国は、
行政サービスの100%
デジタル化と書いていますが、市では、業務の
デジタル化によって
行政事務の効率化とあります。国が言う
行政サービスの100%
デジタル化は、
行政手続の100%
オンライン化ということなのでしょうか。
○
林企画部次長兼
情報政策課長
行政サービスという形で国が掲げておりますので、基本的には
市民目線での
行政サービスを、もちろん対面にはかなわないと考えておりますけれども、今は対面でしかできないことを、時間と場所にとらわれずに、どこからでも
オンラインでできるといったものが
行政サービスの
デジタル化と捉えています。
今、紙で行っているものを全て
オンラインでできるようにすることを、国は目標としては掲げているという認識でございます。本市といたしましては、まずは本年度、先ほど報告いたしました、押印の廃止を行うことによって
オンライン化することができると考えております。現在、押印の見直しを行ったものに関して、来年度以降、
優先順位をつけて、
市民ニーズの高いものから
行政サービスの
デジタル化に取り組んでいきたいと思います。最終的に100%を目指せるのかといいますと、将来の目標としては、当然実現していかないといけないと考えておりますけれども、まずは
優先順位の高いものからと考えております。
○
安東委員
効率化を図ることはいいことだと思います。
行政そのものは、もっと人的な対応が必要な部分があると思いますので、その辺は区別しながら進めていただきたいと思います。
○
穴見委員長
ほかにありませんか。
○
板倉委員
今までは10年保存や5年保存など、書類として保存しなければいけませんでしたが、
デジタル化が進む中で、
バックアップはどういう形になっていくのですか。
○
林企画部次長兼
情報政策課長
今現在、
データ化をされております、例えば
文書管理や
財務会計といったものに関しましては、複数の世代の
バックアップを常に取るようにしていますし、1か所ではなくて、
複数箇所に、遠隔地での保存を行っております。そうしたことによって、例えば、庁舎が災害を受けたときでも、別の場所に置いてあれば、
バックアップからデータを戻して業務を継続できるといった取組を行っております。
あと保存年限の問題などもありますけれども、そこは紙であれ、データであれ、
保存年限はそれぞれ決まっておりますので、そちらに対応した
データ保存を現在実施しており、今後も原則としてその方向で取り組むということで考えております。
○
穴見委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
穴見委員長
それでは、ここで質問を終結したいと思います。
執行部から、その他として何かありませんか。
〔「ありません」の声〕
○
穴見委員長
最後に、委員の皆さんから、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
穴見委員長
それでは、執行部の皆さんはここで御退席願います。お疲れさまでした。
〔
執行部退席〕
○
穴見委員長
それでは、ここで
特別委員会の運営について確認をしたいと思います。
前任期の
議会活性化推進会議において、
特別委員会の運営の見直しについて協議がされましたが、その内容について、書記に説明させます。
○書記
参考資料を御覧ください。こちらの資料は、前任期の
議会活性化推進会議の
協議資料になります。
議会活性化推進会議における協議の結果、これまでの
特別委員会の設置の経過を踏まえ、
特別委員会の
運営部分を見直し、各
特別委員会の
調査事件の中から、任期中に重点的に
調査研究するテーマを設定し、執行部に対し提案や提言することを目指すとなっております。
資料には、見直し後の
スケジュール例を掲載しておりますが、今年の6月にテーマを決定し、その後、およそ1年をかけて、
専門的知見の活用や関係者との
意見交換などを通して、
調査研究を行い、来年の第4回定例会の中で提言または報告する流れとなっております。
○
穴見委員長
説明があったとおり、今任期の
特別委員会では、
調査事件の中から重点的に
調査研究していく項目を設定し、執行部へ提案、提言等を目指すとなっております。
皆さんには、テーマについての
記入用紙をお配りしておりますので、4月30日金曜日までに担当書記に提出をお願いいたします。
また、今後の予定につきましては、提出いただいたテーマを整理し、正副
委員長案を作成の上、第2回定例会の委員会の中で協議したいと考えております。
以上で委員会を終わります。皆さん、お疲れさまでした。
午後2時10分
散会...