校務の情報化の推進を、基本方針4には、情報化の推進を支える教育情報化に向けた環境整備を設定しているところであります。  11ページ以降の各施策の取組につきましては、これまでの推進計画の内容に加え、基本方針1、子供たちの情報活用能力の育成においては、プログラミング教育の推進やオンライン授業を含めた1人1台端末等の効果的な活用の在り方、情報モラル教育など、13ページには、障がいのある児童生徒や不登校児童生徒等を対象としたタブレット端末等を活用した学習支援など、16ページ、基本方針2、ICTを活用した分かりやすく深まる授業の実現においては、教職員研修の充実や教育センターホームページからの動画や資料による実践事例等の配信による指導力の向上など、18ページ、基本方針3、校務の情報化の推進においては、県下統一の校務支援システムの運用や学校徴収金システムの導入、学校給食の公会計化の導入、学校から保護者への統一した連絡システムの導入など、20ページ、基本方針4、教育情報化に向けた環境整備においては、学習者用デジタル教科書等の導入やモバイルルーターの整備も含めた家庭での1人1台端末の活用など、急激に進行する情報化や技術革新に沿った具体的な取組を示しているところであります。  今後とも、教育の情報化を推進し、子供たちの情報活用能力の育成、ICTを活用した分かりやすく深まる授業の実現、校務の情報化に努めてまいりたいと考えております。 ○宮邉委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。 ○井手口委員   基本方針の1のところで、タイピングの練習に取り組んだ学校数の目標値が90%、つまり10%は達成しないことを初めから織り込んでいますが、タイピングはパソコン、あるいはタブレット端末に親しむようになって、なるべく早い時期から習得させたほうが学習効果は上がるのですが、どうしてタイピングは全校にということにならなかったのですか。 ○佐藤教育センター所長   現在も、各小中学校におきましては、プログラミング教育や各授業の中で取組をしているところであります。学校、あるいは発達の段階の実状に応じて取り組むことから90%としておりますが、実状としては多くの学校で取り組むことになると考えております。 ○井手口委員   例えば、ブラインドタッチをやる場合とか、子供たちはゲーム感覚でやって、決してこれを苦痛には思いません。ところが一遍身についてしまってワンフィンガーでやり始めたら、なかなかそれを是正するのは難しくなるので、初めのうちから、できれば小学校の1年、2年の段階からタイピングがちゃんと組み込まれるように、少なくても努力目標としてください。 ○宮邉委員長   ほかによろしいですか。 ○甲斐委員   要望になりますが、ICT支援員はどういう活用がいいのか。年々巡回数も増えていますが、やはりこれだけのことを盛り込んでいくことを考えると、今、井手口委員がおっしゃったタイピング等も含めて、教職員の技能に係ってきますので、支援員の増員なり、どういう形が学校を支えていくことができるのか、今後ともその辺の御検討をお願いいたします。 ○宮邉委員長   ほかによろしいですか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   続いて、1人1台端末を使用した学習の開始について、お願いいたします。 ○佐藤教育センター所長   別紙資料を御覧ください。  令和3年4月から、1人1台端末を使用した学習を行うに当たり、保護者に対する確認事項等について、主な内容を御説明いたします。  まず、利用場所は原則として学校内ですが、感染症や災害等の影響による長期の臨時休業期間等においては、端末を家庭に持ち帰っての学習を行うことがあります。なお、利用する端末は、小学校1、2年生は、Windows端末、3年生以上はiPadです。  2枚目を御覧ください。クラウドサービスを利用するためにはアカウントが必要であり、全児童生徒にIDとパスワードを発行し、中学校を卒業するまで同じアカウントを使うこととなります。  3枚目を御覧ください。保護者に対する主な確認事項のうち、学習者用端末の使用について、(3)クラウドサービスの利用では、文部科学省が定めたガイドラインに準拠しており、学習成果物等をクラウド上で安全に管理するとともに、個人情報については、住所や電話番号等は取り扱わないこと、(4)では、クラウドサービスの利用とID及びパスワードの管理について、(6)では、長期の休業期間中等の家庭への端末の持ち帰りについて記載しております。  家庭での学習者用端末の使用については、(2)では、故障、破損、紛失、盗難等の事由が生じた場合には学校に申し出た上で、修理等については教育委員会にて対応するものの、故意または重大な過失による破損や紛失の場合は自己負担となる場合があること、(4)では、インターネット使用時のフィルタリング等、セキュリティー対策を講じていることなどについて記載しております。  4枚目を御覧ください。以上の確認事項について、保護者より確認書を提出していただくこととしております。  5枚目、6枚目は、これまでの説明をまとめたリーフレットでございます。 ○宮邉委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。 ○エイジ副委員長   1点、確認させてください。これはセキュリティーというのも重要な問題ですけど、子供たちがインターネットを使っていろいろなところにアクセスできるような制限自体はどうなっていますか。 ○柴尾大分教育センター情報教育担当班長   端末に対して、フィルタリング設定をかけておりまして、その仕組みにより不適切なサイトであるとかを制限する仕組みを取っております。この仕組みは、端末からアクセスする以上、家に帰っても、どこにいても、同じような仕組みが取れるようなセキュリティー対策を取っております。 ○宮邉委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   次に、美術振興課から、アートプラザの在り方及び周辺エリア整備基本構想の策定について、報告をお願いいたします。 ○長田美術館副館長兼大分市美術館美術振興課長   資料は、右肩に報告事項⑩-1とありますA3横の資料を御覧ください。なお、基本構想の冊子につきましては、明日の管内視察の際、お配りいたします。本日はこの概要版で御説明申し上げます。  まず、1ページ、左側上段、本基本構想の策定の趣旨であります。  本市では、中心市街地のさらなる魅力創造を図るため、平成31年3月に中心市街地公有地利活用基本構想を策定し、荷揚町小学校跡地の活用について、周辺施設と連携し、歴史、文化、学びの場を充実させ、既成市街地と互いに機能を補い合い、都心の魅力を伸展させ、回遊性と滞留性を併せ持つ空間形成を図るとしております。  このことから、アートプラザは、荷揚町小学校跡地複合公共施設、大分城址公園等と連携したよりよい施設の在り方を検討するとともに、周辺エリアについても景観の調和や環境整備を図っていく必要があり、本基本構想は、それぞれの方向性とこれからの整備方針を策定したものであります。  次に、策定の経緯でありますが、昨年6月の第2回市議会定例会文教常任委員会にて、本年度、アートプラザの在り方について検討し、基本構想を策定することを御報告いたしました。その後、策定のための庁内検討委員会、外部有識者による検討委員会を設置し、検討を進め、12月の第4回定例会の本委員会にて、構想の骨子をまとめました策定方針について御報告をいたしました。  その策定方針に基づき、外部有識者による第2回検討委員会での審議を経て、本基本構想素案をまとめ、文教常任委員会委員の皆様にお送りするとともに、12月28日から1月27日までの間、パブリックコメントを実施いたしました。  その結果につきましては、別紙資料報告事項⑩の2、基本構想の素案に関する市民意見の要旨とそれに対する本市の考え方でまとめております。これにまとめておりますように、12人の方から延べ39件の御意見をいただいたところであり、この結果は現在美術館や各支所及び本市のホームページなどで公開をしております。  パブリックコメントの結果を受けて、外部有識者による第3回検討委員会で基本構想最終案を検討し、その結果報告を受けて基本構想を策定いたしたところであります。  資料⑩の1、1ページ、右側にお戻りください。  本基本構想の範囲は、アートプラザを囲む楕円の内側となります。次に位置づけについてですが、大分市総合計画や大分市都市計画マスタープランなど本市の上位計画や関連する各種計画との整合性を図るものとしております。  2ページを御覧ください。  アートプラザと周辺エリア、それぞれについて、現状、課題、それを踏まえた在り方の方向性、そして、整備方針をまとめております。  アートプラザの現状と課題についてですが、市民の文化、芸術活動の発表及び鑑賞の場として年間約17万人の利用者があり、中心市街地における文化・芸術の振興の一翼を担っており、稼働率の高い市民ギャラリー機能の維持が求められていること。また、3階に磯崎新建築展示室を設け、建築模型など磯崎氏に関する資料を展示しているものの、磯崎氏関係資料の収蔵・公開スペースが不足しており、関係資料等の活用方法の検討を含み、磯崎氏の業績発信機能の強化が必要であること。併せて、施設の老朽化が認められるとしております。  これら現状と課題を踏まえ、在り方の方向性を新たな知の拠点の創出とし、整備方針としまして、荷揚町小学校跡地複合公共施設にギャラリー機能を移設する等の利便性の高い機能的連携を図った上で、磯崎氏関係資料等のデジタルアーカイブ化を進めるとともに、公開、閲覧できる場を拡充し、建築や芸術などに興味・関心を持つ次世代の担い手を育むとともに、幅広い世代の市民や研究者が集い学ぶ場や、若手芸術家、建築家等への創作・研究発表の場も提供していくとしております。さらに、施設の適切な維持管理を図り、施設の機能に即した名称を検討することとしております。  新年度以降、この基本構想に基づき、関係部局と連携を密にしながら、具体的な整備を進めていくこととしております。 ○宮邉委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   それでは続いて、令和2年度大分市美術館美術品収集及び令和3年度特別展案について、報告をお願いいたします。 ○長田美術館副館長兼大分市美術館美術振興課長   資料は、報告事項⑪とありますA4縦の資料でございます。  まず、1ページ、令和2年度美術品収集についてでございます。4つの収集方針に基づき、4点を購入により収集いたしました。この結果、本年度末での収蔵作品は3,250点となったところです。  2ページを御覧ください。  購入した4点は、日本画では、福田平八郎後期の代表的な作品「南方の花と鳥」と初期作品の「鷺」、髙山辰雄作品の「椿に目白」の3点、資料として、田能村竹田の漢詩自筆草稿1点であり、総額は、2,290万円となっております。  なお、今年度、寄贈作品はございませんでした。提案はあったものの、コロナ禍のため、所蔵者を訪問しての作品調査が困難であり、次年度に検討することとしたためであります。  次に令和3年度特別展案についてです。資料3ページを御覧ください。  新年度は、8件の特別展を計画しております。展覧会名、会期、内容などは資料のとおりでございます。  まず春に、2017年にNHKで放映されました連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックを担当した、ミニチュア写真家田中達也を紹介する「MINIATURE LIFE展2田中達也 見立ての世界」、夏には、これまでCIAOシリーズで紹介してきた若手アーティストの中から、北村直登さんを初めて個展形式で紹介します。また、秋には、中世から近代に至る日本美術の流れを紹介します、「THIS IS JAPAN東京富士美術館所蔵 永遠の日本美術」、年明けには、大正から昭和期に風景版画を数多く制作した川瀬巴水を紹介する、「川瀬巴水 旅情詩人が描く四季と風景」などを開催いたします。  新年度も、幅広く多くの方に楽しんでいただける展覧会を計画しておりますので、ぜひ、美術館へ足をお運びいただきたく存じます。 ○宮邉委員長   それでは、ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   以上で報告事項は終了いたしましたが、全てを通して皆さんから何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長 
     それでは執行部の皆さん、何かございますか。  〔「ありません」の声〕 ○宮邉委員長   委員の皆さんでそれ以外の部分でありませんか。 ○エイジ副委員長   今朝の報道番組で報道されていましたけど、小学校での体育の授業のときに、女子生徒の肌着着用が、ちょっと問題というか、指摘材料になってますよね。うちの家も小学校の娘がいますけど、低学年まで肌着を着けないでくれという学校側からの指導を受けているそうです。でも、着けて怒られるわけではないのですが、校則自体が今、いろいろな問題がありますけれども、ちょっと古いんじゃないかなというのと、やはり小学生の中高学年になってくると、やはり体の変化も大人にどんどんなってきますし、そういった対応をしっかりやっていただきたいと思うんですけれども、今、教育委員会では各学校に対してどのような指導をされていますか。 ○上野体育保健課参事補   私たちも、新聞報道等で、小学生の体操着の下の肌着について問題になっていることは認識しています。  実は、先般、各学校に調査で聞き取りをいたしました。先ほどエイジ副委員長がおっしゃったような、小学生の特に低学年ですね、肌着を着ていまして、要は着替えを持ってくればいいんだけれども、汗びっしょりになった肌着をそのまま着てしまったおかげで風邪を引いたという事例があって、各学校の先生方は、それだったら肌着の着替えを持ってくるようにという指導をしているんですけれども、それがなかなか着替えることまでいかなくて、肌着着用について少し制限をかけているということは、私たちも聞き取りで確認することができました。  今、問題になっています、小学生の高学年の女子児童だとか、一律に肌着を着用してはいけないという指導している学校は今現在ないと聞き取りで確認していますが、やはりそういった各学校の指導の中で、健康面に配慮するがゆえに、個別に対応はしているものの、そこが保護者や子供に伝わってないとか、そういった状況が感じられます。先般、3月22日に国からも文書が届きまして、そういった部分を私たちも各学校に通知しながら適切に対応しようと思っております。 ○エイジ副委員長   その理由については当然知っております。ただ指導としては、これからは、着替えを持ってきて着替えましょうのほうが正しいような気がします。風邪を引くとか、衛生面、その辺もおっしゃることはよく分かるのですが、これからは取組を変えていただきたいと思います。要望します。 ○宮邉委員長   ほかに委員の皆さんありませんか。  〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長   以上で当委員会に付託されました全ての案件の審査を終了しました。  なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○宮邉委員長   そのように決定をいたします。  それではここで、この3月末で退職をされる方々から挨拶の申出がございましたので、お願いをいたします。  〔退職者挨拶〕  〔委員長お礼の挨拶〕 ○宮邉委員長   それでは、明日25日木曜日は、アートプラザの管内視察を行います。議会棟を午前10時に出発する予定ですので、放送がありましたら議会棟玄関前にお集まりください。  本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。                              午前11時1分散会...