• 林業集落排水(/)
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  1. 大分市議会 2020-06-18
    令和 2年経済環境常任委員会( 6月18日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 2年経済環境常任委員会( 6月18日)                 経済環境常任委員会記録 1.開催日時   令和2年6月18日(木)午前9時58分開議~午前10時59分休憩              午前11時7分再開~午前11時31分散会 2.場所   第5委員会室 3.出席委員   委員長  佐藤 和彦   副委員長  仲家 孝治   委 員  長田 教雄   委  員  秦野 恭義   委 員  阿部剛四郎   委  員  福間 健治   委 員  松下 清高   委  員  川邉 浩子   欠席委員    なし 4.説明員  (農林水産部
      加藤農林水産部長重松農林水産部審議監吉田農林水産部次長、   滋野農林水産部次長農政課長姫野農林水産部次長生産振興課長、   首藤農林水産部次長林業水産課長林公設地方卸売市場場長、   浦勇農業委員会事務局長、中島林業水産課政策監笠置農政課参事、   岩田農政課参事高橋生産振興課参事川上公設地方卸売市場参事  (環境部)   永田環境部次長清掃施設課長林環境部次長清掃業務課長 5.事務局出席者    書記 安田 真一 6.審査案件等   (農林水産部)   【一般議案】    議第72号 大分市漁港管理条例の一部改正について          〔承認〕    議第76号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協         議について                 〔承認(一部反対)〕    議第77号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協         議について                 〔承認(一部反対)〕    議第78号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協         議について                 〔承認(一部反対)〕    議第79号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協         議について                 〔承認(一部反対)〕    議第80号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協         議について                 〔承認(一部反対)〕    議第81号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協         議について                 〔承認(一部反対)〕    議第82号 公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協         議について                 〔承認(一部反対)〕   【報告議案】    報第1号 専決処分した事件の承認について             〔承認〕         (令和元年度大分一般会計補正予算(第5号))         第1条 歳入歳出予算の補正             歳出 第6款 農林水産業費                第11款 災害復旧費         第2条 繰越明許費の補正 第2表中         1追加    第6款 農林水産業費         2変更    第6款 農林水産業費    報第4号 専決処分した事件の承認について             〔承認〕         (令和元年度大分公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第3号)         )    報第5号 専決処分した事件の承認について             〔承認〕         (令和元年度大分市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号))   【報告事項】    ・第7号報告 事故繰越しの繰越使用について    ・新型コロナウイルス感染拡大に伴う農林水産業への影響と支援について    ・第57回大分市畜産共進会について    ・農業委員及び農地利用最適化推進委員の改選について    ・その他   (環境部)   【報告事項】    ・家庭ごみ収集運搬業務民間委託の状況について    ・新環境センター整備事業について   【協議事項】    評価対象事務事業の選定について                 会議の概要                              令和2年6月18日                              午前9時58分開議 ○佐藤委員長   おはようございます。ただいまから経済環境常任委員会を開会いたします。  本日は、常任委員会終了後、子ども育成行政改革推進特別委員会総合交通対策特別委員会が開催されますので、関係する委員につきましては出席方よろしくお願いいたします。  なお、本日は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、執行部マスク着用を認めております。執行部は、大きな声ではっきりと発言するようにお願いいたします。  また、例年行っております、人事異動に伴う執行部転入者昇任者自己紹介につきましては、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、お手元の職員名簿及び機構図に代えさせていただきます。  それでは、審査日程に従い、農林水産部の審査を行いますが、環境部から、昨日の委員会での質問に対する回答について報告したいとの申出がございましたので、農林水産部の審査が終了した後、休憩を挟みまして、環境部から報告を受けたいと思います。  ここで、加藤農林水産部長より発言を求められておりますので、許可いたします。 ○加藤農林水産部長   おはようございます。審議の前に貴重なお時間を頂き、農林水産部を代表いたしまして一言御挨拶を申し上げます。  佐藤委員長、仲家副委員長をはじめ、委員の皆様方には、平素から農林水産業の振興に御尽力を賜り、厚くお礼を申し上げます。  また、このたび議員35年の永年在職議員表彰を受けられました阿部剛四郎委員におかれましては、これまで地方自治の進展及び本市政の発展のために賜りました御尽力と、その御功績に心から敬意と感謝の意を表します。今後とも御活躍されますことを御祈念いたします。誠におめでとうございます。  さて、新型コロナウイルス感染症の拡大は、本市の農林水産業にも影響が出ております。詳細な状況と農林水産部の取組につきましては、後ほど報告事項の中で各担当課長から御説明させていただきます。  前回の3月定例会以降新年度に入りましてからの、農林水産部の取組でございますが、まず1点目は、OitaBirth大分ブランドフェアinトキハ本店を5月14日から6月9日まで開催し、大分市産品のPRを実施したところです。残念ながら、予定をしておりました、おおいたマルシェin環境展高崎山セラピーロードの山開き、公設地方卸売市場市民感謝デーなどの行事につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止をしたところです。  次に、2点目で、定年帰農者女性農業者など、多様な担い手の確保、育成を目指して平成29年度から開講しております農業塾が4年目となりまして、本年度は27名の受講生が、野菜や果樹栽培に関する知識や技術を学んでいるところです。なお、6月末より月2回程度、生産物子供食堂へ提供することとしております。  最後に、本市にとってうれしい御報告があります。大分市内唯一の蔵元であります倉光酒造合名会社が、熊本国税局令和2年酒類鑑評会で、大分市産酒米吟のさとを使用した倉光の沙羅など、2点が優等賞を受賞いたしました。  それでは、今回の委員会で御審議いただく案件は、一般議案8件、報告議案3件、また、報告事項として4件でございます。それぞれ担当課長から御説明いたしますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○佐藤委員長   それでは、早速審査に入りたいと思います。  一般議案の、議第72号、大分市漁港管理条例の一部改正について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○首藤農林水産部次長林業水産課長   議案書は、議72の1から4ページになります。お配りしましたA3資料と併せて御覧ください。  改正理由といたしましては、東日本大震災以降、放置艇による津波発生時の背後集落への2次災害の発生が問題視されるようになりました。また、漁港内でプレジャーボート等の無秩序な係留による、漁船などへの航行障害や景観の悪化が懸念されております。このようなことから、大分県及び関係市町村条例改正を行い、プレジャーボートの係留に対して、許可制の導入や新たな料金体系を設定するとともに、係留施設における行為に制限を加えることで、漁港の適正管理を図りたいと考えております。  本条例は、公布の日から施行しますが、使用料の徴収に係る、議72の3にあります別表第1の改正規定は、令和3年4月1日から県下一斉に施行される予定になっております。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑はありませんか。 ○福間委員   今までプレジャーボートは、港に泊める場合、そこの漁業組合に料金を払っていると思うのですけど、その料金はまちまちなのかどうなのかが1つ。それから、放置艇はかなり増えていますので、この処分の在り方というか、条例とかがあるか分からないのですけど、どういう流れでこの解消を進めていくのかということが2つ目。3つ目に、料金体系ですが、県管理の漁港の料金と比較して、同程度なのか、高いのか安いのか、その辺を教えてください。 ○首藤農林水産部次長林業水産課長   料金ですけれども、料金は県下統一にしております。このA3の資料で分かりやすい分が、4番の使用料で、5メートル未満と5メートル以上で分けております。これに関しては、4月1日から、関係する市町村、それと県管理のところで全て同じ料金でするようにしております。  2点目の放置艇の処分につきまして、所有者が分かるものに関しては、その所有者に、処分をしてくださいという通知をします。ただし、資料の2番にありますけれども、プレジャーボート等の中の括弧書きの17そうについては、所有者が不明です。それに関して、そういう通知をしても応答がない場合は、市でそれを強制撤去することができるとなっております。 ○福間委員   今まではいくら払っていたのですか。 ○首藤農林水産部次長林業水産課長   既存の漁港ですけれども、大分市が管理している漁港は、佐賀関の11か所になります。  この11か所で取っているところが、神崎漁港大平漁港田ノ浦漁港上浦漁港下浦漁港です。そのほかでは取っておりません。今漁業協同組合との話をしているのですけれども、今取っている分にプラスになったときに、管理を含めて漁業協同組合が取っているということで、金額があまりにも大きくなる、またはちゃんと泊める分に関しても負担が増えることが考えられることから、今後も引き続き漁業協同組合等と協議し、調整していきます。
    福間委員   はい、分かりました。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。 ○仲家副委員長   放置艇の話ですけど、所有者には連絡すると。それで、所有者が分からない艇については市が片づける、処分するということですが、これから台風のシーズンなりますので、できればその前までに白黒したほうがいい。その時期までには何かするのですか。 ○首藤農林水産部次長林業水産課長   今ある放置艇のほとんどが陸に上がっていますので、あまり支障はないと思われますが、海にあるのは沈んだりする可能性があるので、漁業協同組合が台風のときとかにはロープでつないで係留をしっかりしたり、陸に上げるようにしております。規制が今までなかったので、適当に泊めている船舶に対し規制することで、この条例が改正されれば、本市が執行するということになっております。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。 ○松下委員   関連して。漁港管理条例により、放置艇を処分できることになるということですが、処分について、多分手順としては、公示をするなりして、一定の期間を経て、それでも放置しているということになったら処分をするということになると思うのですが、その規定はこの漁港管理条例の中でうたっているのですか。うたっているとすればその条文はどこにあるのですか。 ○首藤農林水産部次長林業水産課長   今のことに関しては、今回の条例改正には含まれておりません。議72の1ページの第6条の2がありますが、この中で、いろんな妨げになるような行為が出ております。こういうのを定めた中で、確実にそれを執行するとしておりまして、今までは、なあなあで来ていて、そのまま放置されていたというのが現状です。そこで、今回を機に予算化してしようということにしておりますので、今ここに挙げているのは一部ですので、現行の条例の中ではそれがもともとできるとなっているのですが、どこの市町村もそこまではやっていなかったというのが現状ですので、これを機にちゃんとやりましょうと県全体で進めています。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、質疑はこれで終結いたします。  次に、討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、議第76号から議第82号、公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協議についてにつきましては、相互に関連がありますので一括して審査を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、最初に執行部より一括して説明を受け、質疑の後、議案ごとに討論を行います。  執行部の説明を求めます。 ○姫野農林水産部次長生産振興課長   議案書は、議76の1ページになります。  なお、議第77号から議第82号までの7つの議案につきましては、相互に関係ありますので一括して説明させていただきます。  これは、7月18日土曜日より一般供用を開始しますのつはる天空広場を、大分都市広域圏の7市町の住民が利用できるよう、地方自治法第244条の3第2項に基づく協議について、議会の議決を求めるものです。協議の内容といたしましては、1点目として、利用に供する公の施設の名称及び所在地、2点目として、その施設の利用に供する方法、3点目として、経費の負担となっております。  なお、既存の本市スポーツ施設文化施設は、平成30年第4回定例会に同様の議案を提案し議決を頂き、平成31年4月1日より大分都市広域圏相互利用を行っており、今年4月には大洲総合体育館でも開始しているところです。  お手元の議案は、議第76号は別府市、議第77号は臼杵市、議第78号は津久見市、議第79号は竹田市、議第80号は豊後大野市、議第81号は由布市、議第82号は日出町の住民の利用に供するものです。  お手元にお配りしましたA4の資料は、現在ののつはる天空広場の写真でございます。明日19日の管内視察で御案内いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、質疑はこれで終結いたします。  次に、討論に入ります。  まず、議第76号について討論はありませんか。 ○福間委員   これは、2016年に大分市を中心とし近隣7市町による連携中枢都市圏構想を締結し、具体化が図られてきた一環であります。  そもそも公共施設は、基礎自治体の責任において運営される地域住民の拠点であり、住民の権利と要望に基づいて、地域の実情に合わせて柔軟に運用されるべきものと考えております。広域連携は、公共施設集約化地方財政の大幅な削減につながることへの懸念がありますし、地域間格差周辺地域の疲弊を招くことも危惧されておりますので、この点では賛成できませんという立場であります。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  それでは、本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  続いて、議第77号について討論はありませんか。 ○福間委員   議第76号と同じ立場で、この議案にも反対します。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  続いて、議第78号について討論はありませんか。 ○福間委員   議第76号と同じ立場で、反対であります。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  続いて、議第79号について討論はありませんか。 ○福間委員   議第76号と同じ立場で、反対します。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  続いて、議第80号について討論ありませんか。 ○福間委員   議第76号と同じ立場で、反対です。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕
    佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  続いて、議第81号について討論はありませんか。 ○福間委員   議第76号と同じ立場で、反対です。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  続いて、議第82号について討論はありませんか。 ○福間委員   議第76号と同じ立場で、反対です。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  それでは、本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  続きまして、報告議案の報第1号、専決処分した事件の承認について、令和元年度大分一般会計補正予算第5号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第6款農林水産業費についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○滋野農林水産部次長農政課長     〔説明書② 114ページ~、第6款農林水産業費について説明〕 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、質疑はこれで終結いたします。  次に、討論はありませんか。 ○福間委員   事業費の調整による減額補正ということでありますが、当初予算等に反対をした、林業管理費森林環境譲与税基金積立金に、同じ立場で反対をしておきます。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、歳出第11款災害復旧費について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○滋野農林水産部次長農政課長     〔説明書② 174ページ~、第11款災害復旧費について説明〕 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、質疑はこれで終結いたします。  討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、第2条繰越明許費の補正、第2表中のうち農林水産部所管分について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○滋野農林水産部次長農政課長     〔予算書① 7ページ、繰越明許費の補正について説明〕 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、質疑はこれで終結いたします。  次に、討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、報第4号、専決処分した事件の承認について、令和元年度大分公設地方卸売市場事業特別会計補正予算第3号について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○林公設地方卸売市場長     〔説明書② 229ページ~、大分公設地方卸売市場事業特別会計補正予算について説明〕 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、質疑はこれで終結いたします。  次に、討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  それでは、本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕
    佐藤委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、報第5号、専決処分した事件の承認について、令和元年度大分市農業集落排水事業特別会計補正予算第2号についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○姫野農林水産部次長生産振興課長   〔説明書② 239ページ~、大分市農業集落排水事業特別会計補正予算について説明〕 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑はありませんか。 ○福間委員   2017年から今年度まで、使用料は、どれだけ上がったのか下がったのか。あと、徴収の対象世帯数の変化等があれば、教えてください。 ○姫野農林水産部次長生産振興課長   接続戸数につきましては、平成28年度からということでよろしいでしょうか。 ○福間委員   いいです。 ○姫野農林水産部次長生産振興課長   吉野地区は平成28年度、接続戸数が435棟でしたが、今は442棟で接続率は94.2%、市尾地区につきましては、平成28年度時点では177棟でしたが、現在は182棟で接続率は89.2%、内稙田地区が平成28年度で54棟、現在は56棟で84.8%の接続率となっております。  それと使用料につきましては、平成29年度に使用料改定を行ったことから、今下水道と同一になっておりますので、それからの変更はございません。改定前は人頭制でしたが今は使用量で算定していますので、若干当時より下がっているということです。 ○福間委員   接続率について、農業集落排水事業をやっている3地域で、多いところは多いのですが、まだ80%台というところもあるということで、農業する方にとっては、汚れると悪いので、やっぱり接続の促進が1つの課題であろうかと思うのですけど、どういう取組をされているのか。年々上がっていることは上がっていますけど、その辺の取組の状況も教えてください。 ○姫野農林水産部次長生産振興課長   接続率の向上、未収金の取組については、毎年、未接続のところに訪問し、接続依頼を行っております。未収金対策につきましても、毎年、お願いに行っているところですが、吉野地区につきましては94%という高い数字になっておりますので、なかなか厳しいところでございます。内稙田地区につきましては、供用開始が平成23年と新しいものですから、そのときにはもう浄化槽を設置している家が多く、行ってもなかなか難しい状況です。ただし、新規に建てる方が内稙田地区には多く期待できますので、そういう方につきましては、必ずつけていただくようにお願いしております。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、質疑はこれで終結いたします。  次に、討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  以上で、本委員会に付託されました農林水産部所管分の審査は終了いたしました。  それでは、ここで執行部より、報告事項の申出がありましたので、説明を受けたいと思います。  まず、第7号報告、事故繰越の繰越し使用について報告を受けます。 ○首藤農林水産部次長林業水産課長   令和2年度大分市補正予算書説明書③の24ページと、資料の1、2ページを御覧ください。  第11款災害復旧費1項農林水産施設災害復旧費の公共農林水産施設災害復旧事業につきまして、事故繰越を計上しておりますので御説明いたします。  林道馬〆線災害復旧工事において、1,525万8,480円を計上しております。これは、平成30年9月の台風24号で、林道馬〆線、A3の1ページ目に地図が載っておりますが、福良地区において発生した災害の復旧工事を令和元年度に繰り越したものですが、その復旧工事中にさらなるのり面の崩壊に伴い、国や県との復旧工法の検討に不測の日数を要し、工事施工量も増加したことから、年度内での竣工が困難となり、再度令和2年度に繰り越すものです。  なお、資料の裏面、2ページのとおり、本工事は本年4月22日に既に完了しております。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは次に、新型コロナウイルス感染拡大に伴う農林水産業への影響と支援について報告を受けます。 ○姫野農林水産部次長生産振興課長   まず、1点目の、農産物の販売状況ですが、資料の3ページから4ページを御覧ください。  新型コロナウイルス感染拡大による影響が深刻になった、本年4月から5月かけての本市の主要品目である周年野菜では、外食産業や加工向けに使われる業務用の需要が減少したことにより、市場価格は大幅に下落しております。販売額を昨年同月と比較すると、オオバ、パセリで3割以上の減少、ミツバや水耕セリで2割程度の減少となっております。一方、ニラのように、家庭需要の高まりにより販売額は伸びている品目もあります。今後は、収入保険制度や価格安定対策により、一定の補填が見込まれているところです。  次に、畜産物ですが、外食産業や輸出での需要が激減し、和牛の枝肉相場が下落していることから、肉用肥育牛の価格も影響を受けております。そのため、肉用子牛の単価も昨年比で2割ほど下落になっており、今後の動向に注視してまいりたいと考えております。  酪農については、乳価が4円下落したものの、国からの需要緩和対策により一部補填されたこと、また、学校が再開し牛乳が給食で使われるようになったことにより、影響は少ないと聞いております。 ○滋野農林水産部次長農政課長   次に、(2)市独自の農畜産業支援ですが、資料の5ページを御覧ください。  1点目は、4月の市議会臨時会において御承認いただきました、農業振興資金信用保証料等補助金です。新型コロナウイルス感染症の発生により、売上げが減少した農業者が必要とする運転資金を借入れする場合に発生する、保証料及び手数料を全額補助するもので、借入額以外の負担はゼロになります。6月17日、昨日現在ですけれども、相談件数はミツバ、パセリなどで8件ありましたが、今のところの事業実績についてはございません。  次に2点目は、大分市産品のPRでございます。新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、飲食店等が休業する中、業務用の割合の高いオオバ、ミツバ等の大分市を代表する野菜が大きな影響を受けていることから、これら野菜の家庭での消費を高めるために、生産者や料理研究家が作成した31のレシピを、ホームページ上で1つにまとめ公開しております。  次に、資料の6ページを御覧ください。  あわせて、先ほど申し上げました、野菜の消費喚起を図るため、市内に、販売店の野菜売場約90店舗に、品目ごとに啓発用のポップを設置いたしました。目立つように赤色で、風に揺れるポップとし、先ほどのレシピを掲載したホームページにリンクするQRコードも掲載しております。  今後もあらゆる手段を講じて、大分市産品のPRに努めていきたいと考えております。 ○首藤農林水産部次長林業水産課長   次に、(3)水産物の販売状況と支援についてですが、資料7ページを御覧ください。  主にホテルや高級飲食店等で取り扱われている、大分ブランドの関アジ、関サバ、関ブリの販売状況ですが、特に4月16日からの外出自粛要請後、鮮魚としての取扱いが減り、4月から5月の平均価格において、前年対比が関アジで65%、関サバで75%になるなど、販売額においても大変厳しくなっております。そこで、漁業協同組合独自の取組として、特に、だぶついている関アジをりゅうきゅうとして、通常量の5倍のパックを加工し、関から食卓応援キャンペーンと題し、漁業協同組合ホームページ等で販売することで、家庭で高級ブランドの関アジを味わってもらい全国へPRすることができました。本市といたしましても、関アジ、関サバのりゅうきゅうに加工した費用に対し支援することで、消費拡大につなげてまいりたいと考えております。  今回、委員をはじめ議員の皆様には、第2弾消費拡大キャンペーンのチラシを事前に配付させていただきましたが、ぜひこの機会に御賞味いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質問等はありませんか。 ○松下委員   1つは全体に関連するのですが、先ほどの、金融という部分では補助実績がなかったということですが、今後の経営体への影響はどうなのだろうかと。観光業とかでは倒産もあるのです。今後の経営体にどう影響していくのかという部分を把握しているのかが1点。  それから、先ほどの報告でかなり生産、販売が落ちているということについての、市独自のいろんな取組、努力をされていると思っていますが、一方ではニラなんかは家庭での消費で増えていることを鑑みますと、どのように家庭での消費を促していくのかということも、やっぱり今後の新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波を考えると大事なのではないかなと思いますので、どのような対策を検討されているのかを、今時点あればお聞かせいただきたい。  それともう1点は、部長の最初の挨拶の中で、子供食堂へ提供ということで、これは非常にいいことだと思っていますが、提供の方法は、個別にやるのか、あるいは、県社会福祉協議会が食品ロスに関してのネットワークを構築しているので、そういうところに提供すれば市内全体に行くのかなということがあるのですが、その提供の方法をお聞かせいただきたい。 ○滋野農林水産部次長農政課長   新型コロナウイルス感染症の今後の影響ですが、4月、5月の単価につきましては先ほど御説明したとおり非常に厳しい状況もありますが、現在のところは少し持ち直している状況もございますので、もう少し推移を見る必要があると考えています。  融資の関係につきましては、相談が具体的にありましたけれども、今のところすぐに借りるような、切迫した状況ではないようですので、まだそこまでの厳しい状況にはないと考えております。  次に、どのように家庭での消費を進めていくかというところですけれども、今回、おおいたマルシェも含めて、いろいろなイベント等が中止になった状況もありますが、今後は、スーパーや量販店でのイベント等も計画しております。ただ、現状としてすぐに動けるような状況ではなく、スーパー等も会社自体の取組を自粛しているような現状もございますので、それがある程度見え次第、PRに努めていきたいですし、11月のおおいたマルシェは予定どおり開催するように計画をしておりますので、こういった取組によって、地元での消費拡大、地産地消を含めて、家庭での消費を増やしていく取組を進めていきたいと考えております。  次に、子供食堂の提供の方法ですけれども、子育て支援課に相談いたしまして、市内には21か所の子供食堂があり、おおいた農業塾が4年目になるのですけれども、だんだん生産量が増えるようになりましたので、おおいた農業塾で取れた農産物を子供食堂に提供したいという相談をしたら、その中の17か所が、ぜひ頂きたいという返答がありました。旧中島小学校にあります府内こどもルームに、おおいた農業塾で取れた農産物を持ち込んで、そこに子供食堂の方々に時間を設定して来ていただくようにしております。今月末から始めるようにしていますし、来月上旬にはプレスに投げ込むように考えており、こういった取組についてはPRしていきたいと考えております。 ○松下委員   1点要望ですが、家庭での消費について、食べ方ということでは、例えばセリは鍋物ぐらいしか思い浮かばないのですね。だから、年間通じて、このようにしたら食べられますよとか、調理の仕方のPRなども日常的にお願いしたい。生産部会なんかといろいろやっているとは思いますが、ぜひこの機会を捉えて、水産業関係を含めてやっていただくことをお願いします。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。 ○福間委員   1つ聞きたいのは、新型コロナウイルス感染症対策の関係で国の1次、2次の補正予算が通って実施されているわけですが、持続化給付金が、なかなか難解なんですよね。中小企業庁が出張してきてやっていますが、時間も短いし、サポート体制はどうなっているのだろうかと思って。特に米農家なんかは、どのように計算するかとか、かなり大変だと思うのです。その辺を行政で支援しているとか、農業協同組合や漁業協同組合ではこうしているとか、分かるようなものがあれば教えていただけますか。 ○加藤農林水産部長   持続化給付金ですが、これは、3月から5月の販売額が5割以上減少した場合ということで、現況、農業者の多くが5割まで減少しているところは少ないということで、もう申請したところは幾つかあると聞いていますけど、深刻な事態まで至っていないという状況です。  あと、次期作の支援とか国のほうが支援を出してきていますので、これは、農業協同組合を中心に、部会などに説明会を開催するということにしています。それで、県のほうも、農業協同組合に出荷していなくても、農業協同組合の組合員であれば、相談と申請の窓口を受けるようにということを指導しています。ただ、それでも漏れる場合がありますので、そういったところについては、大分市農業再生協議会という組織をつくっておりますので、そこが窓口になって、漏れがないようにということにしておりますが、今のところ直接農業者からこちらに相談があるような形にはなっておりません。  委員が言われるように、知らなかったとか、どこも申請を受け付けてくれないというような状況をつくらないように、やっていかなければならないと思っております。 ○首藤農林水産部次長林業水産課長   水産の件ですけれども、水産は、漁業協同組合で組合員、準組合員の把握をしております。例えば佐賀関支店では、組合員数は、準組合員、正組合員合わせて467名いますが、そのうち、持続化給付金の対象者が284名で、既に155名は申請及び申請手続をしております。それで、284名のうち100万円を給付される人が134名、100万円未満になりますけど給付される人が150名となっています。6月9日時点ですけど、未申請の129名に関しては、漁業協同組合が組合員に手続の指導をしているようですので、皆さん漏れのないように今進めているところです。 ○福間委員   要望ですけど、部長も言われたように、知らない人もいるし、国の2次補正では売上げが3割減で対象となるというのもあるし、これだけ売上げが落ちている状況の中で、少しでもそういう施策によって、農業者なり漁業者なりに支援が届くと、事業を継続してまた頑張ろうという意欲にもつながっていくので、その辺を十分注視しながら、必要な行政の支援については今後も行っていただきたいということを要望しておきます。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、次に、第57回大分市畜産共進会について報告を受けます。 ○姫野農林水産部次長生産振興課長   資料が、8ページになります。  大分市畜産共進会は、家畜の改良増殖と飼育管理技術の向上を促進し、本市の畜産振興を図ることを目的として毎年開催しております。  第57回大分市畜産共進会実施委員会を、佐藤経済環境常任委員長、仲家副委員長の出席の下、6月24日水曜日に開催を予定しております。第57回大分市畜産共進会の開催につきましては、事務局案として、8月28日の金曜日、大分市大字荷尾杵、のつはる天空広場で開催することを予定しておりますので、実施委員会に諮り決定したいと考えております。  開催日が決定次第、経済環境常任委員の皆様にも御出席の御案内をいたしますので、出席していただき、出品者を激励していただきますようお願い申し上げます。  出品頭数は、肉用牛22頭、乳用牛20頭の計42頭を予定しております。肉用牛は、全日本ホルスタイン共進会が開催予定のため、予防注射等の関係で早く出品牛を決めないといけなかったため、巡回審査として、当日は肉用牛のみの審査となります。  なお、本共進会は、大分地方畜産共進会や大分県畜産共進会の予選会も兼ねており、出品者は上位入賞を目指しておりますので、応援をよろしくお願いいたします。
    佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは次に、農業委員及び農地利用最適化推進委員の改選について報告を受けます。 ○浦勇農業委員会事務局長   資料の9ページを御覧ください。  農業委員14名、農地利用最適化推進委員30名の任期が、令和3年3月9日に満了いたしますことから、7月1日から7月31日までの1か月間公募を行いまして、8月から10月にかけて、大分市副市長をはじめ8名の選考委員による選考委員会において候補者を選考いたします。その後、農業委員につきましては12月議会で任命の同意を頂き、来年3月に農業委員の任命及び推進委員の委嘱を行う予定です。  応募の方法といたしましては、団体か3名以上の個人からの推薦または自らの応募で、7月1日号の市報、市のホームページへの掲載と、お手元にお配りしております、この農業委員農地利用最適化推進委員を募集しますというチラシでございますが、それをJA広報誌JOINへ折り込むことにより、広報いたします。  なお、農業委員につきましては、認定農業者が過半数を占めること、中立者が含まれることが必須でありまして、また、現在女性委員が不在でありますため、次回は女性委員の登用が不可欠であると考えております。  任期は、令和3年3月10日から令和6年3月9日までの3年間です。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質問等はありませんか。 ○福間委員   私も以前、女性の登用ということで質問をしたこともありますが、今の報告で、次回の改選は一歩前進かなと今受け止めたところです。  それで、農業委員会委嘱の農地利用最適化推進委員の30名について、現行の男女比率を教えてもらって、それを踏襲するのかどうかも含めて、お願いします。 ○浦勇農業委員会事務局長   農地利用最適化推進委員の現行30名につきましても、全員が男性で、女性の委員はいない状況です。 ○福間委員   農業委員と同じく、やはり女性のいろんな知識を生かしていくということでは、農地利用最適化推進委員にも女性の登用を積極的に働きかけていただきたいということを要望しておきます。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   以上で、本日予定の農林水産部関連の審査は終了いたしました。  執行部から、その他として何かありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、委員の皆さんで、その他として何かございませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   最後に、執行部へのお願いですが、さきの3月定例会での本委員会において、昨年開催いたしました市民意見交換会での質問、意見等の対応について、執行部から回答を受け、その後、当委員会の対応について委員で協議を行いました。その結果は、現在ホームページ、各支所及び各地区公民館で閲覧ができるようになっております。当委員会の対応の中には、執行部に対し働きかけるといった事項もございますので、真摯に受け止めていただくようお願いいたします。  続きまして、環境部から報告を受けますが、しばらく休憩します。                               午前10時59分休憩                               午前11時7分再開 ○佐藤委員長   経済環境常任委員会を再開します。  それでは、環境部から、昨日の委員会での質問に対する回答についての報告を受けたいと思います。  まず、家庭ごみ収集運搬業務民間委託の状況について報告を受けます。 ○林環境部次長清掃業務課長   昨日福間委員による御質問のありました、委託業者と直営のじんかい車等の台数の件ですが、委託業者におきましては現在じんかい車108台、軽四貨物車6台、直営におきましてはじんかい車48台、軽四貨物31台で、収集業務を行っております。  ごみの種類等は、今お手元にあります資料のとおりです。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは次に、新環境センター整備事業について報告を受けます。 ○永田環境部次長清掃施設課長   昨日松下議員より、事業手法の全国的な状況についての御質問ございました。  今お配りしておりますのは、平成29年5月付で作成をされました、出雲市の次期可燃ごみ処理施設PFI等導入可能性調査報告書を抜粋したものです。ページ番号につきましては、抜粋資料ということで御容赦いただければと思います。  そちらのほうに、各種事業方式の導入事例を記載いたしております。まず67から68ページに、公設プラス長期包括運営委託の方式ということで、46件、69ページに、DBM方式――デザインビルドメンテナンス、これは、公共が資金調達を行い、施設の設計、建設と維持管理を一括して民間事業者に発注する事業方式でして、こちらが3件、同じく69ページから73ページに、DBO方式――デザインビルドオペレート、これは、先ほどのDBM方式に運営を加えて発注する事業方式、これが84件、最後に74ページ、PFI方式が17件となっております。なお、PFI方式は、所有権の移転の時期により、さらに3つの分類に分かれます。  他市の実績では、従来の公設の手法のほか、資金調達の面で民間側のリスクが少なく経済的なメリットが高い、DBO方式が多く見られるようです。また、PFI手法では、事業全体を通して財政支出の平準化が可能となります。  今回の資料につきましてはあくまでも出雲市の調査ですので、私どもはPFIの導入可能性調査を今後行いまして、これらの情報にさらに詳細な調査を行う中で、事業方式について検討を重ねていきたいと思っております。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質問等はありませんか。 ○松下委員   要望ですが、今から調査、検討ということですけれども、方式は分かりましたけれども、今後の調査の中に入ると思うのですが、設置主体の問題と、あと、6市町が、例えばDBOとかいった場合に、どう絡んでいくのかで、責任とか監督とかそういった部分がどうなっていくのかという部分について、特に新環境センターはいろいろな問題、反対する会とかもあるし、非常に関心事でもあるので、そういう調査研究の中に、当然あるとは思うのですが、念頭に入れていただければと思います。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは以上で、当委員会に付託されました全ての案件について審査を終了いたしました。  なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、そのように決定させていただきます。  引き続き委員のみで協議を行いますので、環境部皆さんは退席をお願いいたします。  〔環境部退席〕 ○佐藤委員長   それでは、次に、第3回定例会におきまして令和元年度決算審査の一環として行います、事務事業評価の対象となる評価対象事務事業の選定を行いたいと思います。  お手元に、各会派から提出されました対象事務事業一覧表と、先日の事務事業選定調整会議において確認いたしました留意事項をお配りいたしております。これを踏まえまして、3事業以内を選定したいと思います。  選定するに当たりまして、お配りしております留意事項を書記に朗読させます。 ○書記   では朗読させていただきます。  1、事務事業評価を実施した事業については、翌年度の予算議案の審査において、評価に対応した反映状況の報告を受けた上で予算について承認しているものであり、その後の常任委員会において、事業の進行を監視していくのが原則である。  これまでに事務事業評価を実施した事業については、予算議決との整合性の観点から、選定することについて疑義が生じることから、前年度に実施した事業は選定しないこととする。  なお、2年以上前に実施した事業については、原則は選定しないことが望ましいが、新たな状況が生じている可能性もあることから、そうした部分を俎上にのせ委員会で十分議論する中で、明確な選定理由がある場合においては評価対象とする。  2、評価区分については、昨年度と同様とし、事業費の縮小や増額をせず事業の充実を求めるなどの内容は、分科会評価結果の理由欄に具体的に記述する。 ○佐藤委員長   それでは、留意事項にありますように、2年以上前に実施した事業については、明確な選定理由がある場合に限り選定することとしてよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、そのようにさせていただきます。  次に、評価対象事務事業の選定方法についてお諮りいたします。  選定の際に委員の皆さんで自由に討議を行っていただき、その中で評価対象事務事業に決定いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、そのようにいたします。  なお、議論を深めてもなお討議の中でまとまらなかった場合は、選定したい事務事業の番号と事務事業名を全委員から口頭で挙げていただき、票数が上位の事務事業を評価対象事務事業に決定いたしたいと思います。  また、票数が同一のため絞り込めない場合は、同票数の事務事業について、私を除いた委員の皆さんの挙手で決し、挙手同数の場合は委員長の裁決といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、そのようにさせていただきます。  なお、お手元には参考資料といたしまして、平成24年から令和元年に当委員会で選定をされました、評価対象事務事業の評価結果をお配りいたしております。  それでは、自由な討議による選定を始めたいと思います。  まず、お手元の資料から選定したい事務事業とその選定理由について、委員の皆様の御意見をお伺いしたいと思います。 ○松下委員   2つ以上の会派から出ている事業は選定していいのではないかと思います。 ○阿部委員   2ですね。
    松下委員   2番です。 ○佐藤委員長   それでは、皆さんそういうことでよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、福間委員から、何かあれば。 ○福間委員   出ていない会派もあるし、ここの所管の関係では環境部も出ていないでしょう。  このボリュームから見ると、農林水産部が2つで、商工労働観光部が1つかなという感覚を持っております。  それで今、複数会派から出ている2番は1つとして、私もそのとおりだと思います。  あと、私的に見ると8番と3番ぐらいでいかがかと思います。 ○佐藤委員長   取りあえずお聞きします。あと、選定理由も明確にしないといけませんので。  次に、川邉委員はどうですか。 ○川邉委員   2番は、公明党と社会民主クラブが選んでいますので、あとの2事業は他会派が選定した分を選んだらどうかと思います。 ○佐藤委員長   それでは、松下委員。 ○松下委員   なかなか難しいですが、1点は、先ほど福間委員もおっしゃった8番については、応援といった部分の検証も要るのかなと思うので、私も商工労働観光部関係でいうとこの8番を挙げたらどうかと思います。  それで、あと1点については、皆さんの御意見聞いてから。 ○佐藤委員長   はい、分かりました。  それでは、長田委員お願いします。 ○長田委員   我が党が挙げているのは、予算額は少ないけれども、休止、廃止を含めた検証をしてほしいという感じで挙げております。 ○阿部委員   農林水産部がもう1事業と、商工労働観光部の関係をこの中から選ぶということですね。 ○佐藤委員長   はい。 ○阿部委員   それで、農林水産部は2番が大体皆さんいいだろうと。  今商工労働観光部で出ているのが8番。 ○佐藤委員長   1番、4番、5番が、自由民主党の農林水産部関係ですね。 ○阿部委員   うちの会派は予算的な問題は今、長田委員が言ったように小さいのですけど、本当にその事業が必要なのかなというような、見直し論議も含めて。そう特別こだわらなくて結構です。  各会派からこういう感じで出てきたということで、あとはもう、事業をどう検証していくかという観点に絞って、選定していただければと思います。 ○佐藤委員長   はい、分かりました。  あと農林水産部の関係ですね。  できるだけ理由を明確にして。 ○長田委員   この4番は、非常にいい事業なのですよ。いいのですけど、これは東京オリンピックに向けた国の施策による提案で、それに大分市も挙げてきた。ミツバとかオオバとか、そういうものを挙げてきたのだけれども、それは全て認証されてあるのです。それで、大分市からはもう恐らく、挙がってこない。東京オリンピックも延びてどうなるか分からないんだけれども、もうこの事業はいいのではないかということで挙げてあります。 ○佐藤委員長   今までの御意見だと、2番と4番と8番ということです。 ○松下委員   選定理由はちょっと、いかがなものかと思います。 ○阿部委員   4番ですか。 ○松下委員   廃止ありきでの議論はどうかと思うのです。選定することについては異議ありません。 ○阿部委員   だから見直しを……。 ○長田委員   見直しですよ。 ○松下委員   そういうことです。 ○佐藤委員長   もうここに書いてあるとおり、4番については、目的と成果について検証し、見直しを図るとか、そのような目的でよろしいですか。選定理由をきちんとしておかないと。だから、最初から廃止というわけではありません。  それでは4番でよろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、2番と4番と8番で、選定理由については、正副委員長で調整させていただきますけれども、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、ただいま選定しました評価対象事務事業については、事務事業評価をより深めるために、決算審査に入るまでの間、議員個人、各会派による調査研究のほか、委員会においても調査研究を行うこととなってございます。昨年の検証会議では、各委員会において創意工夫して調査研究するとされておりますが、今年の当委員会といたしましては、調査研究はいかがいたしましょうか。 ○福間委員   ぜひ実施をお願いしたいと思います。 ○佐藤委員長   はい、分かりました。 ○松下委員   去年は森林セラピーを見に行きましたね。 ○佐藤委員長   どういうところを見られるかも含めて検討します。 ○福間委員   去年行った森林セラピーはよかった。 ○松下委員   現地を見てよかった。 ○佐藤委員長   選定した各評価対象事務事業については、調査研究を行うと。その調査研究を行う場合は、実際には、9月の事務事業評価の事前審査とならないようにやるということが大切ですので、よろしくお願いいたします。  それでは、3つの事業に対して調査研究するということで、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、そのように決定させていただきます。  最後に、日程調整について協議をさせていただきたいと思います。  〔日程調整〕 ○松下委員   内容について要望です。ファーマーズカレッジ事業は、現場とその新規就農者の御意見も聞きたいなと思います。 ○佐藤委員長   分かりました。  それでは、8月26日水曜日の午前10時からということで、予定をお願いいたします。  なお、本日決定いたしました、評価対象事務事業の選定結果につきましては、私から議長に報告いたしまして、その後、定例会閉会後の議会運営委員会において、議長から各委員会の選定結果を報告した後、市長に通知することとなっておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは最後に、明日の予定を確認させていただきます。明日は、のつはる天空広場管内視察を行います。午前9時50分に出発いたしたいと思います。案内の放送がございましたら、議会棟玄関前にお集まりいただきますようお願いいたします。  それでは、本日の委員会は終了させていただきます。                              午前11時31分散会...