とてもいいと思います。
利用者から紙おむつ、ミルクを追加してほしいという声が上がっていたというのは、どういう情報収集の仕方なんでしょうか。
○
横川子育て支援課長
子育て支援課に直接利用者からのお電話が入る場合もありますし、県のおおいた子ども・
子育て応援県民会議においても度々
クーポン利用者から、
サービス追加の声が上がっていたことから、今回、こういった追加になったところです。
○斉藤委員
広く声を集約できるように、さらにアンケートというか、何か書けるようなところとか、工夫をしていただければと思います。お願いします。
○
小野委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
小野委員長
次に、
民間放課後児童クラブ運営費補助事業者の選定結果について、報告を受けます。
○
横川子育て支援課長
目的につきましては、学童保育の
利用ニーズが急増する中、既設クラブの提供体制が不足しており、かつ、学校敷地内での施設整備が困難な校区において、
民間事業者が運営する
放課後児童クラブを新たに設置し、受入体制の拡充を図るものでございます。
事業の概要につきましては、豊府、高田の2小学校区で事業者の選定を行いました。
選定方法につきましては、大分市
民間放課後児童クラブ補助金の交付に関する要領の規定に基づき、2種類の方法で選定を行いました。
(1)公募による選定では、本年4月の段階で定員を超過しており、来年4月についても
利用ニーズが増えると予測されている豊府校区について公募を行いました。
公募型プロポーザル方式により、3事業者の中から事業者の選定を行った結果、
有限会社大分ふたば(
ふたばこども園)が選定されました。定員、利用料等につきましては、記載のとおりでございます。
次に、(2)公募によらない選定では、
補助事業者の選定は原則として公募の方法により行うものとしておりますが、来年度から定員を上回る利用申込みが予想される高田校区におきまして、大分市
民間放課後児童クラブ補助金の交付に関する要領第4条の公募の方法によらず事業者を選定できる規定に基づいて、
社会福祉法人永生会(
高田のぞみこども園)を選定いたしました。こちらの定員、利用料等につきましても、記載のとおりでございます。
資料の右側に移りまして、4には
選定クラブの位置図を掲載しております。赤色の丸で印した箇所が今回選定された
クラブ設置場所で、小学校からクラブまでの経路を青色の線で示しております。豊府校区につきましては、小学校から
クラブ設置場所まで約1,200メートルの距離がありますが、歩道が確保されており、他の児童の通学路としても利用されております。高田校区につきましては、小学校から約290メートルの位置で、クラブまでの経路は通学路に指定されております。
なお、各
選定クラブの施設概要等につきましては、記載のとおりでございます。
○
小野委員長
委員の皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
小野委員長
次に、大分市
児童虐待防止対策を強化するための
基本計画策定委員会について、報告を受けます。
○
横川子育て支援課長
委員会の検討経過についてですが、第3回委員会は9月29日に開催いたしました。
事務局から、第2回委員会において委員から出された御意見を取りまとめて説明した後、基本計画の概要と位置づけ、計画素案について説明を行い、委員から御意見をいただきました。
資料には、いただいた意見を大きく5つに分類し、記載しております。
第2回委員会の委員から出された御意見については、前回、9月議会の
特別委員会にて御報告させていただいたものとなっております。
まず、①基本計画の名称についてですが、委員から、
虐待防止対策を強化するためには体制の整備が必要であるとの御意見により、仮称ではありますが、これまでの名称に下線部の「体制整備に向けた」を加えました。
②計画につきましては、
児童虐待防止対策を強化するため、
児童相談所については、設置の方針や課題解決に向けた取組などを明らかにし、
子ども家庭支援センターについては、寄り添い支援を強化するための考え方や必要な取組を明らかにする必要があるという御意見がございました。
③児童虐待対応の現状につきましては、虐待について市独自の傾向があれば、次回の委員会にて報告してほしいという御意見があり、次回の第4回委員会で本市の傾向を報告することとしております。
④中核市における
児童相談所設置の動向につきましては、
中核市市長会の
児童相談所設置に対する考え方や、旭川市、高崎市、船橋市など、
児童相談所設置に向けた検討を進めている中核市の状況等も踏み込んで計画に記載すべきであるという御意見がございました。
⑤児童相談所を設置する必要性につきましては、大分市で
児童相談所を設置するのであれば、どのような
児童相談所が望ましいか、課題は何か、時間をかけて検討し、よりよい計画にするべきという御意見のほか、ページ右側に移りまして、設置に向けては県との連携が重要だが、どのように連携していくか明らかにしていく必要がある、
児童相談所については、費用対効果をきちんと分析し、時間をかけて議論する必要があるという御意見が出た一方で、
児童相談所の必要性や意義はこれまで議論を行ってきたとの御意見もございました。さらに、
児童相談所設置には多くの課題があり、今後、十分な議論と課題解決に向けた取組が必要との御意見もいただきました。
このような御意見を受け、次回以降も基本計画の策定に向けて、引き続き検討を進めてまいります。
○
小野委員長
委員の皆さんから質問等はありませんか。
○松下委員
1点だけお尋ねします。私もこれまでの
検討委員会の名称について若干疑問を感じておりましたので、これはこれでいいんじゃないかと思いますが、この検討事項の中で一番重要なマンパワーの確保であるとか、スキルといった部分の議論、検討が今日の報告の中ではないようですが、どうなっているんでしょうか。
○
横川子育て支援課長
御指摘のとおり、第4回委員会で
児童相談所を設置する場合の課題等を整理する予定ですので、第4回の中で検討する形になろうかと思います。
○松下委員
これは非常に重要な事項であります。現場の声をぜひ反映をするような形での議論をお願いしたいと思います。要望です。
○
小野委員長
ほかに何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
小野委員長
次に、令和3年度に向けた
市立幼稚園願書提出状況についての報告を受けます。
○井上保育・
幼児教育課長
令和3年度の市立幼稚園の園児募集につきまして、11月2日から11月13日までの間、各幼稚園で受付を行った結果、お手元の資料のとおり、合計251名から入園願書の提出がありました。
今回、報告といたしましては、各園の提出状況を踏まえ、来年度の休園措置について御説明いたします。
平成30年7月に策定しました
大分市立幼稚園及び保育所の在り方の方針に定めております休園・統廃合基準の基準3では、
園児募集終了時点で4名以下の園は休園対象となっており、令和3年度は、表の黄色い部分にありますゼロ名の
戸次幼稚園、1名の稙田幼稚園の2園が休園対象となります。
こうしたことから、稙田幼稚園につきましては、基準3により令和4年4月に廃園となる予定です。現在、稙田幼稚園への
願書提出者1名の方には、早々に面談を行い、園児が1名であることを説明した上で、他の幼児教育・保育施設への就園相談を丁寧に行っているところです。
一方、大南
地区の
戸次幼稚園は、同
地区公民館区域に1園のみとなっており、例外規定によって、同
地区に
市立認定こども園が設置するまでの間は、園児募集を続ける予定です。
○
小野委員長
委員の皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
小野委員長
以上で、執行部の案件が全て終了しました。
委員の皆さんから、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
小野委員長
最後に、執行部からその他として何かありませんか。
○
横川子育て支援課長
お手元に配付させていただいております
子ども虐待対応の手引の改訂について、御説明をいたします。
こちらにつきましては、前回、平成28年度に改訂発行し、虐待の対応への共通認識や意識向上のため、関係機関に配布していたところでございます。
このたび、前回発行から丸4年が経過し、
児童福祉法や
児童虐待防止法の改正等に合わせ改訂を行いましたので、主な改訂点について簡単に御説明をいたします。
4ページ、5ページをお開きください。
本年4月の法改正で、しつけと称した体罰の禁止が明文化されました。そのため、新たに5ページに、4 体罰等によらない子育てのためにと題しまして、体罰の禁止や体罰が子供に与える悪影響等の内容を追記いたしました。法律で体罰が禁止されたことにより、すぐに体罰のない社会が実現できるわけではございませんが、社会全体で体罰を容認しない機運を醸成していくことが重要であると考えており、今後も啓発活動等に努めてまいります。
続きまして、12ページをお開きください。
要
保護児童対策地域協議会を構成する機関につきましては、新たに
配偶者暴力相談支援センター、少年鑑別所、保護観察所などの機関が構成機関に加わったため、追記いたしました。今後も関係機関との連携の充実に努めてまいります。
続きまして、34ページをお開きください。
資料編といたしまして法令等を記載しておりますが、こちらに大分市として主体的に子供の権利、安全、安心を守っていくという意味合いを込めまして、大分市
子ども条例の全文を追加記載いたしました。35ページから39ページにかけましては、先ほど御説明いたしました児童虐待の防止等に関する法律、
児童福祉法の
体罰禁止関係に関する条文等を抜粋して記載しております。
最後に、40ページをお開きください。
こちらには、相談機関の一覧表を掲載しておりますが、新たに下から2行目に大分県弁護士会の子どもの
権利委員会や、次のページの2行目に法テラスの
サポートダイヤル、2行下から順に
配偶者暴力相談支援センターでもあるアイネス、おおいた
性暴力救援センターすみれ、児童家庭支援センターゆずりは、
大分少年鑑別所、大分市
社会福祉協議会の大分市
自立生活支援センターを追加いたしました。
今回改訂いたしました手引につきましては、6,000部を作製しており、一覧表に記載している相談機関を含め、学校、幼稚園、保育園、
認定こども園、民生委員・児童委員、
主任児童委員、警察、医療機関、福祉機関、公的機関等に配布する予定でございます。
○
小野委員長
委員の皆さんから質問等はありませんか。
○長田委員
大変いい資料ができているんだけど、これは公民館に配ることになっているんですか。
○
横川子育て支援課長
配る予定の施設には入っておりません。
○長田委員
どうもそんな感じだけど、社会教育の中にもあるので入れてほしいと要望しておきます。
○
小野委員長
ほかの委員の皆さんから何かありませんか。
○松下委員
小中学校の現場の先生方へ周知や活用方法はどう考えておられますか。
○
三原中央子ども家庭支援センター所長
先ほど
横川子育て支援課長が御説明しました小中学校にも配布し、その他の機会としましては、大分市要
保護児童対策地域協議会の実務者で構成する中学校区子どもを守る
地域ネットワーク会議を
中学校区ごとに年に1度開催をしておりますので、その中でもこの資料を使って御説明をする場がございますので、そういったところで周知を図っていきたいと思っております。
○松下委員
要望ですが、学校現場で子供虐待の発見とかそういったことにつながるケースが多いので、幼稚園なども含めて、まず先生全体が共通認識を持って対応できるようによろしくお願いします。
○佐藤大分市
教育センター所長
教職員につきましては、児童虐待、DV等の研修がありますので、その中で、また、各小中学校にスクールソーシャルワーカーを配置していますので、管理職が福祉部門と一層緊密に連携し、虐待防止を進めていきたいと思います。
○
小野委員長
ほかの委員の皆さん、何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
小野委員長
ここで
藤田子どもすこやか部長より発言を求められておりますので、お願いします。
○
藤田子どもすこやか部長