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令和 2年経済環境常任委員会(12月11日)
令和 2年総務常任委員会(12月11日)
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  1. 大分市議会 2020-12-11
    令和 2年総務常任委員会(12月11日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 2年総務常任委員会(12月11日)                 総務常任委員会記録 1.開催日時   令和2年12月11日(金)午前9時59分開議~午前11時8分散会 2.場所    第1委員会室 3.出席委員    委員長 倉掛 賢裕         副委員長 髙野 博幸    委 員 二宮  博         委 員  板倉 永紀    委 員 高松 大樹         委 員  井手口 良一    委 員 甲斐 高之         委 員  衛藤 延洋    委 員 橋本 敬広 欠席委員  な し 4.説明員
      (総務部)    佐藤総務部長渡邉総務部審議監兼防災局長糸長総務部次長、    三重野総務部次長総務課長高橋人事課長首藤職員厚生課長、    温水契約監理課長小林防災危機管理課長   (企画部)    伊藤企画部長広瀬企画部審議監、    三好企画部審議監兼東京オリンピックパラリンピック推進局長スポーツ振興課長、    高橋企画部次長小野企画部次長企画課長林企画部次長情報政策課長、    上原企画部次長文化振興課長井原市長室長渡邊国際課長、    山口広聴広報課長山口行政改革推進室長明石広域連携推進室長   (財務部)    西田財務部長池辺財務部次長吉良財務部次長兼財政課長、    池永財務部次長兼管財課長、安藤税制課長佐藤市民税課長増本資産税課長、    竹内納税課長   (市民部)    末松市民部長朝見市民部次長安部市民部次長市民協働推進課長、    萱島市民部次長市民課長岡本市民部次長国保年金課長、    安部生活安全・男女共同参画課長   (消防局)    針宮消防局長右田消防局次長若杉消防局次長兼警防課長、    後藤消防局次長通信指令課長阿部総務課長飯田予防課長   (外局)    羽田監査課長津田会計管理者藤野会計課長鳥羽選挙管理委員会事務局長 5.事務局出席者    書記 加藤 周一 6.審査案件等   【報告事項】    ①組織・機構改革(案)について    ②令和3年度建設工事に係る入札契約制度の改正について    ③大分市国土強靭地域計画の見直しについて    ④荷揚町小学校跡地複合公共施設整備事業の進捗について    ⑤第2期大分都市広域圏ビジョンの素案について    ⑥(仮称)愛媛・大分交流市町村首長サミットの開催について    ⑦大分市問合せ自動応答システムについて    ⑧ホルトホール大分ネーミングライツパートナーの決定について    ⑨(仮称)第2次大分市文化・芸術振興計画の策定の経過について    ⑩第4次大分市国際推進計画策定の進捗状況について    ⑪「スポーツ・オブ・ハート2020in大分」について    ⑫令和2年7月集中豪雨に伴う河川敷グラウンド災害復旧工事について    ⑬2020年11月から12月にかけて実施のスポーツ合宿の状況について    ⑭令和3年度大分市地域おこし協力隊員の新規募集について    ⑮大分市消防団の年末夜警及び大分市消防出初式の実施について    ⑯消防指令業務の共同運用の進捗について    ⑰その他                 会議の概要                              令和2年12月11日                              午前9時59分開議 ○倉掛委員長   おはようございます。ただいまより総務常任委員会を開会いたします。  それでは、日程に従い執行部の報告を受けます。  なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスク着用を認めております。発言の際は、大きな声ではっきりと発言するようお願いいたします。  初めに、総務部人事課から組織・機構改革(案)についてお願いします。 ○高橋人事課長   令和3年度の組織・機構改革につきまして、御報告申し上げます。  右上に総務部人事課と記載しております資料に沿って御説明いたします。  まず、1点目、1のICT推進室の設置につきましては、近年、AIやRPAなどのICTが急速に進展する中、国においては行政手続のオンラインを進めるなど、これまで以上にデジタル技術を活用した行政の推進が求められておりますことから、ICTを活用した業務のデジタルを進め、市民の利便性の向上を図るため、情報政策課の課内室としてICT推進室を設置しようとするものでございます。  次に、2点目、子ども入園課の設置及び子ども企画課の事務の見直しにつきましては、保育施設等の入所選考や幼児教育保育無償化に伴う対応などによる保育幼児教育課の業務量の増加への対応に加えまして、本市全体の幼児教育保育の質の向上や、市立認定こども園が地域における拠点施設としての役割を果たすことが求められておりますことから、保育幼児教育課から保育施設等の入園手続等に関する業務を分離しまして、新たに子ども入園課を設置するとともに、子ども企画課から研修・指導担当班及び認可・施設整備担当班が所掌する業務を保育幼児教育課に移管することで、保育サービスのさらなる向上を図ろうとするものでございます。  また、子育て支援施策の総合的な推進に向けた企画・調整部門の一元を図るため、子育て支援課から子どもの貧困対策等に関する業務を子ども企画課に移管しようとするものでございます。  最後に、3点目、救急救命課の設置につきましては、高齢の進展等に伴い、救急需要が増加するとともに、救急業務の専門、高度の必要性が高まっていますことから、これまで以上に医療機関との連携を図る中で、高度な救命処置等を実施するとともに、救急隊員に対する教育体制を強化するため、消防局警防課から救急業務を分離しまして、救急救命課を設置しようとするものでございます。  以上の機構改革につきまして、令和3年4月1日より施行したいと考えております。  なお、組織数の推移につきましては、御覧のとおり現行より2課増えまして、1室増えるという状況でございます。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、総務部契約監理課から、令和3年度建設工事に係る入札契約制度の改正についてお願いします。 ○温水契約監理課長   令和3年度の建設工事に係る入札契約制度の改正について、御説明いたします。  資料は、右上に契約管理課と記載したA3用紙1枚になります。  社会保険制度未加入対策につきましては、これまでも様々な対策を講じてまいりましたが、今回、資料左側中段にございますとおり、建設工事の一次下請業者につきまして、社会保険等の加入を義務づけるとともに、資料右側上段にございますが、受注者に対しましても、法定福利費を明示した請負代金内訳書の提出を求めることで、社会保険等未加入対策のさらなる強化を図ってまいりたいと考えております。  なお、実施時期につきましては、関係業者等への周知を図った上で、令和3年4月1日以降に契約を締結する建設工事から適用したいと考えております。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   それでは次に、総務部防災局防災危機管理課から、大分市国土強靭地域計画の見直しについてお願いします。 ○小林防災危機管理課長   大分市国土強靭地域計画の見直しについて御報告申し上げます。  資料につきましては、A3横の大分市国土強靭地域計画見直しの概要(案)が資料1、A3横の見直しスケジュールが資料2、計画の改訂案冊子の3点になります。  まず、資料2の見直しスケジュールを御覧ください。  第3回定例会の委員会で御報告しましたとおり、現在見直しに着手しており、これまで庁内の部長級で構成する推進委員会、課長級で構成する幹事会、外部の委員で構成する検討委員会をそれぞれ2回開催し、改訂案を取りまとめたところでございます。  資料1の計画見直しの概要案を御覧ください。  それでは、見直しの主なものについて御説明いたします。  左下の第4章、脆弱性評価についてですが、国のガイドラインにおいて、強靭地域計画の策定に当たっては脆弱性評価が必要とされておりまして、本市においても施策分野や起きてはならない最悪の事態、リスクシナリオを設定し、リスクシナリオごと及び施策分野ごとに強靭に係る市の施策を抽出し、リスクシナリオを回避する施策の脆弱性の評価を行い、施策分野ごとに集約、整理をして取りまとめております。冊子の改訂案を御覧いただきたいと思いますが、別紙1は施策分野ごと、別紙2はリスクシナリオごと脆弱性評価をまとめたものになります。  なお、改訂案において、修正や追加したものにつきましては網かけをしておりますので、後ほど御確認いただければと思います。  資料1にお戻りください。  まず、評価の前提となる分野におきましては、国、県との整合、調和を図り、③防災教育・人材育成や⑤先端技術の活用といった2つの項目を追加することといたしました。  また、リスクシナリオにおいてはこれまで32の事態を想定しておりましたが、国、県の計画を参考に見直しを行い、項目を追加、分離、統合するなどし、今回は36の事態を想定したところでございます。  この新たなリスクシナリオと分野を基に整理した脆弱性評価結果のポイントについてございますが、右側の上にございますハード対策ソフト対策の適切な組合せが必要であること、リダンダンシー――代替性・冗長性等の確保とBCP――事業継続計画の策定及び実効性の担保が必要であること、庁内横断的な取組と国・県、民間事業者、市民等との連携が必要であること、以上3点とし、現行の計画に加え、近年の大災害の教訓からBCPの策定及び実効性の担保などを追加しているところでございます。  続きまして、第5章、地域強靭推進方針についてでございます。  強靭に係る市の施策を抽出し、脆弱性評価の結果を踏まえて、最悪の事態を回避するための施策分野ごと推進方針及びプログラムごと推進方針をそれぞれ策定しているところでございます。  新たに追加、拡充した主な推進方針は、赤枠に記載のとおりでございます。  1、近年の災害から得られた知見を反映するため、気候変動を踏まえた治水対策として、流域治水の取組の推進や水害監視カメラの整備などを、また、被災者等の健康・避難生活環境の確保として、コロナウイルス等感染症対策の推進や、避難所等における電力確保などを追加いたしております。  社会情勢の変化を反映するため、先端技術の活用としてVRやドローンなどの活用、また、近年の防災リーダー等の人材育成、防災教育の充実としてマイタイムラインの普及啓発、消防団の活動支援、団員確保などを追加いたしました。  災害時に必要なインフラ整備等につきましては、災害対策本部などの行政機能を集積した防災拠点を含む公共施設の整備や、BCPの定期的な見直しなどを追加しております。  また、新たに代表的な指標として、水害監視カメラ設置数などを追加しているところでございます。
     続きまして、第6章の計画の推進と重点についてでございます。  計画の推進につきましては、今後もこれまで同様、本計画とは別に大分市強靭アクションプランを作成し、毎年度検証することによりPDCAサイクルによる施策の進捗管理を行います。  また、令和3年度からは強靭関係の補助金、交付金の交付要件として、国土強靭地域計画に明記することが検討されておりますことから、本市の地域強靭を推進するために実施する事業につきましては、別冊として大分市強靭関係事業一覧を作成し、こちらにつきましては随時更新してまいりたいと考えております。  資料2を御覧いただきたいと思います。  今後のスケジュールについてでございますが、今議会終了後、計画素案のパブリックコメントと、国や県など防災関係機関の意見聴取の実施を予定しております。その後、推進委員会検討委員会等を開催し、いただいた御意見等を基に計画の修正を行い、最終的な成案として決定いたしたいと考えております。  また、本計画の進行管理を行うアクションプランにつきましても、地域計画と同じく3月の完了に向けて作業を進めてまいりたいと考えております。  なお、今議会、議員皆様方からいただいた御意見や、パブリックコメント、関係機関からいただいた御意見を踏まえ、計画の修正等につきまして3月議会に御報告いたしたいと思っております。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、企画部企画課から、荷揚町小学校跡地複合公共施設整備事業の進捗についてお願いいたします。 ○小野企画部次長企画課長   荷揚町小学校跡地複合公共施設整備事業の進捗について御説明いたします。  右上に企画課1と記載した資料を御覧ください。  荷揚町小学校跡地複合公共施設につきましては、8月7日からPFI法に基づき、総合評価一般競争入札による民間事業者の公募を開始しております。11月には複数のグループから事業参加表明がございました。  資料の1、スケジュールを御覧ください。  今後についてですが、令和3年1月18日に提案書の受付を締め切り、事業候補者選定委員会による提案内容の審査を行い、優秀提案を選定する予定であります。  令和3年3月の第1回定例会にて議会にも御報告させていただき、落札者の決定及び公表を行う予定でございます。その後、令和3年4月上旬に基本協定の締結、4月下旬頃までには仮契約の締結を行う予定であり、令和3年6月の第2回定例会には契約議案の上程を予定しております。御承認をいただいた後に、事業契約の締結を行う予定でございます。契約締結後には、詳細な実施設計を経て、令和4年度には工事着手、令和6年1月に建物の引渡しを受け、令和6年4月の供用開始を予定しております。  なお、資料の下段には事業候補者選定委員会の名簿を記載しております。  事業者の選定に当たっては、学識経験者などで構成する荷揚町小学校跡地複合公共施設整備事業事業候補者選定委員会を設置しており、委員長には大分大学名誉教授の佐藤誠治氏、副委員長は日本文理大学経営経済学部の今西衞氏にお願いしております。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。 ○井手口委員   PFI法が変わって、バリュー・フォー・マネーに関しては非常に緩和されたことは承知していますけれども、それに代わってこの手法で、大分市がここにこういうものを進めていくことのバリュー・フォー・マネー上のメリットについての確認というのは、どういうところでして、いつ議会のほうへ報告があるのでしょうか。 ○小野企画部次長企画課長   バリュー・フォー・マネーに関しましては、昨年度から、試算の上でバリュー・フォー・マネーを大分市として想定をしております。その想定したバリュー・フォー・マネーの値を、事業者様からの提案による実際の提案額、それと効果をしっかりと見極めながら、選定委員会の中でもそういった評価を行いながら、事業の候補者を決定していきたいと考えています。慎重に決定した内容については、また第1回定例会で御報告させていただきたいと考えております。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、同じく企画部企画課から、第2期大分都市広域圏ビジョンの素案についてお願いします。 ○明石広域連携推進室長   第2期大分都市広域圏ビジョンの素案について報告申し上げます。  企画課2と記載している資料をお開きください。  平成28年3月に策定した現行の大分都市広域圏ビジョンは令和3年3月までの計画となっておりまして、第2期広域圏ビジョンの策定に当たりましては、基本的には現行の広域圏ビジョンを踏襲しつつ、国の動向や各種調査分析を踏まえ、新たな要素を加えたところでございます。  なお、現時点の素案の作成に当たりましては、各分野にわたるアンケート調査を圏域の住民や企業等に実施し、広く意見をいただいたほか、外部有識者9名から成るビジョン会議で意見をいただいた後、11月26日に開催された第2回大分都市広域圏推進会議で、連携市町の首長より素案の審議をいただいたものでございます。  今回作成するビジョンの新たな要素といたしましては、資料の左側にまとめております3点でございます。  1点目は、圏域の目指す姿の実現に向けた方策及び優先順位で、第32次地方制度調査会の議論等も踏まえ、各分野で優先して取り組むべき内容を圏域の方向性として整理する必要がございます。  2点目は、地方行政のデジタルに向けた広域的な取組についてで、同じく国の議論を踏まえ、深刻する人手不足への対応等に対し、マイナンバー制度を活用した手続のデジタルなど、あらゆる分野でのデジタルに対応していけるよう、具体的な方向性を定める必要がございます。  3点目は、圏域を超えた新たな枠組みについてで、事業のスケールメリットや交流人口の増加による地域経済の活性など、県内自治体はもとより隣接する愛媛県の自治体等とも連携事業を実施することで、より大きな効果が期待できる事業の積極的な展開を図る必要がございます。  資料の右側でございますが、ただいま御説明した新たな要素を踏まえ、今後圏域が対応すべき課題を整理しております。  圏域全体の経済成長の牽引で商工業に関する課題など3点、高次の都市機能の集積・強化で防災に関する課題など3点、圏域全体の生活関連機能サービスの向上では医療・福祉・介護に関する課題など、4点でまとめているところでございます。  資料の2ページをお開きください。  圏域の目指す方向性についてでございます。先ほどと同様に3分野に分けて、今後優先すべき取組内容を記載しております。下線を引いている部分が、今回新たな部分としているものでございます。  まず、商工業、農林水産業などに関し、人手不足や後継者不足が懸念されることから、新たな技術の活用を通じた生産性向上の取組を進めることとしております。  観光に関しては、新型コロナウイルス感染症流行の影響を踏まえ、新しい生活様式などに対応した新たな旅行スタイルの構築、普及促進を図ることとしております。  資料下ほどでございますが、行政サービスに関する方向性に関して、行政手続の電子申請など、新たな技術を活用した課題解決を図っていくこととしております。  また、圏域マネジメントに関する方向性に関しては、圏域の人材育成と公共施設の利便性や効率性のさらなる向上等を図っていこうとするものです。  資料の右側を御覧ください。  ここでは圏域の経済戦略について記載しております。経済戦略は圏域全体の経済成長の牽引に焦点を当てたものでございますが、図で示すとおり、3分野の方向性の推進と効果の循環を図ったものであり、農林水産物の流通促進、企業誘致と産業力の強化、観光業の競争力強化、人材確保・育成の4つの視点から整理しており、これは現行の経済戦略と同じ枠組みで整理をしております。  最後に、第4章の将来像の実現に向けた取組ですが、32の基本連携項目ごとに具体的な内容を記載しております。資料の右上でございますが、例として、公共施設の相互利用の促進という基本連携項目を記載しております。連携協約で規定されております取組内容に対し、具体的な連携事業、それからそれにより期待できる連携効果を記載しております。これらの事業を重要業績評価指標――KPIにより今後進捗管理し、各事業の確実な推進を図ろうとするものでございます。  現時点の素案は、令和3年3月に最終的に第2期大分都市広域圏ビジョンとして完成させる予定でございます。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。 ○井手口委員   質問というか、指摘をさせてもらいます。  KPIの設定の仕方ですが、だいぶ改善はされてきましたが、アウトプット型のKPIの設定ではなくアウトカム型ということをこれまでも再三指摘しましたが、今回でも(1)の4番、(3)の5番のように、アウトプット型がまだそのままです。本来なら、このイベントに何人が参加するかというところがKPIの目標でなければならないという考え方からすれば、こういう形での設定がまだされているということには大いに不満が残るということを指摘しておきます。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、同じく企画部企画課から、(仮称)愛媛・大分交流市町村首長サミットの開催についてお願いします。 ○小野企画部次長企画課長   愛媛・大分交流市町村連絡会議首長サミットについて御説明させていただきます。  右上に、企画課3と記載した資料を御覧ください。  愛媛県と大分県の自治体間の新たな交流の枠組みといたしましては、本年5月に愛媛・大分交流市町村連絡会議を結成し、今年度はお互いの市町の魅力発信として、市報の相互掲載を開始するなど、活力ある豊予圏域の形成を図る事業を開始したところでございます。  現在の参加市町は愛媛県側9市町、大分県側9市町の計18市町でございます。  今回、首長サミットとして各市長・町長によるトップ会談を実施し、豊予圏域のさらなる交流発展に向けた議論を行おうとするものでございます。  開催日時等は令和3年2月2日火曜日、ホテル日航大分オアシスタワー3階の紅梅の間にて13時から約2時間の会合としており、議事(案)にありますとおり、参加市町の市長、町長からそれぞれ自己紹介をいただいた上、今後の豊予経済圏の目指す方向性などについて意見交換をしていただく予定としております。  今回は連絡会議結成後の初めての首長サミットであり、交流事業は来年度以降本格的な展開を行おうとするものであることから、基本的には各市町の紹介を含めた自由な意見交換により、今後さらなる交流の促進を図っていくことをPRできるような場としたいと考えております。  そのような趣旨での開催であることから、なるべく市長、町長の皆様には集まっていただく形にしたいと考えておりますが、今後の新型コロナウイルスの感染状況によってはテレビ会議システムなども視野に入れて準備を行っていく予定でございます。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、企画部情報政策課から、大分市問合せ自動応答システムについてお願いします。 ○林企画部次長情報政策課長   大分市問合せ自動応答システムについて御報告いたします。  お手元のA3横、情報政策課、大分市問合せ自動応答システムについてを御覧ください。  まず、1、問合せ自動応答システムとはについてですが、市民からよくある問合せや各種証明書発行の申請手続の仕方について、市の公式ホームページスマートフォンからAIがチャット形式で自動応答する仕組みです。本システムを導入することで、365日24時間いつでも行政サービスの情報を得られるようになります。  今回導入を行うシステムでは、問合せの言語認識にAIを活用し、様々な表現の質問に対して高い精度で適切な応答を行います。また、問合せの回数を重ねることで学習し、質問に対する応答精度を上げることができるようになっております。  次に、2、問合せが可能な分野についてですが、表にお示ししております40分野、約1,700の質問に対応しております。マイナポイントやコロナウイルス等、関心の高い分野についても随時対応しており、システムの稼働後も対象分野は増えていく予定となっております。  次に3、導入の経緯及び今後のスケジュールについてですが、令和2年8月に公募型プロポーザルにて事業者を募集し、10月に構築事業者を決定いたしました。11月に事業者と契約を締結したところでございます。  今後のスケジュールといたしましては、12月から応答内容の確認やシステムの環境構築を行い、令和3年3月から一般に公開を行う予定としております。  最後に4、利用イメージについて説明いたします。  右ページの図を御覧ください。  本システムは大分市公式ホームページと公式LINE、公式アプリから御利用いただける予定です。システムのアイコンをクリックすると真ん中の図が表示されます。選択肢から問合せをするか、質問欄から直接入力すると、下の図のように、応答と該当するホームページの御案内を行います。  また、質問に対する回答が正しかったか間違っていたかを選択する項目も設けており、これによりAIが学習し、回答精度を高めることができるようになっております。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。 ○井手口委員   契約金額は幾らですか。 ○林企画部次長情報政策課長   導入費用が55万円、保守費用に関しては月額7万7,000円となります。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、企画部文化振興課から、ホルトホール大分ネーミングライツ・パートナーの決定についてお願いします。
    上原企画部次長文化振興課長   ホルトホール大分ネーミングライツ・パートナーの決定について御報告させていただきます。  お手元の資料、企画部文化振興課1を御覧ください。  1、概要についてでございますが、令和2年度末で契約期限を迎えるホルトホール大分のネーミングライツについて、令和3年度以降のパートナーの募集及び審査を行いましたところ、大分ケーブルテレコム株式会社が引き続きパートナーに決定いたしました。  2、募集内容につきましては、令和2年第2回定例会本委員会において御報告した内容と同様でございます。契約期間は5年間、募集金額は年2,000万円以上とし、8月に募集を行い、大分ケーブルテレコム株式会社1社から御応募をいただいたところでございます。  3、パートナーの決定につきましては、本年9月24日に開催したホルトホール大分ネーミングライツ優先交渉権者選定等委員会において審査を行い、優先交渉権者を決定し、その後10月22日にパートナー契約を締結したところでございます。  4、契約内容につきましては、契約期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間、契約金額は年額2,000万円でございます。  また、今回の契約からネーミングライツ・パートナーに優先交渉権の付与を行い、令和8年4月1日からの次回期間の契約については、今回のパートナーが優先的に交渉できることとしております。  なお、契約期間の4年目となる令和6年4月1日以降においては、パートナーから事前の申出があれば、途中で契約を終了することを可能としております。ただし、その際は次回契約の優先交渉権は消失することとなっております。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、同じく企画部文化振興課から、(仮称)第2次大分市文化・芸術振興計画の策定の経過についてお願いします。 ○上原企画部次長文化振興課長   (仮称)第2次大分市文化・芸術振興計画の策定の経過について御報告させていただきます。  資料につきましては、企画部文化振興課2のA3の資料1ページ目を御覧ください。  まず、1、これまでの経過についてでございますが、令和2年第1回定例会本委員会において、本計画の基礎資料となる文化・芸術に関するアンケート調査の結果や策定スケジュール等について御報告をさせていただきましたが、その後、7月2日に外部委員等で構成する第2次大分市文化・芸術振興計画策定委員会を開催し、本計画の基本理念及び骨子について御審議いただいたところでございます。  また、10月15日に開催した第4回策定委員会におきましては、計画の素案及び重点プロジェクトについて御審議をいただき、その中で国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭のレガシーの継承や、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける文化・芸術活動への支援、文化・芸術の創造性を生かした他分野との連携などについて御意見をいただいたところでございます。  現在、策定委員会での御意見等を反映した(仮称)第2次大分市文化・芸術振興計画(案)の素案について、パブリックコメントを実施しているところでございます。  今後は、議員の皆様からの御意見をお伺いする中、令和3年3月の計画策定に向けて最終案を取りまとめていくこととしております。  続きまして、2、(仮称)第2次大分市文化・芸術振興計画(案)の構成についてでございますが、本計画は、第1章から第4章で構成されており、第1章では、計画の趣旨や位置づけ、期間、文化・芸術の対象範囲について記載しております。  第2章では、文化・芸術の社会的背景として、国の文化芸術基本法の改正や国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭の開催の成果などをまとめております。また、本市の文化・芸術の分析として、昨年12月に実施した文化・芸術に関するアンケート調査の結果について記載をしております。  第3章では、第2次計画の基本理念や基本目標、また、基本目標に基づく基本施策及び取組項目、将来像を記載しており、第4章では、第2次計画における重点プロジェクトや評価指標、推進体制を記載しております。  第3章の第2次計画の体系につきましては、2ページ目の別紙資料を御覧ください。  こちらの資料では、第1次計画と第2次計画の体系を比較しております。左側が第1次計画で、右側、赤枠の部分が第2次計画でございます。  第1次計画では3つの基本目標を掲げ、「したしむ」「はぐくむ」「ささえる」「つなぐ」のキーワードにより、施策の方向を示しておりましたが、第2次計画では「したしむ」を「はぐくむ」の中に組み込み、文化・芸術に気軽に親しむ機会を提供し、豊かな心を育むとともに次世代の担い手を育成していくという一体的な目標としております。  また、「ささえる」と「つなぐ」についてもキーワードごとに基本目標を掲げ、これに関連した基本施策と取組項目、将来像を設定することで、実効性のある計画としております。  さらに、平成29年改正の文化芸術基本法の趣旨を踏まえ、新たな取組項目として「つなぐ」の中に、黄色で示しております「文化・芸術の創造性を生かした新たな価値の創出」を掲げ、文化・芸術が有する創造性を他の分野と連携させることで各事業の相乗効果を図ることとしております。  資料の1ページ目にお戻りください。  次に、3、(仮称)第2次大分市文化・芸術振興計画(案)の重点プロジェクト及び評価指標についてでございますが、計画の着実な推進に向けて、3つの基本目標「はぐくむ」「ささえる」「つなぐ」の中で、重点的かつ横断的に取り組む必要のある施策を重点プロジェクトとし、新たに評価指標を設定する中、本計画の取組状況の把握やPDCAサイクルに基づく評価を行うことといたします。  各重点プロジェクト及び評価指標の内容につきましては、資料右側に記載しております。  「はぐくむ」では、身近に文化・芸術に触れる機会の充実として、おおいた夢色音楽プロジェクトの推進、「ささえる」では、国民文化祭等のレガシーの継承や文化・芸術団体及び個人の活動支援の強化としてアーティストバンクの設立・活用、「つなぐ」では、文化・芸術と他の分野との連携として文化・芸術×関連事業の創出を掲げ、目標値をそれぞれ設定しております。  さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により文化・芸術活動が自粛・縮小せざるを得ない状況にありますことから、特別プロジェクトとして文化・芸術活動エールプロジェクトと題し、文化・芸術活動への支援の強化を図ることとしております。  計画素案の詳細につきましては、お手元にお配りしておりますA4の冊子(仮称)第2次大分市文化・芸術振興計画(案)に記載しておりますので、後ほど御覧いただければと存じます。  最後に、4、今後のスケジュールについてでございますが、パブリックコメントを実施した後、来年2月に庁内検討会議及び策定委員会を開催し、最終案をまとめることとしております。その後、令和3年第1回定例会本委員会において内容を御報告させていただき、策定委員会から市長への報告が行われ、計画の策定となります。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。 ○衛藤委員   子供たちの琴線に触れる、そういう文化や芸術を届けていくということがとても大切なことです。そのことが、やっぱり成長過程の中で大きな影響を与えていきます。ただ、質の高い物を見せないと、あるいは体験をさせないと、本当に、琴線には響きません。そのことをやっぱりやってほしいです。  それと、この「はぐくむ」の中に情報発信の拠点づくりというのがあるのですけど、この枠の中でやっていても、私はいかがなものかと思うので、大分に人を呼べるもの、そしてここから県外に発信できるようなものを県都大分市として、つくり上げていただきたいということを要望したいと思います。  それから、重点プロジェクトの部分のおおいた夢色音楽プロジェクトですけど、本当に、文化に触れる人たちがまち中で演奏されている姿についてはとてもすばらしいことだし、発表の機会を与えていくということは大切なことです。ただ、本当に来場者がこれだけいたのかということになると、私は首を傾げざるを得ない。私も文化に携わる者として現場に行って、いろんなものを見させていただいていますけれども、来場者数が多いからいいとか、少ないから悪いというものではないのです。この事業も、否定するものではありませんが、もう10年以上経過しているわけです。であるなら、ずっと同じことを金太郎あめのようにやるのではなくて、新しい発想で少し知恵を出されて、違うものをそろそろ考えられたらどうなのかなと。そういう音楽に携わる、あるいは芸術に携わる人たちが発表できる場、あるいは市民もそこで感動を味わえるような場、そういうものをぜひとも取り組んでいただきたいということを要望しておきたいと思います。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、企画部国際課から、第4次大分市国際推進計画策定の進捗状況についてお願いします。 ○渡邊国際課長   第4次大分市国際推進計画策定の進捗状況について、御報告させていただきます。  お手元の右上に企画部国際課と書かれている資料を御覧ください。  まず、①これまでの経過についてでございますが、令和2年第2回定例会本委員会において、本計画の策定について御報告させていただきましたけれども、その後、学識経験者、国際交流団体、外国籍市民、公募いたしました市民委員など、12名による策定委員会を組織し、7月28日に第1回目の策定委員会を開催し、第3次計画の概要及び取組状況、第4次計画策定の背景、大分市国際に関するアンケート調査について、御審議いただいたところでございます。  ②大分市の国際に関するアンケート調査の実施についてでございますが、市民アンケートにつきましては、昨年12月に実施した大分市民意識調査の回答を活用しております。  留学生、国際関係団体、企業に対するアンケート調査につきましては、今年の8月から9月にかけて実施したところ、回答率は表のとおりでございました。  資料の右のページを御覧ください。  アンケートの主な回答結果につきましては、表のとおりでございます。  左のページの③を御覧ください。  その後、10月29日に開催いたしました第2回策定委員会におきまして、アンケート調査結果を踏まえ、第4次計画の基本方針及び骨子について御審議いただき、その中で策定委員から主な意見として、ラグビーワールドカップのレガシーを継承すること、地域の産業やまちの活性につながる経済交流の推進、SDGsも踏まえた国際協力・国際貢献、外国人市民も地域の一員として共に地域を支える社会、人権尊重を基調とした多文化共生によるまちづくり等の御意見をいただいたところでございます。  続きまして、2、(仮称)第4次大分市国際推進計画(案)の構成についてでございます。  本計画は第1章から第8章で構成し、第1章では計画策定の趣旨について、第2章では計画の位置づけと期間について、第3章では国際の現状について、第4章では統計で見る国際の現状について、第5章では計画の体系について、第6章では施策と目標について、第7章では推進体制について、第8章では国際関係団体の紹介について記載することとしております。  最後に、3、今後のスケジュールについてですが、12月22日に第3回策定委員会を開催し、第4次計画素案を御審議いただくこととしております。素案ができましたら、本委員会の委員の皆様へ配付させていただきたいと思っています。その後、1月18日から2月19日にかけてパブリックコメントを実施し、いただいた御意見を踏まえ最終案をまとめることとしております。その後、令和3年第1回定例会本委員会において内容を御報告させていただき、策定委員会から市長への報告が行われ、計画の決定を予定しております。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。 ○井手口委員   大分市が提携している3つの姉妹都市からの留学生を含めた長期滞在者の数はどのくらいですか。 ○渡邊国際課長   大分市内に滞在する留学生の人数は分かるのですが、姉妹都市から来ている人数は把握しておりません。 ○井手口委員   逆に、その3つの都市に大分市から行って、長期滞在している大分市民の人数は。 ○渡邊国際課長   同じく、把握していないところです。 ○井手口委員   国際課という以上、しかも姉妹都市の提携をしている以上、その辺のところをきちんと把握しておくことが必要であると同時に、大きなヒントにもなろうかと思うのです。今、新型コロナウイルス感染症の問題があって、相互交流がなかなか難しい状況ではありますけれども、それらの都市からこちらへ来る方は、あるいはこちらから向こうへ出かけていく方は、それぞれ姉妹都市の住民である以上、言わばファミリーのようなものです。そのファミリーをまず大事にし、歓迎し、そして好印象をお互いに持つということから、国際交流は始まろうかと思うのです。  その辺のところをヒントとして、今後、姉妹都市がある以上、それを重点的にやっていただきたいと思います。これは企業も、4社に1社はそれを希望しています。このアンケート結果でもそういうふうに出ているはずです。ですから、その辺のところも国際課として考えてください。 ○渡邊国際課長   把握に努めていきたいと思います。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、企画部スポーツ振興課から、スポーツ・オブ・ハート2020in大分についてお願いします。 ○三好企画部審議監兼東京オリンピックパラリンピック推進局長スポーツ振興課長   スポーツ・オブ・ハート2020in大分について、御報告させていただきます。  右肩にスポーツ振興課1と記載しておりますA4縦の資料を御覧ください。  最初に、1番の事業内容についてでございます。  今年度は11月7日土曜日に、スポーツ・オブ・ハート2020in大分実行委員会と一般社団法人スポーツ・オブ・ハートの2者主催でイベントが開催されました。  大分いこいの道広場では高橋尚子さんによる陸上教室と開会式が、広場西側の市道ではノーマライズ駅伝が行われました。  また、JR大分駅上野の森口広場ではパラスポーツ体験や、画家の鎌谷徹太郎さんが支援学校に通う児童・生徒たちと一緒に、絵画作品の制作に取り組みました。この作品は本日大分市に寄贈していただくことになっております。来場者は両会場で約5,000人でございました。  続きまして、スポーツ・オブ・ハート2020in大分実行委員会についてですが、本年度の開催に当たって、これまでスポーツ・オブ・ハートの開催を応援されていた大分の経済界の方々に加え、本市の障害者スポーツ団体や障害者団体の皆さんの御賛同を得て、10月29日に資料下段にあります実行委員会が設立され、当日の会議では事業計画の説明が行われ、委員からは、体験できる障害者スポーツの追加、体験に参加するお客さんやスタッフのための新型コロナウイルス感染症対策の追加などの意見が出され、当日のイベントで実現したところであります。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、同じく企画部スポーツ振興課から、令和2年7月集中豪雨に伴う河川敷グラウンド災害復旧工事について、お願いします。 ○三好企画部審議監兼東京オリンピックパラリンピック推進局長スポーツ振興課長   令和2年7月集中豪雨に伴う河川敷グラウンド災害復旧工事について、御報告させていただきます。  右肩にスポーツ振興課2と記載しております資料を御覧ください。  現在、河川敷グラウンドは市内に13か所あり、地元の要望に基づき、大分市が国土交通省に占用許可申請を提出し、許可後は地元が予約受付や簡易な除草作業などの維持管理を行うことを条件に、地元優先で無料で使用できるようにしています。  このような中、今年7月の豪雨により、大分川水系の宗方運動広場、花園運動広場、畑中運動広場、元町ちびっこ広場の4か所が地元による復旧ができないほどの甚大な被害を受けたことから、本市が災害復旧工事を実施しています。  被害は7月に発生し、一部の部分的な利用を除き、地域住民が利用できない状態が続いていましたが、その後の台風による被害の可能性を考慮し、工事は10月以降に順次着工しています。  この結果、花園運動広場は3月末、畑中運動広場、元町ちびっこ広場は2月末に供用開始ができる見込みとなりました。最も上流にある宗方運動広場は、比較的川幅が狭い場所にあり、被害が最も大きかったことから、令和3年4月以降となる見込みであります。
     また、花園運動広場は、河川敷にたくさんの樹木が自生し、水流を遮っていたことから、地元の要望を受け、国土交通省と連携し、本市が使用許可を受けていた部分について樹木の伐採等を行ったところでございます。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。 ○井手口委員   確認だけさせてください。花園運動公園の樹木を切ったのは、河川改修の一環として流路を確保するためではなくて、あくまで災害復旧のために樹木を伐採したということになるのですか。 ○三好企画部審議監兼東京オリンピックパラリンピック推進局長スポーツ振興課長   国土交通省から大分市に話があった内容でございますが、水の流れをよくするために樹木が邪魔をしているので、その分を一緒に切りましょうというような話でございました。 ○井手口委員   要するに、国土交通省の河川管理の一環として樹木を伐採したのだけど、日頃使わせてもらっているから大分市がやりましたと、そういうことで理解していいのですか。 ○三好企画部審議監兼東京オリンピックパラリンピック推進局長スポーツ振興課長   大分市が実際に国土交通省から使用許可を受けている範囲がかなり広範でありまして、そのうち、実際に地元がグラウンドとして使っている部分は一部分であります。現状で、大分市が国から借りるということで、借りている範囲の中に樹木が自生していたと。その外側の国土交通省が管理している場所にも自生していたので、それを一緒になって切りましょうという話でございました。 ○倉掛委員長   ほかに質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、企画部東京オリンピック・パラリンピック推進局から、2020年11月から12月にかけて実施のスポーツ合宿の状況について、お願いします。 ○三好企画部審議監兼東京オリンピックパラリンピック推進局長スポーツ振興課長   2020年11月から12月にかけて実施のスポーツ合宿の状況について、御報告いたします。  右肩に企画部東京オリンピック・パラリンピック推進局1と記載したA3の資料を御覧ください。  本市はこれまで、東京オリンピック・パラリンピックにおける事前キャンプとして、国際スポーツ誘致推進事業に取り組むとともに、今年度から県及び18市町村が連携し、スポーツコミッション事業を展開しています。  これらの事業に基づき、本年11月から12月にかけて実施のスポーツ合宿の実績といたしまして、まず、資料左側の1、合宿終了のチームといたしましては、自転車競技のシマノレーシングチーム、ラグビーフットボール競技のマツダブルーズーマーズで、実施の状況はそれぞれ記載のとおりでございます。  次に、資料右側の2、現在合宿中のチームといたしましては、昨年に引き続き、男女のフェンシングサーブル日本代表チームが12月7日の月曜日から18日の金曜日までの12日間、サイクルショップコダマ大洲アリーナを練習会場に合宿を行っています。  市民交流事業といたしましては、12月12日の土曜日午前中にサイクルショップコダマ大洲アリーナのサブアリーナで高校生を対象に実施されることとなっています。  次に、自転車競技の那須ブラーゼンが、昨日12月10日の木曜日から14日の月曜日までの5日間、本市及び周辺地域を練習場所に合宿を実施しております。  市民交流事業は、12月12日土曜日に、市内サイクリストを対象に豊後企画大分駄原ワークアウトで実施されることになっています。  次に、資料の右下の3、今後の合宿予定チームでございますが、ラグビーフットボール競技の豊田自動織機シャトルズが、12月14日月曜日から18日金曜日の5日間、豊後企画大分駄原球技場や豊後企画大分駄原ワークアウトを練習会場に合宿をする予定となっております。  今後とも県や県内市町村と連携しながら、積極的に合宿誘致に取り組んでまいりたいと考えております。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、市民部市民協働推進課から、令和3年度大分市地域おこし協力隊員の新規募集について、お願いします。 ○安部市民部次長市民協働推進課長   令和3年度大分市地域おこし協力隊員の新規募集について御説明させていただきます。  恐れ入りますが、右上に市民部市民協働推進課と記載している資料を御覧ください。  1の令和3年度の募集についてですが、現在活動中の6名の隊員のうち、12月末に2名が任期満了となります。  令和3年度新規募集に当たり、庁内関係課で組織する庁内ネットワーク会議を開催し、活用意向調査を行った結果、表に記載していますとおり、新たに2名の募集を計画しているところでございます。  活動地域と主な業務内容につきましては、大南地域に地域活性部門として、募集する隊員については、地域イベントの企画・運営支援、情報発信など地域コミュニティーの活性に関する取組や戸次本町の歴史的なまちなみなどの地域資源を活用した取組を行っていただきます。  また、佐賀関地域に文化芸術振興部門として募集する隊員につきましては、旧大志生木小学校を活用したアトリエなどの管理、ワークショップ講師、アーティストと地域住民との連絡調整などアートレジオン推進事業に関する活動などを業務といたしております。  なお、雇用の形態は会計年度任用職員とし、1年単位の更新で最長3年間活動していただく予定としております。  最後に、2の今後のスケジュールについてでございますが、募集期間といたしましては、令和3年4月採用に間に合わせるため12月14日から令和3年1月22日までの間としております。募集につきましては、市のホームページ、一般社団法人移住・交流推進機構のホームページへの掲載のほか、東京などで開催される移住や地域おこし協力隊に関する移住フェアでも案内するとともに、民間の全国情報誌「いなか暮らし」への掲載も予定しており、広くPRしてまいりたいと考えております。  その後、書類審査を行った後に、2月下旬に面接試験を行い、2名の採用予定者を決定し、4月1日から市内の各地域に着任予定としております。  本事業に係る予算につきましては、令和3年第1回定例会において当初予算として計上し、予算可決後に最終の採用決定を行うことといたしております。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、消防局総務課から、大分市消防団の年末夜警及び大分市消防出初式の実施についてお願いします。 ○阿部総務課長   右上に消防局総務課とある資料を御覧ください。  大分市消防団の年末夜警及び大分市消防出初式の実施についてでございます。  コロナ禍でありますことから、両行事とも出席者、来場者の制限や時間の短縮等、規模を縮小するとともに、開催場所を変更して実施する予定としております。  まず、1の大分市消防団の年末夜警でございます。  これは、市民の皆様が笑顔で新年を迎えられるよう、延べ3,000人の消防団員が火災の未然防止につながるよう管轄内を巡回し、火の用心を呼びかけるものでございます。今月27日から30日の4日間、午後8時から午前10時まで実施いたします。  なお、例年は午前零時まで行っていたところでございます。  また、初日の27日には、午前10時から市長と市議会議長、団長による消防団員への激励を予定しております。例年は2班にて、各方面隊の巡視を実施しておりましたが、本年は消防局へ、消防団幹部が集合し、市長、議長、団長が激励をする予定としております。  次に、2の大分市消防出初式についてでございます。  新年1月10日日曜日午前9時から、新春恒例の大分市消防出初式を、例年は平和市民公園で行っておりますが、今回は大分川の河川敷で実施いたします。  車両行進を皮切りに、コロナを吹き飛ばすべく約40台の小型動力ポンプから一斉放水を実施いたします。  なお、雨天の場合は消防局講堂で式典のみ行うことといたしております。  委員の皆様には、例年出初式への御案内を差し上げているところでございますが、今回は無観客にて実施を予定しておりますので、御了承いただきますようお願い申し上げます。  また、激励巡視、消防出初式ともに、新型コロナウイルス感染症の状況によりましては中止とする可能性もございます。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   次に、消防局通信指令課から、消防指令業務の共同運用の進捗についてお願いします。 ○後藤消防局次長通信指令課長   消防指令業務の共同運用の進捗について御報告いたします。  A4縦の消防局通信指令課資料を御覧ください。  このたび、大分県域消防指令業務の連携・協力実施計画を作成することについて、県下の消防本部で同意を取ることができました。  1点目の連携・協力実施計画といいますのは、消防通信指令業務の共同運用を円滑に実施、運営するため、準備の段階からの体制づくり、施設整備やシステム運営の大枠を定めるものであります。併せて、この計画を作成することによりまして、施設整備において交付税措置のある有利な起債が認められるなど、国による財政支援が受けられることとなります。  2点目の計画に定める事項といたしましては、連携・協力の円滑な実施を確保するための基本方針、連携・協力を行う消防事務の内容、方法等を定めております。  3点目の共同運用を始めるに当たっての費用の見通しと分担方法でございますが、整備費用につきましては、これまでも御説明したとおり、共通で使用する施設整備に要する費用につきましては、均等割50%、人口割50%で負担することとなります。今回、システムの保守費、いわゆる維持管理費につきまして、共通整備部分の費用負担は均等割が30%、人口割が70%を基本として負担することで県下の消防本部で同意が得られたところでございます。  今後のスケジュールでございますが、緑の矢印がシステム調達支援業務になるわけですが、本年度はシステムの基本設計を、令和3年度には実施設計を予定しております。それと、令和4年度、令和5年度でシステムの構築監理業務を行うようにしております。  下から2段目の黄色い矢印でございますが、令和4年度、令和5年度で実際のシステムの構築を行っていきます。そして令和6年度からの運用開始となります。  一番下の緑枠の赤文字のところでございますが、今後の議会での御承認の案件についてでございます。  上の赤丸のところでございますが、システムの構築メーカーの選定のための契約支援と、システム構築の監理業務に係る予算について、議会の御承認をいただきたいと考えております。それとその下の赤丸でございますが、令和4年度、令和5年度で実際のシステム構築、システム整備に係る予算の議会での御承認をいただきたいと考えております。  そして一番下になりますが、来年度、12月の定例会をめどに事務委託について議会の御承認をいただく準備をしていきたいと考えております。 ○倉掛委員長   ただいまの報告に対して質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   それでは、以上で報告事項は終了いたしました。  執行部から、その他として何かありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○倉掛委員長   委員の皆さんから、その他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   それでは、私から1点。  デジタル、それから判こレスなどの業務標準についての今の進捗状況はどうなっていますか。 ○山口行政改革推進室長   行政手続の簡素、減少に向けた取組でございますが、本市の全ての行政手続と補助金関係手続について該当を把握するため、10月5日付で全庁的な調査を実施し、手続ごとに押印の必要性、添付書類の有無及び種類、根拠法令等、昨年度の年度末処理件数、電子の状況などについて、全庁に照会をいたしました。各課の回答を取りまとめたところ、現在、本市では約3,300種類ある行政手続のうち、約1,500種類の手続の様式で押印が必要とされており、このうち、規則や要綱など本市が単独で押印廃止の可否を判断できるものは約900種類となっております。残りの約600種類は、国の法律や各省庁の省令等で押印を義務づけられておりますが、11月13日に内閣府が公表した各省庁の見解によりますと、そのほとんどは年度内には廃止される見通しとなっております。  このほか約1,500種類ある補助金関係手続の様式につきましては、そのほとんどが本市の要綱等で定めておりますことから、独自に見直しを検討すべき対象となります。  これらの結果は、あくまで内部での中間的な取りまとめであり、今後引き続き精査をする中で、12月中に国から発出される予定とされております地方自治体を対象とした押印見直しガイドラインを踏まえて、本市の方針を決定し、本人確認が必要なものについてはその手段等をしっかりと検討した上で、速やかに見直しを行い、次の令和3年第1回定例会ではその結果を報告させていただきたいと考えております。  また、電子でございますが、各課の回答から昨年度の本市における電子申請の利用率を出したところ、処理件数ベースで約13%となっており、引き続き、手続の電子の推進の取組につきましても着実に進めてまいりたいと考えております。 ○倉掛委員長   今のは行政手続業務のみの話ですね。 ○山口行政改革推進室長 
     今回の調査は、市民の方が市に行う行政手続等について行ったものでございます。取組を進めるに当たっては、市の内部手続というのもございますので、併せて押印の見直しや電子を進めることで業務の効率に努めてまいりたいと考えております。その内部手続の押印の見直しの結果も併せて確認していきたいと考えております。 ○倉掛委員長   市民手続と庁内手続と併せて令和3年第1回定例会時に報告するということですか。 ○山口行政改革推進室長   押印を廃止した分については集約して報告させていただきます。 ○倉掛委員長   分かりました。ありがとうございます。  ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○倉掛委員長   以上で、総務常任委員会に付託された全ての案件の審査を終了いたしました。  なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の継続審査及び調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○倉掛委員長   それでは、そのように決定いたします。  ここで、佐藤総務部長から一言御挨拶をしたいとの申出がありましたので、これを許可します。 ○佐藤総務部長   委員の皆さんにおかれましては、本日も長時間にわたり御審議いただきまして、誠にありがとうございました。  本日の総務常任委員会が、私どもも出席させていただきます委員会としては、今任期最後になろうかと思いますので、一言お礼を申し上げたいと思います。  倉掛委員長はじめ、髙野副委員長、委員の皆様におかれましては、昨年の第1回定例会以降、2年間にわたり当委員会におきまして本市の様々な案件を御審議いただき、御案内のように、総務常任委員会は案件の幅も、また件数も大変多うございますが、その中で、貴重な御意見、御提言を賜りまして誠にありがとうございました。おかげをもちまして、様々な施策が順調に進んでおりますことは、これまでに賜りました皆様方の温かい御指導、御鞭撻、時には大変厳しい御指摘もございましたけど、それも含めて全てのたまものであるということで、心からお礼を申し上げたいと思います。  来年2月の市議会議員選挙に出馬される皆様におかれましては、このコロナ禍での選挙ということで大変だと存じ上げますけれども、どうか健康に十分御留意いただき、健闘いただきまして、引き続き大分市民の代表として、市政のさらなる発展に御尽力賜りますことを祈念いたしまして、また、3月議会で、ぜひこの場で皆さんとお会いできることを祈念いたしまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。大変お世話になりました。ありがとうございました。 ○倉掛委員長   ありがとうございました。それでは、私のほうから、総務常任委員会を代表いたしまして、一言御礼を申し上げます。  佐藤総務部長より、ただいま懇切丁寧なお礼の言葉をいただき、誠にありがとうございます。  私ども総務常任委員会も、髙野副委員長はじめ委員の皆さん方と一緒に委員会運営をする中で、いろいろな御意見、要望等もあり、非常に活発な委員会運営ができたのではないかと考えております。重ねて心からお礼を申し上げさせていただきます。  私も総務常任委員長を務めさせていただきましたが、本委員会は総務部をはじめ、企画部、財務部など市の中枢を担う部で構成される中、執行部の皆様方が一致して、一生懸命取り組んでいると感じておりました。事務事業評価では、スポーツ・オブ・ハートなど、いろいろと委員から厳しい意見もあったと思いますけれども、それはあくまでも本市のため、市民のためを思ってのことですので、どうか御了承いただきますよう、お許しくださいますようにお願い申し上げます。  執行部の方々と御一緒する委員会は今日で最後の予定でございますが、委員の任期はあと3か月ほどございます。そのつもりで委員の皆さん共々しっかり仕事をさせていただきたいと思っておりますので、御協力をよろしくお願いいたします。  なお、来年の2月に行われます市議会議員選挙へ私含め、この委員の皆さん出馬する予定でございますので、そこでしっかりと頑張って、また引き続きこの場で市政の発展に寄与できるように、委員の皆さん共々頑張ってまいりたいと思います。  最後に、今後の皆様方の御健康と御活躍を御祈念申し上げまして、私からのお礼の御挨拶に代えさせていただきます。本当にありがとうございました。  それでは、総務常任委員会を散会いたします。お疲れさまでした。                              午前11時8分散会...