だから、言っているのはそういうことではなくて、本当にこの
実験中に購入するのが正しいと考えているのかどうかを聞きたいのです。聞くところによると、もしも
実験中に
トラブルとか事故が起こったときに、売れない車両だと。その辺がどうかっていうのは分からないのですけど、とにかく買わないと悪い理由があるのですか。
○
橋本都市交通対策課長
どうしても買いたいというよりも、
eCOM-10を通年で貸していただける車両がないということがございますので、結果的に3台目を買わせていただくような予算を上程させていただいているところでございます。
御指摘のとおり
実験運行の最中ではございますけども、市内の幅広い地域での特性をつかむために、今回の新しい3台目の車両の予算を上程させていただいているところでございます。
○
エイジ委員
市民は納得しますかね。新しい足になるとか、その地域に合ったものをというのは分かりますよ。でも、あくまでも
実証実験中でしょうと言っているのです。1台三千数百万円、3台買っておよそ1億円でしょう。今、その1億円の予算を使うべきなのか、
実証実験でしっかり成果が現れ、市民の
皆さんの新しい足になるから、もう1台買わせてください、ここでもやりたいですと言うんだったら多分誰も反論しないですよ。三千数百万円は安いと思えるというところまでたどり着いてもいないのに何で買うのかと言っているのです。これは2台でも僕はおかしいと思っているのに、もう1台買うってあり得ないと思います。
市も今、財政が厳しい云々って言っている中で、こういった事業をどんどん進めていること自体が僕はおかしいと思います。僕も乗ったら「お、楽しいな。よかったな」と思うかもしれないですよ。でもそれはあくまでもアトラクション的な話だと思うんです。だからこそ結果が、これにもう1回乗りたいっていう人が1割弱しかいなかったっていうところを重く捉えないといけないと思います。だから、将来的に結果が出た上で購入するのなら分かるのですが、現状ではあり得ないです。これ以上言ってもしようがないですけど、僕は反対します。
○
甲斐委員
代表質問でも指摘させていただきましたが、2台目がまだ現実には納品されていない。そして、その
実験も行われていない。その件も考えてみると、もう予算としては上がっていますが、やはり早急に3台目というのはいかがなものかというのは、先ほどの
エイジ委員の指摘につけ加えさせていただきたい。私も
野津原地域の
ルートに乗りましたが、再度乗りたいかと言われたら、利用の仕方によっては乗ってもいいとは思いますが、今、
不要不急のいろいろ言われている時期に、早期に3台目を買わなければいけないというのはやはり納得ができないというか、
整合性が取れていない。何のための
実証運転かということを指摘しておきたいと思います。
○
高橋委員長
そのほか質問はありませんか。
○
松下委員
確認ですけど、2台目についてはたしか2月とか、そういう
運行予定ということで
補正予算を上げたのではなかったかなと思いますが、そこはどうですか。
○
橋本都市交通対策課長
グリーンスローモビリティの車両としてはできているんですけれども、そこに
自動運転機能をつけるという形になっておりました。先ほど御説明しましたように、
新型コロナウイルス感染症の関係で
関東近辺の出勤がままならないということで、その設備の搭載が遅れております関係で2月からの試走ができないという形になっております。できるだけ早く機材を積み込みまして、新年度に当たっては、
ルートを選定するために
運行を開始したいと思っています。
○
松下委員
私も
行政経験者ですけれども、
実証実験といった場合、一定の成果を得て、次の段階に移行するっていうのが通例なんですよね。今回のケースから言えば、2台目もまだ今言ったような状況で
実証実験ができない。今回の
野津原地域においても、いろいろ成果だけを強調しているんですけど、
デメリット部分などが何なのか見えない。そういうこととか、いろんな状況とかが非常に不分明な部分が多い中で3台目を買うということについては、今上がった意見と同じで、通例からすればあり得ない話だと思っています。指摘です。
○
高橋委員長
そのほかに質問はございませんか。
○
斉藤委員
この
モビリティ実験運行事業は、新たな
モビリティサービス事業の肝に位置すると思いますので、まずその新たな
モビリティサービス事業の目的が、
高齢者等の
移動困難者や
過疎地域における
移動手段の確保、
ドライバー不足への対応ということになっているんですけど、それがこの
グリーンスローモビリティの
実証実験の目的と思っていいのですか。
○
橋本都市交通対策課長
文面としては書いているとおりでございますけども、現状、
公共交通を取り巻く情勢は非常に厳しい状況にございます。1つは
運転手が非常に不足していると、もう1つは、
利用者がどんどん減っているという状況があります。平成29年から市内の6地区で
民間バスの
実証運行もさせていただきましたが、それもなかなか
事業性がなかったという結果になっています。
今回はその次の段階といたしまして、スローではありますけどもこのような低速の
電動モビリティを使って、例えば
乗り継ぎ需要の
発掘ですとか、そもそも
乗り合いバスになかなか乗れない方、もしくは乗ろうと思ってもなかなかそういうチャンスがない方がいらっしゃると思いますので、そういう方の
発掘も含めて
実験をしているところでございます。
○
斉藤委員
乗り合いバスに乗る方というのは、買物とか通院とか大体目的があって乗っていると思います。ということは目的地があるわけで、それにいずれこれが対応できるという認識ですか。
○
橋本都市交通対策課長
この
グリーンスローモビリティそのものがこのまま最終的な新たな
モビリティとなるかどうかはまだ分からないところですけれども、そういう速達性だけではなくて、
開放感があって乗りたくなるようなモードというのが一つの需要としてあると思っておりますので、今後、その辺りも含めて
実証実験の中で確認していきたいと思っております。
○
斉藤委員
日常的に必要なものと
開放感があって乗りたくなるものというのは、目的が違うと思います。
佐賀関地域くらいの一つのエリアの中でくるくる回るということならまだ分かるのですが、公道に出て、一般の
移動手段として安全性が確立されていないにもかかわらず市民を乗せる。
野津原地域内では手を挙げれば安全な場所でどこでも乗車が可能と書いてあるのですけれど、安全を確認するというのはものすごく大事だと思います。ところがこれは
自動運転です。安全性が担保されるという認識ですか。
○
橋本都市交通対策課長
基本的には手動で
グリーンスローモビリティは
運行させていただいているところではございます。そういった中で、
運転手ともう一人乗車して、安全確認をしているところでございます。ただ、将来的には
自動運転も含めて
グリーンスローモビリティの活用も考えていきたいと考えているところでございます。
○
斉藤委員
基本的に手動というなら、先ほど
自動運転装置がつかないから遅れていると言われましたけれども、手動でいいわけですよね。人が安全を確認するというのが
公共交通の基本だと思います。ところが、
自動運転が可能になるようにということでお金を使っていて、そういう意味で私たちは毎回その予算に反対しているのです。
別の観点からお聞きしたいのは、1日の乗車人数は寒くなったりすると減る、フリー乗車は
実験期間を通して平均2〜3人、利用の定着が確認できたとあるのですが、2〜3人乗ったら利用の定着が確認できるという認識ですか。
○
橋本都市交通対策課長
もちろん2〜3人の利用が定着かというと、それだけをもってそういう判断にならないと思っております。ただ、こういう
グリーンスローモビリティを、完全には今回1年通して
運行できてないんですけども、こういった新たなモードを認知していただくことによって、今後も利用される人が増えるのではないかと思っているところでございます。
○
斉藤委員
申し訳ないけれど、ちょっと認識としては甘いのかなという気がします。
日頃自家用車を
移動手段としている方々が乗っているからといって
乗り継ぎ需要があるという判断も非常に甘いのではないかと思います。百歩譲って、観光目的というならまだ理解できるんです。ただこれは、財源を見ますと
公共交通のために毎年予算を計上して買っているということですが、本当は国がこういう
自動運転はやるべきだと思うんですけど、国庫負担が非常に少なくて市の負担が多い。これは何とかならないですか。もうちょっと国にお金を出してもらうように言うとか、何かそういうのありますか。
○
橋本都市交通対策課長
現在、国からいただいている補助メニューは、地方創生交付金ですけれども、そちらは
自動運転に関する部分を2分の1補助ということで、その部分について予算を計上させていただいているところでございます。
○
斉藤委員
地方創生交付金についても非常に利用度が高いのに、これに半分使えるからといってここに使わないといけない理由にはならないと思うんです。地方が半分負担だからといって、これを出すべきかっていうと、私は
皆さんおっしゃっているとおり非常に拙速ではないかと思います。
今後、日常的に使うものとしてこれを買って、まだ続けるのかどうかっていうのをもう一度よく精査をしていただきたいと本当に思います。予算には毎回反対していますけれども、その判断の仕方、検証の仕方をもう1回よく考えていただきたい。これで需要があるという認識は甘いと思いますので、そういった指摘をしておきたいと思います。
○
高橋委員長
そのほか質問はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
高橋委員長
次にふれあい
交通運行事業について報告を受けます。
○
橋本都市交通対策課長
資料2を御覧ください。
運行目的ですが、
公共交通の利用が不便な地域における日常生活の
移動手段の確保でございます。
制度概要につきましては、対象地域は最寄りのバス停から500メートル以遠であり、
運行ルートや
運行日、
運行時刻等は住民の話合いで決定しております。運賃は、1乗車当たり200円となっているところでございます。
近年の取組ですが、令和2年度は、これまで地域検討会や制度説明会を合計48回開催し、438名に参加をいただいています。また、
路線バスとの
乗り継ぎ環境改善のため、これまで接続先バス停に上屋を11か所設置しているところでございます。
運行実績ですが、近年は
ルート数の増加により、登録者数、
利用者数ともに増加しておりましたが、令和2年度は
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、3割以上、
利用者が減少することが予想されているところでございます。
資料の右側に移りまして
運行ルートですが、庄の原
ルートをはじめ現在29
ルート運行しているところでござます。
2ページを御覧ください。
令和3年4月からのふれあい交通
運行ルートの全路線を整理したものでございます。4月より、左下の赤の点線で囲んでおります野津原地区の一部において、新規
ルート、上石合
ルートの
運行を始めることとしております。
3ページを御覧ください。上石合
ルートの詳細の路線図になります。
オレンジの線がふれあい交通の上石合
ルート、ピンクの線が昨年10月から
運行しています、のつはるコミュニティバスの
ルート、青が
路線バスの
運行ルートを示しております。
上石合
ルートは、今市校区の上石合地区を起点に、県道久住高原野津原線、国道442号を通り、
野津原支所まで
運行いたします。
運行は令和3年4月上旬に開始を予定しており、火曜日、金曜日に1日4便を
運行いたします。これにより、ふれあい交通は合計30
ルートでの
運行となります。
○
高橋委員長
ただいまの報告について、
委員の
皆さんから
質問等はございませんか。
○
斉藤委員
これは、そもそもバスの利用を高めましょうということで、とてもいいことだと思うんですけど、今、バスの便が減っているので、それに比例してふれあい交通の利用が下がるっていうことが考えられると思いますけれど、現状はどうですか。
○
橋本都市交通対策課長
おっしゃるとおり、ふれあい交通はそもそもバスの
乗り継ぎをするという目的で
運行をしているところでございます。
路線バスのダイヤが減るという状況になりますと、当然のことながら影響を受けるという形になっているところでございます。ただ、今回御説明しています上石合
ルートにつきましては、4便を週に2日ですから、8便回す形になっておりますので、登録者数が今後増えて、必要があればまだ回数も増やす可能性もございますので、その辺りは住民の方としっかり話をしながら今後決めていきたいと思っております。
○
斉藤委員
バス会社とタイアップしてやらないと意味がないのでバス会社との協議がやっぱり必要かなと思います。予約だからねという声をよく聞くのですが、やっぱり改善の余地があるのかなと思うんです。この辺の今後の方向性はどうですか。
○
橋本都市交通対策課長
ふれあい交通
運行の基本的な考え方として、デマンド型で
運行させていただいています。要は定時定路線ではなくて、予約があったときに走るというものでございます。
将来的には皆様が、例えばスマートフォンをお持ちになるというようなことになれば、もう少し予約の時間が短縮されるというようなことで、そこは様々な、便利な
運行も考えられるかと思いますけれども、現状は、なかなかスマートフォンでの予約というより、電話での予約が非常に多うございますので、どうしても前日までの予約が要るような
運行計画となっているところでございます。
○
斉藤委員
要望ですけれど、私はやっぱり日常使う足を確保するという意味では、これを改善していくのが、先ほどの
グリーンスローモビリティより実用的だと思います。
利用者から声を聞くっていうのが非常に大事だと思いますし、ぜひ利便性をしっかり考えていただいての改善をぜひ要望しておきたいと思います。
○
高橋委員長
ほかにありませんか。
○
松下委員
今日の審査日程としては、ふれあい交通と
グリーンスローモビリティということですが、コミニティバスとの関連性というのは大きいと思います。コミュニティバスに関して、私は、建設常任
委員ではなかったというのもあり、きちんとした説明を受けた記憶がないです。私はコミュニティバスは必要ではないかと思っています。私は
グリーンスローモビリティよりコミュニティバス、そこを
都市計画部としてはどうしていくのかということを、ふれあい交通と兼ね合わせて計画的に進めるということがあってしかるべきだと思っています。
今日の報告との関連としても、コミュニティバスは
野津原地域と滝尾地域の2か所ありますよね。それの報告がないというのも解せないです。なぜないのですか。
○
橋本都市交通対策課長
報告する資料がなくて大変申し訳ございません。まず、昨年の10月からいわゆる代替交通としてコミュニティバスを回させていただいております。実際にバスの減便も相まって、なかなか
利用者が伸びていないとこではございます。次回の
委員会ではしっかりと報告させていただきたいと思います。
○
松下委員
今回はする必要はないということですか。
○
橋本都市交通対策課長
必要がないというわけではございませんが、全ての説明資料について御報告の準備が整ってなかったところでございます。丁寧な説明に今後努めてまいりたいと思っております。
○
松下委員
トータルでどうしようかっていうのが
総合交通対策特別委員会だと思うので、その目的に従っての報告を、さっき言ったように
実証実験まで行っていない部分を購入しますよとしながら、一方でコミュニティバスは昨年10月からやっているわけです。そうしたら、それが今どうなのか、今後どうするのかというのは
総合交通対策特別委員会に報告があってしかるべきだと思います。
○
高橋委員長
報告は今すぐにできるのですか。
○
橋本都市交通対策課長
現在、実際にコミュニティバスに乗っている人数ですとか、そういった数字は持ち合わせておりますので、その資料をお出しすることは可能だと思います。
○
松下委員
今回初めて総合交通対策特別
委員に就いたので聞きますが、当
委員会にコミュニティバスを導入する経過、目的などの説明・報告はあったのですか。
○
橋本都市交通対策課長
昨年度、もちろん導入するときには報告をさせていただいているところでございます。
○
松下委員
新しいメンバーは全くその経過とかを知りません。新しい
委員さんもいらっしゃいますので、きちんと丁寧な説明、何のために導入するんだということと、ふれあい
交通運行事業との違いは何なのか、コミュニティバス本来の目的なのかというところに疑問を感じていますので、そこも含めてなるべく早い段階での説明を
お願いしたいと思います。
○
高橋委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
高橋委員長
次に、第11次大分市
交通安全計画について報告を受けます。
○安部生活安全・
男女共同参画課長
まず、A4サイズの生活安全・男女共同参画課1を御覧ください。
1の計画の目的でございますが、本市における道路交通並びに鉄道交通、踏切道における交通の安全を確保するために必要な施策を定め、交通安全の確保に努めるものでございます。
次に、計画の期間でございますが、令和3年度から7年度までの5年間となっております。
3の計画の概要でございます。
交通安全計画は、
交通安全対策基本法の各規定に基づき策定しています。策定に当たっては、大分市
交通安全対策会議条例に基づき、市長を会長とする大分市
交通安全対策会議を設置いたします。また、本計画につきましては、国及び県が策定いたします
交通安全計画と
整合性を図るとともに、パブリックコメントの実施や本
委員会での協議などを通して、市民の意見などが反映された計画を策定してまいります。
計画の範囲につきましては、市の区域における国、県、市並びに九州旅客鉄道株式会社、西日本高速道路株式会社などが行う施策といたします。
次に、A3の計画策定のスケジュールを御覧いただきたいと思います。まず、
交通安全計画の策定に係る国及び県の動向でございますが、国におきましては、今年3月に交通安全基本計画を策定しており、それを受ける形で、県におきましては6月末に第11次大分県
交通安全計画を策定する予定となっております。
本市の策定に係るスケジュールでございますが、5月に大分市
交通安全対策会議の
委員会及び幹事会を開催し、警察などの関係機関に計画の策定に係る資料の提供について依頼を行ってまいります。
6月に関係機関から提供された資料や国及び県が策定した
交通安全計画などに基づいて素案を作成し、本
委員会においてその内容について御説明をいたします。
7月にパブリックコメントを実施し、8月にはパブリックコメントに寄せられた意見を反映させた原案を作成します。8月中旬の
総合交通対策特別委員会では、その内容を説明し、御検討いただきました後、大分市
交通安全対策会議の
委員会及び幹事会を開催し策定してまいります。策定いたしました計画は、9月に開催されます本
委員会において報告後、公表してまいります。
○
高橋委員長
質問はございませんか。
○
斉藤委員
これは、基本的にハード面と思っていいのですか。
○安部生活安全・
男女共同参画課長
基本的にはソフト面での計画となりますが、ハードについても取り込めるところは取り込んだ計画でございます。
○
斉藤委員
これは、中間報告があるんですか。
○安部生活安全・
男女共同参画課長
パブリックコメントにかける前に素案を策定いたしますので、それを6月に本
委員会で報告をさせていただきます。
○
高橋委員長
ほかに質問はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
高橋委員長
委員の
皆さんでほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
高橋委員長
執行部からはございませんか。
〔「ありません」の声〕
○
高橋委員長
それでは、
執行部の
皆さんはここで退席を
お願いします。お疲れさまでした。
〔
執行部退席〕
○
高橋委員長
それでは、特別
委員会の運営について確認をしたいと思います。
前任期の議会活性化推進会議における特別
委員会の運営の見直しについて協議がされました。その内容について、書記に説明をさせます。
○書記
別紙1を御覧ください。こちらの資料は、前任期の議会活性化推進会議の協議資料になります。
議会活性化推進会議における協議の結果、これまでの特別
委員会の設置の経過を踏まえ、特別
委員会の運営部分を見直し、各特別
委員会の
調査事件の中から任期中に重点的に
調査研究するテーマを設定し、
執行部に対し提案や提言することを目指すことになっております。資料には見直し後のスケジュール例を掲載しておりますが、今年の6月にテーマを決定し、その後およそ1年をかけて専門的知見の活用や
関係者との意見交換などを通して
調査・研究を行い、来年の第4回定例会の中で提言または報告する流れとなっております。
○
高橋委員長
今、説明があったとおりですけども、今任期の特別
委員会では、
調査事件の中から重点的に
調査研究していく項目を設定して、
執行部への提案・提言等を目指すとなっておりますが、質問はありませんか。
○長田
委員
そういうことで今まで特別
委員会の審査をやってきたのだと思います。議会活性化推進会議のほうでそういうのを取りまとめて、今回、改めてそういう話になったのかなと思って、それで
委員長に質問したいのですが、
総合交通対策特別委員会ですから、建設常任
委員会とは違う観点で重点的に
調査研究をしていくという形でいいんですか。
○
高橋委員長
はい。
○長田
委員
そうすると、例えば今回新しい議員も入られて、一般質問だとかいろんな質問が出ていますよね。そういう中で総合交通の問題も各会派でいろんな質問が出ています。そういったテーマを掘り下げてやっていくということでいいんですかということが1点。
それからもう1つは、テーマを設定するに当たって、例えば、国道は国ですよね。その国の道路の起点とか終点とかについて、中九州横断道路はまだ大分しか決まっていない。そういう問題について、これは国が決めるのか市が決めるのかということがあるのですけれども、やっぱり
総合交通対策特別委員会としては、市の考え方を重点的に
調査研究しています。ほかにも、今度は新環境センターができるじゃないですか。そういう中で地域住民から
交通体系の問題でごみの収集車の渋滞で陳情が出ているがこれは県道ですよ。これを建設常任
委員会でといってもなかなか難しい。
そういう問題等々についてこの特別
委員会で、例えば県の考えだとか国の考えを
調査研究するということをテーマとして上げてもいいのですかという意味です。
○書記
最終的には市の
執行部に対して提言、または報告をする流れとなっておりますので、
執行部が対応可能な提言または報告となるものと考えております。
○長田
委員
だから
調査研究をするということでいいんですか。
○
高橋委員長
私が考えるには、
委員会としてふさわしいものというのがあると思うんですよね。国にということになるとなかなか難しい面もあると思いますので、そういった状況については、出された状況も踏まえて
皆さんで取り組める問題なのか、そこの意図とするところがなかなか
皆さんに伝わらないところもあると思うので今後、
皆さんで議論をさせていただきたいなと考えております。
○長田
委員
それは理解しています。例えば県の考え方を分からずして、いろんな問題は進められない。そういう中で、それを
調査研究するのはいいのですか。
○
高橋委員長
そういう観点で出してください。たくさんテーマがあったりだとかということも含めて副
委員長と一緒にまとめさせていただいて
皆さんにお諮りするという形でよろしいでしょうか。
○長田
委員
はい。
○
高橋委員長
そのほかありませんか。
〔「なし」の声〕
○
高橋委員長
それでは、
皆さんには、テーマについての記入用紙をお配りしております。お手元にお配りをしています。これに御記入をいただきまして、4月30日金曜日までに担当書記に出していただきたいということですが、よろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
高橋委員長
また、今後の予定につきましては、提出していただいたテーマを整理いたしまして、正副
委員長案を作成の上、第2回の定例会に
委員会の中で協議したいと考えておりますので、よろしく
お願いいたします。
それではこれで
委員会を終わります。
午後2時48分散会...