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  1. 大分市議会 2021-03-23
    令和 3年建設常任委員会( 3月23日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年建設常任委員会( 3月23日)                    建設常任委員会記録 1.開催日時   令和3年3月23日(火)午前10時0分開議~午前11時46分散会 2.場所   第4委員会室 3.出席委員    委員長 田島 寛信  副委員長 安東 房吉    委 員 板倉 永紀  委 員  長田 教雄    委 員 福間 健治  委 員  松本 充浩    委 員 野尻 哲雄  委 員  大石 祥一    委 員 橋本 敬広   欠席委員    な し 4.説明員
      (土木建築部)    清水土木建築部長伊藤土木建築部次長高瀬土木建築部次長、    分藤土木建築部次長道路建設課長姫野土木建築部次長道路維持課長、    吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長大渡土木管理課長、兼澤建築課長、    安東土木管理課政策監清家道路建設課政策監中嶋建築課政策監、    岡本住宅課政策監池辺土木管理課参事、三代道路維持課参事足立建築課参事、    三宮住宅課参事藤住宅課参事 5.事務局出席者    書記 金丸 慎太郎 6.審査案件等   (土木建築部)   【陳情】    新たに提出されたもの    令和3年陳情第3号 市営廻栖住宅跡地多目的広場として利活用するための施設              整備に関する陳情             〔継続審査〕    令和3年陳情第4号 市道「顕徳古国府線」の約700m区間の道路拡張及び歩道設置              に関する陳情                〔不採択〕   【予算議案】    議第1号 令和3年度大分市一般会計予算              〔承認〕         第1条 歳入歳出予算             歳出 第8款 土木費                第1項 土木管理費                第2項 道路橋梁費                第3項 河川費                第5項 下水道費のうち土木建築部所管分                第6項 住宅費                第9款  消防費のうち河川・みなと振興課関係         第2条 債務負担行為 第2表中             ・道路維持管理システム機器借上料             ・佐賀関馬場地区浸水対策事業             ・宮尾川改良事業             ・猿喰川改良事業             ・大谷川改良事業             ・中尾川支川改良事業    議第13号 令和2年度大分市一般会計補正予算(第8号)       〔承認〕         第1条 歳入歳出予算の補正             歳出 第8款 土木費                第1項 土木管理費                第2項 道路橋梁費                第3項 河川費                第5項 下水道費のうち土木建築部所管分         第2条 繰越明許費の補正 第2表中         1追加    第8款 土木費のうち土木建築部所管分         2変更    第8款 土木費   【一般議案】    議第47号 大分市道占用料及び大分市道路及び河川等の法定外公共物の完治に関す         る条例の一部改正について                〔承認〕    議第48号 大分市営住宅条例の一部改正について           〔承認〕    議第63号 市道路線の認定について                 〔承認〕    議第64号 損害賠償の額の決定並びに示談について          〔承認〕   【報告事項】    ① 道路パトロール等維持管理業務委託の概要について    ② 大分市営住宅等長寿命化計画について    ③ 水害監視カメラシステムの構築について    ④ その他                 会議の概要                              令和3年3月23日                              午前10時0分開議 ○田島委員長   おはようございます。ただいまより建設常任委員会を開会いたします。  本日は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、執行部のマスク着用を認めております。発言の際は大きな声ではっきりと発言するようお願いいたします。  最初に、審査日程についてお諮りいたします。  お手元に配付しております日程案のとおり、本日23日は土木建築部、24日は都市計画部、25日は上下水道局の案件について審査を行いたいと考えていますが、この日程案でよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   それでは、この日程に従い審査を行います。  本日は、新委員選任後初めての委員会ですので、審査に先立ちまして一言御挨拶を申し上げます。  このたび本委員会の委員長として私が、副委員長として安東房吉委員が選出されました。本委員会は、土木建築部都市計画部及び上下水道局の所管に属する事項として、道路、橋梁の整備や都市計画上下水道の整備など、市民生活に直結した諸議案等の審査を行うことになりますが、その責任の重大さを痛感しているところでございます。  委員各位並びに執行部の方々の御協力を賜りながら、慎重に審査を進めてまいる所存でございますが、執行部におかれましては、審査過程における各委員の意見を真摯に受け止めながら、大分市政に十分反映していただくようお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。  ここで、土木建築部長より発言を求められていますので、許可をいたします。 ○清水土木建築部長   冒頭に当たりまして、1点お断りがございます。清水誉之住宅課長が忌引のため本委員会を欠席ということの御了承をお願いいたします。  審査に先立ちまして一言御挨拶を申し上げます。  委員の皆様におかれましては、去る2月21日に執行されました市議会議員選挙におきまして、厳しい選挙戦を見事に勝ち抜かれ、めでたく御当選の栄誉を得られましたことを心からお喜び申し上げます。皆様には、本市のさらなる発展のために格別の御尽力と御協力を賜りますようお願い申し上げます。  私ども土木建築部は、道路、橋梁の新設、維持管理交通安全対策のほか、河川改修砂防事業市営住宅をはじめとする住宅の関連事業市有施設の建設など、様々な事業を所管しており、市民ニーズの的確な把握と効率的、効果的かつ迅速な業務の遂行に努める中で、安全・安心な市民生活を支えるまちづくりに職員一丸となって取り組む所存でございます。  田島委員長、安東副委員長をはじめ委員の皆様におかれましては、温かい御指導、御鞭撻、また御高配を賜りますようお願い申し上げて、御挨拶とさせていただきます。今後2年間、どうぞよろしくお願いいたします。 ○田島委員長   これまで新委員選任後初めての委員会では、説明員の紹介を受けておりましたが、今回は新型コロナウイルス感染症対策の観点により、お手元の機構図に代えさせていただきますので、御了承をお願いいたします。  ここで、審査に入る前に、委員会運営について2点確認しておきます。  1点目は自由討議についてです。委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。  議会基本条例において、議会は議員相互の自由な討議により議論を尽くして合意形成を図るよう努めるとされております。委員会審査のより一層の充実を図るため、自由討議の積極的な活用をお願いいたします。  2点目は反問権についてです。本会議同様、委員会におきましても、委員の質問、政策提言等に関し、執行部は委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。  また、説明員は、最初に所属と氏名を告げてから発言をお願いいたします。  それでは、審査日程に従いまして、土木建築部の案件について審査を行います。  ここで、清水土木建築部長より発言の申入れがありましたので、これを許可いたします。 ○清水土木建築部長   それでは、最近の諸事情及び今回御提案しております議案につきまして、御説明いたします。  まず、昨今の県内の経済情勢についてですが、県内の景気動向は前月判断から引下げとなっており、先行きにつきましては、新型コロナウイルス感染症の動向が企業の収益動向などに与える影響などについて注視していく必要があるとしております。  土木建築部といたしましても、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い、住まいの確保が困難になった方に対して、一時的に使用できる市営住宅の提供や、市営住宅等の入居者で、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が著しく減少した方には家賃を減額するといった支援を行っております。  また、道路の改良や通学路等の安全・安心の対策のほか、橋梁、トンネル、市営住宅維持補修などの社会資本整備を進めるとともに、受注環境にも配慮し、可能な限り工事の早期発注に努めるなど、経済の下支えとなるよう、引き続き努力してまいりたいと考えています。  それでは、今回提案しております議案でございますが、議第1号、令和3年度大分市一般会計予算、議第13号、令和2年度大分市一般会計補正予算第8号、議第47号、大分市道占用料条例及び大分市道路及び河川等の法定外公共物の管理に関する条例の一部改正について、議第48号、大分市営住宅条例の一部改正について、議第63号、市道路線の認定について、議第64号、損害賠償の額の決定並びに示談についての6件でございます。  また、報告事項といたしましては、道路パトロール等維持管理業務委託の概要についてほか2件の計3件と、その他として2件ございます。  以上につきましては、後ほど担当課長より説明させますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
    田島委員長   それでは、審査に入ります。  初めに、陳情の審査を行います。  今回新たに提出されました令和3年陳情第3号、市営廻栖住宅跡地多目的広場として利活用するための施設整備に関する陳情の審査を行います。  執行部から補足説明などがあればお願いします。 ○岡本住宅課政策監   お手元にお配りしておりますA3横の陳情第3号資料を御覧ください。  資料左側には廻栖住宅の概要、右側には位置図と配置図を掲載しております。  廻栖住宅につきましては、老朽化が進行し、営繕工事等を行っても長寿命化が望めないことから、同じ野津原地区にある小屋鶴住宅への集約建て替え事業が行われ、今年度、全世帯が移転を完了しております。  住宅の概要ですが、管理台帳上の敷地面積は6,959.34平方メートル、昭和44年度から昭和46年度にかけて旧野津原町により建設され、建物は補強コンクリートブロック造り簡易耐火平屋建てが5棟、管理戸数は24戸、附帯施設として集会所が1棟ございます。平成17年の合併により大分市に移管されております。  建て替え事業のこれまでの経過ですが、資料左側下段の経過と今後のスケジュールを御覧ください。  平成27年度に開始した小屋鶴住宅建設事業の第1期建設工事は、平成28年度に完成し、供用開始いたしました。その後、平成30年度に開始した第2期建設工事が令和元年度末に完成しており、今年度は従前居住者の移転と小屋鶴住宅等解体工事を行っております。  今後でございますが、廻栖住宅解体工事につきまして、来年度実施の予定となっております。なお、当該敷地の一部は、平成8年に災害危険区域に、平成30年に土砂災害警戒区域に指定されております。  次に、住宅解体後の跡地の取扱いですが、当該跡地の面積は1,000平方メートルを超えておりますので、副市長を委員長とする大分市公有財産有効活用等庁内検討委員会において、その有効活用及び適正な処分の迅速かつ効果的な推進に関し必要な事項が検討されることとなります。 ○田島委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑等はありませんか。 ○板倉委員   野津原町との合併のときの協議の中で、多目的広場や公園など、何かそういうものが不足しているところについて、まだ話合いで整ってないといった状況があるのか、その辺の確認をお願いします。 ○岡本住宅課政策監   特段そういった話は把握しておりません。 ○板倉委員   都市計画法上で、多目的広場や、公園がこの地域に必要かどうかとかいう検討もしているのですか。その跡地利用以前に、ここの廻栖住宅以外でも必要とか、公園が必要とかいうことは、都市計画になるのか、その辺の計画等はありますか。 ○岡本住宅課政策監   住宅課ではその部分は把握しておりません。 ○清水土木建築部長   野津原地域都市計画区域ではございませんので、都市計画としての関係ではございません。  地域要望として地元から出ているという状況でございます。 ○田島委員長   ほかに質疑等はありませんか。 ○福間委員   この地域については、災害の危険区域であるとか、そういった報告がありましたが、このような広場の整備をしようと思うのなら、それなりに対策を打った後でないと、せっかく広場を造ったのはいいけれど、そういう地域で、被害に遭ったというようなことでは悪いと思うので、この辺の何か方針というか、何か対策を持たれているのですか。 ○岡本住宅課政策監   この地域は災害危険区域土砂災害警戒区域ということになっておりますので、防災危機管理課などの関係課に何点か確認いたしました。その中で、こういった一時避難場所としての取扱いは困難ではないだろうかという話を聞いております。ですので、どういった使い道がということであれば、今後、多目的広場などの用途も可能かと思いますが、庁内検討委員会などで検討することになるかと思っております。 ○福間委員   この文書を見ると、後段に、コミュニティーの拠点とありますが、一時避難や地域の防災・減災拠点という記述があるので、それにふさわしいものにしていかなければ、広場を造っても大変だというような状況ですが、今の状況では、なかなか難しいのですか、それとも改善の余地はあるのですか。 ○岡本住宅課政策監   使途、ということによろうかと思いますけれども、例えばそのほかの使い方で、こちらがお話しすることではないかもしれませんが、防災以外の分とかに使えるかと思われますけれども、そういった防災関係としましては、この部分、例えば土砂災害警戒区域ということになりますと、危険の周知ですとか、そういった避難体制の整備ですとかということを行うという条件もありますので、そういうことを総合的に勘案する必要があろうかと思います。 ○田島委員長   ほかに質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   これより討論に入ります。討論はありませんか。 ○福間委員   継続審査で。ここの分団員から防災の問題などを聞きましたけど、やはり住民の意に沿うような最適な適地にしていくための諸準備や、研究、他部局との打合せなどいろいろあると思うので、この際、ここに書かれている内容については精査も深めていただいて、また御報告をいただきたいと思うので、継続審査にして審議を続けたらいかがかという意見であります。 ○田島委員長   ほかに討論はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   継続審査という意見がございましたので、本件は継続審査とすることと決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本件は継続審査とすることに決定をいたします。  次に、令和3年陳情第4号、市道顕徳古国府線の約700メートル区間の道路拡張及び歩道設置に関する陳情の審査を行います。  執行部から補足説明などがあればお願いいたします。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   お手元に配付しております陳情第4号補足資料は、市道顕徳古国府線の陳情している区間約700メートルを示した図面でございます。  土木建築部では、道路改良などの要望を受ける際に、道路拡幅歩道整備に必要な用地の提供を伴う場合、地元自治会の総意と併せて道路沿線の地権者の理解と協力が最も重要となります。  こうしたことから、市道顕徳古国府線道路拡幅及び歩道設置に対しては、地元自治会からの要望書と道路沿線地権者全ての用地提供に対する同意書を提出していただくことが必須となります。  市道顕徳古国府線陳情区間約700メートル間には、上野町、六坊町、上野丘東、上野丘西、古国府東、古国府、広瀬町、元町の8自治会がございます。  陳情提出者は、道路建設課にこれまで3回お見えになり、市道顕徳古国府線都市計画道県庁前古国府線整備計画などについてお問合せを受けております。  その内容は、土木建築部では平成30年度から、大分県立芸術文化短期大学周辺歩道整備工事を実施しておりましたことから、市道顕徳古国府線の今後の拡幅の見込みについてなどでした。  陳情提出者御本人には、大分県立芸術文化短期大学周辺歩道整備工事は、市道顕徳古国府線全線拡幅とは異なる事業であることを説明し、全線拡幅を要望するためには、地元自治会からの要望書と沿線地権者用地提供に対する同意書の提出が必要であることなどを説明いたしました。  なお、現在のところ、各自治会からの要望書などの提出はございません。 ○田島委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑等はありませんか。 ○福間委員   この件に関わる東側の県庁前古国府線は、都市計画決定されていて、その後の進捗状況がどうなっているのか、教えてもらえますか。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   県庁前古国府線進捗状況というところでは、庄の原佐野線より北側は整備済みとなっておりますが、それより南側については、未着手となっております。 ○福間委員   ちなみにここはいつ計画決定しましたか。JR大分周辺総合整備事業の一環でここは、街路計画で計画したか。区画整理がいつでしたか。計画決定が平成7年、8年でしたか。一連の8本の街路計画のときに決定しましたか。 ○清家道路建設課政策監   県庁前古国府線計画決定は、昭和21年5月22日になっております。 ○福間委員   都市計画決定はそうでしたと。それがいわゆる整備計画といいますか、段階があったのではないですか。いずれは着手するというようなものは、その後はないのですか。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   都市計画道整備計画におきましては、大分県土木建築部都市計画課が策定しております大分都市計画区域マスタープランで、特に優先する路線もしくは優先する路線またはそうでない路線と、そういう位置づけで見直しをさせていただいているところで、現在、県庁前古国府線については、優先的に整備もしくは事業化を目標とする路線にもなっていない状態であります。 ○福間委員   分かりました。 ○田島委員長   ほかに質疑等はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   これより討論に入ります。討論はありませんか。 ○板倉委員   地元からの要望もありませんし、逆に、地元から道路が広がったら車が多くなって困るという話も聞いていますし、一個人が何回も。前回からも出されていますし、はっきり結論出すという採決をしていただきたいと思います。 ○田島委員長   ほかに討論はありませんか。 ○福間委員   これは個人の陳情ということですが、先ほど説明があったように、こういう道路の場合は、地権者の同意だとか、地元周辺の住民の合意だとか、そういうものがあって初めて市としても政策決定するわけですが、継続審査として、本人に重々理解をしていただき、取り下げてもらうというか、そういう措置のほうがいいのではないかと思って、本人によく説明をしていくということが大事かなと思います。 ○田島委員長   ほかに討論はありませんか。 ○野尻委員   今回また出してきたということは、そういうふうに継続して、本人に取り下げてもらうということが可能かどうかについて、疑問符がつきます。不採択にしていないですか。12月議会で継続審査としましたか。 ○福間委員   審議未了で廃案になりました。 ○田島委員長   ほかに討論はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長 
     ただいま継続審査と、採択という意見がありましたが、本件を継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕 ○田島委員長   挙手少数であります。よって、本件は継続審査とせず、結論を出すことに決定をいたします。  それでは、これより採決をいたします。  念のために申し上げます。挙手されない方は採択に反対、すなわち不採択ということになりますので、御承知をください。  本件を採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕 ○田島委員長   挙手少数であります。よって、本件は不採択とすることに決定をいたしました。  続いて、予算議案の審査を行います。  予算議案の審査の際には、昨年の決算審査特別委員会における事務事業評価結果、要望事項等、出された意見に対する予算編成への反映状況について、執行部に説明を求めますので、よろしくお願いいたします。  委員の皆さんのお手元には、執行部から提出があった令和2年度事務事業評価結果に対する対応状況等をお配りしていますので、御確認ください。  なお、参考までに昨年の決算審査特別委員会要望事項をお配りしておりますので、併せて御確認をください。  それでは、予算議案の議第1号、令和3年度大分市一般会計予算、第1条歳入歳出予算、歳出第8款土木費のうち土木建築部所管分、第9款消防費のうち河川・みなと振興課関係の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○大渡土木管理課長     〔説明書②354ページ~ 第8款土木費のうち土木建築部所管分、         426ページ~ 第9款消防費のうち河川・みなと振興課関係について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はございませんか。 ○板倉委員   1つは地籍調査の業務の状況が、どこまで進んで、今からどういう計画があるというような、一覧表か何かの提示があればお願いします。 ○大渡土木管理課長   一覧表は後でご説明いたします。また、資料を後ほど提出したいと思います。 ○板倉委員   資料請求です。水害の監視カメラの、場所が分かるような一覧表もお願いします。 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長   後ほど報告の際に、具体的に今、計画している箇所についての一覧表を出させていただきます。 ○板倉委員   空き家対策について、空き家の現状の報告をお願いします。それも資料があれば、 後で構いません。 ○岡本住宅課政策監   資料を後ほど御用意させていただきます。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   道路維持費の関係で、草刈りや、側溝の掃除や、たくさんお願いをして、大変いつもお世話になっていますが、市民の要望と進捗状況といいますか、大変なところも、崖地の草刈りをするなどいろいろあるわけで、その辺の全体像といいますか、年間何千件の要望が出ていて、大体今の予算内ではこれぐらい消化できるとか、そういう総括的なものを教えていただきたい。  もう一つは、7月の豪雨災害でも内水排除の緊急ポンプを、業者からリースで借り上げて使っていて、なかなか住民との関係で間に合わないような状況もあるので、この予算は、市が独自にポンプを買って、備え付けて、いつでもいけるような、そういうのは今からですかね。一部入っているのですか。その辺を河川・みなと振興課長にお聞きします。 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長   水害対策ポンプの借り上げ料という形で、リース料としては今回計上させていただいていますが、7月豪雨や、台風等で借り上げが困難だった時期もありましたので、市のほうでポンプを買い上げるように、今年度予算の中で調整を行い、6インチポンプを10台ほど買う予定にしております。 ○姫野土木建築部次長道路維持課長   草刈りだけではございませんけれども、今年は、約6,000件の要望等があり、その中で順次対応させていただいております。  予算に関しましては、お手元の資料にありますように、令和3年度と令和2年度を比べますと、道路維持費だけで約2億円上がっております。内訳といたしましては、業務委託と工事費おのおの約1億円という形でございます。  主に業務委託が昨年と比べて予算が上がっているのは何かといいますと、道路の草刈りや、清掃等に約5,000万円上がっております。また、実施予定の道路パトロール等業務管理委託や、道路照明等のLED化ESCO事業に5,000万円となっております。 ○福間委員   特に橋やトンネルなど、かなり老朽化もしているところもたくさんある状況で、耐震化などの長寿命化する公共施設の基本計画があると思いますが、進捗状況を教えてください。年に1回ぐらいでも報告していただけるとありがたいと思います。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   橋梁とトンネルの計画として大分市では、大分市橋梁・トンネル等長寿命化修繕計画を立てております。第1期計画については5か年で、令和元年度までに終わっており、令和2年度から第2期の5か年計画を立てた上で、年間5億円程度の予算をもってきちんと対応しているところでございます。また、今後の報告についても、随時、箇所等の説明をさせていただきたいと考えております。 ○福間委員   2期の計画が開始されるということなので、その都度進捗状況が分かれば、委員会の中で ぜひ御報告をしてください。よろしくお願いします。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○野尻委員   国土強靭化緊急計画が5か年延長され、毎年3兆円上乗せが来ますが、それと今、長寿命化と関連はどう位置づけているのですか。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策事業についてですが、橋梁等の話では、この3月補正において、3,000万円ほど委託事業として補正予算を前倒しさせていただいております。なお、橋梁工事は渇水期の事業であり、2か年で収めないといけないというところでは、工事費で取ることは難しいと考えておりますので、加速化対策事業をしっかりと意識した中で、前倒しをさせていただいているところでございます。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、第2条債務負担行為、第2表中、土木建築部所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○大渡土木管理課長     〔説明②536ページ~ 第2条債務負担行為について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   馬場地区の浸水対策について、いつか台風で、小猫川が氾濫をしているところですけど、ここの債務負担行為の関係事業というのはどの場所のどういう事業になるのか、教えてください。 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長   馬場地区の浸水対策事業は、国道197号沿いのところが浸水するため、馬場地区のほうの河川、水路が整備されていないものですから、そこで国道197号を含めて浸水をするということで、逆に小猫川ではない地区周辺の対策事業です。 ○福間委員   分かりました。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○板倉委員   中尾川は、改良事業をずっと進めてきていますけど、最終的にどうする予定ですか。全体計画とかそういうものはありますか。重点事業に掲載していますか。 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長   中尾川のこの事業については、重要河川に指定されておりまして、ある程度のところまで完了しております。今回の支川というのは、中尾川に流れ込んでくる川の部分が一部壊れまして、その部分を改良するという事業でございますので、一応、中尾川については、現在のところほぼ完成しています。 ○板倉委員   中尾川は頻繁に工事しているようですので。それだけの疑問です。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、議第13号、令和2年度大分市一般会計補正予算第8号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第8款土木費のうち土木建築部所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。
    大渡土木管理課長     〔説明書⑤30ページ~ 第8款土木費のうち土木建築部所管分〕 ○田島委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   説明書35ページの複合一貫輸送ターミナル改良工事ですね、この辺の場所はどの辺りか、地図でいいので、教えてください。後で資料だけ提示してください。 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長   複合一貫ターミナル改良事業は、西大分、大在西地区になりますので、その資料については後ほど提示させていただきたいと思います。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   終結いたします。  討論はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、第2条繰越明許費の補正、第2表中、1追加、第8款土木費のうち土木建築部所管分、2変更、第8款土木費の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○大渡土木管理課長     〔説明書④4ページ~ 繰越明許費の補正について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、一般議案の議第47号、大分市道占用料条例及び大分市道路及び河川等の法定外公共物の管理に関する条例の一部改正についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○大渡土木管理課長   議案書の議47の1ページをお開き願います。  まず、大分市道占用料条例の一部改正について御説明申し上げます。  道路は、道路管理者によって一般交通の用に供され、その効果として一般の自由な通行が認められているところであり、これが道路本来の目的とするところであります。  また、一方で、公共用地として一定の空間を有している道路としては、上下水道管、ガス管、電柱などのインフラ整備の場として提供せざるを得ない場合があります。  このような道路本来の目的以外の特別な使用については、道路法第32条の道路の占用において、その取扱いが示されております。さらに、道路法第39条には、道路管理者は、道路の占用につき道路占用料を徴収することができると規定されており、本市におきましても大分市道占用料条例を制定し、その対応をしているところでございます。  道路占用料の単価については、道路の価格、占用面積などにより定められております。この道路の価格の算定に当たっては、固定資産税評価額が基礎となっており、土地価格の変動が影響してまいります。  国におきましては、固定資産税評価額の変動等を道路占用料の単価に反映するため、令和2年4月1日に道路占用料の単価改定したところであり、それを受け、大分県では、道路占用料の単価改定を盛り込んだ大分県道路占用料徴収条例の改正について、令和3年第1回大分県議会定例会に提案しているところであります。  本市におきましても、大分県の道路占用料の単価改定に合わせて、道路占用料の単価を議第47の1からの別表第2条関係のとおりに改正いたしたいと考えております。  なお、県内の他の市町村におきましても、令和3年4月1日に市道占用料の単価改定を予定しているようでございます。  次に、大分市道路及び河川等の法定外公共物の管理に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。  議47の5ページをお開き願います。  この条例における道路とは、市道以外の道路、いわゆる里道、準市道など道路法の適用を受けない道路のことでございます。  法定外公共物の道路の占用料につきましては、市管理の道路の均衡を図る目的から、市道の占用料に準じた取扱いとしてまいりました。  今回、大分市道占用料条例一部改正に併せ、法定外公共物の道路占用料の単価につきましても、別表第1第13条関係のとおり改正をいたしたいと考えております。 ○田島委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、議第48号、大分市営住宅条例の一部改正についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○岡本住宅課政策監   議案の議48の1ページを御覧ください。  議第48号は、大分市営住宅条例の一部を改正するもので、改正内容は2点ございます。  1点目は、所得税法の一部改正に伴い、未婚の独り親に対する税制上の措置が追加され、寡婦及び寡夫控除の制度の見直しが行われました。このことによりまして、公営住宅法施行令の一部改正を受け、その整合を図るため、本条例第9条第4項中、寡婦もしくは寡夫の文言を独り親に改めるものでございます。  2点目は、建て替え事業の完了に伴い、野津原地区の愛宕住宅、廻栖住宅を用途廃止するもので、条例中の住宅の一覧から両住宅を削除するものでございます。  施行日は公布日としております。  提案理由は、議第48の2ページに記載のとおりでございます。 ○田島委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、議第63号、市道路線の認定についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○大渡土木管理課長   議案書の63の1から63の8ページをお開き願います。  今回認定いたしたい市道路線は、城南小学校線外6路線でございます。路線名、起点、終点は、議63の1ページに記載しております。  議63の3ページをお開き願います。  この城南小学校線は、新規路線の建設に伴い、認定するものでございます。  次に、63の4ページをお開き願います。  この屋山8号線は、新規路線の建設に伴い、認定するものでございます。  次に、議63の5ページをお開き願います。  この明野西東西51号線は、開発行為の帰属に伴い、認定するものでございます。袋路状道路ではございますが、市道認定基準を満たしております。  次に、議63の6ページをお開き願います。  この千歳12号線は、開発行為の帰属に伴い、認定するものでございます。袋路状道路でございますが、市道認定基準を満たしております。  次に、議63の7ページをお開き願います。  この常行15号線及び関園27号線は、開発行為の帰属に伴い、認定するものでございます。袋路状道路でございますが、市道認定基準を満たしております。  次に、議63の8ページをお開き願います。  この敷戸新町4号線は、市営住宅敷地の管理道の引継ぎに伴い、認定するものでございます。
     今回の認定によりまして、市道路線は、7,894本から7路線増えまして、7,901本となり、2,478キロメートルと517.1メートルとなります。 ○田島委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、議第64号、損害賠償の額の決定並びに示談についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長   本議案は、損害賠償額の決定並びに示談について、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議決をいただくものでございます。  賠償の相手方は、東京都国立市富士見台1丁目20番1号の男性で、事故当日、大分市在住の家族の下に来られていたとのことです。損害賠償額は268万257円、過失割合については、7体3で、市の過失が7でございます。  事件の概要につきましては、平成30年5月13日の午後8時30分頃、大分市上田町1丁目102番4地先で、市道三ケ田古国府線上において、道路端を歩いていた男性が道路反射鏡を避けようとした際、同市道と交差する幅約60センチ、深さ90センチの水路に転落し、負傷したものです。  事故の起きた水路は、もともと用水路であったものが、周辺の市街化に伴い、排水路として利用されていたものです。事故当時は転落防止柵がなく、開渠となっておりましたので、同様の事故が起きることのないよう、現場に転落防止柵を設置いたしました。 ○田島委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はございませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。  以上で、当委員会に付託されました土木建築部所管分の審査は終了いたしました。  ここで、申出により執行部から報告を受けたいと思います。  まず、道路パトロール等維持管理業務委託の概要についての報告を受けたいと思います。 ○姫野土木建築部次長道路維持課長   それでは、お手元のA3横、資料1を御覧ください。  まず、1の目的でございますが、急速に進む道路施設の老朽化及び行政組織のスリム化等により、今後、安全・安心な道路サービスの提供が厳しくなっていきます。そのような中、道路維持管理の一つである道路パトロール業務を民間に委ねることで、持続性のある維持管理体制を構築するとともに、市民サービスの向上、業務運営の効率化及び経費の削減を図っていきたいと考えております。  次に、2の業務の構成と範囲についでございます。  本委託は、道路パトロール業務と局部的な道路補修を行う補装修繕業務の大きく2つの業務ら構成されます。パトロールで発見された路面の損傷や段差などについては、路面補修業務と連携することで、損傷箇所に対し迅速な対応ができると考えております。  また、業務の範囲は、東部と西部に分割をして発注を行う予定としております。  次に、3の業務内容でございますが、1つ目に、道路パトロール業務は、道路の状態をパトロール車で点検し、異常箇所の報告及び応急的な処置を行うものであります。主に4つの点検項目とその応急的な処置について写真等を記載させていただいております。  まず、写真のアでございますけど、ポットホール、いわゆる穴ぼこの有無の点検をいたします。写真のような状態であれば、その場で常温のアスファルト合材で埋め戻しを行います。  次にイでございます。道路側溝の蓋損傷の有無について点検していただきます。写真のように完全に蓋が割れて危険な状態なので、セーフティーコーンを設置し、安全措置を行います。その場で補修ができませんので、携帯するタブレット端末を使って、情報を市の担当に報告をしていただくようにしております。市の担当は、その報告を受け、現場近くの建設業者に補修のお願いをしていくようになります。  次に、ウでございます。通行に支障になる草や枝木の有無を点検いたします。街路樹の枝や民地からの草木が通行の支障となれば、支障の範囲で剪定、伐採、除草を行います。  次に、エでございます。路上の砂利、落石、落下物等の有無を点検いたします。事故の要因につながるものであれば、その場で清掃、回収を行っていただきます。  このようなパトロール中に発見した異常箇所は、全てタブレット端末にある道路維持管理システムの中で情報管理をされます。その情報は、道路維持課全職員が共有できるようになっております。  続いて、2つ目の舗装修繕業務でございます。  路面の損傷や劣化に対する局部的な補修を行うもので、パトロール以外に、市民や議員の皆さま方からの通報もこの業務で対応してまいりますので、その都度、業者手配や契約手続などが省略化され、迅速な対応が可能となります。  なお、補修の規模につきましては、おおむね50平方メートル以内を目安としています。写真のような状態が補修の対象になります。ひび割れ、わだち、寄り、段差等を対象と考えております。 ○田島委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○大石委員   ポットホールについてですけれども、これは、1か所空くと、その周辺部が空くケースが多いですよね。今回、タブレット端末で共有できるようになり、記録が残っていくということは、一時的な補修ではなくて、それが何回か続いたら、恒久的な補修に役立てていくような管理もしていただきたいと思います。要望です。 ○姫野土木建築部次長道路維持課長   令和2年度からタブレット端末を導入しておりまして、その中にデータが蓄積されております。過去のデータも入っております。大石委員がおっしゃられるように、そういう箇所を重点的に、何回も起こるようであれば、検討するという形で対応しております。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。 ○福間委員   業務委託ですから、委託先について、経験豊かな業者さんもたくさんいらっしゃるので、その辺の考え方を教えてください。また、これを遂行していく上での人員の確保を、どれぐらいの規模の人員を考えていますか。4区分ぐらいしたほうがいいのではないかと思いますが、2区分で十分対応できるのかどうかという。あわせて、今回は維持管理が中心ですが、要望が多いのは、いわゆる横断歩道の白線が消えている件などです。そういうのもチェックしてもらって、その箇所に、交通安全施設ですから、併せて報告をするとか、その辺の任務も持ってもらうとありがたいので、その辺についての考え方があれば教えてください。 ○姫野土木建築部次長道路維持課長   現行の道路パトロールについては、再任用職員が2名で行っております。ただし、勤務時間が9時15分から16時15分であり、時間的に若干短いということもございまして、なかなかポットホールの修繕が進まないという状況がございます。人の増員についても考えましたけれども、昨今の退職者等の動向も踏まえて、なかなか増やしていくというのは厳しいということで、今回、業務委託を民間に委ねるということになりました。  対象業者につきましては、舗装工事をされる業者さんで、パトロールと舗装を連携していただくということで、今のところ19社が参加可能であると考えております。  委託は、東西両地区に分かれますが、おのおの2名ずつで対応していただくということで、今の倍の人員で、時間も通常どおりの8時半から17時15分まで勤務をしていただけるようになりますので、今よりは効率が上がってこようかと思っております。  横断歩道につきましては、公安委員会になりますので、そういう情報をいただければ、道路維持課から情報を提供するという流れにさせていただきたいと考えております。 ○田島委員長   ほかにございますか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、大分市公営住宅等長寿命化計画についての報告を受けたいと思います。 ○岡本住宅課政策監   お配りしておりますA3横の報告資料2の1を御覧ください。  大分市公営住宅等長寿命化計画ですが、公営住宅ストックを効率的かつ円滑に更新するため、平成23年3月に策定し、これまで老朽化した市営住宅の改善事業、建て替え事業に取り組んでまいりました。今年度、計画期間の10年が経過し、現行計画の計画期間が満了しますことから、当計画の改定を行うものでございます。  当計画につきましては、令和2年第3回定例会の当委員会におきまして、計画骨子について御報告をさせていただいておりますが、本年1月4日から2月4日までパブリックコメントに付し、最終案が固まりましたので、今回御報告するものでございます。  最初に、1の計画の目的ですが、今回の改定では、従来の長寿命化の視点を含めたストックマネジメントの見直しに加えて、社会情勢の変化や住民ニーズの多様化に対応していくことを目的といたしました。計画期間は、令和3年度から12年度までの10年間でございます。  次に、3の本市市営住宅の状況ですが、令和2年4月1日現在で76団地、387棟、5,375戸を管理しております。配置につきましては、記載の市営住宅位置図のとおりでございます。  資料左下にございます折れ線グラフを御覧ください。入居率は、平成22年度が98.7%、こちらをピークに減少傾向にございます。隣の円グラフを御覧ください。右側に別計しておりますが、世帯主の半数が65歳以上と、高齢化が進行している状況でございます。  次に、4の市営住宅が抱える課題として、①社会情勢の変化と住宅困窮理由の多様化への対応、②老朽化や設備が整っていない市営住宅の解消、③市営住宅長寿命化と更新費用の平準化、④地域、まちづくりへの貢献を掲げ、計画策定に当たっての課題といたしております。  次に、5の2040年の目標管理戸数ですが、国が示すストック推計プログラムを参考にしまして、対象年度の公営住宅施策対象世帯数を推計し、そこから低廉な家賃の民間賃貸住宅数を差し引いた数の4,700戸といたしました。これは、2020年度の5,375戸から、戸数としまして12.6%の減少となるもので、目標値としては、県営住宅を含めた県の公営住宅マスタープラン2020と整合を図ろうとするものでございます。  次の6で、目標管理戸数を見据えた更新計画のイメージを掲載しております。今回の計画期間であります2020年度からの10年間で、耐用年数を超えた住宅を中心に約800戸の住戸を建て替え事業等により約400戸に集約いたします。同様に次の10年間で、約600戸の住戸を400戸に集約し、2040年度には目標管理戸数に近づける計画でございます。  次の7、計画期間内の事業手法ですが、国の公営住宅等長寿命化計画策定指針に基づき、個々の住宅の事業手法を判定したところ、大規模な工事は行わず、不具合等の修繕等を行っていく維持管理として800戸、外壁改修などの長寿命化工事や浴室の改修など居住性改善工事を行っていく改善住宅として3,708戸、現地での建て替え対象として390戸、用途廃止もしくは集約建て替えの対象として236戸との結果となったところでございます。本計画期間内は、この判定結果に基づき、各住宅の維持管理及び建て替え等を行っていく予定でございます。  次ページの資料2の2を御覧ください。  8の建て替え事業の実施方針ですが、中段のグラフを御覧ください。  建て替え事業等住宅の更新、確保に関しまして、青線の直接建て替え、赤線の民間住宅の借り上げ、そして緑線の住宅セーフティーネット制度による家賃補助の3手法の事業収支の試算結果を比較したものでございます。  短期的には借り上げ住宅、家賃補助のマイナス幅が小さくなっておりますが、長期的には建て替えが上回り、収支がプラスに転じていますことから、経済的合理性を考慮しまして、原則として建て替えによる直接供給により管理戸数を確保していきたいと考えております。そのほか、県営住宅と連携した建て替え、そして好立地の団地を先行的に建て替えるなど、戦略的な建て替えを実施していく方針としております。  次に、9の改善事業の実施方針ですが、昭和56年以降建設の住宅を中心に改善事業を実施いたします。また、現代の生活水準やニーズへの対応として、入居率向上を図るため、新たに浴室や台所などの設備の改善事業に取り組む方針としております。  次に、10の管理運営制度の見直しですが、①の共益費の負担など、資料に記載しております6項目につきまして、制度などの見直しに取り組んでいくこととしております。⑥の多世代が快適に生活できる住環境及び地域コミュニティー維持のための取組では、子育て世帯向け住宅の整備や高齢者の見守り機能などの導入に取り組みます。また、地域コミュニティーを活性化する取組として、団地を地域に開く取組も検討いたします。  資料右側中段のイラストを御覧ください。  団地を地域に開く取組のイメージでございます。イラスト左側の古い住宅団地では、子供が減り、子供会がなくなった、高齢者が増えて活気がない、自治会の維持が難しいなどの課題がございます。右側の建て替え後のイメージでは、高齢者支援施設や子育て支援施設を併設し、地域にも開放する、集会室を活用した高齢者や子供の居場所をつくり、地域にも開放する、市営住宅の空き戸を活用した子育て支援機能や高齢者見守り機能の導入などに取り組むイメージでございます。  最後に、11の成果指標ですが、当計画の計画期間内に、給湯器つき浴槽設置率を現状の41.4%から57%に、子育て世帯の入居率を現状の21%から、市全体の割合と同じく23%に引き上げるなど、資料記載の成果指標と目標値を定め、計画を推進していくこととしております。  今後、当計画最終案につきまして、当議会終了後、計画策定委員会から市長への報告を行いまして、年度内に成案として正式に改定する予定となっております。 ○田島委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   最後に、水害監視カメラシステムの構築についての報告を受けたいと思います。 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長   恐れ入りますが、資料をお配りしてよろしいでしょうか。 ○田島委員長   はい、お願いします。  〔資料配付〕 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長 
     ただいまお配りした資料は、水害監視カメラの設置予定の箇所26か所の一覧表でございます。  近年、地球温暖化の影響により、線状降水帯による豪雨や巨大化する台風など、市民の安全、安心を脅かす自然災害が多発しております。  本市においても、平成29年の台風第18号や令和2年7月豪雨で、市内各所で浸水による被害が発生いたしました。これらを踏まえ、市民の安全・安心を確保するため、事前防災の観点から、特に浸水被害が発生する箇所等において、情報を的確に把握し、住民の避難行動につなげることを目的に、令和2年第4回定例会の12月の債務負担行為の補正において、水害時避難支援事業の承認をいただき、水害監視カメラシステムの構築に向け、公募型プロポーザルの準備を進めてまいりました。  その後、水害監視カメラシステム構築業務委託の仕様書や公募型プロポーザルの仕様書等を作成し、本年1月21日にプロポーザル公募を開始し、5社より企画提案書の提出をいただきました。  1次審査の後、2月27日に、企画提案のあった5社よりプレゼンテーションを受け、学識経験者や関係部署で構成された受託候補者選定委員会においてヒアリングを行い、厳正に審査した結果、優秀提案者としてジェイコム大分エンジニアリング株式会社、次点として鬼塚電気工事株式会社を選定いたしました。  現在、優秀提案者であるジェイコム大分エンジニアリング株式会社との間で、仕様書等の確定に向けた協議を行っているところであり、本年度中に業務委託契約の締結を行う予定であります。 ○田島委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はございませんか。 ○板倉委員   モニターはどこに置くのですか。 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長   河川・みなと振興課に1つと、災害警戒本部、対策本部が設置された際に、そこで見ることができるような形で整備する予定にしております。 ○安東副委員長   そのモニターはケーブルテレビか何かで視聴できますか。 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長   現在、提案の中で、ケーブルテレビのチャンネルがありますので、そこの中で情報はリアルタイムに流せるようにということで考えております。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。 ○長田委員   国や県の機関とはどういう連携になっていますか。 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長   県については、県の管理河川の監視をしているカメラがあります。また、国については、国の1級河川、国の管理している河川のカメラがあります。そことの情報連携という形で、一元化して見えるようなシステムをつくる形で、今現在、協議をしているところです。 ○長田委員   一元化するということでよろしいですか。 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長   はい。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。 ○野尻委員   スマートフォンでも視聴できますか。 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長   スマートフォンでも、インターネットでも見ることができるような形で協議いたしたいと思います。 ○田島委員長   ほかにございますか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   そのほか執行部から何かございませんか。 ○岡本住宅課政策監   住宅課からその他の報告として2点、御報告申し上げます。  報告の前に、資料を配付してよろしいでしょうか。 ○田島委員長   はい、お願いします。  〔資料配付〕 ○岡本住宅課政策監   最初に、お手元にお配りしております、空き家のチラシから御説明させていただきます。 本市では、空き家に関わる様々な課題を解消するため、平成28年度に大分市空家等対策計画を策定し、予防、活用、管理に関する施策を中心に、空き家等に対する総合的な取組を推進しております。  今年度の課題の一つであります空き家対策についての周知不足の対策といたしまして、啓発事業を実施し、啓発動画の作成や新聞広告、そしてテレビCMの放送などに取り組んでまいりました。そして最後に、市民の皆様に、お手元にございます啓発用のチラシのほうを配布いたします。空き家として問題になる前に、今、御自分がお住まいの住宅、そして所有している建物の将来について考えていただきたいといったことをテーマにした内容となっており、本市の空き家対策や空き家の管理に関するリスクなどについて記載しております。  チラシにつきましては、4月8日の発送予定であります固定資産税納税通知書の封筒に同封いたしまして、市内の建物所有者、管理者の全ての方に配布されることとなります。このチラシの配布により、空き家所有者だけでなく、空き家になる前の建物所有者の方にも、本市の空き家対策について少しでも周知が進むことを期待するものでございます。  そして、今、お配りさせていただきました子育て世帯向けリフォーム住宅について御報告申し上げます。  先ほど御報告させていただきました公営住宅等長寿命化計画でも課題としております子育て世帯の入居促進に係る対策としまして、子育て世帯向けのリフォームを行い、モデル的に募集を行うこととしております。  お配りしましたA3横の資料を御覧ください。  資料左側の改修前、こちらのほうでは、水回りの老朽化が進み、全体的に暗いイメージで、部屋の形状も現代の生活にマッチしたものではありませんが、右側の改修後では、入り口付近などの形状を変更し、台所は対面キッチンとするほか、浴室回りもリフォームし、全体的に明るいイメージとなるように考えております。  当住宅の募集は6月を予定しており、市報、ホームページ、5月末のテレビ広報番組「いいやん!大分」などで住民への周知を図りたいと考えております。 ○田島委員長   ただいまの報告について、質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   委員の皆さんからその他として何かありませんか。 ○長田委員   一昨日の、公明党の代表質問の中で出ましたが、ホーバー基地が西大分港に移るということで、詳しく説明がありましたが、旧ホーバー基地の問題について、あれは国河川でしょうか。津波が発生した際、ホーバー基地があったところから津波が上がってくるような状況になっていますが、その整備について、何か聞いていますか。 ○吉田土木建築部次長兼河川・みなと振興課長   旧ホーバー基地については、管理としては国管理の河川エリアについて現在基地跡がある関係で、その部分の堤防整備が進んでいないような状況にあるということだけは伺っておりまして、県と国との間の調整の中で行っていくものと考えております。 ○長田委員   国と県との関係であるということですけれども、あの地域には大分市の大洲運動公園がありまして、市内の地域なんですよ。だから、市と国がということじゃなくて、やはり移転すると決まったら、その跡地に、その前にあったところをどうするかというのをきちんとやって、それから移るというような方向を出さないと、そのままほっておくとやはり地域に不安が残ります。これは都市計画とも関係があるのかもしれませんけれども、答弁の中で、十分、国と県と協議をして、交通対策だけの問題ではなくて、旧跡地についての対策を十分図るべきだと清水部長にお願いをいたしたいと思います。 ○田島委員長   では、ほかの委員さんでその他としてございますか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   以上で土木建築部の案件は全て終了いたしました。  ここで、3月末をもって退職される方々から挨拶の申入れがありましたので、お願いをいたします。    〔退職者挨拶〕    〔委員長お礼の挨拶〕 ○田島委員長   それでは、明日24日の委員会開催は、9時30分からの議会運営委員会終了後になりますので、放送がありましたら委員会室にお集まりください。  それでは、本日はこれにて散会をいたします。                              午前11時46分散会...